野々市市議会 > 2021-03-02 >
03月02日-01号

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  1. 野々市市議会 2021-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 3年  3月 定例会(第2回)      -----------------------------撮影録音許可 ○議長(中村義彦議員) 初めに、本定例会の開催に当たり、報道各社から議場内での撮影及び録音の申出がございましたので、議長においてこれを許可いたしましたことをご報告いたしておきます。      ----------------------------- △マスク・フェースガード着用の実施 ○議長(中村義彦議員) 新型コロナウイルスの感染予防のため、議員及び執行部職員はマスクまたはフェースガードを着用してください。また、傍聴の方も着用をお願いいたします。      ----------------------------- △開会・開議   3月2日午前10時00分開会               出席議員15名     1番  梅野智恵子議員     2番  朝倉雅三議員     3番  小堀孝史議員      4番  向田誠市議員     5番  北村大助議員      6番  馬場弘勝議員     7番  安原 透議員      8番  西本政之議員     9番  中村義彦議員      10番  杉林 敏議員     11番  辻 信行議員      12番  早川彰一議員     13番  土田友雄議員      14番  大東和美議員     15番  岩見 博議員      ----------------------------- ○議長(中村義彦議員) これより令和3年第2回野々市市議会定例会を開会いたします。 出席議員は地方自治法第113条に規定する定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。      ----------------------------- △議長諸報告 ○議長(中村義彦議員) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 これより日程第1として、諸報告を行います。 地方自治法第121条の規定によって、本定例会の説明のため出席を求めた者及び委任を受けた者の氏名は、お手元に配付のとおりです。  出席を求めた者        市長         粟 貴章君                 教育長        大久保邦彦君  委任を受けた説明員      副市長        山口 良君                 総務部長       加藤良一君                 企画振興部長     北 洋一君                 健康福祉部長     堤 喜一君                 土木部長       北川 勝君                 教育文化部長     中田八千代君                 総務課長       押田浩三君                 秘書室長       越柴一良君                 財政課長       荒木俊雄君                 税務課長       中川弥生君                 市民課長       市川由美子君                 環境安全課長     横浜猛夫君                 企画課長       木戸口浩士君                 地域振興課長     東 和之君                 市民協働課長     山下かおり君                 産業振興課長     粟 信幸君                 福祉総務課長     増山 浄君                 介護長寿課長     北坂義明君                 保険年金課長     前川賢吾君                 子育て支援課長    徳野伸一君                 健康推進課長     若松裕里君                 建設課長       浅野 昇君                 建築住宅課長     道下和宏君                 都市計画課長     中藪孝志君                 上下水道課長     鶴見裕一君                 会計管理者      源野喜啓君                 教育総務課長     塩田 健君                 学校教育課長     松田英樹君                 生涯学習課長     松村隆一君                 文化課長       田村昌宏君                 スポーツ振興課長   清水 実君                 監査委員事務局長   東田敏彦君      -----------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(中村義彦議員) これより日程第2として、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、3番、小堀孝史議員、4番、向田誠市議員を指名いたします。      ----------------------------- △会期の決定 ○議長(中村義彦議員) これより日程第3として、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月24日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(中村義彦議員) これより日程第4として、議案第2号から議案第31号までの30件を一括して議題といたします。      ----------------------------- △提案理由の説明 ○議長(中村義彦議員) 市長から提案理由の説明を求めます。粟市長。   〔市長(粟貴章君)登壇〕 ◎市長(粟貴章君) おはようございます。 弥生、3月を迎えました。この時期になりますと思い出されるのは、10年前、2011年3月11日に発生した未曽有の大災害、東日本大震災でございます。 先月、13日には、福島県沖を震源とする、年月は経過しておりますが、東日本大震災の余震と見られるマグニチュード7.3の大きな地震が発生いたしております。 災害はいつ、どこで発生するか分かりません。本市におきましては、東日本大震災などこれまでの各地の災害を教訓として、自分の身は自分で守る「自助」、自分たちの地域は自分たちで守る「共助」に重点を置き、引き続き市民の皆様と共に考え、訓練などを実践し、災害に強いまちづくり、安全・安心なまちづくりを目指してまいりたいと考えております。 続きまして、1月の大雪についてでございます。 1月7日から10日頃にかけまして、日本列島周辺は西高東低の強い冬型の気圧配置が続き、非常に強い寒気が南下して北陸地方を中心に広い範囲で大雪となりました。富山、福井両県では、北陸自動車道の一部通行止めなど交通や物流に著しい障害が生じました。 本市におきましては、積雪状況や降雪予報を基に、タイムラインに沿った対応を実施する中で、本市の積雪量が増加した1月9日に、「除雪対策本部」を「雪害対策本部」に切り替え、迅速かつ的確に対策を講じたところでございます。 雪害対策本部では、市民の皆様への生活に及ぼす影響を最小限にとどめるため、道路除雪をはじめ、公共施設の休館に関することや、コミュニティバス「のっティ」及びシャトルバス「のんキー」の運行について、また開催が予定されておりました各種イベントの開催規模やごみ収集の方法などを検討し、迅速な対応に努めたところでございます。 市民の皆様におかれましては、自発的な除雪作業、地域ぐるみによる除雪作業などにご協力いただきましたことに、心より感謝申し上げます。 このような大雪の中でありましたが、関係各位のご協力により、予定しておりましたイベントを開催することもできました。 1月10日には、令和3年野々市市消防出初式を挙行いたしました。例年、あらみや公園で行っております消防車両の行進やはしご登り、放水式は中止し、規模を縮小し、式典のみの開催といたしました。 式典では、消防活動に貢献された35名の方に表彰状の贈呈をさせていただきました。 消防関係者の皆様方には、日頃の訓練や活動に対し深く感謝申し上げますとともに、今後も市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりのためにご協力をお願いするものでございます。 また、同日、文化会館フォルテにおきまして、令和3年野々市市成人式を執り行いました。今年の成人式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から初めて中学校区ごとの2部制とし、対象者777名のうち356名の新成人が集われました。式典に先立ち、新成人11名で構成された成人式実行委員会の方々が制作した記念ビデオ「20年のあゆみ」が上映され、懐かしい思い出の写真や恩師からのメッセージに会場は笑顔にあふれておりました。 また、お住まいが県外であることなどで当日出席することができなかった新成人やご家族の方々に式典の様子をご覧いただくため、動画投稿サイト「YouTube」にライブ配信をいたしました。 新成人の皆様には、周りに優しくできる思いやりを忘れずに、大人として責任ある行動と今後のご活躍を大いに期待するものであります。 次に、新型コロナウイルス感染症についてでございます。 昨年末からの新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、全国への感染防止措置として国が再発令した緊急事態宣言は、先月末に大阪、愛知など7府県は解除されましたが、いまだ首都圏の1都3県では継続されております。 石川県では、県内の感染者増加に歯止めがかからないことを受け、1月21日、県独自の感染拡大警報を発出し、県民や事業者に対し大人数での会食の自粛を要請するなど感染拡大防止対策を講じております。 本市におきましても、国や県をはじめ、関係機関と連携を密にし、緊張感を持ちながら、引き続きしっかりと感染拡大防止に取り組んでまいりたいと思っております。 また、新型コロナワクチン接種についてでありますが、国は生命、健康を損なうリスクの軽減や医療への負荷の軽減、さらには社会経済の安定につながることが期待されることから、迅速に多くの国民に対し円滑なワクチン接種の実施を目指しております。 本市におきましても、国が示すスケジュールに合わせ、4月以降、高齢者の方から順次新型コロナワクチン接種が実施できるよう準備を進めているところでございます。 新型コロナウイルス感染症の予防には、一人一人の徹底した感染防止対策が大切であります。市民の皆様には、いま一度、「新しい生活様式」の下でマスクの着用、3密の回避、小まめな手洗いといった基本的な感染予防に取り組んでいただきますようお願いを申し上げ、また医療従事者の方々や福祉関係者の方々には、大変厳しい環境の中、懸命にご尽力をいただいておりますことに改めて心より敬意を表し、深く感謝を申し上げる次第であります。 さて、3月を迎え、少しずつ近づく春の気配を感じます。市花木の椿の見頃は、木へんに春と書きます漢字のとおり3月から4月までであり、まさに春の訪れを告げる日本の代表的な常緑花木でございます。 この「椿」をテーマに、今月20日、21日の土曜日、日曜日には、春を告げる本市の祭典花と緑ののいち椿まつり2021が文化会館フォルテを主会場に、国際優秀つばき園に認定された野々市中央公園及び教育センターにおいて開催をされます。 また、両日は、開催が延期となっておりました市民の学習と文化の祭典ののいちマナビィフェスタを同時に開催いたします。 本市の椿まつりは、第1回が平成2年3月に開催され、これまで市民の皆様や全国の椿愛好家をはじめ、多くの方々に親しまれ、今回で第30回を迎えます。主会場の文化会館フォルテでは、30年間の「あゆみ」と題してこれまでの記録写真をパネルにして展示いたします。 感染対策をしっかりと施した上で、咲き競う多くの種類のツバキの展示をはじめ、野々市の特産品やツバキ関連商品の販売など、ツバキの魅力を存分に感じていただけるよう、様々な催しをご用意し、皆様のお越しをお待ちしたいと思っております。 次に、持続可能な開発目標SDGsについてでございます。 本市は、昨年12月24日に金沢工業大学と持続可能な開発目標における若者の市政参画及び教育学習支援に関する連携協定を締結いたしました。 金沢工業大学は、いち早くSDGs推進センターを設立され、SDGsのトップランナーとして取り組んでおられます。未来を担う子どもたちや若い世代の方々にも積極的にまちづくりに参加していただくためにご協力をいただきたいと思っております。 また、本年1月21日には、北國新聞社と持続可能な開発目標の推進に係る連携協定を締結いたしました。市民や企業の皆様などへの普及啓発や、市民協働のまちづくりに向けた情報発信などでご協力をいただきたいと思っております。 SDGsの17のゴールには、本市の総合計画に掲げる政策に通ずるところも多くございます。連携を締結いただきました金沢工業大学様と株式会社北國新聞社様には、より一層のご協力をいただきながら、持続可能な開発目標の達成に向け推進してまいりたいと思っております。 次に、市民や地域の皆様が提出される申請書などへの押印の見直しについてでございます。 国が進めるデジタル化に呼応し、本市においても個人及び事業者が行う申請手続などにおける押印について見直しを行ったところであります。 令和3年4月1日からは、保育園の入園に関する申請書をはじめ、補助金交付申請書など国の法令に基づかない783件の申請手続において押印を廃止することといたします。 なお、このうち、規則や要綱の改正を要しない申請書などにつきましては順次廃止しているところでございまして、今月中に157件の手続について押印を廃止することといたしております。 次に、本市の公共施設個別施設計画についてでございます。 公共施設個別施設計画は、平成28年度に策定いたしました公共施設等総合管理計画に基づき、本市が保有する公共施設について長寿命化など施設ごとの具体的な取組方針を示す実施計画として策定するものでございます。現在、パブリックコメントを終え、3月末の公表に向けて準備を進めているところでございます。 今後、この計画により個別施設の長寿命化を推進することで維持管理などに係る経費の縮減を図ってまいりたいと思っております。また、実情に応じた施設の総量や配置の最適化など、公共施設のマネジメントを強化してまいりたいと考えております。 次に、野々市市都市計画マスタープランの見直しについてであります。 現在の都市計画マスタープランは策定から10年を迎えることになりますが、この間、上位計画の見直しや全国的な人口減少、少子・高齢化の進展をはじめ、近年被害が拡大しております自然災害への対応など、社会情勢が大きく変化し解決すべき新たな課題も生じてきているところであります。そのため、現計画を見直し、おおむね20年後を目標年次とする新たな計画の策定を進めているところでございます。計画の策定に当たり、本市の現状分析や主要課題を整理し、まちづくりの目標や方針などの検討を進めてまいります。 また、市民の皆様のまちづくりに対する価値観は多様化しており、市民の皆様の意向を的確に捉えることが求められておりますので、庁内ワーキンググループ都市計画マスタープラン策定委員会などにおいて幅広い観点からご意見を賜り、計画に反映してまいりたいと思っております。 次に、コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付、いわゆる「コンビニ交付」についてでございます。 本市では、昨日3月1日から、市民の皆様が住民票の写しや印鑑登録証明書などの証明書をマイナンバーカードを利用して全国のコンビニエンスストアなどに設置されております多機能端末機から簡単な操作で取得することができる「コンビニ交付」のサービスを開始いたしました。 「コンビニ交付」は、年末年始等の一部の日を除く、毎日午前6時30分から午後11時まで利用することができます。このことから、市役所窓口が閉庁した夜間や休日、また仕事先などで急に証明書が必要となった際にも取得することが可能となるなど、市民の皆様のご都合の良い時間に取得することができることとなります。 「コンビニ交付」のご利用にはマイナンバーカードが必要となりますので、マイナンバーカードをまだ取得されていない方につきましてはこの機会にぜひ取得の申請をしていただきたいと思っております。 次に、バス停留所へのネーミングライツ、いわゆる命名権の導入についてであります。 コミュニティバス「のっティ」を身近な公共交通と感じていただくとともに、運行に係る新たな財源を確保して市民サービスの向上を図るため、このたび、バス停留所の名称に周辺の事業所の名称などをつける権利、命名権について募集をいたしました。命名権は2種類とし、一つはバス停留所そのものの名称を、もう一つは既存のバス停留所の名称に併記する形となる副名称を募集いたしましたところ、募集期限の2月5日までに11件の応募がございました。 来月、4月1日より5年間、バス停留所の名称変更に伴い看板を変更し、車内での音声案内や広告主の名称を市が発行するバス時刻表並びに市ホームページの(のっティ・のんキーのページ)に掲載いたしたいと思っております。 また、かねてから金沢赤十字病院を利用される方や金沢市の南部地域の学校に通う生徒さんなどから、バスの運行について多くの要望がございました。市では、これまでも事業者でございます北陸鉄道に対して路線見直しなどのお願いをしてきたところでありますが、今般、令和3年4月から、文化会館フォルテ前の交通広場などを発着点とし、金沢赤十字病院を経由する新たな路線などを運行していただけることになりました。このことに伴いまして、文化会館フォルテ前の交通広場について必要な改修を行ってまいりたいと思っております。 次に、石川県民体育大会冬季大会についてであります。 2月27日、28日に白山市白峰で県下最大の大会であります第73回石川県民体育大会冬季大会スキー競技が開催されました。昨年は積雪不足によりアルペン競技が中止となりましたが、今年は十分な積雪によりアルペン競技並びにクロスカントリー競技共に開催をされ、本市からは16名の選手が出場されました。 結果は、総合で男子は第3位に輝き、女子は第7位と大変健闘をいただきました。出場をされた選手並びに関係者の皆様には心から敬意と感謝を申し上げますとともに、さらなる活躍を期待するものでございます。 さて、変わりまして、令和3年度の本市の財政についてでございます。 近年、大型のハード事業を連続で行っていることなどが影響いたしまして、財政構造の弾力性を示します経常収支比率が令和元年度決算で97.1%となり、財政の硬直化が進んでおります。 また、令和2年度には新型コロナウイルス感染症による地域経済の悪化が影響し、非常に厳しい財政状況となっております。 このような状況下におきまして、本市が将来に向けて持続可能な財政運営を行うため、令和3年度から令和5年度までの3か年を財政健全化集中取組期間と位置づけ、全庁一丸となって財政健全化に向けた取組を進めたいと思っております。 これまで財源の確保として返礼品を伴うふるさと納税制度をはじめ、先ほどのコミュニティバス「のっティ」のバス停留所の命名権などの募集なども行ってまいりました。今後も様々財源の確保の取組を進めてまいりたいと考えております。 また、都市計画税の税率についてでありますが、県内で一番低い税率をこれまで適用しておりましたが、都市基盤が拡大し、増え続ける公共施設の維持管理の安定的な財源を確保することを目的に、都市計画税の税率や下水道使用料の見直しについても検討をしてまいりたいと考えております。 加えまして、市有財産の売却などについても併せて検討をいたしたいと思っております。 また、令和3年度の予算編成におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、団体補助金の削減や一部事業の一時休止や見直しを行うなど市民の皆様に我慢をお願いする予算編成となりました。市民の皆様には、何とぞご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。 それでは、議員各位におかれましては、全員ご健勝でご参集いただきましたことに感謝を申し上げまして、本定例会の提出案件及び報告の大要につきましてご説明させていただきます。 議案第2号及び議案第3号の2件は、令和2年度各会計の補正予算についてでございます。 まず、議案第2号令和2年度野々市市一般会計補正予算(第9号)についてご説明申し上げます。 今回の補正予算では、国の第3次補正予算に合わせ採択されました事業の所要額に加え、本年1月の大雪に伴う除雪費用などを計上いたしております。一方、事務事業の実績や、決算見込みによる各事業費の減額などの調整を行ったものでございます。 主なものといたしまして、本市に交付が決定されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した新型コロナウイルス感染症対策につきましてご説明を申し上げます。 まず、議会改革の一環でもございますタブレット端末などの購入費についてでございます。 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う参集困難時等であっても、円滑に議会機能を遂行できる環境を整えるため、情報の共有化やウェブ会議システムなどに活用できる、議会の皆様がご利用になるタブレット端末の購入費用といたしまして230万円を計上いたしました。 一方、議会の取組に呼応させていただきまして、執行部側におきましても管理職員が利用するタブレット端末を購入させていただきたいと考えております。 このことによりまして、迅速に執行部側からの情報提供ができる環境を整えさせていただくとともに、これまで紙により配付いたしておりました会議資料を電子化することで事務の効率化、ペーパーレス化を図ってまいりたいと考えております。 この、執行部に配備するタブレット端末の購入費用といたしまして900万円を計上いたしました。 また、市役所の窓口におきまして手数料などの現金を受け取る機会を減らすことで感染症拡大のリスクを軽減させるとともに、利用者の利便性向上を図るため、庁内の現金を扱う窓口で電子マネーが利用できるキャッシュレス端末を導入する費用として100万円を計上いたしました。 次に、教育現場での情報技術を活用した感染症対策についてでございます。 今年度、GIGAスクール構想に基づき、全ての児童と生徒にタブレット端末を1台ずつ整備したことに併せまして、万が一の休校時におきましてもオンライン授業に対応可能な教職員用コンピュータの購入費用といたしまして2,520万円を計上するとともに、オンライン授業に必要な授業用タブレット端末やプロジェクターの購入費用として1,858万円を計上いたしました。 このことにより、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、小学校、中学校が再び臨時休校となった場合におきましてもオンラインによる授業が可能となるほか、子どもたちの学習状況や健康状態の把握が可能となる環境を整備するものでございます。 これにより歳入歳出それぞれ3億5,321万6,000円を減額し、予算の総額を256億2,270万円とするものでございます。 なお、繰越明許費につきましては、限られた期間に完了が困難な事業や国の補正予算に伴うものを含め、土地区画整理事業など14の事業を次年度に繰り越すことといたしております。 次に、議案第3号令和2年度野々市市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、流域下水道事業の国庫補助事業の追加を受けまして建設工事負担金及び企業債について補正するもので、これにより資本的収入予定額において1,240万円を追加し8億6,340万円に、資本的支出予定額において1,240万円を追加し12億8,240万円とするものでございます。 続きまして、議案第4号から議案第9号までの6件は、いずれも令和3年度各会計の予算についてでございます。 令和3年度当初予算に当たりましては、まず、新型コロナウイルス感染症への対策をしっかり行い、第一次総合計画に掲げた3つの考え方であります「公共の経営」「市民協働のまちづくり」「野々市ブランドの確立」、この3つの総仕上げを行うほか、本市らしい新産業の創出による「ののいち創生」を着実に実現するために、新型コロナウイルス感染症の収束後に再スタートを切るための助走期間となることを意識しながら、予算に反映させたところでございます。 この結果、一般会計のほか、全ての会計を合わせた予算総額は304億7,260万円となりました。 それでは初めに、議案第4号令和3年度野々市市一般会計予算についてご説明申し上げます。 一般会計の予算は、前年に比べまして3.5%増の190億円でございます。 歳入におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴います景気の後退により、市税では前年に比べまして6.4%減の73億2,300万円余り、地方消費税交付金では前年に比べ3.1%減の12億3,000万円を見込んでおります。 歳出におきましては、区画整理事業や街路事業の進捗により土木費が前年に比べまして15.4%減の15億1,700万円余りとなる一方で、市営墓地公園の整備や新型コロナワクチン接種により衛生費が前年に比べまして103.9%増の24億1,800万円余りとなっております。 また、これらの歳出に対応するため、歳入不足分を財政調整基金で補う形で予算を編成したところでございます。 それでは、一般会計新年度予算の新規事業を中心に、野々市市第一次総合計画のまちづくりの基本方針、政策に沿ってご説明申し上げます。 まず、政策の1点目は、「一人ひとりが担い手のまち」でございます。 市民協働のまちづくりをさらに推進していくため、市民活動センターにコーディネーターを配置し、市民活動団体等への支援を強化したいと考えております。 また、本年11月11日には市制施行10周年の記念式典を挙行し、タイムカプセルの開封などのイベントも実施したいと思っております。 2点目の政策は、「生涯健康心のかよう福祉のまち」でございます。 まずは新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を図るため、新型コロナワクチンの接種を万全の体制で実施してまいりたいと思っております。 高齢者施策では、高齢の方に安心して生活を送っていただくため、見守り安心システムを更新いたします。この事業は、現在採用しております緊急通報装置の機能を拡充し、これまでの機能に加えまして、いつでも24時間365日、看護師などに相談できる環境を整えるものでございます。 子育て施策では、子育て世代の割合が大きい本市の現状を踏まえ、子育て支援の充実といたしまして、若いお父さん、お母さんの育児などに関する不安の軽減を目的としたペアレントプログラムによる家族支援事業を行うことといたしました。この事業は、育児に不安のある保護者を対象に、お子さんとのよりよい関わり方を学びながら、育児の困り事を解消し、楽しく子育てができるよう6回コースの支援プログラムを実施する事業でございます。 3点目の政策は、「安心とぬくもりを感じるまち」でございます。 交通安全対策の強化といたしまして、横宮押野線と稲荷野代線におきまして、街路樹の設置方法を見直すことで歩行者空間を確保し、併せて段差を解消する歩道改良工事を行い歩行者の安全を確保してまいりたいと思っております。 4点目の政策は、「環境について考える人が住むまち」でございます。 今年度は、中林土地区画整理事業区域内に約2万平方メートルの用地を取得し、故人をしのび、また緑豊かな憩いの場として新しい墓地空間の整備に向けた準備を鋭意進めてまいりました。 現在、工事に向けた実施設計を進めているところでありますが、令和3年度から工事に着手し、令和4年度中に一部供用を開始することを目指しているところでございます。野々市らしく親しみやすい施設になるよう整備を進めてまいりたいと思っております。 5点目の政策は、「みんながキャンパスライフを楽しむまち」でございます。 特別支援教育支援員配置事業では、発達障害などのために特別な支援を必要とする児童と生徒の安全としっかりと学習することができる環境を整えるため、野々市小学校と布水中学校に各1名、2名を増員配置したいと考えております。 次に、北国街道にぎわい創出プロジェクトでございます。 旧北国街道に整備いたしました学びの杜ののいちカレード、にぎわいの里ののいちカミーノ、そして文化会館フォルテ、これらの施設を中心として、これまで本市らしい新たなにぎわいの創出と新たな出会いから始まる野々市らしい新たな産業を生み出すことを目的として、北国街道にぎわい創出プロジェクトを行ってまいりました。 今年度は、喜多家住宅の公有化も行い、さらに環境が整ってきたところでございます。 令和3年度は、この対象エリアにおきまして、歴史的な町並みと古民家等の保存と活用を通じたさらなる活性化に向けた計画を策定したいと考えております。 さらに、対象エリア内におきまして、事業企画推進協議会の皆様を中心としたイベントなどの実施を通じまして、引き続き北国街道に新たなにぎわいを生み出すための取組を進めてまいりたいと考えております。 また、体育施設の改修といたしまして、経年劣化が著しいさわやかホールの外壁と野々市中央公園テニスコートの表面を改修する予定といたしております。 6点目の政策は、「野々市産の活気あふれるまち」でございます。 起業、創業希望者への支援につきましては、ふるさと起業家支援事業としてクラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、起業家を支援する仕組みを創設したいと考えております。具体には、審査会においてプレゼンテーションをいただき、認定を受けた事業実施計画書に基づきまして本市がクラウドファンディングを実施し、目標額に達した場合にさらに市から上乗せ補助することで起業家への支援を強化してまいりたいと思っております。 次に、これまでも石川県立大学に研究委託をしておりましたヤーコンに関する研究委託事業でございます。 これまでの研究成果では、ヤーコンが大腸炎予防に効果があることが分かっておりますが、そこからさらに付加価値をつけるために乳酸菌を配合したヤーコンパウダーの商品化を目指した研究を行ってまいりたいと考えております。 ヤーコンの新たな商品が誕生し、本市を代表するような特産品となることを期待しているところでございます。 7点目の政策は、「くらし充実快適がゆきとどくまち」でございます。 本年1月にもまとまった降雪があり、市民生活に影響が生じたところでございますが、冬期間も安全な道路網の整備として、稲荷線、高尾郷線に消雪設備を設置し消雪路線の拡充を行いたいと思っております。 次に、コミュニティバス「のっティ」が今どこを走行しているかが分かるバスロケーションシステムとして、現在、実験的に採用させていただいております金沢工業大学が開発中の「バスどこシステム」でございますが、利用者の方々から大変好評でありますので、運用範囲をシャトルバス「のんキー」にまで広げることも視野に、「バスどこシステム」の改良、運営、維持などを委託いたしたいと思っております。 既に「のっティ」と「のんキー」の車両内には市からのお知らせなどを放送するデジタルサイネージを導入させていただいておりますが、公共交通利用者のさらなる利便性向上と利用者の増加を期待いたしまして、本市公共交通の機能強化を図るものでございます。 最後に、8点目の政策は、「住み続けたい!をみんなの声でつくるまち」でございます。 野々市市第一次総合計画も計画最終年度となり、現在、これに続く野々市市第二次総合計画の策定を進めているところであります。 第二次総合計画の策定に当たりましては、様々な場面でいただいてまいりました市民の皆様の声を反映し、次の10年間のまちづくりの方向性を見定め、市民協働のまちづくりをさらに加速化し、持続可能なまちづくりの実現に向け、しっかりと取り組んでまいりたいと思っております。 以上、一般会計歳出予算の主な新規事業や主要な事業などについてご説明を申し上げました。 次に、議案第5号令和3年度野々市市国民健康保険特別会計予算についてでございます。 国民健康保険制度は、国民皆保険の基盤となる重要な保険制度であります。被保険者の方が安心して医療を受け、健康に暮らすことができるよう、財政運営の責任主体である県と連携し、より一層安定的な財政運営や効率的な事業の確保等に取り組んでまいりたいと考えております。 新年度予算につきましては、保険給付費や税収の見込み等を踏まえ、予算総額を歳入歳出それぞれ前年度を1,500万円、率にして0.4%下回る41億9,300万円とするものでございます。 次に、議案第6号令和3年度野々市市後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 後期高齢者医療制度は、全国において急速に高齢化が進む中、増大する医療費を安定的に賄い、高齢者の方が安心して医療を受けられるための重要な制度でございます。 新年度予算につきましては、保険給付費の伸びや被保険者数の増を見込み、予算総額を歳入歳出それぞれ前年度を3,100万円、率にして6.1%上回る5億4,000万円とするものでございます。 次に、議案第7号令和3年度野々市市介護保険特別会計予算についてでございます。 本市におきましても高齢化が進んでおり、65歳以上の要介護認定者数は1月末現在で1,557名、前年比3.5%の増加となっている状況でございます。 新年度は、令和3年度から令和5年度までの野々市市高齢者福祉計画第8期介護保険事業計画期間の初年度に当たります。様々な世代や職種の方々が地域の中でつながりを構築し、支え合う共生社会の実現を目指し、持続可能な介護保険事業を推進してまいりたいと考えております。 新年度予算につきましては、現在の介護保険サービスの給付状況等を踏まえ、予算総額を歳入歳出それぞれ前年度を7,900万円、率にして2.9%上回る28億500万円とするものでございます。 次に、議案第8号令和3年度野々市市水道事業会計予算についてでございます。 令和3年度の業務の予定量につきましては、給水戸数を1万9,400戸、年間総給水量を578万6,000立方メートル、主要な建設改良事業費を5億3,827万7,000円と予定しております。 収益的収支では、収入において水道料金のほか受託工事収益などを、また支出においては県からの受水に係る費用や給水管の更新を含む給水施設の修繕のほか、量水器の取替えなどに係る費用を計上いたしました。 これにより、収益的収入では前年度を630万円、率にして0.7%上回ります9億730万円、収益的支出では前年度を570万円、率にして0.7%上回ります8億1,270万円とするものでございます。 資本的収支につきましては、収入において建設改良事業に係る工事負担金や企業債などを、また支出においては中林土地区画整理事業及び西部中央土地区画整理事業の2地区における配水管布設工事費や配水本管更新及び耐震化に係る費用などを計上し、支出総額は前年度を9,690万円、率にして13.3%下回ります6億3,310万円とするものでございます。なお、資本的収支において不足する3億6,360万円につきましては、損益勘定留保資金で補填するものでございます。 次に、議案第9号令和3年度野々市市公共下水道事業会計予算についてでございます。 令和3年度の業務の予定量につきましては、接続戸数を1万7,600戸、年間総排水量を576万立方メートル、主要な建設改良事業費を2億4,026万7,000円と予定いたしております。 収益的収支では、収入において下水道使用料のほか雨水処理費用に充てるための一般会計からの負担金などを、また支出においては終末処理場に係る負担金や施設の維持管理に要する費用のほか企業債利息などを計上いたしております。 これにより、収益的収入では前年度を3,660万円、率にして3.2%下回ります11億1,340万円、収益的支出では前年度を1,580万円、率にして1.2%下回ります12億8,120万円とするものでございます。 資本的収支につきましては、収入において建設改良事業に係る企業債や公共下水道事業国庫補助金などを、また支出におきましては中林土地区画整理事業及び西部中央土地区画整理事業の2地区における下水道整備費などを計上し、支出総額は前年度を6,240万円、率にして4.9%下回る12億760万円とするものでございます。 なお、資本的収支において不足する4億4,020万円につきましては、損益勘定留保資金などで補填するものでございます。 以上、新年度予算の概要をご説明いたしましたが、各政策の遂行に当たりましては、行財政改革のより一層の推進に努め、徹底した経費削減を実行するとともに、必要な施策には積極的に財源を投じてまいりたいと考えております。 続きまして、議案第10号非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 公職選挙法施行令の改正により、投票管理者が交代して職務を行うことが可能となったことに伴い、交代して職務を行うときの報酬額について定めるものでございます。 次に、議案第11号野々市市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 新型コロナウイルス感染症の拡大による厳しい経済財政状況が続いておりますことから、令和2年6月から行っております市長、副市長及び教育長の給与の減額措置を延長し、令和3年4月から引き続き1年間、給料月額及び期末手当基礎額についてそれぞれ10%を減額するため、改正を行うものでございます。 次に、議案第12号野々市市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、本条例で引用しております地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第13号野々市市本社機能立地促進のための市税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、本条例で引用しております租税特別措置法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第14号野々市市体育施設条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、体育施設の個人使用に係る使用料金について受益者負担の適正化を図るため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第15号野々市市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準及び放課後児童健全育成事業実施要綱が改正されたことに伴い、放課後児童支援員の資格及び配置につきまして所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第16号野々市市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、本条例において引用しております子ども・子育て支援法の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第17号野々市市敬老福祉金支給条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、長寿をお祝いし高齢者に支給する敬老福祉金につきまして、制度を維持していくため、支給年齢及び支給額を見直すものでございます。 次に、議案第18号野々市市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、傷病手当に係る規定における新型コロナウイルス感染症の定義について所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第19号野々市市介護保険条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、野々市市高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画の策定に伴う事業期間の見直し及び健康保険法施行令等の一部を改正する政令の施行による介護保険法施行令の改正に伴い保険料の算定基準を見直すため、所要の改正を行うものでございます。 なお、令和3年度から3か年を事業期間とする第8期の介護保険事業の内容及び介護保険料につきましては、介護保険運営協議会においてご審議をいただき、65歳以上の第1号被保険者の介護保険料の基準額につきましては、第7期と同額の月額6,100円、年額73,200円に据え置くものといたしました。 次に、議案第20号野々市市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてをはじめ、議案第21号、議案第22号及び議案第23号の4件についてでございますが、関連がございますので一括してご説明申し上げます。 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、地域密着型サービス、地域密着型介護予防サービス、居宅介護支援及び介護予防支援の事業に関する基準について、各条例においてそれぞれ所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第24号野々市市建築関係手数料条例の一部を改正する条例についてでございます。 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の改正に伴い省エネルギー性能基準への適合義務の対象範囲が拡大されたことから、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第25号野々市市水道給水条例及び野々市市公共下水道条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、石川中央都市圏内市町における給水装置工事事業者及び排水設備工事事業者の指定に関する事務を金沢市に一元化することに伴い、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第26号白山石川医療企業団規約の変更についてでございます。 白山石川医療企業団の経費に充てる関係市町の負担金について、人口及び患者数の推移を踏まえ、負担金の割合を変更するもので、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第27号給水装置工事事業者の指定等に係る事務の委託について及び議案第28号排水設備工事事業者の指定等に係る事務の委託についてでございます。 石川中央都市圏内市町における給水装置工事事業者及び排水設備工事事業者の指定に関する事務を金沢市に一元化することに伴い、共に事務の委託について規約を制定するもので、地方自治法第252条の14第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第29号市道路線の廃止について及び議案第30号市道路線の認定についてでありますが、関連がございますので一括してご説明を申し上げます。 今回の市道路線の廃止及び認定につきましては、現在施行中であります野々市市中林土地区画整理事業の施行区域内におきまして、事業の進捗に伴い5路線を認定、1路線を廃止するものでございます。 当該路線の廃止及び認定につきまして、道路法の定めにより議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第31号野々市市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてでございます。 今年の3月31日をもちまして、太平寺4丁目148番地にお住まいの野崎哲男さんが任期満了を迎えられますが、固定資産評価に関して広く識見を有する方であり、引き続き委員として選任いたしたく、ご同意を賜りますようお願いを申し上げるものでございます。 最後に、寄附採納についてご報告をさせていただきます。 別紙のとおり、企業版ふるさと納税で14件、ふるさと納税で501件、一般寄附金で2件、民生費寄附金で3件、教育費寄附金で1件のほか、寄附物件として1件のご寄附をいただきました。ご厚意に心から感謝とお礼を申し上げ、ご報告させていただきます。 以上、提出いたしました諸案件につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。      ----------------------------- △質疑・委員会付託・討論の省略
    ○議長(中村義彦議員) お諮りいたします。これより日程第5として、ただいま提案されました議案第31号につきましては、人事に関する案件につき、この際、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、議案第31号につきましては、即決することに決しました。      ----------------------------- △表決 ○議長(中村義彦議員) これより採決いたします。 議案第31号野々市市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて採決いたします。 本件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(中村義彦議員) 起立全員です。よって、議案第31号野々市市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件は、これに同意することに決しました。      ----------------------------- △議案の上程 ○議長(中村義彦議員) これより日程第6として、議会議案第1号を議題といたします。      ----------------------------- △提案理由の説明 ○議長(中村義彦議員) 議会議案第1号について、提出者に提案理由の説明を求めます。12番、早川彰一議員。   〔12番(早川彰一議員)登壇〕 ◆12番(早川彰一議員) ただいま議題となりました議会議案第1号野々市市議会基本条例につきまして、議案提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。 議会改革に終着点はなく、さらなる議会改革の推進を図るべく、令和元年9月27日の定例会において、中村議長の発議により「議会改革・活性化特別委員会」の設置について提案され、全会一致で可決し、当特別委員会が設置されました。 特別委員会では、さらなる議会改革を進めるためには、議会の最高規範である議会基本条例を制定する必要があると考え、設置後、議会改革の先進地である白山市議会、加賀市議会への視察、14回の委員会を開催し、議会基本条例の制定に向け議論を重ねてまいりました。 昨年12月15日の特別委員会において、野々市市議会基本条例の原案をまとめ、その後パブリックコメントを経て、野々市市議会基本条例の最終案をまとめました。 そして、去る1月29日の議会運営委員会で最終案をお示しし、同日の議員総会で議員全員のご賛同を得て、本日、本条例を提出した次第でございます。 本条例は、前文と全9章、26条による構成となっております。 議会に関する基本的事項を定めるほか、議会報告会の開催や議員で構成する政策討論会の開催、災害時の議会の対応といった具体的な取組も条文に盛り込みました。これは、議会改革への不断の取組を誓う野々市市議会と野々市市議会議員の決意を表明するものであります。 野々市市は、平成23年11月11日に市制を施行し、本年11月11日に市制施行10周年を迎えます。 野々市市がまちづくりの新たな施策展開の第一歩を踏み出すこの節目に、野々市市議会といたしましても議会基本条例を制定し、新たな一歩を踏み出したい、議会改革の再度の出発点としたい、このような思いで本条例を提出させていただきました。 議員各位におかれましては、本条例の趣旨をご理解いただき、全議員からご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 よろしくお願いいたします。      ----------------------------- △質疑・委員会付託の省略 ○議長(中村義彦議員) これより質疑を行います。質疑はありませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) 質疑なしと認めます。これで、質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております、議会議案第1号につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、議会議案第1号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。      ----------------------------- △討論 ○議長(中村義彦議員) これより討論を行います。討論はありませんか。   〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。      ----------------------------- △表決 ○議長(中村義彦議員) これより採決いたします。 議会議案第1号について採決いたします。 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(中村義彦議員) 起立全員です。よって、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。      ----------------------------- △休会の決定 ○議長(中村義彦議員) これより日程第7として、休会の件についてお諮りいたします。 議案調査のため、明日3日から8日までの6日間、休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会することに決しました。      ----------------------------- △閉議 ○議長(中村義彦議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次会は3月9日午前10時から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。  午前11時20分散会┌―――――┬―――――――――――――――――――――――――――――――┐│招集年月日│           令和3年3月2日            │├―――――┼―――――――――――――――――――――――――――――――┤│招集の場所│           野々市市議会議事堂           │├―――――┼―――┬――――――――――――――┬―――┬――――――――┤│開閉会日時│開 会│令和3年3月2日午前10時00分│議 長│  中村義彦  ││  及び ├―――┼――――――――――――――┼―――┼――――――――┤│  宣告 │閉 議│令和3年3月2日午前11時20分│議 長│  中村義彦  │├―――――┼―――┴┬―――――┬――――┬――┴―┬―┴―――┬――――┤│出席及び │議席番号│ 氏 名 │出欠の別│議席番号│ 氏 名 │出欠の別││ 欠席議員├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 1  │梅野智恵子│ ◯  │ 9  │中村義彦 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 2  │朝倉雅三 │ ◯  │ 10  │杉林 敏 │ ◯  ││出席15名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 3  │小堀孝史 │ ◯  │ 11  │辻 信行 │ ◯  ││欠席 0名├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 4  │向田誠市 │ ◯  │ 12  │早川彰一 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 5  │北村大助 │ ◯  │ 13  │土田友雄 │ ◯  ││     ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│凡例   │ 6  │馬場弘勝 │ ◯  │ 14  │大東和美 │ ◯  ││◯は出席 ├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│▲は欠席 │ 7  │安原 透 │ ◯  │ 15  │岩見 博 │ ◯  ││×は不応招├――――┼―――――┼――――┼――――┼―――――┼――――┤│     │ 8  │西本政之 │ ◯  │    │     │    │├―――――┴―――┬┴―――――┼――――┴―┬――┴―――┬―┴――――┤│ 会議録署名議員 │ 3 番  │ 小堀孝史 │ 4 番  │ 向田誠市 │├―――――――――┼――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│ 職務のため出席 │事務局長  │ 押田克夫 │事務局長補佐│ 源入陽子 ││ した者の氏名  ├――――――┼――――――┼――――――┼――――――┤│         │書記    │ 宮岸芳幸 │      │      │├―――――┬―――┴―――┬――┴――――┬―┴―――――┬┴――――――┤│     │市長     │ 粟 貴章  │教育総務課長 │ 塩田 健  ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │教育長    │ 大久保邦彦 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │副市長    │ 山口 良  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │総務部長   │ 加藤良一  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画振興部長 │ 北 洋一  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│地方自治法健康福祉部長 │ 堤 喜一  │       │       ││第121条├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│により説明│土木部長   │ 北川 勝  │       │       ││のため出席├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│した者の職│教育文化部長 │ 中田八千代 │       │       ││氏名   ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │総務課長   │ 押田浩三  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │秘書室長   │ 越柴一良  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │財政課長   │ 荒木俊雄  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │企画課長   │ 木戸口浩士 │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │福祉総務課長 │ 増山 浄  │       │       ││     ├―――――――┼―――――――┼―――――――┼―――――――┤│     │建設課長   │ 浅野 昇  │       │       │├―――――┴―――――――┴―――――――┼―――――――┴―――――――┤│ 議事日程・会議に付した議件・会議の経過 │    別紙のとおり     │└―――――――――――――――――――――┴―――――――――――――――┘...