西脇市議会 2020-06-16
令和 2年文教民生常任委員会( 6月16日)
令和 2年
文教民生常任委員会( 6月16日) 令 和 2 年 度
西 脇 市 議 会 文 教 民 生 常 任 委 員 会 会 議 録
令 和 2 年 6 月 16 日
西 脇 市 議 会
文教民生常任委員会会議録
1 開催月日 令和2年6月16日
本委員会に付託されました案件は議案6件と報告2件です。
本日は、各議案の審議の途中及び終結後に必要に応じて
委員間討議を行い、その後、討論、採決の順で進めてまいりたいと思います。
それでは議案の審査に入ります。
最初に、議案第47号西脇市
手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
理事者から
委員会説明をお願いいたします。
○
徳岡戸籍住民課長
議案第47号について
委員会説明を申し上げます。
今回の改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正により、個人番号の
通知カードが廃止されたことに伴い、
当該通知カードの再交付に係る手数料を削除するものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
委員会説明は終わりました。
質疑に入ります。
質疑、御意見ありますか。
○高瀬委員
これ、私もちょっと調べたんですけれども、
通知カードの再交付を今後やめにしたっていうのは、第一に事務量の軽減化という趣旨があると書いてあるんですけれど、西脇市において
通知カードの再交付というのは過去何件ぐらいあったのでしょうか。
○
徳岡戸籍住民課長
過去全体調べてないんですけれども、令和元年度の再交付の件数は28件ございます。
以上です。
○高瀬委員
従来だと、私も実は
マイナンバーカードを所持はしているんですけれど、
通知カードを持っていって、それと写真と合わせて提出して申請書を書いて、後日国からカードが送られてきてという手順になるんですけれど、今後はそれがどのように変わるのか。単に再交付がなくなりましたということだけではなくて、私も知っておきたいので説明をお願いします。
○
徳岡戸籍住民課長
まず、新しく
マイナンバーが附番される場合には
通知カードで通知させてもらっておったんですけれども、その
通知カードがなくなりますので、初めて
マイナンバーが附番される方には
マイナンバーが記載された
個人番号通知書が
地方公共団体情報システム機構から送付されることになります。新しく
マイナンバーカードをつくるときには、今でしたら
通知カードの下に申請用紙がついているんですけれども、それは今までどおり申請用紙としてお使いいただくこともできますし、それをなくされたということであれば申請用紙を送らせてもらうこともできます。新しく附番された方には
個人番号通知書と一緒に申請する用紙も入っていることになります。
今までは、
通知カードに書いてある住所とか名前が変更になった場合は、それを市役所のほうで訂正記載をしておったんですけれども、再交付がなくなることと同時にその記載がなくなりますので、
通知カードの住所とか名前の変更がなくなって、その
通知カードが今まででは
マイナンバーの証明書類として利用されたものがその書類としては利用できなくなります。その場合には住民票で
マイナンバーの記載したものをお取りいただくか、
マイナンバーカードをおつくりいただくかどちらかということになります。
以上でございます。
○高瀬委員
既に
マイナンバーカードを持っている人に対しては、何とか
通知カード、名前忘れましたが、それは送られてこないんですか。
マイナンバーカードを持っていない人にだけ送ってくるんですか。
○
徳岡戸籍住民課長
通知カードは
マイナンバーカードをつくられた時点で回収させてもらっております。なので、
マイナンバーカードをお持ちの方は
通知カードは持っておられないという状況にあります。
以上です。
○高瀬委員
全部が理解できたわけではないんですけれど、いずれにしても市民の皆様には今後、従来は
通知カードを写真と合わせて持ってきたら、
マイナンバーカードの手続きができますよといったことから、このように変わりますよいうのは丁寧に説明していただきたいなと思います。ここでも委員聞いてても十分理解できてないんじゃないかなと思います。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので質疑はこれで終わります。
討論に入ります。
反対討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
賛成討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、討論は終わります。
それでは、採決に入ります。
議案第47号西脇市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議案第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48号西脇市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
委員会説明をお願いします。
○
長井保険医療課長
議案第48号について
委員会説明を申し上げます。
事前に配付いたしました
国民健康保険税の減免についてを御準備いただきたいと思います。資料に沿って説明いたします。
今回の改正は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、収入の減少が見込まれる世帯に係る
国民健康保険税について、国の財政支援の基準に基づく減免を行おうとするものです。
2の減免の対象世帯は、(1)
新型コロナウイルス感染症により世帯の主たる
生計維持者が死亡、または重篤な傷病を負った世帯、または(2)
新型コロナウイルス感染症の影響により世帯の主たる
生計維持者の事業収入、
不動産収入、山林収入、または給与収入の減少が見込まれる場合で、ア、世帯の主たる
生計維持者の
事業収入等のいずれかの減少額が前年の
当該事業収入等の額の10分の3以上、イ、世帯の主たる
生計維持者の前年所得の合計額が1千万円以下、ウ、減少が見込まれる主たる
生計維持者の
事業収入等に係る所得以外の前年所得の合計額が400万円以下のいずれにも該当する世帯となります。
3の保険税の減免額は、2の(1)主たる
生計維持者が死亡、または重篤な傷病を負った場合は、
減免対象期間の
保険税全額となります。
2の(2)主たる
生計維持者の
事業収入等の減少が見込まれる場合は、まず、表1に基づき、当該世帯の被
保険者全員について算定した
減免対象期間の保険税額に減少が見込まれる
事業収入等の前年所得額が世帯の被
保険者全員の前年所得の合計額に占める割合を乗じて
対象保険税額を算出し、その額に表2のとおり、主たる
生計維持者の前年の合計所得額の区分に応じて10分の2から10分の10の減免割合を乗じて得た額を減免いたします。
4の対象となる保険税は、令和元年度及び令和2年度分であって、令和2年2月1日から令和3年3月31日までに普通徴収の納期限が設定されているもの。特別徴収の場合にあっては
特別徴収対象年金給付の支払日が設定されているものとなります。ただし、
国民健康保険の加入手続きの遅れ等により、令和2年1月以前分が含まれている場合は除くこととなります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
委員会説明は終わりました。
質疑に入ります。
質疑、御意見はありませんか。
○
村井正委員
何点かあるんですが、一つまず確認をさせていただきたいのは、ここで先ほど申し上げられました世帯の主たる
生計維持者というのは、これは通常住民票でいう世帯主なのか、それとも世帯主は収入は少ないけれども、例えば、子供さんであるとか、妻であるとか、そういう方が主な収入が多い方という意味なのか、その点についてお尋ねをいたします。
○
長井保険医療課長
委員お尋ねの世帯の主たる
生計維持者ということでございますが、国の事務連絡によりますと主たる
生計維持者とは世帯主のこととなってございます。世帯主以外の方が所得等が多くてということになりますと、そのような場合は世帯主の変更というものが必要になるということで国のほうから通知をいただいております。
○
村井正委員
先ほどおっしゃっておりました、この資料の裏面の計算例を一つ例にとってみますと、世帯主がこの場合でしたら所得が400万円、そのもとになる収入が600万円と書いてあります。そして、子供さんの所得が200万円であると。こういう場合、先ほどのお話であれば、世帯主が減収になった場合はこれはこれでいけるんですけれど、逆に子供さんが多い、仮に400万円であったと。それで世帯主さんは、例えば、年金だけで所得が余りなかったという場合に、世帯主は所得が変わらないけれども、主に生活の根拠となっている収入を得ている子供さんが非常に収入が少なくなったということになれば、今の説明でいきましたら、そういう家庭は減額の対象にならないということになるんでしょうか。その点はいかがですか。
○
長井保険医療課長
国の通知によりますと、基本、世帯主が主たる
生計維持者ということで通知がきておりますので、減免の対象にならないのではないかなと判断されますが、それは個々来ていただいた方のお家の事情というものを聞かせていただいた上で、ある程度
保険者判断というものも認められておりますので、その当たりは個々の状況をお伺いした上で判断をさせていただきたいと思います。ただ、基本は
世帯主イコール主たる
生計維持者ということで第一段の判断はさせていただきたいと思います。
○
村井正委員
その場合に、
保険者判断というのは具体的な相談があった場合に
世帯主変更をされたらどうですかとか、そういうことによって同じような減免が受けられるということで理解していいんでしょうか。
○
長井保険医療課長
まずはそうですね、
世帯主変更というお話もさせていただくとは思うんですが、やはり
世帯主変更というのは
住民基本台帳上の世帯主を変えていただくこととなります。ですので、ほかの影響等もあるかと思いますので、その当たりも考慮した上で御相談にのらせていただきたいと思います。
○
村井正委員
ということは、主変更をされなければ、先ほど私が申し上げました例で言えば、減免というものができないということになるのかどうか、その点はいかがでしょうか。
○
長井保険医療課長
ですので、一応基本はそのような話をさせていただきたいと思っております。ただ、やっぱり御事情あるかと思いますので、そこは国のほうの通知も
保険者判断がある程度認められているところでございますので、いろいろ個々の事情を聞かせていただいた上で判断をさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかに。
○寺北委員
柔軟にやるいうことで受けとりましたので。それと重篤な傷病いうのは、イメージできないんですが、重篤な傷病いうのは例えばどういうことなんですか。
○
長井保険医療課長
新型コロナウイルスの感染によりまして、1か月以上の治療を有するということが認められる場合ということで国のほうから通知はきております。ですので、医師の診断書等でその辺りが確認、また私どものほうはレセプトも持っておりますので、その当たりで確認できて、おおよそ1月というのがまず目安かなと思っております。
○
浅田委員長
よろしいですか。
○近藤副委員長
議案書のほうなんですが、18項目めに「全国の規定によって
国民健康保険税の減免を受けようとするものは規則で定める期限までに」、この規則で定める期限というのはどういう期限なのかということが一つと、それと、次に掲げる事項を掲載した申請書に減免を受けようとする、今の寺北委員の質問にも絡むんでしょうけれど、理由を証明する書類、これは何をもって証明する書類としようとしているのか。特にこれ国からの指定があるのかどうかということ。それと三つ目は、これ見込みで申請するわけで、結果が違った場合というのは何か、要は罰則だとか返還、返戻するだとかいうことがあるのかどうか、この3点をお伺いします。
○
長井保険医療課長
まず1点目の、規則で定める期限というところでございますが、こちらにつきましては、国の財政支援のほうが令和2年度中に限られております。ですので、令和3年3月31日までに申請をいただくということで規則のほうで定める予定といたしております。
次に2点目の、減免を受けようとする理由を証明するものの添付でございますが、まず第1号に該当する場合、
新型コロナウイルス感染症により死亡または重篤な傷病ですね。そういう場合は医師によります死亡診断書でありますとか、診断書の写しをつけていただくということになろうかと思います。第2号の収入が減少する場合、この場合につきましては、昨年の収入額がまず確認できる書類。それから今年につきましては、申請の届出があるその直前まではその収入が分かるもの。それから今後につきましては、
収入見込みということで申し立てを御提出いただくということになります。
3点目の結果ですね、その見込みにならなかった場合でございますが、減免対象になるかどうかと言いますのは、申請時点での
収入見込額で判定いたします。それ以降どうなったかということにつきましてはあえて収入状況の確認をする予定はございませんが、附則第19号のほうで減免の理由が消滅して納付が可能となった場合には申し出ていただきたいということで規定を設けておりますので、状況によりまして支払いができるよという状況になった場合はお申し出いただきたいと思っております。
以上でございます。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
○坂部委員
手数料条例も含めて後から出てくる介護もそうなんだけれども、これを周知する、例えば質疑のやり取りの中で単なる世帯主、主たる
生計維持者は世帯主なんだけれど、それ以外も含めて柔軟なというのもあったじゃないですか。そこも含めて市民の皆さんへの周知はどのようにされようとされているんですかね。
○
長井保険医療課長
まず今回の減免の周知方法でございますが、
国民健康保険の被保険者、それから
後期高齢者医療の被保険者につきましては7月の中頃に被保険者証を各家庭にお送りいたします。その中にまずは御案内チラシを入れさせていただく予定としております。また、7月広報にも掲載する予定ということで今準備を進めているところでございます。ただ、何分そこには世帯の主たる
生計維持者がとしか書いておりませんので、やはり個々に御相談いただいて、その中でお話を聞いていくしかそこは方法はないのかなと思いますので、納付が困難な方につきましてはお電話等でお問い合わせいただければなと思っております。
以上です。
○坂部委員
今おっしゃったことも、通知の中になれば相談をしてくださいねという形も書いてあげてくださいね。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかに。
○
村井正委員
それと、この説明資料の中に国の財政支援の基準に基づく減免ということですが、その基準というのは先ほどおっしゃっていたというのが基準なのかどうかが1点と、もう一つ、減免をした場合のこれの財政的な補償というか支援、これは国のほうでされるのかどうか、これが2点目。それで、この減収をある程度どのぐらいというか、そういう想定される数字はあるんでしょうか。
○
長井保険医療課長
まず1点目の減免基準の内容でございますが、これは国の基準、先ほどから申しております減免の額、それからどのような方が対象になるか、これ全て国の基準に基づくもので同じでございます。
2点目の国の財政支援の内容でございますが、これは減額免除した額全額を国のほうから
特別調整交付金のほうでいただくということになってございます。
3点目のどれぐらいの見込みなのかということでございますが、これはちょっとまだ見込んでおりません、分かりませんので。最終、減免の申請を受けて決定をしていく上で最終3月の補正で減額分を今度国のほうの交付金でという補正をさせていただきたいと思っておりますので、現時点ではまだ見込みの額は持ってございません。
以上です。
○
浅田委員長
よろしいですか。
○寺北委員
今の村井委員と坂部委員のやつに絡むんですが、世帯主の規定の問題ね。今、全額減免した分については国から補助されるということから言えば、西脇市の
国民健康保険の会計にかなり影響するんだったらいろいろな言い分が出てくるんかなと思わんこともないんやけれども。全額国の対応できるんだったら、やはり世帯主の今のやり取りの中身いうのはどこかできちっとやっぱり市民の皆さんに周知していただきたいと思うんですね。市が損しなければいう意味でね。いうことでしてほしいいうのは改めて、先ほど坂部委員はお願いしますね言うたけれど返事はなかったから多分する気ないんだろうな思って私は解釈しましたので改めて要望したいんです。
それともう1点は、ここで先ほどの近藤副委員長のやり取りの中で、消滅した場合に届出ないという場合、届けてほしいいうことで終わっているんですが、これは本来だったら私は次年度の中で分かるんではないかと正直思うんですよ。今年は300万円減るんやということで申請したと。実際減らなかったということをいえば届けてほしいとかいう話になっとるんやけれども。確実に皆さんきちっと届け出るか、いや、このまま分からへんねやったら極端に言えばいってしまおうかという話も私あり得ると思っているんですね。しかし、その場合でも次年度の申告等々で追跡調査すれば減ったか減ってないかいうのは分かるんですよね、前々年度と前年度のを比べたら。そういう面で言えば、分かるから必ずばれますよと。そういうことはそんなんどこにも書かれへんけれどね。こういうのを通じてそういう不正しても私は次の年で分かると単純に素人考えでしてますのでね、申告しますから国保税の。いうことで言えば、分かるからちゃんと規定どおりにお願いしたいということを市民の皆さんにはこの場で私のほうから言うときます。
○
長井保険医療課長
済みません。御返事しなかったということでございますが、そうではなくて、できるだけ主たる
生計維持者のところにつきましては御案内はさせていただきたいとは思っております。ただ
保険者判断と言われているものの、やはり国の基準があってのことでございますので、それ以上のことをしますと市の
国民健康保険の会計のほうを苦しくしてしまいますので、その当たりはある意味厳しく、ある意味柔軟にというところで対応させていただきたいと思います。できるだけ御周知はさせていただきたいと思います。
2点目の収入ですね。次年度になれば確かに分かります。今、私どものほうがやっていますほかの減免の規則でも所得激減というのもあるのはあるんです。その中は当然翌年にもう一度確認をさせていただいて、内容等が申し立てと違う場合はお話をさせていただいてもう一度税をかけさせていただくということも過去にやってございます。今回の新型コロナにつきましては国のほうがそこまでは求めないということでございますので、あえて多分翌年分かるんですけれども追跡調査はしないと。ただ、お話をさせていただく上で納付が困難ということで申請を頂いておりますので、状況が変わった場合はまた申し出くださいねということは受け付けるときにお話はさせていただきたいと思っております。
以上です。
○高瀬委員
例えば、個人事業者が収入が減ったと。そういうことで、今、戸田課長のところでそういう事業者に対する20%から50%減ったらどうのこうのという話と、横の連携というかな、あなたこういう状況やったらこっちの窓口に行くと国保とか介護のそういう支援も受けられますよという、市の窓口同士がもう少し幅広い目で市民の方に接してあげる、そういうこともお願いしたいと思います。
○
長井保険医療課長
今回の件につきましては、やはり窓口が様々ございます。その中で連携は取っていきたいとは思ってございます。また添付いただく書類につきましても同じようなものをつけていただくことがあろうかと思いますので、その当たりは写しを頂けるものであれば、横の展開をしながらそういった書類を活用しながらできないかなとは思ってございます。ありがとうございます。そのようにさせていただきます。
○
浅田委員長
ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので質疑はこれで終わります。
委員間討議はありますか。
〔「なし」の声あり〕
委員間討議は終わります。
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、討論は終わります。
それでは、採決いたします。
議案第48号西脇市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議案第48号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第49号西脇市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明をお願いいたします。
○村井
長寿福祉課長
議案第49号について
委員会説明を申し上げます。
事前に配付いたしました介護保険第1号被保険者の保険料の減免についての資料に沿って御説明いたします。
今回の改正は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、収入の減少した世帯に属する第1号被保険者の介護保険料について、国の財政支援の基準に基づき減免を行おうとするものです。
2の減免の対象者は、(1)
新型コロナウイルス感染症によりその属する世帯の主たる
生計維持者が死亡し、または重篤な傷病を負った第1号被保険者。または(2)
新型コロナウイルス感染症の影響によりその属する世帯の主たる
生計維持者の事業収入、
不動産収入、山林収入、または給与収入の減少が見込まれる世帯で、ア、
事業収入等のいずれかの減少額が前年の
当該事業収入等の額の10分の3以上かつイ、減少することが見込まれる
事業収入等に係る所得以外の前年の所得の合計額が400万円以下に該当する世帯の被保険者となります。
3の介護保険料の減免額は、2の(1)の主たる
生計維持者が
新型コロナウイルス感染症により死亡または重篤な傷病を負った場合は全額となります。
次に、(2)の主たる
生計維持者の
事業収入等の減少が見込まれる場合は、表1に基づき、被保険者本人の保険料額に主たる
生計維持者の減少が見込まれる
事業収入等に係る前年所得額が主たる
生計維持者の前年の合計所得金額に占める割合を乗じて対象保険料額を算出し、この額に対し表2のとおり前年の合計所得金額が200万円以下の場合は全部を、200万円を超える場合は10分の8を乗じた額を減免いたします。
次に4の対象となる介護保険料は、令和元年度及び令和2年度の保険料であって、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に普通徴収の納期が設定されているもの。特別徴収については
特別徴収対象年金給付の支払日が設定されているものとなります。
以上でございます。よろしくお願いします。
○
浅田委員長
委員会説明は終わりました。
質疑に入ります。
質疑、御意見はありませんか。
○
村井正委員
これも1点確認なんですが、世帯の主たる
生計維持者というのは、これの考え方は
国民健康保険は世帯主ということやったんですけれども、介護保険の場合はどうなるのか、その点1点確認をお願いします。
○村井
長寿福祉課長
介護保険料におきましては世帯主という取り扱いはございませんで、あくまで世帯の生計を主にする者となっております。
以上です。
○
浅田委員長
ほかありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので質疑はこれで終わります。
委員間討議はありますか。
〔「なし」の声あり〕
委員間討議は終わります。
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、討論は終わります。
それでは、採決いたします。
議案第49号西脇市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議案第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第50号西脇市
福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から
委員会説明をお願いいたします。
○
長井保険医療課長
議案第50号について
委員会説明を申し上げます。
今回の改正は、兵庫県福祉医療費助成事業実施要綱等の一部改正に伴い、高齢期移行助成制度の受給対象者区分Ⅱ及び重度障害者医療費助成、高齢重度障害者医療費助成並びに母子家庭等医療費給付制度における低所得者の判定基準において、公的年金収入と控除後の公的年金所得が重複して計上されないよう改めるものでございます。
なお、今回の改正により影響を受ける方はございません。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
委員会説明は終わりました。
質疑に入ります。
御質疑、御意見ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、質疑はこれで終わります。
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、討論は終わります。
それでは、採決いたします。
議案第50号西脇市
福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第51号
西脇市立西脇病院使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から
委員会説明をお願いいたします。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
議案第51号につきまして
委員会説明を申し上げます。
今回の改正は、診療報酬改定に合わせた国の保険医療機関及び保険医療養担当規則の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
改正の内容ですが、紹介状のない場合の初診に係る初診時保険外併用療養費を初診時選定療養費と改め、当該料金を改定するとともに、診療所など他の医療機関に紹介を行った場合で再度西脇病院を受診される場合の再診時選定療養費を新たに設けるものであります。
なお、県下の公立病院における選定療養費の状況についてはお配りしております資料のとおりです。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
ありがとうございます。
資料を頂いておりますので質疑、意見のある方ありませんか。
○寺北委員
単純な質問なんですけれど、これはこの資料等で定額負担義務化いうことでいえば、金額についての規定はないんですか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
金額につきましても指定がございまして、西脇病院のほうが改定を予定しております初診時につきましては医師である場合5,000円、歯科医師の場合は3,000円、医師である場合再診時2,500円、歯科医師による再診の場合が1,500円というのはこちらが最低の金額になっておりまして、この金額以上を設定するようにと決められております。
以上です。
○寺北委員
そこで紹介率いうんですか、例えば昨年度、2019年度の紹介率、初診の折のですね、いうのは何分の何ぼいう形でいうのと、それと例えば、開業医さんの紹介状を発行する手数料ですね、手数料言うてええんかちょっと分からないんやけれど、いうのはこれはもう一定金額なんですか。民間の開業医さんでこの紹介状を書いてもらうときの手数料ですね、それが幾らなのかいうのを教えてください。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
委員お尋ねになっております紹介率についてですけれども、令和元年度につきましては初診件数が、分母になりますが、分母が1万1,988件で、紹介件数が7,855件です。紹介率としましては65.5%という数字になっております。
それから、開業医におきましての紹介状の発行手数料についてですけれども、紹介状の発行に係る費用につきましては診療報酬で1通当たり2,500円に決められております。医療費の自己負担割合が3割の方であれば750円というのが患者負担の額になります。ただ定期的に通い続けていらっしゃるかかりつけ医がありまして、そちらで紹介状の発行のみということになりますと先ほどの金額だけで済むことにはなりますが、そういうかかりつけ医がなくて、新たに診療所で診察を受けてから西脇病院のほうに紹介となられる場合であれば当然その診察代ですとか、場合によっては検査なども実施されますことを想定しますと、3割負担の方で大体2,000円から4,000円、検査の種類にもよるんですが、それぐらいが診療所での負担になるのではないかと思います。
以上です。
○寺北委員
それと、これの要らない場合いうんですか、除外する場合いうのが多分あるんではないかと思うんですが、今、西脇市が考えている要らない場合いうのはどんなケースを考えられてますか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
現在も
820円の選定医療費をもらってはいるんですけれども、除外されているものとしましては救急でおみえになられている分は頂いておりません。それから国ですとかによりますと公費負担ですね。例えば難病の方ですとか、身体障害者の医療をお持ちでいらっしゃる方につきましては除外になっております。それからあと労災ですとか、公務災害ですとか、自費の診療、そういったものもこの選定医療費のほうからは除外されております。
以上です。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかにありませんか。
○高瀬委員
私、再診というのは、例えば、私が腰痛で西脇病院にかかって治ったと思ってたら、1年後にまた痛くなってまた行くみたいなそれが再診やと思ってたんだけれど、今の説明でいうと、また再診の別の説明されたと思うんですけれど、もう一回再診の説明していただけますか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
先ほど委員おっしゃられました、一度整形とかで受診されましてそこからかなり期間を経ていらっしゃるということで、一応6カ月を経過されますと初診という形になります。再診につきましては当然その名のとおりなんですが、継続して予約が入っていたりということでずっとおみえになられているというものを再診として捉えていただけたらと思います。
以上です。
○高瀬委員
6カ月間があいたらそれは初診ということですよね。再診というのは何カ月なんですか。それは特にないんですか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
先ほどお話しました、6カ月を経過していなければ、その間に西脇病院のほうにまた診察におみえになられたときには再診として取り扱ってはおります。
以上になります。
○高瀬委員
それは例えば、1回目腰痛で行って、次全く別のけがで行きましたと。それが6カ月以内でしたらそれは再診ということでいいんですか。同じ治療だと継続だけど、6カ月過ぎなければ。そういう理解でよろしいですか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
もちろん同じ疾患でずっと定期的におみえになられるのももちろんこれ再診ですし、先ほど整形で一度かかられて、それで6カ月の間空くまでに別の疾患で病院にかかられます。もちろん診療科が違えば、当然後から受診される診療科については科としては初診にはなるんですが、病院としては再診として取り扱っております。
以上になります。
○
浅田委員長
ほかにありますか。
○
村井正委員
先ほどの寺北委員の質問とかぶるんですが、初診料を取らないケースということで、例えば、緊急やむを得ない場合とあるんですが、これは資料を見ていましたら、これは平成30年度で救急車によって搬入された方が約3,300人、それから、それ以外の救急患者ということで約3,700人いらっしゃって、それぞれ入院されているのが何ぼかあるんですが、これは先ほど申し上げました方が大体基本的には救急やむを得ない場合という考え方になるんですか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
委員おっしゃられてますように、救急でおみえになられた方いうことで、もちろん救急車ですとか、時間外に救急外来のほうにおみえになられる方という形はもちろん診療所での診療を選択できないわけですので、そういった方につきましては除外になるということになります。
以上です。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかに。
○寺北委員
先ほど対象外の話させてもらったんですけれども、例えば他府県の病院で対象外の種類いうのはたくさんある病院があるんですよね。例えば、今高瀬委員のほうからも出てたんやけれども、今回の診療科は初めてだが、現在他の診療科は受診中の方いうのは大丈夫やということで、もう一つ診療時間外、夜とか、土、日とか、救急車じゃない、自分で行った場合いうのもやむを得ず受診されたと、開業医に行くあれがなかったということで外にしている病院があるんですね。それとか小児医療費の助成を受けている方とか、例えば西脇病院で受けた人間ドックで再検査を勧められたいう場合もこれ要るのか要らないのかとかいう形で、かなり幅広く対象外にしているという病院があるんですが、今の西脇病院としてはそういう方向でもう少し枠を広げるいう考え方はあるんですか、ないんですか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
先ほど委員おっしゃいました休日の方につきましては、それはもう現在も徴収は頂いておりません。それから人間ドックですとか健診の後、こちらを受診される方につきましてもその方々についても今頂いておりません。ただ子供医療ですとか乳幼児医療につきましては国のほうの指針におきましても、これはお体の状態による身体障害者ですとか、あと難病ですとか、そういったものに関しましては除外にはなるんですが、そうでないお体の基準ではない公費負担につきましては適用除外の対象の範囲には入っておりませんので、現在も頂いておりますし、改正後もその辺は徴収をしていく予定にはしております。
以上です。
○寺北委員
他の診療科いうのはよかったんやね、対象外でいいわけです。あかんのかいな、先ほどの話。対象外でいいんですね。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかにありませんか。
○
村井正委員
基本的なことをお尋ねするんですが、これは国の大きな政策ということになってくると思うんです。それで先ほど、初診の患者さんが平成31年度ですか、1万1,988人という数字を出されて、紹介患者さんが7,855人ですか。この場合、この紹介料を頂いたこの方がぐっと少なくなってくると思うんです。ですので、そうなってくると病院自体の診察を受けられる方がこのうち何割かは減少してくると思うんですが、これによって病院の収入減とかそういうところについてはいかがお考えなんでしょうか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
委員御指摘のとおりでして、昨年度、現在の選定療養費のほう約4,400名の方につきまして選定療養費を算定しております。既に先行して5,000円以上算定されております病院等確認をしまして、その状況におきましてどれぐらい患者さんが減ってくるのかというのを確認しましたら、大体初診患者さんの方で3割ぐらいの患者さんが減少したと聞いております。その分で大体計算しますと1年間で大体それでも1千万円、2千万円という単位での患者減というのが発生する可能性はあります。ただ、今年度につきましてはコロナウイルスの影響がありまして、そうでなくても現時点で患者数のほうは減少しております。10月施行以降の状況にはよるかとは思いますが、その当たりはどの程度の影響があるのかいうのは分からないのもございます。
以上です。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかありませんか。
〔「なし」の声あり〕
特にないようですので質疑はこれで終わります。
委員間討議はありますか。
〔「なし」の声あり〕
委員間討議は終わります。
討論に入ります。
討論はありませんか。
○寺北委員
義務化いうことで、病院としてはやらざるを得ないいうのはそれは理解できます。しかし、私自身はやはりこういったかかりつけ医と大きい病院との役割分担いうのは理解しておるつもりなんですけれども、これをお金で強制的にやるいうのは私の考え方からいえば正しくないと考えています。だから今の
820円がどうのとか、3,000円がどうのとかいう以前の話として、私はそれは皆さんへのお願いの中でやるべきであって、お金で、5,000円やからほなもったいないからこっちへ行こかとかいう形で、強制力を発揮するいうのは本来は私は正しくないと考えてますので、病院としての立場は理解できますが、この議案には反対したいと思います。
○
浅田委員長
賛成討論の方ありませんか。
○高瀬委員
私、先ほどの数字ですね、約65.5%の人が、逆やね。紹介状を持って行って、それ以外の人は紹介状なしで行ってるって意外と多い数字だったんです。だからそういう意味でいうと、先ほど紹介状の金額が上がると今まで紹介状を持たずに行っていた人が減るだろうなという危惧はあるんですけれど、やはりもともとこれというのはコンビニ受診をなるべく減らすとか、そういう目的でやっているものであるし、国のほうもそういう指導が出たわけですから、ここは賛成させていただいて、この料金に各自治体大体均一なんですけれど、そういう料金に合わせることに賛成したいと思います。
○
浅田委員長
ほかに討論ありますか。
○
村井正委員
私はこの制度が、西脇病院としてはやらざるを得ないという法律で決まっているということなんですが、国の制度そのものがやはりこういう5,000円ということで強制的にしていくというのは私も疑問を感じておりまして、また詳しいことは本会議で述べさせていただきたいと思いますが、これについては反対をさせていただきます。
○
浅田委員長
賛成討論の方ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、討論は終わります。
それでは、採決に入ります。
議案第51号
西脇市立西脇病院使用料及び
手数料条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
挙手多数です。よって、議案第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第52号西脇市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から
委員会説明をお願いします。
○藤原
防災安全課長兼消費生活センター長
議案第52号について
委員会説明を申し上げます。
今回の改正は、一般職の職員の給与に関する法律及び民法の改正による非常勤消防団員に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
主な改正の内容でございますが、非常勤消防団員に係る補償基礎額を改正するとともに、障害補償年金前払一時金等が支給された場合における当該年金の支給停止期間の算定に用いる利率を100分の5から事故発生日における法定利率に改めるものであります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
委員会説明は終わりました。
質疑に入ります。
質疑、御意見はございませんか。
ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようでございますので、質疑はこれで終わります。
討論もありませんね。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、討論は終わります。
それでは、採決いたします。
議案第52号西脇市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
挙手全員です。よって、議案第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、調査事項に入ります。
報告第5号令和2年度
一般財団法人西脇市
住民サービス公社事業計画及び予算の報告について理事者から説明をお願いいたします。
○岸本環境課長
報告第5号につきまして御説明を申し上げます。
公社事業につきましては1ページ、事業方針に記載しておりますとおり、昨年度と同じくし尿収集業務のほか7つの業務を行っており、前年度からの変更はございません。
次に2ページですけれども、各業務ごとに事業計画の概要を記載しております。し尿収集では1,347世帯、8,418件、1万3,166石を見込んでおり、収集世帯数で昨年度より198世帯の減少を見込んでおります。浄化槽管理では、昨年度合山浄化センターの廃止により13基の管理を行うこととしております。その他の業務につきましては、昨年度からは大きな変動はなく、詳細につきましては記載のとおりとなっておりますので、御確認いただきますようお願い申し上げます。
次に、予算の概要でございますが、資料の6ページから記載しております。
6ページの事業活動収支の部の収入では、基本財産運用収入から補助金等収入までの合計、事業活動収入合計で3億4,106万5,000円となっており、前年度と比較して211万7,000円の収入増となっております。内訳としましては、事業収入ではし尿収集業務のほか7事業の受託事業収入及び自主事業収入を合わせまして、合計2億7,830万4,000円を計上し、前年度より400万円の増額となっております。補助金等収入では6,241万円を計上し、前年度より188万3,000円の減となっております。
次に、7ページからの事業活動収支の部の支出でございますが、総額につきましては10ページの下から2行目、事業活動支出合計で3億2,893万4,000円となっており、前年度と比較しまして857万6,000円の減となっております。その主な要因といたしまして、し尿収集業務における給与・手当等の人件費の減、葬儀業務における給与・手当等の人件費の増、昨年度の社員の退職金の皆減及び消費税増税の影響等によるものでございます。
そして、10ページの最下段、事業活動収支計といたしまして、1,213万1,000円となっており、前年度と比べまして1,069万3,000円の増額となっております。これらのほか、投資活動収支、財務活動収支、予備費支出につきましては11ページ以降に記載のとおりでございます。
以上、令和2年度
一般財団法人西脇市
住民サービス公社事業計画及び予算についての報告とさせていただきます。
○
浅田委員長
説明は終わりました。
質疑、意見はありませんか。
○
村井正委員
この中で葬儀業務についてお尋ねをいたします。先だっても葬儀に行かせてもらったときに非常に少ない人数でという規制がありましたんですが、この3月、4月、5月における葬儀件数と、それからどこの場所を使われているかという、そういうのの昨年との比較が分かればその点についてお願いしたいと思いますが。
○岸本環境課長
委員御質問の令和2年3月、4月、5月のやすらぎ苑の利用状況について御説明を申し上げます。
葬儀につきましては、通常第一式場、第二式場及び和室を使用しておりますが、現在
新型コロナウイルス感染防止のため、4月8日の受付分からは和室での葬儀は行わないこととするほか、第一式場、第二式場についても定員を制限して葬儀を行っております。
その点を踏まえまして、各式場ごとの利用状況を申し上げます。まず3月ですけれども、第一式場につきましては、昨年は14件でありましたのが今年は20件、第二式場につきましては、昨年14件でしたのが今年は19件、和室につきましては、昨年12件でしたのが今年は15件、合計いたしますと、昨年40件に対しまして今年54件と14件の増となっております。各会場とも昨年より今年のほうが増えているという3月の状況でございます。
次に4月ですが、第一式場につきましては、昨年17件に対しまして今年は21件、第二式場につきましては、昨年15件に対しまして今年は22件、和室につきましては、昨年15件に対しまして今年は5件、合計いたしますと昨年47件で今年が48件、1件の増という形で、和室につきましては先ほど申し上げましたように、4月8日分から和室での葬儀を休止しておりますので件数は減っております。
次に5月ですけれども、第一式場では昨年14件に対しまして今年25件、第二式場では昨年13件に対しまして今年23件、和室につきましては昨年14件に対しまして今年は0件と、合計いたしますと昨年41件、今年48件で、プラス7件という状況になってございます。
以上です。
○
村井正委員
分かりました。これで見ますと余りコロナの、参加される方は少ないと思いますが、実質的には余り変わらないというか、多くなっているとこもあるんですが、これは既に対策は練られていらっしゃいますので問題ないとは思うんですけれども、従業員さんも引き続いて同じように勤務はされているということでよろしいんでしょうか。
○岸本環境課長
委員御心配されてますコロナの影響、スタッフには影響ないかということかと思います。職員につきましても毎朝の検温、手洗い、手指消毒という万全の態勢を取りまして、もちろんマスクの着用ですとか、受付でのビニールを張って飛沫を防止するとか、あるいはジェットタオルにつきましてもコロナウイルスの飛散を招きますので、そういうものにつきましてもこの期間はスイッチを切って対応をしているという状況であると聞いております。
以上です。
○
浅田委員長
ほかに。
○寺北委員
関連して。部屋の使用料は変更したんですかいね、してなかったんですかいね。
○岸本環境課長
使用料につきましては、第一式場、第二式場を和室見合いの使用料に落として利用いただけるようにしております。
以上です。
○
浅田委員長
ほかにありませんか。
○坂部委員
和室が使えないのは大体いつぐらいまでを予定しとってんですかね。
○岸本環境課長
和室をいつまで閉めるのかという御質問だと思いますが、今の時点で聞いておりますのは、やはり国でありますとか県、あるいは市の動きを十分に見ながら決定をしていきたい。今の時点でいつということはまだ申し上げられないと聞いております。
以上です。
○坂部委員
今、家族葬とかいろいろな分で増えているじゃないですか。例えば、前だったら法要だけでも使えたんですよね。今使えないんですよね、だから和室が使えないから。県や国やからいうて県や国がどないか分からへんねやけれど。和室でするにも家族葬こじんまりとしたい。ただコロナの密いう関係なのか。少ない人数だったらいいのか。和室を使いたいいうのを結構聞くんですよ。いつぐらいまであかんねやろという感じで、今年ぐらいは無理違いますかいう話はしとるんやけれど、今いう状況がいうのは大体いつするぐらいの判断ができるんですか。
○岸本環境課長
まず、国のほうの動きで申しますと、8月はまず密を避けるというのが続くだろうと言われておりますので、それ以降の対応をどう考えられるか。例えばイベント等でありますと定員の半分以下に抑えなさいよというのがまだ方針として出ておりますので、そちらのあたりが緩和されてくるに沿って判断がなされてくるんじゃないかなと思っております。
以上です。
○吉田副市長
ちょっと補足をさせていただきます。現在、第一式場を使われた方が後祀りの関係で和室を使うということが多かったです、これまで。今回、コロナの関係で掃除だけでなくて全室消毒ということになっています。そういう関係で和室のほうを使われて消毒をする時間がないということ。第一式場から和室へ移る暇がないんですね、消毒を全部していく関係で。そういう関係もあって和室のほうを今制限をしているというのが現状です。ですから、いつまでということは今申し上げられませんけれども、各使用後に消毒をするという行為をいつまでやるかというのは非常に難しくなってきておりますので、岸本課長言いましたように、もう少し状況を確認できるようになってから開放していきたいと思っております。
以上です。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかに。
○寺北委員
和室で座椅子言うんですか、あれを全部座椅子にしてほしいという意見は出てないですか。正直、時々和室、去年ね、お参りするんやけれど取り合いになるんですよ。私自身腰が痛い関係で、できるだけ座椅子に座りたいいうことで早めに入るんやけれども、お年寄りが後で来られたら譲らざるを得ないいう感じで、今、後ろ2列か3列ぐらいが座椅子で対応しているんやけれど。もうお寺へ行っても座椅子の時代になってきてますのでね、普通のお寺でも、本堂が。そういった点では私はもう和室は座椅子に全てしてもらってもいいんかなと、こういう場で一遍要望はしておきます。
○
浅田委員長
要望でよろしいですか。
ほかにありますか。
○近藤副委員長
予算書のほうで10ページなんですけれども、事務費のところで一つ教えていただきたいんですが、管理費の中で給与・手当ということで、半分より上のほうですけれど、1,095万1,000円計上されているんですけれど、これ中身は常務理事と社員1名ということなんですが、この内訳というのをお教えいただけますか。
○岸本環境課長
この給与・手当の額1,095万1,000円の内容としましては、公社の嘱託職としての常務理事1名と正規社員の課長級の1名の合計2名分の給与・手当のほかに、公社が行っております動物の死骸回収時の手当50万5,000円が含まれております。公社の給与表につきましては、西脇市の職員給与表を参考に市の総務部局とも相談の上作成されたものを使用しており、また嘱託職員につきましても市の形に準じたものとなっておるということで御理解いただきたいと思います。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかに質問ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようでございますので、これで終わります。
次に、報告第7号令和2年度
公益財団法人西脇市文化・
スポーツ振興財団事業計画及び予算の報告について理事者から説明をお願いいたします。
○高瀬生涯学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
それでは、令和2年度
公益財団法人西脇市文化・
スポーツ振興財団事業計画及び予算書について報告させていただきます。
まず、事業計画について御説明申し上げます。
資料1ページを御覧ください。2の芸術文化部門の事業計画ですが、(1)西脇市岡之山美術館では、現代美術家及び芸術の幅を広げたジャンルの展示拠点として、横尾デザインポスターによる新たな作家の展覧会を開催いたします。具体的にはアの展示事業では「宮崎興二の4次元ミュージアム」展などを開催いたします。
次に、イ、美術普及啓発事業では、美術館講座やワークショップ等を計画しております。
続きまして3ページ、(2)西脇市民会館です。市民会館は、市民生活に密着した文化交流の拠点施設として、市民の自主的な芸術・文化活動への支援等行ってまいりましたが、令和3年3月末に閉館予定となっております。閉館に当たりまして、市民企画委員会「0」が中心となり、閉館事業として「ありがとう市民会館フェスティバル」などを予定しております。
また10ページまでは、音楽ホール、スポーツ事業、天神池スポーツセンター、青年の家、にしわき経緯度地球科学館の事業について記載しておりますので、御覧いただきたいと思います。なお、記載しております事業につきましては
新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、中止、または延期となるものがございますので御留意願います。
次に、令和2年度収入支出予算について御説明申し上げます。
資料11ページからが予算書となっておりまして、予算総額は収入支出それぞれ2億6,158万6,000円となります。
資料13ページをお開きください。まず事業活動収支の部の支出から御説明申し上げます。
事業費として2億4,861万9,000円を計上いたしました。前年度に比べまして587万7,000円の増となっております。それでは施設ごとに御説明いたします。
美術館事業は3,355万円で、232万3,000円の増となっています。次に、市民会館事業費は2,785万9,000円で、110万2,000円の減となっております。次に15ページ、音楽ホール事業費は4,770万4,000円で、363万5,000円の増となっております。次に16ページ、スポーツ事業は675万円で、27万2,000円の減となっております。次に17ページ、天神池スポーツセンター事業費は8,598万2,000円で、154万2,000円の増となっております。次に青年の家事業費は2,364万円で、6万3,000円の減となっております。次に地球科学館事業費は2,313万4,000円で、18万6,000円の減となっております。次に管理費の事務局費は1,194万1,000円の計上で、36万9,000円の増となっております。
続きまして収入予算の御説明を申し上げます。
11ページにお戻りいただきたいと思います。まず基本財産運用収入は785万4,000円を計上しており、特定資産運用収入は4,000円の積立金利息、管理収入は科目設定でございます。事業収入は6,255万6,000円で、515万8,000円の増となっております。
それでは施設ごとに御説明申し上げます。
美術館事業収入は588万円で、515万8,000円の増、市民会館事業収入は67万5,000円でございます。音楽ホール事業収入は504万8,000円で、89万9,000円の増となっております。
12ページ、天神池スポーツセンター事業収入は4,915万2,000円で、20万円の減でございます。青年の家事業収入は143万円でございます。次に補助金収入等は1億9,117万1,000円を計上しており、58万6,000円の増となっております。
続きまして、21ページを御覧をいただきたいと思います。
投資活動収支の部の支出では、特定預金取得支出132万3,000円を計上しており、退職給与引当金の積立支出でございます。また収入では、特定預金取崩収入として183万7,000円を計上しており、内訳は、美術館改修に伴う施設改修等積立金取崩収入23万3,000円と、美術館事業費として文化・スポーツ振興資金取崩収入160万4,000円となっております。
以上、令和2年度事業計画並びに収入支出予算の概要の報告とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
説明は終わりました。
質疑、意見はありませんか。
○
村井正委員
予定をさせていただいておりますのは、この資料の2ページから10ページぐらいまでにいろいろな事業が書いてあります。このうち、もう既に日が来ている、今日が6月16日ですか、来ておりますので、それは実施されていないのかなと思うんですが、これ以後、この分については実施しないと。例えば、延期するであるとか、または今後、検討課題にあげているという事業がありましたらお願いします。
○高瀬生涯学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
それでは、中止事業とか延期事業の状況と今後の方向につきまして御説明申し上げます。
まず、岡之山美術館では「第12回全国公募西脇市サムホール大賞展」ですとか、関連いたしましてアトリエでの「サムホール大賞展受賞・佳作作家展」をいずれも延期としてございます。今後、開催時期につきましては横尾先生などと調整しながら決定してまいりたいと考えてございます。
次に、市民会館でございますが、第22回「あなたが主役フェスティバル」は中止といたしまして、「新垣隆・奥村愛デュオリサイタル」につきましては令和3年3月14日に、こちらあと報告書には記載がございませんが令和2年3月29日に実施予定でありました「三遊亭円楽さんの独演会」を令和3年3月31日に延期して実施する予定となってございます。
次に、音楽ホールでございますが、「ラ・ボエーム」を中止といたしまして、「Stella Apika Concertアンサンブル編」を令和3年4月に延期致す予定でございます。
次に、天神池スポーツセンターでは、各教室を6月から開始しておりまして、短期水泳教室の実施につきましては現在実施の方向の検討をしておるという状況でございます。
次に、青年の家でございますが、自主事業の絵手紙教室を5月まで休講としておりましたが、6月から開講いたしております。
最後に、にしわき経緯度地球科学館では、3月から実施予定でありました企画展の「波のふしぎ展」を6月2日から開催いたしまして、8月30日までの期間で期間を変更して開催しておるところでございます。また、4月から6月のギャラリー展普及事業の「プラネタコンサート」等につきましては延期いたしまして、「特別展望会プラネタおはなし会」は中止といたしております。また「テラ・ドーム星まつり」につきましては現在中止の方向で検討を進めておると聞いておるところでございます。なお、これら各講座につきましては人数を制限して開催するという予定であると聞いております。
また、その他の事業につきましては、人数を制限するなど
新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じた上で実施する予定でございますが、今後の状況によりましてまた実施、延期、中止というものを判断してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
○
村井正委員
先ほどのお話を聞いておりましたら、大体大きなものは延期ということなんですが、例えば中止されたことによって費用の、使わないというのは結構あるんでしょうか。
○高瀬生涯学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
例えば「サムホール大賞展」なんですけれども、これ延期ということになるんですが、今年度既に何点か作品の受け付けを行っておりましたり、あと関連の印刷物ですとかいうものは既に用意してございまして、そういった経費は支出するということになっております。また大半につきましては繰越しになるのか、来年度改めて計上するとなるのかという形で予算措置のほうは必要となってまいります。
○
村井正委員
次の質問にしたいと思いますが、実は天神池スポーツセンターがこの間休まれておったと思うんですが、この休館中の委託料についてはこれはどういう取り扱いがされておるのかお尋ねします。
○西村生涯
学習課スポーツ振興室長
済みません。委託料と申しますと水泳教室の委託料になりますでしょうか。
○
村井正委員
はい。
○西村生涯
学習課スポーツ振興室長
そちらの分につきましては、財団と株式会社ニスポさんが契約を結びまして水泳教室を行っていただいております。その契約の中で1カ月丸々こういった状況で水泳教室が行えない場合には基本料金の80%をお支払いしまして運営をしていただくと。職員の方につきましては、教室はなかったんですが教室の案内であったり、今後どういった形で受付をするかという問い合わせがありましたのでそういった勤務に当たっていただきました。
以上です。
○
村井正委員
私が感じたのは、これはここでということやなくて、割といろいろなところで事業がなくなることによって、そこで働いていらっしゃる方が休業という形になって、収入そのものが確保されてないということになってはいけないなと思ってお尋ねをしたんですが、この80%出されてもこれが実際会社のほうでどう使われるかというのはこれはまた別の話になるんでしょうか。
○西村生涯
学習課スポーツ振興室長
委員おっしゃられるとおりに、職員さん、アルバイトも含めて水泳教室のほう7名ぐらいいらっしゃるんですが、そういった方がどう賃金を支払われたかというのはこちらのほうでは把握をしておりません。
以上です。
○
浅田委員長
ほかありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、これで終わります。
報告事項について、ほかに何か質問ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
ないようですので、以上で付託案件の審査は終了させていただきます。
ここで暫時休憩いたします。
再開は11時05分といたします。
休憩 午前10時55分
───────────────────
再開 午前11時04分
○
浅田委員長
それでは休憩前に引き続きまして、会議を再開いたします。
その他といたしまして、本委員会に関連する事項について、意見、質疑を事前に委員長宛てに頂いております。委員から内容の説明をお願いしたいと思います。
最初に村井正信委員お願いいたします。
○
村井正委員
私は、学校が一斉休校になって約3カ月近くですか、その間、今度夏休みの期間が減って、小学校が8月5日から16日ですかね。ですので、従来であれば約40日余りの休みが小学校で約12日間ぐらいになると。ということは、この炎天下に子供たちが登下校して、そして学校の中で暑い中で授業なりを受けていくという状況になると思います。ですから、それに対応できるようないろいろな施策が必要になるのではないかと。特に小学1年生というのはこの暑い時期に初めての登下校になるということなので、よりそういうところでは暑さの対策ということが必要ではないかと私は考えております。ですので、この間のマスクの着用がどうなるのか、また教室とか体育館についてどういう対策をとられようとされているのか、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
御指摘のように熱中症の対策はここ数年とても大きな問題でして、とりわけ一昨年に7月13日から7月27日の期間において熱中症の指数が大きく上がったということを受けまして、一昨年に臨時の校長、教頭を集めまして対策をとったところです。それ以降、常に熱中症指数計測しましてその時々の教育活動の管理をしております。大体例年で見ますと、一番指数が超えます期間が7月30日当たりから8月13日当たりというところ、主にそれが午後なんでありますけれども、そのことも考慮しながら今年は対応ということになろうかと思います。
そして、これまでとっておりました対応としましては、例えば、運動を行う体育の授業等は午前中に授業を振り替えるでありますとか、今年ももう既に4月、5月の段階で臨時の夏休みの登校日を予想されましたので、その体育の保健の授業を8月に振り替える等の今措置を担当者等で行っております。合わせまして今入れていただいておりますクーラー等基準に合わせて活用しながら対応を図っていきたいと思っております。
以上でございます。
○
村井正委員
私がいろいろな方からお聞きして、こういうのをしてほしいということを何点かお聞きしてますので具体的に申し上げたいと思うんですが、まずそれについて検討いただきたいんですが。まず登下校するときに、これは私も一般質問で取り上げさせていただいたんですが、ランドセルに教科書を入れることによって非常に重さ感があると。特に背中にべたっとランドセルがつきますから、例えば、これはショルダーバッグと言いますか、肩から。こういうことが可能なのかどうかというのが一つ。
それから、熱中症対策では水分もしくは塩分、こういうものを頻繁に取りなさいということが新聞等にもいろいろな専門誌にも書いてありますが、今まででしたら子供さんなりも家からペットボトルを持って学校へ行って、それで飲んでしまったらそれで終わりみたいになると思うんですが、今回はそれの大きなものを持っていくということはまた負荷がかかりますから、学校でそういうペットボトル持っていったらそこで飲んでしまえば、お茶であるとか、多少塩分なんかも必要だということもありますから、そういう補給ができることになるのかどうかということと、それからマスクを着けてということで、これは
常任委員会資料の答弁の中にはフェイスシールドですか、顔を覆うこういうものを購入するということでありますので、必ずしもマスク着用というものが必要でないのかなということがありますが、それと冬場はマフラーをしていくというのが禁止になっているそうなんですが、今、冷感マフラーと言いますか、首に巻いて冷たく感じるそういうのもあるようなので、例えば、そういうことの使用可能を検討してもらえるのかどうか、その点についてまずお尋ねしたいと思いますが。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
登下校につきまして、先ほどの指数で言いますと、登校中はそう規準超えるようなときはほぼないんですけれども、下校が主に一番心配ということなんですけれど、おっしゃいますように今のところ、例えば、もう夏休み中授業しましたら教科書等は置いておいて、できるだけ軽い状態で下校するということも今考えております。合わせまして、登下校中に今各保護者に奨励しておりますのは日傘の着用、それから今おっしゃいましたタオル等の使用によって少しでも涼をとるということの推奨を今生徒指導部会等を通して話をしておるところであります。
そして、水分ということについてはこれまでから大変重たい大きな水筒を子供たちが持って来ると、それで対応はしてくれてたんですけれど、そして少し調子がよくない生徒については塩分補給等のものは各校用意しておるんですけれど、まとまった数の水分補給、例えばウオータークーラーでありますとか、その辺は検討を進めていきたいと思っております。
以上でございます。
○
村井正委員
ランドセル以外にショルダーバッグというのを私申し上げたんですが、それについてはいかがなのか。それとクールタオルですね。こういうものの使用についてはいかがなのかということの2点、まだ返事を頂いてないと思いますのでお願いします。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
今、御指摘のタオルについて、先ほど日傘と一緒に今保護者宛てに奨励をしておるところでありますので、その辺の利用はぜひ進めてほしいと思っているところであります。
そして、カバンにつきましてはおっしゃるように、重い荷物を減らすということを最優先なんですけれども、もちろん手提げ等のカバンも可能であると思いますので柔軟に対応したいと考えております。
以上でございます。
○
村井正委員
それと、水分を何らかの対応するということでありますが、これ水だけ、またお茶だけではあかんと思うんですね、やっぱり塩分が必要になってくると思いますので、そこのところを考えた形での水分補給ということをお願いしときたいと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
○森脇教育部長
今、委員さんのほうからいろいろアイデア頂いたりしておるんですが、この後開かれる議会のほうで、教育委員会としましては国の二次補正なり、交付金事業を合わせまして今言いましたクールタオルでありますとかいろいろなものを考えております。実際のところ、今お話には出てこなかったんですが、登下校の下校時が一番暑いということで、スクールバスについても検討してはどうかなということで夏休み、それから体育館、教室のところで少しでも子供たちが快適に過ごせるような環境をつくるということで、また今回の補正ということであげさせていただきたいと思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。
○
浅田委員長
よろしいですか。
○寺北委員
例えば、今普通に授業をする場所の中でクーラーがない教室とか、いろいろなコロナ対策以前の話として、普段授業等々で使う場所でクーラーのない場所いうのはどの教室になりますかね。教室とか体育館とかいろいろあると思うんやけれど。そこら辺はどうですか。
○森脇教育部長
私のほうから答えさせていただきます。今、特別教室、普通教室については全てクーラーはついております。多目的ホールというところがある学校もあるんですが、全てではないんですがクーラーがついているところもあります。基本的にはその多目的ホールの一部と体育館がそういうクーラーがないという認識ではおります。
○寺北委員
そしたら体育館の使い方ね。この7、8、9月ぐらいの中での体育館の使い方いうのはどう考えているんですか。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
体育館に常に指数計を置いておるんですけれど、先ほど申しましたように予想される期間についてはその利用は極力避けるということで、その期間に教室での保健の授業を持ってくるとかそういう対応をあらかじめの計画で対応しておりまして、そしてその予定外にやはり温度を超えました場合は使用を中止するということで今のところ対応をしております。
以上でございます。
○寺北委員
特に雨の日やね。まあまあ外でできへんから体育館で何かしようかいうのが一般的に、イメージとして私あるんですけれども、その折は使えないと。そしたらもう教室でほかの何か授業をしようかとかいう交代いう形になるんですか。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
おっしゃるとおり、急なときには急な対応なんですけれども、あらかじめ大きな急な変更がないように大体例年の指数等予想しまして、この期間は恐らく体育館は難しいだろうなという期間についてはあらかじめ体育館を使わない計画を今入れておる、そういうところでございます。
以上でございます。
○
浅田委員長
よろしいですか。
○
村井正委員
今、冷房が教室にはほとんどあるということだったんですが、例えば、冷房をかけた場合にそれぞれ教室の窓を開けるであるとかそういうことになると思いますよね。そしたら、その場合に、平日ずっと風が吹いたらいいんですけれども、そうでない場合のときも結構あるんじゃないかということで、一つは、これは扇風機というのを考えられるんですが、扇風機というよりもサーキュレーターといって、風を送るやつがあるらしいんですが、例えばそういうのを検討してみていうことを考えるわけなんです。これ大体1万円前後ということになるんですが、それについて一度検討いただけるかどうかお尋ねしたいと思いますが。
○森脇教育部長
今、委員言われましたように、教室、冷房、クーラーをかける、それから窓を開けるということでクーラーはきかないとか、休み時間の換気の分とかありますので、今教室にどういうものがええかということで、今委員言われたサーキュレーターも含めまして扇風機でありますとか、先ほど寺北委員も言われました体育館についても満足な分はできないんですが、一応体育館、もしどうしても使わなければならないときのために何か少しでも涼しくなるようなものがないかということで今検討はしております。またこれにつきましても予算のほうでできましたら計上させていただきたいと思っておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。
○寺北委員
もともと体育館は避難所の関係もあって、冷暖房の対応いうこと今まで課題としてはあがってますので、この際にそれも含めて一遍考えてもらったらなとは正直思います。
○
浅田委員長
ほかはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
それでは、次の
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた今後の学校運営についてに入ります。
寺北委員のほうから。
○寺北委員
資料を頂いて、教室が密になるのかどうかいうことで、私は正直こういう42名の生徒が入る教室にはできないと正直思ってたんです。しかし、教育委員会のほうでいろいろ1.05メートルの間隔でいうことでいえば42名までが入れるということなんですが、こないして考えよったら、で、各児童・生徒、学級数の一覧いうのも頂いて、やっぱり比延小とか、双葉、芳田、楠丘、桜丘が小学校6年生だけなんですけれど、それ以外やったら日野小も35名が6年生ありますが、これぐらいの学校規模いうのがいいんだろうないうのは改めて正直思いましたね。どんな場合でも対応できると思うんやけれど。改めて教育委員会としてはどうですか。これぐらいの生徒数だったらおいやかな、座席も含めて授業できるんだろうなと思いませんか。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
このコロナということに限定して言いますと、少ないほうがいいということでありましたり、例えば、少人数のきめ細かな指導ということについてはこれがふさわしいと思っております。ただ一方、子供らのいろいろな活動を含めましたときに、あるいは子供の数に合わせました今の教職員の定数等の問題を考えましたときにはまた少し違った課題が出てきますので、その辺を総合的に考えないといけないなと今思っております。
以上でございます。
○寺北委員
私はそもそも一斉休校いうのは必要なかったいう考え方をもともと持っておるんですけれども、そういった点では、本当こういう少人数であれば私は学校再開できたんではないかと正直思うわけですよ。西小とか重小、それから中学校でいえば西中、南中いうことでいえば生徒数が多いですからね、なかなか密を避けるどうのいうことで言うたら難しいんかも分かりませんけれども。それ以外の学校では勉強、登校してするだけじゃなしに、それ以外でも家庭に閉じ込めておくよりも何らかの形で学校へ来させたほうがよかったのではないかと正直思うんですね。答えられへんやろうけど、そこら辺どう思われますか。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
当初はこのウイルスについてのことがよく分からないという状態でありましたので、できるだけ感染防止を最優先に、国のアドバイスを受けながら閉じてきたところでありますけれども、やはり一日でも早く学校を開けなければということは当然考えておりましたし、今後はまたそういう基準もやや変わってくるかと思いますので、その辺はよく研究しながら、この地域の発生状況なんかも考えながら対応したいと考えております。
以上でございます。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかの方。
○
村井正委員
学校におけるコロナ対策ということで、先ほどこういう形で空間をできるだけとるということと、もう一つ、手洗いを徹底するということが非常に有意義なことやないかと思います。ですので手洗いも、例えば、私らでしたら家へ帰って手洗いとうがいをするということなんですけれども、子供たちの場合は比較的多くの人数が一つの教室にいますから、例えば、手洗いの徹底というのが非常に今から必要ではないかと思います。その場合に、手洗いしたときに自分がよくできているなということが分かったらより習慣化してくるということの中で、これ見てましたら手洗いチェッカーという、手をきちっと洗って見せたら割ときれいになっているとかそうでないなというチェックする器具があるそうです。大体2万円前後らしいんですが。例えば、そういうのを設置することによって子供たちに手洗いをそれとなく奨励していくという、一つの遊び感覚でしていくいうのが必要ではないかと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。
○永井
学校教育課長兼
教育総務課学習環境規模適正化推進室主幹
児童・生徒に対しましてはとにかく距離をとる、それから飛沫を飛ばさない、それから消毒をする、手を洗う、その3点について徹底して伝えるしかないと思っておりますし、とりわけ教師も大人も何度も何度も伝えることなんですけれども、やはり小学校高学年、中学校ぐらいになりましたら子供たちがやはり意識を持って取り組んでくれると随分頼もしい動きをしますので、先日も市内の生徒会役員をオンラインでつないで会議もしたんですけれども、ぜひそういう啓発の動きを子供たちの中からも高めていきながら、委員御指摘のそういう商品についても有効であれば活用するということで研究したいと思っております。
以上でございます。
○
浅田委員長
ほかありませんか。
○
村井正委員
それと、夏場子供たちも暑い中出てきて、給食等々がありますが、給食は非常にこの夏場注意をされると思います。それで、子供たちもたまには給食のときに冷たいものとかデザートと言いますかね、そういうのも一回検討をされたらどうかと思うんですけれども。アイスキャンディ的なものも安くあるようですから、そういうこともたまには給食の中に入れていくと、デザートとして入れていくということも考えていかれたらどうかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
○森脇教育部長
給食につきましては献立の関係があって、センターなり栄養教諭のほうとも調整をしながら、可能であればそういう対応も考えていきたいと思っております。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ほかありませんか。
〔「なし」の声あり〕
それでは次に、ひとり親世帯の現状把握について。
寺北委員、お願いします。
○寺北委員
今、コロナの問題で全国的にひとり親家庭の状況いうことが非常に深刻だということをよく言われておるんですけれども。また特別給付金いう形で上積み等々もあったりするので、改めて、今西脇市のひとり親家庭の状況いうのはどういう把握の仕方されている、何世帯、何人あるいうのはそれは分かっていると思うんやけれど、日常的にひとり親世帯との接触の仕方いうんですか、いうのはどうされているのかいうのをそもそも教えてほしいんです。
○鈴木
こども福祉課長
御質問ですが、コロナウイルスのこういった状況になって、全体的なアンケート調査とかいうのができればいいんですけれどもそれがなかなかできなかった状態ではあります。現状の確認と言いますか、認識としましては、母子・父子自立支援員を配置していまして相談支援活動をしております。その中で、窓口での相談等で4月に入りまして
新型コロナウイルスの感染症に関連した個別相談が増えております。
それと、細かくなりますが、社会福祉協議会のほうの緊急生活資金への照会等も増えたと。
それと、従来から訪問でありますとか、支援が必要な御家庭に関しましては電話でありますとか、あと個別訪問をさせていただいて状況をお声かけさせていただいたりをしております。
それと、これは受け身的なところではあるんですが、今回御意見箱でありますとか、メールによります御意見、御要望としてひとり親家庭の支援というのをいただいております。内容的には、仕事の従事日数に伴う収入が減ったとか、あと学校休校に伴って昼食代の負担が増えたという生活困窮を訴えた御家庭が多かったと把握しています。
ちなみに、4月と5月の先ほど申しました件数につきましては、4月に入った個別相談につきましては延べ件数で28件、仕事の関係として8件、住宅の家賃の関係になりますが3件、あと養育関係、家に子供さんがいらっしゃるいうことで負担があったというイメージだと思いますが5件、それと先ほど申しました貸付の関係の御相談が9件、その他3件ということでなっております。
それと生活資金への照会につきましては4件、それと個別の電話、家庭訪問等には41件、それと御意見箱、メールにつきましては4件ということで、計数として把握しているのは77件となっております。
以上です。
○寺北委員
今の話からいうと、基本的には市民の方からの相談、向こうからの相談いうのが基本かなと思うんですね。また反対に相談がなかったら大丈夫だろういう考え方もあるんかも分からへんねけれども、全国的な状況からいえばやっぱりこの際、今の時期は西脇市からもう極端に言うたら、アンケート等も含めて全てのそういうひとり親家庭に対する働きかけいうのは必要ではないかとは思うんですけれど、その点はどうでしょうか。
○鈴木
こども福祉課長
委員おっしゃるとおりだとは思います。今後現状の把握なんですけれども、今、国の二次補正の中でひとり親家庭の支援というのがあがってきておりまして、基本給付と追加給付という2種類出てきております。基本給付につきましては児童扶養手当を受給されている世帯に自動的と言いますか、個別給付をさせていただきますが、追加給付につきましては、今国のほうから指示が出ておりますのは、8月に現況届の時期になりますので、基本的には現況届は面談で実施するということになっておりますので、そのときに聞き取り等して追加給付等を行うということの方向が出ていますので、それに絡めてできればなと考えております。
以上です。
○寺北委員
そういう機会があるから、7月、8月に機会があるからその折にできたらやりたいいうのは片一方では分かるんやけれど。しかし、今の状況から言えば何らかの形での働きかけいうのをもっと積極的に担当課としてはやってほしいと、これは要望しておきたいと思います。
○
浅田委員長
よろしいですか。
それでは、ほかの方の質疑はないようですので、その他質疑を終わらせていただきます。
続きまして、初
常任委員会資料に係る詳細質疑に入りたいと思います。
それでは最初に、生活保護の適正実施について、村井正信委員からお願いいたします。
○
村井正委員
それでは、生活保護の適正実施ということでお尋ねをいたします。この関係でいろいろ調べておりましたら、厚生労働省の保護課ですか、こちらのほうから令和2年4月に生活保護の要否判定に直接必要な情報のみ聴取することであるとか、当分の間、緊急対応時には最低限度必要なもののみ実施ということが書いてありました。それで具体的には生活保護の窓口ではどのようにされるのかということについて一つお尋ねをいたします。
○伊藤
社会福祉課長
今、委員が言われたのは申請手続きに関することということでよろしいでしょうか。
○
村井正委員
はい。
○伊藤
社会福祉課長
生活保護につきましては、法に基づいて国の基準に沿って実施しておる事業でございます。今、委員も言われたように、弾力的な運用ということで国のほうからも通知が出ております。申請の手続きにつきましては生活保護法の第24条第1項において申請書の提出の義務というのが規定されております。ただ、申請書の提出自体は義務化されておるところですが、保護申請において必ずしも申請書の記載事項全てを記入するという必要はございませんで、添付資料の提出も含めて保護決定前に記入、提出がなされるこということで差し支えがないとされております。また事情のある方については口頭申請というものも認められているというところもございますので、生活保護の実施要領におきまして法令等に準じて運用としてこういうことが示されておりますので、これが手続きの簡素化が図られているところになると思います。
以上です。
○
村井正委員
実はこの関係で、いろいろな新聞記事なんかを見ていましたら、リーマンショックのときも非常に生活保護を受けられる方が多かったと。ただ、今回はそれよりもまだもっと、それどころではないのではないかということが言われてまして、それで実際、そういう生活保護をバックアップする民間のNPO法人のところなんかにも相談される方が増えておりますし、実際統計上から見ましたら、これは厚労省ですか、4月で約600万人ぐらいの方が休業されているということが言われています。それで今、課長がおっしゃっておりましたけれども、それをもう少し具体的に今後簡素化ということですが、例えば、現在でしたら資産要件が必要であるとか、それから自動車の保有があったら認められないであるとか、それから家族の扶養の照会をするという、現在そうなっておりますが、例えば今回の厚生労働省からの通知でこういう面については具体的に改善点と言いますか、簡素化になったというのがありましたらお願いします。
○伊藤
社会福祉課長
今言われた3点につきましては、まず資産要件の緩和につきましては4月7日に厚労省のほうから通知が出ておりまして、臨時または不特定の就労収入、自営収入等の減少により要保護状態となった場合については保護開始時において就労が途絶えてしまっているけれども、緊急事態措置期間経過後に収入が増加すると考えられる場合については自営等に必要な店舗とか、機械等の資産の取り扱いは保有しても差し支えがないという通知が出ております。
また、自動車の保有につきましては、原則生活保護に自動車の維持管理費というのは含まれていないとか、事故を起こされたときの賠償能力がないというところから自動車の保有は認められないというところになっておりますが、これも4月7日の通知で一時的な収入の減により保護が必要となる場合、保護開始時において就労が途絶えてしまっているけれども、期間経過後に収入が増加すると考えられる場合については通勤用の自動車を保有していても認めてよいという扱いの通知が出ております。
扶養の照会の件になりますが、こちらは生活保護法の実施要領に基づき照会を実施しておりますが、こちらについては金銭的な扶養の可能性の照会というだけじゃなくて、被保護者に対する定期的な訪問であったりとか、電話とか、声かけなどの精神的な支援の可能性等も一緒に合わせて調査しておりますので、こちらについては通知等で緩和されるということなく実施するということになっております。
以上です。
○
浅田委員長
よろしいですか。
続きまして、
西脇病院関連について、村井正信委員。
○
村井正委員
西脇病院につきましての質問に対しての第1回目の回答といいますか、それが4枚目ぐらいの表側にコロナ感染の患者数が減少していると。それで入院患者さんが12%減で、外来の患者さんが一日大体25%減少しているという答弁をもらっています。これは西脇病院だけではなくて、全日本病院協会というのがあるそうなんですが、そこの4月の利益率がマイナス9%であって、それで国は診療報酬の、これは2カ月後でないと診療報酬は入らないということで、それの前払いも検討するということができていますが、西脇の場合、非常によくトリアージ外来ということで健闘されたと思うんですが、今後、この状況が続く中で大幅な赤字が出たときに市としては財政支援を検討されるのかどうか、その点についてお尋ねしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼管理課長
先ほど、市としてのいう話でございましたけれども、病院の立場のほうを申し上げたいと思います。先ほど委員言われたとおり患者数が少し減ってございます。これにつきましても2カ月ほどたって、あとまた残り10カ月ありますので、今職員は発熱トリアージ外来で一丸となってコロナに対応していると。その後も延長しながら病院は経営的なことも一丸となって今年度も黒字を目指すんやというとこで頑張ってございますので、今のところ大幅な赤字ということは想定せず、まず前向きで頑張っていくということでございます。ただし、万が一、赤字ということ、大きな赤字、第2波、第3波が来まして、大幅な赤字ということになりましたら市とも協議させていただきますけれども、西脇市の一般会計においてもかなり厳しいというのも理解しておりますので、そこは何としても西脇病院は独立して頑張っていきたいというところを申し上げたいと思っております。
○
村井正委員
西脇病院はそれで頑張っていただいたらそれはそれで私は結構だと思いますが、これ、4月がこの時点では12%、それから25%減だったんですが、5月は幾ら、どんな状況なのか分かりますか。
○宇野
西脇病院事務局医事課長兼
地域医療連携室主幹
4月につきましては御報告させていただいたとおりですけれども、5月、同じ指標で確認しますと、新規の入院患者数につきましては17.6%減少しております。外来の一日平均患者数につきましては16.8%減少という結果になっております。
以上です。
○
村井正委員
藤井次長のほうは非常に頑張っていくということで、それはそれで私は結構やと思いますが、現実4月、5月、このような状況がまだしばらく私の想定では続くのではないかということになれば、やはり何らかの財政支援ということもこれは今後検討していかないかんのではないかと思いますが、それについてはこれは誰に聞いたらいいんでしょうか、担当課でいいんでしょうか。
○寺北委員
今、そのこと聞いたからいうて誰も答えないでしょう。それは市の責任じゃなしに私は国へ、それこそそういう補填をしてくれいう声をあげるべきだとは思いますけどね、市も一緒になって。しかし、今西脇病院が赤字になるでと、私も可能性はあると思ってますけれども、その折はどないですかいう話、今誰も答えへんの違います。また求められますか。私は酷かないう感じは正直してますけどね。
○
村井正委員
私は一つの方向性がある程度、方向性というのは病院の非常に厳しい状況になるときに、それなりに今後市としてもそれをどうするかというのを検討する一つの時期ではないかとは思っていますので、そういう意味では、国のほうへその分をお願いするとかいうこともあるかも分かりませんけれども、当面市で何らかの対応をせざるを得ないかなというのが私の考えで、そういうことで具体的にお尋ねをしておるわけなんですけれども。それについてはいかがでしょうか。
○渡辺財政課長兼新
庁舎建設室財政調整担当主幹
現時点では全く、今のところ未定ということで検討もしていないというところです。それで今実際、病院の経営状況であるとか、それからこれに係る国の財政支援がどういったものがあるとか、そういったものを注視していく必要があろうかと思います。それで合わせて市の一般会計のほうの体力のほうも考えていかないと、赤字が出たからといって無制限に一般会計から出すということはまたかなり財政面においても厳しいことがあるのもまた事実ですので、まずは先ほど病院のほうが答弁しましたようにできるだけのことをやっていただいて黒字を目指していただくという独立採算の原則、これがまず前提であろうかと考えております。
以上です。
○村井公委員
赤字が出たからいうて、赤字そのままで置いといたらええねやさかいね、できなんだら、極端なこと言うたらね。ただし、資金不足になってくる可能性はあるので、資金不足になってきたら一般会計のほうから放っておくわけにはいかへんというのはこれ事実やさかいね。今、村井正信委員言われたようにどないするんやいうて言われたって、そういう状況になってきたら自動的に動かざるを得んというのが現状やと思います。せやから今から先の努力はするけれど、万一、そういったことがもし予測される事態になったときには市としてもこれは考えざるを得んと思っていますので、今寺北委員が言われたように、今の時点でそれを理事者のほうに求めるいうのは私無理があるとは思いますけれど。
○
村井正委員
私は、今こういう状態が続くであろうと。その場合に、最後の最後になってこれ赤字が出たからどないやというよりも、こういう時期からそういうことを検討していく、そういう意味での方向性が私は必要だと考えてまして今質問をしました。ただ、現在の時点では具体的には考えてないということですが、考えるほうがいいかなとは思います。
○寺北委員
私は、一つ心配するのは、全適になったことによって赤字やから、一般的に素人考えで全部適用の場合は経営が悪かったら労働条件がどうのとか、給料とかいう単純な結びつきがあるわけですよ。そういった点で職員も、病院の職員さんもそういう単純な結びつきはする可能性は私あると思います。そういった点で、今村井正信委員が言われている内容いうのは分からんこともないんです。しかし、私はそれはないと思ってますので、最終的に赤字になった折どうするかいうのは、それは病院も市も一体になって西脇病院を存続させるということは大前提の話だと思いますので、そういった点では私は答えられへんの違うかいうて遮ったような話になったんですけれど、私は市長も病院長も信頼してます。
○村井公委員
今年は病院の管理者が市長なんで両方絡んでいるので、状況が分からへんいうはずはないんやから、やっぱりそれは市長のほうに任さなんだらしゃあないと私は思いますけれど。
○片山市長
まず、病院は複式簿記の中で動いてますので、バランスシートの中で動いてますので、バランスシート上の赤字っていうのと、実際に運転資金がないキャッシュフローの赤字というのをまず切り分けて考えてもらわないとこの議論はむちゃくちゃになってしまいますので、特にキャッシュフローがなくなるというと、今まさに村井公平委員がおっしゃったように、これお金入れないと、何らかのやり方でお金入れないと支払いが滞るということになったらこれもう一大事ですので、そこの分はもう手当てをすると、これは当たり前の話です。それとキャッシュフローと別にバランスシート上赤字になる、ならないというのはまた別の話なので、ここの部分についてはまず経営者として一番大事なのはキャッシュフローをいかに確保するか、これは今のところできていますので、そこをまず考えていただきたいというのとともに、村井正信委員も市役所の職員さんだったので全体のお金、市役所の全体の市の貯金がどのぐらいあって、どのぐらいもつのかというのもイメージしていただいて、このまま病院に、例えば3億円ずつ10年かけたら破綻しますよということは多分お分かりになると思うんです。そういうことも含めて議論をしていただきたいと思います。
以上です。
○
村井正委員
私、3億円を10年間かけてくれということは一言も申し上げておりませんし、そういうことを検討するかどうかということをお尋ねしておりますので、そこら辺のところが私の言ってないことも含めておっしゃっているところがあったように思いましたので一言言うときます。
○片山市長
済みません。例え話ですので、これ、今おっしゃっていることは一緒の貯金箱の中でお金が動いているということですので、ということと、キャッシュフロー的に黒字になっているというか、運転資金が回るということと、バランスシート上赤字になるということは違うということをまず認識していただきたいというのが1点目。
2点目は、今の市役所の貯金、財政が貯金をしてきた部分が、例えば、今何億円あって、このまま赤字になってしたらどうなるかというのはこれは簡単な計算ですので、ここは皆さんも共通の御理解をいただきたいということで、例え話で申し上げましたので、ここの部分は議員さん方にもぜひ頭の片隅にでも入れていただければなと思います。
以上です。
○長井
西脇病院事務局長兼
地域医療連携室主幹
失礼します。市長の答弁の後に何かと思いましたが、病院の立場だけ御報告をさせていただきたいと思います。
病院としましては、先ほど藤井次長のほうが申し上げましたように収益を上げていくということで努力をさせていただきます。それとは別に、西脇病院も含めまして全国的に医療機関非常に厳しい状況でございます。そういった中で、各公立病院で組織しております全国自治体病院開設者協議会というのと、公益社団法人の全国自治体病院協議会というのがございます。これ毎年度国のほうに要望活動も行っているんですけれども、今回特にコロナウイルスの対策の関係におきまして関係省庁、それから各政党関係機関及び関係の国会議員の方々に要望活動を行っているところでございます。その点だけ1点、報告をさせていただきます。
○
浅田委員長
この件に関しては。
○近藤副委員長
国の第二次補正で医療提供体制の強化予算ということで2兆9,892億円、約3兆円ついておりますので、ぜひ今、長井局長言われたように、国、あるいはあらゆる手を尽くして、ぜひこの交付金の中から、強化資金の中から頑張っていただきたいと思いますのであえて付け加えておきます。
○
浅田委員長
この件に関してはよろしいでしょうか。
病院関連で4項目出ておりますので、村井正信委員のほうから二つ目をお願いします。
○
村井正委員
PCR検査については実施する予定はないということでありますが、これは私らの一般的な注入された考え方では、することによってある程度対象者、そうでない方とかいうことできっちり分けてするのがいいんじゃないかという、これ間違った考え方もあるかも分かりませんけれども、このされないという理由をお尋ねします。
○藤井
西脇病院事務局次長兼管理課長
当初、答弁させていただいたときには、まず検査機器がございません。またこの検査する場所、当院では今細菌室がございますけれども保有数件数はございません。そのようなことからしないというところでありましたけれども、今般の第2波、第3波があると。また国の補助の制度もございますので、その後回答させていただいたあとPCR検査がやはり必要であるという病院内の決定、動きになりましたので機械の購入の方向で今進んでございます。購入が今全国殺到しておるようでございますので、今入ってくるのは早くて9月頃ではないかと言われてございますので、それの購入手続きも進めていきたいと思います。
以上でございます。
○
村井正委員
仮に9月以降ということであったとして、これは受けるというのは一応診療所の先生に診ていただいて、それやったらあなた受けなさいとか、そういうステップが要るんでしょうか。これについてはいかがですか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼管理課長
まず検査につきましては、現在やっておりますとおり行政検査の中でやるというところでございますので、当院の医師が必要と判断した方について検査していくという方向になろうかと思います。
○
村井正委員
今、当院の医師とおっしゃいましたけれど、これは通常の診療所の医師の方はいかがなんでしょうか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼管理課長
診療所の先生、今のところは検査してございません。現在、発熱トリアージ外来につきましても医師会の先生方協力いただいております。ただし、これは県の医師会のほうの指導ということがありまして、医師会の先生が検体を採取するなということになってございますので、現在、午後から医師会の先生方が必要とあれば西脇病院の先生に依頼して西脇病院の医師が採取しているというところです。それも含めて現在、本当にそれが必要かどうか院長の判断も加わってございます。
以上です。
○
浅田委員長
よろしいですか。
12時になるんですけれども、引き続き延刻で続けたいと思います。
それでは三つ目の質問をお願いします。
○
村井正委員
泌尿器科の医師確保について現状はどうかということの中で、現在では週2日大学から派遣によって対応しているということを記載していただいておりますが、私の質問の趣旨は、常時西脇市の病院の医師として勤務していただけるということに対して非常に努力をしていただいていると思いますが、それの努力の今の経過はどうですかという質問の意味なので、それについてはいかがでしょうか。
○藤井
西脇病院事務局次長兼管理課長
先ほど言われたとおり、現在週2日大学から医師を派遣いただいております。まず、この体制を最低でも維持しながら常勤医を確保するというところで、大学のほうにも常勤を配置してほしいということで依頼はしているところでございます。ただ大学のほうも医師の数の問題等々ございますので、現在常勤への配置ということには至ってございませんけれども、当院でも泌尿器科の常勤医の配置というのは優先事項であると、医師の確保の優先事項の中でも入っておりますので、引き続き確保に向けて努力していきたいと思っております。
以上でございます。
○
村井正委員
そしたら病院の最後の質問になりますが、これは基本構想、それから次期の基本計画の策定の中に建物等の有効活用との整備内容の整理と書いてあるんですが、これ答弁を頂いているのでは少し分かりにくいので、具体的に建物の有効活用というのは、例えばどこどこの部屋をこう使いたいとか、こういう機械が必要なので入れていくとかいう具体的なイメージを分かりやすくお願いしたいと思いますが。
○藤井
西脇病院事務局次長兼管理課長
これにつきましては、現在の経営基本計画におきましても中長期的には緩和ケア病棟を当院に開設していこうという計画がございます。それも含めて、今般の人口減少も含めながら緩和ケア病棟が本当に西脇病院に必要であるのかどうかという、もし必要であるならばどのような形で病床を、今の320床を増やすのか、いやその中でいくのか。もしそのまま320床の中でいくのであればどこの病棟を緩和ケア病棟にする必要があるのかとかいういろいろな状況の判断が出てこようかと思います。
もう一つ、病院を改築いたしました平成20年、21年頃からしますと、現在職員が常勤で110名ほど増加してございます。それに合わせまして医局、事務局、事務室、更衣室等々本当に狭くなってございます。昨今のチーム医療という中ではいろいろな会議を本当に数多くしておりますけれども、会議室が狭くなって数が足りないという状況が出てきておりますので、それらも含めて今後の医療の在り方も考えながらどうしていくのか、既存の建物を例えば改造するのか、新たに別棟を建てるのか、そういうところも経済的なことの観点も含めて、コンサルと調整しながら次の経営基本計画を策定していきたいと考えてございます。
以上でございます。
○
浅田委員長
よろしいですか。
ここでお諮りいたします。
再質問について、もう2問提出されておりますが、このまま引き続き、あと2問の再質問まで進めるか、それとも最後まで
理事者報告までどのように。
○山口事務局長
こちら予定していますのは、
理事者報告最後までいきますと約30分程度時間がかかるかなと見込んでおりますが、それも含めましてこのまま延刻でされるか、それか一定のところで切っていただくか、議論いただければと思います。
以上です。
〔発言する者あり〕
○
浅田委員長
それでは、最後の
理事者報告まで引き続きいくということでよろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
1時頃の予定になると思いますが。
それでは引き続き、再質問の三つ目、
文化財保存活用地域計画について。
村井正信委員のほうからお願いします。
○
村井正委員
それでは、文化財の計画についてお尋ねをいたします。答弁を頂いておるんですが、その上にたちまして2点ほどお尋ねをします。
私はこの計画というのは画期的なものじゃないかと思いますが、一つは未指定文化財の把握と書いてあります。これは例えば、それぞれの町、また地区、地域にあるのを具体的に把握しようかという想定するわけなんですが、その場合、これはそれぞれの地域とか町とかに具体的に、もうちょっと分かりやすく言えば、例えば区長さん通じて出していただくとかいうことを想定されているのかというのが一つです。
それともう一つは、これは計画ができた場合に、これができただけではなくてどのような活用方法を考えられておるのか。他市の状況を見ましたら、いろいろな地図にこういうポイントを入れてここにこういうのがありますよとか、観光に利用していくとかそういうところが何点かありましたけれども、今そこまで考えていらっしゃるのかどうか、その2点についてお尋ねをいたします。
○高瀬生涯学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
それでは2点、未指定文化財の把握をどのように行うのかということと、計画をどのように活用するのかという2点につきましてお答え申し上げます。
まず1点目の、未指定文化財の把握をどのように行うのかということでございますが、市内全域の未指定文化財を含めました文化財を総合的に把握するために、まず西脇市史でございますとか、黒田庄町史等の刊行物でありますとか、報告書などの資料から既に知られている文化財のリストアップを行います。その上で市内全地区へのアンケートの調査を実施しまして、それを踏まえて現地調査を行うなど、計画的に地域の残されている未指定文化財を把握していくという予定にしてございます。
次、2点目の計画の活用でございますけれども、この計画につきましては、市域の貴重な歴史文化遺産を未来に伝えるために、地域特性等を把握した上で行政と住民が一体となりまして計画的に保存・活用するための基本的な方針などを定めるものでございます。市域全体を総合的に把握した上で、個別の文化財の詳細な調査を計画的に進めまして保存を図るとともに、それを活用するための措置も計画的に進め、市民の文化財への保護と継承に対する理解及び郷土への愛着を醸成するものと考えてございます。具体的には学校教育におけます郷土学習への活用でございますとか、調査成果の情報発信、観光資源への活用などが想定されるところでございます。
また、この保存・活用に対する補助金を確保するためにもこの計画は策定する必要があるということでございます。
以上でございます。
○
村井正委員
先ほどおっしゃっておりました、これは今の時点でここまで言えるかどうか分かりませんけれども、保存する上でいろいろな費用的なものも考えられるんでしょうか。
○大隅生活文化総合センター主査兼館長
保存につきましては先ほど申し上げましたように、そういった内容につきましては計画的に準備を進めているということになりますので、費用的なものとかいうことはまずは状況を把握した上でということになろうかと思います。
○
浅田委員長
よろしいですか。
〔発言する者あり〕
再質問ですので、これは村井正信委員の再質問。
○山口事務局長
特に今回、この取り組みは初めてですのでそこまでの決め事まではしておりません。
○村井公委員
自分が文書質問して、そして返ってきたその分について詳細な質問がしたいときはここでしてくださいということで、提出した人の話だけで、それを議論するということは考えておりませんでしたし、それが当然だと私は思います。
○寺北委員
私はより深めるいう意味においては、ほかの人が気がついたことを質問をするのはいいと思いますけどね、より深めるいう意味でね。
○
浅田委員長
今回は。
○寺北委員
今回はいう言い方はもう間違っとるねん、決めてないから。それだけ。
○
浅田委員長
今回初めてこの再質問文書でいただくという形式ですので、過去の経緯はないんですけれども、委員長としてはこれは村井正信委員の再質問ですので、村井正信委員で終わりたいとは思いますが。
〔発言する者あり〕
これは常任委員会の再質問ですので、病院のときの話とは。
〔「一緒や」と発言する者あり〕
そういうことで、村井正信委員の質問に限るということでいきたいと思います。
〔発言する者あり〕
○寺北委員
病院も村井正信委員の再質問やったんや。それに対して私が口を挟んだり議長が口を挟んだわけ。ということは一緒なんや。
○村井公委員
口を挟んだのは、村井正信委員に対しての話。私は理事者のほうには聞いてませんので。村井正信委員が言われたことに関して村井正信委員と話をしただけです。
○
浅田委員長
それでは引き続き、図書館の質問を村井正信委員お願いします。
○
村井正委員
図書館の3市1町の貸借の現状を見させていただいたら、今、西脇図書館がいかに他市も含めてよく使われているかというのは非常によく分かりました。それで、それを今後も続けていってほしいという考えで質問をさせていただくんですが、実は今の、ここにあります市民会館、これも約50年前ですか、県下でも非常に注目を浴びて、それで劇団四季なんかも何年間かずっと来ていました。それほどここの市民会館が当初はすばらしかったんですが、ただ年数がいって、座席も窮屈やということでいろいろな課題がありましたけれども、西脇市の図書館もこの10年ぐらいは今の状況が私は続くのではないかと思います。ただ、それが他市でもいろいろなそういうことができることになって、そして徐々に西脇図書館が今の状況が続かなくならないように私は図書館としての一つの特色というのを今後出していく、またそういう検討をされていたらいいんですけれども、そういうのが必要になって、仮にこの図書館自体がずっと経過の中で古くなっても西脇図書館へ行ったらこれが絶対あるからここは必要やと言いますか、そういう図書館が何か特色を出すことによって今後の方向と言いますか、決まるのではないかと思っています。一番いいときに次の時代のことを考えていくという意味で、先ほど申し上げました特色を出すようなことを検討されているのかどうか、その点についてお尋ねをいたします。
○高瀬生涯学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
図書館の特色という御質問でございますけれども、これは今後出していくということとは違うかもしれませんが、もともと立ち上がったときの経緯として、あそこは複合施設であるということが一番大きな特色の一つであると思っております。それに関連しまして児童書でありますとか、子育ての関係の書籍というものが一番の特色としてあげられるのかなと思っております。
それと委員、冒頭前回の質問でございましたが、学校園の支援と言いますか、そういったところとの連携というものが図書館の大きな特色であると考えておるところでございます。
以上でございます。
○
村井正委員
ということは、あえて言えば児童書、子育てというところだということですが、これについては他市と比較してこの方面の蔵書とか、また借りられるのが多いとかいうのはあるんでしょうか。
○高瀬生涯学習課長兼新
庁舎建設室文化機能連携担当主幹
児童書の関係でございますが、全蔵書に対しまして児童書の蔵書の割合というものが近隣図書館と比べましても高くなっております。また県ですとか、全国と比べましても児童書の蔵書割合いうのが高くなっておりまして、それはもう特色として表れているというところかと思います。
以上でございます。
○寺北委員
そもそもあそこに図書館をもっていくいうときは最初は児童書、幼児専門の図書館いうことだったんですよ。それを全面的に向こうへ行ったいうことで言えば、やっぱり最初からあそこの図書館の特色いうのか、性格いうのは決まってるんですよ。
○
浅田委員長
質問ではないですよね。
村井正信委員、よろしいですか。
それでは、以上で
常任委員会資料に係る再質問を終わりにさせていただきます。
〔発言する者あり〕
もう一度お諮りしたいんですけれども、
理事者報告の
個別処方型運動教室の説明資料が出ておりまして、少し時間が必要かと思われるんですが、その他5、6、それから給食への異物は報告で終わるものなので、そこを先に進めるというのはよろしいですか。
〔発言する者あり〕
申し訳ありません。それでは、最後の
理事者報告の1、
個別処方型運動教室の実施について理事者の報告をお願いいたします。
○藤井
健幸都市推進担当理事兼
健幸都市推進室長
貴重な御時間を頂きまして、
個別処方型運動教室の実施について御説明をさせていただきます。
この運動教室は、
新型コロナウイルス感染症の影響で実施に向けて先が見えない状況でございましたが、先般兵庫県の緊急事態宣言が解除されましたので、9月から教室を開始できるようただいま準備を進めているところでございます。
つきましては、この後、7月号広報紙で周知をするとともに、各地区の区長会と調整をさせていただき、順次各地区で説明をさせていただく予定でございます。それでは、担当主幹のほうから説明をさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
○塩崎健康課長兼
健康づくりセンター所長兼
健幸都市推進室主幹兼新
庁舎建設室健康増進担当主幹
失礼します。最初にお配りしております資料の確認のほうお願いします。
個別処方型運動教室について、それから黄色のチラシで健幸運動教室にこの案内チラシ、それと最後に左上にホッチキスでとめております分析シート、3種類でございます。
申し訳ございませんが、黄色のチラシの裏面のほうに間違いがございますので、訂正のほうお願いします。体力年齢若返りのグラフ、右の下側、40代のところでございますが、3カ月後の若返った年齢を53.2としておりますが、ここが54.4の間違いでございました。54.4歳に訂正のほうお願いします。
それでは座って説明させていただきます。
個別処方型運動教室の実施について、資料ナンバー1のほうのグラフを御覧ください。西脇市の健康寿命と平均寿命を男女別にグラフに表したものです。平均寿命は男性が79.9歳、女性が87.4歳です。健康寿命は男性が78.3歳、女性が84.0歳ですので、この平均寿命と健康寿命の差というのが誰かの介護が必要な期間ということになりますが、男性で1.6年、女性では3.4年という期間がございます。この期間は県平均と比べますと男性が1.4年、女性は3.2年というのが県平均でございますので、男女ともに0.2年介護が必要な期間が長いという結果が出ております。最期のときを迎えるまでには誰かの手を借りる期間があるのは現実ですが、そのときまで心も体も健やかで、周りの人とつながりを持って暮らしていこうというのが多くの人の願いではないかと思うところでございます。この事業は健康寿命の延伸を目指して実施していきたい、そういう目的を持って行うものでございます。
それでは次のページ、資料ナンバー2のほうをお願いします。健康寿命と運動の関係についてのグラフです。左側は2009年にWHOが発表したもので、世界の健康を害する危険因子の中には高血圧、たばこ、高血糖、運動不足、肥満がワースト5と報告されておりました。注目すべきは第4位の運動不足です。運動不足を改善することによりまして1位の高血圧、3位の高血糖、そして5位の肥満にもよい影響を与えるということが分かっております。運動不足が改善されると五つの危険因子のうち四つのリスクが改善できるということになります。右側の表はアルツハイマー病と糖尿病、高血圧、肥満、うつ、それから運動不足、喫煙の関係を示したものです。認知症と運動不足が深く関係があり、認知症の予防にも運動することが重要ということが分かってきております。そこで、西脇市ではこの運動することの常用性に着目し、今年度からモデル事業としまして健幸運動教室を開催し、令和3年度の本格実施を目指してまいりたいと考えております。
資料ナンバー3のところをお願いします。これは生活習慣病の発症には個人因子だけでなく、地域の環境因子も一定影響を与えているというグラフでございます。グラフの左側は東京、大阪、愛知の公共機関の利用の状況、また自家用車での移動の割合等を示しておりまして、一番色の濃いところが自家用車での移動の割合です。東京は30%超え、大阪は40%超え、愛知が70%超え、自家用車による移動があるというところですが、右側のグラフが同じく東京、大阪、愛知の糖尿病患者の外来数を表しております。二つのグラフが右肩上がりになり連動している様子が分かります。糖尿病と言いますのは個人の因子だけかと思いがちですが、このグラフからは地域の環境も病気の発症に影響しているということが分かると思います。
それでは、資料4のほうをお願いします。
昨年のアンケートで西脇市での主な移動の手段を車やバイクの人の割合、どれぐらいいらっしゃるかというところを調べました。愛知県のほうが先ほど70%超えでしたが、西脇市はそこにあります地区別集計の一番右端、西脇市の合計のところで85.3%という数字が出ております。
また、下のグラフ、資料の5番のほうを見ていただきたいと思います。左上のグラフは以前に比べて歩く速度が遅くなってきましたか、下肢筋力の低下を尋ねたものですが、その結果、色の濃いところが「はい」とお答えになった人の割合になります。左から20~40歳代、次が50歳代、60歳代、70歳代、80歳代、90歳代と並べておりますが、70歳代から歩く速度が遅くなってきたと自覚される方の割合が多くなっております。右上のグラフは30分以上歩き続けることができますか、これは歩行能力を尋ねておりますが、「はい」と答えられた方、色の濃いところが「はい」と答えられた方ですが、70歳代から30分以上歩き続けることができると答える方の割合が減ってきております。左下は昨年に比べて外出頻度が減っているかとお尋ねしましたところ、これも色の濃いところが「はい」、昨年に比べて外出頻度が減ってきていると答えた方の割合ですが、80歳代から増えてきているのが分かると思います。筋力低下から歩行能力の低下を起こし、外出の減少につながる負の連鎖が進行していきます。70歳代から急速に歩行能力が低下していることから50歳代からの早めの対策が必要と言えると思います。
次のページの資料6をお願いします。これは運動習慣のある人の割合を聞いたところ、西脇市では35%、3人に1人しか運動していないという結果が出ております。グラフで比較しておりますA市、B市、C市ですが、これはスマートウェルネス協議会に入っている自治体で、ほかのアンケート項目も含めまして同じような項目で比較ができるところの自治体を一緒にあげております。
下の資料7のところは、同じ質問の地区別の状況になります。一番右端が西脇市全体で35.0%、地区ごとにばらつきはありますが、平均については3人に1人という結果でした。
次のページ、資料8のほうをお願いします。ここで歩くことについて少し触れさせてもらいます。歩くことの心身に及ぼす影響は多種多様でございますが、気分転換やストレス発散等のリラックス、それから脳や免疫機能の活性化、体脂肪の低下や代謝の向上とメタボ予防効果と健康増進効果がよく知られています。歩数の増加は医療費の抑制につながり健康になると、久野教授らの医療費抑制効果の見える化の研究で報告されておりました。今より一日当たり1,000歩多く歩くと、年間で一人当たり3万3,397円の医療費が抑制され、その分健康になれるということが報告にありました。もし、1万人の方がこれだけ歩かれますと年間で3億円の医療費の抑制につながるという報告でした。済みません、間違えました。一人当たり1,500歩の効果でございます。歩く効果は足し算できると言われておりますので、まとまった時間、例えば30分なり1時間なりという時間が取れなくても5分、10分を小まめに歩けば歩く効果は足し算でオーケーですということが最近は分かってきておりますので、小まめに歩いて歩数を稼ぐということが大事です。
その下の資料9番ですが、これはヘルスリテラシーの高い方の割合を示しております。ヘルスリテラシーと申しますと、健康増進や健康維持に必要な情報に自らアクセスし、理解し、活用していくための個人の意欲や能力を決定する認知的・社会的スキルとWHOで定義されておりました。いわゆる健康を決める力に当たります。アンケートの幾つかの質問から西脇市のヘルスリテラシーの高い人の割合というのを集計で出してもらいまして、結果が32.4%ということです。3割の方は自ら情報にアクセスし、活用しているけれども、残り7割の方にはなかなかその情報が届きにくいという結果が出ております。
次の資料10のところです。これは同じヘルスリテラシーの高い人の割合を地区別の集計としてグラフにしております。
それでは、ここから9月から始めます
個別処方型運動教室について御説明させていただきます。次の資料12のほうをお願いします。
この教室の対象は40歳以上の方、医師から運動をとめられていない方ならどなたでも参加していただけます。例えば、足、腰を鍛えたい、またおもしろそうとか、体力をつけたい、ダイエットをしたい等々、いろいろな理由で参加いただける、どなたでも結構です。市が狙っておりますのは生活習慣病予防、またはフレイル予防にこの教室を実施していきたいと思っておるところです。
その下の13番のところです。会場は2会場で、一つは西脇市総合福祉センター(萩ヶ瀬会館)、もう一つは西脇市コミュニティセンター黒田庄地区会館(黒っこプラザ)の2か所でございます。定員は先着200名、1クラスが20名のクラスを各会場で5クラスずつ計画しております。
次の資料14のほうをお願いします。これは教室の日程でございます。萩ヶ瀬会館のほうは月曜日の午前10時から12時が1クラス、火、水、木、金のお昼から2時から4時までがそれぞれ1クラスずつの合計5クラス。黒っこプラザのほうは火、水、金、土の午前10時から12時が4クラスと、水曜日の夜7時から9時のクラスが1クラスで、合計5クラスを計画しております。
資料15のほうをお願いします。教室実施期間は令和2年9月から令和3年3月までの予定にしております。
新型コロナウイルス感染症の状況によりましては途中で延期、または中止ということもあるかもしれませんが、今のところ9月スタートで考えております。参加費は月1,500円、年会費は無料です。参加いただきました方には活動量計を進呈して教室の中でも使っていただくように考えております。
では資料16のほうをお願いします。この教室ですることですが、まず最初に体力測定、血圧や体組成の測定、生活習慣アンケート等を行いまして、個別のプログラム、次回から個別にその方に合った運動栄養個別プログラムを作成したものをもらってもらいます。プログラムに沿った運動指導を受けていきます。週に1回は教室に参加し、教室の中では筋トレと有酸素運動を指導者の指導を受けながら行います。教室に参加してない日は自宅でウオーキングや筋トレのメニューを行ってもらいます。毎回教室に参加するごとに活動量計に記録させた自分の歩数や、自宅で行った運動等の記録をつけていきます。1カ月たちますとそれらの記録をまとめて実績レポートという形で渡してもらいます。その後は3カ月ごとに体力測定を行い、プログラムを見直し、また目標シートで目標を示していくという繰り返しになります。
お手元のホッチキスで2枚どめにした資料をお配りしておりますが、少しそちらのほうお願いします。1枚目の表面でございますが、分析シートとありますこの分が体組成測定や体力測定アンケートの結果を評価したものでございます。1枚目の裏面の目標シート、こちらのほうは、上段から有酸素運動欄では1日の歩数の目標、週の目標と連続歩数の目標が設定されます。筋トレ欄では、トレーニングの種類、レベル、セット数、生活習慣欄のところは具体的な生活習慣をその人によって提案され、その中から自分が選んで目標を決めていくという形になります。また必要な方につきましてはこの例のように体重コントロールの目標が具体的に示されていきます。
2枚目にあります実績レポートですが、これは毎日の筋トレや連続歩数を1カ月分まとめて数字で表しております。そのほかの取り組みも全て点数化してレポートとして手渡されます。参加者お一人お一人の取り組みが見える化され、次からのアドバイスの記載もございます。モチベーションアップになるように指導者から詳しく説明をさせていただくようになります。
資料の17のほうをお願いします。これは筑波大学大学院の久野譜也教授の写真でございますが、教授は内閣官房総務省、国土交通省、厚生労働省など多くの公職を歴任されております。
新型コロナウイルス感染症拡大の自粛が続いたときにはいち早く健康認知被害という概念を打ち出され、スマートウエルネスコミュニティ協議会で対応策を提案されてきました。新しい生活様式が示されてからは運動時のガイドラインも示しておられまして、自粛による健康二次被害の予防に力を入れておられます。最近では加藤厚生労働大臣に
新型コロナウイルスに伴う健康二次被害を予防するための提言を伝えておられました。西脇市が9月から開催する個別運動教室では、久野教授の研究成果をもとにしてつくられましたシステムを利用して、個人に合った運動栄養プログラムを実践していただくと考えております。
資料18をお願いします。これはそのプログラムを使って他市で実践された運動教室の効果をお示ししています。4市の結果ですが、教室開始後の3カ月後の体力測定の変化をグラフに表しております。一番上が新潟県見附市、新潟県三条市、下におりまして左側が千葉県流山市、右側が兵庫県豊岡市の結果でございます。それぞれ5歳前後の体力年齢の若返りという結果が出ております。
最後でございます。資料19のところですが、この教室の募集は今後7月号の広報に特集を組ませていただきました。また各地区の区長会にお邪魔して詳細の説明をさせていただく予定です。
そのほかには、医療機関との連携、それから昨年養成しております健康アンバサダーによる口コミや、関係団体の連携による周知をしてまいりたいと思っております。
議員の皆様からの口コミも大きな発信力があると思いますので、ぜひ御協力いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。皆様の参加もお待ちしておりますので御検討いただきたいと思います。
お手元の黄色のチラシですが、これまだ案の段階ですが、これを7月から公共機関等に置きまして募集を始めてまいります。裏面に申し込み欄がございますので、こちらの内容を紙でいただいても大丈夫ですし、御電話やファックス等でお申し込みいただいて登録してもらい、こちらからクラスが決定した段階でまた後日申込者の方にお知らせさせてもらうという形で考えております。
以上で説明を終わります。
○
浅田委員長
報告は終わりました。
何か質問ありますでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
よろしいですか。
それでは、次の
理事者報告に移りたいと思います。
それでは、給食への異物混入について報告をお願いいたします。
○森脇教育部長
それでは給食への異物混入について、令和元年度の3学期について説明をさせていただきます。
詳細につきましては、給食センター所長から説明させます。
○山下
学校給食センター所長
資料を見ていただきますと、3月がコロナの感染症の影響から1食の提供であったこともありますが、おかずがその他2件、ご飯がその他1件の計3件となっております。その他の内訳ですが、給食センターで調理するおかずにビニール袋の切れ端が入っていたというものです。これにつきましては、袋の切り方について包丁を使わないなどマニュアル化をしておりますが、うっかり包丁で切り目を入れてしまったとかいった人為的なミスが原因となっています。現在は、毎朝の朝会のときにも声かけをしまして職員の意識を高めるよう努めているところです。6月3日から給食が再開となっておりますが、現段階では異物の報告はありませんので、この取り組みを続けていきたいなと思っております。
以上でございます。
○
浅田委員長
報告は終わりました。
何か質問ありますでしょうか。
よろしいですか。
〔「なし」の声あり〕
それではないようですので、報告はこれで終わります。
続きまして、令和元
年度事務事業評価対象事業について報告をお願いいたします。
○村井
長寿福祉課長
生活支援サポーター活動支援事業の実施状況について、配付資料に基づき御説明を申し上げます。
資料の1の対象者数及び利用者数は、支え合いサービスの受け手となる要支援認定者の状況で要支援1及び2の方、また認定を受けずに基本チェックリストで事業対象者となっている方を合わせまして令和2年3月末現在649人となっています。そのうち、令和2年3月の支え合いサービスの利用者は13人です。
続きまして、資料の2の(1)に過去3年間のサポーターの活動人数と活動回数を記載しております。令和元年度については、活動人数は17人、活動回数は450回となっております。
(2)令和元年度の活動内容は、ごみ出しが289回、買物代行が128回、話し相手が33回という状況です。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
浅田委員長
これについてもよろしいですか。
何かありますか。
〔「なし」の声あり〕
ないですね。
先ほど報告のありました、
生活支援サポーター活動支援事業を今年度
文教民生常任委員会の対象評価として事務事業評価を行ってまいります。
それから、令和2年度
事務事業評価対象候補事業でありますが、先般協議会を開きましたときに皆さんで協議をしていただきました
野外活動施設維持管理事業から、青少年センター所管であります4カ所のキャンプ場を対象として進めてまいりたいと思います。
それでよろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
それではそのようにいたします。
これで、本委員会の予定は全て終了いたしました。
お諮りいたします。
本委員会の審査経過とその結果報告につきましては委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。
各委員におかれましては慎重に審議を重ねていただきまして、妥当な結論をいただき、委員会が滞りなく終了できましたことをお礼申し上げます。
また、理事者におかれましては、市政運営に当たり、本日の委員会を通じて出されました意見等について十分留意願いますよう申し添え、閉会といたします。
お疲れさまでした。
△閉会 午後0時46分
令和2年6月16日
文教民生常任委員会
委員長 浅 田 康 子...