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平成16年旧西脇市決算審査特別委員会(11月30日)

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  1. 西脇市議会 2004-11-30
    平成16年旧西脇市決算審査特別委員会(11月30日)


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    平成16年旧西脇市決算審査特別委員会(11月30日)            平   成   16   年   度       西 脇 市 議 会 決 算 審 査 特 別 委 員 会 会 議 録           平 成 16 年 11 月 30 日             西 脇 市 議 会                決算審査特別委員会会議録(第2日)
    1 開催月日      平成16年11月30日 2 開催時間      午前9時57分~午後1時12分(会議2時間09分)                        休憩 午前11時52分~午後0時58分 3 開催場所      委員会室 4 出席委員    委員長  北 詰 勝 之    副委員長  高 橋 博 久    委員   寺 北 建 樹    委員    藤 原   教     〃   坪 木 季 彦     〃    林   晴 信     〃   村 井 公 平     〃    遠 藤   明     〃   澤 田   悟    議長   藤 原 正 嗣 5 欠席委員      なし 6 欠  員      なし 7 説明のため出席した者の職氏名   市長                   内 橋 直 昭   助役                   來 住 壽 一   収入役                  高 瀬 寿 之   教育長                  丸 山 隆 義   理事付主幹                吉 田 孝 司   企画総務部長               遠 藤 隆 義   企画総務部次長宅地分譲課長       能 瀬 啓 介   企画総務部総務担当次長兼総務課長     浦 川 芳 昭   財政課長                 牛 居 義 晴   企画総務部税政担当次長税務課長     和 田 忠 治   税務課収税対策室長            戸 田 眞 吾   上下水道部長               今 中 敏 一   上下水道部次長兼管理課長         杉 本 眞 三   水道課長                 杉 上 茂 樹   下水道課長                松 田 正 男   福祉生活部長               豊 田 正 保   福祉生活部福祉担当次長福祉総務課長   藤 本 かつゑ   長寿福祉課長               上 月 恭 造   市民課長                 在 田 定 敏   福祉生活部市民生活担当次長生活環境課長 藤 原 逸 朗   生活環境課主幹              吉 田 廣 志   西脇病院事務局長             村 上 幸 雄   新病院建設室長              大久保   明   西脇病院事務局次長兼管理課長兼会計課長  藤 本 和 久   医事課長                 水 杉 達 昭   老人保健施設事務長兼管理課長       畑 田 雅 義   教育部長                 小 林   宏   教委総務担当次長教育総務課長      藤 井   誠   教育総務課主幹給食センター所長       安 平 裕 文   教委社会教育担当次長兼生涯学習課長    岡 田 哲 二   公民館長                 田 中 義 章   地球科学館長               今 村   健 8 出席事務局職員   事務局長  多 井 俊 彦   事務局主幹  藤 原 和 行   書記    正 木 万貴子 9 傍聴議員     藤 原 信 子    是 常 吉 信    坂 本   操     後 藤 泰 造    廣 田 利 明    藤 本 邦 之     山 上 武 司 10 案  件 (1)議案審査   ① 議案第62号 平成15年度西脇市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の報告につい           て   ② 議案第63号 平成15年度西脇市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算の報告に           ついて   ③ 議案第64号 平成15年度西脇市高齢者住宅整備資金特別会計歳入歳出決算の報告           について   ④ 議案第65号 平成15年度西脇市立学校給食センター特別会計歳入歳出決算の報告           について   ⑤ 議案第66号 平成15年度西脇市総合市民センター特別会計歳入歳出決算の報告に           ついて   ⑥ 議案第67号 平成15年度西脇市下水道特別会計歳入歳出決算の報告について   ⑦ 議案第68号 平成15年度西脇市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の報告に           ついて   ⑧ 議案第69号 平成15年度西脇市老人保健施設特別会計歳入歳出決算の報告につい           て   ⑨ 議案第70号 平成15年度西脇市経緯度地球科学館特別会計歳入歳出決算の報告に           ついて   ⑩ 議案第71号 平成15年度西脇市公営墓地特別会計歳入歳出決算の報告について   ⑪ 議案第72号 平成15年度西脇市介護保険特別会計歳入歳出決算の報告について   ⑫ 議案第73号 平成15年度西脇市ガス事業清算特別会計歳入歳出決算の報告につい           て   ⑬ 議案第74号 平成15年度西脇市茜が丘宅地供給事業特別会計歳入歳出決算の報告           について   ⑭ 議案第75号 平成15年度西脇市水道事業会計決算の報告について   ⑮ 議案第76号 平成15年度西脇市簡易水道事業会計決算の報告について   ⑯ 議案第77号 平成15年度西脇市立西脇病院事業会計決算の報告について                △開会 午前9時57分 ○北詰委員長   おはようございます。昨日はご苦労さまでございました。  それでは、昨日に引き続きまして、決算審査特別委員会を再開します。  特別会計の部に移りまして、議案第62号平成15年度西脇市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  座って失礼いたします。  質問、意見等ございましたらお願いいたします。  ページで言いますと、特別会計1ページから22ページです。 ○寺北委員   そしたら、私、事前にもらってる資料に基づいてちょっと質問したいんですが、この資料が5ページと6ページが反対にとじたみたいで、私がとじたんちゃいますよ、不納欠損と未収のやつがページ反対になってます。だから、もとの6ページのやつが不納欠損だと思うんですけども、全体でこの不納欠損、ここに書かれてる1番から10番までの税額は540万ほどなんですね、合計がね。で、不納欠損そのものは、全体で言うたらもっとたくさん、1,300万ですか、ありますので、件数で言えば全体で何件なんかと。不納欠損したやつの件数ですね、何件なのかいうのが1点と、不納欠損で落とした以後、どういう状態なのか。その人をね、例えば、寺北を平成6年の分を不納欠損落とした場合、7年度以降はどういう状態になってるんかという、この2点ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   最初に、2点目の方からお答えをしたいと思いますが、不納欠損で落とした後の状況ということでございますけれども、いろんなケースがございまして、本人死亡とかいうことは別にしまして、いらっしゃる方でございますと、不納欠損で落とした後、分納という形で納税交渉をしている方が大半でございます。  それから、すみません、件数につきましては、ちょっとしばらくお待ちいただきたいと思います。 ○寺北委員   不納欠損で落とした後どういう状態かと言いますと、分納いうことで、じゃあやっぱり滞納が続いてると。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   そうです。滞納は続いております。 ○寺北委員 
     例えば、20万、30万、まあ20万の税額にしても、そのうち半分ほどしか入ってないとか、そういう意味ね。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   というのは、例えば事業を失敗したりして、土地もあらへんというような中で、古い税までは、とにかく負担をさせていくのは、もう本人の生活を考えると困難であろうと。ただ、現年あるいは現年に近い分のとこまでは何とか分納ででも納めていただくような納税交渉をして、わずかずつですけども払っていただいているというような状況でございます。 ○寺北委員   ちょっとかみ合うてないんやけど。いや、そしたら、一編、不納欠損の全体の数、先そっちの方が大事なんやね、話として。具体的に話せな、一つや二つのケース話してもしゃあないからね。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   件数、すみません、もうしばらくだけお待ちいただきたいと思います。 ○寺北委員   この不納欠損の件数ぐらい私はそっと出ると思うんやけど。出てないこと自体、本来問題なんちゃうかと。例えば、50件で1,300万ですと言うて、その50件とか30件いう数字なんて、私は常になけりゃあかんと思うんやけどな、手元に。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   件数で879件でございます。 ○寺北委員   それは年度じゃなしに、寺北、坪木とかいう意味の件数ですわね。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   年度でいきますと、平成の元年の分から、 ○寺北委員   いや、そんなこと聞いてへん。実人数ですねいう意味ですよ、延べじゃなしに。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   実人数では出ておりません。ちょっと今出しておりませんが、件数で出ております。実人数でいきますともう少し減ってくると思います。実人数で報告をしたいと思います。それはちょっとしばらくお待ちいただきたいと思います。 ○寺北委員   いや、この資料を見てもうたらわかるんやけども、番号1、128万6,650円。この人が平成3年から6年の分を不納欠損落としましたよという、こういうまとめ方してるんかなと思たんですよ。だから10番以降、11番、12番、13番ずっとあって、合計何件ですという問いかけしたかったんですよ。だから実人数いうんですか、件数いうんですか、年度じゃなしに。そういう集計いうのは一切やってないんですか。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   この不納欠損につきましては件数ですべて出しておりまして、この提出しました10番までのところにつきましては、この部分だけを集計して出してる資料でございまして、基本的には件数で不納欠損の状況いう形で資料としてはまとめておりますので、全員いうのはちょっと今、時間がかかると思います。 ○寺北委員   ほなら、それは結構です。その件数いう言葉の使い方が、年度別の延べいうのを件数言われとんねんね。ほんなら、私は、個別のあれを件数いう同じ言葉使いましたのでちょっとややこしなったんやけども。  今879件やけども、これが半分ぐらいか3分の1、もっと減るんかないうのはちょっと思うんですね、素人考えで。その人たちが、それ以後もずっとやっぱり滞納があると。死亡とか何やでそれが切れた場合はあると思うんやけども、いやいや、それ以後についてはこういう形でもう改善されて、特にこの年度だけはちょっと問題やったんやとかね、そういう特別な事情で不納欠損の以後があるんか、いや、もうそら5年前も10前も不納欠損で落としてるぐらいやから、今も同じですわというんかいうのが確認したかったんですよ。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   例えば、この1番の方で言いますと以後の滞納もございます。ですから、この方々につきましては、やはり現在も滞納というのが続いておる方が大半でございます。 ○寺北委員   そしたら、この、もとのページで5ページの、今度は国民健康保険税のこれ滞納者の一覧ですね。やっぱりこれ平成10年から15年までずっと続いてるとか、それを分納中という形になっとると思うんですが、ほなら、例えば、3番の人だったら平成10年からやで6年分やと、6年分が200万円。ということは、年間30万円ぐらいが国保の税額いうんですか、いうことに33万円ですね、なると。で、分納いうても、実際は月1万とか、その程度ではないかっていうふうに思うんやけど、そこら辺どないですかいね。だから、この分納の実態がもひとつわからなくて、これはもう増えるばっかりなんですよね、多分。  例えば、今、分納してるのが、本来の税額よりもたとえ5,000円でも1万でも多いと。今年度の1期の納税額よりも分納の額の方が多いということで減っていきよるんか。いやいや、本来の1期分よりも少ない金額しか今年度も納まっていないと。だから、この滞納額は月数が増えれば増えるほど滞納額が増えますよと言うんかどっちかなんですけども、そこら辺はもう全体的にどうなんですか。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   この滞納者につきましては、15年までずっと滞納があるわけでございますけれども、一応、私どもとしましては、極力、現年を中心にして、現年を納めていただきながら、その近い滞納分につきましても振り込みをしていただきたいということでしておりますけれども、やはり現年も、この表だけでは全部残っとんのか1期分だけなんかいう表示は出てないんですけども、やはり現年が残っている方が上位にいらっしゃると。ですから、現年を済まして、いわゆる滞納分まで分納している方もいらっしゃるわけでございますけれども、一律でどうこういうわけやないんですが、やはり現年が残っている方が多くあるという状況でございます。 ○寺北委員   そういった面で言うたら、最終的には、これは国保税の問題どないしたらいいんですかね。担当者としてはどない考えてますか。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   お尋ねは税のことですか。 ○寺北委員   いや、この滞納を克服するか、根本的にこれをどないしたいいんかいう問題ですよ。これやったら、もうずっと滞納が増えていくばっかりであると単純に私は思とるんですね、今の現状は。そら、もっと安するや、減免措置をもっとするや、いろんな方法あると思うんですけど。 ○和田企画総務部税政担当次長税務課長   そのことはちょっと税務の方では何とも申し、 ○寺北委員   いやいや、どなたでも結構ですよ。 ○在田市民課長   国保の特別会計につきましては、国保の方で給付関係等対応してます。また、この税につきましても、税務課と協力しながら、できるだけ滞納が少なくなるように努力をしているところです。年々、滞納額が増えていくというような状況にありまして、担当課としても大変苦慮しているところです。  今後どうするかということなんですが、今までにもいろいろと議会の方からも意見を聞かしていただいてます。減免の問題とかそういうことについて対応すれば、この滞納額も減ってくるんではないかというようなご意見もいただいております。今後、そういう面につきましても検討なり研究をしていきたいと思っております。 ○寺北委員   本当に、これは西脇市だけの現象ではなしに、やっぱり県内や全国的に大きな問題になってる状況だと思うんですね、滞納額が増えてると。だから、全国的には、それで滞納者には資格証という形で保険証を渡さないとかいう制度を導入したりして実際やってるんやけども、それによってほなそれが克服されるんかと言うたら、決してそうではないと思うんですね。  だから、今、市民課長が言われたようにあらゆる手段いうんですか、滞納者の克服と、それと、滞納者いうより滞納額を増やさないね、ちょっと言葉考えて今物言よるんやけども、滞納額を増やさない手段、あらゆる手段をとっていただきたい。しかし、だからといって、ほな保険証を交付しないとかいう形での単純な対応では、今度は、被保険者の皆さんの健康をさらに悪化させていくという問題にもつながっていきますので、そこらを慎重にやりながら、しかし根本的に滞納額を増やさない方法がどうあるべきなんかと。これは全国的、全県的、しかし西脇市でやれる内容いうのを、やっぱり十分に検討していただきたいということを、これはちょっとお願いしておきたいと思います。  部長、どないですかね、そこら辺は。 ○豊田福祉生活部長   委員さんが言われますのも、これは理解できるところでございます。今さら申し上げるまでもございませんけれども、この会計につきましては、この保険につきましては、高齢者あるいはまた所得の低い層の保険、他の保険と違いまして、そういうような事情もあることはもうご承知をいただいておると思いますけれども、言われましたようなことにつきましては、十分、今後、検討しながらやってまいりたいというぐあいに考えます。 ○北詰委員長   ほかに質疑、意見等ございませんか。  ございませんか。  ないようでございますので、それでは討論に移ります。討論ございませんか。 ○寺北委員   予算審議のときに、介護納付金分が値上げになると。私は、介護納付金分の計算式いうのは国の方で決められているので、西脇市独自にはどないもできないということは理解できると。しかし、当時の経済状況を考えたら、その分の基金を取り崩して、医療給付分の方で引き下げてはどうかということを提案しました。実際に、これの決算書の特別会計の3ページ、4ページ見てもらったらわかるんですけども、財政調整交付金ですね、予算上は、これ、いつも低く抑えるいうことになっとるんですけど、国からの国庫補助金、2億という予算が実際は3億5,200万いう形で、一応5,000万、計算上は増えてると。そういったことから言うと、私は、やっぱり最初の段階で介護納付金分引き上げ分医療給付分で引き下げるべきであったというのは今も思ってます。  そういった点で、この決算については反対せざるを得ないというふうに表明したいと思います。 ○北詰委員長   ほかに討論。 ○村井委員   賛成は賛成なんですけど、1点ちょっと申し添えて賛成をさせていただきます。  というのは、これ、収入未済額4億4,900万円、これ市税と同じよりも多い収入未済額なんですね。そやから、この調定額から見ますと、かなりの率が高いというのは明らかなんですね。こういったことを踏まえまして、やはりどんどんと増えているというようなことで、こういったことの対応を特にやはり真剣に考えていかなければ、なぜ市税よりも保険税が多いのかというのは、やはり根本的な考え方をしていただかなければ減ってこないというふうに思いますので、ここはもう特に検討していただきまして、また来年度どういった形で対応策をとられたかいうこともお聞きしたいと思いますので、こういったことをひとつ申し添えまして賛成討論といたします。 ○北詰委員長   ほかに討論ございませんか。  それでは、ないようですので採決に移ります。  議案第62号西脇市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第62号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   次に、議案第63号平成15年度西脇市老人保険医療事業特別会計歳入歳出決算の報告について。ページで申しますと、特別会計23ページから特別会計30ページでございます。  意見、質疑等ありましたらお願いいたしたいと思います。 ○村井委員   30ページ、この償還金利子及び割引料なんですが、平成13年度の決算による返還金は78万円ということなんで、この14年度決算による返還については1,024万円というように大きくなっておるが、これはどういった理由なんか。 ○在田市民課長   この償還金利子及び割引料1,024万3,981円ですが、これにつきましては、平成14年度の決算による返還金ということで、14年度に決算を打った時点で、この内訳としまして支払基金の医療費の交付金が89万940円、それから国庫支出金354万4,680円、それと県の支出金580万8,361円、これだけの分が決算を打った段階で超過交付ということでもらい過ぎになっていましたので、その分をそれぞれ15年度で返還したという形になってます。 ○村井委員   一応、これは、請求して入ってきたものを決算によって調整して返されるということなんで、この13年度と大きな違いというのは、なぜこう金額が大きく開いたかいう原因は何ですか。 ○在田市民課長   一応、この国庫支出金なり県の支出金につきましては、医療費の概算請求で行いますので、年度の終わりに風邪とかそういうものがはやるとかいうことになれば、医療費が増加するなり減るというようなことになりますので、補助申請については見込みで行ってます。  それともう一つ、14年度でこの制度の改正というんですか、そういうことがありまして、14年度でちょっともらい過ぎになったという形になってます。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので、それでは討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  討論ないようでございますので、採決に移りたいと思います。  議案第63号平成15年度西脇市老人保険医療事業特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第63号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   続きまして、議案第64号平成15年度西脇市高齢者住宅整備資金特別会計歳入歳出決算の報告について。ページで申しますと、特別会計31ページから特別会計34ページでございます。  質疑、意見等ございませんか。  ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので、それでは討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕
     ないようでございます。  それでは採決に移ります。  平成15年度西脇市高齢者住宅整備資金特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第64号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第65号平成15年度西脇市立学校給食センター特別会計歳入歳出決算の報告について。特別会計35ページより特別会計40ページまででございます。  意見、質問等ございませんか。 ○高橋副委員長   昨日の市営住宅ともよく似てると思うんですけども、この某学校の教頭さんの仕事で一番えらい仕事は給食費を集金することやというような、そんな話が出てたんですけれども、これを見ますと未収もそこそこあるようなんですけども、その実態のほどは、いただいている資料によりますと、11ヵ月4万100円というのが一番高額のようですけれども、この状況に「生活困窮」と書いてあるんですけども、ほんまにそうなんかどうかでですね、行ったところ、携帯片手に、くわえたばこで「そんなもん払われへん」というような返事が出てるというような実態があるようなんですけれども、そこら辺のところをどれぐらい把握されてるんか。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   この実態の方につきましては、給食費の納入につきましては、鋭意、学校とのいわゆる連携を図りながら、給食費の未納の防止等に努めておるところでございますけれども、この学校の先生方がそれぞれの家庭訪問等をなさったときにも、それぞれ先生方にもお願いしているわけなんですけれども、現実的には非常に生活的に困窮しておるという状態でございます。 ○高橋副委員長   結果的に、状況としてはそういう報告しかできないんやろなというような、わかるような気もするんですけども、実際問題として、じゃあ、もう生活が大変やからいいわということになってきますと、不納欠損としては上がってないようなんですけれども、行く行くこういうことも増えてくるんじゃないかな、そんな懸念を持つわけなんですね。  先ほどの寺北委員さんの意見にもありましたけども、果たして、もうそやからしゃあないなということでこのまま置いていってええんかどうか。どうすればこういうのが減っていくんかという、どう考えておられるんかいうのをひとつ聞かしていただきたいなと思うんですけどね。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   こういった給食費のいわゆる納付の分につきましては、学校の先生方といろいろと連絡会、また、学校の方を訪問しまして、いろいろと鋭意話し合いをしておるんですけども、なかなか具体的な解決策が見つかっていないというのが現状でございます。 ○高橋副委員長   まあ何はともあれ、どうですか、払わんかったらもうそれで済んだら得やというような思いをさせてしまわないように、何らかの手当てをしていかなければ、この給食費なんていうと特に子供の教育現場の問題ですので、払わんのが得やという家庭教育を保護者がやっていくわけですから、果たしてこんなことがずるずるずるずる、今これ8件、順位8番まで書いてあるんですけども、10番ですか、ベスト10であって後もあるんやろと思うんですけども、どうですか。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   15年度に不納欠損額として25万7,600円を計上させておるんですけれども、収入の未済額ですけれども、一応、件数としては17件ございます。 ○高橋副委員長   昨年度のこの決算知りませんので、増えていってるんかどうかっていうのもわからないんですけども、おそらくほかの市営住宅等々とも照らし合わせて考えてみますと、ひょっとしたら増えよんのちゃうかなと、そんなことを思うんですけれども。 ○寺北委員   去年はゼロ、14年度、ゼロ。 ○高橋副委員長   ゼロですか。ということは、昨年度、15年度になって急に増えてきたということですね。まあ、ひとつ何とか、家庭教育の大きな問題でもあろうと思いますので、そこら辺のところを、教頭さんの仕事らしいですので大変かとは思うんですけれども、積極的にお願いを申し上げておきたいと思います。 ○小林教育部長   今、委員さんおっしゃいましたように、確かに学校教育の一環という形で給食は実施しておるわけでございまして、ここにも、ことし17件の方の未収があったわけでございます。この件につきましても、我々も努力いたしますけども、やはり学校の先生方にも、できるだけこの未収の減につきましての努力をお願いするように、今までもやっておりますけども、さらに真意を伝えていきたいというふうに思っておりますので、何とぞご理解いただきたいと思います。 ○寺北委員   生活困窮いうことになっとるんやけども、例えば、生活保護とか就学援助とかいろんな制度が本来あるわけですわね。まあ就学援助の場合は、前年度の所得いう問題が出てくるからどうなんか知らんねんけども、実際に生活困窮なのか。生活困窮であれば、何らかほかの手だてをどないしてるんやいう問題が出てくるんですよ。そこら辺どないですか。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   今回申し上げました17件の中には生活的困窮の方ばかりで、就学援助等の該当者の方は、現在存在はしておりません。 ○寺北委員   安平さん、生活困窮と就学援助は、どっちが困窮かいうのはわかって今答弁されたんかな。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   生活困窮と就学援助ですけれども、 ○寺北委員   どっちが所得が低いか。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   生活困窮と就学援助といいますのは、就学援助の方がいわゆる所得は低うございます。 ○寺北委員   だから、就学援助に該当しないんだったら、生活困窮いう言葉使うのは間違いではないかいう、私、提起しとるんですよ。本当に生活困窮なのかどうかいうのは、私は今疑問だと言ってるんですね。そちらの資料は生活困窮いう認定しとんねん。私は、生活困窮ではないんちゃうんかいう認定してんねんね。そこらはどないですか。だから、そこら実態をもう少し明らかにしてほしいんですよ。 ○小林教育部長   確かに、この表現の仕方の問題でございましたんですけども、それぞれおうちに合わしいろいろケースがございます。けども、ここでの表現といたしましては、こういう表現でさせていただいたいうことで、ちょっとご理解をいただきたいと思うわけでございます。 ○寺北委員   そういう話になれば、今高橋さんからも出てたように、本当に生活に困って給食費を納めてない場合と、いやいや、そういった面で言うたら、納める気がのうて納めてない場合みたいな形になってくるんですね、正直なとこね。実態から言えば、その気がない場合もかなりあるんではないかいう話になってくるんやね。17件のうち、もう1件2件ではなしに5件も6件もいう話になるいうのが1点。  それと、今、部長の方から学校現場の先生方にいう話もあったんやけど、これ、本当に、今の時点で学校の先生に取り立てじゃない、催促いうんですか、いうことを比重移す方がいいことなのか、それとも、やっぱり事務サイドでした方がいいことなんか。教育いうことから言うてね、そこら辺はどないなんです。教育的観点いうことから言うたら、学校の教師が、担任とかそこら辺が父母に出会て給食費の話をする方がええんか、そこらどうなんですかね。私は、ちょっと疑問かないうの思たんですね、今の答弁聞いてて。教育的にいいことなのかどうか。取り立ていう意味ですよ、言葉悪い言うたらね。普通に一回話してすっと済むんだったらそれでいいと思うんやけども、それがずっと毎月重なる家庭に対して、担任なり教頭なりが毎月とか行って、それか催促することが、それから10ヵ月も11ヵ月も滞ってる家庭との関係いうのは、学校サイドですることが本当に教育的にいいことなのか、それともまた違った方法でやるべきなんかいうのは、そこら辺どないですか。  教育的な観点いうことからちょっと答弁お願いしたいんですけど。 ○小林教育部長   確かに、徴収ということになりますと、特に子供さんのやはり影響いうのも出てまいりますし、そういう観点の中で、13年の9月からですか、口座振替という制度を導入いたしておりますので、それ以後につきましても、やはり学校の先生方にそれぞれのおうちにというような方向は出しておりませんけども、給食センターの方からのはがきを子供さんの方に持って帰っていただくというような制度で今対応しております。  今後につきましては、やはり我々の方でもその徴収に向けて、給食センターの方で率先していくという方法をとっていくのが一番好ましいんではないかというふうに考えておりまして、今後そういう手法も検討していきたいと思っております。 ○寺北委員   滞納の催促いうんですか、は、督促は子供に持って帰らしよるんですか、今、手紙を。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   この分につきましては、それぞれ児童生徒さんに、学校の方におきますところのいわゆる学年費、学年費、そういった給食費等の未納等々もございますけど、そういう該当者の方には、先生から直接封筒に入れてもらって、保護者の方に一応お渡しをいただいておるというような現状でございます。 ○寺北委員   教育長、どないやろ、本当にそれがいい方法なのかね。直接、親に郵便なり手渡すなり、子供を通じるか通じひんかの話しよんねんね、今ね、教育的なあれから言うて。例えば、いろんな未納とかいうのはあると思いますわ、いろんな状況の中で。それを子供を通じて持って帰らす方がいいんか、それとも、直接何らかの方法で親に渡るようにする方がいいんか。これは、一つはあれもあったでしょ、昔、就学援助の関係で、給食費とかいろんなんを直接子供に渡してとか何とかいういろんな問題ありましたわね、そこら辺の観点も同じなんですよ。だから、多分給食費だけじゃなしにほかの滞りもあるかもわかりませんわね、特定の子については。そのたんびに子供を通じて持って帰らすことがいいんかね。やっぱりこれは教育的な問題かないうのはちょっと今思たんやけども、それはどうですかね、それがいいことなのかどうか。 ○丸山教育長   いいことというベストの方法で言えば、経済的な問題は子供には関係がないわけで、親の問題、保護者の問題でありますから、それを子供を通じていうのよりは直接の方がいいというふうには思いますが、ただ、そういう点で配慮をして、子供にその問題を直接担任がとやかく言うとか、今も言いましたが封筒に入れていうようなことで、そういう配慮はしております。その上さらにベストの方法というふうに言われましたら、それは別便で行ったり、うちの職員がいう話の方がいいとは思いますけども、なかなか再々の問題とか、いろいろ人的な問題ありますので、今言ったような形で対応させていただいておりますが。 ○寺北委員   例えば、西脇ではないと思いますけども、最近の新聞報道を見てたらね、学校現場の教師の質の問題がよく出てて、私は、例えば「おまえ給食費も払わんと、ようおまえ食べよんの」と言う教師も私は出ないとも限らん、そういう可能性は私はあるんではないかいうぐらい思いますね。全国的な状況を見てたらですよ、学校現場の教師の質から言うたら。ということは、学校の教師にそういう徴収の仕事を、それなりに1回ぐらいはしても、そこで未納とかいろんなやつはもう教育委員会に預けるとか、給食センターにいろんな形で、督促みたいな話は、私は教師の仕事から外す方が教育現場としてはいいんではないか、それが本当の教育的な配慮ではないかいうふうに思うんですね。  だから、私は、この西脇市の中でも、中には今先ほど言いましたように「おまえ給食費も払てへんねんぞ」と言いかねん教師は出てくる可能性いうのは私は否定できないと思いますけどね、全国的な状況を見てましたらよ。だからこそ、そういう仕事は外すべきである。直接、教育委員会なりから何らかの方法で対応すべきであると。だから、ベストはそういう意味やいうて今教育長も言われてるんやからね。それが絶対できないんやったらまた話別やけど、私はやろうと思たらできると思うんですね、行政サイドで。やっぱりそれは学校の教師に押しつけるべき仕事ではないんではないかいうふうに思いますね。 ○丸山教育長   今のことですが、おまえとこ給食費も払ろてへんのに云々という、そんなことを不見識なことを言う教師は、西脇市にはだれ一人いないと私は確信をいたしております。過去、今も話が出ましたが、給食費だけにかかわらずPTA会費、その他もろもろ学年費というのは若干問題ありますが、諸会費ですね、特に修学旅行費等についても払えないというんですか、まあまあまあそういう払わないというんですか、いうケースは過去もずっと一貫してございました。  そういう中で、学校は、やはり子供には責任がないということで、本当に中学校の修学旅行費っていうのは相当な金額になるわけでありまして、最近はやっと社会福祉協議会の方へ大変無理を言いまして、大分援助をしていただいてるような体制があるんですが、過去、その辺で、学年費も含めて、これは教師がいろいろ言えない形で協力をしてきた経緯がございます。そりゃ大勢おったら、そういう善意の固まりばっかりじゃないし、そりゃ十分にある心配もありますが、私は、過去、西脇の先生方は、そういうことは子供には責任がないんだということで、子供を同じように温かく、当然、修学旅行も行かしてやりたいというような思いから努力を積み重ねてきて、今までもその給食費についても、うちの場合については完納という形ですが、学校現場には大変な努力をお願いしてきたという経緯がありますので、その辺はそういう不見識なことはないというふうに確信をいたしておりますし、先ほども言いましたように、口座振替になる中で、つい、そういうことが滞るというようなことで、相当、前年度あたりから、先ほど言いましたような努力では対応し切れない問題が出てきた中で、やはりいろいろ指摘がございましたが、親の姿勢もありまして、そういうようなことをある程度明るみに出しながら、私たち等も努力をしながら親の責任としてその辺このことはきちっと努力をしていただきたいと。そういうようなことをきちっとしていくことが、やっぱり教育をよりよくしていく一環であるというようなことで学校現場が対応し切れないという問題もあって、結果的に10何名ですか、今回15年度でこういう形に出たんですが。  また、一方でこういう形にオーケーということになれば、すべての学校がそういう形になっておりませんから、今までのそこまでのしんどい努力を、副委員長さんがおっしゃったような努力がなくなると、また、さらにそれが膨らんでいくという心配も一方ではするんですが、ある程度、学校の先生方にも、子供の問題と親の問題は別にしながらも、やっぱり親の姿勢を、昨日も言わせていただきましたが、やっぱりできないものはできないけれども、先ほども指摘がありましたが、ある程度努力をすればできるんじゃないかという方への働きかけいうのは、私は非常に大事なことだというふうに思っておりますので、すべてうちが、理論上はそうかもわかりませんけども、やっぱり現場の先生にもかかわっていただきながら、親の姿勢ということで少しは認識をしていただくということも大事なことではないかなと。  ただし、それが子供にそういうような引け目を感じさせるような、そういうようなことにつながらないような、絶対的なそういうけじめいうことは大事だと思うんですが、そういうことで、すべて行政だけがかかわれということについてはいかがなものかというふうに今思っておるところでございます。 ○寺北委員   今、今年度、16年度は、この未納問題いうのはどないですか。増えてますか、減ってますか、15年度の決算に比べたら。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   16年度の経過でございますけれども、16年度につきましても、若干生活的に困窮な方、 ○寺北委員   それはええから。 ○安平教育総務課主幹兼給食センター所長   なんですけれども、結果的には、いわゆるまだちょっと増加の傾向にあるような傾向で、一応、解釈をいたしております。 ○寺北委員   先ほども出ましたように、14年度についてはゼロいうことになっとるんですね。その13年、12年いうのはちょっと知りませんが、やっぱりこれは最近の新しい傾向ではないかいうふうにちょっと思うんですよ。経済的な問題だけじゃなしにね、15年度、16年度と増えてきよるいうことになれば。そしたら、今、教育長が言われてたように、学校の教師だけに私は任して済む時代でなくなっていくだろうというふうに正直思いますね。だから16年度の数をちょっと聞いたんですけども。だから、これは本格的に今後取り組んで対応していかな課題であると、新たな。教育委員会としては、本格的に取り組まなきゃあかん新たな課題になってきつつあるんではないかいうふうに思うんですよ。そういう面で、いや今までのこういう形でこうやってましたからという形では済まない問題含んでるんだろうないうふうに思いますので。  それと、教育長としては、市内の教師に対する信頼、期待、信頼ですね、当然のことだと思います。私もそれは信頼したい。しかし、過去、体罰等々の問題考えれば、必ずしも私は、先ほど言いましたように「給食費も払わんと」いうような教師が出てこんとは正直確信ありませんね。いろんな問題、過去、市内の教師で体罰等々で何回もありましたからね、はっきり言いますけど。人格的に疑うような教師も正直過去おりましたから、今後そういう問題は起こり得るだろういう心配はしてます、私自身は。もし具体的にそういった問題が出てくれば、教育委員会としての責任いうのは重々、こういった場で正式に言うてますので、私は。とるいう覚悟のもとに、今後対応をお願いしたいということを希望しておきます。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。 ○遠藤委員   昨日からも、県民税・市民税含めて保育料の問題と、きょうも滞納の問題がこれずっと出とるんですけども、これ、水道代の料金支払いについてもそういったこともあるわけなんですけど、これ、現状でしたら、各担当者がそれぞれ非常に努力はされておりますし、集金等も回られておりますのも私も見ておるんですけども、今回つくっていただいてる資料におきましては、それぞれ項目別になっとるんですけど、実際市税を納めておられない、また市営住宅のんも滞納されとる、また保育料も滞納されとるというようなことで、それぞれ、これ、きょうの資料では別々やけども同じ方やというのもあると思うんですわ。そういったことを、全市的にやはりこの滞納問題も取り組んでいかなければならないし、そういったことで、それぞれ項目別は違うんですけども、全市的には世帯別とか、そういった資料は今つくられておるんですか。これ教育委員会だけではないわけなんですけども。 ○遠藤企画総務部長   今ご質問の世帯ごとの税、使用料等の問題でございますが、現在の状況ではそういったものをまとめたいうものはございません。 ○遠藤委員   まあこれ単純にどの家庭でも考えてみますと、いろんな督促状が来まして、一つの督促状がこれ1,000円やと。ほな、まあしれとるさかい来月払おうかと。ほな、また別の滞納の督促が3,000円来たと。これも3,000円ぐらいやったら来月まとめて払うてもいけんがいというような単純な考えを持ちますと、そういったこともないとも限らないと思うんです。これが一括して西脇市から「あなたは、こういったことでたくさんたまってまっせ」ということも、やはり危機感いうのは、そういうのも持ってもらわなければ、今月一月飛ばそうと、来月また月末に一緒に払たらええがいと。ほなら、また来月急な入り用があって、払おう思とったけども払えないというようなことも出てくるし、今、昨日からずっと各委員の中にもこの滞納問題放っておかれへん、今以上に努力せえとかいうことが全委員から出とるわけなんですけども、そういったことを含めて、やはり今後、市としても全市的にそういったことを考えるべきではないかと思うんですけど、そのあたり、もう一度お考えをお聞きしたいなと思うんです。 ○遠藤企画総務部長   確かに、きのうからの委員各位のご意見お伺いする中で、滞納問題というのは、現状のこういった景気の動向というのも大きな影響があろうかというふうには思いますが、確かに滞納の問題については、私どもとしましても、一度整理をして考えなければならないというふうには思っております。ただいま遠藤委員さんの方からああいったご提言もいただきましたので、再度、私ども各担当課と調整をする中で、こういった対策も考えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解をお願いします。 ○村井委員   いろんな方法でやられるというのは、これもなんですけど、通常から考えますと、少ない金額でもこれだけの項目で払えないものが、一括でぼんと請求来たら、これとてもやない払えない。これは、もう事務的な考え方から言いますと、そりゃ一番ええ方法やと思うんですけどね。私、それよりも、やはりそれぞれの払えない滞納されとる方の、実際どうなんかという、その生活まで入るというたら語弊があるかもわかりませんけど、やはりプライバシーの問題もあるわけなんですけど、ただ、どうしたらその家庭が払えていけるか、よく払えるというような状況に持っていけるか、また、制度的なものも活用する中で対応していくという、やっぱりそういう取り組みが必要やなと私は思うんですけどね。  ただ、滞納があるというのはやはり解消しなければならないということはわかるわけなんですけど、やはりそれなりの理由がある。その理由が、本当に生活に困られとる方、払えるのに払わないという方それぞれあると思うんですけど、その辺のとこをやはりよく調査し、また出会って、そういうことを確認する中で、その上でやっぱり滞納額が減るような努力をしていただきたいということをちょっと意見的に、遠藤議員とはちょっと違うわけなんですが、やはり減らすこと自身には同じことなんですけど、やはりそういったことも含めて検討していただきたいということをお願いしておきたいと思います。 ○寺北委員   今、遠藤委員と村井委員から意見出てたんやけども、例えば、今、縦割り行政ってよく言われて、税金やったら税金、給食費やったら給食費とかいうことになりますわね。それを1本にして、例えば、各課のやつを一つにまとめてね、一ヵ所で、それで、寺北は給食費と何と何が滞納ありますと。ほな、坪木は何々やとか、村井はとかいうそういう形で、個々にばらばらやったら1,000件のやつが、世帯別にしたら、例えば500になったり300になったりしますわね。それとプライバシーの問題いうのは関係ありますか、ないですか。それ今ちょっとこっちでも話題になったんやけども、そないしてまとめることが、縦割り行政の中でプライバシーに関係するんか、せえへんのかいう、そこらはどないなんですかね。 ○遠藤企画総務部長   ただいまの個人のプライバシーの問題でございますが、私ども、どの職場におりましても地方公務員法の適用を受ける職員でございますんで、ですから個人のプライバシーを守るということは、どの職場におりましても同じ、守るべき義務があるというのは認識いたしております。  ただ、プライバシーの問題とはちょっと別に、法律上、例えば税金ですと、徴税吏員でないとその徴収ができないというような、こういう法律に規定がある特別な資格と申しますか、そういうものが必要な場合がございますので、公共料金を全部一本にまとめて特定の人がまとめた分をすべて徴収できるかと言いますと、それは法律上問題がある項目もございますので、その辺は十分に検討しなければならないというふうに思いますが。  ただ、例えば、村井委員さんの方からも出ておりましたように、各家庭がどういう状況にあるのかというようなことは、全体的に把握いたしますとある程度つかめてくるというようなこともあるのではないかと、ちょっと私今感じましたので、そういったこともできるのかできないのか、一遍、最初から検討しなければならないとは思いますが、一度そういったことも念頭に置きながら検討していきたいというふうに考えております。 ○寺北委員 
     確かに、ばらばらで今対応していると。今村井さんも言われてたようにいろんな制度とか、例えばほな、徴収する側に制度とかいろんな仕組みを熟知してたら、おたくやったらこういう制度つこたったらええんちゃいますかと、そしたら軽減されますよという意味で、それからまた、こういう制度あったら受けれますよと、就学援助が受けれますよとか、何々が受けれますよとかいう意味で言うたら、私は本当に親切なやり方で、少しでも滞納額を減らす方法いうのはもっともっと研究せなあかんのちゃうかなと。そういう面で言えば、プロジェクトみたいな一つの対策室みたいなやつつくってでも、その滞納克服のね、私は、今からよりそういうのが必要になってくる時代にもう入ってるんちゃうかなというふうに思いますので、それは十分、総務の方で一遍検討をお願いしたいというふうに希望しておきます。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。  ないようでございますので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは討論から採決に移りたいと思います。  平成15年度西脇市立学校給食センター特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第65号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   続きまして、議案第66号平成15年度西脇市総合市民センター特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  ご意見、質問等ございませんか。  ないようですので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは採決に移ります。  議案第66号平成15年度西脇市総合市民センター特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第66号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第67号平成15年度西脇市下水道特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  質疑、ご意見等ございませんか。 ○村井委員   ちょっとお聞きするんですが、例えば、この下水の分担金の支払いがされてない家ですね、それが売却された、例えば競売で落とされたと。で、購入された方にはその支払い義務はあるんですか、ないんですか。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   先ほどの、いわゆる受益者負担金でございますが、それが競売等で売却された場合、受益者に変更があるという場合は変更届を出していただく場合がございますが、そういう対応を私どもはいたしております。実際には、競売の場合になりますと非常に難しい場合もございますが、極力そういう方向で調整はいたしております。最近ではそういう事例はございませんが。 ○村井委員   任意の売買でされた場合はどうなんですか、競売じゃなしに。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   それも同様でございます。要するに、受益者に変更があった場合ということで、あれは土地にかかっておりますので、それが途中で、今までAさんやと、それがBさんに変わったという場合には、当然、受益者の変更をしていただいております。そういうことで対応いたしておりますので、その辺ご認識いただきますようお願いいたします。 ○村井委員   ということは、支払いができてなかったもんが、買われた方に支払いしていただくということですね。それでよろしいねんね。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   一たん、その土地に賦課をいたしますとその方が対象になりますので、その土地の当時の持ち主ですので、それを買われた方にかわって払っていただくというようなことはできませんので、それはいたしておりません。  ちょっと説明がややこしいんですが、要するに、今現在賦課されてる方が、例えば4期分で、年4期で4年間で支払っていただくということで賦課をしておる場合で、途中で売られるという方の場合につきましては、そのまま、従前よりも今現在お持ちの方に支払っていただくのが原則でございますが、次に買われた方にお話をしてお支払いをいただくというケースは今対応いたしております。それは昨年度も何件かございまして、了解をいただいておるものでございます。 ○寺北委員   お話、強制力はないんか。お話いうたら。 ○村井委員   ということは、その買われた方が支払いますいうことで理解されたら払ってもらえるし、よう払わんということであれば、もう既に払うとるはずやということで払われないとすると、もうもらえないということで理解してよろしいですね。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   申しわけございません。ちょっと説明が不十分なわけですが、ちょっと言い方が難しいもんであれなんですが、要するに、今、Aという土地がございまして、途中まで支払っているということで、次に新たに買われた場合なんですが、その土地が売れたと、その時点まででかかっている分についてはその方に支払っていただくと。例えば、ことしの10月に売って、その期までの分は当然前の土地の所有者にお支払いいただくわけなんですが、来年度分については、その地を承継していくということで買われた方に支払ってもらうというような方法をとっております。条例上、受益者に変更があった場合の取り扱いということで対応いたしておりますので、ちょっと説明が不十分で申しわけございませんが、要するに、そういうことで途中の場合っていうのが一番ややこしゅうございますので、その場合は10月まで、それが滞納されてたらその滞納された方にお支払いいただくし、例えば10月に土地の売買がありまして、それまでの分は今までの土地の所有者に支払いをいただくし、それ以降については新たな土地の所有者ということになりますので、10月前に賦課をしておりまして滞納になった場合というのは、当然、前の持ち主に請求をいたしております。 ○村井委員   ちょっとややこしいさけ、何か簡単な、例えば3年入ったけど3年経過したと。3年経過したけど、全然その分担金は払われてない。で、3年度の末に売られたということで滞納額がそれだけ丸々残ったと。その場合は、新しく買われた方が払う義務があるのか、ないのかいうことです。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   先ほど申し上げましたように、その滞納分については、売られる前の方がお支払いをいただくと。その方に督促、当然いたしております。そういうことでございますので。  ただ、私、途中でいろんなお話をさせていただくというのは、今みたいなケースもございますので、それについては、本来的には以前の持ち主が払うべきなんですが、ただ、そうした場合に、倒産とか自己破産とかなりましたら、全く当該地が一切受益負担金が払われないまま、新たな買われた方がお支払いもいただく必要もないということになりましたら、若干、これは社会通念上ちょっといろいろ問題がございますので、支払いをしていただけませんかということでお願いをした結果いただいておるというような対応をいたしておりまして、とにかく市内の受益者分担金をもらえる土地については、ほぼパーフェクトに近い形で、やはりいただかないとしゃあないというスタンスでしておりますので、お願いをして、いただいてるケースも多々ございます。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。 ○寺北委員   今の話で、このもらっている資料の9ページに、不納欠損2件25万8,000円の破産によるとなっとるんやけども、それは今のケースかな。以前に持っとった人が破産したと。で、新しい人が買うたと。で、以前のやつがまだ滞納があったと、二つ。その滞納分については、以前の人は破産しとるからもうよう払いませんと。新しい人は、新しい分から私は払いますと、例えば、いうケースに該当するんですか、これは。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   先ほど、今委員おっしゃった、私どもの方からご提出をさせていただいた不納欠損額2件云々の件でございますが、これにつきましては、当然、破産によりまして、その該当の土地の受益者負担金でのお支払いをいただけないということで、不納欠損で落とさざるを得なかったわけなんですが、事後については、今の時点ではちょっと確認はいたしておりません。確認はできておりません。以上でございますが、売れて所有権が変わってるとか云々については、まだ確認はいたしておらないところでございます。 ○寺北委員   そしたら、この破産のこの件はいつの話なんですか。ここ供用を開始されたのがいつなのか、この場所ね。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   これは、16年の3月10日に不納欠損処分をいたしまして、自己破産をされたのが平成14年の9月でございまして、その地域は西脇市西脇でございます。旧西脇市内でございますので。ですので、これ具体に25万8,000何がしを不納欠損してるわけでございますが、この場合は、すべての土地の賦課額が35万何がしございまして、その中から若干の入金をいただいた後で自己破産をされておるものでございます。 ○寺北委員   これ、2件いうのは一人の分ですか。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   そうでございます。12年度と13年度で同一の方でございます。その方が14年度に自己破産されたということで、結果的に不納欠損にしたという状況でございます。 ○寺北委員   ほな、自己破産したらもう納入する義務がないという、法的にもう納入する義務はないんですか。だから不納欠損で落としたいうことですね。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   これにつきましては、自己破産後、裁判所で交付要求をいたしております、自己破産の場合。そして裁判所の方から連絡がございまして、この場合、未納額に対しまして9万何がしの入金をしております。交付要求と申しまして、裁判所で自己破産した場合の、ご存じと思うんですが。その必要な手続というのは当然私もしたわけで、単純に自己破産やから放置をしたというものでは決してございません。それなりの努力だけはさせていただいたということだけはご理解はいただきたいというふうに思います。 ○寺北委員   さっきから、村井さんの話もそうなんやけど、話ややこしいのは、条例とか法律でどうかいう話を大体聞いてんねんね。杉本課長が答えてるのは、法律じゃなしに、お願いしてますや何やいう話になってね、それで話、余計にややこしいんですよ。法的にはありません、しかしお願いしてますいう言い方が本来正しいんねんね。だから、そこら辺どうなんですか。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   私、途中で条例の話もさせていただいたと思うんですが、条例では、当然、受益者に変更があった場合というのは変わると。ですけども、ただ、実態的にお願いは、これは法的な問題でなしに頼んでおるだけでございますので、条例上は、当然たまっている分はその方に払っていただくというのが大前提。これは、私、最初の方にも、条例上はこうやということはご説明させていただいたと思うんですが。 ○寺北委員   ちょっと言葉が多いねんね、いやいや、正直なとこ。だから、もう言うたらそれでいい話を、あとお願いしますや何や言うから話がややこしなるいう、失礼な言い方やけど説明がちょっとくどいから、余計、後の方ばっかりが頭に残ってくるんですよ、みんな、聞いてたらね。ほな、最初に言われた内容いうのがちょっとどっかへ行ってしまって、ややこしくなるいうことですね。  これ、よくいろんな人から面積が広いいうのは大体言われるんですね、受益面積が。だから、そんなもん払われへん。特に工場やっとったような人やったら、糸を干す場所ね、それが広過ぎると。実際に使うのは家建っとるとこだけやないかと、下水、実際、使うのがいう言い方が多かったりしてね。だから、ここにも滞納理由のとこで、受益面積が広いためいう形でのやつがあるんやけども。正直、法律上そういう形になってるからしょうがないとは思うんやけど、非常にこれは難しいですね。担当者はかなり苦労してるいうのは、そりゃわかりますわ。それ以上言いようあれへんけど。 ○北詰委員長   ほかに質疑ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので討論に移ります。討論ございませんか。  ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは採決に移ります。  議案第67号平成15年度西脇市下水道特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第67号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第68号平成15年度西脇市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  質疑ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは採決に移りたいと思います。  議案第68号平成15年度西脇市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第68号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続き、議案第69号平成15年度西脇市老人保健施設特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。 質問、意見等ございませんか。 ○寺北委員   これも未納のやつで資料もらっとるんですけども、資料の3ページなんですが、145万円いうことで言えばかなり金額が多くなってると。特に一人が93万8,000円という状況、17ヵ月分という状況があるんですけども、ここら辺の全体的な状況についてちょっと説明お願いしたいんですが。 ○畑田老人保健施設事務長兼管理課長 
     この方につきましては、3年ほど前にほかの施設から入所をされてきました。そのときは息子さんが一緒についてこられたんですけど、その後、洗濯物も全く何もなしいうことで放置されております。それで、私もその方が勤務されております社宅の方へ行き、夜間やっと本人さんとお出会いいたしました。そのときにはもう、いわゆる借金で、生活苦で支払いできない、お母さんも引き取れないというような一点張りで、その後、その方はもう家族もばらばらになられました。その後、このお母さんのいわゆる遺族年金、これも借金の形に入っておりまして、これが一応銀行の方から解放されまして、息子さんと福祉の方もお世話になりましてこの遺族年金を確保し、いつまでも老人保健施設にお預かりするというような状況でございませんので、特養の方へ入所措置いう形で、初めてそのときに金銭的な確保もいたしまして、特養の金額をお支払い願った残金、二月に約二、三万になりますが、そのものをやっと確保して現在に至っております。 ○寺北委員   いろんな事情で未納いうのは出てると思うんですけども、こういった中で言うたら、まだしばざくらの場合は月数が少ないいうんですか、いう中で金額もまだ少ないと思いますので、これからもいろんなケース、柔軟に対応しながら、しかし、できるだけ納めていただけるように、存分に力量を発揮して頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようございますので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので採決に移りたいと思います。  議案第69号平成15年度西脇市老人保健施設特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第69号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第70号平成15年度西脇市経緯度地球科学館特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題とします。  質問、意見等ございませんか。 ○林委員   地球科学館、プラネタリウムが入ってるんですけども、そのプラネタリウム自体で入館者数は予算よりも低いですから少ないんでしょうけども、プラネタリウムの評判というのはどうなんですかね。 ○今村地球科学館長   うちは6メータードームのプラネタリウムを設置いたしまして、20分に1回ずつ繰り返し上映をさせていただいております。ほかの科学館で見られるように、プラネタリウムだけ別料金を取るという料金システムはとらず、入館料の中にすべてを含めて、季節の星空と、あとストーリー物、合わせて15分ほどの上映をしております。確かに狭い室内ですので、たくさんの方が入られたときは首が痛いとかというお話もお聞きをするんですが、繰り返し上映をしている、待たずに見られるということで、評判的には私は悪くないというような表現をさせていただきたいと思います。  それと、小さいプラネタリウムでありますので、小学校の体育館に持っていって上映をするという出前講座につきましては、これは生徒さんの移動がない、天候にも左右されないということで、これは評判を得ていると確信を持って事業を遂行しております。 ○林委員   ソフトについては、私もできたときしか行ったことがないんで申しわけないんですけども、ソフトはずっと更新してるのかと、それからもう一つは、もし評判がよくて、割合に利用してくれるんであれば、あのいすは何とかせんと、私も体験しましたけど、一つ見ればもう首が痛とおうて仕方がないような状況なんで、その辺の整備をする予定はあるんですか。 ○今村地球科学館長   ソフトの更新につきましては、毎年2本を目標に購入をしていっております。15年度の決算でも2本分100万円支出をさせていただいておりますし、今年度も2本分支出の予定でございます。  それと、いすの件なんですけれども、確かに一人1台のリクライニングシートを最初予定したかったんですけれども、小学校、中学校、今40人学級ということで、40人1クラス入るという前提でいすを考えましたときには、一人1台にしますと20ほどしか入らないという事情がありまして、あえてベンチシートの方を採用させていただいているところでございます。 ○林委員   結構です。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは採決に移ります。  議案第70号平成15年度西脇市経緯度地球科学館特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第70号は認定することに決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第71号平成15年度西脇市公営墓地特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  質疑等ございませんでしょうか。                〔「なし」の声あり〕  ないようですので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは採決に移ります。  議案第71号平成15年度西脇市公営墓地特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第71号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   続きまして、議案第72号平成15年度西脇市介護保険特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  質問、意見等ございませんか。 ○寺北委員   これも資料15ページに、滞納、収入未済額の一覧が出とるんですが、事前に聞いておけばよかったんですけども、普通徴収の人で、第一、第二、第三と段階別の人数ですね、それをひとつ教えていただきたいのと、この資料の上から2段目の右側、現年度未納分で、現年度分で、第二段階で二人で11万2,200円になっとるんですね。そしたら、第二段階いうことは2万8,800円だと思いますので、最高でね、1年分で。だから二人やったら5万6,000円ほどかなと思うんやけど、この数字の意味をちょっと教えてほしいんです。 ○上月長寿福祉課長   この第二段階の場合にですが、ちょっとお待ちください。  失礼しました。まず、現年度の第二段階の方で、おっしゃるように金額がということなんですが、この方は過年度遡及が入っておりますんで、実際にはおっしゃるような金額よりすごく高くなっとる計算になります。  普通徴収におきます、議員さんおっしゃいますのは、当初、賦課の段階でのということでしょうか。ちょっとお待ちください。  すみません。先ほどもう一つおっしゃいました普通徴収のというのは、この滞納におきますということの段階ではないんですね。 ○寺北委員   いや、この滞納の人数がここへ出てるから、そもそも何人なんやと、それぞれ対象者が。 ○上月長寿福祉課長   当初、賦課が何人でという意味ですね、はい。  すみません、ちょっと調べますので、後にしていただけたらと思いますが。 ○北詰委員長   それでは、後ほどということでございますので、ほかに質疑等ございませんか。  ほかの方、ございませんでしょうか。 ○上月長寿福祉課長   誠に申しわけないんですが、賦課金額はそれぞれ段階押さえとるんですが、賦課人数というのがちょっと今集約した資料がありませんので、申しわけないですがすぐには出かねます。 ○北詰委員長   それでは後日ということになりますか。それではちょっと。 ○上月長寿福祉課長   きょう、これ、後で出さしていただくという格好でできましたらお願いしたいと思うんですが。 ○北詰委員長   それでは、採決を後に回して、ほかの議題を先行きたいと思います。 ○寺北委員   いやいや、それでもいいんですけど、どれぐらいかかる予定なの。例えば2時、3時いう意味言いよってんか、12時前にはできまっせ言よってんか、それによって採決後や前やいうの出てきますからね。3時、4時やったら採決後にしても。それやったらもうやめるけど。 ○上月長寿福祉課長   多分データ・資料があると思いますので、今探しにおりましたんで、申しわけないですけど。 ○寺北委員   ほな、ほかの議題へ移ってください。 ○北詰委員長   それでは、議案第72号に関しましては後ほどということで。  議案第73号平成15年度西脇市ガス事業清算特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  質疑等ございませんか。 ○村井委員   この特別会計は16年度で一応閉鎖するということを聞いてますが、それで間違いないですか。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   16年度末で閉鎖を予定いたしております。 ○村井委員   そうしますと、このガスの未収金なんですけどね、これだけ15年度末で134万5,508円ですか残ってますわね。これ一応16年度末の予測とゼロになればいいんですけど、残った場合はどういう処理になるんか、ちょっとお聞かせいただきたいんですけど。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   これにつきましては、事業会計を閉鎖する関係上、不納欠損で落とさざるを得ないと。そして、現状の未納額が、今、約130万程度残っておるわけでございますが、これの収納率は99.79%と、可能な限り努力をした結果でございまして、あとは現実には全くいらっしゃらない方とか、生活困窮者とか、非常に悪質な、生活困窮者というとまたいろいろ物議醸し出しますが。悪質な滞納者と申しますのは、実際にもう払う意思はないと。そして、例えば水道の場合でしたら強制的にとめられるわけですが、事由は一切ございませんのでガスをとめるわけにもいかないということで、非常に苦慮をした結果でございますので、その点はもうはっきり申し上げましてどうしようもないケースだというように認識をいたしておるところでございます。 ○村井委員   ちょっと今お聞きしたわけなんですけど、ただ、そうすると特別会計移行時の未収金の額わかりましたら教えていただきたいんですけど。 ○杉本上下水道部次長兼管理課長   申しわけございません。移行時の残額というのは、ちょっと今手元にはございませんので、申しわけございません。あと、すぐお調べをさせていただきます。  すみません。清算会計の時点で、ガス事業の未収金収入が2,120万円。これはガスの料金だけやなしに器具代金とかの未収金もございましたので、単純にガスの使用料金についてはちょっと見にくいわけなんですが、当時の未収金収入は2,120万円はございました。それが今の時点では130万円になったと。これは13年の7月からガス事業清算会計を設置いたしておりますので、それなりに努力はさせていただいたというふうには思ってございます。 ○寺北委員   人の話とって悪いけどね、今134万5,000円が99.7何%の収納率いうて言われたでしょ。ということは、これは0.25%ぐらい残っとるいう計算になるんですよね。ということは5億円なんですよ、もとが。それでなけりゃ134万円いうのは出てきいひんねんね、0.25%いうたら。そこら辺の話はどないですの。
    ○杉本上下水道部次長兼管理課長   これは、10年度から13年度までのガス料金の調定額が6億何がしございました。それの残額が134万円ですので、収納率が99.79%ということを報告させていただいたわけなんですが。 ○寺北委員   もともとの未収額ちゃうねん、調定額に対して。未収と一緒か、始まった折は。 ○北詰委員長   よろしいですか。  ほかにございませんか。  ないようでしたら討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  なければ採決に移ります。  議案第73号平成15年度西脇市ガス事業清算特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第73号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、それでは、先ほど保留しておりました議案第72号平成15年度西脇市介護保険特別会計歳入歳出決算の報告についてに戻ります。 ○上月長寿福祉課長   申しわけございません。15年度の普通徴収分の最終の段階での段階別の人数でございます。第一段階が43名、第二段階が415名、第三段階が431名、第四段階が193名、第五段階が124名、計1,206名ということになっております。 ○寺北委員   先ほどの、第二段階の遡及いうのは、それはどういう中身ですの、ちょっと教えてください。 ○上月長寿福祉課長   遡及といいますのはさかのぼって課税されたということでございます。転入時点からこちらでいただくということになっておりますので、その段階の申請が出るいうんですか、こちらの方へ条件が回ってくるのがずれておりました関係で、さかのぼっていただくという格好になっております。 ○寺北委員   今、普通徴収いうことは、まあ簡単に言うたら、年金が年間18万円以下、国民年金ですね、月額1万5,000円以下の方を普通徴収ということで、年金からではなしに直接納付してもらうというのと、それと、途中に65歳になられた方とかいう条件の中で普通徴収が1,200人おられるわけですわね。そのうち195人、もう1割5分が未納と。これ全額なのか部分なのかいうのはちょっとわかりませんが、1割5分超える人たちが未納であるということですね。そういった点では、本当に全く払う意思のない人、この中で全く払う意思のない人と、やはり経済的な理由で納められない人いうことで言えば、どういう状況になってますか。 ○上月長寿福祉課長   やはり全く払う意思のない方というのは件数的には少のうございます。払いにくいとか払われないとか、生活の関係なりいろんな事情がありまして払いにくいという方がほとんどでございます。 ○寺北委員   先ほど来のずっと議論の中で、生活困窮者いう言葉がよく使われてたんやけども、生活困窮者という言葉を使えば担当者の責任が少し軽くなると、イメージ的にですよ。そうじゃなしに、いやいや、なかなか行っても払てくれへんねんと、生活はそんなに困ってないと思うんやということで言えば、担当者の努力不足いうことになると、一般的にですよ。だから、今までの表一覧には生活困窮者いう表現が使われてるんじゃないかいうふうに今までは思とるわけなんですね、私自身ね。しかし、実際に、今度は介護保険の場合、普通徴収の場合、これだけのたくさんの人たちが滞納されてる、未納だと。そしたら、今度は利用の際にも影響してくるわけですよね。これは、利用の場合は完納が条件なんですか、それとも一部未納でもいけるんですか。そこら辺はどうですか。 ○上月長寿福祉課長   滞納の状況によりまして、今おっしゃるように滞納がありましても利用できる場合がございますし、長期にわたってということになりますと、そういう関係で給付制限が一部かかるということも起こり得ります。 ○寺北委員   滞納の状況いうこと自体、もう少し詳しく教えてもらえませんか。 ○上月長寿福祉課長   基本的には、2年以上滞納をされておりますと給付制限がかかるということになります。ただ、実際の場合、当市の場合では、その給付制限がかかれば、現実に使う段階で幾ら払おうとする意思があっても、その給付制限が先行するということになりますので、少しでも分納していただいている間は納付確約書というのを出していただきまして、そういうことのないようにというように指導しております。 ○寺北委員   具体的に言うたら、たとえ月1,000円、1回1,000円とかいう形で、過去にずっとさかのぼってあったとしても、現状がそういう形で分割納付されていれば給付制限はかからないということでいいわけですね。 ○上月長寿福祉課長   若干そこは違います。といいますのは、2年以上ほかしておきますと、不納欠損というような格好でその人に確実に給付制限がかかるということになりますんで、先ほど言いましたように、分納をしてつないでいただくことによってそこまでは不納欠損をしないと、そういう中で、最終的な利用される場合に、その給付制限がかかる以前の分だけは何とか納めていただくような格好で給付につなぐというような考え方でございます。 ○寺北委員   そういう面で言えば、この現年度の未納額195人おられますわね、内訳。これは、もう丸っぽ現年度未納の方と一部いうんですか、いうことで分かれると思うんですが、もうまるっぽいうのはほとんどおられないんですか。 ○上月長寿福祉課長   まるっぽという方も若干いらっしゃいます。 ○寺北委員   ほな、大多数は何ぼかは納められてるということでいいわけですか。 ○上月長寿福祉課長   そういうことでございます。 ○寺北委員   今、大変厳しい状況で、また利用するにしても1割の利用料が要るということで言えば、その利用すること自体も大変だという状況もあると思うんですね。しかし、もともとのこの保険料そのものを納めない限り、そういった意味での権利が制限されていくという状況もありますので、15年度でしたね、年度途中に減免制度いうのが導入されたと思うんですけども、しかし、それが本当に利用できる減免制度なんかということで、例えば、前も聞いたかもわかりませんけども、15年度でその減免制度に該当した人、申請してね、いうのは何名おられましたか。これは普通徴収と分けられるんでしたら分けてほしいんですが、特別徴収と。 ○上月長寿福祉課長   減免の素数が、ちょっとお待ちくださいね、5件だったと思います。そして、そのうち特徴が2件で、普通徴収の方が3件あったように記憶しております。 ○寺北委員   全体で何名ですか。特徴も普通徴収も入れて全体で、対象者。 ○上月長寿福祉課長   賦課の件数でしょうか。8,492名でございます。 ○寺北委員   全体で8,500人が介護保険の対象なんですけども、そのうち減免が5件ということで言えば、本当にこの減免制度いうのが生きてるんかどうかいうことになると思うんですね。そういった点では、もっともっと条件を緩くするいうんですか、本当に、これからはこの滞納額がまた年々増えていくと思うんですね。それでまた不納欠損せなあかんような状況、これはほかの制度もすべて共通する傾向がきつくなるんではないかいうふうに思いますので、そういった点ではやっぱり減免制度をもっと充実させていただきたいということを要望したいと思います。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは討論に移ります。討論ございませんか。 ○寺北委員   えらい私ばっかりで。これ、15年度、16年度、17年度の3年間でいうことで、それから、その前の12年度、13年度、14年度を見直して保険料が引き上げになっとるんですね。その際にも引き上げ率が大きいということで、もっと何とかならんかということを言わせてもらいました。そして、第二段階の世帯全員が住民税非課税の場合でも、生活保護家庭の所得水準よりも低い方もたくさんおられると。そういった点で、特に第二段階での引き下げを要望したりしてます。  それと、今、その折にも減免制度は何とか考えたいと、去年の3月の時点でね。そういう議論もあったんですけども、今お聞きしたところ該当しているのは5件だけだということで言えば、やはり減免制度そのものがやっぱり非常に不十分であると。そういった点で、やっぱりこの決算については、当初指摘していたとおり、やはり大変不満が残るということから反対せざるを得ないと思います。 ○北詰委員長   ほかに討論ございませんか。  ないようでしたら採決に移ります。  議案第72号平成15年度西脇市介護保険特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕  挙手多数であります。よって、議案第72号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第74号平成15年度西脇市茜が丘宅地供給事業特別会計歳入歳出決算の報告についてを議題といたします。  意見、質問等ございませんか。 ○寺北委員   決算とはちょっと外れると思うんですけども、この9月以降でしたか、今度の分譲開始で、現時点で何戸が契約できたかいうのをちょっと教えてください。 ○能瀬企画総務部次長宅地分譲課長   現在のところ、契約で第一期決済が終わっておりますのが1件、契約が5件、それから申し込み済みが1件ということで、合計7件でございます。 ○北詰委員長   ほかに質問、意見等ございませんか。  ないようでしたら討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので採決に移ります。  議案第74号平成15年度西脇市茜が丘宅地供給事業特別会計歳入歳出決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第74号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   以上で特別会計を終わりまして、引き続き、企業会計に移りたいと思いますが、10分前ですが、いかがいたしましょうか。  よろしいですか。  それでは、暫時休憩いたします。  再開は午後1時ということで、よろしくお願いいたしたいと思います。               休憩 午前11時52分          ───────────────────────               再開 午後0時58分 ○北詰委員長   委員会を再開いたします。  座って失礼します。  企業会計より、議案第75号平成15年度西脇市水道事業会計決算の報告についてを議題といたします。  質疑、意見等ございませんか。  ございませんか。
                   〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  討論ないようでございますので採決に移ります。  議案第75号平成15年度西脇市水道事業会計決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第75号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第76号平成15年度西脇市簡易水道事業会計決算の報告についてを議題とします。  意見、質疑等ございませんか。  ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので採決に移ります。  議案第76号平成15年度西脇市簡易水道事業会計決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第76号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   引き続きまして、議案第77号平成15年度西脇市立西脇病院事業会計決算の報告についてを議題といたします。  質疑、意見等ございませんか。 ○高橋副委員長   9月の一般質問でもちょっと上げさせていただいたんですけども、いわゆる未収金というんですか、病院の窓口で一部負担金を支払わないで、それがまあ一度だけならともかく、二度、三度、続けて治療に見えて、払わないままで帰っていかれてる方があると。これは病院側の、どういうんですか、患者側に問題があるのは当然のことだと思うんですけども、いわゆる一部負担均等を徴収するそのシステムに何か欠けてるところがあるんじゃなかろうかなと、そんなことを思うんですけれども。  今手元にいただいておりますこの未収金、またこの不納欠損の件数等で若干教えていただきたいんですけれども、まず、その未収金といいますか、実際問題として、本当にそんな患者がたくさんいるんかどうかという、まずこの1点をお尋ねいたしたいと思います。 ○水杉医事課長   今、委員ご指摘の件でございますけれども、まず1点、再三にわたる個人の自己負担分の長期未収金につきましては、患者様を確認しまして、医事課の方で徴収相談等を行っているところでございますけれども、今ご指摘のとおり、なかなか徴収という形に至っていない部分があるというのは実情でございます。  それから、全体の未収金の件数でございますけれども、圏域的に広くございますので、件数に申しますと約1,000件少しが未収という形であるわけでございますけれども、人数的に申しますと、大体約300人ぐらいが未収という形になっております。 ○高橋副委員長   その300人の方の中で、いわゆる継続してずっと1週間に一遍来られてるとか、来られる方も大変やろうと思うんですけども、そういう方もかなりあるんですかね。 ○水杉医事課長   継続で来られる方の数をはっきり把握しているということではございませんけれども、10名程度の方は、まあ医療ですのでずっと継続的にということではない、何ヵ月か置きとかいう形もございますけれども、10数名程度の方はそういう方もいらっしゃるのは実情でございます。 ○高橋副委員長   結構です。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。 ○林委員   平成15年度の決算を打たれて、昨年に引き続き、ことしも2億3,000万円ぐらいの純利益といいますか、それを上げられておるんですけども、それまでずっと割と赤字が続いてきた中で、この利益が出た原因はどこらあたりにあると分析しておられますか。 ○藤本西脇病院事務局次長兼管理課長兼会計課長   この14年、15年の黒字の要因でございますが、やはり業務量。といいますのも、平たく申しますと患者の一人当たりの単価が伸びているのが理由かと思っております。それで、特に入院収益につきまして、15年度は1億6,000万円ほど伸びておりますので、そこら辺大きな要因でございます。  それと、もう一つの黒字要因につきましては、14年、15年につきまして、給与改定のマイナス改定等がございました。それが大きな要因じゃないかと理解しております。 ○林委員   昨年に比べても1億2,000万円ぐらい増えてるわけですね。確かに、中身、私も見せてもうたんですけども、入院患者の病床利用率なんかが0.5ポイントぐらい上がって900何人か増えとんですな。その増え分にしても1億1,000万円ほど利益が出るというのは、今、入院の患者の単価が上がったと言われておるんですけども、具体的に今までの例えば治療とは違った治療をしてるとか、そういったことがあるんでしょうか。 ○藤本西脇病院事務局次長兼管理課長兼会計課長   内容でございますが、手術件数が非常に伸びております。単価に占める手術の点数、それから14年に超伝導のMRICTを入れまして、それによりまして放射線収入も伸びております。それによりまして単価がアップしているというのが大きな要因と理解しております。 ○林委員   特に投薬量が増えたから単価がアップしたみたいなことはないわけですね。 ○藤本西脇病院事務局次長兼管理課長兼会計課長   ほとんどといいますか、多少の投薬量の増はございますが、大きな引き上げ要因としては、先ほど申しましたように手術収入、それから放射線収入等でございます。 ○林委員   ただ、一つの不安要因といたしましては、外来患者数は減っとるわけですね。これから病院の工事なんか入って、さらに減ってくるんかなというのが予測されるわけですね。病床利用率も90何%いってますから、多分これ以上上がることもないだろうと。多分、目いっぱいやと思うんですね。よっぽど、朝に退院して昼に入るとか、そんなことになればともかく、どうしても何時間か何日かのロスは出てしまうんで、というのは、これ、当時の赤字を出してたころに比べて、一般会計の負担金なども多分増えておる、今で、負担金と補助金入れますと5億円近いお金が、7億円ぐらいでしたか、まあまあ入っている、増えてるのもまあ一つの要因だと。何年か前にそれはお聞きしたことがあるんですけども。利益は出さんでもええんですけども、赤字出さんように。収支とんとんでいってもらえれば市民納得いくわけですね、まあ5億円突っ込んどるから利益いうことはないんですけれども、これからも頑張っていただきたいと。  もう一つ、不安要因で、病院の経費自体もちょっと増えてきておるなというのは、何千万円か増えてますね。費用が3,000万円ぐらい増えとるわけですかな。その辺も注意しながら、以前のような悪化したことにならないように気をつけてもらいたいというふうに思います。 ○北詰委員長   ほかにございませんか。  ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  ないようでございますので討論に移ります。討論ございませんか。                〔「なし」の声あり〕  それでは採決に移ります。  議案第77号平成15年度西脇市立西脇病院事業会計決算の報告について、認定することに賛成の委員の挙手のお願いをいたします。                 〔賛成者挙手〕  挙手全員であります。よって、議案第77号は認定すべきものと決しました。             ―――――― 原案認定 ―――――― ○北詰委員長   以上で、本委員会に付託されました議案審査はすべて終了いたしました。  昨日より、二日間にわたり皆様方の熱心な議論によりまして、本委員会が大変スムーズに進みましたこと心より感謝を申し上げます。  なお、ご案内のとおり、当委員会は約1ヵ月遅れのため、本会議までわずかな日程しかございません。したがいまして、この議案審査概要の報告につきましては、でき得る限り簡潔に行いたいと思います。  委員長に一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。               〔「異議なし」の声あり〕  それでは、これをもちまして決算審査特別委員会を終了します。 ○内橋市長   終わりに当たりまして、一言お礼を申し上げたいと思います。  二日間にわたりまして熱心にご審議を賜りまして、原案どおりご認定をいただきました。ありがとうございました。審議の中で、議員各位からそれぞれちょうだいいたしましたご意見またご指摘につきましては、さらに研究なり検討を重ねまして、皆様方の信託にこたえるよう、また行政施策の推進に努めてまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしく、またご理解をいただきたいというふうに思います。  二日間の委員各位のご精励に対しまして重ねてお礼を申し上げて、閉会のあいさつとさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○北詰委員長   ありがとうございました。                △閉会 午後1時12分  平成16年11月30日                           決算審査特別委員会                           委員長  北 詰 勝 之...