玉名市議会 > 2016-12-21 >
平成28年第 6回定例会-12月21日-05号

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  1. 玉名市議会 2016-12-21
    平成28年第 6回定例会-12月21日-05号


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    平成28年第 6回定例会-12月21日-05号平成28年第 6回定例会         平成28年第6回玉名市議会定例会会議録(第5号)  議事日程(第5号)                   平成28年12月21日(水曜日)午前10時00分開議         開 議 宣 告 日程第1 委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告      4 議会運営委員長報告 日程第2 質疑・討論・採決      (議第112号から議第138号まで、請第6号、陳第9号及び陳第10号) 日程第3 閉会中の継続審査の件 日程第4 市長提出議案審議(質疑・討論・採決)      (議第139号から議第142号まで) 日程第5 委員会の中間報告      1 公共施設等建設特別委員長報告      2 議会基本条例検討特別委員長報告 日程第6 議員派遣の件
            散 会 宣 告         ─────────────────────────  本日の会議に付した事件         開 議 宣 告 日程第1 委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告      4 議会運営委員長報告 日程第2 質疑・討論・採決      (議第112号から議第138号まで、請第6号、陳第9号及び陳第10号) 日程第3 閉会中の継続審査の件 日程第4 市長提出議案審議(質疑・討論・採決)      (議第139号から議第142号まで) 日程第5 委員会の中間報告      1 公共施設等建設特別委員長報告      2 議会基本条例検討特別委員長報告 日程第6 議員派遣の件 日程第7  市長提出追加議案上程  議第143号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号) 日程第8  提案理由の説明 日程第9  追加報告(1件) 日程第10 議案の委員会付託       (休憩中委員会) 日程第11 委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告 日程第12 質疑・討論・採決       (議第143号) 日程第13 意見書案上程  意見書案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について 日程第14 意見書案審議(質疑・討論・採決)       (意見書案第7号)         閉 会 宣 告         ───────────────────────── 出席議員(24名)    1番  北 本 将 幸 君        2番  多田隈 啓 二 君    3番  松 本 憲 二 君        4番  徳 村 登志郎 君    5番  城 戸   淳 君        6番  西 川 裕  君    7番  嶋 村   徹 君        8番  内 田 靖 信 君    9番  江 田 計 司 君       10番  田 中 英 雄 君   11番  横 手 良 弘 君       12番  近 松 恵美子 さん   13番  福 嶋 譲 治 君       14番  宮 田 知 美 君   15番  前 田 正 治 君       16番  作 本 幸 男 君   17番  森 川 和 博 君       18番  高 村 四 郎 君   19番  中 尾 嘉 男 君       20番  田 畑 久 吉 君   21番  小屋野 幸 隆 君       22番  竹 下 幸 治 君   23番  吉 田 喜 徳 君       24番  永 野 忠 弘 君         ───────────────────────── 欠席議員(なし)         ───────────────────────── 事務局職員出席者  事務局長     堀 内 政 信 君    事務局次長    荒 木   勇 君  次長補佐     平 川 伸 治 君    書記       松 尾 和 俊 君  書記       冨 田 享 助 君         ───────────────────────── 説明のため出席した者  市長       高 嵜 哲 哉 君    副市長      斉 藤   誠 君  総務部長     上 嶋   晃 君    企画経営部長   原 口 和 義 君  市民生活部長   小 山 眞 二 君    健康福祉部長   村 上 隆 之 君  産業経済部長   吉 永 訓 啓 君    建設部長     礒 谷   章 君  会計管理者    今 田 幸 治 君    企業局長     北 本 義 博 君  教育委員長    桑 本 隆  君    教育長      池 田 誠 一 君  教育部長     伊 子 裕 幸 君    監査委員     坂 口 勝 秀 君                             午前10時02分 開議        ************************* ○議長(永野忠弘君) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。        ************************* △日程第1 委員長報告 ○議長(永野忠弘君) 日程第1、「委員長報告」を行ないます。  これより各常任委員会及び議会運営委員会に付託し、審査を終了いたしました事件の結果と経過について各委員長の報告を求めます。  議第112号専決処分事項の承認について、専決第11号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第7号)から、議第138号工事請負契約の変更についてまでの市長提出議案27件、請第6号岱明町公民館建設に関する請願の請願1件、陳第9号玉名市議会議員の政務活動費に関する陳情及び陳第10号全小中学校への冷暖房設備の導入を求める陳情の陳情2件、以上の事件を一括議題といたします。  御手元に配付しております委員会審査報告書の朗読は、これを省略いたします。  審議の方法は、各委員長の報告のあと、質疑、討論の後、採決いたします。  あわせて継続審査の申し出があります。陳第7号北坂門田地区中坂門田地区南坂門田地区の坂門田川水系における水田構造改善事業を求める陳情及び陳第8号玉名小学校区の自然を守り景観に配慮し、子どもから大人まで住みよい環境となるような計画的な地域づくりを求める陳情並びに陳第11号「鉄道の安全・安定輸送」及び「地域を支える鉄道の発展」を求める意見書の提出に関する陳情の陳情3件については、中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際これを許します。  各委員長の報告を求めます。  総務委員長 前田正治君。   [総務委員長 前田正治君 登壇] ◎総務委員長(前田正治君) 皆さん、おはようございます。  総務委員会に付託されました案件は議案10件、請願1件、陳情1件、継続審査の陳情1件であります。委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議第112号専決処分事項の承認について、専決第11号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第7号)中付託分であります。  執行部から、歳入歳出それぞれ1億6,681万9,000円を追加し、総額を353億8,927万9,000円とするもの。  内容として、熊本地震により被災した家屋の公費解体に係る経費と市単独補助である被災住宅など復旧事業補助金農地小規模災害復旧事業補助金の追加で、それぞれ既決予算を超える申請があり、早急に対応する必要があり、専決により補正を行なったものと説明がありました。委員から、公費解体の発注率と今後の予測はとの質疑に、執行部から、年度内の進捗率の見込みは61.7%、12月8日現在で、申請件数が149件であるが、今後14件の追加を見込み、最終的には163件の予算化を行なっているとの答弁でした。委員から、公費解体の対象物件については、正確に調査を行なってほしいとの意見がありました。  審査を終了し、採決の結果、議第112号については、原案のとおり全員異議なく承認すべきものと決しました。  議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)中付託分であります。  執行部から、歳入歳出予算補正については、歳入歳出それぞれ5億5,191万8,000円を追加し、総額を359億4,119万7,000円とするもの。主な歳入の内容で、地方交付税は1億740万8,000円の追加で、今回の補正の財源調整である。また、主な歳出の内容は財政管理費のうち、委託料で136万円の追加で、本年4月からふるさと寄付金に係る業務を一括して民間業者委託しているが、当初見込みを上回る寄付金が見込まれることから、それにかかる業務委託料の追加であるとの説明がありました。委員から、一般財源を地方債に組み替えてあるが、国などからの交付税措置にかわったと理解していいのかとの質疑に、執行部より、災害廃棄物対策事業債については、事業費の2分の1が国、残りを100%起債で借り、そのうちの95%が交付税算入となるとの答弁でした。委員から、雑入の587万8,000円は何かとの質疑に、執行部から、平成27年度の生活困窮者自立支援事業負担金の精算、過年度分の母子生活支援施設措置費、平成26年度の強い農業づくり交付金事業の補助金の返還であるとの答弁でした。委員から、民生費委託金の生活のしづらさなどに関する調査委託金で、岩崎と大浜地区を調査するとは何かとの質疑に、執行部から、厚生労働省が5年に一度国勢調査の調査区に居住する在宅の障がい者の方などの生活実態とニーズ調査である。玉名市においては、岩崎と大浜地区が対象で、全国分を集計して今後の障がい者施策の推進に向けた基礎資料とするとの答弁でした。委員から、債務負担行為補正の中の岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務とあるが、予算の内訳はとの質疑に、執行部から、2,553万5,000円の内訳は、岱明町公民館分として1,288万2,000円、岱明ふれあい健康センター分として1,265万3,000円である。内容については、岱明町公民館分については、現岱明町公民館の老朽化に伴い岱明ふれあい健康センターに岱明町公民館を併設して、新たな岱明町公民館をつくる計画があり、現行の岱明ふれあい健康センター分の改修を行ない、一部を岱明町公民館とするもの。それと、利用者など説明会で不足するとの指摘の面積を補う岱明町公民館として新築する部分がある。岱明ふれあい健康センターについては併設に伴う改修分であるとの答弁でした。委員から、文教厚生委員会に設計費が出ているが、これとは別のものかとの質疑に、執行部から、平成28年と29年で岱明ふれあい健康センターと岱明町公民館の基本設計、実施設計を行なう、債務負担行為は29年度分として行なうものであるとの答弁でした。委員から、2,500万円と今回の1,094万円は一緒かとの質疑に、執行部から、岱明町公民館と岱明ふれあい健康センターの合計の基本設計、実施設計は3,648万円で、そのうち平成28年度が1,094万5,000円、2,553万5,000円が29年度分として計上している。また、平成28年度分は、総額設計費の約3割程度を前払い金などとして払うものであるとの答弁でした。委員から、1,094万5,000円の財源はとの質疑に、執行部から、財源については、地方債が840万円、一般財源として254万5,000円であるとの答弁でした。委員から、現在は併設で考えてあるが、最終的に岱明ふれあい健康センターは併設しなくても20年経過していると改修をしなければならない。その時の財源と改修費はとの質疑に、執行部から、併設しないときの財源については、合併特例債か通常の教育福祉施設整備事業債のどちらかを活用し、概算として約2億4,400万円と考えているとの答弁でした。委員から、11月24日の公共施設等建設特別委員会に出された金額として7億1,656万3,000円と書いてある。利用者団体に説明があったときは、公民館を現地建てかえとした場合は5億5,000万円かかるということで、1,800平方メートルの規模で計算すると5億5,000万円必要とのことだが、実際に1,800平方メートルは必要なく、1,400から1,500平方メートルで済むと5億5,000万円もかからない。全部合計すると7億円以上かかる。岱明ふれあい健康センターを改修するだけなら、2億円ぐらいになる。1,500平方メートルで計算すると、現地建てかえが安くできると思われる。区長に説明した時、併設した場合は約3億円、現地建てかえで4億3,000万円、1億4,000万円ほど経費が膨らむということだった。その後、利用者団体には、現地建てかえに5億5,000万円かかると、利用者団体のことは考えず執行部の考えを一方的に押しつけてある。請願が出ているように、もう少し検討してほしいとの意見がありました。委員から、区長会での説明で反対の人もいるが、意見を聞いて修正した形がこの案になったと思う。いろんな地元の意見を聞いて最大限取り入れて建設費が高くなったと理解できるがどうかとの質疑に、執行部から、併設案については、1,800平方メートルの面積を確保したいという案であり、現地建てかえの場合も1,800平方メートルと積算をしている。理由として、当初、1,500平方メートル以下でもよいという意見もあったと思うが、利用者説明会の中での意見を踏まえて考えて、現地建てかえにおいても同様の想定をして、積算をしているとの答弁でした。委員から、併設することによって、お互い共用スペースができて、建設費も抑えることができるという考え方と思う。利用者の意見を最大限尊重すると誤解のないようにした方がよい。反対する人もいるが、計画案に対しては期待している人もいるので執行部も進めていただきたいとの意見がありました。委員から、現地建てかえの場合は何平方メートル必要だと利用者団体の中から意向は出ているのかとの質疑に、執行部から、一部の人からもっと小さくてもよいとの意見もあった。公民館部分の1,500平方メートルというのは、計画に厨房施設などもなく、現地建てかえとなる追加要望があると思われるとの回答でした。委員から、場所の選定や建てかえるか否かの議論ばかりで、台風などの時の避難場所があるのか。現在の公民館は避難場所として使用できないという客観的事実をもとに併設しておけば、避難した際に利便性が高まるような岱明ふれあい健康センターや公民館であるべきと思う。きちんとして基本設計をつくり、内容について充実したものにしてもらいたいとの意見がありました。委員から、公民館建設は平成30年10月から建築で、供用開始は平成31年7月からなので、時間をかけて今の岱明ふれあい健康センターを改修する必要があるのなら、改修だけしてその間に市民の声を聞いてもらいたいというのが利用者団体の要望で、請願を重視してもらいたいとの意見がありました。委員から、平成28年3月22日に岱明町4校区の区長より要望書が提出されている。これまでの執行部の説明は岱明町公民館と岱明ふれあい健康センターの併設では現地建てかえより1億4,000万円高くなることから区長会は併設案に了解したと、区長会の了解をもらって、市民が納得したような説明であった。しかしながら、利用者団体には併設では利便性がないとの意見があり、議会に対しても現地建てかえ案を視野に入れた十分な検討を要望すると請願が提出されている。こうした市民の声がある中で、執行部側の一方的な事業の進め方は民主主義ではないと考える。したがって岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務に関連する歳入予算の削除を求め、予算の修正をするものであるとの理由で修正動議が出されました。  以上で審査を終了し、採決に移り、まず、修正案については、採決した結果、賛成少数で否決となりました。  次に、議第113号の原案について採決の結果、賛成多数で可決とすべきものと決しました。  次に、議第121号玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  執行部から、玉名市長などの給与に関する条例の一部改正に準じて議員の期末手当を改定するため条例の整備を図るもので、12月に支給する議員の期末手当に支給月数を100分の175に、0.1カ月分引き上げるものとの説明がありました。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第121号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第122号玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  執行部から、国家公務員の給与改定に準じて市長及び副市長の給与を改定するため条例の整備を図るもので、12月に支給する市長などの期末手当の支給月数を100分の175に、0.1カ月分引き上げるものとの説明がありました。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第122号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第123号玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  執行部から、国家公務員の給与改定に準じて教育長の給与を改定するため条例の整備を図るもので、12月に支給する教育長の期末手当の支給月数を100分の175に、0.1カ月分引き上げるものとの説明がありました。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第123号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。
     議第124号玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  執行部から、国家公務員の給与改定に準じて職員の給与を改定するため条例の整備を図るもので、12月に支給する職員の勤勉手当の支給月数を0.9に0.1カ月分引き上げ、あわせて職員の給料月額を若年層に重点を置き、平均で0.2%引き上げる改定を行なうものとの説明がありました。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第124号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第130号普通財産の無償譲渡についてであります。  執行部から昭和51年度に農山村同和対策事業により市の施設として農機具保管施設を建設し、老朽化に伴い、今後の施設の使途について利用組合代表などと協議を行ない、申し出により無償譲渡するものとの説明がありました。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果。議第130号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第133号普通財産の無償貸付けについてであります。  執行部から、農機具保管施設が建っている土地で組合代表などと協議を重ねた結果、申し出により無償の貸し付けをするものとの説明がありました。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第133号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第137号工事請負契約の変更についてであります。  執行部から、平成27年第2回玉名市議会臨時会で議決を得た工事請負契約について、工事内容変更のため請負代金の変更をするもの。内容として、石尾地区1号ため池改修工事で、九州新幹線渇水等被害対策に伴う三ツ川地区石尾区の農業用水確保のための既存のため池への改修工事において、不測の工程の発生に伴い契約金額の増額による変更を行なうものとの説明がありました。  委員から、最近の議会承認の物件について、対外的に工事発注して増減はあり得ることだが、今後はもう少し設計の段階で調査をして変更がないようにしてもらいたいとの意見があり、執行部から、今回は大雨という不測の事態が発生したので変更したが、今後設計を慎重にしたいとの答弁でした。委員から、ため池がつくられているが、地震で崩落したとき、水があふれ出す危険性がある。ため池の耐震という点で基準があるのかとの質疑に、執行部から、ため池の耐震については基準があり、その基準に基づいた設計を行なっているとの答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第137号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第138号工事請負契約の変更についてであります。  執行部から、平成27年第4回玉名市議会定例会で議決を得た契約について、工事内容の変更のため請負代金の変更を行なうもの。石尾地区2号ため池改修工事で、九州新幹線渇水等被害対策に伴う三ツ川地区石尾区の農業用水確保のための既存のため池の改修工事において、予期せぬ工事に伴う工期延長が発生し、契約金額の増額による変更を行なうものとの説明がありました。委員から、豪雨による工事現場の被害が出たから変更したということだが、今後も山の中で大雨が降ったら、このため池に急激に水がたまって排水ができないと北側に被害が及ぶことを想定されたと思うが、調整池としての役目もあるのかとの質疑に、執行部から、調整池の役目はすると考えているとの答弁でした。委員から、ため池をつくったことによってその周辺の雨水が1回ここにたまってあふれるというようなことにはならないのかとの質疑に、執行部から、以前からため池があったところにつくっていて、余裕として1,000立方メートル確保しているとの答弁でした。委員から、新幹線関係のため池は全部で何カ所か、今後もつくる計画はあるのかとの質疑に、執行部から、現在計画中が3カ所であり、これで終了との答弁でした。  審査を終了し、採決の結果、議第138号については、原案のとおり、全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、請第6号岱明町公民館建設に関する請願であります。  委員から、建設については住民を交えたプロジェクトチームをつくり、岱明ふれあい健康センターへの併設案に加え、現地建てかえ案も視野に入れた十分な検討を行なう場をつくっていただきますよう要望しますとある。岱明ふれあい健康センターはどうしても改築をしないといけないので、その間に住民の意見を聞いて、住民が併設に賛成ということになれば、これは仕方がないと思う。実際、これを使用する団体と岱明町の住民がどう思われているのか。岱明ふれあい健康センターは改築して、その間時間がある。請願に賛成であるとの意見でした。また、委員から岱明の住民から建てかえに賛成の意見を聞く。また、もとの公民館に建ててくれという人もいる。岱明の人たちが心配しているのは、このままいけば新しい公民館が合併特例債の期限までにできないのでは、と現在の講堂が少し狭い。講堂の広さを横島の公民館ぐらいつくってくれとの要望もある。だから正式に設計を委託して、そこを見きわめて当初執行部の案に多少賛成していない人の意向も組み入れられるところは組み入れることで、これには反対するとの意見でした。また、委員から、1年ぐらい余裕がある上、要望もあるので継続との意見もありました。  以上、審査の後、請第6号について採決に移り、まず、継続審査について採決した結果、賛成少数で継続審査としないものとなりました。  次に、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  次に、陳第11号「鉄道の安全・安定輸送」及び「地域を支える鉄道の発展」を求める意見書の提出に関する陳情であります。  委員から、これについて、固定資産税は、玉名市に入っているか、また駅舎など、どの部分かとの質疑に、執行部から、JR関係の課税の特例措置については、陳情においてどの特例措置を指しているのか不明なので即答できないとの答弁でした。委員から、税法が改正になると、固定資産税が玉名市に入るかどうかとの質疑に、執行部から、固定資産税に係る税収分は当然あり、特例がなくなればその分の増収にはなるとの答弁でした。委員から、内容もよくわからない部分があるので、今回は継続にすべきとの意見がありました。  採決の結果、請第11号については、継続審査としていくものと決しました。  次に、継続審査となっていました陳第8号玉名小学校区の自然を守り景観に考慮し、子どもから大人まで住みよい環境となるような計画的な地域づくりを求める陳情であります。  委員から、これは、玉名地域だけのまちづくりになっている。執行部は玉名市全体を考えながら戦略的にしているとの意見でした。さらに継続という意見があり、採決の結果か、請第8号については、継続審査とすべきものと決しました。  以上で、総務委員会に付託されました案件の報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 建設経済委員長 田畑久吉君。   [建設経済委員長 田畑久吉君 登壇] ◎建設経済委員長(田畑久吉君) 皆さん、おはようございます。  今期、建設経済委員会に付託されております議案8件及び陳情1件について、委員会の審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議第112号専決処分事項の承認について、専決第11号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第7号)中付託分についてであります。  歳出の部、6款農林水産業費が190万7,000円の増額、これは熊本地震による農地等被害についての補修等の費用に対して補助する農地小規模災害復旧事業補助金の追加分であります。  以上、執行部の説明を受け、委員から、農地小規模災害復旧事業補助金の申請締め切り後に問い合わせがあっているかとの質疑に、執行部から、2件相談があったが、それぞれの状況を確認し、対応したとの答弁でありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第112号中付託分については、原案のとおり全員異議なく承認すべきものと決しました。  次に、第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)中付託分についてであります。  歳出の部、4款衛生費1項保健衛生費中9目浄化槽設置整備費が5万6,000円の増額、6款農林水産業費が9,170万6,000円の増額、そのうち主なものは国の第2次補正予算による産地パワーアップ事業補助金で6,312万6,000円の増額、また多面的機能支払交付金で1,742万2,000円の増額は新たに実施する1地区分であります。7款商工費は92万4,000円の増額、8款土木費は658万9,000円の増額で、主なものは、県営急傾斜地崩壊対策事業負担金で280万円の増額であります。また、各款に共通して、人事院勧告に基づく職員給与の調整などによる増減が計上されております。また、繰越明許費として熊本地震の影響で実施が遅れていた水産物供給基盤機能保全事業(大正開漁港しゅんせつ工事)で1億5,829万円など3件であります。また、債務負担行為補正では、大正開漁港しゅんせつ工事を平成29年度の期間に限度額6,000万円を追加するものであります。  以上、執行部の説明を受け、委員から、玉名市にはトマト、ミニトマト、イチゴ、ミカンなどがあるが、産地パワーアップ事業をどのように計画し、展開する予定かとの質疑に、執行部から、それらとは別に新たに産地として取り組んでいかなければはいけないものを掘り起こし、計画を立てて進めていくとの答弁でありました。これを受け委員から、玉名市でもイチゴの高設栽培は少しずつ広まってきているが、身体的な負担が非常に少なく仕事が楽になったとの話を聞く。これを推進しないのかとの質疑に、執行部から、産地パワーアップ事業が始まったころ熊本県が推奨するイチゴ品種ゆうべにの高設栽培への取り組みをJAに話したことがあったが、実績がなかったことなどから、今のところ産地パワーアップには乗せていない。今後の状況を見て検討する。経費削減や収量増の条件があるので、JAなどにも相談しながら効果があるものについて取り組んでいきたいとの答弁でありました。また、委員から、大開第2排水機場と新栄排水機場の工事費の財源についての質疑に、執行部から、国50%、県15%、市35%との答弁。さらに委員から、玉名市内の排水機場の年間の修理や工事にどのくらいかかっているのかとの質疑に、執行部から、市内24機場について、平成27年度は約2,000万円だったとの答弁でありました。また、委員からJR遮断機設置事業負担金について農林水産業費から支出するのはどうしてかとの質疑に、執行部から、農道が線路を横切っているところなので農林水産業費で負担しているとの答弁でありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第113号中付託部については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第116号平成28年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。  内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ5万6,000円を増額するものであり人事院勧告に基づく職員給与の調整等によるものであります。  委員から、特段の質疑はなく審査を終了し、採決の結果、議第116号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第117号平成28年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,745万8,000円を増額するものであり、その主なものは、平成27年度決算における余剰金2,639万6,000円を平成28年度歳入予算に繰越金として計上するものや、九州新幹線渇水等被害対策基金の運用益1,725万1,000円を、基金へ積み立てるものであります。また、このほか人事院勧告に基づく職員給与の調整等によるものであります。  委員から特段の質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第117号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第118号平成28年度玉名市水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。  内容は収益的支出について45万4,000円の増額、人事院勧告に基づく職員給与の調整等によるものであります。また、当年度に属する債権及び債務として整備する未収金及び未払金をそれぞれ2,416万円及び1,286万3,000円に改めるものであります。  委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第118号については、原案のとおり全員異議なく可決するものと決しました。  次に、議第119号平成28年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。  内容は収益的支出について57万3,000円の増額で、人事院勧告に基づく職員給与の調整等によるものであります。また、債務負担行為として岱明汚水中継ポンプ場維持管理業務を平成29年度の期間で2,500万円を限度額を設定するものであります。  以上、執行部の説明を受け、委員から、岱明汚水中継ポンプ場の維持管理について維持管理を行なう資格を持った技師は職員の中にいるのかとの質疑に、執行部から、そういった資格を持った職員はいないので、外部委託しているとの答弁でありました。これを受け委員から、適正に管理できているか確認はできているかとの質疑に、執行部から、管理については、日報や月報、年間報告等を確認しているとの答弁でありました。委員から、職員が専門的な資格の取得が可能ならば浄化センターなどの管理や老朽管路の布設がえなどの適切な判断を職員でできるようになるので、経費削減の面からもそういう資格取得についても考えていってはどうかとの質疑に、執行部から、職員は移動はあるし、専門的な技術者も相当な人数が必要になる。また、民間でできることは民間に任せていく方針であり、専門的な分野は専門的な業者にしていただいている。また、この管理業務は下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法、通称合特法に基づいて特定の業者に委託してみるものである、との答弁でありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第119号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第120号平成28年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)についてであります。  内容は収益的支出について9万6,000円の増額で、人事院勧告に基づく職員給与の調整等によるものであります。また、債務負担行為として横島町農集排汚水処理場施設等維持管理業務を平成29年度の期間で5,600万円の限度額を設定し、天水町農集排汚水処理場施設等維持管理業務を平成29年度の期間で1,800万円の限度額を設定するものであります。  委員から特に質疑はなく、審査を終了し、採決の結果、議第120号について、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第136号市道路線の認定についてであります。  これは道路法第8条第2項の規定により玉中西2号線ほか2路線を市道に認定するものであります。  執行部の説明を受け、委員から、市道に認定される前の位置づけと認定されたあとどうなることの質疑に、執行部から、今回提案している3路線はすべて生活道路であり、市道認定前は原材料支給や機械借り上げにより維持管理されていた。市道に認定された場合、道路拡幅、勾配、舗装など本格的な工事を行なうことができるとの答弁でありました。また、委員から、幅員が狭く緊急車両が通れないような道路で、用地買収のめどがたったので市道認定して幅員を広げるとの説明だったが、そういった場所はほかにたくさんあると思う。要望すれば市道にできるかの質疑に、執行部から、市道認定するのには要件があり、起点・終点が公道と交わることや、4メートル以上の幅員を確保できることのほか、近くに同様な路線がないかなど、地形的な要件を踏まえて認定しているとの答弁でありました。さらに、委員から、どのように要望していけばいいのかと質疑に、執行部から、緊急車両が通れないことや通学路であることなどを理由に、区長から要望してもらうが現地確認などをしながら要件を確認し、助言を行なっているので、まず、区長さんから市に相談していただくのが一番いいとの答弁でありました。また、委員から、合併後玉名市で市道認定した路線はどのくらいあるか。また、市道認定したが、工事されていない路線はどれぐらいあるかとの質疑に、執行部から、合併後市道認定は40路線行なった。また、市道認定路線数は平成27年度末までで1,515本認定している。そのうち平成22年から平成28年12月までで、107路線について工事の要望があり、43路線で着工しているとの答弁でした。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第136号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、継続審査としておりました陳第7号北坂門田地区中坂門田地区南坂門田地区の坂門田川水系における水田構造改善事業を求める陳情についてであります。  執行部から11月に開野区長や坂門田資源保全帯の方々に対して事業の概要や進め方、地元負担金などを説明し、今後対象となる約350筆、27.7ヘクタールの地権者や耕作者等の同意が必要となること。中山間地で事業費が高くなることが予想されることから、費用対効果を上げるため、米麦の耕作だけでなく、施設園芸なども検討する必要があるとのことを伝えた。また、地区役員を中心に、これから地権者等に同意を聴取していくことを伺っているとの報告がありました。これを受け、委員から、地元の同意が取れてから再度陳情していただいてもいいのではないかとの意見や、地元からある程度同意が得られているとの話を聞いているので、農業振興だけでなく、地域の維持等のためにも陳情は採択して進めていただいたほうがいいとの意見もありました。また、委員から地元の同意はどのくらいか分からないので、同意がきっちりと把握できてから改めて審議してはどうかという意見があり、請第7号については、全員異議なく継続審査とするものと決しました。  また、このほかにも、議案以外のことで、企業誘致の現状やトップセールスの効果、玉名平野の土地利用の検討、新玉名駅駐車場の有料化、道路管理、下水処理施設の整備など多岐にわたる質疑がありました。  以上をもちまして、建設経済委員会の付託案件の報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 文教厚生委員長 近松恵美子さん。   [文教厚生委員長 近松恵美子さん 登壇] ◎文教厚生委員長(近松恵美子さん) おはようございます。  今期、文教厚生委員会に付託されました議案13件、陳情1件につきまして審査の経過と結果を御報告いたします。  初めに、議第112号専決処分事項の承認について、専決第11号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第7号)中付託分についてですが、3款民生費1億6,491万2,000円の追加で、熊本地震により被災した家屋の公費解体に係る経費9,782万5,000円と市単独補助である被災住宅等復旧事業補助金6,629万5,000円の追加分です。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第112号中付託分については、原案のとおり全員異議なく承認すべきものと決しました。  次に、議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)中付託分についてですが、3款民生費は3億6,956万3,000円の追加で、主なものは、利用料の増加による障害者介護給付訓練等給付事業や生活保護扶助費などです。また、玉陵小学校建設に伴うたまきな学童クラブ室新築工事につきましては、国の第2次補正予算により補助率がかさ上げされることから、今年度に事業を前倒しして実施するものです。4款衛生費につきましては、3,024万3,000円の追加で、公立玉名中央病院事業負担金小児医療体制支援分などです。これは、平成28年7月から小児科医が3名から4名になったことに伴う小児科医1名分の人件費を玉東町と負担するものです。10款教育費は2,600万5,000円の追加で、小中学校空調設備設計業務、岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務などです。第2表繰越明許費は、放課後児童クラブ整備事業の繰越限度額を設定し、第3表債務負担行為補正は、重度心身障害者医療費助成申請処理業務ほか、4件の限度額を設定するものです。  執行部からの説明のあと、委員から、旧米富村小学校跡地の戦没者慰霊碑の移転先について質疑があり、執行部から、これは現在の三ツ川地区に当たることから、三ツ川小学校正門付近への移設を検討しているとの答弁がありました。また、委員から、国庫補助金の適用基準はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、事業名は平成28年度国内民間建立慰霊碑移設等事業であり、国が2分の1、市が2分の1の補助事業で上限額50万円となっているとの答弁がありました。また、他の遺族会からの要望はあっているのかとの質疑に、平成26年度に全国遺族会から調査があっており三ツ川地区の慰霊碑の移転のみが補助対象となった。他地区から修復の要望が多数あったが、この事業には該当しないとの答弁がありました。  次に、委員から、たまきな学童クラブの建設場所、規模、改修時期について質疑があり、執行部から、玉陵中学校プール北側駐車場に建設を予定している。平屋建て、延べ床面積131平方メートルで、収容人員50名である。建設後もたまきな幼稚園に引き続き委託する予定であり、開所時期は、玉陵小学校の開校と同時に開所するとの答弁がありました。また、委員から、50名の試算の根拠はとの質疑がありまして、執行部から、4月末に小学校にアンケート調査を実施したところ、現在の利用状況と今後の利用調査により利用児童数を50名と試算している。実際、子どもたちの生活空間は約105平方メートル程度であることから、1人当たり1.65平方メートルの必要基準からすると63名程度は利用可能。現在たまきな幼稚園で行なっているたまきな学童クラブの利用児童数は30名程度で推移していることから、面積は足りているとの答弁がありました。これに対して委員から、小学校の統廃合により、利用者は他の地区からも見込まれることから、50名で足りるのか疑問。部活動の廃止による社会体育への移行の調整はできているのかとの質疑がありましたが、執行部から4月の調査では、部活動の社会体育への移行についての項目は設けていないとの答弁がありまして、委員から、部活動廃止による影響を反映してない計画で足りるのか疑問であるとの意見がありました。このほか、委員から新設する学童クラブ内には、家庭的な炊事ができる設備を十分整えてほしいとの意見がありました。  次に、委員から、小中学校への空調設備導入について、これまで国の補助要綱等はあったのかとの質疑があり、執行部から、空調設備に対する補助要綱はこれまでもあったが、文部科学省で校舎の耐震化を優先したためメニューはあったものの採択がなかった。今年度は国の補正予算により空調設備にも補助金がつきだしたとの答弁がありました。また、委員から、補助が確定すれば、今後の設備導入までの予定はどうなるのかとの質疑に、執行部から、補助金の内示が今年度中にあれば次年度に予算を全額繰越ことになるが、平成29年度6月までに設計を完了し、年度内に全小中学校に導入する計画であるとの答弁がありました。  次に、委員から、岱明公民館の複合施設の設計業務委託料について、区長会には総意として理解を得たとの説明があったが、利用者の方々の理解は得られていない状況で、設計の委託料を計上するのはいかがなものか。長期にわたり地域の核となる建物であるだけに丁寧な議論をしたあとに計上すべきと考えるがとの質疑に、執行部から、建設に反対する意見が多いのも事実であるが、岱明区長会から併設での早期建設を望む要望書の提出もあっている。市としても今後の公共施設のあり方として将来を担う世代への無責任な負担の先送りの回避、現存する公共施設の効率的かつ適正な管理、貴重な財産を無駄に使わないというのが行政に課せられた責務であり、また、現公民館は耐震性も確保できていないため、早急な事業着手が必要なことから、今回予算計上しているとの答弁がありました。これに対して委員から、民意を酌み取る努力をするのも行政に課せられた責務ではないかないのかとの意見に、区長会、利用者団体の主だった方々に説明をして多様な意見があるのは十分承知している。そういう中で、これまでの経緯を含めて、公共施設適正配置計画の方向性に基づいて総合的に判断した結果、併設建てかえのほうが機能の集約等ですぐれているとの判断をしたとの答弁がありました。  続いて、執行部から岱明町公民館と岱明ふれあい健康センター併設の平面図を使って部屋の配置や出入り口や動線について説明がありました。委員からのこの平面図を見ると出入り口がいくつもあり、高齢者にとってとても非常にわかりにくいと思うがどうかとの質疑に、執行部から、高齢者の方々が多数利用されると思うが、代表の方が事務室で、受付の手続きをしてもらい、他の方々はエントランスから靴を脱いで入ってもらうような運用を考えているとの説明がありました。これに対して委員から、公民館というのは貸し部屋ではない、鍵を借りる責任者だけが事務所に来てそれ以外の利用者が把握できないようなやり方が公民館のあるべき姿なのか。また、同じ人だけが使う公民館ではないので出入り口が多いのは混乱を招くおそれがあるのではとの質疑があり、執行部から出入り口が多くてわかりづらいという指摘もわからなくはないが、市として健康センターとの併設を推進したいと考えるとの答弁がありました。また、委員から、人口が減る中で施設を集約していく必要もある。集約して利便性を高めて、利用率も上げていく必要がある。建設予定地の北側には、岱明B&G海洋センターがあるが、この敷地内には生かされてない土地がある。市道を延伸することにより、岱明B&G海洋センターに接続することになるが、現公民館の跡地も含めてどのような利活用を考えているのか。岱明町中央公園グラウンドと岱明B&G海洋センター体育館、それと、公民館が近接することによる新しいまちづくりを考えていく必要があると思うがどうかとの質疑があり、執行部から、現公民館の跡地となった場合については、利用者等の意見を聞きながら活用方法について検討していく。また、市道の延伸により2つの施設を結ぶことによって、お互いの施設の相乗効果による利活用ができるのではないかと考える。施設が集約されることによって、施設周辺の全体的な土地の利活用といった将来的な展望も開けるのではないかと考えるとの答弁がありました。また、委員から、施設の集約が目的になってしまって、地域の方々の利便性が二の次になっている。これまで利用している部屋も狭くなり使用料もいろいろな問題が発生する可能性があり、この計画には賛成できないとの意見や、現地建てかえ岱明ふれあい健康センターとの併設のどちらの意見も尊重しなければいけないが、これまで議論してきており、結論を出す時期にきているのではないかとの意見。また、平面図を見て説明を聞いても、出入り口が多く動線が複雑で迷路のように思える。そういう意味では、時間をかけて議論を深めたほうがいいのではないかとの意見がありました。また、今回の平面図を示して区長会には説明してあるのかとの質疑に、執行部から、今回の平面図についてはすべての区長に説明しているわけではないとの答弁がありました。これに対して委員から、何名の区長に説明しているのかとの質疑があり、執行部から、校区の区長会長4名に対して、今回の平面図を示してそれまでの考え方と平面図を見た上での考えを聞いたとの答弁がありました。  このほか生活保護費の扶助費全体に占める医療扶助の割合や子ども医療費が不足した要因、小学校の統廃合による跡地利用等の質疑がありました。  質疑の後、今回計上されています岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務の関連歳出予算を削除する修正案を付した修正動議が委員から提出されました。修正案の提案理由として、岱明町公民館については、地元住民と執行部との十分な議論がなされていない。利用者団体からも議会に対して、現地建てかえ案も視野に入れた十分な検討を要望するとの内容の請願が提出されている。このような状況をかいま見ると、地元住民との合意形成がなされておらず、さらなる議論を重ねる必要があると考える。したがって、岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務に関連する歳出予算の削減を求め予算の修正をするものであるとの説明があり、採決に入りました。  まず、岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務関連歳出予算を削除する修正案については、挙手による採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決しました。  次に、議第113号中付託分の原案について、挙手による採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。  次に、議第114号平成28年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてですが、歳入歳出それぞれ2,289万2,000円を追加し、総額を109億8,622万1,000円とするもので、歳出の主なものは、11款諸支出金2,190万1,000円で、平成27年度の療養給付費等の決定に伴う、国への償還金です。  執行部からの説明のあと、委員から、保険給付費の補正はなされていないが大丈夫かとの質疑があり、執行部から、現時点では追加補正の必要はないと思われるがインフルエンザ等の爆発的な流行があれば保険給付費が不足することから追加補正を計上することになるとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第114号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第115号平成28年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、歳入歳出それぞれ56万2,000円を追加し、総額を78億7,422万6,000円とするもので、歳出の主なものは、保険給付費の組み替えに伴う財源の調整などです。  第2表債務負担行為については、短期集中型通所サービス事業業務及び介護給付費用適正化業務の限度額を定めるものです。委員から、平成27年度に介護保険料の改定があったが、現在の推移からいくと、次期改定時の見通しはどうかとの質疑があり、執行部から、平成29年度に計画を策定し、平成30年が改定年度となる。元気な高齢者自体はふえているが、高齢者の絶対数が増加しているため、保険料は増額となるのではないかと予想しているとの答弁がありました。  次に、委員から地域密着型介護サービス給付費負担金は、小規模デイサービスの事業施設が1件減ったとのことによる減額とのことだが、減った理由はとの質疑があり、執行部から、デイサービスのうち、利用定員が18人以下のものを地域密着型と位置づけられるようになったもので、全体での事業所の数は変わっていないが、定員数の振り分けが変わったことによるものであるとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第115号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第125号玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定についてですが、これは、玉名市立玉名第1保育所の開所時間の延長と玉名市立滑石保育所及び玉名市立睦合保育所の民営化に伴い、条例の整備を図るものです。  改正の内容は、玉名第1保育所の開所時間を「7時30分から」を「7時から」にまた土曜日の開所時間を「15時まで」を「17時まで」に改めるとともに、滑石保育所及び睦合保育所の民営化に伴い、同園を廃止することによるものです。  執行部からの説明のあと、委員から、公立保育所のうち、玉名第1保育所以外の開所時間はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、大野保育所と高道保育所が午前7時、伊倉保育所と豊水保育所は7時30分の開所となっているとの答弁がありました。これに対して委員から、公立保育所で開所時間が違うのはどうしてかとの質疑に対し、執行部から開所時間を統一したいが保育士の確保が難しく、体制がとれないためとの答弁がありました。また、委員から、働きやすい環境が民間にあるのであれば早急に民営化すべき。民営化しなければ待機児童の問題や開所時間の格差解消は図られないのではないかとの質疑があり、執行部から、保育士の待遇については民間との給与格差があったため、平成28年度より給与を増額しており、人員の確保ができた保育所では開所時間の改善ができている。また、玉名市公立保育所のあり方検討委員会の意見も踏まえながら民営化についても早めに検討していくとの答弁がありました。また、委員から、7時に預けに来る件数と保護者の労働実態はどうかとの質疑に対して、執行部から、7時に預けに来る件数はごくわずかであり、労働実態としては、勤務地が熊本市内の方や民間の保育士の方が多いとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第125号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第126号玉名市図書館条例の一部を改正する条例の制定についてですが、これは玉名市岱明図書館の位置を変更するため条例の整備を図るものです。  改正の内容は、玉名市岱明図書館の位置を玉名市岱明町野口2129番地に変更するものです。執行部からの説明のあと、委員から、図書館が岱明支所2階に移転するが面積、蔵書数はどうなっているか。また、マイナンバーカードの活用等の考えはあるのかとの質疑があり、執行部から、支所2階の床面積が1,100平方メートルで、そのうち図書館部分が864平方メートル、現図書館に比べると500平方メートルほど広くなり、学習室やDVDを鑑賞できるスペースを設ける。また、現岱明図書館の蔵書数は3万6,000冊であるが、将来的に6万冊にふやす予定である。また、委託している窓口業務の職員を1名から2名に増員する計画である。現在、本の貸し出しにマイナンバーカードを活用する予定はないが、システム的には利用可能との回答を得ている。今後の検討課題との答弁がありました。  次に、委員から、岱明図書館の特色みたいなものはあるのかとの質疑があり、執行部から、学習スペースが欲しいとの要望が多いことから、学習室の配置に重点を置いたとの答弁があり、委員から、今後利用者の動向を見ながら市内全域から来館があるような特色のある図書館づくりを進めてほしいとの意見がありました。  次に、委員から、管理委託料はどうなっているのかとの質疑があり、執行部から、窓口業務委託が本年度をもって満了とすることから、本年度内にプロポーザル方式で公募し業者を選定する予定である。3カ年で1億1,500万円の債務負担行為を承認いただいているとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第126号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第127号から議第129号までの指定管理者の指定についてですが、各施設の条例の規定に基づき、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものです。  初めに、議第127号の改正の内容は、既に指定管理者の指定を行なっている蛇ヶ谷公園テニスコートを除く蛇ヶ谷公園を平成29年4月1日から平成31年3月31日までの期間として公益社団法人玉名市シルバー人材センターに指定管理者の指定をするものです。  執行部からの説明のあと、委員から、指定管理料は幾らか、また、遊具等の点検は定期的にしているのかとの質疑があり、執行部から、指定管理料は年間1,199万8,800円、遊具の検査は定期的に行なっているとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第127号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第128号の改正の内容といたしましては、玉名市桃田運動公園を平成29年4月1日から平成34年3月31日までを期間として、玉名市体育施設管理運営協同企業体に指定管理者として指定するものです。  執行部からの説明のあと、委員から共同企業体が指定管理者となっているが、各団体の業務内容と管理委託料はどのようになっているかとの質疑があり、執行部から、各団体の業務内容と出資割合でいえば、熊本YMCAがスポーツ振興の業務で40%、玉名市シルバー人材センターが受付及び緑地管理業務で20%、キューネットが警備業務で20%、スクラムが清掃業務で20%となっているとの答弁がありました。次に委員から、共同企業体に指定管理を委託することによって、経費の削減になっているのかとの質疑があり、執行部から、スポーツ振興係職員2名削減となり、その他管理費等で850万円程度の削減となるとの答弁がありました。また、委員から、熊本YMCAは益城町体育館でも指定管理となっており、熊本地震の経験から避難所としての運営のノウハウがあると聞いている。桃田総合体育館が避難所となる可能性もあることから、防災の面でも役割等取り決めをお願いしたいとの意見がありました。
     以上、審査を終了し、採決の結果、議第128号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第129号の改正の内容は、玉名市岱明中央公園、玉名市横島グラウンド、玉名市天水グラウンド、玉名市天水テニスコート、玉名市横島体育館、玉名市天水体育館、玉名市天水相撲場及び玉名市岱明B&G海洋センターを平成29年4月1日から平成34年3月31日までの間として、株式会社サンアメニティに指定管理者として指定するものです。  執行部からの説明のあと、委員から管理者となる団体の所在地が東京都北区になっているが、玉名市内に支店又は営業所があるのか。また、玉名市での雇用はあるのかとの質疑があり、執行部から、長洲町に営業所がある。職員等の確保については、地元での雇用をお願いしているとの答弁がありました。  次に、委員から、従来の市管理から各団体に管理が変わるが、市民がとまどうことがないように十分な周知をお願いしたいとの意見がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第129号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第131号普通財産の無償譲渡については、保育園の民営化に伴い、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、玉名市立滑石保育所の建物を社会福祉法人天水若竹会に、平成29年4月1日付で無償譲渡するものです。  次に、議第134号普通財産の無償貸付けについては、同じく保育所の民営化に伴い、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、玉名市立滑石保育所の土地3筆を同じく社会福祉法人天水若竹会に無償にて貸し付けるもので、貸し付け期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとするものです。  執行部からの説明のあと、委員から、過去に民営化した保育園で、現在土地建物ともに保育園名義となっているが、将来的にはどうなるのかとの質疑があり、執行部から、建物については無償譲渡、土地については5年間の無償貸し付けとするが、5年経過後は不動産鑑定等を行ない、有償譲渡もしくは有償貸し付けを協議し決定することとしているとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第131号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、採決の結果、議第134号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、議第132号の普通財産の無償譲渡については、同じく保育所の民営化に伴い、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、睦合保育所の建物を、社会福祉法人天水福祉事業会に、平成29年4月1日付で無償譲渡するものです。  次に、議第135号普通財産の無償貸付けについては、同じく保育所の民営化に伴い、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、睦合保育所の土地10筆を、社会福祉法人天水福祉事業会に貸し付けるもので、貸し付け期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までとするものです。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第132号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  また、採決の結果、議第135号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  次に、陳第10号全小中学校への冷暖房設備の導入を求める陳情についてです。  陳情の趣旨は、昨今の気象状況は、児童生徒たちの学習環境を非常に過酷なものとし、健康被害等教育環境に重大な影響を及ぼしている。児童・生徒の健全な教育環境を維持し、適切な教育環境を実施するためにも、早期かつ緊急に全小中学校への冷暖房設備の導入を行ない、公平な整備実現の為導入は一括にて行なうよう陳情するというものです。  この件について、委員から、国庫補助がなかった場合、どのように事業を進めるのかとの質疑があり、執行部から教育委員会としては、できるだけ早急に導入したいが、市全体で財政状況を考える必要があることから、改めて検討する必要があるとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、陳第10号については、原案のとおり全員異議なく採択すべきものと決しました。  その他、専門職員の募集案内についての質疑と市の人材育成についての意見がありました。  以上で、今期、文教厚生委員会に付託されました案件の審査の報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 議会運営委員長 横手良弘君。   [議会運営委員長 横手良弘君 登壇] ◎議会運営委員長(横手良弘君) おはようございます。  議会運営委員会に付託されました陳第9号玉名市議会議員の政務活動費に関する陳情について、委員会における審査の経過と結果について報告いたします。  まず議長から政務活動費については全国的に問題になっており、当議会においても問題意識を持ち、会派代表者会議を開き条例改正等の議論を行なっているとの報告を受け、審査に入りました。  委員から政務活動費の後払いの方向で条例改正をすべきである。政務活動費を後払いに変更するのはよいとして、情報開示の費用負担の改善、第三者による監査機関の設置については反対で、陳情が出たからではなく、議員の意向で改正すべきである。当市のやり方は書類を出せば事務局でチェックし、監査委員もチェックをする。今回の陳情を認めたら議員も含めて監視機能が働いていないことになる。前払いも、後払いもチェックは一緒であるので、今のままで問題はない。ほかから言われて改善するのではなく、市議会の自主的な改善を行なうべきである。後払いを含めて検討し、収支報告書等をホームページで公開する。第三者による監査機関の設置は監査委員もいるので必要はない。開示請求自体には費用負担は発生しない。陳情に開示請求の費用を負担しなければならないとあるのは、請求者自身が持ち帰るためにコピーが必要と思い、自分のために複写するコピー代のことであり、請求者が負担するのは当たり前のことである。平成25年に政務活動費使途基準運用指針を設けており、それを遵守して支出を行なっている。このように、今までも議会は自主的に改善を進めている。  以上のような意見が出され、審査を終了し、採決の結果、賛成なしで不採択すべきものと決しました。  以上で、議会運営委員会に付託されました案件の報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩いたします。                             午前11時19分 休憩                             ───────────                             午前11時45分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)に対しては、江田計司君ほか1名から、お手元に配付しております、修正動議が提出されております。よってこれを本案と合わせて議題とし、提出者の説明を求めます。 ○議長(永野忠弘君) 9番 江田計司君。   [9番 江田計司君 登壇] ◆9番(江田計司君) こんにちは。9番、無会派の江田です。  議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)。  上記の議案に対する修正案を別紙のとおり地方自治法第115条の3及び玉名市議会会議規則第17条の規定により提出をする。  平成28年12月21日提出。  提出者 玉名市議会議員 江田計司、近松恵美子。  玉名市議会議長 永野忠弘殿。  修正理由  平成28年3月22日に岱明町4校区の区長より要望書が提出されている。これまでの執行部の説明は、岱明町公民館と岱明ふれあい健康センターの併設では現地建てかえよりも1億4,000万円高くなることから、区長会は併設案に了解したと区長会の了解をもって市民が納得したような説明であった。しかしながら、利用者団体には併設では利便性がないとの意見があり、議会に対しても現地建てかえ案も視野に入れた十分な検討を要望するとの内容の請願が提出されている。こうした市民の声がある中で、執行部側の一方的な事業の進め方は民主主義ではないし、地元住民と執行部との十分な議論による合意形成はなされておらず、さらなる議論を重ねる必要があると考える。  したがって、岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務に関連する歳入歳出予算の削除を求め、予算の修正をするものである。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、議第113号に対する議員提出修正案の説明は終わりました。        ************************* △日程第2 質疑・討論・採決 ○議長(永野忠弘君) 日程第2、「質疑・討論・採決」を行ないます。  これより質疑に入ります。ただいままでの各委員長の報告及び議員提出の修正案の説明について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので発言を許します。  15番 前田正治君。   [15番 前田正治君 登壇] ◆15番(前田正治君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の前田正治です。  私は、今議会に提案されています議案の中で、議第121号玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第122号玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第123号玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。  以上について反対をします。  人事院勧告における国家公務員の給与改定に準じて議第124号で玉名市一般職員の給与の改正があります。議第121号、122号、123号、この3議案は一般職員の給与改正に連動して議員、市長、教育長、それぞれの期末手当が引き上げられる改正であります。私は玉名市の議員、市長、教育長の報酬や給与は市民目線では決して安くはないと思っております。ですから、職員給与改正に連動してわざわざ引き上げる必要はないと考えます。  次に、議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)についてであります。  岱明町公民館を岱明ふれあい健康センターに複合化するための関連予算が計上してあります。老朽化した公民館を早急に建てかえることについては、市民も議会も執行部も同じであります。では何が問題なのかと考えると、建てかえの場所やその方法をめぐる手順が今問われているものだと思います。現在、公共施設の縮減が伴う公共施設の再編統廃合計画が進行中であります。人口が減っていく中で、公共施設の維持管理を考えれば避けて通れない重大な問題であります。そういう中での岱明町公民館建てかえをどうするのか、老朽化した岱明町公民館を建てかえることは、合併協議会での決定事項で、新市建設計画にも載せてありました。執行部は岱明ふれあい健康センターへの複合化を提案し、区長会が賛同していると言います。しかし、一方でこの12月議会に岱明町公民館を利用する講座の責任者と岱明ふれあい健康センター利用者有志の会の皆さんが、岱明町公民館建設に関する請願書を提出しております。このことは、公民館建設について、住民の理解と合意形成が不十分の事態にあると言わざるを得ません。住民の声に耳を傾けて住民の理解と賛同を得ながら事を進めることが行政の責務であります。これは合併特例債や公共施設の再編、統廃合計画における有利な財政措置を活用する以前の大前提であります。現在の玉名市では、天水、横島、岱明の役場は支所になりました。合併により新市一体となった発展を願う市民の思いとは大きくかけ離れた状態にあります。旧玉名、天水、横島、岱明が合併に向かって踏み出した大きな理由は、このままでは、市や町がやっていけなくなる。だから合併するということではなかったでしょうか。地域社会を安定的に持続させていくことは、新玉名市の最も大切な役割であります。岱明町公民館建設について、住民の中には、委員会質疑における執行部答弁どおり、多様な意見があるにもかかわらず、今議会に公民館建設についての関連予算が提案していることは早計であり、住民の意見を押し込めるものにほかなりません。私は住民の理解と合意を得る努力をさらに継続することを強く求めるものであります。  したがって、ただいま提出してあります関連予算を削除する修正案に賛成をします。岱明町公民館建設問題は、市政運営に対して議会と議員の住民に対する責任が大きく問われている問題です。  議員各位の良識ある御判断を切にお願いして、討論を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 通告による討論は終わりましたが、ほかに討論はありませんか。   [近松恵美子さん 発言求む] ○議長(永野忠弘君) 12番 近松恵美子さん。   [12番 近松恵美子さん 登壇] ◆12番(近松恵美子さん) 12番議員の近松です。  私は、議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)に対する修正案に対して賛成の立場で、また、請第6号岱明町公民館建設に関する請願について、採択に賛成の立場で、利用者の立場から討論いたします。  まずこの問題は、先ほど前田議員からも言われましたが、市民の理解が得られていないという大きな問題があります。市長はこの問題につきまして、今議会の開会のあいさつで地域住民の理解を得られたと、そのように述べられました。しかし、私が9月議会において、介護保険法の改正により、総合事業として介護予防事業を市が積極的に取り組まなくなったこのような時代背景において、保健センターを機能を縮小することはどうなのかと、このことも区長さん方にお話されたのか。それと、また、小学生の部活が平成30年度でなくなることから、子どもの居場所づくりを考えていかなければいけないこと、その時代にあってトレーニングルームの使い勝手が悪くなることはいかがなものかと、このことについても区長さんにお話されたのかと。それから利用団体から使い勝手が悪いという反対意見が出ていることを区長さん方に伝えたのかということを9月議会で主張いたしましたが、12月議会でも再度質問しましたところ、このことについては、区長さん方には伝えてないという答弁でございました。合併時の約束事をほごにするに当たっては、地域住民に十分な説明と理解が求められます。さらに増設する公民館本体と供用施設である岱明ふれあい健康センターが2メートルも離れているこの設計図を見てもらったのは、公民館をあまり利用されてない4人の区長さんだけだったということが文教厚生委員会で明らかになりました。議会の冒頭で、市長が岱明地区の住民の理解を得たと議員全員に話されたことは何だったのでしょうか。また、中島地区においてはメリット、デメリットをしっかり伝えた上で、執行部関係者を招いて説明会を開催したところ、全員が現地建てかえを求めたということは、市長以下、執行部も報告を受けているはずでございます。それに対し、北前原地区では同意を得られたと議会で言われましたが、説明を含み、たったの3分で終わったと聞いております。設計図も見ずして、3分の説明では問題は見えません。あまり利用されてない区長さん方だけで決めてもらっては困るというのが一般住民の声でございます。  このような状況の中で、住民の理解を得たと議会に報告し、合併時の約束をほごにするのはいかがなものか、これは、住民の同意を得ているとは言えないと私は思います。  2点目は管理上の問題が大きすぎるということでございます。平面図を見ますと、部屋が十分あるように見えるかもしれませんが、利用者がどのように行動するかを想像するに、大変不便であると、また、全く性質の違う2つの施設の建物が境界がないことは管理不能となり、このまま建設されるなら運用面で混乱が起こり、住民の苦情が押し寄せることは目に見えています。入館料を取る施設と、取らない施設が同じ屋根の下にあるということは住民も使用に当たり、混乱し、職員も戸惑います。岱明ふれあい健康センターは複合しすぎるぐらい既に複合している施設でありますから、ここに公民館機能を合わせることはとても難しいことなのだと、私は一般質問で申し上げました。公民館側から執行部案では、出入り口が7つぐらいありますから、どこからでも入れるというそういう設計になっておりますので、公民館側から入るなら、同じ敷地内でも無料で過ごせます。無料でお風呂に入ってもわかりません。帰りに体育館で運動しても有料で利用している人との区別がつきません。このように、利用者にも、管理人にも複雑で問題が多発する複合に加える複合施設をつくる必要があるのか。現地建てかえを差しおいてこのようにする必要があるのか理解できません。  3番目、使い勝手が悪いということですが、これは細かいことがたくさんありますけどもるる申し上げませんが、この使い勝手が悪いということについては、執行部は利用者側のエゴという受けとめ方をしているのではないかと、そう思わざるを得ないですが、そうではないのです。利用者は今後利用する方々のために、この公民館が子々孫々に負の遺産とならないために、有効に活用されるために、問題を指摘して下さっているのです。利用者が「この公民館の執行部案は迷路だ。」と言ったことに対して議会で、執行部は「私は、迷路だとは思わない。」というふうに発言がありました。その執行部がそのように思っても、利用者が、高齢者が迷路だと感じるのであれば、それが正解なのだということ、それが利用者の立場になるのだということを忘れてはいけません。ある方が、よく公民館を利用されてる方が、留守番をしているご主人におじいさんに言っていた言葉があります。「おじいさん、私はよく公民館に行くけども、私と同じ年代の人はしょっちゅう病院に行ってますよ。」というふうに言われた方がおられます、また、ある敬老会に行きましたら、なんか手作業をしている方がいまして、「あんたそれどこで習ったな。」と聞かれたら「介護施設で習った。」「じゃあ、それいいな。」ということ、「じゃあ、あんたもこの介護施設に来れるように言ってあげるよ。」ということで介護保険を利用された方がおられます。公民館の活動を活発化することは、医療費の削減になり、そして介護費の削減になっていきます。また、先ほどの総務委員長の報告では一般住民から横島より広い講堂がほしいという声があったということがありましたけども、このトレーニングルームと講堂を共用することによって、舞台をつくりますので、子どもの遊ぶスペースが非常に狭くなります。そしてまた、音の出る講義とか、講演、それから音楽活動と体育目的と共有するために天井を低くしますので、今まで楽しんでたバドミントンが十分できません。卓球台も置くスペースもなくなります。このような大きな問題をはらんでいるのがこの併設案です。  さらに、駐車場の問題があります。駐車場が遠くなるだけではなく、さらに坂を上っていく計画になっています。この4メートルの高さをどのように整備されるのか、この議会で計画が示されませんでした。果たして車いすでも車から降りて公民館まで来られる駐車場なのか、その疑問が払拭されない状況で、併設案には賛成できません。  次に、費用の問題ですが、江田議員の総務委員会の議論でもありましたように、現地建てかえのほうが安く済みます。   [中尾嘉男君 「高こなっとじゃなか、これ高こなるてしてあるばい。」と呼ぶ] ◆12番(近松恵美子さん) 執行部案は、1,800平方メートルで計算してますので高くなりますけども、現公民館は1,000平方メートルです。そして合併時の、合併前の計画では1,400平方メートルで計画しておりましたので、私としては、1,000か、1,400で十分というふうに思っております。多くの方は併設するくらいなら、今と同じ公民館でいいというふうに言っておりますので、1,000平方メートルにしますら、かなり安くなります。  その他に原案は、駐車場は岱明ふれあい健康センターと公民館兼用でありますので、公民館だけでしたら、公民館を利用しない時は電気は必要ありませんけども、岱明ふれあい健康センターと共用となりますと、9時、10時までずっとすべての駐車場に照明をつけておかなければなりません。また、施設においても通路があまり長いことから無駄な照明、冷暖房費が発生することによる経費の無駄が考えられます。  次に、集約することによって、利便性を高めて利用率を上げていく必要があるという意見について反論いたします。  岱明B&G海洋センターと岱明ふれあい健康センターをつなぐ道路をつくることによって、これはあとにします。利便性を高めて利用率を上げてく必要があるという考えについて反論いたします。  住民の立場で返しますなら、道路の問題と公民館の問題は別ということです。岱明B&G海洋センターの利用者がスポーツをしたあと帰りに温泉に入りに行くということは考えられますが、スポーツをしたあと公民館で学習に来るということはほぼ考えられません。そういった意味で集約化することで利便性が高めて利用率が上がるということは、これは私としては考えられないと思います。道路をつくることで岱明B&G海洋センターに行った方がお風呂に入ることでお風呂の利用率が高くなることは考えられますが、公民館をくっつけたことで利用率が高くなるということは、全くないというふうに私は思います。さらに、市長も言われているようですけども、文教厚生委員会でもありました。それと、人口が減る、減ると言いますけども、岱明地区では、高齢者が今後65歳以上がどんどんふえていくという、こういう状況において介護予防に力を入れていかなければいけないと私は思います。  また、文教厚生委員会で発言がありました。北側には岱明B&G海洋センターがあるが、ここと道路をつくることによって一体となったまちづくりができるのではないかとそのような発言がありましたし、市長もそのように中土がよくなるとそのようなことも言われているようですけども、この案については、皆さんが、道路の問題と公民館の問題は別と、道路は道路でつくればいいと、公民館は公民館として使いやすいものをつくるべきだと、それが一般住民の声でございます。  そして私は、やはり総務委員会、文教厚生委員会を通して、やはり利用者の立場に立ったが議論がなされていないふうに感じております。それは、議員各位があまりにもこの今の岱明ふれあい健康センターが複合施設で、内容が難しいためによく御理解いただけてないんではないかなということを危惧しております。  9月議会におきまして、横手議員が市役所跡地に保育所という請願が一部不採択になりました時に、議員が十分な審議をしないで結論を出したと、これでは、玉名市議会の信頼をなくすことにつながると、非常に大切なことを述べられました。  どうか私が今述べました原案反対、修正案賛成の立場で利用者の市民の立場で述べました、指摘しました、今の6つの点につきまして、原案賛成の方がおられましたら納得いく討論をお願いしたいというふうに思います。  玉名市議会の信頼をなくすことがないように、どのような考えで、これが岱明町の悲願であった公民館建設が決まるのか、住民がしっかり納得いく議論をここでしていただきたいというふうに思っております。  慎重にお考えいただきたいということをお願いしまして、私の、賛成討論を終わります。 ○議長(永野忠弘君) ほかに討論はございませんか。   [田中英雄君 発言求む] ○議長(永野忠弘君) 10番 田中英雄君。   [10番 田中英雄君 登壇] ◆10番(田中英雄君) 10番議員、田中英雄でございます。  私は、修正案に対して反対、原案に対して賛成の立場から討論をさせていただきます。  岱明町の公民館建設に当たっては合併からもう11年がたちますが、既に旧岱明町の時に公民館建設の基本設計はできておったということを聞いております。それが、合併後さまざまな利用者の方から御意見があり、予算が倍以上に膨らんだために、当時の島津市長が、これはできないよというところで中止にされました。そしてかわりと言っては何だけれども、岱明中学校の体育館を建てるようというところで、そのときに、住民の方々は納得されたというふうに伺っております。11年を経て、一旦は旧岱明町役場の3階に公民館を移すという案が執行部の方から提案されました。それに対しては3階というのは、高齢者の方は特に利用しにくいので、それはいけないよという案がありまして、御意見がありまして、私も確かにそうだなと。もともと事務所機能を優先する形でつくられていた旧役場を公民館にするのはやはりやめた方がいいということで、与党である私も勇気を持って、市長にこれを白紙に戻せないかというところでお願いしたところであります。結果として、有明広域圏事務局が3階には入ることになりまして、もう来年の新年早々供用開始されます。さらには、図書館のほうは旧役場の2階に移りまして、これも4月から供用開始されることになります。これはとてもすばらしいことではないかと思っております。いざ使い始めてみたらよかったねというふうになると自信を持って期待するところでございます。  そして残された公民館であります。私はもともと今現在公民館の建っている場所は非常に道路に面していい場所であるから、今岱明町の鍋校区、高道校区の人たちは、高齢の方で車のない方はスーパーに行くにもタクシーを利用して行かれていると、今乗り合いタクシーのしおかぜタクシーというのができましたからそちらを利用すれば、スーパーに行くことも可能ではありますけれども、現在買い物難民というふうな形の方がたくさんいらっしゃる、そしてそれは今後ますますふえる可能性がある。できればあの中心部にあり、利便性の高い今の公民館の地区には公民館も含めて、例えば、買い物できる場所であるとか、子どもたちの児童センターであるとか、そういった複合施設を建ててはどうかというふうに、執行部の方には御提案していたところでございます。  そして今度の新公民館を岱明ふれあい健康センターの隣に新設するという案が提示されました。これに対しては先ほど、近松議員がおっしゃいましたように、これから介護がふいえてくるんだから、介護認定の事業の縮小をするような形でとらえていらっしゃいますけれども、実は、介護事業に関して、また、介護予防事業に関しては、各地域の岱明町の公民館で介護予防事業を行なわれておりまして、そのために、岱明地区、地区の公民館32カ所中既に16カ所は新築又は改築されて、そこで介護予防の授業が既に行なわれております。ですから、むしろ玉名市は介護事業に対しては積極的に取り組み介護予防していくというのは各地域、地域に自分の近くの公民館でできるような既に施策を打っておりまして、近松議員のおっしゃるような心配は少ないと思います。  今度、新しく温泉施設のある岱明ふれあい健康センターの隣にこの公民館ができるということは、近松議員もおっしゃっておられましたけども、公民館に来た人が温泉に入る、お風呂に入る、お風呂に来た人が公民館で学習活動、体操等とかに取り組むこともできて、既に移動距離もないし、また、駐車場の不安も建設段階で意見もなされて、駐車場も増設する。さらには、岱明B&G海洋センター、岱明町中央グラウンドにも道路を続けて一体型の施設として、この1つのゾーンとして利用しやすいようにするというのは、これは極めていい考えではなかろうかと思います。
     例えば、横島町は、小学校があり、その隣に図書館があり、グラウンドがあり、道を挟んだ真向かいに旧横島支所があり、そこに公民館があり、さらには温泉施設があるという、そしてそのコンパクトにまとまったすぐ側にコンビニがあり、スーパーがあるという非常に4,500人の地元住民の数に合わせたというわけではないんですけど、非常にコンパクトにまとまっているから、自治体として非常に機能的に生活することができて横島町の人口はふえております。岱明町は残念ながら現時点ではポツンポツンと公共施設が点在しておりまして、さらには公民館のそばにはコンビニもありませんし、先ほど申したような介護の施設もございません。公民館を岱明ふれあい健康センターの隣に建てることによって、機能性が増し、また、住民の人口が活性化することによって、またコンビニであるとか、介護施設の自然発生的に投資対象となるってできる可能性も出てきます。  先ほどもう1つ、小学校の部活動が廃止されるとおっしゃいました。これは先生方が学校単位で担当されているクラブ活動が、地域が受け皿となって行なう社会体育に移行するという形であります。これに関しては、私もPTAの役員のほうを岱明中学校のほうでさせていただいておりますけれども、岱明地区4小学校のPTA会長さんたちが、今真剣にどうするかということを話し合っておられる最中であります。これに関しては、今中央グラウンド、岱明町の中央グラウンドが老朽化して今度新しく改修もしなくてはいけないという話にもなっております。公民館を建て直し、岱明ふれあい健康センターを改修し、さらには道路を通して中央グラウンドも改修し、さらには現在の公民館の土地に新しく、みんなが活性化するような施設を建てると、こういうひとつの大きな流れをつくるのが今回の公民館建てかえの案でございます。  説明不足ということは十分にあるかもしれませんけれども、合併特例債の使用期限というものが迫っておりますから、そういう意味では急いだ案となっております。これから地元の皆さんにも十分に説明し、修正するべき点は修正して設計し、本当にこのまま順調にいけば平成31年の7月、2年半後には公民館は供用開始になります。これがまた遅れるといつできるかわかりません。ぜひ、岱明町も含め、また、玉名市全体のことも考えてここにいらっしゃる皆さん方の御賛同を得て、予算を通していただくようにお願いする次第であります。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) ほかに討論はありませんか。   [小屋野幸隆君 発言求む] ○議長(永野忠弘君) 21番 小屋野幸隆君。   [21番 小屋野幸隆君 登壇] ◆21番(小屋野幸隆君) 今日は両論あって激論をされておりますが、私は修正案反対、原案賛成の立場で討論をいたしたいと思います。  その前に、所属クラブは保守前進クラブの小屋野です。  私は、原案に対して賛成の立場から討論をさせていただきます。私が岱明ふれあい健康センター併設案に賛成する主な理由を3つほど挙げてみたいと思います。  まず1つ目は、市が結論づけた公民館の建設位置は一言でいいますと妥当だという事でございます。市執行部が、公民館の建設位置を比較した内容が、利用団体や区長会そして私たち議会にもきちんと示されました。そして、結果として、よりすぐれるものは今ある建設場所ではなく、岱明ふれあい健康センターへの併設になるという結論とその合理的な理由が説明をされております。  一方、今ある場所に建てるべきという執行部が出した結論に否定的な方には合理的な理由、根拠はなく、道理に合わないと思っております。すべてではないですが、利用者の要望が酌み取られ、より安いコストで建つ併設案を否定し、現在の場所以外は認めないというのは不条理な話ではないでしょうか。なぜ、現在地の建てかえだけをかたくなに主張されるのか、要望書を提出されました地元区長会を初め、多くの納税者の皆さまに御納得いただけないでしょう。  次に、2つ目はもう公民館建設の結論を出す時期にあるということであります。合併から11年が過ぎ、いまだ建設に至らないこの現状、そして市が建物の耐震性を問題視してきた中での熊本地震の発生、このような状況があるにもかかわらず、前回の支所移転計画のときと同じように、いたずらに先延ばしすることは無責任と思います。当然、賛成、反対はあるでしょうが、もう結論を出す時期にあると私だけではなく、多くの岱明町民がそう思っていると思っております。  最後の3点目は、市の説明責任は十分果たされ、民意がきちんと反映されているということであります。住民と合意が得られておらず、十分な議論が交わされていないという方がおられます。しかし、私はそう思いません。1日も早い公民館の建てかえを望む岱明地区の住民の思いを、また、将来にわたって責任を持てる行政運営を期待する市民の声を執行部は真摯に受けとめ、誠実に説明責任を果たしてきたと思います。前回の支所移転案に賛同された方や今回の併設案に賛同されている方は、どのような思いでおられるのか。また、前回のように公民館の建設が先延ばしなってしまう。いつになれば公民館建設は軌道に乗っていくのか、などと心配をされている方がおられるのも事実です。  このようなこともあり、今年9月の地元区長会と地元議員との意見交換会で、前年度の岱明区長会の総会と同じく、我々も市の提案に賛同すると、我々6名の議員に明言をされました。その場で地元議員に対し、正式に思いが述べられたのであります。岱明ふれあい健康センターへの併設案は、一部の利用団体者を除き、区長会を初め多くの一般市民の賛同の上に計画をされています。そして重要なのは、岱明の公民館建設だけが例外ではありません。天水地区の集約化と同様に供用、兼用が基本となる効率的な施設の残し方をすることです。一体的に整備される市道改良により、岱明B&G海洋センターや中央公園グラウンドなど周辺施設の利用が再び活性化をされ、周辺地域の振興発展の可能性が期待できます。施設の建設費用や維持管理費用の御負担をいただくのは、利用者の方だけではありません。すべての市民が負うのであります。そのことが一番大切ではないでしょうか。賛否両論が出されていますが、御利用団体や区長会など地元住民との議論は尽くされており、あとは責任ある決断をするだけです。私は、将来を見据えたときに、既存の施設が有効に活用される岱明町、そして健康センターの複合施設設計業務委託料は必要と考え、原案に賛成の討論といたします。  よろしくお願いいたします。 ○議長(永野忠弘君) ほかに討論はございませんか。   [江田計司君 発言求む] ○議長(永野忠弘君) 9番 江田計司君。   [9番 江田計司君 登壇] ◆9番(江田計司君) 9番、江田です。  今、田中議員からと小屋野議員からありました。要するに、公民館と岱明ふれあい健康センターと併設した場合には、供用開始は、これは田中議員からもありましたけども、平成31年7月からなんです。というのはなぜかというと、結局、今の岱明ふれあい健康センターは20年間で中規模改修せんといかんのです。ですから、その中規模改修をして終わったあとに、今度計画されているその公民館を、要するに平成30年10月から建てるようになるんです。ですから、その間、時間があるわけですよ。ですから、あくまで岱明ふれあい健康センターを改修しながらその間に皆さんの意見を十分聞いて、そして併設がいいって言えば、それは併設でもよかです。だからその間が、やっぱり時間があくから、ここを十分地域住民の方とお話をして、意見交換をしたらどうだろうと思います。  それと、田中議員から、その地区公民館で体操してるといいますけれども、それでも介護認定がふえているわけです。ということはどういうことかというと、この地区公民館は介護予防より元気な方がやっておられるわけですですね。ですから、今度のその岱明ふれあい健康センターを利用する人はまた違った利用の仕方があるわけです。ですから、岱明ふれあい健康センター健康センター、公民館は公民館と、やっぱり利用の仕方が違うわけです。ですから。この辺は十分、今回、その設計だけ急いで、最終的には合併特例債は平成32年度中ですから、平成33年の3月いっぱいよかですよ。せっかくここ10年間かかったんですから、もうちょっと50年もかかる公民館ですから、十分検討して、特に、やっぱり避難の件とか、これから利用される皆さんの意見も十分聞いて検討されたらどうでしょうか。  それから請第6号岱明町公民館建設に関する請願は、前田総務委員長の報告では、不採択でありました。私は、採択の立場で討論をいたします。  岱明町公民館建設には岱明町の長年の悲願であり、先ほど来説明をしてきたとおりであります。しかしながら、この利用者団体の意見は岱明町公民館建設については、住民も交えたプロジェクトチームをつくり、岱明町ふれあい健康センターへの併設案に加え、現地建てかえ案も視野に入れた十分な検討を行なう場をつくっていただく。これが要望であります。高嵜市長がいつも言われております。「市民一人一人の思いが通じる、市民の市民による市民のための市政」が基本市政であるならば、この請第6号は採択すべきではないだろうかと思います。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) ほかに討論ございませんか。   [福嶋譲治君 発言求む] ○議長(永野忠弘君) 13番 福嶋譲治君。   [13番 福嶋譲治君 登壇] ◆13番(福嶋譲治君) 13番、無会派の福嶋です。  ただいま両意見たくさん聞きました。4人聞きました。私は、修正案に賛成の立場で討論いたします。  江田議員の修正案を出された理由、近松議員の事細かな説明、非常にわかりやすくて論理的だったと思っております。当然だろうと思っております。それと反対のその修正案に対する反対意見に対しての中に、聞いておりまして非常に利用者の視点からの意見がなかった。見方がなかったということ。それと、最終的に出された2メートル離す、離して建てなければいけない。その理由がどういうところにあったのか、どういうことなのか、そういうこともきちんと岱明の皆さんに特に説明をなされた上での結論を出すということが必要ではないかと私は考えております。その辺がまだ十分足りてない。だからもう少し説明を、話し合いしてもいいんじゃないかということ。  それと、現地建てかえは、この修正案に反対の方々からは、時間的に間に合わないというような意味合いの言葉が出ましたけれども、公共施設等建設特別委員会の中におきまして、現地建てかえでも十分間に合うというような意見交換がなされております。  そういうことも含めまして、皆さんに十分情報開示をした上での結論を求める方向にいくべきだと考えております。  私はこの修正案に対して賛成します。 ○議長(永野忠弘君) ほかに討論はありませんか。   [嶋村 徹君 発言求む] ○議長(永野忠弘君) 7番 嶋村 徹君。   [7番 嶋村 徹君 登壇] ◆7番(嶋村徹君) 7番、市民クラブ、嶋村です。  私は、原案に対し賛成の立場で討論させていただきます。  岱明町公民館、岱明ふれあい健康センター併設については、これまで地元地区で数回にわたり検討を重ねられてきております。早急に集約複合化で計画どおり進めていただきたいと思います。今後、高齢化が進む中で社会体育と福祉事業が連携して事業を行なっていくことに大変意義があると思います。また、今回の計画は周辺開発と一体的に考えられており、岱明B&G海洋センター体育館と距離が近くなります。施設利用がこれまで以上に使いやすくなるのではないかと考え、ぜひ複合化で進めていただきたいと考えております。  よろしくお願いいたします。 ○議長(永野忠弘君) ほかに討論ございませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 討論がありませんならば、これにて討論を終結いたします。  議事の都合により、午後1時30分まで休憩いたします。                             午後 0時37分 休憩                             ───────────                             午後 1時33分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより採決に入ります。  まず、専決処分予算議案の採決に入ります。  議第112号 専決処分事項の承認について         専決第11号         平成28年度玉名市一般会計補正予算(第7号)  以上、専決処分予算議案1件について、採決に入ります。ただいま採決に付しております議第112号に対する各委員長の報告は、いずれも承認であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議第112号については、承認することに決定いたしました。  続いて、予算議案の採決に入ります。  議第113号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)  以上、予算議案1件については異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第114号 平成28年度玉名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第115号 平成28年度玉名市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  議第116号 平成28年度玉名市浄化槽整備事業特別会計補正予算(第3号)  議第117号 平成28年度玉名市九州新幹線渇水等被害対策事業特別会計補正予算(第2号)  議第118号 平成28年度玉名市水道事業会計補正予算(第3号)  議第119号 平成28年度玉名市公共下水道事業会計補正予算(第3号)  議第120号 平成28年度玉名市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)  以上、予算議案7件について、一括して採決いたします。ただいま採決に付しております予算議案7件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、予算議案7件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  それでは、議第113号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)について、採決いたします。  初めに、まず、議第113号に対する、江田計司君ほか1名から提出された議員提出修正案、岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設設計業務に関する歳入歳出予算の削除について、起立により採決いたします。  議題113号に対する議員提出修正案について、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(永野忠弘君) 起立多数であります。よって、議第113号に対する議員提出修正案については、可決いたしました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く、原案について採決いたします。  議第113号の修正議決した部分を除く、その他の部分については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(永野忠弘君) 起立多数であります。よって、議第113号の修正議決した部分を除く、その他の部分については、原案のとおり可決いたしました。  お諮りいたします。ただいま修正議決されました議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)について、その字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他の整理は議長に一任することに決定いたしました。  続いて、条例議案の採決に入ります。  議第121号 玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第122号 玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第123号 玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案3件については、異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  議第124号 玉名市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について  議第125号 玉名市保育所条例の一部を改正する条例の制定について  議第126号 玉名市図書館条例の一部を改正する条例の制定について  以上、条例議案3件について、採決いたします。ただいま採決に付しております議案3件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、条例議案3件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  議第121号 玉名市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第121号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立]
    ○議長(永野忠弘君) 起立多数であります。よって、議第121号については、原案のとおり決定いたしました。  議第122号 玉名市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第122号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(永野忠弘君) 起立多数であります。よって、議第122号については、原案のとおり決定いたしました。  議第123号 玉名市教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております議第123号に対する委員長の報告は可決でありますが、異議があります。委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(永野忠弘君) 起立多数であります。よって、議第123号については、原案のとおり決定いたしました。  続いて、その他の議案の採決に入ります。  議第127号 指定管理者の指定について  議第128号 指定管理者の指定について  議第129号 指定管理者の指定について  議第130号 普通財産の無償譲渡について  議第131号 普通財産の無償譲渡について  議第132号 普通財産の無償譲渡について  議第133号 普通財産の無償貸付けについて  議第134号 普通財産の無償貸付けについて  議第135号 普通財産の無償貸付けについて  議第136号 市道路線の認定について  議第137号 工事請負契約の変更について  議第138号 工事請負契約の変更について  以上、議案12件について採決いたします。ただいま採決に付しております議案12件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。各委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議案12件については、いずれも原案のとおり決定いたしました。  続いて、請願の採決に入ります。  請第6号 岱明町公民館建設に関する請願  以上、請願1件について採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております請第6号に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。請第6号については、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(永野忠弘君) 起立多数であります。よって、請第6号については、採択することに決定いたしました。  続いて、陳情の採決に入ります。  陳第9号 玉名市議会議員の政務活動費に関する陳情  以上、陳情1件については、異議がありますので、あとに譲り採決いたします。  陳第10号 全小中学校への冷暖房設備の導入を求める陳情  以上、陳情1件について採決いたします。  ただいま採決に付しております陳第10号に対する委員長の報告は採択であります。委員長の報告の通り、決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、陳第10号については、採択することに決定いたしました。  陳第9号 玉名市議会議員の政務活動費に関する陳情  以上、陳情1件について採決いたします。  本案は、起立表決により採決いたします。  ただいま採決に付しております陳第9号に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。陳第9号について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(永野忠弘君) 起立少数であります。よって、陳第9号については、不採択と決定いたしました。        ************************* △日程第3 閉会中の継続審査の件 ○議長(永野忠弘君) 日程第3、「閉会中の継続審査の件」を議題といたします。  まず、付託事件の閉会中の継続審査についてお諮りいたします。  総務委員長より、目下、総務委員会において審査中の陳第8号玉名小学校区の自然を守り景観に配慮し、子どもから大人まで住みよい環境となるような計画的な地域づくりを求める陳情及び陳第11号「鉄道の安全・安定輸送」及び「地域を支える鉄道の発展」を求める意見書の提出に関する陳情の陳情2件について、建設経済委員長より、目下、建設経済委員会において審査中の陳第7号北坂門田地区中坂門田地区南坂門田地区の坂門田川水系における水田構造改善事業を求める陳情の陳情1件について、会議規則第111条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。  次に各常任委員会及び議会運営委員会の所管事務の閉会中の継続審査についてお諮りいたします。  総務委員長から総務部、企画経営部及び市民生活部の所管に関する事項について、建設経済委員長から産業経済部、建設部及び企業局の所管に関する事項について、文教厚生委員長から健康福祉部及び教育委員会の所管に関する事項について、議会運営委員長から議会の運営に関する事項、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項について、以上のとおり各委員長から会議規則第111条の規定により閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって各委員長からの申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。        ************************* △日程第4 市長提出議案審議(質疑・討論・採決) ○議長(永野忠弘君) 日程第4、「市長提出議案審議」を行ないます。  議第139号人権擁護委員候補者の推薦についてから議第142号人権擁護委員候補者の推薦についてまでの市長提出議案4件を一括議題といたします。これより委員会付託を省略しておりました議第139号から議第142号までの人事案件4件の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。  議第139号から議第142号までの人事案件4件について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  議第139号から議第142号までの人事案件4件について、討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  議第139号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。  議第139号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議第139号については、原案のとおり、推薦に同意することに決定いたしました。  議第140号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。  議第140号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議第140号については、原案のとおり、推薦に同意することに決定いたしました。  議第141号 人権擁護委員候補者の推薦について、採決いたします。  議第141号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議第141号については、原案のとおり、推薦に同意することに決定いたしました。  議第142号 人権擁護委員候補者の推薦について採決いたします。  議第142号については、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議第142号については、原案のとおり、推薦に同意することに決定いたしました。        ************************* △日程第5 委員会の中間報告 ○議長(永野忠弘君) 日程第5、「委員会の中間報告」を行ないます。  公共施設等建設特別委員会に付託中の調査事項については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際これを許します。  公共施設等建設特別委員長 福嶋譲治君。   [公共施設等建設特別委員長 福嶋譲治君 登壇] ◎公共施設等建設特別委員長(福嶋譲治君) 去る11月24日に開催いたしました公共施設等建設特別委員会における審査の経過と結果について報告いたします。
     まず岱明町公民館建設事業についてでありますが、執行部より、岱明町公民館及び岱明ふれあい健康センター複合施設の整備概要、10月31日開催の利用者団体との意見交換会の質疑内容、複合施設に係る12月補正予算の追加理由と要求内容、岱明町公民館建設に関連する岱明ふれあい健康センター外壁等改修や駐車場整備市道延伸の一体構想の工程と概算総事業費について説明がありました。  執行部から説明のあと、委員から、8月時点と今回の平面図を比べると公民館と岱明ふれあい健康センター共用部分が離れているがどうしてかとの質疑に、執行部から、8月の意見交換会のあと建物の形状、建築の方法等を関係所管課で検討したところ、法律的に問題があって2メートルほど離して設計しているとの答弁がありました。これに対して委員から、公民館から岱明ふれあい健康センター共用部分への移動はどうなるのかとの質疑に、執行部から、例えば、公民館の音楽室を利用する方が岱明ふれあい健康センターのサークルルームを利用されるとは想定しにくい。しかし、仮に行き来する場合でも、1人の方が事務室で鍵を借りる必要はあるが、残りの方は共用部分の玄関から直接サークルルームに行けるとの答弁がありました。また、委員から、最初の計画案と全く違っている。10月の意見交換会でも現公民館での建てかえはない旨の発言があっており、併設でしか計画が進んでいないとの意見があり、執行部から、意見交換会の際は総合的に諸事情を検討した結果、現時点では、岱明ふれあい健康センターとの併設を進めるべきとの考えから、現時点では現公民館が建っている場所での建設は考えていないとの発言であったとの答弁がありました。  次に、委員から、併設での講堂の収容人数は何名になるのか、現公民館の収容人数はどうか、参考までに横島町公民館と改修後の天水町公民館はどうか。また、現在地に建てかえる場合、市道寺ノ前線の延伸はあるのかとの質疑に、執行部から、併設案の講堂と横島町公民館多目的ホールが同規模で300人が収容可能。現岱明町公民館の講堂で250人、改修後の天水町公民館は面積から300人弱の収容人数が想定される。また、現時点では寺ノ前線の延伸については、併設に伴う計画であり、現在地建てかえの場合は考えていないとの答弁がありました。これに対して委員から、町の人口規模で比較した場合、講堂の収容面積が足りないとの意見があるとの意見に対し、執行部から、今後構造的に床面積の拡張が可能かどうか十分検討するとの答弁がありました。  次に、委員から、建築基準法により、公民館と岱明ふれあい健康センターの間を2メートル程度離す必要があるとのことだが、複合施設をつくるのなら一体化したほうが執行部の考えに合致するのではないか。また、社会、教育施設である公民館と福祉施設である岱明ふれあい健康センターを併設する場合、法律上問題はないのかとの質疑に、執行部から、近隣市町においても支所、図書館、公民館等を1つの建物にいくつもの機能を有した複合施設が現に存在しており、法的な問題は無いものと考えるとの答弁がありました。また、施設が老朽化して市の土地があるから、そこに建てるといったふうで総合的な開発計画がないまま事業が進められている感じを受ける。市道延伸により岱明中央公園と接続するのであれば岱明ふれあい健康センター北側の農地も含めた総合的な計画の考えはないのかとの質疑があり、執行部から、現時点では市道延伸による周辺農地についての計画はないが、市道延伸により、将来的には宅地化が進むことも予想される。公共的な施設が必要ということになれば、市として活用を考える価値はある。更新時期を迎える岱明中央公園の整備も合わせてトータル的に考えていく必要があると考えるとの答弁がありました。これに対して委員から、公民館建設の問題にしても、公民館の建てかえだけではなく総合計画の見直しもあっていることから、市道延伸による施設の集約といった岱明町の将来的な展望も示していかないと話がまとまっていかないのではないかとの意見があり、執行部から、この場所を活性化するためにも公民館を岱明ふれあい健康センターに集約し岱明中央公園の利活用のためにも、まずは市道を延伸して一体的な整備につなげたいとの答弁がありました。  次に、委員から、市道寺ノ前線の延伸が里道に沿って計画されているが、里道は活用しつつ岱明ふれあい健康センターと北側の岱明B&G海洋センターを直線でつなげることはできないのかとの質疑があり、執行部から、複数の案を検討したが、最も残地が少ないことから里道を活用した計画となった。今後、設計の段階で地権者の了解が得られれば、できるだけ直線に近い形で検討することは大事なことと考えるとの答弁がありました。  次に、委員から、これまで数度意見交換会が行なわれているが、現在地建てかえを要望されている意見が多いように思う。いろんな意見があるとの執行部の説明であるが、これまでの説明が執行部が予定している方向に誘導されている部分もあるのではないかと感じる。また岱明町時代に公民館を現在地に建てかえるとの理由で土地を売った方への説明はどうするのかとの質疑に、執行部から、岱明ふれあい健康センターとの併設については、これまで岱明地区の地域協議会を初め、区長や利用者団体との意見交換会等にて1年かけて説明を重ねてきている。また、土地の買収の件は、実際には旧岱明町の土地との交換で、現公民館の裏の土地を確保している。議会の一般質問があった数日後に当時の地権者を訪ねて説明し了解していただいているとの答弁がありました。  次に、岱明支所庁舎利活用事業の進捗状況について執行部より、工期を12月22日までとし岱明支所の2階を図書館、3階を有明広域行政事務組合の事務所として大規模改修を行なっている。3階部分については、ほぼ工事が終了しており、消防署等の検査と室内のクリーニング等を行ない、年末には有明広域行政事務組合による事務所移転がなされて、年明けには業務を開始する予定である。2階の図書館については、本棚等の設置が残っているが、年明けから移転と開館の準備に入り、4月に開館予定との説明がありました。  次に、天水支所周辺施設集約化事業について8月22日の住民説明会で出され要望により修正があった点と今後のスケジュールについて説明がありました。執行部からの説明の後、委員から、公民館建設の入札は終わっているのか。また、基本設計の修正図では大研修室ホールが図書館の横に配置されているが、これについての意見は出なかったのか、防音は完璧にできるのかとの質疑があり、執行部から、現在は解体工事の段階で工事発注はそのあと平成29年度からになる。また、大研修室ホールと図書館が接することで防音の問題について数名の方から意見をいただいている。完全防音とはなっていないが、コンクリート壁を厚くし、全面ではないにしても、間に倉庫を設けていることで防音対策をとっている。実施設計の際にも対策を講じることができないかお願いしているとの答弁がありました。  次に、委員から、公民館を建設するまでの一定期間公民館を利用できなくなるが、他の施設を利用するなどして公民館講座を開催する計画はあるのかとの質疑に、執行部から、主催講座については、中央公民館や横島町公民館等にて実施したいと考えているとの答弁がありました。また、委員から、公民館ごとに施設使用料が違うが公民館講座では、天水町公民館の料金で他の施設を利用できるようにするのかとの質疑があり、執行部から、公民館の使用料は玉名市公民館条例で規定しているため、使用する公民館の料金を支払ってもらう必要があるとの答弁があり、これに対し委員から、利用者との話し合いを行なったのかとの質疑に、執行部から、使用料については、市民団体との具体的な話し合いはしていないが、自主講座の開催について周辺施設を利用して行なってもらうよう協力のお願いはしてあるとの答弁があり、委員から、利用団体には早めに話し合いの場を持ってほしいとの意見がありました。また、委員から、地元の利用者は他の町の公民館を借りるのにちゅうちょされるところがあって、近くの民間施設等の利用を考えている。そういうところも考慮して不便を来さないように話し合いをもって進めてほしいとの意見がありました。  次に、委員から、天水町公民館の大研修室ホールの収容人員は300人弱とのことだが、駐車場の整備はなされているのかとの質疑があり、執行部から、支所があいた際には駐車場として利用するとの話は出ているが、今後検討していくとの答弁があり、委員から、施設が完成して駐車場がないとなると非常に困る。駐車場の整備も同時進行で進めてほしいとの意見がありました。  次に、委員から、読み聞かせコーナーの位置について、まだ変更はできるのかとの質疑に、執行部から、玉名市の図書館協議会の役員で天水地区出身の役員と協議することとしている。時期的に厳しいが、納得していただくよう話し合いを進めていくとの答弁がありました。  次に、市庁舎跡地利活用に関することについて、旧市庁舎跡地は、玉名第1保育所の建てかえ用地の一つであることに変わりはないことから、新たな基本構想の策定については見送ることとしているとの説明があり、続いて、旧庁舎解体工事について建物自体の解体がほぼ完了しており、12月22日までには終了する予定である。旧庁舎本館の解体後は文化センターの駐車場として整備することとしており、駐車台数は従来の北側駐車場と合わせて約106台となる予定。跡地の利用が確定するまでは、立体駐車場と別館南側の跡地については、進入禁止とするとの説明がありました。説明のあと、委員から、旧庁舎東側の店舗が改築されているが、旧庁舎の解体工事に関係はあるのかとの質疑があり、執行部から、旧庁舎の解体工事には関係ない。市が貸し付けている土地ではあるが、建物の老朽化により自主的に改修が行なわれているものとの答弁があり、委員から、市の土地であるなら、事前に相談がなかったのかとの質疑に、賃貸借契約の関係で、事前に改修したい旨の話は聞いているとの答弁がありました。  次に、委員から、旧庁舎東側の市道は通学道路で、歩道もないことから、旧庁舎跡地東側の13軒も含めて、総合的に計画していく必要があるとの答弁があったと思うが、市内部での話し合いはあっていないのかとの質疑に、執行部から、旧庁舎跡地がどういった利用になるかでかわってくることから、市内部での検討はしていない。ただ、危険な道路であるという認識は持っているので、旧庁舎の跡地利用を明確にした上でやっていきたいとの答弁がありました。また、委員から、旧庁舎東側の道路は岱明、横島、天水方面から現在の市役所に行くための主要な道路であり、以前から拡幅をお願いしている。1件でも市有地があるのなら、賃貸借契約の更新の際にでも移転や解体の条件はつけられないのかとの質疑があり、執行部から、この道路問題については早期解消に向けて市内部で協議を進めるとの答弁がありました。  次に、委員から、砂天神付近も拡幅されることから、今後は庁舎跡地東側の道路が一番の障害となってくる。庁舎跡地は玉名市の核となる場所であり、東側道路も含めた行政としての長期計画をもってまちづくりをしていく必要があるのではないかとの意見があり、また、旧庁舎東側の市道の拡幅をどうするかを考えた場合、市道沿いの民家の代替地として庁舎跡地を活用するような計画が必要ではないかとの意見がありました。これらの意見を踏まえて、この問題は市全体の問題として共有してもらって、まず協議なり公の場で検討してもらうようこの特別委員会として要望する。また、その検討結果の報告をお願いするとの意見がありました。  次に、委員から、玉名第1保育所は建てかえ地を検討されているが、今ある候補地の中で決まりそうかとの質疑があり、執行部から、議会に示している4候補地のそれぞれで問題があり、結論は出ていない。旧庁舎跡地も含めたところで検討しているとの答弁があり、これに対し委員から、これら市有地への建設が困難な場合は、民地への建設の可能性もあるのか、候補地は市有地のみかとの質疑があり、執行部から、今現在は市有地で検討しているが、状況的に困難な場合は当然民地も候補地として検討していくことになるとの答弁がありました。  次に、市民会館建設に関することについて執行部から、実施設計を進める過程において消防法の関係法令に適合するよう、動線等に微調整が必要となったため、変更箇所について説明がありました。  説明のあと、委員から、市民会館の駐車場として市役所の駐車場や市職員駐車場を利用することも考えられるが、市職員駐車場から福祉センターを通り抜けるような道路の考えはないかとの質疑に、執行部から、福祉センター北側は社会福祉協議会の公用車駐車場があり、公用車が建物の下を通っている。歩いて通り抜けることはできるが、一般の車の通り抜けは考えていない。市民会館の利用者であれば、市道側に入り口があるため、合同庁舎東側の歩道を利用されると思われるとの答弁ありました。  次に、委員から、利用頻度を上げる対策はあるのか。また、管理運営は引き続き自治振興公社に任せていくのかとの質疑があり、執行部から、市民会館の管理は平成27年度から平成31年度までの5カ年間、自治振興公社に指定管理をお願いしている。また、利用頻度を上げる対策について具体的には進んでいないが、自治振興公社の運営には市職員も関与していることから、今後対策を検討していくとの答弁がありました。これに対して委員から、新しい施設を建設するのであれば、多くの利用があって費用対効果が大幅に望めるというような目的で建設されるものと考えている。建設が完了し、オープンするときには、スケジュールが8割程度は埋まっているぐらいでないと、費用対効果は望めないのではないか。稼働率を重点課題において今後検討を進めてもらいたいとの意見がありました。  次に、委員から、市民会館の進入口について東側正面出入り口と福祉センター側からのみでは混雑が予想される。シルバー人材センター方面からの出入り口を整備して渋滞を解消するような計画はあるのかと質疑があり、執行部から、シルバー人材センター南側の道路は、通行は可能であるが、道路の幅員が十分ではないため、活用するのであれば、対策を講じる必要がある。また、来るときより帰るときのほうが集中することから出口が分散するような考え方をもって検討していくとの答弁がありました。また、委員から、身体障がい者用の駐車場が正面入り口に一番近い場所になく、福祉センター側に配置されている理由はとの質疑に、執行部から、雨天時に濡れないよう配慮して配置しているとの答弁がありました。  次に、委員から、西側の59台分の駐車場は必要なのか。建設位置を西側に移動して、関係者のみの駐車場にはできなかったのか。駐車場が分散するほど無駄なスペースができるのではとの質疑があり、執行部から、駐車場を1カ所にまとめればロスなく、効率的に台数がふえることは理解できる。西側に駐車場を配置する理由は、福祉センター利用者との共用駐車場を整備することが1つと、当初からできる限り福祉センター正面に建物が来ないように要望があっていたためとの答弁がありました。また、委員から、介護保険の総合事業の関係で、福祉センターの利用者は今後ふえるのではないか。福祉センター利用をどう見ているかとの質疑に、執行部から、現在介護予防のための機能訓練はシルバー人材センターで行なっておりで、来年度から福祉センターで実施するかは未定。仮に福祉センターで行なうにしても週に1回昼間の利用となり、総合事業で急激にふえることはないと思われるとの答弁があり、また、執行部から、市民会館の駐車場については、周辺施設の駐車場の運用も含めて調整していくとの答弁がありました。  次に、委員から、市民会館完成後、事務室は移るのかとの質疑に、執行部から、現在の管理棟ですべてを管理するには無理があることから、両方に管理事務室を設けている。どちらがメインになるかは、まだ決定していないとの答弁がありました。  次に、委員から、福祉センターには福祉車両や福祉バスの乗り入れも考えられるが、福祉センターとしては支障はないのかとの質疑があり、執行部から、平日に福祉センターと市民会館両方の利用が重なった場合は、駐車場は混雑すると思われるとの答弁があり、委員から、市民会館の年間の利用率を仮に50%としても、当然平日の利用もふえることから駐車場は混雑するのではないかとの意見があり、執行部から、平日で利用が重なる際には、お互いの施設で利用者に迷惑がかからないような対策をとっていく必要があるとの答弁がありました。  次に、委員から、ホールは1,200席以上でないと採算が取れないため、外部からのイベント開催が難しいとの意見を聞くが、採算を考えた場合の稼働率アップは厳しいのではないかとの意見が多いとの意見がありました。  最後に、サッカー場建設に関して執行部より、伊倉中北地区におけるサッカー場建設の概要。サッカー場建設に関する指導者向け調査結果。建設までのスケジュール。防災公園での整備は補助対象外であるとの説明がありました。  執行部からの説明のあと、委員から、前回の委員会でこの候補地は県道の渋滞にもつながることから、サッカー場の建設地には向かない。九州看護福祉大学付近スーパー林道沿いの土地など検討はしたのかとの質疑があり、執行部から、今回、他の候補地の調査まではできていない。九州看護福祉大学付近にスーパー林道が通っているが、スーパー林道沿いの農協所有の土地については、宅地造成の計画があったと聞いている。しかし、この場所は段差があり、傾斜が急なため、住宅の造成には不向きな場所で、計画は実施されなかったという経緯があると聞いたことがあります。サッカー場を建設するとなると厳しい場所ではないかと考えるとの答弁がありました。  次に、委員から、この候補地については、前回の委員会で反対する意見が多く、他の候補地にも広げて検討し直すような委員会としての意見だったのではとの意見がありました。  次に、委員から、今年の高校総体では総合体育館の使用はできなかったが国道208号線沿いが非常に混雑した。県道沿いでは渋滞の原因にもなり、この場所では厳しいのではないか。また、場所的に傾斜地の際に位置するため、雨水も流れ込む。排水については検討したのかとの質疑があり、このほか今回候補地になっている地区には桃田運動公園、一本松団地や世間部方面からも排水が来ている。この場所にサッカー場建設した場合、雨量に対する排水機場の能力が十分か検討はしてあるのかとの質疑があり、執行部から、傾斜地際の道路横に排水設備があり、その周辺でいえば候補地から県道沿いにも用水路がある。また、凸版印刷付近には豊水方向に排水路が通っている状況である。1メートル程度の盛り土をして、開放型の調整池を整備することで解消できるものと想定している。現時点では流量計算をした上で候補地の選定をしているわけではない。今後、基本設計の中で検討していくことになるとの答弁がありました。  次に、委員から、サッカー場は主にどこからの利用を想定しているかとの質疑に、執行部から、市内の小中学校等の利用も考えているが、サッカー協会からも2面あれば対外試合もできると聞いている。それで対外試合の誘致についても行なっていこうと考えているとの答弁があり、これに対し委員から、市外からの利用となると、菊水インター方面、国道208号線方面、河内方面から県道1号線に集中する。開催時には天水、横島のほうは県道が混雑して通行ができなくなる。ほかに候補地はないのかとの質疑があり、執行部から、候補地については、サッカー場建設検討委員会でも最初の候補地10カ所以外には出なかったとの答弁がありました。  次に、委員から、この候補地は取りつけ道路が悪すぎる。桃田運動公園の市民プールも老朽化していることから、金栗記念広場をプール側に拡張して整備することはできないかとの質疑があり、執行部から、金栗記念広場を拡張し、建設する案については、建設検討委員会でも検討しているが、その際は駐車場方向への拡張についてであった。駐車場がかなり減り運動公園自体の機能は損なわれることから断念している。市民プールはレジャー施設でもあり、夏場の憩いの場にもなっていることから、サッカー場建設のために廃止することは難しいのではないかと考えるとの答弁がありました。  次に、委員から、排水の問題、道路環境からこの場所はサッカー場建設に不向きとの見解が多いように感じる。再度この場所でいいのか検討してほしいとの意見がありました。  以上、審査案件に対する質疑応答のあと、今後も引き続き調査、慎重審議する必要があることから、全員一致をもって閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  以上で、公共施設等建設特別委員会の報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、公共施設等建設特別委員長の中間報告は終わりました。  議会基本条例検討特別委員会に付託中の調査事項については、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行ないたいとの申し出がありますので、この際これを許します。  議会基本条例検討特別委員長 江田計司君。   [議会基本条例検討特別委員長 江田計司君 登壇] ◎議会基本条例検討特別委員長(江田計司君) こんにちは、皆さんお疲れです。  議会基本条例検討特別委員会で調査中の議会基本条例の検討及び制定に向けた調査のための事項につきまして、その途中経過を報告いたします。  先の第5回定例会におきまして、当委員会が全会一致の可決により設置され、以降、実質的な調査研究へと入ることになりました。当委員会の設置に伴い、本市議会が正式に議会基本条例の議論に入ったことで、本市の議会改革が最も重大な局面を迎えるに至ったことは申すまでもなく、当委員会の判断は、今後の玉名市議会のあり方とその方向性を決定づけるものであり、非常に重要な責務を担っているものであります。  今回の中間報告に至るまで、11月21日招集の第2回委員会、12月16日招集の第3回委員会と2回の委員会を開催しておりますので、それぞれの経過を御報告させていただきます。  それではまず、11月21日招集の第2回委員会の経過について御報告申し上げます。  当委員会が議会基本条例の調査研究を進めていくに当たり、まず議会基本条例がどのような経緯の中から誕生したのか、また、どういう趣旨のものなのか制度の理解を深め、委員会における議論の充実、向上に資するべく、改めて第一義的に議会基本条例の概要から調査研究を開始いたしました。  そこで、議会基本条例が誕生するに至った背景について、4つの点を踏まえ、そこからなぜ議会基本条例が必要なのか、条例制定の必要性の考察を行なっております。そこで、議員各位にも委員会の調査内容を理解していただくに当たり、導入部として議会基本条例誕生の背景についてこの場を借りて、あえて述べさせていただきたいと存じます。  議会基本条例の誕生の背景の1点目は、現在の日本の政治制度の大きな転換点があったこと。平成12年4月に地方分権一括法が施行され、それまで機関委任事務に象徴される、いわゆる中央集権体制であった日本の政治制度が、自治体が基本となる地方分権へ移行し、分権時代に突入した。地方の首長を国の下部機関と位置づけ、事務処理させていたこの機関委任事務が、地方分権一括法の施行により廃止されるとともに、それに伴い主務大臣の包括的な指揮監督権と通達行政も廃止。それまで地方議会の関与は一切及ばなかった機関委任事務は、法律に基づく自治事務や法定受託事務へ再編されるとともに、条例制定権を初めとする地方議会への関与が及ぶよう改められ、その事務に地方自治体が独自に工夫する余地が生まれることとなる。これにより、地域社会にかかわる施策を議会が決める割合が増加し、地方議会への役割が拡大した。  議会基本条例誕生の背景の2点目は、日本の地方制度とその現状にある。現在の地方議会の制度は、二元代表制とされ、首長、議会が共に住民から直接選挙によって選ばれるとともに、この関係において両者は対等でかつチェック・アンド・バランスの緊張した関係に立つとされている。しかしながら、実際は強い首長制であり、首長と議会が対等な関係の二元代表制にあるという考えには大きな誤りがあると言わざるを得ない。  議会基本条例誕生の背景の3点目は、二元代表制と首長制の問題点にある。通説的に車の両輪に例えられる二元代表制だが、実際に議会権限は乏しく、半面、首長権限は、予算編成権、人事権、再議権、議会の招集権、議案提出権、議会の解散権など多岐にわたり、非常に手厚いということ。これは戦後につくられた日本の司法制度の最も大きな特徴であり、制度として戦後70年近く変化していない。つまりは、現行の地方制度は首長に大きな権限を与え、議会は首長主導統制のもとで活動するという首長主導型の自治体運営である。実務上でも議会は首長より不利な立場にある。  議会基本条例誕生の背景の4点目は、議会改革の必要性が生まれてきたこと。議会、議員を取り巻く現状、実態を見ると、現行の日本の制度は、議会に対し首長が優位に立つ仕組み。また、住民やマスコミ等、議会に対する批判は絶えないが、要望は多いといった屈折した状況にある。そして何より、議会の権限が乏しいといった制度的な限界から、議会は機能不全に陥っている。  このような状況の中、住民や有権者から議会不信にどう対処するか、現行の非力な議会権限をどう拡大するか、それが議会改革の命題となり、議会改革の必要性が生まれてきた。  以上のような点から、地方議会が置かれている現状を変革するために、現在の強い首長制の制度からその手法を変えるという議会改革の気運が醸成されてまいりました。その手法の1つ目が、議会の役割をできる限り首長と同格の姿に近づけること。それはつまり議会権限と機能の強化。そして手法の2つ目が、住民に見えるわかりやすい議会、有権者の納得が得られる議会審議など、地方議会のあり方を大幅に変える新機軸を導入すること。それはつまり、議会審議の透明性の向上と議員の説明責任の明確化、こうした議会改革の手法を制度として固定化し、継続性のあるものにするという検討の中から、平成18年5月、北海道栗山町が全国で初めて、議会基本条例を導入し、これ以降議会改革のあり方を具体的に示す成果として栗山町の議会基本条例が注目を集め、全国へと広まることとなってきたわけであります。  戦後、日本の長きにわたって地方議会が首長主導で運営されてきたことを反省し、これまで受け身だった議会の体制のあり方を大きく改めるとともに、議会を活発な議論の場に変えることを目的とした新しい制度設計の必要性、これこそが議会基本条例の誕生の理由と言えます。  こうした経緯から始まった議会基本条例制定の取り組みでありますが、その制度状況を見てみますと、都道府県では47団体に対し、9団体が制定し、制定率19.1%、市区では813団体に対し444団体が制定し、制定率は54.6%、町村では928団体に対し、246団体が制定し、制定率26.5%、熊本県内の状況を見てみますと、県が未制定、市は14団体のうち7団体が制定し、制定率50%、町村では31団体に対し、6団体が制定し、制定率19.4%、全国初の議会基本条例の制定から既に10年の歳月が経過し、その間、それぞれの自治体ごとに条例の規定の仕方は異なるようになり、そのとらえ方にも差異が生まれてきております。  以上、議会基本条例の概要を念頭に置いた上で、当委員会では、まず議会基本条例に対する委員相互の認識や見解について自由に発言をいただき、委員間での議論を行ないました。そこでどういった意見が出されたのか、委員からの主だった意見を報告させていただきます。  現状肯定論としては、次のような意見が出されました。  意見1、議会基本条例制定の是非は別として、今でも我々は地方自治法にのっとり、議会の権限については各人差はあれども理解して行動している。議会基本条例の一般的な規定事項についても、その半分以上を本市は行なっている。それを明文化してわかりやすくするのであれば何も問題はないが、逆にまた、わざわざ明文化しなくても、我々はちゃんと行動しているものと認識をしている。また、地方分権が進み、市長が絶対的な権限を持ったとされているが、だからといって議員は何もできないとは思っていない。実際には我々はそれなりに権限を持っているし、チェック機能も発揮している。特に玉名市議会は予算の削除を頻繁に行なっており、両輪としての役割が十分に果たしていると考えている。  意見2、議会基本条例を制定しなくても同じことは今でも十分できる。ただ、我々の活動が足らずに今やっていないというだけの話であって、議会基本条例を制定すればできて、今ができないというわけではない。そういう意味では我々自身が反省をしなければならない。また、明文化した方がやりやすいというが、逆に明文化すれば条例に縛られるし、条例というのは簡単に見直せるものではない。  条例待望論としては次のような意見が出されました。  意見1、玉名市も先の定例会の中で自治基本条例を制定した。それに伴って議会としてもちゃんと議会基本条例を定め、それにのっとって動き、仕事をすると定めるのが一番明確で、市民の方々にもわかりやすい。全国を見ても、市の過半数が議会基本条例を制定している状況にある。市民の方々にわかりやすい議会の運営をし、議会が条例にのっとって活動していることをわかっていただくためにも、速やかに条例を制定すべき。  意見2、議会基本条例の制定に当たって一番大事なのは、議会と市民の関係がどうなのかということ。議会と市民でいろんな議論ができるよう、条例によって進めていく。次に、議会と執行部との討論を条例で規定するのも重要なところ。また、議員相互の活発な討議も条例に規定しておれば、いろんなところで議員だけの討議もできると思う。さらに、市民の中での問題は議会報告会で取り上げ、市民に対する広報も、今は「議会だより」しかないが、条例に議会報告会を規定し、条例に基づきちゃんと報告をする。また、議員は、市民の意見を聞いて提案をしているが、いろんな団体と意見交換会をしたあとに提案するような場も条例に規定すれば、結構いい議会運営ができるものと考える。今より一歩先に進んだことをするためには、やはり議会基本条例を制定すべき。  意見3、議員が一生懸命に活動しているが、まずその中身を市民にわかってもらえていない。市民の付託を受けて市民の代表として市政の場に上がってきている議員の一番の活動は、市政に対しての議論。今の玉名市議会では非常に活発に議論していると思うが、委員会でも賛成者、反対者、もっとお互いの意見をぶつけあってもいいし、全員協議会での中でも、意見を叩き合い、合意形成をして、よりよい方向に玉名市政をもっていく。こういう議論がまだまだ不足していると感じるし、これを制度化できないかと考える。また、議員の活動も市民にわかってもらう意味でも議会報告会を条例に規定し、年に何回か行なうべき。そういった中で、議員は4年に一度選挙で洗礼を受けていかねばならないと思う。時代の変化に合わせた議会の活性化、これには議会基本条例が必要であると考える。  意見4、議会、議員に対して、市民からいろいろな要望が上がってくる。しかしながら、その多数の要望を執行部に訴えてもなかなか採択してもらえない。議会に対して要望が上がっているのであるから、やはり議員間で議論し、議論した上で、執行部と要望を採択すべきか、否かの議論ができるような議会にしていかなければならない。ただ単に執行部より提案されたものを議論しているだけでは、二元代表制とは言えない。玉名市も自治基本条例をつくった。だからこそ議会もあえてきっちりと議会基本条例をつくって議論をしあうべき。  以上のような意見に基づき、委員間での議論が交わされたところであります。  次に、これらの意見を踏まえて、改めて当委員会の設置の趣旨に基づき、委員各位の条例制定に向けた認識の確認を行なっております。  そもそも当委員会は、各派代表者会議での協議決定に基づき、議会基本条例をつくることを前提に特別委員会設置が提案され、条例制定の方向で検討していくこととされています。  委員からも、当委員会が設置された経緯に鑑み、やはり条例制定に向けてみんなで活発な議論を行なうとともに、委員それぞれ各会派等から選出されていることを認識し、委員外議員からもしっかりと意見の聴取を行ない、また、集約した意見をこの特別委員会の議論の場へと持ちより、条例制定に向けた検討を推進すべきと提言され、その旨を委員各位、共通認識として確認した次第であります。  次に、委員会調査の進め方であります。当委員会の今後の具体的展開の方法について協議をしております。また、委員会を大きく前半と後半の二部構成として展開すること。前半において行なうことは、条例制定に当たって、議会を根本に据える考えとなる基本理念の制定、現行制度の確認、検討事項の選定と抽出、その後抽出された検討事項の精査と課題・問題点の洗い出し、事項別の改善点の整理、後半において行なうことは、前半の抽出した各事項の要素を組み合わせての条例草案の起案作業。草案について文言、条項等の詳細を検討しながら修正を加えていき、委員会における最終結審及び最終的に条例を形づくるものとなる委員会報告書の作成。  以上の内容にて委員会の調査を具体的に展開していく旨、委員各位、了承いたしました。  最後に、今後のスケジュールに関し、来年10月が市議会議員一般選挙に当たり、それまで条例をつくり上げるのか、もしくはそれ以降つくり上げる形で委員会を進めるのかといった点について協議をしております。委員長一任といった声もございましたが、委員会調査の具体的な展開の中で、今後、先進地の視察を行なう段階で、ある程度の条例の形が見えてくること、さらには来年2月に予定している有識者を招いての議会制度研修会で、議会基本条例に対する研さんを深めることで、議員全体の意識が醸成されれば、条例の制定はスムーズにいくだろうとの見解が委員の間で示されました。  よって、当委員会の方針として、あくまで来年の選挙までにできるだけ早い段階で条例制定を目指すことで、そのためには、月1回以上、委員会を開催していくことを委員各位、了解した上で第2回委員会を閉会いたしました。  かわって、12月16日招集の第3回委員会の経過について報告いたします。  この委員会では、議会基本条例における基本理念について議題とし、協議しております。議会基本条例の議論を進めていくに当たり、条例制定に向けた共通認識だけではなく、議会として、その根本に据える基本理念の制定が必要となるため、基本理念についての考察を行なうとともに、構築に向けた協議を行なった次第であります。  この基本理念とは、どういった議会づくりを目指していくのか。また、玉名市議会のあり方、ビジョン、価値観というものをただ漠然とした概念でなく、言葉として明確に定義することで、この基本理念の存在をこれから議会基本条例制定の議論をしていく上での、最も大きな指標とするものであります。また、この基本理念を実現するための手段や具体的方策を当委員会では、基本方向、基本方針と称することといたしております。  基本理念の構築に向けて、委員から出されました主だった意見について御報告いたします。  意見1、合併前と比較し、合併後は7万市民の自治体の議員ということで、責任も大きくなったし活動範囲も広くなって自覚と責任を問われるなと、みずから思うようになった。日々、普通に生活していても、市の代表であるとの自覚を持つことを要求される。行政視察により、他市へ訪問する際も玉名市の代表であるとの自覚を持ち、当然のことながら、恥ずかしいと批判される事はしてはならない。それが基本的なところで必要でもあるし、自覚を持っていなければならないとの心構えは基本理念にうたうものと考える。  意見2、会議における議員の途中退席も多く、そうした出席状況について、今議会報にも明確に公開できないような状況にある。しかしながら、きちっとした退席理由があれば、ちゃんと申し出て公開できるわけであり、こういう議員の資質をきっちりと条例で定め、それをちゃんと議会報にも公開することで、市民に開かれた議会をきっちりと見せていくような基本理念を定めるべき。  意見3、市民に開かれた議会を理念とするなら、議会運営委員会や全員協議会も含め、すべての会議が録画でいつでも視聴可能でなければならないと考える。また、現行の委員会中継は議員席しか映してないが、執行部の認識を高めるためにも、執行部答弁の際は執行部を映すなどの規定をうたい、議会と対等とすべき、特に執行部への反問権を危惧するものであれば、それだけのことはしていかなければならない。そういうことも含めて、玉名市では今後、将来にわたって、どういう方向で議会運営をやっていくのかを基本理念として検討すべき。また、新人の方々が、玉名市議会の基本理念を認識されて議員に立候補されるような内容とすべく、みんなでいろんな意見を出し合ってじっくり検討を進めるべき。  意見4、市民に信頼されて、いかに議会と市民がより近くに思えるのかというのが基本理念の根底だと思われる。議員の報酬や定数も含めて、市民がどういう考えを持っているのか、そういう意見を聞くことが大切である。議会がおかしな行動をとらないための基本理念を定めるべき。  以上のような意見が交わされたところです。また、その他意見の総括といたしますと、複数の委員の意見に共通していたのは、やはり基本理念はわかりやすく、端的に短文でまとめ、その実現手段である基本方向、基本方針での項目を充実させればいいといったものが主でありました。この基本理念の制定については、今後も十分な議論を尽くすべく、引き続き、さらなる検討を重ねることとし、あわせて委員各位には、一旦、各会派等に持ち帰っていただき、会派内の案をある程度取りまとめた上で、次回の委員会に持ち寄り報告するということで委員各位、了承をいたしました。  最後に、委員から、当委員会での調査の大まかな内容や方向性については、委員会から全議員に報告し、進捗状況を最低限理解してもらうということをまめに行なったほうがいいのではとの提言がなされ、本件について委員各位、了承し、第3回委員会を閉会いたしました。  また、当委員会では、この取り決めに基づき、議員各位に対しまして、今後委員会調査の進捗の状況を随時報告書にてお知らせをしてまいります。報告内容における不明な点につきましては、各自事務局及び委員にお尋ねをいただきますよう、よろしくお願いをいたします。  それでは、当委員会におきまして、今後も引き続き、玉名市議会を代表して議会基本条例の速やかな制定に向け、充実した調査研究と積極的な協議、検討の実施を継続してまいりますので、議員各位の御協力をどうぞよろしくお願いいたします。  以上で、議会基本条例検討特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、議会基本条例検討特別委員長の中間報告は終わりました。  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長いたします。        ************************* △日程第6 議員派遣の件 ○議長(永野忠弘君) 日程第6、「議員派遣の件」を議題といたします。  お手元に配付しております派遣の内容について、職員に説明させます。  議会事務局次長 荒木 勇君。   [議会事務局次長 荒木 勇君 登壇] ◎議会事務局次長(荒木勇君) 命によりまして、派遣の内容につきまして御説明申し上げます。  まず1件目でございます。  派遣目的、第24回熊本県市議会議員研修会出席のため  派遣場所、熊本県熊本市  派遣期間、平成29年2月6日の1日間  派遣議員、全議員となります。  これは、地方自治の確立と都市の交流発展を目的に、熊本県下14市の議長をもって組織されます熊本県市議会議長会主催によります熊本県市議会議員研修会には、熊本県下14市の全議員が出席されることとなっております。よって、全議員の派遣が必要なため、議員派遣をお諮りするものであります。  続きまして、2件目でございます。  派遣目的、玉名市議会議員研修会出席のため  派遣場所、玉名市役所本庁4階第2委員会室  派遣期間、平成29年2月17日の1日間
     派遣議員、全議員となります。  これは、玉名市議会が議会制度に関する研修会を開催するに当たり、全議員が出席されることとなっております。よって、全議員の派遣が必要なため、議員派遣をお諮りするものであります。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、派遣の内容の説明は終わりました。  お諮りいたします。  お手元に配付のとおり地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、議員を派遣することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定いたしました。  この際お諮りいたします。  ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任することに決定いたしました。  議事の都合により、休憩いたします。                             午後 2時58分 休憩                             ───────────                             午後 3時53分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程の追加についてお諮りします。  日程第7  市長提出追加議案上程   議第143号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)  日程第8  提案理由の説明  日程第9  追加報告(1件)  日程第10 議案の委員会付託  日程第11 委員長報告      1 総務委員長報告      2 建設経済委員長報告      3 文教厚生委員長報告  日程第12 質疑・討論・採決       (議第143号)  日程第13 意見書案上程   意見書案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について  日程第14 意見書案審議(質疑・討論・採決)       (意見書案第7号)  以上、日程表のとおり日程に追加いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、日程表のとおり日程に追加することに決定いたしました。        ************************* △日程第7 市長提出追加議案上程 ○議長(永野忠弘君) 日程第7、「市長提出追加議案上程」を行ないます。  これより市長提出追加議案を上程します。  議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)以上議案1件を議題とします。  お手元に配付しております議案の朗読は、これを省略いたします。  合わせて申し上げます。  ただいま議題となっております議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)につきましては、本日定刻前に市長より議会に追加提出されたものであります。一般会計補正予算につきましては、先ほどの採決で、議第113号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第8号)が修正可決されたことに伴い、議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)の補正前の額に移動が生じております。よって、この際、お諮りいたします。  議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)について、その字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他の整理は、議長に一任することに決定いたしました。        ************************* △日程第8 提案理由の説明 ○議長(永野忠弘君) 日程第8、「提案理由の説明」を行ないます。  ただいまの議第143号について、提案理由の説明を求めます。  総務部長 上嶋 晃君。   [総務部長 上嶋 晃君 登壇] ◎総務部長(上嶋晃君) 本日、追加提案いたしました議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)について、提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算の追加は、熊本地震被災家屋等の災害廃棄物処理について環境省の災害査定が行なわれ、11月末に事業費の決定がなされたことに伴い、補正を行なう必要が生じましたので、御提案いたすものでございます。  それでは、お手元に資料をお配りしておりますが、1ページをお願いいたしたいと思います。  第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億9,322万6,000円を追加するものでございます。歳入につきましては、10款地方交付税は1億4,649万3,000円の追加でございます。普通交付税2,300万3,000円の追加で、今回の歳入歳出の財源調整分でございます。特別交付税1億2,349万円の追加で、12月交付額の決定により、災害廃棄物処理に係る事業費から国庫補助金を除いた額の95%が特別交付税として措置されたものでございます。14款国庫支出金は8,833万3,000円の追加で、災害等廃棄物処理事業費補助金でございます。21款市債は4,160万円の減額で、災害廃棄物処理に係る事業費について特別交付税により措置されたため、全額を廃止するものでございます。  歳出につきましては、4款衛生費は1億9,322万6,000円の追加で、主に災害ごみの仮置き場管理運営、収集運搬並びに処分の業務委託に係る予算の追加などでございます。  次に、第2表繰越明許費補正につきまして御説明申し上げます。まず、公営住宅ストック総合改善事業は、横島の桜谷団地外壁補修工事について11月に2度の入札を行ないましたが、業者が辞退したことで不調となり、今後、国や県との調整に不測の日数を必要とするため、年度内の工事完了が見込めないことから繰り越すものでございます。また、玉陵中学校部室棟新築工事につきましては、排水計画など開発行為許可申請内容の変更に対応する必要があり、部室等の設計業務、建設工事に遅れが生じたため繰り越しものでございます。  次に、第3表地方債補正につきましては、災害廃棄物対策事業を廃止するものでございます。  以上、主な内容について御説明申し上げましたが、詳細につきましては、所管の各委員会において御説明いたしますので御審議の上、原案どおり御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。        ************************* △日程第9 追加報告 ○議長(永野忠弘君) 日程第9、「追加報告」を行ないます。  報告第9号専決処分の報告について、専決第12号、以上、1件の報告があります。  総務部長 上嶋 晃君。   [総務部長 上嶋 晃君 登壇] ◎総務部長(上嶋晃君) 追加議案書の1ページをお願いいたします。  報告第9号専決処分の報告についてでございますが、これは地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分した損害賠償の額の決定について、同条第2項の規定により報告するものでございます。  内容といたしましては、平成28年7月25日午前9時ごろ、玉名市役所本庁舎南側駐車場において市職員が運転する公用車が相手方所有の軽自動車と接触し、左後方フェンダーを破損させたものでございます。相手方への損害賠償額として、市は100%にあたる5万1,580円を支払うものでございます。  なお、損害賠償金につきましては、公益社団法人全国市有物権災害共済会の自動車共済より全額給付されます。  以上でございます。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、追加報告の説明は終わりました。        ************************* △日程第10 議案の委員会付託 ○議長(永野忠弘君) 日程第10、「議案の委員会付託」を行ないます。  改めて、議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)の市長提出議案1件を議題といたします。  ただいま議題となっております議第143号につきましては、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 議案付託表 ┌─────┐ │総務委員会│ └─────┘  議第143号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)         (総則・第1表歳入歳出予算補正 歳入の部・第1表歳入歳出予算補正 歳出の部 ④衛生費・第3表地方債補正) ┌───────┐ │建設経済委員会│ └───────┘  議第143号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)         (第2表繰越明許費補正 追加 ⑧土木費) ┌───────┐ │文教厚生委員会│ └───────┘  議第143号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)         (第2表繰越明許費補正 追加 ⑩教育費)
    ○議長(永野忠弘君) 各常任委員会におかれましては、直ちに審査をお願いいたします。  委員会審査のため、休憩いたします。                             午後 4時04分 休憩                             ───────────                             午後 5時45分 開議 ○議長(永野忠弘君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。        ************************* △日程第11 委員長報告 ○議長(永野忠弘君) 日程第11、「委員長報告」を行ないます。  これより各常任委員会に付託し、審査を終了いたしました事件の結果と経過について、各委員長の報告を求めます。  議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)の市長提出議案1件を議題といたします。  お手元に配付しております委員会審査報告書の朗読は、これを省略いたします。  審議の方法は、各委員長の報告のあと、質疑、討論の後、採決いたします。  各委員長の報告を求めます。  総務委員長 前田正治君。   [総務委員長 前田正治君 登壇] ◎総務委員長(前田正治君) 総務委員会に付託されました案件は、議案1件であります。委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)中付託分であります。  執行部から歳入歳出それぞれ1億9,322万6,000円を追加し、総額を361億2,347万8,000円とするもの。主な歳入については、地方交付税1億4,649万3,000円の追加、国庫支出金8,833万3,000円の追加で、災害等廃棄物処理事業補助金である。また歳出については、衛生費の1億9,322万6,000円の追加で、主に災害ごみの仮置き場管理運営収集運搬並びに処分の業務委託費であるとの説明でした。  特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第143号については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で、総務委員会に付託された案件の報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 建設経済委員長 田畑久吉君。   [建設経済委員長 田畑久吉君 登壇] ◎建設経済委員長(田畑久吉君) 今回、建設経済委員会に付託されております議案1件について委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。  議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)中付託分についてであります。  内容は、繰越明許費の追加で8款土木費で2,000万円を繰り越すものであり、公営住宅ストック総合改善事業において、横島町の公営住宅桜台団地1号棟から3号棟の外壁補修工事について、入札を執行したところ、熊本地震による復旧復興工事による業者の手持ち工事の増加や慢性的な人手不足などが原因で、1回目、2回目とも業者辞退となり、入札が不調になったことであり、年度内の適正工事は確保できないために工事費2,000万円を繰り越すものであります。  委員から特に質疑もなく、審査を終了し、採決の結果、議第143号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で、建設経済委員会に付託されました案件の報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 文教厚生委員長 近松恵美子さん。   [文教厚生委員長 近松恵美子さん 登壇] ◎文教厚生委員長(近松恵美子さん) 今期、文教厚生委員会に付託されました議案1件について審査の経過と結果を報告いたします。  初めに、議第143号平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)中付託分は、第2表繰越明許費10款教育費2,130万円の追加です。これは玉陵中学校部室棟新築工事において、排水計画など開発行為許可申請内容の変更に対応する必要があり、部室棟の設計業務建設工事に遅れが生じたため繰り越すものです。  執行部からの説明のあと、委員より、今回繰り越しに至った背景について説明をとの質疑があり、執行部より第一に開発行為による設計の見直しを優先したこと。また、第二に、今後の工程を考えると、今年度できる限り工事を行ない、来年度からの工事をスムーズに行なうこと必要があったためとの答弁がありました。  以上、審査を終了し、採決の結果、議第143号中付託分については、原案のとおり全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上で、今期、文教厚生委員会に付託されました案件の審査報告を終わります。 ○議長(永野忠弘君) 以上で、各委員長の報告は終わりました。        ************************* △日程第12 質疑・討論・採決 ○議長(永野忠弘君) 日程第12、「質疑・討論・採決」を行ないます。  これより質疑に入ります。  ただいままでの各委員長の報告について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  議第143号 平成28年度玉名市一般会計補正予算(第9号)  以上、予算議案1件について採決いたします。  ただいま採決に付しております議第143号に対する各委員長の報告は、可決であります。各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、議第143号については、原案のとおり決定いたしました。        ************************* △日程第13 意見書案上程 ○議長(永野忠弘君) 日程第13、「意見書案上程」を行ないます。  これより意見書案を上程します  意見書案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について  以上、意見書案1件を議題とします。  お手元に配付しております意見書案の朗読はこれを省略いたします。お諮りいたします。まず、ただいま議題となっております意見書案第7号については、議事の都合により会議規則第37条第3項の規定に基づき、提案理由の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第7号については、提案理由の説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。  提案理由の説明及び委員会付託を省略いたします。  意見書案第7号については、日程に従い、引き続き会議にて直接審議を行ないます。        ************************* △日程第14 意見書案審議(質疑・討論・採決) ○議長(永野忠弘君) 日程第14、「意見書案審議」を行ないます。  これよりただいま議題となっております意見書案第7号の審議に入ります。  審議の方法は、質疑、討論の後、採決いたします。  これより質疑に入ります。  意見書案第7号について、質疑はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  意見書案第7号について、討論はありませんか。   [内田靖信君 発言求む] ○議長(永野忠弘君) 8番 内田靖信君。   [8番 内田靖信君 登壇] ◆8番(内田靖信君) 8番、自友クラブの内田です。  意見書案第7号地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書につきまして、反対討論を行ないます。  さかのぼること5年ほど前に県議会議員、また私たち市議会議員等の年金制度が廃止をされたところでございます。その背景には市町村合併による痛みを伴う行財政改革を市民に強いるもので、先の制度は、議員年金掛け金の2分の1を一般財源で賄うと国民感情あるいは市民感情に反するものとしての廃止でもございました。今回の厚生年金加入もかつての議員年金と同様に一般財源の負担を伴うものでありまして、地方交付税が削減される中に、市民から見れば、今回の厚生年金加入は市議会議員の特権ともうつります、到底市民の理解を得ることは困難と考えております。よって、この意見書に異議を申し上げ、反対討論といたします。  以上です。 ○議長(永野忠弘君) ほかに討論はありませんか。   [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(永野忠弘君) これにて、討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  意見書案第7号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書の提出について  採決いたします。  意見書案第7号については、異議がありますので、起立により採決いたします。  意見書案第7号については、原案のとおり決定することに、賛成の諸君の起立を求めます。   [賛成者起立] ○議長(永野忠弘君) 起立多数であります。よって、意見書案第7号については、原案のとおり決定いたしました。  以上で、今期定例会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。  これにて本会議を閉じ、平成28年第6回玉名市議会定例会を閉会いたします。                             午後 5時58分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
            玉名市議会議長    永 野 忠 弘         玉名市議会議員    宮 田 知 美         玉名市議会議員    前 田 正 治...