玉名市議会 2017-12-25
平成29年第 7回定例会−12月25日-05号
平成29年第 7回定例会−12月25日-05号平成29年第 7回定例会
平成29年第7回
玉名市議会定例会会議録(第5号)
議事日程(第5号)
平成29年12月25日(月曜日)午前11時30分開議
開 議 宣 告
日程第1 議案の撤回
(議第100号の撤回)
日程第2 撤回理由の説明
日程第3 撤回の採決
(議第100号の撤回)
日程第4
委員長報告
1
総務委員長報告
2
建設経済委員長報告
3
文教厚生委員長報告
日程第5 質疑・
議員間討議・討論・採決
(議第87号から議第99号まで、議第101号、議第104号から議第116号まで、陳第7号の1及び陳第7号の2)
日程第6
市長提出議案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
(議第103号、議第117号から議第119号まで)
日程第7
市長提出議案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
(議第120号)
日程第8
市長提出追加議案上程
(議第121号)
日程第9 提案理由の説明
日程第10 議案の
委員会付託
(休憩中、委員会)
日程第11
委員長報告
1
総務委員長報告
日程第12 質疑・
議員間討議・討論・採決
(議第121号)
日程第13
意見書案上程
(意見書案第4号)
日程第14 提案理由の説明
日程第15
意見書案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
(意見書案第4号)
日程第16 議員派遣の件
閉 会 宣 告
─────────────────────────
本日の会議に付した事件
開 議 宣 告
日程第1 議案の撤回
(議第100号の撤回)
日程第2 撤回理由の説明
日程第3 撤回の採決
(議第100号の撤回)
日程第4
委員長報告
1
総務委員長報告
2
建設経済委員長報告
3
文教厚生委員長報告
日程第5 質疑・
議員間討議・討論・採決
(議第87号から議第99号まで、議第101号、議第104号から議第116号まで、陳第7号の1及び陳第7号の2)
日程第6
市長提出議案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
(議第103号、議第117号から議第119号まで)
日程第7
市長提出議案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
(議第120号)
日程第8
市長提出追加議案上程
(議第121号)
日程第9 提案理由の説明
日程第10 議案の
委員会付託
(休憩中、委員会)
日程第11
委員長報告
1
総務委員長報告
日程第12 質疑・
議員間討議・討論・採決
(議第121号)
日程第13
意見書案上程
(意見書案第4号)
日程第14 提案理由の説明
日程第15
意見書案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
(意見書案第4号)
日程第16 議員派遣の件
閉 会 宣 告
─────────────────────────
出席議員(21名)
1番 坂 本 公 司 君 2番 吉 田 真樹子 さん
3番 吉 田 憲 司 君 4番 一 瀬 重 隆 君
5番 赤 松 英 康 君 6番 古 奥 俊 男 君
7番 北 本 将 幸 君 8番 多田隈 啓 二 君
9番 松 本 憲 二 君 10番 徳 村 登志郎 君
11番 城 戸 淳 君 12番 西 川 裕 文 君
13番 嶋 村 徹 君 14番 内 田 靖 信 君
15番 江 田 計 司 君 16番 近 松 惠美子 さん
18番 前 田 正 治 君 19番 作 本 幸 男 君
20番 森 川 和 博 君 21番 中 尾 嘉 男 君
22番 田 畑 久 吉 君
─────────────────────────
欠席議員(1名)
17番 福 嶋 讓 治 君
─────────────────────────
事務局職員出席者
事務局長 堀 内 政 信 君 事務局次長 荒 木 勇 君
次長補佐 平 川 伸 治 君 書記 松 尾 和 俊 君
─────────────────────────
説明のため出席した者
市長 藏 原 隆 浩 君 総務部長 村 上 隆 之 君
企画経営部長 瀬 崎 正 治 君
市民生活部長 小 山 眞 二 君
健康福祉部長 上 嶋 晃 君
産業経済部長 早 上 正 臣 君
建設部長 礒 谷 章 君 企業局長 福 田 高 広 君
教育長 池 田 誠 一 君 教育部長 戸 嵜 孝 司 君
会計管理者 今 田 幸 治 君
午前11時32分 開議
*************************
○議長(中尾嘉男君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
なお、説明員の出席につきましては、地方自治法第121条の規定によりお手元に配付しております報告のとおり、あらかじめ出席を要請しておきましたので、御了承願います。
*************************
△日程第1 議案の撤回(議第100号の撤回)
○議長(中尾嘉男君) 日程第1、「議案の撤回」を行ないます。
今期、定例会の開会日である12月4日に市長から提出された「議第100
号工事請負契約の変更について」の議案1件について、市長より本日付をもって議案を撤回したい旨の申し出がありました。本件は専決事件でありますので、本日の会議に先立って議題とすることにいたします。
それでは、「議第100
号工事請負契約変更について」の撤回の件を議題といたします。お手元に配付しております
事件撤回請求書の朗読は、これを省略いたします。
*************************
△日程第2 撤回理由の説明
○議長(中尾嘉男君) 日程第2、「撤回理由の説明」を行ないます。
ただいま、「議第100号の撤回の件」について、撤回理由の説明を求めます。
総務部長、村上隆之君。
[総務部長 村上隆之君 登壇]
◎総務部長(村上隆之君) おはようございます。
今回の第7回
玉名市議会定例会に御提案しております議案の撤回について、御説明申し上げます。
撤回をお願いします議案は、「議第100
号工事請負契約の変更について」でございます。撤回の理由といたしましては、変更金額の積算の基礎となる掘削土の数量につきまして、その積算過程に疑義が生じ、再度精査する必要があるためでございます。
以上、議案の撤回につきまして御説明申し上げましたが、御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げます。以上でございます。
○議長(中尾嘉男君) 以上で、撤回理由の説明が終わりました。
*************************
△日程第3 撤回の採決(議第100号の撤回)
○議長(中尾嘉男君) 日程第3、「撤回の採決」を行ないます。
これより、採決に入ります。
ただいま、議題となっております議第100
号工事請負契約の変更についての撤回の件の諾否についてお諮りいたします。
議第100
号工事請負契約の変更についての撤回を承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第100号の撤回を承認することに決定いたしました。
*************************
△日程第4
委員長報告
○議長(中尾嘉男君) 日程第4、「
委員長報告」を行ないます。
これより、各委員会に付託し審査を終了いたしました事件の結果と経過について、各委員長の報告を求めます。
議第87号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第8号)から議第99
号工事請負契約の締結についてまで、議第101
号工事請負契約の変更について及び議第104号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第9号)から議第116
号工事請負契約の締結についてまでの、
市長提出議案27件、陳第7号の1玉名中学校の通学路の安全確保を求める陳情及び陳第7号の2玉名中学校の通学路の安全確保を求める陳情の陳情2件、以上の事件を一括議題といたします。
お手元に配付しております「
委員会審議報告書」の朗読は、これを省略いたします。
審議の方法は、各委員長の報告のあと、質疑、
議員間討議、討論の後、採決いたします。
各委員長の報告を求めます。
総務委員長 内田靖信君。
[
総務委員長 内田靖信君 登壇]
◎
総務委員長(内田靖信君)
総務委員会に付託されました案件は、議案11件でありますが、本日の本会議の冒頭に議第100
号工事請負契約の変更については撤回となりました。したがいまして、議第100号を除き、委員会における審査の経過と結果について報告をいたします。
まず、議第87号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第8号)中付託分でございます。
執行部から
歳入歳出予算の総額に、それぞれ3億1,660万1,000円を追加し、総額を374億7,159万7,000円とするもので、地方債補正については、
土地改良施設整備事業ほか5件について事業費等の決定に伴い限度額を変更するものである。歳入の主なものは分担金及び負担金、
国庫支出金、県支出金、繰越金等でこれらの件について説明がありました。委員から、教育費の
国庫負担金で
玉陵小学校体育館建設と玉名町
小学校改築工事に係る負担金が計上されているとのことだが、歳出はどこに反映されているのかとの質疑に、執行部から、当初予算に
歳入歳出予算を計上していたが、今回、
国庫支出金の交付決定により歳入のみ増額補正するとの答弁でございました。
委員から、子どものための教育・
保育給付金負担金は、具体的にどのような人に使われるのかとの質疑に、執行部から、市内の私立保育園14園、
認定こども園3園、保育士や調理師等の
処遇改善措置で、主に経験年数3年以上が月額5,000円、7年以上が月額4万円の給与改定を実施するとの答弁でございました。委員から、公立保育所の保育士の処遇改善については、今後計画があるのかとの質疑に、執行部から、平成28年度に行なっており当面計画はないが、今後も
待機児童解消に向けて処遇改善については検討していくとの答弁でございました。そのほかに、
障害児通所給付費負担金、
認定こども園施設整備交付金について、質問がございました。
次に、執行部から、歳出については各項目ごとに説明がありました。
委員から、消防費の
常備消防費で普通交付税の
基準財政需要費がふえたとの説明があったがその内容はとの質疑に、執行部から、
有明広域行政事務組合消防費負担金の当初の予算計上については、前年の
基準財政需要額をそのまま計上しており、平成29年度の交付税の確定に伴う差額の補正であるとの答弁でございました。委員から、
消防施設費の
工事請負費の内容はとの質疑に、執行部から、
防火水槽予定地の実施設計をする際に、近隣の工事があったときの地質調査の結果を精査した結果、地盤が固いだろうとの予測のもとに地質調査を行なっているが、調査結果として軟弱な地盤であったために、近隣の住宅の崩壊を防ぐため、工事内容を変更せざるを得なくなり、増額を要求しているものであるとの答弁でございました。
委員から、メリケントキンソウは公園や学校の運動場のどのあたりに生息しているのか、また駆除への取り組みはどうしているのかとの質疑に、執行部から、
桃田運動公園とか
歴史博物館等で確認をされている。処理状況については、各
施設管理者において、焼却やごみ袋で出すなどで対応をしている。学校については、小学校で16校、中学校で2校確認をされており、処理としてはPTAの方々や教職員による除草作業や先生たちが準備されたバーナーで焼却を実施しているとの答弁でございました。委員から、安全性をより高めるために、学校やPTAだけに任せることなく、行政のほうでも取り組んでもらいたいとの要望でございました。
委員から、
消防施設費の
工事請負費で防火水槽は1基か、また格納庫は公民館と併設だが格納庫だけかとの質疑に、執行部から、防火水槽は1基で、そして格納庫だけの整備だが、公民館の整備が今年度中に行なわれるということで、それに伴い格納庫の整備の必要性が生じたためとの答弁でございました。委員から、詰所の整備はセットでされない理由はとの質疑に、執行部から、地元の要望で格納庫だけの整備になったとの答弁でございました。委員から、詰所と格納庫と一体となったものが本来であるので、今後も地元に働きかけながら行なってほしいとの意見でございました。
委員から、
ふるさと納税の委託内容はとの質疑に、執行部から、平成28年4月から民間に業者委託を行ない、インターネットを利用したクレジットカードによる
寄付金受け入れとか本市のPR等を行なうものである。また、寄付金額の増額が見込まれることからの追加補正との答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第87号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議第104号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第9号)中付託分であります。
執行部から、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,108万4,000円を追加し、総額を375億268万1,000円とするもので、主に
玉名市民会館建設工事費の再積算に係る経費及び
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整を追加するものであり、歳出については項目ごとに説明がございました。
委員から、
人事院勧告に伴う補正ということだが、時間外手当は関係ないのかとの質疑に、執行部から、時間外手当については若干の影響はあるが、相対的には今回の補正予算には反映されていないとの答弁でございました。
委員から、
市民会館建設について、
施設管理者からの建設に対する要望があるが、
意見聴取等はなされているのかとの質疑に、執行部から、当該要望書は、
自治振興公社の一職員が個人的見解を書き、議員個人に渡されたものである。意見聴取は平成23年度の
検討委員会の時点で施設利用者、管理者の双方にアンケートを行なうなどして実施をしている。市民の中でも多様な意見があり、管理する側にもさまざまな意見があることは認識をしているとの答弁でございました。委員から、物事を進めていく上で、それぞれの職員の考えがあるかもしれないので、何らかの方法で意見を聞いたほうがいいと思うし、そういう手数も必要ではないかという意見でございました。
委員から、過去の議会において何回となく否決された中で、現在合併特例債が延期の話がある中、また価格が高騰している中、今回の予算の提案の理由はとの質疑に、執行部から、市民会館の建設を再開することとなった理由は、一般質問等で答弁があったとおりであるが、今議会に追加で提案しなければならない理由は、
建築工事費の再積算に1カ月以上かかるので、事業費を明確にして3月議会に提案するためにはこの時期でなければ間に合わないからであるとの答弁でございました。委員から、再積算をする中で、今提案する必要性、建設費が幾らぐらいになれば、市民の理解を得られると考えているのかとの質疑に、執行部から、30数億円でおさまってほしいという想定はしているとの答弁でした。委員から、再積算の内容はとの質疑に、執行部から、あくまでも建物の建築費用を再積算するためのものであるとの答弁でございました。委員から、今回の提案の中で、道路側に5メートル移動させる話なら、その分の地質調査に影響はないのかとの質疑に、執行部から、地質調査については設計業者に確認をしたところ問題ないとの回答を得ているとの答弁でございました。委員から、熊本地震の影響で労務単価等が上昇している時期に、なぜ事業を進めるのか。また、渋滞が予想されるのに
交通量調査をしていないのかとの質疑に、執行部から、まずは老朽化している現在の市民会館を一刻も早く建てかえる必要がある。交付決定を受けて、国からの交付金を無駄にしないためである。また、
交通量調査については、複数の駐車場があって、出入口も多く四方に出られること、道路自体が国道208号のように渋滞するほどの交通量がないこと。これは横断歩道に点滅信号の設置を警察に協議した際、交通量が多くないために不必要であるとされており、そのようなことから調査の必要性はないと判断したとの答弁でございました。委員から、
市民会館建設が進む中で、
福祉センターの避難場所としての機能はどうしていくのかという質疑に、執行部から、自主避難など
福祉センター自体は使えるし、駐車場は
職員駐車場等を活用したり、有事の際には
市民会館建設中もそれなりに対応ができると思われるが、ほかの駐車場等で対応していく予定であるとの答弁でございました。
次に、
委員間討議に入り、委員から今回の予算について、再積算をするための予算だがこれを容認すると、市民広場に市民会館を建設するということを容認することにつながる。しかし、市民会館を建設する方針は中止になっていない。市民広場に
市民会館建設は反対だが、再積算で次回議会の賛否の機会はあると思われるとの意見でした。委員から、これから市民会館を進めるに当たり、再積算をすることで建設費用を明確にするための今回の予算であるので、必要なものであるとの意見でした。委員から、
市民会館建設の必要性を感じているのか、代替案はあるのかとの意見に、委員から、必要性は感じているが、予算的な節減と同時に市民のための公園を潰していいのかという立場であるとの意見でございました。
最後に、建設予定地については異論はあるものの、委託料の予算については実質的な予算の積算が必要であるため、予算を認めることで一致いたしました。
審査を終了し、採決の結果、議第104号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議第94号玉名市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、
国家公務員の
育児休業制度の見直しに伴い条例の整備を図るもので、
非常勤職員の育児休業について、子どもが1歳6カ月に達したあとも特別の理由がある場合、2歳に達するまで休業の延長ができるものであるとの説明がございました。委員から、近年の育児休業の状況はどうかとの質疑に、執行部から、平成29年12月12日現在で正職員については11名、
非常勤職員は
教育委員会で3名であるとの答弁でございました。委員から、育児休業はきちんと取得されるようになっているのかとの質疑に、執行部から、制度設計上は整備しているが、これからも取得しやすい環境整備は必要であるとの答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第94号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第112号玉名市
市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、
玉名市長等の給与に関する条例の一部改正に準じて、議員の期末手当を改定するための条例の整備を図るものであるとの説明がございました。
特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第112号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第113号
玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、
国家公務員の給与改定に準じて、市長及び副市長の給与を改定するため条例の整備を図るものであるとの説明がございました。委員から、
国家公務員の給与改定に伴う改定だが、議員の特別職の給与を上げる場合、
報酬等審議会に諮問するとあるが、この場合の諮問の必要性とはとの質疑に、執行部から、報酬の改定については諮問に応じて措置がなされるが、今回の場合は
人事院勧告に基づいてのものであり、特別職及び一般職についてもその勧告により取り扱っているとの答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第113号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第114号玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、
国家公務員の給与改定に準じて教育長の給与を改定するため、条例の整備を図るものであるとの説明がございました。
特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第114号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第115号玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。執行部から、
国家公務員の給与改定に準じて職員の給与を改定するため、条例の整備を図るものであるとの説明がございました。委員から、職員等の残業代はきちんと支給しているのかとの質疑に、執行部から、時間外勤務手当の支給については命令権者の命令のもとに実績に応じて支給するという制度になっているので、実績に応じて処理を行なっているとの答弁でございました。委員から、職員給与が月額0.19%アップになるということだが、
非常勤職員や臨時職員の賃金の改定は基準があるのかとの質疑に、執行部から、
非常勤職員や臨時職員の賃金の設定については、最低賃金あるいは
近隣市町村等の状況を鑑みて、基準を設定して定めている状況であるとの答弁でございました。委員から、
非常勤職員等についても
勤務年数等に応じた賃金の見直し等の基準も必要と思うがとの質疑に、執行部から、職務内容・経験年数等を勘案しながら賃金体制の調査研究を行なっていきたいとの答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第115号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第99
号工事請負契約の締結についてであります。執行部から、
市道岱明玉名線が
JR鹿児島本線の線路をまたぐため、盛土による道路のかさ上げ等の工事を行なうもので、仮契約中であり議決後、本契約を行なうものであるとの説明がございました。委員から、JRの高架の工事などは市内の業者でも施工ができているのかとの質疑に、執行部から、JRに登録してある業者であればできるが、JRと協議の上であり、業者数は現在6社あると認識をしているとの答弁でございました。委員から、上部の工事の予定はとの質疑に、執行部から、平成31年度を予定しているとの答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第99号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第101
号工事請負契約の変更についてであります。執行部から、
天水公民館建設工事で天水町公民館、天水支所、
天水保健センター「ふれあい館」の改修工事を行なうもので、鋼管杭施工において支持層に到達しない杭を延長すること等を変更するものであるとの説明がありました。委員から、天水公民館の地質調査の地点数と広さはどれくらいかとの質疑に、執行部から、今回の調査は建物の床面積2,400平方メートル中、2カ所であるとの答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第101号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第116
号工事請負契約の締結についてであります。執行部から、議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する規定によるもので、内容として、玉名市防災行政無線施設整備工事で、玉名地区、
岱明地区、横島地区及び天水地区個々で運用している防災行政無線を統合及びデジタル化するものである。プロポーザルによる審査の結果、随意契約を行なうもので仮契約中であり、議決後、本契約を行なうものであるとの説明がありました。委員から、期間と進め方はとの質疑に、執行部から、工事期間は平成31年度末を予定して、なお、地区での設定はしていないが、天水地区においては、天水支所が建設中であるなどの状況を加味して計画していきたいとの答弁でございました。委員から、現在の防災無線での難聴地域や苦情等に対する配慮はあるのかとの質疑に、執行部から、改めて音達調査を行ない、難聴地域解消をしながらの工事を計画しているとの答弁でございました。委員から、天水地区の戸別受信機等への対応はとの質疑に、執行部から、今回の計画では戸別受信機を設置しないが、屋外子局をふやすなど計画をしているが、調査の上で、それでも難聴地域があった場合は戸別受信機の活用も考えられるが、まず計画に沿って努力し、携帯電話にも同様の情報が入るなどの工夫も考えていきたいとの答弁でした。委員から、今回の契約の相手に決定した資料はないのかとの質疑に、執行部から、プロポーザルに当たり、まず上限価格を9億4,000万円程度で予定していたので、その半額以上の5億円同等の工事の経験との条件をつけたところ、8社から応募があった。うち3社は辞退となったが5社から提案があり、1次審査を専門家等の6名で基準に基づき審査を行ない、3社まで絞り、3社によりプレゼンテーションを行ない、6名の点数を算出して株式会社協和エクシオが最終決定となったとの答弁でございました。委員より、防災行政無線設置後の今後のメンテナンスは、プロポーザルの中でそうした話し合いはあったのかとの質疑に、執行部より、保守料についてはプロポーザルの条件として、保守の方法、想定される金額を提案されていて、今回は1,000万円を超えない範囲で提案を出してもらったとの答弁でございました。委員から、防災無線の設置位置は現在と同じかとの質疑に、執行部から、設置する位置は現在地を基準としているが、老朽化等を勘案しながら使用できるところは使用し、使用できない場合は新規に変更するなど、今後協議しながら進めていくとの回答でした。委員から、今後変更の可能性はあるかとの質疑に、執行部から、変更はあると認識しているが、全段階で現地調査を行なっていて、今回の契約で相当の内容を含んでいる。また、新設箇所本数は40本との答弁でした。委員から、以前、区長、消防管理者等には屋内子局を配備するとの答弁を記憶しているがどうなっているのかとの質疑に、執行部から、消防関係者、
市議会議員、区長等の防災関係者にはそれぞれ配布する予定であるとの答弁でございました。委員から、高齢者等災害弱者等への屋内子局の配備についてはどうかとの質疑に、執行部より、国の動向を見ながら検討すべき課題であるとの答弁でございました。委員から、今回の事業の財源はとの質疑に、執行部より、充当率100%の起債を利用して整備を進めるところであるとの答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第116号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上で、
総務委員会の付託されました案件の報告を終わりますが、本日撤回になりました議第100号を除いて、
総務委員会に付託されました案件の報告を終わったところでございます。なお、本日撤回になりました議第100
号工事請負契約の変更につきましては、委員会審査の段階では撤回となっておりませんでしたので、審査をとり行ないました。議案の撤回につき、その経過の詳細は報告いたしませんが、審査の結果、全員異議なく可決すべきものと決しておりましたが、その後に議案に疑議があることが判明しましたので、参考まで申し伝えたいと思います。以上です。
○議長(中尾嘉男君) 委員長の報告の途中ですが、議事の都合により、午後1時まで休憩いたします。
午後 0時01分 休憩
───────────
午後 1時01分 開議
○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開き、
委員長報告を行ないます。
建設経済委員長 城戸淳君。
[建設経済委員長 城戸 淳君 登壇]
◎建設経済委員長(城戸淳君) 今期、建設経済員会に付託されております議案13件及び陳情1件について、委員会の審査の結果と経過を御報告いたします。
まず、議第87号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第8号)中付託分についてであります。歳出の部、6款農林水産業費が151万5,000円の減額、そのうち主なものは、産地パワーアップ事業補助金の794万7,000円の増額や大正開漁業しゅんせつにおける
工事請負費の執行残による2,217万9,000円の減額などであります。7款商工費では1,298万円の増額。8款土木費は3,120万7,000円の増額で、主なものは被災宅地復旧支援事業補助金で2,294万2,000円の増額であります。また、各款に共通して人事異動等による職員給与の調整などによる増減が計上をされております。債務負担行為補正では、新川漁港浚渫工事を、平成30年度の期間に限度額3億円で追加するものであります。
以上、執行部の説明を受け、委員から、スポーツ合宿等の需要調査委託料に関する対象者や負担割合についての質疑に、執行部から、この事業は玉名圏域定住自立圏共生ビジョンに基づく、玉名市、玉東町、和水町の1市2町の取り組みで、まず今年度にスポーツ施設のデータ整備、合宿等の受け入れ環境の分析、大学・企業のスポーツクラブ等へのヒアリング調査等を行ない、次年度以降に対象者の選定を行なう予定である。今回の調査委託料200万円のうち、和水町から25万4,000円、玉東町から13万円を負担金としていただくとの答弁でした。
次に委員から、鍋松原海岸の松の松くい虫対策について予防的にするものが補正予算で上がってきたのはなぜかとの質疑に、執行部から、6年ごと消毒することにしており、当初予算では57本分を計上していたが、県から毎年均等に実施するように指示があり、全体の約6分の1に当たる92本を対象することにしたために、今回補正することになったとの答弁でした。
次に、委員から、地域経済応援ポイント事業についてとの質疑に、執行部から、この事業は使用されないまま期限切れなどで失効しているクレジットカードなどのポイントを各自治体で使用できるポイントなどに変換することで、消費者のポイント等の使途が広がるとともに、各自治体や地域の消費を拡大し、地域の活性化を図るものである。マイナンバーカードの民間活用部分「マイキー」を活用した取り組みで、現在実証事業の段階で、全国で34自治体がこの事業に参加している。玉名市では協同組合たまなスタンプ会の加盟店で使用できるようになるとの答弁でした。このほか、大正開漁港のしゅんせつ
工事請負費の執行残が大きいことや、平成29年度の土木費予算が例年より多いことについて質疑があっております。
以上、審査を終了し、採決結果、議第87号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第90号平成29年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。内容は、収益的支出について207万5,000円の増額で、損害賠償履行請求事件に伴う弁護士費用によるものであります。以上、執行部の説明を受け、委員から、裁判に係る水道管について、その近隣の住民のためにも引くということだったが、給水申し込みはあったのかとの質疑に、執行部から、まだ1件もあっていないが、市の重要な幹線道路沿いであり、商業や住宅がふえる要素は十分にあり、現在、使用されている井戸の水質が悪くなったときに水道を引いていただけると考えているとの答弁でした。また、委員から、基本的に裁判されるということは、理不尽が多いということ、いろんな事情があって水道管を引くということなら、平等性も考えしっかりと説明してするべき。注意してもらいたいとの意見がありました。
以上、審査を終了し、採決結果、議第90号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第91号平成29年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。内容は、債務負担行為として、岱明汚水中継ポンプ場等維持管理業務を平成30年度の期間で2,750万円の限度額を設定するものであります。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第91号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第92号平成29年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)についてであります。内容は、債務負担行為として、横島町農集排汚水処理場施設等維持管理業務を平成30年度の期間で5,700万円の限度額を設定し、天水町農集排汚水処理場施設等維持管理業務を平成30年度の期間で2,000万円の限度額を設定するものであります。以上、執行部の説明を受け、委員から、維持管理業務の契約金額についての質疑に、執行部から、下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法、いわゆる「合特法」により、地区ごとに各業者と随意契約しており、施設の数や処理方式の違いにより契約金額が違うとの答弁でした。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第92号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第93号玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例及び玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは、農村地域工業等導入促進法の一部改正により、「農村地域工業等導入促進審議会」の名称が「農村地域産業導入促進審議会」に変更されることに伴い、条例の整備を図るものであります。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第93号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第97号指定管理者の指定についてであります。内容は、岱明コミュニティセンター及び岱明磯の里について、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの期間、株式会社三勢ほか2団体を指定管理者に指定するものであります。執行部の説明を受け、委員から、指定管理者制度の目的の一つとして地域の活性化があると思うが、これまで指定管理者によりどのような地域活性化があったのかとの質疑に、執行部から、岱明磯の里では、地元の要望に応じた仕入れや岱明コミュニティセンターの宿泊者への食事提供などで売上は伸ばしている。岱明コミュニティセンターでは、直営時代よりも管理委託料が減少し、近年は入館者も増加しており、宿泊者も災害復旧関連の需要もあり増加したとの答弁がありました。また委員から、もっと施設の生かし方があると思うので、コンサルタントなど専門家にそのアイデアを公募してもいいのではないかとの意見もあり、執行部からも、検討に入れたいと考えるとの答弁がありました。また委員から、指定管理者は条例のしばりがあり、運営の難しさある中で頑張っておられると思うが、市として岱明磯の里や城北地区唯一の海水浴場、美しい砂浜などの生かし方をもっと考えていく必要があると思うとの意見がありました。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第97号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第98号指定管理者の指定についてであります。内容は、観光ほっとプラザ「たまララ」について、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの期間、一般社団法人玉名観光協会を指定管理者に指定するものであります。以上、執行部からの説明を受け、委員から、指定管理料はどのくらいになるのか、喫茶スペースも直営でしているようなので、売り上げをふやす努力が求められるがとの質疑に、執行部から、指定管理料は平成30年度から5年間で7,250万円、売上については平成23年度の開業時をピークに開業効果が薄れ、毎年落ちてきていた。平成27年度には売上は上がったものの、昨年度は熊本地震の影響でかなり落ちている。喫茶スペースでは、ワンコインランチやメニュー開発に日々取り組んでおり、館内を季節感あふれる模様がえを行なうなどの努力をしている。玉名市だけではなく、県北地域の観光拠点として位置づけもあり、菊池市、山鹿市、和水町、南関町など県北地域連携して、いろいろな事業に取り組んでいるが、今は収益の大きい事業がないので、今後取り組まなければならないと考えているとの答弁でした。また委員から、駅舎東側の高架下に玉名ラーメンの店舗を出店してもらうことなど考えはないかとの質疑に、執行部から、駅舎東側の高架下については駐車場不足の問題があり、現在臨時的に駐車場として使用しているが、西側駐車場等が整備されていることから駐車場の利用状況を見ながら、もともとの利用目的であるイベントスペースに戻し、物産展や地元の野菜等の販売に使っていこうと思っている。また、高架下は火の取り扱いが許可されないため、ラーメン店は難しいと思われるとの答弁でした。また委員から、「たまララ」の目的の一つに観光案内があるが、状況はどうかとの質疑に、執行部から、大体年間2,400件と横ばいで推移してきたが、平成27年度は旅行券の事業を実施したため1万2,400件、昨年度も旅行券事業を実施しており、6,500件の問い合わせがあり、観光地の紹介や行き方などを案内しているとの答弁でした。また委員から、地元ツアーなどのコースを紹介するなどあると思うが、どういう体制をとったら玉名の魅力をもっと楽しんでもらえると考えるかとの質疑に、執行部から、玉名観光ガイドの会で観光ルートを幾つか設定し案内している。観光ガイドの申し込み先も玉名観光協会にしており、玉名観光協会に尋ねれば、いろいろな玉名のことを案内できる「観光のワンストップサービス」にしたいと考えている。そのために、いろいろな関係者の協力が必要であり、みんなが玉名に来ていただいて喜んでもらえることを意識して、自分でできることをしていただく「玉名市民総合案内人」になってもらいたいと望んでいるとの答弁でした。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第98号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第104号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第9号)中付託分についてであります。歳出の部、4款衛生費、1項保健衛生費、9目浄化槽設置整備費が4万2,000円の増額、6款農林水産業費が596万6,000円の増額、7款商工費では92万6,000円の増額。8款土木費は234万6,000円の増額で、それぞれ
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整によるものであります。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第104号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第107号平成29年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。内容は、歳入歳出それぞれ4万2,000円を増額するもので、
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整によるものであります。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第107号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第108号平成29年度玉名市九州新幹線渇水対策被害対策事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。内容は、歳入歳出それぞれ22万1,000円を増額するもので、
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整によるものであります。
委員から特段の質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第108号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第109号平成29年度玉名市水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。内容は、収益的支出について55万2,000円を増額するもので、
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整によるものであります。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第109号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第110号平成29年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。内容は、収益的支出について58万1,000円を増加するもので、
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整によるものであります。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第110号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第111号平成29年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第3号)についてであります。内容は、収益的支出について7万6,000円を増額するもので、
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整によるものであります。
委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第111号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、陳第7号の1玉名中学校の通学路の安全確保を求める陳情についてであります。これは、玉名中学校南側の通学路に関して、大雨時に道路が冠水し危ないため、生徒が安全で安心した通学できる環境を求めるものであります。本陳情の審査に当たっては、委員派遣を行ない、現地の状況を視察しております。また、執行部から次のような説明があっております。まず浸水被害に直接関係する境川については、平成20年度から境橋上流から南大門橋までの県管理区域について、熊本県が改修事業を進めており、その上流の山田橋までの市管理区間については、県工事と並行して平成27年度から測量設計業務に着手し、県工事の進捗状況と調整しつつ進めることと、市の見解として、県の工事により新しい河川のルートに変われば、流れもスムーズとなり浸水被害もある程度解消されると考えているとのこと。また、市としては、今年度浸水被害が生じている地域、特に春出・中尾地区の水路整備の調査・検討業務に取り組んでいること。ただし、河川や水路の整備については下流側からの整備が基本であり、上流側を先に行なえばその部分はよくなったとしても違う箇所に影響が生じることになるため、河川のルートが切りかわったあとで必要な部分について水路整備に取り組むことがより効果的と考えていること。以上のような説明を受けております。執行部から説明を受け委員から、県の工事が終わるまでまだ数年もかかる見込みで、その間、年に何回か道路が冠水し住民は困り続けることになる。このままにしてもいいのか、何らかの対策を講じるべきとの意見がありました。
以上、審査を終了し、採決の結果、陳第7号については、全員異議なく採択すべきものと決しました。
次に、このほかの案件として、審議した意見書案の提出について報告いたします。現在、地方自治体の道路整備事業について、国においては、社会資本整備総合交付金として基本補助率50%の補助金がございますが、それに加えて平成20年度から29年度までの10年間の時限措置として、さらに5%のかさ上げ補助が行なわれています。しかし、この時限措置がなくなる平成30年度からは、このかさ上げ分の5%がなくなり、本市においても財政上の負担は非常に大きくなります。また、現状においても道路整備の市民ニーズは高く、今後も必要な道路整備を実施していく必要があることから、国において地方創生の推進のためにも地方の道路整備の現状を把握し、その必要性を十分認識していただき、道路整備に係る予算を十分に確保するとともに、これまでの時限立法で実施してきたかさ上げ措置についても、今後も引き続き継続していただきたいと考えております。そこで、以上の件について、国に対して意見書を提出するため、本議会に建設経済委員会から意見書案を提出するものであります。
この件については、委員から特段の意見はなく、採決の結果、全員異議なく本意見書案を建設経済委員会から議会に提出することに決定いたしました。本意見書案については本日、追加議案として上程することになっておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。
以上、
建設経済委員長報告を終わります。
それと付託案件以外の質疑があっております。それは、九州新幹線渇水対策の基金についてでございます。委員から、30年間の渇水対策施設の維持管理費が必要になる。九州新幹線渇水対策基金が残りが平成30年度末で7億円ぐらいになると思われる。維持管理費が足りない場合、一般会計から充てると聞いたが、できるだけ渇水対策のためにいただいた財源である基金ですべきで、安易に一般財源を充てていいのかとの意見があり、執行部から、地元からの要望が多く被害が出ているところは対応している。できるだけ基金を残せるよう苦慮しながら、事業を進めているとの答弁。これを受け委員から、地元とよく話し合い、住民の不安がないようにお願いしたいとの意見がありました。以上でございます。
○議長(中尾嘉男君) 文教厚生委員長 徳村登志郎君。
[文教厚生委員長 徳村登志郎君 登壇]
◎文教厚生委員長(徳村登志郎君) 今期、文教厚生委員会に付託されました議案8件、陳情1件について審査の経過と結果を報告いたします。
初めに、議第87号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第2号)中付託分についてですが、3款民生費は2億4,248万7,000円の追加で、主なものは、技能や経験を積んだ副主任保育士など中堅職員の職務・職責に応じて月額5,000円から4万円の処遇改善を行なうとともに、全職員に対し月額6,000円程度の処遇改善を行なうための私立保育園運営費負担金の増額、また熊本地震復興基金交付金活用事業として、応急的な住まいからの転居の際に1世帯当たり一律10万円を助成する転居費用助成事業助成金、及び住宅賃貸契約に伴う費用に対し、1世帯当たり一律20万円を助成する民間賃貸住宅入居支援事業助成金の増額などです。10款教育費は1,406万1,000円の追加で、小学校及び中学校の管理事業における諸経費の増額などです。次に第2表債務負担行為補正につきましては、重度心身障害者医療費助成申請処理業務ほか2件の限度額を設定するものです。
執行部からの説明のあと、3款民生費について、委員から、児童福祉総務費の委託料の内容はとの質疑に、執行部から、子ども・子育て支援交付金交付要綱の改定による委託料基準額の変更による増額によるもので、委託事業の内容は、社会福祉協議会や「ルーテル保育園」「おおくらの森保育園」など市内6カ所の保育園等に併設して、気軽にお母さんたちが相談できる場や子育てのイベントを開く地域子育て支援拠点事業、その中から専門的なコーディネーターを配置している「おおくらの森」と「敬愛保育園」の2カ所に委託している利用者支援事業、その他、玉名中央病院で病気の子どもたちを預かっていただく病児・病後児保育事業、市内14カ所の学童クラブに対する放課後健全育成事業となっているとの答弁がありました。委員から、私立保育園運営費負担金について、保育士の処遇が改善されたかどうかの確認はどのようにするのかとの質疑に、執行部から、各私立保育園から保育士ごとに加算分の申請があり、その申請に基づいて確認を行なうとの答弁があり、これに対して委員から、どの程度の改善額になるのかとの質疑があり、執行部から、経験年数がおおむね7年以上の副主任保育士で月額4万円、おおむね3年以上の職務分野別リーダーで月額5,000円の加算を目安にしているとの答弁でした。次に委員から、償還金は国への返還金との説明だが、年度末にも上がってくるのかとの質疑に、執行部から、平成28年度の実績による確定額であり、今回のみ。例年、当初予算では実績を考慮しながら組むが、補助金の交付申請では予算不足とならないように申請する傾向があるため、償還金が発生するとの答弁がありました。次に委員から、障害児通所給付事業の増額補正の説明で通所利用者の増額による扶助費の増加との説明であったが、利用者数はどの程度ふえているのかとの質疑に、執行部から、放課後デイサービスの施設が昨年度の12施設から今年度3施設ふえており、利用者数も月当たり126件から今年度143件に増加の見込みとなっているとの答弁がありました。次に委員から、生活保護世帯数の推移はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、最近の傾向としては生活保護世帯は減少傾向にあり、過去5年を見てみると平成25年度が相談件数が173件、うち56件が生活保護の申請をされており、廃止された方が47件であった。また、平成27年度は相談件数150件、うち申請が85件で過去5年間では最多となっており、廃止が43件で、昨年平成28年度が相談件数92件、申請57件で前年度に比べて相談申請件数ともに減少している。また、廃止件数が72件で被保護世帯が444件であった。最近は景気が上向きなこともあり、生活が再建できて受給廃止となる場合もあるが、生活保護者の約60%が65歳以上の高齢者であり、就労することなく亡くなって生活保護廃止となる傾向がみられるとの答弁がありました。次に委員から、みなし仮設住宅の入居期間は原則2年間だったと思うが、入居者の現況はどうなっているのか、また市営住宅の担当部署と連携するなど手厚い支援をお願いしたいとの質疑に、執行部から、みなし仮設住宅に入居された31世帯のうち5世帯の方が退去されており、現在は26世帯の方の入居となっている。入居期間は原則2年間で、最後の方で平成31年5月末までとなっている。入居期間については申請により必要に応じて1年間の期限延長が可能となった。また、退去者5名のうち1名は公営住宅に入居されており、今後も市営住宅の担当部署である営繕課と連携し支援を行なっていくとの答弁がありました。次に委員から、認可外保育施設支援補助金の対象となる施設はどこか、また認可外保育施設は現在何施設あるかとの質疑に、執行部から、この補助金の対象となっている施設は一般の方を受け入れる岱明町の「星の子学園」の1施設である。また、市内の認可外保育施設は6施設あるが、6施設には事業所の従業員のための保育施設等も含んでおり、今回の補助の対象にはなっていないとの答弁がありました。
次に、10款教育費について、委員から、小学校・中学校の学校管理費で、光熱水費が増額になっているが、毎年度このような計上方法になるのかとの質疑に、執行部から、当初予算の段階では例年並みの予算を組んでおり、この時期に年度末までの不足額を見込んで増額補正をお願いしているとの答弁があり、また委員から、小中学校の空調設備工事の進捗はどうなっているか、光熱水費への影響はあるかとの質疑があり、執行部から、すべての工事を発注しており、現在着工している学校もあるが、完成が来年の3月であり、稼働は一切していないので、空調設備の設置に伴う光熱水費は来年度の当初予算に計上したいとの答弁がありました。次に委員から、学校給食費の備品購入は玉陵小学校の給食用食缶を購入するとのことだが、6小学校の不足分を購入するものかとの質疑に、執行部から、現在は6小学校でそれぞれクラスの人数に応じた食缶を使用しているが、玉陵小学校が4月に開校することでクラスの人数もふえるために、新たに大きいものを買いそろえるとの答弁がありました。次に委員から、小学校スクールバスを運行するに当たって民間バス事業者との請負契約とするとの説明があったが、運転手は第2種運転免許が必要かどうか調査はしているか。また市でバスを所有して直営で送迎する場合との費用の比較検討はなされているか。市でバスを所有すればスクールバスとしての運行のみならず、運転免許返納者の交通不便の解消等にも活用できるのではないかとの質疑があり、執行部から、発注先は運輸局等に届け出をされているバス事業者を想定しているため、当然必要な免許を取得されているものと考えている。今後、精査する中で仕様書にきちんと明記していく。また費用の比較検討については行なっていないが、民間事業者への完全委託は、玉陵小学校の学校再編に伴い、新しい学校づくり委員会やPTA、通学部会等で協議を重ねる中で合意形成がなされている。大浜小学校については、現在PTAの協力によって運行しているが、玉陵小学校と一体化して業務請負契約を結びたいという話をした際は、非常に助かるといった意見もいただいている。大浜小学校の今の形態でスクールバスを運行した場合、車両の減価償却を除いた維持管理費用と運行の委託料を計算すると約80万円強となり、今回の業務委託料の約9分の1程度になるが、コスト以外の目に見えない効果やPTA等との合意がなされている点まで総合的に勘案すると、両小学校を一緒にした民間事業者への全部委託で考えていきたい。今後、きちんとした費用の検証を行なうとの答弁があり、委員から、高齢者の交通手段を考えていないと免許証返納者もふえていかないし、また交付税の算定措置がどうかまで含めたところで、総合的に費用の比較検討をしてほしいとの意見がありました。
以上、審査を終了し、採択の結果、議第87号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
次に、議第88号平成29年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてですが、第1表、
歳入歳出予算補正は、歳入歳出それぞれ7,361万2,000円を追加し、総額を108億6,537万4,000円とするもので、歳出の11款諸支出金は平成28年度の療養給付費等の決定に伴う国への償還金などです。
この件について特に質疑もなく審査を終了し、採決の結果、議第88号については、原案のとおり全員異議なく可決するべきものと決しました。
次に、議第89号平成29年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)については、第1表、
歳入歳出予算補正は、歳入歳出それぞれ392万9,000円を減額し、総額を80億7,723万9,000円とするもので、歳出、1款総務費は人事異動等による
職員給与等の調整などです。また第2表、債務負担行為については、短期集中型通所サービス事業業務の限度額を定めるものです。執行部からの説明のあと委員から、元気あっぷ教室は何カ所で何人の参加者があるのかとの質疑に、執行部から、元気あっぷ教室は今年度から開始した総合事業で、運動機能の低下した方を対象に公民館等で運動をしてもらう4カ月の短期間の教室で、11月末現在では1カ所、高齢者等就業支援センターにて10名の方が参加されているとの答弁がありました。次に委員から、人事異動による
職員給与等の調整との説明があったが、これだけ高齢化が進み制度も変わる中で、職員が1名減って足りているのかとの質疑があり、執行部から、県からの権限移譲等による業務もふえつつある。職員増加をお願いしているが、改善できる事務は改善しながら対応していくとの答弁がありました。これに対して委員から、特に福祉関係は国の制度が目まぐるしく変わっている。総務課とも十分協議して、新たな制度に取り組める体制をつくってほしいとの意見がありました。次に委員から、介護施設に入所しないで自宅で介護されている方の補助金があったと思うが、これまでの補助金額の見直し等はあっているか。また交付者の推移はどうなっているかとの質疑に、執行部から、市民税の非課税世帯の要介護4以上で、高齢者を在宅で1年間介護している方に対して10万円を家族介護慰労金として支給している。これまでの支給は5件となっている。在宅で介護すること自体が難しいところもあり、支給者の数はふえていない。近隣市町の支給額は10万円で見直しは行なっていないが検討するとの答弁がありました。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第89号については、原案のとおり全員異議なく可決するべきものと決しました。
次に、議第95号玉名市奨学基金条例の一部を改正する条例の制定についてですが、玉名市奨学生制度の見直しに伴い、条例の整備を図るものです。改正の主な内容としては、奨学金の貸与を受けるための要件の1つに、「奨学生の保護者が市税の滞納をしていない者」を追加し、これらの規程の整理を行なうものです。
この件について特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第95号については、原案のとおり全員異議なく可決するべきものと決しました。
次に、議第96号玉名市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてですが、これは梅林支館、小田支館、玉名支館、月瀬支館、石貫支館及び三ツ川支館の位置を変更するため、条例の整備を図るもので、改正の内容は平成30年度の玉陵小学校の開校により6つの小学校が廃止されることに伴い、これらの小学校にそれぞれ位置を置く6つの支館について、玉陵小学校にその位置を変更するものです。執行部からの説明のあと、委員から、この改正については新しい学校づくり委員会等での説明はなされているかとの質疑に、執行部から、新しい学校づくり委員会への出席はしていないため説明はしていないが、支館長には説明し同意を得ているとの答弁がありました。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第96号については、原案のとおり全員異議なく可決するべきものと決しました。
次に、議第104号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第9号)中付託分についてですが、
人事院勧告に基づく職員給与の改定及び11月の人事異動に伴う調整を行なうもので、
職員給与等の調整以外のものにつきましては、3款民生費、国民保険事業会計繰出金45万1,000円、介護保険事業会計繰出金44万3,000円を追加するものです。執行部からの説明のあと、委員から、産休職員に対する給与はどうなるのかとの質疑に、執行部から、出産により休業し給与が支給されない場合は、出産手当金として1日につき標準報酬日額の3分の2が支給され、また、育児休業手当金として休業期間が180日に達するまでの間は、標準報酬日額の100分の67、180日からは100分の50が市町村共済組合から支給される制度があるとの答弁がありました。その他、委員から、総合型地域スポーツ統括マネージャーの募集があっているようだが、増員するのかとの質疑があり、執行部から、現在の任期付職員は平成29年度から3年の任用期間だったが、一身上の都合により、今年度いっぱいで契約を解除することになったため、残りの2年間について新たに募集を行なうものとの答弁があり、これに対して委員から、今年度が設立準備期間の最終年度であるが大丈夫かとの質疑に、執行部から、一身上の都合ではあるが、総合型地域スポーツクラブが創設される平成30年3月末までは勤めてもらうこととしているため、支障がないものと考えているとの答弁がありました。
以上、審査を終了し、採決の結果、議第104号については、原案のとおり全員異議なく可決するべきものと決しました。
次に、議第105号平成29年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてですが、第1表、
歳入歳出予算補正は、歳入歳出それぞれ45万1,000円を追加し、総額を108億6,582万5,000円とするもので、
人事院勧告及び人事異動に伴う
職員給与等の調整です。
この件について特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第105号については、原案のとおり全員異議なく可決するべきものと決しました。
次に、議第106号平成29年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてですが、第1表、
歳入歳出予算補正は歳入歳出それぞれ44万3,000円を追加し、総額を80億7,768万2,000円とするもので、
人事院勧告に基づく
職員給与等の調整です。
この件について特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第106号については、原案のとおり全員異議なく可決するべきものと決しました。
次に、陳第7号の2玉名中学校の通学路の安全確保を求める陳情についてです。陳情の趣旨は、玉名中学校の正門に通じる学校南側の通学路は排水が悪く、大雨時に冠水し危険であることから、生徒たちが安全に通学できるように排水の改善や安全策を施し、良好な通学環境を確保してほしいというものです。執行部から、境川の改修工事の進捗状況と、県改修区間であるJR新設橋が完成し、国道208号にかかる新境川橋に河川のルートが切りかわれば流れもスムーズとなり、ある程度の排水問題は解決できるとの説明がありました。また、本年度に浸水被害が発生している地域、特に春出・中尾地区については、いつでも水路整備に着手できるように、調整検討を行なっている。河川や水路整備は下流側からの整備が基本であるため、上流側を先に行なえば別の場所に影響が出ることになる。そのようなことがないようにするためにも、河川のルートが切りかわり、それでも部分的に水路整備の必要があるのなら、それから取り組むべきと考えるとの説明があり、委員から、かなりの水量が冠水箇所に集中していると考えるが、その分まで考慮した上で改修工事は行なっているのかとの質疑があり、執行部から、最近は確かに想定のつかない集中豪雨が発生しているが、県管理区間の改修工事は10年に一度の確率で発生する洪水に対処する断面で整備が行われているとの答弁がありました。また委員から、さらに下流の滑石地区でも川幅は広くないので、例えば水量の一部を繁根木川に分散するなどの方法は考えられないのかとの質疑があり、執行部からこの地区の雨水は最終的には境川に流入するが、解消できなければ部分的にでも繁根木川に分散する等の対策も検討しなければならないものと考えるとの答弁がありました。次に委員から、冠水箇所は通学路でもあることから、応急的な対策はどのように考えているのかとの質疑があり、執行部から、水中ポンプでポンプアップしても流す先がないため、今のところ解決の手段がない。現在、JR新設橋の橋りょう協議等にとりかかっているため、工事完了を待って結果を見なければ解決策の検討がつかないとの答弁がありました。次に委員から、陳情箇所西側の曙交差点も以前は冠水していたが、付近の方がボランティアで側溝の詰まりを取り除いたところ解消されたとの報告を受けている。曙交差点の水はけがよくなったことで、陳情箇所が余計に冠水していることも考えられるので、総合的な調査をお願いしたいとの意見があり、また陳情にもあるようにガードレールを設置するなど、できる安全対策からでも取り組んでほしいとの意見がありました。
以上、審査を終了し、採決の結果、陳第7号の2については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上で、今期文教厚生委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。
○議長(中尾嘉男君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。
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△日程第5 質疑・
議員間討議・討論・採決
○議長(中尾嘉男君) 日程第5、「質疑・
議員間討議・討論・採決」を行ないます。
これより、質疑に入ります。ただいままでの「各委員長の報告」について、質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。
これより、
議員間討議に入ります。まず、
議員間討議の方法について申し上げます。
議員間討議の方法については、論点をもって
議員間討議を提案する者に対して、議論しようとする者の賛同がある場合に実施することといたします。また、
議員間討議を提案される方は、
議員間討議を必要とする論点、理由等について御説明お願いいたします。
それでは、
議員間討議の提案はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君)
議員間討議なしと認めます。
これより、討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。
18番 前田正治君。
[18番 前田正治君 登壇]
◆18番(前田正治君) こんにちは。日本共産党の前田正治です。
私は今議会に提案されています議案の中で、議第95号玉名市奨学基金条例の一部を改正する条例の制定について、議第96号玉名市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、以上の議案については、反対の立場から意見を述べます。
議第95号であります。これは、現在の奨学基金条例を奨学金を必要とする学生の保護者が市税を滞納している場合は奨学金を貸与しないように改正するものであります。これは、子どもの進学の意欲や勉学の意欲を大きく阻害するものであり、奨学金の趣旨にも反するものと言わざるを得ません。憲法第26条には、教育を受ける権利が定めてあります。経済的な理由を問うことなく学べることを保障したものであります。どの子どもも教育を受ける権利は、親の経済的理由で左右されるものではありません。市税を滞納しているのは親であり、奨学金を借りるのは子ども本人であります。親の責任が原因で、子どもの将来の芽を摘み取ってしまうような冷たい市政は、実施すべきではありません。熊本県が実施した、子どもの生活実態調査では、経済的理由による子どもの貧困を憂慮する報道がありました。また、所得の違いによって教育格差が拡大している指摘もあります。奨学金の貸与において、市税滞納者を締め出す条例改正は、子どもの貧困をさらに助長するものであり、絶対に容認できません。
次に、議第96号についてであります。これは、平成30年4月1日から玉陵中学校の6小学校が玉陵小学校に統合します。それに伴い、現在の6小学校区に設置してある公民館支館の位置を玉陵小学校に統合するものであります。公民館支館の活動は6小学校が玉陵小学校に統合してからも、それぞれの旧小学校区で継続するものとなっています。しかし、公民館支館の位置を学校統合と同時に早々と統合することは、公民館支館活動の拠点をなくすことであり、地域社会の自主性を阻害し、地域の疲弊に拍車をかけるものであります。学校跡地利用における3年間の猶予とも矛盾するものであり、このような条例改正を容認できません。
以上、2つの議案に対する反対討論とします。
○議長(中尾嘉男君) 15番 江田計司君。
[15番 江田計司君 登壇]
◆15番(江田計司君) 15番、無会派の江田です。
議第104号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第9号)中付託分、市民会館費委託料142万8,000円に対して、私は反対をいたします。
理由は、6月9月議会において、否決されたのは一体何だったのか。私たちが反対しているのは、建設することには賛成であります。しかし、問題は、市民の声を代弁しての建設場所でありました。この件については、さきの一般質問でも言ったとおりであります。合併特例債が5年間延長される理由は、資材の高騰、人手不足、入札不調による工事の遅れと言われております。熊本の場合は、特に熊本地震で今が一番大変なときであります。それにもかかわらず、なぜ急がなければならないのか。半世紀以上にわたって使用する建物であります。2回にわたっての入札不調のとき、既に金額はある程度わかっていたはずなのです。この積算予算こそが税金の無駄使いじゃなかろうかと思います。合併特例債が延長になるのだから、これこそ
市民会館建設は建設場所で反対をしてきた私たちにとりましても、もう一度見直す機会が与えられたのではないでしょうか。市民の声を聞くべきではないでしょうか。この
市民会館建設費委託料については、反対をいたします。
以上です。
○議長(中尾嘉男君) 通告による討論は終わりました。ほかに、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) これにて、討論を終結いたします。
これより、採決に入ります。
まず、予算議案の採決に入ります。
議第104号 平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第9号)
以上、予算議案1件については異議がありますので、あとに譲り採決をいたします。
議第87号 平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第8号)
議第88号 平成29年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
議第89号 平成29年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
議第90号 平成29年度玉名市水道事業会計補正予算(第2号)
議第91号 平成29年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第2号)
議第92号 平成29年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)
議第105号 平成29年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)
議第106号 平成29年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
議第107号 平成29年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)
議第108号 平成29年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第3号)
議第109号 平成29年度玉名市水道事業会計補正予算(第3号)
議第110号 平成29年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第3号)
議第111号 平成29年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第3号)
以上、予算議案13件について、一括して採決いたします。
ただいま採決に付しております議第87号から議第92号まで、及び議第105号から議第111号までの予算議案13件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第87号から議第92号まで、及び議第105号から議第111号までの予算議案13件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。
議第104号平成29年度玉名市
一般会計補正予算(第9号)について、採決いたします。本案は、起立表決により採決いたします。
ただいま、採決に付しております議第104号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。委員長のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
[賛成者起立]
○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第104号については、原案のとおり決定いたしました。
続いて、条例議案の採決に入ります。
議第95号 玉名市奨学基金条例の一部を改正する条例の制定について
議第96号 玉名市公民館条例の一部を改正する条例の制定について
以上、条例議案2件については、異議がありますので、あとに譲り採決いたします。
議第93号 玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例及び玉名市附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第94号 玉名市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第112号 玉名
市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第113号
玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第114号 玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議第115号 玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
以上、条例議案6件について、採決いたします。
ただいま、採決に付しております議第93号、議第94号及び議第112号から議第115号までの条例議案6件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第93号、議第94号及び議第112号から議第115号までの条例議案6件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。
議第95号玉名市奨学基金条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。本案は、起立表決により採決いたします。ただいま、採決に付しております議第95号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。委員長の報告のとおり決定することに賛成する諸君の起立を求めます。
[賛成者起立]
○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第95号については、原案のとおり決定いたしました。
議第96号玉名市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。本案は、起立表決により採決いたします。
ただいま、採決に付しております議第96号に対する委員長の報告は、可決でありますが、異議があります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
[賛成者起立]
○議長(中尾嘉男君) 起立多数であります。よって、議第96号については、原案のとおり決定いたしました。
続いて、その他の議案の採決に入ります。
議第97号 指定管理者の指定について
議第98号 指定管理者の指定について
議第99号 工事請負契約の締結について
議第101号 工事請負契約の変更について
議第116号 工事請負契約の締結について
以上、議案5件について、採決いたします。
ただいま、採決に付しております議第97号から議第99号まで、議第101号及び議第116号の議案5件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第97号から議第99号まで、議第101号及び議第116号の議案5件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。
続いて、陳情の採決に入ります。
陳第7号の1 玉名中学校の通学路の安全確保を求める陳情
陳第7号の2 玉名中学校の通学路の安全確保を求める陳情
以上、陳情2件について、採決いたします。
ただいま、採決に付しております陳第7号の1及び陳第7号の2の陳情2件に対する各委員長の報告は、いずれも採択であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、陳第7号の1及び陳第7号の2の陳情2件については、採択することに決定いたしました。
議事の都合により、暫時休憩いたします
午後 2時09分 休憩
───────────
午後 2時26分 開議
○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
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△日程第6
市長提出議案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
○議長(中尾嘉男君) 日程第6、「
市長提出議案審議」を行ないます。
議第103号人権擁護委員候補者の推薦について及び議第117号公平委員会委員の選任についてから、議第119号監査委員の選任についてまでの
市長提出議案4件を一括議題といたします。
これより、
委員会付託を省略しておりました議第103号及び議第117号から議第119号までの人事案件4件の審議に入ります。審議の方法は、質疑、
議員間討議、討論の後、採決いたします。
これより、質疑に入ります。議第103号及び議第117号から議第119号までの人事案件4件について、質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。
これより、
議員間討議に入ります。まず、
議員間討議の方法について申し上げます。
議員間討議の方法については、論点をもって
議員間討議を提案する者に対して、議論しようとする者の賛成がある場合に実施することといたします。また、
議員間討議を提案される方は、
議員間討議を必要とする論点、理由等について御説明お願いいたします。
それでは、
議員間討議の提案はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君)
議員間討議の提案なしと認めます。
これより、討論に入ります。
議第103号及び議第117号から議第119号までの人事案件4件について、討論ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。
これより、採決に入ります。採決は1件ずつ行ないます。
まず、議第103号人権擁護委員候補者の推薦について、採決をいたします。
議第103号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第103号については、原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。
続いて、議第117号公平委員会委員の選任について、採決いたします。
議第117号については、原案に同意することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第117号については、原案に同意することに決定いたしました。
続いて、議第118号監査委員の選任について、採決いたします。
議第118号については、原案に同意することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第118号については、原案に同意することに決定いたしました。
続いて、議第119号監査委員の選任について、採決いたします。
議第119号については、原案に同意することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第119号については、原案に同意することに決定いたしました。
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△日程第7
市長提出議案審議(質疑・
議員間討議・討論・採決)
○議長(中尾嘉男君) 日程第7、「
市長提出議案審議」を行ないます。
議第120号 監査委員の選任について
以上、
市長提出議案1件を議題といたします。
本件は、議会議員のうちから委員を選任する案件であります。よって、本件について、作本幸男君は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。
[作本幸男君 退場]
○議長(中尾嘉男君) これより、
委員会付託を省略しておりました議第120号の人事案件1件の審議に入ります。審議の方法は、質疑、
議員間討議、討論の後、採決いたします。
これより、質疑に入ります。議第120号について、質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。
これより、
議員間討議に入ります。まず、
議員間討議の方法について申し上げます。
議員間討議の方法については、論点をもって
議員間討議を提案する者に対して、議論しようとする者の賛同がある場合に実施することといたします。また、
議員間討議を提案される方は、
議員間討議を必要とする論点、理由等について御説明願います。
それでは、
議員間討議の提案はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 討議の提案なしと認めます。
これより、討論に入ります。
議第120号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。
これより、採決に入ります。
議第120号監査委員の選任について、採決いたします。
議第120号については、原案に同意することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第120号については、原案に同意することに決定いたしました。
作本幸男君の入場を許します。
[作本幸男君 入場着席]
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△日程第8
市長提出追加議案上程
○議長(中尾嘉男君) 日程第8、「
市長提出追加議案上程」を行ないます。
これより、市長提出追加議案を上程いたします。本日付で市長より追加議案が1件提出されております。
議第121号 玉名市隣保館条例等の一部を改正する条例の制定について
以上、市長提出追加議案1件を議題といたします。お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。
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△日程第9 提案理由の説明
○議長(中尾嘉男君) 日程第9、「提案理由の説明」を行ないます。
ただいまの議第121号について、提案理由の説明を求めます。
総務部長 村上隆之君。
[総務部長 村上隆之君 登壇]
◎総務部長(村上隆之君) 今回の第7回
玉名市議会定例会に追加にて御提案いたします議案につきまして、御説明申し上げます。
追加御提案いたしますのは、条例案1件の議案でございます。
それでは、内容について御説明いたします。追加議案書の1ページをお願いいたします。議第121号玉名市隣保館条例等の一部を改正する条例の制定についてでございますが、これは玉名市議会基本条例の制定に伴いまして、条例の整備を図るものでございます。内容といたしましては、9月議会で可決され同月29日に公布されました玉名市議会基本条例において、第26条第1項に附属機関への議会選出の廃止が規定されたことに伴いまして、議員をその構成員とする14の附属機関につき、議員を構成員から削除するため、第1条で玉名市隣保館条例を、第2条で玉名市附属機関の設置等に関する条例を、第3条で玉名市空家等対策の推進に関する条例を、それぞれ改正するものでございます。なお、附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。また、附則第2項におきまして、玉名市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正といたしまして、今回の改正に伴い廃止される育英奨学生選考委員会につきまして、その報酬を定めた別表の改正を行なうものでございます。
以上、条例案件1件につきまして、提案理由の御説明を申し上げましたが、詳細につきましては所管の委員会で御説明申し上げますので、御審議の上、原案どおり御承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(中尾嘉男君) 以上で、提案理由の説明が終わりました。
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△日程第10 議案の
委員会付託
○議長(中尾嘉男君) 日程第10、「議案の
委員会付託」を行ないます。
改めて、議第121号玉名市隣保館条例等の一部を改正する条例の制定についての、
市長提出議案1件を議題といたします。
ただいま、議題となっております議第121号につきましては、お手元に配付しております議案付託表のとおり、
総務委員会に付託いたします。
総務委員会におかれましては、直ちに審査をお願いいたします。
委員会審査のため、休憩いたします。
午後 2時39分 休憩
───────────
午後 3時57分 開議
○議長(中尾嘉男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。
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△日程第11
委員長報告
○議長(中尾嘉男君) 日程第11、「
委員長報告」を行ないます。
これより
総務委員会に付託し、審査を終了いたしました議案の結果と経過について、委員長の報告を求めます。
議第121号 玉名市隣保館条例等の一部を改正する条例の制定について
以上、
市長提出議案1件を議題といたします。
お手元に配付しております委員会審査報告書の朗読は、これを省略いたします。審議の方法は、委員長の報告のあと、質疑、
議員間討議、討論の後、採決いたします。
委員長報告を求めます。
総務委員長 内田靖信 君。
[
総務委員長 内田靖信君 登壇]
◎
総務委員長(内田靖信君)
総務委員会に追加にて付託されました案件は、議案1件であります。委員会における審査の経過と結果について報告をいたします。
まず、議第121号玉名市隣保館条例等の一部を改正する条例の制定でついてであります。執行部から、玉名市議会基本条例の制定に伴い、条例の整備を図るもので、附属機関への議会選出の廃止が規定されたことによるもので、14の附属機関においてその構成員から廃止する等の説明がございました。委員から、各種審議会に対する傍聴規定は議員以外の参加もあるので、つくる必要があるのかとの質疑に、執行部より、傍聴規定は委員会によっては傍聴を制限することなどもあり、平成30年3月をめどにまとめた傍聴規定の整備を図っていきたいとの答弁でございました。委員から、市民に対して委員会等の開催周知については、どのように考えているのか。ホームページ等の活用もしたらどうかとの質疑に、執行部から、「広報たまな」にも周知、臨時的な周知などをしていきたいとの答弁でございました。委員から、委員会等を廃止したときに、所管の委員会等へどのような方法で報告されるのかとの質疑に、執行部より、審議会等の推進状況については、各委員会の委員長と所管する部署との双方からの勉強会等を協議しながら進めていきたいとの答弁でございました。委員より、14の附属機関はすべてどれかの委員会の所管になるのかとの質疑に、執行部より、すべての附属機関の内容はどれかの委員会の所管となり、報告できるものであるとの答弁でございました。委員より、附属機関はこれですべてか、ほかに議員を任命するようなものはないかとの質疑に、執行部より、法律上の解釈等で今回の改正に含まれていない会議等がありますので、今後検討を行なっていくとの答弁でございました。委員より、会議の構成から議員を減少するなら、その他の機関から増加させるのかとの質疑に、執行部が、構成については個々の会議等で必要性に応じて検討されるものと判断するとの答弁でございました。
審査を終了し、採決の結果、議第121号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。
以上で、
総務委員会に付託されました案件の報告を終わります。
○議長(中尾嘉男君) 以上で、
委員長報告は終わりました。
*************************
△日程第12 質疑・
議員間討議・討論・採決
○議長(中尾嘉男君) 日程第12、「質疑・
議員間討議・討論・採決」を行ないます。
これより、質疑に入ります。
ただいまの委員会報告について、質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。
これより、
議員間討議に入ります。まず、
議員間討議の方法について申し上げます。
議員間討議の方法については、論点をもって
議員間討議を提案する者に対して、議論しようとする者の賛同がある場合に実施することといたします。また、
議員間討議を提案される方は、
議員間討議を必要とする論点、理由等について御説明お願いいたします。
それでは、
議員間討議の提案はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君)
議員間討議の提案なしと認めます。
これより、討論に入ります。討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。
これより、採決に入ります。
議第121号 玉名市隣保館条例等の一部を改正する条例の制定について
以上、条例議案1件について採決いたします。
ただいま、採決に付しております議第121号に対する委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議第121号について、原案のとおり決定いたしました。
*************************
△日程第13
意見書案上程
○議長(中尾嘉男君) 日程第13、「
意見書案上程」を行ないます。
これより、意見書案を上程いたします。
意見書案第4号 道路整備予算の総額確保及び道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律による補助率等のかさ上げ措置の継続を求める意見書の提出について
以上、意見書案1件を議題といたします。
お手元に配付しております意見書案の朗読は、これを省略いたします。
*************************
△日程第14 提案理由の説明
○議長(中尾嘉男君) 日程第14、「提案理由の説明」を行ないます。ただいまの意見書案第4号について、提案理由の説明を求めます。
建設経済委員長 城戸淳君。
[建設経済委員長 城戸 淳君 登壇]
◎建設経済委員長(城戸淳君) それでは、意見書案第4号の提案理由につきまして、申し上げます。
先ほど、
委員長報告でも申し上げましたが、現在、地方自治体の道路整備事業について、国からの社会資本整備総合交付金として基本補助率50%の補助率に加えて、平成20年度から29年度までの10年間の時限立法として、さらに5%のかさ上げ補助が行われています。しかし、平成30年度からこのかさ上げ分の5%がなくなるため、本市においても財政上の負担は非常に大きくなります。また、現状においても道路整備の市民のニーズは高く、今後も必要な道路整備を実施していく必要があります。以上のことから、国においては地方創生の推進のためにも地方の道路整備の現状を把握し、その必要性を十分に認識していただき、国民の安心安全を確保するために必要な道路事業予算の総額を安定かつ継続的に十分に確保していただくとともに、これまでに実施してきた道路財特法、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律による補助率等のかさ上げ措置について、平成30年度以降も引き続き継続していただくよう、地方自治法第99条の規定により、関係行政庁に意見書を提出するものでございます。
以上、提案理由でございました。
○議長(中尾嘉男君) 以上で、提案理由の説明が終わりました。
念のために申し上げます。意見書案4号については、委員会提出の議案であるため、会議規則第37条第2項の規定により、委員会に付託しないことになっております。よって、意見書案4号については、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。
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△日程第15
意見書案審議
○議長(中尾嘉男君) 日程第15、「
意見書案審議」を行ないます。改めて、
意見書案第4号 道路整備予算の総額確保及び道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律による補助率等のかさ上げ措置の継続を求める意見書の提出について
以上、意見書案1件を議題といたします。
これより、ただいま議題となっております意見書案第4号の審議に入ります。審議の方法は、質疑、
議員間討議、討論の後、採決いたします。
これより、質疑に入ります。意見書案第4号について、質疑ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 質疑なしと認めます。
これより、
議員間討議に入ります。まず、
議員間討議の方法について申し上げます。
議員間討議の方法については、論点をもって
議員間討議を提案する者に対して、議論しようとする者の賛同がある場合に実施することといたします。また、
議員間討議を提案される方は、
議員間討議を必要とする論点、理由等について御説明願います。
それでは、
議員間討議の提案はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君)
議員間討議、提案なしと認めます。
これより、討論に入ります。意見書案第4号について、討論ありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 討論なしと認めます。
これより、採決に入ります。意見書案第4号道路整備予算の総額確保及び道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律による補助率等のかさ上げ措置の継続を求める意見書の提出について、採決いたします。
意見書案第4号について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第4号については、原案のとおり決定いたしました。
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△日程第16 議員派遣の件
○議長(中尾嘉男君) 日程第16、「議員派遣の件」を議題といたします。
お手元に配付しております派遣の内容について、職員に説明させます。
議会事務局次長 荒木勇君。
[議会事務局次長 荒木 勇 登壇]
◎議会事務局次長(荒木勇君) 命によりまして、派遣の内容につきまして御説明申し上げます。
派遣目的 第25回熊本県
市議会議員研修会出席のため
派遣場所 熊本県熊本市
派遣期間 平成30年1月9日の1日間
派遣議員 全議員
地方自治の確立と都市の交流、発展を目的に、熊本県下14市の議長をもって組織されます熊本県市議会議長会主催によります熊本県
市議会議員研修会には、熊本県下14市の全議員が出席されることとなっております。よって、全議員の派遣が必要なため、議員派遣をお諮りするものであります。
以上でございます。
○議長(中尾嘉男君) 以上で、派遣の内容の説明が終わりました。
お諮りいたします。
お手元に配付のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定いたしました。
この際、お諮りいたします。
ただいま、議決した事項について諸般の事情により変更する場合は、議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(中尾嘉男君) 御異議なしと認めます。よって、議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任することに決定いたしました。
以上で、今期定例会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。
ここで市長より、発言の申し出があっておりますので、これを許可いたします。
市長、藏原隆浩君。
◎市長(藏原隆浩君) 本定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今議会、提案をさせていただきました各議案に対しまして、慎重に御審議をいただき、また議決承認をいただきましたことを改めて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。議員の皆さま方におかれましても、選挙後、初めての議会ということで議会の構成やこれまでの市政の課題などに関しましても、もろもろ御苦労の多い今議会であったかというふうに存じます。それぞれに調整を図っていただき、また執行部の説明に御理解をいただいて、各議案を御審議いただき議決されましたことを、非常に重く受けとめております。御承認いただいた各事業の課題点をさらに検証しつつ、市民の皆様に御理解をいただくことができるよう取り組んでまいりたいと存じます。どうぞ、今後とも、いろいろと厳しい問題が続きますが、議会の皆さま方の格別の御指導と御協力を重ねてお願いを申し上げます。インフルエンザも流行しておりますので、この年末、御自愛をいただきまして、すばらしい新年をお迎えいただき、さらなる来年が飛躍の年となられますことを切にお願いを申し上げまして、閉会に当たりましての御礼のごあいさつとさせていただきます。いろいろと御指導を賜り、ありがとうございました。
○議長(中尾嘉男君) これにて、本会議を閉じ、平成29年第7回
玉名市議会定例会を閉会いたします。
午後 4時15分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
玉名市議会議長 中 尾 嘉 男
玉名
市議会議員 吉 田 憲 司
玉名
市議会議員 一 瀬 重 隆...