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令和 2年民生産建常任委員会( 2月12日)

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  1. 丹波市議会 2020-02-12
    令和 2年民生産建常任委員会( 2月12日)


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    令和 2年民生産建常任委員会( 2月12日)                 民生産建常任委員会会議録 1.日時   令和2年2月12日午前9時30分~午後2時57分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        太 田 一 誠  副委員長        広 田 まゆみ   委員         渡 辺 秀 幸  委員          吉 積   毅   委員         谷 水 雄 一  委員          垣 内 廣 明   委員         藤 原   悟  委員          西 脇 秀 隆   委員         前 川 豊 市  議長          林   時 彦 4.欠席委員   なし 5.議会職員   議事総務課長     荒 木   一  書記          畑 井 大 輔 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長        鬼 頭 哲 也   理事         井 上 鉄 也   技監兼入札検査部長  中 野   譲
       企画総務部   企画総務部長     村 上 佳 邦  政策担当部長      近 藤 紀 子    財務部   財務部長       大 垣 至 康    健康部   健康部長       芦 田 恒 男   次長兼健康課長    大 槻 秀 美   地域医療課長     足 立 安 司  副課長兼地域医療係長  大 野 昌 也    産業経済部   農林担当部長     余 田   覚   農林整備課長     畑 田 弥須裕    一般社団法人丹波観光協会   会長         柳 川 拓 三   副会長        村 上 康 充  副会長         大 地 常 夫   総務部部会長     大 谷 吉 春  事業部会副部会長    荒 木 武 夫   広報宣伝部部会長   足 立 義 昭  事務局長        足 立 はるみ 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午前9時30分 ○委員長(太田一誠君) おはようございます。委員の皆様、丹波市観光協会の皆様、御苦労さまでございます。ただいまから民生産建常任委員協議会を開催いたします。  初めに、議長より挨拶をいただきます。  議長。 ○議長(林時彦君) おはようございます。改めまして、きょうは懇談ができるということで大変楽しみにしておりました。観光協会の皆様におきましては、朝早くから来ていただきまして大変ありがとうございます。私たちのこのきょうの民生産建常任委員会の中で、きょうの観光協会様からのお願いにもありますとおり、丹波市議会に望むことと、また丹波市議会から望まれることということを題に上げてもろてますけども、私たちのほうも観光のことに関しては素人のところがございますので、ちょっと的外れな質疑になったりすることがあろうかと思いますけども、この会が大変実りの多いものになりますようにお願いいたしまして、御挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。 ○委員長(太田一誠君) それでは、日程第1、所管事務調査を行います。  本日は、閉会中の継続審査事項となっております観光振興に関する事項について、丹波市観光協会から申し入れがありました懇談を行いたいと思います。  まず、丹波市観光協会会長柳川様より御挨拶をいただきます。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 皆さん改めましておはようございます。挨拶ということなんですけども、後の懇談の時間に十分時間をとりたいと思いますので、本日はこういう場を持っていただきましてありがとうございますということで、挨拶にかえさせていただきます。本日はよろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 今回、委員としましては皆様お顔が初でございますので、お一人ずつここで自己紹介をいただきたいと思います。  まずは私ども民生産建常任委員会から自己紹介を行った後、丹波市観光協会の皆様の自己紹介をお願いしたいと思います。それでは、私のほうから。  民生産建常任委員会の委員長を仰せつかっております太田一誠といいます。よろしくお願いいたします。  次、副委員長お願いします。 ○副委員長(広田まゆみ君) 広田まゆみと申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員(渡辺秀幸君) 渡辺です。 ○委員(吉積毅君) 吉積です。 ○委員(谷水雄一君) 谷水です。 ○委員(垣内廣明君) 垣内です。 ○委員(藤原悟君) 藤原です。 ○委員(西脇秀隆君) 西脇です。 ○委員(前川豊市君) 前川です。 ○委員長(太田一誠君) 次に観光協会の皆様から自己紹介をお願いいたします。  会長のほうからお願いします。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 柳川拓三です。どうぞよろしくお願いします。 ○観光協会副会長(村上康充君) 村上康充です。よろしくお願いします。 ○観光協会副会長(大地常夫君) 大地常夫です。よろしくお願いします。 ○総務部部会長(大谷吉春君) 大谷吉春です。よろしくお願いします。 ○事業部会副部会長(荒木武夫君) 荒木武夫です。よろしくお願いします。 ○広報宣伝部部会長(足立義昭君) 足立義昭です。よろしくお願いします。 ○事務局長(足立はるみ君) 足立はるみです。よろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) ありがとうございました。  それでは懇談に入らせていただきますが、丹波市観光協会から委員会に資料が提出されております。提出していただきました資料について説明をお願いいたします。  発言の際は挙手でマイクを入れてお願いいたします。  事務局。 ○事務局長(足立はるみ君) 御提出させていただきました意見交換会の資料に基づきまして、もう一つのカラー刷りのあゆみの資料も見ていただきながら、これまでの沿革というか経緯のことを少しお時間いただいて説明をさせていただきます。  お手元のあゆみに沿ってお伝えはするんですけれども、平成18年に旧町の観光協会が合併して丹波市観光協会となりました。丹波市は、丹波をひとつという言葉を合い言葉に事業展開をしてまいりまして、まず最初に全地域を網羅したオリジナルのホームページの開設に取り組みました。その後、観光ボランティアの団体で連絡協議会を立ち上げて、ガイドの活動を通じて相互理解を図る事業を展開し、観光地の手引書のガイドブックの製作に取り組んだという形になっております。  また、平成19年から観光協会の組織力を高めるために、丹波市観光協会振興計画第1次の検討に取り組み始めました。これまでの事業、精査、統合を含め組織力の向上を目指して、平成21年からの施行を目標として検討を始めました。その検討の結果、観光振興計画第1次、平成21年から25年までを策定して、この計画に沿って観光案内所の充実、緊急経済対策として各地域に看板の設置などをして事業を進めてまいりました。平成22年には丹波もみじめぐり、一つの観光の大きな要素とする丹波のもみじ寺を網羅する実行委員会を立ち上げまして、まず4ヶ寺で立ち上げまして、平成23年には8ヶ寺、平成24年には9ヶ寺と順次拡大をしていきました。その一つの観光協会の看板、観光の一つの目玉として丹波のもみじ寺をつなぐ、もみじめぐりという事業に推進をしていきました。  また、平成25年から振興計画第2次を策定して、平成31年まで丹波市の観光振興計画のあわせて平成31年までの6年間として第2次の観光振興計画をもとに事業推進をしてまいりました。本部と支部のあり方、指定管理業務、委託業務の見直しを行い、平成27年には支部の組織を地域という意識づけにしまして、指定管理、委託業務の見直しから、案内所を6つありましたのを3つに統合していきました。今回の活動も、きょう来ております部会ですね、総務部会、事業部会広報宣伝部会という形の部会制に変えまして事業展開をしてきたところです。その中で、9ヶ寺までふえましたもみじ寺をその振興計画第2期の期間に10ヶ寺までふやしまして、年間の一番繁忙期11月の入込客も5万人を上回るような実績を踏んでまいりました。  また、案内所の統合とともに市内の観光協会の加盟店の中で、まごころ応援団という情報発信基地、まちかど応援団、まちかど案内所の開設をお世話になりまして、63店舗では観光協会パンフレット等を配下させていただきまして、私たちの活動とともにそのお店の活動を通じて観光客の皆様に情報発信をしていただいているところです。また、その2次の計画の中では丹波市の観光100選を選定する事業にも取り組みまして、アンケートをもとに、また小学校の高学年の意見を参考にして選定委員会を設置して、丹波市観光協会オリジナルの観光100選というのを選定いたしまして、選定させていただいた団体には認定書をお渡しして、改めてその保全に努めていただいているところです。  また、その素材をつなぐ観光ツアーとして3回、平成28年には開催をさせていただいております。また、平成27年から3年間にわたりまして、市民おもてなし向上事業として、市内の各団体にその補助金の事業をしていただきまして、いろんな活動の芽が膨らんでいきまして、今その結果としていろんな形で事業推進をともにお世話になっているところでございます。  また、その事業の成果発表として、平成30年には大河ドラマの関係にまつわるパネルディスカッションをいたしまして、講演会とともに意識づけをさせていただいたところです。また、同年にはその大河ドラマのゆかりの地、明智光秀と郷土が生んだ戦国名勝の赤井直正のゆかりの地をガイドマップにおさめさせていただきまして、事業展開を推進させていただいたところです。その間にでも一方では観光拠点の問題も出てまいりまして、長年の目標でありました法人化にも目指すところを取り組んでいきました。  平成29年には景観の策定に総務部会とともに策定をいたしまして、平成31年4月の一般社団法人丹波観光協会の設立に向かって、協会一丸となって取り組んだところです。平成31年には解散総会、また並びに一般社団の設立総会、そして記念式典、記念講演会を順次開催させていただきまして、市民の皆様に丹波市観光協会が一般社団になったことを強くアピールさせていただいたところです。  また、令和元年度、年号が変わりまして、令和元年度のこのときには観光振興計画、令和2年から向こう5年間にわたります観光振興計画第3次を策定いたしまして、検討いたしまして、先日理事会でも承認をいただきまして、再度、策定委員会でもこのようになりましたということを承認いただいた後、発刊という形で議員の皆様にもお手元に届けさせていただきたいと思っております。  以上、簡単ではございますが、平成18年の合併から今までにわたる事業の推移をこのあゆみとともにお手元に情報として届けさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) ありがとうございました。  本日は懇談の場になっておりますので、委員の皆様におかれましては、質疑に限らず互いに意見交換ができますよう御協力のほどよろしくお願いいたします。  それでは、説明に対しまして質疑とか意見とかございましたら順次受け付けてまいります。  観光協会様からのその他の説明というのはございますか。  会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) ただいま局長のほうから観光協会のあゆみということでちょっと説明しましたですけども、私のほうからダブる点もあるんですけども、もうちょっと詳しく現状と丹波市観光協会が今後どういう役割を担っていくべきか、そんなふうな思いですね、そういうことをちょっと述べさせていただきたいと思います。その中で、今回こういう場をもっていただくのは初めてなんですね。観光協会が議員の皆様と懇談の場を持つことは初めてなんですけども、それはどういうことかなと考えてみたときに、観光協会の本来の役割、丹波市だけじゃなしに観光協会の本来の役割というのは誰に向かってるのかといいますと、本来は観光で来られるお客様に対するサービス、つまり観光情報を集めて、それを市外の皆さんに発信することが一番大きな目的。それと、来られたお客様の観光案内業務。あるいは、そのボランティア、つまり受け皿としての充実、この2つが観光協会の最も大きな役割じゃないかなと思っています。丹波市以外のところは大体そういったところで重きを置いてるんですね。そういった中で観光に対する概念が変わってきまして、観光地域づくりといわれますように観光協会が丹波市内の中にどんどん入っていかなければならない、そんな時代が来てるわけです。あゆみの中でもありましたけども、もう既に丹波市観光協会はそういった地域の中にどんどん入っていってます。つまり、観光地域づくりを考えたときに、やっぱり丹波市さんとかあるいは議員の皆様との意思の疎通、そういったものも含めて十分協議をしていかなければならない、そんな時代が来てるんかなと思うんですね。ですから、こういった場をもっていくということは、今後ますます必要になってくるんやないかなと、そんなふうなことを思ってます。つまり、市民とともに歩む観光協会、観光顧客のためだけじゃない、そんなまず役割に観光というものが変わってきたと。そんなふうにまず思ってます。そういったことをまず冒頭に申し上げておきたいと思います。  そして、丹波市観光協会の特徴なんですけど、協会ですから、何々商工会とかいうんじゃなしに協会ですから、観光振興に協力する皆さんの会なんですね。つまり、観光協会の会員のためにある、それも一つなんですけども、先ほど申し上げましたように、どっちかと言ったら外のお客様のためにある会ということになります。そういった中で、ほかの観光協会観光協会の会員のメンバーというのは受益者が結構多いんですね。その観光にかかわることによって、何らかの恩恵をこうむる人の組織というのが多いんです。ところが、丹波市観光協会の会員が4月末現在で494名です。そのうちの一般の個人の会員が半分強248名おられます。つまり、一般の人が観光振興に協力したいと、そんな思いを持って観光協会に所属していただいてる方が非常に多いです。つまり、これ非常に大きな丹波市観光協会の特徴だと思うんです。これは今までの歩みの中でそういった土壌ができてきてる、そういったところがあります。  それと、本日も参加していただいてるんですけども、理事会以外に総務部会、あるいは事業部会広報宣伝部会というような部会制を設けて、多くの人にかかわっていただきながら観光振興を図っているそんな現状があります。  それとまた、この間も1月18日に、市民観光おもてなし事業おもてなし特別講座というのをしました。つまり、丹波市民のおもてなし力を高めたいということで、観光協会は市民の皆様に呼びかけて、そういう事業もしております。それと観光協会の観光情報として年2回、市民の皆様に観光協会はこういう活動をしてますよということで、理解を求めるためにしております。それは、丹波市民みんなでおもてなしを深めていきたいという思いでもあります。  また事業も、目に見える事業としたらスイーツフェスティバルのようなものを丹波市の支援をいただきながら取り組んでおるところですが、これも一定の成果が得られておりますし、そういうイベントをすることによって丹波市あるいはJA、商工会、もろもろの人と一緒になって、外のお客様の誘客に努めて丹波市のファンをつくるようなそんな活動をしております。  また、年2回花めぐりですね。花めぐりともみじめぐりということで、丹波市内6町をめぐっていただきたいということで大きな売り込みをしておるところです。そういったまず現状ですね、特徴といいますか現状ですね、そういうことをしているところであります。それでまた役割として先ほど申し上げましたように、だんだんちょっと変わってきてるということが言えるかと思います。  次に、先ほども述べましたように、観光に対する考え方というのが国の中でも変わってきてますよね。安倍首相が、観光は地方創生の起爆剤であるというようなことを言われておりますけども、つまり観光による地域創生ですね、それを目指していく時代になっていると、そんなふうに思います。つまり、最近よく使われてます持続可能な地域をつくっていくためには、観光を十分活用して、その地域の創生を図っていこうということですね。  丹波市の中におきましても、観光・商工業のユニティプランの中で、観光産業の投資効果を高めて基幹産業にしていく必要があると。その観光を位置づけているところであります。平成の時代は観光インフラが十分整備されました。高速道路がついたりですね、あるいは情報の革命によりまして、一般の市民が簡単に情報が手に入る時代になってまいりました。そういった状況の中で、次はやっぱりそれを観光資源をいかに生かすかというその地域力、それが問われる時代になってきてると思います。  そして、ツーリズムという言葉に代表されますように、観光という概念だけじゃなしに行きかう人々、つまり交流人口ですね、仕事でこっちのほうへ来たとか、親戚の何々でこっちへ来たとか、そういったいろんな交流人口を深めていく、それも含めてツーリズムという、観光を含めたツーリズムという概念が今大きく広がっております。それには当然、少子高齢化に伴って地域の消費額はだんだん少なくなってきます。その中でやっぱりその交流人口、いわゆる外貨を稼ぐということですね、外からのお客様を招き入れて外貨を稼ぐという考え方ですね。これは大局的に見ましても、日本という国におきましても、2008年に国土交通省の外部局として官公庁が設けられております。2008年に設けられて、2015年やったですかね、1,000万人を超えたと言われておりました。インバウンド人口訪日外国人が2015年に1,000万人、そして2018年、3年後に何と3,000万人にふえてますね。もうわずか3年で2,000万人ふえています。ことし、オリンピックの年度に4,000万人を目指しておるんですけども、御存じのようにコロナウイルスの影響やとか、いろんなものでその目標が達成されるかどうかわからないんですけども。やっぱり島国であった日本という国もやっぱり交流人口、海外からのお客様を招き入れて活性化に結びつけようというような考え方です。それと同じく、丹波市も同じようなことが言えると思います。そういった交流人口をふやしていく、観光資源を活用して外貨を稼いでいく、そういう考え方が非常に大事な時代になってきたということです。つまり、観光が今までの観光と違う視点で物事を考えなければならない、そんな時代に突入してきたということになろうかと思います。  その中で、また観光庁のほうがDMOという言葉を掲げて、今それを進めております。DMOのDというのはデスティネーションということ、目的地ということ。Mがマネジメント、マーケティングということですね。Oがオーガニゼーションということです。言われるのは、観光地経営へのかじ取り役、目的地に選ばれるために観光地経営をしていって地域を活性化しましょうというそんな取り組みです。ところが、そのDMOというのは、全国各地で100を目標にされてるんですかね。なかなか組織はできてるけども、その実態いわゆるその成果が見られないということをよく聞きます。今、丹波市の中でも、観光推進組織検討委員会ということで今協議を進めておりまして、最終懇談3月2日に最終まとめの段階に入ってくるんですけども、観光地経営へのかじ取り役として、恐らく観光協会がその母体にならなければならないんじゃないかなというふうなことも考えております。つまり、その一般社団法人に何のためになったのかというところにつながるんですけども、それは今までの丹波市の外郭団体じゃなしに、一つの意志を持った団体として法人としてですね、今後、丹波市にかかわっていかなければならない、そんな時代が来てるかと思います。そういった中で一般社団法人になって、将来的にはDMO的な役割、組織をつくることが目的じゃないと私は思っております。そのDMOの考え方を導入して取り組んでいく、そこが一番大事じゃないかなと思っております。そういったことも含めて、今、第3次の策定委員会、丹波市観光協会振興計画です。観光振興計画というよりも組織の振興計画を今策定して、もうまとめに入っておりますが、その中にもそのDMOの話も出ております。そういった中で、今、観光を取り巻く状況が随分変わってきておりますけども、そういった中で観光協会が担う役割もますます大きくなってきてると思います。  ただ、その中で冒頭に局長が申し上げましたように、生い立ちというのは非常に将来に向けた組織の基盤を知らず知らずの間につくってきたような、そんな気がしております。振興計画の中で、アルパックというコンサルの方が見えておったんですけども、その方が言っておりました。丹波市観光協会はすごいです。こんだけ振興計画を作成したり、その中身もすごいですし、たくさんの人がかかわってこういうものを策定するという協会はそうないですといっておっしゃっていただきました。それはやっぱり今までの方が築いてくれたこと、それと本当に私の会長という立場でこういうことを申し上げるべきかどうかわからないんですけども、協会の職員、もう本当にすごい頑張ってます。これ、地域を思う気持ちがないとこれだけかかわれないんじゃないかというぐらい、本当に遅くまで頑張っております。そういった人材にも恵まれて、現在こういったところにきております。これからは丹波市とともに、あるいは議員の皆さんとともに、将来に向けて観光協会の役割を担っていきたいと思いますので、いろんな形で御尽力をいただけたらと思います。また、ポイントポイントは懇談の場でお話させていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○委員長(太田一誠君) 説明のほうが終わりました。  これから委員の皆様に御意見、それから懇談の内容について質疑等ございましら受け付けてまいりたいと思います。  委員の皆様のほう質疑あるいは意見ございますでしょうか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 前もって、丹波市観光協会からということで意見交換会に向けて1枚ものをいただいております。この中のちょっと2点お願いしてたんですけども。  1つは中段以降に、行政はハード面、観光協会はソフト面を中心として事業を推進していくということと。それから、行政と観光協会が協働して取り組む事業を模索していきますとあるんですけども、この辺をもう少し具体的に何かありましたら教えていただけますでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) これもちょっと話はあれになるんですけども、多分、議員の中でも観光課と観光協会の役割分担はどうなんじゃいというようなことがあろうかと思います。私たちも観光協会にかかわっておりまして、一旦丹波市の中から観光課というのがなくなったことがあります。それがまた復活したりしたんですね。その中で先ほど申し上げましたように、役割分担を何で分けるんやというたときに、当初は先ほど申し上げましたように、丹波市の観光地域づくりに関しては丹波市の役割なのかなと。観光協会は本来は外の人に向けた役割なのかなと思ってたんですけども、今はそういう時代じゃないですから一緒に連携しながら、まず観光地域づくりをやっていかんなんということですね。その中で、ハードというのは一つの地域をつくっていく、観光地域づくりの中の考え方みたいなものと捉えてもいいかもしれません。その中で、実際我々が直接具体的なかかわり方をするのをソフトといってるような形ですかね。そんなふうなニュアンスでおるんですけども、ハードという表現がいいのかどうかはわからないんですけども。 ○委員長(太田一誠君) 大谷部長。 ○観光協会総務部部長(大谷吉春君) この合併する前の各町で、それぞれ観光というのは産業課であったり、そういうところが掌握してたと思うんです。もちろん観光協会も、その行政の中の産業課というような中で観光協会が持ってた。いわゆる行政が観光行政と、それから観光協会を両方持ってた。これは今でも各地方へ行きますと、そういうところがあります。それはやっぱりそのときにどう分けるかというのが、きちっとその担当しとる職員、私も長年そういう担当しとったんですが、やっぱり観光行政というのは基盤整備ですね。基盤整備をして、そして観光協会が今度はそれを生かして、今、会長が言いましたような、いろんなことに展開していくということで、まずここで言いますハードというのは、やっぱり基盤整備にかかわる分についてはやっぱり行政でお願いしたい。観光協会、そう資金があるわけじゃありませんから、そういったことについてきっちり行政の役割、それから観光協会の役割をきっちり明確化してお互いが協調していく、それが大事じゃないかなという考え方を持っております。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 実は、一つに例えば観光案内所が縮小されてきたわけですけども、その辺は観光案内所ありながら観光協会の判断でなくすというか統廃合というか、されたと思うんですけれども、その辺で観光協会が強引に市のほうに、さっきの地域づくりじゃないですけども、観光案内所がないとやっぱり地域づくりも衰退するんで残してくれというか、そういう話をハードという極端な例ですけども、そういったのをきっちり分けてしまったら、何か市が与えるところでしか観光協会は動かないのかなという、そういう捉えられるのような文章だったので。じゃなしに観光協会も積極的にそういったことを市のほうに提言なりされていく考えはあるのかなとお聞きしたかったんですけども。わかりますかね。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                 休憩 午前10時01分                ───────────                 再開 午前10時02分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  事務局。
    ○事務局長(足立はるみ君) 6つあった案内所というのは、指定管理の業務を請け負う館の管理も兼ねた案内所やったんです。たくさんの人件費の中の組み込みをしていかなあかんというのと、それからその業務を本当に観光協会が指定管理の館の管理まで請け負わなあかんのかというようなことの精査を振興計画第2次の中でしていったときに、今、観光の情報発信がどんどんさま変わりしている情報があるんです。来訪者も固定の人たちしか来ないところというところになってくると、やっぱりそれは削減していくところは統廃合をして、職員も他地域のことも公衆的に周知して情報発信していく、そういうスキルアップの事業にも取り組んでいかなあかんいうこともありまして、統廃合で6つから3つになっていったという経緯があります。今、おっしゃるような議会に対して、行政に対して、行政からそうしなさいという指導があったのかどうかというのは、そんなことはないんですけども、観光案内所がたくさんあればあるほど一人用務になってくるので、案内所の職員のスキルは落ちてくるんです。やっぱり同じところにおって切磋琢磨して情報交換、たくさんの人に情報を収集するすべをやっぱり職員の中で共有していくことがお互いのスキルアップになっていく、丹波を一つじゃないですけども、他地域のことも全部一つの観光案内所で網羅できるような案内所を目指さなあかんという自分たちの目標がありましたので、そういう地域との絡みもありましたけども、最初はそういう抵抗があったんですけども、今のところは他地域の方でも、例えば、青垣案内所で氷上町のことも、氷上地域のことも青垣地域のことも、今は春日地域もちょっと閉所になってますので、春日地域、市島地域のことも全て掌握しているような状況になるんですけども、そこへ皆さん情報を持ってきてくれるようになったので、もうそういう地域ごとに案内所があらんなん必要というのは、もうだんだんこれからは薄れていくんやないかなと思います。1カ所から発信することが大事なのであって、その情報の一元化も目標に組み込んだというところもあります。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 最初の会長のお話の中で、観光客向けだったら僕それはいいと思うんですけども、さっき言った地域づくりとかいろいろなことを考えたら、そこがあることによって地域の活性化とか非常に役立つと思うんですね。観光案内所があったおかげで行ったら話もできるし、やっぱり観光案内所があっても1人しかいなかったら寂しい感じになりますし。そういう意味では、それをもっと行政のほうに持っていってもいいかなという気はしたんでお伺いしました。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 十分理解できるんです。それでですね、観光案内所を統合する中で、観光協会としてはやっぱり地域の方々に理解を求めるとともにやっている取り組みがあります。一つには、まごころ応援団という丹波市内でそんなに詳しい説明はできなくても、一体になって観光案内みたいなことを協力しようとするそういうネットワークをつくったりとか、あるいは先ほど申し上げましたおもてなし力を向上するために、そういう観光協会でそういう場をつくったり、そういう取り組みもしておるところです。そういった中で地域を挙げておもてなし力を向上したいなということです。  それとおっしゃるように、それぞれの地方にそういう観光案内所がなくなれば、なかなか心のよりどころというものがなくなるんじゃないかということで、今、丹波市観光協会の中では、地域委員という各地域の中に地域委員会を設けて、一つのやっぱり地域のかかわり方というものを大事にしたいなというふうに思っております。そういったことで、やっぱりネットワークはしっかり保っていかなければならないと思います。それと時代がだんだんこういったもので、もう来られる前に観光情報を入手されて来られる方が多くなってきて、観光案内所に立ち寄られる回数が減ってきてるというのも事実です。ですから今後観光協会はこういうネットでの情報発信、そういうものにやっぱり力を入れていかなければならない、そういう時代に差しかかってきてるなと、そんなふうなことも思っております。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) わかりました。ちょっと僕だけ長くなってもあれなので一つだけ。  例えば、山南支所の恐竜ちーたんの館ですね、あそこの観光案内所というか、小さなブースがありますね。あれにしても僕なんかも議会の中で当局のほうに「あれ狭過ぎ」とか言いよるんですけども、このハード面を行政だけに頼ってるんじゃなしに、観光協会としての機能がなかったらあそこで機能してないんだとか、そういった観光協会のほうからもどんどん言ってもうたらどうかと思ったものですから、ちょっと言わせていただきました。この件は終わらせていただきまして、2点目済みません。  最後に、先ほどのDMOの関係がここにも書いてあるんですけども、今まだDMOはどこがされるかは、まだ決まってないということなんですけども、ここでは市のほうに専門職の確保ということで検討をお願いしたいとあるんですけども、これをもう少し詳しくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 市組織の推進協議会の中でも話が出てるんですけども、やはり何をするにも人材だということなんですね。今までこの観光協会が担ってきたのは、どっちかといったらその公益性を中心にやってきてるんですね。その収益ということを余り考えた展開をしておりません。そんな中でやっぱり収益ですね、いわゆるマーケティングであるとか、そういう戦略を打ち立てていく中で、そういう人材がどうしても不可欠であるという皆同じ意見を持って、今回、3月2日で終了しようかと思います。そういった中で、やっぱり全国からそういったスキルを持った人をやっぱり観光協会の中に入れていかないと、今の職員の体制でDMOの考え方を推進していくのはなかなか難しいであろうと、そんなふうに考えております。そういった中で現在の公益性に加えて、今後その収益性。収益というのは観光協会がもうかるというんじゃなしに地域がもうかる仕組み、そういったものを模索していかなければならない、そういった中でそれを具体的にほな誰がどうすんねやと言ったときには、そういった人材が必要であろうと思います。そういった専門職が。そういった意味で市のほうにはそういう観光専門員の、観光専門員といいますか地域づくりにたけた、そういう人材を全国公募するなりして観光協会のほうに入ってもらうような、そんなことを要望しておるところです。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 現在の柏原支所の建物の中に観光協会の事務所があるんですけども、市のほうから聞いているのは、今はもう決められたかもわかりませんけども、行き先を今観光協会の方が考えておられるというふうに聞いておったんですけども、それがどんなふうに一つはなったのかなと。多分、市のほうが言うたったんではないかと思っとんですけども。そこらの話し合いなり検討がどうなってるかということをお願いします。  それからあとちょっと教えていただきたいんですけども。事務局なりの体制ですね、人的な。今、事務局に専任の方が何人おられて、3つの観光案内所に何人おられるというようなことをちょっと教えていただきたいなということが2つ目。  それから、今、藤原委員からありましたけど、このDMOの組織を戦略的に考える専門職の確保ということについて、今の会長のあれやったら、市が全国公募して観光協会の中に何か派遣してほしいというような言い方やったような、紹介してほしいという言い方なのか、ちょっとそこらをお願いします。3つ。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 本部事務所の件ですね。これは理事会の中でいろいろ議論してまいりました。それで今までは、今の柏原の東支所の東館のほうにおるんですけども、いろいろ理事会の中で話をしていく中で、将来5年、10年先を考えたときに、あるいは今後協会がどういう機能を付加していく、今までの観光協会とは変わっていかなければならないという思いがあります。そういった中で、どういう機能を付加してどこにポジションを置くのが一番仕事ができるのかと、将来に向けて。そんな視点でちょっと検討を重ねてまいりました。そういった中で時代がどんどん変わってきて、丹波市6町あるんですけども、それぞれの町の役割というのがあると思います。柏原地域は柏原地域の役割。青垣地域は青垣地域。市島地域は市島地域、春日地域は春日地域。そんな中で本部機能を今後十分に発揮するためには、現状を考えたときに春日エリアがやはり一番将来いいんやないやろうかと。といいますのは、おばあちゃんの里インターがありまして、そこに年間36万人・・・ですね。恐らく100万人ぐらいの人がそこに来てる。そういった人をやっぱり外からの人が多いですから。そういう方を丹波市内全体に回遊してもらうような、そんな展開を図っていけないだろうかということと、あと今後丹波市だけじゃなしに広域連携、但馬であるとか福知山方面であるとか、そういう広域の連携をやっぱりして、丹波市だけに来るんじゃなしに、但馬のほうも含めて連携していく、そういった連携する場合にやっぱりポジションとして春日地域は一番いいのではなかろうかということで、一応春日エリアにこの4月から春日町の商工会館ですね、春日支所に7月に移転するように計画をしております。それはその判断基準としては、今申し上げたようなところです。  それと、人的体制に関しては局長から。 ○委員長(太田一誠君) 事務局。 ○事務局長(足立はるみ君) 人的配置につきましては、本部に正規の職員が5人。それと3つの案内所といって今お伝えしたんですけれども、今現在、春日地域は閉所になっております。3つの案内所という形と、それと委託業務でちーたんの館の物販のところ、それと氷上PAの人的配置も請け負っておりますので、それを通じて7人の人的の雇用をしております。その7人に関しましてはパート職員という形になります。 ○委員長(太田一誠君) DMOについて、そしたら会長お願いします。 ○観光協会会長(柳川拓三君) あと、DMOの募集の件ですね。当然、観光協会のほうからは、こういう仕事を担ってほしいということを市のほうに申し上げるんですけども、全国公募は市のほうからかけていただいて、観光協会のほうに受け皿として受けるというような形で。その人件費の予算化ですね、そういうものを市のほうに要望したいということです。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) そしたら、まず事務所問題についてはもう春日エリアの春日の商工会館の中に設けるということで、決定というふうに考えさせてもうたらいいわけですね。それから事務局に対してもわかりました。やっぱりDMOの組織を戦略的に考える専門職の確保についてというところが、ちょっとやっぱりまだわかりにくいんですね。だから、全国公募で市の職員として例えば雇って派遣をするのか、そういう策もありますわね。それから、全国公募で市のほうが観光協会のほうに紹介をして、観光協会のほうでお金と人件費とは出すというのか。もう一つは、今、一番最後に言われたんですけども、人件費を一部か丸ごとかを市にみてほしいと言われているのか、ちょっとそこらもうちょっとはっきりお願いしたいんですけど。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 今、ちょっと御指摘があったんですけども、ちょっと具体的なその部分に関しては、まだこれから市のほうとも協議していかなければならないところであろうかと思っております。まず、市組織の検討委員会の中で練り上げて、次年度により具体的に進めていくための、今、市のほうと宮野さんですかね、室長のほうと次年度に向けて、今度は具体的に観光協会とそういうチームみたいなものをつくって考えていこうという段階です。ですから、その専門人材のどういう形で雇用するのかということに関しては、これからの議論になってこようかと思います。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 本日は御苦労さまです。いろんな取り組みを多面的にされておるということで、非常に最近の観光協会の取り組みにはいろんなことをしていただいとるなということで思っております。  3点ほどお尋ねをするんですが、私も内向けがまあ言うたら商工観光課であったり商工会であったり、外向けが観光協会というような、先ほど会長さんが言われましたようなものが何となくあったんですが、これからは市民向けの観光協会がもっと市民に向かってということがすごく大事やと思うんです。先ほど、地域委員会と言われたんですけども、私も地域のイベントなんかには参加したりもしてるんですけども、地域委員会というのを私余り名称として聞かなかったので、ちょっとどういうような組織で動かれているのかを少し御説明をいただけたらうれしいです。やっぱり観光協会はイベント屋さんでは僕はないと思ってますので、やっぱり船頭さんで、行く先をこうしていただいてる非常に大切なもので。最近、市民の方がSNSを使って、それこそスイーツフェスティバルとか、そういう情報発信をしてるというのはすごく私はよい方向に今言われたような形で情報発信が進んでる。その辺は市民のその観光に関する意識が上がってきてるんじゃないかなとすごく感じますので、そこの先ほどの地域委員会というのを少し教えていただきたいのと、今、ものからことへということで観光の目的がだんだん変わってると思うんです。インバウンドも京都がすごい多いみたいですけど、これから地方がどんどん受け皿としては移動してくるかなというふうに思うんですけども、例えば、丹波市で団体さんの食堂がないとかね、そういう問題を聞く場合に、今の組織ってすごく一般的に私が一市民の目線で見ると、縦割りの中で行政と商工会と観光協会がそれぞれある、ほんなら大きい食堂をつくろうといったら、ほんなら誰がつくんねんということで、なかなか合意形成ができへんような状態なんかなというふうに思うんですけど、その辺を観光協会さんとしては何か先ほどそのソフトとハードと言われたんで、その辺に位置づけされて思われてるのかもしれないんですが、その辺をちょっとどのように思われているかということをちょっと参考までにお願いいたします。  それと最後なんですけども。最近のその大河ドラマで麒麟がくるということで、非常に私も期待をして、当然、観光協会さんが取り組みをされているということ非常に大事なことなんですが、麒麟が去った後の大きな柱として今観光協会としてはどういうふうなことを今考えられているのかというのを少しお願いできたらうれしいです。 ○委員長(太田一誠君) 事務局。 ○事務局長(足立はるみ君) 地域委員会の位置づけということの御質問であったかと思います。地域委員会それぞれ新しい一般社団法人観光協会なりましたときに、今までもそうだったんですけども、地域の会員の数で代議員という形の地域委員の定数が決まりまして、その中に12名であったり16名であったりみたいな形の変動はあるんですけども、その地域の中には必ず自治振興会の会長さんは入っていただいたりしております。その関係をもって、いろんな情報が地域から上がってくるというのは循環になっております。それと、あとはそれぞれの地域の主な観光の素材の強いところの団体ですね、の方々は入っていただいておりまして、年1回から2回になってしまうんですけれども、観光協会の本会の活動の情報の伝達、それといろんな形の情報の吸い上げというみたいなことをさせていただいたりしております。それと、その地域委員会の中から今ここにお世話になってます部会の部会員さんが上がってこられるということになります。それぞれ部会は12名で構成されとんですけども、そこに三役さんがオブザーバーとして入られて、それぞれの部会は13名で運営をしてもらってます。その13名の中の2名ずつが各地域委員の方々の中から上がっていただくというような格好に、今ピラミッド方式の組み立てになっております。  それと、インバウンドに関するソフト事業に関しましては、ことし、県の観光本部から補助金をいただきまして、ホームページで英語版のページを全部じゃなくて外国の方がチョイスしたい情報をこちらのほうでピックアップしまして、英語版のホームページを今まさに作成しておる段階になります。それを今度案内所のほうでタブレットを使って翻訳機能も含んだアプリを入れまして、形になって情報伝達していきたいなというような形のソフト面の事業で第一歩ですけども取り組んでいこうとしております。実際、観光客の方で外国の方が何回かお見えになったというのは、やっぱり柏原地域が一番多いんです。柏原高校の交流の台湾のところから来られる人、それと、労働力として来られる方の関係者の方々が案内所を訪ねてこられるというところもありますし、今、県民局でファームトリップといってファームトリップのモニターツアーというのをやっておられるので、それに丹波市も丹波篠山市も協力してファームトリップのモデルコースというのを今検討に入っています。今、おっしゃるように食事のするところがなかなか難しいというあたり、大型の観光の外国の方お見えにするのを一番手っ取り早いというか大きいんですけれども、実際その団体で動く方がなかなかいらっしゃりにくいというあたりもあったりするので、個人のお客さん、個人の家族単位のお客さんを迎えるというような形で意識づけですね、その観光の外国の方が好んでここ行きたいなというようなところをモデルコースにして今いろんな形でモニターツアーみたいな形のことにも県と一緒に取り組んでいるところです。  大河の関係ですね、平成30年にゆかりの地のガイドマップをつくりまして、そのときにたくさんの観光ボランティアガイドさん、それから歴史研究家の方々からいただいた資料が膨大な量になりましたので、この機会にガイドブックというのをつくりました。それをもとに、令和元年度に10回コースで市民おもてなし向上事業の講座を開きました。それには実績としては延べ人数500人の市民の方々が講座を受けられたということになります。今、盛り上がってる大河の目をそのまま持続するにはやっぱり地域のいろんな逸材が出てきたことを地域の活動として地域の宝としてつなげていただきたいということを地域活動を自治振興会の役員さんとかも来ていただいておるので、その関係につなげていくようなことの発展事業が今後取り組んでいかなければならないことだということは痛感をしております。また、観光ガイドクラブの皆様もそういう思いで講座の先生になっていただきましたし、今後の活動もまたさらなる掘り下げをしていこうという形のガイド活動につなげていっていただくというような取り組みとして発展していかねばならんということを思っております。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 先ほど、内向けが市、外向けが観光協会ということをおっしゃいました。あえて分けるならということで、とっておいていただきたいんですけども。観光協会もうそうじゃなしに、地域とともにずっと今まで歩んでおります。一般的な観光協会の姿はそういうものだということに認識していただいといたらありがたいと思います。  それと、モノからコトへということで表現されていますけど、まさにそのとおりで、やっぱりコトへというのは活用が大事だということを言ってることだと思うんですね。観光というものも今までやったら見る・食べる・遊ぶというのが三要素やったんですけども、それが今はですね体験する、交流する、それから学ぶという、この3つの要素が非常に大事な要素になってきております。そういった中でコトづくりということが非常に大事で、そうすることによって観光で来られたお客様をリピーターにし、ファンにしていく、ただ観光で来られた人が1回きりでもう来られないですけども、やっぱりそういったコトづくりをすることで、丹波市のファンになっていただくというポイントが大きなポイントだと思います。観光協会もかつては農業体験というキーワードで。農業も観光資源の大きな丹波市の中ではポイントですので、それを体験するということで補助金を3年間出しておったことがあります。その中で、やっぱり非常に受け皿として何十人もバスで来られてもとてもできへんというとこやとか、そこらの規模の問題もあったりして、なかなか難しいところがあるんですけど。観光協会もやっぱりそういったほうに言葉が悪いですけども誘導していく、しむけていく、そういった補助金の出し方も検討しているところであります。  それと、団体の食事ということをおっしゃったんですが、確かに、もみじめぐりで来てもどこで団体さんを受け入れてくれるのという問い合わせがあったりして、なかなかそれが丹波市の中で受け入れられてないというのが現状だと思います。その丹波市の中では御存じかと思うんですけども、バスに対して補助金を出したりしてできるだけバスを丹波市の中に引っ張ってくるような政策も取り組んだりしております。それと、商工会とかの連携ですね、これも観光協会振興計画の中にも各種団体との連携ということも書いております。といいますのは、そのDMOを考えたときに地域がもうかる仕組みづくりをその観光協会なのか、そのDMOの考え方としては導入していかんなんということなんです。ということは、地域がもうかるといえば受け皿として考えられるのがやっぱり商工会なんですね。商工会員さんが外から来られた方のしっかりした受け皿になっていかんなんということで、やっぱり商工会との連携もこれからますます大切になってくるかと思います。それとJAですね。やっぱりそのJAの丹波三宝に代表されるようなそういう観光資源、つまり外貨を稼ぐ中で非常に大事なポイントですし、丹波市内多くの方との連携をつなぐ意味でも農業関係との連携も非常に大事なことだと思いますので、そういったことを今後、観光協会なり、商工会なり、JAと一緒になって、観光地域づくりを考えていきたいと、そんなふうに思っておるところです。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 先ほど、ちょっとインバウンドのお客さんのお話が出てましたので、特に大型の団体さんというよりは、むしろ個人であったりとか、グループであったりとか、家族であったりとか、小規模のインバウンドのお客さんが多いかなというお話をされてましたので、その中で丹波市の中にも労働者の中で外国の方もいらっしゃったりとか、どうしてもやっぱり日本人向けの観光のルートであったりとかというふうになったりとか、今、外国語で英語で案内文を書かれているということで、公用語としては英語なんですけれども、英語圏外の方も丹波市の中いらっしゃったりするわけなんで、そういう方をうまく協会と連携がとれて、国際交流協会であったりとか、そういった方の外国人の方目線で見た丹波市の観光ルートであったりとか、ガイドブックの作成のデザインであったりとかそういうところを各種団体と協力をしていかれるというお話だったので、そういう視点もちょっと今後入れていかれたらどうかなと思うんですけれども、どうですかね。 ○委員長(太田一誠君) 済みません。本日は懇談の場になっておりますので、一応委員の皆さんからの質疑とか意見とか出とるようなんですけども、意見交換というふうなざっくりした形の中でさせていただきたいんです。まだ今回は初めての会議なので、なかなか委員のほうからも失礼な質問が出とるかもしれませんけども、答えられる範囲でよろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 事務局。 ○事務局長(足立はるみ君) おっしゃるとおりで、令和元年度の秋に、そのファームトリップという形でモニターツアーを県民局の主導で丹波観光ネットワークという委員会がありまして、その中の丹波市と丹波篠山市のこのあたりやったら外国の方が興味が湧くでしょうというあたりのところ、それと実際に外国のブロガーの方、日本に長いこと住んどられて、いろんな形でブログを書かれて全世界に発信してる方がお二人ほど見えまして、丹波市内と丹波篠山市内を回っていただいたんです。その報告会がまたこの3月にあるんですけども、その報告会を通じてかかわっていただいたところを具体に言うと柏原の町歩き、それと酒造のところ、それとお寺の市島の石像寺のあたり、興禅寺の座禅とかいう形の外国の方が好みそうなところを関西観光本部というツアーの会社が牛耳ってるところがあるんですけど、そこの先導のある方と一緒に組み込みまして、そういうモニターツアーをさせていただいたんです。その報告会をもって、今度次のステップに丹波観光ネットワークという丹波地域を網羅した委員会がありますので、その中で取り組んでいこうという形にはなっております。実際のところ、今、柏原地域に何回か来られたお客様というのは10人も満たない数なんです。でもまあ実際のところは、柏原高校とか氷上西高とかそういう形でALTの先生がいらっしゃるので、その御家族とかいう形では来訪されとるらしいので、その辺の実況の報告とかも全部情報収集した後に、ホームページとかでそういうコースを設定するというふうなことに取り組んでいけたらなと思います。現在、その来年にはそのホームページを平成26年にリニューアルしとんですけども、その基盤がもう古くなってますので、来年には大幅にもっと情報の確実に届くような、キャッチできやすいような、職員がみんな情報収集して、案内所の職員もみんな実際入れてますので、それのしやすいようなシステムづくりを取り組んでいきたいというふうに思っています。 ○委員長(太田一誠君) 渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 済みません。観光100選についてお尋ねをしたいんですが、先ほどから出ておりました観光は地域づくりであるということで、この地域でその地域づくりを兼ねて観光100選に選出をしていただきたいというような要望は、やはり先ほどおっしゃった地域委員さんを通じて観光協会へ行って、そして何か審査をされてこの100選の一つに選ばれるというような、そういうふうなことで大分それは競争率は高いでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 事務局。 ○事務局長(足立はるみ君) 観光100選に取り組んだのは平成26年なんです。そのときは観光協会だよりを2回発刊しますので、そのときに裏面に観光のアンケートを応募してくださいという形で収集した結果と、それから説明の中にもさせていただいたとおり、小学校の五、六年の方々にもその意見調査をさせてもらった、それのデータをもとに選定委員会というのをそのときに設置しまして、選定した経緯があります。しかしながら、時代とともにどんどん変わっていくというのもありますので、振興計画の中にはさらなる絞り込みとかいう形のことも事案の中では書かせていただいております。それとともにやっぱり観光100選も時代とともに変わるので、また刷新というか、そういう形のことを企画していきたいなとは思っております。なので、一応選定委員会で選定されますので、もともとのベースはアンケート調査、聞き取り調査をして選定委員会の中で選定させていただいたという形になります。なので今後どんどん変わっていくやもしれません。それはまだこれからの事業の中で組んでいくことですので。平成26年に選定したので、また順次選定を変えていかなあかんなとは事務局としては思っております。 ○委員長(太田一誠君) 本日は、観光協会の現状、それから丹波市議会に及ぶこと、丹波市議会から望まれることなどを内容として、早朝からお集まりいただきました。ここで最後にこれだけはということがありましたら、委員の皆様あるいは観光協会のほうからございましたらよろしくお願いします。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) ユニティプランの中で、丹波市らしい宿泊施設の整備促進というのが入ってるんですけども、先ほど宿泊施設の件も若干出たんですけども、観光協会として宿泊施設、どういう今認識というか、こういう方向性という何か意見ございましたらお聞きしたいんですけども。今度のおばあちゃんの里でホテル化の計画もあるみたいなんですけども。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) 宿泊ということに考えまして、これは私見になるかもしれません。田舎は田舎の戦い方があると思うんです。丹波は丹波の戦い方があると。宿泊に関してもやっぱり丹波は丹波の宿泊のあり方というのがあろうかと思いますけども、そういった中でそれが可能かどうかわからないけど農泊とか民泊とかそういうものも一つの宿泊のあり方かなと観光視点で見ますとね。おばあちゃんの里に計画されようとしたのは、ドライバーが本当の観光ホテルというよりもどっちかといったら次のポジションに行くための簡易的なホテルやと思うんですね。ほんでまた柏原地域に計画されとったんはそういう機能じゃなしに、いろんな宿泊というのは機能があろうかと思うんですけども、そんな中で観光協会の視点でいけば、さっき申し上げました丹波やからこそ価値があるような宿泊というのはどんなものなんかなと考えたときには、そこらも今後の考え方の一つになるんやないかなというふうには思うんですけども。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 一つはもうかるということと、日帰りが多い中で宿泊してもらいたいというのがあるんですけども。だから観光協会さんも丹波市の宿泊施設を紹介するのになかなかないということやったと思うんですけど。そういった今ある中でうまいこと観光案内できてるんですかね。その宿泊施設は。 ○委員長(太田一誠君) 会長。 ○観光協会会長(柳川拓三君) それは民間のホテル業界の方が参入してくれれば、それはそれでいいかと思うんですけども、なかなか大手ですといろんなリサーチをかけてきますから、やっぱり実際平べったく言うたら、もうかるんかいやというようなこともあるでしょうし、そこらはこちらが当然誘致活動はしなければならないかもしれないんですけども、その相手があることなので、おばあちゃんの里も今後どうなるかちょっとまだわからない部分ですよね。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。よろしいでしょうか。  本日は、民生産建常任委員会の協議日程としまして所管事務調査を行っておりまして、その中で観光振興に関する事項で観光協会様との懇談会を開かせていただきました。本当にまだまだ私たちも勉強したいいうのところもありますし、今回こういう会議を開かせていただいて本当にありがとうございました。御礼申し上げます。これを開けたのは、冒頭言いました前の委員会の委員長でありました農業委員会の懇談会みたなのを始めて開かせてもらって、すごく今もまだ農業委員会とも懇談会を開かせていただいております。その中で農業委員会だけと話してたらやっぱり連携できないこともありまして、さっき柳川会長もおっしゃったように、農業委員会は情報のほうを困られております。情報発信なんかを連携されたらええんやないかないう感想的なことも思ったりしましたので、また今後観光協会さんが1次、2次、3次と振興計画をされる中で、またどういった協議の場があるようなのかというのも私たちも今後協議会の中でも考えていきたいなというふうに思っております。本日はお忙しいところお越しいただきまして、まことにありがとうございました。  これをもちまして本日の懇談を閉じたいと思います。  丹波市観光協会の皆様におかれましては、本当に御出席ありがとうございました。今後の委員会で十分議論を重ねたいと思っております。それでは、観光協会の皆様が退出されますので、ここで暫時休憩をいたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前10時44分                ───────────                 再開 午前10時53分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  先ほどの丹波市観光協会との懇談を受けまして、この後、観光振興に関する事項の進め方については、委員会の最後に決めたいと思います。  それでは、ここからは市当局の出席のもと議事を進めてまいります。  まず、副市長より御挨拶をいただきます。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) おはようございます。毎日のように報道等では新型コロナウイルスの数値がどんどん拡大してるということで、大変心配をされるわけでございますけれども、今、市の対応としましては関係課長で構成をします対策の連絡会議を設置しております。その中でいろいろ確認事項等を行っています。また、こういったことはないことを願うんですけども、県内で患者が発生すれば、市としては警戒本部を設置をすると。それから、市内で発生をすれば対策本部を設置するというようなことを決めております。いずれにしましても、県の健康福祉事務所と十分に連携をとって対応をしてまいりたいというふうに考えております。  また先般、水道部職員の不正事案で御報告をしたところでございますけれども、その後、まだ新たな事実等はつかめてないというのが状況でございます。職員につきましては拘留が延長されまして、十日、十日の拘留が延長されまして2月18日まで今のところ拘留ということになってるとこでございまして、接見もできていないという状況で十分な状況がわかっていないというのは変わりございません。ただ、そうは申しましても、市として十分な対応を考えていかないといけないということは、議員総会でもお示しをさせていただいたところでございますけれども、組織的な問題等については検討を進めてございます。また、職員の取り組みとしましては、本日再発防止の研修を各課単位で取り組む、そしてそれを部、そして全庁に持ち上げてくるということで、そういったやり方については本日職員に通知を出して、早速そういったものを取り組むようにというような通知を本日出す予定にしております。これについても重大な認識を持って進めてまいりたいというふうに考えております。  本日は民生産建常任委員会、常任協議会どうぞ御審議よろしくお願いを申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) それでは、引き続き、日程第1、所管事務調査に入ります。  説明員として、担当職員の出席につきまして許可しております。発言の際は、所属・職名を述べてから発言してください。なお、各委員の質疑、市当局の説明・答弁等の発言に関しましては、着席のまま行っていただいて結構です。  まず、農地等災害復旧に関する事項に入ります。  本件に関しましては、前回の委員会で渡辺委員から資料の提出と説明がありました。本件に関して当局に状況説明を求めておりますので、これから説明を受けたいと思います。当局からも新たに説明資料が提出されておりますので、そちらもあわせて説明を伺います。  それでは当局の説明を求めます。  農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) それでは、前回の委員会におきまして、それぞれ審議されました事例1、これは市島町上鴨阪、それから事例2、これは市島町徳尾になりますが、谷上、この2点につきまして現状について御説明を申し上げたいと思います。説明につきましては、別紙につけさせていただいております令和元年清水の里作付状況、これによって御説明を申し上げたいと存じます。  まず、事例1のことでございますが、この作付状況に掲げておりますように、この図面では緑色が農地として圃場整備したもの、換地したものになります。それぞれ圃場ごとにコメントを入れております。これが令和元年の作付状況でございます。黄色い色をつけてます③の横にあります三筆これは水稲、これはコシヒカリを作付していただきました。それから、②と①の黄色ですが、ここに囲まれた部分につきましては、ここに掲げてますように昨年、一昨年の平成30年7月豪雨によりましてサイト災害を受けた圃場が被災田として掲げております。この被災田につきましては、災害復旧事業をするために手をつけられてませんでしたので、ここは作付はされておりません。なお、復旧事業につきましては、この1月末で完了を見ておりますので、あとはそれぞれの所有者に引き渡すことになります。残りの作付状況でございますが、ナナコドウの赤の印を入れてますのが小豆を作付されました。それから、隣につきましては黒ゴマと保全管理、さらには右端の下、角になりますが、黒大豆、小豆、あるいは黒大豆と、それぞれ丹波市を代表する特産物を作付していただいておりますが、現況を見てみますと中ほどの中央の上部におります枠で入れておりますように、水稲につきましては56.9アール、5反強でございます。それから、小豆につきましては66.2アールと、それぞれ作付面積を示しておりますが、一番下段に被災田として183.2アール、これが作付できてなかった農地でございます。これにつきましては、来年度の作付計画に上がってきておるようにありますので、作付を期待したいと考えております。また、ここでは集落営農組織を設置していただいておりますので、その集落営農組織に集積されるような計画となっておりますので、今後、集落営農組織の活動に期待したいと思っております。以上が、清水の里、このイメージ図に基づきました作付状況についての御説明になります。  それから事例2の件でございますが、これは谷上集落になります。ちょうど徳尾川、一級河川徳尾川の近くになりますが、この農地につきましては、これも平成30年7月豪雨によりまして被災をしたところでございます。この状況を見ていただきますように、これは復旧がされて                 (発言する者あり) ○農林担当部長(余田覚君) 資料は、前回の私がいただいた資料を見て言っております。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                 休憩 午前11時01分                ───────────                 再開 午前11時02分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 引き続き、御説明を続けます。  この農地につきましてはその被災したところで、地域に対しましては復旧の計画はあるか、または要望はあるかという問い合わせをしましたら、現在まで上がってきておりませんので、復旧の要望はない、補助事業に付さないということを聞いておりますが、この農地につきましては徳尾川の改修計画がございます。そこでの資材置き場として利用されるように聞いてます。現在、農業委員会等にその申請が出される動きを聞いておりますので、それを待ってということになりますが、その後工事が終わり次第、また農地に返されるという計画となります。また、そのように指導していかなければならない農地だと思っておりますので、これにつきましてはその改修工事の終わった後、確認をしてまいりたいと思ってます。また、そのほかにも保有農地がたくさんございますが、まず復旧がかなわない農地につきましては非農地証明を出すこと、それから、農振地域につきましては復旧に何とかしていただきたいとお願いをすること、指導してまいります。地域によって、また現場によって、農地の状況によって、こういうものにつきましては指導方法を変えてまいりますが、この現場につきましてはそのように使われるということと、使われた後はもう一度農地に返していただく指導をしてまいりたいと考えております。  以上、私のほうからはその後確認しました事項について、御説明を終わらせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1のほうで水色はこれはもう池ですか。そうですか。  ちょっと作付のことでお伺いしたいんですが、例えば、これ水稲だけになってるんか、例えば裏作で小豆をやるとかね、そういうこともあり得ると思うんですけど、黒ゴマやるとか、そういうことはないのかどうかということですね。  それから、②のほうは資材置き場に今なっているということで、将来的には、まあその持ち主の方がどういうふうに言われるんかわかりませんけども、今のところはどういうふうに言われてるんですか。
    ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) まず、作付でございますが、この地域につきましては水稲、それから特産物の作付が主にされますけども、二期作であるとか二毛作につきましては、これは当然ながら奨励したい事項でございますので、これは引き続き奨励してまいりますが、この場合ですと私どもが確認した作付ですので、水稲の後に野菜を作付される場合もありますけども、こちらが対象とした分をここに掲げさせていただいております。特に集落営農されますので計画的にブロックローテンションであるとか、作付計画をまず使っていただきたいなと思っております。今後もそれは指導していきたいと思っております。  次に、2番目の現状でございますが、先ほど言いましたように、現在、資材置き場にしようと申請が上がってこようという段階でございますので、まだ申請を受け付けたわけではございません。また、その内容を聞いておりますと、後に5月利用者に農地に返してください。それから、所有者に農地に返してくださいという指導をすることになろうかと思っております。まず返していただくことが大事でございますので、農地に復旧していただくことを大前提に指導をしてまいりたいと考えております。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 今、部長が言われた非農地の分は、通常の農業委員会に係る申請と同じ流れで非農地に移行する可能性があるというふうにとっとったらいいんですか。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 非農地証明につきましては、当然ながら長く作付をされなくて山になっているところにつきましては、一般的には非農地証明を出すことがあります。とりわけこういう災害の場合につきましては、もう農地に返せないということが認められた場合につきましては、申請に基づきまして非農地証明を出すことになります。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 関連ですけども、今、部長説明されましたけど、これ圃場整備やられとんでしょ。だったら最初から非農地として設定とかいうことを最初からやられとんじゃないんですか。これ圃場整備された後に非農地が出てきます云々の話というのは、圃場整備のやり方としておかしな話でしょ。ちゃうんですかいな。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) まず、非農地証明の御説明を申し上げましたのは事例2でございます。これは徳尾の農地なんですが、ここは圃場整備をされておりませんで、私用地に値するところでございまして、農振地域の農業地には属しておりませんので、2番目、事例1につきましては黄色に掲げておりますのにこちらでは①から③まで、これは非農地でそれぞれ換地をしております。または非農地として利用いただけますが、それ以外のところにつきましては、災害復旧工事を行いまして農地として作付していただきます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) これ以外のとこの非農地のことを言ってるんやね。わかりました。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) この清水の里の復興イメージ図ですが、実は何度もこの清水のあたりにはちょっと見にいっておりましたんですが、平成26年の豪雨災害から一応復興されて、何億を使われたんかわかりませんが、3億やらそこらは十分使うてられるんじゃないかと思いながら、ずっと行っておりました。それで、2カ月ぐらい前もその後どうなったかなというところで見にいきましたところ、余り農地としては活用がされていないなというようなところで、地元の人のお話やらお伺いをいたしまして、それでも米をつくったり、豆やらゴマをつくっているところもあるというように聞いたんですが、その中で絵でいいますと、小豆と書いてある左側の被災田というところですが、そこを耕作しようという方のお話をちょっとお伺いしましたところ、これを見てくれというところで、大きな石やら、鉄くずやら、いろんなものが田んぼから出てきたということで非常に嘆かれておりまして、耕地整理をする際に十分業者は監督をされとったんかなというところが非常に疑問を抱いたところです。それで、その他の被災田は見ておりませんが、非常にそういうことで農地を活用されていなかったんかなとも思いましたが、その後、その他の被災田もどなたかが耕作をされると思うんですが、圃場として十分にできる状況なのかちょっとお尋ねをいたします。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) まず、この圃場につきましては圃場整備ということで、これまでしてきました圃場整備と同様に、石につきまして幾分か出てくるものだと考えております。それぞれ農家の皆さんの御努力で現在まで至っておる農地もほぼそれであろうと思っております。  先ほど申されました小豆を作付された横の農地でございますが、この圃場につきましては、水田、田で整備をしております。それから、ここへは災害発生土を持ち込んでおりますので、それを利用した圃場となっておるところがまず1点あります。というのは、ここの被災田につきましては、甘土は大体15センチ程度しか設けません。耕作として。ですがここで作付をされようとする方は畑作をしたいということで、それ以上の甘土を必要とされまして、50センチ程度掘られることがございます。よって、甘土の下にまだ大きな石であるとか、災害発生土で持ち込まれたものが残っておったんではないかとは考えておりますが、現在この方の御努力によりまして、よい農地に返りつつありますので、これからの圃場あるいは作付に期待したいと思っております。そのほかのところにつきましても、石が多いところにつきましては市単独では撤去はしておりますけども、これから耕起をされるたびに石が出てくる可能性もありますので、集落営農組織の皆さんとともにそれの対策については考えてまいりたいと思っております。 ○委員長(太田一誠君) 渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) それから、この団地の中で農産物の加工場を将来的につくりたいというようなことを聞きましたが、それについては何か計画があるんでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) その計画につきましては、その平成26年当時に策定しました復興プランの中で、それぞれその農地の活用につきましては掲げております。それを達成しようということで、集落営農の皆さんとともに現在調整を行っている、協議をしておる段階でございます。また、よい事業になりましたら御報告を申し上げたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  ほかに質疑がないようですので、この件に関しましてはこれで閉じたいと思います。  次に、健康センターミルネの診療所機能に関する事項に入ります。  本件に関しまして、実績と現状の分析を当局に依頼しておりました。  それでは、当局の説明をお願いします。  健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) それでは、健康センターミルネの診療所の機能に関する事項でございます。あらかじめ委員会のほうからそれぞれ照会の内容をいただいております。また、資料の作成もいただいておりますので、本日お手元のほうに資料を作成してお配りをしております。その内容に基づきまして、担当の地域医療課長から御説明を申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) 地域医療課長。 ○地域医療課長(足立安司君) それでは、資料の説明をさせていただきます。  資料1ページをごらんください。  ミルネ診療所のうち診療所部門の受診状況でございます。青色が初診、緑色が再診、ネズミ色が訪問診療でございます。7月は初診が117人、再診が13人、訪問診療が27件の合計157人となっております。7月開設以降、徐々に患者数は増加しておりますが、12月はインフルエンザの影響もあり初診が271人、再診205人、訪問診療31件の計507人となっております。なお、1日当たりの受診者数は訪問診療を除いてでございますが、7月が6.8人、11月11.4人、9月が10.3人、10月が13.7人、11月が20.1人、12月が23.8人となっております。徐々に増加しているという状況でございます。  次に、3ページをごらんください  診療所部門におきます地域別、男女別の受診者数を月ごとに整理した表でございます。上段の表、(1)外来の右側になります計の合計でございますが、7月から12月の患者数が合計1,731人となっております。1日平均は14.4人でございます。全体に占める市内の患者数は90.8%となります。1,571人となっております。市内受診者1,571人のうち、男性が678人、女性が893人となっております。なお、市内受診者は160名で全体の9.2%になります。また、合計欄の右側に記載をしております表でございますが、市内受診者を100%とした場合の6地域の患者数の割合と丹波市の人口割合を比較したものでございます。人口割合に比べて柏原地域では12.5ポイント、氷上地域では3.3ポイント多くの方が受診いただいている状況でございます。要因といたしましては、ミルネ診療所が近隣であること。また、柏原地域におきましては県立柏原病院、柏原赤十字病院の所在地であったということがミルネ診療所への受診割合が他地域と比べて多くなっている要因の一つであると考えております。  一方、青垣地域では2.0ポイント、春日地域では2.9ポイント、山南地域では5.3ポイント、市島地域では5.4ポイント、人口比率に対して受診者が低くなっている状況でございます。これはミルネ診療所から遠方になるということと、地域内の医療機関に受診されていることが想定されるものでございます。  次に、当初予定していた患者数との比較でございますが、3ページの右下の表の受診割合の下段に計画を記載しております。  1日当たり43.3人、6カ月合計で5,196人を見込んでおりました。6カ月の実績としましては、訪問診療もあわせて1日当たり15.7人の1,887人でありますので、当初の見込みより患者数は少ない状況でございます。  次に、2ページをごらんください。  ミルネ診療所のうち、健診センターの受診状況でございます。青色ががん検診、緑色が特定健診、ネズミ色が人間ドック、黄色が定期健康診断、ピンク色が一般検診でございます。7月当初は柏原赤十字病院からの移転に伴い施設や機器が新しくなったことなどから、受け入れ人数を制限しておりました。その関係で月合計が596人となっております。1日当たりの人数につきましては28.4人となります。8月以降については、当初予定をしておりました1日当たり40人から50人程度で受け入れができておりまして、12月には月合計917人、1日当たり45.9人となっております。  なお、4ページにグラフの数値を記載したものを載せております。  続きまして、5ページをごらんください。  ミルネ診療所のスタッフの状況でございます。指定管理時の計画と2月1日現在の計画の比較でございます。  1、診療所の状況でございますが、当初計画と比べて医師が0.4人多く、以下同表のとおりとなっております。合計で0.15人、当初計画より多い配置となっております。なお、米印でも記載しておりますが、2月1日の配置計画の人数につきましては、2診体制及び週2日の往診を実施するために必要な人数であります。患者数によって実際の配置についてはその都度、その日その日によって変動をしてるということでございます。  次に、2の健診でございます。医師が0.2人少なく、以下同表のとおりとなっております。当初計画と比べまして合計で2.0人多い配置となっております。  以上、資料の説明とさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 説明が終わりました。  それでは、質疑を行います。質疑はございますか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ちょっとずつふえてきとんで安心をしとんですけども。  まず、ページ数で言うたら3ページの、計画よりも大分少なくなってるということはどのように分析をされているのかということと、それと、3ページでずっと遠方地域やっぱ少なくなってますね。青垣地域は診療所があるからあれやけども、山南地域、市島地域、やっぱり交通機関の影響もあるんかなと思うんですけども、そこらはどのように考えているのかということと。それとあと、訪問診療というのは、ちょっと私らはどういう形で行われているのかということがちょっとイメージが湧きにくいんで、時間帯とかね、どのような形で行われているのかちょっと教えていただいたらと思います。3点。 ○委員長(太田一誠君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 今、3点御質問いただきました。まず1点目の診療所の患者数が計画よりも少ないということの分析でございますが、こちらとしましてはまず医療センターとミルネの役割の違いがまず十分市民のほうにもまだ伝えきれていないのではないかなというふうなことがあります。それとあわせてミルネの存在そのものもどうしても医療センターという大きな新しい病院ができたということで、そちらに注目される分ミルネの存在というものも十分伝えきれていないのかなというふうに思っております。それと、柏原赤十字病院の機能を引き継いでいくということで診療所の設置をしとるわけでございますが、柏原赤十字病院が3月末で閉院をして、オープンが7月という3カ月間のブランクがあったということ。その間にそれぞれ柏原赤十字病院で通院されておられた患者さんはほかの医療機関のほうへ紹介をしていたったということ。あわせて、柏原赤十字病院の閉院に向けて徐々に患者数も縮小されて、順次ほかの医療機関のほうに紹介されていたったということで、一度ほかの医療機関に行かれた方が、またこちらに医療機関をかえてということがなかなか難しいという状況もあって、そういったところで患者数が当初の見込みよりも、徐々にふえている状況はありながら、現時点としてまだ少ないという状況がそういったところが要因となっているのかなというふうに考えておるところでございます。  それと、2つ目の遠方からの患者さんが少ないということのその辺の状況の分析でございますが、先ほど課長が説明のところで申したとおり、氷上地域、柏原地域の方については距離的には短いので、身近な存在としても認識は一定していただいておると思います。やはり遠いということもありますし、またそれぞれ山南地域、また市島地域でも開業医がございまして、もうこれまでからそちらのほうにかかりつけとしてかかられているという状況もあったりするので、どうしても何かあったとき身近なところでかかっていこうというのは、一つ患者さんの行動としてはある意味やむを得ないところもあるのかなというふうには思っているところで、ちょっとそういった地域的な偏りと申しますか、差というのは生じているのではないかなというふうに受けとめているところでございます。  それと訪問診療でございますが、訪問診療については往診とは違って、往診は患者さんが医療機関に来てくださいという要請があって医師が家に出かけられていく。訪問診療は、患者さんに応じて計画的な診療計画を立てて家に行かれるという違いでございまして、今現在、ミルネの診療所においては週2回、火曜日と金曜日の午後に訪問診療を実施されておるということで、それぞれ患者さんの状況に応じて、その方に応じた計画をつくって診療いただいておるという状況でございます。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 私は山南地域なので、これやっぱりミルネの診療所の存在そのものが、医療センターはね、旧県立の柏原病院やということではっきりしてるんですけども、市立のミルネというのはあるんかないんかというような、そこらでまだ十分に周知ができてないなと思います。ミルネ診療所のほうも何かイベントをやられたり、私もちょっとだけ行きましたけども、努力はされていると思うんですけど、まだやっぱりちょっと市民への周知が足りないのではないかというのが一つあります。だから、ぜひとも今後それをお願いしたいと。丹波医療センターへ行くのか、ミルネへ行くのかということも、まだちょっと市民の何か戸惑いがあると。そこら辺もちょっと市のほうとしては努力してほしいなというふうに思います。  それから例えば山南地域だったら、前も言いましたけど大山病院が巡回バスとデマンドタクシーと2つされてるんですね。だから、どうしてもやっぱりそっちへ行くと家までも迎えにきてくれてやしということで、無料です全部。やっぱりそういうのが民間としての企業努力だと思うんですけども、それは公的機関そこまではできへんぞということはあると思うんですけども。やっぱり、いわゆる公共交通を少し病院までは私ども言ってますように、直通のデマンドタクシーとかいうのを考えてほしいなというのが2点目。  それから、訪問診療というのは、例えばどういう患者さんを計画的に診察をされると、病院へ来れない方なのか、そこら辺ちょっと教えていただきたいんですけども。 ○委員長(太田一誠君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) まず、1点目のミルネの存在の周知が伝えきれていないというところでございます。この点については御指摘のとおりというふうに私たちも深く認識をしておりまして、ほぼ月例的に市と指定管理者である丹波医療センターのスタッフの皆さんと定期的な会議を重ねております。その中で、このミルネのPR、市民周知の策についても効果的なものを検討しておりまして、例えば、市のホームページへの掲載であったり、診療所で勤務されておる医師の方をFM805への出演をいただいて、そこでもPRという形でしたり、また先ほども質問がありましたようにフェスタの中でPRをしたりとか、いろいろとこちらのほうで可能なことについてはこれまでから行っており、また今後もそういった市民周知につながる取り組みをしていきたいと努力をしていきたいというふうに考えておるところでございます。  それと、交通手段の件でございますが、委員も今おっしゃったとおり、やっぱり公的な医療機関の関係上、どうしてもバスをその病院なり診療所が走らすということはちょっとできない、ちょっともう無理があるというところの中でデマンドの今言われました直通の運行については、またその公共交通担当部署の中で総合的に検討していただけるものというふうに考えておりますので、ちょっとその点についてはちょっと健康部からの御答弁は御遠慮させていただきたいというふうに思っております。  それと、訪問診療でございますが、まず通院で病院まで来られない方、例えば、何らかの障害等で寝たきりといいますか、なかなか移動が困難な方をまず中心として、そういった方が家にいらっしゃっても在宅のままで医師が診察ができるという形で訪問診療を行っているというところでございます。通院される方については、定期的に来ていただくということで診察もできるんですけど、そういったことがなかなか身体上の理由等で困難な方については、家のほうに出かけさせていただいておるという状況でございます。 ○委員長(太田一誠君) ほか質疑ございますか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 何点かお伺いしたいんですけれども。まず1つ目が、特に4ページ目の各受診者数であらわしていただいてます人数の推移なんですけれども、大体横ばいか、もしくは右肩上がりになっている中で、人間ドックが大幅に減ってきている理由というのは何かなというのが一つありまして。  もう一つは、3ページに戻っていただきまして、運営上の受診者数の目標数値に対して少なかったんですけれども、これが目標数値になった場合でも当初予定されてるその医師の人数で対応できるのかどうかというところ。そしてあと最後に、受診者、利用者にとって使いやすいサービスを心がけていかれて、受診者数を増加する方向に持っていかれてるのかどうかというのをその3点をお伺いしたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) まず1点目の、健診の今の状況の中で人間ドックが減っていってるというところでございます。人間ドックにつきましては個人での受診であったり、各医療保険社、社保、共済等からの受診の方を中心に行っておるわけでございますが、傾向としまして、年の秋ぐらいまでに済まされてちょっと冬の間は減少傾向になっていくという傾向がございます。それと、柏原赤十字病院の健診センターが3月末で閉院して、本年度7月からやっている関係で、これまでから柏原赤十字病院で人間ドックを受診されていた方が、今年度については他の医療機関、他の検診機関で受診をされているという状況もあって、そういった2つの要因があって、この人間ドックについてはちょっと秋から減少になっているという傾向があるというふうに分析をしているところでございます。  それと、2つ目のスタッフの人数体制でございますが、5ページのスタッフ状況の令和2年2月1日現在の配置計画については、目標人数をこなしていくことを想定とした配置というふうにしておりまして、一応この人数で目標がいく場合もこの人数で対応ができるというところでございます。なお、米印で先ほど説明のときもありましたように、今実際特に診療所部門については患者数が少ないという状況ですので、いつもフルでこの方たちがいらっしゃるというわけではなく、当日の患者数に応じて配置人数は変わっているというところでございます。  それと、3点目のサービス面という状況でございますが、これにつきましても診療所、健診センターについて、受診された方に指定管理者のほうからアンケートをとったり、また意見箱というものを設置をされて、それぞれ患者さん、受診者の方の受診されたときの感想、よかった点、悪かった点等を書いていただけるようにしておりまして、それによって、それをまたもとにそれぞれ改善点は可能なものから改善していくということで、指定管理者のほうで配慮をいただいておるというところでございます。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 2点目の話はわかりました。  最初の1点目のところなんですけど、時期的なことであったりとか移転の関係で、若干この時期11月ぐらいから減ってきてるというのはわかったんですけど、来年以降また1年間を通して同じような傾向になっているのか、それともまた増加傾向に向かうのか、特にいろんな総合病院の中では人間ドックって結構集客につなげているところも多々あるようですので、健康センターミルネのほうでもそういったほかの病院でされてて、よく運営上とかいう利点が得られるようなものがあれば、また入れていっていただければなと思ってます。  3点目のサービスにつながるようなアンケートとか意見箱で集約されているということなんですけども、ちょくちょく聞いてますのは前ちょっとお話させてもらったようなクレジットカードで支払いができるであったりとか、あと自分がどこの方向に歩いていったらいいんだという、その動線がわかりにくかったりというところが何かよく耳にするんですけど、そういったところも改善意見として上がってきてるんだったら、そのように今後改善していっていただければなと思ってますけれども、何か具体的にこう変わってきてましたというのがあればお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) まず1点目の人間ドックの来年度、令和2年度以降の見通しでございますが、これにつきましては一定もう年度当初からドックを受けられるということでなってまいりますので、ことしよりはもっとふえていくのではないかというふうに見込んでおります。また、おっしゃるとおり経営面でとっても人間ドックの受診者がふえるということは、経営にとってもプラスになっていくというところがあって、健診の中でも人間ドックの受診者の方はふやしていきたいというふうに考えておるところでございます。それのために、3点目の御質問、もう一つのサービス向上のほうの御質問にも関連してまいりますが、やはり選ばれる健診所、健診の機関ということになりますように、ほかよりはやはり一定の快適な快適といいますか、不快な思いがしないということをやはり念頭に置きながら運営をしていきたいと思っております。一つの例えばサービスのサービスと言いますか改善のところで申しますと、どうしてもスタート当時は中のスタッフ同士の連携であったりとかいうのがどうしてもぎくしゃくしておったりして、スムーズに次の検査、次の検査につなげていけないというところもあったというふうに聞いております。そこでちょっと受けた方からは、待ち時間が長いとかいうふうなことも聞いておったところでございますが、徐々にスタッフの中の連携もうまいことしっくりとこなせるようになってまいりまして、今時点としては、こちらの市のほうへ例えば待ち時間が長いとかというような苦情というのはもう伝わってきていないという状況でありますし、健診部門については特段の苦情というのは聞いていないというところではございます。ただそうは言いながら、どうしてもやっぱり一定時間待っていただくということも必要になってまいりますので、そこをいかに快適にその時間を過ごしていただくかというのは今後も改善、工夫の余地が十分あるなというふうに考えておるところでございます。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 健康センターの受診のほうでは、今、課長が四、五十人のキャパで推移してるということで言われたんですが、診療所のほうで3ページの表で目標数値5,196人、これちょっと説明があったかもしれないんですが、平均でいくと月目標833人程度なんかな、ほんで1日平均で言ったら33人やから、10人ぐらい目標値よりも12月をとっても少ないんやけども、当然そういう5,000人という数字を上げられとるんは、設備とかもろもろを含めて十分対応ができるというところやと思うんですが、これいきなり1日33人の目標ペースにぱっともしも上がった場合に場所であったり、医師に対しての対応なんかは十分できる体制にあるのか、ちょっとそこの説明だけお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 対応できるかという、計画にもっと上がったときに対応できるかということでございますが、正直今のスタッフの皆さんの状況が今の人数に応じた体制ということでなってまして、いきなり例えば計画どおりの人数になったときに十分対応ができるかとなると、ちょっとぎくしゃくとつなぎがぎくしゃくする面もあるかもしれませんが、一応こういう人数の計画で計画人数計画でまたスタッフ配置の計画もしてますので、それに応じた対応に少なくともスタッフが少なくなっていくということはないというふうに考えておるところでございます。ただ、今現状でもそうなんですが、検査をする場合に隣の医療センターのほうへ血液検査等はお願いをして、その結果を待ってからまたその結果を受けて診察ということになってまいりますので、どうしてもちょっとそういった検査の結果を待っていく時間というのは今でもそうですし、今後もちょっとその時間は待っていただくということが生じてくるというふうに見ておるというところでございます。 ○委員長(太田一誠君) 地域医療課長。 ○地域医療課長(足立安司君) 施設につきましても、2診体制が実施できるように設備等を整えているところでございます。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) わかりました。閑散とした診療所じゃなくて、行くたびに人がふえていくというような格好で、十分対応できるように今後ともよろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  よろしいですか。  それでは質疑がないようですので、質疑を閉じます。  ここで議事の進行上、観光振興に関する事項と委員会視察については協議会終了後といたします。  暫時休憩して協議会に切りかえたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午前11時42分                ───────────                 再開 午後2時49分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  それでは、引き続き、常任委員会を開催します。
     行政視察について事務局より説明をお願いします。  事務局書記。 ○事務局書記(畑井大輔君) それでは、行政視察の前回の調整結果をお知らせさせていただきます。  愛知県の名張市議会について視察のほうの依頼を申し上げましたが、先方の事情で相談支援包括推進員の取り組みについては受け入れがかないませんでした。また、同様の取り組みをされております福井県坂井市議会にも申し入れさせていただいたんですけれども、臨時会が近辺に入る可能性があるということでお断りされております。  また、垣内委員のほうから提案がありました剪定枝の堆肥化につきまして、専門の会社のほうをちょっと問い合わせしたんですけれども、そういった基盤、システムのほうがもう廃盤になってしまったということで、今ちょっとわかるところがありませんでした。ちょっと現時点では視察先としてはちょっと決まっていないという状態ですので、再度御検討いただきたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 報告は終わりました。  いろいろ調べてみたんですけども、4月がタイトになってまして、なかなか決めてもらえないということで、こちらのほうとしましては今後どのようにさせてもらったらええかということをここでちょっともう一回確認しときたいんです。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 時期はこの前の言った時期がよいんですね。予定的には。 ○委員長(太田一誠君) そうです。予定的にはその次の月、その次の月なんかももう予定が入ってますので、4月でやらせてもらいたいということで。考え方としましては、名張市はできないということだったので、とりあえずもう一件、愛知県豊田市のほうを探してほしいということを今言ってるんです。それで豊田市のほうがなければ、それに近い形のところを探してもらうか、もしくは別のテーマにするのか、剪定のところもあわせて今探してもらってますし、それからあと農福連携をテーマにした別の視察先についても今考えさせてもらってるので、大きく考え方としてはもういやいやそうじゃなくて全く別のテーマで探してほしいというのがあるかどうかというところの確認なんですけども、どうでしょうか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 前出てた農福連携でも僕はいいと思うんですけどね。ただ、剪定枝はできたらと、個人的な意見です。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 豊田市は何のテーマですか。 ○委員長(太田一誠君) 豊田市も名張市と一緒で包括の国からのモデル地域になっている市なのでちょっと人口がでかいので、名張市と比べるとちょっと規模はどうかなというとこら辺なんです。               (発言する者あり) ○委員長(太田一誠君) 今、農福連携でも構わないということで御意見いただいたんですけど、ほかの委員もよろしいですか。いやいや、ほかに別のテーマを持っているので、ほかでやってくれというような話がありましたら、意見お聞きしますけども。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ちょっと事務局に聞くんやけども、時期をずらしたらもうちょっといけるんか、例えば5月の下旬とかね、いうふうにずらしたらいけるのか、テーマが余りないのか、そこらちょっと事務局のほうお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                 休憩 午後2時53分                ───────────                 再開 午後2時54分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  そしたら、名張市に今のところちょっとアポイントができそうにないので、それに近いような都市でもう一度探してもらうということで、それとあと探させてもらうということで、あと生ごみ剪定枝の件も入れて検討してみて、あと包括のほうがどうしてもということになれば、農福連携もテーマに入れた民産の関連の視察先という形で検討させていただきたいということで御了承いただけますか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) それでは、そのように進めます。  決まり次第、また御連絡させていただきますのでよろしくお願いします。  最後です。その他に入らせてもらいます。  その他、委員の皆様から本委員会にお諮りする事項はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) それではないようですので、以上で本日の議事は全て終了いたしました。               (発言する者あり) ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                 休憩 午後2時56分                ───────────                 再開 午後2時56分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  失礼しました。  1点抜けておりました。済みません。  議事を戻しまして、観光振興に関する事項について、本日観光協会との懇談を受けて調査の進め方、これも農業委員会と同じことなんですけども、どのようにさせてもらったらいいかなと。会議録を起こして次回意見を聞くとか、あるいは市当局に意見を聞くとか。当局に意見を聞く場合は、内容をどれにするかというようなことをちょっと御意見伺いたいと思います。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 今回は初めてで、観光協会のほうから議会に出す意見とか余りなかったので、今回意見交換会というか初めての懇談会という格好でよいと思うんですけども。あと市のほうには出されてるやつとか、あとDMOの関係も今後決まってくるということなので、それはまた委員会として注視したらどうかと思うんですけども。 ○委員長(太田一誠君) ありがとうございます。  ほかございますかね。よろしいですか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) そのように取り扱いをさせていただきます。  その他の項目は先ほど終わりましたので、以上で本日の議事は全て終了いたしました。  副委員長より閉会の挨拶をお願いいたします。 ○副委員長(広田まゆみ君) お疲れさまでした。  これをもちまして、民生産建常任委員会を終了といたします。               閉会 午後2時57分...