小美玉市議会 > 2015-09-04 >
09月04日-04号
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  1. 小美玉市議会 2015-09-04
    09月04日-04号


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    平成27年  9月 定例会(第3回)          平成27年第3回小美玉市議会定例会議事日程(第4号)                    平成27年9月4日(金)午前10時開議 日程第1 一般質問 日程第2 議案上程      議案第65号 小美玉市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について      議案第66号 小美玉市地籍調査審議会条例の制定について      議案第67号 小美玉市個人情報保護条例の一部を改正する条例について      議案第68号 小美玉市手数料条例の一部を改正する条例について      議案第69号 小美玉市税条例の一部を改正する条例について      議案第70号 小美玉市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について      議案第71号 平成27年度小美玉市一般会計補正予算(第2号)      議案第72号 平成27年度小美玉市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議案第73号 平成27年度小美玉市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)      議案第74号 平成27年度小美玉市下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第75号 平成27年度小美玉市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議案第76号 平成27年度小美玉市戸別浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)      議案第77号 平成27年度小美玉市介護保険特別会計補正予算(第2号)      議案第78号 平成27年度小美玉市病院事業会計補正予算(第1号)      議案第79号 平成27年度小美玉市水道事業会計補正予算(第1号)      議案第80号 平成26年度小美玉市一般会計歳入歳出決算認定について      議案第81号 平成26年度小美玉市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について      議案第82号 平成26年度小美玉市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について      議案第83号 平成26年度小美玉市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第84号 平成26年度小美玉市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第85号 平成26年度小美玉市戸別浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第86号 平成26年度小美玉市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について      議案第87号 平成26年度小美玉市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について      議案第88号 平成26年度小美玉市病院事業会計決算認定について      議案第89号 平成26年度小美玉市水道事業会計決算認定について      議案第90号 動産の買入れ契約の締結について      議案第91号 市道路線の認定について      議案第92号 指定管理者の指定について      議案第93号 財産の取得について      請願第5号 「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願      請願第6号 教育予算の拡充を求める請願      請願第7号 家族従業者の人権保障のため「所得税法第56条の廃止をもとめる意見書」採択についての請願書      陳情第6号 平和安全法制整備法案(戦争法案)を廃案にする意見書提出を求める陳情  (議案質疑)  (委員会付託)  (散会)出席議員(21名)      1番  幡谷好文君       2番  谷仲和雄君      3番  長島幸男君       4番  中根要樹君      5番  岩本好夫君       6番  山本信子君      7番  福島ヤヨヒ君      8番  藤井敏生君      9番  小川賢治君      10番  大槻良明君     11番  萩原 茂君      12番  加藤吉博君     13番  関口輝門君      14番  笹目雄一君(副議長)15番  戸田見成君      16番  田村昌男君 (議長)17番  市村文男君      18番  木名瀬幸吉君     19番  中村 強君      20番  荒川一秀君     22番  野村武勝君欠席議員(なし)---------------------------------------説明のため出席した者 市長          島田穣一君   副市長         林 利家君 教育長         加瀬博正君   市長公室長       島田清一郎君 企画財政部長      白井福夫君   総務部長        樽見博文君 危機管理監兼市民生活部長        保健衛生部長      東ケ崎文則君             廣戸俊一君 福祉部長        成井修也君   産業経済部長      我妻智光君 都市建設部長      小松修也君   小川総合支所長     亀山 一君 玉里総合支所長     長津智之君   教育次長        長谷川正典君 水道局長        島田誠志君   消防長         近藤敏夫君 会計管理者       升田昭彦君   代表監査委員      村尾 實君 監査委員事務局長    梅澤惠子君   農業委員会事務局長   久保田一江君 政策調整課長      倉田増夫君   財政課長        藤本正子君---------------------------------------議会事務局職員出席者 議会事務局長      木村 靖    次長          太田 勉 書記          菊田裕子    書記          須賀田千恵子     午前10時00分 開議 △開議の宣告 ○議長(市村文男君) おはようございます。 議場内の皆様にお願い申し上げます。携帯電話はマナーモードにするか、電源を切るようお願いいたします。また、写真、ビデオの撮影や録音の行為は禁止されております。 なお、議会広報作成のため、事務局職員による写真撮影は許可しましたので、ご了承願います。そのほか、傍聴規則を遵守して傍聴するようお願い申し上げます。 ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。---------------------------------------一般質問 ○議長(市村文男君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従い、順次発言を許します。---------------------------------------戸田見成君 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。     〔15番 戸田見成君 登壇〕 ◆15番(戸田見成君) 通告順に従いまして、議長のお許しを得て、ただいまから一般質問をさせていただきます。 15番、戸田でございます。通告順8番。 まず、7問の質問を用意いたしましたけれども、まず1問目から始めたいと思います。 順位からいうと12番目になるわけですけれども、議長のお許しを得て変更させていただきました。また、関口議員のご協力もいただきまして、早目にさせていただきます。 公共施設総合管理計画についてということでご質問いたします。 いよいよこの計画が本年より始まったようですが、合併時の最大の懸案である財政の合理化であると考えておりますが、この10年、各町村の調整を図り、全体的に今日、落ちついてきたように思われます。合併も落ちついてきたと、このように感じております。 これまでの10年、それから、これからの10年、大きく変わっていくと考えられますが、この管理計画は、庁舎の整理、文化センターの整理、運動公園の整理・合理化、諸施設を整理し、市民全体の動きを活発化させるものと期待しているところであります。公共施設の土地の借地の購入の件、移転、施設の統廃合等が進められると思います。昨日も中村議員の質問にありましたように、おおむねどのような内容が考えられますか。ご答弁願いたいと思います。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 白井企画財政部長。     〔企画財政部長 白井福夫君 登壇〕 ◎企画財政部長白井福夫君) おはようございます。 戸田議員のご質問、公共施設等総合管理計画についてお答えいたします。 本市を含む多くの自治体が、高度経済成長期に小・中学校や公民館施設といった公共施設の整備を進めてきたため、建設後何十年を経過し、老朽化が進んできております。これから多くの施設が大規模改修などの更新時期を迎えることとなります。その維持・更新のための費用が、自治体にとって大きな負担となってきており、また、今後は人口減少等により、公共施設の利用需要が変化していくことが予想されております。 このようなことから、本市が所有する全ての公共施設等を対象に、本市の実情に応じて総合的かつ計画的に管理するための公共施設等総合管理計画の策定に取り組んでいるところでございます。 本年6月に、市長を本部長とする公共施設等総合管理計画推進本部を設置し、市が所有する公共施設等の現況調査などを実施するとともに、計画の策定に当たりましては、市民の皆様に公共施設の利用状況や公共施設の課題に関する関心度、公共施設の今後のあり方、取り組み方策等アンケート調査を実施しており、現在、その結果につきまして集計・分析を行っているところでございます。今後、アンケートの結果、策定状況を報告するとともに、パブリックコメントを実施しまして、市民の意見を取り入れていく予定でございます。 このように、公共施設の総合的かつ計画的な管理による老朽化対策の推進を図るために公共施設等総合管理計画を策定しまして、長期的な視点を持ちまして、更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うことによりまして、財政負担の軽減、平準化、公共施設の最適な配置の実現を目指してまいりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたしまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) そこで、今、具体的な話、小川庁舎の耐震の対策として改修が行われ、3億円という資金をもって行われているようでございますが、普通に考えますと、総合管理計画の方向性を決め、それから、この問題を工事にかけてもよかったのではないかと。無駄になる可能性もあるのではないかと、こういうふうに懸念するところでありますけれども、耐震強度を高めることによって、いろいろな施設を統廃合したりする中で、別なものにしようという、そういう話も聞いております。前もって、我々にはわかりませんが、違うものに変えるなら、今のうちにやっておこうというようなことなのかなと。実際は我々、計画というものの中でそういったことをやってもらったほうが、わかりやすかったのではないかなと、こういうふう思っております。 小美玉市のいろいろな事業には、ところどころに計画性もなく、目先のことで事業を進める、そういったものが幾つかあるようであります。どうか、計画行政は大切な執行のための方法であると思いますが、十分無駄にならないように、この計画を進めていただきたいと思います。 次に、2番、地籍調査玉里地区)の進捗状況についてお聞きします。 地籍調査の進捗状況についてお聞きしたいと思って、質問項目を考えておりましたが、このたび、議案の中に小美玉市地籍調査審議会なるものが提案されましたので、安心しております。足かけ3年になるこの問題、一向に進まないようで、次第に中止になってしまうのかと心配をしておったところであります。 これらの地籍の問題は、時間がかかればかかるほど、遺産相続の問題など複雑な問題になるわけで、解決がより難しくなるのではないかと懸念しておるわけでございますが、調査は迅速、積極的に今後進めるよう、お願い申し上げる次第でありますが、これからどのような計画で進めるか、ご説明を願いたいと思います。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) おはようございます。 それでは、玉里地区の地籍再調査についてでございますけれども、現在、昨年度実施いたしました事業計画案をもとに、庁内関係部局による調整会議を行い、人事部局や財政部局と再調査に向けた組織体制や財源の確保について調整を進めているところでございます。また、本定例会に小美玉市地籍調査審議会条例の議案を上程させていただいているところでもございます。玉里地区における地籍再調査を円滑に遂行するための重要な役割を担っていただく予定でございます。 今年度におきましては、現在発注しております玉里地区地籍調査地番図作成業務の結果により、現況とのずれを確認するとともに、審議会を設置して地籍再調査の年次計画の決定や地域住民への説明会を行い、平成28年度は玉里全域の地籍調査に必要な基準点測量を開始し、平成29年度以降は、決定された年次計画に基づき、調査を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) この問題は、できるだけ早く行っていただきたいと、このように思っておりますけれども、膨大な経費がかかるということもありまして、まことに申しわけないと、こういうふうに思っていますが、長年、土地の状況が、所有の状況というものが不明になっている部分が多いわけでありますので、仮に1,000カ所とか2,000カ所と言われているようでありますので、どうか迅速に正確に、必ずやっていただくということでお願いして、これは、やはり市民の財産を守るという市の立場からいっても、やらなきゃならないことではないかと、こういうふうに思っていますので、よろしくお願いします。 3番、ごみ処理施設と地域振興についてということで。 県の中央に位置する小美玉市、石岡市、かすみがうら市、茨城町の4市町のごみを小美玉市、しかも玉里地域に集めることになり、この地域は迷惑至極であると、こういうふうに考えるところであります。懸念されることは、これからの膨大なごみの中には、分別されない危険なごみが存在することではないかと。恐らくカドミウムやシアン、そしていろいろな毒物、あるいは、長い間には放射能の累積、こういうことが懸念されるところであります。これらは無視することのできないことであり、日常的には、運搬車が持ち込む生ごみの臭いにおい、あたりに漂い、ハエや虫が集まり、環境を悪化させることは必定であると考えております。どうしてもこの地域につくるということであれば、この地域にそれだけの安堵感を与える努力が必要であると考えております。安易につくればいいということではないというふうに思っております。 さて、物事は、ただ暗い話ばかりではいけないので、これらの地域が迷惑をするとすれば、この地域の振興策を考えていただかなければならないと思います。 今のところ、道を整理すればいいと、単純な物の考え方で進めているようでありますが、全体的環境を明るくしてもらうということが大切であると、こういうふうに思っています。ごみ処理施設と地域の人々の生活の場が一体化することが大切ではないかと。第1に、ごみ焼却に生じる熱の利用、大型浴場、温水プール、余熱を地域に配布、発電、あるいはレジャー施設、あるいは石岡市の体育館も近くにあり、小・中学生の合宿の場としての宿泊施設、それによって中学生、小学生の体力づくり、そういったものを進めていただけたらと、こういうふうに思っております。 このような、幾らか大ぼらを吹くような話でありますが、市長を初め、このごみ処理施設にかかわる多くの職員の方々がいるわけで、小美玉市の中につくる以上は、これらの地域に貢献できるようにしていただきたいと考え、一種の皆さんに対する応援だと、こういうふうに考えておりますので、そういう質問をしているということでありますので、変に受け取らないでいただきたいと、こういうふうに思います。 これらの事柄は、小美玉市で行えば巨額の費用がかかるわけですが、4市町でやれば、資金面ではお互いに出し合うということでございますので、融通が大きくきくわけで、地域の一大活性の拠点をつくることができるはずだと、こういうふうに考えております。このようにすることによって、地域の方々の小美玉市、石岡市、かすみがうら市、茨城町などの広域の方々の活動の場、交流の場ができてくるはずだと、こういうふうに考えております。地域の方々に理解をしていただき、喜んでいただき、4市町の交流の場ができればいいなと、こういうふうに思っておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 廣戸市民生活部長。     〔危機管理監兼市民生活部長 廣戸俊一君 登壇〕 ◎危機管理監兼市民生活部長廣戸俊一君) それでは、戸田議員ごみ処理施設地域振興策についてお答えいたします。 市では、老朽化に伴う市内2施設の更新を、国・県が示したごみ処理広域化の指針に基づき、広域化によるスケールメリットによる施設建設費維持管理費の縮減効果、交付金等の優遇措置を生かし、小美玉市、石岡市、かすみがうら市、茨城町の3市1町で、ごみ処理の広域化を進めております。 6月の定例会時に、これまで進めてまいりました3市1町による一般廃棄物広域処理推進協議会を解散し、4月から霞台厚生施設組合が中心となって、新しいごみ処理施設の建設を進めていくことなどを答弁させていただきました。この全員協議会でご報告させていただきましたが、現在、ごみ処理施設の全体像を描く基本構想と、交付金申請書類となる地域計画の策定作業を進めているところでございます。住民ニーズの把握に向け、地元住民説明会広域ごみ処理広域化に関する講演会の開催やアンケート調査等を実施しております。 寄せられた主な意見は、広域化により搬入車両が倍増し、渋滞の発生や交通事故のリスクも懸念されることから、周辺道路の整備、あるいは公園等を含む周辺環境の整備、あるいは3Rの推進によるごみ減量化などが寄せられております。 8月19日には、各構成市町での住民意見に対して共通の認識を図っていくため、霞台厚生施設組合正副管理者会議が開催され、これまでどおり広域化を進めるとともに、各市町が連携して3Rを推進することにより、施設規模の適正化及び事業費抑制を図ること、説明会や講演会などの意見を踏まえ、地元住民への還元策を継続する方向性についても広く検討することなどで、各構成市町の首長の意見を確認いたしました。 小美玉市といたしましては、これまでの説明会や今後開催される説明会等において、ご意見や要望、あるいは住民ニーズ等を的確に踏まえ、周辺道路の整備はもちろんのこと、高齢者の健康、生きがいづくりに寄与できる事業、あるいは市民が集える場となるような事業、あるいは既存の余暇施設の更新等が考えられますので、敷地や財源等の課題もありますが、議員から今ご案内ありましたような地域振興策、あるいは財源確保につきましても、霞台厚生施設組合や4市町と議論を重ね、構成する他市町村のご理解をいただきながら、地域に受け入れられるようなごみ処理施設になるよう、今後議論を重ねていきたいと思いますので、よろしくご理解のほど、よろしくお願いいたしまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) せんだって、これの説明会に呼ばれまして、出席させていただきました。それによると、相当な強い意見が出ておりました。旗振って反対するぞなんていう過激な話もありました。1時間という時間の中に、皆さんの意見が大体まとまったということではないんです。1時間という時間で切り落としたと。住民の意見を十分聞いたとは、私は感じなかったです。 この、いろいろな公聴会とか説明会とか、そういったものは、執行部が自分たちがやりたいことを説明するだけで、地域住民の意見を十分に吸い取ろうという姿勢は全く見られなかった。私も委員長さんですか、最後、帰りがけに、あなた方は本当に意見聞いているのかと、こういう話をしてきましたけれども、何の集まりでも、大概切り捨て御免ですね。それで話は決まった、こういう報告をしているわけです。 私が言っていることは、道路整備のことは重要課題としてやってくれるようでございますけれども、私が言っているのは、そこに、ごみ焼却場とともに、地域の皆さんが憩える場所をつくってくださいと、こういう言い方をしているわけですね。全然そういう考え方がない。今の時代は、当然、地域とともに、人々とともに運営していく、一緒に生活していく、そういう考え方、難しく言うと思想ですよ、考え方。こういうふうに住民の福祉を増進していくんだという、そういうものがない。残念ながら、そんなふうに思っております。 先ほども申し上げましたように、関係している方々は、地域が小美玉市の中にあるので、十分にそういう強い意見を言っていただいて、そして、少しでも地域住民の福祉になるように、そして、これは小美玉市ばかりではないですよ。設置しているのは、やっぱり石岡市も設置しているわけですね。ですから、石岡市の方々にとってもいいし、スポーツシューレも潰れましたけれども、これこそ、こういうところへ施設をつくれば、反対運動が起こるところじゃないですよ。大いにやれということに。ただ、膨大な資金がかかるだろうということは懸念されるわけです。 しかし、4市町で分け合えば、100億円かかったって25億円出資すればいい、単純な話ですけれども、私は、こういうときこそ大いにアピールして、土地を提供する以上、小美玉市の利得になるように考えてくれるのが執行部の考え方でなければならんと、こういうふうに思っております。 これを2問目にしたいんですけれども、いろいろ答弁も考えていなかったでしょうから、ぜひ地域住民の福祉と、この考え方を、ここの地域、小美玉市という立場から、そこにできるという立場から、強い意見を述べて、少しでも実現するようにしていただきたいと要望を申し上げまして、よろしくお願いします。 それから、観光協会の役目と現状についてということで質問します。 観光・小美玉市と言われるには、まだまだ一歩踏み出したぐらいのところかなと、こんなふうに思っておりますけれども、その担い手は、8,000万円、9,000万円という膨大な予算を使っている観光協会が先頭に立ってやることではないかと、こんなふうに思っています。観光協会の活動は、やはり我々にとっては、頑張ってもらいたいと、こういうふうには思うところであります。 ところで、観光協会の役目について説明を願いたいと思います。その現状として、どのようなことをやっているか。実績についてご答弁願いたいと思います。
    ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) それでは、観光協会の役目と現状について答弁をさせていただきます。 観光協会につきましては、観光振興、観光行政を円滑に推進するための体制づくりの柱として、総合計画に位置づけがなされ、平成21年12月に一般社団法人小美玉観光協会として設立されたものでございます。観光協会の役目といたしましては、総合計画に掲げております3つの個別施策、1つは、茨城空港の観光資源としての利活用の促進等に当たり、周辺自治体と連携して推進するための体制づくり、2つ目は、特産品・名産品の開発など、地域資源の再認識と再発見、3つ目は、観光パンフレットやホームページの充実、これら3つの施策を、市商工観光課を中心に関係部署及び関係団体等と連携し、特に市部局とは一体となって推進していくことが重要な役割だと考えております。 観光協会では、以上の3つの施策を具体的に推進するため、首都圏や茨城空港就航先において、県観光物産協会、その他観光関連団体と連携したキャンペーンの開催などの宣伝・誘致活動、特産品の販路を拡大するため、商工会と連携し、空港内スカイアリーナの運営や「そ・ら・ら」物産館等の運営協力などの物産振興事業、さらに、「そ・ら・ら」ウエルカムセンター内での市からの委託業務である各種イベント等の企画立案及び総合案内などの空の駅「そ・ら・ら」関連事業、また、市茨城空港利用促進協議会等の団体と連携した空港のにぎわいづくりなどの茨城空港関連事業等を実施しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) わかりました。 それでは、ちょっと細かい話になりますが、観光協会定款によると、第4条、観光及び観光施設等管理運営とはどういうことか。それから、8番ですね、観光土産品の開発及び売店の運営ということについてご説明願いますが、このたび、28日でしたか、説明があった件について、レストランの経営というのがあるわけですね。そして、下請をさせたという話ですけれども、その中に、この定款の中には、レストラン、飲食店のことは述べていないです。だから、やれないわけですね。ですから、これは定款に沿っていないということにはなるんですけれども、その辺の措置は行われたのか。6条の説明と8条の説明、そして景観と合致しているかという点で、ご説明を願いたいと思います。 ○議長(市村文男君) 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) それでは、最初の6条、8条につきましては、基本的には施設の管理運営等々につきましては、空港内でのスカイアリーナ、それから、「そ・ら・ら」内での物産館等の管理運営ができるような条文となっております。さらに、8条につきましても、そういった施設を利用しての物販の販売、さらには商品開発というようなことでございます。 最後に、レストランの営業については、定款に定めがないということでございますけれども、これにつきましては、農協さんの協力団体として、入る時点で理事会、総会等の承認を受けまして、定款の変更をしてございます。そういったことで、現在はレストランの営業を追加して、観光協会の業務を遂行しているところです。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) 今のお話で、定款の変更をしてあるということなので、その事業に携わることは可能だと、そういうふうに理解ができました。 それでは、5番、「空のえき そ・ら・ら」の運営について、ちょっと細かくなりますが、よろしくお願いします。 「そ・ら・ら」の開設以来、1年を経過しましたが、困難な営業、ご苦労さまであるというふうに思っております。部長は特に、なかなか中途半端なものを受け取って、運営にこぎつけたという点で、そのご苦労、並大抵なものではなかったなと、こういうふうに思っております。感謝をしておるわけであります。 2年目に入りましたが、レストラン問題で、28日の全員協議会で説明を受けて、対応策が一応できているということで、私も安心しております。 それで、まず、整備事業のこれまでの主な経過がホームページに記載されております。それによりますと、平成23年3月に整備構想が策定された。平成24年5月18日、株式会社うぶすなと営業委託契約を締結し、駅長候補が決まりました。平成25年5月15日に小美玉市地域再生拠点施設及び小美玉市乳製品加工施設使用者募集説明会の開催が行われました。平成25年6月25日に、小美玉市地域再生拠点施設、「そ・ら・ら」のことですけれども、の設置及び管理に関する条例施行規則第4条に基づいて、選考委員会が開催されました。平成25年7月1日に、小美玉市地域再生拠点施設及び小美玉市乳製品加工施設使用者候補が決定しと、こういうことでよろしいでしょうか。認識すると、よろしいでしょうか。 それで、選考委員会のメンバーと開催内容の概要、何社応募があった、どこに決定したのかを教えていただきたいことが一つ。選定委員会を開催して、どこに何の施設の使用許可を与えたのか。その内容として、特に何を、どこにどの期間の占有的使用許可を与えたのか、具体的な内容をお願いします。 それから、オープン後、現在使用許可者の確認をしたいが、変更はしていないのか、しているのか。変更がしてあったとする場合は、今回は選考委員会がなぜ開かれていないのか、これはわかりませんが、その点についてご説明を願いたい。準備がなかったとすれば、わかる点だけで結構です。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) それでは、現在の施設の運営者の決定した経緯ということでございますが、大変申しわけございません。選考委員会のメンバーにつきましては、手持ちがございませんので、後ほどご報告させていただければと思います。 まず、各それぞれの現在の使用者でございますけれども、直売所、物産館、それからレストランにつきましては、現在、JA新ひたち野、旧JAの常陸小川でございます。それから、乳製品加工施設につきましては、小美玉ふるさと公社が運営母体となってございます。 さらに、オープン後、使用者の変更はしているのかということでございますけれども、現在のところ、使用者の変更はしてございません。しかしながら、ご案内のようにレストランにつきましては、今後、株式会社ばんどう太郎と所定の手続をして、市とばんどう太郎との間で、使用申請、使用許可の手続を行う予定でございます。 そういったことで、オープン後の選考委員会の開催ということは考えてございませんので、ご理解をお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) 次の質問に、特に地域再生拠点施設についてお聞きしますが、条例第7条には使用許可、条例9条には権利の譲渡の禁止がうたわれておりますが、現在の使用者、JAのままであるとしたらば、観光協会が関与するとすれば、権利譲渡については抵触しているのではないかと、このように思うんですが、その辺のところをご説明願います。 ○議長(市村文男君) 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) それでは、JAから観光協会への権利譲渡は条例に抵触ということでのご質問でございますけれども、市といたしましては、あくまでも主体的にJAが各施設を運営しているもので、観光協会につきましては、あくまでもJAの行う運営に対しまして、協力者、協力団体ということで運営にかかわるというようなことで、条例には抵触していないという判断をしてございます。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) 抵触していないという解釈だというふうに思いますが、厳密には非常に、どうなのかなと思われる件だと思います。 仮に、JAが3年間の契約をしているので、2年間ぐらいはやむを得ないという考え方で、いっときの問題として捉えるというような答弁があるのかなと、こういうふうに思っておりました。協力団体だということになりますと、これは、「そ・ら・ら」も市の補助金ですよね。それから、観光協会も市の。 例えば、観光協会の事業費というのがあります。これも補助金を8割使ってやるわけでしょう。レストランが、例えば赤字になったり何か、そのときに、またこれは、市の補助金がそこへ還流する、流れていくということがある。「そ・ら・ら」もそうだし、観光協会もそう。二重にここに金が集まっていくと、市のお金がそこへ相当流れ込んでいくという懸念があるわけですね。ですから、これは相当気をつけなければならない問題だと、こういうふうに私は懸念しているんです。 これは、使用許可を出したJAがしっかりと、本当はしなければならない問題で、責任問題もあるわけですね。これは恐らく、責任問題は問わなかったんだと思う。 これから、これはこのままにはしておけない問題だと、こんなふうに思うんですね。余りにも複雑ですよ。市と「そ・ら・ら」と観光協会とJAと、今度何か入ってくる業者と、5つがごちゃごちゃになっている。私は、それは解釈の仕方ですから、どのようにでも解釈。大体、条例とか規則とか、そういったものは、解釈次第でどうにでもなるというのが実際だろうと思うんですね。 だから、そういう意味では、これはやっぱり、正当にこうしようという、そこにちゃんとした姿勢がないと、仲間同士のたらい回しになっている可能性があると、こういうふうに考えられます。危険なことだと、こういうふうに思っておりますので、どうか、これからの経営について、整理をしていっていただきたい、こんなふうに思っています。整理をしないでこのまま進むと、資金がどのように流れているのかということが不明になっていくということの危険性があると思いますね。 これは私のほうの、部長に対して、お気をつけくださいという要望にとどめておきます。 次に、特に食材供給施設について、飛びますが、前者は衛生管理条例というのがあると思いますね。そういう許可をもらってやっていたと思います。そうすると、今度は、誰がやっているかわかりませんけれども、例えば観光協会が主体になってレストランをやっているとなると、そういう許可をもらっているのか。衛生管理の条例がありますね。何ですか、県の保健衛生からの許可をもらわなきゃならない。そういうのは、きちっとされていますかという質問なんです。 それは、そういう中で、条例施行規則第3条2項1号では、使用する3カ月前までに申請すると、こういうふうになっている。3カ月前にそういう申請をしたのかと。 また、条例施行規則第12条には、使用取りやめの届け出というのがある。取りやめるという日の3カ月前までに出されていたのかと。それで、3カ月前というと、7月31日を基準にすると、4月30日だったと思われるんですね、までには出ていたと。そうすると、6月の定例には、こういう説明はなかったと記憶しておりますね。 こういうふうなことで、議会に対する、ちょっと説明不足だったのかな。言葉をきわめれば、議会軽視ということになるわけですけれども、そこまでは言いませんけれども、もしその点について、どういうふうな許可の、許可しないで、そのまま農協の許可でやっているんだよというなら、一応の筋は通るのかなと思うんですけれども、それも、やっぱりきちっとしなきゃならないんじゃないですか。その辺のところをちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(市村文男君) 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) 先ほども申し上げましたけれども、現在、食材供給施設につきましては、JA新ひたち野が主体的に運営をしているところでございまして、保健所等の許可につきましては、JAの許可で運営をしてございます。 そういった中で、当初の撤退の報告は、私どもで、7月31日ということで報告させていただきましたけれども、当然、3カ月前にそういう意向が示され、市とJAで協議をしてきたところでございます。我々市といたしましては、なるべく引きとめのほうにご協力をお願いしながらということがございまして、大変申しわけございませんが、6月の定例会には報告に至らなかったということでございます。 そうした中で、3カ月間の延長について協議が調い、現在に至っているところでございます。3カ月の期間を限定して観光協会のほうにご協力をいただき、スタッフの問題、それから、そういった手続の問題を、課題を整理しながら、現在JAと、それから観光協会で、レストラン、いわゆる食材供給施設については、運営をしているというようなことになります。 その後、先ほどもご説明をさせていただきましたけれども、株式会社ばんどう太郎へ移行するわけでございますけれども、以降の際には、JAが撤退いたしますので、所定の手続につきましては、ばんどう太郎がそういった許可等々の課題を整理し、市とばんどう、協会で、使用申請許可の手続に入るということでございます。 なお、使用許可の期間につきましては1年間ということで、1年ごとの方針ということで現在行っております。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) この点は、今の答弁で、それ以上は申し上げません。 次に、使用料について、決算書の中を見させていただきましたけれども、使用料収入の予算は約3,500万円に対して、決算額は約1,400万円というような記載があったわけです。そのことについて聞くわけではありませんが、約4割という収入だったかと思うんですね。ことしは2,800万円ぐらいの予算が立っているかなと思うんですけれども、今後見通しはいかがでしょうか。細かいことは別として、大丈夫ですか。どんどん赤字になっていくのではないかと懸念するところでありますが。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) 26年度の決算ということで、7月からのオープンでございますので、1年間全てが含まれているわけではございませんけれども、オープン当初から、「そ・ら・ら」の知名度アップ、PRということで、議会の皆様方にも、それから市民の方にもご理解をいただきながら、イベント等を盛大というか、大きなイベントを打ってきてございます。 そういうようなことで、経費については、当然厳しいというか、はっきり言って赤字ということになります。しかしながら、毎回申し上げておりますけれども、一定の期間につきましては、そういった予算をお認めいただいた後に、それぞれの施設で、お客さんが集客できるような状態に早期に移行できるように努力をしていきたいというようなことを考えております。 先ほど来から申し上げておりますレストランにつきましても、株式会社ばんどう太郎という大きな力を得ることになります。そういったところとも協力・協調し、連携しながら、「そ・ら・ら」の全体の成功に全力で取り組んでまいりますので、ご理解をお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) いろいろお聞きしましたが、ちょっと質問が間違ったところがあったので、すみません。 これは、いろいろありますが、一生懸命やってもらう以外にはないと思うんですね。私、何でこんな質問をしているかということは、平成23年3月に整備構想が策定されたころは、大変よかったと。希望もあり、私も賛成いたしました。ところが、途中で運営のあり方が変質したと、こういうふうに、私はこの事業を分析しております。将来に禍根を残すような懸念があると、こういうふうに私、思っているんです。 いずれにしても、運営が行き詰まり、破綻するようなことがあれば、これは北海道の市と同じように、議員さんたちも責任を問われることです。私、死んじゃってから責任問われてもしようがないから、今のうちに、この施設の問題点があると、こういうふうに思っております。ですから、市長さん初め部長さん、職員の皆さんは、これらの「そ・ら・ら」の運営に非常に真剣に指導していただいて、破綻の起きないようにやっていただきたいと、切に願うものであります。どうかよろしく、破綻のないようにお願いしたいと、こういうふうに思っています。 ほかの議員さんたちは、それほどには思っていないでしょう。私は感度が高いですから、これは危ないなと思っておりますので、よろしくお願いします。 それから、次に6番、茨城空港と地域振興策について、簡単にお聞きします。 小美玉市にとって、茨城空港は重要な拠点であります。空港の乗客も当初に比較して、大分ふえているようであります。そういう中で、「空のえき そ・ら・ら」など開催して1年、全体的にはにぎわいの地域になりつつあると、こういうふうに思っております。 小美玉市全体から見ると、この空港を中心にして地域振興策を拡大されてはいかがと。この間も何か、答弁の中にそういう、やっているよというような話がありました。私のほうからは、以前にも申し上げましたが、空港周辺、特に県道144号線、空港道路周辺の振興対策、都市計画の線引きをして誘致などをして、活発化させていただけませんかということが一つ。 それから、空港の旅客機と同時に、貨物運送機の発着を促してはいかがですか。これは県へ働きかけてはいかがでしょうかということですね。 3、そういう中で、輸送ということになると、その本拠地となる基地ができるわけでございますけれども、倉庫ができ、人も集まり、経済効果も上がるわけであります。また、各関係会社が集まってくる可能性も多く、市が大きな計画を作っていったらどうですかと。 これは、市だけでできることではありませんが、県に対して進言することはできると思いますね。そして、その中に、この小美玉市が、農業が基幹産業であるとすれば、農業の質を向上させて、やっぱり海外への進出もできるような農業振興策を立て、農業物産の高額な収入を求めることもできるのではないかと、こんなふうに思っております。 以上ですけれども、どのようにお考えでしょうか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(市村文男君) この際、議事の都合により、午前11時15分まで休憩といたします。     午前11時00分 休憩     午前11時15分 再開 ○議長(市村文男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 白井企画財政部長。     〔企画財政部長 白井福夫君 登壇〕 ◎企画財政部長白井福夫君) 戸田議員のご質問、茨城空港と地域振興策についてお答えいたします。 本市におきましては、市総合計画後期基本計画におきまして、本市の将来像、基本構想並びに施策の基本方針等を定め、均衡ある地域振興を図るために、霞ヶ浦湖岸の水の交流エリア、羽鳥駅を中心とした陸の交流エリア、そして、茨城空港周辺の空の交流エリアの3つの交流エリアを優先的に施策事業を展開するとともに、各エリアの活性化を図りながら、それぞれの一体感の醸成に努めてきているところでございます。 茨城空港がある空の交流エリアにおきましては、地域再生拠点施設として「空のえき そ・ら・ら」がオープンし、空港とあわせまして、新たなにぎわいづくりや、たくさんの人が行き交う交流エリアとして活性化が図られてきているところでございます。また、茨城空港には、年間100万人の人が訪れるわけですが、これを市の交流人口と捉え、地域の活力を高めるとともに、さまざまな施策を展開し、小美玉市の魅力向上をさらに高めていく必要があると考えているところでございます。 茨城空港におきましては、県が旅客機の誘致活動を行っておりますが、輸入航空貨物につきましては、今後、空港を設置管理しております国の動向の把握に努めてまいりたいと思います。また、県道144号線につきましては、重要な路線と考えております。都市整備構想や、今作成しております総合戦略の中でも重要な路線と位置づけまして、今後、関係機関と横断的に協議しながら、検討を進めてまいりたいと考えてございます。 本市を着実に発展させていくために、企業誘致や中小企業や農業振興など、地域経済の活性化と働く場の確保を進めるなど、地域づくりや空、陸、水の交流エリアでの拠点づくり、さらには各エリアを結ぶ道路網の整備に努めまして、交通機能を高めるとともに、沿道景観に配慮した利便性の高い連携軸の形成にも努めてまいります。 今後とも、小美玉市総合計画後期基本計画の各種施策を着実にしっかりと実行していくことで、小美玉市の将来像であります「人が輝く水と緑の交流都市」の実現を目指し、地域の特性を生かしたまちづくりを進めるとともに、活力に満ちた市内一体的な発展を図ってまいりたいと思いますので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたしまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) ただいまご答弁いただいて、大分幅広い答弁でありましたので、私のほうは、とにかく空港から145号線についてのあの辺の、早く虫が食う前に、土地がどんどん食われていきますから、その前に線引きをしたらどうですかという質問は大分前にしているわけです。しかし、全然何も進まないので、再度お話をしているので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 それから、旅客機の問題もぜひ、活性化には大きな推進力になると、こういうふうに思っていますので、少し本気になって、それは初めからできないよなんて考えないで、やるだけのことはやっていただきたいと、こういうふうに思っています。 それでは、7番目のほうに入ります。 計画的土地利用の推進についてということでお願いします。 総合計画後期の分の中で、基本施策の中で、1、計画的土地利用の推進という項目がありますが、このことについてお聞きします。 総合計画の中で、この項目は、市全体にかかわる計画を行うことを念頭に考えられたものだと、こういうふうに思っておりますが、総合計画が立てられてから、そういう大きな計画があると、全体を見渡すような計画があるというようなことは、私、見ておりませんので、やっているのか、今からやろうとしているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 白井企画財政部長。     〔企画財政部長 白井福夫君 登壇〕 ◎企画財政部長白井福夫君) 戸田議員のご質問、計画的土地利用の推進についてお答えいたします。 本市におきましては、優良な農地や良好な自然環境の保全に努めるとともに、地域の特性を生かしたまちづくりを目指して土地利用を進めているところでございます。 農用地や平地林などの自然的土地利用については、豊かな自然環境を健全に維持していくとともに、基幹産業である農業を維持し、活性化する基盤として、バランスある自然的資源の保全と活用を図るとともに、住居や工業系の用途、商業業務系の用途などに利用されている都市的土地利用については、既存の市街地や交通結節点、道路ネットワークを踏まえた効果的な土地利用を図るなど、本市の豊かな自然を守りながら、都市と自然が調和、共存する土地利用を計画的かつ適切に行ってまいります。 また、道路等のインフラ整備につきましては、経済の発展や市民の日常生活に大きく利便性をもたらすなど、まちづくりの上では欠かすことのできない重要な施策であると認識しております。物流はもちろん、新たな人の交流が生まれ、地域の経済活性化や企業進出の増加が誘因されるなど、将来的にも大きな効果が期待できることから、それらを踏まえた総合的な土地利用を図るなど、総合戦略の中で各部と連携し、しっかりと戦略を立てていきたいと考えておりますので、ご理解とご支援をよろしくお願いしまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) 先ほどの6番の中での答弁と重複するところがあり、話は大分広くなりました。 それでは、2問目、地方創生を進めていくと、当然、土地利用についての計画を立てなければならないと思うわけですね。土地計画を立てると、また農地問題が出てくると考え、農業化、商業化、工業化、そういったことについての線引きをしなければならないと、こういうふうに思うんですね。農業中心か、商工業中心か、どちらが優先かと、そんなことをしなければならないわけでありますけれども、全体的な土地利用など、実際には、先ほどの説明としては、何かいろいろやっているというのはわかりますけれども、全体を把握した計画というのは、まだ全く手をつけていないというふうに感じられるわけですね。 こういったことも、長年の間、大きなことを考えるのはなかなか大変なので、面倒だからそういったことを避けてきたのかなというような気がいたすわけでありますけれども、小美玉市では、多くは申請地のあった土地を許可するというやり方で土地利用をしてきたように思えるわけです。あちこちで工場が点在し、虫食い状態で土地利用をしているようで、そのように思われるわけでありますが、計画的な土地利用など、そういった意味から、余りやられていないんじゃないかなと、こういうふうな感想を私としては持っているわけです。 総合計画の中で、計画的土地利用という文章はあるけれども、その文章は余り重要視されていないと。そのことについて、余り認識を持っていないのかなと、こんなふうに思っているんですが、いずれにしても文章にあるわけですから、いずれにしても、やろうという意思がなければできないのではないかと、こういうふうに思うんですね。 土地の利用計画を立てるということは、市の方向性をまず決めなきゃならないですね。それから、農業を中心にするかと、いや、工業を、商業をというようなことを考えるのか。それから、教育を充実させるのか、福祉が優先なのか、それぞれ、そういった考え方全部を整理しないと、当然、土地計画というものとは一致しないわけですね。土地計画ばかりやっても、そういったものの施策を考えていなければ意味がないわけですから、これはいずれにしても、土地計画というのは総合的なものだと、こういうふうに思っているんですね。 そういう意味で質問をしているわけですけれども、1問、2問、3問、6問というのは、みんなこの7問に関係した、創生にかかわる問題を含んで質問したつもりでおります。 それでは、私として、先ほども部長が申し上げているようなことも含まれますけれども、何をやればいいかと。私なりに考えると、市の道路計画もその一つであると思うんですね。それから、市街地の整備、商工業に関する誘致の問題、農地の整備等、市の積極的な誘致、市街地の整備等が、まずは頭の中に浮かんできます。そして、羽鳥駅の付近には355というのが、北側のほうですか、西側のほうに走っていますけれども、これも地域の発展には大いに役に立つのではないかと。向こうが石岡市ですから、石岡市との連携というのが極めて高いわけですけれども。もともとはそちらの355との関連で、駅の周辺の計画というのはあったのではないかと、こう私は思っていますけれども、今は中止されているだろうなと、こういうふうに思っています。 駅は、ぐるっと見て回っても、なかなかビジネス街というのがありませんね。やっぱりビジネス街というか、そういったものがなければ、なかなか進展していかない、発展していかないと、こんなふうに思っているんですね。ですから、まずは羽鳥駅周辺の建物の高さの基準をまず改めることだと。3階でも4階でも、そういったビルができるように、まずはそういうことを、これも前に質問したことがありました。全くそういうことは、いまだに考えていないようですけれども、どうしたわけなんだろうなと、こういうふうに。 いずれにしても、そういう枠をちょっと変えれば、ビル街も多少はできるのではないかと、こういうふうに考えておるわけです。住宅を中心としたまちのあり方とか、商店街、あるいはビジネス街の有効な配備など、今日的ですね、羽鳥駅の周辺を計画したのは、もう大分、何十年もたっているんじゃないかと。ですから、今日的に計画を変更したほうがいいのではないかと、こんなふうに思うんですね。 これらは、全体的な問題のほんの一部だろうと考えて、茨城空港周辺、小川町周辺、それから6号沿いなど、総合的に、美野里、小川、玉里全体の調和のある計画的な土地利用を、どうぞ部長さん、お進め願いたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(市村文男君) 白井企画財政部長。     〔企画財政部長 白井福夫君 登壇〕 ◎企画財政部長白井福夫君) ただいまの再質問に対して答弁させていただきます。 議員がおっしゃいましたように、総合的な市全体の土地利用につきましては、今後、関係機関、関係部署と十分に協議いたしまして、今後の方向性等決めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(市村文男君) 戸田見成君。 ◆15番(戸田見成君) それでは、問題はいろいろありましょうが、ひとえにやる気だと、こういうふうに思っています。 小美玉市は発展するべき要素がたくさんあると思うんですね。地方創生を進めること、今こそ腰を据えて総合的計画を進める必要があると、こういうふうに、先ほど申し上げたように思っております。合併時につくられたもの、10年たって、やはりこれも調整しなければならないと考えます。 地方創生について、報告書によれば、おおむね創生のための基礎的な考えがまとまったようでありますね。何よりだと、こういうふうに思っています。「人が輝く水と緑の交流都市」といううたい文句があるわけでありますけれども、どちらかというと、小美玉市はのんびりとした田園都市というイメージで、私は感じておりますけれども、人々の生活は多様化して、これまでのようなわけにはいかないと、こういうふうに思っております。これからは、どうか賢明なる執行部の皆さん、このまちを主導して、将来に夢を、希望を持てるような小美玉市をつくっていっていただきたいと切に願って、私の質問をまとめたいと思います。 それで、この4年間、こうして休むことなく一般質問をさせていただきました。執行部の皆さんには大変ご迷惑をかけてきたかなと、こういうふうに思っておりますけれども、互いに切磋琢磨して、いいまちをつくるための4年であったと、こういうふうに思っております。 4年、振り返ってみますと、いろいろありました。村田議長が死にました。4回の不信任案を出され、私はそばで見ていて、事ごとに弱っていく議長の姿を見て、議長は大変だなと、こんなふうに思っていました。そういう中で、私もせんだって不信任案が出ましたけれども、これも一連の流れかなと、こんなふうに思っています。自分なりの反省点もありますが、しかし、これからの議会というものを、もっと質の高い、いい議会でなければならないと、こういうふうに思っている次第です。 これからきっと、将来にわたって小美玉市がよくなるのには、議会がまずは質のいい議会にならなければならないと、このように思って反省し、希望を持っております。皆様方には大変迷惑をおかけいたしましたが、どうぞ皆さんも元気に頑張って、小美玉市を立派にしていただきたいと、このように思っています。 これで挨拶を終わります。 ○議長(市村文男君) ただいま、先ほどの戸田見成君の質問の中で、「そ・ら・ら」の選考委員会のメンバーについての答弁をしたい旨の申し出がありましたので、これを許可します。 我妻産業経済部長。     〔産業経済部長 我妻智光君 登壇〕 ◎産業経済部長我妻智光君) 先ほど答弁漏れをいたしました件につきまして、ご報告を申し上げます。 まず、地域再生拠点並びに乳製品加工施設の選定委員会のメンバーでございますけれども、議会の代表、区長会の代表、それから、中小企業診断士など学識経験者、さらに市幹部職員、11名で構成されております。また、応募者でございますけれども、地域再生拠点施設につきましては5団体、乳製品加工施設につきましては1団体ということでございます。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 以上で、戸田見成君の質問を終わります。--------------------------------------- △関口輝門君 ○議長(市村文男君) 続いて、次の通告者の発言を許します。 関口輝門君。     〔13番 関口輝門君 登壇〕 ◆13番(関口輝門君) 通告に従い、一般質問を行います。13番、関口輝門でございます。 1つ目、道路行政についてお伺いをいたしたいと思います。 道路体制の充実策として、広域及び市内地域間の交流と連携を強化するため、基本的には広域幹線道路と市内幹線道路の良好なネットワークを構築すると。交通弱者に配慮した安全・安心な道路環境の整備を図ることを基本に掲げているわけであります。 本市の幹線道路網は、常磐自動車道、国道6号線等を初めとして、主要地方道4路線、一般県道7路線の主要幹線道路を中心に、地域間の連携・交流を支える重要な役割を担っているわけでございます。これらの主要幹線道路に関し、市内の主要な拠点を結ぶ道路のネットワークを強化するために、市幹線道路や市民生活に欠かせない生活道路の整備を計画的に進めることにあると思います。 そこで、1つは、請願で採択された生活道路の整備状況の現況と今後の取り組みについてお伺いをいたしたいと存じます。 請願する道路は、地域住民が生活道路として不便を来していることから、地域で協議し、地域住民の協力を得て、ぜひとも道路改良をお願いしていることと考えます。行政にとっては、財政の問題もありましょうが、財源の確保に努め、その状況を鑑みながら施工しているものと存じます。そして、現在、その請願で採択された未整備の道路は何件ぐらいあるものか。また、年間にして、どのくらい整備消化をしてきているのか。そして、過去5年ぐらいで結構ですが、年次的にどのくらいの施工をしてきたのか、お聞かせをいただきたい。 そして、その請願された道路整備の順位ですね。整備の順位は、どのような考え方に基づいて施工されているのか。その中で優先順位はあるのかどうか。あるとすれば、その優先順位の理由をおっしゃっていただければなというふうに思います。 それから、未整備のまま、長い間年月を費やしているということでございますよね。そういう請願道路もあると聞いております。請願人は、役職も終わりますし、次の代にもかわるわけでございまして、せめて3年なり5年の間には、今後の整備計画なり進捗状況、そういうものを説明するなり、そのような配慮があってしかるべきじゃないのかなというふうに考えます。そういうことで、いかような対応をしているのか、お聞かせをいただきたいと思います。 それから、道路行政の2番目でございますが、岩間インターチェンジからメロンロードに通ずる道路の未整備部分の整備計画についてお伺いしたい。 何号線だかわかりませんので、後でお聞かせ願えればと思います。すなわち、張星地内道路から納場地内、北浦団地の入り口の丁字路までの未整備部分があるわけであります。長い間、そのまま放置されたままの現状であります。近隣の住民の皆さんは、不信を募らせているのが現状であろうと思います。即着工できないものか、今後の計画をお聞かせいただきたいと思います。 それから、3番目の市道美1-8号線道路改良事業の進捗計画についてお聞きしたいと思います。 この道路は、かつて県道でありました。30年以前になると思いますけれども、先代の柴沼県議が行方縦貫道として拡幅した道路改良工事が採択された、着手に至りまして、地元周辺の住民説明会の開催までこぎつけたというやさき、柴沼県議は病魔に侵されまして亡くなりまして、この工事は立ち消えになっていると、そういう経緯がある道路でございます。 長い年月を費やしてまいりましたが、私が区長になったときに、周辺住民の皆さんが、車の通行量が激しいと、事故等を懸念いたしまして、道路拡幅改良工事の要請が、その機運が高まってきたわけであります。そういう中で、地域住民と数度となく協議いたしました。請願か、私の一般質問かわかりませんけれども、定かでありませんけれども、平成21年に着手が決定いたしまして、整備計画手順により現在に至っているところであります。 また、この道路改良整備計画は、西郷地から中延区間7.5キロメートルの計画でありますけれども、当面は西郷地の丁字路から柴高十字路までの延長1.7キロとされております。21年9月に道路整備計画の説明会がありまして、22年11月に道路線形説明会、そして、25年11月から翌年の2月にかけて、道路設計のための測量を経まして、26年6月に道路改良事業設計説明会を実施したところであります。 巴川橋梁のかけかえを含めまして、約6億5,000万円ぐらいかさむことはわかりますが、強く周辺住民が待ち望んでおるわけであります。早期に完成に努力していただきたいと存じますので、市道美1-8号線道路改良事業の着手以降の経過と完成までの今後の進捗計画について、具体的にお示しいただきたいと存じます。 さらに、4つ目でございますが、通称けやき通りでございますが、羽鳥地内になりますけれども、立木管理状況についてお伺いをいたします。 ケヤキの立木ですね、周辺住民が大変困っている街路樹であります。ケヤキ並木の管理状況と、大木となっております立木の今後の処遇、方法はいかがなものか、お伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 小松都市建設部長。     〔都市建設部長 小松修也君 登壇〕 ◎都市建設部長(小松修也君) 関口議員の道路行政に関するご質問について答弁をさせていただきます。 初めに、質問の1点目の請願で採択された生活道路の整備状況と今後の取り扱いについてでございます。 こちらについては、まず過去の、これは合併前の旧美野里町時代からも含めまして、議会の請願で採択された道路整備の今日の整備状況でございますが、古くは昭和56年度からでございます。今日まで、合わせて97路線についての請願採択がなされてございます。これらの生活道路の平成26年度末現在での整備状況でございますが、事業完了した路線については51路線、一部完了というものが10路線、まだ未整備なものが33路線、現在実施中でありますのが3路線というような内訳にはなってございます。 先ほど議員のご質問から、年間で、あるいは年次的にどうという部分なのですが、ここの部分については、なかなか一律計算的な部分はちょっと難しいので、今のそれぞれの完了済み、一部未実施、実施中という内訳でご容赦願えればと思います。 それから、今後の一部完了路線、今説明したうちの一部完了路線、この一部完了という意味合いでございますが、前もって説明をさせていただきますと、1つの請願案件で、1つの路線だけではなくて、2路線、3路線、4路線と路線をまとめて、1つの請願で採択されているという案件が幾つかございまして、この中で、例えば、複数路線のうちの1つの路線は完成しておりますが、残りの部分でまだ未実施であるような、そういうふうなものがございます。そのものの取り扱いを、一部完了路線という言い方にさせていただいておりますことをご容赦願いたいと思います。 その上で、今後の一部完了路線及び未実施路線、これの取り扱いについては、市としましても地域の生活に欠かすことのできない道路であると認識をしておりますので、財源確保はもとより、緊急性や整備効果等、これらを考慮し、それをもとに優先順位をつけながら、整備を進めてまいりたいと考えてございます。 次に、2点目の岩間インターチェンジからメロンロードにつながる未整備道路の整備計画についてでございますが、議員からご指摘のこの道路は、県道上吉影岩間線バイパスの未整備区間に当たる路線で、ただいまご案内ありましたとおり、納場地区から張星地区に至る延長約2.4キロメートルの幹線道路でありまして、さきに市議会の皆様方のご理解をいただきながら、本市が事業主体となり、市道美1627号線として、平成25年度から事業に着手している道路でございます。 この進捗状況でございますが、これまで測量設計及び用地買収を進めてまいりましたが、本年度は引き続き用地買収を進めますとともに、一定の用地がまとまった区間から道路改良工事に着手する段階に入っておりまして、本年8月には、納場地区において延長213.6メートル区間の工事を発注し、現在、その現場に入るための準備作業を進めておる段階でございます。今後の予定といたしましては、平成30年度の完成を目標に事業を推進してまいりたいと考えてございますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、3点目の市道美1-8号線改良事業の進捗計画についてでございます。 関口議員からも、これまでの経過、経緯等についてご案内があったところでございますが、この市道美1-8号線は通称柴高街道と呼ばれるものでございまして、西郷地地区の旧国道6号との接続点から始まりまして、巴川の高砂橋を通過し、柴高地区の県道上吉影岩間線との交差点を直進し、東海ガス付近の交差点に至る延長約2.5キロメートルの区間を、計画として3工区に分けて改良整備する考えになってございます。道路そのものについては、当然、ご案内ありましたとおり、小川の中延地区まで延びておる道路でございますが、現在の計画構想としましては、ただいまご案内申し上げた2.5キロ区間、こちらを3工区に分けて当面整備をするというのが現在の計画となってございます。 その上で、本事業につきましては、平成21年度に一番最初の事業説明会を開催したところでございますが、このうちの巴川高砂橋を中心とする区間、延長約890メートルを第1工区としまして、平成25年度にその道路詳細設計を行い、さらに本年度は、補償調査、土地評価、不動産鑑定及び用地買収等を進める予定となってございます。また、本年度は、あわせまして、この第1工区の北側に当たります西郷地地区側の延長約800メートルを第2工区としまして、道路詳細設計を進めていく予定となっております。 なお、第1工区については、用地買収後に工事に着手し、平成31年度完了を目標に推進してまいりたいと存じますので、ご支援方よろしくお願いしたいと思います。 最後に、4点目のご質問でございます、けやき通りの立木管理の状況について答弁をさせていただきます。 羽鳥地区のけやき通りの街路樹でありますケヤキは、現状でございますが、本数にしまして217本、けやき通りのケヤキが植えられている、道路延長で約1.6キロメートルございます。それらの管理につきましては、毎年のように落ち葉の清掃や枯れ枝の処分、下草刈り等の作業をシルバー人材センターへの委託及び管理課の直営により実施をしておりますが、年々枝を伸ばしておりますことから、車両や沿道歩行者等の通行に支障を及ぼさないよう、数年間隔でケヤキの枝の伐採を委託により実施している状況でもございます。 それでも、ケヤキの成長は大変早いものでありますので、近年では茂った枝や落ち葉等の処理作業が追いつかず、沿線の皆様にご迷惑をおかけしている状況でもございます。このため、今後はできるだけ早いうちに、思い切ったケヤキの枝等の処理をすることが必要であると認識をしております。これには相当の経費を要することも予想されますが、その樹木等の専門家等と相談をしながら、最善の方策を講じてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 答弁は以上でございます。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) 1番、請願道路についてお伺いいたします。 97路線あったということなんですが、それは昭和56年からということですが、今、未整備で一番古いのは、どのくらいの、どの時点のものなのか。それから、長い期間、請願採択して、放置してあるということなんですよね。先ほども言いましたように、その対応としてお答えがなかったんですが、請願人に進捗状況を報告するとか、あるいは3年なり5年間で文書で報告しておくと。そうすれば、区長さんらがかわっても、次の代に書類として残って、その経過がわかるんじゃないかな。そういうことは恐らく、今までやっていないと思うんですね。やっているか、それはわかりませんけれども、お答えなかったから。だから、その辺をお聞きしたいということなんですね。 それから、未着手の33請願道路がありますね。今からも実施していくわけなんだけれども、その整備の順位の決め方、これは、どういう会議を経て、協議を経て、やってきているのか。そして、お金の問題もありますから、困っているわけですね。不便を来しているわけですから、早くやってもらいたいというのが、そういう中で請願しているわけですから、その辺の誠意といいますか、取り組み方について、お答えいただければなというふうに思います。 ○議長(市村文男君) 小松都市建設部長。     〔都市建設部長 小松修也君 登壇〕 ◎都市建設部長(小松修也君) 再質問に答弁をさせていただきます。 大変、最初の質問で答弁漏れがありまして、申しわけございませんでした。 初めに、答弁漏れのありました未整備についてのものの定期的な報告といいますか、状況報告をというようなお話でございます。 基本的に、その請願採択の案件のものに関する、まずこれは、議会のほうで採択をいただいた請願事項であるというところに大変重みがあるというふうに感じておりますので、まずその請願事項としての事業の進捗状況の報告という意味合いでは、この道路を含めて、道路ばかりではなくて、請願採択案件で、その中身がまだ完結していないもののほかの事案と同じような形で、同様のルールの中で報告というのをさせていただくことが、まず肝要かなというふうに考えてございますが、この請願採択案件事項の場合と、あと、特に合併後は、行政懇談会であるとか、そういった場で、各行政区からいろんな要望案件といいますか、整備要望、あるいは、区長さんを通じまして書面をいただいて整備要望、そういったものの路線と非常に重複している案件もございます。 そういった意味では、この請願採択というところのことと、それから、区長さんを通じて行政懇談会等で要望をいただいた、いろいろ道路のほう、要望して、まだ未着手になっている道路の進捗状況はどうなのかという部分については、毎年区長会を通じて、その進捗については、路線ごとに今の状況をご報告しているというのがございますので、それそのものが、ちょっと議会のほうに、多分いっていないかと思いますので、今後については、今議員からご提案いただいたご意見も踏まえまして、できるだけ地元にご理解いただくような、そういう定期的な状況報告のあり方についても、よく考えてまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、先ほど申し上げました未実施というか、未整備でのやつで、一番古いというものはというところでございますが、一番古い部分に関しましては、年次でいいますと、昭和58年に請願採択されたという路線がございます。昭和59年のあたりにも古いところはございます。 それから、優先順位といいますか、どういう形で整備を進めるかという考え方、進め方でございますが、基本的には、当然、請願採択で未実施になっている路線も含め、また、先ほど申し上げましたとおり、各行政区から整備要望が上がっている道路、そういったもの全体を、相当、合わせますと百数十本、小美玉市全体となると百数十路線程度のご要望をいただいておりますので、そういった中で、基本的には、小美玉市の場合には、総合計画の実施計画、3カ年実施計画、そういったものの中で、いろいろもませていただいて、その中で、今の地域の現状、その道路の状況、そういったものをいろいろ調査した中で、当然、一つの予算という財源の枠、予算枠というものがございますので、その中でどれだけ、既に進捗している部分を今後進めている、実施中のものをやり遂げるというために進める予算の問題と、新規でどれだけそこに入れ込められるかという予算の問題と、そこのせめぎ合いの中で調整をしながら予算どりをしている。その中で、1本でも2本でも新規で何とか組み込める、そういった中で進めているというふうな状況でございますので、明確にきちっと、こういう尺度というか、こういう評価の中で、数字的にきちんと評価度があってという、そういう形では決してございませんが、我々も現状を見、それから過去の経緯、そういったものも踏まえまして、こういう路線から手を入れるのが適当だという判断の中で、当然予算の枠の中でそれを実施させていただいているのが現状でございますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) 請願道路について、詳しく申し述べていただきました。今聞くと、古いのでは58年、59年といいますか、随分古いものがあって、恐らく請願した人もいなくなっちゃっているのかなというふうに思いますよね。どういう理由でおくれたのかわかりませんけれども、そのお答えは要りませんけれども、何か理由があって、恐らくできなかったのかなと思います。 それから、未路線の実施計画の中で順位を決めるということは、恐らく建設部内の中で協議して、そして実施計画を立てるんだと思いますよね。それらについては、緊急性だとか、そういうものを加味した中で決められていくんだろうというふうに思います。そういう中で、できるだけ、困った路線だということで請願してくるんですから、今後も財政と見合いながら、ひとつ整備していただけるようお願いしたいなというふうに思います。 それから、岩間インターから、これは何、市道美1627号線、そういうことだそうでございますが、測量と用地買収に入っていると。まとまった時点から発注しているよということで、平成30年にはあそこは完成できるよというような、そういう目標で進んでいるようですので、よろしくお願いしたいなと思います。 それから、3番目の市道美1-8号線ですね。これらについて、一応、とりあえず当面はということで、東海ガスまでということなんですか。私が聞いたのは、柴高十字路までというやつで聞いていたものですから、だから1.7キロというふうに出したんですが、それはそれでいいんですが、それを3工区に分けて実施するということですよね。 その巴川の橋梁、これらについて、なかなか県との折り合いがつかないという話がありますけれども、その事情をちょっとお話ししていただければなということと、ともかく橋梁の問題、橋の問題は後回しにしても、その両側を、道路拡幅工事を先にやっていただければなというふうに私は思うんですが、その辺の見解をちょっとお聞かせ願いたいんですが。 ○議長(市村文男君) 小松都市建設部長。     〔都市建設部長 小松修也君 登壇〕 ◎都市建設部長(小松修也君) 再質問にお答えをさせていただきます。 お尋ねの市道美1-8号線の巴川高砂橋の橋梁のかけかえのことでございますが、かなり技術的な細かい話になるので、その細かい話を先にさせていただくと、いわゆる橋梁のかけかえに伴って、巴川そのものの河川の問題、河川改修といいますか、そちらの問題がいろいろ、県との今協議を進めておりまして、そこの部分を、なかなか今先が、結論が見出せないという状況にございます。そういった、今、状況でございますので、状況によりましては、今回は、橋の前後の部分までが1工区間ということで位置づけておりますので、そこができないと、ずっと事業が進まないということではなくて、状況次第によっては、例えば道路先行でいこうかとか、そういうふうな判断も今後しながら、事業をできるだけおくれないよう進めてまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) 12時過ぎて申しわけありません。 道路の問題については、もう質問はしません。4番目のけやき通りの立木の問題ですが、やはりこれらについては、周辺の皆さんにご迷惑にならないような配慮をひとつ考えていただきまして、対処していただきたいなというふうに思います。 次に入っちゃっていいかな。 ○議長(市村文男君) 質問だけ…… ◆13番(関口輝門君) 道路は終わります。 ○議長(市村文男君) それでは、この際、議事の都合により、午後1時30分まで休憩といたします。     午後12時12分 休憩     午後1時30分 再開 ○議長(市村文男君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 関口輝門君。     〔13番 関口輝門君 登壇〕 ◆13番(関口輝門君) それでは、2番目の消防体制の強化策についてお伺いいたします。 けれども、さっきの道路の問題でつけ加えていただきたいと思います。1-8号線の改良工事について、やはり沿線の木名瀬議員からちょっとお叱りを受けたんですが、木名瀬議員のほうも市長さんに対して強く要請をしているということ、これらについて、つけ加えておいていただきたいなというふうに思います。そういうことでございますので、木名瀬議員の本意もやっぱり酌んでいただいて、この1-8号線が早期に完成するよう、市長のほうも拍車をかけていただきたいということをお願いします。 それでは、消防体制の強化策についてお伺いいたします。 消防体制についての基本的な考えといたしまして、各種の災害に確実に迅速に対応できるよう、消防体制の確立及び予防対策を充実し、被害の軽減を目指すことを基本に据えておるわけでございます。 消防団は、火災や自然災害発生時に敏速に現場に駆けつけ、消火活動、それから救助活動を行わなければなりません。しかし、最近では、団員数の減少はもとより、団員のサラリーマン化により、特に若い人たちが近隣都市に昼間は働いているため、夜は別として、昼間の消防活動に支障を来しているのが現状であろうと思います。 今後ますます、このような傾向になっていきますので、そこで、これらを解消するために、機能別消防団員制度が制定されたと聞いております。近年では、火災を初めとした各種災害は複雑多様化、大規模化してきておりまして、火災時の初動対応で重要な役割を担います消防団の組織体制強化や市民と行政など連携した消防防災体制の一層の充実を図るべく、消防団の強化が求められているところでございます。 そこで、1つは、提案をいたしたいんですが、通告にもありますように、市役所の職員で構成する消防団の設置化について、島田市長の見解をお聞きしたいと思います。 それから、2つ目としては、消防団員の減少と多様化する遠隔地勤務のため、消防活動に支障を来していることを鑑みまして、消防力につながる団員の確保策についてお伺いをいたしたいと思います。お願いします。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) ご苦労さまでございます。一般質問3日目ということで、皆さん方、大変お疲れさまでございます。 それでは、関口議員の質問の消防体制強化についての1点目、市役所に職員で構成する消防団の設置化についてお答えをいたします。 現在、小美玉市消防団につきましては、19分団が配置されておるわけでありまして、消防車両は35台を配備いたしております。587名の団員が在籍している状況でございます。消防団員のうち、現在、小美玉市役所の職員27名が消防団に加入しておりまして、有事の際には、地方公務員法職務専念義務免除によりまして、現場活動をしているところでございます。 また、消防団員の約7割が被雇用者で占めておられるところでございまして、自営業者等、日中出場できる団員も多く、通常の火災出動では、これまで支障は来していない状況だということでございます。 また、消防本部につきましても、現在110名の職員を配置して、水槽つきポンプ車3台、消防ポンプ車1台、高規格救急車4台、さらには化学消防ポンプ車、最新鋭の救助工作車等を配備いたしまして、人員、車両、資機材等で消防力の向上を図り、しっかりとした消防体制に努めているところでございます。 さらに、本庁を初めとする各施設には防火管理者が選任されており、消防計画が定められ、初期消火、避難誘導などを行う体制に努めております。 しかし、近年の社会情勢の変化に伴い、茨城県内各市町村を見ましても、4町村以外は団員数は定員割れとなっており、県内全体では充足率91%にとどまっているということでございます。一部の自治体では、団員確保に向けて、女性や消防団OBらを活用し、初期消火や火災予防、広報など、それぞれのメリットを生かしながら、特定消防団活動や時間の許す範囲で活動できる機能別団員の導入が図られているところだということでございます。 当小美玉市においても、サラリーマン団員の増加や団員の減少も危惧されるところでございますので、将来に向けては、議員ご指摘の市役所の職員で構成する機能別消防団の設置に向けても、いろいろ状況を見ながら、今後検討を図っていかなければいけないと考えているところでございますので、以上、ご理解のほど、よろしくお願いさせていただいて、答弁といたします。 ○議長(市村文男君) 続いて答弁を求めます。 近藤消防長。     〔消防長 近藤敏夫君 登壇〕 ◎消防長(近藤敏夫君) それでは、関口議員のご質問の2点目、消防力の向上につながる団員の確保についてお答えいたします。 今日まで地域防災力の主たる役割を担ってきた消防団員の確保は、地域の都市化による住民のサラリーマン化、核家族による地域コミュニティの希薄化により、年々困難となっているのが現状であります。団員数も、団員の高齢化による退団と、若い世代や新住民層からの入団者が少なく、低迷を来しております。 小美玉市消防団の現況につきましては、先ほど市長からありましたけれども、現在、条例定数628名のところ、団員数は587名で、条例定数に対して約94%の充足率であり、ここ数年、団員数は横ばいの状態であります。このような状況の中、団員確保には大変苦労しているのが現状であります。 消防団の配置状況につきましては、団本部に団長以下26名、19の分団に561名の団員を配置しております。各分団とも、1分団当たり30名の団員確保を目指しておりますが、分団によっては8割程度の団員のところもございます。今後は、団幹部と協議を重ねながら、各分団の管轄区域全体の市民の方々から団員を確保していきたいと考えております。 東日本大震災等の教訓や、近年、局地的な豪雨や大型台風による災害が各地で頻発し、住民の生命、身体、財産を災害から守る地域防災力の重要性が増大しており、地域の第一線で活動する消防団員の確保は大変重要な課題であると認識をしております。 団員の確保策につきましては、これまで市のホームページや広報紙の募集掲載、団員による加入促進、さらには事業所への働きかけなどを行っております。また、女性ならではのきめ細やかな活動を通じ、消防防災体制のさらなる充実を目指して女性消防団員を募集し、平成28年4月の発足に向け取り組んでいるところでございます。今後は、さらに国の施策に合わせ、団員の装備の充実など安全対策面での強化や、団員報酬や出動手当など処遇の改善に努め、消防団員が活動しやすい環境づくりを目指しながら、団員確保に努めてまいりたいと考えております。 今後とも、市民の安全・安心な暮らしを守るため、消防団を充実し、地域防災力の強化を図ってまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) 再質問でございますが、市役所に消防団の設置ということは、市長の見解は、必要だと。ただ、将来に向けて考えていきたいということのお話がありました。よろしくお願いしたいなというふうに思います。 地区ごとに違ってくると思いますが、市役所職員で、若い人で消防団に入る、義務づけるというのはおかしいかもしれませんが、要請といいますか、要求するといいますか、そういう方策はとれないものか。現に小川地区なりは、話に聞くと、職員が消防団に入っているというようなお話を聞きます。 そういうことで、そういう要請ができるかどうか、市長にお伺いしたいというふうに思います。一問一答方式なので、ひとつお願いします。 ○議長(市村文男君) 島田市長。     〔市長 島田穣一君 登壇〕 ◎市長(島田穣一君) 関口議員さんの再質問にお答えいたしますが、職員に要請できるかということでございますが、今現在、自主的に入団されている方々、先ほどお話ししたように、27名いるということでございますし、当然、そういう条例に基づいて出動ができるということでございますので、要請はできると思いますので、今後、職員の状況を見ながらお願いして、団員動をふやすというのも一つの方法かと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) よろしくお願いします。 もう一つ、消防団員の確保について、状況はわかりませんけれども、恐らく小川地区においては、18あった消防団が9つになったのかな、そういう体制であると思うんですね。ですから、分団が合併したということで、定数については満たしているのかなと思います。 ただ、美野里地区については、5分団制というものが、長い間培っているわけでございますよね。そういう中で、西郷地第5分団ですが、今、消防訓練で一生懸命、半年かけて訓練に取り組んでいる、そういうところでございますが、西郷地の例をとりますと、30名の定員の中で二十二、三名なんですね。そういうことなので、何とか団員の確保ということで考えられないかということなんですが、話に聞くと、堅倉分団は、堅倉以外の区から第1分団に入ってきているというようなことがありますよね。 ですから、西郷地あたりも、近隣の区に、区長さんらにお願いして、何とか団員確保に努められればなということをお伺いしたいんですが。そういう定員割れの状況なり、そういうところの対応について、何とか市当局で面倒を見る方策はないのかなというふうにお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。 ○議長(市村文男君) 近藤消防長。     〔消防長 近藤敏夫君 登壇〕 ◎消防長(近藤敏夫君) それでは、再質問にお答えします。 具体例を挙げますと、西郷地のところには、小岩戸、上小岩戸、先後、それから橋場美、清風台とございますので、現在のところは、西郷地の方がほぼ、5分団のほうで成り立っているわけなんですけれども、消防団の幹部の方などとも協議をして、西郷地以外の地区からも呼びかけて、そちらからも今後募集していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) つけ加えておきますけれども、美野里地区のほかの分団はどうなんでしょうね。その事情をちょっとお聞かせ願いたい。 ○議長(市村文男君) 近藤消防長。     〔消防長 近藤敏夫君 登壇〕 ◎消防長(近藤敏夫君) 美野里地区、先ほどありました第5分団ありまして、第1分団は堅倉が中心になっているんですけれども、そこのところにつきましては、堅倉以外の、例えば大曲とか、それから柴高とか、そういうところから団員が入ってきている状態。ですから、美野里地区におきましても、機庫があるところだけでやっているところと、そうでないところの2つに分かれているような状態で、30人を割り込んでいるところが確かに、団員数が多いですので、今後は団員確保のためには、管轄区域の中で声をかけて募集していくということが必要になってくると思います。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) ともかく、災害は突然やってくるわけでございますので、その辺のことを十分わきまえた中で、活動できるような体制を組んでいくことが肝要だろうと思います。そういう中で、今申されたようなことで、ひとつ体制強化ということを念じておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 次に、3つ目の質問に移ります。 少子化対策であります。 長いこと、少子化傾向については叫ばれてきております。国では、傾向、性質など、数値を統一的に明らかにしまして、統計によると、出生率は著しく低下の一途をたどっております。人口維持に必要な2.08を大きく下回っているのが現状であります。少子高齢化社会の進行や核家族の増加などが起因していると言われておりますが、人口減少は深刻な問題となっております。これらの要因として、晩婚化なり未婚化の進展、あるいは夫婦の出生力の低下等が指摘されております。 本市は、地域において安心して子供を産み育てることができる環境づくりを目指しておりまして、子供の健やかな心身の育ちと、安心して子育てができるよう、きめ細かな子育て支援の充実を図っております。一体となった少子化対策を進めてきておるところでございましょう。 そこで、1つ目、子育て支援事業対策の現況と、課題解決のための今後の取り組みの方策についてお尋ねをいたしたいと思います。 また、2つ目として、人口減少を食いとめる定住促進事業の方策についての質問であります。成長戦略の柱と位置づけまして、地方創生事業については、人口ビジョンと総合戦略を策定するため、4本の柱を据えまして、ワーキングチームで練り上げ、有識者会議を経て、11月には骨子案がまとまると聞いております。 過日、地方創生まちづくり特別委員会で、今取り組んでいる内容なり進捗状況について詳細な説明を受けたところでありますし、さらには今回の一般質問でも、少子化を含めて取り上げられておりますので、簡潔にお答えをいただければなと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(市村文男君) ただいまの質問に対し、答弁を求めます。 成井福祉部長。     〔福祉部長 成井修也君 登壇〕 ◎福祉部長(成井修也君) それでは、関口議員のご質問、少子化対策についての1点目、子育て支援事業対策の現況と今後の取り組みについてお答えをいたします。 本市におきましては、市総合計画や国の法律に基づいた子ども・子育て支援事業計画により、全庁的に取り組んでいるところでございます。市総合計画におきましては、安心して子供を産み育てることができる社会づくりを目指すため、保育サービスの充実、子育て環境の充実、多様な子育て支援の充実、出会いの広場の創出の4つの施策目標を掲げ、少子化対策を推進しているところでございます。 それぞれの施策の目標、達成状況でございますが、1点目は、保育所待機児童数ゼロを目指すもので、保育園の新設や認可定員の見直しを毎年実施することなど、保育需要に応じた受け入れ枠の拡充を図ってまいりました。受け入れ枠のベースとなる認可定員数については、平成19年度810人から平成26年度には1,012人と、大幅に拡大をいたしております。その結果、待機児童の、地域偏在はございますが、国・県の基準による待機児童につきましては、年度当初における待機児童は平成21年度以降、ゼロとなっております。 また、多様な保育ニーズの対応といたしましては、現在実施しております一時保育や病児保育事業を初め、各種事業を実施しているところでございます。 2点目は、男女が子育てしやすい職場環境を実現するため、子育て応援企業登録制度の普及推進を図るもので、平成19年度の登録企業数25社を平成29年度には75社とする目標を掲げ、市内の多くの企業の皆様方のご理解により、現在63社に登録をいただいている状況でございます。 また、核家族化が進み、育児不安、子育て環境の問題など、子育てへの不安や負担感が挙げられる中、父親の育児に対する新たな視点の開発と地域や企業の子育て意識の醸成を図り、母親の負担を軽減し、社会進出にもつなげるため、国の地域少子化対策強化交付金を活用し、仕事と子育てが両立できるよう、夫婦で考える少子化対策シンポジウムの開催を進めているところでございます。 3点目は、子供の居場所づくりといたしまして、放課後児童クラブを各小学校区12カ所、ほかに民間保育園のご協力を得て、学童保育事業を実施しているところでございます。今後も利用状況を踏まえながら、よりよい環境整備の充実を図り、放課後児童健全育成事業の推進に努めてまいりたいと考えております。 4点目は、出会いの広場の創出で、市結婚相談員の紹介などによる市民の成婚組数の増加を促進するもので、市結婚相談員や結婚相談員連絡会の活動を支援するとともに、石岡地方結婚相談所との連携を図り、結婚相談員事業やふれあいパーティーの開催など、事業を積極的に開催しているところでございます。 これまでの市結婚相談員による成婚組数の実績は、小美玉市管内成婚者累計で14組、小美玉市管外成婚者累計で34組、合わせまして48組が成立という結果になっておりますが、今後、新たな取り組みといたしまして、結婚を希望する独身の方々に新たな出会いの場や婚活情報の提供を行う婚活支援事業の実施に向けて、現在準備を進めているところでございます。 また、これら4つの施策目標以外にも、経済面、環境面においても、安心して子供を産み育てることのできる社会の実現に向け、市独自の施策として、乳児から中学3年生までの児童・生徒を対象とした医療費助成の事業や、公立幼稚園、民間の認定こども園、幼稚園において実施しております通常の教育時間後の保育、夏休み等長期休暇における預かり保育事業、さらには経済的負担の大きい不妊治療に対する助成等の施策を行っているところでございます。 現在策定を進めております地方版総合戦略の中でも、子育て支援に対するさまざまな施策の検討がなされておりますので、子育て支援事業対策に積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(市村文男君) 続いて答弁を求めます。 島田市長公室長。     〔市長公室長 島田清一郎君 登壇〕 ◎市長公室長島田清一郎君) 関口議員ご質問の2点目、人口減少を食いとめるため、定住促進事業の方策についてお答えいたします。 小美玉市の人口推移は、2004年の5万4,009人をピークに年々減少を続けており、2014年では5万1,290人と、10年間で約3,000人弱の人口が減ったことになります。国立社会保障・人口問題研究所の試算によりますと、減少スピードはさらに加速し、2040年には4万1,467人にまで減少し、2060年には3万2,183人と推計されております。この推計は、現状の年齢人口構造のまま、何も対策を講じない場合においての試算でありますので、この人口減少の状況を改善するため、現在、創生本部を筆頭にワーキングチームにおいて、総合戦略案の策定に向けて協議を重ねているところでございます。この協議の中で、若年層の近隣都市への流出抑制や進学・就職、結婚期男女の流出超過の抑制が重要と捉えております。 また、若者の結婚観の変化による晩婚化や高齢出産によって出生率が下落傾向にあることから、婚姻率を上げる取り組みに加え、生涯未婚率、初婚年齢、第1子出生年齢を下げる取り組みが急務だと考えております。 若者が働きやすい雇用の創出や安定した雇用環境の創出を目指して、子育て世代が定住しやすいよう、子育て支援、医療・福祉の充実や住宅の整備など、住み続けたいと思えるまちを目指し、市民協働によるまちづくりを深化させ、新たな小美玉ブランドの発掘により、魅力あふれるまちづくりを目指せればと思っております。 現在、ワーキングチームでは、まちづくり、雇用、結婚・出産・子育て、定住促進の4部門に分かれ、市の課題の洗い出しを行い、市の強み、弱みを分析し、若者の考えや意見を集約するため、茨城大学の学生や各団体との意見交換を行い、課題と照らし合わせながら、具体的な方策の検討を行っているところでありますので、ご理解のほどお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) 詳細にご説明いただきまして、ありがとうございました。 再質問したいと思うんですが、端的に少子化対策として、子育て支援事業の今の現況ですね、助成事業。これらについて、ちょっとお聞きしたいんですが、わかればお願いしたいと思います。 ○議長(市村文男君) 成井福祉部長。     〔福祉部長 成井修也君 登壇〕 ◎福祉部長(成井修也君) 関口議員のご質問、再質問にお答えをします。 現在ちょっと資料がございませんので、後ほど調べまして、ご提出させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) じゃ、もう1点お願いします。 きょうというか、今回の一般質問でも、医療費の無料化なり、あるいは学校給食の無料化というような質問があったようでございますが、私、学校給食の無料化について着目したいと思いますが、特に部門別損益といいますか、施設ごとの部門ごと、損益というものが恐らく出ていると思いますよね。総費用と総収入ということで、学校給食にかかわる損益はどのようになっているか、およそで結構ですので、簡単にお願いします。 ○議長(市村文男君) 成井福祉部長。     〔福祉部長 成井修也君 登壇〕 ◎福祉部長(成井修也君) 関口議員の再質問にお答えをいたします。 学校給食費の平成26年度の決算状況でございますが、歳出につきましては約5億5,900万円、歳入につきましては1億9,900万円となっている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(市村文男君) 関口輝門君。 ◆13番(関口輝門君) 終わりにします。 学校給食の損益というものは、費用としては5億6,000万円、それから収入、3,400円なり3,700円もらっている、その収入だと思いますが、合わせて1億9,900万円、2億円ですね。この差が、やはり子供たちの学校給食に、約3億円ちょっとになりますけれども、助成しているということだろうと思いますね。我々もその内容を知って、やはり、どのくらいの子育て支援をするのかということを、やっぱり考えなくてはならないのかなというふうに思います。 そういう中で、お金のかからない支援事業なり、あるいは、どうしてもお金で助成をして、それで支援していくんだというような、そういう2つの観点があると思いますので、今この現状を踏まえたときに、よく言われています、小美玉に住んでよかったというように言われるような社会といいますか、市にしていただきたいなというふうに思います。 以上で私の質問を終わらせていただきます。皆さんの活動、ご協力ありがとうございました。 ○議長(市村文男君) 以上で、関口輝門君の質問を終わります。 これにて一般質問を終了いたします。--------------------------------------- △議案質疑 ○議長(市村文男君) 日程第2、議案第65号 小美玉市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定から陳情第6号 平和安全法制整備法案(戦争法案)を廃案にする意見書提出を求める陳情まで計33件を一括議題といたします。 これより議案に対する質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許しますが、質疑の発言回数は2回となっておりますので、ご注意願います。 福島ヤヨヒ君。     〔7番 福島ヤヨヒ君 登壇〕 ◆7番(福島ヤヨヒ君) 日本共産党、福島ヤヨヒです。 通告に従いまして、議案第65号について質疑を行います。 今回のマイナンバー制度、これは昨日、国会も通しましたけれども、まだまだ多くの市民がその内容をよくわからない状況です。そして、制度も、国の方針の変更がたびたびあり、実施作業を行う各自治体の職員はその都度対応しなければならず、その大変さを察するばかりでございます。 さて、私たち議員には議決権があり、それを通すか通さないかということに対して、非常に重い責任を持っております。市民に説明する上においても、イエスかノーか、この結論を出さなければなりません。そのためにも、この条例がどのようなものか、関連議案も出ていることですので、もう少し詳しく説明をお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(市村文男君) 議案第65号について答弁を求めます。 樽見総務部長。     〔総務部長 樽見博文君 登壇〕 ◎総務部長(樽見博文君) 議案第65号 小美玉市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例に関する質疑にお答えいたします。 まず初めに、用語の定義につきまして、若干説明させていただきたいと思うんですが、この題名の中にも含まれております個人番号、ご承知のとおり、これにつきましては、マイナンバーと言われるものの番号でございます。また、特定個人情報、これにつきましては、個人番号が含まれております個人情報というような定義づけがされております。 それでは、条例の内容につきまして説明させていただきます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法に規定されます個人番号の利用が平成28年1月から、ご承知のとおり、開始されることになります。個人番号を利用することで、国・県、市町村など、複数の行政機関の間で保有している個人の情報を正確かつスムーズに連携させることができるようになり、年金や福祉給付等の申請時に必要な所得証明書等の添付書類を削減できるなど、さまざまなメリットが期待されております。 また、個人番号は、マイナンバー法で規定されている事務以外にも、地方公共団体が条例に規定することにより、社会保障、税、防災のこの3分野に限りまして、マイナンバー法に規定されている事務についても利用することが認められております。さらに、同一執行機関内での利用や執行機関を越えて利用する場合、具体的に申し上げますと、例えば市長部局でいいますと、税務課で保有します個人番号に結びつく情報を子ども福祉課が所管します児童手当などの支給事務に利用する場合など、同一執行機関内で利用する場合ですね。また、教育委員会部局で所管する就学援助事務、これに税務課のほうで保有する個人番号に結びつく情報を提供する場合など、教育委員会部局と市長部局と、執行機関を越えてこういった情報の授受を行う場合には、マイナンバー法の規定に基づきまして、条例で定める必要があるということになっております。 以上のことから、市民の利便性の向上や行政事務の効率化を図るため、本市でも個人番号を利用した効率的な情報の利用を可能とするため、本条例を制定するものでございます。 なお、今回予定している情報を授受する業務については、本市で予定しております独自事業、これにつきましては別表ですね。本条例の別表の第1表、こちらに掲げております85の事務がございますが、これについては、市が独自利用をしている事務の一覧ということになります。 また、別表2のほうに掲げられております事務につきましては、市の同一執行機関の中で利用を予定しております独自利用事務と、その事務に必要な特定個人情報に関する事務の一覧というようなことになっております。 また、別表3、こちらにつきましては、市長部局と教育委員会部局というふうに、執行機関が違う機関間での特定個人情報の提供に関する事務の一覧というようなことになっておりまして、こちらについては、現在のところ、6事務を予定しております。 以上で本条例の概要についての説明を終わらせていただきます。よろしくご理解のほど、お願い申し上げます。 ○議長(市村文男君) 再質疑はありますか。 福島ヤヨヒ君。 ◆7番(福島ヤヨヒ君) やはりこのマイナンバー制度は、いろいろな制度をまとめるというような意味合いもあるかなと思っております。やっぱりきちっと制度をつくっておかないと、問題点が出てくるのかな、そんな気もいたします。 いずれにしても、国が定めた制度というのは、それなりに着々と進んでいくというのが現状かと思っております。でも、一番大事なことは、市民が問題点も含め、メリット、デメリットを含め、もっとこの制度を知ることが大事だということを感じておりますので、これは最後にちょっとつけ加えて、要望なんですけれども、さらなる周知を、ほかの部局、いろんなところでしていただけたらいいのかな、そういう努力をぜひともお願いしたいということを申し上げまして、質疑を終わります。 ありがとうございました。
    ○議長(市村文男君) これをもって質疑を終結いたします。---------------------------------------委員会付託 ○議長(市村文男君) この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第65号 小美玉市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定についてから陳情第6号 平和安全法制整備法案(戦争法案)を廃案にする意見書提出を求める陳情まで計33件については、会議規則第37条第1項及び第141条第1項の規定により、お手元に配付した議案審査付託表、請願文書表及び陳情文書表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託したいと思います。 これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(市村文男君) ご異議なしと認めます。 よって、33件の議案等につきましては、各常任委員会に付託することに決しました。--------------------------------------- △休会について ○議長(市村文男君) お諮りいたします。 明日9月5日から17日までの13日間は、委員会等のため、本会議を休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(市村文男君) ご異議なしと認めます。 よって、9月5日から17日までの13日間は休会と決しました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(市村文男君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 次会は9月18日午後1時30分から全員協議会を開催し、終了後、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。     午後2時19分 散会...