まちづくり課長 松 本 一 彦
菅 野 文 人
計画管理担当課長 総務課長 細 田 政 広
神 谷 要
計画管理係主任主事 管財係長 永 松 宏 一
多 田 英 高
6 書 記
議会事務局長 西垣将弘
7 傍聴人 なし
8 議 題 (1)
コミュニティバス運行状況について
(2)
過疎地域について
(3)寄附(財産)の申し出について
9 審議内容 別紙のとおり
10 開会時刻 午後 1時58分
11 閉会時刻 午後 3時21分
(別紙)
(開会 午後1時58分)
○(議長) ただいまより
議会全員協議会を開会いたします。
○(議長) 町長から一言御挨拶をお願いします。
○(町長) 先ほどの6月定例会、執行部から出させていただきました、同意を含む議案17件、御承認いただきありがとうございます。
お疲れのところ
議会全員協議会を開かせていただきました。案件は書いてあるとおり、
コミュニティバス運行状況、
過疎地域について、寄付の申し出についてです。あと、その他で駅前の木の伐採、亀ヶ崎の昔から話題に出ている
建築基準法への廃屋の
取扱い等を話したいと思います。
○(議長) 議題(1)
コミュニティバス運行状況について、
まちづくり課から御報告いただきたいと思います。
○(
まちづくり課長)
コミュニティバス運行状況について御報告させていただきます。
平成26年度より真鶴町
地域公共交通会議を設置し、当町の
公共交通の在り方について、計12回の協議を重ねてきました。平成28年8月に
コミュニティバス用車両を購入し、同年10月より、民間の
伊豆箱根バス株式会社に委託をするかたちで真鶴町
コミュニティバスの運行を開始しました。
運行開始から、約8か月が経過しましたので、その
利用実績について、説明させていただきます。
現在コミュニティティバスは平日34本、土日で16本を運行しております。平日は朝6時40分から夜19時28分まで、土日祝日で朝8時25分から夕方4時28分までとなっております。
お手元の資料1をお願いします。
コミュニティバス利用実績表でございます。1の平成28年度実績でございます。左側が月別の
利用者数、右側が経費でございます。右側の経費欄の下に記載しております、収入は、大人200円、小人100円での実際の
運賃収入でございます。その右の経費分につきましては、バスの運行に係る人件費、燃料費、
保険料等でございます。その右の町負担につきましては、経費から収入を差し引いた額でございまして、毎月の町から
伊豆箱根バスへの支払額となります。
昨年10月から今年3月分につきましては、利用者の合計で16,114人、
運賃収入で3,127,600円、経費から
運賃収入を差し引いた町の負担額は、1番右端の合計欄でございます、7,329,044円となっております。
次に2の平成29年度実績につきましては、本年4月5月分の実績を記載しております。
利用者数の合計で6,110人、
運賃収入で1,185,200円、町の負担額は2,312,512円となっております。
下の棒グラフをご覧いただきますと、1月2月は営業日数が少ないこともあり、利用者は減少しておりますが、3月からは当初並かそれ以上利用されている状況でございます。町で運営を行っておりました、平成27年度1年間の
利用実績は17,886人となっております。
この資料には、ございませんが、経費につきましては、平成28年度の前半、4月から9月までの経費は、人件費、燃料費、
自動車借上げ料、
伊豆箱根バスへの
補助金等で約572万7千円掛かっており、28年度後半の町の
最終負担額1,905,044円と比較しますと、約380万円の削減となっております。
平成27年度の町で運営を行っていた
コミュニティバスの経費としては、人件費・車両の
借上げ料、保険代、
路線バスへの
運行補助等 総額 11,454千円の経費が掛かっております。
利用者実績としては、平成27年度実績で17,886人、28年度4月から9月の半年で10,485人となっております。
言い忘れてしまいましたが、平成28年度実績の一番下でございます、運行に対する町の負担額というのがあります。7,329,044円から引く5,424,000円で、この5,424,000円というのが神奈川県の
市町村自治基盤強化総合補助を受けておりまして、負担額から5,424,000円を引いた額が実際の町の負担額ということでございます。
○(議長) 質疑、質問がございましたら挙手をお願いします。
○委員(
村田知章) 平成28年度は前半の4月から9月までを比較して、五百何十万でしたっけ。
○(
まちづくり課長) 平成28年度の前半4月から9月までで、人件費、燃料費、
伊豆箱根バスへの
補助金等で約572万7千円です。
○委員(
村田知章) それに比べて、190万5千円だから経費が減ったという御説明でしたけど、これは
市町村自治基盤強化総合補助金を受けているから減ったということですよね。でも、その補助金が無ければ7,329,044円なので結局はより経費が掛かっているということですよね。
○(
まちづくり課長) そのとおりでございます。
コミュニティバスの本体や運行の補助費を色々な補助金を活用し、現在のかたちになっております。
自治基盤については、平成31年度までとなっているようですが、その後に
過疎債等を使って
ソフト事業にも
コミュニティバスの運行というメニューがございますので、そちらを活用できればなと思っています。
○委員(
村田知章) 平成31年までは
自治基盤強化総合補助金を使って経費を押さえていくということで、それ以降は過疎債で賄うということですけど、これで思ったのは、経費から収入を引いた分は町の負担ということになってしまうと、バスの
運行会社の経営努力というのがなくなってしまうと思うので、収入が少なくても抜いた分町から負担が来るということですので、この方式はどうなのかなと思うんですけど、これは契約で変わらないということですか。
○(
まちづくり課長)
伊豆箱根バスとの契約では金額までうたった契約書となります。
○委員(
村田知章) もう一つは、町で運行していたワゴン車と比べて利用者にとっては
コミュニティバスは大きくなったので利便性としては上がったと思うんですけど、使い勝手が良くなったという声があるのかどうか。要するに経費の負担が増えたとしても町民にとって使いやすい、より快適に乗れることによって、その分が帳消しになると思うので、そういう声は聞いていますでしょうか。
○(
まちづくり課長) 昨年の10月から運行を始めまして、色々と御意見等を電話でいただいております。要望としてはJRとのダイヤの接続を良くしてほしい。あるいは、岩ふれあい館の前にバス停がほしい。午前中の便を増やしてほしい。車両の横揺れがあるという御意見をいただいております。ダイヤの
見直し等を含めた利便性については、今年度また
地域交通公共会議が開催する予定でございますので、その中でその意見を出しながら議論していけたらなと思っています。
○委員(黒岩範子)
地域交通公共会議はいつごろやる予定ですか。
○(
まちづくり課長) 具体的な日程はまだ決まっておりませんが、今年の10月で1年経ちますのでそれ以降がよろしいかと考えています。
○委員(青木 繁) 前任の
まちづくり課長にも伺ったことがあるんですが、今の話で
地域交通公共会議において色々と協議していくという話ですが、要するに町民の皆さんがそれに向けて
コミュニティバスについての
アンケートを採る意向はあるのか。
もう一つは、管理者が変わってバス停が移動してしまったという部分があるので、できたら以前のバス停の位置にも戻して新しいのと2か所にしてほしいという要望があったので、そういった部分も含めて
アンケートで希望をとれるのかどうか、その辺を教えてください。
○(
まちづくり課長)
アンケートについては今年の2月に二日間
アンケートを採っております。
今年の10月を目途にもう一度採れたらと思っておりまして、
青木繁議員が言われたバス停の件は、行政でも把握をしておりますので、ただ、バス停の位置に関しては国への申請に基づいておりますので、そう簡単には変えられないかなと。そういう要望を取りまとめ1年経った後に
地域交通公共会議で諮らせていただきたいと思います。
○委員(
海野弘幸)
市町村自治基盤強化総合補助金というのは6か月に対して542万4千円ということは、1年だとこの倍の金額ということですか。
○(
まちづくり課長) 平成29年度については、今780万円程の要望を出しております。780万円というのは、平成29年度の実績、月に約115万円の経費を
伊豆箱根バスに払っているという計算です。それが12倍の1,200万〜1,300万の約50%。それが通るかどうかは分かりませんが、要望としては780万円の要望をしております。
○委員(
海野弘幸) 平成29年度の1年間で780万円ということですよね。1年間で計算すると約500万円は町の負担ということですね。
○(
まちづくり課長) そういう計算になります。
○委員(
海野弘幸) 経費の1,742,774円というのは
伊豆箱根バスの人件費と
ガソリン代、そのほかに何かあるんですか。どういう基準でこの数字が出てきたのか。
○(
まちづくり課長) 経費については
伊豆箱根バスからいただいている資料を見ますと、人件費、燃料代、関係諸税、保険料、修繕費というようなものが含まれています。
○委員(
海野弘幸) バスが壊れた場合は、修繕費は町ではなくて
伊豆箱根バスということですか。
○(
まちづくり課長) そういうことになります。
○委員(
板垣由美子) この利用者は町民ですか、それとも観光客ですか。そういうのは分かりますか。
○(
まちづくり課長) それに関しては分かりません。
○委員(
板垣由美子) 町内だけの利用者での収入を考えると、観光客にも乗っていただくというのは大事だと思うんです。
利用者増のためにはそういう発想も必要だと思います。あと、港の方から普通の
路線バスを利用してきて、その方が例えば小田百で買い物したいときに消防署前で降りて小田百まで歩いて行かないといけない。買い物してまたそこを歩かないと、
コミュニティバスを利用した場合の小田百までの時間も掛かるし、そこが大変だという意見も聞いたんですね。ちょっと便利なようで不便という御意見をいただいたので、そこは
路線バスは住み分けということでやむを得ないということですかね。
○(
まちづくり課長)
路線バスと
コミュニティバスをうまく組み合わせて使っていただければと思います。
○(町長) 町民に密着した事業でございますが、
路線バスについても、うに清の近くの里地まで走っているのは、来年の4月〜9月は廃止したいということも出ている中で、色々協議会の中でコースの変更もあろうかと思います。私の方には小田百から来て役場の方に上がってきます。役場の方から小田百に上がっています。この前、診療所の所長と話して診療所も停まってくれないかという話もあるし、
青木繁議員から言われた停留所を前に戻してくださいという意見もあるし、高齢者からは運賃の200円を下げてほしいという意見もあるし、そういうことを全部踏まえて
交通会議で私の方から取り上げて、どうなるのかは分かりませんが、ただ、金額は湯河原町は200円でやっているんですよね。でも広さが違う。その辺も含めて色々と検討課題があります。これが黒字になることは考えにくい。その変わり住民にはありがたい事業だと思います。
平成32年まではこれでいくけども、過疎債が使えるかどうかはこれからでして、ただ、それなりの負担は町から出て行きますので、御承知願いたいと思います。
○(
まちづくり課長) 訂正させてください。先ほど私や町長が退出の話をしましたが、退出ではなくて、
箱根登山バスがなくなって
伊豆箱根バス1本にするというものなので、なくなってしまうということではないので、誤解を招くといけないので訂正させていただきます。
○(町長) 一つ忘れました。私のところに1か月ごとに報告がくるんですが、最大で1日150人くらい。少ないと30人〜40人。使っている人が多いのは通勤や通学。もちろん
町民プラス観光客も対象にしています。でも、日曜日の利用者は少ないですね。やはり、通勤や通学の方が使っています。
○(
まちづくり課長) ちなみに最大で一番多かった日は156人で5月16日。一番少なかったのは7人という日がありました。それはやはり日曜日でした。
○(議長) それでは、議題(1)
コミュニティバス運行状況についてを終わります。
○(議長) 続いて、(2)
過疎地域について
企画調整課から資料の説明があります。
○(
企画調整課長) お手元の資料2を御覧ください。真鶴町が指定されました
過疎地域について御説明いたします。
平成29年2月15日、16日
神奈川新聞で真鶴町が
過疎地域に指定されることに関する報道がなされましたが、その後のことについて御報告をしておりませんでしたので、その辺を含めて御報告ということで本日時間をいただきました。
平成29年4月1日施行の
過疎地域自立促進特別措置法の改正により、真鶴町を含む20町村が
過疎地域に追加指定されました。
過疎地域に指定されますと
過疎地域自立促進のために国の特別な支援を受けることができます。国の特別な支援を受けるためには、町が
過疎地域自立促進計画を策定することが必要となります。本日は、真鶴町の
過疎地域自立促進計画の策定に向けた状況について、御報告いたします。真鶴町
過疎地域自立促進計画は、この先御説明するときには、町計画と略して表現させていただきます。
1ページをお願いします。
まずは、
過疎地域自立促進特別措置法の概要について御説明します。この資料で法というのは
過疎地域自立促進特別法のことを指しています。
法第1条には、法律の目的が書かれております。
第2条では、
過疎地域の要件を定めており、今回の改正により、1ページ下段(4)が追加されたことにより、真鶴町が指定されることとなりました。
ページが飛んで恐縮ですが、9ページをお願いします。
下段及び10ページの上段に
人口要件及び
財政力要件が該当していることを検証した数値を記載してありますので、後ほど御覧ください。
それでは資料の2ページにお戻りください。
2ページの中段をお願いします。法第3条には
過疎地域自立促進のための対策の目標が書かれております。
法第5条から法第7条では
過疎地域自立促進計画等が書かれています。法に規定されている
過疎地域に指定された市町村及び市町村のある
都道府県が行うことのできる事柄を図に示してあります。
法第6条で
過疎地域の市町村は、
都道府県が策定する
自立促進方針に基づき、
当該市町村の議会の議決を経て
過疎地域自立促進市町村計画を定めることができ、この計画に位置付けた事業には、国から
自立促進のための支援を受けることができることになっています。町計画を定めるには、神奈川県
自立促進方針が必要で、この県方針は、
総務大臣、
農林水産大臣、
国土交通大臣の同意を得て神奈川県が策定します。神奈川県が策定した
自立促進方針に基づいて、町議会の議決によって策定した町計画は
総務大臣、
農林水産大臣、
国土交通大臣に提出することとなっています。図の中にある
都道府県計画というのは、
都道府県が
過疎地域の
自立促進を図るために定めることができる計画で、正式な名称は
過疎地域自立促進都道府県計画といいます。
3ページをお願いします。
5の
具体的施策の(1)国の補助の
かさ上げ等から4ページの(7)地方税の
課税免除・不
均一課税に伴う
地方交付税の
減収補填措置には、国からの特別な支援が書かれています。この中で特徴的なものは(1)から(3)です。
(1)は国の補助の
かさ上げ等です。
対象施設は限定されるようですが、設備の新設、修理、改造等を実施する場合の補助率が、通常は2分の1、50%であるものが、55%の補助を受けることができたり、追加で交付金が付いたりします。国の具体例では、
公立保育所、公立以外の保育所、消防施設が挙げられています。
(2)は
過疎地域自立促進のための地方債です。
過疎地域自立促進のための地方債、通称、過疎債を借入することができます。借入の対象となるのは3ページの
対象事業のとおりです。この過疎債を借入することができることが、
過疎地域に指定されたことの一番の
メリットとされています。
4ページをお願いします。
(3)にあります
都道府県代行制度というのは、本来ならば、それぞれの市町村が事業実施する基幹的な
市町村道の整備や
公共下水道の
幹線管渠の整備を
都道府県が市町村の代わりに行うことができる制度です。ただし、この制度は市町村からの要望で事業をしてもらえるのではなく、
都道府県が策定する
都道府県計画に基づき事業を実施することとなっておりますので、県が計画を策定する必要があります。
4ページ、6の合併の場合の取扱いでは、法第33条に規定されている
過疎地域の区域変更や他市町村との合併があった場合の取扱いが規定されております。
5ページには
過疎対策事業債の概要として、3ページの
対象事業と同じものになってしまいますが、拡大して見やすくしたものを添付してあります。
6ページをお願いします。
過疎地域に指定された地域が受けることができる
過疎地域等自立活性化推進交付金という、
過疎地域の活性化への国の
支援措置をあげてあります。ただ、5ページの過疎債のこと、6ページの交付金のことについても、町計画があって受けることができるものとなっています。ここで、先ほど一番の
メリットと言いました過疎債についてもう少し説明をさせていただきます。
資料の11ページをお願いします。
(2)として
過疎地域自立促進のための地方債、法第12条参考例と書いてある箇所をお願いします。ここでは事業費が1,000万円で国が4分の1の250万円、県が4分の1の250万円を補助してくれる事業があるものを例にしてあります。国と県の補助金以外の500万円を町が地方債を借り入れて執行する場合、借入金ですから利子が発生するのですが、ここでは利子がゼロと仮定し、お話しします。500万円を借り入れた場合、通常の地方債で借り入れた場合、500万円の全額を税金等で返済することになりますが、過疎債が借入できる事業ならば、過疎債を活用することによって、500万円の返済のうち、70%の350万円が国の交付税で還元されることとなり、税金等で返済する分は150万円となります。過疎債を活用できる事業であれば、過疎債を使った方が町にはお得ということになります。
ページは戻りまして、7ページをお願いします。
過疎地域の特別な支援を受けるために必要となる町計画の策定に向けた
スケジュールを7ページから8ページに示しました。先ほど、御説明しましたとおり、県が策定する
自立促進方針に基づいた町計画となります。4月に
過疎地域に指定された後、直ぐに神奈川県と協議を開始しました。県はどんなに早くても
自立促進方針の策定は12月になるとの見解を示しており、通常に考えますと、県が
自立促進方針を策定した後、12月以降に町計画の
策定作業にとりかかるのですが、そうではなく、
県方針策定との整合を図りながら、作業を進め、12月に県の方針が策定された後に、すぐ町計画が議決できるよう
スケジュールを組むことにより、今年度の平成29年度から
過疎債等の支援を有効に活用できると判断し、本年12月議会で議決していただくことを目標に
スケジュールを設定いたしました。 12月
議会議決に向けた
町計画策定にあたり、5月中旬に各課の
係長クラスを中心とした
庁内調整会議を組織し、県との
調整作業などに取りかかっております。
庁内調整会議での調整、
管理職クラスでの調整という段階を踏み、町計画(案)をまとめ、9月上旬の議会の会期中には、お示しできるよう鋭意作業を進めております。議会に町計画(案)をお示しした後に、9月には
住民説明会、
パブリックコメント、町計画(案)の見直し、11月には県との協議、県の同意を経て、12月議会での議決、来年、平成30年1月に国への提出を考えております。
9ページから12ページは、平成29年4月22日の
町政報告会で使用した資料です。若干説明の中でも使いましたが、住民の方に対してはこちらの資料を使いまして
過疎地域指定についての説明をさせていただきました。
12ページを御覧いただきたいのですが、7ページ、8ページではかなり詳細な月ごとの
スケジュールを皆様にお示ししましたが、住民の方には今後の流れとして具体的な実施月は示さず、作業の流れを示しました。
13ページ、14ページは、
町政報告会での質疑、意見です。
過疎イコール財政再建団体と理解している方が多くおり、また、過疎という名称のイメージが悪いという方もいらっしゃいました。
15ページは、御参考として、過疎のことを知らせてほしいという意見が
町政報告会で出たので、広報真鶴6月号に特集記事を掲載したものです。
説明は以上でございます。
○(議長) 質問がございましたら挙手をお願いします。
○(町長) 過疎についてはこの先何度か
議会全員協議会を開いて報告をしていきますので、今まだ当初の初めなので、これから県と打合せをして、町自体の計画も議決が必要です。今後随時、
議会全員協議会で話していくので、今日は報告まででいいんじゃないですか。
質問があれば受けますが、こちらも質問を受けるような状態ではありませんので、何かあったら次のときに質問するようなかたちでしてくれればと思います。
もちろん住民には
町政報告会で過疎について広報でお知らせしてほしいということなので、広報にはその都度載せていきます。
○(議長) 町長から今後、
議会全員協議会を開き何回か過疎について議会との調整、また共通の認識を兼ねていこうというお話がありましたので、そのようなことでよろしいでしょうか。
○委員(二見和幸) ちょっといいですか。この過疎はずっと
過疎地域と呼ばれるようになるんですか。
○(
企画調整課長) 今回の場合に要件に該当いたしまして、
財政力指数が0.5を割ったり、人口の減少率がということで、
過疎地域になったんですが、10年に1度法改正がございます。その際に法改正で要件が見直されて、例えば
財政力指数が0.6以上ですとか、人口減少率のパーセントが違うということで真鶴町が該当しなくなれば、卒業という表現をするらしいですが、
過疎地域から卒業するというようなかたちになります。
○委員(二見和幸) 是非ともすぐに卒業したいものなんだけど、これは財産とかに影響はないですか。町民の方も言っているように、
過疎地域って財産も減ってしまうような感じがして、そういうイメージじゃないですか。
○(
企画調整課長) 今のお話は
町政報告会でも出まして、過疎というとどうしてもマイナスのイメージがあるというお話がありました。確かに観光を売りにしている町にとってはイメージダウンするかもしれませんが、実は
町政報告会でも具体的な例を挙げさせていただいたんですが、例えば北海道小樽市や伊豆半島の南伊豆市など、そのようなところが
過疎地域です。ですが、過疎に指定されていますが、全然過疎ということは出ませんし、受け取る方がちょっと捉え方を変えていただければ、過疎になったから良い恩恵と言いますか、国の新たな補助を受けられるからついているんだと考えていただければと思います。
○(町長) 過疎っていうそのものを国語的に訳すと、人口が急激に、又は大幅に減少したことを過疎というんだけど、こういう
過疎地域の指定は人口と財政の要件があるんだけど、人口が減れば財政が減少しますよね。それで
過疎地域指定になってくるんだけど、過疎そのものは若者から言えばガラガラの町、人手のない町。まさしく真鶴町はそうなってしまったんだけど、国語的に言えば日本全国どこでもそうなんです、人口が減少しているんです。過疎債を使っているのが43%なんだから、日本の自治体はほとんど過疎です。ただ、過疎っていう名前が悪い。確か観光地でも過疎債を使っているところはたくさんある。でもその補助金を良い方向に使っていけば、過疎っていう名前を過疎債が使えるという良い方の解釈にしていった方がいいかと。
私は過疎債を大きく使いたい。仮に私は1号線を拡幅したり、うちも計画を持っているけど、もっと大きいのは隧道を広めたい。そういう大きな事業をしたい。1,000万円や2,000万円の事業はあまり考えていなくて、1億円や2億円かかるものはそれを使ってやりたいという考え方。これが過疎なんだよというのが住民にも分かると思うんだよね。これに使ったんだよって。そういうことで計画をしています。
○委員(光吉孝浩) イメージのことで、神奈川県で過疎指定が最初ということで、町長が他自治体の方と話すときに、どういうアナウンスをして、どういう形で、聞こえ的にどういう反応が他自治体からあるとか、そういうのはありますか。
○(町長) ほかの自治体からは「過疎債が使えて良かったね」と言われます。パーセントでいってるから、21%がうちは23%でしょ。20%のとこもあるわけ。でもそれは使えない、超えなければ。使えないところにしてみれば良かったねということです。ただ、神奈川県は初めてだから、神奈川県は私のところに言ってはこない。でも、この辺の2市8町の自治体からは「使えていいじゃん」と言われます。使えるものは使った方がいいんじゃないかと思います。
○委員(光吉孝浩)
町政報告会でもそういったお話をされていて、自治体の首長の間ではうらやましいということもあると思いますが、住民の方からすると1回そういうのを使ってしまうと脱却できないのかなというのがあるかなと思うんですが、そこら辺そういった外と話すところと町のところで話すこと、使い分けるというか、表現の中で工夫されることはありますか。
○(町長) 逆に平成32年度で逆転することがあるんです。人口比率が良くなってしまう。そういうときが怖い。過疎債を使って良い所まで行ったんだけど、今度は人口が伸びて財政力が良くなって当てはまりませんよと言われた方が町が苦労する。元に戻った方がいいんだけど、その辺は各担当と話し合っていきたい。確かに日本中にあります。今までやっていたのが、ほんの1%ほど外れて指定されなかった、それで逆に困っているところもあります。
○委員(光吉孝浩) 分かりました。バランスとして難しくて、やはり
過疎地域というイメージが悪いですが、若い世代に聞くと若い世帯が入ってきて平均年齢をぐっと下げる効果がある地域に逆になってくると聞くんです。そのために物件が安かったりするといいと。逆に財産が下がっているから地価も安くなったり、非常に難しいんですが、それによって再生していく、今住んでいる人に対する接し方に気を付けているということですごく安心しました。
3ページにある、
市町村道という道にも使えるということなので、
町政報告会で例として役場の改修というのが挙げられたんですが、僕なんかは道を直してほしい、観光地なのに道がひどいと言われているので、大きな改修のことを先ほど言われましたけど、このような道のことに使っていただけたらいいなと。今後計画の中であると思いますが、よろしくお願いいたします。
○(
企画調整課長) 今の御質問に対して的確なお答えになるかどうかなんですが、実は計画をつくる際に九つの計画をつくることになっています。産業振興、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進、生活環境の整備、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進、医療の確保、教育の振興、地域文化の振興等、集落の整備、その他地域の
自立促進に関し必要な事項というような九つの計画立てをしてということになっておりまして、その交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進という項目には
市町村道や農道、林道そういったものを計画、事業として位置付けるとなっていますので、ただいまのところ各課にこの計画の中に盛り込むようなものについてを出してくれということで、
係長クラスの
庁内調整会議のメンバーから意見徴収等をしている最中でございます。
○委員(高橋 敦) つい先日、町長に内緒で某官庁の知り合いに会いましたらば、「
過疎地域指定おめでとう」と私も言われました。その後も会ったんですが、「
過疎地域指定から外れないようにね」とも言われまして、その人は真鶴町が過疎指定を受けた数字も知っていて、「ギリギリだったよね」という意味も含めて言っていまして、「その辺をキープするのが一番いいんだ」と、プライベートでのことなんでそんな話がありました。
先ほど町長が言われた、確かに1,000万円や2,000万円の事業ではなくて、億の事業をと言われましたけど、もっと大きな規模でいいんじゃないかなと。こういうときじゃないと手を付けられないような、それこそ道路の拡幅一つをとっても、隧道の一つをとっても億の小さい金ではなくて、ある程度その上の規模の事業も出てくるでしょうし、あるいは駅前の門口構想の話もありますよね。あれなんかは、10や100の単位の話になるかもしれないでしょうし、長期にわたる話でしょうし、それが実質3分の1ほどの負担でできるということであれば、それはそれで非常に意味のあることだと思います。
あるいは民間の金融機関の中でも、そこは過疎という名前は使わなかったですが、公共事業と連携して金融機関が手を組んでいくのをやっているんだと。それはある金融会社横浜支店ですが、支店一つで支店長決裁枠が100億です。100億まで支店長の判子1個で出せるというんです。だから、やはりそれだけの需要があるんでしょうし、金融機関側もそれなりのことを考えているんでしょうから、それをうまく組み合わせた上で計画を立てる段階から考えていかれた方がいいと思います。
もちろん地方創生は続いているわけですから、その流れやその辺を組み合わせてやるべきだと思います。済みません、意見になってしまっていました。
それから、過疎のネガティブなイメージの話が出ていましたが、初めてだからネガティブになるんです。小樽市と函館市はネガティブ感が全然ないですよね。二つ目、三つ目になったら関係ないんですよ。最初だから記事になってそういうイメージが付くんであって、これから神奈川県で2番目に過疎指定を受けた自治体は何にも言われないでしょうね。新聞に小さく載って終わりでしょう。だから、そこら辺はネガティブにならないでいいと思います。
○(議長) 他に質疑がないようですから、議題(2)
過疎地域についてを終わります。
○(議長) 続いて、議題(3)寄附(財産)の申し出についての説明を総務課からお願いします。
○(
総務課長) 寄附の申し出について、資料3をお願いします。
冒頭に資料3につきましては、寄付を希望している方からの文書でございますので、表に出す文書ではございませんので、
議会全員協議会後に回収させていただきます。御理解のほどよろしくお願いいたします。
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○(議長) 質問がございましたら挙手をお願いします。
○委員(
板垣由美子) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○委員(
板垣由美子) ■■■■■■■
○委員(青木 繁) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(町長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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○委員(光吉孝浩) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○委員(青木 繁) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(町長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○委員(青木 繁) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(
総務課長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
○(議長) 他に御質問はございますか。
○(議長) 質問がないようですので、議題(3)寄附(財産)の申し出についてを終わります。
○(議長) その他で町長から何かありますか。
○(町長) 駅前のことを
産業観光課長から説明させます。
○(
産業観光課長) JR真鶴駅からの御報告でございます。駅のロータリーにあるスダジイ、12mクラスの幅の広いのが2本とトイレ側にあるスダジイ、こちらの高さは8mなんですが、こちらの木につきまして、JRとしてはやはり健康状態も良くない、根っこが張って工作物にもだいぶ影響が出ている。通行人の安全の確保ができないということで、ここで伐採することが決定したようでございます。
7月18日〜7月25日の間、貴船まつりまでには伐採するという連絡がありました。
○(議長) よろしいですか。
○委員(
村田知章) それは決定ということですか。
○(
産業観光課長) 本日決定したという連絡がありました。
○(議長) 他に連絡や報告はありますか。
○(
産業観光課長) NHKの人名探究バラエティ日本人のお名前というのがあります。6月29日の放送です。赤木さん、黒田さん、白川さん、青木さんというような色の付く苗字をテーマにした番組がございまして、その中で青木さんが真鶴町に非常に多いということで、去る4月にロケがございました。
貴船神社の宮司さんが頼朝の関係、しとどの窟、半島のアオキの説明を撮影し、役場でも青木さんに何名かインタビューを撮っております。ほかの苗字の関係でどのくらい放送されるかは分かりませんが、こちらの放送が6月29日の木曜日、19時30分から20時15分までNHKで放送されます。再放送は翌週の月曜日の24時10分から55分までです。
○(議長) 他にございますか。
○(町長) 3年前の議会で話が出ておりましたが、亀ヶ崎の廃ビルと言ってはおかしいですが、登記登録をしていない、道路から下に4階建ての建物があるんですが、そこで町外の若者がペインティングをしているということで、警察から6月5日くらいに連絡がありまして、中に入ってはいけないのに入って4人ほど検挙したと。また、二人ほど少年が入ってきたので検挙したと。町ではあそこを塞いでくれればいいのにと。塞いではいるんですけど、鉄筋が切られたり、ロープなので入られたり、もしあそこで事故が起きると町の責任、過失となると警察から言われました。
色々調べていくと、■■■■、次が■■■■、■■■■■■■に移ってはあそこを126人の収容施設をつくろうと思った。それに対して町も良い施設ですからということで、建築確認ではなくて、国土利用の方でもっていった。町はいいですよということでもっていったけれども、県は駄目だと。ということで、建物がそのまま残っている状態。■■■■はそこの権利を放棄しました。それも亀ヶ崎の水槽と一緒にです。今あそこは所有者がいない状態です。でも、その土地は真鶴ということで、何か起きたときには町が絡んでくる。あそこを人が入らないように囲うべきか、建物を壊すか、それとも中の壁だけを壊すか。色々な方法があると思います。事故が起きてからでは遅いので、近々の補正に上げていかないと。町が建てた建物じゃないので悔しいんだけど、相手方がいないんです。
今あそこがインターネットで話題になっていますが、危ない状態ですので警察からは何とか入らない対策や、取り壊すことをしてくださいということが私のところに連絡がありましたので、議会と相談しながら何らかの措置をとりますという話をしてあります。
繰越が幾らあるのか分からないですが、1,000万円は掛かるのではないかと思います。やり方によっては色々あると思います。ちょっといらない施設がうちの方で壊すよって言っても、あそこは特別地域ですから、ない所に建物があるという感じですから、それを壊すのに何と言ってくるかまだ分かりません。うちは壊すだけでは済まない問題もありますので、特別地域は触れないということが怖いとこなんですね。その辺はどういう始末をしていくのか。ゆくゆくは壊さなくてはいけない。警察からは逆のことを言われて。そういうことで調べて御報告しますが、最終的には壊すのが一番いいかと。
鉄格子で入れないようにしているんですが、その鉄格子を切ってしまっていますから、最終的には取り壊すのではないかと思います。
以上が報告でございます。
○委員(岩本克美) 見た感じだとコンクリと鉄筋だと思うんですけど、コンクリを壊してそのままということにはいかないですよね。廃材の処分まで考えないといけない。それは十分承知していると思いますが、結構大変な気がします。実際に入れないようにしてもいくらでも入れてしまうと思うので厄介だと思いますが、基本的には壊して綺麗にして廃材も処分するという方向になるんじゃないですかね。
○(町長) 壊すにしても道路と建物が5mないんじゃないかな。こちらの塀で道路を持っている感じ、こっちの塀をとると道路が行っちゃうかもしれない。取りあえず私は絵を塞ごうと思って、絵が描いてある壁はブロックなんです。それを叩けば取れてしまうから、それだけでも先にやろうかなと思ったんですけどね。確かに中は私が思っていたよりも綺麗です。壁に絵を描いているんだからそれを取ってしまえばたぶん違うと思うんだけど、人が入って落ちることが怖いから、そうすると警察はそれなりに防護柵をつくらないといけないとか、入れないようにしなさいとか言ってるから、それを片付けるためには取り壊しになってしまうかなと。ただ、県が触らせてくれるか。触れたとしても残骸を全部取っ払えよと、道路側の壁まで取れと言われたときには怖い気がする。
確かあの先に小さい橋があるんです。一方通行の周りが橋ですから、あの橋は昔壊れたんです、あの橋の下が。それで補強したんですけど、ちょっと弱いところがあるんです。
○委員(
村田知章) 人がいっぱい来るということは、安全対策をして有効活用するということは不可能なんですか。耐震性の問題ですか。
○(町長) その建物が建築物として登録されていない。それを扱うこと自体おかしい。それを使うということなら登記しなくてはいけない。登記するならそれなりの建築法もかかってくる。なので難しいです。
○委員(青木 繁) 飛躍して横道ずれているようなことなんですが、町長が御存知かどうか分かりませんが、私より1級上の先輩が昔あそこから転落して亡くなっているんです。その人の名誉にかかわることなので、あまり言いたくはないんですが、その転落した人はまだ学生だったんですが、あの建物の横から転落して即死だったんです。ですから、そういう危惧も含めて町長も何とかしようという意識もあるんでしょうけど、確かにあそこを取っ払った後の、ある意味県からきちんと復元保全をしろと言われることも予算が掛かって怖いということで悩んでいらっしゃると思うんですが、基本的には今町長が言ったように絵を消す応急措置で仕切りをして立ち入り禁止だというのを現状の物の以上の物で、できるだけの予算でやっていけば、それ以上町は管理体制をとったということにできると思うんですけど、いかがでしょうかね。
○(町長) 一応鉄格子で入れなくしてはあります。でもそれは切られちゃいました。入ったこと自体は不法侵入だとか、あそこは登記されていないからあれだけど、ただ警察はそれでも入って事故が起きたら町に過失の責任は出てくると。
○委員(青木 繁) 警察の見解はそれであっても町側としてはこれだけのことをしたんだから、それ以上のことは自己責任だというのは無理でしょうかね。
○(町長) 責任の持っていくところがないんですよ。警察もそうだと思います。土地は町だから来ちゃうんだけど、警察も困っていると思います。中に入ったのを捕まえるのは警察の仕事ですから、それは何ともないんですど、そこで事故が起きたとき、町はあそこに何とかして人が入れるというのを分かっていますから、その措置をしなければならないでしょう。
弁護士とも相談しながら動きます。
○(議長) この話をこれ以上進めても、今いったような状況、経過をえないと町長も手が打てないということなので、この件はよろしいでしょうか。
○(議長) それでは全員協議会を閉会いたします。
(閉会 午後3時21分)...