つくば市議会 2017-06-26
平成29年 6月26日都市建設委員会−06月26日-01号
平成29年 6月26日
都市建設委員会−06月26日-01
号平成29年 6月26日
都市建設委員会
つくば市議会都市建設委員会
────────────────────
平成29年6月26日 午前10時10分開会
────────────────────
出 席 委 員
委員長 小久保 貴 史 君
副
委員長 宇 野 信 子 君
委員 ヘイズ ジョン 君
〃 塚 本 洋 二 君
〃 柳 沢 逸 夫 君
〃 鈴 木 富士雄 君
議長 塩 田 尚 君
────────────────────────────────────
欠 席 委 員
委員 高 野 文 男 君
────────────────────────────────────
紹 介 議 員
橋 本 佳 子 君
◆
宇野信子 委員 この
下水道の工事をするときに上水道と道路の工事も一緒にやるということですかね。
○
小久保 委員長 秋葉下水道整備課長。
◎秋葉
下水道整備課長 区画整理地内のものですから、造成が終わりまして、その後一番最初に、多分
下水道も
雨水管とか
汚水管が入る予定になると思います。その後に、水道の管が入っていくような形になって、最後に
ガス工事が入るのではないかと思います。
○
小久保 委員長 ほかに
発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 なければ、
議案第57号に対する
質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議に入ります。
意見等ある
委員は
発言願います。
順次、
発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、
議案第57号に対する
自由討議を終結いたします。
続いて、
討論に入ります。
まず、
議案第57号に対する
反対討論の
発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、
議案第57号に対する
討論を終結いたします。
これより
議案第57号を採決いたします。
議案第57号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、
議案第57号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
暫時休憩いたします。
請願審査にかかわる職員の方はお残りください。
それ以外の職員の皆様は大変ご苦労さまでした、退席していただいて結構です。
午前10時28分休憩
──────────────────────────
午前10時30分再開
○
小久保 委員長 それでは、再開をいたします。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 次に、
請願3件の
審査を行います。
まず、
請願29第5号 東海第二
原子力発電所の
運転期間の20年
延長申請に関する
請願書についてを議題といたします。
請願を
審査するに当たり、
紹介議員であります橋本議員の出席をいただいておりますので、
趣旨説明を
お願いいたします。
橋本議員、よろしく
お願いします。
◆橋本佳子
紹介議員 どうぞよろしく
お願いいたします。
先ほども同様の議員からこの内容については詳しい説明もありましたので、重複した説明は私からはしないということにしたいと思います。
それで、私は、思い起こせば、3.11の震災のときに、
つくばも一部汚染区域になりました。南部地域ですが汚染調査重点区域ということで、我が家もその区域内にあるということで本当に心配したことを思い起こしております。ちょうど娘が出産を迎えておりまして、初孫を受け入れなければいけないという事態の中での汚染調査重点区域ということで、本当に人ごとではなく心配をした次第です。
何しろ、一度事故が起きたら収束のめども立たず解決もない、長期化するというような大変危険なものということは、皆さんよくご存じでしょうし、さらに、ずさんな管理という意味で言えば、先般、原子力機構のほうでも事故も起きております。周辺地域の皆さんも、本当にそのたびにどんな思いをしているかということをそのときも改めて思い起こした次第でございます。
今回のこの
請願につきましては、全県のあらゆる団体の皆さんが共同で署名運動を取り組んでおりまして、この
つくばの地域の中で取り組んでおります市民団体の皆さんそれぞれ傍聴に来ていらしております。とりわけ今回この
請願代表ということで提出されている方も来ておりますので、ぜひこの方からしっかりとお話も聞いていただいて、皆さんに十分な議論をしていただければと思っております。どうぞよろしく
お願いいたします。
○
小久保 委員長 これより
紹介議員に対する
質疑を行います。
ただいまの説明に対しまして、
質疑のある
委員は挙手の上、
委員長の許可を得てから
発言されるよう
お願いします。
順次、
発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、
紹介議員に対する
質疑を終結いたします。
橋本議員、ありがとうございました。
◆橋本佳子
紹介議員 よろしく
お願いいたします。
○
小久保 委員長 次に、
執行部に対する
質疑に入ります。
執行部に対する
質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでもわからない部分について参考までにお聞きするものです。それを踏まえた上で
発言されるよう
お願いいたします。
それでは、順次、
発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 この原発に関しては、環境課ということになるかと思うんですけれども、いらっしゃってますよね。東海第二原発の再稼働に向けた20年延長の申請の動きについて、行政で把握していることがありましたらお伺いしたいと思います。
審査は、まだ始まっていないと思うんですけれども、その前に
適合性審査を受けていると思うんですけれども、それも含めてわかっていることがあったら教えてください。
○
小久保 委員長 星野環境課長。
◎星野 環境課長 この
請願にある
適合性審査については、現在
審査中ということですが、この申請に関しましては、せんだって原子力規制
委員会に直接問い合わせしたところ、申請があってから約1年は
審査に要するであろうと、ただし前提としてはっきりしたことは、今の時点では言えないがということでしたのですが、1年ぐらいはかかるであろうということでした。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 今さっき
請願者の方が来られているということで、できたらお話聞きたいなと思うのですがいかがでしょうか。
○
小久保 委員長 ただいま
宇野委員から、
請願者に対しまして内容についての
趣旨説明を求めてはいかがかという
発言がありました。
請願者からの説明については、
つくば市議会
請願条例第7条第1項の規定により、
委員会の決定に基づいて要求することになっております。
お諮りいたします。
請願者に対し説明を求めることに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔挙 手 少 数〕
○
小久保 委員長 挙手少数。よって、
請願者に対し説明を求めないことに決定をいたします。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 ぜひ
請願者の話聞きたかったんですけれども、
委員の賛同を得られず残念です。
それでは、もう少し
執行部に詳しく聞きたいと思います。
40年と定められているこの
運転期間の根拠について、もしわかっていることがあったら教えてください。
○
小久保 委員長 星野環境課長。
◎星野 環境課長 申しわけございません。この40年間という根拠は、私どものほうでもわかっておりません。
○
小久保 委員長 柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 40年経過後、20年間の延長が1回だけできるということですが、これは法的にそういうことになっているんでしょうか。
○
小久保 委員長 星野環境課長。
◎星野 環境課長 済みません。ちょっと今、調べますので。
○
小久保 委員長 星野環境課長。
◎星野 環境課長 済みません。ちょっと資料として今は持っていないのでわからないです。
○
小久保 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、
執行部に対する
質疑を終結いたします。
これより本
請願についての
自由討議に入ります。
意見等のある
委員は
発言を願います。
順次、
発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 詳しく
請願者にお話聞こうと思ったのですが、似たような
請願もう1個ありますから、ぜひそのときにはお話聞かせてください。
それで、この40年というのは、私も原発の設計者お2人の方にお話を聞いたことあるので、
ケーブルの問題は大きいですけれども、それよりもコンクリートとか本体の駆体が、結局原発というのは核分裂を中で起こさせてその熱によって発電していますから、すごく高温でさらされているわけです。1年ちょっと動かせばまた休憩をして、その間に点検をしてということを繰り返しているので、非常に熱に対する過酷な状況で動かされているということで、40年が限界であるということはその設計者の方々はおっしゃっているんです。
今回、20年延長というのが、結局福島の原発事故の後、新しい原発の設計といいますか建築が各自治体で拒否されてますので、延長しないと原発は結局全部とまってしまうわけなんです。それで、原子力政策の中で動かさないといけないということで、新しいのができないのなら古いもの20年延長しようという考えだと思うんですが、ぜひ科学都市
つくばとしては、できることはできるけれども、できないことはできないということをはっきりものを言わないと、日本の科学技術立国自体が世界から疑われてしまうことになりかねないと思うんです。だから、全部の原発をどうこうではなく、東海第二原発、古い原発ですし、危ないものは動かさない、安全なものだけ確認して動かしましょうということなので、そういう意味で、もう心はお決まりかもしれませんが、もう1回考えていただいて、本当に、
つくばとしてこの結論はすごく重いものがあると思いますので、私はぜひ賛成していきたいと思いますが考えていただければと思います。
○
小久保 委員長 それでは暫時休憩いたします。
午前10時41分休憩
──────────────────────────
午前10時46分再開
○
小久保 委員長 それでは再開をいたします。
執行部から星野環境課長、
お願いします。
◎星野 環境課長 先ほどの柳沢
委員からありました20年延長の根拠ということで、今、資料が出てきましたので説明させていただきたいと思います。
平成25年7月8日に、原子力規制
委員会で、
原子力発電所の規制基準というのがまた新たに施行されました。その中で、
運転期間延長認可制度というものがありまして、
原子力発電所運転することの期間を
運転開始から40年とし、その満了までに延長認可を受けた場合には、1回に限り20年を延長することができるということに定められているようです。
○
小久保 委員長 柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 両方といいますか、怖いのも怖いし、経済的な問題も抱えていますし、事故後の
審査もそれは厳しくなっているということもあると思いますので、できれば趣旨採択で
お願いできればと思っております。
○
小久保 委員長 ほかにございますか。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 心配されるお気持ちもわかるんですけれども、やはり事故が起きたときの影響というのは多大であって、それからも大きな地震が、
想定外の地震が熊本でも起きてますし、本当に地震はもう予測できない。そして、原発をつくるときに想定されていた地震以上のものが実際に国内あちこちで起きてますよね。そういう意味で、やはり科学技術というならば、何がわかっていて何がわかっていないのかというのをはっきりさせるということがすごく大事であって、そういう意味で、わかっていないことはわかっていないとはっきり認めるという意味では、危険なものに対してはノーを出していくということがすごく大事だと思っています。
趣旨採択では、やはり
意見書が出せないわけですよね。
つくば市としてこの提出先、国会政府並びに茨城県に対してこの20年
延長申請はしないように働きかけるという
意見書を出すということがすごく大事でありまして、趣旨採択ということは、
意見書を出すほどの思いが
つくば市議会にはなかったのかということになって、現状に対する認識、やはり違うのではないかと思われる市民の方多いのではないかと思います。
いろいろと主義主張あると思いますけれども、本当に県民のため、そして、
つくば市民のためにどういたらいいか、ここは
意見書を出すべきではないかと思うので、趣旨採択では
意見書出せませんので、採択で
お願いしたいと思います。
○
小久保 委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、
自由討議を終結いたします。
これより
討論に入ります。
趣旨採択とのご意見がございましたので、初めに趣旨採択に対する
討論を行い、次に本
請願に対する
討論を行います。
まず、趣旨採択に対する
反対討論の
発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 先ほども申しましたが、これは
意見書を出すことに意味があるのでありまして、趣旨採択というのは
意見書出さないという決定であります。ぜひ趣旨採択ではなく採択すべきと考えて、趣旨採択には反対いたします。
○
小久保 委員長 趣旨採択に対する
賛成討論はございますか。
柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 非常に危険といいますか、事故に対する不安というのはないわけではありませんが、水田等の農地の荒廃といいますか、非常に厳しい状況になっているということを考えますと、電気料の問題が一番基本的に、これ固定費でありますから大変厳しいものがあるということ考えますと、どちらといいますか判断難しいというのが私の考えでありまして、こちらは趣旨採択で
お願いできればと思っております。
○
小久保 委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、これにて趣旨採択に対する
討論を終結いたします。
続いて、本
請願に対する
討論に入ります。
本
請願に対する
反対討論の
発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 本
請願に対する
賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、これにて本
請願に対する
討論を終結いたします。
これをもって、
討論を終結いたします。
請願29第5号の採決に入りますが、趣旨採択したい旨の
討論がございました。
初めに、趣旨採択することをお諮りいたします。
その結果、可決されれば趣旨採択とすべきものとなります。否決された場合は不採択とすべきものとはなりません。改めて
請願29第5号を採択することをお諮りすることになりますのでお知らせいたします。
これより
請願29第5号 東海第二
原子力発電所の
運転期間の20年
延長申請に関する
請願書を採決いたします。
なお、採決の方法は挙手により行います。
請願29第5号は、趣旨採択することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○
小久保 委員長 挙手多数であります。よって、
請願29第5号は趣旨採択すべきものと決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 次に、
請願29第7号 「
運転開始から40年を超える東海第二原発の
運転期間延長を行わないことを求める」
意見書提出を求める
請願を議題といたします。
紹介議員による
趣旨説明、
質疑は終了していますので、これより本
請願について参考までに
執行部に確認したいことがあれば
質疑を願います。
順次、
発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 請願者が来られてますので、ぜひお話を伺いたいと思います。賛否にかかわりなくお話を聞くのは大事だと思います。
○
小久保 委員長 ただいま
宇野委員から
請願者に対し
趣旨説明を求めてはどうかとの
発言がありました。
請願者からの説明については、
つくば市議会
請願条例第7条第1項の規定により、
委員会の決定に基づいて要求することになっております。
お諮りいたします。
請願者に対し説明を求めることに賛成の
委員の挙手を求めます。
〔挙 手 少 数〕
○
小久保 委員長 挙手少数。よって、
請願者に対し説明を求めないことに決定をいたしました。
ほかに
質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、
執行部に対する
質疑を終結いたします。
これより本
請願について
自由討議に入ります。
意見等のある
委員は
発言を願います。
順次、
発言を許します。
柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 5号同様、趣旨採択ということでできればと思ってます。
○
小久保 委員長 自由討議です。
ほかにございますか。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 自由討議なので
委員に質問したいんですけれども、福島原発のときに、芝とかいろいろ農産物とかかなり大変だったと思うんですけれども、影響というのは芝組合としてはどうだったんですか。
つくばの芝、買ってもらえないということで値段が下がったりとか出荷できなかったり、そういうことはどうでしたか。
○
小久保 委員長 鈴木
委員。今の意見に対しまして何かありますか。
◆鈴木富士雄
委員 いや、もう終わった、話して。
○
小久保 委員長 よろしいですか。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 事故が起きてからでは遅いんですよね。それは福島でわかったことです。もちろん農業の、その電気の問題は値上がりしていると思いますけれども、福島原発事故の後始末、物すごくお金がかかって、それだって皆さんにいろいろな影響与えているわけです。そういう意味で、東京電力が処理し切れなくてそれも電気代に回ってくるわけなんですよね。そういう意味で、なぜこれを趣旨採択で
意見書が出せないのか本当は教えていただきたいです。何かこれ
意見書出すと影響があるんですか、何を心配して
意見書が出せないのか本当に伺いたい。そこまでわかっておられるのにどうして
意見書を出すことに賛成していただけないのか、できたら
自由討議の中で教えていただきたいです。理解できません。
○
小久保 委員長 鈴木
委員。
◆鈴木富士雄
委員 川内原発は、どういう経過でどんななりましたか。
執行部でわかってます。
○
小久保 委員長 今、
自由討議ということで、
執行部への
質疑はなしということなので済みません。
◆鈴木富士雄
委員 九州の川内原発については、厳しい
審査の中で再稼働が容認されました。そういうことを踏まえた中で、ただ反対だけではなくていろいろな観点から考えるべきで、今、芝の話も出ましたけれども、芝については一時的にありましたけれども、芝の生産地は極端に数値が高く上がったわけではないので早い時間にもとに戻りまして、そういうことです。あとは、一番心配したのは、結局、化石燃料や何かで電気を起こすということに対しては二酸化炭素が多く発生したり、また価格が高くなるということでいろいろな点で電気代が上がっていると思います。柳沢
委員が言ったようなこともあるので。その辺は十分に考えなくてはいけないと思っています。
○
小久保 委員長 傍聴人に申し上げます。傍聴人は騒ぎ立てたり会議を妨害する行為等は禁止されておりますので静粛に願います。
なお、
委員長の命令に従わない場合は退場を命じますので、念のため申し上げておきます。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 ルールに従って
発言させていただきます。
それは、福島だったからですよね。たまたま筑波山があってちょうど芝の大生産地が線量が低かったということですけれども、今度もし東海第二で同じような事故が起こらないとは言えないということを、皆さんおわかりだと思います。起こった場合にはあれでは済まないと、そのリハーサルだったと思うんですよね。
それと、あと川内原発と東海第二は発電の仕組みが違うと聞いています。沸騰水型で再稼働するとすれば東海第二が初めてになると。今、再稼働しているのは別のタイプのもので、やっぱり沸騰水型の古いタイプのものは難しいということで、新潟のほうの同じようなタイプの原発が、再稼働が地元の知事の反対、それからいろいろな東電に対する追及がありまして新潟県では再稼働できないと。急遽、茨城でということで東海第二が白羽の矢が当たってる状態で、非常に政治的な動きでこれは再稼働させようとされています。
そういう意味で、
審査が厳しくなったから大丈夫とか思えないわけなんですよね。それは、新潟県のほうでいろいろと追及してこられて、その結果、東京電力がいろいろなこと隠してたということが明らかになりましたよね。本当にそのとき出されなかった情報が後から後から出てきて、そういうふうにやっている原子力発電、それ自体に対する不信感がすごく高まっています。
だから、古いものだけでもまずとめて、新しいものはそれぞれの自治体で判断してもらったらいいんですけれども、茨城にあるのは古いタイプの原発です。ただ古いだけではなくタイプも違うんですよね。このタイプ、沸騰水型で原発事故の後再稼働したものはないんです。だから、東海第二が初めてになって、それで事故が起きたら、私たちはあのとき考えたけれども、仕方がなかったねとはもう言えないですよ。2番目ですから。福島であれだけのこと起きてるわけですから。ぜひここは、
つくばは
意見書出すか出さないか大きな影響があります。大きな影響があるから趣旨採択と言われてるのかもしれませんけれども、本当にここは踏ん張って意見は出していかないとと思うんです。
それで、最近、この20年延長の反対する
意見書が結構各自治体で採択されています。牛久とか下妻、境町、阿見町、それで
つくばみらい、取手、土浦、五霞町、鹿島市、利根町、八千代町、それから茨城町、それから美浦村、そして龍ケ崎市議会、もうこれらのところで採択されているんですよ。
意見書は出されていますから、だから
つくばで
意見書出すことをもうちょっと考えてほしいんです。きょうは結論出てるかもしれませんけれども、本会議まで時間がありますから、これを
つくばが出すと出さないと大きな影響あるし、うちが出さなくてもこれだけの自治体出してますから、これに
つくばが冷静に判断して、やっぱり茨城の原発は古いタイプだから、農業は大事だから
意見書出そうと、鈴木
委員に申し上げたいと思って顔を見ていますが、ぜひ考え直して採択の方向で
お願いしたいと思います。
○
小久保 委員長 ヘイズ
委員。
◆ヘイズジョン
委員 40年前、電力会社がそういうプランを出したんだから、40年後、原発を壊すでしょうか。それで、この40年間にもう利益が入っているでしょう、利益もうもらったから。それでも、今延長したら、そういう古いタイプの原発を許したら、今後も20年後も延長、延長、延長いつまで、壊れるまで、いつまで。(「壊れるまで、事故が起きるまで」と呼ぶ者あり)事故があるまで。基本的に、先ほどの車の件と一緒なんですよ。いつまで車を許す、事故するまで、それはないでしょう。だから、もう安全ではないので許せない。それで、会社ももうかっていて、目的は何でしょう、もっと利益を出すことしか考えてない。私そういう考え。
○
小久保 委員長 ほかにないようでございますので、以上で
自由討議を終結いたします。
これより
討論に入ります。
趣旨採択とのご意見がございましたので、初めに趣旨採択に対する
討論を行い、次に本
請願に対する
討論を行います。
まず、趣旨採択に対する
反対討論の
発言を許します。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 科学都市の
つくばが
意見書を出すことに意味があると考え、趣旨採択では
意見書が出せませんので反対いたします。
○
小久保 委員長 趣旨採択に対する
賛成討論はございますか。
柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 5号同様の内容で賛成です。
○
小久保 委員長 これにて趣旨採択に対する
討論を終結いたします。
続いて、本
請願に対する
討論に入ります。
本
請願に対する
反対討論の
発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 本
請願に対する
賛成討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、これにて本
請願に対する
討論を終結いたします。
これをもって
討論を終結とさせていただきます。
これより
請願29の第7号の採決に入りますが、趣旨採択としたい旨の
討論がありました。
初めに、趣旨採択をすることをお諮りします。その結果可決されれば趣旨採択とすべきものとなります。否決された場合は不採択とすべきものとはなりません。改めて、
請願29第7号を採択することをお諮りすることになりますのでお知らせいたします。
これより
請願29第7号 「
運転開始から40年を超える東海第二原発の
運転期間延長を行わないことを求める」
意見書提出を求める
請願を採決いたします。
なお、採決の方法は挙手により行います。
請願29第7号は、趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○
小久保 委員長 挙手多数であります。よって、
請願29第7号は趣旨採択すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 次に、
請願29第8号
宿泊施設の
整備・充実の実現を求める
請願書についてを議題といたします。
請願を
審査するに当たり、
紹介議員であります長塚議員の出席をいただいておりますので、
趣旨説明を
お願いします。
長塚議員、よろしく
お願いいたします。
◆長塚俊宏
紹介議員 大変難しい
請願の後ではございますけれども、
請願29第8号の
請願も重要なことですので、ひとつ皆様よろしく
お願いいたします。
それでは、
紹介議員の長塚から
趣旨説明させていただきます。
2020年のオリンピックを控え、毎年2,000万人の訪日外国人の旅行者数が想定されています。先月5月も240万人を超えたというような報道もございました。
つくば市においても、頻繁に開催されている国内外の会議や筑波山などの観光資源の活用促進や
つくばマラソン等の開催、成田空港からのアクセスの利便性などを受け、今後ますます
宿泊施設の需要がふえることが予想されます。
現在においても、
つくばエクスプレス駅周辺の
宿泊施設においては、月間の平均稼働率が85%を超えており、各種イベント時には、駅近郊の
宿泊施設のみならず、
つくば市全域の
宿泊施設が満床となります。その際には、土浦市など近隣市町村の
宿泊施設を利用しなければならず、交通アクセスのよい
宿泊施設の不足が深刻となっております。
平成28年6月13日に国土交通省が発出した
宿泊施設の
整備に着目した容積率緩和制度の創設に係る通知によれば、都市における宿泊機能は、都市の交流活動を支える都市機能の一つであり、単に
宿泊施設の不足を解消する観点のみならず、観光まちづくりの観点から、都市の拠点、観光資源等の位置、交通ネットワークの状況等を踏まえ、適切な地域に
宿泊施設の誘導などについて、土地計画決定権者は、積極的に制度の活用を図るべきである、とあります。さらに、
つくば市マスタープランにおいて、
つくば駅、研究学園駅周辺において、魅力的な商業機能の誘致と都市機能の強化の形成をうたっており、多くの市民がその実現を期待しています。
以上のことから、茨城県の先導都市でもある
つくば市においては、その社会的役割を果たすべく、
つくばエクスプレス駅前や商業施設エリアにおいては、秩序ある
都市計画を保ちつつ柔軟な商業施設や
宿泊施設の
整備に向けて、国基準の容積率緩和制度の導入を図っていただくことを強く望みます。
以上の理由により、
請願事項、国土交通省、
宿泊施設の
整備に着目した容積率緩和制度の創設に係る通知を考慮した
宿泊施設の容積率緩和や
都市計画の導入をできる限り早期に実現すること。以上、私から申し上げます。
本日は2人の
請願者が出席しておりますものですから、趣旨、詳細の説明と
質疑に対応させていただきたいと思いますけれども、
委員長よろしく
お願いいたします。
○
小久保 委員長 これより
紹介議員に対する
質疑を行います。
ただいまの説明に対しまして、
質疑のある
委員は、挙手の上、
委員長の許可を得てから
発言されるよう
お願いします。
順次、
発言を許します。
鈴木
委員。
◆鈴木富士雄
委員 今後オリンピックを控えたり、いろいろなことで外国からかなりの方が来ますし、趣旨は今聞いたんですけれども、漠然としていて、具体的なことは何か
紹介議員で、この
請願者から話伺ってますか。慣例的になったんですけれども、私の考えとすれば、
紹介議員の方が、
請願者の方から十分話を聞いてリサーチして、それで
紹介議員が全てを答えるのが今までの通例なんですよ。ですから、その辺を熟知していただかなければいけないので。ただ、そういうことをどのようにお考えなのか、どのような協議をされたのか、あと役所とかにそういうことで、こういうことをしたいですとかそういう要望とか意見を伺ったのか、その辺3点ぐらいよろしく
お願いします。
○
小久保 委員長 長塚
委員。
◆長塚俊宏
紹介議員 今、鈴木
委員からお話あった詳細についての説明、当然
紹介議員である私長塚からご説明できなければならないのはそのとおりだと思いますけれども、一応私なりに、当然、担当課等々とは検討も必要ということでお話もございました。まだ、そこまでの詰めのお話まで至ってないで、
紹介議員ということで、こちらでご説明させていただいたというのが現在の状況ではございますけれども、できましたら詳細と
委員の質問等に答えるべく
請願者代表含めて2名が出席しておるものですから、よろしく
お願いしたいと思うんですけれども。
○
小久保 委員長 議員に対する質問ということでほかに
質疑はございますか。
柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 新しく通知というか指導要綱かと思いますけれども、こういうことについて、既存のホテル協会とか旅館協会とかと協議したというような経過は聞いてますか。
○
小久保 委員長 長塚
委員。
◆長塚俊宏
紹介議員 それもまだ、協議はしていないと聞いております。
○
小久保 委員長 ヘイズ
委員。
◆ヘイズジョン
委員 基本的なことはホテルを建てたいんですよね。それで、本当に人数があるかどうかも知りたいのですけれども、オリンピックの投資がみんないつも同じわけではなく、オリンピックもお客が来るかどうか。結局、そんなにたくさん来なかったでは、もうそういうインフラをつくってしまっていては、後で必要ないでしょう。だから、オリンピック以外ニーズがあるかどうか。
○
小久保 委員長 長塚議員。
◆長塚俊宏
紹介議員 先ほどの
趣旨説明の中でも申したのですけれども、当然、単なる
宿泊施設としてのことではなく、全体的なまちづくりの観点から都市の拠点、そしてあることによる観光資源との位置づけ、交通ネットワークの基点となるという意味でのお話をさせてもらいました。そういった点、詳細につきまして、
請願者ご本人も参っているものですから、ぜひご説明つけ加えさせていただければと思うんですけれども、よろしく
お願いいたします。
○
小久保 委員長 ほかに
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようでしたら、
紹介議員に対する
質疑を終結いたします。
長塚議員、ありがとうございました。
退席いただいて結構です。
それでは、
執行部に対する
質疑に入ります。
執行部に対する
質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでわからない部分について参考までにお聞きするものでございます。それを踏まえた上で
発言されるように
お願いいたします。
それでは、順次、
発言を許します。
柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 この
請願の中で、国土交通省が発出したという
宿泊施設の
整備に着目した容積率緩和制度とありますが、それと土地計画決定権者は、積極的に制度の活用を図るべきであるということになりますと、区画整理事業をやっている
つくば市、あるいはこれから
都市計画、地区計画等考える場合に、このようなことについて、これできたら、まだ発したばかりかと思いますが、現在どのような検討をされているのか、もしわかれば。
○
小久保 委員長 長島
都市計画部長。
◎長島
都市計画部長 本日、事務局で制度の概要の資料は用意したので、よろしければ配付をさせていただいて、担当から簡単な説明をまずさせていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか。
○
小久保 委員長 ただいま、
執行部から資料配付の申し出がありました。
お諮りいたします。
執行部から申し出のとおり、資料を配付することにご異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認めまして、そのように決定します。
資料を配付願います。
〔資料配付〕
○
小久保 委員長 それでは、
執行部から説明続けて
お願いします。
大里
都市計画課長。
◎大里
都市計画課長 制度につきましては、お配りした資料のとおりでございます。
概要を申し上げますと、平成28年6月13日に、国土交通省より
宿泊施設の
整備に着目した容積率緩和制度の創設についてという通知が発出されております。この制度は、先ほどもありましたように、訪日外国人の急増を受け、都内などの
宿泊施設の不足が生じており、単に
宿泊施設の不足を解消する観点のみならず、観光まちづくりの観点から、都市の拠点、観光資源等の位置、交通ネットワークの状況等を踏まえ適切な位置に
宿泊施設の誘導を図るべきことから創設されたものでございます。
活用を想定している
都市計画制度につきましては、高度利用型地区計画、再開発等促進区、高度利用地区、特定街区等であり、市街地の環境に配慮しつつ容積率を緩和することとしております。制度の適用につきましては、市街地の再開発の手法を併用して面的なエリアで
宿泊施設を誘導することなどができる制度となっております。
○
小久保 委員長 執行部に対し、
委員の皆さんから
質疑を続けたいと思います。
宇野委員。
◆
宇野信子 委員 資料ありがとうございます。
都市計画制度を活用して市街地環境に配慮しつつ容積率を緩和するということは、
宿泊施設には限らないということになるのでしょうか。
○
小久保 委員長 大里
都市計画課長。
◎大里
都市計画課長 今までも容積率緩和の制度はございまして、その中で、今回、昨年6月13日に「
宿泊施設も」ということで追加されたものでございます。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 そうすると、今までの容積率緩和というのはどういうものだったのか、説明していただければと思います。
○
小久保 委員長 大里
都市計画課長。
◎大里
都市計画課長 今までに関しましては、同じような高度利用型地区計画とか再開発等促進区というような制度がございまして、その中に商業系とか事務所とか住宅とかそういったものの緩和制度もございました。その中で、去年6月に新たにホテル等の緩和が盛り込まれたということでございます。
○
小久保 委員長 宇野委員。
◆
宇野信子 委員 そうすると、例えば、
つくば駅の周りの高度利用で容積率が400%ですか、400%だけれども、今おっしゃった商業系とか事務所、住宅については、どういうふうに容積率が緩和されているんでしょうか。
○
小久保 委員長 大里
都市計画課長。
◎大里
都市計画課長 今まで、
つくば市内で緩和したものはございません。容積内でおさまっているのが現状でございます。
○
小久保 委員長 柳沢
委員。
◆柳沢逸夫
委員 こういう規制緩和等の対象業界との話し合いといいますか、協議事項なんかはどう考えているのか。
○
小久保 委員長 大里
都市計画課長。
◎大里
都市計画課長 もちろん、
宿泊施設になりますと旅館業組合とかそういったことの協議は必ず必要だと考えております。
○
小久保 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようですので、
執行部に対する
質疑を終結いたします。
これより本
請願についての
自由討議に入ります。
意見等のある
委員は
発言を願います。
順次、
発言を許します。
鈴木
委員。
◆鈴木富士雄
委員 紹介議員からお話を聞いたんですけれども、伺ってみると、役所の担当者とか容積率に対してとか、
請願者の方と細かい詰めが少ない感じがするので、当
委員会では、もう少し精査をしていって勉強していきたいと思ってます。そういうことで継続ができれば
お願いします。
○
小久保 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ないようでございますので、以上で
自由討議を終結いたします。
ただいま継続
審査とのご意見が出ましたので、継続
審査についてお諮りをしたいと思います。
継続
審査が否決された場合には、本日中に結論を出しますのでよろしく
お願いします。
お諮りいたします。
請願29第8号の
審査はこの辺にとどめまして、閉会中の継続
審査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、
請願29第8号は閉会中の継続
審査とすることに決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 以上で、本
委員会に付託されました案件の
審査は全部終了いたしました。
次に、当
委員会の
審査結果報告についてお諮りします。
当
委員会の
審査結果報告につきましては、
委員長が作成し、本会議に報告したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
小久保 委員長 ご異議なしと認め、当
委員会の
審査報告は、
委員長が作成し、本会議に報告することを決定いたしました。
────────────────────────────────────
○
小久保 委員長 以上で、本日の案件は全部終了いたしました。
これにて
都市建設委員会を閉会いたします。
午前11時27分閉会
つくば市議会
委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成29年6月26日
委 員 長
小久保 貴 史...