稲美町議会 2017-12-07
平成29年第248回定例会(第1号12月 7日)
議案第 53号 平成29年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 54号 平成29年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第 55号 平成29年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 56号 平成29年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第 57号 平成29年度稲美町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号
)
第10.請願第 3号
治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書につ
いて
1.会議に付した事件
第 1.
会議録署名議員の指名
第 2.会期の決定
第 3.諸報告
第 4.報告第 3号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 1号
専決処分書(平成29年度稲美町
一般会計補正予算第3号)
第 5.議案第 45号 稲美町個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一
部を改正する条例の制定について
議案第 46号
東播磨農業共済事務組合規約の一部を変更する規約について
議案第 47号 稲美町
加古大池利活用施設の
指定管理者の指定について
議案第 48号 稲美町
都市公園施設等の
指定管理者の指定について
第 6.議案第 49号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の変更について
第 7.議案第 50号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の変更について
第 8.議案第 51号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(そ
の6)請負契約の変更について
第 9.議案第 52号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第4号)
議案第 53号 平成29年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 54号 平成29年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第 55号 平成29年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 56号 平成29年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第 57号 平成29年度稲美町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号
)
第10.請願第 3号
治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書につ
いて
1.会議に出席した議員(15名)
1番 赤 松 愛一郎 2番 辻 元 誠 志
3番 池 田 いつ子 4番 大 山 和 明
5番 山 田 立 美 6番 関 灘 真 澄
7番 山 口 守 9番 藤 本 操
10番 池 田 博 美 11番 杉 本 充 章
12番 河 田 公利助 13番 吉 田 剛
14番 大 路 恒 15番 木 村 圭 二
16番 長谷川 和 重
1.会議に欠席した議員(なし)
1.会議に出席した説明員(11名)
町長 古 谷 博
副町長 大 竹 正
経営政策部長 大 西 真 也
健康福祉部長 井 澤 尚 昭
経済環境部長 山 本 平 八
地域整備部長 本 岡 利 章
会計管理者 藤 原 良 知
企画課長 藤 田 浩 之
教育長 松 尾 哲 子
教育政策部長 松 田 典 浩
教育政策部生涯
学習担当部長 繁 田 泰 造
1.会議に出席した
事務局職員(2名)
事務局長 本 岡 秀 己
事務局次長 藤 本 馨
開 会 午前 9時30分
……………………………………
開 会 あ い さ つ
○議長(山口 守) おはようございます。
第248回稲美町定例会の開会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
寒さが日ごとに加わる季節になってまいりましたが、議員の皆様にはご健勝にてご出席いただき、お礼申し上げます。
さて、
今期定例会は条例の改正、
指定管理者の指定、
工事請負契約の変更、平成29年度
補正予算等、多数の重要案件を審議するもので、慎重審議のうえ、適切妥当な結論が得られますようお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。
ただいまの出席議員は15人で、議員定足数に達しております。
よって、第248回稲美町定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
ただいまから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。
直ちに日程に入ります。
……………………………………………
日程第1.
会議録署名議員の指名
……………………………………………
○議長(山口 守) 日程第1は、
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、
稲美町議会会議規則第127条の規定により、議長から指名いたします。
1番、
赤松愛一郎議員、2番、辻元誠志議員にお願いいたします。
………………………………
日程第2.会期の決定
………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月22日までの16日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、
今期定例会は、本日から12月22日までの16日間とすることに決しました。
…………………………
日程第3.諸報告
…………………………
○議長(山口 守) 次は日程第3、諸報告であります。
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。
次に、監査委員から
例月出納検査及び定期監査の報告がありましたので、その写しを配付いたしております。
次に、
議会広報編集特別委員会が閉会中に開催されました。その調査の概要報告書を配付いたしておりますので、ご了承願います。
次に、兵庫県
商工会連合会会長から「稲美町の商工会に対する支援要望について」の要望書が議長宛てに提出されています。その写しを配付いたしておりますので、ご了承願います。
次に、私が出席したものについてご報告申し上げます。
10月2日に神戸市で開催された兵庫県
町議会議長会評議員会議、同月6日に加古川市で開催された
東播臨海広域行政協議会第97回審議会、11月6日に神戸市で開催された
市町正副議長研修会、同月21日に東京都で
本県選出国会議員への要請活動並びに意見交換会、翌22日には第61回
町村議会議長全国大会に出席いたしました。
次に、議員派遣についてご報告申し上げます。
11月6日に神戸市で開催された
市町正副議長研修会には赤松愛一郎副議長を派遣しておりますので、ご了承願います。
以上で、私からの報告を終わります。
次に、町長からの諸報告を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) おはようございます。
年の瀬を控えまして、何かと慌ただしい時期でございます。本日、第248回稲美町定例会の開催をお願い申し上げましたところ、全議員のご出席を賜りました。ありがとうございます。
それでは、ただいまから諸報告を申し上げたいと存じます。
まず、9月29日、当役場におきまして
稲美町民さわやか賞の贈呈式を行いました。聴覚障害者のバレーボール、デフバレーの
女子日本代表選手として、
国際スポーツ大会でデフリンピックにセッターとして出場をいたしまして、チームを優勝に導き、金メダルを獲得されました、当町の加古の畠奈々子さんに
町民さわやか賞を贈呈をいたしました。
7月に贈呈をいたしました武仲麗依さんに引き続き、全国的、世界的に活躍された方に
町民さわやか賞を贈呈できることは、大変喜ばしい限りでございます。
次に、10月6日、
加古川市役所におきまして、
東播臨海広域行政協議会の第97回審議会が開催をされ、
加古川夜間急病センターの移転及び休日・昼間の一次救急医療の定点化、並びに当該実施に係ります候補地について、加古川の旧
西市民病院跡、この辺りの
公共施設ゾーンに決定をし、具体的な実施場所及び実施時期等については継続して検討するということになりました。
次に、10月18日、大阪の
近畿地方整備局におきまして、
東播磨南北道路の
建設促進期成同盟会によります要望活動を行ってまいりました。
次に、10月31日、加古郡
リサイクルプラザにおきまして加古郡
衛生事務組合の議会の臨時会が開催をされまして、議長の
選出選挙等を行ってまいりました。
次に、11月7日、
兵庫県民会館におきまして、兵庫県
市町交通災害共済組合の業務監査及び臨時議会が開催をされ、管理者等の選出などを行ってまいりました。
また、同日、引き続き兵庫県町村会の平成29年度
会計中間監査及び臨時総会が開催をされまして、私は副会長に選出をされました。
さらに同日、引き続き兵庫県
土地開発公社代表者会議が開催をされ、私が副理事長に選出をされました。
次に、11月8日、
農林水産省等におきまして東播用水のⅡ期地区の
国営土地改良事業の
促進協議会によります要望活動を行ってまいりました。
次に、11月13日、
加古川市役所におきまして、
東播磨農業共済事務組合の議会が開催をされ、議会議長の選出及び平成29年度の
補正予算等についての承認を行ってまいりました。
次に、11月16日、
三宮センタープラザにおきまして、兵庫県
国民健康保険団体連合会の会計の監査を行ってまいりました。
次に、11月29日、東京の
NHKホールにおきまして、
全国町村長大会が開催をされまして、出席をしてまいりました。大会では、豊かな住民生活と個性あふれる多様な地域づくりを目指すとともに、人口減少を克服し、活力ある地域の創生を実現するための11項目が決議をされました。
また、同大会に引き続きまして、衆議院・
参議院議員会館等で、兵庫県町村会によります国会議員への要望活動を行うとともに、兵庫県
選出国会議員との懇談会にも参加をしてまいりました。
最後になりますが、翌日の11月30日、
参議院議員会館におきまして、
播磨臨海地域道路、これの
整備促進国会議員連盟の総会が開催をされまして、これに参加するとともに要望活動を行ってまいったところでございます。
以上を報告申し上げます。
○議長(山口 守) 以上で、諸報告は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第4.報告第3号 専決処分したものに承認を求めることについて
専決第1号
専決処分書(平成29年度稲美町
一般会計補正予算第3
号)
……………………………………………………………………………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第4、報告第3号 専決処分したものに承認を求めることについて、専決第1号
専決処分書(平成29年度稲美町
一般会計補正予算第3号)を議題といたします。
これより、報告第3号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました、報告第3号の専決処分したものに承認を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。
報告第3号、専決第1号の平成29年度稲美町
一般会計補正予算第3号につきましては、歳入歳出にそれぞれに1,450万円を増額をいたしまして、補正後の総額を109億3,157万3,000円にしようとするものでございます。
詳細につきましては、担当の部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山口 守) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、報告第3号、専決第1号
専決処分書(平成29年度稲美町
一般会計補正予算第3号)の補足説明を申し上げます。
10月22日投開票の
衆議院議員総選挙について、緊急に
選挙関係経費が必要となったことから、専決補正をさせていただいております。
それでは、6ページ、7ページの歳入から説明をさせていただきます。
13
款国庫支出金、3項委託金、1目
総務費委託金、1,450万円の増額でございます。これは、
衆議院議員総選挙の委託金でございます。
次に、8ページ、9ページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款総務費、4項選挙費、4目
衆議院議員総選挙費、事業番号1、
衆議院議員総選挙に要する職員給与費578万8,000円の増額でございます。これは、選挙事務に係る職員の時間外勤務手当を計上しております。
事業番号2、
衆議院議員総
選挙事務事業871万2,000円の増額でございます。主なものは、1節報酬91万円。これは、投開票における立会人と管理者の報酬でございます。
7節賃金120万3,000円。これは、期日前投票及び選挙当日の臨時職員の賃金でございます。
11節需用費196万6,000円。これは、主に懸垂幕、看板など、選挙事務に係る消耗品費、
投票事務従事者の弁当等の食料費でございます。
12節役務費150万4,000円。これは、主に入場券の発送費用や選挙広報の折込料などの通信運搬費でございます。
13節委託料195万7,000円。これは、主に
選挙ポスター掲示場の設置及び撤去に係る委託料でございます。
18節備品購入費97万2,000円。これは、主に
投票用紙自動交付機などの
選挙備品購入費でございます。
また、10ページから11ページに
給与費明細書を掲載しております。投開票における立会人と管理者の報酬及び選挙事務に係る職員の時間外勤務手当が、増額となっております。
以上で、平成29年度稲美町
一般会計補正予算第3号の補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
…………………………………………………………………………………
日程第5.議案第45号から議案第48号まで 4案一括上程
…………………………………………………………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第5、議案第45号 稲美町個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第48号 稲美町
都市公園施設等の
指定管理者の指定についてまでの4案を一括議題といたします。
これより、議案第45号から議案第48号までの4案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第45号から議案第48号までの4議案につきまして、提案理由の説明を順次申し上げます。
まず、議案第45号につきましては、
マイナンバーを利用する
独自利用事務に
福祉医療費助成関係事務を追加するために、稲美町個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。
次に、議案第46号につきましては、
農業災害補償法の一部を改正する法律の公布等に伴いまして、
東播磨農業共済事務組合規約の一部を変更しようとするものでございます。
次の議案第47号につきましては、稲美町
加古大池利活用施設、これの
指定管理者として特定非
営利活動法人ゆうゆう加古っちを指定しようとするものでございます。
最後に、議案第48号につきましては、稲美町
都市公園施設等の
施設管理者として
公益社団法人加古郡
広域シルバー人材センターを指定しようとするものでございます。
以上の4議案につきまして、それぞれ担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山口 守) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第45号 稲美町個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についての補足説明を申し上げます。
議案書は1ページから4ページ、参考資料は1ページから7ページでございます。
今回の改正は、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる
マイナンバー法の規定により、
マイナンバーを利用する
独自利用事務として、
福祉医療費助成関係事務を追加すること、また
マイナンバー法の主務省令で定める事務及び情報を定める命令が改正されたことにより、稲美町個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。
詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明いたします。
参考資料の1ページをお願いいたします。
この条例の第4条は個人番号の利用範囲を規定しており、別表第1においては独自利用の期間及び事務を規定しております。
1ページから2ページにかけまして、別表第1において、法に規定された事務に類する事務の順番に、1の項に
こども医療費助成事務、3の項において
母子家庭等医療費助成事務、5の項に
高齢期移行者の
医療費助成事務を加え、関係する項の番号を繰り下げしております。
また、2ページの別表第2においては、利用しようとする事務の
特定個人情報を規定しております。
まず、8の項の事務においては、独自利用として
福祉医療費助成関係事務を追加しております。
次に、3ページの旧、改正前の11の項の事務については、主務省令の一部改正により、
特定個人情報の提供を受ける内容等について規定されたために、削除しております。
次に、4ページの11の項に、新たにこどもの
医療費助成事務を加え、5ページの13の項に母子家庭等の
医療費助成事務、及び15の項に
高齢期移行者の
医療費助成事務を追加しております。
また、2ページから5ページにかけて、前回までの一部改正により削除となった項を詰め、項番号の整理をしております。
次に、5ページから7ページにかけまして、18の項から21の項の表中、
医療保険給付情報を
医療保険給付関係情報に改め、利用することができる
特定個人情報について用語の整理を行っております。
議案書の4ページをお願いいたします。
附則におきまして、この条例は公布の日から施行することとしております。
以上で、議案第45号の補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 続いて、
山本平八経済環境部長。
○
経済環境部長(山本平八) それでは、私のほうから議案第46号
東播磨農業共済事務組合規約の一部を変更する規約についての補足説明を申し上げます。
議案書は、5ページから6ページ、参考資料は8ページでございます。
東播磨農業共済組合は、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町の二市二町による一部事務組合で、二市二町を所管区域として
農業共済事業を運営しております。規約の変更につきましては、
地方自治法第286条及び第290条で、
関係地方公共団体の議会の議決を得ることになっており、今回、二市二町の議会に提出しているところでございます。
改正の理由は、
農業災害補償法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、法律の題名が
農業災害補償法から
農業保険法に変更されるとともに、新たに市町などが行う事務として、
農業経営収入、保険事業が追加されることになったものでございます。
改正の内容は、参考資料の8ページの新旧対照表で説明させていただきます。
東播磨農業共済事務組合規約、第3条中の
農業災害補償法を
農業保険法に改め、
農業共済事業の右に、及び
農業経営収入保険事業を加えるものでございます。
議案書の6ページにお戻りください。
附則で、この規約は平成30年4月1日から施行することとしております。
以上で、議案第46号
東播磨農業共済事務組合規約の一部を変更する規約についての補足説明とさせていただきます。
続きまして、議案第47号 稲美町
加古大池利活用施設の
指定管理者の指定についての補足説明を申し上げます。
議案書は7ページ、参考資料は9ページから10ページでございます。
議案書の7ページをお願いいたします。
稲美町
加古大池利活用施設の管理運営は、稲美町
加古大池管理棟の設置及び管理に関する条例第4条の規定に基づき、平成25年度から5年間指定管理を行っていますが、平成29年度末をもって指定管理が満了することから、平成30年4月1日から新たに
指定管理者を公募しようとするものでございます。
1の管理を行わせる施設の名称は、稲美町
加古大池利活用施設でございます。
2の
指定管理者として指定しようとするものは、加古郡稲美町加古4068番地の2、特定非
営利活動法人ゆうゆう加古っち、代表者は理事長 松尾俊明でございます。
3の指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日まででございます。詳しくは、参考資料で説明をさせていただきます。
参考資料の9ページをお願いいたします。
1の管理を行わせる施設の名称は、稲美町
加古大池利活用施設でございます。
2の公募から選定までの経過でございます。第1回
候補者選定委員会を平成29年8月4日に開催し、選定基準等について協議を行い、平成29年9月1日から9月14日までの間で募集要項を配布しております。
また、
指定管理者の現地説明会を、募集要項の配布期間中の9月11日に行い、1団体の参加がございました。
申請書提出期間を平成29年9月20日から9月29日までとし、公募による受付を行い、平成29年11月13日に、第2回
候補者選定委員会で応募者によるプレゼンテーションを求め、質疑を行いました。
3の業務の内容につきましては、1つ目に稲美町
加古大池利活用施設の利用促進に関する業務、2つに、施設及び設備の維持管理に関する業務、3つ目に、その他稲美町
加古大池利活用施設の管理運営上、町長が必要と認める業務でございます。
4の指定管理候補者の選定についてでございます。
1つ目の選定方法でございます。
指定管理者候補者の選定に当たっては、稲美町公の施設に関わる
指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき、5人の委員で構成される稲美町公の施設
指定管理者の
候補者選定委員会を設置いたしました。選定委員会において、条例第3条の規定により、応募団体から提出された書類及びプレゼンテーションの内容について、評価項目及びその配点を設定し、委員の合議により総合的に評価し、一定水準を満たす者の中で最も評価の高かった者を候補者とすることとしました。
2つ目の選定基準でございますが、審査に当たっては、業務遂行力があるのか、価格が適正であるのか、サービスの向上を図るための方策があるのか、住民協働及び利用促進案が提案されているかなどの評価項目を設定し、その合計点が100点になるよう配点を行い、60点以上の点数を得た場合に
指定管理者の候補者とすることとしております。
3つ目の応募団体でございます。応募がございましたのは1団体で、特定非
営利活動法人ゆうゆう加古っちでございました。
10ページをお願いいたします。
4つ目の選定結果につきましては、選定基準に基づき、応募団体から提出された書類及びプレゼンテーションの内容、並びに質疑応答によって審査を行った結果、①の現在まで稲美町
加古大池利活用施設の利用促進及び維持管理業務において、適正かつ効率的に実施してきており、管理実績を基盤とした工夫が提案されていること、②の仕様書にある事業遂行に対し適正な価格が示され、経費削減の努力がされていること、③の他団体と共同して施設の価値を高めようとする意欲があること、④の地元団体の事業の活用等、地域連携の強化を図ろうとしていることなどにより、委員による合議の結果、得点が83.2点となり、特定非
営利活動法人ゆうゆう加古っちを
指定管理者の候補とすることを委員会の合議により決定いたしました。
⑤の指定期間、⑥の
指定管理者として指定しようとする者は、先ほど説明申し上げましたとおり、指定期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日まで、
指定管理者として指定しようとする者は、特定非
営利活動法人ゆうゆう加古っち、代表者、理事長 松尾俊明、設立は平成23年12月20日、資本金の額は10万円でございます。
以上のことから、
地方自治法第244条の2、第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
以上、誠に簡単でございますが、議案第47号の補足説明とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(山口 守) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第48号 稲美町
都市公園施設等の
指定管理者の指定についての補足説明を申し上げます。
議案書の8ページをお願いします。
稲美町都市公園施設の管理運営は、稲美町都市公園条例第17条の規定に基づき、平成25年度から5年間指定管理を行っていますが、平成29年度末をもって指定期間が満了することから、平成30年4月1日からの
指定管理者の指定について、
地方自治法第244条の2、第6項の規定により町議会の議決をお願いしようとするものでございます。
1、管理を行わせる施設の名称は、稲美町都市公園施設及び稲美町スポーツ施設(万葉森林浴グラウンドゴルフ場)でございます。稲美町都市公園施設は、稲美中央公園、天満大池公園など54の施設でございます。
2、
指定管理者として指定しようとする者は、兵庫県加古郡播磨町南野添一丁目23番7号、
公益社団法人加古郡
広域シルバー人材センター理事長 星子克己でございます。
3、指定期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日まででございます。
続きまして、参考資料の11ページ、12ページをお願いします。
2、選定までの経過でございます。
第1回
候補者選定委員会は、平成29年8月4日に開催しております。募集要項の配布日は、平成29年9月29日、申請書提出日は平成29年10月10日、第2回
候補者選定委員会は、平成29年11月13日に開催しております。
次に、3、業務の内容でございます。
(1)稲美町都市公園施設及び稲美町スポーツ施設(万葉森林浴グラウンドゴルフ場)の利用及びその制限に関する業務、(2)施設の維持管理に関する業務、(3)稲美中央公園野外活動センターの維持管理に関する業務、(4)その他施設の管理運営上、町長が必要と認める業務でございます。
次に、4、
指定管理者候補者の選定でございます。
(1)選定方法でございます。
指定管理者候補者の選定に当たっては、稲美町公の施設に係る
指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき、5人の委員で構成される稲美町公の施設
指定管理者の
候補者選定委員会を設置しました。
第1回選定委員会において、対象施設である稲美町都市公園施設は、地域に密着した施設であり、地域の活力を積極的に活用し、一括的に管理することで効果的かつ効率的に設置目的を達成できると判断しました。さらに、稲美町スポーツ施設(万葉森林浴グラウンドゴルフ場)は、官民学の共同事業としてボランティアにより整備された経緯から、公益性の高い組織による管理が適切と考えました。現在の
指定管理者である
公益社団法人加古郡
広域シルバー人材センターは、①高年齢者の就業をサポートし、その能力を活かした地域社会づくりに寄与している、②地域社会に寄与する準公共団体的な性格を有している、③現在まで稲美町都市公園の維持管理業務を適正かつ効率的に実施してきたこと等から、条例第5条の規定に基づく、公募によらない候補者の選定手続きを適用することとし、シルバー人材センターを
指定管理者の候補者として審査を行うこととしました。
第2回選定委員会では、条例第3条の規定により、シルバー人材センターから提出された書類及びプレゼンテーションの内容について、委員の合議により評価項目に基づき審査を行い、総合的に評価を行うこととしました。
(2)選定の基準でございます。
審査に当たっては、住民協働及び利用促進案が提案されているか、利用者の平等な利用の確保及びサービスの向上が図られているか、経営の安定性が見込まれるか等の評価項目を設定し、その合計が100点になるように配点を行い、60点以上の点数を得た場合に
指定管理者の候補者とすることとしました。
(3)選定結果でございます。
選定基準に基づき、シルバー人材センターから提出された書類及びプレゼンテーションの内容、並びに質疑応答によって審査を行った結果、①指定管理の5年間、稲美町都市公園の維持管理業務を適正かつ効率的に実施してきており、管理方法についても経費削減と工夫を持った提案がされている、②管理業務に従事する会員は稲美町在住者であるため、個々の都市公園について地元密着の管理が可能であり、また住民からも信頼を得られる可能性が高い等により、委員による合議の結果、得点が78.2点となりました。地域の活力を積極的に活用した管理により、設置目的の効果的かつ効率的な達成が期待できることから、シルバー人材センターを
指定管理者の候補者とすることを委員全員の合意により決定しました。
以上で、議案第48号 稲美町
都市公園施設等の
指定管理者の指定についての補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第6.議案第49号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の変更に
ついて
……………………………………………………………………………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第6、議案第49号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の変更についてを議題といたします。
これより、議案第49号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第49号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第49号につきましては、稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約を変更しようとするものでございます。
変更後の契約金額は、2億1,500万8,560円でございます。
詳細につきましては、担当の部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山口 守) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第49号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の変更についての補足説明を申し上げます。
議案書の9ページをお願いいたします。
本件は、先に締結した稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約について、工事内容を変更したことにより、契約金額が変更となったため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
今回の変更は、工事を進めていく中で新たに追加工事が必要になったものや、追加工事をすることでより適切と判断したものなどについて、工事内容を変更しようとするものでございます。
詳細につきましては、参考資料により説明をさせていただきます。
参考資料の13ページから17ページをお願いいたします。
13ページは工事内容についての説明と、14ページから16ページは本館の平面図、17ページは庁舎周辺の配置図で、工事箇所を表示しております。
13ページをお願いいたします。
左側が変更後の工事内容、右側が変更前の工事内容となっております。
アンダーラインで示した部分が変更箇所でございます。
(1)改修建物の概要と(2)耐震補強工事概要についての変更は、ありません。
(3)空調改修工事概要ですが、空調設備に本館2階ドレンポンプ設置を追加し、新館ボイラー撤去を削除しております。
(4)その他改修工事では、外部において舗装復旧、駐輪場改修、町章移設を追加しております。また、内部においてタイルカーペット貼替を追加しております。また、設備において流し台新設、電灯コンセント配線取替、時計、入退室表示設備配線取替を追加しております。
工事内容が変更になった大きなものとしては、1つ目にドレンポンプの設置です。これは、工事を行っていく過程で現場を確認したところ、梁の中を通っている空調の既設排水管の高さが、ポンプを設置しなければ空調の排水を持ち上げることができないということが判明したものでございます。
2つ目としては、タイルカーペットについてでございます。当初は再利用する予定でしたが、予想以上に劣化が進んでいたため、この際取り替えをしようとするものでございます。
ページ左側の最下段をご覧ください。
これらの工事内容を変更したことにより、契約金額が980万8,560円増額となっております。
議案書の9ページにお戻りください。
この度の工事内容の変更により、2億520万円から2億1,500万8,560円に契約金額を変更しようとするものでございます。
よろしくご審議いただき、承認いただきますようお願いをいたします。
以上で、稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の変更についての補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第49号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
15番、木村圭二議員。
○15番(木村圭二) 質疑を行います。
舗装復旧につきましては、これは当初に予算措置をして、工事の中に入れておくべきものではなかったのかなというふうに思っておりますので、その点をお尋ねしたいと思います。
タイルカーペットにつきましても、これは現認できるわけで、当初に予算措置がされるべきものではなかったのかというふうに思います。
駐輪場の改修ですけども、これ、喫煙の囲いを設置しておるんですけど、喫煙の囲いも撤去して、駐輪場として整備をするということになるんでしょうか。
それと、町章の移設の理由をですね、説明をお願いしたいと思います。
以上です。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) まずですね、1点目の舗装復旧の関係でございますけども、当初に入れておくべきでなかったかというご質問でございます。舗装復旧の場所でございますけども、議員駐車場の辺りでございます。ここの部分ですね、当初はですね、ガスの埋設の配管をですね、植え込みの中ですね、できるだけ植込内で行おうという予定をしておりましたが、実際に掘ってみますと、木の根っこがですね、たくさん張っておりまして、植込内では無理だということで、この部分をですね、駐車場側にずらしまして配管をすると。そのことによりまして、新たな舗装復旧が生じたものでございます。当初には予想し得なかった部分でございます。
それから、タイルカーペットについてでございますけども、これは全般的な考え方を先に申し上げたいと思います。
今回の改修につきましては、耐震改修が主な目的でございます。大規模改修のようにですね、多額の経費をかけて見栄えをよくするような改修ではございません。当初からできるだけ経費を節減するという、再利用できるものについては再利用していこうという方針で臨んだところでございます。タイルカーペットにつきましてもですね、再利用する方向で組んでおりましたけども、実際にロッカー等を退けてみますと、ロッカーの置いておった部分とそうでない部分と色目がかなり差がありまして、元通り完全に戻すのは無理なことでございまして、かなり傷みも激しいということで、現状を見たところ、再利用できないということで、新たに今回するものでございます。
それから、3点目の駐輪場でございます。
駐輪場につきましては、主にですね、屋根の改修等をするところでございますけども、喫煙の件につきましてはですね、今現在、喫煙の部分については撤去する方向で検討中でございます。
それから、4点目の町章の移設でございますけども、町章はですね、屋上のペントハウスの部分に設置をされておりました。これをですね、当初はですね、もう廃棄をする予定でしたけども、2メートル2メートルぐらいのかなり大きなものでございまして、再利用できる部分がないかということで検討しておりましたところですね、役場の前の、以前花時計があった部分でございますけども、ここのところにちょうどスペース的に置けそうだということで、稲美町の町章で有効利用できますので、ペントハウスにあったものをですね、庁舎前のところに持ってきて、新たに設置をしようとするものでございます。
○議長(山口 守) 15番、木村圭二議員。
○15番(木村圭二) 大規模改造ではないんですけども、しかし、当初の工事ではですね、ブラインドの取替等も予定をされておったわけでございますので、そういうところを含めてですね、改修の中に入れるべきではなかったんですかということを。舗装につきましては、少し内容が変わってきたようですけども、そのように思っておりますので、改めて申し上げておきたいと思います。
駐輪場は、屋根を新たに改修して設置をするというだけのことになるんでしょうか。全体を囲うということになるんですか。全体を囲って、駐輪場と喫煙場と使ってもらうというような考え方なんでしょうか。その点、お尋ねしたいと思います。
町章は廃棄する予定だったと。これは、地震がきますと壊れましたら大変なことになるんですけども、町章ですので、移設ということもあるんですけども、町章を新たに作るということもですね、あってもよかったのかなというふうに思っておるんですけども、その点の考え方ももう一度お尋ねしておきたいと思います。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) まずは、1点目のブラインドは当初から入っていたではないかと、カーペットも入れるべきでなかったかというご質問かと思いますけども、最初の答弁でも申し上げましたけども、基本的に今回はですね、耐震補強が主で大規模改修でございません。できるだけ経費を抑えていこうという、再利用できるものについては再利用していこうという方針で臨んでおりましたので、タイルカーペットも再利用する方針であったということでございます。これにつきましては、先ほどご説明しましたように、かなり傷みが激しくですね、再利用は難しいということで更新をするところでございます。
ほかの部分についても、こういった基本方針で臨んでおりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
それから、駐輪場の関係でございますけども、屋根の波板がですね、傷んでおりまして、これを新たにやり替えをいたします。あわせてですね、柱等に錆びがありますので、それもまた塗り替えをするということで、この喫煙の部分が質問のメインかと思うんですけども、この部分については囲いを撤去する方向で、今検討をしているところでございます。
それから、町章の部分でございますけども、これにつきましては屋上に、ペントハウスの部分に設置をされておりまして、あまり目に触れない、遠くからでないと見えないというところでございまして、あまり活用されていなかったいうことで、これについてはですね、今回の耐震改修に合わせてですね、花壇のところに設置をしますと多くの住民の方の目に触れますので、まだまだ使えますので、これを有効活用していこうという方針で、今回変更契約に上げさせていただいております。
○議長(山口 守) 15番、木村圭二議員。
○15番(木村圭二) 町章ですのでね、どれだけの重さがあって、実際どのくらいの大きさがあるのかわかりませんけども、撤去して移設をしてというよりも、新たにこの際、今でしたら作ってもいいのではないかなという思いを持ってお尋ねをしたわけですけども、その点は比較検討のようなことはされたんでしょうか。移設をすることと、新たに作るということの経費の比較検討というのはされておるんでしょうか。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 町章の移設について、新設を検討したのかというご質問でございますけども、新設の検討はいたしておりません。今あるものを有効活用していくということで、屋上のペントハウスにあるものを移設ということで、当初からそういう方針で、今あるものを有効活用していくという方針で臨んでおります。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
16番、長谷川和重議員。
○16番(長谷川和重) まず、2つほど。
本館ドレンポンプをこの度、梁をめくった状況で設置をするというような状況が発生しておるわけなんですけども、変更、これはかなりおおがかりな工事になるんじゃないかなと思うんですけども、その辺のところにおいての変更項目にあるわけですが、当初、こういう予想というものはなされてなかったのかどうか、その辺のところを明確にさせてもらいたいと思います。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) ドレンポンプですね、当初から見込めなかったのかということでございますけども、ドレンポンプはですね、埋込式の空調機の関係で、いわゆる屋根裏的な所にありまして、実際に入ってみないとわからないという状況でございます。実際に改修を行っていく途中でですね、天井に梁がありまして、真っ直ぐに進めることができんでですね、いわゆるポンプアップですね、水抜きの排管をちょっと高い所に上げないといけないということで、今回変更契約の必要が生じております。当初では見込めなかった部分ということで、ご理解をお願いしたいと思います。
○議長(山口 守) 16番、長谷川和重議員。
○16番(長谷川和重) この工事におきましては、非常に水漏れ等の心配、今後のですね、施工後の水漏れ等の心配も含めたメンテナンスができるようなものとして工事をなされていくのか、それも含めてお尋ねしたいことと、今回の工事におきましては980万円程度の変更が表示されておるわけですけども、この金額におきましては、当初落札された落札率に対しての金額に対応しているのかどうか、その辺のところも詳しくお願いしたいと思います。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 水漏れ等のメンテは大丈夫かというご質問でございますけども、まだまだですね、この庁舎ですね、耐震改修を行いまして、長い間使っていく予定でございますので、今、屋上の防水もしますけどもですね、水漏れ等のないように万全を図っていきたいと考えております。
それから、契約金額の関係でございますけども、変更後の設計価格にですね、最初の落札率、今回は71.9%でございましたけども、この率を掛けまして変更契約額を決めているところでございます。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
6番、関灘真澄議員。
○6番(関灘真澄) 今回の議案は、工事に入り、工事の工程上いろんな支障が出て、工事内容の変更により追加工事となったいうことで、重々理解はできます。
そしてまた、部長のほうのご答弁の中で、耐震改修が目的であり、今あるものを有効活用されるいうことも本当に大事なことでありますので、その方針も重々理解はできますが、先般の総務福祉文教常任委員会の中で、こちらのほうを現地調査をさせていただきまして、その時にも少し意見を述べさせていただいたんですが、平成17年に発隊式を行われて今まで活動されています防犯パトロール隊の詰所となりますところがですね、やはり当初からいきがい創造センターのところにあったりと、二転三転と移動してまいりまして、大変不自由を行ってきました経緯があるんですね。やはり担当課の所管の近くに詰所を持ってこないと、そういう連携が取れないいうことで、今の場所を仮のような状態で設置していただき、そこの開設のまた記念的な式もございましたが、やはり今の状況のままではまた、せっかくの耐震工事をなされて、そちらへまた移動をね、戻ってまいられるんですけれども、また同じ状況でありましたら非常に残念に思うんですね。せっかくのこの際ですから、少しそちらの環境整備をしてさしあげていただきたいと思います。
本当に無償で、ボランティアでずっと長く長期にわたってなさってくださっていますのでね、敬意を表していただきたいと思いまして、お願いをいたしておきます。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 先月開催されました総務福祉文教常任委員会におきましても同様のご意見をいただいております。本当にですね、防犯パトロールの皆様にはですね、ボランティアで協力を願っており、感謝をいたしております。
そういったご意見をいただきまして、今現在ですね、内部でですね、どういった改善策がとれるのか、今検討しているところでございます。前向きに考えていきたいと思っております。
よろしくお願いいたします。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
1番、
赤松愛一郎議員。
○1番(赤松愛一郎) 1点だけお聞きしたいと思います。
ボイラーの撤去工事が変更でなくなっておるんですけども、ボイラーの利用とか、その辺に関してはどういう考え方の変更があって、こういうふうな形になっておるんでしょうか。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) ボイラーの撤去の関係でございますけども、当初はですね、もう不用であるということで撤去を予定しておりましたけども、現地を見てみますと、防鳥ネットが設置をされておりまして、この撤去はなかなか難しいという、撤去するとしてもかなり多額の経費がかかるということで、今回は撤去から削除をしております。
将来ですね、新館のボイラー等を撤去する時にですね、併せてやったほうが効率的という判断をしまして、今回変更をいたしております。
○議長(山口 守) 1番、
赤松愛一郎議員。
○1番(赤松愛一郎) それは、利用はしないけども撤去については保留したというふうな理解でよろしいでしょうか。
○議長(山口 守)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) もともとガスヒートポンプに変更いたしますので、ボイラーはもう使用しないということで、この部分はですね、当初撤去を予定しておりましたけども、撤去するには、先ほど申しましたように防鳥ネットが邪魔をしてなかなか撤去できないということで、もう撤去をせずにそのまま埋め殺しと言いましょうか、支障のないような処置をして置いておくということでございます。工事内容からは、撤去の部分を削除いたしております。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第49号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、議案第49号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第7.議案第50号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の変更につ
いて
……………………………………………………………………………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第7、議案第50号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の変更についてを議題といたします。
これより、議案第50号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第50号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第50号につきましては、
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約を変更しようとするものでございまして、変更後の契約金額は、1億5,615万6,120円でございます。
詳細につきましては、担当部長のほうから補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山口 守) 次に、補足説明を求めます。
本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第50号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の変更についての補足説明を申し上げます。
議案書の10ページをお願いします。
今回の変更は、非常用放送機器の取替等の追加工事に伴う契約金額の変更でございます。
参考資料の18ページから20ページの資料により説明させていただきます。
18ページは変更契約の工事内容で、変更箇所に下線を引いております。
19ページは1階平面図、20ページは屋上平面図でございます。変更契約範囲を赤色に着色しております。
では、18ページをご覧ください。
まず、外部の屋上におきましてRC鉄筋コンクリート上部笠木設置及び一部防水塗装を追加します。位置は、20ページの屋上平面図の赤色着色部分でございます。これは、プール屋上のRC上部を現地詳細調査をした結果、防水対策が必要と判断したため、左図の断面図にありますように笠木を設置するか、一部防水塗装を行っていくものです。
次に、18ページの内壁におきまして、スタジオ内に新たに腰壁を設置します。位置は、19ページのスタジオ北側の赤色着色部分です。これは、工事準備として機器等を移動した時に発見した壁紙の損傷部を保護するため、新たに腰壁を設置するものです。
次に、18ページの建具におきまして、女子更衣室の北面に樹脂製の内窓を設置します。位置は、19ページの女子更衣室北側の赤色着色部分です。これは、現地詳細調査の結果、結露対策として女子更衣室北側の窓に樹脂製の内窓を追加して、二重窓にするものです。
最後に、18ページの設備の機械におきまして、非常用放送機器の取り替えを行います。位置は、19ページの事務室内でございます。これは、本
工事請負契約後の9月26日に行いました消防設備点検で非常用放送が作動しない状況であるとの報告を受け、今回の改修工事に追加して設備の取り替えを実施するものです。
なお、現在外壁の補修を行っておりますが、施設西側にあるジム、スタジオ部分のコンクリート打ちっぱなしの外壁につきまして、耐久性を考え防水塗装を行い、施設全体を南面の東側外壁と合わせ、一体的な色調としております。9月議会では外壁塗装の色調について触れておりませんでしたので、この場をお借りして報告させていただきます。
18ページの左側、最下段をご覧ください。
これら工事内容を変更したことにより、変更金額が603万6,120円増額となっております。
議案書の10ページにお戻りください。
この度の工事内容の変更により、1億5,012万円から1億5,615万6,120円に契約金額を変更しようとするものでございます。
よろしくご審議いただき、承認いただきますようお願いいたします。
以上で、議案第50号
稲美町立健康づくり施設改修工事請負契約の変更についての補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第50号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
12番、河田公利助議員。
○12番(河田公利助) これだけの予算がかかり、また変更ともなってきますと、当時の設計や工事方法に疑問を抱かざるを得ません。当時の設計や工事に問題はなかったのか、お尋ねいたします。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 今回変更を上げさせてもらいました4件に関しましては、契約変更後判明したことで、工事に実際に詳細調査で業者、それから我々と設計業者が入った結果で判明し、これは追加せざるを得ないであろうという案件でございます。
なお、工程に関しましては順調に進んでおりますので、これを変更追加しても問題はございません。
○議長(山口 守) 12番、河田公利助議員。
○12番(河田公利助) 工事をしなければわからなかったという部分はわかりましたけれども、前回も申し上げましたが、加古川市の同様の施設であるスポーツ交流館は、平成13年の設置以来16年間、大規模工事などしておりません。さらに言えば、加古川ウェルネスパークですね、ここは20メートルの温水プールですけれども、大規模改修工事することなく、先月20周年を迎えました。
施設管理者にお伺いすると、こういう設計はだいたい25年スパンで設計するそうですけれども、どうして稲美町は11年そこらで大規模改修工事をしなければならなくなったのか、当町は何が違っていたのかお尋ねいたします。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず、先ほど、私、契約変更後と申しましたが、それは間違いでございますので、訂正させていただきます。
それから、ウェルネスパークとかほかの施設では15年以上もっているというようなことでご質問でございますが、これは9月の議会でご説明させてもらいましたように、現在のプールの施設で湿気の、なかなか湿度の高い温室でございます。それで空気調和機とかで実際そういう換気を行っていくわけなんですが、それが結露等により相当傷んでまいりました。この今回の改修工事もそういう結露対策が主で、空気調和機の交換もありますし、換気の追加、それから天井等ですね、そういう湿気に対する傷みを改修していくということでございます。こちらのほうは、実際に現地の調査を行った結果、今回の時点で工事を改修しなければならないであろうということになりまして、今回、実施しているものでございます。
よろしくお願いします。
○議長(山口 守) 12番、河田公利助議員。
○12番(河田公利助) わかりました。
今、当町はですね、公共施設の長寿命化を図っていっているわけなんですけれども、これらの工事で何年寿命を延ばすことができるとお考えでしょうか。お尋ねいたします。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 長寿命化計画いうことなんですけど、今回の健康づくり施設の改修ということで、何年延びるかということではちょっと、またこれからの経年劣化というものを見ていかなければならないかなと思うんですが、今回、弱点といいますか、いろいろ今そういう空調ですね、空調の関係を直していくわけなんで、十分な長寿命化が見込めるんでないかと考えております。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
15番、木村圭二議員。
○15番(木村圭二) 請負契約の時にも申し上げたんですけども、強制シャワー室の床につきまして、別途検討をするというふうに言われたんですかね。今回、変更の中に入っておりませんので、何らかの対策をとる考えはないのかどうか、改めてお尋ねをしたいと思います。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) シャワー室の床に関しまして、現地を確認しております。塩素の関係かわかりませんが、けっこうツルツルの状態でございます。今回、その研磨を掛けてシートを掛けるという工法で直したいと思います。
なお、こちらのほうに上がっておりませんのは、全体の微々たる範囲の設計変更ということになりますので、もう業者側のほうで契約変更せずにやりますということでお答えいただいておりますので、実施をしてまいります。
以上でございます。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
16番、長谷川和重議員。
○16番(長谷川和重) RCの上部笠木及び一部防水塗装の工事が屋上のほうであるわけなんですけども、こういう辺りっていうのは非常に外部で雨水の影響が激しく損傷する場所で、いち早くやはり目を付けていかなかったらいけない所じゃないかなという中で、やはり当初設計の中での見積もりの段階で設計の項目に抜けてたんじゃないかなというふうに感じるわけなんですけども、その辺のところの見解はどうなんでしょうか。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 20ページをちょっとご覧いただきたいと思います。
20ページの左下にA部ということで、RC上部笠木設置及び一部防水塗装ということになっております。
まず、当初なんですけど、こちらのRC上部とか書いております矢印線のとこに小さな三角がありまして、左側のプール屋根の辺にも三角がございます。こちらが当初設計で、これが継ぎ目をコーキングして防水しようというところでございます。これで、当初の設計段階ですね、これで漏れの水を抑えることができるんではないかということでございました。
実際に工事に入りまして、高圧洗浄機をかけたりしましていうことで、水がこの赤の部分ですね、一番天端の部分ですね、の所に水がある程度溜まったというような状況が判明しました。
まずは、その1つ目、上部笠木設置ということでございますけれど、この断面図で右側に磁器質タイル張というのがございまして、図面で言う、右側の面はタイルが貼ってあります。タイルとコンクリートである程度、小さな段差がございまして、水が溜まってたというような状況でございます。こちらのほうを笠木というかアルミ製のものを設置して、雨が降っても水が落ちるようにというようなことを追加しなければならないなということになりました。
タイルのない、こちらの玄関側の部分に関しましてはコンクリートだけなんですけど、こちらのほうも天端部に水が溜まっているので、この天端部に防水塗装をもう一度しなければならない、追加しなければ効果が得られないというようなことになりましたので、今回、追加をしたいということでございます。
以上でございます。
○議長(山口 守) 16番、長谷川和重議員。
○16番(長谷川和重) 今の説明でほぼわかるわけなんですけども、タイルとまた防水塗装の接点ですね、コーキングをしたりとかいろんなものは、日々のやっぱり管理の中で対応できるものもあるんじゃなかったのかということも思いますので、今後、今回大改修が完了した中でですね、やっぱり年次、メンテナンスが必要な箇所においては常にチェックしていただくようなことも今後の作業として入れてもらいたいなというふうに思います。
それと、この変更額が600万円余りあるわけですが、この金額におきましても落札率に対応した金額というふうに理解してよろしいんでしょうか。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) まず、天井のメンテに関しましてでございます。今回、私もちょっと天井のほうに上がってまいりまして、実際、今の
指定管理者で年に一度、上に上がってチェックできるかというようなことは、けっこう高い所なのでできるかどうかというのは、一度ちょっと協議をしていきたいなと考えております。
それから、今回の変更契約金額は落札率を乗じたものでございます。
以上でございます。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第50号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、議案第50号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時41分
……………………………………
再 開 午前10時55分
○議長(山口 守) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
……………………………………………………………………………………………………
日程第8.議案第51号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3地区機能強
化工事(その6)請負契約の変更について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第8、議案第51号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約の変更についてを議題といたします。
これより、議案第51号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第51号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
議案第51号につきましては、
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約を変更しようとするものでございまして、変更後の契約金額は、7,893万720円でございます。
詳細につきましては、担当の部長のほうから補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(山口 守) 次に、補足説明を求めます。
本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第51号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約の変更についての補足説明を申し上げます。
議案書の11ページをお願いします。
今回の変更は、工事箇所追加に伴う契約金額の変更でございます。
参考資料の21ページから23ページの資料により説明させていただきます。
21ページ、22ページは工事概要、23ページは処理施設のフロー図でございます。
赤色表示部は、変更追加をしようとしている施工箇所でございます。
また、工事概要の表で工事内容の各項目に丸囲みで番号を付けておりますのが、フロー図に番号表示でお示ししております工事箇所でございます。
今回の変更は、9月議会で議決いただきました3件の稲美3
地区機能強化工事の入札残額分を活用して、印東クリーンセンターに追加変更することで、本年度の国庫補助内示額を満額実施し、事業効果の早期発現を目指すものでございます。
21ページ、3の工事内容で下線を付けております箇所が変更追加箇所でございます。
(2)の機械設備工事では、〓汚泥濃縮層用ブロアから22ページの〓機械室排気扇まで、合計13種類の機器を追加します。
次に、(5)の中継ポンプ場電気設備工事では、処理区域内にある9カ所の中継ポンプのうちナンバー1からナンバー4ポンプ場4カ所それぞれ、〓中継ポンプ場制御盤改修、〓水位計更新(投込圧力式)、〓遠方監視装置改修を行います。
22ページ、最下段をご覧ください。
工事内容を変更したことにより、契約金額が1,262万9,520円増額となっております。
今回工事を追加することにより、印東クリーンセンターの機能強化工事では、残り5カ所の中継ポンプの制御盤、水位計、遠方監視装置が未改修のままとなりますが、来年度に工事を実施することで全ての改修が終了する予定です。
議案書の11ページにお戻りください。
この度の工事内容の変更により、6,630万1,200円から7,893万720円に契約金額を変更しようとするものでございます。
よろしくご審議いただき、承認いただきますようお願いいたします。
以上で、議案第51号
農業集落排水事業(
機能強化対策)稲美3
地区機能強化工事(その6)請負契約の変更についての補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第51号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
6番、関灘真澄議員。
○6番(関灘真澄) こちらのほうを追加工事ということで、町外の業者の方の落札分であります。そして、先ほどの庁舎の耐震工事の部分も同じではありますが、町外業者落札分の工事について、その工事の規定の中での町内業者の下請けの部分の割合ですね、この追加工事に対しても割合に含まれるんでしょうか。
いかがでしょうか。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 町内業者下請分に関しましてですが、今回の追加は機器のことに関することでございますので、今回の追加分には町内業者のパーセントというのが入っておりません。ただ、全体ではクリアをしております。
以上でございます。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
1番、
赤松愛一郎議員。
○1番(赤松愛一郎) 中継ポンプ場の制御盤であったり、そういう追加工事が出ておるんですけども、印東のクリーンセンターの部分は、かなり中継ポンプの設置の多い部分やったと思うんです。その中で、追加工事が出たのはどういうことなのか、詳しくちょっと教えていただきたいのと、今後もまた工事とか改修とかっていうのが起こるのかっていうのを、ちょっとお聞きしたいんですけど。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 印東クリーンセンターの区域内には、9カ所中継ポンプ場がございます。こちらの、今回中継ポンプ場に関して制御盤、それから遠方監視装置、それから水位計に関して9カ所全て改修するわけで、今回4カ所直していくわけで、予算の関係で4カ所直していくということになっています。
こちらのほうは、中継ポンプ場も遠方監視ができるようにということで、今回の
機能強化対策で工事を進めた一環でございまして、こちらの中継ポンプ場について、全てこのセットの改修が必要であるということでございます。
以上でございます。
○議長(山口 守) 1番、
赤松愛一郎議員。
○1番(赤松愛一郎) これは、遠方監視装置の改修っていう中で制御盤の改修っていう部分も出てきておるんでしょうか。わりかし、一番最後に取り組まれた印西と印東のクリーンセンターの部分やと思うんですけども、一番新しい集落排水のとこやと思うんですけども、その辺の中で制御盤っていうのはそんなに傷むものかなあという気もしますし、その中でどういうふうなことなんでしょうか。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) こちらの中継ポンプの制御盤の改修ということなんですけれど、こちらのほうは当初から遠方監視ということで、設置後に変わったということで、中継ポンプに対してこれらのセットの設備を更新するということになります。
以上でございます。
○議長(山口 守) 1番、
赤松愛一郎議員。
○1番(赤松愛一郎) それで、ほかの草谷はじめいろいろな、早うからされているところは、もうその工事も終了しているということで思っておったらいいんでしょうか。
○議長(山口 守) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) その他の中継ポンプ場に関しましては、全て完了しております。
○議長(山口 守) 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第51号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、議案第51号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………
日程第9.議案第52号から議案第57号まで 6案一括上程
…………………………………………………………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第9、議案第52号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第4号)から、議案第57号 平成29年度稲美町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)までの6案を一括議題といたします。
これより、議案第52号から議案第57号までの6案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第52号から議案第57号までの6議案につきまして、提案理由の説明を順次申し上げます。
まず、議案第52号でございます。平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ2,000万7,000円を増額いたしまして、補正後の総額を109億5,158万円にしようとするものでございます。
次に、議案第53号でございます。平成29年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ70万円を増額いたしまして、補正後の総額を46億9,066万8,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第54号でございます。平成29年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ125万1,000円を増額いたしまして、補正後の総額を3億8,041万円にしようとするものでございます。
次に、議案第55号でございます。平成29年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ209万5,000円を増額いたしまして、補正後の総額を22億7,717万8,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第56号でございます。平成29年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ200万9,000円を減額いたしまして、補正後の総額を12億6,626万5,000円にしようとするものでございます。
最後でございます。議案第57号の平成29年度稲美町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ146万円を減額いたしまして、補正後の総額を7億2,386万9,000円にしようとするものでございます。
以上6議案の詳細につきまして、担当部長からそれぞれ補足説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
失礼をいたしました。
議案第56号の平成29年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ200万9,000円を減額いたしまして、補正後の総額を12億6,624万5,000円にしようとするものでございます。
失礼をいたしました。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(山口 守) 次に、補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第52号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第4号)の補足説明を申し上げます。
1ページをお願いいたします。
第1条で歳入歳出予算の総額を規定し、第2条では債務負担行為の補正を行っております。
4ページをお願いいたします。
第2表、債務負担行為補正でございます。
追加といたしまして、利活用施設管理運営委託料、期間を平成30年度から平成34年度、限度額を4,336万8,000円と定めております。これは、
加古大池利活用施設の管理運営業務の委託を5カ年に分割して行うものでございます。
次に、
都市公園施設等管理運営委託料、期間を平成30年度から平成34年度、限度額を1億8,279万3,000円と定めております。これは、
都市公園施設等の管理運営業務の委託を5カ年に分割して行うものでございます。
6ページ、7ページをお願いいたします。
まず、歳入から説明を申し上げます。
13
款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、711万1,000円の増額でございます。主なものは、細節1身体障害者(児)補装具費負担金、173万1,000円の増額。これは、補装具の支給申請増加に伴う国庫負担金の増でございます。
細節2、自立支援医療支給費負担金488万3,000円の増額、これは人工透析など対象者の医療費増加に伴う国庫負担金の増でございます。
14款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、424万5,000円の増額でございます。主なものは、1節社会福祉費負担金、細節2自立支援医療支給費負担金、244万2,000円の増額。これは、先ほど国庫支出金でも申し上げましたが、人工透析など対象者の医療費増加に伴う県負担金の増でございます。
19款諸収入、4項雑入、2目過年度収入795万9,000円の増額は、細節1福祉医療費補助金等過年度収入で、後期高齢者医療広域連合の28年度負担金の確定に伴う返還金などでございます。
続きまして、歳出の説明に移らせていただきます。
人件費につきましては、後ほど一括して申し上げますので、それ以外の予算について先に申し上げます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号10、財政調整基金積立事業、494万6,000円の減額でございます。これは、歳入歳出補正額の調整による財政調整基金積立額の減でございます。
3款民生費、1項社会福祉費、3目障害福祉費、事業番号8、身体障害者(児)補装具費支給事業、346万3,000円の増額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げましたが、補装具の支給申請の増加に伴う扶助費の増でございます。
事業番号9、自立支援医療費助成事業、976万7,000円の増額でございます。こちらも、先ほど歳入でも申し上げましたが、人工透析など対象者の医療費増加に伴う扶助費の増でございます。
10ページ、11ページをお願いいたします。
4目老人福祉費、事業番号4、後期高齢者医療事業、18万2,000円の増額でございます。
内訳を申し上げます。
19節負担金補助及び交付金の細節2、後期高齢者医療事務費負担金106万9,000円の減額は、後期高齢者医療広域連合の負担金が、前年度剰余金の確定に伴い減額となったものでございます。
また、28節繰出金125万1,000円の増額は、29年度保険基盤安定負担金の確定に伴う増でございます。
事業番号11、介護保険特別会計繰出事業、111万5,000円の増額でございます。これは、介護保険システムの改修や人件費の補正に伴う繰出金の増でございます。
12ページ、13ページをお願いいたします。
4款衛生費、2項清掃費、1目塵芥処理費、事業番号5、清掃センター施設維持管理事業、597万円の増額でございます。これは、燃料費調整単価の上昇により、新電力に係る電気料金が増となったことによる光熱水費の増でございます。
6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費、事業番号3、
農業集落排水事業特別会計繰出事業、146万円の減額でございます。これは、29年度利子償還金の確定に伴う繰出金の減でございます。
14ページ、15ページをお願いいたします。
8款土木費、2項道路橋梁費、5目橋梁維持費、事業番号1、橋梁維持補修事業、196万8,000円の増額でございます。これは、橋梁補修工事の実施に伴う支障電気通信線の移転負担金でございます。
4項都市計画費、1目都市計画総務費、事業番号11、下水道事業特別会計繰出事業、200万9,000円の減額でございます。これは、29年度利子償還金の確定に伴う繰出金の減でございます。
5項住宅費、1目住宅管理費、事業番号3、町営住宅施設維持補修事業、140万5,000円の増額でございます。これは、台風21号等による町営住宅の緊急修繕箇所の増加に伴う修繕料の増でございます。
16ページ、17ページをお願いいたします。
10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、事業番号3、小学校施設維持管理事業、203万3,000円の増額でございます。主なものは、11節需用費の細節5光熱水費、135万6,000円の増額。これは、先ほど衛生費でも申し上げましたが、燃料費調整単価の上昇により、新電力に係る電気料金が増となったことによる光熱水費の増でございます。
18ページ、19ページをお願いいたします。
5項社会教育費、8目文化の森費、事業番号3、文化の森管理運営事業、231万8,000円の増額でございます。こちらも燃料費調整単価の上昇により、新電力に係る電気料金が増となったことによる光熱水費の増でございます。
6項保健体育費、2目体育施設費、事業番号2、スポーツ施設管理運営事業、290万6,000円の増額でございます。これは、中央公園多目的グラウンドの整備に用いるスポーツトラクター買い替えに伴う備品購入費の増でございます。
12款公債費、1項公債費、2目利子、事業番号1、一般会計借入金利子償還事業、1,462万7,000円の減額でございます。これは、28年度発行の町債の利子の確定等による減でございます。
歳出におきましては、それぞれの款で人件費項目を増額させていただいております。この補正につきましては、年度中におきます新規の扶養等の異動や、業務量の増加による時間外勤務手当を計上いたしております。
全体的なものといたしましては、20ページの
給与費明細書をお願いいたします。
2、一般職におきます一般会計の補正内容の総括でございます。
給与費におきまして、717万6,000円の増額でございます。その内容は、職員手当の増でございます。主な要因としては、業務量の増加に伴う時間外勤務手当の増によるものでございます。その他、各手当の異動を反映して調整しております。
それぞれの項目につきましては、お目通しいただきますようお願いいたします。
以上で、平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第4号)の補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 続いて、井澤尚昭
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) それでは、議案第53号 平成29度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の補足説明を申し上げます。
24、25ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第9款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、3節、職員給与費等繰入金、70万円の増。歳出の給与費の補正に伴います一般会計からの繰入金の増額補正でございます。
26、27ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号1、国民健康保険事務に要する職員給与費、70万円の増。職員手当等の増に伴う増額補正でございます。
第8款2項保健事業費、2目疾病予防費、事業番号1、疾病予防事業、19節負担金補助及び交付金、135万円の増。人間ドック受診者の増加に伴う増額補正でございます。
第9款1項基金積立金、1目財政調整基金積立金、135万円の減。この基金積立金を除く歳入と歳出補正総額との差額を、この基金積立金を減額して整理しようとするものでございます。
以上で、議案第53号 平成29年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の補足説明とさせていただきます。
続きまして、議案第54号 平成29年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の補足説明を申し上げます。
32、33ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第3款繰入金、1項一般会計繰入金、2目保険基盤安定繰入金、125万1,000円の増。歳出の保険基盤安定負担金の額の確定に伴い、一般会計からの繰り入れを増額するものでございます。
34、35ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、125万1,000円の増でございます。これは、事業番号1、後期高齢者医療広域連合納付事業に係るもので、兵庫県後期高齢者医療広域連合から保険料等納付金のうち、平成29年度の保険基盤安定負担金の額の決定通知があったことによる増額補正でございます。
以上で、議案第54号 平成29年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の補足説明とさせていただきます。
続きまして、議案第55号 平成29年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第2号)の補足説明を申し上げます。
40、41ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第3
款国庫支出金、2項国庫補助金、4目システム改修事業補助金、1節システム改修事業補助金、98万円の増。制度改正に対応するためのシステム改修補助金の増でございます。
第7款繰入金、1項一般会計繰入金、5目その他一般会計繰入金、1節職員給与費等繰入金、13万5,000円の増。歳出の介護保険係職員給与費の補正に伴います一般会計からの繰入金の増額補正でございます。
2節事務費繰入金、98万円の増。歳出のシステム改修委託料の増に伴います国庫補助金との差額を一般会計から繰り入れする増額補正でございます。
42、43ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号1、介護保険事務に要する職員給与費、13万5,000円の増。職員手当の増に伴う増額補正でございます。
事業番号2、介護保険一般管理事業、13節委託料、196万円の増。平成30年4月からの制度改正等に対応するためのシステム改修による増額補正でございます。
以上で、議案第55号 平成29年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第2号)の補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 続いて、本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、議案第56号 平成29年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明を申し上げます。
48、49ページをお願いいたします。
歳入でございます。
4款1項1目繰入金、1節繰入金、細節1一般会計繰入金、200万9,000円の減。これは、歳出の利子償還金の補正に伴う一般会計からの繰入金の減でございます。
続きまして、50、51ページをお願いいたします。
歳出でございます。
3款1項公債費、2目利子、23節償還金利子及び割引料、細節1、利子償還金、200万9,000円の減でございます。これは、平成28年度発行の町債の利息の確定等による利子償還金の減でございます。
続きまして、議案第57号 平成29年度稲美町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明を申し上げます。
56、57ページをお願いいたします。
歳入でございます。
4款1項1目繰入金、1節繰入金、細節1、一般会計繰入金、146万円の減。これは、歳出の利子償還金の補正に伴う一般会計からの繰入金の減でございます。
続きまして、58、59ページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款1項公債費、2目利子、23節償還金利子及び割引料、細節1、利子償還金、146万円の減でございます。これは、平成28年度発行の町債の利息の確定等による利子償還金の減でございます。
以上、簡単ですが、議案第56、57号の補足説明とさせていただきます。
○議長(山口 守) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
ここで、当局より発言を求められておりますので、これを許可します。
本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 先ほど、私、議案第51号 農業集落排水
機能強化対策の請負契約変更で、関灘議員からのご質問の回答で、町内の業者の下請けについて、本契約に係る請負工事に関して、町内業者の全体で下請けはクリアしているという発言をしておりましたが、これ一般的な工事ということで、クリアしていると発言したんですが、この農業集落排水の事業に関しましては、特殊機器の更新の工事が主でして、入札時から町内業者の下請け条件は設けてないということで入札しております。
言い間違いをして申し訳ございませんでした。
訂正いたします。
……………………………………………………………………………………………………
日程第10.請願第3号
治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める
請願書について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(山口 守) 次は日程第10、請願第3号
治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書についてを議題といたします。
これより、本請願に対する紹介議員の趣旨説明を求めます。
14番、大路 恒議員。
○14番(大路 恒) (登壇) ただいま上程されました請願につきまして、請願趣旨の本文を朗読いたしまして、趣旨説明にかえたいと思います。
議会議長 山口 守 様
2017年11月24日
治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める請願書
請願者 神戸市中央区元町通6丁目6-12 山本ビル国民救援会内
団体名 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟 兵庫県本部
会 長 戸 〓 曽太郎
副会長 嶋 田 正 義
役 員 藤 本 護
紹介議員 大 路 恒
請願趣旨
治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を支持し、政府に対し意見書の提出をお願い致します。
治安維持法が1925年(大正14年)に制定されてから今年で92年になります。この治安維持法は、国民主権を唱え、戦争に反対し、平和を求めてたたかった政党、団体や個人をも根絶するねらいで制定された稀代の悪法でした。
治安維持法が制定された1925年から、廃止された1945年までの20年間に労農政党、労働組合、農民組合、宗教団体等をはじめ、平和主義者、知識人、文化人など数十万人にのぼる人びとが逮捕され、送検された人は6万8,274人(起訴6,550人)、警察署で虐殺された人93人、刑務所・拘置所で虐待・暴行・発病などによる獄死者は188人になりました。兵庫県の弾圧犠牲者も五百数十人に上ります。その多くは正義感に溢れる若者たちで、その人生を狂わされ、その家族まで差別を受けてきました。
私たち治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟は、日本国憲法第十七条の規定に則って、国が新たに「
治安維持法犠牲者国家賠償法」(仮称)を制定し、治安維持法犠牲者に一日も早く謝罪と賠償を行うよう政府に要望するとともに国会請願を続けていますが、地方議会にも「意見書」採択を求めています。
全国には2017年11月1日現在404市町村議会で、意見書を採択、あるいは趣旨採択を行っています。兵庫県では、尼崎市議会、旧青垣町議会で意見書が採択されています。
以上の趣旨に基づいて、貴議会が政府に対する私たちの要請に対してご理解を頂き下記の事項を決議し、
地方自治法第99条2項の規定により政府に対して意見書を提出して下さるよう請願致します。
請願事項
治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)を制定すること。
どうか、議員の皆様におかれましては、この本請願が請願趣旨にありますようなことに基づいて採択されますことをお願いを申し上げまして、趣旨説明にかえたいと思います。
○議長(山口 守) 以上で、紹介議員の趣旨説明は終わりました。
ただいま議題となっております請願第3号は、
稲美町議会会議規則第92条第1項の規定に基づき、総務福祉文教常任委員会に付託いたします。
以上で、本日の日程は終わりました。
お諮りいたします。
明8日から18日までの11日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山口 守) ご異議なしと認めます。
よって、明8日から18日までの11日間は休会することに決しました。
次の本会議は、12月19日午前9時30分から再開いたします。
本日は、これにて散会いたします。
お疲れさまでした。
散 会 午前11時32分...