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令和 4年  7月 前副市長辞職等に関する調査特別委員会−07月13日-01号

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  1. 大和市議会 2022-07-13
    令和 4年  7月 前副市長辞職等に関する調査特別委員会−07月13日-01号


    取得元: 大和市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-12
    令和 4年  7月 前副市長辞職等に関する調査特別委員会−07月13日-01号令和 4年  7月 前副市長辞職等に関する調査特別委員会 1 会議の名称   前副市長辞職等に関する調査特別委員会 2 日時      令和4年7月13日(水)           午後2時00分 開会           午後2時41分 閉会 3 場所      全員協議会室 4 出席委員    井上 貢   赤嶺太一   古木邦明    福本隆史           金原忠博   野内光枝   山崎佐由紀   堀口香奈           吉澤 弘 5 説明員     なし 6 委員外議員   山本光宏   木村賢一 7 事務局出席者  前嶋局長   田口次長   植山議事係長   土屋主査
    8 傍 聴 者   6名 9 付議事件    別紙のとおり 10 会議概要   別紙のとおり                   午後2時00分 開会 ○(井上委員長) ただいまから18回目の前副市長辞職等に関する調査特別委員会開会いたします。  ただいま本委員会傍聴したい旨の申入れがありましたが、いかがいたしましょうか。                    全 員 了 承 ○(井上委員長) それでは、傍聴を許可することといたします。  暫時休憩いたします。                    傍聴人6名を許可                   午後2時00分 休憩                   午後2時01分 再開 ○(井上委員長) それでは、再開いたします。  ただいま本委員会撮影及び録音したい旨の申請がありました。撮影については傍聴の方を除いた開会中のみの撮影を、録音については開会中のみの録音を許可してもよろしいでしょうか。                    全 員 了 承 ○(井上委員長) それでは、撮影及び録音を許可することといたします。  開会中の撮影及び録音のみ許可いたしますので、暫時休憩中は撮影及び録音は行わないようお願いいたします。また、撮影については傍聴の方を撮影しないようお願いいたします。  なお、本日は新型コロナウイルス感染症への対策として実施しているドアの開放などを継続して実施いたします。  議長が御出席なので御挨拶をお願いいたします。 ◎(中村議長) 皆さん、こんにちは。本日もお集まりいただきまして、御協議いただきまして、ありがとうございます。本日は、私のほうから、先日の6月9日の日付だったと思いますが、この委員会から経過報告書市議会議長宛て提出されておりまして、その経過報告書に対して、6月17日の日付市議会議長からの方針をお示しいたしました。本日は議長からお示しいたしました方針についても御協議いただけるものと思います。  そのほか、本日、多岐にわたります議題がございますので、慎重審議、よろしくお願い申し上げます。 ○(井上委員長) 議長はこれにて退席されます。  日程に入る前に委員長から一言申し上げます。本日の会議時間は基本的には1時間半、長くても2時間以内としたいので、円滑な進行に御協力をお願いいたします。 △日程1 記者会見報告について ○(井上委員長) 日程1、記者会見報告について。本件報告事項であります。6月9日に記者会見を行いました。当日は正副議長、正副委員長千木良弁護士事務局長の6名で対応し、他の委員の同席は求めなかったので、この場で会見での質疑応答について委員各位に対し報告させていただくものです。今後、本委員会として協議を進めていくに当たり、委員相互情報共有をしっかりと図っていくことが必要不可欠と考えておりますので、少し時間をいただき、概要事務局から説明させます。 ◎議事係長 本委員会経過報告書についての記者会見が、6月9日木曜日午後1時から約1時間行われました。まず、中村議長から挨拶が行われ、続いて井上委員長から経過報告書について説明が行われ、質疑応答に移りました。質疑応答概要は次のとおりでございます。  質問報告書作成目的は何か。回答作成することが委員会で決まった。1年経過した中で区切りとして、どのような形で調査してきたかをまとめた。  質問実名証言が出ないので、パワーハラスメント認定を断念して推認という形でいくことにしたのか。回答、個別具体的な出来事の事実等を詳細にすることは困難なので、4月30日の段階では推認とした。  質問井上市長も同列にパワーハラスメントと思われる傾向推認すると結論づけたのはなぜか。回答職員アンケートで32名から副市長との回答があったが、伊部元副市長、清水元副市長など過去の方々は全く名前が挙がっていない中、井上市長に関してはかなりの数の名前が挙がっていたからである。  質問井上市長推認した具体的な事例は何か。回答大声で叱責、激しい恫喝、作成した資料を投げつけられる、繰り返し説明を求められる、精神的に追い詰められるである。  質問参考人招致で、井上市長からは、パワーハラスメントではなく厳しい指導であったとか、書類は投げていないとか、精神的苦痛は受け方次第だなどと反論していたが、その反論が信用できないとして推認したのか。回答、3月7日の参考人招致を例として、行政側が全く協力しない姿勢で臨んでいることからである。  質問パワーハラスメント条例のスケジューリングは。回答委員会から議長に対して、条例をつくったほうがいいのではないかという進言が上がっているので、これを受けて議長からの方針を示す。  質問議長方針を示すのは今定例会中か。回答、そうである。  質問議員の任期中に決着をつけるということでよいか。回答、そう思っている。  質問、百条委員会とか、現行の委員会を継続して切替え等と記載されているが、具体的に説明してもらえないか。回答、4月30日時点での本経過報告書、5月31日の金子前副市長参考人招致内容、本日の委員会での経過ども踏まえて、議長として今後の方針を示したい。  質問報告書は百条にするか、継続になるかという2つを両論併記したものということか。回答、そうである。  質問経過報告書記載されている大木市長井上市長によるパワーハラスメントと思われる傾向により、長期間にわたり職場環境が悪化しているとの結論について説明してもらえないか。回答、この1年間調査をしてきた。行政側協力を求める決議もしたが、委員会に対して真摯に対応していただけなかった。アンケート原本の請求をしてきたり、3月7日の参考人招致での我々を敵視したような態度等を総合的に考えると、委員会としてはそう判断せざるを得ない。  質問市役所内でのパワーハラスメントに関して傾向があったということだと思うが、改めて説明してもらえないか。回答アンケートで具体的に複数の同じような回答があった。また、裁判における3名の陳述者内容アンケート内容とほぼ一致することを確認した。なお、参考人聴取では、金子前副市長から、かなり裏づけるような証言が得られた一方、市長側は一切答えないという姿勢を見ると、真摯に協力していただいている金子前副市長の言っていることの信憑性が高いと委員会としては感じる。  質問、今回の結論としては、パワーハラスメント傾向はあったということか。回答、個別具体的な事例認定はしないが、全体としてそういう傾向があったという結論である。  質問議長はこの経過報告書を受け取ってどのように感じたのか。回答、全体的な傾向として、パワーハラスメントが一切何もなかったとは言えないだろうと強く思っている。これだけの数の職員組合アンケート、また幹部職員に対するアンケートの数、その内容を精査すると、根も葉もない話とは思えない。そういった意味推認できると感じている。  質問井上市長について、昨年12月に配付された資料にも叱責する等と記載されていたのか。回答記載しているが、その時点では名指しはしていない。  質問井上市長との記載は32人のうち10人以上なのか20人以上なのか。回答、慎重な数字なので複数件あったということにとどめる。  質問、2人とかそういう数字ではないということでよいか。回答、よい。  質問、百条委員会の設置を決めるのはどこか。回答、本委員会協議してその方向性になったら議会運営委員会だと思う。  質問真相究明目的委員会として、認定なら真相究明度100%と思うが、推認とは真相究明度は半分ぐらいなのか、また傾向というのは推認度を上げているのか、それとも下げる意味なのか。回答、本委員会裁判所ではないので特定の事柄を認定することだけを目的に設置されたわけではない。議会委員会としては、パワーハラスメント傾向があり、それがどういう状況で行われたか等がある程度分かって、それをどう改善できるかにつなげていくことができれば、一つ目的を果たせたと考えている。  質問、こういう結果になったのは何の不思議もないが、認定推認の尺度、意味合いをどう捉えているのか、判定の基準は何か。回答、個別具体的なものは認定できない。アンケートの結果、6割の職員の方が具体的な証言をしていたという認識である。  質問傾向という言葉をつけたのは、さらにそれを弱めているのか、推認でよいのではないか。回答、何を推認しているかというと、パワーハラスメントと思われる傾向があること、これを推認している。傾向があるというのは、個々の具体的なパワーハラスメントを事実認定対象としているのではなく、圧力をかけるとか大声でどなる等の傾向があり、その一つ一つを断定できるかは別として、パワーハラスメント的な言動が傾向としてあることが推認できるということである。  質問、1年に1回どなり声を上げているのではなく、度々やっている、毎月のようにやっているという意味で、傾向というのは推認を強めている意味なのか。回答、そういうことをやっている傾向がある。  質問、今後の意気込みを教えてもらいたい。回答、今の状況ではパワーハラスメントがなかったということはないと結論づけているので、条例の制定が急務と考えているが、それにとどまらず、ハラスメントを防ぐためにどういうことができるのかを議会として取り組んでいきたい。  質問、今回の結論づけた結果は自己採点で何点か。回答市長側から協力をしていただけなかったことを考えれば半分くらい。  質問、12月ぐらいまでには最終結論を出さないといけないという思いはあるのか。回答、多少、年をまたいでしまうかもしれないが、12月までには結果を出さざるを得ないと思っている。  質問、この1年、調査は当初の見込みより遅れているという感じを持っているのか。回答裁判が入ってしまったことでかなり遅れたが、管理職へのアンケート内容を昨年中に公表できたのは予定どおりである。その後の参考人招致までには時間がかかってしまったが、おおむねやれたかと思う。  質問、民事の裁判は、最終的に裁判官心証形成がキーになる。市長側が言っていることや態度は明らかに裁判官心証を害していると受け取ればよいのか。回答裁判では弁論の全趣旨を基に事実認定をすることができる。訴訟における態度とか証言態度を踏まえて事実認定するところがあるので、委員会が行っている事実認定、その部分というのは多分にあっての事実認定であると理解している。  質問裁判に即したというか、相手が答えない以上、心証態度があまりにも悪いということの判断になるというのは、ある意味、真っ当な判断の仕方ということか。回答、あり得る判断の仕方だと思う。  質問パワーハラスメント禁止条例対象者職員か、広く市民に対してか。回答職員に対してと想定している。  質問パワーハラスメント禁止条例議員提案条例になるのか。回答、そのとおりである。  質問経過報告書記載の捏造であるとは言い切れず、蔓延していたと判断せざるを得ない状況というのは、大木市長によるパワーハラスメントが蔓延していたという意味か。回答、違う。大木市長だけではない。  質問、それでは、大木市長井上市長によるパワーハラスメントが蔓延していたと判断せざるを得ないという意味か。回答、そのとおりである。  質問実名証言は当初1名の打診があったが、訴えられたら困るということでなくなったとのことだが、電話事務局議員打診があったのか。回答委員長電話打診があった。  質問、それは現職職員か。回答、OBも現職対象だが、どちらだったかというのはお答えできない。  質問井上市長協力しない姿勢だったということでよいか。回答大木市長と同じような感じであった。  質問傾向という言葉は必要なのか。回答パワーハラスメントだと言ってしまうと、前後の経過や、どういう事実があってパワーハラスメントだという話になるが、そこまでは言えないので、パワーハラスメント的な傾向であるとか、体質であるという表現でしか推認できない。  質問パワーハラスメントと思われるようなものがあったと逃げるのは変ではないか。回答、それを限定すると誰に対してどういうことが行われたのかという個人が分かってしまうので、そういう調査は今の段階ではしない。  質問、次回の7月の委員会で百条にするのか、このままなのかという答えが出てくると思うが、議長はどんな答えを出すのか。回答議長としての考えを示すが、それを受けて、7月の委員会でまた話し合っていただくことになると思う。  質問、通常、もうこの段階においては、市長不信任案とか辞職勧告決議が出てもおかしくない状況と思うが、そのあたりの考えを聞きたい。回答、これからどうするかについて議長として検討した上で委員会に示すので、決議をするかどうかも含めて、この場ではまだお話することはできない。  質問決議を出すかどうかを検討しないのか。回答、当然検討はしたいと思っている。ただ、それがどういう形かについてはまだ申し上げることはできない。  質問井上市長パワーハラスメントを個別の意思でやっているのか、または大木市長パワーハラスメントをやれと指示されて被害者としてやらされているのかは審議されているか。回答、そこまでは分からない。  質問、この経過報告書市側に何らかの形で出したり示したりするのか。回答、そこまでは話をしていない、まずは議長提出である。  以上でございます。 ○(井上委員長) 概要事務局から説明させたとおりであります。本件報告事項ですが、何かありますか。  それでは、その旨、所属会派議員へ周知をお願いいたします。 △日程2 経過報告書に対する議長方針について ○(井上委員長) 日程2、経過報告書に対する議長方針について。6月9日に議長提出し、記者会見を行った経過報告書について、6月17日に議長から、経過報告書に対する議長方針が提示された。内容については既に御確認いただいておりますけれども事務局から再度報告をさせます。 ◎議事係長                                      令和4年6月17日    大和市議会前副市長辞職等に関する調査特別委員会   委員長 井上 貢 殿                                      大和市議会議長                                          中村 一夫      令和4年6月9日付「前副市長離職等に関する調査特別委員会経過報告書」につ     いて  令和4年6月9日付の「前副市長辞職等に関する調査特別委員会経過報告書(以下「報告書」という。)の「進言」を受けて、以下のとおりお願いいたします。
     「報告書」の内容令和4年5月31日の金子前副市長参考人招致」に関わる「会議録」、及び令和4年6月9日に行われた前副市長辞職等に関する調査特別委員会で審査された内容等を慎重に考慮した結果、前副市長辞職等に関する調査特別委員会において、次の2点を早急に検討されるようにお願いします。 1.(仮)大和ハラスメント禁止条例条例案策定。 2.「報告書」の内容及び市長市議会への対応等を踏まえて、議会としての見解を示す   「決議文」案の策定。 以上、2点を令和4年9月定例会、遅くとも12月定例会への上程目標にして、他の事項に優先して検討していただきますように重ねてお願いいたします。  以上。 ○(井上委員長) 議長からは、(仮称大和ハラスメント禁止条例条例案策定と、報告書内容及び市長市議会への対応等を踏まえて、議会としての見解を示す決議文案策定を他の事項に優先して検討することが方針として示されています。  この2つ事項について、本委員会として早急に検討していくことについて、よろしいでしょうか。                    全 員 了 承 ○(井上委員長) それでは、定例会上程目標について、(仮称大和ハラスメント禁止条例案については、少し時間はかかりますが、パブリックコメントを実施し、案を公表して広く市民意見を募集し、それらの意見及び回答意見に対する考え方を公表した上で、議員提出議案として定例会上程をしたいと考えております。よって上程目標は12月定例会とし、市側申入れを行い、素案作成後、運用の調整をした上で、早ければ8月下旬には議長条例素案逐条解説案提出し、9月から議会としてパブリックコメントを実施してもらいたいと考えています。  また、決議文案については、条例素案逐条解説案議長提出後、早急に内容を調整し、条例最終案と併せて11月下旬には議長提出し、条例案と併せて12月定例会で審議してもらいたいと考えております。  以上のスケジュール議長からの方針について取り組んでいきたいと思いますが、皆さんから御意見はありますでしょうか。  それでは、先ほど述べたスケジュールで、12月定例会での上程目標として早急に取り組んでいくことでよろしいでしょうか。                    全 員 了 承 ○(井上委員長) それでは、そのように決定をいたします。  まずは、条例素案逐条解説案を、早ければ8月下旬には議長提出をしたいと思います。次の本委員会開催までの間に、素案作成について委員皆さんに御協力をお願いすることとなりますので、円滑な素案作成に向け御協力をお願いいたします。 △日程3 その他 (1)百条調査権付与及び具体的な調査手法について(資料1) ○(井上委員長) それでは、日程3、その他(1)百条調査権付与及び具体的な調査手法について。本件は、前回6月9日の本委員会において、大和正風会から資料1の内容について提案があり、各会派に持ち帰って検討していただき、再度協議することになっております。あらかじめ会派としての考えをまとめてきていただいていると思いますので、順番にお聞きしたいと思います。  それでは、自由民主党さん。 ◆(福本委員) まず、端的に言いますと、自由民主党としては、100条の付与については否定的なスタンスを取っております。理由といたしましては、5月31日に実施した金子前副市長参考人招致においても、新たな事実は確認ができませんでした。また、実名証言者についても、今後なかなか現れる可能性は低いという金子さんからの証言も出ており、これ以上の事実確認はできないと。もって4月30日付経過報告書以上の報告書作成には、今後100条にしたとしても至らないのではないかというふうに考えております。  また、公共工事やり直しについても、事実はあるんだろうなと推認はできてはいるんですけれども、個別の案件に関しては証言は得られなかった。ただ、千木良弁護士のアドバイスも取り入れながら話を聞くと、恐らく違法な公共工事やり直しはなかったんじゃないかということで、これに関しても百条を実施したとしても、担当の職員さんを呼ぶことになるし、またその職員さんの負担等考えると、違法行為が恐らくなかったんじゃないかということも考えると、それも百条をするほどでもないのかなというふうに考えております。むしろ条例だったりとか、決議のほうにしっかり専念をして進めていくことが大事なのかなということで判断をしております。 ◆(吉澤委員) 公明党も、今言った具体的なお話が、前回金子前副市長を呼んだときにお話がなかった部分がありましたし、具体的なものがない以上、百条をするというよりも、今、議長から先ほど提案があったように、パワーハラスメント禁止条例条例案策定決議文案策定を急いでしてほしいというのがありましたので、まずこれを取り組むべきだと思います。よろしくお願いします。 ◆(赤嶺委員) 皆様、本会派からの提案内容について御協議いただきまして、ありがとうございます。私ども考え方提案については資料1に記載がありますので、ここでは割愛させていただきます。 ◆(山崎委員) 正風会さんの案を読ませていただいて、今年これを調査等を進めていくということを考えると、なかなか難しいのかなというところも感じます。また、公共工事については非常に重大な問題だと思っておりますので、やはり議会としてはそこを追求していくべきかなと考えます。この間の6月の正風会さんの一般質問で、公共工事、出来上がった後に変更の指示があったというのが答弁であったので、やはりそういうことはしているんだなというのを思ったわけですけれども、それが常態化しているのかどうかというところなどは調べていく必要があるのかなと思います。ただ、そこでここを進めていく上で、必ずしも100条が必要なのかなというところは疑問に思っております。自民党さんの言われるように、条例策定などに専念していくのが現実的な路線かなと考えます。 ◆(野内委員) 私ども会派といたしましても、5月31日に金子前副市長参考人招致の際に、また新たな証人が出てきてくださるとか、新しい証言がそこで導き出せるというようなことができないと思われる状況であるという以上、この百条委員会にするということに意義があるというふうにはあまり思えない状況であるということで、皆さんおっしゃっていることに、自民党さんとか公明党さんが言われていたような御意見と近いんですけれども、やはりハラスメント防止条例案と、そういった対策のほうを急ぐことを私ども会派としては思っております。 ◆(堀口委員) 共産党としては、今皆さんから様々な御意見があったかと思うんですけれども、私ども会派はやはり調査できることはすべきだという立場にあります。というのも、条例をつくって決議を上げていく、ここに専念するのはもちろんですけれども、果たしてその条例ができたところで、これがしっかり守られるのかというところにも不安がありますし、また、相談体制のことも、5月31日に金子さんに質疑をさせていただきましたけれども、本当に今のこの市役所の中で第三者機能が本当に生かせるのか、相談体制の何に問題があって、どこに問題があるからこういったことが表面に出てこなかった、解決してこなかったということが解決されなければ、いくらいい条例をつくったところで、本当の解決ができるのかというところに大変疑問も持っています。  正風会さんが4つほど挙げていただいているんですけれども、そこの中でも、なぜ相談体制が機能してこなかったかということですとか、公共工事のことに関しても、まだまだ調査をする必要があるのではないかと思います。条例条例でつくっていくのはもちろん必要ですけれども、やはり私たちは事実がどこにあるのか、何があったのかということもしっかり調べていく必要があると思います。  これだけ時間をかけてきたということもありますけれども、やはり私たちも調査に関わった議員として、委員として、市民にしっかりと説明ができないといけないというふうに思いますので、共産党としては、調査はすべきだということで、そういう意見でございます。 ○(井上委員長) ほかに何か言っておきたいこととかはございますか。 ◆(金原委員) このアンケートのスタートラインが無記名ということで、調査をしてきて、中間報告の中で、できる最高のああいう中間報告ができたということは、この委員会の意義が大きかったと思います。その理由というのは、自分自身、市民相談で、ある部署の課長に言ったときに、自分から話したのではなく、向こうから、最近市長が何か行動が変わったねなんていう話が出てきたんですね。ということは、この委員会の設置はある程度行動変容を起こさせるような存在意義が大きくあったのかなというふうにその話を聞いて感じました。そういう意味で、行動変容を起こさせるようなことができたということはすごく大きな意義があったので、やっぱり次の段階部分で、さっきうちの吉澤も言ったように、議長からの諮問もあったんですけれども、まずは職員のために動くという部分で、やはり早く形として抑止ができるようなものをつくっていくという部分が大事なのかなと自分自身は感じますし、この次のステップは条例決議案の作成かなというふうに、諮問のほうを優先して進めたほうがいいのではないかとも、自分の実体験から、行動変容を感じている職員もいるという部分もあるので、そっちのほうに行動を起こしたほうがいいのかなとは思います。  以上です。 ◆(福本委員) 先ほど公共工事やり直しについても、新しい事実も出てこないだろうというふうに申し上げたんですけれども、先ほど山崎委員もおっしゃったとおり、これはこれですごく大きな問題だとはもちろん捉えているんです。ですから、公共工事やり直し、新しいことが出てこないからもうそれでいいというわけではなくて、このことはしっかり決議のほうに僕たちの意思として表明したほうがいいのかなという思いなのと、あわせて、今、金子前副市長が反訴をしていて、それに対して大木市長が反論をされているかと思います。その反論の内容も、僕は現物を見たわけではないんですけれどもアンケートの原本が破棄されたこと。それを証拠資料として出されても説得力がということをおっしゃられたということを聞いておりまして、そういったこともしっかり、もちろん事実確認は必要ですけれども決議のほうに表明するような、ですから、なかなか新しい事実は出てこなくても、条例決議のほうでこの委員会の思いというのは出していったほうがいいのかなと思いました。 ◆(堀口委員) 先ほど金原委員からもあったように、職員の中で市長の対応が変わったという話は私も聞いてはいるんですけれども、それはつまり、それだけパワハラの自覚があるんではないかと私は思います。ただ、市長は公の場で、パワハラはしていない、捏造だというふうに言っているわけですよね。一切認めていないというところでは、パワハラの問題というのは、ここの大和だけでなく今いろんな市で起きていて、やっぱりそこは他市の皆さんは認めて謝罪しているわけです。そこをどれだけ重く受け止めているのかだと思うんですけれども、残念ながら、そういったところに本当に思いがあるのかというのは、私たちと今の市長との関係の中ではなかなか明らかにならないところではあると思います。  なので、幾ら行動が変わっているからといっても、やはり認めて加害した人、今これだけ人権問題が公になっている中ではすごく重要なことだと思います。そこもきちんと私たちは実態をつかんで市長に言っていくということも必要なことではないかということは、申し上げておきたいと思います。 ◆(赤嶺委員) 皆さん、ありがとうございました。お忙しいところ、御協議いただきまして感謝いたします。私ども考え方については、先ほど申し上げましたように資料1に記載があるとおりでございます。それを踏まえた上で、皆様からの会派でまとめてきた御報告をいただけたというふうに考えています。私どもといたしましても、しっかりとした調査結果に基づいた形で対策を講じる必要があるという主張をこれまで度々させていただきましたが、やはり時間的な余裕というものはだんだん減ってきてしまっているのは事実であります。議長諮問にありましたとおり、決議条例作成を行いながら調査も並行して実施するというのは、現実的には厳しい部分もあるだろうというのは理解をしているところであります。しかしながら、このままでよいのかというところはやはりあろうかと思います。  先ほど堀口委員からお話もありましたとおり、我々はアンケート参考人聴取、この2点において調査を行ったわけですけれども、それを掘り下げて事実確認をするところまでは至っていないわけであります。つまり、現段階で入手できた材料をもって経過報告書作成をしたわけであります。そういった意味では、現時点で最良の経過報告書提出することができたと思っておりますけれども、今後、確実な対策を講じる上では、私はやはり必要な調査は行われるべきだというふうに考えております。  しかしながら、先ほど申し上げましたとおり時間的な余裕は限られている中で、議長諮問がありましたので、条例作成決議作成を優先して行っていくということには反対はいたしません。皆様と協力して、再発防止のための条例作成し、議会提案として成立を目指していく、ここに全力を尽くしていきたいと思います。  この今回のハラスメントに関する問題や工事のやり直し等に関する問題というのは、いずれ私は事実を明らかにする必要があろうかと思います。それは議会として行うか、また議員個別に行うか、様々な方法はあろうかと思いますけれども、このまま対策を講じて、条例ができて決議をして、はい、これで終わりというわけではないだろうというふうに考えております。現時点では全会一致を見込めないと考えておりますので、皆様のお考えを御理解させていただき、これからは皆さんと共に条例作成決議案の作成に取り組んでまいりたいと思います。皆様ありがとうございました。 ○(井上委員長) それでは、よろしいでしょうか。まずは、議長の諮問にあるように、条例案作成、それから決議案の作成のほうに優先的に集中していくということでよろしいですか。                    全 員 了 承 ○(井上委員長) それでは、現状の形態で審査を続けていくことといたします。 (2)委員会における発言の取消しについて ○(井上委員長) (2)委員会における発言の取消しについて。本件について、事務局から説明を求めます。 ◎議事係長 6月23日に開催されました議会運営委員会におきまして、石田委員から、前回6月9日の本委員会における発言の取消しについて申出があり、本委員会で石田委員が発言の取消しの申出を行い、発言の取消しについて諮ることが確認されました。  このため本日の本委員会で議題とし、石田委員が発言取消しの申出を行う予定でございましたが、石田委員が本日欠席のため、本件については次回の本委員会で諮られることとなります。  以上でございます。 ○(井上委員長) 本件について何かありますか。よろしいですか。  それでは、事務局から説明させたとおり、本件については次回の本委員会に諮ることといたしますので御承知おき願います。 (3)その他 ○(井上委員長) それでは、(3)その他。その他として、委員から何かありますか。  なければ、次回の日程について事務局から説明をします。 ◎議事係長 委員長議長と調整をした結果、次回の日程は8月19日金曜日の午後2時からとさせていただきたいとのことでございますので、出席をお願いするものでございます。  なお、(仮称パワーハラスメント禁止条例の進捗状況によっては、状況に応じ本委員会の開催日程を変更させていただく場合がございます。その場合は、おおむね1週間程度前までには各委員へお知らせするとともに、報道機関にはプレスリリース、市民の方には市議会ホームページで周知をさせていただきたいので御承知おき願います。  以上でございます。 ○(井上委員長) それでは、以上で閉会いたします。                   午後2時41分 閉会...