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09月14日-05号

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  1. 合志市議会 2020-09-14
    09月14日-05号


    取得元: 合志市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    令和2年 9月 定例会(第3回)            令和2年第3回合志市議会定例会会議録 第5号令和2年9月14日(月曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第5号  令和2年9月14日(月曜日)午前10時00分開議 第1 (議案第44号)合志市手数料徴収条例の一部を改正する条例」から(認定第8号)令和    元年度合志下水道事業会計決算」まで19件について[各委員長報告委員長報告に対    する質疑、討論、表決]    ただし、19件の議案等の番号は、    (1)議案第44号(2)議案第45号    (3)議案第46号(4)議案第47号    (5)議案第48号(6)議案第49号    (7)議案第50号(8)議案第51号    (9)議案第52号(10)議案第53号    (11)議案第54号(12)認定第1号    (13)認定第2号(14)認定第3号    (15)認定第4号(16)認定第5号    (17)認定第6号(18)認定第7号    (19)認定第8号    とする。 第2 (承認第14号)専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第5号))の承認」に    ついて[討論、表決] 第3 (承認第15号)専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第6号))の承認」に    ついて[討論、表決] 第4 (委員会提出議案第2号)防災・減災・国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書」    の提出について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第5 (委員会提出議案第3号)新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪    化に対し地方税財源の確保を求める意見書」の提出及び(委員会提出議案第4号)新型    コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源確保を求める意見書」の提出について    [提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第6 (議員提出議案第7号)地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書」の提出    について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第7 (議案第55号)財産の取得」について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第8 (報告第10号)令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告」につ    いて[報告書の説明、質疑] 第9 閉会中の所管事務継続調査の申し出について(総務、文教経済、健康福祉予算決算、    議会運営の各委員長) 第10 議員の派遣について               ――――――――――――――――本日の会議に付した事件 本日の会議に付した事件 承認第14号 専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第5号))の承認 承認第15号 専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第6号))の承認 議案第44号 合志市手数料徴収条例の一部を改正する条例 議案第45号 合志市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める       条例の一部を改正する条例 議案第46号 合志市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第47号 合志市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部       を改正する条例 議案第48号 令和2年度合志一般会計補正予算(第7号) 議案第49号 令和2年度合志介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第50号 令和2年度合志国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第51号 令和2年度合志後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第52号 令和2年度合志工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号) 議案第53号 合志市道路線の認定 議案第54号 財産の無償譲渡 認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算 認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算 認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算 認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 認定第5号 令和元年度合志工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算 認定第6号 令和元年度合志水道事業会計利益の処分及び決算 認定第7号 令和元年度合志工業用水道事業会計利益の処分及び決算 認定第8号 令和元年度合志下水道事業会計決算 報告第9号 専決処分(損害賠償に係る額の決定) 議案第55号 財産の取得 報告第10号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告 委員会提出議案第2号 「防災・減災・国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書」の提出 委員会提出議案第3号 「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対            し地方税財源の確保を求める意見書」の提出 委員会提出議案第4号 「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源確保を求める            意見書」の提出 議員提出議案第7号 「地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書」の提出 閉会中の所管事務継続調査申し出 議員の派遣                ――――――○――――――出席議員氏名(19人)         1番  永 清 和 寛 君         2番  辻    藍  君         3番  辻   大二郎 君         4番  後 藤 祐 二 君         5番  犬 童 正 洋 君         6番  澤 田 雄 二 君         7番  野 口 正 一 君         8番  齋 藤 正 昭 君         9番  青 山 隆 幸 君        10番  西 嶌 隆 博 君        11番  後 藤 修 一 君        12番  濱 元 幸一郎 君        13番  上 田 欣 也 君        14番  坂  早 苗 君        15番  吉 永 健 司 君        16番  来 海 恵 子 君        17番  松 井 美津子 君        18番  青 木 照 美 君        19番  坂  武 人 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(なし)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君        副市長  濵 田 善 也 君      会計管理者  中 村 公 彦 君       総務部長  髙 島 圭 二 君        政策監  岡 田 竜太郎 君     市民生活部長  中 嶋 民 智 君     健康福祉部長  岩 田 建 一 君     産業振興部長  工 藤 一 伸 君     都市建設部長  大 茂 竜 二 君       水道局長  澤 田 勝 矢 君        教育長  中 島 栄 治 君       教育部長  岩 男 竜 彦 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  狩 野 紀 彦  議会事務局次長補佐  末 永   舞      議会班主査  大 塚 裕 貴      議会班主事  宮 尾 和 樹                ――――――○――――――                  午前10時00分 開議 ○議長(坂本武人君) これから会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。                ――――――○―――――― △日程第1 議案第44号から認定第8号まで ○議長(坂本武人君) 日程第1、議案第44号 合志市手数料徴収条例の一部を改正する条例から、認定第8号 令和元年度合志下水道事業会計決算までの19件について一括して議題といたします。               ―――――――――――――――― 議案第44号 合志市手数料徴収条例の一部を改正条例 議案第45号 合志市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第46号 合志市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第47号 合志市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第48号 令和2年度合志一般会計補正予算(第7号) 議案第49号 令和2年度合志介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第50号 令和2年度合志国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第51号 令和2年度合志後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第52号 令和2年度合志工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号) 議案第53号 合志市道路線の認定 議案第54号 財産の無償譲渡 認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算 認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算 認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算 認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 認定第5号 令和元年度合志工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算 認定第6号 令和元年度合志水道事業会計利益の処分及び決算 認定第7号 令和元年度合志工業用水道事業会計利益の処分及び決算 認定第8号 令和元年度合志下水道事業会計決算               ―――――――――――――――― ○議長(坂本武人君) ただいま議題といたしました19件は、8月31日に各常任委員会に付託した事件です。各常任委員会から委員会審査報告書が提出されております。 これから、各常任委員会における審査、調査の経過及び結果について、各常任委員長の報告を求めます。 はじめに、後藤総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(後藤修一君) おはようございます。議席番号11番、九思会の後藤修一です。それでは、総務常任委員会委員長報告をさせていただきます。 令和2年8月31日令和2年第3回定例会において、総務常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告をいたします。 委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「総務常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、9月1、2日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議された主なものを報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第44号 合志市手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告いたします。 議案第44号 合志市手数料徴収条例の一部を改正する条例 委員より、「通知カードの再交付件数は何件あったのか」との質疑に対して、執行部より、「令和元年度は162件あった」との答弁がありました。 以上で、令和2年第3回定例会において、総務常任委員会に付託された議案についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(坂本武人君) 続きまして、西嶌文教経済常任委員長。 ◎文教経済常任委員長(西嶌隆博君) おはようございます。令和2年第3回定例会文教経済常任委員長報告をさせていただきます。 令和2年8月31日におきまして、文教経済常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「文教経済常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過といたしましては、9月1、2日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程におきまして論議された主なものを報告させていただきます。 まず、審査結果につきましては、 議案第52号 令和2年度合志工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号) 議案第53号 合志市道路線の認定 議案第54号 財産の無償譲渡 認定第5号 令和元年度合志工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算 認定第6号 令和元年度合志水道事業会計利益の処分及び決算 認定第7号 令和元年度合志工業用水道事業会計利益の処分及び決算 認定第8号 令和元年度合志下水道事業会計決算 以上、7件につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決するべきもの」及び「原案を認定するべきもの」と決定させていただきました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告させていただきます。 議案第53号 合志市道路線の認定 委員より、「市道認定をする路線番号1275の中原・新山口線につきましては、菊池環境保全組合の環境工場の外周道路にあたるのか」との質疑に対して、執行部より、「新環境工場の東側から北側にかけての外周道路にあたる」と答弁がありました。 認定第5号 令和元年度合志工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算 委員より、「用地取得について、議決を受けた額との違いはなぜか」との質疑に対して、執行部より、「議決額の範囲内での決算額である」と答弁がありました。 また、委員より、「栄第2工業団地の売却見込みは」との質疑に対して、執行部より、「A、B区画については応募があり、残りのC区画については引き続き誘致活動を進める」との答弁がありました。 認定第6号 令和元年度合志水道事業会計利益の処分及び決算 委員より、「毎日水質検査はどのようにしているのか。また、水質検査は毎日検査で問題ないのか」との質疑に対して、執行部より、「各配水区域内にお住まいの方から残留塩素を毎日測定して、その結果を月ごとに報告してもらうものであり、異常があれば随時連絡をお願いしている。水質検査としてはこの毎日水質検査のほか、専門業者による法定検査も行っているため問題はない」と答弁がありました。 認定第7号 令和元年度合志工業用水道事業会計利益の処分及び決算 委員より、資本的収入負担金394万2,000円の収入に対し工事がなかったとあるがなぜか」との質疑に対して、執行部より、「負担金は前年度施工したテレメーター改修工事に対する負担金である」と答弁がありました。 認定第8号 令和元年度合志下水道事業会計決算 委員より、「資本的収入及び支出について、翌年度へ2事業を繰り越すことになったとあるが、その2事業とは何か」との質疑に対して、執行部より、「塩浸川浄化センター4池目増設に係る土木工事と、国庫補助事業の追加採択となった大池・小池中継ポンプ場ポンプ増設工事の2事業になる」と答弁がありました。 以上で、令和2年第3回定例会におきまして、文教経済常任委員会に付託された議案3件、認定4件について委員長報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおり、ご賛同よろしくお願い申し上げます。 ○議長(坂本武人君) 続きまして、松井健康福祉常任委員長。 ◎健康福祉常任委員長松井美津子君) 皆さん、おはようございます。17番、公明党の松井美津子でございます。令和2年第3回定例会健康福祉常任委員長報告をいたします。 令和2年8月31日、令和2年第3回定例会において、健康福祉常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「健康福祉常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過としましては、9月1、2日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議された主なものを報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第45号 合志市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第46号 合志市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第47号 合志市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 議案第49号 令和2年度合志介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第50号 令和2年度合志国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第51号 令和2年度合志後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算 認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算 認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 以上9件につきましては、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」及び「原案を認定するもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告いたします。 議案第45号 合志市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 委員より、「副食費は今まではどうやって支払っていたのか」との質疑に対して、執行部より、「教育・保育無償化になるまでは保育料に含まれていた」との答弁がありました。 議案第46号 合志市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 委員より、「居宅訪問型保育事業について、これまでどうやって対応していたのか」との質疑に対して、執行部より、「これまでも利用は可能だったが、国の法律改正に伴い条例に明文化した」との答弁がありました。 議案第49号 令和2年度合志介護保険特別会計補正予算(第1号) 委員より、「介護保険料の減額補正は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う減免分なのか」との質疑に対して、執行部より、「低所得者保険料軽減負担金の交付申請に伴い、当初見込額との差額を減額したものである」との答弁がありました。 議案第50号 令和2年度合志国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 委員より、「新型コロナウイルス感染症に伴う国民健康保険税の減免について、申請が少ないようだが今後増えるのか」との質疑に対して、執行部より、「制度については、市広報紙やホームページ納税相談等で周知している。受付期間が令和3年3月31日までになっており、周知が浸透すれば申請件数も増える可能性がある」との答弁がありました。 認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算 委員より、「通所サービス新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月~3月を休止しているが、休止期間中は利用者の生活に不具合はなかったのか。また、どのような対応を行っていたのか」との質疑に対して、執行部より、「訪問や定期的な電話により、運動指導や生活状況の聞き取りを行っていた。また、日常生活の動作などの低下が見られる場合には、現行相当サービスを利用してもらうなどの個別の対応を行っている」との答弁がありました。 認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算 委員より、「特定健康診査等事業の未受診者対策である「みなし健診」について、医療機関からの協力は得られているのか」との質疑に対して、執行部より、「みなし健診における協力医療機関は、令和元年度は6医療機関であったが、今年度は市内の特定健診委託先のほとんどの医療機関で協力をいただいている」との答弁がありました。 認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 委員より、「保険料納付の65%が特別徴収ということであるが、残り35%の普通徴収納付方法はどういうものか」との質疑に対して、執行部より、「普通徴収の納付方法は、口座振替と納付書払いがある」との答弁がありました。 以上で、令和2年第3回定例会において、健康福祉常任委員会に付託された議案6件、認定3件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 続きまして、青木予算決算常任委員長。 ◎予算決算常任委員長(青木照美君) おはようございます。令和2年8月31日において、予算決算常任委員会に付託されました事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「予算決算常任委員会審査報告書」のとおりです。 付託された事件の審査経過や審査結果などについて報告いたします。 まず、付託された事件は、次の2件です。 議案第48号 令和2年度合志一般会計補正予算(第7号) 認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算 続きまして、審査経過及び総括質疑について、主なものを報告いたします。 令和2年8月31日、予算決算常任委員会全体会 令和2年9月1日~2日まで、予算決算常任委員会・各分科会 令和2年9月9日、予算決算常任委員会全体会 分科会長報告を受け、執行部に対する総括質疑後、討論、表決を行った。 なお、総括質疑の内容については次のとおりです。 (1)職員健康診断事業について 質疑内容 ①職員健康診断及びストレスチェックの実施状況について伺う。 ②ストレスチェックにおける分析及び活用について伺う。 ③健康診断同様、職員の予防医療としての対応について伺う。 答弁要旨 健康診断については、休職している職員を除き全職員受診しており、平成28年度からメンタルヘルス不調を未然に防止するために導入しているストレスチェックは、任意ではあるがほぼ全員が受診している。ストレスチェックは職員自らがストレスの状況を知ることを目的としており、産業医の面談を受けた場合のみ意見書が通知されるため、ヒアリング等を行っている。また、集団分析結果は把握しているが、これまで改善検討の基準を超えた部署はない。 職員の健康保持のため、毎朝のラジオ体操を全庁的に実施しており、毎週水曜日「ノー残業デー」と定め、帰庁しやすい環境づくりを目指している。そのほか、運動習慣を身につけるきっかけとして、市の運動行事への参加を促しているとの答弁があった。 (2)生活困窮者自立支援事業について 質疑内容 ①制度開始からの推移及び現状の確認 ②新型コロナの影響と今後の展望及び対応について伺う。 答弁要旨 合志市生活支援相談センター安心サポート合志」における新規の相談件数は、平成30年度に相談窓口を移転したこと、市庁舎機能を集約したことにより、各課からの案内が円滑になったことなど、環境改善により大きく増加した。昨年の同時期と今年度を比べると相談件数は倍増しており、新型コロナウイルスに起因する相談は着実に増えているものの、生活保護の新規件数は例年どおりである。今後も就労支援員や各相談窓口との連携を深め、市の広報紙やホームページに併せて社会福祉協議会の広報紙への掲載も検討しているとの答弁があった。 (3)菊池農業高校後援会活動支援事業について 質疑内容 ①事業の経緯及び効果について伺う。 ②事業開始当時より環境が大きく変化した中、事業への今後のあり方について伺う。 答弁要旨 昭和40年に当時の文部省から県内唯一「自営者養成農業高等学校」の指定を受け、県内農業のリーダーとなる優秀な農業者を輩出している。会の負担金は徴収基準により定められ、令和2年度は16市町村とJA菊池などの4団体から徴収しており、合志市の負担額は3万5,000円となっている。後援会にて研修等を実施しており、実践的な人材育成の取り組みによる行政や農業団体などの各方面との情報交換など、活動支援につながっていると考えている。 指摘のとおり、卒業後すぐに営農する生徒は少なくなっており、令和元年度の卒業後の進路については、農業、食品に関連する職種への就職や農業関連学校への進学も見受けられ、農業経営者を育成するという面での環境は大きく変化している。今後、このような変化に対し後援会を構成する市として、新たな農業者の育成とともに、そのあり方、代々農業をつなげてきた農家後継者の育成等について、意見及び提言を行い、引き続き支援していきたいと考えているとの答弁があった。 (4)各種人権啓発事業について 質疑内容 ①新型コロナの影響で各種行事等が中止となっているが、影響について伺う。 ②啓発事業も対応が必要と考えるが、現状と今後の対応について伺う。 答弁要旨 本年1月の新型コロナウイルス国内1例目の感染者発表以降において、2月に実施した「人権フォーラム2020 in合志市」では、感染症対策を行い開催できたものの、その後の感染拡大により出前人権講座や集会を伴う人権啓発教育の事業実施には一部影響が出てきている。 コロナ禍において、各行事が中止となっているが、その代替えとして、市公式ユーチューブへの動画投稿や、人権標語ののぼり旗の設置、啓発ポスターを市ホームページや各施設にて掲示するなど、感染状況を見ながら、実施可能で効果的な人権啓発教育の手法を考えているとの答弁があった。 審査結果につきましては、 議案第48号 令和2年度合志一般会計補正予算(第7号) 本件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算 本件は、反対討論及び賛成討論がそれぞれ行われ、起立による表決の結果、賛成多数で「原案を認定すべきもの」と決定いたしました。 以上で、令和2年第3回定例会において、予算決算常任委員会に付託された議案2件についての委員長報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようにお願いをいたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で委員長報告が終了しました。これから委員長報告に対する質疑を行います。各常任委員長の報告に対する質疑の通告はありませんので、これで委員長報告に対する質疑を終了いたします。 これから討論を行います。議案第44号、議案第45号、議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号、議案第51号、議案第52号、議案第53号、議案第54号については討論の通告がありませんので、これで討論を終わります。 認定第1号、令和元年度合志一般会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、原案に反対者の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) どうも皆さんおはようございます。12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、反対の立場から討論を行います。 今、日本経済の落ち込みがいよいよ深刻です。今年の4~6月期の実質GDPの改定値は速報値を上回るマイナスとなり、家計の消費支出や働く人の給料も減少をしました。新型コロナウイルスの感染拡大による経済縮小の影響だけではありません。既に日本経済は、安倍自公政権の経済政策「アベノミクス」と二度にわたる消費税の増税で打撃を受けていたからであります。今こそ国民生活を最優先とする政策にこそ切り替えることが必要です。 昨年度は、10月から消費税が10%に引き上げられ、市民生活は大変厳しい状況になりました。本来、地方自治体は国の悪政から市民の暮らしを守る防波堤の役割を果たさなければなりません。しかし、この角度から今回の決算を見てみますと、まだまだ市民の暮らしを守るという点で不十分だと言わなければなりません。高過ぎて払えないとの声があがっている国民健康保険税は、今すぐにでも一般会計からの法定外繰り入れを復活させ引き下げるべきです。しかし、令和元年度におきましても、一般会計からの法定外繰り入れは行われませんでした。 また、昨年度はがん検診の自己負担の年齢区分の変更が大きな議論となりました。この年齢区分の変更で、70歳~74歳までの方のがん検診の自己負担額が500円から1,400円へと引き上げられております。実質的な負担増であり、容認をすることはできません。 社会保障税番号制度システム関連の支出についても反対をいたします。マイナンバー制度は、2016年に運用が本格化をいたしました。日本国内で住民登録した全員に12桁の番号を割り振り、税や社会保障の分野で個人情報の確認などで利用するという仕組みであります。しかし、多くの国民はほとんど使う機会はなく、システムのトラブルも相次ぐなど、制度のあり方そのものに対する疑念の声は絶えません。 政府は、マイナンバーと全ての住民の預貯金口座をひもづけするために、1人につき1口座を国に登録することを義務化する方針の検討を開始しております。口座とマイナンバーのひもづけは、給付金の支給の迅速化のためと言っておりますが、給付がそんなに頻繁に繰り返されるでしょうか。むしろ登録された口座を通じて、行政が税金や保険料の強制徴収をしやすくなるのではないかとの不安があがっております。国民が求めていないマイナンバー制度はこれからも無理に推進するのではなく、一度立ち止まって見直すべきであります。 最後に、同和行政への支出について反対をいたします。私はもう毎年のように、この問題については反対討論で述べておりますが、私は部落解放同盟合志市支部や全日本同和会合志支部への補助金支出はもうやめるべきだと思います。なぜ民間の運動団体の役員報酬や組織内の会議、集会、研修に参加した際の日当まで市民の税金が原資の補助金で支払わなければならないのか。この補助金の使途について、市民の理解が得られるとは思いません。 以上が主な私の反対の理由であります。今、コロナ禍で市民の暮らし、そして生業は深刻な状況です。市民の暮らし、福祉、教育、そして生業最優先への市政への転換を求め、反対討論を終わります。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に賛成者の討論を許します。辻藍議員。 ◆2番(辻藍君) おはようございます。議席番号2番、九思会、辻藍でございます。私は認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。 まず、がん検診につきましてですが、平成14年に制定された健康増進法は、国民の健康維持と現代病の予防を目的としており、その条文の中では国民は健康の増進に努めなければならないと、国民の責務も明記してあります。この健康増進法に基づきまして、合志市におきましては様々な健診事業を行っております。その負担につきましては、今の討論にありましたように、令和元年度の健診から自己負担の1割年齢区分が75歳以上へと変更されました。この区分につきましては、近隣の大津町、菊陽町と同じ程度のものでございます。また、熊本県内のほかの13市を見てみますと、半数以上の8の市におきまして年齢制限がなく、75歳以上にも等しく3割負担を求めているところもございます。そのようなところを見ますと、決して高い負担を求めているとは言い切れないものがございます。また、自己負担が引き上げられたことによりまして、受診者の減少が考えられるという危惧もございますけども、確かに令和元年度におきましては、健診全体で、あるいは率に換算しまして5.7%の減少が見られます。ただ、この減少につきましては、平成30年度も前年と比べると減少しているものでございます。さらには、厚生労働省が全国の市町村と保健所からの報告を受け、地域保健健康増進事業報告の概況をまとめております。その中で一番新しい平成30年度、そして29年、28年度の3年間分を見ますと、全国におきましても受診者の減少というのは見られております。年次が異なるために一概に比較することはできないのかもしれませんけれども、傾向といたしましては、この合志市の減少傾向というのは全国の傾向とも合致しておりまして、1割負担の年齢区分の変更、これに伴うものだけではないと考えております。もちろん、がん等の病気を早期に発見し、治療することで、健康寿命を延ばすことができ、それによって医療費の負担軽減にもつながるということも考えますと、受診者数の増加や受診率を上げていくということは非常に重要なことでございます。そのためには、1割負担の年齢区分をどうするか、これだけにとどまらず、例えば健診の周知徹底や受付方法、健診の内容、健診機関との連携等々、様々な議論が必要であると考えております。例えば、胃がん検診におきましては、現在、バリウムを飲んで、そしてX線レントゲンを撮るという方法で検診を行っておりますが、中にはバリウムを敬遠するという声も聞いております。そのような声にも柔軟に対応していくためには、財政状況をしっかりと整えておく、この必要があると考えております。 続きまして、マイナンバー制度についてでございます。マイナンバー制度は、公正公平な社会の実現、国民の利便性の向上、行政の効率化を目指し、平成28年1月から税社会保障、そして災害の分野で利用が開始されております。例えば、確定申告や各種社会保障給付申請書、あるいは保険料の賦課等々で利用されており、事務作業の大幅な改善につながっております。既に、日本全体で運用が開始されている制度について、合志市だけが抜けるというのは非現実的なことでございます。また、マイナンバーの不正利用や情報流出の懸念もされておりますが、罰則の強化などの制度面から、そして分散管理などのシステム面から、この二つの側面から厳格な安全対策がとられております。さらには、昨今のコロナ禍におきましては、行政のデジタル化、この重要性が改めて認識されております。この行政のデジタル化の推進の基盤となるのがマイナンバー制度であると、このように考えております。 最後に、部落差別問題についてでございますが、部落差別問題は、我が国の歴史的発展の過程で形づけられた身分階層構造に基づく差別により、日本国民の一部の人々が長い間、社会的、経済的、文化的に低位の状態を強いられ、市民的権利と自由を完全に保障されないという我が国固有の深刻で、そして重大な問題でございます。こうした人々に対する差別発言やインターネット上で差別を助長するような書き込みがなされているといった事案が現在も発生しております。差別や偏見に基づく行為は、他の人格や尊厳を傷つけるものであり、決して許されるものではございません。この理不尽な差別の解消のためには、国民全体が課題として捉え、行政の責務でもって解決していく必要がございます。部落差別問題は、あくまでも差別をする側の問題であることを強く再認識し、市民一人一人の基本的人権が尊重される社会の実現を目指していくためにも、その活動を担う団体と連携し、そしてその団体を支援していくことは必要であると考えております。 以上のことから、認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成するものであります。 議員の皆様、ご賛同のほどどうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、認定第1号の討論を終わります。 認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、原案に反対者の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、反対の立場から討論を行います。 介護保険制度は20年前、「家族介護から社会で支える介護へ」というスローガンを掲げて導入をされましたが、実際には要介護度に応じてサービス内容や支給額が制限をされ、スタート当初から保険あって介護なしと言われてきました。家族の介護のために仕事をやめる介護離職が年間10万人近くに上り、介護難民と呼ばれる行き場のない要介護高齢者が数十万人規模に上るなど、介護を巡る問題が、高齢者はもちろん、現役世代にとっても重大な不安要因となっております。国はこの介護を巡る状況を改善するどころか、安倍政権の7年8か月の間に行ってきたのは、公的給付の削減や利用料の引き上げなど、介護を受けにくくする制度改悪でありました。要支援1・2の方の介護保険外し、ホームヘルプサービスの利用回数の制限、最大3割になった利用料の負担、多数の特別養護老人ホームの待機者の問題など、負担は増える一方なのにサービスは後退し、市民の皆さんの介護を巡る状況は大変劣悪な状況であります。 また、介護保険料は改定のたびごとに値上がりし、介護保険スタート時、月額基準額2,900円だった保険料は、現在では月額基準額6,200円へと倍増しております。今求められているのは、誰もが必要になった時、安心して介護を受けられる環境を整備していくことです。また、介護保険料の引き下げ、利用料の負担軽減にこそ踏み出すことが求められております。 市民の皆さんの老後を安心して送りたいとの願いに応え、負担の軽減、サービスの拡充に取り組むことを強く求め、反対討論を終わります。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に賛成者の討論を許します。永清和寛議員。 ◆1番(永清和寛君) 1番、九思会、永清です。認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。 介護保険制度が創設され、今年でちょうど20年になります。介護保険制度が導入された当時の背景を見ますと、高齢化の進展に伴い、要介護高齢者の増加、介護期間の長期化など、介護ニーズの増大と核家族化の進行、介護をする家族の高齢化など、要介護高齢者を支えてきた家族を巡る状況の変化があり、それまで行われてきた従来型の老人福祉、老人医療制度による対応が限界にきていた状況であったと思われます。20年経過した現在の状況はどうでしょうか。高齢化率はますます増加傾向にあり、2025年には国で30%、熊本県で33.2%、あまり高齢化の印象がない我が合志市でも23.3%、1万5,655名との予測が出ており、第1号被保険者や要介護認定者が増加することは明らかであります。介護保険制度には三つの基本的な考え方があげられています。一つ目は自立支援です。これは単に介護を要する高齢者の身の回りのお世話をするということを超えて、高齢者の自立を支援することを理念とすることです。二つ目は、利用者本位です。これは利用者の選択により、多様な主体から保健医療サービス、福祉サービスを総合的に受けられる制度であることです。そして、三つ目が社会保険方式です。これは、給付と負担の関係が明確な社会保険方式を採用するということであります。合志市民が安心して暮らせるためにも、この制度の持続可能性を確保することが重要であり、行政の努力と市民の皆様の協力が必要であると考えます。このような中、令和元年度におきましても、多くの市民が様々なサービスを受けられており、今決算は適正な運用が行われていると認めます。 以上のことから、認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算について賛成するものであります。 議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(坂本武人君) 以上で、認定第2号の討論を終わります。 認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、原案に反対者の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、反対の立場から討論を行います。 国保税は今や市民の負担能力を超えたものになっており、払いたくても払えないとの声が広がっております。30代のご夫婦と2人の子供の4人家族、年間所得300万円の世帯では、年税額は47万700円にも上ります。国保税が社会保険や協会けんぽなどの被用者保険と比べて、著しく高い大きな要因は、世帯員の数に応じてかかる均等割、各世帯に定額でかかる平等割という国保独自の保険算定方式があるからであります。低所得者には一定の減額があるものの、子供の数が多いほど国保税が引き上がる均等割には、まるで人頭税、子育て支援に逆行しているという批判の声が上がり、全国知事会などの地方団体からも均等割見直しの要求が出されております。県内でも自治体独自で子供の均等割を減免する自治体が生まれています。合志市でもせめて、子供にかかる均等割については免除を検討すべきではないでしょうか。合志市独自の国保における支援策を、抜本的に拡充するべきではないでしょうか。 先ほども言いましたように、国保は社会保険や協会けんぽと比較しても負担が重いものとなっており、直ちに負担軽減に取り組むことが必要です。合志市は国保会計への一般会計からの法定外繰り入れを平成30年度から廃止をいたしました。この一般会計からの法定外繰り入れを復活するだけで、その分の負担軽減ができます。私は誰もが安心して医療が受けられるように、一般会計からの法定外繰り入れを復活させ、市民の負担軽減に取り組むことを強く求め、反対討論といたします。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に賛成者の討論を許します。永清和寛議員。 ◆1番(永清和寛君) 1番、九思会、永清です。認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論いたします。 国民保険制度は、国民皆保険制度の中核として国民の生活を支える重要な役割を担っております。また、保険証があれば全国どこの医療機関でも受診でき、一定割合の自己負担額を支払えば、全ての国民が高度な医療を公平に受けられる世界に類を見ない制度であり、新型コロナウイルス感染症の拡大状況から見ましても、今後ますます重要な制度になると思われます。 しかし、高齢化の進展や医療技術の高度化、生活習慣病の増加等に伴う医療費の増加が続き、また、一方では少子化による労働人口の減少が懸念されており、制度の維持が厳しい状況であることは明らかであります。 その中、合志市では市民の健康づくりにも力を入れられ、治療から予防への意識改革にも取り組まれておりますし、またそのことが医療費を抑制することにもつながっていると思われます。合志市民が安心して医療サービスが受けられるためにも、この制度の持続可能性を確保することが重要であり、行政の努力と市民の皆様の協力が必要であると考えます。 以上のことから、認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成するものであります。 議員各位のご賛同よろしくお願い申し上げます。 ○議長(坂本武人君) 以上で、認定第3号の討論を終わります。 認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、原案に反対者の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 令和元年度においても、保険料負担を抑えるために設けられていた特例措置が縮小をされ、高齢者の皆さんに対しての負担増が行われました。年金削減、介護保険料利用料の負担増など、高齢者の皆さんの暮らしは大変深刻です。後期高齢者医療保険料の負担増を容認するわけにはいきません。 よって、認定第4号について反対をいたします。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に賛成者の討論を許します。犬童正洋議員。 ◆5番(犬童正洋君) 5番、犬童正洋です。認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論を行います。 認定第4号の内容については、健康福祉常任委員会において、担当者より具体的かつ詳細にわたり説明を受け、慎重審議を行いました。後期高齢者の医療については、国民全体で支えていくことを基本とし、高齢者相互の負担の公平と現役世代の支援及び公費により運用される制度であり、高齢者の医療制度も定着しております。さらに合志市後期高齢者医療特別会計の令和元年度歳入歳出実質収支は140万6,085円の余剰金があり、制度の適切な財政運営がなされております。 よって、認定第4号に賛成いたします。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、認定第4号の討論を終わります。 認定第5号、認定第6号、認定第7号、認定第8号については、討論の通告がありませんのでこれ討論を終わります。 以上で、全ての討論が終了しました。 これから採決を行います。反対討論がありました認定第1号、認定第2号、認定第3号、認定第4号を除く、議案第44号から議案第54号、認定第5号から認定第8号までの15件を一括して採決いたします。 お諮りします。15件に対する各委員会審査報告は原案可決及び認定です。15件を各委員会審査報告のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、15件は各委員会審査報告のとおり、可決及び認定されました。 次に、反対討論がありました認定第1号 令和元年度合志一般会計歳入歳出決算について、起立により採決いたします。本件に対する委員会審査報告は、原案認定です。本件を認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、本件は原案のとおり認定されました。 続いて、反対討論がありました認定第2号 令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算についてを起立により採決いたします。本件に対する委員会審査報告は、原案認定です。本件を認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、本件は原案のとおり認定されました。 続いて、反対討論がありました認定第3号 令和元年度合志国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてを起立により採決いたします。本件に対する委員会審査報告は、原案認定です。本件を認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、本件は原案のとおり認定されました。 続いて、反対討論がありました認定第4号 令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてを起立により採決いたします。本件に対する委員会審査報告は、原案認定です。本件を認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、本件は原案のとおり認定されました。                ――――――○―――――― △日程第2 承認第14号 専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第5号))について ○議長(坂本武人君) 日程第2、承認第14号 専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。 本件に関する提案理由の説明及び質疑は既に終了しておりますので、これから討論を行います。 承認第14号については討論の通告はありませんので、これで討論を終わります。 これから採決を行います。承認第14号を承認することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は承認することに決定いたしました。                ――――――○―――――― △日程第3 承認第15号 専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第6号))について ○議長(坂本武人君) 日程第3、承認第15号 専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第6号))を議題といたします。 本件に関する提案理由の説明及び質疑は既に終了しておりますので、これから討論を行います。 承認第15号については討論の通告はありませんので、これで討論を終わります。 これから採決を行います。承認第15号を承認することに異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は承認することに決定いたしました。                ――――――○―――――― △日程第4号 委員会提出議案第2号 防災・減災・国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の提出について ○議長(坂本武人君) 日程第4、委員会提出議案第2号 防災・減災・国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。後藤修一総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(後藤修一君) 議席番号11番、九思会、後藤修一です。 それでは、委員会提出議案第2号 防災・減災・国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書についての提案理由を申し上げます。 国民の生命、財産を守る防災・減災・国土強靱化は、一層その重要性を増しており、喫緊の課題となっています。迅速な復旧、復興へとつながるよう、十分な予算の要望的かつ継続的な確保を国に求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものであります。 ○議長(坂本武人君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 なお、議題としております委員会提出議案第2号 防災・減災・国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の提出については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託しないこととなっておりますので引き続き討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで委員会提出議案第2号の討論を終わります。 これから委員会提出議案第2号 防災・減災・国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書の提出について採決いたします。 お諮りします。本件を原案とおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第5 委員会提出議案第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出及び委員会提出議案第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源確保を求める意見書の提出について ○議長(坂本武人君) 日程第5、委員会提出議案第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書及び、委員会提出議案第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源確保を求める意見書の2件の提出について、一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。青木照美予算決算常任委員長。 ◎予算決算常任委員長(青木照美君) 予算決算常任委員会提出議案の説明をいたします。 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書と、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源確保を求める意見書、以上2提案理由です。 この意見書は、全国市議会議長会より、新型コロナウイルス感染症対応により、地方の財政が急激に悪化する懸念が強まったことにより、令和3年度の地方財政、地方税改正に向けて、地方税財源の確保を求めるよう国に意見を届けるために提出を求められたものであり、当議会もその趣旨に賛同し、意見書を提案するものです。 また、当市議会としては、中学生までの全ての児童生徒の施設でコロナ陽性が出た場合には、その施設全員のPCR検査を国が責任をもって実施するよう、国に要望する意見書も同時に提案いたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 なお、議題としております委員会提出議案第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書及び委員会提出議案第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源確保を求める意見書の提出については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託しないこととなっておりますので引き続き討論を行います。 委員会提出議案第3号及び4号については、討論の通告がありませんので、これで討論を終わります。 これから委員会提出議案第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書及び委員会提出議案第4号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源確保を求める意見書の2件について、一括して採決いたします。 お諮りします。2件を原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、2件は原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第6 議員提出議案第7号 地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出について ○議長(坂本武人君) 日程第6、議員提出議案第7号 地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。松井美津子議員。 ◎健康福祉常任委員長松井美津子君) 17番、公明党の松井美津子でございます。 議員提出議案第7号 地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出について、上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 提案理由につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、デジタル化推進の課題が浮き彫りになりました。7月17日の閣議決定によりまして、デジタル化実現のため、本格的、抜本的な社会全体のデジタル化を進めるとのことです。 したがいまして、国における地方自治体デジタル化の着実な推進を図るため、会議規則第14条の規定により提出するものでございます。 内容は2ページに記しております。 議員の皆様には、ご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議員提出議案第7号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は委員会付託を省略することと決定いたしました。 引き続き討論を行います。議員提出議案第7号地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出については、討論の通告がありますので発言を許します。 まず、原案に反対者の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆12番(濱元幸一郎君) 12番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議員提出議案第7号 地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出につきまして、反対の立場から討論を行います。 意見書案の中にある7月17日に閣議決定をされた世界最先端デジタル国家創造宣言、官民データ活用推進基本計画ですが、私もこの本文、そして概要版ともに見ました。この国の計画は、個人情報を一元的に管理をして、その情報を官民データ活用推進計画とあるように、国、自治体、そして民間企業が個人情報を把握するということです。これでは個人情報が至るところに流出をする可能性があります。本人の知らないところで大事な個人情報が民間企業に提供される可能性が生まれております。私もデジタル化の推進そのものについて否定するものではありません。地方自治体デジタル化を進めることは大事なことでもあると思います。ただ、今必要なことは、個人情報を保護しつつ、ITや情報デジタル化などを住民の福祉の向上にどう生かすのかという国民的な議論ではないかと思います。個人情報を国、自治体だけでなく、民間企業も共有することについての国民的な合意が取れているとは私は思えません。個人情報が流出する危険性があるこの今回の意見書案の内容でのデジタル化の推進には反対です。 よって、議員提出議案第7号について反対をいたします。 ○議長(坂本武人君) 次に、原案に賛成者の討論を許します。澤田雄二議員。 ◆6番(澤田雄二君) 6番、九思会、澤田です。 議員提出議案第7号 地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出につきまして、賛成の立場から討論をいたします。 反対討論の中でも情報を保護しつつ、社会福祉の向上に役立てるためにはデジタル化は必要であるということでおっしゃいました。これからの世界とか社会の流れといたしましては、やはりデジタル化がもう急速に進んでいくということは、お互い共通の認識であると思います。 その中で、ざっくりちょっとその流れを分析してみますと、まず、2019年の世界デジタル競争ランキングによりますと、日本は主要国63か国のうちの23位と低く、2018年より1ランク順位を落としております。アジア大洋地域14か国に限ってみても8位という低い水準であります。世界のトップ10の中には、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェーなど高福祉国家と言われる国々が評価されております。このランキング評価の基準の51の測定尺度を分析してみますと、日本の強みはインフラ、弱みは人材に関することということが言われております。そしてまた、経済指標調査会社のある指標を見てみますと、2020年以降の世界のIT市場動向予測によりますと、2023年までに世界経済の5割以上がデジタル化し、企業はデジタル化された経済に今備えようとしております。我が国では人口減少、労働力人口の大幅な減少による人材確保が大きな課題となっておりますが、デジタル技術の利活用で、より効率的な産業構造への変革、生産性の向上が可能となります。このような経済の流れの中で、市民生活、そして社会全体のデジタル化が進むことによりまして、住民に身近な行政サービスを提供する地方公共団体は、手続きのオンライン化などの加速をはじめ、デジタル化は急務になってくると考えられます。 そしてまた、意見書にもありますとおり、今回の新型コロナウイルス感染症対策におきまして、自治体のデジタル化の課題が浮き彫りになりました。意見書におきましては、オンライン化、標準化、共通化、クラウド化の推進、さらにデジタル化を推進するための人的支援及び財政措置を求めております。 情報流出が心配である中での反対ということでございますが、これは制度的にはですね、制度が悪いわけではないんですね。制度を悪用する人間がいるのが悪いわけなんですね。そしてこの中で創造宣言、あるいは基本計画におきましては、やはりその情報の流出、あるいはセキュリティ対策、こういったものを踏まえまして進んでいくというものでございます。我々地方自治体としましては、この限られた予算、そして人材を有効に活用し、業務の効率化や市民サービスの向上を図ることは必須であります。 よりまして、議員提出議案第7号 地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出について、賛成するものでございます。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(坂本武人君) 以上で、議員提出議案第7号の討論を終わります。 これから議員提出議案第7号 地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見書の提出につきまして採決いたします。 お諮りします。本件を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(坂本武人君) 起立多数です。 したがって、本件は原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第7 議案第55号 財産の取得について ○議長(坂本武人君) 日程第7、議案第55号 財産の取得についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 議案第55号 財産の取得につきましてご説明申し上げます。 令和3年4月に開校予定の合志楓の森小学校及び合志楓の森中学校管理用物品購入のため、条件付一般競争入札により決定した業者と5,379万円にて8月28日に仮契約を締結したものでございます。 ○議長(坂本武人君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第55号につきましては、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 引き続き、議案第55号について審議いたします。 これから討論を行います。本件については討論の通告がありませんので、これで議案第55号の討論を終わります。 これから議案第55号 財産の取得につきまして採決します。 お諮りします。本件を原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第8 報告第10号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告について ○議長(坂本武人君) 日程第8、報告第10号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきまして議題といたします。 報告書の説明を求めます。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 報告第10号、この報告は地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき報告するものです。 健全化判断比率については、4指標ございますが、実質公債費比率のみ5.7%となり、その他三つの指標については比率はございません。これらの四つの指標全て財政運営の黄色信号と呼ばれます早期健全化基準を全て下回っております。 また、資金不足比率については、水道事業会計、工業用水道事業会計、下水道事業会計、工業団体整備事業特別会計のいずれも資金不足額はなく、資金不足比率について、経営健全化判断比率の20%を全て下回っております。 ○議長(坂本武人君) 報告書の説明が終了しました。これで報告第10号は終了いたします。                ――――――○―――――― △日程第9 閉会中の所管事務継続調査の申し出について ○議長(坂本武人君) 日程第9、閉会中の所管事務継続調査の申し出についてを議題といたします。 本件につきましては、後藤総務常任委員長西嶌文教経済常任委員長松井健康福祉常任委員長青木予算決算常任委員長、来海議会運営委員長から、会議規則第113条の規定によりお手元に配付したとおり、所管事務について継続調査の申し出があります。 これを承認することに異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は承認されました。                ――――――○―――――― △日程第10 議員の派遣について ○議長(坂本武人君) 日程第10、議員の派遣について、議題といたします。 本件については、会議規則第170条第1項の規定により、議員の派遣について、お手元に配付しておりますとおり、熊本県市議会議長会の開催が計画されております。また、新たに議員派遣が生じた場合や議員派遣する際において、諸事情により期間や派遣場所、または派遣議員等の変更が生じた場合においては、議長に一任いただきたいと思いますが、これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本武人君) 異議なしと認めます。 したがって、議員派遣が生じた場合や派遣内容に変更等が生じた場合のその変更にあたっては、議長に一任いただきます。 これで、全ての日程が終了しましたので、議事を閉じます。 閉会するにあたり、荒木市長から発言を求められておりますのでこれを許します。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 令和2年第3回定例会の閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 まず、議会に上程をいたしました全議案、全て承認、可決をいただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。 先日、9号、10号の台風が接近をいたしました。合志市でも10か所の避難所の開設を行い、1,085人の方が避難をされました。相当な不安の中に多くの方が一夜を過ごされたことと考えております。 また、新型コロナウイルスについては、熊本県ではリスクレベル4が継続しており、引き続き予断を許さない状況が継続をいたしております。 今回の台風災害に対して、私自身改めて考えることがたくさんございました。世論の評価の中にも避難指示というものを出した自治体があるけれども、全ての人口を収容する避難施設が本当にあるのかということの懸念が各マスコミから言われておりました。私どもは避難指示、全て行政が責任を取って避難者を預かる、そういった施設が本来あるはずがありません。そんな中で避難指示というものを出すことが、私は今回躊躇をいたしました。また、実際、避難所のあり方の中で、ペットを連れてきていいのか。また、医療を伴う、そういった子供や看護を必要とする方、重度、こういった方が実際に全て私どもの職員が対応できるのか。そしてその避難所というのを、それを分けたかたちで避難する場所が確実に確保できるのか。そういった問題を一つひとつ本当の意味で考えた時に相当な予算を必要とすることになりますし、また、時間というものも必要になってまいります。私はこういったことを一つひとつ課題として整理していくということになると、やはり財政、そして優先度、または市民の方々の1人でも尊い命がなくなってしまってはならないという観点を忘れてはならないと思いながらも、現実的な決断、そして準備というものが現実的なものとして多くの課題が今回の台風に際しての私自身考えることが大きな課題を残したことになります。やはり市民の方々の理解だけではなくて、ここにはいろんなかたちでのご協力を今後ともいただいていかなければなりませんし、その努力というものを超えたところに、工夫やまたは努力を超えたものにもなってくるかもしれません。そんな時に、国がとか、国に何かをというのも私自身お願いはいたしておりますけれども、全てが将来へのつけということになった時にも、やはり考えていかなければならないというふうにも考えていきます。このような発言をすること自体が、トップとして努力不足と言われがちでありますけれども、やはり私も1人の人間として、今に責任を持ち、将来にも責任を持とうと考えた時には、ただの説明ではなくて、もっと具体的な深堀りをした市民の方、議会の方々との議論をやはり私はやっていかなきゃいけないのかなと考えております。 そういった意味では議員の皆様におかれましては、引き続き市民の方々の声、そして各地域のご意見、こういったものを行政にご指導いただければありがたいというふうに思っております。 また、当たり前でございますけども、全職員に対してもこのような考え方、そして今後の方針に対して、改めて周知徹底を行ったところでもあります。今後とも全職員一丸となって、諸課題に対し真摯に取り組んでまいりたいと考えております。 また、先ほど申しました対応だけでなく、今後10年、さらには20年をこの合志市に住み続けたい、また住んでみたいと思われる「健康幸福都市こうし」を実現するためにも、継続性や合志市の予算規模との整合性を図りつつ、長期的な視点、健全な財政計画を注視しながら、市政運営に努めてまいりたいと考えております。 最後になりましたが、まだまだ日中は暑い日が続いておりますけれども、朝晩は大変涼しくなっております。気温の変化で体調管理等健康状態にも今後ともご留意をしていただき、日常の議員活動において、市民生活の向上に向けて、なお一層ご活躍いただきますように心からお願い申し上げまして、閉会にあたりましてのご挨拶に代えさせていただきます。 ○議長(坂本武人君) 令和2年第3回合志市議会定例会を閉会するにあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 前期定例会同様、新型コロナウイルス感染症対策といたしまして、会期短縮及び会議場の変更等もありました中、令和元年度決算認定をはじめ多くの重要案件に対しまして慎重審議を賜り、かつ速やかに議決をいただきまして誠にありがとうございました。議員各位の臨機応変な議会運営に改めて感謝を申し上げます。 また、執行部各位におかれましては、収束の見えないコロナ禍に伴う対策業務に加え、会期中に発生しました大型台風への対応もあり、予断を許さない状況の中、誠実かつ柔軟な議会対応を遂行賜り、併せて厚く御礼申し上げます。 心配されました台風被害も幸いにして非常に限定的で、避難所の運営に関しましても混乱を来すことなく、無事に閉設することができました。 しかし、頻発する自然災害はもはや日常で、想定外を想定し、あらゆる事態への対応を準備しておくという姿勢は自治体の常識になったということを強くご認識いただき、荒木市長におかれましては、逆境の時ほど先手の政治判断及び政策決定をひるむことなく、我々議会、そして市民の皆様に対してお示し願いたいと存じます。 あさって16日には、臨時国会において、首班指名が行われます。刻一刻と変化する情勢の中、どれだけ迅速に、どれだけ柔軟に、その変化に対応できるかが地方議会に問われております。閉会後も不測の状況は続いていく中におきまして、これまでの献身的なご対応同様、議員各位におかれましては引き続きご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、全ての市職員の皆様に絶えない緊張感の連続で心身ともにこんぱいのことと存じますが、市民の健康と生活を死守するという決意をなお一層固められ、この困難な状況を打破していただきますよう伏してお願い申し上げます。 最後に、皆様方のご健康と合志市の安寧を心から祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。 以上をもちまして、令和2年第3回合志市議会定例会を閉会いたします。 大変お疲れさまでした。                  午前11時21分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 合志市議会議長   坂  武 人 合志市議会議員   上 田 欣 也 合志市議会議員   坂  早 苗            令和2年第3回合志市議会定例会提出議案議決事件名一覧表 (市長提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第5  │         │       ││ 1 │ 承認第 14号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案承認  ││  │       │号))の承認                    │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │専決処分(令和2年度合志一般会計補正予算(第6  │         │       ││ 2 │ 承認第 15号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案承認  ││  │       │号))の承認                    │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 3 │ 議案第 44号 │合志市手数料徴収条例の一部を改正する条例      │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業   │         │       ││ 4 │ 議案第 45号 │の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条  │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │例                         │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基   │         │       ││ 5 │ 議案第 46号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │準を定める条例の一部を改正する条例         │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │合志市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関   │         │       ││ 6 │ 議案第 47号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │する基準を定める条例の一部を改正する条例      │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 7 │ 議案第 48号 │令和2年度合志一般会計補正予算(第7号)     │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和2年度合志介護保険特別会計補正予算(第1   │         │       ││ 8 │ 議案第 49号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │号)                        │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和2年度合志国民健康保険特別会計補正予算    │         │       ││ 9 │ 議案第 50号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │(第2号)                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和2年度合志後期高齢者医療特別会計補正予算   │         │       ││ 10 │ 議案第 51号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │(第1号)                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和2年度合志工業団地整備事業特別会計補正予   │         │       ││ 11 │ 議案第 52号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │算(第1号)                    │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 12 │ 議案第 53号 │合志市道路線の認定                 │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 13 │ 議案第 54号 │財産の無償譲渡                   │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 14 │ 認定第 1号 │令和元年度合志一般会計歳入歳出決算        │ 令和2年9月14日 │  原案認定  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 15 │ 認定第 2号 │令和元年度合志介護保険特別会計歳入歳出決算    │ 令和2年9月14日 │  原案認定  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和元年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決   │         │       ││ 16 │ 認定第 3号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案認定  ││  │       │算                         │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 17 │ 認定第 4号 │令和元年度合志後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 │ 令和2年9月14日 │  原案認定  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和元年度合志工業団地整備事業特別会計歳入歳出  │         │       ││ 18 │ 認定第 5号 │                          │ 令和2年9月14日 │  原案認定  ││  │       │決算                        │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │  原案可決  ││ 19 │ 認定第 6号 │令和元年度合志水道事業会計利益の処分及び決算   │ 令和2年9月14日 │       ││  │       │                          │         │  及び認定  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和元年度合志工業用水道事業会計利益の処分及   │         │  原案可決  ││ 20 │ 認定第 7号 │                          │ 令和2年9月14日 │       ││  │       │び決算                       │         │  及び認定  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 21 │ 認定第 8号 │令和元年度合志下水道事業会計決算         │ 令和2年9月14日 │  原案認定  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 22 │ 報告第 9号 │専決処分(損害賠償に係る額の決定)の報告      │ 令和2年8月31日 │  報告終了  ││  │       │                          │         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (追加提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │       ││ 23 │ 議案第 55号 │財産の取得                     │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │令和元年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不   │         │       ││ 24 │ 報告第 10号 │                          │ 令和2年9月14日 │  報告終了  ││  │       │足比率の報告                    │         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (委員会提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │ 委員会提出 │「防災・減災・国土強靭化対策の継続・拡充を求める意 │         │       ││ 25 │       │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │ 議案第 2号 │見書」の提出                    │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │ 委員会提出 │「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急 │         │       ││ 26 │       │激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」の  │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │ 議案第 3号 │提出                        │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │ 委員会提出 │「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応への財源 │         │       ││ 27 │       │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │ 議案第 4号 │確保を求める意見書」の提出             │         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (議員提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │「地方自治体デジタル化の着実な推進を求める意見  │         │       ││ 29 │       │                          │ 令和2年9月14日 │  原案可決  ││  │ 議案第 7号 │書」の提出                     │         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘...