│4 │報告│
専決処分した事件の報告について(霧島市
国民健康保険税条
│ │
│ │1
│例の一部を改正する条例の
専決処分について)
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│5 │報告│
専決処分した事件の報告について(
霧島市長等の
給与等に
関│ │
│ │2 │する条例の一部を改正する条例の
専決処分について
) │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│6 │報告│
専決処分した事件の報告について(平成30年度霧島市
国民健│ │
│ │3
│康保険特別会計補正予算(第1号)の
専決処分について)
│ │
│ │81
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│7
│議案│霧島市
税条例等の一部改正について
│ │
│ │61
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│8
│議案│霧島市
都市計画税条例の一部改正について
│ │
│ │62
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│9
│議案│霧島市
子ども医療費助成条例及び霧島市
行政手続における
特│ │
│ │63
│定の個人を識別するための番号の
利用等に関する条例の一部
│ │
│ │ │改正について
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│10
│議案│霧島市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の制定につ
│ │
│ │64 │いて
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│11
│議案│財産の取得について
│ │
│ │65
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│12
│議案│財産の取得について
│ │
│ │66
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│13
│議案│損害賠償の額を定め和解することについて
│ │
│ │67
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│14
│議案│平成30年度霧島市
一般会計補正予算(第1号)について
│ │
│ │68
│ │ │
└──┴──┴───────────────────────────┴──────┘
2.本日の
出席議員は次のとおりである。
1番 山 口 仁 美 君 2番 山 田 龍 治 君
3番 松 枝 正 浩 君 4番 久 保 史 睦 君
5番 川 窪 幸 治 君 6番 宮 田 竜 二 君
7番 愛 甲 信 雄 君 8番 鈴 木
てるみ 君
9番 德 田 修 和 君 10番 平 原 志 保 君
11番 阿 多 己 清 君 12番 木野田 誠 君
13番 前 島 広 紀 君 14番 有 村 隆 志 君
15番 中 村 正 人 君 16番 仮 屋 国 治 君
17番 松 元 深 君 18番 池 田 綱 雄 君
19番 厚 地 覺 君 20番 新 橋 実 君
21番 植 山 利 博 君 22番 池 田 守 君
23番 下深迫 孝 二 君 24番 蔵 原 勇 君
25番 前川原 正 人 君 26番 宮 内 博 君
3.本日の
欠席議員は次のとおりである。
な し
4.会議に出席した
議会事務局の職員は次のとおりである。
議会事務局長 武 田 繁 博 君
議事調査課長 冨 永 博 幸 君
議事グループ長 德 留 要 一 君 書記 原 田 美 朗 君
書記 郡 山 愛 君
5.
地方自治法第121条の規定による
出席者は次のとおりである。
市 長 中 重 真 一 君 副 市 長 山 口 剛 君
副 市 長 内 達 朗 君 総 務 部 長 新 町 貴 君
企 画 部 長 満 留 寛 君
市民環境部長 有 馬 博 明 君
保健福祉部長 山 口 昌 樹 君
農林水産部長 川 東 千 尋 君
商工観光部長 池 田 洋 一 君 建 設 部 長 島 内 拓 郎 君
消 防 局 長 久 保 隆 義 君
上下水道部長 堀 切 昇 君
総 務 課 長 橋 口 洋 平 君 財 政 課 長 小 倉 正 実 君
企画政策課長 永 山 正一郎 君
教 育 長 髙 田 肥 文 君 教 育 部 長 中 馬 吉 和 君
6.会議のてん末は次のとおりである。
「開 会 午前10時00分」
○議長(
中村正人君)
ただいまから平成30年第2回
霧島市議会定例会を開会します。直ちに本日の会議を開きます。
△ 諸般の報告
○議長(
中村正人君)
議事に入ります前に諸般の報告をします。お手元に「議長等が出席した主な行事について」と「平成29年度霧島市
公営企業会計予算の繰越しに関する報告について」を配付しておりますので,後ほど御覧ください。以上で,諸般の報告を終わります。それでは,お手元に配付しました
議事日程に基づき会議を進めてまいります。これより議事に入ります。
△ 日程第1
会議録署名議員の指名について
○議長(
中村正人君)
日程第1,
会議録署名議員の指名についてを議題とします。7番,
愛甲信雄議員,8番,
鈴木てるみ議員,以上2名を指名します。
△ 日程第2 会期の決定について
○議長(
中村正人君)
次に,日程第2,会期の決定についてを議題とします。お諮りします。今
定例会の会期は,本日から平成30年6月29日までの26日間としたいと思いますが,これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と言う声あり]
御異議なしと認めます。したがって,会期は本日から平成30年6月29日までの26日間と決定しました。
△ 日程第3 閉会中における
所管事務調査の報告
○議長(
中村正人君)
次に,日程第3,閉会中における
所管事務調査の報告であります。まず,
総務環境常任委員長の報告を求めます。
○
総務環境常任委員長(松元 深君)
総務環境常任委員会において,閉会中の
所管事務調査として,去る4月4日に「
地熱発電事業及び
太陽光発電事業」について
所管事務調査を行いましたので,その概要を報告いたします。開会後,
地熱発電事業所2か所及び
太陽光発電事業所2か所の
現地調査を行いました。まず,
霧島龍馬太陽光発電所建設・
発電事業,
事業者は
合同会社霧島龍馬ソーラーパーク,
事業場所は,牧園町
宿窪田字湯ノ上,
龍馬公園近くであり,
事業面積約26.82haである。
発電規模は約1万2,000kW,
発電量は年1,200万kWhであり,
一般家庭約4,000軒分になる。現在,
工事用道路,1工区の
調整池及び2工区の
造成工事が進められており,
商用運転開始を本年9月をめどに建設中である。特徴としては,
調整池の上部にも
太陽光パネルが設置されているところである。
防災調整池を整備し,
災害防止などにも十分配慮されて建設が進められていることが確認できた。また,
工事用道路については,
建設終了後に地域の
生活道路として活用されるとの説明を受けました。次に,霧島大
霧地区及び湧水町にある大
霧地熱発電所です。
運転開始は平成8年3月で,運転後22年経過しており,発電は
九州電力,
蒸気供給を日鉄鉱業が,それぞれ
協力関係を保ちながら進められている。定格出力3万kW,約1万
世帯分に相当する。生産井が18抗井で使用中12,一時停止4,休止2で深さは987mから2,695m,還元井は11抗井で深さ1,002mから1,598mである。
平均設備利用率も平成29年3月末で90.63%であり,国内の
地熱発電所でも安定的な運転を継続しているとの説明がありました。
丸尾温泉まで5
㎞,硫黄山までも5㎞の距離の丘陵地に位置している施設であるが,マグマだまりなどの
因果関係については説明はなされませんでした。次に,関平
鉱泉所近くの牧園町小谷,鹿児島県霧島市牧園町
太陽光発電所,
設置者は
伸和工業株式会社です。工期は平成27年12月から平成30年3月で,完成したばかりの
発電所であり,
設置者の説明では面積約27ha,
太陽光パネル総数7万8,393枚で,1枚当たりの
発電量278w,総出力は約2万1,793MWで,
契約電力いっぱいの発電の場合は約6,000
世帯分である。
九州電力牧園発電所と系統連携して売電しているとの説明を受けました。以前,住民から苦情のあった風の方向が変わり,直接強風を受けるようになったことへの対応策として防風壁が設置されている。今後も地域からの苦情などへの対応には十分配慮していくとのことでありました。最後に,牧園町高千穂の
丸尾橋南側に建設中の
余剰蒸気利用の
バイナリー発電所です。
施工業者は
株式会社イワテックで,
小規模温泉発電所で平成29年12月に
中重市長の同意を得て,工事に着工し,平成30年6月に
発電開始予定である。
電力量は月に3万2,000
kW程度で約70
世帯分である。
余剰蒸気利用の目的としては,
地域特性を生かした
再生可能エネルギーの利用の推進,温泉,
地熱エネルギーは一部が温泉に利用され,余った蒸気や熱水が未利用のまま排出されている状況の中で,
観光資源の活用策として
温泉発電に対する理解を深めるため
視察型観光を誘致し,地域の活性化に貢献することや
温泉発電の普及策として,第1
号温泉発電所を建設し,更なる普及を目指すこととしている。また,
丸尾滝橋の通行の妨げとなっている噴気による視界不良の軽減が期待できるとの説明を受けました。
室内審査では,企画部から本市には
電気事業者による
再生可能エネルギー電気の調達に関する
特別措置法に
再生可能エネルギー源として掲げられている「
太陽光,風力,水力,地熱,
バイオマス」の五つの全ての
発電設備が稼働しており,平成29年9月末時点で稼働中の
設備容量は24万6,665kWである。本市の1,000kW以上の
太陽光発電所のうち,
稼働済みのものが27施設,稼働が見込まれているものが27施設であると説明があった。
地熱発電については,固定買取り制度が優遇されたことから,複数の
民間事業者が
地熱発電へ参入する動きが見られた。
地熱資源の乱開発を防止,
温泉資源の保護と適正な利用を図ることを目的に「霧島市温泉を利用した
発電事業に関する条例」を平成27年10月5日に制定・施行し,手続の明確化と
発電事業者による届出等を義務化するための一部改正を本年4月から施行しているとの説明がありました。今後も霧島市として,
再生可能エネルギー政策に積極的に取り組んでいくことを提言し,
総務環境常任委員会が行いました,閉会中の
所管事務調査の報告を終わります。
○議長(
中村正人君)
次に,
産業建設常任委員長の報告を求めます。
○
産業建設常任委員長(
池田綱雄君)
去る4月16日に,閉会中における
所管事務調査として,本市の
国県市道で改良などが必要と思われる箇所を幾つか取り上げ,本市の
国県市道の現況と今後の計画について調査を行いましたので,その内容について報告いたします。まず,
現地調査を行い,その後,室内において
執行部の説明を受けました。
執行部から,まず,土木課の
担当箇所について,
市道久保田3号線は,
県道国分霧島線から
青葉小学校,
北公園,
郡山地区などへの
アクセス道路となっており,
交通量が多いが,県道から郡田川までの約500mの区間は未改良であり,うち80mの区間は
大型車両との離合が困難である。また,
県道国分霧島線との
交差点が
久保田交差点と近く,県道で渋滞が発生し,
渋滞対策や安全な通行の確保が必要であり,
まちづくり計画にも記載されている路線である。このようなことから,地元や
地権者の理解と協力を頂きながら,(仮称)
新町久保田線の整備に向けて進めていきたいと考えている。次に,城山2号線は,
横川市街地と
県道牧園薩摩線を結ぶ
幹線道路であり,通学路にもなっていることから,平成23年度に事業着手し整備を進めている。平成30年3月末の
整備済み延長は349mで,
進捗率は
延長ベースで約21%となっている。次に,市道川
跡新川線は,
県道国分霧島線との
交差点から松木・野口地区ふれあい広場までの整備を進めており,現在約500mが完成している。残りの約380mについては,平成30年度より
両側歩道を含む幅員14mの計画で工事着手し,平成31年度完成を目指している。次に,
建設施設管理課の
担当箇所について,市道大霧線は,以前は
路線沿いの立木が
安全施設の役割をしていたようだが,現在は立木が伐採され地域からの要望で年次的に
危険箇所に
ガードレールを設置しており,本年度も設置する予定である。次に,
鹿銀隼人南支店前の
市道隼中北山王上線と
県道崎森隼人線の
交差点は,
霧島警察署,
宮内原土地改良区,
マンション所有者などの
関係団体と協議が整い次第,本年度から
歩行者の
安全対策として水路上に床版を設置する計画である。次に,
市道中馬場国分小学校線は,
国分西地区自治公民館の
まちづくり計画書に
歩行者の
安全対策の要望が記載されており・
平安祭典国分斎場前の
セブンイレブン前の
歩行者の
安全確保については,平成29年2月にコンビニエンスストアへ敷地内での出入り口の抑制のお願いをした。また,
国分小学校からも
交通事故防止策として,
歩道部分の
カラー舗装化の要望が出されており,平成28年度から平成30年度までの3か年で,
歩道部の
カラー舗装化と歩道側の
外側線の
引き直しを行った。さらに,平成29年度に
国分東地区からの要望で,
県道日当山敷根線の3差路にカーブミラーを設置した。次に,
都市計画課の
担当箇所について,
街路新川北線は天降川の左岸,しらさぎ橋から
天降川小学校正門の
東側市道との
交差点までを第1期
事業区間とし整備を行っており,平成30年3月末の
整備済み延長は320mで,
進捗率は
事業量ベースで約57%である。次に,
区画整理課の
担当箇所について,浜之市ふれあいセンター前
交差点の電柱と
信号柱は,浜之市
地区区画整理事業の
都市計画道路浜之市線の整備と同時に移設を計画している。時期は,国道現
道部分の整備を平成32年度から計画しており,
信号柱の撤去は平成35年度であるが,電柱については早めの移設が可能と思われる。また,国道現
道部分の整備前の平成31年度に,電柱と
信号柱の西側に
国道横断の
水路整備を先行して計画しており,これに合わせて移設することは可能だが,
安全性を確保するための仮設の工程が増えることや多額の費用が見込まれることから,今後,
関係機関と協議し進めたい。次に,
建設政策課の
担当箇所について,
県道大川原小村線の
国分銅田交差点から新湊橋の区間のうち,
湊地区内の
道路幅員が狭くなっており,
湊地区自治公民館の
まちづくり計画書にも,平成25年度から拡幅の要望が記載されていることから毎年,県に要望を行っているが,他地区からの要望も多く実施には至っていない。本年度も,県に対し要望を予定しているとの説明を受け,質疑に入りました。主な質疑では,「
久保田3号線は,これまで2回の
地元説明会があった。80mの区間が狭く,南側に
代替道路を提案し,住民の大方は必要性を認められたが,その後の検討はされたか」との質疑に,「
説明会で,騒音や振動を心配される意見があり,川沿いの
改良済みのところで24時間の
騒音調査を行った。基準値以内であり,今後の
説明会等でもそのように説明していきたい。また,その
騒音等については,工事の中でも対応できるかどうか検討したい」の答弁。「この幅員の狭い80m区間については拡幅ではなく,
代替道路として,(仮称)
新町久保田線の整備を進めるという理解でよいか」との質疑に,「道路の拡幅を検討したが,県道との
交差点がクッキー前の
久保田交差点に近く,かえって混雑するということで,
久保田交差点につなぐルートとして,新たに南側に造ることにより,利便性も高まるのではないかということで,地元と協議しながら進めていきたい」の答弁。「城山2号線の工事はいつ頃までの予定か」との質疑に,「歩道の確保と急なカーブの改修を進めているが,現場は,山を大きく切らないといけない部分があり,
工事費もかなり掛かる。また保安林の解除などがあり,今の段階ではいつまでとは言えないが,できるだけ早く進めていきたい」の答弁。「大霧線は,冬の寒いときは日中でもマイナス4度から5度になり,凍結したまま溶けない。また,梅雨時期は,霧で1m先が見えない。去年は実際に事故があった。
ガードレール設置を年次的に実施するとのことだが,早急な対応をお願いしたい」との質疑に,「危険な状況であると再認識した。設置する延長ができるだけ延びるように対応をしたい。それとカーブの部分には,まず先に,
視線誘導標といった光るものを設置したほうがいいところもあると判断したので,そこらを再調査したい」の答弁。「市道川
跡新川線の松木・野口地区ふれあい広場の所は,道路と公園の間に側溝があるが,ここは埋めるということか」との質疑に,「基本的にはそのまま残す。水路から北側の道路を広げていくので,歩道と水路の間は
ガードパイプを設置し,
安全対策を図る」の答弁。「
新川北線は,当初の計画では平成28年度までに本日見た電柱のところまで完了する計画であったが,大幅に遅れている。この電柱のところまであと何年掛かる予定か,また
電柱移設を早くできないか」との質疑に,「電柱の所については,3月に用地と
工作物補償の契約が整っており,国の交付金で何とかやろうと思っているが,あと3年ほど掛かるのではないかと考えている。
電柱移設については,早急にできるよう努力する」との答弁。浜之市の電柱,それから
鹿銀隼人南支店の前の
交差点については質疑ではありませんが,「
関係機関との協議など,市が単独でできる課題ではないと十分認識できた。地元の声を反映した様々な取組も分かった。この2点については大変だろうが,費用対効果なども考えながら,
関係機関とよく協議をしながら,最善の対応を取り組んでほしい」との意見がありました。ほかにも質疑がありました。
自由討議では,「今回の
所管事務調査は結果があったと思う。また,
執行部とは
情報共有ができたのではないかと思う。今後,必要に応じてこのような調査をすればいいと思う。今後,少しでも整備が進むことを望む」との意見。「本市内には,本日確認した場所以外にも,地元にとってみれば急を要するところがあり,地元から出てくる要望を一気にやることが理想だが,財源にも限りがありなかなかそうはいかない。
担当部局としては,地元の思いをしっかりと受けとめて,1年に1回くらいは要望があった箇所についての展望,進捗,
事業完了の時期など,
説明責任をしっかりと果たすような機会を作っていただきたい」という意見がありました。
委員長報告に付け加える点として,「近年の市の予算は,
福祉関係の予算が膨大に膨れ上がっている反面,道路などの
ライフライン関係の予算は少なくなってきている。どの地区にとっても必要な
生活道路であり,
ライフラインである。また各地区の
まちづくり計画書の要望も年々増加していることから,予算を
現状維持以上に持っていくべきである。しかし,それには財源が伴うことであり,負担は安くして,
行政サービスはよくしろというわけにはいかないことから,適切かつ合理的な
受益者負担に配慮しながらしっかりと取り組んでいく必要があるということを,
納税者である市民に対して,理解を頂くことが必要である」ということを申し上げ,以上で,閉会中における
所管事務調査の報告を終わります。
△ 日程第4 報告第1号
専決処分した事件の報告について(霧島市
国民健康保険税条例の
一部を改正する条例の
専決処分について)から
日程第14 議案第68号 平成30年度霧島市
一般会計補正予算(第1号)についてまで一括
上程
○議長(
中村正人君)
次に,日程第4,報告第1号,
専決処分した事件の報告について(霧島市
健康保険税条例の一部を改正する条例の
専決処分について)から日程第14,議案第68号,平成30年度霧島市
一般会計補正予算(第1号)についてまで,以上11件を一括し議題とします。
提案者の説明を求めます。
○市長(
中重真一君)
平成30年第2回
市議会定例会の開会に当たり,現時点における
市政運営の
状況報告を申し述べますとともに,今回,提案しております議案等につきまして,その概要を御説明申し上げ,議員各位を始め,市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。まず,
市政運営の状況につきまして,第二次霧島市総合計画の施策体系に沿って御説明申し上げます。「産業の活力があふれ,交流とにぎわいが生まれるまちづくり」における,商工業の振興につきましては,生産性向上
特別措置法が今通常国会で成立したことを受けて,本市におきましても,中小零細企業の生産性向上や設備投資の活発化につながるよう,導入促進基本計画を策定し,償却資産に係る固定資産税の特例率を3年間ゼロとする特例措置を講じることとしており,関係条例の所要の改正に係る議案を今
定例会へ提案しているところです。霧島の食ブランド価値向上事業につきましては,産学官の連携組織である霧島ガストロノミー推進協議会において,本市独自のブランド認定制度が確立されました。今後は,霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」の周知を図りながら,本市の魅力ある食のブランド価値向上や新産品の開発促進,販路の拡大などに取り組むこととされています。ふるさと納税につきましては,鹿児島黒牛の「和牛日本一」の称号獲得を好機と捉え,JAあいらが提供する霧島市生まれ,霧島市育ちのA5等級鹿児島黒牛の一頭買いを新たに返礼品に追加するなど,市内の生産者や
事業者の皆様と連携を図りながら,合計253品目に及ぶ返礼品の充実に努めてまいりました。また,インターネットでの広報のほか,大都市圏における新聞・電車広告による集中的なPR戦略などを展開した結果,平成29年度は,対前年度比2.2倍を超える約5億2,300万円もの寄附金を頂きました。この場をお借りしまして,本市を応援していただいた全国の皆様,お一人お一人に,心から感謝申し上げます。今後も引き続き,本市のPRに努めるとともに,生産者の皆様と力を合わせながら地場産業の振興や地域の活性化に取り組んでまいります。企業誘致と雇用の促進につきましては,岡山県倉敷市に本社を置く機械・装置部品メーカーの大松精機株式会社と工場新設に伴う立地協定を5月30日に締結しました。本協定により,本市発足後の立地協定の締結件数は58件となりました。今後も引き続き,
関係機関と連携を図りながら,県内外において積極的な企業誘致活動を展開し,雇用の安定的な確保に向けて取り組んでまいります。また,霧島市ふるさと創生総合戦略に位置づけております学生就職支援プロジェクトの取組として,2月24日に高校生を対象とした合同企業
説明会を開催しました。当日は,本市の誘致企業を中心とした34社の参加のもと,市内外の7校の高校生や保護者など約180人が来場され,地元企業を知る絶好の機会になったものと考えています。今後も引き続き,
関係機関と連携を図りながら,高校生や大学生等の地元企業への就職率の向上や若者の定着化に努めてまいります。農業の振興につきましては,霧島地域や国分平野の水田が霧島川から取水していることなどを考慮し,4月19日の硫黄山噴火に伴う農業用水への影響について,田植え前の5月中旬に用水路取水口2か所で水質調査を実施しました。その結果,水質に特に問題はなく,現時点においては,安心安全な水稲の作付けができる状況にあるものと認識しています。また,昨年10月からの新燃岳噴火に伴う多量の火山灰により,霧島川と天降川で水が濁り,河川環境への影響が心配されていましたが,3月1日から4月30日までの稚鮎の特別採捕期間においては,昨年を上回る予想外の豊漁となり,内水面漁業の関係者からは安堵の声をお聞きしています。なお,昨日には,日当山温泉公園において水産まつりが盛大に開催され,市内外から多くの方々が来場されました。今後も引き続き,噴火情報等に留意しながら,迅速な対応ができるよう,
関係機関との連携に努めてまいります。畜産業の振興につきましては,4月19日に開催されました第26回姶良春季畜産共進会におきまして,個人の部の若雌1区で福山地区の藤山粋さんの出品牛が,若雌2区で,同じく福山地区の落合弘幸さんの出品牛がそれぞれ最優秀賞一席を獲得し,団体の部では,牧園地区が優勝,霧島地区が準優勝となりました。さらに,若雌1区に出品された藤山粋さんの出品牛がグランドチャンピオンに選出されるなど,本市の畜産農家の高い飼養管理技術が実証された共進会であったと考えています。また,5月15日には,あいら地域全国和牛能力共進会出品対策協議会の設立総会が開催され,JAあいらを始めとする
関係機関の協働による全国和牛能力共進会に向けた取組が本格的に始動したところです。今後も引き続き,
関係機関の皆様のお力もお借りしながら,畜産振興策を進めてまいります。観光業の振興につきましては,昨年10月以降,新燃岳や硫黄山等の火山活動が活発化したことにより,一時は霧島山での登山やトレッキングを楽しむことができない状況にありましたが,噴火警戒レベルの引下げや警戒範囲の縮小に伴い,少しずつではありますが元の姿に戻りつつあります。私も,高千穂峰の登山道開放の際には,関係者一同と安全確認を行いながら登山を楽しみ,心地よい汗と山頂からの壮観な景色を満喫したところです。なお,今回の一連の噴火活動により,観光客への影響も懸念されていることから,今回提案しております補正予算において,各種メディアを通じたプロモーション活動等に要する経費を計上したところであり,霧島山の最新情報や市内の観光,イベントなどの情報の積極的な発信により,観光客の誘客促進に努めてまいります。「みどりあふれる快適で暮らし続けたいまちづくり」における,道路ネットワークの構築につきましては,本年,国土交通省へ出向き,強く要望しておりました東九州自動車道隼人道路の4車線化について,3月末に事業化が決定されました。2024年度の完成予定と伺っており,市街地の交通渋滞緩和や物流の円滑化が一層図られるものと大いに期待しているところです。妙見温泉地区の中央部に位置する人道橋の虹のつり橋につきましては,老朽化に伴い
安全確保が困難となったため,平成28年1月から通行止めとしていましたが,景観や今後の維持管理等を考慮し,木製から鋼製の橋へ架け替えの整備を進め,5月1日から通行できるようになりました。今回の橋の供用開始が,地域における更なる利便性向上や
安全確保,観光振興につながるものと考えています。防災対策につきましては,梅雨・豪雨期を前にした対策として,5月15日に本市の防災担当者などによる市内3か所の防災点検を5月29日に,地域防災計画の見直しなどを議題とした市防災会議を開催しました。あわせて,昨日には牧園地区において,災害時の避難経路等の確認を目的とした土砂災害・全国防災訓練を実施し,非常時における防災
関係機関との更なる連携の強化や相互の役割分担などを確認しました。霧島山につきましては,本年3月の新燃岳噴火を受け,情報連絡体制をとりながら対応しているところであり,引き続き,火山活動の活発化に備え,万全を期してまいります。「誰もが支えあいながら生き生きと暮らせるまちづくり」における,医療体制の充実につきましては,施設の老朽化・狭隘化の現状を踏まえ,本年3月に霧島市立医師会医療センター施設整備基本構想を策定したところであり,今後,
関係機関・団体と連携を図りながら,同構想の具現化に向けた取組を段階的に進めてまいります。子育て環境の充実につきましては,平成29年度をもって閉園した横川地区の佐々木保育園の園舎を活用し,4月から佐々木児童クラブが開所しました。このことにより,これまで放課後児童クラブのなかった佐々木小学校区において,保護者が安心して就労できる環境等が整い,現在14名の児童を受け入れています。また,隼人地区の第2とみくま児童クラブにおいては,小学校近隣の公共施設を有効活用することにより,新たな受入環境の確保を図りました。今後も引き続き,様々な手法を用いながら,児童の安全で快適な放課後の生活の場の確保に努めてまいります。親子で楽しめる,全天候型「こども館」の設置につきましては,子育て世代に満足していただける施設とするため,先月22日に,こども館設置検討委員会を開催し,今後の取組方針等に関する協議を行ったほか,市内の公共施設の利用状況の確認を行うなど,施設の設置に向けた検討を進めているところです。障がい者福祉につきましては,自閉症及び発達障害に関する啓発を進めるため,4月の世界自閉症啓発デーや発達障害啓発週間に合わせ,国分シビックセンター市民ロビーにおいて,関連資料の掲示を行いました。また,本年4月から,障がい者雇用の推進のため,精神障害者保健福祉手帳を有する方1名をチャレンジ雇用の嘱託職員として採用し,長寿・障害福祉課に配属しました。「社会を生き抜く力と生涯を通じて学びあう力を育むまちづくり」における,学校教育の充実につきましては,平成23年に国分中央高等学校にスポーツ健康科が新設されたことを機に,整備の計画を進めてまいりました新たな体育館,精華アリーナが本年3月に完成しました。同施設は武道場やトレーニング室のほか,カラーゴムチップ舗装のランニングコースを備えた3階建の体育館であり,授業や諸行事・部活動などの環境の更なる充実が図られることから,2020年の「燃ゆる感動かごしま国体」の競技強化指定部となっております女子ハンドボール部や女子柔道部,銃剣道部を始め,今後多くの生徒の更なる活躍が期待されるところです。次に,大変喜ばしい話題としまして,先の第142回九州地区高校野球大会鹿児島県予選におきまして,国分中央高等学校野球部が初のベスト4進出を果たしました。惜しくも準決勝で敗れはしましたが,夏の甲子園大会予選に向けて,今後の活躍が大いに期待されるところです。また,4月15日に大阪府で開催されました全日本カデ柔道体重別選手権大会におきまして,国分中央高等学校スポーツ健康科2年生の中馬梨歩さんが女子48キログラム級で見事優勝されました。さらに,5月19日からポーランドで開催されましたカデ世界大会に日本代表として出場され,銅メダルを獲得されたことは,2年後に東京オリンピックを控える中で,今後の更なる活躍に期待が膨らむところです。読書活動では,
青葉小学校が,4月23日に2018年度の子どもの読書活動優秀実践校として,文部科学大臣表彰を受賞しました。同校の受賞は,昨年度の第11回高橋松之助記念「朝の読書大賞」受賞に続く快挙で,学校とPTAが連携し,全児童が本に親しめるよう工夫した多彩な取組が評価されたものであり,活字離れが指摘される中での関係者の御尽力に改めて敬意を表するところです。スポーツの振興につきましては,市民が気軽にスポーツに親しむことができる環境づくりの一環として,本年度も笹川スポーツ財団が主催する住民総参加型のスポーツイベント「チャレンジデー2018」に参加しました。5回目となる今回は,5月30日に秋田県由利本荘市との対戦となりました。対戦相手は,過去3年間の平均が81.7%という高い参加率を誇る強敵でありましたが,霧島市民の市民力の結集により,霧島市84.0%,由利本荘市82.0%という結果となり,僅かながら参加率で上回り勝利することができました。これも,ひとえに,各自治会を始めとする
関係団体,企業,そして何よりも霧島市民お一人お一人の御協力の賜物と心より感謝申し上げます。かごしま国体につきましては,開催まであと852日となりました。本市としましても万全な体制で大会運営ができるよう,4月から国民体育大会推進課を設置し,準備組織の強化を図ったところです。大会関連施設につきましては,国分運動公園陸上競技場メインスタンドの改修やハンドボールの会場となる体育館の照明改修など,国体の開催競技基準を満たすための施設整備を進めているところであり,今後における市民のスポーツ環境の改善にもつながるものと考えています。来年度には,国体開催競技のリハーサル大会として,各競技の全国や九州レベルの大会が本市で開催されるほか,全国高校総体のフェンシング競技も実施されることになっており,選手や役員を始め,多くの関係者が全国から本市を訪れます。こうした多くの方々をお迎えし,交流を深めることは全国に本市をPRする絶好の機会と捉えており,皆様に満足していただける大会となるよう,全力で準備に取り組んでまいります。「市民とつくる協働と連携のまちづくり」における,市民参加によるまちづくりの推進につきましては,4月に地区自治公民館長・自治会長会を開催し,行政協力員活動等に関する基本的事項及び支援制度等について,御説明を申し上げたところです。今後も引き続き,共生・協働のまちづくりを進める上で,最も大切なパートナーである地区自治公民館長,自治会長の皆様と常に連携を図りながら,地域の活性化に取り組んでまいります。国内交流の推進につきましては,本市と姉妹都市盟約を締結しております岐阜県海津市において4月25日に開催されました薩摩義士春季顕彰に,私も市民を代表して参加しました。海津市との交流は,旧国分市と旧海津町が昭和45年に姉妹都市盟約を締結してから,今年度で48年目,2年後には50年目という大きな節目を迎えようとしているところであり,今後とも引き続き,長年育んできた交流の歴史を踏まえ,更に絆を深めてまいりたいと考えています。平和行政の推進につきましては,今回で55回目を迎えた国分基地特攻隊員戦没者慰霊祭を,4月22日に国分特攻碑公園内「特攻機発進の地」及び溝辺上床公園で開催しました。今回の慰霊祭では,悲惨な戦争の記憶を若い世代へ引き継ぐための取組として,国分南中学校と溝辺中学校の代表の生徒さんから「戦争をなくし,世界中の人々が平和で幸せな暮らしができるよう努めていく」との誓いの言葉が述べられました。戦争経験者が年々少なくなっていく中,未来を創る子供たちが,戦争経験者の生の声を聴くことができる貴重な機会として,こうした取組を継続していく必要があると改めて実感したところです。移住定住の促進につきましては,三大都市圏でのPR,各種イベントでの移住相談活動,公共交通機関等を利用した広報や移住体験研修等の実施により,昨年度は800件を超える問合せを頂きました。市の窓口等での相談を経て,昨年度本市に移住された方は189名となっており,年々増加しています。今後も引き続き,中山間地域はもとより,霧島市全域を視野に入れながら,地域の特性を生かした移住定住促進に努めてまいります。霧島ジオパークの推進につきましては,本年秋の2回目となる再認定審査に備え,協議会会員やジオガイドを始めとした関係者の皆様と力を合わせて課題の解決を図るとともに,充実したジオパークの取組を推進してまいります。環霧島会議につきましては,5月16日に第23回会議をえびの市で,錦江湾奥会議につきましては,5月30日に第15回会議を垂水市で開催し,本年度の施策・事業について決定するとともに,情報の共有や連携強化を図ったところです。また,環霧島会議においては,霧島山の火山活動の活発化を受け,「霧島山(新燃岳,硫黄山)の火山活動による被害に対する支援等について」の決議を行ったところです。「信頼される行政経営によるまちづくり」における,霧島市土地開発公社の経営健全化につきましては,平成26年に策定した霧島市土地開発公社解散プランに基づき,年次的に公社保有地の再取得を進めてまいりました結果,平成29年度をもって,全ての借入金を解消することができました。このことは,議員の皆様の御理解を頂きながら,当初の計画を上回る保有地の再取得などを進めてきた成果であり,想定していた以上の経営健全化が図られ,いつでも解散ができる状況となりました。一方で,土地造成事業として公社が販売しています宅地分譲地につきましては,残り36区画を有しており,先日も問合せを頂くなど,明るい兆しも見られる中で引き続き販売促進に努めていく必要があります。また,霧島市ふるさと創生総合戦略の実現に向け,これまで以上に積極的な企業誘致の取組が求められるなど,プラン策定時と比べ,行政を取り巻く環境にも変化が生じています。そのほか,平成29年度末で総面積約34万7,000㎡の公社保有地の今後の維持管理など,現時点で想定される課題を総合的に勘案しますと,公社が担ってきたこれらの業務を直ちに市で引き継ぐよりも,公社において,これまでのノウハウや内部資産等を活用しながら引き続き,その役割を担う方が効率的・効果的であり,霧島市全体としては有益であると考えられることから,平成31年3月をめどとしていました公社解散の時期を再考すべきとの判断に至ったところです。今後におきましては,プランに掲げた解散の方針は維持しながら,当面の間,残された保有地の販売や維持管理等の業務を公社で継続し,その進捗状況等を踏まえ,改めて解散の時期を判断してまいりたいと考えています。なお,公社の当面の業務継続に際しましては,これまでの経緯を踏まえ,経営の健全性の堅持及び透明性の確保に十分留意してまいりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。次に,本日提案しております補正予算,条例等に係る議案につきまして,その概要を御説明申し上げます。まず,議案第68号,平成30年度霧島市
一般会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。今回の補正予算は,国・県などから事業採択等の通知があった各種事業に係る子育て環境の整備や農業の産地育成に関連する経費のほか,日当山西郷どん村の充実を図る経費等を主なものとしています。歳入としましては,それぞれの事業に対する国・県支出金や市債等を特定財源とし,平成29年度からの決算剰余見込み額の一部を一般財源としています。歳出の主なものとしまして,民生費では,放課後児童クラブの建設や保育所等の整備に対する助成に要する経費を,農林水産業費では,茶産地として更に飛躍を図るため農業者等の支援に要する経費を,商工費では,日当山西郷どん村の環境整備等に要する経費を,土木費では,城山公園及び丸岡公園の改修に要する経費を,消防費では,耐震性貯水槽の設置に要する経費を,教育費では,小野小学校の仮設教室設置に要する経費をそれぞれ計上しています。また,平成30年度当初予算に計上しています向花小学校及び日当山中学校の大規模改造事業につきまして,平成29年度の国の補正予算第1号に伴い,平成29年度霧島市
一般会計補正予算(第7号)にも前倒して計上したことから,両学校の事業費につきまして,関連する歳入歳出予算を減額しています。その結果,歳入歳出それぞれ5,488万3,000円を減額計上し,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ557億5,511万7,000円としようとするほか,第2表で債務負担行為の補正を,第3表で地方債の補正を行おうとするものです。そのほか,本日提案しております条例等に係る議案等10件につきまして,その概要を御説明申し上げます。まず,報告第1号,霧島市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の
専決処分については,平成30年度税制改正の大綱において,
国民健康保険税の課税限度額及び軽減判定所得の基準を見直すことにより,国民健康保険の被保険者間の保険税負担の公平の確保及び中低所得層の保険税負担の軽減を図る措置を講ずることとされたことによる国民健康保険法施行令の一部改正が平成30年4月1日から施行されることに伴い,所要の改正を行うため,平成30年3月31日付けで
専決処分したものです。報告第2号,
霧島市長等の
給与等に関する条例の一部を改正する条例の
専決処分については,教育委員会事務局職員が酒気帯び運転による自損事故を起こしたことにより,その服務監督者である教育長の給料月額を平成30年5月1日から31日までの間,100分の10の割合で減じることに伴い,所要の改正を行うため,平成30年4月25日付けで
専決処分したものです。報告第3号,平成30年度霧島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の
専決処分については,平成29年度霧島市国民健康保険特別会計において,歳入が歳出に対し不足する見込みとなったことから,歳入で国民健康保険基金繰入金を,歳出で前年度繰上充用金を計上し,歳入歳出それぞれ4億1,789万7,000円を追加計上することにより,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ153億4,687万4,000円とする
専決処分を5月21日に行い,
地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき,平成30年度の歳入を平成29年度に繰り上げて充用したものです。なお,このことにつきましては,平成29年度霧島市国民健康保険特別会計の決算上の措置として行うものであり,出納整理期間中に実施する必要がありましたので
専決処分し,
地方自治法第179条第3項の規定に基づき,その報告を行い,承認を求めるものです。議案第61号,霧島市
税条例等の一部改正については,地方税法等の一部を改正する法律により,働き方の多様化等を踏まえ,個人住民税の基礎控除等の見直しを行うとともに,平成30年度の評価替えに伴う土地に係る固定資産税の税負担の調整,地方のたばこ税の税率引上げ等の見直し,法人住民税,法人事業税等の申告書等の地方税関係手続用電子情報処理組織による提出義務の創設並びに地方団体共通の電子納税に係る手続の整備等を行うほか,税負担軽減措置等の整理合理化等が行われたこと等に伴い,所要の改正をしようとするものです。議案第62号,霧島市
都市計画税条例の一部改正については,地方税法等の一部を改正する法律により,平成30年度の評価替えに伴う土地に係る都市計画税の税負担の調整が行われたことなどに伴い,所要の改正をしようとするものです。議案第63号,霧島市
子ども医療費助成条例及び霧島市
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する条例の一部改正については,霧島市
子ども医療費助成条例による子ども医療費助成において,本年10月1日を適用日として鹿児島県乳幼児医療助成事業費補助金交付要綱の一部が改正されたことから,住民税非課税世帯の未就学児を対象に,医療機関等で窓口負担をなくす制度を導入すること及び当該医療費助成事務について個人番号の利用を行うため,関係条例の所要の改正をしようとするものです。議案第64号,霧島市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の制定については,地方公共団体の一般職の
任期付職員の採用に関する法律第3条の規定により,弁護士など高度な専門的知識経験を有する者等を
任期付職員として採用するため,条例を制定しようとするものです。次に,条例以外の議案について御説明申し上げます。議案第65号は,霧島市隼人方面隊松永部及び牧園方面隊牧園分団中央部に配備している消防ポンプ自動車を更新するため,3,564万円で鹿児島森田ポンプ株式会社から取得しようとするものです。議案第66号は,霧島市消防団員用の活動服1,137着を更新するため,2,099万8,116円で鹿児島森田ポンプ株式会社から取得しようとするものです。議案第67号につきましては,和解相手方が所有する箱型荷台のトラックが牧園町宿窪田3267番26先の市道宿窪田線を犬飼方向に走行中,市有地から市道上に張り出していた木に箱型荷台の左側上部が衝突し,これを損傷したため過失割合に応じてその損害を賠償し,和解しようとするものです。以上,提案しております議案等につきまして,一括してその概要を御説明申し上げました。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げまして,提案理由の説明とします。
○議長(
中村正人君)
ただいま
提案者の説明が終わりました。この11件の議案等に対する質疑は,次の本会議で行います。以上で,本日の日程は全て終了しました。次の本会議は6月12日であります。本日はこれで散会します。
「散 会 午前11時01分」...