八幡市議会 > 2018-02-26 >
平成30年第 1回定例会-02月26日-目次
平成30年第 1回定例会-02月26日-01号

ツイート シェア
  1. 八幡市議会 2018-02-26
    平成30年第 1回定例会-02月26日-01号


    取得元: 八幡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    平成30年第 1回定例会-02月26日-01号平成30年第 1回定例会                                平成30年2月26日                                午前10時  開 会 1.出席議員      1 番  山 田 美 鈴 議員             2 番  関 東 佐世子 議員             3 番  近 藤 恒 史 議員             4 番  奥 村 順 一 議員             5 番  田 島 祥 充 議員             6 番  中 村 正 臣 議員             7 番  山 田 芳 彦 議員             8 番  中 村 正 公 議員             9 番  亀 田 優 子 議員            10番  清 水 章 好 議員            11番  太 田 克 彦 議員            12番  長 村 善 平 議員            13番  森 川 信 隆 議員            14番  鷹 野 雅 生 議員            15番  山 口 克 浩 議員            16番  横 山   博 議員
               17番  巌     博 議員            18番  山 本 邦 夫 議員            19番  岡 田 秀 子 議員            20番  菱 田 明 儀 議員            21番  小 北 幸 博 議員 2.欠席議員     な  し 3.説明のため議場に出席した者の職・氏名            堀 口 文 昭 市長            丹 下   均 副市長            足 立 善 計 政策推進部長            浅 川 昌 之 政策推進部参与            柏 本 修 介 総務部長            岸 本 洪 一 総務部技監            神 村 僚 二 市民部長            福 田 賢 二 環境経済部長            辻   和 彦 福祉部長            吉 川 佳 一 健康部長            藤 田 孝 志 都市整備部長            塚 脇 則 之 会計管理者            大 東 康 之 消防長            宮 嵜   稔 上下水道部長            法 谷 道 哉 政策推進部次長            谷 口 正 弘 教育長            越 本 敏 生 教育部長            川 中   尚 教育部次長            谷 口 久美子 農業委員会会長職務代理者            森 田 孝 利 選挙管理委員会委員長            大 高 友 紀 監査委員 4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名            上 村 文 洋 議会事務局長            山 中 友 順 議会事務局次長            吉 田 雅 輝 議会事務局議事調査係長            八 川 伊 織 議会事務局主事 5.議事日程   日程第 1    会議録署名議員の指名について   日程第 2    会期の決定について   日程第 3    諸報告   日程第 4    第5次八幡市基本構想の策定について           (議案第1号 市長提出)   日程第 5    平成30年度八幡市一般会計予算案           (議案第2号 市長提出)   日程第 6    平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計予算案           (議案第3号 市長提出)   日程第 7    平成30年度八幡市駐車場特別会計予算案           (議案第4号 市長提出)   日程第 8    平成30年度八幡市国民健康保険特別会計予算案           (議案第5号 市長提出)   日程第 9    平成30年度八幡市介護保険特別会計予算案           (議案第6号 市長提出)   日程第10   平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計予算案           (議案第7号 市長提出)   日程第11   平成30年度八幡市水道事業会計予算案           (議案第8号 市長提出)   日程第12   平成30年度八幡市下水道事業会計予算案           (議案第9号 市長提出)   日程第13   八幡市基金条例の一部を改正する条例案           (議案第10号 市長提出)   日程第14   八幡市国民健康保険広域化準備基金条例を廃止する条例案           (議案第11号 市長提出)   日程第15   八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第12号 市長提出)   日程第16   八幡市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第13号 市長提出)   日程第17   八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第14号 市長提出)   日程第18   八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第15号 市長提出)   日程第19   八幡市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案           (議案第16号 市長提出)   日程第20   八幡市消防手数料条例の一部を改正する条例案           (議案第17号 市長提出)   日程第21   八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案           (議案第18号 市長提出)   日程第22   八幡市介護保険条例の一部を改正する条例案           (議案第19号 市長提出)   日程第23   八幡市指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例案           (議案第20号 市長提出)   日程第24   八幡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案           (議案第21号 市長提出)   日程第25   八幡市国民健康保険財政調整基金条例の一部を改正する条例案           (議案第22号 市長提出)   日程第26   八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例案           (議案第23号 市長提出)   日程第27   八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案           (議案第24号 市長提出)   日程第28   八幡市都市公園の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案           (議案第25号 市長提出)   日程第29   八幡市営住宅等設置及び管理条例等の一部を改正する条例案           (議案第26号 市長提出)   日程第30   平成29年度八幡市一般会計補正予算(第6号)案           (議案第27号 市長提出)   日程第31   平成29年度八幡市駐車場特別会計補正予算(第1号)案           (議案第28号 市長提出)   日程第32   平成29年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案           (議案第29号 市長提出)   日程第33   平成29年度八幡市介護保険特別会計補正予算(第2号)案           (議案第30号 市長提出)   日程第34   平成29年度八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案           (議案第31号 市長提出)   日程第35   平成29年度八幡市水道事業会計補正予算(第3号)案
              (議案第32号 市長提出)   日程第36   平成29年度八幡市下水道事業会計補正予算(第3号)案           (議案第33号 市長提出)   日程第37   八幡市道の路線の認定、変更及び廃止について           (議案第34号 市長提出)   日程第38   専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)           (報告第1号 市長提出)   日程第39   専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)           (報告第2号 市長提出) 6.会議に付した事件   日程第1~日程第39                  午前10時00分 開会 ○森川信隆 議長  おはようございます。  ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しております。よって、平成30年八幡市議会第1回定例会は成立いたしました。  これより開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち、市長より発言を求められておりますので、これを許します。堀口市長。          (堀口文昭市長 登壇) ◎堀口文昭 市長  おはようございます。平成30年八幡市議会第1回定例会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本日は、平成30年八幡市議会第1回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様におかれましては、ご多用の中ご参集を賜りまして、まことにありがとうございます。  本定例会におきましては、八幡市基本構想の策定案件を初め平成30年度の一般会計ほか各会計の予算案が8件、条例案17件、平成29年度の補正予算案7件、その他の案件1件及び報告2件、合わせまして36件を本日ご提案、ご報告させていただきたいと存じます。  なお、これらに追加しまして、今会期中に教育委員会委員の任命に係ります人事案件が1件、人権擁護委員の候補者の推薦に係ります人事案件6件、合わせまして7件を提案させていただく予定としております。  以上のとおりでございます。よろしくご審議をいただきまして、ご可決、ご承認を賜りますようお願い申し上げて、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。 ○森川信隆 議長  これより日程に入ります。 △日程第1 ○森川信隆 議長  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、4番奥村順一議員、17番巌 博議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。 △日程第2 ○森川信隆 議長  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日2月26日から3月27日までの30日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  異議なしと認めます。よって、会期は本日2月26日から3月27日までの30日間と決しました。 △日程第3 ○森川信隆 議長  日程第3、諸報告を行います。  本定例会に説明員として出席の通知がありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております通知書の写しのとおりであります。ご了承願います。  次に、意見書の処理報告をいたします。平成29年第4回定例会において議決されました医療・介護従事者の確保に資する診療報酬、介護報酬の改善を求める意見書は、平成29年12月22日付で関係機関に送付いたしました。  次に、監査委員から平成29年9月分から11月分までの例月出納検査の結果報告がありましたので、ご報告いたします。なお、検査資料につきましては、議会事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願います。  次に、本定例会に市長から提出されております案件は、第5次八幡市基本構想の策定についてほか合計36件であります。  次に、本日までに受理した陳情・要望のうち、陳情・要望第1号、平成30年度「給与所得等に係る市町村民税府民税特別徴収税額の決定・変更通知書特別徴収義務者用)」への個人番号記載の中止を求める陳情書は、総務常任委員会に付託いたします。次に、陳情・要望第2号、臓器移植の環境整備を求める意見書の提出を求める陳情は、文教厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第4 ○森川信隆 議長  日程第4、議案第1号、第5次八幡市基本構想の策定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。堀口市長。          (堀口文昭市長 登壇) ◎堀口文昭 市長  ただいま上程いただきました日程第4、議案第1号、第5次八幡市基本構想の策定についてをご提案申し上げるに当たりまして、その内容をご説明申し上げます。  議案書1ページ、また2ページの説明書をごらんいただきたいと存じます。  このたび、第5次八幡市基本構想の策定に当たりまして、八幡市総合計画策定条例の規定により市議会のご可決をいただきたく、ご提案申し上げるものでございます。この間、少子・高齢化社会の到来等に伴う社会保障関係経費の増加や老朽化する都市基盤の更新等が必要となるなど、市行財政を取り巻く環境は一段と厳しくなることが見込まれます。このような状況を踏まえ、市民の皆様の健康、そして八幡市の健康を見据え、限りある地域資源を効果的かつ創造的に活用し、地域への愛着と誇りの中で、市民一人ひとりが考え、つくっていく、市民だけでなく、訪れる人々とともに、健やかで心豊かな暮らしを楽しめる、住んでよし、訪れてよしのまちづくりを目指すため、平成30年度(2018年度)を初年度とし、10年後の2027年度を目標年度といたします第5次八幡市基本構想を策定しようとするものでございます。  まず、策定経過につきましては、本日、皆様のお手元にお届けいたしております参考資料3、第5次八幡市総合計画策定経過に取りまとめておりますが、総合計画審議会は、延べ11回開催いただき、庁内では策定委員会を12回、幹事会を延べ8回開催してまいりました。  市民参画につきましては、市民アンケート調査を初め、市民懇談会を市内五つの地域で開催いたしました。また、中間案が取りまとめられた段階では、次代を担う若者の意見を反映するべく、市長と新成人との八幡市まちづくり座談会の開催や、パブリックコメントの募集に取り組んだところでございます。このように多くの、また多世代の市民の方々のご意見を踏まえ、総合計画審議会から答申をいただきました。  それでは、第5次八幡市基本構想についてのご説明をさせていただきますので、別冊にしております第5次八幡市基本構想をごらんいただきたいと存じます。  まず、1ページをごらんください。基本構想の位置づけでございますが、地域における総合的かつ計画的な行政運営を図ることを目的に作成するものでございまして、市の将来都市像及びその実現に向けた施策の基本的な方向性を示すものでございます。  計画期間におきましては10年としておりまして、平成30年度予算の執行が始まります2018年度を初年度とし、2027年度を目標年度としております。  次に、将来フレームでございます。2ページの1、人口をごらんください。本市の人口は、2012年から出生数が死亡数を下回る自然減少局面に転じ、今後、本格的な人口減少が進むことが見込まれます。国立社会保障人口問題研究所の推計によりますと、2040年には2010年の約82%である約6万1,000人程度まで減少すると予想されています。これを踏まえまして、2015年度に策定いたしました八幡市人口ビジョンでは、転出超過の解消や出生率の上昇により、2040年の本市の人口を約6万5,000人以上と設定いたしました。  次に、4ページの2、財政をごらんください。本市の財政収支見通しにつきましては、2017年度に策定いたしました中期財政見通しに基づきまして、高齢化に伴う納税義務者数の減少による市税収入の減少や社会保障関係経費の増加等に伴い、平成30年度(2018年度)から2022年度までの5年間で、約25億円の収支不足を見込んでおります。この見通しを踏まえまして、持続可能な行財政運営が可能となりますよう、自主財源の確保、歳出の抑制、地方債残高の縮減による公債費負担の抑制、基金の確保による財政健全化を進めていくこととしております。  次に、まちづくりの将来像と基本目標でございます。まず、6ページをごらんいただきますと、将来都市像の実現に向け、基本的な考え方を記載しており、7ページにその考え方をイメージ図として掲載しております。  第4次八幡市総合計画のもとでは、市民が生き生きと過ごし、住みたい、住み続けたいと思える安らぎの生活都市を目指したまちづくりを進めてまいりました。しかし、人口減少、少子・高齢化社会の中にあって、今後は地域の活力を維持しながら、住みたい、住み続けたくなるような魅力あるまちにしていくことがさらに求められます。そのため、安心・安全をもとに、活力あるまちへと発展させながら、一方で、共生社会の中、誰もが健康で幸せになれるまちづくりを進めてまいります。またもう一方では、地域全体で子どもの未来をつくっていくとともに、豊かな自然・歴史・文化を背景に、愛着と誇りを持てる地域の中で、市民と訪れる人が八幡のまちで幸せに出会えるまちづくりを進めてまいります。  このような考え方のもと、将来都市像を、みんなで創って好きになる健やかで心豊かに暮らせるまち、住んでよし、訪れてよし(Smart Wellness City、Smart Welcoming City Yawata)、また将来都市像を実現に向け、三つのまちづくりを掲げております。  1つ目が、「みんなで創る」まちづくりでございます。これまでから大切にしてきました市民協働の歩みを一歩進め、若者から高齢者まで、市民一人ひとりが地域や身の回りの課題の解決に向け、何ができるか考え、行政や地域などと連携しながらまちづくりを進めてまいります。  2つ目が、「シビックプライド(愛着と誇り)」によるまちづくりでございます。「みんなで創る」まちづくりを進めていくことで、市民の地域への愛着と誇りのさらなる醸成を進めてまいります。  3つ目が、将来世代に豊かな生活を引き継ぐ「サステイナブル(持続可能)」なまちづくりでございます。福祉や環境、財政運営に至るまで、それぞれの目標において将来的に持続可能かどうかという視点を持って取り組んでまいります。  次に、9ページからは、この将来都市像の実現に向けまして、六つのまちづくりの基本目標を掲げております。  1つ目が、ともに支え合う「共生のまちやわた」でございます。人権の尊重、地域福祉、ともに暮らすまちの創生に関する基本的な考え方を示しております。  2つ目が、子どもが輝く「未来のまちやわた」でございます。子育て支援や教育に関する基本的な考え方を示しております。  3つ目が、誰もが健康で幸せな「健幸のまちやわた」でございます。保険や医療だけでなく、地域コミュニティや環境整備を含めた健康づくりに関する基本的な考え方を示しております。  4つ目が、自然と歴史と文化が織りなす「観幸のまちやわた」でございます。自然・歴史・文化資源を生かした地域の魅力の発信、文化芸術の振興、観光振興に関する基本的な考え方を示しております。  5つ目が、しなやかに発展する「活力のまちやわた」でございます。豊かな田園風景を維持・保全しながら、まちの活力を支える産業振興等に関する基本的な考え方を示しております。  6つ目が、持続可能な「安心・安全のまちやわた」でございます。環境、安全・安心のまちづくり、持続可能な行財政運営等に関する基本的な考え方を示しております。  次に、12ページから最終ページまでが、都市空間形成の方針でございます。12ページには、まず都市空間形成の考え方を掲げております。厳しい財政状況が見込まれる中、老朽化する公共施設・インフラ施設の更新、安心・安全なまちづくりを進めながら、持続可能な発展を可能にするための土地利用の考え方について記載しております。  次に、13ページをお開きいただきますと、都市空間形成の考え方を踏まえた将来土地利用構想を掲げております。持続可能な発展を図るための土地利用のゾーニング、都市機能の誘導を図る拠点、市内外への連携軸を定めております。  以上が第5次八幡市基本構想の提案説明でございます。  次に、参考資料のご説明をさせていただきます。  まず、参考資料1をごらんいただきたいと存じます。参考資料1は序論でございまして、基本構想を総合計画書として冊子とする際に、基本構想の前にできるものでございます。最初のページに目次を載せておりますが、Ⅰ、総合計画の位置づけ、Ⅱとして八幡市の概要、Ⅲ、社会経済環境の動向、Ⅳ、八幡市の主要課題により構成いたしております。  基本計画の説明の中で、次に参考資料の2の基本計画についてご説明申し上げます。  基本計画は、基本構想で掲げました六つの基本目標に沿って、将来都市像を実現するために、施策を総合的かつ体系的に示す市政の基本的な計画となるものでございます。基本構想と同じ10年を計画期間としておりますが、計画開始から5年後に、社会情勢の変化等を踏まえた中間見直しを実施することとしております。  2ページをお開きください。六つの基本目標ごとに節を設け、節ごとに目指す姿、施策体系、施策の背景を記載しております。  次に、3ページをごらんいただきますと、各施策において、現状と課題、関連情報・データ等を抽出しております。  続いて4ページをお開きいただきますと、これら現状と課題等を踏まえた今後の主な取り組みと方向性を記載するとともに、施策の進捗をはかる指標を設定しております。  このような構成で全6章、14節、34施策を掲載しております。  以上、簡単ではございますけれども、概略を説明させていただきました。ご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  以上で提案理由の説明を終結いたします。  なお、日程第4、議案第1号については、明27日の本会議において審議をいただく予定になっておりますので、ご了承願います。 △日程第5~日程第12 ○森川信隆 議長  日程第5、議案第2号、平成30年度八幡市一般会計予算案から日程第12、議案第9号、平成30年度八幡市下水道事業会計予算案までを一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。堀口市長。          (堀口文昭市長 登壇) ◎堀口文昭 市長  ただいま上程いただきました日程第5、議案第2号、平成30年度八幡市一般会計予算案、日程第6、議案第3号、平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計予算案、日程第7、議案第4号、平成30年度八幡市駐車場特別会計予算案、日程第8、議案第5号、平成30年度八幡市国民健康保険特別会計予算案、日程第9、議案第6号、平成30年度八幡市介護保険特別会計予算案、日程第10、議案第7号、平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計予算案、日程第11、議案第8号、平成30年度八幡市水道事業会計予算案、日程第12、議案第9号、平成30年度八幡市下水道事業会計予算案、以上、平成30年度各会計の予算案をご提案申し上げるに当たりまして、市政運営の基本的な方針につきましてご説明申し上げます。  お手元にお届けさせていただいております平成30年度施政方針をご参照賜りたいと存じます。  本日ここに、平成30年八幡市議会第1回の定例会の冒頭に当たり、施政方針を申し上げる機会をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。  平成30年のえとはつちのえいぬまたはぼじゅつでございます。つちのえは十干では中間、ちょうど折り返しの時点に当たります。平成28年2月、2期目の市政運営をスタートさせていただきました。たまさかにも、私の任期の折り返しの時期に当たり、また、第5次八幡市総合計画をスタートさせる年ともなりました。公約の実現に向け、市民協働を基本に、これからのまちづくりをさらに魅力あるものにしていかねばと思いを強めたところでございます。  さて、平成29年は、市民の皆様、市議会議員の皆様を初め、国・京都府、関係機関のご尽力により市制施行40周年を迎えることができました。しかし、本市におきましては、人口ボーナス期が過ぎ、人口オーナス期に入り、市税収入が減収基調となっていることや社会保障関係経費の増加など、歳入歳出の不均衡の拡大が立ちはだかる壁となってきています。また、庁舎整備など公共・公用施設整備への財政需要は、それに拍車をかけてまいります。  そうした中におきましても、第5次八幡市総合計画が幕をあけ、今を生きる世代が責任を全うし、将来世代に豊かな生活を引き継いでいかねばなりません。そのためには、市民の安心・安全をもとに、活力あるまちへとしなやかに発展させながら、一方では、多様性と包摂性のある共生社会の中、誰もが健康で幸せになれるまちづくりを進めていかなければなりません。またもう一方では、地域の将来を担う子どもの成長を地域で支え、安心して子どもを産み育てたいと思える子どもの末来をつくっていくとともに、豊かな自然・歴史・文化を背景に、愛着と誇りが持てる地域の中で、市民だけでなく訪れる人が八幡のまちで幸せに出会えるまちづくりを進めていくべきだと考えております。  国の財政状況も厳しく、地方自治体の財源確保が難しくなっています。また、これまで地縁的な強いきずなを核として成り立っていた自治の力、市民自治の原点でもある地域の力が低下してきています。さらには孤立社会と呼ばれる社会も出現しています。こうした社会情勢の中、本市の体力と課題とをしっかりと見きわめ、政策を選択しながらも、そこに何らかの工夫、創造を付加した取り組みを進め、持続可能な八幡市運営を行っていかねばなりません。京都府と力を合わせながら、エジソンが電気から光を生み出したように、八幡市の未来に光を見出してまいります。  それでは、平成30年度市政運営の基本的な方針等につきまして、六つの柱から見たまちづくりについてご説明申し上げます。  一つには、ともに支え合う共生のまちやわたです。  みんなでつくるまちづくりは、私の市政運営の基本姿勢であり、市政全般に当てはまります。個人のライフスタイルや価値観が多様化し、また、少子・高齢化の進展や核家族化により、無縁社会と呼ばれるほど地域コミュニティが希薄化しています。そのような中であるからこそ、地域コミュニティという市民自治の基礎に立ち返らなければなりません。市民一人ひとりが、互いに人権を尊重し、理解し、互いに支え合いながら自分らしく活躍できる社会の実現を目指してまいります。  平成30年度からスタートとなります第2次地域福祉推進計画に基づき、地域の連携と担い手づくりを進め、わたしたちの談活プロジェクトに取り組んでまいります。  また、障害者の高齢化や重度化、また、親なき後を見据えて、障害者やその家族が地域で安心して生活できるよう、障がい者計画及び第5期障がい福祉計画に基づき、共生社会の実現に向けて取り組んでまいります。  二つには、子どもが輝く未来のまちやわたです。  全国的に少子化が進む中、本市におきましても、平成29年の出生者数が467人となるなど、子どもの数が減少傾向にあります。また、核家族化の進行により子育てへの不安や戸惑いを感じる方々も少なからずおられることでしょう。さらには、子育て世代のライフスタイルも大きく変化してきています。このような状況を鑑み、子育て支援を総合的に推進していくための第2期子ども・子育て支援事業計画の策定に向けた調査研究を進めてまいります。
     平成29年8月25日、子ども・子育て会議から八幡市就学前施設の再編及び就学前教育・保育の充実についての答申をいただきました。これを踏まえ、今後も待機児童が生じないよう就学前施設の再編と教育・保育内容の充実に取り組んでまいります。  障害児への支援につきましては、平成30年度からスタートさせます第1期障がい児福祉計画に基づき、児童発達支援センターの整備や発達障害児への早期療育支援の充実などさらなる障害児支援に取り組んでまいります。  次代を担う子どもたちが、学力はもとより、対話などを通じて育む広い意味での賢さを身につけ、生きる力を備える人間に育てる教育が大切であると老えております。充実した人的教育環境を整えるとともに、市内全域の低所得者世帯の中学生を対象としたスタディサポート事業(鳩嶺教室)を継続してまいります。  いじめの問題につきましては、八幡市いじめ防止基本方針に基づき、いじめの早期発見、早期対応に努めることとしております。  三つには、誰もが健康で幸せな健幸のまちやわたです。  我が国の高齢者人口(65歳以上の人口)は近年増加の一途をたどり、本市におきましても、人口の3割が高齢者という状況になっています。また、その比率は今後も高まることが予測されます。少子・高齢化社会は、社会保障関係経費を増加させ、制度の持続性を脅かすという問題を生み出すだけではなく、まちの活力を衰退させていくことにもつながります。そうした中にあっても、高齢者のみならず、市民の健康意識を向上させ、生き生きと暮らすことができ、活力のある地域を維持していくことが大切であると思っております。  健康寿命を延ばし、誰もが健康で幸せに暮らすことができるよう、健康意識の向上に向け、ウォーキングの推進や各種健康教室を開催するほか、健幸アンバサダーを活用した健康情報の発信に取り組んでまいります。  また、やわたスマートウェルネスシティ計画に基づき、人に対する健康づくりだけでなく、まちの健康づくりの視点も大切に取り組んでまいります。  国民健康保険につきましては、平成30年度から都道府県と市町村が共同で運営を行うとともに、保険料の賦課や徴収、資格の管理、保健事業などは、市町村が担当することとなります。また、保険料の滞納につきましては、京都地方税機構に移管し、徴収率の向上を目指すこととしております。都道府県単位化に伴う国費の投入や国民健康保険事業経営の健全化により、保険料率につきましては、京都府から示された納付金をもとに算定を行った結果、平成30年度は5.25%程度引き下げることにしております。  介護保険につきましては、2025年問題を見据えて策定いたしました第7期介護保険事業計画に基づき、可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう、介護予防・日常生活支援総合事業の取り組みや認知症施策、多職種協働による在宅医療・介護連携など、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを深化・推進していくこととしております。また、病気や介護が必要になった際にも、身近な地域で適切な治療や支援が一体的かつ包括的に提供できる体制を整えてまいります。  四つには、自然と歴史と文化が織りなす観幸のまちやわたです。  日本三大随筆のーつである徒然草第52段は、石清水八幡宮が舞台となっています。そのことにちなみ、平成29年度では市制施行40周年を機に、出会いをテーマに「徒然人よ、筆をとれ。」をキャッチフレーズとした徒然草エッセイ大賞を創設し、2,600作品もの応募をいただきました。平成30年度も八幡市をさらに全国へ発信してまいります。  名勝松花堂及び書院庭園につきましては、引き続き保存・改修・活用に向けた計画策定に取り組み、八角堂につきましては、完成に向けた保存修理を進めることとしております。  平成29年度はお茶の京都ターゲットイヤーであり、お茶の京都博の取り組みとして、一坪茶室を制作するとともに、国宝石清水八幡宮を舞台にChazz in 石清水八幡宮を開催し、市内外から多くの方にお越しいただきました。今後もお茶の京都の普及啓発を通じて、やわたの茶文化をさらに発信していくため、平成30年度は一坪茶室を活用したイベントを開催するとともに、松花堂、四季彩館での茶会・茶香服の開催等に継続して取り組むこととしております。  これらの取り組みを通じ、やわたの茶文化が子どもたちや多くの市民に愛されるとともに、訪れる人と市民が1杯のお茶を通じ、出会い・触れ合えるようなお茶のある幸せの風景の創出に取り組んでまいります。  また、八幡市での観光で幸せと出会えるよう、八幡市の歴史文化ものがたりを発信していく取り組みを通じ、自然と歴史と文化が織りなすさまざまな出会いの物語を磨き上げるとともに、外国人観光客への情報発信や松花堂庭園の食の交流棟の改修など、おもてなし環境の整備を進めてまいります。  五つには、しなやかに発展する活力のまちやわたです。  活力のあるまちづくりを進めるには、担い手の育成・支援が重要となります。農業振興につきましては、これまでの地域農業の振興に加え、日本遺産である浜茶の景観維持に努めてまいります。また、農業用施設である川口揚水機場の改修に向け、京都府と連携して取り組みを進めてまいります。  商工振興につきましては、お茶の京都DMO及び商工会と連携し、松花堂弁当のコンセプトを活用したパッケージ等の開発やその普及に努めてまいります。  新名神高速道路の整備が進展し、本市はこれまで以上に交通の要衝となります。グローバル化が進む経済環境の中で、この好条件を生かし、まちの活力を支える基盤づくりが大切であると思っております。現在、2023年度の開通をめどに、新名神高速道路八幡京田辺・高槻間の整備が進められています。早期の開通に向け、引き続き関係機関に働きかけていくとともに、そのアクセス道路の整備につきましても、京都府と協調し進めてまいります。  また、新名神高速道路の全面開通のインパクトを生かした土地利用のさらなる活性化も見据える中で、市街地整備計画の検討結果を考慮した都市計画マスタープランの改定に取り組んでまいります。なお、八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジ周辺で準備が進められています土地区画整理事業につきましては、早期完成を目指し、関係機関との連携強化に努めてまいります。  市内幹線道路の整備につきましては、歩行者等の安全を確保するため、また沿道サービス施設等の立地につなげていくため、国道1号の歩道整備の早期完成に向け、引き続き国と連携して進めていくこととしております。  二階堂川口線バイパス事業につきましては、現在、一部区間の工事に着手しており、市道野神線の歩道整備とともに、早期完成を目指します。  京阪八幡市駅周辺整備につきましては、八幡市駅前整備等観光まちづくり構想を踏まえ、駅前広場の整備手法の検討を進めてまいります。  京阪橋本駅周辺拠点整備につきましては、平成29年3月末に、市道橋本南山線の府道京都守口線への接続が完了いたしました。引き続き駅前周辺整備計画の具現化に向けた検討を進め、早期完成を目指すこととしております。  六つには、持続可能な安心・安全のまちやわたです。  自然災害の脅威から市民の皆様の生命と財産を守る取り組みをさらに充実させていくとともに、人口減少社会の到来に伴って将来世代に負担を強いることがないよう、財政負担の軽減・平準化を実現するための行財政改革をさらに進めながら、持続可能なまちを目指してまいります。  災害に強いまちづくりにつきましては、これまで、公共施設等の耐震改修や防災無線などの情報伝達手段の整備、雨水排水対策などに取り組んでまいりました。平成30年度では、ハザードマップの改訂、啓発用子ども防火衣の購入や避難所への災害時用特設電話の設置など、ソフト対策も含めて、安心して暮らせる安全なまちづくりを進めることとしております。また、現庁舎は実際の使用を考えますと、耐震補強は困難であるとの調査結果を踏まえ、費用対効果を勘案し、国の財源措置も活用できますことから、市議会とも相談申し上げて、建てかえることといたしました。現在進めています基本計画に基づき、平成30年度は新庁舎及び敷地環境整備の基本設計を実施することとしております。  防犯対策につきましては、これまで、自治組織団体からの要望に基づき、児童・生徒の通学路を中心に90台の防犯カメラを設置してまいりました。実績を踏まえまして、平成30年度からは助成事業として支援することとしております。  通学路を含む市内の交通安全対策につきましては、ゾーン30のエリア拡大に努めるとともに、安心・安全のまちづくりを推進するため、交通安全施設等の整備について、国や府と連携して進めてまいります。  空き家対策につきましては、これまでからも取り組んでまいりました。しかし、高齢化や核家族化がさらに進む中、空き家所有者への適切な指導や未活用ストックとしての利活用方策の検討に向けた基礎的なデータの把握を行うため、市内空き家の実態調査を行うこととしております。  以上、平成30年度の市政運営に当たりまして、私の基本的な方針を申し上げました。古事記の冒頭の建国神話に修理固成、訓読みでは、つくりかためなせという語がございます。漂っている大地を日本という国に創成し、人々の生活の場を築き上げていくという壮大な意味が込められており、漢字の意味を含めて考え合わせますと、あるものの形を変え、さらに良いものをつくり上げるということであります。これは、冒頭で申し上げました政策の選択そして創造ということに通じるのではないかと思っております。限りある地域の資源を効果的かつ創造的に活用し、地域への愛着と誇りの中で、市民一人ひとりが考えつくるスマートなまちづくりを進め、市民の皆様だけではなく、訪れる人とともに、健やかで心豊かな暮らしを楽しめる、住んでよし、訪れてよし(Smart Wellness、Smart Welcoming)のまちを目指します。  議員の皆様の一層のご支援とご理解とご協力を心からお願いを申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。 ○森川信隆 議長  丹下副市長。          (丹下 均副市長 登壇) ◎丹下均 副市長  それでは、平成30年度当初予算の概要を説明させていただきます。  恐れ入りますが、お手元にお届けさせていただいております平成30年八幡市議会第1回定例会、平成30年度一般会計・特別会計・事業会計予算内容一覧表に基づきご説明させていただきます。また、別冊の平成30年度八幡市一般会計・特別会計・事業会計予算説明書もあわせてご参照願います。  最初に、予算内容一覧表の№1の会計別予算額一覧表をごらんください。平成30年度の一般会計予算総額は242億4,000万円で、平成29年度の一般会計の当初予算額と比較いたしますと7億2,000万円、2.9%の減となります。また、特別会計と事業会計を含む全会計では441億4,542万2,000円で、平成29年度との比較では29億1,062万円、6.2%の減となります。  次に、一般会計予算の歳入の主な増減内容をご説明申し上げます。№3から№5をごらんください。  まず、市税については総額92億850万円を計上しており、前年度より4,330万円、0.5%の増を見込んでおります。景気回復等の影響による事業所業績の一部回復や土地取引の活発化等により、法人市民税や個人市民税で税収増を見込んでおりますものの、健康志向の定着等により市たばこ税が3,300万円の減となっております。  地方交付税については、国の交付税総額の減額等を勘案の上、前年度比3.6%減の35億2,000万円を計上しております。また、地方交付税の振替による地方債、臨時財政対策債につきましては、11億1,000万円を市債に計上しております。  国庫支出金については、臨時福祉給付金等給付事業の終了に伴う国庫補助金の減などで2億1,228万6,000円、4.5%の減となります。  次に、府支出金では、山鳩及び山鳩第二保育園の認定こども園化等に伴う運営費負担金、地域密着型サービス等整備助成事業補助金の増などにより、5,229万6,000円、2.9%の増となります。  繰入金については、一般財源の不足を補うための一般財政調整基金の取り崩しを行わずに予算編成を行ったことなど、基金からの繰入金を抑制したことにより、2億5,233万1,000円、20.4%の減となります。  最後に、市債でございます。今後予定しております大型公共投資を見据えて、普通建設事業の重点化を図ったことなどから、前年度との比較で1億1,839万8,000円、6.5%の減となっております。なお、当初予算時点での地方債残高については、昨年度に引き続いて減少となります。  以上が歳入に係る主な内容でございます。  それでは、一般会計予算における歳出につきまして、新規事業や充実事業を中心にご説明させていただきます。  まず、№6及び№7には、一般会計歳出予算の目的別及び性質別の平成29年度との比較を、また、№8及び№9には比較増減の主な内容を掲載しております。№11から№85に一般会計の内容が、№86に主要事業の位置図を添付いたしております。あわせてごらんください。  最初に、議会費でございます。総額2億6,940万円を計上しております。  次に、総務費でございます。総額28億6,000万円を計上しております。主な内容でございます。№12をごらんください。庁舎整備事業費では、新庁舎及び敷地環境整備基本設計等を行うこととしております。№85の債務負担行為も合わせまして1億1,520万円を計上しております。№17に移りまして、これまでのお茶の京都の取り組みを来年度以降もさらに推進することとしております。平成29年度に、石清水八幡宮境内を会場に実施しましたジャズコンサートやお茶体験の催しを、引き続きChazz in YAWATAとして開催することを予定しております。八幡産てん茶普及啓発事業費では、松花堂、四季彩館での茶会等の実施を行うことで、八幡産のてん茶の普及と地域文化としてのお茶の文化の浸透を図ってまいります。  次に、民生費でございます。総額122億7,540万円を計上しております。主な内容でございます。№27をごらんください。地域密着型サービス拠点整備助成費では、看護小規模多機能型居宅介護事業所整備に対する助成経費3,760万円を計上しております。№33に移りまして、地域生活支援拠点事業では、相談支援、緊急時の対応等の必要な機能を備えた事業を拡充することとしており、810万円を計上しております。№34に移りまして、子ども・子育て支援総合推進事業費では、第2期子ども・子育て支援事業計画の策定を行うこととしており、調査研究と策定に係る経費を、№85の債務負担行為も合わせまして790万円計上しております。  次に、衛生費でございます。総額17億6,810万円を計上しております。主な内容でございます。№44をごらんください。母子保健指導事業費では、10カ月児の育児健康相談を充実することで、成長段階に応じたきめ細かなサポートを実施することとしており、必要な経費60万2,000円を計上しております。№45に移りまして、健康づくり推進費では、市民の皆様の健康づくりをさらに進めることを目的に、やわたスマートウェルネスシティ計画に基づき、健幸クラウドの分析結果に合わせた啓発事業を、モデル地域を選定して実施する健幸マルシェの開催や健幸アンバサダーの養成、ウォーキングの推進などに要する経費1,656万円を計上しております。№49に移りまして、地球温暖化対策推進事業費では、住宅用太陽光発電システム設置について、助成水準を見直した上で、新たに蓄電設備の設置に対して5万円を増額して助成することとしており、太陽光発電システム分も含めて690万円を計上しております。  次に、労働費でございます。総額780万円を計上しております。就労対策として、引き続き八幡市シルバー人材センターに委託して実施してまいります。  次に、農林水産業費でございます。総額1億8,010万円を計上しております。主な内容でございます。№55をごらんください。茶業振興対策事業費では、日本遺産の浜茶の景観維持を支援することとしており、茶園内に設置する仮設トイレの設置経費等への助成21万5,000円を計上しております。№58に移りまして、農業用施設維持補修費では、川口揚水機場の改修を府営事業で実施することとしており、工事実施設計に係る負担金500万円を計上しております。  次に、商工費でございます。総額1億760万円を計上しております。№61に移りまして、観光振興費では、本市の観光資源の発信と誘客を図ることを目的に、男山四十八坊跡等の観光案内板の設置及び冊子作成に要する経費107万5,000円、今年度作成しております歴史文化ものがたりコンテンツを観光情報とともにPR広告を作成して情報発信することとしており、その経費135万円を計上しております。  次に、土木費でございます。総額13億5,460万円を計上しております。主な内容でございます。№62をごらんください。道路橋りょう一般事務費では、歩行者等の安全を確保するため、また沿道にふさわしいサービス施設等の立地につなげていくため、国道1号の歩道整備を国から受託して促進することとしており、国からの受託事業収入80万円を計上しております。№63に移りまして、橋本駅周辺拠点整備事業費では、駅前広場整備の詳細設計等を行うこととしており、その経費4,800万円を計上しております。№64に移りまして、府道八幡インター線整備事業費負担金に2,055万円、野神線道路整備事業費に5,050万円を計上しております。№65に移りまして、都市計画一般事務費では、空き家所有者への適切な指導や利活用ストックとしての利活用方策の検討に向け、市内空き家の実態調査を行うこととしており、その経費700万円を計上しております。  次に、消防費でございます。総額7億5,540万円を計上しております。主な内容でございます。№71をごらんください。防災対策費一般分では、災害時に通信手段確保のため、被災者が無料で優先的に使用することができる電話回線を設置する協定を、今年度、NTT西日本と締結しており、その回線を利用できる特設公衆電話を避難所に設置する経費17万円を計上しております。また、淀川水系における浸水想定区域の見直しに伴い、現行のハザードマップの更新を予定しており、作成に要する経費280万円を計上しております。防災対策費災害対策啓発費では、子ども用防火衣を購入し、地域のイベント等において、災害対策の啓発に活用することとしており、その経費11万2,000円を計上しております。  次に、教育費でございます。総額20億8,620万円を計上しております。主な内容でございます。№73をごらんください。スタディサポート事業費(鳩嶺教室)では、経済的な環境に左右されることなく学習機会が確保されるよう、引き続き市内全域の低所得者世帯の中学生を対象に実施することとしており、その経費3,470万円を計上しております。№75に移りまして、小学校教育振興費では、有都小学校を情報教育のモデル校として研究を行うこととしており、校内無線LAN環境構築に要する経費800万円を計上しております。№80に移りまして、徒然草文学賞表彰費では、市制施行40周年を機に、出会いをテーマに徒然草エッセイ大賞を創設したところ、約2,600作品もの応募があり、平成30年度も引き続き八幡市のすぐれた歴史文化をさらに全国に発信したいと考えており、その経費1,000万円を計上しております。  №84に移りまして、災害復旧費でございます。総額2,000万円を計上しております。  最後に、公債費でございます。総額25億3,540万円を計上しております。  以上が一般会計の主な内容でございます。  次に、特別会計及び事業会計につきましてご説明申し上げます。  予算内容一覧表の№87の休日応急診療所特別会計の予算の総額は3,850万円でございます。2,400万円を一般会計から繰り入れを行うこととしております。  №89に移りまして、駐車場特別会計でございます。予算の総額は1,260万円でございまして、使用料収入1,250万円から管理業務委託など管理運営費450万円を除きました800万円を一般会計へ繰り出すこととしております。  次に、国民健康保険特別会計でございます。予算の総額は80億4,610万円でございます。平成30年度からの国保財政の都道府県単位化に伴いまして、共同事業が廃止されることなどから、対前年度比当初予算比較で17億5,740万円、17.9%の減となります。保険料率につきましては、京都府から提示された納付金に基づいて算定しました結果、京都府から示されました標準保険料率をやや下回る設定が可能であると判断しました。平成29年度の料率と比較しまして、保険料全体では約8,000万円、率にして5.25%程度の引き下げを行ってまいります。主な内容でございます。予算内容一覧表の№92から№94をごらんください。保険給付費の合計は58億7,460万円となり、対前年度比較1億424万円、1.7%の減となっております。№94と№95をごらんください。国民健康保険事業費納付金は、京都府から示されました本市に割り当てられた平成30年度の納付金でございまして、内訳につきましては、医療給付費分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分となっております。共同事業拠出金は、広域化に伴いまして府内市町村の医療費負担を調整しておりましたが、共同事業が廃止となりましたので、京都府国保連合会のリスト作成費のみを計上しております。№96に移りまして、保険事業費では、特定健康診査やドック事業などにつきまして、前年度と同程度の規模で実施する予定としております。国民健康保険の広域化に伴いまして、療養給付費や療養費、高額療養費などの医療費関連経費の全額が、京都府から交付されます。これまでのように、医療費の急激な増額により収支不足が生じるといったリスクがなくなるため、安定的な財政運営が可能な仕組みに変わっております。  次に、介護保険特別会計でございます。予算の総額は52億5,400万円でございまして、対前年度当初予算比較で1億9,100万円、3.5%の減となります。平成30年度は、3年を周期とする第7期介護保険事業計画の初年度でありますことから、介護サービス給付費等の予算は計画値をもとに積算しております。予算総額が対前年度比較でマイナスとなっておりますのは、第7期の事業計画値については、これまでの介護給付費実績が想定よりも低い伸びであることを反映しているためでございます。歳入の保険料につきましては、基準額を年額6万3,000円、月にしますと5,250円に改定したく存じます。第6期と比べ、高齢化の進展に伴い介護給付費は増加しますが、第6期に積み上がった基金積立金2億9,600万円を取り崩し、保険料は年額340円、月額で29円の減額となっております。主な内容でございます。予算内容一覧表の№99をごらんいただきたいと存じます。一般管理費では、平成30年4月から本稼働いたします介護保険システムの市町村基幹業務支援システムへの移行経費として487万1,000円を計上しております。№100に移りまして、保険給付費の総額は第7期介護保険事業計画の計画値をもとに積算し、対前年度比較4%減の49億4,020万円を計上しております。№105に移りまして、地域支援事業費の介護予防生活支援サービス事業におきましては、平成29年度から実施してまいりました介護予防・日常生活支援総合事業費が本格運営となるため、訪問介護、通所介護などの増額を見込んでおります。№109に移りまして、包括的支援事業任意事業費では、地域の在宅医療、介護連携の推進を図るため、相談窓口として在宅医療介護連携支援センターを設置いたします。地域支援事業費の総額としましては、対前年度比較41.7%増の2億5,195万円を計上しております。  次に、後期高齢者医療特別会計でございます。予算の総額は15億9,880万円でございまして、対前年度比較9,260万円、6.1%の増となります。歳出では、総務費合計で941万円、後期高齢者医療広域連合納付金で15億8,724万円などを計上しております。歳入では、後期高齢者医療保険料が7億8,860万円、一般会計からの繰入金が8億810万円となっております。  次に、水道事業会計でございます。予算内容一覧表の№115をごらんいただきたいと存じます。№115と№116には事業運営に係る経費等を、№117と№118には建設的経費等を計上しております。また、№119には工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。水道事業の予算総額は20億6,433万6,000円を計上しており、前年度較で9.9%の減となっております。平成30年度の年間総給水量は752万1,223立方メートルを見込んでおります。施設の整備などでは、耐震化対策としまして、昨年度に引き続き府営水受水管の耐震化工事などを、老朽化対策としまして、施設では美濃山浄水場中央監視装置更新工事や美濃山高区配水場自家発電設備更新工事などを、管路では男山金振地区などにおいて配水管布設替工事を予定しております。  予算説明書の493ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収支につきましては、水道事業収益で15億159万8,000円、水道事業費用で15億7,528万5,000円となりまして、502ページの損益計算書にお示ししておりますとおり、平成30年度も引き続き赤字予算となり、9,226万8,000円の純損失が生じる予算となっております。494ページにお戻りいただきまして、資本的収支につきましては、資本的収入で1億3,467万2,000円、資本的支出で4億8,905万1,000円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することにしております。  次に、下水道事業会計でございます。予算内容一覧表の№121をごらんいただきたいと存じます。№121から№123には事業運営に係る経費等を、№124から№126には建設的経費等を計上しております。また、№127には工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。下水道事業の予算総額は28億9,108万6,000円を計上しており、対前年度比較では3.5%の減となっております。平成30年度の年間総排水量は858万6,000立方メートルを見込んでおります。施設の整備などでは、汚水雨水管渠改築更新事業で、昨年度に引き続き男山・西山地区での下水道長寿命化工事を、公共下水道雨水事業で雨水地下貯留施設を市民防災広場に設置する工事を予定しております。また、雨水地震対策事業として、橋本地区ほかで下水道施設の耐震化工事を予定しております。  予算説明書の521ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収支につきましては、下水道事業収益で17億8,388万1,000円、下水道事業費用で17億2,208万5,000円となっております。522ページに移りまして、資本的収支につきましては、資本的収入で6億4,756万8,000円、資本的支出で11億6,900万1,000円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。  以上が五つの特別会計並びに水道事業、下水道事業会計の概要でございます。  以上をもちまして、平成30年度の当初予算案の概要説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより日程第5、議案第2号から日程第12、議案第9号までの質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第5、議案第2号から日程第12、議案第9号までにつきましては、委員会条例第6条の規定により、9名の委員をもって構成する平成30年度予算特別委員会を設置し、会議規則第37条第1項の規定により、これに付託したいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  異議なしと認め、そのように決しました。  ただいま設置されました平成30年度予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、3番近藤恒史議員、6番中村正臣議員、8番中村正公議員、10番清水章好議員、12番長村善平議員、14番鷹野雅生議員、15番山口克浩議員、18番山本邦夫議員、21番小北幸博議員、以上9名を指名いたします。  暫時休憩します。                  午前11時14分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時39分 開議 ○森川信隆 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ご報告いたします。先ほど設置されました平成30年度予算特別委員会が休憩中に開催され、委員長に長村善平議員、同副委員長に中村正臣議員がそれぞれ互選されました。よろしくお願いいたします。 △日程第13・日程第14 ○森川信隆 議長  日程第13、議案第10号、八幡市基金条例の一部を改正する条例案及び日程第14、議案第11号、八幡市国民健康保険広域化準備基金条例を廃止する条例案を一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。足立政策推進部長。          (足立善計政策推進部長 登壇) ◎足立善計 政策推進部長  ただいま上程いただきました日程第13、議案第10号、八幡市基金条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の11ページをお開きいただきたいと存じます。次の12ページに改正条例本文が、13ページに説明書がございますので、ご参照賜りたいと存じます。  退職手当基金の処分規定を追加し、土地開発基金及び医療費貸付基金を廃止するため、八幡市基金条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は3点ございます。  一つには、職員の退職手当の資金として発行してきました退職手当債の償還の財源として、退職手当基金を活用するための処分規定を追加することにしております。  二つには、公共用の土地をあらかじめ基金により先行取得することで、事業の円滑な執行を図ることを目的として設置いたしました土地開発基金につきまして、現在その活用見込みがなく、また、城南土地開発公社による先行取得も可能でありますことから、これを廃止することにいたしております。  三つには、高額医療費の貸し付けに関する事務を円滑かつ効率的に行うことを目的として設置いたしました医療費貸付基金につきまして、高額療養費の現物給付化に伴い、基金による貸し付けの必要がなくなりましたことからその役割を終えたと判断いたしまして、これを廃止することにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第14、議案第11号、八幡市国民健康保険広域化準備基金条例を廃止する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の14ページをごらんいただきたいと存じます。次の15ページに改正条例本文が、16ページに説明書がございますので、ご参照賜りたいと存じます。
     八幡市国民健康保険広域化準備基金を廃止するため、本条例を提案するものでございます。  その内容は、国民健康保険事業の広域化実施までに国民健康保険特別会計の赤字を解消し、事業の広域化への円滑な移行を図ることを目的として設置した八幡市国民健康保険広域化準備基金につきまして、平成30年度からの国民健康保険事業の広域化実施と国民健康保険特別会計の赤字解消に伴いまして、その役割を終えたと判断いたしまして、これを廃止するものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより日程第13、議案第10号及び日程第14、議案第11号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第13、議案第10号及び日程第14、議案第11号については、所管の総務常任委員会に付託いたします。 △日程第15~日程第18 ○森川信隆 議長  日程第15、議案第12号、八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案から日程第18、議案第15号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を願います。柏本総務部長。          (柏本修介総務部長 登壇) ◎柏本修介 総務部長  ただいま上程いただきました日程第15、議案第12号、八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の17ページをごらんいただきたいと存じます。次の18ページに改正条例本文が、19ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  平成29年の人事院勧告によります国家公務員の特定任期付職員の給与改定に準じまして、本市の特定任期付職員の給料月額と期末手当の支給率を改定するため、八幡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容でございますが、給料表の1号給と2号給の給料月額をそれぞれ1,000円引き上げますのと、期末手当の支給月数を0.05月分引き上げ、現行の年3.25月分から年3.3月分に改めるもので、今年度の12月支給分の期末手当を一旦0.05月引き上げ、来年度におきまして、6月支給分と12月支給分の期末手当に0.025月ずつ振りかえることにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第16、議案第13号、八幡市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の20ページをごらんいただきたいと存じます。次の21ページに改正条例本文が、22ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  八幡市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容でございますが、期末手当の支給月数を0.05月分引き上げ、現行の年3.25月分を年3.3月分に改めるもので、今年度の12月支給分の期末手当を一旦0.05月引き上げ、来年度におきまして、6月支給分と12月支給分の期末手当に0.025月ずつ振りかえることにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第17、議案第14号、八幡市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の23ページをごらんいただきたいと存じます。次の24ページに改正条例本文が、25ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  特別職の国家公務員の給与の改定に準じまして、八幡市特別職の職員の給与に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容でございますが、期末手当の支給月数を0.05月分引き上げ、現行の年3.25月分を年3.3月分に改めるもので、今年度の12月支給分の期末手当を一旦0.05月引き上げ、来年度におきまして、6月支給分と12月支給分の期末手当に0.025月ずつ振りかえることにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第18、議案第15号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の26ページをごらんいただきたいと存じます。次の27ページから36ページに改正条例本文が、37ページ、38ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  平成29年の人事院勧告によります一般職の国家公務員の給与改定に準じまして、八幡市職員の給与に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容でございますが、給料月額を平均0.2%引き上げますのと、勤勉手当の支給月数を0.1月分引き上げ、期末手当と合わせた現行の年4.3月分を年4.4月分に改めるもので、今年度の12月支給分の勤勉手当を一旦0.1月引き上げ、来年度におきまして、6月支給分と12月支給分の勤勉手当に0.05月ずつ振りかえることにしております。  以上の国家公務員の給与改定に準じた改正のほか、平成19年の給与構造改革時に本市が独自に設けました給料表(1)の6級につきまして、今日まで対象となる職員がおりませんことから、この際これを廃止し、国家公務員の一般行政職俸給表(一)の1級から7級までの俸給月額と同一にすることにしております。あわせまして、関係規定と字句の整理も行うこととしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  以上で提案理由の説明を終結いたします。なお、日程第15、議案第12号から日程第18、議案第15号につきましては、明27日の本会議においてご審査をいただく予定になっておりますので、ご了承願います。 △日程第19~日程第21 ○森川信隆 議長  日程第19、議案第16号、八幡市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案から日程第21、議案第18号、八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。  それぞれ、提案理由の説明を願います。柏本総務部長。          (柏本修介総務部長 登壇) ◎柏本修介 総務部長  ただいま上程いただきました日程第19、議案第16号、八幡市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の39ページをごらんいただきたいと存じます。次の40ページに改正条例本文が、41ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律の施行に準じまして、八幡市職員の退職手当に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容でございますが、退職給付の民間との格差を是正するため、職員に適用する退職手当の調整率を3.3ポイント引き下げ、83.7%とするものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  大東消防長。          (大東康之消防長 登壇) ◎大東康之 消防長  ただいま上程いただきました日程第20、議案第17号、八幡市消防手数料条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の42ページをごらんいただきたいと存じます。次の43ページに改正条例本文が、44ページから46ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴いまして、八幡市消防手数料条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、貯蔵所等の設置許可、完成検査前検査及び保安検査に係る手数料につきまして、人件費単価及び物価水準の変動を反映させる必要があること、事務の内容の変化に伴い見直しが必要であることから、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に準じまして、それぞれ改正しようとするものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第21、議案第18号、八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の47ページをごらんいただきたいと存じます。次の48ページに改正条例本文が、49ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴いまして、八幡市消防団員等公務災害補償条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は2点ございます。  1点目は、損害補償の加算額の改定でございまして、国家公務員の扶養手当の支給額をもとに算定されている損害補償の加算額につきまして、非常勤消防団員等に扶養親族がある場合の加算額をそれぞれ改めることにしております。  2点目は、法令の改正に伴う規定及び字句の整理を行うことにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより、日程第19、議案第16号から日程第21、議案第18号までの質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第19、議案第16号から日程第21、議案第18号までについては、所管の総務常任委員会に付託いたします。  午後1時まで休憩します。                  午前11時59分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時00分 開議 ○森川信隆 議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第22~日程第27 ○森川信隆 議長  日程第22、議案第19号、八幡市介護保険条例の一部を改正する条例案から日程第27、議案第24号、八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案までを一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。吉川健康部長。          (吉川佳一健康部長 登壇) ◎吉川佳一 健康部長  ただいま上程いただきました日程第22、議案第19号、八幡市介護保険条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の50ページをごらんいただきたいと存じます。次の51ページから52ページに改正条例本文が、53ページから54ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  介護保険制度の適正な運用を維持するため、介護保険事業計画を3年ごとに見直すことになっておりますが、平成30年度からの第7期介護保険事業計画の実施に向けて、保険料等を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は3点でございます。  1点目は、保険料の改正で、現行の基準額6万3,340円から6万3,000円に改定することにしております。  2点目は、第2号被保険者自体のサービス利用の増加に伴い、第2号被保険者の配偶者や世帯主の所得等を把握する必要が増してきていることなどにより、市町村の質問調査権の対象範囲が、第1号被保険者だけでなく、第2号被保険者まで拡大する介護保険法の改正が行われましたことから、この改正に合わせて、同法の規定を引用する条例の規定を改正するものでございます。  3点目は、政令の改正に伴いまして、規定及び字句の整理を行うことにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第23、議案第20号、八幡市指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の55ページをごらんいただきたいと存じます。次の56ページに条例本文が、57ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律による介護保険法の改正に伴いまして、八幡市指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例を制定する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、これまで京都府が行っていた指定居宅介護支援事業者等の指定に係る権限が市町村に移譲されることに伴いまして、京都府条例で規定されていた指定居宅介護支援等の事業に係る基準を、厚生労働省令で定める基準をもとに条例で規定するものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第24、議案第21号、八幡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の58ページをごらんいただきたいと存じます。次の59ページに改正条例本文が、60ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律による介護保険法の改正に伴いまして、八幡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、地域密着型通所介護の指定基準につきまして、障害福祉サービス事業所等が介護保険法の指定を受けることができるよう特例を設けることで、高齢者が障害福祉サービス事業所等で行われる介護保険サービスを利用しやすくするものでございます。なお、基準は、厚生労働省令で定める基準をもとに、サービスの基本方針を規定することにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第25、議案第22号、八幡市国民健康保険財政調整基金条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の61ページをごらんいただきたいと存じます。次の62ページに改正条例本文が、63ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  平成30年度から国民健康保険事業の広域化が実施され、市が負担する保険給付に対し、京都府が交付金を交付することで、国民健康保険の財政の安定化を図ることとなります。このことに伴いまして、八幡市国民健康保険財政調整基金の設置目的に関する規定等を整理しようとするもので、あわせて、字句の整理を行うことにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第26、議案第23号、八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の64ページをごらんいただきたいと存じます。次の65ページから69ページに改正条例本文が、70ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律による国民健康保険法等の改正に伴いまして、八幡市国民健康保険条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は4点ございます。  1点目は、国民健康保険財政の広域化でございます。平成30年度から京都府が国民健康保険の財政運営の責任主体となり、本市の国民健康保険事業納付金を決定し、本市は保険料を賦課・徴収し、京都府に納付金を納める仕組みへ見直されることに伴いまして、その財源となる保険料の賦課総額について、規定を整備することにしております。  2点目は、賦課限度額の改定でございます。保険料の賦課限度額のうち、基礎分を54万円から58万円に4万円引き上げることにしております。  3点目は、軽減対象世帯の拡充でございます。保険料の軽減判定時に用います所得基準額を、5割軽減につきましては1人当たり5,000円を、2割軽減につきましては1人当たり1万円を引き上げることにしております。  4点目は、法令の改正に伴う規定及び字句の整理を行うことにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
     続きまして、日程第27、議案第24号、八幡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の71ページをごらんいただきたいと存じます。次の72ページに改正条例本文が、73ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴いまして、八幡市後期高齢者医療に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、病院への入院等により他市に住所を変更した者が、住所変更前の市町村の被保険者となる住所地特例制度がございますが、この適用を受けて住所変更前の市町村の被保険者とされている国民健康保険の被保険者が後期高齢者医療制度に加入した場合、当該住所地特例の適用を引き継ぎ、住所変更前の後期高齢者医療広域連合の被保険者となるよう法律が改正されました。この改正に伴いまして、保険料の徴収対象者に当該被保険者を加えようとするもので、あわせて、規定の整理を行うことにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより、日程第22、議案第19号から日程第27、議案第24号までの質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第22、議案第19号から日程第27、議案第24号については、所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第28・日程第29 ○森川信隆 議長  日程第28、議案第25号、八幡市都市公園の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案及び日程第29、議案第26号、八幡市営住宅等設置及び管理条例等の一部を改正する条例案を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。藤田都市整備部長。          (藤田孝志都市整備部長 登壇) ◎藤田孝志 都市整備部長  ただいま上程いただきました日程第28、議案第25号、八幡市都市公園の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の74ページをごらんいただきたいと存じます。次の75ページに改正条例本文が、76ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  都市公園法施行令の一部改正に伴いまして、八幡市都市公園の設置に関する基準を定める条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は3点ございます。  1点目は、公募対象公園施設の設置基準に関する規定の追加でございます。民間事業者によって設置または管理させようとする都市公園に係る飲食店、売店等の公募対象公園施設につきまして、その建築面積の都市公園の敷地面積に対する割合を、通常の建蔽率である2%に、政令で定める基準を参酌して10%を上乗せし、12%とすることにしております。  2点目は、運動施設の設置基準に関する規定の追加でございます。これまで政令に規定されておりました都市公園の敷地面積に対する運動施設の敷地面積の割合を、政令で定める基準を参酌して、50%以下と改めて条例で規定することにしております。  3点目は、規定の整理をあわせて行うものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第29、議案第26号、八幡市営住宅等設置及び管理条例等の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の77ページをごらんいただきたいと存じます。次の78ページから82ページに改正条例本文が、83ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  市営住宅等の定義を見直すため、八幡市営住宅等設置及び管理条例等を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。  その内容は、市営住宅の定義を見直し、公営住宅法の規定に基づく公営住宅だけでなく、小集落地区改良事業によって市が建設した住宅も市営住宅に含めることにしております。また、この改正に伴いまして、八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の別表に規定する施設区分の見直し、その他の関係条例の規定もあわせて整理することにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより、日程第28、議案第25号及び日程第29、議案第26号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第28、議案第25号及び日程第29、議案第26号については、所管の都市環境常任委員会に付託いたします。 △日程第30~日程第36 ○森川信隆 議長  日程第30、議案第27号、平成29年度八幡市一般会計補正予算(第6号)案から日程第36、議案第33号、平成29年度八幡市下水道事業会計補正予算(第3号)案までを一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。丹下副市長。          (丹下 均副市長 登壇) ◎丹下均 副市長  ただいま上程いただきました日程第30、議案第27号、平成29年度八幡市一般会計補正予算(第6号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  今回の補正予算は、議案第12号から第15号で提案をさせていただきました人事院勧告によります一般職の国家公務員の給与改定に準じての改正などにより生じました人件費関係3,029万1,000円の増額分と、今後必要となります経費11億422万7,000円を合わせました11億3,451万8,000円を増額させていただいております。  恐れ入りますが、お手元にお届けいたしております平成30年第1回定例会八幡市補正予算書をごらんいただきたいと存じます。  まず、1ページをごらんいただきたいと存じます。補正させていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に11億3,451万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を263億3,612万6,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページから5ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。  今定例会に提案させていただきます補正予算額につきましては、これまでご可決賜りました事業の決算見込みによる増減額の差し引き等を行ったものでございます。  それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。別冊の一般会計・特別会計・事業会計補正予算内容一覧表をごらんいただきたいと存じます。  まず、№1をごらんいただきたいと存じます。職員給与費では、職員の退職者が当初より10人増加しましたことから、退職手当1億3,605万3,000円を増額しております。財源には職員退職手当基金繰入金を充当しております。  基金積立金では、今後の庁舎整備等に備えて、公共施設等整備基金に国民健康保険広域化準備基金を廃止して生じた財源をもとに3億7,538万1,000円を計上しております。  №2に移りまして、コミュニティ事業費では、都市開発基金の廃止に伴い、基金が保有する土地を一般会計で買い戻すものでございます。なお、№12の単独道路等整備事業費、№14の小学校管理運営費におきましても、同様に基金保有土地の買い戻しを行うことにしております。  №15に移りまして、長期債元金では、後年度の利息負担の軽減を図るため、退職手当債の残高の一部について繰上償還を行うこととしており、その経費6億7,056万2,000円を計上しております。  次に、恐れ入りますが、補正予算書にお戻りいただきたいと存じます。  歳入につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書の12ページから21ページにかけましてお示ししておりますとおりでございます。ただいまご説明申し上げました歳出の増減に合わせて、国・府支出金、地方債など特定財源を調整しているほか、市税など一般財源等につきましては、平成30年1月末時点における決算見込みにより増減して補正計上しております。  また、6ページには、第2表、繰越明許費の補正をさせていただいております。2件の事業を追加して繰越明許費を計上させていただいております。なお、平成30年第2回定例会におきまして、繰越計算書にて平成29年度執行分、平成30年度への繰越分をご報告させていただきます。  次に、6ページから7ページにかけましては、第3表、地方債の補正計上をさせていただいております。  以上が平成29年度八幡市一般会計補正予算(第6号)案の内容でございます。平成29年度の残された期間はあと1カ月でございます。引き続き事業の執行に努めるとともに、繰り越しさせていただく事業の早期着手に努力してまいりたいと存じます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第31、議案第28号、平成29年度八幡市駐車場特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の111ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額から41万1,000円を減額し、総額を1,298万9,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の112ページと113ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。  補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の№17をごらんいただきたいと存じます。消費税及び地方消費税の確定に伴いまして、駐車場管理運営費を減額するものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第32、議案第29号、平成29年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の123ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額から2億3,038万7,000円を減額し、総額を96億513万7,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の124ページと125ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の№19をごらんいただきたいと存じます。共同事業拠出金の2億2,838万7,000円の減額は、府内全体に医療費が減少傾向であることから、事業全体も縮小となったものでございまして、歳入の共同事業交付金においても、1億9,083万7,000円の減額となっております。特定健康診査事業費200万円の減額は、受診者数の減によるものでございます。  次に、歳入につきましては、補正予算書の歳入歳出補正予算事項別明細書130ページと131ページにお示ししているとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて特定財源等の増減をさせていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第33、議案第30号、平成29年度八幡市介護保険特別会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の143ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額から2億6,502万3,000円を減額し、総額を52億7,097万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の144ページと145ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の№21をごらんいただきたいと存じます。一般管理費では、システム移行に伴う認定審査システム構築委託料確定に伴いまして、900万円を減額しております。№24に移りまして、介護保険給付費基金積立金では、7,897万7,000円を増額して計上しております。また、保険給付費におきましては、各事業の決算見込みによりまして増減させていただき、補正計上しております。  次に、歳入につきましては、補正予算書の歳入歳出補正予算事項別明細書150ページから153ページにお示ししているとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて特定財源の増減をさせていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第34、議案第31号、平成29年度八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の177ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に1億6,130万円を追加し、総額を16億6,750万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の178ページと179ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。  補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の№25をごらんいただきたいと存じます。後期高齢者医療広域連合納付金1億6,130万円の増額は、平成28年度の出納整理期間における保険料と現年保険料の増額分、保険基盤安定負担金と定率負担金の確定によるものでございます。  次に、歳入につきましては、補正予算書の歳入歳出補正予算事項別明細書184ページと185ページにお示ししておりますとおりでございます。ただいま申し上げました歳出の増額に合わせまして、歳入の増額をさせていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第35、議案第32号、平成29年度八幡市水道事業会計補正予算(第3号)案につきまして、その内容のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の189ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条と第3条にお示ししておりますとおり、職員退職金の減額と、人事院勧告に伴います給与費等の増額並びに今後必要となります事業費を調整しまして、水道事業収益の営業外収益で2,597万円の減額、水道事業費用において営業費用で4,834万9,000円の減額、営業外費用において1,000円の減額、計4,835万円の減額、資本的収入の出資金において110万円の減額、資本的支出の建設改良費において432万5,000円の減額をさせていただくものでございます。第4条にお示ししておりますのは、職員給与費を減額するに当たりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  恐れ入りますが、補正予算内容一覧表の№27をごらんいただきたいと存じます。その内容は3点ございまして、1点目は退職対象職員の異動とその他職員の退職に伴う補正で、退職給与金を2,376万9,000円減額させていただくものでございます。2点目は、栗ヶ谷配水池旧施設撤去工事及び栗ヶ谷配水池の耐震化工事におきまして、旧施設の敷地内に設置しております共同テレビアンテナの移設につきまして、利用者で組織する組合との協議に時間を要したため、次年度に改めて予算計上することとし、本年度の予算を減額させていただくもので、資産減耗費で2,542万円の減額、建設改良費で447万円の減額をさせていただくものでございます。3点目は、予算の増減に当たり、消費税等の算出を行いまして、資本的収支に係る控除対象外消費税を1,000円減額させていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第36、議案第33号、平成29年度八幡市下水道事業会計補正予算(第3号)案につきまして、その内容のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の203ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条と第3条にお示ししておりますとおり、職員退職金の増額と人事院勧告に伴う職員の給与等の増額並びに今後必要となります事業費を調整しまして、下水道事業収益の営業外収益で233万3,000円の増額、下水道事業費用の営業費用において56万3,000円の増額、営業外費用において1,000円の増額、計56万4,000円の増額、資本的収入において出資金6,000万円の減額、資本的支出の建設改良費において10万3,000円の増額をさせていただくものでございます。予算書本文第4条にお示ししておりますのは、職員給与費を増額するに当たりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  恐れ入りますが、補正予算内容一覧表の№29をごらんいただきたいと存じます。その内容は2点ございまして、1点目は、職員の退職に伴う補正で、退職給与金を29万1,000円増額させていただくものでございます。2点目は、予算の増減に当たり、消費税等の算出を行いまして、資本的収支に係る控除対象外消費税を1,000円増額させていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  以上で提案理由の説明を終結いたします。  なお、日程第30、議案第27号から日程第36、議案第33号までについては、明27日の本会議においてご審議いただく予定になっておりますので、ご了承願います。 △日程第37 ○森川信隆 議長  日程第37、議案第34号、八幡市道の路線の認定、変更及び廃止についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。藤田都市整備部長。          (藤田孝志都市整備部長 登壇) ◎藤田孝志 都市整備部長  ただいま上程いただきました日程第37、議案第34号、八幡市道の路線の認定、変更及び廃止につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の91ページをごらんいただきたいと存じます。次の92ページに新規認定路線、変更路線及び廃止路線を掲載しております。また、議案第34号の参考資料1ページから4ページに位置図を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  新規認定につきましては道路法第8条第2項の規定により、変更及び廃止につきましては同法第10条第3項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  新規認定路線につきましては、整理番号①の1路線でございます。議案第34号の参考資料をごらんいただきたいと存じます。1ページの整理番号①の路線は、新名神高速道路八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジ整備に伴う道路形態の変更により新たに新規認定を行うもので、延長は約465メートルでございます。  次に、変更路線は整理番号②、③の2路線でございます。2ページの整理番号②の路線は、下奈良野神地域での底地のつけかえに既存の路線の起点部の変更を行うもので、延長は約9メートル増加します。3ページの整理番号③の路線は、府道八幡京田辺インター線の開通に伴う道路形態の変更により起点部が変更になるもので、延長は約130メートル減少します。これにより、変更認定路線の全延長は約121メートルの減少となります。  次に、廃止路線は4ページの整理番号④の1路線でございます。新名神高速道路八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジ整備事業に伴う道路形態の変更により廃止するもので、延長は約613メートルの減少となります。  なお、今回の新規認定、変更及び廃止によりまして、総延長約269メートルの減少となります。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより日程第37、議案第34号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第37、議案第34号については、所管の都市環境常任委員会に付託いたします。 △日程第38・日程第39 ○森川信隆 議長  日程第38、報告第1号、専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)及び日程第39、報告第2号、専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を一括議題といたします。  順次、報告を求めます。越本教育部長。          (越本敏生教育部長 登壇) ◎越本敏生 教育部長  ただいま上程いただきました日程第38、報告第1号、専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
     恐れ入りますが、議案書の93ページをごらんいただきたいと存じます。次の94ページに専決処分書が、95ページに説明書が、また96ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  本件は、平成29年8月9日午前9時23分ごろ、本市上奈良大門30番地の2の先の路上におきまして、部活動の練習試合に向かう生徒を乗せた市立中学校教諭の運転する公用車が、前方に停車していたトラックを避けるため右車線へ車線変更をする際に、右車線後方から走行してきた相手方トラックの左側面に衝突するという事故が発生いたしました。この事故によって被害を受けました生徒に係ります和解及び損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、平成30年2月5日に専決処分をさせていただいたものでございます。  和解及び損害賠償の相手方は男山第三中学校の生徒7名の親権者でございます。  損害賠償の額は、治療費9万1,577円、看護料6,150円、慰謝料5万8,800円の合計15万6,527円で、その全額が自動車損害賠償責任保険から補填されることになっております。  以上、報告させていただきます。  続きまして、日程第39、報告第2号、専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の97ページをお開きいただきたいと存じます。98ページに専決処分書が、99ページに説明書が、また100ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  本件は、報告第1号で報告しました自動車事故によって被害を受けました相手方に係ります和解及び損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、平成30年2月5日に専決処分をさせていただいたものでございます。  和解及び損害賠償の相手方は○○○○○○○○○○○○○○○○○○○氏で、住所は○○○○○○○○○○○○○○○○○○でございます。  和解の内容は、責任割合を市80.4119%、相手方19.5881%とし、市が負担いたします相手方車両の修理代46万278円から、相手方が負担いたします市公用車の修理代23万278円を差し引きした後の金額23万円を、本市が相手方に対し、損害賠償として支払うもので、その全額が公益社団法人全国市有物件災害共済会から補填されることになっております。  事故の当事者である教諭には、今後、このような事故がないよう、安全運転について厳重注意をしたところでございます。また、教職員の安全運転につきましては、事故直後の校長会を通じまして、改めて指導したところでございます。  以上、報告とさせていただきます。 ○森川信隆 議長  これより日程第38、報告第1号及び日程第39、報告第2号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  以上で報告第1号及び報告第2号の報告を終結いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は明27日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略させていただきますので、ご了承願います。  本日はご苦労さまでした。                  午後 1 時50分 散会                  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       八幡市議会議長    森 川 信 隆                       会議録署名議員    奥 村 順 一                       会議録署名議員    巌     博...