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平成28年 6月23日総務常任委員会−06月23日-01号
平成28年 6月23日文教福祉常任委員会−06月23日-01号

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  1. つくば市議会 2016-06-23
    平成28年 6月23日文教福祉常任委員会−06月23日-01号


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    平成28年 6月23日文教福祉常任委員会−06月23日-01号平成28年 6月23日文教福祉常任委員会                  つくば市議会文教福祉常任委員会               ────────────────────                 平成28年6月23日 午前10時06分開会               ──────────────────── 出 席 委 員                             委員長     古 山 和 一 君                             副委員長    宇 野 信 子 君                             委員      神 谷 大 蔵 君                             〃       木 村 清 隆 君                             〃       山 本 美 和 君                             〃       橋 本 佳 子 君                             〃       須 藤 光 明 君                             議長      塩 田   尚 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 委 員                             なし        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者
                福祉部長                    小田倉 時 雄 君             福祉部次長                   安 田 宏 巳 君             福祉部主任参事社会福祉課長          稲 葉 光 正 君             福祉部障害福祉課長               小 室 伸 一 君             福祉部高齢福祉課長               松 浦 智恵子 君             福祉部こども課長                山 口 康 弘 君             保健医療部長                  中 山   貢 君             保健医療部次長                 山 口 昌 男 君             保健医療部国民健康保険課長           吉 原   衛 君             保健医療部医療年金課長             松 浦 裕 之 君             保健医療部介護保険課長             宮 本 喜代子 君             保健医療部地域包括支援課長           山 田 憲 男 君             保健医療部健康増進課長兼統括保健師       川 根 京 子 君             教育委員会教育長                柿 沼 宜 夫 君             教育局長                    塚 田 修 身 君             教育局次長                   矢 口 正 男 君             教育局次長                   椙 山 久美子 君             教育局学校教育監                稲 葉 一 行 君             教育局教育総務課長               大 塚 喜 則 君             教育局主任参事兼学務課長            瀧 田 剛 己 君             教育局教育施設課長               村 上 克 巳 君             教育局健康教育課長               中 山   隆 君             教育局教育指導課長               石 黒 正 美 君             教育局教育相談センター所長           中 山   猛 君             教育局総合教育研究所長             毛 利   靖 君             教育局主任参事兼文化財課長           山 本 賢一郎 君             教育局中央図書館長               中 根   弘 君             教育局中央図書館副館長             小野村   薫 君        ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員             議会総務課長補佐                川 崎   誠             議会総務課係長                 渡 辺 寛 明             議会総務課主任                 今 野 さやか        ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                 平成28年6月23日(木曜日)                                 午前10時06分開会 1 開会 2 あいさつ 3 審査案件  (1)平成28年6月つくば市議会定例会議案等審査付託表による案件     承認第5号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第14号)           (つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)     議案第53号 平成28年度つくば市一般会計補正予算(第1号)関係部分     議案第54号 平成28年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第55号 つくば市医療福祉費支給条例の一部を改正する条例について     議案第56号 つくば市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について     議案第57号 つくば市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について     議案第58号 つくば市指定地域密着型サービスの指定基準に関する条例の一部を改正する条例について     議案第59号 つくば市指定地域密着型介護予防サービスの指定基準等に関する条例の一部を改正する条例について  (2)委員会審査報告について        ────────────────────────────────────                     午前10時01分 ○古山 委員長  おはようございます。  本日は、文教福祉常任委員会を招集いたしましたところ、委員各位並びに柿沼教育長を初め、執行部の皆様にはご出席を賜りまして、本当にありがとうございました。  本日の委員会は、今定例会におきまして、当委員会に付託をされました承認1件及び議案7件の審査を行いますので、よろしくお願いをいたします。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  それでは、開会に先立ちまして、塩田議長よりご挨拶をお願いしたいと思います。 ○塩田 議長  改めましておはようございます。本日は、文教福祉常任委員会の開催に際しまして、委員各位並びに執行部の皆様方にはお集まりいただきまして厚く御礼申し上げます。  今定例会も、一般質問及び議案質疑と皆様のご協力によりまして、スムーズな運営を得ていることに対しまして重ねてお礼を申し上げます。  さて、本日から、各常任委員会において議案等の審査が始まります。当委員会におきましては、福祉、保健、介護及び教育など、市民生活に直結する重要な予算関係等、承認1件、議案7件の審査をしていただくわけであります。私も時間の許す限り一緒に勉強させていただきたいと思っております。  大変お疲れのこととは存じますが、慎重なる審査をお願いいたしまして私の挨拶とさせていただきます。 ○古山 委員長  ありがとうございました。  続きまして、執行部を代表して柿沼教育長よりご挨拶を頂戴できればと思います。よろしくお願いします。 ◎柿沼 教育長  おはようございます。6月の文教福祉常任委員会開催に当たりまして、古山委員長を初め委員の皆様方には、万障繰り合わせてご出席を賜り、本当にご苦労さまでございます。  ただいま、議長のほうからお話がありましたように、議案もそう多くはありませんけれども、慎重審議の上、議決をいただければと思っております。  ありがとうございます。 ○古山 委員長  ありがとうございました。  それでは、4月1日の人事異動後の初めての委員会でございますので、職員の紹介をお願いしたいと思います。  それでは、塚田教育局長からお願いをします。                    〔執行部職員紹介〕 ○古山 委員長  ありがとうございました。  ここで、本日の進め方につきましてお知らせをいたします。  初めに、教育局所管の議案の審査を行い、執行部の入れかえをいたしまして、福祉部及び保健医療部所管の議案の審査を行います。  なお、議案第53号の自由討議、討論、採決につきましては、福祉部及び保健医療部所管の審査を行った後にそれぞれ行いますので、あわせてお願いをいたします。        ────────────────────────────────────                     午前10時06分開会 ○古山 委員長  ただいま出席の委員数は7人です。定足数に達しておりますので、直ちに文教福祉常任委員会を開会いたします。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  これより教育委員会所管の議案の審議に入ります。  質疑並びに答弁は、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されますようお願いをいたします。  また、答弁される執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってからご答弁くださるようお願いをいたします。  議案第53号の詳細については、お手元にお配りしてございます議案等審査付託表資料をごらんいただきたいと思います。  質疑の方法については、歳入歳出を一括して行います。  また、発言の際には、ページ数を示してくださるようお願いをいたします。  議案第53号 平成28年度つくば市一般会計補正予算(第1号)の当委員会付託分を議題といたします。  これより議案第53号の当委員会付託分教育委員会所管に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  済みません、では、このスクールバスの送迎業務の委託内容をお願いします。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  これ、平成29年4月開校予定の秀峰筑波義務教育学校、仮称でございますけれども、そこへの子供たち、児童の送迎に使うものでございます。内容は、大型バス1台、中型バス7台の合計8台、それを3年間債務負担行為を起こすものでございます。送迎の児童の対象ですが、現在のところ276名を送迎する予定でございます。それの運転管理も含めた形になります。あと、添乗員も見込んだ数字でございます。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そうしますと、この7台、1台の通学時間、一回りする時間とかそういったものについて、それをちょっと教えてもらえますか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  約45分程度を考えております。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  バス停の数となりますけれども、バス停の数というところについて、何か基準を持ってバス停の数を定めたのか、そこら辺、ちょっとお願いできますか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  約23のバス停を準備しております。バス停につきましては、基本的には、それぞれの小学校を中心に考えていました。あとは、子供たちが集まる、現在、登校班等組織して集まる集合場所がございます。そこがやはり安全な乗降場所ではないかということも考えました。そういったものを含めまして、保護者と学校と意見を聞きながら決めたわけでございます。
    ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そうしますと、登校班が一番、集まるのになれているところですけれども、全て登校班が網羅できたということになるのですか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  実際問題としては、今現在通って、四つの小学校があるわけですけれども、それの三つの小学校の登校班、これはそんなには変わってはおりませんが、やはり集落によっては離れた地域もございますので、そういったところもなるべくバスが回れる、道路事情にもよりますけれども、コースを定めまして、その中でバス停を決めていったということです。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そうしますと、子供たちが最寄りのバス停に行くまでの距離、時間帯というところでは、平均、最短というか、長い子でどのぐらいかかるのか、平均どのぐらいの時間でバス停のところまで行けるのかというのが一つと、それから支援学校等は大きなバスロータリーがあって、順次スクールバスが来て、乗りおりするというのはかなりの、何と言うんですか、混雑するようなそういう、ちゃんと並んで行きますけれども、そこら辺について、しっかりと委託する会社との調整とかそういったものについては、どんなふうになっているのでしょうか。安全で、バスロータリーもきちっと確保して、子供たちの送迎ができると、そういったような状況がしっかりとできる内容になっているのでしょうか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  まず一つ目は、乗降場所への子供たちの家庭から歩いて行く時間、これ大体ほぼ5分程度でございます。あと、バスのロータリー、これは学校内での、新しい秀峰筑波義務教育内でのバスの乗降のロータリーと考えておりますけれども、それは十分、バスが施設の中、雨がかからないところまで全てバスがとまれるというような状況になっていますので、乗降の安全については、設計上、図面上では今のところ問題ないと考えております。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  済みません、では、今、学校を建てていますけれども、どこら辺になるのですかね。それから、支援学校、かつて屋根がなかったのですよ。雨のとき困るというので、上に屋根をつけたり改善しながら支援学校やっているのですけれども、そういった対応策とかそういうのはもう事前にとれているというふうに理解してよろしいのですか。 ○古山 委員長  村上教育施設課長。 ◎村上 教育施設課長  委員ご質問の件なのですが、新しい秀峰筑波義務教育の乗降場所、ロータリー部分なのですが、バスが十分回転、ロータリー回転できると。雨の日も、ちょっと模型というか、パース、イメージ図を公表していると思うのですが、バスがちょっと突っ込めるような、1階部分がなくてバスが突っ込めるような状態で、そちらのほうで雨にぬれなくても乗降ができるというふうに考えております。  その後は、渡り廊下、いわゆるバスをおりてから自分の教室まで行くまで、渡り廊下等には屋根が施されておりますので、ぬれないで教室まで行けるというふうなしつらえになっております。 ○古山 委員長  神谷委員。 ◆神谷大蔵 委員  済みません、今、同じところなのですけれども、初歩的な問題で、ちょっとおさらいの意味も含めて確認します。これは何年生までが利用できて、あとは運行時間はどのような形での体制を考えられているのか教えてください。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  一応、小学校1年生から6年生を対象にバスの送迎を考えております。  あと、運行体制、時間。 ◆神谷大蔵 委員  1回出れば1回切りですか。 ◎瀧田 学務課長  基本的にバスが出発する、基本的に学校からコースの一番遠いところまでバスが行きまして、そこから、一つのバスで大体4カ所程度を2カ所、3カ所程度のバス停を回って、子供たちを拾って学校に来るということです。帰りにつきましては、その逆コースというふうな形でなります。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  今回のスクールバスは、いわゆる統廃合の条件ということで補助金が出ていると思うのですけれども、この補助金の率と、それから何年間、国からの補助金というのは出るのか、そのあたりをちょっと教えていただければと思います。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  この補助金は、国のほうは僻地児童を対象とする補助金でございまして、言葉は余りよくないのですけれども、統廃合によりまして通学の状況が著しく変わったということで学校統廃合という形の中で補助金が出ます。これは4キロ以上の子供たちを対象にした補助対象額になりますので、それのバスの経費の2分の1という形になります。これは5年間でございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  5年間ということですので、その後のバスの費用の捻出方法というのはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  紫峰筑波の場合には、平成30年4月には百合ヶ丘学園がまたさらに統合するということになります。全体的な児童生徒数を鑑みますと、今後、莫大に増加するというよりは、逆に減少傾向にあるということになりますので、5年後にはバスの台数というのは、やはりある程度少なくなってくるのかなというような予想はしております。その中で補助対象が切れたらどうするかということになりますけれども、その辺のところは、今後、やはり地域の皆さんと協議していきたいと考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  今、百合ヶ丘学園の話が出たのですが、紫峰学園のほうは中学生は自転車で、今までどおり変わらずということになりますけれども、百合ヶ丘が、今後、統合した場合に、百合ヶ丘側の中学校範囲の子供たちの扱いというのは、どのように今の段階ではお考えでしょうか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  今ちょうど保護者と学校で組織している連絡協議会の中で、百合ヶ丘のほうの中学生、遠距離部分について、9キロ、8キロという子供たちおりますが、紫峰学園とは違って、りんりんロードもございません。一般道を、安全なルートをどういうふうに通ってくるかまず考え、その中で、バスの希望者というのを、これからアンケートを調査して話し合って決めていきたいと考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  質問ではないのですが、例えば、百合ヶ丘、中学生の場合は部活等もありますので、多分、多々いろいろな課題がこれから出てきて調整が大変だと思いますけれども、より安全に子供たちが通学ができるようにご配慮願いたいと思います。要望です。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  大体、今までの質疑でわかったのですけれども、今、百合ヶ丘の話も出たので伺うのですが、これはとりあえず平成31年までは、この台数ですけれども、平成29年度もこの台数はふやさない……平成30年度ですね、西中のほうは一緒になってもこの台数でいくという計画なのでしょうか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  今回のスクールバスは、紫峰学園のみの債務負担行為ということでございますけれども、参考までに、西中のほうも、やはり3年というふうな債務負担行為を決めたことは、その中では、3年後の児童生徒数の状況、対応して、見直したいと考えていますので、3年ということの期間を決めたわけです。現在のところ西中のほうでも、人数はかなり少ないものですから、道路事情にもよりますけれども、大型にするか、中型にするか、マイクロにするかということを、今ちょっと検討している段階でございます。台数によっては、子供たちを、基本的には小学生全部、また、中学生でも希望者等を調査して、ある程度決まらないと台数というのはなかなか見えてこないのかなと考えております。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  そうすると、今回の債務負担は、あくまで筑波東中学校の子供たちのためのもので、西中学校の子供のためには、来年度また出してくるということですね。わかりました。 ○古山 委員長  神谷委員。 ◆神谷大蔵 委員  同じものなのですけれども、この、では、紫峰学園のほうで、今、合計8台のスクールバスということですけれども、これは運行するに当たって、今回のこの業務委託の金額で運行することが可能なのでしょうか。そこについて、例えば、使用者に対しての使用料金であるとか、そういった部分の何か説明があればお聞かせいただきたいのですけれども。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  まず一つは、使用料金という話がありましたが、山本委員の質問の中には補助金のこともありましたが、その中で、私のほうで説明不足の点がありましたのでちょっと補足させていただきます。  我々、この積算基礎をつくる上では、国交省が定めた一般の貸し切りバスの料金の範囲の内で定めております。これは国交省で、バスの貸し切り業者が料金を定める場合には、国土交通省に届けて、関東運輸局長がその承認をするという形になっています。ですから、その幅というのが料金の中でございます。例えば、100を一つの基準にしたらば70%、いわゆる30%の上限と下限の料金の差があると。その中での中間(後刻「上限と下限の範囲内」に訂正)という形で我々は設定させていただきましたので、十分予算的には上限額というふうな債務負担行為額というので抑えられるのかなと考えております。あと、市補助金の件なのですけれども、その中で、補助対象外経費というものがありまして、添乗員の経費、いわゆる安全管理を含める添乗員の経費については、国からの補助金には対象外ということになっています。  ですから、我々が今のところ考えているところは、バスの添乗員が抜かせば、いなければ、原則的に無料で対応なのかなと考えておりますけれども、やはり安全の部分を含めまして添乗員を、経費というのは保護者にもご協力いただく場合があるというふうに今のところは考えております。これについても、連絡協議会の中で、皆さんからの意見を聞きながら決めていきたいと思っています。 ○古山 委員長  神谷委員。 ◆神谷大蔵 委員  ありがとうございます。  この添乗員ということにつきまして、例えばですけれども、近隣の自治体とか、そのほかで、そういった例といいますか、他自治体ではこういう添乗員があってよかったとか、例えば、ないことによって何か芳しくないことが起きてしまったとか、そういう何か事例的なものとかがもしあったら教えていただきたいのですけれども。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  現在、茨城県内、ほかの自治体を、スクールバス等を調査してあるわけですけれども、基本的には添乗員がいないというところがほとんどでございます。スクールバスの大きな事故というのは、幼稚園バスなんかでは、時々ニュースに出る程度でございますけれども、現在のところの中では、大きい事故というものは聞いてはいないと考えております。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  今、添乗員経費が補助外なので保護者負担もちょっと検討とおっしゃったのですけれども、この大規模な統廃合によって、市全体としては、多分いろいろな経費は削減されていると思いますので、ちょっと添乗員部分も市の負担でやるべきではないかと思うのですよね。今、検討中ということなので、統廃合によってスクールバスに自己負担が発生するというのは非常に危惧しているところなので、まだ決まっていないと思いますので、そのことは十分ご配慮いただきたいと思います。意見です。 ○古山 委員長  要望ですね。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  いや、私は、費用負担がかかるなんて全く思ってもいなくて、今、聞いて、費用負担があり得るのだというのでちょっと聞くのですけれども。添乗員さんをつけるのはとても必要だと思います。雨の日とか、特に低学年の子たちの上がりおりに何か起きたときとか、それから45分乗るわけですから、中にはおトイレ行きたくなることだってあり得るわけですよね。そういったときの対応に追われるとなると、運転手さんの負担はかなり大きいということは考えられるので、私はやはり45分のコースを回るのであれば添乗員さんは必要だろうと思っています。支援学校は障害を持っているということもあって、添乗員さん1人ではなく2人というような要望の中で改善が進められているけれども、やはり1年生から乗るわけですから、それは必ず置いていただきたいと。費用負担も、あれですよね、最初に筑波山のほうで、一番最初に統廃合したときに、タクシーかなんかの送迎していますよね、そちらのほうは費用負担しているのですか、ちょっとそれ聞きたいのですけれども。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  これにつきましては、遠距離の対象として市のほうで負担しております。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そうであれば、こちらも当然もっと遠距離になるわけですので、統廃合した以上、そのぐらいはきちっと自治体が責任を持つということで進めていただきたいと私のほうも強く要望いたします。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  この添乗員をつけるかどうかというのは、いわゆる保護者側から要望があったのか、それとも、いわゆる教育委員会側から安全のために提案していったものなのか、その点をちょっと伺いたいと思います。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  行政側の、我々のほうから、添乗員をつけたほうがいいのかなと考えておりました。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  では、そうすると、その辺の経費が発生するかもしれないということで、その辺は、保護者側に提示をして、どう折り合わせていくのかという話し合いをまだこれから続けていくということでしょうか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  おっしゃるとおりでございます。保護者もやはりその点については危惧しているようでございますので、6月14日の連絡協議会の中でも、そういったものがあったほうがいいよね、負担もその辺はいいんじゃないのかな何ていう意見もちらほら出ていますけれども、これについては、今後、連絡協議会を初め地域PTAと話し合っていきたいと思っております。検討させていただきたいと思っています。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  県内のほかの事例では、添乗員をつけていないということですが、今回、つくば市としては添乗員をつけたほうがいいという判断を今の時点ではしているということですよね。例えば、これは教員がつくということは考えられるのでしょうか。 ○古山 委員長  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  一つ、行方市の例、あれがバス8台ですか、行方市がやはり中型バスを16台(後刻「18台」に訂正)運行していまして、統廃合によりまして。教員が最初、なれるまで添乗しておりました。最初の一月、二月間は教員が添乗し、あとは地域の保護者が、乗降場所でも安全パトロールのボランティアでもって保護者が見守っているという形で、バスに乗っている中については添乗員は今はいないということでございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  話し合いの中で、そういうふうにしていったらいいということであれば費用の問題はみんなでというようなこともあり得るのかなと思うのですけれども、今回、教育委員会側のほうからということであれば、やはりそれはある程度きちっとその辺、言い出しっぺと言ったら変ですけれども、やはりつけることが安全につながるという観点で提案をしていったのであれば、やはりそれなりの措置が必要かなというふうには思います。  ただ、これは当事者の保護者との話し合い、合意の上でということになると思いますので、いろいろなパターンを想定しながら、ぜひ丁寧な合意形成をお願いしたいというふうに思います。意見です。 ○古山 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  同じく、この項目でございますけれども、ただいまお話いただいた中での添乗員をつける場合の費用の課題でございますけれども、やはり公費負担というのができれば捻出していただきたいなというふうに思うところで、対策として、今、各自治体においては、ほとんど対応していないということでしたけれども、低学年に対しては心配事ございますので、何とか添乗員をつける方向で、市公費負担ということでお願いしたいと思っておりますが、その対策と対応として、一部、行方のお話ございましたけれども、一定期間、なれるまでということでしたけれども、教員が対応していたということですが、えっと、私は絶句といいますか、どのような対応だったのかなと思っておりますけれども、教職員の先生方にそこまでの負担はかけないように、それはつくば市においては、ぜひとも検討の余地にも入れない、入れるようなことのないように、場合によっては、残念ながら、そういうところ、残念って、自治体ですから、失礼かわかりませんけれども、そういった事例がありましたけれども、つくばで考えてないというふうに、最初から、スタートの時点で物事は対策を検討していただきたいなというふうに思っております。なれるまでという、物差しという基準というものは個別違いますし、事、何かあったときには、それこそ、また大変な課題といいますか取り組みなのかと思いますので、ぜひとも教職員の先生方でない形で、スタートのときからお願いしたいなと思っております。 ○古山 委員長  要望ですか。 ◆木村清隆 委員  要望とさせていただきます。お願いいたします。 ○古山 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  今の件なのですが、私もやはり安心・安全のことを考えると、また、もし小学1年生なんかの場合、添乗員がなかった場合に、もしや事故あったというふうなことになると大変ですから、もちろんそれは保険も十分にかかっていると思うのですが、受託するほうの業者の方々を考えると、やはりそういうふうなものを総体的には、添乗員を公費で当然やるべきだなと思います。ぜひ教育委員会のほうとしても保護者との話し合いはありますけれども、そういうような方向で進めたほうがいいと思います。これはまだ要望です。 ○古山 委員長  ちょっといいですか、今、添乗員の予算をどうするかという話で大分議論が長くなっていますけれども、これ具体的にどのくらいの予算かかると、見積もりは、概算出ているのですか。  瀧田学務課長。 ◎瀧田 学務課長  添乗員につきましては、市の臨時職員の給与をベースに考えておりまして、まず、乗っている間ですから、約2時間程度ということを考えております。 ○古山 委員長  2時間程度の臨時職員の賃金でと。わかりました。  神谷委員。どうですか。 ◆神谷大蔵 委員  済みません、ありがとうございます。確認だったのですけれども、今、委員長おっしゃったお話と一緒なのですけれども、今、臨時職員さんということですけれども、例えば今、確認したかったことは、臨時職員、どういう方がということなのですけれども、委託するに当たって、例えば、何かそういう添乗員になるのにはそういった資格とか、そういった業態の何か、そういう特殊なものを持っている方々でないとできないのかなというのをちょっと今、思ったものですから。今、委員長のほうからお聞きしたところ、そういう方。例えばですけれども……いいです。わかります。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  今のバスの運転手さんもなかなか見つからなくて、何かいろいろ聞きます。それで、特別支援学校のバスも添乗員さんがなかなか見つからないと聞きます。つくば市の臨時職員賃金だと、多分、時給888円とかですよね。そうすると、2時間といえども朝と夕方で結構張りついて、その間に、ほかの仕事をするのはなかなか難しいので、なかなか見つからないと思うのですね。なので、臨時職員の賃金でいいのかどうか。それ以外のものを設定するとき別の条例が必要かはわかりませんけれども、確実にやっていただけるような方、見つかるように、その辺もいろいろと工夫が必要ではないかなと思います。運転手さんも今、見つかりにくいと多分思いますので、ご苦労されると思いますけれども、本当に確保できないと大変なことですので、いろいろ工夫をしていただければと思います。お願いです。 ○古山 委員長  要望ですね。  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  それでは、ないようですので、議案第53号の当委員会付託分教育委員会所管に対する質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。教育局の方、本当にありがとうございました。                     午前10時34分休憩             ──────────────────────────                     午前10時59分再開 ○古山 委員長  それでは、再開いたします。  これより福祉部及び保健医療部所管の議案等の審査を行います。  質疑並びに答弁は、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されますようお願いをいたします。
     また、答弁される執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いをいたします。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  それでは、承認第5号 専決処分事項の承認を求めることについてを議題といたします。  これより承認第5号に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  今回は、限度額の引き上げということでした。それで、低所得のところは軽減をしますというお話でしたけれども、今回、限度額を引き上げることで、低所得だけでなく、全ての被保険者のところで保険料引き上げになっていくと思うのですけれども、どの程度の負担になっていくのか、わかればお知らせください。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  ただいまのお話ですと、全ての被保険者ということでございましたが、今回の引き上げは、限度額の引き上げでございますので、所得上位の方、高所得、高額所得者の部分の引き上げということになります。  それで、今回の引き上げにつきましては、基礎分と後期高齢者医療分ということで、それぞれ医療分が2,200万円、後期高齢者支援分が1,200万円、合計3,400万円、こちらのほうが調定額が増額ということになります。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そうしますと、低所得者の人のところは引き上げがあるから軽減の枠を広げるのではなく、今回の限度額を引き上げることによって、低所得の人たちは、では、全然影響受けないのですか、それでもさらに軽減するという意味になるのですか。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  低所得者につきましては、軽減の基準所得を拡充するということでございますので、その部分におきましては拡大ということで、調定額というのは減されるということになりまして、軽減に該当されない方が、中間所得者層がございますので、この方については基本的に移動がないと、税額について動きがないということになります。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  国保以外の保険料というのは、月収を基礎にした標準報酬月額をもとに保険料が決まるというふうに聞いているのですが、国保の場合は、応益とか応能割、こういったことで試算はされると。そういう関係でいえば、加入者の負担能力に応じた負担が課せられていくというところで、そういった意味では、低所得の人もそうかもしれないし、全てのところに、保険料の割合とかの基本的な保険税の値上げでなく、これが上げることによって、計算の関係上、徴収される保険料は上がっていかないのですか。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  先ほど、限度額を上げることによって課税額が上がるという話をさせていただきました。収納率というものがございますので、上位所得者の方ですから、収納率というのはやはり高いところではございますが、100%ということではございませんので、その部分、調定額に対して収納率を掛け合わせたものについては、この部分については増収になるというふうな理解でお願いしたいと思います。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  税金を払ってもらうこちら側としては増収ということなのだけれども、払う側としては今までと変わりがないということで間違いないのですか。低所得のところの人たちのための軽減を図るというようなお話だったと思うのだけれども、そうなると、低所得の人たちは、軽減措置をするということは引き下げが起きると、そういう意味なのですか。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  低所得者の軽減につきましては、軽減する世帯数を拡大するという意味で、基準所得額を上げるということですので、お支払いいただく金額が安くなるということではございません。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  では、つくばの場合の国保料は、応益割、応能割ということの比率で考えると、どういったことになっていますか。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  つくば市にかかわらず、基本的に比率というのは、国民健康保険税ということで地方税法を用いて賦課しているところでございますが、こちらのほうが、通常ですと所得割、応能割というのですが、こちらが50%、応益というものがございまして、こちらが均等割と、平等割と。均等割が35%、平等割が15%、合わせて100%ということになっています。応納と応益を50、50というふうな形が法律上のものでございます。  つくば市は、平成23年度に最終的な引き上げを行いまして、その後、動かしていないのですが、現在のところですと、詳しい数字、ちょっと小数点以下になっているのでちょっと申し上げられないのですが、49.小数点幾つ幾つ対50.幾つになっておりますので、ほとんど50対50で推移しているというところでございます。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  応益と応能の比率、50対50と。そうなると、限度額を、例えば1万円引き上げるとなると、応益割のところでは5,000円、応能割のところでは5,000円ということで引き上がっていくというふうな考え方ではないということですか。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  確かにそういうふうな形になる可能性もございますが、あくまでも調定額が50億円以上でございますので、今回の引き上げは、先ほど申しましたとおり3,400万円、軽減の部分で500万ちょっと減額がございます。ですから、全体的な比率からすれば、それほどの影響はないというふうな形でございます。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  それほどの影響はないということですから、多少の影響はあるということですね。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  そうですね、小数点以下、どの部分で影響があるかというのは計算してございませんけれども、小数点以下2位か3位か、その辺のところの部分での影響ではなかろうかとは思っております。ですから、全体的に、法律上に抵触するような変動があるというふうには考えておりません。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  この5割軽減と2割軽減のときの軽減判定基準額の計算における26万円と47万円というのが26万5,000円と48万円になるということだと理解しているのですけれども、それで何か消費税が上がったら、もっと軽減が何か広がるみたいなお話を漠然と理解していたのですが、これとは全く違う部分で、今回のこの軽減のための基準を広げるという、軽減の対象がふえるということだと思うのですけれども、これも国のほうで、全国一律こういうふうにやっていくということなのでしょうか。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  今おっしゃられたとおり、日本全国一律で軽減の拡充をしておりますので、5割につきましては5,000円プラス、2割については1万円プラスということでございます。  消費税云々というのは、初めて私、聞きましたので、そのところは、ちょっと勘違いではなかろうかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  済みません。一般質問でしたっけ、うちの滝口議員が議論していた、要するに専決処分の問題になりますけれども、この軽減を、限度額を変えるというところについては、これはあれですよね、国がそういうふうに言ったからやらねばならないということではなく、自治体としてそれを導入するのか、おくらせるのか、やめるのか、その判断はできるということですよね。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  今おっしゃられたとおり、限度額の基準額の引き上げにつきましては、市町村の裁量で引き上げ幅というのは当然変えられるということでございます。専決をした理由というのは、去年もおととしもやらせていただいたというところで、ご理解をいただいているのかなということでございますが、基本的には、議会のほうに上程する時間的な余裕がないと。今回の改正で申し上げれば、国民健康保険税の条例を改正するための地方税法を改正する政令の公布日が3月31日でございます。国民健康保険税の賦課日というのは、法律、条例で翌日の4月1日になっているということで、3月31日の公布では3月の議会には間に合わない。翌日の4月1日では臨時議会も開くことが難しいということで専決をさせていただいたと。  なおかつ、今回2万円を引き上げさせていただいたというのは、質疑のほうで、保健医療部長の中山のほうでお答えさせていただいたとおり、国保というのは赤字体質で運営しているということもございますので、引き上げ幅として2万円、今は合計4万円でございますが、これを引き上げたとしても赤字体質というのは変わりませんので、2万円という選択肢を選ばせていただいたということでやらせていただいた専決だということでご理解いただければと思っております。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  要するに、4月から進めるために間に合わないのでしましたよということだったと。そこに標準を当てたと、そういうことですよね。ただ、これは自治体によって、そこに標準を当てるか当てないかも決められるものであって、移行しなければならないものだということではないということの確認は間違っていませんね。 ○古山 委員長  吉原国民健康保険課長。 ◎吉原 国民健康保険課長  おっしゃられたとおり、先ほど申したとおり、引き上げ幅というのは市町村裁量でございますので、4万円ではなくて1万5,000円ずつの3万円でも、それはいいということになりますが、先ほど申したとおり赤字体質という部分の改善にはなり得ませんので、国が定めた基準まで引き上げさせていただいたというところでございます。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、承認第5号に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員は発言をお願いいたします。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  私は、ずっとこの間、国保の引き下げ、高い国保の引き下げ、それから、これは国が投入してくる財源を引き下げてきたことに原因があって、赤字になってくるというところについては、これは逆にいえば、国がそこにしっかりと手立てをしていかない限りは市民が負担をふえていくという、そういう構図になっているという大きな問題があるというふうに考えています。  最大限、今の国民の暮らしを考えたときに、国民健康保険に加入している皆さんの生活状況も想像してみれば、できるだけ、こういったところでの負担にならないようなそういう対応、国がこうするからではなく、国に対して、いや、うちはやはり国民を守るためにも自分たちの裁量でできるところは極力おくらせるとか、少しでも負担が減るような方策をとるとか、そういった対応が必要なのではないか、そういう時期ではないかと、そういうふうに考えているものですから、限度額引き上げとかそういうことについても、もちろん値上げすることについて反対してきましたけれども、限度額も、やはり私は影響が出ているというふうに思っておりますので、そういう立場で私は対応したいかなというふうに思っている、意見です。 ○古山 委員長  ほかにご意見。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、承認第5号に対する反対討論の発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  反対の立場で討論いたします。  今回の限度額引き上げにつきましては、国保の保険税の徴収する計算根拠、こういったことも考えて、限度額を上げるということは、全ての被保険者の皆さんに全く影響がないと、こういったものではないというのが1点。それからもう1点は、専決処分ということで行いましたけれども、この限度額を引き上げるということについては、自治体が裁量できる範囲であると。そういった意味では、他の自治体でも、もう10年以上とか限度額引き上げ提案されても、それは国に対する抵抗というのですか、そういった意思表示の一つとして限度額は引き上げないで頑張っていると、そういったような自治体があるということも事実あります。私はその立場で、つくば市においても、国保は非常に高い自治体でございますので、今回の限度額引き上げについては見送っていただきたかったと同時に、専決ではなく、こういった深い議論を委員会の中でした上で結論を出してほしかったという、この立場で反対をいたします。 ○古山 委員長  賛成討論はありませんか。  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  今回の値上げに関しましては、やはり限度額というのは最低の限度額の金額でございまして、あわせて低所得対策として軽減措置の拡充は行っているということで、5割軽減世帯と2割軽減世帯の平等割額と均等割額が軽減されているというふうな状況です。当市としましても、最低の金額は上げざるを得なかったというふうな事情を考えた場合、私としては賛成というふうな立場で討論させていただきます。 ○古山 委員長  ほかに反対討論。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論もありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、承認第5号の討論を終結いたします。  これより承認第5号を挙手により採決いたします。  本案に賛成の方の挙手を求めます。                      〔挙 手 多 数〕 ○古山 委員長  挙手多数であります。よって、承認第5号は、承認すべきものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  次に、議案第53号 平成28年度つくば市一般会計補正予算(第1号)の当委員会付託分を議題といたします。  議案第53号の詳細につきましては、お手元にお配りしてございます議案等審査付託表資料をごらんいただきたいと思います。  質疑の方法については、歳入、歳出を一括して行います。  また、発言の際には、ページ数を示してくださるようお願いをいたします。  これより議案第53号の当委員会付託分の福祉部及び保健医療部所管に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  7ページお願いします。保育士の就労促進助成金なのですが、単身の方で、つくば市以外から転入してきた人の家賃の補助という説明だったかなと思うのですけれども、これはあれですか、家賃の補助というのは幾ら補助をするということ、それからどのぐらいの人を考えてこの予算を立てているのか、お願いします。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  お答えいたします。まず、家賃の補助、助成額でございますが、家賃の半額、それで限度額は月額2万円を考えております。また、助成人数でございますが10名計上させていただきました。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  これから周知するということなので、これを使いたいというような話は当然ないと思いますけれども、例えば、これ単身ですよね、そうなると、何年間か続くということなのだけれども、来た保育士さんが、例えば結婚したとかそういったときには、もうそれはストップしてしまうということなのか。それから、もう一つ、家賃補助というのが就労する側として、そういった制度を持っているようなところもあると思うのだけれども、そこら辺のところはどういうふうに考えているのですか。  ごめんなさい、もう1点。それから、これはあれですね、その保育士を雇ったところではなく、本人にいくというふうな考え方でよろしいのですか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  まず、助成先は、保育所のほうではなくて申請者、保育士本人のほうに助成となります。  また、単身者だけかというご質問でございますが、単身者及びその方が生計中心の場合ですね、ひとり親家庭の方で子供さんがいるとかいった場合については想定をしているところでございます。あとは家賃補助につきましては、これは部長のほうも一般質問質疑で答弁させていただきましたが、茨城県内で、保育士確保策ということで初めてでございます。あと、なおかつ、つくば市におきましては、保育士の確保及びつくば市への定住促進ということを盛り込んでございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  今の続きなのですけれども、これ半額補助で2万円上限というのは、どこからどういうふうにこの金額を決めたのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  まず2万円の算出根拠でございますが、学校を卒業して保育士になりますと、まず1年目は市民税は賦課されません。2年目は9カ月になります。3年目で初めて12カ月分が賦課されます。そうすると、税担当のほうにちょっと調整させていただいたのですが、3年目で、大体、月額市税が1万5,000円ということで、当初、市税相当分を補填するというようなことで、福祉部ではそう考えておりました。それで、上乗せを5,000円しまして2万という数字を算出したものでございます。 ○古山 委員長  山本委員。
    ◆山本美和 委員  その数字の根拠はわかったのですけれども、一応、半額補助みたいな言い方はそぐわないのではないかと思います。いわゆる家賃事情を考えたときに、2万が半額の、いわゆる4万前後のアパートに、要は単身者、保育士の場合ほぼ女性ですので、今、女性が1人で住むのに4万前後でアパートを見つけるというのは、ほぼ難しい状態にあるのではないかと思いますので、何かもうちょっと考慮できないものなのか。本当につくばに、その保育士になるために転入してきたいという方にとっては、ちょっと不十分かなというふうな印象を受けます。余り現実にそぐってないかなというふうに思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  お答えいたします。社会情勢上、今、山本委員がおっしゃったご意見、もっともでございます。今回、初めて、つくば市におきましても、そういった定住促進と保育士確保ということを目的に、新たな助成制度を今回、計上させていただいたところでございますが、まずは、この市税相当分という2万円でスタートさせていただきたいと考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  では、そのときには、やはり半額補助というような言い分ではなく、市税相当分の補助というふうにきちっと言っていただかないと、それはやはり受ける印象がかなり違うと思いますので、この辺、再検討をお願いしたいと思います。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  補助要項等については、福祉部内で、案の段階で今やっているわけでございますが、議決を賜って予算執行となりますので、その間において、今の山本委員のご意見も十分参考にさせていただいて、検討させていただきたいと思います。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  済みません。では、5ページなのですけれども、子ども・子育て支援交付金が国庫支出金、国庫補助金と県の補助金と45万ずつ計上をされております。この概要について、いわゆる子ども・子育て支援交付金の中の何に当たるのか、何の目的に値するのか教えてください。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  今回、計上させていただきました子ども・子育て支援交付金でございますが、補正予算書の6ページの保育コンシェルジュの報酬及び費用弁償、こちらの補助に、国及び県のおのおの3分の1ずつ、保育コンシェルジュ事業につきましては補助事業がつきますので、その分、計上をさせてもらった分でございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  子ども・子育て支援交付金の中の、いわゆる何の項目に値しているのかを再度教えてください。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  失礼いたしました。利用者支援事業でございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  続けてなのですけれども、この利用者支援事業の中にも幾つかあったと思うのですが、今回、つくば市が、いわゆる申請する保育コンシェルジュはどの項目に当たるのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  資料をただいま取り寄せますので、ちょっとお待ちになっていただけますか。大変申しわけございません。 ○古山 委員長  では、その間、別な質問をお受けいたします。  木村委員。 ◆木村清隆 委員  1点目、ちょっと戻りますけれども、先ほどの保育士就労促進助成金についてでございますけれども、家賃補助で2万ということでございましたが、賃貸でなく持ち家といいますか、ほかから来た方が保育所確保とあわせて定住促進という意味合いからすると、賃貸ではなく、若いうちから、早いうちから住宅ローンを、返済を考えて、持ち家を建てようとした方に対しては、賃貸補助という言葉からすると対象にならないように感じるのですが、そういった方に対しての定住促進からすると対象になるのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  お答えします。今回予定しております助成金につきましては、あくまでも家賃の一部ということでございますので、持ち家分については想定しておりません。 ○古山 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  新しい取り組みということでございましたので、今年度いろいろな経過、実際、保育士、こちらに、つくばに来たいという方々のいろいろなご意見もこれからとるかと思うのですけれども、そういった中においても、できましたらば、定住促進というところからも、賃貸、ローンを組んでいる方に対しては、貯金で建てる方もあってもいいかとは思うのですけれども、まずは持ち家で住宅ローンを返済するような方に対しても同じような形で考えていただければなという要望をしながら、また、そういった意見集約、アンケートかなんかも含めてご意見を集めていただければなと思っております。要望としてお願いします。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  3ページの債務負担行為補正の一番上、子育て総合支援センター指定管理委託の1億6,240万円ですけれども、これは5年間ということで、ことしまでのは幾らだったのか教えてください。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  お答えいたします。前回までは3年間でしたが、今回、5年間分を財源確保ということで設定をさせていただきました。年額でいいますと、今回は3,248万、ことしまでのは、前回分は年額で3,176万2,000円でございます。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  そうしたら、年3,248万円ということですけれども、限度額ですね、これはそこのセンターは何人体制でやっているのでしたっけ、それと年間の開設日数というか開所日数ですね。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  職員は全て保育士資格を有する者10名(後刻「9名」に訂正)です。開設日ですが、休みは日曜日と祝日、あとは年末年始、土曜日は開庁しております。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  これまでのに比べると72万円のアップという、限度額ですけれども、なっているのですが、その理由は労務単価とかの関係でしょうか、教えてください。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  積算に関しましては、過去2年間の実績ベースを踏まえて積算したのですが、今回、新たに備品約30万円、また、空調設備の保守点検料を新たに加えさせていただきました。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  そうしたら、人件費は変えていないということだと思うのですけれども、この額の中に、人件費だけではないわけですよね、今言ったいろいろな費用がかかっているわけですけれども、この金額で、保育士さんというのは、途中で募集とかせずに安定的に勤務していただいている人は確保できているのかということをお伺いします。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  この金額でというのは、宇野副委員長のご質問ですが、ほとんどが保育士の人件費でございます。そういった中で、総合支援センターのほうからは、常に有資格者を確保し、適切に運営してもらっているということを確認しております。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  では、済みません、今の関連してですけれども、どうも総合支援センターの役割というところから見ると、一時預かりとかいろいろなことで事業を提供している施設というイメージが非常に強いのですよね。先般、山本委員もいろいろ問題提起されていましたけれども、当初、支援センターの役割的な意味合いが非常に弱いというふうな気持ちがしているのですけれども、例えば、今回、保育コンシェルジュ、これは待機児童が50人以上いるところの自治体では、こういう保育コンシェルジュというのを位置づけましょうというような何かそういうあれもあって導入したかと思うのですけれども、この子育て総合支援センターの役割とか、今回のこういった待機児、今、一番問題になっている保育コンシェルジュを雇うわけですけれども、そこら辺のところの組み立てとか、支援センターの役割というところで、指定管理が平成28年の分、出ていますけれども、ちょっと工夫とかがあるのですか、今度、委託したところがやっていくという意味と、市がかかわっていかなければ当然ネットワークはつくれませんので、そのかかわりとかそういった意味で再構築するような、そういったことについての検討とかはあるのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  総合支援センターにおきましては、当然、つくば市の子育て支援のいろいろな各種団体、また拠点施設のハブ的な役割を担ってもらうということがございます。そういった中で、来年度、切りかえ時期というか、なります。そういった中で、仕様の中では、ちゃんとうたい、なおかつ、つくば市の役割というものもちゃんと位置づけていきたいと思います。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  子ども・子育て会議というのを傍聴させていただいていますけれども、こういった関係のところの意見とかそういうようなところから人の配置とか、もちろん公立保育所のほうからの配置もあるようですけれども、そこら辺のところのネットワークづくりというところで、もうちょっと工夫が必要じゃないかと思うのですね。子ども・子育て会議では非常にいい議論も進んでおりますよね。そういった役割をしっかり連携して果たしていくというところの工夫が必要だというふうに思いながら、ずっと私は傍聴していたのですけれども、予算を取って税金投入してやる事業ですので、そこら辺、もうちょっとしっかりと事業の組み立てを再構築していただきたいというふうに思うのですが、そこら辺どうですか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  子育て総合支援センターの施設長は、公立保育所の所長を経験して、長年、保育の、保育行政をやって、ちゃんとノウハウを持った施設長でございます。そういった観点から、いろいろ自分の培ってきた保育に関するもの等を取り入れて、安全・安心に注意するとともに万全な体制で運営はしてくれるものと考えているところです。  また、総合支援センターにつきましては、当然、こども課、福祉部の中で、指導、助言もしながら、全ての子育て支援にかかわる方々に万全な支援ができるよう努めてまいりたい。  また、昨年度の満足度アンケートにつきましても、90%以上の方が現在の支援センターには満足しているという声も聞いているところでございます。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  施設に対しての満足度というのはよくわかります。ただ、施設の役割というのがあるから、その役割の活用の仕方について、やはりきちっと考えたほうがいいなということでお話をいたしました。これはあくまでも要望ですので、それぞれの施設が一生懸命やっていますととどまる施設ではないということをちょっと認識していただきたいなというふうに思っております。以上、私の意見ですので答えは結構です。 ○古山 委員長  ちょっとお待ちください。  先ほどの保留の点、大丈夫ですか。 ◎山口 こども課長  委員長、その前によろしいでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  橋本委員からの総合支援センターの職員、保育士、何人かという質問ですが、私10名と申し上げましたが9名でございます。大変失礼しました。訂正よろしくお願いいたします。 ○古山 委員長  それでは、続いて、先ほどの保留の点、よろしいですか。  山口こども課長、お願いします。 ◎山口 こども課長  山本委員のご質問、大変おくれて申しわけございません。  利用者支援事業実施に係る補助の内容の、その特定型というところで、待機児童の解消等を図るために事業が円滑に利用できるような支援を実施するというような、ここの特定型ということで実施してまいりたいと考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  ほかの委員さんもいるので、この特定型とそうではないものを少し概要を説明していただいてもよろしいですか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  特定型につきましては、保育を担当する部署に設置し、いろいろ待機児童解消のための保育所関係の相談等に当たります。基本型につきましては、子育ての支援センターとか、保育所とか、そういったところにコンシェルジュが入り、そこで相談事業を行うというようなものでございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  この保育コンシェルジュと一口に言っても、そういう国のほうからの指定のいろいろな形があるということを皆さんにもご理解いただきたいと思って、あえて聞かせていただいたところなのですけれども、まず、では、今回は特に待機児童が50人以上のところに、率先して、まずこの保育コンシェルジュを設置するようにという国からの指定もあって市が取り組んだということは理解できるのですが、ただ、そもそもつくばのこの子ども・子育て、いわゆる待機児童解消も含めたこういったつくばの子育て、また、保育のあり方を議論し切らないまま、どういった形の保育コンシェルジュを導入していくのかという議論もなされないまま、今回、予算づけがされているということに、大変、私は憤りを感じておりまして、予算はとりあえずついたとして、その辺は、今後どうやって詰めていくおつもりでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  保育コンシェルジュの業務につきましては、これから保育所を利用したいという親御さん、また、保育所に入りたくても、現在、待機となっている保護者の方のいろいろな相談に応じる。また、現場、各保育所、認可外保育施設とか認定こども園にも出向いて行っていただいて、保育の状況の情報収集をしてもらう、あとは待機児童になっている方のアフターフォロー等を考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  そうした場合に、どうやって、その人選をしていくおつもりなのでしょうか。また想定されている人材像というのはどのようにお考えですか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  保育コンシェルジュの採用につきまして、その条件でございますが、まず、子育て支援に関心がありまして、保育所等におきまして保育の経験のある者、また、子育て支援員の研修を修了する者などについて検討をしているところでございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  国が求めているのは、国というかいわゆるニーズがあるのは、もちろん保育所に入れるということではありますけれども、ハードが追いつかないわけですよね。つくば市の場合、もちろんいろいろな業態の方たちがどんどんここに新たに保育の環境をつくってくれるというありがたい状況にはあるわけですけれども、それにしても整備というのは、年間でいえば数限られてくるわけで、その数年においては埋まってくるかもしれないけれども、さらに保育のニーズというものも数もふえてきますし、今、女性が求められる就労、労働力というものは、年々とにかく大きくなっていく中で、これはもうイタチごっこになるのであろうと思うのですね。ただ、やはりハードを整備するという上では限度がありますので、その間をとって、いわゆる保育コンシェルジュというのが、その方のニーズに合わせていろいろとサポートをしながら、いかに就労していく女性を支援していくのかという観点で、こういった苦肉の策として示されたものであると思いますので、その辺、つくば市がどういった保育環境をつくっていくのかという絵が描かれていないと、いわゆる保育コンシェルジュに求める、何というんですか姿、役割というものもはっきりしてこないと思うのですよね。国から設置するようにという、ここのところ、つくば市も子ども・子育ては全て国からの設置要請に応じて追いかけるように行っているというのが現状で、もっとつくば市としてどういうふうな子育て環境をつくっていくのかという議論がなされないまま来ているというふうに感じています。なので、この保育コンシェルジュももちろん、これつけなければいけないのですけれども、このまま、予算はつけました、人はつけました、そこからその役割を追いかけていくというのでは後手になるのではないかというふうに思っております。一旦、ちょっと質問はやめます。意見です。 ○古山 委員長  では、また後であり得るということですか。  いずれにしても、山本さんは一時やめてもらって。  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  予算の中では、この交付金の問題とコンシェルジュの問題と、保育士就労促進助成金と、この子育て総合支援センター指定管理というのは、別々のもののようで実は全部つながっていると思うのですね。質問ではないのですけれども、今、確かに現状は、多分、担当課は、待機児童解消ということで、ふやせどふやせど待機児童はふえていくということでご苦労されているというのはよくわかります。そのために、お一人でもマッチングをということでコンシェルジュをつける補助がつくならやりましょうということで今回の提案になっていると思いますし、子育て総合支援センターも、利用者からは安心して子供たちを遊ばせられる、ママ友の出会いの場にもなっていると思いますし、場所はちょっと不便なところですけれども、それなりにたくさんの方、利用されていると思うのです。  何が足りないのかなというところなのですけれども、本当に、山本委員が一般質問でもされたし、いろいろここでもお話出ていますけれども、そもそも子育て総合支援センターをつくるときに基本計画があって、そのときに、やはり保育もあるけれども、つくば市の子育て全体を、やはり特徴もあるわけですよね、いろいろなボランティアの方も多い、自主的に活動されている市民団体のグループもたくさんあるし、ゆとりある環境、つくばの環境を生かして、つくばならではの魅力ある子育て環境をさらに高めていきたい。そのために、みんなの力をどういうふうにうまくつないで成果を出していけるのかというところで、この子育て総合支援センターが単なる大きな児童館ではなく、ネットワークを生かして、さらにネットワークを広げて、そこが有機的にみんなが協力し合うことで、つくば市全体の子育て力といいますか安心して子育てできるし、いろいろな方の力も使えるし、ボランティアをしたい人は力を生かせるしと、そういう全体での底上げといいますか、よりよいものをつくっていける環境は整っていたと思うのですね。  ただ、指定管理に出したために、ちょっと役割がすごく最初、指定管理者のほうも戸惑ったと思うのです。このセンターを維持管理、運営をしていかなければいけないという部分と、それから、そういうつくば市の総合支援センターということで、そういうネットワークづくりもやらなければいけないというところで模索しながらやってきたと思います。  今回の、私は、一番は指定管理のほうを、今回、3年から5年に延ばすわけですよね。そうすると役割も、もう一遍初心に戻って、最初、基本計画もありました。そこでうたわれていたものが実際にやれているのか、そういう発注になっているのか。そして、全てをこれは指定管理に任せるべきなのか。それとも、やはり市がもっと、単なるハブではなくて、司令塔ではありませんけれども、意思を持って全体のことを見ながら、必要なところに力を入れていくという意味での総合支援センターの役割というのは、本当に指定管理だけでできるのかどうか考えていただきたいと思うのですね。  指定管理にしても、例えば、こども課がもっとここの部分のセンターの運営について強く意識を持って、本当は、待機児童対応でも精一杯だと思うのですけれども、それでもやはりここの部分が当初の目的からすると、やはり狭まっている、その中で模索しているので、そこは今回の仕様書の中ででも、よく議論していただければと思います。  それで、たまたま、子ども・子育て会議の座長と、この総合支援センターを中心にしてネットワークづくりを、民間のグループを合わせてネットワークづくりをされているのは同じ先生なので、何とかつないでくださっているのだと思うのですけれども、それでも、結局、いろいろなネットワークづくりのほうに、つくば市が余り側面支援はされているのでしょうけれども、つくば市の姿、姿勢が見えていないのですよね。それで、そういう待機児童以外のところで、つくば市の子育て支援、子育てしている家庭への支援とか、それを支えているボランティアの支援というものがネットワークづくりの役割を認めるといいますか、必要なことがあればサポートしていくし、それがつくば市の魅力になっているのだということを積極的に認め、力を入れていっていただきたいと思います。それが多分、総合支援センターの役割として、もう一息加えるところではないかなと思います。  施設自体は、一所懸命やっていただいていると思うので、今度の仕様書の中での議論をしっかりしていただきたいなというのが私の意見です。 ○古山 委員長  今、副委員長からの話があったり、山本委員の部分もそうだったかもしれませんけれども、自由討議の内容に近いのかなというふうに思って聞いていたのですが。ですから、質疑の部分がないようでしたら、それを終結した上でそれに入りたいと思うのですが、山本委員があるようですので、山本委員、どうぞお願いします。 ◆山本美和 委員  今回、保育コンシェルジュの報酬ということで計上されておりますけれども、今後のスケジュール的なところはどのようになっておりますでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  上程させていただきました予算の議決を賜ったなら、7月に募集をさせていただきまして、8月から、できればコンシェルジュのほう設置しまして、業務に当たってまいりたいと考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  これは、例えば、補助金を受ける上で、いわゆる今回の6月の補正に上げて、何月までにスタートしなければいけないというような縛りはあるのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  補助金上は縛りはございませんが、つくば市におきましても、4月1日において101名の待機児童ということでございまして、緊急性ということで、今回、計上をさせていただきました。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  私も子ども・子育て会議のメンバーに入らせていただいているのですけれども、前回の会議の中でも、ある意味、報告的なものでありまして、ちょっと会議の委員からも、これについては、議論しないでそのまま出すのかというような意見があったと思うのですけれども、その点について、どのようにお考えになりますか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  このコンシェルジュ設置につきましては、こども課内部では、以前から内部ではいろいろ議論をしておったところでございます。ただ、山本委員の意見の中でもございましたが、子ども・子育て会議の各委員さんへの報告というか議論してもらうのには、ちょっと遅くなったという点については、今後、いろいろな施策をする上で、早目の対応は今後してまいりたいと、そのように考えております。 ○古山 委員長  山本委員。
    ◆山本美和 委員  この文教福祉常任委員会には、基本的には、この予算をつけるというところでも審議が付託されているのだとは思うのですけれども、そういった意味で、きちっと子ども・子育て会議というところがあって、要は、より効果的に、どうつくばの課題を解決するために設置をしていくのかということを議論してもらうための委員会だと思うのですよね。なので、そこで何というんですか、何かスルーしてきた感じが否めないのですけれども、これきちっともう一度、子ども・子育て会議にかけて、いわゆる、より効果的な設置の仕方を議論した上で予算を上げ直すということはできないのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  きょう審議していただいて議決を賜ればというふうに考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  最後にもう1点聞きます。予算として今回通したとして、例えば、コンシェルジュの募集に関して今は7月、8月というふうなお話がありましたが、これ自体をもう少しおくらせる、その間に議論を一度かけるということは可能なのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  子ども・子育て会議の各委員の皆様にも、コンシェルジュの役割、また、内容等をいろいろ、また、設置した後でもご意見を頂戴する等、その子ども・子育て会議の中でもスタートした後でもいろいろなご意見を頂戴して、よりいい方向に進めてまいりたいと考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  私、以前にも、この保育コンシェルジュという国が示す前に、こういった役割を市として設置するべきではないかという提案をしたことがあると思います。そのときの答弁は、いわゆるこども課の職員がその役割を十分担っていますという答弁だったと思われます。それであるのにもかかわらず、今回、増員をすることによる効果もしくはその狙いというものをもう少し説明していただけますでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  今までも、こども課内、保育所係の職員が窓口で一生懸命、保育所を希望する親御さんの各種相談等にも応じてきました。また、一番は、やはり保育所の調整ということで事務を執行してきたところでございます。  今回、新たに保育コンシェルジュ、こども課内に1名配置という予定していますと計上させていただいた趣旨につきましては、できるだけ早く、つくば市におきましても待機児童をゼロにしたいということ及びコンシェルジュの方には、子供の受け入れ先だけを見つけてもらうのではなくて、その世帯のお母さんの不安解消、不安を一緒に受けとめて、そういった相談の相手としての役割も期待しているところでございます。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  今お話のあった、そういったコンシェルジュの人材像なのですけれども、募集要項についてはもうあらあら固まっていらっしゃるのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  内部では検討しておりますが、これからしっかり詰めていきたいと考えております。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  内部で詰めるのは当然だと思うのですけれども、いわゆる、よりニーズに合った、またつくばの課題を解決するためのいわゆる人材配置という観点で、外部的なところからの意見というのをもらう機会というのはつくられないのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  外部の方からの保育コンシェルジュ設置についてのご意見ということでございますが、先ほども申しましたように、今議会におきまして、各議員の先生方に議決を賜ればなというふうに考えております。 ○古山 委員長  副委員長。 ◆宇野信子 委員  5月30日に、今年度の子ども・子育て会議第1回が開催されているのですよね、今ちょっと会議の日程で確認したのですけれども。そのときに、このことは報告とかはされたのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  子ども・子育て会議におきましては、つくば市の今後の待機児童解消施策の一つとして、保育コンシェルジュの設置というものを考えているということで、報告だけでございます。 ○古山 委員長  副委員長。 ◆宇野信子 委員  それについて、委員のほうからご意見とかは、どういうのが出ましたか。 ○古山 委員長  ちょっと私のほうから発言させていただきます。  この質疑が大分長くなっておりますので、こども課のほうで、いろいろ答弁の調整をされてから、改めてご発言されるのがいいのかなというふうに思うのは思うのですけれども、一度、これを延々と、もう時間も大分経過をしていますので、延々とされるよりも、一度整理をされてから、改めて質問のほうも整理をする、答弁のほうも整理をするということでされたらいかがでしょうか。  どうでしょうかね。宇野さん、山本さん、どうですか。これいつまでも続いてもと思うのですけれども。 ◆山本美和 委員  だから、予算を認めるのはいいとは思うのですけれども、ただ、その後のきちっとした議論が担保されなければ無駄だと思いますから。 ◆宇野信子 委員  だから、賛否は判断できないということだよね。 ◆山本美和 委員  そうそう。 ○古山 委員長  とりあえず休憩にします。                     午後零時08分休憩             ──────────────────────────                     午後零時08分再開 ○古山 委員長  では、再開いたします。  ここで、先ほど教育委員会のほうの案件の中で、学務課長のほうから答弁の訂正の申し出がございましたので、これを許したいと思います。  瀧田学務課長、お願いします。 ◎瀧田 学務課長  先ほどは、大変申しわけございませんでした。答弁の発言の中で、2点ほど訂正させていただきたいと思います。  1点目は、行方市のスクールバスの台数でございますが、これ16台と申しましたが、これ18台でございます。失礼しました。  あともう一つ、神谷委員のほうの送迎業務委託の積算の内容でございますけれども、私どものほうでは、国交省が定めた料金の上限と下限の中間と申しましたが、上限と下限の範囲内、間というふうに訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○古山 委員長  ありがとうございました。結構です。  では、暫時休憩をいたします。                     午後零時09分休憩             ──────────────────────────                     午後1時15分再開 ○古山 委員長  休憩前に引き続き、再開いたします。  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  先ほど、宇野委員からのご質問で、私、即答できませんでした、大変申しわけございませんでした。それで、子ども・子育て会議で、保育コンシェルジュについてのご報告をさせていただきましたと、これからの待機児童解消のための一つの手段だということだけは申し上げましたと思いましたが、その中でどういう意見がありましたかという質問ですが、採用基準について、委員からありました。公募するのか、それとも推薦ですか。また、NPO法人等への委託なのか、それとも人を採用するのか。あとは職員の対応と何が違うのか、業務内容ですね、そういったご意見を頂戴したところでございます。 ○古山 委員長  小田倉福祉部長。 ◎小田倉 福祉部長  委員の皆様には、この保育コンシェルジュにつきまして、多数のご意見いただきましてありがとうございます。非常に、内容等に関しまして回答が不十分であったことをおわびしたいと思います。  お昼の間に内部で打ち合わせをした結果をご報告したいと思います。  委員さん方から、子ども・子育て会議、要するに審議機関にかけて、しっかりとその内容を熟知した上で募集してはいかがかということでお話がございました。その辺も担当するこども課と話した結果、やはりその合意形成をしっかりとった上で、保育コンシェルジュの業務内容等を明確にした上で、募集をかけていくというような方向をとりたいということで、ご提案をさせていただきたいと思いますけれども、その辺でいかがでしょうか。よろしくお願いします。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  そのような経緯をとっていただけるのであれば、補正予算については問題ないかと思います。 ○古山 委員長  小田倉福祉部長。 ◎小田倉 福祉部長  ちょっと申しおくれましたけれども、やはり日程的にはまだ詰めておりませんので、募集の期間等は、先ほど課長が申し上げた期間を少しずれる可能性があります。後にいく可能性はあります。このことだけはご了承いただきたいなというふうに思いますが、本当に合意形成をした上でということと、もう一つは、保育コンシェルジュの必要性についても大分ご理解いただいたのかなというふうには思います。やはりこども課での業務とはまた異質、変わったところの業務を担っていただくような方向になろうと思います。というのは、やはり子育てに関しての、特に子供を預けるという部分についての相談、これは本当に親身になって対応せざるを得ない部分かなと思います。どうしても、こども課の職員、担当職員の対応となるとすれば、どうしても何とかマッチングだけをかけてしまおうというような方向性がなきにしもあらずだと思います。親身ではないとは言い切れません。親身になってやっているのは当然なんですけれども、より以上に、このコンシェルジュを活用した形で、市民の皆さんのご相談等に対応していければということを念頭に置きたいなというふうに思っております。ご理解のほどよろしくお願いします。 ○古山 委員長  木村委員。 ◆木村清隆 委員  午前に引き続きといいますか、改めてご説明ありがとうございます。  1点、今お話いただいた内容に対して異論とか提言ということではないのですけれども、午前中のお話を伺ってましても、今回のコンシェルジュにつきましては、どうも待機児童対策、対応がメーンのようにうかがえていまして、直前で今、部長のほうから「いろいろな相談窓口」というお話もございましたから、それ以上言うと失礼になるかもしれませんけれども、今お話いただきましたコンシェルジュ、さまざまな制度、内容、これからというのであれば、まずもって、今回、この予算については通さなければいけないというふうな思いでありますけれども、でも、これから中身をより検討、研究するのであれば、この予算ありきで、この枠内でとか、これありきで考えることでなく、目的のほう向かって判断した上で、この予算はあくまでも暫定的な予算として捉えて、場合によっては、また9月に補正予算、追加出していただくくらいに、より発展的な内容にしていただければなくらいに思いますので、あくまで今回は、予算通すのに暫定としてということはあり得ないと思いますけれども、そういった思いを、私としては思っての、通すべきかなと思っておりますので、あくまでもこれにこだわらないで中身は検討していただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○古山 委員長  この件につきましては、よろしいですか。                    〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  それでは、この事案につきましてはないようですので、議案第53号の当委員会付託分の福祉部及び保健医療部に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員は発言を願います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  賛成の立場ではありますが、保育士不足やらさまざまな課題は、なかなか不十分な対応に、これで足りている、例えば、保育士の就労促進とかこういったもの出ていますけれども、これが本当に対策になるかというと、まだまだ非常に不十分でありますし、研究の余地があるなということを意見としては、賛成はいたしますけれども、そういうことを提起いたしまして意見とさせていただきます。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第53号の当委員会付託分に対する反対討論の発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論はありませんか。  山本委員。 ◆山本美和 委員  賛成の立場で討論させていただきます。  先ほど部長のほうからもございましたので、この保育コンシェルジュについては、今後しっかり子育て会議のほうにかけて、より効果的な保育コンシェルジュの設置に至るように、また、つくばの子ども・子育て支援全般にわたる一つの大きなエンジンになるような、そういった位置づけで頑張っていただきたいということを申し添えて賛成とさせていただきます。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第53号の当委員会付託分の討論を終結いたします。  これより議案第53号の当委員会付託分を採決いたします。  議案第53号の当委員会付託分は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ご異議なしと認め、議案第53号の当委員会付託分は、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  次に、議案第54号 平成28年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより議案第54号に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  14ページですが、介護予防(いきいきプラザ事業)に要する経費の臨時職員賃金864万1,000円の増額理由を教えてください。 ○古山 委員長  川根健康増進課長。 ◎川根 健康増進課長  今回、健幸長寿日本一をつくばから事業の中で、65歳以上の団体からの出前教室が、当初上回る申し込みがあったため、保健師、看護師、栄養士などの臨時職員の賃金や、あと、インストラクターの委託料などの不足が見込まれたことから補正を計上させていただきました。 ○古山 委員長  山本委員。 ◆山本美和 委員  同じく14ページの、一般高齢者介護予防事業委託料の内容を教えてください。 ○古山 委員長  川根健康増進課長。 ◎川根 健康増進課長  こちらのほうは、やはり出前教室の申し込みのほうが増加したということで、当初267回の申し込みだったのですが、それが385回にふえたということで、118回分のインストラクターのほうの委託料になります。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○古山 委員長  ないようですので、議案第54号に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員はご発言をお願いいたします。  順次発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第54号に対する反対討論の発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論はありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第54号の討論を終結いたします。  これより議案第54号を採決いたします。  議案第54号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ご異議なしと認め、議案第54号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  次に、議案第55号 つくば市医療福祉費支給条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより議案第55号に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  今回、県のほうが限度額を改定した、改善したということですが、これによって、今までの県の制度、つくばが全部やってますので何だけれども、今までだと、県の制度で活用できた人はどのぐらいの割合いたんだけれども、今回、これで改善されたことで、どのぐらいまで割合が引き上げられたのかというのがわかれば。数字じゃなくてもいいですよ、何%とかいう割合でも構わないですからお願いします。 ○古山 委員長  松浦医療年金課長。 ◎松浦 医療年金課長  県の資料なのですけれども、小児のマル福の該当率が約71%から約90%、妊産婦マル福が該当率約80%から約92%に拡大されるという数字をいただいています。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第55号に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員は発言をお願いいたします。  順次発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第55号に対する反対討論の発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論はありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第55号の討論を終結いたします。  これより議案第55号を採決いたします。  議案第55号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ご異議なしと認め、議案第55号は、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  次に、議案第56号 つくば市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより議案第56号に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  これは資料によりますと、保育の需要に応じるに足りないと、保育士の不足。そのために、保育士不足に対応するためということで、幼稚園教諭とかいろいろ挙がっているわけですけれども、小規模保育所の保育士の配置というところでは、私たちは、全員正規の資格のある人と言ってきたのですけれども、そうではないという中で、さらにこういったものを認めていくということのようですけれども、研修というのは、この間、うちの田中議員が資料をと言われていただいた、これがその研修内容になるのでしょうか、確認しますが。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  子育て支援員の研修につきましては、厚労省が茨城県に委託をし、県は、茨城県の社会福祉協議会に委託をして、県内では実施しているところです。きのう、質疑のときに、田中議員から部長のほうに、その資料をくださいというご意見がありまして、昨年度の茨城県社会福祉協議会が実施した「子育て支援員の研修のご案内」というパンフレットの写しをお配りしたというのが実情です。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  そうしますと、今回は、幼稚園教諭とかそういった位置づけが、一応、資格は有してるというような対応ですけれども、では、その資格があるから、もうそれでオーケーと、そういう扱いになるのですか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  今回、厚労省の省令の改正に伴いまして、つくば市の条例も改正させていただくということで、今回、一部改正ということで議案として出させていただいたのですが、あくまでも3分の1までは、小学校教諭、養護教諭、幼稚園教諭については保育士とみなすことができるということでございます。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  要するに、それを持っていれば、保育士という資格はないけれども、研修とかそういうことを踏むこともなく、すぐ現場で対応、雇って保育士として働くというふうに理解していいのですか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  委員、おっしゃるとおりです。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  特に、一番大変なのがゼロ、1、2の乳児期だと思いますが、今、言われた職種のところで見れば、乳児に関しての専門的な子育ての経験があるとかそういうようなところ、そういう話の域を出ないのではないかと思うのですけれども、専門で勉強する科目が違っているというふうに思うのですが、そこら辺は矛盾がないということですか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  幼稚園の教諭、また小学校教諭におきましても、教員資格を取るときに、ちゃんと幼児教育部分については履修しております。そういった観点から、幼稚園教諭、小学校教諭が小規模保育事業者で雇用された場合には、かつ市としては保育に係るこういった子育て支援員の研修を受講するように進めてまいりたい、それでスキルアップをしていただきたい、そのように考えております。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  一応、私、保育士と幼稚園教諭持っていますけれども、学校では、幼稚園教諭のほかに保育士の資格取るための授業選択をしないと国家資格はもらえないということで、幼稚園教諭とは別の保育士としての保育資格を取るための授業というのが、乳幼児の発達心理とか、いろいろな面での乳幼児に特化したような授業受けて、実習も重ねて資格を取って保育士になるわけですけれども、幼稚園教諭と、やはり保育士の資格を取るための授業とはやはり足りない部分があるというふうに私は思っているわけです。ですので、今、小規模保育所とかいろいろなところで、子供さんの亡くなる事故というのも結構出ていて、お母さんたちも今そういうことで裁判起こしている人もいるというふうな状況の中で、国の制度だということでありますが、そこら辺、つくば市としては、安全とかそういった面についてなんかは、もう粛々と進めるということで考えているのですか、そこら辺。例えば、間で研修するのは、その人が研修しようと思ってするということになるわけでしょうけれども、それは義務づけではないですよね、つくば市としてね、そこら辺はどうなのでしょうか。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  小規模保育等につきましての、このつくば市の本条例におきましては、保育士の数は条例で定めておりますが、プラス1名が配置されるようになっております。あとは幼稚園教諭、また、先ほど委員おっしゃったように、小学校教諭で3分の1までということで、残り3分の2は、保育士の有資格者ということになります。そういった観点から、つくば市としましても、安全・安心な保育が常に提供できるように、その点については常に指導、助言してまいりたい、そのように考えております。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  この資料の目的と効果のところで、「保育士が行う業務について要件を一定程度柔軟化することにより担い手の裾野を広げる効果がある」ということですけれども、現状、保育士の資格を持っている人は足りないのではなく、資格は持っているけれども、現場でお仕事してくださる方が現実、足りないのではないかと私は思っているのですが、保育士の資格をちゃんと持っていても、今の現場の待遇であるとかいろいろな事情によって、保育士の仕事をもう選択しないという状況が起きていると思うのですけれども、保育士の資格を持っている人の数とかいうのは、つくば市ではわかるのでしょうか。保育士として実際従事している人以外でというか、そのずれについて、もしわかれば。 ○古山 委員長  山口こども課長。 ◎山口 こども課長  保育士の登録につきましては、つくば市内に、何人有資格者いるかということは、現時点では、こども課では把握しておりません。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  県とか何かそういう調査というのはご存じないですか。特にわからなければいいのですけれども、そういう調査はされているのかなと思いまして。 ○古山 委員長  山口こども課課長。 ◎山口 こども課長  大変恐縮ですが、私、把握しておりません。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第56号に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員は発言をお願いいたします。  順次発言を許します。  山本委員。 ◆山本美和 委員  その家庭的保育というところで、少し保育事情補完していくということの対策なわけですよね、今回ね。それで、橋本委員のおっしゃるように、有資格者がもちろん望ましいのではあるけれども、実際、今、その認定保育所であるとか、保育園であるとか、そういったところでも、現実はその有資格者を補佐する立場で保育補助という方たちと一緒になって子供たちを見守って、安全に行っていくという現状もあると思いますので、要は3分の1が少し考慮されているということだと思いますので、総合的に見て、なるべく有資格者がいいだろうし、また、個々の家庭的保育事業を行う事業者がその辺は、今後判断していくのだと思うのですが、その辺も含めて、市としても、またよく指導、助言をしていただくような体制をとりながら、より安全に行っていっていただく努力をしつつ、この条例については、いいのではないかなというふうに私は考えております。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  私たちは、子ども・子育て新システムに入るときのいろいろ条例は出てきました。そういうときに、必ず正規職員を全部配置をするということで、条例案の提案もさせていただいたりした経緯もございます。そういった意味は含めて、やはり基本的には正規の保育士がベストだろうし、それから、片方の大きな問題である保育士の処遇改善、これは国も含めてのことになろうかと思いますけれども、潜在的、保育士の資格を取って、保育士として本当にやりがいを持って働き、スキルアップをしたいという人たちはたくさんいますので、そういう人たちが働けるような場所を一刻も早く整備をしてほしいと、そういうことを願っております。そういった意味も含めて、私は、基本的には正規の職員を配置をするという路線はしっかりと堅持していきたいと、今この立場で、私はちょっと賛成はできないということです。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  私も、この法改正によって条例を改正するということは理解はするのですけれども、実際、これによって担い手が確保できるかといえば、なかなか厳しい問題があると思いまして、国の政策のほうに、もう無理があると考えております。なので、これによって裾野が広がるとは思えない。それよりも、保育士の待遇を平均賃金程度に上げていかなければ、私もいろいろと市民の方から聞いた中で、孫が保育士の資格を取ったけれども、結局、この単価では家庭が築けないので保育士の仕事はやめちゃったというようなお話も、実際に若い人の間であるようですので、そこを見直す、国の施策の見直しがなければこういうふうに広げても、幼稚園教諭の資格持ってる人であっても入ってきていただけるかどうかは非常に危ういと思い、これは政策として間違っているのではないかと思い、反対の立場です。 ○古山 委員長  ほかにないですか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第56号に対する反対討論の発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  今回の保育士が足りないと、こういった緊急事態の中で出されてきた中身にはなっておりますが、もともと保育士はたくさんいると。しかし、労働条件が非常に悪いから働かないというような体制の中で、こういうふうに幼稚園の教諭とか広げたとしても、とてもそれは実現するとは思えません。それと同時に、この間、さまざまな保育事業がありますが、そこに携わる人たちは全て正規の保育士ということをずっと提案もしてきたし、子ども・子育て支援制度が導入されるときも、それに応じた改正条例案も提案してきました。こういった意味では、国に対しては、野党共闘で、保育士の現場や福祉現場の人たちの処遇改善も含めた、こういった法案というのも提出しておりますけれども、大きな国の問題にはなりますが、こういった意味で、子供の命、子供の育ちを守るという点においても、これには賛成しかねるということで反対をいたします。 ○古山 委員長  賛成討論ございますか。  山本委員。 ◆山本美和 委員  今の反対討論の内容ございまして、もちろんそこも一理あるなというふうに思います。ただ、もちろんこの家庭的保育事業の今回の条例改正に伴う内容についてが、抜本的な解決の方策の一手であるというふうには思いませんが、ただ、こういった一つの、一手も必要であるというふうに考えております。  実際、私も幼稚園教諭の免許持っておりますので、保育士以外とは言っても、いわゆる幼児教育に対して造詣のある者というところの範囲での拡大ですので、そういったことから、少しでも、それに従事できる人の枠を広げていくということも一手ではないかということで賛成とさせていただきます。 ○古山 委員長  反対討論ございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論もありませんか。
                       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  それでは、ないようですので、議案第56号の討論を終結いたします。  これより議案第56号を挙手により採決をいたします。  本案に賛成の方の挙手を求めます。                      〔挙 手 多 数〕 ○古山 委員長  挙手多数であります。よって、議案第56号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  次に、議案第57号 つくば市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより議案第57号に対する質疑を行います。  順次発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第57号に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員は発言をお願いいたします。  順次発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第57号に対する反対討論の発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論はありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第57号の討論を終結いたします。  これより議案第57号を採決いたします。  議案第57号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ご異議なしと認め、議案第57号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  次に、議案第58号 つくば市指定地域密着型サービスの指定基準に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより議案第58号に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  影響及び効果のところで、「同一敷地内で行われる場合」というふうなことで書かれておりますけれども、つくば市内で、こういった事業所というのは幾つぐらいあるのでしょうか。 ○古山 委員長  松浦高齢福祉課長。 ◎松浦 高齢福祉課長  現在、つくば市内には、この該当する事業所はございません。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  そうしますと、この地域密着型通所介護事業もしくは小規模多機能型居宅介護事業所、それぞれだとどういう状況でしょうか、市内で。一緒にやっているところはないとしても。 ○古山 委員長  松浦高齢福祉課長。 ◎松浦 高齢福祉課長  小規模多機能型居宅介護事業所が5カ所ございます。あと、地域密着型の通所介護事業所は17カ所になります。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第58号に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員はご発言をお願いします。  順次発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて、討論に入ります。  まず、議案第58号に対する反対討論の発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論はありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第58号の討論を終結いたします。  これより議案第58号を採決いたします。  議案第58号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ご異議なしと認め、議案第58号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  次に、議案第59号 つくば市指定地域密着型介護予防サービスの指定基準等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより議案第59号に対する質疑を行います。  順次発言を許します。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  先ほどと同じになりますが、これに該当する施設というのは、市内幾つほどありましょうか。 ○古山 委員長  松浦高齢福祉課長。 ◎松浦 高齢福祉課長  現在、つくば市内にはございません。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  ということは、別々にあるということは想定できるのですけれども、そうなると、別々であった場合は、必ずそのところには看護師はいるということですよね、確認です。 ○古山 委員長  松浦高齢福祉課長。 ◎松浦 高齢福祉課長  そのようになります。 ○古山 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  同一敷地内というのは、先ほども、今回もないということなのですけれども、これは県内だと特殊ということになるのでしょうか。もし、県内がわかれば、ちょっと教えてもらえますか。 ○古山 委員長  松浦高齢福祉課長。 ◎松浦 高齢福祉課長  申しわけございません、県内の状況、ちょっと把握してございません。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  先ほどの質問と同じなのですけれども、介護予防小規模多機能型居宅介護事業所というのは、市内に何カ所でしょうか。 ○古山 委員長  松浦高齢福祉課長。 ◎松浦 高齢福祉課長  先ほどご答弁したように、小規模多機能型居宅事業所は5カ所になります。あと、地域密着型通所介護事業所が17カ所でなります。 ○古山 委員長  宇野副委員長。 ◆宇野信子 委員  そうすると、この介護予防小規模多機能型居宅介護事業所というのと、先ほどの小規模多機能型居宅介護事業所というの、この「介護予防」というのは、つくとどう違うのでしょうか。 ○古山 委員長  松浦高齢福祉課長。 ◎松浦 高齢福祉課長  介護予防サービス事業所になりますと、要支援1、2の方がご利用できる施設になります。 ○古山 委員長  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第59号に対する質疑を終結いたします。  これより本案についての自由討議に入ります。  意見等のある委員は発言をお願いいたします。  順次発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。  続いて討論に入ります。  まず、議案第59号に対する反対討論の発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  賛成討論はありませんか。                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ないようですので、議案第59号の討論を終結いたします。  これより議案第59号を採決いたします。  議案第59号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ご異議なしと認め、議案第59号は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。        ────────────────────────────────────
    ○古山 委員長  次に、委員会審査報告についてお諮りをいたします。  当委員会の審査報告につきましては、委員長が作成し、報告したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古山 委員長  ご異議なしと認め、当委員会の審査報告は、委員長が作成し、報告することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○古山 委員長  以上で、本日の案件は終了いたしました。  これにて、文教福祉常任委員会を閉会いたします。                     午後1時53分閉会  つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する    平成28年6月23日                委 員 長  古 山 和 一...