また、不
交付団体からこれについて要望は出ていないのか、との質疑があり、
理事者から、1次の
交付限度額通知後に国に改善してほしいという要望をしたところ、2次の
交付金については、若干の調整をいただいた中で多少増額があったと受け取っている、との答弁がありました。
また、
行政情報化推進事業費の
テレワーク導入事業費について、詳細は、との質疑があり、
理事者から、
新型コロナウイルス感染症の対応などを踏まえ
テレワークの導入について検討を行ってきた。今般、国において速やかに
テレワークが導入できるよう基本的な考え方及び
技術要件について整理が行われ、この要件などに基づき、
地方公共団体情報システム機構、
J-LISが実施する
ネットワーク構成を大きく変更せずに利用可能な
テレワークの
実証実験に参加するため、
リモート接続用の端末及び
通信回線を準備する必要があるため増額補正する、との答弁がありました。
また、
テレワークによって顔を合わせないことが多くなるため、職員間の
連携不足等が懸念されるが、対応は、との質疑があり、
理事者から、一般的に言われている
在宅勤務での課題は、慣れない
在宅勤務を行う中での効率性、疲労、コミュニケーションの取りづらさがある。今回の
実証実験でこれらの課題にどのように取り組むかを検証していきたい、との答弁がありました。
また、
キャッシュレス決済手数料の影響は、との質疑があり、
理事者から、市民の皆様の利便性の向上が大きいところであると考えている。
証明書等の
交付事務については、職員の時間
外勤務等の削減につながる部分もあるため、大きな持ち出しにはならないと考えている、との答弁がありました。
また、自宅で決済できるようになるのか、との質疑があり、
理事者から、今回、税及び
保険料で
導入予定のLINE PayやPayPayの
支払い機能を使い、納付書に印刷されているバーコードを読み込み、自宅から納めていただける、との答弁がありました。
以上で報告を終わります。
4
◯神子雅人委員長
市民福祉分科会長、
遠藤浩一委員。
5
◯遠藤浩一市民福祉分科会長
(登壇)ただいま議題となりました日程のうち、本
分科会が分担する案件の審査につき、去る12月11日に
市民福祉分科会を開きましたので、主な質疑につきまして御報告を申し上げます。
「議案第99号 令和2年度厚木市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、委員から、
介護保険事務経費増について、
介護保険システム改修の内容は、との質疑があり、
理事者から、令和3年度の
制度改正のうち、
介護認定を受けた方に対する
総合事業の利用の
弾力化、
介護報酬の改定、
介護保険の認定の
有効期限の上限の変更、
税制改正に伴う
保険料に対応するための改修である、との答弁がありました。
続きまして、「議案第100号 令和2年度厚木市
病院事業会計補正予算(第3号)」は、委員から、
固定資産購入費について、
DMATの役割と派遣の実績は、との質疑があり、
理事者から、
DMATとは、専門的な訓練を受けた医師や看護師らで構成された
災害派遣医療チームである。直近の
出動実績は、
風水害対応のほか、
新型コロナウイルス関係の
搬送調整、県内で
クラスターが発生した病院等に関する出動など12回、延べ36名が派遣されている、との答弁がありました。
さらに、今回は
クラウドファンディングで集めたが、経費の内訳は、との質疑があり、
理事者から、全体で691万2000円の
寄附額を集め、
車両購入費として338万8000円、残りは
業務委託料、
返礼品代、
決済手数料、
証明手数料その他雑費として352万4000円である、との答弁がありました。
さらに、
DMATの経費のうち、
返礼品代と
システム使用料の内訳は、との質疑があり、
理事者から、
返礼品代は
寄附額の30%以内、
システム使用料も含めた
業務委託料は、
寄附額の13%に
クラウドファンディング用に作成したホームページの費用として
寄附額の5%を加えた18%である、との答弁がありました。
また、なぜ
DMAT車両の
予算要求を行わなかったのか、との質疑があり、
理事者から、
新型コロナウイルスの関係で
DMATの必要度が高まり、
出動回数が非常に増えてきた。この状況の中で、
DMAT隊員が安心・安全に出動できるよう車両の更新を早く行うべく予算計上してもよかったが、まだ車が走る状況であったため、少し時間をかけながら
クラウドファンディングという新しい
資金調達手段を活用して購入するという決断をした、との答弁がありました。
続きまして、「議案第102号 令和2年度厚木市
一般会計補正予算(第14号)
所管科目」は、委員から、
福祉総合情報システム管理事業費増について、
福祉総合情報システムとは何か、また、改修することにより業務がどのように改善されるのか、との質疑があり、
理事者から、
福祉総合情報システムは、
障害者福祉、
高齢者福祉、
生活保護、
児童福祉、子ども・
子育て支援に関する業務を統合したものであり、
財務管理、
システム間の
データ連携等を行うものである。今回は
制度改正に合わせて改修するものであり、一つは、
令和元年10月から始まった
幼児教育・保育の
無償化における副食費の
免除通知の
データ管理や出力等を行うための改修、もう一つは、
保育所等に通う乳児、幼児が
新型コロナウイルス感染症の影響により
登園停止となった場合に、今まで表
計算ソフトで行っていた
保育料の
日割計算を
システムで処理するための改修である、との答弁がありました。
さらに、
システム改修の財源の内訳は、との質疑があり、
理事者から、副
食費免除通知の改修は、
県補助金の子ども・
子育て支援事業費の
補助金を充当し、
保育料日割計算の改修は、
国庫補助金である
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6512万1000円のうち715万円を充当する予定である、との答弁がありました。
また、
文化会館維持管理事業費増について、
文化会館の1年間の平均的な収入は、との質疑があり、
理事者から、この3年間ではおおむね4900万円程度の
利用料収入である、との答弁がありました。
さらに、
利用料収入の減額分を支出する根拠は、との質疑があり、
理事者から、
文化振興財団と締結している
基本協定の中に、
不可抗力による影響や
リスク分担の条項がある。今回の状況を鑑みて
不可抗力の条項を適用した、との答弁がありました。
さらに、
利用料収入減の補填額3200万円の算出の根拠は、との質疑があり、
理事者から、収入は、令和2年4月から9月までの
利用料収入566万円、10月から3月までの
収入見込額と
指定管理料を合計した1億5148万7000円、支出は、施設の
休止期間中に伴う
施設運営委託料と
光熱水費の
削減見込額を踏まえて1億8348万7000円と見込んでおり、この収入と支出の差額により3200万円を算出した、との答弁がありました。
以上で報告を終わります。
6
◯神子雅人委員長
環境教育分科会長、
川口仁委員。
7
◯川口 仁環境教育分科会長
(登壇)ただいま議題となりました日程のうち、本
分科会が分担しました案件につき、去る12月14日に
予算決算常任委員会環境教育分科会を開きましたので、主な質疑につきまして御報告を申し上げます。
「議案第102号 令和2年度厚木市
一般会計補正予算(第14号)
所管科目」は、委員から、これまで直営だった
環境センターの
クレーン運転業務をこの時期に委託に変更した経緯は、との質疑があり、
理事者から、
現業職員の業務のうち、
クレーン運転業務と
ステージ業務は新
ごみ中間処理施設の稼働に伴い、市の業務でなくなる。また、今年度末に
クレーン運転業務の
定年退職者が2人いることや
コスト面の
削減効果も見込めるため、
職員組合と協議の上、令和3年度から外部委託することで合意したものである、との答弁がありました。
さらに、
委託契約が令和5年度末までとなっているが、令和7年に新
ごみ中間処理施設が稼働するまでの間の対応はどうするのか、との質疑があり、
理事者から、この業務は令和5年度末まで契約している
環境センターの
施設維持管理業務に追加する形で発注する。令和6年、7年については
業務内容が変わってくるため、単年で契約する予定である、との答弁がありました。
また、
資源化センター維持補修事業費の
増額内容は、との質疑があり、
理事者から、9月の
保守点検で、令和3年度に予定していた
修繕箇所の摩耗や劣化が予測以上に進んでいると報告を受けたため、9件の修繕を行う、との答弁がありました。
さらに、今後のスケジュールは、との質疑があり、
理事者から、
資源化センターの修繕は、施設の停止する土曜日、日曜日のみに行うことや、
部品製造に時間がかかるものがあるため、4か月の工期を予定している、との答弁がありました。
また、
久保奨学金について、
対象者の詳細は、との質疑があり、
理事者から、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う支援策として、
対象者を増やしたものである。部活動の経費に係る支援である
学校教育活動応援奨学金を30人から40人に、
高校入学に係る経費の支援である
入学準備奨学金を20人から30人に増やし、合計90万円の
予算増としている、との答弁がありました。
また、学校の樹木の巨木化への対応について、どのように行っていくのか、との質疑があり、
理事者から、平成30年度に発生した台風24号、並びに
令和元年度に発生した台風15号及び台風19号の影響により、
学校敷地内の樹木が多数倒木や枝折れしたことを踏まえ、平成30年度下半期から樹木の整理を進めており、特に
学校運営や
近隣住民等の生活に支障を来すおそれのある樹木を優先的に整理してきた。今回の
補正予算で対応する小学校4校と中学校2校の整理が完了すると、小中学校36校のうち17校の整理が完了する。今後も
学校関係者の意見を聞きながら継続的に整備を進めていきたい、との答弁がありました。
また、
学校施設環境改善交付金について、現在、何件申請しているのか、との質疑があり、
理事者から、今年度実施できなかった小学校2校の
トイレ改修工事については、来年度のエントリーができない旨の話が国からあったため、今回補正する
藤塚中学校の
グラウンド改修1件のみ申請し、採択されたものである、との答弁がありました。
さらに、
グラウンド改修の具体的な手法は、改修の時期はどのように判断するのか、との質疑があり、
理事者から、
立地条件や
使用頻度、用途などの条件を考慮し、費用対効果も踏まえた上で
改良混合土のクレー舗装を選定し、表層及び路盤の舗装再形成や防球ネットの張り替えなどの改修工事を実施している。これまでは小中学校1校ずつを隔年で行ってきたが、部活動での
使用頻度が高い中学校のグラウンド状況が悪いため、状況を見ながら次年度に改修する学校を選定している、との答弁がありました。
さらに、今回の改修の工期は、との質疑があり、
理事者から、令和3年度の夏休みを中心に工事を実施する予定で、6月に契約し、9月末までの履行期間で進めたい、との答弁がありました。
さらに、学校の部活動などへの対応は、との質疑があり、
理事者から、他の学校や荻野運動公園の使用について調整が必要となる。これ以外は体育館や中庭の範囲で活動いただいている、との答弁がありました。
また、玉川小学校の体育館屋根と東名中学校の防球ネットの改修について、具体的な整備内容と工期は、との質疑があり、
理事者から、玉川小学校については、屋根の老朽化による雨漏りにより天井材の一部が落下する事象が生じた。既に安全確保は図っているが、雨漏りの解消のため屋根全面に防水を施す改修工事を実施するものである。工期は、学校と協議の結果、運営に影響の少ない令和3年度の入学式後とし、5月下旬までを予定している。
次に、東名中学校の防球ネットについては、支柱の根本の腐食により強風時に倒壊のおそれがあることから、新たにコンクリート支柱を建て防球ネットを張り替えるもので、年度内に完了予定である、との答弁がありました。
以上で、
予算決算常任委員会環境教育分科会の審査概要について、報告を終わります。
8
◯神子雅人委員長
都市経済
分科会長、高橋豊委員。
9 ◯高橋
豊都市経済分科会長
(登壇)ただいま議題となりました日程のうち、本
分科会に分担されました案件につき、去る12月15日に
予算決算常任委員会都市経済
分科会を開きましたので、主な質疑につきまして御報告申し上げます。
「議案第96号 令和2年度厚木市
公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号)」については、委員から、公共用地取得事業の進捗状況は、との質疑があり、
理事者から、
令和元年度末時点の用地取得率は95%であり、本年度の用地取得見込みは99.6%を想定している、との答弁がありました。
さらに、進捗状況に合わせて減額とあるが進まなかった理由は、との質疑があり、
理事者から、建物や樹木等の移転補償交渉のほかに、生活再建の交渉が課題となり、地権者交渉が長引いている、との答弁がありました。
また、1年延ばしたことによる全体への影響は、との質疑があり、
理事者から、工事の進捗が1年先送りになる、との答弁がありました。
さらに、環状2号線の全体事業計画は、との質疑があり、
理事者から、平成28年度から国土交通省と厚木市が協定を結び、厚木秦野道路と隣接する厚木環状2号線の用地買収を行っている。用地買収後についてはまだ検討段階である、との答弁がありました。
「議案第101号 令和2年度厚木市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)」については、委員から、管渠のしゅんせつ作業は年に何か所行っているか、との質疑があり、
理事者から、令和2年度は25か所を実施している、との答弁がありました。
さらに、しゅんせつ作業の前後でどのような変化があるのか、との質疑があり、
理事者から、しゅんせつ作業は、しゅんせつ洗浄の専門機械であるジェットを使用し、高圧の水流により管渠などの詰まりを取り除き、バキューム車で汚泥を吸引後、処分場で処分している、との答弁がありました。
「議案第102号 令和2年度厚木市
一般会計補正予算(第14号)
所管科目」については、委員から、中町第2-2地区周辺整備事業の繰越明許の内容は、との質疑があり、
理事者から、事業者選定業務は、10月に行った事業者に対するサウンディング型市場調査により、参加者が提出する技術提案の作成に十分な期間を設定する必要があると判断したため、繰越明許をさせていただくものである、との答弁がありました。
さらに、参加事業者が増えることも想定できるのか、との質疑があり、
理事者から、サウンディング型市場調査において、設計者が基本設計だけではなく実施設計の一部にも携われる形にしないと参加意欲が高まらないと御意見をいただき、市としてもそのような発注方式でいこうと先日の本会議で説明した。そのような発注方式により事業者の参加意欲が高まり、参加者も増えていくのではないかと想定している、との答弁がありました。
また、複合施設基本設計等業務委託経費の内容は、との質疑があり、
理事者から、サウンディング型市場調査の提案を踏まえ、複合施設等整備の発注方式について、実施設計を基本設計者と施工者に分割して発注する(仮称)実施設計分割型デザインビルド方式とした。そのため、基本設計者が基本設計及び実施設計の一部の業務を行うに当たり、令和2年度中に公告及び事業者選定業務に着手し、業務の完了が令和6年度となり、事業年度が複数年度にわたるため、債務負担行為の設定をさせていただいた、との答弁がありました。
さらに、もともと予定されていたものか、との質疑があり、
理事者から、今年度は基本設計先行型を想定していたため、設計費については来年度計上を予定していたが、今回のサウンディング型市場調査を踏まえ、基本設計者が実施設計の一部を担うことに伴い、令和6年度までになった、との答弁がありました。
さらに、もともと予定していた予算が増えるのではなく、使い方が変わったという理解でよろしいか、との質疑があり、
理事者から、委員おっしゃるとおり、との答弁がありました。
また、河川緊急維持補修工事経費の内容は、との質疑があり、
理事者から、河川緊急維持補修工事は、施設の突発的な構造物の損傷箇所の補修及び地元要望や市民からの情報提供などに早急に対応するため、緊急に実施する維持補修工事となっている、との答弁がありました。
また、4月、5月に早期発注するため、改良とか舗装の打替えなどの工事発注を前倒しすることはできないのか、との質疑があり、
理事者から、できないことはないと思っている。どうしてもやらなければいけない、至急やらなければいけないものを
補正予算に計上している。舗装とか改良工事については当初予算に計上するのが通常である、との答弁がありました。
以上で報告を終わります。
10
◯神子雅人委員長
ただいまの
分科会長報告に対して一括質疑に入ります。──別になければ質疑を終結いたします。
討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。
採決いたします。
議案第96号 採決───起立多数で可決
議案第97号 採決───起立多数で可決
議案第98号 採決───起立多数で可決
議案第99号 採決───起立多数で可決
議案第100号 採決───起立多数で可決
議案第101号 採決───起立全員で可決
議案第102号 採決───起立多数で可決
11
◯神子雅人委員長
以上で本
委員会に付託されました案件の審査は終了いたしました。
これをもちまして、
予算決算常任委員会を閉会いたします。
(午前9時26分 閉会)
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