播磨町議会 2021-09-13
令和 3年度決算特別委員会(第3日 9月13日)
奥 田 俊 則 委 員 藤 田 博 委 員
河 野 照 代 議 長
1.会議に出席した説明員(20名)
町長 佐 伯 謙 作
教育長 平 郡 秀 幸
理事 岡 本 浩 一
理事 長谷川 善 一
理事 藤 原 秀 樹
理事 高 見 竜 平
理事 山 口 智
会計管理者 浅 原 浩一郎
福祉統括 沖 崎 充 世
高齢障害福祉チームリーダー 松 原 麻祐子
社会児童福祉チームリーダー 坂 本 佳 恵
福祉会館館長 上 田 淳 子
教育総務統括 堀 江 昌 伸
学事チームリーダー 田 中 茂 治
学校教育統括 西 野 直 樹
教育推進チームリーダー 河 合 庸 子
教育推進チームリーダー 岡 本 健 志
生涯学習グループ
生涯学習チームリーダー 高 砂 幸 伸
人権推進チームリーダー 高 嶋 克 典
郷土資料館館長 井 上 珠 彦
・
1.会議に出席した事務局職員(3名)
議会事務局長 橋 本 優
庶務・議事チームリーダー 田 中 真 司
庶務・議事チーム主査 小 笠 理 恵
開会 午前 9時28分
~開 議~
○松下嘉城委員長 おはようございます。
皆様方には、昨日に引き続き、朝早くから御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
ただいまより決算特別委員会の付託案件審査第3日を開きます。
~認定第1号から認定第5号及び議案第67号から議案第68号まで歳入歳出一括補足説明・質疑~
○松下嘉城委員長 本日は福祉グループの所管分から始めます。
福祉グループの一般会計の所管分についての補足説明を求めます。
○沖崎福祉統括 おはようございます。
一般会計のうち、福祉グループが所管いたします事業について、主なものを補足説明させていただきます。
まず歳出から説明させていただきます。
事項別明細書60ページをお開きください。
3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、事業番号0000282
民生委員児童委員活動事業、12節委託料の057
民生委員児童委員協議会委託料は、主任児童委員4名を含む67名の委員の方々の活動に対する委託料です。
62ページをお開きください。
事業番号0000290障害者更生援護事業、18節負担金補助及び交付金の320
小規模通所訓練事業補助金は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく
地域活動支援センター8か所の利用に対して、運営費の一部を利用者数に応じて補助したものです。
19節扶助費の037更生援護補助金は、福祉施設等に通所している障がい者に交通費を補助したものです。
事業番号0000294
重度心身障害者福祉タクシー料金助成事業、19節扶助費の006
福祉タクシー料金助成金は、身体障害者手帳1・2級、療育手帳A判定及び
精神障害者保健福祉手帳1級を所持されている方にタクシー運賃の一部を助成する利用券を助成するものです。
事業番号0000295
社会福祉協議会運営費補助事業、18節負担金補助及び交付金の070
社会福祉協議会補助金は、従前から実施している社会福祉協議会の運営に係る人件費等に対し交付したものです。
事業番号0000597
自立支援医療費助成事業、19節扶助費の031
身体障害者更正医療費助成金は、18歳以上の身体障害者で障がいの軽減に必要な医療費の一部を助成するもので、124育成医療費助成金は、18歳未満の児童で身体上の障がいまたは疾患に係る医療費の助成を行うもので、135
療養介護医療費助成金は、医療機関の障害福祉サービスの療養介護を利用している方の医療に係る費用の一部を助成するものです。
事業番号0000699住宅改造助成事業、19節扶助費の040住宅改造助成金は、65歳以上の方が将来に備えて住宅を改造する一般型と障害者手帳交付または介護認定を受けた方が住宅を改造する特別型があり、一般型9件、特別型11件の助成を行いました。
64ページをお開きください。
事業番号0000988
障害福祉サービス事業、19節扶助費の089介護給付費は、介護を行うための居宅介護や施設内での生活介護のための費用です。
090訓練等給付費は、障がい者の特性に応じた訓練を実施する生活能力の維持向上を目指す自立訓練や就労を目指す就労移行訓練などを行うための費用で、129児童通所給付費は、療育が必要な子供への支援として児童発達支援や
放課後等デイサービスなどの利用に係る費用です。
事業番号0000991地域生活支援事業は、障がい者や障がい児が自立した日常生活または社会生活を営むことができるように、地域の特性や利用者の状況に応じて町が実施主体となって、実用的なサービスの提供を行うもので、
日常生活用具給付事業や移動支援事業、相談支援事業などの必須事業と、日中一時支援や訪問入浴サービス、声の広報発行などの任意事業等を行いました。
事業番号0001081
地域支援ネットワーク事業、13節委託料の001
地域支援ネットワーク構築委託料は、播磨町地域自立支援協議会の運営を特定非
営利活動法人文化福祉人権サポートアエソンに委託しているものです。
事業番号0001128自殺予防事業ですが、自殺対策基本法の改正により、地方公共団体の自殺対策計画の策定が義務づけられたことに伴い、平成30年度に播磨町自殺対策計画を策定、自殺対策防止部会を庁内に設置し、人材養成研修、普及啓発の内容等について協議の上、実施しております。
事業番号0001131要配慮者実態調査事業ですが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、調査方法を従来の民生委員・児童委員訪問による直接回収方式から郵送による回収方式へ変更の上実施しました。
66ページをお開きくだささい。
事業番号0001257総合相談運営事業は、共生社会の実現に向けて、各種相談事業の統合化や他機関との連携を図り、包括的な支援を行うために、平成30年度より福祉会館に総合相談窓口を開設、総合相談専門員等を配置し、令和2年度からは
障害基幹相談センターとしても対応しております。
事業番号0001258合理的配慮推進事業は、障害者差別解消法が施行され、障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる共生のまちづくりを推進していくために、商業者や地域の団体が障がいのある人に必要な合理的配慮を提供するために係る費用を助成するものです。
事業番号0001329障害福祉施設等に対する事業継続支援事業は、
新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、事業を継続する
障害福祉サービス等事業所に対して、支援金の助成を実施したものです。
68ページをお開きください。
2目老人福祉費、事業番号0000599
老人保護施設措置事業、19節扶助費の033老人保護措置費は2か所の養護老人ホームに措置入所されている方4名分にかかった費用です。
事業番号0000908
緊急通報システム管理運営事業は、独り暮らしの高齢者等の急病や事故など万が一のときに近隣の方の協力により、速やかに援助が受けられるように、
緊急通報装置家庭用端末機を貸与し、日常生活の安全確保と不安解消を図るものです。
11節役務費は、
緊急通報システム協力員活動保険料、13節使用料及び賃借料は、月々の家庭用端末使用料です。
事業番号0001293
高齢者タクシー券交付事業は、高齢者の移動を支援するための公共交通施策として令和3年4月1日時点で75歳以上かつ希望される方に年間で一人につき12枚計6,000円分を上限としてのタクシー助成券を交付した事業で、19節扶助費は、タクシー会社からの請求に基づき、タクシー券の換金を行うものです。
5目福祉会館費、事業番号0000315
福祉会館管理運営事業、10節需用費は、主に光熱水費と修繕料、12節委託料は、令和2年4月より福祉会館直営化に伴い、会館設備の維持管理に必要となった各種保守点検委託料です。
70ページをお開きください。
17節備品購入費は、
新型コロナウイルス感染症対策として加湿付空気清浄機、パーティションなどの購入に要した費用です。
7目
デイサービスセンター費事業番号0000317
デイサービスセンター管理運営事業、12節委託料の066
デイサービスセンター管理運営委託料は、指定管理者である播磨町社会福祉協議会に対する指定管理料です。
事業番号0001016
デイサービスセンター改修事業は、経年劣化による施設の老朽化が進んでいた施設の改修工事を実施したもので、12節委託料、003設計委託料は、防火シャッターの既存不適格による改修、自動火災報知機の更新、
スプリンクラー用ポンプや受水槽の更新、照明設備のLED化、浴室の床など老朽箇所の改修など、施設の維持に欠かせない内容の改修工事を令和4年度に実施するために工事実施設計書作成に関わるものです。
72ページをお開きください。
2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号0000321学童保育事業、12節委託料の001
学童保育所管理運営委託料は、指定管理者である特定非
営利活動法人高砂キッズ・スペースに対する指定管理料で、
新型コロナウイルス感染症や少子高齢化の最前線で働く支援員や補助員の処遇改善のために賃金の引上げの補填を指定管理委託料の増額により行いました。
18節負担金補助及び交付金の627
学童保育所減額利用料補助金は、播磨町学童保育所の設置及び管理に関する条例に基づき、利用料金の減額分を利用料金徴収者である指定管理者へ補助したものです。
事業番号0000766保育所一般管理事業は、保育所の入所、保育料決定徴収に係る経常的な経費です。
18節負担金補助及び交付金の671播磨町
多子世帯利用者負担額軽減事業補助金は、第2子以降の児童の保育料の一部助成を行っている兵庫県のひょうご保育料軽減制度の所得制限を超えた世帯につきまして、町単独事業として軽減を実施したものです。
74ページをお開きください。
事業番号0000998
学童保育施設整備事業、12節委託料は、蓮池小学校第3学童保育所内の便所増設工事に係る設計監理業務委託料です。
14節工事請負費は、播磨小学校第1学童保育所に係る水道メーター設置等の工事並びに蓮池小学校第3学童保育所内の便所増設工事に係る工事請負費です。
事業番号0001298
子育て世帯臨時特別給付金事業は、国の
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一つとして、高校生以下の子育て世帯に対し、児童1人につき10万円を支給したものです。
事業番号0001309コロナ禍において出産する母親への応援給付金事業は、新生児の母親に対し、令和2年4月28日から令和3年12月31日までに生まれた新生児1人当たり10万円を支給するもので、令和2年度から令和3年度に予算繰越しの上、事業を継続し実施しました。
事業番号0001334低所得の
子育て世帯生活支援特別給付金事業は、国の
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一つとして、
児童扶養手当受給世帯や非課税世帯、コロナの影響で家計が急変、収入が減少するなど低所得の子育て世帯に対し、児童1人につき10万円を支給したものです。
2目児童措置費、事業番号0001097
保育対策等促進補助事業、76ページをお開きください。
18節負担金補助及び交付金は、各種特別保育事業や保育士の確保に係る費用に対し補助しているものです。
636
保育士等処遇改善臨時特例事業補助金は、
新型コロナウイルス感染症への対応と少子高齢化への対応が重なる最前線において働く保育施設における保育士等の賃金改善を目的として、国が令和3年12月に新たに創設した令和4年2月から9月までの期間限定の補助金です。
737
保育環境改善等事業補助金は、保育施設において
新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る経費に対し補助しております。
754
保育士等研修事業補助金は、保育士の質の向上のための研修として園が実施する研修の経費及び保育士等が外部研修に参加するために係る経費として、1施設当たり年間5万円を上限として補助しております。
760
衛生管理対策費補助金は、保育所における
新型コロナウイルス感染症を含む感染症対策、保護者や保育士負担の軽減を目的として保育所等における
使用済みおむつ処理費用など衛生管理用に必要な経費について、1施設当たり年額12万円を上限として補助しております。
事業番号0001222子ども・子育て支援給付事業(福祉G)、18節負担金補助及び交付金の667教育・保育給付費は、町内外の法人保育施設の運営経費を負担するものです。
724施設等利用給付費は、令和元年10月から実施された国の教育保育無償化に伴い、新たに負担することとなったものです。
78ページをお開きください。
事業番号0001068
北部子育て支援センター改修事業については、経年劣化による空調設備改修工事に係るもので、令和2年度中に工事設計業務を実施、工事監理委託料と工事請負費は令和3年度に繰越しを行い、令和3年8月に事業を完了しております。
次に一般会計の歳入について、主なもののみ説明させていただきます。
8ページをお開きください。
13款分担金及び負担金、2項負担金、1目民生費負担金、1節社会福祉費負担金の009
老人福祉施設入所個人負担金(現年度分)は、老人保護措置事業の養護老人ホームへの入所措置に伴う老人福祉法に基づく個人負担金です。
2節児童福祉費負担金の001保育所保護者負担金は、各法人保育園に入所する児童の保護者負担金です。
13款使用料及び手数料、1項使用料、5目土木使用料、4節住宅使用料の001町営住宅使用料(現年度分)は、町営住宅12戸の家賃及び駐車場の使用料です。
10ページをお開きください。
14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、1節社会福祉費負担金、002
自立支援医療給付費負担金は、
身体障害者更正医療費助成金及び
療養介護医療費助成金に対する法定負担金です。
007障害者福祉サービス事業負担金は、
障害福祉サービス事業の介護給付費、訓練等給付費、相談支援給付費及び補装具に対する負担金です。
011
障害児通所給付事業負担金は、児童通所給付費に対する法定負担金です。
2節児童福祉費負担金の各負担金は、児童手当及び特例給付、教育保育給付費、子育てのための施設等利用給付費に係る負担金です。
12ページをお開きください。
2項国庫補助金、1目民生費国庫補助金、1節社会福祉費補助金の036
地域生活支援事業補助金は、地域生活支援事業に対し、国が決定する基準額により決定される国庫補助金です。
051
生活困窮者就労準備支援事業費等補助金は、
生活困窮者窓口相談員人件費などに対する補助金です。
2節児童福祉費補助金の025児童虐待・
DV対策等総合支援事業補助金は、児童虐待防止に係る専門的な職員の人件費に対する補助金です。
027子ども・子育て支援交付金は、子ども・子育て支援事業計画に従って実施する事業に必要な経費に対する補助金です。
029保育の質の向上のための研修事業補助金は、子ども・
子育て支援体制整備総合推進事業の一つで、
保育士キャリアアップ研修などに対する補助金です。
036
保育対策総合支援事業補助金は、保育の人材確保など待機児童解消を図るとともに、子供を安心して育てることができる環境整備への取組に対する補助金で、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、補助内容が拡充されております。
037子ども・
子育て支援事業費補助金は、保育の無償化の実施に当たって必要となる事務及びシステム改修等に要する経費に対する補助金です。
039
子育て世帯臨時特別給付金事業費補助金並びに040
子育て世帯臨時特別給付金事業事務取扱補助金は、事業費、事務費に対する単年度補助で、国庫補助10分の10です。
042
保育士等処遇改善臨時特例交付金は、歳出に計上されている特例事業に対する補助金でこちらも国庫補助10分の10です。
4目土木費国庫補助金、3節住宅費補助金の002地域住宅交付金は、住宅改造一般型に対する補助金です。
14ページをお開きください。
3項委託金、1目民生費負担金、2節児童福祉費委託金の003
特別児童扶養手当事務取扱交付金は、特別児童扶養手当に関する事務経費に係る交付金です。
16ページをお開きください。
16款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、1節社会福祉費負担金は、
自立支援医療費助成障害福祉サービス事業の介護給付費、訓練等給付費、児童通所給付費等に係る県負担分です。
2節児童福祉費負担金は、児童手当及び特例給付、教育保育給付費、子育てのための施設等利用給付費に係る県負担金です。
2項県補助金、2目民生費県補助金、1節社会福祉費補助金は、歳出計上しております各事業に係る県補助金です。
18ページをお開きください。
2節児童福祉費補助金のうち、016
地域子育て支援拠点事業補助金から029病児・病後児保育事業補助金まで、031一時預かり事業補助金から045
利用者支援事業補助金までは、国庫補助金のところでは子ども・子育て交付金としてまとめられていますが、県の補助金に合わせて個別に計上しております。
048子どもを守る
地域ネットワーク機能強化事業補助金は、児童虐待対応等の記録システムに係る保守委託料の県補助金です。
049
保育体制強化事業補助金は、保育の人材確保など待機児童解消を図るとともに、子供を安心して育てることができる環境整備への取組に対する県補助金です。
052低所得の
子育て世帯生活支援特別給付金事業費補助金並びに053低所得の
子育て世帯生活支援特別給付金事務費補助金は、事業費、事務費に対する単年度補助で、国庫補助10分の10です。
これで一般会計の補足説明を終わらせていただきます。
御審議よろしくお願いいたします。
○松下嘉城委員長 補足説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
○岡田千賀子委員 事項別明細書64ページの事業番号0000988、決算成果報告書は105ページ、
障害福祉サービス事業について伺います。
19節扶助費の129児童通所給付費で伺います。
年々、決算成果報告書を見ますと人数も増えてきております。実際に使用されている方から、すごくサービスが行き届いてるということでお聞きしています。また、「帰りはちゃんと自宅まで送ってくれるんです」ということもお聞きしてて、ほんとに障がい児を持つ方にとっては放課後の有意義な時間を過ごされてるなとは思う一方で、こちら
放課後等デイサービス町内、町外両方とも使えるんですよね、この分は。その通所サービスをされている、まず何か所されているのか、把握されてる分お願いします。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 放課後等デイサービスですが、町内には11事業所がございます。未就学の方の児童発達支援の事業所が町内に7か所ございます。
○岡田千賀子委員 予算も年々ちょっと増えていると見させていただいております。先ほど歳入では国庫補助で、
障害児通所給付事業負担金で、もうこれも1億を超えた歳入が入っております。
この児童通所なんですけれども、1人の負担は、上限は幾らになるんでしょうか。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 保護者の方の所得、住民税の状況によって異なってくるんですが、非課税世帯、生活保護世帯はゼロ円、所得割の状況によって4,600円、最大でも3万7,200円という上限が設定されております。
○岡田千賀子委員 学校まで迎えに行って、また送っていってみたいな感じでされている方もあるようなんですけれども、こちら、以前もお聞きしたことがあるんですけれども、行くとすごくいいと言われる方と、また反して、少しねと言われる方がいらっしゃったようなんです。それで調査はされること、どの程度でされているんでしょうか。ただ、事業所からの報告のみなんでしょうか。それとも実地にちゃんと入られて、調査もされているんでしょうか、どのように放課後過ごしているかというようなことは。いかがですか。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー この通所事業所を指定するのは県になりますので、県が実地指導ということで、毎年1か所ないし2か所実地指導に回っています。そこにはもちろん町の職員も同行いたしまして、特に報酬について疑義がないかというところを一緒に調べておるという状況で、その際には日報のような事業所が書いている書類等も確認はさせていただいております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○大北良子副委員長 では関連で、先ほどの御答弁いただきましたのは、県からのあって、町では、今福祉グループでは報酬についてを主にされているということで、特にさっき岡田委員が言われたような内容とかそういったことは、また学校、学校教育でやっているという確認でよろしいんでしょうか。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー この児童通所サービスは福祉グループが所管しておりまして、その内容について学校もしくは教育委員会で調査する権限があるわけではございません。実地指導の中で、そういう書面等で運営基準に見合った職員の配置がされているかとかは兵庫県が確認しまして、必要なところは指導しております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○野北知見委員 事項別明細書74ページの事業番号0001097
保育対策等促進補助事業。決算成果報告書140ページになります。
その中で、
障害児保育事業補助金360万円で、決算成果報告書では保育園の障がい児受入児童が令和3年度は3人、その前の令和2年度が5人で、ずっと播磨保育園のみで受け入れてるということなんですが、この障がい児保育は播磨保育園のみで対応しているのでしょうか。
○沖崎福祉統括 こちらにつきましては、保育園の態勢というんですか、看護師等人員が配置できれば、他園でも実施は可能かと思うんですけれども、なかなか確保が難しいというところで、ちょっと多数受入れができてないというところがございます。
○野北知見委員 入所案内を見てみましたら、播磨保育園以外にも蓮池こども園、播磨中央こども園の案内にも障がい児保育という項目がありましたので、3園とも可能ではあるということだと思うんですけども、ですから他の保育園を希望してても播磨保育園でお願いするという状態になっているのかどうでしょうか。
○沖崎福祉統括 特に播磨保育園に限定されているわけではなくて、障がいをお持ちの方につきましては、事前に保護者、幼児ともに保育園に先に見学等行かれて、協議された上で事前に調整をされているケースが多いので、特に播磨保育園に限定されているわけではないんですけれども、たまたまいないという状況でございます。
○野北知見委員 障がいを持たれたお子様、保育園の場合は小さいときから入ってましたら成長の過程で発達障害とかが出てきて、2歳、3歳ぐらいで療育手帳を受けるということもあると思うんですね。そういう場合でしたら、ずっとその前から保育園を利用してて、仕事のキャリアも積んでこられたお母さん方がそのまま引き続いて保育園で、この数字だけ見ると保育園全体の人数からして非常に少ない数だと思うんですね。そうするとキャリアを中断されているという実態があるんじゃないかと思って、質問してるんですけども、希望されるおうちの方、程度にもよるかとも思うんですが、子育て応援ということでキャリアを中断させないということで希望されるお母さん方、お父さん方で全て対応できるようにするのが本来の在り方だと思うんですが、その辺は対応できてるのかどうか確認します。
○沖崎福祉統括 町内の保育施設、所長会で協議させていただく中で各園の状況としましては、そういう例えば発達障害とかお持ちの方についても全員が手帳を取得されているとか、病院で何か診断を受けているとかいうわけではなくて、特性があっても家庭の教育方針であったりとか障がいの受容というところで、実際に園で対応、かなり現地の職員は苦慮されているという声は聞いたことあります。
ただ、事前にできれば御相談いただきながら支援員がつけれる方向で、町とまた園も連携ができたらと思っております。
ただ、その障がいがあるなしにかかわらず、そういう区別ではなくて、みんながそこで一緒に播磨町の中で、また園の中で共に学んでいけるという環境を町としても望んでおりますので、そこは粘り強く施設とも協議しながら支援を行っていきたい、また相談にも乗っていきたいと考えております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○奥田俊則委員 関連でお聞きします。事項別明細書76ページ、18節負担金補助及び交付金089延長保育促進事業補助金(長時間分)です。
一時預かり保育の需要は年々増加しているということで、これ教諭と保育士の超過勤務だと思うんですが、教諭と保育士の超過勤務の実態ということで、少し残業時間が増えている現状なのか、勤務時間はどういう今の状況なのか、お聞きしたいと思います。
○坂本
社会児童福祉チームリーダー 決算成果報告書140ページの延長保育促進事業の1番につきましては、保育所の開所時間が遅くまで開いてるという事業になりまして、つまりは保育士もちゃんと労働時間を守りながら、シフト制で配置ということになっておりますので、保育士の勤務時間のそのものというわけではございません。
○奥田俊則委員 一時預かり事業が増えているということでシフト制の勤務体制をして、超過勤務は増えていないという答弁いただいたんですが、シフト制でやって一時預かり事業もクリアできるということですか。人は足らない状況ではないとこういう確認でよろしいんですか。
○坂本
社会児童福祉チームリーダー 一時預かり事業は延長保育とは別で、一時的に入所とは別で預かっている事業になりますので、それは播磨保育園で行っております。
○奥田俊則委員 延長保育については、保育士以外の人で対応しているという理解でよろしいんですかね。
○坂本
社会児童福祉チームリーダー 延長保育事業は7時までの預かり、8時までの預かりで保育士を配置していただいていることに対しての事業補助金です。なので、一時預かりの分とは別で、これは保育士配置に対して補助金を出しているということになります。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。(「1つだけ、今答弁になってない」と呼ぶ者あり)いや、答弁になっとんやけど。(発言する者あり)
もう一度答弁お願いします。
○沖崎福祉統括 延長保育事業も一時預かり事業もどちらも国が基準を決めておる補助金となります。延長保育事業については、2時間延長する施設について幾ら、1時間延長する施設について幾らという基準額がもう年額決まっております。人件費に当てていただいたらいうところだと思うんですけども、一時預かり事業につきましても、延べ利用人員が300人を切るか、300人を超えるかによって単価が違うというところありますけれども、いずれも職員の配置、人件費に対してのその施設が事業をされるに対して、国、県、町が補助する事業でございます。直接職員に支払いするものではありませんが、施設に対して支払いする補助金となっております。(発言する者あり)
○松下嘉城委員長 理解できなかったいう話。
○奥田俊則委員 延長することによって、そこで働く保育士は超過勤務になっていないのかなということを確認したいんですよ。限られた人間の中で延長保育、一時預かりするんでしょう。(発言する者あり)それを聞きたいんですよ。
○松下嘉城委員長 もうそれだけで。
○沖崎福祉統括 人員の配置ですね、勤務時間等につきましては、県とか町も指導というんですか、監査がありまして作業日報というんですか、出勤表とかはチェックをさせていただいたりとかして、そういう過重な負担がないようにというところの指導、監査は行われている状況でございますので、奥田委員おっしゃるような誰か特に特定の職員に負担がかかってる、残業を強いてるというものではないと考えております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○香田永明委員 事項別明細書66ページ、事業番号0001257総合相談運営事業、決算成果報告書113ページです。
3の活動指標①総合相談と次のページの②障害者基幹相談支援センター相談のひきこもりのところなんですが、表がちょっとよく分からなくて、113ページの令和2年度はゼロ人、令和3年度は30人、次のページの障害者基幹相談支援センター相談のところは令和2年度が40人、令和3年度が8人となってるんですが、これはどういう見方をしたらいいのかお伺いいたします。
○上田福祉会館館長 総合相談と障害者基幹相談支援センターというのが途中から障害者基幹相談支援センターができております。令和2年度からできております。そのうち、属性ということで最初のほうのページにはひきこもりの方ということで属性で上げさせていただいております。
次のページの障害者基幹相談支援センターの相談につきましては、内容としてひきこもり相談ということで上げさせていただいておりまして、非常にややこしくて申し訳ないんですけれども、当初から言ったら内容が分け方が違います。最初のほうと、次のページ、障害者基幹相談支援センターで受けたものの、内訳とか障がいの種別というのを変えておるためにこういうようなことになっております。
今、いろいろと模索をしておりまして、どういった内訳、またどういった属性ということを検討しながら考えている最中で、今年度も一部触りながら、来年度もどういった方向の統計が一番いいのかなというところで考えておりますので、ちょっと混乱になるかとは思いますが御容赦いただきたいと思っております。
○香田永明委員 合算したら駄目なのかなとは思ったりするんですが、障がい者の方のひきこもりの案件が2番という意味ではなくて、全体的な包括としてひきこもり案件がこれだけありましたよということではないのかな、ちょっとよく分からない。まあ、そこはまた模索しながらしていただいたらいいんですが、このひきこもりの相談の内容はどういったものが多かったのかお伺いいたします。
○上田福祉会館館長 ひきこもりにつきましては、自ら申し出られたりということは非常に少ないんです。例えば、高齢者の地域包括支援センターから高齢者の訪問をしているときに家庭の中にひきこもりの方がいらっしゃるというパターンがほぼだと考えております。
○香田永明委員 でしたら、高齢者の方がひきこもりが多くなってきてるのかなとは思います。そこら辺またケアしていただきたいなと思うんですが、決算成果報告書114ページの事業の成果のところで中段ですね、「令和3年度は10月から専門職が不在となり相談件数が減ってしまった」となっているんですが、ここら辺が「1月以降専門職が雇用されたため」となってますが、なぜ辞められてしまったのか、そこら辺の態勢はどういうふうになってるのかな。この専門職の人、ちょっとおらんようになってしまうと、相談受けにくいのかなと思ったりするんですが、そこら辺はどういうことになってるのかお伺いいたします。
○上田福祉会館館長 昨年度につきましては、当初3年間で契約しておりました。それまでやっていた総合相談の方が3年間という期間を迎えて、全ての方が退職一旦されました。継続されずに退職されて、募集をかけましたが、1名しか応募がなかったという現状でした。その方につきましては、御自分の都合ということで半年で辞められたということになります。
それから以後につきまして、至急専門職でないと相談はお受けできないのが基本的にはあると思いますので、そういうことで少し条件をよくしていただいて公募したところ、今1月からフルタイムの相談専門員が配置されたということで、非常に相談件数、人によって増えてくると感じております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○宮宅良委員 同じところで、総合相談窓口の権利擁護のところなんですけども、そういう相談もあるとは思うんですけど、その中で例えば財産管理なんかですと、この事業の中にある成年後見相談支援委託料、この部分に専門的なアドバイスを聞くためにお願いしているのかなと思うんですけど、その辺の流れ的なものはいかがなんでしょうか。
○上田福祉会館館長 こちらの総合相談で成年後見の相談を月2回、専門職である方に委託をして実施しております。その中では取っかかりから中身の濃いところまで、もう幅広くお受けいただいておりまして、まずは転ばぬ先のつえのような感じで成年後見を知っていただき、何かと疑問があったら来ていただくということが多いように思います。
その中でさらに成年後見の相談、専門職によるということになりますと、いろんなケースの中で、これは金銭管理は、専門職が行うべきものといういろんな種類が補佐であったり、後見もそうですけれども、それぞれその方に応じた内容での権利擁護を目指しながら、専門職を交えて話していくということと、ステップを踏みながらやっている状況でございます。
○宮宅良委員 この取組についてはすごく評価したいなと思ってるんですけども、ただ一方で、その財産管理におきますと必ずしも成年後見のみが方法ではなく、例えば民事信託という方法もありますし、様々な個別の方に対してどのアプローチが一番最善なのかというのは判断しないと、はなからこの成年後見というので、先ほどおっしゃいましたけど、成年後見もしくは補佐、補助いろいろありますけども、それをどれにするにしても、制度としては結構がちがちな制度になりますので、民事信託のほうが使いやすかったなという方も結構いらっしゃるんですね。そういった中で成年後見制度も今までみたいになかなか後見人を変えれないというか、家庭裁判所に対する報告が煩雑やとかいうのをこれから変えていくということで制度改正も国では進んでおるみたいですけども、そういった面でもいろんな選択肢があるその中で成年後見も一つの方法だというふうにしないと、時に管理ばっかりでお金が使えなくて、その子が亡くなったときにお金だけが残ってしまったいうこともあるので、ぜひそこは窓口で幅広い判断をしていただきたいと思うんですけどいかがでしょうか。
○上田福祉会館館長 宮宅委員おっしゃるとおり、成年後見制度は守ることもそうなんですけれども、その方の権利をある程度剥奪じゃないですけども、その成年後見のほうの方が管理するということにもなりますので、その辺りは本人がどこまでの意思決定ができるのであるか、またどういった生活状況であるか、その辺りを専門職を交えて、弁護士であるとか、司法書士、社会福祉士、専門職を交えて、この方についてどういうふうにすればいいのかなというところで、社会福祉協議会がやっております日常生活自立支援事業でも金銭管理はありますので、まずはそこからやってみようかというようなところもありますので、ほんとに今後も一番難しい課題だとは思っております。人権擁護の観点から慎重に進めてまいりたいと思っております。
○松下嘉城委員長 関連で。
○大北良子副委員長 では関連で、決算成果報告書113ページの先ほど香田委員が質疑した上の内容、内訳というところで、令和3年度はその真ん中の相談方法の下の段ですね、経済32件、生活のところが40件となってまして、コロナ禍でのそういった生活かな思うんですけど、その辺り増えた要因というか、どのような内容なのか、教えていただければと思います。
○上田福祉会館館長 経済問題になりますと、人それぞれによって違ってまいりまして、その年々のお受けした相談の内容によって非常に大きく変わってくるんですが、その雇用されていたところが退職にならざるを得なかったといった場合であるとか、そもそもの収入が低い、勤務先がなくなってしまったというとこら辺も多かったと思います。
○大北良子副委員長 そういう内容は非常に複雑で、根深いものであると思うんです。この総合相談に関しましては、以前から何度か質疑もさせていただきましたが、関係機関につなぎますというような形での解決というようなことを以前お伺いしたことがあって、それでは、なかなか解決しないと思っていますので、ここはどんな形で、私聞いたような形でつなぐだけではなくて、どのような形できめ細やかにされているのかお伺いします。
○上田福祉会館館長 おっしゃるとおり、つなぐだけでは駄目だと思います。今現在、伴走型支援といいまして、寄り添って一緒に支援を行うという支援の方法を取り入れないといけない時代になっております。
というのも、長く時間がかかるものが非常に多ございまして、ひきこもりの問題もそうですけれども、何かにつなげて、例えば受給して終わりというわけではございません。その受給したりどこかに通ったりとか、いろんな総合的にその方の世帯全体を見ながら、総合的にどういった施策が合致するのかないうところでそれをつないでいくことを目指しております。 つなぎながら、またその先の支援がどうなっているかなというのは、時折確認をしながらやっていくべきだと考えております。
○大北良子副委員長 館長お答えいただいて、そのつなぐ支援を決して否定しているものではないんですけれども、今後は伴走型支援というのが必要になってくると、伴走はもっと長く支援をしていかないと、横に寄り添って一緒に走っていくというのか、そういう形だとイメージしているんですけれども、そうなるとチームであったり、伴走するために、ここまででバトンタッチするよだったりとかそういったすごくチーム制みたいなことだったり、人数もかかってくると思うんですね。県とかそういったところのサポートももちろんいると思うんですけれども、そういう辺りは、細かく教えていただければ、今の流れだったり、今後目指すものって、まあまあ今後というか、今どういうふうにされているのかということをお願いします。
○上田福祉会館館長 おっしゃいますとおり、その伴走型支援は、非常に時間と人数とかかると考えております。ただ、その世帯全体を見ながらここで終わりというのがなかなかない状況でございますので、それはおっしゃるようにチームとしてやっていくべきだなと思います。
他機関連携といいまして、1つの機関ではなくて、それぞれ例えば地域包括支援センターであったり、また役場の中でもそれぞれの機関、福祉グループでも生活保護の相談であったり、障がいのほうの相談、また消費者のほうの生活の相談箇所もありますので、そちらをつなぎながら、時には支援会議ということで、皆さんお集まりいただいてやっていく状況になります。
その中で今、模索的につなぐシートといいまして、ある種の相談を受けたら、その相談を次のところにつないでいくのを御本人に同意を取って、それで回していく、つないでいく、その結果どうなったのかなというフィードバックをいただくという仕組みを今現在、考えておりまして、試行的に実施しておる現状でございます。
○松下嘉城委員長 関連で。
○大瀧金三委員 コロナ禍の中、高齢者の方のひきこもりが多いと言われたんですけども、播磨町における若い方の状況的なものはつかまれてるんでしょうかね。相談受けられてるんでしょうかね。
○上田福祉会館館長 先ほどの香田委員に質問いただいたときに、言葉足らずで申し訳なかったんですが、高齢世帯に行ったときに、そこに例えば40代、50代、まあ60代の息子さん、娘さんがいらっしゃっていう場合も多いです。だから、その方自身も高齢になってきているのが現状でございます。
お若い方の相談は、ほんとはもっと潜在的にあるだろうと感じておりまして、そこからの相談もないことはないんですが、御両親で一緒に連れられてやってくるというようなことがあります。そこはもうほんとに若いときから不登校になっていたりというところから始まって、もう大学出たけれども就職できなかったいう話が多ございまして、どうしたら今から社会に出ていけるのかなという相談はあります。
○大瀧金三委員 今後の課題としてそういう年代別の集計といいますか、そういう取組によってまたそういう年代のどういうことで引き籠もっているのかが分かると思いますので、その点についていかがでしょう。
○上田福祉会館館長 地域福祉計画の中でもアンケートを取る予定にはしております。そこで全てがなかなか把握できるとは考えておりませんが、その辺り年齢の構成を見ながら、年代によって違う支援メニューが必要になってきますので、そこの辺の相談の受け方というか、体制も今後もっと強化しないといけないなと考えております。せっかく御相談に来られて、帰って行かれたりとか諦められたりとかというのがないようにしていくためには、専門的にそういった相談を受け入れる技量のある職員、相談員が必要になることが今後の課題じゃないかなと考えております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○松岡光子委員 事項別明細書62ページ事業番号0000983重度心身障害者(児)介護手当支給事業。決算成果報告書104ページでお尋ねします。
これ、在宅の重度心身障がい者(児)の方の家族の介護してる方にということなんですが、受給率が3.2%で非常に低いんですが、そこでお尋ねします。一定の基準を満たしている者というのは、身体障害者手帳1・2級及び療育手帳A判定の方だと思うんですけども、そういう方は何人いらっしゃるんでしょうか。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー これの介護手当なんですけれども、1・2級とA判定の方全てが対象になるわけではなく、その中で調査票を用意しているんですが、食事だったり、排せつ、入浴、歩行、衣服の着脱等に全て介護が必要な方が対象になってまいりますので、そこは手帳の等級だけではなかなか把握することが困難でございますので、そこの手当の受給の対象になる人数は把握できておりません。
○松岡光子委員 そういうことであれば、この受給率3.2%はちょっとおかしいかな。まあ、事実に合ってないかなという感じがするんですけども、それはよしと、分かりました。
でですね、私うろ覚えで、この介護手当、令和3年度で終わりいうの、どっかで聞いたような見たような、記憶があるんですけれども、それに対してお答えできますか。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー こちらの重度心身障害者(児)介護手当支給事業は特に廃止という方向はございません。松岡委員おっしゃいました廃止といいますのは、高齢者の介護手当でございまして、それが令和2年度に廃止が決定しまして、令和3年度最後の支給をさせていただいて終了というところでございます。
○松岡光子委員 そういう中でこの対象者ということなんですけれども、把握していないということは、現にそういう方、ケアマネジャーとかそういう人がタッチしてるから、そういう中ではそういう状態いうこと分かってらっしゃると思うので、そういう方に対しては、ちゃんとこういうことの周知、そういうのができてるのかどうかいうところと、どういう形で周知というんか、してるかいう周知方法について。
○松下嘉城委員長 しばらくの間休憩します
休憩 午前 10時31分
…………………………………
再開 午前 10時44分
○松下嘉城委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 先ほどは失礼いたしました。この成果指標の分母にございます身体障がい者1級、2級及び療育手帳A判定の所持者数ですが601名でございます。
また、周知につきましては、まず障害者手帳を取られたときには窓口で交付いたします。そのときに制度の案内が書かれたしおりをお一人ずつお渡しして、その場で該当になるような制度については説明をさせていただいております。
また、高齢でいうところのケアマネジャー、障がいでは相談支援専門員ですが、その方に対しましてもしおりをお渡しさせていただいたり、総合相談のほうでは年に1回から2回相談支援事業所の連絡会を開催しておりますので、そのときにもしおりをお渡ししたりというところで制度の周知には努めているところでございます。
○松岡光子委員 601名がそういう手帳の所持者というのが分かりました。それで私はとにかく周知を徹底していただいて、本当にそういういろんな寝たきりというか、衣食住に対して介護が必要な方の介護をしていらっしゃる方にせっかくある制度を使っていただけたらと思う立場から、周知については、今の説明を聞きますと、ざっと言ってるという感じはあるんですけど、もうちょっと積極的にかつ熱意を持ってそういう制度の周知についてはしていただきたいということの返事いただきたいのと、この601名で受給者数というのは3.2%って、これについてはどうなんでしょうね、成果を表す指標としてはどういうふうに考えてらっしゃるのかなと、疑問に思うので、お願いします。
○沖崎福祉統括 松岡委員のような思いは、介護される方のすごい大変な思いをされてると、苦労されてるところをぜひ町としても支援すべきというところのお考えは非常に分かるんですけれども、この障がいにかかわらず、いろんな困ってらっしゃる方、支援すべき方それぞれ環境、問題必要な制度というのは様々あると思うんです。なので、今後も窓口、また福祉会館も含め窓口人員対応する中で、その方にあったサービスの説明は徹底させていただきたいと思います。
ただ、どうしても当事者の方、難しいかと思いますので、ケアマネジャー、相談支援員のほうも援助いただきながら、一緒に制度の周知は図っていきたいと考えております。
あと、その指標の部分なんですけれども、3.2%とすごく低いんですけれども、ただこれが増えればいいというものではないので、あくまでも制度の周知というところが、その制度を知ってるか知らないかというところは、例えば今、播磨町障害福祉計画の見直し、アンケートなども既に発送済みなんですけれども、今後例えば、播磨町地域自立支援協議会であるとか様々なアンケートの場を用いて、その制度の知ってるか知らないかというところの、どれぐらい浸透しているかというところをまた確認していく手だてはあるかなと思います。確かにかなり低い指標なので、これが適当なのかというところのまた今後検討は必要だと考えております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○大北良子副委員長 成果報告書106、107ページ、事項別明細書64ページ、事業番号0000991地域生活支援事業でお伺いいたします。
事業概要として障がい者の地域生活を支援するため、そして4の成果指標等でも障がい者の地域での生活の維持・向上に寄与しているという内容で、コロナ禍でもありますので、107ページの⑦障害児生活訓練事業、⑪障害児(者)水泳教室が、両事業とも令和2年度、令和3年度を中止、中止となっておりまして、生活訓練であったり、水泳教室もそうなんですけれども、生活訓練ということも非常に大事だと思います。2年間なくなってしまっているということで、利用されている方からどのような形でサポートをされていらっしゃるのか、またその辺りの経緯をお伺いいたします。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー この生活訓練事業といいますのは、⑦については障がい児の小学生が夏休み中に様々な活動を行う、プールだったりですとか、料理教室だったりとかそういったことを行っていた事業でございますが、コロナ禍で複数の児童が、プールとかですとどうしてもマスクをするということも難しい状況ですので、中止にさせていただいたという経緯がございます。その令和元年度に使っている児童を見ますと、
放課後等デイサービスの利用もされている児童ということで、夏休み中の活動については、そのふだんの行っている事業所でされているということで理解をしております。
○大北良子副委員長 では改めて、⑦と⑪についてはどちらも
放課後等デイサービスに行かれているとかいうようなことでサポートができているということも把握されているということで、両方ともということでよろしいんですね。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー すみません、⑪の障害児(者)水泳教室については、これは児童だけを対象としているものではなくて、中止になったということなんですけれども、特に利用者、もともと利用されていた方の声は町では聞いていないという状況です。
○大北良子副委員長 では、その下の⑯生活サポート事業も、令和元年度は2名利用で15.5時間、令和2年度がゼロになってしまってまして、令和3年度にまた1人、3.5時間利用されている方がまたいらっしゃるんですけど、令和元年度までは2人で7時間ぐらいは利用されていて、ちょっと少なくなっているので、このあたり非常にサポート必要な方、コロナ禍で体調を崩されたりとかいろんな意味で必要な方もいらっしゃると思うので、先ほど松岡委員も言われてましたけれども周知であったりとかそういったことは改めて何か、こういった事業がありますよというようなことを町から周知されたりは改めて何か以前よりされていることとかはあるのか、その対策をお伺いします。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー この生活サポート事業といいますのは、主に家事援助のための事業でございます。本来障害福祉サービスで家事援助を使うには、審査会で障害支援区分の認定を受ける必要がございます。その認定を受けるためには調査であったり、医師意見書の手配であったりと時間がかかりますので、申請に来られてすぐ家事援助のサービスを受けることができませんので、その間の一時的な家事援助のサービスとしてこの生活サポート事業を設けています。
この事業については、もちろん窓口で家事援助の申請に来られたときに、「どうしてもすぐに必要だったらこのサービスがあります」ということで御案内もさせていただけますし、また相談支援専門員にもこの事業について申請から決定までの間にどうしても家事援助が必要な状況である方は「こちらの事業をお使いください」ということで御案内はさせていただいております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○神吉史久委員 事項別明細書74ページ、事業番号0000997要保護児童対策事業についてお伺いします。成果報告書131ページです。
活動指標の中でケース検討会が令和元年度、令和2年度に比べて令和3年度は多くなってるんですけども、これは例えば、ケース検討会に上げるような事例の幅を広げたということなのか、ケース検討会に上げなければいけない事案が増えているのか、またはそのケース検討会、同じものについて何回も上げるとかいろんな要因があるのかなと思うんですけども、その辺りどういう要因で増えているのか確認いたします。
○坂本
社会児童福祉チームリーダー ケース検討は同じ方についてする場合もありますし、実際にケース数は増えているという現状がございます。
○神吉史久委員 まあもう本当に難しい問題で別に今十分なことができてないとかそんなことは言うつもりは全然ないんですけども、播磨町でもコロナ禍の影響もあるのかそういった事例が増えてるのかなという中で、こういった中で最終的な目標としては、本来の保護者の下で子供が生育するような形に解決するのが一番いいことだと思うんですけども、その中でなかなか、まずは子供の健康と命を守ることが一番大事で、その次に保護者の下で育つには保護者自体の環境の改善が必要なのかなと思うんですけどもそういった方向まで、実際にできているできていない、なかなか難しいとは思うんですけども、そういったところまでつなげるような取組はできているのかどうか確認いたします。
○沖崎福祉統括 こちらのケース会議が増えているのが、学校関係ですね、特に不登校であったりとか、特にコロナ禍の影響もあったかと思うんですけれども、長期間休みを取ってることによって学校になかなか行けなくなった子供がいます。その中でそのお子さんが家庭の中で親御さんとうまくいかなかったりとかいう問題が抱えているところが増えまして、また、そこに例えば発達障害なども絡むので障害福祉サービスの関係の事業者とも連携が最近非常に増えております。
また、その親御さんが子供を面倒見れなくなった場合は、社会福祉協議会にヘルパーに入っていただいたりとかするケースもでてきております。
そういうふうに以前よりも、以前もあったんですけれどもそういう他機関の連携が非常に増えてきているのでケース会議が増えているという現状でございます。
なかなか全ての家庭のケースにおきまして、なかなか解決しないことがほんとに多くて、もう長い長い関わりというところでなっておるんですけれども、福祉グループだけでなくて、町内、町外、児童相談所とか他機関連携しながら今後も真摯にその問題に向き合って、その家庭を、また子供の命を守っていきたいと考えております。
○神吉史久委員 あと、いろんなところでそういった虐待の可能性、実際に虐待があるないは別にして可能性を感じているというケースは多々あるのかなと思うんですけども、そういった中で代表者会議であったり、実務者会議の中では、例えばもう大きい小さいにかかわらず、ほんとにちょっと心配だなぐらいのものも含めてしっかりとそういった共有ができてるのかどうか確認いたします。
○沖崎福祉統括 代表者会議や実務者会議が頻繁にあるわけではないので、主には毎週火曜日の午前中なんですけれど、まずは役場内の中で会議を行っております。また月1程度、教育委員会と、月1回、教育委員会、学校現場ともそういう連携を取っておりますので、もう少し密にできればいいんですけれど、それぞれ皆さん現場を持ちながらいうところなので、日程等調整しながらケースについて長期にわたって皆さんと連携を行っているというところでございます。
○佐伯町長 これもずっと就任のときも話しさせてもらってましたし、この間の一般質問でも答弁させてもらったんですけど、担当の統括をさせてもらったときから、もうずっと見てて思たんですけど、今回教育委員会の幹部も倍増させてもらいました。福祉のところの幹部も倍増させてもらいました。もうね、この統括とかリーダーのレベルで取り扱える問題じゃないんですよ。もう警察であったり、弁護士であったり、児童相談所であったり、もう外部関係者とやっていかないといけないんですけど、もう限界です。なので、今回部長級を増やして、そういった対応も僕は10月からはきっちりとそこは対応していただこうと思とんですけど、外部との調整も入らないと、もう先ほども上田福祉会館館長も多岐にわたってと言われてましたけど、ほんとに多岐にわたってますんで、そこら辺も町としてどう取り組んでいくかという、もうほんとにマネジメント機能が動いてさばくような形をほんとに早く体制ちょっと、僕もどうすればいいのか悩みながら、今回体制を取らせてもらったんですけど、それぐらい外部との関係も懇意にさせてもらわないともう解決できないです。
なので、今回10月以降の機構改革で幹部を増やしてそういう体制も取ってますので、担当のレベルで悩んでいるというので終わってしまっている部分もあるので、そこはできる限り解決していけるような、そしてできる限りと言わず100%解決に持って行けるようなことが教育委員会、そして福祉の担当部局が連携してできる体制を一つでも事件きっちりと解決できるように持っていくように、担当レベルでなく、僕はマネジメント機能が動かないともうこの問題は解決できないと思てますので、しっかりと10月以降、私どもも頑張っていきたいなと思っています。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 事項別明細書68ページ、事業番号0001293
高齢者タクシー券交付事業でお聞きします。
コミュニティバス運行までの代替策として65歳以上の人にタクシー券を配布してるわけなんですけども、この事業自体65歳。
○松下嘉城委員長 75歳。
○藤田博委員 あっ、75歳と区切っていることにちょっと私疑問を感じているんです。75歳以上でも交通に不便を来していない人もたくさんいると思うんです。また、75歳未満でも病気とか様々な理由によって交通弱者となっている方もいると思うんですけども、この辺もう少しこの事業を考えてみる必要があるんじゃないかと思うんですけども、町長いかがですか。
○佐伯町長 これも先ほどの問題と一緒で、非常にもう昔から職員も非常に悩んで仕事してる姿も僕見てきてまして、今回企画グループでもタクシー券がいいのか、コミュニティバスがいいのかを再度、障がい者の方もそうですし、シニアの方もそうですし、皆さんのどないかして足を確保して今後の町の病院であったり、お買物であったり、日常のその生活の不便をできるだけ行政がカバーできる体制をつくりたく、今回また企画グループでそれ考えさせてもらう一つとして、こちらのタクシーがあるんですけど、もう担当のほうもずっと75歳以上で今縛ってますけど、それがベストやとは思てません。なので、私が今、私的見解でちょっと申し訳ないんですけど、全然今から検討しますが、65歳以上の介護認定によってのお金の分配をすればいいんじゃないかと今私は思っています。でも、それは今から話合いしてつくっていきますので、そういった私見も持ちながら、75歳の元気な人にお渡ししても、元気な人はずっと歩いてもらっていったほうがいいので、65歳以上のほんとに困ってる方、若くても困ってる方いらっしゃいます、プラス障がい者施策で今お配りさせてもらうのは話また別として、それはそれできっちりとお配りさせていただきますのでというような町全体の人と物と場所と、もういろんなことを鑑みてのもう一回、交通手段の確保の検討を早急にやっていきたいなと思っております。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○松岡光子委員 事項別明細書66ページの事業番号0000304高齢者在宅福祉事業について、成果報告書116ページです。
先ほど私ちょっと言いました、ここで読んでたんですわ。在宅高齢者介護手当支給事業、月額1万円の分を在宅で寝たきりや認知症の高齢者を介護している方の精神的、経済的負担を軽減するためにいうことで、この事業が中止になる、終了するという理由、多分令和4年度の予算のときにあったのか、何か理由言われたのかどうか、ちょっと忘れたのでもう一度廃止の理由をお願いします。
○坂本
社会児童福祉チームリーダー この在宅高齢者介護手当支給事業自体が、介護保険が始まる平成12年度以前にできた介護手当の制度でございました。昔からありましたのは、在宅で介護しておられる方への慰労ということで介護手当をずっと続けてはきたんですけれども、それ以降、介護サービス等がいろいろ入りまして、ショートステイやヘルパーの導入など介護保険サービスでいろいろ手だてができたということで、この介護手当を支給することの役割が終えたという判断の下に令和2年度において、令和3年度の予算をもって廃止すると決定しております。
○松岡光子委員 介護保険ができたときに私一般質問でも言いましたけど、そういう流れの中でこの手当をそのとき前後ぐらいにほとんどの市町村がやめてるんですよね。廃止してるんです。その代わり、家族介護慰労金という形に変わっていってるわけですよ。そういう経緯もあったと思うし、私の中で先ほど言いました重度心身障害者(児)介護手当支給と意味合い的にはダブってるというのがあるから廃止するのかなと思てたんですけど、この事業は介護保険、以前からあった介護手当をずっと今まで継続してたということの理解でいいんですか。
○坂本
社会児童福祉チームリーダー 同じ条件ではございません。所得制限等があったり、もともとは県の補助が入ってた状態で、在宅高齢者介護手当がありました。その後、播磨町としては町の単費という形で行っておりました。この家族介護慰労金とは、もともと家族介護慰労金の上乗せみたいな形で在宅高齢者介護手当がありますので、国の家族介護慰労金は非常に対象者が狭いという状況です。それに付加してこの高齢者の介護手当支給事業をずっと行ってきましたが、近隣の市町でも大分廃止という状況になっておりますし、介護サービスが導入されたということで廃止と結論をつけております。
○松岡光子委員 町単費でしてたということを今聞いたんですけど、そういうんであれば、介護保険での家族介護慰労金制度の充実、拡張は必要かなとも思うんですけど、そこら辺は、ちょっとこのあれとは違うかも分からないんですけど、お考えはいかがでしょう。
○沖崎福祉統括 一般質問のときにも説明させていただいたかもしれないんですけれども、先ほどの障害の手当の分もそうなんですけど、御家族の苦労はすごく分かるんですけど、ただ介護サービスが、障害福祉サービスが入ってるということは、その方を家族だけじゃなくて、地域で支えるというところが必要かと思ってるんです。なので、地域での支え合いの仕組みづくりをこれからは力を入れていかないといけないところで、御家族の苦労は分かるんですけれども、この家族に特化したようなサービスをいつまでも続けるべきかどうかというところは議論は福祉グループの中でもありまして、もう少し他の事業に転換していくべきではないかというところで、この家族の介護手当につきましては、一旦廃止にさせていただいたという状況です。
ただ、国の家族介護慰労事業については、条件かなり厳しいですけれども、こちらについては加古川市はされていないんですけども、播磨町は継続というところで考えております。
今後、いろんな事業まだ住民のニーズも確認しながら、いろんな方にまた御意見いただきながら検討していきたいと思っております。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○宮宅良委員 事項別明細書64ページ、事業番号0001081
地域支援ネットワーク事業でお聞きします。成果報告書108ページになります。
まず、この事業、今後地域福祉計画を策定していく中ででも非常に重要なセクションなのかなと思うんですけども、その辺りの考え方をお聞きします。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー この
地域支援ネットワーク事業、地域自立支援協議会の運営というところなんですけれども、障がい者の方が、というよりも障害の有無にかかわらずですけれども、誰もが暮らしやすいまちづくりをするために各事業者だったり、団体がネットワークをつくって話し合って、よりよい播磨町にしていこうとしているところでございます。
もちろん、地域福祉計画策定におきましても、ここの地域自立支援協議会は重要な一つの団体になってきますので、団体ヒアリングですとかというところも予定はしております。
○宮宅良委員 今御答弁いただいて、まさにそのとおりだなと思っているところで、そうであれば、これから地域福祉計画というのは、今までは障がい者とか、福祉関係者が主体的にやってましたけども、今の考え方はそれ以外の関係のない人も入って、一緒になって考えようという考え方になってます。
そこで、これ
地域支援ネットワーク事業を見ると、令和3年度、その住民の参画が少し少ないのかな、今後ここの部分というのは、広く住民の参加も視野に入れて活動していく方がいいのかなと思うんですけど、その辺のお考えいかがでしょうか。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 令和3年度については、情報提供だったりですとか、研修だったりで一般の参加を呼びかけているところではございます。なかなか多人数の応募というのはないような研修会もございますけれども、ニーズに合わせた研修会や情報提供をこれからもしていきたいと思っておりますし、また障害者計画を策定するに当たって現在アンケートを取っております。そこで、どのような情報が求められているのかというところも分かってくると思いますし、また現在ワークショップも行っておりまして、そこのアンケートでもどういった情報の提供が欲しいかというようなところもアンケートで取ってもらっております。そういうところを生かしながら、ニーズに合わせたような情報提供なり、研修会などを行ってまいりたいと考えているところでございます。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○大北良子副委員長 では関連で、この活動指標の中の運営会議、真ん中から下のほうに運営会議2回というので、新島連絡協議会への情報提供を以前からされているんだと思うんですけど、何か就労であったりそういったことなんでしょうか。書面なんですけど、どういった内容をされているのかお伺いします。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 新島連絡協議会へは毎年1回福祉の時間を取っていただいて、様々な情報提供をさせていただいております。
地域自立支援協議会としては、地域自立支援協議会の活動について、特にはたらく部会という部会も結成しておりますので、そこの活動に対して御協力いただけるような案内を行ったりですとか、あとは職業安定所からチラシを頂きまして、そういった障害者雇用等ですね、具体的に申しますと、精神・発達障害者しごとサポーター養成講座をハローワークで行っておりますので、その案内ですとかをさせていただいておるというところです。
昨年度につきましては、直接出向く方に書類を託したというところでございます。
○大北良子副委員長 内容をお伺いしまして、就労へのチャンスであったりとかするんだと思うんですけど、書面で書いていたの、割と聞いてると事細かに書いていただいているようなので、これが新島で企業に就労であったりそういった方で、心を動かしているような結果が出ているのかとかいうようなこととかは、把握されているんでしょうか。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 情報提供はさせていただいているんですが、その後特に新島連絡協議会からフィードバックがあったかというとそういうことではないんですけれども、引き続きいろんな障がい者の就労に関する機関、今年ですと、加古川障害者就業・生活支援センターのチラシ等も御案内をさせていただいたところで、引き続き毎年行うことで、そういった障がい者の就労に関する相談機関だったりが企業に周知していければいいなと思っているところです。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○神吉史久委員 事項別明細書70ページ、事業番号0000317
デイサービスセンター管理運営事業についてお伺いします。
これ必ずしもデイサービスセンターにだけのものじゃないんですけども、毎年今、送迎バスでの置き去りという形の不幸な事故が起こっています。播磨町が委託してるデイサービスセンターだけに限らず福祉グループとしてはいろんなそういった送迎を行っている事業所と関わりがあると思うんで確認をさせてもらうんですけども、播磨町の場合は各幼稚園・保育園では園児、児童の送迎はしてないということでお子さんのケースはあんまり少ないのかなとは思うんですけども、高齢者であったりとか障がい者の方の送迎が行われている事業所は多々あるのかなとは思うんですけども、その辺りこういった事故がないような注意喚起等できてるのか、まず確認をいたします。
○沖崎福祉統括 神吉委員、今おっしゃられてる子供さんが亡くなられた事故のことだと思うんですけれども、そのニュースを受けて町から特に高齢者施設に送迎の際に気をつけるようにとかいう通達はまだ出してはないです。けれども、例えばケアマネジャーが集まる相談の研修会であったりとかそういうところで、またその問題提起もさせていただきながら、一緒に検討していく、お互いに声かけていくというところは必要かなと考えております。
また、直接認可というんですか、そこは県の部分というとこになりますので、県ともその辺り、また指示が出てくるのかなというところで、情報のほうをきっちり把握していきたいと思っております。
○神吉史久委員 もうほんとにまず事業所が当たり前のことをするのは大前提で、それが当然のことなんですけども、こういった悲しい事件が毎年のように起こっているという中で、どうしても我々も子供に目が行ってしまうんですけども、中には実際亡くなるまで行ってなくても、高齢者の方が置き去りにされたようなケースも出てきてるんで、その辺は、そういった今沖崎統括がおっしゃったような情報共有が必要なのかなと思うのと、あとどうしてもこういった事件が起こると、その瞬間だけ我々も熱くなって、意識が物すごく深くなるんですけども、また特にその注意が必要な来年の夏に近づいてくる頃には、ちょっと意識が薄れてしまってるというところもあるんで、そういった意識、共有のタイミングをしっかり図りながらやっていっていただけたらなと思うんですけどもいかがでしょうか。
○沖崎福祉統括 高齢につきましては、社会福祉協議会へ委託してる地域包括支援センター、また障害につきましては、基幹相談支援センターと職員と連携して、どういうふうにお伝えしていったらいいのか、情報共有して常に問題の意識を持っていけるようにどうしたらいいのかというところをまた協議させていただきたいと思います。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「質疑なし」と認めます。
これで、福祉グループの一般会計の所管分についての質疑を終わります。
次に、福祉グループの介護保険事業特別会計の所管分についての補足説明を求めます。
○沖崎福祉統括 それでは、介護保険事業特別会計のうち、福祉グループが所管している事業について、まず歳出から説明させていただきます。
事項別明細書182ページをお開きください。
4款地域支援事業費、1項一般介護予防事業費、2目一般介護予防事業費、事業番号0020046地域介護予防活動支援事業、12節委託料001一般介護予防通所事業委託料は、はつらつ広場事業として、おおむね65歳以上の方を対象に、令和3年度は福祉しあわせセンター、南部、西部、東部、野添コミュニティセンターの5会場において、住民主体の地域の中で継続できる介護予防教室を週1回行い、ボランティアの育成も含めた事業として、播磨町社会福祉協議会へ委託している費用です。実施回数は183回、延べ参加人数は1,711人です。
2項包括的支援事業・任意事業費、1目包括的支援事業費、事業番号0020063認知症総合支援事業、12節委託料002認知症地域支援・ケア向上推進事業委託料は、物忘れ検診や認知症カフェ、家族支援、認知症のケア向上などに関する事業として、播磨町社会福祉協議会へ委託している費用です。物忘れ検診は、実施回数13回、受診者数257人、うち疑いあり30人となっております。
事業番号0020065地域ケア会議推進事業、12節委託料001地域ケア会議推進事業委託料は、介護保険法第115条の48に基づき、実施すべき地域ケア会議のうち、地域課題の抽出及び自立支援の向上を目的として行う会議を播磨町地域包括支援センターへ委託しているものです。
2目任意事業費、事業番号0020050家族介護支援事業、184ページをお開きください。19節扶助費の082家族介護用品支給等助成金は、在宅で要介護4または5で、常時おむつを必要とし、住民税非課税世帯に属する高齢者を現に介護されている御家族に対し、紙おむつ等の介護用品を支給している経費です。利用者は途中停止された方を含めて17人です。
事業番号0020064成年後見制度利用支援事業は、後見町長申立て手続に必要な経費で、4名申立て手続を行いました。
事業番号0020073認知症サポーター等養成事業、12節委託料は、認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守る認知症サポーターの養成を行うとともに、サポーターのステップアップ研修等を開催するなど、普及啓発事業を播磨町社会福祉協議会へ委託している費用です。
歳出は以上です。
続きまして、歳入について説明させていただきます。
166ページを御覧ください。
2款分担金及び負担金、1項1目1節負担金の001一般介護予防通所事業利用負担金は、一般介護予防通所事業のはつらつ広場参加に係る負担金で、1回につき100円を負担していただいております。
これで補足説明を終わらせていただきます。
御審議よろしくお願いいたします。
○松下嘉城委員長 補足説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
○松岡光子委員 事項別明細書184ページ、事業番号0020073認知症サポーター等養成事業についてお尋ねします。
社会福祉協議会に委託しているということなんですけど、研修は何回ぐらいしているんでしょうか、養成を。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 令和3年度は、養成講座を11回開催しております。698名の方が参加されておられます。
○松岡光子委員 コロナ禍で開催も難しい中で、結構これについては実施されて、参加者もそれなりに来られてるんですけど、これは令和元年、令和2年と比べて数字の推移はどうなってるんでしょう。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 令和元年度が10回、508名、令和2年度が13回、655名、令和3年度が11回、698名と、増えたり減ったり10回のところを行き来してるような状況でございます。
○松岡光子委員 回数としてはほぼ同じ、令和2年度は13回ですけど、参加者的には増えてるようなんですね。それだけ住民の方も関心が強いかなと思うんですけど、これの研修会の案内は広報に載っとったり、何か近場で目にしたりするんですけど、広報周知についてはどういうふうにやってるんでしょう。
○
松原高齢障害福祉チームリーダー 広報周知につきましては、社会福祉協議会が発行しております「ゆうあい」などに載せさせていただいたりですとか、あとは小学校とか中学校とか学校のほうでもしておりますので、それで受講者数も確保できているというか、そこで団体で参加されておられるという状況でございます。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「質疑なし」と認めます。
これで、福祉グループの介護保険事業特別会計の所管分についての質疑を終わります。
これで、福祉グループの所管分についての質疑を終わります。御苦労さまでした。
しばらくの間休憩します。
休憩 午前 11時27分
…………………………………
再開 午前 11時38分
○松下嘉城委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、教育総務グループの所管分についての補足説明を求めます。
○堀江教育総務統括 それでは、教育総務グループが所管しております事業の補足説明をいたします。
歳出から説明させていただきます。
まず事項別明細書108ページをお願いいたします。
10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費、事業番号0000441教育委員会委員活動事業、7節報償費は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会の事務の管理及び執行状況について点検評価するための評価委員3名の方への報酬であります。
令和3年度においても、評価委員会を2回開催し、教育委員会の事業について評価をいただき、結果を町のホームページで公表するとともに、当該報告書を議長宛に提出したところでございます。
続きまして110ページをお願いいたします。
2目事務局費、事業番号0000442事務局一般管理事業、11節役務費は、職員採用のための試験手数料の費用などでございます。
その下、事業番号0001322学校給食審議会運営事業、1節報酬、186学校給食審議会委員報酬は、委員4名の方への報酬であります。令和3年度におきましては、審議会を4回開催し、学校給食における重要な事項を調査、審議いたしました。
114ページをお願いいたします。
2項小学校費、1目学校管理費、事業番号0000453小学校運営事業、11節役務費は、小学校の郵送料、電話代及び日本スポーツ振興センターへの災害共済掛金などに要した費用であります。
13節使用料及び賃借料は、児童搬送用のタクシー借り上げ料、NHK及びBAN-BANテレビの受診料、及びAEDのリース料であります。
18節負担金補助及び交付金、211校長会等負担金は、全国や県、播磨東地区の校長会負担金、学校保健、学校図書などの協議会負担金などであります。
222各種教科別研修費は、各校での研修費用でございます。
その下、事業番号0000454小学校保健衛生事業、7節報償費は、学校保健安全法に基づき設置した各校の内科医、歯科医、眼科医等の校医に対する報償費でございます。
12節委託料、013各種検診委託料は、児童及び教職員の健康診断などに要した費用であります。
18節負担金補助及び交付金、657学校生活管理指導表作成料助成金は、播磨町立学校におけるアレルギー疾患対応マニュアルに基づき、アレルギー疾患に対する配慮の必要な児童生徒に対して提出を求める学校生活管理指導表の作成料の上限3,000円を助成することにより、保護者の経済的負担を軽減するとともに、学校での支援体制をより確実に行うことを目的として平成27年度から実施しております。令和3年度は41件の申請がありました。
687インフルエンザ予防接種料助成金は、播磨町立小・中学校に勤務する養護教員に対して、インフルエンザ予防接種料上限4,100円を助成することにより、教職員の健康管理の充実を図るとともに、良好な学校の教育環境を形成することを目的として平成28年度より実施しております。なお令和3年度は1名からの申請がありました。
その下、事業番号0000455小学校給食事業、116ページをお願いいたします。10節需用費は、調理員ユニフォーム、ペーパータオル、マスク等の消耗品の購入や、給食施設の修繕に要した費用であります。
11節役務費は、水質検査料で、12節委託料の013各種検診委託料は、検便検査に要する費用で、648調理配送業務委託料は、播磨小学校及び播磨南小学校の調理配送業務に係る費用であります。
17節備品購入費は、給食配送用トラックを購入したものであります。
その下、事業番号0000456小学校施設維持管理事業、10節需用費は、光熱水費、施設の修繕料などであります。
12節委託料、661トイレ清掃委託料は、トイレの衛生管理のため、年に1回専門の業者によるトイレ掃除を委託した費用であります。
14節工事請負費は、播磨小学校屋内運動場照明器具改修、播磨小学校プールろ過装置修理等に要した費用であります。
その下、事業番号0000457小学校運営用備品整備事業、17節備品購入費は、給食配膳台、事務用椅子、折り畳み椅子、ミシン等を購入したものであります。
その下、事業番号0001031交通安全街頭指導事業。通学路の町内18か所に交通安全該当指導員を配置し、登下校における児童生徒の安全を確保するもので、10節需用費は、交通安全街頭指導員の制服等の購入費用で、12節委託料、001交通安全街頭指導員業務委託料は、指導員を配置したことに伴う委託料であります。
その下、事業番号0001326感染症対策等の学校教育活動継続支援事業(小学校)は、感染症リスクを最小限にしながら学校を運営し、十分な教育活動を継続するために実施したもので、17節備品購入費は、蛇口のシングルレバーを購入した費用であります。
その下、事業番号0067008播磨西小学校校舎大規模改造事業は、播磨西小学校の校舎を全面的に改造するもので、12節委託料、002監理業務委託料は、工事管理に係る委託料で、14節工事請負費は、大規模改造工事に係る工事費、17節備品購入費は、掃除用具入れ、書庫、雑巾がけ等を購入したものであります。
その下、事業番号0067018蓮池小学校北校舎大規模改造事業、118ページをお願いいたします。
こちらにつきましては、蓮池小学校北校舎を全面的に改修するもので、12節委託料、003監理業務委託料は、工事監理に係る委託料で、13節使用料及び賃借料は、工事中の仮設駐車場として借地した土地の賃借料で、14節工事請負費は大規模改造工事(第1期)に係る工事費であります。
その下、事業番号0067041小学校遊具整備改修事業は、小学校に設置している遊具の適切な維持管理のため実施するもので、12節委託料は遊具の点検委託に、14節工事請負費は7か所の遊具改修に要した費用であります。
その下、事業番号0067069学校給食施設整備事業は、学校給食施設整備計画に基づき整備を進めるもので、令和3年度は、播磨南小学校の施設整備工事を実施したところでございます。
10節需用費は、給食施設供用開始に伴う消耗品を、11節役務費は、建築確認申請手数料等で、12節委託料は、監理業務委託料などに、14節工事請負費は、施設整備に係る費用で、17節備品購入費は、給食施設供用開始に伴い備品を購入したもので、食缶、カート、トレー等を購入した費用であります。
その下、2目教育振興費、事業番号0000459小学校就学援助事業、19節扶助費、026要保護・準要保護児童生徒援助費は、播磨町就学援助規則に基づき、義務教育の円滑な実施に資するため、経済的に就学が困難な児童に対し、学用品費、給食費等の援助をしたもので、小学校4校で275人に援助しております。
その下、027特別支援教育就学奨励費は、特別支援学級に就学しており、生活保護や就学援助を受けていない一定所得未満の保護者に対して学用品や給食費に係る費用の一部を51人の方に助成したものであります。
続きまして、120ページを御覧ください。
3項中学校費、1目学校管理費、事業番号0000460中学校運営事業、11節役務費は、中学校の郵送料、電話代及び日本スポーツ振興センターへの災害共済掛金などを支出したものであります。
13節使用料及び賃借料は、生徒搬送用のタクシーや部活動の大会に伴うバス借り上げ料などでございます。
18節負担金補助及び交付金、211校長会等負担金は、全国や県、播磨東地区の校長会負担金、学校保健会などの負担金であります。
219対外試合等選手派遣交通費補助金は、生徒が競技大会等に参加するための交通費を助成するもので、東播磨大会や県大会へ出場した旅費であります。
その下、事業番号0000461中学校保健衛生事業、内容につきましては小学校費と同様でございますが、18節負担金補助及び交付金、657学校生活管理指導表作成料助成金は、22件の申請がございました。
687インフルエンザ予防接種料助成金につきましては、1名から申請がございました。
その下、 事業番号0000462中学校施設維持管理事業、こちらも小学校費と同様でございますが、14節工事請負費は、播磨中学校屋内運動場照明器具改修、播磨中学校テニスコートラインテープ張り替え等に要した費用であります。
その下、事業番号0000463中学校運営用備品整備事業、17節備品購入費は、生徒用机、椅子、ポスタープリンター、印刷機などを購入したものであります。
122ページをお願いいたします。
事業番号0001121中学校給食事業、12節委託料、001調理配送業務委託料は、中学校給食の調理、学校までの配送、配膳に係る業務を委託するために要した費用であります。
事業番号0001327感染症対策等の学校教育活動継続支援事業(中学校)は、小学校費と同様であります。
その下、事業番号0068059播磨南中学校プール改築事業は、播磨南中学校及び播磨南小学校の老朽化したプールを統合し改築するもので、14節工事請負費は、改築工事の工事に係る費用でございますが、この工事につきましては、新型コロナウイルスの影響により事後繰越しておりますので、令和3年度につきましては前払い金のみの支出となっております。
その下、2目教育振興費、事業番号0000465中学校就学援助事業、19節扶助費、026要保護・準要保護児童生徒援助費の内容は、先ほど小学校費で説明いたしましたものと同様でございますが、中学校2校で137名に援助しております。また、その下の027特別支援教育就学奨励費は11名の方に助成しております。
124ページをお願いいたします。
4項1目幼稚園費、事業番号0000466幼稚園運営事業及び0000467幼稚園保健衛生事業につきましては、先ほど説明いたしました小・中学校費と同様でございます。
事業番号0000468幼稚園施設維持管理事業、10節需用費は、光熱水費、施設の修繕料などであります。
126ページをお願いいたします。
12節委託料660トイレ清掃委託料は、小学校、中学校と同様に年1回専門業者による清掃を委託しております。
13節使用料及び賃借料は、駐輪場敷地借地料に要した費用であります。
14節工事請負費は、蓮池小学校屋外スロープタイル浮き補修等に要した費用であります。
その下、事業番号0001239幼稚園一時預かり事業、11節役務費は、保育料決定通知書の郵送費であります。
その下、事業番号0001316認定こども園移行事業の12節委託料は、配膳室整備のための設計業務委託料であります。
その下、事業番号0069018幼稚園遊具整備改修事業は、幼稚園に設置している遊具の適切な維持管理のために実施するもので、12節委託料は、遊具の点検委託に、14節工事請負費は、2か所の遊具改修に要した費用であります。
その下、各園に配当しております事業番号0000469幼稚園運営用備品整備事業、17節備品購入費は、ライトテーブル、洗濯機、ポータブルワイヤレスアンプ等を購入した費用でございます。
続きまして、歳入の補足説明をいたします。
事項別明細書12ページをお願いいたします。
2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、1節小学校費補助金及び2節中学校費補助金の特別支援教育奨励費補助金は、歳出でそれぞれ説明いたしました特別支援教育就学奨励費として支出した費用に対して国から予算の範囲内で補助されたものであります。
小学校費補助金の008学校施設環境改善交付金は、播磨西小学校校舎大規模改修事業、蓮池小学校北校舎大規模改修事業及び小学校給食施設整備事業に対する国からの交付金でございます。
小学校費補助金及び中学校費補助金の感染症対策等の学校教育活動継続支援事業費補助金は、歳出で説明いたしました、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策及び学校教育活動を支援するための費用に対する補助金であります。
3節幼稚園費補助金の005幼稚園感染拡大防止対策事業補助金は、幼稚園保健衛生事業の消耗品等に対して
新型コロナウイルス感染症対策を実施するために必要となるマスクや消毒液などの保健衛生用品や蛇口のシングルレバーを購入した経費等に対する国からの補助金であります。
続きまして、34ページをお願いいたします。
21款諸収入、5項2目9節雑入の181施設広域利用負担金は、他市町に居住し、播磨町立幼稚園に通っている園児に対して、居住市町が播磨町に支払った公定価格を基に算出した施設型給付費でございます。
192履行遅延損害金は、播磨南小学校給食施設解体工事の履行が遅延したことによる損害金であります。
以上で、教育総務グループが所管する事業の補足説明を終わります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○松下嘉城委員長 しばらくの間休憩します。
休憩 午前11時57分
…………………………………
再開 午後 0時59分
○松下嘉城委員長 休憩前に引き続き会議を聞きます。
補足説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
○岡田千賀子委員 事項別明細書116ページ、事業番号0000456小学校施設維持管理事業の10節需用費について伺います。決算成果報告書272ページになります。3の活動指標のところが多分需用費だと思うんですけれども。
需用費が施設管理事業の中で一番大きなウエートを占めている部分なんですけれども、これ決算成果報告書132ページ
学童保育施設整備事業のところの、説明はなかったんですけれども、そこの活動指標のところにあったんですけども、「播磨西小学校第1学童保育所水道メーター設置工事を行うことで、施設メーターからの切替え、適正な施設維持管理に努めた」という活動指標があったんですね、
学童保育施設整備事業の中で。それについてここの需用費の中にそれが今まで含まれてたと思うんですけども、これ切り離したということで紹介してはったんですけども、これは播磨西小学校の学童保育のみそういう新たな水道メーターの設置を行われたんでしょうか。
○田中学事チームリーダー こちらにつきましては、全小学校、学童保育所について切り離す形で設置を進めてまいっております。
○岡田千賀子委員 2回目になってしまうんですけど、これはじゃあ、播磨西小学校が初めてということですか。それとも、順次されてて、播磨西小学校で終わりみたいな感じでしょうか。で、これ2回目なんで、さっきお答えが亡かった部分なんですけども、これをされることで今まで考え方は、小学校も学童保育も一ついう考え方やったと思うんですけども、でも、福祉と学校教育ですので、その配分が違うかなと思うんですけど、その辺の考え方と、どの程度まで進んでいるのか、その分離が水道料金だけなのか、その辺りを教えていただけますか。
○松下嘉城委員長 一問一答でお願いします。(「さっきなかったから」と呼ぶ者あり)
○田中学事チームリーダー こちらにつきましては、播磨西小学校が最終でございます。順次進めてまいっておるんですけれども、校舎内にある学童保育所については切り離すことができませんので、そちらについては教育委員会の需用費の中に含まれております。電気代もそうなるんですけれども、校舎と別で建ってる施設については電気代・電話料金含めて、学童保育所、福祉グループの所管で対応する形となっております。
○岡田千賀子委員 そうするとこれ予算、決算の考え方がちょっと変わってくると思うんですね。福祉の部分も中で持つという、持ついうて言い方悪いんですけども、持つのかなと思うんですけど、その辺の考え方はいかがなんでしょうね。学童保育では、光熱費とかいう感じで別に集金してると思うんですね、子供たちから。その辺りの考え方もあるんですけど。
○田中学事チームリーダー すみません、先ほどの説明で漏れておりましたが、当然水道料金も水道メーターを別にすることによって、現在は学校の料金と学童保育の料金とは別々で賦課されている形になっております。
考え方としましては、当然学童保育所の使用料の中でそういった料金も徴収しておりまして、それはそれで保護者の方、お支払いになられてるんですけれども、例えばメーターを分けてない時点であれば、施設の水道メーターを基に料金を計算させていただいて、そちらの料金については学童保育所に請求をさせていただいて、それは福祉グループから請求をさせていただいて福祉グループに学童保育所が使用料をお支払いされていますので、決してそれが学童保育所が払っていないということではないです。当然分けてますので、分けてる中で学童保育所が料金を計算をされて、適正な額を保護者に請求をされてお支払いをいただいてるという形になっております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 事項別明細書116ページ、事業番号0001031交通安全街頭指導事業についてお聞きします。決算成果報告書274ページです。
街頭指導については18か所に指導員を配置していると、こういうことであります。決算成果報告書を見ますと、令和元年度・令和2年度・令和3年度と、18人という人数は変わっていませんが、指導員の配置と人数については各学校区と教育総務グループはどういう決め方をしているのかなと、そこらを確認したいと思います。
○堀江教育総務統括 配置場所につきましては、従来から配置しておる場所に加えて、学校等から要望がある場合がございます。
ただし、その辺につきましては交通安全プログラムに基づきまして、本当に配置が必要かどうかを精査いたしまして、必要だということであれば配置していくことになると考えられます。
今現在、18名の方に委託しておりますが、1人が2か所を見ておられる方も複数いらっしゃいます。そういうことで限りある財源でございますので、朝は必要であっても夕方はその場所には必要ないと、ただし他の場所で危険な箇所がある場合に臨機応変に現在は対応しているところでございます。
○奥田俊則委員 警察では、街頭における交通安全指導要綱をつくって、指導の心得等研修やっとんですね。じゃあ、交通安全街頭指導員については、安全・安心を守るためにどういうような研修を基に指導員を配置しているのか確認したいと思います。
○堀江教育総務統括 交通安全街頭指導員につきましては、採用時に教育委員会で採用時の研修を実施しております。
それと毎年夏季休業中に兵庫県から専門家をお招きして、誘導方法であるとか交通安全の研修を実施いたしております。
○奥田俊則委員 交通安全街頭指導員も人間でありますし、いろいろな用事もあるのかなと思う中で、これ用事がいうんですか、欠席いうんですか、その場合はどのような対応をしてるのかお聞きしたいと思います。
○堀江教育総務統括 急な病気等で立哨できないということになりますと、学校に連絡が参りますので、その際は学校の先生方で対応していただいてるのが現状でございます。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○大北良子副委員長 では関連で質問させていただきます。
私も含めて数名の議員もこういった朝夕登下校でそういったボランティアをさせていただいて、見守りもさせていただいているんですが、先ほど奥田委員の質問にもあった中で、今交通事情でかなり車も増えております。それからあと、家であったり増えていることで、特に登校時の歩行者も児童生徒以外に増えていて、交通整理もかなり先ほど答弁ありましたように1人が2か所を見ている場合もあったりで、指導員の安全対策が、といいますのも不審者というか、ある通行の方とトラブルがあったことがありまして、そういった中で非常に不安に思っていらっしゃる指導員もいらっしゃる中で、そういった対策、もちろん御協力もいただいたんですけど、今後そういうことに対してはどんなことで、今までもどういうふうに対処されてきたのかお伺いします。
○堀江教育総務統括 過去にそのような一般の方とのトラブルは特になかったわけなんですけども、今回そういう事象がございまして、教育委員会といたしましても看過できないなということで現場に赴きまして、現状を確認しにいったわけではございますけども、結局その該当の方とは会えずじまいで今日に至ってる状況でございます。
今後そのような事象がございましたら、教育委員会に連絡いただきまして、何らかの対応を取ってまいりたいと考えております。
○大北良子副委員長 この1件あった件なんですけれども、その対象の方はいらっしゃらなくて、したので今現状見ているという状態の中で指導員が不安に思っているところが、いろんな方に播磨小学校区で聞いた中で、児童生徒、特に児童ですね、播磨小学校に対しての交通安全街頭指導員でいらっしゃるので、中学生の登校、例えば高校生の登校に関してはしなくていいよというような、プログラムの中に入っていない形になって、その辺りのボーダーが曖昧であるのかなと話をお伺いする中で、思っているんです。私たちはボランティアとしてやってますけれども、その辺りの指導員の認識は統一はされていらっしゃるのかどうかお伺いいたします。
○田中学事チームリーダー 指導員と町が交わさせていただいてる契約の基となっている仕様書に関しましては、通学児童の通行の指導を行うという形になっております。
ただ、そちらの箇所に立哨されて、児童の交通指導をされているわけでありますので。当然中学生ですね、この前まで播磨町の小学校に通われてたような子供であったり、あと通勤の社会人の方、一般の方も含めて、それは通常の立哨としてしていただいてるという認識で教育委員会としてはおります。
○大北良子副委員長 こういった業務の中で事故であったり、けがをされることもあるかもしれないので、今まで保険も掛けていらっしゃると思いますので、多種多様だと思うんですけど、年間どれぐらい保険対応、例えば相談、例えばちょっと転んだよだったり、そういったけがに対する保険対応はどのような形でされているのかなということもお伺いします。
○田中学事チームリーダー 当然保険は町で加入させていただいて掛けさせていただいております。(発言する者あり)
すみません、立哨している間の何が起こったからどういう相談というのは、年間私の記憶では数件ですね、5件はないです。年に1件、2件という形ではございます。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○藤田博委員 街頭指導員の研修を加古川警察署の協力の下にやっているという答弁だったんですけど、私が朝立っていて感じたことは、新幹線の下、一方通行になってるんですけども、子供を横断させるのに、私がする場合は車が進行してくる方向に立って、旗で車を止めて横断させるんですけども、その指導員は、子供の後ろに立って、車が進行してくるのに子供を渡して、自分が後ろに立ってやってたんです。それは他の指導員を通じて注意をさせてもうて直ってますけども、本来最初にそういう教育、常識的な部分ですよね。子供を守るために指導員おってやろう思うのに、逆に何か車が止まらずに来たら、子供が危険に遭う可能性の高い位置に旗を持って立っているのはもってのほかだと思うんですよ。そういうようなのを当初採用に当たって、そのような教育を口頭でしとくべきだと思うんですけどもいかがですか。
○田中学事チームリーダー 藤田委員ありがとうございます。当然、最初契約をさせていただく際には、町としましても最初現地へ行かせていただいて、どういうふうな指導が必要なのかというところについては伝えさせていただいております。ただ、配置場所が当然変わっていく形になりますので。最初は両方から車が来る横断歩道に立っていただいている方であっても一方通行のほうに替わられる場合もありますので、その際に本人ですね、交通指導員の子供たちを守るのは当然あるんですけれども、その手法が前の立ってたとこの意識が抜けないという場合も考えられるとは思います。
○藤田博委員 交通街頭指導員は、車の運転免許はほとんどの方、持たれてるんでしょうか。いや、分からへんかったら分からないでいいですよ。
○田中学事チームリーダー すみません、そちらまでは把握はしておりません。
○藤田博委員 先ほど私が言いました問題、車の運転免許を持って運転してれば常識的な話ですよね。その辺、今度採用に当たっては、その辺も口頭で面接のときに確認しておいたほうがええんちゃうかなと思います。
○田中学事チームリーダー 採用時に筆記試験がございまして、交通ルールについてはある程度把握されているのかという確認はそちらで取っております。当然、もう一点お伝えするとすれば、立つ位置によって、交通指導員が交差してる道路ということになると、他のところから見えやすいところに立たれるというところもありますので、その際に車の進行方向に子供を守るような形で立っていただけるようにということについてはこれからきちんと教育委員会として全ての交通安全街頭指導員に伝えていきたいと考えております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○大瀧金三委員 指導員の配置換えについては、何か要件とか基準があるんでしょうか。
○田中学事チームリーダー お住まいの地域からは少し離れた場所で考えております。
○大瀧金三委員 この配置換えについては定期で行うんでしょうかね。2年とか、1年、何年かごとに配置換えを行うのはあるんでしょうか。
○田中学事チームリーダー きちんとした3年に1回であるとか、5年に1回という基準はないんですけれども、長くなってくると随時というか、必要に応じて動いていただく形にもなりますし、欠員が出た場合、そちらのほうに補充をして、一旦はそこに補充するけれども、その後場所的に動いていただいたほうが慣れてる慣れてないというところもありますので、その辺は参考にさせていただいて移動はしていただいております。
○大瀧金三委員 指導員の移動時間ですね、家からちょっと離れたところという今、おっしゃったんですけども、近くというのは何が原因といいますか、都合が悪いことがあるのでしょうか。
○田中学事チームリーダー 子供がおられる年齢の指導員もおられますので、子供がいなくてもお孫さんであったり、親戚、家族の方がおられる場合は、自分の子供がいるような箇所であったり、同級生の子供が、近所の子供がいるところは避けるほうがいろんな情報が入ってきますので、そういったとこには配慮をして場所を決めさせていただいております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○香田永明委員 事項別明細書32ページ、142太陽光発電電力売却金(教育総務G)についてお伺いいたします。
結構な金額で、先ほどお聞きしたら、前はもっとありましたよと言われたんですが、その理由をもう一度御説明お願いいたします。
○堀江教育総務統括 太陽光発電の売却金につきましては、令和2年12月に買取金額の見直しがございました。以前は1キロワット当たり24円であったものが、令和2年12月から1キロワット当たり8円となっております。その関係で令和2年度には、売電収入が45万7,000円であったものが、令和3年度は11万円と低下しております。
○香田永明委員 太陽光パネルにも使用年数といいますか、そういったものがあると思うんですが、これから先、それが経年劣化してきた後、また小学校の上に引き続きやるとは思うんですが、そういったお考えはどうなのかお伺いいたします。
○堀江教育総務統括 太陽光発電のパネルにつきましては、経年劣化によって発電効率が徐々に低下していくということが言われております。したがいまして、どの程度効率が落ちれば替えるのかはまだ教育委員会としては決定してはおりませんが、将来的には他の故障もあるかも分かりませんので、そういう時点で、ある程度経過した時点で更新も考えていかなければならないのかなと思います。
今、設置しまして10年ちょっと経過しております。パワーコンディショナー、太陽光発電の直流の電流を交流に変換する装置なんですけども、これにつきましては大規模改修の際に更新しておりますので、今後、そのパワーコンディショナーの更新は耐用年数が来たものから徐々に更新していく方向になっていくと思います。
○佐伯町長 先ほどの香田委員の質問なんですけど、緑化推進いうことで、播磨町の中で緑を守っていくのはなかなか困難な状況でありますし、私の公約の中でも市街化調整区域は、播磨町の場合は住宅地域にさせていただきたい、都市計画区域に編入させていただきたいという思いがありますので、そうするとその場合に皆さん各委員からも御質問ありましたけど、太陽光発電、そして蓄電池まで個人が見るという考え方ありますので、私はもうずっと太陽光については続けていきたいと。今の性能が落ちるだとか、価値が落ちるまでは今のを続けて、何とか環境の保全にも寄与できたらいいなと思っていますので、今の性能等が落ちてどうしようもない、また高価なものに替わるとか、大変動が起きない限りは太陽光の施策は続けていきたいと思っています。
○香田永明委員 全く同意で僕もやめさせるつもりは全くないんですが、以前からずっと言ってる環境省とか経済産業省が推奨してるJ-クレジットがあります。これ何かというと、太陽光パネルをつけてたりとか、庁舎にLED照明を設備導入したとかというところで、J-クレジットという国が推奨してるクレジットをそこの公共団体にも与えてくれるんですね。そのクレジットは何かといったら、CO2の削減をした事業者に配られると。事業者にCO2削減してないカーボンニュートラルで、そういった規制がありますからそこに売却できるというすごくいいシステムが国からされてるんですよ。ですから、前から言ってるようにそれを導入して、せっかくやってるんですから、もうJ-クレジットを導入するんですよ。ただですから、それするのは。して、そこのJ-クレジットを売却して売却益を得て、また太陽光の導入をしていくとか、そういったことを考えていくべきときなんですよね。売電価格が少なくなってきてますから。その導入するまでにも結構な日数がかかると書かれていますので、ぜひ検討していただいて導入していただけたらなあとは思うんですがいかがでしょうか。
○堀江教育総務統括 そのJ-クレジットという制度につきましては、こちらも申し訳ありません、承知しておりませんでした。
ですので、今後、多分新設のときに対応できる(発言する者あり)あっ。いけるんです。その辺は調査研究いたしまして、もし移行というんですかね、そういうのできるようなものなのであれば、そういうのも考えていきたいと考えております。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○岡田千賀子委員 事項別明細書114ページの事業番号0000455小学校給食事業、それから事項別明細書122ページ、事業番号0001121中学校給食事業にもまたがるんですけれども、決算成果報告書は271ページが小学校のほうになります。285ページ中学校給食事業も含めてお伺いするんですけども、実は、昨日も学級閉鎖ということで、本日も学級閉鎖が新聞に載っておりました。令和3年度は、もっとたくさん頻繁に出てたかなと思うんですけれども。その間の給食の食材のことなんですね。急遽学級閉鎖になる場合があるんです。前の日に分かっていれば、食材もその都合も、前の日ではできるかどうか分かんないですけど、当日あるんですね。学校行ったら、すぐ帰りなさい言われたって。何件も令和3年もありました。御連絡いただいた保護者の方いらっしゃって、その都度、教育委員会にもお伝えさせてもらったんですけども、実は昨日もそうだったんですね。学校行って、すぐ帰りなさい、そのような場合、給食はどのような形で有効利用されてるんでしょうか。
○田中学事チームリーダー 岡田委員おっしゃるように直前であれば給食の食材をストップ、購入をやめることはできかねます。
そこで、ただやはり納品された以上は調理をさせていただいて、他の子供含めてそれを食べていただくことによって活用しているのが現状です。
○岡田千賀子委員 実例なんですけども、昨年度もあるクラスにおみそ汁がどーんと1缶追加で来たんです。あるクラスには御飯が1缶どーんと来たんですね。主食が行ったところは取り合いになったそうです。
そういうのがあるので、その辺り少し栄養士と話していただいて、何とか各クラスに配分できないかとか、でないと食材が廃棄される分がすごく多かったそうなんです、そのときも。昨日もそうなんですね。その辺り、播磨町学校給食審議会ですか、ええ審議会じゃないわ、栄養士会ですか、栄養士とですから、それから調理師、学校と一緒に一度食材の廃棄がすごくコロナ禍によって多くなったという話も聞いておりますので話を、令和3年度対策として何かされたことはありましたでしょうか。
○田中学事チームリーダー 貴重な御意見ありがとうございます。教育委員会にそういう御飯だけであったり、おみそ汁だけをクラスごとに余っているものを配膳したという情報までは残念ながら入っておりませんでした。そういうことを教えていただけましたので、そちらについては学校の栄養教諭にきちんと話をさせていただいて、そういう食材が無駄にならないような形でしていくようにということは、教育委員会からしっかり伝えていきたいと考えております。
○岡田千賀子委員 学校給食の残菜が、一般では引き取りができないということで廃棄物扱いになっています。どちらにしても費用はかかるんですね。ですから、残菜を少なくするような考え方と、それと給食事業の成果指標等のところに、残菜の量を載せるというか、残菜の利用というんですか、昔は肥料にしてたんですが、今は肥料にしないとかいう話も聞いておりますので、その辺りの指標も考え方として一度載せてみてはいかがでしょうか。
○田中学事チームリーダー 残菜については、毎日計量させていただいて、数値としてはございます。そちらについて載せるかどうかも検討はさせていただくことにはなるんですけれども、毎月献立委員会を現状実施しておりまして、その中で小学校、中学校の食育担当の先生から残菜、食べ残ってしまったというようなことがあるので、その辺については学校の先生からも声かけをして、きちんと残菜が残らないような形でしていきたいということは毎月報告を受けているところです。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○松岡光子委員 事項別明細書118ページ、事業番号0000459小学校就学援助事業と、関連で122ページ、事業番号0000465中学校就学援助事業についてお尋ねします。決算成果報告書、280ページと288ページでございます。
これ、所得制限等変更もされて改善されてきてるんですけど、援助率を見ますと、小学校では令和3年度13.2%、中学校も14%と、全国的な平均って結構15%ぐらいやったように思うんですが、これを見て、対象となる人がちゃんと申請されてるのかな、それとも所得要件にまだまだ問題があるのかなとか思ったりするんですけど、どんなふうにお考えでしょうか。
○田中学事チームリーダー こちらにつきましては、周知についてはホームページ、加えて学校からもプリントを配らせていただいて進めております。
その中で本当に必要な家庭に足りてるのかという御意見いただきました。そこについても学校からもどうしてもセンシティブな話にはなってくるんですけれども、保護者の方に声かけをさせていただいて、「去年出てたけど、今年はどうなの」というような形での声かけもさせていただいております
そういった中で小学校につきましては、援助率も上がっておりますし、現状今回見直しをさせていただいた基準については当面このままでいきたいと考えております。
○松岡光子委員 播磨町が家賃補助をなくして所得制限を上げたんですけど、そのことによって近隣市町との比較も結構見える化なってきたんですけど、その当時は、「播磨町、わあ、頑張ったな」と、大体もう、明石市とどっこいどっこいのええところ行ってたんですね。その後、これは負けちゃいかんと思ったのか、他市町も頑張りまして、所得制限上がってるんですよね。
それを見たときに私が感じたことが、援助率なんですね。播磨町の子育て家庭が所得が上がったのかと見るのか、まだまだ所得要件について、他市町を見てますと、2人家族とか3人家族、4人家族についての配分がそれぞれ特徴的でありまして、そこら辺の検討で、支給率も上がるのかなと思ったりするんですけど、そこら辺はどうなんでしょう。
○田中学事チームリーダー 支給率がどうすれば上がるのかについては、非常に難しい内容になってくると思います。
ただ、松岡委員おっしゃるように近隣市町の就学援助に対する基準、そちらについては確認をしながら、保護者の方に負担を求める部分もそうですし、播磨町から支援する部分についても近隣市町の情報を大切にしながら、その中で播磨町の教育委員会としてどういう額、基準額が設定すべきなのかについては今後も検討していきたいと考えております。
○松岡光子委員 結構2人家族の分には最初は当初は高かったんですね。ええ。今日ちょっと、もうその資料持ってくんの忘れたんですけど、何か4人ぐらい家族の方の分がちょっと低くなっているような感じを受けましたので、そういう配分について、今そういうことについても今後検討していきたいということですので、それはぜひ検討していただいて、本当に必要な人に行ってるかどうか、そういうことも考えながらぜひお願いしたいと思いますけどいかがでしょうか。
○田中学事チームリーダー そのようにさせていただきます。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 事業番号0001316認定こども園移行事業でお聞きしたいんですけども、委員長これね、決算に直接関係ないんですけども。
○松下嘉城委員長 ちょっとすみません、ページもお願いしますわ。
○藤田博委員 事項別明細書126ページ。決算に直接関係ないと言われたら発言できなくなるんですけども、今、播磨西幼稚園工事してますので、今言うとかんと、後日言うても、もう完成してもたいう形になりますんで、発言よろしいですか。
○松下嘉城委員長 分かりました。許可します。
○藤田博委員 はい、ありがとうございます。
以前に播磨西幼稚園の改修工事のときに、幼稚園の入り口の門扉をセメントの塀で工事をする計画だったのを私、見通しが悪いのに子供が飛び出したりして危険だからセメントはよくない、フェンスのほうがいいんじゃないかいうことでフェンスに変えてました。
今回、通りすがりに見ますと、何かセメントの部分が増えてるんじゃないか。
それともう一つ、いや、ちょっと増えてないんなら増えてないでいいんですけども、もう一つ、門の入り口が奥にちょっと広く後退してるんではないかと思うんですけども、見た感じ門を開けたら子供が飛び出して、道路に飛び出していく危険性があると思うんです。まして、あの幼稚園の門付近は道路がカーブしており見通しが悪い中で、子供が飛び出して事故になる可能性が高いと思いますので、もし可能であれば、その門の先に何か飛び出し禁止のフェンスをすべきではないかと思うんですけども、その辺いかがですか。
○堀江教育総務統括 播磨西幼稚園の門扉、全部正門周辺でございますけども、改修前と比べて、コンクリートの壁が増えていることはございません。むしろ壁の一部を撤去しておりますので、若干従前よりは見通しはよくなっていると考えております。
そして、出入口が今回新たに園舎の付近に1か所設けております。そちらにつきましては、給食を配膳する際にそちらから食材を搬入するということで今回設けております。あと、そこに電気錠を設けておりますので、外来のお客様がいらっしゃった際もそちらを使えるようになっております。
そして子供が飛び出すのではないかということでございますけども、お子さんが降園する際は従前からも正門側の小扉と、今回改修しましたとこを用いまして、子供が開けて出ていく門の構造にはなっておりませんので、必ず保護者の方が開けないと開けられないような構造になっておりますので、その辺は問題ないのではないかと考えております。
○藤田博委員 給食用の配送用の車が出入りするために、その門の付近が何か広くなってるんですか。(「はい」と呼ぶ者あり)そういうことであれば、私がさっき言ってたように、飛び出し禁止用のフェンスを設置しづらいと思うんですけども、子供が1人では出入りできないという形の今説明だったんですけども、保護者の方と一緒に出るような形を考えておられるんでしょうけども、子供のことですから、飛び出しいうのもあり得ないことはないと思います。その辺十分注意するようにしてもらいたいと思います。
○堀江教育総務統括 その点につきましては、園にきっちりと指導してまいりたいと考えております。
○松下嘉城委員長 藤田委員、いいですか。
他に質疑はありませんか。
○大瀧金三委員 事項別明細書120ページの事業番号0000461中学校保健衛生事業についてお聞きします。決算成果報告書282ページです。
これを見ますと、脊柱側弯症検診で、2時検診と要精検が非常に増えてきてるわけなんですね。特に要精検については昨年に比較しますと2倍以上増えとるということなんですけども、このようなことについて原因の追及とか要因などは検証されたんでしょうかね。年々これは増えてきてますので、何か原因があるのかなと思うんですけども、その点いかがでしょうか。
○堀江教育総務統括 大瀧委員おっしゃるとおり、脊柱側弯症の検診におきまして要精検の人数がすごい倍々以上で増えてきているということでございますけども、教育委員会としましても原因につきましては特に承知はしておりません。ただし、何らかの原因があるということも考えられますので、学校等と養護の先生からそういう思い当たるような節があるのかどうかも一度聞き取ってはみたいと思います。
○大瀧金三委員 特に脊髄がずれるという形なんですけども、かばんに対しての原因はあるのかどうかですね。例えば肩かけだけ、体の片側だけ重心がかかって、どうしても力加減が傾いてしまって、体がちょっとずれていってしまってるという原因ですね。だから、背中に対して平均的に力がかかるようなかばん、そういうものの検討とか何かも必要ではないかなと思うんですけども、それと持ち物の多さ、重さその辺の原因もあるのかなと思うんですけどもいかがでしょう。
○田中学事チームリーダー 中学生のかばんにつきましては昔と違いまして、今両側なのでそういった心配はないとは思います。ただ、それを片手で持ってる子供がいるかどうかというところはちょっと分かんないんですけれども、あとどうしてもその根拠ですね、科学的な根拠ということになりますと、なかなかそれを把握するには調査研究が必要になってきますので、まずは先ほど堀江統括がお伝えしたとおり、学校の養護の先生含めて、この数がすごい増えてる要因は何だろうかというところを教育委員会としても確認をしていきたいと考えております。
加えて学校に教科書とかを置いて帰ることによって、荷物が軽くて済むっていう考えもあるんですけど、そちらについては学校教育グループを通じて、これも確認をしておきたいと考えております。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○松岡光子委員 この脊柱側弯症検診は、私、ずっと最初からじゃなかったような気がするんですけど、多分全国的にこういう傾向があるので国からとか、そういう検診項目が増えたのかななんて思うんですけど、そこら辺はいつ頃でどういうことが懸念されるからこれが始まったというのが何かあるような気がするんすけどいかがですか。
○平郡教育長 脊柱側弯症検診は従前からやっております。運動器検診が平成二十何年かから始まったと思いますけども、それとこの脊柱側弯症のこれは定かでないですけど、近年測定をする際に上半身を裸で背骨をこうするというのからだんだん体操服を着ていいとか、先生の前で上着を着ての検診ということが広がってきましたので、ひょっとするとその測定をする際に、もうこれはよく分かりませんが直に診る形ではなくなりましたので、医師にとりましても余計に慎重に検査をされておって要精検が増えたということも考えられます。
ただ、今松岡委員が言われた脊柱側弯症につきましては従前から検査をしております。
○松岡光子委員 今測定方法について、話があったんですけど、いやこれって、でも何か以前から測定ということですけれども、何か異変というか心配とかいうことが考えられてこういう検診が始まったんじゃないかなあって思ったんですけど、そうじゃないんですか。
○平郡教育長 私の記憶では、私が勤めた頃からはあったかと思います。こういうふうにしまして、こうずうーっとする検査なんですけども、以前からあったようには思います。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○野北知見委員 事項別明細書124ページの事業番号0000466幼稚園運営事業に関係して質問します。
決算成果報告書289ページです。
幼稚園の先生、教員数の一覧なんですけども、多分この先生の人数に関しては、クラス担任の他に加配の先生とかも含めた感じではないんですか。この蓮池幼稚園は、6クラスで7人ということで、ぎりぎりだなと思って、どういうバランスで考えられてるのかなと思って、説明お願いします。
○田中学事チームリーダー 基本的には園長が担任を持ちませんので、園長と学級数という形になっております。ただ、育児休業明けの先生、教諭がいますので、その先生方が育児短時間勤務を取得している間、担任が時間的に難しいというところがありますので、そういったところでの人数が合わない幼稚園はございます。
○野北知見委員 ということは、蓮池幼稚園がいっぱいいっぱいで6クラスの担任で、園長先生で7人ということなんですが、そしたら他の幼稚園はそういった要因いうことで、それでしたら例えば先生有休取ったり病気になったりすると思うんですけど、そういったときはどういうふうにされているんですか。
○田中学事チームリーダー その場合につきましては、その1日だけを代わりに担任業務という形になりますので、他の園で先ほどお伝えしたとおり、育児短時間勤務であっても幼児がいる時間帯は勤務をしておりますので、そちらに行っていただいたり、あと加えて代替教諭を会計年度任用職員で雇用しておりますので、そちらの先生にお願いをして来ていただいて、その日はクラスを見ていただいているという形で対応しております。
○野北知見委員 ということは代替の先生方、この人数には入ってない。えっ、入っている、入ってないということなんですね。
○田中学事チームリーダー ちょっと説明が分かりにくかったかも分からないんですけれども、こちらにつきましては、正規職員の数でございます。会計年度任用職員の代替職員については入っておりません。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「質疑なし」と認めます。
これで、教育総務グループの所管分についての質疑を終わります。御苦労さまでした。
しばらくの間休憩します。
休憩 午後1時55分
…………………………………
再開 午後2時09分
○松下嘉城委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、学校教育グループの所管分についての補足説明を求めます
○西野学校教育統括 それでは、学校教育グループが所管いたします主な事業について補足説明をいたします。
まず歳出から説明いたします。
事項別明細書109ページ、110ページをお願いします。
10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、事業番号0001122教育振興基本計画策定事業、7節報償費は、播磨町教育振興基本計画策定に向けて開催された検討委員会委員への謝金となります。10節需用費は、成果物の印刷製本費となります。
3目教育指導費、事業番号0000443教育研究指導事業の7節報償費は、教職員の研修に伴う講師への支出となります。令和3年度は全教職員を対象とした講演会は、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となりましたが、特別支援教育、外国語、授業力向上研修、情報モラル等の教育課題の研修会や経験年数に応じた研修を実施しております。
次に、111ページ、112ページをお願いします。
事業番号0000445青少年健全育成事業の7節報償費は、播磨町少年補導員への支出となります。令和3年度は17名の補導員のメンバーが町主催の事業や毎月定例の町内パトロールを実施しております。
18節負担金補助及び交付金は、青少年の健全育成に資するための両中学校区の青少年育成推進委員会への補助金となります。
事業番号0000446子供美術展事業の10節需用費は、新型コロナウイルス感染防止から公民館での開催はできませんでしたが、ウェブ形式での発表をしております。入選及び特選の児童生徒への表彰状及び賞品のクリアファイル代となります。
事業番号0000967子ども支援事業の7節報償費は、ふれあいルームに配置のメンタルフレンド2名の謝金となります。
10節需用費は、ふれあいルームの活動費となります。主なものは、子供たちが学習するときに使用します教材、書籍、文具等の購入に充てております
事業番号0000992読書活動推進事業の10節需用費は、主に図書室の整備用品、本の修理用品となります。
12節委託料は、TOOLi-Sという図書の検索や購入した図書の履歴や、図書注文について情報が得られるオンラインサービスシステムの使用料となります。
17節備品購入費は、小・中学校の図書購入費となります。
事業番号0001043障害児童生徒通学支援事業の11節役務費は、医療的ケアの必要な児童生徒が通学で利用する介護タクシーに係る委託料となります。
事業番号0001125特別支援教育総合推進事業の10節需用費は、特別支援教育用消耗品や書籍の費用となります。
事業番号0001214サポートチーム播磨推進事業は、各小学校に学校生活サポーター等を配置し、子供たち一人一人の個性や能力の伸長を図るとともに、自立して生涯をたくましく生き抜く力を育成するため、学校生活全般の支援をするものとなります。
10節需用費は、学習会で使用したプリント代等の消耗品費となります。
11節役務費は、郵送費及び幼稚園でボランティア活動をしていただいた方の傷害保険料となります。
事業番号0001215播磨町教育委員会指定校事業は、播磨町が独自に小・中学校に研究指定を実施し、教科等の研究をすることで教員の資質、能力の向上を図るものとなります。令和3年度は2校を指定校とし、播磨小学校が令和2年度から算数の研究を、播磨南小学校が、令和3年度から算数の指定研究を行っております。
7節報償費は、研修に伴う講師への謝金となります。
18節負担金補助及び交付金は、各校の研究推進のために必要な費用についての補助金です。研究紀要等の印刷製本費、研究のための図書購入費、その他消耗品費等で支出の報告を受けております。
事業番号0001221子ども多分化共生サポーター配置事業の12節委託料は、小・中学校における日本語に関して支援の必要な児童生徒に対して支援するサポーター派遣の委託料となります。
事業番号0001229学校情報化推進事業は、小・中学校におけるICT環境等の維持、管理並びに整備、充実を図り、教育の情報化を推進するものとなります。
10節需用費は、タブレットキャリアバッグなどの消耗品費並びに修繕費となります。
11節役務費は、小・中学校のパソコンのインターネット使用料の通信費となります。令和3年度は、12月からの支払いとなっております。
12節委託料は、GIGAスクール構想に関わるタブレットPCの設定等に係る費用となります。
13節使用料及び賃借料は、小・中学校のパソコン、センターサーバー等のリース料となります。
事業番号0001254外国語教育推進事業の12節委託料は、小学校、中学校の外国語教科でのALT派遣費用及び小学校及び幼稚園における外国語活動や国際理解教育、さらには教職員のスキルアップを図るため、民間業者の外国人講師による英語指導業務に要した費用となります。
事業番号0001274放課後における補充学習等推進事業の7節報償費は、県の委託事業における小学校の放課後補充学習に係る講師謝金となります。
次に、113ページ、114ページをお願いします。
事業番号0001288播磨町学校運営協議会設置事業、7節報償費は、学校運営協議会の委員報酬となります。
事業番号0001291医療的ケアのための看護師配置事業、12節委託料は、医療的ケアが必要な児童生徒への看護師を派遣するための委託費となります。
事業番号0001295学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業、17節備品購入費は、GIGAスクール構想に関わるタブレット端末に係る費用となります。
事業番号0001304学習指導員配置事業、7節報償費は、小・中学校の一斉授業において、個別に学習支援を行うための学習指導員への謝金となります。
次に、117、118ページをお願いします。
2項小学校費、2目教育振興費、事業番号0000458小学校教育振興事業の10節需用費は、教材消耗品等に要した費用です。
17節備品購入費は、小学校の各教科で必要とする顕微鏡、電子オルガン、マリンバ、ドラムセット、ミシン等を購入した費用となります。
18節負担金補助及び交付金は、小学校において新型コロナウイルス感染の拡大により修学旅行を延期したことにより発生したキャンセル料を補助するものとなります。
事業番号0001059小学校体験活動事業の12節委託料は、小学校3年生対象の環境体験学習と、5年生の自然学校についての委託料です。3年生は身近な自然体験を通し命の大切さや命のつながりを学びます。5年生での自然学校は、国立淡路青少年交流の家や南但馬青少年自然の家等で宿泊体験学習を実施しております。令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2泊3日の宿泊体験と2日の日帰り学習を実施しております。
次に、121ページ、122ページをお願いします。
3項中学校費、2目教育振興費、事業番号0000464中学校教育振興事業の10節需用費は、中学校で使用する用紙、理科実験消耗品、体育使用消耗品等に要した費用となります。
17節備品購入費は、中学校で必要とする英語科のフラッシュカード、体育で使用するデジタルタイマー、走り高跳びに使用するスタンド、石灰ライン引き等の購入に充てたものとなります。
18節負担金補助及び交付金は、中学校において新型コロナウイルス感染拡大の影響により修学旅行に参加できなかった生徒に対するキャンセル料を補助するものとなります。
事業番号0000768「トライやる・ウィーク」事業の12節委託料は、播磨町の2中学校の中学2年生が自己を見詰め、自分の生き方を考え、心豊かにたくましく生きるための1週間の体験活動であるトライやる・ウィークへの委託料となります。令和3年度は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もありましたが、事業所の協力と理解の下、5日間の活動を実施することができました。
事業番号0001333中学校運動部活動地域移行推進事業の12節委託料は、スポーツ庁の委託事業で、播磨町の2中学校の運動部活動を地域移行する実践研究に係る費用となります。
次に、127ページ、128ページをお願いします。
事業番号0001325幼児・児童期円滑接続推進事業の7節報償費は、この事業の研究推進に寄与していただいた講師への謝金となります。10節需用費は、この推進事業の成果物の印刷製本費となります。
続きまして、歳入の補足説明をいたします。
事項別明細書11ページ、12ページをお願いします。
15款国庫支出金、2項国庫補助金、5目教育費国庫補助金、5節教育総務費補助金の002学校情報機器整備費補助金は、令和3年度購入のタブレットパソコンに係る補助金となります。
次に、19ページ、20ページをお願いします。
16款県支出金、2項県補助金、7目教育費県補助金、1節小学校費補助金の010小学校体験活動事業補助金は、歳出で説明しました小学校体験活動事業に係る補助金となります。3年生と5年生のクラス数及び宿泊日数によって補助金の額が決定しております。
4節中学校費補助金の001「トライやる・ウィーク」事業補助金は、歳出で説明しましたトライやる・ウィーク事業に係る補助金となります。
006中学校部活動指導員配置事業補助金は、中学校の部活動の平日の指導員を配置する事業で、会計年度任用職員となっております。
5節教育総務費補助金の002スクールソーシャルワーカー配置補助金は、町内2中学校を中心に小・中学校の連携において支援を行っているスクールソーシャルワーカーの配置に対する補助金となります。
004医療的ケアのための看護師配置事業補助金は、歳出でも説明しました看護師派遣に係る委託に係る補助金となります。
007スクール・サポート・スタッフ配置事業補助金は、新型コロナウイルス感染対策における消毒等に携わった会計年度職員への補助金となります。
次に、21ページ、22ページをお願いします。
6目教育費委託金、2節中学校費委託金、002中学校運動部活動地域移行検討事業委託金は、歳出で説明いたしました事業番号0001333中学校運動部活動地域移行推進事業に対する委託金となります。
3節教育総務費委託金、008放課後における補充学習等推進事業委託金は、歳出で説明しました事業番号0001274放課後における補充学習等推進事業に対する委託金となります。
010幼児・児童期円滑接続推進事業委託金は、歳出で説明いたしました事業番号0001325幼児・児童期円滑接続推進事業に対する委託金となります。
以上で補足説明を終了いたします。よろしくお願いします。
○松下嘉城委員長 藤原委員、マスクを正規の位置に戻してください。
補足説明は終わりました。
これから、質疑を行います。
質疑はありませんか。
○岡田千賀子委員 事項別明細書112ページ、事業番号0000967子ども支援事業について伺います。決算成果報告書335ページ、子ども支援事業の3番の活動指標、そしてその下4番の成果指標等について伺います。
ふれあいルームの利用者ということで決算成果報告書に記載してあります。ふれあいルームは、学校の校門のくぐれない、教室に入れない子供が自主的に第2庁舎の3階にあるふれあいルームで勉強をするという事業なんですけれども、利用者が令和3年度は380名ということで、延べ利用者かなと思うんですけれども、コロナ禍の影響もあって人数が少ないか、それともいろんな理由があって人数が少なくなっているかなと思うんですけれども、その中でふれあいルームにも顔が出せない子供の話を聞かせていただくことがあるんです。そんな場合は、ふれあいルーム、令和3年度人数が少なくなったということにも対応、対処、対策なんですけども、何か令和3年度このふれあいルームでされたことはあるのでしょうか、新たなことは。
○西野学校教育統括 ふれあいルームに関しましては、登録というんですか、来る予定の人数は年によって違います。昨年度は多かったんですけど、今年度は来る日数がちょっと減ったり、週に1日しか来ないとかそういった生徒が多くなっています。もう少し日を増やしながら、また学校への復帰ということでステップアップもします。
ただ、学校へ行くことが全ての目的ではないのは前回の一般質問でもさせていただきましたので、そこは慎重に保護者と学校が協力しながら、会話しながら対応しております。
○岡田千賀子委員 これまでもいろんな議員から不登校対策で、ふれあいルームの活用も出てたんですけれども、ふれあいルームにはメンタルフレンドも配置されているということも把握しているんですけども、また別にフリースクールの話も以前出てたと思うんですけども、フリースクールに行かれている方の把握と、それからフリースクールは別に、お聞きするところによると塾じゃないんですけど費用がかかるということで、その辺りの考え方はいかがなんでしょうか。義務教育中のことでありますし、いかがですか。
○西野学校教育統括 フリースクールが、最近非常に数が増えております。そんな中で学校でフリースクールに行ってるという情報がありましたら、学校長がそのフリースクールに出向いて、それが教育活動があるか、カリキュラムがあるかそういったことをしながら、適切である場合は欠席とせず、出席扱いとする措置をさせていただいております。(「答弁漏れ」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 いや、一問一答で、2問今質問してましたけど。
○岡田千賀子委員 費用面もお聞きしてたんで、その場合の補助はあるのか、義務教育中でもあるのでお聞きしてたんですけれども、それは今お答えの中に入ってなかったんでお聞きしたいと思います。
○西野学校教育統括 失礼しました。ちょっとうっかり抜けておりました。
町からは、補助はありませんが、フリースクール自体に授業の内容によっては国、県から補助が下りていることは聞いております。(「はい」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 もう一問一答で3問終わっています。
他に関連はありませんか。(発言する者あり)
○大北良子副委員長 関連で質問いたします。
昨年12月も不登校のことで一般質問させていただきまして、そこから継続であれですね。ふれあいルーム第2庁舎のことで、勉強だけではなく、学習だけではなく思い出づくりだったり、体験作業とかそういったことの検討とか、今、令和3年度、令和2年度もですけれども行われたこととかあれば教えていただけますでしょうか。
○西野学校教育統括 兵庫県の山の学校であったり、そういったところの指針にも従いながら、子供が勉強するだけではなくて、遊んだり、ソーシャルスキルトレーニングができるような時間も調整できるようにしております。
ただ、なかなか今、数が少ないのでそれを要望する方が来られてないということで、数が多くなれば、曜日であったり時間帯を分けて、学習する時間、友達と遊ぶ時間と区分けをしながら対応できるように今検討中です。
○大北良子副委員長 説明でもいただきました、決算成果報告書に書いてますメンタルフレンド2名の方が、今コロナ禍で週1回ここに登校してる子も多いんですけれども、メンタルフレンドの持ってる心の支えだったり、非常に大きいと思うんですけど、そういったことでのフィードバックというか、来られてる生徒からのメンタルフレンドに対する御意見みたいなものはあったんでしょうか。
○西野学校教育統括 メンタルフレンドというのは大学生で、主に教員を目指す者を配置しております。今2名来ておるんですが、年齢も近いことから、かなり親しみを持って関われるというところで、非常に子供たちにとってはお兄さん、お姉さんということの心の支えになってる部分はこれまでもあったかなあと思います。
○大北良子副委員長 メンタルフレンド、大学生いうことで、以前にも令和3年度でも大学生が来ていただいてる経緯も聞いてるんですけれども、例えば主婦の方、退職教員が入られたというような事例だったり、今後あるのかどうかお伺いします。
○西野学校教育統括 今まで私の記憶の中では、残念ながらございません。もともと教員を目指す大学生、また年齢の近いそういった大学生を活用することで、子供の支えというところの目標がありますので、今のところ、その主婦であったり、退職教員ということはメンタルフレンドではありません。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○野北知見委員 この問題はなかなか難しい問題だと思うので、学校でも空き教室を利用したほっとルームとかそういうこともお聞きしたんですけど、そういうとこの利用はある程度進んでいるんでしょうか。
○西野学校教育統括 各学校によって、その空き教室の状況もありますが、特に中学校は思春期いうことで、空き教室がいろいろ活用されて、一緒にちょっと、活動1人でないと、という子のために空き教室を利用したりいうことで、状況によってフルに教室を活用しながら対応させていただいております。
○野北知見委員 義務教育ということでいろいろ工夫されてケアをされてると思うんですが、中学校を卒業となって、その後次の進路は、例えば高校に通学じゃなくても通信制も含めて進学できてるというお子さんもいるかなと思うんですけど、その状況を簡単にお教え願いますか。
○西野学校教育統括 毎年進路調査いうことで最終的に教育委員会が把握しておるんですが、なかなか非常に難しい面あります。今言われたようなそういった通信制だけでなく、不登校ぎみ、また不登校の生徒も意欲のある生徒は受け入れてくれる普通高校もあります。保護者、また本人の気持ちを大事にしながら学校で進路指導をしていただいてます。
そんな中ですぐに決まらない場合もあるんですが、そういった通信制は途中からの入学でもできますので、本人が気持ちが向いた時点で対応すると。また2年、3年してから学校行きたい言う子供に対しても、しっかりと中学校で対応させていただいております。
○野北知見委員 義務教育を終えてからが一番お子さんにとっては大切かなと思って、でもそこら、学校とか教育委員会でなかなか把握するのも難しい問題かなと思うんですけども、そのまま不登校で大人になってしまうことで社会的損失でもあるいうことなんで、卒業に当たってのとき、中学卒業するときってすごく大事だと思うんですけど、特に家庭との連絡体制は、卒業後はもう難しいということですかね。
○西野学校教育統括 なかなか学校から積極的に卒業生へ連絡を取ることは難しい部分もあります。それがまた福祉へつながっていったりということもあるんですが、決して学校がそれを閉ざしているわけではなくて、私の経験の中でも、卒業した保護者が普通高校へ行ってたんやけど学校に行けなくなったと。そこで通信制とかフリースクール系に行きたいんやけどということで相談に来られたり、そのときに手続で中学校の在籍証明や卒業証明が必要になりますので、中学校としても進路担当と一緒に考えて、卒業生に関しても支援できる体制は整えております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○岡田千賀子委員 事項別明細書130ページ、事業番号0000478家庭教育啓発事業、関連してお伺いします。決算成果報告書355ページになります。
家庭教育の重要性を啓発されるための事業で、様々な講演会を一般的に公募されての、だったかなと思うんですけれども、令和元年度は250名の参加人数があったということで、学校関係かなとも思うんですけども動員が。令和2年度、令和3年度続いてコロナ禍の影響で中止がされていると思うんですけれども、この辺いかがなんでしょうか。令和元年度はどのような内容の講演会をされて、令和2年度、令和3年度はどのような講演だったかを教えていただいて、今後のことをお聞きするのはあれなんですけども、教育講演会も一般にも向けて公募された研修会というか、講演会になるんでしょうか。
○西野学校教育統括 私の手持ちの資料で、記憶もちょっと今確かなことがありません。中止になってしまったんですが、その年々のその過程でお父さんやお母さん保護者、また地域の方に知ってもらいたい内容いうことで、令和2年度、令和3年度に関しては、情報モラルであったり、それからまたネットモラル、そうしたところが非常に保護者からも心配だということで、警察のサイバー犯罪対策のほうの計画をしておりました。それができておりません。でも、コロナ禍の中で、子供がスマートフォンとかそういった情報からトラブル、また犯罪に巻き込まれるいうこともありますし、それが学習に対する影響もあるいうことですので、ぜひこれ令和4年度には実現したい思います。残念ながら、ちょっと私、今手元にありませんので、令和元年度ちょっと記憶が曖昧で申し訳ございません。
○岡田千賀子委員 さっき不登校のところで言い忘れてしまったんですけど、不登校にしても、この家庭教育の啓発にしても、学校関係、保護者の方、それから教職員の方が中心に公募はなると思うんですけども、ぜひ一般にもこういうのをするんですよという啓発は、令和3年度は中止になってしまってたんですけどもいかがでしょうか、考え方として。
○西野学校教育統括 ぜひ、公表いうか、アピールもしていきたいんですけど、今までコロナ禍の関係で人数制限を余儀なくされたことあります。今、このまま減るようであれば、実は今度広報にも載せる予定になってます。大分県から加嶋文哉先生に来ていただいて、ひきこもりとかそういったところの、実際にそういった活動をされている方なので話を聞きたいと思いますし、昨年度はフリースクールのイドミィの高橋惇先生にも来ていただいて、いろんな子供への関わり方してます。保護者もこの分、参加していますので、このまま収まるようでしたら、また広報はりまにも出しますので、ぜひ皆さんも来ていただけたらと思います。よろしくお願いします。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○大北良子副委員長 事項別明細書122ページ、決算成果報告書353ページ、事業番号0001333中学校運動部活動地域移行推進事業についてお伺いします。
9月には神戸新聞にも載っておりまして、この事業、令和5年度から実施されるんですけれども、もう先行実施で播磨町、県内でかなり注目をされている事業であるんですけど、先ほど御説明いただいた歳入の20ページ、中学校部活動指導員配置事業補助金で御説明を先ほどいただいた中で、平日は会計年度任用職員を学校に派遣しているということで、これに令和5年度から移行するということで、これとは関係なく会計年度任用職員が行かれているという認識でよろしいんでしょうか。
○西野学校教育統括 部活動というのと、それと部活を学校から切り離して地域へという2つがあります。当然部活のほうも維持しなくてはいけません。その中で指導者のいない部活に関して、この部活指導員配置事業で会計年度任用職員を配置しておりました。
今年度からは、この会計年度という縛りが非常に大きいので、地域移行の報償費と同じように部活指導員も予算を組み替えております。
地域移行のほうに関しましては、主には学校から離れて地域へというところで、少し立場を変えて取り組んでいます。
いずれこの部活指導員も将来的には地域移行のほういうことで部活を地域へ順次移行していくという方向で、今計画を進めているところです。
○大北良子副委員長 はい、理解ができました。
事業概要に戻りまして、決算成果報告書353ページの休日における部活動の地域移行について播磨町が外部団体へ委託するいうことで、今スポーツクラブ21はりまがしていただいている準備期間、移行期間であるんですけど、いろんな部活がこれからこちらに移行していく中で、人材の確保とかいったようなことはされていたり、今現在どんな形で、どのような部活でどんな感じでされていらっしゃるんでしょうか。移行期間やと思うんですけれど。
○西野学校教育統括 まだ、今後検証をずっと進めなくてはいけないんですが、方向性としましては、令和5年度からの3年間が改革集中期間ということで考えております。
その中で指導員の不足、指導者の不足はどこでも起こり得ることはあると思います。
ただ、その中で学校の先生もこれまで部活動同様にそういったスポーツの活動に関わりたい教員に関しては、兼職兼業というとこで関われるという仕組みもあります。
今後、生涯スポーツ社会の構築ということで、今まで学校が担っていたものを地域に戻すことによって、子供がいつでもどこでもずっと生涯にわたってスポーツに参加できるそういった社会を構築するためにはどうしたらいいかということを関係者で集まりながら慎重に論議していきたいと思っております。
○大北良子副委員長 今、その移行期間ということで、今現実その中学校の部活をしている生徒は、どのような、ちょっと理解がというか、ちょっと分からないのでお伺いするんですけど、スポーツクラブ21はりまだったら、例えば体育館に行くのか、それともその指導される方が学校に行っていただいてるのか、どのような形で、実際のその行動というか、どういうふうな形で今動いていっていかれてるんですか。令和3年度はどうされていらっしゃったんでしょうか。
○西野学校教育統括 播磨町の場合は、かなり前から学校体育施設、それから 町立の体育施設は、学校に関しては学校の授業とか学校の行事等で使用しないときは社会体育施設いうことをしております。ですので、学校も播磨町の体育施設も同等と考えています。
今、陸上であれば、秋ヶ池運動場を使ったり、学校でということで天候やその状況を見ながら場所を変えております。
サッカーに関しましては、町立のサッカー場がございませんので、今学校を中心に活動させていただいている形になります。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
○神吉史久委員 先生方の働き方改革という側面もあって、こういったことが進んでいくということは、これは仕方がないというかそういう流れは理解してるんですけど、その中で部活というくくりとは少し違うような形で考える必要があるのかなと思うんですけど、そうすると例えば、今、部活としてやってると、例えば備品だったりとか、学校の費用の中で見られたりとか、その部活の部員であったりとか保護者の経済的な負担は、例えば移動に関するものだったりとか、あとは自分の使う用具のものというようなところで限定されてたのかなと思うんですけども、その辺り何か変化あるのかどうか確認いたします。
○西野学校教育統括 ある一定の受益者負担をというところも検討しておるんですが、国もそういった方針を出してます。
ただ、そこに関しては保険料というところが出てくるんですけど、今のところ補助があります。今後も多少補助が続く予定ではないかなとは見込んでおりますが、それがなくなるまでに町でも予算化する必要があるのかどうか、それも含めて検討できたらなと考えております。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○奥田俊則委員 事項別明細書114ページ、事業番号0001288播磨町学校運営協議会設置事業についてお聞きします。決算成果報告書345ページです。
決算成果報告書を見ますと、12名の委員を委嘱して、「地域と共にある学校」の実現に向けて、各団体と学校の関わりについて協議を行うことができたということで書いてあるんですが、この学校運営協議会については、置くメリットはどこにあるのか。また、学校運営協議会を設置してどのような成果があったのか、そこら辺りお聞きしたいと思います。
○西野学校教育統括 これまでは、地域に開かれた学校いうことで、学校を地域に開いて行こうということを進めておりました。
ところが、これでは地域の方から学校に何々をしていただいた、そしたら学校は地域に何々してくださいということで貸し借りの関係のようなところがございました。それを一歩進んで地域と目標を同じにしながら、いろいろ子供の育つ姿について地域と学校が共有しながら、そこで、地域とともにある学校づくりを進めるためにこの学校運営協議会を設置しております。
○奥田俊則委員 令和2年度もこれ質問したかなと思うんですよ。この学校運営協議会を導入する否かは、教育委員会の判断と思う中で、これ学校運営協議会に法律上の権限が与えられてますね。「協議会は、校長の作成した学校運営に関する教育委員会、または校長に対し意見を述べることができる。学校の教職員の任用に関する事項について、教育委員会規則で定める範囲で教育委員会に意見を述べることができる」と。「教育委員会は、その意見を尊重するものとする。」とこういう中で、権限の濫用ということですね。気になるのは、学校職員、教職員の任用に関する件と。これについては、令和2年度だと思うんですが、それは規制するというような答弁があったと思うんですよ。これね、教育委員会の規則の中で任用についての規制をするのか、そこら辺りもう一度確認したいんですよ。
○西野学校教育統括 以前もそのお話ししたとおりとなるんですけど、学校の教員の任命に係るところに関しては、非常に小さな町ですので大きく学校教育に影響が出てきます。そういうことで、今回規則の中ではそれを外す形で運用しております。
○奥田俊則委員 学校運営協議会の中で、教育委員会の規則で学校の教職員の任用に関する事項については、削除すると、こういう理解でよろしいんですかね。
○西野学校教育統括 その機能を持たないように制度を播磨町では作成しております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 事項別明細書110ページ、事業番号0000443教育研究指導事業についてお聞きします。
先ほど、西野統括らしくない答弁の中で、父兄父兄という言葉が2回出てきましたが、ちょっと私がっかりしました。
そういう中で教職員の研修がコロナ禍の中でなかなか研修が実施できない部分があると思うんですけども、同和教育や人権教育に関する研修は行われているんでしょうか。
○西野学校教育統括 研修があまりにもたくさんありますので、人権に関しては、まず県や国の人権の研修があります。このほとんどがオンラインになっておりましたので、オンラインを各学校で研修するのが多くございました。その他に新任の先生に対して人権教育いうことで、播磨町の教育委員会の者が講師となりまして人権教育をしたりということがあります。その他に人権に関わるということで、多分化共生であったり、LGBTQとかそういった周辺の、同和問題に限らずその周辺の研修も結構数多くしております。
○藤田博委員 最近、先生若い教師に入れ替わってきて、ほんとに同和問題を全く知らない、同和教育を受けて来ずに同和問題を全然知らない教師もかなり増えてきていると聞いてます。
そういう状況の中で、職員研修の中においても、研修を進めていくべきだと思うんですけども、同和問題は知っていればいいんですけども、知らない人がいろいろうわさを聞いてまともにそれを信じてしまうような部分が結構あって、私も長いこと関わってきたんですけども、知らないいうのは一番怖いと思うんです。
そういう中で、子供たちに正しい教育を進めていく中において私は必要だと思います。まして、この同和問題をきっちり学べば、様々な人権問題が浮かび上がってきてくるわけなんです。そういう面において、職員研修の中で今後、全く同和教育を受けてこなかったような教師が増えてくる中において、そういう研修を入れていってもらいたいなと思うんですけどいかがですか。
○西野学校教育統括 数年前には実際に井上先生に来ていただいて、最新のそういった同和問題であったり、そういった差別事象についての研修を行っております。
ただ、コロナ禍の中で少しこの2年ほどできてない事情はありますが、今後は機構改革の中では、新しいところでは学校教育と地域教育、一体化しますので、その中ではもう少し一体として地域と学校の先生が一緒に学ぶ場もできるかなと考えてます。決してそれを粗末にしてることはないんですが、今藤田委員が言われた同和問題についても、今後しっかりと、若手の先生にしっかり理解して教育活動できるように努めてまいりたいと思います。
○佐伯町長 人権問題はもう私も使命問題やと思てます。日本だけじゃなくて、もうこれ世界での生きていく上での一番大事な基本は、もう私人権やと思てますんで、就任させてもらって一番最初に人権センターの研修、職員に受けてくださいいうことでお願いさせてもらって、頼みさせてもらいました。
なので、その人権という根本を私、この職に就かせてもらっての最初の仕事で始めさせていただきましたんで、遠慮して教員のほうにはまだ回してないですけど、これから新年度予算も始まりますので、人権、根本的な問題やと思いますんで、ぜひぜひ職員全体として研修受けさせてたいただくような体制を組まさせてもらいたいなと思いますので、もうしばらく御容赦ください。
○藤田博委員 人権問題に対する研修会も様々あります。そういうような研修会にはできる限り職員の方を送り出してもらいたいと思います。その辺、町長がこの研修に行きなさいと言えば、職員も行くと思いますので、職員自身がそういう研修に行きたいというような雰囲気をつくってもらいたいと思いますのでよろしくお願いします。
○佐伯町長 もうほんとに人権はこの公務員である仕事の根本にある非常に大事な部分だと思いますので、ぜひぜひ職員の方にも行っていただくようにお願いしていきたいなと思います。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありますか。
○松岡光子委員 事項別明細書112ページ、事業番号0001214サポートチーム播磨推進事業についてお願いします。決算成果報告書339ページです。
これ、最初立ち上げたときからいま一つちょっと私自身が理解不足のところがあってずっと来てるんですけども、スクールソーシャルワーカーの方1名ということは小・中あわせて6校あるんですけど、順番に回るみたいなこと最初に聞きましたけど、そのソーシャルワーカーの人がちゃんとその働きを機能できてるのかなということが一つあるんですけれどもどうなんでしょう。
○西野学校教育統括 令和3年度は1名ということで非常に1名の方が労を惜しんで関わっていただいてます。特に福祉案件が多いので学校と中に入りながら、また福祉とつないでいくという仕事で非常に多忙な1年を過ごされてます。実は、もう令和この4年度には2名ということでしておりますので、何とか少し余裕が持てたかなと思いますが、毎日忙しく関わっていただいております。
○松岡光子委員 分かりました。1名では平均して1つの学校行くのが少ないなあと思って心配してたんですけど、次、サポートチームというこの「チーム」なんですけど、その職種、役割という名称がスクールソーシャルワーカー、学校生活サポーター、地域ボランティア活動状況の地域ボランティアという3種類の方が活動してるのかなと思うんですけども、この成果指標を読んでいると、学校生活サポーターを特に専門教育スクールサポーターとかいう表現もされてて、学校生活サポーターの中でICT機器を使ったそういう専門教育のスクールサポーターも中に含まれてるということなのか、そこら辺理解しにくいんですけど。
○西野学校教育統括 成果指標の中には、入れにくい分もありますので入れてないとこもあるんですが、今まで学校生活サポーター、それにさらに専門職をつけた英語というのもありました。その英語がある一定の役割を果たしたいうことで、今度は図書司書いうことで図書館司書を学校に配置したりしております。その他にGIGAスクールであったり、プログラミング教育というところで、その時々の重点課題に対応できるようなそういった専門職の方を雇い入れることで学校の困り感、また学校教育の推進に当たるということでしております。
今後も大きく学校教育が変わる、また学校の困り感に応じてしっかりと対応してまいりたいと考えております。
○松岡光子委員 それと3つ目に地域ボランティアの方、登録された数が42名令和3年度は、延べ活動回数がこのコロナ禍におきながら令和2年度よりたくさん活動してはるんですけど、その活動状況をお聞かせしていただけたら。
○西野学校教育統括 令和2年度は、コロナ不安というのが令和3年度とは全く違って、また未知のウイルスということで非常にボランティアの方も参加しにくかったり、また学校が閉鎖してる期間も長くありました。
登録人数は同じなんですが、令和3年度になると非常にまたちょっとウイルスについての感染対策での理解とかが出て、子供の支援がやりやすくなった。
また、令和4年度になると、さらにまた、
新型コロナウイルス感染症についての感染のリスクはあるけど、不安であったり怖さという恐怖がなくなってきたところも大きく影響してるかなと思ってます。
また、学校としても子供としてもボランティアに頼りながらよりきめ細やかな学習に取り組めるいうことで、ボランティアの方もやりがいを感じてやっていただいているということは聞いております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○宮宅良委員 事項別明細書114ページ、事業番号0001295学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業でお聞きします。
GIGAスクールの部分になるとは思うんですけども、決算成果報告書347ページの中では、指導者の側に少し課題はあるかないうことで評価されてるんですけども、通信に関する地域BWAについては課題はなかったんでしょうか。
○岡本
教育推進チームリーダー 通信環境につきましては問題がないということはなく、問題はございます。既にお聞きになられてるかもしれませんが、LTEという端末で整備はしたわけなんですけれども、電波状況が当初想定した数値ほど全然出ていないという状況がございます。それにつきましては、播磨町だけでの問題ではなく、全国的な問題ではあります。
また、2市2町が同じメーカーのLTE端末を使ってますので、特に2市2町についても同じ状況が出ておりまして、ただいま、まだ表にはなってないんですけれども、光回線有線での電波状況の増強を計画をしております。まだ細かいところも整っておりませんので、まだ詳しいところは、詳細はまだなんですけれども、そういう構想を持っております。
○宮宅良委員 まさに僕もそこ課題だなと思っているところでして、一般質問での移動通信だけじゃなくて固定通信の利用についても、トラフィックの問題がありますので、重要かなと思ったんですけど、そういうことを検討されてるいうことでよろしいんですね。
○西野学校教育統括 今後、国も来年度から英語、また算数、数学もデジタル教科書というとこあります。そのデジタル教科書の導入に当たっては、さらに高速の回線が必要であるということも聞いておりますので、それについても今から検証していくということで、今検討しているところです。
○宮宅良委員 検証されるときに、1ギガとか10ギガとか通信速度が有線の場合出てますけども、それとは別にping、ピングという値があって、これが通信速度とは別に、応答速度というのがあるんですけど、これについてもGIGAスクールで双方間での通信をする場合、重要になってくる値になりますので、それも含めて検証いただけたらなと思うんですけど、いかがでしょうか。
○西野学校教育統括 それも含めて、またダウンロードするときに、一時的に教室の中で、全ての人が外に出てダウンロードするんじゃなくて、ダウンロードした内容をある程度ストックしたものに行って、そこから取り出すという方法も聞いております。
あらゆる可能性いうことで、先行してやっている自治体もありますし、学校もありますので、その辺の状況も視察をしながら、また情報共有しながら、播磨町でよりよい環境を作っていきたいと考えております。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか、関連で。
○大北良子副委員長 関連で質問いたします。
3、活動指標のタブレット端末の整備状況ということで、昨年とかにタブレットを整備してから、持ち帰ったりするときってあったり、例えば子供が、児童、落としてしまったりとかいうとこで、保険ですね、そういうのを保護者の方に入っていただくのかいうような質疑とかいろいろあったんですけれども、保険に関してはいろいろな家庭状況もあると思うんです。
その後はどのような形になったんでしょうか、タブレット端末に対する保険というのは。破損だったり、修理の場合の。
○岡本
教育推進チームリーダー そのときの質問、私もちょっとそこは覚えてないんですけれども、自治体によっては自治体が保険を加入してるところがある、もしくは各個人で入っていただいてるという、様々な方法があるんですけれども、我々としましては、保険は入らず、個人が入る分につきましては任意ということで考えております。
保険入る入らないというところで参考にしてますのは、保険入った場合でどのぐらいかかる、それがもし保険入らなければ修理代がどのぐらい想定されるというところで、我々としましては保険入らずに修理代を払っていくほうが、現時点では安くつくという想定でおりますので、現時点では保険に加入ということは考えておりません。
○大北良子副委員長 保険でしたら、御家庭の経済状況いろいろあると思うので、そういった質問があったので、どうなったのかなと思って聞いたわけなんですけれども、これでタブレット端末持って移動したりとか、今持ち帰りをしたりしてないのかいう状態なんですけど、令和3年度で、令和2年度も整備していく中で、故障であったり不具合であったりしたのは、いろいろ低学年が多いのかなとか思ってるんですけど、そのあたりの状況はどんな感じで、例えば落としてしまったり、どんな感じだったんでしょうか。
○岡本
教育推進チームリーダー 故障の内容ということでよろしいでしょうか。
実際我々のところに報告が来るのは、修理をしないといけないときにしか学校からは連絡が来ないんですが、いろいろ話を聞いてますと、修理はしないけれども落としてしまうということは多々あると聞いております。その学年まではこちらも把握はしてないんですけれども、落としたりするのはしょっちゅうあると聞いております。
あと、今年につきましては6月までは自然故障については1年保証がございましたので、それを含めての話なんですが、昨年導入から今現在調査が来てますので、たまたま数字が分かったんですが、約、7月末で120件ほど業者に修理で依頼しております。その120件のうち全てが修理代を払ったわけではなくて、向こうの不具合であったりとかそういったことがありますので、修理に出した件数としては約120件ございます。
○大北良子副委員長 件数聞きまして、それから先ほどもあったんですけど、ネットモラルについては環境施設とかの中であれなんですけど、どんな感じで今は指導だったりはされていっているんでしょうか。
○西野学校教育統括 当然、担任が行う場合もありますが、年に一度は外部講師を呼んで、最新の状況、また警察のサイバーの関係の担当者に来ていただいて、その都度、学校の状況によって学年であったり学校全体であったりいうことで、指導をしていただいてます。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○神吉史久委員 同じく事項別明細書114ページ、事業番号0001304学習指導員配置事業についてお伺いします。決算成果報告書348ページです。
決算成果報告書によると、
新型コロナウイルス感染症の影響による児童生徒の授業補充等の支援にということで、この事業されてるってことなんですけども、例えばコロナ禍でも、学年だったりとか学級単位で閉鎖になってるケースと、個人個人で1週間2週間というような形の自宅待機されてるようなケースとあると思うんです。そのあたりどのような形でこの事業を活用されてるのか、まず確認いたします。
○西野学校教育統括 学校にお任せしてるんですが、こちらの方針としては、今神吉委員が言われたような学級閉鎖の後、また学校を来れなかった児童生徒に対して、その遅れ、また、不安感を取り除くために配置を中心的にしております。
それだけではなくて、日頃から少し学習に不安があったり、それともう一つ今、先ほど質問あったICTで、そういったところに苦手感を持っているクラスの担任のところにつけたり、また、苦手な生徒につけたりいうことで、少しコロナ禍ではありますが、幅広く運用はさせていただいております。
○神吉史久委員 例えば学級閉鎖だったりとか学年閉鎖という形で、みんな一緒に一定に止まってるんやったらまたみんな一緒に学び直していけばいいので、そこは十分にふだんの授業の中でも十分に対応していけるのかなと思うんですけども、一方で、自分自身が
新型コロナウイルス感染症やったりとか濃厚接触者になってしまって1週間なり2週間授業を休んでいるとなると、特に私なんか数学とか算数とか、一つ一つ積み上げていかなければいけないような科目、全ての科目重要なんですけども、特に一度つまずいてしまうと、もうそこから先の全てがつまずいてしまうような科目については、授業とは別の時間を使ってでも、そこはしっかりとケアしてあげないと、なかなか次に進んでいかないのかなというところを危惧するんですけども、そのあたりどのような対応ができているのか確認いたします。
○西野学校教育統括 私が聞いているのは、組織的にというのはなかなか難しいんですけど、保護者であり本人がちょっと困り感があったときに、先生ここ分かりにくかったいうことで、放課後担任が個々に教えてるいうことは聞いてます。私も学校行ったときに、そういった生徒が質問に来て、先生が対応していることも目にしますので、各学校ではそういった対応をしていると認識しております。
○神吉史久委員 先生優しいですから、放課後なり自分から言いに行ける子に対しては、恐らくそういった形で対応してくれてるとは思うんですけども、そうじゃなくてこういった事業でやっているわけなんですから、まずはそういった子供たちに対するケアをまず学校側からしっかりとしていただくということと、あとは決算成果報告書ですと、定着を図ることができたと、100点の事業内容ができたようなふうに感じてしまうんですね。
それが実際そうなんであったらそれは全然それでいいんですけども、我々議会として、ここはもう、もしもこれの予算で足りなくて、実はもっと予算あったらもっとできたんだということがあるんであれば、別に今それを表明してくれというわけじゃないんですけども、そこはそういった、足りてなければ当然ここは予算増やさなければいけないというところを、また審議するのもこの決算特別委員会の大きな役割ですので、そのあたりも含めて、この事業のやり方、この配置事業においての学習支援のやり方をもう一度また検討していただけたらなと思うんですけども、いかがでしょうか。
○西野学校教育統括 実は、国・県の補助事業から始まってますが、先ほど質問にありましたサポートチーム播磨に入れながら、総括としてそういった機能を持たせたいなと考えてます。
また、これには地域の教育力の向上であったり、地域の人材発掘という意味合いも含めておりますので、ぜひ活用をしたいと思います。決算成果報告書は、こちらのほうも学校の意見を聞いています。この派遣したところに関しては、非常に定着をいうことがありますが、今神吉委員が言われたような、学校全体でもう少し把握しながら、過不足についてはしっかりと見ていきたいと思います。ありがとうございました。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「質疑なし」と認めます。
これで、学校教育グループの所管分についての質疑を終わります。御苦労さまでした。
しばらくの間休憩します。
休憩 午後3時19分
…………………………………
再開 午後3時39分
○松下嘉城委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、生涯学習グループの所管分についての補足説明を求めます。
○山口理事 それでは生涯学習グループ・郷土資料館が所管いたします主な事業について補足説明いたします。
歳出から説明いたします。
事項別明細書の127、128ページをお願いいたします。
10款教育費、5項社会教育費、1目社会教育総務費、事業番号0000471社会教育委員設置事業は、社会教育法第15条に基づき設置する社会教育委員及び委員会の運営に係る経費です。1節報酬は、社会教育委員の関連出張に係る報酬と、社会教育委員報酬になります。
事業番号0000472社会教育推進委員設置事業、7節報償費は、地域における社会教育の推進を図るため、研修会の開催に係る講師謝礼と委員謝金です。令和3年度は
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1回の開催となりました。
事業番号0000476ふれあい活動推進事業、18節負担金補助及び交付金、249連合婦人会補助金は、各種の奉仕活動や学習活動、福祉活動を推進する播磨町連合婦人会を支援する補助金です。
事業番号0000477青少年育成事業は、青少年の健全育成のため、青少年問題協議会の開催や啓発、青少年関係団体への支援を行うものです。10節需用費は、青少年健全育成啓発物品の購入に要した経費です。18節負担金補助及び交付金は、青少年育成活動を推進する子ども会育成連絡協議会及びガールスカウトを支援する補助金です。
事業番号0000479成人式開催事業は1月9日に開催した令和4年成人式に係る経費です。10節需用費は、記念品等の購入に要した費用となります。
事業番号0000480文化行事開催事業、18節負担金補助及び交付金は、菊花展の開催や、文化協会等の運営を支援し、住民の芸術文化への理解と関心を高め、芸術文化活動の推進を図るものです。
129ページ、130ページをお願いいたします。
事業番号0000482体育レクリエーション推進事業は、スポーツ推進委員を設置するなど、スポーツレクリエーションの推進に要した経費となります。18節負担金補助及び交付金は、体育協会への運営補助金やロードレース大会の中止等に係る必要経費に対する補助金になります。
事業番号0000483学校開放管理運営事業、18節委託料182学校開放管理運営委託料は、学校施設の一般開放に係る運営事務を委託するものです。13節使用料及び賃借料は、AED4台のリース料で、主に学校施設等を利用して、練習や大会などを行う場合に貸出しを行っています。
事業番号0001105生涯学習推進計画策定事業、7節報償費は、第3次生涯学習推進計画を策定するに当たり、計画策定委員会の委員報酬、12節委託料001生涯学習推進計画策定業務委託料は、新たな第3次播磨町生涯学習推進計画の策定に係る委託料でございます。
事業番号0001195地域の教育力向上事業、7節報償費は、地域の教育力向上事業運営委員会の委員の謝金及び放課後子ども教室指導員等の謝金です。
事業番号0001286東京パラリンピック採火式開催事業は、8月12日に雨天のため、県立考古博物館の軒下において開催した、東京2020パラリンピック採火式における運営に係る経費となります。
2目公民館費、事業番号0000489公民館管理運営事業の11節役務費は、中央公民館の火災保険料でございます。12節委託料の001特殊建築物定期報告委託料は、建築基準法に基づき既設の防火扉に係る定期報告に係る委託料であります。667中央公民館管理運営委託料は、指定管理者であるNPO法人まちづくりサポートはりまへの指定管理料でございます。
事業番号0000491コミュニティセンター管理運営事業、131、132ページをお願いいたします。
10節需用費の主な支出内容は、野添コミュニティセンターの町道に面した擁壁の劣化部分の補修を実施した修繕費でございます。12節委託料は、指定管理者である各コミュニティ委員会の指定管理料となっております。14節工事請負費は、東部コミュニティセンター2階の会議室内の照明器具をLEDに改修した費用となります。18節負担金補助及び交付金259コミュニティ委員会活動補助金は、各コミュニティ委員会の活動費を補助するものでございます。
事業番号0070012東部コミュニティセンター整備事業、12節委託料001東部コミセン基本構想作成業務委託料は、建築から約45年が経過し、老朽化が進行していることから、代替施設の整備について検討作業を実施したもので、整備方針、施設の機能、構造規模及び周囲の整備等を含めた基本構想を作成した費用です。
事業番号0070021野添コミセン改修事業は、建築から約43年が経過し、外壁、屋根、駐車場の舗装等の著しい老朽化が見られる野添コミュニティセンター外壁等改修工事を実施しました。12節委託料003監理委託料は、この改修工事に係る監理業務を委託したものです。14節工事費は、この改修工事に要した工事費です。
続きまして、3目人権教育費、事業番号0000505人権教育啓発事業は、あらゆる差別の解消に向け、住民主体の啓発活動への支援や啓発資料の作成、講演会など啓発事業を行うものです。しかしながら、令和3年度は
新型コロナウイルス感染症の影響から、研修会や映画会は中止となりました。
令和3年度は、令和2年度に引き続き、感染症対策の最前線で奮闘されておられる方々、日常生活を支えるために尽力されている全ての方への深い感謝、人権を貴ぶ私たちの意思を表すありがとうプロジェクトを展開しました。
7節報償費は、人権啓発推進委員、人権啓発資料編集委員等の謝金などとなっております。10節需用費は、人権啓発カレンダーや人権教育のすすめ第51集などの印刷製本費や人権啓発のぼり、人権啓発物品が主な支出となっております。
12節委託料の349講演委託料は、12月5日に開催した、こころふれあう町民のつどい講演会に係るもので、「僕たちにはキラキラする義務などない」という演題で山田ルイ53世氏に御講演いただきました。17節備品購入費は、人権啓発DVD等の購入費です。
18節負担金補助及び交付金553人権啓発活動事業推進補助金は、人権尊重の地域づくり補助金として3自治会に交付しました。事業番号0000507人権教育研究事業、7節報償費は、人権教育推進懇談会委員の謝金です。
12節委託料217播同協委託料は、各コミセン推進委員会への、共に生きようふれあいのまちフォーラム事業の委託料となっております。
事業番号0001162男女共同参画推進事業、10節需用費は、男女共同参画推進啓発物品の購入費用です。
次に、4目文化財保護費、事業番号0000509文化財保護啓発事業は、文化財や歴史資料の適切な管理、展示を行うことにより、郷土の文化への興味や関心、保護意識を高めようとするものです。
12節委託料の221愛宕塚古墳管理委託料、222愛宕塚古墳防除委託料、273愛宕塚古墳剪定委託料は、愛宕塚古墳の管理等に要した経費になります。567文化財発掘調査委託料は、文化財保護法に基づく届出により試掘調査の実施に要した経費になります。14節工事請負費は、老朽化した愛宕塚古墳管理用倉庫の更新に要した経費でございます。
133ページ、134ページをお願いいたします。
事業番号0001312埋蔵文化財管理運営事業、12節委託料001埋蔵文化財包蔵地管理台帳作成委託料は、年々増加する埋蔵文化財包蔵地の紹介や、文化財包蔵地を適正に管理するため、埋蔵文化財包蔵地の調査結果を管理する埋蔵文化財包蔵地管理台帳システムの導入に要した費用になります。
次に、5目図書館費、事業番号0000510図書館管理運営事業は、図書館サービスの充実・向上を図り、施設及び設備を適正に維持管理するための経費、また、指定管理者により図書館の管理運営に要した経費です。12節委託料668図書館管理運営委託料は、指定管理者であるTRC播磨への指定管理料でございます。13節使用料及び賃借料は、図書館情報システムのリース料です。
事業番号0000513図書館改修事業は、更新から約16年が経過し、経年劣化した空調設備の更新を実施したものです。12節委託料003監理委託料は、この改修工事に関する監理業務を委託したものです。14節工事請負費は、空調工事の更新に要した工事費です。
次に、6目資料館費、事業番号0000514郷土資料館管理運営事業は、郷土の歴史などの調査・研究及び充実を図り、資料の展示や体験活動を通じて、広く知識の普及等を行う事業に要する費用です。
事業番号0000515郷土資料館施設維持管理事業は、施設の保安や設備等の維持管理に要するための経費です。
事業番号0000516特別展開催事業は、10月2日から11月21日まで、令和3年度特別展として「梅谷七右衛門清政と播磨町の先覚者たち」を開催いたしました。10節需用費は、展示パネルの作成やポスター等の作成に要した費用です。
事業番号0000517親子文化財教室開催事業、7節報償費は、講師謝金です。10節需用費は、教室における材料等の消耗品等の購入に要した費用です。
135ページ、136ページをお願いいたします。
事業番号0001067郷土資料館改修事業、12節委託料の001設計監理委託料は、郷土資料館トイレ改修工事実施設計書の作成に要した費用です。
その下、003監理業務委託料及び14節工事請負費は、郷土資料館の老朽化した照明機器をLED照明に更新した工事の実施に係るものです。
次に、6項保健体育費、1目体育施設費、事業番号0000521スポーツ施設管理事業は、スポーツ施設のサービスの充実・向上を図り、施設及び設備の適正に維持管理に要するための費用です。10節需用費は、総合体育館大体育室の壁のクラック補修など、各施設の修繕に係るものです。
12節委託料の001設計監理委託料及び14節工事請負費は、総合体育館事務室内の空調設備が老朽化したことによる、更新工事に要した費用です。17節備品購入費は、ランニングマシンの更新に要した費用です。
18節負担金補助及び交付金、756
新型コロナウイルス感染症拡大防止助成金は、国の緊急事態宣言の発令により、4月25日から5月21日までの27日間を臨時休館したことにより、
新型コロナウイルス感染症拡大防止助成金交付要綱に基づき、休業要請期間中における公の施設の維持の維持管理費の負担を軽減するため、指定管理者に交付したものです。
続きまして、歳入の補足説明をいたします。
7ページ、8ページをお願いいたします。
ページ下段、14款使用料及び手数料、1項使用料、6目教育使用料、1節小学校使用料の001学校開放小学校使用料は、4小学校の運動場及び体育館の一般開放の使用料です。
3節社会教育使用料の001中央公民館使用料から005南部コミュニティセンター使用料までは、各施設の研修室やホール等の使用料です。5節中学校使用料の001学校開放中学校使用料は、2中学校の体育館、武道場、テニスコートの使用料です。
19ページ、20ページをお願いいたします。
ページ中ほど、16款県支出金、2項県補助金、7目教育費県補助金、2節社会教育費補助金の010人権啓発事業補助金は、人権啓発に係る事業や啓発資料の作成に対する補助金で、24万8,000円の交付を受けました。
次に、017ひょうご放課後プラン事業補助金は、放課後子ども教室の運営費用に対して補助されるもので、87万9,000円の交付を受けました。
33ページ、34ページをお願いいたします。
ページ上段、21款諸収入、5項2目雑入、171スポーツ振興くじ助成金は、歳出のスポーツ施設管理事業の備品購入費において説明いたしました、ランニングマシンの購入に対して、独立行政法人日本スポーツ振興センターから助成を受けたものです。
以上で、生涯学習グループ・郷土資料館が所管する歳入、歳出の補足説明を終わります。
よろしく御審議賜りますようお願いいたします。
○松下嘉城委員長 補足説明は終わりました。
これから、質疑を行います。
質疑はありませんか。
○岡田千賀子委員 事項別明細書136ページ、事業番号0001067郷土資料館改修事業、決算成果報告書328ページになります。
決算成果報告書の、郷土資料館改修事業の一番下の成果指標等の上から2行目、トイレ改修工事というところがありますよね。ここのところの説明を少しお願いしたいと思います。
○山口理事 こちらの事業の中では2つ工事をしておりまして、一つはLED化ということで、これにつきましては令和3年度に執行しております。もう一つが前年からの繰越し事業というところで、トイレ改修工事というところを実施しております。
これにつきましては、設計監理費と工事費用を持っておりましたが、新型コロナ感染症の拡大で、海外の衛生機器の工場等がロックダウンによって止まってしまったというところで、国内における衛生機器の供給が止まりました。それによりまして入札を2度実施いたしましたが、まず納入期限が分からないというところでの、入札がなかったところと、あと入札は後ほど、もう一つすみません、繰越し事業というところで、まず年度内に工事を終えてしまわなければないというところで、工期につきましては年度内ということが厳守ということがまず一つ、原則としてありました。
まず、売りましたが入札が不調であったというところと、2度目につきましても入札者がありましたが、物品がなかったというところ、供給が止まってしまったというところで、物品の価格が高騰していたというところと、あと建築資材の高騰により、価額的には超過というところで落札者がいなかったというところで、3年度にはトイレ工事については執行できなかったというところになっております。
それからあと設計につきましては、設計と監理ということで行政に委託しておりましたが、それにつきましては監理業務がございませんでしたので、その分につきましては変更によりまして、規約変更いたしております。
以上でございます。
○岡田千賀子委員 令和3年度の成果指標いうことで、2度とも入札が不調に終わったということだったんですけれども、現在の話なんですけども、工事は順調に行っておりますか。
○山口理事 はい、この事業につきましては先ほど申し上げましたように、一度繰越し事業というところで昨年度終わりまして、今年度もう一度計上し直しまして、8月16日から臨時休館をいたしまして、現在工事を実施しております。9月末までに工事を施工完了して、ということで順調に工事は進んでいるところでございます。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 事項別明細書132ページ、事業番号0000505人権教育啓発事業でお聞きします。
昨日なんですけども、住民グループに戸籍謄本等の職分請求が何件あったのかいう質問をしましたところ、1,190件、弁護士、税理士、司法書士、行政書士など、士とつく8士業から1,190件の請求があったということなんですけども、そのうち本人通知制度に基づいて、登録者に本人通知した数が68件、その68件のうち開示請求があったのが19件と聞いております。
これだけ多くの職分上の請求があったということなんですけども、現在本人通知制度の登録者は何名になっているのか、お聞きしたいと思います。
○松下嘉城委員長 藤田委員、生涯学習グループで聞く。
○藤田博委員 住民グループで聞かなあかんのか。
○松下嘉城委員長 うん、これはちょっと生涯学習グループというかこれ、人権教育啓発事業ですからね、なかなか決算成果報告書、質問と内容全然違うんですよ。
○藤田博委員 委員長、それはおかしいんと違う。人権啓発に関わる問題やから、生涯学習グループが関わっていると私は理解してるんですけど。この人権啓発ですからね。
○松下嘉城委員長 人権教育啓発、それ昨日住民グループに聞いて、多分回答もらったと思うんですけど。
○藤田博委員 回答もらってるから、この回答の結果、人権教育に関連されてもらわんとあかんねんからね。
○松下嘉城委員長 本人通知制度は住民グループなんで、これはこの人権教育啓発ですからね、また内容が全然違うと思うんですけど。
○藤田博委員 今まで、住民グループ、あまり本人通知制度の登録啓発にあまり力を入れてるようには私は見てないんです。これまでは人権教育に関わる生涯学習グループが、人権教育の講習会、研修会とか、そういう場でチラシを渡して登録を勧めていたと思うんです。
そういう中で今、聞いてるわけなんですけど。
○佐伯町長 本人通知制度はすみませんけど、住民グループで今担当させていただいてるんです。
ただ今回人権センターの研修も始まっております。その中で本人通知制度の問題もあったと思います。そういったことも各部署でいろんな人権問題ってありますので、その部署その部署できっちりと研修受けていただいて、いつまでも人権問題については各部署で、いつでもこういう問題があるんだなという認識を持ちながら、業務に当たっていただく姿勢はこれからも貫いてまいりたいと思いますので、すみません、本人通知制度は住民グループいうことで御理解お願いいたします。
○松下嘉城委員長 他に質疑はありませんか。
○大北良子副委員長 関連というか、同じところで決算成果報告書が313ページの事業番号0000505人権教育啓発事業のとこで、関連で。
ちょうど活動指標のところの、②コミセンのつどい参加者数というところが、4つのコミュニティセンター、コロナの影響で令和2年度、令和3年度、全て中止になっています。1番のところの映画会も令和2年度、令和3年度中止、講演会も中止になっている中で、人権教育は藤田委員も質疑されたように、重要でありますので、ここはオンラインであるとか、そういった形でこの2年間もありますし、今年度今現在も
新型コロナウイルス感染症の感染者は非常に増えている状態で、これもうずっとやらないという形ではないという形で、令和2年度、令和3年度中止されてるんですけれども、そこはどんな感じのお考えなのかお伺いします。
○山口理事 令和2年度、令和3年度、映画会の中止というところと、講演会につきましては令和2年度だけ中止になってるんですけど、この辺につきましては、実際はしようとして、令和2年度なんかはぎりぎりになって、感染者数が増えてきたというところで、急遽止めたというところがあります。
だから私どもとしては、できる限りはやっていきたいというところで、事業に努めてまいりましたが、
新型コロナウイルス感染症も見えない感染状況というところで、やむを得ず急遽中止したというものが多々ありました。
それからコミセンのつどいにつきましては、令和2年度、令和3年度、本来各コミュニティセンターでこれまで実施しておりましたが、コミュニティセンターの各ホール等の収容人数がいつも限られてて、かなりの方が来られるというところで、本来その地域でやるのが一番いいんですけれども、その感染症におけるガイドライン等によりまして、定員の2分の1等を守れというような通達がありましたので、それにつきましては各コミュニティセンターでの実施は難しいというところで、中央公民館での集合での午前・午後、2コミュニティセンターずつしようじゃないかというところで、計画はこれまでもしてきましたが、これにつきましても昨年度8月末から9月、かなりの感染数が増えたというところで、やむを得ず急遽中止したというところで、致し方なかったなと考えています。
しかしながら、コミセンのつどいにつきましては、今年度は先日開催もできましたし、今後におきましてはガイドラインの緩和というところもありましたので、様々な人権活動の啓発につきましては、実施していきたいと考えております。
○大北良子副委員長 コロナ禍の具合を見ながらいうことなんですけれども、次のページの315ページの、事業番号0001162男女共同参画推進事業についても、講演会は中止、活動指標で中止になっておりまして、ここ数人の委員で話している中でも、人権教育であったり、男女共同参画推進事業は非常に住民にとっても国を挙げてというか、ずっと取り組んでいかないといけないことでありますので、このコミセンのつどいも一度ではなく、いろいろな形を変えながら何度もやっていただいたり、何か本当に専用のこういう、どこか場所とか窓口であるとか、そういったような形でいうことも男女共同参画推進と併せて、そのあたりも令和3年度のことなんですけれども、どんな感じで考えていらっしゃるんでしょうか。
○高嶋
人権推進チームリーダー 令和3年度については、12月9日に第2庁舎で、女性のための働き方セミナーいうことで、ファイナンシャルプランナーの先生を兵庫県の男女共同参画センターの講師派遣に基づいて、実施させていただきました。
あと、講演会なんですけども、1月に企業向けのセミナーを実施する予定でしたけども、協議した結果、コロナ禍の状況で急遽中止させていただきました。
今後はいろいろ、各種セミナーと講演会とも、また実施していく予定です。
○大北良子副委員長 男女共同参画推進の活動指標の、女性就労相談会は、これは年に1回で、令和元年度から1、1、1と続いてるんですけど、これ1回で相談会というのは完結してしまわれているのか、そのあたりはどんな感じでされているのか、お願いします。
○高嶋
人権推進チームリーダー どうしてもコロナ禍で、失業されたりとか収入減によってまた働きに行きたいいう方がおられますので、これについても男女共同参画センターの講師の方を中心に、セミナーを開催させていただいております。
ただ、播磨町では年に1回なんですけども、情報としては明石市、加古川市、あと兵庫県、JR神戸駅のほうにあるんですけども、そちらのほうでいろんな情報については随時、播磨町の事務局に資料が送られてきますので、その旨は住民の方に資料を提供させていただいております。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
○藤田博委員 先ほどの人権教育啓発事業でお聞きしたいと思います。
コロナ禍の影響で、本当に住民の人権啓発いうんですか、一番大きな役割を果たしていると思われる、いきいきフォーラムが全然開催できないような状況になっておりますけども、何事も活動いうのは一旦中断してしまうと、元に戻すのは難しいと思うんですけども、それらについて何か今後の対策を考えられておられますか。
○山口理事 いきいきフォーラムの関係につきましても、昨年度についても開催できませんでした、コロナ禍の関係で。
今年度につきましては、実際去年の事業の、決算特別委員会で申し訳ないんですけど、今年度は開催することができまして、自治会長にも来ていただいております。その中で、活動が止まってしまっていたというところで、これについては誰が悪いではなくて、コロナ禍で自治会内で集まることが難しいというところで、なかなかできなかった。
それから、2年ほど今、現在もう3年目ですか、止まっているところで、こらえていた推進委員たちも、どうしたらいいか、なかなか苦慮するというようなところで、いきいきフォーラムの進め方であったりいうところも、様々今回開催をして御説明させていただきました。その中で、止まっていたものについて、スキルが分からないとか、難しいなというようなお声があったのは確かでございます。
そういうことにつきましては、こちら生涯学習グループの人権推進チームで、その都度御相談いただくなり、そのような形で相談をしていただければ、いろいろ今後についてもノウハウについては御教授したりというところで、と御説明を差し上げたところでございます。
○藤田博委員 本当に2年間まるっきり何も活動してないような状況で、本当にこれまで、いきいきフォーラムの趣旨を理解されずに活動されていたような自治会もあります。自治会活動を通じて、人が集まった機会に話合いの場をもって、互いの良好な人間関係を築いていきましょういうことで、そのいきいきフォーラムは始めてるんですけども、2年間空いて、また各自治会の推進委員も新しい推進委員に代わって、白紙の状態で臨まれる部分もあると思うので、十分なアドバイスをしていってもらいたいと思います。どうでしょうか。
○山口理事 先ほど申し上げましたけれども、今回研修会も数回開きまして、そのような声もございましたので、今後は自治会内で集まる機会等もあると思いますので、これにつきましてはこれまで任意ということで、多くの、たしか8割近くの自治会が実施されていたと記憶しております。
今のところ、この2年間全く止まってしまって、やりたいけど集まれない、みんなと会いたいけれども会えないというこういう期間があったというところで、今後は自治会活動の中が、これからコミュニティ活動が動いていくとは思うんですけど、ウィズコロナというところの中で、私どもも先ほど申し上げましたようにアドバイス等につきましては小まめに、依頼等がありましたらそれについては相談に応じてまいりたいと考えております。
○松下嘉城委員長 よろしいですか。
他に質疑はありませんか。
○岡田千賀子委員 事項別明細書132ページ、事業番号0000509文化財保護啓発事業について伺います。決算成果報告書319ページになっております。
事業概要に、令和3年度は新たに
町指定文化財に1件が指定されたということが記載されております。1件が指定された分というのは、この活動指標を見て、この考古資料のことなんでしょうか、それとも別件なんでしょうか。お願いします。
○井上郷土資料館長 これは大中遺跡と山之上遺跡から出てきた、主に旧石器になります。ですから考古学資料になります。
○岡田千賀子委員 2回目になっちゃうんですけど、令和3年度に新たに
町指定文化財に1件が指定されたという、これでよろしいんですか、これは記載されてあるという理解ですね。これですね。
○山口理事 1件が指定されたというものにつきましては、こちらの活動指標にあります、考古資料、大中遺跡・山之上遺跡採取品195点が、この1件ということで記載させていただいております。
○岡田千賀子委員 すみません、1件、2件いうそういう意味かと思ってまして、この1件が令和3年度に指定されたということなんですけれども、この指定されたものについては一般公開であるとか、資料の作成であるとか、そのような形は取られるんでしょうか。
○井上郷土資料館長 令和4年4月に企画展をして2か月ほど展示していますし、またそのときに皆さん方に説明とかさせてもらっています。
また、ホームページにも載せています。もちろん広報はりまでも紹介しています。
○松下嘉城委員長 他に関連はありませんか。
他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「質疑なし」と認めます。
これで、生涯学習グループの所管分についての質疑を終わります。御苦労さまでした。
しばらくの間休憩します。
休憩 午後4時18分
…………………………………
再開 午後4時20分
○松下嘉城委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
これで、認定第1号「令和3年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件」から認定第5号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」及び議案第67号「令和3年度播磨町水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」及び議案第68号「令和3年度播磨町下水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」までの7件の決算認定等に係る補足説明及び質疑を終わります。
なお、討論、採決については、個々の議案ごとに行います。
~認定第1号 討論・採決~
○松下嘉城委員長 これから認定第1号「令和3年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから認定第1号「令和3年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
この決算を「認定すべきもの」と決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○松下嘉城委員長 挙手全員です。
したがって、認定第1号「令和3年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。
~認定第2号 討論・採決~
○松下嘉城委員長 これから認定第2号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから認定第2号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
この決算を「認定すべきもの」と決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○松下嘉城委員長 挙手全員です。
したがって、認定第2号「令和3年度播磨町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。
~認定第3号 討論・採決~
○松下嘉城委員長 これから認定第3号「令和3年度播磨町財産区
特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから認定第3号「令和3年度播磨町財産区
特別会計歳入歳出決算認定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
この決算を「認定すべきもの」と決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○松下嘉城委員長 挙手全員です。
したがって、認定第3号「令和3年度播磨町財産区
特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。
~認定第4号 討論・採決~
○松下嘉城委員長 これから認定第4号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから認定第4号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
この決算を「認定すべきもの」と決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○松下嘉城委員長 挙手全員です。
したがって、認定第4号「令和3年度播磨町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。
~認定第5号 討論・採決~
○松下嘉城委員長 これから認定第5号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから認定第5号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
この決算を「認定すべきもの」と決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 多 数)
○松下嘉城委員長 挙手多数です。
したがって、認定第5号「令和3年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件」については、「認定すべきもの」と決定しました。
~議案第67号 討論・採決~
○松下嘉城委員長 これから議案第67号「令和3年度播磨町水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第67号「令和3年度播磨町水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第67号「令和3年度播磨町水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」を原案のとおり「可決及び認定すべきもの」と決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○松下嘉城委員長 挙手全員です。
したがって、議案第67号「令和3年度播磨町水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」については、原案のとおり「可決及び認定すべきもの」と決定しました。
~議案第68号 討論・採決~
○松下嘉城委員長 これから議案第68号「令和3年度播磨町下水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」について、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○松下嘉城委員長 「討論なし」と認めます。
これで討論を終わります。
これから議案第68号「令和3年度播磨町下水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」を採決します。
この採決は挙手によって行います。
議案第68号「令和3年度播磨町下水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」を原案のとおり「可決及び認定すべきもの」と決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○松下嘉城委員長 挙手全員です。
したがって、議案第68号「令和3年度播磨町下水道事業会計利益の処分及び決算認定の件」については、原案のとおり「可決及び認定すべきもの」と決定しました。
~閉 会~
○松下嘉城委員長 以上で、当委員会に付託されました案件の審査は全て終了しました。
公私何かとお忙しい中を3日間にわたり、長時間、終始熱心に審査いただきまして誠にありがとうございました。委員長として至らなかった点も多々あったと存じますが、皆様方の御協力のおかげをもちまして無事終わることができました。ここに深く感謝を申し上げる次第であります。
なお、この間、町長をはじめ町当局各位におかれましては、常に真摯な態度をもって協力されました御苦労に対し、深く敬意を表するとともに、その過程で述べられました委員各位の意に特に考慮をお願いしますとともに、今後の町政執行の上に十分反映されますよう要望する次第であります。
これで、本日の会議を閉じます。
以上をもちまして、決算特別委員会を閉会します。皆さん御苦労さまでした。
閉会 午後4時30分
(写) 本委員会会議録として証明する
令和4年9月13日
播 磨 町 議 会
令和3年度決算特別委員会委員長
松下嘉城...