大和市議会 > 2022-06-27 >
令和 4年  6月 定例会−06月27日-05号

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  1. 大和市議会 2022-06-27
    令和 4年  6月 定例会−06月27日-05号


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    最終取得日: 2022-12-12
    令和 4年  6月 定例会−06月27日-05号令和 4年  6月 定例会               令和4年6月27日(第5日) 1.本日の出席議員           3.本日の市側出席者   1番  古 木  邦 明       市長      大 木    哲   2番  福 本  隆 史       副市長     井 上    昇   3番  小 田  博 士       副市長     小 山  洋 市   4番  河 端  恵美子       総務部長    本 多  律 子   5番  金 原  忠 博       環境施設農政部長   6番  野 内  光 枝               飯 塚  隆 広   7番  布 瀬    恵       文化スポーツ部長   8番  山 崎  佐由紀               大 下    等   9番  山 本  光 宏       総務課長    篠 崎  光 義  10番  佐 藤  正 紀      4.議会事務局職員出席者  11番  石 田    裕       事務局長    前 嶋    清  12番  堀 口  香 奈       事務局次長   田 口  健 一  13番  井 上    貢       議事係長    植 山  友 隆  14番  青 木  正 始       主査      今 泉  怜 子  15番  中 村  一 夫       主査      土 屋  紀 子  16番  鳥 渕    優       主事      保 田    翼  17番  山 田  己智恵
     18番  町 田  零 二  19番  古谷田    力  20番  国 兼  久 子  21番  安 藤  博 夫  22番  赤 嶺  太 一  23番  大 波  修 二  24番  高 久  良 美  25番  小 倉  隆 夫  27番  木 村  賢 一  28番  吉 澤    弘 2.本日の欠席議員     な  し                 議  事  日  程                第5号                           令和4年大和市議会第2回定例会第27日                           令和4年 6月27日(月)午前9時開議 日程第 1 陳情第 4−14号 大和市議会の運営についての陳情書 日程第 2 議案第25号 物品購入契約の締結について 日程第 3 請願第 4− 3号 地方公共団体の予算執行と財政運営の信頼性向上を求める請願書 日程第 4 請願第 4− 4号 「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の                 提出を求める請願書 日程第 5 陳情第 4−12号 公金支出の相手方に対する情報公開制度の構築についての陳情 書 日程第 6 陳情第 4−15号 訴訟費用債権に係る債務の免除についての陳情書 日程第 7 陳情第 4−16号 訴訟費用償還請求権の不行使についての陳情書 日程第 8 陳情第 4−19号 特別職の守秘義務についての陳情書の取下げについて 日程第 9 議案第21号 大和市おひとりさま支援条例について 日程第10 議案第22号 大和市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について 日程第11 議案第24号 工事請負契約の変更について 日程第12 陳情第 4− 8号 女性トイレの維持及びその安心安全の確保について国に意見書                 を出すことを求める陳情書 日程第13 陳情第 4−18号 大和市市民課窓口業務等委託に係る予算上限額の見直しについての陳情書 日程第14 議案第23号 工事請負契約の変更について 日程第15 議案第27号 令和4年度大和市一般会計補正予算(第3号) 日程第16 基地対策に関する事項についての中間報告 日程第17 大和市土地開発公社経営状況について 日程第18 公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団経営状況について 日程第19 公益財団法人大和国際化協会経営状況について 日程第20 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第21 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第22 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第23 諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第24 議案第28号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 本日の会議に付した事件 陳情第 4−14号 大和市議会の運営についての陳情書 議案第25号 物品購入契約の締結について 請願第 4− 3号 地方公共団体の予算執行と財政運営の信頼性向上を求める請願書 請願第 4− 4号 「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の提出を求める請願書 陳情第 4−12号 公金支出の相手方に対する情報公開制度の構築についての陳情書 陳情第 4−15号 訴訟費用債権に係る債務の免除についての陳情書 陳情第 4−16号 訴訟費用償還請求権の不行使についての陳情書 陳情第 4−19号 特別職の守秘義務についての陳情書の取下げについて 議案第21号 大和市おひとりさま支援条例について 議案第22号 大和市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第24号 工事請負契約の変更について 陳情第 4− 8号 女性トイレの維持及びその安心安全の確保について国に意見書を出すことを求める陳情書 陳情第 4−18号 大和市市民課窓口業務等委託に係る予算上限額の見直しについての陳情書 議案第23号 工事請負契約の変更について 議案第27号 令和4年度大和市一般会計補正予算(第3号) 基地対策に関する事項についての中間報告 大和市土地開発公社経営状況について 公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団経営状況について 公益財団法人大和国際化協会経営状況について 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について 諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦について 議案第28号 固定資産評価審査委員会委員の選任について                   午前9時00分 開議 ○議長(中村一夫議員) おはようございます。ただいま出席議員は27人で定足数に達しておりますので会議は成立いたしました。これより本日の会議を開きます。 ○議長(中村一夫議員) 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。  この際申し上げます。5月の臨時会まで新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮して行っていた本会議への出席者数を減らす取組については通常どおりの出席に戻すこととし、扉の開放などその他の取組については継続して実施いたしますので、御理解、御協力のほどお願いいたします。 ○議長(中村一夫議員) これより日程第1から日程第15まで、各委員会に付託された議題につきまして各委員長から審査の経過と結果についての報告を求めますが、議会運営委員会に付託された陳情第4−7号、「前副市長辞職などに関して百条委員会設置を求める」陳情書及び陳情第4−13号、前副市長辞職等に関する調査特別委員会に対する百条調査権の付与についての陳情書、総務常任委員会に付託された陳情第4−17号、大和市ハラスメント防止条例の制定についての陳情書、前副市長等に関する前副市長職等に関する調査特別委員会に付託された陳情第4−11号、前副市長辞職等に関する調査特別委員会を終了解散することを求める陳情書については、それぞれ所管の委員会で審査をとどめることに決せられたとのことであります。 ○議長(中村一夫議員)  △日程第1、陳情第4−14号、大和市議会の運営についての陳情書を議題に供します。  ただいま議題となりました案件は議会運営委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――18番、町田零二議会運営委員長。                〔18番(町田零二議員) 登壇〕 ◆18番(町田零二議員) 去る6月10日に開催いたしました議会運営委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員3名の出席がありました。  陳情第4−14号、大和市議会の運営についての陳情書を議題とし、傍聴人3名を許可し、質疑に入りました。  質疑、傍聴者への配付資料の無償交付について、現時点での資料の運用方法を説明されたい。答弁、市の審議会等の資料は市民参加推進条例施行規則で会議資料の返却が規定されているが、本規定は議会の会議には係らないため、方向性は準じつつも、臨機応変に対応している。傍聴資料の大半は市側からのもので、傍聴者用の閲覧資料として市側より10部提供を受け、本会議、委員会において希望者に貸し出している。議案等はホームページに掲載するとともに、市の情報公開コーナーでコピー可とされているので、同様にコピー可としている。また、委員会に提出される資料等、ホームページに掲載していない資料も、個人情報が掲載されている人事案件等を除き、基本的には議案等に準じ、傍聴者の利便等の観点からコピー可としている。一方、議会作成資料は、一般質問通告一覧や本会議の議事日程等、ホームページ等で周知し、提供資料として配付している資料もある。  質疑、市議会だよりに委員会における委員の賛否を掲載している自治体はあるのか。答弁、把握している範囲では、県央8市、相模原市、厚木市、海老名市、座間市、綾瀬市、秦野市、伊勢原市、大和市で委員ごとの賛否を掲載している市議会はない。  質疑、現状、市民が委員会における委員の賛否を調べようとする場合、どのような方法があるか。答弁、委員会の賛否は本会議の委員長報告などで確認できるが、委員ごとの賛否はホームページや市議会だよりには掲載していない。  質疑、市議会だよりにおいて、既存の本会議の議案の審議結果の枠内に委員会における委員の賛否を入れることは可能か。答弁、レイアウトに入れるか否かは広報委員会での議論と考える。事務局は可否を申し上げる立場にない。  また、意見として、委員会における委員の賛否を紙面に掲載するとなれば、紙面拡大に伴い、予算増につながるのではないかと捉えているという意見と、陳情書に「現状において、その最良、かつ、唯一の方法とは、本会議同様に、委員会に関する『議案の審議結果』についても市議会だよりに記載することなのである」とあるが、紙面の問題上、委員会に諮った議案の賛否を全て掲載するのは難しい部分もあろう。ただ、紙面の制約がないホームページならば、委員の賛否公開は大いにあり得るのではないか。その点から考え方には多少違いがある。傍聴者への配付資料の無償交付を行うとなれば、委員に配付する資料は全て陳情者または報道関係者等に配付しなければならなくなるのではないか。前副市長辞職等に関する調査特別委員会の経緯もあるので、この場で判断するのは非常に難しいとの意見がありました。  以上で質疑、意見を終結し、賛成討論として、本陳情は、委員会における委員の賛否の公開を求めるものである。方向性として、その訴えは非常に理解できる。陳情のとおり事が運ぶとは思われないが、今後の議会改革等でしっかり議論していく方向性を踏まえれば、本陳情に賛成の立場を取りたいとの討論と、陳情者が求めるのは議会の透明性の向上である。委員会における委員の賛否確認は市議会だよりだけに限る話ではないが、周知を図る意味から議論を深める必要はある。また、傍聴者への配付資料も分かりやすい資料提供に努めるよう議論すべきである。その意味から、本陳情に賛成するとの討論と、委員会における委員の賛否の市議会だよりへの掲載は広報委員会で議論すべきことであるし、傍聴者への配付資料も様々な改善がされてきたことは承知している。様々なケースがあるので、議会改革のきっかけなり、一手法としてしっかり受け止めたいので、本陳情に賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより陳情第4−14号、大和市議会の運営についての陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって陳情第4−14号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第2、議案第25号、物品購入契約の締結についてから △日程第8、陳情第4−19号、特別職の守秘義務についての陳情書の取下げについてまで、以上7件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は総務常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。25番、小倉隆夫総務常任委員長。                〔25番(小倉隆夫議員) 登壇〕 ◆25番(小倉隆夫議員) 去る6月8日に開催いたしました総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員4名の出席がありました。  議案第25号、物品購入契約の締結についてを議題とし、傍聴人4名を許可し、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、高規格救急自動車の購入について、高額であるが、消防のこういった関係は予算の特別枠があるのか。答弁、特別枠はない。国の補助等を活用しながら整備する。  質疑、現在、何台の車両が緊急消防援助隊として登録されているか。答弁、消防ポンプ車が2台、資機材を搬送する車両が1台、高規格救急自動車が2台となる。今回、高規格救急自動車2台のうち1台を更新する。  質疑、配置状況について、市内、周辺市への対応は十分と考えているのか。答弁、市内の面積等を勘案し、現場到着時間、病院到着時間は全国平均より早いので、現状で対応できると考えている。  質疑、落札率と手挙げをしたところを教えてもらいたい。答弁、落札率は72.25%で、手挙げをしたのは神奈川日産自動車株式会社法人営業部1者である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で同意されました。  次に、請願第4−3号、地方公共団体の予算執行と財政運営の信頼性向上を求める請願書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、請願書の中の支払い命令情報を1件ごとに公開することに関して、支払い命令情報は膨大な量になると思うが、年間何件あるのか。答弁、平成30年度から令和2年度の3か年の平均で年間8万件を超えている。  質疑、翌月下旬に1件ごとに公開するためにはどのくらいの時間が必要になるのか。答弁、年間8万件を12で割ると1か月当たり約6600件になる。個人情報の部分があるか、ないか、スクリーニングをかけて公表となると消し込みをすることになるが、システム的な対応ができるか、分からない。仮にできるとなれば、システム改修をするなどして新たに経費がかかる。毎月システムからデータの抽出をし、ホームページに掲載するための事務手続を踏むことになるので、相当な負担になると思う。  質疑、8万件の中の支払い命令情報を見たいという市民の請求は年間どのぐらいあるのか。答弁、ここ二、三年はない。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、請願第4−4号、「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の提出を求める 請願書を議題とし、請願者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、中小企業を含めて大変な状態にもかかわらず、なぜ国はこれを強行しようとしているのか。狙いは何だと思うか。答弁、国の説明では、消費税の軽減税率8%が導入され、複数税率が存在する中で、事業者が納める税額を正確に計算するために導入する経理方式としている。それ以上の情報を市では持っていない。  質疑、企業の導入の準備状況がどうであるか、市で分かるか。答弁、市では情報を持ち合わせていない。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第4−12号、公金支出の相手方に対する情報公開制度の構築についての陳情書を議題とし、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、情報公開請求の対象に、契約の相手方である民間事業者保有の文書を含めることはできるのか。答弁、制度の趣旨は行政の説明責任を果たすことにあり、行政保有文書を公開することで説明責任を果たすことができることから、民間保有の文書を対象とすることに関しては趣旨にそぐわないと考えている。  質疑、市が保有している委託業者から提出された完了報告書は情報公開制度の対象になるのか。答弁、市が取得、保有して、行政内部で保有する文書であるので、対象となる。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、市の仕事も、最近、急激に委託する状況が生まれ、金額も相当多額になっている。情報を把握できるような体制をつくらないと、ますます議会のチェック機能が損なわれてくると思うので、制度の構築に関しては全面的に賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第4−15号、訴訟費用債権に係る債務の免除についての陳情書を議題とし、傍聴人1名を許可し、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、通常、市として、訴訟費用を敗訴者へ請求しているのか。答弁、本市では、これまでの慣例上、市が勝訴しても訴訟費用の請求はしていなかった。また、市民からの訴訟という手段による意見や請求に対応することも行政コストの一環であると考えていたので、請求していなかった。  質疑、なぜ請求したのか、明確に答えてもらいたい。答弁、一例であるが、本市に対して訴訟をしてくる人がいた場合、度重なる訴訟提起により、行政側の負担が大きいと考えられる場合は、市が一方的にその費用を全額負担するのではなく、当該訴訟を提起した市民にも判決で示された応分の負担をいただきたい考えもある。  質疑、どのような裁判になっているのか。原告がどちらで、どのような訴えなのか。答弁、現在、訴訟費用に関しては、陳情者から最高裁判所へ上告されている状況である。市として、最高裁判所の判断に従うべきと考えている。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、今までほとんど請求はしていなかった。正常な形で陳情者が行っていると思うので、濫訴ではない。最近の状況においては、そういうことはないと考えているので、賛成するとの討論がありました。  次に、反対討論として、市からも係争中であるという話があった。今回の申立てと同じ内容で裁判に訴えていることだと思う。係争中で、裁判の判断に従うと市は言っているので、これ以上、私たちが論ずることはないのではないかと思い、反対するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第4−16号、訴訟費用償還請求権の不行使についての陳情書を議題とし、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、敗訴者となる者に対しての規定は、法律上ではどのように規定されているのか。答弁、民事訴訟法において、訴訟費用は敗訴の当事者の負担となっている。また、陳情者が提出している東京高裁の本年2月2日の判決文によると、住民訴訟だからといって特別に扱う必要はないという司法判断も出ている。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、住民がおかしいことに対して訴訟を提起することは当たり前なことで、巨大な市が一個人に対して、負けたから請求するのは常識的には考えられない。大和市の行政に関する民主主義が損なわれる可能性があると思うので、この陳情に賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第4−19号、特別職の守秘義務についての陳情書を議題とし、本件取下げについて諮ったところ、全員賛成で取下げを承認いたしました。  以上で報告を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 委員長の報告が終わりました。ほかの委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第2、議案第25号、物品購入契約の締結について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより議案第25号、物品購入契約の締結についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は同意であります。本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって議案第25号は同意されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第3、請願第4−3号、地方公共団体の予算執行と財政運営の信頼性向上を求める請願書について討論に入ります。まず賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより請願第4−3号、地方公共団体の予算執行と財政運営の信頼性向上を求める請願書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって請願第4−3号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第4、請願第4−4号、「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の提出を求める請願書について討論に入ります。まず賛成討論。――24番、高久良美議員。                  〔24番(高久良美議員) 登壇〕 ◆24番(高久良美議員) 請願第4−4号、「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の提出を求める請願書について、日本共産党市会議員団を代表し、賛成の討論を行います。  アベノミクスと新自由主義による経済は、大手企業や株主には利益があっても、外国人労働者受入れの拡大や非正規労働者の増大など、労働者の賃金が低く抑えられ、かつての日本の豊かな中間層は先細りし、先進国の中でも日本の経済は、発展しない、成長が止まってしまう経済となっています。勤労者の所得が最も高かった20年前よりも、現在は60万円も減少しているのが実態です。そこにコロナ禍による景気の低迷、追い打ちをかけるようにロシアによるウクライナ侵略戦争などにより、日本の円安は加速し、電気、ガスなど燃油、食料品、また、資材などの値上げが国民の生活を脅かしています。  消費税インボイス制度は、税率が8%または10%の複数税率に的確に対応することが求められることによるものです。消費税率を5%に引き下げれば、インボイス制度を導入する必要もなくなります。また、世界では、91の国と地域で消費税の減税が実施、予定されているということです。国の財源確保については、消費税の導入や税率引上げとともに実施されてきた法人税率と株取引の引き下げてきた税率を元に戻すことや、ため込まれた内部留保資金の一部に課税することで確保することが可能です。インボイス制度の導入においては、日本の約500万から1000万と言われる消費税免税業者を廃業に追い込むことにつながります。今、日本経済と国民生活を守るために最も必要な施策は、消費税の減税実施と消費税インボイス制度の導入中止です。  以上「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の提出を求める請願書についての賛成討論といたします。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。――23番、大波修二議員。                〔23番(大波修二議員) 登壇〕 ◆23番(大波修二議員) 日程第4、請願第4−4号、「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の提出を求める請願書に賛成の立場で討論します。  現在の国の税制は、大企業、高所得者優遇税制制度になっています。さらに、消費税という税制が矛盾に満ちている点について述べて、賛成の討論に代えます。  まず、その矛盾の第1、税制についてですが、大手銀行は軒並み法人税を払っていません。三菱東京UFJ、三井住友、みずほのメガバンク、りそな、中央三井は、15年間以上連続して法人税を払っていない実態があります。明らかな大企業優遇税制制度です。よく日本の消費税は10%だが、EU諸国の消費税は15%など日本よりもはるかに高い税率だという話がありますが、EU諸国では、食料品、医薬品、書籍、生活必需品に関しては、消費税はゼロ%か、数%に低く抑えられており、低所得者層の生活を圧迫しないように配慮されています。  3つ目、日本の消費税率は10%で、税収全体に占める消費税収入の割合は、日本の予算の中の収入全体が約65兆2300億円に対して、消費税は28兆6000億円であり、全予算に占める割合は49%以上になっております。税の基本である所得税など、法人税には全く依存していない問題の税制であります。  4つ目、税務署としては、法人税を下げることによって、設備投資、労働者の賃金が増える。したがって、国内経済が活性化する。それによって、消費税で徴収して、税収入増加になるということが考えられるとしていますけれども、現実には、法人税を下げると、企業の内部留保だけが増加して、設備投資、賃金は変わらず。したがって、消費税増税分、消費が冷え込むという状態になっています。  5つ目、大企業は、消費税が上がれば上がるほどもうかる仕組みになっています。それは、輸出される製品には消費税がかからないからであります。消費税還元金というものが輸出をする大企業のみ――下請は含まれません――に支払われるからです。トヨタ自動車には、消費税還元金が毎年2000億円以上かかると言われています。消費税で1兆円以上もうけた会社と言われるトヨタ自動車は、5年間で1兆3000億円以上の消費税収入を受けています。  矛盾点の2つ目、消費税の逆進性の問題です。消費税は所得の少ない人ほど負担割合が重い税制です。所得が少なく、税金を支払えない人からでも強引に税金を支払う仕組みになっています。明らかに憲法が要請をしている応能負担の原則に反する不公平、不平等税制です。  このような矛盾に満ちた消費税に、さらに2023年10月からはインボイス制度を導入しようとしています。具体的にインボイス制度とは何かという形になりますけれども、それは、適格請求書の中に6項目を記載しなければならない。このことを通して、政府の見解としては消費税を正確に納めさせること。事務負担の増大になりますから、免税業者という枠を選択しますけれども、それを許さない本格的な厳しい消費税制度になる、それが目的であります。免税業者をなくしてしまおうとしているのです。  さて、過去においてなぜ消費税を導入したか。国の主張は、名目は福祉の予算確保にあると言いますが、実際は法人税の減税、社会保障の減税に使っています。消費税の税収は、大企業と富裕層の減税の穴埋めに使ってまいりました。実際の額は、1989年の消費税創設以来、国と地方の総額は479兆円に上ります。国と地方の法人税額は476兆円です。所得税324兆円、住民税も289兆円、税収が減っています。消費税が法人税、所得税の減税に使われているのは明白であります。全く不公平極まりない消費税をさらに引き締めて税収を上げ、中小企業やフリーランスを苦しめ、できれば中小企業の命さえ奪おうとしているインボイス制度の導入については賛成すべきではありません。
     現在の税制特別措置によって、大企業を優遇している制度があるわけであります。それを廃止すれば、さらに、毎年膨れ上がる内部留保。現在では484兆円にも上っている内部留保に僅か5%の税金をかけるだけで、消費税の総額約30兆円はすぐ確保できる額であります。したがって、消費税は即刻廃止すべきものであります。  以上を述べて、賛成討論とします。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより請願第4−4号、「消費税インボイス制度の導入中止を政府に求める意見書」の提出を求める請願書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって請願第4−4号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第5、陳情第4−12号、公金支出の相手方に対する情報公開制度の構築についての陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――11番、石田 裕議員。                〔11番(石田 裕議員) 登壇〕 ◆11番(石田裕議員) 議員番号11、虹の会、石田裕。日程第5、陳情第4−12号、公金支出の相手方に対する情報公開制度の構築についての陳情書に対して、賛成の立場から討論を行ってまいります。  本陳情が指摘をしているところといいますのは、情報公開請求をやっていくに当たって、市が民間委託、また、指定管理者制度等を使って行っていった事業に対して、明らかに公金が支出されているのですが、委託された先でどのようにお金が使われたのかということがつまびらかにならない。予算の段階でも、どれだけの委託費を出すのかといったところとか、大きな概要の部分でしか説明がされず、決算等でも委託費に関してどれだけのボリュームだったのか、内訳として人件費がどれぐらいの割合でという積立て。こういったものが、何となくは出てきますけれども、詳細な内訳というものは議会等々では示されません。この状況でしっかりと事業の適正性を担保できるのかということなのですが、できるわけがないですね。  具体例を挙げていけば、シリウスなんかも組合施行という形で行われていますが、これに関して情報公開請求で様々求めていくですとか、予算の段階のときにもうちょっと情報をよこせという話をしても、組合施行ですから市側としては資料を持っていません。組合が建築業者に発注しているから、組合が様々な契約書等々を持っているということで、当初はそういったものが見られないという状況の中で建築が始まり、そして、途中でまた26億円もの増額が行われ、今、私、様々指摘をしているところですけれども、やはり不透明な部分、首をかしげる部分というのが多々ございます。  ほかにも、受付業務、窓口業務なんかも今、大和市はほぼ全面的に委託にしておりますが、この委託に関しても、しっかりとその委託において支払われた、例えば研修費ですとか、または人件費に関しても、その積算されたものに対しての募集というものが明らかに低かったりとか、マージン率というのがかなり高く設定されているのではないかということ。様々しっかりと、実際にどのようにお金を使ったのかということを、領収書等々、契約書等々を確認して、その適正性を確認しなければ、本来の指定管理者制度や委託というのは、効率性があるからという大義名分で始まっているのですが、実際にそれが、直雇用した場合と民間雇用の場合でどちらの効果が高いのか、低いのかということに関して、市議会、また、市民の皆さんも知るすべがないというのが現状であり、私はこれは信じられない状況だと思っております。  こうした中で、市民の方から本陳情のような内容が出てくることは当然であり、これに関して、既に渋谷区のほうではしっかりと一定の対応を取り、こちらの陳情のほうに添付されている文書の6ページ。渋谷区のものですが、(3)の出資等法人などの情報公開についてというところで、指定管理者ですとか委託業者に対して、情報公開を行うために必要な措置を講ずるよう努めるようにすると。努力規定ではありますが、こういったことをしっかりと求めていく。また、行政に対しても、指定管理者に対しても、情報公開に関して必要な措置を講ずるように努力を求めていく内容というのが設けられており、これをしっかりと根拠にして、民間業者に対して情報公開を求めていく、また、市としてもそういう情報公開に堪え得る資料、情報等を民間事業者からしっかりと徴取しておく。こういったことをやらなければならないという形にしていかなければならないと思うのです。これは非常に重要な指摘であり、これに関しては強く賛同するものであります。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより陳情第4−12号、公金支出の相手方に対する情報公開制度の構築についての陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって陳情第4−12号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第6、陳情第4−15号、訴訟費用債権に係る債務の免除についての陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 続いて賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより陳情第4−15号、訴訟費用債権に係る債務の免除についての陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって陳情第4−15号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第7、陳情第4−16号、訴訟費用償還請求権の不行使についての陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――11番、石田 裕議員。                〔11番(石田 裕議員) 登壇〕 ◆11番(石田裕議員) 議員番号11、虹の会、石田裕。本陳情に対して、賛成の立場から討論を行ってまいります。  本陳情、市民の皆さんがおかしいと思うことに対して住民監査請求等々を行って、裁判で行政と争っていく中で、その手数料等々がかかってくるわけなのですが、市としては裁判費用を請求しないというのがこれまでの住民監査請求に対する行政の立場であります。しかし、これに関して、大量請求者に対しては請求を行っていくというような概要の部分。情報公開請求で起訴の打合せというものが示されておりまして、令和元年11月5日のものなのですが、内容を読み上げます。場所は図書室の3階です。出席者は大澤弁護士、総務課の渡邉係長、増田主事と書かれています。内容としては、係長のほうから、大量請求者に対し起訴費用額の請求を行おうとしている。事件ごとの申立てを行い、起訴費用額は総計で約27万円である。手続上、顧問弁護士を代理人とすることも検討したが、代理人を立てずに行おうと考えている。執行官に申立てを行い、決定処分がなされたら再度相談するが、いかがか。弁護士、問題ない。動産の差押えからとなるが、財産隠しのおそれがある。係長、前回、大量請求者が起訴費用額の申立てを行った際に、本人の口座情報をつかんだ。それを見越して財産を隠す可能性はあるが。弁護士、了解した。どちらにしても、申立て次第、やるべきである。濫訴の抑止効果を期待すると、濫訴と捉えているということなのですが、私はこの請求者が訴えている内容というのは非常に的確なもの等々が十分にあり、社会的に公益性にも資するものがあると捉えています。何をもって濫訴とするのかという市側のラインは分かりませんけれども、濫訴と決めつけて、それを阻むかのように請求していくことに関しては、私はあってはならないことと考えます。しっかりと濫訴というものは何なのかということを規定して、どこからはしっかり取っていく、取らないというところが不鮮明な状態でそういった判断をするということは、私はあってはならないと思いますので、この陳情に対して賛成したいと思っています。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより陳情第4−16号、訴訟費用償還請求権の不行使についての陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって陳情第4−16号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第8、陳情第4−19号、特別職の守秘義務についての陳情書の取下げについては、お手元に配付してありますとおり、6月2日、陳情者から取下願が出されております。  お諮りいたします。本陳情の取下げについて、これを承認することに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 異議なしと認めます。よって陳情第4−19号の取下げについては、これを承認することに決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第9、議案第21号、大和市おひとりさま支援条例について及び △日程第10、議案第22号、大和市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、以上2件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は厚生常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――16番、鳥渕 優厚生常任委員長。                〔16番(鳥渕 優議員) 登壇〕 ◆16番(鳥渕優議員) 去る6月7日に開催いたしました厚生常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員3名の出席がありました。  初めに、議案第21号、大和市おひとりさま支援条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、条文中の「支援に関わる機関又は団体」について具体的に教えてもらいたい。答弁、地域の包括支援センター等を想定している。  質疑、独りで放置された状況を行政が何らかの支援をすることが公共の支援だと思っているが、総合的な支援という言葉の中にそれは入っているか。答弁、おひとりさまの悩みを聞く形では入っている。  質疑、この条例をつくるに当たり行ったアンケートは、独り暮らしでの困り事に触れるような内容の質問も行ったのか。答弁、独り暮らしの高齢者にどういうサービスが必要か、聞いている。一番多かったのは遺品の整理、次が既存の高齢者サービスの充実、3つ目が今回市でも取り組もうと思っているおひとりさま同士の語らい場、サロン開設であった。  質疑、条例第8条に基本的な施策が5つあるが、具体的に考えていることはあるか。答弁、一番重要視しているのは第1号の普及啓発である。月イチ学園祭、おひとりさまサロンなどをどんどん展開して場を設けていくので、外に出てもらいたい。第4号の情報提供では「生活お役立ちガイド」という冊子などの周知や、おひとりさまのお出かけ先、必要なサービスは何かを定期的にアンケートで探り、検討したいと考える。  質疑、孤立をしているとはどういう人のことを指すのか。答弁、外出したり、社会的つながりがない状態と考えている。  また、意見として、孤独、孤立という問題は、非常に重要な課題として国も動き出した。コロナが収束しても、今度また何があるかも分からない。経済状況や様々な社会状況の変化に応じて、誰一人取り残さない決意で臨んでもらいたいとの意見がありました。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号、大和市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、今回、値上げをした根本的な理由を聞きたい。答弁、選定療養費については、健康保険法に基づき、国の告示等で定められている金額となる。改正内容は、医科について、初診が7000円、再診が3000円、歯科について、初診が5000円、再診が1900円と定められている。徴収については、200床以上の地域医療支援病院が行う措置として、先ほどの金額以上の額を徴収することが定められており、これに伴い、本市の条例についても金額を改正したい。  質疑、初診5000円が始まったのが約2年前だったが、5000円に上げて、結果的にどのようなことが起こったのか。答弁、患者数としては、コロナの影響もあり、全般的に減少傾向にあり、金額変更だけを取り出した分析は難しいが、減少していることは事実である。  質疑、改正により年間どれぐらいの収入増を見込んでいるのか。答弁、医科の初診では5000円から7000円と2000円の引上げになる一方で、診療報酬改定内容で、診療の保険点数からその上昇分を引き下げる措置がある。2000円上がっても、保険診療から2000円分の点数が引かれるので、診療費に係る全体額としては変わらない。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足の報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第9、議案第21号、大和市おひとりさま支援条例について討論に入ります。まず反対討論。――9番、山本光宏議員。                〔9番(山本光宏議員) 登壇〕 ◆9番(山本光宏議員) 日程第9、議案第21号、大和市おひとりさま支援条例につきまして、一議員、山本光宏として反対の討論をさせていただきます。  まず申し述べておきますが、私は、大和市民の皆様方が「孤立することなく日々の生活を送ることのできる社会の実現に寄与する」ために、行政が支援をすること自体に反対するものではありません。しかしながら、本条例案では、その目的である「孤立することなく日々の生活を送ることのできる社会の実現に寄与する」ことを達成するには不十分な部分が見受けられるため、拙速に今議会にてこの条例を制定することには反対いたします。  おひとりさまは孤立しやすいので支援をするという趣旨は十分分かりますが、では、おひとりさま、つまり独り暮らしではない、例えば2人世帯などであれば孤立をしないのでしょうか。そんなことはありません。高齢の御夫婦や老老介護状態である親一人、子一人の世帯など、2人世帯であっても他者や社会との関わりを必要とする人はたくさんいます。また、年齢を重ねていくことにより、他者や社会との関わりを必要とする人は数多くなっていくでしょうが、必ずしも年齢を重ねなくとも、他者や社会との関わりを必要とする人は数多く存在します。  第2条の定義で「おひとりさま 一人暮らしの市民であって、年齢を重ねたことにより他者や社会との関わりを必要とするものをいう。」としていますが、今申し上げたような方々はこの定義から外れるため、この条例案では支援の対象外とされてしまいます。もちろん実務的にはそういった方々に支援を行わないということはないでしょうが、ならば何のための条例制定でしょうか。わざわざこのような条例を制定しなくとも、本条例案の前文にあるような内容を包含した、例えば人々が孤立することなく、日々の生活を送ることができる社会の実現を目指すまち宣言というような宣言でもよいのではありませんか。「市民 市内に居住する者をいう。」としていますが、大和市自治基本条例第3条で定義している市民は「市内に居住する者、市内で働く者、学ぶ者、活動するもの、事業を営むもの等をいう。」としています。わざわざ自治基本条例と矛盾する定義をしてまで、市民という用語で定義する必要はどこにあるのでしょうか。  世の中には「懐古」「懐旧」という言葉があります。辞書によると「昔の事をなつかしく思うこと」との意味です。また「郷愁」という言葉もあり「異郷のさびしさから故郷に寄せる思い」とあります。人は年齢を重ねると昔を懐かしく思い、例えば本籍地や生まれた場所、小中高大と学生時代に過ごした場所、若い頃に仕事の関係で住んでいたまちなどを懐かしみ、もう一度そこに戻りたいと感じることがあります。大和市にそういった深い関わりがあったとしても、現に市内に居住していない方では、この条例案に基づいた支援を受けるといったことはかないません。  はたまた、近隣市に居住しつつも、知人、友人が大和市にいるといった方はどうでしょうか。日常の生活圏、例えばふだん利用する駅や買物をするお店は大和市内だという方はどうでしょうか。こういった方々は本条例案では対象外とされてしまいます。もちろん大和市に移り住めば、その後は行政からの支援を受けられるようになるのでしょうが、そのファーストステップのハードルを越えるときにこそ支援し、歩みを進めることを促すべきではないでしょうか。  まず対象を絞って、施策展開を行えるところからという考えなのかもしれません。しかし、例えば給付金の支給等の条例であれば早急に条例制定を行う必要があるでしょう。しかし、本条例案には、具体的施策について記載されているわけではなく、制定を急ぐ理由は何もありません。孫子の兵法で巧遅は拙速にしかずという言葉があるではないかと思われるかもしれませんが、スケジュールの決まっている業務などならともかく、このような理念条例であるならば、もっとじっくり検討に検討を重ね、よりよいものとすべきではないかと私は思います。第2条の定義(1)の「年齢を重ねたことにより」を「特に」と変更してはいかがでしょうか。同じく第2条(2)の「市内に居住する者」の次に「及び市に深い関わりのある者」という一文を挿入してはいかがでしょうか。第5条の「自身に無理のない範囲で」の次に「日頃から」の文を挿入してはいかがでしょうか。少なくとも、こういった修正を行う議論を経た上で条例制定を行うべきであると私は考えます。
     よって、私はこの条例案に反対をいたします。 ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。――4番、河端恵美子議員。                〔4番(河端恵美子議員) 登壇〕 ◆4番(河端恵美子議員) 日程第9、議案第21号、大和市おひとりさま支援条例について、会派を代表し、意見を付して、賛成の立場で討論いたします。  本市は健康都市やまとを標榜しており、高齢の方の孤立に伴う健康への影響等や多死社会の本格化を見据え「一人になっても独りぼっちにさせないまち」を目指し、終活コンシェルジュによる丁寧な相談、「生活お役立ちガイドの発行」、おひとりさま政策課の設置など、国に先んじて孤独、孤立対策に先駆的に取り組んでこられたことに敬意を表します。  本市の高齢化率は24%と、全国平均の29%と比べると5%程度低いものの、65歳以上の方を含む全世帯における独り暮らしの方の割合は40%と、全国平均の34%と比較すると6%高いことが分かりました。  なお、全世帯における65歳以上の独り暮らし世帯の割合は14%という現状です。高齢化率は低いですが、高齢者を含む世帯における独り暮らしの方、おひとりさまの割合が高いという現状を踏まえ、お一人になられることは誰にでも起こり得ることであるという、他人事ではなく、我が事と捉える認識を社会全体で共有することが大切です。  また、昨年度実施したおひとりさまアンケートの結果によると、いざというときに助けを求めることをお願いできるような友人が少ないことが分かりました。このことからも、人生100年時代到来の中、高齢者の独り暮らしの方が、個人の尊厳が守られ、いざというときに声を上げやすい、気づきやすい環境整備や切れ目のない相談支援などに取り組み、安心して生活できる温かなつながりが感じられる社会となるように取組を進めることが必要です。そのため、本条例案が提案されていると認識しています。  条例案の第3条において、おひとりさまの支援の基本理念には「おひとりさまの価値観を尊重し、それぞれに合った支援を行うこと。」としています。個人の尊厳が守られることは大変に重要なことです。また、第5条においては「他者や社会とのつながりが、心身の健康にとって重要であることを認識し、自身に無理のない範囲でつながりを持つよう心がけるものとする。」としており、つながることが心身の健康を保つ予防になることを健康都市を掲げる基礎自治体として発信することは大切であると考えます。  なお、本人はもちろん、行政、市民、事業者等が一体となって、人と人とのつながり、人と社会がつながり続けていくことが大切であるとの姿勢が示されており、行政だけでは解決できない問題を協働し、ウェルビーイングの向上に取り組むことを条例制定で発信することは、意識の醸成が図られ、支援を求めやすい環境整備につながると考え、評価できます。  昨年5月、公明党は、コロナ禍による生活困窮と相まって、社会的孤立が顕在化、深刻化したことを重く受け止め、社会的孤立対策本部を立ち上げ、当時の内閣総理大臣の菅首相に対し「誰も孤立させない、ひとりぼっちをつくらないための提言」を提出し、党を挙げて、孤独、孤立対策に取り組んでまいりました。また、我が会派は、高齢者などから社会生活を維持するための困り事等の市民相談も多く寄せられ、孤独、孤立問題など包括的な支援、対策の必要性が以前にも増して高まっていると考えます。  そこで、一般質問でも訴えておりますが、複合、複雑化した支援ニーズに対応する断らない包括的な支援体制整備において、プラットフォームの形成への財政支援や職員の派遣などの支援を検討し、誰一人取り残さない、地域共生社会の実現に向けて早期に取組を進めていただくことに期待し、賛成討論といたします。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。――11番、石田 裕議員。                〔11番(石田 裕議員) 登壇〕 ◆11番(石田裕議員) 議員番号11番、虹の会、石田裕。議案第21号、大和市おひとりさま支援条例について、賛成の立場から討論を行ってまいります。  本条例の目的としては「この条例は、おひとりさまの支援に関する基本理念及び基本的施策を定めることにより、おひとりさまの支援に関する施策の総合的な推進を図り、もっておひとりさまが孤立することなく日々の生活を送ることのできる社会の実現に寄与することを目的とする。」とあります。現在、特に御高齢の方々の孤立化というのは数字的にも明らかになってきておりますし、私も団地等を一軒一軒、コロナ禍でも回ったりとかしていましたけれども、非常に深刻な状況があることは認識しています。加えて、コロナ禍で物価も高騰している、政府では年金の引下げ等も行って、本当に食べていけない厳しい状況にある方々というのは大勢いらっしゃるわけですね。ですがコロナ禍で人が集まったりとかするというのがなかなかできない状況の中で、孤独死ですとか孤立というのが本当に深刻な社会問題になっており、これに対して行政が対策を講じなければいけないというのは喫緊の課題であると思います。  こうした中で本条例では「一人暮らしの市民であって、年齢を重ねたことにより他者や社会との関わりを必要とするもの」をおひとりさまと定義し、第8条においては、具体的に「おひとりさまに関する普及啓発」や「おひとりさま及びその家族等への相談支援」「おひとりさまの外出及び社会交流の支援」「おひとりさまの支援に関する情報の収集及び提供」、そして「その他市長が必要と認める施策」を行っていくことをしっかりと定めております。私は、これをしっかり定めたことにより、まだ具体化しているとは言えないですけれども、市はやらなければならなくなった。こういったものを掲げたことによって。これをしっかりとさらに具体化させていく仕事というのは、議会も一緒になってやっていかなければならないと思うのですが、まずはこうした大きな社会情勢に対して、しっかりと向き合っていくのだという姿勢を市が示したということは非常に意義深いものだと捉えておりますので、本条例に対しては賛成したいと考えております。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより議案第21号、大和市おひとりさま支援条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔多数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立多数であります。よって議案第21号は原案のとおり可決されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第10、議案第22号、大和市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について討論に入ります。まず反対討論。――12番、堀口香奈議員。                〔12番(堀口香奈議員) 登壇〕 ◆12番(堀口香奈議員) 日程第10、議案第22号、大和市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例に対して、日本共産党市会議員団を代表して反対の討論を行います。  選定療養費とは、初期診療は医院や診療所で、高度専門医療は200床以上の病院で診療を行うという医療機関の機能分担を図ることを目的として、2016年4月の診療報酬改定時に、選定療養費の義務化として厚生労働省より制定された制度です。この議案は、今年度の診療報酬改定により、大和市立病院を紹介状なしで受診する場合の選定療養費を本年10月より増額するという内容です。大和市立病院では令和2年7月1日から、それまで1800円だった初診料が、地域医療支援病院の認定を受けたことにより、初診時に5000円、再診時に2500円と大幅に増額されて現在に至っています。今回の増額改定は、昨年12月の財政制度審議会の建議に起因するものです。建議では、紹介状なしの患者の場合、診療報酬から一定額を控除し、それと同額以上の定額負担を患者に求めるとしています。つまり、医療機関の収入は変わらず、医療給付費を抑えた分、患者負担だけが増えることになり、到底認められるものではありません。  前回の改定時にも申し上げましたが、地域のかかりつけ医を支援することは重要ですし、病診連携の重要性も理解するところです。しかし、紹介状の有無によって、患者、家族の経済的な負担を増やし、医療を受ける機会まで奪いかねない状況になるのではないかと大変危惧しています。財政制度審議会の建議では、法律に基づく認定かかりつけ医の制度化が盛り込まれ、診療報酬上の評価も、受診回数や医療行為の回数による出来高払いより、包括払いがなじむとしています。そうなれば、認定かかりつけ医かどうかで診療報酬に差がつけられ、開業医の選別と淘汰につながりかねません。日本医師会の中川前会長も、医療費抑制のために国民の受診の機会を狭めるということであれば認められない。かかりつけ医機能は、地域で様々な形で発揮をされ、患者さんとかかりつけ医の信頼関係を絶対的な基礎として日本の医療を守ってきた。そうした日本の財産を、制度化で一刀両断に切り捨てることがあってはならないと批判をしています。  今回の改定は、病院や自治体の判断で回避できることではないことは十分理解をしていますが、コロナ禍でも明らかになったように、医療、社会保障の予算を抑制、削減する流れは根本から見直すべき必要があると考え、本議案に反対いたします。 ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。――11番、石田 裕議員。                〔11番(石田 裕議員) 登壇〕 ◆11番(石田裕議員) 議員番号11番、虹の会、石田裕。議案第22号、大和市病院事業の設置等に関する事業の一部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。  選定療養費は2年前にも大幅に上げられたのですけれども、今回また上げるということで、初診が5000円から7000円、再診のものでしたら3000円から5000円ということで、御高齢の方々が病院に行くことが特に多いと思うのです。そういうときに、先ほどはおひとりさまの方に対して非常に危機感を持って、市長がおひとりさま支援条例をつくって、多くの議員さんの賛同の下で前に進んでいるわけなのですが、一方で、今は高齢化も本当にひどいですし、おひとりさまの孤立もひどいですし、コロナ禍で景気がひどい状況になっている、また、年金の引下げまで起こって、今度は、ロシア、ウクライナの問題で物価がどんどん高騰していて、僕は一軒一軒地域を回ったら、もうちょっと年金を下さいとか、引き上げてくれとか、ちょっと諦めかけたような笑いを浮かべながら言う御高齢の先輩方を何度も目にしているわけなのです。本当にそういう厳しい状況の中、確かにこれは国の法律で上げられてきているものですから、自治体の中で裁量権がないという考え方というのは理解しますが、私はあまりにひどいもの、考えられないものに関しては、しっかりと地方自治体がはね返してでも反対をしていく意義があると思います。おかしいものにはおかしいと伝えていく、それを波及させていって、やはり国の施策を変えていくということも地方自治体がやるべき仕事なのではないか。そういった思いからも、こういった明らかに理屈に合わない、現行の厳しい状況下の中で、特に体を壊したりとかして、厳しい状況で病院に来られる方々の窓口負担をさらに上げていくということは賛同することができないという思いから反対させていただきます。 ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより議案第22号、大和市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔多数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立多数であります。よって議案第22号は原案のとおり可決されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第11、議案第24号、工事請負契約の変更についてから △日程第13、陳情第4−18号、大和市市民課窓口業務等委託に係る予算上限額の見直しについての陳情書まで、以上3件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は文教市民経済常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――3番、小田博士文教市民経済常任委員長。                〔3番(小田博士議員) 登壇〕 ◆3番(小田博士議員) 去る6月6日に開催しました文教市民経済常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員3名の出席がありました。  初めに、議案第24号、工事請負契約の変更についてを議題とし、傍聴人1名を許可し、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、市立北大和小学校体育館建替工事(建築)の工事請負契約の変更について、発生材処理の減額の理由、解体工事等で既存の倉庫等は増額になっていない理由、型枠に関しては減額になっている理由等を教えてもらいたい。答弁、発生材処理の減額は、今回古い体育館を解体しているが、今は鉄の原材料が大変不足しており、スクラップの需要が多いところが原因である。既存倉庫等の解体工事は、単価の根拠としては県の単価や市場価格の刊行物を使っている。刊行物の市場価格が変わっていなかったところが原因である。型枠は神奈川県の単価を採用している。建設資材を調査している調査会の刊行物などを見ると、2年ほど前から型枠工事の金額は微減し、この春ぐらいが一番下がり、そこからまた少し上がってきている。単価を採用するタイムラグが原因かと思う。  質疑、労務単価は上がったが、2.5%は最低賃金を基準とした指数なのか。答弁、農林水産省と国土交通省が対象工事を調査した中で決まった単価である。一つ一つの労務単価を見ても、県の最低賃金1040円を十分超えている。  質疑、今回増加は514万6460円であるが、増加分の財源内訳を教えてもらいたい。答弁、地方債470万円、一般財源39万円程度を想定している。地方債の充当は事業完了後に確定する。  質疑、単価の上昇に関する内訳は、当初のものと変更後のものは公的な単価表に基づいて全て変更されているのか。答弁、そのとおりである。当初の設計は令和3年6月時点の最新単価を使っており、それを令和4年3月の新単価に全て入れ替えたものになる。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で同意されました。  次に、陳情第4−8号、女性トイレの維持及びその安心安全の確保について国に意見書を出すことを求める陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、今回の改正は男女共用トイレの改修を推進するものなのか。答弁、厚生労働省労働基準局の解説によると、改正後も便所を男性用と女性用に区分して設置する原則は維持されるとしているので、特段促進するものではない。  質疑、大和市人権指針の中では「すべての人が自他の人権を尊重し、ともに生き、支えあう『わがまち大和』の実現を目指します」としているが、性的マイノリティーの方のトイレに関してはどのような施策を持っているのか。答弁、総合計画の中でも互いを認め合える社会をつくることを目的としているので、マジョリティーの方、マイノリティーの方問わず、認め合える世の中が望ましいことは変わりない。男女トイレの利用に困っているマイノリティーの方がいることは認識している。  質疑、令和3年12月1日施行の労働安全衛生規則等の改正によって、男性用と女性用に区別して事業所トイレを設けることが崩されてしまうような懸念があるのか。答弁、事務所においても、通常の作業場においても、基本的に男女の別は維持される前提は変わりない。  質疑、トイレの改修は事業所において福利厚生の一環なのかもしれないが、改修したいが、費用的な部分で大変なところがある。そこに、国、県、市独自の補助制度は今の段階であるのか。答弁、設置工事、その他については把握していない。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第4−18号、大和市市民課窓口業務等委託に係る予算上限額の見直しについての陳情書を議題とし、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、陳情書の中で、個人番号カード運用業務は短期集中業務であり、新契約にこの業務を計上する積算は不適切な支出となるとしているが、実際は短期集中業務なのか。答弁、短期集中事業ではなく、今後も継続的に行っていく事業になる。  質疑、フロア案内業務について、外部委託してから市民サービスが向上されたなど評価するような声は届いているか。答弁、業務委託によるフロア案内は8時半から終業の17時15分まで、昼休みの間も休むことなく運営をしている。入ってきた市民に今日はどのような案件か、声かけをして、市役所の様々な業務内容についてフロア案内でワンストップをして、そこで答えられる範囲、必要に応じて関係部署への引継ぎ等を行っているので、非常に助かっているという声は伺っている。  質疑、実際に教育などに関わる費用はどこが出している形になるのか。答弁、新たな業務を請け負う準備費用の形で、委託料の中に含めて事業者に支払っている。  質疑、個人情報の守秘義務違反にきちんと対応できる体制が必要だと思う。最終的には委託業者で教育に責任を負うが、もし何か問題があれば市が責任を問われることになると思う。そういうことでよいか。答弁、窓口業務委託を請け負う事業者は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会が付与するプライバシーマークの使用許諾を受けていること、個人情報保護関係のISO27001に適合していることの2つの資格要件を満たしていることを条件にしている。この要件に基づき徹底した個人情報管理を行ってもらい、もし事故が起きた場合には発注側の市の責任を含めて対応していくことになる。  質疑、大和市市民課窓口業務等委託に係るプロポーザル質疑・回答一覧に、現在の各業務・窓口ごとの繁忙期、通常期、閑散期の配置人員数がある。閑散期は10人、繁忙期は11人となっていて、1人しか配置人数に変わりはない。閑散期の場合、個人番号カードだけではなく、ほかの業務にも従事しているかと思うが、その辺のところを教えてもらいたい。  答弁、業務委託をしているメリットは、繁忙期、閑散期でそれぞれ人員をタイムリーに配置できる。QAで回答しているのは一つの実績で、窓口混雑は一昨年にもかなり問題になっていたので、窓口の状況を見ながら、随時、人を動かして滞留をなくしていく。瞬時に人員体制の変更等を行うマネジメント能力も業者委託の大きな要件になっている。  質疑、窓口業務の外部委託が進んで、行政等で窓口業務を実際に行っていくことにより積み上げられるノウハウが失われていってしまうのではないか。実態の管理が難しくなってくることを懸念しているが、その辺に関して何か対策等、行っていることはあるのか。答弁、職員のノウハウの蓄積は課題として捉えている。業者委託できる業務と市直営で行わなければできない業務は、国からガイドライン等が示されているが、はっきり決め切れない部分がある。今後、市職員が行っていく窓口業務の部分、業者委託を行う部分は検証しながら、よりよい窓口サービスの向上に向けて努めていきたい。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、働いているスタッフの時給が実態は低くて、設定では高いのではないかと陳述者から指摘を受けて、その実態を把握しているか、伺ったときに、明確な答弁が得られなかった。そういう中では、陳情の内容は一定の適切性があると判断して、今後の糧にしてもらいたい思いから賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第11、議案第24号、工事請負契約の変更について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより議案第24号、工事請負契約の変更についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は同意であります。本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって議案第24号は同意されました。        ――――――――――――― ● ―――――――――――――
    ○議長(中村一夫議員) 日程第12、陳情第4−8号、女性トイレの維持及びその安心安全の確保について国に意見書を出すことを求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――10番、佐藤正紀議員。                〔10番(佐藤正紀議員) 登壇〕 ◆10番(佐藤正紀議員) 日程第12、陳情第4−8号、女性トイレの維持及び安心安全の確保について国に意見書を出すことを求める陳情書について、賛成の立場で討論を行います。  2021年10月11日、厚生労働省は職場のトイレは男女別と定められてきた事務所衛生基準規則に、従業員10人以内の小規模事業所は男女共用トイレ1つでも可とする例外規定を設けることを決定しました。この省令改正で原則と例外が入れ替わり、8割を超える事業所は共用トイレ1個で足りることとなりました。女性活躍が叫ばれ、女性が働きやすい環境が求められている時代に明らかに逆行する流れであり、性的被害を受ける女性が増えることも懸念されます。女性専用トイレを設けることで、女性は、痴漢、のぞき、盗撮などの性犯罪被害から守られるため、安心してトイレが利用できます。  厚生労働省の分科会では事務局からパブリックコメントが1542件も寄せられ、大半が設置に反対する意見だったと説明がありました。反対意見の主なものは次のとおりです。1、小規模な事業所ほど女性が多く働いている。トイレは男女別に設置することを原則とすべき。2、性暴力、盗撮、サニタリーボックスの管理などの精神的な苦痛を受けるおそれがある。3、例外に該当する事業所でも、労働者数の変動によって男女別の設置義務が生じることもある。後から改修することは困難なので、女性専用トイレは必ず設置しておくべき。4、既存トイレを共用にするのであれば、女性用トイレを減らすのではなく、男性用トイレの全部または一部を共用化すべき。5、共用トイレだと、どちらの性別が入ってもおかしくなく、犯罪の抑止効果が少なく、押し入られたときに逃げられない。このように多くの反対意見を押し切り、女性の職場環境を悪化させることは許されず、今後も女性トイレを維持することが必要と申し上げて、討論といたします。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより陳情第4−8号、女性トイレの維持及びその安心安全の確保について国に意見書を出すことを求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって陳情第4−8号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第13、陳情第4−18号、大和市市民課窓口業務等委託に係る予算上限額の見直しについての陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――11番、石田 裕議員。               〔11番(石田 裕議員) 登壇〕 ◆11番(石田裕議員) 議員番号11番、虹の会、石田裕。陳情第4−18号、大和市市民課窓口業務等委託に係る予算上限額の見直しについての陳情書に賛成の立場から討論を行います。  本陳情は主に1階の市民課窓口業務、これはほとんど委託をされておりますので、この委託に対して上限額の見直しを求めるものです。なぜそういうことを言っているのかということなのですが、委託されている金額に対しての執行状況というのが非常に不透明であり、幾つかの断片的な情報を見ると、かなりのリーマンを取っているのではないかと。市場の中での適正性では、利率というか、委託事業をやっている方々のもうけ分というものは3割ほどと言われているのですけれども、人件費の積算に当たって、ざっくりとした数字ですけれども、時給3000円程度で見込まれているものというのが、募集段階では時給1000円程度で行われていて、かなりの割合で利益を上げているのではないかということが考えられるわけです。  こういった状況におきましては、やはりしっかり適正な事業を行っているのかということが情報公開されなければ、こちらとしても確たることは言えないという、いいとも、悪いとも言えない、情報が全く分からないという最悪の状況と言わざるを得ません。こういう状況の中で、とにかくトータルとしては直雇用よりも安いからいいだろうというような論調ですけれども、そうではなくて、しっかりとまずその適正性を見ていく。いい部分、悪い部分ありますから、全ての情報をオープンにした上で、いいのか、悪いのか。直雇用で職員の方々に窓口業務のノウハウ等をしっかり蓄積していただいて、市民の皆さんとの関係性を深めていっていただくほうがいいのか。それとも、もっとドライに委託で回していったほうが、お金の面でも、事業の面でもいいのかということは、しっかりとテーブルに全ての情報をのせた上で考えさせていただきたいのです。そういった部分がブラックボックスになっている状況の中でこういった指摘が出てくることは当然でありますし、しっかりと受け止めて、情報公開、また、この見直し等々を検討していただきたいと思いまして、こちらの陳情には賛同したいと思います。 ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより陳情第4−18号、大和市市民課窓口業務等委託に係る予算上限額の見直しについての陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔少数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立少数であります。よって陳情第4−18号は不採択と決しました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第14、議案第23号、工事請負契約の変更についてを議題に供します。  ただいま議題となりました案件は環境建設常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――8番、山崎佐由紀環境建設常任委員長。                〔8番(山崎佐由紀議員) 登壇〕 ◆8番(山崎佐由紀議員) 去る6月3日に開催いたしました環境建設常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員4人の出席がありました。  議案第23号、工事請負契約の変更についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、やまと公園休憩所新築工事(建築)の工事請負契約の変更について、インフレスライド条項とは何か。答弁、建設工事において、工期内にインフレにより賃金や物価が著しく上昇し、当初の契約金額が著しく不適当となった場合、受注者が発注者に対し、契約金額の変更を請求できる制度である。今回、国が令和4年3月から適用する公共工事設計労務単価を決定、公表し、それに合わせてインフレスライドの措置を行うよう地方自治体に要請を行い、本市も県、他市と同様に対応するものである。  質疑、労務費単価、人件費の上昇に起因する上乗せは理解するが、現場作業員の給料が本当に上がるのか、工事費だけでは分かりにくい。現状を把握しているのか。答弁、インフレスライドの対象となる受注者に対しては、増額承認の前提条件として、協議成立後に契約締結済みの下請の契約金額の見直し、技能労働者等への賃金の引上げ等に適切に対応するよう通知に明記している。また、変更契約後、工事担当課において、受注者に対して下請契約の見直しを行ったか、確認している。  質疑、鉄材が高騰していると捉えてよいか。答弁、本件では、特に鉄筋、鉄骨、木材が高騰している。  質疑、発生材処分はマイナス計上なのか。答弁、鉄のスクラップ代が含まれている。現行、鉄のスクラップ代は、原材料の不足により、かなり高騰している。廃棄する鉄を売りに出し、利益を得ることにより、マイナス計上としている。  質疑、やまと公園休憩所はほぼ出来上がっているが、工期を残す中での資材の高騰、労務単価の上昇を受け、工事そのものの見直し等は検討したのか。予算計上時の計画のまま進捗しているのか。答弁、当初設計に基づき、工事を進めている。  質疑、やまと公園のオープンは今年度2月の予定であるが、その間に変動等が起きる可能性や、物資の不足による単価の上昇をどのように読んでいるのか。答弁、単価が新しく出る時期に年に1回、国より要請があるが、次にいつ行うかの情報は市に来ていない。1年もたたずに国が要請してきた場合は、対象工事を抽出し、対応していきたい。  質疑、本制度の算定作業は、市で行うものなのか、業者自ら行い、申し出てくるものなのか。答弁、インフレスライド条項適用条件として、令和4年3月1日以前に契約し、2か月以上の工期を残す工事を大前提としている。現在進行中の工事から条件に当てはまるものを抽出し、対象となった19件の業者へ、本制度の対象なので、協議する場合はそうするよう通知した。受注者、市、それぞれで積算し、互いに協議した上で最終的に決定する。今回は、対象19件中、2件の議会上程案件とその他1件、計3件から請求を受けた。  以上で質疑を終結し、反対討論として、技能労働者の処遇改善は非常に重要と考える。しかしながら、増額部分の大半は鉄骨資材が占めている。その理由はあまりにも高価な休憩所を造ることがそもそもの原因であり、昨年12月以来、本建築計画に反対している以上、本議案に関しては反対せざるを得ないとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成多数で同意されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず反対討論。――12番、堀口香奈議員。                〔12番(堀口香奈議員) 登壇〕 ◆12番(堀口香奈議員) 日程第14、議案第23号、工事請負契約の変更について、日本共産党市会議員団を代表して反対の討論を行います。  この議案は、令和3年12月21日に議決された工事請負契約の契約金額をインフレスライド条項の適用により304万8430円増額するという内容です。インフレスライドとは、建設工事において、日本国内において急激なインフレが起きて、契約金額が著しく不適当となったときに、契約金額の変更を請求できる制度であり、適正な価格で工事をしてほしいための措置であるということは理解できます。今回のインフレスライド条項の適用は、労務単価の上昇による適切な利潤の確保、さらなる賃上げを行っていく処遇改善の上で大変重要なことです。しかし、増額分のほとんどは鉄骨資材が占めています。  やまと公園休憩所の建設には、これまでも様々な市民の意見があり、コロナ禍の中で休憩所にこれだけの金額をかける必要があるのか、なぜ市民の意見を聞かないのかなどの疑問の声が今も根強く聞こえてきます。予算当時に賛成した会派からも、見直せるところは見直すべきとの意見もありました。しかし、当初の計画どおりの進捗と聞き、議会での議論や市民の声がどれほど反映できているのかと、大変残念に思います。これまでもこの建設には反対をしてきていることから、本議案にも反対するものです。  以上です。 ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより議案第23号、工事請負契約の変更についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は同意であります。本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔多数起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立多数であります。よって議案第23号は同意されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 暫時休憩いたします。                  午前10時47分 休憩                  午前11時10分 再開 ○議長(中村一夫議員) 再開いたします。 ○議長(中村一夫議員)  △日程第15、議案第27号、令和4年度大和市一般会計補正予算(第3号)を議題に供します。  本件は総務常任委員会を主査として関係常任委員会に付託され審査されておりますので、この際各委員長に審査の経過と結果について報告を求めます。まず――25番、小倉隆夫総務常任委員長。                〔25番(小倉隆夫議員) 登壇〕 ◆25番(小倉隆夫議員) 総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第27号、令和4年度大和市一般会計補正予算(第3号)総務常任委員会所管関係を議題とし、質疑に入りましたが、質疑はなく、続いて、総括についての質疑はなく、以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件所管関係は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 続いて――16番、鳥渕 優厚生常任委員長。                〔16番(鳥渕 優議員) 登壇〕 ◆16番(鳥渕優議員) 厚生常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  本件厚生常任委員会所管関係を議題とし、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件所管関係は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 各委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの各委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより議案第27号、令和4年度大和市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって議案第27号は原案のとおり可決されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第16、基地対策に関する事項についての中間報告を議題に供します。  本件については、会議規則第46条第2項の規定により基地対策特別委員会からお手元に配付してありますとおり文書による中間報告がありました。  中間報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。本件は中間報告につき、以上をもって終結いたします。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第17、大和市土地開発公社経営状況についてから △日程第19、公益財団法人大和国際化協会経営状況についてまで、以上3件を一括議題に供します。  ただいま議題となっております3件については、地方自治法第243条の3第2項の規定によりその経営状況に関する書類を既にお手元に配付しております。  これより質疑に入ります。質疑の通告がありますので、発言を許します。――20番、国兼久子議員。                〔20番(国兼久子議員) 登壇〕 ◆20番(国兼久子議員) 神奈川ネットワーク運動、国兼久子でございます。通告に従いまして、公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団経営状況について質問してまいります。  公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団は、市内スポーツ施設や引地台公園、泉の森や多胡記念公園など市内公共施設の管理運営を行っています。また、文化芸術事業としては、2018年度より大和市伝統文化伝承事業実行委員会の事務局を運営しているほか、市内小学校を巡るやまと学校寄席、市内の文化芸術団体と連携して行う文化芸術体験の開催など、市内におけるスポーツ、緑化推進、また、魅力的なイベントなどを通して、大和市をもっと楽しく、面白くしていく活動をしています。  主な活動内容は、1、スポーツを通じた心身の健全な育成を目的とする事業の企画及び実施、2、文化芸術を振興するための情報発信及び活動機会の提供並びに協働事業の開催、3、自然環境の保全及び活用並びに緑化推進活動の普及啓発及び団体支援、4、地域交流又は社会貢献を主たる目的とするスポーツ、文化芸術及び緑化推進に関する活動拠点の管理運営及び整備の4つとなります。令和4年度事業計画書及び収支予算書が示され、正味財産増減予算書を拝見しましたが、事業収益では8億2299万7000円と、前年度の7億1482万2000円に対し1億817万5000円の増となる予算立てとなっており、財団への期待がうかがえます。しかしながら、令和4年度、職員に支払われる給料手当は2億3309万7000円と前年度予算に対し198万1000円の減額となっております。平成31年度と比較すると1795万円もの減額で、これまでも財団職員の配置が減らされてきた経緯があり、今後十分な市民サービスを提供できるのか、疑問があります。  さて、私の下には、4月のしらかしのいえボランティア協議会の会議の際に、財団の事業系の職員の人数減についての報告を受けました。管理の職員を減らすわけにはいかないので、事業担当の職員を減らすというもので、それに伴い、自然観察センターしらかしのいえの事業も減らすという説明でしたと事業が縮小されることに心配の声をいただいています。一昨年来、全国的にカシナガキクイムシのナラ枯れ被害が拡大し、私は同僚の布瀬議員と泉の森の被害状況と対策について、みどり公園課としらかしのいえの職員に聞き取りを行いました。ナラ枯れの被害状況の把握には、管理担当職員、事業担当職員の区別なく調査に当たっておられました。  ここで質問します。1、公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団への給料手当の削減について、こうした措置を取られた理由を説明していただきたい。  2点目、財団の事業は、自然観察センターしらかしのいえが担うしらかしのいえボランティア協議会の活動と相まって、市民の自然環境への関心を高め、環境保全行動への入り口的役割を果たしています。今後のしらかしのいえボランティア協議会への支援について伺います。  私の質問は以上です。 ○議長(中村一夫議員) 答弁を求めます。――文化スポーツ部長。               〔大下 等文化スポーツ部長 登壇〕 ◎大下等 文化スポーツ部長 国兼議員の御質問にお答えいたします。  1番目、公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団経営状況について御質問がありました。1点目、給料手当の削減についてお答えいたします。  給料手当につきましては、財団が公益財団法人として、その公益目的事業を適切に担うべく、安定した経営基盤の確立に向け、事業内容等の見直しを行い、運営の効率化を図ったものと聞いております。 ○議長(中村一夫議員) 続いて――環境施設農政部長。               〔飯塚隆広環境施設農政部長 登壇〕 ◎飯塚隆広 環境施設農政部長 2点目、今後のしらかしのいえボランティア協議会の活動支援についてお答えします。  財団では、市との委託契約の中で、自然環境の保全等を行っている団体に対し、活動内容の提案や専門的な立場からの助言等を行うこととなっており、泉の森で活動しているしらかしのいえボランティア協議会に対しましても、現体制で契約に基づく支援を継続していくと聞いております。 ○議長(中村一夫議員) 質疑を許します。――20番、国兼久子議員。                〔20番(国兼久子議員) 登壇〕 ◆20番(国兼久子議員) 御答弁、ありがとうございました。以下、意見、要望を申し上げます。  財団への給料手当の削減は、事業内容等の見直しを行い、運営の効率化を図ったものであると答弁いただきました。行政改革大綱を実現するための具体的な取組をまとめた大和市の第6次行政改革実行計画では、2019年度から2023年度の5年間の行政経営がまとめられています。外郭団体の見直しでは、公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団の経営の効率化の推進として「健全で効率的な法人経営を進めるため、効率性、サービスの向上を基本とした経営体制の構築、維持に努めます」とあり、行政主導であれば見直しに従わざるを得ません。大和市は健康都市を標榜しており、身体的及び精神的な健康を維持する上では、体を動かしたり、スポーツを行うことが必要です。外出の自粛が続き、屋内で過ごす時間が長くなると、活動量が低下し、特に中高年齢者については、体力の低下、生活習慣病等の発症や生活機能の低下を来すリスクが高まります。市民に豊かな余暇の過ごし方を提案、提供するのも行政の役割と捉え、今後は効率だけではなく、サービスの向上に見合う人員配置にも注力していただくよう要望いたします。  近年、地球環境問題や身近な自然の減少などの問題に対して、環境保全に役立つ緑が求められるとともに、気候変動対策においても、緑が果たす役割や効果が再認識されるなど、緑の潜在能力に対する期待が一層高まっています。大和市は、神奈川県内では川崎市に次ぐ人口密度の高い市です。約27平方キロに24万人余りが暮らしています。必然的に緑被率は高くはありませんが、幾つかの緑豊かな緑地等が保全されています。地球環境が厳しくなっていく一方の現在、絶対に次世代に残していきたい大和市の財産です。そして、その中の最大のものが泉の森と言えます。人と緑の様々なつながりは、地球環境保全、生物多様性保全、レクリエーション、景観形成、防災などの緑の様々な機能の土台となり、質の向上に寄与します。また、環境保全は持続可能な新しい形の経済をつくるものと考えています。緑地の保全、生物多様性や生態系への対応、ボランティアの育成支援などにおいて、財団の存在は貴重です。その意味で、市民の期待は財団にあります。  市内の緑地を良好な形で残していくためには、職員と共に市民のボランティア参加は不可欠なものと思われます。引き続き支援を継続するとのことですが、新たなボランティア育成のためにも、緑関連の職員数の増員を要望しまして、私の質問を終わります。 ○議長(中村一夫議員) 次に――9番、山本光宏議員。                〔9番(山本光宏議員) 登壇〕 ◆9番(山本光宏議員) 大和正風会の山本光宏です。通告に従い、公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団と公益財団法人大和市国際化協会の経営状況に関する質疑を行わせていただきます。  まず、公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団へお聞きします。  引地台温水プールについて、令和4年度事業計画書によりますと、地域交流又は社会貢献を主たる目的とするスポーツ、文化芸術及び緑化推進に関する活動拠点の管理運営及び整備について、7、施設貸出し事業の(2)大和市都市公園施設のウとして引地台温水プールがあります。この引地台温水プールは、昨年度、新型コロナウイルス感染対策として、1年間施設を閉鎖していました。今年度は営業時間を短縮して営業再開しましたが、一昨年度と比べて利用者数減は避けられないと考えられます。この減少幅を小さくするための利用促進の取組はどのようなことを行うのでしょうか、お示しください。  また、今年度の営業時間短縮は、平日にその時間帯を利用せざるを得ない一般的な勤労者の利用を阻害する要因となり得ます。こういった方々にも代替措置として、別の曜日や時間帯に利用していただくように促す工夫が必要なのではないでしょうか。そういった場合、何らかのキャンペーンを実施することが考えられます。地域交流又は社会貢献を主たる目的とするスポーツ、文化芸術及び緑化推進に関する活動拠点の管理運営及び整備について、5、キャンペーン事業として、施設感謝デーとして管理施設を無料開放し、イベントや無料の体験教室と併せて、施設のPR活動を実施する予定だとか、これに類する、あるいは別の形で、一般的な勤労者に向けての利用促進のための取組などは何か考えているのでしょうか、お答えください。  続いて、公益財団法人大和市国際化協会へお聞きします。  令和3年度の事業報告書及び収支決算書の5ページ目に外国語版情報紙の発行事業について記載されています。「多言語(4言語)で情報紙を発行し、日本語に不自由な外国人市民に必要な情報を提供することで、地域社会や日本社会への理解を促す」ことが目的だとか。それ自体は必要なことで、大変よい取組であると思います。その事業内容として、情報紙2月号の中に、西暦2021年4月から大和市内では路上喫煙は禁止ですという、大和市の条例改正による路上喫煙等が禁止となったことを周知する記事が掲載されたそうです。ですが、この記事だけでは周知は十分ではないと考えられます。広報啓発という意味でほかには行っていなかったのでしょうか。また、路上喫煙禁止は今年度以降も継続していくものであることから、広報啓発活動は継続的に実施していく必要があると思われますが、国際化協会としてはどのような事業展開をしていくつもりなのでしょうか、お示しください。  2月24日のロシア連邦によるウクライナへの軍事侵略が始まってから4か月が経過しました。国際社会によるウクライナへの支援が広がる中、我が国は1000名を超えるウクライナからの避難民の方々が来日しています。そんな中、出入国在留管理庁が避難民の希望などを聞き取った上で、我が大和市でも受け入れることとしています。行政としても、避難民の方の大和市での生活が少しでも心穏やかなものとなるよう、個人のプライバシーに十分配慮しながら支援していく方針だそうですが、国際化協会としてはどのような支援の方針なのでしょうか。  また、大和市は、従来から80を超える国と地域から約7200人の外国人市民が定住しているまちで、日頃から日本人市民との相互理解を深める取組を実施していますが、今回は隣国による侵略を受けての避難民の方々です。その意味では、センシティブな事情がある方々となります。それらを踏まえ、国際化協会としてはどのような日本人市民との相互理解を深める取組を実施する方針なのでしょうか、お答えください。 ○議長(中村一夫議員) 答弁を求めます。――環境施設農政部長。               〔飯塚隆広環境施設農政部長 登壇〕 ◎飯塚隆広 環境施設農政部長 山本議員の御質問にお答えします。  1番目、引地台温水プールについて御質問がありました。1点目、施設貸出し事業について、2点目、キャンペーン事業については、関連がありますので一括してお答えします。  引地台温水プールにつきましては、年間を通じ、一般利用者から利用料金を頂き、プール等の施設を貸し出しております。そのため、特定の団体や個人に対する施設の貸出しは行っておりませんが、閑散期の中で施設の一般利用に支障のない範囲で、特定の団体からプールのレーン貸しなどの要望があれば市と協議していきたいと聞いております。また、無料開放のキャンペーン事業につきましては、開催の予定はありませんが、お得な回数券の販売を行うほか、水泳ワンポイントアドバイスなどの無料の自主事業イベントを閑散期に開催し、利用促進に取り組んでいると聞いております。 ○議長(中村一夫議員) 続いて――文化スポーツ部長。               〔大下 等文化スポーツ部長 登壇〕 ◎大下等 文化スポーツ部長 2番目、大和市国際化協会について御質問がありました。1点目、広報啓発についてお答えいたします。  路上喫煙の防止に関する広報は、協会が発行する外国語版情報紙に特集記事を掲載し、市内の公共施設や商業施設などで配架しているほか、FMやまとの外国人向けの番組で周知に努めており、今後も市の情報提供に併せて広報していくと聞いております。  2点目、ウクライナ避難民支援についてお答えいたします。  協会といたしましては、市がウクライナ避難民を受け入れることに伴い、生活する上で必要な通訳、翻訳や日本語学習の支援を連携して対応するとともに、避難民の方に安心安全に過ごしていただくため、地域住民との相互理解を深めるセミナーの機会を設けることなど、広く支援につなげていきたいとのことでございます。 ○議長(中村一夫議員) 質疑を許します。――9番、山本光宏議員。                〔9番(山本光宏議員) 登壇〕 ◆9番(山本光宏議員) 意見、要望を申し述べます。  引地台温水プールに限らず、こういった施設の利用促進、利便性の向上、そのための工夫をしっかりと行っていっていただきたいと思う次第であります。  また、言葉が分からないことによる理解不足、そういったことによるいさかいが起こらないように、しっかりと必要な情報が外国人市民の皆さん方にも伝わるように、その促進を行っていただきたいと思います。  また、ウクライナ避難民支援について、戦争による被害という、その人にとっては全く非のないところでこのような悲劇が起こっております。そこで憎しみが増幅するようなことのないように、お互いの心が分かり合える、世界平和につながる取組を促進していただければと思います。行政、大和市から世界平和ができるような世の中になっていければと思う次第であります。 ○議長(中村一夫議員) 以上で質疑を終結いたします。大和市土地開発公社経営状況について外2件の報告は以上をもって終結いたします。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第20、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてから △日程第23、諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦についてまで、以上4件を一括議題に供します。  直ちに提案理由の説明を求めます。――市長。                  〔大木 哲市長 登壇〕 ◎大木哲 市長 ただいま議題となりました諮問第1号から諮問第4号まで、人権擁護委員候補者の推薦につきましては、定員12名に対し、1名の欠員が生じていること及び現在委員をお願いしております11名のうち、3名の任期が本年9月30日をもって満了することに伴いまして、合わせて4名の提案をするものでございます。  諮問第1号の長谷川房代氏及び諮問第2号の古賀和子氏につきましては再任の推薦をいたしたく、諮問第3号の菊地惠子氏につきましては欠員に関わる新任の候補者として、また、諮問第4号の瀧本康彦氏につきましては田邉利保氏の後任者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。  再任の推薦をする長谷川氏及び古賀氏につきましては、これまでの実績を踏まえまして、さらなる活躍が期待できるものでございます。新たに推薦する菊地氏及び瀧本氏につきましては、人権思想の普及者として、また、市民の相談役として積極的に活躍されることが期待できるものと確信するところでございますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村一夫議員) 提案理由の説明が終わりました。これより質疑に入ります。  諮問第1号外3件について質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。諮問第1号外3件については会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 異議なしと認めます。よって諮問第1号外3件については委員会付託を省略することに決しました。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第20、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。  本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって諮問第1号は同意されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第21、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。
                    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。  本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって諮問第2号は同意されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第22、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。  本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって諮問第3号は同意されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) 日程第23、諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。  本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって諮問第4号は同意されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員)  △日程第24、議案第28号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題に供します。  直ちに提案理由の説明を求めます。――市長。                  〔大木 哲市長 登壇〕 ◎大木哲 市長 ただいま議題となりました議案第28号、固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、現在委員をお願いしております鈴木元氏の任期が本年7月29日をもって満了することに伴いまして、同氏を再任いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。  鈴木氏につきましては、固定資産評価に関する高い識見を有しており、これまでの実績を踏まえまして、さらなる活躍が期待できるものと確信するところでございますので、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます ○議長(中村一夫議員) 提案理由の説明が終わりました。これより質疑に入ります。  本件について質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件については会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 異議なしと認めます。よって本件については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村一夫議員) 討論を終結いたします。これより議案第28号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。  本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(中村一夫議員) 起立全員であります。よって議案第28号は同意されました。        ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(中村一夫議員) これにて本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。よって令和4年6月大和市議会第2回定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。                  午前11時45分 閉会   上記会議のてんまつを記し、その相違ないことを証するために署名する。          大和市議会議長  中 村 一 夫          署 名 議 員  山 崎 佐由紀             〃     町 田 零 二             〃     高 久 良 美...