会計管理者 竹 村 昌 記 君
午前10時02分 開会
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○議長(中尾嘉男君) おはようございます。
ただいまから、平成31年第2回
玉名市議会定例会を開会いたします。
これより、本日の会議を開きます。
なお、今期定例会への説明員の出席につきましては、地方自治法第121条の規定により、お手元に配付しております報告のとおり、あらかじめ出席を要請しておきましたので、御了承願います。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(中尾嘉男君) 日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行ないます。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
作本幸男君、森川和博君、以上の両君を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(中尾嘉男君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。
お諮りいたします。このたびの定例会の会期については、2月18日の
議会運営委員会の結論に基づき、本日から3月25日までの29日間にいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から3月25日までの29日間に決定いたしました。
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△日程第3 市長あいさつ
○議長(中尾嘉男君) 日程第3、「市長あいさつ」を行ないます。
市長より発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。
市長 藏原隆浩君。
[市長 藏原隆浩君 登壇]
◎市長(藏原隆浩君) 皆様おはようございます。
平成31年第2回
玉名市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
議員の皆様におかれましては、御多忙の中に御出席をいただき、審議を進めていただきますことに対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
本議会には平成31年度予算案をはじめ、国の補正予算に伴う
本年度補正予算案等の議案を提案いたしております。御審議をお願いするに当たり、提案理由と市政運営に関する基本的な考え方を述べさせていただきますとともに、予算案に計上しております主要事業について御説明申し上げ、議員各位並びに市民の皆様に対し、御理解と御協力をお願いするものでございます。
さて、昨年の暮れから今年に入り、全国的にインフルエンザが記録的な猛威を振るい、玉名市におきましても、1月末時点で8学級の学級閉鎖がありました。現時点で、流行のピークは過ぎたようではありますが、まだまだ油断はできない状況とのことですので、市民の皆様には、うがい、手洗いなどの基本的な予防の継続を心がけていただきたいというふうに思います。
また、最近の新聞やテレビで、児童虐待に関する事件が頻繁に取り上げられておりますが、誠に心が痛くなり、ときには怒りさえこみ上げてまいります。厚生労働省の報告にも、児童虐待に関する児童件数は年々増加傾向にあり、中でも死亡した件数が高い水準で推移しているとのことであります。玉名市におきましても、先日、要保護児童対策及び
DV防止対策等地域協議会が開催され、虐待に関する報告が行なわれており、例年80件から90件程度の相談件数が上がっております。そのようなことから考えましても、
子育て支援事業を初めとする福祉施策、そして教育等に関する各種施策により一層力を入れていかなければならないと強く思う次第であります。
さて、
NHK大河ドラマ「いだてん」の放送が始まり、昨日で8回目の放送となり、玉名市での撮影シーンも何回か放送されました。ドラマ館もオープンして1カ月半が過ぎ、玉名市
歴史博物館こころピアとともに、徐々に入館者もふえてきている状況であり、昨日開催いたしました金栗四三
ふるさと玉名横島いちごマラソン大会におきましては、「いだてん」主人公金栗四三役の中村勘九郎さんと宮崎美子さんに各部門のスターターを務めていただき、その後、ドラマ館にも来館をしていただいておりますので、今後の入場者数も期待が持てるのではないかというふうに思っております。来週は金栗四三の実兄、金栗実次役の中村獅童さん、それから
ロサンゼルスオリンピックに双子そろって出場された宗兄弟をお招きして、「兄弟の絆で挑むオリンピック」をテーマとした大河ドラマ「いだてん」
トークツアーin熊本県玉名市」が開催されます。このように「いだてん」を核としたさまざまなイベント等を生かして、今後も積極的に玉名市、玉名地域のPR活動に力を入れてまいりたいというふうに思っております。
また、今年度を振り返りますと、昨年4月に小中一貫校の玉陵小中学校が開校し、8月には市民会館の建設が始まりました。10月には子ども医療費の現物給付を実施することができ、学童クラブも2クラブ増設。小中学校のトイレにつきましては、全体の43.6%洋式化することができ、継続して来年度も実施をしてまいります。また、玉名市のフェイスブックを開設し、情報発信力の強化につなげることができたというふうに思っております。
新玉名駅周辺整備計画の策定や、笑顔をつくる10年ビジョンの策定も進めることができ、すべての市民が笑顔で安心して暮らせるまちという玉名市が目指す姿を実現するために、各種施策を進めていく中で、構想あるいはプロジェクトなどを組み立てながら、一つ一つの事業を進めていくことになりますので、議会の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
それでは、平成31年度当初予算案について御説明いたします。
まず、国における地方財政の見通しでありますが、経済の先行きについては、緩やかな回復が続くことが期待されるものの、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等に留意する必要があり、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の増加が見込まれるとともに、経費全般について徹底した節減合理化に努めましたが、社会保障経費の自然増などにより、地方は依然として大幅な財源不足が生じるというふうに見込まれております。
このため国は、地方財政対策として、地方が人づくり革命の実現や地方創生の推進、特に緊急的に実施すべき対策として「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に基づく事業費を計上するとともに、これと連携しつつ地方が単独事業として実施する防災インフラの整備を推進するため、1兆4,518億円が計上されているところです。
また、
臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税の総額を対前年度比で2.79%減の19兆4,377億円としていますが、地方が地方創生等の重要課題に取り組みつつ、安定的な財政の運営に必要となる一般財源総額については、平成30年度を5,900億円上回る額を確保し、地方財政への対応を行なうこととしております。
このような中、本市の平成31年度の当初予算は、将来にわたって持続可能な財政基盤を確立するため、引き続き市税などの自主財源の確保を図り、行政評価制度結果の的確な反映と事務事業の見直しを行なうことを念頭に予算編成を行ないました。
また、「市総合計画」及び「新市建設計画」に基づき優先的・重点的に実施する施策を積極的に推進しつつ、「笑顔をつくる10年ビジョン」の基本目標の達成に向け、市民生活の安定・まちづくりの充実・行政運営の進化、この3つの取組を推進し、その実現に向けて優先度の高いものから着手していくこととしました。
この結果、平成31年度玉名市
一般会計予算案は342億800万円となり、前年度と比較しまして6.3%の増となりました。主な理由としましては、
市民会館建設事業、そして金栗四三PR事業等によるものでございます。
それでは、当初予算の主な内容につきまして「笑顔をつくる10年ビジョン」の3原則に沿って重点化した事業を中心に御説明いたします。
まず、1つ目の原則「市民生活の安定」の分野についてであります。
地域公共交通対策事業につきましては、現在、
公共交通利用者の減少などにより公共交通を取り巻く環境が大変厳しい状況にあり、交通事業者の収支状況の悪化を招いている状況でございます。このような状況を受け、お年寄りや学生など、移動制約者の日常生活における移動手段を確保するため、市より
地方バス路線維持費等補助を行ない、公共交通の維持を行なっております。また、
バス路線廃止の代替としまして、天水・河内エリアを
みかんタクシー、滑石・岱明エリアをしおかぜタクシー、大浜・横島エリアを
いちごタクシーの
事前予約制乗りあいタクシー運行事業により、
公共交通不便地域の解消に取り組んでいるところでございます。
新たな取り組みといたしまして、高齢者の日常生活の移動手段の確保を求める要望があっておりました岱明睦合校区と豊水校区に対し、総合的な検討を行ないまして、睦合校区におきましてはしおかぜタクシー、豊水校区につきましては
いちごタクシーの運行エリアの拡張を行ないます。あわせて運行開始より据え置いておりました運行事業者への運行経費の見直しを行なうものでございます。
次に、2つ目の原則「まちづくりの充実」の分野についてであります。
まず、企業立地の促進と産業集積を図るため、市内において産業用地を開発する民間事業者に対して優遇措置を講ずることにより、民間活力を導入した官民連携による産業用地の整備を目的とした
産業用地開発支援事業に取り組みます。
主な事業内容としましては、2点ございます。
1点目といたしまして、5ヘクタール以上の産業用地の開発を民間事業者が行なうもので、開発事業区間が国道、県道、市道などの主要な道路に隣接し、開発事業区域内の道路及び開発区域への取り付け道路、水道施設、排水施設等の
インフラ整備費用に対し負担を行なう
産業用地インフラ整備負担金でございます。
2点目としまして、開発事業が完了した後、開発された産業用地に対して課税される
固定資産税相当額から開発事業前に課税されていた
固定資産税相当額を減じた額を納期限が属する年度の翌年度、交付を行なう
産業用地開発支援事業奨励金でございます。
次に、新玉名駅周辺整備事業でございます。新玉名駅開業からやがて8年が過ぎようとしていますが、駅前の開発は民間2社の進出にとどまっております。平成30年6月新玉名駅
周辺等整備基本計画を策定し、今後の開発方針を具体的に示し、まちづくりの方向性、土地利用方針を定めたところでございます。
平成30年度当初に提案をいたしておりました市道中無田1号線新設改良工事及び
下水道整備事業につきましては、用地交渉等の難航により改めて本年度御提案するとともに、
県道玉名八女線を延伸する市道河崎迫間2号線の着手をいたすとともに、現在取りかかっております新玉名駅
周辺整備実施計画策定業務など、引き続き整備計画について検討を重ねてまいります。
次に、3つ目の原則「行政運営の進化」の分野でございます。
玉陵中学校区における
学校規模適正化事業により廃校いたしました小学校につきまして、地域の活性化や地域雇用の創出、地域貢献に寄与することを目的とした活用を目指して、平成30年11月に
公募型プロポーザルを行ない、契約候補者が決定いたしました小田小学校につきましては、現在、文部科学省への財産処分の手続きを行なっており、今後、地元説明会や事業者との協議を行ないまして、売買契約を6月議会に提案する予定で進めているところでございます。契約候補者が決定しなかった3校につきましては、今回の応募状況を踏まえた上で、活用方針や募集要領の見直しも検討し、早期に募集を行ない、来年度中には活用方法を決定したいと考えております。新年度は梅林小学校のほか、4校の
プール解体工事を計上いたしております。
そのほか、金栗四三PR事業についてでございますが、1月6日
NHK大河ドラマ「いだてん〜
東京オリンピック噺(ばなし)〜」の放送が開始され、1月12日に大河ドラマ館をオープンいたしまして、現在約1万6,000人の方に来館をいただいている状況でございます。この放送をきっかけに、金栗氏が残された数々の功績をふるさと玉名市から全国に情報発信するとともに、和水町・南関町とも連携して金栗氏をPRしてまいります。新年度の取り組みとしましては、ドラマ館を起点といたしましてゆかりの地を巡る循環バスの運行を行なうほか、市いだてん
地域振興協議会負担金等により、観光並びに商工振興と地域の活性化を図ります。
また、来年2月に予定しております日本マラソンの父金栗四三の
ふるさと玉名横島いちごマラソン大会に
フルマラソンコースを増設し、開催予定といたしております。現在、コース等につきまして関係機関等との協議を重ねて検討を行なっているところでございます。
次に、平成32年(2020年)4月より、マイナンバーカードを利用した住民票等の各種証明書のコンビニ交付に向け、
住民基本台帳等のシステム改修を行ないます。現在は、本庁及び各支所の窓口で開庁時間しか交付できておりませんでしたが、年末年始等の一部期間は除きますが、土曜・日曜を含む午前6時30分から午後11時であればコンビニで各種証明書の交付が可能となります。
次に、
地域情報化推進事業についてでございますが、
民間通信事業者が行なっております
光ブロードバンドサービスの未提供地域であります石貫局、横島局、天水局等のエリアでのサービス開始に向け、
光ブロードバンド基盤整備事業補助金によりまして、市内における情報通信の格差是正を行ない、市内におけるインフラの均衡を図ってまいります。
以上、平成31年度当初予算案につきまして、主なものを御説明申し上げましたが、あわせて平成30年度補正予算案も提案しております。平成30年度補正予算は、本年度予算の決算見込みによる調整が大部分でございますが、国の補正予算に対応する関連事業につきましても計上し、あわせて繰越明許費及び地方債補正を行なっております。
また、国は「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」のうち、初年度の対策として速やかに着手すべきものなどを柱に、総額2兆7,096億7,300万円の補正予算を成立させ、国・地方を上げて経済対策の迅速かつ円滑な実施を図る必要があるとしております。
本議会に予算計上しております国の補正予算関連につきましては、防災・
減災等関連政策としまして、消防団の災害対応能力の向上を図る救急救助用の資機材の整備及び洪水・地震等の災害に応じた
総合ハザードマップの作成、そして
TPP等関連政策といたしまして、農業用機械等の導入を支援する担い手確保・
経営強化支援事業補助金の交付、それから
自然災害リスク回避のための防災・減災対策といたしまして、県が行なう県営急
傾斜地崩壊対策事業及び
県営道路改築事業に対する負担金の追加の5事業、総額で1億104万5,000円を計上し、着実かつ早期の執行に取り組んでまいります。
以上、市政運営の所信と平成31年度予算の主なもの、本年度の補正予算について述べさせていただきました。
議題の詳細につきましては、総務部長から提案理由の説明の中で申し上げますので、よろしく御審議を賜り、いずれも原案どおり御承認賜りますよう、お願い申し上げましてあいさつといたします。
大変お世話になります。
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△日程第4
市長提出議案上程(議第2号から議第30号まで)
○議長(中尾嘉男君) 日程第4、「
市長提出議案上程」を行ないます。
これより、市長提出議案を上程いたします。
議第2号平成30年度玉名市
一般会計補正予算(第7号)から、議第30号市道路線の認定についてまでの市長提出議案29件を一括議題といたします。
お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。
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△日程第5 提案理由の説明
○議長(中尾嘉男君) 日程第5、「提案理由の説明」を行ないます。
ただいま上程されました各議案について、提案理由の説明を求めます。
総務部長 西山俊信君。
[総務部長 西山俊信君 登壇]
◎総務部長(西山俊信君) おはようございます。
それでは、議第2号から議第10号までの補正予算及び議第11号から議第16号までの当初予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
お手元に配付いたしております資料でございますが、資料1が補正予算関係、資料2が当初予算関係となっております。
今回提案いたします補正予算は、現計予算計上後の事情の変化と平成30年度国の補正予算に関連する取り組みに対応するため、補正を行なう必要が生じましたので、提案をいたすものでございます。
それでは、資料1の2ページをお願いいたします。
議第2号平成30年度玉名市
一般会計補正予算(第7号)について御説明いたします。
第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ25億9,867万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を315億4,453万円とするものでございます。
まず歳入の主なものを申し上げますと、12款分担金及び負担金は2億1,347万9,000円の減額で、団体営農業農村整備事業における地元の基盤整備事業分担金の減などでございます。13款使用料及び手数料は723万3,000円の追加で、一般廃棄物処理手数料の追加でございます。14款国庫支出金は2億2,627万4,000円の減額で、保育所等整備交付金、社会資本整備総合交付金の減額、15款県支出金は11億3,438万6,000円の減額で、強い農業づくり交付金、団体営農業農村整備事業補助金の減額などでございます。18款繰入金は5億176万7,000円の減額で、財政調整基金繰入金の減などでございます。20款諸収入は1億9,720万6,000円の減額で、くまもと県北病院機構文化財発掘調査に係る事業者負担分の減などでございます。21款市債は3億3,280万円の減額で、土地改良施設整備事業債の減などでございます。
次に、歳出についてでございますが、国の第2次補正予算関連事業としまして、担い手確保・
経営強化支援事業補助金ほか4件、総事業費1億104万5,000円を計上し、事業の着実かつ早期の執行に取り組んでまいります。
3ページをお願いいたします。1款議会費は27万円の減額、2款総務費は1,504万8,000円の減額で、人件費の減及び
地方バス路線維持費等補助金の決定による追加などでございます。3款民生費は3億3,414万5,000円の減額で、岱明ふれあい健康センター工事請負費、保育所等整備事業補助金の減、4款衛生費は606万4,000円の減額で、公立玉名中央病院事業負担金の追加と浄化槽設置整備事業補助金の決算見込みによる減などでございます。6款農林水産業費は15億4,221万2,000円の減額で、団体営農業農村整備事業、集落基盤整備事業の補助事業不採択による減などでございます。7款商工費は1億349万9,000円の減額で、工場等設置奨励費補助金の減、8款土木費は3億4,222万円の減で、防災・安全交付金事業栗ノ尾石橋線の決算見込みによる減などでございます。9款消防費は、1,286万6,000円の減額で、予定しておりました防火水槽の新設予定地の調整が難航したことによります横島町外平地区防火水槽新設工事の減額、10款教育費は2億3,188万5,000円の減額で、くまもと県北病院機構文化財発掘調査事業における調査面積の縮小に伴う減、玉陵中学校区における
学校規模適正化事業で玉名小学校解体工事費の入札残などを減額するものでございます。
第2表繰越明許費補正につきましては、待機児童解消事業ほか11件、総額で9億2,078万4,000円を追加するものでございます。
第3表地方債補正につきましては、庁舎等整備事業ほか15件の限度額を変更いたすものでございます。
4ページでございます。次に、議第3号平成30年度玉名市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について説明いたします。第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億3,145万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を93億7,118万4,000円といたすものでございます。主な内容につきましては、歳出の1款総務費は人件費の減額、2款保険給付費は決算見込みによる追加と、これに伴います歳入の調整でございます。
次に、議第4号平成30年度玉名市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ941万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を8億8,477万8,000円とするものでございます。主なものを申し上げますと、歳出の2款後期高齢者医療広域連合納付金の決算見込みによる減と、これに伴います歳入の調整でございます。
次に、議第5号平成30年度玉名市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億3,233万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を77億1,172万6,000円とするものでございます。
5ページでございます。主な内容につきましては、歳出の2款保険給付費の決算見込みによる減額と、これに伴います歳入の調整などでございます。
議第6号平成30年度玉名市
浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1,117万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を3,283万3,000円とするものでございます。主な内容につきましては、歳出の2款事業費の決算見込みによる減額と、これに伴います歳入の調整となっております。
6ページをお願いいたします。第2表地方債補正につきましては、浄化槽整備事業の限度額を変更いたすものでございます。
次に議第7号平成30年度玉名市
九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ8,990万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を6億1,627万8,000円とするものでございます。主な内容につきましては、国債の売払い収入を基金に積み立てるものでございます。
第2表繰越明許費につきましては、石貫4区1号配水管配管工事で使用材料の納期の遅れや配水受益者による耕作地への配管路線の再検討となり年度内の竣工ができないため、繰越限度額を設定いたすものでございます。
次に議第8号平成30年度玉名市
水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、収入について193万円を減額し、総額を8億851万4,000円とし、支出について400万円を減額し、総額を8億1,177万1,000円とするものでございます。主な内容につきましては、収入は受託工事収益の減額、支出は受託工事費の減額などでございます。
7ページをお願いいたします。第3条の資本的収入及び支出の補正につきましては、収入について174万円を追加し、総額を314万円とし、支出について9,486万円を減額し、総額を5億9,129万1,000円とするものでございます。主な内容につきましては、収入は他会計負担金の追加、支出は建設改良費の減額などでございます。
次に、議第9号平成30年度玉名市
公共下水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、収入について1億1,000万円を減額し、総額を15億3,971万8,000円とし、支出について1億1,013万4,000円を減額し、総額を15億2,514万9,000円といたすものでございます。主な内容につきましては、収入は新玉名駅周辺整備に伴う下水道整備受託料の減額、支出は新玉名駅周辺整備に伴う下水道工事請負費の減額などでございます。
8ページをお願いいたします。第3条の資本的収入及び支出の補正につきましては、収入について1億7,919万1,000円を減額し、総額を7億1,976万8,000円とし、支出について3億7,534万1,000円を減額し、総額を13億1,545万4,000円とするものでございます。主な内容につきましては、支出の施設建設費の決算見込みによる減額と、それに伴う歳入の調整でございます。次に、第4条債務負担行為の補正は、立願寺汚水中継ポンプ場長寿命化支援事業におけます関係機関との調整により事業計画を見直したことにより廃止を行なうものでございます。次に、第5条企業債の補正につきましては、公共下水道事業の限度額を変更いたすものでございます。
議第10号平成30年度玉名市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。第2条の収益的支出の補正につきましては、支出について490万8,000円を追加し、総額を4億2,169万円とするものでございます。主な内容につきましては、支出は消費税及び地方消費税の増額などでございます。
9ページをお願いいたします。第3条の資本的収入及び支出の補正につきましては、収入について1億1,396万7,000円を減額し、総額を1億5,874万5,000円とし、支出について1億5,012万6,000円を減額し、総額を2億9,661万7,000円とするものでございます。主な内容につきましては、支出の施設建設費の決算見込みによる減額と、それに伴う歳入の調整でございます。次に、第4条企業債の補正につきましては、農業集落排水事業の限度額を変更いたすものでございます。
続きまして、平成31年度当初予算について御説明申し上げます。資料2の2ページでございます。
中段になりますけれども、議第11号平成31年度玉名市一般会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出予算につきましては、総額を342億800万円とするもので、これは前年度に比べ6.3%、20億4,200万円の増となっております。
まず、歳入につきまして、1款市税は前年度から1.9%増の68億6,276万3,000円を計上しており、個人市民税は給与所得の伸びなどにより980万円増の25億3,880万円、固定資産税は家屋の新築増と企業の設備投資の上向き傾向、それから在来資産の減価を考慮し7,644万円増の29億4,686万2,000円などでございます。
2款地方譲与税から3ページの11款地方交付税につきましては、国の地方財政計画と本市の30年度収入見込み及び普通交付税の合併算定替削減を勘案して計上いたしており、合計いたしますと対前年度比で1億9,620万円の増でございます。また、平成31年10月1日からの消費税率改正に伴い、8款自動車取得税交付金が廃止となり、3ページの普通自動車に係る9款環境性能割交付金が新たに創設されましたので、それぞれ半年分を見込んでいるところでございます。なお、軽自動車に係る環境性能割については、1款市税、3項軽自動車税、2目環境性能割として計上いたしているところでございます。
次に、12款交通安全対策特別交付金は対前年度比11.1%減の800万円、13款分担金及び負担金は、対前年度比39.3%減の3億1,316万9,000円を計上しており、保育料2億8,226万円などでございます。14款使用料及び手数料は、対前年度比0.1%増の2億9,899万2,000円を計上しており、住宅使用料1億7,389万5,000円、戸籍住民基本台帳手数料2,496万1,000円などでございます。15款国庫支出金は、対前年度比14.7%増の47億6,113万5,000円を計上しており、障害者自立支援給付費負担金7億6,012万2,000円、子どものための教育・保育給付費負担金9億3,690万7,000円、市民会館建設に係る社会資本整備総合交付金5億4,070万円などでございます。16款県支出金は、対前年度比24.8%減の31億8,311万5,000円を計上しており、障害者自立支援給付費負担金3億8,006万1,000円、子どものための教育・保育給付費負担金4億5,778万6,000円などでございます。次に、17款財産収入は、対前年度比8.4%減の3,498万9,000円、18款寄附金は、対前年比266.7%増の1億1,000万1,000円でふるさと寄附金などでございます。
19款繰入金は、対前年度比94.8%増の28億4,591万3,000円、これは主に合併特例債の元金償還に対応するために減債基金繰入金3億円、将来的な公共施設整備のために積み立てておりました市有施設整備基金より、
市民会館建設事業に5億円の繰り入れ、本予算の財源調整として財政調整基金20億371万5,000円を繰り入れるものでございます。21款諸収入は、対前年度比22.9%減の4億5,516万1,000円を計上しており、中小企業振興預託金元金収入1億2,700万円などでございます。22款市債は、対前年度比29.3%増の43億1,740万円を計上いたしております。
4ページをお願いいたします。次に、歳出でございます。
1款議会費は、対前年度比7.6%減の2億3,313万4,000円、2款総務費は、対前年度比132.9%増の55億2,723万円を計上しております。主なものは、
市民会館建設事業22億8,351万8,000円、光ブロードバンド未整備地区の情報格差是正事業として4億7,006万3,000円、来年4月からの運用開始を予定しておりますコンビニでの証明書等の発行に係る導入経費3,340万7,000円などでございます。このほか、定住促進事業5,715万4,000円、
地方バス路線維持費等補助金及び乗り合いタクシー運行補助金1億1,985万7,000円などを計上いたしております。3款民生費は、対前年度比4.0%増の126億8,565万1,000円を計上しており、障害者介護給付・訓練等給付事業15億700万円、市立保育園運営費負担金16億7,645万9,000円などでございます。4款衛生費は、対前年度比15.8%増の24億2,115万2,000円を計上しており、主なものは、くまもと県北病院機構運営費負担金5億6,947万9,000円、予防接種事業2億1,172万5,000円などでございます。6款農林水産業費は、対前年度比39.4%減の23億7,835万円を計上しており、生産総合(強い農業づくり交付金)事業補助金2億7,205万4,000円、担い手確保・支援事業として農業機械等整備事業補助金など9,975万2,000円、農地の耕作条件改善事業として排水路の整備を行なう団体営農業農村整備事業1億5,356万円などでございます。
5ページをお願いいたします。次に、7款商工費は、対前年度比26.3%増の8億2,554万4,000円を計上しており、市が指定しました産業用地開発者が施工した
インフラ整備費用等に対し、負担する
産業用地開発支援事業費200万円、金栗四三PR事業2億6,387万円などで、ドラマ館を起点としゆかりの地を巡る循環バス運行委託料や市いだてん地域振興協議会などへの負担金を計上しており、産業の更なる振興・雇用拡大を図り、玉名の魅力を発信し、観光振興と地域の活性化に取り組むものでございます。8款土木費は、対前年度比1.3%減の29億2,090万円を計上しております。新玉名駅周辺整備事業としまして河崎迫間2号線1億359万7,000円、玉名平野北西部土地利用等検討事業4,128万2,000円などを計上しております。このほか、岱明玉名線道路新設改良事業4億4,218万5,000円、通学路や歩道の整備を行なう防災・安全交付金事業6,497万4,000円などでございます。9款消防費は、対前年度比13.6%増の13億6,706万円を計上しており、有明広域行政事務組合消防費負担金8億706万4,000円、それから防災対策費3億2,203万5,000円などで、防災行政無線デジタル化工事などでございます。
次に、10款教育費は、対前年度比29.1%減の20億5,320万8,000円を計上いたしております。玉陵小7台、大浜小1台の小学校スクールバス運行事業委託料5,198万7,000円、
学校規模適正化事業玉陵中学校区梅林小ほか4小学校のプール解体費など3,215万4,000円、玉名中学校屋内運動場及び技術棟設計業務2,982万9,000円、来年2月に開催を予定しておりますいちごマラソン大会に
フルマラソンコースを増設する経費を含めた2,282万4,000円などでございます。
次に、11款災害復旧費は1,149万1,000円で永安寺東・西古墳レーザ測量費など、12款公債費は、対前年度比4.6%増の37億5,427万9,000円を計上いたしております。
次に、第2表債務負担行為につきましては、立地適正化計画策定業務ほか1件について、期間及び限度額を設定いたすものでございます。
6ページをお願いいたします。次に、第3表地方債につきましては、
市民会館建設事業など全20事業につきまして、起債の目的、限度額などを定めるものでございます。
次に、議第12号平成31年度玉名市
国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を91億318万1,000円とするもので、これは前年度に比べ8,640万2,000円の減、率にしまして0.9%の減となっております。
まず、歳入につきまして、1款国民健康保険税は、対前年度比4.6%減の18億888万1,000円、4款県支出金は、対前年度比0.4%増の65億1,173万9,000円で、保険給付費に充てる普通交付金などでございます。6款繰入金は、対前年度比3.5%減の7億4,127万5,000円で、一般会計からの繰入金でございます。
歳出につきましては、2款保険給付費は、対前年度比0.3%増の64億132万2,000円、3款国民健康保険事業費納付金は、対前年度比3.8%減の24億7,944万9,000円を計上しており、これは県が決定する納付金でございます。
7ページをお願いいたします。次に、議第13号平成31年度玉名市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を8億9,206万2,000円とするもので、これは前年度に比べ212万7,000円の減、率にしまして0.2%の減となっております。
まず、歳入につきましては、1款後期高齢者医療保険料は、対前年度比2.7%増の5億9,186万円、これに関連しまして、歳出の2款後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、8億5,777万7,000円を計上いたしているところでございます。
8ページでございます。次に、議第14号平成31年度玉名市
介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を76億6,981万円とするものでございます。前年度に比べ6,460万4,000円の増、率にしまして0.8%の増となっております。
歳入につきましては、1款保険料は、対前年度比1%増の14億5,838万2,000円、7款繰入金は、一般会計からの繰入金など11億5,291万1,000円を計上しております。
歳出につきましては、2款保険給付費におきまして、介護サービスの利用状況などを勘案しまして、対前年度比1.4%増の71億5,384万8,000円、4款地域支援事業費は総合事業サービスの利用状況を勘案しまして、対前年比7.5%減の3億6,114万5,000円を計上いたしております。
9ページをお願いいたします。議第15号平成31年度玉名市
浄化槽整備事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を4,034万2,000円とするもので、これは前年度に比べ148万5,000円の減、率にしまして3.6%の減となっております。
歳入につきましては、3款国庫支出金539万5,000円、6款繰入金1,504万8,000円などを計上いたしております。
歳出につきましては、1款総務費2,042万5,000円、2款事業費は浄化槽15基分の整備費等で1,618万7,000円を計上いたしております。
第2表地方債につきましては、浄化槽整備事業について起債の目的、限度額などを定めるものでございます。
次に、10ページをお願いいたします。議第16号平成31年度玉名市
九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計予算について御説明申し上げます。
歳入歳出の総額を2億6,260万3,000円とするもので、これは前年度に比べ2億6,295万8,000円の減、率にしまして50%の減となっております。
歳入につきましては、1款財産収入1,180万5,000円、2款繰入金は基金繰入金2億5,079万7,000円を計上しております。
歳出につきましては、1款総務費4,238万1,000円、2款事業費としまして石貫・三ツ川地区の配水管及び導水管配管工事費等で2億2,022万2,000円を計上いたしております。
以上、平成30年度補正予算及び平成31年度当初予算について御説明申し上げましたが、平成31年度当初予算の企業会計分につきましては、企業局長のほうから提案理由の御説明を申し上げます。
なお、詳細につきましては、所管の各委員会において御説明を申し上げますので、御審議の上、原案どおり御承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
以上でございます。
○議長(中尾嘉男君) 議事の都合により、暫時休憩いたします。
午前10時57分 休憩
───────────
午前11時11分 開議
○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
企業局長 松本優一君
[企業局長 松本優一君 登壇]
◎企業局長(松本優一君) おはようございます。
企業局、企業会計関連の議第17号から議第19号までの当初予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
10ページをお願いします。議第17号平成31年度玉名市
水道事業会計予算について、御説明申し上げます。
第2条、業務の予定量につきましては、給水戸数2万1,306戸、年間総給水量484万3,995立方メートル、1日平均給水量1万3,271立方メートルを予定し、主な建設事業といたしましては、大坊地区配水管布設工事等を予定しております。第3条、収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入といたしまして、水道事業収益8億1,595万6,000円で、支出といたしましては、水道事業費用8億1,071万9,000円でございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては、資本的収入といたしまして2億4,099万円で、支出といたしましては5億4,576万6,000円でございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び減債積立金で補てんするものでございます。第5条、企業債につきましては、建設改良費に伴う起債の限度額を2億3,850万円に定めるものでございます。第6条、一時借入金の限度額は、3億5,000万円と定めるものでございます。第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費8,706万4,000円と定めるものでございます。第8条、棚卸資産の購入限度額を437万5,000円と定めるものでございます。
11ページをお願いいたします。次に、議第18号平成31年度玉名市
公共下水道事業会計予算について御説明申し上げます。
まず、第2条、業務の予定量につきましては、排水件数1万3,465件、年間総排水量370万5,000立方メートルを予定し、主な公共下水道の事業といたしましては、管渠、ポンプ場及び下水処理場の建設改良費で6億579万円を予定しております。第3条、収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入といたしまして、公共下水道事業収益16億5,908万3,000円で、支出といたしましては、公共下水道事業費用16億4,364万6,000円でございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては、資本的収入といたしまして5億4,816万4,000円で、支出といたしましては11億997万7,000円でございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び減債積立金で補てんするものでございます。第5条、債務負担行為は、立願寺汚水中継ポンプ場長寿命化支援事業ほか1件の業務について、期間及び限度額を設定するものでございます。
12ページをお願いします。第6条、企業債につきましては、補助・単独事業に伴う起債の目的、限度額などを定めるものでございます。第7条、一時借入金の限度額は、10億円と定めるものでございます。第8条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、収益的支出内の各項間における経費の流用をすることができると定めるものでございます。第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費8,997万3,000円と定めるものでございます。第10条、他会計からの補助金といたしまして、一般会計から3億8,878万6,000円の補助を受けるものでございます。
13ページをお願いいたします。議第19号平成31年度玉名市
農業集落排水事業会計予算について御説明申し上げます。
第2条、業務の予定量につきましては、排水件数1,667件、年間総排水量59万5,000立方メートルを予定し、主な農業集落排水の事業といたしましては、農業集落排水施設整備費で1億93万4,000円を予定しております。第3条、収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入といたしまして、農集事業収益4億794万1,000円で、支出といたしましては、農集事業費用4億764万1,000円でございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額につきましては、資本的収入といたしまして1億3,704万4,000円で、支出といたしましては3億1,047万4,000円でございます。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんするものでございます。第5条、債務負担行為は、横島町農業集落排水汚水処理場施設等維持管理業務ほか1件の業務について、期間及び限度額を設定するものでございます。第6条、企業債につきましては、補助事業に伴う起債の目的、限度額などを定めるものでございます。第7条、一時借入金の限度額は、1億円と定めるものでございます。第8条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、収益的支出内の各項間における経費の流用をすることができると定めるものでございます。第9条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費845万2,000円と定めるものでございます。第10条、他会計からの補助金といたしまして、一般会計から2億6,366万5,000円の補助を受けるものでございます。
以上、平成31年度当初予算について御説明を申し上げましたが、詳細につきましては所管の委員会において説明をいたしますので、御審議の上、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(中尾嘉男君) 副市長 村上隆之君
[副市長 村上隆之君 登壇]
◎副市長(村上隆之君) おはようございます。
私のほうからは、議第20号から議第30号までの提案理由につきまして御説明を申し上げます。
議案書の1ページをお願いいたします。
議第20号玉名市
学校教育施設整備基金条例の制定についてでございますが、これは、本市の学校教育施設の整備に要する経費の財源に充てるための基金を設置するため、条例を制定するものでございます。
内容といたしましては、有償譲渡を予定しております梅林小学校、小田小学校などの跡地につきましては、国の補助金の交付を受けて施設の整備を行なっているため、その処分に当たりましては文部科学大臣の承認が必要となります。その承認の要件といたしまして、学校教育施設の整備費用に充てることのみを目的とする基金が必要となりますことから、条例を制定し、基金を設置するものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
3ページをお願いいたします。
議第21号玉名市
企業立地促進条例の制定についてでございますが、これは、本市における企業の立地を促進するための奨励措置の内容を拡充するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、本市内において対象事業所等の新設、増設又は移設を行なう者に対し、本市産業の振興及び雇用機会の拡大を図るための奨励措置を講ずることについて必要な事項を定めるものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
また、附則第2項におきまして、条例改正前後における奨励措置の取扱いについて規定するものでございます。
11ページをお願いいたします。
議第22号玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市歌選考委員会及び玉名市防災行政無線施設整備工事業者選定委員会を廃止し、並びに玉名市人・農地プラン検討委員会の委員の構成を変更するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、目的を果たした2つの附属機関を廃止しますとともに、人・農地プラン検討委員会の委員の構成に農地利用最適化推進委員を加えるなどの整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
12ページをお願いいたします。
議第23号玉名市職員定数条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、職員の定数を適正に管理するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、職員定数を533人から554人とし、市長事務部局の職員定数を412人から422人に、上下水道事業事務部局の職員定数を29人から27人に、教育委員会事務部局の職員定数を67人から80人に、それぞれ改めるものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
13ページをお願いいたします。
議第24号玉名市職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、学校教育法の一部改正に伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、学校教育法の一部改正に伴いまして、法律の規定を引用いたしております条例中の規定に項ずれが生じましたことから、その整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
14ページをお願いいたします。
議第25号玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市歌選考委員会委員等の報酬について、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、先ほど御説明しました2つの附属機関の廃止に伴いまして、それぞれの委員会の委員報酬についての規定を削除しますとともに、鳥獣被害対策実施隊員の報酬額について新たに定めるものでございます。
また、併せて「青少年センター次長」の職名を「青少年センター所長」に改めるものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。
15ページをお願いいたします。
議第26号
玉名市立小学校臨時教員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、熊本県学校職員の給与改定に準じて、臨時教員の給与を改定するため、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、臨時教員の給料月額を平均で0.6%引き上げる改定を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、改正後の条例の規定は、平成30年4月1日から適用するものでございます。
17ページをお願いいたします。
議第27号玉名市
教育振興基金条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは、玉名市教育振興基金の見直しに伴い、条例の整備を図るものでございます。
内容といたしましては、高等学校に在学する者に対する学資金給付事業の財源について、これまでの基金の運用益金による方法から、原資金の処分も可能となるような方法に変更するため、規定の整備を行なうものでございます。
なお、附則といたしまして、この条例は、平成31年4月1日から施行するものでございます。