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平成29年第2回定例会(第6号 6月29日)

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  1. 大山崎町議会 2017-06-29
    平成29年第2回定例会(第6号 6月29日)


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    平成29年第2回定例会(第6号 6月29日)      平成29年大山崎町議会第2回定例会会議録−第6号−         平成29年6月29日(木曜日)午前10時00分開議   〇出席議員(12名)                 1番  西田 光宏  議員                 2番  森田 俊尚  議員                 3番  山中 一成  議員                 4番  北村 吉史  議員                 5番  岸  孝雄  議員                 6番  高木  功  議員                 7番  辻 真理子  議員                 8番  朝子 直美  議員                 9番  渋谷  進  議員                10番  前川  光  議員                11番  波多野庇砂  議員                12番  小泉  満  議員欠席議員(0名) 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者           町長        山本 圭一
              副町長       杉山 英樹           教育長       清水  清           総務部長      蛯原  淳           総務部理事(兼)  田中 一成           政策総務課財政担当課長           健康福祉部長    野田 利幸           環境事業部長    山元登志夫           環境事業部理事   荒賀 正明           (兼)上下水道課長           環境事業部理事   寺井 昭博           (兼)建設課長           教育次長      辻野  学           政策総務課長    本部 智子           政策総務課     斉藤 秀孝           企画観光担当課長           税住民課長     大西 博之           健康課長      山岡  剛           福祉課長      久貝  茂           経済環境課長    北村 光子           学校教育課長    矢野 雅之           会計管理者(兼)会計課長                     皿谷 吉彦 〇出席事務局職員           事務局長      谷利 俊彦           書記        谷山 勇太           書記        新田奈都子議事日程(第6号)   日程第1.会議録署名議員の指名   日程第2.第44号議案 第二大山崎小学校プール小学校グラウンド内への移転な               らびに学童保育「でっかいクラブ」の第二大山崎小学校教               室内への移転を問う住民投票条例制定について   日程第3.請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書 ──―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――              午前10時00分 開議 ○(小泉 満議長) おはようございます。  初めに、傍聴の皆様にあらかじめ申し上げます。  大山崎傍聴規則規定により、傍聴席においては、発言すること、拍手その他の方法により、公然と可否を表明することは禁止されております。  従わない場合には、御退場をいただくことがございますので、御留意願います。  ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、平成29年大山崎町議会第2回定例会を再開いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりです。  これより日程に入ります。     ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第122条の規定によって、3番 山中一成議員及び4番 北村吉史議員を指名いたします。     ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第2、第44号議案 第二大山崎小学校プール小学校グラウンド内への移転らびに学童保育「でっかいクラブ」の第二大山崎小学校教室内への移転を問う住民投票条例制定についてを議題といたします。  ただいま議題といたしました第44議案につきましては、昨日の会議で、地方自治法第74条第4項の規定により、条例制定請求代表者による意見陳述等を行ったものであります。  これより、第44号議案に対する討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。  6番 高木 功議員。 ○6番(高木 功議員) 第44号議案 第二大山崎小学校プール小学校グラウンド内への移転らびに学童保育「でっかいクラブ」の第二大山崎小学校教室内への移転を問う住民投票条例制定についての反対討論を行います。  まず、連絡協議会につきましては、3月議会の私の一般質問の中で、平成28年12月7日、第二大山崎小学校PTA本部役員会、12月27日、第二大山崎小学校PTAの主催による意見交換会平成29年1月24日、第二大山崎小学校PTAによる第2回意見交換会平成29年2月3日、でっかいクラブ保護者説明会、2月17日、学童保育連絡協議会の役員と懇談会を開催したとの答弁をいただきました。  また、1点目は、議会で本予算議決している。2点目は、子どもの安全のため。3点目として、なぜここまでプール及び学童保育に執着するのか。4点目として、住民投票をやらなければいけないかを考えたときに、一部の住民のためであり、また、政争の具しないためにも、本当に住民のためになるとは言いがたいので、この本案に対して、反対といたします。 ○(小泉 満議長) 5番 岸 孝雄議員。 ○5番(岸 孝雄議員) 5番でございます。本議案に対して、反対の意をもって討論をさせていただきます。  まず最初に、昨日、この請求代表者の方の御意見をいただく機会をいただきました。御足労まことにありがとうございました。この場をもって御礼を申し上げたいと思います。  ただ、昨日、代表者の方の御意見の中で、やはり、私はどうしても受け入れがたい部分がございました。それは、まず、この議会というのは、多数決ではなくて、合意で決めるものである、つまり、多数決を否定されるような意図の御発言がございました。このような意を持っての今回の請求であれば、これは、やはり、民主主義というのをもう一度御理解をしていただきたいという意思がございます。  まず、私の反対意思を述べさせていただきます。  今回のこの事業につきましては、本議会で通常の例にのっとりまして提案された議案を、何の瑕疵もなくこれは、議会原則によって多数決議決されたものでございます。この会議原則というのは、議会を効率的、能率的に行うために形成された自然共通原則とされる規則でございます。この中には、過半数議決原則というのが含まれております。少し読ませていただくことをお許しいただきたいと思います。  過半数議決原則、「民主主義政治の不可欠な要素である多数決原理が、会議のなかで発現するのが過半数議決原則である。過半数議決とは、事件(案件)に対する「賛成者」が半数より多いことである。積極的に賛成意思表示を行った者が過半数を超えた場合に過半数議決となる。」この中には、単純多数と特別多数というのがございます。単純多数、これは、通常の議決でございます。「議会議事は、出席議員過半数でこれを決し」ということが、我々の町議会が遵守すべき地方自治法第116条に明記をされている。明らかにこれは、法にのっとって行われる議決方法でございます。ちなみに、これを具現化したものが、日本国憲法第56条2項にはこのように書かれています。「両議院の議事は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、出席議員過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。」これは、日本の最高規範日本国憲法に書かれている内容でございます。また、地方議会においては、地方自治法第116条、「この法律に特別の定がある場合を除く外、普通地方公共団体議会議事は、出席議員過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。」このように、今回の予算、そして、今回のこの事業については、この議会において、適法に成立をされた内容でございます。このことをまず事実として明らかにさせていただきたいと思います。  続きまして、私の今回の事業遂行に対しての要望を申し上げたいと思います。  本6月定例会開会に先立って行われました全員協議会においては、この事業に恐らく反対の意を表されるであろう委員からも、工事に際しては、子どもたち学習環境、あるいは通学環境学童保育子どもたち通所環境における、安全面での配慮を求める意見が出されたところでございます。この要望というのは、子どもの視点、あるいは、保護者視点に立った、大変に重要な意見であり、理事者皆様方事業遂行において、確実にこの御意見を考慮に入れられ、周辺地域や、これら少なからず影響を受けられる方々への配慮を欠かすことのなきよう切に要望するものでございます。さらに、今回、この意見には、多くの方が賛同されていらっしゃるのも、これもまた事実でございます。  したがいまして、本事業実施に際しては、請求賛同者の意を酌み取り、事後、適宜、経過説明を行う等、特別の御配慮を賜らんことを切に要望いたしまして、反対の意を表させていただきます。  以上でございます。 ○(小泉 満議長) 2番 森田俊議員。 ○2番(森田俊議員) 第44号議案について、反対立場討論をいたします。大山崎クラブを代表し、今回の直接請求につきましては、反対であります。  地方自治法規定された手続により実施された、いわば法律上保障された権利の行使であり、その行為自体は尊重されるべきであることは言うまでもありません。  直接請求に必要な法定数261筆に対し、827筆の有効署名数を短期間で集められたその御努力には率直に敬意を表するものであります。また、実際に署名されたお一人お一人の思いというものも、我々は重く受けとめるものであります。しかしながら、大山崎町全体の有権者数は1万3,029人であり、今回の署名数は、法定数をクリアしているといえども、全体に占める割合は6.3%であり、町民の総意と呼ぶにはいささか無理があることも事実であります。  また、提出された条例案には、最低投票率の定めもなく、それでいて、投票結果の尊重を町長議会に義務づけるという規定を設けており、そこに何らかの意図を感じざるを得ないところであります。  申し上げるまでもなく、今回の第二大山崎小学校プール及び放課後児童クラブ移転は、児童の安心・安全の確保を図ることを目的とし、既に議会の場において、関連議案を十分に慎重審査の上、これを認める議決を行ったものであります。  執行機関たる町長には執行責任が、議会には議決の責任があります。そして、町民皆さんには、町長議員を選ぶ権利があります。さきの議決は、町民皆さんに選ばれた議員によって構成する議会における大山崎町という団体の意思決定であります。そして、この意思決定は、町長議会町民も、全ての町民が尊重しなければならないものであります。  この意思決定のプロセスに何らの瑕疵もない中、今回の直接請求については、さきに申し上げたとおり、町民の総意と呼ぶには弱く、その内容の不備もあわせて、これを認めることはできないことを明確に表明し、反対討論といたします。  つけ加えて、町として、2つの小学校がございまして、町行政は平等に、一様に教育をするという、そういう責務がございます。そういう中で、第二大山崎小学校だけが別に特区を設けたものでもないので、そこで余りにもそういった、確かに子育てをするという中で、保護者がいろいろと干渉してくるのは無理もないことかもしれないですけれども、ただ、やはり、同じように一様に平等に教育をめぐらすというのが町行政としての責務とありますので、そういう観点からしても、今回の事案はなかなか認めるわけにはいきません。  以上です。 ○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。  8番 朝子直美議員。 ○8番(朝子直美議員) ただいま議題となっております第44号議案 第二大山崎小学校プール小学校グラウンド内への移転らびに学童保育「でっかいクラブ」の第二大山崎小学校教室内への移転を問う住民投票条例制定について、賛成討論をいたします。  今回の直接請求は、私たち議会、また行政に、地方自治民主主義について議論する機会を与えました。昨日の質疑と町長意見書から、町長が、間接民主主義を補完するものとして、地方自治法に位置づけられている直接請求を実質的には否定する立場にあることが明確になりました。  直接請求は、住民の側から見て、地方議会住民の声を十分に吸い上げていないとして行われるものであり、当町における第二大山崎小学校プール学童保育の移設をめぐっては、この間の経緯から、また昨日の審議で改めてこのことが明らかになりました。すなわち、12月議会補正予算提案と同時に発表された第二大山崎小学校プール学童保育移設計画は、ここに住民の思いは反映されていず、させるつもりはなかったこと。町としては、この移転そのものを見直す考えはみじんも持っていず、町民との協議のテーマとしていないこと。そもそも町長には、町民意見は聞くが協議はしないというどうにも理解しがたい持論があります。  一方、議会基本条例にも定めているとおり、町施策町民意思を反映させる努力をしなくてはなりません。しかし、この間、多くの町民がその意思を明確に示しているにもかかわらず、議会の総意としては、その意思を反映させる結果になっていません。昨日、町長にも尋ねましたが、請願署名1万1,500筆のうち、町内6,000筆といわれる民意を反映させない、無視するというのは、あってはならないことです。こうした経過から、今回の直接請求に至ったと理解しております。  町長意見書では、住民投票があたかも住民を分断するもののように言われておりますが、今、明らかに意見の対立があるのは、町行政及び議会の総意と町民であり、町民間ではありません。住民投票を否定的に捉えるのではなく、町民町政に直接参加できる機会であり、自治意識を高めるものとして、前向きに捉えるべきです。  私たちは、さきの3月議会で、予算可決後に附帯決議を提案し、1万1,500人に及ぶ民意に議会が応える機会は、これが最後だと訴えました。ところが今回、町民からもう一度民意に応える機会を与えてもらいました。ぜひ、皆さんにも賛同を呼びかけて、賛成討論といたします。 ○(小泉 満議長) 9番 渋谷 進議員。 ○9番(渋谷 進議員) 賛成討論をいたします。  まず、日本共産党は、今回のプール学童移転という考え方そのもの反対しております。それで、今回の住民投票を求める直接請求なのですけれども、そもそも、町がプール学童移転という考え方を12月議会直前に突然示して、その考え方そのものについては、一切変えないというかたくなな姿勢に終始していることが、こうした事態を招いた原因であると考えます。  当然、そうした事態のもとで、住民二元代表制が適切に機能していないとの考えに至り、二元代表制補完制度である直接請求による住民投票を求めた、こういうことだと私は理解しております。  こうした住民のアクションに対し、町長は、そのような住民判断そのもの法制度を根本から破壊する考えだと表明し、住民町行政の対立をあおっております。  町長のこうした姿勢を是正するか、あるいは、後押しするかが、今回、議会に問われております。民意を反映し、町政をチェックする役割の議会が、その本旨に立ち返る絶好の機会だと言えます。議会として、この条例をまず制定すべきであると考えます。賛成いたします。 ○(小泉 満議長) 11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 会派のぞみの考えであります。  議会、各委員会で徹底的に激論は当然かつ必須であります。町長執行部の本来あるべき職責とは、住民との会議説明を尽くし、住民満足度をいかに効率よく工夫し、住民の全体をまとめることが職務ではないでしょうか。ところが、プール学童移転は、実は第2保育所の民営化ありきの民営事業者のために、716坪もの町民の資産を無償で無期限同様に貸与する発表は、まさしくそんたくが過ぎるものであります。これでは、町民のためではなく、特定の意中のあなただけよのプロポーザル方式による民営事業のためとして、住民が解釈せざるを得ないのではないでしょうか。  ところで、民間の取引で例えれば、どうあっても、話が合わなければ決裂で終了するものであります。それをまとめるとすれば、落としどころとなる合致させる条件の折衝や交渉で、会議の和を密とするなど、可能な部分で折り合える着地点を見出す努力、過程が必要であります。しかし、町長執行部は、今までのパターンと同様に、与党の承認を得たとばかりに、一歩たりとも引かぬ、交渉もしないし譲歩もしない姿勢であり、これは自治体の政治姿勢としていかがなことと私も思うものであります。  会派のぞみの心配とは、この部分について、一定の町民の不満と不安が解消されず、結果的に町執行部と係る町民との分断がどんどん多くの町民保護者に伝播することは、イコール町民間の分断への移行、つまりは現状のいい環境のほころびの拡大へとその影響が子どもたちへの悪影響にならないか心配をするものであります。住民満足度を公平に総じて上昇させるべきが、あるべき町政の理想であります。この理想に反した形で、町政執行部が不満をつくり出し、町民を分断するのは、言語道断となるわけで、あってはなりません。肝に銘じ、善処を求めるものあります。  次に、問題提起と主張される側の経緯やお気持ちについては、重々理解するものであります。しかし、係る全ての方々には、温度差はいろいろであろうかと思うわけで、いわゆる市場調査的に表現すれば、絶対ノーの方があれば、どちらかといえばノー、どちらともいえない方、いろいろな周囲の環境で考える方、そして、これだけ頑張ったわけであり、ぼちぼち矛をおさめるべき方等々、考えられるわけであります。そして、少々気になってきたのが、特定の政治会派の色彩が色濃く目立ち始めた現在の町なかの状況ではなかろうかと思うわけでありますが、感じるのは、私だけでしょうか。  最後に、双方の指導部に大きな声で求めたい。町民間、保護者間の分断は、好環境の破壊となりかねず、あってはなりません。かつ、子どもたちへ伝播し、教育環境に混乱と悪影響となる事態はあってはなりません。特に、町長執行部が発端となる出どころであるわけであり、しっかりと収束される旨、指摘するものであります。  なお、このたびの住民投票条例については、国民の権利に準じ提出されたものであり、これを尊重し、賛成とするものであります。  以上です。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  第44号議案 第二大山崎小学校プール小学校グラウンド内への移転らびに学童保育「でっかいクラブ」の第二大山崎小学校教室内への移転を問う住民投票条例制定について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。
              (挙手する者あり) ○(小泉 満議長) 挙手少数です。  したがって、第44号議案 第二大山崎小学校プール小学校グラウンド内への移転らびに学童保育「でっかいクラブ」の第二大山崎小学校教室内への移転を問う住民投票条例制定については、否決されました。     ―――――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) 日程第3、請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書議題といたします。  ただいま議題といたしました請願第3号は、6月14日の会議で、建設上下水道文教厚生常任委員会に付託をしたものであります。  本請願審査経過、結果について、委員長報告を求めます。  波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長。       (波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長登壇) ○(波多野庇砂建設上下水道文教厚生常任委員長) それでは、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を行います。  去る6月14日の本会議におきまして、当委員会に付託されました請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書についての審査を、6月16日、第1委員会室におきまして、町長、副町長教育長及び担当職員の出席を得て行いました。  請願第3号につきましては、慎重審査の結果、留保とする委員があり、可否同数となったことから、委員長裁決により不採択とすべきものと決しました。  以上で、建設上下水道文教厚生常任委員会委員長報告を終わります。 ○(小泉 満議長) これより、ただいま報告のありました請願3号について、委員長報告に対する質疑を行います。           (「なし」と言う者あり) ○(小泉 満議長) 質疑はないようですので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  ただいまより、請願第3号について、討論、採決を行います。  請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書について、討論を行います。  まず、反対者の発言を許します。 ○(小泉 満議長) 11番 波多野庇砂議員。 ○11番(波多野庇砂議員) 私は、委員長立場でありましたので、本件に係る意見は述べていませんので、この場で会派のぞみとして理由を述べるものであります。  そもそも、当初より各民営保育所の当町への進出について、会派のぞみ賛成立場であり、小規模2園については賛成としています。しかし、このたびの第2保育所における民営化ありきは、プロポーザルとする説明不足並びに強引な政治手法については大問題であり、基本的に反対立場を明確にしてきた経緯であります。現時点においても、理事者側に何ら改善は見えない認識であります。  こうした会派のぞみ立場から当請願について考察しますと、請願者の文脈から、学童プール移転について認識した上で、是非は別と述べ、安全上の配慮から移転の時期を特定せず、無条件に求めている形であります。つまり、例えれば、承認の上、附帯事由を追加する形に見えなくもないものであります。  しかし、工事などの執行業務については、執行権者の責任の範疇であり、伴う安全の確保は当然言わなくてもといえるものであります。  つまり、具体的な対案なしの請願であり、係る保育所運営自体に関連、波及しかねずの支障が生じ、混乱を生じさせてはならない思いであります。どんな場合の混乱も、迷惑や被害をこうむるのは庶民、町民保護者であります。当町においても、町内丸ごと混乱させることがあってはならない旨、指摘をするものであります。  以上です。 ○(小泉 満議長) 1番 西田光宏議員。 ○1番(西田光宏議員) 大山崎クラブを代表いたしまして、反対意見を述べさせていただきます。  請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書に対しましては、現在、第二大山崎小学校内には、教室として使用していない部屋が13室あります。築30年近くを経過した放課後児童クラブ「でっかいクラブ」を校舎内に移すことは、何の問題もございません。児童数が900名を超える時代と現在の300名前後では、その環境は変わって当たり前でございます。子どもたちを犠牲にすると言われる方がおられますが、現行使用している小学校に入ることが問題だというのであれば、一体、学童保育とは何をする施設なのでしょうか。本町の学童保育は、公的機関、大山崎町が設置したものであり、その運営は教育委員会が担うものです。決して、独立した機関、機構ではございません。学童保育を指導する学童指導員は、町が委託した人たちです。この学童保育に、安全と安心を守るために移動することは、何の問題もないと考えております。  我々、大山崎クラブは、このことに関しまして、一度ビラでいろいろと意見を述べさせていただいておりますが、このことも含め、今回、この場所に移動することは、本質的に何の問題はないということで、この請願に対しては、反対いたします。  以上です。 ○(小泉 満議長) 6番 高木 功議員。 ○6番(高木 功議員) 請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書に対する反対討論を行います。  学童保育移転は、施設も古く、道路で隔てられた場所によって起きる社会状況の変化による子どもたちの安心・安全を脅かすさまざまな外的要因の危険リスクを回避するため、また、大山崎町の将来のことを考えれば、環境整備を図ることになると思いますので、反対といたします。 ○(小泉 満議長) 次に、賛成者の発言を許します。  7番 辻 真理子議員。 ○7番(辻 真理子議員) 請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書について、まず初めに、共産党は学童プール移転そのもの反対をしており、今からでも見直すべきと考えています。  今回の請願は、子どもたちの放課後の生活の場の安全・安心を願う保護者の当然の願いであります。  ことし入学しました1年生にとっては、初めての学校生活の中、2学期が始まると教室が変わることによる環境の変化があります。そのような環境の変化に、さらなる学童保育の移設や、プール移設工事は、全ての子どもたちに大きな影響を与えます。工事の際も、安全対策は当然のことで、幾ら対策をしてもリスクがあり、活動にも制約が生まれます。ほかに場所がないのであればともかく、わざわざそのような場所に子どもたちの放課後の生活の場を移す必要がなく、請願にあるように、移転時期の延期や、プール工事が終わってからなどにするべきです。  そこで、子どもたちの放課後の生活の場の安全・安心を願う保護者の願いに寄り添って、この請願には賛成いたします。 ○(小泉 満議長) 討論を終結いたしまして、採決いたします。  請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書について、採択することに賛成の方は挙手願います。           (挙手する者あり) ○(小泉 満議長) 挙手少数です。  したがって、請願第3号 学童保育でっかいクラブ移転時期延期を求める請願書は、不採択とすることに決定しました。  以上で、本日の日程は、全て終了いたしました。     ──―――――――――――――――――――――――――― ○(小泉 満議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成29年大山崎町議会第2回定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。              10時35分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。      大山崎町議会議長  小 泉   満      会議録署名議員   山 中 一 成      会議録署名議員   北 村 吉 史...