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平成30年第71回定例会(第2日 3月 2日)

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  1. 淡路市議会 2018-03-02
    平成30年第71回定例会(第2日 3月 2日)


    取得元: 淡路市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-27
    平成30年第71回定例会(第2日 3月 2日)            第71回淡路市議会定例会会議録(第2号) 平成30年3月2日(金曜日) 平成30年3月2日 午前10時開議     第 1.議案第 1号 淡路指定居宅介護支援等事業人員及び運営基準等に              関する条例制定の件       議案第 2号 淡路空家等対策協議会条例制定の件       議案第 3号 淡路個人情報保護条例及び淡路情報公開条例の一部を改              正する条例制定の件       議案第 4号 淡路職員定年等に関する条例の一部を改正する条例制定              の件       議案第 5号 淡路特別職職員非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部を改正する条例制定の件       議案第 6号 淡路職員給与に関する条例及び淡路職員給与特例              に関する条例の一部を改正する条例制定の件       議案第 7号 淡路災害派遣手当等支給に関する条例の一部を改正する              条例制定の件       議案第 8号 淡路職員等旅費に関する条例の一部を改正する条例制定
                 の件       議案第 9号 淡路職員自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する              条例制定の件       議案第10号 淡路企業立地促進等による地域における産業集積形成              及び活性化のための固定資産税課税免除に関する条例及び              淡路企業立地促進条例の一部を改正する条例制定の件       議案第11号 淡路国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件       議案第12号 淡路国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件       議案第13号 淡路消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制              定の件       議案第14号 淡路介護保険条例の一部を改正する条例制定の件       議案第15号 淡路指定介護予防支援等事業人員及び運営並び指定              介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援方法              の基準等に関する条例の全部を改正する条例制定の件       議案第16号 淡路後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制              定の件       議案第17号 淡路市立認定こども園設置及び管理に関する条例の一部を              改正する条例制定の件       議案第18号 淡路市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する              条例制定の件       議案第19号 淡路市立学校設置条例の一部を改正する条例制定の件       議案第20号 淡路体育センター設置及び管理に関する条例の一部を改              正する条例制定の件       議案第21号 淡路放課後児童健全育成事業実施に関する条例の一部を              改正する条例制定の件       議案第22号 淡路市立学童保育施設設置及び管理に関する条例の一部を              改正する条例制定の件       議案第23号 淡路市旧砂川屋敷レトロ体験村の設置及び管理に関する条例              を廃止する条例制定の件       議案第24号 権利放棄の件(淡路広域行政事務組合淡路ふるさと市町村              圏基金)       議案第25号 市道路線廃止及び変更の件       議案第26号 公の施設指定管理者指定に関する件「あわじ花さじき農              水産物直売所」       議案第27号 公の施設指定管理者指定に関する件「北淡震災記念公園              「観光レクリエーション施設物産館・レストラン)」」       議案第28号 平成29年度淡路一般会計補正予算(第7号)       議案第29号 平成29年度淡路介護保険特別会計補正予算(第2号)       議案第30号 平成29年度淡路住宅用地造成事業等特別会計補正予算(              第2号)       議案第31号 平成29年度淡路公共下水道事業特別会計補正予算(第3              号)       議案第32号 平成30年度淡路一般会計予算       議案第33号 平成30年度淡路国民健康保険特別会計予算       議案第34号 平成30年度淡路後期高齢者医療特別会計予算       議案第35号 平成30年度淡路介護保険特別会計予算       議案第36号 平成30年度淡路産地直売所事業特別会計予算       議案第37号 平成30年度淡路温泉事業特別会計予算       議案第38号 平成30年度淡路津名ターミナル事業特別会計予算       議案第39号 平成30年度淡路住宅用地造成事業等特別会計予算       議案第40号 平成30年度淡路農業集落排水事業特別会計予算       議案第41号 平成30年度淡路公共下水道事業特別会計予算 1.会議に付した事件   日程第 1.議案第 1号 淡路指定居宅介護支援等事業人員及び運営基準                等に関する条例制定の件         議案第 2号 淡路空家等対策協議会条例制定の件         議案第 3号 淡路個人情報保護条例及び淡路情報公開条例の一部                を改正する条例制定の件         議案第 4号 淡路職員定年等に関する条例の一部を改正する条例                制定の件         議案第 5号 淡路特別職職員非常勤のものの報酬及び費用弁償                に関する条例の一部を改正する条例制定の件         議案第 6号 淡路職員給与に関する条例及び淡路職員給与の                特例に関する条例の一部を改正する条例制定の件         議案第 7号 淡路災害派遣手当等支給に関する条例の一部を改正                する条例制定の件         議案第 8号 淡路職員等旅費に関する条例の一部を改正する条例                制定の件         議案第 9号 淡路職員自己啓発等休業に関する条例の一部を改正                する条例制定の件         議案第10号 淡路企業立地促進等による地域における産業集積の                形成及び活性化のための固定資産税課税免除に関する                条例及び淡路企業立地促進条例の一部を改正する条例                制定の件         議案第11号 淡路国民健康保険条例の一部を改正する条例制定の件         議案第12号 淡路国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の                件         議案第13号 淡路消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条                例制定の件         議案第14号 淡路介護保険条例の一部を改正する条例制定の件         議案第15号 淡路指定介護予防支援等事業人員及び運営並びに                指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支                援の方法基準等に関する条例の全部を改正する条例制                定の件         議案第16号 淡路後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条                例制定の件         議案第17号 淡路市立認定こども園設置及び管理に関する条例の一                部を改正する条例制定の件         議案第18号 淡路市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正                する条例制定の件         議案第19号 淡路市立学校設置条例の一部を改正する条例制定の件         議案第20号 淡路体育センター設置及び管理に関する条例の一部                を改正する条例制定の件         議案第21号 淡路放課後児童健全育成事業実施に関する条例の一                部を改正する条例制定の件         議案第22号 淡路市立学童保育施設設置及び管理に関する条例の一                部を改正する条例制定の件         議案第23号 淡路市旧砂川屋敷レトロ体験村の設置及び管理に関する                条例廃止する条例制定の件
            議案第24号 権利放棄の件(淡路広域行政事務組合淡路ふるさと市                町村圏基金)         議案第25号 市道路線廃止及び変更の件         議案第26号 公の施設指定管理者指定に関する件「あわじ花さじ                き農水産物直売所」         議案第27号 公の施設指定管理者指定に関する件「北淡震災記念                公園観光レクリエーション施設物産館・レストラ                ン)」         議案第28号 平成29年度淡路一般会計補正予算(第7号)         議案第29号 平成29年度淡路介護保険特別会計補正予算(第2号)         議案第30号 平成29年度淡路住宅用地造成事業等特別会計補正予                算(第2号)         議案第31号 平成29年度淡路公共下水道事業特別会計補正予算(                第3号)         議案第32号 平成30年度淡路一般会計予算         議案第33号 平成30年度淡路国民健康保険特別会計予算         議案第34号 平成30年度淡路後期高齢者医療特別会計予算         議案第35号 平成30年度淡路介護保険特別会計予算         議案第36号 平成30年度淡路産地直売所事業特別会計予算         議案第37号 平成30年度淡路温泉事業特別会計予算         議案第38号 平成30年度淡路津名ターミナル事業特別会計予算         議案第39号 平成30年度淡路住宅用地造成事業等特別会計予算         議案第40号 平成30年度淡路農業集落排水事業特別会計予算         議案第41号 平成30年度淡路公共下水道事業特別会計予算 1.会議に出席した議員(18名)    1番 石 岡 義 恒        2番 針 木   均    3番 井 出   信        4番 多 田 耕 造    5番 岨 下 博 史        6番 冨 永 康 文    7番 打 越   齊        8番 田 尾   成    9番 西 村 秀 一       10番 太 田 善 雄   11番 鎌 塚   聡       12番 戸 田 雄 士   13番 田 中 孝 始       14番 土 井 晴 夫   15番 岬   光 彦       16番 籾 谷   宏   17番 池 本 道 治       18番 松 本 英 志 1.会議に出席した事務局員職氏名     事務局長     角 村 光 浩     次長兼議事課長  菅   大 尚     議事課課長補佐総務係長議事係長              山 田 真優美     議事課主事    濵 口   希 1.会議に出席した説明員職氏名     市長       門   康 彦     副市長      金 村 守 雄     副市長      長 濵 泰 之     教育長      廣 田 利 幸     理事       大 川 豊 成     企画政策部長   富 永 登志也     企画政策部付部長ふるさと納税推進担当)              真 嶋 加由里     企画政策部付部長企業誘致推進担当)              砂 河 伸 市     総務部長     鈴 木   勝     総務部付部長事務所統括担当・一宮事務所長)              坂 口 洋 子     財務部長     山 名   実     財務部付部長税務・収納推進担当)              奥 田 恵 子     危機管理部長   中 川 富 夫     市民生活部長   下 原   渉     健康福祉部長   池 上 哲 司     健康福祉部付部長子育て支援担当)              富 永 奈緒美     健康福祉部付部長介護・高齢者支援担当)              中 野 輝 美     産業振興部長   岡 部 喜 之     都市整備部長   井 戸   弘     都市整備部付部長下水道担当)              古 地 弘 明     会計管理者    中 西 康 彰     監査委員事務局長 巳 鼻 康 文     教育部長     山 田 一 夫     教育部長     那 倉 康 知     教育部付部長文化財活用等担当)              伊 藤 宏 幸                開 会 午前10時00分                ……………………………… ○議長(岬 光彦)  皆さん、おはようございます。  昨日に引き続き会議が再開されましたところ、議員各位並びに門市長を初め市幹部職員の皆様には、定刻に御参集いただきましてありがとうございます。  ただいまから、今期定例会第2日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に印刷配付いたしておりますとおりでございます。  それでは、これより日程に入ります。            ◎日程第1.議案第1号~議案第41号 ○議長(岬 光彦)  日程第1.議案第1号から議案第41号まで、以上41件を一括議題といたします。  これより、上程議案に対する質疑を行います。  発言は、通告に基づき、議長より指名いたします。  質疑は、1人連続して3回まで、答弁を含めて30分以内、議員及び答弁者は、1回目は登壇し、2回目及び3回目は自席で発言をお願いいたします。  それでは指名いたします。  11番、鎌塚 聡君であります。 ○11番(鎌塚 聡) (登壇)  皆さんおはようございます。11番、所属政党日本共産党鎌塚 聡です。  通告に基づきまして、質疑を行います。  初めに、議案第1号 淡路指定居宅介護支援等事業人員及び運営基準等に関する条例制定の件についてです。  この条例案第2条には、指定居宅介護支援人員及び運営基準について定めるものです。  この第2条の構成として、第2条1項は、一部除いて、基本的に厚生省令平成11年第38号)に定める基準を、人員及び運営基準とするものであり、第2条2項から8項は市独自の基準として、その分をわかりやすくするという構成になっているかと思います。  この省令の各条項、これを条例中に明文化しないのはなぜか、これについてお答えください。  次に、これまで県が行っていた居宅介護支援事業者指定及び指定更新とか指定居宅介護支援事業者に対する勧告、命令及び指定取り消しなどの権限が、平成30年4月1日から市に移管されることになります。  当然に仕事量などがふえるわけで、対応する人員や市の体制への影響はどうなるのか、これについてお答えください。
     次に、議案第14号 淡路介護保険条例の一部を改正する条例制定の件についてです。  2000年に介護保険制度がスタートし、3年を1期として、制度変更保険料変更がなされてきました。  新年度から第7期が始まります。2000年当時の保険料は、旧町ごとに違いがありましたが、基準額年額は3万円から3万6,000円の範囲でしたが、3年ごとの期が変わるにつれ、サービスは使いにくくなる一方、保険料が上がり、今回の基準額となる第6段階では年額6万2,400円から6万9,600円と年額7,200円値上がりとなります。  この18年間で、基準額でも2倍になる状況です。  そこで、以下伺います。  第7期の保険料を決める場合、3年間での給付費見込みなどを勘案し基準額を決めるわけですが、7期の保険料を決める算定の中で、保険料収入部分現行保険料のままで計算すると幾ら不足するのか、その試算額幾らと見ているかについてお答えください。  次に、議案第35号の介護保険特別会計当初予算を見ると、準備基金繰り入れは418万円となっており、この額は29年度当初の繰り入れより約5,000万円も減となっています。  一方、今定例会に提出された予算資料には、29年度の基金残見込みは1億398万円と予想されるとのことですが、今回の保険料算定に当たって、準備基金活用状況はどう反映されているのかについてお答えください。  次に、第3段階保険料は、現行年額4万6,800円から今回変更により4万8,720円となり、1,920円増加します。率で言うと4.1%増加します。  1、2段階などは、その増加率は11.5%となり、これらと比べて、第3段階増加率は低い設定です。  そこで伺いますが、1、2段階対象人数幾らと見込んでいるのか。  1、2段階の今回の保険料は、年額2万8,080円から3万1,320円と3,240円増加することになり、第3段階と同じように増加率4.1%に抑える。年額2万8,080円から2万9,231円ほどにするならば、幾ら必要になるのか。その額をお答えください。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君の質疑に対する答弁をお願いいたします。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  私のほうからは、議案第1号、省令の各条項条例中に明文化していないのはなぜかについて、お答えをいたします。  今回の条例制定につきましては、介護保険法改正により、指定居宅介護支援事業に係る指定等権限が、都道府県から市町村に移管されることに伴い、新たに整備するものであります。  そのため、本件条例につきましては、兵庫県の社会福祉施設基準等に関する条例と整合させ、この県条例の条文に倣い、事業人員及び運営に関する基準を規定しました。  第2条第1項は、国の基準である省令の規定を本件事業に適用するという趣旨であるため、あえて省令と同じ条項を明文化する必要はありません。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  介護高齢者支援担当部長中野輝美君。 ○健康福祉部付部長中野輝美) (登壇)  県からの指定等権限が移管されることについての市の体制への影響についてでございますが、本件条例の施行に伴い、指定居宅介護支援事業に係る指定等に関する事務については、本年4月から市が行うこととなります。  現在、市内のこの事業に係る指定等事務については淡路県民局が行っており、具体的な事務内容については、県民局と連携しながら、円滑な移管に向けた取り組みを進めていくこととしておりまして、市の体制への影響はございません。  次に、介護保険条例に関する御質問で、基準額の件でございますが、現行保険料のままでいくと幾ら不足するのかという点についてお答えいたします。  介護保険事業は3年を一つの計画期間として運営されており、保険料につきましても、この計画期間を通じて、保険財政収支均衡を保つことが求められております。  平成30年度から32年度までにおける第1号被保険者介護保険料については、3カ年の推計事業費もとに算出しており、第1号被保険者介護保険料として3年間で31億7,160万円余の収納額が必要であると見込んでおります。  仮に現行保険料収納額を試算いたしますと、3年間の保険料収納額は28億5,450万円余となり、差し引き3億1,710万円余が不足すると見込まれております。  次に、準備基金活用状況についてお答えいたします。  保険料の上昇を抑制するために、介護給付費準備基金平成30年度から32年度までの3年間にわたりまして1億円余を取り崩したいと考えております。これによりまして、保険料基準額年額2,280円の引き下げになると推計しております。  次に、第3段階増加率は1、2段階と比べて低いけれども、1、2段階対象を何人と見込んでいるかという点についてですけれども、第1段階、2段階対象者数平成30年度から32年度までの人口推計等もとに算出しており、3カ年の合計で、第1段階が約750人、第2段階が約1万550人で、計約1万1,300人になると見込んでおります。  また、第3段階増加率についてですけれども、改正案保険料4万8,720円は、現行の4万6,800円に対して、1,920円の増額で、4.1%の増加率と算出されており、これを第1段階、第2段階における現行保険料2万8,080円に対して、増加率4.1%とした場合の保険料が2万9,231円となり、第1段階及び第2段階における改正案保険料3万1,320円との差額は2,089円となります。  これに第1段階及び第2段階対象者数である1万1,300人を乗じますと、必要額は2,360万円余と算出されます。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  まず、議案1号に関してお伺いをさせていただきます。  県から移管されることになった理由、その目的とは、これはどういうものになるのかという点について、まず1点お伺いしておきたいのと、先ほど市長は、省令をそのまま引くという部分に関しては、もうそっちに載っているのであえて明文化する必要はないというお答えだったかと思いますが、今回の議案第15号も同様の方法で、明文化を省略する、全部改正、こういうふうな手法を用いるような全部改正になるのかなというふうに思います。  この方法で何が起こるかというと、省令がかわったら、条例改正をしなくても自動的に対応できるという、つまり何が起こるかというと、市や議会が知らないところ、関与しなくても制度が変わってしまうという、こういう部分があるわけですね。  そこでお伺いしておきますけれども、従来、先ほどね、市長があえて明文化する必要はありませんと、省令をひいているからの部分ということだったと思うんですけれども、従来法律や省令で定められていた基準をね、市町村条例で定めるに当たっては従うべき基準標準参酌基準と3つの類型で定められると思うんですけれども、この省令平成11年38号をひくこととなる条例案2条1項の基準部分ですね。これ全て従うべき基準標準になっているのか。もしくは参酌基準部分があるのか。この点についてはどうなのかという点でお伺いをさせていただきます。  それと、次に議案第14号のほうでお伺いをさせていただきますけれども、今、国の経済政策アベノミクスというものですけれどもね、地方や庶民がどれだけ恩恵を受けているかというと、なかなか厳しいというのは言われているところでありまして、実質賃金も安倍政権発足時と比べても下がっている。この間消費税も5%から8%に住民負担はふえている中で、今回値上げとなるということで、基金を先ほど全部使うというようなことはおっしゃっておられましたけども、それでもやはり負担は重いわけですね。  先ほどの1、2段階の人の対象1万1,300人に増加率4.1%に抑えるならば、ここ第3段階と同じように、2,360万円というふうになるということだったかと思うんですけれども、そもそも消費税を上げるときに、社会保障に全額回す、こういうようなことが言われていて、介護保険のこの1、2段階の人なんかも行く行くは基準額の0.5だったのが0.3ぐらいになると、そういうことが言われていたわけですけれども、消費税の8%から10%に引き上げに伴って、基準額の0.45、45%かぐらいになると、そういうようなところでとまっていたわけですけども、第3段階は今回基準額の0.75から基準額の0.7にするわけですよね。  これも、もともと消費税が8から10%になるときには0.75の部分は0.7にし、同時に0.5とか0.45になって0.3になるといったんですよ。  だから、0.3にするための1、2段階、これが2,360万円という話でしたら、そこも同時に何がしの対応策で、市独自の策か何かでこれ賄っていこうという、そういう議論がなされたのか。これについてもお答えいただければと思いますので、その点よろしくお願いします。 ○議長(岬 光彦)  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦)  条例上の案文でありますけれども、基本的には日本は法治国家でありますので、上位団体の法制度にのってやっていくわけでありまして、ただし、必要な分につきましては、市議会に諮ってそれを決議していただくというふうになっております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  介護高齢者支援担当部長中野輝美君。 ○健康福祉部付部長中野輝美)  先ほどの、従うべき基準等についてでございますが、従うべき基準につきましては、従業者に係る基準及び員数等が定められており、それが省令で定められております。参酌すべき基準につきましては、県条例に倣って明記させていただいているところです。  それから、保険料の問題ですけれども、第1段階、第2段階の件につきまして、第7期における介護保険事業に係る費用については、65歳以上の方の保険料が費用全体の23%、市の一般財源が12.5%とそれぞれの負担割合が決められております。  また、第1段階と第2段階については、国、県、市で公費を投入し、低所得者の保険料軽減事業を行っております。  新たに市独自の一般財源を投入することについては、定められた負担割合を超えることになりますので、適切でないと考えております。  また、第3段階について、保険料率を変更した点につきましてですが、これまでの所得段階との整合性を保つために、基本的には第6期の保険料率を変えずに、第7期の保険料率を設定しております。  ただ、第3段階につきましては、第4段階に比べ所得水準が低いにもかかわらず、保険料率が同じであったことから、今回低所得者の負担を軽減させていただくということで、保険料率を0.75から0.7に引き下げ、保険料を算出しております。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  介護高齢者支援担当部長中野輝美君。 ○健康福祉部付部長中野輝美)  このたび、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備に関する法律の一部改正がございましたので、それに伴って変更するものです。 ○議長(岬 光彦)  鎌塚 聡君。 ○11番(鎌塚 聡)  まず、居宅指定のほうですけれども、先ほど一番最後にお答えしたのは、県から移管されることになった理由、その目的とかいう部分ですけどね、要は市町村に移管することによって、保険者機能の強化とか、こういうことが表上はそういうことを言っておられる。そういう話を聞きたかったんです。  そう言いながらですね、先ほどお伺いさせていただいていた、市長は、国の基準に従っている部分と言いましたけど、私聞いているのは、参酌基準とかね、そこはやはり市の独自の設定でできる部分じゃないですか。  先ほど言っていたように、今回の4月1日からのこの条例制定するに当たった理由というのは、保険者機能の強化と言っているわけですから、そこは県でやっているよりも、市独自の部分がより濃くできるというような意味合いになるという話だったら、県の条例に倣っているだとか、先ほど言っていたのは、参酌基準というのがあるんだったら、当然に市独自のものを打ち出していくという、そういうものがなかったらおかしいんではないかという観点から伺わせていただいているんです。  ですので、先ほど来言っているように、国とか、国の基準がもう変わってしまったら、自動的に変わってしまうわけじゃないですか。それやったら、今後ね、その国の省令とかが変わったときに、これ質問ですけれども、その省令を見て、これは独自のものがより必要だなというような場合があった場合は、それは検討して、しっかりと条例に出してくるというか、そういうようなチェックの機能が今後とれるのか、とっていくつもりはあるのか、これについて伺っておきたいと思います。  それと、14号のほうの介護保険条例のほうですけれども、先ほど第1、第2段階に2,360万円ほどですか、そこはもし同じような4.1%の伸びに抑えるんであるならば、それぐらい必要だけれども、国、県、市の割合が決まっているから、それ以上入れると、それが定められた基準よりオーバーするから適切でないというような話しされましたけど、先ほど来言っているのは、1、2段階だけじゃなしに、全般的にやっぱり上がるわけですよね。11.5%ですか。3段階を除いて。  ですので、負担が重くなっているという中で、市で何ができるかというところがあって、一般会計からの繰り入れ、法定外のですよ、これをやはりやっていかないと、住民負担がかなり重くなる。こういうところをどう捉えているのか。  そして一般会計からの繰り入れ、先ほどの答えだと、1、2段階についての部分で新たに定められたもの以上を入れるのは適切ではないとおっしゃいましたけれども、全体として今後も入れていかなあかん状態になっているという認識はないのか。これについてお答えいただきたいと思います。  あとですね、もう一つですけれども、済みません、ちょっと戻りますけども、議案1号のほうの体制影響はないとおっしゃいましたよね、今回移管されることによって。  しかしながら、実際、県といろいろと調整しながらやっていくんだと言いつつも、実際やっていかなあかん、指定だとか、指定の取り消し、命令勧告、これ市がやっていかなあかん部分でしょ。そうなってくると、人員というのはかかってくるわけじゃないですか。  そこが先ほどのお答えだと、全く影響ないというわけはないと思うんです。  それに対する何かそこが今回改正によって移管になるわけですから、移管されるわけですから、その人員を確保するような財源、交付税措置も含めてですけれども、その辺はどうなっているのか。これについてもう一度お答えください。 ○議長(岬 光彦)  門市長。 ○市長(門 康彦)  法の記載のことにつきましては、先ほどもお答えしましたけども、その必要のあることにつきましては、これまでもそうでしたし、今後も議会に諮ってまいりたいと思っています。  それと、体制のことでありますけども、体制はその事務、事件1件だけではありません。まあいえば執行行政として、トータルの事務事業の見直しの中で、プラス・マイナス等を図りながらですね、対応してまいるわけでありまして、そのことについてのみの議論につきましては、今回はいたしておりません。  以上です。 ○議長(岬 光彦)  介護高齢者支援担当部長中野輝美君。 ○健康福祉部付部長中野輝美)  今回の、議員がおっしゃるように、保険料が上昇するわけですけれども、保険給付費が年々増加傾向にあること、また65歳以上の方の負担割合が22%から23%に引き上げられたこと等に伴って保険料の上昇につながっていると考えております。  また、先ほども申し上げましたが、第1段階、第2段階については、低所得者の保険料軽減事業を既に行っているということ、それから第3段階について、低所得者の方の負担を軽減させていただくということで対応をしております。  また、現在、いろいろな介護保険は給付のみではなくて、介護予防などの事業も含めて運営をしておりますので、それぞれの事業で努力をしていきたいと考えております。 ○議長(岬 光彦)  介護高齢者支援担当部長中野輝美君。 ○健康福祉部付部長中野輝美)  現状で定められた負担割合がございますので、それに基づいて進めていきたいと考えております。 ○議長(岬 光彦)  以上で、鎌塚 聡君の質疑は終わりました。  以上で、通告に基づく発言は終わりましたので、これをもって上程議案に対する質疑を終結いたします。  次に、ただいま上程中のうち、議案第1号から議案第27号まで、以上27件については、会議規則第38条第1項の規定により、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。  続いてお諮りいたします。  ただいま上程中のうち、議案第28号から第31号までの4議案については、委員会条例第6条の規定により、お手元に配付しております要綱のとおり、議長を除く議員17名の委員をもって構成する補正予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託したいと思います。  これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  次に、お諮りいたします。  ただいま上程中のうち、議案第32号から議案第41号までの10議案については、委員会条例第6条の規定により、お手元に配付しております要綱のとおり、議長を除く議員17名の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  ここで暫時休憩いたします。  再開は10時35分といたします。議員各位には、直ちに委員会室に御参集をお願いいたします。                休憩 午前10時28分               …………………………………                再開 午前10時34分 ○議長(岬 光彦)  ただいまから会議を再開いたします。  休憩中に、補正予算審査及び予算審査の特別委員会において、それぞれの正副委員長の互選が行われました。  つきましては、互選の結果を報告いたします。  補正予算審査特別委員会及び予算審査特別委員会の委員長に太田善雄君が、同じく副委員長に針木 均君が就任されました。
     以上で報告を終わります。  以上で、本日の日程は終わりました。  この際、お諮りいたします。  明3日から12日までは、委員会審査等のため、休会いたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(岬 光彦)  御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。  次の本会議は、3月13日、火曜日、午前10時から再開し、一般質問を行います。  本日は、これをもって散会いたします。皆様、大変御苦労さまでございました。              散 会 午前10時35分...