玉名市議会 2020-02-25
令和 2年第 2回定例会−02月25日-01号
市民生活部長 村 崎 信 介 君
健康福祉部長 竹 村 昌 記 君
産業経済部長 松 本 忠 光 君
建設部長 前 田 愼一郎 君
企業局長 松 本 優 一 君 教育長 池 田 誠 一 君
教育部長 西 村 則 義 君
監査委員 元 田 充 洋 君
会計管理者 二階堂 正一郎 君
午前10時01分 開会
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○議長(
中尾嘉男君) ただいまから、令和2年第2回
玉名市議会定例会を開会いたします。
日程に入ります前に申し上げます。
今般の
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、
感染拡大の防止のため、マスクの着用を許可いたします。
また、傍聴人についても同様といたします。
これより、本日の会議を開きます。
なお、今期、定例会への説明員の出席につきましては、
地方自治法第121条の規定により、お手元に配付しております報告のとおり、あらかじめ出席を要請しておきましたので、御了承願います。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
中尾嘉男君) 日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行ないます。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
多田隈啓二君、松本憲二君、以上の両君を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(
中尾嘉男君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。このたびの定例会の会期については、2月18日の
議会運営委員会の結論に基づき、本日から3月25日までの30日間にいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から3月25日までの30日間に決定いたしました。
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△日程第3
市長あいさつ
○議長(
中尾嘉男君) 日程第3、「
市長あいさつ」を行ないます。
市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。
市長
藏原隆浩君。
[市長
藏原隆浩君 登壇]
◎市長(
藏原隆浩君) 皆様、おはようございます。
令和2年第2回
玉名市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員の皆様におかれましては、御多忙の中、御出席を賜り、審議を進めていただきますことに対し、誠にありがたく、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
本議会には令和2年度予算案を初め、令和元
年度補正予算案などの議案を御提案いたしております。御審議をお願いするに当たり、
提案理由と
市政運営に関する基本的な考え方を述べさせていただきますとともに、予算案に計上しております
主要事業について御説明申し上げ、
議員各位並びに市民の皆様に対し、御説明申し上げ御理解と御協力をお願いするものでございます。
まず、昨年の暮れから今年に入り、中国を中心に、肺炎を引き起こす
新型コロナウイルスが記録的な猛威を振るい、中国本土で感染者が7万7,000人にも達し、
死亡者数も2,500人を上回ったとの報告がされており、日本国内においても、徐々に感染者の数がふえている状況にあります。
そのような中、2月10日には、福岡県でも感染者が確認され、また、熊本市内でも本日現在で4名の方の感染が確認されております。そこで、福岡県で確認されたことを踏まえて、熊本県北の玄関口として、新玉名駅を有し、福岡との人口交流が多い本市といたしましては、万全の体制を取るために、
新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、今後の対応について、協議をいたしました。その結果、一昨日開催を予定しておりました「玉名いだてんマラソン2020」「
横島いちごマラソン大会」でございますが、今後の
感染拡大防止の観点から、苦渋の決断ではありますが、やむなく大会を中止するという判断をいたしました。また、3月8日に実施予定でありました、「
金栗杯玉名ハーフマラソン大会」につきましても、同様に中止決定いたしております。
御協力をいただきました、
実行委員会の皆様を初め、市民の皆様、
市議会議員の皆様、
ボランティアスタッフ、そしてここまでつくり上げてくれた関係各位に、心からの御礼とお詫びを申し上げる次第でございます。
そして、大会中止に御理解をいただいた選手の皆様にも、この場をお借りして、同様に御礼とお詫びを申し上げますとともに、再度仕切り直して、また来年、すばらしい大会を提供したいと思っておりますので、楽しみにお待ちいただきたいと思います。
政府においては、発熱している、などの感染が疑われる人が
医療機関を受診するガイドラインを策定し、マスクの着用や、手洗いの徹底など、通常の
インフルエンザ対策と同様に、
感染症対策に努めていただくよう、注意喚起を促しております。
いずれにせよ、これ以上
感染拡大がないことを願うとともに、感染された方の一日も早い回復と、早急なワクチンの開発が進むことを願うばかりでございます。
さて、今年度を振り返りますと、
NHK大河ドラマ「いだてん」の放送が昨年12月15日で終了し、
大河ドラマ館も1月13日に閉館いたしました。昨年1年間は「いだてん」に始まり「いだてん」に終わった1年であったように思います。議員の皆様におかれましても、PR動画の作成や、
各種イベント等においても「いだてん」を契機とした情報発信に市と一体となって取り組んでいただき、心より感謝申し上げます。また、一旦、放送は終了いたしましたが、今年の4月から
オリンピック開幕前の7月まで、「いだてん」が再放送されるということを伺っております。
大河ドラマ終了の翌年に再放送されるということは、異例のことでありまして、このチャンスを生かして、
金栗先生のレガシーを広く情報発信し、玉名市のPRを継続してまいりたいというふうに考えております。また、
地域情報化推進事業といたしまして、
光ブロードバンド未
整備地域への
基盤整備事業も本年度末での完了、これまでインターネットの光回線を利用できなかった地域の皆様に、ようやく光回線を御利用いただけることとなり、
情報基盤の格差解消ができたものと思います。さらには、新玉名駅
周辺整備計画の策定、高齢者の
日常生活の
移動手段の確保として、睦合校区、豊水校区へのしお
かぜタクシー、
いちごタクシーの
運行エリアの拡大、
民間事業者が行なう
産業用地の開発に対して
産業用地インフラ整備負担金や
産業用地開発支援事業奨励金の創設。また、
小中学校トイレの洋式化なども継続して推進してまいりました。「いだてん」を契機とした、箱根町、東京都文京区との相互協力についての
連携協定、筑波大学との
連携協定、東京2020
オリンピックに向けた、
アンゴラ共和国女子ハンドボールチームの
ホストタウン登録なども行ない、今後の
交流事業にも力を入れてまいりたいと考えております。
そして、
市民会館建設も順調に進み、
予定どおり6月にはオープンをいたします。
玉名市民の文化、芸術の拠点として、大いに活用していただきたいというふうに思っております。また、先週の土曜日には
小天東小学校の閉校式が執り行なわれました。
新型コロナウイルスの影響で、縮小はされましたが、
小天東小学校の歴史の中で培われてきた、
子どもたち、地域の皆様、先生方の熱い思いの詰まった、感動的な閉校式でございました。当然のことながら、一抹の寂しさはございますが、4月からは、
小天小学校の児童として、多くの先輩、後輩、先生方、地域の方々と新しい歴史をつくっていってほしいと心から願っておるところであります。
そして、手前味噌になるかもしれませんが、市職員が自ら
橋梁メンテナンスのDIYを構築し、
橋梁維持費歳出の削減に大きく貢献し、全国に注目をされ、
国土交通省の
インフラメンテナンス大賞を受賞するという栄誉を受け、私も誇りに思うところでございます。玉名はもっと輝ける、10年
ビジョンの
まちづくり、これを信念として、
一つ一つを丁寧に、
一つ一つに責任を持って取り組み、
議員各位はもちろんのこと市民の皆様に御理解をいただけるよう、今後も職員一丸となって努力してまいる所存であります。
全ての市民が笑顔で暮らせるまちの実現に向けて取り組んでまいりますので、引き続き、皆様方の御理解と御協力を賜りますよう切にお願いを申し上げます。
それでは令和2年度当初予算案について御説明いたします。
まず、国における
地方財政の見通しですが、経済の先行きについては、内需を中心とした景気回復が見込まれ、また、
消費税率引上げに伴う
地方消費税の増加等により
地方税収入の増加が見込まれる一方、
先行きリスクとして、海外経済の動向や
金融資本市場の変動の影響等に留意する必要があります。地方は
公共施設等の
老朽化対策・
維持補修のための経費や
社会保障経費の自然増などにより、依然として大幅な
財源不足が生じると見込まれております。このため、国は、
地方財政対策として、近年の豪雨や台風等による災害が相次いだことを受け、
緊急浚渫推進事業費(仮称)を創設し、緊急防災・
減災事業費及び
緊急自然災害防止対策事業費の拡充を行なうとともに、
森林整備を促進する
森林環境譲与税を増額し計上されているところです。また、
普通交付税等の
一般財源総額については、地方が
人づくり革命の実現や地方創生の推進、
地域社会の維持・再生、防災・
減災対策等に取り組みつつ、安定的な
財政運営を行なうことができるよう、令和元年度を0.7兆円上回る額を確保し、
地方財政への対応を行なうこととされています。
このような中、本市の令和2年度の当初予算は、
地方交付税の合併算定替による縮減、
社会保障関連経費の増加や老朽化した
公共施設の更新などにより、極めて厳しい
財政状況のもと、将来にわたって持続可能な
財政基盤を確立するため、引き続き市税などの
自主財源の確保を図り、
行財政改革の確実な実施、
行政評価制度結果の的確な反映と
事務事業の見直しを行なうことを、これを念頭に
予算編成を行ないました。また、
市総合計画及び新
市建設計画に基づき、優先的・重点的に実施する施策を積極的に推進しつつ、「笑顔をつくる10年
ビジョン」の基本目標の達成に向け、
市民生活の安定・
まちづくりの充実・
行政運営の進化この3つの取り組みを推進し、その実現に向けて優先度の高いものから着手していくことといたしました。
この結果、令和2
年度玉名市
一般会計予算案は、322億4,800万円となり、前年度と比較しまして5.7%の減となりました。主な理由としましては、
市民会館建設事業や
防災行政無線整備事業等が完了することにより
普通建設事業費が減少するためでございます。
それでは、当初予算の主な内容につきまして、「笑顔をつくる10年
ビジョン」の三原則に沿って重点化した事業を中心に御説明いたします。
まず、1つ目の原則「
市民生活の安定」の分野であります。1点目の
地域公共交通対策事業につきましては、人口の減少やマイカーの普及による、
公共交通利用者の減少、深刻な
バス運転士不足など、
公共交通を取り巻く環境が大変厳しい状況にあり、
交通事業者だけでは維持していくことが大変困難な状況となっております。このような状況を受け、お年寄りや学生など
移動制約者の
日常生活における
移動手段を確保するため、市より
地方バス路線維持費等補助を行ない
公共交通の維持を行なっております。また、
交通不便地域の解消といたしまして、天水・
河内エリアを
みかんタクシー、滑石・
岱明エリアをしお
かぜタクシー、大浜・豊水・
横島エリアを
いちごタクシーに
事前予約制乗り合いタクシー運行事業によって取り組んでいるところであります。
令和2年度の新たな取り組みといたしまして、梅林・
小田地区に
乗り合いタクシーの導入を行ないます。これは、
バス路線の梅林・舟島線が廃止され、また、高齢化の急速な進展による
交通弱者の
移動手段の確保を含む
交通不便地域対策として4月より梅林地区での実証実験を行ない、10月から梅林・
小田地区での本格運行を開始するものであります。
2点目、
運転免許証自主返納支援事業につきましては、近年、全国各地において、
高齢ドライバーによります
交通事故が多発し、多くの方が犠牲となられています。そこで、
運転免許証を自主返納された方へ、
バスICカードか
乗り合いタクシーなどで利用可能な回数券、3,000円分を交付し、事故の未然防止と
代替交通手段の利用促進を図るものでございます。
次に、2つ目の原則「
まちづくりの充実」の分野であります。
1点目の
担い手確保・
育成事業についてでございます。
農業次世代人材投資事業でございますが、
農業従事者の減少と高齢化が急速に進展する中、持続可能な力強い農業を実現するには、次世代を担う農業者の確保・育成に向け積極的に取り組む必要がございます。新年度も引き続き
新規就農者に補助金を支給し経営が軌道に乗るまでの支援を行なうとともに、あわせて
認定農業者を支援し、担い手の確保・育成と経営の高度化や多角化による
経営安定化を図ってまいります。また、農業の
持続的発展を確保しつつ食料の安定供給を図っていくため、農産物の生産、
農業経営の開始・改善に必要な
農業用機械・設備等の導入に対し、
担い手づくり支援事業補助金を交付し担い手や経営体などの支援をいたします。
2点目の
地場企業支援奨励金についてでございますが、現在の
支援制度は
誘致企業に対するものや
事業業種を変更する場合に限られておりました。この新たな
地場企業支援奨励金は、
市内事業者が
事業拡大を行なう際に、施設・設備の整備に係る
固定資産に対し支援する
設置奨励金、
用地取得に対し支援する
用地取得奨励金・新たな
雇用拡大に対し支援する
雇用奨励金、
公共下水道の未
整備地区における
浄化槽設置に対し支援する
合併処理浄化槽設置補助金を行なうことにより、産業の振興及び雇用機会の拡大を図るものでございます。
3点目の新玉名駅
周辺整備事業でございます。今年度、新玉名駅周辺の開発を具体的に示すため、地権者や事業者に対するアンケートの実施や文化財の確認調査など、開発を進めていく上で必要な事前調査を行なってまいりました。現在、担当課を中心に、今後の
整備計画について、具体的な検討を行なっている状況でございます。また、民間開発の誘導も含めまして、
整備計画区域において市がどのような形で開発を効果的に効率よく進めることができるのか検討を重ねてまいります。
次に、3つ目の原則「
行政運営の進化」の分野でございます。
天水中学校区における
学校規模適正化事業により、先に述べましたように、令和2年4月より
小天小学校と
小天東小学校が統合いたしますが、今後は、学校跡地の
民間活用等を目指すものでございます。
また、
オリンピックキャンプ誘致推進事業でございますが、本市が
ホストタウンとなっております
アンゴラ共和国の
女子ハンドボール選手を初めとする選手団が本年6月30日より14日間にわたり、事前キャンプを行なわれる予定です。この、事前キャンプにかかる経費及び
アンゴラ共和国の選手団との交流費用といたしまして、
オリンピックキャンプ誘致
実行委員会負担金などを計上いたしております。
次に、岱明町公民館建設事業でございます。
平成31年2月の臨時議会後、岱明町公民館建設事業については、一度原点に戻り検討を始め、岱明町公民館建設と岱明ふれあい健康センター利活用や運営を含めた議論を交わし、現地建てかえ案、ふれあい健康センター隣接案、ふれあい健康センター併設案の3案を軸に、関係各課で協議を行ない、3案の事業概要などを算出し、さまざまな角度から検討し、早期建設に向けて精査を行ないました。また、同時に、市民の方々には岱明町公民館で行なわれる各種イベントの場などで、同建設事業についての経過報告や意見の聴取をその都度行なってきたところです。その結果として現地建てかえ案は、利用者の要望や市民の意見を反映していることを前提として、総合的に考え、現地建てかえ案が良案と判断し、令和元年8月30日に開催されました有明海沿岸道路及び
公共施設建設調査特別委員会で現在までの進捗を報告させていただいておるところでございます。また、令和元年11月8日に岱明町公民館において「岱明町公民館建設事業及び岱明ふれあい健康センター運営に関する検討経過説明会」として意見交換会を開催したところです。この意見交換会で市民の皆様からは、現地建てかえ案で早急な建設に着手してもらいたい、昨今の台風や豪雨などの異常気象に備えた災害避難所機能も含めた公民館の整備など、多くの意見をいただいたところでございます。岱明ふれあい健康センターの運営についても、今後も市民に丁寧な説明を行ないながら進めていくことで御理解をいただきました。現在の岱明町公民館の老朽化は著しく、耐震性も不足しており、一刻も早く建てかえることは重要な課題であると認識しており、建設工事基本設計及び実施設計業務を計上しているところでございます。
以上、令和2年度当初予算案につきまして主なものを御説明申し上げましたが、あわせて令和元
年度補正予算案も提案いたしております。
令和元年度補正予算は、本年度予算の決算見込みによる調整が大部分でございますが、国の「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」に基づく令和元年度補正予算に対応した予算を計上しております。
概要といたしまして、国は国民の安心・安全を確保するため「防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策」の取り組みをさらに強力に推進するものなどを柱に総額3兆1,945億7,100万円の補正予算を成立させ、国・地方を挙げて経済対策の迅速かつ円滑な実施を図る必要があるとしております。
本議会に予算計上しております国補正予算関連につきましては、TPP11等関連政策としまして、
農業用機械等の導入を支援する
担い手確保・経営強化支援事業補助金、自然災害リスク回避のための防災・減災対策としまして県が行なう県営海岸保全施設整備事業ほか3事業に対する負担金、新たな時代を担う人材の教育環境の整備としまして小中学校21校の校内通信ネットワーク整備工事の計6事業、総額で3億2,825万6,000円を計上し、着実かつ早期の執行に取り組んでまいります。
以上、
市政運営の所信と令和2年度予算の主なもの、そして本年度の補正予算について述べさせていただきました。
議題の詳細につきましては、総務部長から
提案理由の説明の中で申し上げますので、どうかよろしく御審議賜り、いずれも原案どおり御承認賜りますよう、お願い申し上げましてあいさつとさせていただきます。
大変お世話になります。
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△日程第4
市長提出議案上程(議第3号から議第36号まで)
○議長(
中尾嘉男君) 日程第4、「
市長提出議案上程」を行ないます。
これより、市長提出議案を上程いたします。
議第3号令和元
年度玉名市
一般会計補正予算(第7号)から、議第36号財産の処分についてまでの市長提出議案34件を一括議題といたします。
お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。
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△日程第5
提案理由の説明
○議長(
中尾嘉男君) 日程第5、「
提案理由の説明」を行ないます。
ただいまの各議案について、
提案理由の説明を求めます。
総務部長 西山俊信君。
[総務部長 西山俊信君 登壇]
◎総務部長(西山俊信君) おはようございます。
それでは、議第3号から議第10号までの補正予算及び議第11号から議第16号までの当初予算につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
お手元に配付いたしております資料でございますけれど、資料1が補正予算関係、資料2が当初予算関係となっております。
それでは、まず、今回提案いたします補正予算についてでございますが、現計予算計上後の事情の変化と令和元年度国の補正予算に関連する取り組みに対応するため、補正を行なう必要が生じましたので、提案いたすものでございます。
それでは、資料1の2ページをお願いします。
議第3号令和元
年度玉名市
一般会計補正予算(第7号)について説明いたします。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ8億4,174万円を減額し、歳入歳出予算の総額を348億6,270万円とするものでございます。
まず、歳入の主なものを申し上げますと、11款
地方交付税は普通交付税を2億円追加するものでございます。
13款分担金及び負担金は118万円の減額、15款国庫支出金は7,028万8,000円の追加で、国の補正予算に伴います小中学校21校の校内通信ネットワーク整備工事に係る公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金などでございます。
16款県支出金は1億1,720万3,000円の減額で、農業農村整備推進交付金の減などでございます。
17款財産収入は519万9,000円の追加で、旧三ツ川小学校跡地の売り払い収入でございます。
18款寄附金は152万円の追加で、玉名荒尾教育会館の解散に伴う残余財産処理に係る寄附金、19款繰入金は6億8,659万1,000円の減額で、財政調整基金繰入金の減などでございます。
21款諸収入は3,257万3,000円の減額で、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の交付決定などによるものでございます。
22款市債は2億8,120万円の減額で、地域情報通信
基盤整備事業債の減などでございます。
歳出につきましては、国の補正予算関連事業としまして、
担い手確保・経営強化支援事業補助金ほか5件、総事業費3億2,825万6,000円を計上し、事業の着実かつ早期の執行に取り組んでまいります。なお、
担い手確保・経営強化支援事業補助金及び校内通信ネットワーク整備工事については、当初
予算編成時において、事業採択の年度が未定であったため、令和2年度当初予算にも計上しているところでございます。
続きまして、3ページでございます。
2款総務費は2億1,866万2,000円の減額で、
光ブロードバンド基盤整備事業補助金の決定による減額などでございます。
3款民生費は1億8,398万円の減額で、伊倉隣保館大規模改修工事の減などでございます。
4款衛生費は3,985万4,000円の減額で、
浄化槽設置整備事業補助金の決算見込みによる減などでございます。
6款農林水産業費は1億2,363万7,000円の減額で、生産総合(強い農業づくり交付金)事業補助金及び団体営農業農村整備事業(農地耕作条件改善型)の決算見込みによる減などでございます。
7款商工費は5,757万7,000円の減額で、プレミアム付商品券事業補助金の決算見込みによる減などでございます。
8款土木費は4億5,242万8,000円の減額で、新玉名駅周辺整備に係る事業費の減などでございます。
9款消防費は、782万3,000円の減額で、鍋地区の分団再編に伴い小型動力ポンプの整備が不要となったことなどによる減額でございます。
10款教育費は2億4,222万1,000円の追加で、国の補正予算に伴う小中学校21校の校内通信ネットワーク整備工事の増でございます。これは、児童・生徒のタブレット端末導入に伴い校内LANや無線アクセスポイントなどを整備するものでございます。また、35人学級編成事業の決算見込みによる減額等を行なうものでございます。
第2表繰越明許費補正につきましては、国の補正に伴う
担い手確保・経営強化支援事業ほか5件、総額で4億3,969万2,000円を追加するものでございます。
第3表地方債補正につきましては、新たに現年発生農林水産施設災害復旧事業ほか1件の限度額を設定し、地域情報通信
基盤整備事業ほか15件の限度額を変更いたすものでございます。
4ページをお願いします。
次に、議第4号令和元
年度玉名市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ78万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を91億397万7,000円とするものでございます。
主な内容につきましては、歳出の1款総務費はマイナンバーに係るシステム改修費の追加に伴います歳入の調整でございます。
議第5号令和元
年度玉名市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1,484万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を9億728万5,000円とするものでございます。
主な内容につきましては、歳出の2款後期高齢者医療広域連合納付金の決算見込みによる増額と、これに伴います歳入の調整でございます。
次に、議第6号令和元
年度玉名市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ4,745万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を77億8,064万9,000円とするものでございます。
5ページをお願いいたします。
主な内容につきましては、歳出の2款保険給付費の決算見込みによる減額と、これに伴います歳入の調整などでございます。
次に、議第7号令和元
年度玉名市
浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ256万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,786万8,000円とするものでございます。
主な内容につきましては、歳出の2款事業費の決算見込みによる減額と、これに伴います歳入の調整となっております。
次に、議第8号令和元
年度玉名市
九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ3,596万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億9,262万1,000円とするものでございます。
6ページをお願いいたします。
主な内容につきましては、基金運用における国債の売り払い利子を基金に積み立てるものでございます。
次に、議第9号令和元
年度玉名市
水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、収入について400万円を減額し、総額を8億1,195万6,000円とし、支出について400万円を減額し、総額を8億270万9,000円とするものでございます。
主な内容につきましては、収入は受託工事収益の減額、支出は受託工事費の減額などでございます。
第3条の資本的収入及び支出の補正につきましては、収入について7,421万4,000円を減額し、総額を1億6,677万6,000円とし、支出について8,000万円を減額し、総額を5億2,766万1,000円とするものでございます。
主な内容につきましては、収入は企業債の減額、支出は建設改良費の減額などでございます。
7ページでございます。
第4条企業債の補正につきましては、
水道事業の限度額を変更いたすものでございます。
次に、議第10号令和元
年度玉名市
公共下水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、収入について1億1,000万円を減額し、総額を15億4,908万3,000円とし、支出について1億1,847万3,000円を減額し、総額を15億1,481万5,000円とするものでございます。
主な内容につきましては、収入は新玉名駅周辺整備に伴う下水道整備受託料の減額、支出は新玉名駅周辺整備に伴う下水道工事請負費の減額などでございます。
第3条の資本的収入及び支出の補正につきましては、収入について5,990万円を減額し、総額を5億2,365万7,000円とし、支出について8,880万2,000円を減額し、総額を10億5,756万1,000円とするものでございます。
主な内容につきましては、支出の施設建設費の決算見込みによる減額と、それに伴う歳入の調整でございます。
8ページをお願いいたします。
次に、第4条企業債の補正につきましては、公共
下水道事業の限度額を変更いたすものでございます。
続きまして、令和2年度当初予算について御説明申し上げます。資料2の2ページをお願いいたします。
上段に令和2
年度玉名市当初予算案ということで示しておりますけれど、その大きな2番の当初
予算編成の基本的な考え方でございます。これは先ほどの市長のあいさつの中にもございましたけれども、中段からになります。
市総合計画及び新
市建設計画に基づき、優先的・重点的に実施する施策を積極的に推進しつつ、「笑顔をつくる10年
ビジョン」の基本目標の達成に向け、
市民生活の安定・
まちづくりの充実・
行政運営の進化の3つの取り組みを推進し、その実現に向けて優先度の高いものから着手していくことといたしているところでございます。
それでは、議第11号令和2
年度玉名市
一般会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出予算につきましては、総額を322億4,800万円とするもので、これは前年度に比べ5.7%、19億6,000万円の減でございます。
まず、歳入につきまして、1款市税は前年度から1.4%増の69億5,880万1,000円を計上しており、主なものは個人市民税で退職所得の減などにより390万円減の25億3,490万円、法人市民税で新税率適用に伴う減収分などを見込み4,960万円減の4億5,380万円、
固定資産税は木造家屋の増加と中小企業の設備投資のやや上向き傾向、それから、在来資産の減価を考慮し1億6,863万8,000円増の31億1,550万円などでございます。
2款地方譲与税から3ページの11款
地方交付税につきましては、国の
地方財政計画と本市の令和元年度収入見込み及び普通交付税の合併算定替削減を勘案して計上しており、合計いたしますと対前年度比で1億7,550万円の増でございます。
また、6款法人事業税交付金は、地方法人特別税・譲与税制度の廃止に伴う市町村分の法人住民税法人税割の減収分の補てん措置としまして、県税でございます法人事業税の一部を市町村に交付する制度が創設されたものでございます。
3ページをお願いいたします。
12款交通安全対策特別交付金は対前年度比12.5%減の700万円、13款分担金及び負担金は、対前年度比42.7%減の1億7,939万6,000円を計上しており、保育給付利用者負担金(保育料)の1億1,374万3,000円などでございます。
14款使用料及び手数料は、対前年度比2.5%増の3億650万9,000円を計上しており、住宅使用料1億7,105万2,000円、戸籍住民基本台帳手数料2,971万円などでございます。
15款国庫支出金は、対前年度比4.9%減の45億2,783万2,000円を計上しており、障害者自立支援給付費負担金7億5,777万5,000円、子どものための教育・保育給付費負担金11億1,536万1,000円、生活保護費負担金7億1,662万5,000円などでございます。
16款県支出金は、対前年度比5.4%減の30億973万円を計上しており、障害者自立支援給付費負担金3億7,888万7,000円、子どものための教育・保育給付費負担金5億2,475万5,000円などでございます。
17款財産収入は、対前年度比0.1%減の3,494万7,000円、18款寄附金は、対前年比454.5%増の6億1,000万1,000円でふるさと寄附金などでございます。
19款繰入金は、対前年度比21.3%減の22億4,039万5,000円、これは主に合併特例債の償還に対応するための減債基金繰入金3億円、高齢者の方などの在宅福祉の充実等に要する経費の財源として社会福祉振興基金繰入金3億円、本予算の財源調整として財政調整基金15億9,855万7,000円を繰り入れるものです。
21款諸収入は、対前年度比5.5%増の4億8,003万1,000円を計上しており、中小企業振興預託金元金収入1億2,700万円などでございます。
22款市債は、対前年度比38.4%減の26億5,740万円を計上いたしております。
4ページをお願いいたします。
次に、歳出でございます。
1款議会費は、対前年度比4.2%増の2億4,290万8,000円。
2款総務費は、対前年度比36.9%減の34億8,696万9,000円を計上しております。主なものは、ふるさと納税推進事業として4億1,488万7,000円、基幹業務システム更新業務委託及び業務用パソコン等の更改事業として3億7,957万1,000円で、平成27年度に更新を行なったサーバ等機器の保守期限到来による更新経費などでございます。このほか、定住促進事業5,420万4,000円、
地方バス路線維持費等補助金及び
乗り合いタクシー運行に係る経費等で1億4,843万1,000円などを計上しております。
3款民生費は、前年度とほぼ変わらず126億8,665万9,000円を計上しており、主なものといたしまして、障害者介護給付・訓練等給付事業15億55万円、私立保育園運営費負担金16億4,939万7,000円、本年1月に閉館しました
大河ドラマ館を玉名第1保育所仮園舎として使用するための借上料等9,967万円などでございます。
4款衛生費は、対前年度比1.3%増の24億5,227万円を計上しており、主なものは、くまもと
県北病院機構運営費負担金5億4,900万円、予防接種事業2億1,272万6,000円などでございます。
6款農林水産業費は、対前年度比0.1%増の23億8,029万8,000円を計上しており、多面的機能支払交付金2億5,504万2,000円、排水機場の整備補修や排水路の整備を行なう農業水路等長寿命化・防災減災事業2億4,970万円、滑石漁港及び大正開旧漁港のしゅんせつを行なう水産物供給基盤整備機能保全事業3億7,500万円などでございます。
5ページをお願いいたします。
7款商工費は、対前年度比41.3%減の4億8,482万8,000円を計上しており、地場企業が
事業拡大を行なう際に、一定の要件を満たした場合に支援する
地場企業支援奨励金100万円、
大河ドラマ終了後も引き続き
金栗先生の功績と、ふるさと玉名を全国に発信するため、金栗四三PR事業として1,560万6,000円を計上しているところでございます。
8款土木費は、対前年度比16.0%減の24億5,241万3,000円を計上しており、新玉名駅
周辺整備事業として合意形成支援業務等で693万4,000円、岱明玉名線道路新設改良事業2億9,549万3,000円、通学路や歩道の整備を行なう防災・安全交付金事業4,220万円などでございます。
9款消防費は、対前年度比20.8%減の10億8,318万8,000円を計上しており、有明広域行政事務組合消防費負担金8億4,730万1,000円、消防施設整備事業5,478万9,000円で消防小屋解体工事及び消防施設等整備補助金などでございます。
10款教育費は、対前年度比49.4%増の30億6,849万9,000円を計上しております。小中学校21校の校内通信ネットワーク整備工事2億9,554万5,000円、玉名中学校体育館建設事業3億1,481万円、岱明町公民館建設事業の基本設計及び実施設計業務等で4,415万3,000円でございます。
11款災害復旧費は1,027万円で永安寺東古墳墳丘地質調査等業務752万2,000円、12款公債費は、対前年度比3.1%増の38億6,969万7,000円を計上しております。
6ページをお願いいたします。
次に、第2表債務負担行為につきましては、
運転免許証自主返納支援事業ほか3件について、期間及び限度額を設定いたすものでございます。
次に、第3表地方債につきましては、道路橋りょう整備事業など全17事業について、起債の目的、限度額などを定めるものでございます。
次に、議第12号令和2
年度玉名市
国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を91億5,327万5,000円とするもので、これは前年度に比べ5,009万4,000円の増、率にいたしまして0.6%の増となっております。
まず、歳入につきまして、1款国民健康保険税は、対前年度比3.4%減の17億4,774万2,000円、4款県支出金は、対前年度比0.1%増の65億1,547万6,000円で、保険給付費に充てる普通交付金などでございます。
6款繰入金は、対前年度比0.6%減の7億3,664万5,000円で、一般会計からの繰入金でございます。
7ページをお願いいたします。
歳出につきましては、2款保険給付費は、対前年度比0.2%減の63億9,158万7,000円、3款国民健康保険事業費納付金は、対前年度比2.4%増の25億3,808万円を計上しており、これは県が決定する納付金でございます。
次に、議第13号令和2
年度玉名市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を9億7,218万8,000円とするもので、これは前年度に比べ8,012万6,000円の増、率にしまして9.0%の増となっております。
まず、歳入につきましては、1款後期高齢者医療保険料は、対前年度比11.3%増の6億5,874万7,000円でございます。
8ページでございます。
これに関連しまして、歳出の2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、9億3,575万8,000円を計上しているところでございます。
次に、議第14号令和2
年度玉名市
介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を78億3,061万7,000円とするものでございます。前年度に比べ1億6,080万7,000円の増、率にしまして2.1%の増となっております。
歳入につきましては、1款保険料は、対前年度比4.9%減の13億8,639万2,000円、7款繰入金は、一般会計からの繰入金など13億1,426万1,000円を計上しております。
9ページをお願いいたします。
歳出につきましては、2款保険給付費におきまして、介護サービスの利用状況などを勘案しまして、対前年度比1.8%増の72億8,134万6,000円、4款地域支援事業費は総合事業サービスの利用状況を勘案しまして、対前年比0.3%減の3億5,999万4,000円を計上いたしております。
次に、議第15号令和2
年度玉名市
浄化槽整備事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を4,154万2,000円とするもので、これは前年度に比べ120万円の増、率にしまして3.0%の増となっております。
歳入につきましては、3款国庫支出金539万5,000円、6款繰入金1,578万1,000円などを計上いたしております。
10ページをお願いいたします。
歳出につきましては、1款総務費2,137万5,000円、2款事業費は浄化槽15基分の整備費等で1,618万7,000円を計上いたしております。
第2表地方債につきましては、浄化槽整備事業について起債の目的、限度額などを定めるものでございます。
次に、議第16号令和2
年度玉名市
九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を8,059万9,000円とするもので、これは前年度に比べ1億8,200万4,000円の減、率にしまして69.3%の減となっており、建設工事の終了によるものでございます。
歳入につきましては、1款財産収入は1,180万1,000円、2款繰入金は基金繰入金6,879万7,000円を計上しております。
歳出につきましては、1款総務費3,580万7,000円、2款事業費としまして渇水対策施設に係る維持管理費4,479万2,000円を計上いたしております。
以上、令和元年度補正予算及び令和2年度当初予算について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、所管の各委員会において御説明いたしますので、御審議の上、原案どおり御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
なお、令和2年度当初予算の企業会計分につきましては、
企業局長のほうから説明を申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(
中尾嘉男君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。
午前10時58分 休憩
───────────
午前11時15分 開議
○議長(
中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
企業局長 松本優一君。
[
企業局長 松本優一君 登壇]
◎
企業局長(松本優一君) おはようございます。
企業局、企業会計関連の議第17号から議第19号までの当初予算につきまして、
提案理由の御説明を申し上げます。
資料の11ページをお願いします。
議第17号令和2
年度玉名市
水道事業会計予算について、御説明申し上げます。
まず、第2条、業務の予定量につきましては、給水戸数2万2,028戸、年間総給水量484万4,000立方メートル、1日平均給水量1万3,271立方メートルを予定し、主な建設事業といたしましては、田崎配水池築造工事及び水源地電気設備工事等を予定しております。第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入といたしまして、
水道事業収益8億4,781万円で、支出といたしましては、
水道事業費用7億6,842万円でございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては、資本的収入といたしまして、7億8,347万円で、支出といたしましては、12億219万2,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。第6条、企業債につきましては、建設改良費に伴う起債の限度額を7億7,020万円に定めるものでございます。第7条、一時借入金の限度額は、3億5,000万円と定めるものでございます。
続きまして、12ページをお願いします。
次に、議第18号令和2
年度玉名市
公共下水道事業会計予算について、御説明申し上げます。
まず、第2条、業務の予定量につきましては、排水件数1万3,800件、年間総排水量369万1,000立方メートルを予定し、主な
公共下水道の事業といたしましては、管渠、ポンプ場及び下水処理場の建設改良費で6億1,579万1,000円を予定しております。第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入といたしまして、公共
下水道事業収益15億3,930万7,000円で、支出といたしましては、公共
下水道事業費用15億1,822万4,000円でございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入といたしまして、5億1,223万5,000円で、支出といたしましては、11億2,376万円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。第6条、企業債につきましては、建設改良費に伴う起債の限度額を3億690万円に定めるものでございます。第7条、一時借入金の限度額は、10億円と定めるものでございます。第10条、他会計からの補助金といたしまして、一般会計から3億8,878万6,000円の補助を受けるものでございます。
13ページをお願いします。
次に、議第19号令和2
年度玉名市
農業集落排水事業会計予算について、御説明申し上げます。
第2条、業務の予定量につきましては、排水件数1,678件、年間総排水量59万9,000立方メートルを予定し、主な農業集落排水の事業といたしましては、農業集落排水施設整備費で3,044万4,000円を予定しております。第3条、収益的収入及び支出の予定額は、収入といたしまして、農集事業収益3億8,914万8,000円で、支出といたしましては、農集事業費用3億9,835万1,000円でございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額は、資本的収入といたしまして、1億684万4,000円で、支出といたしましては、2億3,645万3,000円でございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金等で補てんするものでございます。第6条、一時借入金の限度額は、1億円と定めるものでございます。第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、収益的支出内の各項間における経費の流用をすることができると定めるものでございます。第9条、他会計からの補助金といたしまして、一般会計から2億9,140万9,000円の補助を受けるものでございます。
以上、令和2年度当初予算について御説明を申し上げましたが、詳細につきましては所管の委員会において御説明をいたしますので、御審議の上、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げます。
以上です。
○議長(
中尾嘉男君) 副市長 村上隆之君。
[副市長 村上隆之君 登壇]
◎副市長(村上隆之君) おはようございます。
私のほうからは、議第20号から議第36号まで、17件の議案の
提案理由につきまして御説明を申し上げます。
議案書をお願いいたします。1ページをお開きください。
議第20号玉名市
監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、
地方自治法の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、法律の規定を引用しております条例中の規定に条ずれが生じますことから、その整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
2ページをお願いいたします。
議第21号玉名市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、行政手続きなどにおける情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、条例中で引用しております法律の名称が改正されるとともに、条ずれが生じましたことから、これらの整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
3ページをお願いいたします。
議第22号玉名市
附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市伊倉ふれあいセンター運営審議会等を設置し、並びに玉名市土地改良事業換地委員会及び玉名市図書館窓口等業務委託事業者選定委員会を廃止するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、伊倉ふれあいセンターの運営方針について審議する玉名市伊倉ふれあいセンター運営審議会など、6つの
附属機関を新たに設置するため、名称、所掌事項、事務の内容等の必要な事項を定めますとともに、所掌事務が終了した2つの
附属機関を廃止するものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
8ページをお願いいたします。
議第23号玉名市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、会計年度任用職員の服務の宣誓に関し必要な事項を定めるため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、会計年度任用職員の服務の宣誓について、その任用形態や任用手続きに応じて、任命権者が定める方法により実施することができるよう、所要の改正を図るものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
9ページをお願いいたします。
議第24号玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、伊倉ふれあいセンター運営審議会委員等の報酬について、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、伊倉ふれあいセンター運営審議会委員、扇崎・大野下地区を始めとする4つの地区の土地改良事業換地委員会の委員及び住宅マスタープラン策定委員会委員について、それぞれ報酬額を定めるものでございます。また、個人との業務委託または会計年度任用職員への移行に伴いまして、交通指導員、教育審議員及び博物館学芸業務嘱託員の報酬に関する規定を削除するものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
11ページをお願いいたします。
議第25号
玉名市立小学校臨時教員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、熊本県学校職員の給与改定に準じて、臨時教員の給与を改定するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、臨時教員の給料月額を平均で0.7%引き上げる改定を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、改正後の条例の規定は、平成31年4月1日から適用するものでございます。
13ページをお願いいたします。
議第26号玉名市
保育所条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、及び広域利用に関し必要な事項を定めるため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、法律の改正に伴いまして、条例中で引用する文言が改められましたことから、その整備を行なうものでございます。
また、市外の子どもが保育所を利用した場合の利用者負担額について、その子どもの住む市町村が定める額を使用料とする旨規定するものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
14ページをお願いいたします。
議第27号玉名市
印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、印鑑登録資格の見直しに伴い、及びコンビニエンスストアなどにおける印鑑登録証明書の交付を実施するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、成年被後見人の権利保護の観点から、成年被後見人を一律に印鑑登録ができない者として定めていた規定を改め、意思能力を有しない者に限定するものでございます。
また、令和2年4月1日から実施を予定しておりますコンビニエンスストアなどにおける印鑑登録証明書の交付につきまして、その根拠となる規定の整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
15ページをお願いいたします。
議第28号玉名市
物産観光展示場条例を廃止する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市物産観光展示場の設置目的を終えたため、条例を廃止するものでございます。
内容としましては、玉名市物産観光展示場につきまして、物産観光展示場としての需要がないことに加え、同施設の機能を持つ類似施設として物産販売をしております観光ほっとプラザ「たまララ」、ふるさとセンターY・BOXなどがございますことから、施設を廃止するものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
16ページをお願いいたします。
議第29号玉名市道路の構造の
技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、道路構造令の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、国が示す基準となります道路構造令におきまして、自転車通行帯に関する基準が新たに加えられましたことから、国の基準に合わせた改正を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
18ページをお願いいたします。
議第30号玉名市
自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市自転車等駐車場の見直しに伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、駅利用者の利便性の向上のため設置しております自転車等駐車場及び道路附属物自転車駐車場につきまして、自転車等駐車場として一元的に管理・運営を行ないますとともに、新たに新玉名駅の北口広場駐輪場を自転車等駐車場として位置付けるため、所要の改正を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
また、附則第2項におきまして、玉名市道路附属物自転車駐車場条例を廃止するものでございます。
20ページをお願いいたします。
議第31号玉名市
公民館条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、地方公務員法の一部改正に伴い、及び小天東支館の位置を変更するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、地方公務員法の改正による会計年度任用職員制度の創設に伴いまして、令和2年度から支館長を非常勤特別職の職員として任用できなくなりますことから、支館長に関する規定の整備を行なうものでございます。
また、
小天小学校と
小天東小学校の統合により令和2年3月末をもって
小天東小学校が廃止されることに伴いまして、小天東支館の位置を下有所公民館に変更するものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
21ページをお願いいたします。
議第32号玉名市
水道事業及び
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、
地方自治法の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、
地方自治法の一部改正に伴いまして、法律の規定を引用しております条例中の規定に条ずれが生じますことから、その整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
22ページをお願いいたします。
議第33号玉名市
水道事業布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、水道法施行令の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、水道法施行令の一部改正に伴いまして、政令の規定を引用しております条例中の規定に条ずれが生じましたことから、その整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
23ページをお願いいたします。
議第34号
普通財産の無償貸し付けについてでございますが、これは、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により無償貸し付けを行なうものでございます。
貸し付けします物件は、建物3棟でございまして、貸し付け期間は、令和2年4月1日から令和4年3月31日まででございます。貸し付けの相手方は、農事組合法人玉南東温室水耕組合でございます。
24ページをお願いいたします。
議第35号
普通財産の無償貸付けについてでございますが、これも、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により無償貸し付けを行なうものでございます。
貸し付けします物件は、建物4棟でございまして、貸し付け期間は、令和2年4月1日から令和4年3月31日まででございます。貸し付けの相手方は、農事組合法人伊倉温室水耕組合でございます。
25ページをお願いいたします。
議第36号財産の処分についてでございますが、これは、玉名市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案するものでございます。
内容といたしましては、小学校跡地施設活用事業に係る公募型プロポーザルにおいて選定された活用事業者に、三ツ川小学校跡地を売却するものでございます。
処分する財産といたしましては、土地につきましては所在地が玉名市三ツ川字古浦2861番ほか4筆で、面積が1万4,321平方メートル、建物につきましては玉名市三ツ川字古浦2861番地に所在する管理・教室棟ほか7件、総面積2,891平方メートルの建物でございます。処分予定価格は520万円、契約の相手方は有限会社立願寺温泉企画でございます。
以上、詳細につきましては、所管の各委員会で御説明申し上げますので、御審議の上、原案どおり御承認いただきますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(
中尾嘉男君) 以上で、
提案理由の説明は終わりました。
*************************
△日程第6 報告(1件)
○議長(
中尾嘉男君) 日程第6、「報告」を行ないます。
報告第4号
専決処分の報告について、専決第2号の報告があります。
総務部長 西山俊信君。
[総務部長 西山俊信君 登壇]
◎総務部長(西山俊信君) それでは、議案書の27ページをお願いいたします。
報告第4号
専決処分の報告についてでございますが、これは
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分した損害賠償の額の決定について、同条第2項の規定により報告するものでございます。
内容といたしましては、令和元年12月10日午前9時30分ごろ、市道玉名町岩崎3号線において、相手方が運転する乗用車が、路上に生じたマンホールとの段差に接触し、マフラーが破損したものでございます。
相手方への損害賠償額といたしまして、市は80%に当たる7万2,636円を負担するものでございます。
なお、損害賠償金につきましては、公益社団法人全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険から全額給付されます。
以上でございます。
○議長(
中尾嘉男君) 以上で、報告の説明は終わりました。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
議事の都合により、明26日から3月3日までの7日間休会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。
よって、明26日から3月3日までの7日間休会することに決定いたしました。
3月4日は、定刻より会議を開き、一般質問を行ないます。
一般質問を希望しておられる方は、発言通告書に質問の要旨を具体的に記載し、明26日の正午までに事務局にお届けください。
本日は、これにて散会いたします。
午前11時41分 散会...