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令和元年12月定例会(第3日12月11日)

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  1. 播磨町議会 2019-12-11
    令和元年12月定例会(第3日12月11日)


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    令和元年12月定例会(第3日12月11日)             令和元年12月播磨町議会定例会会議録                            令和元年12月11日開設   1.議 事 日 程     第 1 一般質問 1.会議に付した事件     日程第 1 一般質問 1.会議に出席した議員(14名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 河 野 照 代 議員      10番 神 吉 史 久 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員      14番 藤 田   博 議員 1.会議に欠席した議員    な  し
    1.会議に出席した説明員(19名)           清 水 ひろ子    町長           三 村 隆 史    副町長           横 田   一    教育長           岡 本 浩 一    理事           浅 原 俊 也    理事           尾  直 美    理事           喜 多   朗    理事           武 田 健 二    理事           高 砂 幸 伸    会計管理者           松 本 弘 毅    企画統括           日 野 統 内    危機管理統括           本 江 研 一    総務統括           浅 原 浩一郎    保険年金統括           藤 原 秀 樹    福祉統括           上 田 淳 子    すこやか環境統括           竹 内 彦 智    都市計画統括           高 見 竜 平    土木統括           堀 江 昌 伸    教育総務統括           西 田 恭 一    生涯学習統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           山 口   智    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査                 開会 午前9時59分 ………………………………… ◎開     議 ………………………………… ○議長(神吉史久君)  おはようございます。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………… ◎日程第1 一般質問 …………………………… ○議長(神吉史久君)  日程第1、昨日に引き続き、「一般質問」を行います。  日本共産党松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  おはようございます。  今から一般質問させていただくんですけど、ちょっと鼻声とお聞き苦しいところがあると思いますけどもご理解よろしくお願いいたします。  では早速、通告に従いまして一般質問を行います。  まず初めに、ごみステーション設置・管理について。  (1)ごみステーション設置・管理についての意見に対応を  ①路上にごみがはみ出している。この状態は通行上問題であり、美観を損ねると感じる住民がいます。その方が町にいろいろ提案(工作物など)もしましたが、何かと理由を言われ現状のままであります。何とか改善することができないかというご意見が前回行いました議会報告会でありました。それで(例)のところに書いていますが、横浜市集積場所快善隊の取り組みをご紹介いたします。  ②新しくごみステーションを設置するにも自治会任せになっている。町の役割はどのように考えているのか。  ③「播磨町まちをきれいする条例」における、町としての役割はどのようなものか。  ④町内のごみステーションは何カ所あるのでしょうか。ごみの積み残しや粗大ごみのステーションへの不法投棄などに気がついても場所の説明が難しかったりします。ごみステーションに番号などがあれば連絡しやすいと思いますが、見解は。  ⑤ごみステーションの使いやすさ、維持・管理上どのような形、方向性を目指しているのですか。  2.ごみ中継基地について  このたび、突然にごみ中継施設についての説明がありました。中継施設の必要性については、平成22年11月と12月のごみ処理広域化について全員協議会で質疑として出されていました。その後、平成25年12月の定例会で、私の一般質問に際し尋ねたところ、11月に直接搬入した持ち込み量ではありましたが、住民からの直接搬入の1カ月分が町の収集量とほとんど変わらなかったと聞いております。また、平成26年12月定例会の奥田議員の一般質問への答弁でも、中継基地を設けて実施したいと答えています。  しかしその後、令和元年5月15日開催の全員協議会、令和元年11月11日開催の厚生教育常任委員会で説明を受けたのみです。その直後に発行された、広報はりま令和元年12月号の掲載内容を見ると、今後の予定として、令和元年度は建設予定地の測量、地質調査など中継施設建設に係る準備となっています。残すところ4カ月です。これまで説明が不十分と思います。コンパクタ・コンテナ方式ダストドラム方式かによっても費用が違います。議会として納得のいく説明を受けたと思えません。  住民のごみ持ち込みが多くあった中で、高砂市まで持っていくのは住民サービスの低下になる。また高効率ごみ発電施設の導入促進に伴い、発電効率の観点から施設の大型化、集約化が有効とされ進められています。そのため、さらなるごみ処理の広域化が必要となり、ごみの長距離輸送に起因する問題の発生が予想され、その問題解決には、ごみ中継施設の導入が有効と考えられています。住民の要望でもあり、広域化の問題を解決するためにも、ごみ中継施設は必要な施設と考えています。しかし、十分検討された結果かどうか判断しかねます。  以上のことから質問いたします。  ①現施設を改修利用すること、また稲美町とともにできないかなど、しっかり検討されたのか疑問に思っています。どこに相談したのか説明を求めます。  ②2町で運営している加古郡衛生事務組合として、紙、ビン、プラスチック、缶、ペットボトルの資源ごみや粗大ごみの取り扱いについてはどう考えているのか。  ③コンパクタ・コンテナ方式ダストドラム方式のどちらが本町にとって適切かの判断は。  ④今からでも遅くはないと思います。専門家も交えた十分な検討をする組織を設置する考えはありますか。  3.第14回平和と文化のつどい後援について  第14回平和と文化のつどいは、2006年(平成18年)から毎年、日本国憲法が公布された11月3日を記念して開催されている第14回目のつどいです。  日本国憲法は国民の暮らしの中に生きています。日本国憲法第99条には、天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ、とあります。その国会議員である一国の首相が変えようとしている日本国憲法の内容について知る機会は、ほとんどない現状です。日本の最高法規、日本国憲法について、国民は知り、学ぶ必要があります。それを応援するのが自治体ではないでしょうか。播磨町でも生涯学習グループとして、住民の多様な学習を支援しています。その形が後援と考えます。  ①後援しなかった理由は何なのかお聞きいたします。  以上です。 ○議長(神吉史久君)  答弁、尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  おはようございます。  それでは、日本共産党松岡光子議員の1点目のご質問、ごみステーション設置・管理についてお答えいたします。  (1)ごみステーション設置・管理についての意見に対応を、の①②についてですが、ごみステーションの設置及び管理に関しては、基本的に自治会にお願いしているところです。  町としては、設置に係る経費の一部を助成しており、その交付申請に当たっての事前協議の際に自治会の意向などをお伺いしながら助言や提案を行っております。管理につきましても自治会からのご相談に応じております。  ③についてですが、当該条例は町の環境美化を促進するため必要な事項を定めるもので、町、住民、事業者、土地所有者などの責務がそれぞれ定められております。その中で町の責務は必要な施策を策定し、実施するものとされており、さまざまな施策を実施しているところです。  ④についてですが、町内のごみステーションは約400カ所でございます。  ごみステーションの番号制については、ごみステーションの管理方策の一つとして今後の参考にさせていただきます。  ⑤ごみステーションの維持管理については、自治会の取り組みを支援しながら生活環境の向上に努めたいと考えています。  続いて、2点目のご質問、ごみ中継基地についてお答えいたします。  ①現在のごみ焼却場の改修利用については、広域ごみ処理開始まで現在の施設を稼働させる必要があることから、工期を設定することが不可能です。また、施工業者選定に向けた準備のため調査等を行っているところですが、施設の構造的な問題、さらに躯体の荷重調査の必要性が指摘されています。加えて、今後見込まれる改修費用などを考慮し、利用を断念したところでございます。  なお、稲美町との共同運営等につきましては、稲美町の運搬方針が示されていないため、詳細な協議はできておりません。  ②についてですが、現状のまま継続できるよう協議を行ってまいります。  ③についてですが、ごみの貯留量や排出頻度等の計画によっても選択する方式が変わってまいります。今後、施工業者を選定するに当たり、経済的な観点と環境への影響など、比較検討し決定したいと考えています。  ④についてですが、ごみ処理の広域化において播磨町が直面する課題は、収集運搬業務サービス維持のための方策でした。そのために現状調査を行い、比較検討した結果、中継施設の建設を選択したところでございます。中継施設の方式の選択については、専門家を含めて今後検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  3点目のご質問、第14回「平和と文化のつどい」後援についてお答えいたします。  ①についてですが、申請書に添付されているパンフレットのうち、一部の箇所が播磨町後援名義の使用承認に関する要綱第2条第2項第3号の特定の政治団体等を宣伝する意図があるに該当すると認められるため、不承認としたものであります。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員の再質問を許します。  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  最初のごみステーション設置・管理についてですけども、多分調べていただいたと思うんですが、横浜市の取り組み、集積場所快善隊という。私、例としてきっちり書いておきましたので、どういう取り組みをしているかということはご存じだと思うんですけれども、播磨町は400カ所です、ごみステーションの数は。横浜市は6万6,000カ所あるらしいんですね。それでも横浜市は平成22年から集積場所について地域外からの無分別のことやら、ごみの散乱やいうことで、ごみの持ち込みなど地域だけでは解決することが難しい状況とちゃんと理解されておって、その上で集積場所の改善相談窓口を設置され、その相談に来られた方に対して集積場所快善隊の派遣をされているんですね。それは相談のあった地域へ出向き、それぞれ地域の状況に応じた改善方法を提案するとともに、ちゃんと市が提案しているんですね。地域の方々と相談しながらという。  ここがね、播磨町の場合は自治会に、もちろん任せているといえばそれで終わりなんかもしれませんけれども、でもどこの自治体でも自治会の人たちはこういう悩みを持っているんですよ。そこでこういう組織をつくって相談窓口をつくってね、その改善のために努力されているというのを私知ってね、播磨町にもしてほしいな、こういう取り組みをと思って今回取り上げたんですけども、そういう点についていかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今、松岡議員から横浜市の取り組みをご紹介いただきましたけれども、まさにご紹介いただいた内容のことについて、現在すこやか環境グループの担当職員が行っていると思っております。  ただ、名称を快善隊とはつけておりませんけれども、やっていることは同じだと思っております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員
    ○2番(松岡光子君)(登壇)  ちょっとそれぞれの取り方が違うと思いますけれども、そういう中でも住民の方は改善することができないかと相談しても、何かとできない理由をおっしゃってできないということというのは、その内容が不十分であるという言い方もできると思うんですね。それとある意味、相談があれば改善方法を提案しているということでね、この取り組みについての資料を見れば、折り畳み式のネットボックスとかそういうものをしています。実際にこの前も最近カラスというのは余りないように思っていますが、地域によってはね、衛生委員じゃない人が自主的に見守りいうのか、そこも監視もしてね、皆さんにマナーを守っていただくような取り組みもされているんですよね。そういう方だからこそ、いろんな意味で感じることが多いと思うんですね。それをやっぱり真摯に。私やっていないとは言ってません。職員もやっているとは思いますけれども、満足度といいますか、やってもらった、相談のってもらった、そういう満足度がないということに対してね、もうちょっと何か施策がないのか、そういうことを考えてもらえたらなと思うんですが。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  現在でもご相談いただきましたら助言も行っておりますし、提案も行っております。  ただ、全ての要望がお答えできるかどうかというところはですね、何も誠意がないからできていないわけではなく、法令上の規制があったり物理的にどうしても解決できないというところが、そういうところでご要望どおりにいかないケースはあろうかと思いますけれども、決して職員が手を抜いてそういう結果になっているということではないと思います。ご要望に関して100%お答えできることがもしできなかったとしましたら、それは何か別の理由があると思っております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  具体例も聞きたいんですけど、また直接窓口に行って聞かせていただくこととして、播磨町まちをきれいにする条例についてはね、町としての役割としては必要な施策はしているというようなことなんですけども、必要な施策というのはどんなことをされているのでしょうか。行政としては環境美化の推進に関して必要な施策を実施すると書かれているんですけれども、その具体的なことについて。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  今までも予算特別委員会なり決算特別委員会なりで、すこやか環境グループの環境に関することというのはいろいろご説明もさせていただいておりますので、そういうことなんですけれども、ここで一つずつ申し上げるということは必要ないかなと思っております。  それと今、松岡議員おっしゃっている播磨町まちをきれいにする条例なんですけれども、制定の目的といいますのが、私は行政だけでなくですね、住民の方も事業者の方も、それぞれがそれぞれの役割を果たしながら播磨町をきれいにしようという、そういう目的で制定されていると認識しておりますので、その中で播磨町に課せられた責務というのですかね、役割というのは果たしてきていると思っております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  どう言うんですかね、横浜市のあれを出しますけども、やっぱり住民が一緒になって地域の方々と分別が徹底されていないとか、分別の分とかがあるということに対しては職員が出向いて早朝啓発や分別に対するごみの開封調査などを徹底して実施されていると。こういうことについては住民がしてたら、いろんな方からあの人そんな権利あるのかとかいうことにもなりますのでね。そこでやっぱり職員の役割というのがあるかと思うんですね。  そういう意味で私はやっているとは思うんですよ。でも、こういう意識づけ、窓口がある、そういう快善隊を組織する形があることで意識や行動も変わってくると思うんですね。で提案しているんですけれども、いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  横浜市の場合、先ほど松岡議員おっしゃったように、6万6,000カ所もあって、逆にですね、私は行政の手が行き届かないからこそ、そういう新たな名前をつけてそういう取り組みをされているのかなと思います。  播磨町に当たっては、コンパクトな町で400カ所のごみステーションに関しては職員が十分ご相談を受けながら、現地にも行っておりますし、ただですね、やはり職員が直接管理に関して携わる必要はないかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  また平行線になるので、これはこの点で終わります。  次、ごみ中継基地について移ります。  本文でも言いましたが、それプラス令和元年5月15日の全員協議会で元年6月4日の定例会の一般会計補正予算、その中で中継施設整備基本計画作成支援等業務委託料として3,223万円が計上されました。その中でも各議員それぞれ質疑もいたしましたけれども、なかなか本会議で十分に尽くせたとはいえなかったんです。  しかし、私たちは中継施設は必要やし、基本計画作成を支援、事業なのでそれは委託してよそにしてもらわんないうことで賛成はしましたけれども、この基本計画作成支援についてはどこまでというんか、この中では今のごみ処理場の敷地内に中継施設を今のごみ焼却場とは別に建てるいうようなことがあったんですけれども、その辺のことがもう一つ。ただそれだけで本当にわかってないんですね、それ以上のことが何も。どういう規模でどれ辺のものかというのも全然わからないままにね、このまま進めていっていいのかなという疑問を感じているんですよ。だからそういう意味でね、きちっとした説明を求めたいんですけれども、今回は収集運搬の方策だけで、こういう5月15日の全員協議会の中に示されたいうことですけれども、この中でも審議が不十分だったという思いがあるので、今後もう少しきちっとした資料、今の敷地がどれくらいあって、土地があって、どれくらいの規模の建物を建てるかとか、そういうことについては、いつ私たちに知らせていただけるのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  中継施設の建設時期につきましては、審議が不十分だったとおっしゃっていますけれども、こちらとしては途中で審議を打ち切ったという記憶もございませんので、ご説明はできていたかなと思ったんですけれども。  今その中継施設の規模とかですね、そういうことに関して決めるために委託料を補正予算で計上させていただいて、今現在委託でそこら辺りをやっておりますので、今現在のところお示しできるものはないというところです。  その委託業務が年内、1月あたまにはある程度の形が出てくると思いますので、今後のスケジュールにつきましても11月の委員会でご説明させていただいたと思うんですけれども、今年度中に建設のほうですね、実際に施工する業者について公募していきたいと思っておりますので、その辺りまでにはご説明できるかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  この委託、総合コンサルに多分されていると思うんですけど、そこはそういう中継基地について専門的にいろいろよくご存じで、そして播磨町の土地、スペースの中でとか、さっき私が言いました現施設を改修利用するということについても検討はしていただいているのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そういう業務を委託しておりますので。はい、検討しております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  じゃあ今後、そういう検討した内容をきちっとね、資料として議会に提出していただきたいと思うのですが、それはお願いできますか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  現在までもお出しするべき資料というんですかね、出してきているつもりですけれども、必要であればその辺りはお示しできるものはお示ししたいと思います。  ただ、コンパクタ方式にするか、それからドラム式にするかも含めてですね、今回は施工業者の選定に当たってそういう提案を受けて、その提案の中で方式なども決定していきたいと思っておりますので、お示しできるとしましても、松岡議員が思っていらっしゃる詳細なところというのが業者選定の段階で決まるというところをご承知いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  先ほどね、今後、専門家も交えたそういう組織を設置するとはおっしゃらなかったんですけど、そういう交えた検討をしていくということだったんですけれども、私ね、今まで町のやり方をある程度信用、今もある程度というか信用しているんですね、間違ったことは余りしないという。  だけどね、たまたまね、私生駒市と田原間戸町の中継施設、リレーセンターを見にご一緒しましたよね。そのときにいろいろ調べていたらね、広陵町というところがヒットしてきたんですね、ネットで。そこは事情もね、それぞれ違いますけれども、多分ご存じやと思いますけどね、ここではそういう町民会議というのを今まで平成25年11月に第1回開催されてから、この11月18日に第24回目が持たれるということと、審議の内容が全部ネットで上がってるんですよね。その中でね、会議も副町長を初め、22名なんです、検討委員が。この中に学識経験者3名、衛生工学や建設環境技術士応用地質学地球物理学、そんなことを蓄えた学識経験者が3名、そして町議会議員が5名、公募8名、区長5名というような内容で本当に審議されているんです。その中でね、文章だけですから書式は見えませんよ、資料というのはね。もらおうかなと思ってんけど取り寄せる機会がなかったんですけども、説明の中で見てたら結構具体的に資料が挙がっているんですよ。なぜ播磨町これできないのという単純な疑問なんですけど、今後こういうことに対してどういう、この中継施設についてね、どういうふうな取り組みで行こうと考えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そういう組織をつくることの取り組みということかと思うんですけれども、播磨町の場合ですね、例えば新たなところにそういう施設をつくるのであればですね、住民の方に大きな影響を与えますので、そういう組織は必要でありますけれども、播磨町におきましては今現在、既にごみの収集それから焼却を行っている施設の敷地の中でごみを貯留する、一旦保管するだけの施設をつくりますので、播磨町としてはできなかったのではなく、必要がなかったと思っております。  今、環境影響調査もやっておりますので、そういうところで説明が必要であれば、当然必要な段階で説明させていただきたいと思います。  今回、広報に紹介させていただきましたのは、今まで住民の皆様にはですね、住民の皆さんへのサービスが変わることはないよというご説明をずっと続けてきた中で、なかなか改めて広域化についてのご紹介ができておりませんでしたので、中継施設を設置する方向で進むということが決まった段階で今回広報などでお知らせしているところです。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  ただね、議会で方式についてまだ明らかになっていない中で何か思わせるような、圧縮してとかいう表現があったので、何かもう既に内々的にはそういう案があるのかなという理解をしたものですから、まだ聞いてないよと。ご一緒にも行ってダストドラム方式のほうかなと思ったら圧縮と書いてるので、コンパクタかなとかね、いろいろな思いをめぐらせたわけです。だからそういうことについても私たち議会としても有効に住民から集めた税金を使うわけですから、環境も考え、また予算、費用も考え、そして後の維持や修理なんかも考えて何がいい方法なんかいうのを考えて、議会も考えていくための資料ですね。多分、行政職の方はそれを考えていらっしゃると今まで思っていたのでね。  でも、こういうのを見ると、いやいや私たちも十分しっかり問うてなかったなという、思いが出てきましたので、今後はそういう立場をきちっと知った上でする必要があるという思いを持ったので、今回質問したんです。  だからまだどっちとも言えないということですので、これ以上聞いてもだめかもわかりませんけど、それ以外に何か見てたら段差落とし込み方式というのもあったんですね。これご存じですか。これは検討に挙がりました。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  先ほど松岡議員から圧縮ありきじゃないかというようなこともありましたけれども、確かに最初の中継施設が要るか要らないかというような検討の中ではですね、コンパクタ方式を想定して試算しております。その中でもコンパクタ方式の施設というほうが金額的にいうと高額になりますので、一番高額な施設をつくったとして、あと直送ですね、パッカー車をたくさん入れてやるのと、いろいろ比較検討する中でですね、それでも広域化にしたメリットというのが十分あるというところを踏まえた上で、その方式で一旦は想定して中継施設を設置するということに決めております。  今の敷地の形状とかから考えると、落とし込みというのは、多分また新たにつくってということやと思うんですけれども、いろいろな方式の中で想定としてはコンパクタ方式で試算して、広域化のメリットがあるというところで判断しております。  方式については、先ほどからも申し上げておりますけれども、業者選定をする中で提案を受けて、さまざまな評価点で評価をさせていただいて決定したいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  私この段差落とし込み方式いうのがね、ぴぴっと来たんですね。というのは、今の2階に上っていって収集者がごみピットに落としている。そのごみピットを利用してというのが書いてあったもので、だからそこら辺がなぜだめかということを、こういう専門家とかそういう人たちにちゃんとした説明があればいいんですけども。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  最初の答弁の中でお答えしているかと思うんですけれども、驅体ですね。あの施設も老朽化しております。あれを建てかえるか建てかえないかという中で、広域化をすることによって安価になるということができておりますので、今現在は確かにごみ燃やしております。来年度末までは、令和3年度の本格実施を迎えるまでは使用しないといけないので維持管理しておりますけれども、そこに新たなそういう設備を加えるとかってすると、驅体としてもたない。それから今後の維持管理にも費用がかかるということで断念しております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  今後、基本計画作成支援業務を委託した、その委託業者からのきちっとした説明資料等を要望いたしまして、この項は終わります。  3つ目の平和と文化のつどいの後援について、先ほど浅原理事から説明があったんですけど、最後聞こえにくかって、後援するときの第2条とか何とかいうのは別として、もう一度お願いできますか。特定の一部が、特定の政治団体どうのこうのいう話があったと思うんですけど。 ○議長(神吉史久君)  浅原俊也理事。 ○理事(浅原俊也君)(登壇)  申請書に添付されているパンフレットというか資料があるんですけど、その一部の箇所が播磨町後援名義の使用承認に関する要綱というのがあるんですけど、そこの第2条第2項第3号の特定の政治団体等を宣伝する意図があるに該当するということが認められたため、不承認としたものでございます。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  今私、この第14回のあれを持っているんですけれども、どこに当たるんですか。これお持ちです。 ○議長(神吉史久君)  松岡議員、他の議員にわからん。読み上げるなり何なりしていただいて。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  どこを言っているのかわからへんから。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時40分               …………………………………                再開 午前10時42分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  今、答弁の中で一部が特定の政治団体等の宣伝するという意図があるという、そういうことで後援しなかったということですけれども、そこの部分というのはどこかお示しいただけますか。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  今回の件につきましては、播磨町と播磨町教育委員会の両方に後援の申請が出されております。いずれも同じ基準を使っておりまして、基本的には行政というのは政治的な中立性というのが求められるというのが一つの基準にあります。そのため、チラシの裏面に記載されているところがどうだというところで、今回不承認の扱いをさせていただいております。  その箇所ですけども、愛知トリエンナーレ2019における表現の不自由展中止の背景には、名古屋市長の発言など行政による検閲がありました。ちょっとあきまして、さきの参院選挙で令和新選組など新しい政党、メディアは完全に無視しました。少しあきまして、国民に選挙の情報を正しく伝え、選択肢を整理するという役割を担うメディアは放送法4条を盾にした自民党の圧力に屈して報道を自粛し、その役割を放棄しています。それと下のほうにも声明というところがありまして、私たちは忘れない。人々の声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず、法案を通した首相の厚顔を。少し飛びまして、強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。こういったところが行政の中立性というところに照らして問題があると判断させていただいております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  この集い、今回の今言うた依頼文書の中に、私ら一般に配られている文化の集いのパンフレットには、そういうものは書いてないんです。ですから、そこの文章を今読み上げられたんですけど、そういうことについては忘れないというところは前のところにあるかもわかりませんけれども、この会そもそもの発端といいますか、鶴林寺住職が実行委員長をされたときから、この9条の会というのは特定の政治団体等ではないわけなんですけれども、文化人を初め、多くの市民たちによるこれは政治活動でも何でもない平和運動ですと。そういう位置づけの中で、特に我が国は何百万の未曾有の死者を出した戦争、その戦争の先輩ですと。その私たちがそれなりの責任があります。それが憲法9条を守るということでやっていますので、特定の政治団体の宣伝するということがあるとは思いませんがいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  三村隆史副町長。 ○副町長(三村隆史君)(登壇)  その特定の政治団体を非難しているといいますか、そういうふうにこちらとしては感じております。  この今読み上げましたものにつきましては、第14回平和と文化の集いのご案内というところで委員長のお名前が書いた資料が後援申請に添えてありましたので、そこも含めて判断させていただいております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  生涯学習グループが生涯学習推進計画という中で、いろいろ書かれているんですけれども、行政は住民が主体的に学び、行動する機会や場所、情報の提供を支援することが求められていますという基本構想第1節、生涯学習の背景の中に書かれているんですね。そしていつでもどこでも誰でもがそういう機会を与えられると。  そういう意味ではですね、この憲法やこういうことについてなかなか知る機会がない中で、こういう場所、それこそどっちの立場にも立たないそれぞれの意見を聞く機会均等を与えるということでは、それこそが中立じゃないかと思うのですが、そこら辺見解が違うのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  誤解のないように申し上げておきます。  私たちは戦争は絶対反対です。平和を願う気持ちというのは国民全ての方が持っていらっしゃると。世界中の方がそれを望んでいると確信しております。  ただ、そうした中でですね、憲法について学ぶ会というものにつきまして、それぞれの団体またはそれぞれの主義、主張を持たれた方がですね、いろんな形で勉強会をするということについては否定するものではございません。  ただ、先ほども申し上げましたように、そういった広報する文章の中にですね、町として出されたものでやはりそれを後援するのか、応援するのか。また共催するのか、いろんな判断をいたします。その中で、やはり特定の思想やまたは政治的な主義、主張にかかわる事業におきまして、先ほども副町長が申し上げましたように行政の中立性を損なう恐れがあると判断されるものにつきましては、これは町が主体的に活動される方々の活動は尊重いたしますけれども、後援とかまたはそういった共催とか、いろんな形で、公に支援することは差し控えたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  松岡光子議員。 ○2番(松岡光子君)(登壇)  このことについてもね、見解もいろいろありますし、町の立場はそうだということは今お話しいただいたので、あえて言うなら同じことになりますので、これで一般質問は終わりたいのですが、最後全体を通じて、私言いたいこととしては、日ごろ町としては住民の協働とか、一番目の問題なんかでね、住民とともに地域づくりをし、それがまちづくりにつながっていくという、そういう考え、意識、姿勢の問題として、今後考えていただきたいと思うんですね。これが町がないとは言いません。それぞれお持ちです。でも、あと一回り、そういう住民とともに地域づくりという、そういう意識や姿勢を一回り大きくしていただきたいと要望して、これで終わります。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどおっしゃいましたことにつきましては、行政は常々心がけているところでございます。住民との協働というのが、これからの時代に一番必要だと思っておりますので、意見を聞く場とか、例えば行政懇談会もこちらから自治会にお願いをして開いていただくことを要請しておりますし、またタウンミーティング、そしてさまざまな団体との行政懇談会、こういうものもございます。また、メールとかお手紙等でですね、町にいろんな意見を寄せられる方もいらっしゃいます。そういうことに関して町では真摯にお答えをしているつもりでございますので、また議会も住民の代表として出ていらっしゃると思いますので、また一般質問、またそれぞれの委員会等でもですね、お聞きするご意見につきましては真摯に向き合っているということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  これで、日本共産党松岡光子議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時52分               …………………………………                再開 午前11時05分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、日本共産党、野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  それでは、通告に従いまして3点の項目を質問させていただきます。  項目1、介護保険制度について。  (1)令和3年度介護保険料見直しに向けた本町の考えについて。  介護保険料については、3年ごとに保険料の見直しが行われています。前回平成30年度の見直しでは、基準額が月額700円引き上げられ5,500円となりました。また応負担という観点からは、11段階から13段階に改定されたことと認識しております。  令和3年度には3年に一度の見直しが行われます。それに向けた検討を始める時期に来ております。前回の見直しにより基準額が引き上げられ、さらにわずか3年間で再度の引き上げとなると、今、年金の受給額等が減額され、さらに消費税による負担が増加している中、住民の皆さんの負担はますます大きくなります。
     基準額である第5段階でも住民税が非課税の方であり、この基準額を引き上げることは高齢者の生活に大きく影響していきます。この基準額である第5段階を低く抑え、再度の引き上げを行わないためには介護給付費準備基金等の活用は不可欠であると考えます。  また、応負担の観点から、加古川市及び高砂市については15段階であり、一番上の段階が前年度合計所得金額1,000万円以上となっております。明石市については14段階で、一番上の段階が800万円以上となっています。播磨町においても応負担の考えから、現在の13段階の再編を行うことが必要と考えます。  そこで介護保険料について以下の質問をいたします。  ①令和3年度介護保険料見直しにおける基準額の考えは。  ②現在13段階である介護保険料の再編を行う考えは。  ③町独自の保険料軽減制度の考えは。  (2)来年度介護保険制度改正について  来年度通常国会に提出予定の改正介護保険法案では、介護サービスの自己負担引き上げやケアプラン作成の一部負担導入が示されています。また、介護保険要介護1、要介護2の軽度者へのサービスの地域支援事業への移行等の動きが出ております。  ケアプラン作成の有料化は先送りされる公算が大きくなっていますが、これが決定となれば介護保険受給者にとって大幅な負担増となり、自治体における課題も多くなると予想されます。特に、要介護1、要介護2の利用者を介護保険から外して、市町村の地域支援事業へ移行されることは大きな問題となります。  以上のことから、以下の質問をいたします。  ①上記、介護保険制度改正についての対応をどのように考えているのか。  項目2、町道の交通量調査について。  本町では町道の交通量調査を交差点付近を中心に毎年あるいは3年に1度、合わせて10数カ所で行っており、近年では通行量(台数)の変化は少ないと聞いております。  町内の住民団体が毎年行っている、空気の汚れ(NO2濃度)調査によりますと、20カ所前後の測定場所の中で値が上昇した場所が多くありました。値の高い場所は、自動車道の沿線など交通量が比較的多いところに見られ、環境への心配の声をお聞きしています。  NO2(二酸化窒素)の排出は自動車だけでなく、工場等さまざまで、交通量との関係かどうかは不明ですが、本町においても安全・安心の観点から交通量調査とあわせて環境調査が必要であると考えます。  そこで、生活環境の観点から以下の質問をいたします。  ①交通量調査の目的、調査場所の選定基準は。  ②本町では環境調査は行っているか。また行っているとすればどのような調査か。  ③NO2の排出は生活環境にとって重要であると考えるが、本町の見解は。  項目3、播磨臨海地域道路について。  播磨臨海地域道路について、本年8月に4つのルート案が公表されました。その後、国土交通省姫路河川国道事務所による説明会とアンケート調査も10月、11月に行われ、4つのルート案からのルート決定も近づいております。  ルート案等については、明石市長は明確に明石起点ルートには反対の意思を示しています。加古川市長は加古川案が望ましいとの態度を表明しています。高砂市長は具体的なルートは出していませんが、市内に2カ所のインターチェンジ設置を要望しております。  対して本町では、ルート案についてもインターチェンジの設置についても明確な意思表示はされていないのではないでしょうか。  完成までには多くの期間を要する事業ではありますが、4つのルート案からのルート決定はそう時間はかからないと聞いております。  示されている4つのルート案は、いずれも道路が播磨町を通る可能性があり、地域への影響が大きくなるのは明らかです。加古川バイパスの渋滞緩和につながることは承知しておりますが、町内道路の渋滞緩和はできるのか等、住民への効果はどのくらいあるのかはっきりしません。  今後町長は、企業や住民の意見に耳を傾けていくと表明されておりますが、ルート決定までには余り時間がないことから、早急に住民の意見を聞き、意思決定を示していく必要があると考えます。  そこで以下の質問をいたします。  ①4つのルート案について本町の考えは。  ②地域住民への影響について、どのように考えているのか。  ③どのような方法で住民の意見を聞くのか。また説明会やアンケートを行う予定は。  以上、答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  日本共産党、野北知見議員の3点目のご質問については一括してお答えいたします。  播磨臨海地域道路につきましては、長い間姫路市を中心に関係市町が早期実現に向けて関係省庁へ要望を重ねてきたところでございます。本年度、ようやく4つのルート案が示され、実現に向けての新たな一歩を踏み出したところでございます。  本町では、これらのルート案をご提示いただいた段階から、明石ルートは本町にとって大変大きな影響を与えることから、想定できるさまざまな課題、問題点等を関係先に私からもご意見申し上げてきております。  公表が可能になった段階で議会の全員協議会でもご説明申し上げ、商工会幹部とも意見交換し、新島連絡協議会、自治会等の行政懇談会でも触れさせていただいてきたところでございます。  私自身の考えを聞かれましたら、これまでも加古川ルートを希望してまいりましたし、現在もその考えは変わっておりません。  ただ、こうしたことは町の一存でということではなく、本町のスタンスとして地元住民、企業、議会などのご意見を尊重したいと考えておりますので、現在国が実施しておりますアンケート調査、オープンハウスでの結果なども参考にさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  1点目のご質問、介護保険制度についてお答えします。  (1)令和3年度介護保険料見直しに向けた本町の考えについての①についてですが、高齢化の進展による要介護、要支援認定者の増加に伴い、介護サービス費等の保険給付費、地域支援事業費は年々増加傾向にあります。そのため、支出に見合った保険料の引き上げは避けられないと思われます。  一方で介護保険料を抑制するために、介護給付費準備基金の取り崩しについては、来年度事業計画を策定する中で検討してまいりたいと考えております。  ②につきましても、国及び近隣市町の動向も踏まえつつ、来年度事業計画を策定する中で検討してまいりたいと考えております。  ③についてですが、消費税率の引き上げにあわせ、令和元年度から低所得者に対し保険料の軽減強化が実施され、第1号被保険者の第一段階から第三段階の保険料額の減額を行っています。また、失業や退職等により、所得の激減等の事由があった場合は、申請により保険料を減免しているところです。  以上のことから、町独自の軽減制度は考えておりません。  (2)来年度介護保険制度改正についての①についてですが、現在、厚生労働省ではケアプラン作成費の自己負担導入については見送る方向です。また、要介護1、2の人への生活支援サービスを市区町村の地域支援事業に移行する改革についても見送る方向で検討に入っているとのことですが、今後も国の動向を注視して対応してまいりたいと考えております。  続いて2点目のご質問、町道の交通量調査についてお答えいたします。  ①についてですが、交通量調査の目的は車種別、自転車、歩行者などの時間ごとの交通量を計測し、渋滞箇所や交通量の変化を把握するものです。調査場所につきましては、浜幹線など主要町道の交差点や土山駅自由通路を選定しております。  ②についてですが、兵庫県大気汚染常時監視網の位置測点として播磨町役場庁舎4階に、また町独自の測定局として宮西測定局にそれぞれ測定器を設置し、測定を行っております。調査内容としては、2地点とも共通する調査では、二酸化硫黄と浮遊粒子物質、一酸化窒素と二酸化窒素で、その他光化学オキシダント、PM2.5の微小粒子状物質、降下ばいじん、浮遊粉じんなどを自動で測定しております。  ③についてですが、当然に重要であると考えており、二酸化窒素の濃度については引き続き監視してまいります。  以上です。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員の再質問を許します。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  まず1項目目の介護保険制度について、再質問いたします。  先ほどの答弁で、令和3年度保険料引き上げは避けられないという答弁がありました。  では、どのくらいの基準額を考えておられるのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  令和3年度の保険料の算定につきましては、令和2年度ですね、計画を策定する中で定めますので、現在のところ具体的な数値というのは持っておりません。  ただ、傾向としてはですね、給付費が高額になっておりますので引き上げざるを得ないかなというところですけれども、介護給付費準備基金がございますので、それの活用も検討しながら大きな負担にならないようにというのは考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  現在、平成30年度において700円引き上げられ、今5,500円となっています。これは市町村でさまざまで、兵庫県内では播磨町はそれほど上ではないという、上から10数番目ですかね、というお答えでした。そういうお話は聞いております。  ただ、近隣におきますと、例えば稲美町は今5,000円ですね。そして加古川市は5,200円が基準額です。高砂市は高いですが、そういった近隣の動向というのは参考にされておられますか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  その点、近隣の動向につきましても、当然算定の中で参考にはさせていただいております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  質問の中でも言わせていただきましたが、基準額5段階でも本人は住民税が非課税の方です。この基準額を引き上げることによって、消費税の引き上げに伴い、国の制度として1から3段階までの減額はなされているのですが、第5段階のこの基準額、そしてその下の4段階の方等は減額されておりません。ご本人、住民税非課税ということで所得は低い方という認識を私はしておりますが、この層の皆さん本当に生活大変で、3年ごとにどんどん引き上げられていくということについて、本当に皆さん大変な思いをされておりますが、その辺のことについてはどうお考えでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  そういう辺りも十分承知した上で、来年度、料金の算定につきましては検討してまいりたいと思っております。  繰り返しになりますけれども、町としましてもですね、やみくもに負担を上げたいという気持ちは毛頭ございませんので、負担が抑えられるような何か方策というものを探りながら、それでもやはりどうしてもご負担いただかないといけない部分はお願いするという形で進めていきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今ご答弁いただいて、なるべく負担は少なくしたいとお聞きしました。そうであれば、この引き上げ本当に避けられないのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  介護保険計画につきましては、今年度必要な調査などを行い、来年度その計画策定に当たります。その中で保険料の算定に入るわけですけれども、傾向としてですね、今現に給付費用が高額になっておりますので費用負担は上げざるを得ないだろうなというのは、傾向としてそうなっております。  ただ、申し上げましたけれども準備基金の活用などを考えて、なるべくご負担が少なくて済むようにという、そういう思いではおりますけれども、そこら辺りも含めまして来年度策定したいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  それであれば、もう引き上げを避けられないという名言じゃ、避けられるかもしれないという考えは全くありませんか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  では1点目の答弁をもう一度申し上げますけれども、高齢化の進展による要介護、要支援認定者の増加に伴い、介護サービス費等の保険給付費、地域支援事業費は年々増加傾向にあります。そのため支出に見合った保険料の引き上げは避けられないと思われます。  一方で介護保険料を抑制するために、介護給付費準備基金の取り崩しについては、来年度事業計画を策定する中で検討してまいりたいと考えておりますということですので、町も介護保険料の抑制というのは必要なことだと認識しております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  以上の考えは理解しております。  確かに介護認定、高齢に伴って人数が増えているのは認識しております。ただ1人当たりの給付額は別に増えてはいないと認識しているのですが、それはそれで間違っていないですか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)  年々、介護給付費とか地域支援事業費は増加傾向にあるんですけれども、その1人当たりの介護給付費や地域支援事業費が増加傾向にある、そこまでは今のところは分析しておりません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  私の認識では、1人当たりはむしろ減少していると伺ったことがあります。確かに人数が増えているということは間違いないということで、介護給付、大変だとは思いますが、基準額これ大変重要な金額だと思います。なるべく住民の皆さんの負担にならないような感じでお願いしたいと思いますが、それに何回もなりますので。  次に2番目の今13段階である介護保険料の再編については、今後慎重に検討されるというご回答でした。  例えば加古川市ですと、今播磨町の6段階目を6と7に、そして7段階目を8と9というふうに細分化。比較的所得の低い層を細分化して、実際のご本人の収入にあった金額で細分化されているのですが、こういった細分化の方法は私はいいと思うのですがいかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)  先ほどの加古川市の保険料の第7期における積算でございますけれども、第6段階を細分化して第7段階も細分化。これにつきましてもですね、播磨町におきましても第7期の介護保険事業計画におきまして検討いたしました。  しかしながら、その他のですね、11段階を12段階と13段階に引き上げるといったようなところも合わせまして、実際は検討いたしましたが見送ったところでございます。  その細分化につきましては、来年度介護保険事業計画を策定する中で、また引き続き検討したいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  検討していただけるという答弁でしたので。  そして3番目の町独自の保険料の軽減制度は考えないというご答弁でした。  先ほども申しましたが3段階までは国の軽減措置が行われているのですが、所得そんなに、生活の苦しい4段階、5段階の方、非課税の方の軽減はありませんので、せめてそういったなるべく所得の低い方の負担を減らすという方向で、また軽減措置を考えてはいただけないかなと思っているのですが、その辺は難しいでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)
     第1段階から第3段階につきましては、今年度部分実施というようなところの中で、来年度について完全実施されるところでございます。第4段階と第5段階につきましては、この近隣市町、明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町におきましてもまだ検討するような段階には至っていないところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  まだ検討段階に至っていないという考えで、可能性は少しは残っているという考えはどうでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)  可能性についてはないとは申し上げられませんけれども、可能性は低いと考えていただいて、よろしくお願いします。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  その考えについては承知いたしました。私は納得はしていませんが。  そして2番目の来年度介護保険制度改正について、来年度の国会に提出予定の法案なんですけども、私の認識ではケアプラン作成の有料化は見送られるという公算だと思っていたのですが、要介護1、2の方も見送る方向と伺いました。まだ私が最近の動向を掴んでないだけかなと思うのですが、それは間違いないということで。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)  要介護1、2の生活支援サービスへの移行のことでございますけれども、これも今厚生労働省の諮問機関である社会保障審議会、介護保険部会で検討されつつあるところでございますけれども、見送りの方向にというような情報はいただいております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  見送られればそれでいいと思うのですが、これがもし要介護1、2の方も地域支援事業に移行されるとなれば、本当に自治体は大きな対応が必要だと思うんですけども、もしこういった地域支援事業移行というような話が出ておりましたので、町としてのその対応というのは考えられていたのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)  平成27年度の介護保険制度改正におきまして、それまで介護予防のうちの、介護予防通称介護、それと訪問介護の2つにつきましては、介護給付から市町村事業、地域支援事業に移行した。その中で平成27年4月から兵庫県下におきましては加東市、それと豊岡市、この2市が先行で実施しました。その後ですね、5市町が順次実施したんですけれども、播磨町におきましては34市町、平成29年4月の最終年度におきまして、いわゆる総合事業を実施したところでございます。  今申し上げましたように、要介護1、2の生活支援サービスが市町村事業に、地域支援事業にということになりましたら、当然のことながら猶予措置というのは恐らく設けられるとは思いますけれども、町としてももちろん考えていくつもりでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  国の方向としては介護給付対象者が増えているということで、抑制の方向には向けて動いております。  その中で本町は住民サービスとして切れ目のないサービスを行うと常々表明されております。住民サービスの後退になってはならないと考えますが、こういった地域支援事業にもし要介護の方もなられるというようなことで、そういう後退にはならないかと心配しているのですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)  先ほど申し上げましたように、平成27年度の介護保険制度改正につきまして総合事業が実施されたところでございますけれども、それまでの介護給付費のいわゆる現行相当サービスにつきましては、そのまま引き続き総合事業が始まりましても実施しているところでございます。多様なサービスとして緩和型サービスでありますとか、シルバー人材センターによる訪問型のサービスとかということを実施しましたので、それにつきましてはもちろん検討いたします。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  答弁いただきまして、介護保険について最後に今回は見送りになったのですが、ケアプラン作成について、この有料化は見送るということになったんですが、ケアマネジメントというのは相談ですね。介護保険を受ける前の段階での相談の支援ということで、医療とか障がいの方への相談支援等、さまざまな相談支援は金銭は発生していないというのは現状だと思います。  今回は見送ることになったのですが、このケアプラン作成の有料化について、どのような考えを持っておられますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  浅原浩一郎保険年金統括。 ○保険年金統括(浅原浩一郎君)(登壇)  これにつきましては厚生労働省見送りという方向でございます。ということで引き続き国の動向を注視してまいりたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  介護保険については終わらせていただきたいと思います。  次に町道の交通量調査について、再質問させていただきます。  今、目的としては渋滞とかそういった目的ということで、そうだろうと思います。今、浜幹線で約6カ所、土山駅近辺で4カ所を毎年調査されていると伺って、あと3年に一度は数カ所行っているということなんですが、これはやっぱり渋滞が一番とか、そういった安全問題、そういったことから決められているのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  あくまでも交通量ということで、ご答弁させていただきました歩行者、自転車、自動車などを調査しているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ということは、この調査箇所というのはもう大体一定しているということで、毎年浜幹線、土山駅というのは、今後とも行っていくということでよろしいですか。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  今までからも調査しているところについては引き続き調査を行い、動向を見ていくという考えでおります。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  主に車の量で、量はそれほど変化は余りないと伺っておりますが、騒音はどうでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  自動車に関する騒音につきましては特に近年苦情とかご相談とかいうのが増加しているということはございません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では次に、環境調査の件でいろいろご説明いただきまして、この庁舎の屋上、県が行っているということです。そこでは二酸化窒素とか、その他されております。そして宮西測定局でも二酸化窒素等を測定されているということなんですが、庁舎屋上は4階というか、10メートル以上あるんですかね、高さ。宮西測定局というのは大体人の高さということでよろしいのでしょうか。  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時44分               …………………………………                再開 午前11時45分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  野北議員がご指摘いただいたように、役場庁舎は4階、それから宮西測定局はそうですね、1階建ての建物というところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  測定がこういった高さがかなり違っているというんですが、こういったものはある程度統一してはかったほうがいいのではないかと思っているのですが、その辺は別に今現在ので大丈夫ということでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  役場庁舎の4階に県が測定局を設けております。町域の狭い町でですね、さらに町が独自にというに当たってはですね、むしろ違う条件で測定したほうが、高いところも地上に近いところも両方の状況が確認できるかなと思っておりますので、県と同じような条件のものをわざわざ町内に設置する必要はないかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  私は何て言うか、地上からそれほど高くなくて、人が行き来する。そういった人への影響という意味で、人の高さぐらいがいいのかなと思って質問したのですが、そういったのではないという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  大気の物質、大気汚染の状況ですけれども、絶えず大気というのは流動もしておりますので、またそこで測定した値がですね、何が原因かというところはなかなかつかみにくいと思います。  ただ、町としては県とそれから町独自で2カ所測定し、基準値を超えていないかというところを監視しながら、その数値が上昇傾向にあるのであれば、その対策を講じるなりですね、そういうところの資料とするために監視を続けているというところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  もう一つ、すこやか環境グループが発表されております播磨町の環境の概要という資料に、県が自動車排出ガス及び自動車騒音等の測定を平成25年度まで毎年行って、同じく新幹線の騒音調査は年に2回行っていて、その数値が出されております。  ところが、この排ガスの県道の本荘平岡線で行われた、こちらの自動車の調査は平成25年度で終わりになっており、その後行われていないんですけれども、新幹線は今も行われております。これ廃止になった経緯とかは、どういった感じでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時49分               …………………………………                再開 午前11時50分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  上田淳子すこやか環境統括。 ○すこやか環境統括(上田淳子君)(登壇)  ご質問の経緯については不明なのでございますが、その当時打ち切ったということは、排ガス規制に基準以下で問題ないという判断が下されたと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  わかりました。  この交通量及び環境調査はもちろん重要であるとお考えになっておられるということで、それも理解はしております。  そして例えば次の臨海道路につきましても、これまだなんですけど渋滞緩和とか大気汚染の問題、騒音、振動の問題が出てくると思いますので、今からそういった調査、できるだけ主要道路で行っていただくことは必要ではないかと思っていますが、いかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  野北議員、今以上の調査をすることが必要だということを問われておられるということですかね。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  重要であるかどうかということをお聞きしております。 ○議長(神吉史久君)  今の調査体制を維持することが重要だということなのか、今以上のことをということをということ。  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  今以上に調査は必要ではないかと思いますが。 ○議長(神吉史久君)  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  播磨臨海道路の建設が今後進む前にですね、そういう環境影響調査などは、国主導で行われると思っております。それに当たりましては、町としてもご協力をしたりですね、そういうことにはなろうかと思っております。  現にそういう手続というのが既に始まっておりまして、町に意見を求められたりですね、そういうことが今後始まっていこうかと思いますので、十分に役割を果たしていきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  ご説明いただきまして理解いたしました。  次に、播磨臨海地域道路について、答弁によりますと加古川ルート案がいいと。そういったご答弁をお伺いしましたが、内陸と沿岸に関してはいかがでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  播磨町におきましては、4ルート全て何らかの形でもしかしたら影響があるかもわからないなと思っております。  そうした中で、沿岸ルートまた内陸ルートにつきましては、それぞれまたルートの影響が違いますので、町といたしましたら全般的に、私は当初からですね、加古川ルートを想定した要望活動というようなことでございましたので、今回、ことしになって初めて4ルートが示されたということで、少し驚いたところでございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、内陸か沿岸ルートかどちらを想定されていたのかは。ルートです。加古川にも内陸と、加古川ルートにもありますので。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午前11時55分               …………………………………                再開 午前11時56分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  お答えにちゅうちょいたしましたのは、加古川ルート、明石ルートでは播磨町の各地域が影響が大きく変わってくるんですけれども、加古川ルートにおいての内陸または沿岸ルートにつきましては、播磨町にとりましてはそんなに関係する場所が少ないなと感じております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  住民環境への影響という意味では、私は生活、住民の皆さんが一番心配されている、そういった影響という意味では沿岸ルートが少ないのではないかなと、私の考えなんですが、そう思っていたのですが、その辺は別に余り変わらないという認識ですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  明石ルートの場合は確実に播磨町の南のほうを工場にしてもですね、また住宅地にしても通るルートが今設定されております。
     ただ、加古川ルートにつきましては播磨町に入る手前で方向を変えますので、先ほどから申し上げておりますのは、加古川ルート、明石ルートという希望の選択はあっても加古川ルートで内陸部または沿岸ルートという部分につきましてはですね、播磨町にとりましたら播磨町に入る前にもしかしたら上にあがっていくという可能性もありますし、またもしかしたら一部をかすめていくということもあろうかと思いますけれども、沿岸ルートまた海岸ルートどちらにしましても余り影響に違いはないのかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  その辺のところはいろんな考えがあると思います。  そして渋滞の緩和についてですが、バイパスはもちろんですけど、東西道路については緩和できるかなとは考えるんですが、播磨町で南北に関してはもう余り緩和は難しいのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今はですね、もうそれ以前の問題なんですね。いわゆるどのルート案が実施されるかによりまして、どういった道路が渋滞するのかというふうなことがまた想定されてくるんですけれども、今は全くそこまで細かい想定をするというところには至っていないと思います。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  では、これはまた今後の課題と受け取らせていただきます。  そして町長は新聞等でも住民の皆さんや企業の皆さんの意見を聞いて決定していきたいと表明されておりますが、この10月、11月に県と国と、そちらのアンケート、説明会はあったのですが、播磨町としては何か住民の方の意見をどうやって取り上げていかれるのか、お聞きいたします。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  これは国の事業であり、町の事業ではございません。ですから国が先ほどもお答え申し上げましたけれども、アンケート調査とかまたオープンハウス等でですね、いろいろなお声を集約するということを今していらっしゃる段階でございます。また、本町への意見聴取という意味ではですね、またヒアリング等もしていただいたりとか、また県の方との意見交換、こういったものも今年度、前年度も含めましてやってきておりますので、そういった部分で私からはこういったことが想定されますよと県とか国に申し上げているところでございます。  その中で申し上げてきたことが、景観がどうなるのか、主には明石ルートですね。景観がどうなるのかということ、また住宅地への影響、そして播磨町への臨海部また新島には多くの企業が操業しておりますので、そういった工場、企業活動に対しての影響とか、それから地域コミュニティがですね、道路が通ることによって分断されないのかということ。またいわゆる第一次産業ですね。特に漁業、沿岸部を通りましたら漁業についても影響がある可能性もございます。それとかまた播磨町が今計画としてございます都市計画道路、これについてどうアクセスしていくのかということも含めましてですね、さまざまな視点、観点から町から早い段階でルート案が示された段階で県に申し上げ、県からも説明を受けております。また11月には町長に対してのヒアリングというのもございました。ここでも同様に意見を申し上げているところでございます。商工会長に対しましてもヒアリングが行われておりますし、また一般住民の方々にも、先ほど申し上げましたような形でアンケート調査、オープンハウス等での意見聴取を国が今行っていらっしゃるという段階でございます。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  まだルート案が決定する前の段階でありますので、そういった答弁だと認識しております。そしてルート案も決定すると、いよいよ現実問題として住民の皆さん、いろいろさまざまなご意見とか、いろんな大きな問題、反対されるとかそういった問題も起きると思います。そういうときにはもちろん住民の皆さんの声を聞いて意見交換や説明、納得を得られるということが本当に大切だと考えておりますが、そういったことはこれからやっていかれるという認識でよろしいのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  議会にもですね、公表が可能になった時点で全員協議会を8月に開かせていただきました。私たちが想定いたしましたのは、9月議会でそういうことについて議員から何らかのご質問があるのかなと思っておりましたけれども、そういったご質問がなかったというところで、今回12月になって初めてお受けしたわけでございます。  ただ、この間ですね、行政懇談会とかいろんな会合におきまして、播磨臨海地域道路につきまして少し触れさせていただいておりますけれども、今までのところ余りこういったことに対しての深い関心、また、積極的なご意見というのは頂戴いたしておりませんので、まだ一般の住民の方々もですね、ルートが大変大きく違っておりますし、そういった面で少し傍観といいますか、成り行きを見守っていらっしゃるのかなと思います。  今後、ルートがはっきりと示された段階で、決定された段階でいろんな意見がまた出てこようと思いますけれども、そういったときにつきましては、国も県も説明ということを尽くされると思いますけれども、町といたしましてもそれに対してご協力させていただくことはやぶさかではございません。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  住民の皆さんが余り関心がなかった、関心を持たれたのはやはりルート案が新聞に公表されて初めて知ったという方もたくさんおられますので、そういう計画があるのも知らないという住民の方もたくさんおられます。ですから全て決まってから住民の皆さんに説明ということだけじゃなく、やはり公表できる限り、できるだけ住民の皆さんにお伝えして、そしてさまざまな意見を拾い上げるということが大事だと思いますが、そのようにやっていただけますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  議会と行政、町というのが、いわゆる二面性でございます。こうした中で町ができる限りいろんな機会を捉えて、今も住民の方、行政懇談会とかいろんなところで触れさせていただいておりますけれども、なかなかそこまで熱心なご意見というのを頂戴する段階ではないと感じているんですけれども、議会にも全員協議会等でお示しさせていただきましたし、また今後ですね、いろんな情報が可能な限り提示させていただきますので、また議会でもそういったことについてご意見等を聴取するような機会をつくっていただければ幸いかと思います。  ただ、申し上げておきたいのは、これは町の事業ではなくてですね、国の事業でございますので、町が主体的になっていろんな進め方というのをするような立場にはございませんので、ぜひそういったところもご理解いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  もちろん国の事業であることは承知しております。  ただ町内を通るとなったら住民の皆さんに大きな影響があるということから、特にルートに当たる住民の皆さんには、やはり町も積極的に説明、意見交換を行っていただきたいと思います。  そして最後に国の事業でありますので、建設費等は当然国が負担だと思うのですが、自治体の負担が少しでも発生するということはあるのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  まだ具体的なところでお答えするのはなかなか難しいと思うんですけれども、例えば播磨臨海地域道路は高架の道路になると思いますので、下に側道的なものを整備するとなれば町の負担も考えられると思います。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  わかりました。この道路そのものではなくて、それに伴う町道の整備が必要になるかもしれないという認識でよろしいんですね。 ○議長(神吉史久君)  喜多 朗理事。 ○理事(喜多 朗君)(登壇)  そうですね。周辺整備について町で負担があるかもしれないと思っております。 ○議長(神吉史久君)  野北知見議員。 ○1番(野北知見君)(登壇)  以上で私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(神吉史久君)  これで、日本共産党、野北知見議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午後 0時09分               …………………………………                再開 午後 1時08分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に新政会、奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  通告に従いまして、3点の質問をいたします。  1点目は防犯カメラ設置事業についてであります。  近年、我が国では防犯カメラ設置が増えているとされる。この背景には防犯カメラが持つとされる、犯罪を抑止する、利用者に安心感を与える、犯罪捜査へ貢献するという効果への期待があり、自治体が公共空間に防犯カメラの設置を行う事例は今後も増加していくものと考えられる。自治体が設置した経緯を見ると、市民からの要望、また市長のマニフェストなどをきっかけとしながら自治体が設置を行ったものが多かった。設置の目的は、ほとんどの自治体で犯罪の抑止や安全の確保としている。  近隣の市では、小学校の通学路や学校周辺を中心に見守りカメラを設置し、通学時や外出時の子供の安全を確保することで、市民が安心して子育てができる町を目指している。  我が町は、防犯カメラの設置補助事業で、地域の見守りの向上のため自治会等が行う防犯カメラの設置に要した経費の一部について補助を行っている。  そこで質問いたします。  ①安全・安心の推進や地域の見守り向上を目的に、町が設置及び運用に関する条例をつくる考えは。  2番目であります。住民サービスの向上について。  6月議会において、交通弱者をつくらない施策を、交通弱者の移動手段について、タクシー料金補助について、交通弱者の移動支援についてと4人の議員が一般質問をした。町当局の答弁で、町長からは、今後も引き続きコミュニティバスも含め、本町にふさわしい移動支援策を検討してまいりますとの回答があった。また、理事からは、(前略)まず今の中でどういった方法で町内の交通弱者対策ができるかというような方策を練っているところでございますとの答弁があり、町長からは、(前略)今後、どういった形がこの播磨町にとってふさわしいか検討をさらに進めてまいりたいと思いますとの答弁があった。また、河野議員の質問に理事からは、(前略)福祉施策として行う場合は、どなたでもいつでもどこでもというわけにはいかず、やはり条件が必要となってくると思います。福祉タクシーにつきましては、(中略)そういう積算なり条件について検討はいたしているところです。との答弁があり、木村議員の質問には、町長からは(前略)今まだ絞り切れておりませんけれども、来年度予算に向けましてどういった方策が今の社会情勢に少しでも合致するのか、また、そういった交通弱者と言われる方々を救うことができるのかということは、いま少しお時間をいただきまして検討させていただきたいと思っておりますとの答弁がありました。  交通弱者対策を願う住民のために、一日も早い施策の実現を期待するところです。  そこで質問します。  ①積算や条件についての検討は。  ②町にふさわしい移動支援策の検討は。  ③来年度予算に向けての検討は。  3つ目は、播磨南小学校の安全な通学路の確保についてであります。  昨年の大阪北部地震でブロック塀の倒壊による事故が発生し、現在も播磨南小学校の一部の通学路については抜本的な施策が講じられておらず、暫定的な運用となっています。  行政懇談会において、出席者から安全な通学路として用地を確保するのが教育委員会の役目であると思われる、また安易に費用が少なく済む解決策を進めるのではなく、中学校敷地内に専用の通学路を確保するなど、安全な通学路を確保する努力をすべきである等の質疑があったと聞いています。  そこで質問いたします。  ①教育委員会の通学路に対する考えは。  ②住民の声に対する答弁は。  以上、質問いたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  新政会、奥田俊則議員の1点目のご質問、防犯カメラ設置事業についてお答えいたします。  ①についてですが、ご質問にありました町が設置及び運用に関する条例については考えておりません。  2点目のご質問、住民サービスの向上についてお答えいたします。  ①についてですが、昨日、宮宅議員のご質問にお答えしたとおりでございます。  ②、③についてですが、昨年度に庁内関係部署による交通弱者対策検討会を立ち上げ、今年度も本町の方向性について検討を重ねております。また、東播臨海広域行政協議会においては、広域での公共交通の取り組みについて調査研究を進めており、先進地への視察も行ってまいりました。  今後も引き続き本町にふさわしい対策を検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  3点目のご質問、播磨南小学校の安全な通学路の確保についてお答えいたします。  ①についてですが、児童生徒の安全を第一に考えて、安全な通学路を学校へ提言しております。  ②についてですが、行政懇談会において播磨南小学校の通学路を播磨南中学校内に設定することはできないのかという質疑がございました。  教育委員会としましては、児童生徒の安全確保はもちろんのこと、中学校の授業に対しても配慮する必要があることから、登校時は中学校の敷地内を通るということを提言いたしました。それを受け、小学校及び中学校が協議した上で、7月から登校時は中学校内を通ることとなっております。  なお、下校時につきましては、現在は集団下校時のみ中学校の敷地内を通っております。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員の再質問を許します。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  まず確認事項から先に始めます。  住民サービスの向上についてということで、これについては宮宅議員の質問にお答えしたとおりですと、こういうような答弁いただきました。どういう答弁したのか、もうちょっと質問者に対してもっと失礼のないように答弁していただきたいと思うんですけど。もう一回やってください。 ○議長(神吉史久君)  どなたがお答えになるのでしょうか。                 (発言する者あり) ○議長(神吉史久君)  質問の趣旨はわかっています。宮宅議員に対する回答と、そのままでも結構ですので答弁求めます。  尾崎直美理事。 ○理事(尾崎直美君)(登壇)  タクシーの助成につきましては、コミュニティバスの代替ということでですね、交通弱者というのはいろいろな方が想定されるんですけれども、まず優先的にといいますか、高齢者の方への支援ということを最初に取り組みたいと思っております。  その中で年齢であるとか、それからどれだけの金額の助成をするのかというところは、今後予算協議の中で決定していきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  宮宅議員にはね、町長が答えたんです。支援が必要な高齢者にはね、来年度予算化するような、町長の答弁あったんですよ。同じ議員がね、同じ質問しよんですよ。これについては町長どう考えているんですか、そこら。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  奥田議員のご質問がですね、①が積算や条件についての検討はということでございましたので、宮宅議員の最初の答弁とは違いますけれども、いろいろ質疑させていただく中でですね、先ほど理事が申し上げましたようなことにつきましてはお答えをしておりますので、そういった町としての今奥田議員が問われております①につきましては、今後の予算協議でどういった支援をしていくか、どういう金額でどういった方々を対象にしていくかということにつきましては、今後予算協議をする中で決定していきたいということは昨日お答えしておりますので、それがこの①に該当するものと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  高齢者に対する支援のあり方についてということでね、やっぱり今回答弁いただいたんですけどね、じゃあ今地域公共交通会議というのがありますね。その交通会議の中で、今開催して、町としてはこういうことやりますというような会議はやったのかやらなかったのか。そこらだけ確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  地域公共交通会議につきましては、案件等がある場合に開催しますが、現在のところ昨今は開催しておりません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  6月議会で私は播磨町の地域公共交通施策のコミュニティバスが前に進まない。前に進まないでしたら他の方策を考えるべきだというような観点で質問したんですよ。これ見てみますとね、これ高齢者の支援ということは、これは地域公共交通施策とは別の高齢者の福祉施策という位置づけなのか、そこらだけ確認したいです。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  同じ議論を重ねるつもりはございませんけれども、昨日、なぜ今回高齢者に対して高齢者施策としてこういう事業をしていこうとしているかということはご説明申し上げました。時間が限られた中でございますので、同じことを再度申し上げるつもりはございませんけれども、地域公共交通会議においてはですね、全ての人に乗っていただけるような交通施策としてコミュニティバスを導入したいということで、何回か挑戦させていただいて、それがなかなか相手側のいろんなご都合もおありということの中で実現しないと。でもこのままで行けば、議員の方々も常々言っていらっしゃいますし、私たちもいろんなお声を住民から聞いておりますので、まず今の社会情勢の中で高齢者、高齢運転ドライバーに対してのいろんな現在起きております問題、そういったものも鑑みる中でですね、今回まずじゃあ第一歩として、とりあえずは高齢者福祉として実施していこうということで申し上げております。
    ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  高齢者福祉ということでね、じゃあわかるんですよね。高齢者福祉もやります、地域公共交通施策についてもやります。今の考え方は企画グループがやってます地域公共交通施策と今度福祉グループの福祉施策と同時にどっちもやるという確認なのか。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  昨日もその件で何度か申し上げております。  企画グループはあくまでもコミュニティバスを最終地点として、今それが単独でもし不可能であれば広域で何とか実現できないかということで、引き続いて東播臨海広域行政協議会での研究も含めまして進めさせていただきます。  ただ、それをいつまでも待っていてはなかなか今の高齢者の運転ドライバーの状況とか、また高齢者の足の確保という部分でですね、遅くなってしまうかもわかりませんので、とりあえずは高齢者施策として実施したいということで、2本立てで行きたいということを申し上げてまいりました。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  高齢者の定義というのも話があったと思うんですけど、町が考えている高齢者の定義というのは、やっぱり考え方あるんでしょう。高齢者の定義について確認したいと思うんですけど。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  一般的には高齢者というのは65歳以上を指します。  ただ、こういう対象にするに当たってはですね、幾らぐらいかかるかという想定も昨日出ておりましたけれども、65歳以上の高齢者全ての人をということでは考えておりません。人それぞれニーズが違うと思いますし、また65歳以上が妥当なのか75歳以上が妥当なのか、もしくは80歳以上なのか、そういう部分につきましては昨日も申し上げましたように今後の予算協議の中でですね、財政等もいろいろと考慮しながら決定してまいりたいと思っておりますので、今何歳以上にどういった支援ができるかということは、ここで明らかにするということは差し控えたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  前の議論の中でね、今回の福祉の施策、これについてはね、試行的な制度という答弁もあったかなと思うんですよ。試行的ということは、これは日本語でいうと試し的にやると、こういう事業なんですか。そこらだけ確認お願いしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  試行的にと申し上げましたのは、先ほど申し上げましたけれども、今私たちが想定できるような社会情勢またはニーズ、そういったものが果たしてどこまで播磨町民にとって必要なのかということ。こういったものにつきましては、全く今未知数でございます。  そうした中で先ほども年齢のことを申し上げましたけれども、何歳以上に本当に必要なのか、またはどういった申請をしていただいたときにですね、どれぐらいの希望される方がいらっしゃるのか、また年間どういった回数が適当なのかということにつきましては、それとまた今後のコミュニティバスがいつ実現の運びになるのかということも含めましてですね、少し様子を見ながらやっていかないと、もうずっとこれを確実に継続的に同じ形で行っていくということは、今から手をつける事業といたしましては、少しできないといいますか、様子を見る期間をいただきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今の町にふさわしい移動支援の検討はと問うても、今後も調査研究しているというような答弁いただいたんですよ。地域の交通施策ね、これいつまでやる気なんですかね。もうええかげんに区切りをつけるべきだと思うんですよ。これをやめて、これを高齢者の福祉施策に変えるというような考え方はないですか。いつまでやると考えているのですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  コミュニティバスについての今のご意見かなと思うんですけれども、これにつきましてはこれまで播磨町単独で実施したいと思っておりました。  今回、東播臨海広域行政協議会の中での一つの案件として取り上げていただき、広域で研究をしようとしているところでございますので、こういったものにつきましては、また新たな一歩を踏み出したということでご理解いただきたいと思います。  ただ、先ほどから申し上げておりますように、それだけの実現を待っていてはですね、なかなか今の社会で起きているいろんな高齢者ドライバーに対しての問題、課題。そういうものが解決するには少し時間が先になってしまう可能性がございますので、とりあえず今の播磨町としてコミュニティバスが実現できない段階で、まず第一段階どういったことが可能であるかという部分につきましての、先ほどからの町の考えを申し上げております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  地域交通施策もせなあかんと。ほいで高齢者の福祉施策もせなあかんと。大変ええことやと思うんですね。それでもね、財政的には限られた財政ですよね。身の丈というのもあると思うんですよ。町長、身の丈についてはどう考えていますか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  議員もですね、いろんな議会報告会とかいろんな場で、高齢者また交通困難者の足を何とかしてほしいというお声をお聞きになっていると思います。  町も十年来ですね、コミュニティバスにつきまして実現を目指していろいろと挑戦してまいりましたけれども、それができない段階でですね、じゃあどうしていくかということにつきまして、何らかの新たな事業をすれば、それはもちろん財政的にいろいろ影響がございます。財政負担なくして新事業というのはなかなかあり得ないと思いますので、今回につきましても先ほどから申し上げておりますように、どれぐらいの年齢層にどれぐらいの許容をすることによって、交付することによって財政の部分でも何とか賄っていけるかということ。これが今後の議会が終わりましたら、連日また予算ヒアリングがございますけれども、その中でのやりとりになると思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあ質問を変えていきます。  防犯カメラの設置事業について、町が設置及び運用に関する条例をつくる考えはという質問について、町としては考えていませんという簡単な答弁いただいたんです。  平成30年6月22日に文部科学省から登下校防犯プランにおける文部科学省の取り組みについてということで、これについては防犯カメラを設置したら国が支援するという制度であります。  この制度に対して、教育委員会なり町長部局、担当グループについては、これについてどのような検討をしたのかお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  そういったものに対してどのような検討をしたかということでございますけども、本町におきましては防犯カメラにつきましては一つのこういったツールやと考えております。  ツールといいますのは、防犯といいますのは地域住民の皆様で考えていただくことであります。その中でこの防犯カメラの設置の補助ということになりますと、その地域の住民の自治会の方々がそれを設置しようというお気持ちのある自治会の方については、その地域の状況について確認されると思います。  この防犯カメラの補助を設けることによって、自分の地域をもう一回自分たちで見直すということで地域を再確認していただくと。その中で改めてこういうところにこういうのが必要やなというような形のものが出てくると思います。  昨今ですね、防犯カメラといいますのが必要になってきたという一つの要因が地域コミュニティの希薄化。こういったことで地域の目というのがなかなかなくなってきたということで、見守りという部分において防犯カメラに対して期待が増えているところではございますが、本町といたしましてはこういう防犯カメラというものをきっかけに、地域の皆様がこれを設置する補助を使って、自分たちの町は自分たちで守っていこうという機運を高めていただきながら、改めて自分たちで地域の危険個所を確認していただき、そこに対して防犯カメラの設置の補助を出していただくというようなことで考えております。  これにつきましては本年度より県の随伴というような形で今までやってきておりました。こうやって補助金を設けることによって、毎年ですね、自治会の方々が県の補助金の要望を出されているところがあります。だけど県内で採択されるところはといいますと、数が多いですので1カ所とかそういった形になりますので、本年度より防犯カメラの要綱を改めました。県の採択を受けなくても町単独でそういった提出されたものについては補助を行おうというようなことで考えておりますし、その補助の採択期間につきましても、県の場合6月末が締め切りではございますが、新役員の方が交代されても十分に検討いただけるようにと2月末を防犯カメラ、町の場合ですね、締め切りとして設けております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  文部科学省が出した登下校防犯プランにおける文部科学省の取り組みというのはね、これは自治会宛てに出したんちゃうんですよ。行政に出しとんですよ。各市町村の行政に。じゃあこれについて播磨町の町長なり町長部局なり教育委員会、担当グループはどのように協議したのかというのを聞いとるんですよ。協議したのか、してないのかでいいんですよ、簡単にお答えいただいたら。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  そのものについて協議をしたかといいますと、ずばりそのものに対しての具体的な協議というのは行ってはおりません。  ただ、本町の防犯カメラの考え方につきましては、先ほど述べましたけどもそういった形で地域に広めていきたいという思いがありますので、そういった形で進めていきたいと考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  平成30年9月定例会、9月11日ですよ。大瀧議員がね、防犯カメラを設置したらいいところなんかは播磨町は現在あるのでしょうかと、このような質問したんですよ。答弁者は誰かと思いますけどね、これについてはね、今後また検討のほうはしていきたい、このように考えておりますというようなね、検討していきたいというような答弁しとんですよ。じゃあこれは何ですか。文部科学省の防犯プランのやつについては協議していません。じゃあ大瀧議員の質問に対しては、やっぱり今後検討していきたいと、このような答弁しとんですよ。じゃあ私が言いたいのはね、答弁してどのような検討したか聞きたいんですよ。お願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  大瀧議員のご質問に対してはですね、町としましてはそういった活動に対する補助という形で進めていきたいと。それにつきましては自治会の皆様と協働で、そういった防犯に対しての機運を高めていくというようなことで考えております。  ですから町から設置をしてそういったものをまとめていくというような形も、そら形は他市町にあろうかと思いますが、町としましては、そういった住民の皆さんがこういった形で必要であろうと。またそういったものについては、自分たちで危険個所を見つけ出して必要ということであれば、それに対しても思いもあられますし、それを設置することによって、より地域を知っていただくことになると思いますので、それについては検討といいますと、今の方法で行いたいということの検討結果でございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  平成30年9月定例会の答弁については、これは何ですか。検討していきたいというふうに考えておりますというような答弁しとんですよ。じゃあそれに対して何もせずですか。自治会任せですか。当局は言葉の責任いうのは持たないんですか。そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、そういった形で検討といいますか、結論はそういうような形で検討した結果です。  ですから、これ自治会に任せるという意味ではございません。要するにそれぞれの役割分担をしながらお互いにやっていきたいということでございます。今の自治会で自らがこういった防犯カメラを設置したいというご要望に対しましては、町としては手を差し伸べ、そういったものに対してお答えしたいということもありますし、それをすることによって、地域の皆さんはその申請に当たっては改めて地域を見直されると思います。だから防犯カメラの設置の補助金といいますのが、それが究極の目的ではなしに、そういったものを設置するに当たって自治会の皆さんがそういう防犯活動にいろいろとかかわっていただくと。そうする中でコミュニティも深まってこようかと思いますし、今後そういった形において、継続的に続けていくようであれば、地域自らがそういう防犯に対しての意識が高まりますので、町だけが行うという形ではなしに、ともにやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあね、今防犯カメラの設置事業ということで、近年我が国では防犯カメラの設置が増えているとされているんですね。確かにいろんな地域で増えてますよ。ほいでね、防犯カメラの必要性ということでね、犯罪を未然に防ぐために、また安全・安心な生活のために、命と財産を守るためにというような防犯カメラの設置の必要性があるんですよ。町長ね、子育てよう言いますね、播磨町は子育ての町。子供の安全・安心を守るためにはね、防犯カメラの設置が必要やというように思うんですけどね、町長はこの防犯カメラの設置の必要性についてはどう考えているのかお聞きしたいと。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  防犯カメラは防犯にとって大変有意義な一つのツールであると考えております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  子供の安全・安心はね、住民の命と財産を守る。犯罪を未然に防ぐということで防犯カメラの必要性、このごろ増えているという実態の中でね、播磨町についても防犯カメラの設置については、検討していく必要はあるかなと思うんですよ。町長、それについて検討するについてはお考えはどうなのかお聞きしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  子供の安全・安心を守る、また通学路の安全につきましてはですね、防犯カメラは一つの先ほど申し上げましたようにツールではありますけれども、それが全てではないと思っております。播磨町、朝早く町内回りましたら、いろんなところでいろんな方々が登下校の見守りをしていただいております。また、例えば道路のあり方とかですね、いろんなものが全部絡んできて安全・安心につながるものと思っておりますので、防犯カメラも一つのそういう要素ではありますけれども、それだけをじゃあ完璧に、周りをカメラでいっぱい取り囲めばそれで安全かといったら、そうは思っておりません。それも一つの有意義なツールではございますけれども、それ以外に播磨町の場合、いろんな方々のご協力、ご尽力をいただいて子供たちの安全・安心を見守っていただいているという現状をぜひご理解いただきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今、町行政についてはね、行政懇談会よくやっていますね。これ広報はりまなんです。鹿の川自治会とね、行政懇談会でやってます。そのときに自治会の役員からね、防犯カメラを公園など公共施設に設置する計画はないのかと、こういうような声あります。ちょっと前にね、古宮自治会と行政懇談会しました。自治会から地域内への防犯カメラの設置を積極的に勧めているところであるが、自治会が負担する費用については全て町が負担することはできないかというような、このような質問もあったんですよ。地域のね、いろんな自治会から防犯カメラに対する声が上がってるんですよ。この声をね、住民の声として捉えてね、何らかの対策を講じるべきだと思うですが、そこらいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  そういうこともありましたのでですね、防犯カメラ、県の補助だけではなくて町が単独でも補助をすることによって、地域で防犯カメラを設置しやすくしようということを今実施しているわけでございます。  先ほどから理事からいろいろ説明しておりますけれども、町は町としてですね、また一歩進んだ形で防犯カメラの設置についてご協力をさせていただいております。  防犯カメラは先ほどから理事も説明しておりましたように、地域を守る一つの手段ではございますけれども、これが全てではないと思っております。地域力を高めていただく、地域でいろいろな方が子供たちも含めまして地域の見守りをしていただく。こういういわゆるソフト的なご尽力というのも大いに期待したいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  加古川市では小学校の通学路や学校周辺を中心に見守りカメラを設置して、通学時や外出時の子供の安全を確保する、そして市民が安心して子育てができる町を目指しているということで、防犯カメラの導入をやったんですよね。一つのこういうようにね、加古川市がするように日本全国に増えているという現状については、町長確認できますか。どう考えていますか。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  今の社会情勢の中でいろんな事件が起きているということでですね、特に世間的にですね、世間を騒がせるような事件が起きましたところにつきましては、そういうところに注力していらっしゃるというのも理解いたします。  播磨町におきまして、じゃあどういう方向でといいますと、全て右へ倣えということではなくて、播磨町には播磨町としての安全・安心の方策というのがあると思います。それとこれからの時代は、先ほどから理事も申し上げておりましたように、町が、行政がというだけではなくて、地域の方々のご協力、いわゆる地域とまた自治会と行政が協働していろんなことに当たっていかないといけない時代だと思っております。  先ほど他の件で財政的なご心配も奥田議員からいただきましたけれども、こういったことにつきましてもソフト面とハード面と両方うまく作用する中でですね、安全・安心が保っていければ、それにこしたことはないと思っておりますので、それぞれの町または市においてですね、それぞれのやり方があると思っておりますので、播磨町といたしましたら今現在やっておりますものがですね、もし足りないという部分がございましたら、今後さらに研究はしてまいりたいと思っておりますけれども、今いろんな方々のご協力の状況を見ておりましたら、そういったものもこれからも尊重した中で、子供たちの安全・安心、町の安全・安心を保ってまいりたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長はね、防犯カメラが全てでないと、こういうような。それはわかるんですよ。ほいでね、今財政面のこと言いました。じゃあ財政面言うのであればね、平成30年6月2日に文部科学省出た、これしたら国が支援をしますよ言うとんですよ。補助金なり交付金が出るということ、国が支援するとなっとんですよ。それにね、町としても何も検討しなかった。国が補助金出す言いよんのに、交付金だす言いよんのに検討しなかったいうことは、防犯カメラについては、町として全然眼中にないということなんですか。今、町長がいい答弁で研究していきたいと、こういうようないい方向の答弁いただいたんですが、今言うた質問に対して答弁お願いしたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  平成30年に出された分につきましては、文部科学省の通達ですので私自身はそこまでは聞き及んでおりませんけれども、教育委員会でですね、今さまざまな子供たちに対しての通学路の安全対策とか、また警察とか、また関係者がご一緒になってですね、また通学路の安全対策というのを毎年やっていらっしゃるところでございます。  こういったことに対しまして、そういう防犯カメラという形だけではなくてですね、他の安全安心を確保するためのやり方があるということで、播磨町の教育委員会でも日々先生方も含めまして、教育委員会ともどもですね、いろいろと苦心をなさっているところだと思いますので、こういった平成30年のそういう文部科学省からのお話があるからといって、それだけで必ずそれを日本全国の学校が全てやっているということではないと思います。  先ほどから申し上げておりますように、それぞれの市町において、それなりのやり方、また各学校においてもそれぞれ状況が違うと思いますので、それぞれにあった安全確保のやり方というのがあると思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  また同じこと言うかわかりませんけどね、行政懇談会でね、鹿の川自治会でも古宮自治会でも防犯カメラをというような住民の声があるんですよね。それは町も真摯に受けとめて、検討していくなりする必要があるのかなと思って言ったんですけどね。検討するようなことはもうないんですか、防犯カメラについて。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  先ほどから申し上げておりますように、播磨町のスタンスといたしましたら、防犯カメラにつきましてはあくまでもその自治会内でどこが危険なのか、どこに必要なのかということをですね、いろいろとご考慮いただいた中でですね、場所等も決めていただきたいと。それに対して県も町も防犯カメラを設置するに当たりましての補助、支援というものはさせていただいております。また、それを設置するときに、そこが適当なのかどうかということをまた申請の中でですね、そういう場所等についても、もしかしたら自治会等からいろいろとご質問があるかもわかりませんけれども、そういうものについても真摯にお答えしていると思っております。  ただ、全額じゃあ全て町が負担をすべきものかといいますと、やはり一部はその地域で担っていただくというものが協働としての一つのあり方かなと思います。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私としては町が全額負担というのも大変やと思う中でね、じゃあ今国なり県がいろんな交付金なり補助金政策しとると思うんですよ。今こういうようなカメラに対する補助金がありますよというようなね、日々そういうような補助金とか交付金のチェックはする必要があるかなと思うんですけど、そこら辺りいかがですか。話が変わりましたか。いやね、例えば町だけの負担では確かに財政的には大変厳しいときがあると思うんですよ。じゃあ今、子供の見守り隊なんかで国がこういうような補助金やっていますよ、こういうような交付金やっていますよ、そういうような国の動向をチェックする必要があるのかなと思うんですけど、そこら辺りはいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  国の補助金各種ということでございますけども、これにつきましては、国ないし県から町へ直接送られてきております。だからそのチェックするというよりも、一番多いのが国の補正予算ですね、そういったものに情報とか入ってきましたらそれに対応するというような形での。それも所管グループにおいても国の省庁がございますから、財政に行く分もありますし、直接所管しているグループに行く分もございます。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  教育委員会のメンバーに聞きたいんですが、防犯カメラの設置ということで、これについては子育て世代の父兄さんから、そういう声はあるのかないのかなということで、聞きたいのですが、いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  先ほどからのお話をお聞きしまして、確かに最近は子供たちが犯罪に巻き込まれるという事案がたくさんあって、そういうことで防犯カメラというのは一定の抑止力を示す上で大変意義のあるものかとは思うんですけれども、ただ防犯カメラというのはどこにでもつけられるものかというたら、そうでもないのかなという感じがするんです。カメラがついているためにプライバシーが侵されるというので、ここにつけてもらっては困るというようなお声があったり、そういうこともありますので、子供たちをただ見守るということだけであれば、抑止力ということだけであれば、あちこちにつければいいとは思うのですが、自治会の中でこの場所が適切であると、一定程度のご理解がいただけるような場所でなければいけないというようなこともありますので、その辺は先ほどからのお話の中で、こちらとしては幾らでもつければそれはいいとは思うんですけども、一定程度の制限がかかるのではないかなというようなことを思っております。  それとある程度補助が出るというんですけども、補助は出ますけども全額補助というのはまずありませんので、その分町負担というのも随分かかってくるということで、より効果のあるものというのを考えていく必要はあるのかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  親御さんの会議の中でね、防犯カメラの設置というようないろんな声はあるのかないのかなをお聞きしたいと思うのですが、いかがですか。 ○議長(神吉史久君)  横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  済みません、抜けておりました。  今のところ、保護者の方から防犯カメラ設置についてのお声というのは聞いたことはございません。学校のほうで聞いているかどうかいうのも確かめておりませんのでわからないんですけども、こちらにお声として上がってきたことはございません。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  宮宅議員の質問の中で、理事が答えとんですね。これについてはある程度システム的には有効だと、有効なシステムであるというようなこと答えています。そしてインフラ整備には慎重に検討する必要があるというような答弁いただいとんですね。慎重に検討する必要があるということは、これはやらない検討なのか。ある程度見込みのある検討なのか。そして住民が幾らぐらいの住民がこのカメラに対する声が上がったら検討するのか。そこら町の考え方だけお聞きしたいと思います。
    ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  先ほどの奥田議員のご質問なんですけども、宮宅議員からのご質問につきましては見守りカメラの中についておりますGPSビーコンのことでございます。ですから宮宅議員のおっしゃったビーコンといいますのが、加古川市ではカメラの下にその受信機というのを設置されておりまして、そのビーコンを持った人がそこを通ればその位置がわかるというようなシステムについては有効な手だてであるということでお答えさせていただいております。ですからカメラそのものということよりも、その付加価値のあるそういったものに対しては、そういう手段もあろうなと。それの答弁といたしまして、今現在それよりもブルートゥースという電波なんですが、それを使う方法ではなしにGPSという、そういった今もう機能が上がっているものがありますので、そういったものを民間で開発し、販売しておりますので、そういったものの利用のほうが本町としては考えることもできるのかなということでお答えさせていただいております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  私ね、防犯カメラというのは今後も増えていくと。日本の中で、社会の中でね。こういう中で播磨町も防犯カメラについて調査研究、今研究と言いましたね。これについてもいろんな自治体を参考にしながら、本当に調査研究する必要があるのかなと、こう思うんですよ。じゃあ今町長がね、研究していきますという答弁いただいたんですね。これ本当に前向きに検討する気持ちはあるのかないのか確認だけしたいんです。町長に。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  研究すると言っても、先ほどからずっと申し上げておりますように、今やっている事業ですね、県の事業に播磨町が上乗せして。そういう部分の基本的には私は安全・安心についても協働というものが一番基本であると思いますので、全額を町がということは今後もなかなか考えられないかなと思うんです。  ただ、どういった場所に必要かということについてはですね、地域の中でいろんなお考えがあると思いますので、そういった部分についてのですね、またご意見を聞く場というのもあってもいいのかなと思います。  ただ、通学路につきましては、毎年多分子供たちの構成といいますか、変わってまいりますので、幾ら監視カメラとか防犯カメラ、そういったカメラ類をつけましても完璧にということはあり得ないと思います。  先ほどから教育長も言われましたように、つけるに当たっては、これまでも他の県で例がございましたけれども、プライバシーの侵害に当たるということで近隣の方が拒否されるという場合もあるでしょうし、そこは地域の中でしっかりと必要なところを限定した中で、地域住民の方々のご理解も得て、合意を得て、それでその後、県または町のいわゆる一部になりますけれども補助ということで設置を考えていただくという、そういう過程におきまして、町がご相談をいただいてというようなことについては何らかの形で関与もできるかなと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  次、質問変えます。  播磨南小学校の安全な通学路の確保ということで、行政懇談会の中で出たと思います。この中で、町長は地元の自治会、古宮連合としてまとまって要望してもらうのは可能かということで、要望ということが出ています。この要望というのは、今要望出していろいろ問題があって、今要望が却下されたというような事実があったというのは、町長これ要望についていてるんですが、その事実については町長は把握しているのですか。確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  この通学路につきましては、以前に奥田議員のご質問、また、岡田議員のご質問等もございまして、町といたしましたら、ここは企業地でございますので地元の皆さんの合意といいますか、そういうものがあれば行政が、また教育委員会がお願いするよりもですね、さらにそういった地元で企業活動しているところにしましたら、やはり企業からの皆さん方の要望というものが一番強く受けとめていただけるんじゃないかなというふうなことがございました。  以前のご答弁の中で、私は行政に行政にと言うよりもですね、できたらPTA、地元、いろんな方々が一緒に力を合わせていただいて、その土地の持ち主に対してご要望いただければ、それが大きな力になると思いましたので、それはしていただけるのであれば、町としていわゆる定められたいろんなそういう補助施策に従ってご支援申し上げますとお答えさせていただいております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  町長ね、私言っているのはね、ダイワボウに対して要望書を出したいう事実はご存じなのか。その要望出した事実に対してどないなったいう経過は知っているのに今まだ要望と言っているのか、こういうことを聞いているんですよ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  要望書を出されたけれども、途中で取り下げられたというふうにお聞きしております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  その中でね、まだ行政懇談会の中で自治会に対して要望書出せよというようなね、町長が言っているんですよ。町長どういう考え方のもとに、この要望書を自治会にまた出せよというようなことを言ったのか、そこら確認だけしたいんです。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  教育委員会が詳しいことはお答えいただくかなと思うんですけれども、そのときに来られておりましたのが連合自治会ですね。ですから、本当言いましたら第三まであるわけですから全ての自治会、そしてPTA、そして地元のできましたら議員とかも含めまして、そういったところが一丸となって要望していただければと思いました。  以前の取り下げたというときのお話ではですね、その全ての組織といいますか、ところがですね、一致をしていなかった。全てが合意した上で出されたのではなかったということ。いろいろもろもろ聞いておりますけれども、この間行政懇談会で申し上げましたのは、そういった過去のことはもう横に置いてですね、できましたらそういう第一、第二、第三自治会、または連合、そして地域のPTAの方々とかいろんな住民の方々がですね、一致団結して企業にご要望いただければということで申し上げております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  要望というのは地域の課題がね、ほいで地域のこういう課題をみんなでやっていこうと。全体の総意のもとでやるのが要望やと思うんですよ。そうは思いませんか、町長。全体の総意のもとでやるということ。 ○議長(神吉史久君)  清水ひろ子町長。 ○町長(清水ひろ子君)(登壇)  ですから、全体の総意でぜひ再挑戦をお願いしたいということで、この間行政懇談会で申し上げました。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  話変えます。  この通学路についてはね、行政懇談会の中で抜本的に改革ということでね、中学校も行きも帰りも中学校を通ってはどうかというような話があったと思うんですよ。そういう話をするということは、基本的には実行可能やから中学校を通ってもいいと言ったんかなと私は思うとんですけどね。なぜじゃあ行きも帰りも中学校通ってええよというような話が出たのか。そこらだけ確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  抜本的な解決としては、一時的にその方策をとるのではなくて、それでずっと続けていけるような、そういう対策というのが必要かなというようなことで恐らく聞かれたんです。だから住人の方から抜本的な対策はどうだというようなことで聞かれたんですけども、そのときにお答えしたのが抜本的な対策というのは、今通っている道をまた改めて通れるのが一番いいかもしれないと。だけど、それがなかなかうまく前に進まないということであれば、今現在どういう通学路にしているかというと、中学校の周りをぐるっと回るような、普通に近回りをすればゼロメートルとすると大体150メーターから200メーターほど余分に歩いとるんですね。そういう道を今通学路に指定しているんですけれども、それを見守りをしていただいている方とかから、低学年の子が余りにも家が近いのに、すぐそばにあるのにぐるっと遠回りするよりも、もうちょっと近く通らせたってもらえんのかというようなお声がありましたので、それでこれは通学路については学校長が決めますので、教育委員会が決めるものではありませんので、提言として中学校の中を通るという方法もありますよということで一回相談してくださいということで、小学校と中学校がご相談なさったと。そうすると高学年の子はばらばらと帰るときにしゃべりながら帰っていくと、授業の邪魔になるということがあるので、だから帰りについては、通学路として使ってもらうやっぱり困るというような声が中学校からあったと。行きについては一斉に来ますので、そのときはいいということで、行きについては中学校の中を通っていくと。帰りについては遠回りをするような形で帰るという形で今通学路になっている。  ただ、一斉に帰る一斉下校のときだけ、これは下校時も中学校の中を通っていくというふうに今なっているのですが、それを今の企業の土地を通ることができないのであれば、行き帰り中学校の中を通っていくというのがいいんじゃないかということを、私のほうで言わせてもうたんですけど、そうなるためには中学校の授業の支障にならないということを原則考えていかなければいけないと。今現在、中学校がちょっと困るというようなことを言われておりますので、だから授業の邪魔にならないような方法というのを考えると、低学年が一斉で帰るんやったらまだ行けるかなというようなことも、今後提案していくか、あるいはそのとき言わせてもらったのは、将来いつになるかわからないですけど、播磨南中学校と播磨南小学校が小中一貫校になって一つの学校になってしまったら、これは一つの学校の中を通って帰るんですから、そのときにはそこ通る通らんはもう関係なく、学校の中を通っていくということになるということで、こうなればそれはいいという話はさせてもうたんで、それはもう何年も先の話ということで、今現在通っている通学路のあり方が最善だと思いますというお話をさせてもらったということです。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  通学路についてはね、学校長が決めると。じゃあ教育委員会は今、暫定的な通学路ですね。やっぱり暫定なしに教育委員会としては学校に提言できるんですからね、暫定な処置を今後どうしようと。安全な通学路の確保のために、どうしようというような方向性は持っているんですか。そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  教育委員会の考え方としましては、安全な通学路というのが最低限通学路としては大事な要件かと思っております。  そういう意味では、今現在通っているのが安全な通学路として最良の方法であるということで、遠回りであっても中学校の周りを通って帰るというのが一番いい方法であると思っております。  ただ、地域のお声もお受けして、一時的に低学年の子が中学校の中通るとか、中学校の中の授業の邪魔にならないとか支障をとりのぞけるのであれば、中学校の中を通っていくというのも、それは学校間の協議の中で可能であると。通学路としては遠回りの分が最適であると思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  住民の声ということでね、行きも帰りも中学校を通るのが抜本的な考え方と思うので、行き帰りは同じところを通してやってほしいというような住民からの声もあったと思うんですよ。  中学校についてはね、困るだけでしょう。具体的に何が困るから通ったらあかんの。そこらは中学校としてどういうような。何が困るから通ったらだめなんですか。そこら確認したいと思います。 ○議長(神吉史久君)  横田 一教育長。 ○教育長(横田 一君)(登壇)  先ほども少しお答えさせてもらったのですが、みんながそろって帰る分には問題ないんですけど、下校時というのはどうしても子供によってはばらばらと帰っていくんですよね。そうするとずっと下校の時間が長くなって、ばらばらと話しながら帰っていくということになれば、まだ中学校は授業をしているということもありますので、それともう一つ、あそこの門を施錠しているんですね。その鍵の管理ということも問題として出てきますので、一斉で帰る分については別に問題はないんだけど、ばらばらと帰られる分については、中学校側としては困るというお声をお聞きしております。  それで一定程度譲歩できる分としては、低学年の子は下校時にそろって帰りますので、低学年の子は下校時も帰っていくということは、これは可能かなというようなことは中学校の校長にもお話をさせてもらったことがあります。これはもう私がどうのこうのではなくて、学校間で話をしていただくほうがいいとは思っているんですけど。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  教育委員会としてね、今暫定処置をずっとこのまま据え置くのかね。ダイワボウに対していろいろまたアタックしていくのかね。一度、ちょっと問題提起してやっぱりこれはだめだと言われて食い下がったのかなと思うんですよ。これもね、地元もそうですけど教育委員会もともによい通学路を確保するために汗をかかなあかんと思うんですよ。そこら辺りいかがですか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  企業とは昨年6月に大阪北部地震ありまして、その後また何回かお話行きまして、奥田議員もよくご存じだと思いますけども、今のような現状になっているというところなんですけども、先ほど町長申しましたように、例えば前回の要望なりが本当の全体がちょっとまとまっていなかったというところがありましたので、例えばそういう全体がまとまってすることによって追い風になるというようなところもありますので、それで要望は取り下げましたけども、例えばそういう要望があるということは企業も多分もうわかっておられると思いますので、その分につきましては、またこちらも再度企業とですね、そういう意見ありましたけども、またお考えどうですかというようなところにつきましてはですね、また確認なりはさせていただくということはさせてもらいたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  これで私の一般質問を終わります。 ○議長(神吉史久君)  これで、新政会、奥田俊則議員の一般質問を終わります。  しばらくの間、休憩します。                 休憩 午後2時19分               …………………………………                 再開 午後2時29分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは、通告に従いまして質問させていただきます。  1、自然災害時に備えての取り組みは  (1)自分の身と大切な人を守るためには  去る10月12日に東海地方及び関東地方に上陸した非常に強い勢力の大型台風19号は東日本を中心に未曾有の被害を出しました。豪雨災害、土砂崩れ、河川の決壊が起き、浸水範囲は昨年の西日本豪雨を超え、土砂災害も1つの台風によるものとしては最も多くなり、現在もインフラや交通に大きな影響を及ぼし、いまだ復旧のめどが立たない地域もあり、歴史的にも記録的な豪雨災害となりました。今も被害にあった地域では懸命の復旧活動が進められています。  そして11月26日午前7時58分に瀬戸内海中部でマグニチュード3.8、震度3の地震が起きました。同日15時09分にもマグニチュード4.5、震度4と続きました。めったに起きないとされている瀬戸内海での地震があるということは、南海トラフ地震や大きな地震が起こる可能性が高いと識者からの指摘もあります。  兵庫県に住む私たちは、1995年1月17日に阪神・淡路大震災を経験し、来月にはその大震災から早くも25年がたとうとしています。そして国の機関である地震調査研究推進本部の発表によると、南海トラフ地震の発生確率は10年以内に30%程度、30年以内に70から80%、50年以内では90%程度もしくはそれ以上であると言われています。この地震が発生すると、地震動による建物倒壊、液状化、火災等の被害とあわせて津波による被害が想定されます。  平成26年6月に兵庫県から公表された被害想定結果によると、本町内の地震動は震度6強、津波は満潮時には2.2メートルを超え、津波が1.0メートルに到達する時間は約110分であり、倒壊家屋や多数の死者や負傷者を出すと予想されています。  日本各地で起こる地震などの自然災害は身近なものとして捉え、いつ被災地になるかもしれないという心構えを常に持ち、常に災害の危険と隣り合わせと考え、備え行動することが極めて重要になってきています。そして自分の身を守ることと同時に大切な人を守るためには何をすべきか常に考えなければなりません。本町に住む私たちは、地域の防災の現状を知り、正しく災害に向き合うことが大切です。  そこで以下の質問をいたします。  ①去る11月5日の午前10時より、令和元年度兵庫県南海トラフ地震津波一斉訓練が実施されました。南海トラフ地震津波浸水想定区域を持つ県内14市1町に滞在している携帯を持つ全ての方に対して緊急速報メール(エリアメール)が配信されました。このメールを配信するという訓練に関して、聴覚障害を持つ方や携帯をふだん持ち歩く習慣のない高齢者の方への訓練については、どのような対策が必要であると考えますか。  ②現在、各コミセン区での防災訓練が実施されています。先日も実施されたので南部・西部コミセン合同訓練に参加してまいりましたが、各コミセン区によって参加者が多い自治会と少ない自治会との差を感じました。毎年のように参加されている住民の方は、資機材の扱いなども非常になれておられ、いざという事態でも安心感があるように感じました。今後は各自治会でも参加者を増やすような取り組みをしていきたいとのことでしたが、行政としてのかかわり方をお尋ねいたします。  ③訓練の際に、職員からの説明で本町が備蓄している物資が多くないと聞きました。ホームページで見ましたところ播磨小学校での備蓄が記載されていませんでしたが、どのようになっているのでしょうか。その他の備蓄をどのように保管しているのか、そして住民にその内容の周知はどのようにされていますか。  ④喜瀬川の河川計画における氾濫が想定される総雨量をお聞かせください。  ⑤今回の台風19号が西に進路をとっていた場合、播磨町でも甚大な被害が想定できますし、今後も大型台風の被害は想定されますが、ハザードマップの改定予定などはありますか。  ⑥本町で指定避難所になっている小中学校及びその他の施設での各収容人数は。  ⑦災害時、住民のみならず企業などの帰宅困難者や外国人労働者などが被災することが想定されますが、避難所での受け入れに対する考え方や対応策はいかがでしょうか。  ⑧災害時、福祉施設やデイサービスなどの施設に、利用者だけでなく近隣の住民が避難してくる可能性もあることから、施設職員への防災リーダー講習受講への助成等の考えは。  ⑨災害時に町外に住んでいる職員が通勤困難な場合は、行政側の人員確保はどのように考えていますか。  ⑩町内に防災リーダー、防災士などの有資格者いると思われますが、ボトムアップなど今後の行政として支援の考えは。  ⑪啓発活動にひょうご防災リーダー、防災士、ひょうご防災特別推進委員などの有効活用実績及び今後の方針は。  ⑫災害時に障がいを持つ方やけがをされて救助を必要とされる方が首や腕などの見える部分に巻いたりすることで、他者から一目で見てわかりやすく、早く救助することができるとされています災害時用障がい者支援バンダナを加古川市、芦屋市、洲本市などが導入しているのですが取り入れる方針はおありでしょうか。  ⑬誰もがすぐに取り組める防災啓発として、加古川市では防犯ブザーの救急的活用の普及啓発をひょうご防災特別推進委員により実施しています。護身用として使用する防犯ブザーを急病人が発生した際に鳴らし、周囲の人に迅速に知らせかけつけてもらうため、また救護や発災時の避難のおくれにより取り残された場合などの合図としての活用法ですが、本町としてのお考えは。  以上、質問いたします。 ○議長(神吉史久君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  大北良子議員の1点目のご質問、自然災害時に備えての取り組みは、についてお答えします。  (1)自分の身と大切な人を守るためにはの①についてですが、災害時における情報取得については、多様な情報手段ということで防災無線や防災安心ネットはりまによるメール、携帯各社のエリアメール、Lアラート等を利用したテレビ等からの情報等、健常者・障がい者を問わず、町としても可能な手段を明示するとともに、個人としても情報取得をするすべを求める必要があるのではないかと考えております。  聴覚障害者の場合、メール配信等やテレビ等のデータ放送が考えられます。スマートフォンをお持ちの場合であれば、Lアラートを利用したアプリ等の活用も可能となります。また、携帯を持たない高齢者についても同様に、テレビ、ラジオ等から情報を得ることも可能かと考えています。  重要なことは受け身で待っているということでは、どのような情報取得の手段であってもその恩恵を受けられるものではありませんし、昨今、毎年のように発生する自然災害の状況から考えれば、行政側の公助のみに頼るのではなく、自分自身の身は自分で守るなどといった自助の部分が重要ではないかと考えております。  ②についてですが、現在、播磨町においては各コミセン区の自主防災会の代表者に集まっていただき、平成23年度の準備会、平成24、25年度の意見交換会を経て、平成26年度より自主防災連絡会を開催しております。その中で各自主防災会個々の訓練についても参加者が少なく、大きな訓練ができないとの意見もあり、そういったことから各コミセン区の防災訓練で避難所等運営訓練を実施し、ある程度の参加者数を確保する方向で進めています。あわせて本町の訓練職員数の規模においては、避難所への職員配置も数名が限界であると考えられますので、できるだけ地域で避難所訓練等が実施できるよう行政としても考えております。  各コミセン区の計画作成段階においては、コミセン区の要請に応じて職員を派遣し、相談や支援を行っております。また、訓練当日も職員を派遣し、現状を確認しているところです。  ③についてですが、備蓄については播磨町防災計画に記載しておりますとおり、住民による備蓄は7日分、行政による備蓄は3日分となっており、県の想定における播磨町の10時間後の避難所生活者数及び帰宅困難者数、災害対策職員を加えた人数7,833人の3日分を想定して備蓄を進めております。  また、播磨小学校については、学校内倉庫の工事を本年9月2日に完了検査を終えており、備蓄物資等については来年3月16日までに納入を完了させる予定で進めております。  なお、備蓄計画については、播磨町ホームページに掲載しており、かつ毎年備蓄箇所の備蓄数量も改訂した上で公開しております。  また、自助における備えについては、広報の掲載や講演会、研修等での周知を図っております。  ④についてですが、8月30日に県より公表されました想定最大規模の降雨による洪水浸水想定区域図のもととなった降雨量として、一年に発生する可能性が1,000分の1の想定最大規模の降雨量が551ミリ/12アワーであり、一年に発生する可能性が100の1年の計画規模降雨量が66.2ミリ/アワーとなっております。  なお、雨量のイメージですが、気象庁の示す資料によりますと、時間雨量50ミリを超えると滝のように降る様子で傘も全く役に立たなくなる程度と言われています。  ⑤についてですが、先ほどもお答えしましたとおり、8月30日に県より最大想定規模の降雨による洪水浸水想定区域図が公表されました。また、高潮浸水想定についても来年3月ごろに新たな想定が出される予定で、現在県で作業が進んでいると聞いております。  本町のハザードマップについても、来年度改訂を行いたいと考えており、新年度の予算において必要な経費について措置をする方向で現在進めております。  ⑥についてですが、播磨町防災計画の計画に指定避難所他掲載させていただいておりますが、参考までに指定避難所としての人数といたしまして、町内の小中学校並びに東播磨特別支援学校、播磨南高校の8施設のグラウンドや体育館を指定しており、体育館で8,646人、グラウンドでは3万9,800人を想定収容人数としております。他に福祉避難所等もありますので、詳しくは播磨町防災計画に掲載しております。  ⑦についてですが、帰宅困難者対策として、播磨町防災計画にも記載のとおり、企業など、事業所、学校と連携し、事業所等が一時に帰宅させ、混乱が生じないように心がけるとともに、一定時間の保護が可能なように必要な物資の備蓄を行うことと想定しております。  また、町においても先ほどご説明しました備蓄物資により支援を行うとともに、避難所等のあき状況に応じ、滞在場所等の提供を行うこととしております。
     ⑧についてですが、防災リーダーの受講の補助要件としては幾つかの要件を満たす必要がありますが、町内在住者のみならず、在勤あるいは通学する者も含まれています。  そういったことから、施設が町内にあり、県の兵庫防災リーダー講座を受講し、修了した者は補助要件の対象となってくると考えておりますが、正確には個々の要件があろうかと思いますので、具体的な内容を危機管理グループにお問い合わせいただけたらと思います。  ⑨については、職員に参集基準を設けており、これに基づき職員の動員を行っていますが、地震の場合においては震度4以上が発生した場合、必然的に参集指示があったものとみなし、全ての職員が参集することとなっております。交通手段等の支障や職員自身の被災により参集が一定時間もしくは期間、遅延する場合や参集できないことも生じる可能性はありますが、その時点における参集職員での対応を実施せざるを得ない状況となりますので、今年度それらに対応するため、業務継続計画の策定を進めているところであります。  ⑩及び⑪についてですが、町内の防災リーダーの方々については昨年度よりお声がけし、何らかの活動、活躍ができることはないかとご相談しているところでありますが、それぞれの立場や思いというものもあり、今年度におきましては町内の状況を知っていただくということで各コミセン区の訓練や町内で行っている講演・訓練等に参加いただき、ご理解をいただく期間としております。防災の分野も幅広く、さまざまな面や個人の技量、思いの差というものもありますので、組織だってなかなかできないというのが現状です。  しかし、今後ともそういった会合については継続協議して、将来何らかの活動が実施できればと考えております。  既存の活動状況といたしましては、防災リーダーの方々に大中遺跡まつりと同時に実施しております津波避難ウオークの運営において、受付等のご支援をいただいているところです。  現在のところ、それ以外の活動については考えられておりませんが、防災リーダーの会で活動ができるようになれば活動の拡充も考えられるのではないかと思います。  ⑫についてですが、障がい者支援離れについては、障がい者の思いを伝えるものとして福祉施策等で実際配布されている市町があることについてはお聞きしております。  公助を担う部分でどうしても代用できないものであれば、導入の検討も必要と思われますが、さまざまな方法での対応も可能であり、現在のところ導入する予定はありません。  ⑬についてですが、ご質問の兵庫防災特別推進員の普及啓発の中で、そのような話が出ていると理解しておりますが、この件については桐生市消防本部が提案した、周囲の方々に直ちに駆けつけてもらうことを目的とし、かつ操作が容易で安価に入手できることから取り組まれているものときいております。防犯ブザーの活用例としては有用と考えておりますが、この取り組みについてもさまざまな取り組みの一つの事例として捉えており、特に播磨町としてこの活用策について普及啓発を行うことについては考えておりません。  以上でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員の再質問を許します。  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは再質問させていただきます。  1番のエリアメールへの配信ということで、先ほど答弁いただきました、携帯電話を持っている方ですが、高齢の方は自宅に大事に置いている方であったりとか、高齢者の方であったりご家族の方に聞きますと、日ごろからつい持ち歩かずに出てしまったりとか、落とすかもとかいう理由で大事に自宅に置いている方も多いというふうに聞いております。いつどこで災害に遭うかわからないこの昨今ですので、エリアメールをより多くの方が知るように、そして使いこなせて、スマートフォンというものを使いこなせるように、高齢の方からガラケーであるとかからスマートフォンに変えたけれども使い方がよくわからないとおっしゃる方も非常に多いですので、行政とか公民館であるとかコミニティセンターなどでの災害時でのスマートフォンの使い方講座とか、そういったものを防災訓練とあわせて、何かそういうような企画をされるようなお考えとかはおありでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  スマートフォンの使い方講座ということでありますけども、スマートフォンの使い方につきましては、今チラシにそういうQRコードですね、それを読み取っていただければ、そういう登録ができるようにはなっております。それを改めて講座ということになりますと、可能であればそういう自主防災会の集まる折にでも、そういったことで地域の方に指導してもらえないかというようなことで考えることはできますが、実際自分で使ってみないとなかなかそういうことがわかりにくいと思いますので、あとはスマートフォンとかお持ちの場合、使用の有無にかかわらず、プッシュ方式といいまして強制的に情報も入ってまいりますので、絶えず持ち歩いていただくというんですか、携帯していただくのが一番ベストではないかなと考えております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  今朝の神戸新聞に載っていたんですが、神戸市が無料通信アプリ、LINEというのを使った災害情報の共有訓練というのを行うというのが本日の朝の神戸新聞に載っておりまして、こういうLINEとか使われるにしても、先ほど岡本理事おっしゃったようなQRコードとかいうのも、使い方というのがわからないと使えないと思うので、そういう本当に第一歩からでも、それがスマートフォンの使い方というのが一つ、第一歩されることで防災にもつながるのではないかなと思うんですけれど、そういったお考えはどうでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  LINEを活用して、そういったメールの連絡というのも実際に防災でなくても大体皆さん、若い人とか使われておりますけども、そういったことも機会があれば、活用できるようであれば、そういうことも考えていきたいと思います。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  そういうのを先ほど岡本理事もおっしゃったように、防災訓練、自主防災の場でもスマホの使い方とか講座も今後もやっていっていただければと思うのですが、先ほど高齢者の方と、もう一つ聴覚障害を持たれる方というのが、そういう方もスマートフォンをということで今ボランティア、そういう聴覚障害を持たれる方を支えるボランティアの育成ということで、今月の広報にも載っているのですが、聴覚障害を持つ方をサポートする人材を育成する対話支援サポーター養成講座が本町でも始まっております。音声を文字にして伝えるということで、そういった聴覚障害を持たれる方を支援する、サポートする人材を育成する講座なんですが、これまだ始まったばかりですし、まだ講座の存在を知らない方も非常におられたりとか、こういう講座とか、この講座だけではなくて、ボランティア、支える方を育成していただきたいと思いますので、広報はりまとかホームページに載っているのは私も見たんですが、それ以外の告知の方法とかいうのは、何かこういう講座とかで告知の方法というのは考えていらっしゃいますか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  いろんな講座いうのがね、特にあるとは思います。今はそういった形でしておるんですけど、その他に各施設にそういったもののお知らせのビラを配るとか、そういった地域の方々にお伝えするようなことで回覧したりとかする場合もございます。  それ以外でといいますと、具体的にとなって個別にですね、そういった情報を送るということまでになりますと、なかなか防災ネットはりまみたいな形の登録者に送るみたいなことまではできないと思いますけども、方法としてはそろえるぐらいのことが可能かと思います。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは、2番のほうなんですけれど、防災訓練に私も参加したのですが、やはりなれておられる方、非常に資機材の扱いとか、南部・西部コミセン合同訓練というのに参加してまいったんですけれども、非常に住民の方で毎年防災訓練に参加されておられまして、非常になれている方もいらっしゃって、以前危機管理グループでお伺いしましたところ、南部コミセン区の住民の方が非常になれておられるということで、他のコミセン区の方も今いろんな意味で触発されて変わってきたというようなこともちらっとお聞きしたのですが、具体的にどのような変化があったと把握されていらっしゃいますか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  エリア内で温度差というのは確かにございます。南部コミセンエリア内には、ある自治会におきましてはモデル事業になるようなことをされているところもございます。  そういったことから、今ですね、南部コミセン区のそういう活動が全体の底上げというようなことで、今回全てのコミセン区での訓練も終わったというようなところで、これからやはりそれがそういった核となっていただいて、逆にそういうコミセン区同士の交流もしていただきながら行っていただけたら、そういう皆さんの訓練状況の交流になって、またもっと輪が広がっていくのではないかなと考えております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  今コミセン区で災害訓練というのは年に何回ぐらい、どのような場所でされていらっしゃいますか。一年に何回、そして場所はどちらでという。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  各コミセン区におきまして、その最寄りの小学校の運動場ないしで訓練を毎年一回は行っているということでございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  その一年に一回。何回かで。済みません、ちょっと今聞き逃しました。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  一回でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  その一回というのは、大体何時間ぐらい。どこのコミセン区も同じような内容の訓練をされていらっしゃるのですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  その訓練の方法によりましては、それぞれのコミセン区がいろいろ検討されて実施されておりますので、同一ということではございません。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  時間のほうはどれくらい。半日ぐらいの感じ。どれぐらいでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  3時間程度を予定しているところです。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  各コミセン区でされていると今お伺いしたのですが、特にここのコミセン区ではこういう変わったようなことを、さっき岡本理事がおっしゃったような各コミセン区に任せているということであれば、ここがちょっと特徴あるようなことをされているとかいうようなコミセン区の把握はされていらっしゃいますか。 ○議長(神吉史久君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  コミセン区の訓練につきましては、今年度で初めて東部コミセン区が避難訓練ができたといったような形で、それまで先ほどおっしゃったような南部・西部の合同の訓練から始まって、そこの避難訓練のいいところを、それが次にというような形で、今やっと東部コミセン区に広がって町内4コミセン区、実際は3カ所になります。南部・西部コミセン区が一緒になりますので、3カ所で実施しているといったような状況でございます。  特に今のところ、以前議会でももしかしたらお答えさせていただいているかもわかりませんけれども、いわゆる避難所につきましては播磨町の職員数からしますと、そんなに多数の職員を派遣できないというような状況も考えられますので、できる限り避難者の中でしていただけるような形をとりたいということで、先ほど大北議員おっしゃったような各自治会の参加人数の少ない、多いというようなところの平準化も含めてですね、コミセン区単位でということの訓練を現在町としては支援させていただいているといったような状況でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでしたら、南部・西部コミセン区に加えて、ことしは東部コミセン区もというふうにお伺いしたのですが、新たに加えられたような新しい訓練とか、そういったようなことはありましたでしょうか。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  ちょっと私の言い方がまずかったようなのですが、野添コミセン区、それから南部・西部コミセン区ですね、それから東部コミセン区といった形で現在3カ所、4コミセン区で実施しております。  基本的にはですね、今南部コミセン区で自主防災会の連絡会の会長をしていただいている方が主導的な、リーダー的な要素を持って、南部コミセン区でこういうような例えば訓練をしたよというようなことを他のコミセン区の連絡会の中でご説明を差し上げて、同じような避難訓練の形をとっていると。それがやっとことし3カ所そろったなというようなことで、これから新しくどういったような訓練にするかというような、まずは避難所の運営訓練を充実させた上で別の訓練に移行するというのも一つでしょうし、またいろいろ今後は考えられるかと思いますが、今の段階としてはそういった状態でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは、先ほどお伺いしました訓練がコミセン区単位で住民の方を中心に行われているということであれば、行政の職員の方は何人とか行かれていらっしゃるのですか。その規定とかはあるのでしょうか。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  基本的にですね、先ほど答弁の中でも少しお答えさせていただいたかと思うんですけれども、いわゆる企画段階で各コミセン区で、それぞれコミセン区によって職員がかかわる度合いというのは違うんですけれども、企画段階でコミセン区とのお話の中でですね、いわゆる職員を派遣して支援させていただいていると。例えば端的な例で申し上げますとですね、例えば野添コミセン区が炊き出しをしていますと。その炊き出しのプロパンガスとかいうようなものが大釜で必要になるんですけれども、そういったものについては町とLPガス協会で協議させていただいて、それを提供させていただいているとかいうようなところもありますし、例えば東部コミセン区においては初めてするといった形の中で、東部コミセン区としては大きいのはことし初めてで、その前の年に古宮自治会が主体的にやられたと。そこのことも見ながらですね、町職員も一緒に入って協議をさせていただいていると。当日はですね、先ほど申し上げたとおり、できるだけ地域の中でできるということが重要かと思いますので、各コミセン区の訓練については、町の担当者なりが行かせてはいただいておりますけれども、横で見せていただいているといったような形ですので、いわゆる主導権を握ってこうしましょう、ああしましょうというような形ではなくて、人数ということであれば最低1名は行かせていただいているといったような状況でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  先ほどお伺いしました中で、西部コミセン区はまだこれからであるという。済みません、ちょっと確認でお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  西部コミセン区は、先ほど申し上げたとおり、南部コミセン区と合同で実施されております。西部コミセン区はなかなかちょっと西部コミセン区だけでは難しいというところで、まずは南部コミセン区の訓練に参加してといったような形で、コミセン区の中で話し合いをされて、今現在そういった形で実施されているといったような状況でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  こういった各コミセン区で避難訓練をされているというのが今日お聞きしまして、それぞれのコミセン区でされているということが私とかもわかったのですが、これを住民の方が隣の自分以外のところのコミセン区でどのようなことをされているかとか、そういうようなことをどこかで知らせる必要とかも非常にあると思うんですけれども、どんなふうに自分ところの地域が進んでいるのかとか、そういうようなこととかも知っておく必要とかもあるかなと思うんですが、そこに関しては何か広報であるとかホームページに載せるとか、何かそういった予定とかありますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  自主防災会でですね、自主防災会連絡会ということで各コミセン区の代表者の方にお集まりいただいてですね、町で年間何回か会議をさせていただいております。その中で防災訓練であったりとか、いわゆる講演会であったりとか、今度14日に予定しておりますが、そういったものも協議いただいているんですけれども、その中で今大北議員がおっしゃったですね、そういう広報的な要素で一度案としてご提示させていただいてですね、そこの連絡会の役員の中でですね、そういうことも必要だということであれば、その中で一つ考えていきたいなというふうに考えます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  その訓練での資機材の扱いというのが、私も先日の南部・西部コミセン区に参加させていただいた際に、やはりチェーンソーとか使う作業とか体験してみたのですが、なかなかなれなかったり、本当に毎年参加しないと一年参加して、もうその後しないとかいうことであれば、なれないですし、毎年参加し続けていっていただきたい。そしていろんな方がたくさんの住民の方が増えて、体験していただきたい。そういった訓練に参加される方を増やしたいと私も考えますし、行政の方もそう考えていらっしゃると思うんですけど、どのような方法で参加者をより増やしていったらというようなことで、何か工夫されている点とかおありでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  先ほどですね、岡本理事が答弁させていただいた中のことと少しバッティングするのかもわからないですが、防災の面につきましてはですね、危機管理グループとしましては、例えば広報的な要素ですね。広報であったりとか、例えばホームページであったりとかというようなものについては掲載というのは可能だと思うんですね。  ただ、そういう訓練に参加するとか、そういったことですね。例えば11月でも避難ウオークとかいうようなことをさせていただいておりますが、そこについて行政が住民の方に強制参加だというようなことが言えるわけではないので、そこの辺りは少しずつ自主防災会の連絡会の中でも、各自治会の防災訓練がなかなか難しいというようなお話はありますので、一朝一夕にこれをしたらいいというような案があれば、それをさせていただくんですけれども、地道な努力というような中で広報し続けるしかないのかなと考えております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  各コミセン区以外にサークル活動とかで公民館とかを利用されている方が、やはり公民館を利用しているときに被災するとかいうようなことも、これから想定した訓練とかいうのを計画とかされていらっしゃいますか。 ○議長(神吉史久君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  先ほども申し上げましたとおり、コミセン区については今やっと3コミセン区の防災訓練、避難所訓練が始まったような状況でございます。  各施設の避難訓練等につきましては、例えば学校であったりとか、例えば各施設であったりとか、それぞれの防災、地震に限らずですね、例えば火事、火災等もそうだと思いますけれども避難訓練等については各施設で実施されているとは思いますので、ただ、そういったところの中でですね、防災に特化したような訓練の仕方というようなことで何らかですね、こちらがご支援できるということがあれば、またお問い合わせなりご支援については図っていきたいとは思いますけれども、基本的には各施設で実施されるものと考えております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  サークル活動以外にも、これから子供たちというのにも阪神淡路大震災を経験していない子供が、全て今の子供たちはそうですし、私たちはやはりその大震災を経験していますので非常に地震がこわい、震災がこわいと非常に恐怖を覚えているんですけれども、子供たちにも防災教育、知識の場というのを防災訓練というのを学校教育でも何かされていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  武田健二理事。 ○理事(武田健二君)(登壇)  学校につきましては、幼稚園を含めまして小学校、中学校、1月17日付近になりますけども一つの学校を拠点校として学校への防災訓練をやっております。それにつきましては、毎年いろいろ違った形といいますか、基本は一緒なんでしょうけども、あらゆる場合を想定したような訓練をしているというようなところでございます。  ただ、子供につきましては学校ではそうですけども、今後また考えていかなあかんといいますのは、学校外でのことですね。そういったことにつきましては、また危機管理グループ内とも相談しながらですね、どういったことがいいのかいうようなことはまた検討していきたいと思っております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では、3番の食糧とか資機材の備蓄なんですが、新たに播磨小学校の備蓄が増やされるということなんですが、他の学校とか避難所で置いているような備蓄の他に、播磨小学校で新たに加えたものなどはありますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  備蓄につきましては同じものをそろえていくということで、その分を今回購入し、配備する予定でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  先ほどの南部・西部コミセン区合同訓練に行った際に、帰るときに賞味期限切れのアルファ米とかを早く食べてほしいんですということで参加者の方にもらって帰ったのですが、そういうような賞味期限切れたりとか、そういうような管理というのは、それをもらった住民の方も、2カ月ぐらい前に切れているんですね。そういった炊き込みごはんというようなものをもらって帰ったんです。たくさん余っているのでみたいな感じだったんですけれど。それは管理体制というのがどうなのかなと思うんですけど、それは南部・西部コミセン区に限ってのことなのか。他のところはどういうふうにされていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  しばらくの間休憩します。                休憩 午後 3時15分               …………………………………                再開 午後 3時15分 ○議長(神吉史久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  答弁、日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  備蓄食料ですね、町の管理の分につきましては、期限切れのものは区域外に、町内の訓練に町としては一切出しておりません。基本的に期限が切れる前の段階で、町としては全部いわゆる訓練に役立てていただきたいということでお渡ししていますので。  例えばですね、今おっしゃったような直前、1カ月ぐらいの中で、もう直前だというものについては、その場で必ず食べてくださいというようなことは各自主防災会にも言ってますので、町としていわゆる期限切れのものを出すということは一切自主防災会に対してはしておりません。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。
    ○4番(大北良子君)(登壇)  私は帰るときに、これ結局捨てることになるので2カ月前に切れているんですけれども好きなだけ持って帰ってくださいみたいな形で。だからその場で避難食として防災食を味見するという、それは期限が切れてないものだったと思うんですけれど、帰る際に南部コミセン区の担当の方から、これ余っているのを置いてますのでというようなことがあったんですけれど、それは廃棄処分にするであるとか、むしろそれは買っている財源ですので、購入しているので、切れないようにするということが非常に大事だと思うんですけれど、置いているので自由にお持ち帰りくださいということで、もう切れてますということなんですけれど、その辺りについてはどうでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  発言の際、静粛に願います。他の方、静粛にお願いいたします。  答弁、日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  先ほど申し上げましたとおり、町としましては期限切れのものは一切出しておりませんし、そのものについての使用についても、購入後ですね、期間が少なければその場で食べてくださいといったことは申し上げております。  コミセン区単位の訓練の中でですね、仮に古いものがあって、それが食べられるんじゃないかというようなことを考えられて置かれているのかですね。その辺りについては町としては別に関与して、こう配布してくださいといったようなことについてはありませんので。それについてはコミセン区の中でそういう判断をされたのではないかと考えます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  誰が指示したかとか、それはもうちょっとあれですけど、行政も加わっている訓練の場ですので、自由に持って帰ってくださいというようなことがあってはならないかなというふうに思いますので、これはもう言った言わないとかになるので、こういう事実がありましたということです。  その他の避難所で置いている備蓄をどんなものがどのように置いているのか。先ほどお話ししたような消費期限、賞味期限というのがいつぐらいまであるのですかということが、住民の方、例えば自治会長であるとか地区の自主防災組織の担当の方とか役員であるとかにお伝えとか周知というのは、どのような形でされていらっしゃいますか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  備蓄品等につきましてはこん包してありますし、そのときに期限というのは全部明示しておりますので、各自治会にお伝えするとか、そういうことじゃなしに、置いているものについては町で管理しながら期限については明示しております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では、明記しているのは、管理というのは町では把握されていますか。置いているものについて。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  保管しておるのは町で保管しておりますので、それについては町が管理しております。  それと先ほど、今おっしゃっとってのは町の管理の分でありまして、今おっしゃっとってのは各自主防災会でもそういったものを管理されていると思いますので、それとはまた別ですのでね。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では先ほどの話なんですけれども、南部コミセン区で備蓄しているものを町の職員の方がお持ち帰りくださいと言われたんです。だからコミセン区の自主防災の会長とか自治会長が言われたのではないということは、この場で言っておきます。 ○議長(神吉史久君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  南部コミセン区の訓練でということでお聞きになったということですので、それについては事実を確認しまして対応させていただきたいと思いますが、原則、今申し上げたようにですね、期限切れのものを町は危機管理グループの外には出していませんので、そういったこともないのではないかと思いますが、今すぐ確認はとれませんので確認させていただきます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは4番の喜瀬川の氾濫想定雨量というのをお伺いしたのですが、昨日の大瀧議員の一般質問の中でもやはり内水氾濫という話が出てまいりまして、喜瀬川というのは、昨日と繰り返しになるのですが、安心で内水氾濫というのは喜瀬川の周りについては大丈夫であるというようなことだったのですが、その辺の再確認をお願いいたします。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  喜瀬川につきましては、川の水位につきましては満潮時によりまして水位が変わってまいります。ですから喜瀬川は大丈夫かといいますと、その台風の折によくあるのが、台風の接近とそれと満潮時が重なる場合、どうしても内水の排水ができなくなってしまう場合がありますので、町としてはそういう場合はポンプを据えつけて強制的に川へ排水するというようなことでの対応をとっている状況もございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  昨日の大瀧議員の話の中で、水利組合に先ほどの排水というのもお願いしているということで、今水利組合というのは田んぼがあるので組合の管理をされているのですが、今播磨町内で田んぼがすごく減ってきたということで、水利組合の方にお話もお伺いしたところ、田んぼがあるとそこに例えば大雨が降った場合でも、そこに貯水という形でためられるというような機能も持っていると聞いているのですが、今現在田んぼがどんどん減ってきているのですが、現在ある田んぼの貯水能力というのがどれぐらいというのは把握もされていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  大北議員、今回13項目かなり詳細な質問をされているので、やはりその質問の内容に沿った内容での質疑というところでお願いしたいと思います。それ以上の個別、具体的なことになると防犯全てのこととなると、なかなか当局も対応できないと思いますので、その辺り踏まえた上で質問を続けていただけたらと思います。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では、内水ハザードマップというのを作成され、調査するという確認を昨日いただいたのですが、洪水ハザードマップはあるという確認でよろしいでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  洪水ハザードマップにつきましては、皆さんにお配りしております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  内水ハザードマップというのは、これから調査するということで、いつごろ完成とかいうのはいかがでしょう。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  内水ハザードマップ、内水のその域につきましては、ハザードマップをつくるにおきましては県ないし国からそういったデータが来ます。ただその内水のデータというのは特にありませんので、今回ハザードマップの更新につきましては最大雨量のその量は変わりますので、それに基づいて更新をするということで、決して今の内水のハザードマップをつくるということではございません。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  ハザードマップを改訂という中で、防災会議とかいうような何か会議とかをされていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  防災会議は関係者集まって毎年やっております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  平成31年度予算特別委員会で災害発生時などでも適切な業務遂行のために備える業務継続計画の策定というのをコンサルタント業者も含めて協議をして、今年度中に策定されるという答弁が議会だよりにも載っておりまして、そちらの進捗状況というのはどうでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  進捗状況につきましては、今年度末の完成ということで、せんだって各グループとのヒアリングも終えて、今進めているところでございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  6番に移ります。  小中学校の津波などで、例えば施設の避難できる人数というのは先ほどお伺いしたのですが、津波とかやはり増水、水が増えて1階部分が使用不能になったり、一つの学校が避難不可能になってしまったりした場合のことなどは想定されていらっしゃいますか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  避難所におきましては、それぞれの場合によって取り決めをしております。  津波等の場合につきましては、播磨小学校、また播磨西小学校、播磨南小学校等については津波の恐れがありますので、そちらは避難所ということの指示はしておりません。その場合、蓮池小学校と播磨中学校、こういったものを考えております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では7番の避難についてなのですが、国際交流協会で昨年度とことしの2回で外国人を対象とする訓練というのが、昨年は南部コミュニティセンターにて、そしてことしは加古川市防災センターで訓練が開催されたというふうに聞いたのですが、危機管理グループと国際交流とか、そういった方で合同で訓練とかするような予定とかいう計画は今後おありでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  合同と言いますか、危機管理グループではそういった訓練についての支援を行うというようなことで対応しているところでございます。  本年度については加古川市防災センターへ行かれておりますので、加古川市防災センターのお世話ということで、いろんな体験するところもあると思います。そういった講師の方のお話もあったと思います。その前の年につきましては、危機管理グループの者も一緒にその場に居合わせて一緒に訓練しておりますので、訓練というのは主催されておりますのが国際交流協会でいろいろ計画をいただいておりますので、それに対しての支援というような形で一緒にやっていると状況でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは確認なのですが、外国人労働者の方というのは数年で帰国されて、また新しい外国人の方が労働されに来られると聞いておりますので、今後もそういったことを続けていかれるということでよろしいでしょうか、確認で。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  国際交流協会とともに、もしそういったことが可能であればそういう機会を設けていただいて、こちらとしてもそれに支援をさせていただきたいというようなところで考えております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  8番の施設職員への防災リーダー講習というのが、施設職員、デイサービスであるとか、そういったところの職員の方というのは介護の知識であるとか、そういったことはあるとは思うのですが、応急手当の知識であるとか防災に関する知識をつけられたほうがいいかなと思うのですが、そういったのは危機管理グループに聞きに来てくださいと先ほど答弁いただいたのですが、そういう方への支援というのも入っているのでしょうか。補助というような形で。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  補助といいますのは、そういう防災、兵庫防災リーダーの講座ですね。そういったものを受講し、修了された方。そういった方に対して補助をするということですので、そういうところへ行って、そういう講習の中にそういうものがあれば、そういうものの講習も受けられるでありましょうし、特に補助といいますのは、講習に必要な費用の補助でございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  では9番に移ります。  先月行われた議会報告会でも、住民の方から質問とか、希望みたいな形で、町内在住の職員の方が非常に少なくなっていて、普通に電車が来られなくなったりしたら集合というのはなかなか来られない状況も非常にあると思うんです。  住民の方が小さな自治体ですし、最近の職員が入れかわって若い方も非常に多いですので、つながりとか、そういったことがだんだん薄れてきているのではないかというようなことを議会報告会であるとかでお伺いしたのですが、そういったことはどのように今後防災に関しても一緒に、ともにやっていけるようなことというのは考えていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  大北議員のおっしゃるつながりというのが若い職員と住民とのつながりという意味ですか。そういう町内、町外を問わず、仕事の上でそういった形のものについては、全ての住民の方に知ってもらうかといいますと、部署によってはそういう外へ行くこともないし、人に会うときもないグループもございますけども、それにつきましては町内の職員であっても同じやと思うんですね。町内の職員であれば全ての住民の方を知っているかといいますと、自分の住んでいる地域の職員であれば人は知ってますけども、全然別のところへ行けばそういう全く知らない方もいますので、そういったことでのつながりの差というのは、なかなか。ただここに住んでいるか住んでいないかというのが大きな問題になるかといいますと、でもなしに職員全員、町内町外問わず、防災に対しては意識を持っておりますので、住民の方におきましては知らないから心安さがないという意味やとは思いますけども、そういう場合でしたらどんどん役場のほうに来ていただくなり、仕事の中でかかわるようであれば、どの若い職員も皆そういった対応についても積極的でございますので、そういう部分については今後、そういう地域の方と交わる、交流できる機会があれば、そういうものにも参加するということも必要ではないかなと思います。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは10番の防災士のボトムアップということで、防災リーダー講習などを受けられた方のフォローアップの講座とか、防災士として播磨町内でそういったことで講座に携わったり、教えていったりとかいうことで、知識を持っていても使わなければ忘れていったりとかしますので、実際その防災訓練の場に、そういったコミセン、先ほど言われてたコミセンの防災訓練であるとか、そういうところに防災リーダーとか、そういった兵庫防災特別支援員とかいう方を招いてとかいうような計画は今後おありですか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  先ほどもご答弁でお答えしましたけども、今ですね、そういう方々におきましては、そういった形の活動もできないかというようなことでお問い合わせをしている中で、ことしについてはそういった講座とか、そういう訓練に極力参加いただいて町内を知っていただきたいというところで今進めているところです。一長一短、すぐにそういう組織ができるかというのも、なかなかステップを踏んでいかないと、やはり難しいようですので、今それを始めている途中でございます。ことしについては申し上げたように町内を知っていただくというところで取り組んでいるところでございます。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  今、それでしたら危機管理グループで防災士とか、そういった資格を取られた方が町内に何人いらっしゃるとか、登録とかそういうようなこともされていらっしゃるのでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  登録というんですか、そういう防災士を受けられた方については、名簿というのはこちらで備えてはおります。 ○議長(神吉史久君)  残り時間わずかになっております。ご注意ください。  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  9月定例会で宮宅議員の一般質問の中で、SDGsの持続可能なまちづくりというのがありまして、その17の目標の中の13番目に気候変動に具体的な対策というのがありまして、サブテーマということで169の個別解説の中に、やはり気候変動対策というのが次の総合計画に生かすべきであるというのがあるのですが、そういったものを総合計画に入れられるという予定でよろしいでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今の異常気象の中で、そういう防災体制の強化ということは考えられますので、特にその総合計画でうたうということよりも、危機管理の部門ではそういうことに備えていくと、対応していくというようなことは必要であると思います。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは最後に災害時用障がい者支援バンダナと防犯ブザーの救急的活用法というので、支援バンダナは今現在考えていらっしゃらないということで、救急ブザーは知っているということで、その他にこういった何か非常に安価で気軽にできるようなことを今後考えていかれるご予定とか、既に考えているものなどありましたら教えてください。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  そういった方の示すものとして、町では今ヘルプカードといったようなものはお配りしております。  周りの方にそういった知らせるという意味では、ぶら下げていただいて、そういうことの明示というんですか、そういう名札というようなものの制度というのはこちらでは今実際にやっております。  先ほどもこういうふうにお答えしましたのは、バンダナということもありますけども、一度一般質問でもいただいたんですけど、ビブスという、こういう上から羽織るやつもありますし、逆にこういう帽子的なものもありますし、さまざまな方法でそういったものの明示は可能かと思います。その中でどうしても簡単に必要なものであるというようなことで、町としては今ヘルプカードのPRというんですか、それを推奨しておりますので、そんな形で行っているところです。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは最後にインクルーシブ防災ということで、誰も取り残さない防災という考え方が今はあるんですが、そういったことを何か取り入れられる具体的な策というのはありますでしょうか。 ○議長(神吉史久君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  基本的にそれに関する策というよりも、今防災計画におきましても誰も取り残さないということのために策定しているものでございます。なかなか難しいとは思いますが、そういうことで今障がい者も含め、全ての人が助かるというようなことで計画を進めておりますので、特にそれが新しい何かということではなしに、従前からそういった形では行っております。 ○議長(神吉史久君)  大北良子議員。 ○4番(大北良子君)(登壇)  それでは一般質問をこれで終わらせていただきます。 ………………………………… ◎散     会 ………………………………… ○議長(神吉史久君)  これで大北良子議員の質問を終わります。  以上で、本日の日程は全て終了しました。次の会議は12月12日木曜日、午後1時より再開します。
     本日は、これで散会します。  ご苦労さまでした。                 散会 午後3時39分...