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山下茂樹氏の略歴です。
1、学歴。
昭和54年3月、
神戸大学教育学部初等教育科卒業、
昭和62年3月、
兵庫教育大学大学院学校教育研究科卒業。
2、職歴。
昭和54年4月から
昭和55年3月まで
市川町立川辺小学校教諭、
昭和55年4月から
平成4年3月まで
市川町立市川中学校教諭、
平成4年4月から
平成9年3月まで
香寺町立香寺中学校教諭、
平成9年4月から
平成12年3月まで
東播磨教育事務所指導主事、
平成12年4月から
平成15年3月まで
兵庫県立こどもの
館児童指導専門員、
平成15年4月から
平成18年3月まで中
播磨教育事務所指導主事、
平成18年4月から
平成21年3月まで中
播磨教育事務所主任指導主事、
平成21年4月から
平成23年3月まで
神河町立大河内中学校校長、
平成23年4月から
平成24年3月まで
神河町立神河中学校校長、
平成24年4月から
平成28年3月まで
福崎町立田原小学校校長。
3、
公職歴。
平成28年8月から
市川町
教育委員会教育長、現在に至る。
以上でございます。御
同意のほど、よろしく
お願いします。
○
議長(
長尾 克洋君)
以上で
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
1番、
堀田佐市君。
○1番(堀田 佐市君)
おはようございます。ちょっとお尋ね、
町長にするんですけどね、前回、3年前やったと思うんですけども、3年前のときには全然私らも顔も知らず、何にもわからなんで、でも
町長が提案されたということで、
責任者は
町長やっていうんやから賛成しとこうかということになったと思いますし、賛成しましたけどね。今回も、反対じゃないんですけども、賛成はしますけども、今回は私、何が言いたいかいうたら、
教育委員会は小畑にいてまっしゃろ。一つも接点があれへんね、何ひとつしても。それで、わざわざ、何かあったときにはあっちに行かんなん、大層になるんで、昔みたいにこの庁舎内にあったら、すっと
教育委員会の顔も見れるし、何となく雰囲気的にその様子、人柄とか、そういうことがわかるんですけどね、ほんに今はもう全然わかれへんね。それで、何が言いたいんかっていったら、この
教育長の
評価について、
町長はどういうところを、この人の
評価をされとんのか、ちょっとそれだけ伺っておきたいんです。
○
議長(
長尾 克洋君)
町長、
岩見武三君。
○
町長(
岩見 武三君)
堀田議員から、
教育長をどのように
評価をして継続で提案するのかという意味の質問かなというふうに思いますが、私が
教育長を継続して推薦するというのに幾つかの理由がありまして、その一つは、この3年間は、就学前のやはり
幼稚園、
保育所、この
教育の新たな体制をつくるという、これが
市川町にとって重要な
教育の課題であったというふうに考えております。いわゆるそれは
幼稚園と
保育所を一体にした
認定こども園に移行していくという、そういうことでございます。
このことにつきましては、
こども園推進室を中心にして事業を進めてきたわけですけれども、進めるに当たっては、その
必要性、また
幼児教育についての理念とか、あるいは方針、こういうのをつくらなければならないし、また、当然統廃合するわけですから、
地域住民の
皆さん、また
保護者の
皆さんの理解を得ると、そのための
資料等の作成も、これは当然必要になっていくわけで、そういった全般にわたって
教育長が
指導、調整を行ってきていたということで、4月に開園をさせていただくということで、就学前の
教育環境を整えるということについて大きな貢献をしていただけたのではないかというふうに、一つは
評価をいたしております。
それから、あわせて今、
市川町の
教育課題では、
中学校の統合問題が起こっておりまして、町としては統合するという、この方針に基づいて現在進めているわけですが、そのことについて
教育長を中心に、言いましたように準備を進めて、PTAの方、
区長会の方への
説明、そして地元の
説明等を順次行っていってるわけですが、過去に他の町で
中学校の統合にもかかわっていただいているという、そういう経験もありまして、よりスムーズに統合していくためには
教育長のお力をかりるということは大事じゃないかなという、そういう判断をいたしております。
それから、略歴にもあるわけですが、兵庫
教育大を大学卒業されてからまた行かれて、
教育理論を深めてこられました。それから
教育事務所等の
指導主事等を務めて、広い識見を有しておられまして、
学校教育だけでなく、
社会教育の分野、ここにも精通をされておりますので、
教育課は大変広い分野を持っているんですが、その生涯学習とか
社会教育分野等への
指導、助言も行っていただいて、その運営にもかかわっていただいているという、そういったことの
評価もさせていただいております。
それともう一つ、
教育分野につきましては、
市川町には
教育の指針というのは当然あるわけですが、その指針を充実をさせるということで、例えば
子供たちの学力を上げるためには、
学校の勉強はもちろんですが、家庭での学習というのも大事になろうというふうに思いますが、
家庭学習の手引をつくられたり、そして、これは問題になっております不登校、こういったことについても
学校の集団として不登校に対応していくという、そういう体制をつくるということで
指導もいただいてきております。
また、
人口減少の中で
郷土愛というのが非常に大事になってくるわけですが、
郷土学習の「
ふるさといちかわ」、
学習資料の作成とか、そういったことでいろんなそういう実践に取り組んでいただいているという、そういったことを
評価をいたしまして、継続を提案させていただいているということですので、御理解をいただいて、御承認を
お願いをしたいというふうに思います。以上です。
○
議長(
長尾 克洋君)
1番、
堀田佐市君。
○1番(堀田 佐市君)
町長、ありがとうございました。
今、
説明をしていただいたんですが、
教育長になられたら、しっかりと取り組んでいただくことを願っておりますので、よろしく
お願いします。終わります。
○
議長(
長尾 克洋君)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
以上で質疑を終結し、これより
討論に入ります。
5番、
正木幸重君。
○5番(正木 幸重君)
議席番号5番、
正木幸重です。賛成の立場で
討論を行わさせていただきます。
山下教育長は再任と今、
町長の
説明にありましたが、再任となりますが、前任期中3年間において大きな失態もなく、粛々と務められましたことに敬意を表したいと思います。
それから、これは私だけの目線だと思うんですけども、どの部門、どの町、また市にも関係してくると思うんですけど、首長、いわゆる
町長に選ばれるということでございますので、多少
町長の顔色を見られているんじゃないかいうところを私は感じましたので、ちょっとその辺におかれましても、
教育会の中立と、また
独自性を持って務めていただきたいと考えます。
また、
教育長には続けて期待をいたしておりますので、よろしく
お願いします。
以上で
討論を終わります。
○
議長(
長尾 克洋君)
反対討論はございませんか。
〔
反対討論なし〕
賛成討論はございませんか。
〔
賛成討論なし〕
以上で
討論を終結し、これより採決に入ります。
議案第41号、
市川町
教育委員会教育長の
任命につき
同意を求めることについてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案を
同意することに
賛成諸君は起立願います。
〔
賛成者起立〕
起立全員であります。したがって、
議案第41号は、
同意されました。
山下教育長の着席を求めます。
〔
教育長 山下茂樹君入場〕
以上で本日の
日程は終わりました。
今期臨時会に付議されました
議案を議了いたしましたので、第5回
臨時会を
閉会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
異議なしと認めます。したがって、
令和元年第5回
市川町議会臨時会を
閉会します。
本日はこれで散会します。早朝より御苦労さんでございました。
午前9時51分
閉会...