1、市から出席した者
中小路市長 土家副市長 佐々谷副市長
下平理事 仁科企画部長
城田政策推進課長 滝川財政課長 喜多秘書課長 関情報広報課長
石田総合交流センター館長 森総務部長 嶋谷総務部参事兼
危機管理監
川上総務課長 松岡(裕)
総務課法令遵守・
法務担当主幹 川村職員課長
清水管財課長 松岡(佐)
市民課長 山田(勝)
環境経済部長
井ノ上農林振興課長 中小路農林振興課主幹 田中(厚)
商工観光課長
池田健康福祉部長 齋藤健康福祉部次長兼
福祉事務所長
名和こども福祉課長 田端障がい
福祉課長 山口(隆)
建設交通部長
大石建設交通部次長兼
都市計画課長 末永まちづくり政策監
上村水道事業管理者職務代理者上下水道部長 山本(和)
教育長
中村教育部長 本島教育部次長兼
学校教育課長 舟岡教育総務課長
柿原文化・
スポーツ振興室青少年育成担当主幹
山田(常)
会計管理者兼
会計課長 髙田監査委員事務局長
1、
議会事務局
岡本(明)
議会事務局長 河北議会事務局次長
荻久保議会事務局次長補佐兼
議事調査係長 山口(洋)書記
1、
傍聴者
〔議 員〕(0人)
〔
新聞社等〕(0人)
〔市 民〕(1人)
(午後1時00分 開会)
○
岩城一夫主査 それでは引き続きまして、
予算審査常任委員会第1
分科会を開会をいたします。
傍聴がありますので、報告をいたします。
それでは、本
分科会に送付を受けております
議案につきまして、
議案番号順に審査を行いたいと思いますがよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
○
岩城一夫主査 それでは、まず、第112
号議案につきまして、一括して
説明をお願いいたします。
○
仁科企画部長 それでは、第112
号議案、
平成27年度
長岡京市
一般会計補正予算第4号につきまして、御
説明申し上げます。
かがみにありますように、第1条で既定の
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ7億9,971万6,000円を
追加し、
歳入歳出予算の総額を282億8,215万9,000円とするものであります。
また、第2条では、
債務負担行為の
補正、第3条では、
地方債の
補正を行うものといたしております。
それでは、事項別明細に沿いながら、御
説明申し上げます。
議案書14、15
ページをごらんいただきたいと存じます。
14
ページ、まず、
歳入でございます。款8
地方特例交付金及び款9
地方交付税の
普通交付税につきましては、今年度の
普通交付税の暫定後の確定に伴いまして、それぞれ増減をいたしたところであります。
普通交付税の増分4億9,000万円余りを主たる財源として、
追加需要等に対し今回の
補正を調製いたしております。
次に、款11
分担金及び
負担金。項1
負担金の目1
民生費負担金では、
保育所入所者保護者負担金現
年度分を1,869万8,000円減額調整しております。これは、年度当初から開始をしております、第3子
無償化にかかる
利用分の減でございます。
次に、款13
国庫支出金、項1
国庫負担金の
民生費負担金では、
歳出事業費の
増額措置に伴いまして、障がい
者関連及び
保育所運営費にかかる
負担金を
負担率に応じて、それぞれ
増額計上をいたしました。
ページをお
めくりいただきまして、16、17
ページでございます。
項2の
国庫補助金でございます。まず、目1
総務費補助金では、右肩、
選挙年齢の
引き下げ対応のための
システム改修にかかる
補助金であります。8万5,000円を
計上いたしました。
次の目2
民生費補助金におきましては、
補助金の
変更により、上にあります
保育緊急確保事業費国庫補助金、これを
全額減額をいたしまして、新たに
子ども・
子育て支援国庫交付金として1,996万9,000円
計上したところでございます。
次の目4
土木費補助金では、
交付金の
内示に伴いまして、
社会資本整備総合国庫交付金街路事業分及び旧
まちづくり交付金事業分をそれぞれ
増額いたしました。
次の目5
教育費補助金では、
子ども・
子育て支援国庫交付金を
計上しておりますが、
補助金が
変更による組みかえでございます。
減額分については後ほど、
府補助金で出てまいります。
次に、款が変わりまして、款14
府支出金であります。
項1府
負担金の目1
民生費負担金でありますが、
国庫負担金と同様の理由で
負担率に応じてそれぞれ
増額計上をいたしております。
次の項2
府補助金の目2
民生費補助金につきましては、
対象歳出事業費の
追加に伴いまして、右肩、
福祉医療助成事業費府補助金を370万7,000円、
老人医療費府補助金を1,085万9,000円
増額いたしたところでございます。
次の
高齢化対策推進事業費府補助金の50万円につきましては、既に
計上の
事業費、
シルバーほっと
ラインの分でございますが、それに
補助金追加ということでございます。その
計上であります。
次に、18、19
ページであります。
19
ページ右上の節の3
児童福祉費補助金であります。これも
補助金の組みかえによりまして、上から二つ、
保育対策等促進事業費府補助金、また
保育緊急確保事業費府補助金、これを全て減額し、この項の
四つ目にあります
子ども・
子育て支援交付金として、新たに
計上し直しております。
三つ目にあります、第3子以降
保育料無償化事業費補助金の1,223万1,000円の増につきましては、先ほどの
負担金で減額いたしました
保育料の
影響額にかかる
府補助金、
補助率は2分の1相当ですが、それに関係の
増額でございます。
次の目5
農林水産業費補助金につきましては、
補助金の
追加内示に伴い
野生鳥獣被害総合対策事業府補助金15万6,000円を
追加し、
歳出側で
鹿捕獲の
事業費を
計上いたしたところであります。
目の8
教育費補助金につきましては、
補助金の
変更による
組み替え計上でございます。
次に款が変わりまして、款19諸
収入、項4の雑入であります。
まず、目1
弁償金では、本市が
裁判所の勧告に従い支弁する
和解金に対する本人への求償にかかる
弁償金であります。今
年度分の
受け入れ予定として114万円を
計上いたしたところでございます。
次の目3雑入では、
過年度分にかかる
後期高齢者医療療養給付費の
返還金814万2,000円。また、その下の
後期高齢者健康診査の
補助金321万7,000円それぞれ
計上しております。いずれも
広域連合から
受け入れを予定しております。その下にあります、
土地改良事業団体連合会会員支援事業交付金につきましては、八条ケ池駅の改修にかかる
実施設計に対する
連合会からの助成でございます。
次の目4
過年度収入では、前年度の精算に基づきまして、
受け入れる国・府の
追加負担金を
計上いたしております。
ページが変わって20、21
ページをお願いいたします。
歳入の最後、款20市債でございます。目3の
土木債におきまして、
交付金の
内示を受けて、
道路事業や
長岡京駅前線にかかる
事業費を
追加し、
事業債を
増額いたしました。旧
まちづくり交付金事業債の減につきましては、
交付金の増に伴い市債を縮減したものでございます。
以上が、
歳入補正予算の概要でございます。
続きまして、
歳出に入らせていただきます。
お
めくりいただきまして、22
ページ。
まず、款1
議会費であります。
議会費につきましては、右肩01の
議会運営事業で、
委員会室の机、椅子の
更新経費として、
器具費690万3,000円を
追加をいたしております。
次に、
職員人件費の
補正でありますが、
職員人件費の
補正につきましては、今回総合的な給与の見直し、また
地域手当の率の引き上げ、そして本年4月1日の
職員体制異動等の整備に伴う
補正措置を行っております。なお、以降同様の理由にて、所要の
項目に応じて
補正対応をさせていただいておりますので、以後につきましては
職員人件費を除いた部分について
概要説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
それでは款が変わりまして、款2
総務費、項1
総務管理費とありますが、この
ページの目1
一般管理費は
職員人件費のみでございますので、お
めくりをいただきまして、次の24、25
ページであります。
24
ページ、目5
財産管理費では、右肩見ていただきますと、
公用車2台の
更新費用として231万8,000円、また、
庁舎建設基金への
積立金1億8,000万円を
追加をいたしたところでございます。
次の目10
防犯防災費でありますが、
器具費の
計上は
阪急長岡天理駅の東西に1カ所ずつ
防犯カメラを設置するための経費でございます。
次の項2
徴税費は
職員人件費のみでありますので、1
ページお
めくりいただきまして26、27
ページ。
項の3
戸籍住民基本台帳費であります。右肩をごらんいただきますと、01の
住民基本台帳記録管理事業で、
顔認証システム導入委託料を
計上いたしております。これは、マイナンバーカードの
交付時の
トラブル回避のための国の提案による導入でございます。
次に、項4
選挙費では、右の
ページで
選挙システム改修委託料を17万1,000円を
増額しております。これは、
選挙権年齢の
引き下げに対応するための
改修経費でございます。
ページが変わりまして、28
ページ。
項5
統計調査費。
次の項6
監査委員費がございますが、これも
職員人件費のみでございますので、少し飛んでいただいて32
ページ。一番下の
民生費に
計上の
北開田会館費でありますが、この
会館費につきましても
職員人件費のみであります。
ページをお
めくりいただきまして、44
ページ。
款6
農林水産業費をお願いいたします。44
ページの下、款6
農林水産業費の項1
農業費、目2の
農業総務費につきましては、
職員人件費のみであります。
次の46、47
ページをお願いいたします。
46
ページの上に目4の
農地費がございます。右肩見ていただきますと、
土地改良事業補助金756万円を
増額しております。これは、八条ケ池の
護岸改修のための
追加の
計上でございます。
続いて、項2
林業費では、まず、
補助率10分の10の
補助金の
内示を受けて、
鹿捕獲強化事業奨励金15万6,000円を
計上いたしました。
次の造林・
除間伐推進事業では、台風11号で被災した
立石林道の復旧にかかる
整備工事費417万8,000円を
計上したところでございます。
次に、款7
商工費がございますが、この
項目も
職員人件費のみであります。
ページを進めていただきまして、62
ページをお願いいたします。
62
ページの下のほうに款12
予備費があります。今回
予備費を649万5,000円減額し、今回の
補正にかかる
収支調整を図ったところでございます。
以上が
歳出補正予算の概要であります。
それでは、恐縮でございます。7
ページにお戻りをいただきたいと存じます。
7
ページにお戻りいただきまして、第2条で掲げました第2条
債務負担行為補正でございます。
追加といたしまして、まず、
乙訓土地開発公社による市道0206号線
事業用地の
先行取得事業の設定でございます。これは
通学路の
安全対策のための取得でございます。
次の
学校給食調理業務委託料、また長岡第5小
留守家庭児童会施設建設工事実施設計委託料の2件につきましては、いずれも今年度中に
入札業務を行う必要があるため、設定をするものでございます。期間・
限度額はごらんのとおりでございます。
ページをお
めくりいただきまして、8
ページ、9
ページ。
第3条で掲げました、第3表、
地方債補正でございます。
変更といたしまして、
歳入予算で申し上げた
道路整備事業債ほか、二つの起債の
限度額の
変更をお願いするものでございます。
以上が
平成27年度
長岡京市
一般会計補正予算(第4号)の内容でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願いを申し上げます。
○
岩城一夫主査 説明は終わりました。
まず、第1条第1項及び第2項について、
歳入全般について御質疑を受けたいと思います。
○
小原明大委員 済みません。
地方交付税なんですけれども、当初の
見込みが17億円で、今回5億ぐらいの増になっていまして、3割ぐらいの増だと思うんですけれども、当初どのような形で
見込みをされていて、今回この5億ふえたのはどういう要因で、例えば積算する
項目が当初の予測よりも新たなものがふえていってるのかとか、その数量の
見込みだったんだとか、その内容を少し教えてください。
○
滝川財政課長 普通交付税ですが、当初
予算15億9,400万円
見込みで、決定が20億9,937万1,000円ということで、今回4億9,169万4,000円の
増額ということで、当初
予算のとき、それぞれ
需要額、それから
収入額、それぞれ持ちえる情報でできる限り厳密にといいましょうか、見積もって
予算はまず
計上しております。
ただ、
普通交付税、制度の
変更もございます。例えば、
平成27年度ですと新たな
項目といたしまして、
人口減少等特別対策事業費という
項目が加わっております。それが、算定上で約2億1,500万円ございます。それがぶれ分の大きなものでございますし、これが当初
予算のときはまだ情報が詳細ではなかったということで、これは正味ふえております。そのほかにも、
需要額等ですと個別の
算定経費等、個々の部分、制度の
変更ございます。それと、あとまた
基準財政収入額につきましても、見込んでおったところから、また若干の動きがございますので、それらを合計いたしまして今回の
補正額となっております。
以上です。
○
小原明大委員 感覚で申し上げて申しわけないんですけど、毎年大体この段階で
地方交付税が増になりまして、土地の購入と
市営住宅の
修繕料の
増額と、財調積み戻しと新たな積み立てというのをやるという、大体パターンになってるかなというふうに思っておるんですけれども、ちょっとお聞きしたいのが、当初
予算は何度も査定を繰り返してシビアに
取捨選択をしていかれるわけですけれども、年度途中で例えば5億円とか
歳入がぽっとふえる、このタイミングっていうのは、この5億円の
使い道を考えるそのプロセスというのは、当初
予算のときに、もし後で入ってきたらここやりますよというような話をしているのか、それとも今の段階で新たに全庁的に論議をしてふえていくのか、どちらになるんでしょうか。
○
滝川財政課長 当初
予算査定といいましょうか、編成の際、議員も御存じのように
歳入歳出で申し上げますと、
歳出のほうが大幅に超過している。中には
優先順位等で
取捨選択をせざるを得ない
事業もございます。そういったものにつきましては、
補正予算でということで
担当課のほうから要求が上がってまいります。そういったものをまた、何ていいましょうか、
事業のそれぞれ
優先順位、それから必要性等総合的な見地から判断しまして、
歳入のあるべき財源の中で
補正予算としてまとめさせていただいております。
以上です。
○
小原明大委員 そしたら、全庁的に個別に話がされるというよりも、全庁的にどうしましょうという場がある感じなんですか。
○
滝川財政課長 もちろん年間通じまして、
補正予算というもののことについても全庁的にもお知らせはしております。個々で上がってまいりますが、各
担当部長のほうからの決裁の後で上がってまいって、
最終市長査定ということで決めておりますので、それはもちろん全庁的な視点での決定ということにしております。
○
小原明大委員 もう一つ、款19の諸
収入のところで、
弁償金というのが今回入りまして、これまで余りなかったところだと思うんですけれども、この
和解解決金に伴う
弁償金というのをどういう形で納付をしてもらうのか。
納付書出してとかいうことだと思うんですけど、例えば滞納などがあった場合にはどういう対応になるのかを教えてもらえますか。
○
中村教育部長 今回の
弁償金につきましては、基本的にまた別の
議案のほうで御承認をいただいて、
和解勧告のほうが我々
受け入れるということが確定した段階で、
男性教諭のほうから
裁判所のほうが確定した段階で100万円については、直接納付をされると。以降47回にわたりまして、それぞれの後の50%、残りの分について、こちらのほうから
納付書を発行するとか、そういうふうな手続はございません。自主的にそれぞれ47回にわたりまして、それぞれ納付をしていただくというような形で本人のほうと契約を結ぶという形でございます。
以上です。
○
小原明大委員 わかりました。
○
武山彩子委員 17
ページ以降の
国庫支出金、
府支出金全般にかかわって、今回
保育にかかわる国と府の
補助金が
メニューがえがあり、
交付金に切りかわるということがたくさんありまして、この
補助金から
交付金に変わることの意味というのを教えていただきたいなと。というのは、例えばその17
ページの
保育緊急確保事業費国庫補助金が
子ども・
子育て支援国庫交付金に一部変わるということがあったりとかということだったんですが、
補助金だと割とその
使い道が字を見たら何となくわかるんですけども、これがこの
子ども・
子育て支援国庫交付金という名前になったり、
京都府のほうの
交付金の同じ、
子ども・
子育て支援府交付金という、ほんとに大きなくくりでの名前になってしまうので、見た目から何に、どんなことに使われるのかというのがちょっとよくわからなくなってしまうなというふうに思ってまして、その
補助金から
交付金に変わることが、どうして変わってしまうのかなということをお聞きをしたいと思います。
○
池田健康福祉部長 4月から
子ども・
子育て新制度に変わりまして、
子ども・
子育て支援交付金というのが執行されています。
対象事業につきましては、必要な13
事業ですね。必須の13
事業について、
対象事業になっておりますので、それらが一部
補助金に入っていたものが全て
交付金に組み替わるということで、
交付金の内容が変わったというふうになっております。
以上でございます。
○
武山彩子委員 それと、今この時期に変わるというのは、さっきの
地方普通交付金のところと同じように、その制度が変わっていろいろ確定するのにちょっと時間がかかり、12月というこの時期になったということなんですかね。
○
名和こども福祉課長 そのとおりでございます。
○
武山彩子委員 ということは、今まで
補助金でやっていたものも全て13
事業が必須という
交付金に変わるということなので、中身そのお金の入ってくる
額そのものは、全く変わってない。きちんと今までどおりというか、
長岡京市が
保育の
事業をするのに対して、きちんと支障なく、きちんと入ってきているということでよろしいんですよね。
○
名和こども福祉課長 補助割合の関係なんですけども、
子ども・
子育て支援交付金のほうにつきましては、国、府、市が3分の1ずつ
負担をするということになっております。以前の
保育緊急確保事業費の
補助金なんですけども、そちらのほうは国が2分の1、府が4分の1、市が4分の1でございます。
以上でございます。
○
武山彩子委員 わかりました。そうすると、少し市も府も
負担額が上がってしまうということなのかなというふうに思って聞いたんですが、その分の
持ち出しがふえる分というのは、ほかから何か、国から保障されてたりとかするんでしょうか。
○
名和こども福祉課長 特にございません。
以上です。
○
武山彩子委員 わかりました。
○
滝川財政課長 今回組み替えしております
交付金ですが、今回の
補正予算に限りましては、同額をほぼ
交付金のほうに振っておりますので、その
一般財源持ち出しというのはないということで、御理解いただきたくお願いいたします。
○
武山彩子委員 そしたら、今回のはそうだけども、全体で言えば、市の
負担がふえているということなんですか。
○
仁科企画部長 補助金、
交付金の全般的なお話として受けとめていただきたいんですけども、
財政上
補助金、
交付金、また
助成金とかそういった言葉でいずれも
補助です。ただ、今の流れといたしまして、一つの
事業だけを捉えて支援するのが
補助金。これは昔の流れでございます。今は
交付金という名称の中で、
一定自由度を含めた
メニュー化というのが図られておりますので、その辺で対象になる範囲が若干拡大をするとか、そういったものがございます。ただ、総額は国の
予算の範囲に縛られますので、今回、今
財政課長が申しましたように、今回の振りかえはその分で十分担保されてますし、そういうことは対象の範囲で前の
補助金よりも若干広がってきているかなというふうに捉えておるところであります。
○
武山彩子委員 わかりました。続けて、その流れで、
子ども・
子育て支援国庫交付金とか
府交付金の中には、
保育所の
職員の
処遇改善が含まれていると。それも
メニューの振りかえがあったというふうに事前にお聞きをしていたんですが、この
処遇改善分、
保育士の確保が今大変ということで、
白石議員も
一般質問で質問されてましたけれども、例えばその
処遇改善分の
財源措置がきちんと
保育所とか
保育施設とかのところで、
職員の給与の
改善、処遇の
改善に反映されてるかどうかということがほんとに大事だなというふうに思っているんですが、ここのチェックについて
処遇改善がほんとにされているかどうかというのを、国からはきちんと市町村が見守りなさいよ、監視しなさいよということとかは、何か指示とかは出てますでしょうか。
○
名和こども福祉課長 職員の
処遇改善の関係なんですけども、
認可保育所のほうからは
賃金改善計画書というものを取りまとめていただいておりまして、
期末手当であったり一時金という形で分配をするということでお伺いしております。
以上でございます。
○
武山彩子委員 市の
認可事業でいうと、
小規模保育施設もありますが、これも今のは
認可民間の
保育所ですよね。
小規模保育施設はどうですか。
○
名和こども福祉課長 小規模保育施設についても同様でございます。
○
武山彩子委員 わかりました。済みません、続けて。その下の
府支出金のところの
高齢化対策推進事業費府補助金50万円、先ほど部長の御
説明で
シルバーほっと
ラインの
単費計上しているところに、今回府の
補助がつきましたという御
説明だったんですが、これは
京都府からの
補助金というのは今回限りの一時的なものだというふうに思っておいたらいいんでしょうか。
○
池田健康福祉部長 そのとおりでございます。
○
武山彩子委員 ちょっと
歳出のほう見ましたら、特にその50万円の
支出が出てないので、どういうお金の流れになるのかなというのをお聞かせいただけますか。
○
池田健康福祉部長 本市のほうが
一般会計で
単費で実施している
事業について、
京都府のほうに
事業の計画という形で提出させていただいた後、
京都府のほうで審査されて、
京都府
予算の範囲内で額が上がったり下がったりしますけども、今回については50万円
補助が出るということで
内示をいただいているということです。
以上です。
○
武山彩子委員 ということは、
一般会計で
計上していた、全体で
緊急通報装置の
事業って250万円ぐらいだったかと思うんですが、その250万円に上乗せして50万円ではなくて、250万円のうちの50万円は府の
補助金としてやれるようになったというふうに理解したんですが。
○
池田健康福祉部長 事業計画、
緊急通報体制整備事業ということで、総
事業費を224万6,032円という形で計画を上げさせていただいて、
補助金が50万円という
内示をいただいたということになります。
○
武山彩子委員 わかりました。
以上です。
○
岩城一夫主査 ほかありませんか。なければ、
歳入全般に対する質疑を閉じます。
次に、
歳出のほうですが、先ほど
説明がありました第1款
議会費、第2款
総務費、第3款
民生費のうちですが、
北開田会館費に関する分、それから第6款
農林水産業費、第7款
商工費、第12款
予備費、それから
債務負担行為につきましてですが、全般にわたりまして、御質疑を受けたいと思います。
○
小原明大委員 1点お聞きします。25
ページの
防犯カメラを4台設置する
予算ですけども、
防犯カメラは犯罪捜査のときに非常に効果を発揮するということで、そのことに付随して抑止力につながるというふうに理解をするんですけれども、一方で関係ない市民もずっと撮られているということに対する、違和感というのも一方であるところだと思うんですが、それに対しては特定の目的にしか使いませんという担保のところで、今答えていくしかないのかなと今のところ思っておるんですけど、この管理人要綱を以前見せていただいたんですけれども、管理台帳に第三者から請求があって、誰に貸し出しをしましたということを管理台帳に記載するというふうなことが書かれていたんですけれども、市が見るということもあるのかなと思いまして、そのときにいつ、誰が、どういう目的で見たということを記録するのも必要なのかなと思ったことと、それと第三者から貸してくれという、これは警察だと思うんですけど、そういう要望があったときに、第三者から出してもらう様式というのが、このために提出を貸し出しをしてくださいという申し込んでもらうための様式というのが要るのかなと思ったんですけども、その点いかがでしょうか。
○
嶋谷総務部参事兼
危機管理監 まずは、この
防犯カメラの情報、画像の閲覧、提供に関しましては、原則法令に基づく場合、すなわち議員おっしゃいました
裁判所からの請求、それに限るという形にはなります。提供に関しましては、
裁判所のみ。ただ、閲覧ということに関しましては、警察等に事故、事件等のそういった確認といいますか、事前にちょっと映っているかどうかという部分については、捜査上のそういった照会書、そういったもので必ず原則文書でもってしていただくという形で対応していく。
そしてまた、
職員のほうで見るというのは、今ちょっと御質問があったんですけども、一切ございません。自動的に今容量でいきますと、おおむね14週間程度の期間はデータ上残っておりますけども、自動的に上書きといいますか、自動的に更新、更新という形になってございますので、市のほうの担当のほうで、それをちょっと見るということは、そういった事由が発生しない限りないということでございます。以上でございます。
○
小原明大委員 ちょっと要望です。以前に公園管理課の同じ要綱を見せてもらったときに、若干ちょっと違いまして、あれは第三者が閲覧するときに申請書を出してもらうというので、その様式もあったんですけど、ちょっとその記載の内容が違いましたんで、また全庁的に調整が必要であれば、お願いしたいと思います。
以上です。
○
岩城一夫主査 はい、要望。ほか、何かございますか。
○八木浩委員 今の1点、公園管理の部分で要綱が違うということなんですけど、これ実際はどうなんだ。
○山口(隆)
建設交通部長 要綱が違うという、基本的にはそんなに要綱は変わっておりませんが、ただ、警察当局のほうでそういう資料提供があれば出せるというような形で明記をしてるというのが、公園のほうでございます。こういったものについては、記載がある分については、今言われましたようにもう一度点検して、同じようなものにしていく必要があるのかなというふうに思っておりますので、調整協議をさせていただきます。
○八木浩委員
裁判所っていう部分等話とめはったんやけども、この部分を第三者っていう部分が入ってくるとまた違うんで、そこを確認の上、また見てもらいたいなと思います。
それともう1点、これ東西4台カメラをつけてはるということで、抑止力にもなるし、防犯という部分で犯罪を未然に防ぐという部分にも効果は出てくるだろうと思うし、何よりも事件が起こってからの捜査でいろんな犯罪の犯人の検挙という部分が、非常に昨今の事象を見ても、役立つカメラでもあると思うし、防犯という呼び方、ある意味じゃあれなんやけれども、市民の人を安心、見守るカメラという感じで受けとめたら、市民の人もより安心感をカメラがついてたからという部分ではなく、言葉一つで変わるんかなと。
このごろスーパーとかでも
防犯カメラと書いてなくて、見守るカメラとかそういうふうな優しいネーミングという部分も使われ出してるんで、その配置する配置する場所に応じては、防犯でもいいし、あなたの安心を守るというふうな設置場所に応じては、そういうネーミングの使い分けも、また新たに考えていってもいいのかなと思いますし、「にそと」の長距離のあそこで、いたずらを2回ほどされましたよね。あの部分でも
防犯カメラがついてるのがわかっていても、いたずらで被害が出てるというようなこともありますし。そこら含めて、カメラの管理はより一層、これからますますふえていくと予想もされますので、よろしくお願いしたいと思います。
○
岩城一夫主査 ほかにございませんか。
○
武山彩子委員 27
ページの
説明欄、
住民基本台帳記録管理事業の、先ほど御
説明がありました顔認証システムのことなんですが、ちょっと素朴な疑問を少しさせていただきたいんですが、その顔認証システムって遊園地とかで年間パスポートで顔認証をするような、ああいう形の本人さんかどうかを確認するカメラつきの認証システムということですよね。
○松岡(佐)
市民課長 そのとおりでございます。
○
武山彩子委員 例えばその、さっき言いました遊園地の年間パスポートみたいなものだと、入場する人全てが機械的にみんな顔認証をして、本人のパスポートやというのを係の受付の人が確認して入場していくというふうにルールになってますけど、役所の市民課でこの機械を置かれたときに、全ての方に対して顔認証をされるんでしょうか。
○松岡(佐)
市民課長 済みません。全ての方にするのではなくて、客観的に見て違うと、カードのお写真とそれから御本人様のお顔が違うと思われる方に対してだけ、この顔認証システムを使用しまして、判定のほうをさせていただくということを考えております。
○
武山彩子委員 そうすると、客観的に写真と本人さんの顔が違うなという判断は、窓口の
職員さんがしなければならなくなるんですよね。とても大変じゃないかなと思うんですけれども、客観的な判断というのが。大変じゃないかなと思います。
○松岡(佐)
市民課長 やはり個人番号カードのお写真を見て、御本人様と全然違う写真が張ってあった場合に使おうと考えておりますので、そんな厳密な形では実際できないかとは考えております。
○
武山彩子委員 そうですよね。全然違う、その境目を判断されるのが窓口の
職員さんで、どこまでがちょっと違うで、どこからが全然違うかという線引きってほんとに人の目によって違うので、大変だろうなと。指紋の認証みたいにすぐに機械がちゃんと全員にやるということやったらわかるんですけど、そうではないので、とても大変かなというふうに思うんです。
それと、今もし
職員さんのほうから見て、いや全然違う方だなと思って顔認証してくださいということになると、例えばその前の順番の方はそんなことしなかったのに、何で自分だけしなあかんのですかみたいなふうに、トラブルのもとはなりはしないかなという心配をするんですけど、どうですかね。
○松岡(佐)
市民課長 確かに議員おっしゃるとおり、その懸念はしておりますが、やはりこのカードの信頼性を高めるためには、全然違う方にそのカードをお渡しすることはできないので、その内容はきっちりと御
説明のほうさせていただきまして、御理解いただきまして、この判定で違うと出ましたら、カードのほう
交付できないことになっておりますので、御了解をいただいて実施したいと考えております。
○
武山彩子委員 抑止力の一つでもあるのかなと。違うものを持ってきたら、顔認証でちゃんと通してチェックしますよみたいなことなのかなというふうに理解したらいいのかなと思ったんですけれども、例えば、その認証システムの制度というのは、例えば小さい子供さんが小学校に入る前の
子どもさんのときにつくったカードが、小学生に入りどんどん成長していって、顔つきが変わっていく、顔の形も変わっていくということもあるでしょうし、逆にお年を召した方、あと交通事故なんかで顔、形が変わられた方、整形された方とかいろいろやっぱり、ぱっと見全然違うということがあると思うんですよ。そういう場合に、例えばやっぱり
職員さんとしては、一応やっておかなと思ってされたときに、同じですということが認証できるような制度ではあるんですか。
○松岡(佐)
市民課長 済みません。
子どもさんに関しましては、6カ月以内の写真ということですので、そんなに変わらないかなとは考えております。
済みません、このシステムの何を判定して、どこの部分を判定したかというのが、ちょっと出されておりませんでしたので、その辺のところがちょっとわかりかねるところがございますが、6カ月以内の写真でということですので、そんなに変わられる方はいらっしゃらないのかなとは考えております。
○
武山彩子委員 ちょっと、すごいファジーな部分がたくさんあるなというふうに思ってるんですが、例えば何を判定材料にするか、ちょっと今のところわからないということなんですけども、仮に本人さんであるのに違うというエラーが出る可能性もあるかもしれないです。ちょっとそこもわからないですかね。
○松岡(佐)
市民課長 そこの部分はないと思っております。お問い合わせにでもあるんですけども、芸能人の写真を張ってもわからへんやろみたいなことも言われている方いらっしゃいますので、そういう方に関してお断りするためのものだと考えております。
○
武山彩子委員 わかりました。
○
岩城一夫主査 ほか、ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
岩城一夫主査 なければ、
歳出に対する質疑を閉じたいと思います。
次に、第2条
債務負担行為の
補正、第3条
地方債の
補正について、御質疑を受けたいと思います。
○
武山彩子委員 済みません、1点。
債務負担行為の
補正のところで、
学校給食調理業務委託料というのがありますが、これ毎年出ているやつだったかなと思うんですけども、例えば今度で言うと神足小学校が給食棟も大きく改築されて、方式も床の形も今までのウエット式からドライ式に変わると。で、これからどんどん老朽化している給食室も、中学校給食のこともありながらですが、どんどん変わっていく。そのときは例えば仮に教育委員会が提案されていた親子方式が通ってたら、また全然違う額が出てくるかなと思うんですけど、今回のことで言えば、神足小学校のドライ式に変わったとかいうのは、委託料に何か変化はそこの部分で言えば減ってるのでしょうか。
○
中村教育部長 神足につきましては、もう昨年の段階で方式が変わっておりますので、そこで
変更しております。次年度以降のこの債務
負担の中では、その
変更額でオーケーな金額が変わってるということはございません。
若干設定額のほうが、昨年の
限度額よりも少し上がってるのが、一応諸経費というか算出をそれぞれしてるんですけども、そこで90万円ほど前年の
限度額よりも上がっているという中でございますので、人件費等につきましても、昨年度見直しをさせていただいてるということで、御理解いただきたいと思います。
○
武山彩子委員 わかりました、結構です。
○
岩城一夫主査 ほか、ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
岩城一夫主査 ないようですので、第2条
債務負担行為補正及び第3条の
地方債補正についての質疑を閉じたいと思います。
以上で、第112
号議案に対する質疑を閉じます。
次に、第115
号議案について
説明をお願いいたします。
○
森総務部長 それでは、第115
号議案でございます。
長岡京市開田財産区特別会計
補正予算(第1号)でございます。
ページをお
めくりいただきますでしょうか。今回の
ページ数が6
ページ及び7
ページでございます。今回の
補正につきましては、
歳出予算の
補正でございます。
歳出額の合計が756万円でございます。これは、開田財産区管理
事業管理の
助成金の
補正の増ということでございます。
以上でございます。御承認いただきますよう、お願いいたします。
○
岩城一夫主査 何か御質疑ございますか。
(「なし」と言う者あり)
○
岩城一夫主査 ないようですので、第115
号議案に対する質疑を閉じます。
以上で、本
分科会に付託を受けました
議案の審査は終わりました。
これにて
予算審査常任委員会第1
分科会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
(午後1時51分 閉会)
長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
予算審査常任委員会(第1
分科会)
委員長 岩 城 一 夫
主 査 岩 城 一 夫...