○議長(
小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、以上2件の議案は
委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、「第1
号議案、
専決処分の承認を求めることについて(令和2年度
四万十市
一般会計補正予算(第11号))」を採決いたします。 以上の案件の
委員長報告は承認であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、以上の議案は
委員長報告のとおり承認いたしました。 次に、令和2年12
月定例会より
継続調査の
所管事項について決定を行います。
所管事項の調査については、各常任
委員長報告並びに議会運営
委員長報告は
継続調査であります。 以上、各
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、
所管事項の調査については各
委員長報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
小出徳彦) 日程第3、「決議案第1号、第8
号議案、令和3年度
四万十市
一般会計予算についてに対する
附帯決議」について
提案理由の説明を求めます。
宮本幸輝議員。
◆20番(
宮本幸輝) 「第8
号議案、令和3年度
四万十市
一般会計予算についてに対する
附帯決議(案)」について朗読させていただきます。 「第8
号議案、令和3年度
四万十市
一般会計予算」の歳出3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の生活困窮者自立支援について、下記事項に十分留意し、適切に執行することを強く求め、決議する。 1、年度当初に委託等の相手先を変更等せざるを得ない不測の事態に備えて、事業内容の情報やノウハウを蓄積するとともに、事業の継続可能な方法などをしっかりと検討し、円滑な
事務執行ができるよう努めること。 2、委託等の相手先に対しても、法令等の規定に基づく手続などをしっかりと指導するなど、適正に
事務執行すること。 3、委託料等を算定するに当たっては、
積算根拠の客観性を十分確認するとともに、最少の経費で最大の効果を上げるよう努めること。 以上、決議する。
四万十市議会会議規則第14条の規定により提出をいたします。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
小出徳彦) 以上で
提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「決議案第1号」については、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、「決議案第1号」については、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより「決議案第1号、第8
号議案令和3年度
四万十市
一般会計予算についてに対する
附帯決議」を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、「意見案第1号」を議題といたします。 初めに、「意見案第1号、
選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書」について
提案理由の説明を求めます。 川村一朗議員。
◆16番(川村一朗) それでは、
選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案)についてご説明をいたします。
全員協議会のときも言ったわけですけれども、7月に予定されているオリンピックでの参加予定国ですけれども、3月12日現在で153か国が予定されておりますけれども、夫婦同姓を法で定めているというのは日本だけということと、そしてまた、そういう情勢の中で、3月定例議会におきましても、南国市とか須崎市、大川村、土佐町、そして土佐清水市も採択をしているようです。そういうことを付け加えて、読み上げ、説明とさせていただきます。 近年、女性の就業者数が増加し、共働き家庭が多い高知県、
四万十市においても、結婚後仕事を続ける女性が大半となっています。 女性が働き続ける上で、結婚後の改姓による負担として、仕事上でのキャリア継続、公的文書・通帳・免許証・保険等の改姓、印鑑作成等が挙がります。未就業の女性にとっても同様に、通称や俗称では解決できない困難があります。 世界的に見ても、夫婦が同姓を名乗ることを法律で義務づけている国は日本以外には見当たりません。2019年度世界経済フォーラム調べでは、日本のジェンダー平等指数は153か国中で121位です。今、世界は日本のジェンダー平等に関心を持って注視しています。オリンピックを目前に、オリンピック憲章の精神からも、ジェンダー平等を前進させるべきです。 2017年の内閣府の調査では、
選択的夫婦別姓制度導入に伴う民法改正に賛成が42%、反対が29%と、反対を賛成が上回っています。若い世代ほど賛成の割合が高くなっています。
四万十市においても、結婚後別姓を求める希望がこれまでにも複数ありました。若い世代が将来に展望を持てるように取り組むことが必要です。 国民の中には、家制度への考えや家族観による意見の違いはあるかと思いますが、選択的であり、夫婦が同姓を選ぶ人の権利も保障しています。国民それぞれの多様な思いをかなえる選択肢が必要です。 よって、国及び政府におかれましては、国民への事前周知を徹底実施してから
選択的夫婦別姓制度を導入することを求めます。 記。
選択的夫婦別姓制度を導入すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものです。皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
小出徳彦) 以上で
提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第1号」については、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」については、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「意見案第1号、
選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ただいま決議案及び意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。 以上で
今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に、3月31日をもって退任されます徳弘教育長より退任の挨拶の申出がありますので、お聞き取り願います。 徳弘教育長。
◎教育長(徳弘純一) 議長のお許しを得ましたので、このたびの退任に当たって一言ご挨拶を申し上げます。 教育長として3年8か月、大変にお世話になりました。心から感謝を申し上げます。 振り返ってみますに、平成29年8月7日、教育長に就任した際の私のミッションは、学校教育においては、藤倉前教育長のもと一校一役教育研究等によって、学校の本務である学力向上と授業改善の流れを確実に継承することと、検討
委員会から答申をもらっていた学校再編、特に中村地域の中学校の再編を進めることでした。 また、生涯学習においては、主としてハード面、郷土博物館のリニューアルオープン、スケートパーク場の創設オープン、新しい
文化複合施設建設に向けた準備と中央公民館・働く婦人の家の諸事業の調整を果たすことでした。 これらのミッションは、事務局職員の地道で着実な職務により、未合意校区がある中学校再編問題を除いて、何とか初期の目的を達成することができました。 それ以上に、学校教育においては、にわかに喫緊の課題となりました教職員の働き方改革の取組、思わぬ国策の展開で、これまで市独自の予算ではなかなか実現ができなかったエアコンの整備、GIGAスクール構想による1人1台端末と通信ネットワーク環境の整備等が果たせましたし、全く想定していなかったコロナ感染症による学校休業やウイズコロナの学校教育の展開も、これまで何とかクリアしてきました。
四万十市の学校教育は、各種学力調査等の結果においては、小中学校ともに右肩上がりで全国平均を優に超える状況。不登校を除く生徒指導上の問題の結果においても、落ち着いた望ましい状況になりました。 また、生涯学習では、伝統ある
四万十川ウルトラマラソン、リバーサイドフルウォーク、
四万十市文化祭や美術展、
四万十川国際音楽祭やこども演劇祭等、生涯学習・生涯スポーツの事業やイベントで、市民の皆さんの生き生きと学び楽しむ姿や、それを支える
各種団体・機関の皆さんのご尽力やご活躍に触れることがうれしく、楽しみでしたし、日本体育大学との連携事業等、競技力向上にもつながる新たな事業も展開できました。 教員になった昭和59年度以降しか認識はございませんが、旧中村市・
四万十市としては最年少の教育長で、正直なところプレッシャーと責任を重く感じる日々でした。しかしながらこの間、中平市長と現旧両副市長の厚い信頼と教育に対しての格段のご支援・ご配慮をいただき、教育長としての職務を全うすることができました。 また、議員の皆さんのご理解と後押しのおかげで、必要な予算や事業を適宜円滑に企画・展開することができました。 特に、改選期となりました平成30年6月議会で会派を超えた信任を得たことは、私にとってはとても心強く、教育の充実は市民に豊かさと潤いを与える、学校教育は次の時代の
四万十市を、幡多を、高知県をつくる大切な人材育成の営みであるという思いを強くし、教育振興計画に掲げたふるさとを愛し、夢と志を持って未来を切り開く人の育成、オール
四万十で学び合い、高め合い、つながり合う人の育成を基本理念に、心豊かでたくましい人材の育成、そして教育を介して
四万十市総合計画の将来像「人が輝き、夢が生まれる 悠久と躍動のまち
四万十市」を実現すベく、職務に邁進することができました。 また、このきれいで重厚な議場の緊張感が快く、市長と対となる席で、議員の皆さんの迫力ある質問、思いの籠もった質問を受け、聞きながら、大変勉強になりましたし、常に市政の中で自分に何ができるのか、特に教育行政の在り方を新鮮に考え続けることができました。 新天地は母校中村小学校ということで、これまで経験させていただいたことを生かして、私らしく純粋いちずに、子供たちのために、3校目となる学校経営に真摯に当たりたいと思っております。引き続き変わらぬご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします。 最後になりましたが、
四万十市の今後ますますの発展と、そのためにも活発で次代に開けた
四万十市議会の斬新な展開を心から願って、教育長退任に当たってのご挨拶とさせていただきます。市民の皆様、議員の皆様、そして市役所職員の皆様、本当にありがとうございました。
○議長(
小出徳彦) 以上で徳弘教育長の退任の挨拶を終わります。 続いて、中平市長より挨拶の申出がありますので、お聞き取り願います。 中平市長。
◎市長(中平正宏) 令和3年3月市議会
定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 3月3日に開会しました本議会は、
専決処分の承認1件、予算議案21件、条例議案17件、その他の議案4件、報告3件、さらに追加議案4件の計50件につきまして、慎重審議の上、それぞれ適切なご決定をいただき、ありがとうございました。 また、
附帯決議でいただきましたご意見・ご指摘等につきましては、重く受け止め、その対応に十分留意し今後の市政運営に当たることで、引き続き
四万十市の活性化と均衡ある発展に努めていく所存であります。 さて、2度の延長を行い、1都3県を中心に2か月半にわたった緊急事態宣言が、昨日で全面解除の運びとなりました。また、高知県でも可能な限り少人数、短時間が昨日をもって解除されました。ただ、新規感染者数の下げ止まりや変異株の拡大、宣言解除によるリバウンドといった懸念の声もあります。 そうした中、県におきましては、県内の感染状況を踏まえ、感染対応目安の注意内容を一部緩和しておりますが、先週18・19日と市内におきまして計2名の方の感染が確認されました。市中でのこれ以上の感染拡大は一定抑えられる見込みでありますが、これから4月を迎え、進学・就職・転勤など人の移動が増える時期となります。体調不良となり医療機関を受診される場合は、医療機関に必ず電話連絡の上、受診をお願いいたします。また、不確実な情報に惑わされず、臆測の発言は慎み、冷静な行動を市民の皆様にはお願いいたします。 市といたしましても、適宜必要な情報を発信するとともに、注意喚起を行ってまいります。市民に皆様には、改めて感染予防に努めていただきますようにお願いをいたします。 さらに、2月から始まっております
ワクチン接種につきまして、現在、医療従事者への接種を進めているところでありますが、先般、県内各市町村へのワクチン配布方法・配布時期が発表されました。本市には4月19日の週に1回目のワクチンが届く予定になっております。届き次第、計画に基づき、まずは高齢者を対象に安心して
ワクチン接種が受けられるよう、現在準備を進めております。市民の皆様にはいましばらくお待ちいただきますようにお願いしますとともに、議員各位におかれましてはご協力を賜りますようお願いをいたします。 私にとりましても、今議会は任期最後の
定例会となるわけでありますが、今月末で勇退される市管理職の皆様におかれましては、旧中村市・西土佐村の頃から
四万十市までの長きにわたり、産業の振興や福祉の向上、そして教育の推進等、市政の発展にご尽力を賜り、感謝申し上げます。 4月からは新しい生活がそれぞれ始まりますが、何とぞ健康には十分にご留意され、これからも
四万十市を末永くご支援賜りたいと存じます。どうも長い間お疲れさまでございました。 結びに当たりまして、議員の皆様におかれましてはご自愛の上、ますますご活躍されることをご祈念申し上げ、閉会のご挨拶といたします。どうもお疲れさまでした。
○議長(
小出徳彦) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて令和3年3月
四万十市議会
定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。 午後2時27分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
四万十市議会議長
四万十市議会副議長
四万十市議会議員 四万十市議会議員...