まず、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の猪名川町に配分される額としましては、先ほどおっしゃられた、4月末に
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰対応分が国のほうで創設されまして、猪名川町に配分される金額としましては7,907万5,000円、およそ8,000万円となります。
それから、余りがあるんじゃないかということでお話ありましたけれども、その令和4年4月に創設された
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰対応分、先ほど申し上げました8,000万円にプラスで、およそ2,500万円ほど追加の配分がございました。今年度は、令和4年度の当初予算で
新型コロナウイルス感染症対応交付金、繰り越した分で1億4,200万円ございますので、
原油価格・
物価高騰対応分がおよそ8,000万円、それから、いわゆる通常分と言われるものが1億6,000万円ほどございます。その使い道につきましては、今回補正で対応させていただいております水道の減免事業で6,000万円活用させていただきますけれども、まだ残っています分が通常分でおよそ3,000万円ほど、それから
物価高騰対応分で1,500万円ほどございます。こちらの使途につきましては、7月中にその使途について計画をまとめることになっておりますので、それまでに使途を決定させていただいて、9月補正でその内容につきまして、報告も含めて、補正で上げさせていただきたいと考えております。
○池上委員 この新たな今年度分については、政府のほうも特別ピンポイントで給食に使いなさいという指示が下りてるはずなんですが、その辺の扱いはどういうふうに考えられてますか。
○肥爪総務課副主幹
物価高騰対応分につきましては、給食費にも利用できるということで案内されておりますので、特別こういうものに使いなさいという指示はございません。ただ、住民の生活であったり、事業者の生活が
物価高騰によって苦しくなっている、そういった面から、給食費も保護者の負担が増となっておりますので、そういったものも使えるよということでご案内されているものでございます。
○池上委員 4月26日付ではその辺変わったなと思うんですけど、後で、総務省かどこの省庁か分かりませんけど、給食を強調してる指示があるはずなんですね。その辺、給食材料もそうですし、それから給食費の負担もかかりますんで、水道はもう全町域、各家庭に行くんで、これはなかなか平等でいいかなと思うんですけど、給食もここにぜひ加えるべきじゃないかと思いますので、今後の検討の中にぜひ織り込んでいただければというふうに思います。
委員長、続いてよろしいですか。
○
阪本委員長 はい、どうぞ。
○池上委員 14、15ページと、それから、その後に続く26、27で、先ほどからありました
スクール・
サポート、委託から補助に変わったという、その流れですね。どういう経緯でそう変わったんか、財政的にはどういうふうになったのか。ここで見ますと、15ページではマイナスの72万、上でプラスの95万かな。その辺の差が財政的にはどうなんか、ちょっとお願いします。
○東山
学校教育課主幹 すみません、失礼します。ご質問にお答えします。
まず最初に、県のほうから
委託事業ということで
スクール・
サポート・
スタッフの配置事業の紹介がありました。そのときは町としても年間720時間分の人件費ということを予定しておりまして、72万円の歳入を見込んでおります。
委託事業ですので、事業費の10分の10歳入されるということで計画をしております。その後、
委託事業から補助金事業に変わりますとなったときに、
スクール・
サポート・
スタッフの補助の時間上限が840時間ということで示されましたので、できるだけ
スクール・
サポート・
スタッフを配置したいということで、補助上限の840時間分を申請させていただいております。その関係で、その場合、ボーナスの支給対象となる方になりますので、ボーナス分も含めて95万7,000円の10分の10の歳入を見込んで、今回予算を上げさせていただいております。
○池上委員 そうしますと、委託のときと時間数が変わって、その差額が町負担なのか、今まで720時間分委託で入ってた部分については、そのまま補助として頂けるというか、歳入されるんか、その辺はどうでしょう。
○東山
学校教育課主幹 当初の
委託事業につきましては、国の補助金を活用して県が
委託事業として実施しますということになっておりまして、国の補助金は補助率が3分の1でした。県のほうは特にもう補助はしませんということで、3分の2は町の負担という考え方になっております。今回、27ページのほうに
小学校管理事務費で、18節の負担金及び交付金で48万円減額させていただいてるんですけれども、こちらのほうが一旦10分の10の委託金が72万円入ってきまして、国の補助金分の3分の1はもらった形で、残りの3分の2を県のほうに返すというようなお金の仕組みを計画されておりまして、実質は3分の1だけ補助がもらえてて、3分の2が町の負担という形で計画がなされておりました。今回、
補助事業になりましたので、この返金業務というのがなくなりますので、今回マイナスで計上させていただいております。
○池上委員 分かりました。
○
阪本委員長 ほかにありませんか。
○丸山委員 27ページの
学校施設整備費の271万3,000円の中に、落雷で修繕をするという話を聞きましたが、この271万3,000円、大体どういう修繕をするのかというのが1つですね。それと、その前に、21ページに、50年たってるんで
社会福祉会館の屋根を交換、修理するとか、総合福祉センターの管理費の
シャワーが壊れたとか、これで447万6,000円と聞きました。これについては、やはり追加でやるよりも初めから事業計画として組むべきだと私は思っておるんですけど、毎年こういうようなものは計画的にやるべきだと思うんですけど、やられてるとは思うんですけど、そこについての猪名川町としての考え方をちょっとお聞きしたい。この2点でございます。
○
澤教育振興課長兼
社会教育室長 まず、1点目でございます。落雷に関係する学校の修繕についてのご答弁申し上げます。
こちらにつきましては、先ほどご説明しました、5月23日に清陵中学校の敷地内にある電柱に落雷があったものでございます。この落雷により、学校の敷地内にございます高圧受変電設備、一般的にキュービクルというものなんですけども、こちらに落雷による影響で損傷が生じました。そのため、このキュービクルの内部、また、そこからキュービクル以外の各電気設備にも若干の影響が出ておりますので、学校での電気の安定供給をするために応急的に修繕を実施するものでございます。
○大西
福祉課長 社会福祉会館及び総合福祉センターについて、計画に基づいた管理をということで、ご質問を受けました。総合福祉センターにつきましては、平成7年度に竣工いたしまして、
本年度で28年経過という形になっております。今回修繕で上げさせていただいたものについては、年度当初から整備させていただいております施設、こちらのほうが老朽化によりまして入替えが必要であるということで
予算計上させていただいております。27年前の設備ということで、なかなかメーカーに問合せをしても部品がないといったような状況もございまして、おっしゃるとおり、入替えも含めて実施をしなければならないというふうに思っております。令和6年度には30年という節目を迎えますので、必要な機能について庁内のほうで精査いたしまして、どちらをどのように直していくかということも議論させていただきたいというふうに思っております。
もう一つ、
社会福祉会館につきましては、昭和46年竣工ということで、本年でもう51年を迎えるという形になっております。こちら、屋根の修理につきましては、ほぼ毎年、
予算計上をさせていただいておりまして、平成23年から今までの雨漏りに係る修繕のほうが500万円程度ちょっとかかってるということで、毎年、何らかの修繕をお願いしてるというふうな状況にございます。委員おっしゃるとおり、全てを根本的に止めるということであれば、屋根全体の改修といったものが必要になるんですけども、そちらについてはちょっと数千万円規模でかかるというふうな試算のほうもございまして、なかなか踏み切れないというところもございます。こちらの施設、51年経過しております。また、耐震化、新耐震のほうにも対応してないということで、館として今後どのようにするかといったことも一定整理しなければならないというふうに思っております。
○
阪本委員長 ほかにありませんか。
○古東委員 すみません、19ページの
敬老事業費、マイナスの318万2,000円ということで、今年はコロナの関係で3年続けての中止ということで今お伺いしたんですけども、
施政方針の中では事業の見直しとかもうたわれてまして、例えばこの敬老会の在り方をアフターコロナを考えながら今から考えるということで先ほどご説明があったかと思うんですけど、何か変わるようなことはあるんでしょうか、形態が。高齢者の方々はこの敬老会、アトラクションが皆さん楽しみで、近くであれだけ笑えるアトラクションしていただければ大変ありがたく、楽しみにしておられる皆さんが大勢いらっしゃると思うんで、またその事業の見直しの中にも多分入ってくると思うんですけれども、今の段階で結構ですけれども、どのような整理の仕方をアフターコロナに向けてされようとしているのか、もしお聞きできるんでしたらお願いしたいと思います。
○大西
福祉課長 敬老会については、9月に
文化体育館のほうを利用させていただきまして実施という形態がここ数年取っておりましたけども、令和2年、令和3年度と2か年続けて中止と。その中で、
本年度につきましても、会場の関係で中止せざるを得ないというふうなところから発想のほうが進んでおりまして、こちらに高齢者の外出の動機づけということで大変楽しみにされてるといったことも、声も聞いておりますので、中止というのは心苦しいところではありますけども、その代わりに、今回、
文化体育館の
自主事業という形でやっている事業に、70歳以上の方に配布しています、すこやかカードを利用して半額助成というふうな形で対応するものが従前からあったんですけども、こちらについては
自主事業で
お笑いイベント1つのみというふうなところで対応を今までしてたんですけども、今回、このような敬老会が中止といったことも踏まえまして、高齢者の
外出機会を確保するというところから、トークショーであったり、コンサートといった4事業について対象を広げていただいて、ただし、その分については応分の負担を福祉課ほうでするということで、今回制度を組み上げて、お諮りいただいているというところでございます。こちらにつきましては、高齢者の代表でもございます老人クラブのほうにもご説明をして、ご意見をいただきまして、
コロナ禍の中で1か所で人を集めてするイベントというものがなかなか実施しづらいといったところもございますので、今回、試行的にやらせていただきまして、次年度以降、どのように活用するかといったところも検証したいというふうに思っております。
○古東委員 本当に高齢者の皆さん、楽しみにしておられます。もし事業の何か形態を変えるとかでありましたら、住民の皆さんにも十分、高齢者の皆さんにも説明をいただいて、また老人会とも十分な調整を図っていただきたいと思います。これは要望です。結構です。
○
阪本委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
阪本委員長 それでは、議案第26号についての質疑は終結します。
ただいまから11時まで休憩といたします。執行者及び傍聴の方につきましては、ご退席願います。
午前10時49分 休憩
午前11時00分 再開
○
阪本委員長 休憩を閉じ、委員会を再開します。
それでは、猪名川町
一般会計補正予算(第2号)中、第1条(
歳入歳出予算の補正)のうち
関係部分の討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
阪本委員長 それでは、討論は終結します。
これより議案第26号のうち、
本委員会に付託されました部分を採決します。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
阪本委員長 異議なしと認めます。
よって、議案第26号 令和4年度猪名川町
一般会計補正予算(第2号)中、第1条(
歳入歳出予算の補正)のうち
関係部分は、原案のとおり可決されました。
次に、陳情・要望等の審査に入りますので、執行者は退席を願います。
それでは、「子どものために
配置基準引き上げによる
保育士増員を求める意見書」の提出を求める陳情書を議題とします。
事務局に説明させます。
○住野
事務局長 それでは、ご説明させていただきます。
「子どものための
配置基準引き上げによる
保育士増員を求める意見書」の提出を求める陳情書につきまして、ご説明させていただきます。
本陳情書につきましては、郵送されたものでございまして、令和4年5月13日に受理したものでございます。陳情者につきましては、兵庫県保育所運動連絡会様からでございます。陳情の要旨等につきましては、既にお配りしております陳情書の写しのとおりでございますけれども、概要につきましては、
コロナ禍で保育所の重要性は広く社会に認識されてきたが、保育現場の多様化、人員不足は深刻なレベルに達している。保育士確保がままならない事態が進行しており、現場の努力も限界を超えている。子どもの命と安全を守るために
保育士増員が急務であり、国に対して「子どものために
配置基準引き上げによる
保育士増員を求める意見書」の提出を求める陳情書となってございます。
以上、ご説明とさせていただきます。
○
阪本委員長 説明は終わりました。
何かご意見があればお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
阪本委員長 なしということであります。
取扱いについては、聞き及んだということでご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
阪本委員長 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
執行者は入室をお願いします。
以上で
本委員会に付託されました事件は全て議了しました。
なお、
本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
阪本委員長 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
本日の委員会はこれにて閉会します。
○
岡本町長 本日、朝早くから
生活文教常任委員会を開催していただき、また、
本委員会に付託されました議案、1議案につきまして可決、承認をいただきまして、大変ありがとうございます。まだ6月議会始まったばかりではございますが、十分お体にはご留意いただきまして、お元気でご活躍されますことを祈念いたしまして、私のあいさつとさせていただきます。本日はありがとうございました。
○
阪本委員長 本日は早朝より大変にお疲れさまでございました。コロナワクチンの4回目接種の準備も始まったところでございますけれども、まだまだ本町としましては予断を許さない状況となっておりますので、執行者、また委員各位におかれましても十分にお体にご留意いただきながら、引き続き6月議会にご出席のほう賜りたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。
午前11時06分 閉会
本委員会
会議録として署名する。
令和4年6月14日
猪名川町議会
生活文教常任委員長 阪
本 ひろ子...