八代市議会 > 2017-03-24 >
平成29年 3月定例会−03月24日-07号

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  1. 八代市議会 2017-03-24
    平成29年 3月定例会−03月24日-07号


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    最終取得日: 2021-09-15
    平成29年 3月定例会−03月24日-07号平成29年 3月定例会        ─────────────────────────────────                   主  要  目  次        1.市長提出案件39件、陳情1件・委員長報告…………………………7        1.議員提出発議案2件……………………………………………………28        1.閉会中継続審・調査の件18件………………………………………30        ─────────────────────────────────             平成29年3月八代市議会定例会会議録(第7号) ・平成29年3月24日(金曜日)            ───────────────────────── ・議事日程(第7号)                        平成29年3月24日(金曜日)午前10時開議 議長の諸報告  第 1 議案第2号・平成28年度八代市一般会計補正予算・第10号(委員長報告)  第 2 議案第3号・平成28年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第3号(委員長報告)  第 3 議案第4号・平成28年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号(委員長報告)  第 4 議案第5号・平成28年度八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第2号(委員長報告)  第 5 議案第6号・平成29年度八代市一般会計予算(委員長報告)  第 6 議案第7号・平成29年度八代市国民健康保険特別会計予算(委員長報告)
     第 7 議案第8号・平成29年度八代市後期高齢者医療特別会計予算(委員長報告)  第 8 議案第9号・平成29年度八代市介護保険特別会計予算(委員長報告)  第 9 議案第10号・平成29年度八代市簡易水道事業特別会計予算(委員長報告)  第10 議案第11号・平成29年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算(委員長報告)  第11 議案第12号・平成29年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算(委員長報告)  第12 議案第13号・平成29年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算(委員長報告)  第13 議案第14号・平成29年度八代市診療所特別会計予算(委員長報告)  第14 議案第15号・平成29年度八代市久連子財産区特別会計予算(委員長報告)  第15 議案第16号・平成29年度八代市椎原財産区特別会計予算(委員長報告)  第16 議案第17号・平成29年度八代市水道事業会計予算(委員長報告)  第17 議案第18号・平成29年度八代市病院事業会計予算(委員長報告)  第18 議案第19号・平成29年度八代市下水道事業会計予算(委員長報告)  第19 議案第21号・専決処分の報告及びその承認について(委員長報告)  第20 議案第22号・専決処分の報告及びその承認について(委員長報告)  第21 議案第23号・契約の締結について(委員長報告)  第22 議案第24号・市道路線の廃止について(委員長報告)  第23 議案第25号・市道路線の認定について(委員長報告)  第24 議案第26号・指定管理者の指定について(委員長報告)  第25 議案第27号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について(委員長報告)  第26 議案第28号・八代市消防団員の定員、任用、服務等に関する条例の一部改正について(委員長報告)  第27 議案第29号・八代市個人情報保護条例等の一部改正について(委員長報告)  第28 議案第30号・八代市議会の議決すべき事件を定める条例の一部改正について(委員長報告)  第29 議案第31号・八代市市税条例等の一部改正について(委員長報告)  第30 議案第32号・八代市債権管理条例の制定について(委員長報告)  第31 議案第33号・八代市手数料条例の一部改正について(委員長報告)  第32 議案第34号・八代市介護保険条例の一部改正について(委員長報告)  第33 議案第35号・八代市教職員住宅条例の一部改正について(委員長報告)  第34 議案第36号・八代市いじめ防止等対策委員会設置条例の制定について(委員長報告)  第35 議案第37号・八代市立視聴覚ライブラリー条例の廃止について(委員長報告)  第36 議案第38号・八代市工場立地法地域準則条例の一部改正について(委員長報告)  第37 議案第39号・八代市体育施設条例の一部改正について(委員長報告)  第38 議案第40号・八代市農村運動広場条例の一部改正について(委員長報告)  第39 議案第41号・八代市食肉センター条例及び八代市食肉流通施設条例の廃止について(委員長報告)  第40 陳情第1号・八代市国民健康保険及び高齢者はり・きゅう等施設利用券の存続と拡充について(委員長報告)  第41 発議案第1号・八代市議会会議規則の一部を改正する規則案  第42 発議案第2号・庁舎建設に係る木造・木質化に対する補助金の拡充を求める意見書案  第43 会議録署名議員の指名            ───────────────────────── ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11  1.日程第12  1.日程第13  1.日程第14  1.日程第15  1.日程第16  1.日程第17  1.日程第18  1.日程第19  1.日程第20  1.日程第21  1.日程第22  1.日程第23  1.日程第24  1.日程第25  1.日程第26  1.日程第27  1.日程第28  1.日程第29  1.日程第30  1.日程第31  1.日程第32  1.日程第33  1.日程第34  1.日程第35  1.日程第36  1.日程第37  1.日程第38  1.日程第39  1.日程第40  1.日程第41  1.日程第42  1.閉会中継続調査の件(議会改革に関する諸問題の調査・議会改革特別委員会)  1.閉会中継続調査の件(新庁舎の機能、規模、予算など新庁舎建設に関する諸問題の調査・新庁舎建設に関する特別委員会)  1.閉会中継続審査の件(産業・経済の振興に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(病院・水道事業に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(都市計画・建設工事に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(生活環境に関する諸問題の調査・建設環境委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成28年陳情第17号・介護保険制度の見直しと介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める意見書の提出方について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成28年陳情第18号・地域の実情に応じた医療提供体制の確保を求める意見書の提出方について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成28年陳情第19号・安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交替制労働の改善を求める意見書の提出方について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成28年陳情第20号・国民健康保険の改善に向けた意見書の提出方について・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(教育に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(保健・福祉に関する諸問題の調査・文教福祉委員会)  1.閉会中継続審査の件(平成28年請願第7号・鉄道の安全・安定輸送及び地域を支える鉄道の発展を求める意見書の提出方について・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(行財政の運営に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(総合計画の策定推進等に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の運営に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項・議会運営委員会)  1.閉会中継続調査の件(議長の諮問に関する事項・議会運営委員会)  1.日程第43
               ───────────────────────── ・出席議員及び欠席議員の氏名  (1)出席議員(31人)      1番 鈴木田 幸 一 君        2番 百 田   隆 君      3番 田 方 芳 信 君        4番 上 村 哲 三 君      6番 前 川 祥 子 君        7番 増 田 一 喜 君      8番 橋 本 幸 一 君        9番 村 川 清 則 君     10番 成 松 由紀夫 君       11番 福 嶋 安 徳 君     12番 中 村 和 美 君       13番 西 濱 和 博 君     14番 橋 本 隆 一 君       15番 太 田 広 則 君     16番 古 嶋 津 義 君       17番 前 垣 信 三 君     18番 松 永 純 一 君       19番 友 枝 和 明 君     20番 山 本 幸 廣 君       21番 中 山 諭扶哉 君     22番 堀   徹 男 君       23番 幸 村 香代子 君     24番 矢 本 善 彦 君       25番 島 田 一 已 君     26番 野 崎 伸 也 君       27番 大 倉 裕 一 君     28番 亀 田 英 雄 君       29番 笹 本 サエ子 君     30番 庄 野 末 藏 君       31番 堀 口   晃 君     32番 村 上 光 則 君  (2)欠席議員(なし)            ───────────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名  (1)長                     建設部総括審議員兼次長    市長       中 村 博 生 君              湯 野  孝 君     副市長      永 原 辰 秋 君   (2)教育委員会     政策審議監   波 村 多 門 君     教育長      北 岡  博 君      総務部長    水 本 和 博 君      教育部長     釜  道 治 君      秘書広報課長 松 川 由 美 君   (3)農業委員会      企画振興部長  福 永 知 規 君     会長職務代理者  千代永 三 義君      財務部長    岩 本 博 文 君   (4)選挙管理委員会      市民環境部長  堀  泰 彦 君     委員長      西 村 壽美雄君      健康福祉部長兼福祉事務所長     (5)公平委員会             山 田  忍 君     委員長      水 本 和 人 君      経済文化交流部長          (6)監査委員             宮 村 明 彦 君     委員       江 崎 眞 通 君      農林水産部長  黒 木 信 夫 君            ───────────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名     事務局長     東 坂  宰 君    次長       嶋 田 和 博 君     次長補佐兼総務係長梅 野 展 文 君    副主幹兼議事調査係長                                  増 田 智 郁 君     参事       松 本 和 美 君    参事       鶴 田 直 美 君     主任       土 田 英 雄 君    主任       岩 崎 和 平 君            ─────────────────────────                 (午前10時15分 開議) ○議長(鈴木田幸一君) これより本日の会議を開きます。            ───────────────────────── △議長の諸報告 ○議長(鈴木田幸一君) 諸般の報告をいたします。  去る3月8日、野崎伸也君外10名から、発議案第1号・八代市議会会議規則の一部を改正する規則案が提出され、受理いたしました。  去る3月21日、松永純一君外4名から、発議案第2号・庁舎建設に係る木造・木質化に対する補助金の拡充を求める意見書案が提出され、受理いたしました。  その余の報告は、朗読を省略いたします。            ───────────────────────── △日程第1〜40 ○議長(鈴木田幸一君) 日程第1から日程第40まで、すなわち、議案第2号から同第19号まで並びに同第21号から同第41号までの議案39件並びに陳情第1号の陳情1件の計40件を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  議会運営委員会委員長野崎伸也君。             (議会運営委員会委員長野崎伸也君 登壇) ◎野崎伸也君 皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  議会運営委員会に付託されました条例案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  議案第30号・八代市議会の議決すべき事件を定める条例の一部改正についてでありますが、執行部から、本条例案は地方自治法第96条第2項の規定に基づき、本市における基本構想の策定、変更または廃止をすることについて、議会の議決すべきものとして定めるため、今回、条例の改正を行うものである。  平成29年度までを計画期間とする現在の本市総合計画については、地方自治法の規定に基づき、市の将来像や目標、分野別の基本方針を定めた基本構想について、議会の議決を経て策定をしたものであるが、平成23年の地方自治法改正により、市町村の基本構想策定の義務規定が廃止となっている。このことにより、法令上の根拠がなくなり、総合計画の策定に当たり、議会の議決を経るかどうかについては、それぞれの市町村の自主的な判断に委ねられることになった。  そこで、本市として、平成30年度からの次期総合計画の取り扱いを検討した結果、総合計画は市政の基本的な方向性を示す指針として定めるものであり、その基本部分である基本構想は、市民、議会、行政で共有する必要があることから、これまでどおり、議会の承認を経て策定すべきと考え、八代市議会の議決すべき事件として追加をお願いするものである。  なお、本定例会での提案となった理由は、平成29年度から本格的に次期総合計画の策定作業に入ることから、法令上の根拠を明確にした上で策定に臨むためであり、その後の基本構想の提案は平成30年3月定例会を予定しているとの説明がありました。  これを受けて、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木田幸一君) 新庁舎建設に関する特別委員会委員長前垣信三君。           (新庁舎建設に関する特別委員会委員長前垣信三君 登壇) ◎前垣信三君 新庁舎施設に関する特別委員会に付託されました予算案1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、3月13日及び同21日の2日間にわたり執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  議案第6号・平成29年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、まず、3月13日の本特別委員会においては、歳出の第2款・総務費、第1項・総務管理費、市庁舎建設費の新庁舎建設基本・実施設計事業6203万5000円に関し、執行部から、本事業は、昨年9月議会において議決された債務負担行為をもととしたものであり、内容としては、本設計業務委託に係る平成29年度支払い予定額5952万6000円が主なものである。また、本事業の受託者選定については、公募型プロポーザル方式により実施し、当初、応募があっていた6者のうち一次審査を通過した5者による公開プレゼンテーションを本年1月21日に行った。その結果、株式会社久米設計九州支社が最優秀者として選定されたことにより、本年2月9日に契約の締結を行ったものであるとの説明がありました。  そこで委員から、本予算は新庁舎建設事業を進めていくためのものであると認識しているが、先般、開催された公募型プロポーザルの結果や最優秀者決定の経緯など、本特別委員会に対し詳細な報告がなされていない現状では、本予算議案の審査はできないものと考える。よって、本特別委員会に対し、これらの詳細な資料の提供を求めるとの意見がありました。  これを受けて、執行部の資料準備に要する時間を考慮し、この日の本特別委員会を延会としたものであります。  次に、2日目となる3月21日の本特別委員会においては、本予算議案の審査に先立ち、執行部から、公募型プロポーザルの結果及び最優秀者選定の経緯について、資料に基づき詳細な説明があり、委員から、その資料についてのさまざまな質疑、意見が行われたところであります。  その後、委員から、市庁舎建設基金事業168万2000円の内容について質疑があり、執行部から、本基金事業は、平成26年度及び27年度において積み立てた市庁舎建設基金約8億円の利子であるとの答弁がありました。  以上のほか、委員から、今回2日間にわたり本特別委員会を開催することとなった一番の要因は、執行部がこれまでの説明と異なる手法で公開プレゼンテーションを行ったという言行不一致にある。今後はそのようなことがないよう、さまざまな事業の進捗状況等については速やかに本特別委員会へ報告いただきたいとの意見。今回の詳細な資料提供については、透明性の確保に取り組んだという観点から評価するものである。今後もそのような姿勢で事業に取り組んでいただきたいとの意見があっております。  以上、本予算案1件については、慎重に審査しました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木田幸一君) 経済企業委員会委員長大倉裕一君。(「頑張って」と呼ぶ者あり)             (経済企業委員会委員長大倉裕一君 登壇) ◎大倉裕一君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  経済企業委員会に付託されました予算案8件、条例案4件及び事件1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第2号・平成28年度八代市一般会計補正予算・第10号中、当委員会関係分でありますが、歳出の第5款・農林水産業費、第1項・農業費、農地費の多面的機能支払交付金事業8218万4000円の減額補正について、委員から、今回、減額補正となった理由について質疑があり、執行部から、本事業については、農業・農村の有する多面的機能の維持・発展を図るため、農地や農業用水路などの地域資源を適切に保全・管理する農業者及び地域住民からなる組織に対し補助するものである。そこで、当初要望のあった10地区において組織を立ち上げる予定であったが、地元の合意形成がならず、設立できなかったなどの理由により、最終的に2地区のみの事業採択となったためであるとの答弁がありました。  これを受けて委員から、国や県の補助事業については、先の見通しを行い、計画的に事業を行っていく努力をしていただきたいとの意見があっております。  以上のほか、農業基盤整備促進事業における減額補正の理由について、経営体育成支援事業における施工業者不足に対する今後の見通しについてなどの質疑があっております。  次に、議案第6号・平成29年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分でありますが、歳出の第5款・農林水産業費、第1項・農業費、農業振興費のフードバレー6次産業化等推進事業906万3000円について、執行部から、本事業は、6次産業化推進アドバイザーを核とした6次産業化、農商工連携による新商品開発支援や地域内特産物の高付加価値化支援などに取り組むもので、具体的な事業内容としては、6次産業化推進アドバイザー委託334万円、熊本県立大学との域学連携による6次産業化支援事業委託50万円、くまもと県南フードバレー推進協議会負担金422万3000円及びトマトフェスタ開催補助金100万円を予定しているとの説明がありました。  そこで委員から、6次産業化への取り組みについて質疑があり、執行部から、県の組織であるくまもと県南フードバレー推進協議会には700を超える事業者が参加しており、そのうち、本市の事業者数は210を数える。これらの事業者に対しては、年度当初に今年度の取り組み状況などについてヒアリングを行っている。その中で、今年度は6事業者に対し重点的にサポートを行ったところであり、そのほかの事業者に対してもアドバイザーと連携し巡回指導をしながら、具体的な相談に応じているとの答弁がありました。  これを受けて委員から、事業者からは6次産業化は難しいとの意見を聞いているが、これに対する執行部の認識について質疑があり、執行部から、ヒアリングなどにおいて6次産業化が厳しいとの事業者からの意見は把握しつつ、一方で、農商工連携についてのニーズも高いことから、今後は事業者のニーズに応じた対応をさらに行っていきたいとの答弁がありました。  これを受けて委員から、今後は参加事業者の門戸を広げるだけでなく、6次産業化については、選択と集中でしっかり行っていただきたいとの意見があっております。  以上のほか、青年就農給付金事業の実績について、園芸・果樹振興対策事業におけるトマト黄化葉巻病対策について、交配用ミツバチ不足への対策についてなどの質疑があっております。  次に、歳出の第6款・商工費、第1項・商工費、商工振興費のクルーズ客船事業1960万7000円について、執行部からの説明を聞き、委員から、クルーズ客船寄港に伴い、上陸後のツアー客のマナーやトラブルが懸念されると思うが、クルーズ客船内においてツアー客に対するマナー講座について質疑があり、執行部から、クルーズ客船内での実施が可能かはわからないが、ツアーバス内でビラの配付や口頭による啓発などについては、旅行者に対し周知していただくよう協力を求めていきたいとの答弁がありました。  以上のほか、クルーズ客船寄港に伴う海上事故などについて、耐震岸壁の整備に伴う地元負担金の見通しについて、港湾関係事業における関係者への情報共有化についてなどの質疑、意見があっております。  次に、議案第10号・平成29年度八代市簡易水道事業特別会計予算について、執行部からの説明を聞き、委員から、市債と公債費の関係において、現在、市債が公債費の額を上回っている状況であるが、これらに対する市としての見解及び使用料などの改定について質疑があり、執行部から、平成29年度末の起債残高は14億7000万円、収支計画では、平成31年度末がピークとなり15億200万円の予定であり、その後は減少していく予定である。また、料金改定については、今年度検討する予定であったが、熊本地震の影響により、審議会などが開催されず、先送りとなっている状況であるとの答弁がありました。  これを受けて委員から、市民の負担増とならないよう、引き続き財政的な面について内部的な努力も行っていただきたいとの意見があっております。  次に、議案第18号・平成29年度八代市病院事業会計予算について、執行部からの説明を聞き、委員から、熊本地震の影響により、市立病院から何名の職員を市長部局に派遣しているのかとの質疑があり、執行部から、現在20名の職員を派遣しており、平成29年度は19名を派遣予定であるとの答弁がありました。  また委員から、病院経営において入院棟は必要であると考えるので、一日も早く、プレハブでもいいので入院棟を建設していただきたいとの意見があっております。  以上、予算案4件については、議案第5号・平成28年度八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第2号、議案第15号・平成29年度八代市久連子財産区特別会計予算、議案第16号・平成29年度八代市椎原財産区特別会計予算、議案第17号・平成29年度八代市水道事業会計予算、議案第38号・八代市工場立地法地域準則条例の一部改正について、議案第39号・八代市体育施設条例の一部改正について、議案第40号・八代市農村運動広場条例の一部改正について、議案第41号・八代市食肉センター条例及び八代市食肉流通施設条例の廃止についてとともに慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第26号・八代市スポーツ・コミュニティ広場、八代市弓道場、八代市球技場、八代市民プール、八代市民球場、八代市総合体育館、八代市立武道館及び八代市相撲場に係る指定管理者の指定について、執行部の説明を受け、委員から、さきの12月定例会の否決を受け、その理由となったNPO法人八代市体育協会の組織や定款に関する努力はなされたのかとの質疑があり、執行部から、2月末をもって顧問は辞職され、定款についても現在検討中と聞いているとの答弁があり、さらに委員から、再び非公募とした理由について質疑があり、執行部から、改めて非公募の条件整理を行い、これに基づく選考結果を踏まえ、再提案したものであるとの答弁がありました。  そのほか委員から、NPO法人八代市体育協会の改善の努力は評価するが、さきの本会議における質疑・一般質問の中で、仮に同協会が解散した場合の各種スポーツ行事やイベントに与える影響に関し、執行部からの二人の議員に対するそれぞれの答弁に矛盾があった。このことによって、市民の誤解と混乱を招いた執行部の責任を正すとした反対意見がある一方で、執行部の両議員に対する答弁は、一貫して同協会が解散した場合、地域行事にも少なからず影響を及ぼすと執行部は認識しているものと理解している。これから予定される高校総体や世界大会に備えてほしいとの賛成意見がありました。  以上、本事件1件については、採決を行った結果、可否同数であったため、八代市議会委員会条例第17条第1項の規定により、委員長が裁決を行い、否決と決した次第であります。
     以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木田幸一君) 建設環境委員会委員長福嶋安徳君。             (建設環境委員会委員長福嶋安徳君 登壇) ◎福嶋安徳君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  建設環境委員会委員長報告をいたします。  建設環境委員会に付託されました予算案5件、条例案1件及び事件3件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第6号・平成29年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分でありますが、歳出の第7款・土木費、第1項・土木管理費、建築総務費の空き家バンク事業276万円について、執行部から、本事業は、売買や賃貸の契約が成立した物件を対象に、空き家の利活用に必要となる傷んだ箇所の改修及び残置された不要な家財家具等の撤去のための費用として、それぞれ5件分、合計250万円を支援し、空き家バンク制度を通じた空き家の利活用の促進を図るものであると説明があっております。  そこで委員から、現在の空き家バンク登録状況について質疑があり、執行部から、平成28年度の相談件数は30件あり、そのうち申し込み件数が10件あったが、登録まで至ったものは2件であるとの答弁がありました。  これを受けて委員から、今後、登録件数がふえる見込みはあるのかとの質疑があり、執行部から、登録件数を確保することは重要であると思っている。そこで、来年度は固定資産税の納付書、納税通知書を発行する際に、空き家バンクのチラシを同封して周知を図る予定であるとの答弁がありました。  また委員から、空き家バンクの申し込みに対する物件の審査方法について質疑があり、執行部から、市建築住宅課に申請後、課内で審査をし、その後、協定を結んでいる宅建業協会でさらに審査を行い、基準を満たしたものが登録となるとの答弁がありました。  さらに委員から、八代市空き家バンク活用促進事業補助金に関連して、本事業は、他市からの移住定住に対する補助制度と思うが、市内在住の方が借り手や買い主の場合も、本制度の対象となるのかとの質疑があり、執行部から、市内居住の方も補助対象となるとの答弁がありました。  また、第7款・土木費、第4項・港湾費、港湾建設費の八代港県営事業負担金事業4億4700万円について、執行部から、本事業は八代港県営事業の負担金であり、大幅な事業促進のため、前年度より2億2925万円増加している。内訳としては、水深14メートルの航路しゅんせつ土砂を処分する大築島南地区土砂処分場建設の負担額が2250万円、他の耐震強化岸壁整備や水深12メートルの岸壁老朽化対策の負担額が3億500万円、港湾補修事業の外港地区マイナス9メートル泊地、マイナス7.5メートルの航路しゅんせつ及び大島地区防砂提かさ上げや道路修繕の負担額が1億1500万円、港湾海岸津波・高潮危機管理対策緊急事業の大島樋門電動化工事及び護岸改修の負担額が450万円であるとの説明がありました。  そこで委員から、大型国際クルーズ船岸壁をつくるための本市の負担分について質疑があり、執行部から、国際クルーズ船関連の工事は来年度から3年間で予定されており、今年度事業費がおおむね30億円とされ、そのうち今回計上をしているのは、平成29年度分で約3億円であるとの答弁がありました。  以上のほか、老朽危険空き家促進事業の現状についてなどの質疑があっております。  以上、本予算案1件については、議案第2号・平成28年度八代市一般会計補正予算・第10号関係分、議案第11号・平成29年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算、議案第12号・平成29年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算、議案第19号・平成29年度八代市下水道事業会計予算、議案第33号・八代市手数料条例の一部改正についてとともに慎重に審査いたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第23号・八代市環境センター車庫棟・洗車棟建築工事に係る契約の締結について、議案第24号・市道路線の廃止について、議案第25号・市道路線の認定についてでありますが、執行部の説明を聞き、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって可決してしかるべきものと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木田幸一君) 文教福祉委員会委員長友枝和明君。             (文教福祉委員会委員長友枝和明君 登壇) ◎友枝和明君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  文教福祉委員会に付託されました予算案8件、条例案4件及び陳情1件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  議案第6号・平成29年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、まず、歳出の第3款・民生費、第3項・生活保護費、生活保護総務費の生活保護事業2997万7000円に関連して、委員から、本事業費の具体的な内容について質疑があり、執行部から、本事業は、生活保護を適正に実施するための職員等の資質向上や人材の確保等を目的としており、具体的には生活保護面接相談員、生活保護就労支援員、医療扶助相談員等の臨時職員賃金やケースワーカー及び査察指導員の研修会参加費等が主なものであるとの答弁がありました。  また委員から、業務遂行に当たり、臨時職員を採用している理由について質疑があり、執行部から、約10年前と比較すると生活保護受給者数は倍近くに増加している。さらには、リーマンショックの影響により離職者からの相談がふえ、本市職員のみの対応では困難となった。そこで、被保護者に対する就労支援や医療機関の重複、頻回受診者に対する指導などを国の補助金により臨時職員を採用して対応を行っているとの答弁がありました。  これを受けて委員から、生活保護に関しては、全国的に不正受給が問題になるなど、非常に注目されている中、本市としては、スタッフを増員してさまざまな問題に対応していくとのことであるので、生活保護費の減少や生活保護からの自立につながるよう、しっかり成果を出していただくとともに、生活保護費の不正受給がないよう、管理運営を行っていただきたいとの意見があっております。  以上のほか、生活保護面接相談員及びケースワーカーの人数について、本事業における生活保護就労支援員と被保護者就労準備支援事業委託の業務の違いについてなどの質疑のほか、民生費予算の内容は、子供を生み育てる環境から、高齢者福祉、生活困窮者対策といった市民生活の一番土台となる重要な施策であるという視点を常に持ち、予算の執行に当たっていただきたいとの意見があっております。  次に、歳出、第9款・教育費、第1項・教育総務費、特別支援教育推進費の特別支援教育推進事業177万2000円及び同款、同項・教育サポートセンター費、特別支援教育相談事業119万7000円に関連して、委員から、平成29年度に予定されている学校内において特別支援が必要な子供たちへの支援事業の内容について質疑があり、執行部から、現在、特別支援学級に在籍する児童が小学校に約300名、中学校に約100名、支援学校に約70名おり、その数は年々少しずつ増加している。来年度については、これまでも実施してきた特別支援教育推進事業をさらに充実し、巡回相談員、専門員といった特別な知識、経験を持った先生方を各学校に派遣したり、先生方の専門性の向上に寄与するため、新たな研修会も開催したいと考えている。また加えて、本年度より開始した特別支援教育相談事業においても、特別支援教育に関する相談が増加しているため、特別支援教育アドバイザーの勤務時間を年間800時間から900時間に拡充し、事業の拡大を図っていきたいとの答弁がありました。  以上のほか、本事業における人員体制の拡充についてなどの質疑がありました。  また委員から、教育費について、これまで議会としては、子供たちの教育環境の整備に対して、適正に予算確保をすべきであるとの思いから、市全体予算に占める割合を10%は確保していただきたいと要望してきているので、今後も予算確保に努めていただきたいとの意見があっております。  次に、議案第8号・平成29年度八代市後期高齢者医療特別会計予算について、執行部から、後期高齢者医療制度は、75歳以上の方と65歳から74歳までの方で一定の障害を持つ方を対象とした医療制度で、県内全ての市町村が加入する熊本県後期高齢者医療広域連合が運営主体となり、被保険者の認定、保険料の決定、医療の給付などを行っている。一方、市町村においては、住所変更や給付申請など各種受付窓口となり、保険証の引き渡しや保険料の徴収などの業務を行っている。なお、本制度の財政運営は、原則として国や県、市町村が負担する公費、国民健康保険や被用者保険などの現役世代からの支援金及び被保険者が納付する保険料で運営されており、本制度は発足以来、健全な財政運営を続けているとの説明がありました。  そこで委員から、広域連合全体の決算状況について質疑があり、執行部から、全国の広域連合においては、平成27年度決算が約4261億円の黒字、また熊本県の広域連合においても約134億円の黒字となっているとの答弁がありました。  これを受けて委員から、県の広域連合においても黒字ということであれば、市負担分公費が減額されるようなことはないのかとの質疑があり、執行部から、当該連合は平成28年度熊本地震の影響により、保険料減免措置に対して、この黒字分を充当していると聞いているとの答弁がありました。  また委員から、広域連合の運営については、以前から黒字であるということは聞いているが、その黒字の幅によっては、被保険者保険料の減額など、市民の負担軽減はできないのかとの質疑があり、執行部から、後期高齢者の保険料については、国保税と比べても安く、また受診負担割合についても、国保の3割負担と比べ1割負担であり、加えて国民健康保険や被用者保険など現役世代からの支援金あるいは公費をもって運営されていることから、被保険者自身の負担としては非常に優遇されている状況であるとの答弁がありました。  次に、議案第36号・八代市いじめ防止等対策委員会設置条例の制定について、執行部から、八代市いじめ防止基本方針に基づくいじめ防止等の対策を実効的に行うことを目的に、八代市いじめ防止等対策委員会を設置するものである。  本委員会では、法律、医療、心理、福祉または教育に関する専門的な知識、経験等を有した方々の意見を参考にしながら、本市の実態を分析し、基本方針の見直しや有効な対策を具体的に検討していきたいとの説明がありました。  そこで委員から、本委員会を組織する委員の選任について質疑があり、執行から、弁護士、精神科等医師、臨床心理士、社会福祉士、カウンセラーのほか、現職校長あるいは退職校長など、これまで教育的分野での経験を有する方々を考えているとの答弁がありました。  これを受けて、いじめ問題に関しては、このような条例を制定する以前に、学校現場において、子供たちからのSOSをしっかり受けとめる窓口が必要なのではないか、また、学校内において子供たちに一番身近な存在である担任教師は、子供たちの実態をしっかり把握していただきたいとの意見がありました。  以上のほか、本委員会開催招集のタイミングについて、本委員会会議の議事において、可否同数により議長が決することの良否についてなどの質疑があっております。  以上、本予算案2件及び条例案1件については、議案第2号・平成28年度八代市一般会計補正予算・第10号関係分、議案第3号・平成28年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第3号、議案第4号・平成28年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号、議案第7号・平成29年度八代市国民健康保険特別会計予算、議案第9号・平成29年度八代市介護保険特別会計予算、議案第14号・平成29年度八代市診療所特別会計予算、議案第34号・八代市介護保険条例の一部改正について、議案第35号・八代市教職員住宅条例の一部改正について、議案第37号・八代市立視聴覚ライブラリー条例の廃止についてとともに慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、陳情第1号・八代市国民健康保険及び高齢者はり・きゅう等施設利用券の存続と拡充についてでありますが、委員から、数年先に控える国保の広域化に伴い、本利用券の助成が減数されるのではないかと心配する気持ちは理解できる。また、本制度は必要なサービスであると考えるので賛成するとの意見、高齢社会を考える上では大事な制度であるなどの意見が出され、慎重に審査にいたしました結果、その趣旨を了とし、全会一致をもって採択と決し、市長宛て送付の上、その処理の経過及び結果について報告を求めることと決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木田幸一君) 総務委員会委員長堀口晃君。               (総務委員会委員長堀口晃君 登壇) ◎堀口晃君 皆さんおはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  総務委員会委員長の報告をさせていただきます。  総務委員会に付託されました予算案3件、事件2件及び条例案5件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  なお、議案については、執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主なものを申し上げます。  まず、議案第2号・平成28年度八代市一般会計補正予算・第10号中、当委員会関係分についてでありますが、第3表・繰越明許費補正について、委員から、今年度の繰越明許費の総額について質疑があり、執行部から、昨年12月に設定したものも含め、総額で59事業の約90億円となる。今年度は熊本地震災害関連で多額の繰り越しが発生しており、継続的な復旧を図るためには、やむを得ないものであると考えているが、安易な繰り越しが発生することのないよう、引き続き事業計画等の精査に努めたいとの答弁がありました。  また委員から、多額の繰り越しによる平成29年度当初予算への影響について質疑があり、執行部から、繰り越しが多い中ではあるが、関係部課かいとも協議の上、年度内に事業が完了できる見込みで当初予算を計上しており、影響はないものと考えているとの答弁がありました。  さらに委員から、例年の繰り越しと比較して、どの程度多いのかとの質疑があり、執行部から、まず、繰り越し事業数については、平成26年度が37事業、平成27年度が33事業であったので、今年度は例年より20事業以上多く発生している。また、繰越金額についても、平成26年度が29億8000万円、平成27年度が16億8000万円であったので、例年より60億円以上多くなっているとの答弁がありました。  これを受けて委員から、このように多数の事業、多額の繰り越しを行ってしまうと、今後の事業に必ず影響が出てくると思うがどうかとの質疑があり、執行部から、行政としても、その事業遂行に当たっては、受注者も含め協議を行いながら、年度内の予算執行ができるよう努めてまいりたいとの答弁がありました。  以上のほか、本庁舎被害状況調査事業の繰り越しが新庁舎建設事業に与える影響について、入札時に応札がなかった案件の対応についてなどの質疑があっております。  次に、議案第6号・平成29年度八代市一般会計予算中、当委員会関係分についてでありますが、まず、歳入等に関して、委員から、合併特例債の借り入れ予定額が合併当時からするとふえている、その理由について質疑があり、執行部から、合併時に作成した新市建設計画においては、合併特例債の借入予定額を162億円としていたが、合併特例債の適用期限の延長が見込まれたことに伴い、環境センター及び新庁舎建設についても合併特例債の活用を見込み、新市建設計画の見直しを図ったことから、借り入れ予定額が274億円に増額となったものであるとの答弁がありました。  以上のほか、特別とん譲与税の算入対象となる船舶の種別について、合併算定がえが地方交付税に与える影響と今後の推移予測について、国、県からの補助金が増加していることに対する執行部の所感について、前年度予算に対し、市民税が増額及び固定資産税が減額となった理由について、日本中央競馬会事業所周辺環境整備寄附金の用途について、放課後児童健全育成事業等補助金の算定根拠について、八代支援学校販売学習売上金の活用について、氷川町の負担を伴う事業の件数と負担金総額について、法定外公共物の内容とその所有者についてなどの質疑があっております。  次に、歳出の第2款・総務費、第1項・総務管理費、財産管理費のファシリティマネジメント推進事業71万4000円について、執行部から、本事業は、公共施設等の管理運営について、ファシリティマネジメント分野における専門的な知識やネットワークを活用し、本市の課題解決に向けた職員研修会の実施及び官民連携事業への取り組みの支援を行うためのファシリティマネジメント推進アドバイザー業務委託料が主なものであるとの説明がありました。  そこで委員から、本アドバイザー業務の委託先と実施時期について質疑があり、執行部から、委託先としては平成28年度と同様の相手方を予定している。また、平成29年度における業務内容としては、各公共施設を管理する職員への施設活用に関する助言や研修会の実施、さらには個別管理計画を策定する上でのアドバイスなどの業務を計画している。なお、年間を通じた委託契約としていることから、順次業務を行うこととしており、具体的な日程は決定していないとの答弁がありました。  以上のほか、定住促進対策事業の取り組みとこれまでの実績について、公共施設等総合管理計画の策定前に高田公民館の改築が決定された経緯について、人権啓発費が増額となった理由について、人権同和政策事業における扶助費の内訳について、結婚活動応援事業に対する補助主体からの評価について、生活交通確保維持事業における乗り合いタクシーの活動範囲と補助金の対象者及び算定根拠について、本市の公用車及び会議室の保有数について、合併特例債を活用した公民館のコミュニティセンター化について、地域住民自治組織に対する本職員の支援体制についてなどの質疑のほか、委員から、コミュニティセンター化に伴う施設の更新については合併特例債を十分に活用し、公共施設等総合管理計画の策定前であっても積極的に行うような見直しを検討していただきたいとの意見があっております。  次に、第8款・消防費、第1項・消防費、防災管理費の防災行政無線整備事業3693万1000円について、執行部から、本事業は、防災行政無線が聞こえない地域の解消に向け、本庁同報系防災無線システム屋外拡声器を増設するための工事請負費1655万4000円が主なものである。  なお、平成29年度においては、松高小学校、八代第六中学校、日奈久中学校の3カ所に整備する予定であるとの説明がありました。  そこで委員から、防災行政無線が聞こえない地域の解消に必要な該当拡声器の設置数について質疑があり、執行部から、現在、旧八代市域において52基が整備されており、地域の放送設備とあわせて運用しているところである。今後の計画においては、難聴地域の解消にあと25基の設置が必要と見込んでおり、毎年度3カ所程度整備した上で、8年程度を要するものと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第32号・八代市債権管理条例の制定についてでありますが、執行部から、本条例の制定については、債権管理の事務処理について必要な事項を定めることにより、本市の債権管理の適正を期することを目的とするものである。なお、本条例における用語の意義は、市税や介護保険料など地方税により滞納処分ができる強制徴収公債権とそれ以外の幼稚園の保育料などの非強制徴収公債権及び公営住宅使用料など私債権を合わせて私債権等と定義しているとの説明がありました。  そこで委員から、本条例第10条・私債券等の放棄に規定する消滅時効の援用を要する債権の取り扱いに関する部分について説明を求め、執行部から、通常、私債権については時効の援用、すなわち債権が時効により消滅したことについて、意思表示を債務者が行わない限り、債権は消滅しない。しかしながら、本条例を制定することにより、時効の援用がなくても債券を消滅させることができるとするものであるとの答弁がありました。  以上のほか、債権回収業務に従事する職員の手当てについてなどの質疑のほか、委員から、業務の一環とはいえ、債権回収は精神的にも疲弊する業務であると思う。従事する職員のケアにも努めていただきたいとの意見、税金等を納めたくても納められない状況の滞納者もいると思う。債権回収に当たっては、滞納者の状況も把握しながら強権的、高圧的にならないよう心がけていただきたいとの意見があっております。  以上、本予算案2件及び条例案1件については、議案第13号・平成29年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算、議案第27号・八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について、議案第28号・八代市消防団員の定員、任用、服務等に関する条例の一部改正について、議案第29号・八代市個人情報保護条例等の一部改正について、議案第31号・八代市市税条例等の一部改正についてとともに慎重に審査をいたしました結果、全会一致で原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、議案第21号・八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、及び議案第22号・八代市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認についての事件2件については、執行部の説明を聞き、慎重に審査をいたしました結果、全会一致で可決してしかるべきものと決しております。  以上で報告を終わります。 ○議長(鈴木田幸一君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  亀田英雄君。 ◆亀田英雄君 経済企業委員会大倉委員長に質問いたします。  委員長報告では、議案第26号・指定管理者の指定は否決ということでした。この件は12月議会で否決され、今回、再提案されたものです。インターネットで経済企業委員会を傍聴いたしましたが、時間をかけて審議を尽くされた風景がありました。そのような中で否決という結果を委員長として裁決されたものですが、そこに至った委員長としての見解、胸のうちをもう少し詳しくお聞かせください。 ○議長(鈴木田幸一君) 経済企業委員会委員長大倉裕一君。 ◎大倉裕一君 自席から亀田議員の質問にお答えをさせていただきます。  委員長裁決で否決をされた胸のうち、理由をお聞かせくださいということだったというふうに認識をいたしました。少しさかのぼりますが、12月定例会における委員会での否決の理由については、大きく3点の理由があったというふうに認識をしています。  まず1点目は、指定管理者制度においては、原則は公募であるという点です。公募、非公募のルールが曖昧であり、非公募になった理由に理解ができないという点があったと。2つ目に、指定管理者になろうとされている──選定されているNPO法人八代市体育協会の顧問に、同僚である市議会議員がついているという点、3つ目にNPO法人八代市体育協会の定款が、当時の説明と整合性がとれていないというその点、さらに討論では、委員会における部長の説明の中で、与野党議員も在籍されているとの不用意な発言も波紋を呼び、もってのほかだという討論があったことを記憶しているところです。  否決後、企画政策課それからスポーツ振興課は、本定例会、3月定例会ですね、に向けて再提案されるために、指定管理者制度の運用指針を整備するに汗をかかれたというふうに認識をしています。  また、NPO法人八代市体育協会の定款の変更は4月の総会での提案ということで、懸案事項として引き続き残りますが、顧問の件については、2月いっぱいで辞職をされているということをお聞きしておりまして、指定管理者として選定されるに当たって努力をされている姿は、委員長としても評価をしている点であります。  しかしながら、委員長報告でも申し上げましたが、本定例会における一般質問におきまして、八代市総合体育館を初めとする体育施設の指定管理者に関し、2名の議員から質問があっておりました。その答弁には、委員長としても矛盾を、当時は矛盾を感じましたし、説明不足であったことも、担当部長は認められております。さらに、NPO法人八代市体育協会の解散はあり得ないと担当部長は認識をしていながら、万が一解散した場合と答弁されるなど、市民の間に誤解を招き、混乱をさせたということは間違いない事実だというふうに思っております。  指定管理者制度の原則論を執行部の都合のいいほうに、都合のよいように取り組んだ結果が、今回の混乱を生んだと、引き起こしたと言っても過言ではないというふうに考えているところです。  委員会においても、可否同数という状況から、このまま採決を、採決をして可決というふうな判断をしたとしても、何も改善、改革というものがうかがえない。その結果は、決して市民に対しても、NPO法人八代市体育協会にしても、執行部に関しても、執行部に対しても、市議会に対しても、良策ではないという判断をしたところです。  同じことをまたと繰り返してはいけないと思いますし、今回の誤解と混乱の責任は執行部にあります。執行部はその責任をとるべきであり、誤解と混乱を払拭することを認識いただきたいという思いがありまして、委員長としては否決という判断をさせていただきました。  以上で亀田議員の質問にお答えとさせていただきます。 ○議長(鈴木田幸一君) 亀田英雄君。 ◆亀田英雄君 ありがとうございます。委員長としての否決という判断、決断に至ったですね、経緯を伺いました。執行部の対応については評価するものの、難しい判断にですね、逡巡する場面があったのかなというふうに拝察をいたします。  そのようなですね、委員会の採決から、これまでの時間の中で、執行部からさまざまな説明、対応があったものと思いますが、委員会採決からですね、これまでの間の執行部の対応について、どのような認識を持っておられるのかについて伺いたいと思います。 ○議長(鈴木田幸一君) 経済企業委員会委員長大倉裕一君。 ◎大倉裕一君 亀田議員のお尋ねに、これまでの執行部の対応ということで御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。  委員会が終了しまして、本日の討論、採決を迎えるまで、正直、執行部がどのような受けとめ方をしてくれているのかなという思いで、やきもきしていたのは事実であります。そのような中、本日になりまして、代表者会議が開催をされ、副市長からではありますけれども、今回の説明不足によって誤解と混乱を招いたということに対して、丁寧におわびが述べられたと。そして、事細かくかなり説明がありましたということで、我が会派の代表や経済企業委員会のメンバーからお伺いしたところであります。このことに関しましては、委員会の中でも賛成していただけなかった委員さんにも情報を提供させていただいたところです。  ただ、残念ではありますが、執行部に対しては、指定管理者制度における原則公募という点においては、その改善というところに課題は残りますが、採決に当たっては、最大限、今回のおわび、それから説明という部分は配慮をしたいというふうに考えているところです。  加えて、NPO法人八代市体育協会に対しましても、一言申し上げるならば、指定管理者として行政と契約を結ばれるのであれば、倫理の視点から全てのことを検証すべきであると、第三者から見ても私的事項がない組織に成長していただきたい、そのような思いを持っております。さらには、臨時総会を開いていただいてもですね、定款の件については見直しをしていただきたかったというところが本音であります。また、すべきであったというふうにも思っております。  その点では、NPO法人八代市体育協会の体質とその改善という課題は残りますけれども、NPO法人八代市体育協会に対しても今後の改善、改革に大きな期待を寄せさせていただきたいというふうに思っているところです。  繰り返しになりますけれども、本日の代表者会議で、副市長また部長同席の中で、説明不足によるおわび、また誤解と混乱に対するおわび、そして事細かくこの混乱、誤解に対する正確なですね、説明をなされたという点、この点につきましては、非常に私自身重く受けとめさせていただいたところです。このことは、これまでにも、執行部の様子をうかがっても、これまでに見られなかった光景ではないかというふうに私自身感じているところであります。このことは委員会判断とは大きく違い、賛成に値するものではないかというふうに私自身は考えております。  以上で亀田議員の質問に対してのお答えとさせていただきます。 ○議長(鈴木田幸一君) ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木田幸一君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。討論ありませんか。  以上で討論を終わり……。失礼しました。  前垣信三君。                  (前垣信三君 登壇) ◆前垣信三君 維新会派の前垣信三でございます。
     私は、本議会に提案されました議案第26号・指定管理者の指定について、反対をしない立場から討論を行います。  今回、さきの12月議会で提案され、再審議となりました八代市スポーツ・コミュニティ広場、八代市弓道場、八代市球技場、八代市民プール、八代市民球場、八代市総合体育館、八代市立武道館、八代市相撲場、以下8スポーツ施設と申し上げますが、この指定管理提案について、以下の理由で反対すべきでない立場から意見を述べたいと思います。  私は、今議会の一般質問で、提案された指定管理者であるNPO法人八代市体育協会の適否について、私なりに分析をし、改善点を指摘しながら、NPO法人としての意味を踏まえた上で、市民の体力向上と融和、協調を推進するための組織であるべきと提言いたしました。  八代市体育協会のNPO法人設立が2013年3月19日であります。恐らく8施設の指定管理業務を委託されるために設立された法人だと思います。設立に際しましては、他のNPO法人の定款等を参考にされたものと推測いたします。私は、この急あつらえであろう定款の不備や矛盾を見直すべきと申し上げました。まずは、この作業が最優先課題であろうと思います。  一般質問でも申し上げました。体育施設の管理だけなら、何も体協にこだわる必要はないとも申し上げました。一般公募されれば、施設管理に秀でた企業、団体はあると思います。あえて非公募とされた理由として、手続条例第5条では、公募が原則であるが、市の施設の推進役として中心的な役割を果たしている法人としてのNPO法人八代市体育協会が、その設置目的に沿った施設の推進が効率的、効果的であると市長が判断された理由であろうと思います。  NPO法人としての自覚を再認識し、市民の体力向上と融和、協調精神を高めるべく、ソフト事業に力点を置いた組織として飛躍されることを期待できれば、まさにその設置目的に沿った施設の推進が効果的、効率的である団体であろうと確信したいと思います。  市民に最も身近な組織、市民に親しまれる組織、市民を取り込んだイベントの拡大が図れる組織が八代市体協であり、まさに効果的、効率的施設の推進役であろうと信じたいと思います。  以上が、私が本指定管理選定に対する反対しないゆえんであります。  改めまして、議員各位の見識に御期待申し上げます。 ○議長(鈴木田幸一君) 増田一喜君。討論です。                  (増田一喜君 登壇) ◆増田一喜君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)  私は、議案第26号・指定管理者の指定についての原案に賛成の立場で討論を行います。  昨年の12月定例議会において、議案第132号・指定管理者の指定についてが否決され、今議会で再度、議案第26号・指定管理者の指定についてとして、八代市スポーツ・コミュニティ広場、八代市弓道場、八代市球技場、八代市民プール、八代市民球場、八代市総合体育館、八代市立武道館、八代市相撲場が提案されました。昨年の12月定例会から今定例会の間に、12月定例会で指摘があっておりました当該指定管理者の顧問の問題、指定管理の指針の問題、定款の問題については対処されて今回提案されておりますが、3月14日の経済企業委員会において否決されましたことは、まことに残念なことでありました。  今回、指定管理者となるNPO法人八代市体育協会は、その前進の八代市体育協会として長年にわたり本市と一体となり、純粋に市民の体力づくり、健康づくりを行ってこられました。そして、現在、NPO法人八代市体育協会となり、市民のスポーツに対する役割を大いに果たしておられるのを御存じだと思います。  本市では、スポーツ基本法の基本理念、すなわちスポーツは人と人との交流及び地域と地域との交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成するものであり、人間関係の希薄化等の問題を抱える地域社会の再生に寄与するものである。さらにスポーツは、心身の健康の保持増進にも重要な役割を果たすものであり、健康で活力に満ちた長寿社会の実現に不可欠であるとの理念に基づき、多くの市民の皆さんがスポーツに親しんでおられます。  繰り返し申し上げますが、その中核となっているのが、平成25年4月1日、NPO法人格を取得されたNPO法人八代市体育協会であります。前身の八代市体育協会は、市民の皆さんが長い時間を積み上げてつくり上げられてこられた組織であり、その結果、本市の26種目の競技団体、21の校区体育協会等で組織されており、本市の隅々に至るまでのスポーツ振興組織として、現在、55もの団体、構成する約1万5000人もの人々がNPO法人八代市体育協会に加盟され、市民の皆さんの協力のもと、強固な基盤を築いてこられました。  以上のことから、議案第26号・指定管理者の指定については、心ある議員の皆様の御賛同をいただくことをお願い申し上げ、原案に対する賛成討論といたします。自民党3会派の総意でもございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木田幸一君) ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木田幸一君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  なお、採決に際し、起立または挙手をしなかった者は反対したものとみなします。  議案第2号・平成28年度八代市一般会計補正予算・第10号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第3号から同第5号まで、すなわち  平成28年度八代市国民保険特別会計補正予算・第3号、  同 介護保険特別会計補正予算・第3号及び  同 簡易水道事業特別会計補正予算・第2号、  以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第6号・平成29年度八代市一般会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第7号・平成29年度八代市国民健康保険特別会計予算については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第8号から同第9号まで、すなわち  平成29年度八代市後期高齢者医療特別会計予算及び  同 介護保険特別会計予算、  以上2件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第10号から同第16号まで、すなわち  平成29年度八代市簡易水道事業特別会計予算、  同 農業集落排水処理施設事業特別会計予算、  同 浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算、  同 ケーブルテレビ事業特別会計予算、  同 診療所特別会計予算、  同 久連子財産区特別会計予算及び  同 椎原財産区特別会計予算、  以上7件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本7件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第17号から同第19号まで、すなわち  平成29年度八代市水道事業会計予算、  同 病院事業会計予算及び  同 下水道事業会計予算、  以上3件については、委員長の報告どおり、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本3件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第21号から同第22号まで、すなわち  八代市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について及び  八代市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に係る専決処分の報告及びその承認について、  以上2件については、委員長の報告どおり、これを承認するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本2件は承認することに決しました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第23号・八代市環境センター車庫棟・洗車棟建築工事に係る契約の締結については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第24号から同第25号まで、すなわち  催合町敷川内町線の市道路線の廃止について及び  敷川内町6号線ほか4路線に係る市道路線の認定について、  以上2件については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本2件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第26号・八代市スポーツ・コミュニティ広場、八代市弓道場、八代市球技場、八代市民プール、八代市民球場、八代市総合体育館、八代市立武道館、八代市相撲場に係る指定管理者の指定については、委員長の報告は否決であります。  これより、本件について採決いたします。本件を可決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第27号から同第29号まで、すなわち  八代市報酬及び費用弁償条例の一部改正について、  八代市消防団の定員、任用、服務等に関する条例の一部改正について及び  八代市個人情報保護条例等の一部改正について、  以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ─────────────────────────
    ○議長(鈴木田幸一君) 議案第30号・八代市議会の議決すべき事件を定める条例の一部改正については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第31号から同第33号まで、すなわち  八代市市税条例等の一部改正について、  八代市債権管理条例の制定について及び  八代市手数料条例の一部改正について、  以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第34号から同第37号まで、すなわち  八代市介護保険条例の一部改正について、  八代市教職員住宅条例の一部改正について、  八代市いじめ防止等対策委員会設置条例の制定について及び  八代市立視聴覚ライブラリー条例の廃止について、  以上4件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第38号から同第40号まで、すなわち  八代市工場立地法地域準則条例の一部改正について、  八代市体育施設条例の一部改正について及び  八代市農村運動広場条例の一部改正について、  以上3件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 議案第41号・八代市食肉センター条例及び八代市食肉流通施設条例の廃止については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 次に、陳情の採決を行います。  陳情第1号・八代市国民健康保険及び高齢者はり・きゅう等施設利用券の存続と拡充については、委員長の報告どおりこれを採択し、市長に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することに賛成の諸君の挙手を求めます。                   (賛成者 挙手) ○議長(鈴木田幸一君) 挙手全員、よって本件は採択することに決しました。            ───────────────────────── △日程第41〜42 ○議長(鈴木田幸一君) 日程第41から同第42まで、すなわち発議案第1号から同第2号までの発議案2件を一括議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。  まず、発議案第1号について、野崎伸也君。                  (野崎伸也君 登壇) ◎野崎伸也君 ただいま上程されました発議案第1号・八代市議会会議規則の一部を改正する規則案について、発議者一同を代表いたしまして趣旨弁明を申し上げます。  本件は、地方議会における将来的な速記者確保への懸念や近年の録音機械等の性能の向上により、全国的に速記法による議事の記録から録音等による記録へと移行している現状に鑑み、本市議会においても次年度より速記法による記録を廃止するため、八代市議会会議規則の所要部分を改正するものであります。  改正の内容についてでございますが、別紙議案記載のとおり、八代市議会会議規則第85条第2項を、会議録は、録音その他議長が適当と認める方法により記録すると改めるものでございます。  どうか、この趣旨に御理解をいただき、満場一致で御決定いただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木田幸一君) 次に、発議案第2号について、松永純一君。                  (松永純一君 登壇) ◎松永純一君 ただいま上程されました発議案第2号・庁舎建設に係る木造・木質化に対する補助金の拡充を求める意見書案について、発議者一同を代表いたしまして趣旨弁明を申し上げます。  内容につきましては、別紙議案記載のとおりでありますが、昨年、平成28年4月に発生した熊本地震により被災した自治体では、本市を含め、庁舎が被害を受け、使用することができなくなり、現在、建てかえについて検討が重ねられております。また、多くの合併市町村においても、庁舎の建てかえを実施している自治体もあります。  自治体の庁舎はさまざまな住民サービスの拠点であり、防災、災害対応の観点からも建設は急務であり、市民にとっても利用しやすく、快適なオフィス環境を整備したいとの観点から、よりよいものを建設するための取り組みがなされております。しかし、建設費は高額であり、各自治体ともその財源の確保に苦慮している状況であります。  一方、これまでも林業を取り巻く厳しい状況改善のための大量の木材の使用により、需要拡大を求めることはもとより、木材の持つさまざまな環境や人に優しい特性を公共施設の建設に生かしてもらいたいとの要望はあっていたものの、建設単価が高いこともあり、十分な取り組みに至っていないことも事実であります。  庁舎は多くの人が訪れる場所であり、多くの人が働く場でもあります。そこに木材の持つ優れた特性を遺憾なく取り入れることができれば、今後もさまざまな施設の建設にも需要が見込まれるものと期待するところであります。  ついては、国におかれましては、特に各自治体の新庁舎建設に当たって、木材使用を推進するとともに、下記事項の実現について、特別な措置を講じられるよう強く要望するものであります。  1、庁舎建設に木材を十分使えるような木造・木質化に対する法律の整備と施策の充実を図ること。  2、各自治体の庁舎建設に係る木造・木質化に対する補助金の拡充を図ること。  以上でありますが、どうかこの趣旨に御理解をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木田幸一君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。  質疑ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木田幸一君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(鈴木田幸一君) お諮りします。  ただいま議題となっております発議案2件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木田幸一君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。  討論ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木田幸一君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  発議案第1号・八代市議会会議規則の一部を改正する規則案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 発議案第2号・庁舎建設に係る木造・木質化に対する補助金の拡充を求める意見書案については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                   (賛成者 起立) ○議長(鈴木田幸一君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。            ───────────────────────── △閉会中継続審査・調査の件 ○議長(鈴木田幸一君) 次に、閉会中の継続審査及び調査についてお諮りいたします。  別紙、閉会中の継続審査・調査申し出のあった案件のとおり、  議会改革特別委員会委員長から、  議会改革に関する諸問題の調査、  新庁舎建設に関する特別委員会委員長から、  新庁舎の機能、規模、予算など新庁舎建設に関する諸問題の調査、  経済企業委員会委員長から、  所管事務調査2件、  建設環境委員会委員長から、  所管事務調査2件、  文教福祉委員会委員長から、  陳情4件、  所管事務調査2件、  総務委員会委員長から、  請願1件、  所管事務調査2件、  議会運営委員会委員長から、  議会の運営に関する事項、  議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、  議長の諮問に関する事項、  以上18件について、  それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。
     本申し出のとおり決するに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木田幸一君) 御異議なしと認め、そのように決しました。            ───────────────────────── △日程第43 ○議長(鈴木田幸一君) 日程第43・会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第88条の規定により、会議録署名議員に上村哲三君、庄野末藏君を指名いたします。            ───────────────────────── ○議長(鈴木田幸一君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ○議長(鈴木田幸一君) 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長中村博生君。                 (市長中村博生君 登壇) ◎市長(中村博生君) 皆さん、こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)  閉会の御挨拶の前に、一言御報告を申し上げさせていただきたいと思います。  皆さん方御承知のとおりかと思いますけども、第89回選抜高校野球大会に出場しております秀岳館高等学校が、昨日、奈良県の高田商業高校と対戦し、見事初戦を突破、勝利しております。  次の対戦相手でありますけども、栃木県の作新学院高校は昨年夏の甲子園大会を優勝した強豪校ではありますけども、秀岳館高校野球部は強力打線、そしてかたい守りで、全員一丸となって必ずや勝利をおさめていただけるものと期待しているところでございます。  私も、八代からではございますけども、精いっぱい応援をさせていただきたいと思いますので、議員各位におかれましても、応援のほどよろしくお願いいたします。  先月27日から始まりました市議会3月定例会におきましては、平成29年度一般会計予算を初め、全議案につきまして原案どおり御賛同いただきまして、まことにありがとうございます。ここに成立を見ました平成29年度予算によりまして、市政各般にわたり施策を推進し、本市の発展と市民福祉の向上のために、全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。  本会議あるいは委員会を通じて議員各位から賜りました御意見、御要望につきましても、真摯に受けとめ、市政の運営に生かしてまいる所存でございます。  特に、本年は市長として任期4年目の締めくくりの年でもございます。これまで進めてまいりました8つの基本政策の実現と震災からの復旧・復興に向けて、職員等一丸となって全力を傾注してまいる所存でございます。議員各位におかれましては、何とぞ御理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  日ごとに暖かくなってまいりました。やっと春の訪れを感じる季節となりました。季節の変わり目でございます。体調を崩しやすい時期でもございますので、議員各位におかれましては、健康に十分留意していただき、今後ともますます御活躍いただきますよう心から祈念申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。(「ありがとうございました」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木田幸一君) 議長から、今年度をもって退職される部長2名を初め、職員の皆様におかれましては、体に十分注意されまして、今後も八代市の発展のため、御指導いただきますよう心からお願いを申し上げます。  これをもって平成29年3月定例会を閉会いたします。                 (午前11時56分 閉会) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     平成29年3月24日        八 代 市 議 会 議 長   ____________________                        ( 鈴 木 田  幸 一 )        同    議    員   ____________________                        ( 上  村  哲  三 )        同    議    員   ____________________                        ( 庄  野  末  藏 )...