ツイート シェア
  1. 川崎市議会 2018-04-26
    平成30年  4月まちづくり委員会-04月26日-01号


    取得元: 川崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-06
    平成30年  4月まちづくり委員会-04月26日-01号平成30年 4月まちづくり委員会 まちづくり委員会記録 平成30年4月26日(木)  午前10時00分開会                午後 0時40分閉会 場所:602会議室 出席委員:堀添 健委員長、宗田裕之副委員長、浅野文直、原 典之、老沼 純、      かわの忠正、春 孝明、石川建二、織田勝久、渡辺あつ子、重冨達也各委員 欠席委員:なし 出席説明員:(建設緑政局奥澤建設緑政局長綱島総務部長磯田緑政部長、        柴山庶務課長櫻井みどり企画管理課長木村みどり保全整備課長、        佐藤多摩川施策推進課長       (市民文化局髙相市民生活部企画課長山根市民スポーツ室担当課長 日 程 1 請願の審査      (建設緑政局)     (1)請願第39号 川崎市公共施設利用予約システム利用者登録における証明書類の改善と施設利用向上に関する請願     2 その他                午前10時00分開会
    ○堀添健 委員長 ただいまからまちづくり委員会を開会いたします。  お手元のタブレット端末をごらんください。本日の日程は、まちづくり委員会日程のとおりです。  初めに、建設緑政局関係の請願の審査として、「請願第39号 川崎市公共施設利用予約システム利用者登録における証明書類の改善と施設利用向上に関する請願」を議題といたします。  なお、傍聴の申し出がございますので、許可することに御異議ありませんでしょうか。                 ( 異議なし ) ○堀添健 委員長 それでは、傍聴を許可します。                 ( 傍聴者入室 ) ○堀添健 委員長 なお、関係理事者として、市民文化局から髙相企画課長山根市民スポーツ室担当課長が出席しておりますので、御紹介をいたします。  それではまず、事務局から請願文を朗読させます。 ◎浅野 書記 (請願第39号朗読) ○堀添健 委員長 次に、理事者から説明をお願いいたします。 ◎奥澤 建設緑政局長 おはようございます。それでは、「陳情第39号 川崎駅公共施設利用予約システム利用者登録における証明書類の改善と施設利用向上に関する請願」につきまして、櫻井みどり企画管理課長から御説明申し上げますので、御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 みどりの企画管理課長の櫻井でございます。それでは、「請願第39号 川崎市公共施設利用予約システム利用者登録における証明書類の改善と施設利用向上に関する請願」について御説明させていただきます。  請願の内容につきましては、1つ目といたしまして、川崎市公共施設利用予約システム、いわゆるふれあいネットにおける在勤証明書に関すること、2つ目といたしまして、多摩川河川敷の施設と駐車場の予約に関すること、3つ目といたしまして、有料施設予約取り消し可能期間の見直しに関すること、4つ目といたしまして、宮前区における一般用の軟式野球場新設に関することについてでございます。  それでは、お手元のタブレット端末の1(1)請願第39号(資料)のファイルをお開きください。  初めに、ふれあいネットにおける在勤証明書を勤務実態が補完できる在勤証明書に変更することとあわせて、ふれあいネットで用意した様式で申請されている利用者登録カードの取り扱いについて御説明させていただきますので、画面の表紙を1枚おめくりいただき、2ページのⅠ、ふれあいネットの在勤証明書取り扱い等についてをごらんください。  まず、ふれあいネットの利用者登録について御説明いたします。1、ふれあいネットの利用者登録についてでございますが、ふれあいネットの利用者登録には、個人登録、団体登録、野球場専用団体登録の3つの種別がございます。個人登録には、市内在住・在勤・在学で申請していただく市内登録と、それ以外の市外登録がございます。団体登録は、団体代表者を含む5名以上で申請していただき、代表者を含む団体構成員の2分の1以上が市内在住・在勤・在学の場合は市内登録、それ以外は市外登録となります。個人登録、団体登録ともに、市内登録のみが抽選の申し込みが可能となっております。野球場専用団体登録は、市内登録となっている個人登録9名以上で1チームとなり、チーム単位で野球場の抽選に申し込むことができます。チームの作成は、チームの代表者が御自身でシステムを操作することで登録していただくものでございます。  続いて、2、ふれあいネットの利用者登録の申請についてでございますが、利用者登録の申請は、各施設で配布している利用者登録申請書、もしくは、インターネットから出力できる申請書を施設の窓口に提出していただき、本人確認や書類の審査を実施した上で利用者カードを交付しております。市内在勤として申請する場合は、本人確認書類にあわせて社員証や在勤証明書の提示をお願いしております。なお、ふれあいネットで用意している在勤証明書の様式は、勤務先に様式がない場合などに御利用いただく見本としての位置づけで提供しているものでございまして、様式と同等の項目が記載されていれば、必ずこの様式でなければならないというものではございません。  また、ふれあいネットの利用者登録を施設の窓口で受け付ける際には、自治基本条例における市民の定義に則りまして、市民の方が登録できないことのないよう配慮をしております。  画面を1枚おめくりいただき、3ページをごらんください。3、ふれあいネットの在勤証明書についてでございますが、こちらがふれあいネットで用意している在勤証明書の様式となりますが、在勤と在学の証明を兼ねた様式となっております。項目といたしましては、会社や学校の住所及び名称、代表者名、電話番号及び申請者の氏名や自宅住所、生年月日などがございます。  続いて、4、民間企業・周辺自治体在勤証明書とふれあいネットが用意している在勤証明書の項目の比較についてでございますが、ふれあいネットで用意している在勤証明書の様式と、民間企業や周辺自治体が発行している在勤証明書を比較した表になります。ふれあいネットの様式の項目が、不足なく、ほかの在勤証明書に比べ同等以上となっているものと考えております。  次に、請願に対する市の考え方について御説明させていただきます。  初めに、「勤務実態が補完できる在勤証明書に変更すること」についてでございますが、勤務日数や雇用形態などの、いわゆる勤務実態を証明する書類としましては、一般的に就労証明書と呼ばれるものがございますが、就労証明書の記載項目に倣って勤務日数や雇用形態などの項目を在勤証明書の様式に追加した場合、窓口で申請を受ける際に勤務実態の有無を判断するための一定の基準を設定しなければ、申請者の記入の手間がふえるのみになってしまいます。基準の具体的な例といたしましては、月何日以上勤務していれば、勤務実態があると判断するや、給与が月幾ら以下の場合は、勤務実態がないと判断するなどとなりますが、多様な就労形態や雇用形態が存在する現状で一律に基準を設定することは困難であると考えます。  また、ふれあいネットの在勤証明書の様式を変更するのであれば、全体として整合性確保のために、企業などの社員証や在勤証明書も同様の変更が必要となると思われますが、企業等が発行する社員証や在勤証明書の様式を変更することは現実的に難しいものと考えております。  次に、「ふれあいネットで用意した様式で申請されている利用者登録カードを失効させること」についてでございますが、先ほど説明させていただいたとおり、ふれあいネットの様式と、企業などが発行した在勤証明書の項目に大きな差異がないことから、ふれあいネットの様式で申請された登録だけを失効させることは合理性に欠けるため、対象となる市民の方々から理解を得ることは難しいと考えます。ふれあいネットでは、施設の使用許可申請を決定するための予備的な行為として抽選申し込み制を採用していることもあり、利用者登録の申請を受け付ける際には一定程度の厳格な審査が必要となりますが、あくまでも予約システムを利用するに当たっての事前審査であり、施設の使用許可申請に対する審査ではないことから、市民の方々の利用機会を奪うことのないような配慮が必要となります。  続いて、「多摩川河川敷の施設と駐車場をセットにして予約できるようにすること」についての御説明をいたしますので、画面を1枚おめくりいただきまして、4ページのⅡ、多摩川河川敷駐車場についてをごらんください。  初めに、1、案内図をごらんください。多摩川河川敷には、現在野球場を初め、パークボール場バーベキュー場等17の有料施設を設置しております。これらの施設に対応できるよう、河川敷には4カ所の駐車場を設置しております。駐車場につきましては、資料左手から宇奈根駐車場瀬田駐車場丸子橋駐車場上平間駐車場の4カ所を設置しております。  次に、下段2、多摩川緑地駐車場の運営概要をごらんください。駐車場の開場時間につきましては、4月1日から10月末までは5時30分から18時30分まで、11月1日から3月末までは5時30分から16時30分までとしております。駐車可能台数につきましては、宇奈根駐車場で120台、瀬田駐車場で225台、丸子橋駐車場で303台、上平間駐車場で186台、4つの駐車場の合計は834台となっています。  次に、請願に対する市の考え方について御説明させていただきます。多摩川河川敷施設を駐車場とまとめて予約できるようにすることにつきましては、まず、河川敷の駐車場は、野球場、サッカー場多目的広場等施設利用者以外にも、マラソンコース多摩川緑地の散策などさまざまな河川敷利用者のための駐車場であり、有料施設の利用者のみに貸し出すことは、公平性の面から大変難しいものと考えております。  なお、河川敷利用者の利便性を向上させるため、施設利用者の要望を受け、平成29年4月から駐車場の開場時間を30分早める見直しを行いました。また、平成29年4月から瀬田駐車場において60台分の駐車スペースを増設しております。平成29年度は、満車による入場制限をすることはなかったと報告を受けております。加えて、平成30年4月から上平間駐車場に146台分の駐車スペースを増設したところでございます。  続いて、有料施設の承認の取り消しに伴い使用料を返還できる期日の見直しについて御説明させていただきます。画面を1枚おめくりいただきまして、5ページのⅢ、有料施設運動施設)の予約等についてをごらんください。  1、ふれあいネットにおける取扱いについてをごらんください。ふれあいネットでは、利用予定日の3日前までに利用の承認の取り消しの申し出があれば、有料施設の使用料の返還ができるものとしております。  次に、2、近隣都市における予約等の取り扱いをごらんください。川崎市と横浜市、大田区、調布市における運動施設の予約申し込み可能時期及び承認取り消し可能時期について表であらわしております。川崎市におきましては、より多くの方に利用していただくため、平成30年4月から河川敷の野球場の予約申し込み可能日を、利用日の2日前から当日までに変更したところでございます。  次に、承認の取り消しにつきましては、本市は使用料の返還期日を利用予定日の3日前と設定しておりますが、各自治体と比較しても大きく異なるものではございません。  次に、下段3、利用の承認の取消しについてをごらんください。(1)野球場のア、承認の取消しの総数についてですが、平成29年4月から平成30年3月までの状況をまとめたもので、申し込みがあったコマ数6,692件に対し、利用者都合により取り消され、利用されなかったコマ数は800件となっており、その割合である未利用率は12%となっております。右の表は、前回、野球場利用に関する請願を受けた際のデータをまとめたもので、未利用率は40.3%でした。  その下のイ、直前の承認の取消し状況につきましては、承認の取消しの期日である利用日の3日前から10日前までの各日ごとの承認の取り消し状況について表にしたもので、利用日3日前に承認の取り消しの件数が多くなっております。  次に、(2)サッカー場につきましては、(1)野球場と同様のデータを参考に掲載しておりますので、後ほどお時間のあるときに御確認いただければと存じます。  続いて、請願に対する市の考え方について御説明させていただきます。  施設利用者の利便性の向上を図ることは施設管理者として重要と考えております。また、河川敷の限られた地域資源を生かした運動施設につきましては、少しでも多くの人が施設を利用できるよう、予約等の利用調整の整備を図る必要があると考えております。  有料施設の使用料の返還ができる期日を現行の3日前から前倒しすることにつきましては、抽選で利用の予約がとれた方に対し、天候などの不安定な判断要素もある中で、使用するか否かの最終判断を早期に求めることに配慮するとともに、野球場のほか、テニスコートサッカー場など全ての公園内の有料施設について総合的に検討する必要がございます。  見直しに当たっては、こうした点も考慮した検討が必要でございますが、施設利用者の利便性の向上を図ることは、市民がスポーツを楽しみ、スポーツを通じて健康で明るく生き生きとした生活を送るために重要と考えておりますので、引き続き利用実態や利用者の声を把握しながら、利用者のニーズに合った施設利用に向け、見直しが可能な点については検討してまいりたいと存じます。  続いて、宮前区に野球場を新設することについて御説明いたしますので、画面を1枚おめくりいただき、6ページ、Ⅳ、宮前区の野球場整備についてをごらんください。  1、市内の一般用軟式野球場一覧についてでございますが、現在、公園内に整備している一般用の軟式野球場につきましては、ページ左上の一覧表のとおり、川崎区に5カ所、幸区に1カ所、中原区に5カ所、高津区に6カ所、多摩区に1カ所、麻生区に1カ所の計19カ所でございます。  このうち、河川敷以外の市街地に整備されているもので一番規模が小さいものは、多摩区の多摩スポーツセンターの球場で、面積は約6,400平方メートルとなっております。仮にこの規模の野球場を宮前区内で整備することを想定した場合、ページ左下にお示しした川崎市都市公園条例第2条の4第2項の規定のとおり、運動施設を都市公園内に設ける場合には、当該公園の敷地に対する割合が100分の50を超えてはならないことから、野球場を整備するために1万2,800平方メートル以上の面積の公園が必要となります。  次に、画面を1枚おめくりいただき、7ページ、3、宮前区内における面積1ヘクタールを超える公園一覧をごらんください。宮前区内において1万平方メートル以上の面積の公園をお示ししております。さきに御説明した条例の規定に基づき野球場の整備を検討した場合、整備に必要な面積を有する公園は、生田緑地、西長沢公園、宮崎第4公園、鷺沼公園、宮崎第1公園となります。このうち生田緑地は整備目的上、野球場の整備は困難であり、よって、西長沢公園、宮崎第4公園、鷺沼公園及び宮崎第1公園が検討対象となることから、各公園の現状をページ右下にお示ししております。  初めに、西長沢公園につきましては、神奈川県広域水道企業団からの借地であり、地下に水道施設が設置されていることから、バックネット等を整備することができない状況となっております。次に、宮崎第4公園と宮崎第1公園につきましては、既に少年野球場が整備されていることから、新たな運動施設の整備は困難な状況でございます。最後に、鷺沼公園についてでございますが、公園中央に斜面があり、全体が2段になっておりまして、野球場の整備が可能と思われる多目的広場につきましては面積が4,000平方メートルにも満たないことから、野球場の整備は困難な状況でございます。  以上のことから、宮前区内の公園内に軟式野球場を新設することは困難であるとともに、野球場を整備するために必要な1万2,800平方メートル以上の公園を新たに整備することは、現在の宮前区内の土地活用の状況を勘案した場合には困難であると考えます。  なお、二子球場か北見方球場を宮前区の野球場として暫定的に使用することにつきましては、現在、市内の一般用の軟式野球場の利用予約は、居住区によって施設利用の優先予約や利用制限を設けていないものですので、特定の野球場を宮前区の野球場として使用することは困難と考えます。  最後に、公園内の野球場における諸課題につきましては、現地に直接出向いて使用状況を確認することや、利用者への聴取なども引き続き実施し、適正な施設管理に努めてまいりたいと存じます。また、川崎野球協会等の利用団体と今後も引き続き意見交換等の機会を設け、施設の利便性向上に向け取り組んでまいりたいと存じます。 ○堀添健 委員長 説明は以上のとおりです。  ただいまの説明につきまして質問等がございましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。 ◆春孝明 委員 昨年も審議されているということでありますけれども、改善されていないということでさらに請願が上がってきているのだと思うんですが、まず、ふれあいネットの申請登録でありますけれども、実際野球場に関して特に問題が発生しているというわけですが、前回の審議から今回までの間に何か改善とか、そういった取り組みはされているんでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 前回の請願につきましては、まず、野球場の適正な整備、維持管理等の充実という請願がございまして、それにつきましては池上新田の球場の整備を平成29年3月に実施したところでございます。それから、駐車場の開場時間を早めることという内容の要望がございました。これにつきましては、当時は6時からの開場でございましたけれども、30分開場時間を早めまして、現在5時30分からの開場になっております。それから、瀬田駐車場駐車スペースの増設という請願がございました。これにつきましては平成29年4月から60台分を増設整備しまして供用開始しているところでございます。  改善としましては以上でございます。 ◆春孝明 委員 そうしますと、まず実際に野球場の使用に関しての請願というか、実際に利用されていてなかなか予約がとれなくて、今回請願という形で上がっているという認識なんですけれども、実際にふれあいネットの野球場の抽選に関しまして、1人の方が複数カードの登録をして抽選をするということは可能なんでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 ふれあいネットの登録に関しましては、まず個人登録をしていただきます。これに関しましては必ず窓口での申請という形になりまして、窓口では個人の身分証明の提示を求めたりして本人確認を行っておりますので、1人の方が複数の登録を行うということは不可能と考えております。 ◆春孝明 委員 そうしますと、特に野球場専用団体登録ということがあるんですが、各団体に1枚ということですけれども、ある団体があって、その中のチームの監督とかそういう方が、チームが14チームとか20チームあれば、監督の方が全部登録をして、各個人に持っていただいて予約をするということは可能というか、それはありというか、できるんでしょうか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 今御質問のありましたような団体、協会が存在しているというような御意見は寄せられておりまして、ふれあいネットにおける管理の単位につきましてはチームになっております。利用者登録は1チーム1登録になっておりますので、チームによる野球場の独占は事実上不可能でございます。しかしながら、複数のチームが集まって活動する団体や協会につきましては、ふれあいネットにはその概念自体がございませんので、任意の団体や協会が活動によって、野球場の管理運営上の課題に対してコンピューターシステムであるふれあいネットで対策を講じるには限界があると考えております。  委員から御質問のありました1つの団体で複数のカードを持って登録するようなケースがあるのかということに関しては、我々のほうでそういう登録、そういう使い方をしているかどうかというところまでは確認できませんが、そういう使われ方を仮にしているということが考えられるということはあるかと思います。 ◆春孝明 委員 そうしましたら、いわゆるきちんとしたルールにのっとって野球場の予約をしないような方が見つかった場合には、何か罰則等、ペナルティとかそういったことはあるんでしょうか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 そのような事実が確認できた場合については、ふれあいネットの利用の停止等の対応を図りたいと考えております。 ◆春孝明 委員 それでは、そのような調査をしたことはあるんでしょうか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 ふれあいネットとして直接そういった調査を実施したことはございませんが、そういったお話があるということは聞いておりますので、今後必要に応じて調査等は実施したいと考えております。 ◆春孝明 委員 必要に応じてというか、去年とか、今回の請願もそうですけれども、そういった方々が散見されるから市として対応してくださいということなんですが、では、何で今までこういったお話が上がってきていて調査されていないんでしょうか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 ふれあいネットとしてそういった事実について確認していたわけではございませんので。実際にはそういった事例もあるということは聞いておりますので、今後調査のほうはさせていただきたいと思っています。 ◆春孝明 委員 ありがとうございます。では、しっかりとまずは調査していただいて、少しでも改善していただきたいと思うんですが。  あと、駐車場の件に関しまして、台数を各施設でふやしていただいたりとかしているわけですけれども、実際に私もソフトボールとか、いろいろ実際にグラウンドを利用させていただく場合に、確かに駐車場がいっぱいでなかなか難しいなというところがありまして、オートバイとか自転車で来られる方もたくさんいらっしゃるわけですけれども、せっかく台数をふやしたので、野球場等を利用する方のために、予約を入れた団体には一定枠、1台とか2台とかそういった形で、野球場を使うということは必ず道具が必要でありますので、その出し入れ等も考えますと、車等々でいらっしゃる方も確実にいらっしゃると思います。そういった部分で野球場利用者に対する何かそういった一定程度、請願にあるような形のワンセットにして申し込みをするという考え方は、今後取り組むのかどうかも含めましてお伺いさせていただきます。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 先ほど御説明の中でも申し上げたとおり、河川敷の施設ですけれども、一般の公園部分、そういったところは散策する方やさまざまな方が利用されているということで、野球場だけに優遇したりすることは、なかなか公的なルールから難しいものと考えております。 ◆春孝明 委員 そうしますと、すごく言い方が悪くなってしまいますけれども、朝5時半に野球場を使うために行っても、変な話、駐車場を確保するために団体さんが全部埋めてしまっていてもいいのかということになってしまうんですけれども、どうですか。駐車場を確保するために野球場利用者の方が、自分たちが半日使ったりするために駐車場を使って、そのためにすごく早くから来て占用してしまって場所をとってしまうようなことも考えられなくはないんですけれども。そういった対策もあるんでしょうか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 駐車場に関しましては、昨年度も、一昨年度には先ほど申し上げたとおり瀬田のほうを10台ふやさせていただきました。昨年度は上平間のほうも186台ふやしてございます。駐車場を快適に利用していただくためにふやしているということで、ここまで4カ所で合計834台までふやしてまいりましたので、また今後利用の推移を見守っていきたいなと考えております。 ◆春孝明 委員 私なんかは特に宇奈根をよく使うわけですけれども、宇奈根の駐車場とかは結構すぐいっぱいになっているイメージがあるんですけれども、では、宇奈根に関してまだ広げていくとか、そういった考え方はどうでしょうか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 現状の河川敷のスペース等を考えますと、今これで計画上は上限いっぱいという考えでおります。 ◆春孝明 委員 市民の健康等、スポーツ推進とかそういった形でいろいろやっているわけですけれども、利用者が確実にふえていますね。より活発にしていかなければいけないとなると、やはり駐車場の整備も十分していっていただかなくてはならないと思いますので、それも含めてぜひちょっと、今後も駐車場も含めてしっかり取り組んでいただきたいと思います。 ◆老沼純 委員 何点か。ふれあいネットの申請については、現状のルールを確認しましたけれども、1年ごととか3年ごととか更新等はされているんでしょうか。また、そういった期間があるのかないのか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 ふれあいネットのカードの更新についてでございますが、今は一応3年の期間を設けて更新をするような対応をさせていただいています。 ◆老沼純 委員 どういった内容で更新、あと何を確認するのかとかありますか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 確認については、当初申請していただくときにやっていただくのと同じ対応をさせていただいておりますので、まず、本人確認をさせていただきます。本人確認につきましては、写真入りの免許証、それからマイナンバーカード等の写真のついた公的機関が発行したカードもしくは証明する書類と、それから在勤の方であれば在勤の証明できるような社員証、それから話題になっております在勤証明書等の提示をしていただいて、在勤であるということを確認させていただいて、そういったものを提示していただいて確認をすると。それで更新をしていただくというような手続をとっております。 ◆老沼純 委員 更新がない場合は、ふれあいネットは使えないんですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 更新の手続をしない場合には、当然システムの操作等はできなくなるようになっております。 ◆老沼純 委員 ありがとうございます。私の近隣の地域の方も申請してますけれども、具体的に言えばとんびいけ球場、またはその横のテニスコートは、週末は大人気で全くとれないと、3年以上は当選実績がないという方も数人いらっしゃって、そういったところもまた具体的に考えていただければと思います。  次になりますが、雨天時の取り消しについてです。まず、基本的な雨天時の、こういう日は気象の要件で使えなくなりましたというルールを確認させていただきたいんですけれども、どんなルールになりますか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 雨天時につきましては、ふれあいネットで運動施設を使う場合には、使った翌日に請求するという形になっております。雨天時につきましては、雨で本当に施設管理上使えないというところであれば、利用休止という形で後の請求はしないという形になります。 ◆老沼純 委員 その雨天で使える、使えないというのはどこで、誰が判断されるんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 各施設の管理者である道路公園センターのほうで判断しております。 ◆老沼純 委員 ありがとうございます。とんびいけ球場だと施設管理を委託されている方が現地で見られると思うんですけれども、あそこはもともと雨はけが悪くて、土曜日使おうと思っても、金曜日の昼間に雨が降っていると土曜日は使えないという状況が発生していますので、そういったところももう一度見ていただきたいかなと思います。  最後になります。6ページで社会人用の軟式野球場の大きさの規定はあるんですけれども、フェンスの高さとか、何かそういった細かいルールとか、また追加であるんでしょうか。 ◎木村 みどりの保全整備課長 フェンス等の施設の規定でございますけれども、こちらでお示ししておりますものは一応野球場として必要な面積等の規定を参照してございますけれども、特にこうした高さがないといけないとか、こうした面積がないといけないというようなものではございません。 ◆老沼純 委員 一定のフェンスの高さがあれば、基準より広さは狭くてもいいとか、そういったルールはあるんですか。 ◎木村 みどりの保全整備課長 そのあたりは恐らく現地の状況等を加味して判断する必要があると考えてございます。例えば、住宅に近いところですとか、そうじゃない民家が遠いところといったようなことに応じた形で設定をすることは考えられるかと思います。野球場の面積につきましては、こちら6ページの一般用軟式野球場一覧の欄外に米印で表記させていただいたんですが、目安としてでございますけれども、公益財団法人日本体育施設協会が、恐らく推奨という形になろうかと思うんですけれども、屋外体育施設の建設指針というものを出されておりまして、その中では一般の野球場の大きさ、フェンス等を加味しない場合だと考えますけれども1万500平方メートル以上、学童用の軟式野球場の大きさが6,000平方メートル以上ということで示されてございます。先ほど御説明させていただきましたとおり、本市の場合は一番小さいところで西菅公園にございます多摩スポーツセンターの管理する野球場が6,400平方メートルでございましたので、それを一定の最低基準として、当然あちらも高尺フェンスで囲ってございますことから、安全性を確保して御利用いただいているということだと考えています。 ◆老沼純 委員 どうもありがとうございました。メジャーリーグの球場をそのままつくってくれというわけではないんですけれども、地形によって形が変わったりとか、フェンスの高さがいろいろあったりとかで、独特な形をしている球場がたくさんあるというところなので、今お話の中であくまでも目安というところがありましたので、いろんな安全策を講じて検討できるのであればということをちょっと考えた上で、広い意味で検討いただければと思いますので、お願いして質問を終わります。 ◆石川建二 委員 これまでの審査の中でも大分重要な点も出てきていると思うんですが、まず初めに、この間の取り組みですけれども、先ほど改善点等の幾つか、駐車場の台数を確保するですとか、池上新田の整備を行った等々、あと駐車場の開設時間の拡大を図ったという改善点はわかりました。この間、いろいろ関係団体の方ともいろいろ協議あるいは懇談をされてきたと思うんですが、本当にそういう方々の声を聞くというのは非常に重要な点だと思うんですけれども、利用者の方々とのコンタクトというか協議というのはどのぐらい行われたのか。また、その中で今回いろいろと指摘もされているかと思うんですけれども、どんな点が課題と市のほうとしては受けとめてこられたのか。その辺、ちょっと経過を含めてお答えいただきたいと思います。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 前回の請願を受けまして、川崎市野球協会の方々とこの間5回ほど意見交換会を実施させていただきました。3月、5月、8月、9月、11月とさせていただきました。この間の主要な課題といいますかお話をさせていただいたところは、やはりふれあいネットにおける在勤証明書のお話ですとか、あとふれあいネットにおける使用料返還期日の見直しです。あと、先ほども出ました河川敷の駐車場の弾力的な運用というところで、こちらのほうが主な内容として話し合われた内容でございます。  この間、在勤証明書のお話ですとか使用料返還に関しては、先ほど冒頭に御説明させていただいた考え方を述べさせていただいたところでございますが、ふれあいネットにおける使用料の前倒しというところでは、これから検討課題も多いかと思います。これにつきましては今後も引き続き見直しに向けた検討を図っていきたいと考えております。あと、逆に申し込み期間が野球場の施設に関しましては利用当日の2日前までとなっておりましたが、多摩川河川敷の野球場に関しましては、4月から当日予約可能という形にはさせていただいたというところです。今後とも、野球団体の方々とお話し合いをしながら、改善できるところは改善していきたいと考えております。 ◆石川建二 委員 今のお話で使用料の返還ということが出てきましたけれども、これはいわゆるキャンセルの期間の設定を今後とも引き続き検討したいということでよろしいでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 そのとおりでございます。 ◆石川建二 委員 ふれあいネットに関しては、なかなかコンピューターでの処理の限界があるということは、他の施設においても全く同様だと思うんですが、その中でも、例えばこういう非常に限られた資源をどのように公平に使っていくのかという意味では、各自治体とも同じような悩みを抱えているのじゃないかと思うんですが、他の自治体の事例検討というんでしょうか、どんなふうに公平性を保とうとしているのか、その辺の研究、検討は行っているんでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 一部資料にも触れさせていただきましたが、近隣の予約状況等は研究させていただいております。ただし、こちら川崎市の場合、河川敷という特殊条件の中での野球場、運動施設の開放という形がございますので、やはり現地の利用状況を踏まえながら、利便性向上という形で川崎市としては考えていきたいと考えております。 ◆石川建二 委員 先ほどの御答弁でも、いわゆる適正ではない利用も、確認しているわけではないけれども考え得ると。そういう指摘も利用者の方々からは受けているということでしたけれども、例えば横浜市なんかで言うと、1団体、団体登録するときに同じようなメンバーが何人かいると、それは同じ団体としてみなして別のチームとしての登録ができませんよとか、そういう縛りもあるかのようにインターネットでは報道されているんですけれども、そんなような改善とか、そこら辺は検討されている経過があるんでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 先ほども触れさせていただきましたが、昨年4月1日にふれあいネットのシステムを更新した、その内容の主要な1つが、野球場専用登録の際に個人登録を前提としてチーム登録をするという形の改善を図ったところでございます。こういったところでふれあいネットとしての改善と、あと現地での指導というところで、引き続きそういった指導ですか、現地のほうの不正とかそういった監視は続けていきたいと考えております。 ◆石川建二 委員 個人登録がないと、いわゆるチーム編成のメンバーとしての登録はできませんよというのは一つのチェックになっているということですけれども、例えば、個人登録を持っている方が、同じお名前が2つのチームで出るとか、そういうことだってあるかと思います。横浜市の場合は4名でしたか3名でしたか、同じお名前があると違うチームとはみなさないよ、申し込みできないよというようなことを工夫されているようですが、個人登録プラス何かそういう対策というのは講じられているんでしょうか。
    ◎櫻井 みどりの企画管理課長 個人登録をした前提でチーム登録を行っていただくという形になりますので、個人が複数のチームにわたって存在するということはないと考えています。 ◆石川建二 委員 それはシステム上できないと理解してよろしいんですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 委員のおっしゃられたとおりで、システム上そういったチェックをしておりますので、複数のチームに同じ方が入るということはないように、システム上チェックしております。 ◆石川建二 委員 わかりました。今後ともそういう不適切な利用があるかどうかは調査していただけるということですので、その調査もぜひ見守っていきたいなと思います。  また、駐車場の問題も大きな問題だと思います。先ほどの委員からも出ましたが、プレーをするにはもちろん道具が必要なわけで、それは一定量、手で持てるようなものでもないかと思うんですけれども、現状で言うと、例えば駐車場がいっぱいのときにグラウンドの近くにとめて荷物の出入りをしなきゃいけない。あるいは午後からの利用ということも貸し出しの枠組みとしてもあり得るわけです。そうすると、午前中、5時半から並べばとれますよということではなくて、やっぱり一定、よく市民館の会館なんかもそうですけれども、荷物の搬入搬出用のそうした車両は当然施設を利用するときの前提条件になり得ると私は思います。そこら辺の工夫は、たしかにパーキングメーターがあるわけではないですから、どこどこにとめてというのはなかなか難しいかもしれませんけれども、駐車場の確保についてはやっぱり今後とも検討する課題だと思います。ただ、台数をふやすということはもちろん大前提で必要だと思うんです。それも限界に来ているということですから、そこら辺、何台もというわけではなく、少なくともそういう運搬用の車の駐車は必要ではないかと利用する側からは思えるんですけれども、その点改めてお聞きしたいと思います。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 先ほども申し上げましたけれども、例えば瀬田の駐車場につきましては、昨年度満車でいっぱいになったことはなかったんですけれども、河川敷の中に入って駐車場までの間にお待ちいただくことがあって、実際、野球の皆さんはそこのところで荷物をおろされているという話も聞いたことがございます。現状としてはそういった形で把握しております。 ◆石川建二 委員 こういう道具等が必要な施設の場合には、当然それを運搬する前提が伴うわけで、やはりあいていれば使えますよ、それが平等ですよというのではなくて、やっぱり附帯設備の一端として検討する必要があるのではないかと思いますが、そこら辺、とても無理難題をふっかけているとはとても思えないんですけれども、この辺、改めて今後の対応はどうでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 河川敷の駐車場は、委員御指摘のとおり限られたスペースで利用者の利便性向上というところを考えています。やはり現場の状況と、あと利用状況、ここら辺を現地を見ながら、利用団体の方々と引き続き利便性の向上、利便の改善というところで検討を続けさせていただきたいと存じます。 ◆石川建二 委員 私も宮前区で選出されているもので、宮前区の球場の問題というのは本当に切実な要望になっていまして、例えば、お子さんたちの少年野球も大変盛んなのが宮前区の一つの特徴だと思うんですが、どちらかというと少年野球のほうは、そこも会場がないんですけれども、学校施設を使ったり、何とか苦労して大会なども運営しているというのが現状で、ただ一般の方々、私たち大人が使う場合には、なかなかそういった子どもの利用が優先されて、私たちがスポーツとして楽しむ機会がなかなかとれないというのは本当に切実なことだと思うんですね。  確かに、河川敷にしても別に区の割り当てはしていないということだから、どこを使ってもいいんですよということだと思うんですが、やっぱりキャパそのものが、箇所数そのものが少ない中で、非常にとりにくくなっているというのが現状だと思うんです。  先ほど請願の中で、本来移管されている北見方第1、第2球場などについて、なかなか市としての利用が進んでいないのじゃないかという御指摘もありますけれども、この辺の利用実態はどうなんでしょうか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 北見方の野球場につきましてですけれども、河川パトロールの報告の中では、幾つかの団体が使っているという報告は受けたことがございます。 ◆石川建二 委員 市民が十分使えるような状態になっているということですか。それとも、やっぱりなかなかまだ前の公益財団の当時の団体が引き続き施設を利用していることも判明しているという御指摘だったんですけれども、これはどこかほかのところと違うような使われ方をしているんでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 御指摘の球場につきましては、先ほど多摩川施策推進課長が言ったとおり、使われているという報告は受けているんですが、実態としましては、どこか優先的にそこを予約、提供しているという実態はございません。ふれあいネット上で予約をとったという形で使われているという状況でございます。不正操作が行われているという確認はとれていないという状況です。  でも、やはりそういった利用実態、そういう声があるというところもありますので、現地等に出向いて、本当に予約申し込み者と施設利用者が一致しない場合は現地指導等を行っていきたいと考えております。 ◆石川建二 委員 ぜひここのところをお願いしたいなと思うのと、あと、例えばどうしても河川敷が中心になるという施設利用ですけれども、他に国有地だとか県有地だとか、一定の面積があったり、現在遊休している土地だとか、本当にあれだけプレーができる施設を確保するというのはなかなかこの都市部では難しいことはよく理解していますけれども、もしそういう土地があればぜひ、もともと箇所数が少ない、需要に見合っていないというのが根本的な課題なわけですから、そこのところは局としてもさまざまなことを生かしながら、この野球場のプレーをする場所の確保について努めていくというのが望まれるところだと思うんです。  私は、この利用の問題が文教委員会ではなくて、このまちづくり委員会、いわゆる大もとを整備する委員会で議論しているというのは非常に大切だと思うんですね。ある資源をどのように効率よく回そうか、利用しようか、もちろんこの視点も大切ですが、その利用する場所をやっぱりふやしていくということを提案できるのもこの委員会の一つの大切な役割だと思っているんですが。この辺について、場所の確保というところをぜひお答えいただきたいと思いますけれども、これは部長さんにぜひお願いできますか。 ◎磯田 緑政部長 今回は野球の話が一番メーンになっておりますが、ほかの市民利用施設であるとか、それはスポーツに限らずなんですが、いかに配分していくかというのがまず大前提にありまして、本日の答弁やお答えの中で、公園の中で整備するとこういう半分の面積しか野球場として使えないんだという御説明をさせていただきました。大きな話になると思いますが、まず、公園内で野球をするべきなのかどうなのかというところも恐らく当然あると思っておりまして、我々、公園の中で考えると、自分たちで持っている以外の公園緑地の中で考えると、先ほど言ったように非常に厳しい状況になるというお答えをさせていただいたつもりでございます。  ですから、まずは市の考え方として、市民利用施設としてどんなものが必要で、どういう優先順位で必要な整備を行っていくのか、これは箱物に関してもそうだと思います。それを含めた上で、我々公園の中でできることがあれば当然やっていきたいと思いますし、今ある公園のエリアの中で工夫をして見出せることであれば、何とかして見出して、少しでも利便性の向上に努めてまいりたいと考えております。 ◆石川建二 委員 この公園の中での整備についても意見をお聞きし、また、他のもちろん市民利用施設、スポーツだけではないかもしれません。そういうところで土地の有効活用をぜひ局としても部としても検討していきたいということのようでしたけれども、改めて一定の広さが必要な野球というスポーツを楽しむ以上、土地の確保というのはもう大前提なわけですから、そういう大きな土地があいたときに、ぜひ局としてそういう検討をしてほしいと市に訴えていく、庁内でも、また市民的にも訴えていくというのは、ぜひ市民は後押しできる要望だと思うんですが、その辺の全庁的な立場で、建設緑政局長もそういう大きな土地についての野球場の整備ということも一つの検討課題としてぜひ取り組んでいただきたいと思います。これはいかがですか。 ◎奥澤 建設緑政局長 今委員のおっしゃったように、利用する方々あるいは団体の方々がどういうところをお望みなのかというようなことも、よくその方々とお話し合いをさせていただきながら研究をしていきたいと思いますし、市街地においてそれだけ大きな余剰地というのはなかなか見つけられないと思いますけれども、大きな土地利用の転換なんかが図られたら、そういった機会を捉えて、野球場としての整備が可能かどうかということについては建設緑政局だけの範疇ではないかもしれませんが、全庁的に広く情報を求めまして、連携をしながら検討していきたいと思っております。 ◆石川建二 委員 とりあえず結構です。 ◆原典之 委員 今の石川委員のところでもう1回聞きたいんですけれども、請願の中に、平成26年から公益財団法人から川崎市に移管されまして偏った利用だというような言い方をされているんですが、これは大会か何かをやられているんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 利用実態としましては、チームが練習なり試合を行っているというのは聞いております。大きな大会を特別に開いているというところまでは、こちらとしては把握しておりません。 ◆原典之 委員 ここも恐らくカードに、数に物を言わせてとっているというような結果だとは思うんですが、それはまた後で質問しますけれども、この天神町第4球場については、今、硬式をやられている団体が使ってしまっているという話を実は私は聞きまして、ここについては調べてくださいと局のほうに投げかけはしているんですが、そこも含めてもうちょっと対策を、あそこはもともと硬式はやってはいけない場所ですから、御検討をよろしくお願いしたいと思います。  それと、資料の3ページ目に在勤証明書と書いてあるんですけれども、ここに出すに当たって同じ会社の名義でいろんな方が出されて、従業員が30人いれば30人までは最大出せるとは思うんですが、その会社が持っている人数の枠を超えて、要は架空で使ってしまっているような実態の調査はされたことはありますでしょうか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 会社の人数等のお話かと思いますが、ふれあいネットの申請時にお出しいただく在勤証明書につきましては、会社に所属されている方の御本人が会社に在籍しているということを証明していただく書類になっておりますので、その会社の規模等については在勤証明書のほうからは判断がつかないものですので、1つの会社でどれぐらいの数が出ているかというのも、実際に申請していただく場合にも、窓口は道路公園センター、各区役所の地域振興課等複数ございますので、それを全て把握するというのは、申請の時点ではちょっと難しいと考えております。 ◆原典之 委員 今回、そもそもカードの制度を逆手にとってやっていることがこの請願の趣旨でもありますので、そうした会社の判こを1個押してどんどん発行されているようでは在勤証明書の意味もないかと思いますので、ぜひそこのチェックをいま一度していただいて、余りにも多過ぎるところがあれば、これは個人情報ですのでそこまで言えませんけれども、何社の会社が何人持っているかぐらいのデータはいただきたいと思います。これは資料請求でよろしくお願いしたいと思います。  5ページの利用についてなんですが、平成27年度の40%という未利用率から大分改善はされたと思うんですが、これは雨とかの当日のキャンセルは入っていないと思うので、恐らく27年度は40.3%からもっとふえるわけですよね。実際の未利用率の数字はわかりますか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 施設管理上押さえている数字を出させていただいております。押さえている数字がこの数字ということでございまして、全体の未利用率は今のところ準備しておりません。 ◆原典之 委員 どっちにしろ、雨が降れば野球はできませんからしようがないのですけれども、3の(1)のイ、直前の承認取消し状況(800件の内訳)は大分改善されているとはいえ、やっぱり3日前にいきなりキャンセルというところが563件ありますから、割と多いのかなと思います。確かに3日前にキャンセルをされて、慌てて、ではあいているから野球やろうといったって、相手もあることですし、練習だけだったら自身のチームでもよろしいんでしょうけれども、それにしたってやっぱりチームのメンバーに声をかけて、さあ野球をやろうといっても、例えば木曜日に3日後やるぞといって集まるかというと、なかなかそれぞれ御家庭の事情もあるでしょうし、集まらないという話も聞いてはおりますので、何かもう少し考えていかなければいけないのかなとは思うんですが。  私も以前議会質問させていただいたのが、これはそもそももう2回、3回と制度変更されて、ふれあいネットをやられていますよね。最初は個人でできたのじゃなかったでしたっけ。それが団体になって、今度は住民票なり在勤証明になったりと、いろいろ手をかえ品をかえやってくださってはいるんですが、結果的には一部の団体さんがカードをたくさん持ってというところに対策を打ってもらって変えてはいるけれども、また新しくつくってきてしまうという、これはイタチごっこになってしまっているんですよね。そこについては、3年前から質問させていただいたのは、システムの向上を図るということも、技術の進歩を図ることも大事なんだけれども、大田区と世田谷区で持っているグラウンドみたいに、アナログ方式で抽選をされてはどうかという提案も以前させていただきました。これは何でかというと、ただカードを持っているとクリックボタン1つで何件も何件も何件も抽選だ、申し込みができるけれども、別に大田区、世田谷が正しいとは言いませんけれども、あそこがやっているのは1件の申し込みに1枚のはがきを入れなければいけませんので、50円ぐらいかかるわけですよね。1日に100件も200件も申し込みする団体さんがいたりすると、それだけでも5,000円、1万円かかってしまうので、そこまで費用対効果があるかというところに着目して質問させてもらいました。その間について、こういう更新もされたことは評価しますけれども、具体的に根本的な解決にはなっていないなというのが今までの流れで、局の皆さんとも何度も打ち合わせさせてもらいましたけれども、依然としてなかなかグラウンドがとれない。今回も800件という、まだまだ未利用率が12%に届いてございますので、そこについては今後どういうふうにやっていくのかというのは、私もさっき在勤証明の話も、いろいろな話もございましたけれども、変に首を絞めていくよりも、例えば、これは一つの案ですよ。大会参加チーム、1つの団体がチーム数に応じて、あらかじめコマ数を割り当てて、そこだけであなたたちは使ってくださいと、それでふれあいネットには権利がないとか、いろんなやり方があるかと思うんですけれども、そういったことは今まで御検討は、今後されていく予定はございますか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 公園内の運動施設ということで、広く皆様に開放するということが前提だと考えておりまして、その点、ふれあいネットということで市民の方々を含めて広く利用の機会を提供するというところで、ネットでの登録ということをさせていただいております。そういったところで引き続きフェース・トゥー・フェース、窓口での予約というのはなかなか難しいかなというところはございます。ただ一方で、こういった3日前の数字ですとか、利用状況、利用実態としては、野球場特有の数字というのがございますので、こうしたところを踏まえて今後こういった前倒し等も含めまして検討していきたい、改善の検討をしていきたいというところで考えております。 ◆原典之 委員 そうしましたら、もう一つお調べいただきたいのは、各いろんなリーグ、団体さんが登録をされて、こういうグラウンドで大会を行っていると思うんですが、その大会ごとの所属をする参加チーム以上の申し込み件数ですとか登録件数、登録件数というと難しいんですけれども、実際ふれあいネットに入ってくるチーム名というのは必ずわかるわけでございますので、それが何に利用されているのかというところも、無作為でも構いませんけれども、いろんな団体さんのところをターゲットをどこかに絞って、例えば50チームしか参加しないのに登録カードが100枚、300枚、500枚あるよというような実態があろうかと思いますから、ぜひそこは現場の調査と同様に、そこの調査もぜひやっていただきたいと思います。  それともう1点が、宇奈根の開場時間5時半から、これは以前やらせていただいたんですけれども、グラウンドが朝6時から使っていいですよ、駐車場も朝6時から開場しますよという課題があったんですね。6時からグラウンドが使えるのにもかかわらず、5時半に駐車場に行っても係員さんが、いや、うちは6時からしかあけませんから入れさせませんという実態があったんですけれども、そうしたことで今回30分前倒ししていただいたかと思います。その後、時間について何か要望は上がってきていますか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 開場時間については、特段これ以上要望はございません。 ◆原典之 委員 最後ですけれども、等々力は下水処理場が平成36年に上が開放されるかと思います。これは当時、宮田良辰議長宛てに子ども会連合会さんから、野球場のほうの整備をしてくださいという請願も採択されております。これも含めて、今お話もあったグラウンドを探してくださいということに対しましても大いに有効かと思いますので、そこの利用も含めて検討していただきますように要望させていただきます。 ○堀添健 委員長 今、原委員から、市民文化局だと思うんですが、資料請求の要望がありましたけれども、その対応は可能でしょうか。そもそもデータをとられていないとかですと出せないところもあると思うんですけれども、そのあたりは大丈夫ですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 戻って確認をしてみないとわからないところもございますが、在勤の確認については、特に提出していただいている書類があるわけではなくて、その場で確認だけさせていただいて、それ自体は御本人にお返ししていますので、必ずしも申請書にどこの会社に所属しているかというところまで書き込まれていないケースもありますので、全て十分な資料が提出できるかどうかはちょっと、今の時点では申しわけないですがわからないところです。 ○堀添健 委員長 できる範囲で結構だと思いますので、後ほど資料をお願いいたします。 ◆織田勝久 委員 今、原委員も指摘されていましたけれども、未利用率が40.3%から12%に改善されたと一般的に見えるんですが、これの一番の改善された理由はどういうことだと皆さん分析されているんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 こちらの数字の分析につきましては、今年度に限りましては特異な事情がございまして、昨年10月に台風の影響で多摩川の河川敷が一時期利用できない状況がございました。そういった特異な状況はございますが、一方で、4月にふれあいネットの更新をしまして、個人の登録を義務づけて、そこにチームを張りつけるということで、チーム数が以前は、平成27年度で2,187件というチーム数、団体登録数がございましたが、平成30年3月の時点で543件でございます。こういったチーム数の減少、今の登録数の減少が影響しているのかなというところは感じております。引き続きそういった天候等の特異例がございますので、分析につきましては引き続きさせていただきたいと存じます。 ◆織田勝久 委員 そうすると、個人登録が前提にということで登録数が大きく減少した、そういう理解なんですか。そこはどういう御理解ですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 そういった点も要因の一つではないかなと感じております。しかし、ちょっとこの数字につきましてはさらに分析する必要があるとは考えております。 ◆織田勝久 委員 前回の審議の議事録を見ると、早急に利用率等についてはモニタリングをすると答弁されているんだけれども、そのモニタリングはされたんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 実際のところ、利用者についてのモニタリング等も行ったところはございませんが、利用団体と意見交換する機会に利用状況等をお聞きしながら、今までお話し合いを進めているという状況でございます。 ◆織田勝久 委員 平成29年1月27日のまちづくり委員会で、これは趣旨採択をされている案件なんですよ。趣旨採択されている案件の中でモニタリングをやると言っているのだから、1年たってまだやっていませんというのはおかしいでしょう。それはやるんですか、やらないんですか。いつやるんですか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 今のモニタリングの件は瀬田の駐車場について、利用の目的の内訳を調べるということでよろしいでしょうか。 ◆織田勝久 委員 それも含めてだけれども、これは全体の運用についてのモニタリングじゃないの。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 多摩川施策のほうで駐車場の利用者の目的の内訳をヒアリングさせていただいたものがございますので、ちょっと読み上げさせていただきます。まず、瀬田の駐車場に入られた入場者の方に、どちらの目的でいらっしゃいましたかというのだけを1年間、4月から11月と3月の延べ88日間の入場台数1万3,901台ございました。このうち、まずバーベキューの利用者が約33.8%、野球場の利用者が51.1%、サッカーにつきましては6.3%、散策、ランニング等が5.6%、その他釣りのほか、特段振り分けられないのが3%ございました。  駐車場の内訳については以上でございます。 ◆織田勝久 委員 議事録にそんなことは書いていないよ、これは。答弁を適当にごまかさないでくださいよ。システムをつくるといろんな使い方が発生します、つくった後の利用率とかのモニタリングはするべきだと考えてございますという当時の山田緑政部長が答弁されていますよ。これは別に瀬田の駐車場の件じゃないんですよ。しっかりそこは確認してくださいよ。山田緑政部長の議事録ですよ。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 申しわけございません。江田多摩川施策推進課長の答弁で、割合がどのような形になっているかということを答えさせていただいたので、その件と思いまして答えさせていただきました。 ◆織田勝久 委員 改めて、今の件はどうされるんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 モニタリングの実施につきましては、こういった形で団体の方々との意見交換という形で情報収集等、意見を伺うということなんですけれども、現地の利用状況を把握するためにも必要だと考えております。こちらのモニタリングにつきましては実施させていただきたいと存じます。 ◆織田勝久 委員 さっき原委員からの御指摘にもありましたけれども、やっぱり利用の実態を現場で押さえないとだめですよ、利用の実態。これも前回廣田委員が指摘されているけれども、やっぱりそこの施設によって管理のあり方もいろいろあるわけだから、管理人が常駐しているところもあれば、いないところもあるんだから、そういうことも含めて、それはやっぱり皆さんしっかり実態把握しなきゃまずいと思いますよ。それは早急にやっていただけますか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 速やかに実態の把握に努めたいと考えております。 ◆織田勝久 委員 そういうことですから、また結果を速やかに委員会のほうで御報告いただければと思います。特にパーセンテージ的にはせっかく未利用率が下がっているわけですから、それは皆さん方のいろんな意味での御努力もあるとはもちろん評価したいと思っていますので、より実態の把握をぜひお願いしたいということですね。  それで、私が不勉強でもう一度教えていただきたいんですけれども、個人登録を前提でということなんですが、これはメンバー登録等は義務づけていないんですか。メンバーはわからないんですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 野球場登録の仕方についての御質問かと思いますが、野球場については、まず、代表の方が自分の個人登録でふれあいネットにログインしていただいて、チームを作成していただきます。その際にチームに番号が発行されますので、その番号をチームのメンバーに口頭等で伝えていただく形になります。各メンバーは、自身の個人登録でふれあいネットのほうにログインしていただいて、伝えられたチーム番号を入力してチームへの参加申請をしていただくという形になります。代表者については、チーム番号でふれあいネットのほうにログインして、参加の申請を承認するという形をとっております。 ◆織田勝久 委員 そうすると、その個人登録されている方が仮にチームを複数所属しているということは当然あり得るわけですね。 ◎髙相 市民生活部企画課長 チームについては、登録した時点では、必ずほかに登録していないかというチェックがありますので、その個人の方が別なチームに移行すればほかのチームに移るということは可能ですが、複数のチームに同時に存在するということはできないようになっております。 ◆織田勝久 委員 それは個人登録をし直すときにチーム変更しましたということの手続をすればいいということですか。1度登録したそのチーム名、例えばAというチームに登録をしていたんだけれども、そのAというチームからBというチームに移動しましたと。そうすると、Aのチームには在籍しているという形のままになるんですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 ほかのチームに移った場合には、前のチームからはそのメンバーは外れる形になります。ですので、同時に複数のチームに1人の方が存在するということはないようなシステム上のチェックをしております。 ◆織田勝久 委員 それは皆さん性善説で考えるからそうなんだけれども、移動したもとのチームからは、その名前も、システム上もその方は抹消されるんですか。それはどうなっているんですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 今御指摘のとおり、名前はなくなるような形になります。 ◆織田勝久 委員 そうすると、例えば軟式野球とか、またソフトをやっているということだって理屈的にあり得るわけだけれども、個人として2つの団体に登録するということはあり得ないということですか。そういうときはどうするんですか。片や軟式野球、片や成人ソフト、その両方のチームに入っていますと。そういうときはどうなるんですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 個人で加盟できるチームは1つになっておりますので、仮にソフトボールのチームと野球のチームに所属しているとしても、個人として登録できるのはどちらかのチームだけになります。 ◆織田勝久 委員 そうすると、1人の方が複数のチームに登録されていると。現在も過去も含めてですけれども、そういうことは今のシステム上あり得ないという理解でいいんですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 現在のふれあいネットの野球場専用団体登録につきましては、必ず1つのチームに登録している方が、そのチームを離れてまた別のチームに移動すればそちらのチームでのメンバーと認識されますが、同時に2つのチームに所属するということはないようになっております。 ◆織田勝久 委員 同時にはないというふうになっても、では、例えばチームが、逆に言えば親子関係というか友達関係というか、給食の親子方式ではないけれども、そのような形は十分あり得るわけですよね。 ◎髙相 市民生活部企画課長 ふれあいネットでは、先ほども少し御説明させていただきましたが、チームの概念はございますが、その上の協会、それから団体という概念はふれあいネットのシステム上はございませんので、そこについてはシステム上でチェックはできませんので、そこまでは把握しておりません。 ◆織田勝久 委員 そうすると、さっきの御答弁でも一部不正が推定されるような案件はあるんだということを皆さんも御理解されているわけだから、これはやはりさっき原委員も言われていたけれども、これは暫定的に、特に土曜日、日曜日、祭日なんかはもう本当にアナログ方式で1度やると。昔公園事務所でやっていたみたいな形でやってみると。それを逆に半年、1年やってみての評価の価値というのは僕はあると思うんですけれども、そこは物理的にどういう問題が難しいんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 アナログ方式による、対面方式による申請申し込みということになりますと、各道路公園センターですとか、各区役所の窓口の体制なりを整えなければならないというところもございます。したがいまして、今現在、長い間ふれあいネットでやったという状況もございますので、いきなり切りかえというのはなかなか難しいと考えております。 ◆織田勝久 委員 そうすると、全体的に運動施設にそんなに恵まれていない川崎市だから、おっしゃるように市民の皆さんになるべく公平にということは確かに大事だと思うんですよ。だから、逆に言えば、そういう視点だからこそ一度そういう意味で、ある種実験的にでもいいから1年間ぐらい、実際アナログ方式でやってみると。そういうことをやる価値はあるような気がするんですけれども、内部的にはそういう御議論はされたことはないんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 やはりこれまでの取り組みといたしましては、ふれあいネットでの改善ということと、あと現地の指導ができるか、ここら辺の現地の関係というところで努めてきたところでございます。 ◆織田勝久 委員 現地の指導は指導で、これはモニタリングを含めてしっかりやってもらわなきゃ困るので、それは経過をしっかり見ていきますけれども、いずれにしても、野球協会の皆さんがこういう形で請願を出されていると。それで、請願を出されるというのはそれなりの現場の課題があって出されているわけだし、とにかく野球場施設がないというのは、僕も宮前区だけれども肌感覚では嫌というほどわかっているわけで、そういう意味では一度抜本的にしっかりチェックをしてみると。皆さんのほうは実態の把握をしてみると。それはもう本当に必要だと思うんですよね。だから、確かにアナログ方式にすると職員の人件費の問題とかいろいろ出てくるのかな。あと、道路公園でやるのであれば、そこの皆さんの御負担はふえるけれども、一度しっかり検討されてみて、一度ガラガラポンされたらいいと思うんだけれども、それは難しいんですか。もう一度お伺いしたいんですけれども。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 繰り返しになりますけれども、いきなりの窓口での対面での申請行為の切りかえというのは、なかなか難しいと考えております。 ◆織田勝久 委員 別にいきなり切りかえてくださいということじゃなくて、一度運用を実験されてみたらいかがですかという提言をしているわけですよ。それを100%拒絶するということの理屈がよくわからないので、そこがわかるように説明してください。 ◎磯田 緑政部長 今の御指摘の件でございますが、いろいろ確かに課題があることはうちも承知しておりまして、その中の選択肢の一つとしてアナログの御提案をいただいているのだと思います。その検討の有無についてもしないということではなく、当然検討はさせていただきますが、ハードルを今御説明させていただいておるわけで、やはり何か策を講ずる必要があることは十分考えておりますので、検討の中の選択肢の一つとして考えさせていただきます。 ◆織田勝久 委員 部長がせっかくそこまで言ってくださったので、実験するぐらいの方向まで行くように検討をお願いしますよ。これは局長いかがですか、お願いしますよ。 ◎奥澤 建設緑政局長 抜本的な不正対策として対面方式というのは非常に有効であるという可能性があるということは承知しております。一方、行政コストの増大とか、あるいは実際に利用される方の利便性の低下、そういったデメリットもあると思いますので、そういったことを総合的に勘案しながら、また、御利用される方々あるいは団体の方々とも丁寧にお話をさせていただきながら検討を進めていきたいと考えてございます。 ◆織田勝久 委員 局長は実態を多分よくおわかりだと思うのであれだと思うんですが、ただ、行政コストの部分の理解はするけれども、利便性の部分についてはやっぱり利用される当事者だから、利用されている当事者がこういうふうに言われているわけだから、そこの部分で違った意味で御不便をかけるということはないと思うので、ぜひちょっと前向きに御検討いただければと。これは恐縮ですが、一応宿題という形で出させていただきたいと思います。  あともう一つ、宮前区の問題なんですが、本当に川崎全体が施設が貧困な中で、特に宮前区は貧困ということで、宮前区の選出議員団はいつも関係団体の皆さんから突き上げられている状態なんですけれども。  さっき御説明いただいたときに、宮前区でこの一定の条件をクリアできる公園は4カ所あるということだったんですが、西長沢公園については配水池の上だから難しいという御答弁だったような気がしたんですが、そのような御説明だったですか、もう一度確認します。 ◎木村 みどりの保全整備課長 西長沢公園につきましては、確かに県の水道企業団からお借りしてございますけれども、地下に水道施設が設置されておりますことから、上部に施設を建築するということが難しいという条件がございます。ですので、バックネットですとかそういった施設の配置が難しいということから御説明をさせていただいた次第でございます。 ◆織田勝久 委員 それは企業団の皆さんがそういうふうにおっしゃっているの、皆さんが多分そういうことだろうと類推されているの、どっちですか。 ◎木村 みどりの保全整備課長 まず、借りるときの条件としてそのような条件でお借りしてございますので、そこのところまで今回確認したということではございません。ただ、施設が下部に構造体としてございますので、耐荷重等の問題はあろうかと思いますので、その辺は確認をしてまいりたいと思います。 ◆織田勝久 委員 今、僕も企業団の議員をやっているのでそこら辺は直接いろいろ話を聞いています。だから、そこをもうちょっとしっかり確認してくださいよ。配水池の上だけが今グラウンドという形でなっているわけじゃないわけですよ。円周部に道路はあるし、それはもう幾らでも利用ができるし、またある程度現状でもその上にどの程度の工作物を置くかということについては議論の余地があるはずなんでね。僕は企業団とそういう意見交換をやっていますから、浅野委員も頑張ってやっていただいていますけれども、そういう意見を聞いていますので、要はやる気があるかないかなんですよ。むしろ企業団のほうが心配されているのは、今の公園の管理のことを心配されていますよ。だから、そこも含めてもう一度再確認、意見交換していただけるとありがたいんですが、そこはお願いできますか。 ◎木村 みどりの保全整備課長 西長沢公園についてでございますけれども、現状で広場として野球ですとかサッカーに御利用いただいているという状況もございますので、その辺の利用状況も含めまして、さらには水道企業団のほうにも一応内容を照会させていただくような取り組みはしていきたいと考えております。 ◆織田勝久 委員 そこはお願いしますね。それからあと、場所がない、場所がないという話なんだけれども、さっき局長のほうから土地利用の転換が図られたらというお話があったんだけれども、土地利用の変換が図られたらというのは、あくまでもこれは受け身の言い方であって、本当に必要だとあれば土地利用の変換を図ればいいので、そういう問題意識であえて質問させていただきますけれども、菅生緑地を使うというのは難しいんですか。それはどういう見解なんですか。 ◎木村 みどりの保全整備課長 菅生緑地につきましては、もともと緩衝緑地として整備した緑地でございますので、公園の目的に沿っていないということでございますけれども、また、ちょっとまだ事業認可をとって公園として開設しているというところにも、まだまだ十分に用地買収ができていないとか、駐車場が確保できていないために周辺に駐車の問題が起こっているといったような状況がございますので、まずはその辺の公園としての機能の確保というところを最優先に動いているところでございます。 ◆織田勝久 委員 北部市場を含めて緩衝地帯というのはわかるけれども、ただ、あそこを実際利用している人はほとんど横浜の人なんですよね。横浜の人たちのサンクチュアリですよ、あそこは。特にドッグランとかですね。それはもう決して否定するつもりはないけれども、やっぱり川崎市民が利用するということもしっかり考えていただいて、地域を保全するという方たちもいらっしゃるからその方たちの活動はもちろん尊重しなければいけませんけれども、それは菅生緑地をしっかり活用するということもしっかり議論していただきたいんですよね。内部的な検討ぐらいはお願いしたいと思うんですけれども、それはお願いできますか。 ◎木村 みどりの保全整備課長 今後の菅生緑地の整備に向けまして、さまざまな条件等があろうかと思いますので、そうした中に野球場の可能性等については検討していきたいと考えております。 ◆織田勝久 委員 しっかりお願いしておきます。  それから、あともう一つ、さっき企業団の西長沢の話が出たので、これもひとつしっかり調整をお願いしたいんだけれども、潮見台の浄水場は皆さん御案内のとおりだと思いますけれども、正面から入り口に入ると2カ所に配水池があるわけですよ。その2カ所の配水池も、上は西長沢と同じような形状になっていますけれども、いわゆる市民施設に開放するというふうにはなっていないわけですよ。建前上はセキュリティの問題となっているんだけれども、それは上下水道局と企業団とそれぞれ、あそこは土地は共有ですから、水道企業団と上下水道局と、そういうやはり関連の野球協会であるとか、市民からの野球場、サッカー場でもいいんだけれども、そういう利用の希望が多いんだと。ついては管理ということを前提に使わせてもらえないのかと、そういう取り組みをしっかりお願いしたいと思うんですけれども、それについてはまず実態の把握を含めてちょっと調整ということをお願いしたいと思います。  そういう配水池の上が事実上遊んでいるということの実態は、皆さん御存じですよね。御存じなんですか、一応そこを確認させてください。 ◎木村 みどりの保全整備課長 西長沢の浄水場でございますけれども、上部は芝生状の形状になって、空地として存在しているということは掌握してございます。 ◆織田勝久 委員 役所は西長沢なんですね。企業団のほうは潮見台ということで、失礼しました。ぜひ、我々議員団としても非公式に企業団のほうと上下水道局のほうにいろいろアプローチはしていますので、一番のネックはやっぱりヘッドクオーターがないんですよ。どこかが中心になって進めていこうということのプロモーターをやってくれる窓口がないのでね。だからぜひ、これは大変かもしれないけれども建設緑政局に頑張っていただいて、やっぱりこういう形の請願が出てくるということも重たいと思いますので、ぜひその調整を少しやっていただきたいと。今すぐ結論を出すというのは当然難しいとは思いますけれども、今ちょうどあそこの配水池全体の再編整備もやっていますから、いろいろ議論をやるにはいいチャンスはチャンスなんですね。だから、そういうことでぜひちょっと調整をしていただきたいと。  恐縮ですが、これは大事なので、局長に一言御感想をいただきたいんですが。
    ◎奥澤 建設緑政局長 今の委員の御指摘でございますけれども、企業団あるいは上下水道、関係者が多方面、多岐にわたっているということでございますので、まず情報共有をしながらその可能性について少し研究を深めていきたいと考えます。 ◆織田勝久 委員 ぜひ期待しておりますので、よろしくお願いします。終わります。 ◆渡辺あつ子 委員 先ほどの不正利用のことで1点確認したいんですけれども、モニタリングの話とかいろいろありまして、前回の請願以降、現地のほうで実際に調査を行ったことはあるんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 昨年の5月末の休日に、河川敷の野球場につきましては、中原道路公園センターの職員の協力もありまして、実態調査をしたというところはございます。 ◆渡辺あつ子 委員 その結果はどうだったんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 やはり現地、届け出しているチームと照らし合わせながらの実態調査ということになります。現地では、一部届け出のないチーム同士の練習という形がなされていたところに関しては、現地で注意喚起を行ったというところでございます。そういった実態もありまして、ふれあいネット上でも予約の譲渡禁止との注意喚起で周知を図らせていただいたところでございます。 ◆渡辺あつ子 委員 そのときは注意喚起しなくてはいけない状況があったと。ふれあいネットのほうを少し直しましょうということだったと思うんですけれども、その後は、ふれあいネットを直して、その後もう1回現地にはいらっしゃったんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 ふれあいネットを訂正したというよりも、ふれあいネット上でこういった予約の譲渡はできないというお知らせを、注意喚起を行ったところでございます。その後は、申しわけございませんが、10月の台風で一部河川敷の施設が使えない状況もありましたので、その後の指導は今のところ行っておりません。 ◆渡辺あつ子 委員 わかりました。では、台風がなかったら行っていたかもしれないんですね。それはいいです。  それを踏まえて、先ほどから今年度についても実際に現地に行ってみたいというお話なんですけれども、その辺の計画についてはどう考えていますか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 今年度につきましては、これから道路公園センター等と調整しながら、昨年度は1度きりでしたけれども、数回に分けて行いたいと考えております。 ◆渡辺あつ子 委員 それは中原に限らず、高津の道路公園センターとか関係するところが幾つかあるわけですけれども、そこもですよね。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 特に河川敷の野球場の施設を管轄する公園センターと協力を得ながら進めたいと考えております。 ◆渡辺あつ子 委員 その点は理解しました。  あと、繰り返しの話が幾つか出てしまうかもしれませんけれども、宮前区の野球場の話なんですけれども、先ほどの西長沢公園の、私もこれは一番可能性として高いかなと、市民の皆さんの声も含めて考えるわけですけれども、上の建造物が難しいということなんですが、鷺沼の配水池もあそこの下に水道施設があるから、長いこと上には物は乗せられないんだという話だったんですが、今フロンタウンでネットとかサッカーをやって、ぐるっと周りにネットがあるんですね。長沢のあそこもぐるりとネットがあれば、野球場として使えるのじゃないかという声も私もいただくわけですけれども、織田委員と繰り返しの話になってしまうかもしれませんけれども、そういう点はいかがでしょう。 ◎木村 みどりの保全整備課長 西長沢公園野球場利用に関しましては、繰り返しになってしまう部分がございますけれども、現状で少年野球と少年サッカーで御利用いただいているという実態もございますので、その辺の利用状況も踏まえつつ、かつ、すぐ隣接で住宅が張りついているという部分もございますので、その辺にも配慮しながら可能性について探ってまいりたいと考えております。 ◆渡辺あつ子 委員 わかりました。軟式ですと、それほどネットを高くしなくてもいいのじゃないかという声もありますので、ぜひそこは検討をいただければと思います。 ◆重冨達也 委員 大体市の考え方はよくわかったんですけれども、何点か確認したいのが駐車場についてです。満車になったことがないという平成29年のこれは、瀬田に関することなのか、全体なのか、どうでしょうか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 瀬田についてでございます。 ◆重冨達也 委員 そうすると、ほかはどういう状況でしょうか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 何日か満車になってございます。 ◆重冨達也 委員 大体何日かってわかりますか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 満車そのものではないんですけれども、例えば、宇奈根が120台の駐車可能台数がございますので、それが1日の駐車台数が後から見ますと120台を上回った日が28日ございます。ただ、これが全部、28日が満車というわけではないんですけれども、28日ございます。瀬田は、225台の台数を上回った日数が21日、丸子橋については303台、こちらを上回った日数は25日。上平間はこの4月にふやしましたので、カウントされておりません。 ◆重冨達也 委員 瀬田で二十何日かあるけれども満車になったことがないというのは、要するに午前と午後で、延べで超えてしまったということですね。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 そのとおりで、入れかわりでということでございます。 ◆重冨達也 委員 わかりました。そうすると、宇奈根と丸子橋も同じような状況である可能性もあるという、満車になったことがない可能性もあるのですか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 現場の方に伺ったんですけれども、宇奈根と丸子橋については何日か満車になっていると伺っております。 ◆重冨達也 委員 そうすると、何日かというのをある程度はっきりとさせていくことが次に必要なのじゃないかと思うので、そこは調べてほしいと思いますが、大丈夫です。  続けて済みません。563件という野球場のキャンセルの3日前という、これの内訳、1日前、2日前とかってわかりますか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 申しわけございません。1日前、2日前の内訳数につきましては、押さえておりません。 ◆重冨達也 委員 それはシステム上は難しいんですか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 システム上、可能かどうか検討させていただきたいと思います。 ◆重冨達也 委員 わかりました。大田区と調布だと、言い方はあれですけれどもペナルティというか、利用ができなくなる期間があるので、それがこの件に関して皆さんも今後検討する余地があるというお話だったので、検討はしていただきたいんですけれども、その中で余りにもぎりぎりでというものに関しては同じような対応を検討する余地はあるのじゃないかなとは思うんですけれども、そこはどうでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 3日前取り消し、当日、2日前という内訳の調査ができるかどうかも含めまして、こういった実数が出ている以上、その分析等は引き続き検討させていただきたいと存じます。 ◆重冨達也 委員 これだけもうちょっとしゃべりますと、テニスとかサッカーとの整合性も見なきゃいけないというお話があったかと思うんですけれども、野球はふれあいネットでの申し込み方法がまた違うわけですよね。ということは、その締切日もほかと違うということが何ら僕は整合性がとれないわけではないと思います。ではサッカーはどうなんだかという話は当然出てくると思うんですけれども、それも含めてちょっとこの前、他都市が大体これぐらいだから大丈夫でしょうというのはちょっと説明としては弱いかなと思いますので、検討をお願いします。 ◆浅野文直 委員 もともとふれあいネットは市民の皆さんに使いやすく使っていただこう、調整会議のような形でわざわざ足を運んでもらわなくてもいいようにしましょうということでいろいろお考えいただいてやってきたわけですけれども、この野球場の部分に関しては、この数年かなり大きな弊害が出てしまっているわけですよね。これも皆さんもよくわかっていただいているわけで、これのためにも在勤証明だとか勤務実態をちゃんと把握したものじゃないとやり直してもらわなければだめだという請願が今回も出ているわけです。この背景は、もう完全に一部の団体の方が、例えばそのリーグに加盟して試合をやりたいのであれば、使いたいのであれば、ではあなたはAというチーム1チームだけれども、そのAというチームの中で責任持って10枚カードつくってこいとかそういうことをやらされて、その団体さんは何百枚というカードを持っちゃうわけでしょう。そうすると、当然数チームでリーグをやっている方々とか、個人的にやっている方々が幾ら申し込んだって当たるわけがないわけです、その方々が毎回毎回100枚とか使って申し込んできちゃうわけですから。  そうすると、この数年間ずっと言われてきて改善しようとしてこういう在勤証明の件や何かをやっても、結局同じようにやられてしまうわけですから、抜き打ち的に本当にとった方々が使われているのかどうか、申請された方々が本当にその野球チームに存在しているのかどうか。これは本当は市民の方が楽しく使っていただく施設の話なので、やりたい話ではないですけれども、やらざるを得ない状況だろうと。今、ちょうどこれは議会にネットが導入できるようになりましたので、今簡単にちょっとこの間見させていただきましたけれども、市のふれあいネットを利用してとったであろう球場での試合結果に載っているチームの方々が、簡単に見て調べただけでも半数以上が都内のチームであったり。これが、たまたま市のチームの方がふれあいネットでとって、練習試合の対戦相手として東京の人を呼んで試合をしていたというなら、それはもう全然健全な話ですけれども、わけのわからない100枚のカードでとりあえずとって押さえたから、そこに誰かがあっせんして、こっちのチームとこっちのチームを連れてきて試合をやらせている。だとしたら、これはやっぱり本来あるべき姿とはかけ離れているわけですから、ここはやはりもう、それを調べてどうこうできるのは、もう皆さんのところしかないだろうと思いますから、これはやはり先ほど調査をそろそろしていきますというお話でしたけれども、かなり厳しくやらざるを得ないだろうなと思います。  駐車場の整備をセットでやるというのが本当は一番いいですけれども、かなり複雑な内容になりますので、厳しいようであれば少なくともさらなる増設をしていかなくてはまずいのかなと。例えば、これは瀬田の駐車場から第三京浜手前の、別に野球だけじゃなくてサッカーの方々でも多目的広場でも使われるような、1.何キロも結局駐車場にとめてから歩かれるわけでしょう。それは当然、荷物をその手前で車を道路にとめてやるのか、ちょっと危険ですけれどもそういう話になっていってしまいますので、市としてはやはりできる限りのスペースは駐車場としても活用してもらわなければ困ると。これはたしか12月議会でやったような気がするんですけれども、第三京浜下あたりもまだ五十数台とまれるスペースとしてはあるわけですよね。ただ、堤防ですから簡単に車を乗り入れする道をつくっていいのかとか、これは国との協議がかなりいろいろと問題はあるんですけれども、今の現状としてこういう問題があるわけですので、整備に向けて腰をさらに上げていただけるようにお願いしたいと思います。単純にまだあきがある日が多いですと言われても、これはやっぱり危険ですから、1.何キロ歩くことを考えると必ずどこかで車をとめてしまいますので。  それと、西長沢の公園の件は、ほかの議員からも幾つも出ていますけれども、これはたしか3月議会でやらせていただいているんですが、水道企業団のほうも実際にあの公園のどこからどこの下がまさしく貯水池がきれいに入っているのかというのが、実態としてよくわかっていないところがあるわけです。だから、少し余分に、絶対に重いものは乗せないようにしているわけなので、これに向けては平成31年ぐらいから耐震工事に向けた活動になりますので、市としてはそれに合わせて、今回請願が出ている野球場の整備ということにつながるのかどうかはあれですけれども、積極的に関与していただかないと困るなと。できれば貯水池のないあたりは、オイルがどうこうという声はあるんだけれども、やはり入り口のところに駐車スペースが十分とれるような部分があれば、今トイレなんかがついているところにあるというふうにも思われますし、それまでの間なんですが、先日要望しましたとおり、平成24年か平成25年からたしか今12台駐車場を確保いただいていると思いますが、それがもともと官舎の駐車場用地だったわけで、隣の官舎が今もう更地になったわけですよ。あそこのほうが何十台ととめるスペースとしてはあるので、あれを遊ばせておくというのは非常にもったいないので、暫定的にでもいいので使わせていただけるようにすれば、今の時点でも不陸のぼこぼこの中を皆さんサッカーをやったり少年野球をやったりソフトボールもやっていますけれども、やっている中でも車がどうしてもとまり切れなくて、近隣の幼稚園にも協力してもらってもとまれなくて、結構警察沙汰になってしまっているので、やはりああいう住宅地の中での公園ですので、ぜひ県との話し合いをもう少し進めていただければと思います。  先ほど織田委員から浄水場の本体のほうをもう少し何か使えないかという話があって、これも何回かちょっとやらせていただいているんだけれども、市の持ち分としてたしか1割ぐらい土地の持ち分ではまだ残っているのだったと思うんですが、県の企業団がどうしてもあそこのスペースはもう狭くて狭くてだめなんだという言い方で使わせようとしてくれないんですよね。ただ、我々から見ると、何となく入り口の道路だって幅広くずっとあるし、土日だけでも、駐車スペースだけでも開放できるのじゃないかとは見えるのだけれども、何回かやり取りさせていただいた中では、県では今の時点でも占有率がかなりのパーセンテージ行っていて、開放できるような部分がもうないというような見解なので、先ほどのとおり話し合い等を、また検証等をしていただく中で進めていただくのは結構なんですが、同時にやっぱり駐車場としては今あいているあの更地を、官舎跡地をそのままにしておくのは非常にもったいないですし、市民としては市が持っているか県が持っているか余り関係ない話なので、公有地として空き地のままにしておいて、その周辺で道路に車をとめて問題になっているのに何をやっているんだという話になりますので。ぜひ、別にこれは恒久的に使わせろとかという話ではなくて、使わせていただけるように。  それも、今の時点でもあれは夕方になると閉めてしまうわけですよ。それは公園なので、夕方になれば、普通暗くなってくれば皆さん使わないのだけれども、月に数回は川崎天文同好会の方なんかが町会の子どもたちを集めて、夜間星を見せる活動なんかもしていますから、それのときにはすごい何十キロという望遠鏡を持ってこないといけないので、車がどうしてもとめられなければならないということがあるので、必ずしも無料駐車場でなくていいと思うんですね。例えば、最初の12台のところはタイムズみたいなコインパーキングみたいに貸しちゃって、使うのだからその人たちに受益のお金は払っていただきましょうというスタンスでいいと思うんですよね。そんな形で市民の方に負担をしてもらってでも少し開放していただいて、さらなる利用勝手をよくしていただければということで、ちょっと要望ばかりで恐縮なんですけれども、お願いしたいと思います。  あと、先ほど原委員から出た中で2点。1つは、対策としてはがき代程度のものがあったら少しは抑制にもなるのじゃないかという話がありました。かなり私も同意するところがあって、さっき織田委員から昔の調整会議のようにみんな顔を合わせてやったらどうだという話があったんだけれども、どうもいろいろ聞いてみると、今皆さん名前は出さないけれども、話題の中心になる団体の方々が、昔のように調整会議のような形で顔をつき合わせる形にしたほうが、さらに自分たちはもっととれるんだというような意気込みでやられているようなので、そこまでやってまたそうなっちゃうとあれなので。例えば、登録するのにもチャレンジ料で、グラウンドを申請するのにも1回200円かかりますとか、はがき代というのはわかりやすいんだけれども、何かそういう形でやっていくと、1カ所とるのに1団体が100枚、200枚と使って申請しようとしたら、それだけで1万円だ、2万円だとかかってきてしまうわけですから、そういう形での抑制が実際あり得るのかなという気がちょっとしているんですね。ですから、原委員が先ほど言われたはがき代を使わせるのはどうかとか、そういった他都市が実際に使っていることも一つの方策として検討していただいたらどうかなと強く思いました。  もう一つ、原委員から硬式野球が使っているよということで天神の話がございました。これは今回請願にも出ている部分ですが、私、実際はこの天神のところで硬式野球をやられている方というのは全然知らなかったんだけれども、私がそもそも今回まちづくり委員会に所属させてもらったのは、先日委員会で報告があった諏訪第3の硬式野球の利用について、委員会での報告が適切ではないだろうという思いがあって今回ここにお邪魔させていただいているので。まず、先ほど適正に調査をちゃんとしてくれという話がございましたから、ぜひその辺のことも含めて、川崎市の硬式野球、少年たちの特に中心となる育成の硬式野球というものを、どの程度のキャパを市がちゃんと用意してあげるのかということを、ぜひ先日計画していました1カ所に集めて、隣にキャッチボール程度の場所を用意したから何とかなるのじゃないですかみたいな、そこで7団体、8団体の方が土日だけ使って硬式野球なんかできませんよ、絶対。ぜひ、調査に合わせて市民や議会の方、硬式野球についてもいい報告をしていただけるようにお願いしたいと思います。 ◆かわの忠正 委員 大分議論がありましたので、ちょっとポイントを絞って確認だけさせていただきたいと思います。  まず、駐車場についてですけれども、駐車場が不足していると。ただ、先ほどの実態では、満車を超えているのは年間21日から25日くらいというお話で、年間52週だとしたら日曜日の半分ぐらいですかね、だけが満車になっているということが実態かなと思いますけれども、大体そんな理解でよろしいでしょうか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 そのように考えております。 ◆かわの忠正 委員 そうであれば、それ以外の利用日はそんなに問題になっていないのかなと思いますし、一方では、協会の方々は、野球場を申し込んだらセットで駐車場も確保してほしいということで、先ほど来いろいろほかの委員からも意見が出まして、私も同感なんですけれども、ほかの施設で、例えば産業振興会館は全然別なところですけれども、駐車場は、1つの施設で800人から1,000人ぐらい入る施設なのに、駐車場は5台とか8台ぐらいしかないんですね。だけれども、そこの部屋を借りた人限定で1台とか2台分だけ貸すと。あとは勝手に民間の駐車場を借りるか電車で来てくれということで、割り切っているわけですね。それで苦情が出ていないと、あそこに駐車場をつくれなんていう話は多分1回も出たことはないと思うんですけれども、逆に言うと、それぞれみんな186台から303台というもともと収容台数があるわけなので、その日曜日のある程度野球を意識しながら限定して、この曜日、日曜日のこういうところは予約した団体に何台割り当てるとかいうような、新たな工夫の駐車場の貸し方があっても私はいいと思います。そこら辺も先ほどの答弁もありましたけれども、いずれにしても、野球協会の方々は、今までも5回協議をしてこられたというお話も先ほど答弁がありました。これからも協会の方の意見を聞いていくという答弁もありましたので、そういう中で、ほかに利用される方もいらっしゃるでしょうけれども、ちょっとどういう部分だったらできるかなという観点で、協議も、また検討も進めていただきたいと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 河川敷の駐車場なんですけれども、周りから見えてしまっているのもございまして、やはり駐車場が何台かあいているにもかかわらず満車で入れませんという部分が、なかなか御理解いただけないのではないかと考えております。 ◆かわの忠正 委員 だから、全部を野球場の利用者にと言っているわけじゃないんですね。要するに、例えば協会の方々と今後何回か協議をしていく中で、例えば180台なり300台なり、全部という気持ちもおありかと思いますけれども、それでも今おっしゃったように満車となっているのにあいているということがあっては、それは当然そういうことがあるでしょうから、ではどういうふうにしたら、何台ぐらいとかという使い方もありじゃないのかなと。例えば、等々力緑地の駐車場でも、行事によってはここの部分はこの行事で専用で貸しますよとかいうやり方はあるので、少しそういう工夫をする柔軟さを協会の方々と意見を交わす中で考えるべきだと思いますけれども、いかがですか。 ◎佐藤 多摩川施策推進課長 昨年来にわたって駐車場をふやしてきたという実績がございますので、そのあたり、駐車場の今後の利用の現状の推移を見守っていきたいなと考えております。 ◆かわの忠正 委員 見守るのは当然だけれども、では、見守っていつ結論を出すのとかという話になっていくわけですよ。何も考えないという話なの。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 先ほども触れさせていただきましたけれども、多摩川河川敷を限られたスペースで利用するというところはございます。ただ、利用団体等を含めてそういう声を聞いておりますので、現地の駐車場のそれぞれの状況があると思います。そういうのも加味しながら、話し合いながら検討の見直しをできるところは見直していきたいと考えております。 ◆かわの忠正 委員 本当に実態を見ていただいて、十分実態に合わせてどこまでできるかということを御検討いただければと思いますので、よろしくお願いします。  それからもう1点は、先ほど来東京のチームが借りている実態というお話が出ました。その中でちょっと聞き捨てならないのが、予約の譲渡があるやの話も出ましたけれども、本市のこういうシステムの中で、例えば虚偽の登録をした場合、それから予約をとった人がほかの団体へ譲渡した場合、2つのケースそれぞれ違法性がどういうふうになるのかを教えていただけますか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 まず、施設管理上の話としまして、公園の施設管理上の条例としましては都市公園条例がございます。その中と、あとその他の規則等で、利用予約したものを譲渡した場合は、利用を禁止できるという監督処分は持たせてございます。ただ、それを現地で見て、現地の使用を禁じるというところまででございます。なので、先ほど来言うように、現地指導というのは徹底しなければいけないんですけれども、そこら辺の頻度等もございますので、なかなか実効が上がらないかなとは考えておりますけれども、現地指導を施設管理者としては進めたいと考えております。  ふれあいネットの件につきましても、先ほど登録制の場合は利用中止とかいうシステム上の制限というのはあろうかと思いますので、そこら辺は整理しまして、ネット上で周知、喚起を図るとか、そういった対応も図っていきたいと考えております。 ◆かわの忠正 委員 ただいまの御答弁で図っていきたいという御答弁ですけれども、今までは図ったことはなかったのでしょうか。 ◎櫻井 みどりの企画管理課長 現地指導を昨年5月にも実施しましたが、やはり照らし合わせてやっている方に対して、こういう譲渡は禁止されていますという注意で終わっているという状況です。引き続いて強く言える部分もあろうかと思います。それと、先ほど周知の部分ではふれあいネット、ホームページ上で細かにそういった禁止行為を喚起するという手だてをさせていただいているところでもございますけれども、継続的に進めていきたいと考えております。 ◆かわの忠正 委員 ふれあいネットの虚偽の申告で登録をしたとかということが仮に事実があるとしたら、これは市民文化局さんのほうですか、例えば公文書の偽造というのか、私文書の偽造なのかわかりませんけれども、そういう法的な部分は何か、どういう規制ですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 今、委員から御指摘のありましたように、もし虚偽ということが確認というか、そういった事実が確認されればそういった手続をとることは可能かと思いますが、ただ、警察のほうでそれに対して受けていただけるかどうかというところに関しては、先日弁護士相談等も行ったんですが、そこはちょっと難しいのではないかと御回答をいただいております。 ◆かわの忠正 委員 警察が動くかどうかじゃなくて、法律に触れるかどうかという点ではいかがなのか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 法律に触れるかどうかという点に関しては、当然虚偽の申請ということであれば私文書の偽造ということにはなるかと思いますので、そういった観点ではもちろん法律に触れるというふうになろうかと思います。 ◆かわの忠正 委員 先ほどみどりの企画課長が、今後ふれあいネットのほうでも注意喚起、警告をしていくというお話をいただきました。これは市民文化局のほうも、特に野球と限定していいのかあれだけれども、いずれにしても虚偽の申告をしたら法に触れますよと、それに伴って利用が中止になりますよとかという喚起の仕方がまた新たな取り組みとして必要だと思いますので、ホームページ上での注意喚起については当然みどりの企画管理課長とも協議をされながらだと思いますけれども、そこまでもう一歩、警察が動くかどうかという弁護士さんの話は、川崎市がどこまで告発をしてどうのこうのというところまでやるかどうかという話も、その話の裏にあると思いますよ。市民文化局さんがそこまでやるかどうかという判断もあるでしょうけれども。その前の段階で、まず1発目は、そこのホームページ上でもう少しぴりっとするような広報をしていただきたいと思いますけれども、その点いかがですか。 ◎髙相 市民生活部企画課長 その部分につきましては今後検討させていただいて、必要に応じて対応するような方向で進めていきたいと考えております。 ◆かわの忠正 委員 ぜひそれはやっていただきたいと思います。  あと、利用の実態をみどりの企画管理課長のほうでも現場をまた今後とも調査するということなので、違法なんだと、そういう予約状況をしているなんていうことがあったら警察に訴えるぞみたいなぐらい厳しい認識を持って先方にも接していただいて、禁止ができるとか、現地の使用を禁ずるとかという今までの対応もわかりますけれども、ただ議会の中でもそういう指摘がありますよということも十分使っていただきながら、実態調査にあわせて是正をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 ◆宗田裕之 副委員長 一言、他の委員からも出ていたように、やっぱり全市的な問題として、こういう球技ができる場所、野球場などが非常に足りないというのが根底にあると思うんです。特に、多摩川河川敷から遠い場所にある宮前区とか、私なんかも高津西地域は非常に便も悪くてなかなか行けない。そういうところで、やっぱりこういう球技ができるスポーツ公園が本当に必要だという声がいっぱい今出ている。しかも、あそこに私も質問したことが何回かあるんですが、市営四方嶺住宅跡地が残っていまして、ここは1.7ヘクタールあるんです。ここにやっぱり、今仮設グラウンドをつくってもらって、本当に狭いスペースですけれども2,500平方メートルぐらいのスペースで練習して、ここをせめて残してほしいという要望が非常に出ているんですよ。私はこの間、その人たちがどういう思いをしてきたかというのを聞いているんですけれども、この間、ずっとこういうスポーツができる公園や場所がどんどん減らされてきたという思いがあるんです。例えば、市営四方嶺住宅の跡地は、もともとは小学校になる計画があった。それが中止された。それから、子母口小学校と東橘中学校はそれぞれグラウンドがあったのに、今は合築でグラウンドが1つになっている。さらに、近くに県立の職業訓練校のグラウンドがあった。これを残してほしいということだったんですけれども、全部県の警察官舎になっちゃった。そこに住んでいる人たちにとっては、4つの場所を確保できるような場所があったのにもかかわらず、この四方嶺も全部売却されると1つしかなくなっちゃう。しかも、1つは中学校のグラウンドだから、部活で年に12回ぐらいしか使えないんです。私はこうやって市の政策によって球技ができるようなスポーツ公園、スポーツができる公園がどんどん減らされてきたというところもやっぱり大きな問題があるのではないかなと思うんです。  だから、私は市の政策、姿勢として、こういう球技ができる公園をふやすということをきちんと位置づけることは重要だし、公有地といっても市有地だけではなくて、県有地や国有地、うちの地域は国有地はかなりありますよ。そういうところを借りるとかする。そうしたら、6,000平米という大きさは、確かにこれだけあればいいですけれども、6,000平米なくても練習はできる。今、四方嶺は2,500平方メートルぐらいあれば、ネットがつけられれば練習できるからそれを残してほしいという要求があるんですね。そういうぐらいの面積でも確保できれば、非常に住民の方としては助かるんですよ。そういうことをぜひ検討して、そういう観点をきちんと持って、まちづくり、公園の整備や、局長が言われたように大規模な土地の転換の場合には必ずそういう観点を持ってやってほしいなと思います。 ○堀添健 委員長 ほかに質疑、意見・要望等がなければ、取り扱いについて御意見をお願いいたします。 ◆浅野文直 委員 内容等を精査して、これまでの議会の慣例からすれば趣旨採択ぐらいが妥当なところなのかなとは思いますけれども、先ほどから出ている中で、在勤証明云々の精査もありますが、どうしても本当にその実態と即しているのかという点では、場合によっては市の職員の方々に多数の日程の中行っていただいて、確認作業等をして、しっかりと罰則といいますか、違法なことをしている方々を排除していかなければいけないだろうと思いますので、そういった活動をしていっていただくためには、議会としても強い意思表明をせざるを得ないと思いますから、採択でよろしいのじゃないかと思います。 ◆織田勝久 委員 いろいろモニタリングの話等を含めて、経過を見ていくという意味では継続的にということで、継続もしくは趣旨採択ということもあろうかと思いますが、ついこの間も同じ請願審査をやっておりますし、その後の対応についてもきちんとやっていただいている部分と、もう少ししっかり取り組みをしていただきたかったなという部分もありますし、また、私も含めほかの委員からも具体的に改善に向けての提案等もやっておりますから、私も今自民党さんがおっしゃったように、今回はあえて採択ということでいいかなと思います。 ◆石川建二 委員 非常に強い思いとたび重なる請願というのは、非常に重たく受けとめなければならないと思っています。内容的には、行政のほうも指摘をされている方向で頑張ると、今後とも検討していくということですけれども、内容的にはシステム全体の改善という、野球だけではないんだという思いも強く打ち出されているところもあって、そこら辺は少し様子を見る必要も私はあるのじゃないかと思っています。市民文化局等も答えているように、できるだけ多くの方がアクセスしやすいことというのはこれも重要な観点だし、また、公平に使えるという実態を求めていることも非常に重要だということで、私は寄せられている御意見は非常に同感できる御意見なので、趣旨採択でその内容をしっかりと行政のほうには、きょうの約束も含めて実行していただくように求めて、きょうの強い意思というのは、きょうの議論の中で示されて伝わったのではないかということで、趣旨採択でお願いいたします。 ◆かわの忠正 委員 今回の請願文でおっしゃりたいこともわかりますし、現場の実態も多く、これだけ長い時間審議してきただけの内容のあるものだなと。一方で、野球場という施設はふれあいネット全体で見れば一般のほかの施設と違う特殊性もあるのかなと。それも踏まえて本当は趣旨採択かなと思ったんですけれども、先ほどの御答弁で検討していくという部分も今回の中にはほとんどありましたので、我が会派も採択で。 ◆渡辺あつ子 委員 現地調査もちゃんとしていただきたいし、それから公園整備にも積極的に取り組んでいただきたいということで、採択でお願いします。 ◆重冨達也 委員 項目全てに同意はできない部分もあるんですけれども、おおむね1番と3番というんですか、在勤だったりキャンセルの話だったりというのは、市としても調査が足りない部分もあったということですから、趣旨採択でということなんですけれども、一致させなきゃいけないんですよね。なので、採択で結構です。 ○堀添健 委員長 できればなるべく一致したほうが望ましいのと思うので、今、共産党さんが趣旨採択と、ほかの方々が採択ですが、共産党さん。 ◆石川建二 委員 思いは皆さんと一緒で、採択ということでまとめることができるのであれば、先ほど趣旨採択という提案をしましたけれども、共産党も採択ということで、皆さんと一緒に力を合わせてやっていきたいなと思います。 ○堀添健 委員長 わかりました。  それでは、「請願第39号 川崎市公共施設利用予約システム利用者登録における証明書類の改善と施設利用向上に関する請願」につきまして、採択することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 ( 全員挙手 ) ○堀添健 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって採択すべきものと決しました。  傍聴者の方、審査は以上のとおりでございます。どうぞ御退席ください。お疲れさまでした。                 ( 傍聴者退室 ) ○堀添健 委員長 ここで理事者の退室をお願いいたします。お疲れさまでした。                 ( 理事者退室 )         ───────────────────────── ○堀添健 委員長 その他といたしまして、4月3日の委員会において各会派にお持ち帰りいただき御検討していただくこととなっておりました、平成30年度まちづくり委員会における重点調査項目の選定につきまして、現時点で委員の皆様から何か御提案、御意見がございましたらお願いいたします。 ◆浅野文直 委員 会派の中でも、また所属委員によって、うちのほうでも、まさにきょうやった多摩川の河川敷の再編の問題だとか、コミュニティバスの問題だとか、等々力の計画の問題などいろいろ、それぞれ思いがあるので、あえて今年度のこれというものを今の時点で決めるところまでは必要ないのではないか。逆に、随時それぞれの問題を持ち出すぐらいでいいのじゃないかというのが今の時点での状況でございます。 ◆石川建二 委員 私たちも、団会議で検討させていただいて、先ほど浅野委員もおっしゃっていましたけれども、皆さんと議論すること自身が重要なことだと思いますけれども、あらかじめ枠組みだけを決めて行うというのではなくて、やっぱり必要に応じて重要なテーマがあればみんなで議論するというところで、その都度議論してみてはどうかということになりました。 ◆かわの忠正 委員 我が会派も、今までのというか、理事者から一方的な所管の報告があるとかと受けるだけではなくて、この委員会で、その他のところでどんどん日常的にこういう調査をやってほしいということで皆さんに諮って、どんどん活性化するという方向では賛成であります。ただ、おっしゃったように、重点項目というと逆にそれだけに目が行っちゃうようなことがないように、自由にその都度その都度フリーにテーマを出せる雰囲気のほうがいいのじゃないかなと思います。 ◆織田勝久 委員 基本的に皆さんと御一緒でいいかと思うんですが、ただ、めり張りとしては、御案内の例の総合交通計画の中でも、もう地域交通のものは全く動いていないわけで、それぞれ皆さん御指摘いただいたのも、やっぱり川崎としても具体的なかつてあったような交通不便地域、交通空白地域みたいな定義というのもし直すと、そんな議論も必要ではないかみたいな議論をさせていただきましたけれども、それ1本に絞る必要はないにしても、めり張りという形で、もし許されるなら地域交通、コミュニティ交通、そういうことで取り組みたいなという気持ちはございます。 ◆渡辺あつ子 委員 委員それぞれ課題がありますので、委員会でこのテーマというよりは、それぞれの課題に沿ってその都度議論していくというのがいいかなと思います。 ◆重冨達也 委員 各会派でお話をいただいたようでありがとうございました。私もコミュニティ交通については重点的にやるべきかなというふうには思っております。 ○堀添健 委員長 今、各会派から御意見をいただきましたが、具体的に設定すべきではないという意見もありましたし、あとはコミュニティ交通ということでは2会派の御意見をいただきました。引き続き、きょうの意見を踏まえて、特にこれは締め切りがある話ではございませんので、再度会派のほうでそんな意見があったということで御協議いただきまして、また改めてこの場の中で御審議いただければなと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。                 ( 異議なし ) ○堀添健 委員長 では、そのように取り扱わせていただきます。         ───────────────────────── ○堀添健 委員長 次に、その他として委員会での服装についてですが、庁内では、今年度につきましても温室効果ガス排出量の削減に資する取り組みとして、夏季における省エネルギー対策を推進する観点から、昨年度に引き続き、職員が5月1日(火)から10月31日(水)までの期間、上着、ネクタイの着用をしない夏の軽装を実施することとなっております。  なお、本件につきましては、本日朝に開催されました団長会議において報告がなされ、委員会に出席する職員の服装の取り扱いを、上着、ネクタイの着用をしない夏の軽装とすること、また、委員会中の議員の服装につきましても、各議員の判断を尊重し、それぞれが対応することが確認されております。  つきましては、本委員会におきましても、委員会中の議員の服装につきまして、昨年度に引き続き同様の取り扱いとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                    ( 異議なし ) ○堀添健 委員長 それでは、そのように確認させていただきましたので、よろしくお願いいたします。         ───────────────────────── ○堀添健 委員長 そのほか、委員の皆様から何かございますでしょうか。                  ( なし ) ○堀添健 委員長 それでは、以上で本日のまちづくり委員会を閉会いたします。                午後 0時40分閉会...