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令和 3年第121回弥生会議( 3月25日)

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  1. 篠山市議会 2021-03-25
    令和 3年第121回弥生会議( 3月25日)


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    令和 3年第121回弥生会議( 3月25日)        第121回丹波篠山市議会弥生会議3月25日会議録(7)            令和3年3月25日(木曜日)              午前 9時30分 開議   〇出席議員(17名)      1番  原 田 豊 彦         2番  前 田 えり子      3番  上 田 英 樹         4番  隅 田 雅 春      6番  安 井 博 幸         7番  足 立 義 則      8番  向 井 千 尋         9番  園 田 依 子     10番  大 西 基 雄        11番  栗 山 泰 三     12番  かんなん 芳 治       13番  渡 辺 拓 道     14番  吉 田 知 代        15番  河 南 克 典     16番  大 上 和 則        17番  小 畠 政 行     18番  森 本 富 夫 〇欠席議員(0名)
    〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         酒 井 隆 明   副市長        平 野   斉   教育長        前 川 修 哉   代表監査委員     畑   利 清   企画総務部長     堀 井 宏 之   行政経営部長     藤 本 雅 浩   市民生活部長     羽 馬 辰 也   保健福祉部長     横 山   実   農都創造部長     倉   剛 史   観光交流部長     赤 松 一 也   まちづくり部長    酒 井 一 弘   上下水道部長     清 水 康 之   監査委員・公平委員会・選挙管理委員会    消防長        谷 田 重 樹   固定資産評価審査委員会事務局長              西 牧 成 通   教育部長       稲 山   悟   教育次長       酒 井   宏                        (教育委員会事務局次長) 〇議会事務局職員出席者   局長         中 筋 吉 洋   課長         樋 口 寿 広   主査         中 瀬 文 隆 〇議事日程 第7号 令和3年3月25日(木曜日)午前9時30分開議   第 1  会議録署名議員の指名   第 2  常任委員会所管事務調査報告        ・総務文教常任委員会   第 3  議案第 4号 丹波篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例   第 4  議案第 5号 丹波篠山市消防団員の定員の管理、任免、給与、服務等に               関する条例の一部を改正する条例   第 5  議案第12号 丹波篠山市介護保険条例の一部を改正する条例   第 6  議案第13号 丹波篠山市の鳥の指定について   第 7  議案第22号 財産の無償譲渡について   第 8  議案第23号 財産の無償譲渡について   第 9  議案第14号 令和3年度丹波篠山市一般会計予算   第10  議案第15号 令和3年度丹波篠山市国民健康保険特別会計予算   第11  議案第16号 令和3年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計予算   第12  議案第17号 令和3年度丹波篠山市介護保険特別会計予算   第13  議案第18号 令和3年度丹波篠山市水道事業会計予算   第14  議案第19号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計予算   第15  議案第26号 丹波篠山市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する               条例   第16  議案第27号 丹波篠山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関               する基準を定める条例の一部を改正する条例   第17  議案第28号 丹波篠山市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並び               に指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支               援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条               例   第18  議案第29号 丹波篠山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及               び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第19  議案第30号 丹波篠山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、               設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係               る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定               める条例の一部を改正する条例   第20  議案第31号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)   第21  議案第32号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第               5号)   第22  議案第33号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第1号)   第23  同意第 1号 副市長の選任につき同意を求めることについて   第24  同意第 2号 教育長の任命につき同意を求めることについて   第25  同意第 3号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて   第26  同意第 4号 農業委員会委員の任命につき同意を求めること及び農業委               員会委員の過半数を認定農業者等又はこれに準ずる者とす               ることにつき同意を求めることについて   第27  同意第 5号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるこ               とについて   第28  発委第 2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例の一部を改正する条               例   第29  発委第 3号 丹波篠山市議会会議規則の一部を改正する規則               午前 9時30分  開議 ○議長(森本富夫君)  皆様、おはようございます。  これから、令和3年第121回丹波篠山市議会、弥生会議、3月25日会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。  また、市長から提出されます案件は、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。 ◎日程第1  会議録署名議員の指名 ○議長(森本富夫君)  日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、15番、河南克典君、16番、大上和則君、17番、小畠政行君を指名します。 ◎日程第2  常任委員会所管事務調査報告 ○議長(森本富夫君)  日程第2.常任委員会所管事務調査報告を行います。  総務文教常任委員会で休会中に行われました所管事務調査について、委員長の報告を求めます。  渡辺総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(渡辺拓道君)(登壇)  総務文教常任委員会委員長の渡辺でございます。  当委員会では、師走会議以降、1、古民家、空き家等の活用について、2、篠山再生計画についての2点をテーマに、所管事務調査を行いましたので、御報告を申し上げます。  まず初めに、当委員会では、古民家や空き家等の有効活用に主眼を置き、「丹波篠山における今後の事業展開」をテーマに株式会社NOTEの取組について調査を行いました。株式会社NOTEは、2016年5月に設立され、古民家等の歴史的資源を尊重し、町全体を分散型で面的に開発・マネジメントすることで、地域に新しい生業を創出し、歴史文化を次世代につなぐ「NIPPONIA事業」を一般社団法人ノオトなどと連携して実践されています。  本市においては、事業者運営型と地域運営型の2つのNIPPONIA事業が展開されています。事業者運営型の「篠山城下町ホテルNIPPONIA」では、城下町全体を1つのホテルと見立てた分散型の「城下町ホテル」を、地域運営型では、「集落丸山」において、農村集落の複数の空き家・古民家を改修し、地域コミュニティと連携した地域住民自らによる運営が行われており、持続可能なまちづくりを目指した事業が展開されております。  説明を受けた後の意見交換では、コロナ禍におけるサテライトオフィスやワーケーション、リモートワークなどのNIPPONIA事業での取組について、古民家等の歴史的資源を尊重したまちづくりを展開していく上で、市や商工会、観光協会などと連携した「Masse丹波篠山」の取組について、若い世代の丹波篠山市に対するニーズ把握状況についてなどの意見交換を行いました。  今後、丹波篠山市、市商工会、篠山観光協会、ノオトなどが密に連携した事業展開を期待するとともに、所管委員会として、古民家等の歴史的資源の活用による持続可能なまちづくりについて、地方創生の観点から、今後も調査研究していきたいと考えます。  次に、篠山再生計画についてです。  平成20年11月に策定された篠山再生計画(行財政改革編)の計画期間は10年で、財政再建の道筋がつくまで毎年見直しを行うこととされていましたが、平成31年度に、1年前倒しで収支バランスを取ることができました。そうした状況を踏まえ、当委員会では、当局から篠山再生計画の現在の位置づけや今後の方向性等を中心に説明をいただきました。  調査初日には、当局からは、「令和2年9月に見直した財政収支見通しで、令和元年度決算において収支バランスが取れるとともに、財政調整基金も増加に転じた。しかしながら、令和3年度から令和5年度にかけて一時的ではあるものの収支が取れない見込みであること、また新型コロナウイルス感染拡大による経済状況の先行きが不透明なことから、引き続き、篠山再生計画の取組項目を実施し、着実な行財政改革を進めていくこととする」との説明がありました。しかしながら、当委員会として、計画期間が10年であり、一旦収支バランスが取れたにもかかわらず、まだ収支バランスに課題があることから、現在の再生計画をそのまま続けるということは理解し難いとの考え方から、別途、日を改めて第2回とし、酒井市長に見解を伺いました。  委員からは、財政再建団体になることを何としても阻止しなければならないことから、並々ならぬ思いで再生計画をつくり上げ、職員給料の1割カットや職員数を450名にするなどの大きな目標を掲げてこの10年進んできた。一旦収支バランスが取れたのであれば、総括をして、まだ再生と言えないのであれば、新たな視点を持って、新規に財政計画をつくるべきではないか。収支バランスが取れるまで、この再生計画を引っ張っていくという考え方は違うのではないか。  国の状態にも影響され、地方自治体で収支バランスがこれから先もずっと取れることはまずないのではないか。10年間、収支バランスが取れるという1つの目的のために、市民は我慢してやってきた。それに対して、市長から労のねぎらいや、協力に感謝するようなメッセージがあってもよいのではないか。協力していただいた皆さんに対しても、けじめをつけるべきではないか。  計画は収支バランスが取れることが目標であるため、それがほぼ100%達成できなければ、一区切りできないとのことであるが、計画期間が10年ということもあり、100%に近いところまでは達成できなかったかもしれないが、市民皆さんのおかげで8割、9割まで達成できたという報告を一旦して、残りの1割、2割について、もう少し御協力いただきたいのであれば、そのことをきっちり市民にも説明することも大事ではないかなどの意見があり、市長からは、10年という最初の計画期間があるのであれば、それに一旦区切りをつけて、まだ収支バランスが取れないのであれば、新たな計画を策定すべきではないかという御指摘について、これまでそういったことも十分考えてきた。計画期間は平成32年までの10年としているが、その期間内において毎年見直しをすることとしており、収支バランスが取れるということを再生計画の大きな目標としている。当初は平成32年に収支バランスが取れる計画であったが、1年前倒しの平成31年に取ることができた。その後1年だけ取れなくなり、その後はずっと取れる見通しであったので、その時点で再生計画は一旦、達成宣言をして、次の計画を立てればどうかと考えていた。しかしながら、その後、収支バランスが取れなくなる期間が3年間続くという見通しになってきたため、期間を少し延ばしてでも、これで達成できたという時点において、当初の篠山再生計画の完了としたいと考えていた。市の財政が厳しいために市民サービスに不都合があり、必要なことができないことがあってはならないので、できるだけ市民には不便のないように、子育てや定住にも力を入れてきた。ハード事業もこども園を中心に必要なものは整備してきた。しかしながら、本日、各委員からの意見を伺い、1つのけじめをつけるという方法を取るべきであれば、検討させてもらいたいとの発言があり、委員会では、市長から一定の方向性が示されたこともあり、篠山再生計画にけじめをつけること、また10年間、多大な御協力をいただいた市民等の労をねぎらうことをもって、またさらに新たな一歩を踏み出していただくようお願いするとともに、所管委員会としても、そういった方向での検討を注視したいと考えます。  最後に、当委員会では、本年度に継続して、令和3年度においても、市長部局には「2030年に向けた人口減少と危機に強い自治体づくり」、教育委員会部局は「新しい生活様式と少子高齢化における学びの保障」をテーマとして、所管事務調査を行っていきたいと考えておりますので、当局におかれましては、御協力、御対応いただきますことをお願い申し上げ、総務文教常任委員会所管事務調査報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  これで、常任委員会所管事務調査報告は終わります。 ◎日程第3  議案第4号 丹波篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第3.議案第4号 丹波篠山市公の施設使用料条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案について、民生福祉常任委員長の報告を求めます。
     向井民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(向井千尋君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の向井でございます。  ただいま議題となりました議案第4号 丹波篠山市公の施設使用料の一部を改正する条例について、当委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る2月1日の本会議において、当委員会に付託されたものです。本条例の改正の趣旨としましては、B&G海洋センタープール施設については、平成18年以降、休館となり、老朽化が激しくなっていたことから、廃止についてB&G財団と協議し、廃止承諾を得たことから、改正するものです。  委員会では、当局からの説明を受けた後、質疑を行いました。審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  B&Gプールの廃止後の活用予定はどうなっているのかとの質疑が出され、プールの施設については令和3年度に撤去する予定である。跡地利用については、地元の希望も踏まえ、駐車場にしようと考えているが、子育て世代の方の意見も取り入れ、部分的に公園のような遊び場を設置することを考えている旨の回答がありました。  質疑終了後、討論・採決を行った結果、討論はなく、議案第4号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定のとおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第4号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第4号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第4  議案第5号 丹波篠山市消防団員の定員の管理、任免、給与、服務等に関              する条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第4.議案第5号 丹波篠山市消防団員の定員の管理、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案について、民生福祉常任委員長の報告を求めます。  向井民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(向井千尋君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の向井でございます。  ただいま議題となりました議案第5号 丹波篠山市消防団員の定員の管理、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例について、当委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る2月1日の本会議において、当委員会に付託されたものです。本条例の改正の趣旨としましては、消防団員活動に対し、災害の多様化、激甚化に伴う長時間の活動が発生していることから、その従事する時間により、費用弁償額を加算するため改正するものです。  委員会では、当局からの説明を受けた後、質疑を行いました。審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  今回の条例改正により、平常時と比べてどの程度費用弁償が増額する見込みなのかとの質疑が出され、令和3年度予算は740万円のうち44万円が条例改正に伴う増額の見込み分である旨の回答がありました。  また、ほかの委員より、実際に4時間を超過した出動であることをどのように把握するのかとの質疑が出され、火災や水害を含めて、事後に提出していただく活動報告により把握できる旨の答弁がありました。  質疑終了後、討論・採決を行った結果、討論はなく、議案第5号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定のとおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第5号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第5号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第5  議案第12号 丹波篠山市介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第5.議案第12号 丹波篠山市介護保険条例の一部を改正する条例を議題とします。  本案について、民生福祉常任委員長の報告を求めます。  向井民生福祉常任委員長。 ○民生福祉常任委員長(向井千尋君)(登壇)  民生福祉常任委員会委員長の向井でございます。  ただいま議題となりました議案第12号 丹波篠山市介護保険条例の一部を改正する条例について、当委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る2月16日の本会議において、当委員会に付託されたものです。本条例の改正の趣旨としましては、第8期介護保険事業計画に基づき介護保険料の水準を定めるために条例の一部を改正するものです。また、平成30年度及び令和2年度税制改正に伴う介護保険法施行令等の規定を見直し、第8期計画期間における第1号保険料算定基準所得金額の改正を行うものです。  委員会では、当局からの説明を受けた後、質疑を行いました。審査の過程におきまして各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告申し上げます。  今回の条例改正において、年金や所得から10万円を控除するとなっているが、10万円控除することによる影響はどのようなものかとの質疑が出され、昨年と同じ収入でありながら、控除額の減少に伴い、所得が10万円上がることによって、1つ上の所得区分に該当することもあり、負担が高くなるケースがあることから、合計所得金額を10万円引き下げることによって影響が出ないように改正するものである旨の回答がありました。  また、介護保険料について、これまでは800円程度で増加してきたが、500円に収まっている要因は何かとの質疑が出され、令和2年度末の基金残高の予定として1億4,200万円を見込んでおり、このうち、報酬改定分を除いた、1億円を投入したことによるものである旨の答弁がありました。  質疑終了後、討論・採決を行った結果、討論はなく、議案第4号については、賛成多数で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)(登壇)  議席番号2番、前田えり子です。  議案第12号 丹波篠山市介護保険条例の一部を改正する条例に反対の立場で討論をいたします。  介護保険制度の導入から20年。導入時から「保険あって介護なし」と指摘されていた介護保険は、社会保障費削減のための改悪が繰り返される中で、「年金天引き」で保険料を容赦なく取り立てる一方、サービスはなるたけ受けさせないという制度へ変わってきています。  令和3年度から5年度までの第8期事業計画では、要介護者まで市町村が実施する総合事業の対象に広げ、施設入居者の食費の引上げ、連動してデイサービスやショートステイを利用する際の食費の引上げが計画されています。政府はこうした負担を、「応能負担」だと説明していますが、本来、応能負担とは、税・社会保険料における負担の原則です。介護の利用料を引き上げれば、要介護度が重いほど負担は重くなり、困難に追い打ちをかけ、利用の抑制を招きます。「応能負担」ではなく応益負担の強化にほかなりません。  介護保険は、3年ごとに見直される事業計画に基づき、介護保険料が決められます。第8期に向けて国が準備しているのは、さらなる給付費抑制と、利用者負担増に向けた改悪ばかりです。厳しい給付抑制が続く中で、介護保険料は上がり続けています。丹波篠山市の場合、介護医療院や特養ホームの建て替え等で各種事業に必要な費用が増えたこともあり、基準保険料は月額で500円も上がり、6,380円にもなります。事業に必要な費用の50%を被保険者が負担する仕組みになっているため、事業が増えれば、保険料も上がる仕組みにこそ問題があります。格差と貧困が広がり、高齢者と家族が抱える問題も複雑化する中、保険料も利用料も負担が増えることは、認められません。  給付の充実や介護従事者の処遇改善を、保険料・利用料に跳ね返らせずに行うためには、介護保険の国庫負担・公費負担割合を引き上げる改革が必要です。また、自治体でも、独自の減免制度や補助制度をつくり、介護保険任せにせず、困難を抱えた高齢者には、老人福祉を充実し、老人福祉法に基づく措置制度で保険給付と同様の介護サービスを提供できるようにする改善を求めて、反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  3番、上田英樹君。 ○3番(上田英樹君)(登壇)  3番、上田英樹でございます。  議案第12号 丹波篠山市介護保険条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  先ほど委員長報告のありましたとおり、今回の改正につきましては、第8期介護保険事業計画に基づく介護保険料の水準を定めるための条例の一部改正、そして、平成30年度及び令和2年度税制改革に伴う介護保険法施行令の規定の見直しに係る改正の2点でございます。  第1号保険者介護保険料の推移につきましては、第4期から第7期まで約800円程度の値上げといいますか、増加であったものが、今回は今後の基金の残高を見込む中、報酬改定分を除いた基金1億円を投入したことにより、500円の改正、増額となっております。また、第8期計画におきましては、サービス施設の増設等の整備を計画されておりまして、現在、特別養護老人ホームの待機の方は168人おられます。およそ1年間でこの整備計画等も含める中で入っていただく計画の中、今回の条例改正は妥当と考えまして、賛成の討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第12号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第12号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第6  議案第13号 丹波篠山市の鳥の制定について ○議長(森本富夫君)  日程第6.議案第13号 丹波篠山市の鳥の制定についてを議題とします。  本案について、総務文教常任委員長の報告を求めます。  渡辺総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員長(渡辺拓道君)(登壇)  総務文教常任委員会委員長の渡辺でございます。  ただいま議題となりました議案第13号 丹波篠山市の鳥の制定について、総務文教常任委員会の審査について御報告を申し上げます。  本案につきましては、去る2月16日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。提案内容は、市制20年・丹波篠山市への市名変更を経て、また市民からの要望もあったことから、丹波篠山市のシンボルとなる鳥として、「ツバメ」と「カワセミ」を丹波篠山市の鳥に制定しようとするものです。  委員会では、当局からの説明を受け、審議を行いました。以下、審議の過程におきまして、各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について、要約して御報告申し上げます。  まず委員から、ツバメを市の鳥に制定した場合、ツバメがもっと帰ってきやすいように、施策として、防鳥ネットの設置回避やツバメが巣を作りやすい家づくりを推奨するのか。また、選定理由にはツバメが益鳥であることも挙がっているが、一方で、ふんで家が汚れて困るなどの声もある。選定委員会では、そうした議論はなかったのかとの質疑が出され、当局から、ツバメが帰ってこられる家づくりや、できるだけネットを張らないなど、3回の会議の中では、そういったところまでの議論には至っていない。ただ、丹波篠山市の場合は、生物多様性保全を施策の1つとして、いろいろな生き物と共存していく中で、ツバメも命として大事にし、それを市の鳥とすることによって、ツバメの子育てや親が子に持つ愛着など、そういった姿を市民の皆さんに分かっていただくために発信していこうという話が中心であった旨の回答がありました。  また、委員から、市の鳥として2種類を選定する場合、ポピュラーな鳥と、例えばアカショウビンなどの希少種を選定する考え方があるのではないかとの質疑が出され、当局から、選定委員会ではアカショウビンという名前も具体的に挙がった。しかしながら、議論を重ねる中、丹波篠山市には里山や田園、水辺などの非常に豊かな自然があり、その中にいろいろな鳥がいる。その中で、希少種とポピュラーな鳥という選択よりも、田園のツバメ、川辺のカワセミといったようにエリアを意識して、2つの鳥を選んだ旨の回答がありました。  また、委員から、兵庫県自然保護協会の先生と話をする機会があり、市の鳥として「オオルリ」はどうかとの提案をいただいた。「オオルリ」は日本三ルリ鳥の1つに選ばれており、青い色をした代表的な鳥で、幸せを運ぶ青い鳥と言われている。東南アジアから日本にやってくる夏鳥で、篠山川沿岸や山里で、木の上で営巣する。夏は丹波篠山で子づくりをし、秋冬になると、東南アジアに帰って一働きをして、また丹波篠山へ帰ってくるというストーリーもつくれるのではないか。また、日本三銘鳥の1つに入っており、非常に見栄えもいいし、いわれも幸せを呼ぶ、運ぶ青い鳥で、鳴き声も非常にきれいである。それがたくさん篠山川周辺で、山里で多く生息しているにもかかわらず、選定委員会の中でオオルリが提案されなかったことは非常に残念であるとの意見が出されました。  次に、委員から、丹波篠山市の鳥として、2種類の鳥を選定することに違和感がある。市の花や木も1つであり、1つに絞って、丹波篠山のイメージはこれだと言わなければ、市民にも浸透しにくいのではないかとの意見が出され、当局からは、選定委員会においても1つに絞ろうという議論はあった。しかしながら、ツバメ、カワセミにはそれぞれよい面があって、1つに絞り切れなかったことから2種類の鳥を選定した。例えば、川辺に行ってカワセミを探したときに違う鳥もいる。そういった鳥にも興味を持っていただき、さらにその鳥の背景にある環境に興味を持っていただく。そういった契機になるのであれば、2種類を選定することは全く問題ないと考えている旨の回答がありました。さらに、委員から、進めていきたいまちづくりの方向性を象徴する市の鳥を定め、一緒になってまちづくりに取り組んでいきたいという思いがあるから、市の鳥を選定したいということかとの質疑が出され、当局から、基本的にそういう考え方で進めていきたいと考えている。広く環境教育など、これから市民にも生物多様性について理解、関心を持っていただこうという趣旨である旨の回答がありました。  また、委員から、商店街などでは、来客者に鳥のふんで迷惑がかかってしまうことがあるため、巣をしないよう対策を取られているところもある。市の鳥を制定した場合、そういった対策をすることで、理解がないなどの風評も危惧するところである。ツバメを市の鳥に制定したが、場所によっては困るところもあるという現状を市民の方にも理解いただけるよう、市としてフォローを願うとの意見がありました。  以上、質疑終了後、議員間協議では、各委員から、多くの市民がもろ手を挙げて賛成する案件ではないように思う。ふんなどの問題もあり、ツバメの扱いについても課題が残っている。2種類の鳥を選定することに対して違和感がある。1つにするほうがみんなにも分かりやすいし、市としての方向性が明らかになるのではないか。2種類の鳥の選定は焦点がぼやけるとの慎重な意見と、アンケートの応募票数3,169票が多いか少ないかは別にして、応募者は、それなりの意思があって、自分の思いを示されており、そういった方の思いを完全に無視することはできない。仮に、ツバメとカワセミ以外の鳥が選定されれば、アンケートは一体何だったのかという市民の反論が相当あるのではないか。市の鳥の選定については、全員協議会で説明を受けた後、執行部も選定委員会等の手順を踏んで、その中で市民の皆さんへのアンケートも取るなど、一定の手順を踏んだ提案となっている。ツバメであろうがカワセミであろうが、それを丹波篠山市の鳥としてふさわしいように、みんなで意識づけをしていけばよいのではないか。また、市の鳥をツバメとカワセミに限定して、それ以外は排除するということではなく、逆にこの2種類の鳥からほかの鳥へも広げていくという説明であった。実際、丹波篠山市にいる鳥に対して、市民の皆さんの関心もそう高くないと感じており、市の鳥の制定をきっかけにして、市内の生き物について、皆さんに関心を持ってもらうために、市民と一緒にこの取組をスタートしてもよいのではないかなどの提案を評価する意見があり、そうしたことを踏まえ、委員会として採決を行うこととしました。  まず、討論において、市の鳥を制定することに問題がないが、2種類の鳥を制定することに賛同しかねる。2種類の鳥を制定することで、市の目指すものがぼやけてしまう。1つに絞るべきであるとの反対意見がありました。また、賛成者からは、選定委員会の中でも、決めた鳥を今後育てていきたいというコメントも出ている。ツバメとカワセミを市の鳥に制定して、今後広く、大勢の方々に市内の鳥を知っていただくきっかけになればと考えるとの賛成の意見がありました。  その後、採決を行いました結果、議案第13号 丹波篠山市の鳥の制定については、賛成多数で、原案のとおり可決するものと決定しました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)(登壇)  議席番号6番、安井博幸です。  私は、このたび市の鳥として、「ツバメ」と「カワセミ」が市の鳥選定委員会で選定されたことを受け、議案第13号として上程されたことに、反対の立場で討論いたします。  丹波篠山市の木は「サクラ」、花は「ササユリ」と各1つです。兵庫県の木は「クスノキ」、花は「ノジギク」、鳥は「コウノトリ」です。47都道府県では、全て1つずつ選ばれています。自治体によっては2種類選ばれているところもあるからと、このたび、人気のある「ツバメ」と「カワセミ」の2種が選ばれたとのことでした。  しかし、象徴が2つではイメージがぼけるというか、人々に与えるメッセージが中途半端と感じてなりません。やはり、市の花や木のように1つに絞るべきであり、2つを選定することに反対いたします。もし2つから1つに絞るなら、私は市の鳥として、清流の象徴である「カワセミ」がふさわしいと考えます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  16番、大上和則君。 ○16番(大上和則君)(登壇)  議席番号16番、大上です。  ただいま議題となりました議案第13号 丹波篠山市の鳥の制定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  本案は、市制20年・丹波篠山市への市名変更を経て、また市民からの御要望もあったことから、丹波篠山市のシンボルとなる鳥として、「ツバメ」と「カワセミ」を丹波篠山市の鳥に制定しようとするものです。  先ほど渡辺委員長から審査報告がありましたように、委員会審査の中で2種類の鳥を制定することで、市の目指すものがぼやけてしまうのではないか。また、ツバメは益鳥である一方、ふんなどの被害もあるなどの意見がある一方で、市の鳥の選定については、全員協議会で説明を受けた後、執行部も選定委員会等々の手順を踏んで、市民へもアンケートを取るなど、一定の手順を踏んだ上でアンケート結果も尊重した提案となっている。ツバメであろうがカワセミであろうが、それを丹波篠山市の鳥としてふさわしいように、みんなで意識づけをしていけばよいなどの意見もありました。  選定委員会の中でも、「決めて終わりではなく、市民の皆さんにいかに関心を抱いてもらえるように今後、市の鳥として育てていきたい」というコメントも出されています。  また、3,169票のアンケート応募者は、鳥の選定について関心と思いを持って、自らの意思を示されており、そういった市民の方々の思いを完全に無視することはできないと考えます。  ツバメとカワセミを市の鳥に制定して、今後広く、大勢の方々に、まず市内の鳥を知っていただき、さらにその鳥の背景にある環境にも目を向け、興味を持っていただくきっかけに結びつけられると考えられることから、議案第13号に賛成するものです。  議員各位におかれましては、総務文教常任委員会の決定のとおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第13号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第13号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第7  議案第22号 財産の無償譲渡について ○議長(森本富夫君)  日程第7.議案第22号 財産の無償譲渡についてを議題とします。  本案について、産業建設常任委員長の報告を求めます。  吉田産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(吉田知代君)(登壇)  おはようございます。産業建設常任委員会委員長の吉田でございます。  ただいま議題となりました議案第22号 財産の無償譲渡についてについて、産業建設常任委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る3月2日の本会議において、当委員会に付託されたものです。本議案については、昭和57年に西紀町が第3期山村振興対策事業補助金を活用し、農業組合法人西紀農産加工組合の理事の個人所有地に、農産物処理加工を目的として建設されました。建設から約38年経過し、普通財産として管理を委託している中、建物の譲渡について土地所有者と協議したところ、現状有姿で返却を受けてもよいとの提案がありました。  建物は、法定耐用年数31年を超過しており、資産価値は低く、また、市で解体するには多額の費用を要することから、譲渡に際し、建物の修繕を行わないことを条件とし、土地所有者である相手方へ無償譲渡しようとするものです。  委員会では、当局から説明を受け、審査を行いました。以下、審査の過程におきまして、委員から出された質疑について、御報告申し上げます。  まず、委員から、平成18年4月に設置条例が廃止されたことに伴い、普通財産として管理をお願いしているとの説明でしたが、今回のタイミングでなぜ無償譲渡することになったのかとの質疑が出され、当局からは、以前から相談は受けていたが、西紀農産加工組合の代表も後継者に交代され、今後、施設の活用を本格的に行いたいとの相談もあったことから、今回無償譲渡を行うことになったとの回答がありました。  また、委員から、法人にではなく、土地所有者に建物、機材一式について譲渡するのか、また、登記等にかかる費用負担についてはどのようになるのかとの質疑が出され、当局からは、土地所有者に建物、機材一式について無償譲渡するが、土地所有者は西紀農産加工組合の構成員の1人である。機材については、無償譲渡した土地所有者から、西紀農産加工組合に賃貸か何らかの形で契約し、今後運営する予定であると聞いている。また、土地所有者個人で登記し、登記にかかる費用については個人負担でお願いすることで了承を得ているとの回答がありました。  そして、質疑終了後、討論はなく、表決を行った結果、議案第22号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の御報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第22号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
     委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第22号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第8  議案第23号 財産の無償譲渡について ○議長(森本富夫君)  日程第8.議案第23号 財産の無償譲渡についてを議題とします。  本案について、産業建設常任委員長の報告を求めます。  吉田産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員長(吉田知代君)(登壇)  産業建設常任委員会委員長の吉田でございます。  ただいま議題となりました議案第23号 財産の無償譲渡についてについて、産業建設常任委員会の審査報告を申し上げます。  本案につきましては、去る3月2日の本会議において、当委員会に付託されたものです。本議案については、昭和50年に西紀町が過疎対策事業補助金を活用し、ジュース加工を目的として建設、農業組合法人西紀ビーンズジュース生産組合により、丹波黒大豆を主原料としたジュースの加工を行い販売しておられましたが、平成21年10月で中止、それ以降はみそ加工に転換して運営されていました。しかしながら、平成23年にはそれも中止されることとなり、令和2年2月には農業組合法人も解散されました。  利用されていた建物及び機械等は、法定耐用年数を超過しているため資産価値は低く、市で建物の解体や機械等を処分する場合は多額の費用がかかることから、今回、土地所有者と建物の譲渡について協議を行ったところ、現状有姿で返却を受けてもよいとの提案があったため、当該建物及び機械等を土地所有者に無償譲渡しようとするものです。  委員会では、当局から説明を受け、審査を行いました。以下、審査の過程におきまして、委員から出された質疑について、御報告申し上げます。  まず、委員から、無償譲渡する建物の所有権については、土地所有者に移行するのか。また、登記は土地所有者の負担でしてもらえるのかとの質疑が出され、当局からは、所有権は土地所有者に移行するとともに、登記についても土地所有者の負担にて対応していただくことで了承を得ているとの回答がありました。  また、委員から、今後倉庫として活用されるとのことであるが、中にある備品等は撤去しなくてもよいのか。また、備品は利用できる状態なのかとの質疑が出され、当局からは、備品については、法定耐用年数を超過しており資産価値はないが、良好に維持されているため全て使用可能である。利用するか処分するかについては、土地所有者で判断されることになるが、もし処分するとなったとしても、市の負担は発生しないということで了承を得ているとの回答がありました。  そして、質疑終了後、討論はなく、表決を行った結果、議案第23号については、全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、審査の御報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第23号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第23号は、委員長の報告のとおり可決されました。 ◎日程第 9  議案第14号 令和3年度丹波篠山市一般会計予算  日程第10  議案第15号 令和3年度丹波篠山市国民健康保険特別会計予算  日程第11  議案第16号 令和3年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計予算  日程第12  議案第17号 令和3年度丹波篠山市介護保険特別会計予算  日程第13  議案第18号 令和3年度丹波篠山市水道事業会計予算  日程第14  議案第19号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計予算 ○議長(森本富夫君)  日程第9.議案第14号 令和3年度丹波篠山市一般会計予算から、日程第14.議案第19号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計予算までの6件を一括議題とします。  なお、質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  本案について、一括して予算決算委員長の報告を求めます。  園田予算決算委員長。 ○予算決算委員長(園田依子君)(登壇)  予算決算委員会委員長の園田でございます。  ただいま議題となりました議案第14号 令和3年度丹波篠山市一般会計予算から議案第19号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計予算までの6議案についての予算決算委員会の審査について、御報告を申し上げます。  議案第14号から議案第19号までの6議案につきましては、去る2月16日の本会議において、当委員会に付託されたもので、総務文教・民生福祉・産業建設の各分科会に審査依頼し、審査を行いました。以下、各分科会での審査の過程におきまして、各委員から出されました質疑、意見のうち、主な事項について御報告を申し上げます。  まず初めに、一般会計予算について。  ワクワク農村モデル事業に関し、具体的な事業内容及びどのような考え方で事業を進めていくのかとの質疑に対し、昨今の少子高齢化や担い手不足といった状況の中であっても、自治会やまちづくり協議会においては、気持ちが高ぶるような地域づくりを進めていく必要があり、将来的には全市的な展開を考えている。令和3年度においては、2つあるいは3つのモデル地区を定め、市職員や専門家とともに、まちづくり上の課題を洗い出していきたい。そして、全市展開の方法、支援体制等について検討しつつ、冊子としてまとめていきたい旨の回答に対し、モデル地区として地域づくりの素地ができている地域はいいが、中には限界集落に近い自治会もあることから、逆にこうした地域をモデル地区に選定し、軌道に乗せることができれば、市内の全地域がわくわくできる町になるのではないかとの意見が出され、今回はモデル事業であり、一定の成果を得た上で、次に生かすことが重要と考えていることから、幾らか素地の有無をモデル地区選定の指針にしながら取り組んでいく必要があると考える旨の回答がありました。  次に、企画一般事務費に関し、フューチャーデザインワークショップにおける問題提起や意見を、市政にどのように反映させていくのかとの質疑に対し、若者が市のことを考える機会をつくるため、フューチャーデザイン会議を設置し、この事業を通して、自らが立ち上がって活動等していただきたいと考えている。また、市に対する政策的な提案なども想定している旨の回答がありました。  次に、財政指標に関し、財政力指数、基準財政需要額分の収入額が0.4を切っており、これまでにないような数字となっている要因はとの質疑に対し、ここ2年間ほどは税収が大きく増え、財政力指数が高かったが、国が地方財政の一般財源確保に努めたことからやや下がっている。コロナによる経済低迷は気にかけなければならないが、当市の財政的力として0.4程度がベースにあることも踏まえ、若干下回ったことを大きく気にしなければならないことはないと考えている旨の回答がありました。  次に、幼稚園管理費に関し、複合遊具の取替え工事について、安全基準の変更により遊具の改良を行うのかとの質疑に対し、都市公園における遊具の基準に変更などがあったわけではない。幼稚園のみならず保育園、小中学校等も含め、令和元年度に一斉の遊具点検を実施した中、当該基準に即した際に長期使用を前提とするには不具合があるとの指摘があったことから改善する旨の回答がありました。  次に、東京2020オリンピック・パラリンピックホストタウン事業に関し、ホストタウンハウスブース出展料に関する事業概要を問う質疑に対し、オリンピック会場の近隣にある武蔵野大学でブースを展開する。市のPRとホストタウン参加国との交流事業の内容等を展示することで、市のPRに活用できると考えている。展示期間は4日間となっており、展示内容については、商工観光課と検討している旨の回答がありました。  次に、予防費に関し、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業について、市内医療機関で個別接種との方向であるが、かかりつけ医のない方への対応は、及びワクチン接種の周知方法はとの質疑に対し、若い方については、かかりつけ医のない方もあると思うが、発熱外来と同様にかかりやすい医療機関での接種を進めていく考えである。周知方法については、ワクチンの供給量及び納入時期など情報が入っておらず苦慮しているが、市広報紙4月号において、国の定めた事項を掲載するとともに、高齢者については、接種券及び予診票配布と併せて情報提供していきたい。なお、自治会長を通じたチラシの配布も検討する旨の回答がありました。  次に、妊娠・出産包括支援事業に関し、出産支援金支給事業については、永続的な事業ではなく、ささやま医療センターで分娩できなくなったことによる課題解決、あるいは補完する施策を講じるまでの間の時限措置である。これまでの検討により、様々な新しい施策に取り組まれてきたことを踏まえて出産支援金を位置づけし、その上で継続する理由を示さなければ、継続することは難しい。今後しっかりと検討いただく必要があるとの意見に対し、出産支援金支給事業については、ささやま医療センターでの分娩ができなくなったことに対する市の姿勢を示すという予算であり、市民に不便をかけている、遠い病院に行っていただいていることに対する支援が趣旨である。現状、代替し得る施策を講じる見込みは当分ないことから、継続すべく計上させていただいている。また、タマル産婦人科医院に補助金を交付することによって、一定程度安定的な運営を図ることができたとは考えているが、これをもって出産支援金による支援が不必要になるものではないと考えている。今後は、経緯をしっかりと押さえて提案をしていきたい旨の回答がありました。  次に、地域医療対策事業費に関し、地域医療あり方検討支援業務委託料の内容はとの質疑に対し、調査委託する内容については、まず、丹波篠山市民が両病院に求める診療科目等、次に、交付税算入額のみならず人件費の削減等も含めた両病院の経営状況の改善に向けた方策、そして、独立行政法人や地域医療連携推進法人、指定管理者制度等、両病院の統合に向けた方策、最後に、他市の市立病院の経営状況、また、施策の実施後の丹波篠山市の財政シミュレーションである。また、基礎的調査として、患者の推計、病院の経営状況、職員配置等、病床規模や機能等の評価を考えている。なお、スケジュールは、4月に入札・契約、7月末目途に成果物を得る予定である旨の回答がありました。  次に、おいでよささっ子遊具設置事業に関し、遊具の利用対象者数及び利用見込みはとの質疑に対し、令和3年1月1日現在のゼロ歳から6歳児の人数については、福住地区42名、城南地区170名、後川地区15名である。福住地区では、新しく市外から移住された子育て世帯の方から、いざ住んでみると遊び場がすごく少ない。遊び場が欲しいという要望等があった。城南地区については、城南のまちづくり協議会が地区の子育て世帯にアンケート調査を実施され、遊具設置の希望が多くあった。後川地区については、令和2年度に行った遊具点検の結果、撤去の必要があり、新しい遊具設置の要望があった。また、福住、後川地区については、定住促進重点地区として子育て支援等実施していることから遊具の設置は望ましいと考えている。なお、城南地区における県民街並緑化事業については、県事業のため、事前の把握ができていなかったが、団体の代表者に対し、一貫性のある計画を立てて整備を進めるようお願いをした。遊具設置に当たっては、しっかりと協議しながら進めていきたいとの回答がありました。  次に、コミュニケーション施設管理費に関し、市民協働課では、撤去費用が計上されているが、おいでよささっ子遊具設置事業においては社会福祉課が担当している。両課において役割分担がなされているのかとの質疑が出され、当局より、旧たき幼稚園、旧後川小学校に関しては、市民協働課が地元と協議をしてきた経緯があることから、社会福祉課と連携・協議しながら、設置場所など具体的に進めていきたい旨の回答が出されました。  次に、安定ヨウ素剤配布事業に関し、現状、近畿圏にある原子力発電所は、ほとんどが止まっている。また、安定ヨウ素剤によって、避難する必要性がなくなるものではなく、避けられない被害もあることから、部分的な対処でしかないことを踏まえると、事業そのものを見直す必要があるのではないかとの質疑に対し、市民の健康被害を防ぐための安定ヨウ素剤の配布、備蓄であると考える。これまで事業を継続してきたこと、また原子力災害対策検討委員会で検討いただく中で継続との結論をいただいていることも含め、中止との判断は難しく、継続して行っていくものと御理解いただきたいとの答弁に対し、事業費として約450万円も要するが、コロナ禍にあって、生活困窮者に支援するほうが重要ではないか。また、安定ヨウ素剤配布の時期がワクチン接種と重なってくることも踏まえ、前代未聞のワクチン接種に注力すること、万全な体制によるワクチン接種の実施が最重要課題であるとの意見が出されました。  次に、都市計画事務費に関し、駅周辺のまちづくり研修会について、どのような議論になっているのか、また、今後の見通しについてはとの質疑に対し、令和2年度は、意識醸成を図るべく、味間まちづくり協議会が主体となって、駅周辺や市街地の活性化事例についての勉強会を開催するとともに、福井県の視察研修も行われている。令和3年度は、研修内容を生かしながら、勉強会や研修会等に反映し、地域と一緒に取り組んでいくことで進めていきたいとの回答がありました。  次に、観光施設整備事業に関し、ささやま荘の維持管理経費が計上されているが、現在の状況はどのようになっているのかとの質疑に対し、令和3年秋にオープン予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり予定どおりのスケジュールは難しいことと併せて、施設の改修費用に利用できる補助金申請等についても現在、協議中であるとの回答がありました。  次に、環境政策総務費に関し、協働ではじめる環境・まち・未来づくりの事業内容はとの質疑に対し、多様な市民や団体がアイデアを持ち寄り対話する環境まちづくり座談会を開催し、その中から、具体的に動きそうなプロジェクトや公益的な事業を生み出すような活動をしている団体の活動に対する支援につなげていきたいと考えているとの回答がありました。  次に、国民健康保険特別会計予算について。  直営診療所勘定の歳入について、実績見込みにより約210万円の減となっている。令和2年度はコロナ禍によって診療控え等により減額になったと考えるが、令和3年度の見込みについてはとの質疑に対し、診療収入としては、令和2年度当初予算と比較すると少なくなっているが、令和2年度の実績見込みと比較すると若干増加している。コロナの影響も見込んでいるが、令和2年度の実績を基本とした場合には、若干増えると見込んでいる旨の回答がありました。  次に、介護保険特別会計予算について。  介護保険財政に関し、介護保険制度は3年間を1つの区切りとして、基金運用を考え、1年目は貯金、2年目は均衡、3年目は取り崩す形で進められている。しかしながら、第7期の3年目である令和2年度において、基金が想定よりも残っている理由はとの質疑に対し、当局より、第7期計画においては、看護小規模多機能型居宅介護支援事業所の開設や特別養護老人ホーム増床の計画が盛り込まれていたが、約1年間、開設が遅れたことから、給付が不要になり基金に積むことができた。また、平成30年度から保険者機能強化推進交付金が、令和2年度からは介護保険保険者努力支援交付金が創設され、それぞれ年間約800万円の収入になることから、計画当初よりも基金に積むことができた旨の回答がありました。  次に、水道事業会計予算について。  配水管更新事業に関し、西阪本、高屋、倉本を対象としており、40年ほど経過しているとのことだが、公共施設管理計画では、耐用年数70から80年として計上している。もちろん実際に破損している場合は交換すべきではあるが、このようなことが続くと経営に支障があることから、何らかの方策を考える必要があるのではないかとの質疑に対し、布設している管は、耐用年数約40年の硬質塩化ビニール管VPで、既に耐用年数を超えており、漏水が頻発しているため更新を行う。更新に使用する水道配水用ポリエチレン管の耐用年数は100年以上と言われていることから、更新時期を延長できると考えている。公共施設管理計画では、耐用年数を70から80年としているが、更新時期が一斉に来るため、事業費を標準化するためにも、漏水実績などを踏まえて整備する計画であるとの回答がありました。  次に、下水道事業会計予算について。  資産減耗費に関し、味間北の統廃合に関するもののみが計上されているのかとの質疑に対し、令和2年度から3年度にかけて味間北浄化センターと農業集落排水の西紀中地区を統廃合し、特定環境保全公共下水道の西紀中央地区とする予定である。西紀中地区排水処理場の機器類等、使用しなくなる分も計上されているとの回答がありました。  なお、後期高齢者医療特別会計予算につきましては、分科会審査において、特に質疑はありませんでした。  分科会座長等の審査報告終了後、議員間協議を行い、討論を行いました結果、討論はなく、採決を行いました結果、議案第18号、19号については全員賛成で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  また、議案第14号、15号、16号、17号の4議案については、賛成多数で、原案のとおり可決するものと決定いたしました。  議員各位におかれましては、予算決算委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いをいたします。  今回の審査において、各分科会や全体会審査の中で出された多くの意見等につきましては、執行部において十分な検討をいただき、今後の予算執行に反映いただきますよう申し添えます。とりわけ、安定ヨウ素剤配布事業に関し、新型コロナウイルスの感染については、いまだ予断を許さない状況である中、市当局においては、安定ヨウ素剤配布事業に取り組もうとしている一方、令和3年度においては、全市民に対する新型コロナウイルスのワクチン接種を進めていかなくてはなりません。ワクチン接種事業が最優先事項であり、万全な体制による実施が求められることから、接種状況を十分注視するとともに、医師の負担など情報共有・連携しながら、安定ヨウ素剤配布事業に取り組む必要があります。状況によっては、配布時期を遅らせるなど、適切に対応ください。  また、密な空間に市民を集約し、安定ヨウ素剤を集団で配布することについては、市民から疑問視する声もあることから、しっかりと工夫・対策を講じた上で取り組んでいただくよう申し添え、審査の報告とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の報告は終わりました。  これから、一括して委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を申し述べていただきますようお願いします。  討論はありませんか。               (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  議長との発言がありますので、これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)(登壇)  議席番号2番、前田えり子です。  議案第14号 令和3年度丹波篠山市一般会計予算、議案第15号 丹波篠山市国民健康保険特別会計予算、議案第16号 丹波篠山市後期高齢者医療特別会計予算、議案第17号 丹波篠山市介護保険特別会計予算に反対の立場で討論をいたします。  新型コロナウイルス感染拡大は、市民生活に深刻な影響を及ぼしています。そんな中でも医療や介護などの負担は増えるばかりです。国民健康保険は、来年度の保険料は据え置かれていますが、高過ぎると悲鳴が上がっています。払えなければ、資格証では全額窓口負担です。また、子どもの数が増えるほど負担が多くなる均等割は、子育て支援にも反するものです。後期高齢者医療制度、75歳以上の医療費窓口負担を2倍にする法案が国会で審議入りしようとしています。独り暮らしや夫婦のみで生活している人が約6割、約8割の人が年金のみで生活しています。コロナ禍で多くの高齢者は既に生活を切り詰め、貯蓄を取り崩したりして生活しています。受診控えが起こっており、これ以上の負担増は、受診抑制を一層深刻にします。  介護保険は8期計画に入りますが、介護施設に入所する低所得者への食費等の補助の資産要件を厳しくして補助の対象や額を狭めようとしています。連動して、デイサービスやショートステイを利用する際の食費負担も引き上げられます。また、要支援者だけでなく、要介護と認定された人についても総合事業の対象にできるようにする制度改変が行われました。低所得の要介護者が最期まで住み続けられる施設は特養ホームしかありません。要介護1・2を特養の入所対象者から外し、見かけ上は待機者が減りましたが、特養ホームは足りません。保険料はどんどん上がるのに必要なサービスが受けられません。介護報酬の改定率もたった0.7%。これでは、深刻な人手不足や賃金水準の底上げを打開するには不十分です。  国は、社会保障関係費の自然増を抑制し続けています。高齢者も現役世代も安心できる社会保障制度にしていくためには、国庫負担を増やすことが必要です。と同時に、自治体独自の減免制度や措置制度を充実させていくことも必要です。自治体の中には、一般財源から介護保険財政への繰入れを行うなどして、保険料などの負担を独自に抑制しているところもあります。それでも、自治体の対策には限度があり、保険料・利用料の値上げをせずに制度の充実を図り、安心できる制度にするには、国の負担割合を大幅に増やすしかありません。住民の命と暮らしを守るのは、自治体の役割です。  国に対し、国保税や介護保険料など、国庫負担割合を引き上げることを求めます。その財源は、富裕層や大企業に応分の税負担を求めることで確保できます。  コロナ禍で、非正規労働者の雇用環境が悪化しており、子どもの貧困が深刻化しています。また、アルバイトの減少で困窮し、真っ先に減らすのが食費という生活を送っている学生も少なくありません。千葉ロッテマリーンズ地域連携事業において、丹波篠山市出身の選手に白米を送るのは今の時期、適切でしょうか。  また、丹波篠山市は、人権の名で住民学習を押しつけ、市人権同和教育研究協議会や解放学級などに、いまだに補助金を出す県下でも数少ない市です。同和行政はきっぱりとやめるべきです。
     誰もが住み慣れたところで安心して暮らせるように、国に対しても要望、提言し、命と暮らし最優先に市政が執行されることを願って、反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)(登壇)  議席番号6番、安井博幸です。  ただいま議題になっております議案第14号 令和3年度丹波篠山市一般会計予算から議案第19号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計予算までの6議案について、賛成の立場で意見を述べます。  篠山再生計画の着実な実施により、我が市の財政健全化は着実に進んでいます。しかしながら、実質公債費比率や将来負担率などの財政指標は、全国的に比べても依然として高く、今後も財政健全化への取組は予断を許しません。厳しい財政状況により経常的な経費が増加し、市独自の政策を行うための自由に使えるお金が十分ではないものの、引き続き、財政の健全化に取り組まれ、本市の魅力を最大限に発揮するための施策が盛り込まれた予算であることが各分科会審査で確認できました。それゆえ、丹波篠山市議会として、令和3年度の予算案に賛成するべきものと考えます。  議員各位におかれましては、先ほどの予算決算委員長報告のとおり、令和3年度当初予算に賛同いただきますよう依頼し、賛成討論といたします。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  次に、原案に反対者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  次に、原案に賛成者の発言を許します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第14号 令和3年度丹波篠山市一般会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第14号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第15号 令和3年度丹波篠山市国民健康保険特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第15号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第16号 令和3年度丹波篠山市後期高齢者医療特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第16号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第17号 令和3年度丹波篠山市介護保険特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、議案第17号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第18号 令和3年度丹波篠山市水道事業会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第18号は、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第19号 令和3年度丹波篠山市下水道事業会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第19号は、委員長の報告のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、11時15分といたします。               午前11時04分  休憩               午前11時15分  再開 ◎日程第15  議案第26号 丹波篠山市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正す                る条例 ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第15.議案第26号 丹波篠山市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  堀井企画総務部長。 ○企画総務部長(堀井宏之君)(登壇)  企画総務部長、堀井です。  ただいま御上程いただきました議案第26号 丹波篠山市職員の特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書は1ページ、条例改正新旧対照表1ページ及び議案第26号説明資料を御覧ください。  1、改正の趣旨として、このたびの条例改正は、国における新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律による感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の一部改正、及び新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備及び経過措置に関する政令による新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令の廃止に伴い、所要の規定整理を行うものです。  2の改正の内容につきましては、この法令改正によりまして、新型コロナウイルス感染症の法的な位置づけが「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」に変更されたことに伴い、現在、消防職員など、新型コロナウイルス感染症対応業務に従事した職員に対する感染症対応作業手当の特例を定めました条例中の附則の規定において、引用する新型コロナウイルス感染症の定義を定めた法令の名称を「新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令」から「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に改めるものでございます。  3の施行期日ですが、本条例は、公布の日から施行し、改正後の条例は、改正法令の施行期日である令和3年2月13日から適用することとさせていただきます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第26号を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第26号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第16  議案第27号 丹波篠山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に                関する基準を定める条例の一部を改正する条例  日程第17  議案第28号 丹波篠山市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並                びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的                な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正                する条例  日程第18  議案第29号 丹波篠山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備                及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条                例  日程第19  議案第30号 丹波篠山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人
                   員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービ                スに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する                基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(森本富夫君)  日程第16.議案第27号 丹波篠山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例から、日程第19.議案第30号 丹波篠山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例までの4件を一括議題とします。  なお、質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  議案の朗読を省略し、一括して提案理由の説明を求めます。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程賜りました議案第27号 丹波篠山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第28号 丹波篠山市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、議案第29号 丹波篠山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第30号 丹波篠山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。  議案書は2ページから31ページ、新旧対照表は2ページから88ページ、議案第27号から第30号説明資料を御覧ください。説明資料に基づき説明いたします。  1、改正の趣旨といたしましては、国において令和3年度に介護報酬改定が予定されており、関連する厚生労働省令で定める基準等の一部を改正する省令が公布されたため、関連する基準条例の一部を改正するものです。  改正の内容といたしましては、5ページに添付しています「令和3年度介護報酬改定の概要」にあります5本の柱に沿って改正されたもので、主な改正点としては、2ページの(1)感染症や災害への対応力強化として、「感染症対策の強化」「業務継続に向けた取組の強化」「災害への地域と連携した対応の強化」といった日頃からの備えと業務継続に向けた取組を推進するものです。なお、「感染症対策の強化」「業務継続に向けた取組みの強化」については、3年の経過措置期間を設けます。  (2)地域包括ケアシステムの推進として、「無資格者への認知症介護基礎研修受講の義務づけ」「個室ユニットの定員上限の明確化」「地域の特性に応じた認知症グループホームの確保」「過疎地域等への対応」といった住み慣れた地域において、利用者の尊厳を保持しつつ、必要なサービスが切れ目なく提供されるよう取組を推進するものです。なお、「無資格者への認知症介護基礎研修受講義務づけ」については、3年の経過措置期間を設けます。  3ページ、(3)自立支援・重度化防止の取組の推進として、「介護施設における口腔衛生の管理や栄養ケア・マネジメントの強化」「CHASE(チェイス)・VISIT(ビジット)情報の収集・活用とPDCAサイクルの推進」といった制度の目的に沿って、質の評価やデータ活用を行いながら、科学的に効果が裏づけられた質の高いサービスの提供を推進するものです。なお、「介護施設における口腔衛生の管理や栄養ケア・マネジメントの強化」については、3年の経過措置期間を設けます。  (4)介護人材の確保・介護現場の革新として、「ハラスメント対策の強化」「会議や多職種連携におけるICTの活用」「特養の併設の場合の業務等の緩和」「3ユニットの認知症グループホームの夜勤職員体制の緩和」「外部評価に係る運営推進会議の活用」、6ページ、「署名・押印の見直し、電磁的記録による保存等」「運営規程の掲示の柔軟化」といった喫緊・重要な課題として、介護人材の確保・介護現場の革新に対応するものです。  (5)制度の安定性・持続可能性の確保としては、「生活援助の訪問回数が多い利用者等のケアプランの検証」「サ高住等における適正なサービス提供の確保」「介護保険施設におけるリスクマネジメントの強化」「高齢者虐待防止の推進」といった必要なサービスは確保しつつ、適正化・重点化を図るものです。なお、「介護保険施設におけるリスクマネジメントの強化」については6か月、「高齢者虐待防止の推進」については、3年の経過措置期間を設けます。  3、施行日につきましては、令和3年4月1日から施行します。ただし、「生活援助の訪問回数が多い利用者等のケアプランの検証」については、令和3年10月1日から施行します。  以上で、議案第27号から第30号に係る提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)  質問いたします。  幾つかあるんですけれども、改正の内容5項目にわたってあるんですけれども、3項目めの自立支援・重度化防止の取組の推進のところで、介護保険施設における口腔衛生の管理や栄養ケアマネジメントの強化ということが書いてあるんですけれども、これ基本サービスとして整備されるということはいいことかなというふうに思うんですけれども、現在、加算をされている、実施しているところには加算されているわけですけれども、その加算に代わる財政的な措置とかいうのはあるんでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)  保健福祉部長の横山でございます。  先ほどの自立支援・重度化防止の取組の推進についての項目について、口腔等についての現在の加算状況ということでございますけれども、現在、私のほうとしましては把握できておりません。 ○議長(森本富夫君)  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)  現在、丹波篠山市内ではされていないということでいいんでしょうか。ちょっとすみません、理解が、分からなかったので。それはそれでお聞きしたとおりです。  次に、介護人材の確保、介護現場の革新というところで、特養の併設の場合の兼務等の緩和であるとか、それからユニットの認知症グループホームの夜勤職員体制の緩和ということ、人事体制の緩和がされていますけれども、この緩和については心配ないのかなとちょっと。やっぱり緩和されるということはそれだけ入居者に対して、要介護者に対して目が届かないような事態が起こるんじゃないかなということが心配されるわけですけれども、どうなのかなということを。そして、4番目の一定の要件の下というふうに条件がついているんですけれども、そこら辺のことを御説明願えますか。 ○議長(森本富夫君)  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)  保健福祉部長の横山でございます。  前田議員の御質問、まず1点目の介護人材の確保、介護現場の革新というところで緩和がされますが、その辺についてのケアの状況が変わるということで大丈夫かという質問でございました。その件につきましては、これ介護報酬の改定に伴う条例の改正ということで説明をさせていただきました。令和3年度に介護報酬が改定をされます。職員の体制とかが緩和された上で改定もされて、前田議員がおっしゃったように0.7%のアップが図られるということになっています。  今現在、介護人材の状況的には非常に少ない状況であるということは御承知いただいていますし、介護施設については重度化の皆さんの入居がほとんど、そういったことを優先されてきておるというような状況でございます。そこを安定しておるというようなことではないんですけれども、限られた人員でしっかりとケアをしていくというようなことが保障されておる中での改定だということで、私どものほうでは理解もしていますし、そういったことで認識をしておりますので、市内の事業所においても、国の基準に沿って実施していただけるものですから、大丈夫というふうに認識をさせていただきます。  そして2つ目の質問、一定の要件というところにつきましても、私のほうで手元のほうにはそういう資料を持ってきておりませんので、申し訳ございませんが把握はできておりません。ここでお答えすることはできません。 ○議長(森本富夫君)  2番、前田えり子君。 ○2番(前田えり子君)  すみません、もう1点。5番目の制度の安定性、持続可能性の確保ということで、現在もケアプランの点検というのはされていると思うんですけれども、さらに生活援助の訪問回数が多い利用者等のケアプランの検証ということで、検証の仕方や届出頻度の見直しを行うというふうに書いてあるんですけれども、本当に必要な介護をして、その計画されているものに対して、検証をしていくということかなと思って、その介護が減るんじゃないかという心配があるんですけれども、そこら辺のその検証の仕方をお聞きしたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)  前田議員の御質問にお答えしたいと思います。  生活援助の訪問回数が多い利用者のケアプランということで、これいろいろ条例改正に至るまでに国のほうで分科会等で審議をされてきておりますが、突然出ていたような改正ではなくて、介護保険が誕生して、長い年月がたってきておるわけですけれども、とても多くの書類等での管理がされてきておりますし、ケアマネジャーさん等にかかる負担というのはとても大きくなってきておったような経過がございます。そこで、やはり事務負担にも配慮してということを、御覧いただいておると思うんですけれども、検証の仕方や届出頻度の見直しを行うということになっています。  そういったことで、ケアマネジャーさんの事務負担に配慮するのと、実際のケアのほうにかかる時間を確保するというようなことの狙いもあっての条例の改正ということに至っておりますので、今後はそういったことでしっかりと市内の事業所さんのほうでも、協議会のほうでそういったことの情報共有もされますし、それぞれ点検しながらされるものというふうに認識をしております。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  8番、向井千尋君。 ○8番(向井千尋君)  8番、向井です。  先ほど説明がありました改正の内容の1、感染症や災害への対応力強化というところなんですが、その中の2番、これ今回多分新型コロナに対する感染症への対応も含まれて改正されている内容だと思うんですけれども、現在その丹波篠山市の介護事業所においては、本当に幸いなことにクラスターなど発生せずに、本当にその各事業者さんが力を尽くしていただいておるんですが、今回、義務化された内容の中で、「その感染症や災害が発生した場合にあっても、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から、全ての介護サービス事業者を対象に、業務継続に向けた計画等の策定、研修の実施、訓練、シミュレーションの実施等を義務づける」とありますが、3年間の経過措置があるんですけれども、今本当に個々の事業者さんがその新型コロナに対してどういうふうに対応していくか、試行錯誤を大変混乱されていると思うんですけれども、ぜひこれ丹波篠山市にはサービス連絡会という行政と事業者さんが一緒に丹波篠山市の介護について考えていこうとする組織がありますので、ここ事業者連絡会を通じて、その事業者さんに義務づけられておるんですけれども、何か一緒に考えていくというか、どうあるべきかというところを示唆するようなことを行政がしていただけたらいいんではないかと思うんですけれども、このようなところ、部長、どういうふうに考えていらっしゃるでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)  御質問、ありがとうございました。とても前向きに捉えていただいておると思うんですけれども、コロナの感染についてはクラスターの発生がないということで、本当に介護サービス事業所、そして障害福祉サービス事業所等、そういった施設の本当に献身的な取組によってこれまでクラスターが全く発生していないという状況でございました。本当に御尽力に対しましては、感謝と敬意を申し上げたいと思います。  今後、先ほど申していただいたような感染対策の強化が3年の経過措置期間を設けながらも実施されるということで、この取組が非常に大事だということで国のほうも認識をされて、こういった定義がされてきておるというふうに聞いておりますし、全くそのとおりだというふうに認識をしております。この方法については、各事業者さんにお任せをしていくのではなく、事業者連絡会で情報共有しながら、やはり皆さんの平準化といいますか、高いレベルでの取組が求められますし、そういったことのほうが機能するんではないかというふうに考えますので、なかなか開催のほうが令和2年度はできておりませんけれども、今後は工夫しながら、そういった会議をさせていただいて、事業所間の情報共有をしていくということを、市のほうも参画しながら、もちろん取り組んでいきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  11番、栗山泰三君。 ○11番(栗山泰三君)  11番、栗山です。  1番の感染症や災害への対応力の強化の2番、業務継続に向けた取組の強化というところで、先ほど部長も感染症がないと、幸い丹波篠山はクラスターの発生もない、今の状況ではないという話をされております。大変うれしいことでありますが、その連絡協議会において、情報共有されておるという話も今、聞かせていただいたんですが、その介護に対して、やはり当事者に対する介護の仕方について、その方に合った介護の仕方が大変重要やないかと考えます。介護される側にとって、歩くのが困難な方に、例えば車椅子を提供するのは当たり前とは思うんですけれども、車椅子に頼ってしまうと、歩く基本ができなくなるので、やはりまず歩くということを続けさせるような、そんなその人に合ったそういうサービスもこういう取組の強化ということで書いてありますんで、そういう一人一人の介護者の程度に合わせたそういうような検討がこういうケアマネジャーさんにとっても、そういうような介護される方にとって、私は重要やないかと考えます。その点について、どうですか。 ○議長(森本富夫君)  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)  栗山議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  1番の項目の中の業務継続に向けた取組の強化ということでございますが、この中身のポイントは、やはり感染症や災害が発生した場合にあってもというようなところで、業務継続に向けた計画等の策定をしていくというようなことでございます。  栗山議員の御質問は、介護サービスの基本的な考え方のところでの言及だったと思いますが、その辺について、何ら変わるところはございませんし、介護サービスの低下を招くような改定でもございませんので、そういったところについては、全く御心配のないことであって、介護サービスのこれからもレベルアップといいますか、そういうことがさらに図られるということでございます。介護サービスにかかる人員が少なくなっておっても、そこはやはり工夫と知恵でさらに高度化されるべきものでありますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 ○議長(森本富夫君)  11番、栗山泰三君。 ○11番(栗山泰三君)  今、部長のほうから介護サービスは何ら低下するものではないという力強い言葉をいただきましたので、そのサービスがやはり低下しないということが大前提かと考えております。そして、2回もしゃべられましたが、介護サービスをする人材が不足しておるというような話もあったんですが、工夫で何とか乗り越えるという話もあったんですけれども、若い人材がベトナムから来られたあの学校、丹南校における生徒たちの、卒業生もやはりできるだけ丹波篠山の介護施設にぜひ導入を、参加していただけるような、そういった取組も考える必要が大事じゃないかと思うんですけれども、その辺についてはどうでしょうか。  希望でいいです。これで終わります。一応希望です。部長が先ほど申し上げられたんで、そういう提案もあるということで、御理解いただけたと思います。よろしいでしょうか。 ○議長(森本富夫君)  提案として、発言をいただきました。  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を申し述べていただくようお願いします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第27号 丹波篠山市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号 丹波篠山市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第28号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号 丹波篠山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第29号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号 丹波篠山市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第20  議案第31号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)  日程第21  議案第32号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算                (第5号) ○議長(森本富夫君)  日程第20.議案第31号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)、及び日程第21.議案第32号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の2件を一括議題とします。  なお、質疑、討論は一括して行いますが、採決は議案ごとに行います。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  まず、議案第31号について。  藤本行政経営部長
    行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第31号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている理美容業界への支援、及び新型コロナワクチン接種について、国のスケジュールの変更に伴い、既に計上分の一部を令和3年度に組替えを行うための減額のほか、年度途中で国の補正予算により計上しました国庫補助道路整備事業や新型コロナウイルス感染症の影響を含め、年度内の事業完了が困難となった23事業について、令和3年度への予算の繰越しをお願いするものでございます。  それでは、補正予算書及び予算説明資料を御覧ください。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から、それぞれ150万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ273億3,489万円とするものでございます。  まず、予算書8ページを御覧いただきたいと思います。  歳出予算について説明を申し上げます。  4款 衛生費、1項 保健衛生費、2目 予防費838万9,000円の減額は、令和3年3月10日付で厚生労働省より、令和3年2月、3月実施分のコロナワクチンの接種費用については令和3年度予算にて執行する旨通知があったため、令和2年度予算で計上しておりました医療従事者への接種費用、事務処理費36万円及び接種委託料802万9,000円を令和3年度予算に組み替えるための減額を行うものでございます。財源は、全額特定感染症事業国庫負担金及び補助金でございます。  次に、7款 1項 商工費、2目 商工振興費688万7,000円の追加は、理美容業界等への支援事業でございます。令和2年12月24日に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策としまして、令和3年1月10日に予定をしておりました成人式を5月2日に延期することとしました。成人式の延期に伴い、理美容業界や写真店ではキャンセルが発生し、影響が大きいものであったとともに、5月に回復できるかどうかの不安の声もあります。このような状況下において、理美容業界等への支援及び新成人の成人式参加を図ることを目的としまして、新成人410人に市内理美容店や写真店で使用できるクーポン券を発行いたします。クーポン券は男性1万円、女性が2万円、期間は令和3年4月24日から9月30日までとしております。予算はクーポン券の郵送料が16万6,000円、委託料672万1,000円は、クーポンの発行から換金までの業務で、市、商工会、金融協会、写真や理美容の組合で構成する実行委員会に委託を行います。  以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。  今回の補正予算に必要な収支不足分は、財政調整基金繰入金688万7,000円により措置をしております。  次に、第2条の繰越明許費につきまして、予算書3ページの第2表 繰越明許費で順に説明をさせていただきます。  まず、3款 民生費、1項 社会福祉費 ふれあい館運営費は、畑ふれあい館の耐震診断業務において、一部耐震性が脆弱であったため補強計画の追加が必要となり、計画作成に時間を要することとなったため繰り越すもので、繰越額は381万円、完了は令和3年7月31日を予定しております。  4款 衛生費、1項 保健衛生費 国民健康保険特別会計(直診勘定)繰出金は、東雲診療所で実施しておりますトイレ改修を部品の調達の遅れにより繰り越すもので、同事業に係る繰出金でございます。繰越額は891万3,000円、令和3年5月15日の完成を予定しております。予防費は、新型コロナワクチン予防接種事業のスケジュールの遅れにより、高齢者等への接種券の発送が遅れるための繰越しで、繰越額は669万3,000円、令和3年5月31日の事業完了を見込んでおります。  次に、6款 農林水産業費、1項 農業費 ため池等整備事業は、漏水対策工事において2回の入札不調などにより工期の確保が困難になったことや、国の補正予算による調査設計業務を補正予算第13号で追加計上したことなどにより、年度内での完成が困難であるために繰り越すもので、繰越額は4,813万8,000円、完成は令和4年3月31日を予定しております。2項 林業費 ふるさとの森づくり事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により木育普及動画撮影の年度内完了が困難なため繰り越すもので、繰越額は33万1,000円、完了は令和3年10月31日を予定しております。市単独環境林整備事業は、市単独環境林整備事業補助金で、新型コロナウイルス感染症の影響により地元調整に日数を要したために繰り越すもので、繰越額は304万円、完了は令和4年1月15日を予定しております。治山林道事業は住山地内の林道整備で、新型コロナウイルス感染症の影響で現地設置部品の生産が遅れているために繰り越すもので、繰越額は65万7,000円、完成は令和3年5月31日を予定しております。  7款 1項 商工費 商工振興費は、国・県・市の協調事業として実施しております新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金において、事業を行っている県の進捗により年度内完了が困難なため1,220万4,000円、また、先ほど説明いたしました理美容業界等への支援事業について688万7,000円を繰り越すもので、両事業合わせて繰越額は1,909万1,000円、完了は令和3年10月31日を予定しております。観光施設整備事業は、こんだ薬師温泉第3泉源掘削工事の詳細設計業務で、新型コロナウイルス感染症の影響で事業者及び地元自治会との協議が遅れ、基本設計の作成が遅れたことによるもので、繰越額は638万円、完成は令和3年6月30日を予定しております。  次に、8款 土木費、2項 道路橋りょう費 国庫補助道路整備事業は、国の補正予算により補正予算第13号で計上した通学路安全対策事業、及び向井地内の村雲橋の修繕工事が仮設足場等の占有協議により時間を要したために繰り越すもので、繰越額は5,169万6,000円、完成は令和3年12月31日を予定しております。橋りょう維持管理費は、町ノ田地内の町之田橋の補修について、出水期の施工ができないことや工事用仮設足場等の占用協議に日数を要したために繰り越すもので、繰越額は263万3,000円、完成予定は令和4年3月25日を予定しております。  3項 河川費 ふるさとの川再生事業は、住吉川において環境調査を行うこととなったため、関係機関との協議に日数を要するために繰り越すもので、繰越額は452万5,000円、完成予定は令和4年1月28日を予定しております。4項 都市計画費 景観まちづくり刷新モデル事業は、市道河原町南濠端線において、電線管理者による電柱撤去工事に併せて施工が必要な街路灯の設置工事や電柱撤去後の屋根などの復旧工事の繰越しで、繰越額は588万2,000円、完成は令和3年5月31日を予定しております。6項 住宅費 市営住宅管理費は、菅改良住宅外壁等改修工事において降雪や低温による天候不順等により、塗装工事等の実施に遅れが生じたため、繰越額は1,370万8,000円、完成は令和3年4月30日を予定しております。丹波篠山の家推進事業は、モデルハウス新築工事において認定基準を全て満たすものとするための設計等に関する事務調整、及び入札の不調により日数を要したことによる繰越しで、繰越額は3,153万1,000円、完成は令和3年8月31日を予定しております。  9款 1項 消防費 防災基盤整備事業は、水槽付消防ポンプ自動車購入において年度内の納車が困難であるための繰越しで、繰越額は2,953万3,000円、事業完了は令和3年6月30日を予定しております。防災事務費は、防災マップウェブ版の構築委託及び避難所用備蓄品購入で、防災マップは県からの情報提供が遅れたことによるもので、備蓄品はマスク等で年度内納入が困難なための繰越しで、両事業合わせて繰越額685万円、事業の完了は令和3年6月30日を予定しております。  10款 教育費、1項 教育総務費 学校教育総務費は、補正予算第14号で計上しました感染症対策等に係る学校教育活動継続支援事業で、年度内での納品が困難なため繰り越すもので、繰越額は2,000万円、完了は令和4年1月31日を予定しております。6項 社会教育費 中央公民館管理費は、四季の森生涯学習センター多目的ホール空調設備改修工事で、新型コロナウイルス感染症の影響で部品調達が遅れたことによる繰越しで、繰越額は2,043万9,000円、完成は令和3年5月31日を予定しております。中央公民館事業費は、成人式式典開催を令和3年5月2日に延期したことによる繰越しで、繰越額は70万7,000円、事業の完了は令和3年6月30日を予定しております。7項 保健体育費 東部学校給食センター管理費、西部学校給食センター管理費は、非常時給食の備蓄品購入で、第13号補正で措置後速やかに事務を進めたものの、年度内の納品が困難であるため繰り越すもので、繰越額は両センター合わせまして327万8,000円、完了は令和3年5月31日を予定しております。  11款 災害復旧費、1項 農林水産業施設災害復旧費 農地農業用施設災害復旧費は、当野地内のため池において、工事着手前に取水施設が閉塞したことにより水替え等の工事に時間を要したことによる繰越しで、繰越額は1,270万円で、完成は令和3年6月30日を予定しております。  以上、今回の補正予算により令和3年度へ繰り越そうとする事業は、国の補正予算に伴うもの、新型コロナウイルス感染症に関係するもの及び事業進捗によるもの合わせまして23件、繰越額は合計3億53万5,000円でございます。  これら繰越事業におきましては、一日も早い事業の完成に向け、進めていきますので、御理解いただきますようによろしくお願いいたします。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  次に、議案第32号について。  横山保健福祉部長。 ○保健福祉部長(横山 実君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第32号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  繰越明許費として、1款 総務費、1項 施設管理費 東雲診療所管理費891万3,000円は、東雲診療所の新型コロナウイルス感染防止対策として実施しておりますトイレ改修工事に必要な自動水栓が、需要増による調達の遅れにより繰り越すもので、令和3年5月15日の完成を予定しております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから一括して討論を行いますが、討論に際しては、冒頭に議案番号を申し述べていただきますようお願いします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第31号 令和2年度丹波篠山市一般会計補正予算(第15号)を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第31号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号 令和2年度丹波篠山市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第32号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第22  議案第33号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第1号) ○議長(森本富夫君)  日程第22.議案第33号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。  藤本行政経営部長。 ○行政経営部長(藤本雅浩君)(登壇)  ただいま御上程いただきました議案第33号 令和3年度丹波篠山市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたびの補正は、新型コロナウイルス感染症対策としまして、ワクチン接種事業及び感染症拡大防止のため時短営業に係る協力金の支給に係る事業費を追加するものでございます。  それでは、補正予算書及び予算説明資料を御覧ください。  結果、第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,428万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ223億4,428万3,000円とするものでございます。  それでは、まず、予算書6ページをお開きいただき、歳出予算について御説明申し上げます。  4款 衛生費、1項 保健衛生費、2目 予防費9,754万8,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業で、接種事務に係る会計年度職員1名分の人件費302万1,000円のほか、役務費では通信費2万円、及び先ほど令和2年度で減額いたしました医療従事者の市外での接種者に係る事務処理手数料36万円、委託料9,414万7,000円の内訳は、令和2年度で減額しました医療従事者の接種委託料802万9,000円のほか、医療従事者以外の接種委託料で、市の接種委託料と令和3年度当初予算において計上しております国基準の接種委託料との差額7,925万4,000円、ワクチンを接種医療機関へ配送する配送業務委託料686万4,000円でございます。財源は、全額特定感染症事業国庫負担金及び補助金でございます。  次に、7款 1項 商工費、2目 商工振興費1,673万5,000円の追加は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく県の営業時間の変更要請に対しまして、2月8日以降時短営業に御協力いただいた飲食店に対し、国と県と協調して協力金を支給するものでございます。期間は2月8日から3月7日まで、事業者には2月8日から28日までの緊急事態宣言中は、1日当たり協力金6万円、3月1日から7日までの県の要請によるものには、1日当たり協力金4万円が支給され、それぞれ国が80%、県が20%のうちの3分の2、市が20%の3分の1を負担いたします。事業者数は163事業所と見込んでおり、本事業は兵庫県が窓口となって実施することから、市負担額を県に委託料として支払いを行います。財源は、全額新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。  以上で、歳出の説明を終わらせていただきます。歳入につきましては、歳出の財源で説明をさせていただいておりますので省略をさせていただきます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。  御審議いただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(森本富夫君)  提出者の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、議案第33号を採決します。  本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、議案第33号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第23  同意第1号 副市長の選任につき同意を求めることについて ○議長(森本富夫君)  日程第23.同意第1号 副市長の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  堀井企画総務部長の退場を求めます。              (堀井企画総務部長 退場) ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  ただいま御上程いただきました同意第1号 副市長の選任につきまして、提案の理由を申し上げます。  本件は、この3月31日をもって退任をいたします平野副市長の後任として、現在、企画総務部長の堀井宏之氏を副市長として選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意をお願いするものです。  堀井氏は、昭和59年4月、旧篠山町役場の職員となり、以来37年間、地方公務員として地方自治の振興に尽力をされてきました。その間、政策部長、農都創造部長、行政経営部長等を歴任し、令和2年4月からは企画総務部長として、行政事務全般の総合調整に誠心誠意取り組んできました。この間、培われた市政全般にわたる行政手腕は、高く評価をされ、また、市民や職員からの信頼も厚く、その優れた人格、識見は多くの人が認めるところであり、副市長の適任者として、選任するものであります。  どうか御審議の上、御同意いただきますようにお願いを申し上げます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明が終わりました。  質疑があれば、発言を許します。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これから、同意第1号を採決します。  本件について、堀井宏之さんは、副市長の選任につき同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、堀井宏之さんは、副市長の選任につき同意することに決定しました。  堀井企画総務部長の入場を許します。              (堀井企画総務部長 入場) ◎日程第24  同意第2号 教育長の任命につき同意を求めることについて ○議長(森本富夫君)  日程第24.同意第2号 教育長の任命につき同意を求めることについてを議題とします。  酒井市長の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、御上程を賜りました同意第2号 教育長の任命の同意につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  このたび、前川修哉現教育長の退職については、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第10条の規定に基づく、市長と教育委員会の同意が得られたために、令和3年3月31日をもって退職が決まりました。  前川教育長におかれましては、平成23年4月の就任以降、10年間にわたり、丹波篠山市の学校教育及び社会教育の全般につきまして、卓越した行政手腕と実践力により、また一人一人の子どもを大切に、多大なる御活躍、御貢献をいただいてきました。ここに、心からの敬意と感謝を申し上げます。  さて、このたびの前川教育長の退職に伴い、令和3年4月1日付をもって、新たな教育長として丹後政俊氏を任命しようとするものです。  丹後氏は、昭和56年、神戸大学法学部を卒業され、兵庫県立高等学校教諭として採用。平成19年、上野ケ原特別支援学校教頭、平成21年、丹波教育事務所副所長、その後、篠山東雲高校の校長、三田西陵高校の校長を歴任されるなど、学校教育に尽力されてきました。丹後氏のお人柄は、明るく元気、常に前向きで、人格高潔にして温厚篤実あり、学校教育、社会教育の両面にわたる幅広い実績に加え、持ち前の実行力をもって、丹波篠山市の教育、またふるさと教育や小中高との連携などに子どもたちと一緒になって先導いただける方であると確信しています。  つきましては、丹後氏が丹波篠山市の教育長に最適任者であると考え、提案をするものです。  以上、御同意を賜りますようにお願い申し上げます。  なお、任期につきましては、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第5条の規定に基づいて、前任者の残任期間となりますので、令和3年4月1日から令和3年5月14日となります。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明が終わりました。  本件について、質疑があれば許します。  質疑はありませんか。  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  13番、渡辺です。  先ほどの口頭での説明資料では触れられなかったんですけれども、提案説明資料の経歴に、令和2年4月、丹波篠山市議会議員、令和3年3月、丹波篠山市議会議員辞職とあります。これは地方自治法の基本であります、代表制民主主義の公選職である議員の任期を4年全うできなかったということであります。この事実は、過去のどんなすばらしい経歴をも否定するものでありますし、同意を求められた方が適任であるかどうかの判断をする以前の重大な問題であるのではないかというふうに考えるところでございます。  さらに、提案者は、3月4日付の市長日記で、「今回同意を求める方は、市議会議員をされていましたが、その同意を求める方が力を入れようとされていた教育や農業により力を尽くせる立場に立たれますし、市政全般にも参画されます」と書かれています。しかし、教育長の権限は、教育行政と法に基づき市より委任を受けた一部事務に限られています。教育長が市政全般の監視権限を持つ議員より、農業により力を尽くせるというのは誤りですし、教育長に市政全般に参画できる権限はありません。  最近、酒井市長が多方面において、私、渡辺議員は変わったというのを話をされているとの情報が入ってきています。確かに変わったかどうかは本人ではなかなか自覚できないもので、それがよくない変化であるならば、指摘を真摯に受け止める必要があると考えています。一方、私のほうから見ると、酒井市長こそ変わられたのではないかというふうに見ています。県会議員時代、酒井さんは、自民党会派に所属をされていましたが、市民党と自称され、市民の声や意思を最も大事にされてきました。市長になってからも、小さな要望にも耳を傾ける生粋の市民派であったと理解をしています。ですので、市民の声、すなわち負託を受けた公選職が任務を果たすこと、任期を全うすることを重要視されてきたと思っていますし、実際議会における一人一人の議員の発言も大事にされてこられました。  ですので、今までの酒井さんなら、議員の任期、すなわち市民の負託を全うできなかった人物を人格高潔として教育長に指名することなんてことは、絶対なかったのではないかというふうに思っています。私の思いだけでなく、市長のところには、酒井市政を心配する多くの市民からも今回の人事への厳しい意見が届けられているのではないでしょうか。なぜそれらの声に耳を傾けられないのでしょうか。  そういった意味で、今回の人事案の提案は、市民派の酒井さんらしくもないですし、越えてはいけない一線を越えるものであります。まだ表決前であります。今なら隣の議長に再考のために議案を取り下げることもできます。酒井市長、いま一度立ち止まって、議案の取下げを申し入れられないかどうかについて、質問をいたします。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  おっしゃったことが多岐にわたります。まず、私が市民の声を聞いていないのではないかということですが、私は、今でも市民の皆さんの声を大切に市民派の市長としてやっているつもりですし、これからもやっていくつもりです。渡辺議員が変わられたということについては、ここでは少し話は除いておきます。一番根本は、おっしゃりたいのは、市会議員であれば、やはりこの任期を全うすべきであるという大きな責務があるのではないかということだと思います。しかし、私はですね、私もそうです。議員の皆さんもそうです。1票を入れていただいて、当選させていただいたわけですから、私も常に選んでいただいた皆さんの期待を裏切らないように、また自分の行動、市長としても議員としてもその行動が市民の皆さんに決して隠したりすることなく、堂々と自分はこういうことで活動している、行動しているということを言えるようにしていかなければいけないというふうにずっと思ってやってきました。  今回、議員の途中で別の職に変わることが、それほど1票を投じてもらった人への期待への裏切りになるのかということなんです。私自身、県会議員として当選させていただいた、その途中で県会議員を辞職して、市長選挙に出て当選をさせていただきました。それは、渡辺議員の理屈からいうと、県会議員として当選させていただいた私は、幾ら丹波篠山市のためであるといえ、県政の立場で頑張るんだというのが、県会議員の立場なんですけれども、私はそのとき、今こそ丹波篠山市のためにより身近なところで、頑張りたいという思いで途中で辞職をして、市長選に出させていただいて、多くの皆さんに御理解をいただきました。また、県議会でも、今も覚えておりますけれども、辞職するときには、本会議場で全議員の皆さんに挨拶をさせていただいて、拍手で送っていただいた。この感謝の気持ちというのは、今も覚えています。  今回、丹後さんを選んだのは、前川教育長の退任ということになって、誰がじゃあ、後適切なのかということを考えたときに、これはもう私1人だけではなかなか決めにくいこともあって、私と、率直に正直に言いますと副市長と、前に教育長をしていただいておった河南先生とで今のその状況の中で、どういった方が適切かと、適任かという中で、丹後さんということがふさわしいのではないかということで、上がってきたお名前です。  丹後さんは、市会議員になっておられましたけれども、丹後さんの訴えは、教育、農業。そういったことをより実践しやすいのが、そういったことを教育長の立場でもより実践しやすくて、丹後さんを支援した方、支援していただいた方への裏切りにはならないというふうに考えました。教育はもちろん、教育長として直接リーダーシップが発揮できますし、農業の面でも、今私たちが抱えている課題は、今の農業や今のこの町をどのように未来に、子どもたちにつないでいくかということなんです。子どもたちに農業の大切さを教えるということから、十分農業に関与できますし、また、市政全般にというのは、教育長の決められた権限ということではなくて、私たちは、市の運営について、市長、副市長、教育長を三役として、また部長も入れて政策会議でいろんなことを決めていきますから、そういった立場でより市政に関与できるということもあって、丹後さんを選んでいただいた皆さんへの期待も裏切ることはないと考えています。現実に、丹後さんも辞められるときには、自分を支援していただいた、小多田自治会をはじめそういった方々へのことを大変こう気にされて、説明もされましたし、私も自治会長会に行って、なぜ丹後さんなのかという説明もさせていただきました。ある方からは、渡辺議員と同じように、議員として期待して送り出したのにという意見がありましたが、多くの方は、丹後さんのこれまでの活動を見て、丹後さんは、まち協なんかでも人の嫌がるような役職も積極的に引き受けて、自らリーダーシップを取って頑張っておられる。丹後さんがより活躍できる場であれば、応援したいというのが、多くの方の意見でもあったと思います。  なぜですね、丹後さんなのかというと、やはり一番私が期待をするのは、先ほども少し述べましたが、ふるさと教育であったり、地域を大事にする、地域を担う、こういったことなんです。丹後さんは、丹波篠山市の雇用促進の若い、高校を出た、大学を出た子が地元の企業に就労するように、学校と企業と一緒に合わせた会合をつくって取り組んでいたんですけれども、なかなか現実にはまだまだ外に目が向いているんですけれども、そういった会の会長をしていただいたり、また、この議場でもふるさとを担う教育といったことを言っていただいたり、前川教育長がつくられた一人一人の子どもを大切にした教育、本当にきちんとした礼儀正しい明るい学校、その上で、この子どもたちがより地域を担っていただくために、やはり前を向いて、人を引っ張っていく、子どもたちと一緒に引っ張っていく、やっぱりそういう人材が必要ではないか。丹後先生は、東雲高校のとき、見ておりましたら、田んぼの中の運動会がありましたが、丹後先生が一番張り切っているぐらい、子どもたちと一緒に泥んこになって、いろんな活動をされたり、また、ちょっと学校に行きにくいような子があったんですけれども、その子に常に送り迎えをして、中学校のときに、荒れた学校のそういうふうな子どもをですね、立派に高校ではリーダーとして育てたり、私はその活動ぶりはですね、本当にみんなを引っ張っていく。それで今、特に今回、高校と中学校と小学校ときちんと連携を取っていかなければ、今の高等学校の状況を見たとき、本当に危機的なような心配もありますから、こういったところを積極的に引っ張っていっていただける人材だと思いまして、お願いをしました。  したがって、おっしゃるように、市民の皆さんの声を裏切るわけでもなく、より前川教育長が築かれたその上に立って、引っ張っていただける方だというふうに考えて、提案をしているものです。  一応、以上です。 ○議長(森本富夫君)  13番、渡辺拓道君。 ○13番(渡辺拓道君)  非常に丁寧に御答弁いただきました。ですので、改めて市長の考え方も一定理解はさせていただいたんで、再質問という部分はいたしませんけれども、1点だけは、これだけは違うということだけは言わせていただきたいなと思います。  市長は、この市の市長選に出るに当たって、県会議員を辞められたというふうにありましたけれども、政治家たる者、任期途中で辞めてする中で、当然次の選挙に出るという部分はあります。ですけれども、それは次の選挙において、やはり次のその選挙で決定する、市長やったら市長という公選職にふさわしいかどうか。そして、併せて辞任をしたという部分も含めて、やはりこれは負託を、審判を受けると。辞任をした部分についても一緒にそこで審判を受けるという仕組みであるというふうに認識をしておりますので、今回の部分とは若干少し違うのかなという思いを持っております。  いずれにいたしましても、取下げはどうですかという部分については、その部分はないというようなことでしたので、私の質問はこれで終わります。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  議席番号6番、安井博幸です。議長の許可を得ましたので、丹後政俊氏の教育長就任の同意案件について質問いたします。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第4条で、「教育長は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育行政に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する」となっていますね。  丹後氏は、3月2日の本会議において「一身上の理由」で市議会議員を辞職されました。彼が市民からの負託を受けて当選されてから、まだ1年にもたっていません。彼は、酒井市長から教育長のポストを打診され、それを受けるために「一身上の理由」で市議を辞職されたわけです。1年もたたずに市議を辞め、市の教育長にくら替えするのは、決して褒められた行為ではないと思います。我が市の教育行政のトップである教育長には、若い人のお手本となるような言動が求められていると思います。この点に関して、市長の見解をお尋ねします。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  おっしゃるように、教育長ですから、若い皆さん、子どもたちにとって、お手本となるような、尊敬されるような方でないと教育長としては、不適任だと思います。今も渡辺議員の質問にお答えしたとおり、任期途中で辞職することが、途中で辞職して、別の道に行ってしまうのではなくて、より責任の重い教育長として、より活躍をされるわけですから、子どもたちにとって、信頼や尊敬を裏切ることはなくて、丹後さん御本人にとっても、より重い責任の中で活動、仕事をしていかなければいけませんから、そういう重い責任を負って頑張っていくという決断をしていただいた。それが若い皆さんを裏切ることには決してならないと思います。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  かなり今回、特殊だと思うんですよね。市会議員の中から教育長を、ある意味引き抜いたわけですよ。酒井市長のこのやり方というのは、市議会に欠員を生じさせました。そして、これは市議会の活力を奪う行為だと思うんですよ。活力を減じる行為だと思うんですが、その点に関してはいかがですか。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  じゃあ、市会議員に当選したから、議員に当選したからといって、自分で辞めるという道が選べないのかというと、理論的にいうと決してそうではなくて、やはり一身上の都合であるとか、今日の新聞にも載っている河合さんという国会議員もお辞めになるわけです。いろんな都合が、事情があって、辞めるということは、これはですね、認められることであって、実際18名の市会議員さんがおられますけれども、定数がどうなのかという議論の中で、人数が多ければ多いほど活力がある、必要だというような考え方でも決してないというふうに思われますし、補欠選挙がなされるのも、6分の1を超えて欠員が出たときですから、一定の欠員というものは、法律の上でも認められるという、予想されているものであって、1名、丹後さんが欠けたからといって、丹波篠山市議会の活力がなくなるわけではなくて、安井議員をはじめ、皆さんがより活躍をされることで、丹波篠山市議会は従前どおり、市民の負託に応えた活動をしていただけるものというふうに考えています。 ○議長(森本富夫君)  6番、安井博幸君。 ○6番(安井博幸君)  酒井市長は、市会議員の中から教育長を引き抜くことに対して、何ら悪びれたこともお持ちでないようなので、これ以上質問しても無駄なんで終わります。 ○市長(酒井隆明君)  議長。 ○議長(森本富夫君)  よろしいです。いや、認めません。自席へお願いします。 ○市長(酒井隆明君)  1点だけ、議長。これは市民の皆さんのために。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)  申し訳ないんですけれども、私は市会議員さんの中から引き抜いたというような意識は、申し訳ないんですけれども、持っていないんです。たまたま適任者が市会議員さんであったということなんです。  私、今言いました、これからのこの教育委員会に望むことは、やっぱり前向きに明るく元気に引っ張っていただくリーダーということなんです。これだけ人口が少し減りつつある。子どもの数が本当に減ってきている。これはもう少子化の中でやむを得ないにしましても、今の大人の方が、子どもの頃は同級生が丹波篠山市でも1,000人近くおったのが、もう今では、今、成人式を迎える子は400人、今出生する子は250から、せいぜい頑張って300人。その中でこの丹波篠山市を未来につないでいくためには、やっぱり私たちの気持ちがいつまでも都会にあるんではなくて、このすばらしいふるさとを支えるという、こういう気持ちになっていくような教育がぜひとも必要である。よい町をつくっても未来につなぐためには、やっぱりそういう教育が必要であるということになると、それをどんとやっぱり引っ張っていただける人材が議会の中におられたということであって、議会から一人引っ張ったということではないということを御理解いただきたいと思いますし、一人欠けて、委員会構成も不都合をかけるところはありますけれども、その辺は何とぞ御容赦いただいて、その分、皆さんで御活躍をぜひよろしくお願いいたしたいと思います。その分のおわびとですね、お願いを申し上げておきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(森本富夫君)  ほかに質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これから、同意第2号を採決します。  本件について、丹後政俊さんは、教育長の任命につき同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立多数です。  したがって、丹後政俊さんは、教育長の任命につき同意することに決定しました。  ここで、暫時休憩をいたします。  再開を、1時50分といたします。               午後 0時45分  休憩               午後 1時50分  再開 ◎日程第25  同意第3号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(森本富夫君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第25.同意第3号 公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  酒井市長の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、ただいま御上程を賜りました同意第3号 公平委員会委員の選任につきまして、提案の理由を申し上げます。  公平委員会は、労働基本権や政治的行為等に制限が加えられている公務員の勤務条件の適正化や身分保障を実質的に担保するために設置する、市長から独立した行政機関です。委員は地方公務員法第9条の2の規定で3人と定められており、その選任に当たっては、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、かつ、人事行政に関し識見を有するもののうちから、議会の同意を得て、市長が選任するということになっています。  本案は、本年5月13日に4年の任期を満了される委員について、引き続き、細見紀子氏を再任しようとするものです。任期は令和3年5月14日から令和7年5月13日までとなります。  細見紀子氏は、長年にわたり教員として学校教育の振興に精励され、小学校教諭、教頭、校長として教育現場に務められ、人事、労務管理に関し豊富な知識、経験をお持ちです。  公平委員会は中立的かつ専門的な人事機関として、職員からの勤務条件に関する措置要求、不利益処分に関する審査請求等の事案に当たりますことから、公平委員会の使命と職分を全うするにふさわしい方であると確信し、公平委員会委員として選任をいたしたくお願い申し上げるものです。  よろしく御審議を賜りまして、御同意いただきますようにお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明が終わりました。  本件について、質疑があれば許します。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これから、同意第3号を採決します。  本件について、細見紀子さんは、公平委員会委員の選任につき同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。
     したがって、細見紀子さんは、公平委員会委員の選任につき同意することに決定しました。 ◎日程第26  同意第4号 農業委員会委員の任命につき同意を求めること及び農業委               員会委員の過半数を認定農業者等又はこれに準ずる者とす               ることにつき同意を求めることについて ○議長(森本富夫君)  日程第26.同意第4号 農業委員会委員の任命につき同意を求めること及び農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれに準ずる者とすることにつき同意を求めることについてを議題とします。  酒井市長の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、続きまして、ただいま御上程いただきました同意第4号 農業委員会委員の任命につき同意を求めること及び農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれに準ずる者とすることにつき同意を求めることについて、提案の理由を申し上げます。  農業委員会委員は、「農業委員会等に関する法律」において農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関する事項その他の農業委員会の所掌に属する事項に関し、その職務を適切に行うことができるもののうちから、市町村長が、議会の同意を得て、任命することになっています。  現在の農業委員会委員の任期が令和3年3月31日に満了することから、新たな農業委員会委員の任命につきまして、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を求めるとともに、農業委員会の委員の過半数を認定農業者等又はこれに準ずる者とすることについて、農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号の規定により同意を求めるものです。  今回、委員として任命をさせていただく方々は、お手元の議案書のとおり、丹波篠山市京町6番地、松本登喜雄氏外18名の方々です。いずれも農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関する事項その他農業委員会の所掌に属する事項について、その職務を適切に行っていただける方ばかりであります。  ここで、農業委員会委員の改選の経過について申し上げておきます。  今回の改選につきましては、昨年11月2日から11月30日までを募集期間として推薦と募集を行い、農業委員会の委員については、22人の方の推薦、応募をいただきました。これを受けて、本年1月に副市長、農業委員、識見者ら7人からなる選考委員会を設けて、19人の候補者を選考したものです。  選考に当たっては、法律に規定された認定農業者等の要件、農業委員会の所掌に属する事項に関し利害関係を有しない者、いわゆる中立委員の選任、女性や青年の登用、地域との連携などの観点から審査を行い、選考を行ったものです。19人の候補者の内訳については、認定農業者が6人、認定農業者に準ずる者が5人、農業委員会の所掌に属する事項に関し、利害関係を有しない者が1人、女性1人、青年(50歳以下)が4人となっています。年齢別では、30歳代が1人、40歳代3人、50歳代が1人、60歳代9人、70歳代が5人となっています。また、認定農業者等の要件については、認定農業者の方が6人、認定農業者等に準ずる方が5人、合わせて11人で、委員定数19人に対し、過半数となります。丹波篠山市内における認定農業者は53人で、農業委員会の委員の定数の8倍を下回ることから、農業委員会等に関する法律施行規則第2条第1号の規定により、本件の同意により、農業委員会等に関する法律第8条第5項ただし書に該当することとなります。  よろしく御審議をいただきまして、御同意を賜りますようにお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明が終わりました。  質疑があれば、これを許します。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これから、同意第4号を採決します。  本件は、農業委員会委員の過半数を認定農業者等またはこれに準ずる者とすることを含む、松本登喜雄さん外18名の任命につき、これに同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、同意第4号は、同意することに決定しました。 ◎日程第27  同意第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めるこ               とについて ○議長(森本富夫君)  日程第27.同意第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。  酒井市長の説明を求めます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、ただいま御上程いただきました同意第5号 固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  固定資産評価審査委員会は、地方税法第423条の規定に基づいて、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するために、市町村に設置する委員会で、委員として6名の方にお世話になっています。  本案は、6名の委員のうち、中田三代司委員と松尾俊和委員が、本年5月13日付をもって任期満了を迎えられることから、引き続き、両名を委員に再任しようとするものです。  中田三代司委員については、平成21年5月に御就任以来、今日まで4期12年間、複雑な固定資産の評価の審査において、豊かな経験、知識を生かされて的確な案件処理に手腕を発揮していただいており、平成23年から4年間は、委員長としても御活躍をいただきました。また、松尾俊和委員は、平成24年5月に御就任をいただき、今日まで3期9年間、複雑な固定資産の評価の審査において、高い識見の下、適切な御意見を賜り、その重責を果たしていただいております。平成28年からは、委員長として御活躍をいただいているところです。  固定資産評価審査委員会の委員は専門的な知識を有することに加えて、市民からの信望も厚く信頼される人格の持ち主であること、何事においても公正な識見の下で審査いただける人物であることが求められています。中田三代司氏、松尾俊和氏、両氏ともに地域からの信望も厚く、市民の代表として、公正かつ適正な審査に当たっていただけるものと確信をするもので、これまでの知識と経験を基にさらに手腕を発揮していただけるものと期待をしています。  よって、ここに両氏を固定資産評価審査委員会委員に選任いたしたくお願いをするものです。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  酒井市長の説明が終わりました。  質疑があれば、発言を許します。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これから、同意第5号を採決します。  本件について、中田三代司さん及び松尾俊和さんは、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、中田三代司さん及び松尾俊和さんは、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意することに決定しました。 ◎日程第28  発委第2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例の一部を改正する条               例 ○議長(森本富夫君)  日程第28.発委第2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。  本件は、会議規則第14条第3項の規定によって、議会運営委員会から提出がありました。  委員長の提案理由の説明を求めます。  足立議会運営委員長。 ○議会運営委員長(足立義則君)(登壇)  議会運営委員会委員長の足立でございます。  ただいま議題となりました発委第2号 丹波篠山市議会の会期等を定める条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を述べさせていただきます。  丹波篠山市議会では、地方自治法第102条の2の規定に基づき、令和元年5月1日から、議会における審議の充実、活性化及び監視機能の強化を図るため、閉会中の制約を廃し、いつでも市民の声を市政に届けられる議会として通年の会期を導入しているところであります。その通年会期の導入により、本条例では、6月、9月、12月、3月のそれぞれ第1火曜日、第3水曜日、第3木曜日及び第4木曜日を、定期的に会議を開く日(定例日)として規定をしています。  しかしながら、今後の本会議及び委員会等の運営や審議期間等を考えた場合、年度によっては、予算等の審査期間が十分に確保できない場合が生じること、あるいは、師走会議の最終日が官公庁の仕事納めとなる12月28日と重なる年があること、さらに大地震、風水害などで議場に参集することが困難な場合や緊急の災害対策が必要な場合に、定例日における本会議が開催できない事態も考えられることなど、議事の都合により定例日の変更が必要となる場合が想定されます。  以上のことから、お手元に「丹波篠山市議会の会期等を定める条例の一部を改正する条例」及び「丹波篠山市議会の会期等を定める条例新旧対照表」を配付させていただいておりますとおり、付議する議案等の都合その他の事情により、議長が必要と認めるときは、第2条第1項に規定する定例日を変更することができるよう、第2条第2項に規定しようとするものであります。  各議員におかれましては、会期等を定める条例の一部改正について、御理解、御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の説明が終わりました。  これから、委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、発委第2号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、発委第2号は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第29  発委第3号 丹波篠山市議会会議規則の一部を改正する規則 ○議長(森本富夫君)  日程第29.発委第3号 丹波篠山市議会会議規則の一部を改正する規則を議題とします。  本件については、会議規則第14条第3項の規定によって、議会運営委員会から提出がありました。  委員長の提案理由の説明を求めます。  足立議会運営委員長。 ○議会運営委員長(足立義則君)(登壇)  議会運営委員会委員長の足立でございます。  ただいま議題となりました発委第3号 丹波篠山市議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由を述べさせていただきます。  近年、地方議会においては、議員の成り手不足が喫緊の課題となっており、成り手不足の解消に向け、議会の機能強化を図るとともに、女性や若者をはじめ多様な層の住民が議員に立候補し、活躍できる環境を早急に整備するよう、全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会の三議長会では、あらゆる場において政府・国会に対して要請が行われています。このような中、平成30年5月に「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」が施行され、公選による公職等としての活動と家庭生活との円滑かつ継続的な両立が可能となるようにすることなどが基本原則として明記されました。さらに、全国の三議長会の代表がメンバーの一員となって審議を行い、取りまとめられた令和2年6月の第32次地方制度調査会の答申並びに同年9月の総務省の地方議会・議員のあり方に関する研究会の報告書においては、出産、育児、介護等の議会への欠席事由の整備を図ることが求められました。  また、令和2年12月25日には、「第5次男女共同参画基本計画」が閣議決定され、同計画の中においては、出産に係る産前・産後の期間にも配慮した会議規則の整備や、育児・介護等の欠席事由としての会議規則への明文化が促進されるよう、三議長会に対し標準会議規則の改正を要請することが明記されました。  こうした状況を踏まえ、議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめ、男女の議員が活躍しやすい環境整備として、出産、育児、介護など議員として活動するに当たっての諸要因に配慮するため、本年2月、三議長会の標準会議規則が改正され、育児、介護など議会への欠席事由を整備するとともに、出産については医学的な知見を踏まえ、母性保護の観点から出産に係る産前・産後の欠席期間が規定されました。  また、現在、政府においては、令和2年7月17日、閣議決定された規制改革実施計画等に基づき、全ての行政手続における押印義務を廃止する方向で検討が行われているところであり、こうした動きも踏まえ、議会への請願手続についても、請願者の利便性の向上を図るため、押印を義務づけている標準会議規則の改正が行われたところです。  以上のような三議長会の標準会議規則の改正を踏まえ、本市議会においても、お手元に「丹波篠山市議会会議規則の一部を改正する規則」及び「丹波篠山市議会会議規則新旧対照表」を配付させていただいておりますとおり、第2条(欠席の理由)について、議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめ、男女の議員が活動しやすい環境整備の一環として、出産、育児、介護など議員として活動するに当たっての諸要因に配慮するため、議会への欠席事由を整備するとともに、出産については母性保護の観点から産前・産後の欠席期間を規定し、第89条(請願書の記載事項等)について、行政手続等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえた上で、請願者の利便性の向上を図るため、議会への請願手続については、請願者に一律に求めている押印の義務づけを見直し、署名または記名押印に改めようとするものであります。  議員各位におかれましては、会議規則の一部改正について、御理解、御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(森本富夫君)  委員長の説明が終わりました。  これから、委員長に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  質疑なしと認めます。  これで、委員長に対する質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  討論なしと認めます。  これで討論を終わります。  これから、発委第3号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(森本富夫君)  起立全員です。  したがって、発委第3号は、原案のとおり可決されました。  以上で、本日の議事は終了しました。  ここで、3月末日をもって退任されます平野副市長並びに前川教育長から御挨拶がございます。  初めに、平野副市長より御挨拶をお願いします。  平野副市長。 ○副市長(平野 斉君)(登壇)  それでは、議長のお許しを得ましたので、副市長を退任するに当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げたいというふうに思います。  私、丹南町役場に就職以来40年間、市職員として勤めさせていただいて、中ほど11年の4月1日、篠山市誕生のときには財政係長として、同じく財政係長に就任しました堀井部長と一緒に合併後の財政運営にずっと取組を進めてまいりまして、特に御存じのように、合併特例債を活用したいろんな事業の財源確保ということで、通常の予算規模で大体200億円のところを数年間大体300億円ぐらいの予算をずっと編成しながら、内情非常に厳しい状況で、特に旧町の課題に加えて、清掃センターとか斎場とか、広域の課題も全部一気に解決するようなことでありましたので、非常に厳しい財政状況が続いていたという中であります。  そういった中、8年瀬戸市長の下でそういったことをする中で、19年2月、酒井市長が県会議員から市長に就任をされて、その4月、財政課長に昇任することになりまして、その年は、市長が公約に掲げておられた篠山再生計画をつくるべしの策定委員会の事務局長として1年間、再生計画の策定に取組を進めてまいりまして、特に、再生計画の委員会の中では、給与カットがやっぱり主なところでございまして、意見としては30%以上の給与カットでありますとか、事務局から大体提案する内容は非常に甘いとか、やる気がないとか、そういったことも非常に厳しい御意見を頂戴しながら、何とか1年間で篠山再生計画をつくり上げて、翌年20年4月にはそれを実行に移すべしということで、それを担当する政策部長に昇任をして3年間、そしてそれ以後、副市長として10年間ずっと勤務をしてまいりまして、特に、政策部長に51歳でなりましたときに、この部屋に入りまして着座したときに、議場というのは全く一般職員については縁のないところというか、分からないところでありまして、緊張もしましたし、非常にプレッシャーも感じる中で、新米政策部長として予算の提案説明などもずっとさせていただきましたが、今もそうかもしれませんが、どうしてもちょっと早口になってしまいまして、当時の足立議長から、「ちょっと早口で議員さん、誰もついてきよってないで」というふうなことで、そういう御指摘をいただいたり、あるいは時としては、「今日は時間がないんで、できるだけ早うやってちょうだい」というようなことも言っていただきながら、本当に新米の政策部長にとっては、足立議長さんが本当に非常に優しく接していただいて、何とか政策部長として3年、そして今、副市長として10年務められたものというふうに思っております。  私のような者がですね、こうして今、退任の御挨拶をさせていただいているということにつきましては、足立議長さん、そして今の森本議長さん、歴代の議長さんはじめ議員の皆様方、そして、酒井市長はじめ執行部の皆様方の御支援のおかげかというふうに思っておりまして、心から感謝を申し上げますとともに、引き続き、それぞれ皆様方が御健勝にて、御活躍をいただきまして、三冠を達成しましたこの丹波篠山市が今後ますます発展いたしますように、心からお祈りを申し上げまして、簡単粗辞でございますが、一言の、退任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当に長い間、お世話になりまして、ありがとうございました。(拍手) ○議長(森本富夫君)  次に、前川教育長、お願いします。  前川教育長。 ○教育長(前川修哉君)(登壇)  教育長の前川でございます。  第121回丹波篠山市議会弥生会議の最終日、3月末日をもちまして、教育長の職を退かせていただくに当たり、御礼を兼ねて御挨拶を申し述べさせていただきます。  昨日3月24日、市内小中、特別支援学校全ての修了式を終えることができました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、4月、5月は臨時休業となり、ようやく学校が再開できたときは、既に6月でした。春のない学校の始まりとなり、残り10か月でどのようにして、どのような成果を出していくかの1年でした。議員の皆様には、感染防止対策や夏休みを短縮したために、様々な財政措置を取っていただき、本当にありがとうございました。中学校の卒業式で、生徒が述べた「今年は見えないウイルスとの闘いであったと同時に、今まで見えていなかったものが見えた1年でもありました」との言葉に、改めて学ぶことの本質や学校の役割とは何であるのかと立ち止まり、考えさせられました。  思い返せば、この10年間、私は小学校の統合や幼保一体化という新たな施設、機関づくりや子どもたちが安全で安心して学べる環境づくりの仕事に数多く携わってきました。経験も乏しく、市民の方々の合意を得るのに思いを巡らすことが随分とありました。そうした仕事を通して、多くの方々、それぞれの考えや思いを知り、私たちは支え合って生きているという、中学生と同じように私もまだまだ見えていなかったことに気づきました。未熟な自分事になりますが、困難なことに出くわさないと、感謝という大事な心が育たないとするなら、私は何と厄介なものなんだろうと反省もいたしました。また、1人でできることなんてはたかが知れている。だから、情けないものだということでは決してなく、人は数え切れない出会いに助けられて成長し、数え切れない出会いで豊かと言える社会が出来上がっていくのだと、この教育長という仕事から学ぶことができました。本当にこれまでお出会いできた方々には、感謝のほかはございません。本当にありがとうございました。  一昨日3月23日、私は古市小学校の卒業式に参列いたしました。式を終え、子どもたちの成長した姿に一安心し、帰ろうとしたとき、校長先生から「子どもたちが教育長に会いたいと言っているので少し待ってもらえませんか」と呼び止められました。すると、卒業式をやり遂げ、すがすがしい卒業生19名が、「教育長も退任ですよね。卒業おめでとうございます」と、手作りのバラの花束を差し出してくれました。花の色は4色ありました。赤、白、黄色、オレンジ。それぞれの色には花言葉があり、それは「深い尊敬」「信頼」「友情」「平和」ですとの思いも付け加え、22本のバラを頂くことができました。さらに、バラ22本には、「あなたの幸運を祈ります」という意味があるそうです。子どもたちに直接関わったことのない私ですので、もらえるはずのない花束。恐らくどなたかのお世話でいただけたのだろうと、本当に胸が熱くなりました。  最後になりますが、11年前、後川小学校を閉じるとき、地域の有志の方々がにこにこクラブというのを立ち上げられました。それは2月22日が後川小学校の創立記念日であり、2が2つ並んで「にこにこ」というわけです。だから、私にとりましても、22は偶然とはいえ、とても大切な数字でありました。  丹波篠山市、これからますます発展し、市民皆様がにこにこ笑顔になるように、議員皆様の御活躍を御祈念申し上げ、とりわけ毎月22日には、皆様の幸運をお祈りしていますと申し添え、退任に当たりましての挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(森本富夫君)  続きまして、先ほど副市長並びに教育長の選任の同意をいたしました方々から、御挨拶をいただきたいと思います。  初めに、堀井宏之さんより御挨拶をいただきます。  堀井宏之さん。 ○新副市長(堀井宏之君)(登壇)  議長の許可をいただきましたので、就任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  先ほどは、私の副市長の選任につきまして、議会の皆様から御同意をいただきまして、誠にありがとうございます。もとよりその器でもなく、微力ではございますが、常に前向きの気持ちを忘れずに、これまでの篠山再生計画や兵庫医科大学の存続問題、ユネスコ創造都市、神戸大学との地域連携など、財政や企画で培ってきました行政経験を生かして、務めていきたいと思っております。酒井市長のリーダーシップの下、第3次総合計画の着実な推進や当面の行政課題の解決に職員一人一人と力を合わせまして、その思いを大切にして、私自身、汗をかいていきたいと思っております。これからも森本議長様はじめ、議員の皆様の御指導、御支援を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。  誠に簡単ではございますが、就任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(森本富夫君)  次に、丹後政俊さんより御挨拶をいただきます。  丹後政俊の入場を許します。               (丹後政俊さん 入場) ○新教育長(丹後政俊君)(登壇)  先ほどは失礼いたしました。議長の許可を得ましたので、一言御挨拶をさせていただきます。  先ほどは、私の教育長につきまして、御同意をいただき、本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます。また、それに先立つ議員辞職につきまして、議会の皆様には多大な御迷惑をおかけし、議員一人一人の皆様の御負担も増えたのではないかと本当に申し訳なく思っております。改めておわび申し上げます。すみませんでした。  議員を辞職することにつきましては、悩みに悩んだ末に、自分が丹波篠山市に最も貢献できるのは教育分野ではないかと思い定め、決意したものでございますが、前の選挙で私の議員としての活動を期待して投票していただいた皆様には、予期せぬ展開となり、本当に申し訳なく思っております。この上は、与えられた職責に全力で取り組み、職責を果たしていく、そして責任を果たしていくことが私の務めだと思っております。精いっぱい頑張ります。ただ、今、ここで丹波篠山市の教育をこういうふうにするんだということを具体的に申し上げることはしませんが、当面、前川教育長がなされたきたことを引き継ぎ、市教委の皆様、学校園の皆様と協力して、丹波篠山市の教育を丁寧に進めていきたいと考えております。  ただ、私は学校は子どものためにあるという思いを強く持っておりまして、できるだけ現場へ出向き、子どもたちの声を聞き、施策に反映していきたい。そして、不確実性が高い、変化の激しい社会ではございますが、未来を元気よく絶好調に生きていく、そういう子どもたちに生きる力を育てることが私の使命だと思っております。同時に、丹波篠山市の明日を担う、郷土愛あふれる子どもたちの育成にも全力を挙げていきたいと思っております。  最後に、いま一度、自分らしく元気で明るく職務に専念することをお約束して、また皆様の御理解と御支援をお願いし、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(森本富夫君)  退任されます平野副市長並びに前川教育長には、心の籠もった御挨拶、ありがとうございました。  以上で、本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合によって、明日26日から4月30日までの36日間は、休会としたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本富夫君)  異議なしと認めます。  明日26日から4月30日までの36日間は、休会とすることに決定しました。  第121回丹波篠山市議会、弥生会議を閉じるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、真摯に精力的に審議を賜り、本日をもって令和3年度予算、補正予算の成立を見ましたことを、議長として厚くお礼を申し上げます。  酒井市長をはじめ執行部の皆様におかれましては、令和3年度予算をはじめ、成立を見た各議案につきましても、その執行に当たっては、各議員から申されました意見を酌み入れ、適切に運用され、市政の発展のため、一層の御努力をお願い申し上げます。  また、本年3月をもって勇退されます平野副市長、前川教育長におかれましては、長年にわたり、丹波篠山市の市政並びに教育行政の進展に御尽力いただきありがとうございました。お二人が全力を傾注されたそのお働き、リーダーシップにより、丹波篠山市は、日本遺産のまちとして、世界の創造都市、日本農業遺産として、また根っこを大切にした一人一人が光輝く教育都市として、大きく発展しようとしています。お二人のこれまでの御功績に感謝申し上げますとともに、今後の御健勝と御多幸を心から御祈念申し上げます。  さて、通年会期の2年目となる第121回丹波篠山市議会は、昨年の4月の市議会議員選挙を経て発足した新たな市議会において、昨年5月1日に会期が始まり、本日をもって、6月、9月、12月、3月の年4回の定例日会議が終了します。私、新たな任期の1年目としての市議会議長の重責を果たすことができましたのも、議員各位の御理解と御協力によるところと深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。  この1年は、新型コロナウイルスとの闘いの1年となりました。3次にわたる感染拡大にあって、市民の皆様には、マスクの着用、手洗い、消毒など衛生管理、新たな生活様式への対応、市民活動・経済活動の自粛などに御協力いただき、また、医療従事者の皆様には、感染防止について献身的な御活躍をいただきました。これら皆様方の御尽力により、この1年を過ごすことができましたこと心より感謝申し上げます。4月に入りますと、高齢者の方々をはじめ市民の皆様を対象としたワクチン接種が始まります。一日も早く感染症に打ち勝ち、平穏な日々が戻ることを強く祈念いたします。  城下の桜も咲き始め、春本番の好季節を迎えます。議員の皆様には、この上とも御自愛をいただき、市政発展のため、365日24時間、なお一層の御精励と御活躍を賜りますようお願い申し上げます。  後になりましたが、報道機関各位には、議会情報の発信に際し、御理解と御協力を賜っておりますことに深く感謝申し上げ、私のお礼の挨拶といたします。  ここで、酒井市長から御挨拶がございます。  酒井市長。 ○市長(酒井隆明君)(登壇)  それでは、弥生会議の閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  今回御提案を申し上げました案件は、令和3年度の一般会計、特別会計の予算や条例など、いずれも重要な案件ばかりでありましたが、大変真摯に御審議をいただき、適切なる御決定をいただきまして、本当にありがとうございました。  また、本会議や各委員会で議員の皆様からは多くの提案をいただいておりますので、早速に市政に反映できるように、努めていきたいと思いますので、どうか今後ともの御意見、御指導をよろしくお願い申し上げたいと思います。  この3月31日付で市の職員の退職者は13人、4月1日付の新規採用職員は12名で、令和3年度は464人の体制でスタートをすることになります。先ほどお昼休みに異動の内示を職員に行ったところですが、議会の皆さんからの御意見もありましたように、1つはできるだけ女性の職員を管理職などに登用できるように努めております。これからは、市の内部でも女性が頑張ってその意思決定に関与していくんだと、参画していくんだというような、こういった皆さんが意識を持っていただければ、幸いだと思っております。  それから、今回は大幅な異動となっておりますが、できるだけ適材適所に努めたつもりです。市長から見ても、市民の皆さん、そして議会の皆さんから見られても、安心できるような、安心して信頼できるような部長や課長をその部署に置けるようにということで、配慮いたしましたが、限られた中ではありますけれども、そのような体制で令和3年度、できるだけのことを市民の皆さんのためにやっていきたいと考えています。  また、先ほど議長のお話にもありましたように、この本会議に出席している中で、中筋議会事務局長さんと谷田消防長さんのお二人が退職ということになります。お二人とも長年にわたり、市のために、市民の皆さんのために活動、活躍をされてきました。心から感謝を申し上げたいと思いますし、また、議員の皆様にも何かと温かい御指導をいただき、本当にありがとうございました。  また、先ほど挨拶をさせていただきました平野副市長と前川教育長が退任となりました。平野副市長においては、抜群の調整力といいますか、いろんな案件、困難な案件でもこれを解決していただき、私もすぐに頼ってしまうんですけれども、安定した市政運営に努めていただき、また、本人が話しましたように、篠山再生計画、その策定から今日に至る財政の再建、農都の創造、兵庫医大の関係をはじめ医療の確保、こういったことに大変活躍をしていただきました。市長の実績の半分は副市長にあるんじゃないかと思っております。また、前川教育長は、皆さんも御承知のとおり、子どもが本当に大好きで、子ども一人一人を大切にした教育に、そして学力ということがよく指摘されましたが、学力の向上、また魅力のある学校づくり、そして子育て施策がかなり充実したものとなってきたように思います。河南前教育長の後を受けて、丹波篠山市の教育を本当に確固たるものとしていただいたと思います。お二人、御家庭の事情もあったりして、この10年ということで区切りをつけられますけれども、お二人のこの10年の大変な御活躍、御労苦に重ねて心からの感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。  さて、令和3年度のキャッチフレーズは、施政方針でも申し上げたとおり、「都市からワクワク農村へ」としております。常に申し上げますように、丹波篠山ほどよいところはないというふうに思っておりまして、これを市民みんなでそういった意識を持って、幸いコロナの中にあっても、観光客が増えたり、丹波篠山で住みたいといった若い世代の方も増えてきておりますし、先日は日本農業遺産にも認めていただきました。こういったよい流れをさらに議会の皆様とともに高めて、よりよいまちづくりに努めていきたいと思います。  コロナの中で、ワクチン接種をはじめできるだけのことを、今回の議会でもいろいろ御意見いただきましたが、していきたいと思いますし、今日からオリンピック・パラリンピックの聖火リレーも始まりますが、5月の聖火であるとか、オリンピック・パラリンピックの選手との交流であるとか、できるだけそういったことで、みんなで盛り上げていければと思っておりますので、どうか議員の皆様にも、今後とも市民のリーダーとしてますます御健勝で、御活躍をいただきますように心からお願いを申し上げたいと思います。本当に弥生会議、お世話になりまして、ありがとうございました。  以上です。 ○議長(森本富夫君)  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。               午後 2時41分  散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       令和3年3月25日                       丹波篠山市議会議長  森 本 富 夫                       丹波篠山市議会議員  河 南 克 典                       丹波篠山市議会議員  大 上 和 則                       丹波篠山市議会議員  小 畠 政 行...