丹波市議会 > 2019-06-19 >
令和元年民生産建常任委員会( 6月19日)

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  1. 丹波市議会 2019-06-19
    令和元年民生産建常任委員会( 6月19日)


    取得元: 丹波市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-07
    令和元年民生産建常任委員会( 6月19日)                 民生産建常任委員会会議録 1.日時   令和元年6月19日午前9時00分~午後5時41分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        太 田 一 誠  副委員長        広 田 まゆみ   委員         渡 辺 秀 幸  委員          吉 積   毅   委員         谷 水 雄 一  委員          垣 内 廣 明   委員         藤 原   悟  委員          西 脇 秀 隆   委員         前 川 豊 市 4.欠席委員   なし 5.議会職員   議事総務課長     荒 木   一  書記          畑 井 大 輔 6.説明のために出席した者の職氏名   副市長        鬼 頭 哲 也   理事         井 上 鉄 也   技監兼入札検査部長  中 野   譲
       企画総務部   企画総務部長     村 上 佳 邦  政策担当部長      近 藤 紀 子    財務部   財務部長       大 垣 至 康    生活環境部   生活環境部長     大 野   剛   くらしの安全課長   髙 見 卓 之  副課長兼交通・防犯係長 髙 槻 淳 一                       消防団係長       荻 野   裕                       防災係長        足 立 和 義    福祉部   福祉部長       金 子 ちあき   地域包括支援課長   谷 水   仁  児童発達支援係長    片 山 慎 也   障がい福祉課長    木 村 成 志  障がい総務係長     徳 田 克 彦    健康部   健康部長       芦 田 恒 男    産業経済部   産業経済部長     西 山 茂 己  農林担当部長      余 田   覚   次長兼観光課長    細 見 秀 和   新産業創造課長    岡 林 勝 則   観光拠点整備室長   宮 野 真 理   農業振興課長     髙 見 英 孝  農政係長        中 尾 大 祐                       農業振興係長      若 狭 光 正   農林整備課長     畑 田 弥須裕  農林整備係長      髙 田 延 重    建設部   建設部長       近 藤 利 明   住まいづくり課長   前 川 康 幸  副課長兼定住促進係長  松 枝   満   下水道課長      義 積 浩 明  副課長兼経営管理係長  西 山 健 吾                       工務係長        和 久 明 一   道路整備課長     畑   幸 一  副課長兼道路整備係長  足 立   渡                       国県事業推進係長    土 家   健                       用地管理係長      澤 瀉 良 孝    消防本部   消防長        小 森 康 雅   予防課長       梅 垣   勝  副課長兼予防係長    高 階   勇    水道部   水道部長       井 上 博 生 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                  開会 午前9時00分 ○委員長(太田一誠君) おはようございます。  委員の皆様、ただいまから、民生産建常任委員会を開催したいと思います。  現地のほうがありますので、まず北側駐車場にお集まりいただきますよう、よろしくお願いします。  暫時休憩します。                  休憩 午前9時01分                 ───────────                  再開 午前10時50分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  現地調査、御苦労さまでした。  最初に、委員会の皆様にお断りします。事前にメールで連絡していましたように、議案審査、所管事務調査、請願審査など本委員会で扱う議題が多数ございます。委員の皆様に御審議いただきたく時間を十分に確保するため、あらかじめ報告される案件を2日間に分けて配分しておりますので、御了承のほう、よろしくお願いいたします。  それでは、現地調査を行いました。日程第1、陳情の第4号から要望第12号、市道特16号線改修の3カ所について、午前中、協議を行いたいと思います。  質疑を今から行いたいと思います。  初めに、陳情第4号「市道旧宮前橋撤去にかかわる住民の安全確保に関する陳情」を議題といたします。  現地でも質疑ありましたですけども、ここで質疑を受けます。  質疑はございませんか。  前川委員。 ○委員(前川豊市君) これ、議長宛てに陳情が上がっているんですけども、当局に対してはどういう書類がいってて、当局のこれに対する考え方はどうなんでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) ありがとうございます。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 地元からは、市長宛てに同様の要望はいただいておるわけでございますが、今回、陳情等もあったもので、今現在のとこ、回答は保留にしておる状況でございます。 ○委員長(太田一誠君) 要望が出ていたのかっていうことについて内容を。  道路整備課長。 ○道路整備課長(畑幸一君) 要望書のほうを地元から受けまして、一応県のほうには、地元のほうからこういう残してほしいという声が上がっておるということは伝えさせてもらっております。県のほうの考えとしましては、河川につきましても、市管理河川になりますので、道路の取り合いの関係で、便宜上、県が断面阻害しとる分を拡幅をしてもらっとるという状況になってます。よって、残す、残さへんについては、市の考えに任せますというようなお話はいただいておる状況です。 ○委員長(太田一誠君) 前川委員。 ○委員(前川豊市君) 議会のほうから、市の判断を越えて先に結論出すとかいうことできませんので、十分陳情の意思を当局は検討いただいて、市として、今聞いたら、県は市の考えに任すというような返事のようでしたので、それじゃあ市として適切な判断をして、また後刻、議会のほうに報告もらうということでしないとできないと思います。今現在、議会のほうでこの陳情をよいとか悪いとかいうことは言えないんではないかと思います。 ○委員長(太田一誠君) 御意見、ありがとうございました。  ほかはございますか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 確認だけですけども、今、管理、初原川、どこの管轄言うたったかいな。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 普通河川で市の管理でございます。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午前10時55分                 ───────────                  再開 午前10時55分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 普通河川であって、本来、市が管理するところでございますが、あそこは砂防の指定区域となっております。今回の河川の改修工事につきましては、バイパスの工事と関連した形で県のほうで河川の改修工事を行っていただいておる状況でございます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) それなら、今かかりよる橋梁の協議は市のほうに受けとんの。県が勝手に計画して、勝手言うたらいかんけど、やっとんちゃうの。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 市の河川整備課のほうで受けて、協議はしております。 ○委員長(太田一誠君) よろしいか。  ほかございますか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 現地見せていただいて、ちょっとだけ教えてほしいんですが、今、置いといてほしいと言われとる橋ですね。それと、新しい道のバイパスに取りつけの部分の高低差が出るときに、一応陳情で出ている部分というのは、新しい道から橋へかなりの高さがあるんですけど、一応それは接続をして、道として橋を残してほしいというようなことになってるんですかね。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今の計画道路から言いますと、今の現宮前橋っていうのは現道にすりつけることは不可能でございまして、この図面お示しのとおり、ちょうど宮前橋から左側、緑に斜線引いているところ、そこにおりる階段は設けるような形となっておりまして、このあたりの用水の関係の管理だとか、河川の管理に使う階段は設けるというところなんで、地元としましても、ここが現道の市道と吸いつくいう状況は思ってはおられません。ただ、グラウンド及び神社に行くに当たって、このバイパスを2回横断せなならない、やはりそういうあたりが危険やからいうことで、この橋を残してほしいという要望でございます。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) わかりました。何かちょっと現地で聞いたときに、車でグラウンドに出入りをしたいがために橋をっていうような説明を受けたような気がしたんで、実際に今、部長の説明でわかりました。  先ほど前川委員が言われたことではないんで、同じようなことなんで、なかなかこちらからどうのこうのいうことは多分ないんですが、可能性としては、歩行者だけが渡れるような鉄の簡易な橋みたいなものがもしもあれば地元の方も納得されるのかなとか思たりもするんで、何か方法があればなというふうには思いましたんで、ちょっと現地を見させていただいた感想ですけれども、一応以上です。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 市の管理ということですから、丹波市として、現況で置いとってよいんか。いやいや、やっぱり改修したいという意向なんか、そこはどうなんですか。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 市としましては、この市道谷川青田線がそこで途切れてしまいますんで、現道、この橋を残したとしても、将来的に維持管理等も必要になってまいりますし、市の考えとしましては、この宮前橋というのは撤去し、今現在、上下流で河川改修を行っておりますとおり、ここまで改修をかけたいという市の考えではございます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。
    ○委員(垣内廣明君) 右岸側が取りつけでかなり高うなって、河川としての断面は十分ある状況になるんじゃないかというように思うねんけども、それでも河川改修をするということなんですね。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 新しい橋でもございませんし、やはり橋台部分が老朽化になってくるケースもございますんで、将来的には、またこのあたりの河川の改修っていうのは発生する時期も来るかと思いますんで、今現在、県がやっていただける状況であれば、今のうちに整備はしときたいというところでございます。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 先ほどの質問とちょっとかぶるんですけど、今の市道と、今度新しくできるバイパスと、高低差どのぐらい言われましたかいね。聞いたような気もするんやけど、高さの違い。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩いたします。                  休憩 午前11時02分                 ───────────                  再開 午前11時02分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今、お手元の資料で見ますところによりますと、おおむね90センチメートルから1メートルの段差でございます。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 多分これ、交差点も含めて、危なくなるんじゃないかと。今までと違うことに交差点がもうちょっと上久下小学校前に移るということになりますんで、グラウンドとか神社へ行くということで、さっき吉積委員が言ってたような歩行の鉄の橋でもかけられたならと、後ででもいいですから、いうようなことをちょっと思うんですけど、それについて回答を、そんなことは考えてないという回答やったんですかいね。ちょっとそこだけ答えてください。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 市としては、先ほど言いましたとおり、宮前橋の撤去を基本と考えております。今言われました人道橋、人が通るぐらいの橋の設置につきましては、これ全く補償でも何でもないんで、市の事業にかかわる部分でもございませんので、現在のところ、その考えては持っておりません。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 市の事業ではないから今回はできないかもわかりませんけども、市としては、地元要望を受けて、検討をする余地はないかということを聞きよるんですけども、県の事業の中には多分入れられないと思うんですよ。言うとうことわかりますかいね。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今おっしゃいますとおり、県の事業では取り入れることはできませんし、今回の事業としては市の事業でもございませんので、地元に対しての補償の物件でもございません。ですから、現在のところ、この人道橋についても設置は考えておりません。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  前川委員。 ○委員(前川豊市君) 先ほど聞いたとこで、そのときはあんまり返事なかってんけど、今はっきり、市は残すことを考えていないというように言われましたので、それに私反対というわけにはいきませんが、仮にそういう方針を市で持つ場合、地元からこうして陳情が出ておる以上、丁寧な説明と了解を得て、その措置をやってほしいと。一方的にやらないように、そこはよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 意見として聞いといてください。  ほか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 参考のためにお聞きするんですが、この当該地区、青田自治会は、戸数どれぐらいの集落でしょうか。  いいです。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。 ○副委員長(広田まゆみ君) 委員長かわります。  太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 現地調査、御苦労さまでした。宮前橋の横に水管橋いうんですかね。水の通る管があった思うんやけど、これの扱いいうのはどういうふうになるんかいうのを、もし移動するんであれば、高さ移動とか、それから歩道とかいうようなものが考えられへんかなと思うんですけど、私、説明がちょっと聞けてなかったもので、その辺の説明があればお願いしたいです。 ○副委員長(広田まゆみ君) 道路整備課長。 ○道路整備課長(畑幸一君) 今の聞いておる計画では、今現在かかっております宮前橋のところに水管橋がつけかわるという計画は聞いております。 ○副委員長(広田まゆみ君) かわります。 ○委員長(太田一誠君) 委員長交代しました。  ほかはございますか。  よろしいか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) この件に関しまして、以上で質疑を閉じたいと思います。  次に、要望第12号「生活道路の建設に関する要望」を議題といたします。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  要望第12号です。生活道路の建設に関する要望書が出ております。その件に関して、質疑はございませんか。  暫時休憩します。                  休憩 午前11時08分                 ───────────                  再開 午前11時08分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今回、舗装じゃなしに、道路改良をやってくださいという要望出とるみたいですけども、丹波市としてどう捉えられとんのか、そこを聞かせてほしいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 市としましては、現在のところ、河川管理道でありますので、県の管理区域内ということで、市道認定もしておらない道路でございますんで、この改良につきましては、市としても、現在、実施することはできない方向であると考えております。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) できないという意味、こうしたらできるとかいうこともあるんでしょう。もう全くできませんよという話なんか。それなら地元へ、もう全くできませんよって返さなならん。例えば市道認定して広げたら、できんことないでしょう。そこらの話ですわ、はっきりしといたげないかんのんは。できないというのんが、それは河川の管理道だから、市道認定せん限りできませんよという話なんか。いや、もう市道認定しようが何であろうが、河川管理道やからできませんという話なんか、そこですわ。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) ここにつきましては、以前からお話ししておりますとおり、市道認定の基準に満たない道路でございますんで、そういったところで、現在のところ、市道認定ではございませんので、地元に対しましても、市道認定ができれば市で改良舗装はできるんですが、現時点においては市道認定はしておりませんので改良できないという話は、これは4月にありました市政懇談会でもそういう意見が出ました。井原の自治会長がお見えになって、そのときも私そういう話をさせていただいたりもしましたんで、御理解いただいとうかどうかは知りませんが、そういった市としての回答はさせていただいております。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) だからそれは、市道認定する以上、5戸以上4メートル以上ですよという規定があるからだめですよという建設部長の見解ですわ。これ、きょう今、副市長も誰も来てないから言うんじゃないですけども、例えば特例として認めるとかいう話になって、認めた場合はできるんでしょう、そういうことなんでしょう。だから、できないと言うてぱんと切ってしまうんじゃなしに、そのことを再三再四言うとるんですよ。もう全くだめですよと言うのんか。建設部長にこの回答せい言うたって無理な話ですけども、私が言うとんのはそういうことなんですよ。救う道、どう考えるのかいうことを、それをせなあかんがね。4メートルないからだめですって切ってしまうんじゃなしに、そこが大事なことやと思うんです。今度、また来たら聞きますわ。 ○委員長(太田一誠君) 前川委員。 ○委員(前川豊市君) 今の垣内委員とも同じですが、要望書を見ると、約10年間、同じ要望をし続けてきとるということなんですよね。それで、そのとき市道認定云々なんですよ。それだったら、これから先、また10年たっても先も同じなんですね。20年たっても同じなんですね。だから、地域の要望は、それを何とかしてくれという要望ですので、それについて考えないと、従来どおりの答弁だけではやっぱり問題だろうと思います。  ところで、この要望書について、市長の意見はどういうことになっていますか。市長が、これはできないということで、市長の指示なんでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今現在、市道認定基準をそのまま当てはめますと、先にも市道認定はできないわけでございますが、これを市道認定の見直しをかけるとしますと、それはその要件に当てはまれば市道認定をされ、道路改良は可能かと思います。ただ、市の方針としては、市道認定路線をこれ以上ふやしていきますと、今後、いろいろと財政面においても費用負担がふえてまいりますんで、そういったところで、原則としては、現在の市道路線の延長をふやすいう思いは持っておりませんので、いろいろ今後、市道認定の見直しも含めた中で、市道の据えかえとか、そういった部分も総合的な検討が必要になってくるのかなという考えは持っております。  あと、これは市長の考えかというところにおきましても、先ほど言いましたとおり、市道認定基準に当てはまってないので、この分については市道認定は行わないというところでございます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今、建設部長、財政的なことがあって、市道をこれ以上ふやしたいないという話なんですよね。それを言うてしもうたら、新しい道路をつくれませんよ。全部やめてんですか。それやったらわかる。計画路線をつくっていきよんでしょうがな。そんなときに、これ以上ふえたら財政的に云々の話したら、そんなこと言うたら、道路計画成り立ちませんよ。一切やめるのなら、今、建設部長言われたそのとおりですわ。それとこれと同じようにものを考えたら、それは私はだめやと思いますよ。そんなことやったら道路要りませんわ。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 十分御理解いただけなかって申しわけなかったですが、現市道路線以外の部分、いわゆる法定外公共物ですとか、法定外公共物以外の河川管理道、例えば農道だとか、そういったところを新たに市道認定をするという、そのために現在の認定基準を緩和して認定してくると、幾らでも市として管理する路線はふえてくるという意味合いで言わせていただきましたんで、新たに道路整備をする部分については、それは市の政策上つくっていく道でございますんで、それは市道として認定はしていくべきかなと考えております。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) だから、今回の要望も、道路整備をしてくださいという要望が出とんですわな。それが河川管理道であるからできませんよという話なんでしょう。そうじゃなしに、改良してください、4メートルにしてくださいと。これ、今、建設部長そんなこと言いよったら、これ絶対進みませんわ、4メートルないから。だけども管理道いうのんは、市道認定せん限り触られへんのでしょうがいな。そういうことわかられとんでしょう、十分。それを、4メートルないからだめですと言うてしもたら。これはよう市長とそこら話してせなんだら、進みませんわ。  それと、もう一遍聞いておきたいのんは、前の産業建設常任委員会から意見書出てますわね。法定外公共物でいう話。これ、前の意見書で対応ができるんか、でけへんのんか、そこをきっちり説明していただきたいんです。私はあのままでは絶対できへんという認識しとんですけども、あれで事が進むんなら、それはしばらく待ちゃいいんですけど。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 以前の12月に御意見いただきました前産業建設常任委員会での意見書において、法定外公共物等におけますところの対応について御意見をいただいたところでございますが、このあたりにつきまして、あくまでも市の要綱は法定外公共物に対する補助要綱としておりますんで、等においては、いわゆる今言われました河川管理道だとか、農道だとか、林道だとか、そういったところの部類に入ってくるかと思います。  したがいまして、御意見をそのまま法定外公共物等の要綱には含めずに、それは別途道路管理者の許可をもらって市が舗装し、法定外公共物補助金に見合う分担金をもらおうという計画で進めておいたわけでございますが、その公共施設の管理者からいうと、分担金を地元からもらうことに対しては法に接するということを言われたことから、この制度としては当てはめることはできませんでしたんで、今後の検討課題として残させていただき、そのかわり河川管理道法定外公共物以外の部分については、原材料、また重機等のレンタルの借り入れ含めました20万円を上限として補助金を出す要綱を新たに設定しとるわけでございます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) そんな難しい言わんでもええねやと思うんです。法定外公共物いうのんは、里道と青線しかないでしょう、そうなんでしょう。だから、この間の意見書の中には、農道とか林道とか河川管理道は入っとったけど、これは適用できませんよという話なんでしょう。それをはっきり言うてもうたらええんです。そのことをきちっと。                (発言する者あり) ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午前11時21分                 ───────────                  再開 午前11時26分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 垣内委員が言われたように、建設部と市長、副市長あたりと検討をしてほしいと思います。例えば、ぐおっと大きい穴がでけて非常に危険やというようなになったら、県も責任があるし、市も責任が多分出てくると思います。だから、そういうこともあり得るんで、もうちょっと時間かけてもええから詰めて、どうせ回答せんなんねやから、今の回答だけでは非常に不十分やと思うので、市長、副市長と建設部のほうで詰めてほしいなと思います。   (「責任がどうこう言われても、そのあたりがわからんのですけど」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 続いてどうぞ。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 河川管理道は県の関係やね。だけど、市は黙って、例えば非常に危険な状態になったら見過ごすいうことは、私、でけへんと思うねん。住民の安全から言うたら。          (「県は関係ない話なんで」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) だから、そういうことも含めて検討してほしいなと思いますけど。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) そのために、今年度から河川管理道におきましても、補修資材、また重機の借り上げ含めた上限20万円までを10分の10の補助金の制度をつくりましたんで、それを十分活用していただきながら補修をしていただきたい、かように思っております。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 建設部長、重機の借り上げをして、重機使って管理道いじくるいうたら、これ問題やないか。                (発言する者あり) ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) にしろ、そんなもん、県の管理しとるとこをやで、重機で穴ぼこ直しよりまんねんとかいうような話、それ書いてあったけども、これ問題やないかと私は思たんやけども。
    ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今おっしゃいましたとおり、堤体を掘り返すとか、そういうものは想定しておりません。今現在、穴ぼこあるへこんでおるとこに、例えば合材入れて敷きならしたとかそういったもの、地元で管理できる範囲であれば、河川管理者も補修していただいてよいという協議は県とは済んでおりますんで、そういったところでお話をさせていただいたというところでございます。 ○委員長(太田一誠君) ほかはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ほか質疑はないようですので、質疑を終わります。  次に、「市道特16号線における改修工事」を議題といたします。  本件は、追加議案第82号「朝阪・福田辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の変更について」を受けて、改修工事が委員会の所管部分に当たることから現地調査を行いました。あくまで、委員会で調査できるのは改修工事部分になりますので、その点を踏まえて質疑をお願いいたします。  質疑はございませんか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) さきの本会議におきまして、藤原議員のほうから御質問いただいておりました。平成12年に、旧氷上町時代に予備設計をしたときに、トンネルとの比較をしたと思うが、そのトンネルの価格はどれぐらいやったかという御質問をいただいておりました。その部分につきまして、この当委員会まで保留をしておりまして、調べてまいりましたんで、御報告だけ申し上げたいと思います。  トンネルで1案、2案と検討したわけでございますが、最適なトンネル2案、南側ルートということで、総工事費としましては約11億9,000万円の予備設計で、事業費としては計算しております。トンネル延長は327メートルです。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 327メートル、取り合いも入れて約12億円いう話ですね、今の話。12億円いう話ですね。取り合いも入れて12億円いう話でしょう、そういうことでしょう。ほんなら、トンネルだけで11億円。今回も土質が悪くていう変更を1億6,000万円増ということなんですけど、土質が悪いから11億円もかかるんかなというような思いするんですけども、そない土質悪いんですか、ここ。これ、メートル当たり350万円。トンネル、350万円ほどかかっとる。そないに土質が前々から悪いことがわかっとりながら、今回、急に土質が悪いさかいって1億6,000万円いう変更が出てきたんですけど、そこらのこれまでの過程いうのはどこまで調査されとったんか。土質が悪いさかい1.6倍、6割増ですよというような話、通常通らんですよ、なかなか。そこら、箇所数が少のうて、調査不足やったとかいう話なんか。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、辺地計画を立てたときの総事業費2億9,000万円の算定に当たりましては、いわゆる予備設計の段階で総事業費っていうのは算定しておりませんでした。予備設計の段階においては、連動で道路構造令に満たすか満たさんかの調査をした後に、線形、ルートを決定したのとあわせて、朝阪側の1つ目のヘアピンカーブ、あそこには墓地だとか水道のポンプとかありますんで、そういったところが一番難所となるところの検討をしただけであって、全体の事業費はしておりませんでした。したがいまして、2億9,000万円算定に当たっては、類似の工事を用いて、1メートル30万円とした概算事業費で辺地事業を立てたわけでございまして、それで、今回詳細設計に当たっての土質調査できちっとした工法等が検討されたという中で、こういった1億6,000万円という事業費の誤差が出てきたというところでございます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) それやったら土質じゃなしに、いうたらルート変更ですわな。全体的な計画変更によって6割ふえましたという話なんでしょう。だけども、本会議の場では、土質が悪くて云々の話をされるから今聞きよるんであって、今の建設部長の説明やったらようわかるんですよ。1.6倍になりましたという話はね。だから、ほんなら土質調査の結果じゃなしに、いうたら工法なりルート変更により6割増になりましたという話ですね。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今おっしゃるとおり、工法の変更等も含めた要因ではあるんですけども、まず大きく、こういった土質調査による軟弱地盤でなければ、こういった大きな費用の乖離はなかったかと思います。全体事業費でいうたら足らなかったいうようになったかは思いますが、そういったところ、今回の説明では土質調査による事業費の増と申し上げましたが、そういった工法の変更等も含めた上での事業費の変更でございます。                (発言する者あり) ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午前11時37分                 ───────────                  再開 午前11時39分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 今回の変更につきましては、軟弱地盤であったということから、道路を山側に切り土をする予定でありましたが、谷川へ移動させて、それに伴います工法変更も含めた今回の事業費の変更になったところでございます。 ○委員長(太田一誠君) よろしいか。  ほかございますか。  ほか、質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ないようですので、質疑を終わります。  以上で、午前中の質疑に関してはこれで終わりです。  建設部のほう、何かございますか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 特にございません。 ○委員長(太田一誠君) 委員の皆様はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) なしですね。  それでは、暫時休憩します。                  休憩 午前11時40分                 ───────────                  再開 午前11時42分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  21日に予定しておりました市民との意見交換の意見書の一覧から、分類についてを議題といたします。  5月13日から18日にかけて開催しました市民との意見交換会で出された意見のうち、班長会において、民生産健常任委員会所管として振り分けされた意見について、一覧を今お目通しいただいておると思います。本日、1から4に分類していただきたいと思っております。この後、暫時休憩をいたしますが、本日できたら、時間の関係上ございますが、詰めてまいりたいと思います。できない場合は21日も検討しますけども、よろしくお願いいたします。  それでは、暫時休憩をいたします。                  休憩 午前11時43分                 ───────────                  再開 午前11時46分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  それでは、市民との意見交換会での意見等の一覧を振り分けする作業に関しましては、この資料をもとに、21日までそれぞれ検討するいう形でよろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 異議なしいうことで、あと、21日にまた意見をいただくいうことで閉じたいと思います。  それでは、ここで暫時休憩をいたします。                  休憩 午前11時47分                 ───────────                  再開 午後1時00分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  それでは、午前中に引き続き、民生産健常任委員会を開催したいと思います。  委員の皆様、当局の皆様、御苦労さまでございます。  まず、議長より御挨拶をお願いいたします。  議長。 ○議長(林時彦君) きょうは御苦労さまでございます。民生産健常任委員会ということで、議案の審議から始めていただきますけども、きのうもそうやったんですけども、委員会の中でマイクの入れ忘れ、それから切り忘れ等よくありますので、きっちりマイクを入り切りしてもらうのと、語尾をしっかりするように、最後、ふにゃふにゃと何言うとうかわからへんとか、また、答弁の中で取り消しも大変多くなってますので、きちっとした答弁をお願いします。また、委員のほうも当局のほうから首をかしげられるような質疑しないように、きちっと簡略に質疑していただきますように、よろしくお願いいたします。 ○委員長(太田一誠君) ありがとうございました。  続きまして、副市長より御挨拶をお願いいたします。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 既にテレビとか新聞でも報道ございましたけれども、昨晩、山形県沖で大きな地震があったとこでございまして、新潟県、山形県でもいろいろ被災をされているようでございます。被災をされた皆様方に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。そして、一日も早い復旧、復興を願っております。  本日、民生産健常任委員会付託議案の審査、また所管事務調査、どうぞ御指導賜りますよう、よろしお願いを申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) ありがとうございました。  それでは、日程第2、付託議案審査を行います。  付託議案の審査のため、担当職員の出席につきまして許可しております。  発言の際は、所属・職名を述べてから発言してください。  なお、各委員の質疑、市当局の説明、答弁等の発言につきましては、1列目の方は着席のまま行っていただいて結構ですが、2列目以降の方の発言につきましては、顔が見えるように御起立をお願いいたします。  お諮りいたします。  各付託議案の審査におきまして、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。  まず、議案第69号「消防団ポンプ自動車購入契約の締結について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 議案第69号消防団ポンプ自動車購入契約の締結についてでございますが、審査いただくに当たって、おわびを申し上げます。  先日、訂正シールによって訂正させていただきました件でございますが、議案審議資料の35ページに記載をしております受注実績につきまして、下から6行目になりますが、丹波市発注のポンプ自動車の受注金額を誤っておりました。先ほど申し上げたように、訂正シールによって訂正をさせていただいたところでございます。大変申しわけありませんでした。 ○委員長(太田一誠君) 報告は終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  前川委員。 ○委員(前川豊市君) この議案第69号、次の議案第70号にも関係するかもわかりませんが、これ、消防ポンプ自動車、詰所の車庫の高さは全てオーケーでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 高さについては入る高さではございますが、詳細について、担当課のほうから御答弁を申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 先ほどの前川委員からの質問でございますが、詰所の高さについては、車を更新しても大丈夫ということで確認はしております。 ○委員長(太田一誠君) よろしいですか。  ほか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 議案第69号ですけども、たしか株式会社モリタいうのんは、指名停止はとっくに過ぎとると思うねんけども、たしか1年やったかな。その後、ずっと参加してないですけども、どうなんです。私、別に株式会社モリタの肩持つわけでも何でもないですけども、やっぱり競争いうことを考えたら、株式会社モリタいうのをここまで外してええんかなというように思うんですけど、そこはどうなんですか。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 今、垣内委員御指摘のように、過去指名停止ということで、不祥事がありまして指名停止いうことにしておりました。その後、指名願の申請につきましては、2年に1回の更新を行っております。それ以降、その会社については指名願の提出がなく、市の参加業者としてはなってないということでございます。 ○委員長(太田一誠君) よろしいですか。  ほか。
     藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 審議資料の36ページに開札結果が載ってるんですけども、本会議の中で、この株式会社神防社が株式会社ナカムラ消防化学の代理店契約で、そこで納入してということをお聞きしたんですけども、次の議案第70号では、株式会社ナカムラ消防化学は応札されてないんですけども、ここでは代理店と納入業者も両方応札してるわけですけども、これは入札上は何も問題ないのでしょうか。お伺いいたします。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 先日の議案の質疑のときにも御答弁申し上げましたように、入札参加資格として、関係する会社につきましては、関係する会社同士が同じ入札には参加できないという規定がございます。この中では、関係する会社というのは、資本関係がある、また人的な関係があるというようなことでございます。その中で、特に代理店契約している方といって、メーカーとその代理店が同時に参加できないという要件はございません。要件としては以上でございます。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) わかりました。規定上問題ないということですので、わかりました。  ただ、代理店で納入をされるほうが安い金額で入札されているいうことは、株式会社ナカムラ消防化学がどういう考えで応札されたのか。丹波市には高く売って、代理店には安く売るのかなという、これ見たらしますので、そんなことがいいのかなということを感じました。感想だけです。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) ちょっと何点かお願いしたんですが、納入の受注実績で、オートマチックとミッションがいろいろあるみたいなんですが、今回の車両に関してどちらなのかということと、ミッションとオートマチックの入札の規約的な部分でどこらを基準にされているのか、少し教えてください。  それと、このCD-I型というのかな、これでかなり価格差があって、入札なんで当然価格差はあるかと思うんですが、今回の入札参加業者名で、今、藤原委員が言われたようなこととちょっと似かよった質問なんですが、結局、入札業者と製造会社っていうものが全てそれぞれ違うものなのか、製造元が同じようにダブってる部分もあるのか、その辺のことを教えていただきたいのと、とりあえずその2点をお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) ただいまの2点につきまして、担当課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) まず1点目の、受注の段階でオートマチック、またマニュアルといった形になるんですけども、今現在のところは、もうオートマチックのほうで統一した形で購入のほうを進めさせていただいております。 ○委員長(太田一誠君) オートマチックとミッションでどう違うんかいうのんは。  くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) どう違うか、今の免許の取得の関係もあろうかと思とるんですけども、オートマチック限定という方もこれからふえてくることも考え、また、やはり事故の少ない状況を生むべきであろうかというところでのオートマチックのほうの活用が今の段階では進められているという形で受注のほうをさせていただいております。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 2点目が、入札の参加業者によって車の製造自体が異なってくるかと、そういう意味でございましたですね。それについては、CD-Ⅰ型ということで、それはどこであろうと同じ車種の車ということで認識をしております。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) そういうことではなくて、ベース車両っていうのは何か規格があるようなんですが、多分装備に関しては細かいもんが資料見せていただいたときにあるんですけど、結局、有限会社西垣消防器具製作所と小川ポンプ工業株式会社とかもありますよね。そこは、この間の本会議のときの質疑のときに、結局、入札をされた方が製造もしてないということがあったんで、入札業者と製造業者がダブっているんか、それぞれ全て違う系統で入札が行われているのか、その辺の説明が知りたいんですが。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 今、吉積委員の御質問も本会議の議案質疑の中で若干触れさせてもらったところでございますが、今回の契約の形態は物品の購入契約ということでございます。購入契約ですんで、業者がどこで仕入れて市へ納入されても、それは別に構わないということでございます。それがメーカーであろうと代理店であろうと、仕様書に基づいたものを調達されて納入するということについては、どちらでもそれは契約自体問題ないということでございます。  今回、ポンプ自動車の購入の考え方ですけども、本体となる車種については、自動車メーカーから購入されて、それをその工場によって艤装をされていきます。よその自治体では製造の請負という格好で発注をされているところもございます。その場合でしたら、当然請け負った会社で大部分を仕上げないとそれは契約に違反するということになりますんで、その場合は実際製造されるところでしか納入は難しいかなというふうに思います。今回につきましては、契約の形態として購入契約という中ですんで、それはメーカーであろうと代理店であろうと問わないと、決められた製品が納入されたらそれでいいという形態の契約ですんで、そのことについては、今回問題ないというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) わかりました。仕様書なんか見せてもらったり、製造の各メーカーなんかの製造車、そこで多分仕様としては、それぞれホースの接続部分とか共通の部品を今技監が言われたように、組み立てる部分では共通部品いうのが多分あると思うんですが、各消防団に現在車の比率ですね。業者によって多少使い勝手が違うかと思うんですけど、私も消防団員だったときに、他の部の車両に乗ったりはしないんで、余りふぐあいはないとは思うんですけれども、結局、レバーの位置であったり、そういうもんが車両によって若干違うのかなと。ばらばらである程度のラインっていうものがあるのかっていうのがちょっと教えていただきたいことと、先ほどくらしの安全課長が言われた、オートマチック最近はふえてるって言われたんですが、先ほど事故の部分で言われたら、消防団員若いので問題ないかもしれませんが、最近の事故なんかでオートマチックが原因になっているような、暴走いうか、ちょっと行ってしまったという不注意があるようなことを思うんですが、その点でいうと、安全でいうと、ミッションのほうが今安全やないかというようなこともあると思うんですが、免許制度でオートマチック限定っていうのがあってオートマチックにされているのはわかるんやけど、今言われたように、安全のためにオートマチックにされているいうのはどうなんかなというのがあるんで、もう一回、そこだけお願いできますか。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 先ほどの発言の中で、確かにオートマチックのほうの安全性が高いということも発言をさせていただきました。必ずしもそれが正しいかと言われれば、私も確実なところいうものはないかと思っております。ただ、今、車の中での実際の経験とか、若い子がふえてきているこの時代の中で、やはり今ミッション車を運転されている方というのが、免許は持っとるものの、やっぱり運転する機会がだんだん減ってきてるということもあろうかと思とります。その中で、やはり主流になっているオートマチックというものの車のほうの購入を今現在させていただいているような現状と把握をしております。 ○委員長(太田一誠君) 操作性、共通、その考え方、もう1個。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど、もう1点御質問いただいた、同じ車種ではあるんやけれども、車両によって若干仕様といいますか、器具の位置が異なったりするかという御質問でよろしいですね。それにつきまして、担当課のほうからお答えをいたします。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 申しわけございません。まず1点目は、車両によって、実際に内装が違うだとか、位置が違うとかいうことがあるのかということやったと思います。全部が全部把握はしていなくて、どういったタイプのものがあるのだとかいうことを、今の段階では把握は十分にできておりませんので、もしよろしければ、後日になろうかと思とります。それぞれの車を確認しながらということになりますけども、どのぐらいの位置がずれてる、また差異があるかということの確認をさせていただいて、後ほど御報告をさせていただければというふうに思とります。申しわけございませんが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長、さっきのオートマチックの安全性のためなんかいうとこら辺のお答えが訂正しますってなったんですけども、訂正でよろしいんですか。  くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 訂正といいますか、確実なところではない、それが絶対かと言われれば、安全性が高いとは思とります。個人的にもありますけども、ただ、それが事故につながるかというところの確実なそういった情報がこちらで把握できているかというところになりますと、今、車の運転の中で、そういったことが原因で事故があったかというのも余り聞いてはおりません。そういった意味では、それぞれが免許に応じてだと思いますが、オートマチックも無難に乗りこなしていただいているというふうには感じております。 ○委員長(太田一誠君) じゃあ、後ほど報告していただきます。  ほかはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第69号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手お願いいたします。                 (賛成者挙手) ○委員長(太田一誠君) 挙手全員です。  したがって、議案第69号「消防団ポンプ自動車購入契約の締結について」は、原案のとおり可決するべきものと決しました。  次に、議案第70号「小型動力ポンプ普通積載車等購入契約の締結について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 補足の説明はございません。 ○委員長(太田一誠君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 教えていただきたいことになると思うんですけども、小型動力ポンプについては、土台となる車は各分団は持っているのかどうかということと、山南支団の第4分団第1部について、車両のみということになってますけども、小型動力ポンプは積んであるのかどうか。そこらで、また、小型動力ポンプの使い方、例えば軽トラックに積んで、水はけんとこをぶわっと排水してもいいのか、そういう使い方について、お願いします。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず、既に積載車があるかと、それに対して小型動力ポンプが装備されているかということについては私のほうから、あと、小型動力ポンプの使用のことであったかと思いますが、それにつきましては、担当課のほうからお答えをさせていただきます。  まず、普通積載車については、今回5台の更新ということでございまして、今現在も普通積載車があるということでございます。  それから、小型動力ポンプにつきましては、4台ということでございまして、今回、山南支団の第4分団第1部でございますが、そこにつきましては、小型動力ポンプが以前に故障いたしまして使用不可能となって、これは平成26年度に小型動力ポンプのみを更新したというところでございまして、今回については、車両のみの更新ということで入札を行ったということでございます。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 2点目の小型動力ポンプの使用といいますか、移動させるという形やと思っております。基本的には、積載車のほうからおろした段階で吸管を水源のほうにつけて、そして水を出すといった作業になろうかと思とります。やはり地域によっては、そこから車が行けないだとかいうこともあろうかと思とります。そういった場合においては、ほとんど団員がそれを4人で大体持つ部分が多いんですけども、4人もしくは2人でも持てますので、それで移動をさせて、小型動力ポンプのほうを水のあるところへ移動させて使用するといった形になります。  先ほど言われました、軽トラックで載せて移動というのは、それは場所といいますか、ケース・バイ・ケースみたいなところで、積載車が行けないけども軽トラックであればという場合なんですけども、ただ、今、軽自動車自体がほとんど消防自動車として活動をしていないような状況もあろうかと思とります。ですので、例えば一般の方の軽トラックを利用して行くだとかいうことについては、安全性の面でどうかなというものもありますので、基本的には消防自動車からおろして、その近くでできるだけ作業を行うといったような形になろうかと思とります。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) これちょっと答えにくいかもわかりませんけども、内水が外へはけないという状況の中で、去年の大雨のときに消防車で加古川のほうへ排水してもらったと、非常に助かったというようなことを聞いてるんですけども、そういうことは使い方としてはまずいというふうに聞いとんですけど、現場判断でそういうことは一応可能なんは可能なのかどうかいうことをちょっと聞いておきたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午後1時28分                 ───────────                  再開 午後1時28分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 先ほどの小型動力ポンプの使用の仕方でございますが、内水対策という一つの中で、消防のポンプではなくて、一時的に地元なりがポンプを持ってきて外に吐き出す、そういった作業は現実にしております。ただ、今、消防用のポンプをそういった内水対策で利用された、それが昨年の7月のときに実際に起きてたっていうことは私自身も今初めて聞いたようなことなんですけども、基本的にはポンプの連続使用というもの自体が、やはりどうしてもポンプの消耗にかなり負担がかかってしまうということになりまして、どうしても傷む原因をつくってしまう可能性があるということはございます。時間的なことだけではないかもしれませんが、そういった利用のところ、それと、消防団員がそこで安全性を確認した上で作業ができているかということもそのときの状況判断ということもあろうかと思とりますが、特段、今、内水対策として、そういった形の活用というものについては推奨はしていないということで御理解を賜りたいというふうに思っております。 ○委員長(太田一誠君) 消防長。 ○消防長(小森康雅君) 能力という意味で、若干補足だけさせていただきます。  今回の小型動力ポンプの最大限の能力が毎分2,000リットルぐらいの吐出量があるというようなものです。車のポンプであっても変わりなく、2,000リットルから3,000リットルぐらいであろうと思います。例えば一反の田んぼ、1,000平方メートルの田んぼの1センチメートルの水をはかそうと思うと、10立方メートルぐらいの計算になります。毎分2立方メートルの排水なんで、1反の水を1センチメートル水位を下げるためには5分間動かす必要があるというようなことで、先ほど西脇委員、その効果があったということをおっしゃられたんで、効果があるんであれば有効であろうとは思うんですが、消防ポンプの能力自体はそういった能力ですので、田んぼの水が例えば50センチメートルとか1メートルとかを低くするというのは、非常に能力的に難しいというふうには思っております。 ○委員長(太田一誠君) 質問を終わります。  ほかございませんか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 本会議のときに、入札の要件で地域要件は入れてないという答弁といいますか、説明があったと思うんですけれども、その点をもう一度だけ御説明願いますか。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 入札公告で参加要件として、実際、入札参加の登録があるということと、過去5年間、平成26年以降に消防ポンプ自動車、もしくは小型動力ポンプ普通積載車納入実績があることという条件してますんで、特に営業所の所在地に関する要件はつけてなかったということでございます。だから、別に市内でも参加することは可能ではあったんですけども、この納入実績とか仕様書の中で、要請から2時間以内に現場へ到着するいうようなこと、そういう条件があって参加しにくかったなということを感じております。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) そのときに、あわせてメンテナンスであったりとか、駆けつけの対応であったりとかっていう説明もあったかと思うんですけれども、そういった駆けつけの要件であったりとかメンテナンスについて、今回の契約に当たっての内容のほうには、一応盛り込みはあるんですか。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 今回、物品の購入契約書の約款自体にはそれはございませんが、契約図書として、今回、入札条件で出しております購入の仕様書、この中でもその表記がありますんで、この仕様書も当然契約書の一部として含まれますんで、この条件は担保されているというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) ちなみにさっきなんですけれども、そのメンテナンス期間であったりとかいうところも、何年間なのか、それとも使用する限り常になのか、そこら辺だけ最後お願いします。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 担当課から答弁をさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 先ほどの御質問でございますが、こちらで一度確認をさせていただいて、また申しわけございませんが、報告を後ほどさせていただければというふうに思っております。申しわけございません。よろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 後刻でよろしいですか。  くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 申しわけございません。できれば後日という形で、直近のまた委員会のほうで御報告をさせていただければというふうに思っております。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) ちょっと関連するかもしれないんですが、これも質疑があった分なんですが、技監も製造元でメンテナンスに関しては何ら問題がないというようなことを言われてたんですが、製造元が先ほどの株式会社ナカムラ消防化学であって、長崎県が本社で、九州を中心にされている業者のようにあるんです。関東に工場があったりするみたいなんですが、私が見た限りなんですけど、ホームページから大阪市の営業所って見たときに、マンションの一室のような営業所になってたかのようにあるんですが、2時間程度で、当然先に入札業者の株式会社神防社が見た上でとは思うんですが、そこの手に負えないような部分で、大阪市の営業所がそこまできっちりフォローができるんかなっていうのを見た中で心配になったんですが、その点は大丈夫なんでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 担当課から御答弁をさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 大変申しわけございません。その点につきましても一度確認をさせていただいて、後日、御報告をさせていただければというふうに思っております。申しわけございません。よろしくお願いします。
    ○委員長(太田一誠君) ほかありますか。  暫時休憩します。                  休憩 午後1時39分                 ───────────                  再開 午後1時39分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  質疑を受けます。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 教えてください。議案審議資料の38ページの会社概要で実績高ですけども、平成30年度の実績額を教えてください。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 平成30年度の実績につきましては、済みません。暫時休憩をお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午後1時40分                 ───────────                  再開 午後1時40分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 平成30年度の実績高につきましては、今資料を持っておりませんので、担当課のほうから、その処理につきまして報告をさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) くらしの安全課長。 ○くらしの安全課長(髙見卓之君) 先ほどの平成30年度の実績でございますが、今、こちらのほうで確認が十分できておりませんので、一応業者のほうにも確認をとらせていただいて、資料のほうを早急にこちらのほうで確認したいというふうに、それをもって御報告をさせていただけるように、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 先ほどの議案第69号では平成30年実績が書いてあるんですけれども、入札の審査のときには、これは必要ではないんですか。要らないんですかね。ちょっと回答だけ。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 今回、一般競争入札の事後審査型という方式で入札を執行してまして、開札時で落札候補者を決定して、落札候補者に対して必要な書類の提出を求めて審査をするということになりますが、特に売上高については審査の要件ではございませんので、その段階では確認してないということでございます。条件としては、平成26年度以降の納入実績、これを求めてたということで、その確認をしたということでございます。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 直近の決算を出すように、提出書類の中になかったですか。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 指名願の提出のときには、決算報告書をつけていただくというのは要件となっております。 ○委員長(太田一誠君) 議長。 ○議長(林時彦君) この前、本会議の質疑では、この株式会社神防社ですかいね、これについては、この前の納入が初めてだったので、これ1件しか納入実績がないというふうに私聞いたように覚えとるんですけど、そやなかったですか。それやったら、平成30年度はないということになるんかと思うんやけど、その辺きちっとわかってへん、そやなかったかな、大丈夫かいな。 ○委員長(太田一誠君) 技監兼入札検査部長。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 平成30年度に香美町へ納入されたのが初めてということでは聞いております。今回、今、会社概要の中の実績高、この取り扱いにつきましては、会社の売り上げということでこちらは解釈、ここちょっと表現として適切かどうかいうのありますが、売上高ということですんで、この業者につきましては、消防関係で工事も含めて手広くやられてます。それの売り上げが14億円というようなことと認識しております。 ○委員長(太田一誠君) ほか、質疑を行います。  ほかの質疑はございますか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今の実績高の認識についてはまちまちのような答弁やったと思うんですけども、これが会社の売り上げなのか。それとも、これは結局会社の売り上げっていうことで、市としては認識されとってんでよろしいんですかね。ほかの審議資料の35ページの実績高もそういう意味合いの実績高、会社の売上高っていう認識で統一されとるということでよろしいですか。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 実績高と申しますのは、会社の売り上げという認識を持ってございまして、株式会社神防社については、実績高が2年平均では14億1,011万5,217円ということでの実績があるというところですが、これ2年の平均でございますんで、平成30年度はこれに近い額であろうかと思うんですが、はっきりしないというところでの先ほど答弁です。  それから、受注実績につきましては、これは地方公共団体への納入の実績ということで、株式会社神防社は昨年度から消防の車両関係の扱いを始められましたので、昨年度は香美町役場への納入が1台あったということでございます。 ○委員長(太田一誠君) ほか、質疑ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○副委員長(広田まゆみ君) 委員長かわります。  太田一誠委員。 ○委員(太田一誠君) 関連で聞いときたいんですけど、前、吉積委員がポンプ車の払い下げ状況なんかを報告してくださいいうていうのはなかったな思うんやけど、またどっかの機会で中古をどういうふうにしよってんかいうのを、どっかでまたお願いしたいんです。ポンプ車、それから、あと消防自動車のとこら辺ですね。今やなあてよろしいんで、また以後、お願いします。 ○委員長(太田一誠君) それでは、質疑、ほかございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ないようですので、質疑は終結をしたいと思います。  採決は21日に行いたいと思いますので、この懸案につきましては、次回、21日にもう一度行います。  次に行きます。  議案第71号「丹波市「心 つなぐ」防災の日を定める条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 1点、補足説明をさせていただきたいと思います。  6月14日の本会議の議案質疑におきまして、神戸市が阪神・淡路大震災があった1月17日を条例で防災の日として定めているかとの御質問を受けました。条例で規定されていると答弁のみはさせていただいたんですが、その条例名、また、その日の名称についてお答えができておりませんでしたので、本日報告をさせていただきます。  神戸市の条例名は、神戸市民の安全の推進に関する条例でございまして、平成10年1月17日に施行をされております。その条例におきまして、市民防災の日を定めるということ、そして、その日を1月17日とすることが規定をされております。  以上、報告とさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 報告が終わりました。  議案第71号について、質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 防災の日を決めることについては賛成するんですけども、条例で決めなければいけないのかどうかと。例えば非核平和都市宣言みたいなもので、宣言として、その日を防災の日宣言の日とするというふうな形のほうがいいんではないかと。これは何人かの議員とも話したけど、そういう手もあるなと。  だから、条例でいうと、16日、お盆ですね。お盆に、ここにも書いてありますように、防災の日とすることはいいんですけども、防災の日の趣旨にふさわしい活動に取り組むよう努めるものとする。それから、取り組む防災訓練、その他の防災の日の趣旨にふさわしい活動に積極的に参加し、地域防災力の向上に努めるものとする。あるいは、市の責務として、広報その他の防災の日の趣旨にふさわしい事業に取り組むよう努めるものとすると。それから、市の責務の中で、防災の日の趣旨にふさわしい活動に対し必要な支援を講ずるものとすると。こういうふうに書いてあるんですけども、生活環境部長の答弁だと、その日を別にずらしてもらっても、現場に任せるというふうな答弁だったんですけども、それだったらあんまり窮屈な条例にせずに、宣言とかにしたほうがいいんじゃないかというようなことを思うんですけども、市としては、防災の日を制定して、16日にどんなことを考えられとんですか。  まず1つは、言いますね、整理します。1つは、条例制定についての疑問があるわけです。それが1点目。  2点目は、市が防災の日に考えていることをお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) まず、条例の制定ということについてでございますが、先ほどから西脇委員御質問いただいとりますように、防災の日を定める定め方というのは、それぞれ方法は、例えば要綱で定めているところ、また規則、それから告示だけをしているところもございます。丹波市におきましては、この条例の中身にも書いておりますように、自助を基本といたしまして、防災・減災の取り組みの重要性を強く訴えていきたいということで、条例を制定して防災の日を制定したいと、このように考えているところでございます。  それから、市は8月16日にはどういった取り組みをするのかというところでございますが、日を設定する以上は、本来は8月16日に防災の講演会でありますとか、学習会、避難訓練というようなことが、本来、市当局においても、また地域においても、そういう取り組みをしていただきたいところはもちろん気持ちとしては、この条例制定の趣旨からは当然それが望ましいとは考えておるわけなんですけれども、そこは先日も答弁いたしましたように、やはり地域の状況ということも勘案してやっていただいたらというところで、実際の取り組みはそのように考えているということでございます。  8月16日には、事前から丹波市の心 つなぐ防災の日であるということを十分に周知・啓発をいたしまして、その日には、家族、またお盆ですので、家族、御親族が帰省されているようなおうちも多かろうと思いますが、その中で防災の日についての話し合いをしていただいて、家族の中で共通の認識を持っていただきたい。また、その上で、地域の中で共助に取り組んでいこうという機運を盛り上げていただきたいということを周知・啓発してまいりたいと、このように考えております。  それから、その日には、今考えておりますのは、市長から、防災行政無線を利用いたしまして、市民の皆様にお伝えをさせていただいて、この条例の趣旨を十分に浸透するようにお伝えをさせていただく。それをまた今後の防災意識の高揚を高めるに生かしていただきたいということで、周知・啓発を図っていきたいということで考えております。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 8月16日を心 つなぐ防災の日として定めているのは、8月16日がどんな日であったかということを風化させることなく、忘れることなく、後世に伝えて、そして安全・安心な防災活動に取り組む、備えていくということをみんなで取り組んでいこうということをみんなで合意形成をしていこう、そういう日として8月16日というのは非常に重要な日である。それのことをみんなで思い起こそう、そういう象徴的な日であるということを定めているということであります。  必ずしも8月16日に何か防災の活動をするということが重要なのではなくて、8月16日がどんな日であって、それを忘れずに伝えていくということが重要、そういう防災の日の趣旨にふさわしい活動をいつと言わずやっていくというのがこの条例の趣旨であります。できるだけ8月16日の近辺にやるというのは望ましいかもしれませんけど、必ずしもそれだけではなくて、一番重要なのは、8月16日の趣旨をみんなで理解をしていくという、そういうことであります。  そして、それは条例でないとできなかというと、先ほど部長も申しましたように、いろんなやり方がある。それを一番強く市民の皆さんと共有するという形としては、最高の法形式の条例というものがふさわしいのではないかということで条例ということで、この日を定めるのに議会のほうで、いやいや、条例でなくてもいいんではないかというような御意見も当然あると思いますけれども、最も強く浸透させるという意味で条例という形がふさわしいと、そういうふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 今の副市長の答えなり大野部長の答えだったら、例えば市民の責務で防災の日の趣旨にふさわしい活動に取り組むよう努めるものとするとか、市民は、防災訓練その他防災の日の趣旨にふさわしい活動に積極的に参加しとか、あるいは、防災の日の趣旨にふさわしい事業に取り組むよう努める。それから、これは市の責務ですね。市は、防災の趣旨にふさわしい活動に対して必要な支援を講ずるものとすると。ちょっと条例の内容と、副市長なり生活環境部長の答弁がかなりずれているように思うんですね。だから、私としては、条例の書き方をもう少し変えるか、あるいは、もう条例を引っ込めて、防災の日を定める要綱か何かにしたほうが市民にとってわかりやすいんじゃないかと。市民にしたら、防災の日って決まったけど、こんな盆のときにこんな防災訓練やれいうようなことを言うとってんやなというんで、かなり戸惑いがあるというふうに私は思いますけどね。だから、ちょっとそういう検討をしてもらえないだろうかということです。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 8月16日、お盆の期間ですから、そういう意味では、家族の方々がみんな集まって、場合によっては遠くから帰省をされている方々もいらっしゃると。そういう中で、家族が集まって、この8月16日を思い起こして、これがどんな日だったか。そして、みんなでこれから防災に向けてどう取り組んでいこうというようなことを話し合っていただく、家族の間で改めて話し合っていただくというのは一番ふさわしい日ではないかというふうに思います。  そういうような取り組みでも十分なことでありまして、この16日にそれぞれの家族できっちりと防災のことについて話し合っていただくというようなことがまずはスタートではないか。そのための契機として条例という形で制定をさせていただきたいということでございますので、何か要綱でとかいうようなことは今考えてはおりません。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 今の副市長の答弁だったら、条例の文章と副市長の答弁が合わないと思うんですよ。その日にこういうことに取り組むよう努力すると。防災訓練等に取り組むように努力すると。市は何々を講じるというふうなこの文章と、副市長なり生活環境部長の答弁が合わないと思うんです。私はですよ、ほかの人はどういうふうに捉えとるか知らんけども、やっぱり自治会によっては、真面目に言うたらいかんけども、この日にやらんなんねんなというふうに捉えられる自治会もあって、こんな盆の忙しいときに何でこんなことするんやという市民の意見もあると思いますわ。それやったら、副市長が今言われたような、もうちょっとやらかい条文にすべきやないかと。だから、もう一遍検討して、出し直しをしてほしいいうのは私の意見です。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) この条文の中に、先ほど答えたことと合わないというふうにおっしゃってるんですけども、この条文の中には、防災の趣旨にふさわしい活動に取り組むとは書いてますけども、この8月16日、防災の日に取り組むというようなことは何もどこにも書いてないわけでありまして、防災の趣旨にふさわしい活動を取り組むということだけしか書いておりませんので、ですから、防災の趣旨にふさわしい活動に取り組む、防災の趣旨にふさわしい事業に取り組むということは書いてますけど、防災の日に取り組むというようなことをどこか書いているわけではありませんので、先ほどから御説明しているようなことと何もそごを来しているとは思ってないんですけれども。 ○委員長(太田一誠君) 前川委員。 ○委員(前川豊市君) 答弁なんかいろいろ聞いてましてですね、防災の日で市民が8月16日を何の日だったかということを認識して、防災に向けていくということは非常に重要なことは百も承知です。しかし、それは条例をつくらないとできないことではない。副市長も自ら言われましたね。条例でなくってもよいというように言われました。だから、条例でなくていいんですよ。市がそういう方針を立てて、市長が放送するなり、いろんなことをPRするなり、我々議会も協力することはして、それは市民がやったらええ、呼びかけは必要です。だけど、条例になじむようなことではないと思います。  私たちがいろいろと議会の書類、参考の資料を見ても、強制力を全く持たないような事柄を法令の内容として取り上げることは原則として適当でない、強要性がないようなことを条例で出すことについては適当でないというようなアドバイスもあります。今回の部分は全くそのとおりでありまして、丹波市が今までから言われてきているように、健康寿命日本一と、それから非核平和都市宣言。そういうようなんもちゃんとつくられています。それはもういいことです。それと同じ位置づけでよいんやないですか。条例にすることについては、これは全く意味はないというように思います。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) これも答弁繰り返しになるかもしれませんけど、先ほどから申し上げてますように、防災の日を定めるのに、必ず条例でないと定められないということではない。いろんな告示であったり、規則であったりという形で、いろんな形で定められるというのは先ほどから申し上げているとおりです。  ただ、我々としては、この日を市民の皆さんにきっちりと認識をしていただいて、後世に伝えていただく。そのためには、一番条例形式というものがふさわしいであろうということ。それと、確かに一般的には、条例を定める場合というのは、条例事項、つまり市民に義務を課せたり、一定の規制をしたりというような、制限をしたりというときに、条例でないとそういうことができないということで、一般的には条例事項としてやります。  ただし、全ての条例がそうかというと、理念を定めるような条例もございます。そういう意味で、どちらかというと、これは理念条例に近い条例、市民の責務等が書いてますけども、具体的な責務ではないという意味では、理念条例に近い条例であろうと思ってますけれども、市の意思として条例で定めたいという、そういう意思を持っているということでございます。 ○委員長(太田一誠君) 前川委員。 ○委員(前川豊市君) 同じことに繰り返しになりますけど、何か市がこういう条例としてつくったら、市は責任を果たしとるというような、そのための条例づくりみたいな気がして仕方ありません。だから、条例がなかっても、せんなんことはせんなん。市民に向けて、せんなんことはせんなんなわけです。  それじゃあお聞きしますけど、このような何々の日というように、丹波市がほかにありますか、条例が。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午後2時05分                 ───────────                  再開 午後2時06分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) これも不確かな答弁をしていいかどうかというのはあるんですけども、私の記憶の限りではございません。 ○委員長(太田一誠君) よろしいか。
     前川委員。 ○委員(前川豊市君) 意見です。だと私も思います。したがって、防災の日という条例、これはつくらなくていいし、つくるべきではない。しかし、この防災の日に向けた取り組みは市は、目いっぱいするべきであるということ、市民もそれに協力するべきだと思います。条例があるから市民は協力する、条例にないからしないということでないと思います。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  渡辺委員。 ○委員(渡辺秀幸君) 先ほど来、いろいろ出ておりますが、同じようなことです。盆の最中に云々ということやらいろいろありますが、実は今月、議員との意見交換会で各地域を回らせていただいたんですが、市からの強制というたら何ですが、いろんな事業の押しつけ的なことがたくさんあるので、もう勘弁してほしいというようなのが、いろいろとお話を聞かせていただきました。そういうこともありますし、9月1日は日本の防災の日でもありますので、わざわざ条例をつくってしなくてもいいんではないかと思っております。先ほど前川委員もちょっと触れられておりましたが、条例の適合性について、やったほうがよいことで、強要性を全く持たないような事柄を法令の内容として取り上げることは原則として適当ではないと。それがよほど政治的に重要な意味を持つものでない限り、法令、条例の内容に取り込むのは余り適切ではないのではないかと言えるという「法令作成の常識」という書物がありました。そういうこともありますので、例えば、今回は私も経験をいたしました8月16日でしたが、1月1日に南海トラフ的な大災害が起きると、それはその日をまた新しく条例をつくって何かの日にするんでしょうかね、どうでしょうかね。そういうこともありますので、余りそういうことに縛られないようにしていただいたほうがええんではないかと思います。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 今のは御質問なのかどうかよく、1つは、ただ法令上の問題として、これは先ほど前川委員にも申し上げましたけども、必ずしも条例事項がない、要するに市民の権利義務を一定規制をかけたりというものでない限り、条例では定められないというものではない。理念条例というものがございますから、そういう形はあって別に何もおかしくないというふうに考えております。  あとは、これを条例で定めるべきかどうかということと、それから8月16日ということの認識をどうするかということで、例えば兵庫県であれば、1月17日をひょうご安全の日というふうに定めてますし、全国のいろんな自治体でそれぞれのところで大きな災害がこうむられた日を、それぞれ条例であったり、いろんな告示であったりといろんな形で、9月1日とは別に定めているというとこもたくさんございます。そういうことで、8月16日を重要な日として定めたいという、そういう意思でございます。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) まず1つ目、ちょっとお聞きしたいのが、この条例の前文というとこですかね、そこら辺で入っている、後世に伝えたい経験と教訓、第1条の中にも経験と教訓を継承するとともにということで、この経験と教訓ということをかなり強調されているわけですけれども、この経験と教訓というのはどういうことを考えておられるんですか。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 前文及び第1条の条文の中で経験と教訓という文言を使っているということなんですけれども、これにつきましては、平成26年の豪雨災害について、その被災の状況、そこからどのように復旧・復興をしていったか。そういった中で学んだことという意味合いでございまして、やはりそれは今後、防災・減災について、そのときの学んだ経験・教訓については、やはり生かしていかなければいけないというところで、この文言を使っております。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今回、この条例を策定するに当たって、特に市民の責務ということを強調されてこられたわけですけれども、今の説明の中にもあった被災の状況から学んだこと、その中で行政がかかわったことも経験と教訓が多分出てきているはずなんですけれども、今回の条例案の中に出てくる市の責務が第3条に入っているわけですけれども、この中の内容を見ていると、市民の取り組みを後押しするっていう方向性は見えるわけですけれども、実際に今回の豪雨災害を経験した市として、防災計画であったりとか、ライフラインであったりとか、そういったところの責務っていうものが余りうたわれてないのかなと。  神戸市の条例のほうを先ほど紹介していただいた中で市の基本的な役割とか責務っていうとこを見てると、この日に合わせてではないですけれども、不断の努力としてっていいますか、先ほど副市長も答弁されてた中に、いつと言わず、常に防災に向けた意識っていいますか、そこら辺を啓発するっていう内容が含まれていると思うんですけれども、その中に市の防災計画だったりとか、そういうものを定めなければいけないとか、市民に促すっていうことよりは、また別の市としての責任っていうものがやっぱりうたわれてこないといけないのかなと思うんですけれども、そこら辺入れていけないのかどうか、そこら辺をお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) この防災の日の条例ということにつきましては、まず防災の日を定めると、その趣旨はこういうことですよというのが、防災の日の条例等においては、それが一般的です。  先ほど冒頭に御説明申し上げた神戸市民の安全の推進に関する条例でありますと、神戸市として、市自治体として、また市民として、良好なコミュニティを形成したりというような文言が入っているかと思いますけれども、これは市民防災の日を定める条例というだけではございません。防災の日のみを定めている市町の条例については、やっぱりまず防災の日に特化した条例の内容となっております。ほかに各市町で防災計画が定められておりますけれども、神戸市の先ほどの条例にしてもそうですが、大阪市などでも大阪市防災・減災条例というようなことで、いわゆる実際にどう動くか、どう対応していくかというような実施条例とも言えるべき条例をつくっております。市の防災計画をその条例の中にどう行動していくかということを反映して、防災・減災条例というような実施するための条例をそういった自治体ではつくっているところがあります。  ですので、そういった市町村においては、防災の日を定めるだけの条例ではないというところでございます。私が各自治体調べる中では、そういう内容となっております。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今回の防災の日を定める丹波市の条例案としては、もう日だけを定めるんだという答弁でいいんですかね。そういうわけではないんですよね。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) まず、この防災の日の趣旨で、教訓・経験を後世に忘れることなく伝えていこう、この教訓・経験の一番重要なこと、あるいは、この条例の中で一番言いたいことは、自分の命は自分で守るということが最も大切。要するに、自助が最も大切ということをこの条例の中できっちりと前文にもうたい、それから第2条にもうたい、つまり自助が最も大切ということをみんなでもう一度確認をし合う。その確認をするということが防災の日の趣旨であります。そういうようなことを自分で感じる、あるいは家族で話し合う、そして自分たちの命は自分で守るという意識をみんなで持っていく。そういう活動として、いろいろ地域でもやってもらう。それに対して市としては、そういうような自助が最も大切というような活動を市民の方々がすることを支援していこうというのが趣旨であります。  もし、これとは別に不断の防災・減災の取り組みを何らかの形でやっていくということであれば、別途防災・減災条例みたいなものをつくって、市の責務、あるいは市民の責務というような防災・減災のことについて条例をつくっていくというような、別にまたあると思います。その中には、防災・減災の例えば市は計画をつくることとか、防災・減災に向けて市民にどうしていくとかいうような、そういう条例を別につくるというのは当然あると思います。  今回は、先ほどから言うように、防災の日の趣旨をみんなで理解して、それを後世に伝えていこうという、そういう趣旨の条例という、そういう意味でございます。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 私が1回目に質問する前に同僚議員の質問に対して、いつと問わずというお答えをされておって、今お話し聞いていると、この日をきっかけにみたいな、私がある程度、副市長の意図を酌みながら質問させたもらったつもりなんですけれども、ほんで今の答弁だと、この日をきっかけにみたいな話なんですけども。趣旨としては一貫してるんですか。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 趣旨とはしては、私は一貫しております。あくまでも防災の日の趣旨を別に1年いつとは言わず、きっちりと伝えていくということが重要で、そういう意味では、8月16日に家族で話し合うというのは、先ほど言ったように、お盆の中でみんな集まる、最もふさわしい日かもしれません。それが別に防災の日の趣旨を1月1日にみんなで話し合って、8月16日はこういう日だったね、自分の命は自分で守らないといけない、あのときに心つなぐというか、支え合いというつながりというようなことが大切だというのを、1月1日に8月16日の防災の日の趣旨の話をしていただいてもいいですし、9月1日の全国の防災の日にこの8月16日の話をしていただいてもいいですし、とにかく防災の日の趣旨をきっちりと伝えていくということが重要ということで言って、先ほどから説明しているわけでありまして、私としては何もぶれているつもりはございません。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今、別に減災の条例などをつくったらよいというような話、まさにそのとおりやと思うんですよ。やっぱり経験と教訓の中で減災も入ってますという話でしたね、部長のほうから、減災のことも経験と教訓に入っとると。その中で、この文章を読みよったら、やっぱり自助のことがほとんど、これはこれで私は何も、盆であろうが、条例であろうが、これでよいと思うんですよ。  ただ、現実は市島地域の現場見ていただいたらよくわかると思うんです。一つ事が起こったら、あれだけ堰堤をつくっていかなあかん。あとあとつくっていかないかんのです。だから、減災対策いうのんはきちっと計画持って、すぐにできませんので、計画持った中で私は条例化とかそういうことまでして、これと並行して、その二本立てで、今後、丹波市は防災に関して対応していくんだというようなことを上げてもらえれば非常にありがたかったんですけども、今回の防災の日、このことにどうのこうの言うんじゃないですけども、余りにも市の責務というんですか、一番やらないかんことが欠如しとるわいというような感覚を私は持ちました。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 今、垣内委員が御指摘いただいていることは、まさに私もそうだと思います。今回、防災の日の条例を出しておりますけれども、これはこれとして重要な話だとは思いますけど、もう一方で、きっちりと防災・減災に取り組んでいくということを、今そういった条例を持ってませんけども、地域防災計画であったり、BCP計画であったり、そういう具体的な取り組みをやってます。  それを市として、条例をつくって、きっちりと責務化していく。あるいは、それを市民としても一定の責務を持っていただくというような防災・減災条例というのは、ある意味、非常におっしゃるとおり重要なことであって、検討していかないといけないとは思います。  ただ、今回は、そのうちのもう一方の防災の日という、この8月16日を忘れないということを示した条例をつくっていきたいということで提案をさせていただいているということです。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 自助の取り組みを市民に訴えていきたいということ、そのとおりやと思います。誰でも片方では、やっぱり市は市の責任において、こういうことも市は当然やりますよと、その上で自助の取り組みを市民はしっかりやってくださいよと。これでなかったら、私は片方だけ進んだんではおかしいと思いますので、ぜひともそういうことを、減災の条例いうのをつくっていただいたらほんとにありがたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 条例何回も読み直して、副市長の話とか聞いてましたら大分わかったきたというか、そういう状況です。  先ほど言われた8月16日ですけども、第1条に、期する日として8月16日を防災の日というふうに書いてありますので、あくまで8月16日は、そういうことを期する日、心に誓ったりする日ということで第1条で書いてありますんで、それでいいかと思います。  ただ、あと第2条以降で、防災の日の趣旨にふさわしい活動に取り組むよう努めるものとすると書いてありましたら、つい第1条の8月16日と関連して考えてしまいますので、第2条以降は、例えば防災の趣旨にふさわしい活動をふだんから取り組むとか、継続的に取り組むというような、先ほども谷水委員からありましたように、そういった言葉で言えば非常にわかりやすいかなと思うんですけども、その辺はこの条例ではこういう書き方で、今みたいなことが読み込めるということでよろしいんですかね。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 今、藤原委員から御意見いただきましたように、趣旨にふさわしい活動に継続的に取り組んでいくということで、まさに言うていただいたとおりで、8月16日をきっかけとして、期する日として認識をしていただきたいというところでの提案でございます。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 条例を何回も読んだり、副市長の話を聞いたりして理解できるような状態ですので、市民の皆さんにはわかりやすいように、今の趣旨とか8月16日の意義と、それから、ふだんから取り組むことをしっかりとわかりやすいように説明はしてもらいたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) いろいろ説明を聞く中で、その日に対して何かをするわけではないっていうような8月16日っていうことをっていうことやったんですが、9月1日の防災の日ですね、若年層は9月1日の防災の日の意識が全然ないと、そういうこともアンケートの中からはっきり出てきている部分があるみたいなんです。  その中で、丹波市として、8月16日をいかに若い方たちに伝えていくような、結局、今、副市長がいろいろ言うていただいたんやけども、やっぱり市民が8月16日っていうことを認識して初めて防災の日の意味合いが出てくると思うんですけど、その辺を聞いていると、その日は何もしませんよとか、せやけど、ある意味、こういう条例にはこういう文言がありますっていうことで、実際に市民の方に対して、8月16日の条例化をした中でどういうふうに今後こう伝えていくような取り組みっていうのをしていかれるのか、その辺の説明だけお願いできますか。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 先ほど申し上げましたように、まず御可決をいただいたならですが、周知・啓発に努めていくということが1点。それから、今後も地域の防災に関する取り組み、防災学習でありますとか、避難訓練等されます。そういったときに生活環境部くらしの安全課へ、講師とか指導者役で頼まれることがございます。そういった中で、この防災の日の趣旨についても、それぞれの自治会でありますとか、自主防災組織へ出向かしていただいたときに十分に伝えてまいりたいと、その趣旨について、内容について伝えてまいりたいということでございます。  それから、本年9月1日には大規模な防災の訓練を計画しておりますので、そのときにもPRをさせていただきます。  それから、また、年は明けますが、1月の予定ではございますが、防災講演会等も考えておりますので、そういったときを利用いたしまして、十分周知をして、この防災の日の趣旨、趣旨にふさわしい活動とはどういったことかということ、それによって防災意識の高揚を高めていっていただくというふうに力を入れて取り組んでまいりたいと、このように考えているところです。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 言われんとすることはわかるんですけども、結局、条例化をして、この条例をつくって、その条例がいかに命を与える部分でいうと、今後の取り組みやと思うんです。ちょっとその辺が条例化をするのが大事であって、今後の取り組みは今までのいろんな防災のことに関連をしたことでやっていきますというようなことやと思うんですけど、条例化をするっていうことは、ほんとに9月1日の全国的な防災の日を覚えていただくことよりも丹波市民の方に多分もっと重きを置かれるような気がするんですけど、そこの今言われたように、周知・啓発をするとか、学習会をするとかいうことやとは思うんですけど、何かもっと市民の方に伝わるような熱意っていうようなもんは何かあるんですか。一応条例化もして、それぞれ毎年イベントとかPRするようなことはされるとは思うんですけど、そこらのもう少し、8月16日、自助であったりと、副市長もいろいろ説明していただいたんですけど、そういうものが十分市民に伝わっていくものなのかなというところだけが少し不安なんですけど、私の中では、条例化して、きっちりそれが条例ということを市民の方が皆さんわかってもらえるような取り組みになるのかなというのが私の中で不安なんですが、その辺のこと何かあれば。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 取り組みの仕方につきましては、先ほど申し上げたようなことなんですけれども、この防災の日の趣旨を知っていただくいうのは、条文にも上げておりますように、まず自助が防災の基本であり、また共助にも取り組んでいただきたい。市民の方、地域でそういった取り組みをしてほしいということを上げておりますので、やはりこの防災の日の趣旨を啓発していくいうことは、自助、共助、またそれを補完する公助ということが重要であると考えているということを浸透させていくということですので、力を入れて啓発に努めていくというところでございます。  それから、これは関係部局もございますんで、私が思い描いている段階なんですけれども、やはり小中学生の児童生徒におかれては、ちょうど夏休みでございますので、それこそ具体的な防災学習というようなことはなかなか難しいとは思いますけれども、それは関係部局とも協議をする必要がございますが、防災学習の中に、例えば谷上に竣工しております復興砂防公園の見学などを入れていただいて、そしてあそこを見学していただくと5年前の8月16日の災害のことが、どのような災害であったか、また、復旧・復興がどのように行われていったかということも学習ができます。それによって、8月16日を防災の日に指定したという趣旨もそれで学習をしていただける、学んでいただけると、このように考えますので、そういったことも含めて検討し進めていきたいと、このように考えております。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ほか、質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  ここで暫時休憩します。                  休憩 午後2時33分                 ───────────                  再開 午後2時45分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  議案第71号「丹波市「心 つなぐ」防災の日を定める条例の制定について」、質疑がないようですので、質疑を終結しました。  採決を行います。  お諮りいたいます。  議案第71号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(太田一誠君) 挙手多数です。  したがって、議案第71号「丹波市「心 つなぐ」防災の日を定める条例の制定について」は、原案のとおり可決するべきものと決しました。 ○委員長(太田一誠君) ここで暫時休憩をいたします。                  休憩 午後2時45分                 ───────────                  再開 午後2時45分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  次に、議案第72号「丹波市立ひかみ障害者・児生活支援センター条例を廃止する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 補足の説明はございません。 ○委員長(太田一誠君) 補足の説明はないようです。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 押し出し押し出していくということで、一応市の団体はわかるんですけども、例えば若者サポートセンターとか、市外のそういう組織がどこに行くんかいうのをきょう報告されるということやなかったかいね、生活環境部から、次やないんかいね。それをきょう、報告聞かせてほしいなと思っとったんですけど。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩いたします。                  休憩 午後2時47分                 ───────────                  再開 午後2時47分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 丹波市人権・同和教育協議会の関係のこともずっとあって、押し出し押し出してこういってるのがどうなんかいう全体像がちょっと知りたいというのが私の意見です。21日にするいうんやったら21日で構いません。 ○委員長(太田一誠君) その件に関しましては、21日に予定いたしております。  議案第72号について、質疑を行います。
     質疑はございませんか。  よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。  採決をいたします。  お諮りいたします。  議案第72号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手お願いいたします。                 (賛成者挙手) ○委員長(太田一誠君) 挙手全員です。  したがって、議案第72号「丹波市立ひかみ障害者・児生活支援センター条例を廃止する条例の制定について」は、原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第73号「字の区域変更について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 補足説明はございません。 ○委員長(太田一誠君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終結します。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第73号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(太田一誠君) 挙手全員です。  したがって、議案第73号「字の区域変更について」は、原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第74号「市道路線の変更について(今中坂口線)」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 補足説明はございません。 ○委員長(太田一誠君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) きょう、平面図をいただいているんですけれども、現在は、このブルーの市道の終点1からは農道とかには全く行けない、全くの行きどまりなのかをまずお伺いします。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) この青い市道につきましては、農道までは行けない、河川に突き当たってまいりますんで、このまま赤い今回の延長路線を含めて、ここに橋がかかりますんで、橋を越え農道に接続するという、今回の変更でございます。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) この新たな認定の赤い部分がないと農道にはもう行けないんでしょうか。それとも、さらにこれによって便利になるということの延長なんでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) この橋を渡らなければ農道へ接続できない状況でございます。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終結します。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第74号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。                 (賛成者挙手) ○委員長(太田一誠君) 挙手全員です。  したがって、議案第74号「市道路線の変更について(今中坂口線)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第76号「丹波市下水道条例及び丹波市コミュニティ・プラント及び農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 補足説明はございません。 ○委員長(太田一誠君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ちょっと質問が前と重なるかもわかりませんけども、丹波市のこの水道の基本料金、今回は努力されて、下水道事業運営審議会のほうも努力されて、600円値下げをされているんですけども、それでもまだ周辺他市と比べて非常に高いですわね。2,000円のとこがまずないですわね。西脇市で1,500円やね。設定を高くされているのは、代々そうなっとた言われたらしゃあないんやけども、この基本料金が結局高いから水道料金も高くなっているというふうに私は思うんですけども、今後どうされるのかということと、改定しても県下で2番目言われましたね。2番目に高いというとこらを一つ、基本料金の考え方を今後のことも含めてお願いします。それが1点目。  2点目、生活保護の御家庭が二重払いになっているということで、それは理解できるんですけども、これまでのこともあるんで、例えば3年でなくすとかいうふうな、そういう激変緩和措置をなぜ講じられないのか、検討されたのかどうかも含めてお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、基本料、今回600円値下げの改正をさせていただいたわけでございますが、それに当たっても基本料部分につきましては、県下で一番高い状況にあるという状況でございます。  今後どのようにしていくのかというところでございますが、まず、丹波市において、なぜ基本料が高いといいますのは、やはり他の自治体によりましては、事業量だとか、そういった取り組み、要するに下水道の処理人口の割合ですとか、そういったところで、やはり自治体の取り組む事業で大きく変わってまいりますんで、丹波市においては、こういった高額な基本料となっておるわけでございます。  今後どう対応していくのかといいますのは、以前申し上げましたとおり、施設の統廃合を進めていく中で、維持管理費等を削減をする目的で進めておるわけなんですけども、そういったところを全市統廃合を済んだ時点で、もう一度試算をし直しまして、それがまた料金でどう対応できるのかというところは検討してまいりたいと、かように考えております。  あと、生活保護のことにつきまして、緩和措置がとれなかったかというところは、そういった議論は、今回、審議会の中では議論はございませんでした。そういったことで、やはり生活扶助の受給額の中に光熱水費が含まれておるというところから、今回は廃止をさせていただくという議論で決まっております。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ほな、今言われたように、基本料については、県下一高いいうことですね。今、部長、そう言われましたね。だから、今回、非常に努力されたということは評価したいと思うんです。ただ、まだ県下一高いいうことで、そこを今後抑えていくように、ぜひお願いしたいと思います。  生活保護のことについては、今まで二重払いしとっから、ことし切るんやということではなく、今までほな何で払とったんやということにもなるから、十分納得してもらって、3年間でだんだん減らしていくというような方法をなぜとれないのかというのをちょっと不思議に思うんですけど、そういう議論もなかったいうのが大体、審議会の委員なんかには、それは報告はされたんやね。生活保護のことについてはされたんやね。そういう意見がなかったいうこっちゃね、結局。市の当局の内部でも、それはなかったんですか。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 私も1点目にお答えいたします。  今以上にまた基本料を下げて、努力するようお願いしたいというところでございます。  先ほども申し上げましたとおり、施設の統廃合、やはり利用者の方の御協力によって今統廃合を進めておるわけでございますが、地域によってはまだ合意を得られてない地域もございますんで、そういったところは十分料金にはね返っておるとこを認識していただいて、やはり市民も協力いただいた中で、事業が全て完了した時点で、もう一度下げてさせていただきたいと、かように思っております。 ○委員長(太田一誠君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今、生活保護の世帯についての御質問であったんですが、部内のほうでこの内容につきましては、検討いたしました。  その中で、生活保護世帯123世帯中51世帯ということで、平成30年度末現在で41.4%の世帯が下水道世帯でございます。そのほかにつきましては、合併浄化槽であったり、集合住宅の中で、それに該当する費用を生活扶助費の中から賄っております現状でありますことから、必要な料金について、下水道のみがこういった形になっているのではないかというふうな内容も議論しました。  また、単身世帯などを想定した使用料、基本5立方メートルと追加2立方メートルを足した7立方メートルに消費税8%で試算をしたりする中で、必要な料金を生活扶助の中で支出していただいた場合に、生活にかかわる支出が大変困難になるかどうかということもケースワークをいたしまして、預貯金をためることによって生活保護が停止になり得ることもあるということで、マイナスになることはないということを想定して、ケースワーカーが丁寧な説明と丁寧な対応を今後していくということで対応してまいりたいと考えております。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 最後ですけども、基本料金の引き下げ、県下一高いいう汚名を何とか着せられないように、よろしくお願いします。  生活保護の関係でいうと、この水道代の中に下水道代が含まれとるという理解でいいわけですね。前に出された資料を見てるわけですけども、これでそうやったら、何でことし、今まではずっと支払われとって、何でことしなんやというのが、突然出てきた理由がよくわからないわけです。  私の要望としては、だんだんに減らしていくというのがやらかくていいんじゃないかというふうに思うんですけどね。だから、そこら辺がちょっと乱暴ではないかと、やり方がいうふうに私は思うんですよ。だからひっかかるんで、この議案どうしようかな、迷とんですけどね。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) この上下水道料金というのは、上水道と下水道料金を合わせてその世帯へ請求申し上げてますんで、請求としては上下水道料金という一本であります。算定はおのおの、上水道と下水道とを分け、そして算出しておるわけでございまして、いわゆる急激に全て減免から外すということでございますが、あくまでも減免しとるのは基本料の部分を全額減免してきた。従量の部分、いわゆる基本料から超える部分については、生活保護世帯からいただいておりましたんで、そういった基本料の部分だけが今回減免から外れるということになります。段階的に減額するのが優しいんじゃないかという話でございますが、逆に言えば、ほなさかのぼって、今まで扶助費に入っているんやから返してもらおかという議論も一方ではなりますんで、今回、この生活扶助に含まれとるということから、来年の4月以降の使用料から廃止をさせていただきたいということでございます。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) そんなことを建設部長言うんだったら、今まで何で払とったんやと私言いたいわ、減免しとったんやいうて。 ○委員長(太田一誠君) 意見として賜ります。  ほか、質疑ございませんか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) この間、答弁としてはあったかもしれないんですが、ちょっとだけ、もう一回お聞きしたいんですが、10立方メートル以下の分が、この間、私メモ書きしてるんで、28%少しやったかな。それと、50立方メートル以上が両方で27%ぐらいなるかと報告はあったんですが、試算的には、この辺のプラスマイナスでどの程度ふえるのか、減るのか、その辺の数字だけちょっと教えていただけませんでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午後3時03分                 ───────────                  再開 午後3時05分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  吉積委員、よろしいでしょうか。 ○委員(吉積毅君) はい。 ○委員長(太田一誠君) 資料ありましたので、質疑を取り消します。  ほか、質疑ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。  まず、議案第76号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(太田一誠君) 挙手多数です。
     したがって、議案第76号「丹波市下水道条例及び丹波市コミュニティ・プラント及び農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決するべきものと決しました。  最後です。  次に、議案第77号「丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  消防長。 ○消防長(小森康雅君) 補足の説明はございません。 ○委員長(太田一誠君) 質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第77号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。                 (賛成者挙手) ○委員長(太田一誠君) 挙手全員です。  したがって、議案第77号「丹波市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決するべきものと決しました。  ここでお諮りいたします。  本日議決しました議案第70号以外の付託議案に対する委員会審査報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 異議なしと認めます。  よって、議案第70号以外の作成につきましては、正副委員長に御一任いただくことに決定いたしました。  なお、議案第70号は、このまま継続して審査を続けたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 異議なしということで、引き続き審査をしてまいりたいと思います。  暫時休憩します。                  休憩 午後3時11分                 ───────────                  再開 午後3時11分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  付託議案は以上となりますが、生活環境部、健康部、水道部の出席はここまでとなっております。  その他の項目で、各部より報告事項はございますか。 ○委員長(太田一誠君) 生活環境部長。 ○生活環境部長(大野剛君) 報告事項は特にございません。 ○委員長(太田一誠君) 健康部長。 ○健康部長(芦田恒男君) 報告事項は特にございません。 ○委員長(太田一誠君) 水道部長。 ○水道部長(井上博生君) 特に報告事項はございません。 ○委員長(太田一誠君) 委員の皆様から質疑事項はありますか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) ちょっと1点だけ教えていただきたいんですが、字画が今回の審議資料、非常に見にくいんですが、全ての字の大きさがすごくまちまちになってる文があるんですが、これって何かミスでこうなっているのか、字の大きさとかが、議案第69号から以降かな、ほとんどのページで、1字であったり、2列目がずどんと全て字が大きくなってたりがあるんですけど、これって何かミスでこうなってるんかだけ、ちょっとだけ。 ○委員長(太田一誠君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) 先ほどの御指摘でございますが、プリンターの調子が悪くて、済みません。直前に気づいておりまして、差しかえを議員の分はさせていただいたというふうに認識をしておったんですが、申しわけございません。皆さんの分がそうなっておりますでしょうか。議員によってはそうなってない方があって、申しわけございません。吉積議員の分が差しかえができてなかったのかもしれないんですが、プリンターのふぐあいでございます。 ○委員長(太田一誠君) よろしいか。  ほかございますか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 午前中の現地調査の件は、もう終わったんですか。副市長が来てなかったんでな、建設部の回答は聞いたんやけども、その件はどう取り扱うか。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 午前中、要望第12号「生活道路の建設に関する要望」、井原ですわ、いわゆる。このことに関して建設部の回答は、市道認定いうのんは幅員が足らんのでできません、だから改良もできません、舗装もできませんと、今の状況ではですよ、そういう回答やったんです。だけども、そうじゃなしに、市として、できませんできませんじゃなしに、例えば特例として市道認定をするとか、ほんで4メートルにしていく、そういう方法を考えていかなんだら、この問題は解決しませんよと私は思うんです。そこで建設部に聞いたら、今の建設部としては、今の段階ではできませんという話やったんで、それなら市長に聞きますという話をした、わかります。 ○委員長(太田一誠君) 本日、副市長にも現地見てもらってますので、また後ほど、御回答いただきたいと思います。この件はこれで終了、御検討いただいて、後ほどまた御回答いただきます。よろしくお願いします。  ほか、皆様の意見から質疑はございませんか。  よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、ここで退席のため、暫時休憩を行います。                  休憩 午後3時13分                 ───────────                  再開 午後3時16分 ○委員長(太田一誠君) 再開をいたします。  日程第3、所管事務調査に入ります。  当局より、7件の報告があります。ただいまから報告を受けたいと思いますが、議事の進行上、(9)を先に行いたいと思います。  (9)、農林担当部の丹波市立市島農村環境改善センターの使用中止について、当局の説明を求めます。  農林担当部長。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) それでは、丹波市立市島農村環境改善センターの使用中止につきまして、御説明を申し上げます。  本日の資料につきましては、本日提出しております農林担当の資料1ページから22ページになります。  この本施設につきましては、昭和55年に現在の市島支所に隣接して建設したものでございますが、このたび、建築基準法の規定に基づきます検査の結果、要是正指摘を受けております。ここで使用される皆さんの安全確保、あるいは貸し館に耐えないということを判断しましたので、今回、貸し館の中止を令和元年7月1日からしたいと考えています。その詳細につきまして、農業振興課長から御説明申し上げますので、お聞き取りください。 ○委員長(太田一誠君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) それでは、お配りしております民生産建常任委員会資料の農林担当の資料のほうをもちまして、説明のほうをさせていただきます。  それでは、まず、1ページをごらんください。  1ページ、冒頭、部長が申し上げましたとおり、この市島農村環境改善センターにつきましては、農村総合整備モデル事業を使いまして建設をいたしております。建築年度は昭和55年ということで、鉄筋コンクリート造の2階建てということでございます。延べ床面積は1,815.66平方メートルということで、施設内容は、施設資料に載っております、1階、2階にそれぞれ部屋を持っておるところでございます。  2番の施設の使用中止(貸館)についてということでございます。  先ほど部長のほう申し上げました、建築基準法第12条第1項の規定に基づく特殊建築物に係る定期検査というものがあります。この検査は、多数の人々が利用するような用途、それから規模の建築物について、所有者等によりまして維持・保全の不備・ふぐあいによって、災害ですとか事故が発生したり、また被害が拡大して、第三者の方に危害を及ぼすおそれがあると。こういったために、所有者が専門の技術者の資格を持った者に検査をして報告をする。そして、安全性の確保を図っておるという検査でございます。  この検査におきまして、要是正の指摘事項を受けております。後ほど申し上げます。是正を受けており、使用者の安全を確保できないという判断をいたしましたので、施設の貸し館について中止をいたします。  貸し館の中止の日でございます。令和元年7月1日月曜日から中止をしたいというふうに考えております。  貸し館の使用中止の周知についてでございます。  市のホームページへの掲載、それから施設への張り紙・チラシ等により、来館者の方に周知を行いたいというふうに思っております。また、来館の予約をしようとする来館の方には、新規予約はできませんというお知らせをしております。  また、現在は新規の予約の受け付けは中止しまして、既に予約をしていただいておりました一般の申し込み、それから行政関係も相談とかで使用しておりますので、これにつきまして、近隣にございますライフピアいちじまのほうへの振りかえをしておるという状況でございます。  次に、施設内にございます、貸し館ではありませんが、市島緊急駐在所がございます。この駐在所については、この施設の今後のあり方を踏まえまして、それまでは継続して今使用するということで考えております。  それから、2ページの3番のところです。  特殊建築物の定期検査の結果でございます。この検査は、平成30年の3月に調査を行った結果でございます。まず、建物の外部でございます。外壁にクラック、それから、タイルの浮き・割れ等がございます。後のページに写真をつけておりますが、これは4ページから6ページあたりがその該当する写真のところになります。  それから、サッシ廻りのシーリングの劣化、8ページの下のあたりがこの写真になります。  それから、次に屋上、それから屋根、これについては、金属笠木の塗膜の劣化であるとか、ジョイントのシーリングの亀裂、そういったものの劣化が激しいということで、これが写真では9ページから10ページのあたりがこの写真になります。  それから、建築物の内部でございます。天井づりのボルトに振れどめっていうものがない。それから、常時閉鎖の防火戸にストッパー機能がある。それから、防火区画の防火扉がないところがあったり、壁のクロスについても剥がれが出ておるというところがございます。資料の13ページから18ページあたりがそこの該当のところになっております。  また、避難施設等というところでは、排煙面積の不足、それからオペレーター装置、自動で巻き上げるような装置ですけれども、これが故障しておるということが19ページのところに写真で載っておるところでございます。  この施設につきましては、設置がされてから38年が経過をいたしました。老朽化による損傷が著しいものというふうになってきております。この是正を行わなければならない事項につきましては、施設の改修工事ということになれば多額の費用が見込まれるところでございます。  また、同時期に建設されました市島支所が隣にございますが、市島支所では、耐震補強を行う必要があるという診断の結果も出ております。建物は違いますけれども、同時期に建てられておるということで、この市島農村環境改善センターについても、もし耐震の補強工事を実施するのであれば、別途工事費が加算になるというような状況でございます。  4番の取り組みのスケジュールでございます。  今回は、貸し館利用の中止を決めたものでございます。今後、施設のあり方の検討として、丹波市には丹波市ファシリティマネジメント戦略会議というものがございます。これは市が保有する公共施設等の計画的な修繕、建てかえ、それから有効活用を図るために、こういったファシリティマネジメントを推進するために設置されたものでございます。事務のほうは行政経営課のほうが事務局を持っておる会議でございますが、この会議を7月に開催されるということを聞いておりますので、そこに議題として上げて、検討いただくように考えておるところでございます。  そういった結果を受けて、状況に応じて、この施設については国庫補助事業が設置をしておりますので、必要に応じて、この手続を行ってまいりたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 1ページ目の緊急駐在所、これ間違いではないですか。救急駐在所ではないの。市の要綱は救急になってますね。 ○委員長(太田一誠君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 大変失礼いたしました。御指摘のとおり、誤りでございます。訂正をお願いいたします。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 2ページにある、指摘されたのが平成30年3月になっているんですけれども、指摘をされてから貸し館の中止まで月日がたっているんですけど、この理由は何でしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 確かに検査のほう、3月に調査結果が出て、今回の中止の判断に至る貸し館7月1日ということになるんですけれども、この間、貸し館をとめる程度のものなのかどうなのかっていう議論を一部内部でしておる、経過を3月から5月にかけていたしております。最終的に救急駐在所のほうは残っていただくんですけれども、利用者の安全を確保するという意味で、貸し館についてのみ、これをとめるというふうに判断をした、そこにちょっと時間がかかったということでございます。
    ○委員長(太田一誠君) これ、平成30年のことなんやろかな。ことし、去年のこと。  農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) この結果を受けまして、まずは先行して、多目的ホールといいまして、避難所であるとか、また体育に使っていただくところは、もう貸し館は中止しておりましたが、そのほかの会議室につきましては、まだ耐えられるであろう、また、若干修繕をしながら使ってきたわけでございますけども、どうしても雨漏り等がちょっと激しくなってまいりましたので、このたび関連部署が集まりして相談をした結果、貸し館には耐えられないという判断をこのたびさせていただきました。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) その説明をはよしてもろたらわかったんですけど、いきなり言われたら。  あと、このファシリティマネジメント戦略会議ですが、7月になってるんですけども、こんな遅くていいんですか。結果が去年の3月に出て、ファシリティマネジメント戦略会議が7月で、こんな遅くていいんですか。  それと、もう1点は救急駐在所、先ほどの、ここは全く問題ないということでよろしいんですか。 ○委員長(太田一誠君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) ファシリティマネジメント戦略会議については、先ほども行政経営課というところで、公共施設全てについて方向性を現在考えております。7月に行うというのは、それぞれの部署が寄りまして検討して、最終的に現在は農村環境改善センターのとにかく利用を先に中止をさせていただいて、その後の方向性でありますとか、それから、先ほどもありましたが、市島支所も老朽化しております。そのあたりも一体に考えていくために、今6月ですので、7月2日にその協議をしていきたい。まずは利用を安全性の面から先に中止をさせていただきたいというものでございます。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) まず、救急駐在所の位置でございます。これにつきましても、やはり位置があの周辺でないとなかなか救急業務には適さないと思いますので、余り移動させられないということを考えました。まずは、市島支所に移動すること、あるいは、またどこかに仮設的に設けることも考えておりますけども、ここに示しておりますとおり、まだ移動先が決定しないうちにはなかなかそこに投資できないなということと、市島支所と市島農村環境改善センターは同時期に設置されたものでございますので、同程度の補強、いわゆる耐震度があるという角度を考えましたので、ここにまず利用もしていただきたいということでお願いをしております。 ○委員長(太田一誠君) よろしいか。  ほかございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ほかに質疑がございませんので、質疑を終わります。  消防本部のほうから、その他の事項ございますか。  消防長。 ○消防長(小森康雅君) 消防本部からの報告事項はございません。  委員の皆様からございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) それでは、暫時休憩します。                  休憩 午後3時31分                 ───────────                  再開 午後3時32分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  それでは、福祉部の成年後見制度利用支援事業補助金交付決定通知書に対する行政処分取消等請求訴訟について、当局の説明を求めます。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) お手元の資料に従いまして、福祉部のほうで障がい高齢男性の保佐人であります方から、今回、成年後見制度利用支援事業補助金につきまして、不交付決定の取り消しの請求訴訟を受けておりますので、その件につきまして御報告申し上げます。  まず、概要でございますが、丹波市では、判断能力が十分でない高齢者、知的・精神障害者の方の権利擁護促進のために、成年後見制度を利用しようとする方で経済的に困難な方に対して、後見人等の報酬費用の全部または一部を補助する制度を設けております。  2点目、この制度では、後見人は、家庭裁判所から報酬額の決定があってから2カ月以内に申請する規定となっております。  3点目、しかし、このたび、2カ月が経過した後に申請があったため、交付申請を却下したところ、後見人、いわゆる保佐人から取り消し等の請求訴訟が提起されました。  経緯につきましては、2番に書いておるとおりでございまして、平成30年5月9日に補助金の交付申請の受理をしております。  その中で精査をしました結果、(2)で、5月21日付で補助金の交付を却下しております。  そして、10月1日に審査請求の受理を改めてしておりまして、11月1日付で審査請求を却下いたしました。これは、行政不服審査法の第45条の規定により却下をしたものです。  5番目の令和元年、このたび5月27日に神戸地方裁判所から訴状の提出の連絡がございました。内容につきましては、不支給決定処分の取り消し、2点目に、56万9,568円と、平成30年6月1日からの年利5分の金員の支払いが出ております。  第1回口頭弁論期日が令和元年6月27日ということで、市の顧問弁護士に委任契約をして、対応しているところでございます。 ○委員長(太田一誠君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) この家庭裁判所からの報酬額決定があったのは日付がいつなのかということと、この請求されている56万9,568円は、この請求額の26万9,568円より多いのは、またほかの費用がかかるということですかね。 ○委員長(太田一誠君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) この件につきましては、担当のほうから御報告させていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(木村成志君) 神戸家庭裁判所柏原支部から報酬付与の決定があったのは、平成30年1月18日です。金額の内訳ですけれども、その報酬付与の決定の金額が26万9,568円、それに加えて30万円の慰謝料が加算されております。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 市が2カ月経過した後に申請があったためということで、申請があったんは、決定後、何カ月たってたんですか、そこだけで言うと。 ○委員長(太田一誠君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) その経過につきましても、担当のほうから御説明申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) 障がい福祉課長。 ○障がい福祉課長(木村成志君) 申請がありましたのは、5月9日にありました。ただし、今申し上げましたとおり、家庭裁判所の付与の決定があったのが平成30年1月18日ということですので、4カ月以上たってからの申請となっております。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員、よろしいか。  ほかございますか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 係争中の事案なんで、なかなか答えが難しいかとは思うんですけれども、この2カ月を超えた理由っていうのは、説明はあったんですか。 ○委員長(太田一誠君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 今回の保佐人の請求は、今回の事案の前後は適切な時期の2カ月以内に請求をいただいておりますが、特別な理由があった場合は、それを付して市のほうに理由をいただくのが本意ですが、その理由は特にございませんでした。 ○委員長(太田一誠君) よろしいか。  ほかございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を閉じたいと思います。  以上で、福祉部の所管の報告は終了しました。  その他、福祉部より報告事項はございますか。  福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 報告事項が1件ございます。  お手元のほうに資料をお配りしております。ごらんをください。  6月18日付で新聞でも報道があった件でございまして、高齢者虐待防止法に基づく案件の中で、市職員への職務強要があった件について御報告申し上げます。  丹波市福祉部地域包括支援課職員に対する職務強要の疑いで、丹波市在住の無職の女性45歳が逮捕されております。  1、逮捕容疑でございますが、令和元年6月12日水曜日、午後4時ごろ、ケース対応中の丹波市在住の無職の女性が電話で地域包括支援課の男性職員に対し、「あんたら殺されたいんか、死ね」という強迫を行い、職務強要を行ったことに対することでございます。  警察のほうから、この案件につきましては、一昨年から保護の依頼があったケースでございまして、2の経過のとおり、昨年7月から高齢者虐待防止法に基づき対応を行ってきたケースでございまして、当然、この高齢者虐待防止法は、高齢者の虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律ということで、養護者支援も含めた法律でございまして、対応を行ってまいっておりました。  今回、そういった中で、6月12日、夕方4時ごろ、春日庁舎のほうにこういった電話がございまして、丹波署のほうに1年前から対応していた中で、今回、対応した経過記録等、録音した音声データを丹波署に提出いたしました。その後、翌日、丹波署の署員が来庁されまして、現場確認が行われ、被害届を提出いたしました。  そして、17日月曜日、丹波署の刑事課から連絡があり、職務強要罪が適用され、逮捕状が出されることになったということで、17日月曜日、12時に当該女性が逮捕されたということになっております。  職務強要といいますのは、この法律に基づいて高齢者を安全に守るという市長権限を行使した中で、強制的にその保護した高齢者に出合わせるような強要であったり、必要な連絡をとるような頻回の電話連絡等があったといった中で行ったものでございます。 ○委員長(太田一誠君) 報告は終わりました。  一応報告いうことで受けときます。よろしいでしょうか。  ほか、報告事項、福祉部ございますか。 ○委員長(太田一誠君) 福祉部長。 ○福祉部長(金子ちあき君) 特にございません。 ○委員長(太田一誠君) その他、委員の皆様から福祉部に対し質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ないようですので、福祉部は退席していただいて結構でございます。  暫時休憩いたします。                  休憩 午後3時45分                 ───────────                  再開 午後3時45分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  次に、建設部の公共土木施設災害復旧進捗状況について、当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) それでは、お手元にお配りしております公共土木施設平成30年7月災害の復旧進捗状況につきまして、令和元年5月末現在の報告をさせていただきたいと思います。  まずは、国庫補助災害の乙災害に関してでございますが、道路、河川につきましては、双方とも1件を残し、全て発注済みでございます。道路につきましては、3件全て完了しております。河川につきましては、11件が完了をしておるところでございます。  この道路、河川の未発注分の1件につきましては、表の下段に表記しておりますとおり、道路、河川の一体施工箇所となっておりまして、その被災現場の奥で県の工事が施工されており、工事用車両に通行の支障を来すということから、県の工事が完了しないと施工ができなという状況でありますんで、未発注となっておるところでございます。ただ、現状況につきましては、この未発注の1件については7月の契約予定でございまして、年度内完了をする予定でございます。  それと、橋梁、また下水道につきましては、全て発注済みでございまして、現在、完了に向けて工事中でございます。  続いて、単独災害の部分でございます。  現在、国庫補助災害を優先的に進めておることから、この道路につきましては、発注済みは21件で、完了が3件、河川については、発注が3件で、まだ完了を見てないという状況でございます。今後、順次発注作業に今取りかかっておりますんで、早期復旧を目指してまいります。 ○委員長(太田一誠君) 説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 乙災害のほうはそれぞれ契約もされてしとんですけども、この単独災害、非常に多いんやけども、わからんことないですよ。金額が満たないとか、ようわかるんやけど、もうちょっとこう工夫されたら、ひっかかるようなことはなかったんですか。余りにも多いでしょう、乙災害に比べたら。やむ得んかったんかもわかりませんけど、ちょっとそこら説明願えたらありがたいです。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。
    ○建設部長(近藤利明君) まず、金額の部分も60万円以下ですと単独災害があるわけですけども、単独災害でも60万円以上の金額のものがございます。ただ、それは補助災害の細かな要件等に該当しないいう部分があるわけでございまして、そういったところは十分精査の上、査定を受検しておりますんで、こういった件数の仕分けになったいうのは、精査した上での件数でございます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 地元のこっちゃから、単独災害やったら拾いましょうかいうようなことも多々あると思うんやけども、もうちょっと乙災害のことを考えて、市の単独災害も対応していかなんだら、これ、だんだんだんだん乙災害にかけたらややこしいさかい、単独災害で上げてくれというような傾向にならんかいう、ちょっと私そういう心配があんねんけど、ないですか。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) まず、いわゆる単独災害を何とか補助災害に持っていって、市の財政面での負担を減らせという意味やと思いますが、そういったところをやはりきちっと、それは補助での要件というのが決められておるのよく御存じやと思うんですけども、それを無理して補助災害に上げると言いましても、なかなか査定の段階で落ちますので。        (「そういうこと言うとんとちゃう」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 暫時休憩します。                  休憩 午後3時48分                 ───────────                  再開 午後3時48分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) そういったことはございません。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 私ら、ちょっとよくわからないんですけども、今の資料の赤丸、黒丸、青丸というとこありますね。ここで使われている言葉がちょっとわからない。本災、小災害、本災というのは、国が認定したもんを言ってるんか、どこに書いてある。                (発言する者あり) ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) ごめん。公共のほうではないんか、違うんか。間違いましたんで、済みません。 ○委員長(太田一誠君) ほか、公共土木施設災害復旧進捗状況について、質疑を行っております。  質疑ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終わります。  次に、建設部の菅原体験古民家「かじかの郷」の運営閉鎖に伴う対応について、当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) それでは、菅原体験古民家「かじかの郷」運営閉鎖に伴います対応につきまして、住まいづくり課長より御説明申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) それでは、菅原体験古民家「かじかの郷」の運営閉鎖につきまして御説明申し上げます。  まず、資料の一番後ろのページにつけておりますパンフレットをごらんください。こういった施設についてでございます。  この施設は、一般財団法人神楽自治振興会が田舎暮らし体験施設として、平成24年度に兵庫県及び丹波市の田舎暮らし推進モデル事業補助金を活用され、施設を整備、開設された施設で、1カ月単位で都市部の方々に貸し出し、神楽での暮らしを体験いただき、交流を図ってこられました。  しかしながら、このたび、平成31年3月25日付で一般財団法人神楽自治振興会より、2年前の雪害によって大屋根の傾きや瓦の破損などが生じ、建物の老朽化が進んでいることから、事業継続が厳しい状況にあり、運営が困難であると判断され、本年度11月をもって閉鎖する旨の申し出がございました。  市の対応といたしましては、丹波県民局及び市内部で調整し、弁護士とも相談を行った結果、補助金の返還を求めないことといたしましたので、その詳細につきまして御説明申し上げます。  1、事業の概要でございますが、菅原体験古民家「かじかの郷」につきましては、一般社団法人神楽自治振興会が田舎暮らし体験施設として、平成24年12月に開設されました。  建物は、所有者から無償で借り受けたものを、兵庫県及び丹波市の田舎暮らし推進モデル事業を活用し整備されたものでございます。  丹波市田舎暮らし推進モデル事業では、兵庫県の事業である同事業に随伴する事業として補助金交付要綱を制定し、補助金を支出いたしております。  施設整備の概要でございますが、施設名は、菅原体験古民家「かじかの郷」。  所在地は、丹波市青垣町稲土287番地。  事業主体は、一般財団法人神楽自治振興会でございます。  事業目的は、都市住民の定住や都市との交流、地域の活性化を目指して、地域内の空き家を活用した田舎暮らし体験住宅を整備し、1カ月単位で貸し出しされているものです。  整備費につきましては、市補助金300万円、県補助金300万円、自己資金194円で、合計で600万194円でございます。  構造につきましては、木造平家建てカヤぶきアルミ屋根となっております。  契約関係といたしましては、地元の所有者と一般財団法人神楽自治振興会が10年間の使用貸借契約を締結されております。  開設は、平成24年12月9日でございます。  事業経過と今後の計画でございますが、県と市に一般財団法人神楽自治振興会から申し出があり、2年前の雪害により大屋根の傾きや瓦の破損などが生じ、建物の老朽化が進んでいることから、空き家所有者と契約期間である10年間の事業継続が厳しい状況にあり、継続しての運営は困難と判断され閉鎖に至るもので、申し出では、既に本年度の10月までの予約が入っていることから、11月末に閉鎖したいという内容になっております。  本事業につきましては、実施期間は7年間で、これまでの実績としては58家族の施設利用があり、そのうち3家族の移住がございました。  閉鎖後は、所有者との契約を解除の上、施設は所有者に返還されますが、当該物件は市の住まいるバンクと連携して、移住希望者等に貸し出すなど利活用を図っていく予定でございます。また、閉鎖後も都市との交流イベントや神楽空き家情報窓口は従来どおり継続され、また、イベント参加者のアンケート等から、若者のニーズが高い短期滞在型の民泊を他の代替施設で計画されている等、継続して同事業は実施していきたいという意向はお聞きしております。  施設閉鎖に伴う兵庫県及び丹波市の補助金要綱との関係でございますが、県の補助金は資料1に添付いたしておりますとおり、兵庫県の平成24年度丹波県民局地域の夢推進事業補助金交付要綱に基づき交付されているもので、資料1を2枚めくっていただきたいんですけども、そこで第19条第1項で財産処分の制限規定がございます。もう1枚めくっていただきまして、別表なんですけども、別表の裏面で、別に定める事項の一番下に、第19条第1項のところがございまして、処分制限期間10年間の期間内に財産を処分する場合は、県民局長の承認を得るということに県の要綱ではなってございます。  一方で、資料2なんですけども、資料2の市の補助金の交付要綱では、財産処分の制限規定及び補助金返還規定はありません。また、補助金交付決定時においても、特にそういった条件は付しておりませんでした。  次に、5番の兵庫県の対応でございますが、兵庫県は、事業を7年間実施されたことや延べ58家族の施設利用があり、そのうち3家族が移住された実績があったこと。また、閉鎖後も代替施設で同趣旨の交流事業を継続して実施される計画があるということに鑑みまして、補助金要綱第19条に基づく財産処分の承認をされて、その後、補助金の返還も求めないという判断がなされました。  最後に、丹波市の対応といたしましては、以下の理由により、補助金の返還を求めないことといたしました。  まず、1点目としましては、一般財団法人神楽自治振興会が10年の事業期間を経ずに施設を閉鎖し事業を中止することに対し、市の補助金交付要綱第12条第1項第2号に規定する交付決定内容の違反に該当するのか、補助金返還措置が生じるのかという点について、弁護士相談を行った結果、下記の理由のとおり、補助金の返還請求を求めることは難しいとの見解でございました。  1番として、本件の補助金は、市の要綱に基づく交付であるので、県の補助金交付と一体として実施される仕組みにはなっているが、県の要綱を根拠として返還を求めることは困難であること。  2つ目に、市からの補助金交付決定書には、10年間の事業期間という条件が付されていないこと。また、申請書類においても10年の事業期間の明記はなく、交付決定内容に10年間の事業期間を読み込むことは難しいこと。  3つ目に、補助金交付において、10年の事業期間が前提となっていたと見る余地はあったとしても、決定内容に含まれるという証明までは難しく、補助金の取り消し事由には該当しないと判断するしかないという見解でありました。  2点目の理由としましては、兵庫県は、財産処分を承認し補助金の返還を求めないということ。  3点目の理由といたしましては、大雪による屋根の被害を受けたことなどにより維持管理に支障が生じてきており、今後、継続しての運営は困難と判断され閉鎖に至るもので、これまで7年間の事業を実施し、移住促進において実績があったことから、一定の成果があったと認めることでございます。  4点目の理由としましては、今後におきましても、都市との交流イベントや神楽空き家情報窓口業務を実施されることや、代替施設での短期滞在型施設を運営する計画があること等、田舎暮らし推進事業を継続されることでございます。  以上の理由によりまして、先ほども申し上げましたとおり、丹波市といたしましては、一般財団法人神楽自治振興会が運営されている菅原体験古民家「かじかの郷」の閉鎖に係ります補助金の返還については求めないことといたしました。  以上、簡単ですが、報告とさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 2点お伺いします。1点は、非常に都市部との交流とか地域づくりにおいて、すばらしい取り組みをずっとされてきたわけですけども、この事業を継続する支援はなかったのかが1つと、それから、以前から気になってたんですけども、古民家の利用促進をされてるんですけども、内装の改装等は当然されるんですけども、やはり躯体とか屋根とかは今後どうなるんだろうか気になってたんですけど、自分の家でも屋根の修理やったら相当金額かかるのに、それどうなるんかなって心配したんですけども、今後、その辺の対応いうんですかね、考えありましたらお伺いします。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 担当課長より御答弁申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) まず、継続支援につきましては、その施設に対してはもうできないということでございます。それと、その施設に対する補助を行ったのは県の随伴という形で行いましたので、市として、そこにもう一度支援ということはできなかったものでございます。それと、もうそこではなくて、その建物ではなくて、所有者との話し合いもされた中で、そこは一旦お返しして、また移住希望者とかに貸し出すということはできるような、屋根をちょっと直さなくてはいけないんですけども、そういうことはされた後で考えていきたいということは聞いておりますので、そういう意味では、住まいるバンク等を通じて支援をしていきたいと思っております。  もう1点、そことは違う場所で民泊をやりたいということなので、そこについては、また今後協議したいとは思っていますけども。  それから、躯体とか屋根とかの修繕につきましては、現在、空き家の補助金としましては、特に内装だけって補助金の使われるときに限ったものではないんですけども、そういうところを直してもらうっていう補助金は、古民家等を活用した県の補助金で市が随伴するようなやつもあるんですけども、そういったものについてはないですし、耐震改修なんかで入れる場合は、もちろんそういう躯体の補助はあるものでございます。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 長年活用してもらいたいと思いますんで、そういった補修にかかる費用とかいろいろ、今後研究せんないかんと思いますんで、また研究をお願いします。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 私も藤原委員と似たような質問になりますけども、非常に頑張ってもらっているということはよくわかるんですけども、今、田舎暮らし推進事業を継続されることというのは、今ちょっと説明があったけど、ここも使って、ほかも使ってやるという理解ですか。  このいわゆる菅原家を使うのは、屋根が傷んでるというようなこと、今ちょっとありましたけども、あんまり危ないとこは体験事業には向かないと思うんで、そこら、やっぱりちょっと屋根が傾いとるとこで田舎暮らし体験推進事業というのはまずいではないかと思うんで、直してからやられるいう理解でいいわけですか。ほんで、直すんは誰が直すかいうことですね。そこらお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 担当課長から御答弁申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) まず、これからの推進事業を行っていくのは、神楽全体という考え方で、この場所でやるわけではございません。古民家を一月間貸してするっていう事業だけじゃなくて、あとイベントを年何回もやられてますし、あと移住希望者を空き家に案内したり、移住コーディネーターを置いたり、いろんなことをされてますので、それ全体がこの推進事業でございまして、それを継続してやっていく。宿泊できるものについては、この施設とは別に今違うところで考えておられるいうか、探されている状況で、この施設自体は事業としては使われません。  最後に、その施設の屋根の修理なんですけども、それは神楽自治振興会と所有者の間でどういう持ち分になるかというのは、今決められていると思っております。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終わります。  以上で、建設部所管の報告は終了しました。  その他、建設部より報告事項はございますか。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 特にございません。 ○委員長(太田一誠君) その他、委員の皆様から建設部に対し質疑はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ないようですので、建設部は退席していただいて結構です。  暫時休憩いたします。                  休憩 午後4時05分                 ───────────                  再開 午後4時15分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  次に、産業経済部のプレミアム付商品券事業の概要について、当局の説明を求めます。 ○委員長(太田一誠君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 消費税の10%への引き上げが、低所得層ですとか、子育て世代への消費に与える影響を緩和するということと、地域における消費の喚起を下支えするということを目的として、国が全額補助のもと、プレミアム商品券を発行することとなっております。
     丹波市の実施概要について取りまとめましたので、新産業創造課長より報告をさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) それでは、プレミアム付商品券事業の概要について御説明をさせていただきます。  目的につきましては、先ほど部長が申し上げたとおりでございます。  この商品券につきましては、購入対象者に要件がございます。  1つは、①としまして、令和元年度の住民税の非課税の方でございます。商品券購入限度額は2万5,000円として、販売額を2万円で設定をされております。  ②としましては、平成28年4月2日から令和元年9月30日までの間に生まれた子が属する世帯の世帯主の方が対象でございます。購入限度額につきましては、同じく2万5,000円として、販売額2万円で、先ほど御報告しました平成28年4月2日から令和元年9月30日までの間に生まれた子の数を乗じた額とされております。1人なら2万5,000円、2人なら5万円、3人なら7万5,000円というような状況でございます。  それから、商品券1枚当たりの額面につきましては、500円を予定をしております。1セット10枚つづりとして、5,000円分を4,000円で販売することで調整をしております。購入限度額が2万5,000円となっておりますので、1人最大5セットまでの購入が可能というところでございます。また、一度に5セット全てを購入する必要はなくて、複数回に分けて購入することも可能としております。1回目にワンセット、2回目に2セット、あと3回目に残り2セットというような形で、複数回に分けて5セットまで購入が可能というようなところで調整をしております。  簡単なプレミアム付商品券発行フローという図をつけております。商品券を購入するには、プレミアム付商品券購入引きかえ券が必要となってきます。この購入引きかえ券につきましては、市のほうから対象者個々に送付をさせていただく予定にしておりますが、住民税非課税の方につきましては、その前段として、プレミアム付商品券購入引きかえ券の交付申請をしていただく必要がございます。8月以降に、その購入引きかえ券の交付申請書を対象者個々に送付を予定しております。商品券の購入を希望される方につきましては、その申請書を、返信用封筒も同封をしておりますので、その返信用封筒を使用しまして、市に返送いただくことになります。市に返送されてきた申請書による申請がこちらで確認できたものに対して、このプレミアム付商品券購入引きかえ券というものを、改めてその対象者に送付させていただくことになります。その購入引きかえ券を持って商品券を購入いただくというような流れでございます。  それから、平成28年4月2日から令和元年9月30日までに生まれた子が属する世帯の世帯主の方につきましては、そういった交付申請をしていただく必要はなく、9月になりましたら、先ほども申し上げましたプレミアム付商品券購入引きかえ券というものを送らせていただくような手順となってございます。  それから、商品券の購入につきましては、9月中旬以降を予定しております。この購入引きかえ券がお手元に届くのが9月中旬の予定です。それ以降に商品券を購入いただく予定で調整中であり、また、商品券そのものの使用につきましては、消費税が引き上げられる予定の10月1日からということで調整をしております。  資料の1枚目のほうに戻りまして、6番目でございますが、住民税非課税に該当する方に対する商品券購入引きかえ券交付申請期間でございます。先ほど申し上げました交付申請書を送るわけでございますが、それがこの8月の中旬以降に第一弾として送る予定でございますが、以降、令和2年の2月までの申請期間を設ける予定でございます。  それから、商品券購入期間につきましては、9月から令和2年の3月までを予定しております。また、商品券の使用期間としましては、令和元年の10月から令和2年の3月までを予定をしておるところでございます。  また、過去、丹波市独自で取り組んできましたプレミアム商品券、平成29年度まで取り組んできたわけでございますが、その場合は、発行数量にこれまでは限りがありまして、2日から3日程度で商品券自体が売り切れるというようなことになってございましたが、今回は対象者数の商品券を準備する予定でございます。対象者が購入したくても購入できないというようなことはなく、必ず1人最大5セット、購入限度額まで購入できる準備を整えようとしております。また、商品券の購入期間も、先ほど御説明しました令和元年9月から令和2年3月まで、およそ7カ月を予定をしております。ですので、対象者の方は慌てることなく、御自身の状況に合わせて、最大5回まで購入が可能となってございます。  それから、商品券の販売場所です。調整中としておりますが、現在、中兵庫信用金庫の本店、それから各支店、丹波市内の各支店及びこれまで商品券の販売を取り扱ってこられております市内の各地域販売店、これまでにしたら20店舗ほどございましたが、その中兵庫信用金庫と地域販売店で現在調整を進めておるというようなところでございます。  それから、商品券利用可能店舗につきましては、市内約400店舗という見込みをしております。現在、たんば共通商品券が使用可能な店舗というところで、たんば共通商品券を活用したこのプレミアム付商品券の事業を考えておるというようなところでございます。  簡単ですが、説明は以上とさせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 説明は終わりました。  質疑を行います。  質疑はございますか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) まず、予算書にあったんかもわかりませんが、私は覚えてないんで、一応市としては、総事業費をどのぐらい見込んでおられるのかということ。それから、これ、なかなかちょっとややこしいので、広報っていうんですかいね、周知活動はどんなふうに考えらてれるのか、ちょっとお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 予算としてまして、現在、事務経費、それからプレミアム分を含めまして、約6,300万円を計上しておるところです。  それから、周知につきましては、これ国の事業ですので、国も7月に入りましたら、ラジオ、テレビ等々で流す、また、ポスター、チラシも7月上旬にはこちらのほうに届く予定でございまして、それをもとに啓発をしていきますのと、それから、対象者の方には直接、先ほど言いました非課税の方には交付申請書、それから、子育て世代の方には購入引きかえ券を直接送付させていただきますので、その中で活用についてのチラシ等を同封させていただきまして、一番直接該当者の方にお手元に届きますので、効果的な方法かなというところを考えております。当然、あと広報ですとかホームページでの周知も予定をしておるところです。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 今ちょっと言いましたけど、2番の購入券購入対象者いうのは、国のほうが指定をされてきているような発言でしたので、ちょっとそこら確認だけ、それちょっとお願いします。  それから、多分出てくるんは、一般の人が、ほかの者は買えへんのかというのは絶対出てくる思いますわ、今までの経過で言うと。そこら辺も含めて周知いうんか、この人らだけですよという、多分出てくると思いますんで、よろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 対象者の方につきましては、先ほど冒頭御説明をさせていただきました令和元年度の住民税の非課税の方、それから、平成28年4月2日から令和元年9月30日までの間に生まれた子の属する世帯の世帯主というところで国のほうが指定をしてきております。市としましては、それに基づきまして、今システムの抽出システムというか、プレミアム付商品券のこの事業を推進するためのシステムを構築中でございまして、その要件に基づきまして抽出をしていくというようなことでございます。  それから、今回、一般の方は対象外となってございますので、当然市としましても、今回のプレミアム付商品券の事業の啓発、先ほども申し上げましたが、7月に入りましたら、国もテレビ、ラジオ、新聞等でそういった対象者の方であるというようなことも含めてPRするということも聞いております。あわせまして市も、繰り返しになりますが、ホームページ、広報等を使って周知を図りたいというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 商品券購入対象者の②の令和元年9月30日までに生まれた子までが対象ですよということで、それとあと、商品券購入期間が令和2年の3月までなんですけども、これは国がこの対象者って指定してるから、市では動かせないっていうことですかね。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 市では要件を柔軟にというようなことはできないと、国のほうから、この対象者の要件で実施をしなさいというようなことでございます。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) ①のほうの対象者の目的といいますか、消費税が上がるということを前提にしたっていうのはわかるんですけど、②の対象者を設けた趣旨っていうのは、何か説明あったんですか。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 特にはそういった理由というのはこちら確認はとれておりませんが、もともと今回、令和元年9月30日までの間いうことで、最初は3歳未満やったんですけど、6月1日を基準日として、例えば7月、8月、9月に生まれた子はもう対象外ですよというような話のようでしたが、今回、最終的には9月30日まで、要するに3歳半の子までが対象というようなことで、対象要件が多少広がっておるというようなところではございますが、実際、なぜそうなったのかというようなところは、済みません、ちょっと確認がとれていないところです。 ○委員長(太田一誠君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 今回のプレミアム付商品券につきましては、消費税と地方消費税が10%に上がるということの影響が低所得者、子育て世代等には大きいだろうということが一つあるんですけれども、その際に、消費税等を活用した上で、幼児教育・保育の無償化というのが別途実施されますので、それが3歳児から5歳児になってますので、そういったところの対象とならないそれ以下の世帯についてを、こういったプレミアム付の商品券でカバーしていこうというのが一つ、そういったことで、今回、3歳未満というところが設定されたというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今、部長のほうから説明あったんですけど、そういった趣旨が把握されているんでしたら、何のこと、10月1日以降生まれて、令和2年3月まで生まれたお子さんの対象の世帯主のところまで市として支援することはできないのかなと思いまして、購入期間は令和2年3月までせっかくつくってあるのに、9月30日までと10月1日まで生まれたお子さんの世帯によって全然取り扱いが違うっていうのは、やっぱり国が決めているからそうであっても、市として、もう一つカバーすることができるんじゃないかと思うんですけれども、どうですかね。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 確かに10月1日以降の方、生まれた子については対象外になってしまうというところはございますが、先ほども申し上げましたように、国のほうでですけども、最初は6月1日やったのが、今、最大9月30日まで、消費税が10月1日に上がるというところで9月30日に設定されたかと思うんですけれども、あと、市のほうでカバーをできないかというようなことでございますけれども、なかなか国の補助事業も絡んできておるところで、国の施策としてこの事業は進められますので、市の単独でそういった対応が難しいというふうに判断をしております。 ○委員長(太田一誠君) その他。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 3点ほどお尋ねをするんですが、住民税の非課税者に送付をして申請を返してもらうということなんですが、子育て世代と同じように非課税世帯はわかってるので、何で一旦こういうやり方をされるのかっていうのがもう一つわからないんで説明をお願いしたいのと、商品券の購入期間、それぞれ引きかえ券が来るということなんやけども、それの本人チェックいうか、購入者の本人チェックはどういうふうにされるつもりなのかということと、3点目が商品券の販売場所なんですが、現在調整中ということなんですが、通常のプレミアム商品券等を販売してもらう場合は、短期なんでお金がかなり高額になったりもするんやけども、今度は長期にわたるんで、金額はそんなに大きくならないんかもしれないんですが、初めのころに集中したときの販売店、毎回プレミアム商品券に関しては、かなり販売店には重荷になっているような話も聞くので、今回、長丁場で対応していかなくてはいけないので、その辺はどのように考えられているか、3点お願いします。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) まず1点目、非課税者の方への交付申請の件ですけれども、基本、非課税者の方につきましては、本人の宣誓をいただきなさいというようなことになっております。非課税であることの宣誓と、それから、もし商品券購入後、または購入前、購入引きかえ券を送らせていただいた後、非課税じゃないということがわかったら、その分を返還、返金しますよというような、そういったお約束事を本人の宣誓をいただくというようなことで、非課税の方につきましては、改めて申請をいただくということになっております。  それから、商品券の購入方法でございますけれども、基本、購入の際には、先ほど申し上げとります商品券購入引きかえ券が御本人のお手元に届きますので、それを持って商品券販売所に行っていただいて、本人確認のできるもの、一応免許証ですとか保険証といったものを提示をいただくというようなことも定められておる、一応確認をさせていただくというような状況でございます。  それから、販売場所でございます。おっしゃるように、長丁場となっております。これにつきましては、現在、この商品券発行事業を取り組みます丹波商業協同組合と調整をしておるところでございます。これまでのプレミアム商品券のようなイメージで、たくさんの方が一度にというようなことも想定をしていかなければならないというようなところも思っておりますが、まずは個々に購入引きかえ券を送らせていただくときに、十分購入期間がございます、お一人に購入引きかえ券分は数がありますので、慌てず御購入くださいというようなメッセージを刷るとともに、それから、場合によりましては、9月、その購入引きかえ券を送らせていただいたその月に、特設売り場というような大げさなもんではないんですが、少したくさんの方が一度に来られても対応できるような、まずはそういった環境を整える必要があるのかなと、ちょっとこの辺はまだ検討中というか、判断に迷っておるところではございますが、そういった方法も場合によっては考えていきたいなというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 申請に関しては、宣誓書、そういうことがあるのかなということなんですが、中には、非課税対象者っていうのが引きかえに行く場合にわかりますよね。その辺が何か対応は一応考えられているのかいう点をちょっとだけ、全員が全員ではないとは思うんですが、一部そういうようなことの事案があった場合には、どういうふうに考えられているのか教えてほしいと思います。  それと本人チェックなんですが、証明書いうことなんですが、中には交通機関、いつもあるんですけど、プレミアム商品券の場合には、販売のところになかなか行く機会がないとかいうことも、交通手段がいうようなことも聞いたりもしてるんですが、代理申請っていうようなことは基本的に現時点では考えられてないのかということと、販売所に関しては調整中いうことで、そういうことも含めて対応していただきたいなと思いますので、その2点だけ、もう一度お願いします。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) まず、1点目です。御指摘のように、プライバシーの部分は配慮をしなければならないというふうに、意識しなけらばならないというふうに考えております。今回、これまででしたら地域販売店で20店舗の中で対応いただいとったわけですけれども、今回、中兵庫信用金庫に販売所として参画、かかわっていただく予定でございます。中兵庫信用金庫は、当然これまでからたんば共通商品券のメーンバンクとしてかかわりも深い、また、丹波市の地域に根づく金融機関として市民の方には信用もあり、身近な存在といいますか、金融機関ですので、そういったプライバシーにも配慮、ほかの地域販売店がそういうわけではないというところではあるんですが、よりそういったプライバシーに配慮いただけるというような、そんなふうに受けとめていただけるんではないかというようなところです。  当然ながら、そういったプライバシーを気にされる方がいらっしゃる一方で、購入者にとって利便性にも配慮する必要があるというようなところで、今回、こういった販売場所を設定を調整しておるところでございます。近所の地域販売店で購入が気になる方につきましては、そういった中兵庫信用金庫、またはよその地域販売店に行っていただければ、そういったことも少しは解消されるのかなというふうに考えております。  それから、基本、本人のチェックいうことで、本人に販売場所で購入いただくわけですけれども、今回は、代理の方ですとか、使者の方でも当然身分証明書は要りますが、そこで購入引きかえ券の本人との関係を口頭ででも説明すれば購入ができるというような、購入してもいいですよというようなことで、国からは連絡をいただいております。お車等移動手段が確保しにくい方につきましては、例えば御家族の方ですとか近所の方にお願いをして購入をいただけるというようなこともできますので、そういったところで対応をお願いしたいというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) わかりました。販売所なんですけど、今、中兵庫信用金庫等なんですが、1点だけ、国の今度される施策で、郵便局、ゆうちょなんかいうのは、もう不可能なんですかね。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 郵便局もということも候補には、候補というか、検討はしてきた経過がございます。ただ、丹波市で申しましたら、まず金融機関、金融系でいったら中兵庫信用金庫、それから、これは消費喚起の側面もある言いますので、そういった地域販売店にも参画をいただきたいというようなところで、現在、この販売所で調整を図っておるところでございます。郵便局も利便性を配慮しなければならないというところは意識をしておりますが、余りたくさんの販売所があっても、今度は商品券の管理をしていく必要がございますので、今回は郵便局については、委託といいますか、お願いをしない方向で今調整をしております。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 関連します。別紙でフローを書いてるんですけれども、最終のプレミアム商品券の購入のときに本人証明書必要ということで、前回、非課税者とかその辺がわかるのはよくないんじゃないかと質問したときに、非課税者等か、子供のとこも行くので、誰が誰がわからんというような説明があったかと思うんですけれども、証明書持っていくいうたら、完全わかりますよね、どっちかいうのは、それが疑問なので、前そういうお答えがあったので、そういうことにならんやろうと思いますのでお聞きします。  それから、商品券の購入は、当然、さっきも言った販売店になりますのでわかるんですけども、それまでは一切取り扱いは市のほうでして、外部にそういった情報が漏れるようなことはないという仕組みでよろしいんでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 証明書といいますか、先ほど御説明させていただきました商品券購入には商品券購入引きかえ券というのが必要でございまして、これを非課税の方、それから子育て世代の対象者の方にまずは送付をさせていただきます。それを持って販売所で購入いただくわけですが、やはりそのときに、ほんとに購入引きかえ券をお持ちの本人かどうかというところは確認をしてくださいというようなことで、そういう取り決めをされておりますので、いずれにしましても、やはりそういう手順を踏んでいかなければならないということと、先ほども申し上げましたが、どうしても車等の移動がなかなか難しいというような方は、家族の方ですとか御近所の方にお願いもするような形もとれますので、その辺で対応いただきたいなというふうに考えております。  この事務の手順につきましては、当然、対象者の方の抽出、本人に購入引きかえ券を送らせていただくまでは市のほうで事務を進めさせていただくというところです。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 最初のほうですけれども、これまでプレミアム商品券、国がしたやつでも、本人確認みたいなのはなかったような気するんですけど、何で今回は本人確認までしないといけない、何か理由があるんですかね。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 今回、対象者が限定をされ、対象要件があるということと、それから、購入引きかえ券をその対象者の方にお配りをしますので、先ほど言いました代理の方は結構なんですけれども、例えばそれを不正な手段で入手をして買いに来られるということも想定がされなくはないので、そういったところで、一応確認をしてくださいというようなことだと思います。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 産業経済部で、税情報とか世帯情報を把握するということでシステムを構築されるということですが、そのシステムはどことつながるのかというのと、それのシステムの構築のために予算等はかかるのかということをお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) システムの情報につきましては、委員おっしゃるように、まずは非課税者が対象となりますので税情報と、それから、子育て世代につきましては、出生の年月日が必要となってきますので、住基情報をシステムに引っ張ってくる、引っ張ってくるということになります。  それから、システムにつきましては、この丹波市の住基システムの委託会社、株式会社さくらケーシーエスですけれども、そちらのほうに委託をして、システムを構築をするというようなところで、予算820万円ほどの経費がそのシステム構築にかかってくるというような状況でございます。 ○委員長(太田一誠君) 広田委員。 ○委員(広田まゆみ君) 820万円かかるというのは、もちろん市の支出になるということで、国からの補助というようなことではないということですかということが一つと、あと、対象者が限定的で、事前で把握できているので、そして個別通知されるので、ホームページとかからで全部に周知するというのは、混乱が生じたりとかすることはないのかなというところをお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(岡林勝則君) 今回、国の事業ですので、先ほど御報告しましたシステムの構築費も補助が全額つく予定となっております。  それから、プレミアム商品券の対象者の方以外でございますが、先ほども委員から御質問ありましたが、一般の方ですね、自分は対象じゃないのかとか、なぜ買えないのかとかいうようなこともお聞きになられる可能性もございますので、今回はこれこれこういうような要件でプレミアム商品券事業を取り組むというようなことの周知は、全市民の方に必要なのかなというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) ほか、よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) プレミアム付商品券事業の概要について、質疑はないようですので、終わりたいと思います。  次、産業経済部の道の駅「丹波おばあちゃんの里」情報発信コーナーの活用について、について当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映を契機にしました道の駅「丹波おばあちゃんの里」の情報発信コーナーの活用につきまして、その概要を取りまとめましたので、観光拠点整備室長より概要を説明させていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 観光拠点整備室長。 ○観光拠点整備室長(宮野真理君) (8)の道の駅「丹波おばあちゃんの里」情報発信コーナーの活用について、資料に基づいて御説明させていただきます。  大河ドラマの「麒麟がくる」の放映を契機にしまして、道の駅「丹波おばあちゃんの里」の情報発信コーナー、兵庫県の管理施設ですが、そこを活用して、黒井城跡、また赤井直正、明智光秀など、ゆかりの名所、旧跡、また人物、イベント等をPRする情報発信コーナーを設置したいと思っております。あわせて、丹波市の観光PRの映像、またパンフレット等を掲示しまして、観光客の市内周遊を高めたいと考えております。  2番目の期間ですけども、令和元年の7月20日から令和3年の3月31日までを予定しております。7月20日と申しますのは、夏季の休暇が始まるときから、また、大河ドラマは令和2年の1月から放映は開始されますので、終了後も令和2年度の末まで、期間を活用させていただきたいと考えております。  3番目に、開館時間ですけども、午前8時30分から午後6時までということで、これにつきましては、この情報発信コーナーの鍵を開ける開錠時間でございます。市の職員を配置する時間につきましては、午前10時から午後4時を予定しております。  4番目に、主な情報発信の内容でございます。  1つ目には、赤井直正、また明智光秀の等身大パネルを1体ずつ設置させていただきたいと思っております。  2つ目には、サイネージの設置ということで、黒井城跡等に係る映像を流して、PRに努めたいと思っております。
     3つ目には、丹波攻めの合戦図、丹波戦国名将伝というパンフレットデータを大きくしまして、掲示をさせていただきたいと思っております。  4つ目には、音響としまして、例えば太鼓とか、大河ドラマの関係の音楽を流させていただきたいと思っております。  また、5つ目には、タブレットPCを1台配備しまして、配置している職員が観光客の皆さんに情報を提供できるようにしたいと思っております。  6つ目のほうはパンフレットスタンドということで、丹波市の観光情報、また北近畿圏の観光情報、また大河ドラマ、またイベント情報のパンフレットのスタンドを設置させていただきたいと思っております。  以上、簡単ですけど、説明を終わらせていただきます。 ○委員長(太田一誠君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 2点だけお願いします。  財源、補正予算で大河ドラマを活かした観光推進事業の中に入っているんかどうか。これの総予算がどのぐらいになるのかということが1点なんです。  それから、2点目は、どこにどういうふうに設置するかいう平面図、もうつくっておられると思うんですけども、それを出してほしいなと思うんですけども、2点。 ○委員長(太田一誠君) 観光拠点整備室長。 ○観光拠点整備室長(宮野真理君) 予算ですけども、備品にかかる予算につきましては、当初予算のほうで合計128万5,000円を予算計上しております。そして、当初予算では物品にかかるところを計上しておりまして、その後、兵庫県との調整を行いまして、人にかかるところの了解も得ましたので、人件費につきましては、今回の6月の補正予算に上げさせていただいております。これが171万5,000円というところで、大河ドラマのほうの予算のほうで上げさせていただいているところです。  第2点目の平面図でございますが、主な内容につきましては、今御説明させていただいたんですけども、今、兵庫県の管理の施設でございますので、平面図をつくって、兵庫県のほうの了解を得る準備を進めているところで、大体というところの平面図はつくっているんですが、最終確認をとっておりませんので、きょうの資料の添付にはしていないという状況でございます。 ○委員長(太田一誠君) 西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 当初予算で128万5,000円を備品費でとっているということと、市職員の配置で171万5,000円を今回補正で出されているというんですけども、これは何か補助メニューを使われているのかどうか、市単独で全部出すやつか、そこらをお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 観光拠点整備室長。 ○観光拠点整備室長(宮野真理君) 現在のところ、これにつきましては、補助メニューは使用しておりませんで、市単費で予算計上をさせていただいている状況です。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) この期間中は、休館日というか、休む日は一切ないということでしょうか。  それから、市の職員は、どういった立場の方がこの期間につかれるのか。当然、お昼とかいろいろあるんですけども、2名とかそういう配置なんでしょうか。以上、2点です。 ○委員長(太田一誠君) 観光拠点整備室長。 ○観光拠点整備室長(宮野真理君) 1つは、この期間の休館時間でございます。これにつきましては、土曜日、日曜日はもちろん開館をする予定にしております。道の駅丹波おばあちゃんの里自体が年末年始は休むという状況ですね。年末年始のほうは休館というか、休む予定にはなっとるんですけども、ただ、特別な理由があって申請をさせていただいたら開けられるというところになっておりますので、年末については二、三日、最終休ませていただけたらと思ておりますけど、年始については、今から協議をさせていただきたいというふうに、済みません、担当としては思っております。申しわけございません。  それと、どのような職員を配置するのかということですが、今、市の職員としては、臨時職員を募集しておりまして、期間としては、ずっと休みがございませんので、2人でローテンションをして行っていきたいと思っております。  それと、大変申しわけなかったんですけど、配置時間については、午前10時から午後4時までを予定しておりますけども、お願いする時間は午前9時40分から午後4時15分までの予定にして、間45分は休憩をしていただく予定にしております。 ○委員長(太田一誠君) その他。  谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今、開館時間に関して、市の臨時職員の職務時間の説明もあったんですけれども、どうも午前10時から午後4時っていうのは、昼から来られるお客さん、会館時間が午後6時までされとるのに、午後4時にはもう切り上げてんかなというところがまず一つあるのと、あともう一つは、今回、臨時職員を配置されるっていうことなんですけれども、丹波市で構想されている観光拠点整備の関係との職員とか、委託であったりとかっていうところとは、全然関係ないんですかね。そこら辺だけ説明をお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 観光拠点整備室長。 ○観光拠点整備室長(宮野真理君) 16時に切り上げられてというところで、1点につきましては、展示のほうは等身大パネルとか、壁にそういう資料を展示したりしているところ、パンフレットスタンドもしておりますし、また、今、違うところの例えば写真展とか、そういうようなところも地元と調整している状況でございます。そこにつきましては、鍵があいておりますので、午後6時までは自由に見られるところです。午後4時につきましては、サイネージとタブレットPC等は有人にはなりませんので、引き上げる形で思っております。  それと、午後4時というのがというところだと思うんです。基本的に都会から来られる方が一番多く来られる時間帯が、他の観光案内所も同じなんですが、やはり午前10時から午後4時ぐらいまでいらっしゃって、それ以降については、お帰りになられるんが多いかなというところで、現在、こういう形で時間を区切らせております。  それと、臨時職員の採用については、これは基本的にはハローワーク等で募集しまして、あと研修を行った後、お世話になりたいというふうに思っておりますので、全く観光拠点のほうとは別の形で思っております。 ○委員長(太田一誠君) 谷水委員。 ○委員(谷水雄一君) 今、大体午前10時から午後4時まで、考え方の説明はあったわけですけれども、期間が今回始まるのが令和元年の7月20日で、夏季休暇から始められるんですね。夏季休暇と冬休みと春休みと大きな長期休暇っていう中で、特に夏季休暇なんかは、夕方の4時なんか、まだがんがんに明るいと思うんです。午後7時でもほのかに明るいかなと思うんですけれども、午前6時まで開けとっても、ターゲットを絞ったやつだったら、まだ運用できるんじゃないかと思うんですけれども、常に年間通して午前10時・午後4時で変わらないのか、そこだけもう一度お願いします。 ○委員長(太田一誠君) 観光拠点整備室長。 ○観光拠点整備室長(宮野真理君) 確かに今、日が長くなっておりますので、夏の場合、特にそういうところあると思うんですが、現在のところは午後4時という形では思っております。また状況を見まして、検討はさせていただきたいというふうには思っております。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  吉積委員。 ○委員(吉積毅君) 情報発信の主の内容にあるんですが、等身大パネル設置とあるんですが、多分、今現在、ようパンフレットなんかに使われているようなアニメのキャラクターを使われるのかなという想像なんですが、今回よい俳優陣がたくさん出られるんで、できれば、NHKの協力も得ないとだめやと思うんですが、俳優陣の等身大パネル等の設置を使われるほうがはるかに情報発信としてはいいんじゃないかなという部分の取り組みを予定されているのかいうことと、ストーリーに関して、NHKからある程度、どの程度丹波市がいうことの情報があるのかいう部分を少し教えていただきたいのと、観光客の市内の周遊性ですね。これに関して、あくまでも「麒麟がくる」にある程度特化したような部分で、鐘ケ坂であったり、八上城ですかね、丹波篠山市の、そういうところも含めて、「麒麟がくる」っていうことを前面に出されるような展開をされるようなつもりなんか、その辺のことだけお願いできますか。 ○委員長(太田一誠君) 次長兼観光課長。 ○次長兼観光課長(細見秀和君) 吉積委員の御指摘踏まえまして、等身大パネルの件につきましては、検討ができればとは思いますが、1点、やはりそうした有名な方の写真を使うということになりますと、経費がかなりかかる可能性もあるだろうということも一つ念頭に置きながら検討させていただければと思います。  また、イラストとして、中川英明さんというイラストレーターのイラストを私ども使用をしておるんですが、この方が丹波市出身で丹波市在住の非常に若いイラストレーターでいらっしゃいます。また、この方のイラストを連綿と使い続けてきたということもございますので、統一感という意味で、中川さんの絵を今後も使用させていただきたいというふうに考えております。  それから、ストーリーでございますけれども、この情報はまだ一切入ってきておりません。といいますのも、先に粗筋がわかってしまうドラマっていうのは、なかなかそういうものもございませんし、特に大河ドラマということになりますと、そのゆかりの地の利害関係というのも出てまいりますので、やはりNHK、このあたりは非常に口がかたいといいますか、情報が漏れてこないと、ロケ地等に関しても情報が入ってこないというような状況でございます。  それと、周遊性でございますが、市内につきましてはもとより、周遊を図れるような形にしたいと思っておりますし、特に但馬でありますとか、丹後のエリアに関しましても、広域情報ということにつきましても、道の駅丹波おばあちゃんの里で情報発信ができればというふうに考えているところでございます。  また、そのお隣、丹波篠山市でございますとか、福知山市等々でございますけれども、現在も黒井地区にございます黒井城跡地域活性化委員会のほうとも協働しながら、地域の活性化に向けた「麒麟がくる」という大河ドラマの活用について、市も一緒になって検討をさせていただいているところでございまして、その委員会が福知山市でございますとか、丹波篠山市のそれぞれの市民の皆様とも手を組みながら取り組みを進めていらっしゃいますので、そうした活動もあわせて紹介ができればというふうに考えております。 ○委員長(太田一誠君) 吉積委員。 ○委員(吉積毅君) ぜひとも、せっかく予算をかけられて、すごい情報発信ができるチャンスですんで、今言われたように、情報がなかなか来ないということなんやけども、実際に放送が始まったら柔軟に対応していただいて、おいしいどこどりをきっちりしていただくように、全然大河ドラマのストーリーとは全然関係なところで、うちだけの情報発信っていうことで自己満足にならんように、なるだけ連携をして、たくさんの方がこんな機会なかなかないと思いますんで、よろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 質疑はないようですので、質疑を終わります。  以上で、産業経済部所管の報告は終了しました。  その他、産業経済部より報告事項はございますか。 ○委員長(太田一誠君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) こちらからはございません。 ○委員長(太田一誠君) その他、委員の皆様から産業経済部に対し質疑はございませんか。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 先ほどの道の駅丹波おばあちゃんの里の件で別件なんですけども、こっちの観光拠点整備室だけやなしに、農林関係もタッチしてますよね。連休中に行ったら外灯を修理してまして、看板見たら、農林整備課何かいう看板が書いてあったんで、何で連休中に外灯なんかかえるんやろうと思ったんですけども、その辺は観光拠点整備室と連携とって修理もしよったんかなと思ったんですよ。その辺のエリアとか、連携とかどうなってます。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 道の駅丹波おばあちゃんの里の管理につきましては、農業振興課が所管でやっておりまして、その流れで観光拠点整備室につきましては、観光サイドで応援をいただいている、連携は強めております。  このたびの照明の工事につきましては、昨年度に事故がありまして、繰り越しをした業務でございまして、何とか連休前に行いたかったんですが、なかなか業者が決まらずできなかったという状況でございまして、観光客の皆さんがたくさん来られるときにつきましては、やはり避けたほうがよかったかなとは思いますが、それにつきましても、これから観光サイドとも連携を強めながら、部長も隣同士おりますので、連携はしていきたいと考えております。 ○委員長(太田一誠君) 藤原委員。 ○委員(藤原悟君) そしたら、今回、また改修とか何かされますよね。道の駅丹波おばあちゃんの里の拠点整備、その辺の窓口というか、メーンは観光拠点整備室のほうですか。その辺の土地はそっちで管理しているしということでちょっとわかりにくいんですが。 ○委員長(太田一誠君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 先ほども申しましたように、施設管理自体はこれまでどおり、農業振興課のほうで行ってもらっております。もともと設立した経緯としまして、あそこは農業を基本にした道の駅でございましたので、そういうことで進めております。  ただ、今後、あの施設をどうしていくかということについて、これまでから重点道の駅の今のところは候補ということになっておりますが、今後を目指していくっていうこともありますので、そういった今後のことについては、今、観光拠点整備室のほうを中心に進めさせていただいておりますというのが現状でございます。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 委員の皆様からの質疑はございませんので、産業経済部は退席していただいて結構でございます。  暫時休憩いたします。                  休憩 午後5時11分                 ───────────                  再開 午後5時12分 ○委員長(太田一誠君) それでは、再開をいたします。  次に、農林担当部の平成30年度災害にかかる災害復旧事業の進捗状況について、当局の説明を求めます。  農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) それでは、平成30年度中に発生しました農林業災害に係ります災害復旧事業の進捗状況につきまして、それぞれ、農林整備課長並びに農業振興課長より進捗状況を御報告申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(畑田弥須裕君) 農林担当の先ほどの資料をごらんください。23ページになります。  平成30年度災害にかかる災害復旧事業の進捗状況につきまして御報告させていただきます。  農林業災害の復旧工事ですけども、①農林業施設の本災事業、これは査定を受けた事業でございます。この農地につきましては、全体は35件、査定額は7,321万8,000円となっております。5月末の契約率でございますけども、19件契約をしております。実施額は4,880万5,000円でございます。契約率につきましては、54.3%です。うち10件が完了しております。  次に、農業用施設でございますけども、全体は28件、1億440万7,000円でございます。5月末の契約率につきましては、28件のうち15件契約を完了しております。53.6%でございます。実施額につきましては、3,508万円でございます。うち完了が8件でございます。  林道施設、これにつきましては、4件で5,887万8,000円でございますけども、ゼロ件でございます、5月末につきましては。6月17日の月曜日、入札がございまして、3件は入札が成立しておりますけども、1件は入札が成立しないということで、また1件は7月に入札を再度かけていただくようになっております。  2番の小災害復旧事業でございます。  農地につきましては、全体が43件、1,240万円、5月末の契約率につきましては、1件でございます。43万円。契約率にしましては、2.3%、うち完了しておりますのが1件です。  農業用施設につきましては、全体が41件、1,340万円となっております。5月末の契約が11件、26.8%の契約率です。701万1,000円の実施額でございます。完了は1件、完了しております。  林道施設につきましては、4件ございますけども、156万円でございます。ゼロ件でございます。まだ契約はできておりません。  3番目の市単独の災害復旧の補助事業でございますけども、農地につきましては、交付申請18件のうち14件完了をしております。完了につきましては、77.8%。  農業用施設につきましては、交付申請が59件ございまして、46件完了をしております。78%の完了率でございます。  林業施設につきましては、13件の交付申請がございまして、11件完了をしております。84.6%です。  治山につきましては、交付申請の件数が3件ございまして、1件完了をしております。33.3%の完了率でございます。  山林出水につきましては、9件交付申請がございまして、3件完了をしております。33.3%の完了率です。  この23ページの①、②の本災と小災の位置につきまして、右の24ページにその位置を書いております。それぞれ色をつけておりますので、本災の農地、農業用施設、林道、また、小災の農地、農業用施設、林道施設と位置をつけておりますので、また御確認いただきますよう、お願いいたします。  続きまして、25ページをお開きください。  25ページにつきましては、治山事業、県の事業がメーンでございます。この県の治山事業の箇所図、これ、県のほうからいただいた図面ですけども、位置的には色を分けております。右に一覧表をつけております。県の事業でいきますと、33カ所までが県の事業で実施していただけるようになっております。そのうちの11番、13番、18番の黒につきましては、もう完成をしておるということでございます。うち平成30年度着手が青で示している箇所が8件ございます。国庫と県単の事業でございますけども、現在施工中でございます。  赤で令和元年の着手予定ということで、国庫、県単13件ございます。この赤で示しているところにつきましては、7月、8月ぐらいをめどに設計を行いたいと、秋以降に発注をしたいというのをお聞きしております。  それと、茶色になっておりますけども、令和元年の着手予定と書いてありますけども、この補助県単1件というのは、春日町牛河内にあるんですけども、これ着手予定ではございません。着手しております。失礼しました。  それと、令和元年度の市単の件ですけども、2件市単がございますけども、これも着手をしております。  あと県の事業で、緑色で令和元年度以降未定というのが9件ございます。これにつきましては、現在設計もかかれてないというような状況というのをお聞きしております。農林整備課からの報告は以上でございます。
    ○委員長(太田一誠君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) それでは、26ページ、資料になります。農業振興課所管の災害復旧事業の進捗について御報告を申し上げます。  まず初めに、平成30年7月豪雨災害の関係でございます。  一番最初に、被災農業者向け経営体育成支援事業、国庫補助事業でございます。取り組みのほうは、4件が取り組まれまして、平成30年度内に全て完了が終わったというところでございます。  内容につきましては、パイプハウス本体でありますとか、ハウスの設備、それからトラクターとか管理機器こういった修繕と、そういった内容になっております。  27ページになります。  (2)番としまして、市単独の鳥獣害防護柵災害復旧事業でございます。  従来の資材費だけの補助事業に加えまして、撤去、それから重機の借り上げ等を補助対象に加えて実施したものでございます。年度内では、14団体が完了をいたしまして、2団体が繰り越しで取り組んでおりますが、現場のほうは、ほぼほぼ終わったということになっております。まだ事業量は確定しておりませんが、約延長で2,113メートルの実施ということになります。  資料28ページになります。  今度は、台風20号、台風21号、台風24号による被害でございます。  (1)番としてまして、被災農業者向け生産施設等復旧支援事業、これは県単独の事業でございます。実施につきましては、年度内に14戸を実施をいたしました。それから、繰り越しが2件ございます。繰り越した分も1件のほうは完了しまして、もう1件につきましても、6月末に現場が完了予定ということで、あとは事務手続を行うのみということになっております。パイプハウス、それから畜舎というものが多かったということでございます。  29ページになります。  (2)番の台風害被災農業者向け生産施設等高度化事業、これは被災前の水準を超えた施設整備になりますが、この分については申請はございません。  続きまして、(3)番、市単独鳥獣害防護柵災害復旧事業、市単独事業でございます。これは平成30年7月豪雨と同じ事業でございます。実施は5団体ということで、既に実施は完了いたしまして、金属柵314メートルの復旧となりました。 ○委員長(太田一誠君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございませんか。  西脇委員。 ○委員(西脇秀隆君) 未定と書いてあるとこは見通しが立ってないと、そうか、もう査定は済んで、令和2年ぐらいにか、令和3年に着工するという理解でいいわけですか。未定いうて書いてあるとこ、教えていただきたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(畑田弥須裕君) 委員おっしゃるとおりで、査定は終わっております。まだ着手ができてない、いつかかれるかというのがまだわからないということで連絡を受けております。 ○委員長(太田一誠君) ほか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 小災害復旧事業、これ進捗非常に悪いんですけども、何かあるんですかいね。また職員が足らんとか。 ○委員長(太田一誠君) 農林整備課長。 ○農林整備課長(畑田弥須裕君) 委員おっしゃるとおりで、今まで3名で通常事業をやっております。3名で通常事業の上、これだけの3億円から繰り越して災害の事業をやってて、毎日職員3名で午後11時ぐらいに残業しております。目いっぱい動いておりまして、この進捗です。見通しといいましたら、年度内にできれば終わりたいと思っとるんですけども、なかなか苦しいような状況でございます。ありがとうございます。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 補足させていただきます。人数はしっかりいただとるんですが、頑張っている結果がこうなっております。基本的には、農林業施設本災事業をまず先行させてやっておりますけども、目いっぱい努力して、100%、120%の努力で取り組んでおりますけども、先ほど申し上げましたように、進捗はまだ進んでない、まだ着手まで至っていないというのが現状でございます。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) せめて市単独の補助事業に負けんようにやならなんだら、ちょっとおかなしな話でしょう。目いっぱい職員いただいとると言うけども、足らなんだら足らんって言わなんだら、災害復旧はそんなことやなかったでしょう。副市長、どうですか。 ○委員長(太田一誠君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 数字が物語っているとおりで、おくれているということについては、十分認識をしておりますし、農林担当部局が毎日非常に残業が多いということも十分承知をしているとこでございます。去年の段階で一定の増員もしてやってきてはいるんですけれども、今年度になって若干職員の調整なんかは減らしたとかいうことで、そういう部分では、農林担当部局には大変苦労をかけているとは思っているんですけども、なかなか職員の全体配置の中で回せていないというのが現状でございます。この後、様子を見ながら、また考えていきたいと思います。 ○委員長(太田一誠君) 前川委員。 ○委員(前川豊市君) 残業の時間の制限の条例がつくられました。オーバーしてませんか。 ○委員長(太田一誠君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) この条例の上限の設定のときにもお話ししたというふうに思っておりますが、他律的業務、また災害復旧に係るのは例外という扱いにはなっておりますけれど、おっしゃるように、それを理由にして、そこだけがやるっていうのは本意ではございません。なかなか人員、いわゆる技術者、事務者だけではなしに技術者が不足しておる中での、平成30年度は重点配備をして応援体制を組んだわけでございますが、本年度からもとに戻しておるというような状況もございます。先ほど副市長が申しましたように、様子を見ながら対応を考えていきたいというふうに思っております。 ○委員長(太田一誠君) よろしいか。  議長。 ○議長(林時彦君) 今の話ですけどね、それはだめですわ。春日庁舎、毎晩毎晩遅くまで電気ついております。災害というのは、先ほどから話題になりました5年前の8月16日、防災の日にしようかというようなものは災害として特別、その条例から外れるというような考え方もいいですけども、ここのところ毎年のちょっとした災害については、災害扱いではないと思います。ほとんど毎年のことやから。それを災害ということで逃げたらあきません。特に先ほどから現場のほんとの生々しい声も聞こえている中で、これについてはきっちりと段取りするように、様子を見てじゃなくて、早急にやっていただきたいというふうに申しときます。 ○委員長(太田一誠君) その他ございますか。  よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) それでは、災害復旧事業の進捗状況についての当局の説明が終わり、質疑のほうはないようですので、これで終結をいたします。  暫時休憩します。                  休憩 午後5時29分                 ───────────                  再開 午後5時29分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  それでは、その次の事項に行きます。  最後に、地方卸売市場に関する事項を議題といたします。  本件につきましては、昨年12月からことしの3月にかけて所管事務調査といたしておりましたが、現地調査と当局に説明を受けたままとなっておりました。今後の進め方を協議する必要がございます。一旦、当局に3月以降に動きがございましたらお伺いしたいのですが、何かございますか。現在、市に対して、要望書は出ているのでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) まず、要望書につきましては、現在のところ、まだ出ておりません。また、7月、8月に地方卸売市場運営協議会を開催する予定でございますので、農業振興課長から、その進め方について、若干の御説明を申し上げます。 ○委員長(太田一誠君) 農業振興課長。 ○農業振興課長(高見英孝君) 先ほど部長からございましたように、8月ごろ、日付は決まっておりませんが、地方卸売市場運営協議会を予定をいたしております。3月にも話がございました指定管理というような話もありますので、そういった研究は、今のところ十分はまだできてないんですが、研究の段階ということになりますので、地方卸売市場運営協議会の中で、そういった指定管理とか、そういうことの内容にも触れながら御相談をさせていただきながら進めていきたいというふうに思っております。 ○委員長(太田一誠君) 今の状況について、説明は終わりました。  今後の進め方につきまして意見を聞きたいのですが、いかがでしょうか。  いうのはですね、当局側からは、一応8月までっていうことをおっしゃってるんですけども、3月に一応定例会で、所管事務調査いうんですかね、これに入っとるので、何らかの形で先方のほうにも連絡をしたほうがいいのか、それとも8月を待ってやったらいいのかいうとこらへんをちょっと意見を聞きたいんですけども、よろしいでしょうか。 ○委員長(太田一誠君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 当局のほうが8月ごろに予定されとんねやったら、その結果を聞かんことに、今何にも情報がないんで、相手側に回答することもできませんので、ちょっと待たれたどうかと私は思います。 ○委員長(太田一誠君) ほかございますか。  前川委員。 ○委員(前川豊市君) 当局にお尋ねします。卸売市場から使用料の引き下げの要望書は出ておりますか。内容を検討されていますか。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 引き下げの要望書につきましても、確認はしておりません。出ておりませんが、これにつきましては、指定管理制度を含めて、その管理の委託の考え方につきましては、これから研究し、またさらに検討は進めてまいりたいと思っております。 ○委員長(太田一誠君) 前川委員、よろしいか。  そうしましたら、ほかございますか。  よろしいですか。  では、そういう形で、8月以降という形で進めさせていただいてよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) それでは、この議題はこれで終わります。  本日の日程はここまでとなります。  当局からの報告事項はございますか。 ○委員長(太田一誠君) 農林担当部長。 ○農林担当部長(余田覚君) 特にございませんので、よろしくお願いします。 ○委員長(太田一誠君) 委員の皆様からはございますか。  全般でも結構です。  藤原委員。 ○委員(藤原悟君) 企画総務部長に、前、元号が変わるときに市のほうの考え方として、西暦とか元号の書き方で聞きましたら、元号でというような話聞いたんですけども、資料見てたら、きょうの資料でも元号で書いてあったり、2019年とか書いてあったりしたり、それから、併記が一番見やすいんですけど、「てくてくたんば」やったら2019年(令和元年)って書いてあるし、非常に見やすいんですけどね。きょうのチラシは2019年全部統一してあるし、ばらばらではあるんですけども、何でか言うたら、きょうの1の市島農村環境改善センターで、築年が昭和55年って書いてあったんですね。ぱっと築何年かなと計算しようと思ったら、西暦やったらぱっと出るんですけども、括弧でも西暦が書いてあったら非常にわかりやすいんですけど、後で38年書いてあるんですけどね。何かそういった考え方というか、資料に西暦も書くとか、議案は元号でずっと行っておられるんですけど、添付資料とかいろんな資料はどういう扱いをされるんか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○委員長(太田一誠君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) おっしゃるように、混在しておるのかなというふうに思っております。先ほど申されましたように、議案書等公文書は元号表記ということだと思いますし、今言われましたような資料なんかでは、期間計算をするようなものについては西暦のほうがわかりやすい場合もありますので、場合によっては、そういった資料などはそういう表記も使ってもいいのではないかなというふうに思いますが、基本的に公文書については元号表記をすることになっておりますので、若干徹底できていない部分があるのではないかなと思いますので、使い分けはさせてはいただきたいというふうには思います。 ○委員長(太田一誠君) ほか、委員の皆様からございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) ないようですので、当局退席のため、暫時休憩をします。お疲れさまでした。                  休憩 午後5時35分                 ───────────                  再開 午後5時37分 ○委員長(太田一誠君) 再開します。  最後に、その他に入らせていただきます。  その他でお諮りする事項は、委員の皆様のほうからございますか。  よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(太田一誠君) 委員長のほうからですけども、本日の議事は終了しましたんですけども、あさっての21日、午前9時半ごろから、この続きを行いたいと思っております。時間のほうは、9時でなくて9時半いうことで、よろしくお願いします。  御都合のほど、よろしくお願いします。  閉会中の継続審査事項につきましても話し合いますので、委員の皆様におかれましては、案を考えておいてください。  あと、もう一つ、請願書、それから、あと市民意見交換の件、その他のところをそれぞれ案がございましょうので、考えていただいたというふうに思っております。  暫時休憩いたします。                  休憩 午後5時41分                 ───────────                  再開 午後5時41分
    ○委員長(太田一誠君) 再開いたします。  それでは、副委員長より閉会の挨拶をお願いいたします。 ○副委員長(広田まゆみ君) 民生産建常任委員会をこれをもって閉会します。お疲れさまでした。                閉会 午後5時41分...