(「
見解と言われるとなかなか」の声あり)
○
北山 委員長 ちょっと
質疑に戻してお聞きするということでしたいと思うんですが、
紹介議員の方3人おられますけれども、ちょっとお3人さんで相談して
答えていただくのか、
大島議員が
代表で
答えていただくのか。
大島議員。
◆
大島 議員 市民の方ですので、何らかの形ということでどういうことになるかということは、態度ということをあらわしてもらったらいいというふうに思っておられると思うんですけれども、私
たち、私は
議員ですので、
議員の
立場から言わせていただくと、やはり
決議という形がお願いできたらというふうに思っております。ですから、今、ちょっと
寺本委員おっしゃいましたけれども、2番の
議員辞職の
勧告決議ということで、もって1番を表しているということになると思いますので、お願いできたらと思っております。
○
北山 委員長 請願人の方が、各
団体の
代表者がいてはるのか、いてはるみたいですけれども、結局は
請願人の方に直接聞くわけにはいかないんですけれども、
紹介議員の方が改めて少し待ちますから、
確認していただくということはできますか。
大島議員。
◆
大島 議員 少しちょっと全部の
団体がおられるともちょっと
確認できないですし、
市民の方としたら、
宝塚の
市議会はどういうふうに思っておられるのかということが知りたいだけであって、形としたら
辞職勧告決議ということで十分それで納得されると思いますので、結構です。
○
北山 委員長 わかりました。
はい、それではもとに戻しまして、
自由討議に戻ります。
自由討議のある方。
藤本委員。
◆
藤本 委員 趣旨の中に、「
一見悪ふざけとも思える
会派ぐるみの
行為」とあります。3でも「
会派ぐるみの悪質な」というように書いてあるんですけれども、その悪質、
悪ふざけ、この辺の捉え方ですけれども、私としてはなかなか難しいなと。
○
北山 委員長 はい、どうぞ。遠慮せんと言ってください。構わんですよ。
藤本委員。
◆
藤本 委員 佐藤さんもお3人とも否定されているわけですよね。どこら辺が声明として言っているのは。例えば
メールの件は、多分御
本人の携帯で送信しているわけですけれども、
本人も否定して、やったと言われているほうもやってないと言われたら、結局、がここにつながってくるとしたら、これ根拠は薄いんではないかなと思うんですけれども。それは送った者でないとわからない。
○
北山 委員長 私の
答えは間違っていたらちょっと。これ前の
質疑の
議事録にも出ていますから、その
議事録を見ていただいたら、その
答えは大体、ほぼ
見解の
佐藤議員の
質疑の中で明らかになっていると私は思って見ていますけれども。ここというところはありませんけどね。見ればわかると。よろしいか。
(「はい」の声あり)
ほかの方で
自由討議のある方。
はい、
寺本委員。
◆
寺本 委員 問題は、
在日を
理由にこの
婚約、
本人は
婚約でないと言っていますけれども、限りなく
婚約に近いこの
状況を
解消する
理由に、それを上げられたことに対する
人権感覚に対してですよね。それとこの方を、
女性を非常に傷つけたというこの
人権侵害の
部分について
裁判も争点にもなっていますし、ここのところを私らがどう
判断するかという問題と、それとその
会派の
関与の度合いがどうなのと。御
本人たちは
意見の中では否定されていますけれども、
佐藤さん側の
準備書面の中で、「強い
勧めで、強い
勧めで」というふうなことが出てきます。
メールを送っていたのも、
自分が書いたんではないというくだりが、そう伝えられたということについて出てくるもんやから、その
裁判記録だけを見た方からすれば、普通に
関与があったというふうに推測されるのは、これは自然の流れかなという気はします。ただ、その完全に
関与したかどうかというのは、どこまでいっても
判断できない。今のここ出てきている証拠だけでは、何とも言えないのかなという雰囲気はします。
○
北山 委員長 はい、
山本委員。
◆
山本 委員 今の
意見とある
部分が付随するというか、私が
質問を
大川議員のほうにしましたときに、3人でお母様のところのお店、そして御
本人に会ったというふうな中で、私としては善意的にとって、3人つき合っていた
女性がいて、彼女とだけ結構頻繁に会っているようなので、
周りがおせっかい、
周りがさっさとまとめてやろうよということで、仲人のような形で行ったのかなということを思って、実は
質問したんです。
大川議員に何のために行ったんかなということを。ところがそうではなくて、そういうことではなかったんだという話だったんで、きょういただきました
佐藤議員からの
文書を読みましたけれども、それはちょっと納得できないなと思ったのは、
自分たちの
気持ちはこういうふうに会いたいからということで3人で会いに行ったんや、それだけのことやというふうなことを書いてありますけれども、彼女としては今来てほしくないということを言っているんです、相手のほうは。そういうふうに言っているのにもかかわらず行ったということで、会いたくないんだと、まだ会いたくないんだという
女性の
気持ちをどういうふうに思ったのかなということで、何で3人でこれを無視してというか、会いに行ったんかなということを、私は何かこう本当にお母さんのこともあって、また話ができれば結構いいやつやと見せようということで、早くまとめてやろうという
気持ちがあって行ったのだろうか、何で行ったのかなというのが非常に疑問だったんだけれども、ではないということであれば、ちょっとそれは疑問に思いましたね。それで、もし本当に
佐藤さんが言うように、
大川さんが言っているように会いたい、会いたいと言っていたんだということで、連れていったんであれば、彼女が会いたくない会いたくない、今会わなくていいと言っているんだったら、そのファミレスか何かのところまで送っていって、おまえは行って来いよと、僕
たちは帰るよと、そっと陰から彼女の姿を見て、あの人だなということで帰ってきたとかいうんではなくて、
自分たちも彼女を見たいからということは、向こうは否定しているわけでも、その辺がちょっとどうなのかなというふうに思います。
○
北山 委員長 今、
自由討議を進めてもらっているんですが、
さきの28日のときにも既に
請願項目について、具体的な
採決のあり方というんですか、
進め方についての
意見も出ていますんで、ちょっとその辺のところまで少し
自由討議の中で
意見があれば出していただきたいと思っています。
伊藤委員。
◆
伊藤 委員 この間の
佐藤議員に対する
北山委員長からの返答で、
メールに関しては
多田議員が言ったことを私が拝借して
メールを作成して送信しましたと。
手紙に関しては、
大川議員への
質問の
答えですね。
メモ書きみたいなことだけれども、大方
佐藤議員が言ったことをまとめて、それを
参考にして
手紙を書いたというようなことで、
関与があったかなかったかと言ったら
関与があったからここまで進んでいるんであって、それが悪質かどうかはこの間の
討論の中の
質問の中からではうかがえないことも間違いないというような
感じを受けまして、私の
意見としては、2については
人権侵害があったことは間違いない話でありまして、3についてはまだまだ、悪質かどうか、
関与があったにしろ悪質かどうかは問えない
状況ではあるかなというような
感覚を持っています。
以上です。
○
北山 委員長 ほかの
委員の方で、よろしいか。相当時間過ぎてますんで、一旦3つの
項目の
採決の諮り方も含めて、どうという
意見を出していただければ、その中で少し
判断していきたいと思うんですが、ほかの方ご
意見ありませんか。
草野さん、この前のこともう一回ちょっと。
◆
草野 委員 委員長、いいですか。
もう一度
裁判記録もよく読んで、あれなんですけれども、
1つは、
佐藤議員が
結婚の約束、
婚約へ至る
過程において、要するに
太誠会の
議員の
方たちが
関与したということは、ほぼ間違いない事実やと思うんですね。問題は要するに
婚約破棄したときに、
婚約を
解消したときに、そのときに
関与があったのか、なかったのかという問題です。それは余り全体の
裁判記録からも読み取れないんですよ。だから要するに
結婚、
婚約の方向へ進む
過程の中でいろいろと
関与があったということは間違いない事実だと思うんですけれども、
破棄に至る
過程において、
太誠会の方々が
関与したというのは、この
裁判記録からは読み取れないんです。だからそこら辺、もう一度この
記録ときょう出されました
委員会の経過で、そういうことはちょっと新たな
認識として、私自身は
感じていることなんで、そこらをどう
判断するかだろうと思うんです。
だから、
本人の
主張では
結婚自体に余り積極的ではなかったという
主張をする上で、
先輩議員の
関与というようなことをいろいろ持ち出しておられたり、それから後、
解消に至る上で、
慰謝料30万円払うという
1つの動機として、
会派の他の
議員に迷惑がかかるというようなことを
理由にされているというとこら辺がどうなのかなというのは、ちょっと引っかかるところはあるんですけれども、
婚約解消という
過程でどうかかわったかということについては、余り定かではないという
状況だと私はずっと
認識しているんですけれども。
したがって、3
項目めの
扱いというのは、ちょっと非常に微妙な問題があるかなと、2
項目については、もう甚だ遺憾な、極めて、ある意味ではそういう
差別意識もしくはやはり
侮辱、
女性に対する
侮辱というのは、ちょっとひどい中身があると思いますけれども、そういう
見解にちょっと前回のあれから訂正させていただきたいと思っています。
以上です。
○
北山 委員長 ほかの方で、
自由討議がありますか。
江原委員。
◆
江原 委員 だから大体出ているように、
請願項目も
一括で諮るというよりは、さっきのお話の
見解の
部分は2
云々が
決議みたいな形であれされれば、
見解の表明、
公表になるんかなというようなことのようですから、1、2セットと3をどうするかという形の諮り方みたいな、一部
採択的な
方法でいくか、全部でいくかみたいな形しかないと思います。最初から
一括というとみんな手挙げづらいだろうと思いますけれども。
○
北山 委員長 それでは、
請願について
採決の
項目に対する
判断を含めて
意見が出たようなんで、
自由討議はこの
程度にしまして、最後の
質疑ですけれども、戻したいと思うんですが、
質疑ありませんか。
(「ありません」の声あり)
それでは、
質疑を終結いたします。
討論に入ります。
草野委員。
◆
草野 委員 私は、先ほど言いましたような
理由で、
請願項目の1
項目と2
項目、これは
採択してもらいたいと思っています。3
項目めについては、ちょっと事実が
確認できませんので、これは
判断つかないということで1
項目めと2
項目めの
採択をお願いしたいと思っています。
○
北山 委員長 伊藤委員。
◆
伊藤 委員 市議会議員として、公平公正な
人権感覚を持たないといけない
立場の中で、
政治的信条があるからといって、
出自を
理由に
婚約を
破棄したということは許されないと思います。したがって、
佐藤議員に対しては
採択と、それから先ほども申しましたが、
会派ぐるみの
悪ふざけがあったかどうかについては、
結婚相談所の件の登録から
婚約に至るまでのさまざまなかかわりというのは、
裁判記録とかいろんなところから
判断をされますが、悪質かどうかということに関しては問えないと思いますんで、私も3については不
採択というような形で
意見を述べさせていただきたいと思います。
○
北山 委員長 ほかに
討論ありますか。
寺本委員。
◆
寺本 委員 私も、公職にある人間がより高い
人権感覚とか
モラルというものを求められているにもかかわらず、このような形で
出自を
理由に
婚約、
交際を
解消するに至ったこと、そのことがまた
マスコミに報道されて、これだけのやはり関心を集めてしまったことについて、同じ
議会の
議員としては大変問題だと思っております。それと、その
交際の
解消に向けてのやり方、これは
女性としてはちょっと許しがたい事態だなというふうに読みますので、これについても限りなく不当であるというふうに思いますので、
佐藤議員については、この書いてある
請願項目1と2については、
採択したいと思います。3については、
多田議員と
大川議員の
関与の
悪質性についてはいまいちまだ完全に払拭し切れない面がありますので、これは今後、
裁判もどのようになっていくのかわかりませんけれども、多少見ながら今回のこの時点では
採択することはちょっと難しいというふうに
判断します。
○
北山 委員長 ほかの方で
討論ありますか。
(「ありません」の声あり)
なければ、
討論を終結いたします。
採決の
進め方でありますけれども、今、それぞれの方から1、2、
2つの
項目についての
部分採択ということで、御
意見出ていますけれども、その1、2
項目についてのみ
採決を諮らせていただいていいですか。
(「はい」の声あり)
請願項目の1、この
事案に対する
宝塚市議会の
見解を
公表してください。2、
佐藤基裕議員の
議員辞職を求めます。この
2つの
項目について
請願どおり
採択することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
はい、
採択されました。
(
多田浩一郎委員入場)
それでは続きまして、
陳情に入らせていただきます。
それでは、
陳情第4号、
差別行為を許さない
人権を尊重する
市議会としての取り組みを求める
陳情及び
陳情第5号、「
在日差別で
婚約破棄」報道における「兵庫の市議」について
確認を求める
陳情を
議題といたします。
お諮りいたします。
本
陳情につきましては、
多田浩一郎委員に
利害関係のある事件であると認められますので、
宝塚市議会委員会条例第17条の
規定により、
多田浩一郎委員を
除斥したいと思いますが、
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
異議なしと認めます。
多田浩一郎委員の
退席を求めます。
(
多田浩一郎委員退場)
一括しての
質疑になります。本
陳情につきまして、
質疑はありませんか。
(「ありません」の声あり)
特にないですね。
それでは、
委員間の
自由討議を行います。4号、5号について
自由討議がありましたら申し出てください。
江原委員。
◆
江原 委員 陳情4号、5号とも、それぞれ
項目の1番目というは、この
マスコミ報道に出た人が
宝塚市議会議員であるか、ないかの事実を明らかにして調査してくださいということですので、この
項目自体はもう明らかになったという
認識だろう思います。
それから
陳情項目の2、
請願5のほうの2についても、しかるべき
対応を決定してくださいと、責任を問うてくださいという
項目ですので、これも先ほどの
請願の
決議云々というような形に進むということであれば、ある
程度差別意識行為ということについてのことが明らかになると。3番目について、
陳情5の3は、
会派としての
関与ということについても、今回
委員会として
太誠会の2人を呼んで
意見を聞きましたので、その辺の
対応もちゃんとして決めたという
理解ですので、これどうなんでしょう。あえて
陳情を
採択する形がいいのか、どう
扱いするのがいいのかというのをちょっと協議したほうがいいと思うんですけれども。そのままどうしてもするかですね。
○
北山 委員長 草野委員。
◆
草野 委員 それは、自動的に
採択しても別にいいんと違いますか。
○
北山 委員長 江原委員。
◆
江原 委員 別に問題ないし。
○
北山 委員長 草野委員。
◆
草野 委員 問題ないでしょう。
○
北山 委員長 江原委員。
◆
江原 委員 あえて
請願で
結論が出たからどうするかということだけですよ。
○
北山 委員長 草野委員。
◆
草野 委員 そうですね。だから
扱い方として
審査不要とかそういうことにはならへんでしょうし、不
採択いうことになると
請願とのつり合いがとれないし、だから
請願のほうが重みがあるという
理解のもとで、一応
陳情の入り口の
議論やからね、これは。それはまあ認めたということで
採択してもいいんではないでしょうかね。
○
北山 委員長 それでは、
自由討議は特にないようですか。
自由討議についてはこの
程度で終わります。
採決については、
陳情の
取り扱いは御存じのとおり以下の
4つ、1番目は
採択、2番目は不
採択、3番目は
審査不要、4番目は
結論を得ずという
4つの
採決の仕方があるんですけれども、第4号及び第5号につきましては、
請願の議決を踏まえて、4号、5号とも
陳情の趣旨どおり
採択することに
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
ありがとうございます。
第4号、5号とも
採択をされました。
多田議員には
入場を求めます。
(
多田浩一郎委員入場)
以上をもちまして、本
委員会に付託されました全ての案件の
審査を終わりました。ありがとうございました。
なお、
委員会報告書作成のために、3月14日木曜日の午前9時30分から
議会第1
会議室におきまして当
常任委員会の
協議会及び
委員会を開催する予定ですので、よろしくお願いいたします。
これをもちまして
委員会を閉会いたします。終わります。
閉会 午後 2時07分...