つくば市議会 > 2017-06-26 >
平成29年 6月26日市民経済委員会−06月26日-01号
平成29年 6月26日都市建設委員会−06月26日-01号

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  1. つくば市議会 2017-06-26
    平成29年 6月26日都市建設委員会−06月26日-01号


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    平成29年 6月26日都市建設委員会−06月26日-01号平成29年 6月26日都市建設委員会                  つくば市議会都市建設委員会               ────────────────────                 平成29年6月26日 午前10時10分開会               ──────────────────── 出 席 委 員                         委員長     小久保 貴 史 君                         副委員長    宇 野 信 子 君                         委員      ヘイズ ジョン 君                         〃       塚 本 洋 二 君                         〃       柳 沢 逸 夫 君                         〃       鈴 木 富士雄 君                         議長      塩 田   尚 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 委 員                         委員      高 野 文 男 君        ──────────────────────────────────── 紹 介 議 員                                 橋 本 佳 子 君
                                    北 口 ひとみ 君                                 長 塚 俊 宏 君        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者              都市計画部長             長 島 芳 行 君              都市計画部次長            上 野 義 光 君              都市計画部次長            中 根 祐 一 君              都市計画部次長市街地振興監     菊 池 克 実 君              都市計画部都市計画課長        大 里 和 也 君              都市計画部都市計画課沿線開発整備室長 岡 田 克 巳 君              都市計画部都市計画課公共施設跡地利用室長                                 飯 塚 喜 軌 君              都市計画部市街地振興課長       稲 葉 清 隆 君              都市計画部市街地振興課周辺市街地振興室長                                 中 島 一 美 君              都市計画部市街地振興課学園地区市街地振興室                                 渋 谷   亘 君              都市計画部建築指導課長        猪 野 泰 弘 君              都市計画部開発指導課長        吉 原 利 夫 君              都市計画部総合交通政策課長      中 澤 正 登 君              建設部長               栗 原 正 治 君              建設部次長              岩 瀬   武 君              建設部次長              小 又 利 幸 君              建設部道路建設課長          富 田   剛 君              建設部道路維持課長          飯 泉 法 男 君              建設部公園施設課長         滝 本 勝 弘 君              建設部主任参事兼営繕・住宅課長    宮久保 正 美 君              建設部営繕住宅課空き家対策室長   北 島 良 巳 君              建設部地籍調査課長          金 子 清 志 君              建設部防犯交通安全課長        白 井   稔 君              生活環境部長             長   卓 良 君              生活環境部次長            風 見 昌 幸 君              生活環境部次長            澤 邉 義 光 君              生活環境部次長            中 野   実 君              生活環境部環境課長          星 野 和 也 君              生活環境部廃棄物対策課長       鈴 木 洋 一 君              生活環境部クリーンセンター所長    大 野 泰 宏 君              生活環境部水道総務課長        岡 野 康 夫 君              生活環境部水道業務課長        中 泉   治 君              生活環境部水道工務課長        小神野 哲 夫 君              生活環境部水道監視センター所長    田 所 直 記 君              上下水道部下水道管理課長       中 泉 繁 美 君              上下水道部下水道整備課長       秋 葉 義 美 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員              議会総務課長補佐           伊 藤 和 浩              議会総務課広報係長          野 嶋 章 裕        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                 平成29年6月26日(月曜日)                                 午前10時10分開会 1 開会 2 あいさつ 3 審査案件   (1)議案第46号 平成29年度つくば一般会計補正予算(第2号)関係部分   (2)議案第55号 市道路線の変更について   (3)議案第56号 市道路線の認定について   (4)議案第57号 工事請負契約の締結について   (5)請願29第5号 東海第二原子力発電所運転期間の20年延長申請に関する請願書   (6)請願29第7号 「運転開始から40年を超える東海第二原発の運転期間延長を行わないことを求める」意見書提出を求める請願   (7)請願29第8号 宿泊施設整備・充実の実現を求める請願書 4 委員会審査結果報告について        ────────────────────────────────────                     午前10時03分 ○小久保 委員長  おはようございます。本日は、都市建設委員会を開催しましたところ、お忙しい中、委員各位及び執行部の皆様にはご出席を賜りまして厚く御礼を申し上げます。  今定例会におきまして当委員会に付託されました議案4件、請願3件の審査を行いますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、開会に先立ち議長よりご挨拶をいただきます。  塩田議長、よろしくお願いいたします。 ○塩田 議長  改めましておはようございます。本日は、都市建設委員会の開会に際し、委員及び執行部皆様方にはご出席を賜り御礼を申し上げます。  今定例会も、一般質問総括質疑が終了し、現在、各常任委員会において議案等審査お願いしているところであります。  都市建設委員会には、議案4件、請願3件を付託しておりますので、慎重なる審査の上にもスムーズな運営をお願い申し上げます。  私も隣の委員会とダブりはいたしますが、時間の許す限り委員皆様方の熱心なるご審議の模様をともに勉強させていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○小久保 委員長  ありがとうございました。  この後、議長は公務ございますので退席をいたします。 ○塩田 議長  残ります。 ○小久保 委員長  はい、わかりました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  ここで、4月1日付の人事異動後、最初の委員会でありますので、本日出席されております職員の紹介を各部長よりお願いをしたいと思います。  それでは、都市計画部建設部生活環境部の順にお願いをいたします。                     〔執行部職員紹介〕 ○小久保 委員長  ありがとうございました。        ────────────────────────────────────                     午前10時10分開会 ○小久保 委員長  ただいまの出席委員数は6人です。  高野文男委員から欠席届が出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに都市建設委員会を開会いたします。  本日の審査は、議案番号順審査を行い、その後に請願についての審査となりますが、請願29第7号については紹介議員市民経済委員である北口議員でありますので、進行の都合上、請願29第7号を先に議題とし、紹介議員による請願趣旨説明紹介議員への質疑まで行い、審査は後ほど次第書の番号順に行うこととさせていただきます。  それでは、審査に入るわけですが、議案等に対する質疑並びに答弁は、挙手の上、委員長の許可を得てから簡潔明瞭にお願いをいたします。  また、答弁される職員の方は、職名、氏名を名乗った上で答弁されるようお願いいたします。  これより議事に入ります。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  初めに、先ほど説明しましたように、請願29第7号 「運転開始から40年を超える東海第二原発の運転期間延長を行わないことを求める」意見書提出を求める請願を議題といたします。  請願審査をするに当たり、紹介議員であります北口議員の出席をいただいておりますので、趣旨説明お願いいたします。  北口議員、よろしくお願いします。 ◆北口ひとみ 紹介議員  おはようございます。  ただいま委員長からお話がありました、請願29第7号「運転開始から40年を超える東海第二原発の運転期間延長を行わないことを求める」意見書提出を求める請願につきまして、紹介議員を代表いたしまして趣旨説明をさせていただきたいと思います。  東海第二原発は、ご承知のとおり、東日本大震災以降停止しております。来年11月に寿命の40年が来ようとしております。このような中、2014年5月に、再稼働へ向けて適合性審査の申請をしております。加えて、本年5月には、さらに20年延長して運転させたいとして認可申請の準備を始めている状況です。  しかしながら、東海第二原発につきましては、先日の小森谷議員一般質問でもお話しましたけれども、40年近く前に建設されているということで、可燃性ケーブル安全基準でもある難燃性ケーブルに全て交換しないといけないような状況になっていますが、事実上、建物の中にもケーブルが使われているというようなことから不可能ではないかなと考えております。また、地震も最近多発しておりますので予測不可能な事故が起きる状況だと考えています。  東日本大震災後に、当議会でもつくば市から最も近い原発ということで、東海第二原発を当時の環境経済委員会現地視察を行いました。結果、被災による破損もありましたし、老朽化によるトラブルも頻発に起きているということで、情報を得て、平成24年3月には「東海第二原子力発電所の廃炉を求める意見書」というのを提出させていただいております。  さきの大洗町にある日本原子力研究開発機構研究センターでも作業員が被爆しております。26年間一度も確認をしておらず想定外の事故と報道されましたけれども、安全管理や点検が万全ではないという点が明白になったものと考えています。3.11のときもそうでしたけれども、想定外の過酷な事態が起きないとは言い切れない、また一旦事故が起きた場合コントロールができません。甚大な被害が発生するという経験を何度もしてきております。
     本請願では、賛同署名が2,665筆となっておりますが、本日18筆追加させていただきました。また、請願29第5号でも団体署名が出ておりますし、運転延長を行わないという趣旨の要望署名につきましては、既に昨年1万8,895筆、本年1月には2万6,696筆、計4万5,000筆余りが県及び東海村を初め、その近隣の自治体へ提出されております。多くがこの運転の延長を行わないでほしいと願っておりますことをつけ加えさせていただきたいと思います。  本日は請願者も傍聴に来ております。ぜひ委員の皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げて請願の趣旨の説明にかえさていただきたいと思います。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○小久保 委員長  続いて、紹介議員に対する質疑を行います。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、紹介議員に対する質疑を終結いたします。  北口議員、ありがとうございました。  請願29第7号に対する審査は、先ほど説明したとおり後ほど続きの審査を行うこととします。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  それでは、次に議案第46号 平成29年度つくば一般会計補正予算(第2号)の当委員会付託分を議題といたします。  予算科目の詳細については、次第の別紙の議案等審査付託表資料をご参照ください。  審査に当たっては、歳入歳出を一括して行います。  なお、発言の際には、ページの番号及び事業名などを示してくださいますようお願いいたします。  これより議案第46号の当委員会付託分に対する質疑を行います。  順次、発言を許します。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  7ページの周辺市街地振興の35が都市建設ですね。ということで、コンピューター用ソフトウェア購入費から講習会受講料まで、内容を教えてください。 ○小久保 委員長  中島周辺市街地振興室長。 ◎中島 周辺市街地振興室長  ただいまのご質問いただきました予算の具体的内容についてお答えさせていただきたいと思います。  まず、周辺市街地振興室、今年度4月に新しく組織化され発足いたしました。そこで、今後、事業化を図る上での必要な予算、事務的経費について計上させていただいているところでございます。  まず、旅費につきましては、地域振興に関するまちづくりセミナー講習会等の参加及び先進地の事例の調査、また研究会等の出張にかかる交通費などを計上してございます。消耗品については、基本的には事務用として使用するものでございます。図書備品につきましては、現地調査等で使用する住宅地図等を検討しております。  コンピューター用ソフトウェア購入費及びパーソナルコンピューター購入費につきましては、GIS稼動用パソコンを購入するためのものでございまして、GISによる可視化を生かしまして、わかりやすい形で住民の方々へ地域の現状や課題を知ってもらい、さまざまな議論をしていただきたいと考えております。また、地区の基礎情報としてカルテのような形で作成いたしまして公表することで、今後の地区の方針にできればと考えてございます。  また、講習会受講料につきしては、都市計画や地域おこしのためのセミナー等を受講したく考えてございまして計上しております。  簡単ではございますが、以上が説明になります。 ○小久保 委員長  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  今のGISというのは、もうちょっと詳しく説明してもらってどういうふうに使うか教えてください。それと、パーソナルコンピューターというは持ち運べるということですかね。住民の皆様のところに持っていってお見せするということなんでしょうか。 ○小久保 委員長  中島周辺市街地振興室長。 ◎中島 周辺市街地振興室長  まず、GISソフトでございますけれども、こちらは地図情報を作成いたしまして地域の課題とかを分析してそれを地図上に作成いたしまして可視化すると、見やすい形で市民の皆様にご提示すると考えてございます。また、パソコンにつきましても、今後地域へ出向いた際に持ち運びいたしまして会議での庶務的資料ということも考えてございます。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第46号、当委員会付託分に対する質疑を終結いたします。  続いて、自由討議に入ります。  意見等のある委員発言を願います。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第46号、当委員会付託分に対する自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第46号の当委員会付託分に対する反対討論発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  賛成討論はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第46号当委員会付託分に対する討論を終結いたします。  これより議案第46号当委員会付託分を採決いたします。  議案第46号当委員会付託分は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ご異議なしと認めまして、議案第46号当委員会付託分は、原案のとおり可決するものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  次に、議案第55号 市道路線の変更についてを議題といたします。  これより議案第55号に対する質疑を行います。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  なければ、議案第55号に対する質疑を終結いたします。  続いて、自由討議に入ります。  ご意見等のある委員発言お願いいたします。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第55号に対する自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第55号に対する反対討論発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  賛成討論はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第55号に対する討論を終結いたします。  これより議案第55号を採決いたします。  議案第55号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ご異議なしと認め、議案第55号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  次に、議案第56号 市道路線の認定についてを議題といたします。  これより議案第56号に対する質疑を行います。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  なければ、議案第56号に対する質疑を終結いたします。  続いて、自由討議に入ります。  意見等のある委員発言を許します。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第56号に対する自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第56号に対する反対討論発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  賛成討論はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第56号に対する討論を終結いたします。  これより議案第56号を採決いたします。  議案第56号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ご異議なしと認め、議案第56号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  次に、議案第57号 工事委託契約の締結についてを議題といたします。  これより議案第57号に対する質疑を行います。  順次、発言を許します。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  島名・福田坪上河原崎・中西の公共下水道の工事なんですけれども、これは今回のこの工事をやると何%ぐらい、進捗はどうなるのでしょうか、教えてください。 ○小久保 委員長  秋葉下水道整備課長。 ◎秋葉 下水道整備課長  今年度、平成29年度この事業を行いますと、島名・福田坪地区が約12.1ヘクタールぐらいの整備になりまして5%ぐらいが増になります。上河原崎中西地区につきましては、今年度行います面積が約10.1ヘクタールぐらい増になりまして約6%の増となる予定でございます。 ○小久保 委員長  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  その5%と6%ふえたら全体の進捗は何%になるんでしょうか。 ○小久保 委員長  秋葉下水道整備課長。 ◎秋葉 下水道整備課長  島名・福田坪につきましては、平成29年度整備を終わりますと全体の64.1%の予定になっています。上河原崎中西地区に関しましては、平成29年度終了いたしますと51.2%の予定となっております。 ○小久保 委員長  宇野委員
    宇野信子 委員  この下水道の工事をするときに上水道と道路の工事も一緒にやるということですかね。 ○小久保 委員長  秋葉下水道整備課長。 ◎秋葉 下水道整備課長  区画整理地内のものですから、造成が終わりまして、その後一番最初に、多分下水道雨水管とか汚水管が入る予定になると思います。その後に、水道の管が入っていくような形になって、最後にガス工事が入るのではないかと思います。 ○小久保 委員長  ほかに発言はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  なければ、議案第57号に対する質疑を終結いたします。  続いて、自由討議に入ります。  意見等ある委員発言願います。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第57号に対する自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第57号に対する反対討論発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  賛成討論はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、議案第57号に対する討論を終結いたします。  これより議案第57号を採決いたします。  議案第57号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ご異議なしと認め、議案第57号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  暫時休憩いたします。  請願審査にかかわる職員の方はお残りください。  それ以外の職員の皆様は大変ご苦労さまでした、退席していただいて結構です。                     午前10時28分休憩             ──────────────────────────                     午前10時30分再開 ○小久保 委員長  それでは、再開をいたします。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  次に、請願3件の審査を行います。  まず、請願29第5号 東海第二原子力発電所運転期間の20年延長申請に関する請願書についてを議題といたします。  請願審査するに当たり、紹介議員であります橋本議員の出席をいただいておりますので、趣旨説明お願いいたします。  橋本議員、よろしくお願いします。 ◆橋本佳子 紹介議員  どうぞよろしくお願いいたします。  先ほども同様の議員からこの内容については詳しい説明もありましたので、重複した説明は私からはしないということにしたいと思います。  それで、私は、思い起こせば、3.11の震災のときに、つくばも一部汚染区域になりました。南部地域ですが汚染調査重点区域ということで、我が家もその区域内にあるということで本当に心配したことを思い起こしております。ちょうど娘が出産を迎えておりまして、初孫を受け入れなければいけないという事態の中での汚染調査重点区域ということで、本当に人ごとではなく心配をした次第です。  何しろ、一度事故が起きたら収束のめども立たず解決もない、長期化するというような大変危険なものということは、皆さんよくご存じでしょうし、さらに、ずさんな管理という意味で言えば、先般、原子力機構のほうでも事故も起きております。周辺地域の皆さんも、本当にそのたびにどんな思いをしているかということをそのときも改めて思い起こした次第でございます。  今回のこの請願につきましては、全県のあらゆる団体の皆さんが共同で署名運動を取り組んでおりまして、このつくばの地域の中で取り組んでおります市民団体の皆さんそれぞれ傍聴に来ていらしております。とりわけ今回この請願代表ということで提出されている方も来ておりますので、ぜひこの方からしっかりとお話も聞いていただいて、皆さんに十分な議論をしていただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○小久保 委員長  これより紹介議員に対する質疑を行います。  ただいまの説明に対しまして、質疑のある委員は挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いします。  順次、発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、紹介議員に対する質疑を終結いたします。  橋本議員、ありがとうございました。 ◆橋本佳子 紹介議員  よろしくお願いいたします。 ○小久保 委員長  次に、執行部に対する質疑に入ります。  執行部に対する質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでもわからない部分について参考までにお聞きするものです。それを踏まえた上で発言されるようお願いいたします。  それでは、順次、発言を許します。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  この原発に関しては、環境課ということになるかと思うんですけれども、いらっしゃってますよね。東海第二原発の再稼働に向けた20年延長の申請の動きについて、行政で把握していることがありましたらお伺いしたいと思います。審査は、まだ始まっていないと思うんですけれども、その前に適合性審査を受けていると思うんですけれども、それも含めてわかっていることがあったら教えてください。 ○小久保 委員長  星野環境課長。 ◎星野 環境課長  この請願にある適合性審査については、現在審査中ということですが、この申請に関しましては、せんだって原子力規制委員会に直接問い合わせしたところ、申請があってから約1年は審査に要するであろうと、ただし前提としてはっきりしたことは、今の時点では言えないがということでしたのですが、1年ぐらいはかかるであろうということでした。 ○小久保 委員長  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  今さっき請願者の方が来られているということで、できたらお話聞きたいなと思うのですがいかがでしょうか。 ○小久保 委員長  ただいま宇野委員から、請願者に対しまして内容についての趣旨説明を求めてはいかがかという発言がありました。請願者からの説明については、つくば市議会請願条例第7条第1項の規定により、委員会の決定に基づいて要求することになっております。  お諮りいたします。  請願者に対し説明を求めることに賛成の委員の挙手を求めます。                     〔挙 手 少 数〕 ○小久保 委員長  挙手少数。よって、請願者に対し説明を求めないことに決定をいたします。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  ぜひ請願者の話聞きたかったんですけれども、委員の賛同を得られず残念です。  それでは、もう少し執行部に詳しく聞きたいと思います。  40年と定められているこの運転期間の根拠について、もしわかっていることがあったら教えてください。 ○小久保 委員長  星野環境課長。 ◎星野 環境課長  申しわけございません。この40年間という根拠は、私どものほうでもわかっておりません。 ○小久保 委員長  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  40年経過後、20年間の延長が1回だけできるということですが、これは法的にそういうことになっているんでしょうか。 ○小久保 委員長  星野環境課長。 ◎星野 環境課長  済みません。ちょっと今、調べますので。 ○小久保 委員長  星野環境課長。 ◎星野 環境課長  済みません。ちょっと資料として今は持っていないのでわからないです。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、執行部に対する質疑を終結いたします。  これより本請願についての自由討議に入ります。  意見等のある委員発言を願います。  順次、発言を許します。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  詳しく請願者にお話聞こうと思ったのですが、似たような請願もう1個ありますから、ぜひそのときにはお話聞かせてください。  それで、この40年というのは、私も原発の設計者お2人の方にお話を聞いたことあるので、ケーブルの問題は大きいですけれども、それよりもコンクリートとか本体の駆体が、結局原発というのは核分裂を中で起こさせてその熱によって発電していますから、すごく高温でさらされているわけです。1年ちょっと動かせばまた休憩をして、その間に点検をしてということを繰り返しているので、非常に熱に対する過酷な状況で動かされているということで、40年が限界であるということはその設計者の方々はおっしゃっているんです。  今回、20年延長というのが、結局福島の原発事故の後、新しい原発の設計といいますか建築が各自治体で拒否されてますので、延長しないと原発は結局全部とまってしまうわけなんです。それで、原子力政策の中で動かさないといけないということで、新しいのができないのなら古いもの20年延長しようという考えだと思うんですが、ぜひ科学都市つくばとしては、できることはできるけれども、できないことはできないということをはっきりものを言わないと、日本の科学技術立国自体が世界から疑われてしまうことになりかねないと思うんです。だから、全部の原発をどうこうではなく、東海第二原発、古い原発ですし、危ないものは動かさない、安全なものだけ確認して動かしましょうということなので、そういう意味で、もう心はお決まりかもしれませんが、もう1回考えていただいて、本当に、つくばとしてこの結論はすごく重いものがあると思いますので、私はぜひ賛成していきたいと思いますが考えていただければと思います。 ○小久保 委員長  それでは暫時休憩いたします。                     午前10時41分休憩             ──────────────────────────                     午前10時46分再開 ○小久保 委員長  それでは再開をいたします。  執行部から星野環境課長、お願いします。 ◎星野 環境課長  先ほどの柳沢委員からありました20年延長の根拠ということで、今、資料が出てきましたので説明させていただきたいと思います。  平成25年7月8日に、原子力規制委員会で、原子力発電所の規制基準というのがまた新たに施行されました。その中で、運転期間延長認可制度というものがありまして、原子力発電所運転することの期間を運転開始から40年とし、その満了までに延長認可を受けた場合には、1回に限り20年を延長することができるということに定められているようです。 ○小久保 委員長  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  両方といいますか、怖いのも怖いし、経済的な問題も抱えていますし、事故後の審査もそれは厳しくなっているということもあると思いますので、できれば趣旨採択でお願いできればと思っております。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  心配されるお気持ちもわかるんですけれども、やはり事故が起きたときの影響というのは多大であって、それからも大きな地震が、想定外の地震が熊本でも起きてますし、本当に地震はもう予測できない。そして、原発をつくるときに想定されていた地震以上のものが実際に国内あちこちで起きてますよね。そういう意味で、やはり科学技術というならば、何がわかっていて何がわかっていないのかというのをはっきりさせるということがすごく大事であって、そういう意味で、わかっていないことはわかっていないとはっきり認めるという意味では、危険なものに対してはノーを出していくということがすごく大事だと思っています。  趣旨採択では、やはり意見書が出せないわけですよね。つくば市としてこの提出先、国会政府並びに茨城県に対してこの20年延長申請はしないように働きかけるという意見書を出すということがすごく大事でありまして、趣旨採択ということは、意見書を出すほどの思いがつくば市議会にはなかったのかということになって、現状に対する認識、やはり違うのではないかと思われる市民の方多いのではないかと思います。  いろいろと主義主張あると思いますけれども、本当に県民のため、そして、つくば市民のためにどういたらいいか、ここは意見書を出すべきではないかと思うので、趣旨採択では意見書出せませんので、採択でお願いしたいと思います。 ○小久保 委員長  ほかにございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、自由討議を終結いたします。  これより討論に入ります。
     趣旨採択とのご意見がございましたので、初めに趣旨採択に対する討論を行い、次に本請願に対する討論を行います。  まず、趣旨採択に対する反対討論発言を許します。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  先ほども申しましたが、これは意見書を出すことに意味があるのでありまして、趣旨採択というのは意見書出さないという決定であります。ぜひ趣旨採択ではなく採択すべきと考えて、趣旨採択には反対いたします。 ○小久保 委員長  趣旨採択に対する賛成討論はございますか。  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  非常に危険といいますか、事故に対する不安というのはないわけではありませんが、水田等の農地の荒廃といいますか、非常に厳しい状況になっているということを考えますと、電気料の問題が一番基本的に、これ固定費でありますから大変厳しいものがあるということ考えますと、どちらといいますか判断難しいというのが私の考えでありまして、こちらは趣旨採択でお願いできればと思っております。 ○小久保 委員長  ほかに。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、これにて趣旨採択に対する討論を終結いたします。  続いて、本請願に対する討論に入ります。  本請願に対する反対討論発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  本請願に対する賛成討論はありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、これにて本請願に対する討論を終結いたします。  これをもって、討論を終結いたします。  請願29第5号の採決に入りますが、趣旨採択したい旨の討論がございました。  初めに、趣旨採択することをお諮りいたします。  その結果、可決されれば趣旨採択とすべきものとなります。否決された場合は不採択とすべきものとはなりません。改めて請願29第5号を採択することをお諮りすることになりますのでお知らせいたします。  これより請願29第5号 東海第二原子力発電所運転期間の20年延長申請に関する請願書を採決いたします。  なお、採決の方法は挙手により行います。  請願29第5号は、趣旨採択することに賛成の方の挙手を求めます。                     〔挙 手 多 数〕 ○小久保 委員長  挙手多数であります。よって、請願29第5号は趣旨採択すべきものと決定をいたしました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  次に、請願29第7号 「運転開始から40年を超える東海第二原発の運転期間延長を行わないことを求める」意見書提出を求める請願を議題といたします。  紹介議員による趣旨説明質疑は終了していますので、これより本請願について参考までに執行部に確認したいことがあれば質疑を願います。  順次、発言を許します。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  請願者が来られてますので、ぜひお話を伺いたいと思います。賛否にかかわりなくお話を聞くのは大事だと思います。 ○小久保 委員長  ただいま宇野委員から請願者に対し趣旨説明を求めてはどうかとの発言がありました。  請願者からの説明については、つくば市議会請願条例第7条第1項の規定により、委員会の決定に基づいて要求することになっております。  お諮りいたします。  請願者に対し説明を求めることに賛成の委員の挙手を求めます。                     〔挙 手 少 数〕 ○小久保 委員長  挙手少数。よって、請願者に対し説明を求めないことに決定をいたしました。  ほかに質疑はございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、執行部に対する質疑を終結いたします。 これより本請願について自由討議に入ります。  意見等のある委員発言を願います。  順次、発言を許します。  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  5号同様、趣旨採択ということでできればと思ってます。 ○小久保 委員長  自由討議です。  ほかにございますか。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  自由討議なので委員に質問したいんですけれども、福島原発のときに、芝とかいろいろ農産物とかかなり大変だったと思うんですけれども、影響というのは芝組合としてはどうだったんですか。つくばの芝、買ってもらえないということで値段が下がったりとか出荷できなかったり、そういうことはどうでしたか。 ○小久保 委員長  鈴木委員。今の意見に対しまして何かありますか。 ◆鈴木富士雄 委員  いや、もう終わった、話して。 ○小久保 委員長  よろしいですか。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  事故が起きてからでは遅いんですよね。それは福島でわかったことです。もちろん農業の、その電気の問題は値上がりしていると思いますけれども、福島原発事故の後始末、物すごくお金がかかって、それだって皆さんにいろいろな影響与えているわけです。そういう意味で、東京電力が処理し切れなくてそれも電気代に回ってくるわけなんですよね。そういう意味で、なぜこれを趣旨採択で意見書が出せないのか本当は教えていただきたいです。何かこれ意見書出すと影響があるんですか、何を心配して意見書が出せないのか本当に伺いたい。そこまでわかっておられるのにどうして意見書を出すことに賛成していただけないのか、できたら自由討議の中で教えていただきたいです。理解できません。 ○小久保 委員長  鈴木委員。 ◆鈴木富士雄 委員  川内原発は、どういう経過でどんななりましたか。執行部でわかってます。 ○小久保 委員長  今、自由討議ということで、執行部への質疑はなしということなので済みません。 ◆鈴木富士雄 委員  九州の川内原発については、厳しい審査の中で再稼働が容認されました。そういうことを踏まえた中で、ただ反対だけではなくていろいろな観点から考えるべきで、今、芝の話も出ましたけれども、芝については一時的にありましたけれども、芝の生産地は極端に数値が高く上がったわけではないので早い時間にもとに戻りまして、そういうことです。あとは、一番心配したのは、結局、化石燃料や何かで電気を起こすということに対しては二酸化炭素が多く発生したり、また価格が高くなるということでいろいろな点で電気代が上がっていると思います。柳沢委員が言ったようなこともあるので。その辺は十分に考えなくてはいけないと思っています。 ○小久保 委員長  傍聴人に申し上げます。傍聴人は騒ぎ立てたり会議を妨害する行為等は禁止されておりますので静粛に願います。  なお、委員長の命令に従わない場合は退場を命じますので、念のため申し上げておきます。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  ルールに従って発言させていただきます。  それは、福島だったからですよね。たまたま筑波山があってちょうど芝の大生産地が線量が低かったということですけれども、今度もし東海第二で同じような事故が起こらないとは言えないということを、皆さんおわかりだと思います。起こった場合にはあれでは済まないと、そのリハーサルだったと思うんですよね。  それと、あと川内原発と東海第二は発電の仕組みが違うと聞いています。沸騰水型で再稼働するとすれば東海第二が初めてになると。今、再稼働しているのは別のタイプのもので、やっぱり沸騰水型の古いタイプのものは難しいということで、新潟のほうの同じようなタイプの原発が、再稼働が地元の知事の反対、それからいろいろな東電に対する追及がありまして新潟県では再稼働できないと。急遽、茨城でということで東海第二が白羽の矢が当たってる状態で、非常に政治的な動きでこれは再稼働させようとされています。  そういう意味で、審査が厳しくなったから大丈夫とか思えないわけなんですよね。それは、新潟県のほうでいろいろと追及してこられて、その結果、東京電力がいろいろなこと隠してたということが明らかになりましたよね。本当にそのとき出されなかった情報が後から後から出てきて、そういうふうにやっている原子力発電、それ自体に対する不信感がすごく高まっています。  だから、古いものだけでもまずとめて、新しいものはそれぞれの自治体で判断してもらったらいいんですけれども、茨城にあるのは古いタイプの原発です。ただ古いだけではなくタイプも違うんですよね。このタイプ、沸騰水型で原発事故の後再稼働したものはないんです。だから、東海第二が初めてになって、それで事故が起きたら、私たちはあのとき考えたけれども、仕方がなかったねとはもう言えないですよ。2番目ですから。福島であれだけのこと起きてるわけですから。ぜひここは、つくば意見書出すか出さないか大きな影響があります。大きな影響があるから趣旨採択と言われてるのかもしれませんけれども、本当にここは踏ん張って意見は出していかないとと思うんです。  それで、最近、この20年延長の反対する意見書が結構各自治体で採択されています。牛久とか下妻、境町、阿見町、それでつくばみらい、取手、土浦、五霞町、鹿島市、利根町、八千代町、それから茨城町、それから美浦村、そして龍ケ崎市議会、もうこれらのところで採択されているんですよ。意見書は出されていますから、だからつくば意見書出すことをもうちょっと考えてほしいんです。きょうは結論出てるかもしれませんけれども、本会議まで時間がありますから、これをつくばが出すと出さないと大きな影響あるし、うちが出さなくてもこれだけの自治体出してますから、これにつくばが冷静に判断して、やっぱり茨城の原発は古いタイプだから、農業は大事だから意見書出そうと、鈴木委員に申し上げたいと思って顔を見ていますが、ぜひ考え直して採択の方向でお願いしたいと思います。 ○小久保 委員長  ヘイズ委員。 ◆ヘイズジョン 委員  40年前、電力会社がそういうプランを出したんだから、40年後、原発を壊すでしょうか。それで、この40年間にもう利益が入っているでしょう、利益もうもらったから。それでも、今延長したら、そういう古いタイプの原発を許したら、今後も20年後も延長、延長、延長いつまで、壊れるまで、いつまで。(「壊れるまで、事故が起きるまで」と呼ぶ者あり)事故があるまで。基本的に、先ほどの車の件と一緒なんですよ。いつまで車を許す、事故するまで、それはないでしょう。だから、もう安全ではないので許せない。それで、会社ももうかっていて、目的は何でしょう、もっと利益を出すことしか考えてない。私そういう考え。 ○小久保 委員長  ほかにないようでございますので、以上で自由討議を終結いたします。  これより討論に入ります。  趣旨採択とのご意見がございましたので、初めに趣旨採択に対する討論を行い、次に本請願に対する討論を行います。  まず、趣旨採択に対する反対討論発言を許します。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  科学都市のつくば意見書を出すことに意味があると考え、趣旨採択では意見書が出せませんので反対いたします。 ○小久保 委員長  趣旨採択に対する賛成討論はございますか。  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  5号同様の内容で賛成です。 ○小久保 委員長  これにて趣旨採択に対する討論を終結いたします。  続いて、本請願に対する討論に入ります。  本請願に対する反対討論発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  本請願に対する賛成討論はございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、これにて本請願に対する討論を終結いたします。  これをもって討論を終結とさせていただきます。  これより請願29の第7号の採決に入りますが、趣旨採択としたい旨の討論がありました。  初めに、趣旨採択をすることをお諮りします。その結果可決されれば趣旨採択とすべきものとなります。否決された場合は不採択とすべきものとはなりません。改めて、請願29第7号を採択することをお諮りすることになりますのでお知らせいたします。  これより請願29第7号 「運転開始から40年を超える東海第二原発の運転期間延長を行わないことを求める」意見書提出を求める請願を採決いたします。  なお、採決の方法は挙手により行います。  請願29第7号は、趣旨採択とすることに賛成の方の挙手を求めます。                     〔挙 手 多 数〕 ○小久保 委員長  挙手多数であります。よって、請願29第7号は趣旨採択すべきものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  次に、請願29第8号 宿泊施設整備・充実の実現を求める請願書についてを議題といたします。  請願審査するに当たり、紹介議員であります長塚議員の出席をいただいておりますので、趣旨説明お願いします。  長塚議員、よろしくお願いいたします。 ◆長塚俊宏 紹介議員  大変難しい請願の後ではございますけれども、請願29第8号の請願も重要なことですので、ひとつ皆様よろしくお願いいたします。  それでは、紹介議員の長塚から趣旨説明させていただきます。  2020年のオリンピックを控え、毎年2,000万人の訪日外国人の旅行者数が想定されています。先月5月も240万人を超えたというような報道もございました。つくば市においても、頻繁に開催されている国内外の会議や筑波山などの観光資源の活用促進やつくばマラソン等の開催、成田空港からのアクセスの利便性などを受け、今後ますます宿泊施設の需要がふえることが予想されます。
     現在においても、つくばエクスプレス駅周辺の宿泊施設においては、月間の平均稼働率が85%を超えており、各種イベント時には、駅近郊の宿泊施設のみならず、つくば市全域の宿泊施設が満床となります。その際には、土浦市など近隣市町村の宿泊施設を利用しなければならず、交通アクセスのよい宿泊施設の不足が深刻となっております。  平成28年6月13日に国土交通省が発出した宿泊施設整備に着目した容積率緩和制度の創設に係る通知によれば、都市における宿泊機能は、都市の交流活動を支える都市機能の一つであり、単に宿泊施設の不足を解消する観点のみならず、観光まちづくりの観点から、都市の拠点、観光資源等の位置、交通ネットワークの状況等を踏まえ、適切な地域に宿泊施設の誘導などについて、土地計画決定権者は、積極的に制度の活用を図るべきである、とあります。さらに、つくば市マスタープランにおいて、つくば駅、研究学園駅周辺において、魅力的な商業機能の誘致と都市機能の強化の形成をうたっており、多くの市民がその実現を期待しています。  以上のことから、茨城県の先導都市でもあるつくば市においては、その社会的役割を果たすべく、つくばエクスプレス駅前や商業施設エリアにおいては、秩序ある都市計画を保ちつつ柔軟な商業施設や宿泊施設整備に向けて、国基準の容積率緩和制度の導入を図っていただくことを強く望みます。  以上の理由により、請願事項、国土交通省、宿泊施設整備に着目した容積率緩和制度の創設に係る通知を考慮した宿泊施設の容積率緩和や都市計画の導入をできる限り早期に実現すること。以上、私から申し上げます。  本日は2人の請願者が出席しておりますものですから、趣旨、詳細の説明と質疑に対応させていただきたいと思いますけれども、委員長よろしくお願いいたします。 ○小久保 委員長  これより紹介議員に対する質疑を行います。  ただいまの説明に対しまして、質疑のある委員は、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いします。  順次、発言を許します。  鈴木委員。 ◆鈴木富士雄 委員  今後オリンピックを控えたり、いろいろなことで外国からかなりの方が来ますし、趣旨は今聞いたんですけれども、漠然としていて、具体的なことは何か紹介議員で、この請願者から話伺ってますか。慣例的になったんですけれども、私の考えとすれば、紹介議員の方が、請願者の方から十分話を聞いてリサーチして、それで紹介議員が全てを答えるのが今までの通例なんですよ。ですから、その辺を熟知していただかなければいけないので。ただ、そういうことをどのようにお考えなのか、どのような協議をされたのか、あと役所とかにそういうことで、こういうことをしたいですとかそういう要望とか意見を伺ったのか、その辺3点ぐらいよろしくお願いします。 ○小久保 委員長  長塚委員。 ◆長塚俊宏 紹介議員  今、鈴木委員からお話あった詳細についての説明、当然紹介議員である私長塚からご説明できなければならないのはそのとおりだと思いますけれども、一応私なりに、当然、担当課等々とは検討も必要ということでお話もございました。まだ、そこまでの詰めのお話まで至ってないで、紹介議員ということで、こちらでご説明させていただいたというのが現在の状況ではございますけれども、できましたら詳細と委員の質問等に答えるべく請願者代表含めて2名が出席しておるものですから、よろしくお願いしたいと思うんですけれども。 ○小久保 委員長  議員に対する質問ということでほかに質疑はございますか。  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  新しく通知というか指導要綱かと思いますけれども、こういうことについて、既存のホテル協会とか旅館協会とかと協議したというような経過は聞いてますか。 ○小久保 委員長  長塚委員。 ◆長塚俊宏 紹介議員  それもまだ、協議はしていないと聞いております。 ○小久保 委員長  ヘイズ委員。 ◆ヘイズジョン 委員  基本的なことはホテルを建てたいんですよね。それで、本当に人数があるかどうかも知りたいのですけれども、オリンピックの投資がみんないつも同じわけではなく、オリンピックもお客が来るかどうか。結局、そんなにたくさん来なかったでは、もうそういうインフラをつくってしまっていては、後で必要ないでしょう。だから、オリンピック以外ニーズがあるかどうか。 ○小久保 委員長  長塚議員。 ◆長塚俊宏 紹介議員  先ほどの趣旨説明の中でも申したのですけれども、当然、単なる宿泊施設としてのことではなく、全体的なまちづくりの観点から都市の拠点、そしてあることによる観光資源との位置づけ、交通ネットワークの基点となるという意味でのお話をさせてもらいました。そういった点、詳細につきまして、請願者ご本人も参っているものですから、ぜひご説明つけ加えさせていただければと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。 ○小久保 委員長  ほかに質疑ございませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようでしたら、紹介議員に対する質疑を終結いたします。  長塚議員、ありがとうございました。  退席いただいて結構です。  それでは、執行部に対する質疑に入ります。  執行部に対する質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでわからない部分について参考までにお聞きするものでございます。それを踏まえた上で発言されるようにお願いいたします。  それでは、順次、発言を許します。  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  この請願の中で、国土交通省が発出したという宿泊施設整備に着目した容積率緩和制度とありますが、それと土地計画決定権者は、積極的に制度の活用を図るべきであるということになりますと、区画整理事業をやっているつくば市、あるいはこれから都市計画、地区計画等考える場合に、このようなことについて、これできたら、まだ発したばかりかと思いますが、現在どのような検討をされているのか、もしわかれば。 ○小久保 委員長  長島都市計画部長。 ◎長島 都市計画部長  本日、事務局で制度の概要の資料は用意したので、よろしければ配付をさせていただいて、担当から簡単な説明をまずさせていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか。 ○小久保 委員長  ただいま、執行部から資料配付の申し出がありました。  お諮りいたします。  執行部から申し出のとおり、資料を配付することにご異議ございませんでしょうか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ご異議なしと認めまして、そのように決定します。  資料を配付願います。                       〔資料配付〕 ○小久保 委員長  それでは、執行部から説明続けてお願いします。  大里都市計画課長。 ◎大里 都市計画課長  制度につきましては、お配りした資料のとおりでございます。  概要を申し上げますと、平成28年6月13日に、国土交通省より宿泊施設整備に着目した容積率緩和制度の創設についてという通知が発出されております。この制度は、先ほどもありましたように、訪日外国人の急増を受け、都内などの宿泊施設の不足が生じており、単に宿泊施設の不足を解消する観点のみならず、観光まちづくりの観点から、都市の拠点、観光資源等の位置、交通ネットワークの状況等を踏まえ適切な位置に宿泊施設の誘導を図るべきことから創設されたものでございます。  活用を想定している都市計画制度につきましては、高度利用型地区計画、再開発等促進区、高度利用地区、特定街区等であり、市街地の環境に配慮しつつ容積率を緩和することとしております。制度の適用につきましては、市街地の再開発の手法を併用して面的なエリアで宿泊施設を誘導することなどができる制度となっております。 ○小久保 委員長  執行部に対し、委員の皆さんから質疑を続けたいと思います。  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  資料ありがとうございます。  都市計画制度を活用して市街地環境に配慮しつつ容積率を緩和するということは、宿泊施設には限らないということになるのでしょうか。 ○小久保 委員長  大里都市計画課長。 ◎大里 都市計画課長  今までも容積率緩和の制度はございまして、その中で、今回、昨年6月13日に「宿泊施設も」ということで追加されたものでございます。 ○小久保 委員長  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  そうすると、今までの容積率緩和というのはどういうものだったのか、説明していただければと思います。 ○小久保 委員長  大里都市計画課長。 ◎大里 都市計画課長  今までに関しましては、同じような高度利用型地区計画とか再開発等促進区というような制度がございまして、その中に商業系とか事務所とか住宅とかそういったものの緩和制度もございました。その中で、去年6月に新たにホテル等の緩和が盛り込まれたということでございます。 ○小久保 委員長  宇野委員。 ◆宇野信子 委員  そうすると、例えば、つくば駅の周りの高度利用で容積率が400%ですか、400%だけれども、今おっしゃった商業系とか事務所、住宅については、どういうふうに容積率が緩和されているんでしょうか。 ○小久保 委員長  大里都市計画課長。 ◎大里 都市計画課長  今まで、つくば市内で緩和したものはございません。容積内でおさまっているのが現状でございます。 ○小久保 委員長  柳沢委員。 ◆柳沢逸夫 委員  こういう規制緩和等の対象業界との話し合いといいますか、協議事項なんかはどう考えているのか。 ○小久保 委員長  大里都市計画課長。 ◎大里 都市計画課長  もちろん、宿泊施設になりますと旅館業組合とかそういったことの協議は必ず必要だと考えております。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようですので、執行部に対する質疑を終結いたします。  これより本請願についての自由討議に入ります。  意見等のある委員発言を願います。  順次、発言を許します。  鈴木委員。 ◆鈴木富士雄 委員  紹介議員からお話を聞いたんですけれども、伺ってみると、役所の担当者とか容積率に対してとか、請願者の方と細かい詰めが少ない感じがするので、当委員会では、もう少し精査をしていって勉強していきたいと思ってます。そういうことで継続ができればお願いします。 ○小久保 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ないようでございますので、以上で自由討議を終結いたします。  ただいま継続審査とのご意見が出ましたので、継続審査についてお諮りをしたいと思います。  継続審査が否決された場合には、本日中に結論を出しますのでよろしくお願いします。  お諮りいたします。  請願29第8号の審査はこの辺にとどめまして、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ご異議なしと認め、請願29第8号は閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全部終了いたしました。  次に、当委員会審査結果報告についてお諮りします。  当委員会審査結果報告につきましては、委員長が作成し、本会議に報告したいと思いますが、ご異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小久保 委員長  ご異議なしと認め、当委員会審査報告は、委員長が作成し、本会議に報告することを決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○小久保 委員長  以上で、本日の案件は全部終了いたしました。  これにて都市建設委員会を閉会いたします。                     午前11時27分閉会  つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する    平成29年6月26日                委 員 長  小久保 貴 史...