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平成31年総務産業常任委員会( 3月11日)

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  1. 西脇市議会 2019-03-11
    平成31年総務産業常任委員会( 3月11日)


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    最終取得日: 2021-09-13
    平成31年総務産業常任委員会( 3月11日)            平   成   30   年   度     西 脇 市 議 会 総 務 産 業 常 任 委 員 会 会 議 録             平 成 31 年 3 月 11 日             西 脇 市 議 会               総務産業常任委員会会議録
    1 開催月日      平成31年3月11日 2 開催時間      午前9時27分~午後1時51分(会議3時間01分)                        休憩 午前10時45分~午前10時54分                           午後0時13分~午後1時27分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  坂 部 武 美    副委員長  村 井 公 平    委 員  近 藤 文 博    委  員  高 瀬   洋     〃   浅 田 康 子     〃    村 井 正 信     〃   寺 北 建 樹    議 長  林   晴 信 5 欠席委員      なし 6 欠  員      1名 7 説明のため出席した者の職氏名   副市長                      吉 田 孝 司   教育長                      笹 倉 邦 好   技監                       福 田 嘉 孝   都市経営部長                   筒 井 研 策   新庁舎建設室長                  久 下 雅 生   総合企画課長兼新庁舎建設室総合調整担当主幹    早 崎 育 子   総合企画課担当主幹行政経営室長兼   新庁舎建設室公共交通調整担当主幹         徳 岡 和 秀   財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹      渡 辺 和 樹   総務部長                     藤 原 良 規   総務課長                     山 口 英 之   建設水道部長都市計画課長            田 中 浩 敬   経営管理課長                   岡 本 好 正   施設管理課長                   伊 藤 和 英   工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹      内 橋 慎 介   用地地籍課長                   上 田 哲 也   建築住宅課長都市計画課主幹兼   新庁舎建設室都市計画担当主幹           吉 田 尚 史   産業活力再生部長                 仲 田 仁 久   商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼   新庁舎建設室地域商業振興担当主幹         戸 田 雅 人   監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長兼   固定資産評価審査委員会書記            藤 原 祥 文 8 出席事務局職員   事務局長    山 口 知 哉   事務局主幹  高 瀬   崇   事務局長補佐  岸 本 仁 子 9 傍聴議員     吉 井 敏 恭    美土路 祐 子    村 岡 栄 紀     東 野 敏     岡 崎 義 樹    中 川 正 則 10 陳情者        力 夫    岸 本 年 裕 11 案  件 (1)議案審査   ① 議案第4号 西脇市中小企業・小規模企業振興条例の制定について   ② 議案第7号 西脇市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について   ③ 議案第29号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について (2)調査事項   ① 西監報第1号 例月出納検査の結果について(報告)   ② 西監報第2号 例月出納検査の結果について(報告) (3)陳情調査   ① 陳情第2号 学生のバス乗車代、バス通学定期代に対する要望書 (4)その他   ① 議会による事務事業評価確認事項    ア 観光交流活動創出支援事業    イ 公園施設長寿命化対策事業   ② 一般質問における検討課題(別紙) (5)理事者報告   ① 全国へそのまち協議会への新規加盟について   ② 西脇市地域公共交通網形成計画について                 △開会 午前9時27分 ○坂部委員長   それでは、皆さんおはようございます。それではただいまから総務産業常任委員会を開会いたします。  本日付託を受けました案件は、議案3件、調査事項が2件、それから陳情1件、その他として事務事業評価、それから6月と9月の議会の一般質問に対する対応、それで理事者報告があります。委員各位には慎重に審議をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。  なお、陳情は11時を予定しております。  また、本日、東日本大震災から8年になりますので、午後2時46分の予定で黙祷をささげたいと思いますので、こちらのほうもどうぞよろしくお願いいたします。  それでは、ここで副市長のほうから御挨拶をいただきます。 ○吉田副市長   改めまして、おはようございます。本日、市長のほうから御挨拶を申し上げるべきところでございますけれども、公務のために失礼をさせていただいております。かわりまして私のほうから御挨拶を申し上げさせていただきたいと思います。  委員各位におかれましては、総務産業常任委員会に御精励を賜りましてありがとうございます。  本日の委員会には、付託されました案件としまして議案3件と監査委員の報告2件について御審議賜ることになります。いずれも市政運営上重要な案件でございますので、慎重に御審議を賜り、原案に御賛同賜りたいと存じます。  また、後ほどでございますけれども、全国へそのまち協議会への新規加盟についてと西脇市地域公共交通網形成計画についての2件を御報告させていただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   ありがとうございました。  なお、本日の傍聴議員は村岡議員を初め6名でございます。  それでは、議案審査に入りたいと思います。  まず、議案第4号西脇市中小企業・小規模企業振興条例の制定についてを議題といたします。  理事者から委員会説明をお願いします。資料が出てますのでそれも含めてですね。よろしくお願いします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   議案第4号について、委員会説明を申し上げます。  市内の事業者の大部分は、中小企業・小規模企業であり、人口減少や少子高齢化といった社会構造の変化、消費者ニーズの多様化やグローバル化といった経営環境の変化に直面しております。  そうした中で、本条例は中小企業・小規模企業の振興に関し基本的な理念を定め、市の責務等を明らかにするとともに、中小企業・小規模企業の振興に関する施策を総合的に推進し、地域経済の持続的な発展と市民生活の向上に寄与することを目的として定めようとするものでございます。  次に、資料に基づきまして説明させていただきます。  本市における中小企業・小規模企業の企業数及び従業員数につきましては、お配りしております資料のとおりでございますが、平成28年度の市内企業数は1,708社で、うち小規模企業を含む中小企業は1,707社でございます。ほぼ中小企業であると言えます。小規模企業数を見ますと、1,530社で89.6%となっており、市内事業者の約9割が小規模企業であるという状況となっております。  なお、注釈でございますが、企業数につきましては、株式会社、合名会社などの会社企業、NPO法人や社団法人・財団法人などの会社以外の法人及び個人経営の事業所を言い、市内に複数の事業所を経営している場合は、それらをまとめて一つの企業として捉えています。  また、企業数につきましては、NPO法人や社団法人・財団法人の会社以外の法人と会社企業のうち農林水産業の法人は含まれておりません。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   説明は終わりました。  それでは質疑、意見等に入りたいと思います。ございませんでしょうか。 ○近藤委員   今回のこの条例の制定っていうのは非常に評価できるわけですけど、既にいろんな形で企業に対して助成措置をやられておるんですが、逆に今何でこの条例が定められたのか、その辺の経緯をお聞きしたいと思います。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   基本的には、中小企業の振興に関する各種の法令が整備されたというのが前提でございます。
     それに加えまして兵庫県での振興条例の制定、それから西脇商工会議所からの条例制定についての要望、あわせまして、平成29年3月議会における一般質問での質疑に対する答弁につきましては検討課題ということでするということでございまして、これに各種団体等からの要望もございまして、県下で言いますと41市中既に15市町が制定されたというような状況もございまして、今年度の当初からこの条例の制定に向けまして主に商工会議所と協議をしながら、今回の議案として上程させていただいた次第でございます。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○浅田委員   お尋ねいたします。今回この理念条例の制定ということなんですけれども、中小企業の振興ということに関してはどのようにお考えなのかお尋ねをいたします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   中小企業、市内の大多数、資料のほうから読み取れるとおり大部分でございまして、地域に根をおろした商品とかサービスとか提供しているのが中小企業・小規模企業ということでございます。これに関しましては、市民の雇用と生活を支えていると。  また、多様な業種、事業内部で働く人にとっても必要な技術などを発揮して活躍できる場所でございますし、生きがいを高める存在であるということから、振興を図ろうというものでございます。 ○坂部委員長   よろしいですか。 ○浅田委員   制定された後、具体的な計画で振興計画っていうんですか、そういうものが要るのではないかと思うんですが、そのあたりはどのようにお考えなんでしょうか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   今般、第2次総合計画が新しくなるということも踏まえまして、その中でも中小企業・小規模企業の振興のための施策を位置づけてあります。  その中で、小規模企業につきましては持続発展、それから中小企業につきましては成長発展というところの観点から、今現在制定しております経済振興アクションプランというのがございます。これにつきましても総合計画が変わりましたのでこれを見直そうということで、この振興計画というか、実際のアクションプランという形で見直しをしてまいりたいと考えております。 ○坂部委員長   よろしいですか。 ○浅田委員   そしたら、あと、政策の検証をするというようなことになりましたら、外部からの意見を聞くというようなことの場はお考えなんでしょうか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   現在、西脇市と商工会議所、それから金融機関でありますとか経済団体とかがメンバーになっております西脇市経済雇用対策協議会というものがございまして、この場を活用しながら年度についてはことしの事業計画、それから事業の結果等々を今までもう報告しておりますので、アクションプランとの兼ね合いもございますが、こういう機会をとらまえて、いろいろな意見を参考にしながら事業の報告とそれから新しい施策への提案なんかの意見をいただきたいと考えております。 ○坂部委員長   いいですか。 ○浅田委員   はい。 ○坂部委員長   ほかの委員の皆さん、ございませんか。 ○寺北委員   そしたら、2点確認したいんですけれども、第2条の3号に商工会議所その他の中小企業・小規模企業、その他のというのがあるんですけども、今、西脇市内における具体的なこれに当てはまる団体いうのがあるんかどうか。もしないとしたら、ほかの自治体ではどういう団体があるかいうのを例として挙げてほしいのが1点ね。  それと、第4条の市の責務のところで、中小企業・小規模企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に実施するものとしということで、平成31年度の事業、予算、事業ですね、これに該当する具体的な施策は何なのかいうことを教えてください。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   まず、経済振興団体でございますが、西脇商工会議所のほかに商店街を振興する組合、商店街組合連合会でありますとか、あるいは地場産業の振興を図る北播磨地場産業開発機構でありますとか、中小企業の振興に関するいろいろな団体がございますが、それらを全て振興団体として捉えております。  他市での例もそのようなことでされているというふうに聞いておりますし、目的がそれぞれの団体、事業ごとの、業界ごとの振興目的にされてる団体の全て、この振興団体として捉えておるというようなことで御理解いただきたいと思います。  それから。 ○坂部委員長   平成31年度の事業です。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   平成31年度の事業ですね。具体的には、第10条のほうで各8号まで基本方針というのを定めておりまして、これに基づいて今既存の事業、平成31年度の事業に当てはめてお答えさせていただきますと、主なもので申し上げますと、第1号につきましては、例えば事業資金の融資であります保証料の補助、それからものづくり・あきない経営革新支援事業における新商品、新技術の開発に関する各種補助金、これが該当しております。  第2号につきましては、創業・新産業創出というところでございますが、創業支援に関する各種相談、あるいはセミナーの開催、それから、ことし新たに特出しでさせていただいております起業・第二創業促進支援補助金、これが該当します。  第3号の技術、技能の保護及び向上に関することにつきましては、北播磨職業訓練センターへの補助事業でありますとか、北播磨地場産業開発機構に対する補助、これが該当しております。  第4号の雇用機会の創出及び人材の育成、確保につきましては、西脇市労働者福祉協議会への補助でありますとか、勤労者福祉サービスセンター、これに対する補助事業、これが該当します。それから、あわせましてファッション都市構想でやっております人材育成事業などが該当しております。  第5号、地場産業の振興に関することにつきましては、先ほどと重複いたしますが、北播磨地場産業開発機構の補助とそれからデザイナー育成支援、コワーキングスペースの運営事業などのファッション都市構想に関連する事業。  第6号の地域経済の循環に関しましては、今回、プレミアム商品券を発行いたしますが、その共通商品券事業に関することとふるさと同窓会、これが該当しております。  第7号の販路開拓、拡大につきましては、ものづくり・あきない経営革新支援事業におけます展示会への補助、これが該当しております。  最後に、まちのにぎわいにつながる事業活動の促進に関しましては、西脇市商業連合会に対する補助、これはきららのハロウィンイベントでありますとか、しばざくらの100えん商店街とかっていうような地域のにぎわいの補助でありますとか産業フェスタ、それから観光交流促進事業などに関する各種補助事業が該当しとるということでございます。以上でございます。 ○寺北委員   そしたらもう一つ、第9条に市民の理解及び協力いうことで、1項では協力するよう努める、利用するよう努めるものとするいう言葉が入ってるんやけど、例えば市民感情から言えば、ええもんやったら買うやろうと。安かったら買うやろうというのは、正直市民感情としてあると思うねんね。だからここで協力せえとかなんとかいうて、それに対する市民の反発いうのは私はあると思うんやけども、そこら辺はどう考えますか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   全体を御理解いただいた上で協力するように努めるものとするということで、あくまでも自発的な協力を期待するというようなところで、もう一つは、地元企業に関心を持っていただくことで、あるいは地元への定着っていうようなことも促進したいなというようなこともございまして、好循環を期待しての協力への期待ということでございますので、これにつきましては御理解いただけるよう周知活動に努めてまいりたいと思います。 ○寺北委員   例えば同じ品質やったらやっぱり地域のやつを買おうかとか、それは当然努力してもらいたいいうんか、市民の皆さんに。しかし安いか高いかいうのがあれば、やっぱり懐ぐあいとの関係で非常に難しくなると思いますので、そういった点ではいいものを安くいう努力をお願いしたいというのと、それと第4条の4項ですか、公平な競争性の確保及び予算の適正な執行に留意しつついうことで、分離発注とかいろいろ土木関係らでも言われるんやけれども、本当にそれが両立が可能なのか。例えば土木で分離発注したり何やしたら高くなりますとか、手間暇がかかりますとかいろんな形での単純な矛盾が出てくると思うんやけど、本当にこれができるんかいうのは私はちょっと疑問に思とるんですね、本来。やらなあかんねんけどなかなか難しいないう、そこら辺はどう考えてますか。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   委員言われることについては、確かになかなか両立することが難しい事項ではあると考えています。  ただ、今現在におきましても工事でしたら1億円以内は全て市内発注としておりますし、備品等消耗品につきましても原則市内発注ということにしておりますので、予算の許す限りという条件がつきますけれども今後もそういった方針を続けていきたいというふうに考えてます。以上です。 ○高瀬委員   今の9条のところなんですけど、市民の施策に協力するという、この協力のところなんですけど、今、寺北委員がおっしゃったようになるべく地元産品を購入しましょうとか、商工観光課が企画するイベントになるべく市民に参加してくださいねみたいなことはイメージするんですけど、何かそれ以外に考えられるようなことがあるのかどうか、お聞きします。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   基本的には西脇市の企業がつくられる、あるいはサービスであるとかイベントとかいろいろなものに関心を持っていただきたいということで、ここに掲げさせていただいております。  具体的なイメージを持ってるっていうことにつきましては、もちろん生産物でありましたらイメージはできるんですけれども、それ以外につきましてはイメージっていうのは今現在それ以上のものというのは浮かばないんですけれども、地元がつくられてるものっていうのに関心を持っていただく、あるいは地元のお店で食べたり飲んだりしましょうとかっていうことにつきましては、本当に大切やなと思っておりまして、せっかく西脇市の中小企業・小規模企業振興条例という限りは、この規定を入れさせていただいて市民に協力を求めるという旨で、理解と協力ということで挙げさせていただいてるところでございます。 ○坂部委員長   いいですか。 ○高瀬委員   はい。 ○坂部委員長   ほかの皆さん。 ○近藤委員   基本理念のところ第3条ですけれども、1番で中小企業者及び小規模企業者の創意工夫及び自主的な努力をもとにして推進されること。したがってこれ、条例はこういう形でできますけれども、基本的に努力するのは事業者であるというまず理念だと思いますね。  それともう一つ、先ほど寺北委員の指摘にありましたように、市民にできるだけ西脇のものをというお願いもあるわけなんですが、この条例をつくってどうやってこれをその事業者及び市民に周知するかというのは、何か方法論考えておられますか。せっかくできた条例なんで、しかもこういう形でうたっておられますんで、非常に市民としてもやっぱり協力したいと思われるような周知の仕方というのが必要になってくるかと思うんですが、その辺のところはいかがでしょうか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   もちろん条例の周知、浸透につきまして大事ということで、我々の発信媒体としましては、市の広報でありますとかホームページを活用してPRしていくというのは、これは当然のことだと思います。  加えまして、簡単なリーフレットでありますとかパンフレットみたいなものもつくりまして、商工会議所を通じて直売所にもそういう広報のルートがございますので、そういうものを配布させていただいたり、一定の会議などが開催されるときに振興条例、経済団体の会議がございます、我々も参加させていただきますが、そういう場所でのPR活動。  市民に対しましては、事業者も市民でございますし、そういう点での理解を深めるような周知、PRを行ってまいりたいと思います。 ○坂部委員長   ほか、委員の皆さん。 ○村井公副委員長   先ほど寺北委員から質疑があったんですが、4条の4項、この中で先ほど答弁もあったわけなんですが、市内の業者を見ますと、やはりデータでは約9割が小規模であると。価格競争をしたときにはやっぱり弱いということで、渡辺課長からも分離発注等の入札の説明もあったわけなんですが、この条例をつくることによって何か今までと違った変化が出てくるものがあるんかどうか。この点についてお聞きしたいんですが。 ○渡辺財政課長兼新庁舎建設室財政調整担当主幹   入札につきましては、今現在入札のモデル、これ、平成28年モデルを使っておるわけなんです。それで、これ、大体順次変更して最低制限価格等を上げていくような格好で対応はさせていただいておりますけれども、そのモデルにつきましても順次近隣の状況も見ながら変えていくということになります。  あと、備品とか消耗品につきましては、これは今までどおり原則市内発注するということでしかいけないと思いますので、備品消耗品については変更点はないかと思います。現時点では考えられるのはそれぐらいです。以上です。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   具体的な質問に入る前に確認をしたいんですが、この資料の1で中小企業の企業数ってありますよね。それで一段上にこれは平成28年度で中小企業庁の経済センサスを再編加工というふうになってますが、その下の事業所数を見たら、上は1,708で、下は平成28年、2,245なんですね。それで、上はとにかくいろんな事業所を一つの会社をまとめてということで書いてあるんですが、仮にこれを見たら約540ほどが一つの会社の事業所的に、一つの会社というか事業所がそれだけ多いというそういうことなのか、ちょっとそこら辺のところが、私、これをずっと見てましてわからないんですが、それと従業員数も約5,400ほど違うんですが、ここら辺の違いというのはどういうことで違うんですか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   まず、企業数といいますのは、例えば西脇市に会社があって事業所が幾つかある企業っていうのはあると思うんですけれども、そういうところは企業数で言うと一つとしてカウントされます。そういうところで事業所というのは事務所とか事業所とか全て含まれます。  あと、大手の例えば企業なんかのチェーン店の企業というのは、西脇市には企業はございません。事業所は幾つかあるというようなことで、事業所がふえていくというようなところで差がございます。  それと、企業数には先ほども申しましたとおりNPO法人とか社団法人とか財団法人の会社以外の法人と農林水産業の法人が含まれておりませんので、この差がございまして、事業所は多くて企業という概念で言うと数字が変わってくるということで、この資料につきましてもう一度説明させていただきますと、まず、中小企業のうち小規模企業が幾らあるかっていうような御依頼でございまして、経済センサスの調査によりますとこの数字が、経済センサスの数字ではこれ出てませんでして、これを中小企業庁の資料で平成30年6月時点の更新データがございましたのでこちらに掲載をさせていただいております。  この参考としておりますのが、従前から我々事業所統計なんかで小規模企業の数というよりか、4人以下の事業所が幾らあんねやっていうようなものの質問にこれまでから答えていた数字でございまして、それを平成24年度から平成26年度、平成28年度と推移を含めまして報告をさせていただいているというようなことでございます。  企業数は一つの企業、それから事業所とはそれぞれ市内にある事業所をカウントしたものの差でございます。 ○村井正委員   そしたら今回のいわゆるこの条例に関連しては、この上の企業数1,708というのが地元のお店なり事業所であるという、そういうことでよろしいんでしょうかね。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   そういう捉え方で結構なんですけれども、この条例で申しますのは、中小企業であってその事業所が市内にある事業所、あるいは小規模企業者であってそれが市内にある事業所、事務所がある企業、事業所。それ以外を一応大企業という定義にさせていただいておりますけれども、大企業に属する市内に事業所がある事業所、これを対象にしておりまして、それぞれの役割を規定しております。  そういった面から言いますと、事業所をベースにこの条例は考えたいと考えております。以上でございます。 ○村井正委員   もう一つ理解がしにくいんですけど、要は、例えば今コンビニの事業者がありますよね。あれはこの上のほうには入ってるんですか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   コンビニのほぼ、全てとは言いませんけれども、フランチャイズの形態で地元の事業者さんが経営をされておりますので、この企業の中には入ります。企業数の中にはカウントされます。 ○村井正委員   この中には入る。
    戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   はい。当然ながら民間の事業所のほうにも入ります。 ○村井正委員   そこでお尋ねしたいんですけれども、4条の3ですね、市は経営資源の確保等々で施策の実施に取り組むということで、実はこれとは関係ないんですけれど、ずっと前にある個人でいわゆる家族だけで営業されているそういうお店が何か補助を受けたいということでそれで行かれたときに、やはり西脇は繊維がメーンですから、そうでなかったら受けられませんみたいなことがあったというようなことを聞いたんですけども、これはそういう繊維とか全く関係なく全ての事業所が対象で、それが全部もう公平的にやっていくという、そういう条例でいいんでしょうか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   その補助のいきさつというのは確認はとれてないんですけれども、本条例につきましては全ての事業者を対象にしております。 ○坂部委員長   よろしいですか。 ○村井正委員   はい。 ○坂部委員長   ほかございませんか。  委員長があんまり聞かんほうがええんだけんど、先ほどいろいろなこの事業、小規模の皆さんが1,700あるわけですね。それのこういう周知徹底は、今、近藤委員の答えでいいと思うんですけれど、横の連絡、今、商工会議所の雇用の連絡会みたいな形があるんだけんど、いろんな中小企業の食関係、織関係とかいろんな分の意見を聞く場、そういうことはどうですかね。で、中小企業・小規模の事業所があるから、皆さんの意見を聞いて西脇市を盛り上げていきたいわけですね。  その中で今言うのは、会議所では雇用関係に関する連絡会的な、今おっしゃったんやけんど、そこで全て賄えるかどうかですね、いろんな意見を聞きながら。そこら辺はどうなんですかね。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   この条例の周知につきましての取り組みの中で、いろいろなこの意見聴取をさせていただいた団体から漏れてる団体につきましてもPRをさせていただきたいと思います。  そこからの意見につきましては、条例をつくった後の意見交換でございますので、その施策の具体的な意見になろうかと思うんですけれども、その意見がございまして反映できるようなものがございましたら、参考にさせていただきたいと思っています。  今、話をさせていただいたものは、経済雇用対策協議会というのがございまして、このメンバーの中には会議所のほかにも市内の金融機関でありますとか、労働組合で言うと播労連でありますとか、西脇市の商業連合会でありますとかその団体に入っております。そういうところでのPRあるいは意見を聞きながら、今のところ当面はその会議での意見聴取を中心にしてまいりたいと思いますが、必要であればいろいろな団体がございますのでその意見を伺ってまいりたいというふうに考えております。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   第9条で先ほども質問があったんですけれども、要は市民の方に西脇市でできたもの、また西脇市の店を使ってもらう、こういう誘導策というものを今回の条例で今後検討されるんかどうか、その点はいかがですか。 ○戸田商工観光課長ファッション都市構想推進室長兼新庁舎建設室地域商業振興担当主幹   誘導するというのはなかなか難しいんですけれども、今回国が旗を振って実施するんですけれども、そういう商品券事業でありますとか、あるいは同窓会なんかで市内の事業所を使うことによりまして補助を交付させていただいておりますので、そういう形で施策の実施に当たりまして市内の事業者を使っていただいたり、買っていただいたりっていう施策を常に念頭に置きまして事業実施をしておりますので、その上でこの条例を制定して市民の皆様に理解と協力をあわせてしていきたいと考えております。 ○坂部委員長   よろしいですか。 ○村井正委員   はい。 ○坂部委員長   ほか、皆さんございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それじゃ、質疑はこれで終わりたいと思います。  委員間討議ございますか。いいですね。                〔「なし」の声あり〕  討論もありませんね。                〔「なし」の声あり〕  それじゃないようですので、採決に移りたいと思います。  議案第4号西脇市中小企業・小規模企業振興条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に移ってよろしいですか。                〔「はい」の声あり〕  それでは次に、議案第7号西脇市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  理事者から委員会説明をお願いいたします。 ○岡本経営管理課長   議案第7号について、委員会説明を申し上げます。  提出済みの総務産業常任委員会資料②にて説明させていただきますので、よろしくお願いします。  現在、旧西脇市域では、緑色の公共下水道処理区と黄色の九つの農業集落排水処理区で、また黒田庄地域では、ピンク色の公共下水道処理区と青色の三つの農業集落排水処理区で汚水処理を行っているところでございます。  供用開始年月日、経過年数につきましては記載のとおりとなっております。  次に、統合計画につきましては、平成29年1月策定の西脇市下水道事業経営戦略に基づくものであり、西脇地区、黒田庄地区とも、一つの公共下水道処理区に統合するもので、両地区とも平成36年度の完成を目指しているところでございます。  進捗状況につきましては、処理区の間を結ぶ管路の整備延長で示しますと、西脇地区では46%、黒田庄地区では10%となっております。  今回の条例改正は、黒田庄小苗地区農業集落排水処理施設を廃止し、黒田庄北部地区農業集落排水処理区に統合するものであり、今後もこの統合事業の進捗にあわせまして処理区の廃止、統合に伴うこのような条例の一部改正が必要となってまいります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   説明は終わりました。  質疑、御意見等ございませんでしょうか。ありませんか。 ○村井正委員   お尋ねしたいんですけれども、この今後の方針として平成36年度まで、2024年度までということになっとるんですが、これは大体どういう順序で、例えば古いもんから順番にやっていくのか、それとも公共に近いものから順に広めていくのかという、そういう方向性っていうのは大体決まってますか。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   下水道汚水管につきましては、流域下水道の近い下流側から順に接続していく方針で進めております。以上です。 ○坂部委員長   ほかの皆さん、ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので、質疑はこれで終わりたいと思います。  委員間討議、いいですね。                〔「なし」の声あり〕  討論も。                〔「なし」の声あり〕  それじゃ、採決に入りたいと思います。  議案第7号西脇市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に行ってよろしいですかね。いいですね。                〔「はい」の声あり〕  それじゃ次に、議案第29号兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題といたします。  理事者から委員会説明をお願いいたします。 ○山口総務課長   議案第29号につきまして、委員会説明を申し上げます。  今回の変更は、本年5月1日付での篠山市の名称変更に伴い、組合の構成団体及び議会議員の選出区域を定めた別表において、篠山市を丹波篠山市に改めるものであります。  また、附則におきまして、平成31年5月1日から施行することとしております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   説明は終わりました。  質疑、意見等ございませんでしょうか。ありませんか。ないですね。                〔「なし」の声あり〕  それじゃ、もう採決いたします。  議案第29号兵庫県市町村職員退職手当組合規約の変更について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、調査事項に入りたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。いいですか。                〔「はい」の声あり〕  次に、調査事項に入ります。  西監報第1号、第2号の例月出納検査の結果についての2件でございますが、これに関しましては一括で調査をしたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。               〔「異議なし」の声あり〕  異議なしということでございますので、西監報第1号、第2号を一括して調査したいと思います。  理事者から委員会説明をお願いいたします。 ○藤原監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長固定資産評価審査委員会書記   調査事項西監報第1号及び第2号の例月出納検査の結果につきましては、両監査委員さんが報告書に記載のとおりでございまして、特に指摘事項等はございません。以上でございます。 ○坂部委員長   委員の皆さん、何か質疑、御意見等ございませんでしょうか。ありませんね
                   〔「なし」の声あり〕  それでは、これで質疑等は終わります。  ないようですので、西監報第1号、第2号につきましては、これで調査を終わります。  ちょっと11時まではまだありますので、それじゃ事務事業評価のほうに移りたいと思うんですがよろしいですかね。いいですね。                〔「はい」の声あり〕  それじゃ、事務事業評価の確認を行いたいと思います。  総務産業常任委員会は平成30年の事務事業評価対象事業を観光交流活動創出支援事業、それからもう一つが公園施設長寿命化対策事業のこの二つでございます。  それぞれ理事者から資料が出ておりますのでごらんいただいて、何か説明すること、担当者ございますか。あればなんですけれど。いいですね、この資料の中で。  じゃあ皆さん、資料が出ておりますので質問や確認があればまずおっしゃっていただきたいと思います。  何点かふえたりとかしてますので、まず、観光交流活動創出支援事業について。ございませんか。団体旅行が何ぼかふえて、それからコンベンションはそのままですね。個人型旅行、ゴルフとかそうですけど、これ24人ほどふえとるんですけれど。もうそれだけで、次のあって、資料だけのことなんです。この内容がどうやというのはふえとるだけの資料なんで、いいですかね、皆さん。いいですか。                〔「はい」の声あり〕  じゃあ、次は公園施設長寿命化対策事業。これもきょう出していただいたんで、これはどうですか。30年度の事業がこうですいうのが出てるんですけれど。いいですか。                〔「はい」の声あり〕  じゃあないようですので、事務事業評価、確認はこれで。次またありますので、6月議会がありますので。  じゃあ次に、6月議会と9月議会の一般質問に関する検討事項という形で行きたいと思いますが、よろしいですか。いいですかね、よろしいですか。                〔「はい」の声あり〕  それじゃ、資料は渡してるんですけれど、とりあえず6月議会と9月議会の中で総務産業はその後の確認という形で、また対応という形でしました。  まず、6月議会の分で村岡議員のほうから出てたんですけれど、4点。良好な生活・教育環境を保全せよという大項目の次の中で、パチンコに関する問題なんですけれど、風営法・建築基準法の上乗せ規制いう形であって、市のほうは要は学校等の施設を今、県の公安のほうであるんですけれど、自治体の実情によっては独自設定。例えばこういう施設もその対象としますよ、規制対象としますということだと思うんですけれど、まずそれがいう。これに対して他市の状況を調査した上で、本市に適した要は上乗せ規制的な分を検討するとなってますので、これは6月議会ですのでもう大方9カ月ほどたちますので、まずこれから。右に書いてますけど、独自設定施設ですね、今言いました5施設以外の分、それをあわせて今現在どのように検討を進めてるのかという形。一つずつ行きたいと思います。  私がまず質問して、皆さん後はまた質疑してくださいね。  まずそのことに対して。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   自治体の実情に応じて独自に定められたものとしましては、東京都や神奈川県で児童福祉施設、京都府では保健所や博物館、宮城県では児童遊園などが対象施設として定められておりました。 ○坂部委員長   それで市はどのように考えてる、検討を進める。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   警察が管轄する風営法は営業の許可、届け出、営業時間の制限、警察官等の立ち入り等の営業規制を定めるもので、建築基準法は建築物の敷地、構造、設備、用途に関する最低の基準を定め、都市計画法上必要な建築規制を定めるものです。  これらの営業に関するもの、立地に関するものと市の条例の西脇市パチンコ店、ゲームセンター及びラブホテルの建築等の規制に関する条例との関連性や、県の風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例に記載の用途、営業時間、距離、騒音等との関連性をどのように解釈するかは非常に複雑なものですので時間を要しておりますので、まずは住民説明会の開催であったり、標識によるお知らせ等を求める開発指導要綱の見直しから早急に対応したいと考えております。 ○坂部委員長   わかりますか、今の。私ばっかりじゃなくて、皆さん。いいんですか。  要は、5施設以外の分、今、東京都やいろんな例を出したけんど、西脇市も要はそういう施設があれば、そこから100メートルかいうのはまた今からできるわけじゃないですか。要はそれにしたらその範囲は新しい施設、児童遊園とか何かも言うてはったんかな、今。そこから100メートル、メートルはわかりませんけれど、それ以内は建てられないわけですね。  逆に言うたら、児童公園を指定すれば今ある西脇市の児童公園にしてもそれが対象になれば、そういう一つの大きな規制になるかもわからないというのを考えてるということなんですか。それは大体いつをめどとかそういうのはまだないんですか。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   具体的にいつというのは今のところ申し上げられませんが、できるだけ早急に考えたいと思っております。 ○村井正委員   その児童遊園というのは、これは大体の規制があるわけですか。例えばそれぞれの町に小さな子供らが遊ぶ遊園的な広場というかそんなんありますけれども、必ずしもそんなんではないんですか。ここら辺のちょっとイメージが児童遊園地というても、いろいろ私らそういうふうに思うんですが何か一定の基準があるんやったら、お尋ねします。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   済みません。児童遊園といいますのは、児童福祉法に基づくものになっておりますので、その児童福祉法に該当するものでなければ町でつくられているようなものがそれが該当はしないかとは思います。 ○村井正委員   もう少しわかりやすく言うていただけますか。児童福祉法に規定する遊園地というのは、私らがイメージできるような例えば西脇市にあるんやったらここがそうですよとか、そういうふうな形でお願いしたいと思いますが。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   西脇市には今のところはございません。 ○高瀬委員   青葉会で調べたりとか、例えば芦屋なんかのところは、国で定めた法律よりも芦屋市が上書きというか定めた条例のほうがより厳しいんですよと。今、東京とか神奈川とか幾つか児童施設等でありますよっていうのは、いわゆる自治体が定めた条例のほうが国よりも厳しいものの例として今挙げてもらったという認識でいるんですけど、それで継続して調査っていうことは、芦屋の場合はそこに進出しようと計画してる企業からの訴訟等がなかったので、土地柄もあり抑止力にはつながっていると。でも、実際に法律をもとに闘ったことはありませんということだったんです。  今、担当課のほうで例を挙げてもらったもの、こういうのがありますっていうのがわかったんですけれど、それも同じように訴訟等で国のジャッジがあったようなケースはないので、今のところないかどうかわからない、あるかないか等を含めてこれから調査しますということをおっしゃっていただいたというふうに思っていいんでしょうか。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   今、委員おっしゃったように、先ほどの東京、神奈川とかそういった例で法律で争ったということは今のところ聞いてはおりません。  今後、西脇市の場合ですけれども、この上乗せ条例ということですけれども、目的が先ほど言いました形で距離規制であったり、そのものを法律を上回るというものではなくて、目的が違った形で規制をされているようですので、それも含めましてもっとしっかり考えたいと思っております。 ○林議長   法律を超える条例なんかつくれません。 ○浅田委員   法律が最上位やね。 ○村井正委員   先ほど児童遊園地というのは西脇市にはないということで、自治体の実情に応じて独自に設定した施設というのは、先ほど何か四つか五つおっしゃいましたけれども、そういう施設というのは具体的には西脇市には現在はあるんですか、ないんですか。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   東京とか神奈川で言います児童福祉施設ですけれども、例えばですが助産施設であったり、乳児院であったり、母子生活支援施設であったり、児童厚生施設などが該当するようです。 ○坂部委員長   何ぼかあるということですね。 ○村井正委員   ですから、西脇市にはそういうおっしゃってるような施設があるのであれば、具体的にどこがそうですよというのを教えてください。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   済みません。そこまで詳しくまだ調べられておりません。 ○坂部委員長   あるかないかわからない。今いろいろな対象を見とっけんど、西脇市にそれが対象となる今おっしゃったことの施設が、西脇市に該当するのがあるかないかまた調べとってないということ。そうなん。まあ何となくあるかなという感じがするけんど。  いいですか、調べとってないから。  それもまた、この後、どうするかはまたあるけど、それはそれで。  ほかいいですか。                〔「なし」の声あり〕  じゃあ、次に行きますね。二つ目。                〔「はい」の声あり〕  条例改正等も含めて、要は標識を用途変更含めた中で、要は標識の設置をして、ちゃんと皆さんに見せるようにという形で、それについては回答の中にありますように、指導要綱が適用される全ての建築物で、事前にそれは標識を設置してこれはこう変わりますよというような感じでしょうね。それで住民説明会の開催。でも、これは見直しを検討する。これについてはどうでしょうか。今の進捗状況です。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   次の3番の質問にもなってしまうんですけれど。 ○坂部委員長   そうですね。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   現在県内各市町の状況調査をしている段階ですが、西脇市太陽光発電設備設置に関するガイドラインと同様に、標識の設置、周辺住民への説明、協議を行うことを開発指導要綱を含める見直しを新年度早期に行う予定にしております。 ○坂部委員長   これについてはどうですか。いいですか。                〔「なし」の声あり〕  じゃあ次に行きますね。  一番最後、4番目ですね。要は市長が今なんですけれど、回答のほうで条例や開発指導要綱の整備について年内をめどに検討するというのが今のことかちょっとわからないんですけれど、それともう一つが、要は都市マスの中にそれを反映するという形ですね、いうのが2点回答されとんです。  これについてはどうですか。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   済みません。3番のほうも回答させていただいてよろしいですか。 ○坂部委員長   ごめんなさい、抜けてました、ごめんなさい。太陽光はさっきのところですね。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   はい。 ○坂部委員長   1,000平米、県は5,000、その中で多可町やそこら辺は1,000という形がありますけれど、これもそうですね、条例整備について検討する。  済みません、これを。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   3番目です。平成30年12月18日に西脇市太陽光発電設備設置に関するガイドラインを策定しました。10キロワット以上、約100平米なんですけれども、それを対象としており、ほぼ全てのものが対象になると考えております。  説明会の実施やお知らせ看板の設置を求めております。このガイドラインでしばらく運用しまして、年内をめどに条例化を予定しております。  引き続きまして、都市マスへの反映ですけれども、都市計画マスタープランは都市づくりの将来ビジョンを確立し、都市計画の指針として地区別の将来にあるべき姿を明示するものですので、具体的にパチンコ店に関する直接的な規制ができるものではありませんが、二つの方向からのアプローチを考える都市計画マスタープランへ記載を行っております。  その方向とは、規制と出店意欲をそぐというものです。規制は都市マスの性質上限界があるため二つ目を設定することとしました。  一つ目の規制をするということで、第5章の5、市街地住環境整備の方針に、既存の住環境と調和のとれない建築の抑制という文言と、生活環境と商業環境の共存のところに、商業と住居が適正なバランスのもとに共存するまちづくりを目指しますと記載しました。  二つ目の出店意欲をそぐということで、第5章の3、水と緑と景観の方針の中の良好な都市景観の形成のところに、「地域住民の合意形成に基づき、住環境を守り、美しい景観を形成するための新たな基準を設けることを検討します。」と記載しております。都市計画マスタープランではここまでの対応となりますが、今後はこの文言をもとに次のステップへ進み、具体的な規制、ルールづくりを検討していきたいと考えております。 ○坂部委員長   今おっしゃったんですけれど、具体的に都市マスのどこや、皆さん、私は申しわけないけんど都市計画マスタープランの素案を持ってきとってというのを忘れとったんですけれど、文言はどういうだけなんですけれど。
     どうですか。それらしき規制と出店意欲をそぐという形を今、課長おっしゃったんです。どれやいうたってなかなか持っとってないから見にくいと思う。いいですか。                〔「はい」の声あり〕  じゃあ、次に行きますわ。  それじゃ、9月定例会分、これ、東野議員と近藤議員があるんですけれど、まあ一つ目、7月豪雨の問題が出てきて、その中でこれは黒田庄の田高や前坂だけではなくて、今後地域と一緒になって浸水原因を調査・研究。要はどういう対策を市全体で講ずるんやいう計画、管理方法を検討したいということなんです。  これについてはどうでしょうか。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   まず、黒田庄町田高と前坂におきましては、黒田庄町田高では9月28日に水の学習会を開催しておりまして、前坂におきましては1月28日に水の学習会を開催し、地域の方と一緒にその原因が何であったかを再認識したというところでございます。  それでこの事業におきましては、黒田庄におきましては現在下水道事業のほうで工事の必要があれば下水道の事業でしていく必要がありますので、下水道法の手続を進めていくというようなことで、来年県と協議し、平成31年度から事業の実施に向けて考えております。 ○坂部委員長   今わからなかったけれど、市全体の計画見直しというのも含めたそういうことで。今何か黒田庄だけのことを言いよったったんかなという感じがするんだけんど。市全体で今言う黒田庄もそうなんだけんど、そういう形を考えていくのかどうかというところですね。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   西脇市市街地につきましては、現在おおむね整備をしておりまして、杉原川の河川改修に伴って水位低下が見込まれるということで、三和町なんかでしたら水位が低下するだろうと。  それと、今現在郷瀬町の北側では、幹線排水路を整備しまして、上流側で杉原川へ抜くというような対策をとっております。  黒田庄については、下水道事業による雨水対策の事業認可区域がとれておりませんので、補助事業で対応していくために、そういった事業計画で雨水を考えていくというふうに考えております。 ○坂部委員長   どうですか、皆さん。 ○村井正委員   この浸水原因が非常に複雑になっているということなんですが、これはどうですか、水の流れとか地下水の流れとかそういうことがはっきりわからへんという、そういう意味なんですか。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   現在西脇も全部含めてなんですけれども、用水路と排水路が一緒になっているということで、まず1点は、用水に水がゼロの状態で雨が降る場合はその水路は断面を伸ばせるんだけれども、用水が流れた上に雨が降ったりとかすればその水はあふれてしまうといったところで、地元のほうでもそういった用水管理、水防の事前の対策というのが非常に大事になってくるということで、そういう認識をしていただくということと、エリアについては、水については低いほう、低いほうへ流れていますので、上流から下流へ流れていると。上で一旦はけれないといけないところが下流まで流れていると、どこから水が入ってきているのかとかいうのが非常にわかりにくい点が広い範囲ではあるということでございます。 ○坂部委員長   どうですか。 ○村井公副委員長   田高、前坂の浸水対策については私も一般質問して、平成30年度ではその原因の調査をするということでお聞きしとるわけです。  それとあわせまして、応急的な部分が要るんかどうかいうことで、平成31年度予算の中に田高、前坂に関するそういった工事費用が予算化されておるんかどうか、お聞きしたいんですが。 ○坂部委員長   予算関係になってくるんですけれど。 ○村井正委員   入っとるか入ってへんかだけで。 ○坂部委員長   そうですね。入ってるか入ってないかだけ。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   平成31年度につきましては、田高と前坂の簡易な浸水の軽減対策として計上させていただいております。 ○坂部委員長   いいですか。 ○村井公副委員長   はい。 ○村井正委員   この原因究明がなかなか難しいと。その一方では、対策や管理方法を検討したいということなんですが、これは最終的にはきっちり原因がわからんと、対策というのは今の段階ではとられへんのですか。それともある程度わかればとれるのか、その点はいかがですか。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   原因がわかれば少ないコストで対策が講じられる。原因がわからなければ、幾らお金をかけてもそれだけの効果が出ないという考え方をしておりますので、やっぱり原因を突きとめてその箇所での最小のコストでの対応をしていきたいというふうに考えております。 ○村井正委員   ということは、ここで検討したいというのは原因がわかってから検討するという、そういうことですよね。  そしたら、いつになるかというのは今のところわからないという、そういうことでよろしんでしょうか。 ○内橋工務課長兼新庁舎建設室道路整備担当主幹   はい、そのとおりでございます。 ○坂部委員長   いいですか。 ○村井正委員   はい。 ○坂部委員長   なかなかこういうのは答え。  もう次、近藤委員のほうからの分で、空き家対策等を民間も含めた中での外部委託も含めてどのような方法ができるのかというのを検討するいうて答えられとるんですね。  それについての進捗状況を。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   西脇市の空き家対策は、利活用できない空き家の解体と良好な空き家の利活用の推進を行っております。  さらに重要なこととして、団塊世代の高齢化により空き家率の倍増が予想される2033年に向けて、空き家等の発生を未然に防ぐための取り組みとして高齢者世帯の空き家に対する意識調査と啓発活動を順次行っており、住宅等の管理、処分の方法等を決め、万一に備える支援ができるように相談窓口の周知に努めております。  これまでは建築住宅課が空き家等総合相談窓口や空き家等対策計画の策定を行い、空き家の利活用に対しては次世代創生課が空き家バンクの取り組みを、衛生、生活環境の改善に向けては環境課が取り組んできました。  今後は、庁内の役割分担をさらに明確にし、空き家等の発生を未然に防ぐため高齢者世帯に向けては福祉部局との連携、周辺への影響を及ぼす老朽危険空き家に対しては、防災安全課、施設管理課との連携を図るなど全庁的な空き家対策への取り組みを実施していきます。  さらに空き家等の発生を未然に防ぐための取り組みとして、自治会、地域住民との連携を構築することにより、独居老人等が住む住宅等の情報を早期に得て、居住者が不在になる前に迅速に対応ができるような体制づくりと存命中から相談ができる体制づくりを市と地元自治会との連携に加えて、地元建設関連業者との連携も模索していきます。  西脇市空家等対策協議会には、委員として司法書士会、建築士事務所協会から参加しておられますし、公募員として不動産業者の委員もおられますので、このような民間の方との連携を図れないか検討していきたいと考えております。 ○近藤委員   質問のときに入れたんですけど、神戸ですとか明石ですとかは既にワンストップのセクションを持ってる、対応してる。  ついこの間は、加西市も新聞に発表されたんですけれど、そういう住民対応に対するワンストップの窓口を設けたというようなことも記事も出ておりましたので、西脇はどちらかというと県内ではいち早く空き家対策に取り組んだ市でもありますので、ぜひとも先進的な取り組みを進めていただきたいということで提案申し上げたんですが、今の御答弁のとおりで、お答えのとおりで、今、庁内で九つの課がこの空き家対策にかかわっていると思うんですね。その九つの課の要するに横の連携っていうのは非常にうまくいってるのかどうかというのが一つと、先ほど地域自治会ですとかそういったところとのいろんな調整っていうのは、どこの課が窓口となってやられる予定なんでしょうか。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   平成28年10月に西脇市空家等対策計画を策定しました。そのときに九つの課が連携するということを明記させていただいてます。今後もさらに連携を深めていきたいと考えております。  それと、地元自治会との連携ですけれども、まず総合相談窓口になるのが建築住宅課になりますので、まずはこちらのほうで取り組むことになるかと考えております。 ○近藤委員   現状の建築住宅課の人数で、先般西脇8地区のうち4地区の65歳以上の今後の空き家予備軍の調査をされて、2,200近くが予備軍としてあると。  ただ、たしか今年度の予算でも残りの調査されるやに聞いておりますんで、そうしますと空き家予備軍というのは相当数になるという形になりますんで、今の建築住宅課の体制で十分対応できるのかどうか、この辺人的な投資をするのか、システム的な投資をするのか、その辺のところは今後検討の余地があるかと思うんですが、考えはいかがでしょうか。 ○吉田建築住宅課長都市計画課主幹兼新庁舎建設室都市計画担当主幹   来年度残っている地区4地区の空き家の予備軍の調査をさせていただきます。そうすれば、今4地区調べている中で、西脇区、黒田庄地区、比延地区、芳田地区4地区で2,200戸ほどあります。残り4地区を調べましたら、恐らくそれと同様の数が出るかと思われます。  となったら、4,000というふうな数字になるかもしれません。実際今、815という数が明らかになっておりますが、かなりふえる可能性も出てきますので、その辺につきましては今後それに向けての取り組みですけれども、今、建築住宅課で空き家のほうに取り組んでおりますのが担当が一人で取り組んでおります。それも市営住宅とかけ持ちという形になりますので、今後につきましては、体制等も含めて検討はしたいと思っております。  一概にうちのほうで人をふやしますということも言えませんので、その辺は順次取り組んでいきたいと思っております。 ○坂部委員長   今、一人なんですね。要は近藤委員は一人で4,000もずっと出てくるので対応できるのんという形なんです。これはまあ総務部長がいらっしゃるから、今回答はできないだろうけんど。大変だということですね。 ○近藤委員   大丈夫ですか。 ○坂部委員長   大丈夫かって言うてますけど。 ○近藤委員   部長、どうですか。 ○坂部委員長   対応できるのかって言うてます。 ○田中建設水道部長都市計画課長   今はこれはアウトソーシングして調査会社に対していろいろな業務を行い、資料を取りまとめているのが現状でございます。現状の中で課題を出して、今現に一つとしてはある北本町の集合住宅のところなんですけれども、そういったものを具体的にしていくとなると、これ、人が必要になってくるんですけれども、今その課題を取りまとめている、どういう方向でしていけば一番いいのかというのを、今やっているところですので、今の人材で来年度はできると考えております。以上でございます。 ○坂部委員長   実際、大変になってたらまた庁内で。  いいですか。                〔「はい」の声あり〕  じゃあ6月と9月の一般質問の件はこれで終わりたいと思います。  もう一つ行きましょうかね、理事者報告。                〔「はい」の声あり〕  それじゃ、理事者報告に行きたいと思います。  まず、一つ目の全国へそのまち協議会の新規加盟についてをしたいと思います。 ○筒井都市経営部長   総務産業常任委員会の場をおかりしまして都市経営部から2点の報告をさせていただきます。  今、委員長おっしゃいましたように、全国へそのまち協議会へ山梨県中央市が新規加盟をしたことについてと、もう一点、あとは平成29年から2年間取り組んでまいりましたこのたび策定をしました西脇市地域公共交通網形成計画についての2点を報告させていただきます。詳細については担当課、担当主幹から報告させます。 ○早崎総合企画課長兼新庁舎建設室総合調整担当主幹   それでは、全国へそのまち協議会への新規加盟につきまして御報告申し上げます。
     お手元に資料を配付させていただいているかと思います。ごらんになっていただきたいと思います。  へそ、中心、真ん中など、個性的な地域資源を持つ市町村により構成をする全国へそのまち協議会につきましては、これまで西脇市も含めまして9市町村が加盟しておりましたが、今年度新たに山梨県の中央市が加盟をいたしました。  中央市は、山梨県の中央部に位置する人口約3万人のまちでございます。このたび群馬県の渋川市を通じまして加盟についての申し入れがありまして、ことしの2月の総会をもちまして正式加盟となったものでございます。以上でございます。 ○坂部委員長   皆さんございませんか。ふえたということなんですけれど。 ○村井正委員   直接この山梨県中央市とは関係ないんですけれど、全国にこういうへそのまち的な中央的な市っていうのを名乗っている、そういうのは全国的には幾らくらいあるんですか。 ○早崎総合企画課長兼新庁舎建設室総合調整担当主幹   申しわけございませんが、詳しくそこまでは調べておりません。ただ、2月の総会時に吉備中央町の町長さんのほうから四国にも一つ愛媛のほうに四国中央市っていうのがあるので、ぜひともそこにお声掛けしてはどうかっていうような提案がございましたので。  あと、平成の合併後、幾つかそういう自治体があるかっていうようなことは思っております。ただ、申しわけございませんが詳しくそこまでは調べていないのが現状です。 ○近藤委員   28だと思います。 ○坂部委員長   一番最初ですね、へそのまち協議会を立ち上げるときに結構ありましたですね、ここら辺で。今、加入するかどうか別問題。  この件についてほかございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので、じゃあへそのまち協議会の新規加盟はこれで終わります。  どうしようかな、行きましょうか。行って、途中で終わっていいですね。  それじゃ、11時から陳情が入っとんですけれど、一応行きます。  じゃあ次に。 ○山口事務局長   一応、来られとる。 ○坂部委員長   来とんのか。もう来とってんですか。 ○山口事務局長   来られてますので。 ○坂部委員長   じゃあ先、それしましょうか。  じゃあ、暫時休憩させていただいて、55分から陳情に入りたいと思います。暫時10分間ちょっと休憩します。                 休憩 午前10時45分            ───────────────────                 再開 午前10時54分 ○坂部委員長   それでは、休憩前に引き続きまして委員会を再開いたしたいと思います。  それでは次に、陳情審査に入ります。  陳情第2号学生のバス乗車代、バス通学定期代に対する要望についてを審査したいと思います。  陳情審査に当たりまして、2名の方がお見えになられています。  それから、傍聴が1名お越しになっています。  流れなんですけれど、まず陳情者の住所、氏名をお願いしまして、その後、10分以内で説明いただいて、その後、委員のほうから質疑、質問をしますので、そういう流れで行きたいので、よろしくお願いしたいと思います。  それじゃ、まず、住所、氏名をお願いいたします。 ○陳情者   失礼いたします。兵庫県西脇市黒田庄町石原1467の108から来ました力夫と申します。よろしくお願いいたします。 ○岸本陳情者   済みません。失礼します。西脇市鹿野町970の3、岸本年裕です。きょうはよろしくお願いします。 ○坂部委員長   それじゃ10分以内で説明をお願いいたします。 ○陳情者   失礼いたします。平素は西脇多可の高等学校の教育活動に別格の御配慮を賜り厚く御礼申し上げます。  さて、このたびは学生のバス乗車代、バス通学定期代につきまして御要望を申し上げます。  現在、多可町・西脇市間をバス利用した場合、多可町からは1回300円で乗れるコミユニティバス運行事業が行われており、1カ月通学定期代も1万2,000円となっています。しかし、西脇市在住の多可高等学校の生徒につきましては、西脇市駅から多可高校までは往復で1,260円かかり、1カ月通学定期代も2万2,680円となり、保護者の負担は大きくなっております。  そのため、自転車通学を選ばざるを得ない生徒もおり、帰宅が遅くなると不審者出没等の心配があるため、部活動をしたくてもできず早くに帰宅します。自転車通学でも西脇市と多可町の間の道路では、交通量も多く、大型車も頻繁に往来し、生徒の安全・安心が非常に心配されている状況です。  生徒が安全・安心に通学でき、元気で明るい学校生活を過ごせるためにも乗車の助成につきまして格段の御配慮を賜りたく、切にお願いする次第です。  どうか西脇市から多可町へのバス乗車代、バス通学定期代にきまして御高配をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○坂部委員長   岸本さんのほうはあるんですか。もう以上ですか。 ○岸本陳情者   はい。 ○坂部委員長   それじゃ質疑を行いたいと思うんですけれど、挙手の上、回答されるときはお願いしたいと思います。  それから、資料は陳情者は持っとってんですか。 ○陳情者   持ってない。 ○坂部委員長   持っとってないのか。じゃあしゃあない。資料説明を先にしようかな。  陳情者の方は持っとってないんですけれど、まず、資料説明を先にしときますね。それによって参考になりますから。  のぎくバスのルートのやつ、これ、持っとってですか。あるんですか。  これのルートを書いてますので、行きはグリーン、だけど帰りは同じ道を通るんじゃなくって、安田のほうを通って帰りますよということね。  それから、次めくっていただいて、それがずっと続きます。  それから、17ページのほうがよくわかるかな。西脇市から多可高校へ通うとすれば、この7時40分発、それまでの6時25分があるんですけれど、ありますよ。多可高校口まで8時12分に着きますよ。  その前の16ページ、じゃあそれによって帰ってくんのは、ここにオレンジ色のやつ4ルートあるんですけれど、多可高校前が15時42分、16時33分、4便ありますけれど、で、ずっと書いてある。ただし、これ、安田経由で帰ってきますのでという形の分があります。まずそれが一つ。                 〔発言する者あり〕  わかりますか。  それから、もう一枚が主要な施策の実績という紙ありますか、わかりますか。黄色のアンダーラインペンで2,745万2,000円というて書いてます。これが多可町さんがグリーンバスさんへ支援してる。ただし、これ、300円はいただいていますので、その差額は引いています。  裏側、通学定期の分は361万6,000円と、それから、右側が差額の分が900万円ほどあったりするんですけれど、一番下に書いてますように定期分は1,277万6,560円は出しているんだけれど、今言いました2,700万円ほど出しているのは、じゃあ実は定期を使っていない子供たち。定期というたら1カ月何ぼなので、週に1回か2回しか使わない人は個別ではろてだけですから、わかります。その分が結構多いんですね。それから一般の方もあるという形があります。2,700万円ほど多可町はグリーンバスにフォローしてますよという形。  それからもう一つ、進学者の流動調査というのを見ていただきたい。これは平成27から平成29年度ですので、3年間。要は高校1、2、3年生がいてるよという部分で見てください。ちなみに西脇中学4中学校から西脇高校やったら合計で336人、工業高校やったら326人いますよという形の分が1ページ目。  2ページ目は、それで全体に足したら西脇市やったら今言いました1ページ目の西脇高校、工業高校、北高校の分を足したら726名になりますので、2ページ目はそれの市町ごとに入れたんがその表。  3ページ目は、その人数を中学校ごとのパーセンテージ、例えば西脇中学やったら一番下ブルーですので、西脇高校へ西脇中学校から行ってるのは人数は118名やけど、全体から見れば27.5%が西脇中学校から西脇高校に行ってるよと、パーセンテージの分ね。  それから、その次は細かい各中学校から卒業生がどこの高校等へ行ってるかというのがあります。  それから一番最後、それを人数に掛けて片道料金、それから1カ月の定期。実は例えば多可町やったら多可高校ですね。その次に、加東市やったら社高校、それから小野市は小野高校まで。加西市は北条高校、それから播磨農校もあるんですけれど一応北条町までのいう電車にしました。三木も三木東とかいろんなんあるんです、三木高校あるんですが、一応三木東の志染までの計算をしました。それから、一応加古川までの分。それから丹波市、篠山もこれもあるんです、一応柏原の分。それから一つ飛んで、それ以外は省きました。京都府私立と書いて、私立と書いて、これも福知山成美とかあるんですけれど、一応福知山までという形で計算すれば、1カ月定期掛けたらAの726人の定期を掛けたら317万5,000円、多可町まで行くんやったら、いう形の分を合計すれば647万2,800円、細かいところはもっとありますけれど。  それから、これは4中学だけですので、例えば附属中学に行っている子も西脇市の子はおるんで、20人ぐらいいます。それは出ませんいう形の分です。  申しわけないんですけれど、この資料、例えば3枚目の個別のどこの高校行っているかいうのはありますので、これはその個人特定という形が可能性ありますので、これは手元資料という形で公表しないで抑えてください、というまず資料というのが、それも参考にしていただければと思います。  それじゃ、質疑等を受けたいと思いますので、ございませんでしょうか。聞いていただくことないですか。 ○村井正委員   それはあるでしょう。 ○坂部委員長   どうぞ、誰か。 ○村井正委員   この3月も卒業式があったんですよね。 ○陳情者   はい。 ○村井正委員   それで、卒業された方、3年生、2年生、1年生の人数ですよね。  それと、西脇市から行かれている方のここにざっとあるんですけれども、私が調べたのと若干違うんで、今のもしわかってらっしゃるんでしたらその数字を教えてほしいですけど。 ○坂部委員長   岸本さん、わかりますか。 ○岸本陳情者   いいですか。 ○坂部委員長   はい。 ○岸本陳情者 
     この2月に卒業した子も含めてなんですけれど、今現在、多可高は281名、そのうち。 ○村井正委員   1年生、2年生、3年生。 ○坂部委員長   学年別はわかりますか。 ○岸本陳情者   学年別で言いますと、1年生が83名、2年生が112名、3年生が86名で281名が全校生徒の数になります。  この中で中学校別で言いますと、1年生がこれ合計がまだ出てないんですけれど、西脇中学校の1年生が男子が7名、女子5名、東中は女子が2名、南中は男子4名、女子7名、黒田庄が男女とも5名ずつで通っております。  2年生の場合は、西脇中学校が男子4名、女子11名、東中学校は男子が4名、女子9名、南中が男子3名、女子5名、黒田庄中学校が男子1名、女子5名。  3年生は、西脇中学校が男子3名、女子が8名、東中学校が男子2名、女子3名、南中学校が男子7名、女子2名、黒田庄中学校が男子5名、女子4名で、現状なっております。 ○坂部委員長   いいですか。 ○村井正委員   はい。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   それとね、この2年生が112名、今まで私もずっと昔のやつを見てみたんですけれど、卒業生が大体120とか105、120とあるんですが、ことしが卒業生が86人ということで、今までは大体百十何ぼやったんですけれど、この数字を見ましたらこれ、2年生が112人と言いよってでしたね。 ○岸本陳情者   そうですね。 ○村井正委員   そしたら、この3年生とか1年生が少ないというのは、これはどういうことなんですか。 ○岸本陳情者   1年生に至っては今回定員割れをしております。  それで、3年生の場合は当初100名近くはおったんですけれど、途中でやめた子もおり、残ったんが86名っていうことになっております。  まずこういう状況で、今回も一クラス減に現状はなったんですけれど、どうしてもやっぱり多可高まで通いにくいというのが現状であって、今回も入試のほうでは10人ほど定員割れをしております。  こういうこともあって、今回こういう陳情に上がらせていただいた、要望に上がらせていただいたというのが現状でございます。 ○坂部委員長   ほかの皆さん。どうぞ。 ○村井正委員   これで見てましたら、例えば3年生やったら86人のうち35人いうたら半数近くが西脇から行かれているという形になるんですが、ほぼ大体半数ぐらいが西脇から行かれているというふうに、私ほかのやつを見よったらそういうふうに思ったんですが、あとは大体多可町の方があと半数近くいらっしゃるんですか。大体そういう配分ぐらいにはなってますか。 ○岸本陳情者   はい、そのとおりです。多可の場合3校、西脇の場合4校ということで、大体半分ずつぐらいになっております。 ○坂部委員長   多可と西脇以外もいらっしゃることはいらっしゃるんですか。 ○岸本陳情者   その他で加西とか社のほうから13名、合計で来られております。 ○坂部委員長   ほかの皆さん。どうですか。要は多可町からは300円で、多可町は大体西脇のほうへ来られるのがあれなんで、それは学生だけじゃなくて一般の方も乗ったら300円で来れる。今言うたら人数は少ないけんど35足す7、8、77、110人ほどが多可高へ西脇から通っとるわけですね。それの逆の援助をしてほしいという要望ですので。 ○寺北委員   一つ教えてほしいんですけれども、今、多可高校へ西脇市内のこの議会から出てる資料では124名、卒業生も含めてのうち、どういう手段で通学されているかいうの、おおよそわかりますか。 ○岸本陳情者   現状西脇から多可高へ通うのが自転車が大半を占めております。そのうちバス、親の送迎と、この三つになっております。  今、全体ですけれど自転車で通っているのは181名、バスでは57名、その他が37名おります。このその他の中では雨が降ったりしたときには37名は大体送迎に入ってくると思います。 ○寺北委員   今の数字はこれは重なってますね。生徒の自転車181、バス57、送迎37いうことで言えば、重なっていると。私たちがもらってる資料は生徒数は124だということから言えば、重なってると見ていいんですね。 ○岸本陳情者   いえ、生徒数は281名です。 ○寺北委員   西脇市内の子供。 ○岸本陳情者   今言うたんは全体的な数字を言わせていただきましたんで、この中で西脇市内っていうのが何人というのはうちのほうもまだ統計を取っていないというのが現状でございます。 ○坂部委員長   バスもわからないんですか、西脇市内の子でバスだけ使っているというのは大体人数は。西脇の4中学校からバスを使って多可高へ行っているという。 ○岸本陳情者   大体これ、バスっていうのは57名って言いましたが、これの大半が大体西脇、八千代の子と、あと加美の子がおりますけれど、大体が西脇市の子が多いと思います。人数的には把握してないんで申しわけないんですけれど。 ○坂部委員長   ほかございませんか。  近藤委員、あったんじゃないですか。 ○近藤委員   後で説明を受ける資料なんですけれど、一応西脇市の調査では市内の高校生の通学手段としてやっぱり西脇市民が市外の2校、これ市外というのは多可高校と社高校だと思うんですが、バスを利用している人が43%、自転車が45%、うちのぎくバスが3%になっているんですよね。いう数字が一応これには出ているんですが、ですからこれは、逆にバス運賃が高いんで自転車に変わっているという意味合いでしょうね、多分ね、そういう推定ができるかと思うんですが。 ○坂部委員長   何のこと。 ○寺北委員   そっちの数字と合わへんで。 ○坂部委員長   それは。 ○寺北委員   最初の。 ○坂部委員長   公共交通のやつですか、それは。 ○近藤委員   公共交通の。 ○坂部委員長   ちょっと違うかもわからないですね、それは。 ○寺北委員   バス。人数あったんちゃう。3%いうのが。 ○坂部委員長   でも西脇から、今、岸本さん正確な数字じゃないけんど、57名のうち約半数が西脇から多可高校へ行っているというのは今おっしゃってるわけですから。 ○寺北委員   3%いうのは。 ○坂部委員長   その3%いうのは何かちょっとわからないけれど。 ○寺北委員   3%の関係がわからない。 ○近藤委員   そうですね。 ○山口事務局長   言われたのは大半が西脇市からって言われた。半数じゃなしに、今半数言われましたけれど、大半が。 ○坂部委員長   大半が、ごめんなさい。大半がか。大半いうたらまあ。57のうち、ごめんなさい、私半分って言うたけんど、57人のうち大半が西脇からバスで行っていると。まだ正確な数字じゃないけれどって、今、岸本さんはおっしゃったんですね。それは3%とかどうかちょっとわからへん。 ○寺北委員   せやろ。 ○坂部委員長   わからない。 ○寺北委員   変な言い方やけど私は加美区の子供たちはのぎくかな思って。それから八千代区の子供たちはのぎくかないう感じというふうに、私は思っとるんです。  そういう面で言えば、かなりの人数が多可町内の子供でものぎくで多可高校へ通ってるんじゃないかいうのを私は思ってますね。単純にね。 ○坂部委員長   でしょうね。
    ○寺北委員   だから57の大半が西脇とはちょっとそこら辺がどうかないう感じはしとるんです。 ○坂部委員長   というのは、のぎくを使って山寄上からずっと来る人とかもバスとかいっぱい行ってるかなっという感じがするので、ちょっと正確な数字は。  ほかございませんか。 ○村井正委員   これは何か正式な数というのはわからないとは思うんですが、例えばPTAの親御さんから見られて今までの卒業生で多可高を卒業した子で大体それぞれの地域に、例えば西脇やったら西脇にいらっしゃる方がどのぐらいというか、ある程度のそういうのは想定できますか。西脇から多可高を卒業して西脇市を出てしもたと。例えば加古川に行かれたんやったらやっぱりまちのほうやからそのまま加古川のほうに住まれるとか、仕事の関係で。そういう意味合いで、多可の在校生が卒業後、西脇または多可町を出られた、また出られてないというか、ある程度そういうのはつかんでいらっしゃいますか。 ○岸本陳情者   今年度は86名が卒業しましたが、そのうち半数が西脇、多可のほうで就職しております。あとは専門学校、大学等に行っておりますが、大学のほうでも多可高を卒業の子は、結構地元のほうに帰ってきておりますので、%で出せと言われたらそれも調べてないから出ないんですけれど、現状ことし卒業した子は、半分が西脇、多可で就職しております。 ○村井正委員   それは大体例年そういうような傾向にあるんですか。 ○岸本陳情者   そうですね。大体例年そんな感じで多可高の場合は行っております。 ○坂部委員長   3年生やったら34人が西脇の子ですよね。それも含めて大半が西脇で就職してると。  ほか。 ○近藤委員   もう一つお聞きしたいんですが、西脇4校、西中、南中、それから東中、黒田庄とありますけれど、陳情は西脇市駅から多可高校までということなんですが、黒田庄地区ですとか東中の方っていうのは、そのバスを利用されているんでしょうか。 ○岸本陳情者   とりあえず西脇東中学校と黒田庄のほうなんですけれど、最寄りの駅まで、市駅とかまでは送迎で行っております。 ○坂部委員長   例えば黒田庄、比延地区の子供たちであれば、市原ぐらいまで出てそこからのぎくバスで行っとるということですか。 ○岸本陳情者   比延地区の子は大体畑瀬の峠を越えてきたTENICHIの西田町のところで、大体あそこで乗っております。 ○村井正委員   どこ、西田。 ○坂部委員長   西田。 ○寺北委員   パチンコ屋の。 ○坂部委員長   パチンコ屋。西田バス停で。黒田庄の例えば二十何人おんのか、いう方はバスで来てる子もいるんですか。 ○陳情者   黒田庄地区のバスの利用はないと考えられます。 ○坂部委員長   南中の子は何人だ、28人か。市駅とかを含めて南中だって幅広いからもうちょっと奥のところもあるけんど。西脇中学校もそれも西脇中学って津万の子とかもいらっしゃるけどね。それでも大半の方がということなんで。その補助をしてほしいといってるわけやから、皆さんもうちょっと。 ○岸本陳情者   いいですか。 ○坂部委員長   岸本さん、どうぞ。 ○岸本陳情者   済みません。きょうは本当にこの貴重な時間をいただいて申しわけないです。  鍛冶屋線が廃線になって大体ことしで30年ぐらいになると思うんですけれど、それにかわる通学手段というのがこの路線バスと自転車、送迎となっております。その中で、今回どうしても今から受験される子供、小学校、中学校の子が減っていく中で、やっぱりこの西脇、多可の中で皆さんが受験していただけるようにしていってほしいというのもありますし、できれば南部のほうから多可高、西脇高校とかやっぱり受験してほしいっていうのもあって、今回このバス負担っていうのを軽減できたらいいかなというふうな思いもありまして、今回要望を出させていただきました。  その中で、やっぱり高校、西脇、多可の高校4校も今から切磋琢磨してもっともっと受験していただけるような学校づくりっていうのはしていくのはもう十分わかっております。その辺もPTAのほうとして学校側にも要望を出していきたいと思いますので、今回いろいろと大きな意味で、現状負担があるっていうのはもうそれは大体一番の大きな原因でありますけれど、今後やっぱり生徒数が減る中で存続っていう危機感もPTAとしては持っておりますので、一つの交通手段として路線バス、コミュニティバスの援助のほうをお願いしたいと思います。済みません。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   今おっしゃったんは、学校存続をいうことをおっしゃってるんですね。 ○岸本陳情者   そうですね。 ○村井正委員   そういう意味ですね。 ○岸本陳情者   はい。 ○村井正委員   わかりました。例えば学校を存続していくということになりましたら、多可町の行政が非常にやっぱり力を出していかないかんと思うんですが、例えば多可高校へ来てもらうために現在そういう子供に、今おっしゃってるのは西脇市の子供ということに対してのバス負担だと思うんですが、例えば多可町が多可高へ来る子をふやしていくそういう方向である程度の負担をしますよとか、何かそういうことをしてほしいとかそういうような多可町への要望っていうことについては、これについてはされたんかされてないのか、そこら辺はいかがですか。 ○岸本陳情者   現状的にはこの2,700万円という補助を出していただいておりますので、この通学の面に関しては何も要望を出しておりません。  それと、多可町のほうに今取り組んでいただいているのは、多可町商工会のほうで一年に一回、地元就職説明会とかそういうことをいろいろとやっていただいているのは現状でございます。 ○高瀬委員   今もしこれが陳情が実現したら、多可高の受験者がふえて、人気アップにつながるというところの、あるほうがないよりつながると思うんですけれど、その辺のもうちょっと根拠みたいなのが本当は欲しかったと思うんです。だから、例えば今西脇から多可町のバスで通ってる人が何人ぐらいいて、ただ、金銭的なことがあって本当はバスがあったらバスで行きたいんやけどやむなく金銭的なことを考えると自転車にしてるとか、その辺の数字があんまりないやないですか。あると、確かにこれが実現したら多可高も通いやすくなって、受験者アップにもつながるのかなとか、何かそんなような根拠になるんやけど、今それがないもんやから感覚論でしか言えないというのが、ある意味残念なところがあると思ってます。 ○坂部委員長   ちなみに。 ○岸本陳情者   数字的に出てないというのは大変申しわけないんですけれど、私も昨年まで東中学校のPTAのほうもさせていただいておりました。その中で親御さんの中で多可高っていうのをやっぱり交通便、女の子なんかは特になんですけれど、交通便で送迎をせんとしゃあないな、それやったらちょっと無理やなという声が結構ありましたんで、今、高瀬委員が言われたすぐに受験生がふえるかどうかっていうのはそれはちょっと疑問的なところもありますけれど、実際そういう声もただあるのはあるんで、そういった中でこの要望っていうのを実現できたらなというふうに思っております。 ○浅田委員   確かに子を持つ親としては安心・安全で通学をしてほしいっていうのはよくわかりますし、できれば自転車通学よりはバスで決まった時間に行ける、帰れるというのが父兄としては安心な通学の手段やとは思います。  一つお尋ねしたいのは、300円でのぎくバスは多可町から西脇へ来れる。西脇からまた多可へ行くときも300円で行けるというのは、学生もですけれども一般の人もそれは利用して乗れる料金なんでしょうか。 ○坂部委員長   そうです。 ○岸本陳情者   はい、そのとおりです。多可町の人でしたらその金額で行けるということです。 ○坂部委員長   ただしこの書いてますように、カードをもらわなあかん。 ○浅田委員   そうですね。 ○坂部委員長   書いてます、それは一緒です。 ○浅田委員   何かそのパスみたいなものを持っていれば、市民でも学生でもその300円で利用できると。 ○坂部委員長   市民と言うか町民ね。 ○浅田委員   ものなんですね。 ○坂部委員長   はい。 ○浅田委員   町。 ○坂部委員長   多可町の町名があれば。 ○岸本陳情者   申請していただいたらもらえます。 ○浅田委員   少し具体的なことをお尋ねするんですけれども、この要望には御高配をお願いしたいという、西脇からやったら1,260円、多可町民だったら300円で乗れるものを、具体的な金額というところまでは出てないんですけれども、予算ももう今年度は当初予算は決定しておりますし、今の時点でそれじゃ決定をしようと。予算も出てるところなんですけれども、今からこの話を具体としてしていくには、時期的に困難なことがあるかとは思うんですけれども、具体的なことといえばもう少しどのようなことを御希望なさっているのかっていうのはございますでしょうか。 ○林議長   言ってる意味がわからへん。 ○浅田委員   金額。 ○坂部委員長   ちょっと、要は予算から。
    ○浅田委員   いつからとか。 ○岸本陳情者   はい、いつから。 ○浅田委員   とか予算とか。 ○坂部委員長   そういうことね。 ○岸本陳情者   具体的というよりはうちとしてもこれが市のほうに初めて要望っていうのを多可高から出させていただきました。これはうちPTAとしても第一歩ということで考えております。私たちも一年一年で役員もかわっていきますけれど、これは継続して引き継ぎをきっちりさせていただいて、こういう働き方をしていきたいと思っております。  今年度から来年度とかじゃなしに、もう長いスパンで多可高をもっともっとよくしていきたいというのは親の意見と思います。 ○浅田委員   先ほど高瀬委員もおっしゃってましたように、やっぱり地域に学校を残すということは大事なことやというのはよくよくわかります。一クラス減ったというだけでも気分的に寂しいかなとは思いますし、先日、北条高校がクラスが一つ減って、加西市挙げて存続とそれからクラス増をもう一度戻したいというような運動を、市長、それから会議所挙げて運動されている記事を見ました。やっぱりそれを思うと、西多可でもっとそういう経済も含めて運動をしていく必要があるんやないかと思うんですが、そのあたりは多可町を巻き込むというようなお考えはいかがなんでしょうか。 ○坂部委員長   ちょっとわからないけんど。 ○岸本陳情者   もちろんそうしていただければうちらはありがたいと思ってます。前に言うた西脇多可の、定住圏で。 ○坂部委員長   定住圏、はい。 ○岸本陳情者   そういったことで一緒になって、この西脇多可にある高校4校がもっともっと盛り上がっていっていただければ、現状やっぱり西脇市の人口も多可の人口も減っております。その中でやっぱり少しでも歯どめになっていっていただけたらというふうに思っております。 ○坂部委員長   ちなみにほかの市町でこういう学校への支援いうんですか、調べとったらよかったんですけど調べる時間がなかって申しわけないんですけれど、いうのをつかんどってのところありますか。例えば何々市は何々高校に対してこのようにフォローしているとか。わからなかったら。 ○岸本陳情者   私のほうも調べたんですけれど、兵庫県内でこのバスっていうのを要望っていうのはまずなかったです。なかったというよりも豊岡とかあそこら辺はまたこういうバスの補助のほう、また全然違うとは思うんですけれど出とるというのはあります。  あと、県内では部活とかそういうのは市から出とる高校はたくさんありますけれど、それぐらいしか。 ○陳情者   済みません。現実の数字は調べられてないんですけれども、丹波市のほうの氷上西高校のほうでは補助のほうがあるようです。丹波市で出てるようです。 ○坂部委員長   バスの補助ですか。 ○陳情者   はい。 ○坂部委員長   丹波市。 ○陳情者   あと先ほども出ました北条のほうっていうのも、加西市のほうから出てるというふうに伺ってます。 ○坂部委員長   丹波市の中学生が、丹波市の中学生。 ○陳情者   丹波市在住の方ですね。 ○坂部委員長   わかりました。 ○寺北委員   氷上西。 ○坂部委員長   氷上西か、ごめんなさい。 ○寺北委員   陳情者から出てる書類いうのはこれ、要望書一枚ですか。ほか資料はないんですね。 ○坂部委員長   資料は。 ○寺北委員   いや、出てる、我々がもらっている。 ○坂部委員長   それだけです。 ○寺北委員   辛口のことを言わせてもらいますけれども、以前に昔、中北条線いうて、今、多可北条線いうんかな、加西から西脇の中町へ行ってる道の県道拡幅と自転車歩道をつくってほしいいう話をするときに、これ私口切ったんですけれども、そのときに加西からその二か坂いう坂なんですけれども、二か坂を通って西脇高校、西脇工業高校に自転車で通学してる生徒の数は何名おられますかということを各学校へ、二つの学校へ行って調べてもらって、担任がクラスの中で加西から自転車で二か坂を通って西脇高校へ来てる生徒は誰やと。西脇工業に来てる生徒は誰やという数を調べてもらいました。それぞれ五十数名、五十前後の数だったんですね。  本当にこのことを真剣に、真剣だと思うんやけれども、私、辛口で言わせてもらったら、この要望書を出すんだったら、西脇市内から今、多可高校へ通っている生徒の住所別なり、学校別なり、で、どういう手段で通っているか。私、今確認したんやけれど、調べてないいうことなんやけれど、そんなん全部調べた上でその資料もつけてこういう現状ですと。だから補助をお願いできませんかというのが、私は本来筋だと思っています、陳情する側の。受ける側の私は義務じゃないと思っています。陳情する側としては、黒田庄の子供たちは今1年から3年まで含めて何名が多可高校へ行っていると。しかし石原坂トンネルを通っているとか、自転車でとかいろんな形で。どこそこまでは親に送ってもらっている、送迎してもらっている。そこからバスに乗っているとかいう手段をきちっと調べて資料として出すのが、私は本来これを本当に実現しようとする熱意があるかどうかいうのに私の判断としては出てくるんです、正直言いまして。今出されているこの要望書だけでは、その熱意が感じられないいうのは私の正直な気持ちです。私だったらもっと調べて出します。議員の皆さんにもうしゃあないな、賛成しようかと言わせるような資料を出すのが私は陳情者の仕事だと思います。  そういった点で、私は正直門前払いみたいな気持ちに今なってます。以上です。 ○坂部委員長   ほかの皆さんどうですか。 ○村井公副委員長   今の1年生ですかね、大きい定員割れをしましたね。バス代の多可町が補助しとるというのは、先ほども話がありましたように学生だけの免除という形じゃなしに住民全員に対してのそういった施策をされとるということなんですね。  せやから裏を返しますと、学生に対して町が補助しとるという形ではないと思うねんね。せやから西脇市だけがそれをしていかんなんかいうのが1点あるんと、それから今言いましたように、ずっと私、通学の状況を見ておりますと、当初はかなりの人数が自転車でそれぞれ登校しておりましたけれど、最近は自転車で行かれる方も少ない。でも全体的には減っとるんですけれど、先ほども話があったんですけれど交通費だけが高いんで多可高を受験しない、行かないということではないと思うんですね。それで、先ほど言いました希望者が少なかったというそのこと自身が、交通費だけの問題じゃなしに何かほかに問題があるんじゃないかなというふうには推測するんですが、その辺のところは何か感じられとるんかお聞きしたいんですが。 ○坂部委員長   言いにくい。 ○岸本陳情者   交通費だけではないんですね。とりあえず交通便がやっぱり路線バスしか公共交通の場合ないっていうのが。あとはもう親の送迎、自転車になっておりますので、やっぱりそこが親としても西脇から多可高まで送っていくっていうのは、みんな仕事を持っておりますのでなかなか厳しいっていうのが現状です。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   ちょっと。 ○坂部委員長   ちょっと待ってくださいね。  じゃあ村井正信委員。 ○村井正委員   済みません、再度の確認になって申しわけないんですが、1年生で西脇から行かれたんは総数だけで結構なんですが、何人っておっしゃいました。 ○坂部委員長   12、2、11、10やとかなんとかや。35。 ○村井正委員   35ね。 ○寺北委員   この資料に出てる。 ○村井正委員   はい、わかりました。  それで、定数は一応百十何ぼなんですね。それぞれの定数というのは、わかりました。 ○寺北委員   45か。 ○村井公副委員長   80になっとんちゃうんか。 ○村井正委員   定数はそのままですよね。 ○寺北委員   これ、来年から。 ○坂部委員長   来年ですか。 ○岸本陳情者   来年度80。 ○寺北委員   80。 ○岸本陳情者 
     80。 ○寺北委員   120か。 ○村井正委員   120。 ○坂部委員長   クラスが。 ○村井正委員   普通年度というのは30年度というそういう意味ですか。 ○岸本陳情者   31年度。 ○村井正委員   30年度までは今までで、31年度から80ですか。 ○村井公副委員長   そうそう。 ○村井正委員   はい、わかりました。 ○坂部委員長   さん、何か今おっしゃってました。  はい、さんどうぞ。 ○陳情者   済みません。先ほどの副委員長のほうの指摘の件なんですけれども、もちろん交通の便が悪いから多可高校が少ないとは思っておりません。やはり学校の中での改革というのも必要だとは当然認識しております。  あと、先ほど寺北委員さんのほうから御指摘があったように、当然私どもの準備不足というのは御指摘のとおりだと思います。その辺はこちらのほうも改める必要があるというふうに思っております。 ○坂部委員長   ほか、委員さんございませんか。いいですか。 ○近藤委員   先ほど岸本さんからもお話が一言出たんですけれど、北はりま定住自立圏共生ビジョンというのがあって、その中で公共交通ネットワークっていうのをお互いに西多可で守っていこうというようなこともうたわれております。  それと、それは一つとして、多可高校さんを選ぶ人を少しでもふやすための一つの要因としてこれがあるとすれば、西脇市民というか西脇市の中学生にとって要するに選択肢がふえるという意味合いも含めれば、こういう支援も西脇市としてやっていくのは西脇市の中学生にとって一つのメリットが出てくる可能性はあるかなというふうに私は考えております。 ○坂部委員長   だけですか。                 〔発言する者あり〕  今のは委員間討議みたいな形だったけんど。もうお二人の陳情者の方に質疑いいですか。                〔「なし」の声あり〕  じゃあもう委員会のほうで。                〔「はい」の声あり〕  じゃあないようですので、陳情者のお二人、さんと岸本さん、御苦労さまでございました。御退席ください。傍聴で聞いていただいても構いませんので。  御苦労さんでした。  それじゃ委員間討議やりたいと思います。どうまとめてええんかあれなんだけんど。  近藤委員は今ちょっと西脇市の一つの方法だとおっしゃいました。そら大きい中では一つの、せっかく多可高へお世話になっているというたらおかしいけんど、行かれてますのでね。 ○高瀬委員   さっき私が述べましたし、寺北委員もおっしゃったんですけれど、もう少しデータが欲しい。 ○坂部委員長   データ。 ○高瀬委員   要は実際に、今、寺北委員がおっしゃったそのものです、データ欲しいというのは。いわゆる西脇から何人。 ○坂部委員長   それはごめんなさい、この委員会でデータを調べる。 ○高瀬委員   要は選択肢として丸かペケか以外に継続して。 ○坂部委員長   調査という形。 ○高瀬委員   調査するっていう選択肢もあると考えていいのか。 ○坂部委員長   それはありますね。 ○高瀬委員   そういう意味で言うと、私は結論としては継続して調査したいっていうのが気持ちで、その理由はさっき寺北委員もおっしゃったし、私も言ったんですけれど、もう少し何人ぐらいが西脇から多可高に実際に通っていて、交通手段としてどういう手段をとっているのかみたいな数字が欲しいというのは1点です。  もう一つは、今回というか現状1,260円往復要るんだけれど、多可町の町民だと往復やと600円で、じゃあその差額を丸々西脇市が負担しないといけないのか、要はバスに乗る人がふえれば多可町の収入は上向くわけだから、その負担割合をもう少し多可町と西多可の広域圏ではないですけれど、話できないのかなという気持ちも若干ありまして、その二つの理由で私はもう少し継続審議したほうがいいのではないかというふうに思います。 ○坂部委員長   要は多可へ通っての西脇からの子が今百何人ほどいらっしゃる、現状。それでバスに乗って、そのうちの半分が乗ったとしたら、今300円にしたってそりゃ市の持ち出しが出て、プラス多可町としてもその分は、そりゃバス業者としても乗ってくれるわけやから潤うわね、それはわかる。わかるけんど、そんだけの補助をしてまでというのはあるかもわからないけんど。ある程度わかるけんどね、意味は。 ○寺北委員   一つほんま資料でわからないんはね、例えば今バスに乗っているとしても神姫バスなのか、路線バスなのか、のぎくなんかいうのがもう一つわからへんねん。乗れんねやろう、乗られへんの。 ○坂部委員長   どれに。 ○寺北委員   のぎく、西脇の子は。 ○坂部委員長   乗れます、乗れます。 ○寺北委員   通常お金が高いだけの話。 ○坂部委員長   通常料金だけ出せば。 ○寺北委員   だからのぎく乗ってんのか、神姫バス、路線バスに乗ってんのかがもう一つわからへん。もうどっちか言うと路線バスかな思って。西田とかそこら辺通るということになれば、路線バスなんですよ。のぎくちゃうんですよ、多分。だからそこら辺がちょっと話がややこしいねんね。それは路線バスなんですよ、西田のところは。 ○村井公副委員長   そうや。 ○坂部委員長   西脇から向こうへ行くときね。 ○寺北委員   だからそこら辺がもう一つ何かわからないというのが一つと、それと、先ほど村井副委員長も言われてたんやけれども、高校生に補助してるんじゃないんですよ、多可町は。町民に補助してるんですよ、単純な言い方をすれば。多可町民が西脇のほうへのぎくで来た場合300円、町内だったら100円という。  そういう面で言えば、圧倒的に高校生が多いだろうけれども。 ○坂部委員長   多いですけれど。 ○寺北委員   補助してんのは町民に対して補助してると。高校生に対して特化して補助してるんじゃないいうのは一つかなというふうに私は思とるんですね。  そういった点で、ほな、西脇で高校生だけを特化した形での補助いうのは、それは多可高校だけじゃなしに小野とかいろんなところへ行ってる、市外に行ってる子供たちのそういう交通費も補助の対象いうのが本来だとは思うんですね、本来いうことで言えば。だからそこら辺どう考えるかいう問題もあったりしてね。  だから先ほども言いましたように、本当にそれぞれの子供たちがどういう方法、手段で通学してるんか。そこら辺知りたいないうのは正直ありましたよね。  しかし私に言わせたら、今、高瀬委員は継続言われてるんやけれども、私はそれは陳情者の仕事だと、我々の仕事じゃないと私は思ってます。だから継続には反対、私はね。 ○高瀬委員   要は継続には反対ということで、ここでもう却下、却下っていう表現いいのかな。してしまったら、続きはないわけですよね。私は続きを設けたらええんやないかっていうことを言ってて、それを調べるのは我々じゃなくてもデータをまたお願いするなり何かして、もらって、もう一回別の場をつくる、そういう意味合いで言っているんです。 ○坂部委員長   請願じゃないから、いろんな意見がありましたというのんで向こうへ返すのも一つなんです。これは要は却下しますとかいうのをここで賛否をとらなくていいわけですから、今、ただ調査しましょうと。もうちょっと調査したその結果ときょうの結果も一緒かもしれない。調査しましょうというのはありやし、ここで何も別に7名の方の意見がばらばらでしたというのも、それはそういう意見としてまとまりませんでしたいうのを返すのも一つだし、ただもうちょっと調査しましょうかいうのも一つ。 ○高瀬委員   もう一つ言うと、私のもしかしたら認識が違っているかもしれないんでもう一回私の認識から言いますけれど、私はこののぎくバスというのは西脇のコミバスと同じように考えていて、いわゆる運行費に対して収入が少ないとその差額分ぐらいは市が負担せなあかんと思っているんです、のぎくバスも。だから、西脇市が今回、例えばこの補助をして学生の乗車数がふえれば、多可町が補填する金額も当然減るだろうから、それを丸々多可町が助かったいうんではなしに、西脇市がこれを支援する費用の中の何割かを見てほしいというような調整はできるのではないかなと思って、そういう費用負担のことも含めて継続的にやったらどうやっていうのが二つ目の理由です。 ○坂部委員長   ほかの皆さんどうですか。 ○浅田委員   今回のこのお二人からの要望書をどうしましょうかというのは我々が考えないかんのんですけれども、どうしても私の中では西脇から多可高校へ通学するバスの補助を考えたときに、そしたら西脇から小野へ行ってる人、西脇から社へ行ってる学生さんはどうなるんやということが浮かんでくるんです。この要望書にはそこまでは書いてないですので、多可高校へ通学してる子をどうしようかっていうことを考えたらいいかとは思うんですけれども、そこら辺を今すぐにどの方法でしたらいいのかも迷いなんですけれども、もう一つは、料金的にどれぐらいの負担というのか予算が要るのかっていうことがわかりかねてますので。 ○坂部委員長   それは全体ですか、例えば多可だけの。
    ○浅田委員   西脇の学生が。 ○坂部委員長   小野や三木やという。 ○浅田委員   はい。 ○坂部委員長   それも含めて。 ○浅田委員   そういうことを含めてデータがないですので、今すぐにこの要望書をどうしましたらという答えには行きつかないんです。 ○坂部委員長   行きつかないから。 ○浅田委員   から、もう少し時間をいただく、研究する余地は私の中にはあるんです。多可高校へ行く子だけを調べと言われたらできるんですけれども、そうした場合のほかの人たちの、今申し上げましたように。 ○坂部委員長   公平性ですか。 ○浅田委員   そう。その辺も考えないかんことになってくるんじゃないかと思いますので、時間は欲しいです。 ○坂部委員長   議長どうですか。 ○林議長   一つだけ、高瀬委員の認識がちょっと。よろしいか。 ○坂部委員長   はい、どうぞ。 ○林議長   高瀬委員はのぎくバスのことを言いよったでしょう。西脇の子が乗る時間帯というのはのぎくバス走ってないんじゃない。西脇市駅から向こうへ行くのと西脇の子が帰る時間帯に多可町から西脇市駅に行くというバスは走ってないと思います。あれたしかのぎくバスは多可町が購入したバスか何かをやってるんじゃない、何台かでやってたように記憶しとるんですけれども。  じゃあ多可町がまた市駅から走らせたらええんやないかみたいなことを言うならばまた別ですけれども、恐らくその余裕はないんではないかというふうに思うんです。私の印象が違ったらごめんなさいよ。 ○坂部委員長   いえいえ。 ○林議長   のぎくバスは多分その時間帯は走ってないと思います。だから西脇市の子が行くなら神姫バス乗って通う、行き帰りもね、しかないんじゃないかなというふうに思います。 ○坂部委員長   17ページの資料の分は。 ○浅田委員   17ページ。 ○坂部委員長   資料の分は、ごめんなさい、2便、6時25分と7時40分、西脇市駅から山寄上の多可高校口までの分が一本あるんだけんど、これは。 ○村井公副委員長   路線バスや。 ○寺北委員   それは路線や。 ○坂部委員長   普通の路線バスやな。 ○寺北委員   だから勘違いしてる。そういうときは自分の資料。 ○坂部委員長   副委員長どうぞ。  そうか路線バスか。 ○村井公副委員長   私がずっと見ておりますと、先ほど寺北委員が言われたんやけれど路線バスの利用が多いんですね。 ○林議長   路線バスしかない。 ○坂部委員長   ない。 ○村井公副委員長   ないという。 ○坂部委員長   そういうことか。そうか。 ○寺北委員   そんなところ要らんもん、西脇から乗るのに。 ○村井公副委員長   そういうふうに思ってますねんけれどね。  それと、私は今の時点で高校生まで通学補助を出していくというのはどうかなというふうには思うねんけれどね。するとしたら、多可高だけじゃなしに。 ○坂部委員長   公平性のね。 ○村井公副委員長   どことも全部出さんなんという形になりますんで、学校もいろいろありますんで、やっぱり進んでそれだけ遠くても高くついても行くという自分の意志で行く子と、変な言い方やけどここへ行かなしゃあないというような形で行く子と、それぞれ違うとは思うねんね、受け取る側は。  せやから、やっぱり今の時点で私は検討するについても、継続で検討するという時点では、まだのところ時期ではないというふうには思いますけれどね。 ○坂部委員長   ほかの皆さん。 ○村井正委員   私この課題については、一応方向をいろいろ考えたんですが、既に皆さん出されている課題には、多可町は多可町民の施策としてコミバスを出して、そして高校生がそれに乗っていると。  それで、西脇市はコミバスがありますけれども、多可町へは行っていないということが二つ目。  それと、浅田委員もおっしゃいましたけれども、多可高の生徒に運賃補助をするんやったら、西脇から例えば加東とか小野とか加古川とか、そこに通学する子供に対しても同待遇にする必要があるんじゃないかという問題。  それと、その上に考えて多可高校生への運賃補助をする、そこだけ必然性があるのかどうかという、ここが私一番大きいところやと思うんですよ。その中で考えた場合、先ほど私も質問させていただいたんですが、例えば1年生は83名のうち35名、それで2年生は112人のうち42名、それで3年生が86人のうち35名が西脇、1年生、3年生は約半分近くが西脇から行っているということが大きな私は課題になるのと、それから卒業した子供が大体半数ですか、多可町や西脇で勤めているということは、いわゆる若い人が西脇からよそへ出ないという、一つのどない言うかそういうことをつくっていると思うんですよ。  だから、今すぐ運賃補助というふうにならんかもわかりませんけれども、やっぱりそういう学校がそこに存続しておって、子供らが行って、その子供が西脇にいて、多可町にいて、それでまたそこで生活して、要は転出しなくているというそういう必然性というのは、私は非常にあると思うんですよね。  ですから、そういう意味からしたら、これは今回は詳しいところもわかっていないところがありますから、私はそういう意味では、ある程度ここで検討をこの委員会としてやっていくということについてはいいんじゃないかというふうには私は考えています。  そういうことで言えば、やはりすぐ運賃補助というところには、今のところ私もそこら辺のが解決できてませんから結びついてはいませんけれども、やっぱりそういう今後の西脇市に若い人に定着してもらっているということの必要性はあると思いますので、そういう面からはこれは検討に値する課題やというふうには思います。 ○坂部委員長   近藤委員どうですか。今、極端に言うたら継続調査しようかというのが、今お三人いらっしゃる。 ○近藤委員   先ほども申し上げましたように、中学生から見ればどこの高校に行こうかっていうのはそれぞれの学力にも応じていろいろな意味での選択肢が必要になってくるし、それと、西脇を出てほかの高校へ行こうかという人ももちろん、それは希望して行くわけですから、したがって今、これ陳情が来てるのは多可高校からの陳情なんで、今これをやったらほかの高校からどうのこうのという話が出てますけど、ほかの高校に行ってるところから別に陳情が来てるわけじゃないんで、今この陳情を検討するに当たってはこれに絞って検討して十分じゃないかなというのが一つと、先ほど言ったようにやはり中学生から見れば別に選択肢の中に多可高校があるというのは非常に一つの大きな重要なポイントじゃないかなと思いますので、これで陳情を、この要望書をここで打ち切るということじゃなくて、できれば寺北委員からも指摘もありましたけれども、一体どういうふうになってるのかって、実情をもう一度示していただいて、そしたら具体的にどれだけの要するに予算が要るのかというのもある程度計算ができる。それからというようなこともあるんで、その上での判断をしたいなと私は思います。 ○坂部委員長   数字で言えば4人の方が継続で、どのように調査するとかいつまでとか抜きにしていらっしゃいますので、委員会として。 ○山口事務局長   今ちょっと正午を過ぎましたので。 ○坂部委員長   済みません、ちょっと正午を過ぎましたけど引き続きお願いしたいと思います。  いうことですので、内容は調整させていただきますけれど、調査をするという形で、お二人もよろしいですかね。 ○寺北委員   私は嫌です。 ○坂部委員長   ですけど。 ○寺北委員   改めて出してきたらいいと思う。 ○坂部委員長   だけどそれは向こうの数字。 ○寺北委員   陳情を。今回は終わりです、私はね。 ○高瀬委員 
     一回リセットするということ。 ○寺北委員   そうです。 ○坂部委員長   陳情としての分はもうこれで一応終わりというて寺北委員おっしゃってるんですけど、要は委員会として陳情どうやなしに調べるということですか、皆さんは、その4人の方は、そういうこと。 ○村井公副委員長   単なる陳情としては近藤委員も言われたけど多可高校しか出てきてないと。しかしながら、これを政策として取り扱うかどうかの私は問題やと思うねんね。その学校だけがどうという話じゃ私はないと思うねんね。せやから、継続にするにしても政策として取り扱うかどうかいうことでの継続という話やったらわかるねんけどね、多可高校だけのそれに補助を出すか出さんかの継続いうのについては、私は反対やということ。 ○坂部委員長   だけど調査しようかという方は、そういう方も含めての政策的に補助できるかどうかいうのを含めてのことやと思うんだけれど、ならんとただ調べるだけのこっちゃったら委員会として何の意味も。 ○高瀬委員   私、継続でもう少し調べましょうという趣旨のことを言ったんですけど、もう少し調べる中身が浅田委員と私はちょっと違ってて、浅田委員は西脇から社とか小野とか北条とかそういうところに通ってる人も何人いるかとかそういうことを含めて調べて、議論していきましょうとおっしゃったんですけど。 ○坂部委員長   その資料出しとっけどな、今回。 ○高瀬委員   私は、一応細かく調べるのはあくまでも多可高校で、その理由っていうのは、西脇多可の広域圏の中である高校としてやっぱり西脇市としてのほかの小野とか社とかと違って、大切にしないといけない高校やないかなと思ってるんです。 ○坂部委員長   多可高校が。 ○高瀬委員   だから余り議論の裾野をわっと広げるのではなくて、あくまでも多可高校に対してこういう助成をするかしないかっていう観点で、余り細かく社に何人行ってるとか、何かそういうところまで議論を広めるべきではないのではないかと思っています。  何でこの話をしたかというと、今政策としてという話を副委員長はおっしゃったんですけれど、そうするとやっぱり外まで広げるという話なんで、私はそこまではどうかなという気持ちは持っているんです。 ○村井公副委員長   というのは、のぎくバスについて物申すという形になってくるねんね。ということは、のぎくバスというのは西脇でとまるところいうたらもう市原より南でようけないねんね。せやからその乗りおりする、のぎくバスを使うことができるんかどうかいうこと自身もわからへん状態なんですね。せやから今言うたようなことなんです。  せやから政策的にいうのは、路線バスを使うということになってくるんで、その路線バスについての補助ということになるんで発言したんです。 ○坂部委員長   まとまりにくいんですけれど、要はだけど、委員長は余り口を出さんほうがええんだけんど、調べて、数字だけ調べました、おっしゃってることはようわかるんです。だから多可高もお世話になっているという施策の一つだったらわかるんだけんど、調べました、その数字だけです、じゃあそれは市がフォローせえやというところまで含めてなんだけれど、施策展開ができるんかどうかいうんやったら、今言いよる公平性の問題とかいうのが副委員長がおっしゃるように出てきますよね。だから、もうちょっと調べようかという内容によっても、単なる数字だけのことやったら例えば私が調べて、一部あるんじゃないですか、この各西脇市以外のところで定期の問題とか600万円ほどかかりまっせいうのは、もう細かいところはもっともっといっぱいあるねんけんど、まあそんだけほど要るよという大ざっぱの中ででしょう。私もわからへんけんど、何をもうちょっと調べます。 ○高瀬委員   私は政策云々という話まで行くのであれば、どちらかというとそうすると寺北委員のおっしゃったように一回ここはリセットしてもう一度審議する、それがもう一番明確だからそれでもいいんやないかなと思うんですけれど。 ○坂部委員長   ありますか、ほか。 ○村井正委員   私は政策というか、やっぱり多可町だけでしたらほかのところから、仮にした場合にほかの学校からそしたら私のところも補助金つけてください言われたら、やっぱりそこのことも含めて考えていかんとあかんというふうには思うんですよ。  ですから、そういう意味で全体をやっぱり考えて今回の多可高校へのことをどうするかということは、私はそういう意味合いを考えてある程度今後課題として考えていったらどうかという、そういう意味で私は継続というふうに言うてます。 ○坂部委員長   だけど他市町から何もまだ出てきてないし、わざわざ出てけえへんか出てくるかわからへん中で、どないする。 ○村井正委員   他市町から出てきてなくても出てくるいうことを想定して考えて政策を立てんと。 ○坂部委員長   そうですか。 ○村井正委員   そうでないと、そんなんまたそのときに他市町のやつはどうしますかいうことは、やっぱりそれはできひん。今ここでそういうことをもし考えるんやったらそういうことも含めて考えていかんとあかんというふうには思います。 ○山口事務局長   委員長。 ○坂部委員長   局長、ちょっと待って。  要は調査するかどうかいうのもあるけんど、もうここの場ではこういう意見が出ましたいうて返す。あとのその調査するのはまた委員会として、要は補助しなさいなんて今意見は何もないわけで、陳情、要望あったけんど委員会ではこういう意見が出ましたというのをまとめて向こうへ返す、それが一つのきょうで打ち切りという形かなというのも一つ思っとんです。  局長、どうぞ。 ○山口事務局長   今議論されてる中で、一つ高瀬委員がおっしゃられている今回の陳情に沿った形で調査をしていくということでしたら、これは継続の調査になります。  それで、村井公平副委員長が言われている政策的にとか、広げるといいましたら、これはこの今回の陳情の内容じゃございませんので、それとは別の話になりますから、これはこれで一旦終わって、それで委員会として新たに調査される項目が発生するというそういう形になりますので、そのあたりで賛否といいますか引き続き調査をするんだったらする人数、過半数あれば継続した審査になりますし、そうでなかったら違う形ですのでこれはそれで終わりという、そういう解釈になると思います。 ○坂部委員長   ごめんさい、そしたら引き続きとしたら過半数ですか。 ○寺北委員   採決要るの。 ○坂部委員長   いや、わからへんから、そんなん。 ○山口事務局長   継続審査するとなりましたら、これ、閉会中継続審査の申し入れは委員会からする必要ありますので、それは委員会の中でこの間に御決定いただく必要があります。 ○坂部委員長   それは一つのあれであって、今ここはこういう意見が出ましたという陳情者に報告を、継続審査としますという報告のこと、ちょっとそこらがもう一つ。 ○寺北委員   私ちょっと以前からそうなんやけど、請願と陳情の扱いがもう一つ私自身ずっとわからんようになっとんねんね。請願だったら賛否で採択、不採択決まるわけでしょう。 ○坂部委員長   そうですね。 ○寺北委員   陳情、私は全員一致やったら採択みたいな形があるんであって、そうでなかったら私は終わりかないう感じ、私の解釈はしてますね、陳情は。意見が分かれるやつについては、もうそれで終わるんちゃうかなと思ってるんですが、私はね。だから採決なんてする必要ないというふうに思っています。 ○坂部委員長   要は今言うったったように、こういう意見が出ましたという報告。 ○寺北委員   それだけでええんちゃいますか。 ○坂部委員長   というふうに。あとの、申しわけない。 ○寺北委員   あんたが何か結論きちっとしようとしてるから話がややこしい。こんだけ6人で意見出た結果やったら終わりますいうてええ話や。 ○坂部委員長   いう形でしようと思とんですけどいうてさっきからずっと言いよんですけれど。皆さんこういう意見が出た結果を。 ○寺北委員   何回も何回も言わんでも聞くから私も。 ○村井公副委員長   今、委員長が言われたように、こういう意見が出ましてということで報告しますわね。それで一旦終わり。 ○坂部委員長   そうそう。 ○村井公副委員長   もしこれでやったらいうことできょうの議論を踏まえて再度陳情としてまた出してこられるいうことであれば、また再調査するという形になってこようと思うねん。 ○坂部委員長   そうそう。 ○村井公副委員長   せやから、一旦報告としてした場合はそれで終わりというふうには私は思いますけどね。 ○坂部委員長   私もそう思う、そういう意味で言うたんですけどね。 ○林議長   今、寺北委員が言われた陳情の採択の云々の話ね、これ今議運のほうでも議論の途中になっておりまして、ほかのところではきちんと採択、採決するところまであります。西脇では今までやってきてないのがほとんど。ただ、陳情の趣旨がそういうふうなバスの補助を出してください、議会に対してね、いう陳情が上がってますんで、要はそれに同意できるかできないかなんで、まとまらんということは同意できませんということなんですよ。 ○坂部委員長   はい。 ○林議長   いわゆる採決をとらないけど不採択ということですわね。 ○坂部委員長   はい。 ○林議長   そういうことはきちっと返してあげないと、こんな意見が出ました、こんな意見が出ましたで、議会としてはどうやねんということは必ず陳情者っていうのは当然聞きたいわけであって、ですから基本的に全員一致にするかどうかは別にして、今意見が分かれとるんであれば委員会としては同意できませんでしたという答えは返してあげないと、今回はね。今回という言葉をつけるかどうかもまた委員会のほうで回答は考えてもらったらいいと思うんですけれども、再び出してもらうにしたって今回は同意できませんということですんで、その件はしっかりと返してあげてもらいたいな。  今後、その採択された区切りをする云々については、議運のほうで話し合ってますんで、その結論はまた待っていただきたいなというふうに思います。
    坂部委員長   だからいろんな形で今意見が出てますけれど、調べることとそれとはまた別なので、要はいろんな意見が出て陳情に対する同意はできてないわけですからいう形で、ただこういう意見も出ましたいう形の中で同意しませんでしたという形で返したいと思うんですけれど、それについてどうですか。 ○寺北委員   それでよろしい。 ○坂部委員長   それでよろしいか。                〔「はい」の声あり〕  そういうことで。                 〔発言する者あり〕  じゃあ、そういうことでございますので、陳情についてはこれで終わりたいと思います。  今何分、見えない、ちょっと。 ○村井公副委員長   15分。 ○坂部委員長   15分。じゃあ1時半再開という形でしたいと思います。これで暫時休憩します。                 休憩 午後0時13分            ───────────────────                 再開 午後1時27分 ○坂部委員長   それじゃおそろいのようですので、休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。  次は、西脇市地域公共交通網形成計画についての報告を受けます。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   それでは、西脇市地域公共交通網形成計画の概要について、報告させていただきます。  お手元のほうに冊子になった部分と、それから概要版をお配りしていると思います。説明につきましては、概要版にて進めさせていただきたいと思います。  本計画は、市内に鉄道やバスの利用が困難な地域があるという中で、高齢化の進行に伴い自動車を気軽に使えない人の増加が見込まれることから、市民誰もが移動しやすい公共交通ネットワークを構築するための方針とその具体的施策を示すために策定しているものです。  計画期間は平成31年度から平成35年度の5カ年間としています。  1番主な現状と課題ですが、各種統計データとそれから高校生や高齢者に加えて実際にバスを利用している方を対象にアンケートを実施し、その結果に基づいた現状と課題を記載しております。内容については資料のとおりになります。  1枚繰っていただきまして、次、2の施策体系(基本方針施策事業)です。ここでは課題解決のための基本方針施策事業について整理しております。  基本理念は、「ひと支え まち結ぶ 未来へつなげる公共交通」と定めています。  基本方針の一つ目は「ネットワークをつくる」と定めており、これには四つの施策、それから九つの事業を整理しております。  基本方針の二つ目は「利便性を向上させる」と定めており、これには二つの施策、それから七つの事業を整理しております。  それから、基本方針の三つ目としましては「利用促進を図る」と定めております。これには三つの施策、それから八つの事業を整理しております。  なお、重点的に取り組むというふうな事業には、事業の左側重点事業の欄に印をつけております。  次に右側、3の重点事業、主なものでございます。ここでは重点事業の中でも特に重要なもの、特に大きな変化となるもの3事業について記載しております。  一つ目がデマンド型交通の運行です。デマンド型交通は、自宅付近の指定場所から目的地まで事前の予約に応じて運行するもので、平成33年度に導入しようとするものです。これにより市内の公共交通空白地を解消し、手軽に公共交通の利用ができるようになるものと考えております。  なお、一般的なデマンド型交通では区域の設定がされており、区域をまたぐ移動っていうのができないというふうな運用をされているところが多いというふうに承知しておりますが、この資料の3の運行区域のイメージを見ていただきたいんですが、西脇市では区域を北部運行区域、南部運行区域の二つに設定し、なおかつ市街化区域部分をクロスさせるというふうな形をとることによって、相互乗り入れ区域というふうに呼んでいますが、相互乗り入れ区域についてはどちらの区域からも乗り入れできるようにしているところが今回の西脇市のデマンド型交通の一番の特徴だというふうに考えております。  続いて2番目、コミュニティバスによるまちなか循環バスの運行です。現状としては、市街地をピストン運行しているコミュニティバスしばざくら号がありますが、これを市街地をぐるりと回る循環型のルートに見直そうとするものです。  1枚、最後のページになります。  三つ目が、市内均一料金制度の導入検討です。路線バス、それからコミュニティバスを対象として、市内路に限り均一料金でバスを利用できるようにしようとするものです。まちなか循環バス、それから均一料金制度ともに平成33年度の導入を目標としています。  それから4番目、西脇市の目指す公共交通ネットワークです。ここでは再編後の公共交通ネットワークイメージを記載しております。  以上、簡単粗雑な説明となりましたが、西脇市地域公共交通網形成計画についての報告とさせていただきます。 ○坂部委員長   御苦労さん。  別紙の形成計画そのものも出てますので、何か質疑等ございませんでしょうか。 ○村井正委員   一つだけよろしいか。 ○坂部委員長   村井正信委員どうぞ。 ○村井正委員   実際の質問より前にこのデマンドバスの地図からいうたら、イメージとして要はデマンドバスいうのは、これ二つ北部と南部だけあって、バスの置いているところっていうのは一カ所なんですか。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   現在のところ基本的には一カ所っていうふうに想定しておりますが、行きの便というか帰りの便というか、空で行くっていうのはもったいないもんですから、そのあたりは一番効率のいいように考えていきたいとは思います。  ただ、現状タクシー会社への運行委託っていうふうに考えておりますので、今のタクシー会社の事務所といいますか事業所に駐車されてるっていうふうなことを基本的には想定しております。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○寺北委員   何点かあるんやけど、1点はデマンド型交通の運行の乗り入れの関係ね。芳田の人が特に言われるんやけれども、やすらぎ苑と大山病院、そこへやっぱり直通で行きたいと。やっぱりそれなりに利用者あるんですね。そういった点で、やすらぎと大山いうのを一つの例として考えてもらわれへんやろうかというのが1点ですね。  もう一点は、市内均一料金制度いう問題なんやけれども、例えばこれ全体でどれくらいの予算が要ると考えてるんかいう問題、一つね。おおよそですよ。それのうち料金何ぼくらいもらえるんやろうと。私は微々たるもんやと思てますので、いう概算ね。全体で1億円かかりますと、料金は800万円ぐらいですよと、そういう話ね。  もう一つ、実証運行はやらないのか。やっぱり半年くらい実証運行やって、長所、短所見つける中で本格的に4月以降にきちっとした本格運用をすべきではないか。この3点お願いします。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   1点目の例えば芳田の方がやすらぎ苑と大山病院、これについてはパブリックコメントの中の意見としても出されておりまして、一定そういう需要っていうのはあるもんだというふうにはこちらとしても認識をしております。  ただ、今区域をこういうふうに北部、南部というふうに決めている中で、果たしてそういう特例的な扱いができるのかっていうものも含めて検討してみたいというふうに考えております。  2点目の。 ○坂部委員長   均一料金の予算とそれから。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   バスだけっていうことじゃなくて、デマンドも含めて交通施策全体として約7,000万円から8,000万円ぐらいの予算が必要になるものと今のところは考えております。その中で、バスの料金なんですけれど、例えばコミュニティバスに限定して言いますと、例えば乗客ゼロであっても乗客が満員となっておっても赤字には変わりないというふうな形になるので、コミュニティバスについて言えば西脇市が必要とする経費というのは赤字は全額補填するということになっているので、特には変わらないというふうには考えているところです。  一方、路線バスについては、走行距離がそこそこありますので、市内均一っていうふうな形をとりますと幾ばくかの持ち出しっていうのは出てくると思います。ただ、現状で均一料金っていうふうに導入することによって、どれほどの利用者が伸びるかっていうのがまだ想定できてない段階ですので、まだ明確な答えというのは持ち合わせておりません。  それから三つ目の実証運行につきましては、今おっしゃられるようにいろんな課題とか先行にやることによって把握できるふうになるとは考えてますけれど、実際やるとなるとさまざまなハードルというものがあります。やれる方向みたいなほうでは検討してみたいと思いますが、今の段階で実際にいつからやりますとか、確実にできますというふうなことは申し上げることはできません。以上です。 ○高瀬委員   この裏の最後のページで赤いのが、これが多分循環バスをイメージしてると思うですけれど、これを見ると矢印が両側に行ってるから、もしかしてこの循環ていうのが時計回りと反時計回りぐらいを想定してるのかな、どうなのかなというのが一つと、あと、これ、一周何分ぐらいの輪の大きさなのか。あと、運行頻度がどれぐらいなのか。  ついでにもう一つ聞くと、デマンドっていうと今事前予約ということで当然そうだと思うんですけれど、とりあえず事前予約してるんだけれど例えば病院で思わぬほど時間がかかってちょっとおくらせたいとか早めたいとか、そういう柔軟性がどの程度あるのかなと。その辺のところ、まだこれから検討かもしれないんですけれど、希望としてはそういうのが多分出てくると思うんでお聞かせ願いたいと思います。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   まず、循環バスについてですが、よく交通の中では片回りだけではなく人は来た方向に帰りたいんだっていうふうなことが言われるので、片一方だけではなく時計回りと反時計回りみたいな運用はしたいなと思います。  それから、運行密度についてもできるだけ利便性の高いようにしたいなとは考えてますが、やはりそのあたり、やればやるほど事業費がかさみますので、例えば時間帯によって変えるとかいうふうなことも踏まえながら、事業費の予算の中でできるだけ利便性のよい運行っていうものを考えていきたいというふうに考えています。  あともう一つ、所要時間ですね、これについては基本的にはパターンダイヤというものを検討したいなというふうに考えておりますので、一周一時間以内っていうふうなそういうふうなルートが設定できればなというふうに考えております。  それから、デマンド型運行の運用というか予約の部分だと思うんですけれど、これについては今の計画の中では前日までに予約というふうなことを書いております。とはいえ、委員おっしゃるように病院や用事などで帰りの時間、特に帰りですね、帰りの時間というのが読めないっていうふうな中で、そんな前日までっていう予約、それが変わって実際使ってもらえるのかっていうふうな問題もあります。  丹波市やそれからたつの市などで先行的にデマンド型交通の運行をされているようなところは、そのあたりも大分柔軟に対応されて、1時間までとか数十分前ってようなものをされているようですので、またそういう先進地の事例をよくよく研究して西脇市にもそういった仕組みを取り入れできないかなというふうなことを研究していきたいと思います。 ○坂部委員長   ほかの委員の皆さん。 ○村井公副委員長   デマンドの始発、最終便の時間はどのぐらいな予定なんです。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   現在のところは特にまだこの時間っていうふうな決めはしておりませんが、やはり通学に使える、通勤に使えるっていうふうなところが重要になってくるかと考えておりますので、そうしたところを念頭に置きながら、今後詰めていきたいと思っております。以上です。 ○村井公副委員長   朝は大体の時間、通勤、通学いうのは何やけど、帰りの時間がやっぱり重要になってくると思うねんけどね。せやからそれも効率の問題もあるからなかなか難しい。できるだけ幅広いとりかたをお願いしときたいと思うねんけど。 ○坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   この本体の計画の37ページ、38ページのことについてお尋ねしたいんですが、37ページの中に目指す姿の黒丸ですか青丸か、この二つ目のところにデマンド型交通の導入に伴いおりひめバスについては通勤、通学時間帯の利用状況を踏まえ運行ダイヤにっていうことで、多様な利用ニーズに対応してということにあるんですが、これは例えば並行してデマンドとおりひめを一緒といいますかその地域で2台走らせるのかということが一つお尋ねしたいのと、それから、38ページではこのデマンド型交通の運行ということが書いてありますが、その下の中に運行概要ということで運行日とかそれから運行時間帯が検討中というふうに書いてあります。例えば今現行は月曜日から金曜日が主におりひめバスやったら大体運行されてるんですけれども、例えば私が聞いたところによると、透析を受けられとる方なんかの場合、月曜日に休まれたら土日休みなんで非常に困るというそういう声もありました。ですからそこら辺の曜日が、例えば祝祭日お休みになるのかどうかということと、それとこの中にもいろいろ書いてありましたけれども、要は外出を拡大するということで、日曜日におまつりとかそういうもんがあったときには、普通のバスとして運行してもらうそういう考えはあるのかという、その3点についてお尋ねします。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   まず、1点目のおりひめバスにつきましては、現在比延から市街地へ走っているコミュニティバスになります。これについては、現在、通勤、通学っていうふうなニーズが一定程度ありますので、朝と夕方、朝と晩といいますか、その時間帯には現状のおりひめバスとしての運行を継続したいというふうに考えております。  一方、昼間の時間帯については、かなり乗車人数というのが少ないっていうふうな現状がありますので、昼間の間はそのおりひめバスの車両を使って市街地の循環型のほうに車両を回していきたいと。市街地への循環の運行密度を上げていきたいというふうに考えているところです。  また、おりひめバスってスクールバスっていうふうな形でも使われておりますので、そのままそれは対応していきたいと。  それから、2点目の運行日についてですが、これについてはさまざまな方面から土曜日、それから日曜日っていうふうな運行をしてほしいという声はよく聞いております。買い物に行くにしろ特売は日曜日だったり土曜日だったり、イベントも土日だったりする、だからそういうふうにしてほしいっていう声は重々承知はしているところですけれども、一方で基本的には通勤、通学、それから例えば病院へ行くっていうふうな利用を考えると、月から金までっていうのが基本的には優先度が高いのかな。そうなってくると、365日するのかっていう話になってきますので、そういうニーズがあるっていうのは承知しておりますので、今後、そういうふうな土日運行についても検討はしていきたいというふうに考えております。  それから、三つ目の日曜日のイベントについても同様な考え方になります。 ○村井正委員   私、一つ言うてましたんですけど、月曜日が振りかえで休みのときがありますよね。そのときをどうするかっていうのは聞きたいんですが。検討されてるんかどうか。通常の祝祭日として扱われるのか、そのことで先ほど透析のお話をさせてもうたんですけれども。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   それについても今後検討していきたいと思います。
    坂部委員長   ほかございませんか。 ○村井正委員   それと、これは47ページ、市内均一料金ということを書いてありますが、これはイメージ的に概要版の後ろにデマンドで例えば私のところの例で言えば、例えば住吉からMiraieへ行きたいと、そしたらこれは一旦は西脇病院ですかそこまで行って、今度はまたしばざくら号かそれに乗り直さないかんのですね。その場合に料金というのは別々なんか、それとも全部まとめて例えば一定の300円なら300円でええのか、ちょっとそこら辺のところはどういうふうに考えられてますか。 ○徳岡総合企画課担当主幹行政経営室長兼新庁舎建設室公共交通調整担当主幹   対距離制をとっている場合、乗り継ぎ割引みたいな形で割引するようなことが考えられます。  今のところ市内均一料金をとったときにそこそこ安い料金で行っているっていうふうなのもありますので、そこまでの乗り継ぎ割引っていうのは必要かどうかというのはちょっとわかりませんが、それも今後、具体を詰めていく中で検討してみたいと思います。 ○寺北委員   おりひめ残るの昼間。 ○村井正委員   おりひめは朝晩残るんです。 ○坂部委員長   ちょっとマイクで、ごめんなさい。 ○寺北委員   つくるん、Miraieへ行くんちゃうかいうことや。 ○村井正委員   お昼は残らないということ。 ○坂部委員長   マイクで言うてね。 ○村井正委員   はい。 ○坂部委員長   ほかございませんか。いいですか。なければ終わりますが。いいですね。                〔「はい」の声あり〕  これで地域公共交通網形成計画についての報告を終わります。  以上で本委員会の予定は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本委員会の審査経過とその結果の報告については、委員長に御一任願いたいと思いますが御異議ございませんでしょうか。               〔「異議なし」の声あり〕  異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  各委員におかれましては、長時間にわたり慎重に審査をしていただきありがとうございました。また理事者におかれましては、本日出されました意見等について十分留意願いますよう申し添えて閉会といたします。  御苦労さまでした。どうもありがとうございました。                 △閉会 午後1時51分  平成31年3月11日                               総務産業常任委員会                            委員長  坂 部 武 美...