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令和 4年 3月定例会(第3日 3月 8日)

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  1. 播磨町議会 2022-03-08
    令和 4年 3月定例会(第3日 3月 8日)


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    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年 3月定例会(第3日 3月 8日)             令和4年3月播磨町議会定例会会議録                            令和4年3月8日開設   1.議 事 日 程     第 1 議案第20号 令和4年度播磨町一般会計予算     第 2 議案第21号 令和4年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     第 3 議案第22号 令和4年度播磨町財産区特別会計予算     第 4 議案第23号 令和4年度播磨町介護保険事業特別会計予算     第 5 議案第24号 令和4年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算     第 6 議案第25号 令和4年度播磨町水道事業会計予算     第 7 議案第26号 令和4年度播磨町下水道事業会計予算     第 8 一般質問 1.会議に付した事件     日程第 1 議案第20号 令和4年度播磨町一般会計予算     日程第 2 議案第21号 令和4年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算     日程第 3 議案第22号 令和4年度播磨町財産区特別会計予算     日程第 4 議案第23号 令和4年度播磨町介護保険事業特別会計予算     日程第 5 議案第24号 令和4年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算     日程第 6 議案第25号 令和4年度播磨町水道事業会計予算
        日程第 7 議案第26号 令和4年度播磨町下水道事業会計予算     日程第 8 一般質問 1.会議に出席した議員(13名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 神 吉 史 久 議員      10番 河 野 照 代 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員 1.会議に欠席した議員    14番 藤 田   博 議員 1.会議に出席した説明員(18名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           浅 原 俊 也    教育長           岡 本 浩 一    理事           長谷川 善 一    理事           藤 原 秀 樹    理事           高 見 竜 平    理事           武 田 健 二    理事           高 砂 幸 伸    会計管理者           松 本 弘 毅    企画統括           日 野 統 内    危機管理統括           西 田 恭 一    保険年金統括           沖 崎 充 世    福祉統括           佐 伯 謙 作    すこやか環境統括           福 本 善 夫    土木統括           藤 原 崇 雄    上下水道統括           西 野 直 樹    学校教育統括           山 口   智    生涯学習統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           浅 原 浩一郎    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査                 開会 午前9時59分 ………………………………… ◎開     議 ………………………………… ○議長(河野照代君)  おはようございます。  藤田 博議員から欠席の届けが提出されています。  本日の会議を開きます。  なお、報道関係者から、議場内での写真撮影の申出があり、これを許可しています。  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………………………………… ◎日程第1 議案第20号 令和4年度播磨町一般会計予算  日程第2 議案第21号 令和4年度播磨町国民健康保険事業特別会計予算  日程第3 議案第22号 令和4年度播磨町財産区特別会計予算  日程第4 議案第23号 令和4年度播磨町介護保険事業特別会計予算  日程第5 議案第24号 令和4年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第6 議案第25号 令和4年度播磨町水道事業会計予算  日程第7 議案第26号 令和4年度播磨町下水道事業会計予算  日程第8 一般質問 …………………………………………………… ○議長(河野照代君)  日程第1、議案第20号「令和4年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第26号「令和4年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和4年度の当初予算議案7件を一括議題とし、これから、通告に基づき上程議案に対する質疑と併せて、日程第8、「一般質問」を行います。  一般質問は、通告制を採っており、質問内容は通告した事項について逸脱しないようによろしくお願い申し上げます。  また、答弁をされます当局に申し上げます。質問に対しては、事前に通告しております質問要旨の要点を整理の上、的確かつ誠意ある答弁をお願いいたします。  それでは、新政会代表、神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  おはようございます。  それでは、新政会を代表して質問をいたします。  1、令和4年度施政方針について。  今年、播磨町は町制施行60周年を迎えますが、この先さらに播磨町が発展し次世代によりよい播磨町を引き継げるまちづくりを求めて施政方針に関連して質問します。  (1)協働のまちづくりについて関連して、施政方針では、令和4年度を「第5次播磨町総合計画のキーワードであります協働の推進に向けて、まちづくり元年と位置づけ」とあります。また、5月に開催される町制施行60周年記念式典では、協働のまちづくり宣言が予定されています。そこで、以下の質問をします。  ①協働のまちづくり宣言とは、具体的にどういった内容のものとなるのか。また、宣言は、町内の各種団体の代表など10名程度で構成される播磨町みらい会議や職員のワーキンググループで協議・検討されてきたと把握しているが、協働の主体は特定の団体や行政だけではなく、住民や事業者など播磨町と関わりのある全ての人や団体になると思われます。そのため、宣言をより意義のあるものにするためには、宣言の内容の決定はできるだけ多くの意見を聞いた上で行われるべきだが、そのような考えは。  ②協働という言葉は近年よく使われるようになった言葉ではあるが、その言葉は人によって様々な解釈がされていると思います。第5次播磨町総合計画の用語説明では「複数の主体が対等の立場で互いに協力しながら目標に向かって活動すること」とあります。この解釈を、どのように多くの方々と共有するのか。  ③前述のような解釈に基づく協働を推進するためには、漠然としたものではなく具体的な目標を設定することが効果的だと考えるが、目標をどのように設定するのか。  ④協働はそれぞれが対等な立場で活動することではあるが、リーダーシップを発揮する存在がなければ推進することが難しいと思われる。行政がそういった役割を担う必要があるケースが多いと考えるが、町の考えは。  ⑤協働という言葉はいい言葉のように感じるが、あまり乱用すると行政がすべきことを住民などに押しつけられていると思われかねない。第3回播磨町みらい会議の記録簿の中にも「播磨町頑張るでってのが伝わらないと、住民丸投げかよと思っちゃう」との記載がある。こういった懸念に対して、どのように対応するのか。  ⑥ワーキンググループでも課題としているように、協働の主体において柱の一つとなるであろう自治会は、加入率の低下や役職となる人材の偏りなどの問題があります。こうした課題の解消のためにも、まちづくりアドバイザーが配置されていると理解しているが、すぐに解決するものではない。その前に協働で実施すべきことだけが増えてしまっては、かえってマイナスになるのではないかと懸念するが、町の考えは。  ⑦地域と行政とのパイプ役となるまちづくりアドバイザーは任期付職員だが、その職務に就いている任期付職員に頼らない体制づくりが必要だと考えるが、町の考えは。  ⑧播磨町みらい会議やワーキンググループでは、自治会やコミセン区と校区が一致しないことによる連携の難しさや、コミセン区や校区ごとでの新たな組織の必要性も議論されているようだが、これらをどのように進めていくのか。  ⑨新たに予算計上されているまちづくりパートナー事業補助金制度は、廃止されるゆめづくり塾と住民協働推進事業と、どのような違いのある事業なのか。また、廃止する2つの事業はどのように評価しているのか。  (2)持続可能な自治体運営のために。  町債の残高は、平成29年度末の約85億6,000万円から令和2年度末の約104億3,000万円と約18億7,000万円増えており、一方で財政調整基金、公共施設整備基金一般廃棄物処理施設整備基金の合計は、平成29年度末の約54億9,000万円から約49億5,000万円と約5億4,000万円減少しています。これは、学校給食施設などの教育施設の建て替えや改修、ごみ中継施設の建設や広域ごみ処理施設建設の負担金などによる影響が大きいことは理解しているが、今後も東部コミュニティセンターの建て替えや学校施設の改修などが続くことから、基金の取崩しと町債の増加が進むことが懸念されます。  現在、見直しを進めている播磨町公共施設等総合管理計画においても、今後も同規模で公共建築物を保持し続けると、長寿命化改良を実施して、使用年数を約80年として試算すると、2021年から2050年の30年間で維持管理費や改修費の総額は約329億7,000万円と見込まれています。一方で、これらの経費に充てることのできる30年間の財政許容額は313億円と試算されており、16億7,000万円不足しています。上下水道を除く、道路、橋梁、公園などのインフラ資産については、経費の総額が約89億3,000万円、財政許容額が86億2,000万円と見込まれており、3億1,000万円不足しています。このため、公共施設と上下水道を除くインフラ資産は30年間で合計19億8,000万円不足することになります。また、上下水道についても多額の経費が必要になることから、水道料金の値上げの検討が進められています。さらに、現在、建設が進められている播磨南小学校の校舎増設や、未整備の都市計画道路などの経費はこの計画の中に含まれていないので、さらなる経費の増額が考えられます。  このように、播磨町の財政状況は、今後決して楽観視することができず、厳しい状況が予想されます。  そこで以下の質問をします。  ①公共施設等整備計画では、今後30年間で19億3,000万円の財源不足が試算されているが、この状況をどのように考えているのか。また、対応策は。  ②このような財政状況の中でも、住民福祉の向上が自治体の責務であるが、そのためには施政方針でも述べられたように、優先度に応じた取捨選択が必要になってくることは理解できます。しかし、それがどのようになされたのかを住民とも共有する必要があると考えます。そのために、いわゆる事業仕分けや事業評価書の公表、各グループからの予算要求と予算査定結果の公表(予算編成過程の公開)を行う考えは。  ③このような財政状況が考慮され、緑の拠点整備を見送る方針が示されましたが、このために基本計画や設計業務に係る約2,000万円の経費が無駄となりました。今後このような事態が起こらないようどのような対策を取るのか。  (3)学校給食費公会計化に向けて。  播磨町議会は、学校給食費の透明性の向上と教職員の業務改善のため、学校給食費の公会計化を求める決議を平成31年3月に議決しました。その後、教育委員会で学校給食費の公会計化に向けた検討が行われ、令和5年度から公会計化にするための学校給食費徴収管理システム導入等業務委託料が令和4年度予算に計上され、ようやく公会計化が進むことを期待していますが、決議では、利害義務関係を整理し、事後に問題が生じないよう適切な事務処理も求めています。  そこで以下の質問をします。  ①学校給食会の繰越金や滞納金は公会計化に向けてどのように処理するのか。  (4)緑豊かなまちづくりのために。
     第5次播磨町総合計画では、基本政策2、身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさとの中で、身近な自然環境を守り、循環型社会の形成により環境と調和したうるおいある暮らしを実現できるまちづくりを目指しています。そのためには、公園の適切な維持管理や緑化の推進、農地の保全といった緑豊かなまちづくりが重要です。  そこで以下の質問をします。  ①農地の保全と遊休農地の解消のために、現在実施している景観作物助成金に加えて、市民農園の開設や集落営農組織の設立を支援する補助制度が予算計上されているが、どのような内容の補助制度なのか。また、新たな2つの補助制度の予算額合計65万円で十分な農地保全が期待できるのか。  ②緑の拠点整備後に実施するとしていた緑の相談や講習会といったことは緑化の推進に意味のあることと思うが、拠点整備を見送っても既存施設を活用して実施することは可能だと思われるが、町の考えは。  以上、答弁を求めます。 ○議長(河野照代君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  新政会代表、神吉史久議員の御質問、令和4年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、未来に向かって本町はどのようなまちづくりを目指すのかを宣言することにより、これからのまちづくりの指針や在り方を表明するものです。宣言文については、播磨町みらい会議や庁内ワーキンググループにおいて、現状の課題を整理し、多くの議論を積み重ねた上で作成したものであります。また、会議での議事内容については、町ホームページや町内掲示板で情報公開することで、より多くの方の御意見をいただけるよう努めてまいりました。  ②についてですが、宣言文と、その指針をより具体的に分かりやすく示したパンフレットの作成を予定しております。町内、地域、学校などでパンフレットを活用し、本町の目指す協働のまちづくりについて共有を図ってまいりたいと考えております。  ③についてですが、第5次播磨町総合計画で掲げた基本目標を達成するためには、様々な事業を実施しているところですが、それらの事業の中には、新たに協働の考え方を取り入れることによって、本町の各施策における目標の達成につながるものと考えております。  ④についてですが、行政のリーダーシップが必要なケースもあると思いますが、これからの協働のまちづくりにおいては、行政だけでなく、地域団体など、各主体がリーダーシップを発揮できることも目指しております。各団体が活動しやすいよう、引き続き、まちづくりアドバイザーによる相談体制の充実など図ってまいりたいと考えております。  ⑤についてですが、地域だけではなく、町職員も意識改革が必要であることから、これからの播磨町の協働のまちづくりというテーマで、先月、職員研修会を開催いたしました。議員の皆様にも多数御参加いただきましたが、協働のまちづくりを進めていく上で、今後も地域や職員を対象とした研修会等を開催してまいりたいと考えております。  ⑥についてですが、多様な地域団体が自主的に地域活動を進めることで、自治会が現在担っている役割を軽減することも協働のまちづくりが目指すところの一つであります。そのためには、自主的に地域活動を進めることができる人材の育成も重要であると考えております。  ⑦についてですが、現在、町職員もまちづくりアドバイザーと共に地域活動の場へ出向き、ノウハウを学んでいるところです。また、10月には組織機構の見直しにより、新しく協働推進課が設置されることから、町内関係部署の連携をより密にしながら取り組んでまいりたいと考えております。  ⑧についてですが、今回、播磨町みらい会議や庁内ワーキンググループにおいて、様々な課題が洗い出され、それらを共有することができております。今後も、このような話合いの場を継続し、一つずつ課題解決に向けて、地域コミュニティの仕組みを整えてまいりたいと考えております。  ⑨についてですが、平成10年にスタートした播磨ゆめづくり塾と、平成24年にスタートした住民協働推進事業で活動された団体には、現在の本町のまちづくり活動のリーダー的存在として御活躍されている方もおり、事業として大きな成果があったものと評価しております。そのため、新たに創設するまちづくりパートナー事業補助金は、これまでの事業をさらに発展させる形で、地域団体等が主体となって進める活動に補助金を交付するものです。事業者、教育機関を対象とした枠や1日単位での活動も対象とする枠を設け、初めてまちづくりにチャレンジする団体でも応募しやすい制度となっております。  (2)の①についてですが、今回改定した公共施設等総合管理計画は、計画期間を令和3年度から令和32年度の30年間と設定し、公共施設についての従来の60年から80年への長寿命化改良などの対策を図った場合でも、公共建築物及び上下水道を除くインフラ資産において、19億8,000万円の不足が生じる見込みとなっています。この不足額への対応については、国の補助金等を積極的に活用することや、維持管理のより一層の効率化に加え、特に公共建築物については、今後、人口構造や社会構造の変化により求められる機能も変わることが想定されます。そういった変化を的確に捉えつつ、さらには用途の変更や見直し、更新の必要性等を長期的なスパンで検討し、公共サービスの質を保ちつつ、施設総量の削減も含めたコストの抑制を図る必要があると考えております。  ②についてですが、本町では、毎年、全ての事務事業について、事業評価を行い、さらに新規事業ヒアリングを実施しております。そして、そこでの検討結果を反映した次年度の予算要求と予算査定という流れとなっております。公正公平な観点から、事業の必要性、優先度及び将来の財政負担などを鑑み、予算編成を行っており、途中経過の公開は考えておりません。  ③についてですが、緑の拠点施設建設につきましては、建設費3億円を緑化基金として積み立て、建設地も浜幹線沿いの町有地を活用するという計画で進めてまいりましたが、このたび、その建設を延期させていただくこととなりました。理由としては、長く続くコロナ禍で予想される今後の不透明な社会経済情勢や地域からの要望で進めております東部コミュニティセンター建設にかかる予想以上の財政負担などを考慮いたしました結果、東部コミュニティセンター建設を優先し、緑の拠点につきましては、建設地、建設時期も含め再検討を行い、適切な時期に延期させていただくこととなりました。  緑の拠点につきましては、都市化が進む町にあって、多くの世代に関心を持っていただき、緑に親しみ、学ぶ機会を創出することができればと思っておりましたので、先延ばしとなることは大変残念ではございますが、適切な時期がまいりましたら、ぜひ実現したいと思っております。  これからも社会経済情勢の変化や今後の財政運営などを検討しながら、事業の実施について、適切に判断してまいりたいと思います。  (3)の①についてですが、学校給食費の取扱いにつきましては、学校給食会理事会において決定されるものでございますが、繰越金につきましては、基金条例を制定し、設置した基金へ寄附という方向で考えております。また、滞納金につきましては、町へ引き継ぎ、組織機構の見直しにより設置される債権を一元管理する部署において、適正に処理する予定でございます。  (4)の①についてですが、住民の余暇活動、農地の保全を目的とし、市民農園の開設に必要な整備費及び2年目以降の運営費を補助するものです。対象となる市民農園は、特定農地貸付法に基づき、町と貸付協定を締結し、農業委員会に承認された農園が対象となります。整備費については、整地、区画割り、案内板設置、上水道引込み、井戸設置等の経費を対象とし、農園面積1アール当たりの限度額を2万5,000円、1農園当たりの限度額は25万円としています。運営費については2年目以降を対象とし、農園面積1アール当たり定額1,500円、1農園当たりの限度額は1万5,000円としています。  一方、集落営農組織の設立支援ですが、農地の保全及び遊休農地の解消を目的とし、集落営農組織の設立に係る経費の一部を補助するものです。対象経費は、役員手当、消耗品費、印刷費、備品購入費等とし、1営農組織当たりの限度額は15万円としています。  新たな補助金の内訳は、市民農園の開設補助が2農園、集落営農組織の設立補助が1営農組織を上限に予算化しています。  新しい補助制度については、農地所有者へ周知することにより、農地保全の一助となればと期待しております。  ②についてですが、現在、緑の相談や講習会については、臨海管理センター及び花と緑の協会により、年始用の寄せ植えや、四季それぞれの花の植栽などの講習会を中央公民館や他の施設など、既存施設で実施しております。研修や講習会の実演などの開催に当たり、資機材の運搬や研修施設の確保など、準備に時間を要しているのが現状であります。花と緑の協会の方々への負担も考慮し、また、その施設で緑化に関する人材育成を行い、緑に関する普及啓発を行うことで、潤いある緑豊かな住環境をつくることができるものと考えておりますので、今後も、よりよい緑の相談や研修会を開催できるように検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員の再質問を許します。  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  それでは、再質問をいたします。  まず、協働のまちづくり宣言について、播磨町としてのまちづくりの方向性を示すということなんですけれども、これは、播磨町行政としての宣言という理解でいいんですか。それとも、播磨町の住民も含めた宣言というふうな理解でいいのか、確認をいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  この宣言につきましては、町内住民の方も全て含めて、協働のまちづくり宣言ということで行いたいと思います。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  そうすると、やはり、いきなり5月11日でしたね、町制施行60周年記念式典で、播磨町、こういう宣言しますと言われても、なかなか住民の方、自分ごとと捉えられないと思うんですよね。どうして、今の段階で播磨町として、こういうようなものを考えていますということが示せないのか、確認をいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今の段階で、こういうものを考えていますということの途中経過につきましては、広報またはホームページでお知らせをしております。それにつきましては、そういった来るときに、そういうものを公表すると、宣言をしたいという旨の、今の実際に会議録等につきましても、ホームページでそういう意味で載せております。  住民の皆さんにおきましては、こういう宣言があるということは、形としては御存じの方も多いと思います。また、議会の皆様におきましても、最終的に4月に入りましたら、こういう形のものが固まりましたら、御説明もさせていただきたいと考えております。  ただ、今、こういった形のものをいろいろと検討している段階でございますので、今のそういうものを醸造しているということで御理解いただけたらと思います。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  今回、この質問をするに当たって、播磨町みらい会議であったりとか、協働のまちづくりの推進に向けたワーキンググループのホームページで公開されている資料を大分見させてもらったんですけども、議事録はないですよね。だーっと概要をまとめたようなものっていうのはあるんですけど、ただ、それも、こんな話が出ました的なことは書かれているんですけども、なかなかつぶさな情報までは分からない状態で、だから、私、こういう質問をして、どういう宣言になるんだろうかって、こういう質問をしているわけですよね。  だから、住民も主体となるような宣言になるんであれば、もっともっと住民の意見を吸い上げるような形で進めないといけないと思うんですけども、もう、今の形で十分だというお考えですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  皆さんの御意見というのも、その場でそれぞれの方々いただいております。  こういった状況というのが、一つ考えられますのが、最近、コロナ禍にありまして、今、神吉議員の言われるように、様々な情報を集めるために、もっと会議をということも考えられなくはないんですが、こういった状況の中で、やはり最大のこういった形で、いかにそういう意見を求めるかということで考えてきたところでございます。  庁内ワーキンググループを設ける中で、庁内として、こういうものについての検討を進めていく中で、それに対しては、住民の皆様でつくっております播磨町みらい会議へ提案もし、そこでまた考えをお示しし、また住民の皆さんのそういったものの意見についてもフィードバックし、お互いやり取りをしていく中で、今、そういったものについての骨格について固めているところでございますので、神吉議員のおっしゃる意見は十分に理解した上です。ただ、今はそういった形のもので、皆さんにそれぞれの御意見を頂戴しながら作成しているということは、御理解をいただけたらと思います。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  私、議員の立場でここにいますけど、住民でもありますよね。そうすると、播磨町として、こういう内容の宣言を考えているということを、今、ここで示されたら、これは、当然、私も含めて各議員にも伝わるし、議会中継見ていらっしゃる住民の方にも伝わるわけです。結構、広報の場としても、十分に活用していただけるんですよね。そこから、また、我々議員もですし、それぞれの住民の方々が、その宣言の内容についての意見を行政側に伝えるかもしれない。いい場だと思うんですよ、住民の意見を聞く場として。そういうふうには捉えられないですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  この場で今の宣言についてとおっしゃるんですけど、最終的にこういった形のものが確定しておればいいんですが、まだ、今、それぞれ見直しをしながら、いろいろな委員の方も御意見も頂戴しながら、言葉一つずつ探っているところです。  それにつきましては、それより、本来、5月の式典、5月29日、そのときには公表する予定でございますけども、議員の皆様に、まず4月末の総務建設常任委員会でお示しをして、その後にそういった形のものを予定しております。  ですから、今、この場で内容について公表するということも、まだ、今、骨格の段階でございますので、令和4年度の事業の中では、最終的に固めてまいりたいと思いますので、その辺りは御理解いただけたらと思います。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  ですからね、この宣言というのは、別に行政としてこうしますというだけじゃなくて住民も関わる宣言だというんであったら、決まってから知らされたんじゃ意味がないんです。決める過程において、いかに住民の意見をそこの中に盛り込むかですよ。  ですから、今の素案なり、何なり、多分、記録簿を見てみると、文言もある中で、皆さん議論されているようですから、そういったものを積極的に公開したらいいじゃないですか。それを公開しない理由が私には理解できないんですよ。  今の段階ではこういうものですと。それを実際の宣言するときに向けて、今、ブラッシュアップしている段階でしょうから、それを町民の方にも広く知らしめて、町民の方も自分ごととして、この宣言、考えてもらうようにしたほうがいいと思うんですよ。いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  神吉議員のおっしゃることは、十分承知しております。  今、まだ、最終段階の内容についての議事録的な部分というのは、まだちょっと間に合っておりません。そういった中でも、そういう段階のものも表示をしておりますので、今、そういった中で、これは、あくまで住民協働というのは、それに参加するということが、重要なことになってまいりますので、その部分については、今の会議の内容については公開をしたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  内容について公開したいということは、今ある、この記録簿とか、参考資料とかいうものじゃない形で、もっと詳しいような情報公開をホームページでされるという理解でいいんですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今の会議の資料についての公開をさせていただくということで考えております。ですから、会議についての、皆様にこういう段階を踏んだ状況についてお知らせをし、最終段階については公表するということで考えておりますので、今、既にそういう形のものができておれば、皆様にお示しできますけども、今の段階においては、今の経緯の中で、そういったものについてお知らせをするということで考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  最初の(1)の①の中で、できるだけ多くの方の意見を聞いたほうがいいんじゃないかということに対して、ホームページでも情報を公開されているということでしたよね。で、私は、そのホームページの情報を見て、今、この質問をさせてもらっているんですけども、これぐらいの質問しかできないんですよ。宣言の内容が分からないから。これじゃあ、住民の方、ここに関わりようがないですよ、播磨町みらい会議に入ってらっしゃる方は別ですよ。  だから、もっと住民に、播磨町みらい会議に入ってらっしゃる方だけと行政が頑張るんやったらいいですけど、絶対そんなことないですよね。だからこそ、もっともっと住民の方も巻き込んでするべきやと思うんですけど、どうしてもそれはできないというお考えですか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  これまでいろんな宣言が、町よりなされてきていると思います。宣言というのは、その宣言が到達地点ではなくて、そこからいろんな方々に関わっていただいて、よりその内容を深めていくというものだと思っております。  宣言をつくるに当たりまして、まちづくりアドバイザーや、また、播磨町みらい会議もいろんな方々にお集まりいただいて、住民の代表として、いろんなお声を聞かせていただきました。それと、こういうものを今度の記念式典で宣言をさせていただくということは、各所で、いろんなところで、それについては申し上げております。  決して、宣言をしたから終わりということではなくて、そこからがスタートだと、私たちはむしろ思っておりまして、播磨町みらい会議も、また、庁舎内でのワーキンググループとか、職員に対してのブラッシュアップ、そういったものも、これから宣言後、逆に、そこからいろんなものに波及しながら進めていくと思っております。  宣言文につきましては、この間、最終の委員会、委員会といいますか、会議をしたんですけれども、そこでもまたいろんな御意見をいただいておりますので、まだ完全に確定したものではございません。その最終案を示すのが5月の今度の式典であろうかと思っております。  また、自治会とか、いろんな諸団体に対しましても、宣言文を提示することによりまして、その後の、まちづくり宣言をした後、播磨町協働のまちづくり指針が、今、していただいております。それに従って、いろんなところで勉強会をしたりとか、いろんな方々の御意見を聞きながら、もしかしたら、その宣言文についても、それぞれの団体によって受け取り方が違う、また、それの適用の仕方が違ってくるかも分からない。先ほどから申し上げておりますように、宣言をした後から、より中身の濃い宣言文として、住民の方々に共有していただきたいなと思っているのが、今の現状でございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  ですから、確かに播磨町、人権の町宣言だったりとか、核廃絶のまち宣言してますよ、ただ、もちろんそういった宣言も大事なんですけど、今回のは、協働の町って、まさしく住民が主体になるような宣言になるんだろうと、私、情報分からないんで、だろうというふうな形で思っているわけです。  協働のまちづくり宣言というようなものを住民にもっと情報公開しなくて、つくって、それが協働なのかなって、そもそも思ってしまうんですけども、そんなものでいいんですか。既に播磨町みらい会議も最後の播磨町みらい会議まで済んでいるんだったら、少なくとも、今、こういうものを考えていますっていうことを知らせて、もっといいものにするために、何か意見ありますかぐらいのことをしていいんじゃないですか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  宣言文につきましては、いろんな御意見をいただく中で、かなり省略化した部分もございますし、また、言い換えをした部分もございます。  これにつきましても、案としては、今、私も持っておりますけれども、それはまだ確定したものではございませんので、それができましたら、また、もしかしたら式典の前に、委員会等で御説明する機会もあろうかと思います。  つい先日、1週間ほど前に最終の会議をしたところでございますので、今、いただいた御意見に従って、手直しを内部でさせていただいております。  これは、行政だけで、今は町政ができる時代ではなくて、住民の方々にも関わっていただく、そういったことをより明確にするという意味で、今回、まちづくりについての協働のまちづくり宣言をさせていただくことになります。  ですから、いつ、全文を公開するのかということになりましたら、その起点といいますか、それは5月の式典で行い、その後は、いろんな形で住民とか、また自治会、各種団体、また議会も含めまして、いろいろと、それを本当に実のある宣言にしていただきたいな、育てていただきたいなと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  だから、住民も参画する協働のまちづくりをするための宣言をしようとしているんでしょう。そこに住民を巻き込まなくてどうするんですか。じゃあ、播磨町として、皆さんも一緒にまちづくりしてくださいという宣言つくりましたので、これからはまちづくりに参加してくださいじゃあ、逆ですよ、やっぱりそれは。まず最初に協働のまちづくりというものを、皆さん一緒にやりましょうという宣言と住民のみんなと一緒につくらなくちゃ。そう思うんですけど、それが協働なんじゃないんですか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  そういったことから、みらい会議におきましては、いろいろな分野の方々ですね、そういった方々に御参加をいただいて、また、庁内のワーキンググループでも、職員からもいろいろ意見を聞く中で、まとめてきたというところでございます。  住民全員に、そういったことをお聞きするという場は、今、特にコロナの時代でございますから、そういったことが可能になる時代ではないと思っています。コロナ禍でなければ、例えば行政懇談会も数多く開催できたと思いますけれども、なかなかそういった状況ではないと。  ただ、宣言文という、4つぐらいに、今、まとめておりますけれども、その宣言文は、かなりラフな形の宣言文となっておりますので、それを、今後、どう育てていっていただくか、そこに、どう、いろんなものを、それぞれの団体、自治会等が盛り込んでいただくか、それぞれの団体、また、自治会の実情に沿ったものにしていただくか、そういったことについては、今後、その宣言をした後に、それぞれの、先ほどから申し上げておりますように。団体で、これを意義あるものにしていただきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  播磨町みらい会議、いろんな団体の方、入ってらっしゃいますよね。その方々には、例えば宣言文としての素案なり何なり示されながら議論されているんだろうとは思うんですけども、そういったものについては、その代表の方、個人だけの情報として留め置いていただくようにお願いしているんですか。それとも、各団体に戻られたら、そういったものに含まれて、その団体の他のメンバーの方々の意見も聞いていただいて、それを吸い上げるような運営を播磨町みらい会議としてされているのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  会議に出ていただいている方々は、日頃、今、町の中で、いろんな活動をしていただいている方々です。ですから、ふだんの活動の中で、多くのいろんな御意見等も吸収する中で、その会議で御発言をいただいていると思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  それぞれの委員の方が、そういった資質で会議の中で意見させているのは、それは当然、そうされていると思います。  その上で、各会議でいろいろな資料なり何なりというものを皆さんにお渡ししながら、また、播磨町として考えている指針であったりとか、宣言文についての内容を示しながら議論されていると思うんです。その内容を他の方々とも共有するようにお願いしているのか、それとも、他の方々とは共有しないでください、あなた個人が、今までの知見の中で、これを見て意見を言ってくださいとおっしゃっているのか。そこ、どちらなんですかという確認です。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  いろんな会がございます。そこで、それぞれの団体から代表が出ていらっしゃいます。その代表の方々に対して、その会で秘密会ではありませんので、出たこと、また、内容ですね、そういったものを他の方に言わないでくださいということは、まずあり得ない、行政が開催する会議においてはですね。ですから、そういうものは、当然、いろんな形でお伝えもいただいていますし、また、その方たちが、それを次に会議のときに御披露いただいているという、そういうふうな形で、双方向でのいろんな意見を聴収したりとか、会議に反映したりする。それは、できていると思っております。決して行政から、これは外に出さないでください、そういうことを言ったという、私も出ておりますけれども、記憶は一切ございません。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  そうやと思うんですよ。住民の方、参加してもらっている限り、そんな情報を秘匿するような会議にいきなり参加してくれて、そんなむちゃなことは言うてないと思います。  だったら、その人たちは、少なくとも身近な方々には、そういう情報を伝えてらっしゃるんだろうと思います。それなのに、この議会の場で、それを示せないという理由が私には理解できないんですよ。
    ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  示せないと言っているわけではございません。今、まだ制作途中ですということで、案としては持っておりますけれども、これが、今度、式典で発表する最終案ではないということで、今、最終案をつくる過程にありますということを申し上げているだけです。ですから、何も秘密にしているわけでもなくて、今、途中経過のものが必要ということであればね、それは、どうぞ御請求いただいたらいいと思いますし、また、議事録といいますか、会議録ですね、そういうものも公開しておりますので、そういうものを読んでいただくということは可能だと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  それでは、案を教えてください。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時46分               …………………………………                再開 午前10時46分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  失礼いたします。  先ほど神吉議員から、播磨町みらい会議の内容につきまして、正式な議事録でないとおっしゃられたと思うんですけれども、それはですね、意図的にそうしました。といいますのも、今回、できる限りたくさんの方に播磨町みらい会議の経過というのを知っていただきたいという思いから、グラフィックレコードという、論点を整理した形での公開ということをしていました。よくグラレコって言うんですけれども、絵やイラストを用いながら会議の内容を示すと。そういったことによって、より議論した内容や、また、課題への理解も深まったものと思っております。  宣言文の内容につきましては、これまで公開しております、そのグラフィックレコードを見ていただきましたら、ある程度、想定はできるものと思っております。できる限り宣言文の内容は分かりやすく、また、短い内容にして、4つの宣言文の構成を考えているところでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  松本統括おっしゃるように、グラフィックレコード、いきなり議事録がぱっと出てくるよりは、確かに取っかかりとしては非常にいいもんだなと、私、今回見させてもらって思ったんです。ただ、より細かい内容を知りたいと思ったときには、なかなかこれ分からないですよね、これじゃね。  今、おっしゃるように、4つの項目を考えていらっしゃるということも、これで読めるんですけども、そもそも、町長、別に示せるっておっしゃったんやから、示してくれたらいいんじゃないですか、案。それは示せないという判断なんですか。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  今回、そういった形できめ細かに公開していくことで、たくさんの方から御意見をいただきました。それは、町民の方であったり、また、議員の皆様であったり、また、職員でもあったりします。そういった内容も、今回、できる限り宣言文の中で、短い文章ではございますけれども、拾い上げて、作成を、今、ほぼほぼ終えております。  また、完成したものにつきましては、4月の総務建設常任委員会で説明をさせていただきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  松本統括おっしゃっていることも分かる。ただ、町長、示せるっておっしゃってんから、示してくれたらいいんじゃないですか。それは、今、示さないということですか。案を示してくださいと言ってるんですよ。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時50分               …………………………………                再開 午前10時54分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  失礼します。  今、播磨町みらい会議の第4回目、先月末に行ったんですけれども、そちらのグラフィックレコードなり、また、資料の公開をこれから、今、取りまとめて予定しているところなんですけども、その中で、その4つの宣言文の論点も示していきたいと思っております。  申し上げます。  1つ目が、みんなで考え、みんなで話合い、みんなの力を合わせてまちづくりを行っていくというような、大きな一つそこが、みんなというのがポイントになっているという点。また、2つ目としましては、誰もが興味を持てるように楽しく地域活動に参画できるようなまちづくりを行うという点。あと、3つ目としましては、より多くの住民の方が情報に触れる機会というのを持てるまちづくり、そういった視点を3つ目で挙げております。あと、4つ目としましては、地域コミュニティの仕組みを整えたまちづくり、そういった4つの宣言文から構成を行っています。  ただ、その文言等につきましては、なるべく分かりやすいような、御意見も多い中でですね、今、取りまとめを行っているところでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  これだけ時間かけて、やっと教えていただけました。  協働のまちづくりを進めようと思ったら情報ですよ。当然、私も、今、ここでこの4つを示されたからて、これ、こうせい、ああせいなんて意見、いきなり出ないですよ。そういった情報を、どんどんどんどん住民にオープンにすることによって、住民と一緒のまちづくりができていくんじゃないですか。そこは考えを改められたほうがいいのかなとは思います。  その上で、この協働という言葉、考えれば考えるほど、何をもって協働なのかなって、本当に難しく感じてしまうんですよ。播磨町のいろいろな計画の中にも、協働という言葉、結構多く使われているんですけども、今回のこの協働のまちづくり宣言において、このまちづくりは、ソフト的なものというか、地域コミュニティだったり、そういったソフト的なものをメインとして考えておられるのか。一方で、今定例会で議決しました都市計画マスタープランでは、ハード的な部分まで含めたまちづくりという認識になっているのか。その辺り、この宣言文については、これはどういう理解でいいのか、確認します。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  まず、宣言は、あくまでもきっかけであって、大事なのはそこからスタートいたします。  10月の組織機構の見直しでは、新たにまた協働推進課も設置される予定となっておりまして、これからちょうど町制60周年という記念すべき年にですね、協働のまちづくり宣言を行い、また新たな一歩を踏み出せる機会としては、すごくいい時期が来たのかなと思っております。  協働につきましては、協働で何か新しい事業を始めることも一つかも分からないですけれども、まずは、今ある既存の事業の中で、その協働の要素、協働の考え方を取り入れて、事業の業務改善なり、また、事業の見直しを図っていくことが、まず第一なのかと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  そうじゃなくて、この宣言でいうまちづくりは、ソフト的な部分に限定されるものなのか、ハード的な、本当に都市計画マスタープランのようにハード的なものまで含めたまちづくりということを協働で考えるという趣旨の宣言なのか。そこの確認をしています。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  協働というのは、施設のハード整備の面においてもそうですし、ソフトの面においても、両方のことを示しております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  ⑤で書いてあるように、ある種、行政から仕事を押しつけられるようなことにならないかなという懸念を持たれることっていうのは、多々あるんじゃないかなと思うんですよね。その辺はしっかりと注意されるということではあるとは思うんですけども、その辺り、そもそもが協働ということ、方向性を示すのは、みらい会議の資料を見ますと、今の社会環境が取り巻く、社会環境が変化しているという中で、複雑化・多様化する地域にずっと課題があると。そういった中、地域社会においては、担い手不足、ノウハウ不足、きっかけ不足ということで、地域社会も見直しが必要だろうと。行政が、もう財政面の悪化、職員数の減少によるリソースの悪化で限界が来そうだと。だから協働のまちづくりだというような図が示されて、これ、かなり正直に描かれた図だとは思うんですけども、ぱっとこれを見てしますと、行政ができへんことを地域に来てしまうのかと思ってしまう方もいらっしゃると思うんですね。その辺り、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  協働に関しましては、先ほど神吉議員がおっしゃられたようなことで、今後も進めようとすれば、もう、これまでと一緒だと思っております。  まず大事なのは、協働は、お互いの持ち味を生かしながら、足らない部分は補完し合って、信頼関係の下、一緒になってまちづくりを行っていくのが、これが理念でありますので、まずは職員も、そういった意識改革が必要である。また、地域の方も、ひょっとしたら、その意識改革が必要なのかも分からないです。町職員に偏った例えばイメージを持っておられるかも分からないですし、それは、地域に我々も出向いて、共有の場をつくっていくことで、また協働のまちづくりの共有にもつながってくるものと思っております。  これは私の経験上なんですけれども、町職員の方やったら、こういう考えの方もいらっしゃるんやとか、こういうふうに柔軟に進めていくこともできるんやなとかいうようなこと経験したこともございますので、我々は法律に基づいて業務を行っているんですけれども、時には地域に寄り添いながらやっていく業務、法律に定まっていない業務も多数ありますので、その辺りは、今後も研修とか深めながら進めてまいりたいと思っています。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  松本統括おっしゃるように、本当に、まず職員の研修を進めていかれるとか、私は勧めていただいたら大いに結構だと思います。同時に、この宣言が恐らく求めるものは、住民の方々の意識改革が、かなり必要になってくるものなのかなと、まだ正直、私、今のまだ感想的なものですけどね。実際、グラフィックレコードを見ていても、これまで住民がやっていたものが行政に移ってきて、この行政に移ってきたということを、また地域に戻さなければいけないんじゃないかという議論もされているようには感じます。  そうすると、このワーキンググループでも、住民と職員との認識にギャップがあったら、これはいけないよねということで、今、研修されているっていうことなんですけども、職員だけの感覚を研ぎ澄ますというわけでもないですけど、協働の認識をぐっと高めて、職員側だけ高まってしまって、住民側がそこに追いついていなかったら、それもギャップですよね。どっちが上であろうが、どっちが下だろうが、ギャップはギャップなわけで、それは、宣言の趣旨をうまく機能させるためには、なくさなければならないものだろうと、かなり難しい作業だとは思うんですけども、その辺り、いかがお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  その辺りにつきましては、一つずつ丁寧に、これから進めていく必要があると思います。  まちづくり宣言をきっかけに、町の意思表明をするわけです。条例と違って法的な拘束力ないんですけれども、また、10月には機構改革も実施されることから、町が協働に対する力の入れ具合も、皆様方にも分かっていただけるものと思っております。  また、地域の方々も参加できるような、協働の研修会的なものも、来年度、実施したいなと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  答弁いただいたと思うんですが、改めて確認いたします。  この宣言が出たからといって、今、行政がやっていることをどんどんどんどん地域に事業として、協働という名で、地域の手を貸してくださいというのが、どんどん加速的に進むことがないということが、そういう理解でいいのか、確認をいたします。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今回の宣言につきましては、自治会とか地域にいろいろな責任とか、また、いろんな事業を押しつけようというものでは全くございません。一緒にこれからの播磨町の未来を担っていただき、また、考えていただき、そして、行政も住民に対して、いろんなところを提示しながら、本当に協働でできるもの、協働で考えられるもの、そういったものについて、御一緒に考えていきたいという、そういうまちづくりをしていただきたいという意味の宣言でございます。  ですから、今後、逆に住民の方々から、また、地域からいろんなお考え、また、いろんな事業についての見解、そういったものもお互い双方向で交わすことによりまして、限られた財源をうまく有効活用できるのでは、と考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  それで、あと、今、まちづくりアドバイザー、任期付職員の方がやっておられるんですけども、これ、どうなんですか。今後もずっと、これは任期付職員の方が務めるべきポストやという感覚なんでしょうか。それとも、ここっていうのは、正職の方が就くような形で、今、任期付の職員の方がまちづくりアドバイザーとしての知見を、今の他の職員に示していただいている状況なのか、確認をいたします。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  そもそもまちづくりアドバイザーを設置いたしましたのは、いろんな地域での課題とか、問題とかありましても、なかなか職員が平常業務の中で、そういったところへ出向いたりとか、一緒に考えることは、なかなか困難な状況がございます。そうした中で、まちづくりアドバイザーに、いろいろと、自治会とか、いろんなところが持っている課題、問題につきまして、出向いて、向き合っていただいて、それをまた行政に示していただくことによりまして、協働のまちづくり宣言という、今度は5月にやりますけれども、それに近いような、いろんな形が少しずつ、今、その地盤ができてきているかなと思うんですけれども、当然、まちづくりアドバイザーだけに、今後もずっとそれを依存するということではなくて、先ほど答弁書にもございましたように、町職員、企画グループ職員でございますけれども、一緒に出向きまして、そちらでいろんなノウハウを、今、学んでいるところでございます。また、それが他の職員にも、いろいろ伝わっていきまして、将来的には全ての職員が、そういったことに知識、経験を持つような形になれば、それが本当に目指すべきところの在り方かなと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  今、置いているまちづくりアドバイザーというポストは、今はいろんな知見をお持ちの方に任期付職員として採用して来ていただいているというのは理解しているんですけども、このポストは、協働のまちづくりをこれからもずっと何十年も進めていこうと思ったら、形は多少変わるかもしれないですけれども必要なポストなんだろうと思います。  このポストを任期付職員の方にずっと頼るのか、このポスト自体を一般の職員が担えるような形で進めていったほうがいいのかなと思います。その辺りの考え方を問うています。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  できましたら、今、まちづくりアドバイザーが行っていることが、職員ができるようになればいいなと思っております。  いつまでも今の形ということではなくて、また、10月から機構改革を行います。新たな課も設置をいたしますので、そういった中で、より一層、飛躍的な発展ができればと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  できればいいなじゃ駄目なんじゃないかなと思うんです。任期付職員の方は任期があるわけですから、これは延長することもできますけども、そうじゃなくて、まずこの任期の中で何をしていただくのか。その中で、最初から、あなたの経験値をもっと他の住民、職員にも伝えてくださいということを言いながら育てる必要があるんですということを伝えていたら、もっと、職員への知識の移行だったりとか、進むのかなと。だから、その辺は、しっかりした方針を示しておいたほうがいいと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  そういったことから、まちづくりアドバイザーがお独りで、単独で各地に出向いているわけではなくて、企画グループ職員、まちづくりアドバイザーに随行といいますか、一緒にそういったことに関わっていただいております。これが将来的には、いろんな多くの職員に広がっていけばいいんですけれども、先ほど申し上げましたように10月に機構改革があって、そういうことが、日々担える課ができますので、そうしたところで新たな展開というものも、また考えられると思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  当然、機構改革は、播磨町の組織が大きく変わるわけで、そこでまたいろんな変化が起こってくるというのは分かるんですけども、別にそれまでにも半年以上あるわけですから、播磨町として、そこはどういうふうに考えるかというのは、今の段階で。単純にそういった形で職員がどんどん成長していってくれたらいいなじゃなくて、播磨町として、ここは必ずしも任期付職員に頼らない体制で進めるんだという、それぐらいの意識は表明されてもいいと思うんですけど。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  まちづくりアドバイザーを設置いたしましてから、まだ、そんなに何年もたっているわけではございません。今、いろんな自治会とか、地域の実情に応じた問題解決に向けて、いろいろと御尽力いただいているところでございます。  今後につきましては、当然、先ほどから申し上げておりますように、職員がその役目を担えるようになるのが理想だと思っておりますけれども、まちづくりアドバイザーの、今、いろいろと担っていただいている分野が、どういうふうにその地域で課題解決にまで至るのかということになりましたら、相手があることですから、もうしばらくそういった方の助言とか、また、御指導も必要になってこようかと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  今、まちづくりアドバイザーやっていただいているのは任期付職員ですから、任期付職員ということは、任期定めていらっしゃるわけですよね。それとも、任期定めてらっしゃらないんですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  この方、任期付職員ということで、期間を区切ってお越しいただいているところです。  今、神吉議員から、その職員に対して様々な業務、いわば後継者というようなお話やと思うんですけど、本町におきましては、今、この方を中心に、企画グループには直属のそういった後継的な業務をしている者もおります。ただ、このアドバイザーの方は、今でしたら、ごみの問題とか自治会の問題、それとか、防災の支援計画の問題とか、あらゆる担当者と一緒に、今、庁内で業務を行っていただいております。その業務の実施においては、まちづくりアドバイザーと、それぞれの業務の担当者が一緒になって、その代表の方とか、自治会の方とか、一緒に会合をしておりますので、直接のそういう業務の中で、そういうノウハウですね、OJTを学びながら人材を育てていくというのも一つの目的でありますので、いろんな業務に対して直接関わっている部分もありますので、そういう中で、人材の育成も考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  当然、一緒に業務することで、自然的に学んでいくことは多くあると思います。もしかしたら、そっちのほうが多いのかもしれないです。ただ、そうじゃなくて、播磨町として、いつまでもこの任期付の方に頼るような組織をつくろうとしとんじゃないぞということを、町のトップとして示さないと、まあまあ、そうはいってもここには、この方がいらっしゃるからと思ってしますかもしれないです、職員の方。もしかしたら、自分がいずれここのポジションになるかもしれないと思うのと、そこの違いって結構大きいんじゃないかなと感じるんですよね。  そういった意味で、播磨町としてのビジョン、まさしくビジョンですよね、将来的にここのポストどうすんねんやということを示しておくのは、意義があることだと私は思うんですけども、いかがでしょう。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、この方、任期付職員というような身分で、今、業務に就いていただいておりますけども、こういったポジションについては、非常に大切なというか、重要な、本町においては改革的なポジションでございます。  ですから、今、この任期付職員で来ていただいている間に、こういったいろんなノウハウを、それぞれの職員が関わりながら学んでいって、最終的には、当然、これは職員が独自ですべきことではございますが、これについては、一足飛びにはなかなかできません。こういう中で、長期的なスパン、人材の関係もございますが、そういうことの中では、総務グループの人材の中では、こういう方を継承しながら、新たな人材を育てていくと考えておりますので、最終的には、当然、職員がすべきこととは考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  ⑧のところで、御答弁いただいたのに、私、書き取れなかったので、ここ、もう一度答弁いただいてよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ⑧についてですが、今回、播磨町みらい会議や庁内ワーキンググループにおいて、様々な課題が洗い出され、それを共有することができております。今後、このような話合いの場を継続し、引き続き課題解決に向けて地域コミュニティの仕組みを整えてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  播磨町みらい会議については、これからも円卓会議みたいな形で進めたらどうかみたいなことを議論されているのは、グラフィックレコード等で確認しているんですけど、そうすると、いわゆる播磨町みらい会議とかワーキンググループの中では、コミセン区ごとに一つの大きな町の組織、住民代表の町の組織みたいなものを考えておられるのかなというのは読み取れたんですけども、そういった組織づくりについても、これからずっと検討を進めていくという理解でいいんですかね。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。
    ○理事(岡本浩一君)(登壇)  この住民協働といいますのは、コミュニティが重要となってまいります。どういった形の会が、というか、グループが持てるかということも非常に重要になってまいりますので、この宣言をするということにおいては、そういった形のものをより多く開催できるような形で考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  そもそも、このワーキンググループとか播磨町みらい会議、読んでいると、宣言を発出するためにつくられたように読めてしまうんですけども、本来的に言うと、協働のまちづくり、みんなで一緒に考えていこうという中で、こういった宣言を出したら、みんなの起爆剤になるかなという議論があって宣言のほうがよかった、今さらですけども、よかったのかなと思うんですけども、その辺り、いかがお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  皆様のこういう協働ということに考えていただく会議を持った中で、皆さんのそういう意見が出てまいりました。ですから、どちらが先かというようなお話にはなりますけども、宣言を出すということが一つの目標となっておる部分もございますが、ただ、今、それぞれの段で集まっていただく中で、播磨町みらい会議においては、本当に今の地元においてのそういう諸問題も明確に見えてきております。ですから、今後においては、それを一足飛びにはなかなか解決するのは難しいと思います。それについて、一つずつ丁寧にというような形で解決できるような方向で、この協働というのが一つの目的というわけではございません。これは問題解決の一つの手段ということでございますので、こういった形のものをより有効に運用しながら、そういった問題についての解決を図ってまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  それでは、まちづくりパートナー事業制度に関連しまして、これに併せて、ゆめづくり塾と住民協働推進事業が廃止されるということで、この辺りについて、今回、資料要求、今、説明もいただきましたけど、資料要求で頂いた資料を見ると、住民協働推進事業については、地域提案枠というのが、新たな制度の地域提案枠一般テーマというのが、どちらかというと、今までの住民協働推進事業に近いものなのかなと、勝手に想像はしているんですけども、ゆめづくり塾については、これは今までの、そのままこれを引き継ぐようなものっていうのはないという理解でいいのか、確認をいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  ゆめづくり塾といいますのは、自らがやってみたいということを、自らが塾長になって、それを住民の皆さんと共に塾をやっていきませんかと。今回、このパートナー事業は、それを拡大したような形で捉えております。ですから、自分のやりたいこと、それをまず実現をさせていただく。協働の中で、行政も関わりながら、一緒にそういうものについての実現も図っていくということで、今の補助金の制度におきましては、今までのまちづくりとか、住民協働推進事業に対して、もうちょっと広く、こういう枠を持ったというような形で考えておりますので、その中には、そういったもの、ゆめづくり塾、また、住民協働推進事業、この中に包括されるということで考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  確かに2つの事業、もともと近いものだったので、これは統合するなり、何なりしたらいいのかなと私も思っていたんですけども、ゆめづくり塾のほうでいうと、大きな目的の一つというのが、まさしく地域づくり、地域の人材育成ですよね。そのために3年間という、少し長めの期間を設けて、地域の人材を育てていこうというスタンスの事業だったと思うんですよね。  ただ、どうなんですか、今回示されている補助金は、そういった長期スパンのことを考えてらっしゃるものなのか、それとも単年度単年度で考えているものなのか。確認いたします。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  これまでのゆめづくり塾ですけれども、どちらかといいますと、予算も委託料であったため、町行政が手の届かないところを調査・研究していただくというスタイル、どちらかというと、発注者と受注者の関係であったんですけれども、今回は一歩進んで、まちづくり団体、これから活動しようと思っている方に補助金という形でお出ししようと、そこが大きな今回の違いの一つでもございます。  ゆめづくり塾に関しましては、先ほど神吉議員おっしゃられたように、地域提案枠の一部と、また、チャレンジ応援枠というのを今回設けております。ゆめづくり塾で、これまで活動された方の中には、これまでの制度では少し敷居が高いというか、これから始めようとしているには、ちょっと委託料の額も大きいので、ちょっととまどっているというお声もいただいたので、より事業に参加しやすいように、今回、新たにチャレンジ応援枠という1日単位でも活動できるような枠を設けさせていただきました。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  おっしゃられるように、せっかくゆめづくり塾でノウハウを学んでいただいて、地域人材として、これから活動していただこうという方が、なかなか活動の機会がないので、それをつくるという意味では意義があることだというのは分かるんです。  私、申し上げたいのは、ただ、今、育っている方に、これからもどんどんどんどんそういった方を育てていかないと、恐らく協働ということはできないんでしょう。そうすると、例えば、今までやったらゆめづくり塾で少なくとも、補助金という形か委託金という形かは別にしても、3年間というスパンをかけて、そういった方の育成ができていたんですけども、今回のこの制度というのは、単年度だけで補助を、期間でいうと単年度だけで考えているものなのか、長期的にそういった育成を見越したような形で進めれるものなのか、確認しています。 ○議長(河野照代君)  松本弘毅企画統括。 ○企画統括(松本弘毅君)(登壇)  全く同じ事業という提案という形ではなくて、また次の年、少しブラッシュアップしたような形で提案をいただければ、それは採択、募集要件の条件に合致しますので、引き続き、これまでと同じような形で、3年なら3年というスパンの中で補助を行ってまいりたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  ゆめづくり塾もなかなか応募される方がいなかったりとか、なかなか難しい状態は続いていたので、こういった変更は必要なことだと理解をしています。  それでは次に、持続可能な自治体運営のためにのほうに移ります。  まず最初に③のところで、緑の拠点については、あくまでも延期だということなんですけども、そうすると、必ずしも、今、やめると、造らないということが、延期ということになると、前の全員協議会でもお話ししましたけども、どこかしらにそれなりの土地を確保しなければならないということを考えたら、財政負担的にどうなんでしょう。本当にそれでどっちがいいのかという検証がなかなかできないんですけども、その辺り、いかがお考えなんでしょう。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  先日の全員協議会でも、町有地、もしくは公園の中で、そういう候補地については検討していきたいとお答えさせていただいております。  まずは東部コミュニティセンターを優先して建てる必要があると。その時点で財政状況を見ながら、可能であれば、緑の拠点も引き続いて着手できればと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  前回の全員協議会のときは、どちらかというと他の町有地でというお答えやったのかなと思ったんですけど、今、公園という部分含まれたということは、既存にあるそういったものの活用を、これから考えていかれるという理解でいいのか、確認をいたします。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  城池辺りにも、大きな町有地があることはあるんですけども、アクセスとか、そちらはそちらで、また整備に対してのいろいろな費用がかかる可能性がありますので、少し時間をかけて、例えば公園の中の一角のどこかで可能なのかいうことも含めて、検討はしていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  前回、全員協議会で、我々議会に示していただいたのは、大池広場に造るとなると、周辺設備のこともあって、6億円でしたか、もうちょっと大きな金額がかかるということで、今回はそちらから、浜幹線沿いのほうに変えるんだという理解をしています。だから、一番大きな問題は財政的なところですよね。そこを考えるんであれば、どういった形が一番財政的に得なのかということを考えなければいけない、全員協議会のときにもお話ししたけど、緑の拠点整備やめるということであれば分かるんです。そうじゃなくて、これからまだ造るという方向性を考えるんであれば、じゃあ浜幹線沿いの土地は売ればそれなりの金額になるでしょうから、そういった部分と、今度のその、また延期する緑の拠点整備にかかる費用とか、コミュニティセンター整備するための費用とか、トータルで、どれが一番播磨町の財政的にいいのかという検討をしないといけないと思います。その辺ができているのかなというところが不安なんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  全員協議会のときにもお話はさせていただいたかと思いますが、緑の拠点のところは、敷地もコンパクトにまとまっておりますので、進入路であったり、東部コミュニティセンターを建てる場合ですね、進入路の整備であったり、あと、埋立地というリスクも少ないと考えられます。また、学校にも近い。子供たちの行き帰りも、前を通ったりすることもできますし、候補地としては優れていると考えております。  基本構想をつくりましたので、令和4年度は基本計画づくりに入ります。この辺りにつきましては、地元と意見交換しながら、最終的な決定に行きたいと考えております。  町としてはといいますか、そういうメリット、デメリットを勘案して、今のところ、緑の拠点のところがいいのではないかと考えていますが、地元とこれから実際に計画をつくっていく中で協議していきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  そうじゃなくって、東部コミュニティセンターと緑の拠点は何年先になるか分かりませんけども、緑の拠点それぞれを整備するという方針があるのであれば、どういったやり方が一番財政的にいいのかということを示していただかないといけないのかなと思うんです。今あるのは、大池広場で東部コミュニティセンターを整備するには費用がかかるから、緑の拠点を整備しようと思っていた土地に東部コミュニティセンターの建設場所を変えますよということを示されているだけなんです。  ただ、それに併せて、今度、緑の拠点をどこかしらに造るんであれば、そのときには、当然、そこに財政的な負担もかかるでしょう。あと、また、今、町長が答弁されているように、大池広場を公園として整備するということであれば、そこにも財政的な負担がかかるでしょう。  トータルで、どの方法が財政的な負担が一番少ないのかということが、ちゃんと議論されているのかなというところが心配なんです。そこは、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  緑の拠点の建設費につきましては、緑化基金のほうで3億円ほどありますので、初期費用については、ある程度賄えるのかなと考えております。  ただ、こういう、今、コロナ禍であったり、将来の経済情勢も少し不透明になってきておりますので、まずは東部コミュニティセンターを、そういう経費も面も配慮して、あるいは、学校に近い立地条件も考えて、緑の拠点のほうに建てるのが、今のところ、町としては、そちらがベストではないかと考えております。  また、地元とも意見交換しながら、その辺りについては説明、意見交換して考えていきたいと思います。  緑の拠点につきましては、初期費用は確保できていますので、そのとき、東部コミュニティセンターができたあたりで、町の財政状況とか、おっしゃるように公共施設、できるだけコンパクトにいう考え方はありますが、ただ、やはりそのときの必要なニーズ、あるいは、町としての方向ということで、緑化が進むことになれば、そういった単純なランニングコスト以外のメリットというのもあると思いますので、その辺は、またしっかりと考えて判断していく必要があると思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  ちょっとごめんなさい、(4)のほうにも関わってくるんですけども、緑の拠点整備後に実施、必要としていた緑の相談会や講習会も、今からやったらどうですかという質問に対しては、今、既に臨海管理センターだったりと、花と緑の協会がやっておられるということだったんですけども、緑の拠点、仮に整備したとしたら、それでも花と緑の協会だったり、臨海管理センターが、それぞれの意思でやる講演会や相談会が実施されるだけというイメージなのか、それとも町として、事業立てして、そういったものをしようという考え方なのか。その辺り、どういう考え方なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども申し上げましたように、緑の拠点につきましては、今の時代、リタイヤされた方が緑に親しみ、また、そこでいろいろ交流を深めるという場所が、あってもいいとは、これまで思っておりましたし、今もそう思っております。  そうした場が、じゃあ、今使っているように、公民館とか、いろんなところで使用するのが、それがベストなのかといいますと、緑化基金がありますので、それについては、緑のいろんな事業をやる上で、町からも提案するものがあるでしょうし、また、いろんな緑に関しての、緑化に関しての諸団体がいろいろやりたいということもできる拠点として、それともう一つは、播磨南中学校、播磨南小学校、播磨南高校も近くにございますので、そういった子供たちのいろんな学習の場、また、居場所づくり、そういったもので、あそこにあれば、本当にいろんなことに役立つなと思っておりました。  ただ、本当にこの1、2年の間に東部コミュニティセンターのお話が急に出てまいりましたので、そうした中で、優先順位を考えましたときに、今の大池広場、町には御寄贈はいただいておりますけれども、そこの今後のいろいろ、地盤改良、また、進入路、また、周辺のいろんな整備、そういったものを考えましたときに、かなり多額の投資が、今、想定しているもの以上に、もしかしたら出てくるかも分からないということから、本当に大変つらい判断なんですけれども、緑の拠点につきましては、先送りするということで、優先的に地域の核となる東部コミュニティセンターを建設とするという、最短の選択が浜幹線沿いの町有地であるのかなと思っております。  その件につきましては、町だけの判断ということよりも、いろんな方々からも、いろいろと御意見等もお聞きをしていっております。今、お聞きしている限りでは、以前もそうでしたけれども、浜幹線沿いの町有地がベストであろうという御意見等も頂戴しているところでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  今、私が質問したのは、新しい施設を整備したときに、町としても、そこで事業展開、考えられてるのかという質問で、そういったことも必要なのかなという答弁だったのかなとは理解しましたけど、だったらそれ、まずやってみられたらいいんじゃないですか。中央公民館で、今、花と緑の協会だったりとか、臨海管理センターやっている、それとはまた違う形で、町としての事業立てを今後するんであれば、まず、ソフトから始めていくということも、やり方はあると思うんですけども。それは、施設ができないことには、そういったソフト事業もできないという考え方なのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今も地域連携交流施設で山野草展とかやられておりますし、また、いろんな講習会、そして寄せ植えとか、いろんな研修会もしていただいております。それは、今、それぞれの施設を仮に使っての話なんですけれども、そういった土とか、いろんなものを使う施設におきましては、定点化したほうが、利用される方にとりましても使いやすいのではと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  今、町長おっしゃっているのは、私の認識では、それは各団体が、貸館として使って実施されているという理解なんですけども、それは町の事業として、それ、やられているんですか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  町の事業としてというよりも、これまでも、例えば庁舎の前の花壇、これは花と緑の協会の方々が連日お世話していただいております。また、朝市とか、いろんなイベントのときには、そういった方々が播磨小学校の横で育てられた、そういった花の苗などを御提供いただいて、住民の方々に提供いただいております。また、4月の終わりに大きなイベントがございます。そこでも毎年のように、今回はちょっと場所を変えますけれども、野添北公園で花の苗を住民の方々にお配りいただいて、町の中でそういった花を増やしていただいておりました。また、菊花展なんかもよく御存じだと思いますけれども、そういった方々が、例えば庁舎前で菊花展をしていただいたりとか、いろんなことでしていただいているんですけれども、それは、それぞれの団体が独自に、自分たちの活動だけでしているというよりも、町のいろんなイベント、事業について、御協力もいただくという、そういった町の事業にも一助となっておりますので、そういった場所につきまして、ばらばらでというよりも、できたらそういったところを定点化する中で、いろんな方々、また、子供たちも共に緑に親しんでいただくのがいいのかなと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  そうじゃなくて、私、聞いているのは、今、そういった各種団体が、ここには町の補助金だったりとか、委託料も支払われていると思うんですけども、行われているの、ただ、緑の拠点を造って、その施設を活用するに当たっては、町長、何回か前の答弁で町としても、いろんな事業立てを提案なり何なりしなければならないみたいな答弁されていたじゃないですか。だったら、そこの部分だけで、今の形でできるものからでもスタートしたらどうですかって言っているんです。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  なかなかちょっと価値観の相違か、議論がかみ合わないように思うんですけれども、先ほどから申し上げておりますように、今、いろんな施設を使ってやっていただいていることを、緑を大切にしている、緑が町にとっても有益な育成になるということから、こちらといたしましたら、緑の拠点の計画を考えましたときは、それを一つの場所で定点化する中で、また新たないろんな緑に関しての普及啓発ができるのではないかなと期待を持っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  もちろん定点化には定点化のメリットがあるんだっていうことはあるんでしょうけども、それとは別に、研修室を造ったときに、さすがに花と緑の協会や臨海管理センター、あと、いろいろ緑化を推進されている団体あるけども、それで全ての部屋の予約が埋まるかって、なかなかそうはならないでしょう。そうであれば、そこには、町として、各種団体がやっていることとは、また違いスタンスの町としての緑化推進のそういった講習会なり何なりを、恐らく考えられるんだろうと思っていたんですね、私は。そういうもんじゃないんですね、そうしたら、今、考えておられるの。あくまでも、今、町内各地で点在している緑化の拠点として、一つにまとめてしまうと、それだけが目的の施設という理解でいいんですか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今、申し上げましたのは、今、いろんな施設を使って、こういうことがされているということを御紹介を申し上げました。  もし、そういう場所ができましたら、例えば、過去にもよそでやっておりました植木市とか、また、JR土山駅前にきっずなホールがございますけれども、新たな第2の、そういった子供たちの居場所づくり、そういったものもできてくるのかなと思っております。  ただ、この事業につきましては、そういったいろんな、利用方法、また、価値も見いだしてはいるんですけれども、今、申し上げておりますのは、まず、東部コミュニティセンターの建設を優先的に行いたいと。と申しますのは、この10年ほどで、浜幹線が開通したことによりまして、あの地域の住環境が大きく変わってきております。そうした中で、今ある東部コミュニティセンターが、関係者に聞きますと、場所もなかなか分かりづらい、また、老朽化していることで使いづらいとか、いろんなお話がございましたので、町としては、どちらをまず優先すべきか。緑の拠点につきましても、私は先ほどから申し上げておりますように、大変必要で、また、大切な施設だと思っておりますけれども、ただ、今、町の東部の状況を考えましたときに、今のコミュニティセンターでいいのか、それとも、コミュニティセンターをやり替えることによって、地域の方々が集える場所というのが、より使いやすく、また、便利に、そして多くの方々が関わっていただけるような、そういう施設が、まず今、求められているのではないかということで、東部コミュニティセンターの建設について、優先的にそちらを目指そうということに、今、しております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  ここ数回のやり取りで、私としては、東部コミュニティセンターの話は除外しているつもりなんで、そこは御理解いただければ。あくまでも緑化の推進というところで、今、話をさせていただいているという認識なので、お願いいたします。  それで、緑の拠点、今後、整備するに当たっては、緑化基金があるから、それを使えるんだということなんですけども、この緑化基金は別に施設整備を目的とした基金じゃないと私は理解しています。あくまでも緑化の推進のための基金だと。そうすれば、別に施設を建てなくてもできる緑化推進のことがあるんであれば、ここは十分活用していけばいいと思うんですよ。それが、今後、施設を造るということを、もう確定してしまっていると、そのためにずっとその基金を置いておかなければいけない。いつ造るか分からないけども。有効に活用できなくなってしまうんですよ。その辺り、どうお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  緑化基金の原資は、まず、臨海管理センターが保有していたものを町に寄贈いただいた。そのときには、臨海管理センターの事務所が、今、体育館で仮住まいといいますか、1部屋を使っている。ただ、いろんな作業者の出入りとか、また、加古郡広域シルバー人材センターの方々とか、いろんな方々が町内の公園のいろいろと管理、また、運用をしていただいております。  そうした中で、臨海管理センターの事務所といいますかね、活動の一つの拠点としてという意味もあると思っておりましたので、そういった部分も含んだこれまでの構想でございました。  今、建物、建てなくてもと言われたんですけども、先ほどから拠点といいますと、そういった入れ物というものが必要になってきますし、また、当然、臨海管理センターの事務所も付随して、そこに設置する必要があると思います。  ですから、これまで、いろんな方々の御意見、ワークショップ等でもお聞きする中で、ある一定の形を町では想定をしておりました。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  この緑化基金については、今の残高の大部分が臨海管理センターからの寄附からだということは、私も理解しているんですけども、これ、寄附を受けたときに、そんな事務所をつくりますとか、そんな約束があるなり、臨海管理センターから事務所が要るんですよということを伝えられていたという理解でいいんですか。 ○議長(河野照代君)  的確かつ簡潔に答弁をお願いします。  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  その当時から想定しておりました。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  基金繰入れで、あれだけの基金ですから、当然、私たち議会でも審議しましたけども、そのときに、臨海管理センターの事務所をつくるために活用しますなんて、一言も聞いてないですよ。後から緑の拠点構想がある中で、臨海管理センターの事務所をそこに入れるんだという説明があったんですけども。その辺り、どうなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  そのときに、説明をしたかどうかというのは知りませんけれども、こちらは、当初から臨海管理センターの事務所機能というものも、一部その中に設けるということは想定をしておりました。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  確認したいんですけど、今の町長の答弁のような寄附は、目的寄附に当たるのかどうか。確認いたします。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  平成29年9月に緑化基金を設置しております。そのときに臨海管理センターから、3億2,000万円寄附をいただいております。  そもそも寄附をしていただいたのは、臨海管理センターの基金として持っていても、なかなか現在の住民の皆さんに還元できないと、利息も非常に低い。そういった中で、今の住民の皆さんに、特に緑化推進のために使えたらいいんじゃないかということで、寄附をいただいています。  その中では、町長が先ほど言いましたように、緑の拠点を設けて、そこへ事務所も入って、そういう講習や研修、そういうものをして、緑化推進になったらいいんじゃないかという話は出ておりましたが、特にそれを約束したと、そういうものではございません。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  先ほどの町長の答弁だと、私、そういった約束があったように聞こえたんですけど、そういうものじゃないということですよね。あくまでもこの基金というのは、緑化の推進のため、ソフト、ハード、別に問わずに緑化の推進のために使う基金だと、そのために寄附をいただいたという理解でいいのか確認いたします。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  約束したとか、そういうことではなくて、先ほど申し上げましたのは、私たちは事務所もその中に含むということを想定しておりましたと申し上げました。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  まあまあ、それはいいですよ。ただね、やはりそれを議会に説明するときに、どういう質疑があったか分からない、建物建てるんですかとか、いろいろ質問しましたよ。そのときに、そういう想定してはるのやったら、それは説明すべきですよ、町として。最初から。その辺りの姿勢は改めるべきだと思いますけど、いかがですか。
    ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  平成29年に寄附をいただいて、令和元年度に拠点の整備基本計画を策定しています。当初の議会の説明の段階におきましては、そこまで話が進んでいないといいますか、そういう構想、拠点をつくってやっていったらいいんじゃないかという内部の意思はありましたが、それは、そこで、議会で説明できるような状態ではなかったというところであります。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  それを言ったら、恐らく、そのときの質疑、全て事細かに覚えてるわけ違いますけども、そのときの答弁全てが、じゃあ協議の中で決定したことじゃ恐らくなかったでしょう。これからこんなこと考えてます、あんなこと考えてます、この基金、こういうふうに活用していきたいですという、その段階での、ある意味でいうと、担当理事の思いぐらいのレベルのものも、恐らくかなり答えていただいたんだと思いますよ。そこは、ある程度の共通意識があることがあるんであれば、そこをまず中心に答弁すべきでしょう、議会に。それがなくて、いきなり事務所が入る施設を造らなければならないですってなるから、我々も何でだろうと思ってしまうんですよ。そこは、早め早めに議会に対しても、住民に対しても説明するように、これからすべきだと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  議会で、なぜ質疑の場が設けられているかといいますと、町がいろんなものを提示したときに、当然、議員は質問の権利があるわけですから、そこでいろいろと疑問に思うところ、また、説明が足りないところにつきましては、問いただしていただくことが、それが認められているのが議会であると思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  町長ね、質問しているんですよ、何に使うのか。何か施設造ることも検討しているみたいな答弁はあったような、私も記憶していますよ。その中で、具体的にその施設が何に使う施設かまでは、質問なかったか、私たちとしては、緑化推進に使う施設だということは理解しましたよ。ただね、町が臨海管理センターの事務所を置くなんてことを想定していない段階で、我々側から、そこに事務所を置くんですかなんて質問なんかするわけがないじゃないですか。  だから、町としての方針なり、考えていることがあるんであれば、それをちゃんと質問したときに答弁で答えてくれるようにしてくれなければ、今後困るんで、そこをお願いしています。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども申し上げましたように、質疑の場、また、議会で、本会議で、また、常任委員会でいろいろと質疑の場は設けております。そうした中で、議員として質問がありましたら、町は真摯にお答えをしているということでございます。  緑の普及啓発のためにということは、当然、公園を管理している、そういった主体がどこにどうあるべきかということを、類推していただければお分かりだと理解をしております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  恐らく寄附をいただいた段階で、町長がおっしゃっているような想定ができた議員は、申し訳ないですけど、恐らく14人中1人もいなかっただろうなと思いますよ。  それ以前から、もう臨海管理センターの事務所を、あそこ困ってるんや、困ってるんやというお話があったんやったら別ですよ。我々としては、そんなこと聞いてないですからね。  もういいです、こんな話、何回も続けても仕方がないんで結構です。  ただ、あくまでも緑化基金は、町として今、施設整備ということも想定しているのかもしれないですけども、あくまでも我々議会としては、あれは緑化推進のための基金ですよ。  だから、何も拠点を1か所に集めることだけが緑化推進違いますよ。むしろ場合によっては、北のほうでこういった緑化事業やっている、南のほうでこんな事業やっている、東西でそれぞれこんな事業やっているというほうが、町全体の緑化推進には、もしかしたらいいのかもしれない。だから、今の段階からでも、できることをやっていけばいいじゃないですか。その辺り、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  神吉議員おっしゃるように、基金設置のときには、その辺りの議論とか、説明が十分できていなかったと思います。そういうものができたらいいのではという構想程度でございました。  平成31年度、令和元年度の予算のときの3月のときに基本計画の予算を置かせていただいて、そういう構想を考えていることの説明は、そのときにはさせていただいたかと思います。  それと、拠点必要性の辺りですけども、例えば、県立考古博物館でも、子供たちに昔の織物であったり、勾玉であったり、そういうような教室をしながら、歴史に対して、地域に対しての関心を高めるというような事業をされております。一時的にあっちでちょっと研修会したり、講習会したりじゃなくて、じっくりとそこで子供から大人の方でも緑に絡むいろんなものといえるかと思いますので。  確かにランニングかかりますけども、デメリットばかりではないと考えております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員、残り時間2分です。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  もっと言いたいこと、いろいろあるんで、ちょっと時間がないんで。  やはり、そういったこれから協働を進める上で、いろんな情報が住民にあったほうがいいと思うんですよ。だから、この(2)の②の中で、もっと情報公開をするような形をしたらどうかということを問うたんですけども、これについては、編成中のことは公開する気ないんですって。別に直接住民が関わることだろうが、何だろうが、播磨町として、どんどんどんどん情報公開していって、オープンな播磨町になったほうが、住民協働って進むと思うんですよ。その辺り、どう考えていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  何度申し上げても、なかなかちょっと意見の相違がかみ合わないままにあると思います。  先ほどの協働のまちづくり宣言におきましても、私は、今、案を持っておりますけども、それは、この間の最終の会議で提示されたものについて、また修正部分が出てきましたので、それについて、最終案というものは、今、まだ持っておりません。そういったことから、この案を今の段階。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  私、聞いているのは、今聞いてますのは、事業評価書であったりとか、予算編成の過程というをオープンにすることで、住民に開かれた町行政ができて、それが協働にもつながるんじゃないかということを聞いています。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほど答弁で申し上げましたように、過程でそういったことを公開することは、いろんな利害関係もございますし、また、いろんな考えの下に、先ほどの協働のまちづくり宣言、また、予算につきましても、途中の過程というものは、いろいろと紆余曲折するものでございます。最終的に決まったものについて、御提示するのが、本来の在り方ではないかなと思っております。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  私は、いろんな意味での住民の参画という意味でいうと、町長のお考えとはまるっきり正反対なんですけども、これについても、なかなか議論がかみ合わないようです。  ほか、近隣では、加古川市でも、少なくとも事業評価書は公開されていますし、予算編成の見える化というのは、各ところで進んでいるところなので、そこは、改めて見解問いたいと思います。  最後に、(4)の①で、市民農園の開設の補助されるということなんですけども、これは、市街化地域の農地ということなのか、それとも、そういった縛りなく全ての農地なのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  このたびは市街区域農地に、こういう農園、貸農園いいますか、提案させてもらったわけですけども、これは市街化区域農地も市街化調整区域農地も含めて提案、これからも令和4年度、令和5年度以降も考えていきたいと思うんですけど、このたび行いましたのが、都市計画マスタープランの中でも、住民意向調査というのがあったと思うんですけども、農地については、市民農園や体験学習の場として活用したりだったりとか、遊休農地対策としてしてほしいという回答が65%ほど占めていたと思います。  ですので、このたびは、令和4年度は、景観作物に加えて、来年度、市民農園と集落営農を行うところでありますけども、今後は、今後のニーズとか、財政状況、費用対効果を見て、また検討していくつもりでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  今、言っているこの農地保全というのは、そうしたら市街化区域の農地を保全するという意味ではなくて、播磨町全ての農地という認識ですね。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  そうですね。市街化調整区域は、そもそも農地を推奨する地域ですので、市街化区域農地を主にどのように使うかいうのを考えていくところでございます。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  私、9月でしたかね、一般質問の中でも、市街化区域内の農地が本当に減っていると。これは、播磨町としても保全をうたっているんだから、頑張らなければいけませんねというお話をさせてもらいました。そういった中で、この制度できたのかなと思ったんですけども、この補助制度、市街化調整区域まで含まれていたら、なかなか市街化区域内でいうと、税金のこともあって、ちょっとぐらい補助してもらっただけで、なかなか市民農園開設まではようせんなというような声も聞きましたよ。  結局、これじゃなかなか市街化区域内の農地、減っていく一方になってしまうんじゃないか、せっかくできた制度なんだから、そこは、市街化区域内の農地の保全にもっと考えなければという思いはないのか、確認いたします。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  ですので、市街化調整区域につきましては、そもそも農業を推奨する地域でございます。それで、この制度につきましては、市街化区域農地で、先ほど申しました理由で、2つの市民農園と集落営農を提案したところでございますけども、今後、それらの、その2つのニーズとか、財政状況、今後、限られた財源ありますので、福祉政策とか教育政策とか含めて、住民ニーズ反映させながら、こういったところも検討していくつもりでございますので、別にこれで終わりじゃございませんので。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  私、この制度って、こういう制度つくったから、どんどん皆さん保全するために、これ活用してくださいっていう制度やと思っていたんですけども、今の説明で、そうじゃなくて、既にこういった意向を示されているところに補助をすると、それだけの制度だという理解でいいのか、最後に確認します。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  ですので、これだけの制度といいますか、ほかにも、この2つやりますけども、今後、来年やってみて、またいろんな声を聞いて、もちろん財政状況を見て、令和5年度以降も検討するのか、改めるのか、新しい制度を設けるのかいうのを考えていくつもりでございますので、この金額だけで終わりという考えはございません。 ○議長(河野照代君)  神吉史久議員。 ○9番(神吉史久君)(登壇)  まだまだ分からないこともあるので、そこは予算特別委員会で、しっかりと確認をしたいと思います。  これで、私の代表質問を終わります。 ○議長(河野照代君)  これで、新政会代表、神吉史久議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後0時03分               …………………………………                 再開 午後1時03分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、政風会代表、岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、通告に従い質問を行います。  令和4年度施政方針について。  誰もが安心して安全に暮らせるふるさと。  ①地域福祉計画の策定には、この中には住民の声はどのように反映されるのでしょうか。  ②総合相談窓口が福祉の拠点となっていますが、現状の課題は。また、様々な生きづらさを抱える世帯へのバックアップ体制を構築する施策として、どのように窓口の充実を図っていかれるのか。併せて、さらなる福祉会館の改修工事の概要は。  ③高齢者や障がい者の権利を守るための成年後見制度について、制度そのものを知らない方も多く、利用者も限られているようです。成年後見センターの早期設置を目指すとされていますが、成年後見センターの役割や相談体制、また、成年後見制度に関する広報業務などの内容は。  ④健康いきいきセンターは、年間を通じて多くの方々が利用されています。このたびの大規模改修の内容や、利用できない期間などについて、利用者の方に説明をされているのでしょうか。また、大規模な説明会の予定は。  ⑤令和5年度から、播磨西幼稚園を認定こども園に移行し、2号認定の子供の受入れ枠を確保し、保育所待機児童の解消を図るとされていますが、パレット保育園、蓮池こども園、キューピットこども園、播磨中央こども園と播磨保育園は、現在、定員に空きがなく、令和4年2月1日付で138人の保留児童がいるようです。令和4年度と令和5年度の入園希望者数及び保育所待機児童の予測とその対策は。  ⑥児童虐待防止対策として新たに弁護士など専門職からも支援、助言を受ける体制づくりを行うとありますが、その内容は。  ⑦播磨町デイサービスセンターの設備改修を行うことで、利用者の利便性はどのように向上し、どの程度の長寿命化が図れるのか。この施設は、民間のデイサービスと違うサービスがあるのでしょうか。  ⑧看護小規模多機能型居宅介護は、2012年に介護保険の地域密着型サービスとして導入されました。東播地区には加古川市、高砂市に事業所はありますが、両市とも2023年度までに増設の予定があるようです。播磨町も1事業所を整備予定ですが、現状のデイサービス施設のサービス内容を変更して看護小規模多機能型居宅介護に整備する考えはないでしょうか。  ⑨地域で設置する防犯カメラについては、県事業に随伴する町の補助制度を基に、自治会が補助金を申請することで、これまで設置されてきましたが、施政方針にある新たな補助制度の内容は。また、現行の県の補助制度は応募期間も短く、自治会によっては申請を断念することもあったかと思いますが、新たな制度で、これは解消されるのでしょうか。  ⑩主要交差点や通学路などにも、町が推進して防犯カメラを設置する考えは。  以上です。 ○議長(河野照代君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  政風会代表、岡田千賀子議員の御質問、令和4年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、地域福祉計画策定の基礎資料として、住民の声を繁栄させるため、アンケート調査や地域でのワークショップを予定しております。  ②についてですが、課題としては、総合相談窓口の機能を充実させる必要があります。町全体で、支援関係機関が連携し、伴走支援体制を構築するためには、コーディネートができる人材や専門職の配置など、人材の確保と育成が重要であると考えています。  福祉会館の改修については、老朽化した防災設備等更新に係る改修であります。  ③についてですが、成年後見センターの設置につきましては、令和5年度中の開設を目指し、播磨町権利擁護支援体制整備検討委員会において、検討を続けているところです。  成年後見センターとは、権利擁護支援の選択肢の一つとして、成年後見制度の利用促進を目的とした機関であり、センターの主な役割としては、制度を正しく理解するための広報・周知を行うこと、必要な人が利用できるよう、相談から利用に至るまで、関係機関の調整や支援を行うこと、ケースに応じて専門職と連携していくこと、法人後見や市民後見人など、新たな担い手の育成や支援を行うことなど、多岐にわたります。  相談体制としては、常設の相談対応機関として、町直営で設置するのか、外部へ委託を行うのか、検討中ではありますが、専門職の人材の確保が一番の課題となっております。  また、センターを設置することにより、役場、社会福祉協議会、福祉会館と複数ある成年後見の相談窓口を集約し、業務の効率化も図りたいと考えております。  ④についてですが、令和4年3月3日に、健康いきいきセンターにおいて、工事の事前説明会を実施しました。  ⑤についてですが、令和4年2月1日現在で、国基準の待機児童は5名となっております。令和4年度と令和5年度の入園希望者及び待機児童については、コロナ禍による出生数の変動、経済活動や雇用への影響から、見込むことは難しいですが、当該機関の入園希望者数は同数程度、また、国基準の待機児童についても、10名程度で推移するものと想定しています。保留児童については、3歳児以上保育無償化開始以降は、入園申込者が増えた半面、保育の必要性が高い状況にあると考えられる方が減少している状況です。申込者の状況は、町外の保育施設や幼稚園を利用中の方、教育部からの転属を希望される方、兄弟同時入所を希望される方、入園先を限定される方など様々です。  待機児童対策として、昨年度から、利用定員を弾力化して受入れ協力を行った保育施設に対し、補助制度を導入したことにより、一定の効果はありましたが、年々、保育士等人材の確保が困難となっている中、弾力運用だけでは難しいものと考えております。  令和5年4月の播磨西幼稚園の幼保連携型認定こども園化についても、待機児童対策の一つであり、3歳児から5歳児までの保育が必要な児童20名程度を受け入れる計画で準備を進めております。  ⑥についてですが、相談案件ごとに必要とされる専門分野が異なるため、弁護士以外の専門職についても、必要に応じて、支援や助言を受けることを予定しています。職種としては、臨床心理士、医師等を想定しております。  ⑦についてですが、播磨町デイサービスセンターのこのたびの設備改修は、利便性の向上や長寿命化を図るような大規模改修とは異なるもので、内容としては、防火シャッターの既存不適格による改修、自動火災報知器の更新、スプリンクラー用ポンプや受水槽の更新、照明器具のLED化、浴室の床など、老朽箇所の改修を予定しており、いずれも施設の維持に欠かせないものとなっております。  また、播磨町デイサービスセンターにおいては、民間のデイサービスとは異なり、播磨町社会福祉協議会が指定管理者として、町との協定に基づき、重度心身障害者を介護する家族の負担軽減を目的とした短期入所事業を併せて実施しております。  ⑧についてですが、介護保険事業計画(第8期)に基づき、看護小規模機能型居宅介護事業所の事業者公募を行う予定であり、播磨町デイサービスセンターを変更して整備する考えはありません。  ⑨及び⑩についてですが、これまで防犯カメラの設置等において、自治会役員の方々から、その補助対象要件や申請手続の方法など、相談を受ける中で、もう少し補助対象の要件を拡大できないか、また、申請期間をもっと長くできないか、などの要望を受けておりました。  申請期間が短い点については、県の随伴補助16万円を受ける場合、その締切りは例年6月末となっており、期間が短く、自治会総会の時期を考えると無理であるという声も多かったことから、町独自で8万円の補助制度を設け、受付も通年としておりました。こうした中、兵庫県において、県政改革方針が打ち出され、令和4年度から行財政運営方針の見直しが行われることとなり、県の防犯カメラの補助額が8万円から6万円に減額され、現行でいくと、県の随伴補助は14万円ということになりました。これに対し、町としては、防犯カメラについては、地域住民の防犯意識の向上のツールとして考えており、これを機に県の補助制度に縛られるのではなく、もう少し補助対象の要件を拡大できないかという住民ニーズに対応すべく、新たな補助制度を設けるものです。  新たな制度としては、防犯等に関する対象要件を大きく拡大し、地域の安全・安心確保の観点から、防犯対策のほか、新たに不法投棄防止対策等も対象に加えた町独自の補助制度を設けます。主要交差点や通学路などへの設置についても、御活用いただけたらと思います。併せて、一定年数が経過し、老朽化した防犯カメラの機器に対し、その更新費用についても補助制度を設けます。今回の新制度の補助額は、町の単独による定額補助金制度とし、新規で設置する場合、16万円、古い機器を更新する場合、14万円を補助します。  令和4年度においては、従前からの県随伴の補助制度に加え、新たに町独自の補助制度を設ける形となりますが、その選択については、申請される自治会等の御意思にお任せするところです。  なお、従前に設けております町単独の8万円の補助制度は廃止し、新たな制度へ移行いたします。  以上でございます。
    ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員の再質問を許します。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、再質問いたします。  まず初めに、地域福祉計画の策定のところから質問いたします。  こちらの地域福祉計画は、平成30年、社会福祉法の改正によって、努力義務化されておりました。さらに地域における高齢や障がい、児童の福祉分野における共通として取り組むべき事項として、上位計画と今度は位置づけられまして、厚生労働省では、地域共生社会の実現に向けた地域福祉の推進についてということで通知され、市町村でのガイドラインも示されております。これ、令和2年4月1日現在ですけども、1,741市町村中1,405地区、80%が策定されておりました。これは、厚生労働省のホームページを見ました。そして、計画の期間が定められておったんですけれども、どうして、これまでつくられなかったのか、私としては、一つ疑問だったんです。いかがでしょうか、その辺りは。  次いで言いますと、稲美町では、よく近隣市町と同等の計画をというお声を聞きますので、調べましたところ、令和3年度から5年間の計画ですね、令和7年度末までの本計画で定められておりました。それが播磨町は、あと2年後ということで、この辺りはいかがでしょうか。要因は、何だったんでしょう。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  こちらの地域福祉計画ですけれども、岡田議員がおっしゃられたように、平成30年4月に社会福祉法の改正によりまして、それまで任意とされてきたものが、努力義務となっております。  この地域福祉計画につきましては、平成12年6月に、こういう計画を立てるようにということで始まったわけなんですけれども、今回、来年度予算を計上しまして、2か年で計画を立てていくわけなんですけども、今まで担当グループから、何度かこの計画を立てていこうという意見はあったんですけれども、町の内部の中で、いろんな計画、福祉の関係する計画ですね、障害者計画とか、障害者福祉計画、あと高齢者福祉計画、子ども・子育て支援事業計画とか、いろいろありますので、そういったものもあるので、こちらの計画の策定には至らなかったんですけれども、岡田議員が先ほども言われましたように、この地域福祉計画は、福祉の計画の中での上位計画、福祉の中では最上位計画ということで、先ほど私が言いました障がいの計画とか、高齢者の計画、児童の計画、そういったものの、その上に行く計画ですので、今回、それで立てていくということで計上しております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  なぜ、これまでつくられなかったのかなというのは、稲美町の地域福祉計画の冊子を見て思ったんですけれども、既に全国でも、80%ぐらいつくられているということで、いつも播磨町は、いろんな計画、早く率先してされているので、それが疑問だったわけです。  これまでは個別計画で対応されていたけれども、今後は、じゃあこの上位計画として、播磨町地域福祉計画をつくって、その下というか、それで障がい者や高齢者や児童のそういうものですね、をつくられるということで理解はよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  今現在、高齢者とか障がい者とか子育ての計画があるんですけれども、その内容を基にといいますか、それを積み上げていった形で新しい計画、今後の10年間の計画を立てていくという形で考えておりまして、新しく2年間で地域福祉計画を立てましたら、それを基に、次のですね、今言いました障がいとか、高齢とか、子育ての計画を立てる段階で、それを基に新たな計画、次の年次の計画を立てていくという形になって、リンクしていく形になっております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、こちらね、これまでつくられなかったのは、個別計画でも対応されていたし、声は出ていたけれどもというのも、ちょっとあやふやだったんですけれども、それでは、先ほどの町長の答弁の中で、アンケートを取られると、それから地域でのワークショップも予定されているという声をお聞きいたしましたけれども、アンケートに関してなんですけども、これ、多分、予算が今回ついている分は、かなりの金額がついていたんですけど、2か年にわたっての予算がついていたわけなんですけども、ほとんどが、これ、アンケート費用なんですか。この地域福祉計画に対して、480万円という予算がついていたんですけども。その辺りはいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  予算は計画の全体なので、その計画の中で、計画を立てていく中で、アンケート調査をしたり、あと、地域のワークショップというものを組み込んでいくという形ですので、そのアンケートが大部分を占めるかといいますと、そういうわけではございません。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  これ、でも、ほとんどが委託料になっておりましたよね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  業者委託いたします。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  同じような福祉関連の中で、介護保険事業計画、それから障がい者計画などの策定に関しても、今年度、アンケートをということで、予算がそれぞれ取られております。これ、全部合わすと約1,000万円ということで、驚いたんですけども、こういう同じような関連の福祉に関するアンケートは、合同でというか、一つにまとめてするという考えはなかったんでしょうか。福祉が2つと、それから保険年金が1つ入っているんですけれども、同じような内容にならないのかなという懸念があるんですけど、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  地域福祉計画と障がいの計画につきましては、上位・下位という形で関連がありますので、来年度ですね、併せて発注する形で考えております。  アンケートにつきましても、関連する部分は引用するという形で考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  これは予算ですので、最大限に取ってあるかなとは思ったんですけども、できる限り福祉関連で取れるものだったら同じにね、そのように、今、藤原理事がおっしゃったような形で取っていただいたらいいかなと思うんですけども、もう一つ、ワークショップについてお聞きするんですけども、各地区で、地域で、ワークショップを行いたいということで、先ほど理解したんですけども、その辺はどうなんでしょう、各コミセン区で取られるのか、それとも各団体で取っていかれるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  今のところ考えておりますのが、4コミセンでワークショップを行う予定で考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  今、コロナ禍において、なかなかこういうワークショップ形式が取りにくいかなと思うんですけども、ぜひ、人数的なものもあると思いますけども、住民の方の声を聞くことが、私は大前提やと思うんです。  地域福祉計画という、この位置づけなんですけどね、もう一度、改めてお聞きしたいんですけども、これの中で、地域住民の位置づけというのはどうなるんでしょうか、この中で。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  地域福祉計画そのもの、そのものといいますか、計画というものが、地域福祉推進の主体であります地域住民等の参加を得て、地域生活課題を明らかにするとともに、その解決に必要となる施策の内容や量、体制について、庁内関係部局はもとより、多様な関係機関や専門職を含めて、協議して、目標設定するようにと書かれていますので、そのように計画していきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  今、私たちを取り囲む社会が、少子高齢化であったり、独居老人のね、私も高齢者の1人なんですけども、そういうお家がたくさんになってきて、地域の担い手が、すごく重要化されていると思いますので、ぜひ、計画に盛り込んでいただきたいんですけれども、この中で、様々なつくっていくまでの現状分析であったり、運営補助であったり書いてあったんですけども、その中で、パブリックコメントの実施支援と記載してありました。これは、どのような形で取られるんですか。いつもパブリックコメントいったら、あるのかな、ないのかな、みたいな、少ない数が頭に浮かぶんですけども、ホームページでパブリックコメントを取られるだけなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  実施支援ということで、見られている資料は、多分、委託内容の一覧といいますか、だと思うんですけども、委託業者に業務を委託する中の内容の一つで、パブリックコメントを実施するに当たって、その資料の作成とか、そういったものを依頼するということで、書いてあったと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、これは丸ごと、業者への委託になるんでしょうか。地域福祉計画という名前がついているので、かなりいろんな方の声が含まれる、そんな作成になるのかなと思ったんですが、アンケートとか、ワークショップ、ワークショップも今のこの時期ですから、どれだけお声を出していただけるか、本当にその辺り、心配なんですけども、いかがなんでしょうか。これは全て最初から最後まで、業者への委託になってしまうんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  他の計画でもそうなんですけれども、そういった専門の計画をつくっておられる業者に委託して、全てが業者がつくるかといいますと、担当職員が、協議を重ねながら、あと、今回の地域福祉計画でしたら、住民の方々の意見を聞きながら、それを本当に計画の中に盛り込んでいって、計画書を作成していきますので、業者が全てやるっていうことではございませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  基本的な現状分析とか、アンケートを取ったりとかいう、そういう取りまとめをするのが、そうしたら委託という理解でよろしいんですね。委託をされるということで、基礎的なこと。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  そう考えていただいて結構かと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  この計画は、誰もが安心して暮らしていくために、地域の全ての人が協力、そのような形でね、他のところのいろいろ見せていただきましたら記載がありました。地域団体とか、地域の全ての人が役割を積極的に果たすことによって、共に生き、共に支え合う、そんな地域福祉計画にしていただきたいなと思う、そんな計画であると、私は期待しておりますが、それは、その思いでよろしいんですね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  はい、そのようにつくっていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、②の総合相談窓口が、こちらが福祉の拠点となっているということなんですけども、現状の課題ということで、先ほどもお聞きいたしましたけれども、人が大切だなと思うんですね。  これ、今、相談員は、どのような処遇で、相談員をされているんでしょうか。これまでにもお聞きしているんですけど、現在の相談員の処遇は。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  総合相談の相談員につきましては、何度か議会でもお話しさせていただいてきたと思います。いっときは相談員がいなくなった時期もございましたが、その後、相談員の条件を少しよくしましてですね、募集をかけたところ、現在、相談員を採用して仕事をしていただいております。この1月から1名、採用して、職に就いております。こちらの方につきましては、四国で、そういう事業所で仕事をされていた方で、現場で、いろんなそういうケースに当たって、いろいろ頑張ってこられた方で、このたび、ふるさとは播磨町ということで、こちらに返ってこられて、働いていただいております。本当に、その経験を基に播磨町でのケースについて、いろいろ、少しずつではありますけれども対応していっていただいておるところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ③につなぐんですけれども、成年後見制度があります。利用者数を見ますと、あまり利用されている方が数字の上では上がってきていないのかなと思うんですけれども。  この成年後見制度の相談窓口も、福祉会館の総合相談窓口に、今、なっていると思うんです。それも限定されての、2日ぐらいだったかな、月に2日ぐらいですね、社会福祉士の資格を持つ専門家が伺いますということで、相談窓口、記載してありました。これで、今度、成年後見センターを新しくつくるということなんですけれども、これは、どのような形でつくっていかれるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  総合相談で、岡田議員がおっしゃられた月2回の専門職の相談なんですけれども、その日だけが相談をしているわけではなくて、専門家が来ていただけるのは、その2日でありまして、それ以外の日も、いつでも総合相談は相談を受け付けております。総合相談でもお話を聞かせていただいていますし、社会福祉協議会でも、そういう相談を受けていますし、もちろん役場の福祉グループでも承っておりますので、そういう形では、常に相談を受けている状況でございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  市民後見人という制度がありますよね。一般の住民の方の中から、いろんな研修を受けられて、そういう後見人に。有償かなと思ったんですけども、現在は、これ、社会福祉協議会に委託されての事業で、後見人を養成されていると思うんですけども、その養成講座、実はちょっとかじったんですけれども、あまりにも内容が、うーんっていうところがあって、こういうのは町が関与して養成をされるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  社会福祉協議会で委託をして、市民後見人を養成していただいております。こちらにつきましては、もちろん将来にわたって後見人になっていただけるということもありますけれども、広く成年後見といいますか、そういう問題について、広く町民の方に知っていただきたいということで、そういうものを続けてきております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  こちらね、養成講座、平成31年、令和元年ですか、から始まっている事業だったと思うんですけども、現在、町内の市民後見人ということで、家庭裁判所で認められる人数があるんですよね。大体20名超ぐらいだったと思うんですけれども、それは、先ほど藤原理事がおっしゃいました、その成年後見だけをするんじゃなくて、その方たちに研修することで、広報のような、それから、周知をできるような、そんな養成講座と、私、受け取ったんですけれども、今後も、これ、養成は、開設の課題なんかについても、社会福祉協議会との連携はしていかれるんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  その事業につきましては、継続していきたいと思うんですけれども、成年後見センターが開設した段階では、研修の在り方も、多少軌道修正すべきところはしないといけないかもしれませんけれども、基本的には、そういう住民の方に対しての広報活動的な側面もありますので、継続してやっていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  現在、いろんなところでの成年後見制度の窓口を持っていらっしゃるとおっしゃっていました、先ほど。もちろん福祉会館でも、時間もきちっと決めて、それから、いつでも来ていただいたらできるように、それから、役場の窓口でもしているということで、そのようないろんな窓口を一つに集約されるとおっしゃってましたよね。それは、令和5年、言われてましたでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  令和5年中の開設を目指すといいますか、いう形で考えておりまして、来年度、それに向けて、いろいろ協議していきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  来年度ということで、今年度はまだ、方向性は一つにまとめる方向性でいくけれども、まだどこでするとか、誰が主になってするとか、そういう予定は、まだ決められていないということですね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  はい、そうです。令和5年度中に開設を目指すということは決めておりますけれども、最初の答弁で言いましたように、直営でするのか、外部委託するのかということとか、あと、場所をどこにするとか、あと、どういう人材を募集するのか、委託だったらお願いするのか、そういった面も含めて、来年度、協議検討していくという形で考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  他の市町村のどのような設置になっているのかなということで、こちらもホームページを開いてみまして、見せていただいたんですけれども、大体が社会福祉協議会に委託が非常に多いんですけれども、その辺は視野に入れてらっしゃるんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  先ほども言いましたように、直営でするのか、外部委託にするのかというところも含めて検討していきますので、外部委託するのであれば、社会福祉協議会も視野に入ってくると思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  今、高齢化が進み、また、障がいのある方の親御さんなんかが高齢化になって施設に入られたりした場合、近所でもね、そっとそういう相談もあるんですけれども、待ったなしの制度、それから、成年後見センターの開設かなと思うんですけども、住民向けの後見人になる、なろうというんじゃなくて、本当に制度の普及講習会というのも、ぜひ、考えていただきたいなと思うんです。もっと皆さんに知っていただきたいなと思うところです。  認知症ガイドブックにちゃんと記載はされているんですけども、なかなかその中というのは、ならないと、自分も家族もならないと、なかなか本当にこういう冊子とかも見るいうのがないと思うんですね。本当にどうやったら、もっと皆さんに知って、こういう制度があるから、100%安心じゃないんですけれども、安心していただける老後が過ごしていただけますよとかね、そういう広報がもっと必要だと思います。今後、そのような広報は、センターを建てる前に、ぜひ、行っていただきたいなと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  岡田議員のおっしゃるとおり、成年後見センターの主な役割としては、制度を正しく理解していただくために、広報・周知を行うことも業務の一つです。  成年後見センターが開設されるまでにつきましては、今の状況、状況といいますか、体制が続きますので、役場窓口とか、総合相談窓口、社会福祉協議会の窓口、こういったところで、広く広報・周知、今もしているんですけれども、継続していきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  市民後見人養成とか、それから、今後の養成、また、開設などの課題についても、今後とも見守っていきたいと思います。  続いて、④の健康いきいきセンターについてお聞きいたします。  このたび、大改修をされるということで、利用できない期間などについて、利用者への説明ということで、もう、されたということでお聞きしたんですけれども、この、されたのは、利用者の方全員にどのように伝えられたんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  こちらにつきましては、去る3月3日に、健康いきいきセンターで、工事の事前説明会ということでさせていただきました。これについては、利用者の方、どなたでも来ていただけますということで、事前に貼り紙を健康いきいきセンターにしまして、周知をしておりました。それで、来れる方、利用者の方、来ていただいたと思っております。  当日、利用者の方は、約10名ほど来られておりました。役場からも、私を含めまして、職員4名、あと、指定管理者も出席し、工事の設計会社も出席し、説明させていただきました。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  じゃあ、全員に周知はされていたんですね、この日にしますよということで、皆さん来てくださいねということでされていたということで。私、聞き間違いというか、しておりましたね。人員が限定されて説明をされたようやということでお聞きしていたので、失礼いたしました。  それでは、来られなかった、あと何倍もの方がいらっしゃるんですけども、その方たちへの周知は、どのようにされたんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  来られなかった方につきましては、来られた方、先ほど10名ほどと申し上げましたけれども、その方々が終わった後、みんなに内容を伝えておきますというようなことで、何人か言われておりました。あと、健康いきいきセンターに、指定管理者も、内容を皆さんに周知していきますということで言うておりましたので、そういう形で周知していく形になります。
    ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  なかなか全員の方が理解するのは、参加されなかった方にとっては、理解が難しかったんかなと思うんですけど、一番周知しやすいのは、工事までに貼り紙をしておくとか、それからビラ、ビラというかチラシですね、そのようなものを配っていただけるとか、そのようなことについても、行政として、指定管理者への依頼というんですかね、そういうのはできるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  依頼はもちろんできますし、指定管理者は周知していくと言っておりますので、やっていく周知方法を見ていきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  利用できない期間はいつからいつというのは、もう決まっているんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  今のところ、今回、事前説明会ということでさせていただいたんですけれども、来年度当初に発注を行いまして、議会の議決をいただいて、そこから正式に本契約、工事になっていくわけなんですけれども、取りあえず、業者が決まらないことには、本当の工程が分からないという前提ではお話しさせていただいているんですけれども、来年7月以降、工事に入りますよと、4月から6月までにつきましては、そういう契約とかありますので、実際、現場には入らないので、利用はできますよということで、お話しさせていただいております。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後1時52分               …………………………………                 再開 午後1時52分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  すみません、来年と言いまして、すみません、来年度です。今年です。すみません。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  4月から、大体どのくらいの期間を計画してらっしゃったんですか。ごめんなさい、聞き取ってなくって。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  7月から翌年3月までの予定と考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、こちらは、皆さん会費を払って健康づくりのために来られている。それから、お風呂が独り暮らしの方でしたら、家で入るより大きいお風呂がいいわって言われる方も非常に多いんですけれども、そういう利用の方が。この7月から来年の3月までという長いスパンなんですけれども、この間の利用料とか、その辺りの説明も、もう、されているんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  利用料につきましては、事前説明会のときに、定期券、定期券いうんですかね、何か月かまとめて1年間とか半年間とか買われている方につきましては、その工事期間について考慮しますということで、指定管理者から説明させていただいております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それで安心なんですけども、健康いきいきセンター、これ、主には水回りとか、それから運動施設とか、その辺りかなとは思うんですけども、全館閉鎖されるということで、理解はよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  今回の工事につきましては、多岐にわたって、いろんなところを工事するわけなんですけれども、全館閉鎖した上で工事しなければいけないのか、例えば一部分だけ開放して、利用していただける期間ができるのかということにつきましては、発注して、その落札業者が決まらないと、その落札業者の工程っていう、本当の工程っていう形が見えてこないと分かりませんので、その辺は、正式には落札業者が決まってから分かる形になります。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  落札業者は、工事業者のことですよね。現在は、もう設計に入ってらっしゃるんですよね、設計は。その設計の段階で、そういう利用できない期間とか、どこからしたらより効率的ですよとか、その辺りはないんでしょうか、分からないんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  設計につきましては、どこの部分をどう工事するかは、設計するわけなんですけれども、その工事の順番は、あくまで落札された業者が、部品の調達の関係もありますし、工事を施工する上で考えていくものですので、同じ工事をするにしても、業者が違えば、やり方が変わってくると思います。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作すこやか環境統括。 ○すこやか環境統括(佐伯謙作君)  先ほどの質問なんですけど、設計の今段階なんですね。今、工事の前提条件として、全館閉めるかどうかという御質問をいただいたと思うんですけど、4月から7月までは、今、準備期間として開けることができるんではないかという判断を今しております、設計業者は。7月から翌年の3月までにかけて工事期間が設定されるわけなんですけども、その中で、今、藤原理事が申し上げているのが、業者によって、やり方が、考え方が違う方法がいろいろ取れるのではないかということで、ちょっとでも開けることができるんならばしたらいいんじゃないかという考え方もあるんですが、今、設計業者は、7月から3月までは、安全上の問題を考えて、全館閉めてやったほうがいいということを強く求めておられました。私どもも、それを賛同いたしまして、安全・安心に工事は進めさせていただきたいということで、7月から3月までは閉めた中で工事させていただいて進めていくほうがいいのではないかという判断を今のところさせていただいているというのが、現状となっております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  播磨町内で、こういうお風呂もついていて、そして健康増進のできる高齢者に優しい、そんな健康いきいきセンターは、ここ1か所しかありませんのでね、ぜひ、安全上の問題をしっかりとクリアしていただいて、きれいになった大改修を待ちたいと思います。  それでは、⑤に移ります。  こちらは、令和5年度から、播磨西幼稚園を認定こども園に移行して、2号認定の子供の受入れ枠を確保するという施策に対しての質問なんですけれども、町長のおっしゃった中でしたら、国規定では、10名程度しかいないんですよということでお聞きしたんですけれども、これ、何度も私も今まで待機児童の質問をさせていただく中で、保留児童も念頭に置いての施策を考えるべきではないかなということで、今回、この質問をさせていただいておるんですけど、その辺りはいかがですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  国基準の待機児童につきましては、現在5名でございます。来年度以降につきまして、国基準の待機児童が予測ですけれども、10名程度で推移するという形で考えておるということで、最初、御答弁させていただいたんですけれども、国基準の待機児童が、播磨町でいいますと、5園ですね、そこのパレット保育園も入れましたら5園あるんですけれども、その5園とも希望されて、どこでもいいから、とにかく定員が空いて、順番が来て、入れてほしいという方につきまして、国基準の待機児童いう形になります。それ以外の保留児童という方につきましては、例えば、この園だけを希望するとか、そういった方なんです。そういった方につきましては、国基準の待機児童にはなってきておりません。ただ、今回、保留児童につきましては、138名いらっしゃるんですけれども、こちらの人数につきましては、以前からずっと100名前後、100名以上、おられるという状況がずっと続いております。  ただ、保育無償化に制度が変わりまして、それから流れが変わったといいますか、それまで申し込んでいなかった方が申し込まれるようになったということもあったり、あと、今まで全て自費で行っておられた民間の認可外保育所とか、そういったところに行かれている方につきましても、一定限度の国の補助が、保育無償化に伴いまして補助される形になりました。そういうところに行っている方が増えたという形になっております。そういう方々に対して、例えば順番が、空きが出ましたので、次、入れますよという形で連絡させていただくんですけれども、そういったときに、今行っているところがいいから、別に入りたくないっていう方が実際に増えております。それが、現状であります。  保育無償化の前でしたら、本当にとにかく早く入れてくれっていう方が、そこそこいらっしゃいました。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  町の子育て支援計画の中に、2020年度からでしたでしょうか、また新たに第2期の分、策定の中で、アンケート結果が書いてありました。その中で、一番が、私、もっと物質的なことかなと思ったら、必要なサポート、1番目には、相談先の充実ということで挙がっておりました。  この辺りなんですけどね、別に虐待とか、そんな相談ではないと思うんですけど、子育てにおいての相談やと思うんですけども、この辺は、開かれた幼稚園を目指すということで、以前から町長が言われておりましたけれども、今度は播磨西幼稚園も認定こども園に移行します。そうすると、保育園のことも、幼稚園のことも分かる、そんな保育士とか、幼稚園教諭ですね、兼ねた方がお勤めされると思うんですけど、その辺りでも、相談業務はできるものなんでしょうか。それとも、南部子育て支援センターと北部子育て支援センターでの相談窓口ということに限定されるんでしょうか。また、役場のこども窓口ですね、そこだけなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  播磨町では、子育て支援につきましては、生まれる前から、いろんな支援を充実させ、重ねてきております。  播磨町の幼稚園におきましては、以前から3歳保育をやっておりますので、3歳の子供さんまでお預かりしていると。しかも、預かり保育を3、4年ほど前ですかね、始めましたので、それでかなりカバーできているという部分も出てきていると思います。  ですから、預かり保育も時間延長したりとか、そういうことで、対応してきておりますので、保育園だけではなくて、幼稚園でも預かる体制がかなり充実はしてきていると思います。  それから、先ほどの相談の件なんですけれども、子育てアプリも多くの方々に活用していただいておりますし、また、こども窓口で子育てコンシェルジュを置きまして、身体的にも、また、精神的にも、いろいろな御相談に乗らせていただいているところでございます。  ですから、子育て支援センター、2か所ございます、それと、こども窓口、また、それぞれの幼稚園で先生方もお預かりされている子供たちについては、いろんな面で日々気をつけていただいていると思いますので、保護者にとっても、いろんな形の相談をしていただくような場面は、いろいろ町では提供できていると思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  私もそのように思っておりましたが、アンケート結果のところにね、2020年度の子育て支援計画ですから、その前の年ぐらいだと思うんですけれども、3、4年前ぐらいに取られたアンケートだと思うんですけれども、あなたにとって子育ての必要なサポートは何ですかというところに一番多かったのが、相談先の充実ということで挙がっておりましたのでお聞きしたんですけれども。  それでは、その相談先というのを、アプリを使われる方もいらっしゃいます。また、窓口で子育てコンシェルジュがちゃんと相談してくださるときもあるんですけども、それをちゃんと周知できているかということ。なかなかみんなに周知するのは、先ほどの件もあったんですけども、どのような形でこれからも周知していかれるんでしょうか。相談窓口ということで。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今年の10月から機構改革によりまして、庁舎内のいろんな体制が変わります。そうした中で、今、教育委員会で行っているものを、また一堂に会してということもできますし、いろいろ機構改革によりまして、そういう受ける側の体制も変わってまいります。  保護者の方々におかれましては、こういうものがあればいいな、今まで使っていなかったけれども、こういうものがあったらいいんじゃないかなと思われている部分もあるかも分かりませんけれども、実際、そういうものを御相談いただきましたら、それに対応する部署は、播磨町において、いろんな場面で用意はさせていただいておりますので、もし、相談先がということでございましたら、担当にお伝えいただきましたら、また、お問合せいただきましたら、まず即座にお答えできると思っております。または、福祉グループでも、そういうどこへ行けば、どういう対応ができるかということについては、ちゃんと窓口で御説明もさせていただいていると思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  住民の方の声を聞くということで、アンケートを取られて、その結果が、そういう必要なサポートで、一番目に挙がっていたので、今日は質問の中でさせていただきましたが、今後とも、生まれる前からずっと、本当に高校卒業するまでですか、このたびも医療費も無料化にするということで取り組んでらっしゃいますので、ぜひ、以前提案いたしましたネウボラの制度は、名前は使っていらっしゃいませんけれども、子育てコンシェルジュなども常駐しているということで、この辺は安心いたしました。  それでは続いてなんですけれども、同じくここのところで、播磨西幼稚園のところで、今年度、工事請負費ということで、かなりの金額が上がっておりました。これは、どのような形で幼稚園をこども園に移行するための工事なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  工事費につきましては、認定こども園に移行することによりまして、給食を提供するということになりますので、それの幼稚園側に給食の配膳室といいますか、そういうものを整備をせんとあきませんので、その費用でございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  子供が20名程度増えるということに関しましては、設備を新たには、例えばトイレが足りないとか、何かそういう辺りの、細かいんですけれども、整備は、今後ないんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  このたび、予算計上しておりますのは、たしか給食、先ほど申しました給食に関することの整備の工事費と記憶しております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それから、備品購入費も上がっておりましたけれども、これは20名増えることで、いろんなものが要るんやなというのが分かったんですけども、ぜひ、環境の整備ということの中には。トイレというのは、トイレトレーニングをする時期に当たる子供たちをお預かりすると思いますので、今後の計画の中、言うたら遅いんですよね、令和5年からですから、ぜひ、現状を一度確かめていただいて、施策を行っていただきたいなと思うんですけど。これで足りるんだということでしたら、もう今後は一切しなくていいんやということで、理解よろしいですか。 ○議長(河野照代君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  岡田議員おっしゃいますように、今後、そういうことは、また見ていかなあかんと思いますけども、現状では足りていると思っておりまして、例えばトイレの数を増やすとなりますと、かなり大がかりな工事とかになってきますので、それで今のところは足りるのではないかと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  子供を預かるということで、子育てと仕事の両立には、仕事中に子供を預けられる、そんな保育サービスの充実が必要です。その保育サービスの中には、環境の整備も入ってくると思いますので、ぜひ、その辺りも一度実態を確認していただいて、要らなかったら要らなかったでいいんですけれども、どのような実態なのかということも確認していただくことを要望して、⑤は終わらせていただきます。 ○理事(武田健二君)(登壇)  岡田議員おっしゃいますように、今後、トイレに限らず、例えば換気の面でありますとか、そういった環境面につきましては、またその辺りは十分注意しながら見守っていって、改善するべきところが出てきましたら、そのとき、また改善すると考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  なかなか子供を預かって工事に入るというのもきついかなと思いまして、できることなら、この令和4年度中に、そういうところも全部点検も実施、見ていただきたいなと思いまして、質問をさせていただきました。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  失礼します。  播磨西幼稚園につきましては、園児数が他の園と比べまして、少し減少傾向にございました。そういったことから、播磨西幼稚園については、園区を設けておりません。町内、どこからでも播磨西幼稚園に来ていただくことができます。  今回、2号認定の子供ということで、幼稚園型を実施をいたしますので、大きな工事は、しなくてもいいと思っております。  御承知のとおり、10年ほど前かな、播磨西幼稚園、大規模改修、建て替えをいたしましたので、十分な容量はあると思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、続いて⑥児童虐待防止対策について伺います。  こちら、新たに弁護士など、専門職からも支援や助言を受ける、そんな体制づくりを行うという内容でしたけれども、これは相談体制ということだけでよろしいんでしょうか。  現在、お隣の明石市には、児童相談所があるんですけれども、播磨町にはありません。明石市が、そういう子供の、本当に特化したいろんなことをされているということで、子供のための代理人制度ということで、弁護士が直接子供に意見を聞き取りをしたり、いろんな取組を今回もされているようなんですけれども、実際、播磨町の弁護士が入る専門職からも支援・助言を受ける体制づくりは、どのような形でされる予定なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  児童虐待につきましては、本当に日々、いろんなケースが動いているといいますか、いろいろ日々起こってきております。その中で、職員、いろいろ苦労しながら対応していっておるところなんですけれども、弁護士とか、心理士とか、そういった専門的な方に助言をいただかないと、このケースはどうしていったらいいかというケースが多々ございます。そういうところから、来年度予算化させていただいて、助言をいただくというものでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  障がい者、それから、虐待防止の対策ですとかね、こんにちは赤ちゃん、養育支援訪問事業ということで、訪問ヘルパーの派遣や産後サポート事業ということで、町は子供の小さいときからの虐待防止対策ということで、様々なそういう施策をしているわけなんですけれども、児童虐待防止も、これも早期対応ということが叫ばれております。新聞を開くたびに悲しくなる、そういう事件が非常に多くて、胸を痛めるわけなんですけども。  虐待を発見した場合の通報体制の確立は、これも「いち早く」というんですかね、「189」ですね、それに回すとすぐにつながりますというようなことがあるんで、年に1回、11月ですか、児童虐待防止月間のときには、町の広報にも載っていたと思うんですけどね、ぜひ、その辺りも住民の方に知らせていただくような形でお願いしたいと思います。  それから、令和4年度までに町における相談体制の強化・設置ということで、要保護児童への支援業務もありました。子ども家庭総合支援拠点というんですかね、そちらの設置ということもうたってあったですけれども、その辺りはいかがですか。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員、その辺りは、どう答えるんですか。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  その辺りは、拠点づくりは、いかがなんですか。 ○議長(河野照代君)  先ほど聞いていたら、通報体制のお願いとか、つらつらとつながっていたんですけど、質問としては、どの部分を質問されるんですか。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  子ども家庭総合支援拠点の考え方。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  今、おっしゃられました拠点につきましては、現在、2名の相談員が、児童相談員、雇用しています。時間帯が朝8時半というんですか、朝から夕方と、少し時間をずらしていますので、フルタイムでどちらかの相談員はいるという、プラス、事務員なり、その対応する正規職員がおりますので、拠点の整備というところで、条件的には整っておるんですけれども、ただ、拠点に対する細かい規定とか、どういう業務を具体的にというところが、どうも明示がまだないところでございますので、そこは県・国と協議しながら、播磨町にとって、よりよい体制というところでの拠点の設置、先ほど、成年後見相談センターもそうなんですけれども、ただ枠をつくる、形だけつくったらいいというものではなくて、実のあるチーム体制というんですか、そういうのを確立していきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  子ども家庭総合支援拠点ということで、2名の方が専従でいらっしゃるということで安心したんですけども、児童虐待防止・予防の早期対応ということで、ぜひ、努めていただけるかなと、私は思っているわけなんですけれども、子供が健やかに成長することができる社会の実現が、誰もが住みやすいまちづくりだと思うんです。その中で、地域住民が担うべき役割という観点で、先ほど、「いち早く」ですか、虐待を発見した場合の通報とか、その辺りももっとしっかりと広報していただきたいなということで、住民の方への広報をしていただきたいなということで、質問の中に織り込ませていただきました。その辺り、いかがですか。これ、ごめんね、質問にせなあかんね。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  確かにオレンジリボンの秋の月間のときが特にPRというようになっておるんですけれども、もう少し通年通じまして、いつも民生児童委員、定例会などでも常にお願いはしているところなんですけれども、そういう関係団体だけではなくて、もう少し全町的に周知をしていけるような、また、方法につきましては、福祉グループとして検討させていただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。
    ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、続いて⑦の播磨町デイサービスセンターの設備改修ということでお聞きいたします。  こちらは長寿命化も図れない、利便性もあまり図れないと受け取ってしまったんですけど、防火シャッターや自動火災報知器、スプリンクラー用ポンポの更新、また、必要とされる浴室の床の改修ということで、全て別にこれは利便性が損なわれるものではなくて、向上する、安心・安全につながるものばかりかなと思ったんですけども、これは別に長寿命化を図るためのものというのではないんですね。そうしたら、重ねてお聞きしますけれども。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  今回の改修につきましては、防火シャッターの改修とか、スプリンクラー用ポンプや受水槽の更新とか、安全上の改修なんですけれども、長寿命化を図るということで考えますと、例えば建物本体の躯体の部分を改修して、長寿命化を図るという考えが一般的ですので、そういう意味で書かせていただいたわけなんです。  施設としては、よりよくなりますので、長寿命化ではないんですけれども、駄目っていう意味ではございません。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  変な言い方しましたけれども。ぜひ、使い勝手がいいようにしていただいたらいいかなと思う半面、この施設は、民間のデイサービスと何か違うサービスがあるんですかという、私のさっきの質問に関しまして、社会福祉協議会が指定管理者で行っている、それから、短期入所ができるとか、その辺りを出していただいたわけなんですけれども、その次の⑧に関連するんですけれども、こちらも播磨町は、この2023年度までですね、ですから来年度までには、こういう看護小規模多機能型居宅介護を1か所整備するということで、予定を立てていらっしゃるわけなんです。整備予定を立ててらっしゃるんですけどね、なかなか応募が、この分と併せまして、定期巡回・随時対応サービス事業者参入促進事業と併せて、公募がなかったと思うんです。この公募がなかった理由は、お分かりでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  小規模多機能型居宅介護でしたら、町内に2か所あるんですけども、小規模多機能に加えて、訪問看護機能という、看護師が必要となってきますので、病院とか、それなりの母体の事業所が施設運営するところじゃないと、なかなか難しいところじゃないかというところで、なかなか応募がなかったところだと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  定期巡回・随時対応サービス、これも必要とされておりますよね、今。それと、今度新たに看護がつく、看護小規模多機能型居宅介護、看多機と呼ばれる分なんですけども、それを2つ併せて、2つ同じような内容が多いと思うんです。すごい重なる部分が多いんですね。  一つお聞きしたいのは、看護小規模多機能型居宅介護、この施設を利用するメリットは、何なんでしょうか。  まだ利用してないわけですけど、播磨町は。ごめんなさい。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  24時間、365日、看護ができる訪問看護がおられますので、そういうメリットがあると思っております。 ○議長(河野照代君)  あらかじめ申し上げましたように、質問の要旨・要点を整理の上、質問なさってください。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  先ほど御説明いただきました小規模多機能型居宅介護に訪問看護が追加されたという、この事業なんですけどね、それでしたら、この看護と介護の連携体制が整備されたことで、退院後も医療的ケアが必要な患者への対応や、家族の方で介護力の不足に悩んでいらっしゃる方にも対応ができるようになると、私、読み物ですけども読んだんですけれども、高齢者が住み慣れた場所での生活が可能になる。また、地域包括ケアシステムの中心を担うべきサービスとありました。  このサービスを利用する、そのサービス内容は、先ほどおっしゃっていただきました24時間、365日の運営ということなんですけど、そのほか、何かメリットはあるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西田恭一保険年金統括。 ○保険年金統括(西田恭一君)(登壇)  まず、看護小規模多機能型居宅介護につきましては、訪問看護、訪問介護、それと通所サービス、ショートステイも利用できるということで、これらのサービスを一体的に地域に密着した地域密着型サービスというんですけれども、比較的少人数の定員の施設を整備することによって、一体的に受けることができます。  そうすることによりまして、先ほど、岡田議員のおっしゃられましたように、退院して間もなくて、まだ医療的なケアが必要な方ですとか、末期のがんとかで、医療的ケアがどうしても必要で、そういう訪問看護とか必要な方につきまして、例えば、ただ単に訪問看護してもらうだけじゃなくて、御家族の方の負担軽減という意味で、あるときはショートステイをしてもらうとか、あるときは気分転換で通所サービスに行っていただくというようなことを、住み慣れた地域で、一つの施設の中で、顔見知りと言うたら変なんですけれども、同じスタッフがいる中で、その方が住み慣れた地域で、暮らしやすく、最期まで迎えていただくためのサービスと考えております。  先ほど、定期巡回・随時対応型訪問介護看護も似たような施設なんですけれども、基本的には訪問看護・介護を、例えば夜間の対応、オペレーターとかがいて、何かあったら対応していただくというサービスでございますので、訪問看護とかいう意味では似ているんですけれども、そういうショートステイとか、もっと広いサービスも含めてできるのが看護小規模多機能型居宅介護ということで考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  この看護小規模多機能型居宅介護なんですけれども、利用定員は、何人ぐらいなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西田恭一保険年金統括。 ○保険年金統括(西田恭一君)(登壇)  登録できる人数は29名となっております。ただ、通所サービスは1日の定員は29名じゃなくて、十何人とか、お泊まりできる人数についても、施設の大きさによって、29人とかじゃないですね、9人とか8人とかいうことで、設定されることになっております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ⑦でもお聞きしたんですけれども、私、播磨町デイサービスセンターがどうこうとかいうんじゃなくて、応募がなかったのは、施設的なものに問題があったりするのかなと思って、あと2年、播磨町デイサービスセンターは社会福祉協議会の指定管理があるわけなんですけども、それ以降の考え、今回、応募があればうれしいんですけども、もし、万一なかった場合は、そのような形でいろんな機能を備えたデイサービスセンターですから、機能の変更が考えられないんでしょうかということでお聞きしたんです。看護小規模多機能型居宅介護と、それから定期巡回・随時対応サービス事業者参入促進事業を一緒にして応募をすると、もっとよりよくサービスが提供できるんじゃないかなと思ったのもあります。その辺り、いかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  今年度、定期巡回・随時対応型訪問介護看護については、9月13日から10月15日まで、そういう応募を募ったわけですけども、それにプラス、いろいろな事業所に声かけもいたしまして、その中で来年度ならと、前向きなお返事をいただいている事業所もあります。また、このたびさせてもらおうとしています看護小規模多機能事業所の応募につきましても、事業所からの問合せもございますので、期待していたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、ぜひ、公募に応募していただきまして、その方たちに入っていただくことで、地域の密着型サービスは、町が指定や監督を行うわけですよね。地域の特性や資源を生かしながら、地域の実情に即したサービスが提供しやすいということで、年々、周りの自治体でも増加しているようです。ぜひ、需要が高まっていく中で、播磨町の公募要件に合う業者が入ることを期待して、この項は終わらせていただきます。 ○議長(河野照代君)  これで、政風会代表、岡田千賀子議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時33分               …………………………………                 再開 午後2時44分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日本共産党代表、野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  それでは、日本共産党議員団を代表いたしまして、以下、質問をいたします。  1、令和4年度施政方針について。  新型コロナウイルス感染症による自粛生活も3年目となり、住民の皆さんの暮らしや仕事の在り方にも変化が現れ、施政方針で述べられているように、これからの社会に長く様々な形で影響を与えていくものと思われます。いまだ収束が見えない中、また新たな問題が生じるおそれもあり、改めて、住民の暮らし、福祉、命を守る役割として、行政の働きがますます重要になってくると考えます。  そこで以下の質問をいたします。  (1)誰もが安心して安全に暮らせるふるさと。  「福祉行政を町政の根幹に置き、2年かけて地域福祉計画を策定し、誰一人取り残さない、取り残されない地域社会の実現を目指してまいります。」との方針を示されており、今後はさらなる住民福祉の充実が図られると考え、以下の質問をいたします。  ①成年後見センターの早期設置を目指すとあるが、いつ頃、どのような形での設置を予定しているのか。  ②子宮頸がんワクチンの積極推奨を行い、理解を深めていくとあるが、具体的な内容は。  ③本年度より国民健康保険被保険者に対して脳ドックの助成も行われるが、助成の内容は。また、人間ドックと同時に受けられるのか。  ④産後ヘルパーの利用期間拡大について、産前も対象となることから、サービス内容に加えられることはあるか。  ⑤「児童虐待の防止、早期発見、安全確保への迅速な対応強化のため児童相談員を配置しており、新たに弁護士など専門職からも支援、助言を受ける体制づくりを行います。」とあるが、弁護士以外の専門職も予定しているのか。  ⑥自治会が設置する防犯カメラについて、「新たに町独自の防犯カメラ設置補助制度を設けて、カメラの更新についても、新たに補助制度を創設いたします。」とあるが、内容は。  (2)身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさと。  ①水道料金の改定について、現在、上下水道運営委員会で議論されている。単身世帯など使用料の少ない世帯の負担が大きくならないよう検討するべきでは。  ②施設のダウンサイジングについて、老朽化が進んでいる第1配水池は将来的に廃止の方向なのか。  ③取水井については、休止中の3か所は廃止するのか。  ④播磨町可燃ごみ中継センターの運営について、指定管理者の業務範囲は中継施設内のみとなるのか。  ⑤廃棄物処理広域化により、現在の塵芥処理センターの今後は。  ⑥再生可能エネルギーの利用促進について、太陽光発電システムは蓄電池との共用が効率的であり、普及が必要である。蓄電池の補助金導入の検討はされたのか。  ⑦「空き家、空き店舗を活用して、新規出店を行う事業者に対し、改装費を補助する」とあるが補助内容は。また、住宅への改装は対象にしないのか。  (3)多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさと。  ①「スクールソーシャルワーカーを増員し、関係機関等と連携協力する体制を構築」とあるが、増員の内容は。  ②現在、蓮池小学校に設置されている学校運営協議会を、他校においても新たに設置を行うとある。令和3年度施政方針でも充実を図るとあったが、進捗状況は。また、新たに設置する学校はどこか。  ③東部コミュニティセンターについて、本年は建設に向けての基本計画の策定となっている。昨年、基本構想の検討を行っているが、建設場所を変更する方針となった。検討済みの基本構想に変更はあるのか。  ④男女共同参画行動計画次期計画作成に当たって、特に重点課題にしている項目はあるのか。  2、学資困難な高校生の支援について。  長く続くコロナ禍において、非正規雇用労働者や若い世代に貧困が広がり、全国的に貧富の格差拡大が大きな社会問題になっています。子供を取り巻く社会環境も、子育て世帯の教育費の増加と世帯所得の低迷、家庭の経済状況から生じる教育格差や貧困の連鎖により、ますます厳しいものとなっています。本町では、高校生も対象とした貸与型の奨学金制度が設けられていますが、卒業後半年経過後から返済を始めなければなりません。大学生、専門学校生でも家庭の経済状況の悪化、本人の卒業後の所得が低いなどの理由で、奨学金返済が困難になる場合が一定数あることが、日本学生支援機構でも報告されています。まして高校生の場合は、大学生以上に家庭の経済状況によって、卒業後の返済は大きな負担となってきます。兵庫県の高等学校等奨学給付金は、生活保護世帯と住民税所得割非課税世帯に限られており、必ずしも生活困窮世帯の高校生に届いているわけではありません。そこで、子供の進学に対する機会の保障が喫緊の課題となっている今、誰一人取り残さない、取り残されない地域社会実現の一環として、学資困難な高校生の支援について、以下の質問をいたします。  ①全ての子供たちが、親の意向や経済状況にかかわらず、自らの意思で安心して夢に向かうことができるよう、給付型奨学金創設の検討を。  ②兵庫県の高等学校等奨学給付金制度に該当しない低所得家庭の子供たちへ、支援給付金等の検討を。  3、高齢者補聴器購入補助制度について  加齢性難聴者への補聴器購入補助制度については、令和3年6月定例会の一般質問でも取り上げています。兵庫県では、平成30年12月に加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書が県議会から国に提出されています。そして、令和4年度予算(案)において、高齢者の補聴器活用状況の調査の実施として、高齢者補聴器購入補助制度への導入事業が盛り込まれました。県は、コロナ禍で高齢者の社会参加活動が低下していることを踏まえ、国への制度提案の一助とするため、補聴器装用のニーズや社会参加活動の状況などを把握すると事業目的を説明しており、モデル事業としての実施となっています。また、近隣市町でも、認知症予防やフレイル予防を目的とした補助制度を設ける自治体が増えつつあります。そこで以下の質問をいたします。  ①県のモデル事業についての見解は。  ②本町でも、フレイル予防、健康年齢の引上げを目標としています。その一環として補聴器の使用が有効だと考えるが、見解は。  ③6月定例会の一般質問でも、難聴が認知症の発症リスクの一因であると答弁されています。再度質問いたします。リスク軽減の対策の一つとして、加齢性難聴者への補聴器購入補助制度の検討を行う考えは。  以上、答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  日本共産党代表、野北知見議員の1点目の御質問、令和4年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、令和5年度中の成年後見センターの開設を目指して、播磨町権利擁護支援体制整備検討委員会において、体制や場所等の検討を行っております。  成年後見センターは権利擁護支援の選択肢の一つとして、成年後見制度の利用促進を目的とした機関であり、センターの主な役割としては、制度を正しく理解するための広報・周知を行うこと、必要な人が利用できるよう、相談から利用に至るまで、関係機関の調整や支援を行うこと、ケースに応じて専門職と連携していくこと、法人後見や市民後見人など、新たな担い手の育成や支援を行うことなど多岐にわたります。  相談体制としては、常設の相談対応機関として、町直営で設置するのか、外部へ委託を行うのか、検討中ではありますが、専門職の人材の確保が一番の課題となっております。  また、センターを設置することにより、役場、社会福祉協議会、福祉会館と複数ある成年後見の相談窓口の一本化を図り、住民の利便性の向上や業務の効率化を図りたいと考えております。  ②についてですが、今まで国の方針により接種勧奨の差し控えをしていましたが、令和3年11月に厚生労働省が積極的勧奨の差し控え状態を終了することを決定しました。そうしたことから、本町も接種券を送付し、積極的に勧奨してまいります。また、町ホームページや「広報はりま」等でも広く伝えてまいります。  ③についてですが、現在、人間ドックの費用助成を行っている4か所の医療機関で脳ドックを受診した場合、令和4年度より、その費用のうち1万円を助成するもので、人間ドックと併せて受診することは可能です。  ④についてですが、産後については、1か月から1年に延びます。産前については、母子手帳の交付以降は利用できます。  産前の支援内容については、従来からの育児援助、家事援助と同じです。  ⑤についてですが、児童虐待の場合は、相談案件ごとに必要とされる専門分野が異なるため、弁護士以外の専門職からも必要に応じて、支援や助言を受けることを予定しています。職種としては、臨床心理士、医師等を想定しております。  ⑥についてですが、新たな制度としては、住民ニーズに対応するため、防犯等に関する対象要件を大きく拡大し、地域の安全・安心確保の観点から、防犯対策のほか、新たに不法投棄防止対策等も対象に加えます。また、一定年数が経過し、老朽化した防犯カメラの機器の更新費用についての補助制度も新たに設けます。  今回の新制度では、新規で設置する場合、16万円、古い機器を更新する場合、14万円を定額補助いたします。  (2)の①についてですが、水道料金改定については、全国の水道事業者が加盟する日本水道協会の水道料金算定要領に基づき、総括原価の算定を行い、基本料金と従量料金の配分の検討を行っておりますが、水道事業は多くの施設を抱えていることから、固定費の割合が高く、基本料金の割合を高くせざるを得ない状況にあります。基本料金が高くなると、使用水量が少ない世帯の負担が大きくなることから、できるだけ負担軽減を図るため、上下水道運営委員会では、一般家庭で主に使用する口径20ミリ以下においては、新たに10立方メートルまでの区分を設け、現状の最小単価の100円を下回る単価を設定する案を検討しているところです。  ②についてですが、本町の給水料は節水機器の普及と節水意識の向上により低下してきており、今後、人口減により、さらに影響が大きくなることが懸念されます。  現状の施設利用率を見ても50%を下回っており、経営戦略に方針を示しておりますとおり、第1配水池については、現状を維持しながら、将来的には廃止の検討を行います。  ③についてですが、現在休止中であります取水井については、1取水井の更新を計画しております。残りの2取水井については、維持管理を行っておりますが、計画水量及び適正取水量が確保できないことから、今後の費用対効果を踏まえ、廃止も視野に入れた検討を行うこととしております。  ④についてですが、指定管理者ではなく、委託契約となります。可燃ごみ中継センターと今までの塵芥処理センターは、今後、管理棟として、それぞれ維持管理及び運営を、それぞれ委託事業者に依頼していきます。  ⑤についてですが、前述のとおり、管理棟の機能としてだけ活用します。  ⑥についてですが、住宅用太陽光発電システム設置費補助金として、毎年、多くの方が活用されており、現在のところは、この制度を継続していきたいと考えております。  ⑦についてですが、町内の空き家、空き店舗等の遊休ストックの利活用促進と地域経済の活性化を図るため、新規出店を行う事業者に対し、店舗改装に要する経費の一部を補助します。対象経費は、内装工事、外装工事、給排水設備等の店舗改装に要する経費で、補助率は2分の1以内、1店舗当たりの限度額は20万円としています。  (3)の①についてですが、現在、町内の2中学校を拠点に1名のスクールソーシャルワーカーを配置しております。各中学校に2日ずつ勤務し、関係の小学校とも連携・協力できる体制を構築しております。  最近では課題が複雑化、多様化することで、学校だけで対応できない事案が多くなってきております。  このことから、スクールソーシャルワーカーを増員し、各中学校に1名ずつ配置することで、問題を抱えた児童生徒の置かれた環境への働きかけや、関係機関とのネットワークの構築など、多様な支援方法を用いて、課題解決する体制を整えてまいりたいと考えております。  ②についてですが、令和3年度におきましては、コロナ禍の影響もあり、予定していた活動を十分に実施することができませんでした。このことから、今後も引き続き充実に向けて取り組んでまいりたいと思っております。
     令和4年度に向けては、蓮池小学校区学校運営協議会を小中連携の視点から、播磨中学校へ拡充し、新たに播磨南小学校区学校運営協議会を設置する方向で準備しております。  ③についてですが、現在、大池広場を建設予定地とした基本構想の作成は完了しておりますが、今後、基本構想をベースとして、基本計画の中で検討してまいります。  ④についてですが、計画の策定に当たりましては、男女共同参画行動計画検討委員会を設置し検討してまいりますが、上位計画であります第5次播磨町総合計画に基づき、本町における男女共同参画社会を促進する計画を策定したいと考えております。  2点目の御質問、学資困難な高校生の支援についてお答えいたします。  ①についてですが、国の高等学校等就学支援金制度により、高校生の授業料については無償化されていることから、負担は軽減されております。また、町においても貸与型ではございますが、無利子の奨学金制度を設けていることから、給付型奨学金制度の創設は考えておりません。  ②についてですが、①でもお答えしておりますように、支援給付金等の制度は考えておりません。  3点目の御質問、高齢者補聴器購入補助制度についてお答えいたします。  ①、②についてですが、難聴は認知症の発症リスクの一因であると考えられ、兵庫県が実施予定のモデル事業は、補聴器のニーズや社会活動への参加など、補聴器使用による効果について検証するものと理解しており、その動向に注視してまいりたいと思います。  ③についてですが、身体障害者手帳の取得基準に満たない加齢性難聴者については、一部の自治体で助成を実施していることは承知しておりますが、本町においては、町独自の助成制度を創設することは、今のところ考えておりません。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員の再質問を許します。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、再質問いたします。先ほどの岡田議員と同じ質問もございますので、そういうところは割愛して再質問いたします。  まず1番目の令和4年度施政方針につきまして、②の子宮頸がんワクチンの積極推奨について、いつから発送されるんでしょうか、案内を。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  国で積極勧奨ということになりましたので、今年度、対象となっております小学6年生から中学3年生の女子につきましては、この3月中に発送を行う予定でございます。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  対象者に関しては、もう順次案内を個別に送るということで、もう一つ、積極的な推奨の差し控えによりまして、接種機会を逃した方がかなりおられます。その方に対しての対応は、どうなっているでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  そうですね、積極的勧奨を控えていた期間なんですけれども、その間対象となっておりました平成9年度生まれから平成17年度生まれの女子を対象に令和7年3月までの3年間で接種できるように接種券を送付いたします。これにつきましては、経過措置でございます。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  機会を逃した方に、私の考えとしては、まず優先されるべきかなと思うんですけど、これは国の方針だと理解しております。  それで、積極推奨を中止した経緯については、大きなニュースに、副反応とかでニュースになって、裁判とかもありましたので、それで対象となった方も、すごい悩まれる方がたくさんおられるんではないのか、心配されたり。そういった方に対しての相談というんかな、そういう窓口は、例えば相談窓口を設けられるとか、そういうことを考えておられるでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  相談窓口を特に設けることは考えておりませんけれども、今現在も接種券を送っていない状態ですけれども、お問合せは、ずっと、住民からのお問合せはございます。そのたびに職員がお話をさせていただいております。お話しさせていただいておりますけども、最後決められるのは、本人、家族ですので、そちらで決定していただくという形になります。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、担当グループに相談、相談先は担当グループということで、すこやか環境グループで、よろしいですね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  はい、接種のことですので、相談していただけたらと思います。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  もちろん案内にも、そういった相談に関してはこちらへという案内が入っているということですね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  すこやか環境グループから送りますので、はい。 ○1番(野北知見君)(登壇)  すみません、時間もありませんので。  ③脳ドックについて、今、4か所ありますね。例えば、今、はりま病院でしたら2種類あるんですね。金額が大分違うんですけど、どちらにしても補助金は1万円ということなんですね。何パーセントとかではなくて、定額ということで、よろしいんですね。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  はりま病院を例に今挙げられましたけども、2種類いうのは、日帰りコースと日帰り子宮がん検診コースという2種類だと思うんですけども、どちらもそのときに脳ドック申し込んでいただいたら1万円補助、助成となります。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  それと、人間ドックとは同時にということなんですが、特定健診を受けて、また別に脳ドックを受けることも可能ということでよろしいですか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  はりま病院と高砂市民病院、加古川総合保健センターありますけども、これらは人間ドック受けるときに、脳ドック希望でしたら、必ず人間ドックをしてもらうセットとなります。加古川中央市民病院だけは、脳ドック、人間ドック、それぞれ別で受け入れるのがオーケーとなっております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  そうしたら、加古川中央市民病院でしたら、脳ドックだけでも可能だということですか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  加古川中央市民病院ですけども、別々でオーケー、可能です。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ということは、特定健診を別の日に受けて、脳ドックは加古川中央市民病院で受けて補助が出るという認識でよろしいんですね。 ○議長(河野照代君)  西田恭一保険年金統括。 ○保険年金統括(西田恭一君)(登壇)  人間ドックの助成につきましては、今もそうなんですけれども、特定健診を受診される年度につきましては、補助を受けることができません。4月以降も、それはそういう形で想定しておりますので、そういう意味で申しますと、人間ドックと脳ドックがセットになっている機関で受診される場合につきましては、特定健診は受けられないというように解釈しています。  ただ、先ほど長谷川理事が御説明しましたとおり、1つの医療機関につきましては、脳ドックだけでも可能とは聞いておりますので、そういう場合でしたら、別に特定健診も受けることが可能なのかなということで、今のところは思っているんですけれども、その辺につきましては、現下としましては、人間ドックをしっかり受けていただきたいと思っていますので、できたら併用して加古川中央市民病院でも受けていただきたいんですけれども、今の要項上では、脳ドックだけ、もし受けられるんだとしたら、特定健診は別に可能という形になっております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  分かりました。  人間ドックを毎年受けられるということですので、この脳ドックも併用ということで一緒に受けるんなら、毎年補助が出るという認識でよろしいんですね。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  人間ドックも脳ドックも毎年受けていただいたら、脳ドックについては毎年1万円補助、1回限りですけどもあります。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  分かりました。  では、次に進みます。  ④の産後ヘルパーの利用期間拡大について、産前産後1年間広がったということで、とてもいいことだと思います。ただ、支援内容ですね、現在、育児支援、家事支援が産後サポートのところに書かれているんですが、産前の場合は産後と違って支援してほしい項目があるのではないかなと、思うんですね。例えば、上のお子さんがおりましたら、産前を受けるのは、つわりであるとか、切迫流産であるとか、御本人がなかなか動きにくいときに利用されると思うんですね。そういうときに、上のお子さんの世話を手伝ってほしい、そういうことがあると思うんですが、もちろん親御さんのいるところで、預けることじゃないんですけど、そういう支援は入らないということなんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  こちらのほうですね、今現在、産後1か月までなんですけれども、内容は言いましたように育児援助と家事援助なんですけれども、産前につきましても、同じ内容を考えております。ですので、野北議員がおっしゃられたようなケースですね、産前でもつわりがひどいとか、切迫流産とかで、本当に動けない状況で、家のことを家事援助してほしいとか、あと、上のお子さんがいらっしゃるようなときは、育児援助、こういったものも利用可能と考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  でしたら、上のお子さんがおられたら、保育園の送迎は配偶者の方が朝送っていっても、帰りの迎えには時間が間に合わないとかありますので、そういったことの利用についてはどうでしょうか。送迎についてです。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  育児援助と家事援助ですので、送迎につきましては該当してこないと思います。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ということは、妊婦の病院受診の付添いとかも対象外となるんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  はい、そういう同行ですかね、病院の同行の利用というのは考えておりません。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  それは対象ということで、送迎は対象外ということですね。  幾つかの他の市でも産前のヘルパーもやっておられるところに、保育園の送迎も可能という自治体もございましたので、お聞きしたんですが、そういったものを加えるという御意向はありませんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  加古川市が従前から産前もやっておられて、同じように育児援助、家事援助という形でやっておりますので、取りあえず来年度から拡充してやっていきますので、その中で、そういった要望が多いんでしたら、今後、検討の余地があるとは思いますけれども、とにかくこれで始めさせていただくということで考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、そういったことで理解いたしました。  では、続きまして、少しちょっと飛ばします。  2項目めの身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさとで、水道料金の改定について、先ほども答弁いただきまして、今、上下水道運営委員会で、様々議論されております。ホームページで議事録も公開されていて、20ページほどの議事録、なかなか全部読むのは大変なんですけども、少し斜め読みはさせていただきました。  そして、平均改定率は以前も御説明されていました。15%程度に抑えたいということで、それは理解しているんですけど、基本料金の考え方で、固定費を重要視するということで、基本料金の改定の提案といいますか、1.5倍と説明資料に載ってあったんですけど、それで間違いはございませんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  1.5倍程度という形で、それ以下で抑えたいなと考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  幾つかの改定案説明資料にあったんですが、それはまだ案なんですけども、そこで約1.5倍、そして、その中で一般家庭の方が多く入られております20ミリ口径以下に関しては、1.62倍の800円から1,300円というような内容も載せてあったんです。これは間違いなく、そういった方針なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  現在、上下水道運営委員会は4回実施しております。今月下旬に第5回ということで、そこで確定するわけなんですけども、現在、議事録が、その段階での生の数値が入ってるということになっております。ですので、基本料金、あるいは単価というのを触った状態で、公示書の内容が書かれているとは思うんですけど、最終的には、今月の下旬に確定したいなと、決まると考えておりますので、正確にはこの数字ですっていうのは、この場では、言い難いところがあるので、御了承願いたいと思います。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  平均改定率が15%の引上げ、これについて、やむを得ないかなという感覚もあるんですけど、確かに固定費を引き上げるということは、安定的な財源になるとは思います。しかし、一般家庭の20ミリメートルに加入している方が多い、そういった小さい口径の引上げが、現在の段階で、まだ決定はしておりませんが、一番大きい割合というのは、考えましたら、広く薄く、取りやすいところから徴収するのかなというイメージなんですけど、その辺はいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  慢性的な経営状態は好ましくないのは、皆さん御存じやとは思います。  全体的にですね、逓増度というのがありまして、料金単価の上と下の差の中での調整という形になります。  それで野北議員おっしゃるように、一般家庭というのが、大体13ミリメートル、20ミリメートルが8割、9割程度、使用水量を占めておりますので、その辺りを考慮した上で、生活に負担のかからない範囲での調整ということで、今現在、4つのパターンで調整しております。それが、第4回の議事録のホームページに上がっているかなとは思うんですけど、内容でございます。その辺も踏まえた上で、第5回上下水道運営委員会で決まりますので、一般家庭である、取りっぱぐれがある、ないとかではなくて、いわゆる基本料金の部分での調整はさせていただいて、従量単価の部分については、当然、上がってくるところもあるんですが、ほとんど、10立方メートルまでの少ない単価で下げるのも、検討を今現在しております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  従量料金のほうの10立方メートルまでの単価は低く抑えると、新たに、という回答もありまして、その辺は少し考慮はされていると思うんですが、基本料金、平均約1.5倍だったら、それに合わすというんですか、小さい口径だけ、何で高く、倍率も多くするのか。1.5倍なら1.5倍に一律にするべきだと思うんですね、固定費は特にですね。使用料に関しては、また考え方あると思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原崇雄上下水道統括。 ○上下水道統括(藤原崇雄君)  基本料金への配分を、水道料金算定要領によりますと、固定費の40%を基本料金に最終的には持っていかないといけないという結果になっておりますけども、今回、そこまで基本料金に配分すると、基本料金は倍にしないといけなくなってしまうということで、そこまではできないということで、今回は25%を基本料金に持っていくような形で計算はしております。  ただ、それをまたそれぞれの口径ごとに配分していくことになると、13ミリメートルと20ミリメートルがほとんどの水栓になりまして、8割、9割が、もう13ミリメートル、20ミリメートルになってしまいますので、そこでそのぐらいの金額を頂かないと、逆に言うと、算出した金額以上に大口径を上げないといけなくなるということで、今回、1,300円というのが、確かに1.5倍を超えてしまったんですけど、そこにせざるを得ないなということで、上下水道運営委員会でも説明させていただいているところです。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  固定費の関係でやむを得ないのではないかという御説明で、それも分かるんですけども、播磨町も単身、独り住まいの方が増えていて、節水も進んでおります。そういった方が、例えばしばらく留守をしていても、この基本料金は必ず払いますから、そういった方の負担増の割合が高くなっていくと思います、この案ですと。そういったことは、御承知で提案をされるのかなと思うんですが、この単身の方とか、そういった節水されている方に対しての配慮は、なされた上での、この提案なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  先ほど、留守にされるようなお話もあったと思うんですけど、今回、料金改定の中に中止料金というのが今までかかっているんですけど、その部分を免除するような形で、中止料金を取らない方向でいっています。ですので、長期不在になった場合というのは、中止料金がまずかからないようになってきます。ですので、そういう面では、少し軽減、使用者にとってはされるのかなということと、先ほど申し上げたように、従来20トンまで単価一律というのがあったんですけど、10トン以下いうのに関しては下げる方向で検討しておりますので、その辺り、私たち水道事業としては、最大限の配慮をしていきたいなと考えておりますので、御理解のほど、お願いしたいと思います。
    ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  従来から基本水量制は取っておられないということで、この改定でも、その方針は同じということでよろしいんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原崇雄上下水道統括。 ○上下水道統括(藤原崇雄君)  基本水量につきましては、公衆衛生の向上、あと、生活環境の改善という観点から、基本料金に一定の水量を付与して、全ての使用者に対して最低限の生活用水として平等に確保しようということで、水道事業、上水道事業が始まった当初では、そういう考え方はあったんですけども、近年、ライフスタイルの多様化とか、あと、単身者世帯の増加、節水機器の普及などによりまして、基本水量以下の使用者が増加傾向にあります。水道が普及した現在では、使用者の節水努力が報われず、結果的には使用料が少ない方の負担が大きくなってしまうという弊害が生じますので、基本水量制を採用する事業体においても、廃止または縮小するという傾向にございまして、本町においても導入をすることは、検討はしておりません。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  はい、分かりました。  あと、第5回目の上下水道運営委員会を開催し、そこで案がまとまるという、先ほどの高見理事のお話だったんですが、そうした案がまとまりましたら、すぐに公開していただくという認識でよろしいですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  今回、第5回上下水道運営委員会ができた段階で、あくまで答申いう形になりますので、総務建設常任委員会をはじめ、その辺りで説明をさせていただいた上での公開と考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ということは、総務建設常任委員会の終了後に案として、住民の皆さんに広く公開されるということで認識してよろしいんですね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  そのとおりで結構です。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  その公開方法は、「広報はりま」とホームページにはもちろん載せられると思うんですけど、「広報はりま」にも分かりやすく住民の皆さんにお知らせするということでよろしいですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  そうです。当然、広報はりまは当たり前なんですけど、プレス発表するのかどうかという、その辺りもあるんですけど、そういうのも踏まえた上で、今回、生活に密着してますので、その辺りは周知していきたいなと考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  住民に公表して、住民の意見も私たちに届く、その上での議会に諮るという順番ということでよろしいですね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  そのように考えていただいて結構です。 ○議長(河野照代君)  しばらくの間休憩しますが、的確な答弁をいただくための休憩です。                 休憩 午後3時34分               …………………………………                 再開 午後3時36分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  すみません、非常に大事なものが一つ抜けております。  まず、答申、出できたということに関しては公表できるのかなというのがあるんですけど、単価の確定は、あくまで議決をいただかないとできませんので、議会でお諮りさせていただいて、議決いただいてから正式な形という公表になろうかというふうになります。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ということは、住民の皆さんは、決定して議決が終わってからしか知り得ない。直接、私らに聞かれたら分かりますけど、多くの住民の皆さんは、決定してからしか分からないということになりますが。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  あくまでも諮問した内容を答申を受けますね。で、それについては、まだ決定事項ではございません。そこの委員会の考えがこうであったということを示された段階です。その時点で、例えば総務建設常任委員会とか、そういうところで議会に対する御説明もできますけれども、それは、まだ、あくまでも議会の議決を経て決定ですから、住民の方々には、議会の議決が終えた後、公開し、御説明することになります。  ですから、議会は、私たちは、住民の方々の代表機関であると思っておりますので、議会に御提示させていただくということは、それは住民の方々に対しても御提示させていただいているということだということだというふうには理解をしておりますけれども。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  決定して、もちろん住民の皆さんにお知らせするのは、それはどこにおいても当たり前のことなので、そういうことは、わざわざお聞きしません。  一番大事なのは、これ、播磨町に住んでいる皆さん、皆さん、お水使います。住民全員に関わることなんですよね。一部の問題とか、そういう議案とかに対していろいろありますので、それは事後公開でする問題も多々あると思うんですが、住民の皆さんのまず基本料金が上がります。そういった重要なことを決定してから、それじゃどうしようもないですよね。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  議会に出ていらっしゃる議員は、住民の代表で、住民の声を代弁するために、この議場で質疑が行われていると、私たちは認識しております。ですから、当然、住民の代表の声として、こうやって質疑をさせていただき、いろいろと審議をしているわけです。ですから、議会の中で、議決をされた段階で、それは決定ということになりますけれども、その前の段階は、あくまでもこういった答申が出たということは、もちろん何らかの形で御報告はさせていただいても、それは決定ではございません。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  住民に直接大きく全員に関わる問題なんですね。ですから、余計に決定してから公開する、それはそんなの当たり前のことですから、そんなの別にここで聞く必要もないわけです。  なぜ、ここで住民の皆さんへの公開を質問しているかというのは、料金値上げです、しかも一部の住民の皆さんのどこかの使用料だけではありません。命に関わる、水、使わないと駄目ですから。それぐらい重大な問題なんですね、この問題は。それを案を示せないんですか。別に案として示されたらいいと思うんです。決定ではないんですから。案として。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  ですから、答申案が出てきた時点で、それは何らかの形でお知らせをしても、それは決定事項ではございません。皆さん方、お一人お一人ね、議員14名いらっしゃいますけれども、皆さん方は住民の代表として出ていらっしゃいます。ですから、そこで議決されたものに対してが決定ということは、ぜひ、御認識をいただきたいというふうに思っております。  議員の方々が知り得た情報を、御自分の支持者とか、また、住民の方々に、今、こういう案が出ておりますというのをお知らせなさるというも、それは議員の、もしかしたら一つの役目であるかも分かりませんけれども、あくまでも町が決定したという事項につきましては、議会の予算が伴うものですから、議会の議決が必要だと私たちは認識をしております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今の答弁いただきました答申をはじめ、決定事項というものは、そんなのはもちろん皆さん分かっておられます。その上で、質問をしております。住民から選ばれたいうのもそうです。  しかし、14人の議員が住民の皆さんに知らせるというのは不可能でございます。もちろん身近な方、それは、そういったお伝えする努力なんか、もちろん、私、していますし、そういった自分のともみ通信というようなものを出しておりますから、お伝えする手段はゼロではありません。しかし、町からですよ、こういった広報でやりたいです、御理解お願いしますという説明は、やっぱり。住民全員に関わることなんですから。そういうのは、されるほうが理解が得られやすいと思うんですよね。(発言する者あり) ○議長(河野照代君)  質問中に発言はやめてください。質問中です。  野北議員、いいですか。  では、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  私も、10年ほど議員をしておりました。そうしたことから、議会での質疑、また、議会での議員の役割は認識しております。また、この、今、本会議におきましても、中継をされているということで、できるだけ多くの方々に議会でのやり取りというものも御認識いただき、また、それが広く伝わっていくということが、本会議を多くの方々に知っていただくということだと思います。  ですから、議会に提案した段階で、それは住民の方々、もしくは、もっと広い方々に御披露させていただいているということになろうかと思っております。  ですから、案の段階で、当然、総務建設常任委員会でも御説明をさせていただくでしょうし、そういうときに、町といたしましたら、こういう答申が出ましたということは、何らかの形では住民の方々にお知らせいたしますけれども、先ほどから申し上げておりますように、あくまでも決定事項は、最後は議会の議決を終えた後ということで、ぜひ、何度も申し上げますけれども、御認識をいただきたいというふうに思います。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今の答弁は認識しております。決定事項について、当たり前のことです。議会の議決を得なければ決定はできません。最低限の認識ですので、幾ら何でもそれを認識せずに議員になった方はいらっしゃらないと思います。  私が申しますのは、住民の皆さんの理解を得やすいのは、まず、決定する前にお知らせする、そうして信頼をいただく、そうするほうが理解を余計得られやすいと思うんですよね、決定して、いきなりこうなるよりも。だから、そういう意味でも、私は案の段階でも、こういう方向で行きたいですというような説明、あるいは広報が必要なんではないですかということです。住民の皆さんの理解を得られやすいんではないでしょうかということなんですが。そういう質問ですので、そういう方向でお答えお願いします。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  そのおっしゃっている意味を、きちんと理解した上で、私は説明をさせていただいております。  議員の役割、また、行政の役割、また、行政がどのように住民の方々にお知らせし、公表するかという手順を、議会の役割も含めまして、議員の役割も含めまして、今、何度も説明をさせていただいております。  もし、そういうことが御理解いただいているんでございましたら、この何度かのやり取りというのはする必要もないのかなと思います。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  私も同じお言葉をお返ししたいという心境でいます。  これ、幾ら議論しても平行線をたどるばかりだと思いますので、この項目は終わらせていただきます。  次に、移ります。(発言する者あり) ○議長(河野照代君)  もう、答弁要らないんですね。 ○1番(野北知見君)(登壇)  はい、いいです。次に移ります。議論、かみ合いませんので。  次、④の可燃ごみ中継センターの運営について、おとといでしたね、見させて、案内していただきまして、なかなか立派な施設になっていると思います。  そして、委託ということで、業務範囲は中継施設内のみということで、収集運送は直営ということでよろしいんですね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  委託ということで、施設の運営をしていただいております。収集運送につきましては、直営でしております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  可燃ごみ中継センターから高砂市へ運ぶコンテナも、なかなか丈夫そうで、そしてトラックも播磨町とちゃんと入っておりましたので、今後も、あと10年20年ずっと収集運搬に関しては直営でいかれる。それで、中の中継施設内のみ委託いうことを、今後、ずっと続けていかれるということを、確認させていただきますが、それでよろしいですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  そのとおり、施設継続していきます。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)  はい、分かりました。  では、次に廃棄物処理広域化によりまして、塵芥処理センターの今後についてなんですが、令和4年度は煙突の閉鎖工事を行われるということで、約1,000万円の予算を取られているんですけど、閉鎖は、具体的にどういうふうにされるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  どんなふうにといいますか、そのものずばり、煙突を屋根を塞ぐという形で考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ということは、雨が入らないとか、ごみとか、そういうことで蓋をするということの工事なんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  はい、そのとおりでございます。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  1,000万円という金額で、蓋するだけにしては高いし、解体するにしては、もっと費用がかかるので、これは何かなと思ったんですが、やっぱり1,000万はかかるということで。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  かなり高所といいますか、高いところですし、専門の工事ですので、それだけかかるということで聞いております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  足場なんかは造らないんですよね。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作すこやか環境統括。 ○すこやか環境統括(佐伯謙作君)  高所ですので、本当におっしゃるように足場を造る部分が高いのと、あと、ゴンドラを使用して、蓋がけのほう、消防のああいう上のほうにぴっと乗るような、ああいうのでやるみたいですので、ちょっと下からずどーんと全部の足場を組み立てないといけませんので、そこが一番内訳を見ますと高い部分になっております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  塵芥処理センターにつきましては、もちろん煙突にしろ、ごみの処理はしないということですので、いずれ解体されるんかなと思うんですが、取りあえず閉鎖工事をするということは、解体は当分行わないということでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  当面は解体を行いません。管理棟としても使いますので、当面は解体は考えておりません。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  時間もありませんので、次に移りたいと思います。  ⑥の再生可能エネルギーについてなんですが、前回、一般質問いたしまして、蓄電池の補助金について、導入の検討について質問させていただいたんですが、そのとき、検討はいたしますという答弁だったんだと思うんですが、検討はされたんですか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。
    ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  前回、12月議会の一般質問の中で、議論させていただいたと思うんです。今後については、そういう蓄電池の補助につきましても、検討を考えていけたらなということで、お話しさせていただいたんですけど、何せ12月ですので、12月といいますと、もう翌年度予算がほぼ確定しております。今後検討は、早くても令和5年度の予算に向けて考えていくと思っていただいたら結構です。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今後、検討していただけることで、一つ安心いたしました。  この再生可能エネルギーの利用促進につきましては、1月31日に二市二町議会環境保全協議会の研修会を厚生教育常任委員会の委員長と副委員長とで受けたんですが、そこでも、この地球温暖化対策ということで、非常に県も力を入れております。国の基準よりも県が、国が2030年までの削減ですね、CO2の、2013年に比べて、それ46%なんですが、県は48%という目標を出して、再生可能エネルギーの導入の拡大も強くおっしゃっておられました。県の取組としても強化していくということでした。  ですから、こういった県の目標、高い目標なんですね。それを実現するためには、各市町も、それなりの対策を考えないといけないと思うんです。しかも2030年までは、あと8年しかありません。そこで48%の削減という目標を達成する一助としても、一日も早い、そういった補助の導入、播磨町は広い土地とか、そういうところあまりありませんから、もちろん人工島の各事業所等にお願いするとか、そういった促進するといったこともあるんですけれども、家庭では、各家庭での、こういった再生可能エネルギーの促進、令和3年度も補正予算で増額されておりましたので、意識はかなり高くなっていると思うんです。ですから、令和4年度予算も見ましたら、令和3年度予算と変わっていないんですね。予算、もうちょっと多く取って、していただきたいなと思っておりますので、今後、ぜひ、促進をお願いしたいと思います。  時間ありませんので、次、行きます。  (3)の多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさとの中で、東部コミュニティセンターにつきまして、基本計画の策定を今年度されるんですね。昨年の基本構想からの構想自体は大きな変化はないということを言われていたんですけども、土地の広さ、形状、また、幹線道路沿いになる予定ということですので、構想も変わって当然だと思うんですが、この辺はいかがなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  基本構想は、一旦まとめておりますので、今後、それを基に場所が変われば、修正する箇所も出てこようとは思いますが、構想としては、一旦まとまっているところで、答弁をさせていただいております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  そして、令和4年度については、基本計画に2,170万円ほどの予算が計上されております。これは、基本設計も入るんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  実施設計行ける段階まで進めるということで考えております。基本設計という部分もあろうかと思います。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  基本設計も入るということですと、ほぼほぼもう、まだ正式に決定していないとはいえ、浜幹線沿いの場所になるということだと決まっているんじゃないかと思って、私も変更があったというふうに書いてしまいまして、場所に、なりましたが、基本設計まで行ってしまうということは、ここで建設するという方針ですね。 ○議長(河野照代君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  町としましては、浜幹線沿いの土地のほうがいいと考えております。これから地元の基本構想をつくる段階では大池広場で協議してまいりましたので、こういう場所が変わって、じゃあ、どういうふうに建物が建ってということを基本計画の中で立てていきながら、また、地元とも意見交換をして進めていきたい、そういうふうに考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員、いいですか、答弁。それでいいですか。決定ですかとおっしゃったですけども。  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  先ほども言いましたが、町としては、浜幹線沿いの土地がいいと思っておりますが、これまで協議も進めてきておりますので、地元の御了解も得た上で進めていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。  議員の皆さん、私語は慎んで静かに聞いてください。(発言する者あり)  質問者が納得されているんですけれども。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  当局の意向は分かりましたので、ここの項目を終わります。  そして、④の男女共同参画行動計画の策定につきまして、重点課題にしている項目をお聞きしたかったんですが、多岐にわたるいう感じで、いろいろ答弁されて、特に重点課題というのは、あんまり答弁なかったんですが。  平成24年度につくられましたこの行動計画時点では、あまり社会問題化されていなかった、今は大きな問題になっております多様な性の在り方という視点から、LGBTQの問題も、こういうジェンダーに基づく差別に関わってきていると思うんですが、そういったことも、ここの計画には取り入れられるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  最終的には、初めにお答えさせてもうたとおり検討委員会を設置しまして、その中で決定していくわけなんですけども、町の今回の第5次播磨町総合計画の中にも、そういったところを掲載しておりますので、当然、そういったところについて、こちらも提案といいますか、話をさせていただいて、検討委員会の中で、また決めていきたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  そういった問題も取り入れていかれるということで、今、LGBTQに関しまして、同性パートナーシップ制度導入というのが広がっております。御存じだと思いますが。3月1日時点で155の自治体で実施済み、その人口割合は、日本人口の45.2%、そしてまた、令和4年度中に導入予定の自治体も19あります。その中に東京都全域など、圏域全域での導入検討中の自治体も3あります。もし、それが実施されましたら、全人口の70%近くで実現することになります。  このことを踏まえて、行動計画、計画自体にすぐに反映できるかどうかいうのは、もちろんすぐにはいかないかもしれないんですけど、この同性パートナーシップ制度の導入についての見解を一言お伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  パートナーシップ制度、これまでも議会で一般質問等ございましたけども、そのときに研究、検討していくというようなところでお答えさせていただいております。  それで、今回の計画作成に当たりまして、男女共同参画ですね、計画策定に当たりまして、その辺りの観点も議員の皆様にお話しといいますか、お出ししまして、また決めていきたいなと思っております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  検討いただけるということで、理解いたしました。  では、次に進みます。  2項目めの学資困難な高校生の支援についてで、なぜ、こういった質問をしたかといいますと、以前からですが、コロナ禍において、ますます経済格差広がっております。そして、親の経済力とか、意識、学歴等によって、子供が左右されるという統計も出ております。  そういったことから、この格差の是正で一番の是正しなければいけないのは教育格差だと私は考えております。しかも、スタート時点、スタートした後では、勉強、競争とかありますけども、そのスタート時点で既に格差が開いているという事態は非常に問題だと思うんですが、その辺についての認識はいかがでございましょうか。 ○議長(河野照代君)  答弁、武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  その辺りにつきましては、これまで行政懇談会とか行かさせていただきまして、その中で、例えば、そういう入学の際の、例えばそういう寄附でありますとか、そういうような制度をつくってほしいというような御意見もございました。そのたびに、こちらもいろいろ検討はしておりますけども、今の段階では、まだ制度創設には至らないというところでございます。ですので、認識は、当然しております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  その認識を伺いまして、少し安心いたしました。  大人の格差は、ある程度、致し方ない面もあるところはあるんですが、子供は、その生まれた家庭とかによりまして、その瞬間から格差がある、そういったことで、せめて、まず学習の機会ですね、結果の前の機会、そこは、平等に貧富の格差、親の意識の高い低いにかかわらず、子供の意思で進学して、お金の心配なく進学できる、そういったことで、私は、この項目を出させていただいたんですが、そのことから考えましたら、2項目めは、低所得の兵庫県の確かにあるんですね、高等学校の奨学給付金、それは非課税世帯以下なんですね、そこは該当しないけど、低所得者の子供たちっていうのは、言ってみれば、高校生版の義務教育であります就学援助金のような考え方かなと、私は自分勝手に思っているんですけども、そういった授業料以外にもお金がかかりますので、そういった子供たちの救済ということで、今後、検討していただいたらなと思っておりますが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほども答弁申し上げましたけれども、今、高校生の授業料については、無償化されております。また、播磨町でも高校3年生世代まで、医療費の無料化に踏み切っております。そして、いろんな就学援助とか、そういうものにつきまして、生まれてから、今、3歳以上は、そういった費用も無料化になっておりまして、かなりの援助をしてきております。  地方自治体として、それがどこまでできるかと申しますと、今、おっしゃっているようなことは、国または県、そういったもう少し上部団体の中で、いろいろと考慮されることかなと思うところでございます。  また、奨学金制度につきましても、無利子で、そういった制度を設けておりますので、それ以上のものを町がということになりましたら、そこまでなかなかそういった制度を設定することは、現在のところ、播磨町としては考えていないというところでございます。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  御答弁自体は、よく分かっております。授業料も補助があるのは、もう既に整っております。それに加えてのことで質問をしていたということで、また、教育委員会では、そういうことも考慮はして、そういう意見が出ているということもお伺いいたしましたので、今後、また検討の一つに加えていただいたらなと思いまして、次に移らせていただきます。  3番目、高齢者の補聴器購入補助制度につきまして、これは前回、6月の一般質問でもさせていただいて、またしつこくしているなと思われると思うんですけども、なぜ今回も入れたかといいましたら、県のモデル事業ではありますが、そういった制度を県として令和4年度からつくられる制度、金額的には2万円の補助で400名という対象なんですけども、それでも、国に対しても県議会で意見書も出されていて、兵庫県は率先して取り組まれているということだと理解しておりますので、兵庫県の市町でも、ぜひとも今後ね、検討していただいたらと思いまして、もう一度させていただきましたが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  こちらの高齢者補聴器購入補助制度ですけれども、野北議員が今おっしゃられたように、兵庫県が、来年度、モデル事業ということで、65歳以上の方に対して、400人程度の予算ということで、上限2万円でなされます。これについて、その後、県が、その効果について検証すると聞いておりますので、その検証結果などが出てきたものを見て、注視してまいりたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員、残り時間にご注意ください。 ○1番(野北知見君)(登壇)  県の検証を注視して、今後について検討まで行くかどうかというのは分かりませんが、注視されていくということなんですが、県内の市でも、既にこういった制度を設けられているところがありまして、実は、そこの予算を見させていただきましたら、一般財源ではなく、補助金という項目に丸がついておりましたので、直接担当者の方にお電話してお聞きしたんですが、財源につきまして、介護保険の基金の一部、ごく一部だそうです、そして、国の保険者機能強化交付金という交付金を使って事業をされているということをお伺いしまして、なかなか工夫されてやっておられるいうことで、そこは非常に他の自治体からも注目があったみたいで、担当者の方がたくさんの自治体から問合せをいただいておりますということで、非常に誇らしげに、私が聞いてもいないことまでお答えいただきまして、その中で、兵庫県内では稲美町もやられますよという話もそのとき伺いました。そうしたら、稲美町も令和4年度から実施されるいうことですので、この辺についても、財源も、こういう方法もあるいうことですので、こういうことも検討の一部に加えていただけるならなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  長谷川善一理事。 ○理事(長谷川善一君)(登壇)  明石市、稲美町、されていることは存じているわけですけども、先ほど藤原理事が申しましたように、本町といたしましては、理論的には難聴とかによってコミュニケーション不足とか、人に会わんと引き籠もりがちとかになって認知症になるとかも、フレイル予防につながるとかいうことも言われているようですけども、本町としましては、兵庫県のモデル事業、モニタリングで協力されている兵庫県の事業ですね、それを注視してまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  注視していただくのは、もちろん結構ですので、ぜひ、前向きに注視していただくようにお願いして、私の今回の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(河野照代君)  これで、日本共産党代表、野北知見議員の質問を終わります。  この際、申し上げておきます。  次の代表質問の際に、執行部にお願いいたします。このアクリル板を置いておりますので、私の席から挙手されているのがなかなか見えにくく、発言されるときは挙手の上、「議長何々」とおっしゃってくださったら、左右確認しやすいので、よろしく御協力お願いいたします。議員の皆様にも、よろしくお願いいたします。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後4時14分               …………………………………                 再開 午後4時33分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議の時間は、議事の都合によって、あらかじめ延長します。  次に、公明党代表、大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)  最後になりましたが、よろしくお願いいたします。  それでは、公明党を代表しまして、3項目について質問します。  1、令和4年度施政方針について。  新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから2年以上が経過しました。感染力が強い新たな変異株(オミクロン株)が猛威を振るい、また、現在も変異を繰り返しています。各地で感染者や濃厚接触者が急増し、病床の逼迫や社会経済活動の低迷、教育現場の混乱など、各方面に甚大な影響を及ぼしています。  当初、ワクチンや経口治療薬(飲み薬)においては、海外に依存せざるを得ない状況でした。現在は、国産の経口治療薬については、軽症・中等症向けとして、世界で3番目となる申請承認が出され実用化が目前となっています。今後、国内での開発・生産体制の強化が迅速に進むことを期待しています。  3回目のワクチン接種や接種年齢の引下げ、経口治療薬の普及拡大などにより、今年こそ感染症が収束し、かつての日常生活を取り戻せるよう願っています。  また、昨年も前線の停滞による記録的な大雨で、土砂災害や河川の氾濫、浸水による被害が各地で発生しています。大規模な自然災害は、地球規模で毎年のように起こっており、特に地震等は各地で頻繁に起こっています。住民の生命や財産を守るため、感染症対策や防災減災対策の充実が、より一層求められています。  それでは令和4年度施政方針について質問します。  (1)「誰もが安心して安全に暮らせるふるさと」から質問します。  ①認知症、精神・知的障がいなどで判断能力が不十分な人に代わって、家庭裁判所が後見人として選ぶ親族や弁護士らが財産管理や福祉サービスなどの契約などを支援する成年後見制度ですが、町が目指す成年後見センターとは、どのような構想なのか、概要を伺います。また、成年後見制度は何名の方が利用されているのでしょうか。  ②自殺予防への取組として、メンタルチェックソフトを導入しますとありますが、自殺の背景には、精神疾患など様々な要因があり、難しい判断が要求されます。導入するソフトの内容や機能の精度について伺います。  ③ワクチンに対して関心が高まる中、大人の風疹予防ワクチンの抗体検査や接種費用の助成が3年間延長されます。今までの検査や接種についての状況を伺います。また、高齢者向けワクチンとして進められています肺炎球菌ワクチンの拡充(2回目)や帯状疱疹ワクチンの助成についての考えを伺います。  ④自治体のシニアクラブに対する補助金の見直し、30人未満の単位老人クラブに対して補助するとなっていますが、補助する最少人数や補助金額、規定などについて伺います。  ⑤地域や介護施設等で高齢者の生活を支えていただいているボランティアの活動を支援するため、新たにポイント制度を導入し、参加を促していますが、難しい規定や制限がなく、気楽に参加できる対策となっているのでしょうか。また、どのようなポイント付与を予定しているのでしょうか。  ⑥新たな町独自の防犯カメラ設置補助制度とは、どのような補助を計画しているのか。自治会に対しての補助といった今までの方式ではなく、町が設置する事業として進めるべきと考えますが見解は。  また、兵庫県市町交通災害共済組合の分配金を、まずは通学路の防犯カメラ設置に活用してはどうでしょうか。  (2)「身近な自然環境と快適な住環境が調和したふるさと」から質問します。  ①地中に埋設されている水道管の老朽化が進み、基幹管路の更新が急がれます。上下水道運営委員会で協議が進められています。財源確保のため、水道料金の改定が予定されていますが、知らない住民もいます。概算で何円の改定になるのか、何%の値上げになるのか、数値を示し、適正な時期に分かりやすい方法で周知すべきと考えますが見解は。  ②昨年、移動式監視カメラが4台設置されました。得られた成果や実績を伺います。また、移動式監視カメラを設置したことで、担当職員の負担になっていないのでしょうか。  ③再生可能エネルギーの利用を促進するため、住宅用太陽光発電システムの設置に助成していますが、今後、年数が経過することによる廃棄に対しての環境問題が上げられています。SDGsの理念から助成する側として、この問題に対してどのようにお考えでしょうか。  (3)「多様な個性と夢をみんなでつなぐふるさと」から質問します。  ①サポートチーム播磨推進事業は、2016年の開始から6年を迎えます。現在のサポートチームの構成員数や得られた成果、活動状況を伺います。  ②兵庫県宅地建物取引業協会と締結した自治会への加入促進に関する協定により、自治会への加入を促進しています。町内の新築物件が多くなってきていますが、入居された方の加入状況はどのようになっていますか。  2、ヤングケアラーの支援について。  家族や身近な人の介護や世話を日常的に行っている18歳未満の子供、いわゆるヤングケアラーへの支援が大きく広がっています。年齢や成長の度合いに見合わない負担がかかることで、本人の通学や生活に支障が出るケースが課題となっています。  政府は、2022年度から3年間を集中取組期間に設定し、社会的認知度の向上を図る他、自治体の取組などを支援する新規事業を創設する関連経費を2022年度予算に盛り込んでいます。県もヤングケアラーの専門相談窓口の設置予算として1,300万円を2022年度当初予算案に盛り込みました。  当事者の一人一人に支援の手が行き届くよう、自治体として、さらなる実態把握や支援体制を進めていただきたいと考えます。  2021年4月に公表された国による初の全国調査では、中学2年生の約5.7%、これは17人に1人になっておりますが、全日制高校2年生の約4.1%、24人に1人が世話をする家族がいると答え、その頻度は、ほぼ毎日が5割弱で、平日一日に平均約4時間を家族の世話に費やしている実態が明らかになりました。  家族の世話がお手伝いの範囲を超えれば、学業や健康、友人関係、将来の進路にも影響を及ぼしかねません。まずは、ヤングケアラーに対する社会的認知度を高めることが必要です。
     さきの全国調査では、中学生の8割以上がヤングケアラーを聞いたことがないと回答しました。これを受け、政府は中高生の認知度5割を目指して、集中的な広報活動を展開する。子供たちの目に触れやすいSNSを活用し、効果的に周知してほしいとしています。  自治体の取組を支援する新規事業では、ヤングケアラーの実態調査や、福祉・介護・教育などの関係機関職員に向けた研修を実施する自治体に対して、費用の半分を助成する財政支援を行うとしています。  また、関係機関と民間支援団体などをつなぐヤングケアラー・コーディネーターの配置や、当事者同士が悩みや経験を共有し合うオンラインサロンの運営支援などに対しては、国が費用の3分の2を負担するとしています。支援の程度に格差が出ないようにするためにも、国による財政支援の意義は大きいと考えます。  国は、2022年1月から小学6年生を対象とした実態調査を行い、年度内に調査結果をまとめる方針です。  自治体として、さらに実態把握と支援策を拡充し、ヤングケアラーの負担軽減につなげていく必要があります。  そこで以下の点について伺います。  ①実態把握については、非常につかみにくい一面もありますが、今までのヤングケアラーの悩み相談や支援などはどのような状況でしたか。  ②ヤングケアラーが注目されるようになったのは最近ですが、教職員や関係職員を対象とした講習や研修会などはどのように行われていますか。  ③今後、ヤングケアラーの実態調査や支援、周知はどのように行う予定ですか。  3、無電柱化の推進について。  電線を地中に埋設して電柱をなくす無電柱化について、国土交通省が2021年度から2025年度までの推進計画を進めています。  電柱は、地震や台風などで倒壊すれば、救助車両などの通行を著しく阻害する。1995年の阪神・淡路大震災や、2011年の東日本大震災でも多くの電柱が倒壊し、救助活動や復旧作業の妨げとなりました。  昨今、自然災害が激甚化・頻発化してきている日本において、無電柱化の推進は重要な防災対策に他ならず、計画的に進める意義は大きいと思います。  計画案によると、この5年間で特に力を入れるのは、災害発生時に救助や生活物資の輸送などに活用される緊急輸送道路と、高齢者や障がい者の通行が多い駅の周辺にバリアフリー法に基づき設置されている特定道路です。  緊急輸送道路については、電柱倒壊による被害が大きい市街地を対象に、無電柱化率を現在の38%から52%まで引き上げ、特定道路は31%から38%にする目標を掲げています。  電柱は、全国に約3,600万本もあります。全ての道路を対象に一律の目標を示すのでなく、優先して進める道路を明確にしたことは評価できます。  国際的には、ロンドンやパリ、香港、シンガポールなど、欧米やアジアの主要都市は無電柱化を終えています。日本では、最も進んでいる東京23区で8%、大阪市で6%程度にとどまっています。遅れている理由として、コスト面で地上設置に比べ10倍以上かかることや、工事期間が長いことなどが上げられます。  日本では、電線や通信ケーブルなどを特殊な管に入れて埋設する方法が主流です。しかし、欧米ではでは、電線を直接埋設してコストを抑えており、日本でも一部の自治体で採用されています。今後も新工法の開発が進むと考えます。  町の面積が狭く、フラットであることや、比較的道路幅(2車線)があること、遺跡がある町の良好な景観の創出というメリットも大きいと考えます。モデル的な事業としての開発予算をいただけるよう、国・県に提案、要望してはどうでしょうか。  そこで以下の点について伺います。  ①災害発生時に救助や生活物資の輸送などに活用される緊急輸送道路と、高齢者や障がい者の通行が多い駅の周辺に、バリアフリー法に基づき設置されている特定道路がありますが、今回、作成された播磨町都市計画マスタープランの中に3路線の記載がありました。この3路線については、何か特徴的な工夫がなされているのでしょうか。  ②播磨町は居住地域の面積が狭くフラットな地形であることや、歴史的な遺跡のある町としての景観保持など、防災・減災対策の観点からも、無電柱化を進めていくには、好条件だと思われますが見解は、  ③今後、加古川市、明石市に隣接する市街化調整区域が緩和されていく上で、国・県に対する無電柱化の提案や要望については、どのようにお考えですか。  ④実現に近づけるよう、中長期計画を立てるべきだと考えますが見解は。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  公明党代表、大瀧金三議員の1点目の御質問、令和4年度施政方針についてお答えいたします。  (1)の①についてですが、成年後見センターは権利擁護支援の選択肢の一つとして、成年後見制度の利用促進を目的とした機関であり、センターの主な役割としては、制度を正しく理解するための広報、周知を行うこと。必要な人が利用できるよう、相談から利用に至るまで、関係機関の調整や支援を行うこと。ケースに応じて専門職と連携していくこと。法人後見や市民後見人など、新たな担い手の育成や支援を行うことなど、多岐にわたります。  相談体制としては、常設の相談対応機関としえ、町直営で設置するのか、外部へ委託を行うのか、検討中ではありますが、専門職の人材の確保が一番の課題となっております。  また、成年後見センターを設置することにより、役場、社会福祉協議会、福祉会館と複数ある成年後見の相談窓口の一本化を図り、住民の利便性の向上や業務の効率化を図りたいと考えております。  成年後見制度を利用している人ですが、神戸家庭裁判所からの資料によると、播磨町の令和2年7月現在の成年後見制度の後見、補佐、補助の利用者数は25人となっております。  ②についてですが、こころの体温計というシステムで、パソコンやスマートフォン、携帯電話を使用して気軽にメンタルヘルスチェックができます。簡単な質問に答えていただくことで、ストレス度や落ち込み度など、心の健康状態のチェックができ、あわせて、様々な相談先についてお知らせすることができます。  ③についてですが、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に対する風疹抗体検査と風疹の予防接種は、令和元年度から令和3年度まで実施されました。本町では、対象者が4,000人余りおられますが、抗体検査を受けられたのは、1,170人で、3割弱の方が受けられています。  全国的にもコロナ禍による受診控えで抗体検査が進んでいないので、3年間延長されました。  また、肺炎球菌ワクチンの2回目接種、帯状疱疹ワクチンの助成は考えておりません。  ④についてですが、新たに会員15人以上30人未満の単位老人クラブについても、補助金対象として拡大し、地域を豊かにする各種活動や健康体操等の健康づくり、子育て支援活動、見守り活動などの実施を要件に、4万5,000円を上限として補助を行います。  ⑤についてですが、介護保険の地域支援事業として実施するもので、高齢者施設やいきいき百歳体操など、通いの場でのボランティア活動が対象となります。事前に、播磨町地域包括支援センターが実施する介護支援ボランティア養成講座等を受講していただき、地域支援事業の趣旨を御理解いただいた上で、ボランティアとして登録していただくことを想定しています。ボランティア活動1時間につき1ポイントを付与し、ポイントがたまれば商品に交換していただく予定です。  ⑥についてですが、新たな制度としては、住民ニーズに対応するため、防犯カメラ設置に関する補助要件を大きく緩和し、新規で設置する場合16万円、古い機器を更新する場合14万円を町単独事業として補助します。  また、防犯カメラの設置については、これまでもお答えしておりますが、自治会の皆様との協働で防犯意識の向上を図るための一つのツールとして考えておりますので、防犯カメラ設置補助事業を推進してまいります。  兵庫県市町交通災害共済組合の分配金については、播磨町交通安全対策基金の原資として積み立てており、この基金については、加古川土木事務所、加古川警察署及び本町教育委員会、土木グループ、危機管理グループなどで構成される通学路安全推進会議による合同点検等の結果で明らかになった箇所の整備に要する費用として活用することとしておりますので、御質問のような活用については予定しておりません。  (2)の①についてですが、水道料金改定については、上下水道運営委員会で検討を行っており、町ホームページで検討資料と議事録を公開しています。  水道料金改定案については、3月28日に開催予定の、第5回上下水道運営員会において答申書をまとめることにしておりますので、その内容を総務建設常任委員会で御報告し、住民の皆様にはしかるべき時期にお伝えしてまいりたいと考えております。  ②についてですが、令和4年2月末時点で、3自治会3か所のごみステーションに設置してまいりましたが、不法投棄に当たる案件はございませんでした。カメラの設置場所によって高さや足場の問題などがありますが、担当者の大きな負担とまではなっていないと考えております。  ③についてですが、太陽光発電システム自体がCO2の削減を実施できるもので、再生可能エネルギーを利用して、自然エネルギーの自給自足率を高め、地球にやさしくクリーンなエネルギー社会を実現することがSDGsの理念に対応しているものと考えております。  (3)の①についてですが、今年度は42名の地域のボランティアや14名の学校生活サポーターに加え、学校司書、ICT推進専門指導員等を配置することにより、学校を支援しております。  また、複雑化・多様化する課題に対して、専門的な知識や技術を有するスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどが連携・協力することで、きめ細やかな支援ができる体制を構築しております。  ②についてですが、新しく入居された方々の自治会加入率につきましては、各自治会の御尽力により、ほぼ横ばいでありますが、今後、協定の効果を期待してまいりたいと思っております。  2点目の御質問、ヤングケアラーの支援についてお答えいたします。  ①についてですが、学校におきましては、日頃より児童生徒のささいな変化に気づくことで、ヤングケアラーなど支援が必要な児童生徒の早期発見に努めております。福祉グループとしては、現在のところ、ヤングケアラーとしての相談を受けた案件はございません。  ②についてですが、ヤングケアラーについては、法律上の定義はございません。また、本来、大人が担うとされている家事や家族の世話など、どの程度携わればヤングケアラーに該当するのかについて、曖昧なところがあります。  研修会等についてですが、まず日頃から地域で相談を受けられている民生委員・児童委員にヤングケアラーについての共通理解を図るため、民生委員・児童委員協議会の定例会にて研修の題材として取り上げてもらい、その定例会に町職員も参加しております。  ③についてですが、町独自での実態調査を実施したことはありませんが、近年、ヤングケアラーについて国や県から調査依頼がなされることもございます。令和3年度には兵庫県が、民生委員・児童委員、地域包括支援センター、介護支援専門員、生涯相談支援事業者にアンケート調査を実施し、その結果に基づき、ヤングケアラーへの具体的な支援策が県において検討されているところです。今後、国や県の検討結果や支援策などの動向を注視していきたいと考えております。  3点目の御質問、無電柱化の推進についてお答えいたします。  ①についてですが、兵庫県東播磨県民局加古川土木事務所に確認しましたところ、播磨町内で緊急輸送道路として定められている道路は、国道250号、県道本荘平岡線の国道250号より南側、県道東播磨港線の3路線を指定しております。平成31年3月に兵庫県が、兵庫県無電柱化推進計画において、令和5年度までの計画を定めておりますが、いずれの道路にも無電柱化の予定はありません。  ただし、県が管理する緊急輸送道路については、平成29年度から電柱等の新設を原則禁止しております。  ②についてですが、無電柱化の目的としては、道路の防災機能の向上、通行空間の安全性・快適性の確保、良好な景観形成があります。一方、問題としては、多額な整備コスト、電柱に設置されていた変圧器等を地上に設置するスペースの確保。長期にわたる工事期間、既存ライフラインの移設工事などの問題点があるため、播磨町においては無電柱化の優先度は低いと考えております。  ③についてですが、国や県へはコスト縮減に向けた手法の開発、新たな支援制度の創設、緊急輸送道路の無電柱化などを要望してまいります。  ④についてですが、②で回答いたしましたが、播磨町においては無電柱化の優先度は低いと考えておりますので、中長期計画を策定する予定は、今のところありません。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員の再質問を許します。  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、再質問させていただきます。  1項目めの(1)誰もが安心して安全に暮らせるふるさとの中の①認知症や精神・知的障がいなどの相談体制なんですけども、現在、福祉グループ高齢障害福祉チームと総合相談窓口で受け付けられてますが、この二つの場所なんですけども、どちらのほうに相談されてくるのが多くなってきてるんでしょうかね。  一本化された総合相談窓口のほうに行かれる方が多いんでしょうかね。窓口がたくさんあるということで、住民の方がどちらのほうに相談されてるのかなということをお聞きしたいんですが。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  相談の窓口なんですけれども、役場の福祉グループの窓口と総合相談窓口、あと、社会福祉協議会の窓口でも相談は受けております。どこが多いかというのは、すみません、統計的には取っていないので分からないんですけれども、これら3か所の相談窓口につきまして、成年後見センターを設立した後は一本化できるということで考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、この成年後見制度を利用されてる方が、令和2年7月で25人おられるということなんですけども、兵庫県のデータをちょっと見てみますと、2019年では1万252人おられて、障がい程度のランクでは、成年後見が約70%の方、補佐を必要とする方が22%、補助を必要とする方が7%というデータが出てるんですけども、播磨町でこの25名の方で、ほとんどどういう状態の方が利用されてるんでしょうかね。障がいの程度でもし分かっておりましたら。ほとんど一番上の成年後見制度を利用されてるのかなと思うんですけども、その辺、分かる範囲で結構ですので。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  家庭裁判所から、その方個人の情報などはこちらには入っておりませんので、数値的なところでしか分からないので、同じものをお持ちなのかもしれないんですけれども、後見人が14名、補佐が5名、補助が6名、計25名というところで、数値的なところで、状況は分かりかねる状況です。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、②の自殺予防のメンタルチェックなんですけども、これは個人でスマホを利用して、こころの体温計ということで、分かるということで、個人でチェックされてるわけなんで、どういう結果が出たとか、そういうものは行政としては掌握できにくいんで、個人は分かるんですけども、行政としては分かりにくい、どういったケアをしたらいいのか、もし、そのチェックによって自分に悪いデータが出たような場合なんかは、どういったケアをされるというか、こういうデータが出ましたということで申告制度になるんでしょうかね。なかなか精神状態といいますか、精神疾患、様々な要因がありますので、チェックしても出た結果に対して、こういう結果でしたということを行政に言ってくれるのかどうかということで、それのケアについて。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  こちらのこころの体温計というソフトなんですけれども、来年度、導入しようと考えておる分です。こちらにつきましては、全国で140ほどの団体が利用してるという、その分野では汎用的に使われているソフトでございます。そのソフトを利用していただいて、診断、いろんなアンケート形式みたいな形で診断していただいて、その方の今の状態が、どういうレベルか、鬱傾向がレベル1から4までありまして、それがどの段階に該当してるかというのを判定していただきます。その結果、大瀧議員がおっしゃるようにどうアプローチしていくかなんですけれども、その結果によって、そういう専門の機関とか、医師に相談という形になるとは思うんですけれども、そういう形になると思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  本当に複雑な精神状態をつかむ手法としては非常に難しいんですけども、こういった研修とか、判断する方の研修とかそういう能力というか、ものはどのようにされるんでしょうかね。かなり専門的な要素を伴っていると思うんですけども、そういうことに対して、医師でも難しい、精神科医的な感じがありますので、ただチェックしてこうであったということではサポートにはならないんではないかなと思うんですけども、その点どうなんでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  このソフトといいますかアプリにつきましては、簡単に今の心の状態をチェックすることができるということで考えているソフトです。大瀧議員がおっしゃられる、今度、相談を受ける側がどういうレベルかということだと思うんですけれども、本町の場合、自殺対策いう形で毎年、職員を対象に研修などを行っております。そこで、例えば、ゲートキーパーという言葉があるんですけれども、そういう困った方の相談役になって、相談事を聞きましょうとか。あと、厚生労働省のほうで、今、盛んに言われているのが、こころのサポーターということで、略して、ここサポと言われてるんですけども、そういった養成事業をされてますので、そういったものも含めて今後また考えていって、そういう相談を受ける者の養成といいますか、していけたらと思っております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、③のワクチンに対することなんですけども、最近、コロナコロナでワクチンの情報を集められてるんですけども、乳幼児や子供たちに対してはワクチン接種が非常に拡充されて充実してるのかなと思うんですけども、高齢者に対してのワクチンに対する考え方といいますか、接種に対して、この肺炎球菌ワクチンは65歳から通知がくるんですよね、5年置きで。一生の間に1回接種すればそれで、例えば、65歳で接種、70歳で接種、75歳で接種ということなんですけども、これ1回だけの支援となってるんですけども、見ますと、5年ぐらいたちますとワクチン効力が失うという、ワクチンはどれもそうなんですけども、年数がたつに従って効力を失う、5年程度で受けたほうがいいですよと言われる医師もおられますので、1回ではなしにもう一つ拡充した、高齢者に対する、だんだんと高齢化が進んできておりますので、そういう高齢者に対するワクチンを広げたらどうかなということと、帯状疱疹ワクチンも考えていないという御回答をいただいたんですけども、そうではなしに、だんだん高齢化していく上において、こういう悩んでいる方の、特にこの帯状疱疹ワクチンは痛みを伴って御苦労されてる方もおられますので、少しでも助成してはどうかなというふうに考えまして、今回、質問させていただいたんですけれども、改めてお考えを伺います。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  高齢者の肺炎球菌ワクチンにつきまして、1回目につきましては、これは国のほうの定期接種になっております。26年10月から定期接種化されて、65歳以上の方に接種していただくように、毎年5歳刻みで、その年齢に到達した方に対して接種勧奨をさせていただいてきました。5年間たった段階で、播磨町だけじゃないですけど、全国的に接種率が悪いので、今、延長している状況でございます。大瀧議員がおっしゃられるように5年たったら抗体の値が下がるということがあるかもしれませんけれども、本町としましては、定期接種以外のワクチン接種につきましては、今のところ考えておりません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  帯状疱疹ワクチンについても考えてないという理解でよろしいでしょうか。  なかなか高齢者に対するこういう支援を少し拡充していただけたらと思うんですけども、いただけないということで理解しておきます。  ④自治会のシニアクラブに対する補助金なんですけども、今回、30人以下、何名までを、資料を見ましたら15名から30名が対象になるのかなと思うんですけども、この補助金額も4万5,000円ということで、活発な自治会におきましては、例えば今、1自治会に対して、1シニアクラブに対しての補助金なんでしょうか。  1自治会でシニアクラブを立ち上げたときに、15名で立ち上げたとする場合は、15名の1団体という方、例えば、複数団体、1自治会で15名、15名で二つのサークル的なものを立ち上げたときに支援していただけるのか。活発な自治体の、大きい自治会であればそういう、一つの自治会で二つのチームといったら失礼なんですけど、シニアクラブをやりたいという申請があったときには認められるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  今回、30人未満の小規模なシニアクラブに対しての補助金を新たに来年度から創設したわけなんですけれども、従来から30人以上のシニアクラブに対しては補助金を、制度がずっとありまして、それも継続しております。1自治会といいますか、一つの組織で30人以上いるから15人ずつに分かれてというのはこちらのほう考えていない状況でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、そういう形で活発に活動して、いろんな考え方を持った自治会員がおられますので、一つのそういうグループができて活発に活動できたらいいのかなと思いまして質問させていただいたんですけども、1自治会に対して1シニアクラブということでよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  すみません、さっきのちょっと戻りますけど、肺炎球菌ワクチンにつきましては、おっしゃるとおり高齢者は、死因の多くが肺炎ということも何か報告されているようでございますので、本当にそういったワクチンというのも、接種も必要かなと思います。ただ、今、本当に御存じのとおり、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種、これで医療機関にも大変御迷惑もおかけし、お世話になっております。そうした中で、こういった新型コロナウイルス感染症のワクチン接種というものがある程度鎮静化いたしましたら、また、将来的には、おっしゃられるとおり高齢者にとって肺炎球菌ワクチンというのは、もしかしたら大切なワクチン接種かも分かりませんので、将来的には考えていくということもあろうかと思います。  それと、今のシニアクラブに対しての補助なんですけれども、おっしゃるとおり本当に小さな自治会、私の自治会でも90件ほどしかありません。ただ、大きな自治会もございますので、そこと同様でいいかといいますと、今、御指摘いただきましたように、かなり大規模な、多くの人口を有する自治会におきましての、そこのシニアクラブの在り方も、いま一度考えてみる必要はあるのかなと思っております。  今回の新たな補助制度につきましては、そういうところにはまだ考えが至っておりませんでしたので、現在のところは1自治会の老人シニアクラブに対しての4万円5,000円という補助になりますけれども、規模によりまして少し考えていく必要があるのかなと、今の御質問をお聞きいたしまして、将来的にはまた検討してまいりたいと思っております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、⑥の防犯カメラの設置なんですけども、各自治体の例を見ますと、かなり大量に防犯カメラを自治体が主導して、何千台と設置されてますので、町としても自治会から申請があった場合に支給して管理してもらうというシステムで、どうしても自治会としましても高齢化が進んで、活動が頻発にできる方が少なくなってきておりますので、そういったやり方ではなしに、町が先頭を切って、住民からここが危ないという指摘があれば、出向いて見ていただいて、ここは必要であるなと判断した場合には、町が主導して設置したらどうかなということで、こういう分配金も入ってきてますので、早急に通学路の防犯カメラ、こういう防犯カメラを早く設置していただかないと駄目ではないかなと思うんですけども、本当に子供たちの防犯対策ということで、早めの手当てが必要かと考えますがいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  子供たちの対策のために早く防犯カメラをとおっしゃってることやと思うんですけど、本町におきましては、従前から申し上げてます、この防犯カメラといいますのが、その地域の皆さんの防犯に対する一つのツールであると、また、通学路に対しての防犯カメラというんであれば、地域の見守り、そういった気持ちを醸成して、皆さんで子供たちを守っていくというような方向に行きたいと思います。  今回、協働のまちづくり宣言という中に、こういう防犯カメラ等につきましても、地域の中で改めて皆さんが考えられたことについては、町としては全面的に協力していこうというような気持ちでこれを改正したものでございます。
     今回、県が補助金を減額してまいりました。この防犯カメラの重要性は、どこの市町も大変重要に思っている部分なんですけども、今回、県がそういったことで補助金を減額したというのをきっかけに、本町としては、県の補助金の要綱に縛られることなく、従前から自治会の要望に対しては対応してまいりたいと考えておりました。それについては、県の補助金を受けますと、そういう町独自のそういったものができませんので、今年度、新たにそういったものを撤廃し、補助金額も町で全て16万円を負担しようということで、今回、この改正を行っております。ですから、この根本には、まずつけてみたい場所、それについてはもう自治会の皆さん、どうぞもう調べてください。ここにつけたい、こういうところに防犯カメラが要ると。そのことに対しては、町としては、その内容について調査するんですけども、その同意を得られたものについては、町としては支援していこうというスタンスでございます。  ですから、昨今、一番、自治会の方々がお困りのということになりますと、当然、防犯ということもあるんですけども、そのカメラの利用が一番望まれている部分ということに対しても、町として応えられるような形で播磨町防犯カメラ設置補助金交付要綱を定めました。お困りの場所といいますと、例えば、今回、不法投棄の場所というのは各自治会、非常に困られてるというような状況もお聞きしておりますので、そういったものについて町独自でそういうものに対しても補助金の対象となるように、こういったもので改正をしようとするものでございます。  ですから、大瀧議員がおっしゃるように、町がどんどんつけていったらとおっしゃるんですけど、つける内容については、カメラを置くというよりも、皆さんが改めてその地域を、自分たちの地域を守っていこうと、こういうことの安全をしていきたい。また、そういうことに対してコミュニケーションを取っていただきたいということの思いもありまして、ただ、そのコミュニケーションを図られて、皆さん共同で求められたこの結果については、町としてはそういうことについては、カメラの位置、設置について支援し、町内のカメラをどんどん増やしていきたいという思いがございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  高齢化してきまして、自治会の方も設置していただきたいんだけども、その管理、そういう面に対して非常に労力がかかるということで控えられてる自治会もあるんではないかなと考えます。そういった意味でも、行政が、映像を撮ったその管理もどういうふうにするのかという。ただ、自治会で設置しても、その管理がなかなか行き届かないのが現状ではないかなと思うんですね。そういった意味でも主導権を行政が持って、そういう映像管理とかいろんな管理、かなり撮影期間が長いですから、そういうものがどんどんたまりますので、入れ替わりもしますけどもたまってきますので、そういった管理もなかなか自治会単位では、要望して設置しても管理するのが大変なことになってきてる状況なんですね。自治体としてそういう管理したらどうかなと改めて思うんですけども。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  何遍も申し上げますけども、そういった中で今回、そういう協働というようなことで、こういった補助金も改めております。ですから、順番に、今後いろんな状況もあろうかと思いますけども、その辺りコミュニケーションも取りながら、お互いに行政、持続可能なまちづくりを進めていくためには、そういうことが必要でありますので、その辺り、自治会の皆さんにも御協力いただきたいというように考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  通学路の見守りで、高齢者の方が見守りしていただいてるんですけども、だんだんと高齢化してきまして、見守り体制が手薄になってきてるような状況なんですけども、そういったことに対してもこういうカメラの設置と見守りと両面でいったらどうかなと考えるんですけども、その辺の最低限の通学路のカメラ設置はいかがなものでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  大瀧議員のおっしゃる最低限のカメラの設置といいますと、どこが本当に必要であるかは、ある通学路でいいますと、各自治会の皆さんの中の通ってる道やと思います。それにつきましても、その自治会の皆さんの中でそういう部分ということを考えていただいて、ここにはやっぱり要るんかなとか、そういうことの考えを出していただいて、ぜひこの補助金制度を活用いただけたらと思っております。  ですから、地域の皆さんの見守る目も、当然、高齢者の方も大変な努力をしていただいてることも十分分かっております。ですから、そういった気持ちの中で、お互いコミュニケーションを図りながら、そういった中でカメラの設置ということも一つのツールとして今後も活用していただけたらと思いますので、その辺りは御理解いただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、(2)の①水道料金のいろんな、他の議員の説明にもあったんですけども、この料金改定に向けての現時点でのお知らせを早く住民に知らせるということで、ホームページや広報で知らせてるということなんですけども、料金改定に向けてのお知らせいうのは、目につきやすいチラシとか、自治会の回覧等で行われる予定ですという形で、急に値上げ、まだ知らない住民も多いので、早くお知らせして、御理解を得ていくということが必要ではないかなということで、高齢者でも分かりやすいような周知徹底をどのようにお考えでしょうか。ホームページと広報しかないんでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  お知らせということで、昨年12月の広報はりまの中では、他府県で水管橋が陥没したというのがありまして、そういうのがありまして、老朽管のお話をちょっとだけ載せさせていただきました。特集というんですか、2ページにわたってさせていただいております。  今回、改定の内容というのをまた近々載せると考えておりますので、そういう方面から料金改定を検討してますよという情報を発信していきたいなと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  広報はりまでお知らせするということなんで、住民に大きく分かりやすく説明される方法なんでしょうか。記事によっては小さい文字でなかなか読まれない、めくらないという住民の方が多い中、こういう見ていただく方法として、知っていただくということ、非常に生活に関わる水道料金ですので。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  水道料金というのは、住民だけじゃなくして企業のほうも使われてますので、まず、利用者ということで前提に置いております。ですので、ちょっとした案内だけではなく、今こういうふうな策定をやってますという内容とか、答申によってそういう方向性を位置づけるという形で広報していきたいなと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、②の移動式監視カメラ4台設置されて、何自治会からの依頼があるのかという質問しようと思ってましたら、お答えの中に3自治会があって、3か所されてるということで、設置期間については、ずっと設置された状態なんでしょうかね。多分4台ありますので、3自治会から要請があって、もう1台はどのようにされてるんでしょうか。有効に利用されてるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  こちらのカメラなんですけれども、電池でカメラを動かしてますので、その電池が1週間の耐用といいますか、電池の寿命が1週間ですので、1週間の単位で設置して、引き上げてきております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そしたら、このカメラを1週間たったら電池を入れ替えて、また同じところに設置なんですよね。かなり、先ほど申し上げたような担当職員の労力がかからないのかなと逆に、それやったらある程度の実績が上がってきたら固定カメラに替えてもいいんではないかなと思うんですけども、1週間に一遍、電池を交換は今初めて聞いて、かなり労力がかかるんではないかなと思うんですけども。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  1週間の期間なんですけれども、その間に粗大ごみの日を入れたり、そういう形で設定しております。3自治会3か所いう形でいうておりますけれども、あるA自治会につきましては、5回利用しておりまして、B自治会につきましては、3回利用しております。C自治会につきましては、1回利用しておりまして、トータルで延べ9回という形で利用していただいております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。お願いします。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そしたら、1台が空いてるような状態なんですけども、それは使われてないという、交互に差し替えて使っているという考え方でいいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  今のところ自治会からの要望申請が3自治会ですので、3か所という形で運用させていただいておりますけれども、これがさらに増えたら4台目を使うという形になっていくと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  設置場所なんですけども、かなり設置する設備といいますか、そういうものは必要ないんですか。支柱とか、そういったものは固定するんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  その場所にもよるとは思うんですけれども、近隣の個人のお宅の敷地をお借りする場合もありますしあれなんですけれども、そういう支柱とかにつきましても、町であるものを使って設置しているところでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  その設置する支柱は頑丈なものなんですか。風が吹けば飛ぶというような感じではないんでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  風が吹いても飛ばないようにしっかりした固定したものを担当が考えて作っておりますので大丈夫です。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  ③の再生可能エネルギーということで、太陽光発電システムに助成してるわけなんですけれども、昨今、経過によって廃棄に対する話題が報道されております。そういった環境面から見まして、廃棄に対する考え方というか、町の考え方、廃棄までしっかり面倒を見るという形なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  太陽光発電の設置については補助をずっと続けております。今回、大瀧議員が質問に書かれております廃棄につきまして、このたびはいろいろ調べさせていただきました。実際に設置から大体20年から30年たったものについて廃棄していくという形になるということを書いておりまして、大体2040年前後が廃棄のピーク、その辺りから廃棄がどんどん出てくるということで書かれております。  ただ、これにつきまして、廃棄につきまして、どういう形で廃棄していくかという定めといいますか、仕組みにつきましては、今、国で仕組みがございません。こういったものにつきまして、一つのまちがどうこうということではなくて、国において主導的に仕組みづくりをしていただかないといけないものであると思います。実際にお聞きしましたら、例えば、太陽光発電の部品の中にかなり有害なものも含まれておると聞いております。それが例えば、他市町でよくある池とかの上に置いて太陽光発電をしているところがたくさんあるんですけど、それが仮に、そんなことはしないと思いますけど、池に投棄とかしたら、それこそ本当に有害な物質が流れるとかいう形になりますので、そういう仕組みづくりが必要かと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  今の段階では廃棄に対しては町も廃棄を受け付けるという考え方でよろしいでしょうか。回収していただけるという、町が主導して回収、廃棄ではなしに回収して。 ○議長(河野照代君)  藤原秀樹理事。 ○理事(藤原秀樹君)(登壇)  設置については補助しておりますけれども、廃棄については、先ほども言いましたように国においてそういう仕組みづくりをしていただかないといけないと思っておりますので、今のところ町としては廃棄については考えておりません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、(3)、②について、兵庫県宅地建物取引業協会と締結して、自治会への加入促進を行ってるんですけども、ほぼ横ばいということで、どんどん新築されてるんですけども、加入状況についても宅地建物取引業協会がどのような実績が上がってきてるのか、これによって加入状況がよくなったという形でよろしいでしょうか。実績ですね、どういう形になってるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  宅地建物取引業協会と協定を結びましたけれども、まだこの間のことでございますので、多分実績が出るまでには至っていないと思っております。これからの実績が出てくることを期待したいと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、2項目のヤングケアラーの支援についてということで、非常に注目されてからまだ年数が浅いんですけども、実態把握には非常につかみにくい面があります。子供たちが自分のお手伝い範囲という形で、なかなか表面に出てこない面があるんですけども、こういった相談や支援に対して、相談は学校内で出たんでしょうかね。子供からなかなかつかみにくいことなんですけども、子供たちからそういう悩み相談はあったんでしょうか。実際そういう相談といいますか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  学校で悩み相談は、直接は報告はありませんが、こちらからスクールソーシャルワーカーであったり、その他学校の教員が気になるということで、福祉グループとつないでということで相談するケースはあります。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  国としては、今年度、小学6年生を調査対象で行うようなんですけども、播磨町としてもそういう調査体制はどのようにお考えなんでしょうか。調査される予定なんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  調査については、国の調査いうことで、令和2年度に行ったものもありますが、保護者が直接ウェブで回答してますので、こちらにデータは反映されておりません。ただ、国の方針でもあるように、学校での役割、また、福祉関係の関係施設の役割、また、行政の役割というのがありますので、それぞれがしっかりと連携しながら、ヤングケアラーとかで困っている生徒への支援をしていきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  県はヤングケアラーの早期発見、悩み相談など、支援体制を整備すると2月17日定例会で発表してるんですけども、国や県の調査から、ヤングケアラーは非常に周囲に気づきにくいということで、本人や家族の自覚もなく、表面化しにくいため、医療、福祉、教育などの必要な支援が行き届いていないのが現状と言われてるんですけども、非常につかみにくいんですけども、町としての状況といいますか、民生委員とか児童委員にお願いしてつかむということなんですけども、教育の立場としてどのようにお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  西野直樹学校教育統括。 ○学校教育統括(西野直樹君)(登壇)  播磨町の事案としては、ヤングケアラーという事案では上がっていないんですけど、実はネグレクトも非常に大きな課題になってます。そんな中で、自分の下の子供について世話をしているという小学生がいましたので、それについてはネグレクトの事案では対応してますが、傾向としては今後、ヤングケアラーということも可能性がありますので、注視しながら関わっております。 ○議長(河野照代君)  浅原俊也教育長。 ○教育長(浅原俊也君)(登壇)  御指摘のように、ヤングケアラーといいますのは、年齢や成長の度合いに見合わないという重い責任とか負担を負うことで、本人の育ちや教育に影響がある課題があると認識しておりますけれども、家庭内のデリケートな問題であるとか、本人や家族にその自覚がないというか、それが当たり前と、本人はそう思ってるという、そういう理由から支援が必要であっても表面化しにくいという構造になっております。ヤングケアラーにつきましては、様々な分野が連携した、そういった支援が重要であると考えております。  学校に限定するんですけど、学校におきましては、日頃より児童生徒の些細な変化に気づくことで、ヤングケアラーなどの支援が必要な児童生徒の早期発見に努めるようにしております。  また、ヤングケアラーに相当する事案に関しましては、先ほど西野統括が言いましたように、スクールソーシャルワーカーが中心となって関係の機関と連携協力しながら対応することとしております。  今後におきましても、そういった家庭訪問時とか面談時、それとか、児童生徒とのコミュニケーションなどで、ささいな変化を見逃さないようにして、また、民生委員・児童委員などの関係機関等々と情報共有することで、ヤングケアラーを見逃さないような取組を進めていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  厚生労働省は、介護支援専門員、ケアマネジャーおられるんですけども、この方たちがヤングケアラーを支援する窓口につなげた場合、介護報酬などに反映できないか国は検討するという形なんですけども、町としては、いろんなケアマネジャーをお願いしてるわけなんですけども、そういう方が活動されてる中で、こういう子供がおられますよというのを発見した場合に、報酬ではないんですけども、そういう形で、国としても考えていきたいというようなことを言ってるんですけども、町に対してはどのようにお考えでしょうかね。ケアマネジャーがそういうものに結びつけたという形で、報酬というような形で書かれてるんですけども、その点についてどのようにお考えでしょうか。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  おっしゃられました報酬というんですか、それは町独自で補助金とかいうところの制度の確立については、今のところ検討できてない状況ではございます。ただ、介護支援専門員も、あと生涯相談支援事業所の相談員につきましても、それぞれ研修会、町と社会福祉協議会、障害機関相談支援センター、福祉会館のセンターで様々な研修を共同で行っておりますので、その中でまずはヤングケアラーのことを共通理解というんですか、みんなで守っていこうというんですか、見守っていこう、また、虐待もそうなんですけれども、小さな気づきがひょっとしたらその方の命を救うことになるという気づきのところでみんなが協力し合っていこうという共通理解を深めていく研修を取り入れることができたらと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  非常に捉えにくい支援なんですけども、今後ともそういった把握について取り組んでいただきたいと思います。  それでは、3項目めの無電柱化の推進についてということで質問させていただきます。  今回、新しく出ました播磨町都市計画マスタープランが20年先を見越して策定されたわけなんですけど、10年をまずめどに見直しを図っていくということなんですけども、申し上げたように無電柱化するには非常にコストがかかる、期間が長いということで、どこの自治体もなかなか手つかずという、手がつけれないような状態なんですけども、ずっと歴史的に電柱方式が行われてきてますので、これからは取付けを少なくしていくという国の方針もあるんですけども、そういった見直しの中で、今回、プランの中にそういう無電柱化に対する記載がなかったんですけども、何か理由といいますか、あえて入れなかったんでしょうか。また、別に無電柱化の推進についての策定の予定はあるんでしょうか、別項目といたしまして。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  まず、都市計画マスタープランにはそこまでうたっておりません。ただ、大瀧議員の中にあったように、緊急輸送道路というのがありまして、これは国・県の中で指定されてる中で、兵庫県の場合は国道250号、分かりやすく言うと明姫幹線でございます。そこから役場の前を通りまして、東播磨港いうことで、新島までの部分を指定しております。そこを確認させていただいたところ、冒頭でお話しさせていただいた内容で、平成29年度から電柱等の新設を原則、県は禁止してますいうことで、道路区域以外に出たものについては認めましょうと。  目的として、防災面というのは非常にメリット上聞こえはいいんですけども、道路の中に入れるとなると、大瀧議員おっしゃったようにコストの問題と、地上機器というので大きなものを道路上に置いていくような格好になります。そういう観点もありましたので、町としては優先道というのを上げておりませんので、都市計画マスタープランにも掲載してませんし、道路占用の中でもそういうようなエリア指定は特に定めておりません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  この3路線につきましては、明姫幹線、見ますと、周りは電柱はほとんど立っておりません。ただ、他の県道については、そういう工夫が何もされてなくて、指定だけされてるということの理解でよろしいんでしょうか。電柱をこれから取り付けないというのは上がってきてるんですけども、今までそういう指定されて、こういう改善がなされたという例はあるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  道路を築造したときに、明姫の場合でしたら、ないようで実情は水路の中にあるような格好になると思います。全路線縦断的にあるかといったらそういうわけではございません。  今後は、新設原則禁止ということになってますので、今後、占用するときいうのは電柱は立てれないと県は言っているということを確認させていただいております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  国土交通省が出されている新たな無電柱化推進計画ということで、3つのポイントを出されてます。新設電柱を増やさないということと、徹底したコスト縮減を推進する。それから、事業のさらなるスピードアップを図るということで、国・県にしましても、こういう推進計画が立てられて推進されております。県に対しては普通に防災機能の強化とか向上、それから、安全で安心な歩行者、自転車、通行空間の確保、良好な景観の保全と形成という形で、国・県が出されてるんですけども、今回、協働のまちづくりということで発表されてるわけですので、こういう面に対してでも、住民啓発といいますか、住民からも声がどんどん上がるといいますか、本文にもありましたけども、フラットなまち、コンパクトなまちということで、非常に推進するにはしやすいんではないかなと思うんですけども、道路に関しても2車線道路が浜幹線、明姫幹線、こういう幹線が、縦の線も新島土山線もかなり太い道路が通っております。こういうことで、推進計画、早く立てて、国・県にアピールして、少しでも予算といいますか、事業計画の予算が下りるような方向に持っていったらどうでしょうか。理想はモデル事業という形で国・県からの予算をいただけたらと考えて質問させていただきました。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  播磨町の場合、県が原則立てないということで、無電柱化という、電柱がないように見えるんですけど、裏通りいいまして、町のほうの町道の部分についたり、民地の中に設置されております。  播磨町で無電柱化として地下埋設やるとなると、歩道の中に地上機器、トランスというのを置きますので、そうなると、どんなものを置くかというたら、幅が80センチぐらいで奥行きが1.5メートルぐらいのもの、高さが80センチぐらいのものが道路上に点在していくわけなんです。まず地下埋の中でよくやられてるのが、電灯関係、土山新島線、播磨町の駅前に行きますと、防犯灯いうか道路照明がついてるんですけど、あれは地下埋で入れております。ただ、変圧器がところどころ歩道の中にあると思うんですけど、今回、道路上にそれを、無電柱化を全てした場合というのは、各家の取り出しというのが特殊部が出てきて、個人負担にも影響してきます。補助がありまして、国・県に行ったときに55%いただけるんですけど、実質、補助対象部分に対しての55%ですので、単独費を入れると、冒頭で説明していただいた、大瀧議員がおっしゃるように非常に高いものになりますので、国はばっさりと1キロ5億3,000万円ですよと簡単には言うんですけど、実情、家が点在してる中で分岐等を考えていくと、それ以上にかかってしまいますので、播磨町に限らず近隣市町もなかなか着手できてないというのが現状でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員、残り時間に御注意ください。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  播磨町は加古川市側、明石市側、市街化調整区域がまだ残っております。これが宅地化されるに当たって、そういう計画も必要かと考えますがどうでしょうか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  基本的に市街化調整区域の中に無電柱化というのはどうなんかなというのがあります。ただ、幹線道路として大きくなった場合、そういう受入れ施設があったらいいんですけど、電柱そのもの自体が、一言で言いましても電気と通信ケーブルがありますので、町単独でというわけにはいかないので、そういう管路、電気事業者との協議によってこようかなという考えになろうと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  無電柱化の推進計画については、芦屋市がこういった条例を出されておるのが、見ましたけども、この基本理念については、無電柱化の推進は市民の理解と関心を深めつつ行っていきたいと。それから、国、県、市及び関係事業者の適切な役割分担の下で行われたい。それから、3番目に、地域住民の意向を踏まえつつ地域住民が誇りと愛着を持つことのできる地域社会の形成に資するよう行わなければならないという理念で書かれてるんですけども、先ほども申したように、播磨町も協働でまちづくりをしようということで、住民全体を巻き込んだこういう計画を作成していったらどうかなと思うんですけど、その点、最後にお聞きして終わりたいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  今、芦屋市の事例出たと思うんですけど、芦屋市でも六麓荘の一部、北のほうのそういう景観事業のやってるエリアかなと考えます。播磨町でそういう指定するとなると、地域計画とかそういうのを定めてやっていくんですけども、何分、そこの方々が家を建てたり、あるいは引き込みされたりするというのが非常にコストがかかってきますので、それが、町がその分支出できるかというたら、基本的に水道も電気もそうなんですけど、幹線関係は事業者の負担になるんですけど、引込み関係は個人負担になってきますので、その部分の費用が非常に高いものになります。ですので、地域住民の中の協力を得られないとできないということですので、そういうエリアから強い要望があれば、また今後、考える必要はあるんですけど、現状としてはそこまでの定める必要性はないものかと考えております。
    ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  以上で、私の質問を終わります。 ○議長(河野照代君)  これで、公明党代表、大瀧金三議員の質問を終わります。  以上で、上程議案に対する質疑並びに一般質問を終わります。  お諮りします。  日程第1、議案第20号「令和4年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第26号「令和4年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和4年度の当初予算議案7件については、議長を除く13人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること及び地方自治法第98条第1項の規定により議会の権限を同委員会に委任することにしたいと思います。御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「異議なし」と認めます。  したがって、日程第1、議案第20号「令和4年度播磨町一般会計予算」から日程第7、議案第26号「令和4年度播磨町下水道事業会計予算」までの令和4年度の当初予算議案7件については、議長を除く13人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること及び地方自治法第98条第1項の規定により議会の権限を同委員会に委任することに決定いたしました。  予算特別委員会の正副委員長は、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっておりますので、休憩中に委員会を開いて、決めていただきたいと思います。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後6時05分               …………………………………                 再開 午後6時15分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま、休憩中に予算特別委員会を開き、正副委員長が決まりましたので報告します。  委員長に宮宅 良議員、副委員長に松下嘉城議員が、予算特別委員会において互選されました。 ………………………………… ◎散     会 ………………………………… ○議長(河野照代君)  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。  委員会審査のため、明日3月9日から3月17日までの9日間、休会としたいと思います。御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「異議なし」と認めます。  したがって、3月9日から3月13日までの9日間休会することに決定いたしました。  次の会議は、3月18日金曜日、午前10時より再開します。  本日は、これで散会します。  御苦労さまでした。                 散会 午後6時16分...