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令和 4年 3月 8日産業建設常任委員会−03月08日-01号

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  1. 宝塚市議会 2022-03-08
    令和 4年 3月 8日産業建設常任委員会−03月08日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年 3月 8日産業建設常任委員会−03月08日-01号令和 4年 3月 8日産業建設常任委員会                 開会 午前 9時30分 ○中野 委員長  おはようございます。  ただいまより産業建設常任委員会を開会します。  委員から写真撮影の申出を受けておりますので、これを許可しておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、常任委員会の運営については、危機対策支援本部会議で決定されたとおり、委員会に付託される議案を絞っての審査となります。出席する議員、職員の3密の状態を避け、広い空間を確保するための議場開催となりますので、議案の説明及び各質疑に関しましては簡潔に御発言いただきますよう、皆様の御協力をお願いいたします。  それでは、付託を受けています議案8件及び陳情1件について審査をいたします。  お手元に本日の案件一覧表を配付しています。  審査順は、この案件一覧表に記載している順番どおりでよろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり)  ありがとうございます。  それでは、そのとおりにさせていただきます。  また、今回は議案説明と審査を同日で行うこととなったために、事前に論点整理を行っていません。各議案の審査は論点を立てずに行いたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。                 (「はい」の声あり)  ありがとうございます。  それでは、そのようにさせていただきます。  それでは、議案第58号、令和3年度宝塚市水道事業会計補正予算第2号を議題とします。  当局からの説明を求めます。  森上下水道事業管理者
    ◎森 上下水道事業管理者  議案第58号、令和3年度宝塚市水道事業会計補正予算第2号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  お手元に配付しております補正予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  まず、収益的支出の補正でございます。  旧上下水道局庁舎解体除却工事の事業費が確定をいたしまして、当初の予定額より1億1,003万4千円減額となったことから、特別損失の予定額から同額を減額しようとするものです。  次に、資本的収入及び支出の補正ですが、建設改良費のうち3件、合計で4億1,100万円の工事につきまして、本年度中の発注を取りやめたことから、同額を減額しようとするものです。  また、これらの事業費の財源としておりました企業債につきましても併せて減額しようとするものです。  詳細につきましては、局長から御説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○中野 委員長  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  それでは、私のほうから、補正予算に関します説明書から御説明させていただきたいと思います。  引き続き、補正予算書の3ページを御覧ください。  まず、収益的支出におきましては、当初予算において、特別損失について、旧局庁舎の残存簿価5,807万円と解体除却工事費用2億1,823万4千円の合計2億7,630万4千円を固定資産除却損として説明していましたが、解体除却工事の事業費が1億820万円で確定し、合計が1億6,627万円となったことから、その差額の1億1,003万4千円を減額補正しようとするものです。  次に、資本的収入及び支出におきましては、原水及び浄水施設費について、川面ポンプ場受変電設備強化事業として8千万円を、送水及び配水施設費につきましては、すみれガ丘下加圧所更新事業として2千万円及びゆずり葉下配水池加圧所耐震化事業として3億1,100万円の合計3件、4億1,100万円の工事発注を取りやめ、令和4年度早期に発注をすることとしたため、それぞれ工事請負費を減額しようとするものでございます。  また、収入として、これらの工事請負費の財源として予定しておりました企業債について同額を減額しようとするものです。  なお、発注を取りやめた主な理由は、川面ポンプ場受変電設備強化事業につきましては、詳細設計時に既設受変電設備の老朽化が判明したことによりまして、工事費の増額及び設計期間の延長が必要となったこと、すみれガ丘下加圧所更新事業につきましては、受電設備の改良工事が別途必要となり、工事費の増額及び設計期間の延長が必要となったこと、また、ゆずり葉下配水池加圧所耐震化事業につきましては、関係機関等との調整に時間を要していることにより、それぞれ今年度中の工事発注は困難と判断したものでございます。  令和3年度宝塚市水道事業会計補正予算の説明は以上でございます。  また、この御説明の内容につきましては、別紙資料1として御提出をさせていただいてございます。  よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑はありませんか。  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  今回、追加での資料も出していただいているんですけれども。あ、すみません、ちょっとパスします。やめときます。すみません。 ○中野 委員長  間違うたか。 ◆くわはら 委員  はい、間違えました。 ○中野 委員長  すみません、議案を間違ったみたいです。  ほかに質疑はありませんか。大丈夫ですか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  3ページで、先ほどの説明、ちょっと聞き取りにくかったんですけれども、資本的収入及び支出のところで、令和4年度発注のためこう変わりましたというような説明だったんですけれども、それがすみれガ丘ともう一つ、何かとゆずり葉台というので、もう少し説明をしていただけないでしょうか。 ○中野 委員長  下野施設部長。 ◎下野 施設部長  まず、川面ポンプ場受変電設備強化事業につきましては、今年度の工事発注を取りやめまして、来年度当初予算で再度予算措置を行いまして、早期に工事の発注を行うこととしています。  次に、配水池加圧所耐震化工事等の中のすみれガ丘下加圧所ポンプ更新につきましては、今年度の工事発注を取りやめまして、更新の実施時期につきましては再度調整を行いまして、令和4年度には予算は取っておりません。  その次のゆずり葉下配水池加圧所耐震化工事につきましては、こちらも先ほどの川面ポンプ場と同じで、来年度の早期発注を行うこととして、令和4年度の当初予算に予算措置を行って取り直すという形をしております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  すみません、理解が鈍くて。来年度というのは令和4年度ですね。早期というのは、もう令和4年度でもう早期、4月からという理解でいいんですか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  早期につきましては、設計が終わっているものは早期に、4月に発注をかけていきたいと考えています。設計がまだできていないものについては設計ができ次第、早期に発注するということです。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  もうちょっと丁寧に答えていただけますか。設計が終わっているのはどことどこなんで、終わっていないところはというのを教えていただけませんか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  まず、川面ポンプ場ですけれども、本年度上半期に詳細設計を完了する予定だったんですけれども、それがちょっと遅れているということで、設計につきましては現時点でまだ完了していない状況です。工事につきましては令和4年度、設計が完了次第、早期に発注するという予定にしております。  次のすみれガ丘下加圧所につきましては、こちらはもう設計はできているんですけれども、更新工事の実施については他の設備等の兼ね合いもありまして、令和4年度当初からの発注は今のところ予定はしておりません。  ゆずり葉下配水池加圧所耐震化工事につきましては、これはもう設計が完了しております。発注できなかった原因が関係機関等の時間を要しているというところがございますので、その調整が完了次第、早期に工事を発注する予定にしております。予算につきましては、令和4年度当初で工事費は計上しております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  分かりました。ありがとうございます。  すみれガ丘のほうが少し遅れるということなんですけれども、それはあれですか、老朽化とか、そういう送水する上での異常というのか、そういうのはないと。遅れてもきちっと送水できるということで、市民の方には安全な水が送れるということで理解していいですか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  委員おっしゃるとおりで、市民の方に御迷惑はかからないように、送水は可能です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  終わります。 ○中野 委員長  ほかに。  山本委員。 ◆山本 委員  今の質問にちょっと続けさせていただきたいんですが、すみれガ丘の設計がまだできていないということなのかなと思うんですけれども、他の事業との兼ね合いというか関係というか、どういうことでのまだ見込みができていないということなのか、もう一回教えていただけますか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  すみれガ丘下については、今年度発注予定にしていたんですけれども、令和4年度につきましては山手台のほうで同じような更新すべきところがありますので、そちらをちょっと優先順位を上げまして実施するということにしています。  すみれガ丘下の加圧所は、今回、発注に当たって調査したところでいきますと、設備の中のほかの受変電設備の改良が必要になったというのが分かりましたので、そこも含めて再度調整して発注するように考えていますので、先ほどたぶち委員にも御説明したとおり、市民の皆様に御迷惑をかけないような形での対応はしていく予定ですけれども、そういった事情で、すみれガ丘下についてはちょっと先に送っているという状況でございます。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  取りあえず迷惑のかからないようにということなんですけれども、見込みとしていつ頃になるのかなと。内容はちょっと専門的なことでよく分からないんですが。 ○中野 委員長  久代工務課長。 ◎久代 施設部工務課長  すみれガ丘下加圧所のポンプにつきましては、先ほど部長が申しましたように、ポンプだけではなくて、それを動かす受電設備の改良も必要ということになりました。  どういった受電設備の改良が必要かというのを今現在検討中のところでして、令和4年度には山手台下の加圧所の予算を計上しておりますので、それが終わった以降ということで考えております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。大丈夫なものなのかな。安全性は大丈夫ですね。 ○中野 委員長  久代工務課長。 ◎久代 施設部工務課長  今回のポンプ施設の更新工事も含めて、計画的に全市やっております。今すぐ壊れるというものではございませんでして、日々の維持管理を十分適切に行うことで、市民の方には影響がないようにということでございます。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑は。  大島委員。 ◆大島 委員  すみません、まとめてちょっと事業費ということで考えると、私のこんな理解でいいのかだけちょっと教えてください。  旧庁舎の建物の解体とか除去に関してはマイナスになるんだけれども、川面ポンプ場すみれガ丘は今後見込んでいた事業費よりも増える可能性があるいうことでよろしいんですかね。老朽化工事なんかも、もう一回せな、プラスでしていかないかんということで。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  川面ポンプ場すみれガ丘につきましては、工事費が増額するという見込みでございます。  以上です。 ○中野 委員長  それは来年度という話やね。  ほかにありますか。                   (発言する声なし)  なければ、委員間の自由討議を行いたいと思いますが、それも大丈夫ですか。                 (「はい」の声あり)  それでは、また質疑に戻します。大丈夫ですか。                 (「はい」の声あり)  それでは、これで質疑を終結いたします。  そしたら、採決に入ります。  本議案に関して、議案第58号、令和3年度宝塚市水道事業会計補正予算第2号についてお諮りします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  引き続きまして、次に、議案第16号、令和4年度宝塚市水道事業会計予算を議題とします。  当局からの説明を求めます。  森上下水道事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  議案第16号、令和4年度宝塚市水道事業会計予算につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  まず、予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  水道事業会計予算書の1ページでございます。 ○中野 委員長  続けてください。 ◎森 上下水道事業管理者  よろしいですか。  第2条で業務の予定量を定めておりますけれども、令和4年度末の給水人口を23万1,105人とし、年間総配水量を2,507万2,215立方メートルとしています。  第3条の収益的収入及び支出ですが、収入は営業収益、営業外収益、特別利益の合計で47億7,045万1千円を、支出は営業費用、営業外費用、特別損失及び予備費の合計で52億6,852万7千円をそれぞれ予定しております。この結果、収支差引きは4億9,807万6千円の赤字となります。
     次に、第4条の資本的収入及び支出ですが、収入は企業債、国庫補助金、他会計負担金工事負担金貸付金返還金の合計で29億7,268万円を、支出は建設改良費企業債償還金、投資及び予備費の合計で47億9,756万4千円をそれぞれ予定しております。この結果、18億2,488万4千円の収支不足となりますが、記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金等で補填をいたします。  なお、主な建設改良事業につきましては、第2条の(4)主要な建設改良事業に記載のとおりでございます。  続きまして、2ページをお開きいただきたいと思います。  第5条で、新規分5件の債務負担行為を定めております。  第6条では、企業債として、起債の限度額を26億6,580万円とするとともに、その目的、方法、利率、償還の方法について定めています。  以上、概要を御説明いたしましたが、それぞれの詳細につきまして、次のページ、予算に関する説明書に基づきまして局長から御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  続きまして、予算に関する説明書から御説明をさせていただきます。  引き続き予算書のほうを御覧ください。  3ページから6ページまでにつきましては、収益的収支及び資本的収支について、実施計画となってございます。  詳細につきましては、後ほどお配りしております資料1の予算概要で御説明をさせていただきます。  次に、7ページを御覧ください。  1年間の現金や預金の増減を示した予定キャッシュフロー計算書でございます。  令和4年度期首の資金残高35億3,630万1千円は、期末には22億613万7千円となる予定です。  次に、8ページから12ページですけれども、職員の給与などに関する資料となっております。  13ページを御覧ください。  債務負担行為に関する調書でございます。  令和5年度以降に支払い義務が発生する業務等について、債務負担行為を計上しております。  14ページを御覧ください。  1年間の資産の状況と、そのための資金の調達手段を一覧にした令和4年度末予定貸借対照表でございます。  16ページにつきましては、令和3年度末の予定貸借対照表で、次に、18ページは、令和3年度末の予定損益計算書となってございます。  予算書の説明につきましては、以上にさせていただきます。  続きまして、予算に関します資料ページにつきましては、別にお配りしております資料の1、令和4年度水道事業会計予算の概要にて御説明をさせていただきたいと思います。  資料1のほうを御覧ください。  2の収益的収入及び支出について、主な内容を御説明させていただきます。  表示は税込み表示となってございます。  まず、営業収益のうち給水収益は38億7,245万円余で、前年度と比べ3,410万円余、0.9%の減となってございます。その2つ下、その他営業収益は、一般会計からの繰入金や新庁舎オフィス環境整備等の費用に対します下水道事業会計からの負担金ですけれども、2億1,945万円余としております。  次に、営業外収益のうち、分担金は1億7,872万円余としています。  そのほか、特別利益を加え、収入合計は前年度と比べ7,416万円余、1.5%の減、47億7,045万円余としております。  次に、支出ですけれども、営業費用のうち人件費は8億269万余となっております。その下、受水費は渇水対策費として受水量の増量を見込みまして13億8,099万円余としてございます。  次に、営業外費用としまして、支払利息など3億1,580万円余を計上しております。  そのほか、特別損失と予備費を加え、支出合計は前年度と比べ1億9,973万円余、3.7%の減、52億6,852万円余としてございます。  その結果、一番下の収支差引ですけれども、4億9,807万円余の赤字予算となってございます。  次に、裏面を御覧ください。  3の資本的収入及び支出ですけれども、まず収入のうち管路更新や耐震化工事などに充当するため、企業債として26億6,580万円を借り入れることとしております。その下、新庁舎に係る国庫補助金工事負担金配水管新設等に伴う消火栓設置費用に対する他会計負担金及び病院事業会計からの貸付金返還を加えまして、収入合計は29億7,268万円余としております。  次に、支出ですけれども、建設改良費として原水及び浄水施設費、送水及び配水施設費、新庁舎建設費用を含む営業設備費などを合わせまして32億1,161万円余の事業を予定しております。主な建設改良事業は、管路更新事業、新庁舎建設事業基幹施設耐震化事業などで、欄外に記載をしておるとおりでございます。  そのほか、企業債償還金、投資及び予備費を加えまして、支出合計は47億9,756万円余となり、差引き18億2,488万円余の収支不足となりますが、損益勘定留保資金等で補填いたします。  資料1の説明は以上でございますが、そのほか参考資料といたしまして、資料の2として主な建設改良工事の内容、資料3として管路等の耐震化の進捗状況、資料4として職員の内訳、資料5として病院事業、下水道事業への貸付状況、資料6として水道事業の経営状況の周知活動の状況、資料7として小林、亀井旧浄水場の配置図、平面図を御提出させていただいております。  水道事業会計予算の説明につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑はありませんか。  池田委員。 ◆池田 委員  まず、ちょっと確認を取りたいんですけれども、水道事業会計において給水原価が供給単価を上回っているという問題がありましたけれども、現時点においてここの状態がどうなっているかというところを、まずちょっと確認を取らせてください。 ○中野 委員長  樫本経営企画課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  今現在、給水原価については大体170円ぐらいということでして、片や供給単価が150円ということで、実際20円ぐらいのマイナスが生じているという状況でございます。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。ここをまず確認を取って質疑をしたいと思っています。  今回の論点としては、前々から言われている料金改定というところに向かって、当局はどういう認識を持って事業運営をされているかというところで、審議会にこれが諮られていることも分かっているんですけれども、前々からこの議案はずっと、議案というかこの案件が出ている中でのちょっとお伺いしたいことがあります。  ちょっとまとめて聞きますので、今回、まず資本的収支不足額損益勘定留保資金で補填しましたけれども、補填した後の損益勘定留保資金の今の残高を教えてほしいことと、あと資料5なんですけれども、資料5のところで病院事業会計に対しての貸付けと下水道事業に対しての貸付けがあると思うんですけれども、昨年と今年のところで比較していくと、貸付けをこれ行っていて、資料5ですけれども、下から2段目、3、4段目のところ、もともと令和3年の2月26から令和10年の3月31の予定で、返還予定のところが令和10年3月31、これが新しい資料によると令和4年2月28から令和12年3月31で、令和12年3月31に返還予定と。一番下のところが新しく増えていて、これ返還予定のところが2つで6億円の返還という形になっていきますけれども、この日付、日程が変わったところと6億の返還予定額がここで返せる、その根拠をちょっと教えてもらいたいんですけれども、まず、ちょっとそこからお願いします。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  まず、1つ目の補填後の財源、その残高としましては、4年度末で約20億円を予定しております。  あと、下水のほうの貸付金の返還なんですけれども、去年の8月に経営戦略というのを見直しまして、それで将来的な資金の状況というのを見込んだんですけれども、その中で返せるタイミングというのをきっちりと計算した結果、今回の資料にあるような年になるということで計算をいたしました。  実際返せるかどうかというお話なんですけれども、今現在、企業債の償還金が23億ほどあるんですけれども、それがどんどん減っていきまして、7年度には19億ぐらいまで減少する見込みとなっております。その分の起債償還額が減ることによって、その分が貸付金の返済のほうに回せるというような見込みになっております。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  一定のところは、そこは理解はしているんですけれども、今後給水需要自体が減少していくという可能性もあるわけですよ。その中で、今の見込みがどこまで正確性があるのかというところは、やっぱりしっかりしていってもらわないといけないのかなと思っているんですね。  今、これ自体は全然否定しているわけじゃないんですよ。ただ、水道事業、後の下水道事業もそうですけれども、自助努力でやっているというよりは、いろんなものの補填があったりとかという中での経営状態ができているので、投資額が増大していくということに関して安定的な事業を継続するということに対して、そこは要望としてしっかりとやっていってもらいたいと思っています。  財政収支としてなんですけれども、昨年のところでも述べられているんですけれども、やっぱり料金改定について考慮する必要があるというふうに出ています。過去に、去年、3年連続で経常収支比率が100%を下回っているということなんですけれども、ここに関しての料金改定と、経常収支比率の100%を下回っているということに対しての水道事業としての考え方をちょっと御答弁いただけますか。 ○中野 委員長  森上下水道事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  水道事業、確かに厳しい状況というのは認識をしております。こういった状況を受けまして、昨年11月に上下水道事業審議会に対しまして、水道事業及び下水道事業の在り方について、両会計とも在り方についてという形で諮問をさせていただきました。  それで、審議会のほうとしましては、まず水道事業について議論をしていこうということで、今現在、議論をしていただいている途中です。ただ、毎月1回ぐらいのペースでというふうな思いではおったんですけれども、コロナ禍の影響によりまして、12月は開催をいたしましたけれども、それ以降、集まっていただいての開催というのができていない状況ですけれども、今のところ3月の下旬に審議会の開催を調整しているという状況でございます。  水道事業、先ほどの収益の問題も含めていろんな課題を委員の皆様方で共有をいただいて、最終的には料金はどうあるべきかということについては4年度にはなりますけれども、4年度の早い段階で一定の方向性、結論をいただきたいなというふうな思いで今おるところでございます。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。そこは進んでいないわけではないので、そこを踏まえた中での事業運営なのか、それをせずにこのまま事業運営をしていくのかというところの指針はしっかり出していくべきだと思うんですよ。後ろにいけばいくほどやっぱり負担が大きくなるという兆候がもう出ているので、そこに至るまでの議論をしっかりとしていってもらいたいんですね。そこはちょっと要望としてお伝えしたいと思います。  最後に1点、今後の課題として、今まで経営予測として、これちょっと読み方が分かれへんけれども、タイプ2Cというのか、これ。将来の更新需要を簡易な方法で検討する方法、読み方、これでいいんですね。ここから、アセットマネジメントから算出しているというわけなんですけれども、計画期間後期で予定しているタイプ3C、将来の更新需要タイプ2Cより詳細に検討する方法にレベルアップするというふうに言っています。これに対してレベルアップの結果を待つ必要があるということを記載してあるんですけれども、その辺の進捗度というのはどういうふうになっているのかお答えいただけますか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  アセットマネジメントにつきましては、平成28年の当初の経営戦略、水道ビジョンを策定したときに実施いたしまして、それを経営戦略の中で反映して今後の更新需要、投資計画を立てているところです。  タイプ3Cにレベルアップするということにつきましては、次期の経営戦略、水道ビジョンの見直しで反映させたいと考えています。それは令和8年からスタートする計画でございますので、それまで検討して、令和8年からスタートに備えたいと考えています。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  すみません、今のところは僕は理解できてなかったので、この言葉に対してどういう進捗をしているのか教えてもらいたかったので、今ので理解できました。  あとは、今回企業債が、理由はしっかりしているんですけれども、ここ200%以上増えていっているので、この企業債の償還金の問題も含めて、今後またしっかりと事業運営をやっていってもらいたいと思います。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑は。  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  すみません、先ほどは議案の順番を勘違いしていまして、失礼いたしました。  今、池田委員のほうから詳しく聞いていただきましたので、そこをちょっとかぶらないところでというところでお聞きしたいんですが、今、11月に在り方について審議会のほうで諮って、12月に1度だけ検討いただいて、その後はまだできていないということで、まだ具体的な検討内容というところまでは、本当はそこ、どんな状況ですかというのをお聞きできたらなと思っていたんですけれども、まだ多分そこまで話が詰まっていないだろうと思いますので、そこはちょっと避けたいと思うんですが、結果的には料金改定をどうするかというところの話になるのか、いつから上げるのか、何%で上げるのかというところだと思うんですが、一応念のためにお聞きしておきたいんですが、まだそういうところまでの具体的な話は全く進んでいないということでよろしいでしょうか。 ○中野 委員長  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  現実問題、11月に諮問しまして以降は、現在の水道事業会計の現状を説明申し上げた程度でございます。  ただ、委員さん皆様方の議論の中では、その状況によって、やはり料金改定検討もやむなしではないかという御意見もございますし、そこのところはやはり慎重に行うべきという御意見の方もいらっしゃいますし、それは、今の段階ではそれぞれでございます。  ただ、今後、改めて水道事業会計の現状のさらなる説明と併せまして将来的な見通しも含めて議論をしていただく中で、やはり最終的には料金改定というふうな方向性という形で、何とかその方向性になるんではないかなというふうには今現在は思っておりますけれども、その具体的なところは今後という状況でございます。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  今、水道局の判断としても、様々な合理化の取組をやったとしても赤字経営からはなかなか脱せないという状況という認識という中で、料金改定もやむなしというような方向性があるというのは分かります。ただ、今回追加資料として、資料6で広報、周知活動みたいなところを出していただいたんですけれども、市民としたら、やっぱり値上げというのは非常に生活にじかに関わるところでもありますので、そこに関しては丁寧な説明が要るんだろうなというふうに思っています。  現状、今回水道ビジョンのほうで出していただいた水の需要に関しても、コロナのことでがんと今上がっていて、この傾向は一定続くだろうということで、これは水道事業側からすると収入が増えるということの意味なんですけれども、我々市民側からすると、コロナで意識的に手を洗うようになって、ただでさえ水道料金が上がっているというのが生活者としての実感だと思うんですね。その中で、水道料金の値上げというのは、我々としては避けて通れないところだろうとは思うんですけれども、やっぱりそこは市民に対して、今、水道料金高いというイメージがありますので、今回出していただいた資料でも、広報たからづかを使って、令和3年5月から順次、厳しい経営状況にあることとか、本市が他市に比べて非常に高いコストがかかっていることとか、他市と比べたら今は比較的安価な水道料金なんだよというような、順番に説明していっていただいているとは思うんですけれども、なかなかこれだけで十分に市民の理解が得られるとは思えないところがあるので、この取組は継続していただく必要はあると思うんですけれども、やっぱりちょっとまとめたような形で何か市民に対して現状をしっかり把握してもらう必要があるのではないかなと正直感じているんですけれども、何かその辺のさらなる周知活動みたいなところで、何か御検討いただけるところはないのかなと思っているんですが。 ○中野 委員長  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  確かに御指摘のとおり、令和3年度からは、従来こういった説明もあまりしてこなかったという反省もございまして、令和3年度、比較的小まめといいますか、回数重ねて広報で説明をしております。  実際、説明をしておりますけれども、やはり審議会の議論の方向性によっては、いずれ料金改定とか、そういったことを当然に十分説明をしていく必要がある時期が来ると思います。ただ、これも正直申しまして、平成28年の下水道の料金の改定のときの反省もあるんですけれども、やはり審議会から答申が出て、それで、はい、値上げですよというふうな形で周知をするというような形では、それはなかなか市民の方にも、あまりにも性急な改定ねというふうな印象にもなりますし、その辺のところが十分やっぱり御理解いただけないというような面もありますので、やはり水道料金の部分については、これは審議会の状況にもよりますけれども、繰り返し繰り返し状況を説明していく中で十分な御理解をいただいた上で料金の改定というふうな形に持っていかないと、なかなかまず御理解いただけないというふうに、私どももその辺の問題点というのは十分認識しておりますので、そのところはしっかりと進めていきたい、広報なり説明を尽くしていきたいというふうに考えております。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  過去の反省もあるということで、やっぱり早くから理解を求めておくというのは大事だと思っていますので、その辺に関してはしっかりと今後検討して実行していただきたいと思っています。  あと、今回、市からの外部繰入れがなくなったということで、1年下水のほうが借入れの返還期間が延びたということで、それはまた下水のほうでお聞きしようと思っているんですけれども、それに関して上水のほうからまたお金の出る分があるかと思うんですけれども、それが上水のほうの資金、キャッシュ・フローに与える影響みたいなところは大きな影響がないのかどうかというところだけ、ちょっとお聞きをしておきたいんですけれども。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  下水のほうの他会計補助金のほうが引き下げられたということで、それによって、もともと経営戦略で見込んでいたよりも大体2億円ほど水道からの貸付けが多く必要になってくるという形になっております。  ただ、もともと経営戦略でも、令和7年から随時返していけるという形になっておりまして、それは他会計補助金が落とされた後も変わっていない状況になっておりますので、水道のほうが、万が一値上げ等がなく資金的に苦しい状況になったとしても、資金的に水道のほうが不足する以前に、下水からの返済というのは終わる予定になっております。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  そこはあまり上水のほうに関しては影響がないという認識ということですね。じゃ取りあえず結構です。 ○中野 委員長  ほかに質疑はありませんか。  山本委員。
    ◆山本 委員  少し聞きたいと思います。  新しい資料を頂いた分なんですけれども、資料6の分、これの中に、令和4年1月ということで、老朽化した配水管等の更新に多額の資金を必要とする現状等々ありますけれども、宝塚市の管路、かなりもう古くからの市ですので、老朽化しているということがあります。宝塚市の管路の更新状況と、近隣他市というか、どんな具合かなということを教えていただけますでしょうか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  老朽化した配水管の更新というところでございますけれども、本市、管路更新事業を実施しておりまして、市内全体で800キロの管があるんですけれども、そちらを順次、計画的に更新は進めております。  今のボリュームといたしましては、年間9億2千万の予算を計上いたしまして、経営戦略の中では年間10キロの更新を予定しておるんですけれども、実質は大体6キロあたりの年間更新になっております。  他市との比較というところでございますけれども、他市との比較につきましては、令和元年度のデータになるんですけれども、基幹管路の耐震化というところでいきますと、阪神間7市の中で本市は上から4番目の順位になります。全国平均と兵庫県平均で見ますと、本市の場合は両方とも下回っていると、全国平均、兵庫県平均を下回っているというような状況で、他市と比べますと管路の経年化が進んでいるという状況は否めないと思います。  今後につきましては、管路更新の更新率をできるだけ上げていくように、事業の実施体制でありますとか、発注の仕方でありますとか、そういったところを、他市の事例も参考にしながら取組を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  予定としては10キロということで、実際には6キロぐらいということですけれども、私は川面の家なんかも昔は浄化槽だったわけですけれども、今現在変わってきているということがあって、非常に長い管路、800キロということですけれども、それを6キロずつといったら何十年で済まへんかという感じなんですが、そこら辺まで管路は無事、大丈夫なものでしょうか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  今、我々が更新で考えております予定は10キロと申し上げました。これは、市内管路全体を法定耐用年数だったら40年のところ、使用年数としてその倍の80年で設定して、年間10キロ更新していく必要があるということで計画を立てております。また、実態としては6キロ、予算はきっちり執行しているんですけれども、6キロにとどまっている状況です。  実際、我々、管路の維持管理等をしていく中で、やはり漏水というのは当然発生しています。そのあたり、しっかり適切に、迅速に対応しながら、管路についても当然古いもの、重要度のあるものから更新はしていっておりますので、そのあたりは計画的に、かつ迅速に対応していくつもりで取り組んでおります。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  さっきのこれ、資料1の最初のページでしたね、1ページ。これ収入及び支出ということでありますけれども、人件費のところの予算、令和4年度、3年度の予算よりも大分人件費が減る予定であると、この3年度のも多分見込みなのかなとは思うんですが、これの根拠を教えていただけますか。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  大きな原因というのは2つありまして、まず1つは、4年度から小浜浄水場に関して休日と夜間の管理を委託する予定になっております。これによって、職員がもともとやっていた時間外手当というのが減りますので、その見込額が大体1,400万円という形になっております。  もう一つが、退職した人がいた場合、退職給付引当金というのは大体2千万ぐらい積む必要があるんですけれども、3年度と4年度と比較して退職者が1人減っておりますので、その分の影響額が2千万という形になっております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  そして、収入のほうにいかせていただきたいんですが、国庫補助金が令和3年度はあったのに、4年度の見込みとしてはゼロになるということですが、これはコロナ関係なんでしょうか。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  令和3年度の666万6千円という国庫補助金は、水道台帳を整備するための補助金という形になっておりまして、これが1年で終わるということで、補助金は4年度はないという形になっております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  水道事業も人口が増えれば増えるほど、作っても売価のほうが高くなってしまうというようなこともあるかなと思いますし、先ほども言っておりましたけれども、コロナで水道の利用量が非常に増えたということもあるのかなと思います。  何か収益になることってないのかなと思いまして、分担金の件なんですけれども、分担金、私も何かなと思って調べてみたんですが、施設改良分担金、いろいろなものに使われているということなんですね。それで、計算式としてもいろいろ、住宅であったりとか店舗であったりとか、工場、学校、保健所などのところから、これ新しく入るところからの分担金をいただく、管路や何かの新設をしたりとかすることに必要な分担金ということなのかなと思いますが、これもかなり下がっていくだろうという予想がある。  物すごい昔、水道事業というのはすごくお金持ちなんだということで、市立病院も水道から出したらどうだということ、貸したらどうかということを委員会や何かの中でお話があって貸していたわけですが、今や水道事業、大変だなと思いますが、その分担金についてどんどん減っていく傾向にあるのかな。一番大きかった頃の金額と、そして、これ今から減っていくだろうと予想される根拠というか、分担金のことについて教えていただけますか。 ○中野 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営管理部長  分担金収入につきましては、平成16年度の約5億円を頂点に、令和元年度につきましては1億5千万程度に減少しております。  実際、やはり開発に係るそういった事業が減少していることをなどが大きな要因かなと思います。今後、市内で大きな開発が見込まれていないと、特段ないというふうな形になっておりますので、今後こういう形で推移していくのではないのかな、ほぼ横ばいといいますか、こういった形で推移していくのではないかなというふうには考えております。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  分担金、これ無理やり増やせと言っても無理なわけですけれども、以前、宝塚の開発がどんどん進んだ頃には非常に大きな分担金があったということで、純益というか利益が大きかったんだろうなと思いますが、これをどうしろというわけにはいかないわけですけれども、何とか水道事業の赤字を今後しっかりと対策していただけたらと思います。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑はありませんか。  大島委員。 ◆大島 委員  ちょっと幾つか分からないところがあるので、教えてほしいと思います。  まず、収益的収入及び支出の中で、事業収益の中で、令和3年度に比べて3,800万円を増額した理由について、それから、人件費は分かったので、支出のほうで特別損失のほうが今回かなり減額になっていますよね。これの理由を教えてください。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  まず、営業収益のその他営業収益、令和3年度1億8千万ほどであったのが令和4年度2億2千万ほどに増加していると、3,800万増加しているという理由なんですけれども、まず1つは、令和4年度に新庁舎が完成しまして、その新庁舎のいろんな備品等は全て水道事業が整備して下水道事業負担金という形で水道事業に払うんですけれども、その負担金が約2,200万円計上されております。  それと、あと、今現在、仮設庁舎のほうで事務をしているんですけれども、その仮設庁舎の賃貸料、借りている分のお金というのも水道事業が払って下水道事業が負担しているという形になっているんですが、これがもともと営業外収益の雑収益に令和3年度については約1,700万計上していたんですが、それが実際やはり営業収益だろうということで、令和4年度から営業収益のその他営業収益のほうに振り替えているという形になっております。その合計で3,800万増加しているという形になっております。  あと、特別損失、この分については、補正予算のほうで説明させていただいた旧庁舎の解体費用等、それが令和3年度というのは計上されております。ですので、1年だけの計上ということで、令和4年度については大きく減少しているという形になっております。  以上です。 ○中野 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  営業外であろうと、もうけがあったらええなと思って聞いたんですけれども、ちょっと残念でした。  それと、その中で、営業費用の中で斑状歯対策は毎年出てくるんだけれども、斑状歯対策の今の現在関係されている人数とか、それから、どういう治療をされているのか、私も具体的にちょっと分かっていないので、ずっと生涯し続けないといけないものかとか、その辺、教えていただきたいんですけれども。 ○中野 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営管理部長  斑状歯対策の現状につきましてですけれども、斑状歯自体は昭和57年4月1日施行の宝塚市斑状歯の認定及び治療の給付に関する条例に基づいて事業を行っております。  対象となりますのは、昭和30年、1955年4月1日から昭和46年、1971年5月までに供給した水道水のうち、フッ素の濃度が厚生労働省令に定める水質基準を超えている水道水を飲用したため斑状歯に罹患した方が対象となって、その認定と治療の給付を行っております。  令和3年度末までの認定者数は、延べですけれども1,433人になっております。実質の治療者は、現在、男性が100名、女性が177名となっています。  令和3年度、今年度につきましては、認定の方はゼロなんですけれども、治療を実際受けておられる方は8名で、治療の内容は主に審美歯科といいますか、見栄えをよくすると言うたらおかしいんですが、斑状歯は点、歯にいろいろ模様がつきますので、そういったものを緩和するような審美的な治療を受けていただいていると。実際、やはり一回受けてもまた再度進むということもありますので、一旦受けられた方がまた再度受けられるということはございます。  以上です。 ○中野 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  分かりました。ありがとうございます。  割と、だからずっと継続的に治療していかないといけないものなんやね。内臓的なものでも飲み続けるとやっぱり影響があるというのをすごく書いてあったんで、ちょっとその辺は大丈夫なのかと心配になりますが、宝塚は斑状歯ということで、治療を公費で負担をされているということです。  それと、確認ですけれども、資本的収支の中で企業債が令和3年度と比べて倍増になっているんですけれども、さっきの補正予算とも関係あるけれども、前年度分が今年度に、4年度に回っていっているということかな。そういう理解でよろしいんですかね、これだけ増えているということは。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  企業債について、建設改良費で払った分を借り入れるということなんですけれども、実際建設改良費が増加すれば、今のところ、かなり企業債の利率が安いものですから、かなりの割合、ほぼ全額を、借り入れる部分については全て借りるというような形で事業を行っております。  その関係で、建設改良費が増額すれば企業債が増額するという形なんですけれども、今回、例年と違いまして、新庁舎の建設についても資金がかかるということですので、今回、建設改良費が増加して企業債も増加しているというような状況になっております。  以上です。 ○中野 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  分かりました。 ○中野 委員長  いいですか。  ほかに。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それでは何点か。  先ほど山本委員の質問の中でおっしゃっていたんですけれども、休日、夜間の運転を民間委託にするということで、以前から私たちはずっと言っていたんですけれども、災害時の、これから南海トラフとか、気候の変動で集中豪雨とかいろいろ、大概休日とか夜間が多いんですけれども、そのときの対応って、民間だから駄目というものではないんですけれども、対応は庁舎としてどのようにされていきますか。 ○中野 委員長  中条課長。 ◎中条 施設部浄水課長  浄水課、中条です。  災害時の対策等になりますが、現在、委託前の状況であれば、職員2名が例えば夜間勤務等で常駐しております。もちろん災害時等では手が足りませんので、常時応援体制を組むと。  この形に関しましては、委託をされましても常時2名の配置、そこから応援体制を、民間内で応援体制を組むことはできますが、あくまで施設の管理者は私どもですので、私どもももちろん呼んでいただきます。さらに業者内で応援の手も呼べるということで、二方向から応援体制が組めますので、災害体制については向上するというふうに認識をしております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  分かりました。  それと、もう一点、私、今現在、阪神水道企業団のほうに行かせていただいているんですけれども、その中で災害、阪神水道の関係の災害時の対応について、宝塚市として阪神水道企業団と連携を組みながらされておられると思うんですけれども、対応というのはどのようにされていますか。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  阪神水道企業団とは、加盟以来、まず応急給水活動などの実地訓練、それと、取水時に水質事故の関係、薬品など流出した場合についての連絡体制、そして広報活動の関係など、危機管理についても常に連絡を取りながら行ける体制を整えるように訓練並びに調整を行っている状況でございます。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  連携というのは、阪神水道企業団の職員さん、宝塚市の職員さんが出動するというような体制を取られているんですか。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  合同訓練という形でやっております。  当然、関連各市の人間も入りながら、情報共有並びに効果についてもその中で検証しながら、どういうふうにやっていこうかというのは横の連携、阪神水道だけではなく、関連市としても情報を共有しながら、どうやっていくということの訓練も行っておるところでございます。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  分かりました。  水というのは、常に私、言っていますけれども、安全で安心して市民の方にやっぱり利用というんか、命に関わることですので、切らすことのないようにしていただきたいということをお願いしておきます。  それと、先ほど来から水道料金の改正についてということで、審議会の中で具体的にはそういう話にはまだ少しなっていないけれども、広報で今の状況を知らせていく、市民の方に理解をしていただくというような話だったと思うんですけれども、市民の方に水道の現状ということは知っていただくということは大切なことなので、それはそれでいいんですけれども、だから赤字になったから値上げを考えていくというものでは私はないと思うし、審議会の中でも慎重にその話については議論していただけると思うんですね。  だから、値上げありきではなくて、私はやっぱり常々言っているのが、県水はやっぱり120円台、高いと。阪神水道は62円ですかね。もう半分違うというところで、その辺はしっかり審議会の中でも議論をしていただいて、といっても、県水やめましょうかというわけにはいかないと思うんですね。その辺の内容で、審議会、最近私たちも出られないんで、どういう議論になっているのか、阪神水道と県水との対というのはしっかり議論されていて、その中で慎重に議論をしていただく、宝塚市の考え方をしっかり発言していただきたいんですけれども、その議論というのはされていますか。 ○中野 委員長  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  御指摘のように、私どももしっかり広報、水道事業の現状は市民の皆様方に御理解いただけるように周知をしてまいりますけれども、御指摘のように、私どもも料金改定ありきというふうな考え方では毛頭ございません。そこら辺のところは、そういった形になりますと、余計に混乱をするといいますか、うまくいかないというふうなこともありますので、そういった前提なしに現状をお知らせするということに努めていきたいというふうには考えております。  ただ、それによって、結果的に市民の皆様方への御理解につながっていくというふうな形を進めていきたいというふうに思っております。  それと、審議会等でいわゆる県営水道と阪神水道の料金の部分であるとか、その差の部分について、今現在は審議会にその部分での単価比較をして、詳しい資料を提出して説明をしているという状況ではありません。ただ、経営状況全体の中で、やはり受水費というのが大きなウエートを占めてくるというのは事実でございますので、その辺の受水費の内訳とか、考え方とか、そういったものも今後やはり説明していく必要があるのかなというふうに思っております。  あわせまして、従来から、議会からもいろいろ御指摘を受けておりますように、県営水道については4年に一度の改定ですけれども、その度々に、単価の引下げというのは県の水道のほうにも要望しておりますし、それは毎年のように実際要望しているというのが事実でございます。  阪神水道につきましても、今、将来的な分賦金の負担の見直しというふうなことも議論をされておりまして、若干ではありますけれども、今年度、3年度ですか、若干下がった部分がありますけれども、引き続き適正な額という形で、それは要望をしていきたいというふうに思います。
     そういったことも含めて、審議会にはそういった情報も含めてきちっと御説明をしていきたいというふうに思います。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  市民の方に広報で知らせていくというのは、先ほども言いましたけれども、それはそれでいいんですけれども、何となく前倒し前倒しで、何か言葉は悪いですけれども、ちょっとずるいかなというのが、ちょっとひねくれた考えなんですけれども、気になるところなんですね。事実上しっかりと市民の方に理解のないようにお知らせをしていくというところをきっちりとしていただきたいのと、この間やっぱり値上げ値上げで、ほかの食品においても、言うて今年から年金が上がると、75歳からは医療費が2割になると、そこにまた、まだ先になるか分かりませんけれども、料金の値上げというたら、もうダブルもダブルもすごいパンチが来るので、そういった意味では、やっぱり公共というところではしっかり市民生活を見て、削減できるところは、特に県水なんですけれども、大きいですから、差額が。対比というのもあるんですけれども、その辺はしっかりと議論をしていただいて、毎年毎年言っていただいていますので、本当にそれは私はありがたいと思うし、引き続き続けていってほしいので、審議会の中ではありきではないということも管理者のほうから今言っていただいたので、そういった意味では、現状も踏まえてしっかりと議論していっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いをしておきたいと思います。  それと、ちょっとささいなことなんですけれども、職員さんの、資料4のところで、技術職員、私は常々職員さんのこともずっと言わせていただいて、技術職員さんと技能職員さんの人数を書いていただいているんですけれども、最初は、平成27年は12名ほど技能職員さんが多くて、令和4年度の予算ではもう逆転、徐々に逆転してきているんですけれども、これはなぜ、ちょっと気になったので、どういった状況なんですか。 ○中野 委員長  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  技能職員の人数ですけれども、主に従来、浄水場が4つありました。今の惣川、小浜に加えて、阪水の加入に伴って廃止をいたしました小林と亀井とそれぞれに、従前は全部直営で運転管理をしておりましたので、主にそこにおおむね10人程度の技能職員を配置しておりましたけれども、浄水場の廃止なり、今回も小浜の夜間の部分で職員数を局の他の部門に配置を、必要な部門に配置をするというようなことで、そういった意味では、少しずつですけれども減少をしてきているという状況です。  ただ、今後、小浜浄水場は夜間の委託をしましたけれども、惣川浄水場の取扱いによっては、今、惣川浄水場は直営で実施しておりますけれども、それをもし小浜と同じような委託云々というふうな形になりますと、そこでも4名ないし5名の技能員の減というのが出てまいりますけれども、そこも実際に退職者がそれだけどんどん出てくるというふうな状況では今ありませんので、この人数がさらにまた一層減っていくというふうな状況には、今の時点ではあまりないのかなというふうには思っていますけれども、ただ、浄水場の委託云々のことでは減少の要因になるというふうな状況です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  分かりました。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑はありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、委員間の自由討議に移りたいと思いますが、発言の申出等ありますか。ありませんか。                   (発言する声なし)  それでは、自由討議はこの程度として質疑に戻ります。質疑はありますか。                   (発言する声なし)  なければ、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論はありませんか。                   (発言する声なし)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第16号についてお諮りします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  しばらく休憩します。  再開11時からでお願いいたします。                 休憩 午前10時50分               ──────────────                 再開 午前11時00分 ○中野 委員長  休憩を解いて委員会を再開いたします。  次に、議案第17号、令和4年度宝塚市下水道事業会計予算を議題とします。  当局からの説明を求めます。  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  議案第17号、令和4年度宝塚市下水道事業会計予算につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  予算書の1ページ、下水道事業会計予算書の1ページをお開きください。  第2条の業務の予定量ですけれども、令和4年度末の水洗化人口を22万7,338人とし、年間総処理水量を2,803万7,483立方メートルとしています。  第3条の収益的収入及び支出ですが、収入は営業収益、営業外収益、特別利益の合計で43億8,662万2千円を、支出は営業費用、営業外費用、特別損失及び予備費の合計で44億6,346万9千円をそれぞれ予定しております。この結果、収支差引きは7,684万7千円の赤字となります。  次に、第4条の資本的収入及び支出ですけれども、収入は企業債、国庫補助金、他会計負担金工事負担金、水洗便所改造資金貸付金回収金及び単位計上しております固定資産売却代金の合計で17億1,562万4千円を、支出は建設改良費企業債償還金、貸付金及び予備費の合計で34億7,396万円をそれぞれ予定しております。この結果、17億5,833万6千円の収支不足となりますけれども、記載のとおり当年度分損益勘定留保資金等で補填をいたします。  なお、主な建設改良事業は、第2条の(4)主要な建設改良事業に記載のとおりでございます。  続きまして、2ページを御覧いただきたいと思います。  第5条の債務負担行為ですけれども、新規分1件を定めております。  第6条では、企業債としての起債の限度額を15億5,495万円とするとともに、その目的、方法、利率、償還の方法について定めています。  第7条では、一時借入金の限度額を10億円と定めております。  以上、概要を御説明いたしましたが、その詳細につきまして、次の予算に関する説明書に基づきまして局長から御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○中野 委員長  金岡上下水道局長。 ◎金岡 上下水道局長  続きまして、予算に関します説明書から御説明をさせていただきます。  予算書のほうを引き続き御覧ください。  3ページ目から6ページまでにつきましては、収益的収支及び資本的収支についての実施計画となってございます。詳細につきましても、後ほど資料1の予算の概要で御説明をさせていただきたいと思います。  次に、7ページを御覧ください。  1年間の現金や預金の増減を示した予定キャッシュフロー計算書でございます。  令和4年度期首の資金残高2億1,240万5千円は、期末には1億5,444万8千円となる予定です。  8ページから12ページにつきましては、職員の給与費などに関します資料となってございます。  続いて、13ページを御覧ください。  流域下水道など、債務負担行為に関する調書でございます。  続いて、14ページを御覧ください。  1年間の資産の状況と、そのための資金調達の手段を一覧にした令和4年度末の予定貸借対照表でございます。  16ページは、令和3年度末の予定貸借対照表で、18ページは、令和3年度末の予定損益計算書となってございます。  予算書の説明は以上でございます。  続きまして、資料第1の令和4年度下水道事業会計予算の概要にて御説明をさせていただきたいと思います。  資料1のほうを御覧ください。  2の収益的収入及び支出ですけれども、主な内容を御説明させていただきます。  表示は税込み表示となってございます。  まず、営業収益のうち、下水道使用料は24億8,763万円余で、前年度と比べ2,043万円余、0.8%の増となってございます。その下の雨水処理負担金は、雨水処理に関する経費や起債償還金に対する一般会計からの繰入金ですけれども、7億1,298万円余としております。  次に、営業外収益のうち、他会計負担金は、水洗化促進等に係る一般会計からの繰入金で5,431万円余となっています。その下、他会計補助金は、汚水資本費等に係る一般会計からの補助金ですが、行財政経営方針における事業検証結果を踏まえまして、令和4年度は4億928万円余としております。  そのほか、特別利益を加え、収入合計は前年度と比べ3,680万余、0.8%の増、43億8,662万円余としてございます。  次に、支出ですけれども、営業費用のうち人件費は2億331万円余としております。その下の修繕費は、下水道ストックマネジメント計画に基づくマンホールポンプや管渠の修繕、改良等の実施により2億2,271万円余、その2つ下、負担金は、水道事業会計に支払う閉庁事務負担金及び新庁舎オフィス環境整備に係る負担金などで2億404万円余となってございます。その下の流域下水道維持管理費は、流域下水道での汚水処理に係る経費で10億4,707万円余を計上しております。  次に、営業外費用のうち支払利息は2億6,012万円余としております。  そのほか、特別損失と予備費を加え、支出合計は前年度と比べ7,161万円余、1.6%の増、44億6,346万円余としております。  この結果、一番下の収支差引ですけれども、7,684万円余の赤字予算となっております。  次に、裏面を御覧ください。  3の資本的収入及び支出ですけれども、まず、収入のうち、企業債として、公共下水道企業債などで15億5,495万円余を借り入れることとしております。その2つ下の他会計負担金は、流域下水道の建設等に係る企業債としています。  そのほか、下水道ストックマネジメント計画実施に係る国庫補助金工事負担金などを加えまして、収入合計は17億1,562万円余としてございます。  次に、支出ですけれども、公共下水道や流域下水道の整備など、建設改良費として11億5,747万円余の事業を予定しています。主な建設改良事業は、雨水整備事業、汚水整備事業で、欄外に記載しているとおりでございます。  そのほか、企業償還金と予備費を加え、支出の合計は34億7,396万円となり、差引き17億5,833万円余の収支不足となりますが、損益勘定留保資金等で補填いたします。  下水道事業会計予算の説明は以上でございます。  そのほか、参考資料といたしまして、資料2として、主な建設改良工事の内容、資料3として、管路耐震化の状況、資料4として、職員の内訳、資料5として、基準外繰入の減少が今後の下水道事業経営に与える影響、資料6として、ストックマネジメントシステムの構築の進捗状況と今後の経営予測への反映見込を提出させていただいております。  よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑はありませんか。  池田委員。 ◆池田 委員  水道事業とちょっと重なるところもあるんですけれども、まずちょっとお聞きしたいのは、汚水処理原価と下水道使用料単価の逆転現象があったと思うんですけれども、これは、現状もそのままだというふうな理解でいいでしょうか。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  下水道事業についての原価と単価の関係、汚水処理原価については大体110円、使用料単価については大体100円ということで、10円程度の損が出ているという状況になっております。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  少しそこの幅は狭まっているのかなというところですね。  資料1のところなんですけれども、支出の3番のところ、過年度損益修正損は、これ不納欠損が50万増えたという理解でいいんでしょうか。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  この分については、実績を見て50万円過年度修正損が増えたという形になっております。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  すみません、ちょっと勉強のために、過年度修正損というのと不納欠損というのはちょっと別で考えたほうがいいということですね。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  過年度修正損というのは、多くが、お客さんが引っ越しをされていたけれども、連絡がなかったので一旦下水道使用料を賦課してしまったのが、後から連絡いただいて実際住んでおられなかったということで消すというのが過年度修正損の一番多い形になっております。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  ありがとうございます。よく分かりました。  資本的収入及び支出のところなんですけれども、資本的収支不足額損益勘定留保資金で補填したということです。今現状の下水の損益勘定留保資金の残高と、この残高の中に水道事業からの借入金3億円を含んでいるのかどうかというところもちょっと御答弁ください。
    ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  基本的に、経営に充てるための借入れということですので、資本的収入及び支出には書かれていないんですけれども、実際の貸借対照表であるとかというところの残高の現金預金残高には3億が含まれた形で計上しております。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。  それで、今の残高は幾らなんでしょうか。 ○中野 委員長  中村経営管理部長。 ◎中村 経営管理部長  令和5年度3月末の予定ということですが、3億2千万円余りになります。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。  根本やっぱり損益勘定留保資金が枯渇してきているという現状があるというところを踏まえて、代表質問でも大部分のところは聞いたので、ちょっと補足のところで、結局経常利益は黒字となっているけれども、資金不足に陥っているというところで企業債償還金というのがある程度圧迫の原因になっていると。圧迫をしていることによって、投資が減っていって、減価償却も減って、内部留保資金が減っていくという流れの中でやってきています。  その中で、これから先の議論にもなっていくと思うんですけれども、他会計補助金が一定額受け取れるという中での利益というか、黒字になっているというところで、これが見直されていくことによって、企業債を発行しないと運営できなくなっていくというのも一つの道としては見えているんだと思っているんですね。財政状況に応じて他会計補助金の見直しというのも今後入ってくるとは思うんですけれども、その辺も踏まえて、下水道事業の運営の中でどういうふうにそこを見ているのかというところをちょっと簡単に御説明いただけたらうれしいです。 ○中野 委員長  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  他会計補助金の見直しの部分ですけれども、私どもの認識としましては、令和2年度までは資本費の44%を基準外の繰り出しとして一般会計からの繰入れをしておりました。令和3年度は基準外繰入れの見直しの議論がありまして、いわゆる下水道事業会計での収支均衡のレベルまで一般会計の繰出金を引き下げるということで、この予算の概要のページにありますように3億8千万で、これで一定収支差引き、3年度は4,200万の赤字ですけれども、消費税処理をしますと収支とんとんになるという形です。  それを今度、4年度以降どうするのかという議論の中で、44%のうち30%については総務省の基準でいわゆる基準内繰入れ、基準内としての取扱いが、考え方が可能ではないかということで議論をいたしまして、結果、資本費の30%を今後基準内繰入れとみなして措置をするという認識をしておりますので、当面は資本費の30%、いわゆる14%はカットしますけれども、30%は基準内繰入れとして措置をするという考え方で、今後それは当面継続をしていただけるものというふうに私どもは考えておりますので、金額的には資本費、償還等が進んでいきますので、若干金額の減少はありますけれども、4年度で4億900万、おおむね4億程度の繰り出しをそのまま当面は継続をいただけるのではないかなというふうに認識しております。  それを前提にして、今回、代表質問で御答弁しましたように1年間の延伸、返済が1年間延伸という形にはなりますけれども、何とかそれで運営していけるんではないかなという判断をしたということでございます。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  資料5を見ても、代表質問のときより細かく資料を出してもらっているので、これは、私たちは多分理解できると思うんですね。これを例えば市民にどう周知していくかというところで、なかなか水道事業、下水道事業って、伝えるって難しいんですよね。そこをしっかりと説明責任を持ってやっていってもらいたいというところと、一定の基準内繰入れがあるという前提の中での話になっているので、これ、何が起こるか分からないので、その辺も踏まえて、その1案だけではなくて、何かあったときの運営というのも一定その議論はしてもいいのかなとは思うんですけれども、今それをあえてするところではないので、この方向性ではやっていってもらいたいなとは思っています。  でも、大部分はもう代表質問で御答弁いただいているので、この程度で終わります。 ○中野 委員長  ほかに質疑はありませんか。  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  先ほど池田委員の質問に続いてというような形になるんですけれども、今回の計画から基準内、基準外というような考えを入れて、30%は総務省に従って基準内という取扱いをするということになったんだと思うんですけれども、そのパーセントの決め方が多分ある程度自由度があるというようなところだと思うんですけれども、その中でちょっと市のほうに聞いておきたいんですけれども、この30%という考えは、今回の行動計画とかの中でも見直しというところで、一応30%を基準内として、今までの44から減らすということで30%という数字を示していますけれども、これは水道局のほうが言うように、当面の間、この数字は維持できるという認識で考えていて大丈夫かというところだけ、ちょっとお答えいただきたいんですけれども。 ○中野 委員長  古家行財政改革担当部長。 ◎古家 行財政改革担当部長  下水道事業への繰り出しということで、これについて見直し、どう見直すかということでいろいろと他市の状況も調べたりする中で、事業検証での議論も踏まえてこういうふうな方向になったということで、先ほど森事業管理者が答えられたとおりで市のほうも認識しておりまして、当面は30%という額で繰り出しを行うというふうに認識しております。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  今、30%に減った、14%減っただけということであれば、資料で出していただいているように、水道事業課の借入れも1年延びるという程度の影響内で収まるというところなので、取りあえず大丈夫なのかなとは思っているんですけれども、本当に何があるか分からないというところなので、いろんなところも検討していただいておきたいなとは思っています。  あと、僕資料を出していただいた、資料6で出していただきましたストックマネジメントシステムのことについてなんですけれども、今回、令和3年2月に計画を提出されて、今年度からその計画に基づいた管理がされて、予算立てがされていっているということなんだと思うんですけれども、ただ、今回見直しがあった経営戦略には、このストックマネジメントに関する費用みたいなものがまだ反映できていませんということも一緒に書いていただいていまして、その辺がなぜ今回反映できなかったのかというところと、この事業費の見込額が明らかになった時点で反映するということになっているんですけれども、その見込み時期みたいなものも教えていただければと思います。 ○中野 委員長  樫本課長。 ◎樫本 経営管理部経営企画課長  ストックマネジメントシステムというのは、予防保全に重点を置いたような資産管理ということでして、小さな修繕を行っていって大きな改築というのを先延ばしするという形になるんですけれども、この結果によって改築費用というのは下がる、ただ補修費、修繕費というのは若干上がるという形になります。  トータルの支出としては下がる形になると見込んでおるんですけれども、ただ、これ、今現在、管に対してカメラ調査をして、どの部分が修繕が必要か等の調査をしまして、それがどの部分かというところまでは調査が終わっているんですけれども、それが一体幾らかかるのかというところまでの積算というのはできていない状況でございます。  ですので、できるだけ早く積算をして、また金額を経営戦略なりに反映させて計算していきたいと思っております。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  今お示しいただいたように、ストックマネジメントは長期的に見て費用を削減ということだと思うんですけれども、今回、経営戦略の今後の課題というところにも、この支出を見込むと将来の建設改良費が大きく変わる可能性もあるというところで、長く見たら下がるためのものだとは思うんですけれども、今現時点で、ある意味今立てている予測から大きく下振れするような危険性というか可能性みたいなものがあるのかどうか、特に令和7年までの間の期間で大きく下振れするような可能性があるのかないのかみたいな、一定カメラで調査して大体の状況は把握できていると思うんで、詳細なものでなくても、大きく今見ているところから変わる可能性があるのかどうかみたいな見込みは立っているんでしょうか。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  今、委員おっしゃいましたとおり、下水道の場合はカメラ調査等によって損傷度合いのほうを確認して、どれぐらい損傷しているかということを検証した上でやっていくのがストックマネジメント計画でございます。  これについては、一定カメラ調査も終了しておりますので、現在、先ほど経営管理課長が説明しました大きなぶれはないというふうに現在のところ踏んでおります。  ただ、このストックマネジメント計画は、5年をワンクールとして5クール、市内、行います。したがいまして、25年という長期スパンで予防保全型に転換していこうという事業でございますので、次期の第2期については、今後のカメラ調査のいかんによっては少し費用がどうなるかということもありますけれども、第1期については、現状、今把握している程度で詳細な金額をできるだけ早く算出して、戦略計画に見直しをしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  建設改良費のところが経営に与える金額というのは大きいと思いますので、そこがやっぱりある程度詳細な経営予測というのは大事かなと思いますので、そこはお願いしたいと思っています。  あと、これは確認で、代表質問でもほかの議員さんからあったと思うんですけれども、今、今年度からやっていました雨水の流入調査、大堀川や荒神川のところについての確認なんですけれども、一応調査自体は終わって、今、成果物が上がってくるのを待っているような状況なのかなということは思っているんですけれども、まずちょっとその確認をしたいと思います。今の現状をお教えください。 ○中野 委員長  三宅下水道課長。 ◎三宅 施設部下水道課長  向月町と鶴の荘地区におけます排水区の約127ヘクタールの現況水位の測量から流下能力の検証、解析を行いまして、その結果から、現在、浸水軽減に対するシミュレーションを行って、今よりも速やかに洪水を排除できる排水能力の向上を目的とした検証を今実施している状況です。  3月末までには成果品を取りまとめる予定としているということで、この効果的な浸水シミュレーションを基に、来年度、詳細設計を実施して、速やかに内水の軽減対策に着手するという予定としています。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  今、詳細なシミュレーションもしていっていただいているというところで、ただ、並行して今、県のほうが大堀川の改修を、今までずっとなかなか進まなかったところが進みそうだというところで、これまでは大堀川の改修自体が進んでいないから内水対策が打てないというようなところの認識もあったかと思うんですけれども、県のほうが令和4年度どこまでやっていただけるか、ちょっとまだはっきりしませんけれども、ボックスカルバートのところについても何かしら動きがあるというようなお話なので、それより上についても今後近いうちに動いてくるだろうと思うんです。  そうなると、内水に対しての責任は市のほうの責任としてやっぱり見ていかないといけないのかなと思っていますので、川は広くなったけれども、やっぱり今までと同じようにつかるというような状況があってはいけないと思いますので、そこの排水ですよね、要は。川に対する排水がきっちりできるような検討というものも併せて今していただいているんだと思うんですけれども、その辺の対策をしっかりお願いしたいなと思っています。  何かちょっと御答弁あればお願いしたいと思います。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  今、委員おっしゃいましたとおり、県と市、力を合わせて役割分担をしながら、向月町の、鶴の荘の市民の皆様のために頑張っていこうというところでございます。  上下水道局としましても、浸水対策解消に向けまして引き続き継続して取組を行ってまいりたいということで、次年度以降も引き続きやってまいります。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑はありませんか。  山本委員。 ◆山本 委員  それでは、今質問がありましたけれども、ストックマネジメントについて、ちょっとお尋ねをしたいと思います。  これ、老朽化対策ということで、各都道府県、大変なんでしょうけれども、国交省の説明を見ると、兵庫県が8.3%で、順位が43位ということで、非常に兵庫県自体が悪いなと。鳥取県はまだゼロ%なんで47位ということですけれども、兵庫県、あまり43位ということでよくない、8.3%ということですが、宝塚市は、そのうちどのぐらいの通信簿の判定になるのかなと思うんですが、分かりますか。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  申し訳ございません。今、委員おっしゃいました順位については把握をしてございません。申し訳ございません。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  実際に、宝塚市内で老朽化した対策というか、それで例えば陥没をしたとか、何か噴き出してしまったとか、何かそういう事例というのは出てきたのでしょうか。 ○中野 委員長  三宅課長。 ◎三宅 施設部下水道課長  現在のところ、管の老朽化によって陥没をしたという事例はございません。  我々下水道課としましても、維持管理担当部門がありますので、日常のパトロール云々をしておりまして、例えば道路のくぼ地云々というのを発見した際には、マンホールの蓋を開けて管路の調査をして、そういうことも含めまして道路陥没の対策に努めておりますので、今はそういう心配はございません。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  2月にこの計画を出されたということなんですけれども、補修のほうで、3年度はやっていないからゼロ%ですね。令和4年度の見込みとして31.9%ということなんですよね。5年度が倍ほどの63.8%、そして、その次の6年度が非常に65.4%と、すごく少なくなっているのかなと思う原因は何なんでしょうか。 ○中野 委員長  下野部長。 ◎下野 施設部長  令和6年度につきましては、コンクリート管渠の更新延長は29.16メートルと少ないんですけれども、それに併せた人孔、マンホールの点検等もやりますので、そちらのほうで事業費が膨らんでいるという状況です。  事業費におきましては、令和3年度以降だんだん増えていくような計画になっていますので、管路についてはちょっと少ないという状況になっております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  その下の改築、布設替えということなんですが、こちらのほうも令和3年度で2.5%、4年度が11.2%で、5年度で33.5%、6年度で51.3%ということですが、令和7年度で、もう倍ほどの100%になるよという予定を立てていらっしゃるということですが、ここら辺はしっかりと100%へいく何か基準とかありますか。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  確かに、右肩上がりで事業を進めていくということですけれども、先ほども経営上の問題で、令和7年度には企業債等の償還も一定落ち着いてくるというところから、その部分も含めた形で令和7年度には少し多めにやっていこうということで計画のほうを上げていっている状況でございます。  以上でございます。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  これ、計画出されて、国からの決定というか、補助金が出てくるのかなと思うんですが、それはいつ頃に決定するものでしょうか。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  計画自体は、既に7年度までの分については国交省のほうへ提出を行っております。  ただ、補助金といいますと、やはり年々、毎年毎年、来年度はどこをしますということで補助要望を6月、12月という段階で国に示して、その部分で査定をいただきますので、補助金については毎年変動があるということですけれども、メニューも今回いろいろ補助メニューもありますので、できるだけ補助金を導入しながらやっていく、アンテナを張りながらいろんなメニューを探していきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑は。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  それでは、資料1で、収入の分におきまして、水洗便所改造資金回収のところで、令和3年度1年、令和4年度も同じ数字になっているんですけれども、この貸付けの状況と、今後水洗化率、全体的に99%ぐらいまではいっていると思うんですけれども、どのように進んでいるか答えていただけますか。 ○中野 委員長  寺脇給排水設備課長。 ◎寺脇 施設部給排水設備課長  水洗便所改造資金、現状ですけれども、今年度に1件貸付けを行いました。                (「え、10件」の声あり)  1件。  それと、令和元年度に1件貸し付けている物件がございますので、令和3年度末におきましては2件の貸付けを行っております。  それから、もう一つ、水洗化率のお話があったと思いますけれども、令和2年度末で99.42でした。それから水洗化された世帯が2月末の段階で40軒ございましたので、数字はちょっと出せていないんですけれども、99.42からさらに進んでいるというふうな状況です。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ということは、100%しなければいけないと思っているんですけれども、あとの0.6から5ですね。そこはもう空き家とか、どうしても困難なところということで考えていいですか。空き家何軒ぐらいとかいうて分かりますか。
    ○中野 委員長  寺脇課長。 ◎寺脇 施設部給排水設備課長  今、未水洗化世帯550軒程度残っておりますけれども、その多くが高齢化世帯ということでございます。やはり費用的なものもございまして、なかなかそこが進まないという状況があります。  それと、今年度、実態調査を少ししてみたんですけれども、空き家もまだ数値が取りまとめてはおらないんですけれども、十数軒の空き家もあるということで、そういった状況です。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ありがとうございます。  私は毎年聞いているんですけれども、西谷地域の方も本当に下水をしてほしいと、どうしても新しい事業を取り組んでいくには下水がなかったらなかなか進んでいかないということで、すごい要望があるんですね。去年もお聞きしたら約800億、整備をして管理をしていくのにかかると、到底無理だという返事はいただいていて、そこの変わりはないと思うんですけれども、大きな地域からの要望なんで、やっぱり800億といえども何らかの形でできないかなというのが地域の要望なんですけれども、去年と同じ答弁になるのでしょうか。答弁ください。 ○中野 委員長  金岡局長。 ◎金岡 上下水道局長  委員おっしゃいますとおり、八百数十億円、西谷に公共下水道事業として整備をする場合、処理場も必要ですということで金額も示しながら、これまでも御答弁をさせていただきました。  ただ、やはり公共下水道事業としては、これまでどおり北部地域での整備については困難というふうな見解を示しながら、市のほうでも集落排水事業とか、いろいろ研究されていると聞きますので、その部分でまた調整をしていくのかというふうに考えております。  以上でございます。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  私は南部の領収書は見たことないんですけれども、南部では水道と下水道の同じ紙で請求が来て、領収書が来るんかなと思っているんで、西谷は水道だけなんですよね、何ぼ使って何ぼと。下水はないから合併処理浄化槽の料金をやっぱり月々、月というのか年間にしたら約3万近く払うということになっているんですけれども、下水で4人世帯で2か月に1回の下水料金って分かりますか。水道料金と一緒に下水も請求されていると思うんですね。合算して請求されているんか、下水料金と水道料金の金額で別々に請求されていると思うんですね。そこで2か月に1回の請求で、例えば4人世帯、下水料何ぼ、2人世帯、西谷地域、2人とか1人世帯が多いんで、2人世帯で料金何ぼというのが分かれば教えていただきたいんですけれども。答え、すみません、ごめんなさい。 ○中野 委員長  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  南部地域につきましては、水道のメーターで何立方使用した、その立方水量によって水道料金がこれだけ、下水道使用料はこれだけという形で請求が行きますので、下水道使用料はいわゆる水道の使用量に応じて決まってくるという形になっています。その料金、平均的なものはまた。 ○中野 委員長  出るか。  松永総務課長。 ◎松永 経営管理部総務課長  水道料金表、下水道使用料の料金表から申し上げますと、あくまで参考でございますけれども、大体1世帯4人様としたら、2か月に1回検針をして徴収をいたしますが、例えば4人世帯で60トン水を使いましたよということであれば、それに対する下水道使用料ですが、ちょっと税込みで申し上げて恐縮ですが、参考に、水道料金に関しては8,140円、これに対して下水道使用料が6,116円になってまいります。この60トンというのがすごく平均といいますか、モデル的なものですので、当然前後があろうかと思います。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  分かりました。そしたら平均でいって2人だったらこの半分ということで考えていったらいいということですね。違うのか、分かれへん、ごめんなさい。 ○中野 委員長  森事業管理者。 ◎森 上下水道事業管理者  すみません、世帯数が半分だから、それは水道使用量が半分になればという前提になりますけれども、やはり水道の使用量が単純に世帯数で乗じて倍になるかというたらそうではありませんし、それと基本料金と従量制の部分もありますので、単純には半分とか倍とかということにはなりませんけれども、そこだけはちょっと御理解いただきたいと思います。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  すみません、勉強します。またお聞きします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに。                   (発言する声なし)  なければ、委員間の自由討議を行いたいと思いますが、発言の申入れとかはありますか。ありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、質疑に戻しますけれども、質疑はありますか。ありませんか。               (「ありません」の声あり)  そしたら、質疑を終結します。  討論はありますか。               (「ありません」の声あり)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第17号、令和4年度宝塚市下水道事業会計予算についてお諮りします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  休憩取っていいか、昼休憩。                 (「はい」の声あり)  いいですか。  そしたら、次、12時45分の再開で休憩に入ります。                 休憩 午前11時45分               ──────────────                 再開 午後 0時45分 ○中野 委員長  それでは、休憩を解いて委員会を再開いたします。  次に、議案第19号、執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  吉田企画経営部長。 ◎吉田 企画経営部長  それでは、私のほうから、議案第19号、執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。  既に御提出をさせていただいております本委員会資料1、提案理由等についてを御覧いただきたいと思います。  まず、私のほうから、宝塚市行政評価委員会について説明をいたしました後、引き続き宝塚市農業振興会議について、産業文化部長より御説明をさせていただきたいと思います。  まず、宝塚市行政評価委員会につきまして、改正の内容ですが、担任事務に、「夢・未来 たからづか創生総合戦略」、その他行政マネジメントシステムの調査、審議に関する事務を追加いたしまして、併せて、組織及び構成を変更することといたしております。  2のところに提案理由のほうを書かせていただいております。こちらのほう、第5次宝塚市総合計画では、総合戦略とは別々に外部評価を行ってまいりました。第6次総合計画が始まりまして、やはり10年後、20年後の本市が抱える問題に対応するために、特に重点的、分野横断的に取り組む重点方針を定めまして、そのうち地方創生に係る重点方針については、具体的な取組を総合戦略の中で定めることといたしました。これによりまして、総合計画と総合戦略を一体的に推進するということになりました。  これを受けまして、外部評価につきましても、行政評価委員会に一元化する形としたことによりまして、担任事務に総合戦略、あるいは行政マネジメントシステムについて調査、審議をいただくようなことを追加したということでございます。  新たな委員構成につきましては、国から出されている総合戦略の手引というものを参考に、従来の学識経験者、市内の公共的団体の代表者、公募市民に加えまして、産業界でありますとか関係行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、メディア、士業などの中から担任事務の遂行に適任と認められる者、合計で9名を今回構成員としたいというふうに考えております。  また、総合計画の開始年度である令和3年度の施策評価、事務事業評価を行うに当たりまして、行政マネジメントシステム再構築を行っているところです。評価を1年行いまして、改善点等についても御指摘をいただくために、行政のマネジメントシステムについても調査、審議いただくと、このような事務を追加したところです。  施行日につきましては、令和4年4月1日からというふうに考えております。  私からの説明は以上です。 ○中野 委員長  政処産業文化部長。 ◎政処 産業文化部長  引き続き、議案第19号のうち、宝塚市農業振興会議について御説明いたします。  現在、第2次宝塚市農業振興計画の策定に向け、パブリック・コメントの結果を公表させていただいております。その後、今年度中の策定の予定としております。この計画では、方向性や目標値などを設定し、各年度において実施状況の点検や評価、進捗管理を行い、その結果について考察し、その後の対策や見直しに反映していくこととしています。その調査や審議に関する事務を担任する附属機関として、宝塚市農業振興会議を新たに設置するため、条例の一部を改正させていただくものです。  なお、現在条例に位置づけられております宝塚市農業振興計画策定委員会は、本年3月末日までの時限での設置となっております。その他の事項については、あらかじめ資料で御提出させていただいておりますとおりです。  以上、よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑は、行政評価委員会についての質疑か、農業振興会議についての質疑かを示した上でお願いをいたします。  質疑はありませんか。  池田委員。 ◆池田 委員  行政評価についてのところで、少しお伺いしたいと思います。  一元化されるということはいいことだとは思っているんですけれども、再度、その一元化することによってのメリットというのをちょっと簡単に御説明いただけますでしょうか。 ○中野 委員長  河本新庁舎及びひろば整備担当課長。 ◎河本 新庁舎及びひろば整備担当課長  2つの会を一元化することによるメリットなんですけれども、従来、行政評価と総合戦略というところで、別々に行っておりました。そこが総合戦略のほうは、地方創生という形で総合計画の中でも、非常に今回、重点方針というところで定めております。その重点方針を実現していくための取組というのを、この行政評価委員会の中で、特に特出しをして取り組むということが、非常に今後、人口減少の中でどうしていくかというところを議論できるという点が、大きな利点だと思っております。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。  その下段のところに、今回9名選任されるということですけれども、この9名というのは、現時点である程度、もう選別はされているんでしょうか。 ○中野 委員長  河本課長。 ◎河本 新庁舎及びひろば整備担当課長  すみません。まだ今のところ、どなたという特定的なものはございませんけれども、ちょっと資料にもお示しをしましたとおり、手引にも書いてあります産業界だったり、士業だったりというところから、何人かを選ばせていただきたいというふうに考えております。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  これは、じゃ、こういうところから選任はしたいということで、各その分野から必ず1人出るというわけではないんですね、認識としては。 ○中野 委員長  河本課長。 ◎河本 新庁舎及びひろば整備担当課長  一つには、今後、行政評価をしていく上で、アドバイスをいただける方というところを考えておりますし、あと、子どもであったり福祉の分野であったり産業の分野であったりというところで、幅広い観点で御意見をいただきたいというふうに思っておりますので、そこには配慮しながら選定させていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  今おっしゃったみたいに、幅広いところからの意見をもらうという意味で、今回挙げられているところから、やっぱり1人ずつというところはちょっと頑張ってもらいたいなと思うんです、偏らないという意味で。  評価を1年間行うというふうに書いてあるんですけれども、ちょっとここの説明だけしてほしいんですけれども、この評価を1年に何回か行うということですか。それとも、評価をPDCAみたいに1年に1回やるみたいな感じでやるんですか。 ○中野 委員長  羽田政策室長。 ◎羽田 政策室長  すみません。ここの御説明なんですけれども、これは、行政マネジメントシステム自体を1年間やってみて、そこ自体がうまく回ったかどうかというところの評価をしたいという趣旨でございます。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。ここはしっかりと一元化してやっていってもらいたいと思うので、ぜひよろしくお願いします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに。  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  ちょっとまず確認なんですけれども、今回、この一元化することに対して、別に何の反対をするつもりもないんですけれども、昨年の12月議会の時点、決算のときは、この行政評価委員会自体が、要は取りやめるというような方向の中で議論がされていたかと思うんですけれども、それから一転して、今回は総合戦略も含めた形で再構築というような話なのかなと思うんです。ちょっと変わった経緯と、一旦は行政評価委員会、取りやめましょうというような話にもなっていたので、そこに対する何かしら反省が、決算委員会でもちょっと述べていただいていましたけれども、何かしら反省があったからこそ取りやめようというような流れになったと思うんですけれども、どういう反省があったかということと、今回、再構築するに当たって、どういう点を改善するんだというところの話をお聞かせいただきたいと思います。 ○中野 委員長  河本課長。
    ◎河本 新庁舎及びひろば整備担当課長  従来の反省点としまして、評価を行った結果というのが、なかなか次の予算に反映されていないであるとか、なかなか中での経営層の議論ができていないというところが、大きな課題としてありました。ですので、今般、評価の時期を早めて、そのあたりの内部議論のほうをしっかりしていきたいというのが、まず1点としてあります。  外部評価についてなんですが、そのあたりの内部評価で論点をきっちりまとめることによりまして、より効果のある議論がしていただけるだろうというふうに考えております。先般の時点では、どういう外部評価にするのか、そもそもちょっとどういう時期に組み込むのかとかも含めて決まっておらなかったものですから、廃止というような表現が一旦使われたところかと思うんですけれども、結果といたしまして、外部評価はやはり一定必要であろうと、その上で、より内部評価に注力をしながら、意味のある外部評価にしていかないといけないというところで、スケジュールを見直したというところでございます。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  内部評価の充実も図りながらというところで、前回の決算のときでも、やっぱりPDCAを回すのに、結局見てみると、10年かかってしまったようなところの反省もあったと思うんで、そこはやっぱり、きっちり内部で回せるものは回していただいて、それを評価していただくというような、多分イメージに変わるのかなというところで、これに関しては期待したいと思いますので、その制度をうまく回していただきたいと思います。  あと、農政のほうに対しても続けていいですか。 ○中野 委員長  いいですよ、どうぞ。 ◆くわはら 委員  すみません。あと、次、農業振興会議のほうなんですけれども、これも確認なんですが、今回、第2次の農業振興計画の策定に合わせて、今回立てるということやと思うんですけれども、これまでこの振興会議みたいなものがなかったというところで、内部での一定評価というかみたいなのはあったかと思うんですけれども、そういった外部の目を入れて、実際計画がどのように進行管理されているかという視点が、今までなかったという認識でいいのかどうか、ちょっと確認したいと思います。 ○中野 委員長  藤田課長。 ◎藤田 農政課長  委員おっしゃるとおり、今まで10年間計画をつくったということはあるんですけれども、年度ごとにきっちりと進捗を管理している状況ではなかったということでございます。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  これ自体は、今回始めていただくということで、市としてもやっぱり成果をきっちり見ていこうという流れの中で出てきたことだと思いますので、これ自体は、非常にいいことだと思っています。  ちょっとこれは、大きな話になるかもしれないんですけれども、今回この農業振興計画に当たって、振興会議をつくるということなんですけれども、市が持っている様々な会議の中で、こういう外部評価の目が必要なもの、必要ないものというのももしかあるかもしれないんですけれども、今回のように、現時点で今後、外部評価の目も必要になるだろうというか必要なものなのに、そういう組織が今立ち上がっていないみたいな同様のことが、今後また出てくる可能性があるのかどうかというのを、ちょっと教えていただきたいんですけど。 ○中野 委員長  政処産業文化部長。 ◎政処 産業文化部長  このたび農業の面で、外部機関で進捗管理していただく機関がなかったということで、このたびの第6次の総合計画のつくり方も、各分野別計画に詳細をちょっと投げてというような言い方悪いですけれども、詳細計画と綿密に連携を取ってつくるという方針が市として示されましたので、農業の面でそういう機関がないということは、我々としてはちょっと弱点だという判断をしまして、新しく、永続的に審査していただける機関が必要だという判断はさせていただきました。  委員御指摘の庁内全体でどういうことになっているのか、ちょっと把握はできていないんですけれども、所管部署が必要に応じて今、申し上げたような判断で、必要なところに外部の機関を入れているという理解をしておりますので、農業のほうでもそういうのに倣って、取り組んでいきたいという今回の御提案でございます。よろしくお願いします。 ○中野 委員長  吉田企画経営部長。 ◎吉田 企画経営部長  市全体の審議会等、このような形で進捗管理をどうしていくのかというところで、漏れがないのかという御質問だと思います。ちょっと今、手元にデータがございませんので、どれだけの審議会があるかというのはあるんですけれども、やはり、総合計画の下には、それぞれの分野別計画というのがぶら下がる形でありまして、その分野別計画を作成する際には、何かしら審議会なり懇話会なり、そういうような会議体をつくって、計画が策定されていきます。  そういう中で、それぞれの計画がどれくらいきちんと進んでくるのかというのは、それぞれの計画の中でも進捗管理は一定していかないといけないというふうに思っておりますので、そのような会議体を使いまして、各所管課におかれては実施をされていると、そのように考えているところです。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  今回、産業文化部のほうとしては、今回の計画に当たってちょっと弱いところがあった、漏れがあったというのに気づいて御対応されたということで、別に全ての分野別計画にこういう外部評価が必要かどうかというところは、ちょっとまだ僕も分からないところですけれども、今回、産業文化部がつくられたこの審議会をきっかけに、ちょっともう一度、全部署で検討いただいて、必要があるものは早急につくっていただくべきだと思いますし、ないものに関してもどういう形で、じゃ、評価していくんかというところは、もう再度見直ししていただく必要があるのかなと。今までのようにちょっとつくっていたけれどもつくったままだったみたいなことが、後から分かるようなことはあかんのかなと思いますので、その確認だけお願いしたいと思います。  僕は以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  少しお尋ねしたいと思います。行政評価委員会の出される内容なんですけれども、「第2期夢・未来 たからづか創生総合戦略」、これ、少し見せていただきました。地方創生として、国から宝塚市に来ている、そして県からも少し来ているのかなと思うんですけれども、実績としてどのぐらい来ているものでしょうか。 ○中野 委員長  河本課長。 ◎河本 新庁舎及びひろば整備担当課長  すみません。ちょっと今、額のほうが正確に把握できていないんですが、委員おっしゃるとおり、国からも交付金を得て、県からも交付金を毎年得ているところでございます。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。また、ゆっくり教えていただけたらと思います。  それと、宝塚創生ということで頑張ってやっていただかないといけないなとは思うんですけれども、ここで見せていただいたら、子どもたちのため、子育て、女の人のワーク・ライフ・バランスのためということですが、地方創生という最も根本的な目的は、国のほうでつくられたときの目的というのは、例えば、東京、大阪などの一極集中から地方への分散型、そんな社会をつくろうよということで、例えばネット社会であったりとか、沖縄をネットの情報特区にしてみたりとか、兵庫県は医療特区、そして、淡路島なんかにもパソナが本社機能を移動して地方にいろいろな特色を持って、人を分散させようというのが目的だと思うんです。そこら辺で、住んでいただくことがもちろん一番なんでしょうけれども、交流人口の多さということが、まずもって宝塚市は重要な点かなと思っているのです。宝塚創生は非常に大事だと思っているんです。  これ、26ページに、地域における産業振興と雇用の確保、2番目が多様な文化政策の展開、3番目が観光集客の推進、4番目が北部地域のまちづくりということで、宝塚創生の中で、この観光集客の推進というのが1番目に持ってきていらっしゃらないということが、非常に疑問だなと、宝塚創生やったらそれをまずやるん違うのと、ほかからだったら物すごく羨ましがられるのではないかなと思うんですが、それがあまり入っていない理由は何でしょうか。 ○中野 委員長  河本課長。 ◎河本 新庁舎及びひろば整備担当課長  すみません。おっしゃっていただいたところで、観光が3番目に来ておるというところなんですけれども、この4つに特段の順番というところで、上から優先度が高いというものではございません。その中で、人口減少の中でどうやって地域を活性化していくかという観点は、非常にこの総合戦略で重視をしておりまして、その一つとして商工業もしかり、観光もしかりというふうに考えております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  宝塚の特色は、やっぱり交流人口を呼び込まないといけないということが、宝塚にとっての利益になっていくと思うんです。だからこそ、宝塚市というのはブランド都市であるということですし、そのために引っ越してこられる方も、他市よりも減少の傾向が少ないよということもあるわけですから、それをまず考えていかなければいけないと思いますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  そして、農業のほう、移らせていただきたいと思いますけれども、農業振興をしっかりと頑張ってほしいなと思います。西谷地域から三田に出ると、わあ、すごく頑張ってはるなといつも思ってしまうんですけれども、西谷の方に聞いたら、夢市場に皆さん午前中から、本当に西谷の野菜は、ホウレンソウってこんな味だったなと思い出すような、赤い部分があったんだなとか、いろんなことを感じながら食べさせていただくわけですけれども、もう午前中で売り切れてしまうよというぐらい、西谷の生産がなかなか追いついていかないということもあります。  農業をしっかりと今後もやっていただきたいと思うんですが、これも出させていただきました農業振興計画の案についてということで意見と、市の考え方の公表についてということで、もうたくさんの意見が市民の方から出ていたかと思います。これも見せていただいて、PDCAサイクルを回していくよということなんですけれども、集落営農の状況をちょっと聞かせていただいてもいいですか。 ○中野 委員長  藤田課長。 ◎藤田 農政課長  集落営農につきましては、第2次農業振興計画の中でも目標値を設定してございます。現在、宝塚市では8.74%となっておるんですけれども、これを10年後、21.60%に、ごめんなさい、集落営農組織。申し訳ございません。これが、集団で農業を担っていこうというふうな組織になっておりまして、今現在、5組織で構成されております。これを10年後、西谷の10集落の数と同じ10組織で組織していきたいというふうに考えております。  なかなか集落によっては、集落営農組織に難しいというふうなところもあるんですけれども、我々はそのメリットというところを生かしながら、数を増やしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  集落営農、頑張っていただきたいなと思うことと、今、鳥獣被害、私も通るたびにがっちゃんします、動物たちと。かわいい動物もいたり、憎らしいのもいたりとかしますけれども、鳥獣被害、非常に多くなっているなということの対策、そして、ソーラーシステムが、畑、田んぼの上に今、西谷にあちらこちら造られているんです。ソーラーを配置しますよという話が出たときに、下で作物が作れるのかという質問をしたら、それをちゃんとやらないと、国に補助金を返さないかんという話があったんで、ちゃんと造っていきますということだったんですけれども、私が見た限りでは、西谷のソーラーをやっていらっしゃるところの下には、農作物がないように思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○中野 委員長  藤田課長。 ◎藤田 農政課長  ソーラーをするというところなんですけれども、その土地が農地ということになっておりますので、農業も一定影響がないというふうなことの条件を満たしながら、ソーラーをするというふうなことになっております。  1年ごとにその収穫について、減少が著しくないというふうなことの評価を出していただいて、農業委員会のほうで審査をさせていただいております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。その辺もしっかりと行政評価委員会、そういう機関で話合いのときにしっかりと踏まえていっていただいて、現状を見ていただければと思います。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに。  大島委員。 ◆大島 委員  そしたら、委員構成についてちょっとお聞きしたいんですけれども、こちらの農業振興会議のほうで、知識経験者とか、あと、市内の公共的団体、関係行政機関、農業振興の関係者と公募の市民と書いてあるんだけれども、これでその現場の方の意見が反映できるようなメンバーというのは、どこに入ってくるんですか。 ○中野 委員長  藤田課長。 ◎藤田 農政課長  構成としましては、市内の公共的団体等の代表としまして、西谷の農会長会、宝塚市農会連合会、あとは、宝塚市花き園芸協会とJAさん、そういった方々を公共団体の方から4名以内で選出いただけたらというふうに考えております。  以上です。 ○中野 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  分かりました。  やっぱり、現場の声がきっちり入っていない宙に浮いたような何か夢物語では、絶対駄目だなと思っているのでお願いしたいなと思うんですけれども、あと、農業委員会の委員さんなんかは、メンバーに重複してなれるんですか。 ○中野 委員長  政処部長。 ◎政処 産業文化部長  農業委員会は、市の特別職非常勤職員になりますので、今回の審議会委員とは別の組織になります。  以上です。 ○中野 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  分かりました。  なんせ、大きく農業を見られるような方というふうに思ったので、現場のことをよく分かっている方というのは今、農会長さんとかそういう方たちが入るということなので、そうしていただけたらなというふうに思います。もうそれだけです。 ○中野 委員長  ほかに。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  農政のほうでお聞きしたいんですけれども、やっとこの委員会を設定していただいて、先ほども意見あったと思うんですけれども、やっぱり、つくったらつくりっぱなしで計画書を、それをやっぱり評価していく、何回か私も一般質問の中でどうなっているかという、10年間いうたら現状が、どんどん情勢が変わってくる中で、やっぱり見直しも必要だということも常時言ってきました。それが、こうやって振興会議を設置していただくということは、農業を営んでおられる南部にしろ、北部にしろ、大きな進展かなということを思います。  この10年間なんですけれども、この中で年何回ぐらい、情勢によっては何回か協議はしていかなあかんと思うし、見直しも必要だと思うんですけれども、大体年何回ぐらいの計画で開くことをされていますか。 ○中野 委員長  藤田課長。 ◎藤田 農政課長  計画の中では、各年度において点検評価を行うということを書いておりますので、少なくとも年1回開催したいなというふうに考えております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  年1回ということ、ちょっと寂しいかなと。せめて、年2回ぐらいは開いていただいて、その現状をしっかりと把握していただくということと、その構成団体で、大島委員が言われたように、経験者というのか、公共団体の中で4名程度、関係行政機関職員、農業振興関係1名、市民公募1名ということなんですけれども、私、やっぱり農業委員会は準公務員、別の組織なんですけれども、やっぱり地域のことを、南部においても北部においても十分把握されているのは、年1回協議をされている全体を見たら農業委員会の方かなと。自分も農業委員を経験してきて、そうではないかなと思うんです。  そういった中で、情勢の変化によっては、やっぱり農業委員会の方と交流をするとか懇談をするとかというのは、毎年じゃなくても、今回は西谷で新名神高速道路が出来ましたと、情勢がぐっと変わってきたということもありますし、すごい期待もあったと思うんやけれども、それが少し裏切られたかなというのもあって、やっぱり情勢によって、農業委員会の方と懇談というのはちょっと考えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○中野 委員長  政処部長。 ◎政処 産業文化部長  それぞれに事務局がありますし、私もそれぞれに出席もしておりますので、おっしゃられたことの必要性については、私どもも必要に応じてやりたいとも思いますし、そういう地域の課題という面では、農業従事者の方が持っておられるとも思っておりますので、事務局としてもしっかりとその辺の意見を聴取しまして、おっしゃられたことは必要に応じて考えていきたいなとは思います。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ぜひ実現していただいて、行政側も地域の方も全体の農業ということをしっかり把握していただいたら、また一歩前進した、農業者にとっては元気の出ることになると思いますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑は。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  すみません。両方にまたがっての質問なんですけれども、将来10年後のことを考えて、いろんな会議に出てこられる専門家とか、いろいろな方がいらっしゃるんですけれども、10年先を見るというのは、基本的に30代、40代の若い方が、10年後見ていけるのかなというような、そういうような認識は僕あるんですけれども、大体こういうような集められる方というのは、皆さん50代、60代、70代という方が多いのかなというふうに予想されるんですけれども、両方聞きたいんです。行政評価委員会の委員の方というのは、何歳ぐらいからという年齢と言ったらおかしいですけれども、枠に入るのかなということと、農業のほうも特になんですけれども、恐らく、高齢化というのがよく聞く話なんですけれども、若い方は果たして入れるのかなと、その辺ちょっとお答えください。 ○中野 委員長  吉田企画経営部長。 ◎吉田 企画経営部長  まず、行政評価委員会のほうですけれども、恐らく、年齢的には40代から上の方になってくるのかなというふうに思います。公募による市民の方で、例えば若い方が応募をいただいて、それを我々のほうで選ばせていただくということはあるかと思いますが、それぞれ、例えば知識経験者の方であれば、大学の教授であるとか准教授というクラスになって、それぞれの知見を持たれた方ということになりますと、やはり40代から上の方になるのではないかな。それから、産業界であるとかほかの分野につきましても、一定のお仕事をされてきて、いろんなことを経験されているという面からすれば、やはりそれぐらいの年齢になってくるのかなということで、岩佐委員が今おっしゃっていただいています、恐らく20代、30代とかいう方が入っていただくのは、我々もできるだけそういう視点でも考えていかないといけないと思いますけれども、実質的にはちょっと厳しいのかなというふうには思っているところです。 ○中野 委員長  藤田課長。 ◎藤田 農政課長  農業のほうにつきましても、同じような状況でございます。知識経験者の方も、恐らく50代前後になっておりますし、農会とかの方も役職についておられたら、60以降の方とかも多いと思います。市民公募につきましては自由になっておりますので、そういった若い方の意見も反映していきたいというふうに考えております。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  専門家の方こそ、若い方を入れていかないと全く意味がないと思うんです。市民公募の方でたまたま若い方を入れました、それでは意味がなくて、産業界なんていうのは20代からどんどん成果を出していって、30代でもすごくビッグになられた方もたくさんいるでしょうし、また、メディア関連とか金融関係でも、精通された方は多いと思います。若いから実績がないと決めつけるのは、ちょっとおかしいなと思っていて、若い方でも実績がある、例えば農業のベンチャーの方なんてたくさんいらっしゃるので、そういった外部評価できる方を持ってこないと、振興なんてあり得へんと思うんです。やっぱり、農業振興していくためには、もっと新しい知恵とかアイデアとか、そういう発想とかを取り入れるような工夫をちょっと考えてほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○中野 委員長  政処部長。 ◎政処 産業文化部長  この審議会は、我々の行政計画を進捗管理していただく機関ですので、一定その公共的団体の代表の方に、これまでの経験に基づいて評価していただきたいなという思いはあります。  一方、おっしゃられている若手農業者の方とか、農業を若くしてやられている方、そういった方は農政課のほうで、若手農業者との懇談会は定期的に月1回以上を持っておりますので、そういったところで若手農業従事者の方の意見はお聞きするようにしておりますし、我々としてそういう意見を吸収させていただいて、どう施策に反映するかというのは、我々のほう、行政のほうでも考えていきたいという考えでございます。  以上です。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  本当、担い手不足の解消には、若手が入るのが一番やと思います。あと、その行政評価に関しましても、その市政に関心を持つという意味でも、やはり若い方が入ることが最重要やと思います。そこのところを何か切り分けて考えるのではなく、もっとミックスした形で柔軟に対応していかなければ、何も新しくなっていかないと思うんです。その辺のところを最後、ちょっと一言欲しいんですけど。
    ○中野 委員長  吉田企画経営部長。 ◎吉田 企画経営部長  今、委員御指摘いただきましたように、若い方だから駄目だというふうに我々も決して思っておりません。経験がないからというか、若い方でも本当に経験を積まれて、様々なことをされている方も私も存じております。そういう意味で、今回委員を選ばせていただくに当たりましては、結果どうなるか分かりませんけれども、そういった視点も入れまして、我々も考えていきたいというふうに思っています。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、自由討議をしたいと思います。  発言の申出はありますか。                   (発言する声なし)  ありませんか。  それでは、自由討議はこの程度として、質疑に戻ります。  質疑ありますか。               (「ありません」の声あり)  それでは、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「ありません」の声あり)  これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  議案第19号、執行機関の附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例の制定についてお諮りします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号、公の施設、宝塚市立温泉利用施設の指定管理者の指定についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  政処産業文化部長。 ◎政処 産業文化部長  議案第36号、公の施設、宝塚市立温泉利用施設の指定管理者の指定について、提案理由を御説明申し上げます。  資料でもお出ししているんですけれども、まず、概略で説明させていただきます。  市立温泉利用施設を管理する指定管理者の指定期間が、令和4年、本年2022年6月30日をもって満了するため、令和4年、2022年7月1日から令和6年、2024年6月30日までの2年間の指定管理者を指定しようとするため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  市立温泉利用施設については、宝塚市公共施設(建物施設)保有量最適化方針に基づき、現指定管理期間終了後の令和4年、2022年7月以降を目標に、民間事業者への譲渡を含めて今後の施設の在り方を検討しています。令和元年、2019年には、民間事業者へのサウンディング調査を実施し、様々な提案がありましたが、その後のコロナ禍により、社会・経済情勢が大きく変化し、民間事業者による新たな投資が厳しい状況となりました。そのため、指定管理者制度による現行の施設運営を2年間延長する判断をすることといたしました。  本来、本施設の指定管理者を指定する場合には、宝塚市立温泉利用施設条例第14条第1項により、公募によるものとなっていますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言等により、温浴施設やスポーツジムの運営が制限され、利用者減少により赤字経営が続く中、民間事業者の新たな応募や競争原理を働かせるのが非常に困難になり、加えて、指定管理期間の2年間において、新規参入事業者が新たな設備投資をして、回収していく見込みが非常に薄い中で、運営のリスク、経営リスクが高まっており、結果として、利用料の増額など市民サービスの低下を招きかねないという考えから、既に現指定管理者で設備投資を一定していただいて、平成27年、2015年から現在に至るまで、施設を運営していただいている現指定管理者、株式会社linkworksを応募者として指名することといたしました。  指定管理者の選定に当たっては、知識経験者、公共的団体の代表者、公募による市民で構成される宝塚市立温泉利用施設指定管理者選定委員会を設置し、2度の委員会開催を経て審査を行いました。委員構成については、資料1に記載のとおりです。選定結果につきましては、委員5人の評価点、合計600点中444点、74%になりまして、必要最低点と決めました360点、60%を上回り、株式会社linkworksを指定管理者の候補として選定いたしました。  選定に当たり特に評価された点といたしましては、フィットネスと温泉という施設の特性を生かしたこれまでの運営により、利用者を着実にかつ大きく伸ばしてきた実績があり、平成27年から現在に至るまでの指定管理者としての豊富な経験は、次期指定管理期間の運営を任せる上でも、信頼に値するといった点が挙げられました。その他、宝塚市や当該施設に対する思い入れも非常に強く、地域の発展と温泉文化の継承にも意欲的に取り組んでおられている点などが評価され、選定に至ったものです。  以上のことにつきまして、資料1から5及び追加で御請求いただきました資料6を既に御提出しております。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。  説明は以上です。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑はありませんか。  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  資料1の選定委員会の委員の選定された理由というのを教えてください。 ○中野 委員長  森添観光企画課長。 ◎森添 観光企画課長  選定委員についてですが、まず、委員長の吉兼秀夫先生に関しましては、観光振興会議、観光振興戦略の策定のときに委員長のほうをいただいております。あと、委員長代理の和田先生に関しても同様で、そのメンバーに入っていただいております。その中で、観光振興戦略をつくっていく中で、当然、温泉であったりとか、この温浴施設というのも一つのキーワードになってきますので、そちらのほうを含めて広い見地から見ていただきたいということで、委員の選任のほうをいたしました。あと、越智先生に関しましては、財政に強い方、税理士の方なので、そういう側面から委員のほうに入っていただきました。あと、小早川優委員に関しましては、宝塚温泉旅館組合の組合長ということで、長くあのあたり、宝塚温泉の歴史のほうを御存じでありますし、前回の指定のときにも委員に入っていただいておりますので、そういう経験から委員のほうに入っていただきました。もう1人の矢部様に関しましては、市民公募というような形で、公募をさせていただきまして委員のほうに入っていただきました。  以上です。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  先ほどの行政評価委員会の中でも、新たに産業界や教育機関、メディア、金融機関など新しいジャンル、分野の方を取り入れたりしているんですよね。特にこのナチュールスパというのは、観光産業資源としてもすごく有効な価値があるものであって、その中に新しいその産業界であるとか、例えば今、同じことを言いますけれども、若手のやり手企業家さんとかそういった方を評価対象として、経営という視点で見ていかないといけないと思うんですけれども、そういった考えは今後はあるんでしょうか。 ○中野 委員長  森添課長。 ◎森添 観光企画課長  今回、2年間延長という形、実質は延長という形なので、まず経営としてどうかというところを視点に、委員のほうを選んでおります。委員おっしゃるように、今後、この施設の在り方であるとか大きな話につながっていくときには、もう少し広い視点でいろんなジャンルから、御意見のほうを聞きたいと思っております。今回のこの選定に関しては、この2年間延長というところが争点になってきますので、そういう視点から委員のほうを構成いたしました。  以上です。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  分かりました。それでは、今後の課題として、そういった方を入れていくような形でお願いします。  それで、資料2のほうの採点集計表なんですけれども、この中の項目の4番目、管理運営能力の最も重要な、その候補者の経営状況が安定しているかという項目なんですけれども、3、3、2、3、4で、平均したら60%、これ最低ラインなんですよね。もし、1でも下回ったらもうアウトになるという数字なんですけれども、今度、縦に見ます。そうすると、利用者や市民に関連するところ、1で言えば2段目のところのE委員が4、利用対象者の平等な利用を確保できるものであること、2番目の下のほうの利用者からの要望、苦情の把握と云々かんぬんを持っている、6番目の下段のほうの市民や地域との連携を考慮しているというのが、全て10段階の4という数字をつけられていて、これも勝手な想像でいうと、恐らく公募の方なのかなというような考えはできるんですけれども、公募の方が、もしこういう点数をつけたとするならば、市民の感覚からしたら、はっきり言ってアウトなのかなと思ってしまうんですけれども、その予測もちょっと込みなんですけれども、質問させてください。 ○中野 委員長  岡本宝のまち創造室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  先ほど、御指摘のC委員の2につきましては、現状の会社の経営分析、その中でコロナ禍でかなり減収というところもございまして、長期の借入金が増加しているというちょっと不安な点がございましたので、評価が低くなっています。ただし、グループ内企業で、資金の融通というか持ち合いをしておりますので、経営的には問題でないであろうという結論をいただいております。  あと、E委員につきましては、この施設なんですけれども、観光目的と健康増進の目的がございます。おっしゃっていますように、この方につきましては、温浴というところを中心に、あと市民にという視点から、評価をいただきました。その中で、やっぱりスポーツジム的なところの要素が、今、強い運営になっておりますので、少しそういった点で評価が低かったというところになっております。  選定の際に、会社の代表とかとヒアリング等させていただいたんですけれども、その際に直接もう委員のほうから、例えば入場料が今、女性の方が1千円、男性の方が800円いただいております。俗に言う公衆浴場的なところからすれば、多少割高だとか、そのためには、市民の割引の日とか市民の日とかを設けてほしい。あと、くつろぎということで、2年間でちょっとできるかどうか分からないですけれども、足湯の御提案をいただいたりしております。  そういった提案につきましては、企業のほうも真摯に受け止めておりますので、今コロナ禍でなかなか積極的な経営が難しい中ですけれども、少しずつ努力してまいりたいと思っております。  以上です。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  分からなくもないんですけれども、取りあえずその指定管理者、次へつながないといけないというその状況は、よく理解しています。その上での今、質問しているんですけれども、ちょっとおかしいなと思うのが、実は経営状態がコロナだけで悪影響を受けているような僕はイメージに見えるんです。というのが、2016年も2017年も増えていますよね、たしか。利用者数はどんどん増えていっていて、コロナが影響があったのかどうなのか分かんないけれども、それでぼんぼんと落ちているという感じなので、経営状態はすごくいいと思うんですけれども、要は、本社のほうでお金をやりくりできるから大丈夫だという意見があったんですけれども、企業のナチュールスパの運営としても、結構優秀やったんじゃないんですか。 ○中野 委員長  岡本室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  現指定管理期間が、7年になっております。あと、御手元に資料6のほうの一番右側に、委員御指摘の2016年から今日までの年間、一番右側になりますけれども、年間の利用者数というのをお示しさせております。これ以前で当初、指定管理に着手させていただいた平成27年ですけれども、13万人というのが利用者になっておりまして、御指摘いただいておりますように、着実に利用者のほうを伸ばしてまいりました。最高が2018年の19万弱というところまでまいりましたところ、コロナ禍というところで、ちょっと利用者が減少しているということになっております。  経営的には、年間の月ぎめの利用の方ということで、定期のお客さんが経営の基盤になっておりますので、そういった方が今減少しておりまして、経営的にちょっと収入が厳しくなっているというのが現状です。御指摘のように、着実に伸ばしてきたことは確かだと思います。  以上です。 ○中野 委員長  森添課長。 ◎森添 観光企画課長  加えて説明させていただきますと、運営のほうをうまく指定管理7年間の中で、初年度は投資等含めまして多少赤の出るところありましたけれども、その後は、コロナ前までうまく運営のほうをしていただいております。  その中で、先ほど室長も申し上げたように、会費というところで安定した収入、会員収入を得て運営のほうをいただいておりますので、やっぱり、このコロナ禍で会員がざっとでいくと300人ぐらい減っているという状況で、やっぱりその分の安定した収入が減ってしまったというところは、運営の中でもかなり厳しいところだと思いますので、それは、今後の課題にもなってくるんですけれども、その収入をいかに増やすかというところが、今後の課題となっています。  以上です。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  ちょっと先ほどに戻りますけれども、経営状況が安定しているかという委員会の採点集計表では、低いんですよね、皆さん。これ、何見てこういう点数をつけられているのかなとちょっと疑問に思うんですけれども、今、当局がおっしゃったのは、経営はよかったと、上手に運営していたというようなお答えだったんですけれども、評価委員はそう見ていないじゃないですか。このギャップは何ですか。 ○中野 委員長  政処部長。 ◎政処 産業文化部長  選定委員会で経営状況を分析していただいたのは、直近の決算年度ですので、コロナ禍が始まってからのlinkworksという会社単体での経営状況を、主に税理士の先生に入っていただいていましたので分析していただいて、冒頭、分析結果を選定委員会のほうで発表していただいて、委員で共有する時間を持った結果、このような結果になりました。  今まで答弁させていただいているのは、指定管理者になってから約7年間の経営状況については右肩上がりでよかった。加えて、linkworksという会社に、グループ企業が何社かありますので、グループ企業全体としては、キャッシュ・フローは大丈夫というような経営分析までいただいたという選定委員会です。  以上です。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  そういうふうな経営に明るい方をもうちょっと持ってきてやるのか、もしくはそれか、この集計表にコロナ禍限定とか何かそういうようなところがないと、ちょっと見にくいなと、ギャップがあるなと矛盾しているなと感じました。  あと、代表質問でも申し上げましたけれども、3年連続でやってくる大きなイベントの中で、今後、ナチュールスパというような安藤忠雄氏が設計された貴重な大きな建物、本当にその目指す建物、それを生かした形で着地型観光というのをやっていかなきゃならないというそういうふうな形で、市長もトップセールスに行くと。そして、ロードマップを策定するとおっしゃっていただいたので、当然、linkworksさんにもその旨を理解していただいて、その地域の着地型観光の一つの核のコンテンツとして、頑張ってもらいたいなと思うんですけれども、その辺の対話とかいうのは行政としてはされているんですか。 ○中野 委員長  岡本室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  委員御指摘のように、ナチュールスパの立地としましては、観光プロムナードの一角を占める重要な位置にこれありますし、温泉という観光資源を生かしていく、我々が掲げていますウェルネスツーリズムも兼ねて、重要な役割を担う施設だと考えております。  代表のほうも、宝塚市政にはすごく協力的でありまして、今、御指摘の今後の大きな展開につきましても、協力、理解を求めていただきまして、大きな責任を担っていただきたいと思っております。  以上です。 ○中野 委員長  岩佐委員。 ◆岩佐 委員  本当に、目前に迫っているビッグイベントがあるので、一つ一つのコンテンツだけで売上げを伸ばしていこうというそういうような観光は流れじゃなくなってきていると、今回の兵庫DCのテロワールでも御理解いただけていると思うんですけれども、そういう意味で、幾らその方がやる気があって、宝塚に思い入れがあったって、1人じゃできないよと。あくまでも訪れていただいて、周遊していただいて、宿泊していただいてというそういうプランがあって、その中の一つのコンテンツとして、みんなで協力し合ってもうけていこうねというような、そういうふうな趣旨だよということを、いろんな事業者に行政からどんどん伝えていってほしいと思います。よろしくお願いします。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありますか。  山本委員。 ◆山本 委員  続けてお聞きしたいと思います。利用者の地域別と年代別、これ資料出していただきました。県外の方が、結構どの年代においても多いなと思うんですけれども、これ県外の方は、やっぱり宿泊していらっしゃる方が多いということでいいでしょうか。 ○中野 委員長  岡本室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  すみません。ちょっと詳細まで把握をしておりませんけれども、会員の中には、池田とか豊中の方もいらっしゃると思われますので、そういった方も県外に含まれております。  今後も、たまたまなんですけれども、今月の阪急さんのTOKKのほうにも歴史街道さんの協会に入っておるんですが、その枠をお借りしましてナチュールスパの広告を打たせていただいております。御指摘のように、県外からもたくさんのお客さんがお越しいただけるように努めていきたいと思っております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  県外の方、宿泊の方には温泉ですよということでのアピールをしていただきたいなと思うので、各ホテル・旅館に案内を置かせていただくのもいいかなと思います。  今、ちょっとTOKKの話が出ましたけれども、指定管理、最初はJTBでしたっけ、その次がエイチ・ツー・オー、このlinkworksということになったんですけれども、これ、指定管理の方によって利用者の動向は、多い少ないとかということはありましたでしょうか。 ○中野 委員長  森添課長。 ◎森添 観光企画課長  今の運営、linkworksさん、うまく運営のほうをされていまして、その前ですとエイチ・ツー・オーさんが、割とエステで収益を伸ばして、利用のほうを増やしていた。実際、今、linkworksさんもそのエイチ・ツー・オーさんにエステ部門はお任せしているような形ですので、来場者の人数でいうと、どんどん右肩上がりで増えていったと、コロナでその分がちょっと下がってしまったんですけれども、数字的にはそういうような形です。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  それと、コロナ禍でいろいろと生活習慣も変わってしまったというお話もありましたけれども、利用者をあと2年ということですが増やすためにも、例えば、宝塚市民は100円とか少し安く設定して、市民は安いよという宣伝をもう一回できるなんていうことはないかなと思うんですが、いかがですか。 ○中野 委員長  岡本室長。
    ◎岡本 宝のまち創造室長  御指摘のことなんですけれども、今の産業文化部のほうで、たからづか子育て応援プロジェクトというのを実施しておりまして、これは、国の子育て支援の臨時交付金で、市内の事業者の方に買物とかいろいろ協賛をお願いしているんですけれども、その中でもナチュールスパも参加しておりまして、小学校以下の方は500円のところを無料にさせていただいたり、中高生の方は840円のところを530円で御利用いただいたりしております。そういった策も続けて実施していきたいと思っています。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  多少でも、市民なら安いよということがあったら、皆さん利用してくださるかなと。今まで忘れてしまっていたよという方にも、思い出していただけるかなと思って、何か65歳の以上の方とか少し安くしますよ、市民の方を安くしますよということがあればいいかなと思いました。  そして、2年ということですので、もうそろそろ方針も決めていらっしゃるかと思うんですけれども、まず、この土地と建物で当時造ったところは、幾らぐらいかかったものでしょうか。 ○中野 委員長  政処部長。 ◎政処 産業文化部長  建設当時の費用、我々伝え聞いておりますのは、トータルで約40億円と聞いております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  今、駐車場部分が利用できないということで、旅館の駐車場も借りているということなんですけれども、例えばこれ、将来貸すという考えがあるのか、もしくは売却という考えがあるのか。もうそろそろ2年ということであれば、方向性を決めていらっしゃるかと思うんですが、いかがですか。 ○中野 委員長  岡本室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  この温泉施設につきましては、御承知のとおり、在り方方針のほうで、改めて配付をさせていただきましたけれども定めております。第1の方向性としましては、温泉事業を続けながら、建物については民間に譲渡し、土地は賃借するというのは、第1の目的になっております。コロナ禍の前に、サウンディング調査としまして、一定企業さんのお話を聞く機会を設けたんですけれども、その聞いたものが、コロナ禍で状況がかなり変わっておりますので、今現在、広くはしておりませんけれども、個々に情報を集めて、先ほど申しましたような形で進められるように準備をしているところでございます。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  将来どうなるかなということも、皆さん不安に見ていらっしゃるかもしれません。何かいい方法でしっかりと見ていっていただけたらと思います。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに。  池田委員。 ◆池田 委員  これ自体に特に反対という立場での質問ではないので、ちょっとお聞かせいただきたいのが、サウンディング調査を行いました。どれぐらいの御意見が取れたのかというその経緯、ちょっと教えてもらいたいんですけども。 ○中野 委員長  政処部長。 ◎政処 産業文化部長  サウンディング調査はコロナ禍前ですので、私が室長だった2019年にやったと思います。そのときは、コロナ禍以前ですので、建設業のブローカーの方であったり、その仲介業者の方であったり、実際、建設を業とされている大手企業であったりというのが、立地がいいので何か別の用途でできないかということで、具体的には、宿泊施設の転用であったりそういう御提案をいただいて、一緒に協議させていただいたことがありました。そのときでも、そんなには多くないんですけれども、当時で二、三者はあったのかなと思います。  今回も、コロナ禍ではありましたが、新聞報道にも出ましたので、その後、電話問合せで数者ありましたけれども、やはり、事業リスクが今高まっておりますので、民間投資を呼び込めるかどうかというのは我々も手探りですし、問合せは一旦ありましたけれども、まだ、我々が示している方針に沿ったような御提案は、正直いただけていないのが実際のところです。  山本委員もおっしゃっていましたけれども、2年間もあるのか、2年間しかないのか微妙なところですけれども、2年というのはあっという間に過ぎますので、民間事業者の声をもっと聞く場を持ちまして、各議員の方とも意見交換などをさせていただいて、市民の方の意見も、利用者の方の意見も聞きながら、考えていきたいなと思っているところです。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  このサウンディング調査というところについては、来るのを待っているようなイメージがあるんです。やっぱり市として、もう少しその民間企業を使った中で、アクティブに行かれへんかったかなというところはあるんですけれども、今コロナの状況なので、一定の理解はしています。  これ、今のlinkworksさん、指定管理ですけれども、自主事業でされているじゃないですか、指定管理なしでされているので、そういう意味では運営はやっぱりしんどいのかなと。もともとやり始めたときは、宝塚駅は温泉まちだったので、温泉のお客さんが多かったと思うんです。恐らく、そこから減っていって、温泉だけではあかんようになって、ジムとかを入れてうまくバランスを取られたというイメージを持っています。  去年の8月にこれ出されましたよね、方向性のやつ。今、室長お答えしたとおり、本来(2)のところの建物自体は民間移譲、定期借地を残した形での賃借というところが、ベストかなとは思うんですけれども、ここをちょっとしっかりとこれからもやっていってもらいたいという要望。2年間、これ継続でやっていただくというところで、今回この判断自体は、新たなところを2年間やるというよりは、この判断で正しいのかなとは思うんですけれども、そのサウンディング調査のところが、少しやっぱり頑張ってもらえたらなというところが、後づけですけれども見えたところだと思います。しっかりと、これ宝塚の財産でもあるし、今後、頑張っていってもらいたいと思うので、ぜひその辺はよろしくお願いします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  いろいろ意見が出て、重なるところもあるかもしれませんけれども、今回は候補者の選定、指定管理の選定ということなんですけれども、私が一番最初、議員になったとき1999年、そのときに温泉施設を造ると。温泉審議会も開かれて、私は反対の立場でいろいろ言ってきたのを覚えているところです。  そもそも最初は、市民の方が憩える場所、高齢者の方や障がい者の方や、やっぱり宝塚のまちは温泉のまちだから、温泉施設が必要だというところで、今のところに建てられたんですけれども、安藤忠雄さんの設計で、いろんな障がい団体の方や老人会団体のいろんな市内の団体の方から、やっぱり不便がある、障がい者団体の方からは、やっぱり障がい者の方が利用できないということで設計変更もされて、大体45億ぐらい使ってきた記憶があるんですけれども、そういった中で、やっぱり当初の目的と全然変わってしまった。運営も大変で、指定管理者に移動してきた。それでもって今現在、年間11万、18万、17万といった方が利用されているということは、指定管理者の方が大変努力をされてきて、内容も随分変わってしまったんですけれども、努力されてきて運営をしてきたというところでは、すごく評価はしたいと思っています。  そういった中で、先ほども意見がありましたこの2年間というのは、早いか遅いかといって私は早いと思うし、3月2日に配られました「温泉利用施設の今後の方向性について」の改訂版が出されまして、その中では、令和9年、2027年までに在り方を検討していきたいというような文言があるんですけれども、そういった中で、言ったらこの2年間がすごく大事な時期で、その2年間が終わって、5年までですから、6、7、8、9年。あと、4年間という間は、新たに指定管理者をお願いして続けていくのか、令和9年までにどういうような運営をしていくのかというところを聞かせてください。 ○中野 委員長  岡本室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  在り方方針にお示しをしております御指摘の令和9年までに在り方を検討するということにつきましては、あくまでも市の全体の計画の中で、お配りしておるような在り方を検討するということですので、それは今、御手元に、改めてですけれども配付しました在り方検討が基本になります。  したがいまして、委員御指摘のように、今回延長というような形に取られがちですけれども、新たに2年間議決をいただきまして、2年間営業していただくんですけれども、その間に、先ほど申しましたような第一義目的であります、温泉施設を継続しながら建物を民間に譲渡して、土地はお貸しするような企業とマッチングを目指していくというのが、まず第一義的な目的となっております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  分かりました。続けていくということで、令和9年まで何とか続けていくということでいいんですね。理解させていただきます。  評価の点数の資料2なんですけれども、一番気になったのが、4番の管理運営能力で、個人情報の保護・管理に関する対策が十分かというところで、本当だったら私、これ個人情報ですから満点でないとあかんと思うんです。それが、3、3、3、4、4で、私は低いと思うんですけれども、ここは一番大事なところなんで、この3、3、3、4、4という当局としてこの評価というの、私はこれはあかんと思っているんですけれども、どのようにお考えですか。 ○中野 委員長  岡本室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  これ、なかなか評価は難しいところだと思います。企業としましては当然、個人情報を守るというのは最低限のことですし、当然継続していくべきことだと思っております。  委員の評価が4ということになるんですけれども、最低限のところをまずクリアできているというのが一つです。それと、一部の方については、プライバシーマークとか、一定なりの評価をいただいているというふうに解しております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  いや、やっぱり個人情報の保護・管理というところで、こういうような委員さんが評価されたということは十分でない。それは、何らかの形で聞いておられるのか、経験されてきておられるのかというところは、やっぱりちゃんと追求していかなあかんと思います。やっぱり、個人情報が漏れているということになれば、指定管理者さんに対して、宝塚市に対しても利用者の皆さんに対して信頼関係が悪くなってくるので、そこはしっかり検証していただきたいと思っていますので、ぜひその辺は、管理者さんと一緒にちょっと検証していただきたいと思いますので要望しておきます。  それと、6番の特殊性、施設の特殊性のところで、市民や地域の連携を考慮している、10点満点で8は結構高い評価なんですけれども、6とか4、これも委員さんのそれぞれの考え方があって、最初に4番、4点は低いという指摘もあったんですけれども、それはその人の思いなんですけれども、地域との連携、これも一番私も大事だと思っています。この地域との連携というのは、指定管理者さんにとってどのような工夫とか、考慮されているんですか。 ○中野 委員長  森添課長。 ◎森添 観光企画課長  地域との連携なんですけれども、今なかなかコロナでできていない状況なんですけれども、施設の中で何かイベントをするときに、その地域の方に来ていただいて、ちょっと折り紙アートであったりとか、そういう教室を開いたりとか、あるいは、地域内でやるお祭りなどに積極的に参加したりとか、協力したりとかというような形で、地域との連携のほうを深めていただいております。  この評価の部分なんですけれども、これ、委員さんのそれぞれのお考えはあると思うんですけれども、1人、4点という形の点数をつけておられる委員さんがいらっしゃるんですけれども、もっとさらに連携してほしいという思いも込めての4点という形で、最後講評をいただいたときにもおっしゃっていましたので、点数で見ちゃうと4点て低い点数になるんですけれども、前向きな4点という形で我々は捉えております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  期待に応えてということの評価ということで、理解をしておきます。  じゃ、最後、ちょっと意見なんですけれども、この間に駐車場を大規模な修理をされてきた。もともと温泉施設に駐車場が少なくて、建設するときもかなりの駐車場の意見も出されてきました。今は、若水さんとの連携で駐車場を借りていると。利用者さんにとっては近くになってよかったと思うんですけれども、多くの方が利用してもらおうと思ったら、やっぱり広々とした駐車場が必要ですし、高齢者の方や障がい者、赤ちゃんや子どもさんまでが利用できるような施設というには、ちょっと離れているんかなと思います。  だから、本当にこれから大規模な施設の改修、改善も必要となってきますので、そういった中では慎重にやっぱり検討をしていただいて、負の財産にならないような形でしっかり協議していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありませんか。                   (発言する声なし)  なければ、委員間の自由討議を行いたいと思いますが、発言の申出はありませんか。               (「ありません」の声あり)  なければ、自由討議はこの程度といたします。  質疑に戻しますけれども、質疑ありますか。               (「ありません」の声あり)  それでは、これで質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「ありません」の声あり)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第36号、公の施設、宝塚市立温泉利用施設の指定管理者の指定についてお諮りいたします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  しばらく休憩します。14時15分、お願いいたします。                 休憩 午後 2時00分               ──────────────                 再開 午後 2時15分 ○中野 委員長  それでは、休憩を解いて委員会を再開します。  次に、議案第33号、権利の放棄についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  尾崎部長。 ◎尾崎 都市整備部長  それでは、議案第33号、権利の放棄について御説明いたします。  議案の参考資料は33ページになっております。併せて御覧ください。  本件は、市営住宅使用料に係る権利を放棄するため、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものです。  放棄する権利の内容は、市が相手方に有する市営住宅使用料の未払い金149万6,840円の支払い請求権です。相手方は、昭和54年3月1日に市営住宅に入居後、家賃を滞納し、再三再四の催告にもかかわらず、家賃を納付しなかったため市営住宅の明渡し及び家賃の支払いを求める訴えを提起いたしました。  平成14年3月4日に請求どおりの判決が確定し、その後、相手方は本件住宅を明け渡し、また、市は相手方に対し滞納家賃の支払いを催告し、不定期ではありますが、1回5千円の納付が継続されました。  しかし、平成28年5月24日を最後に支払いが滞り、平成29年6月8日に相手方は死亡いたしました。連帯保証人2名のうち1名は相手方の父親で、平成8年に既に亡くなっております。もう一人は相手方の兄で、現在、生活保護を受給中であります。また、相手方の法定相続人である配偶者及び子は、既に相続放棄を行っています。  このような債権の回収が著しく困難な状況の中、令和3年5月23日に消滅時効期間である5年が経過したことから、このたび権利の放棄をしようとするものです。  以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑ありませんか。  大島委員。 ◆大島 委員  今回のこの案件なんですけれども、もともとは、もう昭和54年てとんでもない、計算してみても40年ぐらい前の話なんですけれども、その後も、明渡し請求の判決が確定するという裁判で決着はついている、ここまででも20年ぐらいかかっている。その後でまた、5千円の納付ということだったけれども続かなかって、それでお亡くなりになったという、ここでもまた20年ぐらいかかっているんですけれども、ちょっとあまりに長い時間がかかり過ぎていて、しかも、この金額がなんせ滞れば滞るほど、もうお支払いが不能になってきてしまうので、やっぱり早いうちに決着をつけるか何かしていかなかった、こういうとき再三再四と言うんですけれども、福祉的なアプローチとか、それから、その他のやり方という、このときはまだ直営だったですから最初の頃の。この辺の原因というのは、どういうふうに見ておられるんですか、市としたら。 ○中野 委員長  坂本課長。 ◎坂本 住まい政策課長  まず、昭和54年というところですけれども、昭和54年は、この相手方が入居なさった年月になっています。実際に滞納が始まったのは、54年からでございませんで、今残っている滞納家賃といいますと、平成7年から平成13年度に係る部分の滞納家賃が、149万6,800円の中に入ってございます。
     平成28年までは何とかお支払いを、こちらの督促と相手方のお支払いするという意欲をもって、平成28年5月24日までは何とかお支払いをいただいていた内容になっています。この後にお亡くなりになって、時効の起算が始まったのが、平成28年5月24日ということなりますので、別に長い時間を、返済というところでは完済できなかったいうところは長く時間かかっているのは申し訳ないことでございますけれども、ちょっと事務的に長くかかっていることはないというふうに理解をしています。  こういう多額な滞納金が発生してしまったというのは、早期の督促、相談、対応がやっぱり不足していたのではないかなというふうには理解しておりまして、我々もその理解の下に、令和2年4月1日に滞納整理要綱を見直しして、実施しております。この大きな見直しの点というのは、滞納が始まって3か月時点で積極的に相手方にアクションを起こして、納付の指導、また、しかるべきところの支援につないでいこうというところで、積極的な納付指導をしていくと、納付相談をしていくということに切り替えております。  その結果、別の資料でちょっとお出ししている分では数字が出ているんですけれども、滞納3か月に及ぶ世帯というのは、徐々にでありますけれども減少しているということで、このまま続けていきたいなというふうに思っています。  以上です。 ○中野 委員長  大島委員。 ◆大島 委員  平成7年からということで、今おっしゃっていたから7年間ぐらい催告しても、つながらないというか家賃をお支払いにならなかったという、この辺に、もう本当に相談業務とかはちょっと不足していたというふうには、今、見ておられたとおっしゃっていて、それが今度の令和2年度、こういう改正につながっていって、徐々にはつながっていっているのかなというふうに思うんだけれども、何らかこういう問題がある程度ある方というのは、やっぱり早いうちに、福祉的な先ほど申し上げたようなアプローチとか相談とかいうことで、ぜひ入っていただきたいなというふうに思いますので、少し聞かせてもらいました。もう結構です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  すみません。先ほど、全額で149万840円になるということで、よろしかったですか、滞納額。 ○中野 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市整備部長  はい、結構です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  そしたらその額で、今お話がありました平成7年までは支払いがあったということなんでしょうか。 ○中野 委員長  坂本課長。 ◎坂本 住まい政策課長  今残っている記録では、平成7年度の11月の家賃の一部までお支払いはいただいている状態になっています。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。一部ということで、5千円ずつ支払っていらっしゃるとか、そういうことでもないんですね。 ○中野 委員長  坂本課長。 ◎坂本 住まい政策課長  5千円ずつ、何度かお支払いいただいているので、例えば1か月の家賃が2万円でございますと、そのうちの一部を納付していただいてという格好になります。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  不納欠損で、ここから消えてしまっているという額もあるということですよね。 ○中野 委員長  坂本課長。 ◎坂本 住まい政策課長  滞納して、明渡しをしていただいた時点から、幾らかのお支払いをしていただいているので、その分は収入として入っています。今回、納付いただけなかった分について、債権の放棄をさせていただきたいということでございます。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  別に反対するものではないんですけれども、市営住宅の今現在、不納欠損になっている額は、どのぐらいあるのかなということを知りたいんですが、それと、件数としたら何件ぐらいあるんだろう。 ○中野 委員長  濱田室長。 ◎濱田 建築住宅室長  令和2年度末までの滞納繰越額ですが、8,900万近くございます。件数で言いますと、住宅自身の使用料のみなんですけれども、駐車場等ありますものですから、住宅のほうだけですと184件ほどです。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  何らかの理由でそら払えなくなるかもしれない、いろんな。取りにいっても、よう来たな言うて5千円ずつ払ってくれるみたいな人がいたりとかするのかもしれませんけれども、これ、何とかしていかないといけないんだと思います。  この件に関しては、もう御本人も亡くなっていらっしゃるということで、御家族も相続放棄をなさっているんですから、これは仕方ないと思いますけれども、今後、そこら辺のことを考えていかないといけないなということを思いますので、よろしくお願いします。 ○中野 委員長  ほかに質疑ありますか。ありませんか。               (「ありません」の声あり)  それでは、委員間の自由討議を行いたいと思います。  発言の申出はありますか。               (「ありません」の声あり)  それでは、自由討議はこの程度といたします。  質疑に戻ります。  質疑ありませんか。               (「ありません」の声あり)  それでは、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「ありません」の声あり)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第33号、権利の放棄についてお諮りします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号、訴えの提起についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  尾崎部長。 ◎尾崎 都市整備部長  それでは、議案第34号、訴えの提起について御説明いたします。  議案の参考資料は35ページとなっております。併せて御覧ください。  本件は、相手方が本件市営住宅を使用していないにもかかわらず、住宅の返還を行わないため、本件住宅の明渡しの請求及び損害賠償金の支払いを求める訴えの提起をするに当たり、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものです。  令和3年7月、近隣の方から、相手方の姿を長い間見ないとの通報を受け、居住実態調査を実施したところ、住民票情報により、既に令和元年10月に市外に転出していることが判明いたしました。そこで、市は相手方に対し、至急、本件住宅を明け渡すよう求めたところ、相手方は、令和3年10月末までに本件住宅を明け渡す旨の誓約書を提出したことから、明渡しについて猶予をしておりました。  しかし、相手方は、期日になっても住宅を明け渡さなかったため、改めて令和3年12月28日を期日として、賃貸借契約の解除を通告し、住宅を明け渡すように求めましたが、これを履行しないのでやむを得ず、住宅明渡し請求等を提訴しようとするものです。なお、住宅家賃の滞納はありません。  以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑ありませんか。  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  これ、先ほどの説明で、令和元年にはもう■■■■■へ転出されていたと。最近になって住民の方から、姿を見ないよということで、この手段を取られたんですけれども、指定管理者の方に管理を任せていて、なぜこれが、もう元年から言えば2年ぐらいたっているんですけれども、なぜこういうような状況になったんか、もうちょっとあまりにも指定管理者が野放しにしていたん違うかな。市営住宅に入居したい方はたくさんおられて、抽せんに漏れた、募集するに当たっても数少ないところで、何とか当たったというのを私ら経験上よくお話を聞くんですけれども、これちょっと不細工な、滞納がないからじゃなくて、やっぱり入居したい方がたくさんおられる中で、なぜこの指定管理者がきっちり管理できなかったのかという状況をお聞かせください。 ○中野 委員長  坂本課長。 ◎坂本 住まい政策課長  住宅全部で1,384戸ございます。全てを訪問するというのは、なかなか難しい形になっていますけれども、指定管理のほうでは、高齢者巡回といいまして、60歳以上の方がお住まいの住宅には毎回訪問をして、状況をお聞きすると。それプラス各住宅にいらっしゃる管理人さんに対して、今の状況どうですかというふうな形でヒアリングを行ってございます。  しかし、この方の情報というのが、それまでに上がってこなかったのが一つございまして、気づくに当たっては、我々も当然現場に行くことがございますので、現場の中で顔を見た住人さんとかお声がけをするんですけれども、その中で仕入れた情報の中で、初めてこういうことが聞けた。その指定管理の中でそういうことが聞ければよかったんですけれども、今回は市職員のほうで聞き取りをしたということになっていまして、なかなか正規に毎年の収入申告をきっちりやられている方、きっちり毎月毎月遅れもなく住宅家賃を納めている方に対してのアクションというのは、ちょっと難しいかなというふうには感じております。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  私も市営住宅に加入したこともありますし、仮設住宅にも何年か住んでいたんですけれども、やっぱり、いるかいれへんかというのは、電気メーターとかガスメーターとか見るじゃないですか、水道メーターとか。出たら、やっぱり基本料金もったいないから切っていくというところでは、私は、もちろん各住宅に管理人さんがおられるということよりも、やっぱり指定管理者に指定料を払ってお願いをしているんですから、そういう意味では、やっぱり、私はちょっと十分管理ができていなかったん違うかなというのはもうすごく感じますし、それを管理できなかった行政の皆さんに対しても、やっぱりきちっと指定管理者とうまくアプローチしながら、状況をしっかり把握しておかなあかんと思うんです。ほかにもあるかも分かれへん。それは、ここが発見になって、ほかの住宅は調べはりましたか、全部。 ○中野 委員長  坂本課長。 ◎坂本 住まい政策課長  調べてはございません。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  そこが私はあかんと思うんやね。市が調べてなくても、指定管理者のほうにお願いをして、こういう案件があることも分かっているんやから、管理人さんにもお願いをして、状況をやっぱり把握していく、それが私は行政の仕事だと思っていますし、そこはしっかりやっぱり管理していく、調査していくというのはしていただきたいと思います。 ○中野 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市整備部長  確かに、今回の案件につきましては、もともとお父さんとお二人で住まれていた。お父さんが亡くなって、単身の方になられたということで、ちょっと住宅の中でコミュニティが、十分そこでの人間関係がなかった方でいらっしゃったんで、荷物自身が実際、物が残っていて、本当に全くそこに立ち寄られへん話じゃなくて、荷物が残って立ち寄る方もあられるような状況で、なかなか把握できなかった。  ただ、確かに適正に市営住宅管理をするという視点からいうと、委員の御指摘のとおりと私も認識をしております。市営住宅というもの自身、やっぱりそこでコミュニティをつくっていくというのは、大きな課題やと思いますので、そういう意味では、指定管理云々、その確認だけに頼らず、コミュニティをいかにつくっていくかということに注視したいと思います。  あと併せて、今、確認したかというお話につきましては、住宅それぞれに管理人さんがいらっしゃいますので、そういう方との意見交換をしていきたいと思います。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  ぜひこういうことのないようにやっぱり管理して、もったいないじゃないですか、空き家になって物置になっているという事態が。入りたい方もたくさんおられる中で、早急に全市営住宅においては、管理人さんと共に、住民の皆さんと一緒になって実態を把握していただくということをお願いしたいと思います。  それともう一件、これ、資料を出していただいて、せっかく資料1、先ほどの第33号とちょっと重なるかも分かりませんけれども、平成28年度から3か月以上の滞納者数と駐車場の分を出していただいたんですけれども、これも言えば家賃のほうでは、もう100件以上を超えている、駐車場の件においても、やっぱり100件前後になっていますので、先ほどの話じゃないけれども、長期滞納でやっぱり裁判をかけていかなあかん、強制撤退をしていかなあかんという前に、ぜひこの入居者の方に対しては、もうしていただいていると思うんですけれども、生活実態を十分に把握していただいて、困難のところであれば、生活支援、生活保護、いろんな庁内の中で縦線になって広げていくと。ただ滞納されているから出ていってください、お金払ってくださいだけじゃないと思うんです。  その辺の支援というのは、もちろん指定管理者も必要ですけれども、信頼のある行政だと思っているんです。市の職員さんだからこそ、自分のところの生活も言えると思うんです。そういった状況の中では、今までもいろんな形で取り組んできていただいていると思うんですけれども、今のこの数字の中での状態というのは把握されていて、生活実態を把握されていて、どこどこに結んだとか、介護施設に結んでいっているとかというのは出てきているんですか。 ○中野 委員長  尾崎部長。 ◎尾崎 都市整備部長  先ほどの第33号でもちょっと御指摘いただいたところやと思います。御説明させていただいたように、もともと、確かにずっと滞納が続く案件が多かった。これはどうしても、そのセーフティネットとしての市営住宅の性格から考えて、やはり待ちの態勢があったと思うんですが、先ほど課長のほうから御説明させていただきましたように、市のほうとしては、その時間を置くこと自身が、その方々の支払いをより困難にしてしまうであったり、その人らの生活がより困難になっていく、こういうようなことも十分承知しまして、3か月で云々というお話させていたように、その前から、1か月お金が払えなかったら、納付相談させていただいて、3か月分になったらやはり通知させていただいて、やはり、密接に相手とお話しさせていただく中で、これは市ももちろんさせていただく中で、より改善していこうという方向で今努めているところです。  以上です。 ○中野 委員長  たぶち委員。 ◆たぶち 委員  親切丁寧に、やっぱり、追い出していくということは、住みかを失ってしまうんですから、それは私はよくないと思っていますので、課長もいろんな問題抱えて大変だと思うんですけれども、やっぱりその辺は、この滞納者及び相談者に対しては、やっぱりしっかり対応していただいて、住みやすい環境に持っていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑はありませんか。  池田委員。 ◆池田 委員  すみません。1点だけ確認を取りたいんです。  今回、明渡しの誓約書を出されました。ここに至ってまでも明渡しができていないということで、明渡し請求をするということ。当局としては、この誓約書を出したけれども、相手方が明渡しをしなかったことに対してのある程度、こんな理由かなみたいなというのは把握できているんですか。それとも、言っているけれども、もう全然、明け渡してくれへんという状態なのか、ちょっとそこだけ確認を取りたいですけど。
    ○中野 委員長  坂本課長。 ◎坂本 住まい政策課長  相手方の方は、結構努力はしてくれてはると思います。ただ、お住まいのところが、結構遠方を転々となされる方でございまして、帰って来るたびに少しはやってはくれているんですけれども、そのスピード感がなかなか上がらないというような状態が続いています。  少しお尻をたたくというかスピード感をアップしてもらうという意味でも、こういった行動を少し起こさせていただいた次第です。  以上です。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  であれば、逆にこういう提起、訴えられているわけですから、相手方はそれも認識していると思うんです。これ、裁判に例えばなったときに、裁判は負けた側が裁判費用を払うということになるじゃないですか。ということは、相手方はより費用を負担せなあかんというリスクをもう理解されていると思うんです。という中で、何かその今の説明やと、ちょっとよう分からへんのですけれども、それを当局が、何ででけへんのかというところをきちっと把握できているのかというところだけ確認はしたかったので、この程度にはしておきますけれども、こういう案件が、恐らく今後も出てくる可能性はやっぱり高いと思うので、なかなかその全部を家賃をきっちり払っている中で把握するというのは難しいと思うんですけれども、なるべく入られている方たちの負担を減らすという意味では、先手先手のやっぱり手を打っていって、お互いダメージが少ないようにするということは大事だと思うので、その辺は大変やとは分かりますけれども、よろしくお願いします。  以上です。 ○中野 委員長  ほかに質疑はありませんね。                   (発言する声なし)  それでは、委員間の自由討議を行いたいと思います。  発言の申出はありますか。               (「ありません」の声あり)  それでは、自由討議はこの程度とします。  質疑に戻ります。  質疑ありませんか。               (「ありません」の声あり)  それでは、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「ありません」の声あり)  なければ、これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第34号、訴えの提起についてお諮りします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  それでは、次に、議案第35号、損害賠償の額の決定についてを議題とします。  当局からの説明を求めます。  簗田部長。 ◎簗田 都市安全部長  それでは、議案第35号、損害賠償の額の決定につきまして御説明させていただきます。  本件は、市道339号線のアスファルト舗装剥離箇所において発生した自転車転倒事故について、市道の管理瑕疵を認め、その車両及び衣服の物損額、治療費及び慰謝料等を損害賠償額として決定するため、地方自治法第96条第1項の規定により、市議会の議決を得ようとするものです。  本件事故の発生状況につきましては、令和2年5月19日午後10時10分頃、逆瀬川1丁目1−23地先の市道339号線において、進行方向左側路肩から1.6メートルのところに、幅20センチ、長さ40センチ、深さ5.5センチのアスファルト舗装剥離箇所に、同市道を南進してきたロードレーサー型の自転車前輪が侵入した際に、その段差に衝突し、道路中央部側に車体と共に転倒しました。  この事故により、当事者は身体の損傷、車体の損傷、衣服の破損が生じました。本件事故を市の管理瑕疵と認め、相手方に支払う賠償額を200万191円と決定することについて、市議会の承認を得ようとするものです。  なお、損害賠償額につきましては、全額、道路賠償責任保険が適用される旨、保険会社に確認しております。  以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。  以上です。 ○中野 委員長  当局からの説明は終わりました。  直ちに質疑に入ります。  質疑ありませんか。  池田委員。 ◆池田 委員  すみません。何点かちょっと確認を取りたいんですけれども、過失割合は5割で保険を使うということでしたけれども、これ、相手方の自転車の保険とかも入っておられたのかどうか、ちょっとまず確認を取りたいんですけど。 ○中野 委員長  村瀬道路管理課長。 ◎村瀬 道路管理課長  相手方が自転車の保険に入っていたかどうかについては、ちょっと確認が取れておりません。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。  額が大きいのと、後遺障害慰謝料というのがここに派生していると思うんですけれども、これ、被害者の方は何らかの障がいが残ったということですか。 ○中野 委員長  村瀬課長。 ◎村瀬 道路管理課長  後遺障がいにつきましては、左手の関節部分の痛みが残っているということで、お仕事をされる上で少し工具が持ちにくいとか、そういう痛みが残っているという障がいが残っております。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  それは手首の骨折からによるものですか、それとも、挫傷であったりとか捻挫の部類でそうなったという判断ですか。 ○中野 委員長  村瀬課長。 ◎村瀬 道路管理課長  事故のときに、左手で体を支えたような形のもので、骨折ではなくて捻挫といいますか、左手首のそういう靱帯的なものを傷めたという形になります。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  今の表現というのは、医師の診断書からそういう読み取りだということですね。 ○中野 委員長  村瀬課長。 ◎村瀬 道路管理課長  そのとおりです。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  分かりました。ちょっとそこはもう確認だけなので。  あと、これ頂いた資料の2枚目のところなんですけれども、これ5.2センチという深さだとさっきおっしゃいましたよね。道を見るだけで、かなり道寄りではあるんですけれども、見通しはいいということはこれ書いていました。補修後の写真が、ちょっとこれ画像が見にくいんですけれども、この補修で大丈夫なんかなとすごい不安になるんですけど。 ○中野 委員長  村瀬課長。 ◎村瀬 道路管理課長  当日は、アスファルト舗装の道路補修剤による簡易的な補修をさせていただいていまして、そのときの状況になります。その後、4日後に改めてアスファルトの舗装工事を業者が入っておりますので、今はあの状態ではなくて、きっちり舗装できている状態になっております。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  それは、めくって、そこをまたしっかりと貼り直したという解釈でいいんですね。 ○中野 委員長  村瀬課長。 ◎村瀬 道路管理課長  そのとおりです。 ○中野 委員長  池田委員。 ◆池田 委員  もう、これ結果論なので、市内でこれちょっと坂道じゃないですか、スピードも出やすい。今回、たまたま手首の左手の握力がちょっと握りにくいとかで済んでいますけれども、こういうケースで場合によっては、半身不随になったりとかということもあり得るので、これを機にもう一回、ちょっと市内のところもチェックをして、担当課の方が結構、市内を回っているのも知っているんです。ただ、やっぱりどっかで見落としがあると思うので、LINEとかメールからも来るとは思うんですけれども、再度こういうところがないかチェックしてもらって、宝塚、特に道路インフラがちょっと弱いので、それをちょっと要望としてお願いしておきたいと思います。  以上です。 ○中野 委員長  ほかにありますか。                   (発言する声なし)  いいですか。  それでは、ただいまから委員間の自由討議を行いたいと思います。  発言の申出がありますか。               (「ありません」の声あり)  それでは、自由討議はこの程度とします。  質疑に戻ります。質疑ありませんか。               (「ありません」の声あり)  なければ、これをもって質疑を終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。               (「ありません」の声あり)  これをもって討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第35号、損害賠償の額の決定についてお諮りします。  本件について、原案のとおり可決することに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、陳情第12号、宝塚大橋の改修工事にともなうブロンズ像などの復旧と景観整備等に関する陳情を議題とします。  審査は、委員間での自由討議の形で行います。  理事者に参考質疑がある場合はその旨を発言の上、お願いします。  何か発言がありますか。  基本は自由討議みたいな形になりますので、当局に質問ある方は、それも併せて手を挙げ……。  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  ちょっと当局のほうにお聞きをしたいんですけれども、宝塚大橋の改修工事については、非常に市民の方々の関心の高い取組の工事だと思っているんですけれども、我々議員も個別でいろんな方から御意見を聞いたり、議会報告会を開けば、これについての御質問が出たりということで、本当にいろんな意見が出ているところだと思います。  そういったことも受けて、県と市合同でアンケートを去年末から今年の頭にかけて実施されていたかと思うんですけれども、その取りまとめ状況だとか、いろんな視点からの意見があったかと思うんですが、どんな意見があったかみたいなそういうのをちょっと御紹介いただければありがたいんですが。 ○中野 委員長  岸本課長。 ◎岸本 道路政策課長  アンケートにつきましては、実施期間としまして令和3年12月27日から令和4年1月17日までの間、インターネット等で募集しましたものとともに、橋上でのアンケートというのを1月7日と1月8日に実施しております。  大まかに方向性といたしまして、期待する方向性ということが質問であったんですが、その中では、現在の宝塚にふさわしい姿に戻してほしいという意見が、40%以上を占めるような形になっておりまして、その後の2位、3位については、工事前に近い姿に戻してほしい、シンプルな歩道にしてほしいというものが2位、3位になっております。その2位、3位は、インターネットを主としたアンケートと橋上のアンケートが入れ替わる形になっております。
     あと、大きな特徴といたしましては、橋上でどういったことをされていますかという、どういったところが宝塚大橋でお気に入りですかのような質問があるんですけれども、それは、武庫川や歌劇場等の眺望であったり、写真撮影ということを主にされているようだという傾向は取っております。この結果につきましては、近々に公表予定でして、3月の上旬にはインターネット上で公開される予定です。  以上です。 ○中野 委員長  くわはら委員。 ◆くわはら 委員  あとはもう委員間の……。 ○中野 委員長  でもいいですし、どうぞ。 ◆くわはら 委員  今、御紹介あったように、皆さんもそれぞれいろんな御意見をお聞きされていると思いますし、今、御紹介もあったように、前に戻してほしいという意見もあれば、シンプルに広い歩道のほうがいいというような意見もあって、また近々、そのアンケート結果の公表もされるという中で、今回、陳情を出されているのが、前の形に戻してほしいという一つの方向性を、議会として推してくれというような話だと思うんですけれども、それが、今のこの現時点で、議会の総意としてそういう何か一つのことに絞るのがいいのかどうか、適切なのかなというのはちょっと僕、疑問に感じるところがあって、ただ、この陳情にもあるように、宝塚の名所としてとか、観光プロムナードの重要な要素としてということの思いは、みんな共有しているところだと思うので、個人的には、もうこの件に関しては、趣旨採択ぐらいが僕はいいんじゃないかなと思っています。 ○中野 委員長  ちょっと趣旨採択という話もあったので、一旦休憩をして……               (「いいですか」の声あり)  いいですよ、討議、質問ね、どうぞ。  大島委員。 ◆大島 委員  ちょっと当局にお聞きしたいんだけれども、共通認識を持ちたいんで、県のこの橋の構造物に関しての安全性というか、それについての見解をちょっとざっと簡単に、まとめて言うていただけないですか。今まで上に乗っかっていた、例えば花壇であったりとか、それから彫刻であったりとか、あずまやであったりとかその辺のことですけれども、県も市も合わせて。 ○中野 委員長  池澤室長。 ◎池澤 建設室長  この宝塚大橋、現在、兵庫県さんのほうで耐震補強工事中ということになります。今、委員のほうから御質問のございました構造的にどうなのかということなんですけれども、橋の長寿命化という観点で、今回、橋の歩道部分の防水工事というのを兵庫県さんのほうでされまして、そのために橋の上のいろいろな修景施設を一旦どけているということなんですが、やはり、橋という構造物にとっては、雨水とかが中に侵入して、鉄筋の腐食とかいうことを招くというのは、非常に橋の構造上よろしくないというようなところです。  今回、いろいろと従前の修景施設があったんですけれども、例えば噴水、それとタイル舗装、あとは、花壇でも直接、前は橋の上に土が乗っているような形の花壇だったんですけれども、こういうものはやはりそのまま水が橋の表面に伝って、中にしみ込む可能性が高いということで、今回の補修というか歩道空間整備の中では再現するのは難しいと。あと、シェルターが載っていたんですけれども、あれも非常に重たい物ということと、橋の中央を通行するのにちょっと安全上も問題があるのかなということで、シェルターについても元どおり戻すのは難しいというふうに伺っております。  一方で、オブジェですとか、植栽でも直接橋の上に乗らないような、例えばプランター的なもの、そういうものは設置が可能であるということで、県と市のほうで、先ほどアンケート調査の話もありましたけれども、いろいろ市民の方、もしくは学識経験者の方、いろいろな御意見を承りながら、そういう歩道空間にふさわしいものはどういうものがいいのかというのを検討しているところです。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  すみません。ちょっとお尋ねしたいと思うんですけれども、この問題、私は絶対に何とかしてほしいなと思っているほうなんですけれども、淀井敏夫さんの作品2点、「鴎」と「渚」がありましたけれども、これ、淀井敏夫さんの美術館、朝来市にありますけれども、それもしっかりと同じようなものもありますが、以前ちょっと腐食をしているという話を聞いたんですが、保全状態というか、いかがなものなんでしょうか。 ○中野 委員長  岸本課長。 ◎岸本 道路政策課長  現在、淀井敏夫記念館さんのほうの御協力をいただいて、補修ができる業者さんの御紹介をいただいたりとかしながら、今、アンケートとかを委託している業者さんに工事の設計と併せて、修復の費用であるとか、再度、公道上に設置することが可能であるかどうかなどの検証をしていただいております。なので、結果はちょっと今のところは分からないところです。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  あと、花のみちにもありますように、鉄腕アトムとか、五、六枚の手塚の導入部分に当たるということで、タイルのパネルがあったかと思いますが、その保存状況は分かりますか。 ○中野 委員長  岡本室長。 ◎岡本 宝のまち創造室長  手塚キャラクターを模しましたあのパネルを、足元に誘導のサインとして置かせていただいたんですけれども、今のところは以前あったような形で復元するという考え方で進めております。  以上です。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。そしたら、今のアスファルトのところに埋め込むような何か考えるということですね。保全状態がよければそれでいいかと思うんですけれども、私が思うのは、歩道が広くなってよかったよという話があるのであれば、歩道と車道の間に、歩道のところにちゃんと手すりというかあれをつけて、そこに埋め込んでもらうのもいいかなとは思ったんですけれども、昨日、今日ですか、何か工事をしていましたけれども、何の工事をしているのかなというのもお分かりになりますか。 ○中野 委員長  池澤室長。 ◎池澤 建設室長  先ほど申し上げましたとおり、現在、宝塚大橋のほうの耐震補強工事というのを兵庫県さんのほうで5か年にわたって、渇水期、水の少ない冬場しかできませんので、工事のほうをされております。現在、進められている工事が最終の工事ということで、橋の下側の落橋防止とか、そういうような対策工事のほうをされているというふうに聞いております。 ○中野 委員長  山本委員。 ◆山本 委員  分かりました。  アスファルトが、今現在の方針だということをお聞きしたんですけれども、東京都では、アスファルトだと悪くなって、先ほどみたいにロードバイクが突っかかって転んだよなんていう話がありましたが、何かの工事、水道の工事であったりとかアスファルトを剥がした後、貼り直したりするとそこだけが非常に汚い、何かもうあちこち張りぼてみたいになってしまっているということがあって、東京都では今、アスファルトをやめて、タイル貼りに変えているんです。そしたら、工事するときもそこだけを剥がして、またきれいに同じようなタイルを貼ることで、あまり周りと違和感がないということでなっているようです。  そこら辺も考えてほしいなと思うのと、やっぱり、あそこから写す、歌劇場から宝塚ホテルに至るまでの景色が宝塚のやっぱり中心の景色なので、そこら辺で今、工事中のまんまほっておかれるのは非常につらいなと思います。そこら辺も県のほうに言っていっていただけたらと思います。  以上です。 ○中野 委員長  陳情審査なんで、大橋の工事の審査じゃないんで、すみません。  しばらく休憩します。                 休憩 午後 3時00分               ──────────────                 再開 午後 3時02分 ○中野 委員長  それでは、休憩を解いて委員会を再開します。  先ほど、趣旨採択という意見がありました。  陳情第12号、宝塚大橋の改修工事に伴うブロンズ像などの復旧と景観整備等に関する陳情についてお諮りします。  本陳情について、趣旨採択とすることに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)  異議なしと認めます。  よって、本陳情は趣旨採択となりました。  以上で、産業建設常任委員会を終了いたします。ありがとうございました。                 閉会 午後 3時02分...