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平成31年総務文教常任委員会( 4月 9日)

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  1. 丹波市議会 2019-04-09
    平成31年総務文教常任委員会( 4月 9日)


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    平成31年総務文教常任委員会( 4月 9日)                   総務文教常任委員会会議録 1.日時   平成31年4月9日午後1時30分~午後6時28分 2.場所   議事堂第2委員会室 3.出席委員   委員長        小 橋 昭 彦  副委員長        大 西 ひろ美   委員         小 川 庄 策  委員          大 嶋 恵 子   委員         山 名 隆 衛  委員          近 藤 憲 生   委員         太 田 喜一郎  委員          須 原 弥 生   委員         西 本 嘉 宏  委員          奥 村 正 行   議長         林   時 彦 4.欠席委員   なし 5.議会職員   事務局長       荻 野 隆 幸  書記          柿 原 範 久 6.説明のために出席した者の職氏名   市長         谷 口 進 一  副市長         鬼 頭 哲 也   教育長        岸 田 隆 博  理事          余 田 一 幸
      理事         井 上 鉄 也    入札検査部   技監兼入札検査部長  中 野   譲    未来都市創造部   未来都市創造部長   太 田 嘉 宏    企画総務部   企画総務部長     村 上 佳 邦  政策担当部長      近 藤 紀 子   総務課長       田 口 健 吾  組織強化担当参事    荻 野 昭 久   シティプロモーション推進室長      シティプロモーション推進係長              福 井   誠              山 内 佐由美   副課長兼情報管理係長 山 崎 和 也  副課長兼廃校利活用推進係長    財務部                            伊 賀   真   財務部長       大 垣 至 康  財政課長        北 野 壽 彦   副課長兼財政係長   早 形   繁  税務課長        荻 野 浩 行   市民税係長      豊 嶋 忠 夫    まちづくり部   まちづくり部長    足 立 良 二  柏原支所長       中 道   豊   春日支所長      澤 田 知 寿  山南支所長       藤 本   靖    建設部   建設部長       近 藤 利 明  住まいづくり課長    前 川 康 幸   副課長兼定住促進係長 松 枝   満  農泊推進係長      義 積 祥 明    産業経済部   産業経済部長     西 山 茂 己  次長兼観光課長     細 見 秀 和   観光拠点整備室長観光拠点係長              宮 野 真 理   会計管理者      谷 川 富 寿    教育部   教育部長       藤 原 泰 志  教育総務課長      足 立   勲   企画調整係長     船 越 正 一  子育て支援課長家庭児童相談室長                       兼児童館長       上 田 貴 子 7.傍聴者   3人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開会 午後1時30分 ○委員長(小橋昭彦君) 皆さんこんにちは。ただいまから総務文教常任委員会を開催いたします。  今回本年度第1回目、また令和時代に向けた委員会ということでもあろうかと思います。平成時代は余りよいニュースがなかったような気もしますけれども、これからまた丹波市の新しい未来を築いていく充実した議論をお願いしたいと思います。  それでは、議長より御挨拶をいただきます。  議長。 ○議長(林時彦君) 今、委員長のほうからもありましたように、きょうは総務文教常任委員会、本年度になって初めてでございます。市長が言われている起承転結の転の年ということで、ぐいっと市政を前へ進めていきたいと思いますし、議会としましても背中を押すときはしっかり押し、またブレーキをかけるときはしっかりブレーキをかけるという、そういう精神できちっとした議論をお願いしておきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 市長より御挨拶をいただきます。  市長。 ○市長(谷口進一君) 本年度最初の総務文教常任委員会よろしくお願いいたします。  先ほどは議長から大変に心強い、市を推していただけるような、そんな大変期待を持たせていただける御発言ありがとうございます。平成から今度令和に変わりまして、大変に気ぜわしいそんな年になるのではないかと、そんな予感がいたしております。  本日も常任委員会二つの議題がありますが、そのうちの柏原支所庁舎等利活用基本計画の見直し、この件につきましては、6月市議会に予算を提案をさせていただく、そんな予定にいたしております。今度こそ最後のタイミングとこう思っておりますので、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 次に、この4月1日付の組織改編並びに人事異動によりまして、当局の体制が変わっております。副市長、教育長から御挨拶いただいたのち、部長及び管理職から自己紹介を受けます。なお、時間の都合上、課長以下の管理職については異動のあった方のみお願いをいたします。  まず、副市長より御挨拶をいただきます。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 本年度、どうぞ引き続きよろしくお願いをいたします。総務文教常任委員会に所管していただく事業、いろいろわくわくどきどきするような、楽しい夢のある事業が多い一方で、それぞれ大変難しい事業でもございます。御指導賜ればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 続いて教育長より御挨拶いただきます。  教育長。 ○教育長(岸田隆博君) 平成31年度は、山南地域市立中学校の統合準備、あるいは水分れ資料館のリニューアルの向けた準備、それから黒井城跡の整備、あるいは小学校の空調設備の整備など教育環境の整備と、それから小中学校におきましては、2020年から新しい学習指導要領が全面実施となりますので、それに向けた準備、それからこの4月から13の認定こども園での幼児教育保育が本格的に始まりました。質の高い幼児教育保育の充実に向けて、平成31年度から頑張っていきたいと思いますので、委員の皆さんにおかれましては、また御理解と御支援をよろしくお願いをいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) それでは、順に自己紹介に入りたいと思います。  余田理事お願いします。 ○理事(余田一幸君) 引き続き、シティプロモーションを担当いたします。理事の余田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 井上理事お願いします。 ○理事(井上鉄也君) この4月1日から理事を拝命して、地域包括ケアシステムを担当させていただくことになりました。この7月には県立の新しい病院と市立の健康センターミルネが開院いたします。それに合わせまして、ハード事業だけではなくてソフト事業も充実するように取り組みたいと思いますので、また御指導のほうよろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 次に、技監兼入札検査部長お願いします。 ○技監兼入札検査部長(中野譲君) 技監兼入札検査部長の中野譲でございます。引き続きとなりますが、どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 次に未来都市創造部長お願いいたします。 ○未来都市創造部長(太田嘉宏君) 未来都市創造部長の太田でございます。引き続きお世話になります、よろしくお願いいたします。なお、部内の管理職の異動はございません。 ○委員長(小橋昭彦君) 次に企画総務部お願いいたします。  企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) 企画総務部長の村上でございます。3年目になります。引き続きよろしくお願いいたします。私どもの総務課で管理職が異動しておりますので、自己紹介をさせます。 ○委員長(小橋昭彦君) 総務課長。 ○総務課長(田口健吾君) 失礼いたします。異動によりまして総務課長を拝命いたしました田口健吾でございます。議事の関係の窓口ということでお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 参事。 ○組織強化担当参事(荻野昭久君) この4月から総務課組織強化担当参事を拝命いたしました荻野昭久と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当お願いします。  政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 企画総務部政策担当部長の近藤紀子でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。所管の課長に異動はございませんが、内部で副課長に昇任した2名から自己紹介をいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 総合政策課副課長。 ○総合政策課副課長兼情報管理係長(山崎和也君) 4月1日付の人事異動によりまして、企画総務部総合政策課副課長を拝命いたしました山崎和也と申します。情報管理係長として以前から担当をいたしておりましたICTによるイノベーションをさらに推進させ、行政運営の効率化及び機動力のあるフレキシブルな組織運営に寄与すべく、より一層の研さんを図ってまいる所存でございます。また課内の事務事業全般にわたる遅延のない事務執行並びに適正な予算執行に努め、管理職として部長、課長を支え尽力してまいる所存でございます。弱冠44歳の若輩者ではございますが、議員各位には御指導、御鞭撻のほど何とぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 行政経営課副課長。 ○行政経営課副課長兼廃校活用推進係長(伊賀真君) 企画総務部行政経営課副課長兼廃校活用推進係長の伊賀真でございます。主に担当しておりますのは、公共施設の総合管理に関することと廃校の利活用でございます。よろしくお願いをいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(足立良二君) まちづくり部長の足立良二でございます。引き続きよろしくお願いをいたします。まちづくり部内で3支所におきまして、異動また昇任をした者がございますので、それぞれ自己紹介をいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 柏原支所長。 ○柏原支所長(中道豊君) このたびの4月1日の人事異動によりまして、柏原支所長を拝命しました中道豊でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 春日支所長。 ○春日支所長(澤田知寿君) 春日支所長の澤田知寿と申します。皆さんお世話になりますが、よろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 山南支所長。 ○山南支所長(藤本靖君) この4月より山南支所長を拝命しました藤本靖です。よろしくお願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 財務部長、大垣です。4年目になります。よろしくお願いいたします。財務部では税務課長、それから財政課の副課長が異動しておりますので、自己紹介をさせます。 ○委員長(小橋昭彦君) 税務課長。 ○税務課長(荻野浩行君) 税務課長を拝命いたしました荻野浩行と申します。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 財政課副課長。 ○財政課副課長兼財政係長(早形繁君) この4月より財政課副課長兼財政係長を拝命いたしました早形繁と申します。また予算編成、予算執行につきましては、お世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 次に建設部お願いします。  建設部長。 ○建設部長(近藤利明君) 建設部長の近藤利明でございます。引き続きよろしくお願いいたします。当委員会の所管しております施設建築課におきましては異動はございません。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 次に教育部お願いします。  教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) このたびの人事異動によりまして、教育部長を拝命いたしました藤原泰志と申します。お世話になりますがどうぞよろしくお願いいたします。今回教育部の異動のありました管理職を自己紹介を申し上げますので、教育総務課長子育て支援課長から申し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育総務課長。 ○教育総務課長(足立勲君) この4月1日の人事異動で子育て支援課長から教育総務課長に異動となりました足立勲です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 子育て支援課長
    子育て支援課長家庭児童相談室長兼児童館長(上田貴子君) この4月から子育て支援課長を拝命いたしました上田貴子です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 次に会計管理者お願いいたします    会計管理者。 ○会計管理者(谷川富寿君) この4月に会計管理者を拝命いたしました谷川富寿でございます。どうぞよろしくお願いいたします。会計課には今回の異動によりましての異動はございません。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 以上で自己紹介を終わります。  ここで市長及び本日の議事に関係のない職員は退席いただきます。その他連絡事項はございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) こちらからの御報告がございません。 ○委員長(小橋昭彦君) 委員の皆さんから何かございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) なければ、以降の議事に関係のない職員は退席いただいて結構です。  暫時休憩します。                 休憩 午後1時41分                ───────────                 再開 午後1時42分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  議事に入ります。  日程第1、所管事務調査を行います。  本日は説明員として、担当職員の出席につきまして許可しております。発言の際は所属、職名を述べてから発言してください。なお、各委員の質疑、市当局の説明、答弁等の発言につきましては、1列目の方は着席のまま行っていただいて結構です。2列目以降の方につきましては、顔が見えるように御起立してお願いをいたします。  まず1番、プロモーションロゴマークの活用についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  理事。 ○理事(余田一幸君) キャンペーン2019で使用しますロゴが完成いたしましたので、プロモーションのサイト及びフリーペーパー等合わせまして、担当課長より説明をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) 説明のほうは着座をさせていただいて説明させていただきます。失礼いたします。  それでは、お手元に配付いたしております4ページものの資料でございますけれども、シティプロモーションロゴマークの活用についてということでございます。  まず一つ目のロゴマークの制作にあたってというところですが、その作成の背景としましては、本市の産品、自然、文化、食とか、そういったの魅力を話題性、共感性を持って情報発信していく上で、やはり来訪、再訪していただく人口をふやしていくためには、やっぱりターゲット層に響く効果的なコンセプト・ワード、ロゴマークというものが必要ではないかということで今回作成いたしております。  制作の経緯でございますけれども、ウェブサイト等の制作をする上で、関係機関によりますワークショップを開催いたしております。その中でターゲット層であったり、ウェブサイトの構造、テーマ設定コンテンツなど、それからまたプロモーションコンセプトワードをといったものを検討いたしております。  メンバーとしましては、地域おこし協力隊、観光協会、商工会、シティプロモーション推進室、観光振興、農業振興の関係職員、それとあと委託をいたしておりました外部の事業者の有識者ということで、地域活性化プランナーWEBデザイナー等々が構成メンバーとなって、9月から12月まで4回程度ワークショップ等の開催をいたしております。  その中でターゲットの設定ということで、京阪神のアーリーステージファミリー、子育て中の若い世代の方、また20代から40代、それ以上の方も排除するわけではありませんけれども、情報感度の高い特に女性層をメーンターゲットに設定をすることにいたしております。  その中で、プロモーションコンセプトワードというものを設定をいたしております。これは市のブランドロゴというものではなく、観光につながるようなプロモーションの専用のロゴということでございます。その中で「SATURDAY TAMBA ~土曜は丹波市に~」という口コミシェアにしやすいような短い言葉で、コピーをつくっております。  この中身については、週末はぜひ都会の方に丹波市で過ごしてほしいという呼びかけ、来訪・行動意欲を喚起するような内容でございます。週末というのは、土曜日、日曜日、休日というふうにあるわけですけれども、それらを総称しまして土曜日ということで、土曜日は前日が金曜日ということで、夜からやっぱりあしたどこに行こうかなというような、ワクワクした気分があったり、また土曜日は翌日が日曜日で休みということで、その解放感であったり、少々帰りが遅くなっても翌日休みであるというような気軽な感覚があるということで、特に土曜日に絞ることで言葉をとがらせたいと考えとるところでございます。  また週末には、土、日と丹波市においてもいろんな催しやイベントもあるということで、そういった際にもこのワードを使うことによって、コンテンツもつくりやすいんではないかというふうに思っております。また週末というのは、毎週訪れてくるものでございまして、都会の人からいつでも気軽に丹波市に来れる場所やということで、リピーターが来る場所ということを無意識のうちに刷り込んでいって、交流、関係人口をふやしていきたいという言葉に使っていきたいと思っております。  次のページでございますが、SATURDAY TAMBAロゴマークの役割ということでございます。このプロモーションコンセプトワードSATURDAY TAMBA ~土曜は丹波市に~」というのをわかりやすく表現したロゴマークということで、先ほども申しましたように、週末の期待感や土曜日という遊び感覚、ちょっと足を延ばせば1時間程度で来れる丹波市においで来てくださいということをターゲット層に行動を誘発するというロゴマークをつくっております。  また、丹波市の産品を代表する丹波三宝のPR、販売促進も意図した図案化ということにいたしております。下にありますロゴマークでございますけれども、丹波市の山々、雲海、豊かな農地、そういったところから丹波三宝を生み出すというようなイメージでございます。またSATURDAY TAMBAという視認性が高く親しみやすい書体でわかりやすく、そこにロゴタイプとして入れさせていただいております。この基本形としましては、このタグライン、シンボルマーク、ロゴタイプこれを一緒に三つを組み合わせて使うということで、土曜日は丹波市にということでございまして、丹波篠山市とは区別化もしていけるんではないかというふうに思っております。  それから、次に二つ目のプロモーションロゴマークの使用の範囲でございますけれども、これについては市外への情報発信、先ほどありましたように都市部のほうから丹波市に気軽に来ていただくことを呼びかけるという形に使っていきたいと思っておりまして、今回制作しましたプロモーションのサイト、フリーペーパー、またフェイスブック、そういったもののトップ画面であったり、表紙にも活用をいたしておるところでございます。  次のページになりますが、主には市外向きの情報発信の媒体に活用して、丹波市へ誘うための広告媒体等に活用してきたいというふうに考えております。また市民団体等が行われております市内外での集客イベントのチラシ、シティプロモーション支援事業の補助事業であったり、特産物のイベント、体験交流型イベントなど、市外からの誘客、交流人口の拡大を狙うような事業に積極的に使っていただけるようにお願いしていきたいと思っております。またキャンペーンに使うチラシやとか、ノベルティグッズの印刷、そういったものに一定の条件のもとで使っていただけるような利用の呼びかけ、また取り扱いマニュアルなんかもホームページに掲載をしていきたいというふうに思っております。  また、行政内部におきましても観光、農業、市民活動、移住などで市外から来訪、誘客を促進するような市の事業、また市外向け発送文書なんかにもスタンプを押印をしてPRをしていきたいと、ことし1年かけまして露出度も高めながら、徐々に浸透させていきたいと思っております。  それと三つ目のフリーペーパーでございますけれども、お手元にSATURDAY TAMBAという冊子を配付をさせていただいております。今回、春・夏号ということで、6万部印刷をいたしております。市内においては、道の駅とかここに掲載されている店舗、また金融機関とか、観光案内所などに配布と、それに特に市外向けに作成したものでございますけれども、阪神エリア北摂エリアのこれ制作をいたしております、委託しておりました株式会社シティライフという会社が配布拠点として専用ブックスタンドを置いておりますカフェとかレストラン、美容院、ブティックとか、またスーパーとか、スポーツクラブとか薬局とか、そういったところに約350ぐらいの拠点に、4万部を配布をすることにいたしております。また連休中ですけれども、大阪万博でありますロハスフェスタの出展その際にも配布をしたり、また高速道のサービスエリアというようなところにも配布をして、市外からの誘客を促進していきたいというように思っております。  それと4ページ目、最後になりますけれども、シティプロモーションサイトもこの4月から公開をさせていただいております。まだことし1年かけてコンテンツ等もふやしていって、さらに内容は充実させていきたいというふうに思っておりますが、先ほどありましたターゲット層、20代から40代の女性層の方に映えるようなホームページということで、テーマにつきましても「35歳からの丹波」とか、人にフォーカスした「丹波人」のコーナー、また農業の産物関係の「耕せ丹波」というコーナー、また子供向けに丹波を楽しんでいただく「ちびたん」、また「フォトジェニック丹波」とか、そういったテーマごとに、それぞれの丹波市内の魅力をコンテンツテーマごとに掲載をごらんいただけるような構造をとっております。また、今回英語、中国語、韓国語の多言語化も図っていくことになっております。  その下に相関図を入れさせていただいておりますけれども、市内には御存じのように観光協会のポータルサイトございますけれども、今回のSATURDAY TAMBAとのちょっと位置づけということでございますけれども、今回のSATURDAY TAMBAについては、余り丹波市を知らない方、そういった方に週末どこかに出かけたいなというような層にアプローチができるように、丹波市への入り口、丹波市の興味を持っていただく興味喚起とか、来訪意欲とか、そういったものをこのテーマから入り口をかえることによって、ターゲット層に響くようなテーマを持って、まずはごらんをいただいて、丹波市に来ていただくという呼びかけをしてきたいと。さらに丹波市のことが知りたいというような方については、観光協会のポータルサイト等もあるわけですけれども、役割を若干分けつつお互い補完し合うような関係値を高めていけたらというふうに思ってます。  また、さらに何度も丹波市に訪れるような方、丹波市での衣食住のあり方であったり、また仕事なんかについては、さらに移住を前提としたようなポータルサイトとしての「タウンウェーブ」というのもございます。そういった各サイトと関係値を高めながら、このSATURDAY TAMBAというものをさらに充実をさせていきたいというふうに思っております。説明は以上となります。失礼いたしました。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明は終わりました。  質疑に入ります。  質疑はございませんか。  近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 3点聞かせていただきます。  まず1点、タブレットに資料を入れていただいているロゴマーク基本系は、黄緑色になっております。この冊子は表紙の左肩黒色で印刷してあるんですが、印刷物は黒一色でされるのか。それとこういったロゴマーク市外向け発送文書へのスタンプは書いてあるんですが、ステッカーいうんですか、シールいうんですかね、そういったものは検討されないのか。それと観光であれば観光協会、農産物、農業となると、JA等が関係する組織になってくるんですが、このロゴマークを使ったそういった観光協会やらJAとの連携というものは、何か考えておられるのかお聞きいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 理事。 ○理事(余田一幸君) 1点目につきましては、担当室長のほうよりお答えをさせていただきます。2点目のステッカーでございますけども、現在のところ2ページの下側の使用範囲に書いていますように、今回外向けに誘致活動を行うものに関して統一感を持たせるために、そのパンフレットであるとか、そういう中に刷り込むわけでございますけども、議員おっしゃるようにそういうものでなしに、何かステッカーの必要性が出るんであれば、それはまた考えたいと思っております。あるとすれば例えばサイクリング協会がツール・ド・丹波というようなことをやってる中で、募集は当然ホームページとかペーパーで行うんですが、仮に例えば自転車にそういうステッカーをはる必要があるんであれば、これはまた検討をさせていただきたいと思っております。  それから3点目でございますけども、これは3ページの使用相関図にも書いておりますとおり、当然観光協会あるいはJAの外向け、主に外向けの誘客については、このロゴについては積極的に活用をしていきたいと思っております。  1点目の色について、担当室長より説明をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) ロゴマークのカラーにつきましては、別途取り扱いマニュアルみたいなものを、レギュレーションを示したものを、お示しさせていただくように思っておりますけれども、基本は白地で単色で使う場合は緑と黒に統一をさせていただいております。モノクロの印刷の場合については、黒にあるいは、グレーに白抜きという形で使うように、統一をさせていただきたいと思っております。  また背景の扱いについても、余り色の濃い背景でしたらこのロゴが目立ちませんので、一定背景についてもどういった背景を使っていただきたいかというようなことは、取り決めとしてマニュアルとして、あるいは大きさを変えるとか、改変するようなこともできないというような取り扱いにさせてもらいたいと思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 近藤委員。 ○委員(近藤憲生君) 色の件につきましてはわかりました。ステッカーの作成なり、また他団体との連携、これ立派なロゴマークやと思いますので、ぜひとも市外に大いに売り出していただきたいと思いますんで、十分な連携を図っていただいて強化に努めていただいたらと思います。答弁は結構です。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) このマークはこんでよう考えてもうとると思うんですけど、先ほど室長の説明で私気になっとったんは、結局篠山市がこの5月1日から丹波篠山市になりますわね。それとの違いというのが、これを受け取られて見てもらった人がどう思うんかなというのが一番気になっとったんですけども、先ほど室長の話では土曜は丹波市にということで、篠山市との差別化ができるというような説明でしたけどね、私それだけではできないんちゃうかなと思います。もうちょっと観光でやったら、私ら丹波市におってこんなこと言うのは何なんですけど、やっぱり篠山市に勝てない部分の観光というのは、たくさんあると思います。そういうとこで、これ今後売り出していかなあかんのようわかるんですけども、篠山市との差別化というのはこれを決められるときに、もうちょっと考えられなかったんかなということをお聞きしたいのと。  それから3ページのフリーペーパーのところで、株式会社シティライフのほうの配布拠点とかに配布していただくということでございますけれども、印刷数が6万部でそのうちの4万部が350から400のシティライフの拠点に配布されるということで、1拠点平均、35部から100部やと思うんですけども、その下の万博の出展のところが3日間で2,000部、それから高速道路サービスエリア、市外道の駅などに5,000部となってますわね。これは期限は多分この4万部のんと5,000部というのは期限がないですわな。そこら辺がどの程度ほんまに一般の人が取って見られてるのかというのは、一々はそりゃあれですけど、定期的にやっぱりシティライフに問うんじゃなくて、そこへ飛び込みでも行ってどの程度はけてるかというんのが必要やないかなと思うんですけど、そこら辺どうでしょうか。その2点お願いします。 ○委員長(小橋昭彦君) 理事。 ○理事(余田一幸君) 後段の御質問につきましては、後に担当室長のほうから説明をさせていただきます。  前段の篠山市との違いですけども、この先ほど室長が申しました策定委員会、ワークショップの中でどういうような議論がるるされたかというのは、ちょっと承知してないんですが、結果としては差別化は進んだんではないかなと思っております。と申しますのは、お互い現場に近いという利点があるんですけれども、篠山市はやはり日本遺産を取得後歴史あるいは、歴史的建造物の方向に流れている中で、丹波市についてはとにかく現場へ来てもらう、体験交流してもらう、アクティビティというものを今回打ち出せて、私的には篠山市とはある意味、すみ分けができたんじゃないかなとは思っております。  ただ、全般的には非常に難しい話なんですけれど、実際自分もやってみて一番悩むのは、丹波ブランドイコール丹波市じゃないということで、これは常に悩んでいるところで、このロゴマークが全てを解決するとは思いませんけども、やはりそういう違いを際立たせる一助にはしていきたいと、かように考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) 2点目のフリーペーパーの配布先のことでございますけれども、4万部をシティライフの配布拠点に約1カ所100枚程度ということになると思いますけれども、できるだけ人通りのあるところで、こういった20代から40代の女性層が集まられる、たくさん来られるようなところを厳選して配布していただきます。当然定期的に委託を業者のほうが見にいきまして、そのはけの悪いところは、はけのよいところへ回していったりというような形で、最終的にはどちらで何部手で取って行かれたのかということを報告いただくようにいたしております。  また、ロハスフェスタに2,000部、またあとこちらからも配布するものが5,000部ということでございますけれども、これ合わせて5,000部は予備的なところもございますので、その2,000部のところにもう少したくさん配れるようなことがあるかもわかりませんが、基本的は春・夏号ですので早い段階で各所に配布をしていって、春・夏にぜひとも丹波市に来ていただくという呼びかけになりますので、数週間の間に配布はこの月には全て配布していきたいというふうには思っておるところでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) なかなか篠山市と分けるの難しいとは思うんですけども、これできるかできないかわかりませんけどね、私ちょっと思たんは「SATURDAY TAMBA ~土曜は丹波市に~」になってるんですけども、できるのか知りませんけど、土曜は篠山じゃないよ丹波市にとかね、それぐらい思い切ったことを書かんとあかんのやないかなと、理事は先ほどすみ分けが、もうできてると思いますって、私はできてないと思います。一般の人には特に丹波を知らない人にはと思います。それぐらい何ぞインパクトのあることが要るんやないかなと思いました。  それからフリーペーパーですけども、結局今の室長の話やとシティライフにどんだけはけたということを報告を受けると、それはあかんと思います。受けたらいいと思いますよ、受けるまでにちょっと全部回れとは言いませんよ、何カ所か行ってね報告がほんまに合ってるかというのをちゃんと確認しとかんと、確認後からこれ違うんと違いますかということを言えるぐらいのことをせんとだめやと思いますけど、それで私聞いたんですけどね。 ○委員長(小橋昭彦君) 理事。 ○理事(余田一幸君) 前段の御質問につきましては、それぐらいの熱意を持ってやれというふうに受けとめさせていただきます。前の回答で言いましたように、非常に丹波というのは使いにくいところがあって、丹波イコール丹波市ではない、丹波大納言小豆っていかにも丹波市のように我々は受けとめてますけども、亀岡市にとんでもない巨大な丹波大納言小豆って上がっててですね、それはやっぱり顧客から見たら見間違う恐れが大いにあるものが、ほかにも多々あります。その丹波市との違いなんですけども、これはやっぱり先ほど申しましたアクティビティとか体験活動なんかを続けていく中で、進めていきたいとかように思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) 設置箇所について写真をいただいたりということは考えておったんですけども、実際に見に行くところまでは思っておりませんでしたけれども、今回大阪万博の吹田市のほうに向けても3日間出かけますし、そういった際にその近隣のところについては、既設エリアについては何カ所か見て回ったり、またプライベートなんかでもうちの職員も含めて、そっちに行ったときには阪神間でも見て回っていきたいと、できるだけそのようにしていきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 今回ロゴマークを作成したということと、それからフリーペーパーを作成したという二つのことがあるんですけど、ロゴマークフリーペーパーというのはちょっとどうかなと思うんですけど、確かにフリーペーパーの中にはロゴマークはありますけど、要するにプロモーションを丹波市の売り出しをどう図るかということなんで、一つはロゴマークプロモーションとしての位置づけも、ちょっとはっきりせんのやけど、何かのちょっとしたアピールみたいなものやと思うんですけど、であればもっとこれも簡単にどこでも使える、どこでも貼り出せる、そういうものにしなければ、ほとんどアピール感はないんちゃうかと、外向けだけやるなら普通のパンフレットと一緒やし、それもうちょっとロゴマークもいいんですけど、もうちょっと近藤委員言ったように、もっとどんどん広げていくぐらいのロゴマークをつくっていかんことには、何かに添付する程度のことでは、ほとんどこれはあることはあってもええんですけどね。わざわざどうかなという程度のことだと思います。  それから、もう一つフリーペーパーなんですけど、これプロモーションそのものの位置づけがそうなんだと思うんですけど、観光の案内というような丹波市に来てもらうということなんで、観光とほとんど反することがないんですけど。つまりフリーペーパーフリーペーパーでいいんですけど、これをロゴマークを入れたからといってフリーペーパーになるわけではないし、これ自身がもうプロモーションなんであれば、これ見させていただいたら、丹波市のいいところをざっと書いてある。これはいいんですが、じゃあ場所をどこへどう行くかという、そのアクセスがほとんどないんですね。それでアクセスがあるとしたら一番最後にちょっと丹波市はここですよって程度のことと、もう一つは丹波市の地図の中に点々とここにありますよ程度のことなんで、5ページかな、4ページかな、ここに丹波市の地図があるだけで確かに写真ではいろんなことが紹介されてますけど、どこへどう行くのかわからへんという。  意味がちょっとわかりにくいんで、はっきり観光パンフレットのほうが、それやったらようわかるぐらいやね。ちゃんと地図が出てますしね。ほんで何がしたいんかちょっとようわかりにくいんで、丹波市を売り出すんやったらもっとここに書いてあるように、1ページの説明書のコンセプトワードの設定の中に週末は丹波市で過ごすという云々が四つが書いてますやん。これがやりたいならこれに基づくものとして、うまく編集したらどうかなと思って思うんですけど、いかがですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 理事。 ○理事(余田一幸君) まず、後段のほうは後に担当室長から説明させていただきます。前段の話なんですけどが、私は西本委員がおっしゃることもわからんではないんですが、そこにロゴがあって、いわゆる与信度であったり信頼性が高まるものと思っております。例えばあるコンピューターのところにリンゴをかじったマークがありますけども、あれがあるのとないとでは、多分与えるビジュアルな感性というのは全然違うと思うんです。運動靴にしても三つの線が入ったり、こんなひゅっと線が入って、それでこれはどこどこの製品やなというのを視覚的に伝えることができますけども、それが何もなしで、ただだらだらと文章で説明するということになると、与信度においてどうかなというふうに思います。  ですので、ロゴの役割というのは結構私は重要なものであって、このフリーペーパーであったり、ホームページであったり、いろんな取り組みの中でこのロゴを使っていく中で、だんだんこなれてきて、これが丹波市がやってるキャンペーン2019の一つの事業なんだということが伝わるもの、カップリングでこういうものは力を発揮するものと、かように考えております。  後段につきましては、担当室長より説明をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) 2点目のこのフリーペーパーの中身のそれぞれのアクセス、場所であったりとか、そういった情報がはっきり入ってない、観光のパンフレットとの違いというようなことでございますが、これを見られる方ですけれども、大体情報感度の高い女性層というメーンターゲットにいたしておりまして、大体の方がホームページを見たり、あるいはスマホで検索をして、カーナビ等で丹波市にお越しになるという層だと思っておりまして、あえてここに大きな地図をつけて、その場所の位置を示してページを割く必要もないんではないかというようなところで、制作委員会の中でも話があり、それぞれの場所を検索することで、情報を得られて、それぞれがお越しをいただけるんじゃないかと、そういうことであえて地図等は入れておらないというところでもありました。  観光協会のほうで、春の花めぐり、あるいは秋の紅葉めぐり、愛しませ丹波とかいうような観光情報もあるわけですけれども、今回は特に外からの目線ですね、外から丹波市を見たときに、どういったところに魅力があるんだろうかと、どういったお店がお勧めできるんだろかというようなところを、制作委員会でリストアップする中で、委託業者等が最終的に今回の春・夏号については、こういった業者を場所をピックアップをして取材をさせていただいて、掲載をしておるということでございます。  御存じのように観光協会のパンフレットについては、会員のお店がたくさん出ておるんですけども、やっぱりその中でどこがお勧めといったら語弊があるかもわかりませんけども、やはり見た人が丹波市に来てどこへ行ったらおもしろいのかと、どういったところが丹波市にあるんだろうかという、ある意味お勧めするところを見せることによって、より丹波市に来やすい事前の情報として得られやすいというようなものを、出していこうかという観点で、こういったコンテンツを入れさせていただいておるということでございまして、観光のパンフレットとは若干意味合いの違うフリーペーパー、情報冊子としてお使いいただければというふうに考えておるところでございます。ちょっと答弁になったかわかりませんが、以上でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) ロゴマークは確かに一つの格式というか、どう言うたかな、それを印象づけるものとしては重要やと思うんで、それはそれでいいです。ただその活用が限定的にならないように、やっぱりこれ大いに何でもかんでもというわけにはいかんのやけど、広げるんやったら、せっかくつくったものであるからもっと広げる必要がある。どんなもんでも市内、市外かかわらずロゴマーク、何やったら「2019SATURDAY TAMBA」ででもいいと思いますけどね、これいつまで使うか知りませんけど、ちょっとキャンペーンはるんやったら、もっと大規模にやるべきやなと私は思ったんで、そういう意味で何か限定的に使っていくというのは、何かロゴマークをとしてはいかがなものかなと、こういうように思いましたんで、そういう意見を申し上げておきたいと思います。  それから、確かにこれ見たらホームページとか住所は若干載っておりますので、ここを検索したりすればいいんでしょうけれども、全部が全部住所が載っておる場合ばっかりではありません。この例えば春・夏TAMBAのブルーベリー狩りのところはずっと農園の住所まで入ってますし、検索したりあるいは尋ねていこうと思えば、これで行けばいけるんで、そういうことがないところもあるんで、できればやっぱりわかりやすうせっかくここまでやってるんであれば、住所とか連絡先とか入ってるのもありますけども、いかがなものかなと少しそういう点で徹底されたらいかがかと思ったんで、意見として申し上げましたけど、以上です。 ○委員長(小橋昭彦君) 理事。 ○理事(余田一幸君) 1点目おっしゃるように、何もこのロゴはキャンペーン2019だけでなしに、これをきっかけにずっと継承していきたいと、かように考えております。その上で広げるというのは当然ですけども、やはりスタート地点ではやみくもに何でもかんでもじゃなしに、やはり外からの誘客を広げるためのロゴでございますんで、そういうものにまずは絞り込んで使いたいなと思っております。  それから2点目のアクセスの住所とかというのは、御指摘を十分理解した上で、今回制作委員会も非常に観光協会とか商工会等々、若手職員のスタッフでワークショップをやってつくり上げたものでございます。その中で若い感性が今のSNSやら、利用する中でそういうマップとかというアクセスについては、なかってもSNSでカバーできるという判断であったと推測しておりますので、まずはこの形でやらせていただきたいと、かように思います。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  須原委員。 ○委員(須原弥生君) この1ページ目のターゲットの設定ですけれども、子育て中のアーリーステージファミリーとか、20代から40代の女性をターゲットにということなんですけれども、この部分が例えばこのフリーペーパーを配って、丹波市にたくさんのこういう女性が来たという確認といいますか、そこはどういうふうに考えていらっしゃるのか、お伺いします。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) ホームページあるいはSNS等の中では、例えばホームページであれば閲覧する方のグーグルアナリティクスですか、そういったような、どういった特性の方がこれをごらんになられとるのかというところは、解析等はできると思っておりまして、そういうところはやっていきたいと思うんですけど、じゃあそれを見て実際に丹波市に、どれだけの方が来られたかということになりましたら、これはどれにとってもそうなんですけれども、やはり実態としてそのお店に問い合わせをするとか、あるいはこちらのほうもたまには見に行きながら、休みの日にどういう状況になったのか、そこに本当はアンケートなんかもお願いできたらなと思っておるんですけれども、ちょっとそこまだ準備はできておりませんけれども、その辺の確認については、ちょっと今後の課題として考えていきたいと思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 須原委員。
    ○委員(須原弥生君) ターゲットをこういうふうに絞ってあるのであれば、そこら辺が見えて若い方がふえてるんだなという、手応えみたいなんがないと、このターゲットの意味がなくなってくるのかなっていうところがありますので、また研究をお願いしたいと思います。  それから、今回春・夏号なんですけど、冬・秋号というふうなのも続けて考えていらっしゃるということでしょうか。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) 今年度につきましては、秋・冬号ということで同じ数量のフリーペーパーをもう一回つくりたいと、それは委託の業務の中に入っておりまして、そこまではすることに至っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) まず一番に思うことは、このフリーペーパーSATURDAY TAMBAというのがあるんですが、これをまず手に取ってもらわないとだめやと思うんです。中身が何ぼよくても置く場所で目の届く場所、見える場所じゃないとやっぱり置き場所っていうのはすごく大切やと思うんです。その辺がシティライフ配布拠点ということで、誰か置かれると思うんですけど、その辺のことをどう思われてるのかなと思うことと。  これとは直接関係ないんですが、たんばりんぐを丹波市内の住民センターに行ったときに、そこの方がたんばりんぐってここに置いてあるんですかねってみたいなことを聞かれたんです。私が直接見に行ったら端の端に置いてあったんですよね。そうなったらなかなかいろんなものがあるんで、そこまで目が届かないんじゃないかなと思うんです。そやから置き場所とかそういうことについては、どのようにお考えですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 理事。 ○理事(余田一幸君) 細かい置き場所の考え方につきましては、後に担当室長から説明をさせていただきます。  前段の大嶋委員おっしゃるように、ただこれをつくったんでは意味がないわけで、これをどう届けるかということで、3ページに今回初めて大阪万博のロハスフェスタ、これが我々が考えているターゲットの層が、ほぼ何万人単位で集まるイベントなので、ここへ直接持ち込んで、今まで構えて待つんではなしに、ターゲットを迎えに行くようなことをまずはしていきたいと思っております。  それから設置場所につきましては、先ほど担当室長が説明しましたように、ただだらっと置くんではなしに、それは取捨選択というか、効果がないようであればどんどん撤去していって、置き場所を変えていきたいとは、相対的には思っております。さらに詳しいことにつきましては、担当室長より説明をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) フリーペーパーの配布場所でございますけども、今回やはりフリーペーパーですので、手に取ってもらう情報をこの表紙を見て丹波市の情報が欲しいと、丹波市って行ってみたいな、というような方に手にとってもらって初めて意味があるものでございまして、そういう意味では関心のある方に手に取ってもらえる、普通のポスティングをするのとは違うと思っておりまして、その上で、もともとシティライフの設置拠点というのは、ある程度固定化されておりまして、ずっとシティライフも定期的に冊子を置かれておりまして、ある程度のファン層があると、その中に置いていただくということになりますので、おのずと人はそこに何らかを取りにいかれるという拠点が多いというふうに聞いておりますので、この部数については十分にはける、はけるといったらいい方悪いですけれども、関心のある方が持って帰っていただけるということで考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 大嶋委員。 ○委員(大嶋恵子君) もちろん拠点場所なんですが、拠点場所のここやったら目につくという場所をそういうことをお聞きしたんですが。 ○委員長(小橋昭彦君) シティプロモーション推進室長。 ○シティプロモーション推進室長(福井誠君) 済みません、失礼いたしました。   もうずっと常設してあるところで、やっぱりスーパーだったら入り口であったりとか、目につくところに大きなシティライフという看板が上がって取るようになってますので、基本的には目につくところ、取りやすいところに設置してあるということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  ないようですので、これで質疑を終わります。  次に、柏原支所庁舎等利活用基本計画の見直しについてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) この件につきましては、各部局にわたりますので、私の方から御説明をさせていただきたいと思います。  それでは、よろしくお願いいたします。  まず、趣旨のところでございますけども、御案内のように昨年8月に柏原地域におけます分散型ホテル及び観光拠点施設の整備の基本的なスキームをお示しをして、さまざまな御意見をいただいたところでございます。また先般3月20日でございますけれども、柏原支所庁舎及びその周辺建物の最適な利活用及び配置等についての検討結果をお示しをし、議会からもいろいろ御意見をいただいたところでございます。こうしたことを踏まえて、分散型ホテル及び観光拠点施設の整備・運営をより円滑、効果的に推進するとともに、柏原支所の利便性向上を図るというこういった観点から、基本的なスキームを一定見直しをすることにいたしましたので、御報告、御説明をさせていただき、御意見をいただければと思っております。  まず、2番で見直した基本的なスキームの箇所でございます。詳細は別紙1で見直し後のスキーム、それから別紙2で見直し前、見直し後のスキームの比較表をつけておりますので、それも合わせてごらんいただければと思います。  まず、見直した箇所の1カ所目ですが、(1)柏原支所の位置の変更でございます。従来のスキームでは、柏原支所は東庁舎1階及び2階の一部としておりましたけど、これを柏原住民センター内に移動するということに見直しております。  それから2点目は、柏原支所庁舎の活用の用途を変更しております。従来のスキームでは、柏原支所庁舎の1階を観光拠点施設、2階を分散型ホテルとしていたわけでございますけれども、これを1階、2階とも分散型ホテル(客室5室)として整備をして、かつ一定の観光拠点施設の機能もあわせ持つものというふうに変えていきたいというふうに考えております。  それから、三つ目の見直しでございますけれども、これは丹波市観光協会の執務場所の変更でございます。これまで観光協会の執務場所は東庁舎2階というふうにしておりましたけれども、八幡神社西側の旧市教育委員会の建物、現在の市人権・同和教育協議会の事務所でございますけれども、こちらのほうに移動をすることとしております。  それから、四つ目の変更でございますけれども、東庁舎の分散型ホテルのバックヤードとしての活用として変更ということでございます。東庁舎を分散型ホテルの従業員の休憩スペース、倉庫に活用を変えていきたいというふうに考えております。またあわせて、市民の交流スペースとしての活用についても、検討をしていきたいと考えております。  それから五つ目の変更でございます。田原邸の整備費に係る負担の考え方の変更でございます。従来のスキームでは、市が田原邸の土地を購入して建物は寄附を受けて、分散型ホテルへの整備に係る経費については、市が整備をして市が負担するということにしておりましたけれども、これを変えまして柏原支所庁舎の指定管理者に土地を無償貸し付け、建物を無償譲渡して、分散型ホテルへの整備費、これについては柏原支所庁舎の指定管理者の負担にするという、そういうスキームに変更することとしております。  それから、こういった見直しをする理由でございますけども、これが3点目、基本的スキームを見直しをする理由でございます。基本的には、住民の利便性の向上と事業の民間主導をより進めるという観点から、一定の見直しを考えております。  まず、一つ目の柏原支所の位置の変更の理由でございます。  柏原支所の位置につきましては、平成27年4月から柏原住民センターに移すというもともとの方針を持っておりましたが、その後柏原町自治会長協議会から支所の移転は住民の総意ではないという、そういった意見書が提出されたことから、移転を保留するということにしておりました。また支所を移転する場合に、防災行政無線の移転経費が当時約1,000万円ぐらい必要というような点も、支障というふうに考えてきたところでございます。  こうした中、住民団体の中から柏原支所を柏原住民センターに移転してほしい旨の要望書も提出がございました。またそのほかにも、個別にもそういった市民の声を聞いているところでございます。さらに支障となっていました防災行政無線の移転経費につきましても、ほとんどかからないということが判明をしたところでございます。こうしたことを踏まえて、住民の利便性をより向上を図るといった観点から、柏原住民センター内に移転をしたいというふうに考えております。  それから2点目の柏原支所庁舎の活用用途を変更する理由でございます。  これにつきましては、当初より営業時間の違い、つまり1階の観光拠点については昼間の営業、それから2階の分散型ホテルについては24時間の営業という営業時間が違うということ。それから求める施設の性格の違い、これは1階がどちらかというと、にぎわいを求める、2階がホテルということで安らぎを求めるというような性格の違いなどから、両施設の動線であるとかセキュリティの確保、こういったところにもともと問題があるということは、これまでも認識をしているということは御説明をしておりました。  これについては一定、指定管理者を同一にするということで、一定の解決は図られると考えてきたところでございます。ただ、利用者の利便性、快適性、こういったことを考慮しますと、1階及び2階とも同じ目的の施設とすることが望ましい。かつ、このホテル運営者によりまして、観光拠点が発揮するというふうにしてきたコンシェルジュ機能、情報発信機能、こういったものも提供することも可能であると考えられますので、1階2階とも宿泊機能を持った公の施設として、整備をしていきたいというふうに考えております。  それから三つ目の、観光協会の執務場所の変更の理由でございますけれども、先ほども御説明しましたが、現在旧の市教育委員会の建物の執務をとっているところ、市同教がございますが、市同教がこの後休日診療所跡のスペースに移動することになりますのでそこが空きます。で、観光協会が同建物に移転したほうが、執務スペースが格段に広がる、また観光協会が保有するさまざまな観光パンフレットですとか、イベント用物資ですとかの保管、あるいは会議スペースの確保、こういった観点からこちらに移動するほうが利点が多いということで、事務所を移転していただこうということでございます。  それから四つ目の、東庁舎の分散型ホテルのバックヤードとしての活用の変更でございますが、東庁舎は解体するということも選択肢として考えられるわけでございますけれども、そうした場合解体費用が必要になること、また解体後の周辺環境との調和に係る整備が必要なこと、あるいは大手筋の景観の一部を構成しているといったことから、庁舎を残していきたい。そしてその有効活用として、分散型ホテルのバックヤードとして活用を図っていってはどうかということでございます。  それから、五つ目の田原邸の整備費に係る負担の変更の考え方の変更でございますが、田原邸につきましては、江戸時代から現存する貴重な武家屋敷であって、一帯のたんば黎明館ですとか、陣屋とかこういったところで、一体的に歴史的景観を構成する建築物ということで、市において保全することが望ましいと考えております。  ただし、丹波市公共施設等総合管理計画におきまして、市の公共施設はできる限り減らすこととしていること、また分散型ホテルの整備においては、より民間主導が望ましいという意見も議会からいただいているといったことも踏まえて、市としましては、今回示したスキームによりまして、公の施設をふやすことなく、また整備費を負担することもなく、かつその後の維持管理費とか大きな修繕費を負担することもなく、この歴史的な貴重な武家屋敷、歴史的建物を保全することが可能になるということで、こういった整備費の負担の考え方を変更をしたところでございます。  それから、こういったスキームに変更することによります整備の事業費、イニシャルコストがどう変わるかということでございます。  詳細については、別紙3をつけておりますので、こちらのほうもごらんいただきながらというふうにしていただければと思います。まず、この簡単なほうで御説明をいたしますと、整備事業費総額では一番下の合計額のとこでございますけれども、従来のスキームでは総事業費3億7,099万3,000円であったものが、見直し後のスキームでは2億9,996万8,000円、それからこのうち市の持ち出しの一般財源これにつきましては、従来のスキームでは2億4,256万1,000円、見直し後のスキームにおける市の持ち出しの一般財源これは1億5,143万1,000円ということで、市の負担額としては約9,100万円の減になるということでございます。  少し内訳を見ますと、柏原支所庁舎ということでは、従来のスキームでは1階観光拠点、2階分散型ホテルとしましたが、この総事業費が従来のスキームでは、1億715万5,000円、これが見直し後の1階、2階とも両方分散型のホテルにした場合は、1億1,317万5,000円、そのうち市の持ち出しの一般財源でございますけれども、従前のスキームでは9,819万9,000円、これが見直し後では5,243万9,000円ということでございます。これ従来のスキームでは国の地方創生の補助金を充てるスキームにしていなかったということもあって、市の負担の一般財源が多かったわけでございますけれども、今回は地方創生交付金または古民家等観光資源化支援事業補助金、こういったものを充てていきたい、とりにいきたいということで、負担額が下がっております。  それから、二つ目のその他の分散型ホテルでございますが、従来のスキームでは田原邸とそれ以外に2棟の分散型ホテルを整備をするということにしておりましたけれども、ここではそれを合わせて従来のスキームでは1億4,570万円、そのうち市の負担する一般財源が5,215万円、これが見直し後のスキームでは、総事業費が9,240万円、このうち市の負担額が土地の購入費の2,600万円ということでございます。田原邸だけを見ますと、従来のスキームでは5,215万円であったものが、購入費だけですので2,600万円になって、2,615万円の市の持ち出しとしては減となっております。  それから、支所及び観光協会の事務所でございますけれども、これにつきましては、従来のスキームでは4,563万1,000円の総事業費、これが見直し後は3,055万4,000円、このうち市の持ち出しの一般財源が、従来のスキームではこれは同額でございます。そして減額としては、1,507万7,000円ということで減になっております。これは東庁舎のうちの改修費が見ていただいたらわかりますように、4,563万1,000円から2,135万4,000円ということで大きく減になってます。従来東庁舎の中に支所を整備する、あるいは観光協会を入るということにしてましたから、そういった内部整備の必要があったわけですけれども、今回はもうバックヤードとして使うということで、内部整備費は見ないということで、大きく下がっております。  それから水道部庁舎、公園等でございますけれども、これは従来のスキームの総事業費が7,250万7,000円、それに対して見直し後のスキームが6,383万9,000円でございます。このうち市の持ち出しの一般財源が従来のスキームでは4,658万1,000円、これが見直し後は4,243万8,000円ということでございます。大きく減っておりますが、これは公園から東庁舎に入るところのアプローチの部分に屋根をつけるというのが、従来のスキームでしたけれども、支所ではなくなったのでもう屋根まではつけなくていいだろうということで、その部分省いております。そういったところが減になっているとこでございます。整備費のほうは以上でございます。  それから、次のページ4ページ、運営事業費をごらんいただきたいと思います。  ここのところは、ランニングコストでございます。従来のスキームでは分散型ホテルは、もともと両方とも見直し前も見直し後もかからないということでしたが、移住定住窓口につきましては、年間375万円の委託費、これが見直し後のスキーム382万円、若干これ上がっておりますのは、8%と10%の消費税の違いでございます。それから前のページのイニシャルコストのところも少し違っているところがございます。これは8%の消費税と10%の消費税というところも少しございます。それから観光拠点のほうのランニングコストにつきましては、年間2,602万6,000円かかるとしておりましたので、10年間で2億6,026万円ということでございます。この観光拠点につきましては、ホテル事業者のほうで自分の収益で観光拠点機能をコンシェルジュ機能、情報発信機能を持ってもらうということですので、ゼロでございます。そういう意味で運営事業費は10年間で見ますと、従来は2億9,776万円であったものが、見直し後のスキームでは3,820万円ということで、大きくランニングコストが下がっているということでございます。  それから、6番のスケジュールでございます。  これにつきましては、詳細別紙4でございます。それからこの中にちょっと申しわけございません、一部誤りがありましたので、そこのところを訂正していただきたいんですが、(1)の分散型ホテル整備のぽつの二つ目のところで、田原邸の土地の無償譲渡・建物の無償貸し付けとなっておりますが、これ逆で土地の無償貸し付け、建物の無償譲渡の誤りですので、申しわけございません。ここがちょっと逆さまになって申しわけございません。  それで、スケジュールのほうは別紙4を見ていただいたほうが、わかりやすいかなと思っておりますので、別紙4を開けていただきたいと思います。  スケジュールの主なところを申し上げたいと思います。まず平成31年の6月のところに議会のところでございますけれども、設置及び管理に関する条例、設管条例の議案提出、これが6月ということで考えております。あわせてそのときに、補正予算も上程をさせていただきたいというふうに思っております。そして6月の設管条例の補正予算を御可決いただきましたら、その後、3の分散型ホテルの指定管理者のとこの、指定管理者の公募DBO方式と書いておりますが、DBO方式の指定管理者の公募を始めていきたいというふうに思っているところでございます。あわせて、4の財産取得の田原邸の購入の契約こういったことをこの7月に進めていきたいということでございます。  で、DBO方式の先ほどの公募を7月、8月ごろから始めまして、プレゼンテーションの審査を終えて10月ぐらいには決めていきたいということでございます。そしてさらに12月の議会のところでございますけれども、先ほどの土地の無償貸し付けと建物の無償譲渡、これを12月議会に上程をさせていただきたい、あわせて12月議会に指定管理者の指定議案、これもあわせて進めていきたいというふうに考えております。  それから柏原支所庁舎の5番のところですけれども、設計業務を2020年の1月に始まり、工事の設計そして平成32年度になりますけれども、工事契約をして改修工事に入っていく、その上で最終的には平成32年度の平成33年3月にオープンをさせていきたいということでございます。  それから、水道部庁舎の解体あるいは、公園の整備こういったものにつきましては、②のところでございますけれども、平成31年度の9月ぐらいに工事設計に係り、平成32年の2月に解体撤去工事、また公園整備あるいは屋外便所の整備といったことにつきましては、平成32年度の5月ぐらいから工事設計に入り、平成32年度の11月ぐらいに整備工事を始めていきたいという、こういったスケジュールでございます。  また③の柏原住民センターへの支所の移転でございますけれども、平成31年度の7月ぐらいから工事設計に入り、12月ぐらいから改修工事、そして平成31年度の3月に移転といったような、そういったスケジュールで進めていきたいということでございます。スケジュールにつきましては以上でございます。  それから、若干別紙1につきましても、少し御説明をさせていただきたいというふうに思います。別紙1は今申し上げたようなスキームの見直しをした後のスキームでございます。まず一つ目は、柏原支所に係る基本的なスキームでございます。移転の理由につきましては先ほども申しましたが、主な理由をちょっと重なりますが、もう一遍(3)の理由のところでございますけれども、一番大きなものとしては行政窓口サービスと住民センター利用サービス、これを一体的に利用できるようになるということから、住民にとって利便性の向上が図れるということが一番大きな理由でございます。  それから⑤のところにも書いてますように、東庁舎に整備するよりも住民センターに配備するほうが、経費が非常に安くなるといったことが大きな理由でございます。ただしこれにつきましては、課題もございます。課題と対応策ということで(4)に書いておりますが、一つは駐車場の確保でございます。柏原住民センターは御案内のようにアリーナを併設しておりますので、もともと駐車場不足といったものが課題がございます。そういうことから近隣にあります市有地、市の所有地を職員駐車場として利用することも含めて、検討をしてまいりたいというふうに考えております。  それからもう一つは住民の合意でございます。もともと住民センターのほうに支所を移転させるという案を持っておりましたけれども、それがなかなか進んでなかったというのは、住民合意がなかなか取れてなかったということでございます。そういうことで、これにつきましては丁寧に住民の方に御説明をし、理解を図っていきたいというふうに考えております。  それから二つ目のスキームですが、分散型ホテルに係る基本的なスキーム、まず(1)の整備・運営スキームに係る基本的な考え方でございますけれども、丹波市らしい宿泊施設の整備推進、これは本来民間主導で宿泊施設の整備が進めていくことが望ましいわけですけども、現実問題としてはなかなか難しい。そういう意味でそういったことの契機となる宿泊施設の整備を、まずは行政でパイロット的に実施し、運営は民間に委ねてそこから上がる収益によって、その後の整備、運営こういったものを民間主導に進められるように誘導していきたいというのが、基本的な考え方でございます。  そういった基本的な考え方を踏まえて、官民連携の新しい指定管理のスキームの方向性ということで、4点上げております。  一つは、官民の対等な連携による丹波市の課題解決ということでございます。丹波市には重要な課題がいろいろございます。一つは歴史的な景観やまちなみの保全であったり、空き家問題の解決であったり、住民のまちに対する愛着や誇りを醸成していく、あるいは宿泊観光にシフトしていくというような丹波市が抱える重要な課題がございます。この課題を行政だけ、あるいは民間だけということではなくて、官民が対等なパートナーシップで両方で解決を目指す、そういうようなスキームにしていきたいというのが1点。  それから2点目は、民間事業者の特徴の尊重と相互信頼ができるスキームということで、民間事業者の経営の感覚、あるいは経営ノウハウ、あるいは柔軟性とスピード感といったような民間事業者の特徴であったり優位性こういったものを十分に尊重して、これらを十分に発揮できるよう民間の事業手法を尊重する。つまり民間の活動の自由度をより高めていくということで、ただその自由度を高めるかわりに民間事業者には、大きなリスク、大きな責任、こういったものを負担していただくという、そういう新しいスキームに変えていくということでございます。  それから三つ目は、維持管理に係る行政経費の縮減ということで、歴史的価値を有する公共施設の維持管理、これをできるだけ経費を抑制することができる、そういうスキームにしていきたいというのが一つでございます。  それから4点目は、事業の長期的、安定的な継続と事業拡大が図っていける、そういうスキームにしていきたいというものでございます。  こういった4点の新しい指定管理のスキームの方向性を踏まえて、具体的なスキームでございますけれども、これが(3)以降でございます。若干重なるところもございますけれども、①の整備内容としてまず、柏原支所庁舎でございますけれども、これは先ほども御説明しましたように、分散型ホテルの客室5室及びフロント、ロビーを整備するというものでございます。そして観光拠点施設の機能は、フロント、ロビーで発揮できるようにするというものでございます。  それから、次のページの②の整備主体及び運営方法でございますけれども、ここでは特に田原邸のところでございますけれども、従来のスキームでは田原邸は公の施設として、市が整備するというふうにしておりましたが、これを公の施設ではなくて普通財産の貸し付け、あるいは普通財産の譲渡としたため、これにつきましては柏原支所庁舎の指定管理者が整備をする市が整備するものではなくて、指定管理者が整備をすると。運営の方法につきましても、柏原支所庁舎の指定管理者による運営にするということでございます。  それから③の整備手法でございますけれども、これにつきましては従来から申し上げているとおり、民間事業者に設計・建設・維持管理・運営これを一括発注するDBO方式を念頭に置いて進めていきたいと考えております。  それから④の指定管理者の選定方法ですけれども、公募によるプロポーザルとしていきたいというふうに考えております。  それから⑤の指定管理者の業務内容でございますけれども、分散型ホテルの運営は当然なんですが、東庁舎の公園もあるいはトイレ等も指定管理施設として、指定管理者に運営をしてもらうということを考えております。  それから一つ飛ばして、分散型ホテルにおきまして、観光拠点施設の機能としてコンシェルジュ機能、情報発信機能に係る業務も行っていただくということでございます。  それから⑦の指定管理料ですが、柏原支所庁舎の指定管理料は、収入支出の額にかかわらず無償ということで考えております。この庁舎の中には東庁舎それから公園、駐車場、屋外トイレも含めて無償というふうに考えております。ただ少し検討を要するのかなと思っておるのは、屋外トイレまで含めて無償にするかどうかというのは、少し考えようと思ってます。といいますのは屋外トイレのほうは市民の方も使い、結構水道代もかかるんではないかなと、これを指定管理者に全部負担させるのはというのがありますので、ここは少し検討を要するかなと考えております。  それから、柏原支所庁舎の維持管理に係るコストについては、運営に係るコスト及び軽微なものにとどまらず、老朽化などによる躯体整備など大規模改修も指定管理者の負担するということにしております。  それから⑧の田原邸の維持管理に係る費用の負担でございますけれども、これはぽつの二つ目、茅の葺きかえなど大規模な改修に係る費用についても、指定管理者の負担にしていきたいと考えております。  それから⑨の指定管理期間ですけれども、これは10年を考えております。  それから⑩の指定管理終了時の対応でございますけれども、柏原支所庁舎については市が指示する修繕等を指定管理者において行うというふうに考えております。それから田原邸については、これは市が整備したものではありませんが、田原邸については柏原支所庁舎の指定管理者において改修前の状態に復旧し、市に返還をすることとします。一旦土地は貸し付け、それから建物は無償譲渡しますが、やめるときには改修前の状態にして戻してもらうと、原状復帰させていただくと、ただし協議により現状での返還が適当であると市が判断した場合、要するにホテルのままで返還することのほうがよいと市が判断した場合は、そのままホテルの状態で戻してもらうというような、そういうスキームでございます。  別紙2のほうは、当初のスキームと見直し後のスキームを比較表としてます。赤字の部分が見直した部分でございます。  それから別紙3は、先ほども申しましたが、より詳細に示した経費の比較表でございます。  それから別紙5につきましては、住民センターに支所を移動をした場合の図でございます。これは若干ここに示しているよりも人数が減っていくことになりますので、少し変わるかもしれません。  ちょっと長くなりましたが、以上でございます。なお、総務文教常任委員会所管以外の部分もございますが、本日は全体についてお答えできるように、各部担当職員が来ておりますので、御質問いただければと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明は終わりました。今説明があったように本来では民生産建常任委員会の分野も含まれておりますが、ここで皆さんからの質疑を受けたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午後2時58分                ───────────                 再開 午後3時15分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開します。  それでは、委員の皆さんからの質疑を受けます。  質疑はございませんか。  山名委員。 ○委員(山名隆衛君) 1点教えてほしいんですけども、私の聞きたいところは東庁舎の活用というところの変更のところなんですけども、潰されてということも考えられたみたいですけども、それよりもバックヤード、従業員の休憩スペース、倉庫に活用するということのほうをとられたようですけども、それプラスまた市民の交流スペースとしての活用、この市民の交流スペースとしての活用というのは、どういうようなことをお考えか教えていただけますか。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) ここについては、これから検討するところなんですが、例えば柏原地域の観光ボランティアの皆さん方が、いろいろ観光ボランティアとして案内をされてます。そういう人と例えば観光客との交流スペースであったり、あるいは場合によっては純然ともう本当に市民だけの交流スペースみたいなことも必要があればということで、これはこれから少しそういうような使い方を考えていきたいというふうに思ってます。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) きょうは総務文教常任委員会なんで、庁舎について移転の前回は東庁舎の整備について計画について、話があったんですが、途中でその中身も全部変わるかもしれないという話がでてきたもんで、具体的に出せというたらこういう話が出できたんですよね、今回ね。検討していくということになるんですけれど、まず柏原支所の庁舎の位置の変更という問題で、これは既に一応変更する前提で計画が出されています。その場合柏原支所に対しての基本的スキームの中で、移転場所は住民センターと、それから理由は4点、5点ありますけれど、四つ目の課題の中で住民合意という問題ですね。これは前提条件として住民合意があるわけですけれども、これは今から住民合意を図ろうとするものですか、もう既に住民合意は図られているということの上に立って、これ書かれたものなのかどうか、ということについてお聞きしときたいと思います。一つはね。  それと、私これほかの分野、農泊の関係もなってくるかもしれませんが、つまり従来はあそこの柏原庁舎を観光拠点、市長に言わせれば1丁目1番地、これを大きく変えてホテルにすると。当初は観光拠点を全部やめていう話やったけど、それも観光拠点を残すということで、1階だけは観光拠点、2階をホテルとこういう話になってきたわけですよ。またそれを今度は5室全部ホテル化すると、柏原支所をホテル化すると、5室をね。それで観光拠点の機能というのは、その中に指定管理者において観光機能の役割を果たせるようにするという。それは丸投げみたいな形になってます。  で、本来やっぱり庁舎の中に、目指していた観光拠点化というのは、頓挫しとると言わざるを得ないわけですけどね。観光拠点は予算審議でも出ましたけど複眼的に見ると、観光拠点化を複眼的にすると両目で。どこやいうたら春日地域の道の駅丹波おばあちゃんの里の観光案内所やという程度の話ですよね、あのときは。それで本来観光拠点というのはどこへ行ったんかと、市が前、観光拠点整備懇話会まで開いてやってきたその観光拠点という考え方はどこへいったのかと。それよりも何かホテルのほうにどんどんどんどん行ってしまうというのは、いかがなものかと思うんですけど、その辺の考え方だけちょっと聞かせといてほしいと思います。まず2点。
    ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 最初の住民合意ですけれども、前回の3月20日の段階では東庁舎に支所を整備しますということで御説明をして、それからこれまでですから、当然住民合意のための説明はできておりません。これから丁寧に説明をして合意形成を図っていきたいというふうに思っております。  それからあと2点目でございますけれども、西本委員がおっしゃったように、観光拠点機能を全くやめるということではなくて、観光拠点機能をホテル事業者でも機能を発揮できるということなので、今回こういうような形にするということで、それはけして懇話会の提言を受けたものが全く反映されないということではなくて、あそこで一番重要なコンシェルジュの機能であったり、情報発信の機能であったり、こういったものは、このホテル事業者のほうでやっていただくということが、可能であろうという判断をしたのでこういう形にすると。もともとあそこで言ってましたチャレンジショップみたいな、そういうことはもしかしたらできないのではないかなと思いますが、最も重要な機能はそこで発揮できるので、問題ないであろうと。  それと複眼構造の春日地域の道の駅丹波おばあちゃんの里、これは御案内のように重点道の駅の候補になって、春日地域の道の駅丹波おばあちゃんの里というのは、非常に観光としての重要な地点であると、ですからそれについては当然これから徐々に充実をさせていく、そういう中で重点道の駅になり、徐々に複眼構造になっていくんではないかと、あるいはそれを目指していきたいということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 最初の観光拠点の話ですけど、それはまあ言や、指定管理者にお任せみたいな形になっていくわけですよね。やっぱり行政としてこういう枠組みでこういう観光拠点をというのは、指定管理する場合もきちっと示さなきゃだめなんですよね、指定管理するということになれば。ただホテルの運営のついでにやってくれというようなことではないとは思いますけど、今のこの計画では観光拠点の機能の仕様も何もあらへんですよね、これ。こういうものを観光拠点化としてホテルの指定管理者に渡すんですというようなことは、ただ言葉だけで観光拠点機能も果たせるという、そういう曖昧な書き方なんで、これ全く信用できません。  そういう点で、これはやっぱりもっと真剣に考えないと、複眼化いうのは曖昧やいうことですよ、要するに。両方置きますよという程度の話なんで、何をどうするか全くわからん話ですわ。その多少の機能をつけ加える程度の話なんで、観光拠点化というのはそうじゃなくって、あんだけの懇話会で出されたような答申の中見というのは、ここに反映できますか。そやったら、どこに反映されるんですか、それ。複眼化いうたら、それを両方で分散して観光拠点機能をつくるのかと。じゃあ、柏原支所のホテル機能の一つとして、観光拠点ができるのかというたら、それ本当にできるような根拠があるんですかということが聞きたいわけですよ。ただ言葉だけで観光機能、観光拠点機能ばっかり言っては、全くこれではわからないということです。  それと、最初の住民合意です。これは6月に補正予算提案するという話をしておられますよね。で、あればもう4月、5月にはまとめなければならないという話なんですけれども、これからという話ですけど、それをなぜまとめた上での話をしないのか。これやったら市民の皆さんにこんな計画しとるさかいに、どうしても移転せなあかんのやという、まあ言えば半分ごり押し的な内容になるんじゃないかと。それはこれをつくるためにはこの市の機能を移さなきゃならないと、東庁舎にしようと思たら相当なお金がかかると、いうようなことから変えられたわけですけども、そっちの方向ということを示されたわけですけどね。その合意を取っていくという問題は、ここ2カ月ぐらいでほんまにできるようなるんですかねと、いうことを聞きたいわけです。だからなぜそれであれば、もう少し時間をかけて合意を取った上でこういう計画をしたいと、それであれば話としてはわかるんですけど、これから取るんだということでは、ちょっとこれは計画が無謀ではないかと思うんですけどいかがですか、もう一度。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 合意を取っていく順番ですけれども、議会に御説明をするのが先か、住民に合意を取って行くのが先か、ということですけれども、前回3月20日には東庁舎に支所を整備しますということで、議会に御説明をしております。まあ言うたら議会にそういう説明をしながら、一方で全然違う案を先に住民の方に御説明をしていくということになれば、それは議会としては、いやそんな説明聞いてないじゃないかと、議会に説明してることと住民に説明してることが、違うということになってしまうので、まずは議会に御説明をさせていただいて、御理解いただいた上で、次に住民に御説明して御理解いただき、合意形成を図っていくということが、当然の順番ではないかなと。もしそれを反対にしてしまうと、それこそ議会軽視ということになってしまうんではないかなというふうに我々としては思ったので、今回議会に御説明をして、その後は個別に住民に御説明をしていく。特に柏原支所庁舎の近くの自治会等については、非常に利便性の問題等もありますから、そこについては丁寧に説明をさせていただきたいというふうに思っております。  それと、観光拠点の機能の話ですけれども、従来のスキームでは2階のホテル運営と、それから1階の観光拠点の運営者は、同じということで別々を考えておりません。ですから、ホテル運営者がまあ言うたら観光拠点の機能も、もともと持つというわけであったわけです。ホテル運営者が観光拠点としてのコンシェルジュもやり、情報発信もやり、交流機能も持ちという、そういう意味ではホテル運営者が観光拠点機能を持つという意味では、ある意味スキームは変わっていない。ただ1階と2階の1階を観光拠点というような、まあ言うたら1階を宿泊機能を持たずに観光拠点だけをやっていたか、1階を宿泊機能を持った上で、従来と同じように観光拠点にするかというだけの違いですから、もともとホテル運営者が観光拠点の機能を発揮するということを考えてたわけなので、それは可能であろうというふうに思ってます。  ただ、場所が1階丸々観光拠点ではなくなりますから、以前言ってたようなものがそのままできるということには、ならないのかもしれませんが、少なくとも観光拠点機能として十分に発揮していかないといけない情報発信であったり、コンシェルジュの機能であったり、こういったものはもともとホテル運営事業者にやってもらおうと思ってたところですから、それができるところを選ぼうとしてたわけですから、それは可能であろうというふうに思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) それはだめやと思います。そんなええかげんな観光拠点はあり得ないと思います。というのは、今も話が出た指定管理者にその観光拠点機能を持たせるということを任せるようなもんで、本来観光拠点化というのは行政であったり、観光協会であったり、やっぱり市全体にかかわっていくということが基本だろうと思うんですよね。それを矮小化してしまうわけです。その業者に委託するというのはね。業者に指定管理するというのは。だから指定管理みんなそうでしょう、大体基本的な方向があって、あとは自由に事業者のほうで、そこは機能を発揮して運営してほしいという話なんで、そんな話をほんまのホテルの経営者に渡せるいうのは、全然ホテルを経営せんなんわ、観光機能は持たせんなんわいうたら、それはどっちの手もつかないというようなことになって、集中できないというようなことになるんじゃないかと。だから、結果的にもホテル機能一体化されて、観光拠点機能化はもうほとんどなくなるんやないかと。であれば観光機能拠点はこういうことをそこでさせるんやということ、具体的な案があればまた別ですけどね。ただ移住案内をする程度の話なんで、今の話は、観光拠点というのはそんなものではないと。もともとあそこはやっぱりあそこの建物の文化財的なあれを活用して、あそこを一つの観光の拠点にして観光に来た人たちが、自由に往来できるというふうにするような観光拠点なんでね、全く別のもんだと思います。  それで、ホテルも5室一遍にやってしまうと、田原邸とでもう6室もうそこでできてしまうんですよ。行政がほとんどやってしまうことになってしまうことになるわけじゃないですか。最初の計画では、民間で3室をやらせるというような話やったんやけど、全くもう大路地区は大路地区でまた民間独自でやっておりますけどね。全然農泊事業としての趣旨がやられてないと。これ全くとんでもない話やと私は思ってます。  やっぱり庁舎は、ああいう歴史的建造物をやっぱりきちんと保存をして、観光拠点化をするということが、ベターだろうと思うんですけどね。やっぱりそういう役割を全然果たされていないんじゃないかと、このやり方ではね。それから合意の取り方もそれは確かにこういって説明をしてからということで、大体計画が急過ぎますよ、そういうことであればね。6月には先に補正予算ありきになってますのでね。それであればそんなもんむちゃな話ですよもともと。だから時間をかけて議会に相談するならして、その後時間をかけて、6月といわずにやるべきだと私は思うんですけどね。そやないと、こんなん6月にできへんのやったらどうなるかということになるじゃないですか、それは覚悟しとってんですか。補正予算6月には合意が取れなければ、補正予算も出さないということでよろしいんですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 観光拠点のその機能をホテル事業者がやるということ自体に、要するに両方やるということ自体に無理があるということというのは、今回の変更したスキームということではなくて、もともとのスキーム自体にまあ言うたら問題があるという、そういう御意見なのかなと思いますけれども。ですから今回別に変えたところに問題があるということではなくて、1階と2階の指定管理者を変えたらどうやという、そういう御意見なのかもしれませんが、あるいは、もしかしたらもう1階、2階とも観光拠点にすべきという、そういう御意見なのかもしれませんけども。  我々としては、前回のスキームと今回のスキームに変えたからといって、観光拠点機能が発揮できなくなるわけではなくて、もともとのスキームの中で同一の指定管理者がやろうとしてたんで、それはできるというところで、少し案の段階で西本委員と私のほうではかみ合ってないのかもしれませんけれども、ただホテル事業と観光というのは非常に親和性があるわけでして、ホテル事業者がそこに泊まられた方、あるいはそういう地域に来られる方に対して、丁寧におもてなしの心を持って観光案内、観光情報発信、こういったものができないかというと、そもそもホテル事業者というのはそういうような観光と非常に親和性のある事業をやってるんで、私は可能であろうというふうに思っております。あとはあそこの支所をそういう観光拠点にするのか、宿泊機能のところにするのかというのは、それはもう大きな違いがあるので、そこについてはせっかくの建物をお金をかけずに未来永劫保全をしていく手法として、そしてかつ観光振興も図れるということで、こういう使い方をしていきたいということでございます。  それから、あと6月補正の話でございますけれども、何とか一番いい季節の平成32年度の3月にオープンをさせ、春にはオープンにさせていきたいということで、逆算するとこういう先ほどお示ししたようなスケジュールで、大変タイトなスケジュールではありますけれども、このスケジュールの中で住民の御理解を図っていく努力を最大限していきたいというふうに思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) ホテルの宿泊者が観光をするのに、ホテルで案内をするというのは観光拠点じゃないんですよ。それは普通のホテルの案内なんですよ。宿泊者がどこへ行ったらいいかなという相談するぐらいのことはどこでもやってますよそれは。それが観光機能ではない、観光拠点ではないと。もともと私が言ってるのは、かみ合わないのはそのことが違うねんやね。私はそうやなくて観光拠点というものは最初から1丁目の1番地とか、市長がごっついこのワードを上げてましたけどね、そうじゃなくて丹波市全体の観光を、行政もそれを司ってる民間団体である観光協会も一体となって、それで丹波市全体の観光をそこで担っていくという役割が、今そこに実は東庁舎にもあるんですけど観光協会あるんですけど、それをより発展させてそこで一般の普通の日帰りの人も、土曜日来られる人も含めて、そこを尋ねてやっぱりいろいろな丹波市全体の観光の機能を果たしていくというのが、観光拠点なんですよ。そのホテル宿泊者のための観光じゃないんで、そんなことを言っとるわけではないということですよ。今そういうふうに言われましたけど、そうやないですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 何もホテルに泊まった人だけを観光案内したり、観光情報を発信するということではなくて、どこのホテルでもそうですけども、そんな自分とこに泊まったお客さんだけを対象にしてサービスをしてたんでは、ホテル事業って絶対うまくいかない、むしろ地元の中でどう貢献して地元の中にきっちりとホテル事業が理解をされるというようなことでないと、当然ホテル事業はうまくいかないですし、ホテルのロビーというのはまさに公の施設のロビーですから、観光客だけのロビーではなくて市民あるいは観光客みんなのロビーとして当然やっていきますし、何よりも指定管理の業務の中に丹波市全体の観光振興を図るという観点で、観光振興のための情報発信なり、コンシェルジュ機能なりを持ってもらうようにというのは、当然指定管理業務として書き込みますし、そういう指導をしていきます。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 先ほど支所の移転のことで、住民センターのほうと、私はそれはそんでそれに対して反対するもんではないんですけども、先ほど副市長の話で移転については、今の支所の近隣の自治会等には丁寧に説明するというような答弁がありましたけども、やはり住民センターに移転する場合には、やはり支所の移転いうことになりますと、やっぱり早急に何も近隣だけじゃなくて、当然旧柏原町全域にやっぱり説明すべきやと思います、まず。それをまずとられないと近隣だけではそれはやっぱりぐあい悪いと思います。  それと田原邸について伺いますけれども、前から私はこの丹波市公共施設等総合管理計画、これのことで購入することが、この計画に合わないんじゃないかということをずっと言ってきました。そういった中で、ここにきょういただいた中で、3ページのところに田原邸は、ちゃんと市が守っていかなあかんというようなことを書いてあります、財産としてね。それやったらそれなりのことが行われなきゃいけないと思うですけども、先ほどの計画表のところ見せてもらってたときに、支所のほうは設置管理条例をつくってされるんですよね。そしたらこの田原邸は先ほど副市長の説明で普通財産として購入するということでしたけども、それで土地は無償貸し付けで、建物は無償譲渡ということでしたね。それは指定管理いう形で先ほど言われましたけども、それなら普通財産をそういうことできるんかね。そこら辺まず、聞きたいのは副市長ずっと答弁してもうとるさかい、それはそれでいいんですけど、やっぱり公共施設の総合管理計画というのは企画総務部長のとこやないのかいなこれ。まず、部長はどう思われとるか聞きたいんやけど。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 先ほど近隣の住民への説明というふうに申しました。当然今、奥村委員おっしゃったように支所をどこに置くかというのは、柏原地域全体にかかわる話ですから、それは全体の自治会長会なり自治協議会なり、そこは地域の方とどういう形で御説明をしていったらいいのかということは、十分に協議をさせていただいて、近隣の自治会だけではなくて、全体への説明して御理解をいただくという、そういう手続なり努力なり、取り組みは当然させていただきます。  それと、公共施設総合管理計画、後ほど政策担当部長のほうからお話しますが、先ほど御説明したのは、柏原支所庁舎の1階、2階これは公の施設なので、設置管理条例を当然つくります。ところが、田原邸は公の施設ではないので、要するに土地を無償貸し付けし建物を無償譲渡して、それはもう普通財産で公の施設ではありませんから、当然設置管理条例ではない。まあ言うたら公共施設ではなくて、その上の整備は民間が自分たちが譲渡されたものを使って自分たちがやるというものですから、当然それはもう公の施設でも公共施設でもないということでございます。その上で政策担当部長のほうから説明差し上げます。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 副市長の答弁のとおりの重ねてになるかもしれません。やはり公共施設等総合管理計画の中で、新しいものは建てずに合築であったり縮小の方向というのは、もちろんそのとおりでございます。そういった意味で田原邸は従前のスキームでは、市が整備して一体的な公の施設ということでございましたが、より民間の整備また民間の活力を活用するという意味で、民間が整備していくということでございます。一定土地や建物を持つということは、それだけでライフサイクルコストがかかるという意味では、やはり何某かの将来に向かってのコストは発生する恐れがありますけれども、そこは全体の中で縮減の方向を考えていきたいというふうに考えております。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 支所の件についてはわかりました。田原邸のことですけども、普通財産としてやから云々ありましたけど、だけど3ページのところに市において保全が望ましいと書いてあるんですよ。それで購入されるわけですね。完全にこれは公共施設やと思いますよ。市において保全が望ましいから購入されるんやから、公共施設やと思いますけどね、私は。  それと、そやからもしもそうされるんやったら、設置管理条例がいるんやないかと思いますけども、そうじゃなかったら普通財産でいろんな例えばそしたら、俳人細見綾子生家との違いはどうなんです。そこは設置管理条例ありますね、寄附されて。それで1億円も寄附いただいて。それとの違いはどうなのかということやら、それと田原邸のところで私ちょっと聞き間違ってたら、取り消しますけど、費用ですけども、先ほど補助金は地方創生交付金または、古民家等観光資源化支援事業補助金2分の1を想定というふうに言われたと思うんですけども、これは田原邸のことですね。これは想定ですねあくまで、これほんならこれはまだ決定やないんですよね。そしたらそれが不採択になった場合は、単費ででもこれされるというふうなことを思われとんのか、そんなん当然私はすべきやないと思いますけども、そこら辺お願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 俳人細見綾子生家につきましては、寄附を受けたものを公の施設として、設置管理条例を制定したものでございます。田原邸については民間が整備して、民間が運用していくものでございますので、これは公の施設ではございません、よって設置管理条例もそこに制定していくものではございません。  それと補助金のこの地方創生交付金、または古民家云々というのは、こちらは柏原支所庁舎を分散型ホテルにするための整備に係る経費について、補助金を受けたいというものでございます。田原邸については全額民間でございますので、ここに当たるものといいますのは、米印のもし可能性があるならば、田原邸については米印の2点目になろうかと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 俳人細見綾子生家は公の施設やと、田原邸は公の施設やないと。さっきも言いましたけども、3ページの5番のところに田原邸はたんば黎明館あるいは武家屋敷、そこら辺合わせて市において保全が望ましいと書いてあって、それで買われるんですよ、買うと言われとるんですよ。何が公共の施設やないんですか。公共の施設にするために買われるんやないんの。どない考えて、それ無理がありますよ。だったら民間に買ってもらいなさいな。市において保全が望ましいと書いてあるんですよ、この説明で。それなのに、市が買ってそれが公の施設やないいうのはおかしい。それは通用せえへんそんなこと、と私は思います。  それと、要するにさっき質問してるときはうなずいてもうとったんやけど、補助金は地方創生交付金または、古民家等観光資源化支援事業補助金2分の1想定いうのんは、田原邸は一切関係ないねんね。そういうことやね。もう一遍確認しときます。 ○委員長(小橋昭彦君) 政策担当部長。 ○政策担当部長(近藤紀子君) 保全というところで、私が考えてるのは、やはり市が購入してというところはやはり他の事業者、例えば田原邸がほかの民間が購入されて、例えばそれがアパートになったりとか、そういうことでやはり柏原地域のまちなみ自身の景観も少し壊れていくのかなという思いで、市が保全する、市が購入して、スキームとしては民間事業者がやりますけれども、それは武家屋敷として残していくこと、それを活用して残していくことが重要なのではないかというふうな、私は理解をしております。  補助金については、これは先ほども申しましたように、柏原支所庁舎の分散型ホテルへの事業に当たるもので、最後の街なみ環境整備事業補助金というのは、公園の整備に当たるものということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 企画総務部長、財務部長、大丈夫ですか。これ指定管理制度のあり方で、今のんで指定管理に田原邸その状態で大丈夫ですか。 ○委員長(小橋昭彦君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 当初案につきましては、市が田原邸の土地を購入し、建物を寄附を受けて、また市が整備をして指定管理に出すというスキームであったわけですけども、そこにはやっぱり将来的な財政負担が伴う、大規模改修も伴う、というのが大きな課題の中で今回はあくまで支所については、指定管理施設として市が整備し、そのかわり田原邸については土地は買うんですが、建物の活用については民間の活力を最大限活用する中で、将来的な負担の軽減も図っていくと、その一つとして建物を譲渡することによって、いろんな民間側の財源活用が図れて、民間の活力で維持できると、ただし将来的な条件つきといいますのは、そこで事業をやめてしまったときには、市に戻ってくるような条件をつけていると、そういうスキームでございまして、田原邸については指定管理ではないということで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 済みません。当初のスキームの中では確かに、大規模改修については民間の事業者負担ということでは位置づけてましたんで、ちょっとその点は訂正をさせていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 奥村委員。 ○委員(奥村正行君) 今、財務部長のほうが田原邸が終了したときに、これにも書いてありましたけども、元の形に戻してもらうと、元の形になんか戻るはずない。あるいは協議の上、そんなんはなから無理なこと、そんな無理に書かんでもええんですよ、そんなこと、そのとき協議してと思います。私はあれを大改修すんのに終わったときに元に形、そんなあほなこと書いたらあかんと思いますよ。それは私がそれ民間が全部しはんのやったら、民間でやから構へんけどね。  それと最後に言うときますけども、どうもこの田原邸のことについては、前にも質問もしまして、田原さんのほうから2,600万円ですか、それで売買をしていただくことを確認しておりますという答弁が担当課長のほうからありましたね。それがもう確認いうことが、もう仮契約か何か済んどんちゃうかなと思えてしゃあないですわ。今ずっと提案されとるの見てたら。この田原邸に関してですよ。農泊のことについては、所管が違いますから、また議員総会でもあるんやと思いますさかいに、そのときに聞かせてもらいますけども、誰が聞いたってもそういう疑念持ってますよ。一般の人に聞いてもそういうふうにたくさん言われますよ。もう決まっとんちゃうかと。もしなんやったらその担当課長なりが田原さんと出会われてどういう話されたかというの公文書あるはずやわね。何日、何日ずっと出会われた、それ出してほしいくらいですわ。そこら辺どうですか。もうこれで最後にしときますけど。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 後ほど、また担当課長のほうからお答えしますが、私も田原邸の所有者というか、所有者の娘さん、あるいはさらにその息子さんにお話を1回しております。で、こちらが買いたいという意向は当然この事業を進めていく上で、意思表示をしないと始まりませんので、買いたいという意向は示しております。ただ仮契約とかそのような法的な義務が生ずるような、そういったことは一切ございません。あと、担当課長から。 ○委員長(小橋昭彦君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) 今、副市長が申し上げましたとおり、仮契約といったことは一切しておりませんし、去年の予算、平成30年度の予算計上をするときに、金額を決めなくてはいけないので、いろいろと金額の交渉をしてきまして、2,600万円というお金で向こうは一応納得はいただいたことは確かでございます。それで予算2,600万円を計上いたしまして、向こうに2,600万円で議会に出しますと、ただし議案の議決をいただけないと交渉、購入はできないという話はしております。で、その中で去年の予算の議決をいただくときに附帯決議をいただきました。その附帯決議がついたことも本人にはお話をして、まだ買えないんです、もう少し待ってくださいということで向こうにはそういったことは伝えてきました。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 住民合意で住民センターを移転するということは、一般質問でもちょっと言わせてもうたんで、それはそれでええんやないかと思うんですけども、先ほど西本委員も言われたとおりに、このスケジュールでいきましたら、5月いっぱいで住民合意をとらないかんということになってきますんで、この大型の連休もある中で、やっぱり早急にやらんと、この計画がまたどんどんおくれるんやないかということで、住民合意もまだ取れるんやないかと思いますんで、早急にやられたらええんやないかと思います。それで観光協会の移転先なんですけども、旧教育委員会の建物で現在は市同教が入っとるということで、ちょっと確認なんですけども、市同教もおりながら十分スペースがあるということでよいのか、それだけお聞きしたいと思います。  それと観光拠点なんですけども、指定管理者に観光拠点としての機能を持たせるということで、従来でしたら観光協会がやるということやったと思うんですけども、それはそれでやり方で変更はええと思うんですけども、やっぱり観光ということになってきたら、観光協会がやっぱり頑張ってもらわんといかんと思うんですけども、例えば柏原駅の近く、駅の中か市の持ってるあそこ建物か、その前あたりかそこらで観光協会としての観光案内所をですね設けられたら、私はどうかなと思たりするんです。というのも篠山市なんかは篠山口駅に観光案内所を設けて、またレンタサイクルもJRと協定をされてやっておられますんで、そういう考え方も一つあってもええのやないかなと思たりするんで、ちょっとその辺、それはまたプラスアルファやないかと思いますけども、そういうこともやっぱり考えていかんと、やっぱり電車で来た人はまず一番近いとこが、やっぱり観光拠点になるんやないかと思ったりしますんで、そういうようなことも考えられたらどうかなと思ったりします。  それと、田原邸なんですけども、土地は無償貸し付けで、建物は無償譲渡ということなんですけども、後のスキーム考えたらまた返していただくということで、それもありかなと思うんですけども、この中でやっぱり歴史的建造物やということで、やっぱりこれは守っていただかんとあかんということやと思うんでね。譲渡ということになったときに、そのまま返してもらうということなんやけども、やっぱり保全を図っていただかんとあかんと思うんで、やっぱりこれは絶対条件はつけとかんとあかんと思うんですけども、その辺の考え方もちょっとお聞きしたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 副市長。 ○副市長(鬼頭哲也君) 最後の田原邸のお話について私のほうからお答えして、ほかのことについては、それぞれ担当部長なり、課長からお答えをします。  まず、田原邸については先ほどの御説明もしましたが、江戸時代からの貴重な武家屋敷ということで保全をしたいというふうに思ってます。保全をするにはいろんなやり方はあると思います。やはり一番確実に保全できるのは市が管理権というか、所有権というかそれを持ってしまうということがやはり一番確かだろうと。で、あと仮に市が田原邸を購入するなり、あるいは借りるなりして賃貸で借りるなりして、何らかの管理権を持って、その後、仮にそれを資料館とか、いろんなやり方ありますけども、もし例えば資料館にすれば、当然そこには維持管理費が発生して、改修費例えば田原邸が10年して、カヤを吹きかえないかんとなれば、市が維持管理するために当然1,000万円とか、あるいはもっとかかるかもしれませんけど、発生する。  その保全と維持管理費が発生するということで、それをかけずに何とか保全をしたいということで、そうするとそこで利益を生むようにして、民間の力を使って保全をするということで、今ホテルに、要するに資料館にするよりもホテルにして、そこで生まれてくる利益によって、維持管理をしていこうという、そういうことであります。  ただし、これをやめたときに元に戻すということをしておかないと、あと例えばホテル事業が未来永劫続くというふうに我々思ってますが、万が一ホテル事業をやっぱりうまくいかないということで、別の保全の仕方、それは例えばお金はかかるけどやっぱり資料館にしないといけないとなると、ホテルしたものをもう一遍戻さないといけない、それを市のお金でやるというのは、またそこで非常にお金がかかるんで、そのときはちゃんとホテル事業者で元に戻してくださいというようなことを条件づけることによって、それを飲んでくれる事業者をきっちりと探すというような条件をつけて、確実に保全をしていく。ただしホテル事業者がやめるときに、次もホテル事業者がちゃんと見つかってそのホテル事業で運営することによって、引き続き事業が安定的に継続できるということを、市がそういう想定ができれば、わざわざ戻す必要もないので、それは協議によってホテル事業としての今のまま保全をしていくということもあり得るということで、さっきのような書き方をしているということでございます。  そのほかのところについては、各担当部長からお答えをします。 ○委員長(小橋昭彦君) 産業経済部長。 ○産業経済部長(西山茂己君) 前段にありました観光協会の移転先ですけれども、現在市同教が入っております教育委員会の事務所、こちらですけれども、まず市同教が柏原高校前にあります休日診療所、ここが6月いっぱいで閉鎖になりますので、そちらにまず移転をする、そしてそのあいたところに、観光協会の事務局が移転するという予定でございます。  それから、2点目でありました観光案内所についてですが、今この移転をいたしますのは、あくまでも事務局でございます。観光案内所のあり方については今後十分検討することが必要かと思いますので、駅中についてもその検討の中で進めていきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 市同協の件については、ちょっと聞き逃しとったみたいで十分わかりました。それと観光拠点の分もやっぱり、先ほど提案させてもうたようなことも大事やないか思いますんで、そういうやっぱりお客さんをもてなすというのは、やっぱり玄関先やないかと思いますんで、そういうことも必要やないかと思うんです。複眼構造ということで、道の駅丹波おばあちゃんの里ということになってきたら、あそこはやっぱり車が対象になると思いますので、やっぱり柏原駅を拠点にされるというのも一つの計画やないかなと思いますんで、そういうようなこともまた考えて、後のことでええと思いますけども、考えていただいたらええと思います。  それで、田原邸なんですけども、やっぱり歴史的建造物ということで、ちょっとホテル化をどういうふうにされるかというのは、私ももう一つイメージがわかへんのですけども、やっぱり残しておくべきものというたら、武家屋敷ということで玄関先の間口の広い式台いうんですかね、ああいうとこら辺は多分残されるんではないかなと思うんですけども、その辺はどういうふうに、すいっと中をホテル化してしまうんか、せやないやっぱりそういう価値のあるもんは残さんとあかんと思ったりするんですけども、その辺ちょっとお聞きをしたいと思います。  それと、一般質問のときに東庁舎も解体もどうやというような話をさせていただいたんですけども、きょうの説明を聞きましたら、それなりの活用方法があるということなんで、それはそれでよいんではないかと思たりしております。 ○委員長(小橋昭彦君) 住まいづくり課長。 ○住まいづくり課長(前川康幸君) 今委員おっしゃっていただいたとおり、武家屋敷が値打ちがあって、武家屋敷をホテルにするということが一つの値打ちが出てくるそのホテルのポイントやと思っていますので、おっしゃるとおり三段敷居にですね武家屋敷のそういったものは残して、できるだけ武家屋敷としてのたたずまいを残したまま、かつホテルというか、客室ですね、そういったものに変えるようなことを条件として、柏原支所を指定管理に出す業者が、田原邸も一緒に経営するような形で、指定管理の仕様書には書いていきたいと思いますので、その辺で条件はつけていきたいと思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかに質疑はございませんか。  ないようですので、以上で質疑を終わります。  ここで次第の順番を変更して、その他の項目を先に行います。  その他、本委員会にお諮りする事項はございませんか。  財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) お手元に資料を配付させていただいております。平成31年3月29日に専決処分を2件行っておりまして、その内容について説明をさせていただきます。ちょっと座って失礼します。  資料をごらんいただきたいと思います。この件につきましては3月定例会の閉会後の3月29日に2件の事案につきまして、専決処分をさせていただきました。  まず一つ目でございますが、3月の年度内に完了しない見込みの事業が2件あることが確定をしまして、繰越明許費として予算措置をする必要が生じましたため、平成30年度一般会計補正予算(第7号)を編成し、専決処分とさせていただいたものでございます。  内容は繰越明許費補正としまして、ここにありますとおり、2款総務費、1項総務管理費、人事給与管理事業で216万円を計上いたしました。繰り越し理由は平成32年度から導入の会計年度任用職員制度に係る例規等の制定、改正等の支援業務につきまして、国のマニュアル等の公表のおくれなどによりまして、年度内に完了ができない見込みとなったため、繰り越しを行うものでございます。  次に、3款民生費、2項児童福祉費、子育て支援事業で133万6,000円を計上いたしました。繰り越しの理由は第2期子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査につきまして、報告書の印刷業務が年度内に完了できない見込みのため、繰り越しを行うものでございます。  次に、二つ目の専決処分は、国の地方税法等の一部を改正する法律案が3月27日可決されたことから、4月1日施行分と6月1日施行分の内容につきまして、条例改正を必要とするために、丹波市税条例等の一部を改正する条例の制定の専決処分をさせていただいたものでございます。  まず、平成31年4月1日施行分につきましては、1番目では住宅借入金特別控除に係る特別特定取得をした場合の控除期間の拡充という項目で、これは消費税率が10%に適応される住宅取得等につきまして、控除期間を3年間延長するような内容となっております。また2番目では住宅借入金特別税額控除に係る申告要件の廃止と、あと3項目上げておりますが、こういった内容の改正を含んでおります。また平成31年6月1日施行分では、特例控除額の措置対象を特例控除対象寄附金とする改正でございます。これは平成31年6月1日以降にされた寄附金、これはふるさと納税につきまして、総務大臣が指定した地方団体に対する寄附金を特例控除の対象とする改正で、一部適応にならない自治体も出てくる可能性があるという内容でございます。なお、一番下に書いております平成31年10月1日以降の施行分につきましては、今回の専決処分の改正と分離をしまして、6月定例議会に条例改正案を上程させていただく予定としております。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明は終わりました。  この件について何か質疑ありますか。  西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 最初に一般会計補正予算(第7号)の繰越明許費の補正の専決なんですが、二つ目ですね、第2期の子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査の報告書印刷業務ですね。これは年度内に完了できないということで、どういうニーズ調査はもうやっておられたはずなんですけれども、報告書の作成はもうまとめられて、印刷所に回すだけでいいんじゃないんかと思うんですけど、これ何で今になって繰越明許費の専決までせんなんようになったんか、その辺の事情ちょっとわからないんで、説明願いたいと思います。  それから、もう一点税条例の制定の専決なんですけど、これ平成31年6月1日施行分となってますよね。それでお聞きやと思とんですけど、定例会は5月31日の開会予定なんです。で6月1日施行であれば、これ1日施行やから31日即決ということにはなるかもしれませんけど、そういうことはちょっと話は聞いていなかったんですけども、電話では聞きましたけどね。打ち合わせはちょっとなかったんで、その辺事情を、もうちょっとこれできないんでしょうかね。定例会で。 ○委員長(小橋昭彦君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) まず1点目の一般会計補正予算の2項目めでございます。これについてはニーズ調査ですんで、アンケート等で調査期限を切っておりまして、一旦は閉め切って集計をしておりましたが、後からやはり事後に出てくるアンケート回答といいますか、があるようでございました。それで結果的にはそれを最終まで待って、閉め切っている中では、やはり印刷そのものがかかるのが後になってしまったということで、年度内完了を最大限アンケートを生かすという意味で、印刷が後になったというふうに聞いております。  それと、もう一点の6月1日施行分の扱いです。このあと書いてありますとおり、10月1日施行分が複数項目の内容を含んでおりまして、その即日に議決をいただければ6月1日施行分も間に合うわけなんですけども、やはり後の施行改正分が複数あったり、また税条例の改正というのは、非常に煩雑な内容でございますんで、やはり審議期間を取っていただく上では、ここで切り離しさせていただいて、6月1日施行分はふるさと納税で、内容的には国のほうが決めました分を改正受けるだけの内容で、市が判断というものは余りないような内容になっております。全体的には国の法律改正に伴うものなんですけども、やはり後の審議を十分にしていただく中で、その6月1日施行分は切り離しをさせていただいたということでございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) 印刷なんですけどね、このニーズ調査はやっぱり年度内事業として予算が組まれとるわけですよね。そうしたら調査が終わって印刷にかかるというのも、当然業者との打ち合わせで納入できる日がわかるはずですよね。それが今の説明では担当のほうが教育委員会ですよね。これもうちょっと詳しいことを教えてほしいんやけど、であればそのやっぱりタイムリミットというのはあるわけですよね。何ぼ後からアンケートがきたといえども、やっぱり年度内事業でやるわけですから、そこをもうちょっとニーズ調査のあり方も含めて、ぎりぎりにそこまで待つものなのか、アンケートですから回収率がそれは多いほうがいいわけですけどね。その辺の判断というのは、やっぱり年度事業のあり方についても安易にできなかったら、ちょっと繰り越しますわ、しかもこれ議会があったわけですよね27日まで、本会議がね。だからそのあと3日間、4日間の間の話で専決でやらなって、こんなことではどうなんかなと思うんですけど、もうちょっと詳しい事情、その辺の事情を含めて言うてください。
     それから31日は、これ部長そういうけど、であれば31日にわざわざ介護保険の関係で日程も繰り上げたりしたわけですからね。最初だけで6月1日を超えてしまってたんですけど、ちょっとその辺の考えもやっぱりちょっと改めてもらわんと、安易な即決であれ議会には一応審議するわけですからね。本会議であれね。それと専決とは全然違いますので、その辺は考え直していただけないかと思うんです。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) 子ども・子育て支援事業の計画の策定に係るニーズ調査でございますが、このことにつきましては、今、西本委員が言われるとおりかと思います。担当のほうと業者のほうと調整をしていく中で、十分なきちっとした調整ができていなかったというのが実際にございます。おくれていると集計が後からきたアンケートについても対応するということと、そういう調整が十分にできていなかったというのが実情でございます。 ○委員長(小橋昭彦君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 税条例の改正の件でございます。従来では専決処分については議会にも御報告、相談申し上げる中で、従来一括して4月1日施行分以降の分全て専決処分でさせていただいておりました。そういった中でやはり審議できるものについてはという意見を受けまして、今回分離して6月の定例会でも間に合うものについては、受けさせていただきました。ただ今回6月1日施行というのは、非常にまれなケースでございまして、その判断の中でやはりきっちりと6月1日施行に間に合うようにということにつきましては、こちら側では判断し切れないところも正直ありまして、最大限こちらが可能な担保するというのおかしいんですけれども、そういったことも含めて、6月1日分は含めさせていただいたということで、御了解いただきたいと思います。ただ今後については絶えずそういったものについては、相談しながらということも含めて判断をさせていただきたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 西本委員。 ○委員(西本嘉宏君) いや、だから相談いうたら悪いけど、ちょっと事前に連絡を受けたんですけどね、であればもう少し専決処分する前に、その6月1日施行の分についてどうしようかという協議ぐらいはしていただきたかったと思う。専決処分やった後報告いただいたんでね。それではちょっと話にならないということで、議長もよく覚えといてください。後から報告を受けたわけや。1日施行分も専決しましたよということを。  それと教育委員会のほうのニーズ調査、そういうことで部長も調整不足やっということ言われたんですけどね、それはちょっとやっぱり、それなりにでしたでそれで終わるのか、どうなのかということなんですけど、今後の見解はどうなんですか、ちゃんとそこら部長としてもう少し。 ○委員長(小橋昭彦君) 教育部長。 ○教育部長(藤原泰志君) このことにつきましては、担当のほうから話を聞きまして、調整が十分にできていなかったということを聞いております。その中でこういうなんではいけないというようなことで、十分に業者と調整をしながらアンケートがおくれているんだったら、その辺の調整をしっかりしてくれということで、話をしておりますので、今後二度とこのようなことがないようにしてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 3月の年度末というのは、いろいろとこういった事案が生じてくることが今後も予測されますんで、事前に十分に協議をさせていただきながら、決定なり判断をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかよろしいでしょうか。  太田喜一郎委員。 ○委員(太田喜一郎君) 2の④の高規格堤防ですけども、ちょっとどんなもんか、ちょっと説明をお願いしたいんと、これが堤防の整備に伴う建てかえ家屋に対する固定資産税の減額ということになんですけども、これが丹波市において、こういうようなことが、対象になるようなことがあるんかどうか、ちょっとそれだけお聞きしたいと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 財務部長。 ○財務部長(大垣至康君) 担当の税務課長のほうから回答させていただきます。 ○委員長(小橋昭彦君) 税務課長。 ○税務課長(荻野浩行君) まずその高規格堤防というものでございますけれども、東日本大震災で非常に大きな被害が出ております。で通常の堤防であれば底高が何ぼ幅が何ぼあるんですけども、高規格というのはそれを30倍超える大きなものでございます。いう定義がなされております。その大きな堤防を設置するのに、従来住んでおられる方は一度立ち退きをしなければなりません。で立ち退きをしてその大きな堤防を設置した後に、もう一度こちらに帰ってきていただくということで、そこで建てかえ家屋というものが発生いたします。その場合についての固定資産の減免を定義したものでございます。丹波市においては該当ないものと思っております。 ○委員長(小橋昭彦君) ほかはよろしいでしょうか。  ほかに何かございませんか。  企画総務部長。 ○企画総務部長(村上佳邦君) こちらからの報告はございません。 ○委員長(小橋昭彦君) なければ、その他の項を終わります。  ここで委員会を一旦休憩して、総務文教常任協議会を先に行いたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午後4時21分                ───────────                 再開 午後6時16分 ○委員長(小橋昭彦君) 再開いたします。  日程第2、委員会行政視察についてを議題といたします。  実施地、実施日及び調査事項については、既に決定をいただいております。概要について説明を受けます。  事務局より説明を受けます。  事務局書記。 ○事務局書記(柿原範久君) お手元のほうに、視察資料をホッチキスどめしております冊子のものと、両面刷りの質問事項、あと一枚ものの行程表を御用意させていただいております。本日は行政視察資料のほうで御説明をさせていただきます。  まずめくっていただきまして、左手でございますが、全行程図をつけております。いわて花巻空港を着陸後、1日目については北のほうにあります盛岡市役所、2日目については海岸部東のほうにございます、大槌町立大槌学園のほうを視察するということになっております。それぞれの事業につきまして御説明をさせていただきます。  2ページをごらんください。  盛岡市でございますが、岩手県中央部北寄りに位置する岩手県の県庁所在地ということで、面積が886.47平方キロメートル、人口は29万3,361人となっております。  めくっていただきまして、4ページ、5ページですが、このたび視察をいたします盛岡ブランドということですが、盛岡ブランドは盛岡の価値や魅力が、脈々と続いている人々の暮らし、いわば物語から生まれているという観点に着目して、四つの物語として整理をされております。それぞれ自然と暮らしの物語、暮らしと伝統の物語、先人と文化の物語、人と人を紡ぐ物語ということでございますが、盛岡の価値や魅力とそこから生まれる安心や信頼といったイメージをも含めて、盛岡ブランドと位置づけをされております。  めくっていただきまして、7ページをごらんください。  盛岡ブランド推進の経緯というペーパーをつけておりますが、この取り組みを計画をつくられましたのが、2006年1月から平成27年3月までをまず第一次の盛岡ブランド推進計画として、取り組みを進められております。現在進行しておりますのが、第二次盛岡ブランドの推進計画ということになっております。そちらのほう推進計画につきましては、サイドブックスのほうに行政視察のフォルダーをつくっておりまして、登録をしておりますので、またごらんおきいただければと思います。  8ページでございます。  これまでの主な取り組み内容というところでございますが、キャッチコピー、ロゴマークの作成や、また庁内各課との実施事業の盛岡ブランド推進計画への位置づけを調整をされ、推進を庁内全体で進められております。また四つの主要プロジェクトの設定ということで、まちなみ保存活用プロジェクト、もりおか水の恵み活用プロジェクト、特産品認証プロジェクト、先人と文化振興プロジェクトと題しまして、それぞれ催しを実施されております。  めくっていただきまして、11ページに第二次盛岡ブランド推進計画というペーパーをつけております。こちらのほうを担当されておりますのが、都市戦略室というところが担当されておりまして、平成27年3月に策定をされております。12ページにはこの計画の計画期間、平成31年度が最終年度となっておりまして、この計画の推進状況を成果指標で図っておられるということです。13ページには平成31年度の目標といたしまして、株式会社地域ブランド研究所が実施されております地域ブランド調査で50位を目指すこと等々、あとはアンケートの結果なども成果指標に上げられて、推進をされておるということでございます。  当日につきましては、この盛岡ブランドの推進計画を御説明いただくとともに、近年推進をしておられます食と農の連携についてということで、こちらのほうをシティセールスの第一においておられるということですので、それについても少し説明があると聞いております。  続きまして16ページ、大槌町の説明をさせていただきます。大槌町は岩手県東部沿岸の中ほどに位置しておる町でございます。面積は200.42平方キロメートル、人口は1万1,883人でございます。大槌町の町政要覧につきましては、同じくサイドブックスに登録をしておりますので、またごらんおきいただければと思います。  視察をさせていただきます大槌町立大槌学園の概要でございます。町立大槌小学校と町立大槌中学校を統合して、平成28年4月に義務教育学校としてスタートをしております。同学園は、9年間を4、3、2制に分けて、カリキュラムをつくっておられまして、中1ギャップへの対応など、従来の学年の枠組みに捉われてないカリキュラムの取り入れをされております。5年生から一部に教科担任制を導入し、大槌町独自の復興教育である、ふるさと科にも力を入れておられます。  このふるさと科につきましては、18ページになりますが、ちょっと記事がありましたので読ませていただきます。  ふるさと科という授業があります。郷土愛や生きる力、災害時の判断力や実践力を育てるため、地域の方を講師にした授業を行っているそうです。体育館の一角には、ふるさと科を運営されている地域の方が常駐する、いどばた会議室もあり、日常的に地域と学園をつないでいます。地元産の木の香りに包まれたぬくもりあふれる新しい学校は、地域の方々の力も借りながら、復興への取り組みが続く町で子供たちを見守り、育てていきます。ということでございます。  16ページに戻ってください。義務教育学校と小中一貫校の違いというのを書かせていただいております。  義務教育学校でございますが、小中一貫校を一つの学校として運営できるということでございます。一つの学校ということですので、校長先生も一人、教職員の組織も一つということになります。また教員の免許は、小中両方の免許が必要ですけれども、当分の間は、それぞれの免許でも可能ということになっているようです。カリキュラムは、大槌学園のように、4、3、2であったりとかということで、9年で融通可能になるということでございます。  小中一貫校ですが、こちらのほうは小学校と中学校の2校で構成されている学校で、その2校を連携させて学校運営を行います。それぞれの学校に校長と教職員組織があって、教員の免許はそれぞれの学校に必要な免許ということになっております。  この私先ほど読み上げた文を表にしたものが、19ページの半分から下に表にしたものがございます。また19ページ以降の資料につきましては、文部科学省が実施をしました平成29年3月1日時点の小中一貫教育の導入状況調査についてという資料を添付しております。こちらのほうにつきましては、後ほどお目通しいただければと思います。  視察先2施設についての説明は以上でございます。  引き続きまして、質問事項についての御説明をさせていただきます。  両面刷りの資料でございますが、こちらのほう質問事項4点ずつ記載をさせていただいております。質問事項については委員長のほうに御提出いただいた内容でございます。こちらのほうまたお目通しをいただきまして、委員の皆様からも御質問事項あろうかと思います。そちらにつきましては、この12日金曜日をちょっと締め切りとさせていただきまして、事務局のほうまで御連絡をいただきましたら、あわせて視察先のほうにあらかじめ御通知をさせていただくこととさせていただきますので、また御連絡をお願いできたらと思います。 ○委員長(小橋昭彦君) 説明は終わりました。詳しい行程の説明、あるいは事務連絡等は会議の終了後に行いたいと思います。  今この場で何かございましたら、お受けをいたしたいと思います。いかがでしょうか。  よろしいでしょうか。以上で日程第2の議事を終了いたします。  その他の項に入ります。  その他、本委員会にお諮りする事項はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(小橋昭彦君) なければ、その他の項を終わります。  以上で本日の議事は全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の総務文教常任委員会を閉会といたします。  副委員長から閉会の挨拶を申し上げます。 ○副委員長(大西ひろ美君) これをもちまして、総務文教常任委員会を終了いたします。お疲れさまでした。               閉会 午後6時18分...