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平成20年総務企画常任委員会(12月10日)

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    平成20年総務企画常任委員会(12月10日)


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    平成20年総務企画常任委員会(12月10日)            平   成   20   年   度     西 脇 市 議 会 総 務 企 画 常 任 委 員 会 会 議 録           平 成 20 年 12 月 10 日             西 脇 市 議 会                  総務企画常任委員会会議録
    1 開催月日      平成20年12月10日 2 開催時間      午前9時57分~午前11時26分(会議1時間29分) 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  中 川 正 則    副委員長  田 村 慎 悟    委員   林   晴 信    委員    高 橋 博 久     〃   早 瀬 正 之     〃    廣 田 利 明    議長   藤 本 邦 之    副議長   寺 北 建 樹 5 欠席委員      なし 6 欠  員      1名 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                            來 住 壽 一   副市長                           多 井 俊 彦   教育長                           三 崎 紀 男   理事                            安 田 善 彦   ふるさと創造部長                      藤 原 和 行   企画政策課長宅地分譲室長                 黒 崎 由紀夫   総務部長兼秘書広報課長                   牛 居 義 晴   総務課長                          吉 田 孝 司   財政課長                          田 中 義 章   税務課長                          大 豊 三 郎   税務課収税対策室長                     片 浦 敏 明   監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長      臼 井 廉 平   黒田庄地域総合事務所長兼地域振興課長            戸 田 眞 吾   建設経済部長                        能 瀬 啓 介   都市住宅課長                        前 田 朝 一   土木課長                          石 井 博 昭   商工労政課長企業立地室長                 井 上 悦 雄   福祉総務課長                        藤 原   進   福祉総務課保護担当主幹                   高 瀬 和 泰   教育部長                          杉 原 慶 一   生涯学習課長兼中央公民館長                 坂 部 武 美   学校教育課長                        森 本 寿 文 8 出席事務局職員   事務局長    黒 田 辰 雄   事務局主幹  小 西 龍 雄   事務局長補佐  西 村 敦 子 9 傍聴議員     藤 原 信 子    池 田 勝 雄    坂 本   操     上 田 平 八    杉 本   巧    山 上 武 司     村 井 公 平    坪 木 季 彦    藤 原 正 嗣     北 詰 勝 之 10 案  件 (1)議案審査   ① 報承第3号 平成20年度西脇市一般会計補正予算(第3号)について   ② 議案第83号 西脇市税条例の一部を改正する条例の制定について   ③ 議案第89号 平成20年度西脇市一般会計補正予算(第4号) (2)調査事項   ① 西監報第13号 例月出納検査の結果について(報告)   ② 西監報第14号 例月出納検査の結果について(報告) (3)その他                △開会 午前9時57分 ○中川委員長   皆さん、おはようございます。  それでは、ただいまから総務企画常任委員会を開催いたします。  本日は、各委員、公私ともご多忙のところ、全員ご出席いただきまして誠にありがとうございます。  けさの新聞で、ソニーが1万6,000人、いきなり、全世界的ですけれども、解雇という話が出てまいりました。各企業とも、今、定員削減等で、この不景気を何とか乗り切ろうという雰囲気になってきとるわけなんですけれども、いよいよもって不景気という風が日本にも吹き渡ってきたという感じなんですけれども、これから、また師走にかけまして、いろいろなことが起こるかと思いますけれども、市におかれましても善処していただきたいと思います。  本日付託を受けました案件は、いずれも市政運営上、重要なものばかりであります。委員各位には慎重に審議いただき、適切妥当な結論を賜りたいと存じます。  本日の傍聴議員は、藤原正嗣議員初め7名でございます。  それでは、理事者、市長、あいさつ願います。 ○來住市長   おはようございます。  きょうは12月の10日ということでございます。あと二十日ばかりで年を越すわけでございますが、多分、議会が終わりますと、ほんとに気ぜわしさというのがまた増えてくるんだというふうに思います。  先ほど、委員長からお話がありましたように、大変厳しい状況の中での1年ということになるのではないかということも心配をしているところでございます。  きょう、総務企画常任委員会が開催をされまして、委員各位には全員ご精励をいただきましたこと、心からお礼を申し上げたいと思います。  きょう、私どもの方から、補正予算が2件、それから、条例の一部改正、合わせまして3件の議案のご審議と、調査事項2件ございます。いずれも市政運営上、重要なものでございますので、慎重にご審議をいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。  なお、その他の中で、1件、ご報告を申し上げたい件がございますが、競輪事業の訴訟の中で、阪急電鉄の控訴審が1月29日をもって判決の予定がされておりますけれども、多分、上告、上訴されるんではないかというようなことで、応訴の準備を始めるというご報告をさせていただくことにしてございます。  どうかよろしくお願いを申し上げまして、大変簡単でございますがごあいさつにさせていただきます。  よろしくお願い申し上げます。 ○中川委員長   申し遅れました。  今回、総務企画常任委員長を命ぜられております中川でございます。それと、副委員長には田村議員が選出されました。  今、理事者の方から説明ありましたとおりに、競輪訴訟問題の資料につきましては、お手元に配付をいたしております。  それでは、ただいまから、本委員会に付託されました案件の審査を行います。  本委員会に付託されましたのは、報承1件、議案2件、調査事項2件でございます。  それでは議案審議に入ります。  まず、報承第3号平成20年度西脇市一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。  理事者から補足説明があればお願いいたします。 ○田中財政課長   それでは、報承第3号平成20年度西脇市一般会計補正予算(第3号)につきまして補足説明をさせていただきます。  今回の補正予算につきましては、西脇工業高校が、来る12月21日に開催されます、全国高校駅伝競走大会への出場に際しまして、クラブ後援会に対する応援補助金、学校に対する激励金等、合わせまして280万円を補正するものでございます。地方自治法の規定によりまして、11月10日付で専決処分をいたしたものでございます。  以上、簡単でございますが、補足説明にかえさせていただきます。 ○中川委員長   説明は終わりました。  質疑に入ります。  質疑、意見等ございませんか。 ○高橋委員   確かな記憶ではないんですけれども、前回、たしか200万円というのが計上されていたように思ったんですけれども、今回、280万円ということで、80万円上がったんかなというように思うんですけれども、どうでした。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   すいません、200万円というのは、必要な分の応援等の補助金でございまして、昨年度も280万円、激励金等も含めてございますので、一緒でございます。 ○中川委員長   ほかに意見等ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ほかにないようですので、質疑はこれで終わります。  それでは討論に入ります。  討論ありませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。  報承第3号平成20年度西脇市一般会計補正予算(第3号)について、原案のとおり承認することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。
                     〔賛成者挙手〕  挙手全員でございます。よって、報承第3号は原案のとおり承認すべきものと決しました。             ―――――― 原案承認 ―――――― ○中川委員長   続いてまいります。  議案第83号西脇市税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  理事者から説明があればお願いいたします。 ○大豊税務課長   それでは、議案第83号西脇市税条例の一部を改正する条例の制定について補足説明を申し上げます。  地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、市税条例の一部を改正しようとするものです。  改正の概要につきましては、本会議にて提案説明申し上げたところでございますが、新たな税負担を求めるものではなく、個人市民税に公的年金からの特別徴収制度を導入しようとするものでございます。  まず、特別徴収者の対象者でございますが、老齢基礎年金等の支払いを受けている65歳以上の方から徴収いたします。現在、年金受給者の方が約1万1,000人おられますが、そのうち、該当される方は約2,500人で、2割強の方が該当されるようになります。  次に、対象となる税額でございますが、公的年金等に係る所得に係る所得割及び均等割の個人住民税が対象で、約7,000万円前後を試算しております。また、徴収方法につきましては、年6回の年金支給の都度徴収することになります。  なお、実施時期につきましては、21年10月分の年金から特別徴収制度の導入を予定しております。そのため、平成21年度につきましては、6月から9月分を普通徴収とし、10月分から特別徴収することになります。  以上、誠に簡単な説明となりましたが、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○中川委員長   説明が終わりました。  質疑に入ります。  質疑、意見等ございますか。 ○田村副委員長   国の方の制度改正ということで、もうやらざるを得んとか思うんですが、今ちょっと説明の中で、1万1,000人中2,500人ということで、どの線からこれに該当する、しないというのを、ちょっとわかりやすく説明をいただけますか。 ○大豊税務課長   基本的に、年金120万円までは、いわゆる個人世帯では、148万円までの年金収入の方は非課税となります。年金で、いわゆる147万9,900円までの方は非課税で、それ以上の方は、あとずっと均等割かかったりしてますので、基本的に、夫婦で192万円までは非課税となります。  一応、試算しておる、非課税が、今、約2,500人と言いましたけれども、その方が約1割前後になります。  一番年金で多い方が300万円、その方になったらかなりの税金になるんですけれども、12万円ほどになるんですけれども、それはわずかですけれども、10%が非課税の方で、あとの方が、以上でございます。 ○田村副委員長   これ、ちょっと前もって言うとったらよかったんやけれども、何かわかりやすい図みたいなものはつくっとってないですか。  あったら、ちょっといただけるとありがたいなと思うんですけれども、前もってつくっとけと言うとったらよかったんですけれども、えらい申しわけない、急な話で申しわけない。ちょっとこっちも時間がなくて、えらい。 ○大豊税務課長   内部的な資料としては持っとるんですけれども。いわゆるちょっと言葉足らずやったかもしれませんけれども、いわゆる148万円の年金の収入のある方は、基本的には税金はかからないということです。 ○田村副委員長   148万円までは税金がゼロ。 ○大豊税務課長   それで、夫婦の場合やったら、192万円、それ以下の方はもう税金がかからないと。 ○田村副委員長   もうゼロと。 ○大豊税務課長   そういうことです。 ○田村副委員長   だから、それ以上の方は年金から天引きという、そういうことですよね、そうですね。  これ、今盛んにいろいろな批判が出てるんですけれども、もちろん、国の方の施策ということで、市町としてはやらざるを得んというのはあると思うんですが、何かこう影響が出るんではないかというような話もちらほらとあるんですが、その辺は何か考えておられますか。 ○大豊税務課長   これも、私ども心情的には、何か、今、後期高齢の問題も、あれも何かもうすべて、それぞれのご事情によって、年金じゃなくて、普通徴収がええみたいになったんですけれども、その件にも関して、いわゆる私も含めまして、各市町の担当者としては、県の方にも問い合わせしたんですけれども、県の振興課の答えとしては、もう国がこれで法律決めたから、どないしても21年度10月をもって実施する。そういうことで一辺倒でした。  以上です。 ○中川委員長   ほかに意見、質疑等ございますか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、質疑はこれで終わります。  それでは、討論に入ります。  討論ありますか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、討論はこれで終わります。  それでは採決いたします。  議案第83号西脇市税条例の一部を改正する条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手を求めます。                  〔賛成者挙手〕  挙手全員でございます。よって、議案第83号は原案のとおり可決すべきものと決しました。             ―――――― 原案可決 ―――――― ○中川委員長   続きまして、議案第89号平成20年度西脇市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  理事者から補足説明があればお願いいたします。 ○田中財政課長   それでは、議案第89号平成20年度西脇市一般会計補正予算(第4号)につきまして補足説明をさせていただきます。  まず、補正予算書1ページをごらんいただきたいと思います。  第1条では、歳入歳出予算の総額に、それぞれ2億1,262万3,000円を追加し、その総額を176億8,574万3,000円に改めようとするものでございます。  次に、第2条では、地方債の補正といたしまして、5ページに掲げておりますとおり、上水道事業一般会計出資債県営住宅取得事業に係る地方債の限度額の追加及び変更を計上いたしております。  それでは、補正予算の歳入歳出につきまして、補正予算説明書8ページ、歳出から説明をさせていただきます。  まず、第1款議会費は、職員人件費及び議員報酬等の補正でございます。  次に、9ページからの、第2款総務費、第1項総務管理費では、ふるさと西脇日本へそ基金積立金施設用備品購入費等を、第2項徴税費では、申告支援システム改修委託料等を補正するものでございます。そのほかは人件費の補正でございます。  次に、14ページからの、第3款民生費、第1項社会福祉費では、国民健康保険特別会計繰出金及び介護保険特別会計繰出金等の追加を、17ページ、第3項生活保護費では、被保護世帯及び人員の増加に伴う生活扶助費等扶助費を追加するものでございます。そのほかは人件費の補正でございます。  次に、18ページからの、第4款衛生費、第1項保健衛生費では、老人保健施設特別会計への繰出金の減額を、第2項清掃費では、氷上多可衛生事務組合負担金の追加を、第4項上水道費では、県水受水施設整備事業国庫補助事業費の増に伴いまして、水道事業会計出資金の追加を、その他は人件費の補正であります。  次に、20ページ、第5款労働費は人件費の補正でございます。  次に、21ページからの、第6款農林水産業費では、生活排水処理施設特別会計の繰出金を減額いたしております。そのほかは人件費の補正であります。  次に、23ページ、第7款商工費は人件費の補正でございます。  次に、24ページ、第8款土木費、第2項道路橋りょう費では、市単独道路改良事業に係ります用地費の補正を、次に、27ページ、第5項住宅費では、県営住宅の事業主変更に伴いまして、県営黒田庄黒田鉄筋住宅取得費及びそれに係ります用地費の補正をいたしております。  28ページ、第6項下水道費は、人件費の減に伴います下水道及び黒田庄地区下水道特別会計への繰出金の減額でございます。そのほかは人件費の補正でございます。  次に、29ページからの、第10款教育費、第1項教育総務費では、教育委員会評価委員報償費の追加を、第3項中学校費では、黒田庄中学校指定寄附に伴います教材備品購入費を、34ページ、第6項保健体育費では、西脇多可選抜新人高校駅伝競走大会補助金及び学校給食センター特別会計繰出金の追加を計上いたしております。その他は人件費の補正であります。  続きまして、歳入予算でありますが、3ページ、第2項地方譲与税及び第8款自動車取得税交付金は、道路特定財源暫定税率執行期間中におけます減収見込み額を減額いたしております。  4ページ、第9款地方特例交付金では、暫定税率執行期間中におけます減収を補てんするために創設がされました、地方税と減収補てん臨時交付金を補正いたしております。  第14款国庫支出金、第15款県支出金、第17款寄附金は、新たな補助事業、歳出予算の補正に伴いまして、それぞれ追加するものでございます。  次に、第18款繰入金は、財政調整基金を減額補正いたしております。  次に、7ページ、第20款諸収入は、地域活性化センター地域資源活用事業助成金を追加いたしております。  第21款市債におきましては、歳出予算にあわせた追加計上でございます。  以上によりまして、歳入歳出予算の収支の均衡を図った次第でございます。  以上、簡単でございますが補足説明にかえさせていただきます。 ○中川委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑、意見等ありませんか。  項目は一括でいきます。 ○林委員   15ページの、7目、隣保館費の、18節の備品購入費の80万円、これは、どこに、何買うんか教えていただきたいのと、それから、34ページの、19節の負担金補助金の、西脇多可選抜新人高校駅伝競走大会、これはどういうものなのかをちょっと教えていただきたい。 ○田中財政課長   まず、お尋ねの備品購入費の方からちょっとお答えをさせていただきます。  これは、国の、8月の末に決定されました第一次補正に伴います関係で、備品購入費を購入するもので、これにつきましては、AEDの購入を予定しております。4隣保館に4台を設置する予定でございます。  以上でございます。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   西脇多可選抜新人高校駅伝競走大会の内容でございますが、もうご存じだと思うんですが、以前から、次の日曜日に全国高校駅伝があるわけですけれども、新人の高校駅伝をやりたいいうことは数年前からあったんですけれども、実は、17年の7月に、アピカ前からベルディーホールまでのハーフマラソンコースなんですけれども公認コースがとれました。それによって一つまた盛り上がりまして、実は、来年の2月22日の日曜日に、新人ですので、1・2年生を対象とした全国の高校生たちの新人駅伝をやりたいという形で、もう決定しております。  実は、事務局を工業高校の中に、西脇市の陸上競技協会が中心になっていただいてますが、当初、実は、春に青年の家で合宿をやられて、20~30校来られてるんですけれども、それぐらいの規模でとりあえずやって、次に、だんだんだんだん増やしていきたいという気持ちがあったんですが、実は、渡辺先生の影響なんですが、やるとなれば、全国からちょっと申し込みがありまして、実は、今、80校ぐらいが、男子50校、女子30校ぐらいが来られる予定で、そのうちの大体半分が県外です、予定です。例えば、もうこの21日にありますけれども、全国トップクラスの佐久長聖とか、大牟田、それから、小林とか、豊川工業、一部、仙台育英はちょっと遠過ぎるかなという感じがするんですが、そういうとこも一応申し込みはきてるみたいです。まだ最終決定ではございませんが、とりあえず80校いう形で進みたいと。  ただ、そういう80校が来ましたら、まず一番は安全確認、安全が大事ですので、実は、きょう今なんですけれども、実査言いまして、警察のもとに一緒になって、立ち合いして、各交差点の実地検証いうのをやっております。それがオーケーになれば許可が出ますので、進めていく。  ただ、高校生が走るだけで、応援というのもまず基本なんですが、それだけではございません。要は、西脇・多可を走りますので、地域づくりいうんですか、交流というんですか、そういうのを含めて地域づくりを進めていこうというのが基本でございますので、青少年健全育成とかいろいろなもの、地場産業の振興とかいろいろなものを含めて、高校生を切り口にしながら進めていきたいというふうに考えております。
     今、それの準備段階でございまして、10月末に第1回の実行委員会をやったんですけれども、年明け早々には第2回目をやって、もちろん、自治会を初め各種団体も協力してもらいながら盛り上げて、成功にしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○林委員   この西脇多可選抜実行委員会実行委員会の主体というのは西脇工業と考えていいのか。  それから、もう一つが、西脇市が50万円出すんですけれども、例えば、多可とか県とかも補助金は出しとるわけですか。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   事務局は、今言いましたように、工業高校の中に、西脇市陸上競技協会の事務局を持って、そこが中心になって、実質は渡辺先生を初め足立先生等が中心になってやっていただいてます。それから、多可も含めてでございますので、実は、うちは補助金という形で上げさせていただいとるんですが、多可が上げてるかどうか、今ちょっと確認しておりません。ただ、西脇・多可ですので、一応、連携は取っているつもりなんですが、向こうは、どうぞ上げてくださいとこっちが言うわけにいきませんので、一応、向こうは向こうにお任せしてます。  ただ、県の補助金関係も、実は、まだ、これ未確定の部分もあってあれなんですけれども、できるだけ自分たちでやっていくために、県の補助金ベースも実は今考えております。ちょっと今プッシュしてまして、まだ確約じゃないんですけれども、県の補助金がいただける可能性も出てきております。そうなれば、実はあれなんですけれども、市の補助金があればペケになりますので、ちょっとそっちの方の県補助金を今のところプッシュしながらやってます。ちょっと二段構えで申しわけないんですけれども、こういう補助金をここの予算に上げながら、県という形であるんですけれども、一応、県の方も今プッシュしている段階でございます。 ○林委員   そりゃもう県のことはどうこうあれなんですけれども、今、決まってるのは、西脇市が50万円出すいうことと、あと、いろいろなスポンサーからももらえるんでしょうけれども、多可はまだわからない、県もわからんということでええんですか。  実際、2月に大会あるのに、12月に上がってなかったら、補助金出せへんのちゃうかという、単純に思うんやけれども、補正組んでんかも知れへんけど。 ○坂部生涯学習課長兼中央公民館長   大体、規模は、予算で今大体800万円ぐらい要るだろうと。第1回目ですので、看板とかそういう形の分がかなり多くなります。  それから、ちょっと先ほど言いました、警察の方の実査の結果、そこにつく警備員の問題とかで、かなりそれで人数が変わってきますので、大体、パンフレットつくるとか、ゼッケンつくるとか、いろいろな競技の上でのことで、大体、今、800万円の予算なんですが、今現在のところ、協賛金、スポンサー関係が、・・・でもいいと思うんですけれども、マイクロンジャパンさんとか大口、それから、アシックスさんとか、・・の関係だと思うんですが、それから、スズキ自動車とか、豊商事いうんですか、結構そういう中で、大体つかんでる中でも、大体400ぐらいが協賛金集まってます。いうことですので、マイクロンさんが100以上は、多分、オーケーになればなんですけれども形になってますので、あともう少し協賛金集めて、それから、参加費等を集めれば、何とか、もちろん、県の分とかうちのがなければちょっとできない部分があるんですけれども、できるだけ、自主的に自分たちの運営をしていただくいうのが基本でございますので、もちろん補助ベースもあるんですが、いう形で今進めて、できるだけ協賛金を募ってくださいいう形ではしております。 ○林委員   結構です。 ○中川委員長   ほかに質疑。 ○早瀬委員   27ページの、公有財産購入費の中で、この県営住宅用地費いう中で出ておりますねんけれども、ここをもう少し詳しく説明お願いします。 ○前田都市住宅課長   この黒田鉄筋住宅用地費の購入費でございますが、これ、合併前の旧町当時に、県営住宅用地として、当時の土地開発基金で先行取得されました用地を行政財産とするため、買い戻しをするものでございます。  この土地につきましては、7筆の土地がございまして、3,718.05平米、それから、里道水路というのがございまして、これが84.73平米、これを合わせました3,802.78平米の買い戻しをするものでございます。買収されましたのが、平成7年の3月当時でございます。  以上でございます。 ○早瀬委員   坪単価、幾らほどになりますか。 ○前田都市住宅課長   坪単価でございますが、3万6,224円になっております。  以上でございます。 ○早瀬委員   はい、わかりました。 ○高橋委員   ちょっと関連なんですけれども、その坪単価3万6,224円というのは今回の費用のことですよね。 ○前田都市住宅課長   買い戻しをしますから、同じということでございます。 ○高橋委員   もともと、この県営住宅を建設するとき、そもそも、その前に持っておられたというんか、そのときの単価というのはわかりますか。それ一緒ですか、そのままで買うということ。 ○多井副市長   不適切な発言しまして申しわけございません。  基金で買い戻しますので、基金会計には穴をあけられませんので、購入した金額で一般会計が買い戻すということでございます。  土地が一般会計の方に戻って、お金が基金の方にいくという形になります。  基金というのは、土地開発基金というお金を持っておりますので、それで、農地とかそういったものを先行買収するわけですから、黒田庄におきましてもそういうものを持っておられまして、それであの住宅用地を先行買収されておったと。そこに住宅を建てられとるんですが、基金のままでありましたので、これを、この際に、県の資金を導入して、この土地も合わせて一般会計に買い戻すと、行政財産にするということです。  基金で持っておりますと、これは普通財産のままですので、もう住宅用の行政財産として、あわせて買い戻しをすると。金額は同じでございます。 ○高橋委員   私、県営住宅を建てるときに、わざわざそのときに土地を買って、ほかから建設があったんかなと、そのようにちょっと思っておったんで、じゃあ、その点はいいです。  それと、この前の、何か、建設経済常任委員会でかなり議論されてて、ちょっと申しわけなかって、傍聴できなかったんでしたんですけれども、私、どうももうひとつ、すんなり買ってすべきなんか非常に迷ってる部分があるんですけれども。  そもそも、この流れずっと聞いておったときに、約1億2,000万円ぐらいというような話を聞いとったんです。今回出てきたんが、建物に関しましては1億600万円、別個に土地が出てきたと。その当時、1億2,000万円と言われとったんは、要は建物だけのことを言われておったんか、そのあたりはどうなんですか。 ○前田都市住宅課長   1億2,000万円という話で、当時お話をさせていただいておりました。これは、建物のみの金額、これ、県の方でも途中段階でございまして、途中段階の試算の見込みという額が1億2,000万円ということでございます。  以上でございます。 ○高橋委員   ということは、その時点で、建物を、要は、10年たったら西脇市が買い戻すということになって、もうその時点で、当然、土地もこういうように買い戻しというのはあったわけですね。  言ってる意味わかりますか。 ○前田都市住宅課長   この土地につきましては、当初、こちら、担当課も何も状況わかりませんでして、建物の取得の関係から、最近わかってきたというような状況でございますので、よろしくお願いいたします。 ○多井副市長   確かに、この問題が議論になりました昨年の予算委員会のときには、土地は、私は、市のものですというふうに申し上げました。確かに、基金で持っておるか、普通財産で持っておるか、行政財産で持っておるかの違いでございまして、市のものであることには間違いない。市のものと言いますか、黒田庄町のものであったことは間違いないんですが、ただ、それを基金でもって、その当時も、行政財産として、もう住宅用の底地としてあるというふうに私も思っておったんですが、調べてみますと、何か基金で持っておられるというふうなことで、基金のままずっと保有されていたということで、その当時は、確かに基金で持っておりますということは申しませんでした。  ただ、黒田庄町、すなわち、西脇市の所有でありますということは申し上げたんですが、それは、先ほども言いましたように、市が持っておることには間違いないんですが、持っておる所有区分が、基金で持っておるか、一般会計で持っておるかの違いでございまして、今回、基金で持っておりましたので、一般会計で買い戻すということでございます。  当初、なぜその基金で持っておることを言わなんだんやと言われましたら、確かにその部分は欠落しておったというふうに思います。  したがいまして、今回、基金で買い戻す部分も、自治振興資金の金額を充てて買い戻そうということでございますので、建物だけを自治振興資金を充てますと、この土地の部分というのは、丸々歳入のない一般財源で買い戻さなければならないということになるわけですが、この際、抱き合わせで、何とか自治振の方でお願いできないかということで、合わせまして1億4,000何がしかの、この自治振興資金の歳入で見まして、支出の方を、土地と建物と合わせて1億4,000幾らで出しているところでございますので。  確かに、当初から基金で持っておりますので、これは買い戻しのときに、一般会計で買い戻しますということを説明すればよかったんですが、担当の方でも、わかりましたのが、若干それから後でございましたもので、よう説明し切れてませんでしたので、その点はおわびを申し上げたいと思います。 ○高橋委員   かなり勉強不足ということが見えてきたんですけれども。  要するに、との土地につきましては、いわゆる合併協等々の中で、合併後の引き継ぎといいますか、そういう中では通ってきとったということになるわけです。  ただ、これ、今までから何回か議論もあって今日に至って合併してしとんねんから、例えれば、恋愛して一緒になったと、私がこんだけ財産持っとんねやがいと、うちはこんだけやと言うて、お互いにそれで新しい世帯を持ったということやと思うんです。そんな中で、いや、実は、後日、ほんまこんだけ借金あったんやということが出てきたんと一緒かなというぐあいに私は思っとるんです。恋愛して一緒になっとんねんやさかい、まあまあもうそれはしゃあないなと言うて、寛大な気持ちで、一緒にこれから返していこうかいという話になるんかなというぐあいにも思うんですけれども。  しかし、これは、ほんまに忘れとったんか、いやいや、もうという、そのあたりのところがちょっと釈然としない部分があるわけなんですけれども、今説明を聞いてると、1億2,000万円言うとったんが、1億600万円になったという、こういう説明なんですね。それでええんですか。 ○多井副市長   この間の建設経済常任委員会でも指摘をいただきまして、一番最初は、合併協の幹事会とか、合併協議の中で、この住宅の問題がひとつも触れられてなかったじゃないかというふうな指摘を、昨年、この問題が新聞報道され、この議会で議論になりましたときに、そういうご批判をいただきまして、確かに、当時のいろいろなものを調べてみましても、この問題につきましては記録に残っていないというようなことで、当時、來住市長が助役の立場で、この合併協の幹事会の責任者であったというふうなことの事実もありまして、それを受けて、これは一般質問等々の絡みの中であったんですけれども、本会議で、その点については、当時の責任者として責任を感じるということで、本会議で陳謝を申し上げたところでございます。  その後、いろいろと議論もありましたのですが、私が答弁いたしましたのは、少なくとも、当時の県知事と、当時の、合併前の黒田庄町長という公人同士の間で、文書でもって、これは10年後に引き取りますということがなされております。それで、新市合併というものは、そういった債権・債務も合わせまして引き継ぐということになっておりまして、西脇、たまたま名称が西脇市のまま引き継ぎましたので、そういう印象を受けられます。例えば、これが西黒市というふうなことになっておりますと、これは、西脇市の負債も合わせて、その新しい新市へ引き継ぐわけでございますので、もちろん、財産も引き継ぎますし、債権も当然のこととして引き継ぐ。したがいまして、この住宅の問題については、所管がえをする西脇市が、新の西脇市で買収をする方向で県と調整をさせてほしいということで私答弁した記憶がございますが、そのときに、鋭意努力をして、金額の点についてとか、それから、支払いの点についても、県と十分折衝するようにという宿題をいただいたわけでございます。  その後、かなり精力的に詰めたのですが、この価格の点につきましては、これはもう過去の事例がずっと10何件とありまして、それが、すべて国が示します計算方法がありまして、それに基づきます計算方法で、すべての自治体がこういう形で所管がえをしているという事例がありますので、西脇だけにイレギュラーな価格の設定とかそういうふうなことはできないということで、これはやむを得んなという判断をしたわけでございます。  それから、分割してもらえないのかというふうなこともありましたんですが、これもなかなか県の財務的な規則の中では、この分割というふうなことはなかなかできないというふうなことで、この二つとも、我々の意向としては実現はしなかったのですが、それのかわりというわけではないですけれども、何とか財源の措置をお願いできないかというようなことで、これは、所管が市町振興課なんですけれども、そこで、一応、この自治振の枠取りを、この土地も含めてしていただいて、せめてそれが県の方の努力だというふうに、また、何とかもう少し改修をしていただけないかという要請も、今、あわせていたしておりますが、幾分かの改修はしていただけると。それとこれと合わせまして、交渉の成果だというふうにとっていただけましたらありがたいんですが、そんな頼りない交渉というふうに言われるかもしれませんが、いろいろなルールの中で、いろいろな縛りの中でやっている交渉でございますので、県も譲れないところはどうしても譲れないというようなことで、結果、きょうのこういう補正予算の議案になっているところを、ひとつご理解をいただきたいというふうに思うところでございます。 ○高橋委員   今、副市長の方から、その改修云々の話が出て、実は、私も気になりましたので見てきたんです。20戸、全部入っておられるんかなという感じも受けましたししたんですけれども、一部、ひび割れ等もできてるなと。これ、そのあたり、きちっと補修をするなりして、それで買い取るんか、そのあたりをもう1点聞いとかないかんなと思いよったら、その交渉は今していただいとると。そうしていただく方向になると思っておってええんですか。 ○前田都市住宅課長   修繕の中身につきましては、いろいろ項目を上げ県の方に要望しておりまして、先ほどの、外壁のクラックにつきましても、今の段階ではやっていただけるということを聞いております。ほかの屋外の看板類、それから、支障となっておりますそういうさびの箇所とか、そういったものについても、すべてペンキ塗りをしていただけるというようなことで調整をしております。  以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○高橋委員   わかりました。 ○中川委員長   ほかに意見ございますか。 ○林委員   今の話の続きなんですけれども、まず、第一に私が不思議に思うのは、土地を土地開発基金で持っとったんでしょ。ということは、当然、合併のときに、それはもう精査してるわけ。この土地開発基金持ってるやつは、これは何であるか。一番最初の説明では、何か降ってわいたような災難のような理事者側からの話やったわけです。新聞報道出て、私らも知りませんでして、土地開発基金で持っとったんやったら、少なくとも、担当者は知らんわけがないわけ、わかるんだから。知らんかった言うんであれば、これは事務処理の大いなる怠慢。知らんわけない、県との覚書が何か金庫にあったとか、なかったとかいう話もありましたけれども、そんなこと以前に、この土地開発基金で持ってる土地が何であるか、どういった性格のものであるかというのは知っとって当たり前、知らんわけがない。  私は、これは意図的に黒田庄が隠しとったと思う、担当者は。  本来ならば、これは、合併前に、黒田庄が現金でもつもりして戻しとかなあかんわけ。それを、新市になって初めて出してきて、最初は、市債も使われへん、分割もできひん、どうしようかということになって、苦肉の策で、自治振の起債を認めてもうて、10年で、年利が1%でしたかな、やってもらって、いかにもそれが手柄のように言うてますけれども、こんなん何の手柄でもないわけ。  旧西脇市民からすれば、これは、多大なる迷惑かけられたと同じこと。初めからわかっとって、これも納得の上で合併したんやったらわかるんだけれども、そんなこと、議員も何も知らずに出されて、あ、こんなん1億4,000万円ありました、急に負担が出たんですいうことで認めていく。もちろん、県と約束してるから、払わなあかんのはわかるんですけれども、しかも、合併の協議に参加した私などにしてみれば、こんなん賛成するわけにいかへん。後からまだ何が出てくるやわかれへん、こうなってきたら。  何でこの土地開発基金で持ったやつを、そのときにわかっとって、いや、こういうのもありますねんと出してこうへんかった。  今聞いとったら、西脇側の今の理事者側ね、知らんかったみたいなこと言うんです、知らんかった、知らんかった。こんなん見たら知らんわけがない。上層部は知りませんよ、少なくとも、担当者は知っとったはず。  この辺どう思われますか。  市長なり、副市長なり答えていただきたい。 ○多井副市長   余り、我々の努力が結果的に足らなんだと言われれば、それは甘んじて受けなければならないわけでございますが、いろいろと厳しい県との折衝の中で、先ほど言いましたように、いろいろなルールの中で縛られた話でございますので、決して自治振があったからとは思っておりませんけれども、県の方にお願いをしたり、何やかやして、いろいろやって、少なくとも、単費で1億何がしかのものを出すということは、これは財政的に非常に厳しいというふうなことで、借金では確かにありますけれども、この際、そういった起債をさせていただいて、資金的な手当も県の方でしていただいて、何とかお願いできないかというふうな交渉をしてきたことは先ほど説明したとおりでございます。  それから、これが基金であったということを知っておったかどうかということですが、確かに、私が知りましたのも、去年の予算委員会の後でございまして、合併当時に、これが基金で持っておる土地かどうかということを、合併当時になぜわからなかったのかと言われますと、確かにそれは、その理由は黒田庄町が隠しておったというふうなことは、私はよくわからないわけですが、事実、その当時、実務担当者同士でいろいろと話をしておりますが、その詳細なことまで私は把握しておりませんので、なぜわからなかったのか、それから、黒田庄町が隠しておったのかと言われましても、それにつきましては、どうであったというようなこと、明解なことが、この段階では確かに言えませんし、当時、私も、合併の協議とか幹事会とか、そういった実務担当者の会にもおりませんでしたもので、確かにその辺のところは詳細にはわかりかねますけれども。  確かに、理論上は、知っておって当たり前のこと、それは、もう黒田庄町のこと、あらゆることが引き継がれておるという前提でございますので、もう本当に詳細なことまで知っておって当たり前という、理論上は確かにそうでございます。そのことが、西脇市の担当者が、仮に知らなかったとしたら、確かに、おっしゃいますように、そのことは、知らなかったことは決していいことではないし、むしろ、知っておくべきであったというふうには思いますけれども、いずれにしても、合併というものは、いろいろな債権・債務も、それから、また、もちろん財産も含めまして新市に引き継ぐという、こういう大前提がありますので、確かに、それが、すべてが詳細に、書類上は、確かにこれは引き継ぎはされていると思いますけれども、それを知らなかったということについては、そこまでよう見てなかったということについては、確かに申しわけないことだと思いますし、これは本来知っておくべきことだというふうには思います。 ○林委員   この土地が行政財産になっとったら、まだ話わからんことないんです。市道の一本、一本まで、町道の一本、一本まで現地行って調べてこい言うのも、本来、知っとかなあかんのですけれども、それがわからんかった言うんやったらまだしも、土地開発基金いうたら、一個ぼんと乗っとるわけでしょ、単独で。その中に、これは一体何の金なんか、残りの土地開発基金のお金ってあと何ぼあるんですか。恐らくそんなにないでしょう。 ○田中財政課長   財政課の方で、土地開発基金の方の管理をしておりますので、説明をさせていただきます。  基金の19年度末の土地、現金合わせますと、残高が10億2,200万円ございます。その内訳といたしまして、土地で4億400万円、現金で6億1,800万円持っております。合併時に、黒田庄の方からは、土地開発基金といたしまして、総額1億3,100万円、そのうち、この県住用地を含みます土地の部分で8,300万円、現金で4,900万円を引き継いでおります。  合併時に、当然、基金として台帳上は引き継いでおります。したがいまして、県住用地という形で、土地はあるということは知っておりましたが、その土地が、この20年度末に買い戻す、建物にかかわる土地であるということまでは認識をいたしておりませんでした。
     以上でございます。 ○林委員   今聞いたら、土地が1億何ぼかな、言うたったんかな。1億何ぼのうちの8,000万円でしょ。物すごい目立つやつじゃないですか。8,000万円の中のさらに4,000万円でしょ、これ、半分じゃないですか。このぐらいのことは調べて当たり前でしょ。一番目立つ部分じゃないですか。  ですから、行政財産であったんであれば、見逃したらあかんのですけれども、まだしもわかるんですけれども、土地開発基金で残っとるようなやつを、なぜ、担当者レベルで、これこういう土地ですねん、これはこういう土地ですねん、あって当たり前でしょ。  そりゃ、当時の幹事しよったった、今の市長が知らんかったいうのは、そりゃわかりますわ、まだ、そこまで上がってきてなかったら。少なくとも、担当者は知っとるはずで、何年後に買い戻さなければいけないとか、それを、黒田庄町側が知らんかったわけはないんですよ。わけないと私は思っています。だから、隠しとったん違うかと推測されると言うとるんです。  こんなもんに私は賛成することはできひんとまた言うとるんです。  もう以上です。 ○中川委員長   ほか意見ございませんか。 ○田村副委員長   民生費の扶助費の関係なんですけれども、17ページになりますが、その後、20ページで言う労働費、労働関係のとこもちょっと関連するような質問をしたいと思うんですが。  扶助費そのものは、生活保護関係というのは随分増えているというふうに一般的に言われてるんですが、西脇市、この補正の分も増えてる分ですか。 ○高瀬福祉総務課保護担当主幹   今回の補正につきましては、平成20年度当初予算で、生活保護世帯数を140人、被保護者数を160人と見込んで当初予算を組んでおりましたが、こういう経済状況の中で、保護の相談申請開始件数が予想以上のペースで増加したところでございます。  平成20年9月の時点で、前年の同期と、世帯数で20%、被保護者数で約25%の増ということで、そのために扶助費が不足しまして、12月補正で増額させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○田村副委員長   随分増えたなというような感じはするんですが、今、冒頭、委員長の方からソニーのお話もあったりして、そういう社会情勢が非常に悪化してるということでは、ある意味、増えるのは仕方ない、仕方ないと言うと語弊がありますけれども、増えざるを得ない社会情勢かなというふうに思うんですが、そんな中でも、例えば、この労働費で言うところの、生活保護いうのは、よう言われてる、40代、50代ぐらいで生活保護の中に入ってしまうと、もう抜けられないというようなことはよく言われるんですけれども、そういうのの対策として、その労働費の方で、例えば、労働をあっせんしていくとか、そういうような対策というのは、具体的には何かやられてますか。  労働の方の関連になるか、生活保護になるのか、ちょっとよくわからないんですけれども、そういう施策はあると思うんですけれども。西脇にあるかどうかは別にして、やっているところはあると思うんですが、労働行政の方もかむと思うんですけれども、はないのかな。 ○高瀬福祉総務課保護担当主幹   生活保護世帯の中で、稼働年齢層言うんですか、生活保護の中では、60歳以下の方については、一応、稼働年齢層ということで、自立助長に向けて、担当ケースワーカーが、例えば、ハローワークに同行して就労支援するとか、そういった立場で生活保護の方では就労に向けた活動をさせていただいてます。  以上でございます。 ○田村副委員長   それは、成果としては上がってますか。 ○高瀬福祉総務課保護担当主幹   稼働年齢層の世帯数が、西脇の場合、若干ほかと比べてどうしても低いということもありまして、職安に行っても、なかなか結果として就労に結びつくというケースは、正直言うて、今のところなかなかないというところでございます。  以上です。 ○田村副委員長   いや、正直言うて、生活保護の方で、これの対策としてという話ではないかもしれないんですけれども、今の状況が、職安に行って仕事が見つかるというような状況なのかなという、ちょっと首をひねらざるを得ないような社会情勢になってるわけです。若い人でも、もう仕事なかなかないと。昨今で言うと、今度、大卒の新卒者が内定取り消しですか、ああいうような状況までばんばん出てってる状況では、もっと具体的に、ほんま例えばの話ですけれども、商店街の売り出しに、この1週間の期間だけ人が要るんやとか、もうそんなんも含めて、例えば、市の方である程度把握していくというのか、そういうような中で、たとえ少しの人でも働く場を提供していくとか、そういう具体的な、わかりやすい施策みたいなのを打っていかんと、もうほんまに、あなたの責任やということで言っても、私はもう、自分自身で責任とれないいうんか、もう生活保護に入らざるを得ないような社会情勢になってると思うんですけれども。  そういう意味で、今、話は、生活保護から労働に移ってると思うんですけれども、労働行政の方で何らかの手だてというものが必要なんとちゃうかなというふうに思うんです。  ちょっと聞きましたら、何か、尼崎でしたか、あれだけ大きなまちで、たった二人やとは言うてましたけれども、そういう、今さっき言われた、ケースワーカーが職安へついていく、ハローワークへついていくような、それよりも、今私が言うたような、もう少し具体的な労働あっせんみたいなのをやってられるそうです。そんな話もちょっと聞いたんで、もう少し西脇としても、労働行政として何かでけへんものなのかと。もう職安任せです、職安任せですということではもう済まんような気がするんですけれども。このままいったら、どんどんどんどん生活保護も増えていくん違うかなという怖さもあるし、というような思いを持ってるわけなんですが、労働の方で、何かそういう具体的な動きを考えられないのかなというので、ちょっと一つ質問ということにしたいんですが。 ○井上商工労政課長企業立地室長   労働いう話が出ましたので、ちょっとお話をさせていただきたいと思うんですけれども。  今、大変厳しい状況の中で、雇用情勢が厳しいいうことで、ハローワークさんと一緒に検討させていただいております。  それで、10月末の有効求人倍率、今、県や国などは0.8とか0.7とか言うんですけれども、西脇市管内、西脇だけじゃないんですけれども、加西、小野、加東、それから西脇ですね、それから多可を含めて、これが1.22という高い数字が出ています。これは、パートタイマーも含めての有効求人倍率にはなっているんですけれども、そういう点では、職を選ばなければ、管内では仕事を探せるという形にはなっているとは思います。  今、副委員長が言われたように、就職を取りやめになったとか、それから、今働いているところの希望退職を出されている企業もあると聞いております。そういう点では、相談業務の窓口を設置しまして、ハローワークと一緒に検討していっている状況であります。  以上です。 ○田村副委員長   そういう意味では、労働の方、頑張ってやっていただいてるなというのは、今、数字を見せていただくと、何となく感じたんですけれども、それやったら、さっきの扶助費の関係で言いましたら、やっぱり今度は、そのケースワーカーの仕事が大事になるのかな。もうちょっと何とかなれへんのかという思いはやっぱりあるんです。それはもう要望でええですけれども、何かこう、もう少し頑張ってくださいとしか言いようがないですけれども、お願いしたいと思います。 ○中川委員長   ほか、質疑、意見等ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようでしたら、ちょっと1点だけ、私、委員長の方から申しわけないですが。  6ページの、総務費の寄附金なんですけれども、ふるさと西脇日本のへそ基金寄附金があるんですけれども、結構な金額になっとるんですけれども、これは、ふるさと納税にかかわっての基金かと思うんですけれども、実質、今回始まりましたふるさと納税というのはどのぐらいの状況なんか、ちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○林委員   下に張ってある。 ○中川委員長   下に張ってあった。ああ、ごめんなさい。何%がこっち来とるんですか。 ○黒崎企画政策課長宅地分譲室長   何%という話、ちょっとまた後でお聞きしたいと思うんですが、とりあえず、ふるさと納税の状況でございます。  けさも新聞でごらんになったかと思います。これは、五日の段階で、85人で365万円ということで新聞掲載がされておりました。  ただいま、きのうの状況でございますが、件数としましては90件、それから、額にしまして371万円ございます。現在、年末、12月に入りまして、どんどんその申し込みがきております。まだ入金はされておりませんが、申込件数の総数としましては、108件、きのうの段階で。それから、額にしまして440万円、細かく言いますと440万4,500円という額でございます。  今後、自画自賛で申しわけございませんが、毎日、2、3件の申し込みが、この年末きております。これもご存じかとは思いますが、ふるさと納税の応援サイトというものがホームページでございます。ふるさとの納税、タックスいうことで、そのとりまして、「ふたくす」というホームページがございます。また、議員さんも開いていただきたいと思います。  これでも、西脇のアクセス数いうのが全国1位になっております。これも、いろいろな記念品の効果と思うんですが、どんどんそういうことできております。今後、あとどれだけくるかわかりませんが、最終的には、この申し込みの件数、入金はまだされておりませんが、そういう状況の中で、入金をまたお願いしまして、今、申し込み額としては440万円ということでございますが、500万円ぐらいに近づけたいなということで思っております。  ここで、ちょっと今ご質問がありましたパーセントというお話はどういう。 ○中川委員長   この総務費の寄附金の基金として積み立てるのは、何か決まってるのかと思て。この金額、寄附金そのままこっちくるわけですか。 ○黒崎企画政策課長宅地分譲室長   このときの補正を組んだときには、200万円台しかなかったんですが、当初、100万円組ませていただきました。それで、最終的に、この当時、200万円ということで、まあ300万円ぐらいはくるやろなと思たところが、どんどんどんどんきておりまして、それで、そのうち、全部基金の方に、3月議会ではちょっと無理かと思いますが、最終的には、そういう基金積立を全部、大体、その3月の段階でさせていただきたいとは思います。 ○中川委員長   最終的には未定な金額ということになるわけなんですけれども、ありがたいことに、すごい人数の方のアクセスとかいろいろあるみたいで、ありがたく思います。頑張って皆さんにアピールしていっていただいたかいがあったと思うんですけれども、これからも頑張っていただきたいと思います。  ちょっと金額が、これは変動するもんやというのが余りちょっとぴんとこなかったもので、ちょっとお尋ねいたしました。  それでは、ほか、質疑ございませんか。 ○林委員   今の関連質問なんですけれども、言うてええもんか、悪いもんか知りませんけれども、最高額いうのは、一人で何ぼぐらいされた方がいらっしゃったんかと、それと、新聞に、著名人に市長が直筆で手紙を書いたいうことが載っとったんですが、何人ぐらいに出されたんですか、それを聞きたいんですけれども。 ○黒崎企画政策課長宅地分譲室長   まず、最高額ということでございますが、最高額は50万円ということで、大きな大都市では、相当大きい、何百万円、一千万円という額がございますが、我々、今の段階では、最高額は50万円。  それから、市長直筆の、東京西脇会とか著名人の方に送っておりますが、正確に、今現在、ちょっと数は、市友会というOBもございますし、それから、東京西脇会というところにも出しております。そういうことで、100以上出しております。 ○林委員   結構です。 ○中川委員長   ほか、質疑ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  質疑はこれで終わります。  それでは討論に入ります。  討論ありませんか。 ○林委員   質疑、意見の中でるる述べさせてもうたと思うんですけれども、この県営黒田庄団地の購入費が一番大きなものでもございますので、また、本会議場では、きちんと言わせてもらいますが、反対とさせていただきます。 ○中川委員長   ほか、討論ございませんか。 ○高橋委員   私も、本当に一日も早く、旧黒田庄、西脇が一体化せんといかんという、こういう状況の中で、いろいろなことでも財政難、財政難ということで、各町の方へも辛抱していただいておると。これも、きちっと合併協の中通ってきててしたものであれば、副市長が先ほどおっしゃっとったような努力を高く評価して、賛成ができるんですけれども、どう見ても、今のところ、市民の皆さんにご理解いただけるであろうかということを考えると、軽々に賛成するわけにはいかんなということで、反対をさせていただきます。 ○中川委員長   ほか、討論ございませんか。 ○廣田委員   今まで、建物のことばかりで1億600万円ですか、こればかりが表面に立って、建設経済常任委員会でもいろいろ意見が出たんですけれども、よう考えてみりゃあ、土地がなかったら建物建てませんわね。この土地の問題がきょう出てきたんですけれども、4,100万円ですか。そういうことも考えたら、ちょっと林委員がおっしゃるように、何か若干そういうことが気がつかなかったかなという面はございます。  しかし、建物に土地がつくのは当たり前のことで、何か、我々も、建物ばかりに気がついておりましたから、土地があるということがきょうわかって、もちろん、そういうことは当然ですけれども、厳しい状況の中で、1億4,700万円ですか、非常に厳しい状況の中ですけれども、合併の中でいたし方ないかなということでございます。 ○中川委員長   ほか、討論ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは採決いたします。  議案第89号平成20年度西脇市一般会計補正予算(第4号)について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                  〔賛成者挙手〕  賛成多数であります。よって、議案第89号は原案のとおり可決すべきものと決しました。             ―――――― 原案可決 ―――――― ○中川委員長   続きまして、調査事項に移ります。  西監報第13号例月出納検査の結果についてと、(2)番の西監報第14号例月出納検査の結果について一括議題といたします。  理事者の報告を求めます。 ○臼井監査・公平委員会事務局長選挙管理委員会事務局長 
     特にございません。 ○中川委員長   特に補足説明はないようでございます。  質疑に入ります。  質疑、意見等ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  それでは、特に意見等ないようでございます。  討論はこれで終わります。  それでは、その他に移りたいと思います。  きのうの委員会でございました件で、総務企画常任委員会へ付託するというような、付託ではなかったんですけれども、総務企画常任委員会の話やということでこちらへ回ってきた分がございます。  この件について、理事者の方の報告はございますか。西多可行政事務組合の補正がこちらに反映されてないという意見がございましたけれども。 ○田中財政課長   昨日、池田議員の方から、事務組合の方で549万5,000円の西脇市からの負担金を伴う補正があったというような形の質問で、西脇市は一般会計で補正をしてないという形でのご指摘だったと思います。  事務組合の方に若干確認をいたしました。この20年の11月12日に開会をされました、西脇多可行政事務組合の定例会に、議案第19号として、一般会計の補正予算が提案をされております。総額は920万3,000円の人件費の補正でございまして、西脇市の負担分が549万5,000円、多可町が370万8,000円という補正がされております。この中で、いろいろと事務組合の方でも調整をされたようでございますが、結果的に言いますと、事務組合で業務をされております斎場の関係で、かなりことしは増収が見込めるということで、いろいろと負担金の予算措置については、管理者会でも調整をされたようでございますが、結果的には、各市町に、今回の補正での負担金を求めず、内部で処理をするということで、事務局から一般会計の方には、そういった負担金の要請がなかったということで、今回、補正をいたしておりません。  原則といたしましては、当然、負担金を持って運営をされておりますので、イコールになろうかと思いますが、今回は異例の措置として取り扱いをされたようでございます。  以上でございます。 ○中川委員長   もう1点ありましたね。  定額給付金についての質問が、それも総務だということで、お願いいたします。 ○吉田総務課長   庁内的な取り扱いはまだ決定しておりませんので、総務課の方からお答えをさせていただきたいと思います。  内容としましては、新聞紙上で報道されている以上の内容は、私ども、まだ届いておりません。これまでの経緯経過をざっと説明しますと、ことしの8月に、物価高と原油高ということで、その対策としまして、定額方式の特別減税と、臨時福祉特別給付金という形で、最初アナウンスをされております。その後、10月でしたか、追加対策で、生活支援としての定額給付金方式、これは減税です、ということに衣がえされ、さらに、11月に定額給付金になったというふうな迷走状態が続いております。全国で約1億3,000万人に対して給付、約5,000万世帯ということで、各市町の方へ届いております内容は、今言いましたように、新聞紙上の報道とほとんど変わりませんが、施策の目的としましては、住民の生活支援という1点と、もう一つは地域経済対策、この2点を目的としておるようでございます。実施主体は市町村の自治事務、経費は10分の10、国の負担というふうな内容でございます。  対象者につきましては、住基台帳に基づくものとされております。基準日等はまだはっきりしておりません。給付額につきましては、ご案内のように、1万2,000円、65歳以上18歳以下の者は2万円、これは基準日をもってこのようになるようでございます。その基準日も、まだ国の方では決まっておらないということで、先般、国の方の説明会があったようですけれども、非常に紛糾をして、各市町からクレームがついたと。それでも、国の方は、年度内支給を目指して頑張るんやというむちゃくちゃな、物理的にもう不可能な状態まで追い込まれて、それでもやるということをまず言っております。それ以上の詳しい情報はまだ届いておりませんので、このあたりでご容赦を願いたいと思います。  以上です。 ○中川委員長   その他、ほかございませんか。 ○早瀬委員   日時計の丘のことについてちょっとお尋ねいたします。  西脇市にとりまして、数少ない集客を図るそういう施設であると思います。そのような中で、随分と前からレストランが閉店になっております。私といたしましては、物寂しい、そういう思いをしております。  そういう中で、もう再度、レストランが再建できるように取り組んでいるのか、今の現状をちょっとお尋ねいたします。 ○戸田黒田庄地域総合事務所長兼地域振興課長   日時計の丘公園のレストランの件でございますが、その営業手法等も含めまして、従来のような形で営業をしていただく方、なかなか難しいだろうというようなことで、他の施設の状況も考えながら、もっと簡単な、例えば、喫茶・軽食的なもの、あるいは宿泊者の要望によるお弁当等の供給でしょうか、そういったふうな方向も含めまして、何かいい手だてはないかいうことで、現場も含めまして、現在は調査中でございます。  まだ具体的な、こんな方法がいいという方向で進んでいる状況までは至っておりませんが、現在、調査中というようなことで、利用者の方に一部ご不便をかけておりますが、現在の状況はそういうところでございます。 ○早瀬委員   やはり今、前向きに取り組んでいるいうことでございますけれども、自分としたら、公募でもして、そして、何とか早く再開してほしいな、そういう思いをしております。  要望しておきます。 ○中川委員長   そのほか。 ○廣田委員   先ほど、公共交通では、黒田庄の総合事務所からのつくしバスが出発して、一つ解決したんですけれども、茜が丘の複合施設についてはどの程度進んでおるのかということ、わかりましたらお聞きしたいんですが。 ○黒崎企画政策課長宅地分譲室長   茜が丘の複合施設の件でございますが、現在、核となる施設ということで、いろいろと検討しております。その核となる施設としましては、野村と重春のコミュニティーセンターというようなことも、今現在、地元と協議しておる段階でございます。  ただ、まだ最終的には決定しておりませんが、それを核にする中で、一度、今、検討を加えておる中でございますが、その中で、また、子育て支援とかいろいろなそういうほかの付加的な施設を考えておる段階でございます。他市の状況とかそういうところで、今現在、検討をしております。  大体の概略の図面はかいておりますが、ただ、その中にどういう機能を付加するかということについては、今、関係課と調整をしておる段階でございますので、もう少し時間をいただきたいと思っております。 ○廣田委員   コミセンについては、内橋市長がいらっしゃるころから申し上げておるわけですけれども、複合施設ということで、いろいろな施設を含めると、経費その他もたくさんかかりますし、野村と重春地区という二つの地区が絡んでおりますので、調整が非常に難しいかと思いますけれども、ひとつ早急にまた進めていただきますようにお願いを申し上げます。  要望とさせていただきます。 ○中川委員長   その他ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  ないようでしたら、理事者の方の説明に移っていただきたいと思います。 ○田中財政課長   お配りをさせていただいております、競輪事業の訴訟対策という資料に基づきまして、競輪訴訟の現状と判決予定につきまして説明をさせていただきます。  競輪事業につきましては、19市1町、現在の合併後、20市で開催をいたしておりましたが、14年3月末に競輪事業から撤退をしまして、15年3月末をもちまして事務組合を解散いたしました。これに伴いまして、裏面に掲げておりますとおり、4社から損害賠償請求が起こされました。現在、資料のとおり、阪急電鉄株式会社からの損害賠償請求訴訟が継続をいたしております。現在、西宮市を窓口といたしまして、その訴訟対応に当たっておりますが、阪急電鉄に係ります控訴審の判決が1月29日に言い渡される予定となっております。  判決の対応といたしましては、まず、勝訴の判決が出た場合には、原告がさらに上訴をされる可能性がございますので、応訴の準備をする必要があろうと思います。また、全面敗訴の判決が出た場合には、こちら側が上訴を行う準備をする必要があろうかと思います。  それから、3点目で、原告側の一部認容の判決が出た場合ということなんですが、判決理由、許容金額、上訴した場合の見通し等について、一応、2月3日に訴訟対策委員会が開催される予定になっておりますが、そこで上訴の正式の判断がされる予定になっております。  次に、上訴手続についてでございますが、もし上訴しなければ、判決に係ります賠償金を支払うことになりますが、敗訴あるいは一部認容の判決において上訴をする場合は、判決の日から2週間以内に、上訴の提起の議決、また、上訴費用、供託金等の補正予算措置が必要となってまいります。上訴期限の関係もございますので、上訴議決、また、補正予算の取り扱いにつきましては調整をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう1点、裏面の2段目の、近畿自転車協議会からの訴訟でございますが、控訴人が、19年4月26日の二審判決において、請求及び控訴が棄却されたということで、最高裁へ上告受理を申し立てておりましたが、最高裁判所が上告審として受理しない決定をされました。20年11月4日に判決が確定をいたしております。したがいまして、現在継続中の訴訟は、阪急電鉄からの1件でございます。ただ、競輪訴訟の中でも、4件のうちでも、この阪急電鉄㈱の訴訟が一番不利な条件で訴訟が行われているという形で、いろいろとお話はいただいております。  以上、簡単ですが、競輪訴訟の現状と判決予定についての報告とさせていただきます。 ○中川委員長   この件について、何かご意見等ございませんか。                 〔「なし」の声あり〕  特にないようですので、これで終わります。  本委員会の予定はすべて終了いたしました。  お諮りいたします。  本委員会の審査経過とその結果の報告については、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。                〔「異議なし」の声あり〕  ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  それでは、各委員におかれましては、長時間にわたり慎重に審議を重ね、妥当な結論をいただき、委員会が滞りなく終了できましたことをお礼申し上げます。  また、理事者におかれましては、市政運営に当たり、本日の委員会を通じて出された意見等について十分留意願いますよう申し添え、閉会といたします。  ご苦労さまでした。                △閉会 午前11時26分  平成20年12月10日                                  総務企画常任委員会                               委員長  中 川 正 則...