平成 7年 6月
定例会(第4回)
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△開会・開議 6月26日午前10時20分開会
出席議員17名 1番
辰野文治議員 2番
村本道治議員 3番 宮前
茂議員 4番
田中昭一議員 5番
北村成人議員 6番
上野弘子議員 7番
地崎弘吉議員 8番 中道
明議員 9番
山下志津枝議員 10番 西
孝夫議員 11番 村太
武嗣議員 12番
内村栄一議員 13番
山田清司議員 14番 井上
昇議員 15番
中村達雄議員 16番 岩見
博議員 18番
中野喜佐雄議員 -----------------------------
○議長(
山田清司君) ただいまから平成7年第4回
野々市町議会定例会を開会します。
出席議員は
地方自治法第 113条に規定する定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。
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△会議時間の延長
○議長(
山田清司君) あらかじめ会議時間の延長をしておきます。
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△議長諸報告
○議長(
山田清司君)
議事日程は、お手元に配付のとおりです。
地方自治法第 121条の規定によって、本
定例会の説明のため出席を求めた者、委任を受けた
説明員の氏名は、お手元に配付のとおりです。 出席を求めた者 町長
安田彦三君
教育委員長 矢野喜一郎君 委任を受けた
説明員 助役 絹川 進君 収入役
北市信夫君 教育長 東谷 弘君
総務部長 櫻井輝男君
民生部長 村田博之君
産業建設部長 奥村春雄君
教育部長 田中 宣君
総務課長 平木 進君
企画財政課長 宮崎昭男君
税務課長 久保 昇君
住民課長 山口 浩君
福祉課長 堀 輝夫君
保健衛生課長 澤村 勇君
農産課長 宮前 諭君
商工労働課長 堂坂雅光君
土木課長 吉田 勇君
都市計画課長 山原良一君
下水道課長 野村 満君
会計課長 作田 強君
水道課長 木戸健次君 生涯
学習課長 宮川博俊君
文化課長 朝倉忠雄君
体育課長 中川保夫君 書記に中村彰君を任命します。
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○議長(
山田清司君) ご報告いたします。平成7年第3回
野々市町議会臨時会において、17番
議員塩田整君を
ブラジル連邦共和国の
行政視察に参加させることに決定していましたが、諸般の事情により、この
海外派遣を取りやめたことをご報告申し上げます。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(
山田清司君) これから
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第 120条の規定によって、15番議員、
中村達雄君、16番議員、
岩見博君を指名します。
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△
会期決定
○議長(
山田清司君) これから本
定例会の会期についてを議題とします。 お諮りします。本
定例会の会期は、本日から6月30日までの5日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
山田清司君) 異議なしと認めます。したがって、本
定例会の会期は本日から6月30日までの5日間に決定しました。
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△議案の上程
○議長(
山田清司君) これから議案第20号から議案第29号まで、報告第1号、以上11件を
一括議題とします。
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△
提案理由説明
○議長(
山田清司君)
安田町長から
提案理由の説明を求めます。 〔町長(
安田彦三君)登壇〕
◎町長(
安田彦三君) おはようございます。 本日、平成7年第4回
野々市町議会定例会が開催されるに当たり、まず4万町民を代表される
議員各位に対し、ご
あいさつとともに私の
町政運営の
基本方針につきまして申し上げたいと存じます。 私は、このたび多くの町民の皆様のご支持をいただき、町政の重大な職責を負わせていただくことになりましたことに対し、深く感謝申し上げますとともに、その責任の重大さに身も心も引き締まる思いでございます。 ご承知のように、国内外を問わず政治、経済が激動し、私たちの生活の中にも大きな変革の波が押し寄せている中、町政においても日を追ってさまざまな課題が迫ってくる感がいたすところでございます。これからの町政の運営に当たりまして、西尾町政を継承するとともに、住民が主人公の町政、開かれた町政を
基本姿勢に、公正、誠実をモットーとして開かれた町政を目指し、一身を投げ打って職務に邁進する決意でございます。 我が
野々市町は、
白鳳時代の建立とされる
末松廃寺跡が高度な文化の名残を今にとどめ、また古い町並みが残る永い歴史と奥深い文化に彩られた町であります。同時に、県下でも最も市街化が進行し、と同時に開かれた町になっていっておるんですが、その中で特に
田園都市、
学園都市、
商業都市でもあります。先人のこの遺産と重みを真摯に受けとめ、この大切な財産を生かし守るとともに、住んでよかったと実感できる町、未来型ふれあい都市の創造を目指してまいりたいと思います。
都市整備事業につきましては、地域の特性を生かし、環境にも十分配慮した下水道や
土地区画整理事業、
生活道路の建設などを積極的に推進するとともに、
行政機構の横の連絡を密にして、暮らしや福祉、文化、教育、産業、防災などあらゆる施設を総合的に十分検討し、
野々市町の将来像に夢をも盛り込んだ
まちづくりの
グランドデザインを描きたいと思っております。 そのためにも、今後とも町民の皆様の生の声を施策に反映できますように、できるだけ多くの機会を設けるとともに、私自身が先頭に立ちまして町内外を積極的に行動してまいる所存でございます。もちろんのこと、議会の権威と自主性を尊重し、
町民代表の
議員各位の十分の相談の上で町民の信頼にこたえたいと考えております。 最後に、行政のない私でありますが、私自身が研さんを重ねることはもちろん、熟達したプロとは違った視点も大切にしていきたいと思います。また、私の全幅の信頼を置いております
議員各位、そして私の手となり足となってくれる二百八十余名の
役場職員とともに、希望とロマンがあふれる
野々市町を築いていきたいと考えております。ここに
町政発展と
目的達成のため、
議員各位の特段のご協力を重ねてお願い申し上げる次第でございます。 本日は、私にとって初めての
町議会定例でございます。甚だ
ふつつか者でございますけれども、皆さんの意に添うように頑張っていきたいと思いますので、一言ご
あいさつを兼ねて所信の一端を述べさせていただきます。 それでは次に、最近の我が国の
経済情勢についてご報告申し上げます。去る6月9日発表されましたいわゆる日銀の短観は、急速な円高、株安による影響から景気の回復の足取りは依然として重く、
先行き予断を許さない状況となっております。町といたしましても、引き続き
景気対策に配慮していく所存でございます。 次に、平成6年度の
財政状況についてご報告申し上げます。去る5月末日をもって出納を閉鎖し、現在
計数整理中でありますが、
一般会計においては
実質収支で1億 9,800万円余りの
剰余金が見込まれ、また
特別会計においても
老人保健特別会計を除き、
剰余金が見込まれるところであります。なお、
老人保健特別会計につきましては、歳入の一部が翌年度に精算交付されることになりましたため、一時的に
歳入不足が生じるものでありますが、全会計を通じおおむね
健全財政が維持できる見通しであります。今後とも、
議員各位を初め町民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げる次第でございます。 それでは、今
定例会に提出いたしました
一般会計補正予算を初めとする議案10件と報告1件の大要につきましてご説明申し上げます。 まず、議案第20号から議案第24号までの5件につきましては、平成6年度
一般会計と
特別会計の
補正予算にかかる
専決処分の承認についてであります。 まず、
一般会計からご説明申し上げます。今回の
専決処分は、
法人町民税を中心とした町税のほか
特別交付税、町債などいわゆる
依存財源の確保による
歳入予算補正、並びに歳出におきましては
事務事業の効率的な執行に伴う不用額などを調整したものであり、
財政調整基金の戻し入れにより収支の均衡を図ったものであります。これによる
補正額は 2,845万 2,000円の減額であり、
予算総額は 125億 944万 3,000円となったものであります。 次に、
国民健康保険特別会計についてでありますが、
事業確定に伴うもので、
歳入歳出それぞれ 1,630万 6,000円を減額し、
予算総額は16億 265万 2,000円となったものであります。 次に、
老人保健特別会計についてでありますが、
医療費の確定に伴うものであり、
歳入歳出それぞれ 2,038万 5,000円を減額し、
予算総額は19億 7,377万 8,000円となったものであります。 次に、
下水道事業特別会計についてご説明申し上げます。従来同様、
事業確定に伴うものであり、
歳入歳出それぞれ 578万 6,000円を追加し、
予算総額は16億 4,293万 5,000円となったものであります。 次に、
水道事業についてでありますが、
収益的収入及び支出において、
支払消費税分 159万円を追加し、
予算総額は6億 3,689万円となったものであります。 次に、議案第25
号平成7年度
野々市町
老人保健特別会計補正予算(第1号)の承認についてご説明申し上げます。平成6年度
決算見込みにつきましては、
医療費の財源であります
支払基金交付金、
国庫支出金及び
県支出金の一部が翌年度精算交付されることから、平成7年度歳入より
繰上充用措置を講ずることとし、4,007 万 6,000円を追加するものであります。これにより、
予算総額は20億 8,117万 6,000円となったものであります。 次に、議案第26
号野々市町税条例の一部を改正する条例の承認についてご説明申し上げます。今回の改正は、
町民税の政党または
政治団体への
減免拡大、阪神・
淡路大震災にかかる
固定資産税の特例、
土地課税標準額の平成7、8年度限りの
臨時特例、
長期譲渡所得にかかる
課税特例についてであり、
地方税法並びに関連する法令の改正に伴うもので、それぞれ附則に定められた日から施行するものであります。 次に、議案第27
号平成7年度
野々市町
一般会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、
街路事業に伴う
代替用地を取得するに当たり、
町土地開発公社に対し
債務保証を行うものであります。 次に、議案第28号と第29号の2件につきまして、いずれも
人事案件でございます。 まず、
監査委員の選任についてでありますが、委員のうち
吉田正弘さんが6月20日
任期満了となりましたので、新たに温厚誠実で経験豊富な
野々市町押野1丁目 100番地
西村一義さんを選任いたしたいと思いますので、よろしくご同意賜りますようお願い申し上げます。 続いて、
公平委員会委員の選任についてご説明申し上げます。委員のうち
野々市町字三納 145番地の2
藤場美津路さんが6月22日
任期満了となりましたので、
温厚実直で学識にもすぐれていることから、引き続き選任いたしたいと思いますので、これまたよろしくご同意賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 次に、報告第1号につきましては、平成6年度
一般会計補正予算(第4号)におきまして
繰越明許費として設定したものであり、
地方自治法施行令第 146条第2項の規定により報告するものであります。 最後に寄附行為についてでありますが、別紙とおり5件の寄附がございました。ご報告申し上げます。 以上、10議案と報告1件につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願いいたしまして、
提案説明を終わらせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。
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△
提案理由説明(請願第8号・第9号・第10号・第11号)
○議長(
山田清司君) これから、請願第8号から第11号まで、
意見書第3号から第4号まで、以上6件を
一括議題とします。 請願第8号から第11号について
紹介議員から
提案理由の説明を求めます。16番議員、
岩見博君。 〔16番(
岩見博君)登壇〕