稲美町議会 2015-08-24
平成27年第239回定例会(第1号 8月24日)
………………………………
日程第2.会期の決定
………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月11日までの19日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、
今期定例会は、本日から9月11日までの19日間とすることに決しました。
…………………………
日程第3.諸報告
…………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第3、諸報告であります。
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めました者の職氏名は、お手元に配付いたしております。
次に、
監査委員から
例月出納検査の報告がありましたので、その写しを配付いたしておりますから、ご了承願います。
次に、
議会広報編集特別委員会が閉会中に開催されました。その調査の
概要報告書を配付いたしておりますので、ご了承願います。
次に、
総務福祉文教常任委員会に付託いたしておりました請願第12号「海外で戦争できる国づくりめざす
安全保障関連2法案(
国際平和支援法案・
平和安全法制整備法案)の廃案を求める
意見書採択について(請願)」は、
総務福祉文教常任委員会において2回の審査を行い、最終的に審査はできないという結論になった旨、委員長から報告がありました。
次に、
広域社団法人全国シルバー人材センター事業協会から「高齢者が地域で活躍できる場の拡大に取り組む
シルバー人材センターへの支援の要望」が、
行橋市議会議員、小坪慎也氏から「外国人の
扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求める陳情」が議長宛に提出されております。その写しを配付いたしておりますので、ご了承願います。
次に、私が出席したものについてご報告申し上げます。
6月30日に加古川市で開催された
東播臨海広域行政協議会第92回審議会、7月2日に小野市で開催された
東播磨南北道路建設促進期成同盟会総会、6日に神戸市で開催された兵庫県
市町村職員退職手当組合第2回臨時会、8日から9日に富山県で開催された二市二
町議会議長会総会及び研修会では、
富山市役所で「
公共交通を軸としたコンパクトな
まちづくり」、高岡市で「
高岡広域エコ・
クリーンセンター」を視察しました。
13日から14日に神戸市で開催された兵庫県
町議会議長会評議員会議・兵庫県
町議会議員公務災害補償組合第178回
組合議会臨時会・
議長研究会に出席いたしました。
次に、
木村議員より、本定例会においてクッションの持ち込みの申し出がありましたので、許可をいたしております。
以上で、私からの諸報告は終わります。
次に、町長から諸報告を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) おはようございます。
暦の上では秋となりまして、昨日、処暑ということで、暑さも峠を越しまして後退していくというふうにされておりますが、まだまだ日中は暑い日が続いております。
8月8日には
大池まつりが開催されまして、例年を上回る、約2倍の2,500発の花火を打ち上げたところでございます。夜空を彩る花火を大いに楽しんでいただけたなあと。そして、稲美町の60周年の還暦を共に祝っていただけたと、このように思っております。
本日、第239回稲美町定例会の開催を申し上げましたところ、全議員のご出席を賜りました。心より感謝申し上げます。そして、日ごろよりのご精励に心より敬意を表したいと思います。
それでは、ただいまから諸報告を申し上げます。
まず、議長のご報告にもございましたように、6月30日、
加古川市役所におきまして
東播臨海広域行政協議会第92回審議会が開催をされまして、平成26年度の
事業報告、及び平成26年度の
歳入歳出決算認定について承認をしてまいりました。
また、7月2日でございました。小野市うるおい交流館におきまして、東播磨の
南北道路建設促進期成同盟会の総会が開催をされまして、平成26年度の
事業報告、そして
決算認定並びに平成27年度の
事業計画の承認を行ってまいりました。
次に、7月3日から4日にかけまして、新温泉町におきまして兵庫県町村会のかがやく
地域づくり研修会、これが開催をされまして、稲美町の
まちづくりについて、参加者の皆様にお話をしてまいりました。また、県などの方々や
兵庫県内の町長等と
意見交換も行ってきたところでございます。
7月7日でございました。高砂市の
美化センターにおきまして、
東播臨海広域ごみ処理連絡会議が開催をされまして、
広域ごみ処理事業に係る全体のスケジュール、これらにつきまして協議をしてまいりました。
広域ごみ処理につきましては、引き続き最重要課題の一つとして、二市二町連携のもとに取り組んでまいります。
翌日の7月8日でございました。
兵庫県民会館におきまして、兵庫県町村会及び兵庫県
市町交通災害共済組合の平成26年度の
決算監査を行ってまいりました。
7月13日でございました。
衆議院会館におきまして、
東播臨海広域行政協議会の
行政懇談会が開催をされまして、
渡海紀三朗衆議院議員に国の
予算編成に対する要望等を行ってまいりました。
また、同日、
播磨地方拠点都市推進協議会、これによります要望会に、翌14日は
播磨地方拠点都市推進協議会及び
播磨臨海地域道路網協議会、これらの合同によります
国会議員並びに
国土交通省への
要望活動に参加をしてまいりました。
次に、7月21日から22日にかけまして、福岡県大牟田市及び遠賀郡岡垣町への加古郡
衛生事務組合の議会の
先進地調査に同行してまいりました。
そして7月24日、農林水産省におきまして
東播用水2期地区の
国営土地改良事業促進協議会によります
要望活動が行われまして、
農林水産大臣をはじめ、
国会議員へ2期事業の促進を求める要望を行ってまいりました。
次に、8月7日でございました。
兵庫県民会館におきまして、兵庫県
市町交通災害共済組合の
定例議会、兵庫県町村会の理事会がそれぞれ開催をされまして、平成26年度の
歳入歳出決算、これらを承認してまいりました。
次に、8月10日でございました。
加古川市役所におきまして、
東播磨農業共済事務組合の議会が開催をされまして、平成26年度の
歳入歳出決算などについて認定してまいりました。
次に、8月18日でございました。神戸市におきまして、神戸隣接市
町長懇話会が開催をされまして、本年度は
地域創生、
地方創生に向けた
広域行政の取り組みについての、このテーマで参加市町長がそれぞれの特色を生かして、共に発展することについて意見の交換を行ったところでございます。
以上が、私が出席をいたしました会議、
要望活動等々でございますが、特に
文部科学省への要望を積極的に行ってまいったところでございます。各方面から強い要望のございました
稲美北中学校の大
規模改造、この中で、何としても
エレベーターの設置をという声が強うございました。これを受けまして、私どもは事業の採択、あるいは補助の道、これを模索してまいったところでございます。早い時期にしかるべき活動、あるいは結果が出ておれば、その時々に適切な答弁もできたんですけども、いかんせん耐震、そして危険物の除去、これに力点を置いておりますのが今の
文部科学省の
補助制度でございまして、改造、大
規模改造につきましては非常に狭き門でございました。しかしながら、皆さんの強い要望がございました。積極的に活動を繰り広げてまいりまして、
エレベーターの設置、あるいは
身体障害者用のトイレの設置、これらにつきましての現状の報告をさせていただきます。これにつきましては、かねてより国の
補助メニュー、これなどを模索して強い
要望活動をしてまいったところでございます。
結果、ようやく
国庫補助金のめどが立ちました。そして、国から直接採択をするというふうな話がありますので、今、その
申請手続きを進めておるところでございます。まだ結論、あるいは
交付決定通知はいただいておりませんが、恐らくや、思うところ実行に移るんではないかというふうに期待をしておりますし、どうしても今年度内の工事完成を目指して取り組んでまいります。
以上、よろしくお願い申し上げたいと思います。
諸報告とさせていただきます。
特に北中の
エレベーター、あるいは
身体障害者用トイレ、これの設置につきましては、まず九分九厘大丈夫だと思いますけれども、今の段階で、次の9月のこともございますので、今議会で
状況報告を申し上げたいということで、あえてご報告、諸報告の中で申し上げました。
どうぞよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 以上で、諸報告は終わりました。
…………………………………………………………………………………………………
日程第4.報告第5号 町長の
専決処分した訴えの提起に関する和解について
専決第2号
専決処分書(訴えの提起に関する和解について)
…………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第4、報告第5号 町長の
専決処分した訴えの提起に関する和解について、専決第2号
専決処分書(訴えの提起に関する和解について)を議題といたします。
これより、報告第5号に対する当局の
提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました報告第5号につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
報告第5号 専決第2号につきましては、町長の
専決処分した訴えの提起に関する和解についてでございます。
この案件につきましては、
稲美町営住宅の家賃を滞納している別表の者に対し、
訴訟手続きにおける和解に関することについて、
地方自治法第180条第1項の規定に基づきまして
専決処分いたしました。同条第2項の規定によりまして報告申し上げるものでございます。
あわせて
担当部長から
補足説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 次に、
補足説明を求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) それでは、報告第5号 町長の
専決処分した訴えの提起に関する和解について、専決第2号
専決処分書の
補足説明を申し上げます。
議案書は、1ページから3ページまででございます。
2ページをお願いいたします。
稲美町営住宅の家賃を長期間滞納している別表の者に対し、
支払督促の申立てを行ったところ、同人から
督促異議の申立てがありましたので、これに伴い、
民事訴訟法第395条の規定により訴訟へ移行しておりましたが、7月7日に和解が成立いたしましたので、
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分をしたものでございます。
和解の要旨でございますが、滞納している家賃について、毎月と賞与時に一定金額を支払うことにより、最長でも5年以内に完納すること。また、現年分の家賃についても滞ることなく支払うこととなっております。
以上で、
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
これより、報告第5号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
8番、
木村圭二議員。
○8番(
木村圭二) 毎月と賞与時に5年間で納めるという計画のようですけども、その全体の滞納の額というのはどのくらいの額をですね、滞納されておったのか。毎月の支払いの使用料の支払いっていうのは、現在毎月の支払いっていうのはどのくらいの支払いをされておるんでしょうか。
滞納のですね、今まで行ってきた理由がですね、わかりませんけど、主な理由がありましたら説明願いたいと思いますが、それで5年以内に完納するということが果たしてできるのかなと、非常に疑問に思うんですけども、そこら辺について説明をお願いいたします。
○議長(
池田孝次)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) まず、滞納の全体の金額でございますけども、プライバシーの関係になりますのでアバウトな数字でご報告をいたします。60万円強でございます。
それから、毎月の家賃の額ということでございますけども、家賃につきましては所得から算出しております。
個人情報に関連をいたしますので、詳細な回答は差し控えさせていただきます。5万円を超えている状況でございます。
それから、滞納の理由でございますけども、正確には把握はしてございません。ただ収入の状況からいたしまして、十分支払い可能な額となっているところでございます。
以上でございます。
○議長(
池田孝次) 8番、
木村圭二議員。
○8番(
木村圭二) 十分支払うことができるんだということですけども、60万強ですと、かなりの金額を滞納されておったということで、それが5年間で支払うことができるんだというこの見通しがですね、よくわからないですね。本当にできるのかどうか。そうした和解の内容をですね、履行されないという方もですね、過去にいらっしゃったわけでございまして、それからしまして、十分な支払いができるということですけども、その辺はしっかりと今後の対応を見ていただきたいと思いますけども、もう一度支払いの滞納の理由が、こんな理由があったから今回支払うことができるんですということがあればですね、それなりの理由がわかるんですけれども、ただ単に払わずにおったんだというだけのものであったんでしょうか。そこら辺のところ、もう少し説明をお願いをしたいと思います。
○議長(
池田孝次)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) 支払いできない理由でございますけども、先ほども申し上げましたけども、詳細につきましては把握をしておりません。今回のケースにつきましては、相手方の収入が比較的安定をしております。ですので、毎月の家賃も高額になっておりますし、返済額も高額となっております。ただ、こうした状況からボーナスも併用した
返済計画となっております。
なお、今回ですね、相手方のほうから口頭弁論におきまして、今回の和解の
返済計画でもって完納できるとの陳述があったところでございます。町といたしましても、この陳述どおり払っていただけるものと思っておりますし、今後ともですね、公平公正な使用料の徴収に努めていくところでございます。
○議長(
池田孝次) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、報告第5号に対する質疑を終結し、報告を終了いたします。
……………………………………………………………………………………………………
日程第5.議案第27号
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについ
て
……………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第5、議案第27号
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
これより、議案第27号に対する当局の
提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第27号の
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについての
提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、現在ご就任いただいておりますのは、加古郡稲美町加古746番地、濱田俊信氏、昭和22年10月22日生まれでございます。任期は、平成27年9月30日までとなっております。
引き続き、濱田氏を
公平委員会委員に選任いたしたいので、地方公務員法第9条の2、第2項の規定によりまして同意を求めようとするものでございます。
よろしくご審議賜りまして、何とぞご賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第27号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第27号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第27号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり同意することに決しました。
……………………………………………………………………………………………………
日程第6.議案第28号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求め
ることについて
……………………………………………………………………………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第6、議案第28号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
これより、議案第28号に対する当局の
提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第28号の
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての
提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、現在ご就任いただいておりますのは、加古郡稲美町下草谷96番地、井澤捷治氏、昭和17年6月17日生まれでございます。任期は、平成27年9月30日までとなっております。
引き続き、井澤氏を
固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたいと存じますので、地方税法第423条第3項の規定によりまして、同意を求めようとするものでございます。
よろしくご審議賜りまして、何とぞご賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第28号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第28号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第28号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり同意することに決しました。
……………………………………………………………………………………………
日程第7.議案第29号 教育長の任命につき同意を求めることについて
……………………………………………………………………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第7、議案第29号 教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
これより、議案第29号に対する当局の
提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第29号の教育長の任命につき同意を求めることについての
提案理由の説明を申し上げます。
本件につきましては、教育委員会制度改革により、自治体の首長が直接教育長を任命することとなっております。現在就任願っておりますのは、加古郡稲美町蛸草1353番地の5、松尾哲子氏、昭和28年5月31日生まれでございます。任期は、平成27年9月30日までとなっております。
引き続き、松尾氏を新たな教育委員会制度によります教育長として任命いたしたいと存じますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定によりまして同意を求めようとするものでございます。
新制度による任期は、平成30年9月30日まででございます。
なお、松尾氏は平成20年4月から現在に至るまでの間、天満南小学校、母里小学校の校長として、稲美町の学校教育にご尽力を賜っており、また平成25年4月1日から稲美町教育委員として任命し、また稲美町教育委員会から同日、教育長に任命をされております。
氏は、学校教育及び教育行政に精通され、人格識見など教育長にふさわしい方でございます。また、所属政党はないと聞いております。
よろしくご審議賜りまして、何とぞご賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
これより、議案第29号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
9番、関灘真澄議員。
○9番(関灘真澄) 1点確認をさせていただきたいと思います。
先ほど、町長のほうからも説明がございました地方教育行政法が改正されました中でですね、その地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が施行されておりまして、その中で教育委員長と教育長を一本化した、新教育長の設置ということになっております。その点につきましては、この上に上がってこないのか、今後どのような流れになるのかをご説明いただきたいと思います。
○議長(
池田孝次)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) 教育委員会制度自体は、この平成27年4月1日から変わっております。ただ、経過措置がございまして、現教育長、その時点ですね、現教育長の任期中については、そのまま継続することも可能ですよということで、松尾教育長の任期が9月30日まででございましたので、旧体制のままで9月30日までいっております。それから、10月1日からですね、この改正に伴いましてですね、先ほどご質問のありました旧の教育長と教育委員長を一本化して、新の教育長としての任命ということで、この度議案を上げさせていただいております。
任期につきましてもですね、旧の教育委員長は4年でございますけども、今回は3年間となっているところでございます。
○議長(
池田孝次) 9番、関灘真澄議員。
○9番(関灘真澄) 国のほうの説明でもですね、旧の委員長については、旧の教育長の任期が満了した時点、または退任した時点で委員長としては失職しますが、委員としての任期が残っている間は引き続き委員として在職することになりますということがうたってあるんですが、やはりそのとおりでしょうか。ちょっと確認させていただきます。
○議長(
池田孝次)
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) そのとおりでございまして、旧の委員長につきましては、任期中は教育委員として残るという格好になります。
○議長(
池田孝次) 他にご発言はございませんか。
5番、山口 守議員。
○5番(山口 守) 町長にちょっとご質問したいんですけれども、町長は日ごろ教育と、それから行政はしっかり2つ、立て分けていかなくちゃいけない。で、行政は、金は出すけれども口は出さないというふうに常々おっしゃっておりました。今回の教育委員会の改革で、首長が直接教育長を任命するという形に変わりました。このことは、行政が教育に関与する余地ができてきたという、そういう見方もあるんですけども、町長の所見を、その点についてお伺いしたいと思うんです。1点だけお願いします。
○議長(
池田孝次) 古谷 博町長。
○町長(古谷 博) 自席でご答弁申し上げます。
私、常々新改革、教育行政改革が行われる前から、私の信条でございます。教育に政治が入ってはならないと、いわゆる神風が吹くから君たち戦場へ行けという、ああいうことの繰り返しはいけないということで私は教育を受けましたので、今日に至っておるわけでございます。この考え方は、今後も変わりません。
したがいまして、教育制度改革がいかにされようと、私は教育に踏み込まない、温かく見守る、そして支援はする、一緒になって考えるという立場でございまして、風は吹かさないという気持ちでがんばります。しかしながら、議員もご承知のように、いろいろな物理的なものに、誠心誠意私は取り組んでおると思います。よその首長はそこまでしないけれども、私は精一杯、教育行政には支援、サポートは惜しまないつもりで頑張っておりますので、私は、極めて危険な制度改革の一面を持っているというふうに前からも申し上げておりますように、これにつきましては私自身、個人的には反対でございましたので、それはあえて申しておきます。
○議長(
池田孝次) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第29号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
8番、
木村圭二議員。
○8番(
木村圭二) 反対討論を行います。
前回就任された当時は、母里小学校のプールの漏水については明らかになっておりませんでしたが、その後、漏水が明らかになりまして、当時の校長が現在の教育長と、松尾哲子さんだったということで、私は責任を追求をしてまいりました。その責任というのは、やはり住民に漏水の責任を取らせるべきではないと、漏水の責任は管理者である、メーターの管理を怠った教育長にある、現教育長にあると、繰り返し申し上げてまいりました。その考えは変わりません。その責任を取ろうとされてはおりません。
先ほど出ましたように、委員長制度がなくなりまして、教育長に権力が、権力と言いますか権限が、今後集中をしてまいります。莫大な権力の、権限の集中であります。そのことを顧みましても、本当にふさわしいのかということを真剣に検討をさせていただきました。結論としまして、ふさわしくないということを私は判断をいたしました。
以上の理由で、反対といたします。
○議長(
池田孝次) 次に、賛成討論の発言を許します。
3番、
池田博美議員。
○3番(池田博美) 賛成討論を行います。
松尾哲子氏は、町の教育長として町の発展、また町の教育行政の推進に大きく寄与されていると評価いたします。今後引き続き務めていただくことに適任であると判断し、賛成といたします。
○議長(
池田孝次) 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議案第29号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○議長(
池田孝次) 起立多数であります。
よって、本案は、原案のとおり同意することに決しました。
ここで、松尾哲子教育長から発言を求められておりますので、発言を許します。
松尾哲子教育長。
○教育長(松尾哲子) (登壇) 先ほどは、教育長任命の同意につきまして、賛同いただきまして、本当にありがとうございました。
私は、教育長室に掲げられております「生涯稽古」という文字を、日々、肝に銘じております。教育界は、まだまだ課題が山積しておりますが、誰もが安心して学び合える稲美町であるよう、新教育委員会制度のもと、新教育長としての自覚新たに、職務をまっとうしてまいりたいと思います。どうぞ議員の皆様には、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
○議長(
池田孝次) 以上で、松尾哲子教育長の挨拶は終わりました。
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日程第8.議案第30号から議案第32号まで 3案一括上程
……………………………………………………………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第8、議案第30号 稲美町
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第32号 稲美町
スポーツ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3案を一括議題といたします。
これより、議案第30号から第32号までの3案に対する当局の
提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第30号から議案第32号までの3議案につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第30号の、稲美町
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について。これにつきましては、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、これの施行に伴いまして、稲美町
個人情報保護条例の一部を改正しようとするものでございます。
次に、議案第31号の稲美町
手数料条例の一部を改正する条例の制定について。これにつきましては、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、これの施行に伴いまして、個人番号カードの交付が開始されます。このことから、稲美町
手数料条例の一部を改正しようとするものでございます。いわゆるマイナンバーの問題でございます。
最後でございますが、議案第32号の稲美町
スポーツ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について。これにつきましては、万葉森林浴グラウンドゴルフ場を有料化することに伴いまして、稲美町
スポーツ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。
以上の3議案につきまして、それぞれ担当の部長からも補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 次に、
補足説明を順次求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) それでは、議案第30号 稲美町
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明を申し上げます。
議案書は7ページから11ページまで、参考資料は1ページから12ページまででございます。
今回の改正は、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法が平成27年10月5日から施行されることに伴い、稲美町
個人情報保護条例の一部を改正しようとするものでございます。
詳細につきましては、参考資料の新旧対照表によりご説明いたします。
参考資料の1ページをお願いいたします。
この条例は、3条立てで改正いたします。
第1条関係の改正といたしまして、まず第2条第1号におきまして
個人情報の定義を改め、同条第6号及び第7号として、特定
個人情報と保有
個人情報の規定を加えております。
1ページから2ページにかけまして、第3条及び第7条で
個人情報の規定が適用される範囲を規定しております。
次に、第7条の次に特定
個人情報の収集等の制限として第7条の2を加え、第8条の次に特定
個人情報の提供の制限として、第8条の2を加えております。
第10条は、再委託を受けたものについて規定をしております。
次に、2ページから3ページにかけまして、第12条及び第13条の
個人情報を保有
個人情報に改め、第13条第1項に開示をしないことができる規定についてアからウまで除外規定を定めております。
次に、3ページから6ページにかけまして、第14条から第17条まで及び第19条から第21条までの規定中、
個人情報を保有
個人情報に改めております。
6ページをお願いいたします。
保有
個人情報の提供先への通知として、新たに第22条を加えることによりまして、第22条から第33条までを1条ずつ繰り下げております。
次に、改正後の第24条におきまして、
個人情報を保有
個人情報に改めるとともに、文言を整備しております。
7ページをお願いいたします。
改正後の第25条から第27条までにおきまして、
個人情報を保有
個人情報に改めております。
8ページをお願いいたします。
改正後の第28条におきまして、指定管理者の責務を定めた規定中、再委託に関する規定について定めるものとしております。
9ページをお願いいたします。
第2条関係の改正といたしまして、第2条に第8号として保有特定
個人情報を加えております。
次に、第8条の2を第8条の3に繰り下げ、新たに第8条の2として特定
個人情報の利用の制限として加えております。
第12条は、保有特定
個人情報の開示請求に係る規定について改めております。
10ページをお願いいたします。
第24条におきまして、是正の申し出について適用される条文を改めております。
第26条におきまして、保有特定
個人情報の開示に係る他の制度との調整について規定をいたしております。
11ページをお願いいたします。
第3条関係の改正といたしまして、第2条第8号を第9号に繰り下げ、新たに同条第8号として情報提供等記録を加えております。
次に、第8条の2は、特定
個人情報の利用の制限に係る規定について改めるとともに、第8条の3を第8条の4に繰り下げ、情報提供等記録の利用の制限として、新たに第8条の3を加えております。
11ページから12ページをお願いいたします。
第19条、第22条及び第24条におきまして、第2条で情報提供等記録を加えたことによる規定の整備を行っております。
議案書の11ページに戻っていただきますようお願いをいたします。
附則におきまして、この条例は平成27年10月5日から施行することとしております。
なお、第1号から第3号までに掲げる規定につきましては、それぞれ当該各号に掲げる日から施行することといたしております。
以上で、議案第30号の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 続いて、藤原良知
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(藤原良知) それでは、議案第31号 稲美町
手数料条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明を申し上げます。
議案書は12ページから13ページ、参考資料は13ページから14ページでございます。
行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が平成25年5月に成立し、社会保障税番号制度が導入されることになり、本年10月5日を基準日として、住民票を有する全ての方に個人番号をお知らせする個人番号通知カードが、その後希望者には平成28年1月1日から個人番号カードが交付されます。今回の改正につきましては、総務省からこの個人番号通知カード及び個人番号カードの再交付に係る経費について通知があったことに伴う改正でございます。
参考資料の13ページ、新旧対照表をお願いいたします。
第1条関係、稲美町
手数料条例の一部改正でございます。
別表第2条関係に個人番号通知カードの再交付手数料として、1枚500円を定めるものでございます。
14ページをお願いいたします。
2条関係。稲美町
手数料条例の一部改正でございます。平成28年1月1日以降、住民基本台帳カードの再交付は行わないため、別表第2条関係から住民基本台帳カードの再交付手数料を廃止し、新たに個人番号カードの再交付手数料として1枚800円を定めるものでございます。
議案書13ページをお願いいたします。
附則におきまして、第1条の規定は平成27年10月5日から、第2条の規定は平成28年1月1日から施行することとしております。
以上で、議案第31号 稲美町
手数料条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 続いて、奥州康彦
地域整備部長。
○
地域整備部長(奥州康彦) それでは、議案第32号 稲美町
スポーツ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についての
補足説明を申し上げます。
議案集は14ページ、15ページでございます。
改正の理由は、受益者負担の原則に基づき施設の利用を有料化し、利用料収入を有料化に伴い増加する維持管理費に充当、施設のグレードアップに使用する。また、町内居住者と町内居住者以外の料金設定に差を設けることにより、施設の混雑度を緩和するとともに、町内居住者が利用しやすい状況を目指すため本条例を改正するものでございます。
改正の内容につきましては、参考資料で説明させていただきます。
参考資料は15ページ、16ページでございます。
第2条で、名称に万葉森林浴グラウンドゴルフ場を、位置に稲美町国安1287番地の109を加える改正でございます。
第3条第1項で、
スポーツ施設の管理から
スポーツ施設の全部または一部の管理に改正するものでございます。
また、第6条は利用料金で、第3項別表第4から別表第5に改め、別表第5万葉森林浴グラウンドゴルフ場、利用料金、町内居住者100円、町内居住者以外300円、中学生以下無料。備考、4ラウンドとは2コース(16ホール)を2回プレーすることとする、を加える改正でございます。
議案集15ページをお願いいたします。
附則の第1項で、この条例は平成27年10月1日から施行することにいたしております。
また、第2項は経過措置として、平成28年4月1日以後の利用について適用し、同日前の利用については、なお従前の例によるものでございます。
以上、誠に簡単でございますが、議案第32号の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時25分
……………………………………
再 開 午前10時40分
○議長(
池田孝次) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
…………………………………………………………………………………
日程第9.議案第33号から議案第40号まで 8案一括上程
…………………………………………………………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第9、議案第33号 平成26年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第40号 平成26年度稲美町
水道事業会計剰余金処分及び
決算認定についてまでの8案を一括議題といたします。
これより、議案第33号から議案第40号までの8案に対する当局の
提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第33号から議案第40号までの8議案は、各会計の平成26年度の
決算認定についてでございます。
議案第33号は稲美町
一般会計、議案第34号は稲美町国民健康保険
特別会計、議案第35号は稲美町後期高齢者医療
特別会計、議案第36号は稲美町介護保険
特別会計、議案第37号は稲美町介護サービス
特別会計、議案第38号は稲美町下水道事業
特別会計、議案第39号は稲美町農業集落排水事業
特別会計、議案第40号は稲美町
水道事業会計。
以上、それぞれの会計
決算認定につきまして、
担当部長からそれぞれの説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 次に、
担当部長から
補足説明を順次求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) それでは、議案第33号 平成26年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定についての
補足説明を申し上げます。
まず、平成26年度各会計
歳入歳出決算書、この薄いものをお願いしたいと思います。
1ページをお願いいたします。
まず、歳入総額は100億6,226万8,000円、歳出総額は94億6,835万9,000円、歳入歳出の差引額は5億9,390万9,000円、そのうち翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費の繰越額は5,532万7,000円でございます。これは、6月議会で報告いたしました13件の繰越事業の一般財源となっております。
次に、実質収支は、歳入歳出の差引から繰越明許費、繰越額を差し引きますと、5億3,858万2,000円となっております。
それでは、主な歳入の内訳を申し上げます。
資料といたしまして、平成26年度稲美町各会計決算参考資料、この横長のものでございますが、こちらのほうをお願いをいたします。
平成26年度稲美町各会計決算参考資料の6ページをお願いいたします。
6ページでございます。
歳入の多い順に申し上げますと、町税が43億3,421万7,000円で、歳入に占める割合は43.1%になっております。
続きまして、地方交付税が13億1,572万8,000円となっており、構成比は13.1%でございます。
続きまして国庫支出金でございます。9億4,670万8,000円となっております。構成比は9.4%でございます。
その次が町債の9億642万2,000円で、構成比は9.0%でございます。
次に、7ページをお願いいたします。
歳出の内訳を性質別に分類してみますと、義務的経費であります人件費は13億5,997万6,000円、扶助費は17億1,042万4,000円、公債費は8億5,102万円、表の一番下になりますが、義務的経費の総額は39億2,142万円となっております。
歳出総額に占めます構成比は41.4%でございます。
扶助費が前年度より11.7%の増加となっております。これは、消費税率の引き上げに伴う臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金や自立支援給付費、保育所運営費の増などによるものでございます。
続きまして投資的経費でございますが、これは、普通建設事業や災害復旧事業でございまして、総額が7億8,504万5,000円で、構成比は8.3%でございます。前年度より29.4%の減ですが、主な理由は、25年度には中学校給食施設整備事業があったことなどによるものでございます。
また、歳出の主なものといたしまして、他会計への繰出金がございます。これは国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、下水道事業、農業集落排水事業
特別会計への繰り出しでございまして、総額は15億4,068万6,000円でございます。全体の16.3%を占めております。
次に、ページを戻っていただきまして、5ページをお願いいたします。
表の左側の10番、実質単年度収支でございますが、プラス2,347万1,000円となっております。これは、前年度からの繰越金、繰上償還額及び積立金取り崩し額を除いた実質的な単年度の歳入差し引きであり、20年度から7年連続で黒字となっております。
次に、
一般会計の全体的な財政指数を申し上げますと、表の右側の14番の財政力指数は、基準財政収入額を基準財政需要額で割り戻したものでございますが、3か年平均で0.750でございまして、前年度より0.01ポイント高くなっております。
次に、16番の経常収支比率でございますが、86.0%になっております。これは、財政の弾力性を示す数字でございますが、主に繰出金や人件費が増加したために、前年度より1.3ポイント上昇しております。
最後に、3ページをお願いいたします。
健全化判断比率について説明させていただきます。
実質赤字比率は、普通会計においての赤字の度合を示すものでございます。稲美町の場合、普通会計は
一般会計のみとなっておりますが、
一般会計の実質収支は黒字でございまして、赤字の比率はなしということになっております。なお、この数字が括弧書きにあります14.26を超えますと、早期健全化団体となり、財政健全化計画を策定し、財政の健全化に取り組まなくてはならないとされております。また、括弧書きの早期健全化基準は、各団体の財政規模に応じた数字となっております。
次に、連結実質赤字比率でございますが、これは
一般会計にすべての
特別会計、企業会計を連結した赤字比率でございます。これにつきましても黒字となっておりますので、比率はなしということになっております。
右側に移りまして、実質公債費比率でございます。これは
一般会計の公債費に
特別会計が支払う元利償還金へ充当した
一般会計からの繰出金などの地方債の元利償還金に準ずるものを加えて算出する、当該年度における公債費負担の割合を示す財政指標でございます。3か年平均で7.5%となっておりまして、前年度より0.7ポイント改善をしております。これが25%を超えますと、早期健全化団体となります。
次に、将来負担比率でございます。これは、将来に必ず必要となるお金、地方債残高、債務負担行為、退職手当負担金、
特別会計への繰出金などから、地方債に対して地方交付税に算入されることが見込まれる額や、将来に収入が見込まれる充当財源及び基金残高などを差し引いた額を標準財政規模で割ったもので、将来にどれだけ負担を残しているかを見る指標でございます。26年度は、11.8%でございまして、前年度より11.1ポイント改善をしております。将来負担比率につきましては、350%を超えますと早期健全化団体となります。
次に、資金不足比率でございます。公営企業会計において資金不足額を事業の規模で割ったものでございますが、下水道事業
特別会計、農業集落排水事業
特別会計、
水道事業会計ともに資金不足額はございませんので、比率はなしということになっております。なお、
一般会計の早期健全化基準に当たる経営健全化基準は20%となっております。
以上で、平成26年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定についての
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 続いて、藤原良知
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(藤原良知) それでは、続きまして議案第34号 平成26年度稲美町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての
補足説明を申し上げます。
資料は平成26年度各会計
歳入歳出決算書をお願いいたします。この薄い分でございます。
この決算書の11ページ、12ページをお願いいたします。
まず、歳入でございます。
第1款国民健康保険税の収入済額は7億8,436万7,991円で、前年度比較では3,480万2,228円の減、医療給付費現年課税分の徴収率につきましては、一般被保険者分が93.54%、退職被保険者分が98.10%でございます。
第3款国庫支出金は、一般被保険者の療養給付費等負担金、財政調整交付金が主な内訳で、7億206万3,921円。前年度比で、5,380万7,171円の増でございます。
第4款療養給付費交付金は、社会保険診療報酬支払基金からの退職被保険者の療養給付費交付金で、2億4,878万7,000円。前年度比で、5,353万5,000円の減でございます。
第5款前期高齢者交付金につきましては、65歳から74歳の前期高齢者の保険加入率に応じた社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、12億8,047万2,666円。前年度比で、5,107万4,866円の増でございます。
第6款県支出金は、1億6,855万4,752円。前年度比で、1,327万3,285円の増で、財政調整交付金が主な内訳でございます。
第7款共同事業交付金は、3億8,229万2,262円。高額医療費に対する県国保連合会からの交付金で、前年度比では1,860万5,037円の増でございます。
第10款繰越金は1億936万5,407円で、前年度比では、6,003万2,130円の増でございます。
歳入合計は38億9,892万503円でございまして、前年度より2,985万9,315円、0.8%の増でございます。
13ページ、14ページの歳出をお願いいたします。
第2款保険給付費は26億8,042万4,037円で、一般被保険者と退職被保険者の療養給付費、高額療養費が主な内容でございまして、前年度よりも6,601万2,670円の増でございます。
第3款後期高齢者支援金等は、後期高齢者医療保険に対する保険者支援分で、4億5,122万4,253円でございます。
第6款介護保険納付金は、40歳から64歳の介護保険第2号被保険者に係る保険者納付金でございます。1億8,277万2,078円でございます。
第7款共同事業拠出金は4億21万9,772円で、高額医療費に対する共同事業などへの拠出金でございます。
第8款保健事業費、1,477万3,389円。特定健診、特定保健指導に関する保険者負担金などの費用が主なものでございます。
第11款諸支出金、5,791万8,754円。平成25年度の療養給付費等負担金の返還金などでございます。
15、16ページをお願いいたします。
歳出合計は38億8,835万3,924円で、前年度より1億2,865万8,143円、3.4%の増でございます。
歳入歳出差引残額につきましては、1,056万6,579円でございます。
続きまして、議案第35号 平成26年度稲美町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての
補足説明を申し上げます。
18ページ、19ページの歳入でございます。
第1款後期高齢者医療保険料は2億6,156万7,080で、被保険者が納付した特別徴収と普通徴収の保険料の合計額で、前年度比較で1,925万8,962円の増でございます。
第3款繰入金6,197万8,199円につきましては、
一般会計からの事務費繰入金と保険基盤安定繰入金の合計額でございます。
歳入合計は3億3,933万8,442円でございまして、前年度より2,807万2,346円、9.0%の増でございます。
20ページ、21ページ、歳出でございます。
第2款後期高齢者医療広域連合納付金3億2,564万1,230円につきましては、県広域連合に納付する後期高齢者医療保険料などの納付金で、前年度比較3,455万4,230円、11.9%の増でございます。
歳出合計は3億3,179万7,476円で、前年度より3,564万2,064円、12.0%の増でございます。
歳入歳出差引残額は、754万966円でございます。
続きまして、議案第36号 平成26年度稲美町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての
補足説明を申し上げます。
23ページ、24ページの歳入でございます。
第1款保険料は4億4,968万2,120円で、65歳以上の第1号被保険者の特別徴収、普通徴収保険料などの合計額でございます。前年度比較では2,143万9,089円、5.0%の増でございます。
第3款国庫支出金は3億8,801万7,097円で、前年度比で125万412円、0.3%の増でございます。
第4款支払基金交付金は5億3,707万2,806円、前年度より90万8,194円、0.2%の減でございます。40歳から64歳までの第2号被保険者が負担する介護保険料で、社会保険診療報酬支払基金からの交付金でございます。
第5款県支出金は2億8,188万6,000円で、前年度比で258万7,000円、0.9%の増でございます。
第7款繰入金は3億158万4,037円で、前年度比較74万4,053円、0.2%の減でございます。
歳入合計は、19億6,090万5,021円で、前年度より2,152万9,236円、1.1%の増でございます。
25ページ、26ページの歳出でございます。
第2款保険給付費は18億1,923万6,441円で、前年度比較で1,389万4,375円、0.8%の減で、居宅介護サービスなどの給付費の減などが主な内容でございます。
第3款地域支援事業費、5,723万963円。いきいきサロン、いきいき広場などの介護予防事業が主な内容でございます。
第5款諸支出金、2,238万4,400円。前年度より1,643万5,821円の増で、国県等の返還金の増が主なものでございます。
総出合計は19億6,084万3,824円で、前年度より2,273万7,159円、1.2%の増でございます。
歳入歳出差引残額は、6万1,197円でございます。
続きまして、議案第37号 平成26年度稲美町
介護サービス特別会計歳入歳出決算認定についての
補足説明を申し上げます。
28ページ、29ページの歳入でございます。
第1款サービス収入につきましては、介護予防サービス計画に対する給付費収入で1,538万2,428円で、前年度より71万1,771円、4.9%の増でございます。
第3款繰越金は、前年度繰越金44万9,061円でございます。
歳入合計は1,583万1,489円で、前年度より116万85円、7.9%の増でございます。
30ページ、31ページの歳出でございます。
第1款総務費751万8,000円は、嘱託職員3名分の賃金でございます。
第2款サービス事業費760万8,359円につきましては、介護予防のケアプラン作成業務の委託料が主な内容でございます。
歳出合計は1,512万6,359円で、前年度より90万4,016円、6.4%の増でございます。
歳入歳出差引残額は、70万5,130円でございます。
以上で、議案34号から第37号までの
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 続いて、田野正信水道
担当部長。
○
地域整備部水道担当部長(田野正信) それでは、議案第38号 平成26年度稲美町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての
補足説明を申し上げます。
各会計
歳入歳出決算書の33ページ、34ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款分担金及び負担金、収入済額601万1,900円でございます。これは、下水道事業の受益者負担金でございます。
第2款使用料及び手数料3億747万8,980円は、下水道の使用料が主なものでございます。
第3款国庫支出金930万5,758円は、国安川2号雨水幹線築造工事をはじめとする下水道事業に対する
国庫補助金でございます。
第4款繰入金4億4,405万8,255円は、
一般会計からの繰入金でございます。
第7款町債3億3,740万円は、下水道事業に伴う起債の借り入れでございます。
歳入合計は、11億468万9,356円でございます。
続きまして、歳出でございます。
35ページ、36ページをお願いいたします。
第1款総務費、支出済額1億3,044万7,658円は、人件費、委託料、負担金などが主なものでございます。
第2款下水道費8,516万159円は、新たに下水道築造や維持管理に必要な経費の合計でございます。
第3款公債費8億8,804万6,539円は、事業債の元金、利子の償還金でございます。
歳出合計、11億365万4,356円でございます。
歳入歳出差引残額は103万5,000円で、これは事業認可変更申請図書作成業務を翌年度へ繰り越しする財源でございます。
続きまして、議案第39号 平成26年度稲美町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての
補足説明を申し上げます。
各会計
歳入歳出決算書の38ページ、39ページをお願いいたします。
まず、歳入でございます。
第2款使用料及び手数料3,334万9,840円は、8つの排水処理施設の使用料でございます。
第3款県支出金2,889万1,620円は、稲美第2地区実施設計業務委託料及び機能強化工事、また稲美第3地区機能診断業務の県支出金でございます。
第4款繰入金2億2,029万6,466円は、
一般会計からの繰入金でございます。
次に、第7款町債1億1,980万円は、起債の借り入れでございます。
歳入合計、4億261万6,592円でございます。
続きまして、歳出でございます。
40ページ、41ページをお願いいたします。
第1款農業集落排水事業費、支出済額1億1,662万6,126円は、8つの排水処理施設の維持管理に伴う費用でございます。
第2款公債費2億8,599万466円は、事業債の元金、利子の償還金でございます。
歳出合計、4億261万6,592円でございます。
歳入歳出差し引き残額は、0円でございます。
続きまして、議案第40号 平成26年度稲美町
水道事業会計剰余金処分及び
決算認定についての
補足説明を申し上げます。
別冊の平成26年度稲美町
水道事業会計決算書の1ページ、2ページをお願いいたします。
平成26年度稲美町水道事業決算報告書でございます。
まず、(1)の収益的収入及び支出の収入でございます。
第1款水道事業収益、決算額6億2,547万7,767円の内訳といたしまして、第1項営業収益5億3,567万7,940円は、水道料金が主なものでございます。
第2項営業外収益8,959万5,637円は、加入分担金及び平成26年度会計制度改正により、長期前受金戻し入れが計上されたことが主なものでございます。
続きまして、支出でございます。
第1款水道事業費用、決算額5億7,284万1,053円の内訳といたしまして、第1項営業費用5億377万2,842円は、職員の給料、動力費、修繕料、委託料、受水費などが主なものでございます。
第2項営業外費用6,075万8,206円は、企業債の利息が主なものでございます。
第3項特別損失831万5円は、水道料金の不納欠損及び会計制度改正に伴う費用として、職員手当等を計上したものが主なものでございます。
3ページ、4ページをお願いいたします。
(2)資本的収入及び支出の収入でございます。
第1款資本的収入、決算額4,225万円の内訳といたしまして、第1項企業債3,000万円は、西部配水場耐震工事及び配水管敷設替工事に対する企業債の借り入れでございます。
第2項負担金1,225万円は、水源開発負担金及び消火栓工事負担金でございます。
次に、支出でございます。
第1款資本的支出、決算額1億9,799万5,974円の内訳といたしまして、第1項建設改良費1億402万6,590円は、委託料、工事請負費などが主なものでございます。
第2項の企業債償還金は、9,396万9,384円でございます。
9ページをお願いいたします。
次に、水道事業剰余金処分につきまして、平成26年度に生じた利益のうち4,000万円を建設改良積立金に積み立てすることについて、
決算認定の議決とあわせてお願いをするものでございます。
以上で、議案第38号、39号、40号の
補足説明とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○議長(
池田孝次) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
お諮りいたします。
本8案については、議事の順序を省略し、議長を除く13人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、当委員会に付託の上、休会中に審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、本8案は議事の順序を省略し、議長を除く13人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、休会中に審査することに決しました。
さらにお諮りいたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、稲美町議会委員会条例第7条第4項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますが、本特別委員会は議長を除く全員の議員をもって構成する特別委員会でありますので、議長からの指名を省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、議長からの指名を省略することにし、議長を除く全員の議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。
次に、ただいま選任されました決算特別委員会の委員長及び副委員長は、稲美町議会委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。
休憩中に互選をお願いいたします。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前11時14分
……………………………………
再 開 午前11時14分
○議長(
池田孝次) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
委員長及び副委員長の互選の結果をご報告申し上げます。
決算特別委員会委員長に杉本充章議員、副委員長に赤松愛一郎議員、以上のとおり互選されました。
……………………………………………………………………………………
日程第10.議案第41号から議案第47号まで 7案一括上程
……………………………………………………………………………………
○議長(
池田孝次) 次は日程第10、議案第41号 平成27年度稲美町
一般会計補正予算(第2号)から議案第47号 平成27年度稲美町
水道事業会計補正予算(第1号)までの7案を一括議題といたします。
これより、議案第41号から議案第47号までの7案に対する当局の
提案理由の説明を求めます。
古谷 博町長。
○町長(古谷 博) (登壇) ただいま上程されました議案第41号から議案第47号までの7議案につきまして、
提案理由の説明を順次申し上げます。
まず、議案第41号の平成27年度稲美町
一般会計補正予算(第2号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ2億9,043万7,000円を増額いたしまして、補正後の総額を102億2,917万1,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第42号の平成27年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ3,782万8,000円を増額いたしまして、補正後の総額を45億6,859万円にしようとするものでございます。
次に、議案第43号の平成27年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますが、本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ646万6,000円を増額いたしまして、補正後の総額を3億3,555万7,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第44号でございますが、平成27年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ3,029万1,000円を増額いたしまして、補正後の総額を21億1,826万8,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第45号でございますが、平成27年度稲美町
介護サービス特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入のうち繰入金を70万4,000円減額をいたしまして、繰越金を70万4,000円増額し、補正後の総額を補正前と同額の1,815万9,000円にしようとするものでございます。
次に、議案第46号でございますが、平成27年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、歳入歳出にそれぞれ674万1,000円、これを減額いたしまして、補正後の総額を11億7,351万2,000円にしようとするものでございます。
最後でございますが、議案第47号の平成27年度稲美町
水道事業会計補正予算(第1号)でございます。本件につきましては、第2条関係におきまして、収益的支出を水道事業費で835万2,000円、これを増額いたしまして、補正後の総額を6億7万9,000円にしようとするものでございます。第3条関係におきまして、職員給与費を739万4,000円増額いたしまして、補正後の総額を4,827万円にしようとするものでございます。
以上、それぞれの案件につきまして
担当部長から順次補足の説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
池田孝次) 次に、
補足説明を順次求めます。
大西真也経営政策部長。
○
経営政策部長(
大西真也) それでは、議案第41号 平成27年度稲美町
一般会計補正予算(第2号)の
補足説明を申し上げます。
補正予算書の1ページをお願いいたします。
第1条で歳入歳出予算の総額を規定し、第2条で地方債の補正を行っております。
4ページをお願いいたします。
3番の消防事業(防災対策事業)の限度額を2,210万円から2,500万円に、4番の中学校事業(学校教育施設等整備事業)の限度額を2億100万円から2億4,370万円に、5番の臨時財政対策債の限度額を4億8,800万円から5億5,466万6,000円に補正しようとするものでございます。
次に、6ページ、7ページの歳入から説明を申し上げます。
9款地方交付税、1項1目地方交付税1億5,780万3,000円の増額は、本年7月の普通交付税の算定により交付額が確定したことによるものでございます。
13款国庫支出金、2項
国庫補助金、1目総務費
国庫補助金、99万2,000円の増額でございます。これは、細節3個人番号カード交付事務費補助金で、本年10月からのマイナンバー制度の個人番号カード交付事務に対する国庫補助を新設するものでございます。
2目民生費
国庫補助金、158万円の増額でございます。その内訳は、細節11保育の質の向上のための研修事業補助金50万円は、保育士の研修事業に対する国庫補助を新設するもので、県の基金事業から国の補助事業へ変更となったものでございます。
細節12保育体制強化事業補助金108万円は、保育士の負担を軽減することにより保育体制の強化を図るもので、保育の周辺業務に地域の人材を活用する事業に対する国庫補助の新設でございます。
5目教育費
国庫補助金、6,890万8,000円の減額でございます。これは、細節3学校施設環境改善交付金で、主に
稲美北中学校大
規模改造事業に対する国庫補助がつかなかったことによる減額でございます。
14款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金、4万円の増額でございます。その内訳は、細節9保育の質の向上のための研修事業補助金50万円の減額は、先ほど
国庫補助金でも申し上げましたが、保育士の研修事業が県の基金事業から国庫補助事業へ変更となったものでございます。
細節18保育体制強化事業補助金54万円の増額は、こちらも先ほど
国庫補助金でも申し上げましたが、保育の周辺業務に地域の人材を活用する事業に対する県補助の新設でございます。
3目衛生費県補助金、16万2,000円の増額でございます。これは、細節6若年者在宅ターミナルケア支援事業補助金で、20歳から40歳までの末期がん患者に対する公的支援への県補助の新設でございます。
17款繰入金、1項1目繰入金、4億5,986万3,000円の減額は、歳入歳出の調整による財政調整基金からの繰入金の減でございます。
18款繰越金、1項1目繰越金、5億3,758万1,000円の増額は、平成26年度決算の実質収支額を繰り越ししたものでございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
19款諸収入、4項1目雑入、197万2,000円の増額でございます。これは、細節8消防団員退職報奨金で、退職団員数の増により増額するものでございます。
2目過年度収入681万2,000円の増額は、細節1福祉医療費補助金等過年度収入で、福祉医療費補助金等の平成26年度精算交付金でございます。
20款町債、1項町債、3目消防債、290万円の増額でございます。これは、積載車及びポンプ購入に対する起債について、充当率が高く、より有利な起債を充てることができるようになったため、増額するものでございます。
4目教育費、4,270万円の増額でございます。これは、
国庫補助金でも申し上げましたが、
稲美北中学校大
規模改造事業に国庫補助がつかなかったため、不足する財源に起債を充当するものでございます。
5目臨時財政対策債は確定に伴うものでございまして、6,666万6,000円の増額でございます。
続きまして、歳出の説明に移らせていただきます。
人件費につきましては、4月の人事異動に伴う所要の補正をさせていただいております。後ほど一括して申し上げますので、人件費以外の予算について先に申し上げます。
10ページ、11ページをお願いいたします。
2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、事業番号13、減債基金積立事業2億6,929万1,000円の増額でございます。平成26年度の決算剰余金の2分の1以上を積み立てなければならないという地方財政法の規定に基づくものでございます。
6目企画費、事業番号5
まちづくり推進事業、200万9,000円の増額でございます。ふるさと納税の拡充に伴う経費でございます。
事業番号9、電子計算事務事業151万2,000円の増額でございます。これは、行政不服審査法の改正に伴う例規整備支援に係る委託料でございます。
12ページ、13ページをお願いいたします。
3項戸籍住民登録費、1目戸籍住民登録費、事業番号7、マイナンバーカードシステム管理事業、234万8,000円の増額でございます。これは、10月からの個人番号カード交付事務に関連するもので、主なものは、7節賃金は特設窓口の臨時職員賃金、13節委託料はカード交付システムの設置等に係る委託料、18節備品購入費は、窓口用端末等の購入費用でございます。
3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、事業番号5、国民健康保険
特別会計操出事業、185万2,000円の増額でございます。国民健康保険
特別会計の人件費の補正により増額するものでございます。
4目老人福祉費、事業番号5、後期高齢者医療事業107万3,000円の減額でございます。後期高齢者医療
特別会計の繰越金等の補正に伴う事務費繰出の減でございます。
事業番号10、介護保険
特別会計繰出事業、429万9,000円の減額でございます。
14ページ、15ページになりますが、介護保険
特別会計の人件費等の補正により減額するものでございます。
2項児童福祉費、2目児童措置費、事業番号2、特別保育等補助事業216万円の増額でございます。これは歳入でも申し上げましたが、保育士の負担を軽減することにより保育体制の強化を図るもので、保育の周辺業務に地域の人材を活用する事業を行う保育所に交付する補助金でございます。
5目子育て支援センター費、事業番号1、子育て支援センター嘱託職員賃金104万4,000円の減額でございます。平成27年3月末で退職した嘱託職員1名の後任の採用は決まっておらず、不要額を減額するものでございます。
事業番号2、子育て支援センター運営事業、179万8,000円の増額でございます。先ほど、嘱託職員賃金でも申し上げましたが、3月末で退職した嘱託職員1名の不足分を臨時職員で対応するため、増額するものでございます。
16ページ、17ページをお願いいたします。
4款衛生費、1項保険衛生費、3目健康増進事業費、事業番号6、若年者在宅ターミナルケア支援事業、36万円の増額でございます。これは歳入でも申し上げましたが、20歳から40歳までの末期がん患者に対する公的支援で、訪問介護や福祉用具の貸与等の費用を助成するものでございます。
2項清掃費、1目塵芥処理費、事業番号5、清掃センター施設維持管理事業、269万1,000円の増額でございます。これは、清掃センターの中央制御盤等のモニターを取り替えるものでございます。
次にページが飛びまして、20ページ、21ページをお願いいたします。
8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費、事業番号11、下水道事業
特別会計繰出事業、674万1,000円の減額でございます。下水道事業
特別会計の人件費の補正により、減額するものでございます。
9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費、事業番号1消防団活動事業、197万2,000円の増額でございます。これは歳入でも申し上げましたが、退職団員数の増により退職報償金を増額するものでございます。
次に、ページが飛びまして24、25ページをお願いいたします。
10款教育費、5項社会教育費、5目資料館費、事業番号2文化財保護事業、95万9,000円の増額でございます。これは、風呂ノ谷池遺跡地区内においてため池整備事業が行われるため、試掘調査を行うものでございます。
6項保健体育費、3目学校給食費、事業番号2、給食事業嘱託職員賃金263万円の減額でございます。これは、栄養教諭が県費負担職員となったことにより減額するものでございます。
13款諸支出金、1項諸費、1目国県支出返納金1,747万1,000円の増額でございます。これは、障害者自立支援給付費、身体障害者補装具費、福祉医療等に係る国県に対する返納金でございます。
歳出におきましては、それぞれの款で人件費項目を増額または減額させていただいております。この補正につきましては、人事異動に伴うもの及び年度中におきます新規の扶養及び通勤手当等の異動に伴うものでございます。
全体的なものといたしましては、26ページ以降の給与費明細書をお願いいたします。
26ページには、特別職における
一般会計の補正の内容の総括として一覧表に上げさせていただいております。長等について共済費24万2,000円の増額、これは10月からの公的年金一元化に伴う標準報酬制移行により、共済負担金が決定したことによるものでございます。
次に、一般職の職員の総括でございます。
給与費におきまして26万6,000円の増額、共済費で287万8,000円の増額、合計314万4,000円の増額でございます。
給与費の増額の主な理由といたしましては、人事異動に伴うもの、また業務量の増による時間外勤務手当の増などによるもので、共済費の増額の主な理由は、先ほどの標準報酬制移行に伴う共済負担金の決定によるものでございます。それ以外の手当につきましては、住居手当、通勤手当などの変更に伴い、調整した額でございます。
それぞれの項目につきましてはお目通しをいただき、ご理解をいただきますようお願いいたします。
以上で、平成27年度
一般会計補正予算(第2号)の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 続いて、藤原良知
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(藤原良知) それでは、議案第42号 平成27年度稲美町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の
補足説明を申し上げます。
32、33ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第4款療養給付費交付金、1項1目療養給付費交付金、2節過年度分、63万6,000円の増。平成26年度の交付金の額の確定による増でございます。
第9款繰入金、1項他会計繰入金、1目
一般会計繰入金、3節職員給与費等繰入金、185万2,000円の増。これにつきましては、人事異動によります歳出の職員給与費等の増に伴う
一般会計からの繰入金の増でございます。
2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金、2,477万5,000円の増。この繰入金を除いた歳入補正予算額と歳出補正予算額の差額を、この繰入金を増額して整理しようとするものでございます。
第10款繰越金、1項繰越金、2目その他繰越金、1,056万5,000円の増。平成26年度の繰越金でございます。
34、35ページをお願いします。
歳出でございます。
第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、185万2,000円の増。これは、事業番号1、国民健康保険事務に要する職員給与費に係るもので、人事異動に伴う増でございます。
第3款後期高齢者支援金等、1項後期高齢者支援金等、1目後期高齢者支援金、996万1,000円の増。支援金の額の確定に伴う増額でございます。
第9款基金積立金、1項基金積立金、1目財政調整基金積立金、528万4,000円の増。事業番号1、国民健康保険財政調整基金積立事業に係るもので、平成26年度の繰越金の2分の1を下らない額を財政調整基金に積み立てようとするものでございます。
第11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金、2,073万1,000円の増。事業番号1、国民健康保険償還金事業、23節償還金利子及び割引料、1細節療養給付費等負担金返還金、2,800万4,000円の増。3細節特定健康診査・保健指導負担金返還金。36、37ページをお願いいたします。
64万7,000円の増。これらにつきましては、平成26年度の事業費確定に伴う負担金の返還金でございます。
続きまして、議案第43号 平成27年度稲美町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の
補足説明でございます。
44、45ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第3款繰入金、1項
一般会計繰入金、1目事務費繰入金、107万3,000円の減。平成26年度の繰越金の額の確定に伴い、
一般会計から繰り入れた事務費相当額の繰入金を減額しようとするものでございます。
第4款繰越金、1項1目繰越金、753万9,000円の増。平成26年度の繰越金でございます。
46、47ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、646万6,000円の増でございます。これは、事業番号1、後期高齢者医療広域連合納付事業に係るもので、平成26年度の繰越金の確定に伴い、その繰越金のうち平成26年度保険料相当額を、今年度の広域連合への納付金の予算額に加えようとするものでございます。
続きまして、議案第44号 平成27年度稲美町
介護保険特別会計補正予算(第1号)の
補足説明を申し上げます。
52、53ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第3款国庫支出金、2項
国庫補助金、4目システム改修事業補助金、250万円の増。平成27年度の介護保険制度改正に伴うシステム改修事業に対する補助金の追加交付でございます。
第7款繰入金、1項
一般会計繰入金、5目、その他
一般会計繰入金、1節職員給与費等繰入金21万円の増につきましては、人事異動による介護保険係の職員手当等の補正に伴う
一般会計からの繰入金の増でございます。
2節事務費繰入金、450万9,000円の減につきましては、システム改修補助金の増などに伴う、
一般会計からの繰入金の減でございます。
2項基金繰入金、1目介護給付費準備基金繰入金、3,203万円の増につきましては、この繰入金を除いた歳入補正予算額と歳出補正予算額の差額を、この繰入金を増額して調整しようとするものでございます。
第8款繰越金、1項1目繰越金、6万円の増。平成26年度の繰越金でございます。
54、55ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、21万円の増。事業番号1、介護保険事務に要する職員給与費に係るもので、人事異動による介護保険係職員の、3節職員手当等の補正でございます。
3項介護認定審査会費、2目認定調査費、事業番号1、認定調査事業嘱託職員賃金、39万8,000円の減。嘱託介護認定調査員の採用が5月1日からとなったことに伴う減でございます。
第3款地域支援事業費、2項包括支援事業・在宅福祉事業費、1目包括支援事業費、事業番号1、包括支援事業に要する職員給与費161万1,000円の減は、4月の人事異動に伴う地域包括支援センター職員の2節給料、3節職員手当等の減によるものでございます。
第5款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目償還金、3,209万円の増。これは、事業番号1、保険料外収入償還事業に係るもので、平成26年度の介護給付費負担金、地域支援事業交付金の額の確定に伴い、国県及び社会保険診療報酬支払基金へ返納しようとするものでございます。
続きまして、議案第45号 平成27年度稲美町
介護サービス特別会計補正予算(第1号)の
補足説明を申し上げます。
62、63ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第2款繰入金、1項1目
一般会計繰入金、70万4,000円の減。平成26年度繰越金の増額補正に伴います減でございます。
第3款繰越金、1項1目繰越金、70万4,000円の増。平成26年度の繰越金でございます。
以上で、議案第42号から45号の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 続いて、田野正信水道
担当部長。
○
地域整備部水道担当部長(田野正信) それでは、議案第46号 平成27年度稲美町
下水道事業特別会計補正予算(第1号)について説明を申し上げます。
68ページ、69ページをお願いいたします。
まず、歳入でございます。
4款繰入金、1項繰入金、1目繰入金、674万1,000円の減額でございます。これは、人事異動によります歳出の職員給与費の減額に伴う
一般会計からの繰入金の減でございます。
70ページ、71ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、308万9,000円の減でございます。これは、事業番号1、下水道事務に要する職員の給与費に係るもので、人事異動による水道課職員の2節給料、3節職員手当等、4節共済費、19節負担金補助及び交付金の減額補正でございます。
2款下水道費、1項下水道事業費、1目公共下水道事業費、365万2,000円の減でございます。これは、事業番号1、下水道建設改修事業に要する職員の給与費に係るもので、人事異動による水道課職員の2節給料、3節職員手当等、4節共済費、19節負担金補助及び交付金の減額補正でございます。
続きまして、議案第47号 平成27年度稲美町
水道事業会計補正予算(第1号)の
補足説明を申し上げます。
78ページ、79ページをお願いいたします。
収益的支出、1款水道事業費用、1項営業費用、835万2,000円の増額で、主に人事異動によるものでございます。内訳といたしましては、2目配水及び給水費32万8,000円の減額、4目総係費868万円の増額で、職員の人件費などでございます。
以上、誠に簡単ですが、議案第46号、47号の
補足説明とさせていただきます。
○議長(
池田孝次) 以上で、当局の
提案理由の説明は終わりました。
以上で、本日の日程は終わりました。
お諮りいたします。
明25日から9月2日までの9日間は休会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
池田孝次) ご異議なしと認めます。
よって、明25日から9月2日までの9日間は休会することに決しました。
次の本会議は、9月3日午前9時30分から再開いたします。
本日は、これにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
散 会 午前11時45分...