丹波市議会 > 2019-12-26 >
令和元年第105回定例会(第7日12月26日)

  • 伊丹市(/)
ツイート シェア
  1. 丹波市議会 2019-12-26
    令和元年第105回定例会(第7日12月26日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    令和元年第105回定例会(第7日12月26日)             第105回 丹波市議会定例会会議録          会期第7日 令和元年12月26日 午前9時30分開議 1.議事日程   (1)定刻電鈴   (2)議員着席   (3)開議宣言   (4)諸般の報告   (5)行政報告   日程第 1 議案第133号 丹波災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する         条例制定について         議案第156号 市有財産無償貸付について(旧遠阪小学校)   追加日程第 1 議案第157号 丹波特別職職員常勤職員給与及び旅費に関           する条例の特例に関する条例制定について   日程第 2 総務文教常任委員会調査報告   日程第 3 民生産建常任委員会行政視察報告   日程第 4 議員派遣の件   日程第 5 閉会中の継続審査について
    2.本日の会議に付した事件   日程第 1 議案第133号 丹波災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する         条例制定について         議案第156号 市有財産無償貸付について(旧遠阪小学校)   追加日程第 1 議案第157号 丹波特別職職員常勤職員給与及び旅費に関           する条例の特例に関する条例制定について   日程第 2 総務文教常任委員会調査報告   日程第 3 民生産建常任委員会行政視察報告   日程第 4 議員派遣の件   日程第 5 閉会中の継続審査について 3.出席議員   1番  小 川 庄 策          2番  渡 辺 秀 幸   3番  大 西 ひろ美          4番  近 藤 憲 生   5番  山 名 隆 衛          6番  大 嶋 恵 子   7番  吉 積   毅          8番  広 田 まゆみ   9番  小 橋 昭 彦          10番  谷 水 雄 一   11番  垣 内 廣 明          12番  太 田 一 誠   13番  太 田 喜一郎          14番  藤 原   悟   15番  須 原 弥 生          16番  西 脇 秀 隆   17番  西 本 嘉 宏          18番  奥 村 正 行   19番  前 川 豊           20番  林   時 彦 4.欠席議員   なし 5.議事に関係した議会職員   事務局長      荻 野 隆 幸    議事総務課長    荒 木   一 6.説明のため出席した者の職氏名   市長        谷 口 進 一    副市長       鬼 頭 哲 也   理事        余 田 一 幸    理事        井 上 鉄 也   技監兼入札検査部長 中 野   譲    未来都市創造部長  太 田 嘉 宏   企画総務部長    村 上 佳 邦    企画総務部政策担当部長                                  近 藤 紀 子   まちづくり部長   足 立 良 二    財務部長      大 垣 至 康   生活環境部長    大 野   剛    福祉部長福祉事務所長                                  金 子 ちあき   健康部長      芦 田 恒 男    産業経済部長    西 山 茂 己   産業経済部農林担当部長          建設部長      近 藤 利 明             余 田   覚                        水道部長      井 上 博 生    教育部長      藤 原 泰 志   消防長       小 森 康 雅    会計管理者     谷 川 富 寿 7.会議の経過                 開議 午前9時30分 ○議長林時彦君) おはようございます。  これより、第105回丹波市議会定例会7日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しておりますとおりです。  この際、諸般の報告をいたします。  議会を代表しての会議、行事への議長出席状況並びに常任委員会議会運営委員会及び特別委員会活動状況並びに先日までの間に資料請求された内容は、一覧表に記載しているとおりです。  また、受理いたしました陳情書については、陳情文書表のとおりです。それぞれ文書共有システムに登録しておりますので、ごらんおきください。  以上で、諸般の報告を終わります。  ここで市長より行政報告申し出がありますので、これを許可いたします。  市長。 ○市長谷口進一君) (登壇) おはようございます。ただいまから行政報告を申し上げます。  諸般につきましては、別紙資料として一覧表でお手元にお配りいたしておりますとおりでございます。お目通しをいただきまして御了承賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  さて、12月4日には、市立西小学校6年生によります町の幸福論をテーマとした提案発表会に御招待をいただき出席をいたしました。葛野地区の未来の姿を思い描き、よりよくしていくため、6つのグループからの提案があり感動いたしました。  また同じく12月4日には、県立氷上高等学校女子バレーボール部の皆さんが市役所を訪問され、来年1月に東京都で開催される第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会出場報告をいただきました。御健闘をお祈りしたいと思います。  12月8日には、関西丹波郷友会令和元年度第109回総会及び丹(まごころ)の里人権の集い、それぞれ出席をし、御挨拶を申し上げました。  12月12日には、一般国道175号早期整備促進協議会の里尚会長様を初め、役員の方々が市役所を訪問され、国道175号のルート決定区間の速やかなルート決定、また早期事業化のため、関係機関へ強力に働きかけること等につきましての要望を受けました。  12月16日には、丹波出身でことし夏の全国高等学校野球選手権大会で優勝を果たしました履正社高校3年の清水大成さんが市役所を訪問されました。今後のさらなる御活躍に期待をしているところです。  12月17日には、三田で開催されました阪神・丹波市長会出席をいたしました。  12月19日には、兵庫県市長会としての要望活動のため、兵庫県庁を訪問いたしました。会長の藤原保幸伊丹市長と副会長を務めさせていただいております私から鳥獣被害対策あるいは病院の医師確保対策等につきまして、井戸敏三兵庫県知事長岡壯壽兵庫県議会議長に対し、要望をいたしました。  12月23日には、林議長とともに大阪JR西日本本社を訪問し、JR福知山線複線化等に関する要望活動を行いました。  最後に、火災報告でございますが、12月2日以降、火災は発生しておりません。  以上で、行政報告を終わります。 ○議長林時彦君) 以上で行政報告は終わりました。  〜日程第1 議案第133号、議案第156号〜 ○議長林時彦君) 日程第1、議案第133号「丹波災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び議案第156号「市有財産無償貸付について(旧遠阪小学校)」の2件を議題といたします。  本件は、審査を付託しておりました各常任委員会から審査報告書が提出されております。  初めに、総務文教常任委員会小橋委員長報告を求めます。  小橋委員長。 ○総務文教常任委員長小橋昭彦君) (登壇) ただいま議題となっております議案第156号につきまして、12月13日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました総務文教常任委員会から審査報告を申し上げます。  本議案につきましては、去る12月17日、12月20日及び12月24日に総務文教常任委員会を開催し、当局及び参考人出席を求め慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり付託された議案第156号については、賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決定しましたのでここに御報告申し上げます。  附帯意見がありますので朗読いたします。  1つ、重要議案であるにもかかわらず、定例会が始まってから追加議案として提出されたため、調査時間が限られ審査が混乱した。今後、委員会審査が十分に行える政策形成プロセスを要望する。  2つ、本件で提案されている計画が実現すると、市内でも有数の集客施設になる。このことから、次の3点について配慮しつつ事業が進められるよう、として事業者に対し十分な指導をされたい。  ア、利用者及び近隣住民の安全と生活環境について。隣接する国道からのアクセスや十分な駐車場の確保及び施設までの導線など、利用者及び近隣住民の安全や生活環境が守られるように努めること。  イ、施設の保安と衛生環境について。消防設備等の設置や浄化槽の設置、あるいは古材持ち込みに伴う廃棄物の扱いや洗浄水の処理など、施設の安全面衛生環境について万全を期すこと。  ウ、地域との合意について。設立を予定されている遠阪小学校の未来を考える会を中心に、災害時の避難所設置地域活動など地元の意向を十分に反映できるように努めること。  以上、審査報告とさせていただきます。 ○議長林時彦君) 委員長報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  次に、民生産建常任委員会太田一誠委員長報告を求めます。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長太田一誠君) (登壇) ただいま議題となっております議案第133号につきまして、12月13日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました民生産建常任委員会から審査報告を申し上げます。  本会議につきましては、去る12月24日に民生産建常任委員会を開催し、当局関係者出席を求め慎重に審査いたしました結果、審査報告のとおり議案第133号は賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決しましたのでここに御報告申し上げます。  以上、まことに簡単ではございますけど、審査報告とさせていただきます。 ○議長林時彦君) 委員長報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    議長林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  これより、討論・採決を行います。  初めに、議案第133号「丹波災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について」の討論を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  お諮りいたします。  議案第133号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第133号「丹波災害弔慰金支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第156号「市有財産無償貸付について(旧遠阪小学校)」の討論を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第156号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。                (賛成者起立) ○議長林時彦君) 起立多数です。  したがって、議案第156号「市有財産無償貸付について(旧遠阪小学校)」は、委員長報告のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時40分                ───────────                 再開 午前11時11分 ○議長林時彦君) 再開いたします。  ただいま市長から、議案第157号「丹波特別職職員常勤職員給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例制定について」が提出されました。本件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第157号を追加日程第1として直ちに議題とすることに決定いたしました。  〜追加日程第1 議案第157号〜 ○議長林時彦君) 議案第157号「丹波特別職職員常勤職員給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例制定について」を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案説明を求めます。  市長。 ○市長谷口進一君) (登壇) 議案第157号「丹波特別職職員常勤職員給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例制定について」御説明を申し上げます。  まずは、このたび発覚しました水道部職員によります虚偽有印公文書作成及び同行使事案に関する一連の不祥事と平成30年度丹波一般会計歳入歳出決算不認定に係る不適正な事務処理、並びに議案の訂正や撤回が頻発していることに関しまして議員各位を初め、市民の皆様に御心配と御迷惑をおかけしましたこと、改めまして心から深くおわびを申し上げます。  これまで、たび重なる不祥事につきましては、9月の定例会におきまして、適正な事務処理事務執行コンプライアンスの徹底を求める決議これを頂戴したところであり、市民の皆様の信頼を回復するため、コンプライアンス基本方針に基づき、さらなる法令遵守の推進や組織風土の改善に取り組んでいる中での事案でありますので、その取り組みが形骸化していると言わざるを得ません。  まず、水道部不祥事につきましては、公営企業管理者を廃止して以降、私も責任者として定期的に足を運び、直接管理も行ってきた中での不祥事であるとともに、これまでも水道部において不祥事案件が発生していることを踏まえると、市長としての責任は非常に重いとこのように考えております。また、さきの第103回定例会空き家利活用地域活性化事業等の不適切な事務などによりまして、平成30年度丹波一般会計歳入歳出決算の不認定を受け、市政への信頼を大きく失う結果となりました。  今定例会におきまして、決算不認定に対する措置状況報告させていただいたことを機に、その責任についても明確にしなければならないとこのように考えています。さらに、今定例会では4件の議案の撤回と2件の議案の訂正をお願いしたところですが、こうした議案の撤回及び訂正はことしに入ってからでも計11件にも及びまして、これは議会を混乱させ、また議案のみならずのさまざまな資料等に対する信頼を損なってしまいました。  これらの事案につきまして、職場全体で危機意識を必ずしも共有できていなかったのではないか、このようにも考えており、行政の責任者として私自身責任を感じるとともに、非常事態であるという危機感をもって改善に取り組んでいかなければならないとの思いを強くしております。  平成27年3月27日、丹波不正事務処理に関する第三者委員会の分厚い最終報告書の最後に委員長大内ますみ氏の言葉として、以下のように記されております。「ひとたび不祥事を起こせば、それがなければもっと建設的なことに使える資源をいかに多く使うことになるか、本来注がれるはずの市民サービスの機会を損失していることに思いをはせるべきである。」今回もこの失われた信頼を取り戻すことは一朝一夕にはできませんが、職員一人一人が自覚をもって再発防止に取り組んでいきたい、このように思っております。このことは明日の仕事納め式の市長訓示の中でもしっかりと伝えていきたい、このように思っているところでございます。  今回提案します条例につきましては、先ほど申し上げました不祥事案及び不適切事務に関し、包括管理監督責任を果たすため、令和2年1月から3月までの3カ月分、市長と副市長の給料を10%相当減額するものでございます。減額の月数、率につきましては、過去の事例等を考慮した結果、厳しい内容としたものでございます。また、副市長につきましては、このたびの空き家利活用地域活性化事業補助金交付決定等事務におきまして、最終決裁権者として事業執行を承認したことを重く受けとめ、市長給料減額の月数、率を同じものとしたところでございます。市議会並びに市民の皆様に深く陳謝を申し上げ、今後も引き続き厳しく見守っていただきますようお願いを申し上げます。 ○議長林時彦君) 提案説明は終わりました。  これより質疑を行います。  議案第157号について、質疑はございませんか。  17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) それでは、お尋ねをしたいと思います。まず、市長は12月の議会運営委員会におきまして、今のような一連の不祥事責任をとるということで、来年1月分の市長給与20%、鬼頭副市長は10%の減額をする予定みたいなことを発言されましたよね。その後の記者会見でも同じような趣旨の発言をされております。今回提案内容は、ここに今提案されたように市長10%3カ月、副市長10%3カ月となってるんですけども、その当時議会運営委員会報告された内容から変わっているんですけど、それはどういうことでしょうか。 ○議長林時彦君) 市長。 ○市長谷口進一君) 確かあれは12月16日であったかとこのように思います。その議運に臨みます際に、やはり市長、副市長責任はという必ずそういう御質問が出るであろうと、このように私も思っておりましたので、その件につきましては数日前からじゃあどのようにその場合には自分で腹を決めようかということを自分なりに考えておりました。その結果を議運、そして当日は記者会見もございまして、ひょっとしてマスコミの方々からも聞かれるかな、案の定やっぱりその責任はという話がありました。そういうふうにお答えをしたことがそれが新聞記事にもなりました。  ただし、その後同日でありましたが、やはり撤回そして修正、訂正その議案の話が出ました。そのことも受けまして、やはり言ったらまだ舌の根も乾かないうちにという大変に私もそのことについては大いに恥じ入りました。その間でいろいろ考えた末、1カ月20%ではなくて、その期間につきましてもやっぱり3カ月間、ある意味ではこの反省の期間を長くとりたい、そしてパーセンテージは全体で言うと20%から10%の3カ月、そのようにさらに自分自身で厳しい処分をしようと、このように考えたところでございます。  自分自身給与減額をどうするかいうことにつきましては、まさに誰にも相談がすることのできない一身専属的なそういう判断とこういうふうに思っておりまして、私はいろんな事例も考慮に入れながらこれが一番妥当ではないか、このように思ったところでございます。 ○議長林時彦君) 17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) 確かに特別職処分は自ら決めるべきだというのは当然の話でありますが、市長はそのときに発言されたということは、それはそれで自分の判断でしょうけれど、しかし出てきたものはそれと違うという結論がね。その中に何があったのかとその間にいうことです。軽くなっていないのは確かなんですけれども、むしろ重たくなっていると、それがどういう自分の判断にされたのかと、重くなったいうのは。そのときの感じと今の現状、提案されとる中身についてなぜ変わったのかということを明確にお願いしたいのと、それからもう1点、副市長は今最後というか提案説明のときに最後のほうで、空き家利活用地域活性化事業補助金問題を挙げられました。副市長も当初は議運では10%1カ月でしたよね。今回提案は10%3カ月、つまり20%総額的にはふえているんです。これもそれは市長、当初から副市長空き家対策の担当でそれを決裁してきたというのはわかっておられたはずなんでしょうけれど、じゃあその議運で出された自分の言葉は、副市長にも何の相談もなしに自分思いだけで言われたんでしょうか。先それでお願いします。 ○議長林時彦君) 市長。 ○市長谷口進一君) どうして1カ月20%が3カ月の10%になったのかということにつきましては、やはり申し上げましたまさにその日に議案の撤回、そして訂正が出てきたということに加えまして、12月20日の日には水道部職員に対しまして6カ月の停職処分という大変に重い処分を私自身が申し渡しました。そのことに関しましては本当にやるせない思いでございました。はっきり申しまして、お金が動いたわけではありません。どうしてそういうことになったのか、本人の資質という意見もありましたし、私自身今現在もまだ十分に100%納得ができたわけではありません。周囲のいろんな人の評価を聞きましても、何で彼が、そんな人ではなかった、誰もがそういう評価をいたします。その中での処分ということになりまして、私の気持ちの中でも揺らぎといいますか、やっぱりもう少し重い処分自分自身に科そうとこのように思ったということでございます。  副市長処分につきましても、本来私の半分でいいとこういうふうに思っておりましたが、なぜそうならなかったかということにつきましては、私も副市長と相談をしたその結果でございます。 ○議長林時彦君) 17番、西本嘉宏議員。 ○17番(西本嘉宏君) 今の事情を聞きますと、20%から30%トータルですね、3カ月というのはそういう思いでされたというのはわかりました。  ただ、副市長が当初10%1カ月であったものがここのところにきて10%、同じように市長と3カ月とこうなりました。それは先ほど説明があったような事案だったことはわかりますが、副市長をそれだけ重く、重くというのはちょっと表現が、発表しとったときよりも重くなったということは、逆に言えば市長と同等というのは私ちょっとそこが解せないんですね。  例えば水道部先ほど議員総会でありましたけど、事業管理者は置かないけれども市長がその業務に当たるということで、これは最終決裁権市長にありますよね、水道部の。ところが副市長は、多分ないと思うんです水道部は。そういう点でいけば、その空き家利活用の決裁と水道部の分と見たら私は副市長処分されるのはそれでいいと思いますけど、むしろ市長のほうが副市長の重さからいうたらもう少し重いんではないかというのが私の思いなんですけど、そういうことは考えられなかったんでしょうか。 ○議長林時彦君) 市長。 ○市長谷口進一君) これはむしろ副市長からの申し出でもございました。本来私の半分でいいとこう思うわけでありますが、副市長自身もやはり自分の立場、その責任というものを感じてお互いに話をした結果として、むしろ副市長のほうをこう上げたということでございます。 ○議長林時彦君) 17番、西本嘉宏議員質疑は終わりました。  ほかに質疑はございますか。  12番、太田一誠議員。 ○12番(太田一誠君) 議案第157号「丹波特別職職員常勤職員給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例制定について」の質疑を行います。  1ページの提案の趣旨につきまして、水道部職員による虚偽有印公文書作成及び同行使事案に関する一連の不祥事、平成30年度丹波一般会計歳入歳出決算の不認定、議案訂正及び撤回の頻発等を踏まえて包括管理監督責任を果たすため、提案するというふうに書いてあります。趣旨がそのように述べられておりますが、先ほど市長がおっしゃったように議会としても過去にこういう訂正とか不祥事があったときに、議会のチェック機能いうか責任として地方自治法第100条を伝家の宝刀として出したわけです。その宝刀が出されてもなおかつ、その後こういうふうな形で市長処分されなければならないということについては、個人的にも悔しい思いがします。  この議案第157号が出るに当たって、この議案に関して何かそのこのテーマにされた理由いうんですかね、ほかにそのこの議案以外の出し方いうのはなかったんでしょうか。 ○議長林時彦君) 市長。 ○市長谷口進一君) この議案以外の出し方というのはなかなか難しゅうございます。私自身責任の取り方としては、やはり現時点では、このような形で給与の減額をするということだとこのように思っております。 ○議長林時彦君) 12番、太田一誠議員質疑は終わりました。  ほかに質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第157号は委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 異議なしと認めます。  これより討論・採決を行います。  議案第157号の討論を行います。  討論はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  採決は起立によって行います。  お諮りいたします。  議案第157号は、原案のとおり決することに賛成の議員は御起立願いいたします。                (賛成者起立) ○議長林時彦君) 起立多数です。  したがって、議案第157号「丹波特別職職員常勤職員給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例制定について」は、原案のとおり可決されました。  〜日程第2 総務文教常任委員会調査報告〜 ○議長林時彦君) 日程第2、「総務文教常任委員会調査報告」を議題といたします。
     本件について、総務文教常任委員会小橋委員長報告を求めます。  小橋委員長。 ○総務文教常任委員長小橋昭彦君) (登壇) 令和元年8月26日開催の議会運営委員会において協議された要望第15号及び令和元年10月16日開催の議会運営委員会において協議された要望第18号に関して、総務文教常任委員会の所管事務として調査しましたので、調査結果を報告いたします。  本調査は、報告書の一つ、調査事項二つ、調査の目的にも記載しておりますとおり、令和元年8月19日付で受理した要望第15号ガバナンス・コンプライアンスの遵守と協議について(要望書)及び令和元年10月7日付で受理した要望第18号山南中央公園案の協議録にかかる要望書において指摘のある、山南地域統合中学校の場所の決定にかかる市長部局と教育委員会との協議録が作成されていないことに関して、その実態を確認すべく令和元年11月11日に当局から聞き取りを行っております。  3、調査の経過では、聞き取りで確認した当局の考え方を記載しておりますので朗読いたします。文書の不存在について、丹波・一部事務組合情報公開審査会から厳しい指摘、ここに書いてあるところの記載の内容です、があったことは真摯に受けとめている。2つ目に今後、重要な案件の記録は残していくが、今回の文書の不存在については、違法性はないと判断している。3つ目に丹波法令遵守推進委員会委員長名で適正な文書作成についての職員への注意喚起を行ったということでありました。  4、調査の結果については、引き続き朗読をさせていただきます。  本件について調査の結果は以下のとおりである。  (1)繰り返される政策決定文書の不作成について。  本件については、要望書提出者からの請求に応じる中で、令和元年10月1日付で丹波・一部事務組合情報公開審査会から市長及び教育長宛の答申書が出されている。その中で審査会からの意見として、次のような厳しい指摘がなされている。「当審査会として、改めて本件請求のような事案に直面して、依然として政策形成の過程を明らかにする文書が作成されないでいることは極めて嘆かわしい事態であると考える。に対して、市民に対する説明責任・アカウンタビリティの一層の確保と文書管理制度等の体制の整備のための取り組みを強く要請するところである。」  ここで「改めて」というのは、平成25年9月20日付の丹波クリーンセンター整備・運営事業に係る同審査会からの答申書を踏まえてのもので、その中でも同様の指摘の後、「今後こうしたことが起こらないような措置を講ずる必要があるものと考える。」と結ばれております。政策形成過程を公文書に残す重要性は、議会でも繰り返し指摘してきたところであります。にもかかわらず、こうして再び繰り返されたことについての市長及び教育長の責任は極めて重い。  (2)コンプライアンスと説明責任についてでございます。  政策形成過程の透明化に向けて基盤となるのは、職員コンプライアンス意識である。丹波自治基本条例第34条には「説明責任」として次のようにうたわれている。「市長は、市民に対し、市政に関する政策及び計画の立案、実施、評価及び見直しについて各段階における意思決定過程の情報及び結果の事実をわかりやすく説明しなければなりません。」一方、平成28年9月に策定された丹波の「コンプライアンス基本方針」では、説明責任に関する記述が全くありません。  委員会において事例研究を行った中では、大阪府河内長野や三重県亀山、宮城県美里町などのコンプライアンス推進指針、あるいはハンドブック、ガイドラインなどで市民への説明責任が柱の一つに取り上げられるなどしており、公文書の適正な作成と管理の重要性について触れられています。  公文書の作成は、市民への説明責任を果たすためのものであり、情報公開と一体となったものであります。丹波においても、早急にコンプライアンス基本方針の見直しを行い、組織のあり方を検討するとともに公文書の作成と管理について、職員の理解と浸透を十分に図られたい。  (3)議会における議論充実のための政策形成過程の透明化について。  丹波市議会基本条例第12条に政策の形成過程の説明として、次のようにあります。「議会は、重要な政策について、論点を明確にし、政策水準の向上と市民への公開のため、市長に対し、次に掲げる事項の説明を求めるものとする。」以下、あげられている事項は(1)政策の発生源、(2)提案に至るまでの経緯など、8項目であります。議会における議論を充実し、住民の福祉向上に資するためには、公文書による確かな根拠をもとに調査を行い、議論することが重要であります。当局に対しては、政策形成過程の透明化を強く求めるものである。  以上、総務文教常任委員会の調査報告とさせていただきます。 ○議長林時彦君) 委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。  14番、藤原悟議員。 ○14番(藤原悟君) 委員会のほうで大変よく調査されまして、詳しく書かれております。1点だけです。4番に調査の結果ということで作成されております。具体的には当局への要望なり、と書いてあるんですけども、これは当局がどのような格好で伝えるというか申し出とかされる予定ないんでしょうか。 ○議長林時彦君) 小橋委員長。 ○総務文教常任委員長小橋昭彦君) この場をかりての調査報告ということで考えております。 ○議長林時彦君) 14番、藤原悟議員。 ○14番(藤原悟君) 特段その委員会から議長へ提出して申し出とかそういうのは考えていないということですね。 ○議長林時彦君) 小橋委員長。 ○総務文教常任委員長小橋昭彦君) 現在は考えておりません。 ○議長林時彦君) ほかに質疑はございますか。  16番、西脇秀隆議員。 ○16番(西脇秀隆君) 大変よく研究されて敬意を表したいと思います。ただ1つだけ、先ほど小橋委員長が3ページ目ですかいね、情報公開と一体となったものであると、これ一対という字が書いてあるんですけども、これはどうかなと思うんですけどそこらどうでしょう。 ○議長林時彦君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午前11時40分                ───────────                 再開 午前11時40分 ○議長林時彦君) 再開いたします。  小橋委員長。 ○総務文教常任委員長小橋昭彦君) 申しわけございません。もし一体と申し上げていたら一対の言い間違いでございます。訂正いたします。 ○議長林時彦君) ほかに質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  〜日程第3 民生産建常任委員会行政視察報告〜 ○議長林時彦君) 日程第3、「民生産建常任委員会行政視察報告」を議題といたします。  本件について、民生産建常任委員会から委員会行政視察報告書が提出されております。  民生産建常任委員会太田一誠委員長報告を求めます。  太田一誠委員長。 ○民生産建常任委員長太田一誠君) (登壇) それでは、民生産建常任委員会から委員会行政視察報告を行います。  民生産建常任委員会では、去る10月9日から10月10日にかけて3行政視察を行いまして、大阪府大東において地域包括センターの取り組みについて、それから奈良県の生駒においては都市公園と障がい者福祉について、また三重県大台町においてはオフセット・クレジット(J−VER)事業の視察を行いました。概要につきましては、委員会行政視察報告書のとおりでございますが、要点を口頭で報告させていただき、まとめにつきましては朗読をもって報告にかえさせていただきたいと思います。  まず、大阪府大東の地域包括センターの取り組みについてです。1ページの(ア)をごらんください。  大阪府大東では、介護予防等日常生活総合支援を主とした総合事業に取り組んでおられており、ヘルパー業務を緩和する措置として住民が新たな介護の担い手として参加できる仕組みを考案しています。具体には、2ページのローマ字スモールaとスモールbに記載しておりますとおり、地域資源の洗い出しを行い、生活サポート事業(時間貯金)といった新たな取り組みで住民の介護に対する意識を高め、介護不足を補っております。  次に、2ページの(イ)をごらんください。介護サービスの提供者と利用者の意識改革について記載しております。  大東では、介護を必要とする高齢者が再びもとの生活に戻れるようトレーニングのサポートを行うことで、介護給付費の大幅な削減に成功しております。より重度の利用者に予算を割くことで、大きな成果を上げています。  それでは、以上のことも踏まえて、まとめを朗読いたします。  大東は、地域資源を存分に活用した総合事業を行っており、平成30年度には3億5,000万円以上の介護給付費の削減を実現させました。高齢化が進む中、介護人材のマンパワー不足と財源確保に向けた先進的な取り組みは、当市も参考にできるのではないかと考え、次の2点をあげます。  一つは、地域資源の洗い出しと生活サポート事業についてであります。当市は、大東と異なり農業が主産業であることから、農業従事者を介護サービスの新たな担い手と期待することは難しい。しかし、文化・芸術・スポーツ等で活躍する元気な中高年は大勢おり、この年齢層に目を向けて、大東のような生活サポート事業(時間貯金)を展開することはできないだろうか。同事業については、前述した通りだが、自身が将来、介護サービスを受ける立場になったときの担保として時間貯金を行い、自身が優先してサービスを受けられるのであればニーズは多いと考えられるため、当市でも取り組めないか検討すべきである。  二つは、地域包括支援事業における介護専門職と地域住民の意識改革による介護給付費の削減である。大東では、介護サービスの利用者がヘルパーに任せっきりにするのではなく、自分でできることは自分で行い、自らが努力しリハビリを推進していく仕掛けや虚弱高齢者をふやさない取り組みとして、住民主体の仕組みづくりが展開されていた。当市では、元気な高齢者づくりの取り組みとして大東と同様に「いきいき百歳体操」を早くから取り組んでおり、元気な高齢者の基盤づくりに成果をあげている。これからは、介護サービス利用者が日常生活に戻れるようサポートを行い、削減された介護給付費を財源として、より重度の利用者に予算を使うことができるよう検討すべきである。  次に、奈良県生駒の都市公園と障がい者福祉について説明をいたします。4ページのイをごらんください。  生駒では、・企業・社会福祉法人が連携し、都市公園内で障がい者の就労支援に取り組んでいます。平成29年の都市公園法の改正により、社会福祉法人が都市公園を独占できることが可能になったことにより、障がい者の雇用の場として商品加工や産品の製作・販売が可能となり、継続した作業ができるようになりました。障がい者の就労支援や山麓公園の活性化にもつながっています。  要点を報告いたしました。それでは、概要につきまして、まとめの部分をまた朗読いたします。  生駒は、官と民が一体となって障がい者の就労支援に取り組んでおり、平成30年9月には生駒山麓公園(都市公園)内で企業・社会福祉法人・行政が協力し合い、障がい者の社会福祉施設の事業を展開した。当市の施設でもその取り組みが参考になるため、以下の二点をあげます。  一つは、関係機関との調整であります。生駒は、平成29年都市公園法の改正に合わせて国・県との協議、指定管理に係る協定変更や障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の整理、建築基準法、都市公園法の見直し等を十分なスケジュール管理を行いながら事業の開始に至っております。民間だけでは取り組むことの難しい部分を行政が支援する体制が構築されていることは当市においても参考になります。  二つは、官と民が一体となり就労支援を積極的に取り組んでいることであります。季節によって集客に偏りのある施設において、経営面での安定は難しく、そのため障がい者の経済的な自立支援が難しいことが課題でありました。しかし、公園の占有が可能となり、食品加工や産品の製作・販売が可能となったことが、閑散期における安定的・継続的な作業を生み出し、障がい者の安定した自立支援につながっています。当市でも指定管理施設も含め、就労支援を検討すべきであります。  最後に、三重県大台町のオフセット・クレジット(J−VER)事業についてでございます。大台町では、平成23年からクレジット認証を受けており、とても早い段階から取り組んでいます。5ページの(イ)に記載しております森のエコステーションについては、住民が古紙等の再生利用可能資源を当施設に持ち込むとお買い物のポイントに還元され、車の持ち込みに要したCO2と町有林が吸収するCO2を自動的に相殺できる仕組みでございます。たまったポイントは、町内の提携店の商品券と交換でき、CO2削減に向け住民の意識高揚にもつながっております。  それでは、まとめ部分を朗読いたします。  大台町は、町土の約90%以上を森林が占めており、カーボン・オフセット事業にいち早く着目し、多くの先進的な取り組みを実現しています。森づくりにも尽力されており、当市でも参考となる点を次にあげます。  一つは、森のエコステーションの取り組みである。カーボン・オフセットは、企業等が削減困難となったCO2の排出量をクレジット購入で穴埋めするものが一般的でありますが、大台町では住民参加型の取り組みをJ−VER購入企業とともに実施し、住民のCO2排出削減に対する意識の高揚に繋げています。ただし、早期に着手した大台町と比べて、当市がカーボン・オフセット事業に今から一から取り組むには、相当の労力と森林整備に長けた人材が必要となるため、森のエコステーションの様な住民参加型の事業に注力すべきであると考えます。  二つには、森づくりに必要な技術の促進についてであります。大台町では、前述したとおり将来の森づくりに必要な技術の促進に大台町苗木生産協議会と一体的に進めている。当市では平成24年に丹波市森づくりビジョンを策定しており、森づくり協議会や林業普及推進員とともに森林整備に努めているが、今後は森林環境譲与税を活用し、自然配植技術、パッチディフェンス、地域性苗木の生産のような技術の促進に向けた取り組みを検討すべきであります。  以上、民生産建常任委員の行政視察の報告とさせていただきます。 ○議長林時彦君) 委員長報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終わります。  以上で、民生産建常任委員会行政視察報告を終わります。  〜日程第4 議員派遣の件〜 ○議長林時彦君) 日程第4、「議員派遣の件」を議題といたします。  本件は、議員の派遣について、丹波市議会会議規則第165条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。派遣の内容につきましては、令和2年1月21日に開催される阪神市議会議長定例会及び2月14日に開催される第261回兵庫県市議会議長会総会に副議長を派遣するものです。  本件は、質疑討論を省略し、直ちに採決を行います。  お諮りいたします。  「議員派遣の件」は、原案のとおり副議長を派遣することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、「議員派遣の件」は、原案のとおり可決されました。  〜日程第5 閉会中の継続審査について〜 ○議長林時彦君) 日程第5、「閉会中の継続審査について」を議題といたします。  各常任委員会議会運営委員会委員長から、各委員会において審査、調査中の事件において、一覧表のとおり丹波市議会会議規則第110条の規定による閉会中の継続審査申し出があります。  お諮りいたします。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長林時彦君) 異議なしと認めます。  したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。  第105回丹波市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
     本定例会は、去る12月2日に開会いたしまして以来、2日間の会期の延長を含めまして本日までの25日間にわたり提案されました令和元年丹波一般会計補正予算及び各特別会計補正予算を初め、条例制定並びに条例改正議案など、多数の重要案件について終始極めて熱心に御審議いただき、本日ここに閉会の運びとなりましたことは、議員各位の御協力のたまものと心より感謝を申し上げます。  さて本定例会でも、議案の撤回4件、訂正2件という事態に陥りました。先ほど市長からの反省の弁をいただきましたが、当局におかれましては、撤回、訂正また追加議案など、制度上は認められている手続とはいいましても、慢性化している現状を重く受けとめ、9月定例会最終日に議会から提出した適正な事務執行コンプライアンスの徹底を求める決議に基づき、職員力の向上に向けた改善策、対応策の検討を早急にお願いするところであります。  なお、審査、審議に際しまして、議員から提出されました意見、提言等はもとより、各委員会報告書の指摘、改善意見などにつきまして、十分に御検討いただき格段の御配慮をいただきますようお願い申し上げます。  本年も残すところあとわずかとなり、日ごとに寒さも厳しくなってまいりますが、議員並びに市長を初め、当局の皆様におかれましては御自愛いただき、すこやかに新年を迎えられるよう心からお祈りを申し上げ、閉会に当たっての御挨拶といたします。  ここで市長から御挨拶をいただきます。  市長。 ○市長谷口進一君) (登壇) 第105回丹波市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。  まず、議員各位におかれましては、12月2日から本日までの本定例会におきまして、令和元年丹波一般会計補正予算案、各特別会計補正予算案や条例制定案を初め、数多くの重要案件につきまして慎重かつ熱心に御審議を賜り、御承認賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。  また、本定例会では、9月定例会で不認定となりました平成30年度丹波一般会計決算につきまして、事務の適正執行に向けたその後の措置について御報告を申し上げたところでございますが、加えてたび重なる議案内容の修正や議案の取り下げ等、今回の事務処理の反省を踏まえ、改めまして市役所をあげて適正な事務執行に努めていきたい決意を新たにしているところでございます。  今議会の開会中は、議会運営委員会におきまして市長職員への向き合い方、これに関しまして異例の意見交換会が当局幹部職員を交えて開催をされました。これだけ多くの事務ミス、さらには不祥事の発生に市長として何を感じ、今後どう対処していくのか等との大きな課題が私に投げかけられたとこのように理解をしております。そのことを受けまして、私なりに幹部職員から忌憚のない意見聴取、そしてレポートの提出、さらには職場訪問、そういったことを通じました課題の把握に今後とも努めてまいりたいと考えているところでございます。  また、不適切な事務議案の取り下げ、訂正など市議会を初め、市民の皆様の信頼を大きく失ったことの責任として、私と副市長給与を減額させていただいたところでございますが、ただしこれをもって責任を果たしたとは全く考えてはおりません。今後、市民の皆様からの信頼を回復していくため、また市政発展に向けより一層努力してまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、引き続き御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げます。  また、加えまして市議会におかれましては、旧遠阪小学校活用の件、最後まで大変熱心、慎重な議論の上、御可決いただきました。心より感謝を申し上げます。御指摘にありましたとおり、課題は多くあります。その中で本件が丹波のみならず、全国で廃校活用に悩む自治体にとって起死回生のモデルケースとして事業が成功しますよう、としても可能な限りバックアップをしてまいりたい、このように考えております。  最後になりましたが、今後ますます寒さ厳しい時期となります。議員各位におかれましては、体調管理にはくれぐれも御留意をいただきまして、さらなる御活躍を御祈念申し上げます。  まことに簡単ではございますが、本定例会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長林時彦君) これで本日の会議を閉じます。  令和元年第105回丹波市議会定例会を閉会といたします。  大変御苦労さまでございました。               閉会 午後12時01分...