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令和 5年 3月定例会(第3日 3月 7日)

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  1. 播磨町議会 2023-03-07
    令和 5年 3月定例会(第3日 3月 7日)


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    最終取得日: 2023-06-03
    令和 5年 3月定例会(第3日 3月 7日)             令和5年3月播磨町議会定例会会議録                            令和5年3月7日開設   1.議 事 日 程     第 1 議案第14号 令和5年度播磨町一般会計予算     第 2 議案第15号 令和5年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     第 3 議案第16号 令和5年度播磨町財産区特別会計予算     第 4 議案第17号 令和5年度播磨町介護保険事業特別会計予算     第 5 議案第18号 令和5年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算     第 6 議案第19号 令和5年度播磨町水道事業会計予算     第 7 議案第20号 令和5年度播磨町下水道事業会計予算     第 8 一般質問 1.会議に付した事件     第 1 議案第14号 令和5年度播磨町一般会計予算     第 2 議案第15号 令和5年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     第 3 議案第16号 令和5年度播磨町財産区特別会計予算     第 4 議案第17号 令和5年度播磨町介護保険事業特別会計予算     第 5 議案第18号 令和5年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算     第 6 議案第19号 令和5年度播磨町水道事業会計予算
        第 7 議案第20号 令和5年度播磨町下水道事業会計予算     第 8 一般質問 1.会議に出席した議員(13名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 神 吉 史 久 議員      10番 河 野 照 代 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員 1.会議に欠席した議員    14番 藤 田   博 議員 1.会議に出席した説明員(26名)           佐 伯 謙 作    町長           平 野 祐 次    副町長           平 郡 秀 幸    教育長           野 村 眞 一    教育次長           松 本 弘 毅    企画総務部長           岡 本 浩 一    企画総務部危機管理担当部長           高 見 竜 平    住民協働部長           藤 原 秀 樹    福祉保険部長           長谷川 善 一    福祉保険部保険担当部長           坂 上 哲 也    都市基盤部長           堀 江 昌 伸    都市基盤部整備担当部長           藤 原 崇 雄    上下水道部長           山 口   智    教育委員会事務局部長           浅 原 浩一郎    財務部長           筒 井 和 秀    企画課長           野 中 照 代    企画課公共交通活性化担当課長           日 野 統 内    危機管理課長           岡 本 光 嗣    協働推進課長           玉 川 滋 一    産業環境課長           小河畑 珠 貴    保険課長           上 田 淳 子    健康福祉課長           沖 崎 充 世    こども課長           安 立 圭 一    都市計画課長           橋 本 敏 弘    土木課長           西 野 直 樹    地域学校教育課長           西 田 恭 一    教育総務課長 1.会議に出席した事務局職員(3名)           澤 田 和 久    議会事務局長           田 中 真 司    議会事務局長補佐           太 田 智 子    議事係主査                 開会 午前9時59分 ………………………………… ◎開     議 ………………………………… ○議長(河野照代君)  おはようございます。  本日の会議を開きます。  藤田 博議員から欠席の届けが提出されています。  なお、報道関係者から、カメラによる写真撮影の申出があり、許可しています。  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりです。  これから、直ちに日程に入ります。 …………………………………………………… ◎日程第1 議案第14号 令和5年度播磨町一般会計予算  日程第2 議案第15号 令和5年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算  日程第3 議案第16号 令和5年度播磨町財産区特別会計予算  日程第4 議案第17号 令和5年度播磨町介護保険事業特別会計予算  日程第5 議案第18号 令和5年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第6 議案第19号 令和5年度播磨町水道事業会計予算  日程第7 議案第20号 令和5年度播磨町下水道事業会計予算  日程第8 一般質問 …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第1、議案第14号「令和5年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第20号「令和5年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和5年度当初予算議案7件を一括議題とし、これから、通告に基づき上程議案に対する質疑と併せて、日程第8、「一般質問」を行います。  一般質問は、通告制を採っており、質問内容は通告した事項について逸脱しないようによろしくお願い申し上げます。  また、答弁をされます当局に申し上げます。質問に対しては、事前に通告しております質問要旨の要点を整理の上、的確かつ誠意ある答弁をお願いいたします。  それでは、政風会代表、岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、代表質問の1番くじを引きましたので、緊張しながらトップを務めさせていただきます。  通告に従い、代表質問を行います。  1、令和5年度施政方針について。  新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて政府は、季節性インフルエンザ等と同じ5類に変更する方針を決定し、マスク着用の見直しが進むなど、ようやく新型コロナウイルス感染症蔓延以前の生活を取り戻す兆しが見えてきたようです。しかし、コロナ禍の長期化やロシアによるウクライナ侵攻に端を発するエネルギー・食料品等の価格高騰などの課題にも直面しており、私たちの生活も例外ではありません。また、南海トラフ地震や台風・ゲリラ豪雨等の自然災害も心配されていますが、それらに対応すべく危機管理に住民の期待が寄せられ、避難計画・避難訓練の完成度が重要になります。トルコ・シリア大地震では建物の倒壊による被害が甚大で改めて家屋の倒壊を防ぐ対策が求められています。  施政方針について質問をさせていただくに当たり、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止と経済活動、地域活動の両立に向けた取組への評価と、今後のウィズコロナ、アフターコロナ、ポストコロナに向けた取組をどのように行っていかれるのか、本町の自然災害対策はどのように行われるのか、町長公約の一つ「いのちと健康を最優先」との関連はどのように図られていくのか見解を伺います。  (1)誰もが安心して安全に暮らせるふるさと。  ①成年後見センター設置に関して、令和4年度の施政方針においては、「令和5年度中の開設を目指す。相談体制としては、常設の相談対応機関として、町直営で設置するのか外部へ委託を行うのか検討中ではあるが、専門職の人材確保が一番の課題となっている。また、成年後見センターを設置することにより、役場、社会福祉協議会、福祉会館と複数ある成年後見の相談窓口を集約し、業務の効率化も図りたいと考えている」という答弁がありました。令和5年度施政方針においては、「権利擁護の専門的な支援を受けることができる成年後見センター等の設置準備を行います」とありますが、どのような相談体制になるのでしょうか。  ②成年後見センターの人材確保の考えは。  ③相談窓口の一本化は図られるのでしょうか。  ④不活化ポリオワクチン接種について、効用は。  ⑤全国に先駆けて予防接種の助成を行うとありますが、その理由は。  ⑥不活化ポリオワクチン接種の対象年齢は。  ⑦不活化ポリオワクチン接種費用に対する助成額は。  ⑧国民健康保険被保険者の特定健診の町と全国の受診率は。  ⑨特定健診の受診キャンペーンによるクオカードの配布方法は。  ⑩特定健診の受診キャンペーンによる受診率アップへの見込みは。  ⑪受診率が低い場合の国からのペナルティーなどはあるのでしょうか。  ⑫播磨幼稚園の園庭を拡充し、子供たちが伸び伸びと遊ぶことのできるスペースを確保するとありますが、園児1人当たりの園庭の広さの規定はあるのでしょうか。  ⑬上の池の一部の埋立てに至った経緯は。
     ⑭上の池周辺の環境への影響や近隣との協議は行われているのでしょうか。  ⑮播磨幼稚園の園庭部分と駐車場などの面積は。  ⑯町職員も含めた町全体での防災訓練を実施とあるが、避難訓練の実施の計画は。  ⑰自主防災組織間の連携強化を図るため、各コミュニティセンター単位での訓練等の推進に努めますとあるが、自治会単位の避難訓練の実施の考えは。  ⑱各コミュニティセンター単位での訓練はどのように想定されているのか。  ⑲各公共施設での防災訓練・避難訓練の実施の考えは。  ⑳「犯罪のない明るいまちづくりを実現する」とありますが、町内の犯罪件数は。  21青色パトカーを購入し令和6年度から町独自でパトロールを実施するとあるが、加古川市に、防犯・交通パトロール事業について再協議された結果、独自に事業にされるのか。  22青色パトカーの車両の購入とリースの比較検討はされたのでしょうか。  23パトロールの運用においては人材確保も重要と考えます。就業体制の考え方等は検討されているのでしょうか。  (2)身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさと。  ①「公園長寿命化修繕計画の見直しを行います」とあり、令和5年度の改修工事が記され、公園がより快適で楽しい場所になっていくようですが、令和4年9月定例会及び令和4年12月定例会の一般質問の中で、公園トイレの改修について提案し、各地区の公園トイレを見て回りました。衛生面・保安面で心配されるトイレが多数あります。公園にトイレを設置し、町が管理している以上、改修などは重要な課題だと思います。町内の公園46か所を見て回ったんですけども、トイレ施設があるのは30か所で、半数以上が改修もしくは建て替えが必要ではないかと考えますが見解は。  ②これまでの公園トイレの修繕等で、女性職員の目で見て意見を取り入れられた事例はあるのでしょうか。  ③「全国ふるさと納税ポータルサイトへの、令和6年度中の返礼品出品に向け、商工会や町内業者等と連携し、魅力ある特産品の開発・研究に取り組みます」とありますが、ふるさと納税の返礼品開発等の方針は。  ④「ふるさと寄附金はプロモーションとして、町の魅力を全国に発信できます。企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)は、自治体が行う地方創生事業に対し寄附を行った企業の税負担が軽減され、企業の皆さんとのパートナーシップの下、地方創生につながる事業を公民連携により進めるべきと考えるますが、企業版ふるさと納税制度の考えは。  (3)多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさと。  ①「危険箇所として利用中止していた播磨南中学校西側の通学路について、改修工事を行い、播磨南小学校へ通う児童の安全性、利便性の向上を図ります」とされています。ブロック塀が通学路の基準より高さがあるとして利用に不適格とされていましたが、このたびの改修工事の内容は。  ②播磨南中学校側のり面の樹木等の安全対策は。  ③令和2年12月定例会、令和3年12月定例会、令和4年6月定例会の一般質問等において、LGBTQなど性的少数者のカップルを婚姻に相当する関係として認めるパートナーシップ宣誓証明制度について見解を伺いましたが、「検討します」という答弁でした。令和5年2月に加古川市、高砂市は、カップルとその子供や近親者を家族として公認するパートナーシップ・ファミリーシップ制度を令和5年度に導入する方針を示されました。施政方針では「パートナーシップ制度について、近隣市町と歩調を合わせながら導入します」とされていますが、これまでに近隣市町と協議の場を持たれたことはあるのでしょうか。  ④近隣市町と歩調を合わせて行われるのでしょうか。  2、大人にも楽しめる公園づくりを。  コロナ禍で在宅時間が増え、外出の機会が減り、運動不足気味な大人が増えていますが、人との接触を避けて行う運動として、近所のウオーキングは人気があります。  また、国土交通省の都市公園利用実態調査では、平日の公園利用者は幼児より高齢者が上回っているとあります。  これまでに、公園遊具の更新の際には障がいのあるなしにかかわらず一緒に遊べるインクルーシブ遊具の導入を提案してきました。また、地域防災の観点からは、公園には災害時にかまどになるベンチを設置するなど、日常と非日常の境をなくすフェーズフリーの考え方を取り入れることを提案してきました。今回は、大人も楽しみながら健康増進が期待できる健康遊具の導入についての考えを伺います。  健康遊具とは、主として大人が利用することを目的とした遊具です。幅広い年齢層の方が軽いストレッチ運動から筋力アップの体力増進まで気軽に利用できるもので、室内とは異なり、公園の開放された空間で緑や風を感じながら体を動かすことで健康づくりに役立ちます。遊び以上、トレーニング未満で気軽に利用するうちに運動不足の解消につながることが期待できると考えます。町内の公園で健康遊具が設置してあるのは望海公園、あえのはま広場、うみえーる広場、石ヶ池公園、秋ヶ池運動公園等の大きな公園に限られています。スペースを取らない健康遊具を身近な児童公園等にも設置していくことで住民の健康増進につながるのではと考え、以下の質問をいたします。  ①健康遊具に対する町の見解は。  ②児童公園に健康遊具を整備する考えは。  ③人生100歳時代に向けて健康寿命を延ばす施策は。  以上について伺います。 ○議長(河野照代君)  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  政風会代表、岡田千賀子議員の1点目の御質問、令和5年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、既に福祉会館において総合相談窓口を設置し、様々な相談を受けております。成年後見センター等についても、総合相談、障害者基幹相談支援センターとの連携のしやすさから、福祉会館に設置し、地域包括支援センター等の相談支援機関とも連携する体制を整備したいと考えております。  ②についてですが、成年後見制度についての相談対応をするためには、権利擁護についての知識や相談支援等で成年後見の業務経験のある専門職を募集等により確保する予定であります。  ③についてですが、相談の入り口は様々な機関になりますが、相談を受ける中で、人権擁護の視点からも成年後見制度の活用が必要と思われる場合や権利擁護の推進・啓発など、住民にも分かりやすい窓口として一本化が図られることになります。  ④についてですが、不活化ポリオワクチンは、現在4種混合ワクチンに含まれ、国が接種を勧奨し、市町村が接種を行わなければならないワクチンの定期接種として、標準的には1歳代までには4回の接種が行われています。しかし、接種から時間がたつとポリオに対する抗体の量が減少し、再びポリオ発症のリスクにさらされます。そのため、日本小児科学会は就学前の接種を推奨しております。5回目の接種を行うことにより、抗体の量を高く維持することができ、ポリオを予防することができます。  ⑤についてですが、全国でも10市町、県内でも3市町しか実施しておりませんが、ポリオの発症が一部の国で報告されており、旅行者などからウイルスが持ち込まれた場合、感染は国境を越えて広がるリスクがあることと、前述の不活化ワクチンのために抗体量の減少から日本小児科学会が推奨していること、また、加古川医師会からも5回目接種への助成について要望があることから、本町が助成を行うことで、不活化ポリオワクチンの追加接種の必要について、正しい知識を保護者に情報提供し、追加のワクチン接種の機会を選択できるようにしたいと考え、実施することとしました。  ⑥についてですが、4回の接種を済ませた満5歳以上7歳未満であって、小学校就学前の年長の学年に当たる児童でございます。  ⑦についてですが、4,000円で接種費用の約半額です。  ⑧についてですが、全国の受診率は令和2年度が最新となっており、33.7%でございます。同年度の本町の受診率は31.8%でございます。ちなみに令和3年度の本町の受診率は35%となっております。  ⑨についてですが、御自宅に郵送する予定としております。  ⑩についてですが、類似の取組を行っている自治体に聞きますと、前年度と比べて受診率はアップしているものと伺っておりますので、本町においても受診率は増加するものと考えております。  ⑪についてですが、ペナルティーはございません。  ⑫についてですが、園庭の広さの規定につきましては、幼稚園設置基準において、学級数に応じた面積基準が規定されております。具体的には、1学級330平方メートル以上、2学級360平方メートル以上、3学級400平方メートル以上、4学級以上は1学級につき80平方メートル加算されることになっております。従いまして、播磨幼稚園は現在6クラスのため、規定では640平方メートル以上となります。  ⑬についてですが、播磨幼稚園の園庭は園児数に対して狭小であるため、園児全員による運動会などを園庭で実施できず、近隣の播磨小学校にて開催せざるを得ない状況にあります。隣接する上の池の一部を埋め立てることで、園庭を拡張し、子供たちが伸び伸びと遊ぶことのできるスペースを確保するとともに、保護者送迎用の駐車場も併せて整備することで、保護者等の負担軽減も図るものと考えております。  ⑭についてですが、昨年の8月から9月にかけて、宮北水利組合と本町の関係部署の職員が3度にわたり協議を行っており、予算の承認を受けてから、令和5年度には地元水利組合と協議を重ねる中で、用地の境界画定や分筆登記、不動産鑑定を行い、用地を取得するとともに、園庭拡張に係る実施設計を行います。近隣住民の皆様にも計画内容の説明を行い、御理解・御協力を求める予定であります。  ⑮についてですが、約1,800平方メートルを埋め立てて園庭を拡張し、子供たちが伸び伸びと遊ぶことのできるスペースを確保するとともに、保護者送迎用の駐車場も併せて整備することで、保護者の負担軽減を図ります。園庭部分と駐車場部分の面積については、今後、埋め立て工事の設計をしていく中で確定するため詳細は未定であります。  ⑯から⑲につきましては、関連しますので、一括して回答させていただきます。  これまで、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下、自主防災会の活動も制限されており、防災訓練の実施についても困難な状況にありました。しかしながら、先日、政府の発表によりますと、手洗い等の手指の衛生や換気などの基本的な感染症対策は継続されるものの、5月には新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけについて、季節性インフルエンザなどと同じ部類に移行し、現行の法規制による行動制限等が解除される見込みであります。この状況を受けて、令和5年度に町職員も含めた町全体での訓練等を実施する方向で考えております。  各自治会における自主防災会の活動においては、自主防災会単独では地域の公民館や資機材を利用した訓練等が精いっぱいな状況であり、より大規模な訓練をということで、コミュニティセンターごとでの訓練が行えるようにと、自主防災会連絡会等で各コミュニティセンターの代表にもお集まりいただき、協議をしながら、避難所運営訓練等を進めているところでございます。また、町といたしましても、支援策として自主防災会への活動補助金を交付するとともに、コミュニティセンターごとに訓練等を実施する場合、その必要経費を補助する制度も設けております。  具体的な訓練等における想定はこれからになりますが、津波なのか、地震なのか、台風なのかによっても対応が変わりますので、令和5年度については、台風や地震等における避難訓練を主として進めていきたいと考えております。その中で、こういう場合にはここに避難するといった、まず避難行動につながる訓練を自主防災会と共に進めてまいりたいと考えております。  また、公共施設での避難訓練については、それぞれの施設において必要に応じて実施されると考えており、防災訓練につきましては、毎年1月17日を想定して、町の防災計画に定められた各部局ごとの訓練や、町内小中学校における防災訓練を実施しております。  ⑳についてですが、令和4年1月から12月末現在での犯罪認知件数は170件です。前年比プラス13件です。  21についてですが、加古川市におきましては、本町での事業の拡充は難しいとお聞きしており、加えて、現在、地域での見守りをいただいている方々の高齢化や就業年齢の高齢化も鑑み、本町独自事業として実施いたします。  22についてですが、車両の特殊性を鑑み、長期使用を想定していること、また、青色の散光式警光灯を装備する特殊車両でもあることから、リースにはそぐわないものと考えております。  23についてですが、未確定ではございますが、いざという際の110番通報や警察の連携も想定されるため、警察OBの方などを想定しております。  (2)の①についてですが、トイレ施設のうち、大半が設置より30年が経過しており、これまで小規模な改修を行うことで維持管理を行っておりましたが、令和5年度見直し予定の公園施設長寿命化計画により、改修の方向性を検討していきたいと考えております。  ②についてですが、過去のトイレ改修において、女性職員の意見を取り入れたことはございませんが、今後のトイレ改修の際は女性職員の意見を取り入れ、より快適なトイレに改修してまいります。  ③についてですが、現在、播磨町商工会とタイアップして、返礼品開発の準備を行っております。令和5年度を商品開発の準備の年と位置づけており、令和6年度から大々的にPRを行いながら、播磨町への関心を持っていただき、また、応援したい町として認知されるよう努めてまいりたいと考えております。  ④についてですが、まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例、いわゆる企業版ふるさと納税等を活用した地域再生計画について、本町におきましても、令和4年3月31日に国に認定を受け、企業版ふるさと納税を活用した地域再生の取組を実施しているところでございます。令和4年度において、本制度を活用して、2社より御寄附いただいております。本制度の期限は、令和6年度までとなっておりますが、引き続き企業版ふるさと納税制度の周知に努め、推進を図ってまいります。  (3)の①についてですが、播磨南中学校西側の通学路におきまして、隣接するブロック塀が地震の際倒壊の危険性があることから、平成30年6月下旬より使用を中止しておりました。このたびの改修工事につきましては、通路部分を盛土することにより、路面高さを上げることでブロック塀の高さが低くなるよう工事を進める予定で、これにより安全性を確保するものでございます。  ②についてですが、今回、特段の改修をする予定はありませんが、通路部分の盛土を行うことで、のり面長が短くなることから安全性が向上するものと考えております。引き続き学校敷地として適切に管理を行っていきたいと考えております。  ③と④につきましては、関連しますので、一括して回答させていただきます。  令和5年2月上旬に2市2町で実務レベルの協議を行い、現状の情報共有などを行いました。また、隣接市では、既に制度の導入をされているところもあり、御質問にございました加古川市、高砂市におかれましても、令和5年度の制度導入を予定されています。  パートナーシップ制度は、生活圏の近い市町で同様の取扱いができることが有意義であると考えています。  本町については、令和5年度導入される2市の状況を注視し、近隣市町で歩調を合わせ、転入・転出者にも寄り添った制度となるよう、令和5年度中の制度導入に向けて準備しております。  2点目の御質問、大人にも楽しめる公園づくりをについてお答えいたします。  ①についてですが、現在、望海公園等の比較的大きな公園に健康遊具を整備し、幅広い年齢層に受け入れられており、健康維持・増進に役立っているものと考えております。  ②についてですが、公園施設長寿命化計画の見直しにより実施される改修事業の中で、設置の方向性を検討していきたいと考えております。  ③についてですが、健康増進法に基づく市町村健康増進計画であるはりま健康プランについて、令和5年度に策定することを予定としております。健康寿命の延伸の実現に向け、播磨町の実情に応じた健康への取組や環境づくりについて、計画に反映させていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員の再質問を許します。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、施政方針についてから再質問をいたします。  事細かくお聞きいたしましたので、あまり再質問もできないかなと思うんですけれども、まず、誰もが安心して安全に暮らせるふるさとの中の①成年後見センターの設置について伺います。  こちらは、先ほど伺いましたとおり、福祉会館に設置をするということで、新たなセンターを建てたり、それから、施設を設置したりということではなく、総合相談窓口と同様な扱いにされるのでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  こちらにつきましては、福祉会館に、現在、総合相談窓口、障害者基幹相談支援センターがございますが、同じように成年後見センターにつきましても、福祉会館の中に設置しまして、それぞれ連携していろんな相談事例に対応できるようにやっていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それではこれまでと変わりはないということで、認識でいいんでしょうか。  令和4年度施政方針においては、相談体制としては、常設にするか、直営でするのか、外部委託するのか、まだ検討中ということもお聞きしておりました。成年後見センターを設置することによって、複数ある成年後見の相談窓口を集約、業務の効率化も図りたいと考えているということを受けての令和5年度の新たな設置ということで、すごく期待をしていたわけですけれども、その辺りはいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  今現在やっておりますのが、総合相談につきましても、成年後見の相談を受けてはおるんですけれども、完全なものではございません。成年後見センターというセンターの機能を持ったセンターをつくって、あと、専門の職員を配置して、そういう成年後見、権利擁護の事例について、ずっと専門的に当たるというところで、それをつくろうとしているんです。  総合相談窓口だけでもなくて、地域包括支援センターのほうでも、いろんなところでも受けて、そこで総合相談のところとか、あと、町の福祉のほうを含めて、今、やっておるんですけど、それを、成年後見センターを設立して、そこを中心にやっていこうということで考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  私のような素人で考えますと、一本化するとか、それから、センターを設置するということで、窓口がまた新たに開設されるのかなということで、すごく期待をしていたわけですけども、あの総合相談窓口も福祉会館の中の事務所の中に入ってのセンターという位置づけなんですね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  総合相談窓口も、現在、福祉会館の中にございますが、成年後見センターも福祉会館の中に設けるんですけれども、同じところ、同じ部屋ではなくて、会館の中で別の部屋でセンターとして設置を考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、相談に来られた方は、すべからくそこの部屋というか、コーナーというか、そちらに移動されて、最初から最後まで、そこでしっかりと受けていただけるということなんですね、相談を。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  成年後見、権利擁護の相談に来られた方は、そちらで対応させていただくという形になります。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  これ、最後にしますけれども、それでは、その窓口というのは、常設で行われて、そして、常設の職員が、今からまだ職員の方、確保されると思うんですけれども、そういう考えでよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  おっしゃるとおり常設で設置いたしまして、常設の職員が張りつくというか、いう形で考えております。もちろん採用の面がありますので、人材を確保した上にはなりますけれども、そういう形で考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  すみません、もう一つ。いつぐらいに設置予定になるんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  今のところ考えておりますのが、先ほども言いましたように人の採用の問題がございますので、確実とは言えませんけれども、町としましては、令和6年1月から準備室を設置できたらなと思って考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ごめんなさい。今、聞き間違いかもしれないですけど、令和6年1月から準備室ですか。成年後見センターのセンターとしてじゃなくて、センターを設立するんじゃなくて、準備室を設置するんですか。開設。
    ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  準備室という形で、助走期間という形で考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  長くなって申し訳ないですけど、それでは、きちんと成年後見センターですよという位置づけをされるのは、いつからなんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  今言いました準備室でやっていく中で、令和6年度中ぐらいに正式な形になれたらと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  少し理解が、私、遅いんですけれども、それでしたら、令和6年1月に準備室をされて、令和5年度中いうことは、令和6年3月まで令和5年度ですもんね、それまでにはセンターがきちっとできますよということで、住民の方に御報告はさせていただいてよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡田議員、もう一度。岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  成年後見センターの令和5年度の施政方針では、設置準備を行いますになっていますので、きちっとした成年後見センターというのは、令和6年度という認識でよろしいんですね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  すみません、準備室という形で申し上げましたが、助走期間ということで言いましたけれども、人材確保できたら、その機能はしっかり回っていくように設置してやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ちょっと終わりたいんですけど終われない。  日にち的にね、きちっと住民の方にお知らせしないといけないんですよ、こういうの。  今、高齢化が進んでおりますし、どういうんですか、こういう制度を知らない方もすごく多いんですね、うちの御近所の方に聞いても。そういう方にしっかりと寄り添って、成年後見制度のことをお知らせしたり、寄り添っての相談体制を図るのは、一体いつから図れるのかということをさっきからお聞きしているんですけども。  準備室というか、助走というか、そういうのじゃなくて、きちっと成年後見センターとして機能するのは、いつからですかということをお聞きしているんですけど。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  すみません。令和6年1月から準備室で助走期間という形で考えておりまして、令和6年4月からしっかりした成年後見センターで始めさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  了解いたしました。令和6年4月からということで、令和6年度には、成年後見センターがしっかりと設立されるということで、確認いたしました。  それでは、次の不活化ポリオワクチンについてお伺いいたします。  こちらは自己負担が伴うということで、小学校に入学するまで、就学前の児童ですよね、子供にということでお伺いいたしました。加古川の医師会より依頼がありましたということなんですけれども、近隣市町の動向はいかがなんでしょうか、ワクチンの接種についての補助は。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  近隣市町はやっておりません。最初の答弁でもさせていただいたように、全国でも10市町、県内で3市町、3市町につきましては、佐用町、西脇市、多可町の3市町がやっております。近隣はやっていなくて、来年度もやる予定はございません。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  18歳までの医療費の無料化とか、それから、他のことについても、よく近隣市町と歩調を合わせてということをお伺いしております。それなのに今回、いや、いいことなんですよ、私、別に決して反対することではなく、まだ賛成したいほうなんですけれども、これをされるということに至った経緯。先ほど町長からも答弁があったんですけれども、その辺りいかがですか。9,000円ぐらいするんですよね、8,000円から9,000円ぐらい注射します。その半分を町単独で補助することは、すごく評価はしたいんですけども、その辺りいかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡田議員、経緯から聞くんですか。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  いえいえ、簡単に経緯、お願いします。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  最初の答弁にも述べさせていただいたように、海外からウイルスが持ち込まれる可能性があることとか、もともとこのポリオワクチンというのは、昔は生ワクチンだったのが、いろいろ危険があるということで、不活化ワクチンに替わっております。その関係で、最初4回、1歳代にワクチンを接種しても、就学前ぐらいになりますと、抗体の量が落ちてくるということが起こってまいります。それによって、危険性が高いということで、小児科学会からも5回目の接種ということが提言ありました。あと、加古川医師会も、市町で助成をお願いしたいという要望がありましたので、播磨町としては、住民の健康という面を考えまして、先駆けて今回実施に至ったところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  これまでに予防接種についての補助をということで、以前、何回か質問でもさせていただいたことがあるんですけども、その中で、インフルエンザとかね、そういうのも同じ不活化ワクチンでさせていただいたと思うんですけども、これはポリオは小児麻痺のワクチン接種ですね、予防ワクチンのことですね。そういう事例があったからかなと思ったんですけど、事例はないにしろ予防、ほんまに予防のために町はこういう制度を設けるんですよという理解だけでよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  予防のためでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、今後、他の不活化ワクチンについても、定期接種でないもの、任意接種である、今回していなかったんですけども、インフルエンザであるとかね、その辺りもこれからは協議していかれるという理解でよろしいんでしょうか。同じように。 ○議長(河野照代君)  通告にはありませんから、答えられる範囲でお答えできますでしょうか。  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  他のそういう接種につきましても、いろんな必要性とかを考えまして、本当に必要であれば、前向きに考えていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  では、ぜひ前向きに今後も考えていただくということで、ここは終わります。  続いて、国民健康保険被保険者の特定健診についてなんですけども、受診率は、町は国とあまり変わらないということでね、最初、この特定健診が始まって頃は、低いところは国からのペナルティーがあるんやという脅しもあったわけなんですけども、現在はそういうのもなくって、ただ単にというんがおかしいんですけども、受診キャンペーンをして受診率をアップしたいということで、さっき答弁をいただいたと思うんですけども、昨年度からいろいろなところの声も聞くんです。クオカード、クオカード言ってね。その辺りで本当に受診率が上がっているのかという確認はいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  そうですね、他の2、3市町のところ、現在やっているところに聞きますと、受診率アップしていると聞いております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、また嫌な言い方をして悪いんですけども、この辺も2市2町でお話をされての特定健診の受診率アップしようやないかということで、近隣市町を歩調を合わせられる、このキャンペーンなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  近隣、2市2町と歩調を合わせたわけではなくて、他の市町村の状況、やっているところに聞きまして、町独自でするところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  じゃあ、2市2町とは歩調を合わせへんけども、うちは抜きん出てやるんやという事業と理解してよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  受診率が今回35%ですけども、国の受診率自身が、目標指針が60%でありますので、そこを目指すために、このたび来年度から行うところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  今、特定健診は無料で行っております。それから、このクオカードをつけるということで、その辺り、費用対効果というんですかね、いかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  費用対効果、これからやっていくわけですけども、受診率もそうですけど、このたびしますキャンペーンの実施の翌年からの特定健診受診者のリピート率、いわゆる継続受診につながっているとはほかにも聞いておりますので、その辺のところ、毎年受診することの動機づけにキャンペーンは効果があると聞いていますので、その辺のところ、また検証していきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  クオカードの配付なんですけども、こちら、金額的なことをお聞きしたらあれなんですけども、それが早期受診になっていますよね。期限が8月までだったんじゃないかな。これはどうなんでしょうか、いつまでに受診された方にクオカードの配付をされるということは、どういう考えでお決めになったんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  1,000円分のクオカードになるんですけども、8月末までに受診された方には10月頃に送ります。40歳も対象としておりますので、それ以降に受診された40歳を迎える方、これはいわゆる新規受診者について、これから継続して受けてもらえるようにという意味でするわけですけども、この方たちにつきましては、翌年の3月頃に書留で送らせてもらうことを考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、40歳になった方については、受診の日にちは延ばしてするけれども、それ以外の74歳まで、74歳までかな、特定健診は、は、8月までに受けてくださいよという、そんな案内でよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  そうですね、40歳から74歳までの方は、40歳は来年度中ですけども、74歳までの方は8月末までに。早期受診キャンペーンになりますので、そのように運用してまいります。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  早期受診キャンペーンは、何がメリットがあるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  メリットといいますか、年度内にこちらにつきまして、特定保健指導ができますし、医療機関につきましても、冬に入りますとインフルエンザとかで、健診予約が取りにくくなりますので、その辺のところで、早期受診キャンペーン、8月末までにしていただいたら、8月末も設定して、キャンペーンにするところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  この早期受診キャンペーンは、各市町に任されているんですよね。各市町村に任された期間であったり、金額であったり。その辺は規定はあるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  そうですね、独自施策でやっていくところでございます。キャンペーンのことですよね、はい。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、今回は8月までということで見ていらっしゃるわけですけれども、人数的には、どれぐらいの方が受けられると予想していらっしゃいますか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  早期受診の8月末までのことになりましたら、毎年5、6百人が受診されとってですので、駆け込みいいますか、後半に受診されますので、今回、8月末までにクオカードを配るということで、1,000人ぐらいの対象と考えています。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  1,000人の方が特定健診を受けられて、健康につながればということで、クオカードのキャンペーン、期待したいと思います。  それでは続いて、播磨幼稚園の園庭の拡充についてお聞きしたいと思います。  こちら、子供の数じゃなくて、クラスごとに、1クラスが何人という上限があるんですけれども、1クラスだと330平米、そして、6クラスになると640平米が要るということで、今まで伸び伸びとあまり遊ばれていないような雰囲気もあったわけなんですけれども、今度の埋立てで十分な広さが確保される、そんな計算でよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  今現在ですね、播磨幼稚園の園庭運動場が850平米ございます。先ほどの基準でいいますと640平米以上あればオーケーということで、基準ではクリアしておるんですけれども、今までに、現状でいいますと、幼稚園の運動会を運動場でできないので、近くの小学校の運動場を借りてやっているという現状があります。あとですね、もう1点が、過去に運動場で園児が遊んでいるときに、ぶつかってけがをされた事例がありまして、今現在では、全学年を一斉に園庭で遊ぶことはいたしておりません。例えばクラスごととか、学年ごととかに分けて、時間を分けて遊んでもらっていますので、今回、池を埋め立てて園庭を広げることによって、伸び伸びと思いっ切り遊んでいただける、そういう状況をつくっていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  伸び伸びと遊べて、広くなれば、今以上に楽しい幼稚園での生活が過ごせるとは思うんですけども、この園庭部分は、私、すごく理解できるんですけど、駐車場の面積ということで、基本的に幼稚園は、車では送ってこないでくださいというような、そういう通告というか、そういうのがあるみたいで、うちの御近所の方も自転車でないと駄目なんや言うて、車もよっぽどのときに、新しく何年か前に造りましたよね、遊戯室、そこの前のところに止められるぐらい、少しの間なんですってお聞きしていたんですけど、今回、この駐車場を造られる至った経緯というのはいかがですか、話合いというか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  そちらの考え方なんですけれども、基本的に岡田議員がおっしゃられるとおり、幼稚園につきましては、自転車とか徒歩、近い方が多いという前提でのルールなんですけれども、ちょっと遠いところから来られる方とか、仕事の関係とか、いろんな事情で車でないと駄目なときがございます。そういうときは、園長に相談して車で来て、乗り降りしていただいている現状がございます。  ただ、その車の乗り降りにしても、スペース的にわずかしかございませんので、そういった面でも安全に乗り降りできるように、今回の池を埋め立てることで駐車場のスペースも確保したいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  これ、今回ね、埋立用地ということで、予定なんですけども、買収面積ということで載っておりましたね、約1,800平米でしたか。かなりあとまだ池の面積が残っているかなと思うんですけれども、この1,800平米にされたお考えは、どのような考えで1,800平米にされたんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  この面積につきましては、まだ現在、宮北の地区内に田んぼ等がございますので、そちらの田んぼの用水確保の観点からも、この面積にて水利組合と協議しているところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  昨日、上の池を見てきたんですけれども、かなり濁っているんですね。中が透明度がないということ。でも、大きなコイとか、ボラが泳いでいるのは確認できましたが、その辺りもあって、水辺は残さなあかんなとは思ったんですけども、水質浄化の考え方はいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  池の水質浄化の件につきましてですけども、その辺りにつきましても、令和5年度の設計におきまして、水利組合と協議を重ねながら方向性を見いだしていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  そして、周りの道というか、を含めて、堤体の整備事業も入っておりますよね。これも上の池の令和5年度の予算事業で入っていたと思うんですけど、その辺の考え方はいかがですか。堤体はそんなに傷んでいるという感じはしなかったんですけれども。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  今回、池を全体的に調査いたしまして、基本設計に入らせてもらう予定としております。その関係で、池の全体を、今回、設計範囲として予算計上させていただいているところでございます。
    ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  その費用については、全て町の一般財源からの持ち出しになるんでしょうか。それとも、水利組合とのそういう割合というのがあるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  費用の面でございますけども、設計の後の工事の内容によっては、水利組合の負担も生じる工事というのもございます。例えば、池の底を改修するであるとか。そういうような工事につきましては、水利組合の負担も生じると。  あと、今回、園庭の拡張ですね。そちらにつきましては、教育委員会で実施していく。こども課で実施していく事業となりますので、こちらにつきましては、水利組合の負担はございません。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、池の水質のことも先ほどお聞きしたんですけども、北池であるとか、他の池、大きな池なんかだったら、かいぼりというのを冬前にしていますね。そういうので水質の浄化をしているところがあります。  ここの池も魚もいたのを確認したんですけれども、そういうのは、計画はいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  現在、上の池につきましては、底樋ですね、池を排水する門がございますけども、そちらの高さよりも池の底が深いような構造になっておりまして、池の水が全て排水できないというような状況になっております。その辺りを含めまして、今後、水利組合と協議を重ねながら、整備の方向性を見いだしていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、播磨幼稚園のこれからのことになるんですけども、あと2年後ぐらいですよね、改修工事の予定が。その後になりますので、3年後ぐらいには、ゆっくりとみんながそろって遊べる、そして、運動会も楽しめるという園庭になることを期待いたしまして、ここのところは終わらせていただきます。  続いて、防災訓練ですけれども、防災訓練、これ、町全体での防災訓練を実施したいと読み取れたんですけれども、この考えは、令和5年度、いつぐらいに、これはされる予定なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  時期と申しますと、今、計画をしておりますのは、具体的には11月末から12月上旬ということで計画をしております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  すばらしいことだと思うんです。本当に防災も喉元過ぎればということで、私も含めてなんですけれども、この間のすごい音がした、避難してくださいというような音にもかかわらず、家でじっとしていた私がいたんですけれども、その辺り、自主防災間の連携強化も大切ということで、各コミュニティセンター単位でも考えているというんですけれども、各コミュニティセンターでするということは、4つの小学校単位でコミュニティセンターがありますね、4小学校を舞台に実施を予定されているということなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  舞台といいますか、各自、今回は避難の訓練を予定しております。避難していただく場所というのを改めて皆さんに認識をしていただくということで、避難所といいますのは、今、おっしゃった4つの小学校でございます。ですから、そちらの小学校のほうに、皆さんがいかにして避難していただくかというようなことで訓練を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  そして、各公共施設での防災訓練・避難訓練の実施ということで、先ほどお聞きしましたら、答弁の中で必要に応じて、1月17日あたりの本当に忘れそうになるぐらい前、でも忘れてはいけない、そんな災害、阪神・淡路大震災のときの日にちに合わせてということでお答えいただいたと思うんですけどね。  各公共施設、今まで1回もそんなんなかったでという声も聞いております。その辺りの確認というのは、毎年されているんでしょうか。必要に応じてだけなんでしょうか。                (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  すみません。各公共施設というのは、学校も含まれてじゃなくて、学校は毎年されているという報告があるかと思うんです、教育委員会のほうにね、必須事項で。つい先日は、保育園のほうでも火災訓練があったということで、すばらしい記事が新聞に載っておりましたけれども。  この各公共施設というのは、例えばいきいきセンターであるとか、しあわせセンター、それから、その辺りも含めて、図書館であるとかね、そういう公共施設で避難訓練をしましたよ、図上だけじゃなくて、実際にこういうのしましたよとかいう、そういう取りまとめは、どこでされるんでしょうか。危機管理グループ。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理課長。 ○危機管理課長(日野統内君)  先ほどの答弁で申し上げましたのは、例えば岡田議員の質問の中で、防災訓練、それから、避難訓練というような表記があったかと思いますけれども、避難訓練につきましては、火災予防の観点から、各施設、消防法に基づき実施をしているということでお答えをさせていただいております。  それから、防災訓練につきましては、先ほど答弁でも申し上げたとおり、1月17日を基に、各小学校・幼稚園でやっているのと合わせまして、町としましても各防災の体制を整えていますので、各部ごとの訓練を行っているということの答弁を申し上げております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、例えば福祉会館であるとか、福祉しあわせセンターであるとか、その辺りもきちっとやっていますよということで、報告は、危機管理課で取りまとめていらっしゃって、すべからく公共施設ではやっていらっしゃるということで、安心してよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理課長。 ○危機管理課長(日野統内君)  先ほどの答弁の繰り返しになりますが、防災訓練と避難訓練というような意味合いがちょっと違いますので、避難訓練については、消防法等に基づき、各施設のほうで実施をしております。  防災訓練につきましては、先ほど例としまして、各部の訓練であるとか、学校の訓練というものを申し上げております。それから、その他、今おっしゃられた施設が防災訓練をやっているかということについて、危機管理課に届出をするというようなところは、現在のところは取っておりませんので、そこについてはお答えしていないというところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  取りまとめはされていないんですけれども、今後、今から本当に防災、それから避難訓練、その辺り重要かなと思うんです。繰り返し行うことで、私たちでも、やっぱりこないせなあかんなとか、あないせなあかんなという反省と実施ができると思うんです。  それで、されていないところの職員からお聞きしたんですけれども、ぜひ、そういうのをやったらどうやろうということでお聞きしているんですけども、今後、取りまとめや実施をしてくださいね、強制ではないんですけど、努力義務みたいな感じで、町からの勧奨というのはできないんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理課長。 ○危機管理課長(日野統内君)  防災訓練に関しましては、先ほど申し上げましたとおり、コロナ禍も明けまして、町全体の訓練ということを12月に想定をしながら進めたいと考えております。その中で、岡田議員がおっしゃったように、いわゆる一緒にできるとか、もしくは、連携してできるとかいうようなことがあれば、その中で考えていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、各公共施設での防災訓練であったり、避難訓練の重要性も考えていただきまして、今後、しっかりと取り組んでいただくことを要望いたしまして、ここのところは終わらせていただきます。  続いて、犯罪のない明るいまちづくりのところで、青色の回転灯を装備、点灯して行う自主防犯パトロールと、私は今まで青色パトカーを思っていたんですけども、これは、継続性を考えると、講習を行われたりとか、そういうことも考えられて、もうプロというか、先ほどおっしゃっていましたね、警察のOBであったり、その辺りの方を考えていらっしゃるのかなと思うんですけど、いま一度、その人材確保の件、お答えいただけますでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  その人材確保なんですけれども、今、万が一、警察との連携とか、そういうことがある場合に、例えば警察のOBの方、そういったものも考えておるんですけど、一般に普通の人って言い方おかしいですけども、この方もなることはできます。というのは、青色パトカーに乗るには、警察で講習会を受けていただきまして、その中で研修、許可証みたいなのをいただきましたら乗ることができます。ですから、一般の住民の方も、もし、例えば、青色パトカーに乗って町内の巡回の協力をいただけるということがあれば、それは実現することは可能でございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  明石市、うちの近所なんですけれども、青色パトカーが止まっている、みんなの見守り場所みたいなのが、交番ではないんですけどね、があります。そういうのは想定しないんでしょうか、播磨町内では。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  見守り場所、青色パトカーは、いろんな団体で申請をし、手続をしますと、その団体で青色パトカーを持って見回ることができます。極端な話、自治会でも青色パトカーの見守りは、そういった車両について警察署に届出を出し、陸運局で、必要な手続をしますと、認められれば可能でございます。  ただ、その団体は、公共的な団体ということで、播磨町においては、播磨町が実施をしたいと考えておりますので、青色パトカーの保管場所は、播磨町役場に置いて、その拠点として考えているところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  青色パトカーは、車を運転するということで、これまでお聞きしていたのは、自主的に防犯パトロールをされている団体もありますね、そういう方たちが雨の日はしにくいとか、夜間しにくいなとか、それから、ちょっとこわもての子供たちには注意がしにくいなとかいうのもあるわけなんですね。それで、そういうときには、青色パトカーがあったら、軽自動車やったら播磨町内も走れるないう話も今までお聞きしていたことがあったんです。  でも、運転する、それから、幾ら講習を受けても、車の運転はすごく便利な反面、危険も伴いますよね。その辺り、年齢制限であったりとか、資格とかいうのは、かなりしっかりと見極めないといけないな、警察のOBの方、しっかりしていらっしゃると思うんですけども、その辺の考え方はいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  確かに高齢者の運転の間違いということで、事故いうことは考えられますけど、運転に当たりましては、そういった技能についても十分検討させていただきながら、そういった方を採用していきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  資格のことはいいんですか。              (「資格もです」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  資格については、基本的に警察の講習を受けていただいて、その講習の許可証が必要でございます。ただ、それ以外に、そういった方ですね、面接もさせていただきながら、お人柄というんですか、そういった部分につきましても、勘案はしていきたいというように考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  安全・安心のまちづくりに向けた地域の防犯活動にとても効果的だという好意的な意見はたくさんネットでも掲載されておりまして、町の安全・安心を、犯罪の抑止力なども期待して、ここのところは終わらせていただきます。  それでは続いて、身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさとの中の公園トイレの修繕に関してなんですけれども、本当にトイレ、いろいろ見て回らせていただきました。それと、先日の広報に挟み込んであった3×3の方たちのああいう報告書も見せていただきまして、回ってきたんですけれども、本当にトイレトイレ言うてあれなんですけども、男性の方はそんなに気にならないと思うんですけど、女性や子供連れの方なんかがね、結構御意見聞きます。  その中でも、トイレの中が丸見えになっているところとか、本当に使いにくいところがあるんやいうことで、全部が全部一遍にはできないと思うんですけども、その辺り、女性職員の目でね、しっかりと一度見ていただきたいなと思うこと、女性だけじゃないんですけど、男性でも細やかな心を持って、目で見ていただいて、意見を取り入れられて、いいものにしていただきたいんですけれども。  その辺りの計画は、これから立てていかれるんですよね、しっかりと。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  公園施設等の改修につきましては、令和5年度に見直し予定の公園施設の長寿命化計画によって、改修等の必要性を検討していきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  令和5年度というと来年度なんですけれども、それを見直しをしっかりと準備をされて、工事が入るのはその後になってしまうんですけれども、優先度はね、しっかりと見ていっていただきたいと思います。もう、掃除だけではどうにもならない、そんなトイレがたくさん見受けられました。  トイレの改修を要望いたしまして、ここのところは終わらせていただきます。  続いて、全国ふるさと納税ポータルサイト、たくさんあって申し訳ないんですけれども、これは、今、県下7年連続の最下位ということで、私は他の市町にさせていただいて申し訳ないんですけども、商工会や町内業者等と連携し、ということで、以前もお聞きいたしましたが、魅力ある特産品の開発・研究に取り組むということですが、本当にこの方針は、取り組むことによって、シティープロモーション、町の魅力を全国に発信できる、そういうものにもなると思います。  また、企業版ふるさと納税なんですけども、これもホームページを見ましたら、公園整備にということで、但陽信用金庫と、それからトーカロ株式会社、先日ですね、赤ちゃんサポートということでいただいております。大切に町の魅力をアップするために、利用させていただきたいなというのは、私どもも同じ思いなんですけども、企業版ふるさと納税制度、これね、1口10万円以上って決まっているんですよね。これ、町だけでしょうか。全国的に同じレベルなんですか。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画総務部長。 ○企画総務部長(松本弘毅君)  税制度の控除の関係もございまして、これは全国的に10万円以上と決まっております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  10万円以上ということで、かなりの額をしていただいているんですけども、こちらへのPRは、どのようにされているんですか。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画総務部長。 ○企画総務部長(松本弘毅君)  ホームページでの啓発をはじめ、町長が自ら商工会はじめ、新島連絡協議会や、また、内陸部の10社会へですね、播磨町の様々な取組をシティープロモーションいうような形で営業活動に回って、播磨町はこれだけ魅力のある事業を展開しているんだということで御賛同をいただいた上で、また、こういった御寄附のほうを今後も引き続きお願いに回っていきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ふるさと納税寄附金や企業版ふるさと納税、これも金額だけじゃなくて、本当に町の魅力をPRするシティープロモーションとして、町の魅力を本当に発信していただきたいということで、このところは終わらせていただきます。  続いて、危険箇所として利用中止していた播磨南中学校西側の通学路についてなんですけれども、これ、かなりかさ上げをしないといけないかなと思うんですけど、どのぐらいの予想をしていらっしゃいますか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  盛土の高さでございますけども、約60センチメートルぐらいを想定しております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  60センチメートルというと、ブロックにしたら大体3つ分ぐらいでしょうかね。それで規定はクリアできると考えてよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  岡田議員おっしゃるとおり、60センチメートルといいますとブロック3段分に相当いたします。  基準でございますけども、基準はブロック6段分の1.2メートルが基準になっております。それよりも3段低い、60センチメートル低い、ブロック塀としましては、残りが60センチメートル程度となりますので、安全基準は満たしているということでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  その辺りも、これから、また設計とか入っていかれると思うんですけど、大体予想としては、いつぐらいが改修工事になるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  橋本敏弘土木課長。 ○土木課長(橋本敏弘君)  現在の工事の作業の進捗状況ですが、設計が完了しております。用地自体がダイワボウの土地ということで、設計、今完了しているやつでダイワボウと協議をさせていただいて、できるだけ早期の発注を目指して作業を進めてまいります。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  すみません、その早期というのは、大体どのぐらいになるんでしょうか。早期と言うたりね、これまでもいろいろとお聞きしたことがあるんですけど、検討しますとか、その辺り、およそで結構ですけれども、どのぐらいということで、住民の方へ御説明させていただいたらいいですか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  工事の時期につきましては、最終案で土地の地権者と交渉する必要がございますので、合意はいただいているんですけど、今回の設計案で合意までは、まだいっておりませんので、それが終わり次第発注になりますので、発注になりますと、入札になりますので、それなりの期間がかかってまいります。公告してから業者が決まるまで最低でも1か月かかりまして、業者の準備が大体約1か月かかってまいりますので、これは想定になりますけども、1学期中ぐらいになるのかなと。業者も手のすいているかどうかという状況もございますので。  ただ、現場は、今現在、誰も通行していないような状況にありますので、工事の時期は問いませんので、そのような準備が整えば、工事はそんなに難しい工事ではございませんので、現場に入れば早く終わって、竣工検査が終われば供用できる形になると思われます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  聞いたような、すみません、理解が。1学期中ということは、令和5年度の1学期中ということで、理解はよろしいですね。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  1学期中に何とか工事が終わればなと希望的観測ですけども、こちらは考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。
    ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  一日も早く、ここの利用ができるようになりますことを要望いたしまして、このところは終わらせていただきます。  続いて、LGBTQなど、性的少数者のカップルを婚姻に相当する関係として認めるということで、先ほどお聞きしたと思います。  それも、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町、2市2町でしっかりと進められるということを前提として進められるのですよね。これは、2市2町ともということで、理解はよろしいですか。改めてお聞きします。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  今、岡田議員の御発言にあった2市2町一体でという表現に聞こえるんですけど、実情としましては、2市2町の中で、今、協議はしております。もう既に新聞等で公表もされているかとは思うんですけど、高砂市がこの4月からする予定ということはお聞きしております。お隣の加古川市が7月頃と聞いています。稲美町は年度内かなということで、今、検討されているので、詳しいことはお聞きしていませんので、その辺り、私らのほうから御返事は申し上げにくいんですが、町としましては、令和4年12月にも質問を問われていましたように、令和5年度中にやるという中で、極力、今、急いで準備をしていると取っていただいたら結構かと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  これは、誰も取り残さないというSDGsの考え方にものっとっているかなと思います。それと少数意見、それから少数の小さな声もしっかりと受け止めるということで、明石市がいち早く取り入れられまして、人口も増えておりますし、前向きな取組は、すごい全国的に、いい悪いはいろいろあるんですけども、評価されている部分が大きいと思います。いろんな人に優しい、誰にも住みやすい、そんな町は、住みやすい町だなという感じがいたします。  そして、最後にお聞きしますが、パートナーシップ制度、ファミリーシップ制度、こちらも併せてのお考えなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  制度としましては、確かに明石市、ファミリーシップ制度をいち早くされております。ただ、これ、全国的にそちらに移行してきています。お隣の加古川市も、その辺考えることをお聞きしておりますので、当町においてもはざまの中で、住民に寄り添ったという考えからいうたら、考えるべきと、今、考えております。ですので、そういう方向で進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  令和5年度中にということで、期待をしたいと思います。  それでは、最後の項になりました。2、大人にも楽しめる公園づくりをということで、こちらは健康遊具の導入を提案いたしました。  健康遊具、いろいろとこれから長寿命化を図る中で、公園の考え方を進めていっていただきたいなということで、提案させていただきました。人生100歳時代に向けて健康寿命を延ばす施策ということで、その中の一つで、健康づくりで多くの人が楽しめる地域の公園づくりを目指していただきたいなと思うんですけども、改めてお聞きいたします。町長は健康遊具を使われたことありますか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  野添であい公園で、足痛いのとか歩いたこともよくあって、なかなか健康ね、あれ痛いです。皆さん、ぶら下がってね、いろんなところでお見かけさせてもらっています。だから、岡田議員の質問の意図はよく分かります。で、それが今後どうなるかは、今日の部分で、せっかくですので、僕はもうこういうって言ってしまったら、せっかく御質問いただいておるので、じっくりと今から話し合っていただけたらなと思いますので、今からどうぞよろしくお願いします。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  健康遊具は、大人が使用するのを中心に考えられた遊具なんですけども、ブランコとか、滑り台は、かなりの広さを取ります。だからスペースが要るんですけどもね、児童公園でもかなり広いところじゃないと設置はできないと思います。  でも、健康遊具は、スペースをあまり取らないように考えられています。それを使うことで、ますます町内の公園に親しみが持てる、そういう公園づくりができると思います。  これを共生社会を目指すためにも、高齢者がとっても公園をたくさん使っていると、そういう現実もあります。また、私たち高齢者の仲間でシニアクラブがありまして、そこでも清掃を請け負っております、児童公園の。その場でもお声をお聞きします。「子供の滑り台とブランコはあるけどな」言うて。「高齢者のもあったらええのにな」というお声をお聞きしておりますので、それをこの場で質問に代えて提案をさせていただきました。  ぜひ、共生社会を目指すためにも、それから、少子高齢化を防ぐためにも、公園を魅力あるものにしていただきたいという思いを込めて、以上で、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(河野照代君)  これで、政風会代表、岡田千賀子議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時29分               …………………………………                再開 午前11時40分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。次に、日本共産党代表、松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  議員生活最後の代表質問として、しっかり頑張らせていただきます。  1、令和5年度施政方針について。  (1)誰もが安心して安全に暮らせるふるさと。その中から何点か言います。  ①播磨町地域福祉計画を策定し、地域共生社会の実現に向けて、地域に住む方々と社会福祉協議会や関係機関が協働して地域を支え合う仕組みづくりを推進します、とありますが、仕組みとはどのようなものなのでしょうか。  ②国民健康保険被保険者の特定健診受診者に、クオカードを配付する受診キャンペーンに反対するわけではありませんが、受診率向上には申込方法や、受診機関の拡大などの検討も必要ではないでしょうか。  ③すくすく子育て事業の保護者同士の交流の場とはどのように設けるのでしょうか。  ④播磨西こども園に看護師を配置するとありますが、医療的ケア児の休養室などは整備しているのでしょうか。また、播磨西こども園を配置ということで、待機児童解消にどのように寄与するのでしょうか。  ⑤産後ケア事業について、自宅への訪問型ケアが開始され、さらに宿泊型及びデイサービス型があり、多胎児、兄弟加算の自己負担分を町が負担し、経済的支援を行うとありますが、詳細についてお聞かせください。  ⑥播磨幼稚園の園庭拡充と上の池の一部埋立計画の整備内容について説明をお願いします。  ⑦地域において医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの実現に向けて、令和7年をめどに、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的の下で、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制の構築が推進されているところですが、地域の包括的な支援・サービス提供体制というのが見えにくいんですが、家族介護者への支援としてどのような事業を考えているのか。例えば、家族会の呼びかけや、家族介護者の交流を事業化する考えはあるでしょうか。播磨町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画の策定に当たり、昨年末から1月にかけて実施したアンケートの集計結果はどうなっていますか。  ⑧防災キャンプの内容や実施方法はどのように考えているのでしょうか。  ⑨福祉避難所マニュアルについて有識者による検討委員会を設置して改定とするとありますが、いつ頃に制定されるのでしょう。  (2)身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさとの項で2点お尋ねします。  ①JR土山駅北地区においては地籍調査が行われ、住民との連携を密にした勉強会が開催されるとありますが、古宮地区・本荘地区でもまちづくりや地籍調査について、意見交換会や勉強会など具体的に検討を始めるべきと考えますが見解は。  ②古宮地区・本荘地区の海岸部においても今後のまちづくりを検討する準備を進めますとありますが、令和5年度の計画はどうなっていますか。お聞かせください。  (3)多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさとの項についてお尋ねします。  ①中学校における部活動の地域移行について。  ア、保護者、生徒からの意見聴取はされたのでしょうか。また、意見として、どのようなものがあったのでしょうか。  イ、部活動の地域移行のメリット、デメリットについての御見解をお聞かせください。  ウ、部活動も教育の一環であり、指導者を外部委託しても報酬は町が負担し、生徒の費用負担は今後も生じないのでしょうか。  ②自治体デジタルトランスフォーメーションを推進するため、町の情報を直接お届けする新たなツールを導入し、住民の利便性の向上を図りますとありますが、どのようなツールでどう便利になるのでしょう。  2、安心して暮らせる播磨町を。  新型コロナウイルス感染症が発生してから3年が過ぎます。まだ収束の見通しが立たない状況です。また、ウクライナ情勢も緊迫かつ長期化しています。アメリカと中国、北朝鮮、台湾などの緊張が続いており、岸田政権の大軍拡路線が強行されています。日本共産党が令和4年度に播磨町の住民に実施したアンケートによりますと、「暮らしが悪くなった」と回答された方が7割近くを占め、「よくなった」と回答された方は、わずか6%でした。物価高で暮らしが大変になり多くの品目が値上げされ、今後も続くことが心配され、多くの住民に影響を及ぼしています。特に高齢者は、後期高齢者医療制度の自己負担割合が、所得が一定以下の場合は原則1割であったのが、令和4年10月より2割負担が導入されました。また、介護保険制度では、サービス利用時の自己負担割合が2割となる対象者の拡大が検討されています。身近な町政で住民が安心して暮らせるようにできないでしょうか。今までにも一般質問で取り上げてきましたが、このような情勢の中で、下記項目の令和5年度実施に向けて、町長の考えをお伺いします。  (1)給食費の完全無償化は。  令和5年3月までは新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、播磨町も無償化しました。物価高騰に伴う子育て支援の一環として、茨城県日立市では恒久的な制度に位置づけ、4月以降も無償化し、5億4,400万円を市独自の財源から計上し実施します。また、北茨城市は、中学校を先行して無償化していましたが、今年度から対象を小学生にも拡大し、1億3,238万円余りの予算を盛り込みました。  そこでお尋ねします。  ①播磨町における給食費無償化の実施予定はどうでしょうか。  (2)学資困難な高校生への給付型奨学金制度の創設は。  いろんな方からお声を聞いております。  そこでお尋ねします。  ①貧困の連鎖を断ち切り、生徒が卒業後、返済に追われることなく、夢と希望が持てる生活を送れるようぜひ実施していただきたいのですが、実施の考えは。  (3)学校のトイレなどに生理用品の設置を。  要望します。これまでにも何回か一般質問で取り上げました。このたび兵庫県は令和4年度補正予算で、生理用品の配布対象を女子生徒・学生が在籍する県内の私立学校、小中高、専修・各種学校含みますが、全53大学に拡大すると発表しました。生理用品の経費を補助し、備えておく場所もトイレなど柔軟に対応するという内容です。  ①町としての対応は、についてお尋ねします。  (4)加齢難聴者への補聴器購入補助を。  令和4年3月定例会における野北議員の質問に対する答弁で、兵庫県がモデル事業として65歳以上の方400人程度に上限2万円を補助する予定であり、その効果について、検証結果を注視していくとのことでした。が、厚生労働省が令和2年度の老人保健健康増進等事業で、自治体における難聴高齢者の社会的参加等に向けた適切な補聴器利用とその効果に関する研究を実施し、事業の目的として、①自治体における難聴高齢者支援の実態を把握する。②自治体が実施する難聴高齢者を把握する取組と補聴器利用等により、社会参加等につなげる上での課題及び対策を明らかにするということが挙げられています。  調査報告書は令和3年3月に発表され、その中で、自治体における難聴高齢者の把握の取組が十分になされていないことが分かりました。また、各自治体の課題を明らかにするとともに、それに応じて自治体の取組強化の検討が求められるとしています。  そこで、①播磨町として速やかに取組を求めるが、見解はいかがですか。  (5)国民健康保険税について。これはもう、ずっと今までにも言っておりましたので、説明は抜いて、質問だけをします。  ①国民健康保険税の引下げと子供の均等割軽減のさらなる拡大の実施のお考えはないでしょうか。  (6)介護保険料について。来年度、令和6年度、3年に1回改定される介護保険料の引下げの実施予定とか考えはいかがでしょう。  (7)住民の命、財産を守る強い町に。  国政における軍事力を抜本的に増強する政策への転換は、近隣諸国との緊張を高め、エスカレートすれば戦争にもなりかねません。米中が絡めば核戦争に発展することも危惧されています。そうならないために、日本共産党は、戦争の心配のないアジアにしていく、憲法を生かした平和外交を進めるよう国会内外で強く求めています。  ①そのような情勢の中、台風や津波のハザードマップはありますが、戦渦に巻き込まれたらどうすればいいのか。町として住民の安全のため施策について、考えていることがあれば御回答ください。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時55分               …………………………………                再開 午後 0時58分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  日本共産党代表、松岡光子議員の1点目の御質問、令和5年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、人口減少、少子高齢化が伸展していく中で、独り暮らし世帯、高齢者世帯が増えるとともに、地域における人と人とのつながりが希薄化して、地域が互いに支え合う関係づくりが難しくなっている状況です。このような中、誰もが住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らし続けることができる社会にしていくことが求められており、制度、分野ごとの縦割りや、支え手、受け手に分かれるのではなく、みんながそれぞれにできることについて役割を持ち、力を合わせて地域生活の課題の解決を目指し、人と人、人と資源がつながり、共に支え合う孤立や排除のない共生社会を実現するため、地域住民や社会福祉協議会などの団体、関係機関が自分のこととしてまちづくりに参加することができる仕組みづくりを推進いたします。  ②についてですが、健診機関の拡大については現在のところ考えておりませんが、広報や各種媒体によるPRに加え、郵送や電話による個別勧奨を行うとともに、かかりつけ医での個別健診、また、集団巡回健診におけるがん検診との同時受診の機会の提供など、環境整備に努めており、巡回健診の施設や回数も増やしているところであります。また、申込方法についても、今年度から電話予約に加えてウェブ予約も始め、さらに来年度、受診キャンペーンを実施することも含め、受診率向上には努めているところでございます。  ③についてですが、新生児訪問、乳児検診などの1歳になるまでの期間、引換券を配付し、子育て支援センターで合計4回、育児用品と引き換えてもらうことができるシステムを新たに開始します。引換えをきっかけとして、町内の子育て支援センターへ親子で直接出向いてもらうことにより、子育て支援センターが育児を行う親同士の交流の場となるよう、また、子供たちも同世代との関わり合いを持ち、体を動かす機会をつくることができるよう支援していきたいと考えております。子育て支援センターの親子サロンを活用しながら、センター職員や主任児童委員などがじっくりと相談の聞き取りを行うことにより、母親の育児不安の軽減も図りたいと考えております。  ④についてですが、播磨西こども園では、医療的なケアを必要とする園児も地域の子供たちと共に学び育つようにするために、看護師を配置することにより、幼稚園教諭では処置することができない医療行為を医師の指示の下に行うものです。休養室は園児用の保健室があるので、そこが利用できます。また、これは待機児童解消施策とは異なるものです。  ⑤についてですが、現制度では病院や助産院に宿泊や日帰りで通うことについては、費用負担や家族との調整など、お母さんにとっては非常に困難と思われます。そこで、自宅のほうへ助産師が足を運び、乳房マッサージや沐浴の方法、栄養面のアドバイスや母親の心理的なケアなどをゆっくりと時間をかけて行うサービスを新たに開始します。初回は無料で、2回目以降7回目までの費用の一部を助成することにより、経済的な負担の軽減も図ります。従来から実施している病院などでの宿泊、日帰りでの通いのケアについても、多胎児加算や兄弟加算の自己負担分を町が負担することにより、経済的な支援を行います。  ⑥についてですが、隣接する上の池のうち、約1,800平方メートルを埋め立てることで園庭を拡張し、子供たちが伸び伸びと遊ぶことのできるスペースを確保するとともに、保護者送迎用の駐車場も併せて整備することで、保護者等の負担軽減も図るものです。令和5年度において、用地の境界の画定や分筆登記、不動産鑑定を行い、用地を取得するとともに、園庭拡張に係る実施設計を予定しております。  ⑦についてですが、令和5年度から地域包括支援センター主催の介護家族会を年6回程度開催する計画を立てており、内容については、現在、地域包括支援センターの職員と検討中でございます。また、家族介護者交流の事業化については、現在集計中のアンケート結果を踏まえ、家族会に来られる方々とも相談し、ニーズに沿った事業を検討してまいります。  ⑧についてですが、町内小学校5年生を対象に令和2年度より実施しており、令和2年度1校、令和3年度2校、令和4年度3校で実施してきております。また、令和4年度では、実施した小学校のうち1校においては、県防災士会東播エリアの防災士の皆さんからの協力も得て実施いたしました。令和5年度以降につきましては、町内の小学校で実施し、県防災士会東播エリアの防災士の皆さんと協働して実施してまいりたいと考えております。防災キャンプの主な内容としましては、まず、本町で起こり得る災害の理解と災害への備えの講義を行い、防災士の皆さんからは、防災士としての心構えや過去の災害の話などをしていただいております。その後、場所を体育館に移し、そこを避難所として想定し、備蓄している簡易トイレの組み立てや、避難所内の区割り、そして、テントやパーティションの組み立てなど、実際に行ってもらいます。時間については、講義と実技を合わせて約2時間30分程度です。これについては、毎年実施することで、小学校の皆さんにも防災意識を持っていただくとともに、家に帰ってからも防災について家族で話し合っていただくことで、全世代的な防災啓発につながっていくものと考えております。  ⑨についてですが、県において、令和4年度に改定を進めているところで、現在もまだ作業中とのことです。本町の改定についても県の改定を受けて行いますので、スケジュール等については、まだ定まっておりませんが、令和5年度末頃の改定を想定しております。  (2)の①についてですが、古宮地区、本荘地区についてもまちづくりを検討する準備を進める予定としており、まずは地域の皆さんとの関係構築を進め、勉強会等の開催は、その後の展開に応じて検討したいと考えております。また、地籍調査に関しましては、おおむね町北部から順次実施していく予定であることから、現時点の10か年計画においては実施範囲に含まれておりません。今後の状況によっては、実施時期を繰り上げすることも考えられますが、実施時期は慎重に見極める必要があるものと考えております。  ②についてですが、地域の皆様方の考え方を広くお聞きする必要があると考えており、令和5年度においては、アンケート調査を行うための予算を計上しております。  (3)の①のアについてですが、令和4年12月に実施しましたアンケートからは、児童生徒、保護者のニーズや期待が多く読み取ることができました。活動を希望する種目において、スポーツ系ではバドミントンやダンス、文科系では茶道やプログラミングなど、現在、中学校の部活動にはない活動を希望する児童生徒が多く見受けられました。  イについてですが、メリットとしては、希望する種目等の選択肢が増え、より専門的な指導を受けることができるとともに、地域での多様な体験や様々な世代との豊かな交流が期待されます。一方、学校部活動の地域移行期においては、指導者の質の向上や量の確保をはじめ、運営母体となるNPO法人スポーツクラブ21はりまの機能充実など、多くの課題があります。  ウについてですが、地域移行期においては、行政の支援等により円滑に移行を進める必要がありますが、移行後はスポーツ保険や会費等の一定の受益者負担が必要となります。なお、地域クラブにおいても、学校部活動の教育的意義や役割などの継承、発展させ、発展段階やニーズに応じた多様な活動ができる環境の整備に努めてまいります。  ②についてですが、現在、登録者数が1万7,000人を超えております。公式ラインを有効に活用するため、ラインアプリをベースとした情報発信ツールの導入を検討しております。このツールを導入することにより、住民の方があらかじめ御自身の欲しい情報を設定することで、受け取る情報を選択できるようになるほか、ごみ出しの曜日や学校給食の献立など、その場で確認したい情報について、手軽に入手できる仕組みを構築いたします。  2点目の御質問、安心して暮らせる播磨町を、についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、現在のところ、学校給食の完全無償化については考えておりませんが、令和5年度から年齢に関係なく同一世帯に子供が3人以上いる場合、3人目以降の児童生徒の学校給食費の無償化を実施してまいります。  (2)の①についてですが、現在のところ、給付型奨学金制度の創設は考えておりません。  (3)の①についてですが、町立小中学校への設置につきましては、既に学校にヒアリングを行い、校長会においても協議いたしました。その結果、管理面等、様々な課題が多く、現状行っている保健室や職員室での対応で問題がないとの結論を得ております。また、コロナ禍で生理の貧困がクローズアップされる中、貧困により生理用品が買えないという経済的な問題のほかに、その根底には社会の風潮や格差など、あらゆる問題が関連してきます。衛生的かつ快適に過ごすことは、人としての尊厳や権利にもつながる問題であることから、男女共同参画社会、SDGs、女性の健康につながる課題でもあります。今後は様々な視点で検討してまいりたいと思います。  (4)の①についてですが、言われています調査報告書を受けて、現在、兵庫県において、難聴高齢者の実態を把握する目的で、高齢者の補聴器活用調査を行っており、その参加者にモデル事業として購入費補助を行っています。また、その効果についても検証することによって、国に対して補助制度を要望されるものと認識しております。本町としましては、その検証結果を受けてから助成の実施を判断していきたいと考えております。  (5)の①についてですが、現在、兵庫県においては、保険料水準の統一に向けて、県内市町が税率を引き上げる等の調整を行っておりますが、本町としましては、国民健康保険事業財政調整基金を活用して、現在の税率に据え置きたいと考えており、税率を引き下げることは考えておりません。また、子供の均等割軽減の拡大についても、県が保険料水準の統一に向け、県内市町と協議を進めており、本町単独での実施は考えておりません。
     (6)の①についてですが、介護保険料は保険者が3年ごとに介護保険事業計画を策定する中で、人口や認定者数の推移、また、介護保険サービス等の利用実績から次の3年間に見込まれる給付費等の総費用額を基に算定される仕組みとなっております。次は令和5年度に令和7年度から令和9年度までの推計を行い、第9期介護保険事業計画の策定とともに決定いたします。  (7)の①についてですが、有事の際の対応として、国民保護計画を策定しており、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律及び関連法令、計画に基づき、国・県と連携して対応していくものと考えております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員の再質問を許します。  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  では、再質問をさせていただきます。  ①の仕組みづくりということでは、どんな仕組みって一言では言えないいうことは分かりましたけども、これについては、本当に皆さんがそういうことができるように頑張っていただきたいと思います。  ②についてですけどね、受診率向上についての申込方法いうことでも、いろいろ場所や電話やとかいうことでされているんですけれども、播磨町の場合、かかりつけ医も含まれてるいうことですけど、播磨町の住民というのは、かかりつけ医が明石市とか、他の地域のかかりつけ医を持っている場合が結構多いんですね。そういう中で、そこでの健診が受けられる体制を考える必要があると思うんです。というのは、一つは、保健センターで予約がいっぱいで、なかなか希望する日に予約が取れないということも、何度か今まで各議員の質問でありました。そういうことをする意味で、医師会は、加古川医師会、明石市医師会と、独立した団体でございますが、そこら辺、相談していただいて。無理じゃないと思うんですけど、どうして駄目なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  今現在、1市2町の加古川医師会で、110ほどの医療機関で受診していただくようになっているんですけども、明石市となりましたら、加古川医師会は契約によってやっているわけですけども、1市2町管外の受診の拡大につきましては、本町だけで決められる問題ではありませんので、ハードル高い要望であると認識しております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  今までそういう説明もあったんですけれども、ハードルが高いというのは、どういうハードルがあるんでしょう。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  医師会が違いますので、加古川医師会以外になりましたら。加古川医師会の了承とかも含めて、そういう得る必要があると聞いておりますので、本町だけで決められる体制ではないので、ハードルが高いと聞いております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  加古川医師会に、その旨、明石市の医療機関を加えるということについて、協議はされたんですか。  住民からそういう要望があると、明石市内の医療機関も、まあ、人間ドックなんかも結構しているんですよね。そんなところにいってらっしゃる方もあるんですよね。  そういうことで、具体的な御相談は、された上でハードルが高いということなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後1時19分               …………………………………                 再開 午後1時20分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  先ほどハードルが高い案件と申しましたが、まず、加古川医師会に所属している1市2町の中で話合いをしてみまして、それでまた検討をしていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  なぜ、これを言うかといいますと、子供のワクチン類の分は、明石市でもよかったように思ってたんですけど、それは違ってましたかね。ちょっと私の勘違いかもしれないんですけど。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  はい、可能でございます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  それができるんなら、協議してできないはずはないと思いますので、これについては、ぜひ協議を進めていただきたい。実現に向けての協議をしていただきたいと思います。  特に明石市医師会をしても、播磨町がその委託料金を払うということで、反対に加古川医師会より明石市医師会が、他の医療機関、明石市内でしている医療機関に払っている委託料と違えば、明石市から何かがあるかもしれませんけど、加古川市でということは、私としては考えられないと思っていたものですから、その辺については、明石市の委託料とか、加古川市に払っている委託料との差ということについては把握していらっしゃいますでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  その辺りの医療機関の費用については把握しておりませんが、今後も播磨町の場合、明石市と隣接していることもありますので、その辺のところ、1市2町と相談しながら、今後検討していきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  それについてお願いしておきます。  それでですね、ちょっと私、置いとった分が見当たらなくなっちゃってあせっているんですけど、覚えている範囲でします。  播磨幼稚園の園庭拡充と上の池の一部埋立て計画の整備内容については、岡田議員の質問にもあって、ほぼ私も理解できましたんですが、播磨町内に池がありますよね。12、11、それぐらいの池があって、その池の面積が減るということについては、何ら問題がないということなんでしょうか。  実は、私ね、前から、播磨幼稚園ね、園庭が少ない、狭いのに、上の池、何か活用して埋め立ててしたらあかんのんかなと思ってたんです、実は。でも、播磨町は池がそれだけしかないから、水辺のそういうのを大事にせなあかん言うて、いう記憶が、議員の中もそういうふうに思っていた人があったのでね、そこら辺になったいきさつというのがどういうことなんかなと思うんですが。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  池を埋め立てても大丈夫かという御質問だと思うんですけれども、上の池の場合、他の池でも同じ考えなんですけれども、その池の水を受益されている農地の方、方というか、農地の面積を出してきまして、どれだけの水の量が要るかというところを計算出すというか、確認した上で、その確保をすべき量を残した上で、一部処分という形で考えておりますので、全くできないということではございません。 ○議長(河野照代君)  松岡議員、いいですか、今の答弁で。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  いやいや、ちょっと、今。 ○議長(河野照代君)  もう一度。松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  埋めて大丈夫かということもありますけれども、何か、先ほども言われましたように、運動会のときはよそいってしてる、園庭で事故が起こったとか、いろんな経過がある中で、それは保護者とか園の職員とか、どういうところからか、何かそういう主な提案とか、そういうものがあったのかという、そういうことをお聞きしたかったんです。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  先ほど、岡田議員のときも申し上げましたけれども、播磨幼稚園の場合、園庭が狭いので、運動会をする場合は、ずっと播磨小学校の校庭を使わせていただいてやっていたということが現実でございます。それと、狭い運動場で園児全員が一緒に遊んだときに、園児同士がぶつかってけがをしたという事例がありましたから、それから全園児が一斉に遊ぶことはなく、クラス単位とかで遊ぶようになりましたので、そういう現状を踏まえて、今回、園庭を拡充しようと、池を一部埋め立てて拡充しようという構想といいますか、考えに至ったということでございます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  そこまでは分かっているんです。何回もお聞きしましたので。  そうじゃなくて、そういう問題意識を持ったのはどこですかということを聞いているんです。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  まず、問題意識という話ですけど、現場の先生方から、そういう話をずっとお聞きしてまして、ましてや現場の先生方が、次、もうOBになられてましてね、そのOBになられた先生方も、ずっと播磨幼稚園については言ってこられていまして、それでもなかなか園庭が拡充にならへんから、あなたが頑張ってしなさいということで、恩師たちからも言われまして、それが一番の話でした。  次、2つ目なんですけど、地元との協議の中で、まず、地元の方も田んぼを稲作されている方が少なくなってきている。しかし、畑でまだ動かれている方もいらっしゃる。でも、そこまで水も要らないようになっている。なら、地元水利組合としても、今後どうするんやという話、聞かさせていただいて、私も職員時代いました。その中で、今回、両者の意見が、幼稚園側と池側ですね、水利組合の方々の、僕がお聞きしている中では利害が一致しているなと思っていたので、両者に、両者いうても片一方はこちらですけど、話させてもらったら、必要じゃないかということでまとまって、就任以来、水利組合の方々と計3回、今のところさせてもらっていますけど、公では3回ですけど、個人的には10回、何十回とお会いさせてもらっていますので、その中できっちりと話を聞かさせていただいて、今回の園庭拡張の話になっていると。  先ほど来、岡田議員のときの質問からあれなんですけど、駐車場につきましても、近いところなので、街区公園みたいなイメージで、本当は幼稚園は歩いていってください、自転車で来てくださいというのが原則で、ずっと歴史上流れていますが、今の播磨幼稚園、どういう状況かといいますと、役場に車止めて、そこから歩いていかれたり、自転車もレイクタウンからずっと押されて、乗られてこられてて、レイクタウンからしたら播磨幼稚園って遠いです。そういった方が、10人20人が置けるようなスペースの駐車場をきっちりと用意させていただいて、その方々は別に乗ってきてもええやないかと。原則、天気のいい日は親子歩いてきてください。これは通してもらったらいいと思いますけど、でも、毎日、雨の日だとか雪の日でも、僕は降りて歩いていかれる姿、ずっと見てきましたので、そういった方々の意見を僕は聴してませんけど、お気持ちは分かりますので、そういう方々に対応していただく。  といいますのは、蓮池幼稚園と播磨西幼稚園については、近隣に駐車場ありますので、それを公には使っていません。でも、今後は緊急だとか、そういったときには園長に申し出ていただいて使っていくような制度を私は構築していきたい。そのために播磨幼稚園にも、そういった駐車場を造って、全部の園が緊急時、もしくは、日々の生活の中でしんどいときは乗せてきてもらってもいいですよという制度を幼稚園にも働きかけて、私はそういう登下校の制度に変えていっていただきたいなという思いをもって、今回の駐車場の件についてはさせていただいていますので、今までと制度は変わりませんけど、使っていただけるところは使っていただきたい。レイクタウンの方は、堂々と乗っていっていただきたいというような制度に変えてあげてほしいなと思い、今回のこの駐車場の件も拡張するということに至りましたので、いろんな経緯の中で、今回の構想は予算計上させていただきました。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  それが聞きたかったんです。住民の意見、学校の先生の意見が取り上げられたいうのはうれしいです。そういうところに耳を傾けて、これからも行政政策立てていってほしいと、そう思うものですから。それを聞きたかったんです。  じゃあ、次、行きます、  ⑦の、ずっと書いてますけど、家族介護者のということで、年6回ほど、そういう交流会をしますということですけども、そしてアンケートの結果を見ながら、そしてそういう交流会に参加してくださった方の意見を聞きながら、そういう家族介護者の支援を深めていきたいと理解しましたけれども、それでよろしいですかね。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  そうですね、そのとおり、年6回ほど実施してまいりたいと思います。  それで、先ほどの集計分析結果については、来週、業者から提出があるものと聞いているんですけれども、次の予算特別委員会の松岡議員の最後の質問の機会にでもお答えできればいいと思っております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  前の家族介護者の支援に取り組むということで言ったんですけど、家族介護者の方は、なかなか自分がそういう状況を把握できていない、家族の夫や両親の介護に気が向いていて、自分は二の次という形が多いと思うのね。だから、そういう自分の大変さ、自分の気持ちというのが隠れている。だから、皆さんが探し見つけていただく、つなげていくということが大事だと思うので、そこら辺だけ抜けないように、心して計画等していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  先ほど長谷川部長も申し上げましたけど、やっぱりこれ、上がってきたかというふうに、僕、予算のとき思いましたので、これはみんなでこうやって、議会も行政もみんな一つになって、こうやってつくっていく一つ契機になった事業やと思いますので、今後、そういった丁寧なことを担当部署にもお伝えさせてもらいながら、事業は推進してまいりたいと思いますので、本当にこれはいい事業の展開方法の一つだったと思います。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  じゃあ、次のほうへ行きます。  身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさとという形で、特に古宮地区、本荘地区の海岸部においても、JR土山駅北地区でもだいぶ時間がかかりました。地籍調査が行われるまでにも時間がかかったし、地籍調査も3年は最低かかる。そんな中で、古宮・本荘地区は、救急車も通れない細い道がありますし、この前、私、骨折した道なんか、私道やとか、そういうことの現状もありますので、先ほど答弁の中に地籍調査の順番は、今後、いろんな話合いの中で変更する可能性もあるとはおっしゃっていましたけど、それより先に、地域の自治会のメンバーの方たちや住民の方たちに、そういう方法があるんやと。その道のりですね。町の中、村の中の状態、ほったらかされとうっていう、感じてらっしゃる人もいらっしゃって、諦めているっていう方もいらっしゃるんですね。だから、そういう方たちに夢を持っていただきたい、期待を持っていただきたいという意味で、町の方針という、考えていることっていうのを伝える場として、意見交換会は、ぜひ何度か持っていただきたいと思うんですけども、その辺、計画なんかはまだでしょうか。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  令和5年度には、まずはアンケート調査を行うと答弁させていただきましたが、まずは、このアンケートの結果報告会、そういったものを持ちまして、地元の方と協議をスタートさせていければなと考えております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  アンケート調査を行ういうことを聞きました。その結果をもって、そういう話合い、意見交換会というのをする予定ということでよろしいですか。じゃあ、ぜひお願いしたいと思います。  それとですね、次、中学校の部活動の地域移行についてですけども、一番心配だったのは費用負担、今後、ということなんですけども、それについては、会費とか、そういう内容のこと、お聞きしましたが、その会費というだけでいうたら、会費は要るだろうな、何ぼかはやっぱりというのはあるんですけども、それについて、どの程度が適切、妥当な金額と思われるでしょうか。結構高いんじゃないかなと思ったりしているものですから。考えているところをお聞かせください。 ○議長(河野照代君)  野村眞一教育次長。 ○教育次長(野村眞一君)  松岡議員の御質問の費用負担の額、適当な額はという御質問だと思いますけども。12月の保護者、児童生徒、そして教職員に対してアンケート調査を実施させていただきました。その中の一つの質問の項目として、費用負担、適当な費用負担額をという質問がありました。その結果を申し上げますと、中学生の保護者が70%、小学生の保護者は62%が1,500円未満が適当じゃないかという、そういう御意見がありました。中には4,000円ぐらいでもいいよという、そういう保護者の方もいらっしゃったと。そんなような状況でございます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  そうなれば、一般の新聞にも、神戸新聞でも、地域外の地域移行については、まだ近隣では取組が少ないという中で、先進いくし、メリットとしては、今、中学校にクラブがないものをできるというのは、本当にしたいことができるのはいいことだと思うので、そういうメリットは十分生かし、拡大していただいて、費用負担は、そういうのをさせたいと思いつつ、先ほども言いましたように、今、経済的に保護者も大変です。だから、できるだけ負担の少ないように、そしてまた、かつ講師が来るように、皆さん一生懸命になってくださっていると思うんですけども、そこら辺についての決意と覚悟のほどを。 ○議長(河野照代君)  野村眞一教育次長。 ○教育次長(野村眞一君)  まず初めの御質問の費用負担の件ですけども、来年度におきましては、町で保険の2分の1補助します。今は学校部活動においては、振興センターの保険で自動的に入学、学年当初に支払うんですけども、地域移行になりましたら、地域のクラブということで任意の保険に入ると。学校と同等の、また、それ以上の内容の補償のあるものを選んで、スポーツ安全保険を1人当たり生徒であれば800円、その2分の1を補助していこうという考え方。そしてもう一点、生活困窮世帯、非課税世帯については、播磨町についても同じく保険プラス会費、それから年会費、これについても2分の1考えています。  まずは3年間、このような方向できちっとした形で、現状の中学生たちの部活動の活動のレベルが下がらない、最低でも下がらないような形で、質の高い活動が保障できるような方向で進んでいくように考えているところです。  以上です。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  分かりました。そこら辺、よろしくお願いします。  私、②の自治体デジタルトランスフォーメーションのどのようなツールっていのが、ちょっと説明してくれた、こういうところがちょっと不理解なものですから、よく分からなかったんですけど、便利になるかいうところでは、欲しい情報が設定したら入ってくる、出てきやすいということをおっしゃったんですけど、これは高齢者でも簡単にできるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画総務部長。 ○企画総務部長(松本弘毅君)  初めの説明の中で、ラインアプリを活用して情報発信を考えております。もともとラインアプリにつきましては、新型コロナウイルスワクチン接種の予約から始まったんですけれども、昨年の夏ぐらいから、積極的にほぼ連日のように町の情報を発信させていただいているところなんですね。  たくさんの方から好評を頂いているんですけれども、実際に講演会や行事ごとでは、そのラインを見てこられたという方もたくさんいらっしゃいます。ただ、中には毎日のように自分には関係ない情報を送ってきて煩わしいというお声もしばしば聞いているのが実情なんです。確かに子育て世代の方と高齢者世代の方は、取得したい必要な情報は異なってまいりますので、今現在でしたら同じ情報を発信しているものを選択していただくことによって、自分の欲しい情報を取得していただけるようなシステムをつくってまいりたいと思っております。  これでこれまで以上に、私ども、どうしようかと送るのをとまどっていた、控えていた情報もございます。実際、そういった声も結構あるので、そういったことも積極的に送ることもできますし、もちろん高齢の方にも使っていただけるような構築を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  今なら播磨町のラインに友達登録をすればいいだけで、簡単に、一方的に入ってくるしね、見れるんですけれども、その欲しい情報を設定するということがね、ちょっと高齢者には何か。普通のパソコンでいろんな情報を調べるにしても、その中でいっぱい同じテーマで、いっぱい情報があるでしょう。それを選ばなあかんわけですよね。だから、そういう欲しい情報を設定する、そういう手順とね、そういうのも、何か、高齢者とか、高齢者に限らず、こういうツールの使い方説明みたいな、そういう何かをする予定とか、そんなのはないんですか。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画総務部長。 ○企画総務部長(松本弘毅君)  今年度も実は実際にそういったスマートフォンの使い方教室を高齢の方対象だけではなく、幅広く行ったこともございます。兵庫県の事業で、また、携帯の事業者とも共同で実施しました。そういうことも進めながら、また、より使いやすいアプリの構築を考えておりますので、ワクチン接種の予約と同じぐらいですね、ラインを開いていただいたら、下に升目が出てくると思うんですけれども、そこをクリックしていただいて、展開していくような、そういったメニューを考えております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  住民も町のことが分かり、参加しようかなという気持ちにもなっていけると思うので、ぜひ大事なことやと思いますので、高齢者でも誰でもが使いやすい、そういうラインアプリ、システムを構築していただきたいと思います。答弁は結構です。  では、次ですけど。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  給食費の完全無償化ということで、播磨町は同一所帯に3人いる場合は3人目から無償ということで、しばらくそれでいくということと理解しているんですが、その3人いる場合というのは、学校に3人在籍しているということじゃなくて、3人目の子は、全て小学校から中学校まで無償化という理解でいいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  松岡議員御質問の3人目の定義なんですけれども。3子目ということで、もちろん小中学校で3子目というのもありますし、2人の上のお子さんが社会人等であっても、同居しておられた場合については、第3子目が小中学校に在籍しておれば対象となるので、社会人も対象としております。
    ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  そうしたら対象者は結構あるんかなと思いますけど、今までにいろんな制度があって、保育所の費用も2人在籍しとったら2人目はとかいう、そんな補助やった記憶があるので、確認しましたけども、3人いらっしゃる場合は、社会人であっても同居していたら、同じ家族の中であったら、その給食を頂く小学生、中学生の子供の3人、1人分は、とにかく3人目は、一番下の子という意味になるんですよね。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  先ほどの答弁、説明が十分でなかったので、もう一度させていただきます。  3子目の定義につきましては、同一世帯で3子目と考えていただいて、例えば高校生がおられたり、大学生がおられた場合でも、3子目のお子さんが小中学校に在籍であれば、その方の給食費については無償で取扱いをさせていただきます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  そのように理解しています。  それについては、全員無償化にならないですけども、一歩前進ということで。よかったです。  次ね、学資困難な子供については、奨学金は考えていないということなので、今後考えていってほしいと思いますので、考えて今いないけども、今後は分かりませんよね。 ○議長(河野照代君)  松岡議員、質問ですか。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  はい。 ○議長(河野照代君)  今後は分かるか、分からないか。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  給付型奨学金についてですけれども、現在のところはまだ検討に入っておりませんので、全く分からないところでございます。予定ございません。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  こういう奨学金にとっても、日本は子供の教育費は一番多い国です。国がこういう奨学金制度を取るのは当然であるんですけれども、それができていない中で、一番住民が身近な地方自治体が少しでも軽減するために考えるという立場はお持ちでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  すみません。やっぱり気持ちはもちろん松岡議員と共にあるんですけど、なかなか財政の問題もありますので。そして、こういうことは、オールジャパンで考えないといけないと思いますので、ここは国にお願いするところでありますので。国も考え方ありますので、もう一押しやと思うので、要望は、我が播磨町から出していきたいなと思います。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  その言葉が聞きたかったんです。気持ちはある。国が当然すべきやし、国もそれぞれ国会の中で、各党派、これについては、皆言うてます。その中で、今までは播磨町として、国に要望を言うたら、要望しない言うてたんです。するって言うてくれましたので。共に子供たちのために頑張りたいと思います。よろしくお願いします。  次、学校のトイレなどに生理用品の設置をなんですけども、ちょっとこれね、残念ですね。校長会でいろいろ討議したけど、保健室やそんなんで問題がない。これ、問題があるからないからこうせいと言うてるわけじゃないんですよ、ね。それは問題はないかもしれないけど、子供にとっては、トイレにあることがいかに大事でいいか、そして、ジェンダー平等や、そういう男と女と、ほんまいろいろありますけど、生理が、女性でしかないわけ。その女性の心の負担を少しでも和らげる。  県もそういうことでね、ちゃんと実施しているんですよ。これ、実施した県のきっかけが、大学生がいろいろしていったんですよね、神戸新聞に載っていて、皆さんも御存じやと思いますけど。だから、そういうことで、小学生、中学生、なかなか声出せないんですよ。  ぜひ、これはね、早急に。そんなお金かかりませんよ。やっていただきたいんですけど、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  生理用品の配付についてなんですけど、町立学校、播磨町の学校においては、子供たちの生活状況、バックグラウンドですね、直接保健室で先生がお渡しするというところで、その子の状況であったり、そういうところも見ることができますので、ただ置いておると、そういうところについての発見は難しいと考えておりますので、今のところ、校長会等で議論したところでございますが、現在の状況で対応しているところでございます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  私、そういうできないいう、保健室に置いているということでね、もっと他の理由があるのかなと、いろいろ考えたんですよ。確かにね、誰が補充するのとか、いろいろ懸念することはありますよ。だけどね、実際に東京都のどこの区やったか、保健室の養護教諭の先生が、そんなことになったら補充に時間取られて仕事が忙しくなるって思ったそうです。そのことを子供たち、保健委員会に相談をしましたら、保健委員会に子供たち、出している子供たちは、自分たちのためにしてくれるんやから、保健委員会で週に1回ちゃんと補充点検しましょうというね、そういう子供たちの役割もね、協働や何や言うてるでしょう。住民と町の協働や言うて。子供たちにも協力してもらうという意味で、子供たちの役割ということも意識もできるしね。相談、投げかければね、必ず返ってくるんですよ。  そういう面で、再度お聞きします。検討していただきたい。 ○議長(河野照代君)  野村眞一教育次長。 ○教育次長(野村眞一君)  松岡議員、おっしゃられるところもよく理解しております。  なぜ、本町においては保健室、もしくは職員室等での配付という形になっているかといいますと、子供とのコミュニケーションもひとつ大事であろうということもあって、その子の成長の度合いを養護教諭がしっかりと把握した上でのところ。そういうところも認識しながら、各学校、それぞれ月額50から100個の生理用品が出ているということを聞いております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  職員室に来たときとか、保健室に来たときしか子供の状況ってつかめないんですか。廊下でとか、教室の中でとか、子供のそぶりや何やかんや見ていて、いろんなことをもっと感じていただきたいと思うのね。だから、そこで感じたら、何かあるな思ったら「後で保健室いらっしゃい。何かね」って言うて話してもできるわけでしょう。まして担任の先生なんか教室で常に顔を見ているわけですから。  だから何もわざわざ、その理由も何か取ってひっつけたような理由にしか私には聞こえないんですが、さらなる検討をよろしくお願いして、次に行きます。  加齢難聴者への補聴器購入補助をについてのことですが、これもね、国もしていて、問題もはっきりしたということで、市町村がそういう加齢難聴者への実態把握をしていないということが明確になったということを言われているんですが、そのことについて、播磨町は把握されていますか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  播磨町としては、把握しておりません。ただ、以前からずっと御質問あるように、兵庫県が行っている。兵庫県が行っているのは、現在、県下4市町、行っている補聴器購入補助制度を兵庫県が行っているのではなくて、言われている加齢難聴と社会活動参加の関連性の調査目的で、その参加者に補助して、関連が認められたら、購入費補助を国に要望するという目的で、この報告書に基づいてされていますので、本町としましては、兵庫県の動向を注視してまいりたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  それは、この前の野北議員の質問で、県がしているということも、目的も分かっているんです。  私は、今回、新たに令和2年度のそういう厚生労働省がした検査の中で、結論として、今発表された自治体が加齢性難聴の実態を把握してないいうことで、今、してますかということで聞いたんであって、じゃあ、していないと、把握していないということやったいうこと分かったんですね。で、ですね、まだできていない、把握していない、これ、把握するのが第一歩なんですよね。そして、その人たちの声を聞くっていうのが大事なんですよ。  ですので、そこら辺、加齢難聴者への高齢者の把握ということについて、取組を今後されるかどうか聞きます。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  ですので、各自治体がするの、言うてみたら代わりに兵庫県が補助制度を活用して把握をしているところなんですね。その結果をもって、播磨町としては、購入いいますか、補助していきたいと考えています。  だから、兵庫県が代わりに実態把握をしてくれているという認識でお願いします。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  兵庫県が実態把握をしていると取ってるんですね、播磨町は。それってちょっと違うんじゃないですか。播磨町は播磨町の住民の中で、そういう加齢難聴の方がどれくらいいらっしゃって、どんなことを期待しているとか、困っているとかいうことの実態を、令和2年度にした分については、そういうことがされていて、これを受けて兵庫県がしたと理解されていると思うんですが、それはそうだと思うんですよ。でも、その結果、播磨町が播磨町の住民の様子を把握できていないのはどうかなと思うんですが。それについて、今後、把握する取組はするという考えはないですか。 ○議長(河野照代君)  小河畑珠貴保険課長。 ○保険課長(小河畑珠貴君)  町として、何人の方ぐらいが難聴で困られているかという数字は持っていないんですけれども、地域ケア会議をやっておりまして、高齢者の方々の困り事とか、自立支援に向けたケース検討をしていく会議の中での話の積み上げの中で、難聴高齢者の方が増えてきているというようなことや、実際に補聴器が合わなくて困っているとか、受診時に聞こえないことによって、きっちりとした医師とのやり取りができないといような困り事が多く聞かれているということは出てきております。  それを医師であったり、高齢者に関係する団体であったり、高齢者に関わる方々と部会をした中で、今後、播磨町では、音が聞こえる軽度のうちからの耳鼻科受診の必要性の啓発であるとか、医療機関やコンビニエンスストアとか、高齢者がよく立ち寄られる場所での耳マークの設置の検討であるとか、あとは、購入器を購入前の相談会や体験の場の提供であるとか、その中に購入補助の検討とか、今後考えていく必要があるんじゃないかというような声を、この3月に頂いておりますので、そういうことも含めて、兵庫県の結果とともに考えていきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  担当課では、高齢者の加齢難聴の実態の声、お困りの声、聞いて届いているということで、地域ケア会議の中で、いろんな話を聞いているということで安心したんですけども、具体的な実数把握も今後必要になってくると思うんですね。そういう中で、ぜひアンケートや、そしてそういう聴力検査を受けるクーポン券とか、そういうものの発行は必要なんじゃないかなと思うんですが、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時03分               …………………………………                 再開 午後2時05分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  費用のこととか、体制整備とかありますので、簡単に前向きに検討しますとは言えませんけども、今後、検討していきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  聴力検査は特定健診の中にも入ってないしね。まず、それくらいからやったらね、可能じゃないかなと思ったりもしますので。ぜひ、簡単なことではないけどとおっしゃいますけど、いろんな困難なことありますけど、その困難な状況を乗り切って、町政で事業化していくのが、皆さんの腕の見せどころですから、頑張ってお願いしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  繰り返しになりますけど、本町としましては、その検証結果を受けて、助成の実施等について判断してまいりたいと思いますので、検証結果見て、また判断させていただきます。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  はい、了解しました。  最後に、もう時間がないので、今、住民の命・財産を守るためにの項で、そのために台風や津波、ハザードマップはありますし、いろんな避難訓練とか、そういうのもやっています。だけど、私が言いましたのは、それと答弁としては武力行使の保護計画の中で、いろんなところと連携して対応するということなんですけども、これね、具体的に安保3文書っていいまして、国家安全保障戦略、これは外交や防衛などの指針であるものです。そして、防衛の目標や達成する方法を示した防衛計画の大綱、そして、自衛隊の体制や5年間の経費の総額をまとめた中期防衛力整備計画、これが安保3文書いうんですけど、住民はこれ、分からない。難しくて分からない。でも、そのことに対して、日本共産党、国会で頑張っているんですけども、日本共産党の穀田恵二衆議院議員の国会の追及に浜田防衛相は「集団的自衛権行使として、敵基地攻撃すれば、報復攻撃で日本に大規模な被害が生ずる可能性がある」と、令和5年2月6日の衆議院予算委員会で認めています。  今回のこれらの文書は、日本全国が大規模な被害に遭うことを前提に、防衛省が全国の自衛隊基地に整備する計画を立てていってるんですね。  そういう中で、皆さんも高齢者の人も戦争前の状況や言うてる人もおります。そんな中でね、連携して対応するって涼しく答弁されてもね、私、納得できないんですが。町として、こういう中で、何か住民にお知らせするというものはないんでしょうか。その、勃発はすぐですよ、もしなるとしたらね。 ○議長(河野照代君)  松岡議員、残り時間少ないですから、御注意ください。  答弁ですね。  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  今、松岡議員から、ブロック攻撃ということで御質問いただいておりますが、住民の方に知らせることといいますと、昨今よくあるのが、北朝鮮からのミサイルの発射でございます。そういった折におきましては、危険な場合に当たりましては、Jアラート等によってお知らせをするというような形になっておりますが、その折には、必ず地下に逃げるとか、そういったものは、国から広報はされております。  ただ、今、松岡議員のおっしゃっている場合の戦争に当たりますと、決してミサイルの発射だけではなしに、上陸の攻撃とか、様々なものがあると思います。テロの戦略に対しましても、そういったものが含まれてくると思いますので、それに当たりましては、これもどこの市町村でもつくっておりますが、国民保護計画がございます。  その中には武力攻撃ですね、これに対する基本的な考え方ということで、今、答弁も申し上げましたけども、町自身が他国からの攻撃に対して何かできるかといいますと、そういうことではございません。国を柱に、まずは情報伝達がありまして、県ないし各市町と、また、その中には自衛隊の要請も出てこようかと思いますが、その辺りですね、協力体制をもって、まずは住民の命を守ると、危険から守るということが基本的なものの考え方となっております。 ○議長(河野照代君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  そういうことしか言えないのは理解しています。だけど、こういうことがあるということを住民の皆さんに知っていただく、そういう状況やいうことを何かの形で伝えられないかなと思っておりましたので、質問項目に入れさせていただきました。  以上で、私の質問は終わります。ありがとうございました。 ○議長(河野照代君)  これで、日本共産党代表、松岡光子議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時11分               …………………………………                 再開 午後2時24分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、新政会代表、奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  通告に従いまして、3番目の一般質問をします。  1、令和5年度施政方針について。  少子高齢社会の日本における経済状況について、財務省が発表した2022年度上半期の国際収支状況の速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経済収支は黒字であった。しかし、黒字幅は前年から約半分にまで縮小、拡大する貿易赤字を海外への投資などの収益でカバーする構図が定着している。かつての貿易立国が変容し、海外経済頼みとなっている日本。貿易立国の日本の行く手に広がる世界は、既に荒れ模様である。  そこで、令和5年度の施政方針の施策体系別主要事業について、どのような町政のかじ取りをされるのか質問します。  (1)誰もが安心して安全に暮らせるふるさと。  ①出産・子育て応援交付金事業について、国の出産・子育て応援交付金を活用して、妊娠期から出産・子育て期まで一貫した伴走型相談支援と経済的支援を行うとある。内容は、育児不安の軽減を図るとともに支援が必要な家庭に対し適切なサービスの提供につなげるとあるが、内容と課題は。  ②播磨幼稚園園庭拡張事業について、隣接する上の池を購入し埋め立てることで、子供たちが伸び伸びと遊ぶことのできるスペースを確保するとともに、送迎用駐車場も整備しますとあるが、必要性と池の購入面積は。  ③防犯・交通パトロール事業について、犯罪のないまちづくりを実現するため、青色パトカーでのパトロールを令和6年度から本町独自で実施するため、車両を購入し、運用方針を検討しますとあるが、なぜ車両の購入なのか、必要性は。リースの検討は。また、加古川地区防犯協会が実施している防犯パトロールとの調整の考えは。  ④見守りカメラ設置事業について、町内全域に見守りカメラを設置するに当たり、検討委員会を設け、設置方針等を定めるとともに、自治会等ともに協議を行い、令和6年度の設置作業に向け準備を進めますとあるが、見守りカメラはいろいろな自治体で設置している事例がある中で、早期に実施する考えは。また、設置方針の考え方は。多額の資金が必要であるが、適用される国の補助金等はあるのか。  (2)身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさと。  ①空家等対策事業について、播磨町空家等対策計画に基づく取組に加え、県条例である空家等活用促進特別区域の指定等による空家等の活用の促進に関する条例に基づく取組を進めますとあるが、空き家の利活用は進むと思うが、リフォームできない空き家の対策は、従前どおり適切な管理をお願いするだけなのか。また、この条例で何がどのように変わるのか。  ②地方バス等公共交通維持対策事業について、令和5年度予算概要によると、住民にとって必要不可欠な生活バス路線の維持確保を図るとあり、施政方針においては、新たに設置する播磨町地域公共交通活性化協議会による地域公共交通計画の検討及び策定を進めますとあるが、明石市や加古川市との連携運行を考えているのか、それともコミュニティバスの実現を目指すのか、検討の方向性は。  (3)多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさと。  ①学校給食事業について、教職員の負担を軽減し、子供たちに向き合う時間を確保するため、学校給食費を公会計化するとある。公会計化は播磨町議会が学校給食費の公会計化を求める決議をして、やっと実現できた。決議では、私会計から公会計への移行において、権利義務関係を整理し、事後に問題が生じないよう適切な事務処理を求めているが、どのように処理されたのか。問題は生じなかったのか。  ②小学校通学路改修事業について、危険箇所として利用を中止していた播磨南中学校西側の通学路の改修工事を行い、播磨南小学校へ通う児童の安全性、利便性の向上を図りますとあるが、どのような改修を行う予定なのか。  ③東部コミュニティセンター整備事業について、基本計画に基づき、基本設計・実施設計に着手し、令和5年度予算概要によると令和5年度から令和6年度にかけて基本設計・実施設計を作成するとあるが、2年かける理由は。  2、大池広場の今後について。
     令和4年9月定例会の一般質問で「無償譲渡に関する地域の要望である、池と住環境が調和した空間で、よりよい活用を期待するに対して、町長の考えは」の問いに対し「無償譲渡を受けた大池広場については、多目的な広場案も含めて、近隣の環境に配慮した活用方法を検討しております」という答弁であった。また、「接道要件を確保し、通行者の安全を確保した道路の計画は。また、水路及び吐水口を含む公道の検討は」という質疑には、「大池広場は町道に面しておらず、現状のままでは用地活用が困難であるため、公道としての道路整備の検討を行ってまいります」という答弁であった。そこで以下の質問をします。  ①多目的な広場案も含めて検討した大池広場の活用は、現在どのような状況なのか。  ②公道としての道路整備の現在の進捗状況は。  ③大池広場における施設整備事業は何年かけての事業とするのか、今後の進め方を示すべき。  以上、質問します。 ○議長(河野照代君)  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  新政会代表、奥田俊則議員の1点目の御質問、令和5年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、3回の面談と連動する形で、妊娠時と出産時の2回にわたって給付金を支給するというものです。  具体的には、面談については1回目は妊娠届出時に母子健康手帳の交付を受けたとき。2回目は妊娠8か月前後、3回目は保健師または助産師が新生児訪問として自宅を訪問したときです。  面談方法については、顔の見える関係づくりの観点から、対面が基本ですが、2回目については、アンケートへの回答で訪問を希望された場合や支援が必要と判断した妊婦へ個々の状況に応じて、保健師または助産師の専門職が自宅訪問または電話による支援を行う予定です。ただし初妊婦については、原則全員訪問による面談となります。  課題については、3回目終了後のフォローの仕組みづくりと考えております。本町としては、独自事業として新生児訪問以降、1歳になるまでの間に同年代の子育て世帯同士や地域の方とのつながりができるよう、子育て支援センターを活用したすくすく赤ちゃん事業でフォローを実施いたします。  ②についてですが、播磨幼稚園の園区内の対象年齢の子供たちが増加傾向にある中、現状の面積では他園では実施できている自園内での運動会ができていないこと。また、一時預かり利用園児が増えていたり、幼稚園に子供を預けている時間に働きに出ている保護者も増加しているため、園児送迎用の駐車スペースも必要な状況にあります。  池の購入面積については、地元水利組合との協議の中、確保が必要な農業用水量を勘案した上で、池全体のうち、約1,800平方メートルの埋立てを行う予定であります。  ③についてですが、車両の購入については、青色の散光式警光灯を装備する特殊車両であり、その特殊性を鑑み、長期の使用を想定していることからもリースにそぐわないものと考えます。  また、加古川地区防犯協会播磨支部の活動においては、平素の地域の見守りをはじめ、年末年始や町のイベントなどでの防犯パトロールも実施いただいており、地域住民の防犯意識の啓発や地域ぐるみの防犯活動の促進に高進いただいております。  ④についてですが、見守りカメラの設置に当たっては、町として新たに設ける設置に関する検討委員会の中で、その設置方針を定め、その方針に基づいた位置図を作成し、その位置図については各自治会にも提示し、自治会の皆様への負担も軽減しながら進めてまいりたいと考えております。  また、見守りタグ等による見守り機能については、この検討委員会の中でも御意見をお聞きし、広域での活用も望まれることから、周辺市町との協議も重ねてまいりたいと考えております。このため、令和5年度に設置等に関する検討委員会を立ち上げ、設置位置等の確定を行い、令和6年度に設置作業に入る計画であります。  設置方針でありますが、街灯防犯・抑止、事件の早期解決、地域の防犯活動の支援などを目的とし、町内小中学校周辺及び通学路に加え、住民の皆様からの要望が多い主要な粗大ごみステーションなども含め、公共性が高く、犯罪抑止効果の高い場所に設置する考えで進めてまいりたいと考えております。  次に財源でありますが、当該事業の実施については、多額の設置費用等が必要となってまいりますが、国・県の補助金の活用も念頭に、現在、情報収集や様々な場面において、国・県への要望を行っているところであります。  (2)の①についてですが、本町における今後の空家等対策については、播磨町空家等対策協議会において、今月の24日に御審議いただくことになっており、同協議会への提案を予定している事項と基にお答えさせていただきます。  令和5年度においては、空家等の流通促進による利活用を促しつつ、そのまま放置すれば倒壊など著しく保安上危険となるおそれのある状態にあるなど、空家等対策の推進に関する特別措置法第2条第2項に該当するような危険性の高い空き家等については、特定空家等の指定に向けた準備を進めるとともに、行政代執行等に向けた調査研究についても行う予定としております。  また、空家活用特区制度の特区指定を受けることで、空き家情報の届出が所有者に義務づけられることから、その把握が進むとともに、新たに創設する各種補助制度の活用により、空家等バンクを活性化させ、流通が活発になることを期待しているところでございます。  ②についてですが、本町における持続可能な公共交通体系の構築に向けて、地域にとってふさわしい旅客運送サービスの確保を目的として、学識経験者や関係機関、公共交通事業者などで組織する播磨町地域公共交通活性化協議会を設置し、本町の公共交通の今後の方向性を示す地域公共交通計画を検討・策定するものでございます。  この計画策定において、アンケート調査や住民との意見交換会、公共交通の利用状況調査などを実施し、住民ニーズを把握するとともに、本町における課題等を整理し、その解決に向けてコミュニティバスの運行や路線バスの拡充、近隣市からのコミュニティバス延伸やタクシーの利用助成の充実など、様々な方策の可能性を探りながら、本町の公共交通の在り方についての検討を進めてまいりたいと考えております。  (3)の①についてですが、現在、令和5年度より学校給食費の公会計化に向けて事務作業を進めているところでございます。  令和4年度までは学校給食会が会計を管理しておりますが、令和4年度会計決算後、給食費未収金の取扱いなど、権利義務関係の整理が必要となることは承知しております。方針としましては、余剰金については町に寄附し、債権について整理を行った上で、町に継承できる債権については継承し、引き続き債権管理課において徴収事務を進めることを想定しています。今後、学校給食会でも協議いただくとともに、関係部署と調整しながら、債権の継承など、適切に私会計から公会計への移行を行ってまいります。  ②についてですが、播磨南中学校西側の通学路におきましては、隣接するブロック塀が地震の際、倒壊の危険性があることから、平成30年6月下旬より使用を中止しておりました。このたびの改修工事につきましては、通路部分を盛土とすることにより、路面の高さを上げることでブロック塀の高さが低くなるよう工事を進める予定で、これにより安全性を確保するものでございます。  ③についてですが、令和5年1月末に播磨町東部コミュニティセンター整備に係る基本計画作成業務が完了し、令和5年度からは基本設計及び実施設計に着手する予定となっております。当該事業は発注準備に2か月程度見込み、基本設計に6か月、建築主確認申請なども含め、実施設計に9か月から11か月程度のスケジュールを必要としております。  2点目の御質問、大池広場の今後についてお答えいたします。①から③につきましては、関連しますので、一括して回答させていただきます。  令和4年2月8日開催の全員協議会において、園路など広場的な土地活用を行いたいとの説明を行ったわけですが、地元への説明として、同年10月8日に東部コミュニティセンターの建設地を町道浜幹線側へ変更することに伴う説明会を実施したところ、大池広場の活用に様々な御意見をいただきました。このことから、今後の活用については、ワークショップなどの住民参加型の手法により検討を行い、御意見を反映させた広場・公園といった施設にしたいと考えております。  また、公道としての道路整備については、令和5年度予算において、道路新設改良費の測量設計委託料として計上し、検討を進める予定であります。  最後に、広場の施設整備事業についてですが、ワークショップなどによる意見集約を受けて、国庫補助の活用などを検討し、土地利用の在り方として大池広場だけにとどめず、都市公園化も含めて検討していく必要があると考えており、具体的な整備時期はお示しすることができないのが、ただいまの現状となっております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員の再質問を許します。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  答弁をいただきまして、再質問をいたします。  先に確認していきたいのは、2番の大池広場の今後についてであります。  この大池広場については、古宮連合自治会、二子自治会、古宮水利組合が、少しでも地域がよくなったらいいな、こういう意味で無償譲渡したところであります。あの大池広場については、地域住民が町はどのように活用するのか、まずは皆さん期待しているということを報告申し上げまして、質問に入っていきたいと思います。  ①の多目的な広場案も含め検討した大池広場の活用はと、こういうことで、これ、私が去年の9月に一般質問したときに、町長は近隣の環境に配慮した活用方法を検討してまいりますという答弁をいただいたんです。前向きな答弁をいただいた中で、じゃあ、今の状況の中では、活用方法の検討については、できていないという理解でよろしいですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  昨年9月の中の話では、まだそういう段階でございます。  答弁にありましたように、10月8日、地元の説明等々の中で、いろいろな意見が出ております。この広場の活用についてですね、バードウォッチしたいとか、こういう形にしたいとか、あまりにも意見が非常に多くて、10月末に東部コミュニティセンターから意見をまとめていただいたんですが、あらゆる意見が非常に多くて、右の意見もあれば左、前、後ろというような意見もありましたので、じゃあ、どうするかという中でワークショップという形を取りたいということで考えております。  ですので、9月の段階から10月に東部コミュニティセンターの説明会の中で、非常に大池広場のことは言われましたので、大池広場については、今後、そういうような形にしたいなということなので、放っているわけではなく、公園の活用、広場という中で、ワークショップによって決めていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  初めに地域の住民が皆期待しているということを言ったんですが、今後、広場については、町長の考え方が、どの課が担当するのが一番ベターと考えているのか。そこらだけ確認したいと思うんです。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  あそこはまだ公園でも何でもないので、池ということになりますので、産業環境課で、今後、ワークショップ等を開いていただいて、広場の活用の方向性を決めていただきまして、その後、都市公園化にできるならば、それをしていきたいということになると、今後はその後は土木課に移行して担当課になっていくという形になりますので、まだまだ紆余曲折がある状況であるのは確かでございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  4,300平方メートルという大きな土地があるんですね。それで町は、どのような絵を描こうか自由なんですね、今、無償譲渡している中で。私、思うのは、町の土木課も関与しますし、都市計画課も関与する。町の各課で、どのような活用が一番ベターなのか。皆の知恵を集めて検討するという考え方についてはどう思うか、お聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  庁舎内は、いつでも庁議であろうが、各担当部長が集まろうが、どういう形であれ、すぐにその方針決定はする体制は取らせていただくんですが、それよりも、まずワークショップ等を開いて、今、東部コミュニティセンター関係者で皆さんまとめていただいた、今、大池広場はこうあるべきですよというアンケート結果は出ています。出ていますけど、あまりにも幅が広いので、来年、もう一度、我が町の職員が出ていかせていただいて、住民の方々と交流する中で、その広場の方向性、もしくは横に通る公道の位置づけを決めていきたいなと思っています。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  ワークショップをして住民の声を聞く、いいことだと思うんです。住民の声を聞きながら、いいまちづくりをすると。  じゃあ、ワークショップについては、地域の住民の声を聞くいうことで、地域の古宮、二子だけと違うて、いろんな播磨町全体の意見を聞くのもいいのかなと思っとんですが、その人選については、どう考えているのか。確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  町の施設になってきますので、当然、地域から譲渡いただいているので、要望は聞くわけなんですけど、ある程度、町内のあるゆる方、募っていきたいと。ニーズにも限度はあるんですけど、当然、コミュニティセンターの意見出した方のその人たちにもお願いはしますし、それから、あと一般住民というような形で何か取りたいなと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  次、②の公道としての道路整備の現在の進捗状況はということね、昨年、9月の一般質問で町長に前向きな答弁をいただきまして、令和5年度は道路計画、測量予定ということで、委託料を計上していただきました。これは有り難いことだ、前に進むかなと思っとんですね。この中で、今、測量設計委託料いうことありましたね。あの大池広場の昔の堤体いうんですか、昔の狭い道ですね、あそこはもう地籍調査は済んでいる状況の中で、まだ測量設計が必要なのか。そこらだけ確認したいんですよ。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  無償譲渡いただいたとき、令和2年8月だったかと思うんですけど、そのときに頂いた資料は、分筆等はされていません。池1筆の中の土地に広場という形で埋立てしておりますので、まず、その辺りの全容ですね。もらった面積につきましても、公図も調べるんですけど、約4,300平米というような形で譲渡いただいておりますので、まず、その面積も含まれまして、あと、道路の線形、それから入り口に地元とか企業の土地があったかなとは思います。その辺りの境界もやっていきますので、今、令和5年度にまだ予算措置という形で施政方針の中にも大池東側の道路は、という形で説明あったかと思うんですけど、そういう形で前に進めていきますので、測量は、なくしてはできないということで、必要なものと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今、部長から企業の土地もありますし、自治会の土地もあると、測量は済んだから、なぜ必要かないうのが、今の質問やったんですね。それは、今、答弁いただきまして。  それとね、道路計画測量予定ということで、あの道路は、基本的に昔の堤防は曲がっていますね。今の考え方としては、吐水口を含めて真っすぐの道路を造りたいという考えなのか、昔の堤体を利用した道路を造っていきたいのか。今の段階で分かっていた中で答えていただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  大池のちょうど真ん中に横断した管がございます。ぱっと上から見たら分からないんですけど、池の中に抜けている管があります。もう一点、東側に水路がありまして、境界で一部触っているところもあるんですが、まず現況を把握しまして、その中で道路線形に合うか合わないか、極力、民地に御迷惑はかけないようにはするんですけど、必要に応じて、民の一部を買うのかどうかいう、線形を確認します。  ですので、基本設計の中で現況測量をしまして、それから線形を起こしていきますので、理想は沿っていくんですけど、道路にそぐわないような折れ方しても困りますので、その辺り、現況測量してから、法線をどうするかという形で決まっていくと考えていただいたら結構かと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  まず初めにね、道路の新設の改良工事をして、測量設計やると。そして、それを基に道路の建設をすると。じゃあ、大池広場を都市公園にするか、今後の問題ですけどね、住民は、いつ、あそこをどのようにやってくれるのか、今一番注目しとんですよ。期待もしとんですよ。  今の話の中で、なかなかタイムスケジュールが難しいという答弁をいただいたんですが、住民に希望の持てる、夢の持てるようなタイムスケジュールを提出すべきだと思うんですが、そこら辺り、考え方あったらお答え願いたいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  まず、4,300平米っていう交渉で話が出ているわけなんですけど、道路の線形で、何メーターの道路、何メーターの歩道という形で、恐らくですけど片側歩道になるんじゃないかなと考えています。そうなると、幅員関係が通常の町道のように6メーターではなくて、歩道もつけたような公道になってきます。  あと、皆さんが注目されている広場ですね。道路がつくと、案外、思ったより用地が狭いんじゃないかなと考えております。ですので、それを待っていて、ワークショップやるのか、今の段階で測量は測量で道路の形態をやりながら、まず皆さんの取り組みたい内容、どういうものをこの広場に求めているのかは、ワークショップできますので、その辺に関しては、令和5年ないし令和6年の中で、これぶっちゃけた話を申しますと、別に委託費取らなくてもアドバイザーおりますので、アドバイザー放り込んで一緒にやりましょねっていうやり方もできますので、その辺りは測量の業務と並行しながらできるかなと考えております。  ですので、もう一点は財源ですので、財源がどういう形で確保できるかを踏まえながら進めていくと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  答弁は、私は理解できるんですよ。できるんですけどね、まずは今年は、令和5年度は測量設計する、来年度は道路を新設する、それから、大池広場についてはワークショップをしながら、都市公園にするとか、多目的広場にするか、そういうような年次計画を住民に示すべきかなと思っているんですよ。これ、なかなか難しいですか、そこら辺りは。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  今現状ですね、ぱんぱんぱんと単費でやれっていうたらできるのかなとは思うんですけど、何分、財源補助、それから都市公園化する中においては、公園に対する都市計画審議会決定とかいう形で打っていくような形になりますので、その辺の日程的なものも踏まえてからやると。  それから、あと、取り組むべきもの、入れたいものですよね、園路に対してどんなものを入れるかとか、どういう形でものをつくるかによって、補助メニューをどういうふうに持っていくかいうのもありますので、その辺り、関係、いわゆる県とか国とかの協議も出てこようかなと思います。  ですので、ワークショップまではすることは可能と思うんですけど、それに伴って、こういうのを地域で考えていますということで、補助採択のほう並行かけていきますので、その段階が分かれば、令和何年とか、令和9年とか令和10年とか、いついつまでできますよという工程とか仕上がりは打てます。  ですので、今現在、ワークショップも当然やる方向では固めていますので、公園の最終的な広場としての扱いがどの方向かいうのは並行してやりますので、それが決まった段階で、近々っていうたらおかしいんですけど、近いうちに何年に完成できるというような形でお示しできるかなと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  播磨町も財源的に厳しい状況は分かるんですけどね、やっぱり住民が大池では町はどうするか期待しているということをまずは申して、今後、前向きに検討していただきたいと思います。  質問を変えます。  (3)の多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさとの学校給食事業について、質問をいたします。  これについては、権利義務を整理するということで、未収金と繰越金がどうするかが大きな課題かなと、こう思うんですが、この未収金についての対応について確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  これまで学校給食会が食材費の徴収ということで、学校給食費を集めておったわけですけれども、それに対する未収金につきましては、今現在、まだ学校給食会が動いておりますので、学校給食会の決算を打った後に、その未収金のうち債権として継承できるものについては債権管理課のほうへ、できないものについては学校給食会から移行できないものになりますので、そのままになるという形で考えております。  また、剰余金につきましては、町への寄附をすべきであると考えております。その後においては、町においては、剰余金として頂いたものについては、基金条例等を設置し、基金として管理していくことを想定しております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  未収金については、学校給食会が未納の保護者への督促、過年度分の徴収は学校給食会が今の段階ではやると、こういう確認でよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  先ほど申し上げましたように、決算後において、承継できるものについては、播磨町のほうに債権譲渡いたします。それについては、譲渡した旨を未納者へ学校給食会から通知をするといった形になります。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  だから、未収金の対応、繰越金の対応については、生徒の保護者に対しては、どのような報告いうんですか、どのような対応をしているのか。確認だけしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時06分               …………………………………                 再開 午後3時07分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  そちらの剰余金、未収金につきましても、もちろん今回につきましては、令和4年度で学校給食会の業務は終了いたしますので、その段において、保護者等には適切に報告をしていくと。
     また、学校給食会の内規等の変更等も必要となってきますので、その辺りについても周知してまいります。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私、この質問の中で、権利義務関係を整理してくださいと言っているのは、学校給食会と保護者会の関係は、今は教育委員会違うて、ちゃんと学校給食会で整理できていますかいう確認だけしとんですよ。そこだけ聞きたいんですよ。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後3時08分               …………………………………                 再開 午後3時09分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  学校給食会において、未収金等につきましては適正に管理しておりますので、管理はできております。ただし、債権が承継できるもの、承継できないものについては、決算時において、再度要確認するという形で実施してまいります。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  公会計に移行するに当たって、私会計部分の学校給食会と保護者の関係で、未収金はこうします、繰越金はこうしますという確認は、もう学校給食会の中では終えているという、こういう確認でよろしいんですね、今の答弁聞きますと。 ○議長(河野照代君)  西田恭一教育総務課長。 ○教育総務課長(西田恭一君)  学校給食会の在り方につきましては、この2月にも学校給食会の理事会を開催いたしました。また、決算を5月に報告させていただいて、今後の方針につきましては、そのときに協議させていただきたいという話をさせていただいておりますので、具体的には、その時期に学校給食会をどうするのか。先ほど山口部長が申し上げた剰余金とか未収金については、こうさせていただきますというような形の事務局としての提案はさせていただきます。その中で、理事の方々に御協議いただきまして、その結果を受けて正式に決まることと認識しております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  3月の決算が締めていない段階だから、今は学校給食会としては、この未収金と繰越金は考え方を持っておるけれども、保護者については、まだ対応できていないと。考え方はあるということでよろしいんですね、町としては。学校給食会としては。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  今、奥田議員がおっしゃられたように、今現在、まだ学校給食会の運営が続いておりますので、そのとおりでございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあ、次の質問をいたします。  ②小学校通学路改修事業についてお聞きします。  令和4年9月の私の一般質問によって、令和5年度の予算が決定しました。住民の要望によくぞ応じてくれたと感謝するところであります。私も3期12年、議員をしまして、議員の責務ということで、当局の行う事業について、批判も監視もしてきましたが、今回の町行政の対応については、地域の住民も喜んでいるところであります。  この中で、岡田議員、松岡議員もあったんですが、盛土をすると、こういうことで答弁いただいたんですが、あそこは企業の私有地で向ケ池と大池から送水管が入っているというような、企業にとっては生命線の土地である中で、よう盛土するということで。じゃあ、盛土へアスファルトにするのか、コンクリートにするのか、そこら辺りの計画についてお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  表面の仕上げの話であると思うんですけども、今の舗装は一旦撤去しまして、その撤去したところの上に盛土を行いまして、再度、路盤等を生成しまして、表層、アスファルト舗装ですね、舗装をして仕上げといたします。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  あのときね、今言ったように、企業の送水管が2本入っているということで、いつ何時、送水管漏れるかも分からないということで、企業については、そこが一番心配しているのかなと思うんですよ。これ、アスファルトしても大丈夫かなと、こう思うんですが、そこら辺り、企業にどう理解してもらうのか。確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  山口 智教育委員会事務局部長。 ○教育委員会事務局部長(山口 智君)  アスファルトの敷設についてなんですけれども、現在もアスファルトを敷設しておりますので、また、先にこの盛土につきましては、大和紡績に工法については説明に上がっております。詳細な設計の確認というのが、今、できていないというところで、岡田議員のところでは説明をさせていただいたわけでございますが、その送水管があることも、もちろん企業は重々承知しておりますし、もし、何かあった場合の工事等に入るということについても、双方で合意が得られた上で、この工法に決定したというところでございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  岡田議員も質問したときに、期間について、なかなか明確な答弁をいただけなかったということでありますが、期間を住民に示すいうのが難しいですか、そこら辺り。もう一度、確認だけお願いします。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  岡田議員の質問の際にもお答えさせていただきましたが、まず発注のほうにも入札となりますので、1か月程度期間を要します。その後、業者も準備にかかりますので、それでも約1か月程度はかかるものと考えております。その後で現場に着手という形になりますので、着手すれば、工事の内容的には、そんなに難しい工事ではないんですけども、その辺の不確定要素がかなりございますので、具体的な時期は、こちらでお答えすることは難しいんですけども、町といたしましては、1学期中の完成を何とか頑張って進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  早期の通学路の復活に向けて頑張っていただきたいと思います。  次、③の東部コミュニティセンター整備事業についてお聞きします。  基本設計には何か月か要る、実施設計には9か月から11か月かかるという答弁をいただいたんですが、基本的に前倒しで短縮してするのは厳しいですか。そこら辺り、答弁お願いしたいと思いますが、いかがですか。短縮するという部分について。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  従前まで基本構想計画等を行ってきております。今回、具体的に入っていくという中で、まず、入札までの期間、約2か月見ております。短縮といいましても、設計する中で、基本設計というのは、どうしてもかかってきます。それまでにそれまでも着手できるようにということで、この2月、1月にボーリング調査をやっております。基礎調査のボーリングの部分をやっているので、改めて発注してから入札して云々という工事はございません。今回、設計の中では、当初、ボーリング調査も今回お示しした中には入っているとは思うんですけど、その部分、既に終わっているので、その部分が幾分か短縮できるんちゃうかなと考えております。  その後、詳細いう形に入っていきます。  もう一点は、建築確認申請も、普通終わってからというんですけど、ある程度できた段階で並行作業できるん違うかなというので、少し予備を見ております。  あと、備品購入も計上できるので、地元には、令和8年度中にはできるということで、それ以上、絶対下げませんというお約束もさせていただいていますので、あとは、それまでの間に仕上げるのを最大限の目標にやっているのが今の実情でございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  東部コミュニティセンターについては、基本計画は生涯学習グループがやったと思うんですよ。じゃあ、基本設計なり実施設計については、どのような課が担当していくのか。生涯学習グループがずっとこのまま担当するのか。そこらだけ確認いたします。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  予算は協働推進課で持っております。あと、実務に関しては営繕課、もしくはそちらでやっていただくように考えております。  ただ、放っているわけではなく、担当課は当然入ってきます。むしろ協働推進課としましては、モノからソフト面、コミュニティ委員会の活動のほうに力をシフトさせていきますので、設計とか造っていくほうは営繕課に移っていきますけども、コミュニティセンター関係の業務は、どうしても協働推進課に残ってきますので、その中の活用、あるいは、在り方っていう形に力を入れていきますので、それを見ながら建築もというのは大変なので、そちらに関しては営繕課になっていくと考えております。  ただ、予算については、現状は協働推進課という形で考えてもらったら結構かと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  基本計画は協働推進課がやりながら、今度、基本設計については営繕課が、都市基盤部営繕課でやるということで、2つの課のコミュニケーションはできるのかなと、心配しとんですが、そこら辺りの心配事ないですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  元をただせば教育委員会の生涯学習グループで、基本構想、基本計画をやってきまして、10月から機構改革に伴いまして協働推進課が受け持つことになりました。かつ10月から営繕課もできております。営繕課に建築職の職員を集めているのは、一つは町内のそういう施設の管理関係、建築設計をやっていくという趣旨でやっていますので、その辺りの連携は絶対必要で、課長間の工程調整、それから、担当者の調整を本格的には4月から始まっていくわけなんですけど、今回、予算取るときもそういう話でやっていますので、当然、内部の中でも協働推進課としてやっていくと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  では、質問を変えます。  (1)誰もが安心して安全に暮らせるふるさとで、出産・子育ての関係の質問をいたします。  今回については、伴走型相談支援が主なことだと思う中で、答弁では3回の面談を実施するという答弁をいただいたんですが、面談の対象者は妊婦だけなのか、いろんな方、どういうような対象者になるのか。確認だけしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  妊婦が対象者になります。1回目が妊娠届を出されたときに面談させていただいております。仮に御家族の方が来られた場合は、後から保健師と助産師とが電話でお聞きするか、訪問させていただくとか、そういうことで、基本的には妊婦の方を対象に面談させていただく形になります。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私なりに伴走型の相談支援ということで、資料を見たんですが、今回の対象者は妊婦だけでもなく、産婦だけでもなしに、夫、パートナー、同居家族も同席可能となっているという資料を見たんですが、そこら辺りの考え方は。妊婦だけなんですか、そこら辺り。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  妊婦が基本なんですけれども、確かに奥田議員がおっしゃられるとおり、夫の方とか、そういう御家族の方も含めて、子育て世帯ですね、家庭の支援という形で、そういう面談したり、妊婦だけじゃなくて、他の御主人とかも悩んでいることがありましたら、その話を聞いて、適切な対応について御相談させていただくというところで進めていくということですので、基本は妊婦なんですけど、子育て家庭全般の伴走型支援という形で捉えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあね、相談を行うのは自治体の職員がするのか、外部に委託するのか。そこら辺り確認したいと思うんですよ。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  国の施策では自治体職員だけじゃなくて、例えば保育所とか、そういう外部のところに委託することもありということにはなっておるんですけれども、播磨町としましては、町の職員、保健師ですね、あと、町からずっと委託しております、訪問に行っていただいております助産師が、常にそういう妊婦に方の状況を把握しておりますので、そういった者を中心に対応していきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私、これ、相談を行うのは外部委託して、子育て支援拠点とか、保育所に外部委託するのかなと思ったら、町の職員が対応するという答弁があったと思うんですが、これ、町の職員で対応できるんですか。そこら辺り、クエスチョン持っとるんです。答弁お願いします。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  先ほど言いました保健師とか助産師につきましては、新生児訪問とか、そういった事業を従来からやってきております。そういう妊婦とか、出産を終えたお母さん方の状況をたくさん知っておりまして、例えば産後ですね、鬱になったりとか、そういう方もいらっしゃいますので、そういう状況も見ながら対応していくということで、町としては、保健師、助産師を中心に取り組んでいってまいりたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  伴走型支援についても、訪問介護のような訪問型の育児支援が必要だと思うんですが、そこら辺りも、訪問型育児支援についての考え方、これも職員が対応すると、こういう確認でよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  奥田議員おっしゃられているのは、恐らくこの交付金ではなくて、産後ケアの事業のことをおっしゃられていると思うんですけれども、それにつきましては、来年度から町としては、助産師の方に希望される妊婦のところに行っていただいて、それで乳房マッサージとか、沐浴指導、あと、育児の相談という形で、いろんな相談内容を聞きまして、アドバイスをするという形をさせていただきます。それにつきましては、1回目は無料、2回目から7回目は一部負担金は支払っていただくんですけれども、個人負担金は1回1,000円という形でさせていただきますので、それを来年度、どんどん利用していただけたらと思っております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  子育てに優しい播磨町にするために頑張っていただきたいと、こう思います。  では、②の播磨幼稚園園庭拡張事業については、皆さんが質問しましたので、そない質問はないんですが、気になるのは、造成の今回実施をやるときに、池のしゅんせつで造成をするのか。というのは、池については産廃に当たるから、しゅんせつして造成するのか。そこら辺り、どういうような工事をする予定なのか、確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  池のしゅんせつについてでございますが、しゅんせつも含めまして、今回の設計において方向性を見いだしていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  しゅんせつも含めてということで、私なりにね、しゅんせつせんと、それを外部に出すいうことは産廃に値しますから、大きな費用がかかるのかなと思うんですよ。じゃあ、そこでしゅんせつして、内部に置いておくと、盛土に使うと、そこら辺りは判断はいつ頃するのかなと、こう思うんですが。いかがですか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  今回、設計費用、予算計上しておりますので、そちらで、どのような方式を取るのが一番いいのかを検討していきまして、それがどのような方式になるのかは、設計を進めていく中で決定していくことでございますので、しゅんせつだけが選択肢ではございませんので、その他の選択肢も模索しながら、設計は進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  では、次の質問をいたします。  ③防犯・交通パトロール事業であります。これは、リースの検討はということで、これについては、青色パトカーを長期間に使用すると、こういうような答弁をいただいて、理解したところでありますが、私ね、ある町の人と話したことあるんですよ。広い兵庫県の町なんですけどね、その人が言うのは、広いところへの山間部については、防犯効果が期待できるという話をしていたと思うんですよ。播磨町は、兵庫県でも一番小さい町でね、どこでも住民がおるということの中で、効果はどう考えているのかなと思うんですよ。期待できますか。そこら辺りの考え方、お聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  奥田議員から青色パトカーの効果ということで御質問でございますけども、今のところ、実際に加古川市に一部委託をしておりまして、週2回程度、加古川市の車を回していただいております。ただ、加古川市にも、そういったものの拡大ということが非常に難しゅうございますので、これもう数年前から播磨町で検討しておりました。今回、本町におきまして、そういう車両も用意し、本町独自で町内の見守りを強化したいということで、青色パトカーの導入を決めております。  今の奥田議員の御質問でございますと、効果があるのかということでございますけども、この車の町内子供たちの下校時とか、また、いろんなこういう危険な場所とか、そういうところに定期的に回ることによりまして、犯罪抑止の効果、非常にあると思います。今、実際、防犯協会の皆さんも、そういうイベント等の折にも警備に来ていただいたり、あとは年末年始ですね、それも自転車でその地域を回っていただいております。それに加えて、今回、この青色パトカーを導入することによって、地域を見守る目を増やしていきたいと考えておりますので、効果が非常にあると考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  効果があるという答弁をいただいたんですが、確かに青色防犯パトロールについては、徒歩や自転車でのパトロールに比べて目立つと、こういうことで効果あると思うんですよ。犯罪に対する犯罪抑止効果が期待できる。地域の方にも安心感を与えるという効力はあると思う中で、町独自の事業とするという答弁聞いたんですがね、これ、播磨町独自で青色防犯パトロールを持つということに対して、財政的にはそんなに負担にならないのかなと、こう思うんですよ。そこら辺りの考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  今の奥田議員の御質問でございましたら、1台持つことに対して財政的な負担は少ないのではないかということでございますので。  実際、この青色パトカーと申しますのが、基本的には軽四自動車を予定しております。ただ、その軽四自動車が、その青色パトカーになるためには、いろいろな手続がございます。まず、所管の警察署に、その変更の届出を出しまして、県の警察部長から、そういう認証の許可証を頂くことになります。その許可証を持って、初めて地方の陸運局へ申出しまして、そのパトカーに青色の回転灯。昨今でしたら、回転灯もちょっと古くなってまいりまして、青色発光警光灯が、非常にLEDでちかちかするようなものが出ております。本町におきましては、そういったものを予定しておりますので、それが取り付けできるような形になりますので、そういった手続を踏んだ上で、車検証には、普通の車ではないということの証明で、車検証の中に自主防災活動用自動車という表示がされます。これによって、青色の回転灯をつけて走ることができますので、こういった手続を行うということで考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあ、播磨町としてね、町独自の事業とするということで、今まで加古川地区の防犯協会が実施していた防犯パトロールですね、それとは縁を切ると、こういう考え方でよろしいんですか。そこら辺り、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  縁を切るという言い方にしたら語弊があるんですけども、加古川市に、今まで力を借りていた部分については、加古川市に、そういったことについて、本町で用意ができるので、そういった形で行いたいということの申出をさせていただくと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  次の質問をいたします。
     ④の見守りカメラ設置事業については、検討委員会を設けて方針を定めると、こういうような答弁をいただいたんですが、方針を定めるのはいいことだと思うんですよ、防犯カメラ増やす。  今現在、播磨町で県の補助金、町の補助金で防犯カメラを設置しているところは多々あると思うんですよ。私の地域については、防犯カメラは15機つけとんですよ。これね、住民の公平性の観点からいうたら、そこについてはどう配慮していくのか、考慮していくのかなと思うんですよ。そこら辺りの考え方について、お聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  これまで地域の皆さんの力で、そういったものをつけていただいている部分もございます。ですから、今度、播磨町の本庁におきまして、そういう通学路等、また、そういう公共的な効果のある場所につきましては、町のほうで、そういった場所を選定しながら見守りカメラをつけていきたいと考えております。  既に皆さんでつけていただいているカメラについても、非常にこれまで防犯の貢献をしていただいておりますので、そういったものについても、今後の補助制度も今現在残っております。ですから、防犯カメラをつけるから、補助制度については廃止するかといいますと、そういうのはすぐには廃止はいたしません。その地域の皆さんがつけていただいたカメラの更新の時期がくるときもあろうかと思いますし、そのときにおきましては、また町でも補助も設けておりますので、町独自の対応と、また、自治会独自のそういうカメラで見守りをしていただこうと思う部分もあると思いますので、その辺り、お互い町のほうで、そういう安全・安心のために御協力いただけたらと考えております。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  岡本部長、職員何で苦しい答弁になってしまうんですけど、これ言い出したのは、私でありますので、御説明させていただきます。  町域全体に誰がつけるのかが、そもそもの問題になってくるかと思います。それが地域の方々にお願いするのか、行政でするのか。僕は、それはどちらともいい政策であって、それは各所の判断だと思います。  播磨町は、まず地域の方々でお願いしてきて、このカメラの設置事業がありました。ところが、私、就任させていただいて、これは行政の責任でやるべきものだということで、今回、踏み切らせていただいて、町域全体につけさせていただくということに判断させてもらいまいた。  その中で、かぶってしまっているというのは、奥田議員の御質問のとおりだと思うんですけど、そこは今後、岡本部長が申し上げましたとおり、両方うまいこと活用してもらいながら、自治会の得がなくなって、補助金の期限が切れて古くなれば、町がまた設置すればいいし、という考え方を持ちつつ、播磨町は町としてカメラを設置していって、行政が見守っていくんだよというのを、今回は宣言させていただいて、実施させていただくことに相まったということで、御理解いただければと思いますので、今後とも、数年は並行でいかせていただくことになるかと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長の答弁で行政の責務ということで、防犯カメラを設置するに当たっては、何ら文句いうんですか、批判をするものではないです。むしろ賛同するものですが、自治会とも協議するときに、設置している自治会と設置していない自治会について、設置していない自治会については賛同してくれますね。じゃあ、設置を終えとる自治会については、これについて、我々、先に自分らの自治会のお金を使って設置して、これ何やというような声が出かねないと思うんですよ。そこら辺りの対応をどうするのかなと思っとるんですよ、ずっと。  町長が言うように、町の責務でやる。これはいいことだと思うんですよ。ずっと前にすべき課題だったと思う中で、今言ったようにね、地域によっての防犯カメラの設置台数の違いについては、どうカバーしていくのか。そこら辺り、考え方があったらお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  既に地域につけていただいている方の部分は確認できる部分でございます。  今度、町全体でつける場合になりますと、そういう設置検討委員会の中で、つける場所を、まず選び出していきたいと思います。  その中で、その場所の中に、もし、今、自治会の方がつけていらっしゃる部分も、重なるような部分がありましたら、今後、更新等の折には、町のほうで、それについては代わりにつけていくと。今すぐ、それを外して町の分をつけかえるのは、非常に経費的にも無駄もありますし、そういう形になりますので、既につけていただいている部分は、町全体の中で考える中で、そういう重なるような部分がありましたら、その部分については、もし今度つけかえるというような耐用年数が古くなりましたら、その部分については、町のほうが、また新たに設置するというようなことで整理をしていきたいと考えています。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  そしてね、一つ心配しとるのは、日本全国の市町村で、今、防犯カメラ、防犯カメラと言っている状況の中で、国と県の補助金を活用というような答弁をいただいたんですが、これ、国や県の補助金が取り合いになってるでしょう。本当に、これ、活用できるのかいうて心配しとんですよ。その心配事を解消するような答弁あったらお聞きしたいんですが。いかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  その心配事をどうしたら解消できるかということなんですが、こちらで補助金を当たりますと、必ず内定が取れますということは、なかなかこの場でお答えはしにくいところでございます。  ただ、メニュー的には実際にございます。田園まちづくり交付金、それと、これは地方債になるんですが、地域活性化事業債、これは内容的には確実に入ってくるお金なんですけども、町村会から、毎年数百万円の宝くじの交付金が市町に交付をされる予定でおります。それにつきましては、安全・安心に対して充当するという形になっておりますので、そういったものについても、この事業に充てれるようであれば、充ててまいりたいと考えております。  ですから、これで奥田議員が御安心されたかどうかは分かりませんが、まだ補助金の確定というのは、まだちょっとこれから申請等もありますし、その辺りについては、これぐらいの答弁でお許しをいただけたらと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  ちょっと前の新聞ね、加古川市が音声や回転灯でAIカメラ警告、新たなカメラの導入というよなことで新聞に載ってたんですよ。ごっつい進んでますね。  播磨町にしても、音声や回転灯でAIカメラ警告、こういうカメラを設定しているのか。どういうカメラ、今の段階で設定しているのか。そこら辺り、もう一度、確認だけしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  今般、加古川市で設定されているカメラでありますが、AIカメラというものでございます。今、本町が選択というんですか、そういうものを予定しておりますのが、既に加古川市が既存で設置をされている、そういう見守りカメラがございます。  このAIカメラにつきましては、今のカメラの性能以外の様々な性能を備えたものでありまして、これについては非常に金額的にも高価なものでございます。今回、加古川市で150台ほど導入をされておるんですが、これについては、今回の町の検討の中には、このカメラを全部入れるというようなことは、まだ考えておりません。ただ、今回、お隣の加古川市がこういうカメラを入れられましたので、これについては、その動向について、非常に注目をしております。  このAIという機能につきましては、加古川市で、このたび設置そして、この秋から実際に動かすということで、この半年間、そのAIに学習をさせるそうです。ですから、その学習の成果がどのくらいのものになるのか。我々も期待というか、よそのところへ期待するのも変なんですけど、非常に興味のあるところでございますので、今後、調査研究をしてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。  次の質問に変えていきます。  (2)身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさとで、これについては、県の条例である空家等促進特別区域の指定等による空家等の活性化の促進に関する条例に基づく取組を進めると、こういうことで、これについては、一番大きなことは、空き家の流通促進かなと、こう思うんですが、そこら辺りについて、お聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  奥田議員の言われるとおりでございまして、この特区制度につきましては、空き家の届出制度を活用いたしまして、流通促進させることで、管理不全の空き家の発生予防が期待できるという制度でございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  その中で、一歩進んだかなと思う中で、従前どおりの本当に人が住めないような空き家が播磨町にもいろいろありますよ。そういう空き家については、この条例でどう対応できるのか、できないのか。そこら辺り、もう一度、確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  今後、活用できない空き家の件だと思うんですが、そういう空き家につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法がございます。今後、この特定空家等に指定をいたしまして、まず、この空家等対策の推進に関する特別措置法による指導、そういったものを手続を踏むというようなことを、今後は考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  空き家の対策、確かに難しいと思うんですよ。今は空き家の所有者に適正な管理をお願いだけしかできないでしょう。もう一歩進んだような対応策ってないですか、一歩進む。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  確かに現在は適正な管理の依頼ということにとどまっておりますが、今後につきましては、先ほども申し上げましたように空家等対策の推進に関する特別措置法に基づいて措置、そういったものも進めていくということを念頭に手続を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今回の条例によって、空き家片づけ支援制度と空き家活用支援制度、空家等バンクの登録助成、この3つが主な内容なのか。もう一度、確認だけしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  今回、新しく補助制度を創設しております空家等バンク登録助成事業、こちらのほうと、空き家片づけ支援事業、こういったものを新しく創設しております。この空き家片づけ支援事業につきましては、町が単独で行う独自の事業でございます。  それから、先ほど申し上げました空家等バンク登録助成事業、それから、もう一つ、来年度新設いたします空き家活用支援制度、こちらの事業に関しましては、特区を指定する地区、それから指定しない地区が町内に存在することになるんですが、これに関しましては、まず、町としましては、全ての地域を補助の対象としたいと考えております。ただし、特区制度を指定した地域につきましては、県の負担率が上がってきますので、町の財政負担が少なくなってくると。ただし補助としましては、先ほども申し上げましたように特区制度に関係なく補助制度は適用してきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  この条例をつくって、住民への周知についてはどう考えているのかだけ確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  まず、来年度設定を考えております特区制度、こちらを活用した地区につきましては、この特区制度を設けることによって、空き家の届出というようなものが空き家の所有者に発生してまいります。そういった情報を使って、このような補助支援制度をPRしていきたいと考えております。  また、特区以外のところにつきましても、順次空き家として町のほうで把握できたところにつきましては、こういった支援制度があるよということは、周知を図っていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  いい答弁いただきまして。  次の項目に入ります。  ②地方バス等公共交通維持対策事業についてお聞きします。  新たに設置する播磨町地域公共交通活性化協議会による地域公共交通計画の検討及び策定を進めますと、こういうことで、地域にとってふさわしい交通手段を決めるのかなと、こう思う中で、基本的な地方公共交通計画の中で、基本的に播磨町として、この協議会でどのような検討及び策定をするのか。そこを確認だけしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  野中照代企画課公共交通活性化担当課長。 ○企画課公共交通活性化担当課長(野中照代君)  こちらの計画につきましては、バス、鉄道、タクシーなどの地域交通に関するマスタープランに当たるものになります。  また、公共交通以外の民間事業者による移動支援なども含めて、地域資源の総動員という形で、どういった方にどういったモードの移動支援が行えるかということを総合的に考えていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあ、この協議会の中で、福祉交通とか、施設送迎バスというような考え方もあるんですが、そこら辺り、福祉も施設送迎バスも含めての計画なのか。確認だけしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  野中照代企画課公共交通活性化担当課長。 ○企画課公共交通活性化担当課長(野中照代君)  公共交通というのが、そういった奥田議員がおっしゃられましたように、福祉であったり、まちづくりの広い範囲をカバーすべき計画になりますので、福祉の方面に基づくところも入ってこようかと今のところは考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  前回もコミュニティバスということで、播磨町狭い4つのコミュニティセンターを回るようなコミュニティバスの計画をしたと思うんですよ。それに応じる事業者がなかったと、こういうことで、同じ轍を踏まない、これは基本だと思うんですよ。  その中で、町長としてはね、これをどうやっていきたいのかだけ確認をしたいんです。よろしくお願いします。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)  今回、隣のかこバスと明石のTacoバスのコミュニティバスも考えています。それも担当者は、各市に御挨拶にいってもうて、いろんな話を聞いてきてますけども、それも取り込んだ形で考えたい。そして、今、走っている神姫バスの延伸の部分でも考えたい。そして、今回、タクシーチケットも拡充しましたけど、そのタクシーチケットの運搬分でも考えたい。稲美町がやっていますデマンド系も考えたい。  あらゆるところで組み合わせて考えたいというのをするのに、何が目的か、特に免許返納の方々ですよね、その方がいつまでも元気で、ちょっと出かけたいなというときにどうすべきなのか。そして、その方々もそうなんですけど、町民全体として、どの形が一番乗っていただけるのかというのを、とにかく来年度には、この委員会を立ち上げて、協議会を立ち上げて話合いをさせてもらった中で決める中で、今後、運行も1年とかでは決まらないと思うので、いろんな運行も模索しながら考えたいなと、今のところ考えています。  そして、皆さんが一番使っていただける方法が何なのかを考え、もし、乗っていただけなければ、その制度はないもんやとして考えないといけませんので、タクシーチケットだってそうだと思うんです。皆さん、元気なので、申請はするけど使いません。でも、46%の方は使われているので、その方にもっと比重を重くできないのか。そういうのも、次の段階で、来年、そういうのを考えるときにも、タクシーの利用をもっと拡充できるような考え方も入れながら、総合トータルで、この運行は見直したいなというのが来年控えていますので、今後、来年度、本当に勝負の年になると思うんで、一生懸命努めさせてもらいたいなと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田議員、3分前です。残り時間に注意してください。  奥田俊則議員 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございました。  住民が欲するような地方地域公共交通計画をつくっていただきたいと、こう述べまして、私の一般質問を終えます。ありがとうございました。 ○議長(河野照代君)  これで、新政会代表、奥田俊則議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後4時02分               …………………………………                 再開 午後4時19分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議時間は、議事の都合によってあらかじめ延長します。  次に、公明党代表、大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、最終質問者となりましたが、2項目について質問させていただきます。  1項目め、令和5年度施政方針について。  日本で初めて、新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されてから3年以上が経過し、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まってから2年以上がたちました。当初、手探りで始まった新型コロナウイルス感染症対策も、今ではワクチン接種が5回目まで進み、治療薬もでき、治療法も確立されつつあります。しかしながら、新型コロナウイルスも変異を繰り返し、感染拡大の波が8回にもなっています。  昨日、3月6日の県内での陽性感染者数は142名と減ってきています。このまま収束に向かっていくことを望んでいます。  また、インフルエンザウイルスは過去2年間大きく流行しておりませんでしたが、人々が持つ抗体が減っているため、今年は同時に流行しています。  世界的なウイルス感染症という未曽有の事態が続き、収束の見通しが立っていません。  このような中で、住民の健康福祉と安心・安全な暮らしを守るためにも、行政のかじ取りが重要になってきています。  そこで、令和5年度施政方針について質問します。  (1)誰もが安心して安全に暮らせるふるさと。  ①総合相談に新たに月1回のひきこもり相談を実施するとありますが、相談者の困り事を丁寧に引き出すことが求められます。幅広い相談内容に対応できる人材の育成や確保をどのように進めるのか伺います。  ②健康関連イベントへの参加や特定健康診査・がん検診などの受診、毎日の健康記録への取組にポイントを付与するはりま活き生き健康ポイントが実施されて5年が経過しました。これまでの成果と課題を含めてどのように拡充されるのか伺います。  ③40歳以上64歳以下の国民健康保険被保険者に対し、各種がん検査の無料クーポン券を交付するとありますが、交付方法や対象人数、予算額は。  ④妊娠期から出産・子育て期までの一貫した伴走型相談支援について、具体的に何をどのように進めようとしているのか。人材の育成や確保のための体制整備が必要と考えますが見解を伺います。  ⑤令和4年3月定例会でヤングケアラー問題について質問しましたが、現状を確認してきた中で、どのようなアンケート調査を実施するのか伺います。  ⑥播磨幼稚園に隣接する上の池の一部を埋め立て、園庭と駐車場を確保する予定ですが、埋立て規模や駐車台数について伺います。
     ⑦75歳以上の高齢者に交付しているタクシー券について、年齢に関係なく本当に必要とする方のために対象年齢を65歳以上に引き下げることはできないのか。引き下げた場合に予算がどれくらい増えるのか伺います。  ⑧防災訓練については、各コミュニティセンター単位で行っておりますが、町職員も含めた町全体での防災訓練を実施するとあります。小単位での防災訓練ではなく、一度、住民を含め町を挙げての大規模的な訓練も考えるときではないかと思いますが、見解を伺います。  ⑨町道新幹線南側線の点字ブロック設置工事を行いますが、既に設置されている点字ブロックの損傷や剥離・紛失が目立ちます。保守点検や整備状況などについて伺います。  (2)身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさと。  ①県条例である空家等活用促進特別区域の指定等による空家等の活用の促進に関する条例に基づく取組を進めますとありますが、特別区の指定には、地域住民の理解と納得が必要と考えます。どう進められるのか伺います。  ②JR土山駅北地区においては住民の皆様との連携を特に密にし、勉強会の開催等を行いますとありますが、今まであまり進展がないように思います。どのような勉強会を予定されているのか伺います。  ③公園長寿命化修繕計画の見直しを行いますとありますが、各公園に設置されているトイレの洋式化を求める声が多く上がっております。今後の修繕計画に取り入れる考えは。  (3)多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさと。  ①不登校対策として、適応指導教室(ふれあいルーム)を設置していますが、不登校の児童生徒に学びの場を提供し、進学や就職の希望をかなえる環境を整備する必要があります。岸田首相は「不登校特例校の設置準備の経費を支援する」と応じています。町全体としての不登校特例校の設置についての見解を伺います。  2項目め、孤独・孤立の支援について。  年齢に関係なく孤独・孤立問題への取組を一層強化する必要があります。  長引くコロナ禍で深刻化してきているとされる孤独・孤立問題について、政府は、令和3年12月から令和4年1月にかけて16歳以上の男女に実態調査を行い、約1万2,000人から回答を得ました。令和4年4月8日に公表された結果によりますと、孤独感が「しばしばある・常にある」は4.5%、「時々ある」は14.5%、「たまにある」は17.4%で、合わせると4割近くになっています。また、年収が低いほど孤独感を感じる割合が高くなっていることも分かっています。コロナ禍による失業や休業で経済的に不安定になり、孤独・孤立につながっていると考えられます。このほか、心身の健康状態が悪い人ほど孤独感が強くなっています。  気になるのは、孤独を「しばしばある・常にある」とした人のうち8割強が、行政やNPO法人から支援を受けていないと答えていることです。孤独・孤立は自殺やDV、生活困窮などにも関わってくる問題であり、孤独・孤立から抜け出すには、できるだけ早期に相談できる体制づくりと、支援の担い手となる人材確保・育成が重要です。誰一人取り残さない社会に向けて、必要な人に支援の手が届くような体制の強化が必要です。  そこで以下の点について質問します。  ①社会的に孤立している人たちをどう見つけ出し、支援につなげるかが喫緊の課題となっています。町としても本人の考えや意思確認が難しいと思いますが、どのようにして実態の把握や支援策を取られているのか伺います。  ②大切なのは、悩みを抱える人が声を上げやすい環境をつくることです。町と困窮者支援に取り組むNPO法人など民間団体との連携も重要と考えますが、どのような状況なのでしょうか。  ③相談に来るのを待たず、当事者の自宅を訪ねるアウトリーチ(訪問)型支援の充実は、地域社会との結びつきの回復に役立つと考えますが見解は。  ④ごみ出しが困難な高齢者を支援するため、住民ボランティア活動(有償)の担い手の充実を図り、孤立させない何らかのつながりを持つことで、協働のまちづくりに貢献できるものと考えますが見解は。  ⑤文部科学省の調査では、令和3年度の不登校の小中学生は約24万5,000人となっています。このうち学校内外で相談、指導等を受けず不登校が長期化している児童生徒は約4万6,000人となっており、どこの支援にもつながれず、孤立状態に陥っています。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置の充実が求められています。不登校が長期化している児童生徒の状況について伺います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  公明党代表、大瀧金三議員の1点目の御質問、令和5年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、兵庫県の委託事業の兵庫ひきこもり相談支援センター播磨ブランチを受託している認定特定非営利活動法人コムサロン21に月1回の相談日、年間10回の家族会とその後の相談会、年2回の啓発講座の実施について委託することを予定しています。当該団体は、ひきこもり相談についての事業実績があり、アウトリーチ型の訪問支援も行っているので、幅広い相談内容に対応できる法人であると期待しています。  ②についてですが、健康ポイントの成果としては「健康ポイントを実施することで、体重や血圧、歩数を計り記録をするようになった」「食事に気をつけるようになった」など、健康づくりのきっかけになっていることが挙げられます。健康ポイント達成者は、平成30年度は39人でしたが、令和4年度は2月末時点で166名と増加傾向にあります。課題としては、健康ポイントの周知と若い世代の参加者を増加させることです。そのため、令和5年度は、ラインやフェイスブックを活用して周知を図りたいと考えています。また、町内関係部署や関係機関と連携し、健康関連イベントや教室を増やしたり、ポイントを付与できる健康診査、がん検診の範囲についても、町が実施する健診に限らず、会社や医療機関で実施する健診も対象にしたりするなど、拡充を目指します。そして、今後、健康ポイントを健康分野だけに限らず、ボランティアなどの地域活動にも広げるなど、全庁的に取り組んでいきたいと考えています。  ③についてですが、40歳以上64歳以下の国民健康保険被保険者の方に対して、住民健診の実施開始時期に合わせて、5月下旬に無料クーポン券を郵送することとしています。人数は約2,000人を見込んでおり、予算額は事業全体で約200万円でございます。  ④についてですが、伴走型支援については、出産や育児に関する悩みや不安、孤独を抱えることが多い子育て世代に対し、寄り添う形で妊娠から出産、子育てまで一貫しての相談に応じることにより、担当者と支援対象者との間で顔が見える信頼関係を構築します。また、面接時の相談記録を適切に管理し、支援対象者の同意の下、関係機関とも共有することにより、これまで以上の確実に支援につなげていくものであります。具体的には、1回目は妊娠届出時に母子手帳の交付を受けたとき、2回目は妊娠8か月前後、3回目は保健師または助産師による訪問となります。伴走型支援において、面接を実施するために、その業務を担う専門職である保健師や助産師の確保については、どの市町も人材確保に向けて公募等を行っているところです。国の規定上は専門職以外でもNPO法人や保育園、認定こども園の事業委託を行うことができるようになってはおりますが、本町では、面談と心理的なケアを一体的に行うことが大切であると考え、直接町が採用した職員、または、健診事業等で委託契約実績がある保健師または助産師に限定して実施します。今後も採用試験の実施を複数回行い、タイミングを逃すことなく、優秀な人材が確保できるよう努めてまいります。  ⑤についてですが、ヤングケアラーについては、本町では初めてアンケートを実施するため、実態の把握、制度や相談機関の周知を行うことが重要と考えております。小中学校で直接アンケートを行うことにより、保護者を介さず、直接子供たちから聞き取ることができることが大切であると考えております。現在、本町ではヤングケアラーに該当するのではないかと疑われる家庭を一部把握していますが、子供自身にとっては、たとえ学校生活に支障が出ていても家族のために家事を行っていることを当然のことと捉えている場合が多いため、アンケートをきっかけにして、ヤングケアラーとはどういうものなのかを理解する機会になるような工夫が必要であると考えております。また、子供たちからではなく、子育て支援ニーズ調査において、町政アンケートを活用し、ヤングケアラーの定義の認知度、周りにヤングケアラーがいるのかどうかを大人にもアンケートを実施する予定であります。  ⑥についてですが、約1,800平方メートルを埋め立てて園庭を拡張し、子供たちが伸び伸びと遊ぶことのできるスペースを確保するとともに、保護者送迎用の駐車場も併せて整備することで、保護者の負担軽減を図ります。園庭部分と駐車場部分の面積については、今後、埋立工事の設計をしていく中で確定するため、詳細は未定となっております。  ⑦についてですが、令和5年度から対象者を拡大し、40歳以上74歳以下の要支援、要介護認定を受けている方に対しても交付することとしております。このたびの対象者拡大は、移動の困難な本当に必要とする方への支援につなげるのが目的だと考えております。また、対象年齢を65歳以上に引き下げた場合、対象者は約4,400人増え、予算は約1,300万円増加する見込みとなります。  ⑧についてですが、具体的な訓練等における想定はこれからになりますが、津波なのか、地震なのか、台風なのかによっても対応が変わりますので、令和5年度については、台風や地震等における避難訓練を主として進めていきたいと考えております。その中で、こういう場合にはここに避難するといった、まず避難行動につながる訓練を自主防災会とともに進めてまいりたいと考えております。  ⑨についてですが、町道については、毎月道路パトロールを実施しているところで、既に設置されている点字ブロックについては、昨年の5月と10月に実施している歩道等を重点とした道路パトロールにおいて確認しております。整備状況ですが、播磨町バリアフリー基本構想に基づき作成した事業計画により、整備を進め、令和5年度の工事で歩道部の点字ブロック設置については完了となります。  (2)の①についてですが、空家特区の指定とその後の空家等対策については、地域住民の御協力が欠かせないものと考えており、そのためには御質問のとおり、地域住民の儀理解と協力があってこそであると考えております。したがいまして、空家特区の申出に関しては、候補地域の皆様への事前説明や疑問点の解消等に努めるなどの取組が重要と考えることから、丁寧に進めたいと考えております。  ②についてですが、勉強会の内容としましては、総論として、まちづくりにどのような手法が考えられるのか。どのような視点で考える必要があるのか。どのような公的支援があるのかなどを予定しています。しかし、まずは地域住民の皆様との関係構築を進め、忌憚なく意見交換できる関係性をつくることが最重要であると考えております。その上で、行政の描くまちづくりの青写真などを提案しながら、勉強会を開催するなど、機運の醸成に努めてまいりたいと考えております。  ③についてですが、トイレの様式化につきましては、利用者の方々から多くの要望をお聞きしている状況であるため、令和5年度見直し予定の公園施設長寿命化計画により、改修の方向性を検討していきたいと考えております。  (3)の①についてですが、令和4年度において、全国で21校が設置されておりますが、特別な教育課程を編成するためには多くの人材や経費が必要となります。学校に来ることができない児童生徒に対しては、特別な教育課程以前に個別対応が必要とされることから、今のところ設置については考えておりません。  2点目の御質問、孤独・孤立の支援についてお答えいたします。  ①についてですが、社会的に孤立している人の実態の把握や支援策は当事者自らが支援を求めることが難しい状況であると思いますので、周りの方や近隣住民、民生委員、児童委員、自治会などからの情報提供で実態を把握し、関係機関と連携しながら、必要な支援を検討し、実施したいと考えています。  ②についてですが、生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業、住居確保給付金事業、就労準備支援事業、家計改善支援事業、一時生活支援事業について、県が主体となり、民間団体に委託して実施しています。経済的に困窮している人や離職などにより住居を失った人などに自立に向けて支援や就労支援、家計改善支援などを実施ししており、各団体と連携し、必要があれば生活保護申請につなげております。また、県の事業とは別に町においても、福祉会館で週に1回、生活困窮等相談を民間団体に委託し実施しています。相談を受ける中で、役場の担当課や自立支援事業、生活保護などへつないでいます。  ③についてですが、様々な困難を抱える人の中には、自ら相談機関に出向くことが難しい場合が多く、支援者が直接に支援する方法としてアウトリーチによる支援が有効だと言われています。自立相談支援や生活困窮等相談、総合相談においても必要な場合、アウトリーチ型支援を行っていますが、さらに何らかに理由で自ら支援を求めるのが難しい人に対し、情報や支援を支援者側から積極的に届けていくことが必要であり、自らSOSを出せない人たちに対して、支援の入り口を積極的につくることが大切であると思います。そのために、アウトリーチができる専門的な人材のさらなる確保が、育成が必要であると考えています。  ④についてですが、高齢者のごみ出しについては、高齢化が進む中で町の課題の一つであると認識しています。ごみ出しを住民ボランティアや地域の多様な主体が担い手となり支援することで、地域の方々による支え合い活動が広がることは、地域での高齢者の孤立を防ぎ、地域のつながりを深めることから、協働のまちづくりに貢献できるものと考えております。  ⑤についてですが、町内の学校においても、全国の傾向と同様に不登校児童生徒が増加するとともに低年齢化が深刻な問題となっております。令和5年1月末現在における町内の不登校児童生徒の約半数が2年以上不登校状態が続いているのが現状であります。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員の再質問を許します。  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、再質問をさせていただきます。  (1)の誰もが安心して安全に暮らせるふるさとの中の①なんですけども、新型コロナウイルスの影響で自粛生活が長引き、引き籠もりがちになってきている中で、このような相談体制の強化をしていただいたことに評価しております。これは、いつ頃からスタートするのか。この4月からスタートされるのか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  来年度始まりましたら、4月から始めさせていただきます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  住民の周知については、どういった形で周知されるのでしょうか。こういうひきこもり専門の相談を始めましたということなんですかね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  広報とか、ホームページとか、あと、福祉会館に来所していただいた方には、チラシとかで周知させていただきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  精神的にですね、非常に心理的に悩みが多いということで、人それぞれ違うわけなんですけども、かなり専門的な知識が必要であって、熟練した人材が必要と思うんですけども、そういう人材の教育といいますか、知識をどのような方を採用されていくのか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  この事業につきましては、町が採用しているのではなくて、そういう事業者を委託する形で行います。その事業者につきましては、先ほども答弁させていただきましたけれども、NPO法人コムサロン21なんですけれども、県のひきこもり相談支援センターということで、全県で5か所、播磨、但馬、淡路、それぞれブランチをつくっておりまして、播磨地域を担当している団体でございます。  そちらの団体につきましては、ひきこもり相談についての事業実績がありまして、あと、アウトリーチ型、訪問型の支援も行っておりますので、信頼して委託できる事業者でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、②のはりま活き生き健康ポイント制度についてお聞きいたします。  当初、始まった当時は、39人ということでしたんですけども、令和4年度は166人と多くなってきているんですけども、周知についてはラインを利用して周知すると、会社の受診等もポイント中に含めていくということなんですけども、私が住民の方とお話ししてまして、こういうことを知らなかったという方が非常に多いんでね。聞いてから、自分でも取り組んでみたいなという方がおられるんですけども、最初にそういう取り組みたい方を募集しまして、ポイントをまず付与してからスタートということをやられている自治体もあるんですけども、そういうやり方といいますか、まず、スタートの時点で、皆さんが取り組むチャンス、楽しく取り組んでいくというチャレンジ精神を植え付けたような形でポイントを付与してスタートをしていったらどうかなと。かなり予算もかかるわけなんですけども、そういう形で、取組を楽しく取り組んでいけるという形にされることについては、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  周知が足らず、知らなかったという住民の方いらっしゃるいうことは、本当に申し訳ないと思っております。  この健康ポイントにつきましては、年度ごとで区切っておりまして、年間で5ポイント、いろんな健診とか、イベントに参加とか、あと、定期的に血圧を測ったり、そういうことでポイントをためていっていただいて、5ポイントたまりましたら、商品というか、交換という形になっておるんですけども、大瀧議員がおっしゃられるように、他のところでポイントを最初に付与して、そこから増やしていく形、そういういろんなやり方をされているところがあると思いますので、今、やっている方法がベストとは思っておりませんので、今後、いろんな研究をしていく上で、いろいろ考えて、改良、いい方向にしていけたらと思っておりますので、参考にさせていただきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そうしたら、住民の皆様の周知徹底して、取り組みやすい方法を、今後、進めていっていただきたいと思います。  続きまして③の40歳以上64歳以下の国民健康保険のがん検診に対して、いろんな健診に対して、クーポン券を交付するということなんですけども、どういったクーポンなのか。例えば複数の検診に対して使えるクーポンなのか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  どのようなクーポンかということですけども、まず、肺がん、胃がん、大腸がん、3つが1枚の紙になっていまして、切り取ることができます。それプラス、女性につきましては、子宮頸がん乳がんがプラスされますので、別の紙で乳がんと子宮頸がんの切り取れる紙。女性は5種類と男性は3種類で、女性は2枚で男性1枚というところでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そうしたら、いろんながん検診を受けられるという、表示されているクーポンを配付するということでよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  いろんなといいますか、がんの中にはいろいろありまして、前立腺がんとかもありますけども、厚生労働省で定めます5つのがんに絞ったという形で、クーポン券を送らせていただく次第でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  これは、2,000人の方を対象にされているという想定でよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  65歳以上はそもそも無料ですので、40歳から64歳の国民健康保険の約2,000人を対象に送らせていただきます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、④の質問なんですけども、日本の出生数も80万人を切ってしまいましたが、公明党としましても、子育て応援トータルプランを昨年の11月に発表しまして、重点政策として取り組んでいるところですけれども、町としても子供の成長までの支援を図るとともに、出生率アップに向けた取組、啓発をどのように進められていくのか。質問いたします。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  出生率アップということで、子育て施策全般で言えると思いますけれど、御質問していただいております国の出産・子育て応援交付金などは、お子さん1人生まれましたら、10万円、5万円5万円の10万円の支援金を支給するという形がありますし、あと、3年ほど前になりました保育の無償化とか、いろいろ国の施策でいろいろ推進していただいております。それにのっとって、町もどんどん子育て支援、出生率が上がるような形で取り組んでいっているところでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  伴走型支援として、リトルベビーハンドブックというハンドブックを出されている先進的な自治体もあるんですけども、こういったハンドブックを出すに当たっては、どのようにお考えなんでしょうか。  例えば支援の形ということで、こういう1,500グラム以下で生まれた方の支援ということで、こういうリトルベビーハンドブックを出されていう自治体があるんですけれども。これも全国で37道府県が今年度中に出されて、これはそういうあれがあるんですけど、町として、町の中で、町に合った、そういう支援といいますかね、未熟児的に生まれた方の支援のハンドブックといいますかね、そういうものについては、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  播磨町独自のということですね。  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  播磨町独自のそういったハンドブックは、現在ございません。ありません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  出される予定といいますか、今後、そういうものに取り組んでいくという、支援という形なんですけれども、そういうことについては、どういうふうに進められるのか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  すみません、こちらの認識不足で申し訳ございません。リトルベビーハンドブックというものが、ちょっと分かっておりませんで、今後、研究させていただいて、検討させていただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、⑤のヤングケアラー問題についてなんですけども、これは、去年の3月定例会と6月定例会で木村議員も質問しておるんですけども、国としても昨年度から3年間を集中取組機関として、実態の把握を取り組むということで出されていたんですけども、集中期間が1年目、終わったわけなんですけども、町として、どのような進展があったのかなとお聞きしたかったんですけども、どのような進展があったんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  進展といいますか、先ほど御答弁させていただいた中で、いろいろそういうケースを、要保護家庭とか、いろいろ対応していく中で、ヤングケアラーであろうという事例を1件確認しております。  そちらの家庭なんですけれども、小学生のお子さんがいらっしゃいまして、その家庭につきましては、そのお子さんよりも御兄弟、下の御兄弟が2人いらっしゃって、お父さん、お母さんいらっしゃるんですけれども、要保護家庭で、お父さん、お母さんがネグレクト、育児放棄の家庭でございます。育児をしないので、その小学生のお子さんが朝も家事をした上で学校に行っているので、通常の始業時間から遅れていっているという、常にそういう状況であると聞いております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そういう子供に対しての指導といいますか、ケアはどのようにされているでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  こちらですね、こちらの福祉の相談員とか、あと、学校のSSWが関わっていますので、それで、そのケースについて、よりよい方向に行くように、いろいろと対応しているところでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  次に⑥なんですけども、播磨幼稚園園庭埋立て、上の池の埋立てに関してですが、これはもう既に3人の議員が質問しておりますので、私からは、播磨町にはため池が12個あるわけなんですけども、池に対して、今後の埋立予定や構想や利活用について、もし、何か構想があれば教えていただきたいなと思うんですけど。かなり池が非常にあって、その辺の埋立てというか。
     というのは、ソウブチ池がかなりあれになってきているので、どういう活用の仕方を考えられているのかなという。ため池について。今後の構想について。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  今、12の池ということで、12の池、ございます。この池につきましては、現在、いろんな形で点検等々やっています。  今、大瀧議員おっしゃったソウブチ池に関して、今の現状なんですけど、住民の方々、水利組合と話ししている中で、廃止ということで、今、検討していくような形で取っております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そうしたら、今後、埋め立てて、他の活用にするという方向性に動いているんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平住民協働部長。 ○住民協働部長(高見竜平君)  池の活用自体、水利組合と活用しておりまして、ほとんど受水しているところがないということで、1件あるんですけど、全然違うルートであるというとこで、何とか池の処分という形になりましたので、埋めるというよりも、処分という形で何らかの形で、今、検討している所存でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、⑦の65歳以上まで引き下げるということで、この利用率が46%ですので、もう少し住民のために65歳まで引き下げることができるのかなと思いまして、質問させていただいているんですけども、この点はどうなんでしょうかね。高齢者のためといいますか、本当に必要とされている方のために引き下げてはどうかなと考えるので。コミュニティバスとか、そういうものができておりませんので、その利用券をですね。300万円の増加になるということを聞いたんですけども、その辺についてはどうなんでしょうかね。利用率が今までちょっと低くて、46%ということですので、65歳まで下げたらどうかなと質問させていただいているんですけども。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  65歳まで引き下げるという提案をいただいたんですけども、75歳以上を65歳以上という条件に引き下げるよりも、75歳以上に要支援とか要介護認定者を加えて対象とするほうが、御質問の中にあります年齢に関係なく本当に必要とする方のために提供できるという見解でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  たとえ年が若くても、足を骨折したとか、そういう方の利用とか、そういう年齢関係なく本当に必要としている方の幅を広げる意味で65歳まで引き下げたらどうかなということなんですけども。その辺どうなんでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  単純に65歳、足がもし骨折したとかでしたら、50歳の方もおってでしょうけど、40歳の方もおってですけど、単純に先ほども申し上げましたけれども、65歳という線で区切るのではなくて、今現在、お困りであろう要支援、要介護認定者の方を75歳以上に加えるように令和5年度しようとする播磨町の見解でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、⑧なんですけども、自治体によっては、南海トラフ巨大地震を想定しての大がかりな訓練を行っているところもあります。バイタリティーある町長を先頭に、大がかりといいますか、住民が寄った、一致団結した防災訓練なんですけども、そういうことについては、どうお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  今回、計画しております防災訓練と申しますのが、先ほど申し上げましたけれども、地震か、津波か、それか台風かということで、今回、昨年9月に来ました台風14号、あの経験を生かせるということも考えまして、まずは皆さんに避難をしていただきたいということで考えております。その折に、皆さんに避難指示を出したときにも、皆さんの避難されるのが少なかったということもありまして、実際にそれではどこへ逃げたらいいのかを、皆さん実際に知っているのかなというようなこともありまして、それぞれ避難所であります4つの小学校に逃げていただくということで予定をしております。  具体的な内容はこれからなんですけども、一つはその中では避難の指示を与えるということで、防災無線、これも活用し、SNSで情報を流すと。その中で、特に皆さんにこの場所へ、とくかく避難ですから逃げてくださいということで、途中の道順とか、そういうものを改めて確認をしていただきたいということで、とにかく皆様が初動行動を取れるようなことで考えております。  その中で、第一段階として逃げるということに対しての認識を持っていただきたいと考えておりますので、今のところ、そのような訓練を考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  防災訓練は、各部で行っているんですけども、この各部で合同訓練を必要と考えるんですけども、各部各部の連携をスムーズにいくような訓練といいますか、実態に合わせた訓練も必要と考えるんですけども、その点についてはどうなんでしょうかね。  いわゆる各部ごとの連携を想定といいますか、危機感を持った連携がスムーズにいくような行動なんですけども。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一企画総務部危機管理担当部長。 ○企画総務部危機管理担当部長(岡本浩一君)  大瀧議員のおっしゃる部というのは、多分、災害対策本部の部のことやと思いますけども、まず、その中での初動体制ということで、その部の構築の前に、そういう避難指示があったときに、皆さん招集をし、そこへ逃げるというような段階の訓練を考えております。職員等についても、一部そういうものを招集をし、その災害対策本部を立ち上げ、それぞれの連絡も取りながら、住民の皆さんと避難所へ、小学校へ逃げていくというような状況の中で、まず、その初動体制についての訓練。ちょっと、今、具体的には、まだこれから考えていくところでございますけども、そういうイメージのものを考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、⑨なんですけども、点字ブロックの件なんですけども、住民の方から、よく指摘を受けるんですけども、剥離とか、剥がれているところを見られて、ちゃんと修理しているのかと、よく議員のほうに言われるんですけども、この辺については、即修繕されているのかどうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  先ほどの答弁でもお答えしましたが、昨年の5月と10月に歩道を重点とした道路パトロールを実施しております。その際に、そのような状態ですね、剥がれていたりというような箇所があれば、その都度、修理しておりますし、住民の方から、そういう電話等があれば、現場に赴いて状況を確認しまして、必要であれば、修理等を行っているところでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そういう住民から依頼があったときに、修理を済んだという事後報告は、終わったという報告はされているんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  修理が終わった後の報告ということでございますけども、多分、通報されてきた方というのは、その近所にお住まいの方であるというように思われますので、特に修理が終わりましたという連絡は、土木課からはしておりません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  住民は特に自分がお願いしたところ気になっていますので、受けて修理をしたら報告してあげてはどうかなと思うんですけど、その辺どうなんでしょうかね。  町としても、こういう修繕を行いましたという、周知といいますか、お知らせするというのも大事なんではないかなと。特に住民から、こういう指摘を受けますと、皆さん気になるところが多く持っていると思うんですね。報告された方以外に、そこを通られる方が思われていますので、修理が住んだら、最近、アプリでですね、ラインがありますので、こういう依頼があったところは、修理が済んだというような形で発信なり、住民から言われっ放しではなしに、行政としてもちゃんとやりましたよという、周知といいますか、報告も大事ではないかなと思うんですけども。どうなんですか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  修理が終わったところを通報者に連絡してはどうかということでございますけども、点字ブロックにかかわらず、土木課には道路の不具合の通報がかなり多くございます。それに1件1件対応するなり、周知するとなると、膨大な事務量が発生するということにもなりますので、道路管理者の責務と申しますのは、道路の安全を確保するということが責務でございますので、修理が終わった段階で、その責務は全うしていると考えております。もし、必要であれば、特に苦情をおっしゃられた方が、終わったら連絡してくれという御要望がございましたら、そういう方については、連絡させていただくということで対応させていただきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、(2)身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさとで、①なんですけども、空家等については、全国で増え続けている空き家について、総務省の調査によりますと、全国で849万戸あり、住宅総数の13.6%に当たっているわけなんですね。このうち、居住目的のない空き家は349万戸で20年前からほぼ2倍になっているという調査結果が出ているんですけども、今後も居住目的のない空き家が増える見通しがあるんですけども、特別区の指定を出さなくてよいように、発生そのものを防ぐ対策の充実強化が欠かせないと思いますが、そういったことについて、どのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  御質問の内容は居住目的ではない空き家に見られるものというところが御質問の意図かなと思うんですが、特区指定いたしますと、そういった居住目的でないところも対象になってくるところがございます。  それから、また今後、空家等対策の推進に関する特別措置法も改正案が出ておりまして、そういったところで、今御指摘のありました居住目的ではない、空いている、使われていない家屋、そういったものについても、今後はある程度対策が必要ではないかとは考えております。  ただ、今現時点で町といたしましては、まずは空家等の特区制度を活用いたしまして、利活用されていない空き家について、流通促進をすることで、管理不全の空家等の発生予防にまずは努めたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  例えば、所有者と家族の間で相続が発生する前から、こういう住宅の住まいの終活という対処について、家族で話し合うという重要性を啓発したらどうかなと思うんですけども、いわゆるお年いかれた家族で、あと、住宅をどのようにされるのかという話合いの重要性を町として発信してはどうかなと思うんですけど、その点についてはどうですかね。  いわゆる住まいの終活という形で、そういう、してくださいよという、町としての空き家にしない対策として、そういうことを啓発したらどうかなと思うんですけど。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  御指摘のとおりかと思います。  空き家を減らすに当たりましては、そういった事前に、まず空き家になる前に対応するということも必要かと思います。  町といたしましては、まず、今、空き家となったところに、町が空き家と把握したところにつきましては、そういった補助制度等を御案内する準備はしておりますが、今後、それ以外の方に、町民全体にそういった空き家にならない、先ほども大瀧議員が申し上げられましたそういった点についても、空き家の広報のところでPRしていければと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇) NPO法人とか、民間団体を活用した空き家の所有者と移住希望者のマッチングといいますかね、そういう手助け支援として、そういう民間団体の移住希望者を募っていただけるような、そういう民間団体との連携はどのように。最近では移住ということで、そういう民間団体がこういうところがありますということで、そういうものを活用して、空き家にしないという戦いなんですけども、活動なんですけども。その辺どうなんですかね。そういう移住を促進してくれる支援団体との連携ですね。そういうものについては、どうですか。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  今回、導入を予定しております特区制度なんですが、こちらに関しましては、その所有者の方が認めていただければ、そういったNPOの団体に情報を提供できることになっております。  町といたしましては、現時点では、そのような団体は設けておりませんが、今後、特区制度とかを拡充していくに当たりましては、町の職員だけでは対応できないので、そういった団体の設立支援は必要ではないかと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  国土交通省の有識者委員会の取りまとめのポイントの中に、管理不十分、特にそういったような空き家に対して、税の軽減対策から除外するというような強い案も出ているんですけども、そういう、除外することについては、どのようにお考えなんですかね。税の軽減対策から除外されるということになると、所有者がそういういい加減な管理をできないという形ですね。強い執行なんですけども、国土交通省の有識者会議では、こういう話が出ているっていうことなんですけど、これに対してはどうですかね。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  今、現時点におきましても、例えば町のほうで空家等対策の推進に関する特別措置法による特定空家等と指定しまして、まずは指導、助言、そういったところからスタートします。勧告というところまで行った場合には、固定資産税の住宅用特例の解除ということになりますので、当然、そういった税の措置、そういったものも必要ではないかと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  また、現在では、そういったような措置をする事例はないっていうことで、確認、いいでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  はい、現時点においては勧告をしておりませんので、そういった事例はございません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、②のJR土山駅北地区のことなんですけども、所有者の高齢化と不在、所有権などの問題の中で、どういった勉強会といいますか、結集といいますかね、今までにそういう会議を開かれてきているわけなんですけども、どれぐらいの方が出席されて、こういう勉強会とか、話合いに参加されてきているのか、どうかなということをお聞きします。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  今、過去の資料を手持ちで持っておりませんので、何人出席されたかは、本日はお答えすることができないんですが、平成27年を最後に地元との再開発に関する話合いはしておりません。  今回の勉強会なんですけども、地籍調査も完了いたしましたので、新たな再スタートとして、もう一度、一から勉強会も開催したいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そうしたら、平成27年から、こういう住民との話し合いの会議は行われていなかったということの確認でよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  坂上哲也都市基盤部長。 ○都市基盤部長(坂上哲也君)  地籍に関する説明会とか、そういったものは行っておりましたが、再開発事業に関する協議については、平成27年が最後であると認識しております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  ありがとうございます。  それでは、③の公園長寿命化修繕計画についてお聞きいたします。  公園のトイレの件については、各議員が質問されているわけなんですけども、高齢者の住民の方が週に3、4回、公園を利用してグラウンドゴルフを楽しまれているわけなんですけども、そういった高齢者がトイレが使用しにくい、和式のトイレのために使用しにくいということで、グラウンドゴルフをされとっても、自宅まで帰ってトイレをしてくるという状況なんですね。それが週3回、4回、活発に公園を利用されて、高齢者の方がスポーツを楽しまれているんですけれども、こういった点についてはどうなんでしょうかね。わざわざ高齢者が自宅まで帰ってトイレをしてくるということに対してですね、早く洋式化を進めていただきたいと思うんですけども。  トイレでも簡易的な座ってできるトイレの加工といいますか、変更も可能かと思いますので、そういうよく利用されている高齢者のおられる公園に対して、考えてみてはどうかなと思うんですけども。それと、長寿命化修繕計画に従って、よく利用されている公園のトイレから修繕していってはどうかなと思うんですけども、その辺いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸都市基盤部整備担当部長。 ○都市基盤部整備担当部長(堀江昌伸君)  公園のトイレの改修の件でございますけれども、来年度、見直し予定の教育施設長寿命化計画によりまして、改修の必要性を検討していきたいと思っておりますが、その際に、今ですね、街区公園につきましては、自治会に管理を委ねているところが多くございますので、その辺も加味いたしまして、使用状況であるとかも自治会からもお聞きしまして、そういう改修の方向性を検討してまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  今回、この質問をさせていただいたのは、鹿ノ川東公園の周りの住民なんですけども、こういう意見も出ておりますのでね、よく他の議員も公園トイレについては要求していますのでね、早めな対策をお願いしたいと思います。  それでは、(3)多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさとということで、ここにも書かせていただいているんですが、不登校対策に対して、どうしても不登校となりますと、学校自体に行きたくないという児童生徒がほとんどなんですけども、それに対して、今回、東部コミュニティセンターが移転されるわけなので、その移転後の東部コミュニティセンターの活用としまして、町独自の学校以外、不登校は、どうしても学校に足が向かないという子供に対して、そういう教育といいますか、居場所づくりという形で、そういうことが、町独自のですね、かなりこれも予算がかかることなんですけども、学校以外の場所で、地域の近くの方々に見守られながら、教育環境を整えていくということなんですけども。これも予算がかかることなんですけども、こういうことに対しては、どうなんでしょうかね。今後の見解としまして、伺いたいと思います。 ○議長(河野照代君)  野村眞一教育次長。 ○教育次長(野村眞一君)  大瀧議員おっしゃるとおり、子供のそういう長欠児に対する対策は、家から身近なところの居場所づくり、学校は出にくいというのが、そういう原因があってこそ、今の不登校になっている状況がありますので、大瀧議員おっしゃられるとおりに、身近なところでの居場所をつくっていくのが、行政の役目かなと考えております。  そこで、来年度予算にも組み込んでいるんですけども、予算的にはあんまり目立っていないんですけども、まず不登校対策専門員を、現在、適応教室、ふれあいルームのほうに1名いますけれども2名に増員します。そして、コーディネーターを1人置きます。  そして、大瀧議員おっしゃられたように、ふれあいルームだけじゃなくて、小学校区にできるだけ近い、コミュニティセンターにそういう居場所をつくると。そういうもう一人増員した不登校対策専門員を巡回させるような形を取らせてもらいます。各コミュニティセンターには話はさせてもらって、今後、年度末に向かって詳細を詰めていく状況になるので、そういう形で、まずは先ほど来、答弁にもありましたように、アウトリーチ型、訪問型の支援を教員と、また福祉の分野と一緒になって、家庭に入り込んで、そういう長欠児に対する対策を、まずやっていこうと、そういう方向で考えております。  以上です。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  今回、質問させていただいたのは、県としまして、東播磨特別支援学校の増築を計画予定に入ってきているんですけども、保護者にしますと、普通学級に入れるのか、そういう特別支援学校に入れるのかなと悩まれている保護者の方がおられますので、そういう方々に対して、町としても、そういう受皿的な施設があればということで、今回、質問させていただいたわけなんですけども、今後、そういう前向きな取組で、町としての特別支援学校という形のものがあるというような構想も形に入れていただけたらと思うんですけど。 ○議長(河野照代君)  平郡秀幸教育長。 ○教育長(平郡秀幸君)  先ほど申し上げましたのは、特別支援に関するものではございません。大瀧議員、冒頭おっしゃられたように、不登校児童生徒ですね、不登校児童生徒いいましても、本町は全欠、全て休んでいる子は非常に少のうございます。  そういう不登校っていうと、学校に全く行っていないというイメージが強いかも分かりませんけども、定義の上からでは、1年間通して30日を超えれば不登校という形で計上されていきます。本町では、小学校で低年齢化というのも問題になっておりますけど、30日を超えて不登校という形に入る児童は、36%を占めます。そういう子たちは、学校の先生方の力で学校に戻していただきたいと。ただ、100日を超えるような子供、中学生もおられます。その子たちが、それ以上欠席日数が増えないように、徐々に1年かけて、地元、コミュニティセンターに通い出し、また、学校へ向かっていけば、不登校ではなくて、通常の学校生活が送れるという形に持っていきたいなと思っていますので。  特別支援学校に関しましては、ちょっとこれとは違う論点という形になってまいります。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、2項目めの孤独・孤立の支援について質問いたします。  非常にこういう孤独・孤立という問題につきましては、非常に精神的なよりどころとなるところがない人とか、心の通じ合う人がいないということで、寂しいいうことで、自分独りであるというような思い込みで、心理的な孤独感に陥っているわけなんですけども、そういう民生委員とか、周りの自治会の皆様のそういう情報を得て、掌握するということなんですけども、相手から言ってくるわけではないので、非常につかみにくいんですけども、今後、そういう取組について、そういう自治会とか、住民に対しての周知といいますか、そういう見守り体制という形は、どのようにお考えになるでしょうか。  なかなかこういう孤立となりますと、なかなかつかみにくいのが現状で、行政としてもプライバシーの問題があって、どこまで手を差し伸べていいのかということになってきていますので、その点について、今後、どういう形で進めていくというか、そういう一人も取り残さないために、どのような取組をされていこうとしているのか。
    ○議長(河野照代君)  藤原秀樹福祉保険部長。 ○福祉保険部長(藤原秀樹君)  そういう方々に対する取組は、従来からもやってきておるんですけれども、大瀧議員がおっしゃるとおり、そういう方々が自ら申し出てくるのは、そういうケースは少ないです。周りの方が発見されて、相談に来られるというケースが多いです。例えば、民生委員が、そういう情報を聞かれて、福祉の窓口とか、あと、総合相談のほうに相談に来られるとか。あと、いわゆる8050問題の話で、高齢の親御さんが調子悪くなって、いろんなサービスを受けるようになったときに、そういう支援事業者が入って、そのときに初めてそういう50代のひきこもりの方、困窮者の方が見つかって、そこから福祉の窓口や総合相談に連絡が入るというようなケースがあります。そういうケースは、毎年何件もありまして、それぞれで、そのケースでいろいろ解決策を、ケース会議を開いていって対応していっているところでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、④で質問しましたごみ出し困難な高齢者を支援するために、有償なんですけども、住民ボランティア的な活動に対して、そういう活動をしてくれる方を募るといいますかね、町としても、そういう団体ではないんですけど、行っていただける方の募集といいますかね、そういうもので、地域に密着した周りの高齢者の支援につながる、ごみ出しできない高齢者に対して、支援体制を整えることは可能なんでしょうかね。その辺、どうなんでしょうかね。  地域地域にボランティアとして。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一福祉保険部保険担当部長。 ○福祉保険部保険担当部長(長谷川善一君)  高齢者ですけども、ごみ出しが困難な高齢者支援に限らず、令和5年度からシニアクラブとか、シルバー人材センターが協力しまして、社会福祉協議会が中心としました有償ボランティア体制を構築してまいりますので、それが孤独・孤立を支援して、協働のまちづくりの貢献につながっていくものと考えています。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  特に毎週出しているごみ出しに苦労されている高齢者もおられますので、そういう支援体制を整えていただきたいと思います。  最後に⑤なんですけど、不登校が長期化して追い込んだ状況になりますと、自殺に至ってしまう可能性もあるわけなんですけども、これは3月2日でしたかね、神戸新聞の全国で小中高学生の自殺が500人を超えて、たしか512人でしたかね、となってきているということなんですけども、文部科学省によりますと、小学生で17人、中学生で143人、高校生になりますと352人というデータが出ているわけなんですけども、まず不登校を防いで、こういう不幸にも自殺に至ってしまうのを防ぐ方法としまして、町として、何かお考えはありますでしょうか。  自殺防止のですね。 ○議長(河野照代君)  野村眞一教育次長。 ○教育次長(野村眞一君)  教育委員会といたしましては、子供の命というのが一番根本にあるものやと考えております。  だから、まずは学校において、そういう命を大切にする教育、道徳教育、そして人権教育、そして、こういう先ほど来、大瀧議員がおっしゃられた不登校に対する支援の仕方とか、そういうことを教育委員会として、学校の中できっちりとして、プランを立てさせて、そして、チームで子供を見守っていく。そのためには、学校自体が魅力ある学校とか、楽しい学校とか、そういう雰囲気づくりの学校運営をしてもらうように、教育委員会としては指導していきます。  また、行政と連携しながら、そういう子供たちには、先ほども答弁させていただいたように、個別に対応できる環境をきちっとつくっていく、そういう充実した体制をつくっていくのは、町内外のところで、連携を強化しながら取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、こういう不登校生徒を出さない対策にしっかりと取り組んでいっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。 ○議長(河野照代君)  これで、公明党代表、大瀧金三議員の質問を終わります。  以上で、上程議案に対する質疑並びに一般質問を終わります。  お諮りします。  日程第1、議案第14号「令和5年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第20号「令和5年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和5年度当初予算議案7件については、議長を除く13人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること及び地方自治法第98条第1項の規定により議会の権限を同委員会に委任することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「異議なし」と認めます。  したがって、日程第1、議案第14号「令和5年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第20号「令和5年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和5年度の当初予算議案7件については、議長を除く13人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること及び地方自治法第98条第1項の規定により議会の権限を同委員会に委任することに決定しました。  予算特別委員会の正副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっておりますので、休憩中に委員会を開いて、決めていただきたいと思います。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後5時43分               …………………………………                 再開 午後5時57分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、休憩中に予算特別委員会を開き、正副委員長が決まりましたので報告します。  委員長に宮宅 良議員、副委員長に松下嘉城議員が、予算特別委員会において互選されました。 ………………………………… ◎散     会 ………………………………… ○議長(河野照代君)  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。  委員会審査のため、明日3月8日から3月16日までの9日間、休会としたいと思います。御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「異議なし」と認めます。  したがって、3月8日から3月16日までの9日間休会することに決定しました。  次の会議は、3月17日金曜日、午後1時30分より再開します。  本日は、これで散会します。  御苦労さまでした。                 散会 午後5時58分...