丹波市議会 2019-09-30
令和元年第103回定例会(第6日 9月30日)
令和元年第103回定例会(第6日 9月30日)
第103回
丹波市議会定例会会議録
会期第6日 令和元年9月30日 午前9時30分開議
1.議事日程
(1)定刻電鈴
(2)議員着席
(3)開議宣言
(4)諸般の報告
(5)行政報告
日程第 1 「議案第89号丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する
条例の一部を改正する条例の制定について」撤回の件
日程第 2 承認第7号 議案第95号丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例
の制定についての原案訂正について
日程第 3 認定第1号 平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めるこ
とについて
認定第2号 平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出
決算の認定を求めることについて
認定第3号 平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定歳入歳出
決算の認定を求めることについて
金 子 ちあき
産業経済部長 西 山 茂 己
産業経済部農林担当部長
余 田 覚
建設部長 近 藤 利 明 水道部長 井 上 博 生
教育部長 藤 原 泰 志 消防長 小 森 康 雅
会計管理者 谷 川 富 寿
7.会議の経過
開議 午前9時30分
○議長(林時彦君) おはようございます。
これより、第103回
丹波市議会定例会6日目の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付しておりますとおりです。
この際、諸般の報告をいたします。
議会を代表しての会議、行事への議長の出席状況並びに
常任委員会、
議会運営委員会及び
特別委員会の活動状況並びに先日までの間に資料請求された内容は、一覧表に記載しているとおりです。
次に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく、損害賠償の額の専決処分の報告が提出されております。それぞれ
文書共有システムに登録しておりますので、ごらんおきください。
以上で、諸般の報告を終わります。
ここで市長より行政報告の申し出がありますので、これを許可いたします。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) おはようございます。ただいまから行政報告を申し上げます。
諸般につきましては、別紙資料として一覧表でお手元にお配りいたしておりますとおりでございます。お目通しをいただきまして御了承賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
さて、9月13日には、国道429
号榎峠トンネルの早期着工を要請するため、
改修促進協議会の役員とともに
井戸敏三兵庫県知事を訪問いたしました。極めて前向きのお言葉をいただき、関係者一同安堵いたしました。
9月15日には、神戸市にあるラジオ関西の生番組に出演し、氷上町石生の水分かれや
NHK大河ドラマ関連など、丹波市の観光資源についてPRを行いました。
9月16日には、今年度の
長寿祝い金支給事業対象者を訪問させていただき、100歳のお言葉を述べさせていただきました。
9月28日には、
春日文化ホールで開催されましたフォーラム「明智光秀の
丹波攻め黒井城を語る」に出席をしまして、御挨拶を申し上げました。来年放送が始まる
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に期待が膨らむ中、多くの方々が聴講をされました。
昨日、9月29日には、朝来市の道の駅但馬のまほろばで開催されました「ロードサイドステーションフェスタ10」に出席をしまして、御挨拶の中で丹波市のPRを行いますとともに、但馬地域との連携を深めました。但馬には道の駅12カ所あります。一方で、丹波市は2カ所、丹波おばあちゃんの里とあおがき、丹波篠山市にはありません。この中で、
NHK大河ドラマの舞台となる丹波おばあちゃんの里、これの存在をアピールしたところでございます。
最後に、火災報告を申し上げます。
9月2日以降、3件の火災が発生しております。建物火災が市島地域で1件、車両火災が氷上地域と春日地域でそれぞれ1件という状況でございます。
なお、いずれの火災におきましても負傷者等はございませんでした。
以上で、行政報告を終わります。
○議長(林時彦君) 以上で行政報告は終わりました。
〜日程第1 議案第89号撤回の件〜
○議長(林時彦君) 日程第1、「「議案第89号丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」撤回の件」を議題といたします。
市長から撤回理由の説明を求めます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第89号の撤回につきまして御説明を申し上げます。
本定例会に「議案第89号丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、これを提案させていただいたところでございますが、事務ミスが多発している状況におきまして、常勤特別職の給料額を増額することには市民の理解を得られないことから、適正な事務執行に向けた改善が確認できるまで、提案を延期するために撤回をさせていただきたくお願いをするものでございます。
本定例会におきましては、議案書の訂正などの事務ミスを発生させ、議案審議に大変御迷惑をおかけしましたことを心からおわびを申し上げまして、議案撤回の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(林時彦君) 提案説明が終わりました。
質疑を行います。
質疑はございませんか。
13番、
太田喜一郎議員。
○13番(太田喜一郎君) ちょっと質問させていただきます。
初めに、今も行政報告がありました。いつも行政報告を聞くたびに市長は土曜日、日曜日もなしに丹波市のために頑張っておられる、これはもう常に私は敬意を表しておるところでございます。そういった中で、今回のこの撤回の承認でございますけども、議会の運営基準では討論は用いないということになっておりますんで、それも理解した上で少し意見をさせていただきたいと思います。
初めに、この議案第89号は、丹波市特別職の職員の常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、これが9月定例会に提案されたんですけども、これに至った経緯、
皆さん御存じやと思いますけども、丹波市議会のほうで平成17年の合併当時から丹波市の
特別職報酬等審議会が開催されていない、13年間一度も開催されていない、そういったことを踏まえて議会のほうで
会派代表者会議を重ねて協議をさせていただきました。その中で、丹波市議会の総意として丹波市
特別職報酬等審議会の開催を平成29年12月やったと思うんですけども、正副議長としてその当時の私と前川議員とが代表して市長に審議会の開催を申し入れをさせていただいたところであります。
これを受けて市長は、この報酬・給料の改定について幅広く意見をいただくということで、丹波市
特別職報酬等審議会を設置をされました。ありがたく思っとるんです。平成30年12月11日には第1回目の審議会が開催されました。市長から柳川会長に諮問書が交付されました。4回の審議会が開催されて、平成31年3月28日に
柳川審議会会長から谷口市長に答申がされたというふうになっております。私は柳川会長を初め、審議会の皆さんには心より敬意を表しておるところでございます。
そこでちょっとお伺いをしたいと思います。1つ目は、市長はこの答申を受けられて熟慮に熟慮を重ねて今回の提案に至ったものやと私はそういうふうに推察をいたしております。議会でも、9月2日の本会議で提案を受け、9月11日の本会議の質疑の後で
総務文教常任委員会に付託されました。
総務文教常任委員会においても慎重に審議されまして、賛成多数で可決され、本日委員長報告も予定をされているところやったと思うんですけども、市長が
常任委員会のこの審議の重みをどのように考えておられたか、一つお聞きをしたい。
2つ目は、議案第89号は、丹波市としての市長、副市長、教育長の給与の改定の条例を定めるものやと私はそう理解しておるんです。谷口市長個人の給与を定めるもんではないと、私はそう思とるんですけども、この点はいかがかお聞きしたと思います。
それから3つ目にですね、撤回理由にある市民の理解が得られないのであれば、やっぱり議案第89号の議決結果を踏まえて、市長自らが今後の対応を考えるべきであると私は思うんですけども、その点はどう考えられておるかお聞きします。
4つ目にですね、適正な事務執行に向けた改善が確認できる時期に提案するというのをおっしゃられておりますけども、私は今回提案しなければ提案できる時期を逸してしまうんじゃないかなと、このように思ったりするんですけども、この辺もお聞きをしたいと思います。
それから、今回お世話になった審議会の答申を最優先に尊重すべきであると思うんですけども、その辺はどのようにお考えになっとるか。ちょっと5点ほど聞きたいと思います。
○議長(林時彦君) 副市長。
○副市長(鬼頭哲也君) 今何点か御質問をいただきました。私のほうからお答えをさせていただきます。
まず、大前提として特別職の報酬でございますけれども、これを改正するに当たっては、2つの前提が要るのかなと思っております。
1つは、やはり客観的に改正する状況になってるかどうか。それは他の自治体の同じような職と比べてどうなのか、あるいはこの間の物価等、社会情勢がどれぐらい変わってきてるか、あるいは職員の給与がどういうふうに変化してきてそれとの兼ね合いがどうなのかというような客観的なデータ状況が改正すべきところにあるのかどうかというのが1つと、もう1つは、そういった客観的な状況が今度は市民に受け入れられる、理解される状況にあるかどうか。幾ら他の自治体と比べて低くっても市民の理解が得られないようであれば、なかなかそれは難しい。そういう2つの条件があって初めて改正できるものではないかというふうに思っておるところでございます。
そういう中で、今
太田喜一郎議員おっしゃったように審議会にも答申をしていただいて、その両方が今のとこ改正できるのではないのだろうかということで判断をして審議会の答申の重みを十分に尊重して、今回御提案をさせていただいたということでございます。
そういう意味で提案をさせていただきまして、
総務文教常任委員会でもいろいろ御議論もいただいて賛成をいただいたとこでございます。その段階では、既にいろいろ事務ミスは出てきていたわけでございますけれども、それでもまだ、市民の理解はまだその時点では得られるのではないかなというふうに思ってたとこでございます。
ただその後、予算決算
常任委員会を審議していただく中で、例えばいろいろ御指摘、御意見いただきました。特に補助金関連でいろんな部分の補助金関連で、やはり単なる事務ミスでは済ませないような部分というようなものがいろいろ御指摘をいただき、そういったことを考えると
総務文教常任委員会以降の状況変化として確かに
総務文教常任委員会で御可決いただいた重みは非常に重いんですけれども、その後の状況変化を考えたときに、やはり市民の御理解がいただけないんではないかということでございます。
それから、今の職にある特別職の役職に対する報酬ではなくて、その個人的な報酬ではなくて、その役職にある職に対する報酬という意味であるんでという御意見いただきました。まさにそれはそういうふうに思っております。ただ、先ほども申しましたように、幾らそうではあっても最終的に市民の理解が得られないようであればどうしようもないということで考えております。
それから、今回いろいろ御指摘、事務ミスも含めてその後の補助金のいろいろ御指摘いただいてます。それに対する責任みたいなものは十分当然重く受けとめて、今引き続き調査をしておりますので、そういった部分が明らかになる中でどういう対応をすべきかというのは別に当然考えていく必要があるというふうに思っております。
それから、今後さらになかなか提案できないのではないかということでございますけれども、当然今のようないろいろ事務ミスが出てきた、あるいは補助金について不適正な事務がいろいろあった、これはこのままにしておくわけにはいきませんので、きっちりと改善してこういうことがないような体制をとって、市民からの信頼を得る行政をしていかないといけない。ですから、そういう時期がなかなか来ないのではないかではなくて、必ずそういうふうにして客観的に上げてもいいというデータに対して市民の御理解がいただける状況にしていく必要があるというふうに思っておりますので、必ずそういうような状況をつくってまいりたいということでございます。
○議長(林時彦君) 最後、審議会に対してどういう。
市長。
○市長(谷口進一君) 先ほどの
太田喜一郎議員に対します答弁でございますが、私常々やはり私の立場の者は裸の王様になっては絶対にいけない、これは私自身、戒めとして心に刻み、また職員にもそのことは言っているところでございます。そういうことで私なりに肌感覚で市民の方々の思いというものを鋭敏に嗅ぎとる必要がある、このように思うわけでございます。
その中で、今回一連の流れといたしまして、代表監査委員から大変に厳しいお言葉をいただき、それ以降さまざまな点で事務のチェックミスだけではなくて補助金の交付手続の中ででもやはり問題があった。いろんなことがこう明らかになってまいります中で、確かに全県的に見ましても丹波市の特別職の給与は低いかもわかりませんが、今の段階で市民の方々にこれを理解していただくというのは、はっきり申しまして難しい、こういうふうに思っております。
そういう意味では今回のことを教訓にしまして、いわゆる雨降って地固まるという言葉がありますが、より一層我々自身が襟を正して職員が一丸となって市政にこう邁進するという心構えを示す意味でも、今回のこの第89号議案につきましては撤回をさせていただき、ただしですね、私柳川会長にもお話をさせていただきました。柳川会長は、いやいやこれは客観的に見て正しいと思うから答申をしたのであって、これは貫いてほしい、こう言われました。言われましたが、先ほど申し上げましたような私の思いを柳川会長にはお伝えをして、わかったそれやったらしかるべき時期まで、この答申は無効なんではなくてこの答申が生きているという前提で、できるだけ早急にそういう対策を講じてその時期が来たら実現をしてほしい、このように言っていただきました。
そういう意味では、今回多くの委員に報酬等審議会でお世話になりましてお手数もかけたわけでございますから、きちんと全員の方々にはわかっていただくような御説明はしてまいりたいと、こう思っております。
○議長(林時彦君) 13番、
太田喜一郎議員。
○13番(太田喜一郎君) 私が質問したことにるる答えてはいただいておるんですけども、余りやりとりしてもしゃないんで、何も報酬等審議会の会長も言われたとおり、やっぱりそれは尊重するべきやと私は思うとるんです。私は今回の決算でも、そりゃ厳しいことも申し上げましたけども、それはやっぱり市政を正していくべきことであって、それはそれでそれぞれの課題に対して私はやられたらええこっちゃと、このように思とります。市長、裸の王様にならんように、そのとおりで私も裸の王様に私はしようしようとは思うとりませんので、ただし今回はやっぱりこの撤回をされたいうことは、やっぱり私は今回なじまへんだんやないかなと、これだけ申し上げておいて質疑を終わりたい、このように思います。
○議長(林時彦君)
太田喜一郎議員の質疑は終わりました。
ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております「「議案第89号丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」撤回の件」は、委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
議案第89号の撤回は、承認することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立少数です。
したがって、「「議案第89号丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」撤回の件」は、承認しないことに決しました。
〜日程第2 承認第7号〜
○議長(林時彦君) 日程第2、承認第7号「議案第95号丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての原案訂正について」を議題といたします。
議案の朗読を省略し、提案説明を求めます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま議題となりました承認第7号「議案第95号丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての原案訂正について」その提案理由を御説明申し上げます。
9月2日に提案をいたしました「議案第95号丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」でございますが、附則別表第5を追加する改正につきまして、法制上の誤りがありましたので訂正をするものでございます。
また、条例の施行日につきまして、令和元年10月1日としておりましたが、附則別表第5の料金表を適用する特例措置の規定につきましては、議案第94号との整合を図りますため公布の日から施行し、水道法の改正に伴う規定につきましては、令和元年10月1日から施行するよう訂正するものでございます。
今回の原案訂正につきましては、大変御迷惑をおかけいたしまして申しわけございませんでした。どうかよろしく御審議をいただきまして御承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長(林時彦君) 提案理由の説明は終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております承認第7号は委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
それでは、承認第7号「議案第95号丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての原案訂正について」討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
承認第7号は、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、承認第7号「議案第95号丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての原案訂正について」は、原案のとおり承認することに決しました。
ここで暫時休憩いたします。
休憩 午前9時52分
───────────
再開 午前10時00分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
〜日程第3 認定第1号〜認定第13号、同意第6号〜同意第9号、議案第85号〜議案第88号、議案第90号〜議案第94号、議案第96号〜議案第112号〜
○議長(林時彦君) 日程第3、認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」から認定第13号「平成30年度丹波市
下水道事業会計決算の認定を求めることについて」まで、同意第6号「丹波市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」から同意第9号「
人権擁護委員の候補者の推薦について」まで、議案第85号「丹波市市民憲章の制定について」から議案第88号「丹波市市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」まで、議案第90号「丹波市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」から議案第94号「丹波市下水道条例及び丹波市
コミュニティ・プラント及び
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について」まで及び議案第96号「丹波市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び丹波市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の事業者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から議案第112号「
黒井小学校西校舎大
規模改造工事請負変更契約の締結について」までの43案件を一括議題といたします。
本件は、審査を付託しておりました各
常任委員会から審査報告書がそれぞれ提出されております。
最初に、予算決算
常任委員会、垣内委員長の報告を求めます。
垣内委員長。
○予算決算常任委員長(垣内廣明君) (登壇) ただいま議題となっております認定第1号から認定第13号までの各決算及び議案第97号から議案第109号までの各補正予算につきまして、9月11日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました予算決算
常任委員会から審査報告を申し上げます。
各決算につきましては、去る9月20日、24日、25日、26日の4日間、各補正予算につきましては、9月18日に予算決算
常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め慎重に審査をいたしました結果、審査報告書のとおり付託された認定第1号については賛成少数で不認定とすべきもの、認定第3号、認定第5号及び認定第7号から認定第13号までについては賛成全員により、認定第2号、認定第4号及び認定第6号については賛成多数により、それぞれ認定すべきもの。また、議案第97号から議案第109号までについては賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決定したのでここに御報告申し上げます。
審査で出されました主な意見は、報告書に記載のとおりでありますが、認定第1号平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算において、シティプロモーション推進事業では、市と補助事業者との不適切な関係や成果物の内容確認が不十分な点、地域おこし協力隊の活動についてと新エネルギー普及事業補助金については、事業の改善について指摘しております。特に、空き家利活用地域活性化事業補助金については、市補助金の不正受給に係る調査
特別委員会の調査報告を受け、市が実施するとした対応策は依然として行われていなかったことや、補助金交付対象要件の確認が不十分であった事案があり、委員会でも厳しく追及したところです。
当局におかれましては、本委員会での意見について真摯に受けとめていただき、不認定を踏まえ必要と認める措置を講じるとともに、令和2年度予算編成につきましては意見を反映いただくことを申し述べ、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、
総務文教常任委員会、小橋委員長の報告を求めます。
小橋委員長。
○総務文教常任委員長(小橋昭彦君) (登壇) ただいま議題となっております同意第6号から同意第9号まで、議案第85号から議案第88号まで、議案第96号及び議案第112号につきまして、9月11日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました
総務文教常任委員会から審査報告を申し上げます。
本議案につきましては、去る9月13日に
総務文教常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり付託された同意第6号から同意第9号までについては賛成全員により同意すべきもの、また、議案第85号、議案第86号、議案第96号及び議案第112号については賛成全員により、議案第87号及び議案第88号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ここに御報告申し上げます。
なお、議案第87号については、詳細を規則委任することとなっており、規則ができ次第、速やかに本委員会に報告するように求めます。
以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
次に、民生産建
常任委員会、太田一誠委員長の報告を求めます。
太田一誠委員長。
○民生産建常任委員長(太田一誠君) (登壇) ただいま議題となっております議案第90号から議案第94号まで、議案第110号及び議案第111号につきまして、9月11日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました民生産建
常任委員会から審査報告を申し上げます。
本議案につきましては、去る9月17日に民生産建
常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め慎重に審査しました結果、審査報告のとおり議案第90号から議案第94号まで、議案第110号及び議案第111号は賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決しましたので、ここに報告申し上げます。
以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
これより、議案ごとに討論・採決を行います。
最初に、認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
まず、原案に賛成の議員の発言を許可いたします。
通告はございません。討論はございませんか。
12番、太田一誠議員。
○12番(太田一誠君) (登壇) それでは、議長の許可を得ましたので、ただいまより認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」に関する議案に賛成の立場で討論をいたします。
市長は、平成30年度丹波市施政方針において新たなまちづくりへの鼓動、輝く未来都市への挑戦とされ、前市長から引き継がれた課題は生涯忘れることはないと言葉がありました。今回の決算は前市長から引き継がれた課題である、人と人の心の合併の最終章であり、2019年をターゲットイヤーとされました。その戦略、努力は人づくりであることが主要政策の成果からもよく受けとめられました。
具体には、自治組織や市民活動団体等が主体となる市民参加型のシティプロモーション活動を盛り上げ、第2次丹波市総合計画や丹(まごころ)の里総合戦略の着実な推進と第3次丹波市行政改革プランに掲げる取り組みの進捗管理を行い、市民から信頼される市政の確立を目指そうとされる姿が決算の内容から冷静に受けとめることができております。
ただ、審査に当たり予算決算
常任委員会が地方自治法第98条第1項の規定により、事務の検査を行い、細かな事務のミスや補助金の取り扱いについて質疑を交わした経過はありますが、審査におきまして内容は予算決算常任委員長の報告のとおりです。厳しく審査された一方で、間もなく合併特例債が終了し一本算定となる時期が迎えられ、財務評価としましては、近隣の類似団体から見ても実質公債費比率や起債償還などは利子も含め適正であり、政策的執行としては効率的、効果的な予算執行と健全な財政運営の維持が本決算から認められております。
来年はオリンピックイヤーでもあり、観光を中心とした交流人口や関係人口が人と人をつなぎ合わせる絶好の機会です。丹波市は自然が豊かであり、ハードな施設ではなく人の心で人垣をつくるおもてなしの文化、伝統の継承を思い起こさせる仕掛け政策を来年度、起承転結の年となるよう期待し、賛成討論といたします。
よって、認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」に関する議案に皆様の賛同を賜りますことを願い、賛成討論といたします。
○議長(林時彦君) 次に、反対討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。
まず17番、西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) (登壇) それでは、日本共産党議員団を代表して認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」に反対の立場から討論を行います。
反対の理由の第1は、一般会計決算では歳入総額401億2,417万円、1,000円以下はちょっと切り捨てております。歳出総額は378億1,430万円で、翌年度繰り越すべき財源9億2,705万円を差し引いた実質収支は13億8,280万円となっています。これは説明のとおりで、それから、実質収支についても平成29年度の対比では約1億6,000万円の増加となっております。そして歳入総額のこれは3.4%ということになりまして、ほぼ標準的かなというふうには思います。
また、この中で当初予算で歳入が不足するとして、財政調整基金を15億9,700万円を繰り入れることにしておりました。決算では、それが5億6,000万円の繰り入れにとどめております。なお、実質収支が13億8,280万円いうのは比較的大きな、そういうことで黒字予算ということになったということであります。
そして、実質単年度収支についても3億円余の黒字となっています。厳しい中での財政運営の努力は認めますが、国からの地方交付税の削減などを強調しながら住民の要求を抑え込む、自治体本来の仕事である市民の福祉の増進に取り組むよう改めて求めたいと思います。
なお、普通交付税の一本算定の低減措置につきましては、御案内のように2015年度(平成27年度)から始まりまして、令和元年度(2019年度)で終了します。2018年度の平成30年度ですが、この影響額は前年度より3億7,443万円の減額がふえて全体として普通交付税が2.5%減となっています。合併当初では、丹波市の一本算定の影響額は約34億円減ると言われていました。しかし、全国の合併自治体の強い要望を受けて、政府は合併により市町村の面積が拡大するなど、市町村の姿が大きく変化したことを踏まえて想定されていなかった財政需要額を交付税算定額に反映して、一本算定の影響額を大きく縮減をしてまいりました。
丹波市の一本算定の暫定措置が終わる2020年度(令和2年度)の交付税の減額は当初予想から大きく減りまして、その額は約12億円にとどまるとしてきましたが、今回一部見直しがあったいうことで約16億円程度の減額になるようであります。若干後退した格好となりますけれども、しかし、こうした有利な状況を生かし、住みよい、住んでよかったといえる丹波市づくりに進めていくよう強く求めておきたいと思います。
第2に、歳出についてまず指摘したいことは、監査委員による2018年度(平成30年度)決算監査の審査意見書の中で、団体等への補助金交付事務において交付申請書や実績報告書等の確認や審査の不十分なものが見受けられたとして、とりわけ空き家利活用地域活性化事業補助金の交付事務について、交付決定に係る要件審査が厳格とは言いがたい不十分なものであるとの厳しい指摘が行われました。
この点について、予算決算
常任委員会で地方自治法第98条第1項によるところの集中審議が行われました。その中で、豪雨災害の補助金問題の教訓が生かされずに工事代金の支払いを現金交付によって行うよう指導する認識がなく、3団体に対してはその提出を求めていなかった。さらに補助金自体が直接個人の口座に振り込まれたり、また工事代金も直接現金で渡されるとか下請業者に直接振り込まれたりしていたこと等が判明したわけであります。
これらは、極めて不適切、不適正な事務処理と指摘せざるを得ません。また、補助団体の要件審査についても、当初団体名義の預金口座が開設していなかったことや活動開始後においても団体としての会計処理等が不明確であったこと。そして、団体への補助金交付要件として地元自治会とのかかわり、補助交付団体としての会則など形式的になっていたことなど、要件審査が不十分になったことは明らかであります。補助金返還も視野に入れつつも、今後の地域の活性化への施策展開を見据え、当局の対応とその責任を明らかにするよう求めます。
第3に、丹波市の魅力を発信する、丹波市シティプロモーションの取り組みを展開しているところでありますけれども、丹波市の住みやすさ、暮らしの豊かさをPRし、「住みたい、帰りたい、トカイナカ。丹波市」の実現に向けてスピード感を持って取り組みたいと意欲を市長はしていきました。
残念でありますが、合併以後、人口は減り続けております。15年前には7万2,000人の人口であるが今は6万3,000人余になっております。いろいろ頑張ってはきたところでありますけれども、全体として毎年600人から700人減少し続けております。今、メーンの全国公募パートナーシップ事業を初め、市内におけるシティプロモーション支援事業などで取り組まれていますが、今回の決算審査の中では全国候補で事業展開した特定業者の事務所管理等を市職員が行っていた事実が明らかになって指摘されました。
市はこれを認めましたけれども、またホームページ等の作成で完成度の低いものにも委託料が満額支払われていた。こういうことについても全体の見直しが必要ではないでしょうか。シティプロモーションが目指すものは本来、丹波市民が住みやすさと暮らしの豊かさを実感し、市外からも丹波市に移り住みたいというまちづくりが本来の目指すべき方向であると思います。住みやすさ、暮らしの豊かさ、これを追及する点からもすればずれているように感じております。
第4に、一般質問でも取り上げましたけれども、今公共交通の柱となっているデマンド(予約)型乗り合いタクシーの運行エリアの見直しは、せめて丹波医療センターや健康センタールミネまで直接行けるようにしてほしいという利用者の少なくない声にこたえるべきであります。また、ごみ収集手数料として徴収しているごみ袋料金、これをせめて近隣自治体なみの料金に設定してほしいという声にこたえるべきであります。さらに、県下で高いほうから1、2を争う上下水道料金の引き下げなども、本当の意味での住みやすさ、暮らしの豊かさに取り組むことこそ、丹波市に住んでよかったと、住みたい町になり、人口減少への歯どめとなってくるのではないでしょうか。
第5に、同和問題を特化した人権推進施策についてであります。何度も申し上げておりますけれども、これは1966年同和対策審議会答申から既に半世紀、50年を経過しました。政府は2002年3月には同和の特別対策法を完全に廃止をしました。それから16年経過しておりますが、今日まで国民、市民の努力でこの問題は大きく前進と改善が図られ、部落問題を含めた人権擁護の取り組みが各分野で前進していると認識しています。個々の人権にかかわる差別的な事案については、これは厳しく批判されるべきものでありますし、悪質なものについては人権侵犯事件として提訴するということなども対策するべきものであります。
毎年支出されております丹波市人権同和教育協議会の補助金額の補助金の削減と自主財源の確保でありますが、それと同和という名称を改めることなどについてこれまでからたびたび指摘してきたところであります。平成30年度には補助金の見直しをかけるとのことでありましたが、見直しといえるものではありませんでした。組織を続けるのであれば、自らの財源を生み出して行うべきであります。市から丸抱えの補助金は廃止の方向で取り組むべきであります。同和問題の歴史的な変化をまともに評価せずに、一部に誤った認識から問題を起こす事象など事例などを強調しながら、同和問題はいまだに人権問題の中心であること、また意識の問題、心の問題などと内心まで踏み込む特別扱いすることに大きな疑問を持っております。改めるよう要望しておきたいと思います。
以上で、反対の討論とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 17番、西本嘉宏議員の討論は終わりました。
17番、西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) 討論中、ミルネをルミネと言ったようでありますので訂正いたします。
○議長(林時彦君) 訂正を許可いたします。
次に、賛成の討論はございませんか。
7番、吉積毅議員。
○7番(吉積毅君) (登壇) ただいま議長の許可をいただきましたので、賛成の立場から討論を行いたいと思います。
認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」認定に賛成の立場から討論を行いたいと思います。
平成30年度一般会計決算においては、丹波市監査委員から不適切な事務処理の指摘がありました。特に、補助金交付事務においては、まことに遺憾であるとの厳しい指摘があり、今後迅速に内部統制方針の体制整備策定を強く求められたところであります。決算審査に当たり、予算が議決した趣旨と目的に従って適正に効率的に執行されたか、それによる行政効果や今後の行財政運営にどのような改善、工夫がされるべきかとあります。
平成30年度決算審査では、指摘の歳出事項以外、特に財源運営の適正においては実質収支比率では6.6%、健全化判断比率における実質公債費比率が6.7%、将来負担費比率13.8%など、財政運営の計画性、弾力性など財政健全化基準以内で良好に行われていると考えております。
決算審査では、空き家利活用地域活性化事業の補助金交付事務手続に対して不適切との指摘がありましたが、審査過程において地方自治法第98条を適用し、関係書類の提出を受け慎重に検査、審査をいたしました。確かに事務処理に関係書類に対して説明を求めないと理解できないなど、適切とは言いがたい内容もありましたが、事務執行に当たり担当部局など指摘事項の改善を認めるなど、今後の再発防止には適切に対応されていくと考えます。補助金は、地方自治法で住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げるようにとされております。市民団体の育成、発展に寄与しその活動を活発にするとともに、市民の経済活動に活力を与え、まちづくりが促進されるなどとされております。
今回の事務処理で、市民に対して疑念を抱かせたことは問題でありますが、不認定とすることで本来地域の発展に寄与する部分を阻害することになってはならないと考えております。附帯意見を提案することが前提での認定とは考えておりますが、この件を予算決算
常任委員会において、私自身が提案の発言ができなかったことは反省を感じております。附帯意見での提案で、改善点を指摘し再発防止策を徹底することで、令和2年度予算編成に生かせる市民に不平等感を抱かせない取り組みとなるように本決算認定を賛成の立場から賛成討論をさせていただきます。
○議長(林時彦君) 7番、吉積毅議員の討論は終わりました。
次に、18番、奥村正行議員。
○18番(奥村正行君) (登壇) それでは、議長の許可をいただきましたので、反対の討論をさせていただきます。
ずっと出てますように、監査委員からの厳しい指摘があった中で予算決算の委員会の審査を我々19名でやってまいりました。委員会審査では、後でも述べますけれども、いろんな不適切な事務が発覚し、副市長も決裁書類の判断の誤りに大いに反省しているという答弁もありました。
しかし、空き家等対策事業では、当局が補助団体に補助金返還も視野に入れておられる状況は、責任を補助申請団体に転嫁されているのではと思うのは私だけでしょうか。先ほど、予算決算常任委員長から審査報告の主な意見が報告されましたが、私なりの反対理由を何点か申し上げます。
シティプロモーション支援事業の事業提案タイプの株式会社うちゅうの事務所の鍵を市の担当課が持っていること、担当理事の車検が切れた軽乗用車であろうと会社に無償で提供されていることがわかりました。このようなことが許されるなら、補助金を交付する市と受ける団体などの関係に緊張感がなくなり、監査の指摘の審査が適格・厳格にできるわけがありません。
また、ビーンズ株式会社のインバウンド観光事業についても、ウェブサイトの完成品は間違いが多くあることを確認できていないことを担当部局も認めました。また、無料の作成アプリに依頼されているのではないかとの疑義があり、その作成費に補助金が交付されたのではないかというような疑義も出ました。
次に、空き家利活用地域活性化事業補助金は3団体あります。柚津活性協議会の申請書類の決裁について、副市長は判断の誤りを認めています。補助金を委任状を取り団体代表の個人口座に振り込まれていることに適切でなかったと認めておられます。施設の賃貸契約が10年以上が必要なのに2年しか契約していない。申請された当初計画が実行されていないことなど多くの疑義があります。観光まちづくりは、施設の賃貸契約が1年しかされていません。提出された実績報告書の収支決算書と観光まちづくりのこの補助金に関係する事業の特別会計決算書が合っていない。利用目的が事業計画書の使途になっていない。大路未来会議は、事業計画書の利用目的の民泊がされていない。次年度だったと思いますけども、予定をされとるようでございますけれども不確定であります。また、月に1日事業をされているだけです。また、事業の予算書に空き家購入のため、構成員でもないH氏から出資金がありました。H氏は、平成30年7月にこの空き家を購入され、決算書では購入のための出資金が改修用に流用され、市から補助金300万円と同額の300万円がH氏に返済されていることに、副市長も出資金でなく借入金で処理するべきだと答弁がありました。
私が4月12日に空き家利活用地域活性化事業補助金を活用された団体の資料請求をし、6月議会一般質問でこの空き家利活用地域活性化補助事業について決算審査で質問をさせていただきますと発言してから、担当課の慌て方は尋常でなかったように思え、何かあるのかと疑問を持たざるを得ません。このような補助事業の執行は、議会100条委員会の改善の指摘や監査委員からの再三の指摘が全くわかっていません。先ほど、大変優しい賛成討論の中で今後に改善していただくというような賛成討論もありましたけど、私はもう一度厳しく指摘をするべきであろうと思います。
その他、地域おこし協力隊員の活動補助金、新・省エネルギー普及事業補助金など、実績報告書のチェックが十分でないことは明らかであります。これら決算審査において、監査からの厳しく指摘されたことを問いただしましたが、残念ながら我々の疑念を解く答弁はほとんど得られなかったと思っているのは私だけでしょうか。結果、委員会では、反対11賛成6で不認定となりました。
昨日の新聞記事はごらんになったと思いますが、その記事により疑念は深まりました。委員会で認定するとされた議員の方々もこれをもって不認定に回られることは決して間違っているとは思いません。
最後に、委員会において不認定が決まった直後、中継中でないときに賛成された議員の一人があ、何で手を挙げたんやろと反対する意思だったようなことを言われました。その議員は当然、委員会と違う対応をとられるのかと思いながら反対討論とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
9番、小橋昭彦議員。
○9番(小橋昭彦君) (登壇) 認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」認定に賛成の立場から討論を行います。
当該決算については、丹波市監査委員からも厳しい指摘がありました。決算審査の過程で明らかになったところでは、空き家利活用地域活性化事業補助金の交付事務やシティプロモーション推進事業の成果物検査において、適切とは言いがたい事務処理がありました。一方で、認定の対象となっているもの、つまり款、項ごとの集計からなる決算書と厳密に捉えてみるとどうでしょうか。確かに不適切な事務処理はあったものの、決算書の数値に影響を与えるものではないと決算審査を通して私は確信しました。決算書は、関係する多くの方々の一年間の活動の結晶です。財政運営の健全性についても、計画的な運営がなされてきたことが読み取れます。
私は今回の決算書を認定することで、関係する多くの方々の努力を認め、その努力の上に立って決算審査で指摘された各種の反省点を踏まえ、今後の予算、事務執行に生かされることを望みます。
以上で賛成討論といたします。
○議長(林時彦君) 9番、小橋昭彦議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。反対討論はございませんか。
8番、広田まゆみ議員。
どちらですか。
○8番(広田まゆみ君) 賛成です。
○議長(林時彦君) 賛成討論を認めます。
8番、広田まゆみ議員
○8番(広田まゆみ君) (登壇) ただいま議長の許可がありましたので、認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」認定に賛成の立場から討論をいたします。
議会改革委員会の中で、決算予算のあり方サイクルを図で示されていたのですけれども、決算をもって次の予算にどう生かしていくかということが決算審査の重要なポイントであると考えます。今回一部監査委員の厳しい指摘もあり、審査委員会においても市の対応について厳しく議論を行いました。その結果、今後の対応についても一定の方向が見えました。
予算の執行状況においては、全体として財政健全の維持、また13億9,000万円にのぼる黒字を計上するなど、適正な面があったことも事実であります。ですから、私自身は現時点において、認定に賛成といたします。
ただ、市民の皆様が地域活性化のために活動されて活躍されていること、その点について、行政あるいは職員が足を引っ張るような形にならないようにお願いして賛成の討論といたします。
○議長(林時彦君) 8番、広田まゆみ議員の討論は終わりました。
ほかに討論ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
暫時休憩いたします。
休憩 午前10時43分
───────────
再開 午前10時44分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
認定第1号に対する委員長報告は不認定です。
これより原案について、採決を行います。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第1号は、認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立少数です。
したがって、認定第1号「平成30年度丹波市
一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」は、不認定とすることに決しました。
次に、認定第2号「平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、認定第2号「平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」に反対の立場から討論をいたします。
国民健康保険制度は、相互助け合い制度ではなく社会保障制度の一つです。国民健康保険は周知のとおり、社会保険等と比較して低所得者の加入が多いこと、また年齢構成も高く、医療費の水準もそれにつれて上がってくること、また、所得に占める保険税の負担が重くなるのが特徴であります。国保税が高く、払いたくても払えない、どうして国保税はこんなに高いの、これは市民からよく聞く声です。滞納相談もよく受けますが、市民税、国保税の滞納がほとんどです。
丹波市の国保会計は、平成27年度、平成28年度の危機的状況が一般会計からの法定外繰り入れ1億円などがあり、危機的状況から脱しました。それでも平成30年度で1人当たりの平均が後期支援分も含めて年10万1,349円、月8,446円と高いままです。国保税の所得に対する割合が、1人当たり13%前後です。協会健保では約7%前後、組合健保では約5%前後です。2014年全国知事会は、国保に1兆円の国費投入で協会健保なみの負担率にと政府に求めています。昨年も全国知事会は同趣旨の提案をしており、全国市長会など、地方6団体も同趣旨の提言を行い、政府にもっと財政負担をしてほしいと言っています。また、国保中央会、国保団体連合会も国に財政負担の増額を求めております。政府は、国保の行動的な問題を認め、平成30年度から年3,400億円を国保に支出しております。丹波市にも約8,000万円が支援されています。しかし、この3,400億円では協会健保との差が縮まらず、地方6団体などは国庫負担の増額を求めています。
平成30年度から国民健康保険は、県も共同事業者になり、市が県に納付金を納める制度に変更されました。平成30年度で財政調整基金に3億7,500万円積み立てができ、財政調整基金の平成30年度末残高が7億3,000万円あることから、国保税の減額は可能です。国保税会計の行動的危機は政府の負担が5割から半減したことにあります。どこの自治体も国保財政は厳しく、かなりの自治体が一般会計からの法定外繰り入れをしております。知事会、地方6団体等1兆円の国費投入を要求しておりますが、丹波市からも政府の負担を以前の5割にすることを要求していかなければなりません。
また、子供に係る均等割、貧富の差があるにもかかわらず世帯に税がかかる平等割の廃止を政府や市に求めていくものです。市独自で子育て支援策として、独自に均等割、平等割を廃止する自治体がふえてきております。私たちは、基金残高が7億3,000万円にものぼるのにもかかわらず、国保税を引き上げ、国保税引き下げの努力が不十分な決算ということで、認定第2号平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算に反対いたします。ありがとうございました。
○議長(林時彦君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第2号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立多数です。
したがって、認定第2号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第3号「平成30年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第3号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第3号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第4号「平成30年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、認定第4号「平成30年度丹波市介護保険特別会計事業
勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」反対の立場から討論いたします。
2014年に国会で医療介護総合確保推進法が成立しました。介護保険始まって以来の大改革、大改悪です。3年の猶予措置があり、2017年度から本格実施になっています。要支援1、2の方の訪問介護、通所介護を保険給付から外し、地域支援事業に移すことになっています。地域支援事業の介護予防事業に要支援者の訪問介護、通所介護の代替サービスを加え、新しい介護予防、日常生活支援総合事業に改編することになっております。
市の説明では、要支援者のうち身体介護以外の人は地域支援事業に移行するといっております。要支援者の訪問介護、通所介護では、現在受けている人はそのまま続けられると説明されております。地域支援事業は、ボランティア、NPO、地域の団体等の方に頼ることになります。専門職以外では、サービスの質の低下が起こります。暮らし応援隊などの積極的な活動を否定するものではありませんが、やはり専門職の方の手伝いぐらいに位置づけるほうがよいと考えます。今、政府のほうでは、要支援のみではなく、要介護1、2の方の地域支援事業への移行も検討されています。とんでもない話です。
平成30年度から平成32年度までの第7期介護保険事業が始まっております。65歳以上の被保険者一人当たりの基準額が月額5,890円、平成29年度より月額860円引き上げられました。年間1万322円の引き上げでした。この決算で年金18万円以下の方などの普通徴収の未収金が約790万円あります。低所得者への軽減制度の充実が求められています。決算では、基金に約4,000万円入れています。
現制度では年金額や年収がほとんどなくても介護保険料がかかってきます。第1号被保険者は2万1,438名です。丹波市の高齢化率は、平成30年3月時点で32.7%、第1号被保険者数は平成29年3月時点で2万1,306人でふえております。要介護、要支援の認定数は、平成27年度末で4,090人、平成30年度末で4,244人とふえています。今後も要介護、要支援の認定数はふえると予想されます。
介護保険料を抑えるには、国が制度改正を行い、国民健康保険のように国の財政出動がどうしても必要です。全国知事会、全国市長会は調整交付金5%の枠がえ措置を政府に要望しております。市長には、ぜひとも調整交付金5%の枠がえ措置を政府に要望していただきますようお願いいたします。もっともっと市独自でも、保険料の軽減努力が必要です。
2015年8月から年金収入280万円以上の所得があるときは、利用料2割負担制度が導入されました。特別養護老人ホーム入所を原則、要介護3以上としております。
以上、今回の大改革、大改悪は2017年度からの実施で、要支援者へのサービスの一部切り捨てが始まっており、保険料の軽減努力が不十分であるなどの理由で認定第4号に反対いたします。ありがとうございました。
○議長(林時彦君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第4号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立多数です。
したがって、認定第4号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第5号「平成30年度丹波市
介護保険特別会計サービス事業勘定歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第5号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第5号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第6号「平成30年度丹波市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、認定第6号「平成30年度丹波市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」に対しまして、反対の立場から討論を行います。
後期高齢者医療制度は、75歳以上の方をそれまでの保険から分離させた制度です。平成20年4月の発足当時から混乱があり、制度改正が論じられた制度です。全国の医師会や自治体、老人会など、多くの団体が廃止を求めております。自民・公明政権のもと、平成20年6月に後期高齢者医療制度廃止法案が参議院で可決され、自民・公明政権も検討すると述べていました。
平成21年に誕生した民主党政権は、この後期高齢者医療制度を廃止するという選挙公約を掲げましたが、廃止公約は実施されず、現在の自民・公明政権になっても制度は存続しております。
この医療制度の一番の問題点は、それまで負担ゼロの人が1割負担になったり、保険料負担がふえたり、低所得者が自己負担増になることです。この医療制度がなかった場合と比較すると、公費負担が平成27年度で1兆4,100万円減少しております。この制度の制定当時の政府高官は、お年寄りにも応分の負担をしてもらい、医療費増加を抑えると言っております。
兵庫県の後期高齢者医療広域連合では、平成28年度、平成29年度は、保険料抑制措置が講じられ、1人当たり月6,426円となっております。平成30年度、平成31年度は、月6,674円となっております。丹波市の決算で年金18万円以下の方などの普通徴収の未収金が、約295万円あります。保険料減免の充実が図れないのでしょうか。改定ごとに後期高齢者保険料が上がることが予想され、介護保険料の引き上げ、年金引き下げもあり、月額の国民年金5万円前後で暮らしている人にとっては大変です。
厚生労働省は、後期高齢者保険料軽減特例措置を段階的に廃止することを2017年度から実施しております。現在、年金収入で211万円以下の人や子供などに扶養されていた人を対象に最大で9割軽減される特例措置がとられており、全国で約865万人が特例措置を受けています。丹波市では、1,900人の方が影響を受けます。この特例が段階的に廃止されるのです。丹波市では、平成30年度で9割軽減の人が10人減っています。この件では、兵庫県後期高齢者医療広域連合として2015年7月22日付で特例措置軽減継続の政府への要望書を提出されております。
また、2017年8月から70歳以上の高額療養制度の上限額が引き上げられています。一般の方で外来月額が1万2,000円から1万4,000円に、そして2018年度からは1万8,000円に引き上げられております。上限額が引き上げられると、高額療養制度が受けられなくなるのです。また政府は、後期高齢者医療制度で医療費の本人負担を1割から2割にすることを計画しております。私たちは、この後期高齢者医療制度そのものに反対であること、低所得者への減免が不十分であることなどの理由でこの決算に反対します。
以上で、認定第6号に対しまして反対の立場からの討論を終わります。ありがとうございました。
○議長(林時彦君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
認定第6号は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立多数です。
したがって、認定第6号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第7号「平成30年度丹波市
訪問看護ステーション特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第7号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第7号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第8号「平成30年度丹波市
地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第8号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第8号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第9号「平成30年度丹波市
駐車場特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第9号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第9号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第10号「平成30年度丹波市
看護専門学校特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第10号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第10号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第11号「平成30年度丹波市
農業共済特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第11号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第11号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第12号「平成30年度丹波市
水道事業会計決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第12号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第12号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第13号「平成30年度丹波市
下水道事業会計決算の認定を求めることについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
認定第13号は、委員長報告のとおり認定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、認定第13号は、委員長報告のとおり認定することに決しました。
ここで暫時休憩をいたします。
休憩 午前11時10分
───────────
再開 午前11時20分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
次に、同意第6号「丹波市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
同意第6号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第6号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、同意第7号「丹波市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
同意第7号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第7号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、同意第8号「丹波市
固定資産評価審査委員会委員の選任について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
同意第8号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第8号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、同意第9号「
人権擁護委員の候補者の推薦について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
同意第9号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第9号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第85号「丹波市市民憲章の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第85号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第85号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第86号「成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第86号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第86号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第87号「丹波市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について」の討論を行います。
反対討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
16番、西脇秀隆議員。
○16番(西脇秀隆君) (登壇) 日本共産党議員団を代表しまして、議案第87号「丹波市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について」反対の立場から討論いたします。
自治体の正規職員は2008年から2016年までの間に約26万人減少し、現在274万人となっています。しかし、非正規職員は約21万人ふえ、約64万人となっております。住民の命と暮らしや権利を守る業務は恒常的で専門性が要求され、臨時的で非常勤的な職員が担うことを想定、当初はしておりませんでした。しかし、全国の自治体でコスト削減のため非正規化が進み、任用根拠や任期更新方法もまちまちになっております。今回の法改定は、任期のない常勤職員を中心とした公務運営の原則が崩されている実態を追認するものとなっております。今回の地方公務員法及び地方自治法一部改正において、衆参両院の委員会附帯決議では、現在の臨時非常勤職員に不利益にならない勤務条件確保のため政府が助言し、必要な財源確保に努めることが盛り込まれています。
現在の丹波市の非常勤職員は、特別職を除いて337名となっています。週5日勤務が258人、この多くが12月のみ17日勤務となっております。週5日から6日勤務、週38時間45分勤務の人もおり、常勤職員とほぼ同じような勤務となっております。臨時職員は160人です。市は、来年度からフルタイム会計年度職員はゼロ、パートタイム会計年度職員537人とするとしております。
今回の条例の問題点は、第1に常勤職員とともに市政を担っていただいている非常勤職員、臨時職員の待遇改善につながっているかということです。フルタイムの常勤職員に近い人はなぜフルタイム会計年度職員にしないのでしょうか。市は、待遇改善については、この制度の運用で考えたいと言っておりますが、運用では待遇改善は図れないと考えます。
また、市が対応する職員組合とは交渉中と聞いております。今回のような重要な労働条件の変更については、職員組合との合意が必要です。したがって、その合意の後に条例提案をすべきだと考えます。なお、会計年度職員には正規職員を参考にして期末手当の支給があるのは待遇改善の前進面です。
第2の問題点は、待遇をパートタイム会計年度職員に固定化してしまうことです。現在の非常勤一般職員の中には、旧町時代から常勤職員に近い勤務形態で長年勤めておられる方が少なからずおられます。コスト削減、定員適正化計画で本来正規職員で充てずに、非正規職員で埋めてきた部署もあるはずです。私が知っていることで県などでは、経験を考慮して実習助手から実習教諭へ、実習教諭から教諭へ特別採用していることがあります。
このように、経験年数を考慮した正規職員への採用試験は考えられないのでしょうか。常勤に近い形で非常勤一般職員として長年勤めている方に、希望があれば正規職員の採用試験を実施し、市の業務はできるだけ正規職員で充てるべきです。
以上の2点から、議案第87号に反対いたします。ありがとうございました。
○議長(林時彦君) 16番、西脇秀隆議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
3番、大西ひろ美議員。どちらですか。
○3番(大西ひろ美君) 反対です。
○議長(林時彦君) 賛成の討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 3番、大西ひろ美議員の討論を許可いたします。
○3番(大西ひろ美君) (登壇) 反対の立場から討論いたします。
議案第87号は、実質パートタイム
会計年度任用職員についての条例であり、同一労働、同一賃金の観点からも望ましいものであり、制定すべきものと考えます。しかし、本条例第30条では、この条例の施行に関し必要な事項は規則で定めるとありますが、これから何を決めるのか、その規則は現在できていないということで、資料提出がありません。
国からの地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により、一般職非常勤職員として位置づけられる
会計年度任用職員制度が新たに導入されることを受け、
会計年度任用職員の給与及び費用弁償について定めるためではありますが、規則もしくは規則案のない状態での議案提案は白紙委任とも受け取れます。本来、条例を定める場合、規則が必要な条件については条例と同時に少なくとも規則、または規則案もできているものと考えます。それが当てはまらない条例もあるかと考えますが、今回の条例では必須であると考えます。条例のみが決定され、その後、必要な事項は規則で定めるというのは臨時職員の立場から考えてみますと、思いどおりの意見が言える状況といえるのでしょうか。
給与及び費用弁償の条例ですので、当事者にとっては労働条件の変更であり、向上するのか不利益になるのかさえ不透明と言えます。本来、労使交渉をおおむね妥結し、規則についても合意形成を経て、条例とともに決定されるべきことと考えます。条例の上程までに不安や不安定な状態を取り除くための丁寧な説明がなされているのか、疑問に感じます。
現在の職員数は541名、そのサポートとして非常勤職員314名、正規職員数の約60%に当たります。丹波市行政を円滑に行うため、必要不可欠な職員であり、その職員についての条例です。
会計年度任用職員という名称からも自分の場合はどうなるのか、とても不安に感じられているのではと考えます。
施行日は令和2年4月1日の予定であり、次の12月議会までに規則を定め条例を上程することが望ましいと考え、反対します。
○議長(林時彦君) 3番、大西ひろ美議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
議案第87号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立多数です。
したがって、議案第87号は、委員長報告のとおり可決することに決しました。
次に、議案第88号「
丹波市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
18番、奥村正行議員。
○18番(奥村正行君) (登壇) 議長の許可を得ましたので、議案第88号につきまして反対の討論をさせていただきます。
特別職報酬等審議会からの答申を受けての提案でございますけれども、この提案説明で報酬審議会からこれまでの議員削減を考慮した報酬の見直しという説明を受けました。報酬審議会の答申については、私は大変ありがたく思っております。
昨今、地方議会の議員になりたいという人が減少しているということによって、無投票で改選されることが多くなっています。幸い丹波市議会の選挙では、これまで4回の選挙全てにおいて定数オーバーでありました。丹波市行政の失礼ですが緊張感のないゆるみをチェックする責任が市議会にあります。そのため、すぐれた人材を確保するとともに、子育て世代など幅広い世代が参画できる環境を整えるために、報酬の引き上げは必要だと思っております。丹波市では政務活動費は1カ月1万円、兵庫県内の議会では支給されていないところが多い本会議、委員会、議員総会出席時の距離による交通費の費用弁償などの廃止や丹波市の約500平方キロメートルという広い面積を考慮しながら議員定数見直しについても、審議会からいただいた答申をもとに丹波市議会自ら議論し提案しパブリックコメントもいただきながら、提案すべきと考え反対討論といたします。
○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
議案第88号は、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立多数です。
したがって、議案第88号は、委員長報告のとおり可決することに決しました。
次に、議案第90号「丹波市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
18番、奥村正行議員。
○18番(奥村正行君) 議案第89号が抜けとるんではないんですか。
○議長(林時彦君) 議案第89号は後に追加日程となります。
お諮りいたします。
議案第90号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第90号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第91号「丹波市
福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第91号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第91号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第92号「
農作物共済特別積立金の取り崩しについて」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第92号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第92号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第93号「市道路線の廃止について(市道中央201号線)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第93号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第93号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第94号「丹波市下水道条例及び丹波市
コミュニティ・プラント及び
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第94号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第94号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第96号「丹波市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び丹波市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第96号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第96号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第97号「令和元年度丹波市
一般会計補正予算(第2号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第97号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第97号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第98号「令和元年度丹波市
国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第98号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第98号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第99号「令和元年度丹波市
国民健康保険特別会計直診
勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第99号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第99号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第100号「令和元年度丹波市
介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第100号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第100号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第101号「令和元年度丹波市
介護保険特別会計サービス事業勘定補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第101号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第101号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第102号「令和元年度丹波市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第102号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第102号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第103号「令和元年度丹波市
訪問看護ステーション特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第103号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第103号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第104号「令和元年度丹波市
看護専門学校特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第104号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第104号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第105号「令和元年度丹波市
地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第105号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第105号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第106号「令和元
年度丹波市駐車場特別会計補正予算(第2号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第106号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第106号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第107号「令和元年度丹波市
農業共済特別会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第107号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第107号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第108号「令和元年度丹波市
水道事業会計補正予算(第1号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第108号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第108号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第109号「令和元年度丹波市
下水道事業会計補正予算(第2号)」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第109号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第109号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第110号「
消防団ポンプ自動車購入変更契約の締結について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第110号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第110号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第111号「
小型動力ポンプ普通積載車等購入変更契約の締結について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第111号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第111号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第112号「
黒井小学校西校舎大
規模改造工事請負変更契約の締結について」の討論を行います。
討論の通告はありません。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第112号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第112号は、委員長報告のとおり可決されました。
ここで暫時休憩をいたします。
休憩 午前11時50分
───────────
再開 午後1時00分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
お諮りいたします。
ただいま
総務文教常任委員会、小橋委員長から議案第89号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の審査報告書の提出がありました。本件を日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第89号を追加日程第1として直ちに議題とすることに決定いたしました。
〜追加日程第1 議案第89号〜
○議長(林時彦君) 追加日程第1、議案第89号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
総務文教常任委員会、小橋委員長の報告を求めます。
小橋委員長。
○総務文教常任委員長(小橋昭彦君) (登壇) ただいま議題となっております議案第89号につきまして、9月11日開催の本会議におきまして、審査の付託を受けておりました
総務文教常任委員会から審査報告を申し上げます。
本議案につきましては、去る9月13日に
総務文教常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり付託された議案第89号については賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ここに御報告申し上げます。
以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
これより、討論・採決を行います。
議案第89号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論はございませんか。
18番、奥村正行議員。反対、賛成。
○18番(奥村正行君) 反対です。
○議長(林時彦君) 反対、許可いたします。
18番、奥村正行議員。
○18番(奥村正行君) (登壇) ただいま議長の許可を得ましたので、議案第89号につきまして反対の立場で討論をさせていただきます。
この議案の採決に至った経緯については、委員長報告にも今ありましたけども、私は市長、副市長、教育長の給与については24時間365日の激務さや責任の重さなどから、給与の増額には賛成の立場はこれまでも委員会で申し上げてきました。報酬審議会から答申を受け、提案理由の説明が今後定期的に考査し見直すことなどの説明があり、委員会で賛成したものでございます。
その後、委員会終了後、事務処理等の不手際がまたまた発生がしまして、本日市長から議案の取り下げが提案されました。この取り下げの提案については、
会派代表者会議、
議会運営委員会で取り下げの理由も聞きました。異論は出なかったのですが、先ほどの採決では否決となりました。議案の取り下げというのは私は大変な覚悟を持って市長は提案されたものと考えます。この撤回議案が否決されたということは、市長への不信任であります。私は市長を信任していますので委員会で賛成しましたが、市の撤回議案が否決されたいうことから、議案第89号は反対といたします。
以上、反対の討論とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 18番、奥村正行議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これより採決を行います。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
議案第89号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 賛成多数です。
したがって、議案第89号「丹波市特別職の職員で常勤の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。
ここでちょっと申しおくれました。本日午後、農林担当部長が早退されておりますので御了承ください。
お諮りいたします。
ただいま民生産建
常任委員会、太田一誠委員長から議案第95号「丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」の審査報告書の提出がありました。本件を日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第95号を追加日程第2として直ちに議題とすることに決定いたしました。
追加議事日程を配付いたします。
暫時休憩いたします。
休憩 午後1時06分
───────────
再開 午後1時07分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
〜追加日程第2 議案第95号〜
○議長(林時彦君) 追加日程第2、議案第95号「丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
民生産建
常任委員会、太田一誠委員長の報告を求めます。
太田一誠委員長。
○民生産建常任委員長(太田一誠君) (登壇) ただいま議題となっております議案第95号につきまして、本日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました民生産建
常任委員会から審査報告を申し上げます。
本議案につきましては、本日、民生産建
常任委員会を開催し、市当局関係者の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、審査報告書のとおり議案第95号は賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決しましたので、ここに御報告申し上げます。
以上、まことに簡単ではございますけれども、審査報告とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
これより、討論・採決を行います。
議案第95号「丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」の討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
お諮りいたします。
議案第95号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第95号「丹波市
水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について」は、委員長報告のとおり可決されました。
お諮りいたします。
ただいま市長から議案第113号「令和元年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」の提出がありました。本件を日程に追加し、追加日程第3として直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第113号を追加日程第3として直ちに議題とすることに決定いたしました。
追加議事日程を配付いたします。
暫時休憩いたします。
休憩 午後1時10分
───────────
再開 午後1時11分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
〜追加日程第3 議案第113号〜
○議長(林時彦君) 議案第113号「令和元年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」を議題といたします。
議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) ただいま議題となりました議案第113号「令和元年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」につきまして御説明を申し上げます。
今回の補正予算は、今定例会中に補正が必要となった案件につきまして、追加の補正をするものでございます。歳入では、地域介護拠点整備費補助金の増額に伴う県補助金の追加及び財源調整のため、財政調整基金繰入金を追加するものでございます。歳出では、地域介護拠点整備費補助金について、国の要領の一部改正に伴い県要綱の交付基準額が変更となったための追加及び学校給食配送業務については、消費税率引き上げに伴う増額が必要であることが判明しましたため、令和元年10月1日以降の委託料に係る消費税率引き上げ分を追加いたします。結果、歳入歳出ともに120万8,000円を追加し、予算の総額を363億2,203万円とするものでございます。
次に、債務負担行為の補正では、配送業務委託料の諸費税率引き上げに伴う増額分を追加するため、学校給食センター給食調理及び配送業務委託料消費税率引き上げに伴う増額分を変更いたします。
以上が、
一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。どうかよろしく御審議をいただきまして御可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(林時彦君) 提案理由の説明は終わりましたので、これより質疑を行います。
まず、議案第113号についての質疑を受けます。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑がないようですので、質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第113号は委員会付託を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
それでは、討論を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
これより採決を行います。
お諮りいたします。
議案第113号「令和元年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第113号「令和元年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。
ただいま奥村正行議員ほか、4名の議員から決議第2号「適正な事務執行と
コンプライアンスの徹底に関する決議」が提出されました。所定の賛成者がありますので成立いたしました。本件を日程に追加し、追加日程として直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、決議第2号「適正な事務執行と
コンプライアンスの徹底に関する決議」を追加日程第4として直ちに議題とすることに決定いたしました。
追加議事日程及び議案書を配付いたします。
暫時休憩いたします。
休憩 午後1時24分
───────────
再開 午後1時40分
○議長(林時彦君) 再開いたします。
〜追加日程第4 決議第2号〜
○議長(林時彦君) 追加日程第4、決議第2号「適正な事務執行と
コンプライアンスの徹底を求める決議」を議題といたします。
先ほど徹底に関すると発言したところがございましたけど、徹底を求めるでございますので訂正しておきます。
本件について、18番、奥村正行議員の提案説明を求めます。
18番、奥村正行議員。
○18番(奥村正行君) (登壇) それでは、決議第2号「適正な事務執行と
コンプライアンスの徹底を求める決議」につきましての説明をさせていただきます。
この決議につきましては、賛成者として近藤憲生議員、藤原悟議員、小川庄策議員、西本嘉宏議員に賛成者として名を連ねていただいております。
それでは、決議文の朗読をもって提案とさせていただきます。
9月定例会初日に行われた代表監査委員の審査報告において、不適正・不適切な事務処理について組織の内部統制機能が不十分であることが指摘された。また、議会からも議案書や附属説明書等にも多数の訂正や修正箇所があることが指摘された。これを受けて市長は、上程後ではあったものの2日間かけて議案書、その他議会に提出した全ての関係書類の総点検を職員に命じたが、結果は数多くの錯誤箇所が発見され、訂正・修正を行ったところであり、またその後においても幾つかの不手際があった。そして、不適正、不適切な事務処理については、これまで議会審議や調査委員会等においてたびたびしてきたところであるが、結局は
コンプライアンスの遵守と緊張感のない組織風土の改善ができていなかったことになる。
本来行政は、市民との信頼関係の上に成り立っているものであり、組織運営において重要な立場にある部長職以上の責任は重大である。特に、最高責任者である市長の責任は重く、市民への信頼回復に向けた具体的な手だてや行動指針を示し、先頭に立って推進するよう強く求めるものである。
また、議案の取り下げや訂正については、これらの事案が最近頻発しており、9月定例会においては付託された
総務文教常任委員会での議案審査を終了し、採決され可決した議案の撤回を申し出るという異例の事態となっている。特に議案提出に際して、当局部内での協議・調整・意思決定とともに、事実を確認することなく安易に答弁していることなど、議会における議案審議・審査に対する認識が極めて甘く、議会軽視と言わざるを得ない状況である。
丹波市では、不祥事・不適切な事務処理などが問題化するたびに、職員憲章を初めとした
コンプライアンス基本方針(平成28年9月)や法令遵守の推進等に関する条例(平成29年3月13日制定)など策定してきたが、形骸化していることを厳しく指摘せざるを得ない。こうした不適切な事務処理や議案の撤回、訂正等によって本来行政として行うべき住民サービスと福祉向上のために注がれるはずの労力が無駄になっていることを肝に銘じるべきである。
市民の信頼を回復するには、時間を要すると思われるが、行政の責任者たる市長は強い意志と責任感を持って、自らの言動が職員に与える影響も自覚し、非常事態であるという危機感を持って改善に向け一層の努力を求めるものである。同時に市長は、いま一度原点に立ち返り、職員の声に耳を傾け働きがいとやりがいのある職場づくり、また風通しのよい職場風土の構築に向けた取り組みなど、継続的な対応を強く求めるものである。
以上、決議する。
○議長(林時彦君) 提案説明は終わりました。
これより質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
ただいま議題となっております決議第2号については、丹波市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。
これより討論・採決を行います。
討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 討論なしと認めます。
これで討論を終わります。
採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
決議第2号は、原案のとおり可決することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立多数です。
したがって、決議第2号「適正な事務執行と
コンプライアンスの徹底を求める決議」は原案のとおり可決されました。
〜日程第4 請願第5号〜
○議長(林時彦君) 日程第4、請願第5号「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願を議題といたします。
本件は審査を付託しておりました民生産建
常任委員会から審査報告書が提出されております。
民生産建
常任委員会、太田一誠委員長の報告を求めます。
太田一誠委員長。
○民生産建常任委員長(太田一誠君) (登壇) ただいま議題となっております請願第5号「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願の審査につきまして、9月2日開催の本会議におきまして審査の付託を受けておりました民生産建
常任委員会から審査報告を申し上げます。
本請願につきましては、去る9月17日に民生産建
常任委員会を開催し、関係者の出席を求め、詳細な説明を受け慎重に審査いたしました。委員会での審査の結果、本請願は賛成少数により不採択すべきものと決しました。
以上、まことに簡単ではございますけれども審査報告とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
これより討論・採決を行います。
請願第5号「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願の討論を行います。
まず、原案に賛成の議員の発言を許可いたします。
討論はございませんか。
17番、西本嘉宏議員。
○17番(西本嘉宏君) それでは、日本共産党議員団を代表して請願第5号「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願につきまして、賛成の立場から討論を行います。
日本の最低賃金は、都道府県ごとに4つのランクに分かれています。厚生労働省の中央最低賃金審議会は本年7月31日、2019年度の最低賃金の目安について全国加重平均で時給を27円引き上げる答申を出しました。これを受けて、各都道府県の地方審議会はこの目安を参考に審議して、地域別の引き上げ額を決めております。御承知のように全国平均で901円となるものの、平均を上回るのは7都府県のみで、700円台は17県もあります。引き上げ幅は東京都などAランク6都府県が28円、京都府などBランク11府県が27円、北海道などCランクが14道県と鹿児島県などDランク16府県は26円となっています。今すぐ1,000円、早期に1,500円実現、全国一律の最低賃金を求める労働者の要求にはほど遠い水準であります。
こうした地域間格差は、労働力が都市部へ流出し地方の人口減少を加速させ高齢化が進み、それが労働力不足となります。地域経済の疲弊を招いています。地域の衰退に歯どめをかけ、地域経済を再生させる上で最低賃金を全国一律に是正することと抜本的に控えることは必要不可欠な経済改革であります。
一方、最低賃金を引き上げるためには、中小零細企業への助成や融資、仕事おこしや単価改善につながる施策の拡充が必要なことは言うまでもありません。また、公正取引の観点からも企業間取引の力関係の中で、単価の削減、賃下げが押しつけられないように指導し、適正な契約で労働者が生活できる賃金水準を保証することが必要です。こうしたことにより、地域の中小零細企業とともに、そこで働く労働者の生活改善につながる地域循環型経済で地域経済を活性化させることになります。
以上のことから、本請願の願意であります労働者の生活を支えるため、最低賃金を1,000円以上の引き上げ、1,500円を目指すこと、そして全国一律最低賃金の実現と中小企業、小規模事業者への支援措置を拡充することの内容を含めた政府への意見書を提出に、議員各位の御賛同をいただくようお願いし、賛成の立場からの討論とさせていただきます。
○議長(林時彦君) 17番、西本嘉宏議員の討論は終わりました。
ほかに討論はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) これで討論を終わります。
採決は起立によって行います。
この請願に対する委員長報告は不採択です。
これより原案について、採決を行います。
請願第5号は、採択することに賛成の議員は御起立願います。
(賛成者起立)
○議長(林時彦君) 起立少数です。
したがって、請願第5号は委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。
〜日程第5
委員会行政視察報告〜
○議長(林時彦君) 日程第5、「
委員会行政視察報告」を議題といたします。
本件について、
議会運営委員会から
委員会行政視察報告書が提出されております。
議会運営委員会、西本委員長の報告を求めます。
西本委員長。
○議会運営委員長(西本嘉宏君) (登壇) それでは、議長の許可をいただきましたので、委員会の行政視察報告をいたします。
お手元の報告書をお目通しいただきますようお願いします。
まず、
議会運営委員会の視察日程は、1番目に書いてありますけど、令和元年7月25日木曜日から26日金曜日までであります。2つ目の視察先及び視察内容についてですが、1つは大阪府八尾市議会であります。内容は1つ目に議会における危機管理体制について。2つ目は予算決算
常任委員会の運営方法について。2カ所目は愛知県犬山市議会であります。その内容は1つ目は議員力の向上について、2つ目は市民との意見交換会について、3つ目は議会における災害対応についてであります。以下、3番から6番の視察の概要までについてはごらんおきいただきたいと思います。
ここで、7番目のまとめについて報告をしたいと思います。最初に大阪府八尾市議会であります。アとして議会の危機管理体制として、災害対策支援本部設置要綱を制定して現在運用、対応しておりますが、今後において大規模自然災害発生時に対応するため、市の地域防災計画の災害対策組織の中に議決機関である議会の活動を支援するために、議会事務局長をグループ長に市議会支援グループという形で位置づけることや、今後平常時における避難訓練、救命講習会、さらに傍聴者の安全対策や訓練等も検討していく必要があるのではないか。
イとして、昨年11月に議長を除く議員全員による予算決算
常任委員会を設置してきたところであるが、議会としての機能を果たし、実効ある審査のあり方についてさまざまな角度から研究、検討をしていく必要があると思われる。予算決算
常任委員会の運営について協議するため、予算決算
常任委員会の正副委員長及び各会派代表で構成する理事会設置について、任意でなく協議の場として会議規則を改正して予算決算の審議の日程と進め方、また当局への資料請求、議員の資料配付、予算の修正や決議(附帯)などについて協議する場が必要かどうか検討すること。一方、当議会が既に行っている課題整理と自由討議、そして総括審査は今のまま全員で協議、意見集約の場としては必要であると思われる。
2つ目、愛知県犬山市議会ですが、アは市民参加の一環として行われている市民フリースピーチの目的は1、市民の直接参加で市政への関心を高め、議会や議場に親しむ。2、議会活動をより市民の意見を反映させることとして開かれているもので、定例会開催期間に市民が議場で議員に対して市政に関して自由に発言できるものである。こうした市民の意見を全員協議会(議員総会)で議員間討議を行い、必要なものは市長に申し入れをし、討議結果は議会広報やホームページで公開することとなる。課題としては、意見の偏りやマンネリ化の傾向、議員の一般質問と重複する場合も予想されるが、毎定例議会ではなくて予算と決算議会を除き、6月と12月の議会の開催であれば実施できる可能性はあるので、今後協議していくということであります。
次に、イとして、市民との意見交換会についてもさまざまな取り組み方を参考にしていくことが重要であります。会場ごとに例えばテーマを決めての意見交換会や
常任委員会ごとのテーブルでの意見交換会の実施など、講演会と議会報告会を市民参加で行い、市民の意見を次につないでいくことなど検討していくということでまとめさせていただきました。
○議長(林時彦君) 委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
以上で、
委員会行政視察報告を終わります。
〜日程第6 議員派遣の件〜
○議長(林時彦君) 日程第6、「議員派遣の件」を議題といたします。
本件は、議員の派遣について、丹波市議会会議規則第165条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。派遣の内容につきましては、10月14日に開催される春日局像・石碑除幕式及び10月18日に開催される阪神市議会議長会知事との懇談会に副議長を派遣するものです。
本件は、質疑・討論を省略し、直ちに採決を行います。
お諮りいたします。
議員派遣の件は、原案のとおり副議長を派遣することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、「議員派遣の件」は原案のとおり可決されました。
〜日程第7 閉会中の継続審査について〜
○議長(林時彦君) 日程第7、「閉会中の継続審査について」を議題といたします。
各
常任委員会、
議会運営委員会の委員長から、各委員会において審査、調査中の事件について、一覧表のとおり丹波市議会会議規則第110条の規定による閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。
お諮りいたします。
本定例会に付された事件は、全て終了いたしました。
本日で閉会したいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(林時彦君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。
第103回
丹波市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
本定例会は、去る9月2日に開会いたしまして以来、本日までの29日間にわたり提案されました平成30年度丹波市一般会計決算及び各特別会計決算並びに令和元年度丹波市
一般会計補正予算及び各特別会計補正予算を初め、条例制定、条例改正議案など、多数の重要案件について終始極めて熱心に御審議いただき、本日ここに閉会の運びとなりましたことは、議員各位の御協力のたまものと心より感謝を申し上げるところでございます。
本定例会におきましては、丹波市政15年を記念するとともに、丹波市議会の掲げる開かれた議会に向けた取り組みの一環として、丹波市議会としては初めて日曜議会を開催いたしました。多くの市民の方に傍聴にお越しいただき、議会への関心の高さをうかがい知り、議会といたしましてもこれまで以上に精進していく必要性を改めて実感いたしました。
決算審査においては、シティプロモーション関連、空き家関連の補助金の事務処理について監査委員からの御指摘どおり、不適切な事象が確認されました。当局におかれましては、審査、審議に際しまして議員から提出されました多くの意見、要望等につきまして十分に御検討いただき、格段の御配慮をいただきますようお願いを申し上げます。
一方で、本定例会でも議案の訂正がありました。当局におかれましては、議案訂正が定例会ごとに連続していることについて重く受けとめていただき、市民からの信頼を裏切ることのないよう、事務事業の適正、適切な執行管理に努めていただくよう強くお願いするところであります。
最後に、議員並びに市長を初め、当局の皆様におかれましては、それぞれ御自愛いただき引き続き御精進くださいますようお願いいたしまして、閉会に当たっての御挨拶といたします。
ここで市長から御挨拶をいただきます。
市長。
○市長(谷口進一君) (登壇) 第103回
丹波市議会定例会が閉会されるに当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、9月2日から本日までの本定例会におきまして、平成30年度丹波市一般会計及び特別会計の決算認定並びに令和元年度丹波市
一般会計補正予算案、各特別会計補正予算案を初め、数多くの重要案件につきまして慎重かつ熱心に御審議を賜りましたことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げます。
今回は、議案の訂正を初めとしまして、提出資料のたび重なる誤りが生じました。そのことが本会議の場におきまして、代表監査委員から大変厳しい御指摘をいただいたことは決して忘れることなく、重く受けとめております。
また、一般会計決算につきましては、不適正な事務処理が生じており、その結果として平成30年度丹波市一般会計決算不認定とされたことは大変に残念なところでございました。このことにつきましては、改めまして深く反省をしますとともに、今後の対応につきまして市役所をあげて早急かつ具体的な対応措置を講じてまいりたいと、こう思っております。
加えて、先ほど適正な事務執行と
コンプライアンスの徹底を求める決議、これにおきまして、
コンプライアンスの遵守と緊張感のない組織風土の改善ができていなかった、このように大変厳しく指弾されたことに対しまして、我々行政のプロといたしましては、まことに恥ずべきこと、このように認識をいたしております。論語にある言葉、「過ちて改めざる、是すなわち過ちなり」これを胸に改めるべきは早急に改めまして、より一層市政発展の基礎を足元から固めてまいりたい、このように思います。
議員各位におかれましては、引き続き御指導、御鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げます。また、御指摘のとおり、私自身に課せられました責務につきましては、これも大変に強く意識をしながら、残されました任期を精いっぱい取り組んでまいりたい、このように思っております。
最後になりましたが、議員各位それぞれ御多忙のことと存じますが、体調管理にはくれぐれも御留意をいただき、さらなる御活躍を御祈念申し上げまして、本定例会の閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
○議長(林時彦君) これで本日の会議を閉じます。
令和元年第103回
丹波市議会定例会を閉会といたします。
閉会 午後2時10分...