播磨町議会 2021-12-07
令和 3年12月定例会(第1日12月 7日)
令和 3年12月定例会(第1日12月 7日) 令和3年12月
播磨町議会定例会会議録
令和3年12月7日開設
1.議 事 日 程
第 1
会議録署名議員の指名
第 2 会期決定の件
第 3 諸般の報告
第 4 委員長報告
第 5 諮問第 2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件
第 6 議案第60号 播磨町
事務分掌条例制定の件
第 7 議案第61号 播磨町
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づ
く職務権限の特例に関する条例制定の件
第 8 議案第62号 播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定
の件
第 9 議案第63号 播磨町
交通安全対策基金条例制定の件
第10 議案第64号 播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関する条
例の一部を改正する条例制定の件
第11 議案第65号 播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件
第12 議案第66号 播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件
第13 議案第67号 播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例
の一部を改正する条例制定の件
第14 議案第68号 播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件
第15 議案第69号 播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件
第16 議案第70号 令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)
第17 議案第71号 令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算
(第2号)
第18 議案第72号 令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3
号)
第19 議案第73号 令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算
(第2号)
第20 発委第 4号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充
実を求める意見書
1.会議に付した事件
日程第 1
会議録署名議員の指名
日程第 2 会期決定の件
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 委員長報告
日程第 5 諮問第 2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件
日程第 6 議案第60号 播磨町
事務分掌条例制定の件
日程第 7 議案第61号 播磨町
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に
基づく職務権限の特例に関する条例制定の件
日程第 8 議案第62号 播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例
制定の件
日程第 9 議案第63号 播磨町
交通安全対策基金条例制定の件
日程第10 議案第64号 播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関す
る条例の一部を改正する条例制定の件
日程第11 議案第65号 播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定
の件
日程第12 議案第66号 播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件
日程第13 議案第67号 播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する
条例の一部を改正する条例制定の件
日程第14 議案第68号 播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件
日程第15 議案第69号 播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件
日程第16 議案第70号 令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)
日程第17 議案第71号 令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予
算(第2号)
日程第18 議案第72号 令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(
第3号)
日程第19 議案第73号 令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正
予算(第2号)
日程第20 発委第 4号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源
の充実を求める意見書
1.会議に出席した議員(14名)
1番 野 北 知 見 議員 2番 松 岡 光 子 議員
3番 宮 宅 良 議員 4番 大 北 良 子 議員
5番 香 田 永 明 議員 6番 大 瀧 金 三 議員
7番 木 村 晴 恵 議員 8番 松 下 嘉 城 議員
9番 神 吉 史 久 議員 10番 河 野 照 代 議員
11番 岡 田 千賀子 議員 12番 藤 原 秀 策 議員
13番 奥 田 俊 則 議員 14番 藤 田 博 議員
1.会議に欠席した議員
な し
1.会議に出席した説明員(17名)
清 水 ひろ子 町長
三 村 隆 史 副町長
浅 原 俊 也 教育長
岡 本 浩 一 理事
長谷川 善 一 理事
藤 原 秀 樹 理事
高 見 竜 平 理事
武 田 健 二 理事
高 砂 幸 伸 会計管理者
松 本 弘 毅 企画統括
日 野 統 内
危機管理統括
西 田 恭 一
保険年金統括
沖 崎 充 世 福祉統括
佐 伯 謙 作
すこやか環境統括
坂 上 哲 也 住民統括
堀 江 昌 伸
教育総務統括
山 口 智 生涯学習統括
1.会議に出席した事務局職員(3名)
浅 原 浩一郎 議会事務局長
田 中 真 司 庶務・
議事チームリーダー
小 笠 理 恵 庶務・
議事チーム主査
開会 午前9時58分
…………………………………
◎開 会 挨 拶
…………………………………
○議長(河野照代君) おはようございます。
開会に先立ちまして、一言御挨拶申し上げます。
日増しに寒さが身にしみる季節となりましたが、議員各位におかれましては、極めて御壮健にて御参集賜り、本日ここに12月定例会を開会できますことは、町政進展のため、誠に御同慶にたえません。
さて、本定例会では、諮問案件、条例の制定、補正予算等を御審議願うことになります。
議員各位には、年末を控え、殊のほかご多忙では御ざいますが、格段のご精励を賜りまして、慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、開会の挨拶といたします。
…………………………………
◎開 会
…………………………………
○議長(河野照代君) ただいまから、令和3年12月
播磨町議会定例会を開会します。
地方自治法第121条第1項の規定により、関係当局に説明員の出席を求めたところ、お手元に配付いたしております文書のとおり通知を受けております。
本日の会議を開きます。
なお、報道関係者からカメラによる写真撮影の申出があり、許可しています。
本日の議事日程はお手元にお配りしましたとおりです。
これから直ちに日程に入ります。
……………………………………………
◎日程第1
会議録署名議員の指名
……………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第1、「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によって、
8番
松下嘉城議員
9番 神吉史久議員を指名します。
…………………………………
◎日程第2 会期決定の件
…………………………………
○議長(河野照代君) 日程第2、「会期決定の件」を議題にします。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日から12月15日までの9日間にしたいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「異議なし」と認めます。
したがって、会期は本日から12月15日までの9日間に決定しました。
………………………………
◎日程第3 諸般の報告
………………………………
○議長(河野照代君) 日程第3、「諸般の報告」を行います。
監査委員より、地方自治法第235条の2の規定に基づく
例月出納検査報告書が提出されておりますので、御了承願います。
諸報告等につきましては、配付しました印刷物により、御了承願います。
以上で、諸般の報告を終わります。
………………………………
◎日程第4 委員長報告
………………………………
○議長(河野照代君) 日程第4、「委員長報告」を行います。
各常任委員会の所管事務調査について、委員長の報告を求めます。報告は簡潔にお願いします。
まず、
松下嘉城総務建設常任委員会委員長。
○8番(松下嘉城君)(登壇) おはようございます。
それでは、11月9日開催しました
総務建設常任委員協議会から報告を行います。
まず、播磨町消防団の処遇改善について、所管する
危機管理グループより説明を受け、その後、質疑を行っております。
説明の概要として、消防庁において、消防団員の処遇等に関する検討会が開催され、その趣旨として、消防団員の確保のため、消防団員の処遇改善を図ることが明記されている。
播磨町消防団として、団長を含め本部で協議した結果、団員報酬の引上げ、消防団員の定数についても条例定数の削減を行う。
班長と団員の報酬については、今回、8,500円を増額し、2万円とし、数か年かけて標準額の3万6,500円に達するよう増額を進め、消防庁の指針に合わせたい。
出動報酬については、播磨町は手当化しているが、実働時間や活動内容等を考慮し、今後の分団運営を整理しながら、増額や報酬化について考えたい。
今回の報酬改定に合わせて条例定数365人を330人に減員し、その分、予算圧縮も図りたい。
12月に条例改正を行い、それに基づいて来年度予算に計上し、実施したいと考えている。
主な質疑として、条例で定数を規定していないことが団員数の減少につながっているのでは、12月の条例改正に合わせて定数を見直しする考えはに対し、条例には全体数を365人と記載している、その中で、分団長は12人で、班長と団員の報酬も増額であり、そこの振り分けは必要ないと考える。条例に定員を規定すると、条例改正するまで団を運営できない事態も考えられる。可変的な対応ができるよう、条例には規定していない。
次に、同日開催しました
総務建設常任委員会の報告です。
まず1点目、
組織機構改革について、所管する
総務グループより説明を受け、その後、質疑を行っております。
説明の概要として、平成17年10月1日にグループ制を採用してから16年が経過し、当町においては、長時間勤務の発生や業務量の増加、偏り等、様々な組織運営上の課題が生じてきた。加えて、楽観視できな財政状況、災害リスクの高まりが危惧される中、職員一人一人がより一層の高度な専門性を習得するとともに、限りある貴重な人材をさらに育成する組織が求められている。
グループ制から部制に移行し、会計管理者を含む部長級は8ポストとなり、現在の理事級に比べ2人増えるが、財務部長と会計管理者、
都市基盤部長と上下水道部長は兼務とし、同数を予定している。現在のグループを課に、チームを係にそれぞれ変更する。課は2増の18部署、係は10増の43係を設置する予定である。
令和4年10月から新組織の施行に向けて、本年12月議会において機構改革関連の条例及び予算を提案する予定である。
主な質疑として、現状でも統括の
リーダー職兼務、リーダー職の成り手不足を聞くが、係が10増えても問題はないのかに対し、当分の間、係長職が不足するため、充足するまでの措置として、現在のリーダー職については課長補佐と係長を兼務してもらうことも考えている。
2点目、播磨町
都市計画マスタープラン作成について、所管する
都市計画グループに説明を受け、その後、質疑を行っております。
説明の概要として、
都市計画マスタープランは、令和2年度から今年度の2か年かけて見直しを進めている。第4章は都市づくりの方針として、現行の
都市計画マスタープランを基礎とし、現行計画の進捗状況の整理を各グループにおいて確認した上で、播磨町の概況や住民意向調査の内容を反映させたものとなっている。今後、
都市計画マスタープラン作成委員会、
都市計画審議会、県との協議、
パブリックコメントを実施する予定である。来年2月末に
都市計画審議会に対し、諮問し、答申を受けて、3月議会に上程する予定である。
主な質疑として、ここ数年進んでいるミニ開発について特に記載はないが、どのように考えているのかに対し、近年、ミニ開発が多くなっているのは事実である。地域別の構想に入っていく中で、検討が必要であると考えている。
最後に、(仮称)緑の拠点のスケジュールについて、所管する
土木グループより説明を受け、その後、質疑を行っております。
説明の概要として、播磨町古宮地内の
町道浜幹線沿いの町有地において、住民等の緑化活動を活性化するために、花木に関する知識の普及及び緑に関する意識の向上を図り、住民参加による花と緑のまちづくりを進めるとともに、町民に憩いの場を提供する施設の整備を実施する。
建物の延べ床面積は約400平方メートル、倉庫等を含めた全体で約500平方メートルとなり、
鉄骨造り平家建てとなる。
令和4年4月頃に発注公告を行い、議会上程、議決後に工事請負の締結を進める予定で、令和4年度中の工事完了を目指している。
主な質疑として、花と緑に関連したことでないとこの施設の利用はできないのかに対し、この施設は主に緑の相談窓口、また、
臨海管理センターの事務所として使われる。緑化に関する相談や寄せ植え等のイベント、講習会等に使用する。
以上で、
総務建設常任委員会の報告を終わります。
○議長(河野照代君) 委員長の報告は終わりました。松下委員長、御苦労さまでした。
続いて、
野北知見厚生教育常任委員会委員長。
○1番(野北知見君)(登壇) 引き続きまして、
厚生教育常任委員会の報告をいたします。
7ページをお開きください。
10月25日に行われました
厚生教育常任委員協議会では、3項目について、それぞれ所管する各グループより説明を受け、その後、質疑を行いました。
1点目、播磨町生涯
学習推進計画(第3次)については、第5次播磨町総合計画が作成されたことから、個別計画第3次として作成したこと。計画の期間は、令和3年度から令和12年度までの10年間としており、今回の見直しは、前期5年分であります。
そして、播磨町の生涯学習を推進するための基本となる計画で、基本構想と推進計画から構成されている等の説明を受けました。
その後の質疑では、質疑はございませんでした。
2点目、
尾上処理工場し尿処理受入れ停止状況につきましては、加古川市からの依頼で、尾上工場の
し尿処理機能が停止したことから、播磨町、加古郡衛生事務組合で受入れ処理をしているとの報告を受けました。
主な質疑応答では、処理量についてどのくらいの処理量かという質問に対しまして、40トンから50トンくらいの受入れで、全体の6割から7割くらいの稼働となっていること。そして、受入れ時期につきましては、
尾上処理工場の体制が整えば、受入れは直ちに終了するとの答弁でした。
3点目、
東はりま夜間休日
応急診療センター開設につきましては、現在の
加古川夜間急病センターの施設老朽化に伴い、東播2市2町における新たな一次救急の拠点として、令和3年11月1日より
東はりま夜間休日
応急診療センターとして開設する。そして、開設に合わせ、休日における安定した医療提供体制を確保するために、現在、在宅当番医制で実施している内科、小児科の休日昼間の一次救急医療を定点化すること等の説明を受けました。
質疑応答に関しましては、ございませんでした。
同日25日に行われました
厚生教育常任委員会では、
新型コロナウイルスワクチン接種業務につきまして、所管する
すこやか環境グループより説明を受け、その後、質疑を行っております。
1点目、現在の接種状況につきましては、令和3年10月11日現在の接種状況を一覧表に示して、数字に関しては記載のとおりです。その後、この数字は80%、2回目の接種は終えているとの報告もありました。
2点目、今後の予定につきましては、1回目、2回目の接種について、今後ははりま病院での集団接種を11月24日から行っていくこと、個別接種と中央公民館での接種を一旦11月21日をもって終了すること。3回目の接種につきましては、2回目の接種を終了し、おおむね8か月を経過した方に順次案内を送付し、接種時期は来年1月から予定していること。接種場所につきましては、個別接種は従来
どおり町内協力医療機関、また、集団接種につきましては、はりま病院が中心になって行うことの報告を受けました。
主な質疑応答につきましては、国のワクチン確保の状況、また、近隣市町で個別接種ができるのか等の質問があり、国のワクチンの状況に関しましては、直接報告は来ていないということですが、報道によると、1回目、2回目より確実な状況であると捉えているという答弁でございました。また、ワクチンの接種に変更はあるのかとの質問では、今のところ町としては変える方向ではありませんが、国の動き等を注視していきたいとの答弁でした。
引き続きまして、11月19日開催の
厚生教育常任委員会では、今年1月から播磨中学校との親子給食を開始した
播磨小学校共同調理場において調理された給食の試食を播磨小学校で行いました。その際、所管する
教育総務グループの説明も同時に受けております。
この日の献立につきましては、和食の日として、蓮池小学校6年1組が考えたテーマ、しっかり食べて体力をつけようとの献立内容となっておりました。おだしを濃いめに取って、塩加減は薄味という感じでおいしくいただきました。試食終了後に子供たちの給食時間の様子も視察させていただきました。2年生、4年生、6年生の教室で、1人ずつ机の間隔を空けて黙食、静かに給食を取っており、おかわりのときも静かに手を挙げて先生に入れてもらうようになっておりました。
私の感想としましては、2年、4年生は1クラス25名前後の子供さん、児童さんたちだったので、空間、スペース的に余裕がありますが、6年生は35人前後で、空間的にはちょっと苦しいかなという印象を受けました。
以上で報告を終わります。
○議長(河野照代君) 委員長の報告は終わりました。野北委員長、御苦労さまでした。
以上で、各常任委員会の委員長報告を終わります。
……………………………………………………
◎日程第5 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第5、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」を議題とします。
本件について、提出者の説明を求めます。
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) おはようございます。
ただいま議題となりました、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」につきまして、御説明申し上げます。
議案書1ページをお願いします。
人権擁護委員につきましては、
人権擁護委員法により、市町村長は法務大臣に対して、人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方を、その市町村の議会の意見を聞いて、候補者の推薦をしなければならないとされています。
本町の
人権擁護委員は、現在5名の方が委嘱されておりますが、令和4年3月末をもって松井佳子氏の任期が満了いたします。
このことから、
人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、提案するものであります。
松井氏は、播磨町東野添にお住まいで、現在60歳でございます。平成31年4月1日に就任されて以来、
人権相談業務や啓発活動にご尽力されておられることから、引き続き
人権擁護委員として適任であると考え、
人権擁護委員候補者として推薦するものであります。
なお、委嘱期間につきましては、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3か年でございます。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御同意いただきますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提出者の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
香田永明議員。
○5番(香田永明君) おはようございます。
先日の議会でも質問させていただいたんですが、前もって言わせていただきますと、松井佳子氏に関して、何か私が言ってるわけではなく、私と行政の意見が認識、同じかどうかの確認のために質問させていただきますのでよろしくお願いいたします。
以前、日本国憲法第21条というところがうやむやになってしまって終わってしまったので、再度お聞きいたしますが、日本国憲法第21条の表現の自由と検閲の禁止に関しては、これはやはり行政としては守るべきものというような認識かどうか、まずお伺いいたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 前回の議会のときにも人権についてご質問いただいたと思うんですけれども、人権というものは、全ての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利、あるいは人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持っている権利であって、誰にとっても大切なもの。日常の思いやりの心によって守らなければならないものであります。
具体的に言いますと、国民の一人一人は憲法によって犯すことのできない永久の権利として基本的人権が保障されているということとか、全ての国民は法の下で平等であって、人種、信条、性別、社会的身分などにより差別されませんとかいろいろあるんですけれども、今、香田議員がおっしゃられてる日本国憲法第21条、集会、結社及び言論、出版、表現の自由が認められているということも人権の具体的なことだと思っております。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) ありがとうございます。
検閲を調べてみると、行政権が主体となって思想内容の表現物を対象とし、表現物の一部または全部の表現を禁止する目的で対象とされる表現物を網羅的、一般的に表現前に審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止することとあります。
行政権というのが、国家の統治権に源を持つ作用であるが、地方公共団体、その他の公共団体に分与され、これは自治行政、あるいは公共団体または私人に委任されることがあるというのがあるんですが、検閲の禁止に関しても当局としては、やはり私と同じ、やっては駄目という認識かどうか、お伺いいたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 学者じゃないので、具体的に詳しいとこまでははっきり申せませんけれども、先ほど言いましたように、人権の中に出版、表現の自由が書かれてますので、言われました著作権とかというものにも及んでいくんだと思っております。ただ、その検閲ということを言われましたけれども、その検閲ということに関してどうのこうのというところまでは、すみません、今、即答の答えを持ち合わせておりません。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 日本国憲法第21条に載ってますので、またそれ読んでいただいたらいいかなと思います。
先ほどおっしゃられた著作権の中で、同一性保持権というのがありまして、これ何かというと、著作物の内容及びその題号の同一性を保持する権利というのがあるんですね。それ何かといったら、文章、その他題名とかを、他の人が勝手に変えてはならないという権利があるんですね。なので、出版の自由とか表現の自由という中に、この同一性保持権というのが、他人が勝手に文章を変えたら駄目ですよというのがあるんですが、私もそれは変えたら駄目というような認識を持ってるんですが、そこら辺の認識も同一的なものなのかどうか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) 憲法のことについていろいろお話をいただいてるんですけども、
人権擁護委員、地域の中で活動されますので、その検閲といった、国あるいは警察ですか、そういうところが関わるところとは直接関係はないと考えておりますし、町として、住民の方の文章に対して検閲することはございません。
○議長(河野照代君) 議員の皆様に申し上げます。この諮問は、この方が適任かどうかということを御質問なさっていただいてのことであったので、今後も逸脱のない質問の仕方をしてください。
では、「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」を採決します。
お諮りします。
本件は適任と意見を付して答申したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「異議なし」と認めます。
したがって、諮問第2号「
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求める件」は、適任との意見を付して答申することに決定いたしました。
……………………………………………………
◎日程第6 議案第60号 播磨町
事務分掌条例制定の件
日程第7 議案第61号 播磨町
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件
日程第8 議案第62号 播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第6、議案第60号「播磨町
事務分掌条例制定の件」から、日程第8、議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」までを一括議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君)(登壇) ただいま一括議題となりました、議案第60号「播磨町
事務分掌条例制定の件」、議案第61号「播磨町
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件」及び議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」の3件につきまして、関連がございますので一括して提案理由の御説明を申し上げます。
平成17年10月1日にグループ制を導入してから16年が経過しました。その間、少子高齢化の進展や生産年齢人口の減少など、行政を取り巻く環境は大きく変化し、本町におきましても、社会保障費の増加や公共施設等の老朽化に伴う対策経費の増大など厳しい財政状況が続く中、ますます高度化、多様化、複雑化する行政需要や、これに伴う業務量の増加、偏りなど、課題に迅速かつ的確に対応していくことが求められております。
このため、令和元年8月から、播磨町行政事務に関する調査研究及び庁議におきまして、組織機構の在り方について検討を重ねてまいりました。その結果、社会経済情勢や時代の要請に応える柔軟かつ効果的な組織運営と分かりやすい組織を目指し、令和4年10月から部制の導入やスポーツ・文化に関する事務の町長部局への移管、類似関連業務の集約化などを柱とした組織機構の見直しを行うこととし、これに対応した文書事務に変更するため、関係条例を制定しようとするものであります。
それでは、内容につきまして御説明申し上げます。
議案書2ページ、3ページを御覧ください。
まず、議案第60号「播磨町
事務分掌条例制定の件」につきましては、本条例を全部改正するものであります。
第1条ですが、グループ制を改め、部制を導入することにより、社会環境や行政需要の変化に素早く対応し、機能的で柔軟性のある組織にしようとするもので、町長直下の組織として、企画総務部、財務部、住民協働部、福祉保険部、都市基盤部の5つの部からなります。
第2条ですが、前条に規定する部の所掌事務の範囲を規定いたしております。
企画総務部は、(1)町政の総合的な企画及び調整に関すること。(2)広域行政に関すること。(3)秘書及び渉外に関すること。(4)広報及び広聴に関すること。(5)統計に関すること。(6)情報処理及び情報施策に関すること。(7)危機管理に関すること。(8)防災に関すること。(9)消防に関すること。(10)防犯に関すること。(11)交通安全対策に関すること。(12)財産管理及び契約に関すること。(13)行政区域に関すること。(14)財産区に関すること。(15)財政に関すること。(16)文書、条例及び法規に関すること。(17)議会及び行政一般に関すること。(18)職員に関すること。(19)その他特に命じられた事務に関すること。
財務部は、(1)町税及び町税に係る税外収入に関すること。(2)債権の管理に関すること。
次の4ページの住民協働部は、(1)住民協働に関すること。(2)コミュニティ活動に関すること。(3)文化及びスポーツに関すること。(4)男女共同参画に関すること。(5)産業経済に関すること。(6)環境の衛生及び保全に関すること。(7)廃棄物処理及び清掃に関すること。(8)戸籍及び住基記録に関すること。
福祉保険部は、(1)国民健康保険に関すること。(2)国民年金に関すること。(3)福祉医療に関すること。(4)後期高齢者医療制度に関すること。(5)介護保険に関すること。(6)障がい福祉、高齢福祉その他社会福祉に関すること。(7)人権(他の部の所管に属するものを除く。)に関すること。(8)保健及び医療に関すること。(9)子育て支援及び保育(他の部の所管に属するものを除く。)に関すること。
都市基盤部は、(1)都市計画に関すること。(2)用地取得に関すること。(3)公共交通に関すること。(4)住宅、開発行為等に関すること。(5)公共施設の建築及び営繕(他の部の所管に属するものを含む。)に関すること。(6)道路及び橋りょうに関すること。(7)河川、港湾、漁港その他土木に関すること。(8)ため池、水路、その他治水対策に関すること。(9)公園及び緑地に関すること。
以上、条例上には部ごとにおおむねの事務を列記し、さらに細かい事務につきましては、これまでと同様に規則に委ねることといたしております。
第3条及び第4条ですが、改正前の条例と同様に、第3条では、臨時または特別の事務事業について、町長が必要な事務分掌を規定できるとし、第4条では、委任について規定しております。
次に、5ページをお願いします。
附則でございますが、この条例は、令和4年10月1日から施行することといたしております。
次に、議案書6ページ、7ページをお願いします。
議案第61号「播磨町
地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例制定の件」であります。
機構改革により、内部組織として部の下に課を設置いたします。その一つとして、住民協働に重点的に取り組む課を設置し、そこに、スポーツ・文化活動や公民館等に関する事務移管することで、より地域との連携を強化するため、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項の規定に基づき町長が管理し、及び執行する教育に関する事務を第1号から第3号に規定するものであります。
第1号には、公民館及びコミュニティセンターの設置、管理及び廃止に関すること。
また、第2号には、学校における体育を除くスポーツに関すること。
そして、第3号には、文化財の保護を除く文化に関することといたしております。
附則ですが、この条例は、令和4年10月1日から施行することといたしております。
次に、議案書の8ページ、9ページをお願いします。
議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」であります。
本件につきましては、先に説明いたしました2つの条例制定に伴い、これに関係する条例を改正する必要があるため、複数の条例を一括して改正する整備条例の形式により条例改正を行おうとするものでございます。
関係条例ですが、第1条から第13条までの見出しをご覧ください。このたびの機構改革に関係するこれら13の条例を一括改正することといたしております。
それでは、個々の条例改正につきまして、参考資料の新旧対照表により御説明申し上げます。
参考資料、まず1ページを御覧ください。
整備条例第1条関係は、播磨町職員定数条例の一部改正についてであります。
町長部局等における職員数については、再配分する必要があるため、本条例を改正しようとするもので、第2条第1号に規定する町長事務部局の職員数を152人に、また、第4号に規定する教育委員会の事務部局など教育委員会関係の職員数を50人に、さらに、第5号に規定する上下水道企業部局の職員数を15人に改めるものであります。
第2条関係は、播磨町特別職報酬等審議会条例の一部改正についてであります。
本条例第6条に規定する、播磨町特別職報酬等審議会の庶務を所管する部署を総務課に改めるものであります。
第3条関係は、播磨町水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。
本条例第3条第2項に規定する、水道事業及び下水道事業の管理者の権限を行う町長に属する事務を処理する組織を上下水道部に改めるものであります。
2ページをお願いします。
第4条関係は、播磨町長期総合計画審議会設置条例の一部改正についてであります。
本条例第7条に規定する、播磨町長期総合計画審議会の庶務を所管する部署を企画課に改めるものであります。
第5条は、播磨町職員の給与に関する条例の一部改正についてであります。
本条例の別表第2は、給与表に定める職員の級の分類の基準となる職務の内容を示したものですが、職務の級別に定めている職名について、リーダー補佐を係長に、リーダーを課長補佐、室長補佐、事務局長補佐に、統括を課長、室長に、理事を部長にそれぞれ改めるものであります。
第6条関係は、播磨町環境審議会条例の一部改正についてであります。
本条例第8条に規定する、播磨町環境審議会の庶務を所管する部署を産業環境課に改めるものであります。
3ページ、4ページをお願いします。
第7条は、播磨町
都市計画審議会条例の一部改正についてであります。
本条例第7条に規定する、播磨町
都市計画審議会及び常務委員会の庶務を所管する部署を都市施設課に改めるものであります。
第8条は、播磨町立公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。
教育委員会の権限であった公民館及びコミュニティセンターの設置、管理及び廃止に関する事務を町長に移管することに伴い、本則及び附則の本文中の教育委員会を町長に改めるものであります。
4ページの下段をお願いします。
第9条関係は、播磨町子ども・子育て会議条例の一部改正についてであります。
本条例第7条に規定する部署の単位を課に改めるものであります。
5ページをお願いします。
第10条関係は、播磨町立幼稚園における一時預かり保育料徴収条例の一部改正についてであります。
教育委員会が実施していた播磨町立幼稚園における一時預かり保育料徴収に関する事務を、機構改革に伴い町長が実施することとなるため、本条例第6条、委任規定に規定する委任先を規則に改めるものであります。
第11条関係は、播磨町消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の一部改正についてであります。
本条例第5条第2項中の消費生活行政の所管する職を課長に改めるものであります。
第12条関係は、播磨町空家等対策協議会条例の一部改正についてであります。
本条例第9条に規定する、播磨町空家等対策協議会の庶務を所管する部署を都市施設課に改めるものであります。
第13条は、播磨町学校給食審議会設置条例の一部改正についてであります。
本条例第9条に規定する、播磨町学校給食審議会の庶務を所管する部署を教育総務課に改めるものであります。
次に、議案書10ページをお願いします。
附則についてですが、この条例は令和4年10月1日からしこうすることといたしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
お諮りします。
議事の都合により、日程第6、議案第60号「播磨町
事務分掌条例制定の件」から、日程第8、議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」までの質疑、討論、採決は、12月15日に行いたいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「異議なし」と認めます。
したがって、日程第6、議案第60号「播磨町
事務分掌条例制定の件」から、日程第8、議案第62号「播磨町機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」までの質疑、討論、採決は、12月15日に行うことに決定しました。
……………………………………………………
◎日程第9 議案第63号 播磨町
交通安全対策基金条例制定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第9、議案第63号「播磨町
交通安全対策基金条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第63号「播磨町
交通安全対策基金条例制定の件」につきまして提案理由の御説明を申し上げます。
兵庫県市町交通災害共済組合が、令和4年3月31日に解散されることに伴い、分配される設立基金の残額の分配金を活用し、交通安全対策を推進するため、基金条例を制定しようとするものであります。
それでは、議案書12ページをお願いします。
第1条では、基金設置の趣旨を定めております。第2条では、基金の額は予算を持って定める額と定め、第3条では、基金の管理、第4条では、運用益金の処理、第5条では、繰替運用、第6条では、基金の処分について定めております。
なお、附則についてですが、この条例は公布の日から施行することといたしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 基金とは、特定の目的のために準備された元手となる資金のことだと思う中で、この第6条の処分の項を見ると、基金は交通安全対策の推進に寄与する事業の財源に充てるということを書いてますね。町としても、交通安全対策は、例えば、
土木グループが、幹線道路とか生活道路の交通安全対策をしてますし、
危機管理グループにおいても、カーブミラー設置とかの交通安全施策について事業を毎年やってますね。今回の基金の交通安全対策というのは、漠然としとんですよ。少し何に使うか、具体的な案はないんですか。そこら辺りいかがですか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今、奥田議員から、基金は特定の事業に充当するものであるというような御指摘をいただいております。今回、三千万何がしのそういった分配金をいただくということで、それを基金に積み上げました。
この基金については、先ほど確かに奥田議員のおっしゃる交通安全のほうへ充当したいと思いますが、今回、この基金の充当先といたしまして、今、通学路の対策として、関係機関で行っております通学路交通安全対策プログラムに基づいて設置されております組織、播磨町通学路安全推進会議が、毎年関係者を集めて行われております。その会議の中では、具体的に通学路、実際にこういう点検をしながら、そういった危険箇所とかそういうものについての必要性を、毎年度、こういうふうに図られておりまして、それに対しては当然、改修すべきところは改修しているというようなことでやってきております。
今回、新年度予算におきまして、新たにここの項目から提案が上がってきた項目については、これはまだ予算の段階でございますが、300万円程度の予算を、
土木グループの交通安全対策事業の中に、これはこのために置くということで、その予算を措置しようと考えております。
ですから、この基金を充当するのは、そういう交通安全対策プログラム等でそういった指摘等のあった内容について、対策に当たるような事業費に充当してまいりたいと考えております。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 播磨町通学路安全推進会議の提案を基に基金を充当するということですね。この基金を処分する場合、誰が判断するのかな、この基金の処分は。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 基金の処分というのは、当然、予算措置でございます。予算におきまして、この基金を充当するというようなことで予算編成を行い、それを当初年度ないし議会に提案申し上げ、そういう内容について議決をいただき、そうすることによってその予算が執行できるということになりますので、最終的にはそういう予算の可決状況において実施できるという形でございます。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 今、年に300万円ほど充当するという話ありましたね。じゃあ、この基金については、300万円を毎年つこたら10年でこの基金はなくなる計算になると思うんですが、そこら辺りいかがなんですか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) この基金の原資となっておりますのが、今の交通災害共済の分配金でございます。ですから、特にこの基金を積み立てて、それを3,000万円ということで持ってはおるんですけども、これについては、極端な話、基金を積まずとも一気にそういう交通安全対策事業に充当することも可能でございます。しかし、こういう基金の分については、継続的にこういうふうな必要となる部分について充当していきたいというようなことで、内部で協議をしまして、この基金に積みまして、10年になりますが、毎年300万円というのは、あくまで予算でございますので、300万円程度のそういうものを措置し、必要な場所において、必要なところに、そういった工事費を予算化して、その財源とするということにしておりますので、10年もつか、それが15年もつか、その辺りは、この基金を目的として活用していきたいと考えております。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 年間、全国で通学路につきましては、悲しい事故等が相次いでいるという現状がございます。そうした中で、一挙にこの3,000万円、共済の分配金を使ってしまうというよりも、通学路の安全を毎年検討されている、そういう中で、時にはこの小学校のこの通学路というふうな、それぞれ必要が出てきた場合に、この分配金をできれば活用していきたいと思っております。
先ほど10年というお話がございましたけれども、10年をかけて播磨町の町域の通学路等の安全対策を講じれば、かなり通学路について、学校周辺、町内の子供たちが通学する道路につきましては、改善が図っていけるのではと思っております。
通常のいろんな道路とか、交通安全とか、そういう部分につきましては、毎年、ご承知のように計画的に道路の改良、また補修等を進めておりますので、これはもう少し違った形で子供たちの通学路の安全対策、そういったところに重きを置いた改修等が適宜できればと思っております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) この基金を活用して通学路の改修を図っていくというのは大変いいことだと思いますし、理解できたんですけども、今現在も当然こういった通学路に対する安全対策というのは行われていると思うんですけども、今後はこの基金を活用することによって、その事業規模が大きくなるという理解でいいのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 事業規模の拡大ということの狙いではございません。今まででしたら、財源を確保するに当たりまして、その事業の優先順位、それを決めまして、その年にするか、翌年度にするか、次の年にするかというようなことになってまいります。ですから、この300万円何がしの分に該当する事業につきましては、その金額分に当たる通学路の対策分については、まずそれを充当して行うということで考えていきたいと思います。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) ある程度毎年、極端に工事が偏らないようにという配慮なのかなとも思うんですけども、3,000万円何がしの金額がある中で、通学路の安全対策という非常に重要なことをやるんであれば、そこは300万円という上限を考えずに、単年度でできるだけのことをやっていったほうが、いずれにしろ工事しなければいけないんであれば、必ずしも年度の上限を決める必要はないのかなと思うんですけども、いかがでしょうか。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) はっきりした上限を定めているわけではございません。300万円程度の工事といいますか通学路の改修、そういったものをめどにはしておりますけれども、時にはそれ以上の費用がかかる通学路の改良というものもあると思います。もしくは、それ以下で今年はできるというような場合もあると思います。ですから、めどとして300万円程度ということで10年ぐらいを見込んでおりますけれども、時には金額が上下するということもご理解いただきたいと思います。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 先ほど町長が、毎年、通学路で悲しい事故が起きてると言われたんですけど、それは播磨町内で毎年悲しい事故が起きてるというようなことで言われたのか、全国的なのか。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 先ほど、全国的なニュースということで申し上げたつもりだったんですけれども、町内では子供たちを巻き込んだような、そういった大きな事故というのは、最近は聞いておりません。過去にもかなりそういったことについての全国的なニュースはございますけれども、町内においてはあまり記憶がないと思っております。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) でしたら、毎年300万円程度、それ以下かもしれないし、それ以上かもしれないというようなお話が先ほどあったんですが、どこの部分の通学路を具体的にどういうふうに直していくというような計画が立っているのかどうか、お伺いいたします。
○議長(河野照代君) 高見竜平理事。
○理事(高見竜平君) 播磨町通学路安全推進会議がございます。これは、教育委員会が窓口になってまして、公安委員会である加古川警察、それから、県道・町道管理者、
危機管理グループ、それからあとPTAの役員、校長先生等々で、各小中学校テーマを決めてやっております。何年かに1回、総合的に安全パトロールというような形で、危ない箇所、危険箇所というのを上げてきていただいてます。
それで、蓮池小学校とか播磨中学校ですかね、グリーンベルトというのをさせていただいてます。あれも、事業の中の一環でやってます。ただ、グリーンベルトというのは非常に高価なものなので、この基金だけでは当然足りません。主に使っているところといいますと、例えばなんですけど、横断歩道の付け替え、カーブミラーの設置、それから、法定外表示の部分を教育委員会並び警察の方とも位置を変えたりというのは、そういう事業の中の、あくまで重点という形になります。
直近でありましたら、水路のところに小学生がたまるので危ないんだということで、側溝の蓋上げなんかも通学路の推進の中の一環としております。費用としましては、数十万円程度かかったりします。その中の充当と考えていただいたら結構かと思います。
ですので、道路事業として、交通安全対策の事業のほかに別途維持管理の中で、ガードレールの設置とか防護柵というのは、また別途計上しておりますので、あくまでも主に通学路とか歩行者の、そういうところに使いたいなと考えております。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) でしたら、10年間かけて3,000万円を使うというよりは、不用額というような意味合いが強いのかなとは思うんですが、それはいかがですか。計画性があまりないように聞こえますので、何かこれが危ないからということがあって、じゃあそこに何かを使いましょうかというふうに聞こえるんですが。先ほどからの説明だと、10年間かけて300万円ずつぐらいで通学路の補修、改善を行っていくと言われてたので、そこら辺の確認だけよろしくお願いします。
○議長(河野照代君) 高見竜平理事。
○理事(高見竜平君) 今から予算の段階に入っていくわけなんですけども、交通安全対策事業は、通学路以外にも結構ございます。中央分離帯、ガードレール、そういうような車両通行の関係なんかにも使ったり、切下げに使ったりしております。そちらはそちらの事業という形になってます。ただ、突発的に学校関係からの要望、あらかじめ事前に幼稚園、保育園からも要望はいただくんですけども、価格的に足りないものについては予算措置する必要があるのかなということで、あくまでこの300万円は目安としてやっております。予算の中でその程度の範囲内で充当という形を取らせていただきたいということで、
土木グループからもお願いはしてます。なかなか分かってて流用いうわけにいかないので、たまたま交通安全共済の費用がこういう形であるということなので、交通安全対策事業に使えるんではないかということで目安として、全部が全部使い切るとなったら、正直言いまして、ガードレール、300メートル、400メートルすると一気に飛んでしまうようなお金なので、そういうところに使うんではなくて、あくまで交通共済という目的もありましたので、通学路、歩行者関係に使いたいなということで考えております。
ですので、大きな予算は、また別途取っていきますので、またそのときは、予算委員会のときにはそれなりの目安という形で示させていただきますけども、今回はあくまでも基金で積んでいただいた中での充当で使っていきたいと考えております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 今まで、今さっき高見理事もおっしゃいましたように、通学路の安全に対して、点検とかそういうことをやってこられて、その部分についてはそれなりの補修、改修もされてきたと思うんですが、今までそういう事業では対策委員会といろんな要望があったものに対して、なかなか十分に施策ができなかったという事実はあったということなのかなと思うんですけど、その辺はお聞きしたいかなと思います。
○議長(河野照代君) 高見竜平理事。
○理事(高見竜平君) 施策といいますか、あくまでも道路上のことでございます。ですので、道路管理者、あるいは教育委員会の通学路関係だけで全てが全て網羅するものではなくて、加古川警察、公安委員会から道路を触る関係上、奇抜なものも当然運転者にとってとか歩行者にとって目立ってしまうというのもありますので、基本的には要望いただいても道路構造上できるものとできないものがございます。あくまでも施策というよりも安全上必要なものは十分つけていくんですけど、構造的にできないと言われることにつきましては、できない旨でお伝えして、断念しているところもございます。
○議長(河野照代君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 今さっきも言われたように、特に通学路、そして歩行者の安全対策ということを趣旨として、この基金を設立するということで理解してよろしいか。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 町内の町道等につきましては、年間、計画を立てた中で、毎年、当初予算で上げさせていただいております。今回、思いがけず播磨町に配分されました交通共済のこの分配金につきましては、もう少し臨機応変に、多分ご存じだと思いますけれども、通学路というのは、通学する子供の変化によって多少変わってくると思います。そうしたときに、大きな工事というよりも、むしろそこに必要なものというのは、その都度、地域によっても課題も違うでしょうし、出てくると思うんですけれども、そういったものを学校とか、またそういう会のいろんなご意見等も聞きながら、適宜対応できるようにということで、臨機応変に対応していけるような、そういった予算をこの基金の中で持ちたいなと思っております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第63号「播磨町
交通安全対策基金条例制定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第63号「播磨町
交通安全対策基金条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第63号「播磨町
交通安全対策基金条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。
しばらくの間休憩します。
休憩 午前11時05分
…………………………………
再開 午前11時15分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第10 議案第64号 播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第10、議案第64号「播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第64号「播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
播磨町土山駅
南交流スペース内のギャラリーコーナーにつきましては、これまでから住民及び来訪者の交流や展示等の場としてご利用いただいているところですが、さらなる利用促進のため、使用料の減額を行い、施設の有効活用を図ろうとするものでございます。
それでは、参考資料6ページ、新旧対照表によりご説明申し上げます。
別表(第7条関係)についてですが、ギャラリーコーナーを使用する場合、1時間当たり300円を200円に、また、営利を目的として使用する場合は、1時間当たり1,000円を500円に改めるものであります。
次に、議案書14ページを御覧ください。
附則でありますが、この条例は、令和4年4月1日から施行することといたしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) この展示ギャラリーの利用、金額を下げるということで利用促進が図れるのかも分かりませんが、現在、展示とかギャラリーの利用については、利用単位が1時間で済むとは考えられない。半日とか1日単位という考えはなかったのかお尋ねします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今のところ時間単位で、半日の場合はその時間数、半日といっても午前の半日と午後の半日によって時間数も変わりますので、その辺り、より実質的な費用を徴収するほうがいいのかなというようなことで、単位の幅を小さくしております。もしそういうケースが増えてくるようであれば、またそういったことの考慮も必要かと思いますが、大体皆さん1時間当たり幾らでというような、貸されるような施設多いですので、それに準じているようなところでございます。
○議長(河野照代君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 今まで利用状況、それについては、私、事前に調べてくるの忘れたんですけど、教えていただけたら。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 利用状況は、有料の利用状況と無料の利用状況があるんですけども、平成29年度におきましては、有料は減免も含めてですけども2件、公共団体が3件で合計5件。平成30年が8件の利用があったんですけども、一般の利用が1件、あとが営利を目的としたものが2件ございました。行政関係で5件の利用が。平成31年、令和元年なんですけども、9件あるうちで行政等の減免のある件が5件、一般が1件で、営利が2件です。5割減免が1件ございました。令和2年なんですけども、これが4件で、一般というんですか、これはもう行政関係の利用が4件いうことです。令和3年なんですけど、この辺りかなりコロナの影響等もございまして、令和3年におきましては6件です。ただ、営利の目的とした利用が1件ございました。
以上です。
○議長(河野照代君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 公共的ないうことで、この前から投票所もしましたよね。それもこの件数に入ってるんですか。入ってないの。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 投票所の件数というのはその中には入ってございません。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君) 1日お借りすれば結構な金額になるということで、さらなる利用促進ということで説明を受けましたけれども、思ってた以上に少なかったのだなという感想なんですね。それで、利用される方とか利用したい方からなどの意見は、町には入ってるんでしょうか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) あそこのスペースなんですけども、ご覧いただいたら分かるんですけども、一般的には駅前のそういう施設のところでございます。特に展示場というよりも、皆さんが自由に入っていただいて、あそこで交流を深めながら話をしていただけるというようなことの目的でつくっているものでございます。その中で、特にその場所で展示をしたいということであるんであれば、占用利用という形になってしまいまして、その間、他の方の出入りが実際に座れる場所というのも少なくなってまいります。そうなりますと、当然、管理は展示される方自身で管理いただくんですけど、その辺り、利用状況が展示で利用されるか、それとも、皆さん一般的にあそこを有効活用されているようなところもございますので、展示を増やすというような意味でも、費用は下げておるんですけども、皆さん、それ以外でどんどん利用されておりますので、利用状況としては、こちらとしては、どちらを重点的に置くかというようなところで、費用を下げるようなことで対応を考えたところでございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
野北知見議員。
○1番(野北知見君) 私は土山駅の近くに住んでおりまして、あそこをよく通るんですが、休憩所とか軽い飲食をされたり、学生たちが本を読んでたりとか、非常に有効にそういった活用はされてると思います。ただし、展示とかそういったギャラリーに使用してるのは、私いつも行ってるわけじゃないんですけども、見かけたことはありませんでしたんで、どのくらいの頻度で利用されてるのか興味があったんですが。今それはお答えしていただいたんですけども、あれは通常の利用というのがすごく有効的で、町民の皆さんにも喜んでもらえるということなので、ギャラリーとしての使用が多く増やそうとかいうのは、あまりそういうのは現状でも構わないのかなと思っております。
ただ、もし増やすという方向だとしたら、そういった面に使えるという広報というのが足りないんじゃないのかなと思います。近隣の方たちは、あそこは休憩所というか、そういう播磨町の情報を見ながら、そういった認識ですので、ですから、中途半端なんかなという感じがしたんですけど、その辺はどうなんでしょうか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) あの施設を設けた目的の一つが、住民の方々の交流の場でございます。その一つとしては休憩所というんですか、自由に出入りできて、そこで談話ができるという環境が最もベストであろうかと。ただ、駅前のああいう施設でありますので、展示をしてみたいとか、例えば、営利を目的とした販売もしてみたいというような需要もあろうかというようなこともございまして、そういった使用料を定めたものでございます。
それにつきましては、今もお答えしましたけど、どちらを重点的にというような意味もございません。決してそういう展示でも使えるし、それ以外であれば、皆さんが自由に使える場として、今までそういう目的で活用しておりますので、展示をどんどん増やしていくということもご希望があれば、どんどんお受けしますが、その辺り、今の自由度との幅というのも考えながら、こちらとしては皆さんにとにかく活用いただきたいと。もし金額の弊害があるんであれば、それも少し下げてしますので、どうぞ皆さんどうですかというスタンスで、今回、改正をさせていただいております。
○議長(河野照代君) 野北知見議員。
○1番(野北知見君) 今の答弁をお聞きしますと、そういったギャラリーコーナーの利用もある程度促進していく方向に伺ったんですが、この下げ幅なんですけども、営利目的とした場合は、1,000円から500円ということですね、1時間。その他の場合は300円から200円ということで、もしそれで個人的に展示をして、1日使わせてもらおうと思いましたら、2,000円以上かかるのかな、10時間ぐらいありますので。そうするとちょっと負担が大きいなと思いますが、これなぜ半額にはならなかったんでしょうか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 展示のほうが半額にならなかったかということですか。(発言する者あり)
野北議員のおっしゃるのは、300円を150円にしたらどうかというご質問ですか。
○議長(河野照代君) 野北議員、もう一度はっきりと質問をお願いします。
○1番(野北知見君) すみません、改正前と改正後の1時間当たりの金額が、営利の目的の場合は50%引き下げられていますが、それ以外の場合は三十何%ぐらいの引き下げなので、なぜ同じように50%の引き下げにならなかったのかということをお伺いしました。
○議長(河野照代君) 答弁、三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) この交流スペースにつきましては、他の公共施設と同じように時間、先ほど時間のご質問もありましたが、活用を進めるために単位としては1時間単位にして、できるだけ多くの方に使っていただこうということにしております。
あわせて、使用料につきましても、減免制度、これも全町的に共通しておりまして、公共的団体とか、65歳以上の方につきましては、半額適用ということになります。そういうところもありまして、150円にしますと75円というような、非常に半端な額が出てまいりますので、200円にさせていただいて、そういう公共的であったり高齢の方であったり、そういう方が使われる場合は半額の100円ということになりますので、そういうところもありまして事務の状況も考えて、そういう価格設定にさせていただいております。
○議長(河野照代君) 大瀧金三議員。
○6番(大瀧金三君) このきっずなホールには事務員がおられますので、管理をしっかりしながら、無料にすることはできなかったんでしょうか。というのは、あそこにそういう趣味を通じた展示物がありますと、たくさんの方、ちょっと見学等ににぎわいを設けることや、交流が生まれるんではないかなと、趣味を通じて、管理をしっかりしながらですけども、展示して、そういう交流の場ということで、人の動きを活性化したらどうなんでしょうか。
○議長(河野照代君) 三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) 以前、公共施設、小学校のグラウンドなんかも無料で使っていただいてるような状況がございました。そういう場合、どうしても1日、朝から夜まで同じところが申込みしてしまうと。そういうこともありまして、ある程度受益者負担をしていただく中で効率的に必要な時間を、お金が要るとなりますと、時間帯も活用を考えていただけることもありまして、公共施設についてはそういう時間、それからまた減免についても統一して運用しておりますので、無料いうのは逆に弊害があるのではと考えます。
○議長(河野照代君) 大瀧金三議員。
○6番(大瀧金三君) 例えば、私の近所にある野添コミュニティセンターでは、そういう趣味を通じた展示物をされてるんですね。それによって皆さんが集まられて交流が生まれてるということを見ておりますので、そういう形で、自粛期間でもあったりいろいろ出歩く、出会いが少なくなってきとるんですけども、そういうことを通じることによって交流が、駅前でもありますので、そういうにぎわいをできるんではないかなと思うんですけど、その辺どうでしょう。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) きっずなホールは、展示だけ、ギャラリーだけのために設置してあるものではございません。通常、行っていただいたらよくお分かりだと思いますけれども、中高生たちの健全な居場所であったりとか、また、他市町、播磨町だけではなくて駅前にありますので、明石市とか加古川市とか、他市町の方々もご利用、多くされております。また、駅の待合に使われている場合もございますし、いろんな方々があそこで本当にひととき時間を過ごされてという場合もございます。ですから、きっずなホールの役割としましたら、決して展示だけではないということで、できるだけフリーな形で使っていただきたいなと思うんですね。
ただ反面、時には駅前ですから、ああいうところで何かご自分たちがされているサークル活動とか、そういうものを展示する機会があってもいいかなと思いますので、それを両方、どういったバランスでというのは、なかなか町が押しつけるわけにはいきませんけれども、少しだけご負担もいただいて、両方の役割を、きっずなホールで果たしていければなと思っております。
○議長(河野照代君) 大北良子議員。
○4番(大北良子君) 先ほど副町長から御説明がありました、65歳以上は半額とお伺いしたので、改正後の営利を目的としてギャラリーコーナーを使用する場合は1時間当たり500円も65歳以上の方がされる場合は半額ということでよろしいんですか。
○議長(河野照代君) 三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) 減免につきましては、基本的に町民の方が一般的な利用ということで想定しておりまして、営利でされる方が65歳以上だから減免適用するかいうのはなかなか難しいかなとは今考えております。
○議長(河野照代君) 大北良子議員。
○4番(大北良子君) それでは、営利というか、この頃、朝市とかでもハンドメイドの方が出られたり、住民の方もそういう趣味のものを作って少し売ったりとか、分かっていただきたいいう形でいろいろ活動されてる方もいらっしゃるので、1時間当たり1,000円というのが500円になったのは、使用しやすいかなというふうにも考える部分もありまして、そこの部分、1時間500円になりますよというのをきっずなホールとかで、可決しましてからなんですけれども、宣伝というか、そういったことを住民の方に周知するのは、ホームページ以外にも見ていただいて分かるというのがいいかなと思うんです。そういうことは考えていらっしゃいますか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) それはもうきっずなホール自身にその値段を掲示するというようなことでPRもできるのかなと考えております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 交流スペースということで、先ほどから中高生というのがすごく頻繁に答弁の中で出てきてるんですが、この利用者の年齢比率と利用時間帯は把握されてるのかどうか、お伺いいたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 香田議員、すみません。年齢比率的な統計というのもなかなかそこまでは取ってはございません。年間利用人数いうことでありましたら、それは人数は把握しておりますけども、何歳が何時頃というのは、そこまでは把握しておりません。ちなみに、令和2年度でしたら、利用人数が1万3,757人ということで、統計上は残っております。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) じゃあ、なぜ中高生、中高生というのがよく分からないですよね。全体的な町の皆さんが集まって交流されてるんだろうなというのが思ったんですけど。まだ質問してますよ。質問してるんですけど。
○議長(河野照代君) 質問中です。少しお待ちください。
すみません、
香田永明議員、続けてください。
○5番(香田永明君) 中高生の方も利用はされてるんでしょうけれども、今回の利用料の減額による
年間経費の差額は計算されてるのかどうか、お伺いいたします。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午前11時36分
…………………………………
再開 午前11時40分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今、香田議員からの経費の分ですが、これを減額することによって経費がどうなるかということなんですけど、当該施設におきましては、こういった形で収益、その分をもって運営している施設ではございません。直営であそこの施設は運営しているものですので、この方々が、例えば、減免をしようがしようまいが、半額にしようがしようまいが経費的には同じ金額を支払うということで、要は開いてる時間内に活用してもらうということですので、この収入を目的として運営しているという形のものではございません。ですから、この施設におきましては、町の直営の施設でありますので、これが例えば減額になって、例えばその分で経費がこれだけ上がるとか、そういうことの対象になるというものはございません。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) よく分からないんですけど、今さっき令和2年が1万3,000人ぐらいの利用者数があったという話だったんですが、減額することによって、どれぐらいの利用者数、ここの利用者数を増やすためにそれを減額するのか、展示品とか有料のスペース使う人の利用客を増やすために減額するのか、目的は何なのかお伺いいたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 令和2年度、コロナの影響で1万3,757人ということなんですけど、これが令和元年度でしたら2万9,498人ぐらいの利用があります。今回、この減額したという目的は、今の自由に使っていただく人、それはたくさん来ていただいておるんですけども、減額することによって、展示をしたいという方も活用しやすくなるのではないかなと。あえて展示される人数を何人まで増やそうかと、そういう形ではなしに、皆さんがあの施設を利用しやすいように提供してあげれば、あそこの活用も増えるのかなというようなことで、何もあそこを展示スペースとして、町としては主たる目的を置いているという形のものではありません。展示というのは、展示だけを目的として、先ほど町長が申し上げたように、情報発信の場であるし、いろんな交流の場であると。その中でそういう展示も一つの手段であるということで考えておりますので、様々な方法の中で活用しやすいように、今回はそういう展示という部分で値段を下げたという趣旨でございます。
○議長(河野照代君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君) すみません、細かいことをお聞きするようなんですけども、令和2年度で1万3,757人、これってある程度時間が来ましたら管理していただいてる方はいらっしゃらなくて閉まりますよね。この人数というのは、その時間を含めた分なんでしょうか。それとも、本当に管理の方がいらっしゃる人数なんでしょうか。
○議長(河野照代君) 松本弘毅企画統括。
○企画統括(松本弘毅君) こちらの人数につきましては、職員がいない時間帯も含んでおります。防犯カメラを設置しておりますので、そちらで確認しております。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 今回、利用促進を図るための利用料の引下げということなんですけども、今までの実績でいうと年間10件に満たないような件数やということなんですけども、具体的にどれぐらいの利用があるようなことを目的としてるのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 比較的利用といいますのが、営利を目的とした利用をどんどん促進していこうという形というのも、あそこでは多分難しいというよりも、そういう希望者があればそれはどんどんいきますけども、ただ、情報発信の場ということで、今、近隣の、例えば行政が、例えば、播磨臨海道路網の関係とかそういう広い、住民の方に知らしめたいという場所のときに、あそこの場でアンケートを取ったりしております。ですから、町の一番、場所的には駅前でありますので、そういう情報発信の場として一番重きを置いておりますので、ですから、それが営利であるか営利でないか、公共団体であるかということによってお金がかかるかかからないかという問題があるんですけど、住民の皆さんに知らしたいという情報について、あそこでどんどん開示していきたいと思いますので、件数については、それだけの情報があるものに等しい数字になればいいなというようには思っております。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 私が伺いたいのは、今回の利用料の引下げということそのものが、そういったギャラリーコーナーの利用促進を図るためですよね。そうであるんだったら、この引下げによってどの程度増えるということを想定しておかなければ、実際、この引下げの効果があったのかなかったのかの検証ができないんで、行政としてこの引下げによってどの程度の利用増を見込んでおられるのかを確認させてください。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今まで利用についてのご相談もあった件もございます。ですから、そういった件については、多分利用いただけるかなということで、今の倍というんですか、倍では少ないかもしれませんけども、そういった形で徐々に増えていくのではないかなと。少なくともここの利用について、いろいろご相談する中で、ちょっと難しいかなということで、利用を諦められた方も実際には聞いております。ですから、そういった方々が、利用いただくような方向に進むのではないかなと考えておりますので、今、神吉議員、具体的に何件ということのお問合せやと思うんですけども、少なくとも今の件数の倍ぐらいは使っていただけたらと思います。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 倍ぐらいの利用を見込んでるということで理解いたしました。
それで、あと1点、例えば、同じようなことを中央公民館等でやるとなると、そこにある什器等が使えて展示できるわけなんですけれども、この交流施設にはそういった、例えば自分たちの作品であったりとかを展示するような重機というものもそろえられてるのか、それとも、そういった場合には、利用者が持ち込む必要があるのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) ある程度の椅子とかパネルとかいうのは用意しております。特別に特殊なものといいますのは、申し訳ないですけども持込みいただいて、それを活用していただくということでお願いしたいと思います。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第64号「播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第64号「播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第64号「播磨町土山駅
南交流スペースの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第11 議案第65号 播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第11、議案第65号「播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第65号「播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
国において健康保険の出産育児一時金の支給額が、令和4年1月1日以降、総額42万円を維持した上で、通常分娩にもかかわらず重度脳性麻痺になった際の補償を目的とした産科医療補償制度の掛金分が引き下げられる反面、本来支給分が引き上げられます。
本町においても、出産育児一時金の支給額については、40万4,000円に同補償制度掛金分1万6,000円を加算した42万円と規定しておりますが、今回の同補償制度掛金分が1万2,000円に引き下げられた後においても、現行の支給総額42万円を維持するため、条例を改正しようとするものでございます。
それでは、参考資料7ページ、新旧対照表をお願いいたします。
第11条において、出産育児一時金の額を40万4,000円から40万8,000円に改め、健康保険法施行令第36条ただし書きの規定による加算額を1万6,000円から1万2,000円に変更するものでございます。
次に、議案書16ページをお願いいたします。
附則でありますが、この条例は令和4年1月1日から施行することとしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 出産育児一時金と加算支給分の総額が同額なんですが、本町において、加入分娩機関以外で出産するケースもあると思うんですけど、年間何名ぐらいの方がそういう分娩機関以外で出産されとるのか、件数をお尋ねします。
○議長(河野照代君) 長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君) 出産育児一時金の支給、渡してる件数でよろしいということですかね。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午前11時53分
…………………………………
再開 午前11時53分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君) そういうところに加入しないところで産んだ申請がありましたら、月に2、3件ほど毎回申請あるわけですけども、それは例えば、海外で出産したケースとか、町内には産婦人科とかないですんで、例えば、神戸市でしたらそういう産科医療補償制度対象外という領収書を持ってきて申請される方もありますけども、月に1、2件ぐらいだと思います。
○議長(河野照代君) 西田恭一
保険年金統括。
○
保険年金統括(西田恭一君) 産科医療補償制度に加入していない、そういう分娩機関というのは、今ほとんど全国でもございません。播磨町でも、先ほど長谷川理事が申し上げたましたように月2、3件申請というか、給付はあるんですけれども、今年度に限って確認しますと、今のところ大体皆さん42万円満額の給付を受けておられるので、該当される方はほとんどいないのではないかなと思っております。
○議長(河野照代君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 数年前、私がこれ質問したときに、40万4,000円しかもらえない方、出産の方おられました。それでこの質問をさせてもうたんですけど、今回、産科医療補償制度の掛金が減額されましたね。その理由を教えてください。
○議長(河野照代君) 長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君) なぜ減額したかというのは国の理由になってくるんですけども、少子化対策の観点から同額を本人給付分に下げた上で4,000円分充てるというのが国の方針でございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第65号「播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第65号「播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第65号「播磨町
国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第12 議案第66号 播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第12、議案第66号「播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第66号「播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
昨年度より消防庁において、消防団員の処遇等に関する検討会が開催され、本年4月に中間報告がなされ、8月に最終報告が取りまとめられております。検討会の報告趣旨としまして、消防団員の確保を行うために入団確保策を講じるとともに、消防団員の処遇改善を図ることが求められており、具体的には年額報酬として3万6,500円を標準とすることや、出動手当の報酬化並びに災害時の出動報酬は8,000円を標準にするなど、消防庁において報酬等の基準が策定され、適用日を令和4年4月1日とすることなどが明記されております。
これらの報告書等資料を基に、播磨町消防団本部会議において、報酬等の引上げ幅等について検討を重ね、近隣市町等の状況も鑑みながら、消防団員の班長並びに団員年齢報酬について、現在の1万1,500円から2万円に改め、今後も消防庁の示す標準年額を念頭に検討を進めていく予定としております。
また、出動手当の報酬化についても、分団運営の在り方と合わせ、その検討を進め、整理していく方針としております。
また、消防団員定数の減についてですが、ここ数か年かけ、新入団員の勧誘を進める一方で、各分団の活動できない状況の消防団員等の整理を行っております。
こうした中、今回の消防団条例の改正に当たり、現状に則した人数に改めることとし、現在の条例定数365人を330人に改正するものです。
それでは、参考資料8ページ、新旧対照表を御覧ください。
第5条につきましては、先ほども御説明いたしましたが、団員の定数を365人から330人に改めるものです。
別表第1(第13条関係)につきましても、班長及び団員の支給額年額を1万1,500円から2万円に改めるものです。
次に、議案書18ページをご覧ください。
附則についてですが、この条例は令和4年4月1日から施行することといたしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 消防庁より消防団員の確保のために処遇の改善を図るということですけど、近隣市町の年間報酬額を見てみますと、階級によってかなり差が生じているんですけど、これは説明もされとったんですけど、地域の事情により同一でないこと、また、消防団条例に基づいて支払っているのでいうことは理解しておりますが、本町においての年額報酬額の考え方について教えてください。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 年額報酬額いいますのは、今回、改正をお願いしているところにつきましては、一番価格的には安価という形になっておりますが、それぞれの年額につきましても、今、消防庁では、団員と班長の関係が一番問題になっておりまして、それ以外の報酬額については、それに見合う金額を置くというようなことになっておりますので、その辺りについてはそれと関係する部分でありますので、今どういう形というのはお答えしにくいですけども、町としてはそういう金額が妥当であろうというようなことで考えております。
○議長(河野照代君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 今回、団員と班長、8,500円上げて2万円にするんですけど、近隣市町との状況を鑑みながら、一気に上げるんではなく、徐々に3万6,500円まで、消防庁の要望どおりに引き上げていくんですけど、数年かけて上げるとのことですけど、近隣市町との調整は終わってるのか、それとも数年かけて上げるというのは本町独自の考え方なのか、それをお聞きします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 消防団員の報酬につきましては、消防庁からそういった形の書面は出ておりますけども、本町におきましては、そういうふうな考えで進めております。他市町の状況といいますのは、またそれぞれ事情等がございますので、その辺りについては、特にそれに合わせて調整というような形では行ってはおりません。
○議長(河野照代君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) この前も説明いただいたんですけど、今、団員や班長は1万1,000何がしなんですけど、今では適用5万円以下ですから、年額報酬は従来どおり非課税になるんですけど、これから出動手当とかいうのが8,000円ほど、標準額と表れてるんですけど、日数や時間を加算していくと5万円超して課税となると思うんですけど、そこらの考えはあるんでしょうか。どのように対応していくんでしょうか。
○議長(河野照代君) 日野統内
危機管理統括。
○
危機管理統括(日野統内君) 出動手当につきましては、
総務建設常任委員協議会でもご説明申し上げましたとおり、現在、消防団本部で協議しております。協議している一つの問題点が、今、松下議員がおっしゃられました課税対象の部分でございます。申告をしたりというところで。
総務建設常任委員協議会でも御説明を申し上げたかと思うんですけれども、もし、課税対象になった場合に、例えば、何らかの負荷がかかってる、税金なんかでも例えば国民健康保険税とかそういうのがあるかと思うんですけど、何らかの負荷がかかってる場合の段階を、消防団の所得によって超えたりとかした場合に、そういったところで困るようなケースも出てくるということもありますので、現在、今回の改正については入れずに消防団本部で、その辺り、各分団の幹部とも協議しながら、出動手当を出動手当のままで置いとくのか、もしくは報酬化するのかということを今後決めたいということで、今回は保留にしております。
以上でございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
大北良子議員。
○4番(大北良子君)
総務建設常任委員協議会でも11月9日に説明もいただいたんですけれども、先ほど岡本理事から説明もいただきまして、今後の団員確保のためということと、報酬額のことも先ほど松下議員が説明されましたが、分団の在り方というのを各分団長、幹部とも検討しというところで、大きな検討内容というのは、今後の検討内容というのは団員確保とかが大きいのかなと思うんですけど、その中のお話という、どのような形で進んでいってるんでしょうか。
○議長(河野照代君) 日野統内
危機管理統括。
○
危機管理統括(日野統内君) 各分団と消防団本部と、それぞれ会議を持っておりまして、春と秋という形で協議を進めております。
一つの話題について深掘りするといった形ではなく、その時点時点において提案事項については事務局から提案させていただき、少しずつ改善を図るといったような形で進めておりますので、今、大北議員の御質問のような形で一つのことを追求してということではなくて、一遍にできることがなかなか少ないところでありますので、こういった問題点がありますと、そういったところについて、まずこういったところができるでしょうかとかいうような形で少しずつ進めていってるのが現状でございます。
以上でございます。
○議長(河野照代君) 大北良子議員。
○4番(大北良子君) 年に2回会議されて、提案事項をされてるということで、各消防団からも提案事項であるとか、主な問題点というのが上がってきてるようなことを今いただいたんですけど、主な問題点というのはどのようなものがあるんでしょうか。
○議長(河野照代君) 日野統内
危機管理統括。
○
危機管理統括(日野統内君) 消防団との幹部会については年2回、春と秋と実施いたしております。春は特に新しい幹部を迎えた形、それから、秋は次年度に向かってといった形で会議を開催しております。
分かりやすい例で申し上げますと、消防団幹部で御提案いただいた案件で申し上げますと、例えば、新入団員の若手の方の加入なんですけれども、今まででしたら各地域において、各地域の消防団に入っていただくということが原則だったんですけれども、友達もしくは知り合いといったようなところでないと入りにくいというような団からのご要望がありまして、今現在は各団の3割以内については、播磨町内の、例えば、A地区からB地区ということで、地元ではないんですけれども、そういった活動のしやすさという点で緩和したりといったようなことが、今、大北議員の御質問に当たるようなことではないかと考えております。
○議長(河野照代君) 大北良子議員。
○4番(大北良子君) 団員加入の件というのを、
総務建設常任委員協議会でも質疑をさせていただいたんですけれど、今、友人や知人と同じところで3割ぐらいの団員の方が違う地域、ご自分の住まわれてる地域じゃないところに入られたということで、在勤の方であるとか、関係人口、播磨町に関係のある方というのも、これから入るということも検討の会議の中に出てきたりはしているんでしょうか。
○議長(河野照代君) 今の質問は本案に関する質疑ではないと思いますので、よろしいでしょうか。また後ほどお尋ねください。
他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 提案説明で、現状に則した人数に改めるというような説明やったんですね。平成20年度は、実員が331名、令和3年は、実員が284人ということで、ずっとこれ実員が減ってますね。こういう中で、
危機管理グループとしても団員確保の努力はしてると思うんですよ。この中で、一つとして任命ということであるでしょう、18歳以上50歳未満というような。拡大すると、例えば、50歳未満を、体が健康であれば60歳ぐらいまで拡大するというような考え方はなかったのか、あったのか、お聞きしたいと思います。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後 0時11分
…………………………………
再開 午後 0時12分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今回、この定数の削減を上程するに当たりましては、消防団の退職年齢ということの検討までは行っておりません。実際、勧誘の人数を増やすというようなことで、今、奥田議員の御提案がございましたけど、今後の参考にしていきたいと考えております。
○議長(河野照代君) 答弁聞こえました。
では、奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 今後の参考にいたしますと違うでしょう。実員が減ってきよんでしょう。減ってくるたびに努力はしとんのは分かるんですよ。任命は18歳から50歳未満、これを拡大しようというような一つぐらいの考え方はなかったのかということを聞きたいんですよ。頭にあったんかなかったんか。
○議長(河野照代君) 日野統内
危機管理統括。
○
危機管理統括(日野統内君) 今回の条例改正につきましては、団員の処遇改善ということで、班長、団員の報酬の値上げということを目的としております。その中で、今、団の団員数が減少してるというところについて、本部の中でも協議をさせていただきまして、団員数が減少している中、条例定数を下げても、クッション分を見込んでもそれぐらいの数であれば条例定数を下げることによって、今年度ではないですけども、来年度、予算上削減効果が見込まれると。そういった観点で今回、条例定数を下げております。
それともう一点、消防団におきましては、各分団で地縁、血縁も含めまして日々、先ほども大北議員の質問にもお答えさせていただきましたが、地域の中で団員確保については取り組んでいただいておりますので、その中で今後も進んでいくものと考えております。
もし、団員数が増えるということがあれば、それはそれで条例改正をして対応したいと思いますので、問題の論点としてはそういった形で整理しております。
以上でございます。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 現状に則した人数に改めるということで、365人を330人に改める。令和3年度は実員が284人ということでずっと毎年人が減ってきとんですね。こういう中で330人という定数の根拠については、どういう根拠でこういう人数になったのか、確認したいと思います。
○議長(河野照代君) 日野統内
危機管理統括。
○
危機管理統括(日野統内君) 定数につきましては、先ほど申し上げましたとおり、今年度ではありませんが、来年度の予算上におきます共済費が、条例定数を下げることによって削減になりますので、その分をある程度見込みまして、なおかつ増えた場合の、今284人ということで、それが令和3年4月1日の数字なんですけれども、その分よりも増えたとしても、それぐらいの数であれば可能だろうというような点を探して、330人というものを設定させていただいております。何らかの数式によって算出したというよりも、その辺りを見極めながら本部で協議させていただいたという数字でございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第66号「播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第66号「播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第66号「播磨町消防団条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後 0時18分
…………………………………
再開 午後 1時19分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第13 議案第67号 播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第13、議案第67号「播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
武田健二理事。
○理事(武田健二君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第67号「播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
令和4年4月から、播磨南小学校及び播磨南中学校において、親子調理方式での学校給食を実施するに当たり、現在、播磨南小学校に学校給食施設を整備しているところでございます。現在整備している施設は、学校給食法で共同調理場として規定されており、その設置については、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律において、条例での規定が必要となっていることから、本条例を改正しようとするものでございます。
それでは、改正内容につきまして新旧対照表によりご説明いたしますので、参考資料9ページをお願いいたします。
第2条の表において、播磨町立播磨南小学校共同調理場を加えております。
次に、議案書20ページをお願いいたします。
附則でありますが、この条例は令和4年4月1日から施行することとしております。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第67号「播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第67号「播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第67号「播磨町
学校給食共同調理場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第14 議案第68号 播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第14、議案第68号「播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第68号「播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件」につきまして提案理由の説明を申し上げます。
来年4月からの播磨町学童保育所の指定管理者の選定に当たりましては、播磨町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条に基づき公募を行いました。
その結果、2団体の応募があり、指定管理者選定委員会において申請内容を精査し、書類審査及び面接審査を行い、当該団体を指定管理者に選定することが適切であると決定されたため、それに基づき議案書21ページのとおり、兵庫県高砂市松陽1丁目5番20号、特定非営利活動法人高砂キッズ・スペース、代表理事、上田康正を、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの間、播磨町学童保育所の指定管理者に指定いたしたく提案するものでございます。
参考資料10ページをご覧ください。
予定者選定までの事務手続ですが、まず、8月10日の指定管理者選定委員会において募集要項等を決定し、播磨町ホームページ並びに広報はりまにより公表し、8月24日から9月7日までの間、募集要項を配布し、9月27日から10月6日の間、申請を受付いたしました。その後、選定委員による書類審査を10月12日に、面接審査を10月27日に行いました。
その審査結果でありますが、13ページをご覧ください。申請者は平成24年4月より指定管理者として播磨町学童保育所の管理運営に取り組んでおり、その実績が高く評価できること、また、常に子供自身の安全・安心な居場所づくりを整え、父母会や保護者との信頼関係を醸成しながら、さらに子供からのサインを受け止めやすい環境づくり、職員内部及び学校教諭との情報共有体制づくりに努力し、向上させようとしている姿が高く評価できること。新型コロナウイルス感染症対策においては、保護者も含めた感染予防の徹底、感染者が出た場合の対応等の明確化をはかるとともに、コロナ禍の制限された環境においても子供たちに楽しみや人との関わりの機会を提供することを重視し、子供の健全な育成を図るために取り組んでいること。今後の運営計画として、経費節減を念頭に置きつつも、児童と保護者が安心して利用することができるなど、今後も充実した事業展開が期待できること。
以上のようなことから、播磨町学童保育所の指定管理者とすることが適当であると、選定委員会では判断しております。
なお、17ページは、予定者の概要となっておりますのでご参照ください。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 参考資料13ページ、総合評価のところで、下のほうの段落ですけれども、今後の運営計画として、児童数の減少が見込まれる小学校内の複数の学童保育所を併合することによる経費削減というような記載があるんですけども、これというのは、どちらかというと指定管理者というよりは、行政としてこの学童保育所をどうするのかということがあって初めてのことなのかなと思うんですけども、その辺りはどのような形で、そもそもこの5年間の間でそういったことが見込まれるんであれば、募集の段階でそういったことを事業者側に伝えて、その辺りの対応を事業者側に考えてもらうような問題だと思うんですけども、その辺り、どのような対応があったのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 今回の神吉議員のおっしゃってます児童数の減少が見込まれる小学校内の複数の学童保育所を併合することということで御提案いただいてるんですけれども、町としてもそういうことは確かにあり得るだろうということは考えておるんですけれども、昨今の児童数の減少している学校と増えてる学校とかいろいろありますので、ただその児童数の増減だけが、イコール学童の方の増減とは限りませんので、実際にその学童を運営していく中で、その小学校の利用者の学童の利用者の数によってはそういうことがあり得るということで、提案いただいております。例えば、1つの学校で2つ3つと開設している小学校があるんですけれども、その中で例えば2つあるところを、その年の利用希望者の数によっては1つでもいけるんじゃないかなというところがありましたら、その辺はこちら担当グループと相談しながら、その辺は進めていきたいなということで思っております。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) この指定管理者については、学童開設以来ずっとやってらっしゃる団体で、本当に播磨町の実情をよくご存じな団体だということはよく分かってるんです。そうしたときに、複数の提案の中でいいものを選ぼうとするときに、どうしてもここまで播磨町の実情を知った事業者というのはほかになかなかいない段階で、ましてやよほどのことがない限り、学童保育所、指定管理者から併合なんていうことまでの踏み込んだ提案は、本来的にはなかなかできないものだと思うんですよね。よほどそれに、今までやってこられた方と同等の情報を行政側から積極的に提案していれば別ですけど、なかなかそこまでのこともできていないでしょうから、そういったときにこういった踏み込んだところまでを評価の物差しで測る上で、もう一方と評価するというのが本当に公平なのかなと少し疑問に感じるんですけども、その辺りいかがお考えでしょうか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今回こういった文面あるんですけども、これは事業者から、自らそういう提案が示されました。ただ、それについては、事業者としては、こういう人数が減っても、町として大きな負担をするという運営を、それをみすみす要求するわけではないですよと、学童としてもこういう状況に合わせて、ここの指定管理者はそういう見合った分について工面していくので、そういう方面で、本来なら学童保育所、当初の契約のまま人数が減ってもいけば、当然それは入ってくるわけですけども、ここの事業者においては、そういう状況に合わせて対応も考えていきますので、その辺りは十分承知しておりますということでのご提案でございます。ですから、町として、今人数少ないのにこれだけ指定管理料を出すということに対しては、学童保育は本当に必要な分で対応してまいりますので、こういう形でお願いしたいということの一つのPR的な部分でございます。ですから、相手方の学童が減ったら減らしますと自ら言ってるかどうか、そういう話ではなしに、そういう姿勢で臨んでいきたいということの表れでありますので、その点だけご理解いただけたらと思います。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 実際に提案、それぞれあって、その後また聞き取り等をされると思うんですけども、例えば、そういった中でもう一方に対して、今後こういったことになった場合に対応できますかというような、そういった聞き取りとかは行っているのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 具体的には減ったらどうしますかという聞き方はしておりません。もう一つの業者におきましては、比較的もう1者のほうにおきましては、あまり詳しくは申しませんけど、パッケージ的な運営を考えられております。要するに、学童保育所、どこにおいても同じパターンということで、ここにはこういう形、こういう形、何時から何時まではこういう人数ということで、どこの市町においてもそんな形でいけますよというような提案でありました。ただ、もう1者との大きな違いといいますのは、それぞれ手作り的な、その地域に合った細かなサービスができるかどうかという点で、今回、こちらのほうは非常に支持されております。ですから、価格の面におきましても、もう1者のほうは一定金額です。ですから、こういうパターン的な、こういう人数でこういうふうにやっていきますよと、その代わりこういう内容でやります。御提示あったほうにつきましては、こういう状況に合わせてよりベストな方法でやりますが、人数に見合う分の指定管理料、それについては十分検討しますということの提案もありましたんで、そういう趣旨での確認はしております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 同じところなんですけどね、私も併合するというのがどういう感じなのかなと思ってたんですけど、先ほども岡本理事から、1つの小学校で第1学童、第2学童、第3学童まであるところもありますよね、そんな中で、契約の上では、第1で何人、第2で何人、第3で何人で、一つ一つの分によって契約してるのかなというのが一つあったんです。契約の事業所の1つ、併合するいうことは、子供の1人当たりのスペース、1つのところを閉鎖するという意味じゃなくて、2つの学童の敷地を使いながら考え方として併合するということなのか、そこら辺を確認したいんですが。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 松岡議員のおっしゃるとおり、学校によっては3つある学校と2つある学校とかいろいろあるんですけれども、2つあるところにしてもそれぞれの大きさ、面積によって、例えば、ある第1学童については何人までいけるとか、第2学童については何人までいけるとかというのが計算上あるんです。その中で、その学校のその年の学童の利用希望者が一定の人数以下になりまして、例えば、第1学童の定員までで全員が入れるという形でしたら、それは2か所あるのを1か所にするとか、そういう形で考えております。
○議長(河野照代君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) ということは、利用希望者でかつ第1学童の定員と同等ならば、2つあるけれども1つの学童保育所としての契約になるということですか。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) そういうケースになった場合は、今、4小学校9学童なんですけれども、1つの学童をその年度一旦閉めまして、4小学校8学童とか、そういう形で契約という形になると思います。
○議長(河野照代君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) この指定管理の契約は5年間でしたよね。その中でそういう変更があり得るということなんですか。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 5年間でこの指定管理者と契約を結ぶんですけれども、それぞれの年度で、それぞれの状況に合わせまして、指定管理料を積算しまして、翌年度予算に上程させていただきますので、そういうケースになった場合は、4小学校9学童から4小学校8学童としての計算をした上での指定管理料を計上するという形になります。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 松岡議員も御理解いただきたいんですけど、ここに上がっている文面、これにつきましては指定管理者から、自らこういうことにも対応しますよということのご提案です。ですから、町が人数減ってこれを1つにせよ、2つにせよというお話になってまいりましたら、またそれは別の話になります。
ここで何が言いたいかというのは、先ほど私も神吉議員の御質問にお答えしたんですけど、学童保育所としては、そういう必要最小限の経費でやるということも考えておりますので、ぜひこういう形での計画でお願いしたいと。それが減らない場合もあります。減らなければそのまま普通の場合でもできるんですけど、こういう実際が起こったときには、学童保育所としてもそれ相当の指定管理料で結構ですという意味でのご提案ですので、そこだけはご理解ください。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
野北知見議員。
○1番(野北知見君) ということは、柔軟に運営いたしますということで提案されてるということなんですね。学童の子供の人数に応じて、その年度によって多いときは今のままで、もし極端に減って1クラスでいけるというようになった年度は1つ減らす場合があります。それに対応します。また、その次の年に増えたら元に戻しますとか、そういう考えなんでしょうか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今はあくまで計画で出ておりますので、ある程度のそういった柔軟な対応も可能であろうというような内容でのご説明です。ですから、実際になりましたら、その人数が減ることによってそこの雇ってる方の人数も減る場合がございますけども、そんなに急な対応ができるかどうかという部分はあるんですけども、指定管理者としてはそういう心づもりでこれに応募しておりますということの趣旨でございます。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 播磨町は、かなり前から公設にしております、学童保育を。ですから、民設民営とかそういう形ではございませんので、それと人数も、時には拡大していただいたりとか、いろんな中でいろいろと対応してきていただいております。
今後につきましては、そのときに学童としてどういう環境が子供たちにとって最良なのかということも含めて町が、また、議会の御意見等もお聞きする中で定めていくんだろうと思います。
今、指定管理者と予定されているところが提案されておりますのは、そういった状況になったときに、適宜対応していけますよというご提案であろうと思います。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 先ほどの質問の文章の続きのところで、長期休業中の開所時間の繰上げというような記載もございます。これについても、行政として長期休業中の学童保育の開所時間というものを定めるのが本来の筋なのかなと思うんですけども、その辺りはどのようなお考えで、また、この長期休業というのは、いわゆる夏休みのことなのか、それともこのコロナ禍という中で長期休業になった場合のことなのか、合わせて確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) この内容につきましても、指定管理者からご提案があったことでございます。
休業中というのは夏休みとかそういうものを想定しておるんですけども、例えば、休業中において7時から受入れをするということで、早朝からの受入れも可能であると。それについては、町の指定管理料を増やすということなしにやっていくことも可能ですと。このご提案において確認したんですが、それについては全額保護者負担の中でそういうことを実施するということも考えておりますと。ですから、町から今回は7時からの学童の開所ということを申し上げてはおりません。指定管理者自らがこういうことも対応できますと。その場合においては、指定管理料を増額することなしに、全額保護者負担というような形での実施も考えておりますということの内容です。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 本来的には条例の中で開所時間というのは定めてあるわけなんですけども、その辺り、仮にそういった提案があったとして条例上、問題がないのかどうか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) その辺り、指定管理者の自主事業ということになるかどうか分かりません。その辺りはまた勉強したいと、研究したいと思います。まだそれを行うとかどうかいうことにはまだなっておりません。そういう提案があったということですので、やる場合については、その辺り調査もし、定めていきたいと考えております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 別の視点で、今回の評価高い指定管理者につきましては、ずっと長いことやってらっしゃるところなんですけども、今回の提案で今までと変わったような部分があるのか、もしあるんであればどういったところがあるのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) これまでの提案といいましたら、新しく新型コロナウイルスが発生しております。前回の提案においては、そういう感染症対策というのは特に提案はありませんでしたが、今回この指定管理者、様々なことを経験されておりまして、それについて、様々な徹底したマニュアルづくり、災害時における避難の方法とか、そういうものも作成されております。それについては実際の資料としても提出していただいておりますので、その辺りが今回大きく充実しているところかなと。以前もこういう保育の内容についてはかなり充実はしておりました。またそれに輪をかけて昨今の状況を反映する中で、新型コロナウイルス対策、子供たちの感染症防止についても十分な対策を練られているということが印象的で、審査員の方も評価されておりました。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
岡田千賀子議員。
○11番(岡田千賀子君) 参考資料10ページのところなんですけども、その下のところの1、予定者選定までの事務手続というところでお聞きいたします。
これ両方ともに係ることでここに一緒に記載されていると思うんですけども、両方というのは学童保育と播磨町健康いきいきセンターのふたつですね、今回指定管理があったのが。その中で、(3)の現地説明会が9月6日に行われてるようなんですけれども、これに関しては、播磨町健康いきいきセンターのみ実施ということで記載があります。学童保育所も、今回、高砂キッズ・スペースは現在も指定管理を受けてらっしゃるところで、もうよくご存じなんですけども、もう1者のところが今回、本社が東京都からの指定管理に手を挙げられたという応募団体の一つなんですけれども、これは現地説明会というのはしなくてはいけないものなのか、それともしなくてもいいのか、希望があるからするのかということをお聞きしたいと思います。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) こちらにつきましては、あくまで希望があればするという形ですので、後の案件なんですけども、播磨町健康いきいきセンターのほうは希望があったと。こちらのほうは希望がなかったということでございます。
○議長(河野照代君) 岡田千賀子議員。
○11番(岡田千賀子君) 先ほどもおっしゃってましたけども、やはり地域のことがあまり分からないところが応募されるということもあって、プラス点というのが、私は別に高砂キッズ・スペースがいいとか悪いとかそういう問題、有利かなとは思うんですけども、そういうところに投げかけというんですか、こういうこともできるんですけれどもというようなことの話は、行政からは取らないということで理解しておいてよろしいですか。
○議長(河野照代君) 沖崎充世福祉統括。
○福祉統括(沖崎充世君) 選定委員会の中で募集要項を委員に御検討いただいて決めさせていただいた要項の中に、現地説明会のほうももちろん、もし現地確認される場合は事前に連絡をいただきたいという旨は事業所にもお伝えさせていただいている状況です。ただちょっと希望が、その東京都の業者からは出なかったということです。
○議長(河野照代君) 岡田千賀子議員。
○11番(岡田千賀子君) すみません、現地にこだわって申し訳ないんだけど、先ほど出ておりましたたくさんの質問が、学童保育所を併合することとか、長期休業中の開所時間の繰上げとか出てたんですけども、その3つ目に、今後の運営計画としては地域とのさらなる協働ということも掲げてあります。この地域とのさらなる協働というのは踏み込むとどういうことになるんでしょうか。学童保育所、うちも経験してたんですけども、学童保育所に孫が通うとか、そういうのもあったんですけども、地域に出るとか、それから、学校内であっても学童保育所内、また、決められた時間の運動場の利用以外はなかったかなとも思うんですけれども、この辺りどのような提案があったんでしょうか。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) こちらの団体の提案の中で書かれてあるんですけれども、例えば、地域の防災団体とか老人クラブとか、播磨南高校生とかとのイベントをはじめ各学童の保護者会と連携して、そういう形で地域との協働といいますか、そういうのを進めていきたいという提案をされてますので、そういう意味でここで書かせていただいております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第68号「播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第68号「播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第68号「播磨町
学童保育所指定管理者の指定の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第15 議案第69号 播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第15、議案第69号「播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第69号「播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件」につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
来年4月からの播磨町健康いきいきセンターの指定管理者の選定に当たりましては、播磨町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条に基づき公募を行いました。
その結果、3団体の応募があり、指定管理者選定委員会において、申請内容を精査し、書類審査及び面接審査を行い、当該団体を指定管理者に選定することが適切であると決定されたため、それに基づきまして、議案書22ページのとおり、兵庫県神戸市中央区加納町3丁目10番12号、播磨町健康いきいきサポートグループ(共同事業体)、代表団体、株式会社linkworks、代表取締役、廣瀬琢也を令和4年4月1日から令和11年3月31日までの期間、播磨町健康いきいきセンターの指定管理者に指定いたしたく提案するものでございます。
参考資料10ページをご覧ください。
予定者選定までの事務手続ですが、まず、8月10日の指定管理者選定委員会において募集要項等を決定し、播磨町ホームページ並びに広報はりまにより公表し、8月24日から9月7日までの間、募集要項を配布し、9月27日から10月6日の間、申請を受付いたしました。その後、選定委員による書類審査を10月12日に、面接審査を10月27日に行いました。
その審査結果でありますが、15ページをご覧ください。
申請者は、平成26年4月より播磨町健康いきいきセンターの指定管理者として常に利用者が安心して利用できる施設運営やプログラム指導の充実、近隣住民との信頼関係の醸成に努め、町民の雇用も推進するなど取り組んできており、今後も町民の健康づくりに寄与した事業展開及び施設の適切な管理運営が期待できること。
また、障がい者が積極的に参加できるプログラムの提供、従業員向け認知症サポーター養成講座の実施、高齢者のフレイル予防、利用者の平等な利用を確保するなど、積極的な自主事業を行う姿勢は高く評価できます。新規自主事業として、多目的室を有効活用した一時預かり事業による子育て世帯の健康づくりのサポートや本町の健康ポイント制度の活用など、今後も積極的に事業を展開していくことにより、健康や福祉、運動の拠点施設として利用者拡大とさらなる利用者満足度向上が期待されること。
以上のようなことから、播磨町健康いきいきセンターの指定管理者とすることが適当であると選定委員会では判断しております。
なお、18ページは、予定者の概要となっておりますので御参照ください。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 総合評価として、僅か1点差ですけど、同じ団体が指定管理者に決まっております。前回、施設の老朽化による維持費や改修費に多額の費用が必要となることから、施設の運営や方針、利用方法、施設改修などの検討を行うために指定管理の期間を3年と定めていたんですが、今回7年と指定期間がかなり延長になってるんですけど、その理由は何でしょうか、お尋ねします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 7年に今回した理由なんですけれども、播磨町健康いきいきセンターにつきましては、隣接しております播磨町デイサービスセンターと実は棟続きの部分がございまして、様々な施設が実は共有で運営されております。そういったところもありまして、デイサービスセンターの指定管理の期間があと2年ございまして、その後、5年間延長というか、次の期間延長する予定なんですけれども、その7年後に両方の館の維持管理のところを合わせてしていけたらということを考えておりまして、今回、7年という指定期間にしております。
○議長(河野照代君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) デイサービスセンター2年とプラス5年と合わせて7年としたことは理解してるんですけど、これ以前、指定管理者が利用者を増やすことの提案があって5年にしたという経緯があったんですけど、今回もデイサービスがなかったら多分5年だと思うんですけど、指定管理者から何かそういうふうな提案があったんでしょうか。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 7年というのは、指定管理者からの提案ではなくて、町の選定委員会で募集要項を決める段階で7年ということを決定しております。
○議長(河野照代君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 心配してるのは、7年の間に多分恐らく施設の老朽化はかなり進行すると思うんですけど、何かこの7年の間につまずきとかいうのが、多分恐らく何らかの事象が発生すると思うんですけど、そのときの対応というのは、町は何か考えてるんでしょうか。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 播磨町健康いきいきセンターにつきましては、昨年度の一般質問のときも申し上げさせていただきましたけれども、平成11年に開設しまして、二十数年たっております。かなりいろんな部分で老朽化してきておるんですけれども、これを大規模な改修をしまして、今後20年ほど快適に利用していただけるような形で考えております。今年度につきましては、それに向けて設計を発注して、今行っておりまして、来年度、大規模な工事を行う予定でおります。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 平成31年の1月議会で、町当局からこの播磨町健康いきいきセンターの指定管理料の指定については、期間を3年間とし、今後における施設運営の方針、利用方法、施設改修等の検討を行うものですというような提案理由の説明があったんですね。そして、この指定管理者の公募については、令和3年8月24日にやっとんですよ。平成31年1月に、播磨町健康いきいきセンターの施設運営の方針、利用方法、施設改修等の検討やったんでしょう。やって、この3月に公募しとんですよ。これね、どっかで我々議員にいつの段階でこういう報告ありました。提案理由の説明でこう言っとんですよ。言ったのに、この説明は私、記憶ないんですよ。そこら辺りいかがですか。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後 2時02分
…………………………………
再開 午後 2時04分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 奥田議員のおっしゃる質問で、なぜ委員会を開かなかったかということなんですけれども、先ほども言いましたように、昨年の12月議会の一般質問だったと思うんですけれども、公共施設の今後についてという中で、播磨町健康いきいきセンターにつきましては、先ほど私が言いましたように、今後20年きれいに使っていくために大規模な改修をして、町民の健康づくりに生かしたいということで答えておりますので、本会議でご答弁させていただいておりますので、委員会ということですけども、こちらで周知させていただいてると思っております。よろしくお願いします。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 公共施設の今後とか、大規模な改修をする、そんなん問題ちゃうでしょう。あなた方が提案理由の説明で、今回、期間を3年とし、今後における施設運営の方針、利用方法、施設改修等の検討を行うと、あなた方が提案理由を説明しとんですよ。説明をしながら、中抜きして、指定管理者の公募をした。これが民主主義の社会なんですか。我々議員には何ら報告もなしにこういうことをやる。これが播磨町なんですか。せめて、提案理由の説明したことは、ちゃんと議員に報告する義務があるのと違うんですか。町長、そこら辺りいかがなんですか。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 常任委員会よりも本会議を尊重すべきだと思います。
そうした中で、議員が一般質問の権利があるということは、そこでいろいろと問題に思うこと、課題に思われてること、そういったことを質問する、そういった場があるわけですから、そこで行政に対しまして行政の説明がまだ行き届いていない分につきましては、そこで疑義をただされるというのが、きちっと認められておりますので。そして、本会議におきましては、全議員が出席されているということでございますので、そういった中でのやり取りで、町といたしましたら、答弁をさせていただいてるというところでございます。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 答弁になってない答弁をいただきまして。じゃあその中の一つの議事を取り上げます。
ある議員が播磨町健康いきいきセンターの運用の廃止も含めた検討が、この3年間で行われるのかを確認しますということで、答弁は、当然廃止を目的で検討を行うわけではございませんけれども、検討の中でそういう廃止の観点も含めた検討は行いたいと思います。こういう答弁をした限り、結局、議員に報告義務があるでしょう。このような答弁をしとんですよ。報告義務、こういう検討内容になりました。こういう施設の改修を思ってます。施設運営はこうやります。なぜ報告をしなくて、このような指定管理者の公募をやるんですか。議員を無視しとんですか、町長。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 報告義務があるとおっしゃいますけれども、先ほども申し上げましたように、議員は質問する権利がございます。いろいろな場でそういった権利があるということで、そちらでそういう聞きたいという、確認したいということがございましたら、十分聞いていただける場はあったと思います。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。(発言する者あり)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) こちらは質問なさったことに対しまして、真摯にお答えさせていただいております。
また、議会とはこうあるべきやと、こういうものだということも含めまして、今お答えさせていただいたつもりでございます。奥田議員が何をおっしゃって、そういうふうに答弁ではないとおっしゃってるのか分かりませんけれども、こちらといたしましたら、長年議会の中でのいろいろなルールに従って、そういうことが、もしご質問されるようなことがありましたら、一般質問また通常の質疑の中で十分可能であったと思っております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 先ほどの奥田議員の質問からもあったように、この3年間で施設の在り方であったりとか、利用方法を検討されるというところで、施設そのものの存続ということは決められていたということは理解できたんですけども、利用形態でしたりとか、そういったところも含めて検討されるというところで、播磨町健康いきいきセンターの施設そのものが今後、今までどおりなのか、それとも違うのか、どういった検討をされたのか、改めて確認いたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 昨年度もコロナ禍の中で回数は限られてるんですけれども、施設管理者と町の担当者と、あと近隣の住民の方と集まって、いろいろ話合いをしております。その中で、いろんな意見が出ておったんですけれども、例えば、マシンが古過ぎるとか、太陽光パネルが実際に当初からあったんですけれども、いつの間にか壊れてて、そのままになってるとか、近隣の路上駐車が多いとか、あと横断歩道のマナーが悪いとかというようないろいろな意見をいただいております。そういう意見をいただいております。そういうところも聞いた上で今回の応募していただいてるんですけれども、その中で新たなといいますか、今使い切れてないところが多目的室がありまして、そこについて、今回の選ばれた業者につきまして、若い利用者の方が、子供がいらっしゃってなかなか来れないと、そういう方につきまして一時預かりの場を提供して、その利用の促進を図るということで提案いただいております。そういったところで新たな点、今活用しきれてないところというのを活用しようということで提案いただいております。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 今、藤原理事説明いただいた昨年の話合いというのは、わざわざ指定管理期間を3年に縮めてやるようなことじゃなくて、毎年のように行っておられればいいことなのかなと思うんですけども、私伺ってるのは、この3年間かけて施設の在り方というのを考えると、その中には施設の存続も含めたものだということですけども、その利用方法とかいろんな多岐にわたることを考えられるという説明だった中で、多岐にわたる部分をどのような形で検討されて、今後は結局は播磨町健康いきいきセンターについては今までどおりということなのか、それとも、播磨町としてですよ、指定管理者がどう使うかじゃないですよ、播磨町としてあの施設については今までどおりということなのか、何か違うものがあるのか、その辺りを確認させてください。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) それにつきましては、先ほどから申しますように、来年度、大規模な改修工事を行いまして、本当にいい状態で、今後20年間、町民の方の健康づくりの拠点という形で使っていただこうということで、今までどおりといえば今までどおりなんですけれども、そういう利用をしていこうということで考えております。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) そうすると、今回行われる改修も、施設として何か機能強化されるとか、そういったことじゃなくて、あくまでも修繕的なものだという理解でいいのか。そうじゃないんであれば、やはりそこまでの間に何かしらの検討があったということだと思いますので、そこを確認させてください。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 基本的には機能強化というよりも、今あるものを最新の状態といいますか、改修してよりよい状態で使っていただこうという形の改修でございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 今回の指定管理者の指定に当たって、この業者につきましては、休館日に自主事業やったり、地域住民の苦情があったり、プールの水質の管理ができてなかったと、いろいろな問題があったんですね。こういう中で、播磨町の設置目的を理解した今回の指定業者なんですか。どっかこういうふうに変わりましたよというところがあれば教えていただきたいなと思います。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 以前、数年前の状況でしたら、奥田議員がおっしゃるようなことがあったと思います。ただ、ここ2、3年につきましては、本当にこちらの業者につきましては、一生懸命、館の運営をされております。本当にコロナ禍で大変な中、感染防止も含めて考えてやっておられますし、近隣の苦情につきましても、本当に苦情をいただかないように取り組んでおられます。
ただ、中には時々いただくこともありますけれども、それについては、本当に真摯に対応されております。そういった形で努力されておりますので、決して奥田議員がおっしゃるような問題のあるような業者ではございません。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) この2、3年は一生懸命やっている。それは藤原理事の主観なんですか。地域住民の評価の基準として捉えてよろしいんですか。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 地域住民の方も、以前いろいろ苦情といいますか苦言を申されてた方が、本当に今、管理が変わってきまして、本当によくやっていただいてるというお言葉をいただいております。その方につきましては、最近なんですけれども、利用者にもなっていただいておりまして、本当によくなったというご意見をいただいております。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 違う質問します。
指定管理の年数は、基本的に私、5年で一番いいのかなと思ってたんですが、今回7年ですね。長い指定管理者は、いろんな弊害が出てくるかと思うんですよ。その7年にするかしないかというのは、業者の判断と違うでしょう、町当局の判断でしょう。これ7年という指定管理は、一番ベターなんですか。
○議長(河野照代君) 奥田議員、先ほどの質問とこれは重なっております。その前に質問されたときと同じ質問をされていますので、視点を変えて質問をされるんなら他の質問を、もう一回質問機会がありますので、質問を変えて質問してください。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 松下議員に対して7年言ってました。それはいい答弁だったら何も言わないんですよ。もう一つ理解しにくい答弁だったから聞いてるんです。指定管理料は、町が決めるんでしょう。業者の都合で決めることはないんでしょう。7年というのは長くないですか。
○議長(河野照代君) 佐伯謙作
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(佐伯謙作君) 先ほどの藤原理事の答弁なんですけど、隣の施設と年数、指定管理期間の終了期間を合わせるということで、5年5年5年で隣はきてますので、3年でずれたときの7年で10年ということで、この倍数の10年ということで区切りよく今回させていただいたのが最大の理由なんですけど、その中で、3年というのが、前それで募集したときに、1者しか来られてない状況でして、今回7年でいくと、業者は長ければ長いほど取り返す期間が出てきますので、安全にいけるということで、今回、3者の応募がありました。いうことで、競争原理も長くなればそこで出てくるということもあろうかと思いますので、3年、7年ということで10年、隣の施設と維持管理の年数を合わせながら、募集もよりよく来ていただくということになりました。
ただ、おっしゃるように、普通は5年でいきたいなというのは流れですので、今後も普通の場合は5年いうのは基準として担当グループとしてはそういう提案を、もし次させてもらうならしていきたいなと思っています。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 播磨町長期継続契約を締結することができる契約に関する条例施行規則、これは必ずしも指定管理者はこの中に含まれないのかもしれないですけども、この中で長期契約については5年以内とすると定めてあります。指定管理の契約はこれに含まれないとしても、これに準拠するのが基本的な考え方なのかなと思うんですけども、その辺り、町全体としてどのようにお考えなのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 長期継続契約といいますと、どちらかといいましたら随契的な部分でございます。指定管理者といいますと、公募しながら、それに基づいた提案を受けて、その施設を管理していただくというような、その大きな違いがございます。
ただ、指定管理者を募集する場合、いまこういう昨今の状況の中では、管理者自身が長期的な契約という期間を望んでおられます。安定的な、業務確保というのがやはり今のこういう時代になりますと、非常に今の経済が疲弊している中ではどの業界もそういうものにすがりたいというのがございます。今回、提案3者出ております。その1者、ご紹介させていただきますと、C者になるんですけども、全然違う事業者でございます。こういうことにも参入していきたいという意欲もある中で、それはなぜかといいますと、この7年間という契約期間を設けているということが一つございます。
今般、県がもう間もなく県の行財政運営指針を発表されると思うんですけども、多分その中に県も指定管理者の期間、それを多分延ばす意向があられるようには聞いてます。大体5年というやつを、知事も新しくなられた中で、今のこういう経済状況を鑑みると、民間参入がしやすいように、それを長期的に延ばす必要があるのではないかなというようなことも提案を受けておりますので、今回、長期継続契約というのは確かに5年ということで切っておりますが、こうやって民間を募集しながら参入していただくと。これこそ民間の力を借りて施設を運営していく中では、よりよい業者というたくさん選ぶ中であれば、そういう条件ではある部分長期的な期間を設けて募集をかけるというのも一つの手かなと。
ただ、その途中の期間におきましては、条例で定めておりますけども、いろんな報告受けます。こちらからもそういう命令的な権利もありますので、管理がずさんな場合は、それをやめさせるというようなことも可能でございますので、その辺り、今後どうなっていくか分かりませんが、今回、播磨町健康いきいきセンターがこういった形でやっておりますけども、全庁的にはそういうふうにまた考えていく必要もあるのかなというようには考えております。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 岡本理事おっしゃるように県でも何か考えられてるというのは新聞で私も読ませてもらったんですけども、おっしゃるように事業を取ろうと思っている事業者側からすれば当然、期間が長ければ長いことがいいというのは、それは十分分かるんですけども、今回のってそういう発想じゃないですよね。そういう発想なんであれば、それは播磨町全ての指定管理者をそういう発想で変えなければいけないわけで、そうじゃなくて、今回のはそうじゃない事例としてこういったケースが上がってるんだから、そこはそこの部分についてしっかりと我々に説明していただく必要があるのかなと思うんで、改めて確認させてください。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 今回の事例でございますと、最初はそういう考えはなかったんですが、一つ工事に入る期間があると、それと、次の他の施設との更新時期、今、担当者が申しておりましたけど、今度、指定管理をする時期がそろえるとなりますと、7年でぴったり合うということで、これも募集しております。
ただ、その折には、実際私が説明したところまでの深いところまでの考えはなかったかもしれませんが、今、こういう事実を見ますと、これが一つの事例として今後そういった部分については研究していく必要もあるのかなというように思うだけで説明をさせていただきました。ですから、最初からもう7年でいくという、そういうことはございません。ですけども、担当者もこういう募集の時期と、それと修理の関係とかいうと、3年間短くした分を次でそろえるべきでないかというような工面もあった中でしたことでございますが、結果的にこういう一つの結果が出ておりますので、これがいい一つの事例として考えていきたいと思います。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) どうしてもデイサービスセンターと共有の施設があるから、どうしても合わせたほうが今後やりやすいんじゃないかということなんですけども、恐らくそこの経費というのは案分にするようにそれぞれの業者の方と契約されてたことなのかなと思うんで、そうであればその案分の率というのをしっかりと定めているんであれば、わざわざ契約期間を合わせる必要はないのかなと思うんですけども、その辺りはいかがなんでしょうか。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 今、デイサービスセンターと播磨町健康いきいきセンターの共有でなってる部分、いろんな施設がなってる部分につきまして、確かに案分いう形で割ってるところもあるんですけれども、それができない部分もございまして、その辺も含めて7年後にどうしていくかを検討していくためにも合わせてるということで7年に合わせております。
○議長(河野照代君) では、今の答弁に対しての確認。
○9番(神吉史久君) 検討するために7年にされてるということは、そうであれば、この7年間の間で、例えば、共用の部分をしっかりと切り離すであるとか、そういったことをしっかりと播磨町として考えるという理解でいいのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 今回、来年度、大規模な工事をしていく中で設計をしていってるんですけれども、そういったところについて、分離できるところはしたいなということで考えたんですけれども、とてつもない工事費がかかったり、そのものによっては分離は不可能なものもございまして、非常に分離することが困難ということが、今回分かっております。そういう状況ですので、分離の工事は行う予定はございません。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後 2時30分
…………………………………
再開 午後 2時45分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) 播磨町健康いきいきセンターにつきましては、その指定管理を3年間に短縮したときに、一旦今の施設の活用方法でいいのか見直す必要があるんではないかと、お風呂とかプール、本当に必要かということがありまして、町の内部でいろいろ議論はしました。プールがなくなってしまうと、健康づくりの本当の大きな魅力の一つになりますので、住民の健康づくりという観点からいくと、今の機能、施設は残すべきという結論に至っております。それによりまして、令和3年度、設計、令和4年度、工事を今検討しております。
指定管理期間の7年につきましては、隣のデイサービスと周期を合わすということで、3年分を今回取り戻す形で期間設定をしております。
施設の改修については、これからもずっと引き続いて検討もしていかないといけませんし、デイサービスと播磨町健康いきいきセンターが一つに連携して事業ができるかいうのは、今の現状ではなかなか難しいところもありますが、うまくお互いの施設を活用できる部分があれば、それは検討できる要素ではあるのかなと思っております。
何を検討するかというご質問ですが、施設をいかに住民の皆さんに活用していただけるか、また、効率的に運営するかいうのは常に考えていかないけないし、隣の施設同士がどう連携するかいうのも引き続いて検討する必要があると考えております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
野北知見議員。
○1番(野北知見君) 先ほどの説明で、7年にした理由として、隣のデイサービスセンターとの指定管理の時期を7年後の統一するということなんですけども、その場合、7年後にはこの2つの施設を一体的に、指定管理で一体的に1つの事業所にしようという考えを持ってられるんでしょうか。
○議長(河野照代君) 三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) 今の段階では、それぞれ施設の目的も違いますし、利用者も違うと思われます。それはその7年後にじゃあ一緒に合体して同一管理者で運営できるかというと、それはそれぞれの事業のノウハウであったり、マンパワーであったり違いますので、協力してそれぞれの施設の効用を高める協議、あるいは年度の更新のときに検討を開くことは可能かと思いますが、今の段階ではなかなか一緒に1つの管理者が運営するいうのは、施設の性質上難しいのではと思います。
○議長(河野照代君) 野北知見議員。
○1番(野北知見君) 7年後に指定管理の時期を合わせるということだったので、そういった一体的な管理を目指しておられるのかなと思って今質問したんですが、そうではなくてそれぞれ別の指定管理を行って、その事業所同士が協力するという形を取られるいうことを目指しておられるという考えでよろしいんですか。
○議長(河野照代君) 三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) まだ具体的にそういう連絡であったり、事業連携というような話はまだできておりません。ただ、それぞれ更新のタイミングをもって連携であったり、協力できる部分は、合わせてるほうがスムーズな部分もありますし、町も指定管理者の募集につきまして一つのスケジュールの中に一つだけ別に動くより一緒に入れさせていただいたほうが、募集の事務のほうもやりやすいと考えております。
○議長(河野照代君) 野北知見議員。
○1番(野北知見君) まだはっきりとは決まってはいなくて、今後、柔軟的に考えて、決定していくという理解でよろしいでしょうか。
○議長(河野照代君) 三村隆史副町長。
○副町長(三村隆史君) そういうことで結構です。ただ、期間の話がありまして、私もはっきりは覚えてなくて申し訳ないんですけど、大阪城公園を民間業者に指定管理に出すときに、30年とか50年とかいうオーダーで出されて、施設整備もその事業者がされて、魅力、利用者を大きく増やすというような取組もされていたかと思います。だから今後、その5年とか7年という、7年はちょっと今回あれですけど、5年ということも併せて期間、今後またその頃に先進的な事例等を見ながら検討していく必要があると考えております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 奥田議員の質問の中で、なぜ委員会で説明しないのかというところで、町長が、委員会よりも本会議での個人の一般質問のほうを重きを置くというような答弁がありましたが、その答弁の、なぜそういうふうになってしまったのかという理由をお伺いいたします。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 私自身も長年議会におりましたので、議会、本会議とまた常任委員会との役割というのは、それぞれ違うものがあると思っております。
先ほど一般質問の例を出しましたのは、一般質問は、今これがただしたいというものについて、その項目を設定されるのは、議員の意思によるものでございますので、いろんなことがテーマとして聞けるのかなと思います。
ですから、先ほども理事がお答えしておりましたように、先ほどからのこの案件につきましても、ある議員が昨年、質問をされております。そうした中で少しはご理解をいただいたものかなと思っておりました。
また、それについて、もっと深めて詳しく聞きたいということであれば、常任委員会の委員長がその項目について、それを議題として、また行政からの説明を受ける場を設定するということができますので、そうしていただければよかったのかなと思っております。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) ですので、委員会での説明を求めたら、本会議の一般質問をしたからという中で、その本会議の個人の一般質問を重きを置くというふうな答弁だったんですけど、個人の一般質問というのは、個人でしか質問ができないんですから、先ほど言われた中で、議員が全員そろってる本会議の一般質問のほうがというふうに言われてたんですが、では、委員会のほうを軽く見てるということは、議員が全員出席してる特別委員会、予算とか決算特別委員会に関しても、本会議のほうが重い、一般質問が重いというような認識をお持ちなのかどうか、お伺いいたします。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 重く見てるとか軽く見てるとか、そういう観点で先ほど申し上げたのではございません。それぞれ常任委員会には常任委員会の役割、また、その設定の仕方があると思います。
一般質問につきましては、それぞれの議員がそれぞれ興味を持たれた、また関心を持たれた事項について、自由にご質問を設定されるという機会がございますので、そういったところもそれぞれ個々の議員の活動の中で、もしこの件についてもう少し深く聞きたいということであれば、これまでもそうですけれども、一般質問の題材としてそれぞれが設定されていると思います。
常任委員会、先ほども申し上げましたように、過去に私も委員長をしたことがございますけれども、その常任委員会の議題につきましては、委員長が設定できるという、そういった権限もございます。ですから、もし、先ほどの繰り返しになりますけれども、今こういうことについてもっと詳しく委員会で説明してほしいということであれば、その議題を上げていただければいいのではと思います。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) でしたら、やっぱり重い軽いという話じゃないということなので、先ほどの答弁というのが間違いなのかなと思います。私もそう思います。本会議主義といっても、やはり委員会では専門的なことを調査研究して聞けるというような場ですし、本会議に関しては議案を審査して通すというところですから、どっちが重いとか軽いとかという発言はちょっと違うのかなと思って質問させていただきました。
○議長(河野照代君)
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 重い軽いとおっしゃってるのは香田議員のほうでございます。こちらは、それぞれの役割があるということで説明をさせていただいておりますので、決して軽い重いというものの認識の下に申し上げてるわけではございません。本会議は、全員が参加する場でございますので、そちらで全員の議員が一人一人の一般質問に対して、同時にお聞きになっているわけですから、そういったこともご認識を共有されるかなと思っております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第69号「播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第69号「播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 多 数)
○議長(河野照代君) 挙手多数です。
したがって、議案第69号「播磨町健康いきいき
センター指定管理者の指定の件」は、原案のとおり可決されました。
…………………………………………………
◎日程第16 議案第70号 令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第16、議案第70号「令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第70号「令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
それでは、事項別明細書により歳出から御説明申し上げます。8ページ、9ページをお願いします。
2款総務費、1項総務管理費、4目電子計算費、事業番号0001057電子自治体推進事業の12節委託料705法改正等改修委託料の増は、機構改革に係る各種システムの設定変更及び執務室のレイアウト変更に対応するための情報系ネットワークの無線化に伴う改修費を措置するものです。
5目財産管理費、事業番号0000223庁舎施設維持管理事業の12節委託料346庁舎宿日直業務委託料は、10月から兵庫県最低賃金が改定されたことに伴い、シルバー人材センターとの契約においてその影響分を増額するものです。
6目企画費、事業番号0000724地方バス等公共交通維持対策事業の18節負担金補助及び交付金753地域公共交通新型コロナウイルス対応型運行支援補助金は、新型コロナウイルス感染症対策として、車内の密度を上げないように便数等に配慮した運行に取り組む地域公共交通事業者及び感染防止対策を実施するタクシー事業者に対して、兵庫県と市町が共同で補助を行うものです。
9目交通安全対策費、事業番号0000253自転車駐車場施設維持管理事業の12節委託料041町立自転車駐車場業務委託料についても加古郡広域シルバー人材センターに委託しており、兵庫県最低賃金が改定されたことにより、その影響分を増額するものです。
同じく事業番号0001340交通安全対策基金積立事業の24節積立金については、本定例会の議案第63号でご提案させていただきました、播磨町交通安全対策基金条例で設置した基金に、兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴い本町に分配される分配金を積み立てるものです。
13目諸費、事業番号0001056税外収入還付事業(すこやか環境G)の22節償還金利子及び割引料の増は、令和2年度における国・県補助金等の精算確定に伴うものです。
3項1目戸籍住民基本台帳費、事業番号0001109住居表示維持管理事業の10節需用費については、本年度実施した住居表示案内板の点検結果により修繕が必要と診断された住居表示案内板を修繕するため、不足する修繕料を増額するものです。
10ページ、11ページをお願いします。
次に、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、事業番号0000284障害者(児)医療費助成事業の11節役務費並びに19節扶助費の増及びその下、事業番号0000285高齢障害者特別医療費助成事業の11節役務費並びに19節扶助費については、当初見込みより医療費が増加していることから増額するものです。
2目老人福祉費、事業番号0000868介護保険事業特別会計繰出事業の27節繰出金については、特別会計の補正に伴い増額するものです。
事業番号0001015後期高齢者医療費等負担事業の18節負担金補助及び交付金551後期高齢者医療広域連合負担金については、金額の確定により減額するものです。
事業番号0001054後期高齢者医療事業特別会計操出事業の27節繰出金については、特別会計の補正に伴い増額するものです。
9目健康いきいきセンター費、事業番号0000842健康いきいきセンター管理運営事業の12節委託料504健康いきいきセンター管理運営委託料の増は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、町が所有する公の施設について、地方自治法第244条の2第3項に基づき管理する指定管理者のうち、指定管理者が収受した施設の利用料金を指定管理者の収入としているものに対し、指定管理運営委託料を清算するものです。
2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号0000099子育て世帯臨時特別給付金に要する職員給与費は、後に説明いたします、子育て世帯臨時特別給付金の支給事務に伴う人件費で、1節報酬は会計年度任用職員への報酬、3節職員手当等は時間外勤務手当、8節旅費は費用弁償です。
事業番号0000318乳幼児等医療費助成事業の11節役務費並びに次の12、13ページの19節扶助費の増及び事業番号0001112こども医療費助成事業の11節役務費並びに19節扶助費については、当初見込みより医療費が増加していることから増額するものです。
事業番号0001298子育て世帯臨時特別給付金事業につきましては、新型コロナウイルス感染症が長期化する中、その影響を受けている子育て世帯を支援する観点から、高校生までの子供のいる世帯に対し、臨時特別給付金を支給することにより、子育て世帯に対する適切な配慮を目的とするものです。対象の子供は、令和3年9月分の児童手当支給対象の児童、平成15年4月2日から平成18年4月1日生まれの高校生、令和3年10月1日から令和4年3月31日までに生まれた児童手当支給対象の新生児です。給付額は、給付対象児童1人につき5万円。基準日である令和3年9月30日時点での受給者の住民登録地の市町村から支給されます。8節旅費は、この事業に係る事務説明会等の費用です。10節需用費は、事務用消耗品費や封筒等の印刷製本費です。11節役務費は、制度案内チラシや申請書等の郵送料及び給付金の口座振込手数料です。18節負担金補助及び交付金741子育て世帯臨時特別給付金は、給付対象者1人につき5万円を支給する給付金です。
2目児童措置費、事業番号0001179児童手当等支給事業の19節扶助費の増は、非被用者、3歳未満被用者並びに3歳以上中学生終了前被用者の児童手当の対象児童が当初見込みを上回ることによるものです。
3目母子父子福祉費、事業番号0000326母子家庭等医療費助成事業の11節役務費並びに19節扶助費についても、当初見込みより医療費が増加していることから増額するものです。
次に、4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、事業番号0001324新型コロナウイルスワクチン接種事業は、9月定例会において12月分までの経費については措置し、現在執行中でありますが、今後、未接種の方を1月から2月で接種していく費用に加え、さらには3回目の接種として、令和4年1月から8月までの接種に関する費用を計上しております。3回目の集団接種会場としては、はりま病院が中心となり実施いたします。また、月1回、土日において中央公民館でも実施し、他の医療機関においても個別接種を実施いたします。そうした中で、新たに必要となる経費について、補正予算において計上するものでございます。10節需用費は、接種用品等消耗品費や接種券などの印刷製本費で、11節役務費は、3回目のワクチン接種券及び接種証明書などの郵送料等です。12節委託料001予防接種委託料は、集団接種、個別接種を行う医師等への委託料で、その下、003医療廃棄物処分委託料は、集団接種での注射針等の収集処理費用で、004新型コロナワクチン接種体制確保事業委託料は、予約等を行うコールセンターの設置や接種会場への受付等、集団接種を行うための委託料です。次の14、15ページの17節備品購入費は、接種案内用封入封緘機の購入です。
7款1項商工費、2目商工振興費は、財源更正によるものです。
次に、8款土木費、1項土木管理費、2項排水溝費、事業番号0000403排水施設維持管理事業の12節委託料123排水溝清掃委託料は、例年春に行われる自治会の溝掃除が、新型コロナウイルス感染症防止のため実施されなかったことにより清掃延長、堆積土砂量が増加していることによるものです。
次に、9款1項消防費、1目常備消防費、事業番号0000430常備消防事務委託事業の12節委託料149消防事務委託料の増は、常備消防事務に係る加古川市への委託料であり、本年度の普通交付税算定における基準財政需要額消防費の確定に伴うものでございます。
2目非常備消防費は、財源更正によるものです。
次に、10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導費、事業番号0000444児童生徒就学事務事業の1節校園医報酬の増は、令和4年度の入学予定者が、当初見込みより増えたことによるものです。
16、17ページをお願いします。
事業番号0001229学校情報化推進事業の12節委託料003電算機器等設定委託料は、令和4年度に播磨西小学校及び播磨南小学校において普通学級、また、播磨小学校、播磨南小学校及び播磨南中学校において特別支援学級の増が見込まれるため、教室に設置するパソコンの設定費用を増額するものです。
2項小学校費、1目学校管理費、事業番号0000457小学校運営用備品整備事業の17節備品購入費も同様に、令和4年度に普通学級及び特別支援学級の増が見込まれるため、教室に配備する学校運営用備品の購入費を増額するものです。
2目教育振興費、事業番号0000458小学校教育振興事業の17節備品購入費についても、令和4年度に普通学級及び特別支援学級の増が見込まれるため、教室に配備する教科用備品の購入費用を増額するものです。
3項中学校費、1目学校管理費、事業番号0000463中学校運営用備品整備事業の17節備品購入費は、令和4年度に播磨中学校において特別支援学級の増が見込まれるため、教室に配備する学校運営用備品の購入費を増額するものです。
2目教育振興費及びその下、4項1目幼稚園費は、財源更正によるものです。
18ページ、19ページをお願いします。
5項社会教育費、1目社会教育総務費、事業番号0000477青少年育成事業の18節負担金補助及び交付金240子ども会育成連絡協議会補助金の減は、新型コロナウイルス感染症の影響により補助対象事業であるスポーツ大会及び芸術鑑賞会を注視したことなどによるものです。
事業番号0000480文化行事開催事業の18節負担金補助及び交付金499美術展運営事業補助金の減は、新型コロナウイルス感染症の影響により美術展を中止したことによるものです。
事業番号0000482体育レクリエーション推進事業の18節負担金補助及び交付金563ロードレース大会運営補助金の減は、新型コロナウイルス感染症の影響により大会を中止したことによるものです。
事業番号0001188学校プール一般開放管理運営事業の10節需用費及び12節委託料001学校プール一般開放管理運営業務委託料の減は、新型コロナウイルス感染症の影響によりプールの一般開放を中止したことによるものです。
事業番号0000719大中遺跡まつり事業の18節負担金補助及び交付金429大中遺跡まつり事業補助金の減は、新型コロナウイルス感染症の影響により大中遺跡まつりを中止したことに伴い減額するものです。
3目人権教育費、事業番号0000505人権教育啓発事業の13節使用料及び賃借料の減は、新型コロナウイルス感染症の影響により「共に生きようふれあいのまち」映画会及びコミセンの集いを中止したことにより、フィルムの借り上げ料が不要となったものです。
4目文化財保護費、事業番号0000509文化財保護啓発事業の12節委託料567文化財発掘調査委託料の増は、開発に伴う試掘調査が当初見込みより増えてことによるものです。
6項保健体育費、1目体育施設費は、財源更正によるものです。
次に、20ページ、21ページをお願いします。
12款1項公債費、1目元金、事業番号0000525一般会計借入金元金償還事業は、令和元年度から令和2年度に繰り越したGIGAスクール事業に関する地方債において、令和3年度に元金が生じる見込みで積算しておりましたが、地域BWAを活用したタブレット方式に変更となったことから、発行に至らなかったことにより不用額が生じたため、減額するものです。
2目利子、事業番号0000526一般会計借入金利子償還事業は、新規発行分の借入率が確定したことにより不用額が生じるため、減額するものです。
次に、歳入について御説明申し上げます。
4ページ、5ページをお願いします。
1款町税、1項町民税、1目個人、1節現年課税分の002普通徴収分の増は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、予算積算時に見込んでいた伸び率よりも課税額が増加したことによるものです。
2項1目固定資産税、1節現年課税分の減は、家屋償却費に係るコロナ関連の特例措置軽減制度の適用によることが主な要因です。2節滞納繰越分の増は、昨年度のコロナの影響によって徴収猶予制度の適用となった事業者が、本年度納付されたことによるものです。
次に、15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節児童福祉費負担金の005非被用者児童手当負担金、024、3歳未満被用者児童手当負担金及び030、3歳以上中学校修了前被用者児童手当負担金の増は、対象児童数の増によるものです。
2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、3節幼稚園費補助金の005幼稚園感染拡大防止対策事業補助金は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に要した経費に対し、交付決定があったことにより増額するものです。
6目消防費国庫補助金、2節消防費国庫補助金の001消防団設備整備費補助金の増は、消防団救助能力向上資機材緊急整備事業に係る補助金です。
9目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金、026新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、交付決定があったことにより措置するものです。
次に、16款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、1節社会福祉費負担金、011後期高齢者医療保険基盤安定負担金の増は、令和3年度の負担金が確定したことによるものです。2節児童福祉費負担金の005非被用者児童手当負担金、021、3歳未満被用者児童手当負担金及び027、3歳以上中学校修了前被用者児童手当負担金の増は、国庫負担金と同様、対象児童数の増によるものです。
6ページ、7ページをお願いします。
2項県補助金、2目民生費県補助金、1節社会福祉費補助金、002障害者(児)医療費助成事業補助金及び003高齢障害者特別医療費助成補助金の増は、歳出でご説明しました医療費が増加したことによるものです。2節児童福祉費補助金、004乳幼児等医療費助成事業補助金及び005母子家庭医療費給付事業補助金並びに035こども医療費助成事業補助金の増についても、歳出で御説明いたしました医療費が増加していることによるものです。
次に、17款財産収入、1項財産運用収入、2目1節利子及び配当金の018交通安全対策基金利子は、新たに設けました交通安全対策基金における運用利息です。
18款1項寄附金、1目1節一般寄附金の001一般寄附金は、令和3年3月末で解散された旧城の宮団地自治会からの寄附金によるものです。
19款繰入金、1項基金繰入金、1目1節財政調整基金繰入金は、今回の補正に伴う財源調整であります。
次に、21款諸収入、5項2目9節雑入の171スポーツ振興くじ助成金の減は、助成金額が確定したことによるものです。
同じく176後期高齢者医療給付費負担金過年度精算分の増は、令和2年度の負担金額が確定したことによるものです。
223設立基金分配金の増は、兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う財産処分について、関係市町に分配される金額が確定したことによるものです。
次に、議案書の24、25ページをお願いします。
第1表、歳入歳出予算補正であります。補正前の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ8億1,444万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ129億5,663万円にしようとするものであります。
次に、第2表、繰越明許費補正の追加ですが、2款総務費、1項総務管理費の電子自治体推進事業につきましては、歳出でも御説明いたしました機構改革に伴う各種システムの設定変更及び執務室のレイアウト変更に対応するための情報系システムネットワーク無線化を実施することによるもので、事業費が翌年度にまたがることから繰り越すものです。
4款衛生費、1項保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましても、歳出で御説明いたしました新型コロナウイルスワクチンの追加接種、3回目については、2回目接種日からおおむね8か月を経過した人から順次実施していく予定であり、本年度内に事業の終了が見込めないことから繰り越すものです。
次に、第3表、債務負担行為補正の追加につきましては、電子自治体推進事業(情報系システムネットワーク無線化)及び電子自治体推進事業(財務会計システム更新)ですが、機構改革の実施に合わせ、今年度からその準備に取りかかる必要のあるものについて、所要の債務負担行為を設定するものでございます。
認定こども園移行に伴う例規整備支援業務委託料については、令和5年度に播磨西幼稚園を幼保連携型認定こども園に移行するに当たり必要な例規整備を行う必要があり、作業期間等を考慮すると、令和3年度中に契約の相手方を決定し、契約を締結する必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。
次に、26ページの変更についてですが、学校給食費徴収管理システム管理事業及びその下2つの小学校給食事業調理配送委託料、そしてその下、中学校給食事業調理配送業務委託料につきましては、令和3年度当初予算において債務負担行為を設定しておりますが、準備等の期間を考慮し、今年度中に契約を締結する予定であることから、その設定期間について変更するものでございます。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) 事項別明細書13ページから15ページにかけて、一番下です。事業番号0001324新型コロナウイルスワクチン接種事業、15ページのほうで封入封緘機を購入されるということなんですけども、調べてみると、安いものでしたら20万円ぐらいからある中で、結構、高額なものなんですが、この封入封緘機を使うことで、例えば、職員が今10人で2日かかってやってる仕事が何時間ぐらいで終わりますみたいな、どれぐらい事業効率が上がるのか。例はどんな例でも結構ですので、どのぐらい事業効率が上がるのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 佐伯謙作
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(佐伯謙作君) まだ確認できてないんですけど、全て、10種類とかあってもそれを全部集約して、封入をがっと入れて、それで封してくれるというところまでを全て機械がしてくれるみたいなので、かなりの削減はできるかというふうに、業者、そして
総務グループでも見てますんで、そちらのほうからの感想は聞いてます。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) そうすると、結構大きな、場所も取るような機械になってくるのかなと思うんですけれども、この機械については1台のみの購入ということでいいのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 佐伯謙作
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(佐伯謙作君) 1台のみの購入となります。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) これはもう確認で、聞くまでもないことだとは思うんですけれども、当然こういった業務って役場の中でかなり多岐にわたって実施されることだと思うんですけども、そういったもの全てについて、今後それを活用していくという理解でいいのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 佐伯謙作
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(佐伯謙作君) これでいうとちょっと話がおかしくなっちゃうんですけど、すみません、新型コロナウイルスワクチン接種事業で購入して、そこからまたいろんなことで使うというよりも、まず新型コロナウイルスワクチン接種事業で利用させていただきたいなというふうに思ってますいうことで御理解ください。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
大北良子議員。
○4番(大北良子君) 同じく13ページ事業番号0001324新型コロナウイルスワクチン接種事業なんですけれども、委員会とか調べさせていただいた中で、中央公民館の3回目の接種というのは、休館日の土日に月に1回されるということで、1日当たりの接種人数とか時間は何時から何時とかいうような形はどのような形か、お願いいたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 中央公民館ですけれども、第3の土日を予定しておりまして、土曜日につきましては、午後1時半から4時までで200人ほど。日曜日につきましては、午前、午後やりまして、両方とも200人ずつやる予定でございます。
○議長(河野照代君) 大北良子議員。
○4番(大北良子君) 月に1回されるということで、それ以外の日曜日だとかは、以前は、1回目、2回目されたときは中央公民館のロビーであるとか、大ホールは全て使われ、通常も、平日も使えない状態になってたんですけど、今回はそういったことはなく土日だけで、あとは撤収されるということでいいのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) そのとおりで、月1回の土日のみで、それ以外は撤収して、他の業務といいますか、いろんな行事に使える状況でございます。
○議長(河野照代君) 大北良子議員。
○4番(大北良子君) 残りの集団接種、はりま病院でされるということと、あとまた個人クリニック、診療所、町内の、は前回と同じか、もしくはまた増えてたりとか、どのような形でされているのか、詳しくお願いいたします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) はりま病院で、今言いました中央公民館の第3の土日以外の土日と平日も月水金とはりま病院で接種を予定しております。
○議長(河野照代君) 佐伯謙作
すこやか環境統括。
○
すこやか環境統括(佐伯謙作君) 個別接種なんですけど、前と同じく医院、数は同じくらいかなと思ってます。今、回らせていただいてまして、お礼と今後の話と兼ねて各医院をもう一回回らせていただいてます。なので、そういった結果がもう少ししたら全部集約できるのは、この12月中には集約できると思いますので、またそういった形で住民の方にはお知らせさせていただいていくという方法を取らせていただく形になろうかと思います。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) 事項別明細書19ページ、事業番号0000482体育レクリエーション推進事業の18節負担金補助及び交付金、563ロードレース大会運営補助金についてお尋ねします。
2年前から安全を考慮してコースを新島から町道浜幹線に変更して、多世代が楽しめる大会として実施してるんですけど、昨年は新型コロナウイルス感染防止によって中止はしました。ただし、現在、ワクチン接種により兵庫県はじめ全国で感染状況は大幅な改善傾向が見られている中で、各地でマラソンや駅伝、そしてロードレースの大会も開催しておりますが、なぜ中止に至ったのか、経緯を教えてください。
○議長(河野照代君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 中止につきましては、実行委員会で9月3日に中止の決定をしたわけなんですけども、9月3日といいますと緊急事態宣言期間中ということもありまして、ぎりぎりまで例えば待ついうこともなかなか準備の都合上、難しいいうこともあって、この9月辺りが実際の判断するところいうところでございましたので、今回、その時期に中止ということで判断させていただきました。
○議長(河野照代君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) これ1月ですね、多分、ロードレース大会やってるの。えらい中止の決定が早いような気がするんですけど、近隣でもロードレース大会とかやってますよね。沿道の自粛要請はしてるみたいですけど、時期尚早じゃないかと思うんですけど、そこら考えどうなんですか。
○議長(河野照代君) 武田健二理事。
○理事(武田健二君) 松下議員のおっしゃることも十分分かるんですけども、募集期間とかいろいろそういうことを考慮しますと、結構早い時期に判断しなければならないということもありまして、それで、実行委員の中でもするべきかしないべきかはいろいろ迷ったわけなんですけども、その中で今回も中止にしようということで決まったということでございます。
○議長(河野照代君)
松下嘉城議員。
○8番(松下嘉城君) ロードレース大会実行委員会の方、スポーツクラブ21はりま、あと体育協会やスポーツ推進委員会と関連機関があると思うんですけど、この中止、実施の可否、決定権いうて誰なんですか。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後 3時33分
…………………………………
再開 午後 3時34分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁、武田健二理事。
○理事(武田健二君) 9月3日の播磨町決めた時点で、加古川市、高砂市、稲美町とか、この近隣については中止するということで聞いておりまして、それで、播磨町もさっきも言いましたように募集の期間とかそういうことを考えましてぎりぎりの期間であったというところで、緊急事態宣言中でもあったということもありますし、中止したということでございます。
中止の決定につきましては、先ほども申しましたように実行委員会が決定するということになっておりますので、町としましては、実行委員会がもしするいうたら、実施するということになれば、またそのように動いていかなあかんところなんですけども、実行委員会で中止ということで決められたので、町もそういうふうにしたということでございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
宮宅 良議員。
○3番(宮宅 良君) 事項別明細書13ページ上のほうですけども、事業番号0001298子育て世帯臨時特別給付金事業についてお聞きします。
国の閣議決定を見ると、住民税非課税世帯に対しては、プッシュ型で給付をということで書かれてたんですけども、今回のこの子育て世帯臨時特別給付金については、一度対象者に書類を送って、返ってきてから支給というようなことになってるのかどうか。また、その理由についてお聞きします。
○議長(河野照代君) 藤原秀樹理事。
○理事(藤原秀樹君) 住民税非課税の方に対する分というのは、まだ国は決まっておりません、詳しいのは。今回上げさせていただいてるのは、18歳以下の方で。
○議長(河野照代君) 沖崎充世福祉統括。
○福祉統括(沖崎充世君) 今回、年内に支給を今現在、目指してますのが、児童手当、令和3年9月分の児童手当支給対象となっていた児童に、その児童の兄弟、高校生の方がいらっしゃる場合、その方の児童と、そこに関して児童手当の支給が原則給付というところで、例えば2人子供がいらっしゃって、配偶者の方が年収103万円以下であれば960万円以下の収入という、ある程度目安があるんですけども、そういう児童手当が受給できるぐらいの所得の方。それ以下の世帯の保護者に対して、年内に申請書とかはなしで、過去の児童手当の振込のためにいただいてる口座情報などを活用して支給させていただくいう準備を今進めているところでございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君) 事項別明細書7ページの寄附金のところでお聞きしたいと思います。
3月末に自治会を解散されたところからの寄附ということでお聞きしたんですけども、今、広報はりまが自治会を通して、自治会に入ってらっしゃる方のところに配布されてると思うんですね。ですから、寄附金をいただくときに、広報はりまの件とか、そういう話合いなどはあったんでしょうか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 広報はりま等に申しましては、近くの公共施設にも置いておるということで、特にそういう話は、私は聞いておりません。これ今回、自治会は解散せざるを得ないというような形でお申出があって、今後も自治会がなくなっても城の宮団地ということで、これについては播磨町でお世話になるというようなことがありましたので、その自治会費の残をご寄附いただいたというようなことでございます。
○議長(河野照代君) 木村晴恵議員。
○7番(木村晴恵君) それでしたら、今まで当たり前のように広報はりまが我が家に入ってた方たちももう入らないということになって、自分で取りに行かれるという形をとられてるということでよろしいんですか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) はっきりとした確認はしておりませんけども、今回でしたらごみの収集日が載っている人権啓発カレンダーも一緒に配布の時期になってますので、結構そういう方が取りに来られていると、自治会はどこですかというのはお聞きしませんけども、そういった形で取りに来られているのかなとは推測するところです。
○議長(河野照代君) 大瀧金三議員。
○6番(大瀧金三君) 今回、自治会が解散ということになられたんですけども、何所帯の方が入られてたのか。掌握されてるんでしょうかね。かなり大人数の自治会だったのか、少人数で運営されていたのか、確認させてください。
○議長(河野照代君) 坂上哲也住民統括。
○住民統括(坂上哲也君) 世帯数なんですけども、今申し訳ない、しっかりした数字は持ってないんですけども、こちらはそこに所属されてる団地の方だけの世帯が対象となる自治会となっております。
そして、自治会は解散されるんですけども、例えば、ごみステーションの管理ですとか、そういったことは管理会社を通してこれからも継続されると。
それから、広報はりま等につきましても、当初は今までどおり配布するという予定もあったみたいなんですが、どうしても最終的な結論に至っては、広報はりまの配布も難しくなったということで、そちらは断念されたと聞いておりますが、自治会は解散されてるんですけども、これまでどおりごみステーションの管理とか、そういったものは継続してやっていただけると伺っております。
○議長(河野照代君) しばらくの間休憩します。
休憩 午後 3時41分
…………………………………
再開 午後 3時42分
○議長(河野照代君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 事項別明細書15ページ、事業番号0000403排水施設維持管理事業についてお聞きします。
説明では、春の自治会の溝掃除の残り分という説明があったんですが、コロナの関係で春の溝掃除ができなかった、こういう中で今、
すこやか環境グループと
土木グループで側溝の清掃に関してはお互い連携を取りながら進めているというようなことを聞いたことがあるんですよね。じゃあ、今回、
土木グループだけで排水溝の溝掃除、春にできなかった部分としてこういうような予算を計上してるんですが、幾らぐらい距離的に残っているのかなと、お聞きしたいと思います。
○議長(河野照代君) 高見竜平理事。
○理事(高見竜平君)
土木グループの暗渠の部分で計上しております。もともと予算としては200万円、当初はあったと思うんですけど、今回350万円にさせていただいた理由としまして、まず、300の暗渠部分の堆積率がそこそこあるんですけど、40%あります。この部分が305メートル、新たに追加しております。それから、700の側溝があります。ここが約10%の堆積率がありまして、その部分が185、計約490メートル分、今回、補正で上げさせていただいております。当初としましては、600数十メートル見てたんですけど、今回、管渠の幅、それから堆積の土砂の厚み等の部分で算出したものということで計上させていただいております。
○議長(河野照代君) 奥田俊則議員。
○13番(奥田俊則君) 今回の補正予算で、地元からの要望があった暗渠の清掃については、全てこの事業で終わると、こういう確認でよろしいんですね。
○議長(河野照代君) 高見竜平理事。
○理事(高見竜平君) そうです。そのように考えてもらって結構です。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 議案書25ページ、第3表、債務負担行為補正についてお伺いいたします。
電子自治体推進事業と電子自治体推進事業、その両方ですね。期間が令和3年から令和9年度になっているんですが、これの理由、この期間を設定した理由をお伺いいたします。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) 令和3年度といいますのが当該年度、当該年度からそういう調査というんですか、そういう形をしながら、令和4年度に調達し、リースないしで6年間、リース期間を設けて支払いするというようで期間を設けております。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) リース、この情報系システムネットワーク無線化というのもリース、財務会計システム更新というのもリースというような意味合いなのか、この電子自治体推進事業というのを令和9年度までに終えるというような意味合いなのか、どちらなんでしょうか。
○議長(河野照代君) 岡本浩一理事。
○理事(岡本浩一君) スマート自治体推進事業という、そういう名称の事業に該当する分というようなことでございますけど、上の情報系システムネットワークの無線化といいますのは、機材の、これについて無線の庁舎内をずっと設置するアクセスポイントとか、無線LANの関係の機材、そういったものを調達し、その分について令和9年までのリースで償還するということで、その期間を設定しているものでございます。
下の財務会計システム更新につきましても、令和3年度、今年度からそういう内容のものについて調査を行いながら、令和4年度ないしの機構改革までにはそういう形を定め、後については必要経費について分割でお支払いするというようなことで考えているものでございます。
○議長(河野照代君)
香田永明議員。
○5番(香田永明君) 債務負担行為の特性としては分割というか、その年にかかった費用をその分だけ払うという特性があると思うんですけど、債務負担行為で均等分割するという意味合いではないですよね。かかった費用をその年には債務負担行為として予算化した分で支払って、翌年はもうなくなってしまったら債務負担行為はゼロ円で計上するというような形になると思うんですけど、分割と言ってしまうと、均等割になってしまうような気がするんです。そこら辺だけもう一度お願いします。
○議長(河野照代君) 岡本理事。
○理事(岡本浩一君) ごめんなさい、そういう意味で説明したわけではないんですけども、この年度内の期間にトータルでこれだけの金額を使うということですので、あくまで債務負担は期間の間に限度額を定めるものでございます。私、今、分割と言いました、毎年これを均等に割って使うという意味のものではございません。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第70号「令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第70号「令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第70号「令和3年度播磨町
一般会計補正予算(第6号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第17 議案第71号 令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第17、議案第71号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第71号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
事項別明細書27、28ページの歳出から御説明申し上げます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号0000529国民健康保険一般管理事業の12節委託料の増は、高額療養費の支給方法を簡素化するためのシステム改修費を増額するものでございます。
2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費、事業番号0000533一般被保険者療養給付費事業の18節負担金補助及び交付金の増は、当初見込みより医療費が多くなるため増額するものでございます。
3目一般被保険者療養費、事業番号0000535一般被保険者療養費事業の18節負担金補助及び交付金の減は、当初見込みより医療費が少なくなるため減額するものございます。
2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費、事業番号0000538一般被保険者高額療養費事業の18節負担金補助及び交付金の増は、当初見込みより医療費が多くなるため増額するものでございます。
5項出産育児諸費、1目出産育児一時金、事業番号0000665出産育児一時金事業の18節負担金補助及び交付金は、当初見込みより件数が少なくなるため減額するものでございます。
29、30ページをお願いします。
10款1項諸支出金、5目保険給付費等交付金償還金、事業番号0001267保険給付費等交付金償還事業(保険年金G)の増は、令和2年度特別調整交付金の確定に伴い増額するものでございます。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
事項別明細書25、26ページにお戻りください。
6款県支出金、3項県負担金・補助金、1目保険給付費等交付金、1節保険給付費等交付金(普通交付金)は、歳出でご説明いたしました保険給付費等の増額に伴い増額するものでございます。2節保険給付費等交付金(特別交付金)は、歳出でご説明いたしましたシステム改修に係る費用について、交付金が増額されるため増額するものでございます。
10款1項繰入金、2目基金繰入金、1節財政調整基金繰入金は、歳出補正に伴う財源調整でございます。
次に、議案書28ページをお願いいたします。
第1表、歳入歳出予算補正であります。補正前の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億3,253万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ37億4,836万6,000円にしようとするものでございます。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第71号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第71号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第71号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第18 議案第72号 令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第18、議案第72号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第72号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
事項別明細書36、37ページの歳出から御説明申し上げます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号0020005介護保険システム運営開発事業の12節委託料の増は、制度改正に伴う電算改修のため増額するものでございます。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
事項別明細書34、35ページにお戻りください。
8款繰入金、1項一般会計繰入金、2目その他一般会計繰入金は、歳出でご説明いたしましたシステム改修に係る費用増額に伴い繰り入れるものでございます。
次に、議案書30ページをお願いいたします。
第1表、歳入歳出予算補正であります。補正前の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,273万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ30億6,255万9,000円にしようとするものでございます。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) 今先ほど、介護保険システム運営開発事業のことで説明を受けました。制度改修ということでしたが、今回、どのような制度がどんなふうに変わるのかを確認したいと思います。
○議長(河野照代君) 長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君) 一つは調査項目等の追加によって認定調査システムが変わりました。それと、主治医意見書項目が追加されたことによりまして、主治医意見書のデータ転送システムというところに改修が生じましたので、補正を行うところでございます。
○議長(河野照代君) 松岡光子議員。
○2番(松岡光子君) このことによって、介護保険を受けいている住民の皆さんにとって、何か変更とかいうか、デメリットというか、メリットというか、何かあるんでしょうか。
○議長(河野照代君) 長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君) 介護保険を認定される方とか、認定者については直接デメリットはございません。例えば、主治医意見書システムが改修されたことについては、今まででしたらPDFという形でデータ転送されてたわけなんですけども、国の方針によって電子化対応仕様にして、様々な行政サイドで傾向分析に利用できるようになるのが、改修の一つの要因でございます。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) この費用というのは、もう全て町が単独で持たなければならないものか、それとも国なりから何かあるんでしょうか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君) 歳入としまして国庫補助金が2分の1補填される予定となっております。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) なかなか我々素人が見るとかなり高額な費用と感じてしまうんですけども、この辺りの査定はしっかりとできてるのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君) もちろん今使ってる業者になってくるわけですけども、認定調査システムにしても、主治医意見書データ転送システムにしても、加古川健康福祉事務所管内での調査によって査定したところでございます。
○議長(河野照代君) 神吉史久議員。
○9番(神吉史久君) ちょっと分かりにくかったんですが、加古川健康福祉事務所管内の他の市町とも比較して妥当性があると確認したという理解でいいのか、確認いたします。
○議長(河野照代君) 西田恭一
保険年金統括。
○
保険年金統括(西田恭一君) 調査書のシステムにつきましては、加古川総合保健センターを経由しておりますので、1市2町共通のシステムを使っておりますので、その辺は情報交換をしていきながら精査していきたいところでございます。実際、今回、今年度これを整備することによって、国の補助金がいただけるということで、今回急遽補正を上げさせていただいたところなんですけれども、その中で見積りを取った中で、まだ精査し切れてないところもありますので、その辺につきましては、今後も補正予算の議決をいただきましたら、また事業者と協議して、経費の削減に努めていきたいと思っております。
○議長(河野照代君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第72号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第72号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第72号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第19 議案第73号 令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第19、議案第73号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
長谷川善一理事。
○理事(長谷川善一君)(登壇) ただいま議題となりました、議案第73号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
事項別明細書43、44ページの歳出から御説明申し上げます。
2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、事業番号0030004保険料等納付金事業の18節負担金補助及び交付金の増は、令和3年度保険基盤安定負担金の納付額が確定したことによるものでございます。
続きまして、歳入について御説明申し上げます。
事項別明細書41、42ページにお戻りください。
2款繰入金、1項一般会計繰入金、2目1節保険基盤安定繰入金の増は、歳出補正に伴う財源調整でございます。
次に、議案書32ページをお願いいたします。
第1表、歳入歳出予算補正であります。補正前の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ81万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ5億765万6,000円にしようとするものでございます。
以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(河野照代君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、議案第73号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第73号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、議案第73号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第20 発委第4号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書
……………………………………………………
○議長(河野照代君) 日程第20、発委第4号「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」を議題とします。
職員に、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書を朗読させます。
浅原浩一郎議会事務局長。
○議会事務局長(浅原浩一郎君) それでは、朗読させていただきます。
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書。
新型コロナウイルスの感染拡大は、変異株の猛威も加わり、我が国の各方面に甚大な経済的・社会的影響を及ぼしており、国民生活への不安が続いている。この中で、地方財政は、来年度においても巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。
地方自治体においては、新型コロナウイルス感染症対策はもとより、地方創生、雇用対策、防災・減災対策、デジタル化や脱炭素社会の実現とともに、財政需要の増加が見込まれる社会保障等への対応に迫られており、このためには、地方税財源の充実が不可欠である。
よって、国においては、令和4年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。
記。
1、令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、経済財政運営と改革の基本方針2021において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。
2、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは断じて行わないこと。また、生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じられた固定資産税等に係る特例措置は、本来国庫補助金等により対応すべきものであり、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。
3、令和3年度税制改正により講じられた土地に係る固定資産税の課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。
4、令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、さらなる延長は断じて行わないこと。
5、炭素に係る税を創設または拡充する場合には、その一部を地方税または地方譲与税として地方に税源配分すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年12月7日、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣。兵庫県播磨町議会。
○議長(河野照代君) 本件について、趣旨説明を求めます。
松下嘉城総務建設常任委員会委員長。
○8番(松下嘉城君)(登壇) それでは、趣旨を説明します。
国に対し、新型コロナウイルス感染症の拡大により経済的・社会的に影響を受けた国民生活への不安が続く中、地域の実情に応じた行政サービスを持続的に提供していくため、一般財源の確保、充実を求めるため本案を提出するものです。
よろしく御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いします。
○議長(河野照代君) 趣旨説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「質疑なし」と認めます。
これで質疑を終わります。
松下委員長、御苦労さまでした。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから、発委第4号「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
発委第4号「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(河野照代君) 挙手全員です。
したがって、発委第4号「コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書」は、原案のとおり可決されました。
…………………………………
◎散 会
…………………………………
○議長(河野照代君) 以上で、本日の日程は全て終了しました。
お諮りします。
議事の都合によって、12月8日から12月13日までの6日間を休会としたいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(河野照代君) 「異議なし」と認めます。
したがって、12月8日から12月13日までの6日間、休会とすることに決定しました。
次の会議は、12月14日午前10時より再開します。
本日はこれで散会します。
御苦労さまでした。
散会 午後4時13分...