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令和 3年第 1回定例会−02月22日-01号
令和 3年第 1回定例会−02月22日-目次

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  1. 宝塚市議会 2021-02-22
    令和 3年第 1回定例会−02月22日-01号


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    最終取得日: 2023-04-17
    令和 3年第 1回定例会−02月22日-01号令和 3年第 1回定例会        令和3年第1回宝塚市議会定例会会議録(第1日) 1.開  会  令和3年2月22日(月) 午前 9時30分   開  議      同  日     午前 9時30分   散  会      同  日     午前10時32分 2.出席議員(26名)        1番 田 中 大志朗         14番 藤 岡 和 枝        2番 川 口   潤         15番 大 島 淡紅子        3番 風 早 ひさお         16番 田 中 こ う        4番 くわはら 健三郎        17番 山 本 敬 子        5番 梶 川 みさお         18番 池 田 光 隆        6番 となき 正 勝         19番 中 野   正        7番 伊 庭   聡         20番 冨 川 晃太郎        8番 村 松 あんな         21番 浅 谷 亜 紀        9番 北 野 聡 子         22番 石 倉 加代子       10番 寺 本 早 苗         23番 江 原 和 明       11番 大 川 裕 之         24番 横 田 まさのり
          12番 岩 佐 まさし         25番 たぶち 静 子       13番 三 宅 浩 二         26番 北 山 照 昭 3.欠席議員(なし) 4.職務のため出席した事務局職員職氏名   事務局長      酒 井 勝 宏      議事調査課     辰 巳 満寿美   次長        加 藤   努      議事調査課     城 根 直 美   議事調査課長    松 下 美 紀      議事調査課     有 馬 美紗希   議事調査課係長   綾 野 礼 子      議事調査課     原 田   篤   議事調査課係長   山 田 伊公子 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │中 川 智 子│選挙管理委員会委員長│坂 下 賢 治│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │井 上 輝 俊│代表監査委員    │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │技監        │恒 藤 博 文│農業委員会会長   │林   五 郎│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行財政改革担当部長 │古 家 健 志│教育長       │森   恵実子│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │近 成 克 広│上下水道事業管理者 │森   増 夫│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行政管理室長    │西 尾 晃 一│病院事業管理者   │明 石 章 則│   └──────────┴───────┴──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件   ・議事日程分 8.会議のてんまつ  ── 開 会 午前9時30分 ──  ───── 開   会 ───── ○中野正 議長  おはようございます。  ただいまから令和3年第1回宝塚市議会定例会を開会します。  直ちに、本日の会議を開きます。  ── 開 議 午前9時30分 ──  ───── 開   議 ───── ○中野正 議長  日程に入る前に、中川市長から発言の申出がありますので、これを許可します。  ─── 市長挨拶・諸報告 ─── ○中野正 議長  中川市長。 ◎中川智子 市長  おはようございます。  本日、ここに令和3年第1回宝塚市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御健勝で御出席を賜りまして、厚くお礼を申し上げます。  今回の定例市議会には、さきに御案内のとおり、令和3年度予算案などの諸議案を提出していますので、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。  また、損害賠償の額の決定に係る専決処分などの諸報告につきましては、市議会議長宛て御報告しておりますので、御了解を賜りますようお願い申し上げます。  ────── 会期決定 ────── ○中野正 議長  会期についてお諮りします。  今期定例会の会期は、本日から3月22日までの29日間としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、会期は29日間と決定しました。  ─── 会議録署名議員指名 ─── ○中野正 議長  次に、宝塚市議会会議規則第122条の規定により、会議録署名議員を指名します。  23番江原議員、24番横田議員、以上両議員にお願いいたします。  ただいまから日程に入ります。  日程第1、報告第1号及び報告第2号の以上2件を一括して議題とします。 △───── 日程第1 ─────     …………………………………………… 報告第1号 専決処分した事件の承認を求めることについて(令和2年度宝塚一般会計補正予算(第11号)) 報告第2号 専決処分した事件の承認を求めることについて(令和2年度宝塚一般会計補正予算(第12号))     …………………………………………… ○中野正 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  報告第1号及び第2号までの以上2件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、報告第1号専決処分した令和2年度宝塚一般会計補正予算第11号の承認を求めることにつきましては、令和2年度宝塚一般会計歳入歳出予算総額にそれぞれ1億877万円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ1,065億7,961万9千円とするため、先月15日に専決処分したものです。  補正予算の内容は、新型コロナウイルスワクチン接種事業において、医療従事者個別接種委託料などを新たに計上するものです。  次に、報告第2号専決処分した令和2年度宝塚一般会計補正予算第12号の承認を求めることにつきましては、令和2年度宝塚一般会計歳入歳出予算総額にそれぞれ6,180万円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額をそれぞれ1,066億4,141万9千円とするため、今月5日に専決処分したものです。  補正予算の内容は、新型コロナウイルス感染症対策市内事業者支援事業において、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金事業委託料を新たに計上するものです。  以上2件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○中野正 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ただいまから報告第1号及び報告第2号の以上2件を一括して採決します。  本件は承認することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、本件は承認することに決定しました。  日程第2、議案第1号令和3年度宝塚一般会計予算及び議案第2号から議案第15号までの令和3年度宝塚市各特別会計予算並びに議案第51号令和3年度宝塚一般会計補正予算第1号の以上16件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第 1 号 令和3年度宝塚一般会計予算 議案第 2 号 令和3年度宝塚特別会計国民健康保険事業費予算 議案第 3 号 令和3年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費予算 議案第 4 号 令和3年度宝塚特別会計介護保険事業費予算 議案第 5 号 令和3年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費予算 議案第 6 号 令和3年度宝塚特別会計平井財産予算 議案第 7 号 令和3年度宝塚特別会計山本財産予算 議案第 8 号 令和3年度宝塚特別会計中筋財産予算 議案第 9 号 令和3年度宝塚特別会計中山寺財産予算 議案第10号 令和3年度宝塚特別会計米谷財産予算 議案第11号 令和3年度宝塚特別会計川面財産予算
    議案第12号 令和3年度宝塚特別会計小浜財産予算 議案第13号 令和3年度宝塚特別会計鹿塩財産予算 議案第14号 令和3年度宝塚特別会計鹿塩東蔵人財産予算 議案第15号 令和3年度宝塚特別会計宝塚市営霊園事業費予算 議案第51号 令和3年度宝塚一般会計補正予算(第1号)     …………………………………………… ○中野正 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第1号から第15号まで及び第51号の以上16件につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  議案第1号から第15号までの令和3年度宝塚一般会計予算及び各特別会計予算についてのうち、一般会計予算につきましては、来る4月に市長選挙が執行されることから、政策的判断を要する経費は計上せず、義務的経費経常的経費に加えて、継続的に取り組んでいる事業などに係る経費を計上した骨格予算で編成しています。  一般会計予算規模については、815億1千万円で、前年度に比べ3.0%、23億7千万円の増となっています。  歳入予算については、市税は、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、前年度に比べ3.4%、12億1,075万7千円減の343億8,723万2千円を計上しています。  地方消費税交付金は、新型コロナウイルス感染症の影響による景気減退を見込み、前年度に比べ3.9%、1億7,900万円減の43億7,100万円を計上しています。  地方特例交付金は、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の新設などにより、前年度に比べ126.1%、2億9,500万円増の5億2,900万円を計上しています。  地方交付税は、市税等減収措置として、前年度に比べ6.4%、2億7,780万円増の46億3,680万円を計上しています。  国庫支出金は、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金などの増により、前年度に比べ9.9%、13億3,256万4千円増の147億4,986万円を計上しています。  市債は、市税等減収措置として、臨時財政対策債を10億3,800万円の増と見込んだことや、消防施設整備事業債小学校施設整備事業債などの増により、前年度に比べ20.1%、12億7,299万円増の76億1,930万1千円を計上しています。  歳出予算については、総務費は、市長選挙事業県知事選挙事業衆議院議員選挙事業などの増により、前年度に比べ2.6%、2億266万8千円増の80億9,860万5千円を計上しています。  衛生費は、新型コロナウイルスワクチン接種事業などの増により、前年度に比べ12.6%、9億2,274万5千円増の82億5,104万8千円を計上しています。  土木費は、下水道事業会計補助金都市計画道路競馬場高丸線整備事業などの減により、前年度に比べ9.8%、6億8,969万9千円減の63億5,263万7千円を計上しています。  消防費は、消防指令業務共同運用事業などの増により、前年度に比べ37.4%、9億7,583万4千円増の35億8,461万7千円を計上しています。  教育費は、小学校施設整備事業スクールネット活用事業などの増により、前年度に比べ20.6%、16億1,797万6千円増の94億8,380万1千円を計上しています。  次に、各特別会計予算につきましては、事業継続性などを勘案し、通常どおり年間予算として編成しています。  主な特別会計予算規模については、国民健康保険事業費は、療養給付費などの減により、前年度に比べ1.3%、2億8,120万円減の218億3,810万円を計上しています。  介護保険事業費は、地域密着型介護サービス等給付費などの減により、前年度に比べ3.6%、8億1,150万円減の218億9,690万円を計上しています。  後期高齢者医療事業費は、後期高齢者医療広域連合納付金の増などにより1.7%、7,600万円増の45億1,940万円を計上しています。  宝塚市営霊園事業費は、すみれ墓苑管理事業などの減により9.9%、2,177万6千円減の1億9,762万4千円を計上しており、これら4会計を含む14の特別会計予算規模は、総額486億7,619万8千円で、前年度に比べ2.3%、11億2,917万6千円の減となっています。  次に、議案第51号令和3年度宝塚一般会計補正予算第1号につきましては、令和3年度宝塚一般会計歳入歳出予算総額にそれぞれ6,921万6千円を追加し、補正後の総額を815億7,921万6千円とするものです。  歳出予算は、緊急事態宣言の延長に伴い、新型コロナウイルス感染症対策市内事業者支援事業を増額するものです。  歳入予算は、国庫支出金において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額するものです。  以上16件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○中野正 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、12人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  ただいま設置することに決定した予算特別委員会委員選任については、宝塚市議会委員会条例第7条第1項の規定により、議長から指名します。  職員委員名を朗読させます。 ◎加藤努 議会事務局次長  予算特別委員会委員として、2番川口議員、3番風早議員、6番となき議員、7番伊庭議員、9番北野議員、12番岩佐議員、13番三宅議員、14番藤岡議員、15番大島議員、17番山本議員、21番浅谷議員及び25番たぶち議員を指名します。 ○中野正 議長  朗読は終わりました。  ただいまの朗読のとおり、予算特別委員会委員を選任しました。  日程第3、議案第19号から議案第24号まで、議案第27号から議案第32号まで、議案第46号及び議案第50号の以上14件を一括して議題とします。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第19号 令和2年度宝塚一般会計補正予算(第13号) 議案第20号 令和2年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算(第4号) 議案第21号 令和2年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費補正予算(第4号) 議案第22号 令和2年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算(第4号) 議案第23号 令和2年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算(第3号) 議案第24号 令和2年度宝塚特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算(第1号) 議案第27号 宝塚事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について 議案第28号 宝塚市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第29号 宝塚特別職職員非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第30号 宝塚特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 議案第31号 宝塚一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第32号 押印の見直しに伴う関係条例整備に関する条例の制定について 議案第46号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議について 議案第50号 宝塚教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて     …………………………………………… ○中野正 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第19号から第24号まで、第27号から第32号まで、第46号並びに第50号の以上14件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第19号令和2年度宝塚一般会計補正予算第13号につきましては、歳入歳出予算総額にそれぞれ4億5,385万8千円を追加し、補正後の総額を1,070億9,527万7千円とするものです。  歳出予算の主なものは、新庁舎・ひろば整備事業病院事業会計補助金新型コロナウイルスワクチン接種事業県施行都市計画道路等整備負担金事業、荒神川都市基盤河川改修事業小学校中学校施設整備事業スポーツ施設管理運営事業を増額する一方、執行額の確定に伴う執行残などを減額するものです。  歳入予算の主なものは、市税では市民税などを、国庫支出金では新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金学校施設環境改善交付金を、市債では減収補てん債、新庁舎・ひろば整備事業債街路整備事業債小学校中学校施設整備事業債をそれぞれ増額する一方、地方消費税交付金社会保障財源交付金財政調整基金りくずしをそれぞれ減額するものです。  第2表継続費補正では、財産管理事業年割額を変更するものです。  第3表繰越明許費補正では、鉄道関連施設豪雨対策補助事業ほか21件を追加するとともに、新庁舎・ひろば整備事業ほか4件の金額を変更するものです。  第4表地方債補正では、スポーツ施設等整備事業債などを追加し、街路灯整備事業債を廃止するとともに、人権文化センター施設整備事業債などの限度額を減額する一方、新庁舎・ひろば整備事業債などの限度額を増額するものです。  次に、議案第20号令和2年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算第4号につきましては、歳入歳出予算総額にそれぞれ6,889万円を追加し、補正後の総額を226億4,511万1千円とするものです。  歳出予算の主なものは、基金管理事業において、国民健康保険事業財政調整基金積立金を増額しようとするものです。  歳入予算の主なものは、繰入金において、保険基盤安定繰入金を増額するものです。  次に、議案第21号令和2年度宝塚特別会計国民健康保険診療施設費補正予算第4号につきましては、歳入歳出予算総額にそれぞれ250万円を追加し、補正後の総額を1億1,011万円とするものです。  歳出予算は、医業において、医薬材料費を増額するものです。  歳入予算の主なものは、診療収入において、医科分診療報酬を増額するものです。  次に、議案第22号令和2年度宝塚特別会計介護保険事業費補正予算第4号につきましては、歳入歳出予算総額からそれぞれ2,904万9千円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額を233億4,668万2千円とするものです。  歳出予算の主なものは、介護認定事業において、認定調査委託料を減額するものです。  歳入予算の主なものは、繰入金において、一般会計繰入金を減額するものです。  次に、議案第23号令和2年度宝塚特別会計後期高齢者医療事業費補正予算第3号につきましては、歳入歳出予算総額からそれぞれ732万9千円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額を45億6,980万3千円とするものです。  歳出予算は、後期高齢者医療広域連合納付金において、保険基盤安定制度負担金を減額するものです。  歳入予算は、繰入金において保険基盤安定繰入金を減額するものです。  次に、議案第24号令和2年度宝塚特別会計宝塚市営霊園事業費補正予算第1号につきましては、歳入歳出予算総額からそれぞれ1,518万1千円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額を2億421万9千円とするものです。  歳出予算の主なものは、長尾山霊園管理事業において、返還墓地還付金を減額するものです。  歳入予算の主なものは、繰入金において、一般会計繰入金を減額するものです。  次に、議案第27号宝塚事務分掌条例の一部を改正する条例の制定につきましては、広報課が市の政策立案予算編成の段階から関与し、市の強みにつながる施策に関する情報を早い時期から把握し、各施策や事業を俯瞰的に見ることで、より効果的なシティプロモーションにつなげていくことを目的として、広報に関する所管を市民交流部から企画経営部に移管するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第28号宝塚市議会議員議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、昨年12月25日に提出されました宝塚特別職報酬等審議会の答申に基づき、本年5月1日から、議長、副議長及び議員報酬月額をそれぞれ1.3%引き下げるため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第29号宝塚特別職職員非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、宝塚特別職報酬等審議会の答申に準じて、本年4月1日から、介護認定審査会委員及び障害支援区分認定審査会委員を除く職員報酬を一律1.3%引き下げるため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第30号宝塚特別職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定につきましては、宝塚特別職報酬等審議会の答申に基づき、特別職職員給料月額を1.3%引き下げた上で、引下げ後の1期当たりの総収入額を上回らないよう、地域手当給料月額に集約しようとするものです。  また、この改定に準じて、上下水道事業管理者及び病院事業管理者も同様の措置を行うため、該当する条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第31号宝塚一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、日額または時間額で報酬を定める会計年度任用職員報酬について、昨年4月からの会計年度任用職員制度導入に当たり、本年度は経過措置期間として昨年度までの報酬制度を適用してきましたが、経過措置期間を延長し、来年度も現行制度を適用するため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第32号押印見直しに伴う関係条例整備に関する条例の制定につきましては、新型コロナウイルス感染防止への対応が求められる中、本市においても書面への押印は廃止することを原則として、見直しを進めることとしており、その一環として押印の手続に関する所要の整備を行うため、関係条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第46号兵庫市町村職員退職手当組合規約の変更に関する協議につきましては、市川町外三ケ市町共有財産事務組合の加入及び西脇多可行政事務組合との事務統合による北播磨清掃事務組合の解散に伴い、兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部を変更するため、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  次に、議案第50号宝塚教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきましては、教育委員会委員である川名紀美氏の任期が本年3月31日をもって満了となりますので、新たに松浦一枝氏を適任者として任命いたしたく、議会の同意を求めるものです。  以上14件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○中野正 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、直ちに総務常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。
     日程第4、議案第18号、議案第26号及び議案第33号から議案第38号までの以上8件を一括して議題とします。 △───── 日程第4 ─────     …………………………………………… 議案第18号 令和3年度宝塚市病院事業会計予算 議案第26号 令和2年度宝塚市病院事業会計補正予算(第6号) 議案第33号 宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第34号 宝塚市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 議案第35号 宝塚市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 議案第36号 宝塚市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 議案第37号 宝塚市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 議案第38号 宝塚市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について     …………………………………………… ○中野正 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第18号、第26号及び第33号から第38号までの以上8件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第18号令和3年度宝塚市病院事業会計予算につきましては、予算の概要として、外来患者数は延べ21万9,600人、1日当たり900人、入院患者数につきましては、年間延べ患者数は12万4,100人、1日当たりでは340人を見込んでいます。  収益的収支については、仮受仮払消費税を含む予算額で、収入総額133億5,200万円、支出総額133億5,026万2千円で、差引き173万8千円の黒字となります。  また、資本的収支については、収入総額9億9,525万8千円に対し、支出総額は17億9,219万7千円で、支出の内訳は、施設改修工事、医療機器の更新などに要する建設改良費6億4,679万5千円を予定しています。  次に、議案第26号令和2年度宝塚市病院事業会計補正予算第6号につきましては、収益的収支について、病院事業収益の予定額を2億745万7千円増額し129億8,820万3千円にするとともに、病院事業費用の予定額を745万7千円増額し135億8,919万1千円にしようとするものです。  内訳としては、新型コロナウイルス感染症の対応をした医療従事者への防疫手当特例分の支給に要する費用に対する補助金を増額しようとするとともに、新型コロナウイルス感染症関連対応における患者減少による減収分の追加補填として、特別利益の予定額を増額しようとするものです。  また、資本的収入及び支出について、資本的収入の予定額を382万8千円減額し127億7,796万6千円とし、資本的支出の予定額を建設改良費において382万8千円減額し20億887万円にしようとするものです。  次に、議案第33号宝塚市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、所得税法等の一部改正に伴う対象者に係る所得要件の判定に関わる所要の整備と、訪問看護療養費に対する助成制度の拡充を行うことを目的として、県が定める福祉医療費助成事業実施要綱が改正されたことに合わせて、本市の条例においても同様の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第34号宝塚市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第35号宝塚市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第36号宝塚市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定及び議案第37号宝塚市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法に基づく各種サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準などを定める厚生労働省令の改正に伴い、同省令に基づき、これらの基準などを定めている各条例について所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第38号宝塚市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、第8期宝塚市介護保険事業計画で見込んだサービス給付費などに基づき、来年度から令和5年度までの第1号被保険者に係る介護保険料率を定めるとともに、法令改正に伴う所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  以上8件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願いいたします。 ○中野正 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、直ちに文教生活常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  日程第5、議案第16号、議案第17号、議案第25号、議案第39号から議案第45号まで、議案第47号及び議案第48号の以上12件を一括して議題とします。 △───── 日程第5 ─────     …………………………………………… 議案第16号 令和3年度宝塚市水道事業会計予算 議案第17号 令和3年度宝塚市下水道事業会計予算 議案第25号 令和2年度宝塚市下水道事業会計補正予算(第2号) 議案第39号 宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第40号 宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について 議案第41号 工事請負契約(土砂災害特別警戒区域(急傾斜地)対策工事(その1))の締結について 議案第42号 工事請負契約((都)荒地西山線道路新設改良工事(その2))の締結について 議案第43号 工事請負契約((都)荒地西山線道路新設改良工事(その3))の変更について 議案第44号 訴えの提起について 議案第45号 損害賠償の額の決定について 議案第47号 市道路線の認定及び認定変更について 議案第48号 市道路線の認定変更について     …………………………………………… ○中野正 議長  提案理由の説明を求めます。  中川市長。 ◎中川智子 市長  議案第16号、第17号、第25号、第39号から第45号まで、第47号及び第48号の以上12件につき、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、議案第16号令和3年度宝塚市水道事業会計予算につきましては、予算の概要として、業務の予定量を、給水人口23万5,014人、年間総配水量2,458万3,526立方メートル、1日平均配水量6万7,352立方メートルと定め、主な建設改良事業として、管路更新事業9億2千万円、基幹施設耐震化事業3億6,800万円を予定しています。  収益的収支については、事業収益48億4,462万円、事業費用54億6,826万円で、消費税等込みの収支差引は6億2,364万円の赤字となります。  また、資本的収支については、資本的収入17億5,144万5千円、資本的支出31億6,220万9千円で、収支差引は14億1,076万4千円の不足が生じますが、損益勘定留保資金などで補填することとしています。  次に、議案第17号令和3年度宝塚市下水道事業会計予算につきましては、予算の概要として、業務の予定量を年度末水洗化人口22万9,183人、年間総処理水量2,732万6,614立方メートル、1日平均処理水量7万4,867立方メートルと定め、主な建設改良事業として、公共下水道雨水整備事業1億4,875万円、公共下水道汚水整備事業4億2,395万円を予定しています。  収益的収支については、事業収益43億4,981万5千円、事業費用43億9,185万6千円で、消費税等込みの収支差引は4,204万1千円の赤字となります。  また、資本的収支については、資本的収入15億7,116万5千円、資本的支出32億6,575万7千円で、収支差引16億9,459万2千円の不足が生じますが、損益勘定留保資金などで補填することとしています。  次に、議案第25号令和2年度宝塚市下水道事業会計補正予算第2号につきましては、令和2年度宝塚市下水道事業会計補正予算第1号について、第1款下水道事業費用の既決予算額42億8,983万2千円を6千万円増額し、43億4,983万2千円にしようとするものです。  補正予算の内容は、流域下水道維持管理費負担金の増額によるものです。  次に、議案第39号宝塚市建築事務及び住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部改正により、建築物エネルギー消費性能確保計画に係る適合性判定申請の対象が拡大されたことに合わせて所要の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第40号宝塚市都市公園条例の一部を改正する条例の制定につきましては、開発行為の完了に伴い、都市計画法に基づき、本市に帰属した山手台東3丁目さくらの丘公園を新たに都市公園とし、適正な管理を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。  次に、議案第41号工事請負契約の締結につきましては、市内中山台1丁目地内において、土砂災害特別警戒区域の対策工事を実施するため、請負金額2億1,626万円で宇都宮建設株式会社を請負業者として工事請負契約を締結しようとするものです。  次に、議案第42号工事請負契約の締結につきましては、市内千種1丁目外地内において、都市計画道路荒地西山線の掘り割り区間の鉄筋コンクリート製場所打擁壁を整備するため、請負金額3億5,871万円で金山建設工業株式会社を請負業者として工事請負契約を締結しようとするものです。  次に、議案第43号の工事請負契約の変更につきましては、都市計画道路荒地西山線道路新設改良工事について、建設発生土の処分費が安価な処分地へ変更する一方で、函渠工において新たにひび割れ誘発目地の設置が必要となったことなどから各費用に増減が生じたため、契約額を802万1,200円減額し、6億860万4,700円に変更しようとするものです。  次に、議案44号訴えの提起につきましては、市営住宅などの明渡し及び滞納家賃などの支払いを請求するため、訴えの提起をしようとするものです。  次に、議案第45号損害賠償の額の決定につきましては、市道において発生した自動車損傷事故について、市道の管理上の瑕疵を認め、相手方に生じた損害を賠償するもので、その損害賠償の額を75万2,400円と決定するものです。  次に、議案第47号の市道路線の認定及び認定変更につきましては、都市計画法に基づく土地の帰属により、市道路線を新規に認定するとともに、既認定道路の終点を変更しようとするものです。  次に、議案第48号の市道路線の認定変更につきましては、現状、道路として供用されていない区域を含む既認定路線について、その一部を廃止し、終点を変更しようとするものです。  以上12件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 ○中野正 議長  提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑を省略して、直ちに産業建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  日程第6、請願第18号最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出を求める請願を議題とします。 △───── 日程第6 ─────     …………………………………………… 請願第18号 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出を求める請願     …………………………………………… ○中野正 議長  本件については、朗読を省略して、直ちに紹介議員の説明を求めます。  6番となき議員。 ◎6番(となき正勝議員) 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出を求める請願につきまして、紹介議員を代表しまして趣旨説明をさせていただきます。  請願者は宝塚地区労働組合総連合です。  請願の趣旨は、今、コロナ感染症の広がりの中で市民の暮らしは大変困難な状況にあります。  事業者には持続化給付金など、労働者には雇用調整助成金等、不十分さはあっても支援策が実現されてきました。  全国では多くの非正規で働く人がいます。非正規の人は働く人の4割近く、女性だけなら半数を超えています。こんな時期だからこそ、非正規で働く人、最低賃金に近いところで働く正社員へ手厚い支援が必要だと考えます。  兵庫県の最低賃金は時給900円ですが、全国平均より低く、東京都の1,013円、大阪府の964円、京都府の909円よりも低くなっています。  最低賃金の引上げとそれに伴う中小企業への財政支援で地域経済の好循環をつくりだし、コロナ感染症の広がりで困難を強いられている労働者と市民の生活を守ることが求められています。  最低賃金の引上げについて、意見書を提出することを求めております。  請願の項目としましては、1、国は、最低賃金をすぐに1千円、さらに1,500円に引き上げること。  2、国は、全国一律最低賃金制度を確立すること。  3、国は、最低賃金の引上げに伴う中小企業への支援策を拡充すること、となっています。  しかるべき委員会に付託の上、全員一致で採択いただきますようお願いして、趣旨説明とさせていただきます。 ○中野正 議長  以上で、請願に対する紹介議員の説明は終わりました。  お諮りします。  今、説明のありました請願第18号については、産業建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○中野正 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  日程第7、宝塚市総合計画に関する調査特別委員会の報告についてを議題とします。
    △───── 日程第7 ─────     …………………………………………… 宝塚市総合計画に関する調査特別委員会の報告について     …………………………………………… ○中野正 議長  委員長の報告を求めます。  23番江原宝塚市総合計画に関する調査特別委員委員長。 ◎23番(江原和明議員) 宝塚市総合計画に関する調査特別委員会の調査報告を行います。  本委員会は、宝塚市総合計画に関することを任務事項に、令和元年9月2日に24人の委員構成で設置され、第6次宝塚市総合計画の策定作業と並行して、1年5か月にわたり調査を行ってきました。  調査の経過及び詳細については、本委員会の調査報告書に記載のとおりですので、ここではその概要のみ報告をさせていただきます。  第1、委員会の概要。委員会設置の経緯としては、平成27年6月に設置された第5次宝塚市総合計画後期基本計画に関する調査特別委員会での課題を踏まえ、議決対象を基本構想のみとし、基本計画については除外しました。委員会の設置に当たっては、基本計画の策定段階から議会の意見を十分に反映することができる調査形態及び調査期間を設定しました。  委員会の開催状況として、令和元年9月2日に第1回全体会を開催し、本日までに全体会8回、基本計画等に関しては分科会を設置するなど、分科会形式は3回ずつ開催いたしました。  第2、第6次宝塚市総合計画の概要。第6次総合計画の構成は、基本構想と基本計画・地域ごとのまちづくり計画で構成されています。  計画の期間は、令和3年度から令和12年度までの10年間となっています。  また、令和2年10月に策定した宝塚市協働のまちづくり推進条例において、まちづくり協議会が地域ごとのまちづくり計画を策定することや、地域課題や市民ニーズに応じた市民主体のまちづくりをさらに進めるため、地域ごとのまちづくり計画のまちの将来像と基本目標を新たに総合計画に位置づけています。  2、策定スケジュールの変更。当初のスケジュールに対して、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、宝塚市総合計画審議会の開催が遅れることになり、パブリック・コメント手続の実施期間を令和2年7月から8月までの計画から、令和3年2月中旬から3月中旬までに変更されました。したがって、市議会への議案提出が令和2年10月から令和3年5月中旬に変更となりました。  第3、調査報告について。調査日時順では、まず、1、第6次宝塚市総合計画策定に向けた基礎調査報告書及び市民アンケート調査報告書について、2、第6次宝塚市総合計画の策定に向けた市民ワークショップ「タカラ ミライ ラボ」提言書について、3、第6次宝塚市総合計画基本構想素案についてを調査しました。  少し内容を紹介すると、(1)第6次宝塚市総合計画基本構想の概要。  ア、スローガン。これからのまちづくりを市民と行政が共に進めるに当たり、「わたしの舞台はたからづか」をスローガンに掲げる。このスローガンには、「活動・活躍できる場」をつくる、「暮らし」を支える、「まち」を未来につなげる、との想いを込めている。  イ、まちづくりの視点。スローガンに込められた想いの実現に向けて、3つの重要なまちづくりの視点を定める。(ア)活動・活躍できる場があるまちづくり、(イ)あらゆる人の暮らしを支え、誰もが幸せに住み続けられるまちづくり、(ウ)活力を創出し、将来を見据えた持続可能なまちづくり。  ウ、都市づくりの基本的な考え方。本市の地勢や沿革、歴史・文化などの現状を踏まえ、都市づくりの基本的な考え方を定める。(ア)都市構成に基づいた都市づくり、(イ)人口減少等を見据えた都市づくり、(ウ)地域の特性を生かした拠点づくり。  エ、目指すまちの姿。まちづくりの視点、都市づくりの基本的な考え方を踏まえ、10年後の目指すまちの姿を定める。(ア)共に創り、未来につなぐまち、都市経営、(イ)住み続けたい、安全・快適な暮らしがあるまち、安全・都市基盤、(ウ)福祉が充実し、安心して暮らせるまち、健康・福祉、(エ)子どもの生きる力が育つまち、子ども・教育、(オ)豊かで美しい環境を育むまち、環境、(カ)宝塚らしい「にぎわい」と文化芸術があふれる、創造性豊かなまち、観光・産業・文化、となっております。  さらに引き続き、4、第6次宝塚市総合計画基本構想中間答申について、5、第5次宝塚市総合計画後期基本計画の評価検証について、6、地域ごとのまちづくり計画について、7、第6次宝塚市総合計画序論並びに基本計画総論及び各論についての調査を行いました。  調査の際に行われた主な質疑及び主な意見の内容は、調査報告書に記載のとおりです。  また、以上の調査を受けて、基本計画に対しては、各分科会からの意見集約、意見書策定を行いました。添付をしております。  第4、まとめ。平成23年5月の地方自治法改正により、総合計画の基本部分である基本構想の法的な策定義務がなくなり、策定及び議会の議決を経るかどうかは、市独自の判断に委ねられることとなりました。  宝塚市では、平成24年6月に議員提出議案により宝塚市議会の議決すべき事件を定める条例を制定し、基本構想及び基本計画の策定、変更及び廃止を議決事件と定めました。その後、平成31年3月には、基本計画を除く基本構想のみを議決事件と定めました。  市議会においては、平成22年度の第5次宝塚市総合計画基本構想及び平成27年度の第5次宝塚市総合計画後期基本計画を審議した際に、いずれも議案提出の3か月前に特別委員会を設置しました。  しかし、平成27年度の審査時では、実質的な議案審査の対象である基本計画が既に完成形であったため、結果として計画に市議会の意見を反映することができず、文言の修正にとどまったという課題が残りました。  このときの反省を踏まえ、第6次宝塚市総合計画では、市議会として宝塚市総合計画審議会での計画策定の過程から関わり、案の段階から計画の内容に対する調査を行い、市議会の意見を審議会にフィードバックするため、基本計画を議決事件から除いた上で、議案提出予定の1年以上前である令和元年9月に本委員会を設置し、調査を開始しました。  本委員会は審議会の計画策定と並行して調査を進めた結果、設置から1年5か月の間に委員会全体会は8回、3つの分科会を延べ9回開催し、第6次宝塚市総合計画の策定に向けた基礎調査、市民アンケート調査及び市民ワークショップ「タカラ ミライ ラボ」提言書並びに第5次宝塚市総合計画後期基本計画の評価検証の調査に始まり、基本構想に対しては素案から、基本計画等に対しては案から調査を行い、また、総合計画に位置づけられることとなった地域ごとのまちづくり計画についても説明を聞き、調査を行いました。  当初の策定スケジュールであれば、市議会は昨年の12月定例会において、これまでの本委員会での調査を基に議案としての総合計画基本構想を審議する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、策定スケジュールが大幅に変更され、議案の提出が本年5月中旬となったため、パブリック・コメント手続の実施に合わせて、本委員会の調査報告を行うことといたしました。  過去の総合計画特別委員会の委員長報告では、特別委員会の総意としての意見書または提言を行ってきましたが、今回設置の調査特別委員会は、基本構想並びに基本計画の案の策定時点で委員会を開催しており、この委員会で出された意見等に関しては、その後開催された宝塚市総合計画審議会において報告され、審議をいただいておりますので、現時点でパブリック・コメントに付される基本構想及び基本計画等については、市議会からの相当の意見が含まれた内容になっていると考えられるので、今回の委員会からは改めて提言等は行わないものといたします。  今後、市においては第6次宝塚市総合計画の策定に当たり、本委員会の調査報告について審議会で十分に検討を行った上で、議案を提出するよう求めます。  以上で、宝塚市総合計画に対する調査特別委員会の委員長報告を終わります。 ○中野正 議長  以上で、宝塚市総合計画に関する調査特別委員会の報告は終わりました。  以上で本日の日程は全て終了しました。  次の会議は3月19日午前9時30分から開きます。  本日はこれで散会します。  ── 散 会 午前10時32分 ──...