ここ数日間は、天候も落ち着いた状態となっておりますが、今回の豪雨には、
議員各位におかれましても、大変御心配をされていることと思います。本市におきましては、幸い人命に関わる
被害こそ出ておりませんが、住宅や道路、
農業分野などにおいて多大な
被害が発生し、
各部署におきましては、現在もなお、
被害現場の
対策、対応を懸命に行なっているところでございます。
御承知のとおり、今回の大雨は記録的なものとなりましたが、本市の対応といたしましては、7月6日に
玉名市
災害対策本部会議を設置し、これまで6回の
会議を開催しながら、その警戒に努めてまいったところでございます。
今回は、7月6日から局地的に非常に激しい雨が降り続き、2度にわたり菊池川が、
氾濫危険水位を超えるなど緊迫した状態となり、
避難勧告、
避難指示を発令したことから
避難者も多く、
玉名市
文化センター、
玉名市
総合体育館、岱明ふれあい
健康センター、横島町公民館、
天水市民センターをはじめとした1次
避難所5か所に、さらに2次
避難所7か所を追加して開設いたしました。7月6日のピーク時には、合計1,169人の
市民の皆様が、
避難所に避難されていたところでございます。
また、市内の主な
被害状況につきまして、御
報告いたしますと、7月15日現在で、
玉名市内の
床上浸水10件、
床下浸水20件、
道路のり面等の
土砂崩れ、陥没、ひび割れ49件、
道路冠水後の
倒木撤去等8件、
里道のり面等の
土砂崩れ、
陥没等8件、
河川護岸等の
土砂崩れ、
雑木撤去12件、
生活用水路の補修、しゅんせつ8件、
農道排水路被害113件、林道の
のり面崩壊等17件、そして農作物の
冠水被害約567アールとなっておりますが、いまだに全容が把握できていない所もあり、早急に調査を進めているところでございます。
このような状況を受けて、今月14日には、荒尾市や
玉名郡4町とともに「
特定非常災害」に指定を受け「
災害救助法」の適用を受けることとなりました。今後は、二次
災害がないように
対策を図るとともに、
災害救助法の枠のもとで、国・県と協議を行ない、本市といたしましても速やかに
復旧対策をはじめ防災・減災に対する取組を早急に進めていきたいと考えているところでございます。
また、先程も申し上げましたが、今回の大雨に伴い
避難所につきましては、例年以上に開設を増やしてきたところでございますが、
避難所運営及び
警報待機班で延べ369人の職員が出動しておるところでございます。
あわせて、熊本県
市長会等からの要請を受けて、
被害が大きかった人吉市をはじめとした
被災地域の
支援のため職員の
人的派遣も実施し、これまでに延べ55人の職員が、出動しておるところでございます。現在は、本市の
復旧活動に専念するため
人的派遣は、一時見合わせておりますが、今月20日から再び
災害支援を行なう予定としているところでございます。
さて、一方で
世界経済を巻き込み社会問題となっております
新型コロナウイルス感染症につきましては、5月25日に、全国で
緊急事態宣言が解除されましたものの、7月に入り、東京都では、
新規感染者数が200人を超えるなど、特に神奈川県、埼玉県、千葉県を含む
首都圏での
新規感染者の急激な増加が見られ、あわせて6月19日から
都道府県境を超えた移動の
自粛要請が解除されたこともあり、第2波の全国的な拡大が懸念されているところでございます。
このような
コロナ禍の中で、今議会におきましても、第4弾となる本市独自の
緊急経済対策といたしまして「
地域応援商品券事業」等を御提案させていただいております。本
事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた
市内事業者への
支援を目的とし、地域における消費を喚起、下支えするため、
玉名市民向けの
地域応援商品券の発行、販売を行なうものでございます。
また、本市の
緊急経済対策第1弾として実施してまいりました
飲食店事業者に対し、一律10万円を給付する
飲食店特別支援事業とホテルや旅館を経営する
宿泊業者に対し、最大100万円を給付する
宿泊施設特別支援事業につきましては、6月30日をもって申請終了したところでございます。
飲食店特別支援事業が、
申請件数228件、
補助金額2,280万円、また、
宿泊施設特別支援事業が、
申請件数17件、
補助金額1,030万円となっております。
飲食店につきましては、関連する多くの業種への影響や、街の
賑わい形成への影響など、懸念される部分が大変大きく、市といたしましても早急な
支援策を講じたところであります。また、
宿泊施設につきましては、市の
基幹産業の一つでもある
観光産業の衰退を食い止め、
玉名温泉、
小天温泉という
観光資源の維持を図ることができ、一定の効果があったものと考えているところでございます。
そして、このような
コロナ関連の
支援策につきましては、国や県において次々と
支援策が打ち出される中で、本市におきましてもこれまで独自の
緊急経済対策を打ち出してまいりました。第5弾以降の
経済対策や
コロナウイルス感染症対策につきましては、国や県が提示する
対策や
支援の枠から漏れる部分がないかしっかりと見極め、
市民の命と暮らしを守るために、市の実情に応じた施策を迅速に実施する必要があるものと考えております。
また、今後の
市民生活におきましては、
コロナとの共存は避けられない現状の中で、
感染拡大防止と
経済回復の両立のために、長期的な
対策と対応が求められることになります。
感染の第2波の予兆が見受けられます今日にあって、これからも「3密」を避けながら、「新しい
生活様式」を実践し、行動することに努めなくてはなりません。
また、全国の自治体では、現在の
コロナ禍にあって「
感染拡大防止」と「
経済回復」の両立に加え、今や全国で毎年のように発生する大規模な
自然災害といった「
自然災害対策」も加わり、人的にも財政的にも負担の増加が余儀なくされ、かつてない困難に直面しているところでございます。
そのような状況ではありますが、市といたしましては、
市民の生命と財産を守るべく
災害に対する備えは、これまで以上に重要になってくるものと強く認識をしているところでございますし、また、この
新型コロナウイルスに対する
感染予防の
対策と併せて、防災、減災への取組につきましても、引き続き、
警戒体制を維持しながら、
緊張感をもって対応していきたいと改めて、気を引き締めているところでございます。
最後になりますが、今議会への
提出議案ですが、
補正予算1件、
報告案件1件、以上2件を提出させていただいております。
議案の内容につきましては、この後、
提案理由説明の中で、
総務部長より申し上げさせていただきます。
今
議会提案の
予算及び案件に対しましては、十分に御審議いただき、いずれも
原案どおり御承認を賜りますようお願い申し上げまして、開会に
当たりまして、私の
あいさつとさせていただきます。
大変お世話になります。よろしくお願いいたします。
*************************
△
日程第4
市長提出議案上程
○
議長(
中尾嘉男君)
日程第4、「
市長提出議案上程」を行ないます。
これより、
市長提出議案を上程いたします。
議第74
号令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)
以上、
市長提出議案1件を議題といたします。
お手元に配付しております
議案の朗読は、これを省略いたします。
*************************
△
日程第5
提案理由の
説明
○
議長(
中尾嘉男君)
日程第5、「
提案理由の
説明」を行ないます。
ただいま上程いたしました
議案について、
提案理由の
説明を求めます。
総務部長 永田義晴君。
[
総務部長 永田義晴君 登壇]
◎
総務部長(
永田義晴君) おはようございます。
補正予算関係につきまして、
提案理由の御
説明を申し上げます。
お手元にお配りいたしております資料の1ページを御覧いただきたいと思います。
議第74
号令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)について御
説明いたします。
今回御提案いたします
補正予算は、
新型コロナウイルス感染症対策に必要な経費及び国の第2次
補正予算に関連する取組などに早急に対応するため、
補正を行なう必要が生じましたので御提案いたすものでございます。
第1
表歳入歳出予算補正につきましては、
歳入歳出それぞれ6億7,803万5,000円を追加し、総額を401億1,822万8,000円とするものでございます。
まず、
歳入につきまして、15
款国庫支出金は6億6,813万5,000円の追加で、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は5億870万9,000円の追加で今回
補正の
財源調整でございます。
このほかに、国の1次
補正に伴う
公立学校情報機器整備費補助金は、児童・
生徒用の
タブレットパソコンの整備に対し、児童・
生徒数の3分の2を
補助対象数として、1台
当たり4万5,000円の補助と緊急時等に
家庭学習のための
通信機器整備として、1台
当たり1万円の補助を含め1億5,732万円などを計上しております。
22款市債は990万円の追加で、
有明中学校空調設備工事に伴うものでございます。
次に、
歳出につきましては、3つの柱で御
説明いたします。
1つ目の柱といたしまして、本市独自の
緊急経済対策第4弾でございます。
内容といたしまして
地域応援商品券事業は、
地域経済の回復及び
市内事業者への
支援策として実施するもので、
市内取扱い事業者で使用できる6,500円分の
商品券を5,000円で販売するものでございます。
事業費は、
商品券6万冊分と
事務費を含めまして1億464万8,000円を計上しております。
2つ目の柱といたしまして、
放課後クラブ及び
民間保育園等従事者に対する本市独自の
支援策でございます。
内容といたしましては、
放課後児童クラブ及び
民間保育園等従事者応援補助金として、
新型コロナ感染症拡大防止に伴う小学校の
臨時休校中、働く
子育て世帯の
子どもたちの居場所と健康を守った、
放課後児童クラブや
民間保育園等に従事している方に対して、1人2万円の
応援金を支給するもので、650人分1,300万円を計上しております。
2ページでございます。
3つ目の柱といたしまして、
国補正予算関連事業として2
事業5億4,636万7,000円を計上しております。
まず、
生活困窮者自立支援事業は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、生活に困窮されている方に対する
相談受付体制の強化を行なうもので、
会計年度任用職員1名の経費、114万4,000円を計上しております。
次に、
情報教育推進事業は、児童・生徒、
教師用タブレットパソコン5,400台と
新型コロナ感染症拡大防止として小中学校の
臨時休校時など家庭で利用できるWi−
Fiルーター747台の
整備費といたしまして、5億4,522万3,000円を計上いたしております。
ただいま御
説明いたしました以外に、2
款総務費で、
市民会館指定管理委託といたしまして、7月1日より再開しております
市民会館の
感染症防止対策事業として、
赤外線カメラ等の整備に対する
指定管理料として、55万1,000円を計上いたしております。
また、10
款教育費におきましては、
有明中学校空調設備工事でございますが、平成26年度に
普通教室を含めた11教室に
エアコンを寄附していただき運用を行っておりましたが、近年の猛暑などの影響により、
エアコンを使用しても室温が下がらないということがございますため、
普通教室6教室の
空調設備の
整備費として、1,326万9,000円を計上いたしております。
次に、第2
表地方債補正につきましては、
中学校施設整備事業の
限度額を変更するものでございます。
以上、主な
内容等について御
説明申し上げましたが、詳細につきましては、所管の各
委員会において御
説明いたしますので、御審議の上、
原案どおり御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
議長(
中尾嘉男君) 以上で
提案理由の
説明は終わりました。
*************************
△
日程第6
報告(1件)
○
議長(
中尾嘉男君)
日程第6、「
報告」を行ないます。
報告第10
号専決処分の
報告について、専決第10号の
報告があります。
総務部長 永田義晴君。
[
総務部長 永田義晴君 登壇]
◎
総務部長(
永田義晴君)
議案書の1ページをお願いいたします。
報告第10
号専決処分の
報告についてでございますが、これは
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分した
損害賠償の額の決定について、同条第2項の規定により
報告するものでございます。
内容といたしましては、
令和2年5月25日午前9時30分ごろ、
県道玉名停車場立願寺線において、
市職員が運転する
公用車が、
相手方所有の軽自動車と衝突し、
左前方バンパー等を破損させたものでございます。
相手方への
損害賠償額といたしまして、市は15%に当たる2万8,905円を負担するものでございます。
なお、
損害賠償金につきましては、
公益社団法人全国市有物件災害共済会の
自動車共済から全額給付されます。
以上でございます。
○
議長(
中尾嘉男君) 以上で
報告の
説明は終わりました。
*************************
△
日程第7
議案の
委員会付託
○
議長(
中尾嘉男君)
日程第7、「
議案の
委員会付託」を行ないます。
改めて、議第74
号令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)
以上、
市長提出議案1件を議題といたします。
ただいま議題となっております議第74号につきましては、お手元に配付しております
議案付託表のとおり、それぞれ所管の
常任委員会に付託いたします。
─────────────────────────
議案付託表
┌─────┐
│総務委員会│
└─────┘
議第74号
令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)
(総則・第1
表歳入歳出予算補正 歳入の部・第1
表歳入歳出予算補正 歳出の部、
A総務費・第2
表地方債補正)
┌───────┐
│建設経済委員会│
└───────┘
議第74号
令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)
(第1
表歳入歳出予算補正 歳出の部、
F商工費)
┌───────┐
│文教厚生委員会│
└───────┘
議第74号
令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)
(第1
表歳入歳出予算補正 歳出の部、
B民生費、
I教育費)
─────────────────────────
○
議長(
中尾嘉男君) 各
常任委員会におかれましては、直ちに審査をお願いいたします。
委員会審査のため、休憩いたします。
午前10時25分 休憩
───────────
午後 1時52分 開議
○
議長(
中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、
会議を開きます。
*************************
△
日程第8
委員長報告
○
議長(
中尾嘉男君)
日程第8、「
委員長報告」を行ないます。
これより、各
委員会に付託し、審査を終了いたしました
議案の結果と経過について、各
委員長の
報告を求めます。
議第74
号令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)以上、
市長提出議案1件を議題といたします。
お手元に配付しております
委員会審査報告書の朗読は、これを省略いたします。
審議の方法は、
委員長の
報告の後、質疑、
議員間討議、討論の後、採決いたします。
委員長報告を求めます。
総務委員長 近松惠美子さん。
[
総務委員長 近松惠美子さん 登壇]
◎
総務委員長(
近松惠美子さん) 今期、
総務委員会に付託されました案件は、
議案1件であります。
委員会における審査の経過と結果について、御
報告いたします。
まず、議第74
号令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)についてであります。
歳入歳出予算の
補正につきましては、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ6億7,803万5,000円を追加し、総額を401億1,822万8,000円とするものであります。
主な内容として、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加
経済対策を盛り込んだ国の
補正予算への対応など、早急に対応する必要が生じたことによるものであるとの
説明がありました。
歳入の主なものは、15
款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金5億870万9,000円の追加は、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で、今回の
補正の
財源調整であります。本市の交付
限度額は1次、2次合わせて総額9億7,972万7,000円であるとの
説明がありました。
2目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金の
生活困窮者自立支援事業補助金は85万6,000円の追加。6目教育費国庫補助金は1億5,857万円の追加。うち
公立学校情報機器整備費補助金として1億5,732万円は、主に児童・
生徒用学習用タブレット端末の整備に係る補助金であります。
第2
表地方債補正につきましては、
中学校施設整備事業の
限度額を変更するものであるとの
説明がありました。
続いて、
歳出について
説明があり、
市民会館等指定管理業務委託としまして、
市民会館の
感染症防止対策事業として、
赤外線カメラ等の整備に対する
指定管理料55万1,000円の追加であるとの
説明がありました。
まず、委員から、「臨時交付金では1次、2次と合わせて10億弱が
限度額とのことであるが、2次申請はどれくらい申請が終わったのか」との質疑があり、執行部から、「1次
補正についてはすでに提出しており、2次
補正の追加は9月が提出となっている。国が示した
限度額第1次が2億8,400万円と第2次が6億9,500万円、合計で9億8,000万円であり、それが
玉名市の上限となる。
事業費としては10億を超える分で申請する予定である」との答弁でした。
次に、委員から、「
新型コロナウイルス感染症対策とのことであるが、どういったことを申請していくのか、取りまとめるに当たっての手順や申請するに当たっての考え方は」との質疑があり、執行部から、「5月から順を追って所管課に早急に対応すべきものは
予算要求するように通知をし、1号
補正から5号
補正で、一般財源で9億1,200万円を
予算化している。また、地方創生交付金で9億8,000万円程度内示をもらっており、約7,000万円程度は財源に余裕があるので、今後も
玉名市独自の
対策を計上していきたい」との答弁でした。
次に、委員から、「
市民会館へ55万円の赤外線カメラを設置するとの事であるが、新
市民会館へ設置するのか」との質疑があり、執行部から、「新ホールに1台設置する」との答弁でした。
このほか、新
市民会館の予約状況、見学会についても質疑がありました。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第74号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上で、
総務委員会に付託されました案件の審査
報告を終わります。
○
議長(
中尾嘉男君) 建設経済
委員長 田畑久吉君。
[建設経済
委員長 田畑久吉君 登壇]
◎建設経済
委員長(田畑久吉君) 本日、建設経済
委員会に付託されました、
議案1件について、審査の経過と結果を
報告いたします。
議第74
号令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)中付託分についてであります。
歳入歳出それぞれ6億7,803万5,000円の追加。総額を401億1,822万8,000円とするもので、本
委員会関係は、本市独自の
緊急経済対策(第4弾)として
地域経済の回復及び
市内事業者を
支援するための
地域応援商品券事業、1億464万8,000円を追加するものであります。
まず、委員から、「業務委託先の選定方法は」との質疑があり、執行部から、「これまでの
商品券事業の実績により、店舗の募集、販売換金について精通している市内の商工団体で構成される実行
委員会にお願いすることとしている」との答弁でした。
次に、委員から、「業務委託に関する委託料が高額ではないか」との質疑があり、執行部から、「緊急な対応で、販売するまで短期間であることから4人分の人件費を見込んでおり、業務は登録店舗の募集、申請受付、販売、換金作業である。また、販売手数料として1冊59円で総額354万円程度。換金手数料として1枚
当たり0.5%で総額195万円を見込んでいる」との答弁でした。
次に、委員から、「
地域応援商品券の販売に対する
コロナ対策、販売期間、登録店舗数は」との質疑に、執行部から、「
コロナ対策として、直接販売の場合、先着順となり密になることが予想されることから予約販売にすることとしている。予約の申込み期間を9月1日から9月17日と考えており、予定を超えた場合は抽選となる。また、登録店舗数は550店舗の予定で、今回は
コロナで影響を受けた
事業者をできる限り救いたいとのことから、タクシー、代行業者、理容業など、通常お店と考えられるところ以外も参加できるようにしている」との答弁でした。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第74号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上で、建設経済
委員会に付託されました案件の審査
報告を終わります。
○
議長(
中尾嘉男君) 文教厚生
委員長 内田靖信君。
[文教厚生
委員長 内田靖信君 登壇]
◎文教厚生
委員長(
内田靖信君) 今期、文教厚生
委員会に付託されました、
議案1件について、審査の経過と結果を
報告いたします。
議第74
号令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)中付託分についてであります。
3款民生費は、1,414万4,000円の追加で、内容は、
生活困窮者自立支援事業の
相談受付体制強化のための
会計年度任用職員1名分の経費及び本市独自の
支援策である、対象者1人につき1万円または2万円を支給する
放課後児童クラブ及び
民間保育園等従事者応援補助金であります。10
款教育費は、5億5,869万2,000円の追加で、内容は、児童・生徒、
教師用タブレットパソコン等の
整備費、
有明中学校空調設備工事などであります。
委員から、「
タブレットパソコン整備に係る
予算計上が当初予定より前倒しになった理由は。また、県の共同調達における端末の仕様はどうなっているのか」との質疑があり、執行部から、「7月28日時点で
予算措置してあることが、県の共同調達の参加条件になっているため、今議会で計上した。仕様の詳細は未定だが、いくつかのパターンかが設定される見込みであり、示される仕様の
内容等によっては、全部または一部を単独調達することもあり得る」との答弁でした。
次に、委員から、「
有明中学校空調設備工事のスケジュールは。また、寄附により既に設置してある
エアコンは再利用するのか」との質疑があり、執行部から、「夏季休業のころに着工し、9月、10月の残暑のころには使用できるのではないかと見込んでいる。既設の
エアコンについては、別教室へ移設し使用する予定である」との答弁でした。
次に、委員から、「
放課後児童クラブ及び
民間保育園等従事者応援補助金は、対象者の勤務形態により支給額が異なるのか」との質疑があり、執行部から、「原則全ての職員が対象になり、勤務日数等一定の条件を付して最高2万円を支給する。なお、勤務日数が10日未満の場合は支給対象外となる」との答弁でした。
そのほか、Wi−
Fiルーター整備台数の根拠、くらしサポート課ケースワーカー1人
当たりの受持ち件数、教室の換気方法、児童生徒等が
コロナウイルスに
感染した場合の対応などについて、質疑がなされました。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第74号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上で、今期、文教厚生
委員会に付託されました案件の審査
報告を終わります。
○
議長(
中尾嘉男君) 以上で
委員長の
報告は終わりました。
*************************
△
日程第9 質疑・
議員間討議・討論・採決
○
議長(
中尾嘉男君)
日程第9、「質疑・
議員間討議・討論・採決」を行ないます。
これより質疑に入ります。
ただいままでの各
委員長の
報告について、質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
議長(
中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。
これより、
議員間討議に入ります。
議員間討議はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
議長(
中尾嘉男君)
議員間討議なしと認めます。
これより、討論に入ります。
討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
議長(
中尾嘉男君) 討論なしと認めます。
これより採決に入ります。
議第74号
令和2年度
玉名市
一般会計補正予算(第5号)
以上、
予算議案1件について、採決いたします。
ただいま、採決に付しております議第74号に対する各
委員長の
報告は、いずれも可決であります。
各
委員長の
報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○
議長(
中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。
よって、議第74号については、原案のとおり決定いたしました。
以上で、
今期臨時会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。
ここで、
市長より発言の申出があっておりますので、これを許可いたします。
市長 藏原隆浩君。
[
市長 藏原隆浩君 登壇]
◎
市長(
藏原隆浩君)
令和2年第5回
臨時会の閉会に
当たりまして、お礼のご
あいさつを申し上げます。
今議会に提案をさせていただきました
令和2年度の
補正予算1件、
報告案件1件に対しましては、慎重に御審議を賜り、議決を賜りましたことに、厚く御礼を申し上げたいと存じます。
また、
議員各位におかれましては、今議会におきましても、
コロナ対策を講じた議会運営に努めていただきましたことに、改めて敬意を表するところでございます。
開会の冒頭
あいさつでも述べさせていただきましたとおりでございますが、7月6日からの記録的な豪雨により
玉名市内におきましても、多くの方が避難を余儀なくされ、住宅や道路、
農業分野においても多大な
被害が発生しているところでございますが、改めて日ごろからの備えの大切さと、いざという時の迅速な情報提供、早めの避難の重要性について痛感したところでございます。
市といたしましては、今後も
市民の生活を守るために復旧作業等を迅速に行ない、さらに二次
災害がないように万全な体制を図ってまいりたいと考えているところでございますし、さらに今回、適用を受けました「
災害救助法」のもとで、国・県としっかり協議を行ない、速やかに
復旧対策をはじめとしました防災・減災に努めていきたいと考えているところでございます。
また、
新型コロナウイルスに係る情勢につきましては、熊本県におきまして7月7日、県内の
感染リスクレベルをレベル2である「警戒」からレベル1である「注意」に引き下げられたところですが、一方全国では、特に
首都圏を中心に
新規感染者の増加が見受けられるなど、改めて全国におきまして
感染予防対策の必要性が叫ばれてきているところでございます。今後もこの
新型コロナウイルスの問題は、しばらく続くものと思われ、ソーシャルディスタンスの確保や3密の回避、そういった行動をとることなどの「新しい
生活様式」の実践が、さらに求められているところでございますし、併せて行政運営におきましても、「アフター
コロナ」「ウィズ
コロナ」の社会に対応した取組みや既存
事業の見直しなど、「新しい行政運営」の在り方につきましても、引き続き、検討してまいりたいと考えているところでございます。
そして、今議会におきまして、
コロナ関連の
支援策及び本市独自の
緊急経済対策につきましては、約6億6,400万円の関連
予算を可決いただいたところですが、いまだ
コロナの終息が見通せない状況であり、第2波の懸念もあることから、今後も
市民の命を守るための
感染拡大防止策と
市民の生活を守るための
地域経済活動との両立を図っていくため、本市の実情に応じた
支援策を引き続き、迅速かつ適切に実施していきたいと考えているところでございます。
また、梅雨が明けるまでは、大雨に対する警戒が必要でありますが、今後は台風
災害に対する備えも重要になってくるものと警戒をしているところでございますし、引き続き、この
新型コロナウイルスに対する
感染予防の
対策と併せて、防災・減災への取組につきましても、
緊張感をもって対応していきたいというふうに考えているところでございます。
7月下旬にさしかかり、この時期、本来ならば、東京オリンピックが始まり、日本中がスポーツの祭典を楽しみに待ち望んでいた時期でもありました。
玉名市におきましてもアンゴラ共和国のホストタウンでありますことから、今回の東京オリンピックの延期は、非常に残念で仕方ありませんが、来年こそは、
コロナ問題が終息し、無事開催されますことを心から期待しているところでございます。
梅雨が明けますと夏本番を迎えることとなりますが、福岡管区気象台が発表しております3か月予報によりますと、例年より平均気温は高い見込みとなっております。
議員各位におかれましては、どうぞ、御自愛をいただき、今後も市政に対する御
支援と御指導をいただきますようお願いを申し上げ、閉会に
当たりまして、お礼のご
あいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。
○
議長(
中尾嘉男君) これにて、本
会議を閉じ、
令和2年第5回
玉名市議会臨時会を閉会いたします。
午後 2時11分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
玉名市議会議長 中 尾 嘉 男
玉名市議会議員 内 田 靖 信
玉名市議会議員 近 松
惠美子...