播磨町議会 2012-09-04
平成24年 9月定例会 (第1日 9月 4日)
平成24年 9月定例会 (第1日 9月 4日) 平成24年9月
播磨町議会定例会会議録
平成24年9月4日開設
1.議 事 日 程
第 1 会議録署名議員の指名
第 2 会期決定の件
第 3 諸般の報告
第 4 委員長報告
第 5 議会報告会報告
第 6 同意第 1号 播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を
求める件
第 7 同意第 2号 播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を
求める件
第 8 同意第 3号 播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を
求める件
第 9 同意第 4号 播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件
第10 同意第 5号 播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件
第11 議案第48号 物品購入契約締結の件(塵芥収集車購入)
第12 議案第49号 物品購入契約締結の件(
播磨町立小学校教育用パソコン
等購入)
14番 宮 尾 尚 子 議員
1.会議に欠席した議員(1名)
4番 山 本 雅 之 議員
1.会議に出席した説明員
清 水 ひろ子 町長
山 下 清 和 副町長
藤 原 暁 美 教育長
三 村 隆 史 理事
木 村 良 彦 理事
枡 田 正 伸 理事
大 北 輝 彦 会計管理者
松 井 美規生 企画統括
青 木 敏 寿 危機管理統括
森 本 貴 浩 総務統括
下 司 幸 平 保険年金統括
佐 伯 吉 則 福祉統括
佐 伯 省 吾 すこやか環境統括
大 西 正 嗣 住民統括
竹 中 正 巳 土木統括
高 見 嘉 彦 学校教育統括
草 部 昭 秀
教育総務グループ学事チームリーダー
1.会議に出席した事務局職員(3名)
矢 部 徹 議会事務局長
本 江 研 一 庶務・
議事チームリーダー
安 福 学 庶務・議事チーム主査
開会 午前10時00分
…………………………………
◎開会あいさつ
…………………………………
○議長(藤田 博君) おはようございます。
開会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今年の夏も猛暑になり、残暑が厳しく続く中、暑さから生じる健康被害等が心配されますが、朝夕は少し秋の気配も感じられるようになってきました。
議員各位には極めてご壮健にてご参集賜り、本日ここに9月定例会を開会できますことは、町政進展のためまことにご同慶にたえません。
さて、本定例会では、委員の選任・任命同意、
工事請負契約締結・変更、条例の制定、補正予算、決算認定などをご審議願うことになります。
議員各位には格段のご精励を賜りまして、慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会のごあいさつといたします。
…………………………………
◎開 会
…………………………………
○議長(藤田 博君) ただいまの出席議員数は13人です。
山本雅之議員から、欠席の届けが出ております。
定足数に達しております。
ただいまから、平成24年9月播磨町議会定例会を開会します。
本日の会議を開きます。
本日の議事に日程は、お手元に配りましたとおりです。
これから、直ちに日程に入ります。
……………………………………………
◎日程第1 会議録署名議員の指名
……………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、
6番 奥田俊則議員
7番 大辻裕彦議員を指名します。
…………………………………
◎日程第2 会期決定の件
…………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第2、「会期決定の件」を議題にします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月21日までの18日間にしたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、会期は、本日から9月21日までの18日間に決定しました。
………………………………
◎日程第3 諸般の報告
………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第3、「諸般の報告」を行います。
閉会中の諸般の報告として、議員派遣についての報告書及び閉会中に行われました各常任委員会の委員長からの報告書、その他、配付しました印刷物によりご了承願います。
また、町長より報告第5号として、「平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率報告の件」が提出されておりますので、ご了承願います。
以上で、「諸般の報告」を終わります。
………………………………
◎日程第4 委員長報告
………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第4、「委員長報告」を行います。
各常任委員会の所管事務調査について、委員長の報告を求めます。報告は簡潔にお願いします。
まず最初に、
河野照代総務建設常任委員会委員長。
○11番(河野照代君)(登壇) おはようございます。
総務建設常任委員会の報告をいたします。
平成24年6月21日の委員会では、企画グループより、JR土山駅南町有地活用方針並びに検討の事業の計画についての説明を受けました。
JR土山駅南町有地を有効活用する事業者の公募に向け、土地の活用方針及び事業方針、事業化の方針を作成するための
公募型プロポーザル方式による企画提案を募集。そして4月24日にホームページで募集し、5社の応募があったと報告を受けております。
委員会からの質疑では、これまでも駅南町有地活用においては議会でも提案し、さまざまな意見があったことも含めて、応募事業者に資料を提示しているのか。答弁といたしまして、現時点では費用のことも含め、幅広くいろんな可能性を検討していきたいとのことです。ほか住民の意見を聞くのは11月になるとすれば、これは報告であって住民との協働ではないと思うが。答弁といたしまして、白紙の状態でさまざまな意見を聞いても実現の可能性が難しいとのことです。
午後からの委員会では、町内防災拠点にかかわる現地調査とし視察をいたしました。総務グループから庁舎非常用発電設備を視察、説明を受けました。機器仕様、形式の説明、また水害の被害を考慮して庁舎屋上に設置、2週間に1度の試運転実施などの説明を受けました。
危機管理グループ関係からは、防災行政無線設備を視察し、委員からの質問としては、防災行政無線はどの職員でも使えるのか、防災行政無線のスピーカーの音声の到達範囲、また豪雨の際にも放送が聞こえるかどうかのシミュレーションをすべきではないかなどの意見、質問がありました。
また、町内防災倉庫の調査、
加古川東消防署播磨分署倉庫、
石ケ池公園パークセンター防災倉庫、北池広場防災倉庫、3カ所の備品等を確認いたしました。
平成24年8月7日の委員会では、企画グループより、JR土山駅南町有地活用方針の検討、目的及び概要、計画地の現況などについて説明を受けました。
JR土山駅周辺の整備が進む中で、本町の玄関口としてふさわしい景観を持ち、利便性が高く、にぎわいと交流のある空間形成を目指す必要がある。そのため当該町有地を有効活用する業者の公募に向けて、土地の活用方針及び事業活動方針を策定するとの報告でした。
委員からの質疑で、安心、安全なまちづくりをうたっているのに北側の2軒が残ることで景観も無視し、接道問題で複雑な形態であることを認識しているのになぜ解決しようとしないのかという意見。ほかに検討委員会の委員はどのようにして公募されたのか。それから駅前の開発を考えるのに幼児教育の先生は必要はあるのか。また、駅前の広場は企業の送迎バスや自家用車の送迎で非常に混雑するとの苦情をよく聞くが、解決策はあるのか。そして駅南にだけ偏ってはいないか。駅北の開発に絡めて何か工夫すれば有効に働く部分があるのではないかの質問がありました。
ほかに訴訟の経過報告についての説明を受けました。元職員から損害賠償請求について、現在も訴訟は継続中。7月1日の口頭弁論で審議は終了している。判決は9月下旬の予定と報告を受けました。また、日本テルペンに対する町からの損害賠償請求は3月に訴状を提出し、1,760万円の損害賠償を求めています。この訴訟についてはまだこれからも継続していく見込みです。
危機管理グループからは、去る7月7日の大雨による被害状況の報告と、報告の中で対処の方法も受けました。
学校、民間ビルなどの津波避難ビルの指定状況の説明を受けました。また、6月21日の町内防災拠点にかかわる現地調査の3カ所の防災倉庫を視察しての所見といたしまして、委員会といたしましては、防災倉庫の備蓄食料は消防署、特設トイレは石ケ池、北池とか偏った配置が分散されているので、総合的に被害状況を考えて、大体の備品は各倉庫に配置するべきではないかとの意見を申しました。
以上、報告終わります。
○議長(藤田 博君) 委員長の報告は終わりました。委員長、ご苦労さまでした。
続いて、
岡田千賀子厚生教育常任委員会委員長。
○8番(岡田千賀子君)(登壇) おはようございます。
厚生教育常任委員会報告をいたします。
平成24年6月19日、播磨町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画について、福祉グループ、介護保険グループより説明を受けました。
主な報告内容といたしましては、両計画の策定は来る平成27年度の超高齢化・高齢者介護のあるべき姿を念頭に、平成26年度までの3年間の高齢者施策を展開。また、基本目標としては、1、介護予防・健康づくりの推進、2、生きがいづくり・社会参加の推進、3、高齢者の尊厳に配慮したケア、4、地域における安心な生活の確保、5、介護サービスの基盤整備、6、介護保険事業の適正・円滑な運営を目指しています。また、サービス事業者のサービス内容などに関する住民への情報公開についてよりわかりやすく提供するための取り組みも進めていきます。
この中で、平成26年度までに整備予定の施設について説明がございました。ワンフロアに台所、リビングを取り囲むように居室があり、1つの家族のように生活するのを同じ介護者が助けていくという家族的で小さな単位、そんな例といたしましては東野添にある「
CHIAKIほおずき」と同様の9床・9床、2ユニットの施設が考えられています。
また、外出の際、介護マークがあれば異性の介護などしやすいと思うがという委員からの質問に対しては、私がただいま持っておりますが、介護マークの作成、配布についてその時点では積極的に考えていきたいということで。9月に入りまして、介護保険グループでこちらの介護中というマークを配布しております。またこれがひときわ外出先での介護に役に立つように思われます。
また、この計画実施に当たりましては、
すこやか環境グループとも連携をとられています。
また、行政視察報告といたしましては、7月19日、20日に行いました安心生活創造事業について、岡山県美咲町、香川県琴平町での取り組み事例や地域福祉活動のあり方などの視察研修を行いました。
この安心生活創造事業というのは、厚生労働省が選定する
地域福祉推進市町村が実施するモデル事業ですが、この事業では悲惨な孤立死、虐待など一例も発生させない地域づくりを目指し、3つの原則に基づいた取り組みを行います。
その取り組みの原則だけ紹介させていただきます。まず1つ目、地域において基盤支援を必要とする方々をしっかりと把握し、普段の生活においてどのようなことに困り、どのようなことを必要としているのかを把握する。原則2、基盤支援を必要とする方々が漏れなくカバーされる地域の支援体制をつくる。原則3、それを支える安定的な地域の自主財源確保に取り組む。実施した取り組みについては国への定期的な状況報告とともに、一定の指標に基づきその効果などを検証して報告するということでした。
この2つの町との行政規模に播磨町は違いはありますが、委員会での取り組みテーマ、地域力の活性化に含めて、安心生活創造事業の研修を行いました。この研修内容は引き続き委員会での研修課題としたいと思います。
以上で、簡単ですが、
厚生教育常任委員会の報告とさせていただきます。
○議長(藤田 博君) 委員長の報告は終わりました。委員長、ご苦労さまでした。
以上で、各常任委員会の「委員長報告」を終わります。
………………………………………
◎日程第5 議会報告会報告
………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第5、「議会報告会報告」を行います。
各班における議会報告会の報告を求めます。報告は簡潔にお願いします。
まず最初に、1班、田中久子議員。
○2番(田中久子君)(登壇) 5回目になりました議会報告会、1班の報告をします。
7月の16日の19時、南部コミセンで、7月の22日19時、西部コミセンで開催し、男性は33名、女性は8名、2日間で41名の参加でした。
まず、報告者が5月の臨時会、6月の定例会の条例などを説明し、その後、質疑もあわせ参加者の皆さんからの要望などを出していただきました。5月の臨時会でのことでは、裁判上の和解についての中では、裁判の経費は一体幾らかかるのか。議会として和解文を見たのか。また、6月議会の中での事務分掌条例については、行財政改革の中で組織改革で新しい課をつくるのはどうか。また、組織改革の中で否決になった理由は、その理由を知りたい、そういう質問が出されました。
ごみ焼却場の補修工事についての質問。焼却場はあと何年もつのか。ダイオキシン排出はどうか。2市2町の広域での処理場の候補地はどこかなどの質問がありました。水田川に関しては、大雨で水田川が氾濫し、大きな被害を受けている。議会はどのような対応なのか。そういう質問が出されました。
その後、要望として、JR土山駅の西踏切内の歩道はでこぼこで危険だから改修してほしい。石ケ池の北東入り口の水路のひびを調査してほしい。障がい者の通勤補助を続けてほしい。高齢のために免許証を返還した。そのかわりにタクシー半額券とかバスの割引券など、町に要望してほしい。大中東地域の水路が深く、住民が溝に落ちるけがをされたので、改修をしてほしい。また、大中地区で計画中の都市計画道路を西の神鋼社宅の方へ延長してほしい。そういう要望が出されました。
最後に、アンケートたくさんの内容が書かれておりました。その中から組織改革はまず一般の住民が役場の窓口に行ったとき認識ができる、そういう行政改革にしてほしい。議会では多数決で否決されているが、町議会の状況ですが、全て多数決で決定されず、よい意見は町民の意見も尊重して改善してほしいと感じています。弱者を優先してください。福祉をよくしてください。また、質問者が偏っていたと思います。議員が減員の中で数多くの議題に取り組まれている、そういう努力に感謝したいです。説明がわかりにくかった。水田川の改修工事の計画については、新幹線側から工事予定よりも大雨ごとに水がオーバーしているところを最優先に改修工事を進めてほしい。障がい者の願い、防災の件、道路関係、住宅関係、いろいろと出たけれども、水路の問題が多いと感じました。議員の皆さん頑張ってくださいとアンケートに記されていました。
以上で、1班の報告を終わります。
○議長(藤田 博君) 報告は終わりました。田中議員、ご苦労さまでした。
続いて、2班、福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君)(登壇) それでは、2班の報告をいたします。
2班につきましては、7月16日月曜日19時から東部コミセンで、7月21日土曜日19時より野添コミセンで開催しました。出席者はあわせて28名でした。東部が15名、野添が13名でした。
アンケートに貴重なご意見たくさんいただいております。議会報告会での意見、提言等を含めてご報告申し上げます。
議会報告会への参加についてでありますが、おおむね約半数の方が今回は初めてご来場いただけたっていうことでした。また、議会に対する傍聴についての確認なんですが、これも約半数の方が傍聴したことがある、したことがないということで分かれておりました。また、インターネットでの傍聴につきましても、約半数の方が見たことがないということで、この議会報告会が非常に貴重な住民の皆さんとの対話の場になっているということが確認できました。
また、説明についてなんですが、司会者が上手に課題の整理をしてほしいというご意見、またむだな論点の話が、質疑応答の中で1人当たりの持ち時間、質問される方についても1人の持ち時間を決めて、1議題につき何分とか、だらだらしたようなことにならないように、たくさんの方が話し合えるような進行に心がけてほしいというようなご意見もいただきました。
また、説明に関しては、1班同様ちょっとわかりにくい、いま一つ物足りない。あと言葉自体が一般的ではなくてわかりにくい。補足説明も書面として配布してほしい。説明が簡単過ぎる。あるいは質問の回答がずれているなど、厳しいご意見もいただいております。
また、PRに関していいますと、案内が一昨日っていう、このときは東部コミセンでしたので、16日の開催に当たって13日だったとかいうことで、PRに関してのご意見も賜っております。具体的には初めて来られた方のお話なんですが、初めて出席したが、参加人数が少ないのに驚いた。人が集まるようもう一工夫が要るのではというようなご意見いただいております。
いずれにしましても、地域の意見を聞く時間を多くとってほしいと。こういった会の連絡についてはせめて1カ月前に事前にご案内してほしいということでした。
そして今後の我々の議会報告会のあり方に対する非常に示唆をいただけるようなご意見もありました。1つご紹介します。きらめく星座の清水町政もこの7月で2期目を折り返しますが、さきの行政懇談会や議会本会議を傍聴して、二元代表制の中で議会の力がいかに大切かを痛感。やはり我々としてはトップダウンのご時世か、議会皆さんのさらなる馬力を期待します。とりわけ我が議会はそれなりに若い力が多くなっているというようなご意見で、身の引き締まる思いをした次第でございます。
また、今後のことについてなんですけども、現行の形での報告会はしばらく継続する必要があるのではという意見やら、5回程度ではまだ試行錯誤の段階でしょうというようなこともいただいております。
議会はチェックする場であることを考えてしっかり審議に尽くしてほしいというお声もいただいております。我々にとって非常に耳の痛いことがたくさんありました。この貴重なご意見をきちっと返していけるように、9月、この定例会後の報告会のあり方についてもう一回原点に返って、この5回を振り返ってまた積み上げていこうということで、さらなる住民の皆さんとの対話の機会をつくっていくのに議会一同が力を合わせて頑張っていきたいということで、今回の報告会においてはたくさんの貴重なご意見をいただいたということで報告させていただきます。ありがとうございます。
○議長(藤田 博君) 報告は終わりました。福原議員、ご苦労さまでした。
以上で、「議会報告会報告」を終わります。
……………………………………………………
◎日程第6 同意第1号 播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任にき同意を求める件
日程第7 同意第2号 播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件
日程第8 同意第3号 播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第6、同意第1号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」から、日程第8、同意第3号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」まで、3件を一括議題とします。
提出者の説明を求めます。
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) ただいま一括議題となりました同意第1号から同意第3号までの「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」について、ご説明を申し上げます。
地方税法第423条第1項の規定により、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するために、固定資産評価審査委員会を設置することとされております。
固定資産評価審査委員会委員の定数は3名で、任期は3年でございます。
同意第1号でご提案申し上げております大辻要二氏は、播磨町南大中3丁目にお住まいで、昭和23年3月18日生まれで現在64歳でございます。9月30日をもって2期目の任期が終了しようとしております。
同意第2号でご提案申し上げております森田孝氏は、播磨町南野添1丁目にお住まいで、昭和21年10月18日生まれで現在65歳でございます。同じく9月30日をもって2期目の任期が終了しようとしております。
同意第3号でご提案申し上げております王子収氏は、播磨町東本荘3丁目にお住まいで、昭和22年6月17日生まれで現在65歳でございます。
王子氏については、昭和42年に兵庫県に就職され、西宮土木事務所副所長、兵庫県下水道公社加古川上流管理事務所長などを歴任され、平成20年に退職されました。現在は企業に勤務されながら、本荘東自治会会長及び南部コミュニティ委員会会長としてご活躍をされております。
以上、3名の方をご提案するもので、同意第1号の大辻氏及び同意第2号の森田氏については引き続いて委員をお願いすることとし、同意第3号の王子氏については平成24年10月1日より新たに委員としてお願いいたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めようとする次第でございます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「質疑なし」と認めます。
議事の都合により、同意案件ごとに討論、採決を行います。
これから、同意第1号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、同意第1号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
同意第1号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」は、これに同意することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、同意第1号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」は、同意することに決定しました。
次に、同意第2号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、同意第2号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
同意第2号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」は、これに同意することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、同意第2号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」は、同意することに決定しました。
次に、同意第3号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、同意第3号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
同意第3号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」は、これに同意することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、同意第3号「播磨町
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件」は、同意することに決定しました。
……………………………………………………
◎日程第 9 同意第4号 播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件
日程第10 同意第5号 播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第9、同意第4号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」及び日程第10、同意第5号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」の2件を一括議題とします。
提出者の説明を求めます。
清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君)(登壇) ただいま一括議題となりました同意第4号及び同意第5号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
同意第4号でご提案申し上げております櫻井啓子氏は、播磨町大中2丁目にお住まいで、昭和24年4月8日のお生まれ、現在63歳でございます。
参考資料1ページに略歴を記載させていただいております。櫻井氏は、学校教育、特に幼児教育については高い識見を有しておられ、平成18年9月25日に教育委員としてご就任以来、本町の教育行政の推進にご尽力をいただいておりますが、今月30日をもって2期目の任期が満了しようとしております。
つきましては、櫻井氏に引き続き教育委員をお願いいたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、ここにご提案するものであります。
なお、任期につきましては、平成24年10月1日より4年間でございます。
次に、同意第5号でご提案申し上げております横田一氏は、加古川市平岡町新在家にお住まいで、昭和24年12月27日のお生まれ、現在62歳でございます。
参考資料2ページに略歴を記載させていただいております。横田氏は昭和51年4月から平成13年3月までの25年間を本町小学校の教諭並びに教頭として、またその後2年間を本町教育委員会人権教育推進室室長として勤務され、平成15年4月から平成22年3月までの7年間を小学校校長として、合わせて34年間もの長きにわたり本町の学校教育及び人権教育の進展に携わってこられました。
つきましては、教育委員として適任でありますので、横田氏に教育委員をお願いいたしたく、同じく地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、ご提案するものであります。
なお、任期につきましては、同様に平成24年10月1日より4年間でございます。
ご同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 一括質疑ということで、同意第5号につきましては新任というお話を聞きました。退任される方がいらっしゃるということで、できましたらその退任の事由、理由を参考までにお聞かせいただけたらと思います。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 多分ご承知かと思いますけれども、小児科医にお願いをしておりました。教育委員会の開催はお昼に毎月開催しておりますけれども、お仕事がお忙しいということもございましたし、また今の社会情勢から考えますと、やはり学校現場に精通した方をもう一人ということで、今回新たな委員を提案させていただいております。
今回退任される方につきましては、ご本人からもお仕事が、今の現職がお忙しいということもお聞きした上での人選でございます。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) とてもいいバランスだったなと思ってました。職業の面とか性別、年齢とかいう部分で、非常にバランスのとれた、今までなってたわけなんですけども。参考までにお医者さんっていう背景をお持ちの方で今回そういった町の方から依頼をかけるようなアクション、例えば現役の方がお忙しいんであれば経験者であるとか、そういった方への働きかけはあったのでしょうか。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 以前にも町内の小児科医の方を教育委員さんとしてお願いしていたということは、多分ご承知かと思います。この方は年齢的なものもあって多分退任をされたんだというふうに思うんですけれども、町内におきましてやはりじゃあ、それにかわる方ということで前回の方を1期お願いをしておりました。今回いろいろ検討するに当たりまして、そういった方がなかなか見当たらないということもありましたし、先ほど申し上げた今の全国的な学校現場でのいろいろな問題等もやはり精通した方、そういう教育現場にも大変お詳しい方ということで、新たな同意案件として上げさせていただいたというところでございます。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 今のところ豊福さんが現役の弁護士でいらっしゃるっていうことで、若くもあるということで。それ以外の方が教育畑ということになってくるんかなと。現在のこれ可決した場合の4名のプロフィールなんですけども。
そういったところで、例えば学校現場には校医さんのほか薬剤師さんとかいろいろ多業種の中からかかわられるっていう機会で学校現場よくごらんになってるっていう方もいらっしゃると思うんですけども、ちょっと確認なんですけど、そういった広い枠組みの中でいろんな職業、背景としてあった方が、そういう教育委員会の中立上、非常にいろんなさまざまな意見が聴取できるということで、反映はそういった全方位的な形になるんでいいかと思ったんで、ちょっと確認なんですけど。そういった学校現場へかかわっておられる方の関係っていうのはいかがだったんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) こういった委員の選任につきましては、その時代時代に合った、またそのときのニーズに合った、そしてタイムリーなやはり人選というものが必要かなというふうに思っております。以前は小児科医ということでお願いをいたしましたけれども、今のいろいろ学校に関する全国的な課題を見ておりましたときに、今これから4年間をお願いする、また教育委員の5人の一員としていろいろご活躍をいただくのに当たりましては、この方が適任であろうということで提案をさせていただきました。
福原議員がおっしゃるような選択肢もいろいろあろうかと思いますけれども、私自身は今回、同意案件として提案するに当たりまして、この方が最適ということで新たな委員を提案させていただいております。
現在5名、教育委員さんいらっしゃいますけれども、保育関係で長年お仕事をされた方、また幼稚園関係、そして今回小学校の関係の方ということで、またプラス弁護士さんもいらっしゃいますので、こういった形でいわゆる子どもたちの幼児から義務教育の間をいろいろご審議いただくには適切な、また今の時代にふさわしい人選であるというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 今回、横田氏の前に委員をしておられた方の任期はいつまでやったんですか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○学事チームリーダー(草部昭秀君) 任期につきましては9月末日まででございます。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) ちょっとお伺いしたいんですけども、同意第4号の櫻井氏も任期が9月30日で終わるんですか。2人が同時に終わるんですか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○学事チームリーダー(草部昭秀君) 現在の5名の方々の任期につきましては、今お話にありますように、2名の方につきましては9月末日をもって任期満了ということになっております。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 私の記憶の中では5名の委員の任期は同時に終わることは今までなかったと思うんですけども、あるときに5名一緒にやめたことはありますけど、これは別として。そのあたりはどんなふうになってるんですか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○学事チームリーダー(草部昭秀君) 今お尋ねにありますように、そういった任期の満了につきましても配慮すべきということが法律でうたわれておりますので、現在のお一人の方は26年の12月に終わられる方、それから今申し上げたお二人の方が24年の9月末で任期満了、それからもうお一方は昨年選任された方につきましては27年の12月13日、もう一人の方につきましては25年の9月30日、そういった状況でございます。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
議事の都合により、同意案件ごとに討論、採決を行います。
これから、同意第4号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、同意第4号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
同意第4号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」は、これに同意することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、同意第4号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」は、同意することに決定しました。
次に、同意第5号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、同意第5号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
同意第5号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」は、これに同意することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、同意第5号「播磨町教育委員会委員の任命につき同意を求める件」は、同意することに決定しました。
……………………………………………………
◎日程第11 議案第48号 物品購入契約締結の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第11、議案第48号「物品購入契約締結の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第48号「物品購入契約締結の件(塵芥収集車購入)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
本町のごみ収集業務は2トンから4トンまでのパッカー車4台及びダンプ3台で実施いたしております。このたび平成13年度に購入したパッカー車が経年により頻繁に故障が発生し、収集業務に支障を来していることから更新するものであります。
購入に当たりましては、8月1日に郵便応募型条件つき一般競争入札の公告を行い、8月21日に開札を行いました。
結果は、別添参考資料3ページの開札結果表のとおり、1社の応札があり、極東開発工業株式会社近畿営業部が758万円で落札いたしました。
したがいまして、本議案書6ページのとおり、795万9,000円、うち消費税及び地方消費税の額が37万9,000円で、兵庫県西宮市甲子園口6丁目1番45号、極東開発工業株式会社近畿営業部営業部長、林 篤昌と契約を行いたく、提案するものでございます。
パッカー車の概要ですが、参考資料4ページに車両の概略図を掲載いたしておりますが、収集効率及び温室効果ガス削減を考慮し、3トンプレス式塵芥収集車ハイブリッドディーゼルエンジン車としております。納入期限につきましては、平成25年1月31日までとしております。
以上で、提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
○議長(藤田 博君) 岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) ちょっと1点確認というか、お聞きしたいんですけれども、エコカーということでこれ先ほどハイブリッドカーということでご説明があったんですけれども、エコといえば家庭用の廃油を精製して利用するという、そのような形で播磨町はいち早く取り組んで、この塵芥の車利用してたと思うんですけれども、あの車に関しては今回の検討に入らなかったのか。それとももうこれからはもうこのハイブリッドのディーゼル車ですか、そういうので方向的にはいかれるのかどうか、方針をお聞きしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 予算特別委員会の中でもご質疑いただいて、三宅所長の方からも答弁させていただいたかもわかりませんが、新しい車についてはバイオ燃料は使用できないというような形のエンジン構成になっているというようなことで。やはり播磨町としても環境面を考えていく場合、他市町も幾らか取り入れられておりますハイブリッドの車を取り入れていきたいというふうに考えて、このたび提案をさせていただいたということでございます。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
藤原秀策議員。
○9番(藤原秀策君) このたび応札業者が1社ということだったんですけど、これに登録業者いうんですか、応募可能な業者、こういう業者は何社あったんでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) 入札に当たりまして審査会の中でそういう確認作業をいたしております。今回につきましては、物品サービスという登録がある業者で、なおかつ車両というところの申し出があるということを条件に確認をしましたところ、合計で27社の登録があるということを確認をいたしております。ただし、今回の入札に当たりましては、他市町での購入実績のある者というような附帯条件もつけておりますんで、そういう面においてはそれの27社の中でも一部限られた者になってきたんだというふうには思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 先ほど説明の中で温室効果ガスの低減ということがあったんですけども、平成13年に購入した分が1年間動いてるわけですが、これがハイブリッドディーゼルに置きかわることによって削減できる、例えば具体的にこの車が選定された時点で年間の走行距離から排出量っていうのが計算できると思うんですけど、平成13年の現状のものと今度買うものとの差を教えてください。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 今、更新をお願いしようとしているパッカー車につきましては、年間で1万1,410キロ走っております。それでハイブリッドを購入するときの説明の中で、今現在よりは10.8%、ごめんなさい、CO2につきましては、1キロメートル当たり34グラム軽減されるであるということの説明をいただいた中で、決定させていただいたということでございます。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) その34グラムっていうのが10.8%に相当するんでしょうか。つまり、今のパッカー車が350グラムほど排出してるっていうことで理解したらよろしいんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) ごめんなさい。10.8%と申しましたのは燃費のことでございました。今現在の燃費より10.8%ぐらいは削減されていくというような形の説明を受けております。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 私の持っている今の資料では、現状は例えばそのCO2何グラムとか、どれだけ排出しているというところの資料までよう持っておりませんので、非常に申しわけないんですが、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 説明の中で温室効果ガスの低減っていう説明をされてるんで、できればそういう数字をもって示していただけたら、議会としてはわかりやすいかなと思います。改めてでも結構なんで、また常任委員会に資料を出していただければと思います。
あとつけ加えるんですけど、なぜ、先ほどバイオっていう話もあったんですけども、バイオを使うことがいいかっていうのは食用油を再利用する循環のサイクルをつくるっていう意味で効果がある。ただ単に燃費の向上っていう部分での評価っていうのもあるんですけども、やはりごみを減らそう、資源化をしようということであれば、上手に使うサイクルをつくっていくっていうことも、パッカー車を導入する上では基本方針として町として持っておくべきだと考えるんですけども。
今の話でいくと今後まだ2トンから4トンのパッカー車が4台、ダンプが3台あるっていう中で、やっぱりその辺しっかりして考えておかないと。例えば今学校給食からの廃油なんかもそういうバイオディーゼルという形で利用してるわけですし、決してハイブリッドだけではなくて、そういった出てくる廃油の量が把握できる分についてはリサイクルのシステムを持っておくっていうことが大切だと思います。
予算委員会のときに、トラブルが多い、燃料の安定供給っていう。ただその中でも技術の革新によっては解決できるだろう問題もあるだろうし。播磨町の場合、またすぐれてたのはその精油を姫路の福祉施設を通じて循環させたという、1つのサイクルだけじゃない、いろんな複合的な意味で意味を持った政策をやられてたんで、安易にハイブリッドディーゼルっていうだけじゃなくて、そういう視点も持っておくべきだと思うんですけど。
今後に当たってその辺のリプレースの計画においてお考えどうなんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) このたびバイオ燃料を使っているパッカー車が更新をさせていただきたいということで、ハイブリッドに更新をお願いするわけなんですが、あともう2台バイオ燃料を使用しているパッカー車等がございます。それにつきましては当然廃油を皆様方から協力いただいて姫路の施設の方にお売りして、またそこでつくられたバイオ燃料を今度町が買わせていただくという形になってくるわけなんですが、それは当分続けていきたいと。当分いうより車が使えるまでは続けていきたいということになるわけなんですが。
あとこのたび1台がバイオの関係が減ってしまいますので、将来的にどういう形の対応を考えていただけるのかとかいうことにつきまして、姫路の施設の方にも問い合わせをさせていただいております。やはり供給と需要の問題がありまして、やはりまだ廃油等が非常に少ない状況でありますので、もし万が一播磨町としてバイオ燃料として使用できない状況に陥った場合においても、廃油につきましては入れてほしいんですと、逆に、というようなお考えもいただく中で、今後も当然引き続いて住民の皆様方に協力をお願いして、廃油等につきましては姫路の施設の方に売却をさせていただきたいというようなことで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第48号「物品購入契約締結の件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第48号「物品購入契約締結の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第48号「物品購入契約締結の件」は、原案のとおり可決されました。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午前11時04分
…………………………………
再開 午前11時10分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第12 議案第49号 物品購入契約締結の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第12、議案第49号「物品購入契約締結の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第49号「物品購入契約締結の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
播磨町立小学校教育用パソコン等購入につきましては、8月1日に郵便応募型条件つき一般競争入札の公告を行い、8月21日に開札を行いました。
結果は、参考資料5ページの開札結果表のとおりでございます。2社の応札があり、株式会社ニチワが2,597万円で落札いたしました。
したがいまして、本議案書7ページのとおり、2,726万8,500円、うち消費税及び地方消費税の額129万8,500円で、兵庫県神戸市中央区磯辺通2丁目1番13号、株式会社ニチワ代表取締役、本郷昭宏と契約を行いたく、提案するものでございます。
参考資料6ページの
播磨町立小学校教育用パソコン等購入の概要をごらんください。
2、事業内容ですが、老朽化した各小学校のコンピューター教室のパソコンや周辺機器、ソフトウエアを更新し、安全で快適なインターネットの利用環境の整備、教育用デジタルコンテンツ及び各種学習ソフト活用環境の整備をするものでございます。
3、納品場所につきましては、町内小学校4校全てでございます。
4、購入・設置台数ですが、ハードウエアとしまして、①、コンピューター教室の先生用デスクトップパソコンを各校1台、②、児童用デスクトップパソコンを各校41台、③、カラーレーザープリンター各校2台を更新します。④、実物投影機は書物の写真、絵、グラフなどを拡大映写するもので、現在未配置の各教室に各1台を配置するものです。⑤、プロジェクターと⑥、スクリーンは、パソコン教室に1組を常設し、他の1組は適宜必要に応じて各教室で使用いたします。⑦、アンプ1台と⑧、スピーカー2台を1組として各校に配置します。⑨、⑩、コンピューター教室のハブは、先生用と児童用パソコンをネットワークに接続するものです。
ソフトウエアとしましては、町内4小学校共通であり、小学校向け学習・授業支援ソフト、表計算、ワープロ、プレゼンテーションをするための統合ソフト、動画・画像の編集ソフト、バックアップソフトなどを各校に導入します。
5、納入期限につきましては、本年10月31日までとしております。
以上で、提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
河野照代議員。
○11番(河野照代君) この物品購入に当たりましては、予算立てをしてからこのたびの提出なんですけれども、物品の中でもいち早くできる方だと思うんですけれども、予算執行がなかなかこれは遅い方だと思うんです。何をもって今の時期になったのか。ちょっと尋ねます。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 実は4月当初、また昨年度から準備は進めておりました。5月の入札公告に間に合わせたいと思って進めておりましたが、実はその中で、業者の仕様書の解釈におきまして、ちょっと違いがあることが質問等でわかりました。急遽そのことがわかったので、このまま続ければ仮に入札は成立しても後の工事においてふぐあいが出る可能性があったり、または実際に入札する場合に各業者間で不公平が生じる可能性があるので、入札を中止にしました。
○議長(藤田 博君) 河野照代議員。
○11番(河野照代君) ふぐあいがあったと今おっしゃったんですけど、ちょっと説明がわかりにくいんで、もう少し詳しくお願いします。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 実はソフトウエアの導入に関してなんですけど、導入時から比べて10年以上たっております。ソフトウエアのバージョンアップを当然しなくてはいけないんですが、委員会としてはバージョンアップという理解で進めておりました。しかし、ソフトの中にはバージョンアップではなくて後継機種、後継版というのが出てる場合があるんです。それで業者によってはその後継版を新規のソフトの購入であるとみなす業者さんと、バージョンアップとみなす業者さんがおられました。
それでしますと、バージョンアップは当然安価な額の見積もりでいいんですが、新規購入と考えたら高くなってまいります。そのあたりの記述が仕様書ちょっと甘かったと判断しまして、入札を取りやめた次第です。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
松岡光子議員。
○1番(松岡光子君) 前回購入された時期で、今後このパソコンをどれくらい使う予定なのか、期間をお尋ねします。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 一概に機器ですので、故障等がありますのでわかりませんが、現時点ではこのたび導入のパソコンのOSいうのがウィンドウズセブンでございます。そのセブンのサポートが終わるまでは、壊れない限り使っていきたいとは考えております。しかし、パソコンとかいうのはすごく進歩が激しい分野でございますので、使用にふぐあいができたらその時点で考えていきたいと思ってますが、できるだけ大事にサポート終了をめどに使いたいと思っています。
○議長(藤田 博君) 松岡光子議員。
○1番(松岡光子君) といいますのは、コンピューター、先ほども言われたように、機種変更とかいろいろ結構早く変わるということもあるので、このコンピューター教室の児童用デスクトップパソコンの個数なんですけれども、先生の分1と41というふうに書かれてるんですけれども、クラスの定数が40名だから多分40と先生1台分というカウントだとは思うんですけれども、ふとちょっと考えたのによりますと、今、小学校40人クラスほとんどいないのかなと。そこら辺で今後の見通し、入学者とかそういう方の見通し等も検討されて、そういうことも検討されたのかなと。やっぱりそれで要るのかなということをちょっと思ったもんで、その辺お尋ねします。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 確かに現在40人以下のクラスもありますが、40人いっぱいいっぱいのクラスもあります。さらに普通学級で40人の場合で、特別支援学級というのがあるんです。そこの子どもたちがもしか交流事業でパソコンに来たら40人以上という場合も実際あります。そういうことも想定しまして、まず40台は絶対確保です。その1台は、先ほど申し上げた特別支援学級の生徒にも対応できますが、それ以上にパソコンというのは急に壊れる場合があるんです。壊れた場合にその授業で子どもが使えなくなります。そのためのバックアップというような形で1台を余分にしております。したがって、もし壊れたらその1台を使って、その1台を修理に出すというふうなことです。
保守契約については今回結んでおりません。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) この参考資料6ページのハードウエア一覧の中の4から6番の実物投影機やプロジェクターなんかは、同一の業者で必ずしもなくてもいけるのかなという気がするんですが、こういったところ例えばもう一つ別の入札にして、町内業者なんかにも応募ができるような形っていうのは考えられなかったんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) それにつきましては、確かにそういう選択肢もあったかとは思いますが、計画する上で同時に仕様に載せました。それしかちょっと今は言えないんですけども。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 播磨町としてもやはりできるだけ町内業者の振興というのは力を入れてるところでありますから、やはりできる部分、どうしてもコンピューター室のシステムそのものを1個1個別々にっていうのは、それは無理な話だと思うんですけども、別の部分での購入っていう部分ではやはりそういったところにも配慮が必要かなと思うんですけれども。また今後そういった形で考えていただきたい。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 確かに21年度にICT整備事業があったんですが、そのときは緊急経済対策ということもあり、確かに町内業者の方の入札も考慮してやりましたが、今回はそういった観点がなかったように思います。今後そういうことも考えながら仕様を考えていきたいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) このたび結構な台数が配備されることになるんで確認なんですが、こういったパソコンを学校教育の中で、稼働率でいったらどれぐらい使う頻度が出てくるんでしょうか。有効に使っていただきたいので、ちょっと確認します。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 稼働率につきましては、学校規模とか生徒数によって大分違うんですが、播磨小の例を出させていただきますと、大体全学年全クラス週1時間は使います。また、1年、2年生は学期末について特にクラブ活動なんかでも使います。それから特別支援学級でも使います。そのように使うし、また教科で担任が授業を普通教室からパソコン教室へ移ってする、そんな使い方もします。そういうことを勘案しまして大体稼働率は6割を超えてます。
ちなみに調理室というのがどの学校にもあるんですけど、その場合は調理実習とかクラブ活動で使うんですが、その調理室の場合は大体5割弱というふうになっています。したがいまして、6割でございますので、もっと使ったらとは思いますが、稼働している方だと認識しております。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) そうやって数字で示していただくと非常にわかりやすく理解がしやすかったです。
ただ、さらにその6割を、もう一つ突っ込むようで提案なんですけども、近隣加古川市さんとかだったら、こういう学校教育だけじゃなくて地域社会との連携いうことで、例えばネットデイっていう授業を学校単位で地域ぐるみで巻き込んでいったりとか、あるいはこういうものをなかなか中央公民館とか社会教育施設でパソコンを勉強するに当たって、これだけのインフラを持ってる施設っていうのがなかなか町内にはない。そうするとこういった施設の有効利用ということでいえば、考え方としては地域開放して、地域の皆さんと学校が交流するような形で生涯教育の視点からも使い勝手があると思うんですけども、せっかくこれだけの数を購入するんですから、そういった広い意味での活用も考えたらどうかなと思うんですけど。考え方いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 現在学校開放としましてはグラウンドとか体育館、武道場等々あります。それ以外にも学校には図書室という資産とかこのパソコン教室ありますが、それにつきましては、学校開放したときの管理であるとか、土日等でしたら部活動の子どもとのすみ分けですかね、そんなこともありますので、慎重に検討しなければいけないとは思っております。今の段階で近い将来開放するであるとかしないであるとか、ちょっと明言は差し控えたいと思います。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) もちろん今すぐに答弁を求めてるわけではなくて、今おっしゃった管理上のハードル、そういうセキュリティーの問題とか、幾つか問題が考えられますよね、時間的なゾーニングとかいうことが一応課題としては、恐らくこういうことがあるんだろうなっていうのは事前に予測できると思います。そういうのを1つずつ1つずつ丁寧に外していけば、例えば夜間の時間帯にそういう開放してパソコン教育を幅広く社会教育の面からでも行えるような形にすれば、またこの施設が、インフラが非常に生きると思うんです。6割が8割、8割が10割、10割、もしかしたらさらにアップするようなことも考えられるかもしれないいうところで、今後また知恵を絞っていただいて、即答は要らないんですけども、そういうビジョンを持っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 議員の意見を参考にしまして、また考えていきたいと思いますが、今回の仕様はそこまで社会に開くまでは想定してませんので、もしもそうしようと思ったらそれなりの設備とか、そういうものも当然計画しなくてはできないと思いますので、また考えていきたいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) ちょっと確認させていただきたいんですけど、このコンピューター教室の各パソコンっていうのはインターネットにはつながっているんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) つながっております。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) そうすると授業の中で生徒さんが先生の授業に集中していればいいんですけども、中にはその中で自分で勝手にインターネットつないでしまうようなお子さんもいるかと思うんですけども、そういった場合に児童にとって有害なインターネットサイトなんかにつながらないような、そういったセキュリティーっていうのはされてるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 高見嘉彦学校教育統括。
○学校教育統括(高見嘉彦君) 当然アイフィルターであるとかフィルタリングはしております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第49号「物品購入契約締結の件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第49号「物品購入契約締結の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第49号「物品購入契約締結の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第13 議案第50号
工事請負契約締結の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第13、議案第50号「
工事請負契約締結の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第50号「
工事請負契約締結の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
播磨町第1庁舎防水・塗装工事の郵便応募型条件つき一般競争入札の公告を去る8月1日に行い、8月21日に開札を行いました。
結果は、参考資料7ページの開札結果表のとおり、10社の応札があり、株式会社進藤組が4,329万円で落札をいたしました。
したがいまして、本議案書8ページのとおり、4,545万4,500円、うち消費税及び地方消費税の額216万4,500円で、兵庫県たつの市新宮町新宮1041番地の2、株式会社進藤組代表取締役、進藤栄六と契約を行いたく、提案するものでございます。
本工事の内容につきましてご説明いたします。役場第1庁舎は第1期工事が昭和47年に施工され、平成24年4月1日時点では築39年が経過しています。またその後、第2期、第3期と2度の増築を行っています。その間、3階屋上などの一部分については防水改修工事を実施していますが、全面改修なしに現在に至っており、特に1階玄関風除室や1階情報コーナー天井部分、また増築部分の境界付近などでは原因の特定が困難な雨漏りが発生しており、応急処置により対応している状況にあります。
また、外壁塗装に関しても耐震補強工事にあわせて工事を実施しましたが、現状では塗膜の浮き上がりや亀裂が目立つなどの状況となっております。
したがって、このような雨漏りへの対応とあわせて、庁舎全体の改修計画との関連から、このたびの工事を実施しようとするものであります。
それでは、参考資料の8ページをごらんください。
主な工事内容としては、まず防水改修ですが、基本的には既存防水層の撤去は行わず、下地調整の上、塩ビ系シート防水工事を行います。防水の施工面積としては、平場部分が約1,900平方メートル、屋上手すりなど立ち上がり部分が約500平方メートル、また公用車車庫の屋根折版塗りかえ部分が約950平方メートルとなっています。
次に、外壁塗装改修ですが、ひび割れなどの外壁劣化部分の補修やサッシシーリングの打ちかえを行うとともに、既存塗装面の下地調整後、無機系高耐候性塗料にて塗りかえを行います。塗装の施工面積としては、外壁部分が約3,000平方メートル、公用車車庫の鉄骨部分が約250平方メートルとなっています。
また、その他工事として、防水及び塗装工事に伴う電気配管やエアコン室外機の仮養生や仮移設工事なども予定しております。
次に、参考資料の9ページと10ページは庁舎平面図であり、11ページは立面図となっております。
工期は平成25年3月29日までとし、平常時の庁舎利用者の利便性は現状と同様に確保しながら、安全性にも考慮し、作業に当たります。また、作業日は原則として平日及び土曜日としております。
以上で、提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 昨年、水漏れが発生いたしまして、補修とかやられたんですけれども、私としましたら、去年あれだけの工事をやったんで、そのときにこういう工事をしなければいけないという発想に至らなかったのかな。それから昨年の工事が応急処置だったのかどうか。バイアスに今回やられますので、昨年の工事にプラスしてまた工事費がかかるわけで、非常にむだが発生した感が否めないんですけれども、前回の工事と今回の工事を比べて、そういう費用の発生でむだではないという思いがありましたらちょっと説明いただきたい。私としましたら、昨年のあの水漏れがあったので、一気に昨年なぜやらなかったのか。そういう思いがしてるんですけど、そのあたりはどういうふうな解釈でこの工事、今年やられるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) 今おっしゃってます昨年の水漏れ工事ということなんですけども、恐らく1階ロビーの部分かとは思いますけども。この部分につきましては、先ほどの口述書の中でも述べさせていただいてますように、応急処置ということでこちら考えておりました。
というのも、これまでも1階ロビー付近を中心に過去1度、平成13年度にそのあたりだろうというところで企画グループのちょうど周りになるんですけども、その部分が原因じゃないかというようなことも含めて、平成13年度に一部改修工事を行っております。にもかかわらず、毎年のようにあちこちの部分で雨漏りが発生してたということから、昨年、特に1階ロビーの方で選挙の期日前の投票がありまして、そのときにも上から落ちるようなことも、はっきり言いましてありましたんで、そういうことも含めて応急処置ということでさせていただいてます。
これはあくまでも応急処置ということですんで、原因の部分が特定できないというか、そこまでやろうとすると2階にあります屋上部分にある砂利等を全て撤去した上で、本当の場所というのを特定していかないと実施できないということも含めて判断した結果、昨年たまたま23年度では防水塗装の設計にはかかっておりましたんで、その中で全てこなそうということで対応を考えてきたところでございます。
また、先ほど述べましたように、従前からの改修という中にも防水の部分が結構ございます。ちなみに申し上げますと、平成10年度については、ちょうど議会から上がっていただいて、この前、総務建設の方で見ていただきましたけども、3階から出て人が歩き回れる屋上の部分、あるいはその上にあります公害の測定室があるわけですけども、そういった部分の防水改修については平成10年度に1度行っております。これは昭和47年に最初の庁舎ができた部分から全くしていなかったということも含めて、防水を行っております。
それからそれに加えてまた、平成13年度、先ほど申し上げましたように、これは耐震工事の関係も含めて、その追加工事としてやったという経緯がございました。これにつきましては、企画グループ前の砂利の敷設された部分とあわせましてれんが敷きの部分がございます。そのあたりを特定したということでやっております。また、この議場のちょうど上、この部分についても平成13年度に防水の改修を行っておる。
それからその以後ということで平成22年度、空調設備、エアコンの更新を行いましたけども、そのときにおきましても空調の室外機を屋上に設置をいたしております。その足元部分については平成22年度で先行して改修を行ったということで。
トータルとしてこちらの判断しておりますのは、やはり経年劣化いうのが3期にわたる増築ということで、年月の差はあるんですけども、今後のことも考え合わせた上で防水と塗装、あわせて同時に行った上で、今後の再度、もう一度あるかないかというようなことも検討した中で、今回あわせて実施した方が得策ではないかということで、結論を得たところでございます。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) この庁舎も経年劣化で、ちょっと言葉悪いんですけど、あちこちパッチワークみたいな補修をやってらっしゃるのは十分承知しております。ただ、私が申し上げたいのは、去年の水漏れはちょっとひど過ぎましたので、なぜあの時点でこういう工事ができなかったのか。だから去年の応急処置のあの防水工事っていうのは非常にむだに思えるわけですよ。だからいろいろ今まで補修してきた中で去年のあの大きな水漏れを見て、なぜこっちの大規模改修という発想が浮かばなかったのかなって、それをお聞きしてるんです。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) ロビー、それから玄関、駐車場側から入っての風除室の部分です。これにつきましては、比較的強い雨が降るたびにどこかでしみができてると、新たなものができてる。天井も緩衝の部分から、メンテナンスの部分から除いたりということで、何度もそういうことの確認をしましたけれども、それでも特定できないということから、急遽ロビー部分についてのみ、本当に原始的な方法なんですけど、ドレンパンということで、上でバケツで受けてるような状態なんです。本当だったら下から施工がもしもできるんであればひび割れ等のところを特定して充てん材を詰めるなりして補修をすればいいんですけど、その特定すらできないと。だから一番いいのはもう上の方の2階の企画グループの前の屋上部分を全てめくった上で確認しないといけない。あるいは玄関の風除室についても、屋根の上から見ていただいたらわかるんですが、折版ということで、波板の状態の鉄板がついてまして、そこの恐らくドレン管だと思うんですけども、そこの清掃をしようとしても手も入らないと、メンテができないような状態で、やり直すんであればもう根本的にその部分だけでも集中にするということの議論もしましたけども、とりあえず今年度のこの防水塗装工事の全面がありますんで、それにあわせての応急処置ということで昨年度なり、それ以前についても何回かさせていただいたというところでございます。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) ちょっと関連するんですが、なかなか漏水の発生点を見きわめるというのは難しいと思います。めくって屋上からのっていうのも1つの方法だけども、たしか中央公民館のときに壁面のクラック、壁からの浸入みたいなことも聞いたような記憶があるんですけども。それを考えると屋上だけで果たして完全にとめることができるのか。
50号の関係資料の中で外壁にかかわる部分の資料もあるんですけど、これを提示されてるエリアで見ると、これ全面的にそういった例えば壁面だってクラックが考えられる。そのクラックから浸入してくる雨漏りも考えられるっていうことであれば、そちらも含めて補修が要ると思います。そういった検証は、設計段階でどこまでできるかわかんないんですけども、仮にこれだけの工事をやってまた来年強い雨のときに同じようなとこから出てきた。でもそれは結局発生源がわかんないっていうんじゃ困るんで、何らかの形で完全にとめ切ることを今回工事の前にやるべきだと思いますが、それはどういう手法があるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) そういった点を昨年の設計業者とのやりとりの中で議論をいたしました。おっしゃってますように、雨漏りそのものが過去の事例からも、庁舎の中であった事例からもしますと、本当に陸屋根の部分の防水の部分なのか、おっしゃってるように、外壁の亀裂等の部分で塗装がはがれてそこから浸入しているものか、そのあたりが本当に特定できなかったわけです。設計業者の方についてもその設計を積算する上で外壁の部分の塗装についても、ある一定の部分については調査をされてます。現地調査もされた上で、やはり屋上防水とあわせて今回塗装をやらなければ、今言われるような全面的なことの対応をしないと、原因は本当に特定できないかもしれないんですけども、雨漏りへの対策としては成り立たないんじゃないかということで議論をいたしました。
過去のこれまでの庁舎の改修工事は防水は防水、あるいは塗装は塗装ということで切り分けてやられたいう経緯がございます。そういうことも含めて、なおかつ過去の工事の経歴からするとやはり阪神・淡路の震災以後いうことが10年、13年というようなことでやっております。
ちょっと話は離れますけども、庁舎内のOAフロアいうことで床の張りかえをやったときにPタイルをはがしてみると、その下も結構亀裂が大きく走ってるというような状況もありました。これは特に最初に建てた第1庁舎の1期工事のときですね。昭和47年の部分で相当な亀裂が見つかったりもしております。それからここから外も見ていただいたらわかるんですけど、陸屋根になっている屋上の立ち上がり部分のところどころにも縦に亀裂が内側に走ってるというようなこともありますんで、そういう震災の影響も結構あるんじゃないかと。
そうなるとやはり防水のみではなくて外壁あわせてやらなければどうしようもないというようなことで、今おっしゃってますような事前調査ということの完璧なものはできておりませんけども、ある程度そういうことを想定して業者との打ち合わせをした上で、今回の工事に至ったというところでございます。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 改めて確認なんです。今回着工したときにその辺のふぐあいのある箇所っていうのは特定してから適切な施工をしていくっていう手順を踏むのかっていうところを確認しておきます。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) おっしゃってますように、設計業者はある程度概算なり、実施設計をする上に必要な数量というのを把握すると。そういうことでポイントポイント、ある程度の抽出をした上で、それを全体の面積にあわせてある程度積算されてるということをお聞きしております。
今回こういう形で施工業者が決定し、施工するという段階におきましては、もちろん事前に施工業者の方でも現地調査をされた上で、それについての細かい数量というのも上がってこようかと思います。ひび割れやあるいはモルタルの塗装の浮きぐあい、あるいはその防水の部分、今砂利とか上へ乗せたりしてますんで、そういったものをある一部取り払った中でそういうものに対する対策、それが設計の中の積算の数量とどの程度差があるかということも含めて、施工業者の方が事前に調査をした上で、それをもとに設計業者、監理業者とあわせてこちらの方も事前に何回もそのあたりの施工計画に沿ったような施工方法についての打ち合わせをした上で進めたいというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 工事って始まってみてわかるというところが、今日は後から出てくる議案の中でもそういう部分があるんですけども。やっぱり一番大切なのは現場に入って最初にしっかりした調査をやるということ。それは施工業者さんがやるだろうっていう姿勢ではなくて、町の方はやっぱり管理者として、発注者として施工の設計監理、監理を行う業者さんとともにきちんとその辺のレポートを見てから、その工法が正しいね、そのエリアが正しいねっていうことをきちっと検証していく必要がある。そうやないと、また同じようなことになりかねない。
きちっと原因究明して、その上で適切な工法をとるっていうことの中で、やっぱり1つだけちょっと補足しておくと、今回この建物が2回増築入ってるっていうことでいえば、建物の漏水とかクラックとか、一番ひずみをもたらす部分っていうのはやっぱりエキスパンションのとこですよね。エキスパンションジョイントのところが一番問題だ。あるいはカバーリングで今は囲ってるんでしょうけども、その裏はぐってみたらやっぱりクラックがすごかったとか。震災の影響が出てる可能性が非常に高いと思います。多分そういうエキスパンションのカバーを外したりとかいうところまでは多分できてないと思うんで、見えてないところがたくさんあると思う。それだけに最初の取っかかりで調査をするっていうことが今回のこの工事で一番大事だと思うんです。そこについては慎重にやっていただきたいなと。そこについてちょっともう一度確認しておきます。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) おっしゃるとおりでございます。2度の増築、その境界部分についても雨漏りが集中して発生しているという現状もありますんで、こちらもその辺は十分考慮して打ち合わせをした上で確認作業を加えた上で施工に当たりたいというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) 昨年工事をされた業者さんが駐車場に結構大きなプレハブを建てられまして、そこを事務所に使用されておりましたね。それでいろいろ議会の方でもそういうのはどうやという意見が出た改善策でしょうか。今回、入札をするときに業者さんの質問がいろいろ出ておりました。それに対して町は駐車場内でそういうものを建ててもらっては困るというんですかね。ほかの場所を探してくださいというような答えをされてたと思うんですけれども、今回の工事に関してのそういう工事現場の事務所、それはどのあたりに、業者さんがもう個人でこの庁舎の近くに見つけられたんでしょうか。それとも庁舎のこの駐車場外のところを斡旋というんですかね。そういうのをされての、長期になりますのでね、約6カ月、7カ月ですか、工事期間、入ると思います。
また、業者さんの車両の件なんかもありますので、その間、11月あたりですと文化祭があったり、いろんな駐車場、また屋台の集合ですとか、そういう50周年記念事業も入っておりますので、駐車場もできればそういう業者さんの車、常時とまってるような車はほかの部分にしていただきたいなという希望はございますけれども、そのあたりはどのように配慮されてるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) 今ご指摘にありましたように、入札に先立っての質疑応答の中で、監督員事務所の設置場所についてというご質問がありまして、これについては仕様書でもうたっておるんですけども、敷地外でお願いしたいということで考えております。その敷地外の土地そのものについては業者の方で探していただくなり、あるいは近くにこちらが持っているような土地でもし有効利用できるようなものがあれば、そちらということも考えられなくはないというふうに思っております。
それから工期そのものは3月までということなんですけど、実質的にはもう少し短くて工事は終わろうと思いますけども、いろいろな行事、庁舎あるいは公民館で企画されております。今日もたまたまそういう屋台の話もちょっとしまして、それが11月の中ごろに行われるということで、そういったことも含めて、足場もつけますんで、できるだけお互いにそういう支障がないようにいうことで、工事については十分注意をしていきたいというふうには思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) ちょっと角度を変えます。防水あるいは塗装、この建物ってよく見ていただいたら砂利敷きであるとか、結構空調面でいうと断熱性能に対して細かい配慮がありますよね。非常に環境に配慮した建物であるっていうことがいえると思うんですけども。どうでしょう。せっかくそういう改修を行う上で、今のこのご時世ですから、建物全体の環境性能を上げるという意味からも、断熱材を考慮した、あるいは断熱係数の高い防水材料を使うとか、塗装材料を使うとか、その辺この建物の環境性能を上げるのはこういう大規模な工事がチャンスですよ。そういった意味で非常に材料選定においてもそういう環境に配慮したっていう意識が必要だと思います。そういったところも今回考えて材料選定を行うべきだと思うんですけど、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) そういった点につきましても、設計業者との間で協議を行いました。疑問に思ったのはやはりおっしゃるように、砂利がなぜ敷いてあるのかなということで、昭和47年当時にほかの施設でも同じようにあればそうは思わなかったんですけども、庁舎のみそういう構造になっているというところで、設計業者の専門家の意見を確認したんですけども、やはり一番大きなのは断熱と、それから紫外線の除去ということだろうということでおっしゃってます。保護層という意味で砂利が効果を有してる。それを取り除いた上で新たにシート防水をする上で、断熱性能ということでその部分について何らかの工法はないのかということで。今回は通常のシート防水の下に断熱材という層を、断熱シートを間に入れるということで施工したいということで、特記仕様にはそういう旨をしております。
また、外壁の塗装につきましても、できるだけ耐候性の強いということを意識して、今考えられる各メーカーさんが出しておられる塗料の中でもそういうことの特性にすぐれたものということで、同等品ということで指定をさせていただいてると。そういうことからおっしゃってますように、断熱性能あるいは省エネへの貢献ということを何らかの形で取り入れたいということで、今回そういうことを盛り込んでおります。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 指摘させていただいたのは2つのポイントがあって、1つは空調改修をしたばっかりなんですよね。これで仮に建物の環境性能が下がってしまって、この中につけてる機械がきかなくなっちゃうっていうケースもあり得るわけです。今、外来のそういう影響を極力緩和しようとして優しい建物になってたのが全部なくなっちゃうことによって、中の空調にまで影響を与えて能力不足になってしまわないかなというおそれを危惧したからという点が1つ。
もう一つ、検証を目に見える形にしたかった。そうやって断熱性能を検証することによって、例えば今回、平成23年度の決算要求資料の中で、環境性能を検証するためにこの建物の消費エネルギーとしてのCO2の発生量を資料要求してるんですけども、それをまた来年度検証することによって、例えばいろんなファクターはあるんですけども、1つこの建物自体がそういう大規模改修によって省エネ性能が上がったよっていうことを後で検証したいなという部分もあったからです。
ですから、今、森本統括の方からそういった断熱性能の向上については、あるいは砂利のこと。砂利は非常に、例えば散水すれば蒸発熱が得られます。ということは、そんだけ建物の空調負荷を減らすことができる。いろんなアイデアが詰まってたというふうに思います。ある程度間隙に水を蓄えることによって得られる効果とか、さっき紫外線のお話もありましたように。そういったことをトータルに含めたら結構難しい工事になるっていうことをやっぱりしっかり考えていただきたいと思うんです。普通の断熱工事、塗装工事をやってるだけじゃ多分済まないだろうと。しくじってしまうと中の空調がきかなくなることもあるよっていう部分。だからしっかりその辺最初取っかかりの段階で設計業者さん、監理業者さん、施工者さんと綿密にコミュニケーションを図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) 以前に庁舎のキュービクルとかあるいは発電機を初めとしまして、ここ三、四年の間に大規模な改修工事を行ってきました。そのときにも福原議員の方からいろいろと法的な改正があった上で省エネというようなことの届け出あるいは報告も必要だということを教えていただきまして、今回につきましてもそれについての設計業者との確認をしましたが、今回こちらの方が想定します防水、塗装の改修に関しましてのそういう省エネ措置への届け出の義務は今回については必要ないということを確認をさせていただいております。
ただ、おっしゃってますように、もともとそういう断熱とかの効果の高かった保護層をどう扱うかによって、ご指摘のような形のものが確かにどう変わってくるかいうことで、こちらもその辺は注意をしておりますんで、できるだけそういうことの数量化したもので資料がとれるような形では、何とか業者との方で打ち合わせをしたいというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
お諮りします。
議事の都合により、議案第50号「
工事請負契約締結の件」についての討論、採決は、9月12日に行いたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、議案第50号「
工事請負契約締結の件」についての討論、採決は、9月12日に行うことに決定しました。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午後0時00分
…………………………………
再開 午後1時00分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第14 議案第51号
工事請負契約締結の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第14、議案第51号「
工事請負契約締結の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第51号「
工事請負契約締結の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
町道浜幹線道路新設(その3)工事の郵便応募型条件つき一般競争入札の公告を去る8月1日に行い、8月21日に開札を行いました。
結果は、参考資料12ページの開札結果表のとおりです。16社の応札があり、山下建設が4,617万円で落札いたしました。
したがいまして、本議案書の9ページのとおり、4,847万8,500円、うち消費税及び地方消費税の額230万8,500円で、兵庫県高砂市松陽3丁目3の2、山下建設代表者、山下登也と契約を行いたく、提案するものです。
本工事の内容につきましては、参考資料の13ページをごらんください。
主な工事内容としましては、東は大池から西は町道東耕地1号線との交差点までの浜幹線延長約236メートル、浜幹線と交差する町道古宮川端線の延長約130メートルをあわせて道路改良を行います。このほか浜幹線道路工事の施工に伴い、大池堤体のつけかえを延長約30メートル行います。
また、浜幹線の車道の表層は、今回の工事には含んでいません。供用前に一体的な施工を予定しています。
なお、工事期間は平成25年3月31日までの予定をいたしております。
以上で、提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) お聞きします。古宮川端線130メートルの工事をすると聞いたんですが、この道の西と東、そこにはやっぱり排水路ということでどちらも側溝をやるのかやらないのか、ひとつお聞きしたいなと思います。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) 参考資料の13ページに古宮川端線の標準的な断面を記載しております。ここに記載しております道路幅員にすれば6メーターに拡幅しようとするものなんですけれども、そこにあります多分、奥田議員がおっしゃられてるのは同時にこの側溝もつけるのかというふうなご質問だと思うんですけれども、今回の工事で両サイドの側溝も施工する予定としております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 側溝をつけるということで、では、側溝は開渠なのか暗渠なのかいうことで、ひとつお聞きしたいなと思います。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) 先ほどもお伝えしましたように、ここでも少し数字が小さくなってしまってるんですけども、幅員6メーターです。一応この側溝の部分については自由勾配側溝で、ふたかけもしてそれでその側溝部分も含んで幅員、全幅が6メーターというふうに予定しております。
○議長(藤田 博君) 奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 新しい道できます。できましたらこの道が浜国道までいきますね。北もまだ今後、将来的に工事したら山陽電車の方までいくと思うんです。やっぱりここ将来的には交通量が増えると、こういう見込みがある中で、この交差点については信号機の設置についてはどう考えてるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) 当然この浜幹線を計画する段階におきまして、公安委員会等との協議、具体的には加古川警察との協議を行ってきております。その中では、どういうんでしょうか、平たく申し上げますと、信号機自体の要望というふうなことは、当然そのときにはできません。いわゆる信号機等も必要のないような形態で、いかに、どういうんでしょうか、道路整備ができるかというふうなことでの公安委員会との協議がございます。ですから、信号機等の設置をここというふうな協議は、具体的には要望はできません、その段階では。ただ私どもとすれば、この浜幹線、全長1,070メーターあるわけなんですけども、この中には既に横断歩道と交差しております古宮土山線等がございます。そういったところについては、私どもとしてはその必要性を加古川警察の方に申し上げているというふうなところでございます。回りくどい言い方なんですけども、現実的には、要望というんでしょうか、そういうふうなことで加古川警察の方にはお伝えしております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 1点確認します。
道路工事いうことで、表層は除く部分での施工というご説明をいただきました。こういう開発に伴って、将来周辺の整備が進むということから、やっぱり雨水の排水というものもある程度事前に予測をして、工事に含める必要がある。その中で、下水道課との、下水本管の打ち込みとかですね、もう一回これ、せっかく供用開始施工してから掘り返すっていうのは大変なんで、その辺の工事の取り合いを含めた計画っていうのはどうなってるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) 議員言われるように、延長1メーターの道路を新設すれば、当然宅地化というふうなことも急速に進むだろうというふうなことも想定できました。そういったことから、周辺への雨水等での影響というようなことも私ども検討に入れ、この部分につきましては下水道グループにおいてシミュレーションというんでしょうか、そういったことでの影響というんでしょうか、浜幹線整備が進むについての。そういったことで、ちょっと年度が、昨年かもう1年前だったでしょうか、下水道グループで既に行っております。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) そういった意味で、この古宮川端線の断面があるんですけども、自由勾配側溝を取りつけるということだけだったので、当然この浜幹線の多分下にあるだろう、そういう将来的な雨水の幹線ルートと、やっぱりサービス管として、この古宮川端線の道路下部というのは今後何かそういう掘り返しっていうもんが発生する可能性もあるだろうというふうに考えられます。であれば、ここの古宮川端線の道路の計画に当たっては、こちらの方も下水道の雨水整備とあわせて考えておく必要がある。ちなみに、この自由勾配のボックスカルバートですか、これで見ている排水能力というのは、恐らく断面、ちょっと数字が見えにくい、入ってないんですけども、多分これで見たら道路表層の集水ぐらいの機能しかないのかなと、本当、側溝としてのね。もし周辺、この道路寄りつきで開発された場合に、この側溝に宅地化されたときに放流するとかいう許容量まではなさそうに思うんですけども、この辺のシミュレーションはそこまで進んでるということでしょうか。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) 私もその検討の資料をつぶさに見たわけではないんですけれども、議員、この標準断面を見られても感じられるかと思うんですけど、これは通常の道路改良を行えば幅員大体300の道路側溝がつくわけなんですけども、この部分については、古宮川端線については、これ両方の側溝が500の幅がございます。これについては、通常の雨水排除に両方の側溝が500が必要ということではなしに、平たく言えば、水の流れの勾配がなかなかとりにくい部分になっておりまして、両方が一時的には500、大きな水は東っ側に流れるんですけど、通常であれば、西側サイドの500の幅の水路に流れていくような、そういうふうな通常管理の中でのことも加味しながら、両方500に幅員の幅を持たせたというふうなことを担当の方からも聞いております。
それと、やはりこの浜幹線の整備に当たって、下流側への負荷というのは当然下水サイドでも検討してくれまして、この整備が済んだとしても、当面の間はそれほど大きな影響はないというふうなことなんですけれども、それ以降、やっぱり宅地化が進めば、一部この古宮川端線の今現存する水路ではなしに、一番末端では浜田球場のちょっと横になる、才田川いうのがあるんですけども、そのルートに少し影響が、今部分的に狭い部分が水路にあるというふうなことで、それについては今後の計画の中に入れていって、整備をしていきたいというふうな将来的な計画は持っております。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 昨今話題になりますが、ピンポイントでのゲリラ豪雨とかいうことを想定した場合に、なかなか数値として目標値を設定するというのは難しい。しかも、宅地化の状況もどういう、10年後どうなる、5年後どうなるという想定も難しいいう中で、非常に初期投資としてどこまでやらなくちゃいけないというバランス感覚が要ると思うんですね。その結果がこの議案やというふうに理解したいんですけども、そのとき、木村理事おっしゃるとおりで、常にブラッシュアップというか、見ながら検証していくという作業は欠かせないと思うんです。それは先手を打ってやらないと、先に被害が起きちゃうということになると思います。行政の内部の中ではそういった想定しにくい部分があるという前提で、定期的なメンテナンス、計画の見直しというものをやっぱりやっていくべきだなと思うんですけど、その考えを確認しておきます。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) 議員言われる、そのとおりで、私どももそういうふうなことで今後も努めていきたいというふうに考えております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 先ほど奥田議員からの質問のときに、信号機なかなか設置を今の段階からは難しいというふうな形で理解してるんですけども、ただ、どうしてもこの浜幹線が全てできますと、中学校や小学校、あとは高校に通われる生徒さんがどうしてもここを横断する必要性が出てきますよね。特に通学時間と通勤時間は重なって、その間非常に多い交通量がある中で、どのように安全に生徒さんを横断させるように考えていらっしゃるでしょうか。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) まずはこの道路の整備の中で、より高い安全性の確保をできるような形での整備に努めたいというふうなことで、1つは、もうお気づきだとは思うんですけれども、浜幹線のここで参考資料を見ていただきますと、一番にわかるのは、横断部分ではないんですけれども、役場から、この県道から西側については歩道の幅員が3.5メーターなんですけれども、私どもが今計画して、これ整備を行っていってるのが、両歩道が4.5メーターの幅、今の基準に合致し、そういうふうな、それと車道、歩道の分離をさらに植栽等で明確化をしていこうというふうな、縦断的に見れば、そういうふうなことがございます。
あと横断については、公安委員会と協議する中で、数カ所の横断歩道を私どもは公安委員会と協議して設置していこうというふうなことで協議しております。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 浜幹線、このまま全て工事が済んでしまうと、恐らく今の交通量とは全然比べ物にならない交通量になるのかなということが考えられるんですけども、そうした場合に、本当に横断歩道だけで、特に通学時間の、通勤と通学のかち合う時間帯に本当に横断が安全にできるのかなというのが少し、ちょっと正直物すごく心配なんですけども、その辺は本当に横断歩道だけで大丈夫とお考えでしょうか。
○議長(藤田 博君) 木村良彦理事。
○理事(木村良彦君) 私どもとすれば、横断歩道等の設置をもってしていこうと。端的に、信号等についてはできる範囲内での要望というんでしょうか、そういう機会は正式にはないんですけれども、できるだけ実情をつぶさに見ていただきながら、今いかに生徒さん等が横断している、そういうふうなことも見ていただきながら認識を深めていただこうというふうに考えておるところです。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第51号「
工事請負契約締結の件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第51号「
工事請負契約締結の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第51号「
工事請負契約締結の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第15 議案第52号 工事請負契約変更の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第15、議案第52号「工事請負契約変更の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第52号「
工事請負契約変更の件」について、提案理由のご説明を申し上げます。
去る5月10日に開かれました議会臨時会で工事請負契約の議決をいただいた
蓮池小学校屋内運動場大規模改造工事において、工事を進行する中で、当該工事において新たに施工が必要な箇所が生じたため、このたび工事を追加して実施しようとするものです。
参考資料14ページをごらんください。それでは、主要な変更項目についてご説明申し上げます。
災害時の避難所として利用する場合等に備えて、屋外にコンセントを3カ所新設します。次に、玄関ドアのフロアヒンジにさびが発生し、劣化が著しいことから、2カ所交換します。また、屋内運動場の汚水管において付近の高木等の根が管及び会所の中に侵入し、排水の機能が著しく低下していることから、86メートル更新します。次に、職員室とプールとの間を結ぶインターホンの配線が屋内運動場の屋根に露出した状態で配線され、著しく劣化していることから、80メートル移設します。次に、屋内運動場備えつけのパイプいすを収納している台車10台が長年の使用によって鉄部の溶接の外れや車輪に破損が生じていることから、修理します。そして、陸屋根の立ち上がり壁の上部に亀裂が生じていることから、68メートル改修します。また、卓球場、舞台天井壁、1階壁裏の劣化が著しく、鉄筋が露出しているため、1,496平方メートルを補修します。そして、窓枠を更新する際に支障となるため、カーテンボックスを更新します。
また、参考資料15ページに1階平面図を、16ページに2階平面図を、17ページに東西立面図を、18ページに外構図を添付しております。これによりまして、議案書10ページのとおり、契約金額の既議決額1億3,440万円、うち消費税及び地方消費税の額640万円を、1億4,280万3,150円、うち消費税及び地方消費税の額680万150円と840万3,150円増額したいので、ご承認いただきたく提案するものでございます。よろしくご審議賜りますようお願いします。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) ただいま提案されております蓮池小学校の屋内運動場大規模改造工事の変更項目なんですけどね。ちょっとこちらの23年度の決算成果報告書の方で、23年度のこの蓮池小学校の設計を業務一式ということで上がっております。それに対しての成果資料の中で、大規模改修事業を実施するために必要な実施計画、実施設計書類が一式作成することができ、工事の発注などの準備を整えることができたという成果指標が記されているんですけれども、これはそしたらどのような形、考えさせてもらったらいいのかなということで、ちょっと漠然とした質問になりますけど、今回1億以上の工事請負変更が出ております。その設計の折にはこの部分が全て上がっていなかったものばかりととらえますが、それでよろしいんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 今お尋ねにありますように、このたびの工事の増嵩につきましては、金額につきまして税込みでいうと840万ほどでございます。ですから、全体の金額の表示があるから、そういうお話やと思うんです。実際の差し引きをいたしますと増嵩分は840万いかほどで、全体に占める割合は5.9%ほどいうことでございまして、先ほどの23年度の成果報告書との兼ね合いなんですが、もちろんそういう設計ができたことによって、ご存じのように、5月10日にいわゆる入札後の工事請負契約を議案として上程させていただいて、議決いただいているわけです。
ただし、今申し上げたような内容につきましては、設計時にやはりなかなか目が届かなかったいう点もございますので、その分を施工において、進めていく中において発見いうんですか、そういうふうな改修が必要なものが出てきたので、このたび一応変更ということで、今後の工事の中で着工させていただきたいというようなことで上程させていただいていることでございます。
○議長(藤田 博君) 岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) ここに出ているもので隠れているものと、それから屋外コンセントの新設とかはわかるんですけども、例えて言えば、カーテンボックスなんかですね。こういうものですと、見た時点で、目視で最初にわかるものではないかなということで、私、契約金額の方を見ておりましたので、失礼いたしました。840万の変更が出ております。それにしても、そのあたりはもう見た感じで、目視でわかる部分という感じがいたしますので、再度お聞きいたしますが、この設計をされた後、やはり一緒に現場、もちろん見に行かれると思うんですけども、設計された方、それから施工される方、また町の職員の方、三位一体になってこういうのは取り組まれると思うんですけども、そのときにも全くこういうことはその時点で疑問に上がらなかった、本当に工事を始めないとわからない部分ばかりだったのでしょうか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) もちろん今現在、施工に際して佳境を呈しておるわけなんですが、毎週1回、定例的にこういう工事につきましての打ち合わせを行っております。その都度、今お話にありますように、設計内容と現場との調整をしながら、適時施工方法いうものを検討しながら行っておるわけです。
カーテンボックスにつきましては、実のところ、ご存じのように、両側の窓の上に設置されたものでして、これ、このたびいわゆる窓枠を更新するということで支障が生じるという施工上の事情もありまして、取りかえるということでございます。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 今のご答弁なんですけど、ちょっと岡田議員のと本当全く同じ意見なんですけど、例えばこのカーテンボックスに関しまして、私ども、このカーテンは何度もかえてくださいという、ここ10年ぐらいの間にずっと要望してたんですけれども、いろんな理由をつけて、結局つけていただけなかったんですね。だから、住民の要望が届いてこういうことになったんじゃなくて、たまたま工事の途中でこういうことをやるというのはいかがなもんかなと思うんです。ですから、要は住民の要望を、目で見えるところ、いろんなことがあったにもかかわらず、こういうふうな形で突然補正で出てきたというのがちょっと腑に落ちないんですけど、その説明を1点お願いいたします。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) ごめんなさい。今のカーテンの要望いうのは、恐らくそういう施設だけじゃなくて、カーテンの布の方の話ですね。このたびのボックスいうのは、それをつり下げるためのハード面の施設いうことです。ですから、今回そういうふうなカーテンの通常あき開きするものも整備されるということになりますので、一応そのボックスについては、今、岡田議員のご質問について申し上げたような理由ということでご理解いただきたいと思うんです。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) そうしましたら、確認です。じゃあ、このカーテンをかえるというのは、住民の要望ではなくて、たまたまこの工事でカーテンをかえたという結果論になるんですね。そう解釈してもよろしいんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) そうですね。工事の観点からいうと、そういう形になります。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) このカーテンボックスが施工する中でどうしても障害になるから取りかえるんやという説明だったんですけどね。それは設計段階でわかるじゃないですか。これは設計事務所とどういう話をなされたんでしょう。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) ですから、先ほど申しますように、窓枠につきましては更新は図らないけないということの必然性からは、カーテンボックスを一応、撤去しないと施工ができないというような事情については、当然設計上には上がっておる。ただ、それが現実としてはそれ、流用ができないということで、今回こういう形で提案させていただいているような状況でございます。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) じゃあ、確認しますけども、もともとの設計の考え方というのは、カーテンボックスを例えば一たん取り外して再取りつけしようというふうに考えてたのが、まあまあそれで言うと、工事費の中には取りつけ、撤去、再取りつけ費という費用が計上されてるはずですから、純粋にカーテンボックスの単価だけが上乗せになってくるのかなと思うんですけど、そのあたりの内訳というのはきちっと精査できてるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 今申し上げた、お尋ねになったような内容に基づいて一応積算を精査させていただいているものと思われます。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) ちょっと確認のために言っときますけども、施工業者さんとの間で施工計画立てる上でそういう結果になったというのは理解できるんですけども、そのときに、設計をされた方、設計事務所に対しての役場から、こういう増額になるわけですから、瑕疵担保責任というのは発生しないんでしょうか。事務所に対して、その成果品を上げてきた事務所が逆にそれはできるものという判断をしてたわけなんだから、その設計上の瑕疵担保がある可能性があるのかどうかというのを確認します。
○議長(藤田 博君) しばらくの間、休憩します。
休憩 午後1時34分
…………………………………
再開 午後1時38分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 済みません、一応ちょっと確認をしてまいったわけなんですが、具材そのものが木製であるということで、今申し上げましたように、撤去することによって流用が可能というような形で考えておったわけなんですが、長年の使用とかそういう形でやっぱりもうもとに戻すことが難しいと、できないというようなことで、今申し上げたような形でご提案申し上げておると。その分については設計上の担保に抵触する範疇までにはいかないというようにこちらの方としては考えますので。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 今回の増額というんですかね、変更、追加工事に当たって、ちょっと何点か確認したいんですけども、かなり、5月の時点で、この臨時会の中で議会とは、当時上田統括がいろいろご答弁されて、ちょうど間に合ったんで、臨時会の記録を繰ってるんですけども、その中で、例えばいす収納用台車修理とかいすのがたつきとか建具のこととか、このほかにもいろいろ話題になってたかと思います。両サイドに空気を取り込むための扉があって、それが施錠しにくい構造であるとか、例えば格子があって、それがもう折れちゃってるとか、いろんなふぐあいが建具上ありますよね。そういったもんは今回特になされてないんですけども、込みになってるのかという部分と、一部臨時会での議論がきっかけで反映された部分があるようです。その辺のちょっと選択された、どういうところから選択を絞っていったのか。漏れてる部分もあるようなので、ちょっと確認したいと思います。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 確かに5月10日の臨時会の中で、各議員の方から今回の蓮池小学校の屋内運動場の大規模改造工事についての質疑をいただいております。要約して、私としては15点ぐらいあるのかなということで理解しております。そのうちお答えとしてさせていただいた中には、ご存じのように、例えば避難所としての結局緊急時の分については、もう常設ではなくて、いわゆる緊急時に搬入するとかそういう形で対応させていただくというようなものも数点ございました。
例えばで言うと、例えば冷暖房の設置とかいうこともお話出ておりましたので、そういうふうなことについては、その機械については大型のファンヒーターとかで対応させていただきたいということで申し上げておったと思います。
それ以外にも、例えば換気扇の設置で、これは音の問題の話が出ておった思うんですけど、これについては今回消音タイプの機種を導入するということで対応して、今回こういうふうな、内容には上がっておりませんけど、そういう検討は加えております。
あと雨水の利用、プールの利用についても、これは常設の管を設置することについての破損というような問題点もあるので、プールの改修というそのものもまだ命題として残っておりますので、今後の課題ということで受けとめさせていただいている部分もあると思います。
それから、先ほど福原議員がおっしゃった建具については、全般的なものを見て、今申し上げたような内容のものも取り上げておりますし、それについては対応していきたいと考えております。
あとトイレの臭気の問題、それについてはタイルの施工での対応ということでお答えさせていただいている分もございますので、今申しましたように、そのときにいただいた内容については、その場でお答えさせていただいてる分と、後日、工事を進める中で取り入れていく分というものとある程度仕分けしながら進めさせていただいておって、その中で今回反映すべきものというようなことについては、先ほどお話にありましたように、屋外コンセントの新設であるとか、例えば玄関ドアのフロアヒンジの交換であるとか、これはさびという問題もありますけど、いろいろとそういうふうなことで対応させていただいてる分がありますので、その点そういうことでご理解いただきたいと思います。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) よくわかりました。段階的に施工って、取り組めるものは取り組んでいくということで確認しました。
その中で屋外コンセント、このたび野添の夏まつりにおいても、電源の確保に当たっては、教育委員会が間に入って工事業者さんと地元との間で骨を折っていただけたということは非常に評価したいと思います。
その中で、あのときにある程度電気容量というのをつかまれたのかなと。ああいうお祭りをやるときにどれぐらいの電気を使うんだろうかというところはある程度押さえられた。その中で、今回の屋外コンセントを3カ所持たれてる。これ普通に考えたら、多分アンペア的にはちょっと容量不足かなという気はします。そういった中で、プラスアルファ対応するんであれば、屋外に動力版にちょっと設けるとか、そこから外部で工事をして仮設電源工事が行えるようなやりとりできる端子を置くとか、そういうのも一つ常設の設備としてはこれいいことをやっていただけたんだなと思います。常時何らかの形で使えるという、こういうメリットが享受できますんで、これ非常にありがたい設備だと思います。
さらに言えば、そういう屋外とのやりとりで仮設電源的なものが必要な季節・事業というのが地区にはありますんで、そういった配慮もあれば、そないにコストがかかるとも、その辺精査していただければわかるかと思うんですが、どうなんでしょう。その辺の、今回のそういう間に入った配慮を通じた中でやられた反映事項というのはあるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) ごめんなさい、ご質問の内容がよく理解できなかったんで、ちょっと時間いただきましたが、一応その仮設電源との絡みにつきましては、先ほどもちょっと出ておりましたように、緊急時のいわゆる対応等にもつながるものですから、その辺につきましては、今回の分については、常設ということでは考えておりません。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 今後進めていく中で、常設をしてほしいというんじゃなくて、そういう仮設が取り合えるような手がかりが欲しいと。わざわざ窓をどうかこうかしてやるんじゃなくて、そういうパスボックスみたいな応用がきく配慮が欲しいという意味でお伝えしてますので、ちょっとご理解いただきたいと思います。
ちょっと角度を変えるんですけど、私、バリアフリーのことも、この間、5月の臨時会でこの段差についてちょっとお伺いしたと思います。そのとき統括からの答弁は、一度検討、設計業者等と一度打ち合わせをして考えたいということだったんですが、あれから業者さんも決まりの、前へ進んでると思います。ただ、今回見る限りでは、全体がバリアフリーになってるわけじゃなくて、引き続き段が残ってるように見えます。なぜ段を残すのか、改めてお伺いします。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 確かにそのときにも、上田統括の方からになろうかと思いますけど、一応設計業者との打ち合わせをしたいというようなお話はさせていただいたわけなんですけど、最終的にはバリアフリーの基準について、今回の場合、それをもとに実施しておるいうことは、そのときにも多分ご説明させていただいたところだと思います。そういったところで今後の、ほかの施設についてもそのようにバリアフリーの基準ということを準拠して実施しておりますので、今回の改修につきましてもその状態で進めさせていただきたいと考えております。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) あくまでもスタンスとしては、今回改修工事があって、下足の位置も変わりますけども、基準を満たす最低限でいっとこうというスタンスでしょうか。確認します。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) はい、そのとおりでございます。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 参考資料の18ページで、汚水管の更新ルートが示されています。これ、私、仮設トイレ、あるいは簡易トイレという形で非常時の対応、会所ますの切り込みまでがこれではちょっとわかりにくかったんで、当然避難所になった場合に、既存の持ってるトイレだけでは不十分だろうといったときに、役場の方でも備品で購入されている簡易トイレとか仮設トイレとか、そういうものが活躍することになると思います。そのときに、やっぱり既存のこういう管路を使って会所ますに組み立てていくということになろうかと思うんですけど、そういう配慮がちょっとこの中で、せっかく更新されるんですから、会所ますを切り込むなどして、例えば等間隔でそういうものがあれば、その数に見合った仮設トイレも設置できますんで、それの緊急時の対応ということでは、切り込みはなかなか後ではしにくいんで、今盛り込んどかなくちゃ厳しいと思いますよ。どうでしょう。
○議長(藤田 博君) しばらくの間、休憩します。
休憩 午後1時50分
…………………………………
再開 午後1時54分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 申しわけないです、何度も。
もともとの、既存の汚水管自体が径が100ミリ、150ミリというようなものでして、マンホールの箇所は、ごめんなさい、ちょっと図面上にはこれ示してるいうことで、計10カ所を設置する予定でございます。ただし、今の仮設のトイレを全て10カ所に置くと、もう恐らく排水が、もともと雨水そのものがそんなに勾配ないですから、流れにくくなるおそれもありますので、ただそういうふうな設置するということの考え方からいえば、10カ所あるということで、お答えさせていただきたいと思います。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 安心しました。この線だけじゃ、配管を入れかえるだけなのかなと思いましたので。
そういった中で、今ちょっと100ミリ、150ミリという管の許容量にかかわる部分でお話出ましたので、ぜひ施工に当たりましては、その管径の、口径の拡大とかいうところもちょっと確認しながら施工を進めていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 流入先の管径とかそういうようなもんもまた調整しまして、一度確認したいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午後1時55分
…………………………………
再開 午後2時05分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第52号「工事請負契約変更の件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第52号「工事請負契約変更の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第52号「工事請負契約変更の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第16 議案第53号 工事請負契約変更の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第16、議案第53号「工事請負契約変更の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第53号「
工事請負契約変更の件」について、提案理由のご説明を申し上げます。
去る5月10日開かれました議会臨時会で工事請負契約の議決をいただいた
播磨南小学校屋内運動場大規模改造工事において、工事を進行する中で、当該工事において新たに施工が必要な箇所が生じたため、このたび工事を追加して実施しようとするものです。
参考資料19ページをごらんください。それでは、主要な変更項目についてご説明申し上げます。
蓮池小学校と同様に、災害時の避難所として利用する場合等に備えて、屋外にコンセントを1カ所新設します。次に、既設の照明灯のスイッチを、利用者の利便性を考慮し、出入り口付近に移設します。また、屋内運動場の天井に設置されている既設のバスケットボールのゴールは、今後も中学校が大会等で使用する必要性があり、維持することから、震災時の落下防止装置を設置するとともに、昇降装置を補修します。そして、消防との協議によりまして、消防用空気管及び感知器を追加します。
また、参考資料20ページに1階平面図を、21ページに2階平面図を添付しております。これによりまして、議案書11ページのとおり、契約金額の既議決額8,027万2,500円、うち消費税及び地方消費税の額382万2,500円を、8,142万150円、うち消費税及び地方消費税の額387万7,150円と114万7,650円増額したいので、ご承認いただきたく提案するものです。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 町はいろんな工事をやります。それで、工事を予定したら、入札があります。それで、入札によって業者が確定します。それで、工事に入ります。それで、工事に入ったら、いろんな追加工事ということで出てきますね。じゃあ、追加工事をするしないの判断は町として誰がするのかお聞きしたいんですけど。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 今回の場合でしたら、ご存じのように、教育財産ということで、教育委員会が管理をさせていただいております小学校の屋内運動場ということですので、一応工事に入りまして、先ほどの場合もご説明申しましたような、当然工事を進めていく中において、設計ではちょっと計上していなかったような現状がやっぱりわかってくる分もあります。それがやはり今回のように、今回の工事においてやっぱり実施しておかないと、手戻りであるとか、後の維持管理上支障が生じるというような判断が生じた場合については、当然、設計業者との施工の方法とか協議した上で、価格的なものが変更が生じてくるような場合については、担当の方からそういった設計の見直しという原議が上がってきて、それについては全て決裁ということで持ち上がって、その上で決定させていただいてます。ですから、組織の中で一応そういうふうな順序を追って、必要なものを精査して発注していくというような流れで進めております。
○議長(藤田 博君) 奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 担当が助言すると。最終的にこの工事をイエスですよ、進もうと判断するのはやっぱり統括がするのか、理事がするのか、町長がするのか、そこらだけお聞きしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 草部昭秀教育総務学事リーダー。
○教育総務グループ学事チームリーダー(草部昭秀君) 当然、工事費においても、設計金額等において決裁区分というのが定まっております。今、細かい数字をちょっと私持っておりませんけど、今回の場合でしたら、当然これ議会の議決をいただく案件でございますので、決裁につきましては私どもの教育長からまた町長部局の町長の方まで上げさせていただいております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第53号「工事請負契約変更の件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第53号「工事請負契約変更の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第53号「
工事請負契約変更の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第17 議案第54号 播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第17、議案第54号「播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第54号「播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
兵庫県では平成23年4月から暴力団排除条例を施行しており、本町におきましても、暴力団による不当な影響を排除して、安全で安心な住民生活を守るために、播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例がさきの6月定例議会において可決され、10月1日から施行されます。本町の公共施設におきましても、暴力団を利することとなるような使用については本来の使用目的に反するものであり、排除する必要があります。各公共施設の使用につきましては、公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときは使用を許可しないという条例の規定に基づき、各施設の規則等においても暴力団の排除を明記して、排除を徹底してまいりたいと考えております。そのため、条例に使用を許可しない場合として、公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときという規定がない施設について当該規定を追加しようとするものであります。あわせて、公募委員の規定がある条例についても、暴力団員の排除について明記しようとするものでございます。
それでは、主な内容につきましてご説明を申し上げます。
参考資料22ページの新旧対照表をお願いします。播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案第1条は、播磨町都市公園条例の改正でございます。播磨町都市公園条例第2条の2の改正は、有料公園施設について許可しない場合として、第3項第1号で公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときの表記に改めるなどの条文整備であります。第3条第4項及び第5項の改正ですが、第5項第1号で使用を許可しないものとして公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときを追加し、あわせて条文の整備を行うものでございます。
23ページをお願いします。関係条例の整備に関する条例案第2条は、播磨町郷土資料館設置条例の改正でございます。播磨町郷土資料館設置条例に新たに第4条として入館の制限について追加しており、第1号では公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときを規定しています。
次に、関係条例の整備に関する条例案第3条は、播磨町立学校使用条例の改正でございます。播磨町立学校使用条例で使用の不許可の第4条について、第1号に公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときを追加して、以降の号を繰り下げております。
次に、関係条例の整備に関する条例案第4条は、播磨町立自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の改正でございます。こちらにつきましても、播磨町立自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の第4条第2項第1号に公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときを追加して、以降の号を繰り下げております。
参考資料の24ページをお願いします。次に、関係条例の整備に関する条例案第5条は、播磨町ゆうあいプラザの設置及び管理に関する条例の改正でございます。播磨町ゆうあいプラザの設置及び管理に関する条例の第3条の改正は、第3項第1号で使用を許可しないものとして公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときを追加して、あわせて条文の整備を行うものでございます。
次に、関係条例の整備に関する条例案第6条は、播磨町漁港管理条例の改正でございます。播磨町漁港管理条例第12条第3項及び第13条第3項の改正は、許可をしないものを新たに規定し、第1号で公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときを追加して、あわせて条文の整備を行うものでございます。
25ページをお願いします。漁港管理条例の第14条は、条文の整備でございます。
次に、関係条例の整備に関する条例案第7条は、播磨町教育審議会条例の改正でございます。播磨町教育審議会条例第3条第2項第4号の公募に応じた者について、播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例第2条第2号に規定する暴力団員でない者という規定を追加するものでございます。
次に、関係条例の整備に関する条例案第8条は、播磨町デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例の改正でございます。播磨町デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例第8条の改正は、第3項第1号で使用を許可しないものとして公の秩序または善良な風俗を乱すおそれがあるときを追加し、あわせて条文の整備を行うものでございます。
なお、この播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例は、議案書15ページの附則のとおり、平成24年10月1日から施行することとしております。
以上で、提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) この条例なんですけど、暴力団の排除の推進に関する条例の関係ですよね。今ずっとるる説明していただきましたけど、この条文の中に暴力団を排除するという、いわゆるそういう文言句が見えないんですけど、それはなぜなんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 三村隆史理事。
○理事(三村隆史君) 暴力団の排除という文言についてでございますけども、この公序良俗というところの中に、公の秩序といいますか、法律を守るというところがございますので、それを、規定を根拠に、各規則等におきまして具体的に暴力団なり暴力団員を利することの利用はできないという旨を明記するように今予定をしております。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) それでしたら、この条文の中にはっきりと暴力団という文言句を入れないと、毅然とした態度というものがこの条文の中から見えてこないんですけど、なぜそういうふうな表現にされたんでしょう。
○議長(藤田 博君) 三村隆史理事。
○理事(三村隆史君) 暴力団の排除の推進に関する条例につきましては、まず神戸市さんの方で導入されております。神戸市さんの方につきましても、この公の秩序なり善良な風俗、これに基づいて排除をしようということで進められております。この管内につきましては加古川市さんから播磨町、稲美町、加古川警察管内ということもあるんですけども、いずれも同じ方向で今進んでおります。まず条例はそれを根拠にして、各規則、あるいはその使用申込書にそういう暴力団の利用はできないということを明記して排除しようというふうにしております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第54号「播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第54号「播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第54号「播磨町における暴力団の排除の推進に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第18 議案第55号 播磨町長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第18、議案第55号「播磨町長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君)(登壇) ただいま議題となりました議案第55号「播磨町長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
参考資料の27から29ページもあわせてごらん願います。播磨町長寿祝金条例は、多年にわたり社会に尽くしてこられた高齢者を敬愛し、長寿を祝うとともに、その福祉の増進に寄与することとして昭和49年から実施されたものでありますが、行財政改革の観点から、個人給付となる扶助費については見直しを行っていくこととしております。このことから、参考資料28ページの上の表にありますように、現在は80歳、85歳、90歳、95歳と5歳刻みに祝金をお贈りしていますが、通過儀礼であります77歳、いわゆる喜寿の方に1万円、それから88歳、米寿の方に2万円の祝金を贈ることに改めるものであります。
参考資料の29ページに近隣市町の長寿祝金の状況を掲載させていただいております。また、28ページの下の表には長寿祝い品をお贈りする方々について掲載いたしております。88歳の方には祝金を贈る関係から、お祝い品のベストは廃止させていただきまして、90歳以上の方への記念品、それから夫婦合わせて150、151歳の方への記念品は継続したいというふうに考えております。
なお、この条例は平成25年4月1日から施行することとしております。
以上で、提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 今、枡田理事の方から説明があったんですが、80歳、85歳を廃止し、90、95を廃止という説明があったんですが、なぜ廃止になったのか。それから、廃止になって、これ金額かなりトータル大きいんですね。この費用はどこへ回っていくんですか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 補足説明でも、提案説明でも今ご説明させていただいたんですが、行財政改革の中において、個人給付的なものについてはもう廃止をさせていただこうということで、本町につきましては今まで継続してきているところがあるわけなんですが、実質他市町の状況とか近隣市町の状況等を見ていただく中で、そういう個人給付的なものについてはやはり削減をさせていただく中で、制度的に充実したような形では使っていきたいというようなことで、今、長寿祝金についても考えております。だから、個人給付にかわって、何かそういう制度的に長寿の方々、また高齢者福祉に対してやはり充実になるような予算というのを今後また考えていきたいというようなところで思っているところでございます。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 趣旨よくわかりました。個人給付については今後減額の方向でということも理解できました。
そこで、現在100歳を超した人には内閣総理大臣から祝いの額が来ますね。それから、県知事から。私の知り合いで1人それをもらった人がありまして、非常に心の中の満足感があったと。自分が頑張って、健康に留意し、人と接して100歳まで頑張って、内閣総理大臣から、もちろん今の話で、個人給付はなしでね。だから、もしそういう方向であれば、別の方向で思い切って考えていくことも、本当に高齢者の方が心の充実、満足を感じる方法は別にあるかと思います。私、ちょっと知り合いですので、見せてもらったら、大きな額に内閣総理大臣云々と書いてありました。ご本人も家族もそれを自慢げに私に見せていただいたんです。そういうふうな方法もあろうかと思うんですが、多分今そういうのはないかもわかりませんが、今後の見通しとしていかがなもんでしょう。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 本議案につきましては長寿祝金ということで、100歳までの方に対するお祝いの条例と。次、また議案第56号におきまして特別長寿祝金の条例の一部改正ということで、またご審議をお願いすることといたしております。その時点でまた補足説明なり、またご説明をさせていただけたらというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
木村晴恵議員。
○13番(木村晴恵君) 今回廃止の書いてあります80歳、85歳、90歳、95歳、全部で446名の方たちをばっさりゼロにしてしまわなくて、まずは半額とかそういうお考えはなかったのでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 大辻議員に対するご質問の答弁と一緒になるところがあるんですが、近隣市町の動向いうんでしょうか、そういうのをやはり本町としましては当然意識はいたしております。それとあと、同じ話ですけど、行革の中での個人給付という意識の問題、ただ全てを廃止してしまうというのはやはり心もとないと。せっかく長い間本町のためにご活躍いただいた方々に対しての敬意というんでしょうか、そういうものを残しておく必要が当然あるという中で、通過儀礼であります77歳、特に喜寿といわれる年齢、また88歳、米寿といわれる年齢の方々につきましては、やはりお祝いとして残しておきたいというところまでは考えたんですが、議員は一遍にばっさりというお言葉もあるんですが、本町としては他市町の状況、またそういう中で検討した結果、今日提案をさせていただいたということで、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 木村晴恵議員。
○13番(木村晴恵君) 行財政改革のこともよくわかるんです。でも、余りにも446名という方々の人数が多いんじゃないかなという気がします。77歳、88歳、またそれ以外の方たちも、やっぱりそれを楽しみにされてる方もいらっしゃるかと思います。その点はどうでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 個人個人の心情的なことを意識させていただければ、当然的に廃止とかカットとかいうことは非常にしにくい。また、できないということになってしまいます。だから、制度的にやはり思い切った形で1回提案をさせていただけたらなということで、その残った財源については、初めに申し上げましたように、高齢者福祉の増進のためにとかいう形で何か使途を考えていくようなことを実施していきたいというようなことで、ただ個人給付なくなったら困るという方も当然中にはおられるとは思います。また、逆のご意見もお持ちの方もいるかもわかりません。個々人の意見を聞いてましたら、制度というんでしょうか、思い切ったことはやはりできないというところもございますので、これについては住民の皆様方、特に高齢者の方々の意見についてもよう伺ってはおりません。しかし、制度としてやっぱりやっていきたいということで町としては考えておりますので、その点ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 木村晴恵議員。
○13番(木村晴恵君) 高齢者福祉政策、今、具体的なところまではできてないと思いますけれども、どの辺ぐらいまで考えていらっしゃいますでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 今、来年度予算に向けてまだスタートもし始めたところなんですが、そこら、町長、副町長交える中で、今日もし可決いただけるんであれば、そういう方向で検討はさせていただきたいということで、まだ担当としてはこれからまた案も考えていくわけなんですが、今のところ具体的にこういう制度とかいうところまでは今持ち合わせていないというところではございますが、今後考えていきたいというふうには思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
田中久子議員。
○2番(田中久子君) 2005年に70歳、75歳が廃止になって、このたびの案は8年ぶりなんですけれども、この対象者に当たる方々、例えば関連の団体、シニアクラブの方とか、自治会でも結構なんです。そういう方々にこういうことをしようという考えがあるというお話をされたのでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 先ほど木村議員のご質問にお答えさせていただいたと思うんですが、このことにつきましては、高齢者の方々、また高齢者の団体の方々等を通じてのご意見というのは伺ってはおりません。ただ、廃止がしたいとか削減をしていきたい、下げていきたいとかいうマイナスの話というのは、誰しもわかりましたという形は多分少ないと思います。当然下げるべきであろうなという考え方をいただける、例えば住民の方々いうのは非常に多分少ないんではなかろうかと。話をすれば、それは困るなとか何でなくなってしまうんやろとかいう話に多分なってしまうと思います。だから、そこらはどっかでは、同じ話ですけど、町としての改革の一環であるということで、非常に悩んだところもあるわけなんですが、こういう形の結果として提案をさせていただいたということでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 田中久子議員。
○2番(田中久子君) 私も、この祝金と祝い品について多くの方から問題があると。祝い品というのはちょっと考えてもらった方がいいんじゃないかとか、やっぱりそれより商品券とかお金の方がいいとか、いろいろ意見はお聞きしてますが、祝い品についてはもう全く考えずにこのままやるということで、そのことについてのご意見も皆さんから聞かれてませんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 祝い品につきましては、直接今回条例改正にはなかったんですが、長寿祝金を下げるという、下げるいう言い方はちょっと悪いですけど、改正させていただく中で、祝い品についてはこういう形でということで参考資料にも添付をさせていただいております。今現在お祝い品としてお渡しさせていただいてる方々について、米寿の方、88歳の方につきましては長寿祝金ということでお渡しさせていただきますので、ご遠慮願うということになるわけなんですが、その他の方々につきましては同じような形で残していきたいというふうに考えているところでございます。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 祝金、今回提案しておりますけれども、祝い品のことなんですけれども、90歳以上の方に毎年お贈りしたりとかいろいろ、夫婦合わせて150歳の方とか、そういう方々にお贈りいたしますと、本当に何かお手紙とかおはがきとかそういうもので大変喜んでいただいているお声をお寄せをいただいております。また、直接そういった高齢者の方からそういう感謝のお言葉をいただくこともございますし、こういったものについては今回はそのまま継続していきたいと申し上げておりますのは、やはりそういったものに本当に喜んでいただける、例えば夫婦合わせて150歳になったという、こういうことを意外と気づかない方もいらっしゃいまして、改めてそういうことについて本当に夫婦で喜んでるとか、お写真を添付したお礼状とかそういうものもいただくこともございます。ですから、高齢者の方々は、ささやかな品物ではございますが、そういう喜んでいただいてるお声もこちらの方に毎年届いてるということで、ぜひ今後もできる限りは続けていきたいなというふうには思っております。
○議長(藤田 博君) 田中久子議員。
○2番(田中久子君) 町長の方にはそういうお手紙などが届いてるかもわかりませんが、私たちは住民の声を聞くと、器とかそういうようなものは、もう長年暮らしてたらたくさんあるからというご意見なども伺ってることを言いたいと思います。
それで、先ほど理事の方からご答弁いただいたんですけれども、やっぱり当事者という方の意見を全く、なかなか難しいと思うんですけど、せめて団体の方にこういうことを考えてるんだというようなこともお話される方が、それはいいんじゃないかなって。ぱっと決めてぱっと、よくなることだったら、それはもう全くいいんですけど、これはすごくマイナス面になりますので、税金払って、ここまでしてるから、説明というのはやっぱりした方がいいんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 一つの考え方として、当然成り立つものだと思っております。今回提案させていただく、前回特別長寿祝金について提案させていただいて、ご理解いただけなかったということで否決になったわけなんですが、それ以降、常任委員会等におきまして議員の皆様方には何回かご相談もさせていただいて、町としてこういう考え方をしていきたいということもご相談もさせていただく中で、提案をさせていただいているということでございますので、田中議員申されました、そういう対象となられる方、また団体等の意見をお伺いしなさいという考え方としては当然成り立っていくものと思いますので、一つの案件によってはケース・バイ・ケース的にそういうものを取り入れていくべきではなかろうかと。ただ、今回についてはそこまでよう考えてなかったということでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 松岡光子議員。
○1番(松岡光子君) 49年に初めて77歳の方に3,000円と、そしてその後、62年に金額を下げて2,000円で65歳からといろいろ変わってきてるんですけれども、平成7年4月から今の80歳、85歳、90歳、95歳ととっても改善された、それこそ普段町長が言われてますように、ちょっと間違うとったらごめん、きらり輝く播磨にふさわしい、この近辺にない、まあ言うたら、自慢できることだと私は思っておりました。昨年9月のちょうど今ごろの時期に神戸新聞等で播磨町がすぐれてるという内容も載りましたことを記憶されてると思うんですが、今、播磨町の財政が緊迫しているわけでもなく、今この時期にこういう案件を出すということには賛成できないんですけれども、前回この80歳、85歳、90歳、95歳に決めた理由ですね。すばらしい内容に決めた理由を教えていただきたいんです。
○議長(藤田 博君) 松岡議員、質疑ですから、自分の意見は言わんようにしてくださいね。
○1番(松岡光子君) はい、わかりました。
○議長(藤田 博君) 疑義をただしてください。
枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 議員申されてますように、平成17年度までは70歳、75歳ですか、その方々にも長寿祝金としてお渡しをさせていただいておりました。ただ、そのときの、直接私もそのとき担当しておりませんでしたので、提案させていただく議事録をちょっと見せてもらいました。そうしましたら、一つの考え方として、長寿の概念が変わってきたということで、70歳と75歳の方についてはご遠慮願いたいという形の中で条例の一部改正を提案させていただいたということで確認しておりますので、その点よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 三村隆史理事。
○理事(三村隆史君) 播磨町は裕福なのになぜかというようなご質問がございました。高齢者、また後ほど出てきます障がい者の方につきましても、やはりいろんな公的なサービスが充実してきております。当然それに必要な町としての財源も支出する必要があります。そういった中で、他市町では個人の現金給付についてはこれまで廃止、縮小されてきておりましたが、本町についてはこのままの形となっています。今年の2月に行政改革懇談会を開いておりますが、その中の委員の声では、やはり高齢者のお祝いはこのような形では余り意味がないのではないかと。また、そんな時代でもないというようなご意見であったり、若い人のためにもっと使うべきではないかというような意見もあります。また、中には思い切って全て廃止してはというようなご意見もありました。播磨町、今のところ財政は何とか維持してる状況ではありますが、これからの企業の動向であったり、やはり高齢化が進んでいきますので、できるだけ早い間に体質改善しながら継続していける行財政運営をしなければならないというふうに考えております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
河野照代議員。
○11番(河野照代君) これまでの議員さんと重なるかもしれませんが、このいきなり廃止という形よりも、たとえ5,000円でも1万円でも減額をするという考え方はなかったのかということと、それから、長寿祝い品の中でお湯飲みなんですね。去年もそうだったと思うんですけれども、何かいろいろとあったらしいんですけれども、たまたまご夫婦でこの年まで生きておられた。でも、残念ながら亡くなられて、ひとりでいられる方もいるんですけれども、このお湯飲みよりも、もっと播磨町がPRできる、何ですか、高齢者の福祉のことを考えるのであれば、たとえこの3,500円を2,000円にしてでも、福祉のタクシー券にするとかふれあいの家の招待券にするとか、金額を減らし、件数を減らすいうことを考えるべきではなかったのかと思うんですけど、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 一度にばさっというような感じのご質問なんですが、これも今までからご答弁させていただいとんですけど、一応通過儀礼である喜寿の方々、また米寿の方々ということにつきましては、お祝金として長寿祝金は残していきたいという形。それとあと近隣市町、また県下の状況等を確認させていただきましたら、やはり77歳、88歳という年齢の方々に対するお祝金いうんでしょうか、そういう形でお渡しさせていただいてる市町が多かったということで、それはどこかで播磨町も右へ倣えという形で今回提案をさせていただいているということでございます。
それとあと、お祝い品のことになってくるわけなんですが、今年につきましては、もう9月に入ってしまってますので、もう発注はいたしておりますので、今、議員からご提案いただいているようなことにつきましては、非常に申しわけないんですが、そこまで検討できないと、24年度につきましては。ただ、今後いろんな方々とまた相談もさせていただく中で、特にまずは内部での調整が必要になるわけなんですが、そこらを一回検討する、25年度以降ということで一度考えていけたらなというふうに思うところがございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 河野照代議員。
○11番(河野照代君) では、もう一度申し上げておきます。この80歳、85歳、廃止という形ではなく、たとえ減額されても、5,000円でも幾らでもいいですから、これを楽しみに、お孫さんのお小遣いにとかお年玉にと、またタクシー代にって充てられてるお方もいらっしゃるかと思います。だから、そういうことも配慮して考えてください。
それから、右へ倣えという形でこのようにした。播磨町、右へ倣えでなくても、オンリーワンでもいいんじゃないでしょうか。そういう考え方を持って、今後考えていっていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 昨年9月ということで、今、松岡議員の方からも、新聞記事にも播磨町の支給状況というのも他市町と比較された形で掲載もされました。それともう一つは、やはり何回も申し上げますけど、どこかでは播磨町の行財政改革を意識する中で、個人給付というのは極力もう避けていこうという考え方の中で行政の運営というのは考えるべきではないかという考え方も逆に行革の方からは出されておりますので、そういう形にのっとった考え方で、今回苦渋の決断の思いの中で提案をさせていただいたということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 先ほど、近隣市町、右へ倣えというような言葉をおっしゃいましたけれども、播磨町は播磨町独自の福祉の考え方を持っております。(「答弁でそないって言うとったか」と呼ぶ者あり)右へ倣えというのは、いわゆる播磨町のやはりその時代に合った……。済みません、こちら答弁しておりますので……(「いや、右に倣えが答弁であったんと違うの、答弁で右へ倣えいう言葉が出とったよ」と呼ぶ者あり)だから、それ今言ってるんやから、答弁はちゃんときちっと聞いていただきたいんですけど。
○議長(藤田 博君) 発言続けてください。
○町長(清水ひろ子君) 播磨町は播磨町独自の考え方で福祉施策を行っております。その中には、やはり高齢者福祉というものもどうあるべきか考えていきたいということで、播磨町、先ほど、平成17年の例が出ておりましたけれども、そこから六、七年たっております。前任者のときに実施をされたものをそのままずっと継続してきておりますけれども、やはり高齢化率が21%を超える、また今年度、年度当初では100歳以上の方が18名というふうにお聞きをしております。昨日も100歳の方にお祝いを持っていかせていただきましたけれども、私が就任いたしましたころと比べましたら、やはり倍以上にはなってるというふうな感がいたしております。こういった時代にありまして、高齢者の団体の方とお話をすることもございますけれども、そういう方々のお話の中でも、やっぱり町が考えているようなことをご理解をいただいてる方々も多くいらっしゃるように私自身は感じております。やはり時代の流れというもの、また高齢者が町内でどれだけ増えてきたかと。今、結局、21%といいましたら、もう5分の1を超えてるわけですね。こういった時代にあって、ますます高齢化が進む中で、確かに現金給付をこれからも続けられることができれば続けたいという思いはありますけれども、なかなか時代を考えますと、これからそれをずっと同じようにやっていくというわけにはいきません。やはり時代時代に合ったものに少しずつ変えていく必要があります。そうしたことから、今回のこの改正案につきましても、いろいろ協議をする中で、こういった形で提案をさせていただいてるというところでございます。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 単純に申し上げまして、議会報告会なんかでは、高齢者の方が、子育て支援ばっかりに力を入れて、我々の対策はどうなっているというご不満の声も聞いております。今の町長の答弁をお聞きしまして、例えば単純に、この長寿祝金でも、半額にすれば倍の方に給付できるわけですから、全くなくすという発想から出発するのはいかがなものかなと思うんですね。
それと、この夫婦の湯飲みのことなんですけども、これ最初からつまずいとんです。何でか言いましたら、平成22年度、23年、間違えられましたよね。ほんで、町長のお名前でお祝いの書状が来ましたけれども、おわびの書状のお名前はたしか統括のお名前やったと思う、誰のお名前だったか、ちょっと済みません、ちゃんと確かめないとわからへんのですけれども。最初からこれ激怒してる、そのお手紙持ってこられたんです、町から届いた。最初から、それで、ご夫婦でしょう。それで、例えばお一人の方が何ぼ長生きしても、こういう湯飲みは当たらないんです。こういう不公平感というのも感じてらっしゃいますので、やっぱり抜本的にこういうことはみんなでもう一度考え直すべきだと思うんですけども、そのあたりのお考えはいかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 先ほどの、昨年度にめおと茶わんの方で、年度を間違えて町長名でお贈りしたという事実は確かにございます。それをもって私ども、早急におわびの文書をつくり、ご家庭に新たに配付したという事実はありますので、またこの場をもって、ご迷惑をかけたご夫婦の皆様方には謝りたいというふうに思っております。
なお、めおと茶わんにつきましては、これは150、151歳の方ですので、1回もらうと、次の方には絶対行かないというのは周知のとおりだと思います。ただ、このめおと茶わんがいいのか悪いのかというところにつきましては、私どもの方に、90歳以上のプリザーブドフラワー等も同じでございますけれども、よい意見もあれば悪い意見もございます。何を贈っても、よい意見悪い意見というのは相応にして、いろんな施策を打つ中ではあるところではございますけれども、町長が先ほどおっしゃったように、非常によかったとか、あるいは写真つきのお礼状を送ってきたりとか、いろんな場面もございます。だから、全てのものがだめだというふうにはいきませんけれども、それはいろんな形を変えながら、今後お祝い品についても検討といいましょうか、考えていきたいと。ただ、24年度についてはまだ、もうこれ執行してしまっておりますので、ちょっと無理なんですけども、24年度の分は、カステラ等につきましては、今回はプリザーブドのお花とカステラを贈りたいと思っております。そういうふうな形で、また年度単位で内部で協議を重ねながら、いろんなものを贈っていければなというふうに私ども担当としては考えております。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 私の方も、いただいた方に対する後でご意見をちょうだいするというのはすごく大切なことだと思うんですよ。私はお花をいただいた方に、枯れかけた花持ってきて縁起が悪いと言われた方もいらっしゃいますので、一つ一つの検証が要ると思うんです。ですから、先ほども言いましたように、長寿祝金でも、半額にすれば倍の方に当たるわけですから、もう少し、木村議員が言いましたけれども、ばっさり切るようなことは高齢者に対してやめていただくのが筋じゃないかなと思うんです。そのあたりを十分検討していただきたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 先ほど来から理事等が申し上げておりますが、ばっさりというわけでは私どもは考えてないわけです。ただ、時代に即応した形で変えていきたいというふうな意識を持って、今回議会の皆様方に審査をお願いしてるというところでございます。ただ、平成12年度に介護保険ができ上がりまして、介護保険という高齢者の方を見守る施策が今充実してきているという中でもございますし、また、福祉グループが所管しております高齢者福祉施策の中では、例えば訪問理美容とか布団乾燥事業とか、いろんなさまざまな高齢者施策も打ってきてもあります。そのようなものにまた変換していくことができたら変換していくことも可能であろうし、また、それ以外の一般施策の一般財源として、当然のことながら、財政改革の中でそういうご意見をいただいておるんですから、さらに検証を重ねて、重点施策の方に重きを置いて持っていくという方向も考えられるんではないかというふうに考えてます。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 1点いきますね。
だから、こういう議案を出されるときに、これで節約できたお金は何に使うんですかと今質問しましたけれど、まだ具体策は何にもできてませんよね。議会に提示するときには、こういうふうな方向性がありますから減らしますということでしたら、十分私どもも納得させていただくんですけれども、やっぱり将来のことを考えて、こういうふうな予算立てで、こういうふうに予算を生かしていただきたい。だから削らせていただきたいと。こういうふうな議案の提出をしていただきたいと思います。そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 何回も同じ答弁になるかわかりませんが、まず第一に考えたのは、行財政構造改革の委員会の中での決定事項というのをやはり町としては遵守していこうという考え方いうのは非常に真摯に受けて、入れていったと。ただ、言われてますように、今現在、佐伯君の方からも答弁させていただきましたが、高齢者福祉事業というのは当然今現在もやっているわけなんですよね。そういう事業の一つの充実いうんでしょうか、さらに今充実をさせていくというのも一つの考え方でありましょうし、また、新しい事業というのを例えば探すいうのは語弊ありますけど、新規事業をまた取り入れていくとかいうのも一つの考え方ではあるとは思うんですが、ちょうど今、来年度予算の着手に取りかかってくる段階でございますので、そういう考え方を当然頭の中に入れた中で、担当部局としては検討していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 松岡光子議員。
○1番(松岡光子君) 数ある長寿の節目の中から77歳、88歳にされたんですけれども、平均寿命もこの7月では男性が79.44、女性が85.90と言われてますが、今、80歳の長寿の節目、傘寿の方たちに対して、来年からそういうことがもう突然なくなって、88歳まで、次のときというのは機会があるかないかわからないと思うんですが、そういうこともご検討に入れられたんでしょうか。数ある節目の中から選んだ理由、どういうことをお考えになって選ばれたのかということをお聞きしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 改正するときには、今、議員申されましたような方々というのは当然的に出てくるであろうというのは考えられます。しかし、制度として今回こういう形で、思い切った形で提案させていただこうということで決めましたんで、そういう方々は当然おられるという意識の中で、今申されてますように、来年私80歳やのに、楽しみにしとったのに亡くなってしまったというようなことを当然言われる方もおられるとは思いますが、全てそれを網羅しようとしたら、行政としては何もできないというところも当然ありますので、どこかではもう英断の判断を下さな仕方がないという中で、このたびこういう提案をさせていただいたということでご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 松岡光子議員。
○1番(松岡光子君) 今後、長寿というのをどういうふうに考えられるかということもお尋ねしたいんです。長寿祝金をお贈りするに当たっての長寿というお考えをお聞きいたします。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) これはちょっと私の私見になるかわかりませんが、今、65歳以上の方々が高齢者と言われているわけなんですね。それで、今、播磨町が高齢化率が21%強ですよというような状況になるわけなんですが、今後、年金等々の問題からも、例えば高齢者という定義が、例えば70歳になったりとか75歳になるんか、そこらはわかりませんが、例えば70歳、5歳引き上げられたとした場合に、長寿という考え方というのはその時点ではやはり見直してくるべきかもわかりません。ただ、今、世界最長寿国と言われてましたが、現在、2位とかいう情報もあるわけなんですが、やはりどちらにしましても、長寿国は長寿国なんですね。しかし、そういう定義ということになってきた場合に、どこかではそういう高齢者の年齢から考えていくのが、私自身は、例えば65が70になれば、そういう長寿祝金のまた考え方も変わってくるんではなかろうかとかいうふうには思っているところでございます。これは間違ってるかもわかりません、非常に申しわけないんですが。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 今回の提案は提案で、77歳、88歳に変わるということなんですけども、そうすると、この条例が通ったとして、来年の9月15日が基準日となったときに、基準日のときに78歳であったりとか89歳であったりとかの方というのは、要はここでいただけなかったという形になってきたりとか、その後、米寿にまでもらえないと。逆に、85歳でいただいてた人が、もうすぐ2年ほどたったら、また米寿のときにもらえるという感じで、これはちょっと不公平になるかなと思うんですけども、その辺の手当てについてはどのように考えてらっしゃるでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 先ほど木村議員の方から、私、来年80歳やのに飛んでしまったとかいうようなご質問があったわけなんですが、制度として見直しをかけていくときにつきましては、そういう方々も出てこられるという中で、その方のフォローについてまで、そこまではやはり考えてはないと。非常に冷たい言い方では申しわけないんですが、やはり制度改正しようとしたときには、そこまでのフォローというのは非常に難しい。ただ、来年の9月まで何人の方が生存されておられるんかという、そこらの問題もあるわけなんですが、参考資料の28ページでしょうか。人数は今年、参考資料の中に入れさせていただいておるんですが、その方が全て来年9月までご生存されていたらこういう形でなってくるということなんですが、ただ、非常に申しわけないんですが、先ほど申し上げましたように、制度改正とかそういうものをする場合において、そこまでの考慮というのは非常に難しいというところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 確かにこういった方をフォローするというのは難しいなとは思うんですけども、そう考えたら、喜寿、米寿という言葉にこだわらずに、80歳、90歳をそのまま残して支給金額だけ下げれば、そういったところは緩和できたかなと思うんですけども、そういう方向性にはならなかったんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 当然的に改正をかけようとした場合に、議会の方からもよく言われますけど、近隣の状況はどうでしょうかとかいうような中で、どうしてもそういう近隣の状況、また県下の各市町の状況というのをやはり確認をさせていただく中で、どこかでは案としてつくらせていただくというようなところがございますので、全ての各市町がいいというところまではないわけなんですが、やはり77歳、喜寿、88歳、米寿という一つのそういう年齢の方々に対するお祝金を支給させていただいている公共団体が県下では多いという中で、本町につきましてもそういう形でさせていただいたというところでございます。よろしくお願いします。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) それと、今回の条例に関しても、喜寿、米寿という形にしたのは、基本的には近隣の市町がそういうところが多いからということであって、例えば今後議論していく中で、80、90というのも選択肢のうちにあると考えてよろしいでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) お答えします。
こちらの中で検討したいろいろな内容はあるんですけれども、他市町にまねをしたというところもあるかもわかりませんけれども、一つの発想の中には、日本の伝統文化というのはお宮参りから始まりまして、お食い初め、七五三というふうに、やっぱり通過儀礼というのは日本のよき伝統文化でございます。この伝統文化の中で、やはり喜寿、初めは還暦がありますけれども、喜寿、米寿、白寿という中で、そういった発想も我々の中にはあったかというふうには思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
ようけ手を挙げてくれてるんですけども、会議規則第51条に基づいて、大きな声で発言の許可を求めてください。
大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 今のこと、私も一番初めに尋ねて、答えが非常にあいまいやって、もう次、質問しなかったんですが、金額的に非常に多額な金額が計算上残ってくるわけです。枡田理事のご答弁では、それは今後高齢者の福祉の充実に充てると、こういうご答弁やったんですね。それは非常にわかったようでわからんようなご答弁なんですが、具体的な高齢者福祉の充実というのは、それをはっきりさせれば、多分高齢者の方も、金品ではなくて福祉の充実ということにも充てていけば、これは納得できるんじゃないかなと。住みよい町、住み続けたい播磨町の中で、高齢者の福祉の充実いうことは非常に大事なことですので、そういうようなことの具体的なことはいつごろどのような形で出てくるんでしょうね。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 申しわけなかったんですが、今の段階では具体的にこういう事業に充当させていただきたいとかいうことがはっきり申し上げられないというのが非常に申しわけないとは思うんですが、今日、この議案に対して可決いただける状況になれば、また、今、何回も同じ話ですが、予算段階の時期になってきておりますので、内部でいろいろ協議させていただく中で、また提案もさせていただきたいというふうに考えます。ただ、一番具体的に出ますのは、予算特別委員会のときに初めて具体的に出るんか、それまでに常任委員会等でまたご報告ができるんか、そこらになってくるとは思うんですが、今日の段階では非常に申しわけなかったんですが、具体的には申し上げることできないということでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 提案の仕方が逆のような気がするんですが、この議案を通れば、確実に予算が浮いてくるわけですね。浮いてきてから物を考えるいうのは、税金の使い方としては余り納得できないんですが。やっぱり初めから高齢者福祉全体を考えた中で、この祝金があると。こういう発想で、こちらの方へ重点を変えるから、高齢者祝金については今回はこういう形で廃止の部分がありますよというふうな提案でないと、金が残ってから物を考える税金の使い方は私納得できないんですが、いかがなもんでしょう。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) お金が余るからっていう発想ももちろんあるんですけれども、町全体の財政からいいますと、今現在やはり、私、詳しい事情までわかりませんけども、最初に答弁のあたりに三村理事が、財政の行財政改革の中でいろんなそういったものは縮小していくという話がありました。一般財源としては、やはり経常収支比率が恐らくまだ今も90%台に残っているものだったと、落ちついてるというんか、その状態がたまってるもんやと思うんで、だから、財源そのものが余ったから使うということじゃなくて、この財源を浮かすことによって、どのように還元していくかということをトータル的に町としては考えていかないといけないと私は思っています。ただ、財源そのものを、例えば高齢者福祉にそれを特段に充てるという考え方はもちろん発想としてはあるんですけれども、今の、これからも順次出していく中では、そういうトータル的なことではなく、トータル的な財源をどのように使うかという話もあるんじゃないかなというふうには考えております。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 今の佐伯統括の説明、聞かなくてもわかるんです。ただ、枡田理事が高齢者福祉に充てますというふうに言われたから、どういうお考えですかいうことを聞いとんです。だから、一般財源云々の話は今、説明聞こうとは思っておりません。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 今現在でも、播磨町の一般会計の中で高齢者福祉の関係につきましては民生費になってきますので、民生費自体が町の予算の大体3割強ぐらい、予算としては枠を組んでいるんではないかというところでございます。それとあと、そういう中で、当然的に今現在でも高齢者福祉対策というのは町費を持ち込んだ中で制度としてやらせていただいていると。せやから、新しい事業を見つけるのも一つの方法かもわかりません。また、今ある事業をもう少し拡充させていきたいという考え方も一つかもわかりません。それにつきましては、ちょっと慎重に検討させていただけたらなというふうに思っております。ただ、この参考資料に今現在、28ページに提示させていただいておりますこの案で通していただけることが可能になれば、お祝金だけで894万削減ができるという形の資料をつけさせていただいておるわけなんですが、それ全てがそこへ回るんか、またオーバーになるんか、また以下になるんかというところも含めた中で、今後慎重に考えていけたらなというふうに思っておりますんで、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
藤原秀策議員。
○9番(藤原秀策君) 長寿の概念ということで、70歳、75歳の廃止の場合は長寿の概念が変わってきたと。それなら、これが8年前ですか、平成16年ぐらいに改正されとると思うんですね。(発言する者あり)いや、17年、1日からやさかい、16年に多分改正されたと思うんです。長寿の概念が変わってきたということで、75と2歳しか違わへん、何で77が、変わってきとるいうことで、そのちょっと理由がわからない。なぜ、今、現行のある80歳から3つ下げていう、概念もありましたけどね、その辺のこと変わってきとるいうのに、ただ2歳しか変わっとらへんのに、その辺のちょっと説明をもう一回お願いします。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) それでは、お答えします。
先ほど理事からもお話があったと思うんですけれども、確かに5歳刻みで70歳、75歳を、平成17年4月1日ですので、おっしゃられるとおり、16年度から廃止して、80歳からの5歳刻みということで、そのときの長寿という概念が平均寿命が延びてきたからというようなお話があったわけなんですけれども、それは、そのときの説明されたときは、17年3月の定例議会にご提案させていただいたことは事実でございます。可決いただきまして、80歳からの5歳刻みということで今の原案になってるというところですけれども、先ほど来からご説明しておりますように、一番先に県の100歳の祝金がなくなったこととか、あるいは近隣市町の方において、やはり祝金は今の時代にそぐわないということで、いろんな形で廃止されてきたと。その中で、やっぱり発想的には町としても、近隣市町の状況なり、あるいは町独自としてはそういったいわゆる日本のよき伝統文化の通過儀礼の77、喜寿、米寿、白寿、そういったところがやはりお祝いであるということの考えから、そういう発想に至ったということでご理解願えればなと思います。
○議長(藤田 博君) 藤原秀策議員。
○9番(藤原秀策君) 私は高齢者ですけど、やっぱり77いうのは、もう長寿の概念が、インターネットでちょっと引いたんですけど、長寿の概念いうことでしたら、インターネットでは85ということもあるけど、おおむね80というのが長寿いう概念いうこと、ちょっと引いてみましたけどね。何で下げるんかなと。
それともう一つ、ちょっと7年前に70、75を廃止したときに、そのときに71、72の人は、もうじきもらえるときに廃止されとるわけやね。それで、今度、7年後にもうじき80がもらえるいうときにまた廃止されるわけですわ。その人は、さっきもありましたように、連続、もらえるときに廃止になるんですね。そういうこと、1回飛びはええけど、これ2回とももらえずいう、そういう人がこれ、そのときの71と72の人は、これ2回飛びます。そのときはもう88までもらえないからね。だから、そういうことは考えられへんいう話やったけど、そら、そういう人もおるいうことをやっぱ考えてもらわんと、私は、と思うんですけど。私言いたいことは、77は、やっぱり何でそれ下げたかいう思いがあるんや。それちょっと答弁がはっきり、もう一つ納得できないとこがあるんやけどね。2回飛びとかそういう配慮とかそんなんは別に考えんでもよろしいんですか。ちょっとお考えをお伺いしてます。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 藤原議員おっしゃっているところは、もう大変痛いところなんですけれども、先ほど来から理事がお答えしてますように、どうしても制度改正を行うとなると、そのあたりの近隣の方とか、あるいは今まで受け取ってる方、受け取っていない方ということで、また恩恵も受ける方もおれば恩恵を受けない方、せっかくやってきたのにまたもらえないという方がどうしても出てくるのは、もうこれは制度を改正する中では、仕方がないという言い方が適切ではないとは思うんですけども、どうしてもそうなってきます。長寿のあり方、前の概念と違うんじゃないですかというところなんですけれども、何遍も同じお答えをしてしまって大変申しわけがないんですけれども、先ほど来から言ってます、近隣の状況からいいますと、やはりそういうあんまり5歳刻みでやってるというところが非常に少ないのと、行財政改革の関係等があって、そういう形に持っていきたい。何らかの形で削減をしていきたいというふうな思いはあったわけですし、議会の皆さんも、もうそういったことは近隣の状況を見られた中で、そういったことも頭の中には置かれていたというふうには僕も考えておるんです。ただ、なぜ77歳、88歳になったかというのは、当然のことながら、一番例をとりますと一昨年の2011年の神戸新聞の記事なんか、あるいは近隣の状況なんかにも書いておりますけど、明石が77、88、100歳というような形で喜寿、米寿、白寿というような形をとっておるところもありますし、私どもの発想としましても日本の伝統文化という、また同じこと言って申しわけないんですけれども、通過儀礼であるところを重んじたというところで、こういう提案をさせていただいたというところでご理解を願えればなと思っております。
○議長(藤田 博君) 宮宅 良議員。
○3番(宮宅 良君) 現行では80歳、85歳、90歳、95歳と5歳刻みで今なってるのが、改正案では77歳と88歳ということで90代が廃止されます。そして、額も77歳、88歳、各1万円ずつ減額になるんです。行財政改革の中で、方向性としては理解できるんです。ただ、90代が廃止されるということと、あと77、88の方の1万円ずつ削減というのは、支給される側にとっては2つの痛みを伴うわけですね。最終的な方向はこうであったとしても、ワンクッション置くというような考え方とかはなかったんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) これも何回かお答えをさせていただいてるかわかりませんが、制度改正というときになった場合は、やはり思い切ってさせていただくときはお願いをしたいというところの考え方も当然成り立ってきます。
ただ、いろんな人のご意見をお伺いさせていただく中で、田中議員の方から申されましたが、高齢者の方々、また高齢者の団体の方々の意見というのも必要ではなかったんではなかろうかとかいうお話もいただくわけなんですが、いろんな考え方いうのが成り立ってきますので、町としましてはやはり行財政改革、佐伯君も申し上げましたが、そういう中での意見というのを重要視させていただく。また、民生費の中でも扶助費が非常に多いというところも当然ございます。ただ、宮宅議員、今申していただきましたが制度的には理解はできんことはないというお話もいただくわけなんですが、やはりやるときはお願いをしたいと。それも、近隣よりほんまにこういう形、べらぼうに上がる言うんでしたら言葉悪いんですが、近隣の市町より非常に制度的に充実し過ぎてるという形の方がいいのかどうか。やはりどっかでは近隣に合わせるような形も考える必要があるんではなかろうかというところもございまして、今回は非常に申しわけないんですがいろんな方々のご意見を伺っていく中で、非常につらいなという思いもするところもあるわけなんですが、今回こういう形で町として考え方を整理させていただいて提案をさせていただいたということで、皆様方のご理解をいただかん限りこの制度成り立っていきませんので、よろしくお願いをしたいというふうに思いますのでお願いいたします。
○議長(藤田 博君) 松岡光子議員。
○1番(松岡光子君) 先ほどから、長寿とはいうことでお聞きしまして、ほかの議員からも長寿の概念という話で、先ほど平均寿命もちょっと言いましたけど、やっぱり皆さん大体平均寿命行ったら、ああ、長生きできたなと実感される方が多いと思うんです。そこで、日本の文化を慣例に従って77、88にいう提案なんですけれども、その制度の過渡期において現在そういう不都合が生じる方、今度80歳になられる方についての検討で、80歳の傘寿という節目の年というのは検討にならなかったんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 正直申し上げまして、検討はいたしておりません。やはり、近隣の状況という中で、77歳という意識が非常に強過ぎたんかもわかりませんが、一応77歳、78歳の方々に対するお祝金という中で、ごめんなさい、77歳、88歳。喜寿と米寿の方々に対してのお祝金ということで、申しわけないですけど80歳というところまでは考えが及んでいなかったというところでございます。
○議長(藤田 博君) 松岡光子議員。
○1番(松岡光子君) 先ほど、長寿の概念も変わってくるという話の中で、長寿国日本ですので77歳というのも、今後削られる可能性を感じるんですけれども、そこら辺は今現在どのように考えておられますか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) このたび、こういう形の案を提案させていただいて可決いただけた場合、しばらくいうんでしょうか、半永久的とはよう言い切りませんが、しばらくはこういう形の運営というんでしょうか、また近隣の状況等を把握していく中でまた検討はするかもわかりませんが、またまるっきり廃止にするとかいうところまでの考え方というのは成り立たないであろうというふうに、私自身は考えるところでございます。
○議長(藤田 博君) 三村隆史理事。
○理事(三村隆史君) ちょっと私、財政の方の立場におりながらこういうこと言うのもおかしいんですけども、改正案のとこ77歳を見ていただきますと265人だと。80歳のところは237人ですということで、28人減る。逆に今度88歳見ると81人で、90歳を見ると60人いうことで21人。これ年齢を上げることによって減ってまいります。おっしゃるように、過渡期による減少といいますか、損され方も中にはおられるかもわかりませんが、全体で見ると少し人数的にはこの改正案でいきますと346いうことで、約100名の減となってます。これが、80、90、そのあたりは議論になるとは思いますけども、そういう逆に言うメリットもあるということも感じております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 財政的にも今後もっと事業規模というのは大きくなってくるのかなと思うんですけども、そう言った意味で、例えば5年後とか10年後どれぐらいの事業規模になるかなんて数字を出すことはできるでしょうか。できれば現行案と改正案、両方で出たら知りたいんですが。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 大変申しわけないんですが、5年後の推移とかいうところまでにつきましては、よう把握はいたしておりません。よう推計はいたしておりません。ただ、高齢者の方々でございますんで、非常に少なくなってこられるだろうということは思うわけなんですが、そこまでの推移というのはよう把握はしていないというところでございます。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 今少なくなってこられるとおっしゃったの、要は支給対象事業自体、縮小するというふうに理解されてるんですか。私はもっと対象者の方が、たとえこの改正案になっても今後どんどん増えてきて事業規模は大きくなってくるのかなと感じてるんですが、そうじゃないということですか。
○議長(藤田 博君) 三村隆史理事。
○理事(三村隆史君) ちょっと今、町の統計書を見てるんですけども、80歳以上の方が平成22年度で1,442人だと。23年度になりますと1,529、24年度1,634いうことで、毎年100名ずつ増えていると。今、団塊の世代の方が六十四、五ですかね。その方たちが一番大きい年代になりますので、やはりこれからはまだ上昇の傾向は続いていくと。例えば、20年ぐらいになってくると、77のあたりはまとまるのか若干下がるようになるかもわかりませんが、今のところはやはり上昇の傾向は続いていくと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
お諮りします。
議事の都合により、議案第55号「播磨町長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は、9月21日に行いたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、議案第55号「播磨町長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は、9月21日に行うことに決定しました。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午後3時31分
…………………………………
再開 午後3時50分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第19 議案第56号 播磨町特別長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第19、議案第56号「播磨町特別長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君)(登壇) ただいま議題となりました議案第56号「播磨町特別長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。参考資料の30、31ページもあわせてごらん願います。
播磨町特別長寿祝金条例は、多年にわたり地域社会の発展に尽くしてこられた満100歳以上の長寿者を敬愛し、その功をねぎらうこととして平成4年に制定したものでありますが、行財政改革の観点から個人給付となる扶助費については見直しを行っていくこととしております。このことから、平成25年度から100歳の方につきましては、これまでと同様に10万円をお祝いとして送らせていただきますが、101歳以上の方には5万円のお祝金は廃止し、花束等の記念品を従前のとおり町長自らお届けすることで考えております。
また、現条例では本町に1年以上住所を有する者を支給対象者としていましたが、お祝いに1年以上の住所要件は必要がないということから、改正条例では本町の在住期間は削除いたしております。
なお、本条例の一部改正につきましては、平成19年12月議会定例会に行政事務の見直しの観点からも101歳以上の方々に毎年支給することを平成20年度から廃止する条例案を提案させていただきましたが、議員の皆様のご理解が得られず否決となっています。このたびは、101歳以上の方々につきましては、先ほども申し上げましたように現金でのお祝いはいたしませんが、花束等の記念品でお祝いするものであります。
参考資料31ページに、特別長寿祝金制度の現行制度と改正案の比較表、及び近隣市町の状況を掲載させていただいております。
平成24年度は100歳の方が10名、満101歳の方が表では9名と書いておりますが、大変申しわけありません、8名に訂正をお願いできますでしょうか。100歳以上の方々は、本町では18名ということでございます。よろしくお願いいたします。
なお、この条例は平成25年4月1日から施行することとしております。
以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) 特別長寿祝金条例の一部を改正する条例のところ、この30ページを見ますと、第1条の方の改正前では、「多年にわたり地域社会の発展に尽くしてきた」と記載してございます。それはそのまま改正後も使用されておりますが、その下、第2条では、「祝金の支給を受けられる者は、本町に引続き1年以上住所を有する者」となっておるのが、改正後では1年以上が適用されず、きのう引っ越して、引っ越しておかしいんですけども、住居が移された方でも支給されるということで理解してよろしいんでしょうか。
そして、その整合性ですよね、上の。多年にわたり、地域社会の発展に尽くしてきたというのは、播磨町に住まわれて、その地域で発展に尽くしてこられたと私は理解するんですけども、このあたりの整合性はとれておるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 1点目、先のご質問ですが、例えば数日前に播磨町来られて、たまたまその方100歳の方でしたよと言われた場合におきましても、町としてはやはりお祝い事で住所要件というのはどうだろうという考え方もどっかでは成り立ちますんで、だから今、議員が申されましたように、何日前かに播磨町来られて、その方がたまたま100歳の方であった場合、10万円のお祝いは支給させていただこうという考え方でございます。
それともう1点、播磨町だけに貢献をされたという考え方というのか、例えばその地域、社会においてやはり多年にわたってと、ただ播磨町の方でも生まれてから亡くなられるまで全て播磨町に在住されるかということは多分ないと思います。どこかのところでやはり生活はされて100歳を迎えられる方も当然おられると思います。その方は、多分その地域でお祝金なりの制度があるとした場合、多分お受けになられてるかもわかりません。ただ、播磨町におきましても、今申し上げた考え方いうんでしょうか、せやから、きょうびの播磨町の中での貢献とか多年にわたってとかいうものでなしに、日本の中で活躍されたとか功績があったとかいうことで長寿の方々に対するお祝いというのは、やはり全国各市町村でお祝いはすべきことかなという考え方で本町につきましては、その住所要件も外させていただいたというところでございます。
○議長(藤田 博君) 田中久子議員。
○2番(田中久子君) 100歳が10万円、今度の改正では100歳を過ぎると廃止。今までは5万円が出ていました。今までの101歳の方、5万円を支給するに当たり、もうお金はいいですよと、もう花束とか記念品の方いただきたいんですよというご意見があったのかどうかお尋ねします。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) お答えします。そういったご意見を全ては伺っておりませんけれども、現実に101以上から毎回受け取っておられる方が辞退されたいう例はあります。
○議長(藤田 博君) 田中久子議員。
○2番(田中久子君) 辞退されたのは、どういう理由で辞退されたんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) その方が、実際どういう理由かいうところまでは、なぜ必要なんですか、なぜ要らないというところまではお聞きしてはおりませんけれども、そのご本人の意思によって今回ご辞退させていただくということで、私どもは伺っております。
○議長(藤田 博君) 田中久子議員。
○2番(田中久子君) それは割合は半分以上とか、何人とかわかりますか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 私の方でその辞退をされた方をつかんでいるのは、私が担当いたしましてからはお一人でございます。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) この100歳以上の方につきましては、私自身が可能な限り、直接お伺いをさせていただいております。そうした中で、今の田中議員のご質問なんですけれども、なかなかそういう意思表示をご本人がされるという方は、そういう状態にいらっしゃらない方が多いというふうに感じております。ただ、今しっかりした100歳以上の方が正直言いまして何か多くなってきてるなというふうに大変うれしくは思っておりますけれども、感謝の言葉は言われます。ありがとうとか、ヘルパーさんに促されて、そういうお言葉は身ぶりでされる方もいらっしゃったりとか、また全然無反応な方もいらっしゃいます。
こういった中で、なかなかご本人がこういうものを辞退されるという状態にある方はそんなに多くはいらっしゃらないのかなというふうに思っております。先ほど、統括が申し上げました方は、100歳過ぎましてもかなりしっかりした方でいらっしゃいますので、そういう方についてはご自分の生き方といいますか、いろんな思いがあって、そういう意思表示がきちっとできる方であったのだろうというふうに思っております。
ただ、今ほとんどが施設にお伺いをしておりますけれども、なかなかそういうはっきりした、要らないというふうな、また毎年5万円をお渡ししていることも、果たしてどの程度ご認識をしていただいてるのかなというような方も中にはいらっしゃいます。
そうしたことから、今回の条例改正におきましては、やはり花束等は大変喜んでいただきますし、そういうものについてはぜひ今後も直接お持ちをしてお祝いをお伝えしたいというふうに思うんですけれども、果たして100歳を超えたときに毎年、そういったお金が必要な環境にいらっしゃるかといいますと、かなり手厚いケアも受けていらっしゃる方がほとんどでございますので、そういったものについての余り執着はなさらないような感がしております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) この100歳の長寿祝金、今、31ページの方見せていただいておりますが、これは現状継続して記念品も同様にということ。そして101歳以上は、先ほど理事の方からのご説明では花束などを贈るということでしたが、これの費用計算、予算措置というのはどこにされてるんでしょうか。また、お一人にどのぐらいのものを準備されているのか。そして、こんなことは失礼ですけど、100歳超えられまして記念品、あとに残るもの、そういうものをいただかれた場合のご負担にならないのかとか、そのあたりをお聞きしたいと思いますが、いかがなんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) これは、長寿祝金の祝い品と同じところで、いきがい対策事業の中の需用費の中に盛り込んでおります。本年度は、どういったものをするかということはもう既に毎回贈ってる花束、生花を贈っているようなところなんで、来年度も、記念品と言わず、やはりお花を贈らせてもらったらいかがかなというふうには考えてますけれども、そのあたりはまた内部で、町長直接持っていかれるということでございますので協議をさせていただいて決定をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) ごめんなさい。私、ちょっと聞き方が悪かったのでしょうか、金額的にどのぐらいを考えていらっしゃるのかなということで、一応お聞きしてるんですけれども。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 申しわけないんですけど、正確なデータを私も持っておらないんですけれども、恐らく90歳以上のプリザーブドフラワー等が3,000円から品物を用意しておりますので、3,000円から5,000円程度のものを持っていっておるというふうに、ちょっとあいまいな返事で申しわけないですけれども、そういったものを持って行かせていただいてるというふうに解釈していただいて結構かと思います。
○議長(藤田 博君) 岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) これまでも花束を現金とご一緒にお届けになっていらっしゃるということですよね。そしたら、もう101歳以上の方は現金だけが全くなくなって、その花束のみ持参なさるという形でよろしいんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 今担当の方が予定しておりますのは、そういう形でございます。ちょっと状況を申し上げますと、ほとんどが施設なんですけれども行きましたら、ある施設におきましては、やはりお誕生日会的なものをしていただいております。ご家族の方も同席をしていただいて、入所者、ほかの方々とご一緒に、いわゆるハッピーバースデーの歌を歌ったりとか、一緒にいらっしゃる方々からお祝いの言葉を、私の方も申し上げますし、また施設長も申し上げますけれども、同時に一緒に入所されてる方々からもお祝いの言葉をいただいたりとか、そういう場を設けておられます。
そういう中で、やはり現金というのは正直言いまして、あんまり、ご本人も直接使えるもんじゃない、なかなか買い物に行けるとかそういうのではないのであれなんですけど、花束というのはやっぱりそういう場をちょっと華やいだ感じにもしますし、また後々、永久に残るものではございませんので、ある一定の時期、本人のお部屋に飾っていただいたり、もしくはそれがあれな場合は皆さんで集まられる集会所的な、そういうところにも飾っていただいたりしてるというふうに思うんですけれども、あんまり永遠に置いとくものではなくって、毎年お持ちをしましてもそんなに邪魔になるものではないかなと、逆に思っております。
それと、こういう今回改正案出させていただいておりますけれども、実は毎年持ってまいりましたときに、播磨町はこういう制度がございますけれども、他市町においてはほとんどがそういうことがないわけです。そうしましたら、同じ施設に入られてる方でやはりよその市とか町の方もいっぱいいらっしゃいますので、ちょっと申しわけないなという感じもしないでもないわけです。ですから、こういう部分も含めまして播磨町がどこまで、丁寧にお祝いをしていくかということについては、少し取捨選択をさせていただいてもいいのかなというふうには思っております。
ただ、100歳の年を超えるというのは、大変人生において大きな意味があるというふうに思いますので、できましたらやっぱり100歳という大きな節目については、祝金また花束等で一緒に町からお祝いをさせていただくというような、一緒に大きな節目を祝うというようなことは、またこれからもできましたら続けていきたいというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 今回、長寿祝金制度と、特別長寿祝金制度、2つの議案が上がってきております。参考資料見ますと、近隣市町の長寿祝金の状況ということで、100歳も含めた形での比較資料をいただいてるんですが、この際に例えば一本化するような条例を考えられなかったのか。その中で、含めて考えれば通過儀礼という説明もありましたので、99歳という白寿という儀礼的なお祝いの仕方もあるだろうというふうに感じました。これ2つの議案分けなければいけない理由っていうのを、お示しください。あるいは、近隣市町がやっぱりこういうふうな形で分けてるのか、あわせてお願いします。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 申し上げましたら、今現行の条例が長寿祝金条例と、特別長寿祝金条例という形で、2つの条例。議員申されましたように、同じ長寿祝金であるのに今、1つにまとめることはできないかと、できなかったというようなご指摘もそうなんですが、正直申し上げまして今ある条例の一部改正という考え方でしか及んでいなかったというところが、私自身事実でございます。
ただ、今後その時点では、例えば100歳という方々は以前につきましては、非常に珍しかったと言うたら変な語弊があるかもわかりませんが、非常にそこまでの長寿でおられる方が非常に少なかったというところで特別長寿というお名前をつけたんではなかろうかということは推測されるわけなんですが、先ほど町長も申し上げましたように100歳以上の方が、もう播磨町におきましても18名おられるという中で、今後もしそういう改正をお願いするというようなことになってきた場合には、一度そこも含めた中で、今、福原議員申されました条例の一本化というところも頭に入れる中で進めていきたいというふうに考えておりますので、このたびにつきましては、そこまで及ばなかったと。今ある現状の条例が長寿祝金、また特別長寿祝金という中での一部改正をまず考えてしまったという中で、一本化まで考えられなかったというところでございますので、よろしくお願いします。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 先ほど、議案第55号で私ちょっと56号も含めて意見を言ってしまってそのままになってしまったんですが、100歳にしろ100歳以上にしろ、先ほど町長も申されたように、自分で買い物に行ったり、その10万円を自分で本当に納得いく使い方のできる方非常に少ないんじゃないか。むしろ、ご家族の方が何かを買ってくるとかいうことになると思うんですが、先ほど申し上げましたように、国の方から県の方から祝い状って額が来ますね。それを見て、家族もろともお祝いをしたというふうなことも聞きますので、むしろ心の一つの長寿でよかった、頑張ってよかったというふうな満足感を与えるような方向が将来考えられるんじゃないかと、考えていくべきやないかと思うんですが、いかがなもんですか。
つけ加えて言いますと、プリザーブドフラワー3,000円というのは本当にちゃちなもので、私も買いましたけど、こんなに安い金額じゃないと思うんです。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 播磨町でも毎回額を、いわゆる賞状をお持ちをしております。それは、もう100歳、101歳、102歳、毎年お持ちをして目の前で読ませていただいて差し上げておりますので、それも一つの長寿のあかしかなというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) プリザーブドフラワーが3,000円程度ということで、ちゃちいものということを言われたんですが、現実のものを見ていただいたらわかるかと思いますけど、そういう表現のものではなくて見た目は非常によいものかなと思ってます。
24年度にあっては、それプラス、寿の入った小さなカステラも同時にあわせて送付させていただきたいと思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 今回、この条例改正で第4条のところで旧来まで誕生日が支給日やったのが誕生日の翌日に変わってるんですけども、この辺ちょっとどういった理由なのか説明をお願いします。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 多分、日は同じ日になると思います。民法上は前日をもって満年に起算しますので、翌日ということは誕生日になるということで。片っ方は、100歳以上のという形で記載させていただいてる、現行条例におきましては。今、101歳以上の方につきましては5万円の支給を廃止させていただきたいという提案をさせていただいております。その中で表現としまして、100歳に達した日の翌日、民法上からいったら前日をもって満年で記載しますので、実質の誕生日はその翌日になってくるという解釈でそういう表現になっているというふうにご理解いただけたらと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
お諮りします。
議事の都合により、議案第56号「播磨町特別長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は、9月21日に行いたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、議案第56号「播磨町特別長寿祝金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は、9月21日に行うことに決定しました。
……………………………………………………
◎日程第20 議案第57号 播磨町
心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例制定の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第20、議案第57号「播磨町
心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例制定の件」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君)(登壇) ただいま議題となりました議案第57号「播磨町
心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例制定の件」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。参考資料の32から35ページもあわせてごらん願います。
播磨町心身障害者福祉年金は、昭和47年4月1日から心身障がい者または保護者の生活の向上と福祉の増進に寄与することを目的として、現在障がいの程度により年額4万円から年額5,000円を支給させていただいております。この制度の制定当時は、金銭的給付が福祉の主流的な考え方でありまして、サービス利用も申請に基づき行政が措置をする。また、サービス利用者は低所得者に一部限られておりました。
その後、障がい者の自立と社会参加に重点を置いた福祉サービスが多く実施され、平成12年度からの介護保険法施行、また平成15年度からは行政の措置から障がい者自らが選択し、サービス提供者と契約してサービスを利用する障害者支援費制度が施行されました。
さらに、平成18年度から障がい者が障がい種別にかかわらず地域で安心して暮らせる社会の実現を目指した「障害者自立支援法」が施行され、障がい者の福祉サービスとして居宅介護、重度訪問介護、行動援護、生活介護、児童デイサービス、短期入所、重度障がい者等包括支援、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、共同生活援助など、また地域生活支援事業においては、移動支援、日中一時支援、日常生活用品支給の充実、日中活動の機会及び場所の確保としての地域活動支援センター事業補助等、多種にわたる施策が構築され、障がい者福祉の充実が進められてきています。このような状況の中で、多くの市町においては障がい者福祉施策の一つであった心身障害者福祉年金などの一律の個人への金銭給付、補助制度から個々の生活スタイルに合った支援が選択できるよう、先ほど申し上げました福祉サービス、地域生活支援制度への転換を図ってきています。
以上のようなことから、本町におきましても障がい者が必要な支援を選択し、地域で人とかかわりを持ち暮らせるよう支援制度を充実させる必要があります。また、厳しい財政状況下、国、県の施策に合わせた制度に転換することにより、限られた財源を有効に活用していきたいと考えており、この現行の福祉年金制度の見直しを考えたものであります。
それでは、具体的にご説明を申し上げます。現在は、身体障害者手帳1級及び2級所持者は4万円、3級所持者は3万円、4級所持者は2万円、5級所持者は1万円、6級所持者は5,000円を、また療育手帳A及びB1所持者は4万円、B2所持者は1万円をそれぞれ支給させていただいております。これを全て廃止するのではなく、身体障害者手帳1級及び2級所持者、また療育手帳A及びB1所持者、そして新たに精神障害者手帳1級所持者でかつ障がい者本人が所得税非課税の方を支給対象としました。支給金額については、年額4万円であります。
なお、平成18年3月議会定例会におきまして、本条例を廃止する条例制定の件を提案いたしましたが、議員の皆様のご理解が得られず否決となり現在に至っております。そのときの質疑の中、また一般質問等におきまして、一律に廃止するのではなく重度の障がいをお持ちの方には継続する、また所得制限を設ける等の検討ができないかとのご意見をちょうだいしていました。その後、検討経過等につきまして常任委員会に何度かご説明を申し上げ、このたび条例の廃止ではなく先ほどご説明を申し上げました内容で条例の一部改正を提案させていただくものであります。
参考資料の34ページには、心身障害者福祉年金比較表を、35ページには東播磨県民局管内ではありますが、それぞれの市町の状況を掲載いたしております。
なお、この条例は平成25年4月1日から施行することといたしております。
以上で、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
田中久子議員。
○2番(田中久子君) 町祝金のときもお話ししたんですけども、この間、町と住民との行政懇談会というのが開催されました。その中で、やっぱりこういうお話はなされたのでしょうか、どうでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) コミセン区の行政懇談会のことをお話しされてると思うんですが、私も出席はさせていただいたんですが、特に長寿祝金、またこういう心身障がい者の福祉年金のお話につきましては、こちらの方からはご説明はいたしておりません。
○議長(藤田 博君) 田中久子議員。
○2番(田中久子君) やはり、こういう計画があるときは住民にこういう計画してますよという周知というんですか、ご意見伺いたいとか、町はこういうふうに考えてますということをやっぱり話すべきじゃないかなって思うんですが、国の法律に身体障害者福祉条例という条例があります。その条例の目的との兼ね合いについて、町はどのようにお考えでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 当然、福祉制度としては行政として当然していくべきであると。ただ、個人給付という考え方をどう考えていくかというところだと思います。だから、個人にお金を渡すことが福祉であるという考え方がどこまで成り立っていく世の中になってきているんかという、そこらの考え方だと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 長寿祝金のところで議論がありましたように、個人給付をなくしてくと、こういう方向性の中で、ここに新たに精神の部分に追加すると。やっぱり、個人給付をなくしていくといいながら、ここでまた新しく制度をつくるということについての考え方はいかがかなと思いますので、お聞きしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) お答えします。精神障害者健康福祉手帳という手帳そのものの制度が、近年でき上がった制度でございまして、その分は結局、先ほど理事が提案説明の中で申し上げましたように、一貫的に重度という表現が正しいかどうかわかりませんけれども、段階を踏んでいく中で精神の方についても、1級の方については今回は個人給付という意味でなくって新たに追加したというふうにご理解願えればありがたいと思います。
○議長(藤田 博君) 奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 理解できないんですわ。町としては、個人給付については今後、削減していくわ、やめていくよという方向でしょう。じゃあ、ここで新たに個人給付を新たにつくると、相違性はあるんですか、そこで。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) まあ、どっかで考え方なんですけど、廃止をしていくという中で、言葉が正しいかどうかわかりませんが、重度と言われる方の障がいをお持ちの方については残していこうという形で今考えております。その中で、身体の障がい、また知的障がい、精神障がいも加えられている中で、その1級をもう初めから廃止するということで、それはもう除外しておこうという考え方には町としては成り立たなかったと。同じ重度と言われる障がいをお持ちの方に対しては、同じ条件でやはり支給させていただく方がいいのではないかという考え方で、このたび提案をさせていただいたということで、ご理解お願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) これ、削減額見たら1,600万、結構大きいと思うんです。そうしますと、ここで浮きました1,600万をどういうふうな財源として生かしていくかという方向性が全く今の説明聞いてたら見えないわけです。国じゃありませんが、特例公債みたいに借金払いにしていただいたら、障がい者の方は身を削って、この削り方なんです。だから、削るんであれば、これをさらなる障がい者の方にどういうふうにして生かすかという政策がここでなければ、軽々に賛成なんかできないです。
今、まさにロンドンパラリンピック開かれてますけども、何年か前まではマラソンしたいといってもマラソン用の車いすも買えない状態の方がたくさんいらっしゃいましたから、スポーツを断念される方が多かったんです。そうしますと、例えば個人給付をやめとこうと今言われましたけれども、障がい者の方がスポーツをやれるというふうな、個人給付でもそういうふうな希望に結びついていくわけでもあるわけです。例えば、この1,600万削ったから、それをプールしといて、そういう方たちを保護するとかいう方向性に向かっていくんでしたら、どんどんお使いになっていただいて結構かと思いますけれども、この1,600万に上るお金をこれからどういうふうな障がい者のために生かしていくかという方向性が見えておりましたら、お知らせください。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 現状から申し上げますと、まず自立支援法のサービスというものがございまして、平成18年に障害者福祉サービスということで、自立支援法の金額、当然、国、県の負担金が合わせて4分の3あるんですけれども、それが総額約1億2,000万あったものが、平成23年度になりますと2億3,000万というふうな形でやっております。中身としては、ご存じのように通常の介護給付費とか訓練給付費とか言われる障害福祉サービス事業、それと地域生活関連の支援事業ということで、任意給付の事業と必須事業とございます。そういったものでも、倍近くなってる状況でございます。
それ以外に、先ほどご質問の中でございました障がい者スポーツのことにつきましては、このたび国の方で「障害者スポーツ推進法」という新たな法律ができ上がりまして、策定をして、また公表するということを教育委員会の方から聞いております。その推進計画の中で、私も検討委員会の一員として出席させていただいて、障がい者、障がい児のスポーツに関することについても計画の中に盛り込んでいるところでございます。
なお、町といたしましてもこれは「障害児・者スポーツ振興協議会」というものを昨年度3月末につくりまして、その中で本当方針も何もない中で、中学校の先生とか特別支援学校の先生とかいろんな方に、スポーツ21の方とかいうことで手弁当で集まっていただきまして、その中でいろいろなスポーツに関する情報発信をしていこうというような形で取り組んでおるところでございます。
また、更生援護補助金というものが従前からございます。就学援助ですね、施設等にかかってる方の就学援助とか、あるいはその就学から新たに就労された方への支度金とかいった特別な更生援護の補助金がございます。これは全く、近隣でも言うたように町単独でございますので、そういったものにも使いたいし使っております。
それから、新たな取り組みとしては、例えばいろいろ、今回バリアフリーの基本構想の中でタクシーの助成の使用制限の緩和というようなご意見もございました。そういった緩和も、また来年度は考えていきたいなというふうには、今まだ予算の段階でどうなるかというところはわかりませんけれども、そういった方向も考えておるところです。
それから、早期から自立支援協議会というものも設置しておりまして、それについても年額経営費として300万近く、平成22年6月に設立されたわけですけれども、その方面にもそういった事業、財源を使ってるというところでご理解願えればと思います。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 今のご答弁お伺いしまして、国とか県とかが手厚くなったんで、このあたりで減らそうかなというところがかいま見えるんですけれども、この1,600万というのは確実に障がい者の方が将来生きていく上での糧となるような、そういう使い方をすると確認させていただいてよろしいでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 長寿祝金のときも、そういうご指摘もいただいておるわけなんですが、今現在、心身障がい者の方々に対して何の施策も町としてはやってないということではないと思っております。ただ、国、県の制度にしましても、町の持ち出しは必ずあります。そういう事業についての拡充が図れていけるんか、今また佐伯統括が申し上げましたようなそういう事業、タクシー1つにとりましても今500円1枚しか使うことができないという中でいろいろご要望もいただいてるところがございまして、それを一度に2枚なり、また3枚なりということがもし可能となりましたら、もっと使っていただけるんではなかろうかとか、そういうことも当然思うところがあるわけなんですが、同じ話で恐縮なんですが、今からちょうど予算の編成時期にもなってまいります。そういう中で、真剣にやはり考えていくべき事案であることは認識いたしておりますんで、そういうことでご理解いただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 田中久子議員。
○2番(田中久子君) 今、町の提案では、個人給付をなくしていくという考えのもとにこの提案をされたということなんです。議会報告会でも、障がい者の方の発言がありまして、「障害者自立支援法」というのができて今まではいろいろ利用しても利用料が要らなかったんだけど、この法律ができて障がい者の方は利用するたびに1割の利用料を払わなきゃいけなくなったんです。そういうことを考えれば、何か個人給付をなくしていくということは、もっと障がい者の方について手厚いことをしていかないけないのじゃないかなと思うんですけど、その辺の整合性をどう考えていらっしゃいますか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 障がい者の方に対する施策というのは、当然的に進めていっております。ただ、そこで個人給付の問題をどうとらまえるかというところだと思うんですが、先ほど宮尾議員のご質問にお答えさせていただいたんですが、やはり町としていかにそういう制度を今後拡充していくんかというところがネックになってくるという、ネック言うたら失礼ですけど、本当に考えていくべきところだというふうに思っております。
ただ、同じ話ですが、そういう行財政構造改革という中での個人給付というよりは、やはり制度としてもっとその予算を回すべきではないかという考え方という方向へ町としても移行させていただきたいと。
それと、あと老人長寿祝金につきましても、障がい者の福祉年金につきましても、今回初めて提案させていただいた案件ではございません。過去にも提案をさせていただいております。そういう中で、いろいろ町も模索していく中で、今回こういう形で決断させていただく中で提案をさせていただいたということでございますんで、田中議員におかれましても大変申しわけないんですが、ご理解をいただく中でご賛同いただければ非常にありがたいなというふうに思っておるところでございますんで、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
宮宅 良議員。
○3番(宮宅 良君) 先ほどの田中議員とか宮尾議員との関連になるんですけども、個人給付から制度へということで、その制度の中に、もちろん今ある福祉サービスを維持していくっていうとても大変重要な課題もあるとは思うんです、使い方も。それ以外にも、例えば発達障がいであったり、もう障がいの範囲って今どんどん枠が広がってるんです。まだまだ支援が行き届いてないところもたくさんありますし、また新たに権利擁護とかっていう新たな問題も出てきてます。そういったところにも、削減された1,600万のうちの幾らかが活用されるような予算も検討されるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 1点あったんですけど、権利擁護センターの関係につきましては検討しております。今、現実、企画がつくって募集しております。企画がちょっと主管してやっておりますところの県から補助金がございまして、それを利用して前段階の権利擁護センターの設立に目指したものをつくっております。それを今度は高齢者、障がい者に限って、そういった権利擁護センターをつくっていくというような構想は持っております。まだまだ、それも予算段階でございますので、まだはっきりしたところは言えません。
それから、確かに「障害者基本法」の中で今回改正されて、新たに発達障がいというものが障がい者の一つに加えられたいうところがございます。法律改正に基づいて発達障がいについての、いろいろなさまざまな支援策等が国からもおりてきております。その中で、町といたしましても発達障がいについて自立支援協議会なんかを通しながら、どういったあり方に持っていくのか、施策検討もまたやってまいりたいというふうな考えは思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
お諮りします。
議事の都合により、議案第57号「播磨町
心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は、9月21日に行いたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、議案第57号「播磨町
心身障害者福祉年金条例の一部を改正する条例制定の件」についての討論、採決は、9月21日に行うことに決定しました。
本日の会議時間は、議事の都合によってあらかじめ延長します。
……………………………………………………
◎日程第21 議案第58号 平成24年度播磨町一般会計補正予算(第3号)
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第21、議案第58号「平成24年度播磨町一般会計補正予算(第3号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま議題となりました議案第58号「平成24年度播磨町一般会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
今回の補正予算につきましては、2節給料、3節職員手当等、4節共済費が含まれていますが、これは主に4月1日付の人事異動に伴う、支出科目の変更等に伴う補正増減でありますので個々の説明は省略させていただきます。
なお、全体的な増減内訳は、参考資料の給与費明細書をごらんください。
それでは、事項別明細書により歳出からご説明を申し上げます。
8、9ページをお願いします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号207、コミュニティ推進事業の19節負担金補助及び交付金、自治会公民館整備費補助金の増は、宮北自治会が外壁塗装、床張りかえ工事等を、また大中東自治会が外壁塗装、屋根塗装工事等を実施されるのに伴い、それぞれの自治会から自治会公民館施設整備事業補助金交付申請があり、増額するものであります。
11目生活改善推進費、事業番号600、消費生活啓発事業の7節賃金の増は、消費生活相談員の賃金でありますが、わくわく講座や研修、会議などで勤務日であります月曜日、木曜日以外に勤務する場合、相談件数等の増加もあり、振りかえ休日の取得が困難な状況であることから、15日分の賃金の増額をお願いし、相談体制の充実を図っていきたいと考えております。
13目諸費、事業番号640、税外収入還付事業、保険年金グループ、23節償還金利子及び割引料の増は、平成23年度に交付された県からの補助金等に超過があったことから、精算により返還するものでございます。内容としましては、福祉医療費助成事業及びこども医療費助成事業に係る補助金でございます。
10、11ページをお願いします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、事業番号300、国民健康保険事業特別会計繰出事業の28節繰出金は、特別会計における職員の人事異動による補正に伴い、一般会計繰出金を減額するものであります。
事業番号991、地域生活支援事業の20節扶助費は、障がい者及び障がい児がその有する能力及び適性に応じて自立した日常生活または社会生活を営むことができるように、地域の特性や利用者の状況に応じて実施する事業でありますが、身体障害者自動車改造費助成金、更生訓練費給付事業費、施設入所者等就職支援金給付事業費については、当初見込みより多くの申請があり、今後の申請も見込みまして増額するものであります。
次に、事業番号1127、地域自立支援協議会運営強化事業の13節委託料、地域自立支援協議会運営強化委託料の増は、昨年度も県からの補助金をいただき、播磨町地域自立支援協議会に委託し、障がい者が働ける事業者を紹介した「はたらくマップ」を作成しました。本年度も同様に県の補助金が決定され、現在22カ所の事業所を掲載しているはたらくマップに、さらに20カ所の事業所を追加して充実させたマップを作成するための費用でございます。
2目老人福祉費、事業番号868、介護保険事業特別会計繰出事業の28節繰出金の増は、特別会計における職員の人事異動等による補正に伴い、一般会計繰出金を増額するものであります。
12、13ページをお願いします。2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、事業番号321、学童保育事業は、平成23年度までは学童保育事業補助金として播磨町学童保育連絡協議会に対して人件費、各種保険料等の事業主負担、職員の研修費などの費用の2分の1を予算の範囲内で補助しておりました。平成24年度から公設化に移行し、指定管理者に管理を委託しそれに伴う予算を計上させていただいておりますが、指定管理料に不足が生じるため増額をお願いするものであります。
これの主な要因としましては、1つとして、入所児童数が想定以上に少なかったことによるものであります。当初予算算定時は、播磨町学童保育連絡協議会で運営されていたときの入所者数及び事前アンケートから244名と見込んでいましたが、本年4月1日現在の入所者数が208名でありました。
2つとして、障がいを持っている児童の入所が想定より多かったことによるものであります。当初予算算定時は、障がい児童の状態を個別に判断し、加配が必要な児童を2名程度と見込んでいましたが、5名の利用希望があったことにより加配人件費が増額したものであります。
事業番号696、子育て家庭ショートステイ事業の13節委託料は、要保護児童の虐待予防的なショートステイ利用があり、今後も対象児童等の利用が見込まれるため増額をお願いするものであります。
14、15ページをお願いします。7款、1項商工費、2目商工振興費、事業番号1147、住宅リフォーム助成事業の19節負担金補助及び交付金は、平成24年度からの新規事業でございます。この事業は、厳しい経済状況の中、町内産業の活性化と住環境の向上を図るため、中小企業支援の緊急対策として町内業者の施工により住宅リフォームを行う者に対して、その一部を補助するものでございます。助成工事につきましては、20万円以上のリフォーム工事で助成額は工事費の10%で、10万円を限度といたしております。
当初予算では、1件10万円として30件分である300万円を計上いたしておりましたが、想定以上に申請される方が多く、7月末現在で40件を超える申請があり、このままでは予算に不足が生じるため増額をお願いするものであります。
なお、補正予算額につきましては、初年度でもあり見込みが立たないということで、4月から7月までの実績額から単純計算で算出いたしておりますので、ご理解をお願いします。
8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路新設改良費、事業番号64080、町道二子古田線道路新設改良事業(土木グループ)の15節工事請負費は、町道二子古田線の県道本荘平岡線との交差点東側の野添字足洗において用地交渉が調ったことから、交差点から少し東側の道路延長約20メートルを幅員7メートルに拡幅するための工事費です。
16、17ページをお願いします。事業番号64094、町道二子古田線道路新設改良事業(都市計画グループ)の17節公有財産購入費につきましては、町道二子古田線の先ほどの工事箇所の道路拡幅用地、約34平方メートルを道路用地先行取得基金から買い戻しするための土地購入費でございます。
4項都市計画費、3目公共下水道費、事業番号420、下水道特別会計繰出事業の28節繰出金の増は、特別会計における職員の人事異動による補正に伴い、一般会計繰出金を増額するものであります。
18、19ページをお願いします。10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、事業番号457、小学校運営用備品整備事業の18節備品購入費の増は、蓮池小学校体育館及び播磨南小学校体育館のフロアに敷くシートが老朽化により傷んでおり、いすで床を傷つけるおそれがあるため、工事の完成にあわせて更新しようとするものでございます。
4項幼稚園費、1目幼稚園費、20、21ページをお願いします。事業番号466、幼稚園運営事業の19節負担金補助及び交付金、播磨町多子世帯幼稚園保育料軽減事業補助金は、兵庫県において3人以上の児童を育てている世帯に対して、第3子以降の幼稚園保育料の一部を助成するもので、平成24年度から補助の上限が月額6,000円から5,000円に引き下げられました。そのため、本町においても25世帯において月額1,000円の県補助金が見込まれることになったことから増額するものであり、その補助率は10分の10でございます。
2目教育振興費の事業番号1160、幼児教育支援事業は、このたび播磨幼稚園が兵庫県教育委員会より幼児教育の一層の充実を図るための実践協力園に指定されました。そのため、教育実践に必要な費用として8節報償費では指導教授の謝金を、9節旅費は他市町への調査旅費を、11節需用費では用紙代など消耗品費を計上しており、その全額は県から委託金として交付されるものでございます。
引き続きまして、歳入についてご説明申し上げます。
事項別明細書の4、5ページをお願いします。8款、1項、1目地方特例交付金の003、減収補てん特例交付金の増、並びに9款、1項、1目地方交付税の001、普通交付税の増は、国からの交付額が決定したことによるものでございます。
13款国庫支出金、2項国庫補助金、1目民生費国庫補助金、1節社会福祉費国庫補助金、036、地域生活支援事業補助金の増は、歳出でご説明を申し上げました障がい者及び障がい児への地域生活支援事業に対する国からの補助金であります。なお、補助率は2分の1以内で国が定める額となっています。
14款県支出金、2項県補助金、1目総務費県補助金、1節総務管理費補助金、006、消費者行政活性化事業補助金の増は、歳出の消費生活啓発事業でご説明を申し上げましたが、消費生活相談員の賃金増に伴うものでございます。なお、補助率は2分の1でございます。
2目民生費県補助金、1節社会福祉費補助金、081、地域生活支援事業補助金の増は、民生費国庫補助金でご説明を申し上げましたが、県からの補助金であります。なお、補助率は4分の1以内で県が定める額であります。
また、091、地域自立支援協議会運営強化事業補助金の増も歳出でご説明を申し上げましたが、障がい者が働ける事業所を紹介したはたらくマップを作成するための補助金であります。なお、補助率は10分の10であります。
7目教育費県補助金、3節幼稚園補助金、003、ひょうご多子世帯保育料軽減事業補助金(教育総務グループ)の増も、歳出でご説明を申し上げました第3子以降の幼稚園保育料への県補助金であり、補助率は10分の10でございます。
3項委託金、6目教育費委託金、5節幼稚園委託金、001、幼児教育支援事業委託金の増も歳出でご説明を申し上げました幼児教育の実践協力園に指定された播磨幼稚園について、県からの委託金でございます。
17款繰入金、1項基金繰入金、1目、1節財政調整基金繰入金の減は、今回の補正に伴う財源調整でございます。
6、7ページをお願いします。18款、1項、1目繰越金、前年度繰越金の増は、平成23年度の歳入歳出差引決算額から翌年度に繰り越すべき財源を控除した金額が5億4,211万891円となります。このうち、5億円は地方自治法第233条の2の規定により財政調整基金に編入し、最終的に残る金額4,211万891円を前年度繰越金とするため増額するものでございます。
19款諸収入、5項雑入、1目過年度収入の042、国県支出金過年度分(保険年金グループ)の増は、平成23年度の福祉医療費助成事業補助金の精算により追加交付されるものでございます。
20款、1項町債、12目、1節臨時財政対策債の増は、発行額の決定によるものです。
以上、歳入歳出104万円を増額しまして、歳入歳出それぞれ96億9,602万円にしようとするものでございます。
次に、議案書に戻っていただきまして、議案書の22ページをお願いします。第2表、債務負担行為の補正でございます。学童保育所管理運営事業の限度額を変更しております。
次に、23ページ、第3表、地方債の補正でございますが、先ほど歳入補正予算の中で説明いたしました臨時財政対策債の発行額の増に伴い、限度額を変更するものです。なお、起債の方法、利率、償還の方法についての変更はございません。
以上で、提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 事項別明細書の14ページ、15ページの商工費の中の住宅リフォーム助成事業なんですけども、このたび当初予算から600万ふえて合計で900万円の事業になったわけなんですけども、時期的に当初、これから数年間か継続していこうかなと考えてる事業かなとは思うんですけども、事業規模としてどれぐらいが適正というふうに考えてらっしゃるでしょう。
○議長(藤田 博君) 大西正嗣住民統括。
○住民統括(大西正嗣君) この事業につきましては、当初予算の段階からどれぐらいの利用があるかということが非常に不透明であったということで、近隣の市町の動向を見ながら予算計上したわけなんですが、実際ふたをあけてみれば、非常にたくさんの利用が来てると。そういうところで、当初におきましては、あくまでも商工業の活性化というようなこともあって、全ての方に交付しようという考えでございました。しかしながら、こういう、思いも寄らぬたくさんの申請があったことによって、やはりどこかで限度というのを決めていかなければならないというふうに思っております。ただ、限度がどの金額が適正かというのはちょっと今のところ考えておりませんが、今回の補正増の合計金額ぐらいが適正ではないかというふうには考えております。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) なかなか、これから先のこともいろいろ考えていかなければならないと思うんですけども、そうしたときに、本当にこれが住宅リフォームということの中で、町内業者の振興に役立ってるかどうかということを考えようと思ったら、この制度が施行する前に町内業者さんがどれぐらいに件数の受注があって、制度があってどれぐらい増えたかということが把握していかなきゃ、なかなか実際に振興してるかどうかっていうのわかりにくいと思うんですけども、そういったデータの収集とかはされてるんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 大西正嗣住民統括。
○住民統括(大西正嗣君) 業者につきましては、建設業というくくりでいきますと非常にたくさん出てくるわけなんですが、実際、リフォームとなりましたら建設業以外にも、例えば電気の中でも建築を持っておられるところもありますので、一概に全てが何社というような形のものはなかなか難しいとは思うんですが、ただ、私どもにつきましては少なくとも今で大体7月末現在で40件の申請があって、そのうち29社の町内業者の方が施工されておりますので、少なくともその施工業者につきましては、この制度の恩恵といいましょうか、そういったものがあるというふうには考えております。
○議長(藤田 博君) 神吉史久議員。
○5番(神吉史久君) 要はそこの40件が、この制度があるから播磨町の業者さんの施工になったのかどうかというのが、この制度の振興にかかわったかどうかというポイントやと思うんですよね。要は、この制度がなくてもこの40件はあって、しかもそれは町内業者に行われたんやったら、この制度はなくても別に関係ないわけです。ただ、この制度があることによって施工主の住民の方のところにお金が行ってしまったというだけのことになってしまうんで、ということを考えると、この制度が真に振興に役割を立ってるかどうかっていうことを考えようと思ったら、やはりこれがあるおかげでどれぐらいの件数が増えたのかというところを、ある程度考えていかなければいけないと思うんですけども、そういったところについてどのようにお考えでしょうか。
○議長(藤田 博君) 大西正嗣住民統括。
○住民統括(大西正嗣君) それは神吉さん、おっしゃることは非常によくわかるんですが、非常に難しい問題だろうと思います。といいますのは、施工業者といいますのは、必ずしも播磨町の業者でなければいけないということになりましたら、その方が他のところに頼む予定であったというようなこともあります。現実に、播磨町の業者ではなければいけないんですかという問い合わせが非常に多いです。それからいいましたら、やはりある程度の恩恵があるかとは思いますが、ただ施工主の方にそこまで全て確認はいたしておりませんので、実際にこの40件のうちに何件というような具体的な数値はあらわすことは非常に難しいかと思いますが、私ども申請を受け付ける中では町内業者の発展といいましょうか、には寄与しているというふうには考えております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
河野照代議員。
○11番(河野照代君) 40件の申請の中29社、今、工事終了した件数と、それから工事終了後の、これ助成金ですから、検査員による検査、確かに工事が済んでいるのか、町内業者なのかというような検査は行われているのでしょうか。
○議長(藤田 博君) 大西正嗣住民統括。
○住民統括(大西正嗣君) 40件のうち8月末現在で36件完了いたしております。それで、検査につきましては、当然実際に職員の関係で現場に行くことはしておりませんが、工事前、工事後の写真でもって確認はいたしております。
○議長(藤田 博君) 河野照代議員。
○11番(河野照代君) 写真確認とありますが、では、どこをどのようにリフォームしたとか、どれぐらいのお金がかかったとかいうような詳しい明細とかデータは受け付けておられますか。
○議長(藤田 博君) 大西正嗣住民統括。
○住民統括(大西正嗣君) 詳しいというのはどこまでの詳しさなのかがちょっとわかりませんけども、当然、見積書なり請求書なり領収書なりは確認はさせていただいております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
田中久子議員。
○2番(田中久子君) 先ほど、統括から町としては町内業者の発展に寄与してると、町としては思ってるという答弁をいただきました。町としては、この事業初めて本年度取り組んだんですが、私もいろんな他の市町から問い合わせがありますので、どのように、やっぱりよかったと受けとめていらっしゃるのか、そのところをはっきりとお聞きしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 大西正嗣住民統括。
○住民統括(大西正嗣君) この事業につきましては、町内業者の振興ということを第一義に考えておりますので、先ほど申し上げましたように数十件の業者が施工されているということにつきましては、当然よかったというふうには考えております。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) この事業につきましては、以前から議員の方から、田中議員熱心にこういう事業についてぜひ実施をしてほしいというような一般質問等も何回かいただいておりました。そういうことから、播磨町におきましてもこういうことで、いわゆる町内業者の支援になるのであればということで、以前にはプレミアム商品券を発行して主には商業者ですね、そういう方々への支援ということも試みました。
また、今回につきましても町内業者に限るということで、今年度こういう事業を3年間を限りとしてさせていただくということで、大変好評であるということから、今回も大幅な増額補正をお願いをしております。町の方でも、そういうお声を私自身も聞いておりますけれども、できましたらそういうことを提案された議員さんの側からも、ぜひいろいろな効果、またそういうお声、いい面、悪い面、いろいろあるかもわかりません。また、さらなる要望があるかもわかりませんけれども、そういうお声を、ぜひ提案された議員さんとして徴集をしていただければ大変ありがたいなというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) この補正はうれしい悲鳴というような額かなと思うんですけど、3年間に限るんですけど、例えば3年間ですから無尽蔵に駆け込みでリフォームされる方がもし増えたとして、補正を出して、これ無尽蔵に出されるおつもりなんでしょうか。これはうれしい悲鳴しか何とも言えないんですけど、どういう方向性でお考えでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) ちょっと大西統括の方からも答弁の中で少し触れたかわかりませんが、やはり無限大に要望があれば全てという形の考え方いうのは非常にしにくいであろうと。太陽光発電につきましても、藤原議員の方からもアッパー持っとんのかというようなご質問もいただく中でご答弁もさせていただいたこともあるわけなんですが、このリフォームにつきましても、当然的にアッパーというのは決めてはだめだろうということで、他市町の例を見ましても、やはり抽せんとか、または先着順とかいうような形での実施の仕方もあるわけなんですが、本町につきましては、先ほども言ってますように初年度の事業であるという中でどういう形での申請が出てくるんであろうかというところも少し見たいというところもあったわけで、当初につきましてはそういう抽せんとかいうことなしに募集をかけたところがあるんですが、今回も補正の協議をしていただく中で、実績に基づいて単純計算として今、年度末までもう600万ぐらい必要ではなかろうかということで予算を組ませていただいておるわけなんですが、これ以上という考え方は今現在持っております。せやから、募集の仕方につきましても、今後少し考えていくと。トータル、一応900万という形で当初からトータルすれば総額900万になるわけなんですが、本年度につきましては、そういう形で考えて整理をしていけたらなと。ただ、来年度以降につきましては、もう一度内部で十分検討していかなければならない内容かなということで思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 清水ひろ子町長。
○町長(清水ひろ子君) 以前に議員さんの方から他市町の例をいただきましたときに、その金額等をよその町の予算等調べましたらかなり少額でございましたので、もっと年間の予算としたら安価で済むのかなというふうに思っておりました。ただ、播磨町の場合は、大変、予想外に多くの希望者がいらっしゃったということで、私自身は前のプレミアム商品券も町が1,000万、1割を負担いたしましたし、また太陽光発電も同様の金額ぐらいだったというふうに思います。そうしたことから、今、理事の方からも申し上げましたように、できましたら今回の補正予算で合計900万ということで、これで行ければいいんですけれども、最大、やはり幾ら希望者がありましても今年度におきましては他の事業同様、1,000万以内でできましたらおさめられればというふうに思っております。
ただ今後、どういうふうな希望があるかはわかりませんので、順次、今回の補正の600万の行方も検証する中で検討をしてまいりたいというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 事項別明細書13ページの福祉グループの学童保育事業についてお聞きいたします。866万9,000円の補正予算ということで、今説明の中では入所者が208名に減ったと、こういうことをお聞きしました。じゃあ、福祉グループとしてはなぜこの入所者が減ったのか、どういうような分析してるのかお聞きしたいなと思います。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) まず提案説明の中でもございましたが、まず予算算定時におきましては学童保育連絡協議会が運営してるのはご存じのとおりだと思います。そのときに、アンケートをとりましたら244名ということになってました。それをもって、選定委員会等をかけていろいろな形で算定したわけなんですが、お答えとして最終204名になったのは、どんな原因があるか分析をしてるかっていうところなんですけども、まず第1点は保育所の入所判定並みの書類が必要になったことが、まず第1点として考えられるのではないか。
それから、もう1点としては、どうしても公がやりますので学童保育連絡協議会が、いわゆる公外で行っていた課外授業というんでしょうか、そういったものは制限をさせていただきました。当然のことながら、そういったものを公内ではなく公外でやった場合は公の責任として持てないのでできる限りはそれはやめてほしいと。ただ、それについては、例えば今、指定管理者でありますNPOの高砂キッズさんがどっかで何か課外で事業をやって、自分が任意で参加されるという場合については、これは制限は加えておりません。それが第2点。
それからもう一つは、下所時、要するに下校時、学童保育から帰られるときにつきましては、保護者が保育園等と同じく必ずお迎えにあがってほしい。これも下校時については、子どもの安全管理のためには保護者がぜひともやってほしいということでお願いした点が上げられるかと思います。この点につきましても、私どもの方は一切合財こうなるのかがいいのかということではなくって、やはりキッズ・スペースさんとか、保護者の連絡会、父兄会とも協議をいたしまして、そしたら何もかもそういうふうにはいけないという場合があるので、そしたら誓約書なりをとった中で、できたら個人だけでも帰れると、あるいは中学校のお兄さん、あるいは高校のお兄さん、お姉ちゃんが迎えにきてもいいんではないかというような弾力的な運用もさせていただいておるところでございます。
それから、下所時間というものを5時と定めたところがございますが、それも影響してるのではないかというところもあります。それについても、例えば3時に一たん帰って、まだ3時に学習塾に出かけられて4時に戻られるというようなことも考えられます。それも改めていろんな話し合いを持つ中でわかったことでございますが、そういった制約も持ったことも一つの原因ではないのかなというふうに伺ってます。これについても、5時帰りについても、まだ弾力的な運用については個人の責任であったら誓約書等をとっていただいて、私の方が帰ってもらうということも考えて今のところは措置をしているような状況でございます。
○議長(藤田 博君) 奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 町はいろいろな制限をかけたから入所者が減ったと。減るいうことは、町の負担が増えるということです。じゃあ、町の負担をしないためにも、やっぱり入所者を増やすためにも、福祉グループとしては何か方策考えてるんですか、人を増やすための方策は。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 非常に難しいご質問なんですが、この学童保育を公設化にするという中で、設置及び管理に関する条例、また規則等々、やはりいろんな法制化をしていく中で運営をしていっているということで、設置及び管理に関する条例の第4条で利用者としましては、学童保育所を利用することができる者は播磨町内の小学校に就学しており、その保護者が就労等により昼間家庭にいない児童ということで限定させていただいております。厳密に言うたら、保育所の入園と同じような形。ただ、それに伴うような形の申請書も出していただくような形で今、町としては公設化した限りにおいては、そういう対応をやっぱりしていかざるを得んと。むやみやたらにどなたでも結構ですよという考え方というのは、こういう条例等からいったら違反にしてしまうという中で、制約を加えさせていただくことによって、現実的にはアンケート等もとらせていただいて、ある程度人数の確保というのはできるんではなかろうかと見通しも立てていったんですが、現実的には思ったより30何名少なかったというところが正直なところだと思っております。ただ、これを増やす方法という、これは社会情勢の中で今後共働き的な家庭がまた増えていっていく中で、どういう形になっていくんかなと。ただ、実質、学童保育連絡協議会の皆様方で運営をお願いしていったとき、民設民営という形でお願いしていったときには、やはり申し込みされた方をどこかではそのまま受け入れをされていたところもあったんではなかろうかと。現実的に、こういう法制化をさせていただく中で、運用をしていたときに現実としてこれだけ数値として落ちていったというのは、どっかでは事実ではなかろうかというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
奥田俊則議員。
○6番(奥田俊則君) 公設化した限り、やっぱり制約をせざるを得ない。それはわかるんですよ。じゃあ、運用としてもう少し甘くできるような運用の方法があると思うんですが、そこらはいかがですか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 逆にお伺いしたいんですが、甘くできる運用というところの抽象的な言い方ではなしに、こういうことはひとつ考えられないのかなとかいうことを逆に提案していただければ、町としては1回検討させていただけたらなというところもあるわけで、私自身今のところ甘く運用というところの言葉の中での考え方というのは、ちょっと頭に浮かんでこないと、申しわけないんですが、いうところでございますんで、その辺、またよろしくお願いしたいと思います。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 学童保育の関連ですけども、当初予算では学童保育所管理運営委託料は2,443万8,000円。今度、それがほぼ3分の1に当たる補正ですね。そこで、お聞きしたいんですが、先ほど奥田議員の方から質問があったように、当初、指定管理を委託したときの委託料、この算出の基準のときになぜ800万もの補正を組まんなんような、そういう誤差の大きい予算が出てきたのか。そこで、原因は入所者の数が予想より少なかったか。その原因は、入所に縛りをかけたから多分減ったんだろうと、こういうふうないきさつがあったわけですが、これよう考えてみたら、今後、指定管理続いていくわけですが、来年度予算を組むときにこれどんなふうにものを考えて、トータル2,791万で、管理費が2,443万8,000円と。今回の補正が、その3分の1に当たる大きな金額になると。これぐらいの誤差を来年度、予算組むときにどんなふうに行政考えてはりますか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 先ほどから申したとおり、大辻議員おっしゃるとおり、当初の244というのはアンケートの調査結果であって、大きく言いましたら公設化に向けていろいろな制限を加えた結果、204人となったということも考えられるんですけども、実は需用として204人しかなかったという結果も考えられると思うんです。
それと、増えた増員としては提案説明の中でもありましたけれども、障がい児の加算というものを2名から5名という形で増えたという要因があります。それを差し引きしまして、800万何がしという形になったと思います。
もう一つ別に、歳出の補正予算ではなく債務負担行為っていうものを上げております。これについては、いわゆる歳出側においては最大限を組み、歳入側においては最小限を組みながら予算を執行できる範囲として債務の負担を5年間お願いしてるとこです。
今後このようなことについて、町がどのように関与していくかっていうお話なんですけれども、これはあくまでその需要と供給のバランスもあろうかと思いますけれども、もちろん予測しかねる場合が収入においてもあると思います。今まで、最初の指定管理を受けたときに条例を制定させていただく際に、利用料1万2,000円は当分の間、値上げをしないというような方向性をこちらの方から答弁いたしてお示しした経緯がございます。その中で、万が一、1万2,000円を本来上げるとなれば上げることはできないので、その場合は町の方から財源を持ち出しをしなければいけないというのが、今回の1回目のこのことになろうかと思います。
今後、これが債務負担行為は先ほど言いましたように、最少の収入で最大の支出を見込んだ上で余裕を持って債務負担行為を持たせていただいたわけなんですけども、今後においてはその都度その都度、基本協定書の中には最終的に精算を行うことができるということを明文化しておりますので、もし今この金額が少なくなった場合であったら、協議を行った上で精算行為を行っていくということは考えられると思っております。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) ちょっと答弁、私、頭で整理ができないんですけども、来年度予算をどんなふうに編成していくかいうことについて質問させてもらったんですが、どうもよう理解できませんでした。
それはそれとしてちょっとお聞きしたいんですが、この今度補正をした学童保育所管理運営委託料というのは、私にはそれは人件費が大きいと思うんですが、そのあたりどうですか。何費なんですか、これは。今後、改善する余地のある内容なんですか。ちょっとそこがお聞きしたいんですが。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) お答えします。ほとんどが人件費ということになろうかと思います。債務負担行為の内訳の中でも、ほとんどの割合が人件費を占めております。それ以外に、事務費とかっていうものはほぼ、パーセントから言うと少ないものになってきております。ただ、言いましたように今規則の中で、例えば40人未満であったら正規の職員を2名置かなければならないというような規則を持っておりますが、将来的に本当にこの200人が、例えば150人になって1所あたり40人以下2人が正しいかどうかという検討もしていかなければならない時代が来る可能性はあると十分認識しております。それはどういう区切りにするのか、あるいは20名の区切りにして20名だったら配置職員は1名にしていくとかっていうような考え方も、これからは成り立っていくのではないのかなと。
そうすると、歳出側を削ることによって今言ったように利用者の方の負担をお願いせずに、指定管理料を減らしていくということも可能ではないのかなと思います。今のままですと、2人を正規で配置してその基準でいくと、当然のことながら指定管理者としてはそれだけの用意をしていかなければいけないので、そのままの収入が続くとなれば当然のことながら指定管理料は、今回のように金額はかさんでくるというふうに解釈していただければいいのかなと思います。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 何か本当にわかりにくい答弁なんですが、これ一番初めに指定管理者を選定するときに高砂キッズに選ばれたときに、これだけ金額的に誤差が生じてくるような、まだ半年なんですよ、これ。半年後に補正を組まなければならない、これだけの誤差が出てきたということは、選考委員会で何か選考基準に問題があったんちゃうんですか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 選定委員会の方は、総務グループの方で実際、委員を選んで選定しよるわけなんですけれども、その中の項目については当然のことながら、いわゆる指定管理料の経済面も考慮には入ってます。そのときの試算の中では、やはり240名から250名の従前の形のものはこちらから提示した上で積算をしていたと。それ以外にも、ちょっと私全て今手元に資料がないんですけども、選定項目にさまざまな項目がございました。その項目に従って、委員さんが選んでいただいて最高点に到達したところが高砂キッズさんであったというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 債務負担行為、25、26、27、28、4年と、これ1億4,200万ですから単純に割りますと1年度で3,300万上がっておるんです。私ども、これ公設化するときにさんざん言ったことがございます。要するに、2,400万、2,500万ぐらいのラインで抑えたいと。1年前の話ですがよく覚えております。これ、町長が再議にかけてでもお決めになったんですよ。ですから、私は賛成しました。さぞいい学童保育ができて、補助金も上がらなくてさぞいいものができるもんだろうと信じておりましたけれども、今言われましたように債務負担行為で毎年3,300万円の負担をする。これもうちょっと何とかしようという努力はなさらなかったんですか。
例えば、何回も言うて申しわけないんですけど、特別会計で済んじゃって800万をこっちに回すとか、そういうことの精査はなさったんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 債務負担行為につきましては、財政上、あくまで将来の年度にわたって債務がこんだけ生じますからその金額を補償してくださいということで議会にご提案申し上げ採決をいただいております。5年間の協定でございますので、24年度は現年度予算に計上しておりますので、それが3,300万なんですけども、債務負担行為の限度額については4年間で我々としてみますと、恐らく3,500万ぐらいになろうかなと思うんです。
この3,500万を減らす減らさないんではなくって、今これは債務負担行為の最高の限度額としてご認識いただければいいのかなと思います。
もう1点、精算金の800万ですね。この補正予算でお答えするのかどうか、ちょっと私疑問ではあるんですが、この件に関しても何もほったらかしにしてるわけではございません。当然のことながら、事業精算を学童保育連絡協議会さんの方がとっておられまして、おっしゃられるように金額的には850万近くの精算金ができております。これも、以前から申し上げておりますように、単年度単年度の、今、従前からの学童保育補助金につきましては、その都度その都度、2分の1の人件費を補助して、今言われる2分の1以上、2倍以上の支出を行っておるわけなんで、それについては単年度単年度においてしっかりと精算をしておったと。それを、長年積み上げた中で850万近くの精算というんですか、最終的にものが出てきたと。それについては、全て町が関与できるものではないけれども、ある程度のところまでは町としても協議をお願いしたいというところでただいま協議を行っているというところでございます。
それからもう一つ、250万というのがどっかの中でいろいろと出てきておりますけれども、それは町が従前から学童保育連絡協議会さんに2,500万円を支出していたという中でのお話でありまして、今現在はちょっと調整というんですか、体系が変わっておりますので、最初も2,800万程度上げさせていただいてますが、いわゆる国、県から入ってくる補助金を除いた残りの町の持ち出し分についてはさほど変わってないというふうに私は認識しております。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 特別会計で積立金のお金なんですけれども、これも何回も言いますけれども、播磨町の補助があったから積み立てたお金であるから精算義務はあると思うんです。だから、この要綱とかいろんな条例とかに照らし合わせて精算をきちっとして、少しでも町の持ち出しが少なくなるような精査というのは必要じゃないかと申し上げておるんですけども、大体この800万のうちどれくらいが播磨町に返還可能な金額だと試算されておりますか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 返還っていう考え方をしようとすれば、町としてどれだけ返還をさせるかという根拠が必要になってきますので、その根拠立てはなかなか難しいと私考えてます。
今後、いろんなことを考えながら、また精算の方法については協議を行っていきたいと思いますが、再三申し上げますように、年度年度についてはしっかりした積算をしていただいて、補助金を支出し実績報告を出し、その都度精算してきたものであります。だから、全てにおいて補助金が出たから精算が残ってきたんだという考え方は全てにおいて成り立つものではないと。ただ、その精算金について全てうのみにするのではなく、どういった精算をするのかということは、私どもも少しかかわってまいりたいと思っております。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) わかったようなわからないようなご答弁なんですけれども、決算委員会の席上で播磨町の補助金があったからこれだけのお金が積めたって認識がありますかって私がお尋ねしたときに、統括は必ず認識しておりますってお答えになったので、この精算金だけはきっちりしなくてはいけないと。
だから、今までそういうことをきっちりするというようなシステムがなかったから今こういうようなご答弁になったんだなと理解しておりますが、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君) 繰り返しになるかもわかりませんが、学童保育連絡協議会さんには人件費相当額の2分の1、また予算の範囲内ということで毎年、実績報告に基づいてそういう補助金を支出させていただいたという経緯がございます。
ただ、今800幾らの金額が残ってきていますという中で、学童さんにおかれましても町と協議をしていただく体制づくりはできております。考え方もある程度は聞かせてはいただいております。その中で、町と今すり合わせをやらせていただいてるとこがございます。ただ、佐伯統括も申しましたように、補助金だけで全てそんだけの余剰金が出たというのは、特定は非常にしにくいという中で、やはり返還ということになりましたら額を確定させていく必要があると。そういうのは非常に難しいんではないかというような考え方の中で、今すり合わせをさせていただいております。またこれ、報告できる段階になりましたら、当然的にそういうことで今までからご質疑等もいただいておりますんで、こういう方向になりましたということの報告はまた常任委員会等でさせていただきたいというふうに思いますので、いましばらくご猶予をお願いしたと思います。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) やっぱり、この議案書の22ページで債務負担行為の補正、これが私としては余りに安易で、説明が余りに不親切だというふうに感じています。今回、870万ほどの増額補正があって、それが向こう4年間で年度当たり3,500万。先ほど、統括の説明であれば、最少の収入で最大の支出を算出して余裕を持って議会の承認を得たいということだったんですけども、我々議会の立場で言えば、将来の債務に対して、それなりの納得できる根拠がないといけない。今回の場合は、入所者の減少に伴う分析いうことで4項目ほど提示をいただきましたけども、それだけでなるほど、この3,500万、増額はやむを得ないなと思えるかいったら、そうではないなと、何か抜けてるなというふうに感じるんです。
それは何か。やはり、公設化によって播磨町が学童保育っていう保育の質をどうしようかっていうところが、はっきり具体的にコスト化されてるのかっていうこと。設管条例をつくられた中で、いろいろ配置基準とか決められた。それに伴って指定管理者として選定委員会を開いて、理にかなった業者さん、指定管理者として選んだ。そこまではいいですよね。ふたあけてみたら、やっぱりこれ毎年800万足らないから、当初2,400万だって予算を来年から3,200万にしようよという話につながってくるっていうことですから、ここに対しては慎重に考えなくちゃいけない。だから、もう一度、町が目指してる保育の質ってものに対する職員の配置、あるいは職員さんへの待遇の問題、その辺もコスト化する必要があると思います。
それに伴って、住民の皆さんが納得いただける公的負担の金額がどれぐらいなのか。そして、受益者の負担がどれぐらいなのか。それわかりやすく見せることをしないと、なかなか債務負担行為でいきなりぼおん3,500万、この4年間最大でお願いしますわと言われても非常に困る部分がある。やっぱり、その辺には努力を見せてもらわなくちゃいけないし、質を高める努力もあわせてしていただかなくちゃいけない。そうすれば、どうしても負担と公的負担補助部分、直接投入する税金、その金額と負担、そのバランスをどうしても考えていかなくっちゃいけないかと思う。そのつながりをやっぱり考えた上で、こうやって出してもらわないと、向こう4年間までの債務負担行為を今、議会が認めるっていうことは非常に責任を持つわけですから、丁寧な慎重な検討の上に立った提案がないと難しいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 単年度の話で金額だけもう一度押さえておきたいんですけれども、料金の方では600万円ぐらい減ります。それから障がい児の加配分で460万近く減るということでございます。それから、それで最終的にいろんなもっと誤差を精算しまして880万、900万弱の今回補正をお願いしてるというところです。
福原議員がおっしゃられた債務負担行為というのは限度額を定めておりますので、あくまでこの限度額を全て消化する予算を組もうとは何も考えてはおりません。ただ、これはあくまでこの当該年度で予算を組むのに、歳入歳出予算等と同じく債務負担行為という一つの予算項目がございます。これは本年度中でないと、いわゆる補正等ができません。それによって先ほど言った細かい数字のことについては持ってはおりますが、今ここでまたくどくど申し上げると、またなかなか数字のことですので、わからないとは思うんで、あえて申し上げませんけれども、あくまでこれは限度額として持たせていただきますので、その範囲内で極力おさまるような方式もとっていきたいと。だから人件費につきましては、私どもが決めてるんではなくって、指定管理者さんの方の就業規則なりで決めてるわけでございます。
ただ、今言いましたように昔から長年、学童保育連絡協議会さんの方と協議をしてきた骨子案の中では、例えば一つの学童で40名までの方については正規職員を2名ということで、ずっとうたってきております。それで、それを規則化してうたっておる中なんですけれども、先ほども申し上げましたけれども、これが例えば本当に200が、極端なことをいえば150とか100になったときに、どう歳出側をいかに抑えるかっていうことになれば、実はたった5人の中に2人も置くのが本当に必要なのかという議論も当然のことながら起こってくると。そうすれば、今言った骨子案もそうなんですけれども、その骨子案に基づいた規則を改正させていただくと。当然のことながら町だけはなくってNPOの高砂キッズさん、それから父兄会である播磨町の児童の連絡会の方とも協議をよく行った上で、そういった歳出の抑制も考えながら次年度以降の予算を計上していきたいというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) そうですよね。今、統括がおっしゃったとおりで、やっぱりこの債務負担行為を向こう4年間、最大限で出すにしたって、出す腹のうちっていうか気持ちの中では、これを上回るようなことがないように、いろいろ検証していきたいということが前提にはあるんでしょうけども、今みたいな説明がないことには、ぽんとこういう数字が上がってくると、どうなってるんだろうという素朴な疑問がわいてくるわけですよね。これ、今年度たまたま870万でした。もしこれがもっと見込み違いがあって、例えば1,000万とかいうオーダーになってたら、ここの債務負担行為、たちまち4,000万になってたのかと。そういう短絡した考え方が背景にあっては困るなというところから、詳細な説明を求めたわけです。
ですから、この問題については、やっぱり決して保育の質を落とすようなことはあってはならない。それは議会も当局側も、この案をつくるときに双方がアイデアを出し合って考えてきたことだから、それは前提のベースとしてある。その上でどういう負担バランスがいいのかいうことを、やっぱり真剣に考えていかなくっちゃいけない。その中で、もし解決できるような、甘い運用という言い方もありましたけども、それは臨機応変な運用の中で誓約書っていう手法も今回取り入れられたわけですよね。であれば、もうちょっと学童保育所を広げる、施設の機能を広げるっていうことも利用者を増やすことにつながることも考えられる。それは播磨町がどう考えるかにかかってるわけですよね。播磨町がそこでどういう考え方を持てるか、そういうことをきちっと議論した上で今後のこういう保育料あるいは事業予算の大枠を考えていってほしいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) ご質問の趣旨は恐らく例えば今、保育に欠けるという状態でない子もある程度、弾力的に見てあげたらいかがというような発想でよろしいでしょうか、事業を広げるという。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) そうです。そこに対して受け入れる、受け入れへんも含めて、それは町が学童保育事業というものをどう考えるかということなんです。今の運用基準で突っ走るのか、いや、よく考えてみたら現場のニーズはこうだねっていうことを吸い上げていって、あっ、こういう運用の仕方がニーズに合ってるんだなというふうに読みかえていくのか、そしたら、また収入構造が変わってきますよ。そこに対して広げていけるかどうかっていうことです。今年度、この段階で870万のショート出てきましたので、それを踏まえた上でどう検証していくかっていうことです。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) いわゆる今は社会福祉事業の2種事業ということで、とにかく保育園みたいな義務化、要するに法制化された事業ではないというのがご認識していただいておると思うんです。その中で例えば本来必要でも、必要でないとかいうんじゃなくって、保育に欠けない子も受け入れが可能であるのかどうかっていうのは、補助金サイドのこともありますが、それについてはまた、学童保育さんの実際の本来必要である方にまで影響が及ぼすというようなことまでは、やっぱり避けたいなとは思いますけれども、福原議員がおっしゃるように、それ以外の件で学習塾とまではいきませんが、例えば予備的な発想的な何とか、勉強をちょっと教えるとか、そういったことによって、その方を集客できるいうんですか、利用者を増やすというようなことは、例えば高砂キッズさんと指定管理者と例えば父兄会さんなど三者連絡会を毎月例会を持っておりますので、そのあたりも含めていろいろな検討を行いたいと。
何しろこの4月から始まって6カ月が経過したところでございます。いろんなことをいろんな形で経験をしてまいらないといけないということで今、8月の下旬の提出期限として父兄の方に無記名あるいは記名どちらでも結構ですので、アンケートを一度とらせてくださいということで実はアンケートをとっております。今現在そのアンケートを集計中でございます。また、そのアンケートも参考にしながら、また、そのアンケートの集約が結果が出れば、常任委員会等でまたご報告をさせていただきたいなというふうに思っております。
○議長(藤田 博君) 福原隆泰議員。
○12番(福原隆泰君) 期待してた以上の今、答弁いただけたわけです。そういった柔軟な発想を持っていただくっていうことが、そうやって聞く耳も持っておられるみたいですし、あの現場に対して対応もされてる。そういう積み重ねの中でよりいい事業が多分行われるだろうと思いますので、ぜひ今の努力を、むだにならないように質の高い事業に結びつけていっていただきたいというふうに願います。今、その中で例えば教育委員会も放課後子ども教室ですか、あの事業を進めてきてて、もうこれ大分年数がたつことの実績も出てきますよね。その中で指定管理者さんであれば、高砂の方でそういう放課後子ども教室みたいな事業もあわせてやっておられたかと思うんで、一体的にそうやって利用できるような機会を増やす、チャンスを広げていくっていうことで入所につながるっていうこともニーズになっていくということも考えられるので、ぜひ柔軟に考えていっていただきたいと思います。最後、確認しておきます。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 先ほども申し上げましたが、そのアンケート結果なども踏まえながら柔軟な対応に向けて調査、そして検討してまいりたいとは思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 今回、学童のやめられた方の声っていうのは、こっちによく届くんですよ。アンケートも保育、通ってらっしゃる方がとれると思うんですけども、それに関してちょっと意見言わせていただきますけれども、1点お聞きしたいのは、この夏休みを境に人数減ってませんか。もし減ってるとしたら何人ぐらい減ってるか、お教えいただけませんでしょうか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) まだ夏休み終わってからの退会というんですか、その届けについての掌握はまだできておりません。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 昨年、公設化なるとき、私、一般質問で要求しましたけれども、今まで公設化にしてほしいっていう保護者の願いは、仕事をしながら学童保育にかかわる、要するに役員をしなくてはならないんで、この負担が大きいから公設化をお願いするという話がありましたので、公設化をお願いしたいんですけども、その負担が一つも減ってないと。だから、学童保育をやめさすんだっていう親御さんもいらっしゃいました。
それと、保育料とは別に毎月600円ほど徴収されると、この600円の根拠は私もわかりませんけど、それは町もつかんでいらっしゃるのかどうか、1点お伺いいたします。
ということは、公設にしたけれども何一ついいことがなかった、だから、やめさすんだというご意見があるんですよ。そのあたりをどういうふうにつかんでいらっしゃいますでしょうか、企業努力が要ると思うんですけど。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) その負担が何が増えたかということは、宮尾議員わかりますでしょうか。
○議長(藤田 博君) 宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) ですから学童保育にかかわる用事が、招集させられるから学童に、こっちの親御さんの負担が減ると思ったのに一つも減らない、いじめがあると、もうさまざまな意見は寄せられておりますので、要するにこれから学童に通わせる親御さんが夏休みを境に多分減ってるんじゃないかなと危惧はしてるんです。そういう意見を承っておりますけれども、行政の方には届いてるんでしょうか、それがちょっと心配なんですけれど。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) わかりました。保護者のいわゆる経済的な負担ではなくって役割負担というんですか、そういうものが増えたということですね。
恐らく実は窓口にも数件、来られております。多分そのお話だと思うんですけれども、実際、保護者の方は朝早く出かけられて、晩遅く帰ってこられたのにもかかわらず、役員会とか保護者会において、また8時ごろに引っ張り出されるというようなことだと思うんです。それを役場の窓口の方に、それが役員の方であるのか、あるいは役員でない方であるのか、それはご本人は言っていらっしゃらないようなんですけれども、そういったことでご相談になられた方は約四、五名いらっしゃるというふうには私聞いております。それから今アンケートを集計しておる最中なんですけれども、アンケートの中にもそういったご意見があるということは認識しております。
それにつきましても保護者連絡会と今回の精算金も含めての話なんですけれども、そういう役員さん、保護者さんからのそういったことについては、なるべくそういう負担にならないようにお願いするというんですか、私どもの方からも、いわゆる意見具申というんですかね、そういったことはかかわってはいって、できるだけ負担を少なくしてもらいたいようなことは申し上げたいと思うんですけれども、これもやはり父兄会なくして、どこの会議なんかでもそうだと思うんですけども、少年サッカーであれ少年野球であれ学校のPTAであれ何であれ、何かやはり子どもたちとかかわっていく父兄の方がいらっしゃらない限りは、その運営もうまくやっていけないというところもあるんで、それを全部廃止してしまうということまでは、私ども申し上げることは不可能かと思いますけれども、なるべくせっかく預けたのにまた晩から引っ張り出される回数を減らしていただくとか、そういったことについては、こうされたらどうなんでしょうっていうようなことは少し申し上げてもいいのかなと私は思っております。
○議長(藤田 博君) 佐伯統括、先ほどの答弁で父兄父兄いう言葉が何回も出てきましたけども、今の学童の保護者のなには父兄会という名称だったんですか。(「いや、違います」と呼ぶ者あり)ちょっと発言、気つけなさい。
宮尾尚子議員。
○14番(宮尾尚子君) 私の昨年の一般質問で、そういうことをなくしてくださいと、なくしますと、そういうふうにご答弁されたから納得させていただいたんですよ。あれ以来、いろんな方の意見を聞きますと、そういうことが一切改善されてないんで。先ほど言いましたように普通の月謝とは別に600円の根拠もちょっとご答弁抜けてましたんで、一言申し添えます。
それと三村理事にちょっとお伺いしたいんですけども、私ね、昨年、公設にして誰が一番メリットがあるんかって質問したときに、播磨町の住民にとって利益がありますっておっしゃいましたけど、この補正額を見たときに誰が一番喜んで、播磨町民、この補正で播磨町の住民に対して何かメリットがありますでしょうか。そのお答えをお願いいたします。
○議長(藤田 博君) 三村隆史理事。
○理事(三村隆史君) 今回、先ほども佐伯統括、説明しましたように障がい児の受け入れは2人から5人になったいうことで、この860万の半分以上は、そちらにかかる費用となっています。また、その収入が減ったいうのも600万いうことで、それは指定管理者さんの中で努力しながら、この額になったかと思います。
町の方で、この人数ではこれだけ職員を配置しなければならないという基準を決めております。これが指定管理者の裁量の中で、ある程度効率的に人を減らしたり運用したりできれば、もっと、経費の節減は可能かと思いますが、この施設を公設化してきっちり運営せないかんいうことで、今こういう形になってしまっていると。これが本当に責任ある運営をやっていく上で1年目でありますので、今のところ、ある程度、今やむを得ないのかなというふうには私も思っています。
おっしゃるように、経費ができるだけ節減できてサービスが向上できればいいんですけども、最初の保護者会のそういう安定した運営ということに対してのそれぞれの負担であったり、いわゆる事業継続ができないということで町の方、公設化に入っておりますので、その辺はご理解いただきたいと思います。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 先ほど来から私、父兄という不適切な発言をしております。まことに申しわけございません。保護者ということでご訂正願えば、ありがたいと思います。
それで、全く負担がなくなるということで私が申し上げたのかどうかはわかりませんが、そういった記憶は私ないんですけれども、確かに負担としては連絡協議会さんが行っていたときの経営そのものの負担はなくなると、そういう事務的な負担とか、そういう会計的な負担とか、利用料の徴収とかいうのはなくなるというふうに僕は申し上げたつもりなんですけれども、ただ先ほど来からちょっと間違って申しわけなかったんですが、保護者の方がいろんな形で子どもを面倒を見ていくという、いわゆる連絡会の中の保護者会が一定の役割を担って子どもたちを面倒を見ていくという負担は、これは一概に全部なくす、なくせっていうのは行政サイドからはなかなか申しかねるところじゃないかなと。
それは例えば小学校の方にもPTAというものがあり、中学校、高校にもあるように、やはりそこで運営している保護者の皆様方がよりよい学童保育を目指していくためには、そういった方々の意見を吸い上げて保護者会の中枢となる連絡会があり、行政側の担当グループが出ていく福祉グループがあり、そして指定管理者である高砂キッズと毎月そういった連絡会を持ちながら、まだ9カ月しかたってはおりませんけれども、年ごとによりよい学童保育を目指したいというふうには考えておるところでございますので、全く負担がないというのは、どういう意味で負担がなくなったかっていうことになると、その保護者の役割としての負担は少しでもあるのではないかというふうには思います。
それから毎月600円を徴収しておるというお話なんですけれども、これも私こんなとこであいまいな返事はできないんですけれども、実は学童保育の全国学童保育連絡協議会の月刊誌があるように聞いてます。その金額が600円なのか、僕わかりませんけれども、それを保護者の方に全員、買っていただいてるっていうことにつながってるのかなとは思うんですけども、それはやはりちょっとおかしいと思いますね。それについてはまた連絡協議会さんの方に、もしそういうことであればですよ。それを保護者の方に負担してもらってるということになれば、それは……(発言する者あり)その保護者会の方でもし言われておるんであれば、それはちょっとおかしいのかなと思って、それはまた連絡会があったときに、その600円の根拠を伺った中で、そういったものは強制できないんじゃないんですかということは申し上げたいと思っております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 学童と別件の件でもいいですね。13ページの学童保育所管理運営委託料の下なんです。事業番号696、子育て家庭ショートステイ事業委託料、これ、どこに委託してるんですか。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) この分につきましては子育て家庭ショートステイ事業そのものは、いわゆる要保護児童、要するにご家庭に問題がある子どもさんを一時的に短期で預かる事業でございます。実績としましては生活保護の方が……(発言する者あり)委託につきましては、今回は立正学園というところで預かっていただいております。立正学園、スタンドアップの立つに正しい学園ですね。
○議長(藤田 博君) 大辻裕彦議員。
○7番(大辻裕彦君) 立正学園どこにあるのか知りませんが、当初予算で15万委託料が出ております。今回の補正で11万、金額的に大きい小さいは別にして、ほぼ予算額と同等の補正が組まれておるんですが、これ、どういうことなんですか、内容的に。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) ちょっと先ほど言いかけたんですけれども、実績額として生活保護の方の世帯2世帯で約10万円余り、それから一般世帯の方で約1万4,000円余り使っておって、ほぼ使い切る状況になっております。残り差し引きすると、実績が11万程度でございますので、4万程度しか残りませんので、これからの状況をまた9カ月いや半年残りますので、その状況からいうと、恐らくまだ必要であろうという予算の見込みを立てた上で今回、予算計上をさせていただいております。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
藤原秀策議員。
○9番(藤原秀策君) また学童保育にちょっと戻るんですけど、半年もたたんうちにこういう補正が出てきておるんですけど、人員が減っておるということなんですけど、この金額、これ今年いっぱいいうんですか、まだ減るということになりゃ、このまた補正が出てくるいう可能性はまだあるんですか。その点をちょっとお尋ねいたします。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) 今回の補正は、担当者レベルでは積算に次ぐ積算を行った結果でございます。ただ、これにつきましても先ほど言いました、宮尾議員からご質問がありました夏を過ぎたら、また人数が減るという予測も当然立てた中での予算なんですけども、その減りぐあいが一体どうなるのかによって、もし補正の可能性が絶対にないのかと言われましたら絶対にないということは、この場では私ちょっと言いかねます。
○議長(藤田 博君) よろしいか。
藤原秀策議員。
○9番(藤原秀策君) 先ほどからありましたように企業努力いうんですかね、運営NPO法人の方にもコスト的に何か要求したいうことがあるんですか、これはないんですか。
それともう一つ、これ逆にぐっと増えた場合はまた委託金の減額とか、そういうことはあるんですか。それをちょっとお尋ねしておきます。
○議長(藤田 博君) 佐伯吉則福祉統括。
○福祉統括(佐伯吉則君) まず最初に基本協定書っていうのを交わしまして、指定管理料の変更ということを双方協議の上できることになっておりますので、余りにも過不足が出た場合は、それは変更すると。今回は、どうしてもこの今の状況からいうと12月の支払いが追いつかないということで、予算を増額させていただいてるわけなんです。学童保育の高砂キッズさんに経営努力をしなさいといったような指導はしてはおりませんけれども、今後また逆に利用者が増えて指定管理料が少なくなるとかっていうことがあれば、その執行が予算の範囲内でおさまるようなことがあれば、例えば100万、200万も減るということがあれば、それは補正はする可能性はあります。(「減額」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 藤原議員、それでよろしいか、今の答弁で。(「今のは減額補正のことでございます」と呼ぶ者あり)
他に質疑はありませんか。
これで質疑を終わります。
お諮りします。
議事の都合により、議案第58号「平成24年度播磨町一般会計補正予算(第3号)」についての討論、採決は、9月12日に行いたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、議案第58号「平成24年度播磨町一般会計補正予算(第3号)」についての討論、採決は、9月12日に行うことに決定しました。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午後6時10分
…………………………………
再開 午後6時21分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
……………………………………………………
◎日程第22 議案第59号 平成24年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第22、議案第59号「平成24年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君)(登壇) ただいま議題となりました議案第59号「平成24年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
事項別明細書27、28ページの歳出からご説明を申し上げます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号45、国民健康保険事務に要する職員給与費の減でありますが、本年4月の人事異動に伴うものであります。
2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費、2目退職被保険者等療養給付費及び4目退職被保険者等療養費、並びに2項高額療養費、2目退職被保険者等高額療養費の財源内訳の変更は、特定財源となる歳入の療養給付費等交付金及び前期高齢者交付金の増額の決定通知により、財源構成の変更を行うものであります。
3款、1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金、事業番号1050、後期高齢者支援事業の19節負担金補助及び交付金の増は、1人当たりの支援金額が当初見込みよりも多くなったことによるものであります。2目後期高齢者関係事務費拠出金、事業番号1051、後期高齢者関係事務費拠出事業の19節負担金補助及び交付金の減は、当初予算で見込んでいた1人当たりの事務費拠出金単価が減額になったことによるものであります。
29、30ページをお願いいたします。4款、1項前期高齢者納付金等、1目前期高齢者納付金、事業番号1052、前期高齢者納付事業の19節負担金補助及び交付金の減は、1人当たりの負担調整対象見込み額が減額になったことによるものであります。2目前期高齢者関係事務費拠出金、事業番号1053、前期高齢者関係事務費拠出事業の19節負担金補助及び交付金の減は、1人当たりの算定基礎額が当初見込んでいた額より少なくなったことによるものであります。
5款、1項老人保健拠出金、2目老人保健事務費拠出金、事業番号543、老人保健事務費拠出事業の19節負担金補助及び交付金の減は、1人当たりの算定基礎額が当初見込んでいた額より少なくなったことによるものであります。
6款、1項、1目介護納付金、事業番号866、介護保険介護納付事業の19節負担金補助及び交付金の増は、当初予算策定時は平成23年度の介護納付金計算書の係数を用いて計上いたしておりましたが、平成24年度の係数が確定したことによるものであります。
31、32ページをお願いいたします。9款、1項基金積立金、1目財政調整基金積立金、事業番号546、国保財政調整基金積立事業の25節積立金は、平成23年度決算余剰金を基金に積み立てるものであります。
10款、1項諸支出金、3目償還金、事業番号549、国民健康保険償還事業(保険年金グループ)の23節償還金利子及び割引料は、平成23年度療養給付費負担補助金、療養給付費等交付金等の超過交付額を返還するものであります。
引き続きまして、歳入のご説明を申し上げます。
事項別明細書の25、26ページにお戻り願います。3款国庫支出金、1項国庫負担金、2目療養給付費等負担金、1節現年度分は、歳出で申し上げました介護納付金負担金は増額となっていますが、平成24年度概算医療費拠出金の額、並びに平成22年度精算額の確定等により、当該財源負担を行う国庫負担金を減額するものであります。
4款、1項、1目療養給付費等交付金、1節現年度分は、社会保険診療報酬支払基金からの平成24年度交付金決定通知書に基づき、増額するものであります。
5款、1項、1目前期高齢者交付金、1節現年度分につきましても、平成24年度交付金決定通知書に基づき、増額するものであります。
10款、1項繰入金、1目、1節一般会計繰入金は、職員の人事異動に伴う職員給与費の減額によるものであります。2目基金繰入金、1節財政調整基金繰入金の減は、平成23年度決算余剰金のほか療養給付費等交付金、前期高齢者交付金が当初予算額より増額になったことにより、減額調整するものであります。
11款、1項繰越金、1目、1節前年度繰越金の増は、平成23年度決算に伴う繰越金であります。2目、1節療養給付費等交付金繰越金の増は、平成23年度療養給付費等交付金の超過交付金であります。
以上、歳入歳出それぞれ3億7,638万8,000円を増額して、歳入歳出それぞれ41億4,006万3,000円にしようとするものであります。
以上で、提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
田中久子議員。
○2番(田中久子君) 32ページ、基金積立金のことでお尋ねします。
説明によりますと、23年度の決算余剰金ということになっていますが、主に大幅に変わってきたのはどのあたりか、お尋ねします。(発言する者あり)
○議長(藤田 博君) しばらくの間、休憩します。
休憩 午後6時29分
…………………………………
再開 午後6時31分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
下司幸平保険年金統括。
○保険年金統括(下司幸平君) どれということでございますけども、歳入の方が23年度交付金等において予想、予定外というんですか、それ当初もくろんだよりもよけに入ってきたというようなことでございます。
○議長(藤田 博君) 他に質疑はありませんか。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第59号「平成24年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。(「議長、休憩」と呼ぶ者あり)
しばらくの間、休憩します。
休憩 午後6時32分
…………………………………
再開 午後6時37分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
議案第59号「平成24年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第59号「平成24年度播磨町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第23 議案第60号 平成24年度播磨町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第23、議案第60号「平成24年度播磨町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
木村良彦理事。
○理事(木村良彦君)(登壇) ただいま議題となりました議案第60号「平成24年度播磨町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)」について、提案理由のご説明をいたします。
まず、歳出よりご説明いたします。
事項別明細書38、39ページをお開き願います。1款下水道費、1項、1目下水道総務費及び2項下水道事業費、1目公共下水道事業費中の職員給与費の増は、人事異動に伴うものです。
次に、36、37ページをお願いいたします。歳入の5款、1項繰入金、1目、1節一般会計繰入金は、このたびの補正予算において歳入歳出の均衡を図るため、財源調整を行うものです。
以上、歳入歳出それぞれ318万4,000円を増額し、歳入歳出総額それぞれを9億8,223万5,000円にしようとするものです。
これで説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「質疑なし」と認めます。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第60号「平成24年度播磨町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第60号「平成24年度播磨町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第60号「平成24年度播磨町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第24 議案第61号 平成24年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第24、議案第61号「平成24年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君)(登壇) ただいま議題となりました議案第61号「平成24年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
事項別明細書45、46ページの歳出からご説明を申し上げます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号66、介護保険事業に要する職員給与費の増でありますが、本年4月の人事異動に伴うものであります。
3項介護保険認定審査会費、2目認定調査費等、事業番号68、介護保険認定審査に要する職員賃金の増は、認定調査に係る嘱託職員3名の社会保険料でありますが、掛金の率が上昇したことによるものであります。
7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金及び還付加算金、事業番号20028、被保険者還付事業の23節償還金利子及び割引料は、平成23年度介護保険第1号被保険者保険料現年度分保険料でありますが、保険料の還付未済額を還付するため、増額するものであります。2目償還金、事業番号20030、保険料外収入償還事業の23節償還金利子及び割引料は、平成23年度の国、県の介護給付費負担金、並びに国、県及び社会保険診療報酬支払基金からの地域支援事業の介護予防事業交付金や包括的支援・任意事業交付金が超過交付となったため、返還するものであります。
続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。
事項別明細書の43、44ページをお願いいたします。8款繰入金、1項一般会計繰入金、2目その他一般会計繰入金、1節職員給与費等繰入金は、本年4月の人事異動に伴う人件費分の繰入金を増額するものであります。
2項基金繰入金、1目、1節介護給付費準備基金繰入金は、歳出でご説明を申し上げました補正額を準備基金から繰り入れるものであります。
以上、歳入歳出それぞれ691万9,000円を増額し、歳入歳出それぞれ18億8,938万3,000円にしようとするものであります。
以上で、提案理由のご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「質疑なし」と認めます。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第61号「平成24年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第61号「平成24年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第61号「平成24年度播磨町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第25 議案第62号 平成24年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第25、議案第62号「平成24年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
枡田正伸理事。
○理事(枡田正伸君)(登壇) ただいま議題となりました議案第62号「平成24年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
事項別明細書52、53ページの歳出からご説明を申し上げます。
2款、1項、1目後期高齢者医療広域連合納付金、事業番号30004、保険料等納付金事業の19節負担金補助及び交付金の増は、平成23年度賦課保険料のうち出納整理期間中に収納した保険料は、平成24年度に広域連合に納付することになっており、本年4月、5月に収納した保険料を納付するものであります。
続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。
事項別明細書50、51ページをお願いいたします。3款、1項、1目、1節繰越金は、前年度歳入歳出差引残額の確定によるものであります。
以上、歳入歳出それぞれ659万8,000円を増額し、歳入歳出それぞれ3億11万8,000円にしようとするものであります。
以上で、提案説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「質疑なし」と認めます。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第62号「平成24年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第62号「平成24年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 多 数)
○議長(藤田 博君) 挙手多数です。
したがって、議案第62号「平成24年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第26 議案第63号 平成24年度播磨町
水道事業会計補正予算(第1号)
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第26、議案第63号「平成24年度播磨町
水道事業会計補正予算(第1号)」を議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
木村良彦理事。
○理事(木村良彦君)(登壇) ただいま議題となりました議案第63号「平成24年度播磨町
水道事業会計補正予算(第1号)」について、提案理由のご説明を申し上げます。
議案書の29ページをお願いいたします。今回の補正の主なものは、定期の人事異動に伴う職員給与費の変更です。
第2条は、予算第3条に定めました収益的支出の既決予定額に264万7,000円増額補正し、補正後の収益的支出の合計額を6億1,832万1,000円にしようとするものです。
次に、第3条は、予算第4条で定めました資本的支出の既決予定額に4万2,000円減額補正し、補正後の資本的支出の合計額を5億4,061万5,000円にしようとするものであります。これによりまして、収入額が支出額に対しての不足額も同様に4万2,000円の減額となりますので、これにつきましては過年度分損益勘定留保資金4万2,000円を減額し、補填財源の内訳を改めるものです。
次に、第4条は、予算第6条に定めました議会の議決を得なければ流用できない経費のうち、職員給与費の既議決額に260万5,000円増額補正し、7,786万7,000円に改めようとするものです。
続きまして、別冊で配付させていただいております予算実施計画説明書、こちらになります、により説明いたしますので、計画書の2ページをごらんください。収益的支出及び資本的支出にわたります各目の増減は、人事異動に伴う職員給与費の変更によるものです。
なお、参考資料として給与費明細を3ページから5ページに記載しておりますので、後ほどご参照いただきたいと思います。
以上で、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 提案理由の説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「質疑なし」と認めます。
これから討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「討論なし」と認めます。
これから、議案第63号「平成24年度播磨町
水道事業会計補正予算(第1号)」を採決します。
この採決は、挙手によって行います。
議案第63号「平成24年度播磨町
水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(藤田 博君) 挙手全員です。
したがって、議案第63号「平成24年度播磨町
水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。
……………………………………………………
◎日程第27 認定第1号 平成23年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件
日程第28 認定第2号 平成23年度播磨町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件
日程第29 認定第3号 平成23年度播磨町財産区
特別会計歳入歳出決算認定の件
日程第30 認定第4号 平成23年度播磨町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件
日程第31 認定第5号 平成23年度播磨町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件
日程第32 認定第6号 平成23年度播磨町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件
日程第33 認定第7号 平成23年度播磨町
水道事業会計収支決算認定の件
……………………………………………………
○議長(藤田 博君) 日程第27、認定第1号「平成23年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件」から日程第33、認定第7号「平成23年度播磨町
水道事業会計収支決算認定の件」までの7件を一括議題とします。
本件について、説明を求めます。
三村隆史理事。
○理事(三村隆史君)(登壇) ただいま一括議題となりました認定第1号から第7号までのうち第6号までは、私の方からご説明いたします。
それでは、平成23年度各会計歳入歳出決算書をごらんください。薄いA4縦長の冊子でございます。
まず、一般会計の歳入から順次ご説明を申し上げます。
5、6ページをお開きください。歳入合計欄でございますが、平成23年度一般会計歳入の合計は、予算現額98億8,598万7,000円に対しまして、収入済額100億6,029万6,543円、不納欠損額1,384万1,173円、収入未済額3億3,898万5,913円となっています。
このうち不納欠損額につきましては、2ページの1款町税で1,370万7,673円、11款分担金及び負担金における保育園保護者負担金で13万3,500円があり、また、収入未済額についても、同じく2ページの1款町税で3億972万8,610円、11款分担金及び負担金における保育園保護者負担金で199万1,130円、加えて4ページの12款使用料及び手数料における町営住宅使用料及びし尿処理手数料で250万3,090円、19款諸収入における住宅建設資金等貸付金元利収入で2,476万3,083円が収入未済となっています。
6ページの歳入合計欄の右端の予算現額と収入済額との比較において1億7,430万9,543円の増収となっております。この主な要因としては、2ページの1款町税において1億4,892万7,939円の増となったことによるもので、町民税のうち法人町民税において約7,500万円、固定資産税において約5,700万円の増収となったことが主な要因であります。
それでは、平成22年度決算と比較して、収入済額の増減の大きなものについて款別に説明いたします。
1、2ページをお願いします。1款町税の収入済額は53億1,264万9,939円となりましたが、前年度と比較して5,693万円、1.1%の減となっています。この内訳は、町民税のうち法人町民税において3,277万、5.1%の減、個人町民税が6,055万円、4.0%の減となりました。また、固定資産税で540万円、0.2%の増、都市計画税で558万円、1.3%の増となっております。
次に、3款利子割交付金は1,459万円で、前年度と比較して330万円、18.4%の減、4款配当割交付金は1,300万5,000円で、前年度と比較して149万円、12.9%の増となっております。
次に、7款自動車取得税交付金は2,351万4,000円で、前年度と比較して287万円、10.9%の減となっておりますが、これは平成21年度から23年度までの間、環境への負荷の少ない新車の購入について税率軽減措置がとられたことが要因です。
次に、8款地方特例交付金は4,559万8,000円で、前年度と比較して634万円、12.2%の減となっております。
次に、9款地方交付税は7億9,949万7,000円で、6,988万円、8.0%の減となっております。これは、普通交付税における基準財政収入額が前年度に比べ2億5,603万円の増となり、基準財政需要額においては前年度に比べ1億9,398万円の増となったことから、収入額が需要額の増額を上回ることとなり、その結果、普通交付税額は前年度に比べて6,459万円、8.6%の減となりました。
11款分担金及び負担金は1億5,175万227円で、前年度と比較して396万円、2.7%の増となっております。これは保育所保護者負担金で334万円の増によるものです。
3、4ページをお願いします。13款国庫支出金は9億9,261万7,501円となりましたが、前年度と比較して1億7,525万円、15%の減となっております。これは前年度、小・中・幼稚園での太陽光発電システム整備事業や播磨西幼稚園改築事業などの安全・安心な学校づくり交付金が事業の完成により1億1,178万円の減となったことや、地域活性化・公共投資臨時交付金がなくなり、9,725万円の減、同じく地域活性化・きめ細かな臨時交付金で6,418万円の減となったほか、児童手当から子ども手当に完全移行されたことに伴い、児童手当関連国庫負担金で2,126万円の減となったことなどが主な要因です。逆に増加要因としては、先ほどの子ども手当の移行により子ども手当関連国庫負担金で7,745万円の増となったことや、
町道浜幹線道路新設事業関連で道路新設改良事業補助金が2,567万円の増となったことなどがあります。
14款県支出金は5億9,089万1,789円となり、前年度に比べ1億3,656万、18.8%の減となっております。これは事業の完成に伴い保育所緊急整備事業補助金で1億2,410万円の減、緊急雇用就業機会創出基金事業補助金で1,819万円の減、並型魚礁設置事業費補助金で1,733万円の減、国勢調査委託金で1,109万円の減のほか、児童手当関連県負担金で1,262万円の減があり、逆に子ども手当関連県負担金で1,495万円の増などが主な要因です。
15款財産収入は7,774万8,448円で、前年度に比べ460万円、5.6%の減となっております。これは財産売払収入の町有地売払収入で365万円の減、財産運用収入の財政調整基金利子で290万円の減、一方、公共施設整備基金利子で194万円の増などが主な要因です。
16款寄附金は2,222万4,000円で、前年度に比べ2,212万円もの大幅な増となりました。これは一般寄附金で1,712万円の増及び企画費寄附金で500万円の増によるものです。
17款繰入金は6億6,799万1,784円で、5億168万円、301.7%の増となっております。これは財政調整基金からの繰入金で4億9,323万円の増となったことが主な要因です。
19款諸収入は1億7,190万5,326円で、前年度に比べ1,801万円、9.5%の減となっております。これは勤労者住宅資金融資預託金元金収入で3,015万円の減が主な要因です。
20款町債は6億3,024万2,000円で、3億7,981万円、37.6%の減となっております。これは臨時財政対策債で1億8,681万円の減、防災行政無線更新事業の完了に伴い消防設備整備事業債で1億1,450万円の減、町道浜幹線整備事業債で6,370万円の減、播磨西幼稚園改築事業の完了に伴い1,170万円の減が主な要因でございます。
次に、歳出に移ります。
9、10ページをお願いします。一番下の歳出合計ですが、支出済額92億401万9,652円、翌年度繰越額3億8,261万9,000円、不用額2億9,934万8,348円となっています。
翌年度へ繰り越した事業は、前の8ページの2款総務費の1項総務管理費及び次の10ページの10款教育費の2項小学校費において措置された事業で、
蓮池小学校屋内運動場大規模改造事業の2億1,937万7,000円を初めとして、全部で4件でございます。
次に、不用額の大きなものについてご説明いたします。
8ページをお願いします。2款総務費、1項総務管理費の不用額4,105万6,892円の主なものは、一般管理費の職員手当等、需用費、電子計算費の委託料、財産管理費の需用費や委託料、そして諸費の償還金利子及び割引料でございます。
3款民生費、1項社会福祉費の不用額5,023万3,480円の主なものは、社会福祉総務費の国民健康保険事業への繰出金、そして老人福祉費の介護保険事業への繰出金でございます。
4款衛生費、1項保健衛生費の不用額3,160万2,356円の主なものは、保健衛生総務費の保健推進事業の検診・検査委託料、そして予防費の予防接種にかかる委託料でございます。
8款土木費、2項道路橋梁費の不用額2,256万8,894円の主なものは、道路新設改良費の工事請負費でございます。
同じく4項都市計画費の不用額4,150万4,510円の主なものは、下水道特別会計への繰出金でございます。
次に、10ページをごらんください。10款教育費、5項社会教育費の不用額1,608万6,161円の主なものは、公民館費の工事請負費でございます。
次に、このページの一番下をごらんください。歳入歳出差引残高は8億5,627万6,891円となり、このうち5億円を財政調整基金に積み立てています。
次に、11、12ページをお願いします。
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算では、収入済額が40億977万9,209円、不納欠損額2,367万680円、収入未済額が3億4,270万8円となっています。
次に歳出ですが、15、16ページをお願いします。
支出済額の合計は36億9,650万2,645円となっており、不用額の主なものは、14ページの2款保険給付費の療養諸費及び高額療養費でございます。
16ページの歳入歳出差引残額は、3億1,327万6,564円となっております。
次に、17、18ページをお願いします。財産区特別会計歳入歳出決算では収入済額が11億8,486万819円で、1款本荘村から7款宮西村までの繰越金と諸収入の預金利子に加え、3款二子村財産区及び4款野添村財産区財産収入では財産売払収入の歳入がございます。
次に歳出でございますが、19、20ページをお願いします。
7款宮西村では支出はありませんでしたが、他の財産区については、ため池など水源施設の維持管理経費や地域福祉の増進に伴う経費などを支出しており、全体の支出済額は8,354万4,060円となり、歳入歳出差引残額は11億131万6,759円となっております。
次に、21、22ページをお願いします。
下水道事業特別会計歳入歳出決算の歳入ですが、収入済額9億3,242万5,669円となっていますが、収入未済額は下水道受益者負担金及び下水道使用料にかかるものです。
23、24ページをお願いします。歳出につきましては、支出済額9億3,212万5,669円となっており、不用額の主なものは1款下水道費、2項下水道事業費の工事請負費によるもので、歳入歳出差引残額は30万円となっています。
次に、25、26ページをお願いします。
介護保険事業特別会計歳入歳出決算でありますが、収入済額は16億3,923万8,958円で、不納欠損額及び収入未済額は介護保険料にかかるものです。
27、28ページをお願いします。歳出でございますが、支出済額は16億4,699万6,876円となっております。
不用額の主なものは、2款保険給付費における各種介護サービス給付費等でございます。
歳入歳出差引歳入不足額が775万7,918円となっています。これは、国庫、県負担金及び支払基金からの平成23年度中の交付が本来の額より少なかったことが原因で、平成24年度に不足額が交付される予定で、繰上充用措置により不足を補っており、6月定例議会において専決処分の承認をいただいております。
次に、29、30ページをお願いします。
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算でありますが、収入済額は2億7,029万5,218円で、収入未済額は後期高齢者医療保険料にかかるものであります。
31、32ページをお願いします。歳出でございますが、支出済額は2億6,369万5,977円となっています。
不用額の主なものは、2款後期高齢者医療広域連合納付金における保険料等納付金であります。
歳入歳出差引残額は、659万9,241円となっております。
次に、33ページをお願いします。一般会計における実質収支に関する調書であります。歳入歳出差引額8億5,627万7,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源として繰越明許費繰越額の3億1,416万6,000円を差し引き、実質収支額は5億4,211万1,000円となり、地方自治法第233条の2の規定に基づき5億円を基金に繰り入れたものでございます。
34ページから38ページまでは、先ほどご説明しました一般会計の実質収支に関する調書と同様、各特別会計におけるものでございますが、後ほどご参照いただきたいと思います。
次に、39ページをお願いします。財産に関する調書でございますが、決算年度中の増減のみについてご説明いたします。
土地についてでありますが、消防施設の増については、開発により設けられた防火水槽を算入したことによるものです。
次に、公園の減については、播磨苑公園の敷地面積を見直したことに伴うものです。
次に、ごみ集積場の増については、開発等により設けられたごみ集積場を算入したことによるものです。
次に、普通財産の土地ですが、用途廃止に伴う普通財産への編入による増加及び用途廃止された里道水路の売却等に伴う減少との合計で166平方メートルの増加となっております。
次に、建物でありますが、学童保育所の非木造の増111平方メートルは、平成21年3月に新築された播磨小学校学童保育所を今回、追加計上したことによるものです。
次に、40ページの出資による権利ですが、決算年度中増減高において一般財団法人
加古川勤労者福祉サービスセンター出資金で1,722万4,000円の減となっています。これは、国の公益法人改革に伴い、これまでの財団法人加古川中小企業勤労者福祉サービスセンターが一般財団法人に移行するため、公益目的支出計画を作成し、出資金については関係自治体へ寄附金として交付され、本町の出資金がなくなったものです。
そのほか法人移行に伴い名称変更されている法人があり、下から6番目に表記されている公益財団法人兵庫県人権啓発協会出捐金は、前年度、財団法人となっており、最下段にある公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター出捐金も前年度は財団法人となっており、これらの名称を変更したものです。
41ページは2物品の一覧表を掲載しておりますが、決算年度中増減高において軽自動車(貨物)のマイナス1については、郷土資料館が所管する公用車の減です。ガスコンベンショウンオーブンのプラス1は、蓮池小学校に新たに購入したものです。
42ページ、3債権につきましては、決算年度の歳入に係る債権以外の債権について記載しています。内訳としましては、住宅建設及び改修資金等貸付金の元金及び下水道受益者負担金で、平成24年度以降に納期限の到来する債権を記載しております。
4基金でございますが、説明を省略させていただきます。
以上で、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○議長(藤田 博君) 続いて、木村良彦理事。
○理事(木村良彦君)(登壇) 引き続きまして、認定第7号「平成23年度播磨町
水道事業会計収支決算認定の件」について、ご説明申し上げます。
別冊の平成23年度播磨町水道事業会計決算書をごらんいただきたいと思います。こちらの方になります。
23年度におきましても、22年度と同様に決算処理は消費税相当分を差し引いた税抜き処理により作成しておりますが、総計予算主義に整合させるため、1ページから4ページの決算報告書及び13ページ、16ページの工事契約関係等の附属書類につきましては、税込み処理で計上しております。
それでは、この決算書の11ページをごらんいただきたいと思います。平成23年度の総括事項からご説明いたします。
本年度の給水業務状況でございますが、給水装置数が前年比で227栓増の1万5,070栓、給水人口で305人、約0.9%増の3万4,658人であります。また、年間有収水量は、経済活動の低迷による水需要の低下、各家庭での節水機器の普及などから、2,699立方メートル、約0.1%減の363万2,604立方メートルと昨年より微減となっております。
また、水道施設の構築については、新島地区の配水管増設工事を継続施工するとともに、
町道浜幹線道路新設に伴う配水管布設工事を23年度から施工しております。また、第3浄水場においては、薬品設備改修工事や第3浄水場排水ポンプ1号、2号電動弁及び逆止弁の取替工事などを実施しました。
建設工事の概況につきましては、13ページ、16ページに記載しております。また、工事内容、箇所につきましては25ページに工事内容を、26ページに工事箇所図を記載しております。後ほどごらんいただきたいと思います。
再び11ページ、中ほどをごらんいただきたいと思います。次に経営の状況ですが、本年度の収益的収支は、総収益5億4,019万8,870円に対しまして総費用5億4,731万2,063円で、当年度純損失は711万3,193円となりました。資本的収支は、総収入額が7,620万5,500円に対しまして総支出額1億9,927万1,789円で、差し引き1億2,306万6,289円の不足額は、当年度分消費税及び地方消費税の資本的収支調整額164万9,994円、建設改良積立金1,800万円、過年度分損益勘定留保資金1億341万6,295円により補填しております。
次に、先ほどのご説明と少し重複いたしますが、決算書の1ページ、2ページをごらんいただきたいと思います。収益的収入及び支出、いわゆる3条予算の決算です。これは、企業の経営活動に伴い発生する収益と、これに対応する費用です。収入は決算額5億6,590万3,461円で、予算額に対し105万5,539円の減収となっています。支出の決算額は5億7,101万7,672円で、3,861万1,328円の不用額となっています。
次に、3ページ、4ページの資本的収入及び支出、いわゆる4条予算における決算です。これは、将来の経営の安定を図るための設備投資にかかるものであります。収入は決算額7,620万5,500円で、予算額に対しまして695万4,500円の増収となっております。支出は決算額1億9,927万1,789円で、不用額は1,209万6,211円となっております。
次に、5ページ、6ページをごらんいただきたいと思います。平成23年度播磨町水道事業損益計算書です。損益計算書とは、発生主義に基づいて水道事業の活動の収益と、それに対する費用を対比させた表となっております。
次に、7ページ、8ページをごらんいただきたいと思います。平成23年度の剰余金計算書ですが、今年度から計算書の様式が若干変わっております。
8ページの中ほど、繰越利益剰余金年度末残高は2億7,822万431円であり、当年度純損失711万3,193円を補填しますと、最下段の当年度未処分利益剰余金は2億7,110万7,238円となっています。また、翌年度繰越資本剰余金につきましては、受贈財産の受け入れとして1億7,605万750円の受け入れがありました。これは古宮レークタウンなどの開発による水道施設の移管を受け、受贈財産として資産計上を行ったことなどにより、総額36億111万1,433円となっております。
9ページ、10ページにつきましては、平成24年3月31日現在における財産状況を示す貸借対照表でございます。
次に、14ページ、15ページにつきましては、業務内容について前年度と比較をしております。
16ページは重要契約の要旨等を記載しております。
18ページから20ページまでは収益費用明細書、21ページは有形固定資産明細書、22ページは企業債明細書、23ページ以降は参考資料となっておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
以上で、提案説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(藤田 博君) 説明は終わりました。
これから質疑を行います。
質疑はありませんか。
岡田千賀子議員。
○8番(岡田千賀子君) それでは、財政の弾力化を示す経常収支比率について質問をさせていただきます。
平成22年度は82.2%ということで、21年度に比べてぐっと16.3ポイントですか、改善されましたが、この決算の平成23年度においては前年比5.5%も上がり、88.3%となっております。今後の経常収支比率ですね、どのように推移していくとお考えになっていらっしゃるか、そのお考えをお示しいただきたいと思います。
○議長(藤田 博君) 森本貴浩総務統括。
○総務統括(森本貴浩君) 今ご指摘いただきましたように、22年度から23年度で5.5ポイントも上昇という傾向が出てきてしまったと、このまま同じ傾向を続けますと九十三、四ポイントまで上がるということなんですけども、辛うじて今の24年度の歳入状況などを見ますと、税収ないしは交付税において前年並みの額が確保できてる状態でございますので、あとは歳出側での今後の新たな経費の節減ということがある程度できたら90%前後で、あと今年度24年度ないしは25年度あたりも、それで推移するものではないかと思っております。
ただし、一番大事な交付税に影響します消費税の関係ですね。今回、国の方で税率が上がりまして、それの関係の制度設計がまだこちらにも細かい数字が出てきおりませんので、それいかんによっては、こういった町の単独での取り組み以外の部分で、そういうことでの増減が発生するという可能性が考えられるというところでございます。
○議長(藤田 博君) これで質疑を終わります。
この際、お諮りします。
認定第1号「平成23年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件」から認定第7号「平成23年度播磨町
水道事業会計収支決算認定の件」までの7件については、中身が膨大ですので、12人の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること及び地方自治法第98条第1項の規定による議会の権限を同委員会に委任することにしたいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、認定第1号「平成23年度播磨町
一般会計歳入歳出決算認定の件」から認定第7号「平成23年度播磨町
水道事業会計収支決算認定の件」までの7件については、12人の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して審査すること及び地方自治法第98条第1項の規定による議会の権限を同委員会に委任することに決定しました。
お諮りします。
ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定によって議長が会議に諮って指名することになっています。
したがって、議長が指名します。
1番 松岡光子議員、2番 田中久子議員、3番 宮宅 良議員、4番 山本雅之議員、5番 神吉史久議員、6番 奥田俊則議員、7番 大辻裕彦議員、8番 岡田千賀子議員、11番 河野照代議員、12番 福原隆泰議員、13番 木村晴恵議員、14番 宮尾尚子議員、以上12議員を指名します。
決算特別委員会委員は、ただいま議長が指名したとおり選任することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、決算特別委員会委員は、議長の指名のとおり選任することに決定しました。
しばらくの間、休憩します。
休憩 午後7時30分
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再開 午後7時44分
○議長(藤田 博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま休憩中に決算特別委員会を開き、委員長並びに副委員長が決まりましたので、報告します。
委員長に河野照代議員、副委員長に奥田俊則議員が、決算特別委員会において互選されました。
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◎散 会
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○議長(藤田 博君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
お諮りします。
議事の都合によって、9月5日から9月10日までの6日間、休会したいと思います。
ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(藤田 博君) 「異議なし」と認めます。
したがって、9月5日から9月10日までの6日間、休会することに決定しました。
次の会議は、9月11日午前10時より再開します。
本日は、これで散会します。
散会 午後7時45分...