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平成30年度予算特別委員会−03月15日-02号

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  1. 八幡市議会 2018-03-15
    平成30年度予算特別委員会−03月15日-02号


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    最終取得日: 2021-10-04
    平成30年度予算特別委員会−03月15日-02号平成30年度予算特別委員会  平成30年度予算特別委員会(第2日目)記録 1.日時  平成30年3月15日(木) 午前10時 再開 1.場所  第1委員会室 1.案件  ・付託案件         議案第2号  平成30年度八幡市一般会計予算案         議案第3号  平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計予算案         議案第4号  平成30年度八幡市駐車場特別会計予算案         議案第5号  平成30年度八幡市国民健康保険特別会計予算案         議案第6号  平成30年度八幡市介護保険特別会計予算案         議案第7号  平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計予算案         議案第8号  平成30年度八幡市水道事業会計予算案         議案第9号  平成30年度八幡市下水道事業会計予算案 1.出席委員  長村善平委員長     中村正臣副委員長         近藤恒史委員      中村正公委員         清水章好委員      鷹野雅生委員         山口克浩委員      山本邦夫委員
            小北幸博委員         森川信隆議長 1.欠席委員  な  し 1.理事者   丹下 均副市長         足立善計政策推進部長        法谷道哉政策推進部次長         福田賢二環境経済部長        中西 淳環境経済部次長         道本明典環境経済部次長農業委員会事務局長)         山田俊士環境経済部次長       岸 伸行環境事務所長         野村雄樹環境保全課長補佐      津田誠樹環境保全課環境管理係長         小島隆司環境業務課長        畑中敏之環境業務課主幹         大野勝司環境業務課主幹       青山欣生環境業務課長補佐         池内克圭農業振興課主幹       小西道宏農業振興課長補佐         内田大生農業振興課農業振興係長         大洞真白商工観光課長補佐      寺本正知商工観光課商工観光係長         高村泰廣商工観光課自動車処理事業対策係長         佐野泰博農業委員会事務局主幹    小坂富美子農業委員会事務局長補佐         大東康之消防長           祝井秀和消防本部次長         西田良彦消防本部参事        高井 寛消防署長         寺本勝巳消防総務課主幹       森本利行消防総務課長補佐         岡本浩史予防課長          金森重明予防課主幹         百々恵一予防課長補佐         関西保博消防副署長         森田久雄通信指令室長         馬場崎治彦警備一課長        高村秀幸警備一課主幹         吉岡一幸警備二課長         永渕真也警備二課長補佐         郡 由起夫警備二課長補佐 1.議会事務局   上村文洋議会事務局長       山中友順議会事務局次長           吉田雅輝議会事務局議事調査係長                  午前10時00分 再開 ○長村善平 委員長  おはようございます。  ただいまから平成30年度予算特別委員会を再開いたします。  堀口市長より、本日欠席する旨の報告を受けております。ご了承願います。  お諮りいたします。  本日の日程は、各所管部ごとの審査とし、消防本部所管の一般会計予算案及び環境経済部所管の一般会計予算案並びに特別会計予算案について審査を行いたいと思います。審査の順序といたしまして、1.消防本部、2.環境経済部、以上の順序で説明員の交代を行いながら進めたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  なお、お手元に、先日、中村正公委員より要望のありました山城人権ネットワーク推進協議会人権啓発研修活動促進事業活動費交付要綱を配付いたしておりますので、ご了承願います。  それではまず、消防本部所管の一般会計の審査に入ります。  質問等はありませんか。  清水委員。 ◆清水章好 委員  おはようございます。何点かお聞かせいただきたいと思います。  最初に、予算内容一覧表の69ページに女性防火推進隊活動として隊員が26人と、昨年より1人増加かと思います。これは口コミによるものでしょうか、それとも広報でしょうか、お聞かせください。  続きまして、女性防火推進隊活動の街頭広報というのはどのような内容かお聞かせください。  続いて、下の方に視察研修とございます。これは1回ありますけれども、何人の方がどのような視察をされるのかお聞かせください。  続いて、71ページです。防災対策費の中に防火管理者資格取得講習会とありますけれども、どのようなものか、また開催方法についてお聞かせください。  その下に子ども用防火衣購入とあります。これは11万2,000円ですけれども、どのように活用されるのかお聞かせください。  以上、お願いいたします。 ○長村善平 委員長  百々予防課長補佐。 ◎百々恵一 予防課長補佐  女性防火推進隊1人の増員理由につきまして、隊員からの勧誘が3人、隊員募集チラシを自治連合会の協力を得て市内掲示板及び回覧板掲示した結果1人が入隊され、計4人となり、3人が退任されておりますので、1人増員となっております。  次に、街頭広報内容についてですが、火災予防運動は3月と11月に各1週間、年2回あり、初日には京阪八幡市駅前と京阪橋本駅前で広報テープを流し、啓発用ポケットティッシュを配布しております。さらに女性隊は単独で、駅前広報に加え、市内大型店舗で広報を2日間実施しております。  次に、視察研修の目的でございますが、視察研修につきましては、女性隊員の防火・防災知識の向上を図ることを目的として、日帰りで平成29年度は関西電力堺港発電所PR館に22人参加いたしました。  次に、防火管理者資格取得講習会とはどのようなものかについてですが、防火管理者資格取得講習会は、消防法で定められている甲種防火管理者の資格を取得しようとするもので、八幡市、京田辺市、井手町、宇治田原町に居住または勤務する者を対象としております。防火管理者資格取得講習会の目的ですが、消防法では、一定規模以上の建物などの管理について権限を有する者に対して防火管理者を定めさせ、防火管理者に必要な業務を行わせるよう義務づけられていることから、防火管理者資格取得講習会を開催するものでございます。講習修了者には修了証を交付し、甲種防火管理者の資格を取得したことになります。開催につきましては毎年1回、八幡市消防本部と京田辺市消防本部合同でそれぞれ隔年で担当し開催しております。  以上です。 ○長村善平 委員長  金森予防課主幹。 ◎金森重明 予防課主幹  子ども用防火衣の活用につきましては、今年度整備いたしましたミニ消防車に合わせ、消防隊員と同様の素材の防火衣を来年度購入を予定しており、防災訓練において実際に子どもに着用し乗車してもらい、防火・防災意識の向上に役立ててまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  清水委員。 ◆清水章好 委員  ありがとうございました。最初の女性防火推進隊員の増員の分につきましてはよくわかりました。聞かせていただいて、口コミが非常に大切かと感じた次第でございます。今後とも、担い手の方も含めまして、女性防火推進隊からもお声かけをしていただいたり、また消防本部からの広報等をしていただきますよう、要望とさせていただきます。  2つ目の、街頭広報をされていて、大変いいことかと思います。その際に市民の方からお声がもしございましたらお聞かせいただきたいと思います。  研修につきましてはわかりました。  次に、防火管理者資格取得講習会としては八幡市と京田辺市で交互にされるとお聞きしましたけれども、今年度は八幡市で開催ということでよかったでしょうか、お聞かせください。  最後の子ども用防火衣につきましては、11.2万円ということで、消防隊員と同様の素材ということで、かなり高額かと思うのですけれども、何着購入されるのか聞かせてください。  それと、子どもたちに着ていただいてアピールということですけれども、小学校の避難訓練の際に使われるのか、もしくは小学校区単位で行われる防災避難訓練で使われるのか。  また、ミニ消防車とあわせて子ども用防火衣は初めての試みかと思います。この辺は市民に対しての広報を考えておられるのかどうかお聞かせいただけますか。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  金森予防課主幹。 ◎金森重明 予防課主幹  街頭広報につきましては、市民の方からありがたくお声がけしていただいております。  防火管理者資格取得講習会につきましては、今年度は八幡市で開催しております。  次に、子ども用防火衣につきましては2着購入する予定にしております。  次に、防災訓練等についてですが、小学校などで開催されます各地区の防災訓練でございます。  次に、防火衣のPRにつきまして、防災訓練の依頼により執務し、訓練内で活用した風景写真を広報やわたに掲載し、今後の活用方法としてPRしていきたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  岡本予防課長。 ◎岡本浩史 予防課長  答弁の訂正をさせていただきます。  甲種防火管理者資格取得講習会につきましては、平成30年度は京田辺市となっております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  簡単に3項目ぐらいお聞きします。今ほどもありましたけれども、一つダブるかもわかりませんが。  一つは、防災対策費の子ども用防火衣の購入で、今いただきましたように2着で、仕様としては隊員と同仕様ということですが、これが小学校などでやられる防災訓練の中で使われるということですが、サイズがあると思うのですけれども、これは対象学年とか身長のどれぐらいを対象にしているのか。  それと、今回2着というのですが、今まではこういうものはなかったのでしょうか。  それから、行財政改革による委託業務の見直しの件ですけれども、まず、消防庁舎の保守点検委託の見直しで、平成29年で425万円が平成30年で334万9,000円と。これで内容的には点検箇所と点検内容の見直しによる委託料を削減するとありますが、具体的には何が変わるのでしょうか。  3点目は、もう一つも行財政改革による業務の見直し、その中で消火栓設置等工事費負担金の見直しということですが、補修基準の見直しに基づき更新箇所を8カ所から5カ所に削減するとありますが、この補修基準の見直しというのは、内容、どんな基準が見直されたのか教えてください。  それから、予算内容一覧表の70ページにある、こちらも消火栓の工事費負担金ですけれども、ここに新規が10基で緊急修繕が10基とありますが、その内容について教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。百々予防課長補佐。 ◎百々恵一 予防課長補佐  子ども用防火衣についてですが、対象年齢については、サイズ130センチで、小学四年生ぐらいを対象に購入する予定にしております。  また、子ども用防火衣は初めて購入するもので、2着購入する予定にしております。 ○長村善平 委員長  寺本消防総務課主幹。 ◎寺本勝巳 消防総務課主幹  庁舎保守点検の内容についてでございますが、消防庁舎では自動ドア、エレベーター、ガス、空調機、電磁波ネット等11種類の設備に対し保守点検を実施しております。  見直しについては、契約担当部とも協議・調整し、火災・救急・救助等、災害出動の指令施設には特に支障がないよう、点検内容等の仕様書をいま一度見直し、保守点検委託料の削減に努めてまいります。 ○長村善平 委員長  高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  消火栓の補修基準の見直しにつきましては、水が出ない、あるいは消火栓のふたが破損したなどの、消防活動に支障があるものや危険性の高いものを除きまして、消火栓のふたががたついているなどの軽易な補修が必要なもののうち、緊急度や危険性、市民生活への影響を総合的に判断いたしまして優先順位をつけてまいりたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  吉岡警備二課長。
    ◎吉岡一幸 警備二課長  予算書に記載されております10基の内訳については、新設が1基、更新が9基でございます。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  緊急修繕の10基というのはどういうことか。  それと、子ども用防火衣の件ですが、四年生が対象だということですが、授業の中で防災の授業がたしか行われていると思うのですが、これが四年生が対象なのでしょうか。  次の行財政改革による委託業務の見直しで、これは設備とか点検内容を見直して、それによって別に出動は支障がないということですので、それはそれで結構です。  それから、修繕基準の見直しが、軽いもののうち緊急性のあるものとか、ふたの破損とかそういうことだということで、基準はわかりました。  10基のうちの新しく1基、更新が9基ということですが、八幡市内ではこの10基で消火栓というのは全体が消火活動に対してはこれで満たされているのかどうか、それを教えてください。  先ほどの緊急修繕の10基の中身を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  緊急修繕につきましては、先ほどもご答弁しましたとおり、水が出ない、あるいは消火栓のふたが破損したなどの、消防活動に支障があるものや危険性の高いもの、いわゆる緊急に修理が必要なものの修理でございます。 ○長村善平 委員長  金森予防課主幹。 ◎金森重明 予防課主幹  子ども用防火衣の質問についてですが、授業中に消防署、警察署の仕事を学ぶという授業が四年生であり、四年生を対象としております。  以上です。 ○長村善平 委員長  高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  更新の場所でございますが、男山金振地区に3基、西山和気地区に2基、橋本米ノ尾地区に1基、八幡園内、八幡三本橋、八幡馬場地区に各1基設置しております。そして、充足しているかの質問でございますが、これにつきましては、全体数の個数につきましては新設1基がふえているということでございますので、充足していると考えております。  また、緊急修繕の内容についてですが、この更新等も含めまして消火栓の布設がえによる更新等でございます。したがいまして、布設がえによるものであり、例えば布設がえに伴って補修・交換等をしているものでございます。そして、中には道路補修等の改修により段差が生じた場合につきましては緊急修繕として処理しております。  以上です。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  ありがとうございます。四年生の授業の中でということ。  消火栓の補修基準というのが先ほどのあったことだということはわかりました。今の、市内で10基の消火栓、これが、全体それで消火活動に対して十分足り得る数になっているのかどうか。それから、これは新規に住宅開発とかがあった場合にはこういうのはふえていく可能性はあるのでしょうか。  以上です。 ○長村善平 委員長  高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  消火栓の数でございますが、消防活動は十分にできております。現在のところ1,633基ございます。  そして、2点目の消火栓の新設につきましては、新たに開発された場合、あるいは新たに水道管が布設された場合に、関係部局と協議いたしまして設置するようにしております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  1点だけです。先ほどもやりとりがあったのですけれども、もう少し詳しく教えていただきたいです。防災対策費の防火管理者資格取得講習会開催の件ですけれども、まず、先ほどのご答弁の中で甲種防火管理者の資格を取得とあったのですけれども、この甲種防火管理者とは一体どういうものなのか教えてください。  それと、今年度は八幡市で開催、来年度は京田辺市の開催と理解したのですけれども、説明書を見ていてもよくわからなかったのですけれども、八幡市と京田辺市とでこの講習会の費用というのは毎年折半で、会場だけが八幡市、京田辺市と移動するのか、その辺をお聞かせください。  まず、その2点です。 ○長村善平 委員長  百々予防課長補佐。 ◎百々恵一 予防課長補佐  ご質問の甲種防火管理者、乙種防火管理者の違いでございますが、甲種防火管理者講習の課程を修了した者は、用途、規模、収容人員にかかわらず、全ての防火対象物の防火管理者になることができますが、乙種防火管理講習の課程を修了した者は、比較的小規模な防火対象物や、大規模な建物の中でも少人数のテナントの防火管理者にしかなれません。  次に、防火管理者資格取得講習会の費用についてでございますが、会場費用等は発生せず、受講者のテキスト代のみとなっております。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  防火管理者は甲と乙との2種類あるということで、それの上級の方ということですね。それで理解しました。  テキスト代ということで、そのテキスト代はお互いに持っているのか。例えばテキスト代で10万円かかりました。毎年、八幡市が5万円、京田辺市が5万円と出しているのかなと思って、その辺をお聞きしたかったんです。もう1回そこを教えてください。  それと、講習会でお互いの消防本部を利用するということですけれども、毎回、定員というのは定められているのでしょうか。  また、仮に私が受けたいといった場合には、受講してその資格を取得できるのでしょうか。  それと、講習会で最終的には資格が得られるということですけれども、その日のうちに、講習を受けて最終的に試験か何かはあるのでしょうか、教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  百々予防課長補佐。 ◎百々恵一 予防課長補佐  まず、費用についてでございますが、テキスト代を受講者個人が負担するものであり、受講者がテキストを購入して講習会に参加していただくものでございます。  次に、定員についてでございますが、会場の都合上おおむね60人を定員といたしております。  次に、受講対象者についてでございますが、八幡市に在住もしくは勤務する方が対象となっておりますので、八幡市に在住または勤務される方は受講していただくことが可能となっております。  次に、試験についてでございますが、講習会が2日間あり、2日目の最終講義中に試験を行い、それに合格した者はその日のうちに修了証を交付いたしております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  岡本予防課長。 ◎岡本浩史 予防課長  今の答弁で答弁漏れがございましたので、一部追加いたします。  対象者でございますが、八幡市とお答えしたのですが、八幡市、京田辺市、井手町、宇治田原町に在住ということでございます。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  ありがとうございます。細かいところまでお聞きして済みません。  受講者が参加費用を払うということですけれども、これは幾らぐらいか聞いていいですかね。  それと、一般の方でも受講できるということで、一般在住者、先ほどの対象市町に在住者への広報とかはあるのですか。どういった経緯で一般の人はそこの講習会を知ることができるのか、そこだけ最後にお聞かせください。 ○長村善平 委員長  百々予防課長補佐。 ◎百々恵一 予防課長補佐  テキスト代についてでございますが、受講者が負担されるテキスト代、平成29年度に関しましては5,060円のテキスト代を負担いただき、受講されております。  次に、講習会の広報についてでございますが、ホームページ等に掲載し、広報しております。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  テキスト代5,060円ということで強調されたのですけれども、参加費用としてテキスト代のみということですか。その5,060円だけでいいのか、そこだけお願いします。 ○長村善平 委員長  百々予防課長補佐。 ◎百々恵一 予防課長補佐  ただいまのご質問にお答えいたします。  受講料としては無料となっておりますので、参加者が負担するのはテキスト代のみとなっております。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  69ページの消防本部運営費、予防、消防、救急活動経費のところですけれども、まず一番下の職員救助・救急等資格取得ということですけれども、どのような資格を目指していかれるのか、その内容がわかればお聞かせください。  2点目に、予防、消防、救急活動全般の話ですけれども、火災出動延べ240人と書いてありますが、以前、消火活動で難しいのは倉庫の火災だということを聞いたことがあるのですが、実際、倉庫の火災ですね、窓はなくて、突破して放水しなければならないのだけれども、窓がないということで、放水のための穴を見つけることすら難しいということを聞いたことがありますが、一旦燃え出すと消火するのがなかなか難しいと聞いたことがあるのですが、そういったことはかつて今まであったのでしょうか。そういった現状とか鎮圧策などがございましたらお聞かせください。  同じく予防、消防、救急活動のところですが、完成しました通信指令室ですが、指令一係・二係、この通信指令室の指令員が、新しくできて、日々技術の向上とか、新しい知識を仕入れていかなければならないと思うのですけれども、その日々の訓練についてお聞かせください。どのようなことをやっているのか。  あと、課題とかがありましたら。まだそんなに月日はたっていませんけれども、課題があればお聞かせください。  次に、同じ予防、消防、日々の活動のところですが、自動火災報知器とかスプリンクラーとか、そういった設備が全くついていない施設、重大違反防火対象物と言われる施設、このような施設は本市において何施設あるのか。何か即時改善に向けて取り組まれていることがあればお聞かせください。  最後、救急出動のところですが、延べ1万950人と書いておりますが、救急車をタクシーがわりに使う一般人がいるとか、そういった不適切な救急車の利用をするということをたまに聞くのですけれども、そういった不適切な救急車利用、それを要求されたようなことはありませんでしたか。適正利用に反するような事例がありましたらお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  各種資格・免許でございますが、消防本部につきましては、まずここに列記していないものを挙げますと、大型免許取得、そして小型4級船舶、クレーン取り扱い免許、玉掛け取り扱い、第3種酸素欠乏作業主任者講習有機物取扱作業主任者講習、ガス溶接、アーク溶接、無線技士免許等でございます。 ○長村善平 委員長  関西消防副署長。 ◎関西保博 消防副署長  倉庫火災における活動ですが、本市におきまして延べ床面積2万平方メートルを超えるような大型倉庫はありませんし、現在のところ、倉庫火災はありません。  倉庫火災が発生した際には、排煙活動を伴いながら消火活動や、物品が多く延焼拡大の危険性があることから、有効な消火活動が困難であり、時間を要することが予測されます。このため、消火活動につきましては、倉庫の規模にもよりますが、防火区画が設定されている場合には区画単位で防御線を設定して、消火及び延焼防止活動を実施することになります。また、消火活動が長時間になる場合に備え、非番・招集等により交代要員を準備して対応してまいります。  以上です。 ○長村善平 委員長  森田通信指令室長。 ◎森田久雄 通信指令室長  通信指令室員の訓練等についてでございますが、通信指令室員の訓練につきましては、指令台に組み込まれております練習機能を活用したシミュレーションによる出動指令発出訓練を日々実施し、操作技術の向上を図っております。  課題については、現在、通信指令室員は救急通報時に重篤患者の関係者に対し電話による応急処置等の行動指導を行っているところでございますが、実施率が低く、効果が上がらないことが課題となっております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  金森予防課主幹。 ◎金森重明 予防課主幹  重大違反防火対象物についてですが、違反対象物に係る公表制度の実施に向け、現在、重大違反対象物を調査している途中で、本市におきましては現在ございません。  次に、今後の調査において重大違反対象物を発見した場合は、違反対象物の関係者と協議しながら、速やかに違反是正できるよう指導してまいりたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  高村警備一課主幹。 ◎高村秀幸 警備一課主幹  適正利用に反する事例については、過去にタクシーがわりの搬送依頼、寂しい・不安などの精神的な依存による要請などがございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口委員。 ◆山口克浩 委員  ありがとうございます。いろいろと資格取得をこれから予算をつけるとともに目指されるということで、小型船舶とか無線技士、いろいろありましたけれども、一般的にこういった資格というのは職員になった後に取られていくのが一般的なのかどうか。職員になる前に資格というのはできるだけ取っておくべきものなのか。一般的にこの資格取得に関しては取得に向けてどんなふうに行われているのか、それだけお聞かせいただけたらと思います。  それと、倉庫に関しては現在なしということで、わかりました。  通信指令室の指令員が電話での指導の効果、重篤患者に対して、余り、難しいと。よくわかりました。しっかりと対応していただけたらと思います。  重大違反防火対象物は現在なしということで、このことは消防庁のホームページに載っていたので、本市においてどうかということでお聞きしたのですが、消防庁のホームページを見ていますと、違反対象物の公表制度というのがあるのですけれども、もしそういった違反している施設があれば公表すると。それで即時改善を促すという制度のようなものがあると思うのですが、今後こういった公表制度も、もしあれば使われる予定というのは考えておられるでしょうか、お聞かせください。  最後に、救急車の不適切利用ですけれども、タクシーがわりというお話がありましたが、寂しい・不安だという、何か身の上相談のようなものもあったということですが、件数とか数字的に見て、例えばこれは救急車で内容を見て搬送しなくてもよかったのではないかという事案は毎年減ってきているという理解でよろしいでしょうか。その点だけ。近年の状況ですね。そういった状況もあわせてお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  資格取得に関するご質問にお答えします。  そういったさまざまな資格を持って採用されることにつきましては大変好ましいことと考えております。職員の採用後の資格取得につきましては、それぞれの配属、例えば救急隊、あるいは救助隊、消防隊ということによって、取る資格が若干異なることから、配属後に決めていきたいと考えております。
    ○長村善平 委員長  金森予防課主幹。 ◎金森重明 予防課主幹  違反対象物に係る公表制度の実施に向けて現在調査中でございまして、平成32年4月に向け、現在準備中でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  高村警備一課主幹。 ◎高村秀幸 警備一課主幹  先ほどの不適正な救急利用についてですが、先ほどのようなタクシーがわりとか、1人で寂しいので来てほしいとか、119番通報時に該当しないことを説明して断っていますので、そのような要請の件数につきましては統計はとっておりませんので、把握はしておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これで消防本部所管の一般会計の審査を終結いたします。  ここで説明員の交代を行いますので、暫時休憩いたします。                  午前10時42分 休憩                  ――――――――――――                  午前10時55分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより環境経済部所管の一般会計の審査に入ります。  質問等はありませんか。  清水委員。 ◆清水章好 委員  まず、予算内容一覧表47ページ、動物飼養管理対策として野犬捕獲や野犬搬送ということであります。平成29年度の捕獲数と搬送数をお聞かせいただけますか。  あわせて、京都市にあります京都動物愛護センターへ渡された事例がありましたらお聞かせください。  続きまして、52ページ、ごみ減量・リサイクル推進費として小型家電回収を実施していただいています。平成29年度の回収実績をお聞かせください。  それと、回収箱設置11箱となっていますけれども、これはたしか10個だったと思うのですけれども、1箱追加でしょうか。追加であれば、どこへ設置かお聞かせください。  続きまして、56ページです。都市・農村ふれあい事業として、がんばる農業女性交流会事業助成としてございます。特産品料理フェスティバルとございますが、どのようなフェスティバルかお聞かせください。  そのフェスティバルには男性が参加してもいいのかどうかをお聞かせください。  続きまして、57ページです。有害鳥獣駆除事業としてアライグマの捕獲おりを更新2基と、これは3万円計上しておられます。現有は6基かと思いますけれども、2基が更新なのですか。それとも、2基をプラスされるのかお聞かせください。  あわせて、平成29年度のおりの貸し出し実績と、動物別での捕獲頭数をお聞かせください。  最後です。61ページです。観光振興費として公衆無線LANを単伝庵(らくがき寺)に10万6,000円計上しておられます。平成29年度は石清水八幡宮、飛行神社で12万円の予算でしたけれども、この平成30年度は一つのお寺で10万6,000円と、金額が張るように感じます。その理由をお聞かせください。  以上、よろしくお願いいたします。 ○長村善平 委員長  津田環境保全課環境管理係長。 ◎津田誠樹 環境保全課環境管理係長  動物飼養管理対策についてのご質問にお答え申し上げます。  まず、平成29年度の実績でございますが、平成30年2月末までで野犬捕獲に2回、通報により出向いておりましたが、捕獲に至っておりません。  次に、京都動物愛護センターに渡した事例はございません。  以上です。 ○長村善平 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  小型家電回収のご質問にお答え申し上げます。  平成29年7月20日から回収を開始いたしました小型家電ですが、平成30年2月2日回収分まで約6カ月間で4,027キログラムでございます。  また、設置場所についてでございますが、実施開始時に発表いたしました市内公共施設10カ所のほか、環境事務所にも一つ設置しておりますので、合計11カ所でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  がんばる農業女性交流会事業助成の特産品料理フェスティバルにつきましては、八幡市農村女性グループが地域農業の振興並びに地域住民の交流を図ることを目的として開催されるものでございます。事業内容につきましては、八幡市の農産物を活用した創作料理を紹介され、農産物のPRと、次世代へレシピの継承をされるものでございます。  特産品料理フェスティバルの男性参加につきましては、参加可能でございます。  続きまして、有害鳥獣駆除事業につきましてアライグマ捕獲おりでございますが、6基の捕獲おりを所有しておりましたが、近年、捕獲おりの貸し出し頻度がふえ、捕獲した動物が暴れるなど、捕獲おり2基が故障したことから、更新に係る予算計上をさせていただいたものでございます。  平成29年度おりの貸し出し及び捕獲実績につきましては、平成30年2月末現在で、貸し出しが36件、捕獲実績はアライグマ13頭、ヌートリア11頭、イタチ6頭、タヌキ3頭でございます。 ○長村善平 委員長  大洞商工観光課長補佐。 ◎大洞真白 商工観光課長補佐  公衆無線LAN設置のご質問にお答えいたします。  公衆無線LAN「Japan. Free Wi-Fi KYOTO」の設置工事は、アクセスポイントの機器とその設置にかかる費用が基本となっており、1カ所約4万円となっております。これは、既存のインターネット回線からWi−Fi電波の発信元となるアクセスポイントの場所が近い場合の設置費用でございます。今年度の石清水八幡宮2カ所、飛行神社1カ所はいずれも基本費用の範囲で設置が可能であったため、3カ所で合計12万円でございました。今回の単伝庵で予定しておりますWi−Fiアクセスポイントの設置は、既存のインターネット回線のある場所とアクセスポイントを設置する場所が離れているため、基本費用に加え、LAN配線敷設工事が追加で必要となっているため、別途費用がかかるものです。これらの別途費用についても、例年実施されております京都府の補助事業においては補助事業の対象となると伺っております。 ○長村善平 委員長  清水委員。 ◆清水章好 委員  たくさんありがとうございました。最初の分につきましては、2回通報があったけれども、確保ゼロということですね。  ちなみに聞かせていただきたいのですけれども、確保した場合の処分というのは燃やすかと思うのですが、これは有料かと思うのですけれども、1頭幾らかお聞かせいただけますか。  続きまして、小型家電リサイクルにつきましてはよくわかりました。もともと11カ所だったのですね。申しわけございません。  先ほど聞かせていただいて、6カ月で4,027キログラムということですね。例えば主なものであるとか個数なんかがもしわかったら教えていただけますか。  続きまして、がんばる農業女性交流会としては、男性も参加可能ということですね。  このフェスティバルへの参加の費用は必要なのでしょうか。それとも無料でしょうか。  それと、男性が参加された実績等、状況等がございましたらお聞かせください。  次に、有害鳥獣駆除につきましてはよくわかりました。思ったよりたくさん捕獲されているかと思います。これついても燃やすかと思うのですけれども、例えばお値段はどれぐらいかかるかわかりましたら教えていただけますか。  最後、Wi−Fiにつきましてはよくわかりました。距離が必要なので追加のお金が必要ということですね。先日の「科捜研の女」でらくがき寺が放映されておりまして、某有名な女優が八幡市に来られたということですね。LANが入りましたら、うまく広報につながれば、観光につながればと思って期待しております。これは質問はございません。  以上、よろしくお願いいたします。 ○長村善平 委員長  野村環境保全課長補佐。 ◎野村雄樹 環境保全課長補佐  野犬の捕獲に係るご質問にお答えします。  野犬を捕獲しましたら保健所へうちから搬入いたします。所管でしたら山城北保健所へということになるわけですけれども、それに係る費用はかかりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  小型家電のご質問にお答え申し上げます。  どのようなものが多かったかについてでございますが、年末年始につきましては、年賀状シーズンだったため、プリンターが多く出ております。そのほかにはパソコンですとかビデオデッキ、オーディオ機器が多くございます。小物では携帯電話や電卓などが多数出ております。申しわけありませんが、個数につきましては把握しておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  特産品料理フェスティバルの参加費用につきましては、会員が1,200円、一般が1,500円となります。  男性参加の実績ですが、これまでに参加された方はございません。  続きまして、有害鳥獣の処理費用ですけれども、京都府が民間委託されている業者に持ち込みをしています。1頭当たり持ち込み料8,000円でございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  何点かお聞きします。一部、通告させていただいていない分があるのですけれども、お願いします。  まず、予算内容一覧表の17ページ、八幡産てん茶普及啓発事業費の委託先を教えてください。  続いて、51ページ、清掃一般事務費のところで、環境美化協議会活動助成と、水と緑を守る市民の会活動助成、二つ上がっているのですけれども、それぞれの活動内容と昨年度の実績を教えてください。  続いて、56ページです。やわた流れ橋交流プラザ事業費のところで、食彩棟テラス改修工事委託として300万円計上されております。これの、何と言ったらいいのでしょうか、工事委託ということで、基準ですね、どういった基準が設けられているのか教えてください。  それと、61ページです。新しい事業として男山四十八坊跡等観光案内板設置及び冊子作成とあるのですけれども、この冊子の活用方法と作成部数を教えてください。  それと、歴史文化ものがたりコンテンツPR広告作成業務委託ということですけれども、委託先と、この事業についてのもう少し詳しい説明をお願いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  八幡産てん茶普及啓発事業の委託先につきましては、平成29年度同様に公益財団法人やわた市民文化事業団に委託予定でございます。 ○長村善平 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  環境美化協議会と、水と緑を守る市民の会についてのご質問にお答え申し上げます。  環境美化協議会につきましては、主な活動としまして、八幡市で年2回やっております、まちかどのごみゼロの日の実行の事務局を担っております。あと、年に2回、年末と年度末に河川清掃を行っておられます。  あと、水と緑を守る市民の会ですが、主な活動としまして、資源のリサイクル活動と、環境に優しい石けんの使用啓発を行っておられ、市民課に出生届をされたときには、食用廃油からつくりました赤ちゃん石けんの配布等を行っておられます。  以上です。 ○長村善平 委員長  道本環境経済部次長。 ◎道本明典 環境経済部次長  やわた流れ橋交流プラザ食彩棟テラス改修工事委託の件でございます。  委託につきましては、JA京都やましろに委託したいと考えております。四季彩館の食彩棟テラスの関係については指定管理をしていただいております。その関係で、食彩棟のテラス改修をJA京都やましろに委託することにしております。食彩棟のテラス改修につきましてはJA京都やましろが指定管理していることから、農協に工事委託するものでございます。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  男山四十八坊の冊子に係りますご質問でございますけれども、作成部数につきましては3,000部を予定しております。  それから、活用でございますけれども、本市が誇ります石清水八幡宮が、京都市内の神社とは異なり、ここにしかない歴史資産であることを広く発信するということでございまして、その特徴としましては、神仏習合の宮寺であり、男山には失われました数々の坊跡や建物跡があったということがございます。さらに、石清水八幡宮への観光客の滞在時間を延ばす目的もございます。ケーブルで上がっておりていただくだけでは滞在時間が短く、観光消費につながる機会も少ないということから、冊子を見ながら男山を散策いただくようなことにつながることを期待しております。  以上です。 ○長村善平 委員長  大洞商工観光課長補佐。 ◎大洞真白 商工観光課長補佐  歴史文化ものがたりコンテンツPR広告作成業務委託のご質問にお答えいたします。  歴史文化ものがたりコンテンツ事業ですが、こちらは今年度に作成しておりますコンテンツでございます。こちらのコンテンツを観光協会などのホームページで公開するだけでは観光客の増加にすぐさまつながらないと考えており、旅行先を探している多くの方々に広くごらんいただけるよう、広告作成業務として計画したものでございます。内容は、コンテンツを作成いたしました株式会社リクルートライフスタイルが発行いたしております月刊誌じゃらんに1ページの広告を掲載し、あわせてスマホアプリ週刊じゃらんに24ページ分の広告等を12週間掲載するという計画でございます。したがって、委託先は株式会社リクルートライフスタイルを想定しております。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  ありがとうございます。てん茶は昨年同様ということでわかりました。  次の環境美化協議会と、水と緑を守る市民の会の活動もわかりました。  やわた流れ橋交流プラザですけれども、認識の仕方が難しくて、四季彩館の土地と建物自体は市の持ち物と認識しているのですけれども、工事の委託を、指定管理者ということでJAに丸投げということですけれども、これは市の建物でしたら入札等で工事業者を募ってというやり方にはならないのかと。工事費用を少しでも抑える努力が必要かと思うのですけれども、そういった手法はとれないものなのか教えてください。  それと、冊子の方、3,000部ということで、これは冊子を見ながら観光していただけるようにということですけれども、八幡市に来ていただかないとこの冊子は手に入らないのですか。旅行業者の窓口に置いたりというようなことはないのかお聞かせください。
     コンテンツのPRはわかりました。  以上です。 ○長村善平 委員長  道本環境経済部次長。 ◎道本明典 環境経済部次長  テラスの改修工事の入札でございます。これにつきましては、JA京都やましろで入札していただくということになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  冊子を旅行業者等の窓口にということでございますけれども、まずは冊子を作成しましていろいろなところに、一応見本というか、こんなものができましたよという形で配布の方は考えております。その中には旅行業者の商談会なんかのときにもお配りして、作成部数が3,000部でございますので、そのあたりの状況を見ながら今後、増刷等も検討していきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  ありがとうございます。冊子の方はわかりました。  食彩棟テラスの改修工事のところで、これはJAの方で入札という形でとられるということですけれども、その入札の内容は最終的に市として確認とかそういうことはできるものか教えてください。 ○長村善平 委員長  道本環境経済部次長。 ◎道本明典 環境経済部次長  当然設計とかに当たりましても事前にこちらでチェックもさせていただきますし、それから、入札の設計書をチェックしますので、その辺はちゃんと確認はできるものと考えています。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  予算内容一覧表の52ページの城南衛生管理組合し尿関係負担金についてですが、運営経費分と建設経費分がありますけれども、平成29年度では運営経費分が6,975万円、建設経費分が1,555万円で、平成30年度で運営経費分は715万円ふえて、建設経費分が1,205万円減っているわけですね。トータルでは490万円減っているわけですが、まず1番目に、負担金の内容について教えてください。  それから、先ほど言いましたけれども、運営経費分がふえていて、建設経費分が大幅に減っているのはなぜなのかを教えてください。  次に、60ページの行財政改革による補助金の見直し、一般商工振興費の婚活事業助成ですけれども、議員になって3年ほど、2年半か、農業委員をやっていまして、婚活には2回ほど参加していますけれども、農業委員会の婚活サポート事業補助金が廃止されていますが、こっちの方では石清水共栄会の婚活事業費は継続しているという形ですけれども、農業委員会の婚活サポート事業はどうして終わりになったのかを教えてください。  それからもう一つ、同じ60ページになるのですけれども、行財政改革による補助金の見直しで、府内産木材利用促進事業補助金の廃止が行財政改革でありましたが、補助金・負担金の見直しでそういうふうにあって、これが利用実績に基づき補助金を廃止するという中身ですけれども、京都府の事業で環境にやさしい京都の木の家づくり支援事業で始まって、これが廃止されるわけですが、廃止の理由の、利用実績に基づき補助金を廃止するということですが、利用実績について、年度ごとの実績を教えてください。  それから、府内のほかの市町村の状況について教えてください。どこがこの事業をやっているかですね。  それから、補助金は廃止ですが、60ページにある一般林業振興費にある府内産木材等啓発物品購入が8万円計上されていますが、購入物品の項目の中身について教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  城南衛生管理組合の負担金についてのご質問にお答え申し上げます。  城南衛生管理組合の負担金には2種類ございまして、じんかい関係、ごみ関係と、し尿関係の負担金がございます。それぞれにつきまして、その内訳としてその運営経費分と建設事業経費分がございます。どういったものがあるかといいますと、じんかい関係負担金はごみ処理とリサイクル関係の経費で、項目としましては、運営経費分としましては共通経費、ごみ処理経費、リサイクル処理経費、魚腸骨処理経費がございます。建設事業経費としましては、ごみ処理施設建設事業経費とリサイクルプラザ建設事業経費がございます。このそれぞれにつきましては、各項目とも各市町の搬入量から負担金が計算されます。し尿関係負担金につきましては、共通経費、し尿関係の経費で、項目としましては、運営経費分としましては共通経費、し尿収集経費、し尿収集運搬委託企業転廃業助成経費、し尿関係経費がございます。建設事業経費分としましては、し尿処理施設建設事業経費分がございます。し尿経費につきましては、各市町の人口割合やし尿搬入量、浄化槽汚泥搬入量から負担割合が計算されます。  その平成30年度の増減の理由についてでございますが、ごみ処理分としましては、粗大ごみ処理施設建設事業債の元金償還開始に伴う増がございます。減としましては、新折居清掃工場建設事業の建設工事完了による減と、新折居清掃工場稼働に伴う維持管理経費の減によるものでございます。し尿関係につきましては、し尿等下水道排水に係る八幡市下水道料金による増がございます。減要因としましては、し尿等下水道排水に係る切りかえ工事の完了による減と、し尿収集運搬委託台数の減少による減でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  小坂農業委員会事務局長補佐。 ◎小坂富美子 農業委員会事務局長補佐  婚活サポート事業「婚活畑」につきましては、農業体験を通して交流や出会いの場を提供するとともに、農業のよさを再発見していただくことを目的に、農業委員を中心とする実行委員会により平成26年度から今年度までの4回実施されてまいりました。これまで33組のカップルが成立し、このうち農家の後継者となる1組が結婚されたことを受け、一定の成果が見られたと判断されたことから、今年度で一旦事業を終了されることとなったものです。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  府内産木材利用促進事業助成につきましては、平成25年4月の事業創設からこれまでに電話や窓口で16件の問い合わせ、相談がありましたが、申請には至っていないため、実績はございません。  他市の状況でありますが、現状、把握はしておりません。  次に、購入物品につきましては、緑の募金事業で協力いただいた方にコースターを配付しているものでございます。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  ありがとうございます。じんかい関係の方はわかりました。  し尿関係の方をお聞きしたいと思いますが、負担金の分で建設経費分が平成30年度は大幅に減ですけれども、これは毎年減ってきているのか。  クリーンピア沢は建設されて24年になりますけれども、この負担金はいつまで払うことになるのか。その辺のことをひとつ教えてください。  それから、婚活ですが、4回で終わっている。そのうち33組のカップルの成立と。2回ほど参加させてもらって、非常にいい事業だなと思いましてね。四季彩館を使ってですけれども、農業後継者に留まらず、地域で働く人たちや若者たちが出会う場があるというのはいいことなので、それが石清水共栄会は継続ですけれども、農業後継者を育てるという観点からも、1組の成果はあったということで一息つくということですけれども、今後それの再開とかは考えられているかどうか。今回終わることによって、今、一定の成果ということはこの4年間の1組の成立が成果ということなのかもわかりませんけれども、今後の再開の見通しとかがあるのか教えてください。  それから、石清水八幡宮の婚活事業についてわからないので、この内容や回数や規模とかがわかったら教えてください。  府内産木材の件ですけれども、平成25年から始まって16件の問い合わせがあって、1件も補助金を使ったことがないということですよね。これ、事業を始めた当初の想定はどのくらいの見込みを持って始まったのか教えてください。  それから、今、府内のほかのところで事業をやっているところはつかんでいないということですが、これは綾部市かどこかが一つありましたけれども、今もやられているようですが。ということは、よそのそういう実績もわからないということですね。  そうしたら、先ほどありました、補助金はなくなったけれども、啓発の物品購入の中で何を配っているというのですか。ちょっと聞き取れなかったので。緑のポスターとか。(「コースター」と言う者あり)コースターですか。これは、事業はなくなったけれども、そうしたら、府内産の木材の促進の補助はなくなったけれども、まだ今回もやって、次もつながっていくということでしょうか。  それと、平成29年度では6万8,000円。これが、補助金をやめたのに8万円になっているのですが、その辺の理由を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  城南衛生管理組合の負担金のし尿関係についての金額のご質問にお答えいたします。  金額につきましては、毎年減っていっているわけでもなく、一定ではなく、さきに説明いたしましたように、城南衛生管理組合が年間必要な経費を3市3町で分担して金額が決まっておりますので、金額につきましては年度により増減するものでございます。  また、いつまで支払うのかというご質問についてですが、城南衛生管理組合でし尿の処理を行っている限り、3市3町で城南衛生管理組合の経費を負担している関係で、処理を続ける限り負担金は続くものでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  佐野農業委員会事務局主幹。 ◎佐野泰博 農業委員会事務局主幹  婚活事業のことにつきましてお答えさせていただきます。  先ほど局長補佐から申しましたように、今回、一旦事業を終了するということを決められたというものでございまして、婚活サポート事業の実行委員会からまた今後事業実施に向けた要望等がございましたら、予算要求してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  石清水共栄会の婚活事業についてご説明させていただきます。  平成26年から平成29年まで、今まで4回実施されております。参加者についてはおおむね100人程度の参加者がございまして、カップルの成立でございますけれども、10組程度がカップルとして成立されております。それから、結婚された報告についてでございますけれども、平成27年に2組、それから平成29年ですけれども、これは予定も含めまして2組ということでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  府内産木材利用促進事業助成の創設時の見込みにつきましては、5件を見込んでおりました。  次に、緑の募金の8万円と6万円の違いですけれども、募金を募った額のその当時の収入の違いです。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  ありがとうございます。し尿の方の城南衛生管理組合の方ですけれども、クリーンピア沢は以前の旧工場が老朽化のため、平成6年に今の新しい工場に建てかえられたのですね。前の工場は築25年で老朽化のため建てかえられたと。今の工場も来年で25年になるのですかね。昔の建物と今の建物の耐用年数は違うと思うのですが、その辺の、25年たっているということは、またこれも建てかえとか、そういうふうになっていくのではないかと思うのですが。また、そのときに費用が、多額の建設費、負担金が発生するのではないかと私は思うのですが、その辺のことをひとつお答えください。  それから、婚活サポートの件ですけれども、先ほどのでは農業委員会から、やらないという、終わりという話が出たということで理解していてよろしいのですかね。  それと、あと府内産木材は、これは事業が始まって、その事業の見通しというのを、だから、見込み設定、5件を見込んでいたということですが、問い合わせがあって、5年、平成25年、26年、27年、28年、29年と、平成25年から始まって16件の問い合わせがあったけれども、ないというのは、やはり見込みと設定に誤りがあったのかなと思うのですけれども、この事業が成立してこなかったことの主な原因というのは、単価が高いということも聞きますけれども、その辺のことをひとつお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  岸環境事務所長。 ◎岸伸行 環境事務所長  クリーンピア沢のことについてご質問がありましたが、クリーンピア沢につきましては、先ほどし尿の関係で言いましたクリーンピア沢で処理していまして、クリーンピア沢のところには本拠があり、中継地であるということで、施設があります。その中のし尿の関係のところのクリーンピア沢、これにつきましては今回、下水道につながれまして、工場を改修され、改修工事は、これからも、し尿の処理をしないといけませんので、施設としては残ると。あのまま残るという形で、中身の、今のところにつきましては、今回、今の工場の中では、今まで動物性なり化学反応で処理されていたということを聞いています。そこの建物の中で希薄化、今回、水で希薄されて下水道に流されると。工場自体の今のクリーンピア沢のし尿の処理場、あそこにつきましては今の形でこれから維持されると、今のところは。詳しいことにつきましてはまだ聞いておりませんので、この間、今の下水道につなぐ関係でありまして、工場がなくなるのかと聞いたときにはそのように聞いておりますので、今後、沢工場のし尿処理のところにつきましては、修繕費等必要だと考えております。 ○長村善平 委員長  道本環境経済部次長。 ◎道本明典 環境経済部次長  婚活の関係でございます。  農業委員会の総会が終わった段階で実行委員にお集まりいただきまして、皆さんの一応総意で来年度については一旦事業を終了するということになったものでございます。  それから、府内産木材の関係です。  他のところで生産されている木材と比較しますと、若干、府内産木材の方が高いということで敬遠されているのかなと。窓口相談に来られましても、一応単価等を聞いていかれますと、やっぱりちょっと合わへんなということも言われていまして、今回、予算計上は見送るとなったものでございます。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  最後に一つだけ。府内産木材ですが、ここで聞くのはどうかわかりませんけれども、事業として成り立たないと。ただ、府内産木材を使ったのはすくすくの杜で使われているということですが、どれぐらいの量を使われたとかは、それは教育委員会の方か何かで聞いた方がいいですかね。わかりました。結構です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  まず、予算内容一覧表17ページの八幡産てん茶普及、そしてお茶の京都普及啓発事業費と、二つありますけれども、これからこの二つの事業を行っていくということで、必要性をできるだけ明確にしていくためにも、市民ニーズを把握していくためにも成果の検証というのが必要になってくると思うんです。そのためには数値の設定とか目標の設定というのが、効果を検証するためには必要になってくると思うのですけれども、この二つの事業は、これから効果を検証していくために、これを行った後、何かしら数値の設定とか目標の設定はされているのでしょうか。本市のご認識をお聞かせください。  次に、予算内容一覧表の56ページ、都市・農村ふれあい事業費の市民農園のところですけれども、管理運営経費。これは、現在の募集状況とか現状はどのようになっていますか。あき状態とか申し込みの倍率とか、何かわかればお聞かせください。  また、こういった都市・農村ふれあい事業とかは、地産地消とか、農業施策全般に関することにはなるのですけれども、せっかく今回、予算特別委員会があるということで、国の施策の方も調べてみたんです。農林水産省の方です。農地法とかいろいろな改正がなされて、非常に複雑な感じがしていますけれども、その中で都市農業振興基本法というのが平成27年にできていると。これをもとに都市農業振興基本計画を立ててくれというようなことが書かれているんです。特に地方都市の都市農地をつくっていくと。コンパクトシティは一番連携がしやすいというようなことも書かれていて、税制のことも書いています。優遇措置とかいろいろ書いていますけれども、この都市農業振興基本計画に関して本市はどのように考えておられるのか、基本計画をこれからつくっていかれるのかどうか、そこら辺のところもお聞かせください。  この都市農業振興基本計画、国のつくったものを読んでいますと、いろいろ、農地というのは農産物を供給する機能があるというのはもちろんのこと、防災機能とか、良好な景観の形成の機能とか、地産地消を進めるための交流の場とか、いろいろな機能が今求められているのだと。基本法において。そういったことも書いてあったのですが、防災機能というのが書いてありまして、例としてビニールハウスで炊き出しの訓練をやるとか、ビニールハウスを避難場所にするとか、災害時における延焼の防止とか、積極的に農地を活用すべきだというようなことが書いてあるんですね。そこら辺のところを本市においてどのように考えておられるのか。災害時における農地の、いわゆる防災協力農地という名称で書かれていましたけれども、こういった防災協力農地を確保していくことに関して、この法律に基づいて、どのように考えておられるのかお聞かせください。  次、予算内容一覧表の57ページの有害鳥獣駆除事業費のところですけれども、綴喜猟友会八幡支部の方に委託されております。この猟友会の方々は、言ってみれば、猟銃を使って駆除していくと思うのですが、安全対策とか、そういった活動場所に関してお聞かせください。  あと、有害鳥獣で一番目立っている存在としてカラスがあると思うのですが、カラスの対策、そういった進捗とか成果はどのようになっているのかお聞かせください。  最後ですけれども、予算内容一覧表の60ページ、一般商工振興費、61ページの観光振興費にもかかわることですが、少し前にも言いましたけれども、昔、6年ほど前に八幡ブランド商品というのが開発されていたんですね。京都・やわた黒カレーとか、京都・やわた筍カレーとか、やわたクロッケとか、かつてはそういった持ち運びのできるようなブランド品が開発され、それを活用されていたのですけれども、あれから全然そういうのを聞かなくなってしまったと。これから、先ほどもご答弁にありましたけれども、神仏習合という、物語ブランドをつくっていくのだと。八幡の観光もこれからしっかりとつくり上げていくのだと。そして同時に、お金をどんどん観光客に落としていただけるような、そういった施策を打っていかなければならないとなった場合、お茶の八幡のブランディングに向けて、そういったブランド品というのをつくっていくという、いま一度開発するというのは大切なことだと思うのですけれども、例えば宇治市とかは抹茶パフェとか、お金を落としてもらいつつ平等院にも足を運んでもらうというようなことがうまくいっていますので、同じように八幡市においてもそういったブランド品、ブランディングのためにもそういった八幡ブランド商品をつくっていくことは大切だと思うのですけれども、そういったお考えは今後考えておられないのかお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  八幡産てん茶普及啓発事業の目標の設定等につきましては、各事業の会場のキャパシティにより応募人数を決定されております。松花堂庭園で実施いたします茶会では、1席当たり、本席が松隠では15人、竹隠では5人、梅隠では10人、副席が20人、煎茶席が10人でございます。やわた流れ橋交流プラザ四季彩館で実施いたします茶香服大会につきましては40人としております。  なお、平成28年度、平成29年度の参加者はそれぞれ定員を超える申し込みがありました。 ○長村善平 委員長  大洞商工観光課長補佐。 ◎大洞真白 商工観光課長補佐  お茶の京都普及啓発事業費の目標設定、数値設定等のご質問にお答えいたします。  こちら、お茶の京都普及啓発事業費は、お茶の京都DMO負担金と、お茶の京都普及啓発イベント、一坪茶室を活用したイベントの開催、この二つで構成されております。  お茶の京都DMOにつきましては、新たな地域づくり戦略をこの3月末に策定される予定で、この中に観光入り込み客数や観光消費額の具体的な目標数値設定が盛り込まれる予定です。目標は以前から設定されておりまして、一つに観光入り込み客拡大、滞在時間延長、観光消費額の増大、二つに地域ビジネスの創出、三つにお茶の京都のコンセプトストーリーづくり、四つに資源発掘と旅行商品等の開発、五つに宇治茶のプレミアムブランド化、六つに戦略拠点の整備、こういった目標を掲げておりまして、戦略期間を定めた上で毎年検証されると伺っております。  一坪茶室を活用したイベントにつきましては、八幡市にかつてあった空中茶室とも呼ばれる閑雲軒の意義ややわたの茶文化を広く発信するとの目標を持っております。イベント参加者数よりは、話題性のある内容にしたいと考えておりますが、具体的な内容につきましては、予算のご承認をいただいて関係機関等と正式な調整に入りますことから、現時点での数値設定や効果検証方法の検討といったことは行っておりません。 ○長村善平 委員長  小坂農業委員会事務局長補佐。 ◎小坂富美子 農業委員会事務局長補佐  市民農園についてでございますが、本市の市民農園は野尻正畑にございます118区画、八幡大芝46区画、八幡福禄谷20区画の3カ所で、合計184区画ございます。  平成30年3月現在の利用状況といたしましては、野尻市民農園が104区画、大芝市民農園が43区画、福禄谷市民農園が19区画利用されており、残り18区画があき状況となっております。 ○長村善平 委員長  福田環境経済部長。 ◎福田賢二 環境経済部長  都市農業振興基本計画についてお答え申し上げます。  市街地にあります農地、今、生産緑地として指定されておりますのは約13ヘクタールございます。これにつきましても、市街地の中に散在しておりますので、一体的な利用というのは難しいかと思っております。おっしゃっておりますように、ビニールハウスでの避難であるとか、場合によっては類焼・延焼を防止するための公開空地的に指定するということもございましょうけれども、基本的には現在生産緑地として指定されている方々に2022年に徐々に、満期と言ったらおかしいですけれども、生産緑地の指定としての期間が満了する期間が迎えられます。その方々の、地権者の自由意思によって、市街化、宅地化の方へ進めるのか、ここで農業をするのかということが決定されてまいると考えておりますので、八幡市で散在している13ヘクタールの生産緑地について、改めて都市農業振興基本計画というものを定める予定はございません。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  有害鳥獣駆除事業における綴喜猟友会八幡支部の活動につきましては、市内における有害鳥獣捕獲事業を計画的に実施していただき、カラスの個体数の減少に努めていただいております。  次に、カラス対策の現状につきましては、農作物等への被害を軽減するため、平成29年度から綴喜猟友会八幡支部に有害鳥獣捕獲事業を委託しており、平成30年度も予算計上させていただいたものでございます。課題につきましては、都市部において猟銃による捕獲活動実施が不可能であると考えます。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。
    ◎山田俊士 環境経済部次長  八幡ブランドの商品開発ということでございますけれども、現在、観光協会、それから商工会、それに市内の協力店と連携しながらやわた松花堂スイーツという地域ブランドの確立に取り組みを進めているところでございます。これは、松花堂弁当のコンセプトを生かして、四つ切り箱を使用して包装紙やタグなどに本市の花木でありますツバキをデザインして、市内協力店の共通ブランドとすることにされております。  以上です。 ○長村善平 委員長  午後1時まで休憩いたします。                  午前11時52分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時00分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  再質問をさせていただきます。  まず1点目、八幡産てん茶の普及啓発とお茶の京都の普及のところですけれども、各会場で定員を決めて、そして数値設定もされているということで、これからもそういった、検証に関してさらに検討を進めていくということで、よくわかりました。ぜひお願いしたいと思います。  1点、ご答弁の中で、地域ビジネスをこれから発掘していきたいというようなご答弁がありましたけれども、八幡市における地域ビジネスというのはどのようなものを考えておられるのかお聞かせください。  2点目は市民農園のことについてですけれども、残り18区画ということで、やはりこれから農業をやってみたいという方は結構多数おられるというのはよくわかりました。私もよく聞きます。自分のできる範囲でやりたいんだけれどもどうしたらいいかなとか、そういったことをよく聞きますので、この市民農園というのはその一つの受け皿になると思っております。何も農作物、野菜とかばかりではなくて草花専用の農園をやりたいとか、そういった需要もあると思いますけれども、今後、市民農園、需要がふえてくると思うのですけれども、例えば農地法を見てみますと、いろいろ改正されたりしているのですね、農地法の周辺の法律も。それを、私も正直、研究不足でよくわかっていないのですけれども、農地法の改正によって農家の方も農地を貸し付けすることができるようになってきたということが言われていますけれども、現状、八幡市においてはどのような感じでしょうか。農家の方の貸し付けとか、そこら辺、特に農地法の改正で今後どうなるかというところもあわせて、そういった最先端の話をお聞かせいただけたらと思います。  都市農業振興基本法に関してはよくわかりました。引き続き動向を見守っていただけたらと思います。  次に、有害鳥獣駆除事業費のところ、カラス対策と猟友会のことをお聞きしたのですけれども、都市部において猟銃を使用できないということで、それが課題であるということですけれども、以前、この有害鳥獣駆除のことで一つ見つけたことがありまして、もちろん都市部で、住宅街で猟銃をぶっ放すわけにはいかないと。そうなったときの対策の一つとして、タカをカラスに差し向ける。カラスの天敵であるタカですね。それを使ってカラスを捕獲するなり追っ払うと。タカを使うと殺処分せずに済むと。そういったタカを使うと、猟銃で撃ち殺すようなこともせず、要は動物愛護という観点からもいいのだというような話を聞いたこともあるのですけれども、そういったカラス対策ですね。特に都市部、男山の団地群とかそういったところで有害鳥獣の駆除の方法としてタカを使うということは何か聞いておられないでしょうか。今後の対策としてこれは考えられないでしょうか、お聞かせください。  最後に、八幡ブランド商品の開発についてですけれども、やわた松花堂スイーツということで、新たな八幡ブランド商品がどうやら開発されるということですけれども、松花堂で松花堂弁当を食べた後にこういったスイーツを食べていただく、これが非常に可能性としては高いなと。ついでにということもあるのかなと。違いますか。どういった、スイーツの中身ですね。弁当箱に似せてとか何か先ほどおっしゃっていましたけれども、もし具体的にもう少しわかるのであれば、スイーツの中身をお聞かせいただけたらと思います。観光消費額という客観的な数字を見る上で、どうしても例えば宇治市と八幡市というのは開きがあるなと。何とかしてこういったブランド品などを開発することによってお金を落としていただくということは非常に大切だと思いますので、こういったスイーツのほかに、持って帰れるようなお土産、ケーキとかいろいろありますけれども、そういった持って帰れるようなお土産もあわせて引き続き開発していただけたらと思います。スイーツの中身をお聞かせいただけたらと。  以上です。 ○長村善平 委員長  大洞商工観光課長補佐。 ◎大洞真白 商工観光課長補佐  1つ目のご質問、地域ビジネスの創出のご質問にお答えいたします。  こちらは、お茶の京都DMOの地域づくり戦略の中で目標として設定されているものの一つに地域ビジネスの創出というものがございますという最初の答弁を行いましたが、これの具体的内容でございますが、こちらは特産品の開発・販売促進というものを掲げられております。特産品というものは、観光客が地場産品であることやそこでしか購入できない商品であることというものを重視しているという調査結果に基づき、そういったものを特産品として開発し販売促進を図るというものを目標として設定されているということでございます。 ○長村善平 委員長  佐野農業委員会事務局主幹。 ◎佐野泰博 農業委員会事務局主幹  市民農園のことにつきましてご報告させていただきます。先ほど委員が農地法というようなことでおっしゃっていただきましたので、お答えさせていただきます。  本来、市民農園というのは、市民農園整備促進法という法律がございます。そちらの法律をもとに、本来でしたら市が開設するということで開設して、農家から農地をお借りして、間に行政が入ってというのが今までのやり方だったわけですけれども、最近では生産緑地など、いわゆる都市部にある農地を市民農園の用地として借りやすくするというような法律の整備が進められているとお聞きしております。そういった中で、手続きをできるだけ簡素化したり、あるいは生産緑地に限って所有者から直接借りて運営できるようなシステムというのが今進められているという形でお聞きしております。ただ、本市におきましては野尻というところに市民農園整備促進法でされたという市民農園がございますので、そこもあきがあるというような状況。今後につきましては、一時ずっと埋まって、例えば問い合わせがないかというようなことで、市民農園がいっぱいだった時期もございますし、現在のような、あきが生じたというようなことでなっているケースもございます。やはり年によっては利用者の増減につきましては波があるのかなというような形で今のところ考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  有害鳥獣駆除事業のタカの活用につきましては、タカの活用は専門的な知識も要ると思われますし、経費もかかると思われますので、現状は考えておりません。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  松花堂スイーツの件でございますけれども、こちらについては、松花堂弁当をコンセプトにした四つ切り箱、これを統一のものをつくりまして、包装紙、それからタグ、これも統一のものをつくりまして、四つ切り箱の中に詰められるものについては、協力店舗おのおのの商品を四つ入れられて、包装されて、その上からタグをつけたり包装紙で包んだりというような形で販売されるものでございまして、お土産としてお持ち帰りいただけるようなものでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  何点か質問させていただきます。重なるところもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  予算内容一覧表の17ページのお茶の京都DMOについてお伺いします。  このお茶の京都DMOについては12市町村で構成されていると聞いておりますが、八幡市だけ特別扱いはできないと思いますが、DMOが八幡市にサポートしていただけることはあるのか、また、八幡市の観光PRはしてもらえるのかお伺いします。  次に、17ページの一坪茶室を活用したイベントの開催についてお伺いします。  お茶の京都の取り組みでつくったイベントというか、取り組みですが、それだけで終わるといけないと思います。今後もお茶の京都の普及啓発を通じて八幡の茶文化をさらに発信していくためのイベントを企画することは大事なことだと思います。開催目的をどこに定めて展開していくのか、お茶の京都を八幡のイベントとして満足していただけるように内容の充実を図るためにどのような手段でアピールしていくのか、そこがポイントになると思います。市民の方はもちろん、広く市外の方にも知っていただきたいと考えます。  そこで、お伺いしますが、このイベントはどのようなイベントかお伺いします。  それと、昨年の1月21日に文化センターで閑雲軒について考えるシンポジウムがありました。このシンポジウムではパネリストから、空中茶室を現在によみがえらせ、未来へつないでいけないだろうかという発言もありましたが、基調講演で建築家の北川原さんが「閑雲軒とは何だったのかを考えることが大事。期待と夢を未来に残し、空中茶室のアイデアを全国や世界から募るコンペがあってもおもしろいし、考え続けることが復元につながるのではないか」と言われていましたが、こういった話題性のあるものがこれから八幡市の観光政策を進めていく上で大事なことだと思うのですけれども、このイベントの中で閑雲軒を知らせていくのかどうかお伺いします。  次に、61ページの観光PR紙作成についてお伺いします。  年2回、春と秋に発刊されているということです。この前の代表質問でも話しました、海外に人気の観光スポットの観光PR紙を見てみますと、インパクトがあります。クローズアップしたPR紙になっています。現在の八幡市の観光PR紙もよくできて、きれいになっています。数年前のPR紙に比べると大変よくできていると思いますが、インパクトという面では、これまであっちもこっちも載せて、インパクトが足りないという感じがします。新しくつくるのであれば、松花堂弁当は八幡から始まったと大きくクローズアップして載せるとか、また一坪茶室の絵を描いたのを大きく載せるとか、想像の絵でもいいと思うのですが、石清水八幡宮のインパクトを何に定めて、それをどうPRするか、これが問われていると思うのですが、また、背割堤の桜にしても、桜の時期は放っておいても人は来ますし、春だけの桜の満開の背割堤にせずに、年中あそこは来たら最高ですという視点を定めて広報を考えるべきだと私は考えますが、思い切ったインパクトのある、クローズアップした観光PR紙をつくればどうでしょうか、お伺いします。  次に、61ページ、男山四十八坊跡等観光案内板設置及び冊子作成についてですが、冊子の作成については先ほども同僚委員の質問でありましたが、3,000部の予定で、旅行会社を含めいろいろなところに配布するということで、活用方法はわかりました。  観光案内板ですけれども、私も石清水八幡宮に行ったときには観光客がよく見られていますし、案内板があれば観光ボランティアのガイドも説明しやすいと思いますし、もちろん、さっき言われていました男山散策にも活用できると思いますが、設置の状況と今回の設置場所についてお伺いします。  それと、この案内板はどこが管理するのかお伺いします。  次に、61ページの観光基本計画策定についてお伺いします。  計画期間は平成31年度から平成35年度とあります。5年ごとに作成するということですが、5年前と比べれば観光客もふえています。現在、年間250万人の観光客が来られていると聞いています。京都府南部では宇治市に続いて八幡市が2位ということです。八幡市は観光スポットはほかの南部の市町には負けていないというか、たくさんあって恵まれていると思いますが、宇治市を素通りして八幡市にも来ていただきたいと願っているのですが、また、今や石清水八幡宮は国宝です。5年前はさくらであい館が設置されていませんでしたし、今回こういったことを踏まえて見直しを進めていかれると思うのですが、そこら辺のところをお伺いさせていただきます。  そして、61ページの歴史文化ものがたりコンテンツPR広告作成については、PR方法はわかりました。PRに力を入れていただくということで、わかりました。これはどのような内容なのか、わかれば教えてください。  そして、次に61ページの観光協会活動助成の中の社寺観光事業についてお伺いします。  五つの社寺が一斉に公開した取り組みで、おのおの催しをされていました。石清水八幡宮ではみこ体験、飛行神社では宇宙食が出され、正法寺では木魚体験、善法律寺と神応寺はお茶の振る舞いがありました。私も参加しまして、木魚の体験とお茶の振る舞いを体験させていただきました。これはいいイベントだったと思います。ほかにもいい社寺がありますが、規模をふやすことは考えておられるのかどうかお伺いします。  以上です。よろしくお願いします。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  まず、1点目のDMOに関するご質問でございますけれども、サポートや観光PRはどうかというようなお話でございましたが、DMOにつきましては12市町村のおのおのの市町の取り組みということでもございますけれども、八幡市の取り組みとしても、旅行商品の造成であったり国内のプロモーション、それから、これはスケールメリットを生かしたような取り組みですけれども、海外に向けても実際に海外に出向かれて情報の発信に努めていただいております。それから、やわた松花堂スイーツについてもですが、このDMOの地域を支援するような事業がございまして、今回、やわた松花堂スイーツのデザイン等はこちらの事業で取り組んでいただいたところでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  大洞商工観光課長補佐。 ◎大洞真白 商工観光課長補佐  一坪茶室を活用したイベントの開催についてのご質問にお答えいたします。  イベントの内容につきましては、春と秋に一坪茶室を活用したイベントということで計画しております。イベントの目的といたしましては、空中茶室と呼ばれる閑雲軒の発信、さらには八幡の茶文化の発信というところを設定しております。春のイベントにつきましては5月末ごろにさくらであい館で開催するような計画を立てておりまして、八幡の茶文化のPRにつながる内容を含むものとして計画しております。秋につきましては、平成28年度に実施されました八幡市「お茶の京都」交流拠点づくり推進業務の中で開催されました空中茶室復元構想ワーキングにおきまして、空中茶室をPRするために効果的なイベントの案が幾つか上がっておりました。そういったご意見も踏まえ、現時点では男山ケーブルや男山展望台を活用したイベントというものを考えております。  次に、イベントを通じて閑雲軒をどのように知らせていくのかというご質問にお答えいたします。  イベントの目的が空中茶室閑雲軒の広域へのPRということがございます。先日、この3月3日、4日にお茶の京都博のイベントで、宇治市で行われました一坪茶室展でございますが、八幡市の一坪茶室は宇治上林記念館におきまして新・空中茶室「そら」の展示を行いました。その際、同記念館でお茶の振る舞いを行われましたが、その折も一坪茶室の中で八幡市や閑雲軒のお話をしていただき、多くのお客様にそのお話を聞いていただくことができました。新・空中茶室「そら」の中で、またその周りでお茶を飲んでいただきながら、閑雲軒についてのPRというものを展開できるようなイベントの計画を考えていきたいと考えております。  次に、観光PR紙作成業務についてのご質問にお答えいたします。  観光PR紙につきましては、ご指摘のように年2回の発行でございまして、京阪電車の主要駅各駅に配架いただいているものでございます。京阪電車の駅に配架いただくというのはかなり多くの枚数をたくさんのお客様にお届けするという効果的な手段と考えておりますが、こういった駅配架がお願いできるものは、通年のものではかなわなくて、季節物のパンフレットしか置いていただけないという制約もございます。観光シーズンでイベントの多い春と秋に制作しておりますことから、イベントの案内が中心となっており、どうしても文字数が多くなっておりますが、魅力的な写真を使うというようなことは観光誘客にもつながりますことから、今後また検討してまいりたいと考えております。  次に、男山四十八坊跡等観光案内板設置についてのご質問にお答えいたします。  現在の設置状況はというご質問でございましたが、こちらは現在、石清水八幡宮境内に10基を設置しております。場所といたしましては、本社周りでは西側の広場に大塔跡、西谷小塔跡、そして八角堂跡の3基を設置しており、東側の男山中腹には宝塔院跡、護国寺跡のほか、豊蔵坊、泉坊、瀧本坊、橘本坊、萩坊の各坊跡に設置いたしております。今こちらで合計10基設置しております。  来年度計画しております設置場所はということでございます。来年度の計画といたしましては、まだ土地所有者や史跡の管理者と協議しておりませんので、あくまで候補地ということでございますが、有名な坊跡でまだ設置できていないところ、例えば大石内蔵助ゆかりの太西坊などがございます。さらに、仏堂や仏塔跡、あと山下の高良神社周辺などが設置できておりませんので、その周辺を想定しております。5基の新設を計画いたしております。  さらに、案内板の管理はどこがするのかというご質問でございましたが、八幡市の商工観光課が現在も管理いたしております。  次に、観光基本計画策定業務のご質問についてお答えいたします。  観光基本計画策定につきましては、現在の基本計画が平成26年度から平成30年度の計画となっておりますので、平成31年度から5年間の新たな観光基本計画の策定を行う計画としております。見直しの内容といたしましては、観光を取り巻く環境も、先ほどご指摘のように、この5年で大きく異なってまいったと認識しております。具体的には、石清水八幡宮の国宝指定、さくらであい館の開館と、背割堤さくらまつりなどの取り組み、お茶の京都の取り組みや、その中から生まれましたお茶の京都DMO、また、国全体の動きといたしましては、ここ数年のインバウンド市場の大幅な伸び、さらに2020年東京オリンピックで予想されます訪日観光需要の増加、さらに、いわゆる民泊新法の施行など、さまざまな環境変化に対応するための新しい計画を策定することといたしております。  さらに、歴史文化ものがたりコンテンツについてのご質問にお答えいたします。  どのような内容か、具体的にということでございましたが、内容といたしましては、先ほども申し上げて重複いたしますが、コンテンツを作成いたしました株式会社リクルートライフスタイルが発行いたしております月刊誌じゃらんに1ページの広告を掲載しまして、あわせてスマホアプリ週刊じゃらんというものに24ページ分の広告等を掲載するというものでございますが、こちらの月刊誌じゃらんというのは、発行部数が約10万部を誇る雑誌でございまして、こちらに八幡市が新たなコンテンツを制作したことをPRする内容を掲載いたしまして、秋の観光シーズンの来訪を促すものとしたいと考えております。スマホアプリにつきましては、24ページのうちの多くが石清水八幡宮や飛行神社など観光施設のPRページで構成される予定なのですが、特定のページにコンテンツのできたことを紹介しまして、当該サイトにリンクを張ることとなっており、このアプリを使ったお客様は直接コンテンツを閲覧していただけるようになるという計画をしております。  最後に、観光協会活動助成の中の社寺観光事業についてのご質問にお答えいたします。  社寺観光事業につきましては、平成28年度は市が観光協会に委託して行い、平成29年度は観光協会が自主事業等を行いまして、かなりお客様の数も、参加延べ人数でございますが、平成28年度より倍増するようなお客様に来場いただきました。観光協会にはさまざまな工夫を凝らしていただいておりまして、参加者もこのように多くなってきていることから、継続して取り組んでいただきたいと考えているところでございます。平成30年度につきましては、これまで参加されていない新たな社寺にも働きかけるなどして取り組まれる計画とされております。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ご答弁ありがとうございました。今、何点か質問させていただきました。八幡市の観光スポットが多くあるということで、あとは話題性のあるものをつくっていかなければならないと私は考えているのですが、そういったものが大事になると思います。伏見稲荷では千本鳥居、清水寺では舞台、金閣寺は金というふうに、石清水八幡宮のところでも、男山四十八坊や閑雲軒がクローズアップされてもいいのではないかと思っております。空中茶室でいけば、石清水八幡宮から松花堂までが太い線でつながってまいりますので、こういった観光を通して、まちの魅力を高めていけたらいいと思います。閑雲軒を観光政策の中で生かしていただきたいと考えているのですが、先ほど観光基本計画のご答弁をお伺いいたしまして、計画についてはわかりました。  今質問しました一坪茶室の閑雲軒や男山四十八坊、そして歴史文化ものがたりコンテンツとか社寺観光事業というのは、この観光基本計画の中で位置づけられていくのかどうかということをお伺いします。閑雲軒を広く知っていただくためにも、注目を集める企画や、お茶を楽しむ機会となるようお願いしたい、そういう企画もお願いしたいと思うのですが、その観光基本計画の中でそういうところをどう位置づけされていくのか、反映されていくのかというところ、今の段階でわかるところがあればお願いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  観光基本計画に係りますご質問でございますけれども、観光振興を図っていく上で大きな取り組みの一つずつになってくるということで考えておりますので、当然盛り込んでいくところだとは考えておりますけれども、これから具体的にどういう形でしていくかということはまずこれからの検討をさせていただくところでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  それでは、まず予算内容一覧表の49ページです。地球温暖化対策推進事業費の家庭用蓄電設備の部分で、これの耐用年数と、1台当たりというか、平均の金額について教えてください。  それと、予算内容一覧表の50ページです。環境保全対策費で、アダプトプログラムについてです。このアダプトプログラムについては平成16年第3回定例会で、私が視察に寄せていただいた、大府市だったと思うのですけれども、その例を挙げてアダプトプログラムの成り立ちであるとかアダプトサインについて質問させていただいてから幾度も質問と要望を繰り返し、平成18年3月に八幡市美しいまちづくりに関する条例、平成21年3月に八幡市「美しいまちづくりまかせて!」事業の実施に取りかかっていただきましたけれども、今までのおおよその実績と今後の予定、目標について教えてください。  それと、予算内容一覧表の50ページで、予算説明書で165ページですけれども、火葬料助成費です。この火葬料助成についても私が議員にならせていただいたときに訴えた部分で、火葬料補助制度が平成12年7月から八幡市火葬料補助金交付要綱で実施されておりますけれども、過去5年間ぐらいでいいのですが、状況と、今後の推移予想って、なかなか死亡の予想はしにくいと思うのですけれども、人口のかげんであるとか年齢等で予測していただいたらどういうふうな感じになるのか教えてください。  それと、予算説明書の53ページで、予算内容一覧表で17ページです。前後して済みません。ここで先ほど一坪茶室、閑雲軒の話がよく、今後、八幡市にとってはおもしろいものかとは私も思うのですけれども、3月10日に男山だんだんテラスで空中茶室というのを実施されたのですけれども、ご存じかどうか教えてください。突然で済みません。  それから、予算内容一覧表60ページです。元気くじについてお伺いしたいと思います。代表質問でも話をさせていただきましたけれども、長岡京市ではさまざまな工夫、日めくりカレンダーに割引券を設置して商店街で活性化しようという形にされて実施しておられる部分は多々あるのですが、元気くじで平成27年が10万3,300枚、平成28年が9万5,800枚という形だったと思うのですけれども、元気くじについては、喜んでおられる市民の方と無関心の市民の方が非常におられるかと思うんです。このあたり、元気くじの今後というのですか、どういうふうにされようとしているのか教えてください。  それと、予算内容一覧表の61ページです。単伝庵(らくがき寺)の部分についてですけれども、先ほど有名なテレビでという形でありましたけれども、有名なテレビでまた市の職員も出てくださっていて、なかなかこの単伝庵が有名になってきたとは非常に思うのですけれども、その成果を聞くのではないので、ご安心ください。公衆無線LANですけれども、平成28年に駅前、松花堂を整備されて、平成29年は先ほど来あったように石清水八幡宮に2基と飛行神社に1基、今回単伝庵という形ですけれども、今後この無線LANをどのように整備されようとしているのか。ほかにも八幡市内には有名な神社仏閣さまざまな部分があると思いますし、無線LANなので、電波の飛んでいる範囲というのは正直、知れているといえば知れているし、どういうふうな形で今後この無線LAN整備を実施されていこうとしているのか教えてください。  それと、歴史文化ものがたりコンテンツPR広告作成業務委託です。これについてはおおよそわかりました。ただ、月刊じゃらんでは秋に向けての部分で広告1ページをとられる。週刊じゃらんではスマートフォンアプリを活用されて24ページで12週という形で先ほどご答弁があったと思うのですけれども、この12週というのはいつごろを考えておられるのかお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  野村環境保全課長補佐。 ◎野村雄樹 環境保全課長補佐  家庭用蓄電設備についてのご質問にお答え申し上げます。  まず、蓄電池の耐用年数でございますが、リチウムイオン電池の一般的な充放電は約4,000回、4,000サイクルとされておりますので、設置する環境や使用条件によりますけれども、毎日充放電を繰り返すということになりますと、それを365日で割りますと10年程度と考えております。ただ、10年たってすぐにだめかということではなくて、それ以後だんだん容量が減っていくということで、7割、6割、5割ということでは減っていくというふうになるかと思っております。  次に、蓄電設備の金額でございますけれども、平成29年度の申請者の平均は、蓄電容量が5.85キロワットアワー、金額ですけれども約200万円でございます。  次に、アダプトプログラムについてのご質問にお答え申し上げます。  まず、実績、登録団体数でございますが、平成24年度11団体、平成25年度12団体、平成26年度14団体、平成27年度13団体、平成28年度13団体、平成29年度、平成30年2月末現在では13団体でございます。  今後の予定、目標でございますが、事業の啓発のため今現在実施しております6月の環境月間の広報紙やホームページによるお知らせのほか、今年度予算を計上させていただいております安全ベストへの「まかせて事業」というような表示などを行いまして、また、実施事業団体のサインボードの設置を進めることなどを検討しております。  引き続きまして、火葬料助成費についてのご質問にお答え申し上げます。  まず、火葬料助成の過去5年間の実績でございますが、平成24年度465件1,054万3,000円、平成25年度466件1,193万5,000円、平成26年度490件1,257万7,000円、平成27年度536件1,365万8,000円、平成28年度522件1,336万3,000円、平成29年度ですが、平成30年2月末現在で466件1,216万円でございます。  一番難しい今後の推移でございますけれども、八幡市の人口は減少傾向にはございますけれども、年齢構成の高齢化によりまして微増、今後も少しずつふえていくものと考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  男山のだんだんテラスでお茶会をされたことを知っているかということでございますけれども、申しわけございませんが、新聞で見せていただきました。  それから、元気くじでございます。元気くじにつきましては、毎年恒例の事業ということで定着していると認識しております。店舗からも、年末商戦に集客増につながったというようなお声もいただいておるところでございます。ただ、ご指摘のように、どこまで浸透しているのかというお話もございまして、そのあたりにつきましては、今後の事業については商工会と協議していきたいと考えております。  それから、公衆無線LANでございますけれども、一応外国人観光客が多く訪れられる施設について設置を進めているところでございまして、平成30年度に設置することで一定の設置が終了すると。ただ、今後も必要なところがありましたら、設置に向けて努めていきたいとは考えておるところでございます。
     以上です。 ○長村善平 委員長  大洞商工観光課長補佐。 ◎大洞真白 商工観光課長補佐  歴史文化ものがたりコンテンツPR広告作成業務委託についてのご質問にお答えいたします。  月刊じゃらんは秋の掲載を予定しておるということで申し上げまして、スマホアプリの掲載時期ということでございますが、基本的には月刊誌に載せた情報をまた生かしてスマホアプリに反映するというのが基本のメニューになっておりまして、月刊じゃらんに掲載するのとほぼ同時か少しおくれるぐらいのタイミングでスマホアプリが掲載されるというような計画になるということでございます。八幡市は秋にたくさんお客様にいらしていただきたいというのがございますので、月刊誌もスマホアプリも秋の観光案内を中心に掲載できたらという計画になっております。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  太陽光発電の部分はわかりました。ただ、蓄電設備というのは金額的に非常に高い部分になって、それを震災時、また停電時に、蓄電した分をどのように生かすかという部分が非常に難しいのではないかと思ったりはするんです。また、今後、防災面とかとの兼ね合いもあるでしょうし、防災安全課との連携を密にされながら、またこの蓄電設備については、金額がちょっと減っているので気にはなるのですが、ご検討ください。これはいいです。  アダプトプログラムについてです。アダプトサインを今後設置していくという形にはなっているのですけれども、他市町村と比べると、はっきりしたアダプトサインというのが八幡市については見当たらないのですけれども、このあたり、アダプトサインをどういう形で、歩道にきっちりつけている、近隣で言えば枚方市であるとかというふうな形で、ここの道路は誰が清掃してくれてはんねんなとはっきりわかるようなサインというのは今後どういうふうに検討していかれるのか教えてください。  火葬料の助成については、金額も金額なので、今後微増するのかなと思ったりはするのですけれども、市長がいないのでなかなか聞きにくいのですが、これは例えば火葬場の新設、先ほど来出ていた城南衛生管理組合の跡地とか、いろいろ考えられるかとは思うのですけれども、そのあたりの検討についてはどういうふうに考えておられるのか教えてください。  一坪茶室についてはわかりました。これは総括的な部分になるかとは思うのですけれども、男山ではだんだんテラスが、これは勝手にと言ったら悪いですけれども、空中庭園をつくって、空中茶室だといってだんだんテラスの学生たちが喜んでやっている部分があって、ならばそれはお茶の京都とは違うのかなと思いながら、環境経済部と、向こうであれば政策推進部になるのかな。ですから、そのあたりの連携を今後持っていただきますように、これも要望しておきます。  元気くじです。元気くじって、すごく、商店の方は喜んでおられる方がおられるのかどうかわからないのですけれども、なかなか浸透していないかなというのは、正直、市民の方からしたら「いや、何やもうたけど、ええねん。こんなん要らんねん」という形で捨てられる部分が非常に多い部分があったりというのもあって、例えば、先ほど来言いましたように、代表質問で市長にお渡ししましたけれども、ああいった日めくりカレンダーは、ほかの市町村ではこんなのもやっていますよというのを商工会の方にもぜひご案内をしていただいて、各市町村でやっておられるまちおこし的な部分というのですか、八幡浜ちゃんぽんもそうですけれども、八幡独特の何か。せっかくカレー中華だ、洋食焼だというので八幡市にもあるので、そのあたりで何かまちの活性化になるような活動をしていただきますよう、これも要望しておきます。  スマートフォンのアプリです。月刊じゃらんと同時か若干おくれてというのはわからないわけではないのですけれども、これは例えば逆に、観光として見たときに単独でアプリの作成というのは考えておられないのかどうか。これは、今のパターンでいけば、リクルートライフスタイルにお任せして、じゃらんに掲載して、それをスマートフォンアプリで流してというふうな、今の状況でいけばそうなると思うのですけれども、そうではなく八幡市単独でスマートフォンアプリがあって、石清水八幡宮に上がりました、次の道、2番はおりてきて飛行神社ですよ、3番は単伝庵ですよと、どこでもいいのですけれども、そういうふうな形での八幡市独自アプリの開発についての考えをお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  野村環境保全課長補佐。 ◎野村雄樹 環境保全課長補佐  アダプトプログラムについての再質問にお答え申し上げます。  先ほど委員がおっしゃいましたアダプトサインですね、そこの区域をここの方がやっているというサインボードの設置ですけれども、これは要綱の中には決めておりませんで、要領の中には設置するようになっています。それについては、実施団体の方と協議しながら上げるということになっていまして、例えば、こういうのはうちの方は出してもらわなくていいですよとおっしゃるようなところも現にございます。先ほどおっしゃいましたように、わかりにくいものもございますので、近隣のわかりやすいようなもの、例えば公園とか、人がたくさん集まるようなところでしたら、そういうのもまたPRになるかと思いますので、また今後の研究としたいと考えております。よろしくお願いします。 ○長村善平 委員長  丹下副市長。 ◎丹下均 副市長  火葬場の新設ということでのご質問ですけれども、現在、枚方市とか宇治市とか京都市でお世話になっておりまして、市民の方から、そういったところが混んで困っているという声は今のところ聞いておりません。委員ご提案のような話が、私も市長とこの間話したときには、以前はあったということは聞いております。今後の需要とかその辺を見るということと、もう一方では、何回も言っておりますように財政の問題もございますので、これは課題として、とめさせていただきます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  観光のアプリでございますけれども、以前に検討させていただいたこともあるところですが、価格が非常に高いということ。それから、先進的に取り組まれた自治体ではダウンロードの数が伸びないということで、費用対効果から考えましても、独自で開発する考えはございません。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  朝からの沈黙を破りまして、今日初めての質問でございます。  まず、予算内容一覧表の55ページ、お茶の話が出ていましたので、茶業振興対策事業費とか、予算の項目ということでもないのですけれども、先日は政策推進部でお茶の京都のこととか、今日もここのところでいろいろなお茶の関係の質問がありましたけれども、八幡市にとってお茶の位置づけというのはどういうものかというのがありまして、八幡市でのお茶産業の比率ですね。お茶というのは広いですから、例えばスーパーでお茶を売っておられるのもお茶産業といえばそうですし、余り広げ過ぎてもあれですけれども、例えば農業とか、お茶の生産、それから加工とか、その辺で線を引いてもらったらいいかと思いますけれども、八幡におけるお茶産業といったときの事業者数であるとか、それから経済的な比重がどれぐらいのものなのか教えておいていただきたいと思っています。  あと、農業の関係とかで言いますと、これは特にこの費目ということでもないですが、今、八幡市内で大谷川の東側、ちょうど昔は戸津に向かう戸津道のところで、前の本会議でもうちとか幾つかのところからの質問もありましたけれども、今まで田んぼだったところに木のくいが打たれていて、これからどうなるのだろうというようなことがありまして、先日、農家の方のお話をいろいろ聞いていたら、どうも静岡県の配送会社が農地を購入している模様だと。購入しているというのも、まだ、買い取っているのか、買い取ろうとしているのかという、その進行も含めてですけれども、買いに来ているという話も聞きます。それから、配送センターにするという話も聞こえてきますけれども、幾つか今農地のところで、配送センターにする場合には農業委員会などに農地転用の手続きなども当然必要となってくると思いますし、あそこの田んぼのそもそもの指定の状態も含めて、農業委員会などへの問い合わせであるとか、農地の転用とかそういったことも含めてとか、問い合わせ、それから、ある種、手続きが始まっているのかとか、農地の買収の動きとか、そのあたりの情報について、今日ここで聞かせてもらえる範囲で結構ですので、お聞かせください。  それから、資料の110ページで、ほぼ最後のところですが、やわた流れ橋交流プラザと農産物直売所の決算概要をいただいています。これは一つ確認ですけれども、この資料では、営業外収益のところで指定管理料が1,526万1,000円となっています。予算内容一覧表の56ページは1,648万2,000円となっていて、ここの資料は税抜きと書いてありますが、税抜きと税込みで計算したら、ちょうど数字的には一致するので、それはそういうので8%の分の加算をするかどうかの違いの理解でいいかどうか、まず事務的には確認しておきたい。  それから、収支を見てみますと、平成27年度のときの当期純利益が248万4,000円の赤字で、翌年平成28年度からは120万1,000円の黒字、平成29年度の見込みは5万1,000円の黒字となっています。赤字から黒字に転化したというのは、それはそれで大事なことですが、指定管理料の水準がどうなんだということを言い始めたら切りがないので、今日はそこは言いませんけれども、赤字から黒字に転化できた理由はどういったところにあるのか。それから、この時期で言うと農産物直売所に移行した時期でもありますので、そういったことの効果とか、そういったものがあるのかどうか教えてください。  それから、当期純利益の見方そのものは、事務的なことですが教えていただきたいのですけれども、平成27年度は248万4,000円の赤字で、翌年が120万1,000円の黒字で、それで5万1,000円の黒字となっていますが、これは、この当期純利益、赤字の部分というのは翌年、例えば平成27年度248万円の赤字は平成28年度で収支を込み込みにしてプラス120万円に転化しているのか。それはそれで、数字上は単年度で全部切り離しているように思うのですけれども、そこの理解は、要するに過去の赤字とかは、これは一つ一つ解消していると見ていっていいのかどうか。そのあたりの、それとも単年度の収支ということで見ておけばいいのか教えてください。  それから、その下のところでの年度別の利用状況とかで見てみますと、例えば個々のことは一つ一つ言いません。例えば直売所について言えば、売り上げ、利用者ともに平成27年度から上昇してきているので、それはわかりますし、一方で八幡家ですね、利用者数とかは平成28年度から平成29年度にかけては減少しているというのがあって、一方では、八幡家のホームページとかを見ていても、食事そのものはお昼だけになっているのかな。夜は予約のみというような感じで、先日ホームページを見たらなっていましたけれども、その辺の、やわた流れ橋交流プラザの中の一つ一つの営業とか店舗の状況なんかを含めて、特に八幡家なんかが中心にあるところなので、その辺の営業がどうなっているかというのが大きいかと思いますので、教えてください。  それから、予算内容一覧表の57ページ、地産地消のところでさくらであい館農産物直売所運営助成で100万円ということで、これは前年度に続いて100万円ということですが、これは土曜・日曜・祝日の開設で、延べ日数は何日になるのか。  それから、この100万円の運営助成ということの積算根拠はどのようになっているのか教えてください。  それから、この項目でということではないですけれども、同じ質問を都市整備部でもするつもりにしているのですが、民泊事業について住宅宿泊事業法に基づく届け出手続きが今日から始まりました。以前に、どこかなというので、僕が聞きたい視点というのはあしたの都市整備部でのマンション管理のところになってくるのですけれども、環境経済部でもかかわっておられるということでもあるので、その辺は、これは例えば2月7日の朝日新聞ですけれども、ここには、あした聞く話ではないですが、「分譲マンションにお住まいの皆様、民泊に関する管理規約の改正はお済みですか」というのがあって、さっき言った3月15日から手続きが始まります。2つ目には、トラブルの防止のためには管理規約において民泊を許容するか否かを明確化しておくことが必要ですと。3つ目には、管理組合の方針を検討する際のご相談はマンション管理センターをご利用くださいということになっていて、僕の住んでいるマンションも1月の総会のときに民泊を認めないということを、規約改正をしてノーということにしました。男山でも幾つかのところでそういう動きがあったりもしていると聞いています。ここではそれを聞いても直接担当されるわけでもないのであれですけれども、民泊の問題についてはどういうふうに市としてはかかわっておられるのか。マンションの管理規定云々の話についてはあしたのそこのところで確認しますけれども、これは実は京都市とかではかなり大問題になっていまして、京都市の場合は独特のあれがあって、高級民泊が乱立していて、東山区あたりは高騰して、一般の人が住めなくなっているというようなことになっていて、どんどん人が来ればいいですよということでは済まない状態になっていまして。そんな事情もありますので、八幡市の場合には、どこでお聞きすればいいかというのは迷うところもあったのですけれども、ここでお聞かせいただきたいと思います。  それから、資料の86ページで、資源ごみの収集量の各資源別の推移ということで出ています。ここの中では、その下の方にありますプラスチック製容器包装についてお聞きしたいのですけれども、平成26年度から始まりまして、ちょうど3年、平成26年度は年明けからのスタートだったのかな。321トン。それから、平成27年度は791トン、平成28年度が631トン、平成29年度は12月末の実績値で414トンとなっています。平成29年度は12月までの実績値ですので、4月から12月の9カ月ということで、僕も電卓でパチパチ計算すると、9カ月で換算して、それを12月に伸ばすと大体550トンぐらいの数字になるのかなと。大体そういうような見方でいいかどうか確認しておきたいのですが、そのあたりの数値についてどう見ているのか教えてください。  事前に相談したのはここまでで、これが最後の質問だったのですけれども、午前中のいろいろなやりとりを聞いていて、城南衛生管理組合のし尿の負担金の問題については、ちょっと確認しておきたいことがありまして、城南衛生管理組合のし尿処理の部分の負担金については、し尿の受け入れ搬入量の実績部分と、それから人口比の部分があるという話で、僕も城南衛生管理組合の議員を16年やったことがありますが、そのときにここの人口割の部分は非常に八幡市にとっては不合理かなと僕は思っています。これはあしたの下水道課で聞けばわかりますけれども、八幡市の下水道の整備率は99%になっていて、くみ取りで使う部分というのは本当に限られている。国道1号の周りの店舗のところとかが浄化槽とかそんなことになっているかと思いますけれども、そういった部分があるにしても、これは実際の人口割でやったら、城南衛生管理組合の人口はたしか38万人ぐらいではないですかね。40万人を切っていると思います。38万人分の7万人をぽんと八幡市で払ってくださいと言ったときに、ほとんど使っていないものに、そこにお金を投入することの合理性。恐らくこれは、八幡市はどう考えていますかということで言えば、八幡市と僕の言っていることも基本的には珍しく意見の一致するところかと思っているのですが、その辺については市のスタンスも、僕は人口比の部分をなくせとまでは、それはなかなか、過去の経過からいって言えないかと思いますが、人口比で案分するそこの割合、そこをもう少し軽減するとか、実際の搬入量のこととか、それから、午前中の答弁でもありましたけれども転廃業の、くみ取りの車を1台配車するのに三千数百万円の、転廃業のためのお金を配車に当たって出していますからね。それを今、現瞬間、八幡市の分担金でね。それは過去の分は当然ありますよ。でも、これからの部分というのは本当に比重が少ない部分で、そもそも3,300万円か何かのお金を支払わなくてはいけないのかという議論も含めてですが、いろいろ課題はあると思っています。その点については余り細かいことは聞きませんけれども、城南衛生管理組合のし尿処理の部分の分担金のあり方については八幡市はどのような見解を持っておられるのか教えていただきたい。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  暫時休憩します。                  午後 2 時15分 休憩                  ――――――――――――                  午後 2 時25分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、理事者、答弁願います。内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  茶産業の比率についてお答え申し上げます。  平成28年度荒茶生産量は、全国では8万200トン、京都府では2,982トン、八幡市では29.3トンでございます。八幡市の荒茶生産量の比率は、全国の約0.04%、京都府の約1.0%となります。  次に、平成28年度荒茶生産金額は、全国では2,451億7,140万円、京都府では83億6,095万7,000円、八幡市では3億179万円でございます。八幡市の荒茶生産金額の比率は、全国の約0.1%で、京都府の約3.6%となります。  次に、平成28年度茶栽培面積は、全国では4万3,000ヘクタール、京都府では1,608.4ヘクタール、八幡市では15.6ヘクタールでございます。八幡市の茶栽培面積の比率は、全国の約0.04%、京都府の約1%となります。  次に、平成27年度茶農家数は、全国では2万144戸、京都府では1,003戸、八幡市では18戸でございます。八幡市の茶農家数の比率は、全国の約0.09%で、京都府の約1.8%となります。 ○長村善平 委員長  佐野農業委員会事務局主幹。 ◎佐野泰博 農業委員会事務局主幹  大谷川東側の農地につきましてお答え申し上げます。  当該農地に関しましては、平成29年8月10日付で都市整備課に対しまして開発行為に関する相談書が提出され、都市整備課から庁内関係部署へ指示事項の照会がされたものでございます。農業委員会の指示事項といたしましては、一つに、当該申請地は農業振興地域内農用地区域となっており、農地転用はできません。二つに、農振農用地区域の解除が完了後、農地法上の許可について協議してくださいと回答しているところでございます。  また、窓口等への問い合わせにつきましては、農業委員会には特にございません。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  小西農業振興課長補佐。 ◎小西道宏 農業振興課長補佐  続きまして、農業振興課への指示事項でございますけれども、申請地は農振農用地であり、生産性の高い農業の実現という観点から確保・保全することが必要な農地で、農業上の利用の確保を図る農地です。転用を許可しない農地として位置づけられております。同意権者であります京都府も考えは同じであり、農業振興地域における農用地区域からの除外、いわゆる農振除外はできませんと回答しているところでございます。  問い合わせにつきましては、平成28年度末から、当該地区につきまして来庁及び電話等による、業者から、除外できないかというような問い合わせが10件程度ございました。いずれも回答につきましては、農振除外はできないと回答しておるところでございます。今回相談書が提出されました業者につきましては、事前の問い合わせもなく、いきなり相談書が提出されたものでございまして、ちょっと戸惑っておるところでございますが、このような回答をさせていただいたところでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  内田農業振興課農業振興係長。 ◎内田大生 農業振興課農業振興係長  やわた流れ橋交流プラザの指定管理料につきましては、資料121においては税抜きで1,526万1,000円と記載させていただき、予算内容一覧表の56ページでは税込みの1,648万2,000円と記載させていただいております。  次に、赤字から黒字になった理由につきましては、指定管理者であります京都やましろ農業協同組合において営業努力をいただいているものと認識しております。主な要因としましては、農産物直売所、加工部、四季の湯、宿泊の売り上げ増によるものと考えております。  また、過去の赤字につきましては、毎年度協定書を締結しているため、累積として考えず、単年度の収支としているものでございます。  次に、八幡家の営業につきましては、平成30年1月からスタッフの人手不足などの理由によりディナービュッフェを休止されておりますが、ランチビュッフェにつきましてはこれまでどおり行われております。また、朝食及び夕食時の食事・宴会につきましては予約制で行われております。  さくらであい館農産物直売所の営業日数につきましては、土・日・祝日及び桜まつり等のイベントが開催される期間の125日を見込まれております。  また、平成30年度当初予算案に計上しておりますさくらであい館農産物直売所運営助成100万円の積算根拠についてですが、平成29年度決算見込み額を考慮して予算計上させていただいております。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  民泊の関係でございます。  市のかかわりということでございますけれども、この民泊の届け自体は京都府が受けられることになっております。それと、京都府住宅宿泊事業の適切な実施の確保等に関する条例、これを先日の3月12日に制定されたばかりでございます。京都府から情報の提供を受けまして市のホームページに上げさせていただく予定にしておりまして、今日の朝、京都府のホームページにアップされましたので、大至急市のホームページにも同じような内容を載せさせていただきたいと。これはリンクを張りつけるというような状況になるかと思いますけれども、そういう形で対応したいと考えております。 ○長村善平 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  プラスチック製容器包装の収集量についてでございますが、本年度の数値ですが、このままでいきますと、ご指摘のとおり約550トンになるという予定でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  岸環境事務所長。 ◎岸伸行 環境事務所長  し尿の関係の負担金の関係でございますけれども、先ほど山本委員からご指摘がありました人口割の共通経費につきましては、確かにここだけ見ますと、人口の約20%が八幡市の人口になります。なので、ここだけ見ますと、思われているように、ここの負担を八幡市で出すのは高いと思いますが、この城南衛生管理組合自体では同じようにごみの処理をしております。全体の施設を3市3町で負担しております関係もありまして、実は中継地であります、ここにつきましては99%八幡市しか使っていないという状態もありますので、城南衛生管理組合のこの負担金全体を見まして、これは3市3町で議論され、また議会で決定されたこういう分担金については、ここの割合の関係を含めまして、今の状態でいいかと考えております。ここにつきましてはまた、担当課でこういう形の分の要望とかをする機会はございません。特に議会ないしそういうところで決定されて、長年こういう分担金の割合をされています。また、担当課としてここの分担金についての意見を申すような場がありましたら、そこでまた議論していきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  どうもありがとうございます。お茶の関係については、僕も余りこの分野の質問を以前にしたこともないので、勉強の意味で聞いておりますので。1点だけ、どう見ればいいのか。荒茶の部分での生産量とか金額とか面積とか戸数とかがあって、そのあたりの数値で言えば、例えば金額的には、荒茶の金額そのものは京都府の中での比率も、生産量は1.0%だけれども、金額的には3.6%とかで、そういう意味では、生産している茶葉の品質とかそういうものも考慮して見ればいいのかなと思っていますけれども、京都府の南部で見たときの八幡市の位置づけというのか、そのあたりはどういうふうに見たらいいのかというのを教えてください。当然、宇治茶といっていますから、宇治市であるとか、もともとは宇治田原町とか和束町とか、あのあたりは僕も時々向こうの方へ行きますけれども、まちの中での比重が違うので、まち全体がお茶のまちというのがありますから、それはわかっているのですが、八幡市としてはその点はどういうふうに見ていったらいいのかと思いましたので、教えてください。  それから、大谷川の東側の農地について、農地としての保全が必要だと。それから、農振地域としての適用の除外とかはできないということで見解はお示しいただきましたので、それは京都府についてもそういうことなのだろうと思うので、そういう点では、それは確認はしておきたいと思いますので。  ただ、一方では、この間からも見ていたら、もともとは牛のおうちというか、牛舎とかが建て壊されたりというようなことが現実に起こっていて、僕のところにも伝わってくる話では、今まで農地を売り買いするときは大体相場はこれくらいだけれども、今回のところで言えば、それの4倍、5倍、6倍ぐらいのお金が示されているとかというのが飛び交っていまして、そういう意味では本当にあそこのところを、八幡市の中心部分に近いところでもあって、また一方では主要幹線にも隣接しているところで、八幡市の自然の環境、住環境とか、そういったいろいろなことを含めて見ても、あそこの農地がどんどんどんどん切り売りされていく、転用されていくというのは、やはりきちんと市としての見解をお示しいただいて、先ほど対応に苦慮されているあたりの答弁も出てきましたけれども、その点はしっかりと動いていただいて、そこのところを守っていただくようにしていただきたいと思います。  あれは例えば農地とかを、業者なんかが、会社が農地を買ったりすることはできないでしょう。今後の展開としてはどういう動きを考えたらいいのかというのが、そこもまた一方では苦慮するところで、その辺は何かわかることがあれば、補足的にお答えいただければと思います。  あと、流れ橋の関係で言いますと、大体事情はわかりました。過去の当期純利益の見方についても、要するに単年度の収支として見ておけばいいということで、赤字が黒字になったのは大事なことだし。ただ、急に減ったりして大丈夫かなという不安もありますが、これはこれで見きわめていくというか、見守っていくというふうにしておきたいので、再質問はございません。  さくらであい館の運営助成の積算根拠についても、これは100万円を出すことの評価というのもなかなか難しいところもあるので、今日あえてもう一遍質問するということは、ここはしません。  それから、民泊の問題については、結構、京都府で言うと全国とまたちょっと違う動きもあって、京都市内なんかはかなり民泊による新たな買収とかそういったことがあって、再開発につながっていたりとか、逆にそれに伴って従来住んでいた人が住めなくなってくるという動きがあって。それが八幡市に波及してくるかとは思いませんけれども、ただ、この問題についてはしっかりと見ていただいたらいいかと思います。これはあした言う話ですけれども、マンションなんかで民泊が認められたりした場合には、オートロックのマンションなんかは形がぐちゃぐちゃになってしまうんですよね。当然、普通だったら、オートロックだったら、暗証番号で居住者があけて入っていく。客が来るときには中からシグナルを出して解除するというふうになるのが、中に管理者のいない状態での民泊になってきたときには、国なんかでの議論だと、24時間の営業の事業所に部屋の鍵とかオートロックなんかの暗証番号とかの伝達がそこに任されると。24時間そんなことをやれるところなんてあるのかなといって、どこなんですかと言ったら、考えられるのはコンビニしかなくて、そのためにわざわざ専業の人を置くわけにもならないし。そうすると、マンションなんかのオートロックというのは全面的に、事実上崩壊してしまうようなことになって。だから、さっきも言ったように、ほかのところは民泊お勧めみたいな記事がたくさん出るのだけれども、ここのマンション管理センターなんかはリスクを警鐘しているわけで、そこの点はやはり両面踏まえていただいて対応していただければ。対応というか、八幡市が何か対応することがあるわけではないでしょうから、そのあたりは考慮していただければいいかと思います。  あと、資源ごみの関係で言いますと、大体550トンぐらいかなという話で先ほど指摘しまして、大体その線ですということですが、ここに平成29年3月、1年前に環境事務所が出された一般廃棄物処理基本計画、そこのところに53ページでごみ発生量の将来推計ということがあって、プラスチック製容器包装というのがあって、平成29年度は791トン。791トンというのは、先ほど僕が言った数字が平成27年度は791トンなんですね。恐らくこれをもとにして平成29年度の推計をして791トン。それから、以降の数字を言いますと、792トン、796トン、これは平成31年度ですね。平成32年度は795トン、平成33年度は793トンということで、平成38年度は778トンと見込んでおられるんです。その数字と、先ほど確認した、今で言ったら550トンぐらいですよと見ると、随分、800トン近いところから今550トンですから、250トンぐらいの差が出ているんですよね。それは物すごく大きい差だと思うのですけれども。  それともう一つ、城南衛生管理組合の数字をもらいましたら、構成市町3市3町、6市町の平成27年度と平成28年度のプラスチック製容器包装の搬入量は全体で12.8%の減少なんです。ところが、八幡市のプラスチックごみの搬入量は20%減少しているんです。よそのまちよりも八幡市の減少率は物すごく大きくて、それも含めた6市町の減少率が12%ですからね。よそのところはその12%より全体としてはうんと低いのだろうと思うんです。そこのところを八幡市はどう見ておられるのか。僕らは結論的には、余り時間をかけるつもりもないので、毎週1回ちゃんとプラスチックごみをやってくださいと。ほかのまちは全部毎週やっているんです。だから、減少というのは、やり始めた最初の1年、2年というのはやはりふなれなところがあって、それがきちんと落ちつくところに落ちついていると。ところが、八幡市の場合は落ちつくところがうんと、よそのまちよりも20%も低い。それから、八幡市が示している基本計画よりも二百数十トンのレベルで低い状態になっていると。両方とも、それは多少突き合せたら差はあると思いますよ。でこぼこはあると思いますけれども、全体としてはやはりそこのところが、プラスチック製容器包装が、本来もっと高い水準で推移すると見ていたものが、そこまで行っていないのはなぜかということを八幡市はきちんと分析もして突きとめておく必要があると思いますし、それはどう思っておられるのか。  僕らは当然それは、毎週のごみを出したら、うちの家なんかで言ったら、1週間で大体、40リットルかな、45リットルだったっけ、そのごみが大体いっぱいになる。2週間だから大体2杯になる。私たちの会派のあるご家庭の話を言うと、旦那さんがわざわざ分けたのに、二つあるはずのものが1個しかないから、どうしたのと聞いたら、「いや、もう、燃やすごみに出しておいたで」というような話になっていて、実際にはそれが、今2週間に1回でやっていると、そういう実態を生み出しているんです。と僕らは思っています。数字的にもそれは裏づけられているので。そうすると、やはりきちんと毎週1回の回収をやってくださいという話になりますし、さっきごみの中継基地の話も出ましたから、その辺は工夫もしていただいて、早期にやっていただきたいと思いますが、市の考えをお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。道本環境経済部次長。 ◎道本明典 環境経済部次長  お茶の関係、南部での位置づけはということでございます。  茶種はいろいろ各市町村であるわけですけれども、農業の産出額で見てみますと、南部12町村では7番目ぐらいに当たります。まち全体がお茶産業に携わっておられる和束町とかでもかなり額が上、差がかなり離れているのですけれども、八幡の茶の特徴としましては、浜茶ということで、砂地のところに茶園があるということで、そこでてん茶をつくられて、それが抹茶になると。いいところというのは、色のさえがとてもいいと聞いております。色のさえだけでは、抹茶としてたてたときに味がどうなのだという部分がありますので、それはほかの和束町とかそういうところのお茶もまぜながら宇治市の問屋で販売されているのが実情でございます。八幡市の茶がなければ色のさえも出ないので、重要な位置にあるかと考えておるところでございます。 ○長村善平 委員長  小西農業振興課長補佐。 ◎小西道宏 農業振興課長補佐  大谷川東側の農地の今後の展開でございますけれども、当該農地につきましては、農用地として確保・利用する土地といたしまして、当市の農業振興地域整備計画におきましても、農用地区域と設定しておるところでございます。そういうふうに設定している以上、市としましても最低限農用地として確保していくべき農地と考えておるところでございます。仮にここを除外するということになってしまえば、同じような条件が提示された場合に除外をとめることができなくなるようなおそれもございますので、市としては除外できないという方針で臨んでいきたいと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  道本環境経済部次長。 ◎道本明典 環境経済部次長  今の答弁に関連しまして、これは以前、市長ともお話ししまして、あの部分については農業地帯ということで守っていくということを言われておりますので、その分だけつけ加えさせていただきます。 ○長村善平 委員長  岸環境事務所長。 ◎岸伸行 環境事務所長  プラスチック製容器包装の収集量の関係でございますけれども、この計画につきまして、先ほど平成29年、平成30年と、量として791トン、平成30年は792トンということで、こういう形で計画の数字に入っていると。ここにつきましては実績、平成28年度の数字をもとに、このとき、人口推定も実はふえていく計画の、横ばいであったんです。この後、減ってはきていますけれども、数字は高い数字になっております。ここにつきましても、プラスチック製容器包装の量も大きく減らず、横ばいで収集する予定で計画されております。  また、現状としては、先ほど委員が言われましたように、収集量がほかのところよりも率が減っているということで、ここにつきましては、収集回数だけではなくて、実際には分別の不適合物をしっかりとチェックした中で、また、特に不適合物だけではなくて、最近、汚れたプラスチック製容器包装がありまして、これについて啓発を進めてきた経過もあります。この結果、うちの予定数値よりも100トン近く減っております。この関係につきましては、今後、啓発、またプラスチック製容器包装も、軽く洗って出せる分については資源として出していただく。ただ、洗っても汚れて取れないものについては、これを持ち込むとほかのプラスチック製容器包装にも影響が出ます。この間、去年とことしを比べまして、この4月から1月までの10カ月の資源率、去年と比べまして10カ月のうち7カ月は資源率が上がっております。それは、八幡市だけではなくて管内全体でこういう形での資源物の不適合物を排除し啓発している結果だということで、ただし、資源として減っている分につきましては、今後も啓発して、プラスチック製容器包装の資源として使える量をふやせるように啓発してまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  お茶の話とかはよくわかりましたし、それから、農地の守っていくという市長との打ち合わせの中での発言も紹介していただきまして、それは大変大事なものとして確認しておきたいと思います。  あと、最後の資源ごみの関係、プラスチック製容器包装の関係で言うと、例えばこれが数字的には大きいですよという話で、その後、減少しているので、そことのギャップという話ですが、でも、これは1年前に出しているもので、それを今言ってしまうと、では、ここに書いてあることは信憑性がないのかという話になってしまって、それは言えば言うほど、ならば、これは第3次と書いてあるけれども、4次とまでは言わないけれども、3.5次ぐらいで出し直したらどうですかというのを言わざるを得ない。これは基本的には八幡市の環境行政の一般廃棄物処理基本計画なわけで、そこのところは、これは適当な数字ですというような話にはならないからね。そこのところはきちんと、こちらから指摘していることの意味をよく理解していただきたいと。  それから、汚れたプラスチック製容器包装については、ケチャップとかマヨネーズ、油とか、その辺なんかは僕もよくわかっていますし。ところが、先ほど紹介したように、そうでないものも家の中に二つたまっていたら大変だと。それから、年末年始みたいに1カ月、間があいていたらあふれ返っているわけです。そういう中で、それは燃やしてしまっている。それは、汚れたものまで入っていたのがきちんと適正化されたという範囲を今超えていて、それ以上に減量し過ぎているんです。だって、さっきの話でもあったように、城南衛生管理組合全体の中ではプラスチックの資源の純度というのか、結局それによって城南衛生管理組合とかが受け取る給付金なんかも、やり始めたときはもう少し受けられると思っていたのが、ランクがAランクからB、C、Dまで下がっていないかな。その下がったというのもあって、それを今戻しているというのも僕も確認していますけれども、そのあたりは、全体としては城南衛生管理組合の中で努力されているんですよね。だから、八幡市だけが頑張ってそこで引っ張っているわけではなくて全体として頑張っている。でも、八幡市の中で何が違うのかといったら、やはり回収の回数なんですよ。全国のところを見ていても、月に2回しかやっていなかったところが次々毎週にどんどんどんどん変わってきているんです。それはやはり生活サイクルの中に定着してこそごみ収集なんですよ。そこのところは、繰り返しまた僕も言いますけれども、再質問にしませんけれども、今の答弁を聞いていると問題点を幾つか感じますので、その辺は今後きちんとよく理解して。わかりましたと言ってもらうのが一番いいのですけれども、市長もいらっしゃらないし。最高責任者がおられたらもっと楽なんだけれども。  ということで、以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにございませんか。
             (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで環境経済部所管の一般会計の審査を終結いたします。  続きまして、八幡市駐車場特別会計の審査に入ります。  質問等はありませんか。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  予算説明書の351ページで、市営駐車場の使用料、手数料の収入があります。ここの数字をずっと過去をさかのぼってみましたら、今回ここのページで言えば、1,250万円、前年が1,330万円で、80万円減っています。率にしたら6%ほどになるのかな。平成27年度からずっと見てみますと、平成27年度は1,387万円だったんですね。平成28年度は1,314万円、平成29年度はさっき言った1,330万円、今回予算では1,250万円ということで、多少でこぼこはありますけれども、全体としては駐車場収入がじわりと減っていると思うんです。そこが減っている理由は何なのか。  今後の見通しは、これはでこぼこがあるので、もうちょっと、1年したらばんとはね返しますよというようなことなのか、この傾向はじわりと進むのか、その辺はどう見ておられるのか教えてください。  800万円の一般会計の繰り出しを特別会計から繰り出してもらう一般会計というのは、財政課とかあっちの方面になるとありがたい財源でしょうけれども、その辺は影響はないのか。まだ数字的には出ていないですけれども、ここの駐車場特別会計の事情というのはその辺はどうなのかを教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。寺本商工観光課商工観光係長。 ◎寺本正知 商工観光課商工観光係長  市営駐車場の使用料収入が減少している理由についてでございますけれども、民間の駐車場が新設されるなど、多少影響していることもあるかと考えますが、一過性のものである可能性もあり、現状では判断することができないと考えております。  年間を通じての利用台数につきましてはおおむね横ばいでありますことから、単純に駐車時間が短くなっているものとも考えられます。 ○長村善平 委員長  山田環境経済部次長。 ◎山田俊士 環境経済部次長  繰出金の設定に影響はないかということでございますけれども、平成29年度の使用料収入をベースに見込みまして、そこから歳入に係る費用の残額を一般会計への繰出金として算出しております。当然ながら、使用料収入が減少すれば繰出金にも影響することとなりますので、大きな変動が生じた場合には補正予算等々で対応させていただきたいと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  余り長くしませんが、先ほど民間の近隣のところの駐車場ができて。僕も時々使うんです。京都で会議があったりするときに、僕の選択肢で言えば、八幡市の駐車場に行くか、帰りのことを考えたら、橋本に行くか。橋本は料金がちょっと上がって、前は明らかに橋本の方が安かったんです。土日が高くなったのかな。最高が800円ぐらいになったかな。八幡市の方は上限がないですから。この間、行って帰ってきたら800円だったんです。向かいの駐車場のところをじっと見たら、1日最大500円だから、これも、八幡市のためにこちらを使う方がいいのか、財布を見ながらどこにとめたらいいのかと迷うところですけれども。例えばそれで、うちの娘なんかと話をしていたら、この間から樟葉のショッピングモールは、水曜日は客が少ないのかな。水曜日は無料になったんです。だから、水曜日、そういう選択肢があるなとなってきて。いろいろ環境としては、だから、先ほど言われた話は、一過性のものか、これから影響するかというのはなかなか判断がつかないと思うけれども、ずっと見ていたら、確かにじわじわと。今までは、ここで質疑するのも僕は何年ぶりだろうという気がしているのですけれども、工事か何かがあって変動したときぐらいは聞いているけれども、それ以外で質問したのもなくて、今回、頭の中に描いて心配するところは質問の形で出しておいた方がいいかと思って聞かせてもらったので、それ以上、ああしろ、こうしろというところまでまだ僕は。それは資本の論理で、価格勝負で競うのだといったら値下げとなってくるし、1日最高限度額を設定するというようなこととか、いろいろなことがあるかもしれませんが、余り細かいことまで僕から言う必要もないと思っているので、そのあたりは周辺の環境とかを見れば。  今度のあれでいったら、桜まつりのときなんかも営業は閉めるわけでしょう。やはりなかなか稼ぎどころでそれができないというのはしんどいところでもあるので、それは指摘だけにしておきますので。僕らもこの部分は動向は注視しておきたいと思っていますので、問題提起だけで。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで八幡市駐車場特別会計の審査を終結いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回はあす16日金曜日午前10時から委員会を再開いたしますので、ご参集願います。なお、開催通知につきましては省略させていただきますので、ご了承願います。  本日はどうもご苦労さまでした。                  午後 3 時04分 散会               八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                  平成30年度予算特別委員会委員長...