長岡京市議会 > 2007-03-12 >
平成19年予算審査特別委員会第1分科会( 3月12日)
平成19年予算審査特別委員会第3分科会( 3月12日)

  • "費用代"(/)
ツイート シェア
  1. 長岡京市議会 2007-03-12
    平成19年予算審査特別委員会第3分科会( 3月12日)


    取得元: 長岡京市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    平成19年予算審査特別委員会第3分科会( 3月12日)             平成19年予算審査特別委員会(第3分科会) 1、開催日時   平成19年3月12日(月) 午前10時01分 開会                 午後 4時56分 閉会 1、場所   第2委員会室 1、出席委員(9人)   ◎委員長  〇副委員長       ◎瀬 川 光 子   〇岩 城 一 夫        小 谷 宗太郎    大 伴 雅 章        坪 内 正 人    野 坂 京 子        西 村 厚 子    大 谷 厚 子        八 木   浩 1、欠席委員(0人)
    1、市から出席した者   小林助役  安田情報管理課長  尼子健康福祉部長   五十棲健康福祉部次長兼福祉事務所長兼社会福祉課長   猿渡健康福祉部政策主幹  伴野(満)児童福祉課長   林健康推進課長兼乙訓休日応急診療所長兼保健センター所長   中野保険年金課長  西村(輝)社会福祉課主幹  釼持障害福祉課長   谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  伴野(貢)高齢介護課主幹   芦田教育長  小林(松)教育次長  森本教育次長補佐兼(教)総務課長   大八木学校教育課長  松岡教育委員会事務局政策主幹   河村学校教育課総括指導主事   西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長   滝川青少年スポーツ課長  松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹   谷川(肇)中央公民館長  西村(千)図書館長  八嶋教育支援センター所長   小泉北開田児童館長 1、傍聴者   〔議  員〕(1人) 橋本順造   〔新聞社等〕(1社) 京都新聞社   〔市  民〕(0人)               (午前10時01分 開会) ○瀬川光子委員長  おはようございます。ただいまから予算審査特別委員会第3分科会、2日目ですけど、始めさせていただきます。  本日は、新聞社の方の傍聴がありますので、報告をいたします。  本日は、教育委員会の所管分から始めますが、その前に、理事者の方から発言がありますので、どうぞ。 ○小林(松)教育次長  おはようございます。  大変申しわけございません。お手元に配布させていただいております予算審査資料におきまして、配布後、修正箇所が出ましたので、御訂正いただきたいと思います。  132ページの19年度の小中学生の生徒数、それから、学級数についての表でございますが、具体的に、長岡第三小学校の3年生、3クラスになってますが、ここが2クラス、それから、4年生が2クラスになっておりますが、ここが3クラス、それから、あわせまして、長岡第五小学校の5年生、3クラスになってますが、そこが4クラス、それから、6年生が4クラスになっておりますが、それが3クラス、数字の入力ミスで、トータル的な学級数は変更ございませんが、若干縦、横、合計で少し変わってきますので、お手元の資料を差しかえいただきますよう、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○瀬川光子委員長  それでは、第8款の西山公園体育館費及び第10款教育費の説明をお願いいたします。 ○小林(松)教育次長  それでは、予算の説明をさせていただきます。  お手元の予算書224ページ、225ページをお開きいただきたいと思います。  款8土木費、項4都市計画費、目6西山公園体育館費でございます。18年度と比べまして1,000万円程度増額しております。内容につきましては、右の説明欄にございます西山公園体育館改修事業が前年よりも増額しております。18年度は体育館周辺の舗装をやっておりましたが、19年度につきましては、体育館の大体育室の器具庫の扉を改修いたしますとともに、武道場の間仕切りの仕切り板の改修をさせていただきたいと存じます。その主な改修経費によりまして1,000万円程度増額になっております。  続きまして、お手元の、230ページ、それから、231ページ、款10教育費でございます。総額は25億8,100万円で、平成18年度から、ほぼ横ばいの予算額になっております。  具体的に各項目の概要説明をさせていただきます。特に増減の大きなもの、それから、新規のものを中心に御説明させていただきたいと思います。  目1教育委員会費については、昨年と同様の金額で、内容も変更ございません。  次のページ、232、233ページでございます。  目2事務局費、前年度と比較しまして1,700万円ほど減額になっております。この主な内容でございますが、女性交流支援センターの人件費等が10款から2款の総務費へ移ったことで約3,800万円の減で、プラス要因としましては、小中学校の空調化に伴いますPFIの増額分が2,000万円、差し引き約1,700万円程度の減額になっております。  それでは、具体的な変更と新たな事業について御説明いたします。  説明欄でございますが、次のページ、235ページをお開きいただきたいと思います。  中ほど03の学校施設管理運営事業でございますが、最初の空調設備設置事業提案審査委員謝礼及び5行ほど下の空調設備設置事業アドバイザリー業務委託料でございます。これにつきましては、配布させていただいています予算審査資料の128ページをお開きいただきたいと思います。  この小中学校の空調化事業につきましては、基本的に民間資金等を活用いたしましたPFI方式によります小中学校すべての教室、原則といたしまして普通教室を中心ですけども、一斉に設置しようとするものでございます。また、冬場にも使えるために冷暖房の空調化ということでございます。特に今回の手法は、3番の事業実施に当たり、求められるものと事業の手法の比較ですけども、先ほど申し上げましたように、従来手法では、当初の初年度に多額の費用がかかって、また、起債等もございますが、一般財源も大変大きな持ち出しになるということで、財政的な負担が初年度に大きくかかるというところから、右の手法でありますと、この空調の施設につきましては、約13年の耐用年数を見ておりまして、13年の一定の平準化を図るのと、あわせまして、性能保証というのを今回させていただいております。というのは、途中でその機械のふぐあいが起きたり、その冷暖房の空調の設定温度がうまく出ない場合についての、すべて13年間、その機械を保証いただく、修理費も含めての手法でございます。また、先ほど申し上げましたように、一斉に全学校につくという教育環境の平準化を求められるところでございます。  次に、4番の事業経費でございますが、従来手法と今回の手法につきましては、一番下の段に書いてます、約3,000万円程度の経費が下回るところでございます。  また、ここには書いておりませんが、直接直営でやる場合、技術監督員が設計をし、現場で立ち会う、その辺の人件費等はここに含まれておりませんので、このPFI手法によりますコストにはまたその分上乗せされる見込みでございます。  今後の予定といたしまして、5番のスケジュールですけども、新年度に入りましたら事業者の選定を行い、選定が決まりましたら議会の方に議決案件で提示させていただきまして、来年4月以降、現場確認を行いながら、20年の夏休み中に空調工事を終了いたしまして、9月の稼働で予定しております。  空調事業につきましては、概要、以上でございます。  それでは、また予算書の方に戻っていただきたいと思います。  続きまして、次の236、237ページをお開きいただきたいと思います。  一番上の欄ですけども、いじめ等対策指導員謝礼で、今回、新たな新規事業で112万7,000円を計上させていただいております。この内容につきましては、最近、学校の方でもいじめ等の関係につきまして、極力できるだけ対応していくために、現場へ新たな指導員を派遣して対応をしていきたいと考えております。  それから、真ん中ほど、05通学区域適正化事業でございます。この内容につきましては、予算額的には去年から少し下がっておりますが、ここで、第3分科会の資料ということで、本日、お持ちいただいておれば見ていただきたいんですけども、その2番でございますが、数年前の議会の委員会等もございましたように、通学区域の見直しにつきまして御質疑いただいておりまして、教育委員会といたしましても検討をしてまいりました。  まず、今回は、長岡第八小学校の一部、JRの東側につきまして、今回、第四小学校及び神足小学校へ校区を変更するものでございます。変更する時期につきましては、平成20年4月1日に選考することにしております。これは、御存じのとおり、従来、地元から通学路の安全問題、それから、一部自治会において校区がまたがっており、分断されているといういろいろな御意見もいただいております。その間、議会の一般質問、委員会、この該当委員会等からもいろいろな御意見をいただきまして、教育委員会としましても、第2期基本計画の目標にも掲げまして、若干の修正については、教育委員会の中で検討して進めていきたいと考えております。  取り扱いでございますが、在校生の方々につきましては、原則として、今まで通学していただきました学校に卒業まで行っていただくということもしております。これによって、また今後、四小と八小の交流事業及び神足との交流事業も含めまして、19年度入りましたら、地元、保護者ともいろいろ協議をさせていただきながら、課題解決に努めていきたいと考えております。  通学区域の問題につきましては、予算額的には、先ほど申し上げましたように、若干減っておりますが、内容といたしましては、お手元の資料を参照していただきたいと思います。  続きまして、238、239ページ、目3同和教育費につきましては、予算額、内容とも大きく変動しておりません。  続きまして、次のページ、240、241ページでございます。  目4生涯学習推進費につきましても、大きな変更はございません。  続きまして、目5中央生涯学習センター費でございますが、前年度より150万円程度増額しております。この内容につきましては、先日、新聞報道等もございましたけども、中央生涯学習センターのメインホールにつきまして、利用用途により床が大変危なく、危険度を増してきておりますので、今回、そういう危険防止のための床の改修をさせていただくところでございます。約250万円程度の予算を計上させていただいているところでございます。  続きまして、目6教育支援センター費でございます。総額としましては約2,700万円程度増えておりますが、これは教育センターの科目が合体しておりますので、総額としましてはほとんど増額要因はございません。  それでは、次のページ、242、243ページでございますが、教育センター、教育支援センター合体の予算の計上にさせていただいているところでございます。大きく変更ございません。  244、245ページも大きく変動はございません。  続きまして、項2小学校費でございます。目1小学校管理費でございます。約2,739万円の増額でございます。この主な内容につきましては、長法寺小学校の改修事業といたしまして約6,600万円の増額、一方、長法寺の給食に関する備品が18年度ございましたが、19年度は完了しておりますので、約5,600万円の減額及びその他の小学校の工事等で約2,700万円程度増額になったところでございます。  それでは、具体的な内容を御説明させていただきます。  そのページ、247ページの真ん中辺、03読書活動推進事業でございます。これは、その2つ目、教材用備品でございますが、19年度につきましては、中学校費でも申し上げますが、図書の充実をさせていただきまして、国語力、読解力をできるだけ向上させていただきたいということで、例年よりも図書費を多く計上させていただいたところでございます。  それでは、次のページでございます。248、249ページでございます。  中ほど、06小学校施設整備事業でございます。この内容につきましては、長岡第七小学校の体育館の屋根の改修と長岡第九小学校の受水槽の改修経費でございます。前年度に比較いたしまして約1,500万円程度、金額は増額しております。  続きまして、1つ飛んで08の小学校校舎大規模改造工事でございます。これは、御承知のとおり、長法寺小学校の大規模改造につきまして、19年及び20年の継続費設定のうちの19年度分を計上させていただいております。約2億8,700万円、18年度より6,600万円程度の金額としては増額になったところでございます。  続きまして、250、251ページにつきましては、おおむね前年度と変更ございません。  次の252、253ページにつきましても、金額、その他の内容についても大きな変更はございません。  続きまして、項3中学校費、目1中学校管理費でございます。約1,800万円の減額になっております。この内容につきましては、まず、次のページ、254ページと255ページをお開きいただきたいと思います。  上の方、610の01開かれた学校づくり事業、その2つ目、小中連携指導員謝礼でございます。現在、京都府の予算で長中、二中の中学校の先生が小学校へ行き、小中連携をやっていただいてますが、今回、市費で残る長岡第三中学校及び長岡第四中学校に講師を派遣して、小学校への連携事業を進めていきたいと考えております。  その下、03の読書活動推進事業の2つ目、教材用備品でございます。これは先ほど、小学校で御説明させていただきました、例年よりも少し増額、55万円程度増額いたしまして、図書の充実を図ってまいりたいと考えております。  それから、下の方、05中学校施設整備事業費でございます。19年度につきましては、長岡第四中学校の下水道設備が完了するために施設の改修を行いたいと思っております。約670万円で、前年より若干減額になっております。  続きまして、256、257ページにつきましては、大きな変更ございません。  258、259ページにつきましても、事業、金額等も変更ございません。  続きまして、項4社会教育費、目1社会教育総務費でございます。総額で約820万円程度増額になっております。この内容につきましては、職員人件費等の調整でございまして、次のページ、260、261ページの中ほどの職員人件費が若干動いております。この分で増額になったところでございます。  続きまして、目2公民館費でございます。約970万円の増額になっておりますが、これにつきましても、前年度予算等の人件費等で増額になったところで、その他の経費につきましては、前年度とほとんど変更はございません。事業内容もほとんど変更ございません。  続きまして、264ページ、265ページ、目3図書館費でございます。図書館費につきましても、金額、大きく変わっておりませんので、例年と大きな変更、事業内容等もございません。  続きまして、268、269ページの目4留守家庭児童会育成費でございます。約1,380万円ほどの増額になっております。これにつきましては、まず、右の269ページの説明欄ですけども、指導員謝礼等も含めまして約1,400万円程度の増額になっております。  それから、続きまして、270、271ページでございますが、上から2行目、長法寺小学校の留守家庭児童会の施設借上料といたしまして、現在、長法寺小学校改修中でございますが、一番設置年度が古い長法寺小学校の留守家庭児童会についても建てかえで、このプレハブのリース料を計上させていただいているところでございます。  続きまして、目5の文化財保護費でございます。約4,200万円ほど減額になっております。主な内容は、18年度、石田家住宅の改修事業費といたしまして5,500万円ほどございましたので、その分がすべて減額になっておりますとともに、現在、図書館の3階にございます教育センターの改修費といたしまして、工事等で約700万円程度プラス、増額になっており、その差額が減額の要因でございます。  主な変更点でございますが、次のページの272ページ、273ページでございます。  上から4つ目の教育センター事務室改修工事の設計監理料及び4つ下の教育センター事務室改修費でございます。今現在、図書館の3階の教育センターのコンピュータ室及び事務室を改修いたしまして、新たに歴史文化の発信基地といたしまして、いろいろな企画展示を催しをしながら、有効活用を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、その他の内容につきましては、大きな変更はございません。  続きまして、次のページ、274、275ページでございます。  目6の青少年教育費でございます。昨年よりも約1,000万円程度増額になっております。これは19年度から始まります放課後子どもプランに伴います放課後子ども教室の事業費を新たに組んだところでございます。  具体的には、次のページでございます、276、277ページの下の方、07でございます。これが、今回、新規でございまして、約1,000万円の事業費を組んでおります。当初予算においては約5校分、5つの小学校分の事業費として、国の基準に基づきまして予算を計上したところでございます。  続きまして、次のページでございます。278、279ページ、目7埋蔵文化財調査センター費でございます。金額等においてもほとんど変更はございません。  続きまして、目8の文化振興費でございます。この内容につきましても、計数整理の上、金額、事業内容等も大きく変わっておりません。  次のページ、280、281ページでございます。  上の方の女性交流支援センターにつきましては、先ほど申し上げました科目変更によりまして減額になったところでございます。  次の項5保健体育費、目1保健体育総務費でございます。前年度と比べまして約700万円程度増額になっております。この内容につきましては、長岡第四小学校の開放センターの改修費及び長岡第四中学校の夜間照明の経費といたしまして約1,700万円程度増額になっております。また、一部、人件費等の比較で約五、六百万程度の減額になったところでございます。  具体的には、次のページをお開きください。282、283ページでございます。  上の段、05の総合型地域スポーツクラブ推進事業の中の長岡第四小学校の開放センター施設借上料といたしまして、現在、プレハブが大変当初から年限がたちまして老朽化になっておりますので、施設を改修して、新たなプレハブのリース料を計上させていただいているところでございます。  続きまして、次のページでございます。284、285ページの上の段ですけども、11社会体育施設改修事業といたしまして、長岡第四中学校の夜間照明施設の改修をしていきたいと思っております。  続きまして、目2社会体育施設費でございますが、指定管理料については変更ございません。  以上で教育費の説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○瀬川光子委員長  説明は終わりました。  それでは、まず最初に、西山公園体育館費についての質疑を受けたいと思いますが、ページは224、225ページです。どなたからでもどうぞ。  ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、第8款土木費、項4都市計画費、目6西山公園体育館費を終わります。
     次に、第10款教育費に入ります。  項1の教育総務費、目1から目6までです。230ページから245ページまでの御質疑をお受けしたいと思います。どなたからでもどうぞ。 ○小谷宗太郎委員  ちょっとこれ、お聞きしたいんですけれども、233ページの私立幼稚園の助成についてなんですけれども、これは、年々、請願等も出てきて、そして、助成、補助をしておるわけなんですけれども、年々、増加傾向なんですかね。そのあたりちょっとお伺いさせていただきます。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  増加傾向の単価ですか。 ○小谷宗太郎委員  金額の総額で結構です。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  金額につきましては、過去2回、15年、17年で、月額単価で100円アップという形で、現在、年額3万9,600円という形になっております。 ○小谷宗太郎委員  わかりました。確認まででしたんで。  それで、質問としましては、ちょっと飛んでいくんですけれども、241ページの学校開放事業、4の生涯学習推進費の学校開放推進事業のことなんですけれども、これ、平成18年度予算のとき、シルバー委託ということで、余裕教室の考え方だったんですけれども、これも今回、また平成18年度と同額の予算づけなんですけども、他方、放課後子どもプランという形での内容もありますんで、そのあたりの兼ね合い含めて、どう考えられてのその予算づけなったのか、御説明いただけますか。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  今、委員おっしゃってます学校開放推進事業の方は、市民の方がいろんな生涯学習についての興味あることにつきまして、学校を使いまして、例えば夜の7時以降とかいうことで、今、おっしゃってます放課後プランの方は児童対象ということで、小学生の児童対象で放課後から夕方までということですので、今の最初御質問の学校開放の方は成人の大人が、普通の日でしたら午後7時以降にやっておられるサークル関係でお使いということですので、対象が異なりますので、よろしくお願いします。 ○小谷宗太郎委員  使う、結局、場所が学校という形で一緒じゃないですか。つまり言うと、これは結局、学校開放推進事業といったところで、開け閉めの管理などだと。施錠の関係の依頼だと思うんですけれども、例えば、子どもプランの内容で終わるんだったら、子どもを相手にですから、遅くても4時過ぎから5時ぐらいの施錠というような形になるんですけれども、その後、例えば、社会人対象の生涯学習に関する開放という形になったら、午後7時以降で夜遅くなる。つまり言うと、これ、変則的なんですよね。常にずっといっぱいというわけじゃないじゃないですか。子どものやつは、あれは週2回やったかな、3回やったかな。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  計画では平日2回で。 ○小谷宗太郎委員  ですから、そのあたり含めて、そうすると、金額が同額というのがちょっとあれっと思ってたんですけれども、そのあたり、ちょっと聞きたいなと思ってたんです。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  一応シルバー人材センター、今おっしゃいましたように委託しまして、月曜日、水曜日、金曜日の午後7時以降と、土曜日が午後ですので、これも学校を利用されるという連絡を、つまり、その時間、今の時間帯があるんですけれども、その時間に使われるということを聞いてます場合にのみ、派遣ということですので、必ず利用がないのにシルバーさんを派遣しているわけじゃございません。 ○小谷宗太郎委員  そしたら、一応その学校、その学校で対応が異なって、計画プランがあるという形で、ただ、金額が一緒だったので、そのあたりどうなのかと心配してたんですけれども、そのあたりしっかりなっていると確認しましたので、結構です、この件については。  それで、続いてよろしいですかね。あと、237ページ、ちょっと戻るんですけれども、いじめ等対策指導員の謝礼、これ、今回新たになんですけれども、何名ですかね。 ○大八木学校教育課長  週16時間という時間設定で指導員を雇用しようという形で予定をさせていただいております。人数につきましては、一応小、中という形で考えてはおりますけども、予算上は時間という形で考えております。 ○小谷宗太郎委員  つまり、何名なんですか。予算上は1名で考えているという。 ○大八木学校教育課長  予算面は1名で週16時間という形で考えております。 ○小谷宗太郎委員  わかりました。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○野坂京子委員  241ページの生涯学習支援環境の充実いうところの中央学習センターのメインホールの改修がされるわけですけれども、非常に改修としては時期が早いように思うんですけれども、ただ、私も会場も使わせていただくことも多々あるんですけれども、非常にここのメインホールが取りにくいというか、なかなかあいてない、使いたいときに状況なんですけれども、どういう状況にあってこの改修がなされるのかということを具体的にお教え願えませんか。 ○小林(松)教育次長  実は、建築する場合、メインホールにつきましては、当初の予定といたしまして、コンサート、講演会を中心に利用していただくということで、若干メインホールの床の材質が、いわゆるやわらかい材質を用いたところでございますが、実際に委員御指摘いただきましたように、メインホールのうち、ほぼ7割程度はダンスの方々が御利用いただきまして、それによる稼働率、それから収入もあわせて増加しておるところでございます。そういう状況の中で、ここ最近ですけども、転倒される方も出てきております。また、床について、いろいろコーティングしておりますが、やはり今の状況ではなかなか厳しい、今後、骨折等けが人が出ないためにも、オープンして2年余りでございますが、何とか改修をしていき、けがの防止と利用の拡大を進めていけたらと考えております。  ただ、利用につきましては、当初、1年先の利用をさせていただいておりましたが、今、半年で区切っておりますので、若干皆さんにまたお使いいただけるような状況が出ているかと思っております。  以上です。 ○野坂京子委員  よくわかったんですけれども、利用度が増えているいうことは非常にありがたいことなんですけれども、2年で改修というとこら辺では非常に厳しいものがあるなということで、改修が具体的にコーティングされて使いやすくなるということの理解でいいのかなって思ってるんですけれども、ただ、この社交ダンスですね、多分ダンスとおっしゃっているのは。ヒールを履いてというとこら辺でのけがかなとは思うんですけれども、市内の方というか、市外の方が非常に、前回も出てたように思うんですけど、利用度が高いというとこら辺をお聞きしているんですけれども、その辺の利用度の市内と市外のを、わかれば教えていただきたいな思うんですけれども。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  市内何%、市外何%という統計上持ってないんですけども、大阪で使ったり、こちらとか、京都市内使われているグループの中でも、完全なる市外じゃなくて、市民の方も含まれているという御理解でお願いしたいと思うんです。今回は床の改修になってますけれども、ワックスをかけても時間がたてば転倒されますので、安全のためにコーティングして、転倒されることがないようにしたいと。安全第一で今考えておりまして、予算要求させていただきましたので、よろしくお願いいたします。 ○野坂京子委員  わかりました。ぜひとも、けがされて、使用されて、せっかく使用される中でけがというのが一番困りますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  引き続き、237ページの通学区適正のところなんですけど、第2期の基本計画の修正も含めておっしゃってました。具体的に20年度をめどに、4月でしたか、されるわけですけれども、非常にこのことで、いろいろと地域の皆さんから御要望なり問題が出ているということでお聞きしているんですけれども、この通学区の区域の変更に当たってというか、通学区そのものが、今、長岡京市全体見渡したときに、例えば、今、問題になっている長八であれば、その神足小学校区域の児童の方が来られてたりとか、四小の校区、例えば、三小であれば、七小、十小がまたがっているとこがあったとか、いろいろと、そういう意味では、学校そのものが結構やっぱり地域と密着して連携しなければならない、いろんな催しとか行事とか、文化的なものもすごくつながっていると思うんですけれども、その辺での修正すべきところが、ただ単にマンモスになってきて、もうこれは教室が足らへんからというとこら辺での通学区域の変更にもちょっと感じられるんです。実際はもう対応としてはそうせざるを得ない状況かと思うんですけれども、ぜひ、学校単位で、やっぱり文化そのものとか、その体育振興の意味でも、すごくいろいろと長岡京市盛んにやられているので、その辺の学校単位での、地域との調整すべき事項を具体的に、根本的にどのようにお考えなのか、修正すればもっといっぱいあると思うんですけれども、どのように考えておられるのか。今回の、済みません、何かだらだらとあれなんですけど、区域の変更に当たっては、八がマンモスで入れない状況にあるからこういうことを考えられているのか、ちょっと具体的に聞かせていただけたらなと思うんですけど。 ○小林(松)教育次長  実は、今回、校区の一部見直しを進めさせていただいております。これは冒頭説明させていただきましたように、地元及び議会等からも、特に八小の校区につきましても、一部自治会が分断されているということで御指摘もいただいております。その辺も十分勘案した中で、今回の通学区域の見直しをさせていただいております。一部保護者の方々につきましては、アンケートをとらせていただきながら、今後、19年度におきまして、課題解決に向かってちょっとずつでも積み上げていきたいと考えております。  また、先ほど、自治会と校区の関係につきましては、20年4月ということで、19年度において、当然自治会、例えば、市民運動会につきましては、今現在、緑ヶ丘地域については長八小学校の方で開催されておりますが、今後、20年以降につきましては、原則としては変更をしていただくということになってくると思いますし、また、それ以外のいろいろ校区単位で出していただいています役員等の方々についても、順次変更させていただきながら、進めていきたいと思っています。長八小学校できまして約30年たって、歴史も積み上がってきているというのは十分承知しておりますが、それも、今後、交流事業含めましてじっくり解決していきたいと思っております。  以上です。 ○野坂京子委員  よくわかったんですけれども、皆さんからの要求や、地域の分断というとこら辺での要請があろうかと思うんですけれども、そうすれば、ほかの校区でのその分断されているというか、地域的に分断されているところは幾つほどあるんでしょうかね。 ○松岡教育委員会政策主幹  今回、長岡第八小学校校区のところを見させていただいたんですけれども、こちらにつきましては、大体自治会と校区が合っている部分でございました。ただ、一部違う部分も、従来、そこはだれも住まれておられない駐車場であった部分に家を建てられたとかいう部分で、自治会、その建ったところはもう密接している自治会に入っておられるという状況とかありましたんで、そういうとこは見直していくということで、大きくは長八小校区のように自治会が大きく小学校区で分かれているいうところはございませんでした。 ○野坂京子委員  じゃあ分断されているところは、大きくは第八校区ぐらいということで、そういうふうに理解しといたらいいんですかね。 ○松岡教育委員会政策主幹  18年度に確認いたした部分では、大きくはということで、分断ていいますか、粟生とか長法寺とか、そのさっきおっしゃってました三小、七小、十小とかでしたら、井ノ内とかありますけど、そこでまた自治会が分けられたりとかされてられますので、今現在あるその市民さんの運動会で自治会単位で、例えば、友岡でしたら、長岡第四小学校の方で友岡の自治会の運動会とかされておられて、緑ヶ丘区域の友岡の自治会のお住まいの方もそちらの方に行かれると、そういうような状況での分かれているということで確認させていただいたのは、今申し上げました長八小学校の部分であるということでございます。 ○野坂京子委員  わかりました。じゃあもっと具体的に、例えば分断されている地域あると思うんです。学校単位で見たときに、ほかの学校、地域から来られているという、少人数で来られていたりとかで、大きくには、例えば、何か地域で行事されるときに、子どもであれば、例えば長三の子が第十の行事に行ったときに、地域として、周り知らない子どもたちが多くて、なかなか近所のお子さんともつながりがなければ、非常に行きにくい状況であったりとか、例えば、今出ました運動会であったりすれば、なかなかこっちの学校やのに、地域は、例えば三やのに七に行かなあかんとか、その辺での本当の地域的なコミュニケーションというか、もっと本当はその辺が高まらなければならないのに、分断されているがために、そういうこともあると思うので、基本的な通学区のこの区域の変更そのものも、もう少し調整すべき事項を十分検討していただいて、全体的にちょっと考えられたらどうかなと思うんです。  マンモスで言えば、長五小学校も当然南梅が丘とか、高台地域とか、これからもう宅地開発が、見ていればどんどんされていくような状態なんですよね。慌ててもうこれ以上教室に入れないよというときに、例えば、通学区の変更とか、地域変更というのが急遽なされているようでは、今回、慌ててこの1年で、本当だったら、ひょっとしたら今年からスタートしたかったのかなっていうとこら辺も、ちょっと担当課とお話してたら見えてきましたので、本当に焦ってやって、すぐじゃあということ、物を動かすように子どもを動かせないので、その辺、もっと長岡全体を見通したようなことを十分に検討されるべきじゃないかなって思いますので、よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○大伴雅章委員  1点だけ、235ページ、例の空調です。PFIです。3年前に、私、一般質問でこのような具体的なことをやられたらどうですか、調査研究しますというお答えやったんですよ。調査研究の成果が出まして、大いに評価をしております。  ただ、1点、心配なのは、来年の19年度の11月、12月に民間事業者の選定をなされる計画でございますが、大都市では、今、PFIは当たり前で、結構多くの業者さんが手を挙げられてというふうな経過があるんですけれど、少し種類は違うんですが、教育委員会、このところ、入札なかなか不調でございますんで、教育委員会が悪いか、世の中が悪いんか、これは別の問題として、その部分の御心配はないでしょうか。 ○小林(松)教育次長  実は、18年の12月に補正予算でお認めいただきました。事前の調査委託をさせていただいてました。それによりますと、企業さんの打診は十分手ごたえあるということで確信いたしましたので、今回、正式に予算計上させていただいたところでございます。  以上です。 ○西村厚子委員  243ページの真ん中辺にある学習ソフト配信サービス使用料ありますけれど、これ、不登校児の家庭での勉強のパソコン貸し出しというふうに、昨年かお聞きしたんですけれども、この我が党が出した資料要求の、みんな、差し違えるようにていただいた裏面の131ページのこの資料を見ましたら、小学校、中学校の不登校児が平成17年から18年で減ってますね、92名から74名に。昨年は78名がこのパソコンの貸し出しをしていただいたというふうにお聞きしたんですけど、昨年か、一昨年なんですかね。去年は何人がこれを活用したとなるんでしょうか。この不登校児の減少と関係があるのかしらと思って。 ○八嶋教育支援センター所長  この部分につきましては、自宅の方でパソコンを活用しまして、この不登校も、また、適応指導教室のアゼリア教室にも来られない子どもたちの部分でございます。その部分につきましては4名でございます。それと、あと、適応指導教室の子どもたちの方も活用しております。 ○西村厚子委員  合計、そしたら何名ですか。 ○八嶋教育支援センター所長  適応指導教室の子どもたちにつきましては、去年というか、18年度は11名でございます。それと、自宅の方での純然たるITだけの子どもたちは4名でございます。 ○西村厚子委員  そしたら、15名。 ○八嶋教育支援センター所長  そうです。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○八木浩委員  今の学習ソフトのあれなんですけど、たしか小学校1名と中学校3名で4名、適応指導教室の方が、これ、18名でダブりありますわね。なかったかいな。 ○八嶋教育支援センター所長  ダブりございません。家庭の方におりますのは、今、委員おっしゃったように、小学生1名、それと中学生3名で、その子はアゼリア教室の方には登級しておりませんので。 ○八木浩委員  それと、これはアゼリア、家庭、学校はどうでした。学校はネットワーク的にあったんかな。 ○大八木学校教育課長  学校からの、今おっしゃってます支援センターの方でされておられる家庭での学校とのやりとりは現在はやっておりません。 ○八木浩委員  例えば、別室登校とかありますわね。その部分にとって、これから必要性を感じられますか。 ○大八木学校教育課長  必要は感じております。支援センターと連携を図りながら、支援センターの方で、こういう今おっしゃっておられます設備そのものを配備されておられますので、そこら辺とのネットワークが、今後、必要かと考えております。 ○八木浩委員  それと、先ほど、241ページなんですけれど、生涯学習センターの床改修ありましたね。プロじゃないけれど、あれ、この前見てきた感じでは、要は、樹脂系のワックスでガラス的なものですわね。あれが、まあ言うたら、ヒールの形の部分でこすれて割れて、粉状になって滑ると、けがするという形のを今回直されるいうことで、初めの例えばワックスとかそういうような部分を選ばれた中では、ここまでダンスの使用頻度が高いとも思ってられなかったと思うんです。なおかつ、安全面を重視して、これはやっぱり直さへんかったら、貸す方の責任という部分出てきますから、今まで、これ、こけて滑ってけがされてておっしゃってますけど、だれかそれ以上の何か言われはったことあります。まだそういうふうな。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  転倒が始まりました昨年、平成17年10月ぐらいから毎月数人になってまして、ワックスも滑りにくいものを、高級な方を変えまして、それも間隔的にはさらにまたこけられたということで、足を打ったりされる程度ですので、このまま続きましたら、例えば頭打たれたり大きな事故につながったら大変ですのでということで、今おっしゃられましたように、確かに靴の底で踊っておるときに削られて粉状になって、それがまた滑るということですので、今回はワックスやなしに、コーティング作用で、けがのないように御利用していただきたいなと思って、予算要求させていただきました。 ○八木浩委員  多分業者さんとも相談した中で、こういうふうなダンスのほかにもされているところもありますやろうし、問題ないと思うんですけれど、あと数年たってまたということはないように、これ要望ですんで、よくよく詰めた中で選定していただきたいなと思いますので、お願いします。 ○瀬川光子委員長  要望、お願いいたします。 ○八木浩委員  それと、もう1点、バンビオっていう名前のごとく、あそこのメインホールは竹でずっと覆われていますね。あの竹、今、何かちょっと異常起こしてませんか。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  今おっしゃいました竹が割れてきておりまして、特にこの冬場で暖房入れましてひび割れしておるんですけども、昨年も若干かえたんですけれども、かえてもまた割れる可能性がございますので、ちょっと今、まだ完全には取りかえずに様子見ているところでございますけれども、床と比べればまだ危険度は少ないと思ってますので。 ○八木浩委員  割れてますもんね、ぱきぱきと。あれも選ばれたときの状況と、冷暖房入れた中で温度差もあるとかいう部分もありますやろうし、ただ、あそこで、やっぱり静かな部分で貸されるということも多いですわね、映画であったりとか、例えば講演会であったりとか。そのときに発生したこともあるように聞き及んでいるんですわ。だから、将来的にはその部分踏まえて、やっぱり出てくるんかなと思うんで、そこらも何か今の段階では床の方が先やいうことやったんですけれど、ちょっとお聞かせ願えますか。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  おっしゃいましたように、例えば演奏会の途中で割れる音がするということが起こってまして、ちょっと頭が痛いんですけれども、割れた部分を埋めたりするとか、あるいは、取りかえてもまた割れる可能性がありますので、ちょっと今、頭が痛いんですけれども、先ほど申しましたように、今、床が終わりましたら、何とかしたいなとは思っているところです。 ○八木浩委員  割れをとめるのは難しいんかなと思うんですわ。うまいこと、割れてへんのかな思うたら、割れた部分をビスでとめ直して、もう一遍やってはるとか、構造的な問題もあるんかもわかりませんし、そこらもちょっと研究した中で、迷惑かからんようにちょっと配慮してもらいたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○瀬川光子委員  ちょっと何点かお聞かせください。  まず、233ページですけれども、605の幼児教育の充実のところの私立幼稚園心身障害児教育振興補助金、これ、前年度の当初予算に比べたら約50万円余り減額されているんですが、これは人数が減ったんですか、障害の方の。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  18年度当初におきましては14名組んでおりました。18年度の実績、現在、9名でございます。そして、幼稚園等確認いたしまして、19年度予算につきましては9名分を計上させていただいております。 ○瀬川光子委員  わかりました。  障害というと1人1人異なりまして、このごろ、いろいろな障害もまた新たにできてきていると、起こっているようなんですけれども、発達を保障するという意味で、ポニーの学校とか、それから公立関係の保育所、民間の保育所とか、そういう障害児さんを受け持ってられる方とかの連携などはされているんですかね。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  その横の関係、幼稚園関係との連携はないと思いますけれども、就学前の子どもにつきましては、学校と就学指導委員会等で連携を図っておるところであります。 ○瀬川光子委員  乙訓二市一町の障害児の発達という意味で、研修なんかはもちろん、されているわけですね。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  この補助金自体がそういう障害児が入園するための人件費的なプラスアルファ分という解釈で、一応補助金を出しているという形になっています。研修につきましては、全体で、その上にございます26万円、乙訓私立幼稚園、そういう中で新任研修なり、いろんな研修を乙訓レベルで取り組みをされていると。そういう形でも助成をさせていただいております。 ○瀬川光子委員  特にこの障害児保育については、何か問題はありませんね。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  今のところ、幼稚園の方からそういうことを聞いておりません。 ○瀬川光子委員  わかりました。  次まいります。235ページの03の空調設置ですね。今度、PFIを取り入れるということですけれども、これは長岡としては初めての取り組みになるんですね。 ○小林(松)教育次長  そうですね、手法といたしましても本市初めての例でございます。 ○瀬川光子委員  先ほども資料で説明していただいたんですけれども、いろいろ視察も行ってられるようですけれども、その中でいいことばかりではなくて、何かデメリットみたいなものはなかったのかなと、それだけちょっとお聞きしたかったんですけれども。 ○松岡教育委員会政策主幹  視察につきましては、京都市教育委員会さんの方に行かせていただいたんですけども、あとはいろいろと情報を集めたところで、大阪府の公立高校が普通教室を、完全なPFIではないんですけど、PFI的手法で一斉設置をされた中に、エネルギー代、ガスあるいは電気のエネルギー代も込みでされておられるのがあります。その場合、先ほども13年間の性能保証というお話があったんですけども、そのエネルギー費用代が、エネルギーが多く使われるので、その使っている使用者、学校が使い方が多いのか、あるいは、その性能自体、機器事態が悪いので増えているのかとかいう問題が発生した場合、その明確などちらが原因というのがわかりにくいので、京都市の方ではエネルギー代は別にしたというようにもお話伺ったり、聞いております。  本市におきましては、その空調の設備と保守とかの維持管理はしていただきますが、エネルギー代につきましては、通常の光熱水費でさせていただこうと考えております。 ○瀬川光子委員  これからですけれども、そういうことを含めたら、やはりPFIでした方が値段的にも予算的にも下がるということになるんですか。 ○松岡教育委員会政策主幹  従来手法でやりましたなら、1個ずつ分割で設置していく方法と、また起債をさせていただいて、長法寺以外の13校全部するという方法もあるんですけども、今、アドバイザーとも話して調べてもらってるんですけども、PFIといいますか、民間活力、民活手法を使った方が安いという形が出ておりまして、その一括設置できて教育環境に格差を生じさせないことと、その性能保証、ずっとよいサービスを提供してもらえるということで、この民活手法の方がメリットがあると、価値があるという判断をしております。 ○瀬川光子委員  これ、初めてのPFIの方式の取り入れを進めていくということに当たりまして、今後も考えると、やはり慎重に研究していただいて、本当に安全面も含めて、安けれゃいいというだけじゃなくて、調査しっかりしていただきたいと要望しておきます。よろしくお願いします。  次ですけれど、237ページ、通学区域適正化事業、先ほど野坂委員からも質問がありましたんですけれども、私自身もかなり地域の方の住民さんからいろいろと御相談をお受けしてまして、ちょっと次長さんなんかにもその旨をお話ししていたんですけれども、先ほどの説明で、若干の変更ということで、教育委員会が進めるということをおっしゃいましたが、野坂委員も言うてたように、通学区域変更というのは、人とのつながりの関係とか、地域の文化とか行事など地域特性などから見て、非常に慎重にする大きな問題だと、私自身は思うんです。それで、今度、緑ヶ丘と神足二丁目のこの地域で、どれぐらい、何人ぐらい変更になるんですかね。 ○小林(松)教育次長  私どもが把握している内容では62世帯の80人が今回の該当に当たるということで把握しております。 ○瀬川光子委員  それで、これまで何回か説明がされたと思うんですけど、いつ、何回ぐらいされたのか、ちょっと教えていただきたいんです。 ○松岡教育委員会政策主幹  12月9日に第1回を長岡第八小学校をお借りしてさせていただいて、第2回を2月3日にさせていただいております。 ○瀬川光子委員  内容は、何か文書とか持たれて、きちっとその理由、変更になる理由も明らかにされての説明だったんでしょうか。 ○松岡教育委員会政策主幹  第1回につきましては、まず、19年の4月1日の変更ではないということを、まず前提をお話をさせていただきまして、先ほども次長の方からもお話あったように、通学の安全面、地域からの自治会が分かれているということを判断しまして、緑ヶ丘、あと、神足二丁目17番から21番の区域をそれぞれ長四小なり神足小学校に20年4月1日から変更させていただく話をさせていただきまして、その後、お話を伺いました。その後、次の2月3日の間までに、該当の方の世帯の保護者を対象にいたしましてアンケートをとらせていただいて、2月3日、そのアンケート結果をまとめさせていただいたものをまたお渡しして、この第3分科会の資料のような内容を御説明させていただいて、またお話も聞かせていただいたというところです。 ○瀬川光子委員  済みませんね。そのアンケートをされたという結果、何かそういう資料はないんですかね。ありますね。方向聞かれている。その結果はどういう形だったんですか。 ○松岡教育委員会政策主幹  やはりその区域を変えるということには余り賛成しないという方が多ございました。ただ、中には変わってもよいというお答えもございましたし、また、その変わる場合の前提としてのお話で、ちょっと問いをさせていただいた中には、今現在、在籍している子どもについては、そのまま長岡第八小学校に通えるようにしてほしいであるとか、あるいは、まだ御入学前の方なんですけども、そこの区域は長岡第八小学校ということでお住まいになっておられるということなんで、長岡第八小学校へ入学することも柔軟に考えてほしいというような御意見がアンケートの中にもございまして、それで、今回、弾力的な在校生につきましては長岡第八小学校へも行くことを選んでいただける、新入学の方につきましても、神足、長四小以外で旧の校区になります長岡第八小学校への入学も手続とっていただいてしていただくという形を考えさせていただきました。 ○瀬川光子委員  今、アンケートの中で、賛成しないというのが多いということなんですが、こういうやっぱり通学区変更、初めに申しましたように、非常に大事なことだと思いまして、そのためには、やはりそれは将来的にはいいことであるとしても、ある程度の合意形成がとられなければならないと思うんです。この文章を見せてもらいましたら、初めの方に「長岡第四小学校区に変更することといたしました」となってますね。もう決定されているような形なんですけれども、その住民さんに聞けば、いろいろお電話もされているようですけれども、その答弁といいますか、そのお話のあれ聞きますと、もうそれは教育委員会の権限だと。そら権限には違いないですけど、そういうふうに権限だとおっしゃったということで、本当にそうなのかと。そしたら、何もかも権限で済ましたら、こういう住民説明会がされても、もう何でもいいと。権限だということで済んでいいのかどうかということが、ちょっとその辺、ほんまにそうだったのかどうか。ちょっと私はそちらの意見しか聞いてませんので、今後、そういうことでいいのかどうか、権限だけで通して。ちょっとそこを1つ、聞かせてください。 ○小林(松)教育次長  アンケート等でそういう数字は出ておりますが、内容を分析いたしますと、例えば、卒業まで今の学校に通わせたい、また、兄弟等も通わせたい、いろんな御意見がございますので、全くもって校区について、全く否定的という感触では持っておりません。  この校区につきましては、通学審議会、14年度以降やっておりませんが、ほとんど本市の場合は、全市のある程度見直しにおいて審議会等立ち上げまして、御意見をいただきながら進めておりますが、その後、やっぱり部分的に宅地開発の増加とか、一部学校等教育環境のバランスが少し悪くなっておりますのと、あわせまして、今回については、地元等からも、以前からいろいろな形の御要望なり、先ほど申し上げた議会等からも御意見いただいた中で進めてきております。先ほど申し上げましたように、第八小学校に行かれて30年ほどたった、その歴史というのは我々も十分尊重していきたいと思っております。それがずっと永久的に続くということであればいいんですけども、当然一定どこかで見直しする場合、いずれかの時点で見直ししていく必要が出てきますので、その辺、我々教育委員会の中でも十分協議いたしまして、委員会の中で方向性を決めさせていただいて、今後、十分地元、それから保護者の方々の御意見をいただきながら、できるだけ多くの方々の御賛同をいただいて進めていきたいと考えております。  以上です。 ○瀬川光子委員  ちょっと資料をいただいているので、条例ですね、長岡京市立学校通学区域審議会条例というのがありますね。これの第2条ですけれども、「審議会は、教育委員会の諮問に応じ、長岡京市立小学校及び中学校の通学区域に関し必要な調査及び審議を行う」となっているんですが、この教育委員会の諮問に応じという、どういうときに、これ、諮問をされるのかという基本的なことですけれど、ちょっと教えていただきたいんです。 ○小林(松)教育次長  今までの審議会の方向性といたしましては、先ほど申し上げましたように、市内全域を見た中での通学区域のあり方についてということと、前回は中学校の、要は選択制の問題が出ておりましたので、その内容について御審議いただいた、諮問させていただいたということになっております。ということで、部分的な通学区域の見直しについては、教育委員会の中で十分判断していって、見直していきたいということは考えております。  以上です。 ○瀬川光子委員  その部分的な部分、先ほど、市内全域に関してと、従来はそうなっていたとおっしゃいますが、この昭和50年、大分前ですけれども、これは長岡京市立第六小学校の通学区域についての答申が出されているんですね。これは部分的ではないんですか。
    ○小林(松)教育次長  従前、そういう諮問の仕方をしていたかと思うんですけど、ここ数年、状況を見てますと、先ほど申し上げましたように、全市的な問題、それから大きい方向性の内容について、いわゆる諮問させていただいて答申をいただいているという経過もございますので、その辺を踏まえて今回の措置をさせていただいたところでございます。 ○瀬川光子委員  そしたら、今後はこの条例の中では部分的なものはしないということですか。諮問はしないということになるんですね。この全域だけですね。 ○小林(松)教育次長  今のところ、部分的な問題につきましては、十分教育委員会の中で議論、協議いたしまして、進められるものについては進めていきたいと考えております。 ○瀬川光子委員  教育委員会の中で十分論議してもらうのはいいんですけど、やはりこの地元のそれにかかわる、変更にかかわる住民さんというのが一番基本だと思うんですよね。だから、そこがアンケート内容は、私、見せてもらってませんが、わかりませんが、賛成が少なかったというんでは、やっぱり権限を利用しているとしか、私は思いようがないんですが、今後、20年ですか、一応進められる予定ですけれども、これは住民さんのこれからの十分な説明もなさるということがあげられていますが、その中できちっと住民合意がとれるようにできますでしょうかね。されますか。 ○小林(松)教育次長  先ほどから申し上げさせていただいてますけど、緑ヶ丘の地域につきましては、従前から自治会等を通じましても御意見いただいております。それから、先ほど申し上げましたように、議会の一般質問、それから該当委員会等でも御指摘いただいておるという、ずっと歴史的な経過もございます。また、先ほど申し上げましたように、具体的に各保護者の方々にも今回アンケートをとらせていただいて、その分析もさせていただきながら、在校生の取り扱いも十分考慮した中で進めていきたいと考えております。 ○瀬川光子委員  繰り返しになりますが、分析をされた結果が、何ですか、皆さんのアンケート結果は賛成が少なかったというのでは、どういうふうに進めていかれるのかというのはちょっと気になりますので、一度また、もしよろしければ、そのアンケート結果をいただけたらと思いますが、これは要望しておきますので、よろしくお願いします。  それから、この14年にされている審議会ですけれども、中学校区の選択制の問題もされているわけですが、14年12月20日に答申が出てますね。そのときに、中身をちょっと見てみましたら、「2007年度、平成19年度までの児童・生徒数の推計を見ても、大きな変動がうかがわれないことから、当分の間、大きく格差が広がることは考えられない」と。「よって、当面の間、児童・生徒数のことを理由に通学区域を変更する必要はないものと考える」となってますね。19年度までということでなってるんですが、これからやっぱり審議会としても、ここの部分的なところももちろんですけれども、やっぱり全体として子どもの将来、どういうふうになっていくのかと、どういうふうな人数とか、そういうふうになっていくのかとか、そういうことを見通して、1回きちっと、個々になぶるんじゃなくて、全体のそういう10校区をどうしていくんやと。少ないとこもありますわね。多いとこもありますし、そういうそのままでいくのかどうか、そういう審議会なんかも必要ではないかなと思いますので、これは一応またそちらで考えていただきたいと思いますので、よろしく。  とりあえず、住民合意をしっかりしていただきたいと思いますので、今後、早くに、できるだけ早くにきちっともっと説明内容を、納得する、理解、納得できるような説明の仕方、ただ子どもの安全面とか、自治会の分断とか、そういうのやなくて、規模の問題とか、やっぱり全体がこうやとか、もう少しなるほどと思うような説明の仕方が必要なのではないかなと思いますので、その辺も配慮しながら、本当に権限だけでなく、十分にその住民さんの意見を踏まえて進めていただくように、よろしくお願いしたいと思います。私もこれから、今後、見続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次、済みません。もう1点だけ、243ページです。02の就学指導委員会負担金なんですけれども、この委員会は、130万円、変更はありませんけれども、これ、子どもの進路によって大きく発達、成長が左右される大変な大事な委員会だと思うんです。前からも問題になって、将来のことを思うと、その親御さんの思いと、この委員会の思いが、どういうんか、うまくいかないというのか、そういうのがあるのではないかなと思うんですが、そういう場合に、どういうふうに指導されるのかということをちょっとお聞きしたいんですけど。どうされているのか、そういう場合。 ○八嶋教育支援センター所長  保護者の御意見、学校の方のまた立場、また、私どもの方の協議とを融合させていただくわけでございますけども、十分審議をしまして、子どもさんにとって一番いい方法はこれではないかということを決めさせていただいておるところでございまして、必ずしも最終的に全員が、その三者等が合意できるということはないかもわかりませんけども、できるだけ子どもさんの立場に立って考えていくというのが基本姿勢でございますので、その辺、親御さんの願いも十分理解する中で進めていけたらなというスタンスをとっております。 ○瀬川光子委員  あくまでも専門的な立場に立っていただいて、今おっしゃったように、子どもさんの将来を見通して、本当にこの委員会は粘り強くとことん親御さん、子どもさんと話し合っていただきたいと思うんです。何年かたってから、ああやっぱりあのときにここにしといたらよかったとか出てくるんですよ。そのときには子どもにとっては遅い場合があるんですね。だから、本当にここ、すごく大事ですので、ほんまにきめ細やかな方向で話し合っていただきたいと、要望しておきますので、よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員長  ほかにありませんか。 ○八木浩委員  今の通学区域の一部変更についてなんですけれど、これ、古うて新しい課題いうか、新しくて古い課題であって、ようよう学校建設ラッシュのときに、神足小学校から東片泓、西片泓という、地名は別にして、四小に行きましたよと。次、四小から、また東と西片泓は八小に行きましたよと。これ、住民感情から言うたら、いろいろとまたかいなという部分が本来あるという、非常に問題がある地域でもあるというのは確かに思うんですわ。そやけど、おはようございます言うて、道挟んでたった数メートルのところで、学校が違ういうのも、はっきり言うて、自治会やら子供会やら含めて、そういう地域の力をより一層生かしていかなあかんなと、防災面含めて。そういうときに、例えば神足やったら3つに校区割れてますわね。東と西、まあ言うたら、九小と神足ですわ。ほぼ同じぐらいの人数やと。馬場もそうですわね。古市町もそうなんです。ただ、その中で、何かの1つの事業をするというときになったときに、非常に小さい、数人になってしまうようなところをどうしようかというので、今回、いろんな形で通学区域をなぶってきはったんやなというのは理解してますし、現状、今、保育所の問題もそうやと思うんですわ。今里保育所もそうかもわからへんけど、今行っている生徒・児童は、まず自分の子どもやらのこと考えますから、将来、例えば6年後とか、その子らが育った後がどうなんやという長いスパンで考えたら、僕、ええ方法やと思いますし、これも、今回、今の通学されている方にも、意外と遊び持った、余裕持った形で進めていっておられるようにも思いますから、これは将来見た中で、地域というか、地域の学習力含めて社会的なかかわりを持っていくいうんやったら、ある一定僕はこれは理解もしますし、頑張ってもらいたいなと思う部分ですし、ただ、大きな面で、小学校10校、中学校が4つやと。この部分で通学区域含めた中で、学校の児童・生徒数の将来見通しを含めた中では、これはやっぱりしっかりと考えていってもらわなあかん部分はあるんかなと思いますんで、この部分は細心の注意を図りながら、やっとこさかからはったなというのは、一歩踏み出さはったなというのはようよう理解しますし、ただ、タイミングとか時間の問題とかいう部分、ちょっといろいろ今年は教育委員会さん、ほかにも抱える問題があった部分もありましたから、ちょっとタイミングの問題的には、いつか出さなあかん問題やけど、今年の出し方がちょっと時期が、もうちょっと早い目にかかわった中で余裕持った説明ができてたら、またそれなりに応援されている保護者の方もおられますし、頑張ってもらいたいなと思いますので、よろしくお願いします。要望です。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○野坂京子委員  ちょっとどこで言ったらいいのかなと思ってたんですけど、今、結構長五地域を歩いてますと、いろんな保護者の方から、西乙訓高校と乙訓高校が統合されるというような情報を結構皆さんおっしゃってるんです。聞かれるんですけれども、その辺で、塾の先生が具体的にもう西乙はなくなるんやとおっしゃっているって言われる保護者の方とか、中学校の方で、子どもも含めて保護者の方が混乱されている状況で、もう多々、また最近、去年も若干お聞きしてて、府の方にちょっと問い合わせるなりして情報をキャッチして、今、耐震の関係で乙訓高校が何かやっているということで、そういう予算もないのでというようなことだったんですけれども、また最近、いろんな保護者の方が不安に思っておられて、また、長いスパンでというとこら辺で、この地域に引っ越ししてきて、西乙訓高校が近いからっていうことで引っ越しされてきた方なんかにちょっと出くわしまして、その辺がやはりすごく皆さん不安な状況で、すごく広がっている状況なんですけれど、その辺は教育委員会としてキャッチされているんですかね。 ○芦田教育長  今の問題、設置者が違いますので、一概には言えませんけども、西乙訓高校は10数年前にも廃校になるん違うかといううわさが出まして、今回、また乙高が建てかえるということになりましたので、再びまた浮上しているようでございます。それで、今、誤解を招いた理由が定かではございませんけども、西乙の校長先生か教頭先生が地区懇談会で、学校が廃校になるんですかという質問に対して、大体五、六年は大丈夫ですわということをおっしゃったやに聞いておるんです。これは今までのルールからいきますと、1つの学校を統廃合するのに五、六年のスパンでやっているということから、五、六年は大丈夫だというふうなことをおっしゃった。だから、今の小学校6年生の子どもが卒業したらなくなるというようなことで、うわさが広がっているようでございますけども、府の教育委員会の方にもこういううわさが広がっているし、大変地元の人も不安やということで、府の部長クラスに聞きますと、将来、ないとは言えないけども、今のとこはそういうことは考えとらんということでございましたので、当分の間は安心していけるんじゃないかというふうに思っているところでございます。  以上です。 ○野坂京子委員  当分の間ではまたあれなんですけど、とにかく混乱されているというか、もう本当にまた火がついたように、最近、また急になんですよね。その辺で、当然府の管轄なので、高校、だから、どうしようかなと思いつつ、ちゅうちょはしてたんですけれども、かなりやはり混乱されているという状況がありますので、その辺がどういうふうに解決してあげたらいいのかなと思いつつ、また将来的にはないとは言えないけれどもということで返したらいいのか、わかりませんけれど。 ○芦田教育長  私も責任者ではございませんので、確かなことは言えませんけども、子どもの数がいっときずんずん減ってまいりまして、西圏、ここら辺は西圏に入るわけですけども、この西圏全体の子どもの数が減ってまいりました関係で、かなり乙高の定数もかなり減ってまいりました、かつての人数に比べれば。そういうあたりからいろんなうわさが飛んできたんだとは思いますけども、今の乙高の収容力は3校舎をつぶして2校舎に建て直すということで、1校舎は残っているそうですけども、その収容力からすれば、統廃合のとこまではいかないというふうに推測はするわけです。したがいまして、今後、長岡京市の子どもたちがだんだん増えてくる予定もございますから、府の方には統廃合という形は、将来的には子どもたちの就学の機会均等を奪うことにもなるから、存続をお願いしていこうというふうには思っておるところでございます。  以上です。 ○瀬川光子委員長  御答弁ありがとうございました。  ほかにございませんか。 ○小谷宗太郎委員  卒業生として、やっぱりちょっと言っておかなあかんなというのもあるんで、短目に知っていることだけ、的確にお伝えしたいと思いますので、今から3年半近く前のとき、当時、京都府で公共施設の統廃合という形の見直しをする検討委員会がありまして、その中で高等学校に関する統廃合という内容の議題が上がったんです。具体的に結果論として、今、宇治の方で学校の統合などがそのことによって成果で行われたんですけども、それに関する部分で、当時の校長先生が乙訓高校は大丈夫でしょうねという形で心配されてたんです。その心配内容をいろんな関係者の方に大丈夫でしょうか、大丈夫でしょうかというふうな話を聞いておられる中で、その内容がだんだんだんだん違う方向で進んでいって、西乙訓高校がつぶされるんではないかというふうな形に進んでいったというのが現実なんです。今もそのうわさが流れているんですけども、ぜひそういうふうなうわさというのは常にあるんですけれども、的確な形で大丈夫だというふうなことをお伝えいただければ、何かの形でも結構ですんで、教育委員会の方でお伝えいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○瀬川光子委員長  京都府の問題ですので、余り立ち入ることはできないと思います。  ほかにはございませんね。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、目1から目6までを終わります。  次、項2の小学校費と項3の中学校費、ちょっとかかわりがありますので、一緒に進めていきたいと思います。ページは、246ページから259ページまでの御質疑をお受けいたします。どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  251ページの学校管理に関する警備の部分なんですけれども、これ、セコムに対して、今、契約をとっているわけなんですけども、1年更新という形で、平成18年の予算のときに聞いてたんですよ。他方、防犯カメラについては、やっぱり償却期間は一定5年でというふうな枠で見ておられるということで、今、その防犯カメラに対する管理を行っているのはセコムなわけですけども、このあたり、そうすると、違う意味で、そしたら、セコムと5年間契約するのかというふうな形で思ってしまうんですけれども、そのあたり、今回、この予算通じてどう御判断されているのか、ちょっとお伝え願えますか。 ○大八木学校教育課長  この警備の関係につきましては、やはり毎年、中身的に、今おっしゃられました防犯カメラの部分については、機械的に5年ぐらいが償却期間ではないかということなんですが、やはりその償却期間そのものはあるにしても、一定の警備を委託いただくという部分の中で、18年度、さらに中身的に、17から18にかかわりまして給食施設の警備を加算させていただいたり、また、19年度につきましては、18年度に中学校の方でAEDの寄附をいただいて、また、この19年度、小学校はないということで、安全管理という部分の中で、警備会社の方でそういうAEDを一連の安全管理という面で対応できるという状況がございますので、19年度、そういう部分を加味した予算計上にさせていただいております。ですから、そういう機械面の償却の分が出る年度において、さらにそういう部分を割り引いていただく部分だけ付加していけば、改善されていくかなという形で、19年度、予算計上をさせていただいております。 ○小谷宗太郎委員  これはやっぱり最近、日に日にそういう電子機器部品、特に防犯カメラについての開発については進歩が激しくありまして、価格も、売れている分、かなり安価になり、安くなってきていますし、ぜひ、この際、今取りつけているその防犯カメラ、ちょっと高いんですけれども、安いのなどがいっぱい出てきてますから、もちろんカメラは大体持って5年ですわ。常にかえていかなければいけない、そのサイクル等も考えて、買いかえた方がいいのかどうかという部分をやっぱりぜひ検討していただきたいというふうに思いますので、1点、その検討の方の要望ということで、お願いします。  それで、続いてなんですけれども、今回もなんですけど、これは確認だけちょっとしておきたいという部分があるんで、確認だけさせていただくんですけども、253ページの車両借上料というのは、これは平成18年のときに修学旅行の援助のかわりにバスを出すという形での説明受けたんです。今回も当然そのためのバスの金額ということですよね。ちょっと確認します。 ○大八木学校教育課長  そうでございます。一定個人給付の補助を見直すということで、保護者軽減を図る上でこういうバス借り上げという措置をさせていただいて計上させていただいている内容のものでございます。 ○小谷宗太郎委員  わかりました。ちょっと価格に差が出てたんで、バスの台数そのものが変わっているのか、内容が変わっているのかということで、ちょっとお聞きしたかったので、確認をしただけです。 ○大八木学校教育課長  額の増額というのは、当然その1学級1台という形で計上をさせていただく部分と単価という部分はございますので、学級数、当然その該当学年の学級数が前年度に比べて多ければ額が上がってくるという御理解でお願いいたします。 ○小谷宗太郎委員  わかりました。  それで、ちょっと大きな質問になるかと思うんですけど、この249ページの小学校の校舎の大規模改修ということで、まずお聞きしたいんですけども、これ、長法寺小学校ですね。大体3年スパンで、耐震補強含めて改修入れたら大体約9億円ちょいほどかかっているかと思うんですよ、1校でね。やっぱりこれからどういう計画で、もちろんのことですけども、神足小学校や三小、四小、五小、古い小学校は山ほどある中で、耐震補強と改修を進めていくのか、大体どれぐらいの予算規模で考えていっているのか、どこらあたりまでに計画立てができているのかということをまず1点聞きたいんですよ。ちょっとお伺いできますかね。 ○小林(松)教育次長  18年度に、まだ未調査の小中学校については、すべて耐震化の調査をさせていただいて、結論は年度末にまとまってくると思います。19年度においてはできるだけ早く集約いたしまして、耐震化を優先にするのか、あわせて大規模改造していくのか、当然予算的な部分もございますので、十分財政当局とも詰めながら、これから進めていきたいとは考えております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  耐震調査の方、これ、補助金がついているという形で補正でも上げて、全校の調査を行ったと思うんで、その調査結果というのが年度末に、今、答弁では出るという形でしたけども、いつぐらいに出るんですか。もうかれこれ3年ですけども。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  今、耐震の調査結果は出ております。ただ、それを正しいかどうかという形で京都府に判定委員会という会がございます。今、その判定委員会にかけておると、業者の方で、いう状況でございます。 ○小谷宗太郎委員  やはりとにかく避けて通れない内容だと思うんですよ。とにもかくにも大きな予算、費用がかかる内容だと思うんですね。ですから、やっぱり綿密な計画を持って考えていくべきであると判断するんですよ、改修について。ですから、今、その府の判定委員会にかけていると言われている、その結果含めてなんですけれども、それらが返ってきた後、こちらとしての体制ですよね、どうするのかという、それを使ってどうするのかという、一定考えておかなければいけないと思うんですけども、そのあたりの計画性について、ちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  今、委員おっしゃるように、結果が全部まとまっておりませんので、その結果が出次第、当然その校舎自体、建設年度も異なりますし、そのときの資材等の材料の関係も異なるという関係で、その中で耐震の手法としてIs値というものが出てきます。そのものをもとにいたしまして数値化をいたしまして、それで優先、とにかく古いから先だという考えではなくて、耐震に耐えられない建物から順次補強工事をまずはやっていきたいというふうに考えております。 ○小谷宗太郎委員  それはもちろん安全面を考えたときの答弁だと思うんですよ。もちろん僕はもうそれが最重要だと考えています。が、他方、やっぱりお金の問題、これはもう非常に大きくかかわってくると思うんですよ。ですから、やっぱり双方向で、その財政状況と、その性質の優先順位と、あと、その安全面配慮した、その3方向を同時に走らせて計画を組んでいく必要があると判断しているんですよ。ぜひその点考慮して、教育委員会だけじゃなくて、やっぱりいろんな部署で、金額が大きいですから、詰めなければいけないことが多々あるとは思うんですけれども、やっぱりそれらしっかりとした形で計画立てをして計画をつくっていただくような形に持っていただけるように、要望を1点入れたいと思いますので、以上です。 ○瀬川光子委員長  ほかに、どうぞ。 ○西村厚子委員  247ページと、そして、255ページに小学校と中学校の地域ふれあい活動体験活動推進事業というのがありますね。これ、小学校が増えて、中学校がこころ生き生きと一元化になったということですけど、合計としては減っているのの理由があるんでしょうか。小学校が上がり、中学校がこの予算が減っているという。この事業はとても子どもたちにいい経験やと思うんですけれども。 ○大八木学校教育課長  小学校につきましては、平成18年度補正をさせていただいたと思うんですが、小学校すべての学校、一定の学年に体験活動に対する補助金が京都府から下りております。それに基づいて事業をさせていただいております。中学校に対しては、中学校は2年生で体験活動を実施をさせていただいております。これ、従来から市の方で体験活動で補助金を出させていただいて活動しております。それが18年度、京都府の方から小学校も中学校も補助が下りてくる形になりましたので、従来、市の方の補助が京都府の補助に切りかわったと。単価を合わさせていただいたという形で、小学校は増えた形に結果なります。中学校は従来から市の方で補助金として活動しておりましたので、京都府の単価に合わさせていただいたという形にさせていただいております。 ○西村厚子委員  そしたら、その対象の何というか、地域の協力者というのか、それは別に変わらないわけですね。 ○大八木学校教育課長  それぞれの学校の方で体験活動させていただく事業所そのものは、年によって若干差はあるかもしれないんですけども、ほとんど変わってないと理解をしております。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○大伴雅章委員  255ページ、中学校費の開かれた学校づくり事業の中の小中連携指導員謝礼、先ほどの説明で、今まで府費で先やってて、あとは単費で2校やるんですと。非常に積極的な御説明やったんですが、もう少し具体的に説明をしていただけますか。お聞かせ願えますか。 ○大八木学校教育課長  小中連携の京都府からの加配そのものが、先ほど冒頭説明がありました中には2校に加配が京都府からついております。あと2校は加配措置が、現在は枠の関係でされてないというのが実情でございます。この2校に対して市の方で非常勤の講師を導入させていただきまして、中学校の方に専門的な音楽と美術という、この2教科に非常勤を入れさせていただいて、非常勤の対応によりまして、従来の正規の音楽と美術の教師の持ち時間が、持ち時間数として一定の時間数が枠として出てきます。その持ち時間数を小学校の方に行っていただいて、小学校の方で専科指導という形で指導をいただく、こういう小中連携の取り扱いでございます。それをすることによって、以前からも不登校等でお話が出ておりますように、中1ギャップと、小学校は担任制で、児童が日常、担任の先生とかかわる時間が多い形の中で、中学校に行かれますと、やはり教科制でございますので、やはりそこに不登校が増加すると、こういう傾向をできるだけ解決していくような施策として、19年度、予算計上をさせていただいた内容でございます。 ○大伴雅章委員  非常によくわかりました。つまり、一定の教育効果が認められるというふうなことでの予算化なんですよね。具体的に、例えば府費の加配がされてから、数値的に教育効果というのは何かわかるものありましたですか。今、不登校の話されてましたけども。 ○河村学校教育課総括指導主事  数値的には、お手元の資料の不登校関係なんですけれども、131ページにございますけれども、不登校児童生徒数、2番のところですけれども、平成18年度、これは1月末現在の数でございますけれども、若干減っているような数値になっております。これはまた年度末に集計をし直すと、若干増えているかもしれませんが、ちょっとそういうあたりでは効果は見られているということで聞いております。  また、問題事象の件数につきましては、増加傾向には一たんあるんですけれども、早期発見と、あるいはまた、早期にその連携をしながら指導していくという面については効果が上がっているということで聞いております。  以上です。 ○大伴雅章委員  確かにこれ見ましても、数字上そうなってますよね。ぜひ、この数字というのは非常に具体的なものですんで、こういうふうに説明されると、やっぱり予算つける側、つけやすいんですよね。だから、非常にしっかりと数値目標を持って、それを具体化していく。それが例えばこういう手だての中で、教育目標を達成したんやということを明らかにして、どんどん積極的な取り組みをなされるべきだというふうに思っております。この予算については大いに賛成いたします。  もう1点、これは我が会派で一般質問でもやっておるわけなんですが、あえて言うたら、教育条件の充実というとこですかね。この予算委員会の資料が一般質問の後で出ましたんで、私も数値見てびっくりしたんですが、いわゆる教職員の方の中でコンピュータをさわられる方、もうほとんどさわられますよね、98%ぐらいなんですよ。たまたま私どもの会派で視察へ行ったとこは80何%で、まだおくれているとこやったんで、そんなもんかなみたいに思とったんですけど、この教職員の方の実態見てたら、もうほとんどパソコン操作はできるなというふうな実態がわかったわけなんですが、実は一般質問でもあったんですけれど、やはり実感するのは、やはり我々、今の公的な機関の中で一番事務改善ができてへんのが職員室ではないかというふうに言われておるんですけれど、例えばいろんな統計事務、転記事務なんかがすぐできていく、朝、休みますよの電話があってから、もう7つも8つも連絡転記を繰り返していかんならん。統計上大変だと。こんなもう一目瞭然でコンピュータで活用していくと、統計上も非常に便利であると。そんなに予算としても、ほかの予算との比較においても、大きな投資でもなかろう、あるいは、もう14校一遍にやるというふうなことでなくても、試しにやっていける。だから、1つは、やっぱりその辺の教育長の御答弁にもありましたやろけど、調査研究していくんやと。先ほど調査研究して、3年後に具体化したこともございますし、まだまだ具体化してないこともございますけれど、このことは事実、やっぱり教育効果を上げるに非常に有効な手段と思うんですよ。例えば保健室に逃避する生徒というか、よく行く生徒が何時間目に行くんだとか、どういうときに行くんだとか、どういう状況で行くんかというのが一目瞭然ですよね。それが担任にフィードバックされ、あるいは、家庭との話になっていくという、非常に教育効果を上げているというふうな例も聞きますし、教育現場こそ、やはり統計上で見ることのいわゆる教育技術上の活用というか、そういうことに物すごく実は効果があるねんけど、おくれているというふうに感じてるんですが、一般質問の答弁でも言われましたけど、教育長、再度、その辺の突っ込んだお考えを、私どもも資料提供いたしましたんで、お聞きしたいというふうに思っております。 ○芦田教育長  一般質問のときに、進藤議員の方から職員室のIT化という御質問をいただきました。確かに、児童の方の学習支援ということでは、18年度は場所を持って、各学校40台ずつ、生徒、子ども1人ずつに当たるということでございますけども、学務支援というんですか、学校の雑務、いろいろ学習にかかわるような事務のIT化いうことでは、一般質問でお答えしましたように、二、三人に1台という格好にやっと進歩してきたわけでございますけども、国の補助金等も考慮しながら、一応2010年時を目途に1人1台いうことでお答えしたと思うんですが、できたら市の財政の方もございますから、一概には言えませんけども、極力1人1台の方向で、そして、御提示いただきました学務支援ソフトいうんですか、ああいったあたりも投入して、できる限り先生なりのいわゆるその他の雑務を減らしていこうと。そして、学習の方に一緒に行っていただくという方向を考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○大伴雅章委員  先ほど質問した件もそうなんですけれど、やっぱり一定教育効果というのがしっかりと数字上出てきたら、やはりきちんと予算はついていくもんだというふうに思いますし、市民の方も、このことに税金使われているというふうなことは具体的に納得されるというふうに思うんですよ。その中の1つではないかなというふうに思いますんで、先ほどの小中連携指導員謝礼のように、具体的に進めていただきますよう要望いたします。 ○瀬川光子委員長  それでは、質疑の途中ですけれども、午後1時まで休憩をとらせていただきます。               (午前11時54分 休憩)               (午後 1時01分 再開) ○瀬川光子委員長  それでは、休憩を閉じ続会をいたします。  項2の小学校費と中学校費の御質疑の続きでございます。どうぞ、どなたからでも。 ○野坂京子委員  249ページの小学校施設の整備事業ですが、施設の維持管理費というところに関係するかと思うんですけれども、毎年、備品とか、例えば施設の修繕箇所とか、各小中学校の要求とかはとられているんでしょうか。 ○大八木学校教育課長  新年度の予算の見積もりを出させていただくときに、各学校の方に照会をかけまして、備品の更新でありますとか、修繕の要望でありますとか、そういう部分については、予算の編成時期に学校に問うております。 ○野坂京子委員  前回、決算のときも少しお聞きしたんですけれども、毎日使う机とかいす、その辺で特に大きな学校で不足しているいすとか机に関しては、多分足らず分をどこかから回していただいたりとかいうことで活用されていると思うんですけど、有効的に活用されることはいいかとは思うんですけど、その辺で、子どもたちが毎日学習する机とかいすは、やっぱり安全でなければならないと思うんですけれど、その辺の点検というのは現場の先生たちにお任せなんですかね。 ○大八木学校教育課長  一応学校の方で、年度当初に備品の枠として一定配当させていただいている枠の中で更新していただいている部分と、年度末ぐらいに、当然その年度がわりのときに、普通学級の上がる分、前年度に比べまして学級が1とか増になる分については、学級上がりの分については、年度末においてその増えた分について、一定の枠として、その机脚類は購入させていただいて、各学校にお配りしているというのが実情でございます。 ○野坂京子委員  わかりました。現実にはなかなか、きっと予算の枠内というとこら辺もあるかと思うんですけれども、異常にささくれ立っててけがをしたということもお聞きしてますし、その辺で新学期に向けて、もう少し、毎日使う子どもたちが向かう机とかいすですので、けががないようにというとこら辺では、十分なその点検がなされるべきじゃないかなと思ってますので、よろしくお願いしたいのと、あと、トイレの修繕とかで、以前、去年でしたかお聞きしたと思うんですけど、チタンを使用した改修がされて、効果が見られたようなことをお聞きしたと思うんですけれども、その辺、済みません、詳しくお聞かせ願えませんか。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  昨年度、酸化チタンを小学校1カ所、中学校1カ所、塗布をいたしました。そして、その結果、臭気等は非常に少なくなったというふうに聞いております。そしてまた、ほかのトイレと比べますと、酸化チタンを塗布したトイレとほかのトイレも、そうもまた変わらないということで、と申しますのは、トイレのところの水の流れが、今までは一定時期で時間が来れば流れるというシステムでございました。今回、そういう面も考えまして、トイレについては、フラッシュバルブという形で、トイレが終わった後、プッシュで押せるようにという形に変更してまいっております。そういう関係上、他のトイレと酸化チタンと比較にもそう大きな変化がございません、臭気等については。ただ、塗布したことによって効果はあったものというふうに思ってます。  ただ、臭気を調査いたしました結果、臭気がはかれないと言うたらおかしいんですけれども、それまでに達しない数値であったということでございました。  以上でございます。 ○野坂京子委員  わかりました。それでも、臭気の関係では大きく変わらないということなんですけれども、そのプッシュバルブということで変更することでの、それは徐々にこれから改修されていくんですかね。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  もう今の時点で100%、それに変更いたしておりますので、臭気等非常に少なくなっておるという形、ただ、臭気等が発生するのは維持管理上の問題で、流れた後のところのたまる場所によって異なってくるという形で、その辺は十分学校の方にも申し上げて、清掃等するようにという指示をいたしております。 ○野坂京子委員  それじゃ酸化チタンでの各小中1カ所ずつ、改修、実験的にと言ったらおかしいですけど、されて、今後、あんまり大きく臭気の差はなかったいうことで、その修繕というのは、改修というのはないわけですか。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  今、トイレ、酸化チタン等については、2カ所で終わりたいと思っております。ただ、今後におきまして、いろいろと御要望が出ております。トイレ改修という問題の中で、トイレの改修、いろいろ優先順位がございまして、後々になっておるんですけども、過去、各小中学校1カ所、実施をいたしました。その後、ストップをしております。そういった問題に関しまして、今後、学校の改修等も含めまして、その中で対応してまいりたいというふうに考えております。 ○野坂京子委員  ぜひ、今回、今年度はトイレの改修なくて、来年度に若干、資料を見せてもらったら上がっているように思ってたんですけど、結構やっぱりトイレの問題は、子どもたちがお掃除しているだけで、ちょっと解決、業者も入っておられるようですけれど、なかなか解決しないなということを思ってまして、ただ、このバルブで、あと、100%だということもお聞きしましたし、維持管理の点での対応かなって聞かせてもらって思ったわけですけれども、トイレってやっぱり快適に使いたいというか、子ども、特に露骨に言いますので、いろんな保護者が各学校では何かお掃除に入られたりとか、また、トイレの壁の、落ちてくるわけじゃないけど、色のはげたというとこら辺では、学校の先生たちがじきじきにペンキを塗ったりとか、そういう修繕ていいますか、具体的には先生たちがやっておられるとこもあるということでお聞きしてますし、そういうことで、本来、先生たちがしなくてはならないことができなくって、そのような状況に走られるということがないように私は望むんですけれども、あと、長五小学校に関してなんですけれども、昇降口のところなんですけれども、シャッターとか全くないですよね。その辺で、以前から要求は上がってませんでしたかね。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  今のところ、そのシャッターのことについては、私どもへ上がってまいっておりません。 ○野坂京子委員  そうですか。私が聞いたところでは、シャッターとかもう全くなくて、外部から土日でも入れますよね。シャッターも全然なくて、中庭に取り抜けできる状況で、子どもたちの上靴が、げた箱というんですか、靴箱があるわけですけれども、時折、上靴がなくなってたりとか、また、中庭に入れるもんですから、通路の部分が、廊下の部分が足型でいっぱいになってたりとか、時には、今年は暖冬であんまり雪がどうのこうのということはなかったですけれど、雨とか雪が降ったときには、もう朝来たとき、雪が本当に積もっている状態で、雪かきから始めなければならないという学校の先生たちのお話とかお聞きしてて、子どもたちも滑ってということもあったようです、過去。その辺では、各小学校、ちょっと見せてもらったんですけれども、どこともそれぞれドアがあったりとか、帰る際には全部閉められる状況なんですよね。長五だけがむき出して言うたらおかしいですが、だれでも入れるような状況なんですけれど、その辺は把握しておられますかね。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  委員おっしゃるとおり、ほかのところについてはシャッター等で、長法寺等ではクロスという形になってます。私もちょっと確定ではないんですけど、五小だけなのか、ちょっとその辺わかりませんけれども、オープンになっておると。そして、体育館の方へずっと行けるようになっておりますので、その点、まだ今、学校等も、今申し上げましたように、そういうお話は、私どもちょっと聞いておりませんので、そういうことがあったという形で、学校の方とも調整をさせていただきたいというふうに思っております。 ○野坂京子委員  よろしくお願いしたいのと、先ほども言ってましたように、新学期迎えるに当たって、もう目の前なんですけれど、もう一度、各学校、安全点検ということをぜひともやってほしいなと思うんです。ちょっとほかの、我が党の議員団ですけれど、ほかの小学校からも、何かどこそこがむき出しになってたとか、何かいろんなことをちょこちょこ聞くもんですから、そういう点検も含めて、ちょっと聞いた声はそちらの方にも返したいと思いますけれども、点検なんかもお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○西村厚子委員  247ページの真ん中の辺の心の教育推進事業というところで、平成市民クラブの方が資料請求された150ページに、小中学校の教育相談の数を出されてて、これを見てて思ったんですけれども、150ページの各学校、小学校の相談数が列挙されてて、第三小学校だけ一けたで5ですね。第十や第九は3けたで180、100というふうに、相談件数がとってもばらつきがあるんですけれども、ここら辺の掌握はどのようなことになっているんでしょうか。 ○河村学校教育課総括指導主事  定期的に報告を文書で、あるいはまた、指導主事が訪問した際に伺っております。三小につきましては、件数的には少ないんですけれども、子どもたちが心の教室相談員にはいろんな立ち話であるとか、そういう相談という枠組みじゃなくて、ふれあいていいますか、お話をするということは伺っております。また、この学校につきましては、総合的に不登校への取り組みなんかも十分にされておりまして、効果が上がっているということも、一方では聞いております。  以上です。 ○西村厚子委員  私、第十小学校のたまたま学校行ったときに、その心の相談員、たしか大学生の院生がボランティアで来られているんですかね。この方たちは何人、学校を担当して何人かでしてはるわけですか。第十小学校行ったときに感じたんですけど、とても優しいお姉さんやったんですね。だから、多分ここにその他で多く数が上がっているのは、今おっしゃったように、いろんなことをおしゃべりに来られるんだと思うんですけども、そのメンバーがどういう構成になっているのか、ちょっと教えてください。 ○大八木学校教育課長  心の教室相談員につきましては、小学校1校で1人が担当しております。週1回4時間ということで対応させていただいております。  ただ、今、委員が御指摘いうか、予算委員会の資料の150ページの件数においてということで、長岡第九小学校の部分につきましては、180人の件数が上がっております。この九小につきましては、17年度、18年度、2カ年、京都府の方の委託事業を受けまして、九小については、あと2人配置されまして、トータル3人で相談活動をしておりましたので、件数的には180件という形になっております。  以上でございます。 ○西村厚子委員  そしたら、先ほど、第三小学校ではそういう取り組みがあるんだとおっしゃってましたけど、教育センターにこの不登校でお見えになっている方が5名で、第三小学校で不登校にというのはゼロですね。ここら辺の学校と教育委員会と教育センターとの連携はどういうふうに。 ○大八木学校教育課長  不登校関係につきましては、支援センターとは連絡等で一定連絡連携は図っております。それと、学期に1回、「心の教育」の連絡会議というのを持たせていただきまして、学校と教育委員会、支援センター、また、心の教室相談員、スクールカウンセラー、こういう連携は学期に1回、児童・生徒の状況、そういうときに交流を図らせていただいているという状況でございます。 ○西村厚子委員  今のありがとうございました。わかりました。  そしたら、済みません、もう1つ、違うところなんですけども、251ページの学校安全管理警備委託料というところで、このいただいた資料で、初めての一般質問でAEDをつけていただきたいって、各小学校にて言いましたとき、ここに早速にもうAEDがレンタルで設置されるというふうに、この資料をいただいて、早速整備していただけるんやなって喜んでいるんですけども、このAEDをつける場所はどこになるんでしょう。 ○大八木学校教育課長  中学校では、現在、保健室に設置をさせていただいております。一応設置につきましては、保健室かなということは思うんですけども、より広く多くの方に利用という形を考えますと、土曜、日曜の開放のときに、それが果たして保健室であれば有効に活用できるかなという思いはあるんですけども、管理面等を考えますと、どういうとこに一番つけるのが管理も含めまして有効的なつけ方かなというのは、ちょっと検討をしていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○西村厚子委員  ぜひ、今おっしゃったように、地域の方たちが利用する体育館の方が、土日とか育友会活動の中での利用にもなると思いますので、そこら辺の設置場所については、また考えてください。要望です。よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○大谷厚子委員  今、資料で151ページのところで、資料請求をさせていただいたところで、3番のいじめの研究なんですけども、今、調べていただきましたら、平成18年で中学校で15人ということで、例年に比べて大分多いんですけども、これ、アンケートというか、そういう調査の仕方とか、そういうのは変わっているんでしょうか。ちょっとその辺、詳しいところを教えていただきたいんですけども。
    河村学校教育課総括指導主事  いじめの件数につきましては、増えているということが読み取れるんですけれども、各学校から定期的に生徒指導に関する報告が文書で上がってまいります。そういった文書を見てみますと、学校のとらえ方といたしましては、いじめの発生件数というとらえ方ではなくて、ここで上がっているのは、発見して対応した件数ということで、学校としては上げてきていると。つまり、ほとんどが指導した結果、現在は解消または解消の方向であるということで報告を受けております。  昨年からいじめの問題が非常に大きな問題としてクローズアップされまして、いろんなマスコミ等で取り上げられたという経過もございまして、その中で子どもにしても、教員にしても、あるいは保護者にしても、人権意識が高まっていると。そういう中でのこの件数が増加をしたということが1つの要因であろうというふうに考えております。  以上です。 ○大谷厚子委員  もう1つなんですけども、中学校、小学校ともになんですけども、学校の図書館の教材用備品として、247ページ、これは今回、学校図書室において予算が大分増えたということで、私も昨年、自分にとって一番初めの一般質問でこのことを一般質問させていただいたので、すごくうれしい思いなんですけども、この予算がついたとしまして、いわゆる学校図書館、図書標準というのが国で定められているわけなんですけども、それに対してはどのぐらいまで近づくような形なんでしょうか。教えていただけますでしょうか。 ○大八木学校教育課長  今おっしゃっていただきました中身については、学校、小中、若干ばらつきがあろうかとは思うんですけども、示されている冊数には6割から7割くらいの到達に現在なっているように把握しております。ですから、国の方が示されました18年までの5カ年計画において、交付税に算入されているという状況の中で、決められた充足冊数に至ってないということで、19年度以降、さらに5年間、継続して交付税に算入されていくという予測のもとに、今回、それを踏まえまして、やはり財政の財源が枠の中で示される範囲の中で増額をさせていただき、要求をさせていただいて計上させていただきました。そのような状況でございます。 ○瀬川光子委員長  ほかに。 ○小谷宗太郎委員  ちょっとこれ、確認したかったんですけれども、小学校、中学校、それぞれ聞きたいんですけど、まず、小学校の方では、251ページの学校安全管理警備委託料の1,070万9,000円の方と、中学校の方は、257ページの下、学校安全管理警備委託料の317万6,000円についてなんですけども、これ、今、契約形態はどういう契約で、どこに委託してましたかね。 ○大八木学校教育課長  契約は、単年度ごとに契約をさせていただいておりまして、セコムに警備委託をしております。 ○小谷宗太郎委員  入札とかで選択しているとかいう形じゃなくてですか。 ○大八木学校教育課長  随契で契約をさせていただいております。 ○小谷宗太郎委員  実を言いますと、この257ページの方で言いましたら、平成18年度予算の場合は355万5,000円だったんですが、それが317万6,000円になって、1割ぐらい減っていると。これはすごいことだなと思ってたんです。ただ、他方、251ページの方の小学校の方なんですけど、平成18年度予算の方は989万1,000円が1,070万9,000円という形で、ちょっと今度は逆にアップしているんですよ。これはどういうことかなと思いまして、同じ小学校の数、中学校の数、変わっていない。警備内容もほぼ変わらないのに金額が変わっていると。それでちょっとお聞きしたんですけどね。 ○大八木学校教育課長  さきに委員御質問ございました警備委託に関しましては、小学校の場合、19年度予算におきまして、AEDの安全管理という部分を含めさせていただいた分が増額になっております。それと、18年度から給食関係の経費も実施をさせていただいております。そういった中身が増額の要因となっておる状況でございます。 ○小谷宗太郎委員  なるほど、そうすると、全体的にはちょっと下がっているわけですが、新たにその警備箇所を増やしたということで増額、小学校の場合だけが増額というふうな形の解釈でよろしいですかね。 ○大八木学校教育課長  そうでございます。 ○野坂京子委員  この4月の24日に全国一斉学力テストが実施されるいうことでお聞きしているんですけど、この実施に伴っては、各市町村に決定権があるというか、いうふうに私はお聞きしているんですけども、その辺、長岡京市としてはどのような対応をされるのか、ちょっとお聞かせ願えれば。 ○河村学校教育課総括指導主事  19年の4月24日に実施される全国学力学習状況調査につきましては、市としましては、参加をするということで手続の方を終えております。また、4月になりましたら、各学校の方にもいろんな手続等、連絡は入ることというふうに思っております。  以上です。 ○野坂京子委員  具体的には、算数と国語っていうふうに私はお聞きしているんですけれども、すごく懸念されることが幾つか浮上してきているということでお聞きしているんですけれども、例えば、これはここで討議することではないと思うんですけれども、組とか名前を記入するとか、その辺でいろんな事前の児童に対しての問診票と言ったらいいのでしょうか、予備調査的な何か100項目からにわたる項目も調査としてするようなんですけれども、この辺の情報が多分保護者にはなかなか伝わってないと思うんですけれども、この辺で学力テストというか、一斉にやるというとこら辺での各小学校からとか中学校からの現場の声とか、保護者の声とかは上がっているんでしょうか、何かそれに対しての質問とか。 ○河村学校教育課総括指導主事  委員御指摘の個人情報のまず取り扱いにつきましては、国や府の方で一定整理をされた形で委託業者には返されておられるという状況を聞いております。すなわち、個人の情報を扱いますので、遵守すべき事項を明示して、契約書に基づき安全確保の措置や業者の監督について、遵守をしていただくということで、これは一定整理をして、その方向で進んでいるということで聞いております。つまり、また、目的外には使用できないということでございます。  また、現場の声をということなんでございますが、市の校長会あるいは教頭会、教務主任会といったところで、全国的なその学力調査につきましては聞いておりますし、その中で出てきた課題もありますので、一定市の教育委員会としましても、この前の3月の校長会議あるいは今度の教頭会議の中で、具体的なそういう整理事項を定めまして、現場の先生と、教頭先生、校長先生とともに考えていきたいということで、今、進んでおります。  以上です。 ○野坂京子委員  今おっしゃった内容がきっとデータ、個人情報が本当に漏れるんじゃないかなっていうとこら辺での心配がされるのと、何のためにやるのかというとこら辺が、やっぱりはっきりと保護者や子どもたちに伝わる手だてが必要かなって、私は思っているんですけれども、その辺、幾つかの課題も出てきたというとこら辺では、また校長会とか教頭会で一定整理されるということですからあれなんですけれども、その辺を十分論議に論議を重ねて、きっと4月に入ってから説明なりされて、わっと何かいろんなことが押し寄せてくるんじゃないかなって、ちょっと懸念もしているんで、またその辺は十分な保護者に対して、子どもに対しての十分な説明をしていただきたいなと思います。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○瀬川光子委員  なければ、ちょっとお願いします。  まず、249ページの小学校施設維持管理のところなんですけれども、先ほどのトイレの酸化チタンの問題なんですけれども、私どもの会派で視察に行ってという、藤本議員が一般質問をしたところなんですが、非常にどこのトイレもにおいもなく、非常にきれいだったんです。なぜかなと思うんですけれども、この酸化チタンというのは光との反応がすごいんですよね。だから、電気をずっとつけてないといけないと思うんですが、そのあたりはどうだったのかなって、ちょっと気になったもんですから。 ○森本教育次長補佐兼(教)総務課長  今おっしゃったように、当然酸化チタンは光によって化学反応を起こしまして、臭気を取るというのが酸化チタンの効能でございます。これについては、今、化粧品とかいろんな形で非常に多く使われているというふうに聞いております。そして、当然夜になれば電気はございませんので、その点は今の効果は少し出ないと思いますけれども、昼間等、それから曇っておっても蛍光灯つけておりますので、その光で効能を発揮するということでございます。 ○瀬川光子委員  それで、視察に行った先はずっとにおいもなくきれいだったんですよ。こちらはこれで一応終わりにするとおっしゃいましたね。その辺の効果の辺で、どこがどうだったのかなって、ちょっとその辺はまたもう一度私も行ったところを調べ直しまして、またお伺いに行くと思いますので、また研究をしていただきたいなと思いますので、要望しておきます。  247ページです。03の読書活動推進事業、これ非常に学校図書の図書館司書を入れていただいて、子どもたちも非常に喜んで、保護者、職員も非常によいということを聞いております。その教材用備品、これ、図書の充実をされたということは非常にもうよかった、こういうときにいじめ問題とか、事件のあるときとか、暴力とか、そういう中で心がちょっとすさんでいる中で、こういう読書に対して本当に充実をしていく方向で予算を上げていただいているというのはいいんですが、もう一つ、もう一歩、何回も言ってますが、学校図書館司書の雇用待遇というのか、雇用の形態、1年契約でしたかね。 ○大八木学校教育課長  1年ということで、週に2日、一日6時間ということで、大体月8回ということで、夏季休業中につきましては長期休業ですので、夏休み期間については5日という形の活動曜日を設定しまして、1年間という形で対応をさせていただいて、毎年更新ということでさせていただいております。 ○瀬川光子委員  非常にこの図書館司書入れていただいているということは、ほかの他市では切られているとこもたくさんある中で、頑張ってくれてはると思うんですよ。やっぱりここを大事にしてはるという長岡京市というのは、本当に私もすごくうれしいんですけれども、もう一歩、この図書館司書、かなり司書のそういう資格をお持ちになって、頑張ろうとして意欲ある方が多いんですけれども、私の知っている方でも。そういう方が本当にもっと意欲、もちろん今も頑張ってはるねんけども、より意欲的に安定してこの仕事につくという意味では、やっぱり雇用の、できたら正職という形で、こういうのではなかなか生活も大変というのを聞いてますし、そうかというて、子どもたちが読書をする姿を見て、やっぱりここに私はいたいという人もいらっしゃいますので、この雇用形態を何とかもっとよりよくしていただきたいということを思うんですけれども、この本の充実とともに、この図書館司書、かなめですので、ここのもう少し待遇をよくしていただきたい。この辺ではどうでしょうか。 ○小林(松)教育次長  他市も、さっき委員おっしゃったように減ってきている市町村もございますので、本市としても十分効果を見きわめながら、今後、検討していきたいと思っております。 ○瀬川光子委員  ぜひともよろしくお願いいたします。  それから、247ページの04学校給食事業なんですけれども、いよいよ10校のうち8校までが調理部分と洗浄、清掃ですか、その部分が民間委託になってきましたですね。その中で特に何か問題は起こってないでしょうか。 ○大八木学校教育課長  業務委託に関してということでございますか。特に今現在、今おっしゃっていただいてますように、10校中8校、委託をさせていただいております。学期ごとに業務内容の反省会を持たせていただいて、よりよい安全で安心な学校給食が提供できるような形で、そういう反省会を持たせていただいて、より効率的に運用ができるように行っているところでございます。 ○瀬川光子委員  この学校給食というのは、言うまでもなく、教育の一環のすごく大事な部分なんですけれども、その調理してられる方、民間の方なんですが、その方が入れかわることがあるというのか、入れかわりが頻繁にないのかどうか。 ○大八木学校教育課長  入れかわりは学校によって若干生じていることもございます。それにつきましても、一定安定したそういう調理業務が推進できるような形では、先ほど申しましたように、反省会を持たせていただく中で、より効率的な運用を図っておる次第でございます。 ○瀬川光子委員  大事な調理員さん何ですけれども、調理員さんないしもちろん栄養士さん、それから学校の先生、それから子どもたち、そういう連携なんかもどこかの部分でとられてますか。どういう形でとられてますですか。 ○大八木学校教育課長  ランチルームがございますので、ランチルーム等を活用しながら、そういう業務に当たっての中身、その日の献立、内容も、交流できるような形でランチルームを活用し、そういったことも進めている次第でございます。 ○瀬川光子委員  わかりました。  それとはちょっと別なんですけれども、いつも申し上げてます、地元の食材を広げてほしいということを言っていますが、その後はどうですか。 ○大八木学校教育課長  それに関しては、一定長岡京市の特産そのものを農政サイドと連携を図り、JAとも連携を図りながら、定期的に食材を活用して、学校給食の食材に活用しているところでございます。 ○瀬川光子委員  その食材の種目、そういうものは広がってないんですか。いつもタケノコと菜の花と何かおっしゃってますけど、それ以上は、お米とか。 ○大八木学校教育課長  基本的には、今申しました、その3種類はどこの学校もということでございます。今おっしゃってますそれ以外に、やはり午前中も出てましたように、小学生の体験活動等もございます。体験活動でお米をつくったりした、そういうお米については、米飯のときに活用させていただいたり、また、農業体験で他の野菜等をつくった場合については、それをそこの学校で給食食材に活用している学校もございます。 ○瀬川光子委員  それから、食べ残しと言ったらおかしいですが、残飯、何年か前に聞いたとき、かなりあったんですが、その後はどうですか。減ってますか、増えてますか。 ○大八木学校教育課長  やはり週3回の米飯なり、今おっしゃっていただいてます、そういう食材を活用したり、また、食育基本法ができ、そういう食育に関しての学校での取り組みなんかをさせていただいている関係で、やはり量的にはちょっと把握はしておりませんけども、その残量というのは減っているということはお聞きしております。 ○瀬川光子委員  安心・安全、新鮮なものが、食材が給食に入るように、やっぱり教育委員会サイドの意欲だと思うんですよ。もっと子どもたちにそういう地元のものを食べさせたいという思いが、農業の方と一緒に連携して、この辺をどうしたらもっと増やせるのかなという、そういう積極的な何か取り組みを、すぐ言うてすぐつくれるもんやありませんから、野菜なんか。ちょっと早目に何ができるかなというのを私たちも考えないかんのですが、そういうのでぜひとも広げてほしいと。特に今、もう安全、食の安全問題が大変ですので、何とか地元のものをなるべくたくさん食べていただきたいと思いますので、そういうふうに地元のものを食べて、また自分らがつくったものを食べている学校というのは残飯がすごい減っているんですね、調べたら。だから、そのことにもつながりますので、ぜひとももう一度、積極的にそういう取り組みをお願いしたいと要望しておきます。また聞かせていただきますので、よろしくお願いします。  もう1点だけ、済みません。253ページです。02の就学援助支援事業なんですけれども、資料の142ページですね。資料とらせていただいたんですが、要保護と準要保護の人数というので、過去5年間の実績を出していただいているんですが、やはり小学校においても、中学校においても、その準要保護、要保護、かなり増えています。増えているというのがわかる。これはどういうふうにというのか、例えば母子とか、何かそういう原因というのか、どういうふうなのが多いんですか、この中身として、分析的に。 ○大八木学校教育課長  ただ、近年、傾向として見られますのは、やはり社会経済情勢の中で、やはりそういう安定しない経済、家庭の収入ということでの申請によりまして、一定の認定基準によって認定してきているというのが傾向として、今、あらわれておる中身でございます。 ○瀬川光子委員  それで、その傾向の中身です。例えば母子、父子の人が多いのか、どういうとこら辺、母子、父子の人はどれぐらいあるんですか。 ○大八木学校教育課長  一般と母子の区分というのは、人数的にはこの内訳としては、今ちょっと手元に資料は持ってないんですけども、母子の方が少ない、一定やはり3割ぐらいかなという予想で把握している状況でございます。 ○瀬川光子委員  これ、分析してられるんですね。 ○大八木学校教育課長  事務的には認定のときに振り分けは把握はしておる状況でございます。 ○瀬川光子委員  できましたら、その分析した、大きくで結構ですので、いただけますでしょうか、資料。 ○大八木学校教育課長  また提供はさせていただきます。 ○瀬川光子委員  よろしくお願いします。  それで、この資料の130ページなんですけれども、小学校の給食費の未払いの実態というのがあります。ここで、未納の児童数が11人となっているんですけれども、この未払理由とか、そういうのは分析されてますでしょうか。把握されてますか。 ○大八木学校教育課長  一応この調査が来た時点で、未払いそのもので、現在は、これ、17年度末の状況で数値が出てる中身でございまして、それ以降、学校の方から督促をさせていただく中で支払いされている部分もございます。まだこの未払いとして、17年度末に16万4,105円の金額の中身でしたけれども、現在、1月末では9万8,105円という形に、少しは督促をさせていただいた内容と、こういうデータそのものが要望として出た部分がございまして、払われたという状況も把握しておる次第でございます。 ○瀬川光子委員  私が心配するのは、どうしても、もう払いたくても払えない人がこの中にはいらっしゃるかなという、その辺が心配なんですが、この11人の方と先ほどの要保護、準要保護のそういう申請が出されているのか、ないのか。そういう対象にならないのかどうか、そういうことなどもちょっとわかりますか、今。 ○大八木学校教育課長  準要保護につきましては、対象月から全額、学校の方に市の方からお支払いをさせていただいていますので、準要保護家庭に未納というのはございません。この中に要保護の家庭もございます。一般家庭もございます。  以上でございます。 ○瀬川光子委員  そしたら、この未納の11人は、その要保護ないし準要保護のことをきちっと把握されてて、払ってないということになるんですね。 ○大八木学校教育課長  準要保護はございません。要保護と一般家庭ということで。 ○瀬川光子委員  すべてもちろん周知はされているわけですね、こういう申請があるというのはね。 ○大八木学校教育課長  一応それぞれの学校で未納の分については、どういう状況であるかというのは把握しまして、それを教育委員会の方にも報告はいただいております。 ○瀬川光子委員  わかりました。ちょっと大変ないろいろ社会情勢と絡まって、非常に大変な家庭が増えている中で、こういう細かい分析などして、何とかこういう方たちが制度にきちっと乗れるものは乗るような形で、これからも大変もっと出てくると思いますので、きちっと分析をしていただきたいと要望しておきますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○坪内正人委員  具体的な予算の数字について質問したいと思うんですけれど、ページで言うと、247ページ、それから、253ページの節8の報償費について、お伺いしたいと思うんですけれど、実は、前年度の決算のときにも少し申し上げたんですけれど、いわゆるこの謝礼ですね、報償費、特に決算でも教育関係で、いわゆる報償費の不用額の額がかなり際立って目立っているというのがありました。そのときに、例えば247ページの報償費の新年度予算は910万何がしやと。これは、例えば開かれた学校づくり事業、それから心の教育推進事業、それから読書活動の推進事業、小学校費で言いましたらね。  そこで、例えば開かれた学校づくり事業、1年間かけてこの事業を成功していこうと、あるいは、実り多きものにしていこうと。ついては、先生方あるいは講師の方をこれだけの謝礼を払ってよりよい事業にしていこうということで組んでいるんが本来の報償費の趣旨でありますね。ところが、多いものでは半分以上不用額が出ているというのも、去年の決算であったんも事実で、そうしましたら、例えば、そのときに私聞いたんは、なぜ不用額が出てますかいうたら、先生方の理由で、例えば、年間通して校務があって欠席される場合とか、あるいは、こういう会議に出れないというところが随分あるんで、マックスの数字で予算上は上げていると、こういう答弁やったんですね。そこで、そのときにも申し上げたんですけれど、大事なことは、報償費はその事業をよくするために、あるいは、100点に近づけるために謝礼をお支払いして、いろんな意見や思いや支援をいただいてこの事業を成功させていくためには、これぐらいの人数で1人幾らで、年間これでやっていこうということを教育委員会として予算を組まれているわけですね。今回、この910万円と中学校費の449万円ですね。そういう報償費の組み方で、18年度と同じ考えでよろしいんですか、内容。まずそれをお聞きしたいんですけれども。 ○大八木学校教育課長  謝礼、報償費につきましては、小学校にそれぞれ、小学校費であれば、10校に開かれた学校づくりの中で事業計画に基づいて配分させていただく場合と、今おっしゃっていただいている心の教室相談員とか、学校図書館司書という形のものは、それぞれ学校が執行する部分と教育委員会が執行する部分がございまして、学校の分については、今、年度当初に予算計上のときに一定特色ある学校づくりという形で、次年度、どういう特色ある学校づくりを展開していくかというのは、学校の方にお尋ねしまして、それに基づいて計上させていただいている部分と、心の教室相談員や学校図書館司書については、年間何日というのが決まっておりますので、それに当てはめて計上している内容のものでございます。 ○坪内正人委員  そのとおりですね。その事業、事業をよりよくするために積み重ねて、これの報償費用と。ところが、現実、その報償費に見合うように、努力と言うたら言葉に語弊はあるかわかりませんけれど、決められた、要は考えられた人数で、考えられた回数で、考えられた内容でやっていこういうことを決算でも申し上げたとおり、その努力いうか、そこら辺も考えておられるかどうかを聞きたいわけなんです。ただ単に積んでいるだけと違って、そこらを考えた上で、より100点に近づけるために、こういう予算を組んだんですということがあってしかるべきやと思いますので、その辺の考え方をお聞きしたいと思いまして。 ○大八木学校教育課長  今おっしゃっていただいてますように、それぞれ中身的に年度が始まった後において、進行管理そのものもチェックとして確認しているところでございます。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、項2の小学校費と項3の中学校費を終わります。  次、項4の社会教育費の目1社会教育総務費から目3の図書館費まで、258ページから269ページまでの御質疑をお受けいたします。どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  ちょっと確認だけさせていただきたいんですけども、267ページの図書館の維持管理事業というところで、警備委託料なんですけども、休日夜間警備委託料なんですが、これは会社はどちらの方なんですか。 ○西村(千)図書館長  セコムでございます。 ○小谷宗太郎委員  これは、契約方法はどうなってますか。 ○西村(千)図書館長  随意契約でやっております。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。ありませんか。 ○瀬川光子委員  1点だけ、済みません。265ページ、図書館費なんですけれども、前年度に比較してほとんど変わってないということなんですが、今、全国でちょっと問題になってますんですが、返却されたときの本が、写真が切り抜かれていたり、何か塗りたくられたり、破かれたり、ひどい状況が起こっているんですが、どうですか、この本市では。 ○西村(千)図書館長  当館におきましても、鉛筆なりボールペンでの書き込みとか、ページにある部分を切り抜いたり、そういう事例も当館でも起こっております。返却のときにいろいろチェックはするんですけども、なかなか返却冊数が多い場合もございますんで、なかなか見つけられないというような部分もございますけれども、全国的に問題になっている事象も、現在、当館でも起こっております。 ○瀬川光子委員  そういうので修繕費なんかは大丈夫なんですか。 ○西村(千)図書館長  その本のいわゆる修繕費につきましては、補修につきましては、鉛筆でしたら、もう消しゴムですべて職員が消しておると。それと、ボールペンのいわゆる書き込みにつきましてはもう消すことができませんので、本のいわゆる表紙に書き込みがありとか、汚れがあったら汚れがありとか、そういう表示をさせていただいて、利用者の方にお知らせをしているという状況でございます。 ○瀬川光子委員  今後、ちょっとどういうふうになっていくかはわかりませんが、それに対しての何か対策など考えてられますか。モラルのこともありますが。 ○西村(千)図書館長  対策といいますか、これはもう利用者の方のモラルに訴える以外、私は方法はないというふうに思っております。できる限り、職員なりバイトさんの方に館内のパトロールをしてもらいまして、できる限り目を光らせるという方法以外、今のところ、もうこれという手段はちょっと見つからない状況であります。  以上です。 ○瀬川光子委員  大切な本ですので、高い本もありますし、もう二度とない本もあるかもしれませんので、その辺の啓発的なことを、例えば広報なんかでもどこかに書くとか、何かそういうものを啓発的なことをもう少ししていかないと、全国的な問題らしいですので、ますます激しくならないうちに、また考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんね。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、目1から目3を終わります。  次、目4から目8までです。268ページから281ページまでです。よろしくお願いします。どなたからでもどうぞ御質疑を。 ○野坂京子委員  277ページの放課後子ども教室推進事業ということで、子どもプランということで、資料もあちらこちらに載ってたと思うんですけれども、4月からされるということで、具体的な御説明では5カ所ということでお聞きしてたと思うんです。モデル校ということなんですけれども、モデル校5校分の予算ということでおっしゃってました。この間、長P連の総会のときに来賓で行った際に、市長が10校でということも口頭であいさつの中でおっしゃってたんですけれど、この辺の一応当初予算でのモデル校としての5校分というとこら辺はお変わりはないんでしょうか。 ○小林(松)教育次長  当初、滑り出しですけども、国の制度も十分把握した中で、各校区の特色を見まして、そういう推進事業を進めていきますが、これも一般質問等でもございましたけども、今後、5校以上に増えてくる可能性があれば、補正等も含めまして、できるだけ地域の実情を踏まえて進めてはいきたいと考えております。 ○野坂京子委員  じゃあ市長は10校でやりたいという希望のもとにおっしゃったんでしょうね。わかりましたけれど、それで、当然地域の事情とか、ボランティアの方とかのいろんな事情もございましょうけれど、もともと放課後子ども推進プランというか、この教室ができるに当たっては、すべての子どもの放課後を守るというとこら辺で、安心・安全というとこら辺での事業だったと思うんです。その辺での兼ね合いでいけば、10校でやはりスタートするべきじゃないかなって思うんですけれども、市民の方から不公平感と言ったらおかしいですけれども、その辺は出てこないんでしょうかね。 ○小林(松)教育次長  当初予算では週3日ですね。平日2日と土曜日という形で、5校分組んでおりますけども、それぞれ学校において、例えば週1回、土曜日ができるとか、いろんなその地域の受け皿とか対応部分もございますので、その辺は今の予算組みを十分生かしながら、進められるとこは進めていきたいとは考えております。  以上です。 ○野坂京子委員  じゃあもう目の前なんですけれども、具体的には、もうそれぞれモデル校が決まりの、例えば途中から一週間に2回、3回て言うてても、やっぱり1回しかできないわとか、土曜日しかできない、やっぱりというような状況も生まれてくると思うんですけれど、どの辺まで、今、この事業に対しての進捗状況というか、具体的なことがお聞かせいただけたらうれしいんですけど。
    ○小林(松)教育次長  正直、新年度スタートして、組織体制も確立した上で、各校区のいろんな団体に声をかけさせていただきながら、また、学校等も通じてまとめていきたいとは考えております。特にここの学校ということでは考えておりませんけども、ただ、いろいろな校区によって総合型クラブの中でこの放課後子ども対策についてのもう計画をされているというところもお見せいただいておりますので、その辺も十分視野に入れて進めていきたいとは考えております。  以上です。 ○野坂京子委員  具体的にお聞きしますけれども、運営委員会での設置されますよね。その辺では、第1回目というのはどの辺で立ち上げられて進めていかれるんですかね。 ○小林(松)教育次長  全市的な組織につきましては、できるだけ早く、4月早々、本市の組織、行政内部の組織体制を確立した上で、できるだけ早くということで、4月のできるだけ早い段階では運営委員会というのをできるだけ設置していきたいと考えております。  以上です。 ○野坂京子委員  わかりました。それで、放課後ということでは、留守家庭児童会が共働き家庭の一人親家庭とか、放課後の子どもを守るいうとこら辺では設置されているわけですけれども、この資料でいくと、資料要求させていただいた中での20ページで、重点改革項目というところで、留守家庭事業の見直しというところもあるんですけれども、留守家庭児童会とかかわっての質問になってくるかと思うんですけれども、19年度以降に向けた現在の課題と予算計上が右端のところに載ってますけれども、長法寺小学校の施設の改修ということで、あと、放課後子どもプランとの連携の検討というとこら辺で上がっているんですけれども、この辺の具体的な内容というのは、要するに、この長法寺小学校留守家庭児童会が改修されると、古くて建物が。それに当たって、この辺との連携も含めた施設改修を考えておられるのか、ちょっとわからないんですけど、具体的に教えてください。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  今のお尋ねでございますけれども、長法寺小学校のクラブの改修ということにつきましては、現在の留守家庭児童会の施設を改修するという考え方で基本的には臨みたいというふうに思っております。  それから、改革プランの方で、重点改革項目にあらわれております、いわゆる放課後子ども教室推進事業、それから、今現在の放課後児童健全育成事業、この2つにつきましては、国の方針から一体的あるいは連携して実施することという形になりまして、委員御存じだと思うんですけど、スタートのときの図におきましても、両方並行して進んでいくという、当初は進んでいくという方向が一応示されておりますので、本市の場合につきましても、学童保育は学童保育、それから、スタートのときには放課後子ども教室放課後子ども教室という形でスタートをとりあえず切ると。その過程におきまして、連携あるいはどういうふうなことをするかということを歩きながら考えるような形でやっていくというイメージでございます。  以上でございます。 ○野坂京子委員  ということは、連携というとこら辺では検討ですから、これから検討されて、どのようにしていこうかというとこら辺で、留守家庭児童会とは切っても切れない仲なんだというとこら辺で、放課後の子どもを見ていくということの理解でいいんですかね。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  お申し出のとおりであると。そういうイメージで結構でございます。そういうふうに考えております。 ○野坂京子委員  その辺では、放課後の子どもを、全地域子ども対象に子どもを守る安全・安心というとこら辺では、本当に連携していかなければならない部分というのはあると思うんですけれど、留守家庭児童会の日常の生活的なものと、多分地域の方がこの放課後子どもプランの推進を願っておられることが一致するかどうかは別として、いろんな時間帯のこととか、いろんな絡みで問題が起こってくると思うんですね。例えば、この子どもプランを実行するに当たって、例えば、土曜日だったらいいんですけども、学校がないときなので来る人いらっしゃいという形になろうかと思うんですけれども、授業が終わってから、例えばこのプラン、今日は例えば体育館の方で何々があるとか、例えば図書室では読み聞かせ、学習、例えば地域の方がお習字を教えてくださるからお習字というとこら辺で、すべての子どもが、じゃあそこに行くかいうたら、そうじゃない。我が家にとっては、どういうんか、生活リズム、パターンがあって、このときにはピアノに行きたいんだとか、スイミングに行きたいとか、やれおけいこに行くんだと、いろんなパターンがあると思うんですね、それぞれの家庭によって。その辺が非常に複雑的に入り込んでくると、何か把握そのものも非常に大変なことを要するなって思うんです。となってくると、把握でいくと、留守家庭児童会なんか特に毎日の把握というのが非常に大変な作業ですよね。来てる、来てない、例えば学校に残っている、しんどくて残っているのか、例えば勉強を教えてもらっているのかとか、その辺の把握も含めて、かなり留守家庭児童会さんとの関係、それから各御家庭との連携というのが非常に大切になってくると思うんですけど、その辺の具体的な策というのはかなり綿密にやらないとだめだなと、私なんかはすごく思うんですよ。その辺はこれからということに当然なってくるわけですよね。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  仰せのとおりでございまして、先進事例といいますか、まだこれの先進事例というのは全国的にもないわけなんですけれども、ここをモデルにしたんじゃないかというふうなところがございまして、そういうところの例見てますと、今、委員御指摘のように、やはりどういうふうに児童を管理していくかという管理の把握、出欠の把握というのが実は非常に難しい問題でございます。  ただ、先ほど言いましたように、二本立てで出発するということで、いわゆる放課後児童健全育成事業につきましては、あくまでも基本であります生活の場づくりであるというふうなところの部分というのは必ず踏まえていくというのが一応スタートラインの考え方でございますんで、そこには指導員の方も張りついていただいて、管理をしていっていただくということになりますので、当面はそういうふうなルートを主体にやっていくと。  また、一方で、放課後子ども教室の部分につきましては、何人の子どもがどういうふうに来ているかというふうな形での把握を別途する必要がございます。そういう場合につきましては、これも多分歩きながら考えていくことになると思うんですけれども、例えば名札をつけますとか、そういうふうな形をやっているという先進事例がございますので、そういうふうなことも踏まえて今後やっていく必要があるというふうなことを考えております。  以上でございます。 ○野坂京子委員  おいおい何かいろんな壁にぶち当たりながらやられるのかなって、モデル的にていうのも、何かすごいものがあるなと思いながらお聞きしてたんですけれども、本当に子どもの把握って大変なんですよね。親との連携というとこら辺では物すごく密にしなければならないし、その日の朝の子どもの行動を確認してても、本当に子どもってころっと思いが変わって、いや、今日はやっぱり家に帰るとか、本当にいろいろですよね。そのときの一日の流れで、子どもがいろんな場でいろんなことを経験して思いが変わって、留守家庭児童会の子どもであれば、本来なら来なくてはならないのに、みんな近所の人が帰らはるから一緒に並んで帰ってしまったというパターンとか、もうそれは日常茶飯事に新学期なんかはあり得ることなんですよね、かなり点検入れててもね。それが放課後、行っても行かんでもいいわという子どもたちを対象にされるのか、例えばもう絶対にこの学年はこの曜日はこれがあるから、どこかのコーナーに当てはめて一斉に帰るんやとか、もういろんなことがないと、安全のためにとか、放課後子どもを守るためにと言いながら、結局はなかなか守れなかった、把握できなかった、どこ行ったんやろうみたいな、把握できないままに事故に巻き込まれてたとか、いろんなことがちょっと考えられる、推測されるので、この辺は十分本当にいろんな細かいことを綿密に、もう補助金が下りてきたし、とにかく5校分かいなみたいな状況で、やる人いいひんかということで探して探して、とにかくやってえなというような状況でスタートされると、私は困るなというふうに思うので、その辺十分検討していって、スタートするんならいいもので切り出してほしいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○八木浩委員  271ページなんですけれど、文化財保護費の件で、民家庭園調査委託料のところで、これはどういうあれでしょう。ちょっと目についてんけれど、どうでした。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  長法寺のところに斉藤家というのがございまして、西山体育館の東側なんですけども、江戸時代の末期の建物がございまして、できれば住宅、その建物と、今回、庭園の調査をして、いずれは石田家のように大事に残していただくようなものにつながればという思いでございます。 ○八木浩委員  ちょっとそういうふうな価値があるところで、多分調査されるんやなというのがあれやと思うんで、ふっと目についたんでお聞かせ願ったんですけれど、また、これ、詳しい部分は、もうちょっと詰めの段階で聞かさせていただきますが、ここで、今、触れても、どっちも理解度がちょっと足らへんのかなという思いがありますんで、それと、今ちょっと課長の方からも触れてもらいましたように、石田家の方の活用事業で予算も上がってますね。新たにまた、この3月16日に応募説明会されて、3月26日から4月2日で受付募集されますね。この辺含めて、前回含めて、今回の、今どんな思いでやられます。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  御存じのように、前回、不調でございましたので、今回、今議会に、本来でしたら指定管理者を決めて、議案として上げさせていただく予定ですけども、不調に終わりましたので、前回よりも少し何といいますか、枠を広げるといいますか、前回は主たる活動を長岡京市内というところにしていたんですけど、その枠を一応取りまして、問い合わせとかはありますけど、説明会まだですので、何件応募されるかはまだ決定しておりませんけれども、できるだけ営利を主じゃなくて、市民さんが利用していただいて交流の場となったり、情報を得ていただいて、いろんな散策とかまちのことを知っていただくような動きをしていただくような、もちろんこちらの文化財の方とも、こちらの係とも提携しながら、そういった指定管理者を選んでいきたいなという思いでございます。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○小谷宗太郎委員  ちょっと順序があれになっていくんですけれども、短目の多分答弁になる内容から先に入っていきますね。  まず、279ページの630文化芸術の振興の01の一番下の乙訓文化芸術祭負担金ということで、これ、以前、平成16年から17年までは府の補助金でしてきて、その間、住民要望もあり、平成18年は予算化をしたという形での御答弁だったんですよね。今回も予算として上げられているんですけど、今回上げるということで、これをずっと続けていくという考え方なのか、今回だけなのか、その方向性含めての御答弁いただきたいんですけども。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  委員おっしゃいましたように、かつては京都府の補助金がついておりまして、その補助金が未来づくり交付金という名前に変わりまして、結局は16年度までついていたと思うんですけど、結局は府の補助金がなくなったわけでございますけれども、合唱とかバレエのかなりの市民さんの参加の要望もございますので、単費であっても文化振興のために続けていきたいなと思っております。 ○小谷宗太郎委員  わかりました。継続ということですね。  続きまして、文化財の内容でちょっとお聞きしたいんですけれども、271ページの、多分これ、文化財の保護、継承の大枠になるんでしょうけれども、以前、私の平成18年予算のときに要望として、文化財そのものの保守、保全について、これ一定検討していただきたいという形での要望入れてたんですけども、その後、どうですかね。現状見ていただいて。 ○西小路(清)生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長中山修一記念館長  大きな文化財的なことは、補修はいつも毎年やってるんですけれども、その都度、修理が必要な、市とか府の指定文化財関係で修繕が必要な場合は上げていきたいと、やっていきたいと思っております。 ○小谷宗太郎委員  引き続き、これは一定、もちろん年を増すごとにそういうふうなものもなっていくんでしょうけれども、これも一定全体の数はわかっているわけで、計画的に、そのとき、そのときってやっていかなあかんものもありますけれども、計画性を持ってのその整備ができるものもありますんで、一定そのあたり、ぜひ引き続き検証含めてやっていただきたいという形の要望を1点。  それで、最後です。この部分の最後の1点は、先ほど、野坂委員も言っておられた放課後子ども教室の推進事業の内容で、これ、一定最初、国は全部ですると言って、途中で半分、全体の2万あるうちの半分するといって、今回、長岡京市で10校あるうちの5校に対する補助金という形になって、今回の形になっているんでしょうけれども、七小、四小、九小、五小、もう1校という形で予定されているんですけど、これ結局、総合型地域スポーツクラブの内容のスライドっていう考え方ができるんではないかと思うんですよね。実際にその総合型地域スポーツクラブの事業の中に放課後子どもプランの内容的なものが入っているという形で、以前教えていただいてたんですけれども、これ、今後、一番ここで確認したいのは、もちろんその留守家庭児童会との連携内容もあるんですけれども、まずは市長が10校でやっていきたい、もちろん国の一番最初に出した方向というのが本来だと思うんで、全国の学校でというのをね。それゆえに、一定この5校分についてのとりあえずスタート、手探り状態でするわけなんですけれども、方向的に例えば10校で全部やっていく、その方向性の考え方、まずそこからお聞きしたいんですけどね。どう考えておられるんですかね。 ○小林(松)教育次長  基本的にはすべての小学校にということで目標は掲げてます。ただ、初年度でありますので、先ほど、いろんな各委員の方々から、いろいろ検証する部分というのが出てくると思いますが、その辺も十分検証しながら広げていきたいと思っております。 ○小谷宗太郎委員  これ、ぜひ、1年回して、僕いつも新しいこういう事業を始めるとき、事業内容については、いつも委員会では言うているんですけども、必ずそれらについて、事後検証とか、中間的なその報告まとめて考察するなどという形で、ずっと一定次に生かしていけるように、データ取りというんですか、検証を行っていって、その情報の集約をしっかりとして、そういう体制でもって臨んでいっていただきたいということを言っているんですけれども、ぜひ、やっぱり今回のこの内容も、はっきり言って、まだちょっと具体的にどういうふうな形に変化していくのかというのが見えない中で、手探り状態だから仕方がないんでしょうけれども、やっぱり一定その内容をまとめていって、次に生かしていけるような体制づくりをよろしくお願いいたしたいと思いますので、以上です。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○大伴雅章委員  1点だけ、277ページ、成人式です。例年どおりの予算のようでございますが、中身も例年のような中身でお考えですか。 ○滝川青少年スポーツ課長  特に変わった中身を考えているということではございません。ただ、今年、19年の開催につきましても、対象者のちょうど70%ほどが出席していただいておりますので、出席率については何とか70%は確保していきたいというふうに考えております。 ○大伴雅章委員  教育長、実は教育委員会のこれ、事業でございますよね。この事業について、どういう教育目標をお持ちでございますか。 ○芦田教育長  この成人というのは社会人に一歩踏み出すというように、公式に踏み出すわけですから、非常に自覚を持って、一つの人生の節目になろうかというふうな思いがいたしております。そういった意味で、教育委員会として、新しく成人になられた方をお祝いするとともに、成人の方々が自覚をしていただく場にしていこうという思いでございます。そういった意味で、過去においては、さまざまなイベントをやったり、式典だけやなしにやっておったんですけども、この聞く態度、見る態度が非常に悪くて、全国的にもいろんな問題が起こりまして、議員の方々もステージに上がっていただいて、上がってくる子どもを防ごうやないかという思いもいたしておりました。いろいろ工夫させていただいて、ようやく落ちつきつつありますけども、まだちょっと入場の状況とか、あるいは、入ってくる、入ったときの態度とか、この前も小学校で2分の1成人式をやった学校がございましたけども、あれと比べたらさっぱり振る舞いも悪いという状況でございます。今後、改善が図れれば、子どもたちで自主的に実行委員会等を組んで、そして、そういった成人式を盛り上げていくというのも1つの案ではなかろうかなという思いがいたしております。 ○大伴雅章委員  今、教育長がおっしゃられたような経過がございまして、もうどうしようもない子がいる格好になっているというのは十分理解します。ただ、やっぱり行政の中で、あるいは、特に教育委員会の中で、中身を本当に、今おっしゃられたような、前段でおっしゃられたような教育目標をしっかり達成しようというのが、今の社会情勢から無理ですよね。そういう中で、いつまでも教育委員会の社会教育費の中に計上しているということの矛盾なんですよね。だから、例えばの方法として、思い切って僕は総務費に移管してもいいんじゃないかと。逆に、教育費にこだわるんやったら、やっぱりしっかりそこのとこはやらんならんわけですから、ところが、社会状況というのはなかなかそうはなっていない。その最たる矛盾を実は二十歳の子らが体験して、7割が来るわけですよね。これは教育何とか教材にはなるけれど、本当に教育目標を達成するような格好にならないんではないかなというふうに、だから、本当に市の事業として、いわゆる教育委員会の事業じゃなくて、市の事業として、今の社会情勢の中から、仮にやるならば、どういうふうな予算の組み方、どういうふうな進め方ということを考えなあかん時期に来ているんやないかなというふうに思うんですよ。あいさつしておられる、あるいは、来賓に一定、あるいは、お客さんが一定の何か白けた状況の理解の中で式を行っているというのは、私だけかもわからんのですが、感じるんですよね。そこで、やっぱり主催者である市の方も、何らかの工夫をしなあかんというふうに、毎年、私も思ってて、知恵はないかなというふうに、正直言うて考えているんですけど、助役さん、特に今年は4年に1回のあいさつもされましたし、どのようにお感じになられましたですか。 ○小林助役  今、教育長おっしゃったように、荒れた経過がある式典なんですけども、私がたまたま今年、出席させていただいた印象としては、そういった過去の状況はかなり払拭されているんではないかなと。むしろちょっと勢いがないのかなというような感じもしたぐらいでございまして、それと、確かに式典そのものが非常に簡素にされておるわけですけれども、もう少し何か成人式の意義が若い人たちに伝わるような、そういう中身があってもええのかなというふうにも思ったりします。おっしゃるように、教育委員会の事業ではなしに市の事業という御意見ございますけれども、そういったこともこれから検討はしていく必要があるかなと、こんなふうに思っております。 ○大伴雅章委員  まさしくそうでございまして、一度、庁議の中で論議してくれいうても、庁議というのはもう既に30何年前にみんな経験したもんばっかりですから、なかなか発想も出ないでしょうし、多くの発想が出るような格好の、1回、投げ方を考えていただきたいなというふうに思いますし、我々も言うてるだけ違うて、無責任な立場じゃなくて、一緒になって考えていかなあかんなというふうに思いますし、ただ、二十歳の子が出席しとって、何か成人式というのはああいうもんなんだという認識の中でしか成人式にできひんのが、ちょっと我々大人としては申しわけないなという思いが多分共有していると思うんで、それぞれの立場でちょっと改善をする必要があるなという思いの中で、ちょっと発言させていただきましたんで、意をお酌み取りをいただきたいというふうに思います。  以上です。 ○野坂京子委員  今の大伴委員の成人式に関してなんですけれど、私もその辺のところは、子どもを見てまして、去年も成人した子どもがいるんですけれども、同窓会気分なんですよね。ですから、女の子でしたし、晴れ着は何か着なあかんもんやという状況で、おじいちゃん、おばあちゃんに着さされてというような状況の子どもがどうも多かったようですし、親はそれに振り回されてたんですけれど、女の子を持つ親はね。実際にはなかなか式典の中に入ってこない。いや、久しぶりというとこら辺から始まって、もう立ち話、本当にそれで沸くというような状況で、式典がとにかくやれやれ済んだら、今度はもう本当にまた、わいわいがやがやと立ち話で、ああしてる、こうしてるという、本当に同窓会気分でいるんですよね。子どもたちは、どの学年も見てたら、この近辺、夜、もうお酒が飲めるいうことで、二十歳やということで、何かもうこれで四条に繰り出すんやいうことで、クラス、学校別には四条の方でお店を借りて、担任の先生を呼んで同窓会なんですよね。みんな、もう即、いい着物を着せてもらったにもかかわらず、脱ぎ捨てて、みんな洋服に着がえて京都に繰り出すというような状況なんですよね。みんながみんなではないですけれども、その辺で、同窓会という、すごく子どもたちは思いを持っているようなんで、その辺を意図とするような、何か成人式が組めたらいいんじゃないかなって、私は1つ思いますんで、大伴委員と一緒で、言うだけではなくて、提案していかなければならないなと思いますけれど、その辺思った次第です。  引き続いてなんですけれど、先ほど、留守家庭児童会の、若干長法寺に絡んで発言させていただきました。留守家庭児童会のところでちょっとお尋ねしたいと思います。  資料要求しまして、19年度の申請者数を出していただいたんですけれども、12月21日の時点での締め切りだったということで、そのときの数字を載せていただいていますけれど、去年もだったと思うんですけれども、期間外に申し込みをされる方が非常に多いんだということを、たしか主幹の方からおっしゃったように思ってます。その辺で、今年の状況はどうだったんでしょうか。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  お手元の資料の数字は、今、御指摘のとおり、12月現在でございますので、最新の数字です。3月に入って金曜日ぐらいの数字だというふうに御理解いただいたら結構なんですけども、合計数言わせていただいてよろしいですか。神足小学校65、長法寺55、第三小学校60、第四小学校63、第五小のA61、五小のB69、第六小学校46、第七小学校27、第八小学校107、第九小学校68、第十小学校59、合計で680でございます。  ちなみに、昨年度で留守家庭児童会、4月発足当時のすべての児童数でございますけども、678でスタート、これが現在の申請状況でございます。多分この数字、そんなに動かないとは思うんですけれども、いろんな事情がございまして、取りやめとかございましたら、まだ動く数字やというふうに御理解いただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ○野坂京子委員  ということは、申請期間外に、かなりというほどではない、30名近くの方が期間外に申し込まれているというとこら辺なんですけれども、実は、期間外に申請された方とお会いすることができたんです、たまたま。期間外だったので、本当に入れるんだろうかということで、いつに決定通知が下りてくるんだろうかという不安のもとに、多分お尋ねだったと思うんですけれども、実はその方、幼稚園の方に子どもさんを預けておられたというか、また、その前まではこの長岡じゃなくて、岡山の方から、住んでおられたいうことで、来て、幼稚園ということで、働きたいからということで学童保育を思ってらっしゃったんですけど、たまたま3人お子さんがいられて、上のお子さんのときは、岡山では教育委員会がすべて対象となるところに就学前の案内も含めて、学童保育というか、がありますよということで案内が来てたらしいんですね。その方だけではないんですけれども、どうもやっぱり情報として、幼稚園に預けられているところの方はなかなかその情報が入ってこなくって、保育所の方は一定張り紙なんかもしていただいているし、情報はあるんですけれども、その辺で全く情報が入ってこなかったがために、多分一緒に来るだろうとか、そのうち来るだろうとかいう方だったんです。違うところから情報を得られて慌てて申し込みに行かれたいうとこら辺で、幼稚園の各それぞれ園、留守家庭児童会があるよということをちょっと周知されてはどうかなという思うのが1つあるんです。というのは、子どもも一定大きくなったし、じゃあ小学校上がってから働こうかとか、これから教育費が要るし、働かなければならないという方もどうもおられるとこら辺では、1つ、ちょっと提案しておきたいんですけれど、よろしくお願いします。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  御要望でよろしいですか。 ○野坂京子委員  どうでしょうか、じゃあ。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  現在、今おっしゃっていただきましたように、留守家庭児童会の現場、それから保育所につきましては、案内の書類、一応何ぼか用意しまして配布しております。御指摘のございました幼稚園につきましては、ちょっと市の幼稚園、すべてに配るということは現在しておりません。ただ、広報の一斉周知あるいはホームページの周知を通しまして、かなりの方がそこで見たという形でおっしゃっていらっしゃるというのも事実でございますので、どういう形になるかわかりませんけども、前向きには少し幼稚園については検討していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○野坂京子委員  じゃあよろしくお願いします。  それでですけれど、留守家庭児童会のところに伴って、指導員さんの単年度雇用についてお聞きします。3年目の雇用の方になろうかと思うんですけれども、単年度、単年度で切ってこられて、今回、ホームページ見させていただいたら6名の方が、要するに対象だったんでしょうね。退職される方もおられたのかわかりませんけれど、多分単年度雇用の人数で、昨年の人数でいくと6人ということで、その辺で、ホームページで募集されてましたけれど、そのときの人数、ぎりぎりになって京都新聞の方でまた再度お知らせされてますよね。そのときの人数を教えていただけますか。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  受験者の人数でございますかね。受験者につきましては、第二次募集のことを多分今おっしゃっていると思うんですけれども、4名定員枠、二次募集で応募された方は6名だと思います。4名定員で6名が応募されました。 ○野坂京子委員  わかりました。その辺では、第一次募集で、ホームページで募集されたときは、結局は定員に満たなかって、第二次募集されたわけですね。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  あのときは一応6名の定員で公募をかけたので、実際に現実的に試験に来ていただいた方が2名いらっしゃったという状況でございます。 ○野坂京子委員  それで、第二次募集されて4名の定員で、合計6人なんですかね。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  募集としてはそういうふうにさせていただいたということでございます。 ○野坂京子委員  合計6名の方が単年度雇用で、今度また雇われるという結果なんですよね。それでなんですけれども、実際には、やはり単年度雇用ということが、私も一般質問で言わせていただいてますけれども、非常に働きたいし、この子ども相手の仕事をやっぱり生きがい持ってやりたいと思っておられる。働きたい意欲があるのに、やはり雇用の仕方で、毎年、毎年、試験を受けなければならない。でも、その辺のしんどさというとこら辺、また、子どもたちや親にすれば、どうしてこの先生残ってほしいのに、毎年、毎年、単年度雇用なのというとこら辺での、やはりいろいろと続けての継続雇用、ほかの指導員さんも1年契約ではありますけど、継続雇用ということで結ばれてますよね。その辺での要求が非常に大きく上がっていると思うんです。結局はいい人材が、経験を積みたいけれども、毎年、毎年、試験を受けなければならないというとこら辺のしんどさがいい人材を失うことにもなりかねないと思うんですけど、その辺はいかがお考えでしょうか。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  単年度雇用につきましては、今年で3年目になるんですけれども、いろいろ議論をいただきまして、市教育委員会の方としてはいろいろ考えているところでございますけれども、結論といたしまして、単年度雇用を19年度につきましてもとらせていただくということでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。 ○野坂京子委員  子どもたちにとって、じゃあ現場にとっても、そういう方向がいいと思われますでしょうか。 ○小林(松)教育次長  単年度雇用3年目ですけども、新たに指導員になられた方も十分現場で御活躍いただいておりますので、その辺は現場サイドもうまくいっているとは把握しております。 ○野坂京子委員  ただ、保護者会の方からいろいろと申し入れがあるというふうにお聞きしているんですけれども、その辺は要望として上がっているということで。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  保護者会からの要望につきましては、単年度雇用につきましても要望をいただいております。それは事実でございます。 ○野坂京子委員  確かにいい人材の方が入れかわり立ちかわり、1年クリアできたらいいというものでは私はないと思うんですね。やっぱり継続して働いていただくことで経験の蓄積が、やっぱりよりよい人材を育てていくというふうに思ってますし、もうまさしく全国的に今問題になっている、その非正規雇用化というか、その辺では、今、国の流れというか、全国的な流れで、やっぱりその方向はやめようというとこら辺で、いい人材を確保していこうというとこら辺で、ある企業なんかも、かなり非正規はやめて正規に切りかえていくんやというような打ち出しをしてきたりというとこら辺で、やっぱり若干変わってきているとこも、今、流れとしてはあるんですけれども、やはり子どもたちとか親のことを思えば、やっぱりこの先生がいてくれるというとこら辺で、継続的なつながりがやっぱりあるんですよね。学校の先生との教壇との関係とはまた違った、生活、全面的にとらえたというか、とこら辺もありますので、その辺はもっと十分検討していただきたいなと思います。  それと、あともう1点なんですけれど、留守家庭児童会のおやつに関してなんですけれども、おやつは基本的にはどの時間帯で子どもに与えると言ったら変な言い方ですけれども、指導されてますかね。 ○松尾青少年スポーツ課留守家庭児童担当主幹  各教室によって、多分時間はいろいろだと思うんですけれど、大体3時過ぎから4時までの間ぐらいの時間帯でもっておやつを与えているというふうに考えてます。 ○野坂京子委員  わかりました。研修でもおやつの研修されていると思うんですけれども、この時間帯でということなんですね。わかりました。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○野坂京子委員  ないようでしたら、目4から目8を終わらせていただきます。  次、項5の保健体育費に入ります。  目1、目2、280ページから285ページの御質疑をお受けいたします。どなたからでもどうぞ。 ○小谷宗太郎委員  1点だけ、283ページ、総合型地域スポーツクラブ推進事業のところで、平成18年度予算時の説明では、意義の啓発とクラブマネジャーの育成をやっていきたいということでしたけれども、今、18年3月迎えた中で、一定どれぐらいに、その内容に対しての総括ができているのかということと、あと、19年度はどういう展望を持っておられるのかをお聞かせ願えますか。 ○滝川青少年スポーツ課長  総合型地域スポーツクラブにつきましては、第七小学校で、「みんなの七小スポーツクラブ」というのが、これは平成15年に立ち上げをしていただきまして、今年2月になりまして、先月ですけれども、第四小学校区におきまして「フォー遊クラブ」というのが設立の総会を開いていただきました。今度、5月になりますけれども、第九小学校区で「ふるさとスポーツクラブ」、これが立ち上げの予定をされております。一応この19年度に3つのスポーツクラブが直轄でできるという状況になってまいりました。  18年度の取り組みといたしましては、例えば、市民の啓発、これらのPRとしまして研修会、学習会を実施いたしましたし、先ほどのクラブマネジャーにつきましても、体育協会の方の職員がクラブマネジャーの研修に行きまして、今、4名のクラブマネジャーが体育協会の方にいるというような状況でございます。  今後、総合型クラブの設立、運営につきましては、補助金等も含めまして行政の方もできるだけの支援をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  平成19年もクラブマネジャーの育成や意義の啓発に対して、引き続き行っていくと。今現在、クラブマネジャー4名いるんですけども、2月に四小、5月に九小という形で増えていくので、3倍増ぐらいは考えておられるんですかね。そういうふうな目標を持っているという形の答弁として受けていいですかね。 ○滝川青少年スポーツ課長  19年度、一応3つのクラブが何とか設立されたらということで、次はどこになるかというようなことを含めまして、次の候補としては、まず、4つ目の地域、できれば5つ目の地域というところから決めていただけたらというふうに思っています。ただ、それぞれ校区の体育振興会の方が大体中心になってこの総合型を進めていただいておりますけれども、それら等へ出向きまして、いろいろお話を、説明をしながら、理解をいただくように努めていきたいなと考えております。  以上でございます。 ○瀬川光子委員長  ほかにありませんか。 ○大伴雅章委員  今の質問との関連ですが、総合型地域スポーツクラブの育成にかかわって、体育指導委員のかかわり方、さまざまだと思いますが、どのような行政としては体育指導委員さんに、非常勤の公務員ですから、求められていますか。 ○滝川青少年スポーツ課長  体育指導委員さんにつきましては、現在、本市におきまして14名の方が活動いただいております。既に設立されております七小校区も1名の方が、体育指導委員さんがこの総合型の第七の運営の方に深くかかわっていただいておりますし、第四の校区におきましても1名の方、体育指導委員おります。先日の「フォー遊クラブ」の設立のときにも、この体育指導委員さんもかかわっていただいております。体育指導委員さん自体、本市で取り組んでおります総合型地域スポーツクラブの設立に向けては特に協力をいただきながら、この中に加わっていただくと、設立に向けて加わっていただくということをお願いしております。総合型の研修も、体育指導委員さんの定例会の中で研修会等も開いております。  以上でございます。 ○大伴雅章委員  いわゆる体協さんとか、体振さんの役員さんとは違うという位置づけは明確にされてますか、体育指導委員さんは。 ○滝川青少年スポーツ課長  体育指導委員さんは、教育委員会の方、非常勤でございますけれども、行政から出ていただいている地域の方ということで、これらの位置づけは別のものとして考えております。 ○大伴雅章委員  ところが、実態的には市民から見れば、やっぱり体振の役員さんの延長線上であり、あるいは、場合によっては体協の役員さんなんですね。それは、僕はそれでいいと思うんやけれど、やっぱり体育指導委員というのは、民生委員さんと同じで、非常に陰の力をやっていただいているんですよね。その方々に対する行政側のその条件整備というか、やっぱりしっかり研修もやっていく。一応場面によったら、例えばこういうときの質問やったら、一応非常勤の公務員ですからと言わんならんわけですから、言われてはるわけですから、非常に気の毒な立場なんですよね、そういう意味ではね。自分たち、そんなレベルでやってへん、本当に善意でやってはるのに、報償も出てやっているわけですから、それはそれなりにやっぱりきちんとした、こっち側も条件整備というか、一定予算を組んではるんですけど、僕は特に研修だというふうに思うんですよ。あるいは、情報提供だというふうに思うんですよ。その辺のところをしっかり力を入れて、そして、地域の中では、あいつは非常勤の公務員やと、そんなんで一切思わはらんでもいいんで、体振の役員さんの延長線上でもええねんけど、体育指導委員さんの意識の中に、例えば総合型地域スポーツクラブをつくっていく中での自分がトップマネジャーなんやという意識をどういうふうに行政側として持っていただくかという、やっぱり手だてというのはきちんとやる必要があるというふうに思うんですよ。今お話に聞きますと、きちんと研修の中でもそういうふうなことだということをお聞きして安心したんですけれど、非常にいろんな場面で体育指導委員さん、地域の中で実際場面ではつらい立場に立たされはる人ですから、そういう御認識でかかわっていただきたいなというふうに要望しておきます。  以上です。 ○瀬川光子委員長  要望です。  ほかにございませんか。ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、項5の保健体育費を終わらせていただきます。  以上で第24号議案については終了いたしました。  説明の方の入れかえもございますので、3時10分まで休憩をいたします。               (午後2時50分 休憩)               (午後3時10分 再開) ○瀬川光子委員長  それでは、休憩を閉じまして続会をいたします。  第25号議案の説明をお願いいたします。
    尼子健康福祉部長  第25号議案 平成19年度国民健康保険事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ66億548万7,000円でございます。前年度当初予算比で7.6%の増額予算となっております。  まず、国民健康保険の加入状況でございますけれども、平成19年1月末現在でございます。世帯数は1万3,560世帯、前年同月比で約1.6%の増でございます。被保険者数は2万4,077人で、前年同月比で約0.4%の増となっております。  ちなみに、加入率は、世帯でいきますと41.8%、被保険者で30.6%となっているところでございます。  それでは、さきに資料を第3分科会資料ということでお配りをさせていただいておりますが、お持ちいただいているでしょうか。それに基づきまして若干の説明を加えさせていただきたいと思います。  まず、被保険者数及び世帯数ということでございまして、先ほどは1月末現在のそれぞれの人数を申し上げました。世帯を申し上げました。ここの数字につきましては、年平均のそれぞれ被保険者数であったり、世帯数ということでございまして、18年度、19年度につきましては、あくまでもまだ途上でございまして、推計ということでございます。特にこの19年度推計が、基本的にはこの予算の下ベースといいますか、データといいますか、ベースのデータということになりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。  まず、年平均の被保険者数でございますが、一般でいきますと、18年と19年の比較でいきますと1.7%の減になっております。一方、退職は11.0%の増になるということでございまして、後ほど予算を見ていただきますけれども、この関係で退職の給付費等もその分多くなっておりますので、また予算のところで説明もさせていただきたいと思います。  次に、2の医療給付費の状況あるいは保険料の状況ということで、それぞれ年度比較して上げております。ただ、18年度見込みでございまして、19年度も当然この見込みに基づいて予算等が編成されているという中身になっております。  まず、一般保険給付費では0.1%のマイナスになっておりますし、先ほど言いましたように、人数に伴いまして退職保険給付費につきましては11.7%の増というふうなことになっております。  それでは、資料の次のページ、2ページ目をお開きいただきたいと思います。  若干この予算に、また説明ともちょっとダブる中身でもあるわけでございますけれども、まず、4番目といたしまして、一般会計予算からの繰り入れの額がここに歳計されているということでございまして、まずは、A国のルール分ということで4億4,336万1,000円上げさせていただいております。その内容は、①から④のとおりでございまして、保険基盤安定制度繰入金2億7,755万5,000円、出産育児一時金繰入金2,030万円、財政安定化支援事業繰入金で1,500万円、職員の給与費、事務費の繰入金で1億3,050万6,000円というふうな形で、これは国の一定のルール分でございます。  次のBがその他の一般会計繰入金ということで、2,205万7,000円ということになっております。それで、内訳でございますけれども、市独自ルール分ということで、2,205万7,000円ということで、18年度に比して大きく減額になっております。これは一般会計の方の予算のところで御説明もさせていただいたかと思いますけれども、この保険料負担増に係ります緩和分として、一般会計からこれまで市ルール分ということで5,000万円を繰り入れておりましたけれども、19年度につきましては、この繰り入れを減額させていただいております。したがって、この昨年度比5,000万円程度マイナスになっているということでございまして、繰入金につきましては、これを合わせますと4億6,541万8,000円という額になります。  5番目が、これ、基金の繰り入れでございまして、6,000万円を19年度お願いしております。  ちなみに、18年度につきましては5,000万円ということでございましたけれども、19年度につきましては6,000万円お願いをいたすところでございます。  次に、6番目で賦課限度額ということで、医療給付費分で53万円、実は19年度から国の方向は56万円にするということが既に決まっているような状況でございますけれども、本市におきましては、これまでどおり据え置いてこの対応をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  なお、介護給付金分につきましては9万円ということでございます。  次に、賦課割合あるいは軽減割合、それぞれ従前と変わるものではありません。  それから、次の3ページでございまして、9番目、賦課割合との経過一覧ということで、それぞれ医療給付費分と介護納付金分について計上、表にさせていただいております。先ほど申し上げましたように、19年度を見ていただきますと、賦課割合もそれぞれ所得割からずっと変わっておりません。料率についても8.00%を据え置いて実施する。限度額は53万円、そのままだということでございます。国の方は56万円ということでございますが。  それで、右の方でございまして、1人当たりの保険料調定額が8万3,548円というふうなことになっております。  介護納付金につきましても、同じようなことで、19年度、18年度と同等の率、額を見込んでいるところでございまして、1人当たりの保険料調定額につきましては2万3,477円ということになっているところでございます。  なお、このシミュレーションしたものが次のページの6ページ以降に、それぞれ個々の所得に応じて保険料をシミュレーションしたものが表として掲げておりますので、後ほどまたお目通しいただければ幸いかというふうに思っております。  なお、ここに18年度という形で載せておりますけれども、先ほど言いましたように、全然その今の保険料率等も変化しておりませんので、この表が19年度も適用されるということになっていますので、よろしくお願い申し上げます。  それから、少しまた3ページの方に戻っていただきたいと思うんですが、10の現金給付ということで、出産育児一時金87件を見込んでおりますし、葬祭費につきましても380件を見込んで予算化をさせていただいております。  11の保健事業でございます。これも予算にかかわって、こういった中身でそれぞれ見込んで予算計上をさせていただいております。  なお、一番下の特定健康診査等実施計画策定委託料、これが19年度の新規事業でございます。これが新規事業になります。いわゆる医療改革にかかわって、20年の4月からのスタートの医療改革にかかわって、19年度中にこの計画を策定したいという中身でございます。  なお、この今の予算にかかわるこういった概要につきましては、去る2月7日に開催をいたしました長岡京市国民健康保険運営協議会において説明をさせていただいているところであり、その計画については御了解をいただいている中身でございます。  それでは、予算書に戻りまして説明をさせていただきたいと思います。  まず、歳出の方でございまして、20、21ページをお開きいただきたいと思います。  それでは、予算説明をさせていただきます。  款1の総務費、項1総務管理費、目1一般管理費でございまして、1億2,257万2,000円を計上させていただいております。前年比で797万5,000円の減額は、率にして6.1%の減というふうなことでございます。この中の主な中身は、右側のところでございます、節のところでいきますと、まずは人件費が減ということになっております。さらに、13節の委託料が前年比でいきますと213万1,000円ですか、減額になっております。それは、その委託料の節の項目の右側の説明のところに、それぞれコクホラインデータ移行委託料あるいはその機器等借上料というふうなことで、ここもあるわけですけれども、18年度において、ここに国保事業等システム変更委託料ということで223万1,000円という形で計上されていたのが、この19年度にはなくなっているということでございます。その分のマイナス213万1,000円がその委託料の減額になっていることの主な中身でございます。  次でございますが、22ページ、23ページあたりの徴収費あるいは項3運営協議会費、それぞれ大きく変化しているような状況はございません。  次、24ページ、25ページをお開きいただきたいと思います。  款2保険給付費、項1療養諸費、目1の一般被保険者療養給付費ということでございます。いわゆる現物支給になる中身でございます。ここが19億1,305万4,000円ということで、前年比でいきますと1億1,932万1,000円の減額で、率にして5.9%の減となっているところでございます。先ほどの資料に基づきまして若干の説明もさせていただきましたけれども、被保険者が減額になっております、あるいは、その診療報酬の単価が引き下げられたという影響もございまして、減額となっているところでございます。  一方、目2退職被保険者等療養給付費につきましては17億9,265万8,000円ということで、逆に1億3,745万2,000円の増額となっているところでございます。率にして8.3%の増ということでございます。こういった中身でそれぞれ給付費を見込んでおります。  次に、目3一般被保険者の療養費あるいは目4の退職被保険者等療養費ということでございますが、いわゆるこれは現物支給に係る中身でございまして、それぞれ前年比75万3,000円の増であったり、606万8,000円の増ということで見込んでおります。  次に、26ページ、27ページをお開きいただきたいと思います。  真ん中でございまして、項2の高額療養費、目1一般被保険者高額療養費でございまして、1億8,173万8,000円ということで、前年度比6,590万4,000円の減額となっております。率にして26.6%の減でございます。これもいわゆる18年度実績見込みからこういった見込みを立てましたところ、こういう減額になっているということでございます。  目2退職被保険者等高額療養費につきましても、1億5,430万3,000円ということで、前年比1,104万5,000円の減額ということでございます。これもいわゆる18年度の実績の見込み額からはじき出した予算ということでございます。  次に、28ページ、29ページをお開きいただきたいと思います。  まず、項4出産育児一時金、目1出産育児一時金でございます。645万円の増額となっておりますが、先ほど説明しましたように、18年度につきましては80件を見込んでいましたけれども、19年度につきましては87件を見込んでの増額となっているものでございます。  次に、その下の下でございます。項6の精神・結核医療賦課金、目1の精神・結核医療賦課金ということで、555万7,000円を計上しておりまして、18年度に比して639万3,000円の減額になっているところでございます。これはさきの文教厚生常任委員会のときにも説明をさせていただきましたが、精神にかかわっての5%分を10%にしたという前年度の18年度当初が修正されまして、大体そのセーフティネットの関係で5%程度で済むということもございまして、この補正も減額をさせていただいておりますけれども、当初、こういう形でスタートさせていただきたいということでございます。  次に、30ページ、31ページをお開きいただきたいと思います。  款3老人保健拠出金、項1老人保健拠出金、目1老人保険医療費拠出金ということでございまして、この12億2,581万5,000円を計上させていただいておりますけれども、17年度の精算額分とを調整しまして、19年度の概算額と17年度の精算分を調整いたしまして、この計上をさせていただいた額でございます。2,611万3,000円の増額ということになっております。  次に、款4介護納付金、項1介護納付金、目1介護納付金ということでございます。これは国民健康保険の被保険者のうちの介護保険第2号被保険者、つまり、40歳から64歳の方に係ります介護保険料負担分でありまして、19年度につきましては3億5,161万3,000円を計上をさせていただいております。1,628万7,000円の減額は4.4%のマイナスということになっております。  次に、32ページ、33ページでございます。  款5共同事業拠出金、項1共同事業拠出金、目1高額医療拠出金でございまして、これはレセプト1件当たり80万円以上の高額分について共同処理を行う中身のものでございまして、1億2,261万6,000円を計上させていただいておりまして、843万1,000円の増額となっているところでございます。  次に、その下、目2保険財政共同安定化事業拠出金ということで、5億403万5,000円を上げさせていただいております。その右の前年当初予算は空白になっております。つまり、これは今年度、18年度の10月から導入をされておりまして、補正でお願いをさせていただいた中身でございまして、1件30万円以上のレセプト分についての共同事業ということになります。この違いは、ちなみに、その目1と2の違いのところで、財源内訳があるかないかというところが大きくその違いになっているというふうなことでございます。  次に、款6の保健費、項1保健費、目1保健事業費ということで、2,618万円上げさせていただいております。456万9,000円の増額ということになっております。これは主な理由でございますが、次のページ、34、35ページでございまして、この増額となっている理由が右側にございます説明のところ、つまり、35ページの上の方の説明のところでございまして、この中の健診委託料が増えております中身でありますし、もう1つ、その下の下、特定健康診査等実施計画策定委託料、これが臨時で315万円を計上させていただいている。この中身で増加になっているということでございます。  あとは、それぞれ昨年度と同等の状況になっておりますので、説明を省かせていただきたいと思います。  次に、歳入の部分を説明させていただきます。  10、11ページをお開きいただきたいと思います。  歳入でございまして、款1の国民健康保険料、項1国民健康保険料ということでございます。  なお、ここから、いわゆる特にこの歳入につきましては、先ほどの出のところで給付費を説明させていただきましたが、その給付費にかかわって、それぞれ保険料あるいは国庫等の負担が法定負担割合に基づいて計上させていただいている中身でございます。  そこで、目1一般被保険者国民健康保険料ということで、15億1,768万1,000円を計上させていただいております。前年度と比較で6,754万7,000円の減額は4.3%の減となっているところでございます。したがいまして、先ほど、給付費が減になっている部分も、この保険料についても減ということになるわけでございます。  一方、この2の退職被保険者等国民健康保険料につきましては7億685万3,000円ということで、6,209万2,000円の増額は9.6%の増ということになっております。  次の12、13ページをお開きいただきたいと思います。  款3の国庫支出金、項1の国庫負担金、目1は療養給付費等負担金でございまして、10億7,896万3,000円を計上させていただいております。9,200万7,000円の減額は7.9%のマイナスということでございます。  次に、款3国庫支出金、項2の国庫補助金、目1の財政調整交付金でございまして、2億626万8,000円ということでございまして、1,284万9,000円の減額でございます。これも先ほどから言っておりますけれども、医療給付費による減ということで、それぞれなっているところでございます。  款4療養給費等交付金、項1療養給付費等交付金、目1療養給付費等交付金ということで、16億9,128万3,000円ということで、1億4,101万8,000円増額になっておりますけれども、これは主に退職被保険者療養費の増加に伴います交付金の増ということでございます。  次に、14ページ、15ページでございまして、府支出金のまず項2府補助金でございます。財政調整交付金ということで、1億9,425万6,000円を計上させていただいております。1,602万7,000円が前年度比で減額となっているところでございます。  次に、款6共同事業交付金ということでございまして、項1共同事業交付金、目1高額医療費共同事業交付金ということで、本年度予算額1億2,261万6,000円、前年比でいきますと843万2,000円の増額ということでございます。先ほど申し上げましたように、これが1件当たり80万円以上のレセプト共同事業をする中身でございます。その下が30万円以上のレセプトの中身でございまして、目2保険財政共同安定化事業交付金ということで、4億9,171万6,000円ということで上げさせていただいております。  次に、款7財産収入でございます。ここに基金の利子が計上されておりますけども、ちなみに、この国民健康保険財政調整基金の保有額でございますが、18年度末の見込み額でございまして、2億434万9,000円ということで基金を保有しているということでございます。  次のページ、16、17ページでございます。  一般会計からの繰入金でございまして、19年度は4億6,541万8,000円を計上させていただいております。6,274万4,000円減額ということでございます。本市の負担分でございます給付費が減になった分、この分が減額になるという仕組みになっているところでございます。  あわせて、ここにいわゆる市ルール分という形で、さきの一般会計の審議の際、審議いただきました。それが繰り入れが減額になっているのが大きく作用している中身でございます。  次に、あとは先ほどちょっと説明させていただきましたが、基金からの繰入金が次の款8の繰入金でございまして、ここで19年度、6,000万円上げさせていただいております。したがいまして、1,000万円の増額となっているところでございます。  あとは、大きく変動しているところはございません。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○瀬川光子委員長  説明が終わりました。  それでは、歳入歳出全般についての御質疑をお願いいたします。どなたからでもどうぞ。 ○野坂京子委員  決算のときにも、ぜひともということで、国民健康保険料がやはり全国的に払えないという人が非常に多くて、加入世帯の5分の1の方が払えないという状況が全国ではあるというとこら辺で、資格証明書ですかね、発行に伴っては、その辺、長岡京市は昨年されてないということでお聞きしてたんですけれども、今の状況をお聞かせ願えますでしょうか。 ○中野保険年金課長  滞納世帯数ですけども、18年の6月1日現在で2,086世帯、15.4%になります。 ○野坂京子委員  滞納者、前年度と比較したらどうなんですかね、比較すれば。比較ってできますかね。 ○中野保険年金課長  17年の6月1日で1,987世帯という。 ○野坂京子委員  ということは。 ○中野保険年金課長  増えております。 ○野坂京子委員  かなり増えてますよね、その辺。 ○中野保険年金課長  若干です。 ○野坂京子委員  若干増えておりますよね。その辺では、資格証明書の発行というとこら辺では、ちょっと尼子部長の方が、いつでも発行できる準備はあるけれどというようなことを、何か前回おっしゃったような記憶にあるんですけど、その辺は今回はいかがなもんでしょう。 ○尼子健康福祉部長  いつでも準備しているというふうには、義務化されてますので、一応国の方が、まあ言うたら、これを出すというのが義務化されているという状況はございます。ただ、本市の場合は、個々の状況に応じて、まずは相談をベースにして、なるべくそういうものは出さないような今の方向にはあるわけですが、指摘はされてますので。 ○野坂京子委員  その辺、できるだけまず相談にこたえていうとこら辺で、ぜひとも引き続きこの資格証明書が準備されている国の方でも、一応こうしなさいというような状況かと思うんですけれども、本市において、その辺は、今、尼子部長がおっしゃったように、まずは相談で、できるだけ発行しないような方向でお願いしたいなって、引き続き思います。 ○尼子健康福祉部長  多分に、ただ、その不公平感というのはやっぱりあってはいけないというふうに思いますので、払える人につきましては、ぜひその納付相談等の中で納付していただくような努力は十分していただきたいなというふうに思っておるところでございます。 ○野坂京子委員  その辺では、不公平感というとこら辺では、十分相談窓口に来られた際にお聞きした内容で、本当にこの人は払ってもらわなくてはならない人やというとこら辺では十分調査されて、その辺では不公平感が起こらないような手だてを十分とっていただきたいと思いますし、ただ、やはり窓口に来られた方が、大半、そういう方ではなくて、今の社会の状況の背景にあるものを背負いながら窓口に相談に来られる方も多くおられると思うんです。その辺では、引き続き本市においては準備されているというような形ではあるんですけれども、ぜひとも要望として、資格証明書ができるだけ発行されないというとこら辺でお願いしときたいと思います。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○瀬川光子委員  少しだけ、本当に資格証明書は発行していただきたくないと。できるだけ、いつも言ってますように、窓口での相談を絶えずしていただきたいと思います。  ついでに、短期証の発行はどのぐらいあるのか教えてください。 ○中野保険年金課長  短期証の発行世帯数ですけども、これも18年の6月1日現在で251世帯でございます。 ○瀬川光子委員  17年は710件でしたね。違いましたか。 ○中野保険年金課長  それは延べ数でございまして。 ○瀬川光子委員  幾らでしたか。 ○中野保険年金課長  それは710人です。それは延べ数でございます。ですから、同じ方に、更新して1世帯に、例えば3カ月証でしたら4回出すとか、そういう形になるわけでございますので、延べ数でございます。 ○瀬川光子委員  やはり3カ月というのが、もっと短いんですか、一番短い短期証というのは。 ○中野保険年金課長  基準は、一番短いのは3カ月ですけども、場合によってはそれよりも短い場合もありますけども、一番短いのは3カ月です。 ○瀬川光子委員  いろいろと大変なんですけど、前にもちょっと申し上げましたように、やっぱりあと何カ月で切れるという思いの人が、心臓がお悪い方なんかは余計悪くなるんじゃないかなと思いますので、その辺もなかなか考慮難しいとこですが、余りにもこの国民健康保険料が高過ぎるというのがあります。ですから、特にこの高齢者、特にターゲットになりますね、税制改正とか医療負担の改悪とかですごい負担がかかっている中で、本当になかなか払えるような国民健康保険料になっていないのではないかと思うんですが、すごく担当課は努力はしてくださってますので、それはいつも評価させていただいているところなんです。  今回は、保険料、私、この資料、所得区分ごとの保険料についてというのがありますですね。これ、何で今度は19年度が、いつも書いてくださっているのにないのかなと思ってたら、同じなんですね。 ○中野保険年金課長  全く同じです。 ○瀬川光子委員  ということは、上がりも下がりもしないということですね。わかりました。  それで、今、2ページも説明していただいたんですけれども、今度、財政調整基金の繰り入れ6,000万円していただきますね。これ、ちょっと後ろの方見ましたら、どれぐらい財調が残っているのかなと思いましたら、5ページのところ、18年度は一応見込みとして、さっきおっしゃいましたが、19年度の見込みが1億4,500万円余りになってしまうと。この辺では大丈夫なんですかね。もっと前、少なくなったときはあるんですけど、これで大体どれぐらいいけるんですか、何年ぐらい、もしこのままであるとすれば。 ○中野保険年金課長  18年度末の見込みで2億400万円ほど見させていただいてたんですけども、これについては、当初予算で5,000万円の取り崩しというのを見込んだ中で、18年度、要は予算どおりに見込みますとこの額になると。ただ、18年度のその決算状況を見ながらなんですけども、この5,000万円という形をしなくてもいいというか、減額の可能性はございます。 ○瀬川光子委員  わかりました。この財政基金も、ある程度置いておくというのが前の説明でもありましたので、ちょっとこの辺、だんだん減ってくると心配だなと思いますので、お聞きいたしました。
     保険料は変わらないということなんですけれども、今回は市独自のルール分が5,000万円程度減っていると。前に、ここに保険料の緩和分5,000万円があったわけですね。前は、この基金の繰り入れというのはなかったですね。5,000万円ありましたか。これが5,000万円ですね。これはまだわからないと、どうなるか、18年度の見込みで。 ○中野保険年金課長  18年度の決算でということですね。5,000万円を、今の状況からいけば、5,000万円丸々取り崩すことはなくいけるものでございます。 ○瀬川光子委員  先ほど、医療給付のこともちょっと説明あったんですが、増えてますですよね、医療給付が。 ○中野保険年金課長  退職の方の医療給付は増えてますけども、一般の方は18年度の当初予算と比べましたら、かなり減額になるのではないかというふうな思いは確かにあります。 ○瀬川光子委員  そういうことで、今度、全体的に個人市民税が8億円ぐらいでしたか、増えておりますわね。そういうとこら辺で、やはりほんま国民健康保険の被保険者というのは、なかなか自営業の方とか、私もそうなんですけれども、けったいな言い方でリストラされて、どこの保険も入れなくて国保に入るとか、かなりその内容が、入ってられる被保険者の内容が厳しい状況の方があるわけですわね。そういう中で、この段階的にはちゃんと何段階かして、7割軽減、法定減免やら2割減免も市としてやってくださっているのはありがたいんですが、それでもやはり高いというふうに思いまして、先ほど、野坂委員の方から聞きましたが、滞納も若干増えていると。そういう中では、やはりその市独自のルール分をもう少し増やしてもらえれば保険料がもっと減るんではないかと。だから、上がるのは絶対いけませんが、引き下げてもらうような手だてはとれないのかどうか。 ○中野保険年金課長  歳入歳出のところを見ますと、要は6,000万円の基金からの取り崩しが必要ということは、要は歳入の方で6,000万円足りないわけでございます。特別会計でございますので、一般会計からの繰入金というのをしなければならないという状況は、やっぱり特会の原則からして健全でない財政運営であると言えますので、その中で基金で何とか対応しながら、保険料はこういう状況でもございますので、引き上げないという方向でさせていただいております。 ○瀬川光子委員  いつも市長が特々の交付金ですか、それはどんなふうになるんですか。 ○中野保険年金課長  この特々というのは、実際に当初予算に上げられるような状況じゃなくて、実際に府から連絡いただけるのが3月の末か4月の頭ということで、18年度の状況ですけども、一応1月の末ぐらいに調書の方を出しなさいということで連絡ありましたんで、今、調書を出して、ということは、もう幾らかいただけることは確かなんですけども、その額については、先ほど言いましたように、3月末か4月の上旬ということになりますので、それが入ることが大体見込めましたんで、先ほど言いましたように、基金の取り崩し5,000万円というのは減額できるんではないかというふうに見込んでおります。 ○瀬川光子委員  いろいろと大変努力をしてくださっているのはわかります。大体もとは国がこの出す方が減りましたから、そこら辺で、どこの市町村も四苦八苦して、かえって大変で、またこれから高齢者の医療保険ができると、どうなるのかと非常に心配なんですが、プロジェクトを組んで研究をされるということでしたね。その中でのやっぱりそういう高齢者の医療がまた新たにできたところで、何とかして市民が保険証の取り上げなどにならないような研究をぜひともしていただきたいと思いますので、何かうまくいかないと。国の規定どおりじゃなくて、何か操作してもらえないかなというのもつくづくお願いをしておきたいと思います。  それから、いつも申し上げてますが、国保法の44条、医療費の一部負担減免、あれはどのような感じですか、申し込みの状況は。ありますか。 ○中野保険年金課長  18年度については申請はございません。 ○瀬川光子委員  やはり前から申し上げてますように、今、特に大変ですわね、皆さん。お医者さんかかっても負担が1割から2割、2割から3割になるとか、もう非常に高齢者大変で、医者に行きたくてもお金がどんだけかかるのかわからないし、行けないという人も多いので、何とか、いつも申し上げている基準をもう少し緩和していただいて、もう少し使いやすいようなことと、それから、周知ですね。周知はどのようにされていますか。 ○中野保険年金課長  広報でさせていただいてます。 ○瀬川光子委員  1回と言わずに、ちょっと何回かピックアップしてやってあげると、ほんまに医療で命とかかわってきますので、ぜひともこの制度が使えるというのか、基準がなかなか低いですから、使えない人のその拡充とともに、ちょっと考えていっていただきたいと、要望しておきますので、また引き続きよろしくお願いいたします。  以上です。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんね。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、第25号議案を終わらせていただきます。  次、第26号議案の説明をお願いいたします。 ○尼子健康福祉部長  第26号議案 平成19年度乙訓休日応急診療所特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,193万8,000円で、前年度当初予算比で約2.5%の増となっております。  ちなみに、乙訓休日応急診療所は開所以来26年目を迎えておりまして、平成19年1月末現在で延べ1,698日、8万3,290人が御利用いただいておりまして、一日平均49.1人ということで受診者を受け入れているところでございます。  それでは、歳出の方から説明をさせていただきます。  12ページ、13ページをお開きいただきたいと思います。  款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費ということで、4,821万1,000円、139万9,000円の増ということでございます。19年度につきましては、18年度に比して診療日が2日間増加します。したがって、71日になることから、関連の予算項目において増額となっているところでございます。  それから、次のページ、14、15ページをお開きいただきたいと思います。  款2医業費、項1医業費、目1医療用消耗器材費ということで、343万4,000円を計上させていただいておりまして、10万6,000円の増ということでございます。  次に、右の説明のところでございますが、実はこの18年度、器具費のところにAED(自動体外式除細動器)を臨時に購入をさせていただいております。したがって、ここの器具費が42万円ほど、18年度に比して減額になっております。その分、上の医薬材料費で60万円ほどの増となっている、その相殺した額が10万6,000円の増となっている中身でございます。  次、款3公債費についてでございますが、これは休診の建築に係る起債の償還分でございます。  次に、歳入でございまして、8ページ、9ページをごらんいただきたいと思います。  歳入でございます。款1診療収入ということで、目1外来収入ということで3,247万1,000円を上げさせていただいております。156万2,000円の増額ということで、先ほどの出のところでも御説明申し上げましたけれども、2日間、診療日が増えることによってこの収入が増えるだろうという見込みで計上をさせていただいております。  次の分担金につきましては、これは向日市、大山崎町からの分担でございまして、881万5,000円を計上させていただいております。  その下の使用料につきましては、駐車場の使用につきまして、保健センターと案分して、向日市、大山崎町から負担をいただくものでございまして、185万7,000円ということで、同額程度でございます。  その下の下で繰入金で、一般会計からの繰入金が1,574万3,000円を計上させていただいております。これが長岡京市の負担分ということになります。  あと、大きく変更ございません。  以上、説明とさせていただきます。御審議方よろしくお願い申し上げます。 ○瀬川光子委員長  説明が終わりました。  では、第26号議案の歳入歳出あわせての全般での質疑をお受けいたします。どなたかございませんか。  ありませんね。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、第26号議案を終わります。  次、第36号議案の説明をお願いいたします。 ○尼子健康福祉部長  それでは、第36号議案 平成19年度老人保健医療事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ53億9,590万3,000円となっておりまして、前年度当初予算比で1.5%の増額となっているところでございます。  ちなみに、老人保健医療の受給者数は、平成19年1月末現在で6,371人、前年比4.2%の減となっております。  それでは、歳出の方から、これまた説明をさせていただきます。  14、15ページをお開きいただきたいと思います。  歳出でございます。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費ということでございまして、4,199万9,000円を計上させていただいております。2,580万円の増は6.6%の増ということでございまして、増の主な理由は、右の方でございますけれども、職員人件費に係る増と後期高齢者医療対象者への通知業務の増ということで、通信運搬費が増となっている中身が大きく作用しているところでございます。  次に、款2医療諸費、項1医療諸費、目1医療給付費ということでございます。これは現物支給に係る中身でございまして、52億453万9,000円ということで、7,896万5,000円の増額は1.5%の増ということでございます。受給者は減少しているわけでございますが、一日当たりの医療費は、そういう意味では減少しております。ただ、その1人当たりの金額が増加している傾向にありますことから、こういった増額を見込んでいるところでございます。  次に、16ページ、17ページでございます。  目2医療費支給費、いわゆる現金支給に係る中身でございます。1億3,025万円ということで、1,950万円の減額となっているところでございます。  次の公債費以降につきましては、前年と同様の内容になっておりますので、省略をさせていただきます。  それでは、歳入について、8ページ、9ページをお開きいただきたいと思います。  歳入につきましては、基本的に、先ほど出のところで説明しました医療給付費に係る公費等の負担割合に基づいて額を計上させていただいている中身でございます。  まず、款1支払基金交付金、項1支払基金交付金、目1医療費交付金が大きく変化しております。28億6,792万5,000円ということで、9,223万円を減額をさせていただいております。この負担割合が、実は18年の10月から100分の54で、当初、この18年度は計上しておりましたけれども、12分の6に変更になっておりますことから、この減額となっているものでございます。  次に、款2国庫支出金、項1国庫負担金、目1医療費負担金ということで、16億4,390万8,000円ということで、18年に比して1億1,283万5,000円、率にして7.4%の増ということになっているところでございます。これの負担率が、実は公費負担分の12分の4になっているということでございます。これも補正でそういった中身で、今回、説明もさせていただいている中身と同じ中身になります。公費負担分に係ります12分の4がこの国庫負担金の割合ということでございます。  その下の下でございまして、款3府支出金で、項1府負担金、目1府負担金ということで、逆にここは増えておりまして、4億1,097万7,000円ということで、2,820万9,000円の増ということで、この負担率は公費負担分の約12分の1ということでございます。  次に、10ページ、11ページでございます。  この繰入金につきましてが、私ども市の方の負担という中身でございます。一般会計からの繰入金ということで、主に人件費とか庶務経費分と医療給付費に係る先ほどの12分の1が京都府と同じ率になりますが、それが算入されての額になります。4億5,158万円ということで、3,080万6,000円の増額となっているところでございます。  なお、次の繰越金以降につきましては、例年と大差ございません。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○瀬川光子委員長  第36号議案の説明は終わりました。  歳入歳出全般での御質疑をお願いいたします。  ありませんか。ございませんね。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、第36号議案を終わります。  最後になりました。第37号議案の説明をお願いいたします。 ○尼子健康福祉部長  続きまして、第37号議案 平成19年度長岡京市介護保険事業特別会計予算につきまして、御説明を申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ36億2,501万3,000円ということでございまして、前年度当初予算比で約5.1%の増となっているところでございます。  なお、予算計上に当たりましては、第3期介護保険事業計画、18年から20年度までの計画でございますが、これに基づきまして国の保険料ワークシートによりまして計上をさせていただいている中身でございます。  ちなみに、介護認定者は1月現在で2,318人ということでございます。出現率にいたしますと16.0%という中身でございます。  また、介護保険事業につきましては、この間、予防重視型システムの構築を目指して、その中核をなします地域包括支援センターを平成18年4月からバンビオ内、総合生活支援センターに位置づけをいたしまして、介護予防ケアマネジメントや権利擁護事業について、社会福祉協議会を指定管理者にいたしまして実施をしてきたところでございます。  なお、地域密着型拠点施設の整備につきましても、この間、18年度予算におきまして、それぞれ各中学校区に1カ所ずつ整備もしてきたところであります。今後、19年度につきましては、包括支援センターのさらに1カ所といいますか、1グループを、できればというよりも、この地域包括支援センター協議会の運営協議会の中で協議もいただきまして、最終的には19年度、社会福祉協議会のここのバンビオ2階のところに2グループと、今まで1グループでございますけども、2グループということで編成をして、スタートをさせていただきたいというふうに思っておりますし、その運営協議会で御了承もいただいた中身でございます。  それでは、予算につきまして、御説明をさせていただきたいと思います。  まず、歳出でございまして、18ページ、19ページをお開きいただきたいと思います。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費ということでございまして、7,573万2,000円を計上させていただいております。前年度比較でそう大きく変更ございません。人件費が増加しておりましたり、介護保険の電算システムの関係で若干委託料が減額となっているような中身でございます。  次に、目2財産管理費ということで、これは7万8,000円、利子を上げさせていただいております。  ちなみに、18年度末現在のこの介護保険給付費基金の残高、見込みでございますけれども、2,639万7,000円ということになっております。  次のページ、20ページ、21ページでございます。  項2徴収費ということで、目1賦課徴収費317万2,000円ということで、前年比で84万2,000円の増、36.1%の率がプラスになっております。主な理由は、右にあります通信運搬費の増が主な中身となっております。  次の介護認定審査会費につきましては、大きく変化ございません。  その下の項4趣旨普及費につきましては、36万4,000円の減ということでございますが、これは消耗品費の減ということでございます。  次の22ページ、23ページをお開きいただきたいと思います。  款2保険給付費、項1介護サービス等諸費ということでございます。目1居宅介護サービス給付費ということで、12億8,802万2,000円、5,238万7,000円の増額は4.2%の増ということになっております。  次に、目2特例居宅介護サービス給付費ということでございますが、この額は18年度と変わりませんが、この特例という中身は、いわゆる要介護認定前に緊急でサービスを利用されたり、離島等でサービスが確保が困難な人、そういった場合のサービスの利用に係る予算の予算枠を上げているということの中身です。  以下、これから特例というのが出ますが、そういう中身でございます。  次に、目3地域密着型介護サービス給付費ということで、1億9,934万4,000円、3,493万6,000円の増額は21.2%の増額になっております。これは、先ほど冒頭で説明しましたけれども、いわゆる地域密着型介護サービスということで、今回、小規模多機能型の施設をそれぞれ中学校区に補助して整備をしてまいりました。いよいよこれが給付費として出てくるということになりますので、その分が増額となっている中身でございます。  それから、下の方でございます。目5施設介護サービス給付費ということでございます。特養とか、老健とか、療護施設に係る給付費の中身でございまして、14億2,269万6,000円を計上させていただいております。2,744万4,000円は2.0%の増ということでございます。  次のページ、24ページ、25ページでございます。  それぞれ大きく変化ありません。  次の26ページ、27ページをお開きいただきたいと思います。  項2介護予防サービス等諸費ということで、18年度から介護予防を見据えて、項目も名称変更してきた中身でございます。目1介護予防サービス給付費ということで、1億461万2,000円計上をしております。1,290万1,000円の増ということでございます。  その下の下、3の地域密着型介護予防サービス給付費ということで、1,871万4,000円、これも9,030万2,000円ということで、18年度に比して倍増しての増額をさせていただいております。  28ページ、29ページでございます。  ともにそれぞれ介護予防福祉用具費等、大きく変動はございません。  次に、30ページ、31ページでございます。  項4高額介護サービス等費ということで、目1高額介護サービス費で3,290万円ということで上げさせていただいております。300万円の増ということでございます。  次に、32ページ、33ページでございまして、項5特定入所者介護サービス等費ということでございまして、これは施設入所者の食費とか居住費に係る、低所得者対策のための経費ということでございまして、目1特定入所者介護サービス費ということで、1億3,750万円を上げさせていただいております。  あとは、そう大して変化ございません。  34ページ、35ページでございます。
     このあたりも、まずは、介護予防特例高齢者施策事業費、大きく変更ございません。  その下でございます。項2包括的支援事業任意事業費ということで、1の地域包括ケアシステム運営事業費、ここが大きく増額となっておりまして、5,880万9,000円は、2,715万1,000円ということでございます。先ほど説明しました包括支援センターをさらに1グループ、社会福祉協議会に担っていただこうというものでございまして、その増額となっております。  あとは、36ページ、37ページ、特に上の方の認知症高齢者等やすらぎ支援事業ということで、60万、これは倍増になっておりますけども、その1点目、支援員の謝礼ということで、いよいよ18年度、研修を終えました支援員さんが活動していただく費用として15万円を計上させていただいております。  以上、歳出の説明とさせていただきます。  引き続きまして、10ページ、11ページをお開きいただきたいと思います。  款1介護保険料、項1介護保険料、目1第1号の被保険者保険料ということでございます。7億6,496万3,000円計上させていただいております。3,669万円の増額となっているところでございます。この増額につきましては、基本的には、この1号被保険者が19%、第2号被保険者が31%を持つという中身でございます。それで、いわゆる保険料で50%、あと公費で50%持つという中身の仕組みになっております。  次が公費の関係でございます。款3国庫支出金、項1国庫負担金、目1介護給付費負担金ということで、5億9,969万円を計上させていただいております。4,817万2,000円の減額でございます。この減額でございますが、本来、基本的には国がこの20%、いわゆる保険給付費掛ける20%でございますが、これを持つということでございますけれども、19年度につきましては、介護給付費の施設分につきまして、19%に下げて交付をしてきておりますので、その内容になっております。この15%に下げた5%は府の方で、後ほど説明しますが、加算されて府の方が増額になっているということでございます。少しややこしいですが、そういう仕組みになっております。  ということで、府の方に、次のページ、12ページ、13ページ、その分が上から2つ目のところですが、款5府支出金ということで、府の負担金が、その今の施設介護給付費分が減った5%について上乗せして、ここで府が負担するという中身になっておりまして、額は5億161万3,000円で、9,669万9,000円の増ということになっております。  その最後ですが、繰入金、一般会計からの繰入金ということで、本市の負担分を一般会計から繰り入れるという中身でございます。4億2,357万8,000円、1,826万4,000円の増という中身でございます。  次に、14、15ページでございますが、特にここで、目3地域支援事業繰入金ということで、ここが2,094万9,000円ということで、18年度に比して倍増しているわけですが、これの中身は、右の説明のところの2つ目、地域支援事業繰入金、市単独分ということで、1,110万円を市単費のいわゆる交付金で賄えない部分について、単費分をここで繰り入れるという中身になっております。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○瀬川光子委員長  説明が終わりました。  それでは、第37号議案について、歳入歳出全般で御質疑をお受けいたします。どなたからでもどうぞ。 ○小谷宗太郎委員  これ、ちょっと総枠でお話の方を聞きたいなと思うんです。被保険者数、平成19年の1月現在で大体何人なんですかね。ちょっとお教えいただきたい。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  1号ですか。 ○小谷宗太郎委員  1号で結構です。1号と2号で。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  すべて、こちらの方につきましては、御存じのように、第3期介護保険計画の見込みでやっておりますので、そこからの数値が来ております。1号保険としまして1万4,746人。 ○小谷宗太郎委員  2号の方はわかりませんか。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  2号の保険料につきましては、いわゆる総給付費の31%、先ほど部長が説明いたしました、その率の枠で積算しております。 ○小谷宗太郎委員  それでなんですけれども、今回、具体的に歳入歳出、ほぼ内容が前年度より5.1%増という総枠で、これは例えば平成18年の1月でしたら、1号の被保険者数が1万3,659人だったわけですから、実質的にこの19年と比べて5.7%ぐらいですか、保険者数が増えたというふうな、この形を受けてのことだと思うんですよね。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  先ほども申し上げましたように、ちょっと委員おっしゃっている人数がホームページの全人口の65歳以上というような形の金額と思うんですけども、この介護保険の積算につきましては、先ほど言いましたように、第3期介護保険計画にのっとりまして、ですから、給付費すべて、こちらの方で数字が上がっている、その金額で積算いたしておりますので、1万4,746人も、そちらの方のこの計画の見込みの中からやっております。と申しますのは、すべてこれでもって、いわゆる介護保険料の積算根拠になっておりますので、予算の見込みとしましては、この数値は基本的には変えられないというような形で積算いたしておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。 ○小谷宗太郎委員  つまり、私が言いたいのは、これから団塊世代と言われている、ベビーブームの方々が高齢化して、増えていく一方になっていって、当たり前の話ですけど、この部分は増えていく。どんどんどんどん対象者が増えていくという、間違いない内容がある中で、一定長岡京市としても、ビジョンを持っておくべきじゃないかというふうに考えているんですよね。そのあたりをちょっと。 ○尼子健康福祉部長  まさしく、そのビジョンがいわゆる事業計画になりますので、そういうもとのベースも、いわゆる見込みも、ちょっと今、課長の方からありますけど、人数もここには一応予測として載せて、それへ向けてサービスをどういうふうにするのかという中身に、こういったところで管理しているわけですね。それをまたさらに検討を重ねて、これは前倒ししたらいいのかどうかというようなことも含めて、そういうところを出していただいているということでございます。 ○小谷宗太郎委員  これ、結論からも、私言いたいことは何かというと、法改正になって、私、以前の委員会で、これについても一定その情報を集めていって、検証して次に生かせるような形にして、長岡京市のビジョンというんですか、というものに対してさらにそれら等含めて検証をしていく必要性があるということを以前に訴えていたと思うんですけれども、やっぱりそういうふうな形で、今後、ぜひ体制をまた構築していっていただきたいということで。 ○尼子健康福祉部長  これは、あくまでも今の段階では3期になります。1期からずっとあるわけですね。第1期、2期ということで検証を重ねて、検討を重ねて、その時代時代の、あるいは、ニーズも含めて、必要性も含めて、そういうものを加味しながら、皆さんに検討していただいて、一定のそういう計画は立てているということで、今後も、そういう意味では、さらにそういう形でさせていただきたいと。 ○小谷宗太郎委員  お願いします。それでだけでいいです。結構です。 ○大伴雅章委員  総枠で言いますと、長岡京市の介護保険事業は他都市に比べて、いわゆるサービス提供事業者も、行政も、非常にケアマネも含めてトータルにマネジメントをされているというふうに、まずは評価しております。その中で、今、部長さんが示されました介護保険計画もしっかりしたものをお持ちですし、ただ、日々、この状況というのは動きますよね。  具体的に言いますと、要介護者のニーズ、やっぱりさまざまなニーズがございまして、サービス提供事業者の方もさまざまな事情がございますよね。そこでケアマネが発生して、基本的にはニーズの中で、そのことが本当に必要なニーズかどうかというふうな検証をする中でサービス提供に結びつけていくというふうな検証がされて、ケアマネがされて、サービス提供プログラムがつくられるわけでございますけれど、いわゆる行政として、部長さん、課長さんとして、今、先ほどちょっと言われましたけど、場合によっては前倒しにしてとか、いろいろあるわけですよね。その中で、非常にすぐれたマネジメントをしている中で、現状として、やはり要介護者の立場にきちんとした適切なサービスを提供する側として、今、一番具体的に悩んでおられることというのは、この中身としてどういうことが多ございますか。 ○尼子健康福祉部長  当初、おっしゃるとおり、こういう形で計画も立てているわけでございます。例えば、その包括支援センターにしても、本来、初めての経験でもございまして、1カ所を見て、その様子を伺う中でというふうなことできたかというふうに思うんですが、実際、この運営をしていく中では、大変中身もボリュームが相当数がございまして、この間、指定管理者ということで社協が担っていただいておりますけども、そういうのも大変社協の方も苦慮されているという状況がございます。この間、部内の中でも、そういった社協との調整もしながら、四苦八苦しながら具体的な特定高齢者の問題とか、そういった問題についても、あるいは、ブランチ機能で在介センターをどう機能さすのかというふうなことも含めて、そういうことが課題としてはあります。さらに、今後、どういうふうに在宅介護に向けて、それこそ、施設整備、ハード面、ソフト面もどうするのかということやらも、いろんなやっぱり課題がございます。そういう意味では、この間、地域包括支援センターの運営協議会あるいは地域密着型拠点サービスの運営委員会も立ち上げてもいますので、そういった方々の御意見も聞きながら、さらに現場の方々との調整も十分させていただきながら、それこそ、この計画を、タイミングが物すごく難しゅうございますので、そういう意味では見定めながら、前倒しでこの間やってきた経過もございますし、今後も必要であればそういう形で進めていくんかなというふうに思っております。 ○大伴雅章委員  非常に部長さんの答弁としたら、もうよくわかります、お立場としてね。ただ、もう少し現場に近い課長さんあたりも、具体的な悩みといいますか、そういう本音のとこございますでしょうか。もしよかったらお教え願いたいと思います。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  まず、介護保険に対しましては、先ほどから小谷委員の質問にございましたように、何度もございますが、この第3期の数値で上げているということで、先ほど、ちょっと私どもの方、誤解しておりまして、第2号被保険者は、この計画でいきますと2万6,856人といった形で、そちらでやっております。  保険につきましては、当然ながらこの計画という保険料を決定した計画というのがございますので、これに即するんですけども、中身は、やはり先ほど部長が説明いたしました地域密着型がこれから施設ができるいうことはサービスが増えるので、恐らくこの計画より早く給付費等が出てくると思います。その中身につきましては、それぞれの中で、かつてから全体枠の中から流用していくというような形で、一定のルールの中で考えていかなければならないというような形でございます。  しかし、それプラス、先ほど部長も言いましたように、やはりこの地域支援という事業、介護予防という概念が大きく打ち出された以上、それをどういう形でその介護保険を含めての全体の中でつなげていくか、また、それぞれのこれから、いろんな高齢者が、これはもう確実、絶対的に確定しているのは、もう必ず増えて出てくるということは言えると思いますので、それに対して、思ったより、計画より、実際行ってみると、そのようにいってない状況とかございますし、それに基づきまして、ちょっとまた御質問から外れるかもしれませんけども、いわゆる今度、チェックリストが4月から基準が緩和されるとかいうことで、また新たにそれだけの数字が大きく変わっているとかいうことがございますので、先ほど部長も言いましたような地域包括支援センターと、うちの場合は教育機関であるブランチのネットワーク、そして、行政、どういうふうに形になってきて、そういう全体の要望、介護予防、そして、地域支援を今後どういう形で軌道に乗せていくんかということが、もうまさに、この19年度はそれが問われる時期ではないかなと。18年度はいろんな問題点が出てきたということで、それを轍として、それを踏まえて19年度に向けて何とかその方向を確立していって、最終的な方向に持っていきたいというふうな形で考えております。  それから、いろんなこれからの高齢者の対策とか、ビジョンとかになってきますと、当然この次の第4期、平成21年からの計画ということが、恐らく平成20年か、早ければもう19年度からそろそろそちらの方の考え方も持っていかなきゃならないというふうな形につなげていくと。そういうふうな将来的な課題もございますし、今、現実的なものに対しての対応をどうすべきかという課題が新たに出てきているということで、それらをいかに現実的にやっていくんかないうことを、予算を見ながらやっていくのが、今、考えている一番の課題ではないかなというふうに考えております。 ○大伴雅章委員  今、最後に言われたこと、もう少し具体的に、いわゆる現実的に、つまり、市民の側、要介護者の方で、行政の立場ではそこまで届いてくるかどうかわからへんのですが、少なくとも事業所は、こんなケースで悩んどるぞというあたり、介護認定を受けはった人もそれぞれいはります。要支援1から要介護5までおられて、その認定度だけでははかれへんもんもあるんですけれど、やはり一番行政としてというか、もう少し言葉変えて言うたら、事業体として、どういう方々のどういう症状、どういうサービス提供、いわゆるそのケアマネ部分で一番悩んではるというのは、いわゆる事業所から聞いてはる部分ではどういうとこが多いですか。  例えば、痴呆性の方のこういうケースであるとか、あるいは、在宅のいわゆる要介護5のこういうケースであるとか、本当になかなか対応できにくいケースってきっとお持ちなんですよね。それを何とか苦労して、ケアマネの中でつなげておられて、この介護保険制度の趣旨を生かしておられるというふうに思うんですよ。そういう辺の超緊急あるいは超困難ケースにかかわって、かつて長岡京市というのはすごい、いわゆるケアマネをやっていたという実績の中で、今もやっておられるというふうに思うんですけれど、ただ、そういう中ででも、こういうケースというのは、今後、やっぱり今現状として、こんなんいろんな意味でしんどいと。これはやっぱり課題であって、何とかしなあかんと思っているみたいな話は聞かせていただくことできませんでしょうか。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  介護認定につきましては、いろいろ個々にいろんなケースがあるということで、介護認定の点で言いますと、利用者含めてのその辺の状況をいかに把握して、漏れなくといいますか、サービスにつなげるかということもございますし、また、それとは別に、いわゆる地域包括等の支援センターで行われております権利擁護等、事業体とはまた離れるかもわかりませんけども、やっぱりそういうふうな具体的ないろんなケースを、やはりまだまだその辺がどういう形で対応していくかということが、先ほどのデータ含めて、それの体制づくり含めて、これからちょっとその辺のことについて考えていかなければならないというふうな形で、それが恐らくこれからは、虐待であるとか、いろんな大きな問題が出てこようかと思いますので、それに対してどうするかということを具体的に考えていかなければならないというふうに思っております。 ○大伴雅章委員  ちょっと質問の仕方が悪かったと思います。もう少し、ほんなら、具体的な質問をします。例えば、もう十二、三年前ですかね、私、委員長と2人、多分この制度は必要やないうて2人でやっていたことを思い出すんですが、いわゆる24時間型ヘルプというのは、現在、ゼロですよね。これはいろんな状態の中では、うちはニーズはないんですか。それとも、ニーズはあるけれど、違うサービスで対応しているんですか。ゼロという数字が聞かされているんですが。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  私がちょっと確認したあれでは、24時間型、かつてそういう施設の中で……。 ○大伴雅章委員  在宅でです。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  されたというような形聞いておりまして、在宅で24時間の……。 ○大伴雅章委員  いわゆるヘルプというのが、かつて日本全国でいろいろ試行されてきて、今、さまざまなんですよね。たまたまうちの場合、まだいわゆるそういうサービス事業体の問題もあるんですけれど、多分にそうだろうというふうに思うんですが、ケースがゼロ。というのはニーズがなくてゼロなのか、ニーズはあっても、サービス事業体あるいはケアマネの中で違う対応をしているのかということをお聞きしているんです、端的に。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  実際には、その件につきましての具体的な実態調査等のことを行うかどうかはちょっとあれなんですけど、ニーズがゼロということではないと思いますが、当然そういうふうなことで対応できるような状況になっていないということで、それにできる限りそれをカバーをするような形で、ほかのサービスで対応しているというふうには。 ○大伴雅章委員  そういう事情でやってはるわけですね。それは1つわかりました。  もう1つ、具体例で言いますと、例えば施設入所で言いますと、3つの施設を対応して入所しておられますよね。それぞれ重たい方から入ってはるなと思うんですが、もう一番わかりやすい話で言うたら、入所希望者の待ちがどのぐらいあるのか。その入所希望者にかかわって、単に先着順ではないと思うんですが、どういうマネジメントをしておられるのかということをちょっと聞かせてください。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  待ちの数につきましては、すぐにまた調べて。 ○大伴雅章委員  もうおおよそで結構です。例えば10とか20とか50とか、きっちりでなかっても結構です。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  1つの施設で300人。 ○大伴雅章委員  例えば1つの特養で300人、希望者が300人おるという理解ですね。  例えば不幸な例で御死亡なされると。あきがでますよね。これはうちの市だけではないでしょうけれど、いわゆる次に入所させるルールといいますか、その辺は個々によって違うでしょうが、どの辺でどういうふうなマネジメントをして、どういうふうにやっておられるのか、御苦労話を含めて聞かせていただければ。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  多分施設の方に任せていると思います。市の方から特にこういうふうにしてほしいとか、それは多分ないと思います。 ○大伴雅章委員  いわゆる措置ではないですから、そこの部分というのは全国的にそうなんでしょうか。措置ではないという理解はしてますよ。現実的にもう全国的にそうなんですか、実態的に。私も最近、ちょっと勉強不足で申しわけないんですけれど。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  そのように思いますけども。 ○大伴雅章委員  多くの場合、施設の判断基準はどういうことでやっておられるか、把握しておられますか。教えていただければ、もし御存じであれば。単純に先着順であるとか、非常にわかりやすいのはね。いわゆるそこの中である程度ケアマネするとか。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  単純に一応先着順ではないと思うんですよ。やっぱりその必要度に応じて繰り上げて先に入所される方も多分おられると思うんですけども、それぐらいと思いますけども。 ○大伴雅章委員  1つの施設で300ですから、長岡京市の中にある管内の施設掛けたらわかるんですが、多分もちろんほかの市町村からの入所待機者というのがあると思うんですが、本市の場合の入所待機者というのは、おおよそつかんでおられますか。本市の市民の中のばくっとした数字。例えばそれが300なのか、それが1,000なのか、それが50なのかという、このぐらいの単位で結構です。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  その1カ所で300ぐらいですけども、いろんな施設を兼ねて申し込みされておられる重複分ありますので、ただ単にその300ではないと思うんですよ。その中でも、本市の方が多分3分の2以上を占めておると思いますけども。 ○大伴雅章委員  これは本市だけでなかなか、部長、できひんことですから、特に施設の整備なんていうのは莫大な財力が要るわけですが、実際、その方々が特に本当に本人の希望として施設入所をされていますが、実際、ケアマネしてて、いわゆる施設入所されるのが本人の介護にとっていいとは限りませんよね。そこのあたりは、もう施設任せでございますか。それはケアマネ任せなんですか。 ○尼子健康福祉部長  先ほど議論いただいておるわけですけども、基本的にはケアマネがその方のサービス、施設入所も含めてコーディネートするというふうに、そういうことになると思いますね。今、重複してそれぞれの施設にお申し込みいただいている方、たくさんおいでになるわけですね。そうすると、今後どうするのかということになるというふうに思いますね。例えば、その施設をつくるんであれば、またサービスを新たにつくるんであれば、当然この計画に基づいて、計画行政でございますので、そういう計画、本市の計画にも当然乗せないといけませんでしょうし、これまでの歴史的な経過からいきますと、乙訓管内を見据えて、乙訓圏域の中での施設整備あるいはサービスの整備に係る計画、あるいは、京都府のところへ行って、あくまでハードのいわゆる交付金等もいただかないといけないということもございます。そうなってくると、京都府の計画にも乗っていくというふうなことにもなりますので、そういう意味では、今の段階で、第3期のところではそういう施設の整備の方向はない、つまり、入所のですね。  ただ、方向は、御承知のように、いわゆる在宅介護の状況をつくり出していこうという、あるいは、介護予防を重視していこうという方向にあるわけです。つまり、地域で住みなれたところで生活をしていただこうということで、今回、いわゆる地域密着型の拠点整備事業ということで、こういう施設、中学校区に1カ所つくったところも、小規模でいわゆる家族的雰囲気の中で多機能な多ニーズ、多種多様なニーズに対応できる、そういう施設を整備するという方向で、今、来ているというふうに認識しています。ついては、この計画も、そういう方向を目指していっているということで御理解いただけたらというふうに。 ○大伴雅章委員  まさしくそのとおりだというふうに理解してます。実際は非常に要介護者って勝手なもんで、親戚も含めて、もう私、入所したいわ、するわ、あんたしいなとか、こういう世界の話で入所希望者ということになって、とりあえず申し込んどこかと恐らくなっているの違うかなと想像するんですね。  そこで、今言うてはるように、ケアマネが存在して、きちっと、あんた、そんなん言わはるけど、やっぱり地域で生まれたとこで、近所で住んでた方がええでと。そのためには、こんなサービスあるで、あんなサービスあるでみたいなところで、今、部長さんが言われたようないろんなプログラムの中でやっていかはると思うんですが、ただ、現場サイドで言うと、ケアマネサイドで言うと、そんな時間もないというのが、そこで説得するという時間がない。それを在宅のプログラムのサービスにつなげていくという実態が一番僕はしんどいん違うかなというのが聞きたかったんですよ。そこに対応して、今回の予算の説明ありましたけど、いろんな工夫なされています。それは評価します。でも、実際、現場というのはそこのところがやっぱり一番しんどいんです。現場がしんどいというのは、つまり、市民の方が、やっぱり専門家でないですから、右往左往されているわけですね。もちろん介護者も含めてね。こういうとこもきっちりと押さえた中でのやっぱり予算化であってほしいし、施策対応であってほしいし、部長さんがおっしゃること非常によくわかりましたんで、そこを押さえてのこれは予算化であるという認識を少なくとも持ちましたんで、やっぱり現場のそこのとこ、いわゆる要介護者と、その周りにいはる介護される方、御親戚、御家族、地域の方、やっぱりそこのところの実態というのは、やっぱり絶えず一番住民に身近い市町村ですから、把握した中でこういう施策展開を、さらにきめの細かい施策展開を図っていただくように要望します。  以上です。長なって済みません。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんか。 ○瀬川光子委員  重複しないように端的に申し上げます。  介護が始まったときの理念として、選択ができるというのと、介護の社会化、家族対応がなくなるような形というのがありました、最初の始まったときに。そういう中では、今、介護殺人とか、介護放棄とか、もう毎日のようにありますですね。まだまだ隠れている部分があるのやないかと。何でこないなったのかなって、せっかく介護保険ができたのにと思うんですが、やっぱり今、待機者のことも出てましたが、保険料は今度の5年の見直しで引き上がりましたけれども、サービスが、保険料は上がったけれども、必要なときになかなか受けられない、待機者見ても、1つ見ても。在宅で介護、この間、一般質問でしました在宅、病院から退院されて在宅にいても、なかなかその24時間サービスもないので、前はあったんですけど、もう飛びましたね、もうからないからね。民間でしたからね。そういう状況がある。昔、措置やったら、お金がなくても何らかのサービスを受けましたよね、無料ででも。ところが、今はお金がなかったら、1割負担で、なかったら受けられないと、こういう非常に何か改悪されてきたというのか、お金がある人はもうどんどこどんどこ使えるけど、ほんまにお金のない人、ほんまに必要な人がどう手だてをするかというのが、やっぱり行政の一番の仕事だと思うんですね。1つ、10ページになるんでしょうか、第1号被保険者の保険料上がってますが、今、平成17年の成果説明書を見てたんですが、滞納が310名て書いてました。どんどんとこれ、増えてきていると思うんですけれども、こういう人に対して1年以上こういう人があるんですか、滞納の人、この310人の中に。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  その現年といいますか、その年度内でまだ滞納の人とか、もう済んでしまった過去の分の滞納、一応2年で時効になりますので、一応2年までの方がそんだけおられるということです。 ○瀬川光子委員  国はペナルティーをつけてきてますでしょう。1年以上は国保と一緒ですわ。ひどいですよね。ああいうなんはこちらの方では0、0て書いてあったから、なされてないと思うんですが、これから滞納者が増えていくのではないかと、こんだけ保険料が上がればね。そういう中で、このペナルティーをもう絶対につけてほしくないと思うんですが、そのあたりをちょっと意向をお聞きしておきたいと思うんです。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  こちらの方も、そういうペナルティーにならないように、長期で滞納されている方につきましては、そのまま置いときますとペナルティーになりますので、それまでに分納でもよいから払ってほしいと、個々に当たっているのが事実ですけども、もう既に時効になった方もおられますし、その方については、もし将来、介護保険を使われるようになりましたら、何らかのペナルティーはついてくると。もうこれはやむを得ないと思っております。 ○瀬川光子委員  そういう中で、利用料のせめて減免とか、保険料も少し減免されてますよね。ああいうのを増やしていく必要がある、この一般会計で申しましたが、ずっと同じでしょう、あの人数いうのがね。こういう情勢が変わった中で、滞納者が増えている中で、せめてサービスが必要な人には利用料を減免をするとか、保険料をもっと減免枠を広げるとか、そういう方向を考えないと、もちろん国がもっとお金出すのが一番もとなんですけれども、でも、そういう差し迫った人に対しての対応ですね。本当にサービスを使えなければ、もし事件でもまたあったら大変ですから、そういう意味でも、また検討していただきたいと思いますので。  それから、29ページあたりになるんですけれども、先ほどから介護予防を重視という国の方針なんですけれども、福祉用具の辺では、一般質問でもいたしましたが、ちょっと資料もいただきましたが、前年の4月、ベットの軽介護者に対して、4月実績が135台あったと。それが11月には6件になったと。こんなふうにして、今まで使っていた方がベットを引き上げられてしまっている。もちろん車いすもほかでもそうですが、こういう中で、私も実態をいろいろ調べてますが、中でもほんまに体をこれで腰を痛められたり、足を痛められたりしている人が実際にあるんですね。それは何で介護予防やと。予防じゃないですよね、はっきり言うて。こんな取り上げられて、もうめったに、今までベットを使うてた人が取り上げられて、調子悪い人なのに、それ、どういうことになるかって考えても、普通、当然わかると思うんですが、こういう人に対して、これまで、これからも要支援の予防に当たる人は使えない、要介護の1の人も使えないんですが、どういうふうに考えていかれるのか。ちょっとそこだけ教えていただけますか。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  今現在、その今の福祉用具の貸与で、全国的にいろいろ問題になっておりますので、国の方で現在検討中で、一部見直すというような話がありまして、19年度になればある一定の方向が出るものと思います。特にその中でリウマチとか、パーキンソン病、末期がん、気管支喘息ですかね、その辺の方につきましては特別な事情を認めて緩和していくと、そのような返答をなされているみたいなんで、もうしばらく国の動向を注視していきたいと思います。 ○瀬川光子委員  もうしばらくというても、そういう方は非常に困ってられる方、実際あるんですよ。ケアマネジャーさんに聞いてもらってもわかると思うんですけれども、そういう大変な人の手だてを何らかちょっと検討していただきたいと思いますので、ちょっと実態調査もされているかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  それから、35ページあたりになるんですが、新規、先ほどの包括支援センター、これが2クラブというのか、2グループになるに当たって、専門職の確保は大丈夫なんですかということです。 ○尼子健康福祉部長  当然2グループですので、必置であります保健師または看護師、それから社会福祉士、ケアマネ、それぞれ2人ずつというか、さらに1人ずつ、都合で2人ずつの配置が、あわせて事務職も必要に応じて設置していただきたいというふうに思っております。 ○瀬川光子委員  ここは介護予防業務を担う一番の大事なところですし、ケアプラン作成もしんならん、相談も、困難ケースもたくさんあると。非常にここが重要な位置づけになると思うんですけれども、本当にここを大事に充実していっていただきたいと思いますので、もう確保はされる、もう確実ですか。前、よう専門職がいないとおっしゃってましたけど。 ○尼子健康福祉部長  ちょっと様子見ていると、できそうだというふうなことはちょっと情報としては入っております。 ○瀬川光子委員  よかったです。  細かいことはやめまして、最後に37ページのところですが、認知症の高齢者等やすらぎ支援事業ですね。これ、支援の人数は何人なんですか。人数と、どのような方が充てられるのかと。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  18年度、一応30人の登録ということになっております。 ○瀬川光子委員  どういう方が当たられるんですか、その人は。専門職でもいろいろあります。普通の人。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  そうです。 ○瀬川光子委員  委託先って書いてますね、これ。どこに委託されるんですか。 ○伴野(貢)高齢介護課主幹  ちょっと今のところ、18年度は千春会の方でやすらぎ支援の養成講座をやっております。また、19年度はまだ具体的には決まっておりませんけども、事業所の方に委託すると思います。 ○瀬川光子委員  わかりました。  もう1点だけ、済みません。資料の97ページなんですが、前にも少し言わせてもらいましたが、この特に要支援1、要支援2、経過的要介護、介護度1、この辺を見てみますと、サービスを使ってられる方が半数、使ってられない方が半数以上あるわけなんですけども、介護予防の辺ですわね、このあたりは。この予防を重視するといって、あと、これ、使ってられない人はどういう予防をしてはるのかなと思うんですが、どうでしょうかね。 ○谷川(康)高齢介護課長兼老人福祉センター所長  この未利用者数の内容でございますけども、要は、介護保険申請があって認定された方の中で、本来ですとすぐにいろんな形でのサービスの連絡があるわけですけど、一定期間ないことにつきましては、在介センターの方で実態調査をさせていただいて、個々にどういった理由でその分ができないかというような形で調査をしております。中には、前も言っておりますようなほかのサービス、例えば入院とかされてたり、ほか、また、ケアマネの引受先を少し探そうとか、あと、今後、別の療養型でいきたい、または、自立して、できる限り今のとこは家族でしたいというような形のものにつきまして今やっております。それらにつきまして、もし説明不足な内容があればすぐに訪問した中で、少しでもサービスにつなげていくというような形で、こういう形で認定があって、一定の期間、そういうふうな動きのない方につきましては、実態調査の中で把握して、少しでもそういう方、地域の方をすくい上げていくというふうな形で考えております。 ○瀬川光子委員  予防重視ですから、そういう次の介護度が進まないように、きちっとやっぱり予防重視というなら、それをきちっと1人ずつ、そうして当たってられるんですね、ほんなら。また今後とも、ほんなら、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○瀬川光子委員長  ほかにございませんね。               (「なし」と言う者あり) ○瀬川光子委員長  それでは、第37号議案を終わらせていただきます。  以上で、本分科会に付託を受けておりました議案については、全部審議が終わりました。  これをもちまして、予算審査特別委員会第3分科会を終わらせていただきます。  大変御苦労さまでございました。  ありがとうございました。               (午後4時56分 閉会)
        長岡京市議会委員会条例第27条の規定により署名する。                        予算審査特別委員会第3分科会                           委 員 長  瀬 川 光 子...