稲美町議会 2017-06-09
平成29年第246回定例会(第1号 6月 9日)
第 6.(平成29年度)
報告第 1号 平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告に
ついて
第 7.報告第 2号 平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書の報告について
第 8.議案第 14号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
第 9.議案第 15号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
議案第 16号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 17号 稲美町
重度障害者・
母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正
する条例の制定について
第10.議案第 18号
稲美町立母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)請負契約の締結につ
いて
第11.議案第 19号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の締結について
第12.議案第 20号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)
1.会議に付した事件
第 1.
会議録署名議員の指名
第 2.会期の決定
第 3.諸報告
第 4.
議員派遣について
第 5.(平成28年度)
報告第 3号
専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 2号
専決処分書(稲美町税条例の一部を改正する条例について)
報告第 4号
専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 3号
専決処分書(稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例に
ついて)
報告第 5号
専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 4号
専決処分書(稲美町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正す
る条例について)
報告第 6号
専決処分したものに承認を求めることについて
専決第 5号
専決処分書(平成28年度稲美町
一般会計補正予算第5号)
第 6.(平成29年度)
報告第 1号 平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告に
ついて
第 7.報告第 2号 平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書の報告について
第 8.議案第 14号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
第 9.議案第 15号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
議案第 16号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第 17号 稲美町
重度障害者・
母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正
する条例の制定について
第10.議案第 18号
稲美町立母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)請負契約の締結につ
いて
第11.議案第 19号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の締結について
第12.議案第 20号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)
1.会議に出席した議員(15名)
1番 山 田 立 美 2番 大 山 和 明
3番 河 田 公利助 4番 吉 田 剛
5番 池 田 いつ子 6番 木 村 圭 二
7番 池 田 博 美 9番 藤 本 操
10番 長谷川 和 重 11番 関 灘 真 澄
12番 大 路 恒 13番 辻 元 誠 志
14番 山 口 守 15番 杉 本 充 章
16番 赤 松 愛一郎
1.会議に欠席した議員(なし)
1.会議に出席した説明員(11名)
町長 古 谷 博
副町長 大 竹 正
経営政策部長 大 西 真 也
健康福祉部長 井 澤 尚 昭
経済環境部長 山 本 平 八
地域整備部長 本 岡 利 章
会計管理者 藤 原 良 知
企画課長 藤 田 浩 之
教育長 松 尾 哲 子
教育政策部長 松 田 典 浩
教育政策部生涯
学習担当部長 繁 田 泰 造
1.会議に出席した
事務局職員(2名)
事務局長 本 岡 秀 己
事務局次長 藤 本 馨
開 会 午前 9時30分
……………………………………
開 会 あ い さ つ
○議長(
池田博美) おはようございます。
第246回稲美町定例会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
麦の収穫もやっと終え、田植えの季節を迎えておりますが、議員の皆さんにはご健勝にてご出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
さて、
今期定例会は
専決処分、人事案件、平成29年度補正予算など、多数の重要案件を審議するものであります。
議員各位には慎重審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願いいたしまして、開会のごあいさつといたします。
ただいまの出席議員は15人で、
議員定足数に達しております。
よって、第246回稲美町定例会は成立いたしましたので、開会いたします。
ただいまから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付いたしております。
直ちに日程に入ります。
……………………………………………
日程第1.
会議録署名議員の指名
……………………………………………
○議長(
池田博美) 日程第1は、
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、
稲美町議会会議規則第127条の規定により、議長から指名いたします。
2番、
大山和明議員、3番、河田公利助議員、以上2議員にお願いいたします。
………………………………
日程第2.会期の決定
………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から6月26日までの18日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、
今期定例会は、本日から6月26日までの18日間とすることに決しました。
…………………………
日程第3.諸報告
…………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第3、諸報告であります。
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。
次に、監査委員から
例月出納検査の報告がありましたので、その写しを配付いたしております。
次に、
議会広報編集特別委員会が閉会中に開催されました。その調査の
概要報告書を配付いたしております。
次に、閉会中に
総務福祉文教常任委員会、
生活産業建設常任委員会が開催されました。その調査の
概要報告書を配付いたしておりますので、ご了承願います。
次に、兵庫県
商工団体連合会会長及び加古川・
加古民主商工会会長から、「『地方税の
特別徴収税額の決定・
変更通知書に共通番号を記載しないこと』の陳情」が議長宛てに提出されています。その写しを配付いたしておりますので、ご了承を願います。
次に、私が出席したものについてご報告申し上げます。
4月24日に神戸市で開催された兵庫県
町議会議長会 正副会長会議、26日に姫路市で開催された
播磨地方拠点都市地域市町議会協議会総会、5月10日に神戸市で開催された兵庫県
町議会議員公務災害補償組合第182回
組合議会定例会、兵庫県
町議会議長会臨時総会及び
評議員会議、16日に加古川市で開催された
東播臨海広域行政協議会第96回審議会、25日に神戸市で開催された兵庫県
町議会議長会第68回定期総会、28日に播磨町で開催された播磨町町制施行55周年記念式典、30日に東京都で開催された第11回
東京加古川会、31日に東京都で開催された
町村議会議長・副
議長全国研修会、6月4日に加古川市で開催された
東播磨南北道路北工区
起工式記念式典に出席いたしました。
次に、
議員派遣についてご報告申し上げます。
6月4日に加古川市で開催された
東播磨南北道路北工区
起工式記念式典に
池田いつ子副議長、
生活産業建設常任委員会委員長 河田公利助議員を、それぞれ派遣しております。
以上で、私からの諸報告は終わります。
次に、町長から諸報告を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) おはようございます。
梅雨に入りまして、町内では田植えの真っ最中でございまして、まさしく町が最も活気づく季節となってまいりました。太陽の光に輝きます水田が広がるこの風景は、わが稲美町の誇る大切な資源でございまして、次の世代に受け継いでいかなきゃならないと、このように感じております。
本日、第246回稲美町定例会の開催をお願い申し上げましたところ、
議員各位にはご健勝にて全議員のご出席を賜り、厚くお礼申し上げます。
また、昨日、一昨日と、この246回稲美町定例会の開催に時を同じくいたしまして、町内の
ボランティアグループ花一輪によります、玄関両方の花の植え替え、夏向きの花に植え替えていただいておるところでございます。そして、議会の初日が今日ということで、昨日、また一昨日は大雨の中作業をしていただいて、議会の先生方によろしくということで、改めましてご披露申し上げますとともに、また水やり等々で見かけられましたら、労いの言葉なりともかけていただければと、このように思います。
それでは、諸報告を申し上げたいと存じます。
まず、4月10日に兵庫県公館におきまして、平成29年度第1回
県市町懇話会が開催をされまして、出席をしてまいりました。平成29年度の兵庫県の施策について、知事から話がございました。担当の部長からもるる説明がございましたので、それを伺い、またそれぞれの立場からの意見交換を行ったところでございます。
次に、4月28日に
兵庫県民会館におきまして、兵庫県町村会の理事会が開催をされ、平成29年度の町村会総会議案について協議をいたしてまいりました。
また同日、引き続き兵庫県町
土地開発公社の理事会が開催をされまして、平成28年度の
事業報告、また
収支決算等について承認をしてまいりました。
続く5月16日に、
加古川市役所におきまして、
加古川勤労者福祉サービスセンター評議会が開催をされまして、平成28年度の
事業報告及び
収支決算等について承認をしてまいりました。
また同日、引き続きまして
東播臨海広域行政協議会の第96回審議会が開催をされまして、平成28年度の
事業報告及び
歳入歳出決算認定について承認してまいりました。
次に、5月22日に
姫路キャッスルグランビリオホテルにおきまして、
播磨地方拠点都市推進協議会及び
播磨広域連携協議会の総会が開催をされまして、平成28年度
事業報告及び
歳入歳出決算並びに平成29年度の事業計画及び
歳入歳出予算について承認してまいりました。
また、
播磨地方拠点都市推進協議会においては、任期満了に伴います役員改選で、私は副会長に再任をされました。
次に、5月23日でございました。
ホテル北野プラザ六甲荘におきまして、兵庫県町村会の定期総会が開催をされまして、平成28年度
会務報告等について承認してまいりました。
次に、5月25日から26日にかけまして、静岡県御殿場市への加古郡
衛生事務組合の議会の行政視察に参加をしてまいりました。
最後でございますが、5月30日に東京におきまして、
東播臨海広域行政協議会によります
東京加古川会が開催をされまして、先ほど議長の報告にもございましたとおり、議長共々私も出席をしてまいりました。
以上、諸報告とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 以上で、諸報告は終わりました。
………………………………………
日程第4.
議員派遣について
………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第4、
議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。
議員派遣については、お手元に配付いたしております内容のとおり、
議員派遣を決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付いたしております内容のとおり、
議員派遣を行うことに決しました。
……………………………………………………………………………
日程第5.報告第3号から報告第6号まで 4
案一括上程
……………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第5、報告第3号
専決処分したものに承認を求めることについて、専決第2号
専決処分書(稲美町
税条例等の一部を改正する条例について)から、報告第6号
専決処分したものに承認を求めることについて、専決第5号
専決処分書(平成28年度稲美町
一般会計補正予算第5号)までの4案を一括議題といたします。
これより、報告第3号から報告第6号までの4案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました、平成28年度、報告第3号から報告第6号までの提案理由の説明を順次申し上げます。
まず、報告第3号、専決第2号につきましては、
地方税法及び
航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律等の公布に伴いまして、稲美町税条例の一部を改正しようとするものでございます。
次に、報告第4号、専決第3号につきましても、
地方税法及び
航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律等の公布に伴いまして、稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正しようとするものでございます。
次に、報告第5号、専決第4号につきましては、
非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令等の一部改正に伴いまして、稲美町
消防団等公務災害補償条例の一部を改正しようとするものでございます。
最後でございます。報告第6号、専決第5号の平成28年度稲美町
一般会計補正予算第5号につきましては、歳入歳出それぞれに6,108万7,000円を増額いたしまして、補正後の総額を116億1,548万6,000円にしようとするものでございます。
以上、それぞれの案件につきまして、担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 次に、
補足説明を順次求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、報告第3号 専決第2号 稲美町税条例の一部を改正する条例についての
補足説明を申し上げます。
議案書は、1ページから11ページまででございます。
今回の改正は、
地方税法及び
航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律等が、平成29年3月31日に公布され、平成29年4月1日から施行されることに伴い、条例を改正するものでございます。
また、改正後の新条例を平成29年度の賦課から適用させる必要があるため、
専決処分とさせていただいております。
改正の主な内容は、
個人住民税の
配偶者控除及び
配偶者特別控除の見直しに伴うものや、
軽自動車税について環境性能に応じた
グリーン化特例措置の
適用期間を2年間延長することなどでございます。
詳細につきましては、
参考資料の
新旧対照表によりご説明申し上げます。
参考資料の1ページをお願いいたします。
第33条は、
特定配当等及び
特定株式等譲渡所得金額に係る所得について、
課税方式を決定できることを規定するものでございます。
2ページをお願いいたします。
第34条の9は、第33条の改正に伴う
条文整備でございます。
2ページから6ページまでの第48条及び第50条は、法人の町民税に関し、延滞金の計算期間について所要の整備を行うものでございます。
6ページの第61条は、震災等により滅失等をした償却資産にかわる償却資産に対する
固定資産税の
課税標準の特例について規定するものでございます。
第61条の2は、
家庭的保育事業、
居宅訪問型保育事業及び
事業所内保育内事業に係る
固定資産等の
課税標準に関し、わが町特例を導入することによる
条文整備でございます。
7ページをお願いいたします。
第63条の2は、居住用超
高層建築物に係る
区分所有家屋の補正の方法の申し出の規定の改正に伴う
条文整備でございます。
7ページから8ページにかけまして、第63条の3は、
被災市街地復興推進地域における
固定資産税の案分規定の改正に伴う
条文整備でございます。
9ページをお願いいたします。
第74条の2は、
被災住宅用地等に対する
固定資産税の
課税標準額の特例規定の改正に伴う
条文整備でございます。
附則第5条は、個人の町民税の所得割の非課税の範囲に関し、
控除対象配偶者の定義変更に伴い、
控除対象配偶者を同一
生計配偶者とするものでございます。
10ページをお願いいたします。
附則第8条は、肉用牛の売却に係る町民税の課税の特例に関し、
適用期間を3年間延長するものでございます。
附則第10条は、
固定資産税の
課税標準に係る読み替え規定の
条文整備でございます。
10ページから11ページにかけまして、附則第10条の2の第5項から第9項までは、引用条文の整備を、第10項及び第11条は、
企業主導型保育事業及び市民緑地に係る
固定資産等の
課税標準に関し、わが町特例を導入することによる
条文整備でございます。
11ページから14ページになりますが、附則第10条の3の第2項から第8項まで及び第11項は引用条文の整備を、第9項及び第10項は
認定長期優良住宅に対する
固定資産税の減免の規定を追加するものでございます。
14ページから15ページにかけまして、附則第13条の12は、
都市計画税の
課税標準の特例の整備に伴う改正でございます。
15ページをお願いいたします。
附則第16条は、第3項は条文の整備を、第5項から第7項までは
軽自動車税の税率の特例について、燃料性能に応じた
グリーン化特例の重点化を行った上で、平成31年度まで2年間延長する規定を追加するものでございます。
16ページから17ページにかけまして、附則第16条の2は、偽りその他不正があった場合における軽自動車の賦課徴収の特例を定めたものでございます。
17ページの附則第16条の3は、
上場株式等に係る
特定配当等に係る町民税について、
課税方式を決定できることを規定するものでございます。
18ページをお願いいたします。
附則第17条の2は、優良住宅の造成等のために土地等を譲渡した場合の
長期譲渡所得に係る町民税の課税の特例に関し、
適用期間を3年間延長するものでございます。
18ページから19ページにかけまして、附則第20条の2は、
特例適用利子等及び
特例適用配当等に係る個人の町民税について、
課税方式を決定できることを規定するものでございます。
19ページから20ページにかけまして、附則第20条の3は、
条約適用利子等及び
条約適用配当等に係る個人の町民税について、
課税方式を決定できることを規定するものでございます。
次に、議案書の9ページをお願いいたします。
附則の第1条におきまして、施行期日を、第2条から11ページまでの第5条までにおきまして、町民税、
固定資産税、
軽自動車税及び
都市計画税に関する経過措置を、11ページの第6条におきまして、平成26年の
税条例等の一部改正条例の一部を改正する旨を規定しております。
以上で、報告第3号 専決第2号 稲美町税条例の一部を改正する条例についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 続いて、井澤尚
昭健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) それでは、私のほうから報告第4号 専決第3号 稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての
補足説明を申し上げます。
議案書は、12ページから14ページでございます。
今回の改正は、
地方税法及び
航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律等が、平成29年3月31日に公布されたことに伴う改正でございます。
施行期日上、早急に改正する必要が生じましたので、
専決処分とさせていただきました。
詳細につきましては
参考資料の
新旧対照表によりご説明申し上げますので、
参考資料の21ページをお願いいたします。
第21条、
国民健康保険税の減額の改正でございます。
低所得者に対する軽減措置の拡充としまして、第2号では5割軽減の
所得判定基準を26万5,000円から27万円に引き上げ、第3号では、2割軽減の
所得判定基準を48万円から49万円に、それぞれ引き上げるものでございます。
議案書の14ページにお戻りください。
附則第1項におきまして、この条例は29年4月1日から施行すると定めております。
附則第2項におきましては、適用区分を定めております。
改正後の規定は、平成29年度以後の年度分の
国民健康保険税について適用し、平成28年度分までの
国民健康保険税については、なお従前の例によるものとしております。
以上で、報告第4号 専決第3号(稲美町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 続いて、
山本平八経済環境部長。
○
経済環境部長(山本平八) それでは、私のほうから報告第5号 専決第4号 稲美町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についての
補足説明を申し上げます。
議案書は15ページから17ページ、
参考資料は22、23ページでございます。
議案書の15ページをお開きください。
今回の改正は、
非常勤消防団員等に関わる損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が、平成29年3月29日に公布され、平成29年4月1日より施行されることに伴い、条例を改正するものでございます。また、改正後の新条例を平成29年4月1日から適用させる必要があるため、3月31日付けで
専決処分とさせていただいております。
改正の主な理由は、非常勤消防団員またはその扶養家族に支給される損害補償の基礎額の加算額及び加算の対象者については、給与法で定められている扶養手当の支給額及び支給対象をもとに定められています。平成28年11月の給与法の改正により、平成29年度以降、扶養手当支給額が改正されることになったことに伴い、
非常勤消防団員等に関わる損害補償の基準を定める政令の一部が改正となり、本町においても
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するものでございます。
改正の内容につきましては、
参考資料の
新旧対照表をもとに説明をさせていただきます。
22ページをご覧ください。
第5条第2項の改正は、国の示す条例の例に従って文言修正を行うものでございます。
次に、23ページ、第5条第3項につきましては、第2号で子及び孫としていたものを、それぞれの加算額が定められたことにより孫を第3号とし、以下の号を繰り下げるものにし、各々の加算額の改正を行うものでございます。
第5条第4項につきましては、文言修正でございます。
議案集17ページにお戻りください。
附則第1項におきまして施行日を、附則第2項は、稲美町
消防団員等公務災害補償条例の一部改正に伴う経過措置でございます。
以上で、報告第5号、専決第4号 稲美町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 続いて、
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、報告第6号 専決第5号
専決処分書(平成28年度稲美町
一般会計補正予算第5号)の
補足説明を申し上げます。
6ページ、7ページの歳入から順次説明をさせていただきます。
1款町税、1項町民税、2目法人、1億1,571万8,000円の増額でございます。これは、主に製造業等において業績が好調な企業があったためでございます。
5款株式等譲渡所得割交付金、4,209万7,000円の減額でございます。これは、交付金の確定によるものでございます。
6款地方消費税交付金、6,323万2,000円の減額でございます。こちらも交付金の確定によるものでございます。
9款地方交付税、4,250万円の増額でございます。これは、特別交付税の確定によるものでございます。
13款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、94万円の減額でございます。これは、細節4、地方創生加速化交付金の減額で、稲美フルーツレインボープロジェクトの事業費の確定に伴う減でございます。
19款諸収入、4項1目雑入、913万8,000円の増額でございます。これは、細節20健康づくり施設管理収益納付金の実績確定に伴う増額で、いなみアクアプラザの総収入が9,000万円を超えた場合、超えた額の20%を町へ納付する協定書に基づくものでございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号10、財政調整基金積立事業、5,359万8,000円の増額でございます。これは、歳入歳出補正額の調整により、譲与分を財政調整基金に積み立てるものでございます。
6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、事業番号7、果樹振興事業、160万9,000円の減額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げましたいなみフルーツレインボープロジェクトの事業費の確定に伴う減でございます。
8款土木費、4項都市計画費、6目公園管理費、事業番号3、健康づくり施設整備基金積立事業、909万8,000円の増額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げました健康づくり施設の納付金を健康づくり施設整備基金へ積み立てるものでございます。
以上で、平成28年度稲美町
一般会計補正予算第5号の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第6.報告第1号 平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書
の報告について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第6、報告第1号 平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。
これより、報告第1号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました、平成29年度報告第1号についての提案理由の説明を申し上げます。
報告第1号は、平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についてであります。
この件につきましては、平成28年度の定例会におきまして、稲美町一般会計予算の繰越明許費として議決していただいたものでございます。
担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 次に、
補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、報告第1号 平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての
補足説明を申し上げます。
2ページをお願いいたします。
平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてでございます。
2款総務費、1項総務管理費の情報連携対応事業は、予算額99万9,000円を、全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額一般財源でございます。
3項戸籍住民登録費の個人番号カード交付事業は、予算額240万7,000円を、全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額国県支出金でございます。
4款衛生費、2項清掃費の広域ごみ処理事業は、予算額793万5,000円を、全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額一般財源でございます。
8款土木費、4項都市計画費の田園集落まちづくり計画作成事業は、予算額140万4,000円を、全額翌年度へ繰り越ししております。財源は、全額一般財源でございます。
10款教育費、2項小学校費の小学校大規模改造事業は、予算額3億2,140万5,000円を、全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が8,015万7,000円、地方債が2億3,250万円、一般財源が874万8,000円でございます。
3項中学校費の中学校大規模改造事業は、予算額3億1,551万7,000円を、全額翌年度へ繰り越ししております。財源内訳は、国県支出金が8,952万4,000円、地方債が2億2,360万円、一般財源が239万3,000円でございます。
以上で、報告第1号 平成28年度稲美町
一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、報告第1号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、報告第1号に対する質疑を終結し、報告を終了いたします。
……………………………………………………………………………………………………
日程第7.報告第2号 平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書の報告
について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第7、報告第2号 平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書の報告についてを議題といたします。
これより、報告第2号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました報告第2号についての提案理由の説明を申し上げます。
報告第2号は、平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書の報告についてであります。
この件につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものでございます。
担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 次に、
補足説明を求めます。
本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) それでは、報告第2号 平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書の報告についての
補足説明を申し上げます。
2ページをお願いいたします。
平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書でございます。
1款資本的支出、1項建設改良費、西部配水系バイパス管新設工事でございますが、予算額1億1,361万6,000円のうち、支払義務発生額3,940万円で、7,421万6,000円を翌年度へ繰り越ししております。
財源としましては、企業債4,000万円、当年度損益勘定留保資金3,421万6,000円でございます。
以上で、報告第2号 平成28年度稲美町
水道事業会計予算繰越計算書の報告についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、報告第2号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 繰り越しをしなければならなかった大きな主な理由といいますか、どういうことがあったのかということを説明願いたいと思います。
○議長(
池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 繰り越し理由の主なところの説明をさせていただきます。
本工事は11月初旬に契約をし、3月末完成を目指して、2工区を発注して工事を進めておりましたが、まず、主に琴池北側の町道に埋設する第1工区では、水道管埋設ルートにケアハウス、サンライズの配水管等があり、これを移設するのに不測の期間が要しました。また、国安区画整理地内から琴池地区への町道に埋設する第2工区では、農業用水管などの既設管をよけて埋設するのに不測の調査期間を要したこと、また本管埋設に支障があったガス管の移設に相当の期間を要したことで、工程で遅れが生じ、繰り越しということになりました。
以上でございます。
○議長(
池田博美) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) そうしますと、入札が不調で終わったとかいうことではなくて、今の説明ですと、事前にそうしたことは調査をされて、十分わかっておったものではないのかと思いますけども、なかなかわからなかったということなんでしょうか。
いかがでしょうか。
○議長(
池田博美) 本岡利章
地域整備部長。
○
地域整備部長(本岡利章) 不調とかそういうものはございませんでした。埋設管に関しましては、下水管等は位置等確認はできますが、ガス管、それから今ご説明申し上げました農業用水管、それから、ケアハウスの配水管等に関しては、実際ちょっと試掘等をしてみて発見されたというようなところで、地下埋設物に関しましては多々そういうことがございます。
ということで、期間を要したということでございます。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、報告第2号に対する質疑を終結し、報告を終了いたします。
……………………………………………………………………………………………………
日程第8.議案第14号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることに
について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第8、議案第14号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
これより、議案第14号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました、議案第14号の
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、現在人権擁護委員としてご活躍いただいております前田朋子氏の任期が平成29年12月31日をもって満了となります。引き続いて、前田氏に人権擁護委員にご就任いただきたいと考えており、兵庫県加古郡稲美町森安23番地の5、前田朋子氏、昭和22年8月4日生まれを
人権擁護委員候補者に推薦したいと思いますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見を求めようとするものでございます。
よろしくご審議を賜りまして、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第14号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第14号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 反対討論を行います。
前回の提案の際に、人権擁護委員法第6条第3項のどこに該当するのかということが明確な説明がございませんでした。等を採用したとのことでありました。今回の提案も広く人材を確保するとの観点で提案されたものとは、とても思えません。弁護士、報道関係者などの人材も必要であると考えております。
以上の理由で、反対といたします。
○議長(
池田博美) 次に、賛成討論の発言を許します。
15番、杉本充章議員。
○15番(杉本充章) 賛成討論をいたします。
一人一人が違いを認め合い、お互いの人権を尊重しあう社会を築いていくことが、今後さらに求められています。この度の
人権擁護委員候補者である前田朋子氏は、人権擁護について大変理解が深く、現在ご活躍をいただいています。人格、識見は高く、町民の皆さんの信頼も厚い人であります。人権侵害のない共生社会実現のため、さらなるご活躍をお願いし、賛成といたします。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第14号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、適任と認めることに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
池田博美) 起立多数であります。
よって、本案は適任と認めることに決しました。
…………………………………………………………………………………
日程第9.議案第15号から議案第17号まで 3
案一括上程
…………………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第9、議案第15号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第17号 稲美町
重度障害者・
母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3案を一括議題といたします。
これより、議案第15号から議案第17号までの3案に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第15号から議案第17号までの提案理由の説明を順次申し上げます。
まず、議案第15号でございますが、人事院規則の一部改正に伴いまして、職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。
次に、議案第16号につきましては、地方公務員法等の一部を改正する法律の改正に伴い、人事評価制度によって、職員の能力及び実績に基づく人事管理を行うため、職員の給与に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。
最後でございますが、議案第17号につきましては、県の福祉医療費助成事業実施要綱の改正に伴いまして、稲美町
重度障害者・
母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正しようとするものでございます。
それぞれ、担当部長のほうから補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 次に、
補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第15号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明を申し上げます。
議案書は、19ページから20ページまででございます。
今回の改正は、職員の
育児休業等の一部を改正する人事院規則の改正に伴い、条例を改正しようとするものでございます。
詳細につきましては、
参考資料の
新旧対照表によりご説明申し上げます。
参考資料の24ページをお願いいたします。
第3条第6号の改正は、同一の子で二度目の育児休業を承認することができる特別の事情について、保育所・認定こども園などの保育所等に申込みを行っているが、当面その実施が行われないことを追加するものでございます。
第4条の改正につきましても、先ほどと同様に育児休業の期間の再度の延長ができる特別の事情について、保育所等に申込みを行っているが、当面その実施が行われないことを追加するものでございます。
24ページから25ページにかけまして、第10条第7号につきましても育児短時間勤務の終了の日の翌日から起算して1年を超えない場合に、育児短時間勤務をすることができる特別の事情について、保育所等に申込みを行っているが、当面その実施が行われないことを追加するものでございます。
次に、議案書の20ページをお願いいたします。
附則におきまして、この条例は公布の日から施行することとしております。
以上で、議案第15号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明とさせていただきます。
続きまして、議案第16号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明を申し上げます。
議案書は、21ページから22ページまででございます。
今回の改正は、地方公務員法等の一部改正に伴い、直近の人事評価の結果を勤勉手当の成績率に反映させるため、条例を改正しようとするものでございます。
詳細につきましては、
参考資料の
新旧対照表によりご説明申し上げます。
参考資料の26ページをお願いいたします。
第22条の改正は、「在職する職員に対し」の後に、「その者の基準日以前における直近の人事評価の結果及び」を加え、その者の勤務成績を勤務の状況に改めるものでございます。これは、勤勉手当に係る勤務状況を判断する資料として、直近の人事評価の結果を加え、勤勉手当の成績率の評価基準をより明確にするものでございます。
次に、議案書の22ページをお願いいたします。
附則におきまして、この条例は公布の日から施行とし、改正後の職員の給与に関する条例の規定は、平成29年6月1日から適用することとしております。
以上で、議案第16号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 続いて、井澤尚
昭健康福祉部長。
○
健康福祉部長(井澤尚昭) それでは、私のほうから議案第17号 稲美町
重度障害者・
母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明を申し上げます。
議案書は、23ページ、24ページでございます。
今回の改正は、県の福祉医療費助成事業実施要綱が、平成29年4月1日に改正されたことに伴う改正でございます。
詳細につきましては、
参考資料の
新旧対照表によりご説明申し上げますので、
参考資料の27ページをお願いいたします。
別表3の改正でございます。
地方税法附則第7条の2、第4項の規定を追加する改正でございます。
地方税法の改正により、ふるさと納税ワンストップ特例制度で、
個人住民税の申告特例控除が設けられておりますが、稲美町
重度障害者福祉医療費助成制度の所得制限の算定につきましては、これまでのふるさと納税に係る
個人住民税と同様に、控除適用前の額で算出するための改正でございます。
議案書の24ページにお戻りください。
附則第1項におきましては、この条例は29年7月1日から施行すると定めております。
附則第2項におきましては、経過措置を定めております。
この条例の施行日前につきましては、従前の例によるものとしております。
以上で、議案第17号 稲美町
重度障害者・
母子家庭等福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時18分
……………………………………
再 開 午前10時35分
○議長(
池田博美) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
……………………………………………………………………………………………………
日程第10.議案第18号
稲美町立母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)請負契
約の締結について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第10、議案第18号
稲美町立母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)請負契約の締結についてを議題といたします。
これより、議案第18号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第18号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第18号につきましては、
稲美町立母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)請負契約を締結しようとするものでございます。
契約金額につきましては、2億1,384万円でございます。
契約の相手方は、兵庫県加古郡稲美町北山2番地の65、岡本設計工房株式会社 代表取締役 岡本一郎でございます。
この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
担当部長から補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 次に、
補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第18号
稲美町立母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)請負契約の締結についての、契約関係の
補足説明を申し上げます。
議案書の25、26ページをお願いいたします。
議案書の26ページは、入札に関する
参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成29年4月18日に役場本館201会議室で開催し、入札の方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。
そして、開札の日時につきましては、平成29年5月24日午前10時から、開札の場所は役場本館303会議室でございます。
入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。
本件につきましては、入札業者数2社、有効入札業者数2社でございました。
続きまして、
参考資料の32ページをお願いいたします。議案書25ページの補足資料でございます。
予定価格は、税抜きで2億8,305万1,000円。最低制限価格は、税抜きで1億6,983万円に対し、各社の入札金額はご覧のとおりでございます。
落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした中で最も低い入札金額を提示した岡本設計工房株式会社でございます。
議案書の26ページにもう一度お戻り願います。議案書の26ページの6番になります。
従いまして、岡本設計工房株式会社の落札金額に消費税を加えました2億1,384万円で契約しようとするものでございます。
工期につきましては、平成29年6月10日から平成29年8月31日までといたしております。
以上で、契約関係の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 続いて、松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) それでは、議案第18号
稲美町立母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)請負契約の締結についての工事関係についての
補足説明を申し上げます。
参考資料の28ページから31ページまでの資料により説明させていただきます。
28ページは改修建物の概要と施工概要、29ページから30ページは改修後の管理教室棟の教室、廊下、便所、昇降口等の1階から3階及び屋上の平面図、31ページはその立面図でございます。
母里小学校の、今回改修工事を行う管理教室棟は、昭和37、38、46年建築で、昭和63年、平成3年に大規模改造が行われ、改造後26年が経過し、教室や廊下などさまざまな箇所に雨漏りや、一部の教室ではそれによる天井ボードの落下も確認されており、建物はかなり老朽化しています。
母里小学校の大
規模改造工事は、平成29年度から31年度の3カ年の予定で行い、平成29年度は管理教室棟の、昭和51年建築で平成10年に大
規模改造工事を行った部分を除いた、延面積2,162平米の老朽改修、トイレ改修及び屋上に太陽光発電設備新設を行います。
資料の28ページの施工概要で、管理教室棟の老朽施設改修とトイレ改修について説明いたします。
まず、管理教室棟の老朽施設改修でございます。
外部につきましては、屋上は管理教室棟の全面を防水シートの貼り替えと、19.4キロワットの電力を発電できる太陽光発電設備を新設し、外壁は壁面補修及び塗装を行います。
内部につきましては、教室床のフローリング貼り替え、廊下の長尺シートの貼り替えを行います。
天井はすべて貼り替えるとともに、照明器具はすべてLED照明に取り替えます。
内壁は、塗装を塗り替え、建具は、昇降口、教室などの出入口の扉を取り替えるとともに、ガラスは安全性の高い強化ガラスに取り替えます。また、設備につきましては総合監視盤・非常業務放送設備を更新し、幹線配線、放送・自動火災報知設備を取り替え、太陽光発電の配線を新設するとともに、給排水・衛生器具・消火・換気設備の取り替えを行います。
次に、トイレ改修につきましては、床の段差を解消し、乾式トイレへと仕様を変更して、天井、床、内壁をすべて更新します。また、便器は洋式トイレへの改修を行い、かつ便座は暖房便座にし、手洗いはすべて自動水栓にいたします。
今回のⅠ期工事については、国の補正予算による平成28年12月と平成29年3月補正予算を議決いただいたものを平成29年度に繰り越して、平成29年8月末日の完了を目指すものでございます。
Ⅰ期工事の施工範囲は、29ページから31ページの図面の赤く表示をしている部分でございます。
議案書の26ページをお願いします。
工期は、平成29年6月10日から平成29年8月31日の間としており、工事の施工に当たっては、できるだけ学校の授業に影響が出ないよう、主に夏休み期間中に工事を行う予定でございます。
以上、簡単ではございますが、母里小学校大
規模改造工事(Ⅰ期)の工事関係の概要説明とさせていただきます。
よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第18号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 今回も2社の入札の参加者ということで、東日本大震災の復興とか東京オリンピックと、さまざまな要因で人員の確保が困難ということでしたけども、近年入札参加業者が減っておるということの分析、変わらないとは思いますけども、改めてお尋ねをしておきたいと思います。
条件付きの郵便型一般競争入札の条件の内容についても、説明をお願いいたします。
工事の内容ですけども、もともとこうした学校施設の改造ということでやられてますけど、これ建て替えということはですね、どのくらいの年数を目途にされておるのか、私は、このぐらいたてばもう建て替えということをですね、検討してもいいような、50年以上たっていますので、思いますので、その点をですね、今後のこともありますからお尋ねをしておきたいと思います。
太陽光発電の設備につきまして、どの程度の工事費を見込んでおるのか。発電の電気量もどの程度見込んでいるのかということもお尋ねをしておきたいと思います。
LEDのことを前回申し上げましたけども、私、眼鏡交換、レンズ交換するのにですね、LED対応のレンズがあるというのを聞きまして、それで初めてLEDはそういうものなのかなというのを初めて知りましたけども、ブルーライト、発光ダイオードはブルーライトが主体になっていまして、ブルーライトが目を疲れやすくするというんですか、目が疲れやすいというんですかね、そういうことでブルーライト、LED対応のレンズが発行されているぐらいですので、すぐに目が悪くなるとかですね、いうことはないとは思いますけども、そういうことも言われているんだということは十分検討はですね、調査はしていただきたいということも改めて申し上げておきたいと思います。
その点、以上答弁をお願いいたします。
○議長(
池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) まず、入札参加の業者が少ない理由でございますが、同じでございますが、近年、近隣市町においても学校施設等の公共施設の老朽化に伴う改修工事が多く発注されております。その関係で、入札の業者数は少ない状況でございます。他市町においても応札する建設業者が少なく、入札中止となるケースも出てきているところでございます。
大きな観点からは、当町でも平成28年度に公共施設等総合管理計画を策定いたしましたが、近年、地方公共団体が保有する公共施設全体の老朽化対策が重要な課題となっていることが、大きな要因と思われます。
また、職人については確保が難しい状況が続いております。これは、建築業界全体の問題ではありますが、職人の高齢化が進む一方で、きつい、危険な仕事といった理由で若手の育成が進んでいない状況にございます。
また、従前から言われております東日本大震災の復興事業やアベノミクスの経済対策などの影響も、これも継続をしております。
また、最近ではさらに2020年に開催をされます東京オリンピックに向けて、首都圏などで建築需要が高まっていると、こうしたことも影響しているのではないかと思われます。
次に、応募資格要件の主なものを申し上げます。
特定建設業の許可を有すること、本店、支店、営業所等が兵庫県内にあること、経営規模等の総合評点値が、町内業者は650点以上、町外業者は1,100点以上であること、現場代理人及び監理技術者を専任で配置できること、町外業者が落札した場合は町内業者と契約金額の10%以上の下請契約をすることなどでございます。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) まず、大規模改造か建て替えかというところなんですけども、現在のところは大規模改造により進めていきたいというふうに考えております。何年たてば建て替えをするかというところにつきましては、今のところ、この年数については大規模改造で対応していきたいというふうに考えております。
続きまして、太陽光発電の工事費でございます。実施設計ベースで1,880万円弱でございます。電気量につきましては、年間予想発電量ということで、19.4キロワットの発電ということで、19.4掛ける24時間掛ける365日掛ける稼働率15%とみまして、年間2万5,491キロワットアワーというふうに予想しております。
LEDのブルーライトにつきましては、先ほど指摘があった件につきましては、研究課題とさせていただきたいと思っておりますけど、今のところは全国各地でもLED電気を使っていっておるところでございますので、稲美町としましてもLED電球で対応していきたい、整備を進めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(
池田博美) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 町内650点以上と、前回と同じだったんですかね。町外1,100点以上ということですけども、町内業者、該当する業者は何社あったのかということを、町外業者、県内の中の町外業者というのは1,100点以上で何社あったのかということも、改めてお尋ねしたいと思います。
50年以上たちまして大規模改造ということですけども、私が卒業しました小学校は、もう2回建て替えをしております。50年ちょっとになると思うんですけども。そういうことを考えますとですね、50年以上たってまだ頑張っているというのは、頑張ってもらうのはいいんですけど、やはりそれも限度があるだろうというふうに思いますので、年数は決められないとはいっても、そんなに長く持たせられるもんでもないだろうし、計画を持ってですね、これも今後は建て替えということもですね、考える必要があるんではないかというふうに思っておりますので、その点をもう一度申し上げておきたいと思います。
結局、電気料金としてはどのくらいになるのかということは、前回の時には説明がございましたので、だいたい電気料金というのはどのくらい見込んでいるのかということをお尋ねしたいと思います。
○議長(
池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 経審の点数につきましては、町内業者が650点以上、町外業者は1,100点以上ということで、北中学校のⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期工事と同じでございます。
それから、応募対象の業者数でございますけども、町内業者が4社、町外業者が68社、合計で72社でございます。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 50年たって大規模改造か建て替えかというのは、やっぱり調査をしていかなならない部分やと思います。今後の検討課題とさせていただきたいと思います。
続きまして、電気代の削減なんですけども、先ほど2万5,491キロワットアワーというふうに予想しているということで、太陽光発電により賄える年間の料金は、約53万円ぐらいかなというふうに見込んでおります。
以上でございます。
○議長(
池田博美) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 30年、太陽光発電の設備を設置しまして、この設備費用が電気料金で回収できるのが30年以上はかかるだろうということなんですけども、これが果たして本当にエコなのかということ、いろいろ今までも申し上げてまいりました。太陽光発電の設備の中には有害物質が含まれておりまして、一般の産廃としては、恐らく扱うことができないだろうというふうに思っています。有害物質を含んだもので、それがどんどんどんどん、学校を含めたあちこち、設置がされていくわけですけども、私はエコというような観点には立てないなというふうに思っております。見解は少し違うかもしれませんけども、太陽光発電設備につきましては、非常に、名目上はエコである環境に優しいというふうに言われていますけども、実態は、なかなかそうはいかないのが実態ではないかというふうに思っておりますので、そのように意見だけ申し上げておきたいと思います。
以上です。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) 私のほうでは、先ほどですね、28年度から29年度へ繰越明許の計算書が提出されました。それに伴いまして、この度入札で契約金額が確定したということで、この繰越計算書の中での財源内訳はどのように変化するのか、それをお尋ねしたいと思います。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) まず、予算で工事費で置いておりますのが、3億2,723万6,760円ということでございます。それの財源につきましては、国庫補助で8,015万円、起債で2億3,250万円、一般財源として1,457万9,760円というふうに内訳がなっているところでございます。
なお、それ中に設計委託であったり、改造の監理であったりという予算が含まれているということでございます。
○議長(
池田博美) 12番、大路 恒議員。
○12番(大路 恒) それでは、この計算書に示されている数字は、今のところ変更はないと、こういう理解でよろしいですか。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 3月補正の時に補正予算を組ませていただいたその金額が繰り越されたということでございます。工事費の歳出につきましては、その時に歳出で見込んでおった分を繰り越して、今年度予算を執行していくわけですけども、現年の一般財源も使用した上での工事を実施していくということになります。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
10番、長谷川和重議員。
○10番(長谷川和重) 3点ほどお尋ねしたいと思っておりますが、工期についてですけども、工期は、先ほど夏休みを中心に行うというようなことありましたけども、夏休み前の事前工事というのは何か取りかかる予定があるのかどうか。それと、この度のこの建物の大規模改修におきましては、ここにも書いてありますけども、屋上の防水シートの貼り替え、これは大きな工事のメインになると思うんですね。というのは、雨漏りがこの建物を壊していったというような状況で、普通でしたら老化また劣化というようなものが工事の大きな対象になってくるんですけど、雨漏り、水漏れいうことは、これは非常にもともとの躯体のコンクリートの建物に対しても大きな影響を与えているんじゃないかなと。鉄筋コンクリートですので、鉄筋の中の腐食等、この辺のところの検査もどういうふうにされたのか、またそれについての作業方法ですね、どういうふうに決めていかれたのか、その辺のところも教えてもらいたいと思います。
また、安全対策におきましても、町としての安全対策はどういうふうに工事を管理していくのか、その辺のところ、3点よろしくお願いします。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) まず、工期につきましては6月10日の契約になるわけですけども、それから資材を仕入れていったり学校との調整を行ってまいります。子どもらが夏休みになるまでの工事はどんな工事があるかというところ、ほかの東小学校であったり北中であったりというのを参考にしますと、足場を組んでいったり、シートを貼ったりという作業が、もしかしたら夏休み前に入るかもわかりません。ただし、工事の教室に入っての工事というのは、夏休みになってからということで進めてまいりたいというふうに考えております。
続きまして、防水シートを貼って、雨漏りがしておったからコンクリートは大丈夫かというところなんですけども、コンクリートの強度につきましては、剥がした時に錆とか亀裂が入っておりましたら、その時ごとに修正を加えていきたいというふうに工事の中でも考えておりますので、一から建て替えするんじゃなしに、そこに樹脂を注入をしていったりして補強をしてまいりたいというふうに考えております。
安全対策につきましては、過去の工事と同じようにガードマンの配置をしたり、子どもたちがそこの工事現場に入れないような囲いをしたりして対策を取ってまいりたいというふうに考えております。事故のないように進めてまいりたいというふうに思います。
以上でございます。
○議長(
池田博美) 10番、長谷川和重議員。
○10番(長谷川和重) 特にですね、鉄筋コンクリートの躯体処理、先ほど液を注入したりとかいうふうな作業工程上のお話されましたけども、特にやはりその辺のところをしっかりとやっていただいた上で工事を進捗していただいて、10年20年もつような、雨漏りがないような建物を重点的にお願いしたいと。後でコンクリートが劣化して割れてきたとかそういうようなことのないように、くれぐれもよろしく時間をかけてお願いしたいと思っております。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 十分注意してまいりたいというふうに考えております。
まず、先ほども言いましたけども、樹脂を入れたり、露筋が出てきたときに露筋の補修をしたりいうふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
11番、関灘真澄議員。
○11番(関灘真澄) 私のほうから1点伺います。
ここ年々、地球温暖化により高温多湿になってきております。そして、各学校での空調設備の件については、もう避けて通れない時代にきているのかなと、少し思うところであります。今回、母里小学校が大規模工事3カ年かけて、せっかくされますので、今後のことを考えて、教室のところにコンセントの位置の確保は、今のときにしておくべきじゃないかと思うんですが、いかがなんでしょうか。今回もそのお考えはないんでしょうか。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 今回の設計の中には、それは含まれておりません。
以上でございます。
○議長(
池田博美) 11番、関灘真澄議員。
○11番(関灘真澄) 私も以前に一般質問で空調設備の整備をいうことも申し上げましたが、その後、ある学校でのご父兄とか生徒さんのほうにご意見を伺いましたら、早急に皆さんが求めてはるわけでもなく、違うご意見も伺いましたので、非常に、いろいろ今後は考えていかないといけない面々だなあとは受け止めております。早急に今どうするべきかいうのは申しておりませんが、やはり今後は避けて通れない問題かとなってきておりまして、播磨町もこの度その方向性に進んでおりますので、やはり後付けになりましたらコンセントの位置も露出になってくるんじゃないかと思い、またその時の工事負担がまたかかってくるんじゃないかと思いますので、今後のことも考え、国の考えも受け止めていただきまして、普通教室にコンセント位置の確保など、私はされていたほうが、今後のことに経費の関係ではしやすいんじゃないかと思うところであります。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 空調設備につきましては、過去からご答弁申し上げておりますように検討課題とさせていただきたいというふうに言うておるところでございます。
今回、動力の空調を入れるためのコンセントというのは、なかなか今回の改修工事の申請の中に含んで、将来を見込んだ形での補助申請というのはできにくうございましたので含んでいないと。空調を付ける時には空調対象の補助金に乗っていきたいというふうに考えておるところでございます。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
5番、
池田いつ子議員。
○5番(
池田いつ子) 1点お尋ねいたします。
母里小学校の屋上に太陽光発電設備、19.4キロが設置されます。災害時には避難所となるわけでございますが、そういう蓄電池という、災害時の時に電気を使えるようなハード整備については、どのように考えておられるんでしょうか。
○議長(
池田博美) 松田典浩
教育政策部長。
○
教育政策部長(松田典浩) 災害時の時に太陽光発電で電気をという部分につきましては、蓄電器がやっぱりおっしゃるように必要でございます。蓄電器をこの度の補助金の中では含んで申請はしていないところでございます。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第18号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第18号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第11.議案第19号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の締結
について
……………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第11、議案第19号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の締結についてを議題といたします。
これより、議案第19号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第19号についての提案理由の説明を申し上げます。
議案第19号につきましては、稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約を締結しようとするものでございます。
契約金額につきましては、2億520万円でございます。
契約の相手方は、兵庫県姫路市西延末269番地の6、立建設株式会社 代表取締役 井上浩二でございます。
この案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めようとするものでございます。
担当部長のほうから補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜り、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 次に、
補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第19号 稲美町
役場庁舎本館耐震改修等工事請負契約の締結についての、まず契約関係の
補足説明を申し上げます。
議案書の27、28ページをお願いいたします。
議案書の28ページは、入札に関する
参考資料を上げさせていただいております。本件に関わる入札参加者審査会は、平成29年4月18日に役場本館201会議室で開催し、入札方法、入札の応募資格要件等について審議いたしました。
そして、開札の日時につきましては、平成29年5月24日10時20分から、開札の場所は役場本館303会議室でございます。
入札の方法は、郵便応募型条件付一般競争入札でございます。
本件につきましては、入札業者数2社、有効入札業者数2社でございました。
続きまして、
参考資料の40ページをお願いいたします。議案書27ページの補足資料でございます。
予定価格は、税抜きで2億6,408万1,401円。最低制限価格は、税抜きで1億5,844万円に対し、各社の入札金額はご覧のとおりでございます。
落札業者は、予定価格及び最低制限価格の条件を満たした中で最も低い入札金額を提示した立建設株式会社でございます。
議案書の28ページにもう一度お戻り願います。議案書の28ページの6番になります。
従いまして、立建設株式会社の落札金額に消費税を加えました2億520万円で契約しようとするものでございます。
工期につきましては、平成29年6月10日から平成30年3月31日までといたしております。
以上で、契約関係の
補足説明とさせていただきます。
続きまして、工事関係についての
補足説明を申し上げます。
参考資料の33ページから39ページまでの資料により説明をさせていただきます。
33ページは改修建物の概要と工事概要、34ページから37ページは役場庁舎本館1階から3階及び屋上の平面図、38、39ページはその立面図でございます。
それでは、33ページをお願いいたします。
まず、改修建物の概要でございます。
今回改修工事を行う役場庁舎本館は、昭和53年8月建築で、鉄筋コンクリート造りの3階建て、ペントハウス1階、延床面積は3,185平方メートルとなっております。
役場庁舎本館は、平成25年度に実施いたしました耐震診断で、国土交通省の示す耐震基準を満たしていないということで、耐震補強が必要な建物と診断され、耐震改修計画を作成いたしました。この度の耐震補強工事は、その耐震改修計画をもとに工事を実施しようとするものでございます。
耐震補強工事の概要を説明させていただきます。
まず、1階部分でございます。
1階部分は、二重鋼管ブレースを7構面、耐震スリットを4カ所設置いたします。また、鉄骨建物を一部撤去し、旧正面玄関のひさしを撤去いたします。
次に、2階部分でございます。
2階部分は、二重鋼管ブレースを2構面、鉄筋コンクリートの耐震壁を2構面、耐震スリットを1カ所設置いたします。
次に、3階部分でございます。
3階部分は、鉄骨柱を1カ所設置いたします。
次に、ペントハウス部分でございます。
ペントハウス部分は開口部を1カ所閉鎖いたします。
次に、屋根部分でございます。
屋根部分は、屋根面に鉄骨ブレースを16カ所、鉄骨梁を8カ所設置いたします。
最後に屋上部分でございます。
屋上部分は、高架水槽を撤去し、立ち上り壁を2カ所撤去いたします。
続きまして、空調改修工事の概要を説明させていただきます。
空調設備は、ガスヒートポンプ方式のものを設置し、既設の室内機、クーリングタワー及び新館屋上に設置のボイラーを撤去いたします。また、これに合わせて動力配線工事を行います。
最後に、その他改修工事の説明をさせていただきます。
まず、外部で屋上の防水シートの貼り替えと新設、外壁の補修及び塗装、屋外の庁舎東側アスファルト舗装の打ち替えを行います。また、内部の建具で1階の窓口カウンターを新設、ブラインドの取り替え、トイレブースの改修、新館に授乳室及びオストメイト対応設備の新設となっております。
この工事の主な施工箇所につきましては、34ページからの図面の着色している部分でございます。
議案書の28ページをお願いいたします。
工期は、平成29年6月10日から平成30年3月31日までといたしております。
工事期間中は庁舎本館が使用できませんので、本館の部署は新館及びいきがい創造センターに移転して業務を行います。
以上、簡単ではございますが、稲美町役場庁舎本館耐震改修等工事の概要説明とさせていただきます。
よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第19号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 1階の窓口カウンターの新設というのは、どこになるんでしょうか。これでいきますと、図面に出てこないように思うんですけど、その点を一度お尋ねしたいと思います。
ちょっと関連で申し訳ないんですけど、新館の関係が出てまいりますので、あの議員控え室の冬場の空調が非常に悪いということを以前申し上げましたけども、今回そうした空調設備の改修、新館のほうで予定が入っておりませんけど、点検等ですね、今後どのように対応されるのかということも一度お尋ねしておきたいと思います。
議員控室と議会事務局にランプを設置していますけども、あれはもともと庁舎1階の入口にランプを設置しまして、議員が委員会や議会に関係なく庁舎に登庁したらボタンを押して、帰りに消して帰ると、そういう趣旨で設置をしてもらおうということで言ってたものが、設計ミスでですね、今、控室と議会事務局に設置されておるんですけども、その後議会からもですね、要望しまして、追加工事しますと言いながらもう十数年たっております。そのことをですね、改めてこの機会に要望をしておきたいと思います。庁舎1階の入口に議員の表示板を設置してもらいたいというのがもともとの趣旨でした。それがどこかにいってしまっておりますので、その点を改めて検討はお願いできないかなと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) まず、カウンターの新設の関係でございますけども、本館の窓口ですね、現在カウンターが設置されてございます。これをですね、今回の耐震改修にあわせて、一旦撤去をしまして、4階のコミセンのほうに移設をします。その時に、その撤去したカウンターを持って行って、仮にですね、工事期間中は使います。それで、工事が終わりますと、それはもう廃棄をいたしまして、新たにですね、工事が終了した本館のですね、もとあったところにカウンターを設置する、この部分が新設となってございます。なおですね、今、福祉の時代ですから、今あるローカウンターよりもローカウンターの数を増やしてですね、設置をする予定をしております。
次に、新館の空調の関係でございますけども、かなり空調も耐用年数きて古くなってございます。この辺りはですね、毎年点検等行っておりますので、その辺りは計画的に見直しを行っていきたいと思っております。
それから、議員控室のランプの関係でございますけども、この辺りにつきましては点検をいたしましてですね、今回設定変更をしているところでございます。
○議長(
池田博美) 6番、木村圭二議員。
○6番(木村圭二) 新館の控室につきましては、かなり前から、もう数年前から言っておりまして、事務局も知ってますというふうに言っていましたけども、それでもなかなか空調が、非常に冬場悪いというふうに思いますので、十分対応をしていただきたいというふうに思います。
庁舎1階の入口にですね、だいたい視察に行きますとどこでも置いてあるんですね、議員の出退表の表示板というのは。それを見てあのようなものを新館に設置をしてもらいたいというのが議会の要望でした。それが、今のような形になってしまってるんですけども、追加工事もすると言いながらしないで今まできております。当時のことを知る人もだいぶ減りましたけどね、趣旨はそうでしたし、その趣旨に基づいて設置しようとしたけれども今のような形になったということです。それを補正でしようとしたけども、しなかったということの経過ですので、十分検討して、いいものにですね、せっかく改修もされますし、この際そうした補強、補充もですね、お願いをしておきたいというふうに思います。
もう一度お願いをいたします。
○議長(
池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) ちょっと私、先ほどの答弁をちょっと修正したいと思います。
点検をいたしましたのは、新館のほうの空調関係でございます。ランプにつきましては、そういった声は届いておりませんので、点検をしたのは空調関係ということで訂正をさせていただきたいと思います。
今後もですね、庁舎だんだん古くなってまいりますので、いろいろ点検をしながら住民サービスに影響が出ないように進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
5番、
池田いつ子議員。
○5番(
池田いつ子) 空調改修工事についてお尋ねいたします。
私、数年前にジェネラルヒートポンプ方式ですごく削減をしている病院がありますので、これを導入したらどうかというような提案をしたことがございます。今回、ジェネラルヒートポンプ方式を設置されるということですが、どれぐらい削減を見込まれているんでしょうか。
○議長(
池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 今回ですね、ガスヒートポンプ方式に改修をいたします。初期の導入費用に加えまして維持費、それから光熱費等のランニングコストを含めたトータルコストの比較を行いまして、安価であるということで、この方式を採用しております。新電力を導入し、電気料金安くなっておりましても、それでもですね、試算をいたしますとガスヒートポンプ方式のほうが安いということでございます。だいたい、概ねでございますけども、年間で50万円程度の削減を見込んでおります。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
11番、関灘真澄議員。
○11番(関灘真澄) 1点伺います。
今回のこの工事を町外業者さんが落札されたということで、非常に入札参加も町内業者さんが1社しかないいうところに非常に残念に思うところではありますが、先ほどの母里小学校のところでの説明にも出ておりましたが、町外業者の場合は入札参加申込書類に町内業者への下請負契約の確約書が添付となっておりますね。そして、落札されまして工事に入られるんですが、本店の所在地が稲美町内にあるものと契約金額の10%以上を下請契約することとなっております。それは、契約時とか最初の申込時に書類で確認はされていらっしゃると思いますが、まず工事に入りましたら、その部分はどのように確認をされるんでしょうか。
といいますのも、やはり請負額が大きい額でありましたら、10%以上いうことはすごく大きな額になってまいりますので、その点がちょっと気になっておりますので、どのように確認をされるのかを伺います。
○議長(
池田博美)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) 町内業者の下請けの関係でございますが、今回町外業者が落札をしております。その割合なんですが、通常であれば10%でございますが、今回はですね、庁舎ということで特殊な工事でございまして、町内業者が担える工事の割合が3%程度しかございませんので、今回はですね、3%以上というふうに、10%でなく3%以上というふうなことでいたしております。
なお、確認につきましては、下請契約書や施工体制台帳等でその都度確認を行っているところでございます。
○議長(
池田博美) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第19号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、議案第19号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田博美) ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………………
日程第12.議案第20号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)
…………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田博美) 次は日程第12、議案第20号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより、議案第20号に対する当局の提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第20号の提案理由の説明を申し上げます。
議案第20号の平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)でございますが、これにつきましては、歳入歳出にそれぞれ1,748万6,000円を増額いたしまして、補正後の総額を104億8,449万1,000円にしようとするものでございます。
担当部長からそれぞれ補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田博美) 次に、
補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(大西真也) それでは、議案第20号 平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)の
補足説明を申し上げます。
4ページ、5ページの歳入から順次説明をさせていただきます。
13款国庫支出金、2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、1億7,386万8,000円の減額でございます。これは、細節13、保育所等整備交付金で、バンビ第一保育園の建て替え工事に対する国の補助金の減額で、当初予算では国庫補助事業として計上していたものが、県の基金事業へと変更になったことによるものでございます。
14款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、1億8,718万9,000円の増額でございます。これは、細節17、保育所緊急整備事業補助金の新設でございまして、先ほど国庫支出金でも申し上げましたが、バンビ第一保育園の建て替え工事に対する県の補助金で、当初予算では国庫補助事業として計上していたものが県の基金事業へと変更になったことによるものでございます。
17款繰入金、166万5,000円の増額でございます。これは、歳入歳出補正額の調整による財政調整基金からの繰り入れでございます。
19款諸収入、4項1目雑入、250万円の増額でございます。これは、細節29、一般コミュニティ助成事業補助金の新設でございまして、自治総合センターから琴池自治会の子ども御輿等備品購入に対する助成が決定されたことによるものでございます。
6ページ、7ページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、事業番号5、まちづくり推進事業、250万円の増額でございます。これは、歳入で申し上げました琴池自治会の子ども御輿と備品購入に対する補助金でございます。
3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、事業番号7、保育所緊急整備事業1,498万6,000円の増額でございます。これは、先ほど歳入でも申し上げましたバンビ第一保育園の建て替え工事に対する補助金について、補助基準の変更に伴う増でございます。
以上で、平成29年度稲美町
一般会計補正予算(第1号)の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田博美) 以上で、当局の提案理由の説明は終わりました。
以上で、本日の日程は終わりました。
お諮りいたします。
明10日から20日までの11日間は休会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(杉本充章) ご異議なしと認めます。
よって、明10日から20日までの11日間は休会することに決しました。
次の本会議は、6月21日午前9時30分から再開いたします。
本日は、これにて散会いたします。
お疲れさまでした。
散 会 午前11時26分...