丹波市議会 2020-05-12
令和 2年第108回臨時会(第1日 5月12日)
令和 2年第108回臨時会(第1日 5月12日)
第108回
丹波市議会臨時会会議録
会期第1日 令和2年5月12日 午前9時30分開会
1.議事日程
(1)定刻電鈴
(2)議員着席
(3)開会・開議宣言
(4)諸般の報告
日程第 1
会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 承認第1号 丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
の制定に係る専決処分の承認を求めることについて
承認第2号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処
分の承認を求めることについて
承認第3号 令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分
の承認を求めることについて
承認第4号 令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分
の承認を求めることについて
日程第 4 議案第54号 丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
議案第55号 丹波市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
議案第56号 丹波市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
議案第57号 丹波市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第58号 令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)
議案第59号 令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算
(第1号)
議案第60号 令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定補正予算
(第1号)
議案第61号 令和2年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算
(第1号)
議案第62号 令和2年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号
)
2.本日の会議に付した事件
日程第 1
会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 承認第1号 丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
の制定に係る専決処分の承認を求めることについて
承認第2号 丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処
分の承認を求めることについて
承認第3号 令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分
の承認を求めることについて
承認第4号 令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分
の承認を求めることについて
日程第 4 議案第54号 丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につ
いて
議案第55号 丹波市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
議案第56号 丹波市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
議案第57号 丹波市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第58号 令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)
議案第59号 令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算
(第1号)
議案第60号 令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定補正予算
(第1号)
議案第61号 令和2年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算
(第1号)
議案第62号 令和2年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号
)
3.出席議員
1番 小 川 庄 策 2番 渡 辺 秀 幸
3番 大 西 ひろ美 4番 近 藤 憲 生
5番 山 名 隆 衛 6番 大 嶋 恵 子
7番 吉 積 毅 8番 広 田 まゆみ
9番 小 橋 昭 彦 10番 谷 水 雄 一
11番 垣 内 廣 明 12番 太 田 一 誠
13番 太 田 喜一郎 14番 藤 原 悟
15番 須 原 弥 生 16番 西 脇 秀 隆
17番 西 本 嘉 宏 18番 奥 村 正 行
19番 前 川 豊 市 20番 林 時 彦
4.欠席議員
なし
5.議事に関係した議会職員
事務局長 荻 野 隆 幸
議事総務課長 荒 木 一
6.説明のため出席した者の職氏名
市長 谷 口 進 一 副市長 鬼 頭 哲 也
教育長 岸 田 隆 博 理事 井 上 鉄 也
技監兼入札検査部長 上 畑 文 彦
企画総務部長 近 藤 紀 子
企画総務部政策担当部長 まちづくり部長 太 田 嘉 宏
近 藤 巧
財務部長 北 野 壽 彦
生活環境部長 余 田 覚
健康福祉部長兼福祉事務所長 健康福祉部健康・
子育て担当部長
金 子 ちあき 大 槻 秀 美
産業経済部長 岡 林 勝 則
産業経済部農林担当部長
畑 田 弥須裕
建設部次長兼道路整備課長 上下水道部長 井 上 博 生
里 充
教育部長 藤 原 泰 志 消防長 中 道 典 昭
7.会議の経過
開会 午前9時30分
○議長(林時彦君) おはようございます。
これより令和2年第108回
丹波市議会臨時会を開会いたします。
本会期中、議会だよりの編集のための写真撮影並びに報道機関の写真撮影を許可いたしておりますので、御了承ください。
なお、本日、建設部長の代理として建設部次長の出席を許可しておりますので、御了承ください。
直ちに、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しておりますとおりです。
この際、諸般の報告をいたします。
丹波市私債権の管理に関する条例第13条の規定に基づき、市の債権を放棄した報告が提出されております。
次に、監査委員より令和2年1月分及び2月分の例月出納検査結果報告書が提出されております。
また、受理いたしました陳情書については、陳情文書表のとおりです。それぞれ
文書共有システムに登録しておりますので、御覧おきください。
以上で、諸般の報告を終わります。
~日程第1
会議録署名議員の指名~
○議長(林時彦君) 日程第1「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員に議席15番、須原弥生議員、議席16番、西脇秀隆議員の両名を指名いたします。
~日程第2 会期の決定~
○議長(林時彦君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本臨時会の会期は、本日から5月14日までの3日間にしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、会期は本日から5月14日までの3日間に決定いたしました。
~日程第3 承認第1号~
○議長(林時彦君) 日程第3、承認第1号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」から、承認第4号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて」までの4件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま一括議題となりました承認第1号から承認第4号までにつきまして、御説明を申し上げます。
初めに、承認第1号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」でございます。
令和2年3月27日に、
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令、これが公布されたことに伴いまして、早急に条例の一部を改正する必要が生じたため、令和2年3月30日に専決処分をいたしましたので承認を求めるものでございます。
次に、承認第2号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」でございます。
令和2年3月31日に、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことに伴いまして、関連する条例の改正を行う必要が生じたため、丹波市税条例等の一部改正につきまして専決処分をいたしましたので承認を求めるものでございます。
次に、承認第3号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」御説明いたします。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、経営に支障が生じている
市内中小企業者を支援する経費を追加するため、
一般会計補正予算(第1号)を決定する必要が生じました。
この補正予算は特に緊急を要するために、議会を招集する時間的余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年4月1日に専決処分いたしました。
歳入では、財源調整のため
財政調整基金繰入金を追加しております。一方、歳出では、
信用保証協会に納付する信用保証料に対する補助金を追加するものでございます。
所要の補正額を計上した結果、歳入歳出共に3,000万円を追加し、予算の総額を336億3,000万円とするものでございます。
最後に、承認第4号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて」御説明申し上げます。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る物資等を購入する経費について、早急に追加するため、
一般会計補正予算(第2号)を決定する必要が生じました。
この補正予算につきましては、特に緊急を要するために、議会を招集する時間的余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定により、令和2年4月16日に専決処分いたしました。
歳入では、国庫補助金及び財源調整のため、
財政調整基金繰入金を追加いたしております。歳出では、マスク・
アルコール消毒液等の購入経費及び事業補助金を追加するものでございます。
所要の補正額を計上した結果、歳入歳出ともに2,424万円を追加し、予算の総額を336億5,424万円とするものでございます。
以上、承認議案4件の概要につきまして一括して御説明申し上げました。
この後、担当部長から補足説明をさせますので、どうかよろしく御審議をいただきまして、御承認を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(林時彦君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) それでは、私からは承認第1号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定に係る専決処分の承認を求めることについて」の補足の説明を申し上げます。
承認議案書は1ページと2ページ。
承認議案参考資料は1ページから7ページを御覧ください。
令和元年11月に、一般職の職員の給与に関する法律、いわゆる給与法が改正されました。本条例の根拠となります
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令は、給与法をもとに定められており、令和2年3月27日に
非常勤消防団員等の公務上の災害に対する損害補償の基礎額が改正されたことに伴い、本条例の一部の改正を行ったものでございます。
また、民法の一部を改正する法律により、法定利率が改正されることに伴い、
障害補償年金前払一時金が支給される場合における、
障害補償年金等の
支給停止期間等の算定に用いる利率についても改正を行いました。
承認議案参考資料1ページには改正した補償基礎額の対照表を、2ページから7ページまでは条例の新旧対照表を添付しておりますので、併せて御覧おきいただきたいと存じます。
以上、承認第1号に係る補足説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 財務部長。
○財務部長(北野壽彦君) 私のほうからは、ただいま市長から指示がございました承認議案第2号について、補足の説明をさせていただきます。
承認議案第2号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」の補足説明を申し上げます。
承認議案参考資料の8ページを御覧ください。
今回の改正は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、丹波市税条例等の一部を改正したものです。
改正の概要につきましては、主に4つの項目がございます。
1点目は固定資産税の関係で、
所有者不明土地等に係る課税上の課題に対応するための規定の整備です。
土地や家屋に対する固定資産税の納税義務者は、登記簿や課税台帳に登録されたものとなりますが、課税する年度の基準日である1月1日前にその者が死亡している場合、通常その相続人が新たな納税義務者となります。課税団体である市町村においては、その相続人を特定する調査に多くの時間を要しております。そのような中、所有者が死亡した場合、その土地や家屋の相続人に所有者として、氏名や住所等の必要な事項を自ら申告させることが地方税法の改正により制度化され、本条例でその申告方法を規定したものです。
また、相続人の調査を尽くしてもなお、所有者が明らかにならないケースもあります。実際に、その土地や家屋を使用している者がいた場合でも、これまでの制度では課税することができませんでした。そのような中、利用がされていながら税の負担が違うという公平性の観点から、所有者が不明な場合でも市町村の判断により使用者に課税することができるよう地方税法が改正されたことに伴い、本条例の関係する納税義務者の規定を改正したものです。
次に、2点目は市たばこ税の関係で、輸出等の課税免除手続の簡素化に係る規定の整備です。
市たばこ税の輸出等の課税免除の適用を受けるためには、申告書に課税免除事由に該当することを証明する書類を添付する必要がありましたが、申告書への当該書類の添付を不要とすることで手続の簡素化を図るものです。
次に、3点目は個人市民税の関係で、
単身児童扶養者を非課税措置の対象に加える改正規定を削除するなどの規定の整備です。
平成31年度の税制改正では、
単身児童扶養者が個人市民税の
人的非課税措置の対象に加えられました。今回の令和2年度税制改正では、独り親を個人市民税の所得控除の対象とすることに伴い、個人市民税の
人的非課税措置において、所得控除の対象を独り親とするため、平成31年度の税制改正で
人的非課税措置の対象に加えられた
単身児童扶養者の関係規定を削除するものです。
なお、独り親についての条例改正は6月議会に提案する予定です。
次に4点目が、改元に伴い元号の修正が必要な箇所につきまして、平成から令和に改めるものでございます。施行日は令和2年4月1日となっております。
以上が、承認第2号についての補足説明です。
続きまして、承認第3号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」の補足の説明をさせていただきます。
まず、歳入から補正内容を説明させていただきます。
議案書の承認議案の19ページを御覧ください。
19款繰入金の2項基金繰入金では、1目
財政調整基金繰入金で、今回の補正に係る
一般財源負担に対応するため3,000万円を追加しております。
次に、歳出の補正内容につきまして説明いたします。
20ページを御覧ください。
7款商工費の1項商工費では、2目
商工業振興費の1201
商工振興事業で、
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、経営に支障が生じている市内の中小企業者を支援するため、
セーフティーネット保証4号、5号及び危機関連保証の迅速な認定に加え、
信用保証協会への信用保証料を上限50万円で補助するため3,000万円を追加しています。
以上が、今回の
一般会計補正予算(第1号)の専決処分の補足説明です。
続きまして、承認第4号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて」の補足説明をさせていただきます。
まず、歳入から補正内容を説明いたします。
議案書承認議案の31ページを御覧ください。
15款国庫支出金の2項国庫補助金では、2目
民生費国庫補助金で、
認定こども園等が
新型コロナウイルス感染症対策として備品などを購入する費用に対して補助をするため、
保育対策総合支援事業費補助金を700万円追加していています。
次に、19款繰入金の2項基金繰入金では、1目
財政調整基金繰入金で、今回の補正に係る
一般財源負担に対応するため1,724万円を追加しています。
次に、歳出の補正内容につきまして、歳出の科目別に説明いたします。
32ページを御覧ください。
2款総務費の1項総務管理費では、2目文書広報費の0202広報広聴事業で、
新型コロナウイルス感染症対策の広報たんば臨時号を発行するため30万円を追加しています。
続いて、5目財産管理費の0511
感染症予防対策事業では、市役所本庁舎及び各支所の窓口に設置する
透明間仕切り用の資材の購入費として60万円を追加しています。
続いて、13目災害対策費の1307
感染症予防対策事業では、
福祉施設医療施設等に配布するマスク等の購入経費として500万円を追加しています。
次に、33ページを御覧ください。
3款民生費の2項児童福祉費では、4目保育所の2414幼児教育・
保育推進事業で、
認定こども園等が
新型コロナウイルス感染症対策として購入する子供用マスク、消毒液などの購入経費に対して、1園上限50万円を補助するため、
保育環境改善等事業補助金を700万円追加しています。
次に、34ページを御覧ください。
10款教育費の1項教育総務費では、5目
学校保健体育振興費の1502
施設感染症予防対策事業で、休業となっている小中学校が再開した場合における、感染症対策のためのマスク・消毒液を購入する経費として1,134万円を追加しています。
以上が、
一般会計補正予算(第2号)専決処分の補足説明です。
○議長(林時彦君) 提案理由の説明は終わりましたので、これより案件ごとに質疑を行います。
最初に、承認第1号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」質疑はございませんか。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) それでは、承認第1号について質疑を行います。
これは消防団員の公務災害の補償の基礎額でありますけれども、まず1点は、これ非常勤の消防団員等でありますけれど、参考までにちょっと伺いたいのは、国家公務員及び地方公務員の
公務災害補償の基礎額において、
階級つまり職階性がありますけれども、これによって補償基礎額が変わるんでしょうか。ちょっとその辺の事情だけお聞かせいただきたいと思います。
それともう一つは、この改正の中に、担当部長は説明がなかったようにあるんですが、法定利率の改正がされています。現行100分の5、つまり5%の法定利率がかかるわけですけれども、今回これを法定利率という、事故発生日における法定利率に改められておりますけれども、この理由はお聞かせいただきたいと思います。
○議長(林時彦君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前9時49分
───────────
再開 午前9時49分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) 階級によります補償額でございますが、これは団長・副団長、あるいは分団長・副分団長、また部長・班長及び団員につきましては、それぞれ補償額があります。また、経験年数によりましても補償額の差はありますが、最低は8,900円とさせていただきました。
それから、法定利率でございますが、今回、民法の改正によりまして、法定利率につきましては固定性から変動制に変わることとなります。これによりまして、これまで
民事法定利率年5%あるいは
商事法定利率年6%、こういうものは全て
民事法定利率に統括されますが、民法の改正によりまして、先ほど申し上げましたように固定利率から変動利率になりますので、その都度この条例を改正するわけにはいきませんので、民法に合わせて変動制ということで、今回、民法の法定利率にという書き方にさせていただきました。
(発言するもの者あり)
○議長(林時彦君) ちょっと待ってください。
最初のほうの質問やね。
(発言するもの者あり)
○議長(林時彦君) 消防団以外の公務員のほうも階級で違うのかという部分。
(「階級制で分けるのか」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 暫時休憩いたします。
休憩 午前9時51分
───────────
再開 午前9時52分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) それはここに書いてあるさかい、これは提案どおり分かるんやこれは。非常勤の消防団員の
公務災害補償については、この階級によって補償基礎額が違うわけですよね。つまり、けがしても何しても階級によって差がつくわけですよ金額に。同じけがをしても。
それで、非常勤の消防団員は常勤のように職業としてやってるわけじゃないし、やっぱり職業を持って非常勤の消防団員はおられるわけ。いろんな階層がおられるわけ。たまたま団長であったり、あるいは部長やとか班長であったら、その収入やとかその仕事によっては逆転する場合があるわけやね。必ずしもそういう収入の高い職業に就いてる人が団長とは限らないわけですよ。そのことが言いたかってん。
これは
法律やからどうしようもないわけなんやけど、そういう矛盾があるんやないかということを公務員の場合はこういうことでなくて一律地方公務員であれば
公務災害補償基礎額は一緒じゃないかということを聞きたかってん。そうじゃないんですか。事前に通知してないからちょっと難しいかもしれんけど。これは通常業務でやっとることやないですかね。
○議長(林時彦君)
企画総務部長。
○
企画総務部長(近藤紀子君) 公務員の正規職員の場合は、地方公務員の
公務災害補償基金のほうで補償等をさせていただいております。その中の詳しい規定等も今持ち合わせておりませんので詳しくは存じていないわけですが、例えば、休業補償とかになりましたら、やはり基礎的な給与の3分の2とか、その補償する金額が変わってまいります。そして、傷病のかかった治療費の分とか、そういうのにかかった分になっております。休業補償というのは基本的な給与の何分の何というふうな規定がございますので、そこには本人がもらっております給料によっては違いが出てくるとは思いますが、一律にそういう階級でというところは、ちょっと今のところでは十分なお答えできるものは持っていないところでございます。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) そうだと思います。詳しいことはもう結構ですけど。だから、公務員らはやっぱり自分の給料に対して公務災害の基準が、収入に対してやられとるわけで。このだから非常勤の消防団員は、これ収入でやられたら公平やと私は思とんですけど、実際は階級でなっとんので、これは私はここで変えいうようなことはできません。法律があるわけですから。だから、そういう矛盾があることについて、どういうふうに思われとるのか、それに対してやっぱり上のほうに、国のほうにもやっぱり意見みたいなもんを出していただいたら、やっぱり
公務災害補償ですからやっぱり自分の生活実態に合わせたもんになる必要があるんやないかと思うんですが、いかがですか。
○議長(林時彦君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) 趣旨よく分かりました。まずは消防団員の皆さんの御意見も聴取する必要がございますし、また我々の考え方も整理する必要があると思います。これにつきましては、今後、消防団員の幹部の皆さんとともに検討のほうをしてまいりたいと思いますので、御理解賜りたいと思います。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、承認第2号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、承認第3号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」質疑はございませんか。
7番、吉積毅議員。
○7番(吉積毅君) それでは少しお尋ねをするのですが、丹波市はこの承認第3号について、3,000万円の専決処分を4月1日にされたわけなんですが、非常にその市内の中小企業の資金繰りの信用保証料を支援するということで、近隣からも素早い対応やということで、お褒めの言葉を頂いたりもしているところですが、資料によりますと、4月16日には申請8件で309万4,800円、4月28日は申請14件で491万3,800円、5月8日では16件で541万3,800円ということで、徐々には変わって推移して増えているんですが、丹波篠山市においては4月20日に半額グルメということのスタートをされたみたいなんですが、1週間程度で500万円を消化されて3,000万円、5,000万円ということで増額をされているようなんですが、この丹波市においては、この支援策についてですね、セーフティーネットの認定数は42件、67件、70件ということで増えているんですが、この申請はこの認定数に同じくなっていくような形でずれが生じますんで、そういう形で予定をされているのか、またこの今回の保証協会の支援施策としては、今後その3,000万円に近いような形で推移をしていくというふうに、それが十分な施策の展開になってるというふうな判断をされているか、そこら辺のことを御解答お願いいたします。
○議長(林時彦君) 産業経済部長。
○産業経済部長(岡林勝則君) ただいまお尋ねの件でございます。このセーフティーネットの保証につきましては、議員おっしゃっていただきましたように、丹波市としては早い対応ということで考えておりましたところです。各事業所、先ほど数値をおっしゃっていただきましたような制度活用がございます。
現在、5月からなんですけれども、実は県のほうの制度で信用保証料もゼロにする、利息も3年間実質ゼロ、据置き5年間というような新たな制度を5月1日から始めております。金融機関のほうとも情報共有を図る中で、やはり信用保証料ゼロというのは大変魅力である、かつ利息も3年間無利子というようなことの制度がありますので、そちらをまず進めたいと。それが上限3,000万円というようなところです。市のこの制度を御活用いただくには3,000万円を超える部分、別枠でまだ借りれる制度がございます。そちらを御利用になられるときに、この丹波市のこの保証料の制度を活用いただくというような流れになるのではないかというところで、現在のところこの3,000万円で、一応6月までということ、6月1日までという期間になっておりますので、対応できるのではないかというふうに考えております。
○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員。
○7番(吉積毅君) はい、分かりました。非常に市内の企業、皆さん困られてます。なかなかそのセーフティーネットも申請に対して難しい部分があったり、全員が全員ということではないと思うんです。なるだけ足かせにならないスムーズな申請ができて、スムーズな、まあ今県のほうで5月よりということなんですが、あくまで補足するような形で、十分な取り組みやすいような形っていうのは、常に変化を求めて県のほうもされてると思いますので、市のほうも柔軟に対応していただきたいと思いますので、その点だけ答えていただいて。
○議長(林時彦君) 産業経済部長。
○産業経済部長(岡林勝則君) 現在もセーフティーネットの認定申請、非常に件数が増えてきております。今後も先ほど申し上げました県の制度活用も視野に入れて、借入れがしやすくなっておりますので申請が増えてくるものと思っております。基本的には、丹波市申請いただきましたら即日交付というような形で対応を極力担当課のほう取り組んでおるところでございます。
ただ、やはり要件20%の売上げ減少ですとか、15%または5%の売上げ減少、それぞれ要件がございます。そこはやっぱりきっちりと確認をして、どうしても中には書類が不備な事業所もあります。そのときには丁寧に御説明をし、やっぱりそろえていただくようなことも必要ではないかというふうに考えておりますが、議員御指摘いただきますように、しっかりと適正に迅速に対応していきたいと思います。
○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 関連いたしまして、本日コロナウイルス感染症に係る丹波市の対応の改訂版が届きました。先ほど、同僚議員も言われましたように、この5ページに、つまり専決処分をされた中小企業、
信用保証協会の補助金の5月4日現在の状況を今話があったとおりであります。そこで聞きたいのは、ここにありますようにセーフティーネット認定数が70件、補助申請が16件、交付決定額が541万3,800円というこの数字ですけれど、予算額は3,000万円ありますから、まだ十分あるわけですけれども。それで、聞きたいのはセーフティーネットの認定数70件というのは、これはセーフティーネットの適用する対象の企業、事業者やということが認定されたと、そしたらその認定数が補助申請になるんやないのかと。16件しか今申請してないと。まあ不備があるかもしれませんが。じゃ、交付決定はその16件、補助申請した中で全部交付決定はされたのかと。その金額がこれなのかと。この書き方ちょっと分かりにくいんで。
つまり、セーフティーネットで認定されたのが70件あるのにもかかわらず、補助申請は16件しか出してない。交付決定はそれが16件がその金額なのかどうか分かりませんが、何件くらいの交付決定になってるか、ちょっとその辺ちょっと。
○議長(林時彦君) 産業経済部長。
○産業経済部長(岡林勝則君) 現在、70件認定しておる中で、補助が16件あります。認定申請を受けられた事業者は、必ず
信用保証協会で保証料を納められる。4月まででしたら納められますので、その納められた時点で補助申請をされてきております。70件のうち16件が、現在丹波市の制度を活用いただいておるというところでございます。ただ、70件あと全部これから先も認定申請はあると思いますが、その認定申請分が全部丹波市のこの補助制度を活用されるかというと、先ほども申し上げましたように5月1日から県の制度で、その信用保証料自体も免除になる、無利子で3年間ですけど無利子になる、そういう資金繰り、融資制度を設けておりますので、金融機関、まあ事業者、どうしてもやはりまずはそちらの制度活用したいというところで、今後どれだけ丹波市のこの補助制度を活用されるかというのは、まず県の制度を使われてから、その別枠で丹波市の制度を活用されるのではないかというふうに考えておりますので、認定件数イコール丹波市のこの補助制度の活用というふうにはならないのではないかというふうに考えております。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 大体分かりました。つまり、セーフティーネットの認定数はその70件、そのうち実際金融機関で借り入れられて、その際の債務保証の金額を実際それを活用しようという人が16件やったということですね。それで金額がこの金額になるという。割り戻したら分かるんやけど。そういう金額によって多少違うかもしれませんけど、じゃ、だから16件というのが、今現状ではこの制度を利用して補助金の申請をされておるということで、申請するかどうかは本人のどれを活用するかによって変わってくると、そういうことですか。
○議長(林時彦君) 産業経済部長。
○産業経済部長(岡林勝則君) 議員おっしゃるとおりでございます。借入れの融資を受けられる場合、金融機関が必ず、まあ市内の金融機関が通りますので、その金融機関とも御相談をされながら、事業所にとって一番有利な選択をされているものというふうに思っております。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 分かりました。以上です。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、承認第4号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて」質疑はございませんか。
14番、藤原悟議員。
○14番(藤原悟君) 補正予算書の9ページの3款民生費、4目保育所費の中の
保育環境改善等事業補助金700万円についてお伺いをいたします。以前、概要説明がありまして、
認定こども園等用のマスクとか空気清浄機等の説明を頂いております。ところで、この
保育環境改善等事業補助金の使途についてなんですけれども、2種類書いてありまして、市が一括購入して、
認定こども園等用にマスクを配布するものと、それから園等が独自で備品等の購入をする2種類が書いてあったんですけれども、この補正予算に書いてある700万円は、この2つを併せたものでしょうか。
○議長(林時彦君) 健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) このことにつきましては、各園がそれぞれ50万円を上限として、令和元年度と令和2年度にかけて、いろいろな保育園の環境を整えるためにつくられるもので、園ごとの予算請求になっておると思います。
○議長(林時彦君) 14番、藤原悟議員。
○14番(藤原悟君) 分かりました。それでは、市が一括購入して園に配布するのはこれに含まれないということですね。
○議長(林時彦君) 健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) 園ごとになっています市のものは今回の専決には入っておりません。
○議長(林時彦君) 14番、藤原悟議員。
○14番(藤原悟君) 分かりました。
あと、これは認定こども園用となっているんですけれども、対象施設が対象施設等となっておりまして、認定こども園、それから小規模保育施設事業所、認可外保育施設、合計17園になってるんですけれども、17園、50万円やったら850万円なんじゃないかと単純に思ったんですけども、いかがなんでしょうか。
○議長(林時彦君) 健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) 当初これを予算化したときには、認可外の保育園の分も入れておりました。それでその後、認可外の保育園につきましては、県が直接補助をすると言っておりましたので、これを下げなくてはいけないことになりまして、3園の分につきましては使わないお金にはなっております。そのほかは丹波市内の認定こども園と小規模の保育園の分で使わせていただきます。
○議長(林時彦君) 14番、藤原悟議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) これ実は補正予算(第2号)の専決処分なんですけど、その際に専決処分の理由として、
新型コロナウイルス感染拡大防止のために必要な物資等を早急に購入する必要があるため、専決処分をやらなきゃならないと。すぐに申し込まなきゃならないという状況であって、当局のほうはそういう理由で専決処分をされたわけです。それで、その概要については、ここに金額はざっと並べてありますので、補正予算書にありますからあれなんですけど、特にマスク、アルコール消毒液、非接触型の体温計等々が非常に今不足しているからということでした。だから4月16日専決の時点でそういう状況であって、この対応は実際もうやられてるはずなんですけど、実際それで間に合いましたか。どんな状況なんですか。
○議長(林時彦君)
技監兼入札検査部長。
○
技監兼入札検査部長(上畑文彦君) この4月16日に専決をさせていただきました物品の購入につきましては、入札検査部のほうで行っておりますので、お答えをさせていただきます。
まず、アルコールの消毒液につきましては学校再開用と、あと感染防止用ということで合計2,000リットルを計上させていただいております。その2,000リットルにつきましては、4月20日と27日の2回に分けて入荷がございまして、全量2,000リットルが納入済みという状態になっております。それにつきましては、納入されたものから順次、医師会ですとか歯科医師会また薬剤師会、
認定こども園等へ順次配布をさせていただいて、御活用していただいておるというような状況となっております。
また、窓口の遮蔽板、これにつきましても200基設置ということで、庁舎各所に設置をしておりますが、4月24日の日に全数設置を終わっております。
マスクにつきましては、学校再開用と社会福祉施設用ということで、合計19万4,000枚を計上をさせていただいておりました。現在、約19万枚を発注をしておりまして、入荷状況としましては、今半数の約9万5,000枚が入荷済みとなっております。入荷した分につきましては、順次、社会福祉施設等へ配布をしております。また、教育委員会のほうへも学校再開用ということで配布をしております。残りの約9万枚につきましても、5月中には全量納品をしていただけるということで確認をしております。
最後に、非接触型の体温計87個を計上させていただいております。これにつきましては、国内の大手の体温機メーカーの製造ではなく海外製になっておりまして、なかなかそういう医療器具等扱われとるとこの入手が困難だということを回答としていただいております。よくテレビ等で映っているのは、インターネット等で買われたやつが多いんですけど、今のところそういった医療器具を扱われとるところに、何とか入手ができないかということで問合せをしておるところではございますが、具体な入荷の予定が立ってないという状態でございます。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 大体分かりました。やっぱり市の対応が非常に遅いという意見が非常に市民からは強いわけですから、せっかく専決対応でやったわけで早急な対応を今やられておるところありますが、ただ、非接触型体温計というのは全国的な不足ということは状況はよく分かりますけれども、発注すらもできないという状況ですか。せっかくこの予算を計上されておるわけですから、見通しがあって計上されたわけじゃなかったんでしょうか。
○議長(林時彦君)
技監兼入札検査部長。
○
技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 一応、時期は未定というようなことでは納品は可能だということは聞いておりますが、じゃ何日というところまでの納品の日がないと。ただやはりそれも注文を受けて、それで納品待ちという状態にしていただかんことには、先方もなかなか納期もお話ができないというようなことで、取りあえず、まず発注をさせていただきたいという思いの中で、非接触型の体温計につきましては予算計上させていただいたというところでございます。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 見通しがあって、その業者に申込みすらしてないということですか。いやそれいつになるか分からん納入がね、それは分かっとるんですが、予算計上されたということは具体的にもう契約までできるわけ、申込みできるわけですから。今の話でしたらこれはどこでも全国的に不足しておるんで、手の打ちどころがないとこんな感じなのか。これ、業者に発注は済んどんですか。だから納入時期が遅れとるだけの話かどっちですか。
○議長(林時彦君)
技監兼入札検査部長。
○
技監兼入札検査部長(上畑文彦君) なかなか市内のそういう医療器具を扱われとるところにお願いをしても難しいという返事でしたので、直接メーカーにも問合せさせていただきました。国内ですと、オムロン、テルモ、シチズン、この3者が大手メーカーです。直接本社のほうにも電話をさせていただきましたが、本社のほうでは注文は受けられないという状態です。納期も何も答えられない。だから注文も受けられないということですんで、市内にそういった医療器具、薬等を扱われとるところに常にお声がけをさせていただいて手配をお願いしておるというところです。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております承認第1号から承認第4号までの4件は、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
これより、議案ごとに討論、採決を行います。
最初に、承認第1号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決を行います。
お諮りいたします。
承認第1号は承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、承認第1号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」は、承認することに決しました。
次に、承認第2号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決を行います。
お諮りいたします。
承認第2号は承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、承認第2号「丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定に係る専決処分の承認を求めることについて」は、承認することに決しました。
次に、承認第3号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決を行います。
お諮りいたします。
承認第3号は承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、承認第3号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて」は、承認することに決しました。
次に、承認第4号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて」討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決を行います。
お諮りいたします。
承認第4号は承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、承認第4号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて」は、承認することに決しました。
~日程第4 議案第54号~議案第62号~
○議長(林時彦君) 日程第4、議案第54号「丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」から、議案第62号「令和2年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号)」までの9件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま一括議題となりました議案第54号から議案第62号までにつきまして、御説明申し上げます。
初めに、議案第54号「丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
新型コロナウイルスの感染拡大をできる限り防止し、労働者が感染した場合などに休みやすい環境を整備するため、丹波市国民健康保険被保険者等の被用者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染した者、または発熱等の症状があり感染が疑われる者に傷病手当金の支給等を行うため、所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第55号「丹波市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」でございますが、令和2年度の税制改正に伴い、地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令が施行され、国民健康保険税の軽減に係る所得安定基準額が引き上げられたこと等による所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第56号「丹波市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
後期高齢者医療被保険者等の被用者に傷病手当金を支給するため、兵庫県
後期高齢者医療広域連合
後期高齢者医療に関する条例が令和2年5月1日に改正されたため、丹波市においても所要の改正を行うものでございます。
次に、議案第57号「丹波市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
消費税率引上げによる公費を投入し、低所得者の保険料軽減強化を図るため、介護保険料率の改正をするものでございます。
次に、議案第58号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」について、御説明を申し上げます。
今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言、これを踏まえまして、本市としての
新型コロナウイルス感染症対策強化のほか、介護保険法施行令等の改正に伴う事業費を計上したものでございます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策関連の予算につきましては、令和2年度の国及び県の補正予算を活用し、
新型コロナウイルス感染症対策と市民生活や経済等への影響に対する国の緊急対策に掲げる施策に加えまして、市独自の対応策を盛り込みました3本の柱建てとしております。
対応策は、1つには、新型コロナウイルス感染予防対策。そして、2つには、市民の生活安定への支援。3点目として、市内の産業経済への支援。この3つで早急に着手すべき事項について予算化が必要になったため、提案をさせていただくものでございます。
歳入では、国庫補助金や県支出金などの歳入財源を計上し、
財政調整基金繰入金を財源調整のため追加をいたします。
歳出でございますが、まず第1の柱は感染予防対策でございます。学校、保育施設、福祉施設、災害時の避難所の感染防止対策、救急搬送等の資機材、国保診療所において発熱者への対応のための職員の配置、それらを進めます。
さらには、学校の休業等が長期化した場合に対応するための環境整備として、学習用タブレット端末の整備スケジュールを前倒しいたします。
次に第2の柱でございますが、市民の生活安定への支援でございます。
丹波市民の生活経済を支えていただく中小企業・小規模事業者の方々への支援策として、丹波市独自の事業継続応援金、店舗等家賃補助の創設、支給、さらには国からの1人一律10万円の特別定額給付金の交付、子育て世帯や家庭状況から十分な食事が摂取できていない児童・生徒への弁当支給など見守り活動の経費、これらを計上いたしております。
第3の柱でございますが、市内経済の回復を目指します。
テイクアウトに取り組まれている飲食店を後押しし、利用促進を図ることで消費喚起や生産者の供給維持につなげます。また、これは10月以降の予定になりますが、プレミアム商品券の発行によりまして消費の活性化を図ってまいります。
このように各分野を見渡し、早急に予算化が必要となるものにつきまして、提案をさせていただくものでございます。所要の補正を計上しました結果、歳入歳出ともに75億1,264万円、これを追加をし、予算総額を411億6,688万円とするものでございます。
以上が、
一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。
次に、議案第59号「令和2年度度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」につきましては、歳入では傷病手当金の給付にかかる補助金について、県支出金の保険給付費等交付金を増額いたします。また、歳出では保険給付費の傷病手当金を増額するもので、歳入歳出それぞれ330万円を増額し、予算の総額を68億4,130万円とするものでございます。
次に、議案第60号「令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定補正予算(第1号)」につきましては、歳入では、外来診療報酬の増加による増額と一般会計からの繰入金による増額を計上いたしております。歳出のほうでは、施設管理費として会計年度任用職員報酬等の増額、消耗品費並びに被服費等の増額を計上しまして、歳入歳出ともに215万1,000円を増額し、予算総額を2億2,425万1,000円とするものでございます。
次に、議案第61号「令和2年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」につきましては、消費税率引上げによる公費を投入し、低所得者の保険料軽減強化を図りますため、介護保険料の収入を減額し、消費税による国・県・市の負担金である低所得者保険料軽減繰入金を増額するものでございます。財源構成の変更のため、予算総額の増減はございません。
最後になりますが、議案第62号「令和2年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号)」について、御説明を申し上げます。
今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症対策として、看護実習の際に必要な消耗品費と感染者発生時の校舎消毒委託料を増額するもので、歳入歳出ともに282万5,000円を増額し、予算の総額を1億7,092万5,000円とするものでございます。
以上、議案9件の概要につきまして一括して御説明を申し上げました。
この後、担当部長から補足説明をさせます。どうかよろしく御審議をいただきまして、御可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(林時彦君) ここで暫時休憩をいたします。
休憩 午前10時30分
───────────
再開 午前10時40分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
補足説明を求めます。
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) 市長の指示がございましたので、私からは議案第54号から議案第56号まで併せて補足の説明を申し上げます。
まず、議案第54号「丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
審議資料の1ページをお開きください。
提案の趣旨と改正の概要でございます。
1の提案の趣旨でございますが、国民健康保険被保険者等の被用者に対する傷病手当の支給について、国民健康保険法第58条第2項の規定に基づき、新型コロナウイルス感染症に感染した場合等に休みやすい環境整備をするとともに、感染拡大防止の観点から、国民健康保険被保険者等の被用者に対して傷病手当を支給できるようにするため、丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する必要が生じましたので、改正を行うものでございます。
次に、2の改正の概要でございます。
国民健康保険被保険者等の被用者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染した者、または発熱等の症状があり感染が疑われる者がその労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服すことができない期間について、傷病手当金を支給できるように改正するものでございます。
傷病手当金の額は、直近の継続した3か月間の給与収入の合計額を就労日数で徐した金額の3分の2に相当する金額となります。適用期間につきましては、令和2年1月1日から規則で定める日までで、療養のため労務に服することができない期間となります。また、その期間受けることができる給与等の額が、算定される傷病手当金より少ないときは、その差額を支給するものでございます。そのほか字句の修正を行っております。
次に、2ページから3ページは、条例の改正部分の新旧対照表でございます。
以上、簡単ではございますが、議案第54号の補足説明とさせていただきます。
次に、議案第55号「丹波市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。
審議資料4ページをお開きください。
提案の趣旨と改正の概要でございます。
1の提案の趣旨でございますが、地方税法等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令、令和2年3月31日公布、同年4月1日施行でございますが、これに伴い、丹波市
国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。
次に、2の改正の概要でございますが、国民健康保険税の被保険者の均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得判定基準について、5割軽減の基準については被保険者の数に乗ずる金額を28万円から28万5,000円とし、2割軽減の基準については被保険者の数に乗ずる金額を51万円から52万円に改正するものでございます。
また、所得割額の算定等に係る長期譲渡所得等の特別控除につきましては、低未利用土地等を譲渡した場合の特別控除を追加するものでございます。
これにつきましては、令和3年1月1日からの施行となります。
次に、5ページから8ページは条例の改正部分の新旧対照表でございます。
以上が、議案第55号の補足説明となります。
次に、議案第56号の補足説明でございます。
丹波市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定でございます。
審議資料の9ページをお開きください。
提案の趣旨と改正の概要でございます。
1の提案の趣旨でございますが、
後期高齢者医療被保険者等の被用者に傷病手当金を支給するため、兵庫県
後期高齢者医療広域連合
後期高齢者医療に関する条例が一部改正されたことに伴い、傷病手当金に係る申請の受け付けについて整備するため、改正を行うものでございます。
2の改正の概要でございますが、丹波市の
後期高齢者医療被保険者等の被用者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染した者、または発熱等の症状があり感染が疑われる者に対し、兵庫県
後期高齢者医療広域連合から傷病手当金が支給されるため、市で受け付け事務ができるよう申請書の受け付けに関する規定を追加するものでございます。
次の10ページは条例の改正部分の新旧対照表でございます。
以上、簡単ではございますが、私からの補足説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君)
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(金子ちあき君) それでは、私からは議案第57号「丹波市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定」につきまして、補足の説明を申し上げます。
議案書5ページ、議案審議資料11ページから14ページを御覧ください。
国において、平成27年度から消費税による公費を投入し、第1号被保険者のうち低所得者の保険料軽減が行われます。令和2年度においても、消費税10%への引上げに伴うさらなる低所得者の軽減強化が実施されます。市におきましても、令和2年3月30日に、介護保険法施行令の一部を改正する政令が公布されましたことから、令和元年度の軽減強化に引き続き、第1段階から第3段階の保険料を国と同様に引き下げ、低所得者保険料軽減強化を行うため、丹波市
介護保険条例第4条第2項中の保険料の金額をそれぞれ改正するものでございます。
以上、簡単ですが補足の説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 財務部長。
○財務部長(北野壽彦君) 議案第58号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」につきまして、補足説明をさせていただきます。
補正予算書1ページを御覧ください。
補正予算の総額につきましては、歳入歳出ともに75億1,264万円を追加し、予算の総額を411億6,688万円とするものでございます。
次に、歳入について科目別に補正内容を御説明申し上げます。
7ページを御覧ください。
15款国庫支出金の1項国庫負担金では、1目民生費国庫負担金の第1号介護保険料軽減強化負担金で、介護保険法施行令の改正に伴い1,851万1,000円、保育所運営費負担金で、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発令に伴う登園自粛要請により、登園自粛日数に応じて保育料を軽減することに伴い535万円を追加いたします。
続いて、生活困窮者自立相談支援事業費等負担金で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって、休業等に伴う減収により住宅を失う恐れのある困窮者への支援の拡充に伴い122万1,000円を追加いたします。
続いて、2項国庫補助金では、2目
民生費国庫補助金の特別定額給付金事業費補助金で64億円を、次の事務費補助金で5,215万2,000円をそれぞれ追加します。
続いて、子育て世帯への臨時特別給付金では、児童手当に児童1人当たり1万円を上乗せして支給することに伴い7,903万4,000円を追加いたします。
続いて、7目教育費国庫補助金の学校臨時休業対策費補助金では、学校給食停止の損失補償に伴い180万2,000円、公立学校情報機器整備費補助金で、児童生徒1人1台端末の購入経費に対する補助金として9,589万5,000円を追加します。
次に、16款県支出金の1項県負担金では、1目民生費県負担金の第1号介護保険料軽減化負担金で、介護保険法施行令等の改正に伴い925万5,000円を追加いたします。
次に、8ページでは保育所運営費負担金で、登園自粛日数に応じて保育料の減免を実施することに伴い267万5,000円を追加します。
続いて、2項県補助金では、2目民生費県補助金の地域介護拠点整備費補助金で、649万9,000円を追加します。
続いて、9目教育費県補助金では、学習指導員配置事業補助金で234万9,000円を追加します。
次に、19款繰入金の2項基金繰入金では、1目
財政調整基金繰入金で今回の補正に係る
一般財源負担に対応するため、8億3,789万7,000円を追加いたします。
以上が、歳入の補正内容でございます。
次に、歳出の補正内容につきましては、令和2年度5月補正予算の概要により、一般会計部分の補足説明をさせていただきます。
令和2年度5月補正予算の概要を御覧ください。
本資料は、国が4月に閣議決定した新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の施策体系により整理しておりますが、先ほど市長が提案説明で申しました3本の柱、新型コロナウイルス感染予防対策、市民の生活安定への支援、市内の産業経済への支援の柱ごとに関連付けて御説明いたします。
また、本資料と併せまして予算書の該当ページを申し上げますので、御確認いただきますようお願いいたします。
それでは、資料の1ページを御覧ください。
1つ目の予算の柱、新型コロナウイルス感染予防対策では、ローマ数字のⅠ、感染拡大防止対策の学校等の感染拡大防止として、学校等における感染拡大防止のためのマスクや消毒液を購入するとともに、感染者が発生した場合に専門業者に消毒作業を委託する経費2,504万4,000円を計上しております。
予算書は21ページ、10款教育費、1項教育総務費、5目
学校保健体育振興費の1502
施設感染症予防対策事業となります。
次に、資料1ページに戻っていただきまして、庁舎等の感染拡大防止では、庁舎等各施設におきましても感染拡大防止のためのペーパータオルや非接触型体温計の購入と、感染者が発生した場合に専門業者に消毒作業を委託する経費1,071万9,000円を市単独事業として計上しております。
予算書は9ページ、2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費の0511
感染症予防対策事業となります。
次に、福祉施設等の感染拡大防止では、福祉施設・医療機関等における感染拡大防止のために配布する消毒液・マスクの購入経費を市単独事業として800万円計上しております。
予算書は10ページ、2款総務費、1項総務管理費、13目災害対策費の1307
感染症予防対策事業となります。
続いて、資料2ページを御覧ください。
避難所の感染拡大防止では災害発生時に備え、避難所用の感染拡大防止のために必要な資材として、非接触型体温計や防護服セットの購入経費を市単独事業として206万円計上しております。
予算書は9ページ、2款総務費、1項総務管理費、13目災害対策費の1301災害対策事業となります。
次に、看護専門学校の感染拡大防止では、看護専門学校内や実習先における感染症対策に必要な資材を購入するとともに、感染者が発生した場合には、専門業者に消毒作業を委託する経費につきまして、看護専門学校特別会計への一般会計繰出金を282万5,000円計上しております。
予算書は16ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、10目看護専門学校費の2002看護専門学校特別会計運営費繰出金となります。
次に、介護施設等の感染拡大防止では、介護施設等において感染が疑われる者が発生した場合に、感染が拡大しないよう消毒に必要な費用を補助するために649万9,000円を計上しております。
予算書は12ページ、3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費の1402老人福祉総務費となります。
続きまして、2、医療提供体制の強化では感染防止に係る資機材の購入として、感染者が発生した場合、救急隊員等によって感染者の移送を行う際に必要となる資機材等の購入経費165万9,000円を市単独事業として計上しております。
予算書は20ページ、9款消防費、1項消防費、1目常備消防費の1103救急活動事業となります。
資料3ページを御覧ください。
国保青垣診療所医療体制の強化では、国保青垣診療所に発熱者対応の職員を配置する経費につきまして、
国民健康保険特別会計直診勘定への一般会計繰出金として140万1,000円を計上しております。
予算書は16ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費の1107
国民健康保険特別会計繰出金となります。
続いて、3、情報発信の充実では、教育委員会における情報発信の強化として、学校の臨時休業等における情報発信を円滑に行うため、LINE公式アカウントの使用料63万9,000円を市単独事業として計上しております。
予算書は21ページ、10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費の1203事務局費となります。
次に、広報たんば臨時号発行等による情報発信の強化では、市民に適時適切な情報を提供するため、広報たんば臨時号の発行経費88万5,000円や、市内在住外国人への情報提供の強化として、市内在住の外国人に向けた情報提供などの経費50万円を市単独事業として計上し、市民への情報発信の充実を図ります。
予算書は9ページ、2款総務費、1項総務管理費、2目文書広報費の0202広報広聴事業となります。
資料4ページを御覧ください。
4、学校の臨時休業等に対応するための環境整備では、特定教育・保育施設が行う保育料減免に対する支援として、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発令に伴う登園自粛要請により、登園を自粛した日数に応じて保育料を減免することとし、これに伴い園等で発生する減収分を市が補てんするため1,070万円を計上しております。
予算書は13ページ、3款民生費、2項児童福祉費、4目保育所費の2414幼児教育・
保育推進事業となります。
次に、小・中学校学習用タブレット端末の整備では、国の新型ウイルス感染症緊急経済対策において、ICTの活用により全ての子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現することを目的とし、令和5年度までに児童生徒1人1台端末の整備スケジュールの前倒しが決定されたため、小中学校の学習用タブレット端末整備費用として、2億6,287万8,000円を計上しております。
予算書は21ページ、10款教育費、1項教育総務費、6目学校教育総務費の1605教育情報化事業となります。
次に、学校指導員の配置では、小・中学校等の臨時休業に伴う児童・生徒の学習指導の遅れを取り戻すための補習等を支援するため、学習指導員の配置経費234万9,000円を計上しております。
予算書は21ページ、10款教育費、1項教育総務費、3目教育推進費の1307学力向上事業となります。
資料5ページを御覧ください。
学校給食停止による給食用食材の受入れ対応等では、小・中学校等の臨時休業に伴う給食停止において、キャンセルできなかった食材を買い入れる経費や、供給されなかった給食用牛乳及び給食用パン加工賃に対する損失補償金として、180万4,000円を計上しております。
予算書は22ページ、10款教育費、6項保健体育費、4目学校給食費の7402学校給食管理事業となります。
次に、路線バス通学定期券購入費自己負担額の軽減では、路線バス通学定期券購入補助金または連携型中高一貫教育高校バス通学費補助金を受けて、購入した通学定期券の休業中の自己負担額を市が補助することで、保護者の負担を軽減するとともに路線バス事業者の収入の安定化を図るため、市単独事業として215万6,000円を計上しております。
予算書は9ページ、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費の0608公共交通バス対策事業となります。
続きまして、2つ目の予算の柱、市民の生活安定への支援では、資料5ページ、下段のローマ数字Ⅱ、雇用の維持と事業の継続の1、事業継続に困っている中小・小規模事業者等への支援で、農業者経営改善資金保証料補助として、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた農業者の資金繰りを支援する目的で、資金借入れの際に借受者が農業信用基金協会へ支払う保証料を補助するため、市単独事業として200万円を計上しております。
予算書は17ページ、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の1305担い手農業者育成事業となります。
続きまして、資料6ページを御覧ください。
休業要請事業者経営継続支援事業では、休業要請に応じた中小企業者のうち、令和2年4月または5月の売上げが前年同月比50%以上を減少した中小企業者を対象に、県・市町協調事業による経営継続支援金を支給するための経費5,899万1,000円を計上しております。また、雇用調整助成金申請支援として社会保険労務士に助成金の申請に係る業務を委託した事業所に対して費用の一部を補助する経費や、社会保険労務士による相談会を実施するための経費として620万円を市単独事業として計上しております。
続いて、資料7ページを御覧ください。
中小企業者店舗等家賃補助では、令和2年4月または5月の売上げが前年同月比20%以上減少した事業者に事業継続を支援するため、事業用建物の賃借料の一部を補助する経費として、6,000万円を市単独事業として計上しております。
次に、国の持続化給付金や県・市町協調の休業要請事業者経営継続支援事業の支給要件を満たさず、対象外になる中小企業者もあります。市では、そのような国・県の支援金の対象外になる中小企業も含め、事業を継続していただく応援の意味を込めて、令和2年4月または5月の売上げが前年同月比20%以上減少した中小企業者に、10万円を支給する中小企業者事業継続応援金3億円を市単独事業として計上しております。
これらの予算につきましては、予算書18ページから19ページの7款商工費、1項商工費、2目
商工業振興費の1201
商工振興事業となります。
続きまして、2、生活に困っている世帯や個人への支援では、特別定額給付金事業として、市民に対し1人一律10万円の現金を給付する特別定額給付金の支給に係る経費を64億5,215万2,000円計上しております。
予算書は11ページ、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の1120特別定額給付金事業となります。
続いて、資料8ページを御覧ください。
子育て世帯への経済的支援では、学校の臨時休業など新型コロナウイルス感染症の影響を受ける子育て世帯への生活支援として、児童手当に児童1人当たり1万円を上乗せして給付するための予算、7,903万4,000円を計上しております。
予算書は13ページ、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の2120子育て世帯への臨時特別給付金事業となります。
次に、住居確保給付金支援の拡充では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって休業等に伴う減収により、住宅を失う恐れのある困窮者への支援の拡充を行うため、住居確保給付金162万9,000円を計上しております。
予算書は15ページ、3款民生費、3項生活保護費、1目生活保護総務費の3104生活困窮者自立支援事業となります。
次に、補食が必要な児童・生徒の生活支援では、家庭状況により十分な食事を摂取できない児童・生徒に弁当等を学校から配り、見守りを行う経費354万2,000円を市単独事業として計上しております。
予算書は13ページ、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の2122児童・生徒緊急生活支援事業となります。
資料9ページを御覧ください。
3つ目の予算の柱、市内の産業経済への支援では、先ほどのローマ数字のⅡ、雇用の維持と事業の継続を併せて、9ページのローマ数字Ⅲ、経済活動の回復に向けた支援策を上げております。
プレミアム商品券発行支援では、実施時期はタイミングを計りながらとなりますが、消費喚起と地域経済の活性化に向けて、4,000円で5,000円分の商品券を1世帯最大5セットまで購入できるプレミアム商品券の発行に係る経費を市単独事業として1億5,654万7,000円計上しております。
さらに、飲食店の消費促進支援では、テイクアウトに取り組む市内飲食店等の利用を促進することで、生産者や消費の活性につなげる目的で、1店舗につき2,000円分以上の商品をそれぞれ異なる3店舗で購入した消費者に3,000円の丹波共通商品券を進呈するとともに、抽せんでふるさと商品を送るため1,540万3,000円を市単独事業として計上しております。
予算書は18ページから19ページの7款商工費、1項商工費、2目
商工業振興費の1201
商工振興事業となります。
なお、
新型コロナウイルス感染症対策関連予算以外の経費では、予算書12ページ、3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費の1409介護保険特別会計繰出金(保険事業勘定)に介護保険法の改正に伴う介護保険特別会計への一般会計繰出金3,702万4,000円を計上しております。
以上で、今回の
一般会計補正予算(第3号)の補足説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) 議案第59号「令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」の補足説明を申し上げます。
補正予算(第1号)事項別明細書により説明をさせていただきます。
7ページをお開きください。
まず歳入でございますが、7款県支出金は傷病手当金に係る補助金により、2項県補助金、3目保険給付費等交付金を330万円を増額します。
歳出では8ページになりますが、2款保険給付費は、7項傷病手当諸費、1目傷病手当金を330万円増額するものでございます。
以上、簡単ではございますが、補足の説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) 議案第60号「令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定補正予算(第1号)」について補足説明を申し上げます。
歳入歳出補正予算事項別明細書7ページを御覧ください。
歳入では、外来患者数の増加見込みにより、1款診療収入、1項外来収入を750万円、発熱外来に従事する会計年度任用職員報酬等運営費不足分として、5款繰入金、2項一般会計繰入金を140万1,000円増額いたします。
次に、8ページをお開きください。
歳出では、1款総務費の1項1目一般管理費で、発熱外来開設に伴う会計年度任用職員報酬と費用弁償を併せて190万2,000円、消耗品費18万7,000円、非接触型体温計の備品購入費を6万2,000円増額し、歳入歳出ともに215万1,000円の増額とするものでございます。
以上、補足説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君)
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(金子ちあき君) それでは、私からは議案第61号「令和2年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」の補足説明を申し上げます。
予算書1ページから2ページを御覧ください。
消費税率10%への引上げに伴い、低所得者の介護保険料を引き下げた金額について、公費を投入して介護保険事業を運営いたします。
歳入歳出については、総額の増減はございません。
続きまして、歳入歳出補正予算事項別明細書を御覧ください。
5ページ、まず歳入でございます。
1款保険料、1項介護保険料、1目第1号被保険者保険料を3,702万4,000円を減額し、同じく5ページ下段、7款繰入金、1項一般会計繰入金、5目低所得者保険料軽減繰入金を同額の3,702万4,000円増額いたします。
次に、歳出でございます。
6ページから13ページにつきましては、歳入において介護保険料を減額し、低所得者保険料軽減繰入金額としておりますので、財源構成を変更しております。
以上、簡単ではございますが、補足の説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) 議案第62号「令和2年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号)」について補足説明を申し上げます。
歳入歳出補正予算事項別明細書7ページをお開きください。
歳入では、3款繰入金の1項1目一般会計繰入金におきまして、消耗品費及び消毒委託料の増額に伴い、一般会計繰入金通常分を282万5,000円増額しております。
次に、8ページをお開きください。
歳出では、1款総務費の1項1目一般管理費で、看護実習の際必要となるマスク及び消毒液の購入費13万円、学校関係者に感染が確認された場合の学校全体の消毒委託料として269万5,000円増額いたしまして、歳入歳出ともに282万5,000円の増額とするものでございます。
以上、補足説明とさせていただきます。
○議長(林時彦君) これより質疑を行います。
最初に、議案第54号「丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第55号「丹波市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第56号「丹波市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第57号「丹波市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第58号「令和2年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) ちょっと大きな点だけお聞かせください。
補正予算の概要を使って質問をさせていただきます。
概要の9ページ、飲食店の消費促進支援ということにテイクアウトに補助をするということに提案されておりますけども、お隣の丹波篠山市では、当初500万円ぐらいだったやつが今5,000万円まで上限を上げて、市のほうで旗を作って、その実施されているところについては旗を立ててやられておりますと。私も何回か丹波篠山市のほうへ行ってみました。行列を作っているというふうなことです。
それでお聞きしたいのは、市民の皆さんも多分知りたいと思いますけども、店の募集もされると思うんですけども、実際に弁当以外でどのような品、例えば、丹波篠山市ではビールとか、そういうなんも全部含めて3,000円というふうにされておりました。そこをですね、多分、この細かいところをもうちょっと市民の方知りたいと思いますので、お願いします。それからまた宣伝はどういうふうに考えておられるのか。旗を作るのか作らないのかも含めてお願いします。
2点目、これ教育委員会に対するお尋ねですけども、4ページに、学校の臨時休業に対して、大変子供たちの学力の問題もさておきながら、特に私は精神的なケアが非常に大事じゃないかというふうに思っております。
現状、先生方が手紙を送ったり、メールのやりとりとかをされてたり、あるいは登校日はもう丹波市の場合はされてないと思うんですけども、まず現状をお聞かせください。1つ目、現状ですね。
それから、その現状の中で特に子供たちの精神的なケアですね。先ほども学力指導員の配置等も、県の事業でありましたけども。丹波市としては、私は精神的なケアのケースワーカー等の配置も考えてもいいんじゃないかというふうに思っております。
それから、今後、14日ぐらいに全国的には解除の方向が出ると思うんですけど、まあそれは政府の決定及び県の決定によるところが大きいわけですけども、教育委員会としては、どのように今後考えておられるのか。ちょっと今んとこは答えられないということであれば、それで結構です。
大きな3点目、これは2ページ、介護の問題です。介護施設等の感染拡大防止等に係って、全国的には介護施設の閉鎖、それから、潰れるというふうなことが起きております。一つは、介護施設ではどういう、丹波市内においてはごく普通にやられているのかどうかということで、それから非常に困っている介護施設はないかということですね。例えば、もうちょっと事業を続けるのが難しくなったとか。そういう事業所はないかどうか。すみません。以上です。
○議長(林時彦君) 産業経済部長。
○産業経済部長(岡林勝則君) 1点目のテイクアウトの種類でございます。今回、この飲食店消費促進支援につきましては、主に飲食業、宿泊業、というようなところの店舗への支援をすることによってというようなことを考えております。テイクアウト商品につきましては、今のところお弁当、それからオードブル等を中心に考えております。中には、セットでドリンクをつけたセット商品もあろうかと思います。そういったものは対象にしていきたいなというふうに考えておるところです。
それから、PRにつきましては、今回この事業、市だけではなく、例えば、料飲組合ですとか観光協会、それから商工会というような関係団体にも連携をしながら取り組みたいなというような中で、もちろん新聞折り込みですとかSNSでの発信、それから登録飲食店自身の情報発信、あと消費者、参加頂いた消費者の方からの口コミというのも効果的ではないかというふうに考えております。市民全体でこの事業を盛り上げられるような仕組みで取り組んでいきたいというふうに考えておるところでございます。
それから、この参加飲食店につきましては、まず登録をしにいただこうというふうに考えております。登録をいただいた飲食店には、まちの飲食店応援プロジェクトということで登録済み証を発行し、それをお店に掲示いただきたいというふうに考えております。
○議長(林時彦君) 教育部長。
○教育部長(藤原泰志君) 3点あったかと思います。現状、子供たちの心のケアということで、現状はという点でまずございます。教育委員会のほうでは、臨時休業中の基本的な考え方として、最上位目標といいますか、子供の命を守ること。そして、優先順位としては1つ目に子供とつながること。また2つ目として、生活リズムを崩さない。3つ目に、学力を保証するということで、取組の基本としては、不平等を縦にやらない理由を考えない、今、目の前の子供たちに何ができるのか、または不利が生じた子にはどんな手当ができるのか考えてまいります。平等の重視では、行動に移さないままでは結果的には格差拡大で平等にならない場合もありますので、その辺りを注意しながら進めていきたいと思います。
そして、子供たちへの精神的なケアということでございますが、これにつきましては各学校担任を初め、それぞれ子供たちとオンライン、また非オンラインでつながるということをしております。まず、児童・生徒の健康・安全を確保するということで、例えば、朝の会をオンラインでする。オンラインでつながらない子には電話等でつながるというようなことをしておるところでございます。
それから、学校の先生だけではというところもあります。教育委員会のスクールソーシャルワーカー等と連携をしながら、各学校と子供たちということで、特に課題のある子供たちについてケアをしていきたいというふうに思っております。
それから、3つ目でございます。今後のことでございますが、このことにつきましては先ほども議員申されましたように、14日ぐらいに国の方向性が出るという状況の中で、現在、県教員のほうに、他市でも登校日等の実施がされておりますので、教育委員会としてどのようにしていくかということを現在調整をしておるところで、近日中にお伝えができるのではないかというふうに思っております。
簡単ですが、以上でございます。
○議長(林時彦君)
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(金子ちあき君) 3点目の介護施設等の感染対策はどうなっているかであったと思います。これにつきましては、県下、それから全国的にも介護事業所などでクラスターが発生して大変なところがよく報道されておるところですが、丹波市内の介護保険、障がい者の事業所につきましては、厚生労働省の指示に従いまして、消毒、健康チェック、それから面会制限などを行いまして、施設内の感染を起こさないよう大変努力をいただきながら苦労をして対応いただいておるところでございます。通常のサービスが適正に提供できるよう、大変御努力をいただいておるところでございます。そういった中で、従事いただいてる方が感染源とならないようマスクなどを使用していただくということで、市の対策本部で決定いたしましたマスクを早期に配布をしましたり、順次、マスク・消毒液の配給をしておるところでございます。
また、全事業所につきまして、健康福祉部の職員が班体制になって全ての事業所を訪問しております。その中で、もし仮に施設内でクラスターが発症、患者さんが発症した場合の対応はどうしたらいいのかというような御質問がございましたので、その対応マニュアルを作成し、事業所にお示しをして対応が速やかにできるよう努力しておるところでございます。
○議長(林時彦君) 16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) テイクアウトの問題ですけども、ちょっと分かりにくいんですけども。フランチャイズ加盟店は除くというふうに書いてあるということは、例えば、コンビニなんかは除くという理解でいいのかどうかということをお尋ねします。それから、セットになっていないと駄目なのかという、丹波篠山市のほうでは別にセットになってなくても、ある程度融通を利かしてやられていたようです。そこらちょっとだけ。それから、宣伝の旗ですね。作られるんかどうかというお答えがなかったように思うんですけども、お願いします。
それから、学校関係ですけども、特に障がい児のケアについてどうなっているか、2回目でお伺いします。
それから、介護施設の問題について、私が聞いたのは、ちょっとお答えがありませんで。経営状況を、市内の介護事業者の経営状況、全国的には潰れていくとかいうようなことも起こっているようですけども、市内ではそういうことはないのかどうか、それだけお願いします。
○議長(林時彦君) 産業経済部長。
○産業経済部長(岡林勝則君) まず最初の御質問です。フランチャイズというか、今回の対象店舗、登録を呼びかける対象店舗は主に飲食店、それから宿泊業等を考えております。もともと店内で飲食できるスペースがある飲食店等を想定をしておるところでございます。フランチャイズですとかチェーン店、市内にもたくさんあることは承知しておりますが、例えば、大手の回転ずし屋ですとかバーガーショップ等も含んでしまいますと、どうしてもそこにお客さんが集中してしまうのではないかというような思いもありまして、まちの飲食店の応援支援消費促進という視点から、フランチャイズ加盟店は除くというふうにさせていただいておるところでございます。
それから、セットでついてるドリンクは対象というふうに今考えております。飲食店でお酒も一緒に買われる場合があろうかと思いますが、それはセットでない限りは対象外というようなところを考えております。現在、テイクアウトを実施されている飲食店、丹波市でもチラシで周知をさせていただいた経過がございますが、そういったところにヒアリングをとりますと、大体お客さん1回2,000円から3,000円は商品を購入されるというところ、お弁当、オードブル、それから一品料理等を併せて、2,000円から3,000円は消費されるというようなところ。また、飲食店も2,000円程度注文を頂けるのが一番ありがたいというようなところのお声を聞いております。そういったことを参考に対象商品、金額を設定させていただいておるところでございます。
それから、のぼり等につきましては先ほど申しましたように、現在のぼりの作成は考えてはございません。登録いただきました店舗には市オリジナルといいますか、デザインした登録済み証というものを大きなA3サイズですか、大きなものをお配りをし、それを店頭に表示していただくようなことも考えております。また、登録店舗の情報につきましては、市のホームページ、チラシも折り込む中でQRコードを設定をし、そこに入っていただくと登録店舗が分かるような、そんな仕組みをしていきたいなというふうに考えておるところです。
○議長(林時彦君) 教育部長。
○教育部長(藤原泰志君) お尋ねの特別に支援がいる児童・生徒への対応でございますが、各学校のほうにはお任せはしておりますけれども、それぞれ担任が中心となって対応しておるところでございます。なかなかオンラインでの朝会というのも難しくもあろうかと思います。その場合は、保護者または本人であったり電話というようなことの中で対応をさせていただいておるという状況でございます。
○議長(林時彦君)
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(金子ちあき君) 西脇議員お尋ねの経営状況につきまして、現在逼迫しているというふうな相談を受けてはおりません。中に、利用者の自粛であったり、利用が減することによって閉鎖されるなど、そういった事業所は現在のところございません。
○議長(林時彦君) 16番、西脇秀隆議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
4番、近藤憲生議員。
○4番(近藤憲生君) 1点だけ、現状なり今後の見通しを聞かせていただきたいと思います。
先ほど、承認第4号の同僚議員の質問の答弁の中で、学校再開用の非接触型体温計の入荷がちょっと先が読めないという答弁がございました。今回5月の補正予算の概要の1ページの真ん中に、庁舎等の感染防止対策で、単価が一緒ですんで同じ商品かなと思うんですが、これが30個。それと、2ページの一番上の避難所の感染拡大防止で、これも同じものだと思いますが51個。合計すると168個になるわけなんですけども、先ほどの技監の答弁によると、非常に購入が厳しいというような答弁も頂きましたけど、この辺、現状をさらに分かればお願いしたいと思います。
○議長(林時彦君)
技監兼入札検査部長。
○
技監兼入札検査部長(上畑文彦君) 先ほど、
西本嘉宏議員からの御質問の際にも御答弁させていただいたように、やはりインターネット等で扱いはございますが、なかなか品質保証というところで疑問なところもございます。そういった中でやはり信頼できる製品の入手となると、医療機器を扱われとる問屋ですとか医薬品を扱われとる問屋というようなところからの入手というルートで進めていきたいと思っとります。今回の補正予算で計上させていただいておる部分につきましても、引き続き連絡を密にとりまして、できるだけ早く入手をしていきたいというふうに思ってます。
また、場所場所によって直ちに要るもの、そしてまた避難所等でしたら災害が起きたときに要るというようなことがございます。それぞれやはり多少の優先順位というのもございますので、その辺を判断しながらそろえていきたいというふうに考えておりますので、御理解お願いいたします。
○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員。
○4番(近藤憲生君) 合計168個がすんなり入れば何の問題もないんですけど、最後に答弁いただいたその優先順位というものが、やっぱりちょっと50個とか60個しか入らない場合は、少ない数でも3か所に分けられるのか、今あったように学校再開用を先に優先されるとか、その辺は十分検討いただきたいと思います。
終わります。
○議長(林時彦君) 4番、近藤憲生議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
7番、吉積毅議員。
○7番(吉積毅君) 一般会計の補正予算につきまして、大きく3点ほどお伺いをしたいと思います。
国の特別定額給付金の一刻も早い支給のために、5月2日連休前に臨時議会が行えなかったのか。また、ほかの支援のためにできるのであれば、現在の支給申請の進捗はどうなっているかをお尋ねしたいと思います。また、採決後直ちに発送をできる状況であるのかという点もお願いをいたします。
次に、中小企業者店舗等家賃補助や中小企業者事業継続応援事業の速やかな実行をお願いしたいところではあるんですが、申請書類等を簡素化するなど審査を速やかになされ、補助や応援がどういった申請関係書類を考えておられるのか、現時点のお考えをお尋ねいたします。
最後に、令和2年度予算ガイドから財政調整基金の平成30年度残高は49億1,000万円ほど、令和元年度見込みは50億3,000万円ほど、令和2年度見込みは43億1,000万円ほどとあるんですが、今回、新型コロナ対策で8億3,000万円の金額を繰入れをすると令和2年度見込みが単純計算でいくと34億7,000万円余りになります。財政収支見通しで、令和4年度から収支不足が発生すると予測されている中で、今後どのような計画で行われていくつもりなのか、また、第3次丹波市行政改革アクションプランの見直し等の必要も感じるのですが、その辺の考えをお尋ねをいたしたいと思います。
○議長(林時彦君)
企画総務部長。
○
企画総務部長(近藤紀子君) 1点目の早くに議会をという点でございます。予算編成も加えまして国の動向等も見据え、また市単独でする施策も含めまして整いましたのがこの時期ということで、早くに事業展開をすべきであるということは十分認識をいたしておりました。全職員を挙げてこのことには当たってまいりましたが、予算編成の時期がこの時期になりましたということで、早期の目指しましたけれども今回の提案となったわけでございます。
○議長(林時彦君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) 特別定額給付金の今の申請の受け付け状況であるとか、今後の計画について、現在分かるところを御説明申し上げたいと思います。
まず、給付金の申請でございますが、現在、丹波市ではマイカードを利用したオンライン上の申請を受け付けてることになります。これは国に直接されて国からこちらに回ってくるものでございますが、約400件の申請は確認をしておりますが、受理できるものとできないものがございます。要は三度にわたってであるとか、世帯主でない方の申請も見受けられますので、これを審査をしておる状況にあります。
今後の計画としましては、まずこの補正予算を採決いただいて議案を通していただきますと、14日から動くことができますので、速やかにシステムを使いまして申請書を発布してまいりたいと思います。早ければ翌週の18日には郵送の着手ができないかなと思っております。市民の皆様には20日頃には手元に届かないかなと考えております。最速でいきますと20日に手元に届くと28日前後、5月の月末には第一陣の給付が始まるかなと考えております。補正予算を組んだときには6月下旬としておりましたけども、システムの改修の早まりであるとか、それぞれ外出し、アウトソーシングをしようとしていたものを職員の努力で賄うことによりまして、前倒しができてきたんではないかなと思っています。現在のところはそういった形で進めております。
○議長(林時彦君) 市長。
○市長(谷口進一君) 吉積議員からは財政調整基金残高等についての御懸念をいただいております。私は4月の末頃にどれぐらいの基金をこれに充てるべきなのかという私なりの直感でございますが、15億円プラスマイナス5億円、すなわち10億円から20億円ぐらいの幅でやっぱり今現在持っております基金を充てる必要があるのかなというそういう目算を立てておりました。やっぱりこれはリーマンショックを超えるもう大災害だと、こういうふうなことがひしひしと伝わってまいりまして、小手先の対応だけではなかなか難しいとはいいながらも、まだ先行きが全く不透明である。何億円、30億円出せるのか、今庁舎基金20億円ありますが、それも使途を変えてでも充てるような必要があるのかというようなことまで考える必要が仮にあるとしましても、現在の財政調整基金、基金総額で今140億円ぐらいありますが、それぞれ目的が決まっておりますので、何にでも使ってもいいというわけにはまいりません。その中の財政調整基金が今50億円前後ぐらいあるわけでありますが、あくまでその範囲内で泳げる範囲内でやっぱり対応していくべきだと。将来の行財政運営に大きな支障を与える、それほどの資質はよほどのことがないと、そこはもう慎みたいとこう思っております。
その中で今回見ていただきますと、商工振興費で5億9,000万円ということで、全体8億3,000万円ほどのうち、市単独事業7割近くといいますか、何が今一番全体を見渡したときに手を入れなければならないかと感じたときに、各分野はありますがやはり今大変に瀬戸際的といいますか、ひょっとしたらこれもう廃業してはならないかもしれないと言われているそういう部門に、今、市としては一番手を入れる、あるいは応援していくべきではないか、そんなことを思ったわけでございます。
岡林部長あるいは新産業創造課長、そういったところを中心にしまして、連休中もずっと商工会との打合せをしておりました。私自身も商工会長あるいは事務局長ともいろんな意見交換をしていく中で、これなかなか3,000社を対象としますと大変な膨大な作業量になるわけでありますが、丹波市だけではなくて商工会と一緒に取り組んでるという姿勢を市内3,000事業者の方には一緒に応援してるでという姿勢を見せていこうと、こういう約束といいますかね、そういう契りも交わしました上で、この事業に取り組もうといたしておるわけでございます。そういうことで、先々の行財政運営にもあまり大きな支障がない範囲内で、議会とも十分に御相談をさせていただきながら、行政改革のこともございますし慎重に進めてまいりたいと思っております。
○議長(林時彦君) 産業経済部長。
○産業経済部長(岡林勝則君) 応援金または家賃の申請書類といいますか方法でございます。まず共通して提出していただきたいと考えておりますのが、前年の確定申告書の写し、それから本年の4月または5月の売上げ、帳簿類ですね、そういったところ。あとは滞納のない証明というところを考えております。あと、申請書等はこちらの様式に記入いただくような形になろうかと思います。それから、家賃の場合はあとこれに支払いされたことが分かる振り込み通知ですとか、支払いが分かるようなもの。それから、あと家賃の契約書ですね。そういったところを提示いただきたいというふうに考えておるところです。なるべく簡便にというところと、毎回やっぱり適正にチェックをしていかなければならないというような中で、今申し上げたような書類が一番適当ではないかと現在のところ考えておるところでございます。
○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員。
○7番(吉積毅君) 分かりました。最初に特別定額給付金なんですが、一刻も早く新聞等の報道によりますと、もう早くから、一時、地元の長、市が立て替えてまで最初にお金を給付するような自治体もあるようですので、速やかに、今の答弁を聞きますと想像していたよりも若干早いようなテンポでされているのかと思いますが、施策はたくさんぶら下がってます。せやけど実際に市民のほうへ行く現金が欲しい方がたくさんいらっしゃいますので、一刻も早い、きょう一応の日程の予定を言うていただきましたんで、その一応日が決まるとまあ報道等でこの情報が伝わったら市民の方も安心されるのかなというふうに思いますので、前倒しになるぐらいのつもりでよろしくお願いしたいなというふうに思います。
また、今、市長の答弁にもありましたけども、商工会等3,000件といったらかなりの数です。補助金等に関しては、その性善説に伴ってっていうことでいろんな不都合があったこともありますが、今回は本当に今市長が言われたように緊急事態ですので、性善説に沿ったような速やかな補助やら応援をしていっていただきたいなというふうに切にお願いしまして、今お聞きしたことに関しては今後の対応に期待をするところでありますので、よろしくお願いいたします。
○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございますか。
14番、藤原悟議員。
○14番(藤原悟君) 1点だけです。予算説明書の4ページの小・中学校学習用のタブレット端末の整備です。これで1点が、国庫補助が9,589万5,000円あるんですけども、1台当たり3万円程度かと思います。当初予算で聞いていたときには、国庫補助が1台4万5,000円って聞いたと思うんですけども、この違いをお伺いします。
それから、国庫補助以外の財源が今回一般財源で全て上がってるんですけども、当初予算では地方債と一般財源を残りで賄うようになっておりました。この違いをお伺いします。
○議長(林時彦君) 教育部長。
○教育部長(藤原泰志君) タブレットパソコンの補助についてでございます。タブレットパソコンにつきましては、児童・生徒につきましては1人4万5,000円以内ということで国からの全額補助ということになっております。ただ、既に国のほうから交付金が出ている分、地方交付税等で含まれてる分もございますので、その点から全額ではないということ。また、児童・生徒以外にそれを指導する先生のこともございます。その辺りで国庫補助が今回9,589万5,000円というふうなことになっているものでございます。
簡単ですが、以上でございます。
○議長(林時彦君) 財務部長。
○財務部長(北野壽彦君) 後で御質問のありました地方債と一般財源の件ですけれども、令和元年度の3月に補正予算を計上しまして、繰越しをした分のお話かと思いますが、そのときには小学校内の無線LANのLANの整備工事を含んでおります。それについては、地方債を充てることができるということで、その財源措置をして、残りを一般財源としております。今回の計上しておりますタブレットについては、そういったLAN整備などの工事は含まれておりませんので、端末を購入する経費ということで地方債等の財源は充てられないということで計上をしております。
○議長(林時彦君) 14番、藤原悟議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございますか。
13番、太田喜一郎議員。
○13番(太田喜一郎君) 先ほど、吉積議員からも財政調整基金のことで質問がありました。今の段階で言いましたら、今年には基金の取崩しも7億4,000万円辺り、当初から計画をされておりましたし、今回の財政出動で8億3,000万円ということで、残りが34億円ぐらいになるんですけども、先ほど、市長がまだ財政出動があるであろう予想もしておられるということで、それは本当に大事なことやないかと思います。10億円ないし15億円はまだ想定されておるということでございます。ということになりましたら、やっぱり財政調整基金がもう30億円を切って、今は20億円ぐらいに減ってくるということになりましたら、これから災害があるやもしれませんし、それにも備えておかなければなりませんし、また年間を通じて緊急的に財政が回らないときには、財政調整基金から今までも5億円なり10億円なり一時的に借入れをしたというようなことで、財政調整基金は大事なもんやと私は認識をしております。そういった中で、やっぱりほかの財源もやっぱり求めていく必要があるんではないかなと、このように思います。そうやって私なりの思いなんですけども、庁舎の整備の基金も昨年は6億円を積立てをいたしました。今年は当初予算で2億円を積立てするようにしておりますけども、今この時点になりましたら、この2億円も取下げといいますか減額をされて、私的な私案ですけども、コロナ対策的な基金を設置されて、そこへコロナ対策に使うんやということで積立てをしておけば、財源の確保ができるんではないかなと、このように思うんですけども、その辺どのように思われとるかお聞きをしたいと、このように思います。
議会もですね、昨日も議会費の見直しを今進めていただいております。こういった財源につきましても受入れ先がいるんで、こういう基金を設置をしていただいたらええんじゃないかと思うんですけども、その辺をお聞きしたいと思うんです。やっぱりほかにも、これから市民からもコロナに対しての寄附を申出もあるかもしれませんし、まして、こういう緊急事態ですんで、そういうお願いもしてもよいんではないかなと、このように思うんです。そういったことの受入れ窓口として、この基金の設置をされてはいかがかなと、このように思うんですけども。財政調整基金の考え方と併せて新たな財源の確保、ほかにもいろいろなことを確保していかんとあかんと思いますんで、その辺の考えをちょっと市長のほうの思いをお聞きしたいなと、このように思います。
○議長(林時彦君) 市長。
○市長(谷口進一君) 確かに、今回のコロナウイルスに対しましては、相当大きな財政出動を伴います。それだけに今現在財政運営をどのようにしていくのか、将来を見据えてどんな事業をちょっと進度調整といいますか、ちょっと遅らせていくのかというようなことと併せて、大変に重要な曲がり角に来ていると、そういうように私も認識をしております。
それで、そもそも財政調整基金はどれほど持っておればいいのかというのは、昔からいろんな手引書なんかを見てみますと、一般会計の規模の15%から20%ぐらいを持っておくのが適正だというようなことが書かれておりまして、そういう意味では40億円から50億円ほど持っておくべきだとは思います。ただ、こんな大変なときでありますので、それを若干下回ってでも出すべきものはやっぱり出す必要があるとこのように思っております。
そん中で、今庁舎基金のこともちらっと言われたわけでありますが、今こんな状況の中で、今私がその青写真で描いておりますどおりの庁舎の整備を進めていくのかということにつきましては、いま少しちょっと立ち止まって考える必要があるのかなというようなことも、今市役所の中でいろいろ相談もしているところでございます。ですから、私が来ましたときには庁舎の積立てはまあ僅かでありましたが、今おっしゃるとおり今年が終わると二十四、五億円でしたかね、ぐらいになるわけでありますが、それの積立てにつきましても少し再考していきたいと、このように思っております。事業の進捗も全体的に少し足止めをするものと、いやいやこれだけはもう計画的に進めないといけないというものはきちんと色分けをしたいなと、こう思っております。
○議長(林時彦君) 基金の設置は。
市長。
○市長(谷口進一君) きょうも新聞を見ておりますと、加西市ではそういう基金を設けたということではあります。それにつきましてもいろいろ利害得失というか、本当は見える化するという意味では大変に分かりやすいわけでありますが、そういったことについても検討はしてまいりたいと思います。
○議長(林時彦君) 13番、太田喜一郎議員。
○13番(太田喜一郎君) ぜひとも前向きに検討していただいて、やっぱり10万円の給付金につきましても、いやいや私は辞退をしたいんやというような方がおられましても、辞退していただくんやなしに、ここへ窓口として受入れをできるところを設置しといたら対応できるんやないかと思いますんで、検討をしていただきたい、このように思います。
今回、この補正なんですけども、市民からは丹波市は何をしとんねや、遅いというような声もお聞きをしましたけども、今回のこの補正の内容はじっくりと検討されたもんやと思います。特に、商工関係では商工費のほうでは5億9,000万円辺りのかなりの財政出動をしていただいて、中小企業、小規模企業に対して、かなりの手だてをしていただいておるということで評価をさせていただきたいとこのように思います。
しかしながら、この経済的な危機はこの1回だけで終わるもんではないと思うんです。特に、市税がここもう1年、2年は減少していくんではないかなとこのように思いますんで、今後とももっともっと手厚い財政出動が出てくる必要があると思いますんで、十分に検討していただきたいとこのように思います。
特に、先ほども吉積議員も申されましたけども、これだけ手厚い補正予算を組んでおられますんで、市民に十分に周知をしていただいて、丹波市がこれだけ取り組んでいるんやということは、きちっと広報をしていただきたいと、このように思いますのでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(林時彦君) 以上で、13番、太田喜一郎議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございますか。
まだ何人あります。
じゃ一度休憩したいと思いますので。
ここで暫時休憩いたします。
休憩 午後0時00分
───────────
再開 午後1時00分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
ここで健康・
子育て担当部長から、先ほどの議案説明において、発言の訂正の申出がありますので、発言を許可いたします。
健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) すみません。先ほど、議案第60号の令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計直診勘定の補正予算の説明の際に、外来収入を75万円のところを750万円と言い間違えてしまいました。おわびして訂正いたします。
○議長(林時彦君) ただいま健康・
子育て担当部長から発言の訂正の申出がありました。申出のとおり訂正することを許可いたします。
質疑に入ります。
質疑はございますか。
18番、奥村正行議員。
○18番(奥村正行君) 午前中から質疑等で今回の補正予算について、あるいはこの新型コロナウイルスの対策について質疑等がありまして答弁も頂いてますけれども、その中でそういうことも最終的には考えなきゃいけないかもしれませんけども、いろんな基金についてですね、質問等がありましたけども、その前に私は基金、市長は財政調整基金云々のことは言われましたけども、その前に一番考えとかないかんのはやっぱり令和2年度の予算で、いろんな施策、事業があります。その中でもう既にずっと取りやめであるとか、ちょっと見通しが立たないとかいうのもたくさんあると思うんです。そこら辺もやっぱり今はなかなかできないかもしれませんけども、できるだけ早く精査して、それがどれぐらいあるのかというようなことをまずそれをしていただくのがいいんやないかなと思います。中でも、ちょっと予算ガイドのほうをずっとこの間家で見てましたんやけども、歌道谷の公共用多目的用地の調査事業1,404万円でした。事業発注が6月というふうに予定ではなっております。これも不要不急ということになるんやないかなと思いますので、ちょっと先ほど市長も庁舎等の考え方も言われましたけども、そういうような点も含めて、これであるとか、例えば文化ホールの自主事業の充実というところで、14事業で1,435万円上がってます。そこら辺とか、あとはベートーベンの生誕250周年記念公演いうのが、4月委託契約で9月開催ということで
164万9,000円、これはもう4月ですから、まさか契約はされてないと思うんやけども、そこら辺をお聞きしたいのと、あと文京区の分は僅かですけども、今年は東京オリンピックないと。それとか、丹波市産農林産物並びに農林産物産加工食品の輸出促進204万5,000円というのがあるんですけども、ジェトロ神戸でしたかいな、当然今海外に輸出も止まっているんやないかなと思うんですけど、そこら辺のこととか。まあ市長の肝いりですけども、JRの柏原駅の構内のメロディー放送ですね、設備事業が226万円ということも、もしもまだやったらちょっと先延ばしされたらとは思たりします。それとか、植野記念美術館が今閉鎖も、まあ今度見直しで入れるようになるかもしれませんねんけども、6つの展覧会が4,300万円余り予算が組んであります。もう終わってる分も一つぐらいはあると思いますけども、そういうようなとこでそういう面で財政的な見直しをいただきたいなというのを、どの程度になってんのかということをお聞きするのと。
あと、今回の補正予算の概要を見てますと、いろいろと取り組んでいただくわけですけども、その中で部署によってかなり仕事が偏って忙しいんやろなというように想像がつくところがあります。特に、4月27日付でしたかね、くらしの安全課へ5名の異動が発表されました。それはそれでいいと思うんですけども、見てますと新産業創造課がかなり先ほど商工会との連携いうことで、一緒にやられるということですも、新産業創造課が多分、職員が5人ほどやないかなと思うんですけども、ちょっとそれでこのゴールデンウイークの間もいろんなことをやってくれてます。そこら辺も、それはもう市のほうですけども補充が要るんやないかなと思いますけども、そこら辺はどう思われとんのか。特に、新産業創造課とくらしの安全課については、これから長丁場でかなり長い間えらい目をしてもらわんなんとこやと思いますので、そこら辺の補充を考えておられるのかいうことと。
最後の一点。先ほど、補助で言いましたけども、観光協会を経由して各地区の大きな祭りに対して補助金を多分1,000万円ちょっと、観光協会の補助金と別枠とは言いませんけども、そういう部分で1,000万円ちょっとあったと思うんです。この間の新聞に載ってましたけども、丹波市内でも一番大きな花火等の祭りで成松の愛宕祭りも中止になりました。そういうようなところで、観光協会にいろんなところで多分ずっと予想では夏祭りができないんじゃないかなというふうに思います。その部分は観光協会に対してどういうふうにされるのかいうこととお聞きしたいと思います。
それと、補助金のことについて先ほど同僚議員から性善説にのっとってやってくださいというようなありましたけども、やっぱりそれはきちっとチェックチェックチェックとひどかったら駄目ですけど、やっぱり決まったことはちゃんとしてもらってということで、取り組んでいっていただきたいというふうに思いますけども、いかがでしょうか。
○議長(林時彦君) 市長。
○市長(谷口進一君) 奥村議員からは今回のコロナウイルス対策について、本当に根本的に考えておかなければならないことについて御指摘を頂いたとこのように思っております。特に、今年度予算措置をしましてから、東京オリンピックが中止というのが3月24日でしたですけど、もう急展開で逆方向に時代が進みかけたという感じがしておりまして、この予算を執行するわけにはいかないということは当然思っております。そんなことで、大きな事業につきましては4月中にこれはやめとこう。あるいは、これはやっぱりやらざるを得ないとかっていうものの仕分をしたつもりでありますが、今おっしゃるように小さな、小さなというよりも、このイベントをどうしようかという、全部の事業にわたって全部をきれいに精査したわけではありません。ありませんが、今おっしゃるように放っておくとそのまま契約に至ってしまうということになってもいけないと思いますので、ちょっとその辺は早急に一つ一つの事業につきましてどうするのかという、そういう仕分はきちっとしていきたいなとこう思っております。
その中で、例えば、氷上回廊水分れフィールドミュージアム、まあこれはもう止めるわけにいきませんので、来年の春にはもうオープン、あるいは道の駅丹波おばあちゃんの里もこれもなかなかちょっと私は止めるわけにはいかない。丹波市内で一番大きな入り込みの施設でありますし、これ一旦自粛が解除されますと、やはりV字回復の波に乗ってぜひともここは伸ばしていかなければならないものだとこう思いますし、あるいは山南中学校の統合という大変に大きな事業費で、令和5年の4月にはオープンという方向が出ておりますので、これも止めるわけにはいかない。それ以外のものにつきましては、やめるかあるいは若干進路をずらしていくか、例えば、丹波竜ミュージアム(仮称)という、これは自分で言うのもなんですけど、ちょっと不要不急的な事業であります。その中で、歌道谷なんかはどうするか、これは先に延ばせばというお話でもありましたですけど、これから人口を増やしていきたいというときに、雇用の場の確保という点でもかなりあそこは産業用地にすると決めたわけではありませんが、そういう意味でも私は同時並行で、あの件に関しては進めていけばどうかと。ちょっとそんなことを思っております。
それから、確かにおっしゃるとおり、4月当初に人を配置をしたものに対しまして、その人数と仕事の量がバランスが合ってるのかといいますと、やはり先送りしますとどうしてもまあ少し人手が余るという場所もないではないと、こう思いますので、その辺はこのコロナウイルス対策なんかを中心にして柔軟に人を異動させ、勤務場所を変えていく、それは絶対に必須だとこのように思っております。
それと、先ほど性善説というお話がありました。今回、3,000社に10万円という話を商工会でしておりますときに、当然のことながら、商工会のほうからはできるだけ1日でも1分でも早くスピード感を持ってという要望は物すごく強くあります。かといいましても、これを前年から比べまして売上高が20%落ちたかどうか、最低その条件をクリアしておくということが一つの条件と、こういうことにしておりますので、20%が10%でもあるいはちょっとでも落ちとったらええわということには、なかなかそこは難しいというところで、実際の受け付け、審査、そういった内容について、今、岡林部長、産業経済部のほうと商工会とも具体的な打合せが大体終わったと思いますが、そういう詳細につきましても今打合せをほとんど終わったところでございます。3,000件も来ますと、どうしても人手は足りません。もうそれはもう明らかだと、こう思いますんで、その状況に応じて機敏に人は動かしていきたいと、こう思っております。
それから、商工会や観光協会を通じて、いろんなお祭りに対するいろんな支援みたいなものがあるという、ちょっと私はそこまで具体的には思いが至っておりませんで、その件につきましてもまた後ほど十分に早急に協議をしていきたいと、こう思います。
○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員。
○18番(奥村正行君) 前向きに答弁していただきましたし、今後の予算については細かいところまでやっぱり見て、できるだけ基金を取り崩さなくてもいけるようにしていただきたいと思います。
それと歌道谷の件ですけど、やっぱり市長、私はしたらあかんとは言うとらへんですよ。今年はやめておかれたほうがええんやないかと。たまたまこれも産業経済部ですね多分。そやからもうそこまでそりゃ大変やろうなと思う面もありますんで、ちょっとあえて言わせてもろたんです。それから、観光協会についてはぜひともそういう方向で見直していただきたいと思います。
それで、もうさっき答弁出てますんで、これで終わらせてもらいます。
○議長(林時彦君) 以上で、18番、奥村正行議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございますか。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 私のほうからは3点ほど。基本的なことで市長にまずお伺いしたいと思います。
今もそれぞれから財源問題の議論があります。今回、財政調整基金取崩しということでありますが、これまだ国のほうから示されてないと思うんですけど、国のほうは1兆円の地方創生交付金を補正予算で通してますが、これの交付というのはどんな状況になっとんですか。まだはっきり分からないんでしょうか。国ではもう決めたわけですけれども。そしたら、それの分が地方創生交付金がどれぐらい入ってくるかによって基金の持ち出しも変わってくるだろうと。それが1点。
それから、もう一つは、これ補正予算全体を見ましたら、大体市長も言われるように、これ異常事態だということで緊急に必要なものを上げられております。これは評価しますが、これやって4月、5月、6月、場合によっては7月、8月もちょっとありましたけど、だからそれぐらいはその見通しされてるのかどうか知りませんが、それ以降、つまり第4次補正はあるのかと。これ第3次補正ですから。そうでしたね。次の補正はあるかということをちょっと見通しをお願いしたい。
それで、次にもう一点は、国民1人10万円の特定定額給付金の問題です。これですね、先ほども紹介があったように、自治体によってはもう専決でどんどんやっておるところもありますけれど、この後、この作業に申請書の送付作業に入るということで、5月中には何とか届くようにしたいと、申請書類。言われているんですが、もうそれはそれで頑張ってお願いして、特別な体制をとられるわけですけど、聞くところによりますと、窓付き封筒かなと思うんやけど、これの納入が丹波市においても2万6,000戸ですね、約2万6,000戸、それが調達できないということで、その発送時期が遅れるというふうな情報をちょっと聞きました。近隣の市でね。それで、そういうことは大丈夫なのかと。この補正予算が通った後、いやちょっと封筒が足りませんいうて、遅れますいうようなことないやろうなということをあえてお聞きして、そこは押さえてあるんでしょうね。封筒が大事ですからね。
○議長(林時彦君) 市長。
○市長(谷口進一君) まず、国の1兆円のあれの配分が丹波市ではどれほどかということにつきましては、現時点で一応2億9,000万円、まあ3億円程度とこのように聞いております。その計画につきましては、我々コロナウイルス対策の計画を作りまして、それを国に申請をして、それでまあ頂くということになるわけでありますが、今、我々なりに体系立った整理をしておりますので、それはそのまま頂けるとしますと、先ほど8億3,000万円と申し上げましたが、その中から3億円ほどが軽減されるといいますか、国の特定財源が入ってくるということになります。さらにこの上に追加されると、もっと軽減されることになるわけでありますが、それは現時点であまり期待はしにくい。ですから、純粋な持ち出しといったら5億円ちょっとかなと、こう思っているところでございます。
それと、第4次の補正はあるのかというお話でございます。実は今回考えますときに、もっといろんなメニューがありまして、極端なことを言いますと、水道料金の減免もやったらどうかとか、もう少しやはり不自由な御家庭もあるので、そういったところに出してはどうかとか、これ全部最大公約数的によそがやってることも全部入れますと、とんでもない額になってしまうわけですね。ですからそん中で急ぐものを優先度をつけて、取りあえずじゃないですけど、これとこれはやっぱり先にやらなあかんなということで、今回提案をさせていただいたということでありますので、いやこれだけでは足らんと、まだまだこれから長く続くと困窮していく家庭がどんどん出ていく、やはり軽減策を考えなあかんということになりましたら、前に提案しておりましたものの中からまたそれを復活させて、これも第4次でお願いせないかん、第5次でとかっていうようなことを全体の財源との見比べながら考えていく必要は、それはあるかなとこのように思っております。
それとあと、封筒はですね、今のところは確認しておりますのは、あさって議決を頂きますと、すぐにもう封筒をざっと発送できるような準備にかかりたいと、こう思っておりまして、そうしたときに多分これ2万6,000通でありますので、職員相当動員はしますが、お手元に届くのが例えば20日、5月20日ぐらいになるのではないかと。はっきり言いまして、私も夕べ数人の方から、これいつ届くんやとSNSで来ましたですけど、なかなか明確に何日とは申し上げにくいんですけど、発送するのが5月18日、19日とかそのぐらいになろうかと思いますので、その時点で何人欲しいとか、私は要らんとかっていうそういう書類がお手元に届くと、このように思っております。
○議長(林時彦君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) まずは、その20日を実現するために、それぞれの封筒が要るわけでございます。4月27日に異動がありまして、我々くらしの安全課にその係ができたわけですが、その当初は確かに封筒がない、返信用封筒もない、それから用紙もないという状況の情報しか入ってきませんでしたけど、現在のところはそれは全て確保できる見通しでありますし、それぞれ現在丹波市が使ってます共通経費、共通的な封筒を使うこととしておりますので、まずそれを前倒ししながら使っていくと、それから補てんしていくという形をとりますので、まず18日の発送は明確には大丈夫であろうと思っております。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) まず、地方創生交付金の見通しについては今聞きましたので、期待をしたいと思いますが、ただ第4次補正もあるだろうという見通しもちょっと言われました。確かに、今のこのままでは事態によっては分かりませんから、当然そうだと私思いますが、そうなると今もあったように財源問題にちょっと入るんですけど、財政調整基金は今先ほどいろいろ心配の向きあるんですが、9月の決算において、これ前年度ですけども、それの繰越金の分がありということやら、来年度の決算においては今もちょっと同僚議員の紹介あったように、来年度の決算においても幾ばくかの剰余金が生まれるだろうというようなことから、財政調整基金の四、五十億円の積込みはまあいけるんじゃないかと私は思ってるんですけど、それと同時にやっぱり財源もやっぱり明確化するために、先ほど同僚議員も言われたように私も提案しよう思ったんやけど、特にコロナウイルスということでなくって、感染症ですね。新型インフルエンザもそうなんですけど、そういう突発的なやっぱり感染症に対応するような資金を持っておく必要があるんやないかと。当面は新型コロナウイルス対策ですけど、それに特化したような基金を醸成しとく必要があるんかなと。それで、1人当たり10万円の給付金についても先ほどもちょっと紹介があったけど、そのまま返すんじゃなくて国庫に一旦もらって、そういう人はやっぱり市に寄贈していただくとかいうようなことも呼びかける必要はないんですけど、そういう人もあるかもしれんということから、受皿をやっぱり作っておく必要があると。議会においても、先ほど紹介があったけど、議会費についての調整も今やってますけど、そういうようなことでやっぱり期限も必要かなと思うんで、再度、市長は検討してみたいという答弁でありましたけど、早急に6月定例会ぐらいでね、やっぱりその方向性をやっぱり示してほしいなと思うんですけどいかがでしょうか。
それと、特別定額給付金の話です。封筒の話はよく分かりました。ストックしておる分でやっていくという。で、ある自治体ではそれが手に入らないので6月以降になるとかいう話が出とるようです。
それと、もう一つは、これね国の基準日が令和2年4月27日に住民基本台帳に記録されているものとなっておりますね。これはもう国の基準がそうなってますから、これは仕方がないと。ところが1日違いで子供が生まれるとかいうことがあるわけです。逆に亡くなられる方もおられるかもしれませんけどね。そうなると、赤ちゃんも1人ですから、住民基本台帳に登録されたら。27日で境でもらえるともらえないという問題が一種あるんです。いつまでを期限にしてそれを一応線を引くかいうこともあるんですが、これの救済対策、例えばこれ市単でやらなきゃならない問題なんですけど、もう既に愛知県の大府市か、ここではそれを市の単費で市の子育て支援ということで対応されているというところがあるんですが、これ検討してもらえませんでしょうかということです。
○議長(林時彦君) 市長。
○市長(谷口進一君) 一番最後の御質問は担当部長がお答えさせてもらいます。
先ほどの、基金をですね。基金の前に一旦もらったお金を67億円もらったんですが、それを要らんという人、実は私も断ろうかどうかと迷ってるんですけど、結局最終的には断ろうと思てるんですが、そのお金をそのまま国庫にぽんと返してしまうという、これもこんなこと言うたら失礼かもしれません、こんなもったいないことないなと。何とかそれをせっかく頂いた金、何とか有効に活用したいなと。その方策を早急にこれ考えないかんなと、こう思ってるんですが、まだそこは結論は出ておりません。基金を設けるという話もこれも正直なところ、私、毎朝幹部会をやってるんですが、そこで私がちょっと提案はしたんですけども、多くの幹部職員の人からちょっと反対の意見が出ましてですね。ちょっとそれはよう考えよかということで、今朝の段階では終わっております。今日こうして複数の議員から御提案があったということで、それ見てみそんな意見あるやろというようなことで、それをもう少し考えてみたいなと今ちょっと思ったところですが、ちょっと今幹部の職員がどう思うか、それもちょっと顔色を見ながら、これから検討していきたいと、こう思っております。
○議長(林時彦君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) まず、国が用意した10万円のほかに、市で単独でできないかということでございますが、4月27日と決まった時点で、その以降の方はどうなるんだろうなという疑問は私も確かにございましたが、どこで線引きをするかという検討をするときに、やはり国の4月27日が最善であろうという考えを現在まで持っておりましたが、そういう市があるようでしたら、それぞれ研究は進めてまいりたいと思いますけども、あまりそれに該当するような答えになるか分かりません。
また、一方で子育ての応援資金につきましては、それぞれ考えていくべきであろうと思いますので、それぞれ福祉関係部門とともに、それは検討してまいりたいと思っております。
(発言する者あり)
○議長(林時彦君)
生活環境部長。
○
生活環境部長(余田覚君) 給付金辞退につきましては明確な答はできませんけども、子育て資金、子育てを応援する資金ということにつきましては、これから検討すべきだろうと思います。これが長丁場になる可能性もありますので、それにつきましては今後担当部署と検討を進めてまいりたいと思っております。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 市長、基金のほうはそういうことで事情は分かりましたけど、西脇市ではふるさと納税でコロナ対策ということで、そういうやり方もいろいろありますので、ちょっといろいろ考えて、今言いました10万円の問題だけではないんですけど、対応していただけたらというふうに思います。それから、特別定額給付金のは今部長のほうから積極的な答弁もございましたので、そうしときますけれど、やっぱり子育て支援ということで、市がやっぱり積極的にこれは政策としても打ち出しておりますので、何らかの対応をする必要があると私思いますので、特に要望をしておいてこれで終わりたいと思います。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第59号「令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第60号「令和2年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定補正予算(第1号)」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) それでは、1点だけ。
国保の青垣診療所の新型コロナウイルス感染症発熱外来の開設の予算になっています。これは看護師1名とその他必要な装備等々について補正予算されているんですが、これはこれで大いに評価したいと思います。1点そのことで気になるのが、看護師の対応はできるとしても、国保の青垣診療所は久保田医師1人なんで、あと通常はそれぞれ応援の医師が来ておられるようですけど、これは医師の対応はこの1名とどこか応援という形とられるかどうかというのが1点です。
それから、PCR検査との関係もこれ出てくると思うんです。従来であれば厚生労働省、ようやく昨日、おとついですかね、PCR検査の基準を、基準というかガイドラインというか、目途と目安というか、これを変えました。御存じのように、37度5分以上4日続くということが目安やったようですが、それは何か記者会見では誤解したとかしてんとかいう話があって、無礼な話であったですけれども、そういう関係で見直しがこれからPCR検査されるということになると、この発熱外来での対応が変わってくるかなと思うんですが、その辺はどう考えておられるか。
○議長(林時彦君) 健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) 最初の国保診療所の診療体制ですけれども、通常の現在の診療体制の中で、もう3月から既に発熱の外来のほうはしておりまして、通常の玄関から入っていただくのではなくて、川のそばの横に入り口がありまして、そちらのほうから発熱の人は入っていただく格好になってますので、1日当たり1人か2人来てや感じで、今は発熱の方はおられますので、十分に今の診療体制では賄っていけます。ただ、3月の初めに丹波市内でコロナの方が発生されて以来、すごく住民の方がナーバスになっておられて、再三にわたって放送で、外来受診される方は必ず主治医のところに電話をしてから受診してくださいというのは、結構市民の皆さんに浸透しまして、皆さん電話をかけてから自分の主治医のところに受診されてますので、その段階で診療時間が来るまでは車の中で待機してくださいっていうことが言えるようになっています。ですから、国保診療所の場合は入り口も別にしておりますので、駐車場も別になっておりますので、看護師が普通の外来からそちらのほうまで患者を呼びに行ったりとか体温測定をするのに時間がかかるので、1名増員はします。先生自体は1人しかいらっしゃいませんので、久保田先生1人で通常の外来と、そしてちょっと時間を空けたりとか、ほかの方の状況を見ながら、先生も着替えをしていただいたりしなくてはいけませんので、発熱を診るほうの外来の部署に変わるという格好で、ドクターの数は1人でやっていく予定にしております。
それと、PCR検査は基準は変わりました。これまでは4日間連続でないと受けられない状況でしたけれども、変わりましたので、それはそういう対応に変わっても検査できるところはセンターのほうに電話をかけていただいて、必要となれば検査になりますので、その検査のできる病院を紹介して、そちらのほうから検査が回るという格好になります。ですから、うちのところが発熱外来したからといって特別に検査ができるわけでなくって、そこで先生が診られてコロナの疑いが強ければ、またそのセンターのほうに連絡をして、検査ができる病院に受診していただくという格好になります。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 今も発熱外来のような状況にはなっているということで、これは待合の関係やとかそういうもんを工夫していくということですよね。はい。
それで、PCR検査については目安が変わりましたので、その目安に沿ってやられると思うんですけど、これまで新聞でも大きく報道をされました。地方新聞でね。診てくれ、検査してくれと言うてもなかなか取り合ってくれなかったんだと。だから、そういう状態が続くとやっぱり不安やし周りも不安やし、やっぱり今問題になってるのが感染経路が分からないというのが、この感染拡大の大本になっているようなので、そこら辺やっぱりPCR検査やっぱり政府もこれから2万件近くやろうということになってますけど、それはやっぱり発熱外来でも先生の診断によってですけども、積極的にやるということが必要だと思います。
ついでに聞いてますけど。
それでミルネですね。市のミルネの診療所ですけども、あそこは設計の段階から当時新型インフルエンザの話もありましたので、外来は入り口を分けたり、あるいは閉鎖したりすることができるということ。その設計の当時から私も聞いておりましたので、その当時はこんなコロナの話じゃなかった、感染症のインフルエンザのほうでしたけど。だから、今はそういう方向でミルネ診療所も発熱外来は取り扱っているということでよろしいでしょうね。それで、待合の関係でそれもきちんと分けられているのかどうかということも併せてお聞かせいただきたいのと、PCR検査今も言うたように、これから目安が変わっていくわけですけど、これどれぐらいそういう検査を受けられたかというふうな実績が、丹波健康福祉事務所・丹波保健所を通じてですけれども、この当該の自治体にそういう分かるような仕組みに、前も言いましたけど、ならないものか。どれぐらい検査、検査受けてみなきゃ何も感染の状況が分からないわけですからね。そこら辺のところ実際、理事どうなんでしょうかね。
○議長(林時彦君) 理事。
○理事(井上鉄也君) PCR検査は前も議員からあって、その後すぐに保健所のほうに連絡をして、こういう論があったということで、できるだけ公表を前向きにしてほしいという話は入れています。ただ、片方でこの問題は本当に個人情報と病気というものと感染の防止という、そのバランスをどうとるかという中で、そのPCR検査が今までとはちょっと違う形でどんどんなってきてるというふうに思います。そういう中では、これから抗体検査のほうがPCR検査というよりも、むしろ抗体検査のほうが進んでいくようになるのでは、これはちょっと私の推測ですけれども、市内全体でどのようにウイルスを持った人がいるのかどうかという、その実態把握を進めていくということで、個々の疑わしい人、不安だからすぐ受けるというよりも、むしろそちらを進めていくべきではないのかなというふうに、ちょっと質問とはずれてるかもしれませんが、そういう体制になっているということです。
最初のほうのミルネ診療所につきましては、ミルネもほかの診療所と同じように電話を受け付けて、発熱があれば別のところでやってるというようなことでございます。同じような診療、青垣ほかの一般の診療、ミルネもその中の一つということで、特別の扱いではなくて、同じように発熱患者に対応しているということです。
○議長(林時彦君) 健康・
子育て担当部長。
○健康・
子育て担当部長(大槻秀美君) ミルネ診療所の発熱外来につきましては4月に開業してからずっとその当時から開いております。来られたときに発熱があるという方については、既に入り口から違いますので、待合室も全く別のお部屋になっておりまして、中で先生が移動されるという格好の外来になっています。その発熱外来の場所につきましては、休日診療所も同じように使えますので、休日の場合も電話に加えて熱がある場合は、そちらのほうの部屋に入っていただいて、一般の方とは一緒のお部屋にはならないようになっておりますので、それを使っております。
現在のミルネ診療所の診療体制の中では、1日に1人か2人、発熱の方が来られるので、それも先ほど言いましたように、まず電話をしてから来るルールになってますから、皆さん電話をして熱がありますって言うたら、もうそのまま直接発熱外来の入り口から入って待っていただくという格好になっておりますので、普通の慢性疾患の患者と一緒になるということはございません。
○議長(林時彦君) 17番、
西本嘉宏議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第61号「令和2年度度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第1号)」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、議案第62号「令和2年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号)」の質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第54号から議案第62号までの9件は、付託審査案件一覧表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本会議を明日5月13日は休会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
よって、明日5月13日は休会といたします。
次回の本会議は5月14日木曜日、午前9時30分から開きます。
本日はこれをもって散会といたします。
大変御苦労さまでございました。
散会 午後1時40分...